#早矢仕御飯の日
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中学3年のときの話。学園祭が終わった夜、部活の同級生4人でオールをしようということになりカラオケか雀荘か漫喫に行く流れでまとまったのだが(今は知らないが、当時は詰襟のままでも平気で入れてくれる所は新宿渋谷池袋あたりの繁華街まで足を運べば必ずあった)、1年生の後輩が自分も付いて行きたいと言い出した。「お前は家に帰れ」と皆で説得したけれど、どうしても一緒に行きたいとテコでも動かなかった。結局、「学園祭の日だから特別に親の許可が出てるんです」の一言で仕方なく後輩も仲間に入れることにした。翌朝、俺は母親に叩き起され、顔を真っ赤にした父親から今までの人生で一番迫力のある説教を喰らい、挙句ビンタまで御見舞された。後輩の母親が俺の家へ「嫌がってるうちの子を無理矢理朝まで連れ回すとは何事か」と猛抗議の電話を寄越したのだ。週明け、早速俺は昼休みに後輩のところへ行き「お前とはもう絶対に遊ばないけど、お前んとこの母親に会わせろ。学校休んででも時間合わせるし家まで行ってもいいから絶対に会わせろ。クソすぎて納得いかねえ」と申し入れたところ、その日の夕飯時にやはり我が家に電話がかかってきて(母親は1時間ぐらい受話器を手にしたまま謝り倒していた)、「お母さんもう死にたいよ」と泣かれた。この時まだ父親は帰ってきていなかったが、まもなく自分に訪れる未来を想像したらおっかなくなり、大急ぎで貯金箱の金を全部財布に入れて家を飛び出し、携帯の電源を切り、わざわざバスに乗って、少し遠めのファミレスに避難しそのままそこで夜を明かした。午前7時台の東海道線に乗り終点の沼津駅で降りてずーっとプラプラしていた(沼津東?高校の近くの海岸が絶句するほど綺麗だった)。昼過ぎ頃、恐る恐る携帯の電源を入れて着信履歴をチェックしてみると、確か妹から3回くらい、同級生たちから20回くらい、学校から5回くらい、家からは本当に数えれないくらいの着信があった。いよいよ観念した俺はそのまま東海道線に再び乗って学校に行くことにした。家に帰る勇気はとてもじゃないけどなかった。夕方頃に職員室に顔を出すと、たまたま担任がいたのでそのまま別室に連れていかれた。「先生、俺って立場的にまずいことになってます?」「いや全然。それよりおうちの人みんな物凄く心配してるから絶対に今日そのまま帰れよ。お父さんもお母さんも怒らないから絶対にそのまま家帰れよ」「わかりました。ていうか先生、学園祭のあとのこと知ってます?」「それも大丈夫だから明日からまた学校来なさい」「はい。……でも俺、〇〇の母親にまだ死ぬほどムカついてるし頭パーだと思ってますけどね」「もういいからそういうことを言うな」結局、担任の言う通り俺は家に帰っても母親父親のどちらからも全く怒られなかった。翌日、学校では「親と揉めて家出」という行為を周りから死ぬほどからかわれたが、そのまま何事も無かったかのように学校生活に戻り、部活にも復帰した。後輩との関係も元通りに……ということは全くなく、結局俺は卒業まで彼と一言も口を聞かなかった。視界に入るのも嫌だったので部活辞めて欲しいくらいだった。それから20年後、俺は子供(♂︎)を授かり親になった。産まれてから数ヶ月しか経ってないのに早速、自分の内面的変化を感じていて「親になるとこうも意識を変えられてしまうのか」と驚かされる。そんなときに突然この家出事件ことを思い出した。当時のことを親になった者として改めて考えてみたのだが……やはりどうしても謝り倒して涙を流して俺を叱責した母親、引っぱたいた父親の気持ちが全く分からないし、我が子の無謬性を疑わずにひたすら怒り狂って抗議に抗議を重ねた後輩の母親の気持ちも全く分からない。もし���将来、俺の子供が学園祭のあの日の俺と同じことをしたとしても、損をしないよういくつか忠告はするけど絶対に怒りはしない。後輩と同じことをしたとしたら再三再四「無理矢理連れ回されたなら向こうの親御さんと話をする。その前に確認するけど、嘘はついてない?あと、何となく断り辛くて不本意ながらついて行ったとかは100%自分の責任で無理矢理には当てはまらない。思い出してみて?本当に無理矢理連れて行かれたの?」くらいには執拗に確認する。だって人間ってウソつくし。愛する我が子だからとか関係ねえし。俺だってウソつくし。どっちの親の気持ちも未だに全くわからない。
最近人の親になったけどあの時の親の気持ちがやっぱり全くわからない
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2023年9月3日(日)
ツレアイからpdfファイルの編集について質問、<i love pdf>の使い方を説明したのだが、pdf → word → pdf という変換作業はあまりリテラシーの高くない彼女にはちと面倒なようだ。良いタイミングで、<ためになるAppleの話>で紹介されていたのが<Wondershare PDFelement��、Word感覚で作業ができるので早速購入した。買取にしたので後は気にせず使えば良い、けっこうお勧めかも。
5時15歩起床。
日誌書く。
シャワー浴びる。
次の蕎麦は来週土曜日になるので、この1週間は素麺をいただく。
洗濯1回。
ツレアイがpdfファイルを編集したいとのこと、普段の私は<i love pdf>を使って、いったんWordファイルに変換してから作業、それをまたpdfに変換しているのだが彼女はちと面倒��う。それならと、<PDFelement>というソフトをダウンロードして試用、これならシンプルに作業できそうなので早速購入した。
amazonから本が届く、いやぁ面白い、読み出したら止まらない。
ランチ、息子たちには残りご飯でドリア(写真忘れる)、私たちは伊勢うどんに昨晩の残りの茄子の天ぷらをトッピング。
録画番組視聴。
雲霧仁左衛門6
(1)「雲霧、京へ」
初回放送日: 2023年8月25日 大盗賊・雲霧仁左衛門(中井貴一)とその一党が、突如現れたのは京の都であった。京は、およそ100年振りの将軍上洛の報せに賑わっていた。将軍上洛の為に、江戸から京へ運ばれたのは御用金100万両。この機会に公家たちに近づき大儲けを企むのは、京の大店・今津屋を取り仕切る女将のおつる(原田美枝子)だ。そして、仁左衛門と時を同じくして京へ乗り込んだのは、火付盗賊改長官の安部式部(國村隼)であった。
(2)「公家と小判」
初回放送日: 2023年9月1日 京の商人たちから金を騙し取っていた公家の竜胆(矢柴俊博)の蔵から、その不正な金を盗み出した仁左衛門(中井貴一)と一党が、次に狙いを定めたのは、武家伝奏の中末吉(野添義弘)の蔵だ。中末吉は、御所修繕のために莫大な御用金の中から30万両を京都所司代・蒼井主膳正(八嶋智人)に要求していた。その中末吉とも裏で繋がっていたのは、今津屋おつる(原田美枝子)とその義弟・次右衛門(池田成志)であった。
軽く午睡。
ライフ西七条店へ、鱧が安かったので買ってしまった。
早い時間に4人で夕飯、明日からは<平日日本酒禁止プロジェクト>を再発動しなければ。
片付け、入浴、体重は3日前から100g増。
血圧はまずまず。
辛うじて3つのリング完成、水分は1,740ml。
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"Kill them with kindness" Wrong. CURSE OF MINATOMO NO YORITOMO
アイウエオカキクケコ���ギグゲゴサシスセソザジズゼゾタチツテトダ ヂ ヅ デ ドナニヌネノハヒフヘホバ ビ ブ ベ ボパ ピ プ ペ ポマミムメモヤユヨrラリルレロワヰヱヲあいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやゆよらりるれろわゐゑを日一国会人年大十二本中長出三同時政事自行社見月分議後前民生連五発間対上部東者党地合市業内相方四定今回新場金員九入選立開手米力学問高代明実円関決子動京全目表戦経通外最言氏現理調体化田当八六約主題下首意法不来作性的要用制治度務強気小七成期公持野協取都和統以機平総加山思家話世受区領多県続進正安設保改数記院女初北午指権心界支第産結百派点教報済書府活原先共得解名交資予川向際査勝面委告軍文反元重近千考判認画海参売利組知案道信策集在件団別物側任引使求所次水半品昨論計死官増係感特情投示変打男基私各始島直両朝革価式確村提運終挙果西勢減台広容必応演電歳住争談能無再位置企真流格有疑口過局少放税検藤町常校料沢裁状工建語球営空職証土与急止送援供可役構木割聞身費付施切由説転食比難防補車優夫研収断井何南石足違消境神番規術護展態導鮮備宅害配副算視条幹独警宮究育席輸訪楽起万着乗店述残想線率病農州武声質念待試族象銀域助労例衛然早張映限親額監環験追審商葉義伝働形景落欧担好退準賞訴辺造英被株頭技低毎医復仕去姿味負閣韓渡失移差衆個門写評課末守若脳極種美岡影命含福蔵量望松非撃佐核観察整段横融型白深字答夜製票況音申様財港識注呼渉達良響阪帰針専推谷古候史天階程満敗管値歌買突兵接請器士光討路悪科攻崎督授催細効図週積丸他及湾録処省旧室憲太橋歩離岸客風紙激否周師摘材登系批郎母易健黒火戸速存花春飛殺央券赤号単盟座青破編捜竹除完降超責並療従右修捕隊危採織森競拡故館振給屋介読弁根色友苦就迎走販園具左異歴辞将秋因献厳馬愛幅休維富浜父遺彼般未塁貿講邦舞林装諸夏素亡劇河遣航抗冷模雄適婦鉄寄益込顔緊類児余禁印逆王返標換久短油妻暴輪占宣背昭廃植熱宿薬伊江清習険頼僚覚吉盛船倍均億途圧芸許皇臨踏駅署抜壊債便伸留罪停興爆陸玉源儀波創障継筋狙帯延羽努固闘精則葬乱避普散司康測豊洋静善逮婚厚喜齢囲卒迫略承浮惑崩順紀聴脱旅絶級幸岩練押軽倒了庁博城患締等救執層版老令角絡損房募曲撤裏払削密庭徒措仏績築貨志混載昇池陣我勤為血遅抑幕居染温雑招奈季困星傷永択秀著徴誌庫弾償刊像功拠香欠更秘拒刑坂刻底賛塚致抱繰服犯尾描布恐寺鈴盤息宇項喪伴遠養懸戻街巨震願絵希越契掲躍棄欲痛触邸依籍汚縮還枚属笑互複慮郵束仲栄札枠似夕恵板列露沖探逃借緩節需骨射傾届曜遊迷夢巻購揮君燃充雨閉緒跡包駐貢鹿弱却端賃折紹獲郡併草徹飲貴埼衝焦奪雇災浦暮替析預焼簡譲称肉納樹挑章臓律誘紛貸至宗促慎控贈智握照宙酒俊銭薄堂渋群銃悲秒操携奥診詰託晴撮誕侵括掛謝双孝刺到駆寝透津壁稲仮暗裂敏鳥純是飯排裕堅訳盗芝綱吸典賀扱顧弘看訟戒祉誉歓勉奏勧騒翌陽閥甲快縄片郷敬揺免既薦隣悩華泉御範隠冬徳皮哲漁杉里釈己荒貯硬妥威豪熊歯滞微隆埋症暫忠倉昼茶彦肝柱喚沿妙唱祭袋阿索誠忘襲雪筆吹訓懇浴俳童宝柄驚麻封胸娘砂李塩浩誤剤瀬趣陥斎貫仙慰賢序弟旬腕兼聖旨即洗柳舎偽較覇兆床畑慣詳毛緑尊抵脅祝礼窓柔茂犠旗距雅飾網竜詩昔繁殿濃翼牛茨潟敵魅嫌魚斉液貧敷擁衣肩圏零酸兄罰怒滅泳礎腐祖幼脚菱荷潮梅泊尽杯僕桜滑孤黄煕炎賠句寿鋼頑甘臣鎖彩摩浅励掃雲掘縦輝蓄軸巡疲稼瞬捨皆砲軟噴沈誇祥牲秩帝宏唆鳴阻泰賄撲凍堀腹菊絞乳煙縁唯膨矢耐恋塾漏紅慶猛芳懲郊剣腰炭踊幌彰棋丁冊恒眠揚冒之勇曽械倫陳憶怖犬菜耳潜珍
“kill them with kindness” Wrong. CURSE OF RA 𓀀 𓀁 𓀂 𓀃 𓀄 𓀅 𓀆 𓀇 𓀈 𓀉 𓀊 𓀋 𓀌 𓀍 𓀎 𓀏 𓀐 𓀑 𓀒 𓀓 𓀔 𓀕 𓀖 𓀗 𓀘 �� 𓀚 𓀛 𓀜 𓀝 𓀞 𓀟 𓀠 𓀡 𓀢 𓀣 𓀤 𓀥 𓀦 𓀧 𓀨 𓀩 𓀪 𓀫 𓀬 𓀭 𓀮 𓀯 𓀰 𓀱 𓀲 𓀳 𓀴 𓀵 𓀶 𓀷 𓀸 𓀹 𓀺 𓀻 𓀼 𓀽 𓀾 𓀿 𓁀 𓁁 𓁂 𓁃 𓁄 𓁅 𓁆 𓁇 𓁈 𓁉 𓁊 𓁋 𓁌 𓁍 𓁎 𓁏 𓁐 𓁑 𓀄 𓀅 𓀆
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各地句会報
花鳥誌 令和6年7月号
坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和6年4月4日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選���
受験の子送りてしばし黙す父母 喜代子 うつうつも待つこと楽し花便り さとみ 初桜幾歳月や句座の道 都 野遊びのノスタルジーを胸に秘め 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月6日 零の会 坊城俊樹選 特選句
野遊の一人は高きハイヒール はるか 春愁の長き耳垂れ犬来たる 光子 譲ること大嫌ひなの半仙戯 同 ボール蹴る子に一瞬の花吹雪 美紀 ぶらんこを替つてくれず漕ぐばかり 瑠璃 花いつもさびしきところより散りぬ 緋路 大使笑ふ南麻布の花の昼 佑天 花冷のベンチに花冷のお尻 緋路 群青の絵の具は春の水に溶け 同 教会の桜は透けるほど白く 小鳥
岡田順子選 特選句
花に息ととのへてゐる太極拳 光子 鞦韆の蹴り寄せてゐる桜色 三郎 純白の肌着吊られて花曇 同 皆遠き目をしてをれば桜かな 和子 花いつもさびしきところより散りぬ 緋路 子の声は残響となり連翹黄 同 花は散るべしと笛吹く裸体像 俊樹 春の野の児らしか知らぬものがたり 軽象 花すみれ遠くの空に戦闘機 美紀 春光の鳩はみどりの首見せに きみよ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月6日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
夕日落つ別離の駅の古巣かな 朝子 冴返る齢八十骨の音 成子 仔犬抱き遅日の船を見送りぬ かおり 菜の花や千の棺より生るる 睦子 枝枝に声転がせて鳥交る たかし いつせいに揺るゝ吊革鳥帰る かおり 煙草屋は古巣残して店仕舞ひ 久美子 陽炎の消えて居座る陰陽師 美穂 地に古巣天に野鳥の窓があり 修二 我先に舫ひ綱解き鰆東風 たかし 朧月十二単衣に逢へさうな 同 しつけ糸解くおぼろ夜の京友禅 美穂 待つといふうれしさ人も桜にも 孝子 永遠の未完でありぬ桜かな たかし
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月8日 なかみち句会
春の海ばかりの駅に途中下車 秋尚 つれづれに雨音聞いて日永かな 廸子 鎌倉や角曲がるたび春の海 三無 石楠花や参道狭し奥の宮 史空 お別れの日に石楠花の紅の濃く 貴薫 また元の話に戻る母日永 美貴 小刻みにきらめく春の海まどか のりこ ���領にも石楠花紅く小糠雨 ます江 ………………………………………………………………
令和6年4月8日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
娘良し妻さらに良し春日傘 三四郎 母の忌を迎へし朝の春の雪 ただし 風光る千年超えし物語 みす枝 春浅し耳朶柔らかなイヤリング 世詩明 天空へ光を返す白木蓮 三四郎 愛猫に愚痴こぼしをり四月馬鹿 みす枝 初蝶の二つ行先定まらず 英美子 貝の紐噛んでひとりの春炬燵 昭子 ほろ酔ひを名妓支へて大石忌 同 校庭の鉄棒に触れ卒業す 時江 薔薇一本くれる夫ではなけれども 昭子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月9日 萩花鳥会
春一番濁りし川の鯉めざめ 祐子 春愁の情緒一新晴衣着る 健雄 春の宵椿徳利の矢の根寿司 俊文 四月空総出で迎える娘の帰国 ゆかり 遊覧の舟に続くや花筏 明子 教科書に漢字で名前進級す 美恵子 ………………………………………………………………
令和6年4月12日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
山笑ふ札所巡りにの急き 宇太郎 一歩づつ眼下となつてゆく桜 美智子 渡船場に飯蛸釣りて島土産 宇太郎 桃咲いて捨て犬たちの誕生日 都 杖を曳き混じりて遊ぶ花筵 悦子 囀を総て抱へてゐる大樹 史子 初燕無音の青を切り分けて 宇太郎
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月13日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
としあつ忌修す爛漫卓の上 百合子 信濃路は薄紅に花杏 和代 里は今杏の花に溺れたる 白陶 想ひ出のとしあつ談義飛花落花 亜栄子 竹秋の風を聞かむと句碑に佇ち 三無 白寿なる母満開の花と散る 多美女 句碑古りて若さ溢るる花楓 文英 雨上り杏の花の山家かな 幸風 ふんはりと包みたる香の花通草 秋尚 白き卓都忘れの彩映えて 恭子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月13日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
対岸に人の流れてゆく花見 あけみ 軽貨物春の泥付け走る町 紀子 犬ふぐり自転車の子は風のやう 裕子 烏ども引き連れてゐる田打ちかな 紀子 障子開け全て我が世の花見なり みえこ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月13日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
余生をば貪る朝寝でありにけり かづを 一穢なき姿のままの落椿 同 落ちてなほ華やぎ続けゐる椿 同 春風に仰ぎて凜と左内像 同 板木打つ仕草秘かに春そこに 和子 朝寝して咎める人も無き���在 泰俊 春愁や錆びし火の見の鉄梯子 同 蛇穴を出づと云ふ世の一大事 雪
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月16日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
咲き満ちし花に静けきある古刹 かづを 芽柳に縁なる風棲み初めし 同 沈丁の闇をつないでゆく香り 同 九頭竜に吐息とも見る春の雲 同 此の花に幾春秋を共にせし 雪 花を見に一人で行ける所まで 同 春休み児ら自転車で飛び廻る 富子 鴬のしきりに啼く日啼かざる日 英美子 川幅を歪めて流る花筏 真喜栄 夜ざくらやいつも打つ寡婦暮し 世詩明 筍や十二単の皮を剥ぐ 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月17日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
哀愁の容姿あらはに紫木蓮 数幸 徐に白を極めて花水木 千加江 流されて留まり忘る花筏 同 春場所やふるさと力士負け多し 令子 唐門の昔を語る桜かな 啓子 紫の夜空の中に桜散る 同 二人で見いつしか一人花の道 希子 仮の世にしては見事な花吹雪 泰俊 無住寺は無住寺のまま桜咲く 同 愛子忌やせめて初蝶見たること 雪 落椿踏まるるをもて瞑すべし 同 和尚来たかと散る花に酌まるるや 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月19日 さきたま花鳥句会
たまゆらの時を浮遊し石鹸玉 月惑 春愁や己を鼓舞し逝く句友 八草 花篝名残りの片のうらおもて 裕章 脱ぎ捨てし靴下にある花疲 紀花 掛茶屋へたどりつきたる花疲 孝江 花吹雪渋沢像の頭に肩に ふゆ子 腰痛の愚痴ふき飛ばす芝桜 としゑ 楤の芽の口にひろごる大地の香 康子 春炬燵夫の座椅子のたばこ臭 恵美子 藤棚の真中を風の通り抜け みのり 待ちかねた早朝よりの花見客 彩香 十字架の隣に読経山笑ふ 良江
