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#本郷ディナー
a2cg · 2 years
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プライオリティと私 ・ 「この会社と取引するなら前金で」と会社で言われた案件があります。現場がダマで進めてたのか作業は完了してて6月末日入金のものが11月なのに振り込まれてません。 ・ しかもそれがわかってから2週間報告をもらっていません。当然ブチ切れですよ。「お前給料4ヶ月止められて平気なのか?」「いや社長も経理も電話に出てくれないんですよ」 ・ 内心は「既に跳んでいるかも知れない」と思いましたが「今から行くぞ」と川崎市のとある企業に向かいます。マンションのような一室のドアをピンポンおさずオープン。 ・ デザイナー10人くらいが作業しているオフィス。土足禁止の中に土足で入る私。「社長か経理担当の方いますか?」「どういったご用件ですか?」 ・ 「(社員に聞こえるように大声で)いや、うちは4ヶ月もお宅からお金もらっていなくて、すげー困っているんですよ。」「今、代表は会議なので1時間は戻らないかと」 ・ 「じゃここで待ちます」「いや、ここでは」と共用スペースに案内され「案件の金額が振り込まれるのが明示された文書かメールがもらえたら帰ります」と伝えます。 ・ 「請求書を再度頂き早急に振り込んでメールします」と言われたので共用スペースで待ちますが10分経っても来ないんで、も一回「すみません。まだ貰えないんですけど?」 ・ これが効いたのか振込完了メールをもらって会社の経理担当に電話して入金が確認できて全回収でフィニッシュです。ここで伝えたかったのは自分の武勇伝ではありません。 ・ 自分の部下がプライオリティをわかってないのが気になるのです。大きな壺を取り出し一つ一つ石を詰めて壺が一杯になるまで石を詰めて「この壺は満杯か?」と聞けば ・ 彼は「はい」と答えるでしょう。「本当に?」と言って砂利を壺の中に流し込み石と石の間を砂利で埋めていって「この壺は満杯か?」と聞いてみます。 ・ 「多分違うかも」と答えられたら砂を石と砂利の隙間に流し込んだ後「この壺はこれで一杯になったのか?」と聞けば「いいや」と答えるでしょう。 ・ ここで水差しを取り出し、壺の縁までなみなみと水を注ぎ「何を言いたいかわかりますか?」と。 ・ 「どんなに厳しい状況でも最大限の努力をすれば、いつでも詰め込む事が可能だということです」「それは違う。重要なポイントはそこじゃない。」 ・ 「大きな石を先に入れない限りそれが入る余地はその後二度とないこと」「君にとって”大きな石”とは何だろう?それは仕事?志?自分の夢?」 ・ 「それを最初に壺の中に入れないと永遠に失う事になる。もし自分にとって重要性の低いものから自分の壺を満たしたら、人生は重要でないものに満たされるでしょう。」 ・ と言うわけで本日のディナーは #壺中 #燗酒嘉肴壺中 です。入り口が分かりづらいと先輩から聞いておりましたが確かに通り過ぎました。後から来た同期も迷ってます。 ・ メンバー同士は仕事上での絡みはほぼ無いけれどN先輩という壺の中に詰められた石だったり、砂利だったり砂な人たちが一堂に会します。 ・ 通常は最大で4名の座敷席にオジサンが6名集まりました。なんでも季節ごとに出されるものが変わるようでして11月からは #鴨鍋 ということです。 ・ お肉は軽くしゃぶしゃぶして、少し色が変わればOKということです。デモンストレーションして頂いたものをポン酢でいただきます。 ・ 柔らかくて肉の旨味と脂身のバランスが最高でホワーンと口の中に旨さが広がります。続いての椎茸やネギも旨味や甘味が感じられていいですね。 ・ 普段は #ワイン を飲んだりしないのですがシュワシュワしていて、美味しいです。ごまだれの濃厚な味わいも鴨との相性がよくって、どんどん頂けてしまいます。 ・ 写真を撮り忘れてしまいましたが、燗をした日本酒も美味しく頂けました。このみんなと昼間に一緒に仕事をすることがあるのかは不明ですが、壺に入れる水ではなさそうです。 ・ #湯島ディナー #湯島和食 #湯島グルメ #湯島鴨鍋 #湯島バー #湯島割烹 #本郷三丁目ディナー #本郷三丁目和食 #本郷三丁目グルメ #本郷三丁目鴨鍋 #本郷三丁目バー #本郷三丁目割烹 #とa2cg (燗酒嘉肴「壺中」) https://www.instagram.com/p/CkjnfLSy9Y7/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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aizumin · 1 year
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ムー旅 平将門巡り「胴と首をつなぐ」崇敬の旅 ・その2
さて、再び🚍に乗り込み、次の目的地は東京に戻って神田明神……ですが、高速に乗ってしばらくした所で渋滞にハマりました😰
運転手さんが頑張ってくれて、何度も車線変更しつつ行ってくれるのでそれ程はノロノロ運転というわけではなく、完全に止まることもほぼありません。ところが、ここで地獄に陥った方がお1人。🚍内で缶🍺を持ち込みほろ酔い気分になってたのが、いきなりの尿意に襲われたそうで。いつものクールなイメージがすっかり崩れ落ちるほど悶絶しまくられた挙げ句、松原タニシ氏からは、
「尿意(如意)輪観音のご加護」
という凄ぇパワーワードを送られーーあまりにも素晴らしい弄りに🚍内大爆笑でした。さすが関西出身だけあって、弄り方がプロですな😅他にも「平将門の呪い」って仰ってたけど、そこは濡れ衣だと思います😂
そうこうして東京はまだかーーなどとなっているうち、三郷を過ぎいよいよ限界が……😖となったところで。
八潮PAの看板が!!
救いの神です。迷わず🚻休憩が入りました。戻られたあとは、再び「今度からオムツした方がいいんと違います?」と弄られておられましたけど😅
そのままスカイツリーを横目に、堀切~鐘ヶ淵~両国で高速を降りて、浅草橋からお茶の水へ。ここら辺になると、ほぼ庭ですね😊神田明神に到着した頃はとうに6時をまわってましたが、このようになお明るい。
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⛩️の前で一礼して山門を潜ると、おお、さすが6月。夏越の祓の茅の輪がデデーンと目に飛び込んできましたo(^-^o)(o^-^)o
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穢れを祓う為の人形(ひとがた)が貼り付けられています。取りあえずここで神職の方の説明(多分待ちかねておられたんじゃないかと💦💦)があるので、一旦茅の輪くぐりは脇に置いといて。
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神田明神(神田神社)についての説明を受けました。何度かお詣りに来てるので概要は知ってましたけど、やはり奉職なさっておられる方からの説明はそれ以上に知識が深い。
前編では、延命院や國王神社には常駐の神主さんも住職さんも居られないと書きましたが、例祭の折は神田明神(正式名称は神田神社だけど、生まれも育ちも東京在住者にはこちらの方が馴染みが深いので、そのまま神田明神と呼ばせてもらいます)からも神職者が派遣されるそうです。なるほどー😲
そもそも、将門塚保存会から石碑を贈ったりするくらい、坂東市と東京の繋がりって深いんですよね。将門ネットワーク。
神田明神は関東大震災で本殿が焼失しており、現在のものは「二度と燃えるところを見たくない」という氏子さん達の意見を取り入れて、鉄筋コンクリート造りで再建したそうです。当然構造上は木造より強度が増しているので、柱はそれほど必要とはしていない。なのに本殿の支柱が多いのは、日本の神社建築に沿った建物にする為。確かにこの方が威容がありますもんね。
説明のあとは茅の輪を慌てて8の字にくぐり、ツアー参加の皆さんがずらっと並んでいるのを尻目に境内にある波除神社を参拝。ここだけは将門さんとは関係がありませんが、父方の祖父が戦前築地に勤めていた関係で(波除神社は築地からの分霊なんです)どうしても頭を下げておきたかったの!!
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時間に余裕があったら他にも(神社裏の階段とかw)寄りたいところですが、それはまた個人で💪😁
ようやく待っている人が少なくなったところで、本殿に二礼二拍手一礼。本当は神拝詞も唱えたいところですが、あれをやると隣にいる人がぎょっとして、変な人認定される可能性があるのと、時間がないからカット💦💦
すぐに🚍に戻り、最後のそして最大の目的地である将門塚(首塚)へ。流石にここでは日没しており、
薄暗い逢魔が時の中での参拝になりました。
しかーし、
2020年からの改修工事により、以前あった筈の植え込みがほとんど失くなっちゃってる😳
もうね、まっ更な綺麗な塚以外は何んにもない空間なんですよ。
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子供の頃とか、よく「首塚の写真を撮ろうとファインダーを覗くと生首が飛んでくる」という噂がまことしやかに囁かれて、都市伝説となっていましたが、そんなおどろおどろしさは全くなく。単なる史跡になっちゃってました。確かに参拝はしやすくなったろうけど、これはちょっとクリーンになり過ぎ💦💦
恐らく、パワースポットとしての役割はほとんど消えちゃったんじゃないでしょうか?お詣りする人の念が溜まっての意味もあるもんな、アレは😥
ちなみに将門塚の改修工事に伴い、将門塚と延命院とで互いの土を交換しているとのこと。
ともかく、私にとっては付近はさんざん歩くものの、生まれて初めての将門塚訪問。
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い・ろ・は・すで簡単にお清めをして、手を合わせました🙏お賽銭入れにはやはり九曜紋。こちらの石碑が先程の神田山延命院と対をなすものか……どうぞ安らかに東京の街を護って下さいーーそう願って、ここを後にしました。
さて。時間は7時を過ぎ、トークショーとディナーを頂く為に浅草ビューホテルへ到着。こちらが最終地点となる為に、🚍とはお別れです。お疲れさまでした。そして、ツアー初めから色々とお世話になりました🙇‍♀️
運転手さんが親切に教えてくれたお陰で、座席��民にならずに済みましたもん💺
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ホテルでのイベントはムー旅のみだったので、至る所で案内板が💦💦
そして通された宴会場広ーーーい!!
