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思考錯誤
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kennak · 6 minutes ago
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ブログなどの「意見」に込められた強い感情に晒されると心が疲弊する。じぶんは段々と精神衛生を重視するようになってきており、その結果としてむき出しの感情を突きつけてくるメディアとは距離を置くようになってしまった。同じ理由でソーシャルメディアも見ていない。
Pop-culture CoT and Writing To Think – Spinach Forest
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kennak · 9 minutes ago
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日本はネット空間が社会を分断するかもしれないことを最初に経験した国だ。1999年に悪ふざけの場として開設された匿名掲示板「2ちゃんねる」は、社会の諧謔的見解がインターネットを介して文化に流れ込み、現実世界の混乱や政治的過激主義へと変貌していく過程をいち早く示した。〔アメリカにおける2ちゃんねる〕4chanがアメリカ社会のインターネット化への道を切り開く10年以上前、日本の「ネット右翼」は、公共的言語空間に揶揄的な火炎瓶を投げ込んでいた。 するとなぜ日本はアメリカより先に「狂乱状態」にならなかったのだろう? 当時も今も、日本ではソーシャルメディアと主流メディアの間に「社会的ファイアウォール」のようなものが存在しているからだ。これは、プレゼン中に、参加者から以下のように質問がなされたことでもわかる。 「あなたの言う『文化戦争』というのは、インターネット上で起こってるみたいです。でも、そんなものが政治や政策に影響を与えるなんてありえないじゃないですかね」と。まあ、なんとも純粋な。 確かに、日本でもソーシャルメディアは普及しているが、アメリカのような「絶対的な存在」ではない。アメリカでは、ソーシャルメディアは、24時間365日垂れ流されるニュースの「楽屋裏」として機能している。この常時続くアテンション・エコノミー下では、強い影響力を持つ人が、軽率な投稿をしただけで、数分以内にニュースにテロップが流れ、ニュースのヘッドラインを飾ることになる。たくさんの「いいね」や閲覧数を獲得するだけで、文字通り全国的な有名人(あるいは悪名高い人)となることができるのだ。この扇状的なコンテンツへの絶え間ない需要は、奇怪で荒唐無稽な事実をプラットフォーム化し、過激な声をメインストリームに押し上げてしまい、リアリティ番組のスターを大統領に選ぶことでアメリカ政治をリアリティ番組にしてしまった。それも二度も。 一方、日本の放送局は「政治的公平性の原則」によって規律化されており、党派的なメディアの台頭を抑制している。また、日本には24時間365日放映されるニュース専門チャンネルは存在しない。このアプローチには、確かにプラスとマイナスがあるが、アテンション(注目)と怒りの経済を抑制していることは間違いない。むろん、日本にもオンラインは存在するが、日本のメディア環境のもう一つの特徴が、オンライン上の出来事はレガシーメディアや政治家にほとんど無視されてることだ。このアプローチにもプラスとマイナスがあるが、過激な作り話がメインストリームに載るのが難しくなってるのは間違いない。一方、アメリカでは、2016年のピザゲート、2020年のQアノン、2024年のペットを食べる移民といったデマが広がることとなった。 すると、こうした状況を踏まえた上で、日本の文化製品は今後4年間、アメリカではどうなるのだろう? 懸念材料はいくつかある。まず、中国からの輸入品に関税が課けられれば、日本の漫画の価格も確実に値上がりするだろう。デジタル配信で補完されると思うかもしれないが、アメリカのファンは昔から物理的なメディアを好む傾向があり、今回の選挙で物価の高騰が大きな争点になったことを考えると、漫画の値上がりが歓迎されるとは思えない。 さらに大きな懸念は、トランプ政権があらゆる形の多様性に反���を抱いていることだ。議論の余地はあるかもしれないが、日本は保守的な社会であり、「出る杭は打たれる」という諺もある。しかし、アニメや漫画産業はそうではない。アニメや漫画産業は、長い間、社会的マイノリティや反体制的な人による現状への嬉々とした異議申し立てを代弁してきた。まさにこのために、PTAや政治家といった権力者が、長年にわたって漫画やアニメをターゲットにしてきたのだ。 最近になってアメリカでも同じことが起こっている。保守的な学区が、特定の作品を図書館の棚から締め出す動きを見せている。アニメや漫画は長い間、アメリカ社会の分断を橋渡しして、あらゆる政治傾向の人々にファンを見出してきた。しかし、どんなに頑丈な橋でも耐える重さには限界がある。日本のイラスト・エンターテインメントのDNAには、多様性、抗議、クィアなどが深く組み込まれている。しかし、それらの概念は、今のアメリカの指導者らにとって、「禁句」に値するするものとなっている。なので、漫画やアニメ、そしてそれらの信じられないほと多様なファン層が、公的な監視に置かれるのは火を見るより明らかだ。他には、漫画やアニメが外国産であることが不都合な事実でもある。トランプ政権によって、今のアメリカで、外国由来の名前や外国語を使用するのがあまり良い時期でないことが露わになっている。 アメリカでの社会的混乱が、日本のコンテンツ制作側にどのような影響を与えるかについてなら、おそらくほとんど影響を与えないだろう、が答えだ。日本のコンテンツ制作者は、まず日本国内市場を第一に考え、海外消費者は二の次にしてきた。これこそが、世界中のファンが日本のコンテンツを新鮮で本物だと感じる重要な要素なのだ。しかし、日���のクリエイターがどんな選択をして、どんなファンタジーを生み出そうとも、二極化が進むアメリカでは、政治的なレンズを通して見られることは間違いない。『ドラゴンクエストIII HD-2D』をめぐる騒動で、もうそれを目の辺りにしている。今後数ヶ月、数年の間に、間違いなくもっと多くのものを目にすることになるだろう。
