Scan and transcription of the Persona 3 part of Otomedia February 2016. Don't repost without permission
●第4章2016年1月23日より新宿バルト9、梅田ブルク7ほかにて全国ロードショー/2016年1月20日第3章Blu-ray、DVD発売
©ATLUS ©SEGA/劇場版「ペルソナ3」製作委員会
HP http://www.p3m.jp
STAFF 原作/「ペルソナ3」 (アトラス)、脚本/熊谷 純、スーパーバイザー/岸 誠二、キャラクターデザイン/渡部圭祐、ぺルソナデザイン/秋 恭摩、プロップデザイン/常木志伸、色彩設定/合田沙織、美術監督/谷岡善王 (美峰)、美術設定/青 木薫 (美峰)、コンポジット&ビジュアルディレクター/高津純平、編集/櫻井 崇、音楽/目黒将司・小林哲也、音響監督/飯田里樹、第4章監督/田口智久、制作/A-1Pictures
CAST 結城理/石田 彰、岳羽ゆかり/豊口めぐみ、伊織順平/鳥海浩輔、桐条美鶴/田中理恵、真田明彦/緑川 光、山岸風花/能登麻美子、アイギス/坂本真綾、天田乾/緒方恵美、イゴール/田の中勇 (特別出演)、エリザベス/沢城みゆき ほか
◀スイートピーの花言葉は「優しい思い出」。滅びの運命の中、理は“奇跡”を掴むことができるのか⋯⋯?
ゆ う き まこと
結城 理
声/石田 彰
4月に月光館学園に転入した2年生。類まれなるぺルソナ能力を持ち、「特別課外活動部 (S.E.E.S.)」のリーダーを務める。
バレンタイン ホワイトデー
ペルソナ使いのV&W予想
チョコをもらっても、ホワイトデ一は全無視しそう (笑)、周囲に「あんだけもらっといて返さないのかよ!」と怒られて、しぶしぶコンビニとかで気を使ってない感じのお返しを買ってそう。(田口監督)
▶両親を失った幼い日の事故の様子が明らかに!?
夜の女神が微笑む甘くほろ苦いV&Wの運命
思わぬ人物から滅びの運命を突き付けられた理。下した決断は―。全4章にわたる超大作がついに終幕!第3章での理&綾時の様子を見ていると、今作での関係の変化が気になるところですが⋯⋯?「理と綾時の関係は、一言では表せないですね。友達以上ではあると思うのですけど、親友ともちょっと違うし、兄弟とも言えない。アイギスも理にとって重要なポジションにいますが、それでもこの二人の間には入っていけないんです。関係は変わってしまいますが、お互いがどんな立場でも、強い絆で繋がっている気がします」と語るのは最終章を担う田口智久監督。しかし滅びの時が刻一刻と迫るなか、理たちのバレンタインはどうなっちゃうの!?
▲見所のひとつはコロマル(のプリケツ)!「今作中唯一の癒しポイント!」と太鼓判です
●作画/山田裕子 仕上げ/合田沙織
真冬のラブFIRE!!
LOVE
❤️💙💛本命男子サーチ&バレンタイン💚💜🩷
◀自らの正体を知り、理に重大な決断を迫る
も ち づ き りょう じ
望月綾時
声/石田 彰
理たちのクラスに転入してきた謎の少年。明るく朗らかな性格で、何かと理に接し、交友を深めていくか⋯⋯。
ペルソナ使いのV&W予想
女好きが浸透してしまって、意外ともらってなさそう。というより、むしろ配ってそうですね!気の利く男です (笑)。ホワイトデーは大盤振る舞いで、大量のお返しを用意してそう。(田口監督)
S.E.E.S.のV&W予想
本命大量!?