いちテーブル大体5名ほどで、まずは乾杯用のソフトドリンク(オレンジジュースとウーロン茶の2択)が配られました。
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司会はムー編集部のM氏。三上編集長との阿吽の呼吸の掛け合いが楽しいです。ここでパワーポイントを使っての旅の振り返り。松原タニシ氏と同行されたカメラマンの方が撮影されてたのかな?
トークショーは撮影禁止でしたが、ディナーのフルコースのみ撮らせてもらいました。
凄い豪華だったんですよ。こんな本格的なご馳走にありつけると思ってなかった😍💕
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蓴菜の餡といくらの乗った胡麻豆腐、お刺身はマリネされてサラダ仕立て、白身魚(スズキっぽかった)の香草焼き ラタトゥイユソース添え、ほたて入りのパエリア?(サフランライスかな?バターが効いててコクがあり、とても美味しかったです💕最初ちょい少なめについじゃったので、後から余っていたのをおかわりさせてもらいました💦)、コンソメスープ。デザートはいちごのムース フルーツ添え、コーヒーはデミタスカップでしたが、エスプレッソではなかったです。香りが良かった💕
ツアー参加者が食べている間もずっとトークショーは続き、ちょっと申し訳なく思ってしまいました💦💦
トークの内容は、事前に🚍の中で記入してホテル到着時に回収された、参加者からの将門さんに関する質問が中心……の筈だったのに、いつの間にか三上編集長個人への質問が😳
それアリなんですかーー🤣
Q:いつも黒い服を着ていらっしゃいますが、私服なのですか?
A:私服です。��ろそろクリーニング代を計上しようかな(え!?)
Q:正月カレーは何日続きましたか?
A:100日続けました(元旦から🍛を食べ続けておられたそうで……それを知ってるムー民の方からの質問が濃いい😂)
Q:お化けを見る方法を教えて下さい
A:出るところに行けば見れます。
ここで、聞きたくなかった情報が……霊能者の方はほぼ体温が低いそうなんですね。私、平均体温が35.6℃なの😰更にコロナが5類になるまでは、外出先で体温測ると大概エラーマークが出ました。34.6℃とかが普通だったから💦💦
ほぼ零感だけど、たま~に怪音を聞いちゃった経験があるのに加えて視える人間が周りにごろごろいるの。てことは、今は視えてなくてもいつか条件が合致しちゃうと、視えちゃうようになる可能性もあるのかも😱
嫌だー、面倒臭いぃーー‼️
トークショーの締めくくりで、三上編集長が「無事かえる」の話をしておられました。これは、将門さんの首が晒されていた京都から戻ってきたことを表しているという説が主流ですが、更に蛙(かわず)⇒河衆⇒河童の意味もあるそうで。行きの🚍の中でたたらの話も出てたもんなー。ともかく、旅から無事に家に着きますように、と。
楽しいツアーでした。ムー的にも歴史的にも、多方面で濃いい話が満載でした。
余談ですが、家にある将門さん関連で読みたいなと思っていた何冊かの📚
もしかしたら、今なら簡単に見つけられるんじゃないかな🤔と考えて、探してみました。どこに置いたかすっかり忘れてて、見つかるまで何時間かかかっても仕方がないかな😥って思ってたんですが……何とわずか15分くらいで全部出てきちゃったんです😌
ご縁が出来るって、こういうことか!!
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yuutanman · 1 year
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【話題の鶏白湯らぁ麺に初挑戦】 幻の地鶏「天草大王」が堪能できる、鶏白湯らぁ麺が新宿御苑に開店しました。 ランチ時に訪問しました。4名程度並んでましたが、すぐに入ることができました。その後は長蛇の列でしたので、ラッキーだったと思います。 このお店は、東横線「祐天寺」駅から10数分の位置にある「Ramen Break Beats」の2号店。なんです。ここも結構な行列らしいです。「Ramen Break Beats」は昨年1月新規オープン後、すぐに食べログラーメンtokyo百名店に。すごい勢いのラーメン店なんです。 「Ramen Break Beats」は清湯系の「醤油」と「塩」が選ぶことができましたが、こちらのお店は、なんと「鶏白湯」だけで勝負されています。これは驚きですね。 列がある程度進むと、スタッフさんより食券購入を促されますのでそれまで待ちましょう。 メニューは ●「地鶏白湯らぁ麺 1,200円」 ●「味玉地鶏白湯らぁ麺 1,400円」 ●「特上鶏白湯らぁ麺 1,650円」 から3品から選択が可能です。 トッピングは ●「チャーシュー2PC、4PC」 ●「味玉」 ●「くずれ味玉」 が選ぶことが可能です。 店内は横一列のとてもきれいなカウンターが12席あります。 ●「地鶏白湯らぁ麺 1,200円」と ●「くずれ味玉」130円だったかな?を頼みました。 スープは、店主さんの地元福岡の郷土料理「博多水炊き」からの熊本の幻の地鶏「天草大王」を贅沢に使用したスープです。とてもクリーミーな白湯スープでした。特製にはトッピングされる、”ボテトエスプーマの泡”がおいしそうでした。 これは次回挑戦したいですね。麺は、三河屋製麺謹製の中太でとてもおいしいですね。 豚バラチャーシューと肩ロースチャーシューもおいしいです。味玉は濃厚でした。すばらしいです。ここはおすすめですね。少し高いけどw。 ●店名 ラーメン アフロ ビーツ(Ramen Afro Beats) ●住所 東京都新宿区新宿1-16-10 ●交通手段 新宿御苑前駅から152m ●営業時間 [火~土] 11:30~15:00 18:00~20:00 [日] 11:30~16:00 日曜営業 #東京美食 #東京ランチボックス #love #photooftheday #happy #followme #follow #food #likeforlike #foodporn #新宿御苑ランチ #新宿御苑 #新宿御苑おいしい店 #新宿御苑ラーメン #おいしい店 #新宿御苑ディナー #新宿御苑グルメ #ラーメンアフロビーツ #RamenAfroBeats #ラーメン #新宿 #ラーメン好きな人と繋がりたい #ラーメンインスタグラマー #ラーメン��� #ラーメンパトロール #ラーメン倶楽部 #ラーメンインスタグラム #ラーメン女子 https://www.instagram.com/p/CqedoGlrcaN/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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kennak · 2 years
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むかしむかし、あるところに情報商材売りの男性がいました。「副業で月収100万円を稼ぐ有料noteはいりませんか?あなたもFIREしたくないですか?」男性はTwitterで声を枯らし、インスタで拾ったホテルや高級腕時計の写真を貼り付けた投稿を繰り返します。でも、4950円の有料noteはちっとも売れません。 男性が悲しそうにスマホをポケットにしまった、その時です。ベントレーが突っ込んできました。「ああっ!」男性は転びました。「馬鹿野郎、ひかれたいのか!」運転席から黒光りした男が怒鳴ります。金銭的な成功こそが人の価値だと信じて疑わぬ人間だけが出せる、己の非を認めぬ傲慢な声。資本の暴力。 資本主義の極北、東京砂漠。定職もなくアフィリエイトで日銭を稼ぎながら情報商材が売れることを夢見ている38才の男性を、道交法は守ってくれません。クラクションを鳴らし去っていくベントレーを、男性は冷たい道路に座って呆然と眺めていました。トボトボと町屋駅徒歩9分の築古アパートに帰ります。 「ただいま」。家に着きましたが、そこに人の気配はありません。家族も、恋人も、家で男性の帰りを待ってくれる人間は誰もいません。虚しくなった男性は、スマホでYouTubeのヒカルの動画を観ながら、業務スーパーで買った298円のチキン南蛮弁当をモソモソと食べます。ご飯が少し固くなっていました。 電気代も灯油も高いので、暖房器具は使えません。ストロングゼロを飲んで毛布に包まりますが、築古アパートのアルミサッシから冷たい風が入り込みます。あまりの寒さでこごえてしまった男性は、売り物の有料noteをそっと開きます。「シュッ」という音と共に、温もりに満ちた光景が目の前に広がります。 そこは渋谷ストリームのオフィスでした。24階の社員食堂で、美味しい料理に舌鼓を打ちながら外国人の同僚と雑談する男。高校の同級生の鈴木君です。一浪して東京理科大に進学し、修士号取得後にNTTに就職した鈴木君。現役で早稲田の社学に進んだ男性は「コスパ悪すぎw」と鈴木君を見下��ていました。 しかし鈴木君は頑張りました。NTTの研究所で働きながら、社会人大学院で博士号を取得。見事Googleへの転職を決めたのです。高2で数学を捨てて私立文系に逃げ、努力から逃げ、似顔絵アイコンで自称GAFA社員として中身のない情報商材を売る男性。一体、どこで二人の道は別れてしまったというのでしょう。 気がつくと、また寒々しい部屋です。静寂の中、隣の部屋からは何かを叩く音と女の人の泣き声が聞こえます。男性は慌てて次の有料noteを開きました。目の前に現れたのはタイムズスクエア。雑踏の中、スタバのコーヒーカップを片手にスーツの男が颯爽と歩いています。みずほ銀行で同期だった田中君です。 大学時代に遊び呆けていた男性でしたが、当時は運良く就活売り手市場。大量採用しているメガバンに潜り込めました。しかし、待っていたのはノルマとパワハラ、資格試験。FP2級に落ちて支店長に詰められた男性は「今どきJTCとかオワコンww」と言って、すぐにプルデンシャルに転職してしまいました。 同期が次々と脱落していく中、田中君は逃げませんでした。リーマンショックで資金繰りに苦しむ融資先を回り支援計画を練り、震災でATMが止まれば店頭で罵声を浴びながら頭を下げました。カラオケでは率先してマラカスを振り、支店のゴルフコンペは皆勤賞。帰宅後のTOEICの勉強も欠かしませんでした。 上司達は、そんな田中君を可愛がりました。地方支店から本社の法人営業、海外営業と順調にステップアップして、ついにNY駐在を勝ち取ったのです。プルに転職したものの鳴かず飛ばずで、強引な営業で友人からも避けらるようになり、逃げるように転職を繰り返し転落していく男性との差は広がるばかり。 男性が手を伸ばした瞬間、マンハッタン高層ビルの風景はフッと消えてしまいました。もしかしたら、自分が掴めていたかもしれない未来。暗くて寒くて乾いた部屋で一人、全身の震えが止まりません。男性はすがるように、次の有料noteを開きました。すると、今度はエプロン姿の女性が料理をしています。 後ろ髪を束ねた女性のお腹は膨らんでいます。「あ、蹴った」とお腹をさする優しい表情。「理恵!」男性は思わず叫びました。忘れましません、大学時代の元カノ、大妻女子大の理恵です。2男の頃、インカレテニサーに入ってきたばかりの右も左も分からぬ1女の理恵を口説いて付き合った記憶が蘇ります。 人生初の彼女に浮かれていた男性でしたが、釣った魚に餌を与えないどころか雑に扱うという、童貞を捨てたばかりの非モテにありがちなミスを犯します。