マット・アルト「日本は文化戦争への備えができていない」(2025年1月23日) – 経済学101
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kennak · 11 minutes ago
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日本のイラスト・エンターテインメントのDNAには、多様性、抗議、クィアなどが深く組み込まれている
[B! 文化] マット・アルト「日本は文化戦争への備えができていない」(2025年1月23日)
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kennak · 14 minutes ago
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根本的な問題は、アメリカの立法府が完全なる機能不全に陥っていることだ。権力は真空を嫌うという言葉もあるが、20世紀のアメリカにおける司法権力の台頭は、立法府の弱さが原因だった。一定の結果を望んでいるのに、議会がまるで役に立たないなら、人々は喜んで、司法がその結果を課すのを受け入れる。だが司法優位のシステムにはたくさんの病理が存在する(費用や効率性といった問題をほぼ完全に無視する点など)。トランプ政権による行政権力の拡張という現在の事態は、これらの問題双方(能力を持った立法府の欠如と、司法支配による非効率性の蓄積)への応答である。 こうした事態は全て、アメリカにおける民主党の苦境をますます悪化させる可能性が高いと思われる。民主党はこれらの問題に関して、自らを窮地に追い込んでしまっている。アメリカが直面している問題の多くは、公共セクターの役割を拡張することでしか解決できないと、民主党員は理解している。だが一般市民に対してそのことを説得するのにひどく手こずってきた。なぜなら、アメリカの公共セクターは単純な仕事においてすら極度に無能だからだ。アメリカの公共セクターがこれほど無能なのは、行政府が二つの説明責任の系列(一つは一般市民、もう一つは司法)に縛られ身動きをとれなくなっているからである。これは効率的な行政と全く両立しない。こうした問題を解決する唯一の方法は、「行政国家」、つまり行政府により多くの裁量権力を認めることだ。だが民主党員はそれに乗り気ではない。共和党が行政権力を掌握したときの事態を懸念しすぎているからだ。
ジョセフ・ヒース「アメリカの憲政の危機:なぜアメリカは袋小路にはまっているのか」(2025年2月16日) – 経済学101
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kennak · 15 minutes ago
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西洋諸国の政治システムの間の大きな違いの1つは、国によって、三権のうちのどれを「最高位(supreme)」とするかが違うことだ。立法府の国もあれば、司法府、あるいは行政府の国もある。 カナダは議会優位が規範となっており、どんな問題や対立であろうと、最終的に決着をつけるのは議会の投票である。カナダのシステムのこの特徴はイギリスから受け継がれたものだ。イギリスでは議会優位が憲法習律となっている(この習律がカナダに持ち込まれ、1882年憲法法への適用除外条項(notwithstanding clause)の導入によって、憲法で明文規定された)。 対照的にフランスでは、行政優位が規範となっている(この仕組みとその実践の擁護に関しては、ピエール・ロザンヴァロンの『良き統治』が素晴らしい説明を行っている)。これは、行政府の長である大統領が首相を任命するという事実に最も明確に表れている。立法府が行政府に対して異議を唱えることのできるメカニズムは存在するが、現在に至るまで大統領権力への敬譲(deference)の習律が力を持っている。 そしてアメリカは、司法優位の規範を持つシステムへと進化してきた。最高裁判所が、立法府と行政府の決定を超えた最終的な権威として機能している。これも憲法習律であるということは強調しておくべきだろう。司法優位は成文憲法で規定されているわけではない(この点は重要だ。その国に成文憲法があることは、不文憲法がないことを意味しないし、成文憲法が不文憲法より重要であ���ことも意味しない)。 これらのシステムのどれをとっても、巧妙な仕組みが存在する。こうしたシステムの多くはゼロから作られたのではなく、旧来の政治システムから進化してきたものだからだ。とりわけ、イギリスのシステムは封建君主制から進化してきた。私たちが「行政府」と呼んでいるものは王の権力に遡れるし、「立法府」は貴族を代表する機関(つまり議会)にまで遡れる。イギリスは、民主的に選出されていない君主を保持したまま、その(法律上ではなく、事実上の)権力全体を議会へとゆっくり移転するという決断をした。さらに���院は参政権の拡大によって民主的な立法府へと変化していった。 一方でアメリカは、伝統的な王の権力を大統領府が保持しながら、大統領職を民主的な選挙で選出することで、大統領府に民主的正統性を与えるという決断をした。それゆえアメリカの憲法は本質的に、18世紀の君主が持っていた権力の多くを、そのまま大統領府に与えている。例えばアメリカの大統領顧問団(President’s cabinet) [4] は、18世紀イギリスの内閣(基本的に王の諮問機関であった)とほぼ同じように機能している。議会システムにおいて、選挙で選ばれた議員によって内閣を構成するという習律が生まれたのはずっと後のことだ。こうした進化は、アメリカでは全く生じなかった。