さ な だ あ き ひ こ
真田明彦
声/緑川 光
月光館学園の3年生。2年前からシャドウ討伐隊として活動している。トレーニングを欠かさないストイックな人物。
本命チョコをたくさんもらうのに、行事に疎くてなんでチョコをもらえるのかわかってなさそう⋯⋯。(田口監督)
お返しは手作りで
あ ら が き し ん じ ろ う
荒垣真次郎
声/中井和哉
月光館学園の3年生で、真田の幼馴染。S.E.E.S.の一員だったが、ストレガとの戦いのなかで命を落とした。
寮の女子たちすら、渡すのをためらいそう (笑)。ただ、もらったら手作りのお返しをくれそうですね。(田口監督)
見栄っ張り侍
い お りじゅんべい
伊織順平
声/鳥海浩輔
月光館学園の2年生で理のクラスメイト。時折悪のりもするが、気のいいS.E.E.S.のムードメーカー的な存在。
義理チョコ多そうですね!ホワイトデ一はもらった以上の数のお返しを用意して、見栄を張ってそうです。(田口監督)
律儀な紳士
あ ま だ け ん
天田 乾
声/緒方恵美
月光館学園初等部の5年生。S.E.E.S.最年少のためか、少し背伸びをして大人っぽく振る舞おうとする一面も。
本命多そうですね。お返しはきっちり準備して、周囲に「まだ用意してないんですか?」って言いそう (笑)。(田口監督)
みんなのアイドル
コロマル
長鳴神社の“忠犬”として話題の柴犬。長らく野良犬だったが、ペルソナ能力を覚醒させS.E.E.S.の一員となる。
街を歩くだけで、いろんな人から犬用のおやつとかもらいそうですね!ホワイトデーももらってそう。(田口監督)
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2月の外食記
2月4日 ABCラーメン@銀座/tabacco@恵比寿
歌舞伎観たあと、受験で弟が遠路はるばる来てくれたので銀座でランチ。東京で、ラーメン食べたいとのご所望があればここ一択。育ち盛りをいいことにサイドメニューもたらふく食わせる。大学の下見に付き合ってから好きな人①に会いに恵比寿に。彼の行きつけのラーメン屋向かってから、かよ先輩が行っていて気になってたイタリアンにお邪魔。串カツ屋さんみたいなノンストップタパス、楽しいなあ。大はずれだったビブグルマンフレンチの話して、ここは好みと伝えたら俺たち情報食ってるからねと返されて、たしかになと思った。情報を噛み締めて気持ち良くなりたいよね。4度目も手を繋いで健全解散。デートはこれが最後かな。
2月11日 うゆう@渋谷
大学時代のバイト同期と飲む。私以上に食にうるさいから、お店サジェストするときどきどきしちゃう。芸術品のようによそわれたお通し6品に毎度見惚れる。褒めてもらえて嬉しい。酔ったノリでハプバ行く。摘発されていたからどんなもんかと思っていたけど、プレイルームはホテルとして別会社が運営、行きたいときはスタッフにこっそり声かけるっていうパチ屋仕様になっていてウケた。たしかに懇ろになった男女がホテルに行くのは誰にも憚られませんからね。声かけてくれた男性2人と、半分おしりが見えるセーラー服着てダーツした。失礼だけど、私たちがアプリで会ったら初手で切ってしまう、なんならそもそもマッチしない属性の人。でも2人とも私たちに楽しんでもらいたい気持ちがまざまざと伝わってきて、人間っていとしいなと思えた。ここに来るといつだってあたたかい気持ちで帰路に着く。ありがとう。
2月12日 小野田商店@学芸大学
2ヶ月ぶりの加藤。大好きなホルモン屋さんとワインバー行く。ここに訪れるたびにお客さまは神様じゃないのを思い出す。この街がぜんぜんしっくりこない男だなと思う。ずっと日比谷線にいたほうがいいよ。そのあとなぜか六本木行こうや、と向かったもののバーはろくに空いておらず、さらになぜか遠隔プレイしようや、とドンキ行く。ぜんぜん思っていたのと違ってAVはフィクションだねと笑い転げた。
2月13日 友@目黒