アフター5でディズニーに行く約束をしてたのに、パチスロ北斗の拳で設定6を引いたからとドタキャンした過去。クリスマスのディナーはサイゼリヤ。 結局、理恵とは一年も持たず破局してしまいました。「別に女なんていくらでもいるし」と強がっていた男性でしたが、その後、ちゃんとした関係を結ぶ女性を見つけることはできませんでした。目の前の相手を尊重することで信頼を積み重ねるという、人として最低限のことすらできない人間の、惨めな結末。 一方、理恵はその後保育士となり、千葉大教育学部卒の中学教師と結婚します。お腹の子供は3人目。流山おおたかの森駅徒歩7分3LDKのマンションは少し手狭なので、戸建への引っ越しを考えています。タワマンもSAPIXも無縁ですが、だからこそ、日々の営みの何気ない幸せを噛みしめながら暮らしています。 暖かさと優しさで満ちた光景が消えると、また孤独が押し寄せてきます。男性は声を上げて泣き始めると、隣の部屋から「うるせーよ!」と壁ドンされました。慌てて次の有料noteを開こうとしましたが、もう、Vプリカの残高がなくて買えません。暗闇の中、スマホの画面だけがぼうっと青白く光っています。 自分の能力を過信し、努力を嫌い、下積みを蔑み、真摯なコミュニケーションを避けてきた人生。38年間を無為に過ごして、一体何が残ったというのでしょうか。京成線の電車がガタガタ部屋を揺らす中、ストゼロのアルコールが全身に回ってきました。男性はもう、全てがどうでも良くなってしまいました。 一年後。男性の姿は茨城にありました。この残酷な世界から逃げるべく死を選んだ男性でしたが、命を絶つという覚悟もなく、結局、財布に残っていた最後の5000円を使ってスーパーひたち号に乗って実家に逃げ帰ったのです。リタイヤ済みの故郷の両親は呆れつつも、それでも暖かく迎え入れてくれました。 男性の顔は日焼けし、頭には白い手拭いが巻き付けられています。親戚の叔父さんの紹介で、地場の建設会社に雇ってもらったのです。ベトナム人技能実習生に混じって太陽の下で身体を動かすことで、汗とともに自分の中にこびりついた澱のようなものが静かに、でも着実に流れ出ていくのを感じます。 東京での20年間は何だったんでしょう。人ではなく画面とばかり向き合い、その向こう側の人たちと優劣を競い、何を得たというのでしょうか。昼休憩が終わって作業に戻ろうとすると、スマホが震えました。「○○さんがあなたの有料noteを購入しました!」男性は苦笑いしながら、アプリを削除しました(完
窓際三等兵@息が詰まるようなこの場所でさんはTwitterを使っています
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helloarisa-com · 10 months
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3 months
先日誕生日を迎え、16歳になりました。アメリカでの16歳は車の運転ができるようになるなどとても大きな歳で、また新しい文化に触れることができました。
友人とお出かけをし、ショッピングや少しいいところにディナーを食べに行きました。とても楽しくて、街中でもドレス可愛いねとか褒めてくれる文化がとても好きです。また、この日の午前中には初めてする陶芸体験をしました。思ったよりも難しくて楽しくて、ここにきて新しいことにチャレンジをすることができてよかったなと思いました。また機会があれば、というよりは自分で機会を作ろうと思うのですが、日本に帰ってからもやってみたいと思いました。
そして、今日はOhio stateというオハイオ州の中でもとても大きい大学のフットボールチームの試合を見に行きました。ホームでの試合が今季最後というのもあり、席はソールドアウト、そして会場はとても大きく盛り上がりもオリンピックかと思うくらいすごい熱狂的��した。私用では初めてこういう大きな試合を見に行けて、また新しくひとつアメリカの文化に触れることができてよかったなと思います。
スポーツが地域を繋げる、ということが大切なことだと感じることができました。スポーツに興味がある人からない人まで、子供からたくさんの世代に愛され、スポーツがファンのコミュニケーションを築き上げられているということに感激しました。私は今まで地域愛、地元愛というものを感じてこなかったのですが、今回のスポーツやたくさんの人とのコミュニケーションを元に愛郷心、地元愛が強いことってすごいことだなと身をもって感じました。街中で、OHというと必ず周りの人がIOと返してくれるという文化にも驚きました。東京では考えられなかったことだなと笑
ここにきてから4ヶ月が経ち、ありがたいことにたくさんの方がホームシックはない?とか大変なことない?など心配をしてくださります。その度に、あ、私すごい窮地に迫られるような苦労をしてないという実感が湧き、それと共に苦労や大変なことはあっても自分を変えたいのに何も変わってないのではっていう焦りが少しずつ出ていました。その焦りのことを話すと、全員がそれは私の能力、いいところだよ、焦らなくていいんだよ、と言ってくださり心の底から「あ、そうなのか」と不意に落ちました。確かに今までの人生でもすごく辛かったことがあるかというとないような気もして、今まで大変だったり苦労したことはあってもそれを辛いとは思わないでポジティブに考えてきたからかなと自分なりに焦りの原因を解決できました。今までも今がもし辛かったとしてもその後その辛い分は幸せなことがいつかはくるからそれまでは頑張ろうとかって思っていたら、逆に辛さのないことやそう感じれないことはいいことなのかと考えているうちに焦りを感じてしまっていたのかなと。自分自身のことをちゃんと見つめられるこの留学という機会で焦らず成長をもっとしていきたいなと思いました。これも一種の成長なのかなと。毎日少しでも成長を重ね続けられる人になりますように。そして、そうそう上手くいかなくても続けてみたり手段を変えてみたりして、自分から逃避をしすぎない人になりたいなと思いました。いつもどんな時も環境に自分は恵まれていると思います、本当に感謝がしきれないです。今度は感謝を恩返しする番になります。
自分の夢をキラキラした目で語る人。それが私の今の夢です。
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kiredo · 1 year
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【キレド/キレドベジタブルアトリエの予定】
■畑:通常出荷
[畑/畑studioのレギュラーイベント情報]
・収穫体験:キレド畑ツアー【第1土曜】 10:30〜12:00ごろ https://tmblr.co/ZCwctiZUie798y01
・料理教室:珍しい野菜の料理教室【第3土曜】 10:00〜12:00 https://tmblr.co/ZCwcti2guVjX4 午後の部もあり
・野菜とお花の販売会と綴り菜ワークショップ【第4金土】 https://tmblr.co/ZCwctiZUkVS6ai00
・カレーと草木とハンモック【第2火曜】 https://tmblr.co/ZCwctiZUjf6a4i00
畑イベントページ:https://www.kiredo.com/event.html
[kiredo channel] 畑のある生活のおもしろさを発信すべくYouTubeを始めました。 https://www.youtube.com/channel/UCzXsynfFkBo8_A8U55Q5pfg/
■お店:キレドベジタブルアトリエ   木曜日〜日曜日11:00〜16:00
[キレドベジタブルアトリエ/畑の今後のイベント予定]
■キレド6月展「君のお気に入り」飯高幸作陶器展 店頭:2023/06/15木 - 07/02日 ※月曜日〜水曜日定休 オンライン:6/21水 - 07/02日(予定) ◯飯高幸作 陶器/埼玉 (在廊:未定) HP:http://iitaka-kousaku.com/ Instagram:@iitaka_kousaku
●特別企画「陶器と季節の野菜ディナー」 7月1日(土)18:00〜 5000円税別+お飲み物代 ご予約:店頭・お電話・FBメッセージ・InstagramDM・LINEアカウントより
■キレド7月前半展「soar on the wing」mananiアフリカンプリントお洋服展 店頭:2023/07/06木 - 07/16日 ※月曜日〜水曜日定休 オンライン:07/12水 - 07/16日(予定) ◯manani (在廊:15・16日、他未定) 牛尾瑞紀[マナニ] アフリカンプリントのお洋服・小物/千葉 Instagram:@manani_official
●付属イベント「manani×JEUJYEIコラボアクセサリー」 7/15(土)、16(日) ジュージェイさんがmananiさんのアフリカンプリント生地を使ったアクセサリーを販売する会を今年も開催!ブローチ、ピアスなどなどカスタマイズします。※manani、JEUJYEI共に両日在廊 ◯JEUJYEI (15・16日在廊) Instagram:@jeujyei
■キレド7月後半展「夏のティータイム」後藤義国・レジーナ展 店頭:2023/07/20木 - 07/30日 ※月曜日〜水曜日定休 オンライン:07/26水 - 07/30日(予定) ◯後藤義国 (在廊:未定) 陶器/栃木 Instagram:@yoshikuni_goto ◯後藤レジーナ(在廊:未定) 陶器/栃木 Instagram:@re_goto
■キレド8月展「stoked holidays -ワクワクするお休み-」石岡信之・本郷里奈二人展 店頭:2023/08/3木 - 08/20日 ※月曜日〜水曜日定休 オンライン:08/9水 - 08/20日(予定) ◯石岡信之 (在廊:未定) 陶器/栃木 Instagram:@nobuyuki_ishioka ◯本郷里奈 (在廊:なし) 陶器/福岡 Instagram:@gogorina888
[デリバリー:出前館キレドページ] https://demae-can.com/shop/menu/3272655 こちらよりご注文いただけます。 (木曜日〜日曜日11:30〜15:30利用可能)
その他イベントなど開催しております。最新情報は  Instagram:@kiredo_vegetable_atelier   FBページ:https://www.facebook.com/kiredo.vegetable/
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arakawalily · 2 years