ジョセフ・ヒース「アメリカの憲政の危機:なぜアメリカは袋小路にはまっているのか」(2025年2月16日) – 経済学101
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kennak · 30 minutes ago
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東証プライム・名証プレミア上場でスパークプラグやセラミック製品製造の「日本特殊陶業」は、2025年2月をもって名古屋工場(愛知県名古屋市)での生産活動を終了し、2025年中に工場を閉鎖すると発表しました。 名古屋工場は、旧本社工場として同社が設立された1936年の翌年から生産を開始し、2022年3月に本社機能を名古屋市東区に移転した後も生産を続けていました。 しかし、生産体制の効率化を目的として、他工場への移管および従業員の配置転換を進めるとともに、名古屋工場の閉鎖を決定したようです。 なお、2026年3月末までに工場の敷地・建物を譲渡する予定で、創業地となる旧本社エリア(名古屋市瑞穂区)における拠点はなくなる見込みです。
日本特殊陶業が名古屋工場を閉鎖、創業地の旧本社工場 国内リストラ - 不景気.com
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kennak · 30 minutes ago
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(氷河期世代以降も下がってますよ、持ち家率|飯塚 信夫(神奈川大学経済学部教授)から)
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kennak · 31 minutes ago
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官報によると、島根県浜田市に本拠を置く旅館経営の「株式会社金城観光ホテル」は、1月29日付で松江地方裁判所浜田支部より特別清算の開始決定を受けたことが明らかになりました。 1979年に設立の同社は、同市の美又温泉で最大規模となる温泉旅館「金城観光ホテル」の経営を手掛け、近隣の水族館を訪れる観光客らに利用されるなど人気となっていました。 しかし、レジャーの多様化や観光客の落ち込みで業績が悪化すると、債務超過に陥���など資金繰りが逼迫したため、2023年に施設を譲渡した一方、自らは2024年6月に開催の株主総会で解散を決議し事後処理を進めていました。 負債総額は約3億円の見通しです。なお、施設は譲受した会社により、別の屋号で営業を継続しています。
島根の温泉旅館「金城観光ホテル」が特別清算、負債3億円 国内倒産 - 不景気.com
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kennak · 31 minutes ago
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(中小企業の賃上げ率「6%以上」は9.1% 2025年度の「賃上げ」 は企業の85%が予定 | TSRデータインサイト | 東京商工リサーチから)
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kennak · 32 minutes ago
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栃木県宇都宮市に本拠を置く米穀類卸の「株式会社平石屋吉田商店」は、2月17日までに事業を停止し事後処理を弁護士に一任、自己破産申請の準備に入ったことが明らかになりました。 1907年(明治40年)に創業の同社は、米店や量販店を主な取引先として米穀類の卸売りを主力に事業を展開するほか、小売も手掛けるなど事業を拡大していました。 しかし、近年は売上の減少から業績が悪化すると、ここへ来て米価格の高騰などから米の確保が困難となったため、事業継続を断念し今回の措置に至ったようです。 負債総額は約6億7500万円の見通しです。
栃木の米卸「平石屋吉田商店」が破産申請へ、負債6億円 国内倒産 - 不景気.com
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kennak · 32 minutes ago
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青森県七戸町に本拠を置く菓子製造の「株式会社お菓子のみやきん」は、2月18日付で事業を停止し、同19日付で自己破産を申請したことが明らかになりました。 1861年(文久元年)に「陸奥七戸柏栄堂」の屋号で創業の同社は、炭屋を営む傍らだんごなどの行商を手掛け、1908年には皇太子に銘菓「駒饅頭」を献上しました。その後は和菓子の製造・販売を主力とするほか、洋菓子にも事業を拡大しました。 しかし、近年は競争激化による売上の減少に加え、新工場建設に伴う借入金が資金繰りを逼迫すると、原材料をはじめとする各種コストの高騰が追い討ちとなり、事業継続を断念し今回の措置に至ったようです。 負債総額は約7億円の見通しです。