3年前からときおり会っているティンダーの男友達とサシ。はじめて会ったときは私は22で彼は27だったと思うとこわい。手書きのメニューが適当に壁に引っ付けてあるお店ってだいたいはずれがない。M1出場を打診されノーシンクで快諾。だってM1経験のある人生のがおもろいじゃん。いったん彼の芸風見てからコンビ組もっと。
2月15日 ilungo@自由が丘
お気に入りのおでんやさんで飲むつもりが、煩いおじさん客がいるからっておでんやの女将さんと2人して抜けてビストロで飲んだ。日本酒フリーフローは嬉しい。彼女は代理店の大先輩でもある。さんざん仕事の愚痴を連ねる。最近仕事干されてイヤイヤ期だけど、たしかに私はキャッチアップ遅いんだった。背中押される。私も彼女みたいに着物を自由に纏えるようになれるなら、アラフォーもそう悪くない。ハナエモリのお着物ずっと狙ってる。
2月18日 のんき屋@浅草/Trattoria Azurri@神楽坂
日本舞踊のお稽古に浅草へ。せっかくだし、と帰りにホッピー通り寄るもおひとりさまだからと4軒連続で断られる。もしかしてお呼びじゃない?半ば憤って入った立ち飲み屋が大正解で息をつく。もつ煮150円なんてマネタイズが心配です。ほろ酔いで神楽坂。電話でのリファレンスチェックも功を奏し案の定楽しかった。国家公務員からコンサルに転職した理由を問うたら、「それでいうと理由は3つあって〜」とお手本のような仕草を垣間見てにやにやしちゃった。まだ遊んでいたいと恋愛したいの狭間で揺れてると聞いて、正直な人だなあと思う。でも恋人がいないと甘えたくても甘えられないと溢されて、そんなの傷口の舐め合いじゃんと返したけど、まあ、そうだよね。だって私たち、頑張ってるもんね。男の子、みんな葛藤してて可愛い。菜の花とホタルイカ、旬のうちにリベンジしたいな。好きな人②に昇格。
2月21日 ゑぶり亭“@横浜
ダンサー3人で飲んだ回。まあダンサーじゃないんだけど。炙りしめ鯖にレモンを搾るさまさえもべた褒めしてくれるから自己肯定感あがる。元気の良い居酒屋って大好き、絶対にバイトしたくないけど。業界人でもないのにフースタ見てる人は変態と聞くけど、フースタは間違いない。
2月22日 カクニマル@神泉
某ギャラ飲みの日。ここも接客がいい意味でやたらやかましい。刺し盛を出血大サービスしてくれた。こういう人も、まだこういうお店で飲むんだなと思った。でもしっとりしない雰囲気で逆に良かったのかもしれない。女友達と来たかったなあ。
2月23日 da GIORGIO@湯島
好きな人②と飲む。彼から教えてもらったこのお店、かよ先輩が「東京で1番美味しいピザ」とツイッターに残していたのを思い出して俄然楽しみになった。MECEな恋愛の話する。MECEな恋愛なんてないだろ。私はやっぱり一緒にボトルを空けてくれる人が好き。いつだって飲みきる責任を背負った共犯関係でいたい。
2月25日 串カツ田中@横浜
サークルの同期3人と鎌倉で座禅を組んだ日。幸せってなんたるか、良い家に住むでも素敵な配偶者と巡り合うでもなく、皆さんの足元にあるそうですよ。頭ではよ〜くわかってるんだけどな〜!シャバい経営者は全員座禅したほうがいい。私もまだまだ先は長そう。そのまま横浜向かって、田中とカラオケとハブをはしごする煩悩に塗れた夜。田中で串カツ選ぶのってなんであんなに楽しいんだろう。好きなチェーンは田中と松屋とふたごです。
2月27日 どん底@新宿
「お会計30%オフになる年賀状が今月いっぱいだから!」と誘われてティンダーの男友達と飲む。彼ともかれこれ2年になる。ここ、クラシックでとっても美味しいけど絶対にスタッフが堅気じゃないんだよな。そこも含めて良店です。ティンダーを辞めた理由のひとつは彼で、彼に出会えてもう辞めても悔いないなと思った。好き同士ならただ一緒にいれば良いじゃない、なんて互いに婚姻アンチだけど、でも結婚したらバイブス上がりそうじゃね?!と盛り上がる。それもわかる。私が結婚式をするなら彼を「インターネット」のテーブルに着席させる。26歳、春からようやく社会人になるらしい。おめでとう。帰りに店員さんに「しこたま飲んだなあ!」と言われて笑う。2人でシーバスのボトルキープした。勝手に飲ませてね。