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人形町の大人イタリアン🍷オステリアブッビーノで、至福のディナー🇮🇹ドリンク🍷ペアリング編④ コース料理に合わせたペアリングを堪能して、至福な時間を過ごしてまいりました🍷 お料理7皿に全てのペアリングが、もはやアートでした❗️人形町の大人イタリアン🍷オステリアブッビーノさんへ❗️珠玉のコースとペアリングに感動🍷ビブグルマン認定店🇮🇹 ⭐️⭐️パスタが美味しいお店で有名で、昔から村木キャメラマンからご紹介されて、ランチをご一緒させていただき、今回は二人でフルコースディナーとペアリング🍷❗️ ■おまかせコース料理7皿(8,800円) ドリンクペアリング6杯(5280円)+コペルト サービス代 計15000円 おしゃれで洗練された人形町イタリアン 独創的な季節のイタリア郷土料理。 厳選されたワインのペアリングも名物🍷 🐖1皿目 アミューズ 北海道とうもろこしのポタージュ ミルクスプーマ 優しい味わいで一気に食欲が湧いてきました。ペアリング一発目はトニックメープルシロップジュース🍹未知な組み合わせにこれから始まる映画のプロローグみたいでドキドキ💓グリッシーニと自家製フォカッチャも美味しいです❗️ 🐖2皿目 前菜 スペックという、北イタリア発祥の珍しい生ハム ホタテとホワイトアスパラのフリット ホタテ&ガァバなジュース🍹 アクセはカルダモンと黒胡椒がおしゃれに ピリリーと、効いてます 🐖3皿目 パスタ1 このペアリングは斬新奇天烈で感激❗️完璧に意表をつかれました❗️ ブッビーノさん名物 冷製春菊ジェノベーゼのフェデリーニ🟢岩塩付きお抹茶が出てきて、冷静で、いられなくなりました❗️ホタルイカが乗り、とカラスミがけ🐟益々アート❗️春菊のジェノベーゼが溢れる和のエッセンス❗️イタリアと和が見事に融合❗️これ考えたシェフ&ソムリエ天才❗️🇮🇹 🐖4皿目 パスタ2 芹と生ハムのリゾット ふきのとうソース添えで春満開の一皿には、 ソーヴィニヨンブラン種の白葡萄ジュース🍇 チーズと芹の軽やかなリゾットに、芳醇な高級白葡萄ジュースが絶妙に合います❗️ 🐖5皿目 お魚料理 コショウダイとムール貝黒ニンニクソース にはアランミリア氏のライチネクター🍹 お魚に合いすぎるー❗️コショウダイの旨味が溢れ出しました❣️ 🐖6皿目 お肉料理 黒毛和牛は飲み物のように一瞬で消えます& アランミリア氏のカベルネ高級赤葡萄ジュース🍇真紅の世界に幸せの絶頂が訪れる🌹 🐖7皿目  美しい❣️フランボワーズ濃厚ソルベが 香り高く、またねっとりとした濃厚 ガトーショコラ❗️コーヒーと抜群でまた 幸せが仕上がりりーました❗ ワインはイタリア産に拘らず、各地のワインを赤白取り混ぜて、料理に華を添えてくれ、また、我々のようなお酒が飲めない人用のノンアルコールが同じ値段で非常に趣向をこらした一皿ずつにぴったり合うペアリング(6杯)が超おすすめでした❗️ 実はノンアルコールで、このような一皿ごとのアーティスティックで豊かなペアリングは初めてでした❗️合わせることで、お料理をさらに美味しくさせ、ブッビーノペアリングは、誰もが感動する映画のような物語になっていますよ❗️大切な人と、美味しい時間を過ごしたい時は、かなりおすすめのお店です❣️ 子豚ちゃんがシンボルになっているブッビーノさんですが、子豚はヨーロッパでは、幸せの象徴🐖 その鳴き声【ブビー】と、ワイン🍷の【ビーノ】を合わせた言葉で、幸せのシンボルとワインでお客様を幸せにする意味が込められているそうです❗️ 我々、本当にしっかりと幸せにしていただきました❤️ @bubbino2013 #オステリアブッビーノ #osteriabubbino #pr#人形町グルメ #日本橋グルメ #人形町イタリアン #日本橋イタリアン #人形町ディナー #日本橋ディナー #イタリアン #ワイン #ワイン好きな人と繋がりたい#人形町ランチ#人形町ディナー#ペアリング#ノンアルコールペアリング#荒川リリー#lilystudio#アランミリア#alainmilliat (オステリア ブッビーノ Osteria Bubbino) https://www.instagram.com/p/CpRfVDEyXz3/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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2023.1.21(Saturday)❄️⛄️🍃 昨日は、朝から、🥶寒くて、ランニングの練習🏃‍♀️しに行って、それでも、寒さ負けずに頑張って行って来ましたー🎵🎶🥰👍💗💓🍀🌟✨✨ 来月の再来週、2.4(土)、ランニングの練習、また、凄く楽しみにして待っています♪♪🥰😊👍💖💗💓🍀🌟✨ 練習の後、久しぶりの何年ぶりか、海老名ところに行き、★お昼ご飯、ランチ、ジョナサン 海老名中央店ところ食べに行って、十三穀米のロコモコ 大豆と5種野菜の自家製ハンバーグ食べて、美味しいかったです✌️😋🥰💗💓🍀🌟✨ イオンシネマ海老名 映画館ところ余裕で、時間が余った為、ラッキー🤞🥰🌟✨で、何とまだ、先DVD📀の発売する前にアンコール🎞「THE FIRST SLAM DUNK-ザ・ファーストスラムダンク-🏀」3回目とも、観に行って来ました✌️😍🥰❤️❤️💖💖💗💗💓💓💕💕🍀🍀🌟🌟✨✨ 最高な一日、3回観に行けて、楽しかったー❣️😍😍🥰🥰🙌🙌❤️❤️💖💖💗💗🍀🍀🌟🌟✨✨ 今度こそ、DVD📀発売する、見る見る感じで…楽しみ🤗💖❤️💗🍀🌟✨ ❤︎夜ご飯、ディナー🌃🍽🌟で、友達🤝と一緒に合流で、スターバックス コーヒー 海老名店ところ、フォンダン ショコラ フラペチーノ®🍫、チョコレートケーキ🍰、照り焼きチキン 石窯フィローネ🥖、シェイクンミール ソイボロネーゼ🥗食べて、美味しいかったです✌️😋🥰💖❤️💗🍀🌟✨✨ 昨日は、凄く楽しかった…また…楽しみが…良い事ありますように…🤲🥰💗💓🍀🌟✨ #ランニング練習 #防寒 #大寒い #真冬 #瀬谷境川 #瀬谷海軍道路並木桜 #瀬谷本郷公園 #イオンシネマ海老名 #ジョナサン海老名 #海老名スタバ #フォンダンショコラフラペチーノ #thefirstslamdunkmovie #11流川楓ver #10桜木花道ver #4赤木剛憲ver #7宮城リョータver #14三井寿ver #slamdunk #アンコールフィナーレ #3回目満足 #DVD発売待ち #楽しかった思い出がよみがえる #また楽しみが増えた (イオンシネマ海老名) https://www.instagram.com/p/CnsXuTbBuRv/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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ryosukeshimizu · 3 years
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【隔離開け初日‼️久しぶりに地元三郷市に帰りました】   イギリスから帰ってきて 14日間の隔離期間からやっと解放されました‼️   久しぶりの自由‼️   強制隔離3日間&自主隔離12日間が終了しました! オンラインで全てが完結する世の中ですが、やはり自由を縛られるのは嬉しいものではないですね。     自由を再び手に入れた僕は埼玉県まで行ってきました! そして兄と食べ放題へ🥩 『お兄さんの顔を見てみたい』という言葉が多かったですが、まだ内緒🤫     久しぶりの地元は懐かしい。 けど、地元しか知らない人間だったら視野が狭くなっていたんだなと改めて思いました。     帰りはイベリコ豚が美味しいお店にデザイナーさんと行ってきました!動画編集できる人を探していたので「我こそは!」と言う人はコメントへ📝   次回、 【日本一周 熱海の旅】 『初の静岡‼️』   #三郷 #三郷市 #三郷中央 #三郷中央 #三郷中央駅 #かいちゃんつぶちゃん #スーツで日本一周 #手ぶらで日本一周 #ミニマリスト #新宿御苑 #新宿御苑グルメ #新宿御苑ディナー #豚スタグラム #豚好きな人と繋がりたい #豚タン #イベリ家 (Misato, Saitama) https://www.instagram.com/p/CVMW17EJD95/?utm_medium=tumblr
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hirasen · 5 years
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‪#本日 の #ひらせん食堂 #超豪華ディナー (笑)は、 #柴田町 の #丼屋ごんちゃん (https://tabelog.com/miyagi/A0402/A040201/4021402/)さんで買った #海鮮丼 でございます! #この内容で #税込500円 とは #コスパ ( #CP ) #良杉 です!! #ご飯大盛り無料 なので、 #今度は #大盛り にしましょう☆ そして、 #船岡 の #郷家精肉店 (https://tabelog.com/miyagi/A0402/A040201/4011921/)さんの #どでかメンチ や #お惣菜 #サイコーに #ウンマイで〜す ♪ #家族の皆様 に #感謝感激 #雨降んないで〜 !?‬ https://www.instagram.com/p/BzAiE3_Bx6I/?igshid=yw6ow3h2k338
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a2cg · 2 years
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運転と私 ・ 車とバイクを日常的に運転しているので、運転の予定がある当日と前日には飲み会をセッティングしないようにしております。 ・ 飲酒運転が交通違反になることは理解しているのですが、教習所で教わらないルールなんかがいくつかありますね。 ・ 高速道路で渋滞にさしかかり急速にスピードを落として停車する際にハザードランプを点灯しますが、車線変更をする際に入れてもらえた時も御礼でハザードをしますね。 ・ DREAMS COME TRUEの楽曲『未来予想図II』ではブレーキランプ 5回点滅が「ア・イ・シ・テ・ルのサイン」とありましたが知らない合図ってありますね。 ・ と言うわけで本日の昼飲みは会津の郷土料理が楽しめる #彦酉 です。中学生時代の同級生と3年ぶりに集まっての新年会でやって来ました。 ・ まずは瓶ビールで乾杯です。ポテサラはシンプルだけどお酒のお供に最高です。馬刺しは鮮度がよくってみずみずしいですね。 ・ 卵焼きも優しい味わい。焼き鳥は塩とタレとでそれぞれ美味しく頂けます。唐揚げもジューシーです。豆腐と海苔の煮込みも香りがあっていいですね。 ・ 最後の締めはカレーがかかった麺でお腹いっぱいです。地元の友達といると楽しくて、もうお腹いっぱいとか、飲めないとか言えずについつい食べ飲み過ぎてしまいますね。 ・ #門前仲町ディナー #門前仲町居酒屋 #門前仲町郷土料理 #門前仲町焼鳥 #門前仲町馬肉料理 #門前仲町馬刺し #とa2cg (会津馬刺し 炭火焼鳥 門前仲町 彦酉) https://www.instagram.com/p/CnZIr0XS1Xs/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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oniwastagram · 3 years