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令和6年4月21日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
メタセコイアむんずと掴む春の雲 三無 今日も来て舞ひを見せたる春の蝶 ます江 佐保姫を見送る空の雲白く 軽象 蒲公英の真白き絮は飛ばず揺れ ます江 一山をより高くみせ桐の花 斉 僧一人花韮咲かす露地に消ゆ 久子 牡丹の重たく崩れかけてをり 秋尚 桜蘂降つて大地に横たはる 斉 春草の足裏くすぐる田圃道 経彦 観音の御手のやさしく著莪の花 芙佐子 ゆつくりと翅���広げて蝶生まる 斉
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月22日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
昨夜爪を切りたる指に草を引く 雪 十一面千手千眼像朧 同 瞑すべし柏翠踏みし落椿 同 この椿もんどり打つて落ちたるか 同 初蝶や昨日は森田愛子の忌 同 不器用を誰憚からず針供養 同 春愁や文箱に封じたる手紙 同 春愁や此の髪に手を置きし人 同 昭和人昔語らず花の下 昭子 本気度を探るお見合亀鳴けり 同 久々に手に取る修司五月来る 同 しなやかにそしてしたたか単帯 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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「...ただいま〜、」
ドアを開け家に入れば『おかえり、蓮。』と愛しい恋人の姿。連日続いた久々の出張と毎日の早起きで疲れきった俺を見るや否や心配そうな顔で『先週と今週忙しかったもんね、よく頑張ったね。』と労ってくれる。「...有難う、忙しくてあまり時間作れてなくてごめん。先週のデートも遠出する予定だったのに家になったのもごめん。」仕事に呑まれる毎日で上手くプライベートの時間を作れない自分に嫌気が刺す。『何言ってんの、仕事忙しくてもいつも俺の事優先してくれてんじゃん。俺は蓮と過ごせたらなんだって幸せだよ。疲れて先に寝てる蓮の寝顔見れんのもいつも完璧にこなしてる蓮の弱ってる姿見れんのも俺の特権だもん。俺の前くらい格好付けなくて良いよ。ほら、早くご飯食べよ。食欲ある?』俺が弱ってる時に欲しい言葉をくれて、俺のダメなところを曝け出しても好きと言ってくれる恋人が堪らなく愛おしくて心底俺の恋人で良かったと思った。「...有難う。飯食う。」俺の目の前にテキパキと夜飯を準備しながら『今日は鍋焼きうどんにしてみた。蓮好きでしょ?』「好き。御前が作ってくれんのが1番美味い。」『そ?良かった。はい、召し上がれ。』「いただきます。..うまい。」『おー、良かった。元気出た?』「元気出た。今日も飯、さんきゅーね。」『いーえ、どういたしまして。風呂、どうする?湯船浸かるなら溜めてくるよ。』「んーん、浸かったら寝ちゃうからシャワーだけで大丈夫。有難う。先入ってきて良いよ。」『俺、蓮帰ってくる前に入ったから蓮ゆっくり入っといで。』「そっか、分かった。ご馳走様。」『洗わなくて良いよ、シャワー浴びといで。』「有難う、入ってくるね。」『行ってらっしゃい。』
少し温めに設定したシャワーを浴び、恋人の元へ戻る。『おかえり。』とソファで寛ぐ恋人に声を掛けられる。後ろからぎゅうっと抱きしめ「ただいま。」と言えば『うわ、髪の毛冷たい!風邪引くから乾かそ?』「ん、んー。」『あ、面倒臭いんだ?』「...違う。」『嘘つけ、俺がしてあげるからココ座んな。』「ごめん。」『いーのいーの、こういう時くらい甘えなよ。』「有難う。」ソファの下に三角座りで座れば恋人の���かい手が俺の髪に触れ、そのまま優しく撫でられるうちにウトウトと意識が遠のく。『...ん、れーん、蓮、乾いたよ。起きて。』「..ぁ、..ごめん。寝てた、」『ふは、マジで今日の蓮赤ちゃん。』「..うるさい。」『ごめんごめん、今日は早く寝ようね。』「いやでも、明日休みだから。」『俺も明日休みだから一緒に1日ゆっくりできるから。ね?』「ん、分かった。御前も一緒寝る?」『ん?俺まだ眠くないなー、まだ21時だし。』洗面所にドライヤーを仕舞いに行く後ろを追いかけ後ろからぎゅうっと抱きしめる。「ヤダ、一緒寝よ。」『はは、今日は蓮くん5歳?いや、大型犬か?』「5歳でも犬でもなんでも良いからもうちょい一緒居たい。」『うわ、今日素直。そんだけ疲れてんだね。ヨシヨシ。』恋人の肩に顔を埋める俺の頭を撫でてくれる。
〝ほら、行こ。〟と後ろに俺をくっつけたまま寝室に向かう。〝重いなー。〟とか〝くっつき虫だなー。〟とか言いながらも俺に歩幅を合わせて付き合ってくれる。『着いたよ、ベッド。』「うん。」抱きしめたままベッドの淵に座る俺の上に座る形になる恋人。『そろそろ離してくんない?』首元に顔を埋めたまま「...もうちょい。」と答えれば『絶対このまま寝そうだから一旦離して。』と制される。渋々離せば俺の膝から降り俺の顔を覗き込む。『..熱出てない?』「..出てない。気の所為。」『身体熱かったし疲れてるし毎度恒例の熱だよ。一応熱測っとく?』「やだ。測らない。寝たら治るから良い。」『まあ蓮のこれ、知恵熱みたいなもんだもんね。大人しく布団に横になってください。』言われるがままにベッドに背中を付ける。『よし、良い子。寝れそう?』無言で首を横に振り自分の腹をトントンと叩く。『疲れてんだから今日は寝なよ、熱もあんだから。ね?』「ちょっとだけ、ダメ?」『..仕方ないなあ、』なんだかんだで俺に絆され俺の腹の上に跨り見詰めてくる。俺も身体を軽く起こしぎゅうっと抱きしめる。同じように俺の背中に腕を回し抱きしめ、軽くトントンと背中を叩いてくれる。「...ずっとこうしたかった、やっと充電出来る。」首筋をカプリと軽く甘噛みをし舌を這わせれば、『..ぁ、コラ。..ちょっとだけでしょ?』と制された。目を見詰めながら太ももから撫でる様に手を這わせ、「..ココ、こんなだけど止めていいの?」『..っ、それは、』「..、暫くシて無かったもんね。」恋人の後頭部に手を添えちゅうっと唇を重ね、ゆっくりと恋人の唇を味わう。息継ぎのタイミングを見計らって舌を侵入させれば、俺の舌を味わうように自分から舌を絡めてくる。そっと唇を離せばツーっと銀の糸が引く。「..シよ。もっと御前が欲しい。」とろんとした顔の恋人が頷いたのを確認し、ベッドに背中を付ければ拍子抜けした顔に変わる。『..スるんじゃないの?続き、』「スるよ?今日は御前が主導権握って良いよ。」『..え?なんで、急に、』「俺5歳児だからさ、お兄さんがシてよ。」ニヤリと微笑みながら告げれば途端に困った顔を見せながらも恐る恐る顔を近付け俺の首筋にちゅっちゅっとキスを落とし甘噛みをする。「..ん、ぁ」俺の反応を伺いながらパジャマのボタンを外し露わになった突起に舌を這わせ、上目遣いで『れん、きもちい?』と不安そうに問いかけてくる。「..っ、んっ、きもちいよ、」頭を撫でながらそう返せば嬉しそうに微笑む。俺の唇に自分から唇を合わせて舌を絡めながらズボンの中に手を忍ばせてくる。言わずもがな俺のソレはカタチを変え主張をし始めていて、『蓮、先っぽ濡れてるよ、』なんて嬉しそうな顔をしながら指摘をされる。「..御前が気持ち良くしてくれるからこんななった。」片手で俺のモノを握りながら首筋を甘噛みしたり脇腹に吸い付き舌を這わせてくる。「..っ、ぁ」『..蓮、付けていい?』「..ん、見えないとこなら良いよ、」そう告げれば鎖骨の下のほうにぢゅうっ、っと吸い付き紅い跡を咲かせる。次から次に胸元やら脇腹にも紅い跡を咲かせていく。『..蓮は、俺のだから、』「..んっ、御前のだよ、」頭を撫でてやれば安心したような表情を見せる。ズボンと下着を下ろし俺の足元に身体を寄せれば顔を近付け俺のモノを口に含む。先っぽをチロチロと舐めながら『..蓮の、凄いことなってる。..興奮してくれた?』と嬉しそうに問いかけてくる。「..っ、んぁ、かなりやばい、めちゃくちゃ興奮してる、」俺のモノを咥え込みながら根元まで扱いてあっという間に俺を絶頂まで追い込んでくる。「っ、ちょっとストップ、今日やばいから、」〝蓮が余裕無いの珍しいね〟なんて言いながらも手は止めてくれなくて肩を押して無理矢理口の中からモノを取り出した。「..ばか、やり過ぎ。」『..、ごめん、蓮がかわいくて。』くるっと俺の下に組み敷きうつ伏せに寝かせれば上から覆いかぶさり後ろから抱きしめる。耳を甘噛みし、背中に舌を這わせ、身体のラインを手でなぞればびく、びくっと身体を反応させる。恋人のモノを軽く握り扱きながら俺も背中に紅い跡を咲かせる。軽く足を開かせながら四つん這いにさせ後ろの穴を確かめれば暫くしてない割には少し簡単に指が入るソコに違和感を覚える。「..、シてない割にもう指1本入ったんだけど、」『...、っ、シた、ひとりで、』枕に顔を埋めながら消え入りそうな声で報告を受ける。「...ひとりでシたの?」ゆっくりと指で慣らしながら問えば、『...ぁ、我慢、出来なくてっ、』「っ、かわいい、」ある程度慣らし終えればくるっと向きを変え仰向けにする。顔を真っ赤にし両手で必死に隠そうとする手を避けてちゅっと唇にキスを落とす。「今日は一緒に気持ちよくなろうね、」顔を隠されないようにちゅっちゅっ、っと唇を味わいながら痛くないようにゆっくりと腰を進める。奥まで���を進め終えればキスをしながら馴染むのを待つ。『...もう大丈夫だから、動いて、っ..』「..ぁ、煽んなって、我慢出来なくなる、」『...っ、我慢しなくて良いから、きもちいとこほしい、』「..んっ、痛かったらちゃんと言って、」我慢出来ずにぎゅうっと抱き締めたまま無我夢中で腰を奥に当てながら振る。時折、浅い所まで抜けば一気に奥まで突き刺す。耳元で聞こえる吐息と喘ぎ声が一気に俺の余裕を無くしていく。「..んぁ、ごめん、今日やばい。」ぎゅうっとしがみつきながら『..っぁ、あ、良いよ、一緒イこ?』と言われればもう我慢なんてできる訳も無く。抱き締めたまま腰を振り絶頂まで上り詰める。『ぁ、っ、ん、蓮、すき、大好き。』なんて俺にしがみつきながらうわ言のように呟く。「..っ、俺も好き。大好きだよ、」お互いに求め合いながら最後まで欲を出し切った。
枕元のティッシュに手を伸ばし恋人の腹の上を綺麗に拭けばゴロンと隣に転がる。『..蓮、無理しすぎ。』「..ちょっと疲れちゃった、限界かも、」充電切れの如く途端にウトウトし出す俺の頭を撫でれば俺の胸元に収まる。愛しい恋人をぎゅうっと抱き締めながら意識を飛ばす手前で『..愛してるよ。おやすみ。』の言葉が聞こえたような気がした。
ーー 「俺も愛してる。」
ギリギリ口に出せたのかはたまた夢の中で発したのかは定かじゃない。まあいい。起きたらまた伝えよう、何度でも。
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スパロボ30マジェプリ台詞まとめ(タマキ・スルガ)
タマキ
【攻撃】
「やったるでー!」 「あたしに任せるのら~!」 「先手必勝ってやつなのら~!」 「攻撃開始ぃー!」 「いいとこ見せちゃうよ~!」 「ローズスリー突撃!」
・
イズル「タマキ、前方の目標に攻撃できる?」
タマキ「了解!」 タマキ「ここはあたしがやるのら!」
イズル「頼んだよ、タマキ!」
アサギ「落ち着いていけよ、タマキ!」
タマキ「ううん! 全力でいくのら!」
タマキ「あの敵とあたしの恋が実るの、どっちが早いかな!」
アサギ「負け確実じゃないか…!」
ケイ「タマキ、頑張ってね」
タマキ「ケイの応援で百人力だ〜!」
タマキ「戦いも恋と同じで、当たって砕けろなのら!」
スルガ「戦闘で、それはマズイって!」 スルガ「俺らの道を切り拓け、ローズスリー!」
タマキ「おお、何かカッコイイのら〜!」
アンジュ「さっさとつっこんで蹴散らすぞ!」
タマキ「あたしも一緒に突撃なのら!」 ジュリアーノ「準備はいいかい、子猫ちゃん?」
タマキ「行けますにゃーん!」 ジークフリート「作戦が成功したら、食事でもどう?」
タマキ「塩辛ご飯一緒に食べてくださいにゃーん!」
【反撃】
「待ってよー!こらー!」 「あたし、結構怒ってるのら!」 「今度は私の番だよ!」 「やられたら、百倍返しー!」 「ローズスリーなら追いつけるのら!」 「逃がさなぁーい!」 「待て待て待てぇ~!」
・
イズル「タマキ、反撃できそう!?」
タマキ「まっかせておくのら!」 タマキ「もう!好き勝手やりすぎい!」
アサギ「だったらやり返せ!」
ケイ「敵機は未だ射程圏内よ!」
タマキ「おっけー! すぐやっちゃうね!」 ケイ「対象のデータを転送するわ」
タマキ「ケイ、ありがと~!」 スルガ「熱烈アタックにお返ししてやれ!」
タマキ「返事はゴメンなさいなのら!」
アンジュ「調子に乗ったバカヤロウには…!」
タマキ「キツイお仕置きするのら~!」
【特殊台詞】
・雑多
「どうして人間同士でケンカするのらー!」
「あのモビルスーツの名前、何だっけ…?」
「モビルスーツとアッシュの戦いなのら!」
「人が乗ってないなら、遠慮なくドーン!」
「ジャマなのが来たー!」
「ちょろちょろちょろちょろ、逃げてばっかしいーっ!」(シャリオ、ジアート等)
「お馬鹿力の敵が来たー!」
「偉そうな人を見つけたのら!」
「強い相手ほど燃えてくるのら!」
「ちょっと待っててね! 絶対、助けるのら!」(カゲロウ、ジェイデッカー、アカネ等)
・対『機動戦士Ζガンダム』
・対『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』
「ソデツキ…ちょっとオシャレさんなのら~!」
・対『機動戦士Vガンダム』
「ザンスカールざんすか~!」
「ベスパの人達はどっか行ってよ~!」
「あたしはタイヤよりタイ焼きが好きなのら!」タイヤ付き
「怖い女の人は、あっち行けなのら!」(カテジナ)
・対『機動戦士ガンダムNT』
「ソデツキ…ちょっとオシャレさんなのら~!」
「あの人、暴れん坊すぎるのら!」(ゾルタン)
・対『重戦機エルガイム』
「強そうなヘビーメタルがいる~!」
「女の敵はあたしが倒すのら!」(ペンタゴナ)
タマキ「さっさとペンタゴマに帰るのらー!」アサギ「ペンタゴナだ! 覚えろよ!」
・対『勇者警察ジェイデッカー』
「デッカード! しっかりするのら~!」(ジェイデッカー)
「罪を犯しちゃ、だ~めな~のらぁ~!」(ドクトル・ガウス)12話
「お母さんなら、ちゃんと子供の面倒みてよね!」(エヴァ)
・対『覇界王〜ガオガイガー対ベターマン〜』
「紗孔羅さん、待っててね!」(覇界王ジェネシック)
「イケメンだったのに、もったいない~!」(ラミア)
・対『コードギアス 復活のルルーシュ』
「ちょろちょろうっとうしいのら~!」
・対『真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日』
「怪物退治なんて、さっさと終わらせるのら!」
「うええ、インベーダーは気持ち悪いのら…!」
・対『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』
「機械獣…機械のケダモノに負けてられないのら!」
「機械獣はどれもこれも可愛くな~い!」
「聞こえる、鉄也さん~? 今、助けるからね~!」(鉄也)
「ちょっと待っててね! 絶対、助けるのら!」(鉄也)
「おじいちゃんは大人しく縁側でお茶を飲んでるのら!」(Dr.ヘル)
「乙女を力ずくで従えようなんて、エッチエッチオタンチンー!」(Dr.ヘル)
・対『魔法騎士レイアース』
「イケメンでも、無理矢理はダメダメー!」(ザガート)
「女の子同士…そういうのは、よくわかんな~い!」(ノヴァ)
「絶望だって、みんなと一緒なら乗り越えられるもん!」(デポネア)
・対『ガン×ソード』
「難しい事ばっかり言う人と話をする気はないのら!」(ジジイ)
・対『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』 「ウルガルに負けてられないのら!」 「ウルガルは地球に来るなー!」 「遺伝子を狙うって、よくわかんないけどぉ…!」K
「簡単に狩れると思ったら大間違いなのらー!」K 「地球を狙っちゃダメなのらー!」(軍団長?)
「軍団長って偉いのかなぁ?」(軍団長) 「ウルガルの強い奴が相手なのら!」(軍団長)
「みんなで帰って、パーティーするんだもん!」(ドルガナ?)劇場版参照 「でかいのだー!」(ラダ様)(ウルガル母艦)
「あっちもこっちも地球を狙う人だらけー!」22話参照(ラダ様とクレイン)
タマキ「行っくよー、ウルガー!」
ケイ「ウルガーじゃなく、ウルガル!」
・対『ナイツ&マジック』
「おっきい鎧が、こっちに向かってくる~!」
・対『SSSS.GRIDMAN』
「暇つぶしに付き合ってくれる友達もい��いんだね!」(アレクシス・ゲリヴ) ・対オリジナル敵
「カールレウム様!あなたに運命を感じましたぁ~!」(カールレウム)
「クエスターズの人達は邪魔しないでほしいのらー!」(クェーサー)
「あの人達の言ってる事、全然わからないのら!」(クェーサー)
「なんでヒステリー!? ミステリーなのら~!」(オルキダケア)
「『先生』なんて呼ばれて、いい気になってる人は~!」(クエスター)
【援護攻撃】 「続けていくのら!」
「後は任せといて~!」
「チームラビッツの一体感を見せる時なのら!」
「イズルに負けてらんな~い!」(イズル)
「アサギは周りを頼るべきなのら~!」(アサギ)
「ケイも頑張ってるなら、あたしだって!」(ケイ) 「スルガ、やるじゃーん!」(スルガ) 「アンジュの次は、あたしの番!」(アンジュ) 「先輩、さっすがー!」(ランディ)
「スズカゼ艦長に続け~!」(スズカゼ)
【再攻撃】
「二度目の出番なのら!」
「もう一回行っちゃうよ~!」
「続けていくのら!」
【武器】 ・ミサイル 「ミサイル発射ぁー!」 「ミサイル、いっけぇぇ!」 「動いちゃダメなのらー!」 「たくさん撃てば当たるのらー!」 「発射しまーす!」 「あったれー!」 「そっこだー!」 「どかどかどかどか、どっかんかーん!」
「こういう時は、これだーっ!」
「やっちゃえー!」 ・突撃戦法 「よぉーし! そぉーれ! つっこむぞー! うおりゃぁぁぁっ!ふんっぬぬぬぅ!あれ…さっきの敵、どこら…?」 「逃がさなーい!行くのらぁ!とっかぁぁん!やあああっ!うらららーっ!こっちの勝ちー!」 「突っ込んでってぇ ドーン! 行ってきマンモス〜!シオカラパワー!にゅうううっ!やっぱ、シオカラは無敵なのら!」 ・ラビッツ・フォーメーション
(イズルと同じ)
【回避】
「これが、生存本能ってやつなのら?」S
「あれ?どこ撃ってるのら?」 「ふっふーん! 避けちゃうもーん!」 「ひょいっ…となのら!」 「ん?何か今、攻撃された?」 「絶対に止まっちゃダメ、だもんね!」 「かく乱するのがあたしの役目ぇー!」 「強そうなのは見た目だけなのら~」 「ウルガルの攻撃ってこんなもん?」
「これがシオカラパワーなのら!」 「そんなの当たんないよーだ!」
「あたしの方が速いのら〜!」(クレイン?)