今月がはやく過ぎたのは決して日数だけの話じゃない。総じて非常に楽しかったんですよね。よく食べ、よく飲んだ。数えたら2日にいっぺんは飲み歩いていた模様。あと、思い返せば浮き足立つデートが毎週末あって幸せだったな〜!私、やっぱりときめいてたい。来月も素敵なお店で大好きな人たちと過ごせますように。
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2023.10.30
日曜日は兄の結婚式でした。帰省してすぐつけたテレビで流れたのが「なぜ若い女性は此処(地元)を出ていくのか?」というローカル番組の特集CMだったので少し気まずい、私ひとりしか見てなかったけど気まずい。そんな地元で一番身近な家族が、若くて美しいカップルが挙式をあげるのだからそんな捨てたもんじゃないと思うけどなぁとか思いつつ、じゃああんたは地元に戻る気あるの?と聞かれると素直に頷けはしない。結婚式仕様に付けたネイルチップが長くて文字が打ちづらい。相変わらず地元に帰ると相反する感情にのまれてどうしようもなくなるけれど、それでも結婚式はすごくよかった。昔、従兄弟が妹の結婚式で「やっぱり兄妹のは堪えるわ」と言っていたのを思い出した。あっという間に終わったし、お相手の親族に外国の方がいるから急遽父親のスピーチを英訳するっていう父からの無茶振りがあったせいで若干ナーバスだったけれど、それを含めてやってよかったし、参加して良かったなぁと思う時間でした。
新婦さんは本当に素敵な人で、ご家族も素敵で、絵に描いたような仲良し親子っていう感じでそれは素直にすごく羨ましいなと思った。私は末っ子で自由にやらせてもらってるから結婚とか式をあげるとか家を買うとか地元に帰るとか、そういう少し煩わしい問題から都合よく目を逸らしてるけどやっぱり年齢も年齢だし人の結婚式を見るとそういうの考えちゃう。結婚式って日常に鋏を入れてくれるような素敵時間であるのは間違いなくそう思うけれど、友達の前で両親への感謝を伝えるとか死ぬほど恥ずかしくて誰もそんなの見たくないんじゃないかとか考えなくていいことまで考えて1人で疲弊してる。今の恋人はそろそろ社宅の更新が迫っていて新しい物件を探している、そのタイミングで自分の年齢なら「同棲しない?」とか話に上がってもいいはずなんだろうけど私はそういうところからずっと目を逸らしてるなぁとか思う。一緒に住みたいと思ったことはなくはないし、平日だって仕事の合間を縫ってお互いの家を行き来して泊まったりしてるし、一緒に住めたら楽なんだろうな〜と思うけど、相手もその話題は出さないし、まあいいかなと思って何も触れないでいる。ご祝儀の準備をしてたら親から「あんたのときに帰ってくるもんね」と言われて何とも言えない気持ちになった。親は私がいつか結婚すると思ってるし、挙式もあげると思ってる、それは特別な期待とかではなくごく当たり前の感覚としてそう言ってるところまで、わかる。私には心から大好きな人がいて、その人とずっと一緒にいたいと思っている、けれど、まだ結婚したくない、と思っているのもたしかなのだ。結婚したら自由がなくなるっていうのは私の考えすぎ?なのだと思うけれど、こういうことを考えるたびに、私にはまだ見たい景色がたくさんあるのだと痛いほどに実感する、そしてそれが痛く感じるのは、かつての自分のように今の私がひたすら若い自分じゃなくなったからなのだともわかる、健康で自由に行動できるエネルギーがある時間は、意外と限られているのかもしれないなんてずっと昔から気がついていた、憧れを潰さなければ永遠にタンブラーへ思いを綴る大人になっちゃう。なんて、書きながらそれを認めた東京行きの新幹線。内側で煮えたぎる思いがあるくせに、帰省のたびに家族との別れでいちいち泣きそうになる自分がバカみたいだった。そんな自分がいちばんありのままの私なんだと知っているから、余計にバカらしくなる。セブンイレブンで無糖レモンサワーを買った、一息ついてすべてを飲み込みたかった。
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梢ちゃん、初めてのイリュージョン
1.