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📸今治国際ホテル庭園“瀑松庭” [ 愛媛県今治市 ] Imabari Kokusai Hotel Garden, Imabari, Ehime の写真・記事を更新しました。 ーー愛媛県で一番の高層建築に現代の作庭家 #枡野俊明 と #佐野藤右衛門 (植藤)が作庭したホテル庭園の傑作“瀑松庭”。 ...... 「今治国際ホテル」は今治市の代表的シティホテル。100mを超える高さは愛媛県で1位・四国で4位の高さをほこる高層建築で、今治のランドマーク的な存在🏢 ロビーラウンジの正面から眺められる日本庭園“瀑松庭”の作庭は現代日本の有名作庭家のひとり・枡野俊明と京都を代表する庭師・佐野藤右衛門(植藤造園)により作庭されたもの。 . 2021年春の広島庭園巡りは『耕三寺』からしまなみ海道🏝を抜けて今治へ。 この庭園、実は初めましてではなく2015年にも一度訪れていた…んだけどその時の今治は丹下健三建築の方への興味が強くて、庭園はロビーから少し眺めただけで前述の作庭者のことも知らない頃だった。今回はほぼ初めてという気持ち! . JR今治駅と“日本100名城”今治城🏯の間に、1996年(平成8年)に開業したこのホテル。355室の客室に各種レストラン🍽、そして露天風呂付き大浴場やトレーニングジム、プール🏊‍♂️に展望ラウンジと愛媛県を代表するホテルのひとつ。 ロビーには先日逝去された石彫家 #和泉正敏 さんの作品“雫”や、東郷青児、上村淳之、中島千波、中路融人といった近現代の画家の絵画作品が並びます。 . そしてロビーラウンジや日本料理店“伊予路”から眺められる現代日本庭園“瀑松庭”。館内の日本料理店“伊予路”の利用で庭園を歩くことができます(ロビーラウンジは日中も営業しているけど、“伊予路”はランチとディナー時しか開かないのでご注意を)。 . これまで幾つか枡野俊明さんの庭園を見た中で、今の所ここが一番素晴らしい!と思ったかも。 手前にロビーラウンジから正面に見て手前に枯山水庭園。中間に横たわった赤っぽい巨石と滝を挟んで、奥には“伊予路”の離れ座敷“松泉亭”。松泉亭の玄関の脇に、庭園名にもなっている主木のクロマツが見える🌴主木はマツなんだけど庭園の左右上下から覆いかぶさる紅葉🍁の雰囲気もすごく良い。 続く。 ・・・・・・・・ 🔗おにわさん紹介記事: https://oniwa.garden/imabari-kokusai-hotel/ ーーーーーーーー #japanesegarden #japanesegardens #jardinjaponais #japanischergarten #jardinjapones #jardimjapones #японскийсад #japanesearchitecture #japanarchitecture #japanhotel #landscapedesign #日本庭園 #庭園 #庭院 #庭园 #建築デザイン #枯山水 #karesansui #今治 #imabari #shunmyomasuno #庭園デザイナー #植藤 #植藤 造園 #四国庭園 #おにわさん #oniwasan (今治国際ホテル) https://www.instagram.com/p/CT6Caq7PMRL/?utm_medium=tumblr
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yuutanman · 3 years
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【味噌煮込みうどんの名店キムチ/カレー/イタリアン?】 うどん100名店、テレビで放送されてまして行きました。いつも並んでいるお店だそうですが、テレビの影響でかなり並んでましたね。このお店は、定番の味噌煮込みからキムチ、カレー、イタリアン900円から1050円といった料金体系です。定番かチーズの入ったイタリアンか色々と悩みますが、初めてなので定番ものに。 お米の量は調整可能でして、なんとおかわりは自由で自分でよそることができます。うどんは結構なボリュームなので、おかわりはできませんでした。 煮込みは、ものすごいグツグツはしてました。イタリアンは定番にトマトとチーズが入るようです。うどんは自家製でけっこう硬めですね。スープは、色は一見濃厚味噌ですが全くしょっぱい感じはないですね。とても優しい味噌でした。八丁味噌ですね。 この麺が特徴ありで芯が残っているかのようなとても強いこしがあります。 味噌煮込みうどんはとても美味しかったです! 今度はイタリアンでまた再訪したいと思います! ●店名 酒と味噌煮込み 味噌煮込罠(みそにこみん) ●住所 東京都文京区本郷3-31-15 菅谷ビル ●交通手段 東京メトロ丸ノ内線「本郷三丁目」駅(2番出口)から徒歩3分 都営大江戸線「本郷三丁目」駅(5番出口)から徒歩2分 本郷三丁目駅から154m ★年末年始のお休み 12月30日(日)~1月6日(日) 【平日】 11:30~14:30(L.O.) 17:30~22:00(L.O.) 【土】 11:30~14:30(L.O.) ●定休日 日曜・祝日 #love #photooftheday #happy #followme #follow #food #likeforlike #foodporn #東京美食 #本郷ランチ #本郷ディナー #本郷おいしい店 #本郷うどん #ランチ #ディナー #うどん #酒と味噌煮込み #味噌煮込罠 #みそにこみん #味噌煮 #味噌煮うどん #udon #udonnoodles #うどんが主食 #うどん好き #味噌煮込みうどん #味噌 #miso #味噌鍋 (味噌煮込罠) https://www.instagram.com/p/CXCZlwuhauI/?utm_medium=tumblr
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pastasaikou1984 · 3 years
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ワラビ祭り #ワラビ #池ノ上#イタリアン#レストラン#ペペロッソ#ランチタイム#ランチデート#贅沢ランチ#パスタランチ#昼飲み#昼からお酒#昼からワイン#ディナー#ディナーデート#晩御飯#ディナータイム#ディナーコース#イタリア#イタリアン#モーニング#イタリア好き#池ノ上イタリアン#イタリア郷土料理#ランチ#ellegourmet#lunch#brunch#breakfast#foodporn . . . RealeCantina×Pepe Rosso ソムリエ藤本智ワインセレクションのページです。厳選されたイタリアワインが購入可能です。 http://www.reale.shop/cheering/peperosso/ Ristorante regionale italiano a IKENOUE a Tokyo "PEPE ROSSO" . Italian regional restaurant in IKENOUE in Tokyo "PEPE ROSSO". https://www.peperosso.co.jp/ Webマガジン 「SHOP ITALIA ~あなたが知らないイタリアここにあります」にてイタリアについて執筆させていただいております。 今回はアオスタが誇る山のチーズFONTINAについてのお話しです。 https://shop-italia.jp/food/imai_aosta_fontina ペペロッソのテイクアウトするイタリアンのご案内動画。 https://youtu.be/vedUfLSZ8Cg ヒトサラのペペロッソのページ。 https://hitosara.com/0006090724/ 食べログのペペロッソのページ。 ネット予約可能です。 https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131801/13243643/ 池ノ上ペペロッソのUber Eatsのページです。 イタリア郷土料理をお届けいたします。 https://www.ubereats.com/jp/tokyo/food-delivery/%E3%83%98%E3%83%98%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%BD-pepe-rosso/WTsduAwLSfm2Kcx-GUzi4Q (ペペロッソ 池ノ上 イタリアン cucina italiana) https://www.instagram.com/p/COD4sYGAUvW/?igshid=1r8nvls804dhq
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hananien · 4 years
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【S/D】サムと忘却の呪い(仮)1~4
ツイッターに画像で投稿しているS/D小説です。一万文字超くらい。まだ続きます。
もし魔女のロウィーナが、将来自分を殺す男になると知って攫い、殺してしまうつもりだった幼少のサムに情がわいて、自分の子として育てることにしたら? そしてハンターが”魔女狩り”に特化した集団だったら? という妄想から生まれた小話です。シーズン12の11話「忘却の呪い」をオマージュしています。アリシアやマックスという12から登場する魔女キャラにも出てもらってます(彼らはハンターだけどここでは魔女として)。
連載中の小説を書きたいとは思うんだけど宿便状態なので、ガス抜きに小話を書いてる現状です。なのでお気楽な感じで読んでもらえると。。
 サムの養い親である魔女いわく、日のあるうちの森は獣の領域。だから理性ある魔女や魔法使いは夜に活動し、昼間のうざったい太陽が地上を照らしている間は絹のシーツに包まって体力の回復に努めるのだという。サムにいわせれば怠惰の言い訳にすぎないが、夜更かしな魔女たちの生態がいとおしくもあった。何より夜の彼女らはサムなど足元にも及ばぬほど鋭い英知と魔力の使い手だ。ならば彼女たちと少しばかり生態の異なる自分が、早起きして夜の”活動”の手助けをするのは義務であるし喜びでもある。獣の領域というなら早朝の森は狩りをするのに恵まれた環境だ。彼女たちはウサギのシチューが大好きだけど、そのウサギがどこで泥の毛皮を脱いできて鍋に飛び込んでくれたのかは考えたがらない。
 自分が何者であっても、森を歩くのが好きな男に変わりはなかっただろうかとサムは想像する。下草を踏むたび立ち上る濡れて青い土のにおい。罠にかけた小さな獣をくびくときすら、森はサムと獣のどちらをも憐れんで祝福してくれる。森はサムのびっくり箱だ。彼は自分の生まれた場所を知らない。だけど彼の親がこの森の入口に彼を捨てたとき、赤ん坊と森のあいだに絆が生まれ、その瞬間から森がサムの故郷になったのだ。※
 そうだ。森はいつもサムを驚かせてくれる。かくれんぼで遊んでいた七歳の彼を、その懐の深さで半月のあいだかくまってくれ、養い親をすっかりやつれさせてしまった時のように。
 その日、狩りを終えたサムの目の前を、遅寝のウサギが飛び跳ねていった。茂みの奥に逃げ込んだウサギを彼は追いかけた。腰には今日のぶんの収穫が下げられていたけれど、もう一匹恵まれたって困ることはない。
 茂みの中から黒い毛皮が現われた。サムは手を伸ばそうとしてひっこめた。黒くもなかったし、毛皮でもなかった。朝露で濡れた短いブロンドがゆっくりとサムのほうを向いて、彼はアッと息をのんだ。魔女がウサギを化かして僕をからかおうとしているのか。そうでなければなぜこんな場所に、サムの知らない男がいる?