「軍団長でも、失敗しちゃうんだ!」(軍団長) イズル「タマキ、怪我はない?」 タマキ「問題なーし!」 タマキ「ねぇねぇ、今の見てたー!?」 イズル「すごいよ、タマキ!」 アサギ「調子いいな、タマキ!」 タマキ「でしょでしょー?」
タマキ「おっほー!危ない危ない!」 アサギ「見てて胃が痛くなる…」
ケイ「タマキ、大丈夫?」 タマキ「ケイのデータのおかげでばっちり!」 タマキ「敵の攻撃が来たと思ったけど…」 ケイ「もう通り過ぎてるわよ」 タマキ「破れかぶれのアタックは通じないのら!」 スルガ「それ、どの口が言ってるんだ?」 タマキ「シオカラの力を見せてやるのらー!」 スルガ「全く意味がわからねえ…」
アンジュ「いい速度じゃないかよ、ローズスリー!」 タマキ「むっふふ、ありがとー!」 【援護防御】 「あれぇ…?前に出すぎちゃった?」
「みんなはあたしが守るんだから!」 「困った時は助け合い~!」
「イズルは無茶ばっかして~!」(イズル)
「アサギは、ちょっと力抜くといいのら!」(アサギ)
「ケイはあたしが守るよー!」(ケイ)
「スルガは前に出ない方がいいよ~!」(スルガ)
「先輩たち、危機一髪!」(ランディ)
「みんなのお家を守るのら~! 」(スズカゼ)
【シールド】
「見たか!シールドの力を〜!」
「無敵シールドなのら!」
「なんか目がちかちかするぅ…」
【被弾】
「あれれ、おっかしいなぁ…?」 「ありゃ、当たっちゃった!」 「あれ、全然痛くない?」
「へっちゃらなのら!」
「全然振り切れないよぉ〜!」
「どこに行っても敵がいるよぉ!」 「なになになに!? どうなってるの!?」 「ローズスリーでも逃げ切れないのら!?」
「何か熱いぃ…死ぬぅ…」 11話
「強そうなのは見た目だけなのら~」
「もうちょっと優しくしてぇ~!」
「ちょっと調子悪いかも~!」
「ううう、焦っちゃダメ、焦っちゃダメ!」
「うわわ、こっち狙ってきたぁ!」
「見た目以上にすっごいパワーなのら!」
「シールドが破られちゃったのら~!」!?」
「はわわわわぁ~!?」
「なんか周り中がぴかぴかしてる…?」11話
「アラームが鳴りやまなくなってきた~!?」
「まだ…ローズスリーは動けるもん…!」
「え~と、え~と…もうわけわかんないのら~!」
「絶対絶対、最後まで諦めないのら~!」
「このウルガル、すっごい強いのら~!」(ルティエル) 「ウルガルにやられちゃったら、ダメなのに~!」(ウルガル)
イズル「ヒーローはこの程度じゃへこたれない!」タマキ「あたしは別にヒーローじゃないのら…」 イズル「タマキ!大丈夫!?」タマキ「ちょっと痛かったけど、平気なのら!」
タマキ「この敵、もしかして弱いのら?」イズル「それなら助かるよね」 タマキ「これぐらいのこと、いつも通りなのら!」イズル「ピンチをチャンスに変えていこう!」 タマキ「イズル〜!もうヤバいかも〜!」イズル「待って! 今作戦を考えてるから!」 アサギ「行けるな?タマキ!」タマキ「全然大丈夫!」
アサギ「こういう時はどうするか、わかってるな?」タマキ「全然わかんない!」
タマキ「アサギ…あたしの塩辛、よろしくね…」 アサギ「よくわからないが、縁起の悪い事を言うな!」 タマキ「何で当てられちゃったんだろ~?」アサギ「動きが単調になってるんだよ!」 タマキ「お肌に傷がついちゃった!」アサギ「お前が無事なら、それでいい」
ケイ「敵機の命中精度を上方修正するわ」タマキ「よくわかんないけど、これで避けられるね!」
ケイ「タマキ、ダメージが蓄積しているわ!」タマキ「 えっ、何!? ゆでエビがビフテキ!?」
ケイ「タマキ! 急いで味方機に合流して!」タマキ「ど、どれが敵で、どれが味方ぁ~!?」
タマキ「女の子にこんな乱暴するなんて~!」ケイ「そんな理屈が通る相手じゃないわよ…」
タマキ「あれっ、避けたはずだったのにぃ!」ケイ「敵の命中精度が上がっている…?」
タマキ「痛くもかゆくもないのら!」スルガ「少しは警戒しろっての!」 タマキ「うぅ、また失敗しちゃった….!」スルガ「んなことで落ち込むキャラじゃねえだろ!?」
タマキ「スルガー!助けて~!」スルガ「ダメだ! こっちも自分の方で手一杯だ!」
スルガ「うーわ、ローズスリーがキズモノに…!」タマキ「あたしの心配もしてほしいのら!」
タマキ「あいててて、かすっちゃった!」アンジュ「そんな下らない攻撃に当たってんな!」
アンジュ「ちんたらしてっから、当たるんだろうが!」タマキ「うう、ゴメンなのら~!」
ジークフリート「子猫ちゃんは必ず我々が助ける!」タマキ「うん、頑張るぅ!」
???「______」タマキ「平気平気、元気元気なのら!」見そびれ
【反撃不可】
「あの敵さん、頭いい~!」 「ローズスリーが、ただの的になってるぅ!」 「はわわ、反撃できないよぅ~!」 【撃墜】 「きゃああああっ!」
「にゃあ~! ここで終わり~!?」
「や、やられちゃった…!」 【戦線離脱時】 「う、うわっ!ローズスリー、離脱します〜!」
_________________
スルガ・アタル
【攻撃】
「いっちょやってやるか…!」 「攻撃は最大の防御だ…!」 「先に殴った方が勝ちってもんだ!」 「敗北を味わわせてやるぜ!」 「このスルガ・アタルが相手になるぜ!」 「ゴールドフォーの力、拝ませてやるぜ!」 「来た来た…! 俺の見せ場がやってきた!」
・
イズル「スルガは前方の目標を!」
スルガ「了解だ、イズル!」
スルガ「あいつの相手は任せとけ!」
イズル「頼んだよ、スルガ!」
アサギ「お手並み拝見だ、スルガ!」
スルガ「目ん玉ひんむいて見とけよ!」
スルガ「狙った獲物は逃さないぜ!」
アサギ「ナンパでも、そうだといいな」 ケイ「スルガ、あなたなら出来るわ」
スルガ「優しくされるとプレッシャーだぜ…!」 タマキ「ゴールドフォーが相手になるのら!」
スルガ「そんなわけで攻撃開始ぃ!」
スルガ「俺に射貫けない物はないんだよ!」
タマキ「女の子のハート以外はね!」 アンジュ「ぼやぼやしてないで、さっさと攻撃しろ!」スルガ「そう急かすなって、アンジュ!」 【反撃】 「そんじゃ、反撃しますか!」 「ちょっと待った! 忘れもんだ!」(これは反撃!!) 「落とせなかったことを後悔しな!」 「こっちの反撃もお忘れなく!」
「ひと泡吹かせてやるぜ!」
「やり返す準備は出来てる!」
「お返しだ! とっとけ!」
イズル「やれるの、スルガ?」 スルガ「その答えは、すぐわかる!」
スルガ「やってくれたな!」 アサギ「お返ししてやれ!」
ケイ「ゴールドフォーは応戦を」 スルガ「了解だ!任せとけ!」
タマキ「倍返しなのら!」 スルガ「さらに、その倍だ!」
アンジュ「片方の頬を叩かれたら!」 スルガ「両方ぶっ叩き返すまでだ!」
【特殊台詞】
・雑多
「いつまで人間同士で戦争やりゃ、気が済むんだよ!」
「モビルスーツのデータは揃ってんだよ!」
「ターゲットはモビルスーツだ!」
「はた迷惑なAIは、ぶっ壊すまでだ!」
「自慢のスピードでも俺の狙いは振り切れないぜ!」(シャリオ、ジアート等)
「戦いはパワーだけで決まるんじゃないぜ!」
「いい所に当てりゃ、戦艦だってドカンだ!」
「エースを落とせば、俺の株も急上���だ!」(カールレウム、ルぺ・シノ等)
「おっかないお姉さんはノーサンキューだ!」(カテジナ、ネイ等)
「俺は甘えられる女性の方がタイプなんだよ!」(エリク、ルペ・シノ等)
「攻撃のショックで元に戻ってくれりゃいいが…!」(ジェイデッカー、アカネ等)
・対『機動戦士Ζガンダム』
・対『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』 「しつこいんだよ、ネオ・ジオンは!」
「いい加減、負けを認めろってんだ!」
・対『機動戦士Vガンダム』
「会話にならないのはおまえの方だよ!」
「ギロチンちらつかせれば、ビビると思うなよ!」
「べスパはさっさと撃ち落とす!」
「長距離射撃勝負だ! 絶対に負けられねえ!」(鈴ついてるおばさん
)
・対『機動戦士ガンダムNT』 「危ねえ奴が来やがった…!」(ゾルタン)
「こういう奴は、欲求不満のかたまりと見た!」(ゾルタン)
・対『重戦機エルガイム』 「さっさとペンタゴナに帰れってんだ!」
「A級ヘビーメタルのお出ましか!」
「ゴールド対決! 勝つのは俺だ! 」(ネイ)
「女の敵の若作りジジイは許さねえからな!」(ポセイダル)
「侵略者の大将は、ブラックシックスがいただく!」(ポセイダル)
・対『勇者警察ジェイデッカー』
「ブタ送りにしてやるからな!」(ドクトル・ガウス)
「お前達の超AI論なんざ、クソくらえだ!」(エヴァ)
・対『覇界王〜ガオガイガー対ベターマン〜』
「あのガオガイガーと戦う事になるなんてよ!」(覇界王ジェネシック)
「紗孔羅さんの救出が最優先だ!」(覇界王ジェネシック)
「変わり身早すぎなんだよ、ベターマン!」(ラミア)
・対『コードギアス 復活のルルーシュ』 「どんなにすばしっこくても狙いは外さねえ!」
・対『真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日』 「害虫は片っ端から撃ち落とす!」
「まさか怪物退治までやることになるとはな…!」
「ゲッター炉の暴走は絶対に阻止しないと…!」(真ゲッタードラゴン)
・対『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』 「的にしてやるぜ、機械獣!」 「時代遅れの機械獣には退場してもらうぜ!」
「マジンガーの足止めは任せとけ!」(マジンガー)
「攻撃のショックで元に戻ってくれりゃいいが…!」(鉄也)
「夢の続きはあの世で見やがれ、Dr.ヘル!」(Dr.ヘル)
「俺達がいる限り、世界がお前の物になる手はねえ!」(Dr.ヘル)
・対『魔法騎士レイアース』
「お姫様をさらった悪党の末路は決まりだ!」(ザガート)
「おっかねえ…! ヤンデレってやつかよ!」(ノヴァ)
「世界を絶望おばさんの好きにさせるかよ!」(デポネア)
・対『ガン×ソード』 「爺さんの夢物語に付き合ってられっかよ!」(ジジイ)
・対『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』 「お前の性能を試させてもらうぜ、ゴールドフォー!」S
「俺が実践に強いってのを証明してやる…!」S
「ウルガル退治に精を出すか!」
「俺たちの遺伝子、簡単に渡すと思うなよ!」K
「俺達は食いもんじゃねえぞ、ウルガル!」K
「あの軍団長は引き受けた!」(ラダ)(ルティエル)
「目にもの見せてやるぜ、軍団長さん!」(軍団長)
「イズルのストーカーが来やがったか!」(ジアート)
「イズルに代わって、ぶっ潰してやるぜ!」(ジアート)
・対『ナイツ&マジック』 「その鎧をぶち抜いてやるぜ!」
「この一発で指揮系統を潰してやる!」(クリストバル)
・対『SSSS.GRIDMAN』 「グリッドマンのライバルぶっちゃってよ!」(アンチ)
「物まね怪獣の相手をしてやるぜ!」(アンチ)
「人間が怪獣になるなんて笑えない冗談だぜ!」(ゼッガー/アカネ)
「退屈な人生に終止符を打ってやるぜ、アレクシス・ゲリヴ!」(アレクシス・ゲリヴ)
・対オリジナルキャラ 「小うるさい口を閉じてろよ、クエスターズ!」(クエーサー)
「クエスターズを確認! 攻撃する!」(クエスターズ)
「ヒステリーを起こした女神様にはついていけねえな!」(オルキダケア)
「宇宙の管理人気取りもここまでだ、クエスター!」(クエスター)
【援護攻撃】 「援護するから引いてくれ!」 「こいつはサービスだ!」
「チームの手柄にしておくから安心しろよ」
「ゴールドフォー、ただ今到着ぅ!」17話
「お嬢さんのサポートはお任せ!」(女性)
「イズルだけじゃないんだな、これが!」(イズル)
「アサギ、一人で頑張る事ねえじゃん!」(アサギ)
「助太刀するぜ、ケイ!」(ケイ)
「スリーの次はフォーの出番だ!」(タマキ)
「後始末は俺がしときますよ、先輩!」(ランディ)
「ゴディニオンの陰からこんにちは、ってな!」(スズカゼ)
【再攻撃】
「本番はまだこれからだ!」
「アンコールに応えるぜ!」
「こいつはサービスだ!」
【武器】 ・光子共振式速射砲 「当ててやる!」 「発射ぁ!」 「こいつでどうだ!」 「そこか!」 「こいつでノックダウンだ!」 「ぶっ放す!」
「外しゃしねえ!」
「これでもくらえっ!」
「位置取りをミスったな!」
・高位荷電粒子砲
「遠距離攻撃ならお手の物ってなぁ!そこだぁっ!へへ、どんなもんだ!」
「やるぜ高位荷電粒子砲!もらったぁ!よし、撃墜成功!」
「おまえの運命は俺の手の中! てなぁ! とどめだっ!やったぜ! さすがは俺!」
・フライシュッツ 「光学兵器の中でもこいつは超デリケートなんだ… こんなの扱えるのは俺くらいなもんだろうな! 今だ! 大勝利!ってな!」
「狙いさえ正確なら、外れる可能性はゼロ… こんなの扱えるのは俺くらいなもんんだろうな! 見えた!」敵「(撃墜台詞)」スルガ「ド派手に決まったな!」
「針の穴を通すような正確さを要求される兵器… こんなの扱えるのは俺くらいなもんだろうな! ここだ! ざっとこんなもんだぜ!」
17話では「光学兵器ってのはなにしろデリケートなんだ…光のはやさで敵を貫くから狙いさえ正確なら、外れる可能性はゼロ…その代わり針の穴を通すような正確な射撃が要求される…しかもこの場合 ~略~ こんな難しい任務こなせるのは地球でも俺くらいなもんだろうな! 」です。
【回避】
「俺との相性はバッチリだな、ゴールドフォー!」S
「実践に強いタイプだからな、俺って!」S
「おあいにく様だな!」 「ざっとこんなもんだぜ!」 「スナイパーは当てられるのは嫌いなんだよ!」 「これ��らい、チョロイチョロイ!」 「俺の生存本能、半端ねえ…!」
「そんなテキトーな攻撃に当たるかよ!」 「命中精度はイマイチ���な!」
「狙うのは俺のハートだけにして欲しいぜ!」
「よく見る事が狙撃と回避のコツだ!」
「そんなテキトーな攻撃に当たるかよ!」
「速さがあっても攻撃がこれじゃな!」(クレイン、スピード系?)