大阪から東京へ引っ越して、あっという間に1学期が過ぎた。
新しい学校で仲良しの友達もできたし、まあどんな環境にもすぐに適応するのがウチの強みやな。
弟の湊(みなと)は転校先の小学校に慣れなくてちょっと苦労している感じ。
それで母ちゃんが新聞の折り込みチラシで見つけた小学生向けの造形美術教室へ行ってみたらどうか、と提案してきた。
湊はウチと違(ちご)て繊細やもんね。
ゾーケイとかビジュツとか、そういうんは向いてると思う。
母ちゃんは教室へ電話を掛けて見学の予約をした。
土曜日午後のクラス。
「梢(こずえ)も一緒に来て」
「えぇー、ウチも?」
「湊は小2やし一人で行かされへんでしょ? いつもママが付き添えるとは限らへんし、そのときはあんたが連れてくの」
「あーん、貴重な週末やのに。母ちゃんのいけずー」
「そろそろ『お母さん』かせめて『ママ』って呼んでくれへん? いつも成○石井で母ちゃんって大声で叫ばれるの恥ずかしいんやけど」
「『おかん』って言われるよりええやろ? それに高級スーパーやゆうて恥ずかしがるんは田舎モンやで。だいたい成○石井くらいアベノ橋にもあったやんか」
「あ、そうか」
「分かったらよろしい、母ちゃん」
「そうやって親を煙に巻くの止めなさい」
2.
そんな訳で3人で見学に来た造形美術教室。
三田さんというおばちゃんの先生が教えていた。
生徒は10人ほどで、それに保護者のパパとママが何人か来ている。
この日はカラーキャンドルを作っていた。
使い古しのろうそくとクレヨンを削って湯せんにかける。
何色か溶かして好きな順番で型に流し込めばカラフルなキャンドルが出来上がる。
「桧垣湊くんね? よかったら一緒に作らない?」
先生に誘われて湊は頷いた。
「あのっ、ウチもやらせてもらっていいですか!」
「こら梢!」
母ちゃんが止めようとしたけど、先生は笑って許してくれた。
「湊くんのお姉さんね? もちろんどうぞ」
「桧垣梢ですっ。中学2年です! ヨロシクお願いします!!」
だってキャンドル作り、すごい面白そうなんやもん。
「うわぁー、綺麗やん!」
どや、この色のチョイスはなかなかのもんやろ?
「水色を入れたいの? ええで、お姉ちゃんが一緒に削ったげる」
クレヨンを削るのを手伝ってあげた。この教室、こんな小っちゃい子にもナイフ使わせるんか。
「ボク! そこ指入れたらあかんっ。熱いでぇ~!」
湯せんの中に指を入れかけた男の子を止めた。ホットプレートの扱いも注意させんとあかんなぁ。
気が付けばウチは子供たちの輪の中にいてあれやこれや世話をしていた。
先生は後ろに立って笑っていた。
3.
「この娘が一番楽しんだようで申し訳ありません」
他の生徒さんたちが帰った後、母ちゃんが謝った。
ま、ウチを連れてきたらこうなるのを予想せんかった母ちゃんのミスやな。
「いいんですよ。よかったらこれからも毎週来てくれたら助かるな、梢ちゃん」
「ええんですか?」
「子供、好きでしょ?」
「ハイッ、好きです! ・・母ちゃん、ウチの分の月謝もお願い」
「あのねぇ」
「月謝なんて要らないわ。むしろお給料払わないといけないくらいよ」
「えぇ! お給料もらえるんですか!」
「な訳ないやろ」
母ちゃんがウチの頭を小突いた。
「ところで、」
母ちゃんは先生に向かって聞いた。
「三田、静子先生ですよね?」
「はい」
「覚えてませんか? 30年以上前ですけど京都の中学校で」
「京都? 確かに昔、京都で教師をしていましたが」
「私、美術部でお世話になった鈴木です」
鈴木っちゅうんは母ちゃんの旧姓やな。
「・・鈴木純生(すみお)さん? あの、捻挫して松葉杖の」
「はい!」
「きゃあ~っ」「きゃあ~っ」
母ちゃんと三田先生は両手を握り合った。