 ところがブロンドの男の懐からさっきのウサギがぴょんと飛び出して、サムの脇を通ってどこかへ行ってしまった。「バイ、うさちゃん」と男はいった。寝ぼけたように、低くかすれた、それなのに、ぞっとするくらい、やわらかな声だった。
 「僕はサム」と、サムはいった。まぬけ、と森がささやくのが聞こえた。もしくは自分自身の心の声だったかもしれない。
 男は重たげなまぶたを持ち上げて、サムを見上げた。 
 「やあ、サム」
 新緑、深い湖、砂金の流れる小川。男の瞳は輝いていた。
 森はまたもサムに驚きを与えてくれた。彼は恋多き魔女たちに囲まれながら、自分が恋することが出来るとは思っていなかった。
 この時までは。
 昼過ぎから始まるブランチの席で、気もそぞろなサムに、養い親のロウィーナはけげんな視線を送る。
 「今朝のウサギ、ちょっと血抜きが甘いじゃない? 生臭いのは嫌よ、われわれは吸血鬼ではないのだから」
 「そう?」 サムはぼんやりと答える。「そうかな? それ、缶詰の肉だけど」
 「サミュエール」 ロウィーナの視線がますます冷たくなる。
 「今朝の狩りは空振りだった?」 行儀よくパンをちぎってアリシアがたずねる。彼女は見た目だけではなく、実年齢もサムとさほど離れていない若い魔女だ。母親のターシャ、双子のマックスとともに、ここロウィーナの屋敷に下宿している。
 「今朝の狩り……」 思いもかけぬ収穫があったことを姉弟子にどうやって伝えればいいだろう。いや、とサムは意識の中で首を振る。
 魔女のなわばり意識の強さといったら、狼人間が可愛く思えるほどだ。人間が――しかもどうやら”記憶があやふや”な、身元の怪しい――神聖な魔女の森に入り込んだと知れたら、ロウィーナははっきりと戦化粧をして森へ勇み、彼を排除しかかるだろう。双子のアリシアとマックスも、彼らは敵とみなした人間に容赦はしない。つまり、明日のシチューの中身が決まるってことだ。
 サムはぶるっと震えた。靴の底から顎の奥まで震えは伝わってきた。春の始まりに色づく枝先のように初々しく、美しい彼の瞳が、よく炒めてから煮込んだ紫玉ねぎの横に浮かんでいるさまを思い浮かべて。彼の肉つきのよい白い二の腕を調理するときの甘い香りを想像して。彼の肉を食べる――残酷なはずの行為が甘美な誘惑に感じる自分にうろたえて。
 だめだ、だめ。そんなことにはさせない。彼のことは秘密にする。
 「今日は、思ったより暖かくて」 サムは本当のことだけを口にする。「血を抜くのが遅すぎて、ダメにしちゃった。毛皮だけはいで、肉は捨てたよ」
 「また寄り道をしたんでしょう。狩りのあとはすぐに帰ってこなきゃだめよ。獲物を持ったままウロウロしないの」 ロウィーナは血のような葡萄ジュースで唇を湿らせる。
 「でないとあなたが獲物にされるわ」
 サムはこっそりと屋敷を抜け出し、森の男を見つけた場所まで急ぐ。
 彼はそこにいなかった。けれどたどり着いた茂みの変わりようを見て、逃げたわけじゃなさそうだと安堵する。ただの茂みだったそこは、下草が踏みならされて空き地に変わり、中心の地面は掘られていて、男が簡易なかまどを作ろうとしていたことが見て取れた。
 がさがさ音がして、薪になりそうな枝を腕に抱えた男が戻ってきた。サムの顔を見ると一瞬で表情が明るくなる。「サム!」 男は枝を足元に落としてサムに近づいた。その両手がわずかに広げられているので、サムは自分がハグされるんだと気づいた。
 サムが躊躇いながら上げた腕の下に、男の腕が入り込んできた。肩甲骨の下に巻き付いた腕がぎゅっと彼の胴体を締める。”抱きしめられた”んだ。魔女たちはサムによく触れたがるけど、頬にキスしたり腕を組んだりするだけだ。
 こうして誰かに真正面から抱きしめられるなんて、初めての経験だ。他人の体温を腹で感じるのも。
 なんて心地がいいんだ。
 「また来てくれたんだな」 男はそのまま顔だけを上げて、同じくらいの高さにあるサムの目を見てにっこり笑った。
 サムはまぶしくてクラクラした。まるで、ああ、彼は太陽みたいだ――魔女や魔法使いが忌み嫌う太陽――けれど彼らが崇める月を輝かせる光の源。
 「来るっていったじゃないか」 サムはゆっくりと、舌が絡まないようにいった。ハグに動揺したなんて、彼の笑顔にクラクラしたなんて、知られたら、あまり恰好がつかない気がした。恋に長けた魔力使いの男女のスマートな駆け引きを思い返し、取り澄ました顔を作る。「ほら、パンとジュースを持ってきた。昨日から何も食べてないって、ほんとう?」
 「ありがとう!」 男はサムのぺたぺたと頬を叩いて感謝を表した。――状況を考えれば、それは感謝のしぐさで間違いないはずだ。サムにとってはあまりに親密すぎたので、すぐには思い当たらなかった。だけど、男は四六時中、出会った人間の頬をぺちぺちしてますとでもいうように平然として、その場に屈むとリュックの中を探りだす。
 サムは早まる動悸を抑えるため、こっそり深呼吸を繰り返した。
 「どうかな、憶えてないんだ。何も憶えてない」 男は瓶の蓋を捻って開け、すぐに半分を飲み干した。よほど喉が渇いていたんだろう。きれいに反った喉のラインを必要以上に凝視しないようにサムは気をつけた。「ほんとに、参ったよ。腹が減って、おまえの捨てていったウサギを焼こうと思ったんだ。でも火を熾す道具が見つからなくて」
 「何も憶えてないって、どうしたの? どうしてこの森に入ったんだ? 町からそんなに遠くはないけど、ここが魔女の森だってわかってるだろう? それとも、よそから来たの?」
 「それが、わかんねんだ」
 「何も憶えてないの? 自分の名前も?」
 彼は、驚いたように目をしばたかせた。まるで自分に名前あることすら、失念していたように。
 その様子に異様さを感じて、サムはまさか、と思った。記憶喪失の人間が、”自分の名前を思い出せない”と悩むことはあっても、”自分に名前があること”を忘れて明るく振る舞うなんてことがあるだろうか。この異様さは、まじないの気配に通じる。彼の様子は、身体的、精神的な後遺症による記憶喪失であるというよりも、呪いによるダメージを受けている状態だと思ったほうがしっくりくる。
 でも、まさか。だれが彼を呪うっていうんだ? 中世ならともかく、このセンシティブな時代に魔女が人間を呪うなんてありえない。
 「うーん、たぶん、Dがつく気がする」 男が考え込むと眉間にしわができた。「D、D……ダリール、ディビット、違う……。デ……デレック? パッとしねえなあ……」
 「ダンカン? ダドリー?」
 「うーん?」
 「ドミニク? ドウェイン?」
 「ドウェイン? いいかもな。おれをそう呼ぶか?」
 「それがきみの名前なの? 思い出した?」
 「うーん? 多分違う気がする。でもいかしてるよな」
 サムは首を振った。彼の愛嬌に惑わされてはいけない。「もう少し、思い出してみようよ。デイモン、ディーン、ダライアス、デイル……」
 「それだ!」
 「デイル?」
 「いや、もう一つ前の」
 「ダライアス? ディーン?」
 「ディーンだ!」 男はうれしそうに歯をむき出して笑った。「おれの名前はディーンだ。それに、思い出したぞ。おれには弟がいる」
 「いいぞ。どこに住んでいたかは?」
 男はさらにしわを深くして考え込んだが、しばらくしても唸り声しか出てこない。
 サムはちらばった薪を集めて、かまどの枠を組み立てた。気づくとディーンがじっと見つめていた。
 「何も思い出せない」 あっけらかんとしていた少し前と違って、悲しみに満ちた声だった。「どうしちまったんだろう。おれ。ウサギを抱いて、おまえを見つけた。それ以前のことが、何も思い出せないんだ」
 「たぶん……たぶんだけど、きみは呪われたんだ」 サムは慎重に言葉を選んでいった。「魔女のことは、憶えてる……というか、知ってるだろ? 今ではそんな悪さをする魔女は少ないけど、トラブルになる自覚もないまま、彼女ら――彼かもしれないけど――を怒らせて、呪われるってことも、ないわけじゃないんだ」
 「呪われた?」 ディーンは大きな目を限界まで開いた。「おれが? どうして?」
 「わからない。もしかしたら違うかも。でもきみ、どこにも怪我はないようだし、記憶がないっていうのに、やたら気楽だったろ。それにここは魔女の森だよ。人間は入ってこない。基本的にはね。なのにきみがここにいるっていうのが、魔女が関わっているっていう証拠にならない?」
 「おまえはずいぶん賢そうに話すんだな」 ディーンは鼻をすすった。水っぽい音がした。「何が証拠になるっていうんだ。おれはどうすればいい? どこに行けばいい」