「そんなもんかよ、ウルガル!」(ウルガル)
「ウルガルにやられる俺じゃないんだよ!」(ウルガル)
「女の子のアプローチには慣れてるんでな!」(女性キャラ)
イズル「やるなぁ、スルガ!」 スルガ「こういうのは気楽にやるのがコツだ!」
スルガ「やっぱそこにきたか!」 イズル「予想通りだね、スルガ!」
アサギ「今日は調子いいな、スルガ!」 スルガ「俺を誰だと思ってんだ!?」
スルガ「三枚目を演じるつもりはねえよ!」 アサギ「かと言ってニ枚目とも言えないな」
ケイ「送ったデータが役に立ったかしら?」 スルガ「ああ、十分すぎるくらいにな!」
スルガ「俺の腕を知らないと見えるな!」 ケイ「自意識過剰…」
スルガ「そう思い通りには行かねえんだよ!」 タマキ「スルガのナンパと同じだね!」
スルガ「これくらい朝飯前だぜ!」 タマキ「ご飯前じゃ力でないのら…」
アンジュ「いい動きだ、ゴールドフォー!」 スルガ「お褒めに預かり光栄だぜ!」 【援護防御】 「仲間のために身体を張ってこそ男だ!」 「俺は援護射撃専門だってのに…!」
「ここは度胸一発だ!」
「レディのピンチを見過ごせるか!」
「爆発オチなんて見たくねえぞ、イズル!」(イズル) 「力みすぎだ、アサギ!」(アサギ)
「ケイ、あれは任せとけ!」(ケイ)
「タマキの奴、突っ込みすぎだぜ!」(タマキ)
「お助けしますよ、先輩!」(ランディ)
「ご褒美期待してますよ、スズカゼ艦長!」(スズカゼ)
【シールド】
「そんな攻撃じゃ、こいつは破れないぜ!」
「無駄ない一手、ご苦労さん! 」
「持ってて良かった、シールドちゃん!」
【被弾】 「うげっ! 直撃かよ!」 「こう好きにされちゃたまらないぜ!」
「マジかよ! いいのが来た!」
「むさ苦しい攻撃じゃ俺は倒せないぜ!」
「そりゃ反則だろうが!」
「ちょっとばかし厳しくなってきた…!」
「いやらしい攻撃をしてくれるじゃねえか!」
「いけね! 相手のペースに乗せられた!」
「やばい! 全然ついていけねえ!」 5話
「頼むぜ、ゴールドフォー! まだやるからな!」
「ズキュンと来たぜ…!機体にもハートにも!」
「ったく、モテる男はつらいぜ!」
「ボロ負けで終わってたまるかってんだ!」
「こ、これ…マジかよぉ!」
「やっべ! このままじゃやられちまう!」
「これ以上は勘弁してほしいぜ…!」
「こうなったら、とことんやってやらぁ!」
「これじゃザンネンって言われても仕方ねえ…!」
「くそっ!さっきのはスピード違反だろうが!」
「やっぱりパワータイプは苦手だぜ…!」
「ウルガルにやられたら、立場ねえんだよ…!」(ウルガル)
「あいつ、並のウルガルじゃない…!」(ルティエル等)
・
イズル「痛いだろうけど我慢だよ、スルガ!」 スルガ「ここで精神論かよ!」
イズル「スルガならやれるよ! 信じてるから!」スルガ「それがどれだけ大変な事かわかってんのか!?」 1話参照 スルガ「や、や���い!作戦変更だ!」イズル「ちょっと待って! 今考えるから!」 スルガ「失敗するのは慣れてんだよ!」イズル「僕もだよ、スルガ!」
アサギ「もっとしっかりやれ、スルガ!」スルガ「うるせえ! これでも精一杯だ!」
アサギ「問題ないな、スルガ?」スルガ「まだまだ元気いっぱいだぜ!」 スルガ「実力は互角ってとこか…!」 アサギ「どこまでポジティブなんだよ!」
スルガ「やっぱり、逃げた方が…!」アサギ「弱気になれば、付け込まれるだけだぞ!」
ケイ「スルガ、ここは後退を!」スルガ「敵がそれを許してくれりゃな!」 ケイ「小さい傷だからって油断しないでね」 スルガ「わーってるって、ケイ! 」 ケイ「警戒を怠らないで、スルガ!」スルガ「やってるって、本気で!」 スルガ「いけね!当たっちまった!」ケイ「不注意じゃ済まされないわよ」
スルガ「くそっ! 上手く操作できねえ!」ケイ「ゴールドフォーが嫌がっている…?」 3話
スルガ「眼鏡がズレてなきゃ、あんな攻撃!」ケイ「またすごい言い訳したわね…」 タマキ「スルガ、もっと動かないと駄目なのら!」 スルガ「ローズスリーみたいにはいかねえんだよ!」
タマキ「ス、スルガ! 頑張るのら!」スルガ「わーってる! 俺だって死にたくねえからな!」
タマキ「草葉の陰から応援するのら、スルガ!」スルガ「お前、意味わかってねえだろ!」
スルガ「こうもやられると気が滅入るな… 」タマキ「元気出すのら、スルガ!」
アンジュ「避けられなかった奴が文句を言ってんな!」スルガ「コツコツとうるさい奴だぜ!」
アンジュ「お前は狙い撃ちされるのが仕事か!」スルガ「激励なら、言葉を選んでくれ!」
アンジュ「やられるにしても限度があんだろうが!」スルガ「文句なら敵に言ってくれよ!」
【反撃不可】 「こ、こいつは一本とられた…!」
「つれない真似してくれるじゃんか!」
「マジか! ゴールドフォーが手も足も出せねのかよ!」
【撃墜】 「だ、駄目だ! やられたっ!!」
「スルガ・アタル、無念の敗北かよ…!」
「くそぉっ! 下手こいちまった!」
【撤退】 「くっそぉぉっ! ゴールドフォー、離脱します!」
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Recently enjoyed (2022/11~12)
人生初の遠征で舞台を見たり映像作品を見ながらぬくぬく過ごしたり、三次元の推しができると休日や有給の使い方に幅が出て大変ハッピーだなあと思いながら過ごしていました。中村倫也さんに感謝……🙏
リアタイで追わなかったドラマを「面白い」と思うのって結構稀なのかも。素敵な作品をご紹介(というか布教して)いただけて大変幸せです。いつもありがとうございます。
仮面ライダーBLACKSUN(Amazon Prime)
夏の砂の上(劇場観賞)
サイレント・トーキョー(Netflix)
臨床犯罪学者 火村英生の推理(Hulu)
書けないッ!?〜脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活〜(Netflix)
ルードヴィヒ Beethoven The Piano(劇場観賞)
すずめの戸締り(AEON Cinema)
恋人はアンバー(TOHO)
ハリー・ポッターシリーズ(Blu-ray)
自転車屋さんの高橋くん(Netflix:DC版)
チーム・バチスタの栄光(Hulu)
ウェディング・ハイ!(Blu-ray)
今期ドラマ各種(前回から更新あり)
仮面ライダーBLACKSUN(Amazon Prime) 初めて仮面ライダーを完走しました!7話のトラウマがすごすぎて全編通して視聴した後の脱力感がすごかったです🤣完全に中村倫也さん目当てで見たので、眉間にシワ寄りがち作画爆良信彦が画面に出るたびにキンブレ振ってる気持ちでした。(二次元オタクの頃はペンラと呼んでいた気がするのですがペンラとキンブレって何が違うんだろ?) 仮面ライダーザダイナーの初期シーズン(?)にも行き、一人でもりもりご飯食べました。オリバースペシャル、めちゃめちゃ好みの薄味でした🤤あの一杯にお米何合入ってたんだろう…?山籠りの摂取カロリーって大事なんだなあ。
夏の砂の上(劇場観賞) 主人公宅の一室で基本的に物語が進行する、私の好きな舞台演劇でした…!前回の感想まとめで「10の秘密」について書きつつ山田杏奈さんの出演作を調べる過程で知り、ちょうど一般販売が開始した翌々日あたりだったのでローチケ覗いてみたら運良く一枚取れ、有給の夜にいそいそ見に行ってきました。 今回の山田さんは親の前では「普通」に年頃の良い子でありつつ上手に隠れて煙草を吸ったりもする、学年に1、2人はいた感じの女の子の役でした。可愛かった……………実物、かわいかった…………… 達観しているようで幼いような、非常に丁寧に言葉を選ぶようでドキッとするようなことを平気で言ってしまうような、作中の彼女は高卒で19歳前後だったでしょうか🤔アンバランスさが非常に魅力的でした。 たまたま私が鑑賞した回が上演後に脚本家の松田正隆さんと世田谷パブリックシアター芸術監督白井晃さんのポストトークを拝聴できる回で貴重かつ大変興味深いお話を伺うことができました🙏と言いつつ、お二人がこの座談会がほぼ初対面&初会話、ということでノってきた頃に時間となってしまって残念でした…!😂松田さんの脚本の九州弁は実在しない言葉で…というくだりのあたりで「劇場というのは不思議な場所。そこが東京の世田谷でも長崎っぽくなるし、博多にもなる」というようなお話をされていたのがぼんやり印象に残っています。
サイレント・トーキョー(Netflix) 友人に激推しされて見ました。ハチ公前の爆発シーン、どこまでCGなのかわかりませんでした…!あのちゃんが出ててあのちゃんだ〜!て思った数分後に口あんぐり…🤣佐藤浩一さんの他のお芝居を64と楽園しか知らなかったので、やっぱりこういう雰囲気すごいな〜と思いつつ見ていました。 映画パンフも縁あってお譲り頂き、焼き鳥のくだりやメガネの小道具の話を読みながら本編の緊迫感と中村さんのゆる〜いエピの温度差にニコニコが止まりませんでした……☺️
臨床犯罪学者 火村英生の推理(Hulu) これも友人に激推しされて見ました。続編は〜〜〜!! タイトルからはわからないシャーロックホームズのオマージュ、痺れました。モリアーティポジションにアイリーン・アドラー置くのいいですよね……美……美食探偵の構図も好きでした…… あと関東の漁村に生まれ育った者は京都に無条件の憧れがあるので舞台が京都なのがずっと幸せでした…
書けないッ!?〜脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活〜(Netflix) 2話まで見たのでメモだけ!生田斗真さん目当てで見始め、ドラマ制作の裏ではこんなことがあるのか〜いやないでしょ〜…………………ないよね?と思いながら見ていました🤣プロジェクト立ち上げ時の要件定義に甘いところがあると仕様変更が永遠に終わらんのだよな〜と思いつつ見ていました。脚本って請負じゃなくて準委任だったりしないのかな……
ルードヴィヒ Beethoven The Piano(劇場観賞) これは記事別立てまとめをちまちま書いています。衝撃でした。 中村倫也さんの所属するTop Coatのファンクラブ先行で初日とんでもない前方の席をご用意いただいてしまい、ほぼ真下で天井のピアノが崩壊するのを見、歓喜のバラを浴びたので本当に衝撃がすごかった…………
すずめの戸締り(AEON Cinema) ジブリも新海誠監督も、音フェチ御用達ですよね…(着眼そこ?) ヒトのことわりから外れた人外の純愛(当初それがヒトの尺度では愛にならず拒絶され、それでも己の存在自体を賭けてヒトに寄り添う努力をする)だったり親を探す子供だったり、個人的に二次元と三次元どちらでも刺さる要素全部入ってて号泣しました。 ダイジンを追って北上していくすずめの旅路、それだけで別の映画になりそうなのに前後編に分けたりせず一本にまとめた脚本、すごすぎる。。。 朝活で土曜の7時から張り切って映画館に赴き、1日腫れた目で過ごしました…あんな泣くとは…
恋人はアンバー(TOHO) 「同性愛が合法化されてわずか数年後のアイルランドの片田舎」という設定ではありつつ、政治・宗教・思想などの大きな部分ではなく主人公二人のパーソナルな視点・経験・未来についてを深く丁寧に描いた作品だった、と感じました。素直に感情移入したり一緒に傷ついたりしながら見ていました… セクシュアリティにかかわらず一人の人間として人格というか考え方や好みそのもの等「自分」を構成する様々なもののいずれかを否定されたりからかわれたりした経験はおそらく誰にでもあり、エディとアンバーの経験してきた様々な傷だったり愛だったりを高校卒業までの時間で丁寧に追っていて素敵でした。 細かい描��で言うと卒業後ロンドンに住むと言って自室の天井に路線図を貼ってどこなら交通の便が良さそうか考えて着実に貯金もしてるアンバーの現実的な行動力と、自分を否定し続けながらもどうにか「普通」に生きようと筋トレや自主練や父とマンツーマンの訓練に励むエディの現実的な行動力の対比も刺さりました。
ハリー・ポッターシリーズ(Blu-ray) 2023年1月に舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」を見に行くので、本当は実家から全巻持ってきて読み返したかったのですが時間がなかったので円盤で映画だけでももう一回…!と思って見返しました。相変わらず4巻の「Harry, did you put your name into the goblet of fire」の原作との描写の差で笑いました。
自転車屋さんの高橋くん(Netflix:DC版) こちらも友人におすすめいただいて。かわいかったーーー!!😭✨8話くらいまでしか見ていないので最終話見たらまた書きます。ドラマ中では多分描写されてないのですが、高橋くんが視力が悪いとのことで距離の近さがかわい〜〜! あと長井短さん、JRのポスターのイメージしかなかったので今回びっくりしました🤣そういえば「書けないッ」にもご出演でしたね…
チーム・バチスタの栄光(Hulu) シーズン1やっと見終わりました!2の方を激推しされてたので同時並行でみようかと思ったのですが完全に混ざるのでやめました。城田優〜〜😭田口先生のおうちで豚しゃぶした後自分から同僚を食事に誘ったりして変化が見え始めた矢先に物語がぐんと前に進んで何もかもあれよあれよ……だったので泣きました。
ウェディング・ハイ!(Blu-ray) おすすめしていただいた際にAmazonでたまたま豪華版の在庫があったので勢いでポチったまま棚で大事にあたためていたのをやっと見ました。お、お、面白かった…!!!😭✨この作品を見て「こんな映画・物語を作りたい!こんなテンポが良くて幸せになれる物語を書きたい!」て作家を志した人がいるんじゃないかと思うくらい……早く見ればよかった…! 中村さん推し仲間と見ていたというのもあるのかもしれませんが本当に久しぶりに声を上げて笑いながら見ていました。高橋克実さんのスピーチが大成功に終わるシーンまではどんな映画か全くわからなかったので「あ〜〜〜😭😭😭」とハラハラしっぱなしだったのですが、結果的に全員の努力がなんらかで報われハッピーになれる物語だったので愛しくてたまりませんでした……バカリズムさん、すごい……
今期ドラマ各種 1話だけ見てその続きを録画したままのものがちらほら…面白いドラマばかりでハッピーな四半期でした。最終回まで見たのを感想記録。
ファーストペンギン! ドラマ��数話ためて一気見するスタイルが主なのに気づいたらリアタイになっていました。面白かった…!実話の方も調べます…
アトムの童 こちらも気づいたらほぼリアタイになっていました。松下洸平さんをMIU404→最愛→やんごとなき→と見て今回だったので実直な青年役似合うな〜と思いつつ、オダギリジョーの怪しい社長最高すぎてニヤニヤしながら見てました。
城塚翡翠倒叙作品集 前回のRecently enjoyedでも瞭然、はわわ><の翡翠ちゃんにまんまと騙された私なのでその後も大盛り上がりで見てました🤣可愛かった〜
クロサギ 塾の子におすすめされて一気に追いました。山下智久さん版クロサギを知らない+原作未読の民なのに申し訳ないくらい楽しみました。猫〜〜!
君の花になる なる〜〜〜!!😭なる幸せになって〜〜〜!!😭気づいたら箱推しになってました。ひえ〜〜ん。Saucy dogとBacknumber目当てで録画した音楽番組に8LOOMが出演していて当たり前のように歌って踊られててひっくり返りました。ドラマ始まる前にTBSストア見てグッズ各種見て「ん〜ハマるかわからんしな…」と思って購入を見送った過去の私!🫵懸命な判断です。一回買ってたらそのまま全部買ってライブ追って破産してました。
あと何か仕事の合間に見ていた気がするのですが11月中盤から予想外に激動だったためあまり覚えていないという🤣2023年はまず何か見た日に手帳に作品名だけでもメモするようにします。
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. (^o^)/おはよー(^▽^)ゴザイマース(^_-)-☆. . . 9月8日(木) #友引(甲子) 旧暦 8/13 #白露 月齢 11.8 年始から251日目(閏年では252日目)にあたり、年末まであと114日です。 . . 朝は希望に起き⤴️昼は努力に生き💪 夜を感謝に眠ろう😪💤夜が来ない 朝はありませんし、朝が来ない夜 はない💦睡眠は明日を迎える為の ☀️未来へのスタートです🏃♂💦 でお馴染みのRascalでございます😅. . 昨夜もインターネットに繋がらないのに 試行錯誤して攻略しようと試みる が、残念にも解決に至らず⤵️⤵️ 今朝も、やっぱり駄目で🙅🙅♂️🙅 もう置くだけWi-Fi解約だって💢 ったガオー😡🤬👺しかし、何か 思い当たる原因がないかを考えて て出掛けにiPhone13を手にした ら💡閃いた😅💦これインターネットを この前に共有したんだと🤚それで 🖥から抜いて共有を切ったら繋が ったみたいです🤣😆🤣時間も⌚️ ないし確認してませんが💦きっと これのせいですわ😅💦多分ね🤚 「休養の日」だし休みたいところ💦 . 今日一日どなた様も💁♂お体ご自愛 なさって❤️お過ごし下さいませ🙋 モウ!頑張るしか✋はない! ガンバリマショウ\(^O^)/ ワーイ! ✨本日もご安全に参りましょう✌️ . . ■今日は何の日■. #休養の日. 回復を目的とした積極的な「休養=リカバリー」への取り組みを行う一般社団法人日本リカバリー協会が制定。 「積極的休養」の考え方を広く普及し、休養の大切さ再認識してもらうのが目的。 日付は9と8で「休(9)養(8)」と読む語呂合わせから。 . #友引(トモビキ). 六曜の名称の1つで、相打ち勝負なしの日のこと。 つまり良いことはないが悪いこともない日のことである。 ちなみに��曜は仏教とは関係なく葬式を避けるという話は迷信である。 「友人を引き込む」とされている日とされている。 友引の日には、結婚式、入籍、七五三、お宮参り、引越し、建築、契約、納車、宝くじ購入、は問題ない日です。 験担ぎで拘るなら、凶となる11時~13時の間を避けると良いでしょう。 六曜は、先勝(センショウ)、友引、先負(センプ)、仏滅(ブツメツ)、大安(タイアン)、赤口(シャッコウ)の6つである。 . #白露(#はくろ). 二十四気の一つ。 秋分の十五日前、陽暦九月八日ごろで、このころから秋気が進んで露を結ぶとされる。 . #サンフランシスコ平和条約調印記念日. . #いずし時の記念日. . #ハヤシの日(#早矢仕御飯の日). . ●ファイバードラムの日. ●スペインワインの日. ●重陽の節句(別名・#菊の節句)#菊の被綿《杉並区 大宮八幡宮》. ●マスカラの日. ●Cookhappinessの日. ●新聞折込求人広告の日. ●クレバの日(#908DAY). ●クーパー靱帯の日. ●クレバリーホームの日. ●クータバインディングの日. ●桑の日. . ●ホールケーキの日(毎月8日). ●米の日(毎月8日). ●歯ブラシ交換デー (毎月8日). ●信州地酒で乾杯の日 (毎月8日). ●生パスタの日(毎月7日、8日) . ●ユネスコ国際識字デー. ●ニューヨークの日. ●聖母マリア誕生の祝日. ●マルタ勝利の日. ●アンドラ国家の日/メリチェイの神の母の日. ●パキスタン防衛の日・海軍の日. ●マケドニア独立記念日. . . ■本日の語句■. #猿も木から落ちる(サルモキカラオチル). 【解説】 木登りが上手な猿でも、時には木から落ちる事がある。 どんな名人でも、失敗する事がある例え。 また、得意を鼻にかけ油断すると失敗するものであるとの戒め。 . . 1960(昭和35)年9月8日(木)赤口. 紺野 美沙子 (こんの・みさこ) 【女優】 〔東京都 狛江市〕 . . (Saburou, Kumamoto-shi) https://www.instagram.com/p/CiOJ3_8BJjwPhgaJ5ssxc5qC3zgAIqd7_XymQk0/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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お疲れ様です! 帰り道、凄い雨の中無事帰宅〜😅 さて本日の炊き込み御飯は!とうもろこし🌽桜海老で!😊 明日も昼から御予約があるので早く寝てしっかり仕事させて頂きます💪 今日もありがとうございました🙇♂️ #とうもろこし#桜海老#炊き込み御飯#流庵#千葉グルメ#chef#chiba#tokyo#原食和癒#原豪#旬の食材#季節料理#食堂矢樹#tokyo#chiba#japan#japanfood#Italia#France#Spain#Brazil#Singapore#Korea#Austria#Turkey#Taiwan#Columbia#England#Malaysia#日本料理#日本酒#和食 (流庵 千葉店) https://www.instagram.com/p/CQtXTyZgkpe/?utm_medium=tumblr