それからハグして、その場で跳ねながら一回転する。よお息が合うもんやと感心した。
「チラシでお名前見て、もしかしたら思ってたんです」
「懐かしいわ!」
「よかったら、あらためて昔のお話させてください」
「そうね、そうしましょう!」
・・後ろのドアが開く気配がした。
「先生、これも倉庫に置かせてもらっていいですか」
振り返ると背の高いお兄さんが立っていた。
その後ろには可愛いお姉さんもいる。
お兄さんは大きな丸いモンを抱えていた。
イケてない兄ちゃんやな。この、もさぁっとした感じ。
ウチの見立てやと30は超えとるな。もちろん彼女いない歴イコール年齢や。
それと比べてお姉さんはずっと若くてキュート。きっとピチピチの女子高生。
「ああ、まだ生徒さんがいましたね。出直します」
「いいのよ。もう済んでるから。・・それで何を置きたいの?」
「このボールです」お姉さんが答えた。
「くす玉なんだって」
「正確には人間くす玉です」
人間くす玉って、いきなり謎のワード。
「くす玉っ!?」
素っ頓狂な声を上げたのは母ちゃんだった。
「まさかそれ、S型の人間くす玉・・」
「よく分かりますね」
お兄さんが言った。
「あなた何者ですか?」
母ちゃんは両手で胸を押さえて深呼吸して、それから一人で叫んだ。
「きゃあああ~!!」
さっき三田先生とシン���ロして叫んだときよりずっと大きな声だった。
皆が驚いて見守る中、母ちゃんだけが絶叫しながらぴょんぴょん飛び跳ねていた。
46歳の母ちゃんが急に若返ってハタチになったみたいに見えた。
4.
次の土曜日の教室。
ウチは一人で湊を連れて来た。
母ちゃんは前の晩からどこかへ出かけ、朝になって上機嫌で帰って来てグーグー寝ている。
ええ歳の主婦がそないな夜遊びしてええんか?
父ちゃんは笑ってたから許してるんやろうけど。
今日の造形美術教室の題材は千切り絵だった。
いろいろな色の和紙をハサミを使わずに裂き、糊で貼って綺麗な絵にする。
子供たちは一生懸命。ウチも一緒に絵を作る。
やっぱり楽しい。
ウチには造形美術の才能があるんやないか。
「みんなーっ、クッキーだよ! あたしの手作り!!」
れいらさんがお菓子を持ってきてくれた。
玻名城(はなしろ)れいらさんは先週出会ったあの高校生だった。
造形美術教室の卒業生で、ときどき子供たちに差し入れしてくれる優しいお姉さん。
「イッくんは二日酔いらしいです」
「男のくせに駄目ねぇ」
れいらさんが報告して三田先生が笑った。
イッくんとはあのお兄さんのことで、本名はえーっと、酒井功(さかいいさお)さんやったな。
れいらさんと同じく造形美術教室のOBで今もいろいろお手伝いしてくれているらしい。
「いったい何人で飲んだんですか? 先生」
「5人ね。イッくんと桧垣純生さんと私。それに桧垣さんの知り合いっていうモデル事務所の社長さんと、京都から来たイベント会社の社長さん。イッくん以外は全員女性よ」
「えっ、ウチの母ちゃんも一緒やったんですか?」
「そうよ。昔のお話が沢山できて楽しかったわ」
「社長するような人と母ちゃんが知り合いとか、知らなかったです」
「面白い人たちだったわ。皆さんお酒もぐいぐい飲むし、盛り上がっちゃった」
「先生もぐいぐい飲んだんでしょ?」
「おほほほ」
「イッくん可哀想。おばさんたちに飲まされて」
「んま、れいらちゃんったら失礼なこと言うわねー」
「ウチにも分かります。30過ぎのおじさんでも、おばちゃんたちから見たら若い男の子ですもんね。そら可愛がられますわ」
「梢ちゃんまだ中学生でしょ? 何でそんなことが分かるの?」
「えへへ、そうゆうんは得意なんです」
「でも30は可哀想よ。彼25歳だもの」
「うわぁ、ホンマですか~! ウチが言うたってチクらんといてくださいっ」
「あはは」「きゃはは」
5.