青森の菓子製造「お菓子のみやきん」が破産申請、負債7億円 国内倒産 - 不景気.com
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kennak · 32 minutes ago
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(「人手不足」の影響広がる、企業の52.3%が実感 大企業は6割超、従業員へのしわ寄せや受注控えも | TSRデータインサイト | 東京商工リサーチから)
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kennak · 34 minutes ago
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愛媛県四国中央市に本拠を置く製紙業の「丸住製紙」は、主力の洋紙事業から撤退することを明らかにしました。 1919年に創業の同社は、新聞用紙や出版用紙・印刷用紙など洋紙の製造を主力に事業を展開しているものの、デジタル化の進展による紙需要の落ち込みで売上が減少していることから、同事業の継続は困難と判断し今回の決定に至ったようです。 今後はペーパータオルなどの衛生用紙や太陽光発電事業に注力する方針です。
丸住製紙が主力の洋紙事業から撤退、紙需要の減少で 国内リストラ - 不景気.com
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kennak · 39 minutes ago
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1Password が SPoF で、コンプロマイズされれば終わる。LastPass のようなことが 1Password で起こらない保証は難しい。しかし、疑い出せばデバイスだって OS だって多角形の重箱にしか見えなくなる。素人が独自で考えたオリジナルの管理方法のように、自分だけが安全だと過信した泥船に乗ることを選ばない限りは、何かしらのリカバリルートを信用するしかないのが現実だろう。 セキュリティと可用性はトレードオフだが、多くの一般ユーザにとっては「攻撃されるリスク」よりも「ミス��て詰む」リスクのほうがよっぽど高いと個人的には思っている。
"Less Password" 時代のアカウント防災訓練 | blog.jxck.io
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kennak · 41 minutes ago
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清潔な水が得られないから酒を飲む。酒でカロリー等が得られるから食べない。そう考えていくと不自然では無さそう。清潔な水って、意外と得にくいものだから。
[B! 酒] 高野秀行の最新作は酒でほぼすべての栄養をまかなう民族に迫る!──『酒を主食とする人々: エチオピアの科学的秘境を旅する』 - 基本読書
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kennak · 42 minutes ago
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「水曜どうでしょう」(別番組だけど)が好きなのだけど、これはやはり何時間にもわたる尺で放映が可能だからこその手法(企画が失敗しそうな場合、なんとかして成功させるための悪戦苦闘そのものを描き出す)だといえるのだろう。
高野秀行の最新作は酒でほぼすべての栄養をまかなう民族に迫る!──『酒を主食とする人々: エチオピアの科学的秘境を旅する』 - 基本読書
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kennak · 49 minutes ago
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新しい研究によると、世界の海は1980年代後半よりも4倍速く暖かくなっています。驚くべき加速は、2023年と2024年が前例のない海洋温度と極端な嵐を見た理由を説明するのに役立ちます。 調査結果は、海洋の健康に大きな影響を与えています。なぜなら、気温が上昇すると、サンゴ礁から漁業まですべてに影響を与えるためです。火曜日に環境研究レターに掲載された研究の主著者であるクリストファー・マーチャントは、より高い海面、極度の嵐、より頻繁で深刻な火災など、長期的なノックオンの影響はさらに懸念されています。 「気候変動により、ペースを整えるのは海洋です」と、読書大学の海洋および地球観察科学者の商人は言いました。新しい研究は、今後20年間で海洋温度が過去40年以上にわたって上昇する可能性があることを示しています。かなりのマージンによって。」排出量を削減し、化石燃料の使用を縮小するために意味のある措置が講じられない限り、商人は「気候変動が私たちに語っていることのハイエンドにあることを期待しています」と述べました。 2023年に設定され、2024年にbeatられた温度記録は、科学者を不意を突かれました。昨年、海洋は1981年から2010年の平均を超える0.6摂氏(1.1華氏)である熱記録に達しました。 (土地の暖房が速いため、世界の平均気温はさらに高かった。)
地球がより多くのエネルギーを閉じ込めるにつれて、海はより速く、より速く暖かくなっています - ジャパンタイムズ
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