#とうもろこし#桜海老#炊き込み御飯#流庵#千葉グルメ#chef#chiba#tokyo#原食和癒#原豪#旬の食材#季節料理#食堂矢樹#japan#japanfood#italia#france#spain#brazil#singapore#korea#austria#turkey#taiwan#columbia#england#malaysia#日本料理#日本酒#和食
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続・くのいちイリュージョン
1. 女性だけのイリュージョンチーム「コットンケーキ」に所属していたあたし、御崎芽瑠(みさきめる)がフリーのマジシャン、谷孝輔(たにこうすけ)と出会ったのはほんの4か月前のことだった。 恋人同士になり、専属のパートナーになって欲しいと頼まれた。 悩んだ末、あたしはコットンケーキを辞め、彼のアシスタントになって生きることに決めた。 2. 以前は撮影スタジオだったというフロアの半分に客席のソファとテーブルが並んでいる。 残り半分があたし達のステージだ。 ちらりと見たところ、客席は結婚式の披露宴みたいに着飾った人ばかりだった。 ここってものすごく高級なクラブなの? 「会員制の秘密クラブさ。会費は安くないらしいよ」 「すごいね」 「みんな俺たちを見に来てくれてるんだ。ドキドキするステージにしよう」 「うん!」 〇オープニング ステージが暗くなって、中央にスポットライトが一本当たった。 ゴーン。 鐘の音のSE(効果音)。 あたし一人で進み出た。 衣装は真っ赤な忍者の上衣、ショートパンツに網タイツとブーツ。覆面で顔を隠している。 身を屈めて爪先で小走り。ときおり物陰に隠れるようにして周囲を伺う。 あたしは敵地に侵入したくのいちだ。 絶対に見つからないよう、気配を殺して・・。 〇 スネアトラップの罠 がたんっ!! 大きな音がして、くのいちが消えた。 ピーッ、ピーッ! 呼び子が響き、ステージ全体が明るくなる。 くのいちは頭上高くに吊られていた。 片方の足を縄に絡められて、逆さになって激しくもがいている。 これは森で動物などを捕獲するために使うスネア・トラップという罠だ。 目立たないように張ったワイヤを引っ掛けると、縄の輪が足に掛かり、立ち木をしならせたバネの力で吊り上げられる。 「獲物がかかったか!」 黒装束の忍者が登場した。コースケだ。 長いマントを翻し、背中に太刀を背負っている。 黒忍者は逆さ吊りになったくのいちの手首を捕らえると、後ろ手に組ませて縄で縛り上げた。 さらに覆面を剥ぎ取って、その口に懐から出した白布を詰める。 「舌を噛んで自害されては困るからな」 にやりと笑うと、前髪を掴んで前後左右に振り回した。 ・・あたしは悔し気な表情を浮かべながら振り子のように揺れた。 揺れ幅が小さくなると、再び髪を掴んで揺らされた。 全体重を片足で受けているから長く続けると足首を痛めるけれど、そのために足首部分を分厚くしたブーツを履いているから耐えられる。 〇 逆さ吊りオリガミ 黒忍者は小さな箱を載せた台を押してくると、くのいちが揺れる真下に据えた。 一辺がわずか30センチほどのサイコロ形の箱である。 その箱の蓋を開け、くのいちを吊るす縄を緩めてゆっくり降下させた。 くのいちの頭が箱に入り、続けて肩、胸、腰と沈んでゆく。 こんな小さな箱にどうやって人間の身体が入るのか不思議だった。 くのいちの膝まで箱に入ったところで、黒忍者は足首に絡んだ縄を解き、��らに左右のブーツを脱がせた。 網タイツだけになった脚を上から押し込んで箱の蓋を閉じる。 黒忍者は背中の太刀を抜くと、箱にぶすりと突き刺した。 すぐに抜いて別の角度で再び突き刺す。 これを何度も繰り返した後、黒忍者は箱の面を内側に折り込んで半分の大きさにした。 さらに折って小さくする。 箱をゲンコツほどの大きさまで折り畳むと、黒忍者はその台まで二つに畳んで運び去ってしまった。 〇 皮張り椅子からの出現 ステージが暗くなって、反対側に置いた皮張りの椅子にスポットライトが当たる。 黒忍者はその椅子に艶のある大きな黒布をふわりと被せた。 すぐに布を外すと、そこにくのいちが腰掛けていた。 縄で後ろ手に縛られ、白布の猿轡をされた姿は変わりがない。 黒忍者はその口から覗く布の端を摘むとずるずる引きだした。 咳き込むくのいち。 その首を両手で締め上げる。 くのいちは首を振りながら苦しみ、やがて動かなくなった。 ・・コースケの首絞めは容赦なしだ。 あたしは息を詰まらせ、ちょっぴり感じながら気絶する演技をする。 黒忍者はくのいちの頬を叩いて意識を失ったことを確認する。 大きなビニール袋を持ってくると、くのいちの上から被せ、袋の口を縛って床に転がした。 〇 透明袋のスパイク刺し 椅子が下げられて、キャスター付の薄い金属台が登場した。 金属台の広さは畳一枚分ほど。 黒忍者はくのいちを入れたビニール袋を金属台に乗せた。 袋の中ではくのいちが目を覚ましたようだ。 ・・あたしは身を捩ってもがくふりをする。 この後、後ろ手に縛られた縄を抜けてビニール袋から脱出するけれど、そのタイミングが難しいんだ。 コースケがアドリブで芸をすることもあるし。 痛! こらコースケっ、女の子を足で蹴るなぁ。 喜んじゃうじゃないか~!! 黒忍者がくのいちを袋の上から蹴って、くのいちが苦しむ。 その間に頭上から大きな器具が降りてきて、ビニール袋のすぐ上で停止した。 鉄板は金属台とほぼ同じ大きさで、100本以上の金属針(スパイク)が下向きに生えていた。 生け花に使う剣山(けんざん)を逆さにしたような形状である。 四隅に布ロープを掛けて吊るしているようだ。 もしロープが切れたら鉄板は落下して、鋭く尖ったスパイクがくのいちを貫くことになるだろう。 黒忍者は火のついた松明(たいまつ)を持つと、4本の布ロープに順に火を移した。 燃え上がる布ロープ。 透明な袋の中ではくのいちが必死に縄を解こうとしている。 4本あるロープの1本が燃え尽きて切れた。 鉄板は大きく揺れたが、まだ宙に浮いている。 反対側の1本も切れた。 鉄板がぐらりと傾き、それにつられて残りの2本が同時に切断された。 がちゃん!! 大きな音がして鉄板が落下した。 ちぎれたビニールの破片が舞い散る。 観客の誰もが息をのんでステージを見つめた。 金属台にスパイクが突き刺さっているが、そこに人影はなかった。 最後の瞬間まで、袋の中には確かにくのいちが閉じ込められていた。 いったいどうなっているのだろう? ステージが明るくなった。 黒忍者がマントを広げると、その陰からくのいちが現れた。 拍手の中、並んでお辞儀をする。 ・・やったね! コースケの目を見て微笑んだ。 コースケも笑ってあたしの頭を叩いてくれた。 3. 「じゃあ、お仕事うまくいったんですね!?」ノコが聞いた。 「まあね」 「いいなぁ、私も見たかったです」 「ダメよ。会員でないと入れないお店だから」 ノコはコットンケーキの後輩で、あたしとちょっと特別な関係にある女の子だ。 「・・だいたい片付きましたね」 「ありがとう、助かったわ」 「メルさんのことなら何でもお手伝いしますよ~♥」 ここはコースケのマンション。 彼の専属になって、あたしは前のアパートを引き払いコースケと一緒に住むことにした。 一緒と言っても、籍は入れない。ただの同棲だけどね。 ノコは引っ越し荷物の整理に手伝いに来てくれたのだった。 「お茶、入れるわ」 「お茶よりも・・」「何?」 「コースケさんはまだ帰らないんですよね?」 「うん。彼、ショーの打ち合わせで、戻るのは夜になるって」 「なら、触れ合いたいです、メルさんと」 「もう」 「えへへ」「うふふ」 あたし達はくすくす笑いながら着ているものを全部脱いで裸になった。 忍者の長いマントを互いの首に巻く。 マントは忍者装束が趣味のあたしがノコと一緒に過ごすときに必ず着けるアイテムだった。 「拘束してもらえますか?」 「ノコってマゾなの?」「はい、ドMです♥」 相変わらず素直ではっきり言う子。だから好きなんだけど。 ノコはマントの下で後ろに手を合わせ、あたしはその手首に手錠を掛けてあげた。 「ああ、これで私に自由はありませんよね」 後ろ手錠の具合を確かめるノコ。 その顎に指をかけて持ち上げた。そっと唇を合わせる。 キスの後、後ろから回した手で左右の胸を揉みしだく。 この子はあたしより小柄なくせに、おっぱいが大きくてふわふわ柔らかいんだ。 股間に手をやると、そこはもうしっとり濡れていた。 「はぁ・・ん」 カナリアみたいに可愛い声。 こんな声で鳴かれたら、あたしも濡れてくるじゃないの。 ソファに揃って倒れ込んだ。 乳首を甘噛みすると、ノコは全身をびくんと震わせた。 「・・俺がいないときを狙って、何やってるの」 振り向くと、ドアが開いてコースケが立っていた。 4. 「コースケ! 帰るのは夜だって・・」 「のはずだったけど、早く済んだから帰ってきたの」 コースケは頭を掻きながら呆れたように言う。 「ま、こんなことになっているだろとは予想してたけどね」 「すみませーんっ、メルさんを食べようとしちゃって」ノコが謝った。 「俺は気にしないよ。それに食べようとしてたのはメルの方じゃないの?」 「・・」 あたしはノコの上から離れた。 赤くなっているのが自分で分かる。 二人の関係はコースケ公認だけど、彼の見ている前でこの子とエッチするほどあたしの心臓は強くない。 「わははは。メル、それじゃ欲求不満だろう?」 「ばか」 「楽しませてあげるよ。ノコちゃんもね」 「うわ~い」 そんな簡単に喜んじゃダメよ、ノコ。 コイツがこんな風に言うときは、だいたいロクでもない目に会うんだから。 コースケは皮張りの椅子を持ってきた。 それ、この間のステージで使った椅子。 「はい、メル。ここに座って、前に両手出して」 「この格好で?」「もちろん」 コースケはあたしを椅子に座らせると、前に出した両手首を縄で縛った。 さらに肘を折らせて手首の縄を首に巻いて括り付けた。 あたしは手を前で合わせたまま、下げられなくなった。 椅子��と大きな黒布を被せられた。 「動いたら後でお仕置き。いいな?」「う、うん」
「さあノコちゃん、メルを好きにしていいよ」 「うわ~いっ」 後ろ手錠のノコが這って黒布の下に入り込んできた。
自分は膝立ちになると、あたしのマントの中に頭を挿し入れた。 ちゅう。 「きゃ」 おへその下を吸われた。そ、そんなに強く吸わなくても。 ノコの口は下へ下へと移動する。 あ、それ下の毛! 汚いよぉ。 「そろそろ諦めて足を開いてくださぁい、センパイ♥」 だ、だ、だっ、だめぇ。 両足の間にノコの肩が割り込んだ。 「はんっ!」 クリを吸われた。 「あ・・、あん、はぁん」 舌の先で転がされる。 「あ、あ、あああ」 我慢する気はすっかり失せた。 あたしは身を反り返らせて喘ぎ続ける。 「れろれろ。メルさんのおつゆ♥ 美味しいです」 「ば、ばか。そんなとこ、」 「噛みますよぉ。イっちゃってください」 「あ、やっ」 きゅん!! 衝撃が駆け抜けた。一瞬、意識が遠のく。 ノコの顔が上がってきて耳元で囁かれた。 「抱いてあげたいんですけど、手錠してるんでダメなんです。・・代わりにキスしますね♥」 「あぁっ!」「んんっ!」 ノコとあたし、両手を拘束された女同士がディープキスをする。 はあ、はあ。 肩で息をして、もう一度吸い合った。 ぱちぱちぱち。 「いいねぇ。堪能させてもらったよ」 のんびり拍手してからコースケが言った。 「はあ、はあ。コースケぇ。もう許して」 「そうだな。じゃ、そのままバニッシュしてよ」 「そ、そんな、無理」 「無理じゃないさ。それくらいできないとこの先困るぞ」 「きっとできます! メルさんなら」 もう、ノコまで無責任に。 「じゃ、いくぜ。・・ワン、ツウ、スリー!」 コースケは椅子全体を覆う黒布を両手で持って外した。 そこには後ろ手錠のノコだけが膝立ちで屈んでいた。 あたしが座っていた椅子の座面には、半透明の液体が広がって溜まっていた。 5. 翌日。 喫茶店に現れたサオリさんは以前より綺麗になっていた。 「待たせたかしら」「いえ、あたしも来たばかり」 「メルちゃん、何だか綺麗になってない?」 「あたしこそ、サオリさんが綺麗になったって思ったんですけど」 「え? あはは」「うふふ」 コットンケーキのリーダー、サオリさんと会うのはチームを辞めて以来だった。 あたしが円満に退所できたのはサオリさんが応援すると言ってくれたからで、あたしはとても感謝している。 「どうしてるの?」 「クラブで彼とイリュージョンのお仕事をやってます」 「そっか。頑張ってるのね」 「まだ続けてできるかどうかは分からないんですけど」 「コットンケーキだって最初はそうだったわ。・・それで、どこのお店?」 「それはまだちょっと、」 あたしは言葉をにごす。 秘密クラブで拷問イリュージョンやってます、なんてこの人には言えないよ。 サオリさんの目がきらりと光った。 「そう・・、詳しくは聞かないけど、いろいろなお店があるわ。危ない仕事はしないでね」 「無茶はしません。彼を信じて頑張ります」 「分かった」 サオリさんは笑って手を握ってくれた。 「じゃあ何も言わない! 自分の信じた道を進むのよ、メルちゃん」 「はい!」 6. 「くのいちの拷問とは考えたもんでんなぁ。客の評判は上々でしたで」 クラブのマネージャーが言った。 ガッチーと名乗る不思議な関西弁を喋るおじさんだった。 あたしとコースケは先週のステージの評価を聞きに来たのだった。 「来月も頼みますわ。それも好評やったら出演枠を毎週とる、ちゅうことで」 やった! あたしはコースケとガッツポーズをする。 「・・まぁ、できたら、できたらでよろしおまっけど、次は、もちょっと過激にしてくれたら、ええかもしれませんな」 「過激に、ですか?」コースケが聞く。 「過激に、ですわ。そちらのメルさんでしたか、可愛い顔やさかいグロな演出やったら喜ばれますわ。エロでもよろしいけど」 「分かりました、やります。まかせてください」 彼が胸を叩いた。 グロかエロって、あたしがやるんだよね。 コースケ、大丈夫? 安請け合いしちゃっても。 7. 東京から車で2時間の高原。 そこは小さな湖に面したキャンプ場だった。 次の出演が決まったお祝いに、あたしとコースケは二人でゆっくり過ごそうとやってきた。 キャンプなんて面倒くさいし汚れるからホテルがいいと言ったあたしに、大人気の絶景キャンプ場だから行こうと誘ったのはコースケだ。 「・・誰もいないじゃないの」 「あれ? おっかしいなぁ~。平日は空いてるのかなぁ~?」 「コースケ、知ってたんでしょ」 「わはははっ、まあいいじゃねーか」 「こんな寂しいところで二人だけなんて、どういうつもりよ!」 「誰もいなけりゃ、エッチし放題だぜ」 「え」 「ほら、今夜は晴れてるし、外でするってのはどう?」 これで喜ぶんだから、我ながら単純な女だと思う。 コースケはキャンプの料理も上手だった。 フライパンで焼いたピザとペンネ、チキンとキノコのホイル焼きを食べるとお腹いっぱいになった。 「マシュマロ、焼けたぜ」 「わ、食べるぅ」 パチパチ燃える火を前に並んで座っていると自然といい雰囲気になる。 あたしが身を寄せると彼が肩を抱いてくれたりして。 「キャンプも悪くないだろ?」 「うん、バカにしてごめんね。・・今度はノコも連れて来たいな」 「ああ、あの子なら喜ぶだろうね」 「見てっ。星がすごーい!」 「おお、まさに満天の星だ」 「こんなにたくさんの星見るの、初めてだよー」 見上げていると、頬に彼の手が添えられた。 顔を向けてキス。 「今日は優しいのね、コースケ」 「俺はいつでも優しいぜ?」「うそ」 「どう? 今なら何されてもいいって気分にならない?」 「そうね。・・いいよ、今なら」 「よっしゃ。じゃ、早速」 へ? コースケは立ち上がると暗がりの中を歩いていった。 もう、せっかくロマンチックな雰囲気だったのに。 バタン! あれは車のハッチバックの音。 「お待たせ~」 「何、そのキャリーケース」「見てな」 コースケはポケットから鍵を出すとキャリーケースの蓋を開けた。 大きな塊がごろんと転がり出た。 サージカルテープでぐるぐる巻きにされた布の袋だった。 テープを剥がして袋の口を開くと、中に膝を抱えて小さくなった女の子が入っていた。 「ノコ!!」 「えへへ。こんばんわぁ、メルさん」 「あんた、いつから」「えっと、朝からですぅ」 朝から? じゃ、あたし達がドライブして、ランチ食べて、コスモス園行って、それからえ~っと、ともかくいろいろしてる間、ずっと!? 「はいっ、頑張りましたぁ」 「水分補給も兼ねてカロリーゼリー持たせてたから問題ないぜ。トイレは無理だけど」 「私、漏らしたりしてませんよぉ。エライでしょ? ・・そろそろ限界ですけど」 「その袋は防水だよ。中でやっちゃって構わないって言っただろう?」 「女の子なのに、そんなことできませんっ。それに私、メルさんのためならボーコー炎になってもいいんです」 「そーいう問題じゃないでしょ!」 ともかくノコを袋から出して、トイレに行かせる。 ノコは裸で汗まみれだった。 「着るものあるの? それじゃ風邪引くわ」 「大丈夫です。メルさんに暖めてもらいますから」 「え? きゃっ」 やおらノコはあたしの服を脱がせ始めた。 「コースケ! 笑って見てないで何とかしてっ」 「俺、ノコちゃんの味方」「え~っ」 コースケは全裸になったあたしとノコを向かい合って密着させた。 反物のように巻いた布を出してくると、あたし達の首から下に巻き始めた。 とても薄くてゴムのように伸びる布だった。 きゅ、きゅ、きゅ。 弾力のある布が肌を絞め付ける。 き、気持ちいいじゃない。 「マミープレイに使う布だよ。メルはぎゅっと包まれるのが好きだろ? 性的な意味で」 「性的な意味は余計っ。・・否定、しないけど」 肩と肘、手首まで布に包まれる。 これ自力じゃ絶対に抜けられない。 「おっと、これを忘れてた」 あたしとノコの股間にU字形の器具が挿し込まれた。 「ちょっと���いから落ちないようにしっかり締めててね、ノコちゃん」 「はい!」 ノコ、何でそんな殊勝に応じるの。 やがて布はあたし達の膝から足首まで巻かれ、さらに二重、三重に巻かれた。 「口開けて、メル」「んっ」 コースケはあたしの口にハンドタオルを押し込んで上からガムテを貼った。 猿轡、あたしだけ!? 「よっしゃ、頭も巻くぞ」 あたし達は首から上も布を巻かれて一つの塊になった。 そのまま地面に転がされる。 「いいねぇ、女体ミイラ」 布の巻き具合とあたし達の呼吸を確認すると、コースケはおごそかに宣言する。 「二人揃ってイクまで放置。時間無制限」 えええ~っ!? 「俺は君らを肴にホットウイスキーでも飲んでるわ」 8. まったく動けなかった。 動けないけれど、女の子二人で肌を合わせて強く巻かれているのは気持ちよかった。 ちょっと息が苦しいのはノコの巨乳があたしの胸を圧迫するせい。 まあ仕方ないわね。 「メルさぁん♥」 耳元でノコが甘い声を出した。 あたし達は頬と頬を密着させた状態で固定されているから、この子の声は耳元で聞こえるんだ。 ぺろ。ぞくぞくぅ! 「んんっ、んんん~っ!!(ひぃっ、耳を舐めるな~!!)」 思わずのけ反ると、股間のU字器具が膣壁を刺激した。 「ひゃん!」「ん~っ!(ひゃんっ!)」。 あたしとノコは同時に悲鳴を上げる。 これ、うっかり力を入れるとヤバい・・。 ぶーんっ。 そのU字器具が振動を開始した。 「あぁ~んっ!!」「んんっ~ん!!!」 双頭バイブっ!? コースケめ、仕込んだなぁ!!! ノコがびくびく震え、同期してあたしもびくびく震えた。 膣(なか)で暴れるバイブは的確にGスポットを突いた。 耐えられずに下半身に力を入れると、それは刺激となって相手のGスポットに伝わる。 そしてさらに大きな刺激が返ってきて、こちらのGスポットをいっそう強く責めるのだった。 「はん! はん! はぁんっ!!!」「ん! ん! んん~んっ!!!」 コースケは双頭バイブのリモコンを気ままに操作した。 あたし達は震え、もがき、快感を増幅し合った。 イキそうになる前にバイブは停止して、その度に二人とも半狂乱になった。 疲れ果てたけれど、眠��ことも休むこともできなかった。 