 「ここにいればいい」 サムは火種のないかまどを見つめて、それから首を振った。「ここじゃだめだ。ここは屋敷から近すぎるし。僕の家族に見つかったらディーンが危ない」
 「何をいってるんだ? 怖いぞ」
 「大丈夫。もっと奥に、今は使ってないあばら家があるんだ。たぶん僕しか知らない。そこにディーンをかくまってあげる。僕は魔法使いなんだ――まだ一人前じゃないけど。いろんな本を読める。それに、僕の親はすごい魔女なんだ、ディーンにかけられた呪いを解く方法をきっと知ってる」
 「まて、待てよ。おまえが魔法使い? おまえの親が魔女? おれに呪いをかけたのはその魔女じゃないのか? ここはその魔女の森なんだろ?」
 「ロウィーナは人に呪いなんてかけないよ。そんなにヒマじゃないんだ」
 「わかんないだろ」 ディーンの声に水っぽさが増した。と思ったら、彼はぽろりと涙をこぼしている。サムは頬を叩かれた時以上に衝撃を受けた。こんなに静かに泣く人は見たことはなかった。
 「ディーン、ごめん。泣かないで」 折れた薪の上に尻を乗せて、膝を折りたたんで小さくなっているディーンの横にしゃがみ込む。「大丈夫だよ。僕が守ってあげる。記憶を取り戻してあげるから」
 ディーンはサムを見つめて、まばたきもせずまた二粒涙を落した。サムを奇跡を見守っているみたいにじっと彼を待った。やがて彼は赤いまぶたで瞳を覆って、小さくうなずいた。
 「わかった。おまえを信じるよ」
 あずまやに移動して寝床を整えた頃にはもう日が暮れかけていたので、サムは急ぎ屋敷に戻らないといけなかった。夕食にはコックを雇っているとはいえ、実際に食卓を作るのは���主人であるロウィーナの指示をうけたサムだ。
 「また何か食べ物を持ってくる���。遅くなるかもしれないけど、夜中までには必ず」
 「サム、おれの記憶、戻るよな?」
 小屋の質素な木戸を開けたサムは振り返る。戸の影で彼の不安そうな顔の半分が隠れてしまっている。サムより年上に見えるのに、心内を素直に伝えてくる瞳だけをみるとディーンは幼い子供のようだ。このまま留まりたい思いでいっぱいになる。
 彼が人間ではなかったら。彼が記憶ではなく、過去を持たない精霊だとしたら、それは森がサムに与えた贈り物なのではないか。
 彼を森の精霊だといって屋敷に連れ帰り、ターシャやマックスが連れているような使い魔として側に置く。何も知らず、誰と繋がりもない彼の唯一の主人となる。彼の食べるもの、着るもの、行動の範囲の一切をサムが指図し、彼のすべてを支配する。それがサムに、許されているとしたら?
 あるいは彼をこのままここに留め置いて、二人で秘密の生活を続ける。ディーンには記憶を取り戻す方法がなかなか見つからないといっておけばいい。小屋を出ればいかに危険かを言い聞かせれば、逃げられることはないだろう。
 違う。僕は彼を支配したいんじゃない。ただ彼に――
 「キスしたいな……」
 「えっ」
 「えっ、あっ、いや」 妄想が強すぎて声に出ていたと知ってサムは慌てた。
 「き、君の記憶は戻るよ、僕にまかせて。でも、いったん戻らなきゃ。ロウィーナは僕が家にいると思ってる。彼女は僕の部屋に勝手に入ったりしないけど、ディナーの準備に遅れたら魔法の鏡で覗かれるかも。僕がいないことがばれたら大騒ぎになる、森に捜索隊が出されたら大変だ。僕が行方不明になったのはもうずっと前のことなのに……」
 「サム、おれにキスしたいのか」
 「えっ」 サムは片手で戸にすがりつきながら唇をこすった。「なんで?」
 「なんでって、そういっただろ? おれは、憶えてる」
 そういって、自分の唇の感触を確かめるように、ディーンは舌をそろりと出して下唇を噛む。赤い舌と、暗がりでもきらりと輝く白い歯が、熟れたベリーのような唇から覗いた。サムは狩人の本能で手を伸ばした。指先が唇に触れ、湿った感覚がした。頬を滑った指が、耳たぶに触れると、そこは唇よりも熱かった。ディーンはため息を吐いた。
 「サムの手、でっかいな」
 ディーンは少し俯いて、サムの手が自分の項を包み込めるようにした。サムは夢心地で一歩近づき、両手でディーンの頭を抱く。後ろで木戸が閉まる音がする。ガラスの嵌っていない窓が一つあるだけの小屋の中は真っ暗になった。
 ディーンは目を閉じたままゆっくりを顔を上げた。親指の付け根に彼の穏やかな脈動を聞く。野性の鹿に接近を許されたときのように誇らしく、謙虚な気持ちになった。サムは初めてキスをした。
 何をいわれるかとひやひやしながら屋敷に戻ったが、ロウィーナは不在だった。かわりにアリシアがキッチンを取り仕切っていた。気が緩んだサムは今度はアリシアににやけ顔が見られないかと心配するはめになった。味見をして、雇いのコックにしょっぱいわね、でもこれでいいわ等と指示を出しながら、アリシアはサムを観察している。魔女というのはみんなそうだ。気安いふりをして他人の心を探るのに余念がない。
 食卓が完成するころにロウィーナとターシャが帰ってきた。二人が揃って出かけていたことにサムは驚いた。何か大きな事件があったのかと思い、それからあずまやのディーンのことがばれたのではないかと怖くなる。
 ロウィーナは冷静を装っていたけどイライラしているのは明らかだったし、ふだん泰然としているターシャもどこか落ち着きがない。
 「二人でどこに行ってたんだ?」
 食事が始まってしばらくして、マックスが尋ねた。サムは二人の魔女の答えを待つ間、ろくに呼吸もできなかった。ロウィーナがグラスを煽ったので、ターシャが話し出した。
 「ロックリン家よ。招待状を出しに行ったの。とんでもないことを聞かされたわ。大事が控えているから心配ね。おかしなことにならなければいいけど。ロウィーナ……」
 「ギデオンが死んだこと?」 ロウィーナはその話題を口にするのも腹立たしいとばかりにターシャをにらんだ。「大したことじゃないわ、あの腐った三つ子が今までそろっていたことが不吉だった。わざわざ私たちに話したのはサムの儀式にケチをつけるためよ。なめられたもんだわ、たかが数十年ばかりアメリカに入植したのが早いからって」
 「ロックリン家? 私もあいつらは嫌い。でもしょうがないわ、あっちは由緒正しいドルイドのスペルを持ってる」 アリシアがみんなの顔を見回す。「私たちにあるのは……実地で身に着けた薬草学に、星占術、たくさんの水晶。あちこちの流派を回って極めた最先端の魔法術。あれ……全然悪くないかも?」
 「さしずめ野草派ってとこだな」 マックスが調子を合わせる。「雑草と自称するのはやめておこう。でも、サムの儀式は予定どおりやるんだろ?」
 「もちろんそのつもりよ」
 「僕の儀式って?」 みんなが当然のようにいうから、サムは何か重要な予定を自分だけ聞き逃していたのかと焦った。ロウィーナとターシャ親子はともに定期的に魔法の儀式を行う。サタンへの忠誠を示し、魔力を高めるためだ。子どもにはまだ早いといって、いつものけ者にされていたから、どうせ自分には関係ないと思ってよく聞いていなかったのかも。
 「僕も儀式に参加できるの?」
 それを熱望していたのは覚えているが、ディーンを匿ってる今は避けたい。
 「いいえ、そうじゃない。サム。”あなたの”儀式よ」 サムが言い訳を探す間もなくロウィーナはいった。
 彼女は背筋をピンと伸ばしてサムを見た。「あなたはもう十六歳。サタンに忠誠を誓って一人前の魔法使いになる時が来たの。小さいころに教えたでしょ、森のストーンサークルで儀式を行う。この土地に住まう全ての魔女と魔法使いの立ち合いのもと、新しい魔法使いの誕生を祝うのよ」
 サムはあっけにとられた。「そんな――大事なことを、なんで――もっと前に、言ってくれなかったんだ」
 「逃げちゃうと困るでしょ」 アリシアがあっさりといってのける。「多感な思春期の子どもに”おまえは十六歳になったら”死の書”にサインしてサタン様の下僕になるんだ、それまで純潔を守れ”なんていったら大変なことになる。私もマックスも、知らされたのはその日の夕方。まあそれまでも、男の子と仲が良くなりすぎないように見張られていたけどね」
 「その反動が今きてる」 マックスが気だるそうに顔を向けて、双子はほほ笑んだ。
 「その日の夕方だって?」 サムは仰天した。「まさか、今夜?」
 「まさか。今日は招待状を出しただけ。儀式は明日の夜」 ロウィーナはため息を吐いて再びカトラリーを持つ手を上げる。「まあ、だから、明日の昼間の勉強はお休み。あなたは寝ていなさい。真夜中に始め、明けの明星が昇るまで行うのが通例なの。初めての儀式だから特に長く感じるものよ。主役が居眠りなんて許されませんからね、しっかり寝ておくことね」