あたしもノコも被虐の嵐の中をどこまでも堕ちた。 明け方近くになってコースケはようやくイクことを許してくれた。 ノコが声にならない声を上げて動かなくなり、それを見てあたしも安心して絶頂を迎え、そして意識を失った。 とても幸福だった。 朝ご飯の後、コースケが撮影した動画を見せてもらった。 スマホの画面の中で、あたし達を包んだミイラがまるで生き物のようにびくびく跳ねまわっていた。 9. クラブからさらに過激なネタと求められて、コースケは新しいイリュージョンを準備した。 機材の費用はクラブが出してくれるという。 続けて出演契約できたら、という条件だけどね。 「どう? いける?」「大丈夫、いけるよ」 あたしは新調したガラス箱に入って具合を確かめている。 クリスタルボックスに似ているけれど、幅と高さの内寸が50センチずつしかないから中で身を起こすことはできない。 高価な耐熱強化ガラスで作った箱だった。 絶対に成功させないといけないよね。 「じゃ、隠れて」「分かった」 あたしは底の扉を開けて、その下に滑り込んだ。 燃え盛る火の下でも安全に過ごせる隠れ場所。 「蓋、浮いてるぞ」「え、閉まってない?」 「太っただろ、メル」「失礼ねーっ。バストが大きくなったの!」 「そりゃあり得ねー」「言ったわねー。なら今夜確かめる?」「よし、徹底的に確かめてやる」 軽口を叩き合いながら、あたしは自分の位置を調整する。 「ごめん、一度押さえてくれる」「おっしゃ」 ぎゅ。かちゃり。 仰向けになったあたしを押さる天板が下がって、あたしはネタ場の空間にぴたりとはまり込んだ。 「どう?」「気持ちいい」 「何だよそれ。・・浸ってないで、とっとと出てこい」 「もうちょっと」 「あのねぇ~」 それからあたし達は次のステージの構成を決めて、ネタの練習を続けた。 10. 次のショーの本番当日。 「ノコ、何であんたがここにいるのよ」 「えへへ。私も手伝いに来ました」 控室にはノコがいた。 コースケと同じ黒い忍者の装束で顔に覆面をしていた。 「あんたもコットンケーキ辞めさせられちゃうよ」 「大丈夫です。ちゃんと顔隠してやりますから」 「それでバレないほど甘くないと思うけど」 「やらせてやれよ。ノコちゃんも覚悟して来てるんだ」 コースケが言うなら、とあた���はノコのアシスタントを認めた。 アシスタントと言ってもノコは黒子で機材の出し入れなどを手伝う役だ。 「・・御崎メルさん、来客です。フロアへどうぞ」「あ、はい!」 来客? 客席に行くと、そこにはセクシーなイブニングドレスの女性が待っていた。 「サオリさん!! どうしてここに!?」 「コットンケーキのリーダーが秘密クラブのメンバーだったらいけない?」 「いけなくはないけど・・、驚きました」 「ショーのプログラムに『Kosuke & Meru』ってあって、もしやと思って来たらやっぱり貴女だったのね」 「知られちゃったんですね。恥ずかしいです」 「いいのわ。わたし、今日はすごく楽しみにしてるんだから」「?」 サオリさんは微笑んだ。今まで見たことのないくらい色っぽい微笑み方だった。 「ここでやるってことは、メルちゃん、きっと可哀想な目に会うんでしょ?」 「え」 「正直に言うとね、女の子が酷いことされるのが大好きなの。拷問されたり、無理矢理犯されたり」 「・・サオリさん、やっぱりSだったんですか」 コットンケーキ時代、サオリさんの指導がとても厳しかったのを思い出した。 あたし達後輩はいつも泣かされて、このドS!とか思ったものだった。 「うふふ。逆かもしれないわよ」 サオリさんは笑っている。 「ま、まさか、ドM!?」 「わたしのことはいいじゃない。ステージ、怪我しないよう頑張ってね!」 「・・はいっ」 控室に戻り、ノコに「サオリさんが来てる」と伝えた。 「ぎょぼ!」 何、その驚き方は。 11. 〇 緊縛木箱と性感責め スポットライトの中に黒忍者のコースケと黒子のノコが登場した。 テーブルを出して、その上に空の木箱を置いた。 すぐに木箱を持ち上げると、テーブルの上にはくのいちのあたしがうつ伏せになって縄で全身を縛られていた。 衣装は先月のステージと同じ赤い上衣にショートパンツと網タイツだけど、ブーツと覆面は着けていない。 その代わり最初から口に縄を噛ませて猿轡をされている。 緊縛はタネも仕掛けもない本物だった。 背中に捩じり上げてほぼ直角に交差させた両手首と二の腕、胸の上下を絞め上げる高手小手縛り。 両足は膝と足首を縛り、後ろに強く引かれて背中の縄に連結されている。 決して楽じゃないホッグタイの逆海老縛り。 ショーが始まる前からこの姿勢で木箱に仕込まれていたのである。 黒忍者はくのいちの足首の縄を首の方向へ強く引いた。 テーブルについた顎に体重がかかる。 さらにその状態で太ももの間に手が侵入し、突き当りの部分が激しく揉み込まれた。 ・・くっ! あたしは両目をぎゅっと閉じて恥辱に耐える。 きついけど、これはまだまだ序盤なんだ。 今度のショーではお客様の前で性的な責めを受ける。 コースケは本気で責め、あたしは本気で苦しみ本気で感じる。 二人で決めたシナリオだった。 やがて膝と足首の縄が解かれ、右足と左足を黒忍者と黒子が掴んで開かせた。 逆海老の後は180度に近い開脚。 黒忍者は苦無(くない:忍者が使う短刀)を持ち、先端をくのいちの股間に突き立てる。 ショートパンツが破れない程度に突くけれど、それでも確実に女の敏感な部分が責められている。 「ん、あああああ~っ!!」 ・・耐えられずに声が出た。 あたしは喘ぎながら身を震わせる。 完全に被虐モードだった。じっと忍ぶ力なんて残っていない。 スポットライトに照らされて光る粘液がテーブルを濡らす様子が客席からも見えたはずだ。 〇 鞭打ちレビテーション ぐったり動かなくなったくのいちに大きな布が被せられた。 テーブルの後ろに黒忍者が立ち、両手で持ち上げる仕草をすると、布に覆われたくのいちがゆっくり上昇した。 2メートルほどに高さに浮かんだところで、黒忍者は一本鞭を手にする。 振りかぶって布の上からくのいちを打つ。 ぴしり。「あっ!」 鞭の音と呻き声が聞こえた。 ぴしり。「んっ!」 ぴしり。「んんっ!」 ぴしり。「んあっ!」 ぴしり。「ああーっ!!」 5度目の鞭打ちで布がずれ落ちた。 ・・この鞭打ちにも一切タネがない。 布が被せられているとはいえ、あたしはコースケの鞭を本当に受けている。 絶対に逃げられない拷問。 「女の子が酷いことされるのが大好きなの。拷問されたり、無理矢理犯されたり・・」 さっき聞いたサオリさんの言葉が蘇った。 あたし、本当に酷いことされてる! 鞭で布が落ちると、そこには高手小手で縛られたくのいちが浮かんでいた。 黒忍者は両手を振ってテーブルの上にくのいちを降下させた。 もう一度布を被せ直して、再び浮上させる。 鞭打ちが再開された。 ぴしり。「あぁっ!」 ぴしり。「んん~っ!!」 黒忍者は鞭を置くと、宙に浮かぶ布の端を掴んで引き下ろした。 ばさっ。 そこにあったはずの女体は消えてなくなっていた。 〇 ミイラ短剣刺し ステージ全体が明るくなった。 隅の方に敷かれていた黒布がむくむく膨み、中からくのいちが立ち上がった。 猿轡は外れていたけれど、高手小手の緊縛はそのままだった。 その場から逃げようとするが、黒忍者が両手を合わせて呪文を唱えると、何かに固められたかのように動けなくなって黒子に捕らえられた。 黒忍者は反物のように巻いた布を持ってきた。 これはあのキャンプで使った薄くて弾力のある布だった。 その布をくのいちの頭から足先までぐるぐる巻きつけた。 薄手の布の下にはくのいちの顔が透けて見えていたけれど、何重も巻くうちに見なくなって���全体が白っぽいミイラになった。 くのいちのミイラは床に転がされた。 黒忍者は短剣を持って掲げる。刃渡り10センチほどの銀色の短剣だった。 やおらその短剣をミイラのお腹に突き刺した。 「きゃあっ!!」激しい悲鳴。 さらに3本の短剣を出して、胸の上下と顔面に刺す。 ミイラは1本1本刺される度に悲鳴を上げてびくびく跳ね、短剣を突き立てた箇所には真っ赤な染みが広がった。 〇 ガラスの棺 透明な箱が登場する。 細長い棺(ひつぎ)のような形状をしていて、人が入るとしたら横たわるしかない大きさだった。 黒忍者はミイラから短剣を抜き、肩に担いで棺の中に入れた。 黒子が蓋をして南京錠の鍵を掛ける。 黒忍者は松明(たいまつ)に火を点けた。 照明が消えて真っ暗になった。 ステージの明かりは黒忍者が持つ松明だけである。 黒忍者は棺のまわりを歩きながら、松明で棺の中を照らした。 すると、何と、棺のミイラが燃え始めた! その火は次第に大きくなって、棺の中いっぱいに燃え広がった。 わっ。観客がざわつく。 一瞬だけ、棺の中にくのいちが見えたのだ。 しかしすぐにその姿は炎の中に消えてなくなってしまった。 ・・ヤバい!! あたしは棺の底に背中をつけて隠し扉を開けようとしていた。 ガチで両手を縛られているから動かせるのは指先だけだった。 その指に、あるはずの扉のフックが掛からない。 見つからないっ、見つからないよ!! 網タイツの足がちりちり焼け始めた。 火が小さくなって静かに消えた。 やがて照明が点いてステージが明るくなる。 黒忍者と黒子が棺の前後を持ち、斜めに傾けて中身を客席に向けた。 皆が目をこらした。 棺の中は黒い粉が溜まっているだけで、その他は何も入っていなかった。 くのいちの女の子は灰になってしまったのだろうか? 黒忍者が客席の後方を指差す。 黒子がほっとしたように両手を叩いた。 そこにはくのいちが立っていた。 忍者の衣装は灰で黒くなり、網タイツは焼けて穴が開きその下は赤くただれていた。 ・・あたしはステージに向かって走っていった。 ふらふらしながら、どうにか倒れずにすんだ。 拍手の中、揃って頭を下げる。 うずうずした。 お客さんの前だけど、もう我慢できない! あたしはその場でコースケに抱きついた。 黒忍者とくのいちはそのまま長いキスをした。 12. 喫茶店。 あたしはサオリさんと向かい合って座っていた。 「怪我したって本当?」 「火傷した��けです。脚に痕が残りますけど」 「可哀想に・・」 「大丈夫です。イリュージョンするのに問題ありません」 生足を出すのはちょっと難しいけどね。 「クラブの仕事はどうするの?」 「続けます。ただ、出演は減らそうって彼と相談してます」 「それがいいかもね。クラブを辞めないのなら、わたしはメルちゃんが苦しむシーンをこれからも楽しめるし」 「サオリさん、それ酷いですよ」 「あはは。じゃあ、今度はわたしが苦しんでみましょうか」 「見たい! でもいいんですか? コットンケーキのリーダーがそんなことして」 「コットンケーキでやればいいんでしょ? 拷問イリュージョン」 「まさか本気で言ってませんよね?」 「半分本気よ。ノコちゃんもやりたいって言ってるしね。貴女達のネタ見て興奮してるみたい」 「ぎょぼ!! 知ってたんですか、あの子のこと」 「リーダーを舐めちゃダメよ。そのときはメルちゃんもゲストで参加してくれる?」 「はい!」 13. 椅子に座ったあたしにコースケが黒い布を被せた。 「さあ、皆さま、ここに黒布に包まれたくのいちが一人!」 あたしは布の下から両手を前に出してひらひら振ってみせる。 「はい!」 真上から頭を叩かれた。ぱすっ。 「おおっ」「きゃっ!」 驚きの声が聞こえる。 あたしの頭はぺたりと潰れて、肩の高さで平らになってしまったのだった。 ここは公園。 あたしとコースケは通行人の前でイリュージョンをしていた。 赤と黒の忍者装束。 ノコはスマホの撮影担当で、ときにはネタの手伝いもしてくれている。 動画サイトに上げた『Kosuke & Meru のニンジャ・イリュージョン』は少しずつ閲覧回数が増えて、ほんの少しだけど収益を出すようになってきた。 「では、最後のイリュージョン!」 コースケはあたしの身体に布を巻き始めた。 薄くて弾力のある布を何重にも巻いて、あたしをミイラにする。 全身をきゅっと締められる感覚。 その気持ちよさにきゅんと濡れてしまいそうだ。 コースケは別の大きな黒布をあたしの上に被せた。 「はい!」 その黒布はふわりと広がって地面に落ちた。 あれ? 黒布を上げると、そこにはミイラに巻いていた薄い布だけが解けて落ちていた。 中身の女性はどこに消えたの? おおーっ。パチパチ! 一斉に起こる拍手。 その音をあたしは地面に置いたトランクの中で聞く。 今日も大成功ねっ。 この後、あたしはトランクに入ったまま帰ることになる。 荷物になって運ばれるのは悪い気分じゃない。 今夜はノコも一緒に過ごすことになっているから、またきっと酷い目に会うだろう。 「・・酷い目に会う女の子が大好きなの」サオリさんのセリフ。 あたしも大好きです。 ほのかな性感と被虐感に満たされた。 狭いトランクの中で回収されるのを待ちながら、あたしは甘くトロトロした時間を過ごすのだった。
~ 登場人物紹介 ~ 御崎芽瑠(みさきめる):25才。コースケとイリュージョンの新しい仕事を始める。イリュージョンチーム「コットンケーキ」元メンバー。 谷孝輔(たにこうすけ):30才。フリーのマジシャン。メルの恋人。 ノコ : 22才。コットンケーキの現役メンバー。メルのペット。 サオリ : コットンケーキのリーダー。30台半ばくらい。 前作 でコースケに誘われたメルが彼と一緒に頑張るお話です。 布や袋を使うというお題で拷問イリュージョン。 短剣をぶすぶす刺したり、火で燃やしたり、女の子は最初から最後までずっと緊縛されているとか、いろいろ楽しませてもらいました。 無茶といえば無茶ですが、ここはメルちゃんの精神力がスゴイから可能ということにしておきましょうww。 この先コースケくんとメルちゃんは秘密クラブとユーチューバーの二足の草鞋(わらじ)で生きるのでしょうか。 それともどこかで名を売ってメジャーなイリュージョニストになるのでしょうか。 くのいちイリュージョンのお話はこれで終了しますが、機会があればいつか描いてあげたい気もします。 (お約束はしませんよ~) 挿絵の画像はいただきものです。 黒布の下には実際に女性が椅子に座っています。 2枚目は分かりにくいですが、椅子に座った女性に向かい合ってもう一人女性が膝立ちになっています。 ノコちゃんがメルを責めるシーンはこの写真に合わせて書かせていただきました。 それではまた、 ありがとうございました。 # このコロナ禍中、皆さまの健康とお仕事/商売が無事であるよう祈っております。
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2022年12月3日(土)
柳家三三が久しぶりに京都で独演会、早めのランチを<KIBARU四条新町店>ですませ、会場の<ヒューリックホール京都>へと向かう。場内は200人くらいだがもちろん満席、たっぷり3席を楽しんだ。新京極へと移動し、<Kirin-City 新京極店>でビール2杯、仕上げに<林万昌堂>で甘栗を土産に買って帰路についた。いやぁ、美味しく楽しい1日に大満足、体重増なんて気にしない(泣)。
6時起床。
卵とじうどん+ヨーグルト+豆乳。
日誌書く。
ツレアイは買物に、私は<シモジマ五条店>でMQJニュース発送用の封筒トラベルシールを購入する。
彼女は、新潟から来た友人と待ち合わせて芦屋のIさん宅へ。息子をAIDSで、夫を病気で亡くされて一人暮らし。近況を伺い、今後のサポートについて相談したようだ。
明日の発送作業に向けて、封筒に住所スタンプを押す。
さて柳家三三の独演会へ、当初はツレアイと行く予定だったが、彼女に別件がはいったために妙齢女子にお付き合いいただいた。
ランチはバスに乗るたびに気になっていたタンメンの店、醤油ベースに辛子味噌で味変。野菜たっぷりは嬉しいが、やはりタンメンは塩味の方がしっくりくる。
歩いてヒューリックホール京都まで移動、かつての立誠小学校跡地、もとの校舎は趣があったが、新しいホテルでガッカリ。
三三は三席、「牛ほめ」「二番煎じ」仲入り「明烏」。端正な語り口で聴きやすく、その上客を引き込む技術に長けている。
新京極まで戻って、サラダをつまみにビール2杯。
林万昌堂で土産に甘栗を買って阪急乗車、私は桂で下車、<御膳>で揚げ物買って帰宅する。
ツレアイが先に帰宅していたので、一緒に夕飯準備、息子たちにはスパークリングワイン、私たちは燗酒+スペインワイン。
録画番組視聴。刑事コロンボ
(63)「4時02分の銃声」
何度見ても新しい!ミステリードラマの金字塔。ウィリアム・シャトナーは「ルーサン警部の犯罪」以来の出演。声は『スター・トレック』カーク船長でおなじみ矢島正明。
ラジオ番組の辛口コメンテーター、チェイスは、娘のビクトリアを溺愛していた。彼女の友人でチェイスの助手のジェリーはビクトリアを小説家として独り立ちさせようとするが、チェイスはそれを力づくで阻止する。ジェリーのせいで娘が自分のも��を離れてしまうことを恐れたチェイスは、ジェリーの殺害を計画。ジェリーが自宅で電話中に射殺されたという状況を作り上げる。
片付け、入浴、体重は700g増、自業自得也。
今夜も柳家小ゑんを聴きながら就寝、「ぐるんぐるん」。
無理なく3つのリング完成、水分は測らず。
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06290036
人は歳をとって大人になって、突如生きる意味を考え始める頭の悪い生き物だ。今まではずっと、目の前に道があると言うだけで夢中で進んでこられたのに、途端に道をどう進むのか、どう歩くのか、何も分からなくなる。いい歳になって皆迷子になって、生きる意味を、他者に求める。
親のため、子供のため、恋人のため、社会、会社、世界、己のため。別に理由はなんだっていい。何か理由がないと生きていてはいけない、そんな強迫観念に駆られるのが、大人だった。
いつも不安定だった母は、事あるごとに私に対して、「私の生きる意味はなんだ。」と問うた。その答えはいつも決まって、「私のためでしょ、お母さん。」だった。それ以外の答えは、たとえそれが正しいとしても母にとっては間違いで、秩序を乱すものだった。
「私はどうして生きてるの。」
「私のために、しんどいのに生きてくれてるんでしょ?お母さん。」
「そうよ。あなたを産んだから私は、ずっと色んなものに囚われて、生かされてるの。分かる?生きてるんじゃない、生かされてるの。」
「無理やり、って事?」
「あなたを産んだ時、まさかあなたみたいに出来の悪い子が生まれると思ってなかったの。私を支えてくれる、いい子が生まれると思ってたのに。可愛げもない、頭も悪い、性格はひん曲がっていいところなんて一つもない、今までかけてきた塾とか習い事の金も全部ドブに捨てたのがあなたよ。」
「......。」
私が大人を諦めるには、十分すぎる要素がそこにはあった。大人は、何かがないと生きる理由さえ見つけられずに不安定になる。馬鹿らしい、と冷めた私の目が気に入らなかったらしい母の振りかぶった手が、頬に当たった。
母を家政婦扱いしていた父は、外に女を作って楽しい人生を歩んでいた。いつか酷く酒を飲んで帰宅した日、父がリビングで、その女と電話をしていた。
『あぁ、そうだよ、俺は君のために生きてるんだ。』
『君と、君の子供、俺が大事なのはいつだってそれだけだよ。』
愚かな血が私の中に半分流れている、そう認識した瞬間、晩御飯を全て嘔吐して布団の中で声を殺して叫んだ。思えばそれが、人生で最後の激情だったのかもしれない。言葉にならない感情が喉を焼き切って、耳障りな金切り声に変わって漏れ出る。
世界に対して、怒りも失望もない。ただ、終わらせてほしい。とそればかりを願いながら、終わらせる勇気もないまま、毎日変わらない電車に乗り、存在感のない会社のデスクで、AIに取って変わられそうな仕事を黙々とこなし、一人で帰宅して、生命維持のために食事をして、眠る。
自分を慰めている最中、ふと過ぎる「何のために生きてる?」を、いつも無視して、グチャグチャに丸めて、捨てて、燃やして、脳内から追い出してただ快楽に溺れていた。答えのない問いに、答えを求めずにいられない欠陥を、私の脳に認めたくはなかった。他者に、己の人生へ介入される怖さを、私は身近の人間を見て痛いほど学んでいた。一人で立ち、一人で歩き、一人で休み、一人で死ななければ、私の人生が崩れる。と、折れかけた心に無理矢理板を沿わせ、有刺鉄線で武装して歩いた。
こんな様子じゃ、恋愛、なんて上手くいくわけがない。もはや、意味すらわからない。与えるもの、与えられるもの、それ以上に、人生を変えられることが怖い。その人の生きる理由に、私が当てはめられたとしたら。私は離れられない呪縛に苛まれたまま、その人が狂っていく姿を、見続けなければいけない。
こっちの気が狂いそうだ。