 「私たちもその助言がほしかったわ」 双子が嘆くと、ターシャが「私の若いころなんてもっとひどかった。真夜中に叩き起こされて……」と話を始める。サムはそれを耳の端で聞きながら、味のしない肉を噛み締めた。大変なことになった。
 ストーンサークルはディーンをかくまっているあずまやのすぐ近くにある。ただの天然のアスレチックジムだと思っていた古ぼけた巨石にそんな使い道があったなんて知らなかった。
 ディーンを別の場所へ移す? いや、他に森に彼を隠せるような場所なんて思い当たらない。もしも永久に彼を森に閉じ込めておくっていうなら別だ――大木のうろ、崖下の洞窟、そういった場所を幾つか知っている――そこを拠点に家を作ることができる。何週間、何か月、何年もかけていいなら、サムは彼のために新しい屋敷だって建てられる――だけどそうじゃない。そうはならない。ディーンの記憶を取り戻して、彼の帰る場所を思い出せてあげるんだ。
 「ロウィーナ……聞いていい?」 サムは何でもないふうに装って質問した。「人の……記憶を消す魔法ってあるだろ? 難しいのかな?」
 当然ながら、何でもないふうに答えてくれる魔女はいなかった。みんながサムの顔を見るので、サムは急いで唐突に変な質問をした正当な理由を披露しなければならなかった。
 「思春期に……」 喉にパンが詰まったふりをして咳をする。「その、儀式のことを聞かされたって、ああそう、って受け入れる子もいるかもしれないだろ。まずは話してみないと。隠すのはあんまりだ。それで、すごくその子が嫌がったり、自暴自棄になるようなら、その時は記憶を消す魔法を使えばいいんじゃないかと、そう思ったんだ。ただ思いついたんだよ」
 一瞬、間があいて、マックスが「ひゅー」と口笛を吹くまねをする。「その考え方、俺は好きだな。冷酷で、合理的で。さすが、ロウィーナの一番弟子」
 ロウィーナは口元でだけ微笑み、ゆっくりと首を振った。「そうね、でも少し、短絡的よ。一時的に記憶を奪うことは、ハーブの知識があれば簡単にできる。だけど人の記憶を完全に消し去るのはとても難しい魔法なの。呪いというべきね。そんなものは仲間に使うべきじゃない」
 「一時的なものだったら、ハーブを使えば治る?」
 「ええ。ジュニパーベリー、それとほんの少しのベラドンナ……」 ロウィーナはスープをすすりながらすらすらと必要なハーブの種類を挙げていく。サムは記憶しながら、どれも屋敷の薬草庫や温室から拝借できるものだと思って安心した。「……マンドレークの頭をすり鉢にしてそれらを混ぜ合わせ、魔力を溜めた水に浸す。それを飲むのよ。簡単でしょ」
 「それは記憶を失わせるほうのレシピじゃない?」 薬草学に長けたターシャが口を出す。ロウィーナはそうだったわと頷いた。「記憶を戻すほうなら、ベラドンナを入れちゃだめだった。だけどそういったハーブの魔法は時間とともに解けるから、ふつうはわざわざ作らないのよ」
 「記憶をあれこれする魔法はドルイドが得意だったわね。ロックリン家にも伝わってるはずよ、あの書……」 ターシャは訳ありげな微笑みをロウィーナに向ける。「”黒の魔導書”。あれのせいで多くの魔女が高いプライドを圧し折ることになったわ。まあ、でも、今ではちょっと時代遅れね」
 「あいつらの頭は中世で止まっているのよ」 ロウィーナは憎々し気につぶやいて、ツンと顎を上げた。
 その夜中、各々が部屋に戻ってそれぞれの研究や遊びに没頭している時間、サムが眠っていることを期待されている時間に、彼はこっそりとベッドを抜け出してキッチンに忍び込んだ。用意したリュックサックにパンと果物を詰め込む。早くディーンのところに戻りたかった。空腹で不安な思いをさせたくないし、新しいランプを灯して暗闇を払ってやりたい。それになにより、彼と話がしたかった。記憶がなくてもかまわない。彼の声を聞いていたい。彼にどうして僕とキスをしたのと尋ねたいし、どうして僕がキスをしたのかを話して聞かせたい。もう一度キスをさせてほしいといったら彼は頷いてくれるだろうか。サムは期待でうずく胸を押さえた。断られないだろうという確信がそのうずきを甘いものにした。
 「サム?」 暗がりからロウィーナが現われてサムの心臓は押さえたまま止まりかけた。冷蔵庫のドアを開けてうずくまる養い子をしばし見下ろして、ナイトドレスにローブを羽織った彼女はふと目元をやわらげた。
 「眠れないのね。儀式の話をしたから」
 「う、うん。そうなんだ。喉が渇いて……」 サムは冷蔵庫のドアを閉めて立ち上がり、足元のリュックを蹴って遠ざけた。暗いから見えないはずだ。
 「心配することはないわ。あなたはただそこにいて、”死の書”にサインをすればいいだけ。あとは私たちの長い祝福を聞いていればいいのよ。夜が明けるまでね」
 「勉強はたくさんさせられてるけど、夜更かしの授業はなかったな」
 「何をいってるの。あなたが毎日遅くまで本を読んでいること、呪文や魔法陣の勉強をしてることは知ってるわ」 ロウィーナはそういってサムを驚かせた。彼女は手を伸ばしてサムの伸びた前髪を撫でつけてやった。
 「情熱のある、熱心な生徒を持って光栄だわ。あなたはきっと、偉大な魔法使いになる。私にはわかる。あなたがほんの赤ん坊のころからわかってたわ」
 「森で僕を拾った時から?」
 んー、とロウィーナは目を細めて考えるふりをした。「やっぱり、あなたが自分の足でトイレまで歩いていけるようになった頃かしらね」
 サムは笑って、自分を育てた魔女を見つめた。彼女の背丈を追い越してもうずいぶん経つ。彼女がサムの身体的な成長について何かいったことはなかった。けれど時々、彼女が自分を見上げる目が、誇らしく輝いているように思える瞬間があって、サムはその瞬間をとても愛していた。
 「ロウィーナ」
 「なあに」
 「僕、成人するんだね」
 「魔女のね。法律的にはまだ子ども」
 「ロウィーナのおかげだ。僕、あなたの子どもであることが誇らしいよ」
 ロウィーナの目が輝いた。
 「まだまだ独り立ちはさせないわ。もう少し私のしごきに耐えることね」
 「覚悟しとくよ」
 ロウィーナは冷蔵庫を開けて水のデカンタを取り出した。キッチンを出ていこうとする彼女の柳のような後ろ姿に息を吐いて、踏みつけていたリュックを引き寄せる。何か思い出したようにロウィーナが振り向いて、サムは慌ててまたリュックを後ろ脚で蹴った。
 「いくらでも夜更かししていいけど、明日の朝は狩りに行っちゃだめよ。食事の支度は双子に任せるから」
 「なんで?」
 ロウィーナは肩をすくめた。「ロックリン家のギデオン。彼が死んだのは夕食の時にいったわね。死体が森で見つかったのよ。彼らの領地は森の東側だけど、ハンターはそんなこと気にしないわ」
 サムはギクリとした。「ギデオンはウィッチハンターに殺されたの?」
 「魔女を殺せるのはウィッチハンターだけよ」
 「だけど、そんなのニュースになるだろ」
 「正当な捕り物ならハンターは死体を残さないし、カトリーナの様子じゃ何かトラブルを隠してる。だけど巻き込まれるいわれはないわね。しきたりだから、明日の儀式には彼ら――生き残った二人の嫌味なロックリン家――も呼ぶけれどね。森にはハンターがひそんでいるかもしれない。目撃者がない状況でハンターと遭遇したら、やつらがいうところの違法行為がなくても逮捕されるわよ。だから、サミュエル、明日の儀式にみんなで行くまでは、森に入っちゃだめ」
 「わ、わかった」
 ロウィーナが行ってしまうと、サムは念のために一度部屋に戻って、ベッドサイドのランプを付けた。それから温室に忍び込み、ハンガーに吊るされているマンドレークを一根、それと必要なハーブを掴んでリュックに詰める。温室の裏口からこっそりと抜け出したサムは、二階で休むロウィーナに心の中で詫びながら、パーカーのフードを深くかぶって、まっすぐ森へ向かった。
◇ ◇ ◇
ツイッターにも書いたけど設定だけは壮大。このあと・というかいま書いてるのは三部作のうちの一部でディーンとは別れて終わる。そしてサムは魔女の権利向上のために戦う革命戦士もどきになり、ハンターのディーンとは敵対関係に。。というロミジュリな。でも大ボスはUKの賢人か悪魔かチャックにでもして魔女もハンターも同じ側で戦うんだな。(そのあたりはボヤボヤ)最終的な問題は二人が兄弟だってどうやってばらすか、ばらした時の反応はどうするかだけど、その時にはもうやることやっちゃって覚悟できてるサミさまになってるだろうからきっとなんとかなる。
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no1-shochu · 4 years
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