だから私は彼に出会った時、はっきりと伝えた。
「私は、貴方が好き。だから、貴方が私を好きになったら、幸せよ。でも、その先はきっと、ただ落ちていくだけ。愛情が目的を果たすための道具に変わって、その先どうなるのか、分からない。怖い。」
彼はきょとん、とした表情を見せ、そして、へらりと何事もないように笑って、「それなら、幸せを積み重ねて、全て満たされたら死のうか。」と言った。
「貴方の気持ちが変わらない保証はない。」
「それは示しようがないからな、仕方がない。」
「変わらない、好きだ、そんなこと言って皆変わってきたわ。私は愛されるために、皆の気にいる姿で、皆の欲しがるものを何でも提示してきたのに。」
「それでも人は変わるんだよ。人の心は理屈では動かない。Aを押せばAと打たれる、それは機械だけ。」
「理解出来るけど、理解出来ない。」
「怖がりだね。君は諦めたいのに、人間に希望を持ってしまう優しい人だ。」
後日彼が持ってきたノートに、私は一つ一つ、彼と叶えたいことを並べていった。
有給を取って、昼間から映画館に入り浸る。
何でもない日のパーティーをする。
心ゆくまでセックスする。
砂浜でお城を作る。
海で人魚姫ごっこをする。(浮き輪必須)
行きたかったフレンチのディナーに行く。
アビィロード風の写真を撮る。
「君、案外可愛いところあるね。」
「うるさい。だって、どうせなら叶えたいじゃない。」
「...これは?『一日褒められて甘やかされたい。逆のこともしたい。』って。」
「そのままの意味。お姫様にもなりたいし、王子様にもなりたいの。お分かり?」
「はは。仰せのままに、姫。」
彼の両親は、幼かった彼を連れ、綺麗な海の見えるところへ旅行に行った帰り、一家心中を図った。よくある、車中での練炭自殺だった。そして、運良く、運悪く、彼一人が助かった。彼の記憶の中では、仲のいい、家族だったらしい。
だから彼は私に必要以上に家族の話をしないし、聞き出してもこない。人の痛みに敏感な人は、いつだって己の放つ言葉の意味を、力を、ちゃんと把握している。彼に惹かれたのは、そんな些細な気遣いを、当たり前のようにしてくれるからだった。
彼の心の傷を暴いて共有することを、私は助け合い、とは表現しない。彼は彼の中の秩序を守るために理論武装をしているはずだし、私は私の中の秩序を彼に押し付ける気はない。彼は、私の話を真剣に聞いてくれる。彼なりの意見も話してくれる。分からないとか、興味がないとか、流すようなことは決してしない。
それで良かったんだ、と、私は彼に出会ってようやく、今まで周りにいた大人たちの過ちに気付いた。混ざり合うことで一つになる、なんて馬鹿らしいにも程がある。個々が存在し、時折干渉する中で生まれる温かみ、それが永遠になれば、それで良かった。
私は彼と共に、幸せでありたかった。
その思いに、揺らぎはない。はずなのに。
「やっぱり怖��?」
とうに靴を脱いだ彼がビルと空の境界線に座り、目下の死を覗き込んでは人の小ささに驚いていた。縁側に腰をかけたようなその姿に、私は動揺が隠せない。
「ぜーんぶ、やり終えるのに3年掛かったね。案外早かったけど、君はどう?」
「...分からない、」
「ノートがあんなに増えるとは思わなかったなぁ。」
「そうね、」
遺書、は書かなかった。辞世の句、も趣味じゃない。この世に残すものもなければ、残したものを読む人間も、私にも、彼にもいなかった。彼はふらりと立ち上がり、コンクリートを裸足で歩く体験に口角を上げている。
「人をね、信じないぞ。って顔をした君を見た時、今まで色んな人の心ない言葉に傷付けられて、剥き出しのままひたすら歩いてきたんだ、って思ったんだ。」
「......」
「だから、その手を引いたり、引き留めたり、絡めたり、脇道に逸れたり、色んな世界があることを伝えたくて、君の手を取った。」
風が吹いて、彼からふわり、と微かにフレグランスの香りがする。ほんのり甘いホワイトムスクの香りは、私が今日の朝ベッドで眠る彼に振りか��た、お気に入りの香水だった。
「その相手に死んでくれ、って頼まれるなんて、貴方も災難ね。」
「...君に出会ってからの人生、楽しかったよ。人を好きになることで、人生が変わるとは思わないけど、でも、君は確かに、僕の人生を彩ってくれた。だから、幸せをそのまま来世まで持っていこう、って提案も、構わなかったんだ。」
「私のせいで、死ぬの?それとも、私のために、死ぬの?」
「君のためじゃない。僕の幸せのために、時を止めるんだ。」
後ろ手でフェンスにしがみついたまま彼を睨んでいた私を見て、彼は苦笑した。最後まで八つ当たり、と思っているんだろうか。
「今日のワンピースは、海の近くのお店で買ったね。」
「...派手な色はあまり着ないのに、貴方が、楽しそうに選ぶから、夏になるたびこれを着る羽目になった。」
「今日の靴、君の誕生日に僕がプレゼントしたパンプスだね。」
「気に入ってるの。私の好きな色で、履きやすくて。」
「安かったのに。君、同じ靴ずっと履いてるから、気になって��。」
「安くても、いいの。貴方が私を思って、何の見返りもなく行動してくれたのが、嬉しかった。」
眼下で嫌みなほど煌めく街の輪郭がぼやけて、光の球がゆらゆらと蠢く。頬を濡らす何か。
「ねぇ、」
「ん?」
「私、貴方に死んでほしくない。どうすればいいの?」
私の頬を撫でた彼の顔は困った表情を浮かべている。こんなにも胸が苦しいのは、私の身の丈に合わないような幸せを詰め込んでしまったからだ。誰かの不幸の上にある幸せを、こんなにも嬉しそうに抱きしめてしまったからだ。
「死ぬのは、簡単だよ。ここから飛べば一瞬、車中で5分眠っていれば、そのまま。」
「わかってる、だから貴方が死ぬのは、嫌なの、」
「君と一緒に幸せ持っていけるなら、寂しくないよ。本音は、何?」
「私、死にたくない。幸せが無くなるのが怖くても、それでも、貴方と生きてみたい。」
「...よく言えました。」
彼がひょい、と私を担ぎ上げ、そしてフェンスを乗り越え生きた世界へと二人戻る。同じコンクリートなのにこんなにも違うのか、と、地面に足をついた瞬間へたり込んでしまう。合わせて体育座りになった彼が、私の顔を見て、「鼻水出てるよ。」と笑う。腹いせにワンピースで拭いてやれば、余計笑う彼。
「帰ろう。今日はグラタンにしない?」
「グラタン?」
「そ。初めて食べた君の手料理、エビグラタン。」
「...作るの、手伝ってね。」
「分かった。作りながら、明日は何をしようか、二人で考えよう。」
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医療の現場から②
4598

四谷三丁目
2020/04/19 23:12
気が狂いそうなのでしたためておく。
私は首都圏の「けっこう大きな病院」に勤める看護師だ。
今回の新型コロナウイルス感染症の蔓延を受け、行政からの要請を受けて最大80名の陽性患者を受け入れることが決定した。80床の空床確保のために入院患者の大移動、新規入院や手術の制限が始まったのが4月の初め。そこから2週間が経過した。
ちなみに3月末より現在まで、全職員マスクは3日に一枚の使用制限がかけられている。
4月の2週目。新型コロナウイルス感染症陽性患者の受け入れ拡大が決定してからの混乱は、収まってないがなんとなく慣れてきた。混乱していることに慣れてきた。
大騒動だった患者の大移動は完了し、3日間使いまわしたマスクの臭さに辟易しながらも通常業務は続く。
丸1日患者さんと喋り倒したあとのマスクを3日間保管するとあんなに臭うなんてことは一生知りたくなかったが、とにもかくにも2週間も同じ状態が続けばなんとか慣れようともがくようになった。昼飯をカレーにした翌日盛大に後悔して以来、もっぱら蕎麦を食べ続けている。
ちらほらと陽性疑いの患者が現れCTとPCR検査を実施することも“日常”となり、なんとなく、みんな「こんな調子が続くのかな」と思っている気配があった。
「怪しい」患者さんもPCR検査陰性1回で通常対応可になるのは未だに解せないが。解せないが2回3回やる余裕がないことは分かる。分かるので仕方がない…のだろうか。うん。
同じころ、上層部から「職員はなるべく公共交通機関を利用せずに通勤してほしい」とお達しがあった。「市民を守るためにも」という文言にけっこうビクッとする。そうか。「私たちが感染源になる」ことを懸念しないといけないのか。まあ、そうか。そうなのか。そうか……
通勤中にソシャゲができなくなることに葛藤したが、しょうがないので車通勤に切り替えた。これも医療従事者の務めかな、と思うくらいの調子は取り戻していた。
渋滞を覚悟していた職場最寄りのインターは、自粛要請のためかびっくりするくらい空いていて、想定よりもかなり早めに着いた。
看護師駐車場の片隅で、泣いている子がいた。
目が合ってしまい、うろたえつつ、じろじろ見るのも悪いだろうかと思ってそそくさと脇を通過した。4月に入職したばかりの子だろうか。たった2週間で泣かせるなんて恐ろしい病棟だなぁ……どこだろう……なんて考えながら職場につくと先輩がいたので、思わず話題に出した。
「ああ多分ね、A病棟の看護師じゃないかな……。みんな毎日泣いてるんだって」
驚きを通り越して肝が潰れた。
40床全てが新型コロナウイルス感染症陽性患者で埋まる予定のA病棟は、今年新卒入職者は配属されなかった。当たり前だが、新人を受け入れられる状況ではない。元々いた2年目以上のスタッフと、新卒者の不足分を補うために中堅やベテランスタッフが何人か異動したと聞いていた。
泣きながら仕事をしているとは????
いや、その通りだ。泣きながら仕事をしているそうだ。みんな泣いているらしい。私が見たわけではないが。事実、みんな泣いているらしい。
みんな泣いているとは??????
文字通りだよ。みんな泣いているらしい。過酷な業務に耐えかねて泣きながら出勤し、いつまでも終わらない業務を泣きながらこなしているらしい。こなす、こなすとはなんだろう。泣きながら???それはこなせてないんじゃないか???
考えれば当たり前だ。レスピ(人工呼吸器)付きの患者なんて、1病棟に一人いるだけで業務は逼迫する。呼吸器の管理、頻繁かつ気を遣う吸痰に、2時間ごとの体位交換、全介助の清潔ケ��。点滴タワーはシリンジポンプまみれだろう。それが何人?しかも全員新型ウイルスの陽性患者だ。
「来週の私たちかもね」
先輩がポツリと零した。肝がつぶれた。私はまだまだまだまだ甘かった。この期に及んで甘かった。
「新型の感染症が世界中に蔓延するフィクション」の中で、対応する看護師が泣きながら仕事している描写があったら、私は「医療現場の描写にリアリティがないな~」とか言うかもしれない。「看護師=女=すぐメソメソする、みたいなイメージで書いてない?現実の看護師なんてメンタルゴリラばっかりですけどw」とか調子よくこき下ろす自分が想像に容易い。
現実が、私の想像できる「リアリティ」を超えている。
次の陽性患者受け入れ病棟がB病棟に決まった。当然ながら収容予定は80床なので、2病棟分必要になる。
エレベーターのA病棟とB病棟の階数ボタンは、ビニールテープで×が貼られ押せなくなった。ちょっと前までは他病棟からヘルプに行くこともあったが、もうそれもない。完全な隔離病棟だ。
受け入れが始まるとすぐに、「B病棟のスタッフも泣き始めたって……」と聞くようになった。
かき集められた精鋭部隊ではない。たまたま配属されていた職場に白羽の矢が立ってしまっただけのスタッフたちだ。たまたま配属されただけの職場が、ある日突然地獄になる。理不尽だとす���思う。いや理不尽だろうこれは。
他病棟だってA,B病棟から転棟してきた患者の対応でいっぱいいっぱいで、易々と人手を回せる状態じゃない。A,B病棟全体を隔離する規模になってしまったので、手が空いたからと一時的なヘルプをするのも感染制御の観点から不可能だ。どん詰まっている。
医師たちが、「最終的には100床受け入れるってね」「そうなるよな」「そのうち2割が重症者か…」と立ち話しているのを聞いてしまった。
80床のはずでは????20床、ICUまるまる一つ分だ。誤差の範囲じゃないぞ。何が何がどうなってるんだ。次、地獄に落ちるのはどこだ。来週の私たち。先輩の言葉を思い出し胃が冷える。
テレビで我が県の知事が、「感染症指定病院に要請し、受け入れを拡大予定」と話している。突然20床増えた意味が分かった。当然それを責めるわけではない。いくら増やしても足りないくらいじゃないだろうか。責めはしないが、受け入れるのは我々である。ただただ事実として、地獄が広がっていく。
4月3週目。当然のごとくN95の在庫が切れた。分かってた。もう分かってました。イタリアでもアメリカでもどこでもかしこでも尽きていたN95が当然のごとく尽きた。
何もかもが、「前例」通りに突き進んでいく。2か月前のイタリアに右へ倣えだ。
右へ倣えだ。この国の医療現場は、他国が2か月前に通っていた道を丁寧になぞって地獄へ突き進んでいく。
N95は滅菌室で再滅菌して使いまわすことになった。書いていて発狂しそうだ。陽性患者対応に使用したウイルスたっぷりのN95を、滅菌室に運んで常駐の滅菌委託業者さんが滅菌する。使い捨てのマスクを。
「絶対に入ってこないで!!!」と滅菌室から全部署に連絡があった。そうですよね。ウイルスたっぷりのマスクを滅菌中なので。気が狂いそうだ。滅菌室のスタッフが可哀そうでならない。
滅菌のプロフェッショナルたちも、新型の感染症陽性患者に使った使い捨てマスクを再滅菌する未来なんて想像してなかっただろう。なんなんだこれは。
再滅菌したマスクは該当の病棟に返っていく。たまたまそこに配属されていたスタッフが、使い捨てのマスクを延々と使用し、未知の感染症患者に対応していく。泣きながら。
その彼らにポリ袋がかぶせられる日も近いんだろうきっと。ねえ。
気が狂いそうだよ。
私は陽性患者100名を収容予定の感染症指定病院に勤務していて、毎朝緊張しながら体温測定をしていて、サージカルマスクは3日間使いまわしていて、コロコロ変わる手術予定に振りまわされていて、疑陰性なんじゃないかとヒヤヒヤしながら患者対応をしていて、自分が感染源になる可能性にビビって車通勤に切り替えて、昼食にカレーは控えるようになって、でも、
まだまだまだまだ全く「大丈夫」な看護師だ。私がいるのは地獄じゃない。こんなもんじゃない。こんなもんじゃなかった。こんなもんじゃないんだよ。
考えるだけで気が狂いそうだよ!!!!!!!!!!!!!!
死人が出るよ。患者さんのことじゃない。院内感染の話でもない。自殺者が出るよ。
知ってください。お願いです。知ってください。最前線は地獄の底だ。
駐車場で泣いていた子。新卒と間違えるほど若い子だった。人目につくところで泣いていたのはSOSだったんじゃないか。思い切って話しかけるべきだったんじゃないか。後悔し続けている。毎朝駐車場で探してしまうが、あれ以来見かけたことはない。
怖くて仕方がない。
うちはまだ院内感染が起きていない。どう考えても時間の問題だとしか思えないが、とりあえず最大の爆弾はまだ爆発していない。それでこれなのだ。すでに院内感染が発生している病院はどれほどの苦境にいるのだろう。想像するだけでキツい。怖い。
言葉にするだけで気が狂いそうだ。この国のどこかで、すでに命を絶った医療従事者がいるかもしれない。最前線はそういう状況だった。とっくのとうに地獄の窯の底だった。
4/18。NHKで新型コロナウイルスの特集をしていた。右上に出ている見出しには「差し迫る医療崩壊!」とある。
とっくに崩壊してんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
見て分からないのか?!?!?!?!?!?!?!
NHKに限らない。メディアさんたち、いつまで「差し迫った」だの「どう防ぐ」だの「瀬戸際」だの言うつもりだ???1か月くらい前からずーーーーーーっと迫り続けてない???今どの辺まで迫ってるの???瀬戸際の瀬戸際の瀬戸際くらい????来週は瀬戸際の瀬戸際の瀬戸際の瀬戸際か???????
「ついに訪れた医療崩壊」くらいのさ!!!!!見出しをつけるくらいのさ!!!!!!
そんくらいの気骨を見せてよ!!!!!!!!伝えてくれよ!!!!!!!!!!
視聴率とれるぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
医療現場は崩壊してます。
毎日泣きながら働く最前線スタッフの苦しみと、底が尽き果てた医療資材と、ベッドを増やしても増やしても溢れ続ける患者と、もう防ぎようのない院内感染と、何をとっても崩壊しきっているとしか思えない。意地でもそれを認められないらしいメディアさんのおかげで、最近テレビそのものが苦痛でしかたない。
どうして????何なの??「これもう崩壊してるよね」って言ったらどっかから怒られるの???ここは北朝鮮か??????
(4/20 サンデージャポンで「ついに崩壊か?!」という見出しを確認。サンジャポにいいね!する日がくるとは)
4月16日。日本看護協会が厚労省へ要望書を出した。
https://www.nurse.or.jp/up_pdf/20200416173648_f.pdf
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200417/k10012391731000.html
とても失礼ながら、こんな強く声を上げる団体だと思っていなかった。毎年給料から年会費2万円を強制徴収する団体という認識しかなかった。表参道のエルメス(ヴィトンだったかもしれない)の隣に立つビルを見るたびに、「私たちの年会費で建てたビル」「埼玉に引っ越せ」と野次っていてすまん。びっくりした。
危機に際して、所属する団体のトップが自分たちを守ろうと毅然と声を上げてくれることが、現場の声をくみ取って動いてくれることが、こんなに安心感を与えるものだと思わなかった。体験したことがなかったので。ねえ内閣総理大臣。
要望書を見た友人が心配してLINEをくれた。医療職ではない人が見てもギョッとするくらい、逼迫するものを感じたのだろう。
「お願いだから、自分の身を最優先にしてね」の言葉にちょっと泣いた。私も本当に、本当にそう思う。
これを読むかもしれない看護師さんに伝えたい。医師にもコメディカルにも、委託業者さんにも、クラークさんにも、助手さんにも伝えたい。声を上げる気力もないほど追い詰められている崩壊しきった医療現場のあなたに、どうかどうか届いてほしい。
逃げていい。逃げましょう。
絶対に身を粗末にしないでほしい。死なないでほしい。お願いだから。
心が潰れそうな思いでいる。同僚が、友人が、私の大切な人が、誰かの大切な人が、地獄の底にいるかもしれない。医療資材が次々に底を尽きる現場で泣きながら働き続けて、心身を壊してしまうかもしれない。命を絶ってしまうかもしれない。気が狂いそうだ。
本当にお願いだから、絶対に死なないでほしい。誰も死なないでほしい。逃げてほしい。
あなたも私も、生活の糧に医療職を選んだだけのごく普通の人間だ。専門職としてのプライドも信念も、たぶん奉仕精神みたいなもんも持っているけども、それは生業の範疇の話であって、食べていくために必要だから身に着けたのであって、言うなれば職業人としてのプライドだ。
絶対に殉じるようなものじゃない。
ポリ袋かぶせられる前に逃げて何が悪いんだよ!!!!!!!!!!!!
何でこんな目に合わないといけないんだ?!?!?!
私はまだ地獄には落ちていない。まだ怒ることができる。声を上げる気力がある。その私でも、怒りよりも絶望感に心を浸され始めている。
なんでそのまんまイタリアと同じことになってるんだ?
この世界難を前に、2カ月間何をしていたの?
オリンピック開催に躍起になり、サージカルマスクを自分のパーティーで何百枚も配り、横流しし、466億円をかけて不良品入りの布マスクを配ってました。あと��を撫でてる動画を公開した。そうですか。ハイ。
あんたらがポリ袋被ってくれ!!!!!!!!!!!!!!!
「先手先手」の意味知ってるか??????????
そしてマジで気を失いそうなんだけど不良品の話は本当なの???
もうねさすがにデマであってほしいと願うレベルだよ!!!!!!!
不良品が事実だとして!!!!!どこで作ってんだそのマスク!!!!!!!!ねえまさか新型コロナウイルス付いてないよね?????本当に冗談じゃないんだけど?????
ここが最底辺だろうと思うたびに、「最低」の底が軽々とブチ抜かれていく。本当に怖いよこの国が。現政府が。おかしいだろ。普通に考えて何もかもおかしいだろ。
466億円かけて虫付きの布マスク配る国だぞ!!!!!!!!!
正気でいられないよ!!!!!!!!!!!!
こんな政府のせいで死にたくない。医療現場だけでなく、と言う余裕はもうなくなってしまった。建前は吹き飛んだ。
私は我が身の安全と、同じ医療現場で苦しんでいる仲間のことしか考えられない。あなたのことが心配だ。お願いだから、命を絶たないで。
サージカルマスクもプラスチックガウンもN95も、何も間に合わないし、金がもらえたとしても先の話だろう。
4/17に発表された新型コロナウイルス診療への診療報酬倍増は、久々にブチ切れないニュースだった。だけども、残念ながらこれはスタッフの手に渡る金ではない。具体的に、どこの部分が何点上がるのか発表されないことには、病院に入る利益だってどんなもんか分からない。
今まで散々、お金を取りやすいところから、手がかかりやすいところから、狙い撃ちするように診療報酬を削り取られ続けてきたので、信用ができない。これはまた、別の怒りが噴き出してしまうからやめておくが。
看護協会が「危険手当て」と明言したのはここだろう。地獄の底で苦しんでいるスタッフ全員の手元に行き渡る報いが欲しい。「命がけ」が文字通りである現実に、国や行政からの具体的な報いがほしい。エールはもういい。
逃げような。
朝起きて、「無理だ」と思ったらすぐ逃げてほしい。
スマホの電源を切って、鞄���パンツと歯ブラシだけ詰めて、堂々と公共交通機関を使って、安らげる場所に逃げてほしい。できれば、友人とか家族とか恋人とか、あなたを大切にしている誰かの元に。
真面目な方ほど、患者さん思いで真摯で誠実な“医療従事者”ほど勇気がいるだろう。患者さんや他のスタッフの顔が浮かんでしまうだろう。よくよく分かる。でも勇気を出して、逃げてほしい。心からのお願いだ。
私はそうするつもりだ。叩くなら叩けばいい。知ったことか。
身近に医療従事者、および病院スタッフがいる方。ちょっとでも不安があったら、連絡をとってみてください。できれば電話をして、声を届けてください。思いもよらぬところで、全く予期せず地獄に落ちているスタッフがたくさんいる。
「心配しすぎだよ」と笑われるくらいならそれでいい。取り返しのつかない悔恨が生まれてほしくない。
これは私が目にしているそのままの現実だ。書き記す気力があるうちに、見たものを、この感情を残さねばと思い書いている。
感情の中でも特に「怒り」は、抜きんでて鮮度が命だから。フレッシュな怒りを持ち続けるのは不可能だ。だけど、言葉を使って真空パックしておくことはできる。
この渦中における感情をそのまま書き写した言葉は、きっと後々自分の中で価値あるものになる。忘れてなるものか。
まだ気力がある方たち。「自分がこんな苦境に立たされている」と言葉にしてほしい。声を上げて、残しておいてほしい。
「もっと大変な人がいる」とか、建前なんか立てなくていい。矛先が鈍るだけだ。
他でもない“あなた”が苦しめられていることに怒っていい。声を上げていい。当たり前のことだと思う。自分のために声を上げるということが、「わがまま」とか「欲張り」と混同されて委縮していくのが、見ていてとても辛い。
みんな自分を大切にして。第一にして。
「もう無理」と思ったら、着の身着のままで逃げよう。
そんで国から貰えるお金をぜーーーーんぶ貰って生き残ろう。お金が足りなかったら、「足りない!」とまた声を上げよう。声を上げて、もらえたらラッキーだ。とりあえず声を上げたらいい。それでいい。「今ここにいる人」なら、誰でもみんなその権利がある。人権ってやつが。
諦めずに、うるさく、しつこく、声を上げよう。
そして生き残ってほしい。お願いだから。
駐車場で泣いていたあの子の姿が目に焼き付いて離れない。どうしたの?と一言、声をかければよかった。後悔し続けている。
あなたに届いてほしい。その一心で、今、これを書いています。
地獄のお隣、医療の現場より。
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最初から友達になれそうだったのかも
2万円くらい買い物をした。それもスーパーで。
海外のスーパーやら高級食材の店でもなくただの近所のスーパーで。それだけの事だが気分が少し昂る。何から作りはじめようか。デザートはレアチーズケーキとチョコタルト。これは先に作って冷蔵庫に冷やしておけばいい。おでんに煮込み、チーズマカロニ、スープハンバーグにミモザサラダ。キッシュにゴーヤチャンプルーにクラブサンドと焼おにぎり。それから白身魚を檸檬で煮込む。ピザも作りたかったが、さすがにそこで限界を感じた。
何よりいくらやけ食いと言ってもこれはやり過ぎた。どうしようかな、と思ったところで恋次からメッセージが届いた。
『30巻まで読んだ!続き借りに行っていいか?』
ナイスタイミングだなと、ふふ、と笑いながら、リルカもよかったら連れてきてくれ、今日は御馳走だぞと返信すれば、直ぐ行く!と秒で返事がきた。
リルカと恋次が来てくれたら、まちがいなくデザートとおでんはなくなるだろう、よかったと息を吐く。でもアイツ達は酒を飲み始めるとあまり食べないからな‥‥
と、ぼんやりと黒崎の顔が脳裏に浮かんだ。
あの子は何でも美味しそうに食べてくれるんだよなぁ、でも社交辞令なのだろうか?若いからあれで気を使っているのかもしれない。口は悪いけれど。
とはいえ元々自分がやけ食いしたくてこんなことになっているのだ。リルカと恋次のいつものバカ話をツマミに今日は何も考えずたくさん食べようーそう思いながら、開いていた「副理事長」のラインをそっと閉じた。
◾
◾
◾
「ん?俺達以外に誰か他に来るのか?」
「いや?貴様とリルカしか呼んでないぞ」
「は?いやこの量は10人分くらいねーか?つーかなんかのパーティーかよ」
部屋に入るなり、恋次が目を丸くした。うん、確かに作りすぎた。反省はしてないが。
「なんかあったのか?」
「え、」
幼馴染みの恋次は馬鹿でちゃらくて金の計算もできない奴だが、時々、こういう、変なところで鋭かったりする。泣いたわけでもないし、こういう日が来るのはわかっていたから、そんなに自分では落ち込んでいる��もりもないのだが。
「何もないよ、たくさん料理したくなっただけだ」
普通通りにうまく笑えたと思う。
恋次はへぇ?と然程気にすることなく、焼おにぎりを手に取ると口に放り込んだ。
◾
◾
彼氏と思っていた男に、フラれた
フラれる直前に、伊豆あたりに一泊旅行でも行こうか、なんて言われてちょっと舞い上がっていた。
休みの日には滅多に会えなかったし、平日も仕事があるからほぼ食事してホテルというデートしかしなかった。だから初めて誘われた一泊旅行を実はとても楽しみにしていた。可愛いワンピースをみつけて、これ旅行に着ていこうかななんて買うつもりでいたのに、買わなくてよかった。まさか二股だったとは。それも浮気相手が「私」。そりゃぁ休みの日に会えるわけなかったわけだと、別れ話の最中に、ふふ、と渇いた笑い声が自然と漏れた。その笑いが気に入らなかったのかどうかは知らないが、
「ほら、ルキアはそういうところなんだって。酷いとかゆるさないとか泣いたり喚いたり、絶対しないもんな。だから俺のことどう思ってるんだろうって俺もイマイチ踏み込めなかったんだよ」
きちんと状況を把握して相手をなじらない事の何がいけないのか。その言葉を飲み込む。
酷いとは思うが、赦さないなんて言うほど何かしてもらったわけでもない。ちょっと素敵だなと思ってたから、声をかけられ男女の関係になって嬉しかったけれど。でも最初から自分はきっと信じてなかったのかもしれない。こんな素敵な人が、私に声をかけてきたのは気紛れだろうなと思っていたのだ。
「男はやっぱりさ、感情むき出しにして求めてくる女の子を突き放せないんだよな。泣くのとか狡いと思っても、やっぱり泣くほど俺が好きなのかって思うとほっとけなくなるっていうか」
そうですか
貴方の本当の「彼女」はきっと、そんな女性なんですねよかったですね。
可愛くなくて浮気相手としてもでき損ないだったのかと思うと、喉のあたりがジクジクと鈍く痛む気がした。魚の骨がとれないあの感覚。
だからたくさん食べるしかないのだ。
食べて食べて、喉の違和感を腹に流し込んで治すしかないのだ。
◾
◾
仕事終わりのリルカが合流したのは、8時を過ぎた頃だった。
「ちょっ、なんのパーティなのよ!」
「なんか色々食べたくなってな」
目を真ん丸にしたリルカに悟られたくなくてさらりと答えたが、リルカが恋次のほうに振り返って無言で目配せでもしているのはなんとなく気がついた。けれど
「いいわよね、アンタは食べたくなったら何でも作れちゃうんだから!じゃぁ遠慮なくいっぱい食べちゃおっと」
それ以上突っ込んでこないリルカに彼女なりの優しさを感じて、ほゎんと優しい空気が部屋に流れた気がした。当たり前に恋次の開いた股の間にちょこんと座れば、恋次は缶ビールを開けてからリルカに手渡す。いつもお互い喧嘩腰で喋るくせに、誰の前でも遠慮なくイチャイチャとするこの二人を羨ましいなと素直に思う。3人でくだらないお喋りをしながらかなり食べたつもりでも、やはり全然減らないことで、やはり黒崎を呼んでみようかとスマホを取り出した。
「誰か呼ぶの?」
「うむ、副理事長呼ぼうかなって」
「副理事長ぉ?なによそれ」
「唯一、このマンションでの知り合いなんだ」
「へぇえ?仲いいの?」
「‥‥どうかな?悪くはないと思うのだが‥」
と、答えながらそういえば黒崎を呼ぶのはいつも何か頼みたい時ばかりだったなと今更気がついた。普通にご飯に誘うのは厚かましいというか馴れ馴れしいだろうか?
「なーに、スマホ見ながら固まってんのよ」
「いや、ご飯に誘って来るかなと‥‥」
「仲いいんじゃなかったのかよ」
「う~む、でも‥」
「あー、もう!ほら貸してごらん!」
うじうじしていればリルカにスマホを取られた。ラインの画面を覗きこんだリルカがぶはっと噴き出した。
「ちょっとなにこれ!ほんとに仲いいの?」
「どした?」
「副理事長、多くても三文字しか毎回返信ないじゃん!怒りマークひとつの時もあるんだけど?」
ぎゃははとリルカと恋次が笑いだした。そう言えば確かに黒崎の返事はいつも「了解」「💢」「今行く」みたいなシンプルなものだ。
「嫌がられてるんじゃないのぉ~?てかルキアもなによこれ、今すぐ来いとか何様なのよ」
「私は理事長だからえらいのだ」
「アホかい!じゃぁ‥‥たまにはご飯ご馳走するからいらしてくださぁい‥‥と、はい送信~」
「気味悪がって既読スルーすんじゃね?」
「ありえる~」
勝手に黒崎にラインを送って二人はまたケタケタと笑いあっている。まぁ確かに気味悪がられても仕方ないか、と思ったのだが
「あら?」
早くね?とリルカがぶっと噴き出した。恋次がスマホをリルカから取り上げる。
「了解、だってさ。副理事長さん来るみてぇだぞ?」
「てか副理事長って若いの?男?女?」
「あぁ、それはー」
という会話の間にインターホンが鳴った。アタシがお出迎えして来る~!とリルカがはしゃいで玄関に向かう。
男で、まだ学生、それから普通にカッコいいほうだと思うと言うのを聞かないままのリルカの「ぅぉぉぉお?」という声と「え?え?」と焦ったような黒崎の声に
まあ、そうなるよなぁとやれやれと黒崎のグラスと皿を用意することにした。
◾
◾
「副理事長って呼びにくいんだけどー名前なんていうの?」
リルカと恋次は元々人見知りしたりしないが、黒崎も同じようで直ぐに打ち解けた。私がそう呼ぶので二人も副理事長と呼んでいたが、言いにくかったらしくリルカが聞いた。
「黒崎です、黒崎一護」
「いちご?ベリー?」
「ぜってー言うと思った。発音違うっす」
「んじゃ、一護って呼んでいーい?黒崎も言いにくいし」
「いいっすよ、俺も名前で呼んでいいっすか?」
最初こそリルカさん恋次さん、とさん付けで呼んでいたが、時間がたつうちに黒崎は普通に2人を呼び捨てにしていた。まぁ、この2人にさん付けは確かに変というか気持ち悪いのだが。
黒崎が来てくれたおかげで、どんどん皿が片付いついくのはやはりありがたかった。酒を飲んでもパクパクと食べる黒崎に「若いってすげーな」と恋次が妬み混じりに呟いた。
「それにしてもずいぶん作ったんだな」
「あぁ、だから存分に食ってくれ。全部平らげてくれると嬉しいぞ」
「いやさすがにそれは無理だろ」
「あ、じゃぁ一護も誰か呼べば?彼女とか」
「は?悪いからいいっすよ」
「いいよねぇ?ねぇルキア」
「もちろんだ」
と、言いながら、そういえば黒崎にも彼女ぐらいいるのだろうなと改めて思った。そんな話をしたことなかったが、黒崎の風貌を思えば彼女がいないはずもない。だとしたら
「なんか、すまなかったな」
「は?」
「いや、しょっちゅう呼び出してしまって。夜中とか。彼女が知ったらいい気はするまい」
「夜中まで来させてたのかよ!」
「ルキアってば欲求不満だったとか?」
茶化してくる恋次とリルカに違うわばかもの!と思わず声を荒げてしまう。夜中の時は、本当にあれは怖かったから、考えなしに呼んでしまっただけなのに。欲求不満とか思われるのは嫌だ、なとと感じてしまうのは男にフラれたばかりだからだろうか。
無駄にムキになってしまったのが恥ずかしくて、皿を片付け始めてキッチンに逃げようとすれば、つんつん、と黒崎にスカートの裾を引っ張られた。
「俺、彼女いないからその辺は別に気にしなくていーっすよ」
「‥‥はぁ」
気にしたのは本当はそこではないのだが、と思って曖昧に返事をすれば、何故か突然、今度は恋次が声を荒げた。
「一護てんめー、嘘ぶっこいてんじゃねぇよ!おめぇが彼女いないとか超嘘クセーんだよっ」
「嘘ついてねーし」
「あ、もしかして一護ゲイ?」
「なんでだよ!!」
よかった、話がおかしなほうにずれてくれたとホッとしてしまう。皆がくだらない話で盛り上がってくれればそれが一番いい。
わたしの話はしたくない
私の話なんて、何もおもしろくないのだから
「一護さぁ~、じゃあルキアなんてどーお?」
「は!?」
そう思っていた矢先の、リルカの爆弾投下に思わず声がひっくり返った。
「だぁって失恋した時はさ、やけ食いより新しい恋するほうが絶対きくもん」
「‥‥いつ、私が失恋したと言った?」
「言ってないけど、ビンゴでしょ?」
リルカぁぁと怨み声で首を絞めてもリルカはきゃははと笑っている。駄目だ、これ、もうかなり酔いがまわっているらしい。リルカは酔うといつも以上に遠慮のない会話をぶちこんでくるのだ。
「つーか、おまえ気付いてねぇみたいだけどよ、おめぇが大量に飯作るときは大抵なんかあったときだぞ?」
「な��?」
ゲフッとゲップ混じりに恋次に言われ、リルカが「そーそーわかりやすいのよルキアは」と酒のせいか妙に火照った掌で首を絞めていた私の腕を優しく掴んだ。
「何年友達やってると思ってんの?それにルキアはわかりやすすぎるんだもん」
「‥‥」
はぁ、と自分でもわざとらしく感じるため息をおとした。
そうなのかー
私は何度も同じ事を繰り返しているのか。リルカや恋次にすらわかってしまうほどに。
「新しい恋しちゃえばいーのよ。失恋の傷なんかあっという間に新しい恋がふさいでくれるんだから」
「‥‥別に傷ついてなんかいないんだが」
「あらそーなの?」
「そ・う・だ!だからこの話は終わりだ!すまんな、副理事長も聞き流してくれ。あ、そうだ、久しぶりに皆で桃鉄でもやらぬか?」
「お!いいな!まじ久しぶりだな」
「恋次、あたしにボンビーつけたらまじ別れるからね!?」
「私もだぞ?漫画の続きも貸さぬしこの家から出てってもらうからな!」
「まじかよ!じゃぁ一護にしかつけれねーじゃんよ」
「あ、俺も嫌なんで。恋次が永遠ボンビー連れててくださいよ」
なんだよそれぇ!と恋次がふざけんなとむきになって、皆も笑った。よかった、流れが変わった。
まだ、というか、何も話すことなどない。とてもつまらない私の恋愛話などしたって盛り上がらない。誰かに話さなければ治まらない感情すらない。自分の中でそのうち風化していくのを待つのはいつものことなのだ。
コントローラーをガチャガチャ用意し始めた恋次とリルカを横目に、とりあえず食事を片付けてしまおうとすれば、「手伝いますよ」と黒崎も皿を運んできた。
「あ、ありがとう。でも大丈夫だ、先に始めててくれ」
「‥あのさ、」
「ん?」
「飯、スゲー旨かった。まじで」
「そうか、それはよかった」
「また作りすぎたら呼んでよ。俺が全部食うからさ」
「そうだな、お願いするよ」
「あと、俺、彼女いないから」
「ん?」
「大事なことだから2回言っとこうと思って」
「?」
どういう意味だ?と聞き返そうと思ったが、黒崎は照れたように笑うとリルカ達のほうに行ってしまった。今の笑いはなんだろうとも思ったが、わかるのはバカにした笑いでなかったということで、どちらかと言えば何故か優しい気分にさせてもらえた。やはり黒崎は悪い奴ではないのだろうな、と口許が緩んだ。
◾
◾
子供の頃にやったゲームは久しぶりなせいかおおいに盛り上がり、盛り上がる勢いに任せて焼酎を飲んでいたリルカと恋次はほぼ同時に潰れた。時計を見れば2時近くなっていた。
「すごい時間になってたな、副理事長明日はバイトは?」
「明日は昼からだから平気‥てか、その副理事長ってのやめない?」
「あ?あぁ、クセでつい。じゃぁえーと黒さ」
「一護でいーって」
「そっか、わかった」
「じゃぁ、言って」
「へ?」
「言わないと、言って慣れねーとまた副理事長って呼ぶでしょ」
「はぁ、では、いちご」
なんだか恥ずかしくて少し照れてしまうが、有無を言わさないその物言いに、黒崎の名前を、呼んだ。
ニシャッと黒崎もとい一護は笑うと「よし!じゃぁ俺もルキアって呼んでいい?」と頭をポンポンと叩いてきた。
「なんだか生意気だな貴様」
「だってアンタ達3人、俺よりガキっぽいつーかアホなんだもん」
「失礼だな!」
確かにリルカと恋次はそう想われても仕方ないがと言えばルキアもかわんねーよと一護は笑った。
帰る一護を玄関まで見送る。crocsに足を入れてから靴箱の上をじっと一護は見ている。
「なんだ?」
「いや、前からちょっと思ってたんだけどさ、ルキアってウサギが好きなの?」
「あぁ、そうだよ」
「ふぅーん」
じゃぁおやすみ、と出ていってから「あ!」と思い出した。そうだ、一護も好きなんだ、いや好きかどうか聞いてないが、一護のヘルメットには小さいウサギのステッカーが貼ってあるのを私は知っているのだ。
そうだ、そのこと、まだ、一護に話してなかったなと顔がにやける。今度一護に言わなければ。実は貴様の事、あの日談話室で会うまえから私は知っていたのだぞと。それから貴様もチャッピーが好きなのかと聞いてみよう。
なんだか楽しい気分になりながら、鼾をかいて眠りこけるリルカと恋次のいる部屋に戻った。
喉に魚の骨がささっているような不快感は
いつのまにやら消えていた
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袋一杯の缶チューハイ
今日、っと日付が変わってた。昨日、大嫌いだったバイトを辞めてきた。正直"バイト"と言ってしまうのに抵抗がある。もうアルバイトの扱いはされてなかったし社員さんより働いていたから、私からしたら
大嫌いな仕事を辞めてきた。こっちの方がしっくりくるのだ。
7月に入ってすぐに上の人に辞めたいと話をしたのだが、「年明けまで居てほしい」と何度もお願いされ、その場ではわかりました、と答えた。でも日に日に仕事は辛くなっていき頑張れなくなってきてると気付き始めていた。その矢先
ぜんぶがぜんぶ理不尽と言うわけではないけれど私ひとり責任を負う羽目になった出来事があった。もう私からしたら好都合だ、これで辞めれると前向きにとらえることしか出来なかった。じゃないと辛すぎるから。
ただその時は辞めれなかった。「こんなことで辞めないでくれ」と、なんなら少し煽られたくらいだ。
「もう、もうもうもうむりー!」ってなった。その出来事が7月下旬か8月入ったばかりの頃だった。そして今日。一番親しくしてくれてふざけあった弟みたいな先輩にだけすべて打ち明けて、「今日、辞めに来た」と伝え、制服、鍵、すべてを置いて、私だけ去った。
父親に「今日は二人で晩御飯食べたい、めでたい日なんだ」とメールして近所のピザ屋さんで待ち合わせして、二人で晩御飯を食べた。
食べてすぐに寝てしまって、夜中の2時30分に目が覚めた。メールをチェックしてみると"元職場"の上の人からあった。簡潔に言うと「はっきりした理由がほしい」とのこと。そう、退職理由。職場の形態として男子7割女子3割、そんな職場であまり女子から好かれていなかった私が私よりキャリアが上の女の子より早く責任者とゆう立場になってしまい妬みや嫉みを受けつつも交わしてきたが、段々交わせなくなって他の女の子とも距離感が掴めなくなってしまった。少々省いてはいるが、要するにはこれが理由。それを伝えるとすると直ぐに既読がついて「わかりました。」と。
終わった、これですべて終わらせれた。シフトを出してから今日をずっと待っていた。あまり綺麗には退職出来なかったけど今日が私にとって大切な日になりますようにと願い父親と話し食べていつの間にか眠ってしまっててさっきふと目が覚めてしまって、こんな時間に目が覚めてしまったもんだからやる事なんてネットサーフィンくらいで、見たくもないのに好きな人のSNSを見て凹んでたりして、あ~~くそくそ!清々しい気持ちだったのにちくしょ~~!と思ってメールをチェックすると"元職場"の後輩と先輩から優しいメールが入っていて心が痛くなったりした。後輩に関しては、辞める一週間前くらいからもうどう接していいかわからなくなってしまって冷たく接してしまったのにも関わらずこうしてメールをくれた。ごめんねって返した。
今はもうこれで良かったと思っているし、やっぱり私にとって大切な日になった。また私が生まれる日。
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