家に帰って、ウチは母ちゃんから若い頃の話を聞いた。
母ちゃんは京都の会社でイベントの司会やイリュージョンのアシスタントをしていた。
イリュージョンって、あのマジックのイリュージョンなのか。
二十歳のときの写真と言って見せてくれたのは、チャイナ服の母ちゃんが透明な箱の中に出現したところだった。
腰まで割れたスリットから生足出して、きらきら輝く笑顔で手を振っている母ちゃん。
今の母ちゃんと同じ人とは信じられないくらいに綺麗だった。
謎の『人間くす玉』についても教えてもらった。
人間くす玉は同じ会社のアトラクションで、中から女の子が飛び出すくす玉なんだって。
先週イッくんが抱えていたのは一番小さなサイズのくす玉。
「彼がクレクレしたから無料であげたって社長が言ってたわ。意味分からへんよね」
ウチにも意味が分かりません。
夜、れいらさんから LIME のメッセージが届いた。
『明日イッくん家に行くの。梢ちゃんも一緒にどう?』
『行きます!』
『イリュージョンを見せてくれるんだって』
またイリュージョン!?
後にして思えば、それはウチが新しい世界に足を踏み入れるお誘いだった。
6.
イッくんのマンション。
「いらっしゃいませ!」
ドアを開けて迎えてくれたのは綺麗な女の人だった。
「あなたが梢ちゃん? 酒井多華乃(たかの)です。よろしくね」
「多華乃さんはイッくんの奥さんだよ。先月結婚したばかり!」
ほぇ~。ばりばりの新婚さんやないですか。
多華乃さんは七分丈スパッツの上にニットのサマーセーターを着ていた。セーターの襟ぐりが大きくて谷間がちらちら。
こんなセクシーな奥様がいるやなんて、この間は「彼女いない歴イコール年齢」とか思てゴメンナサイ!
リビングに案内してもらうとイッくんが待っていた。
ちゃんとお話しするのはこれが初めてだった。
「お招きありがとうごさいます! ・・あの、ウチも『イッくん』って呼ばせてもらってええですか?」
「いいけど?」
「実はどう呼ぶか寝ないで考えました。『イッくん』はちょっとナレナレしい、『イサオさん』はヨソヨソしい、そやかゆうて『イッさん』やと大阪のおっちゃんみたいで」
多華乃さんがぷっと笑う。
「なんでやっぱり、れいらさんと同じ『イッくん』で行かせてください!」
「梢ちゃんって面白いね」
よっしゃ、ウケてくれた!
ウチは心の中でガッツポーズをする。
「イッくん、二日酔いは治った?」
れいらさんに聞かれてイッくんは頭をかいた。
「ああ、酷い目にあったけど、タカノがいてくれたから・・」
「熱いねーっ」
大喜びで冷やかすれいらさん。
いつものウチなら一緒に囃し立てるとこやけど、さすがに初対面で遠慮したのは我ながらエライと思う。
「・・んじゃ、さっそくやろうか」
「イリュージョン!?」
「うん、新作だよ。この場所に招かれたゲストだけが見れる限定イリュージョン。そして記念すべき最初のゲストが君たちだよ」
ぱちぱちぱち。れいらさんが拍手した。
今度はウチも一緒に思いきり手を叩いた。
7.
小さなテーブルを挟んで4人がソファに座った。
手前のソファにウチとれいらさん。
向かい側にイッくんと多華乃さん。
こちらから見て向かって左にイッくん、右に多華乃さんが座っている。
イッくんは多華乃さんの腰に左手を回すと、ぐいっと引き寄せた。
多華乃さんがイッくんに密着する。
ニットの襟がでろんと伸びて白い肩が出た。その肩にブラ紐はなかった。
あの、それはお客さんが男性のときに目を惑わすための演出ですか。
女でもドキっとするんですけど。
「これはサテンの袋。長さ2メートルあるのでうちの妻が全部入ります」
イッくんは多華乃さんを左手で抱いたまま、床の袋を右手で拾い上げた。
紫色でつるつるした光沢のある袋だった。
それを多華乃さんの頭から被せる。もぞもぞと右手だけで身体全体を覆ってゆく。
・・そやから、わざわざ密着してそういう作業をするのは何でですか。
すごくエッチに見えるやないですか。
足先まで袋を被せた。
「足あげて」
多華乃さんの膝がぴょんと伸びて、目の前に袋の先が突き出された。
「れいらちゃん、袋の口をくくってくれる」
「これでいい?」
れいらさんはサテン袋の口を��って結んだ。
「ありがとう」
相変わらずイッくんは袋に入った多華乃さんを左手で抱いたままだった。
つるつるしたサテンの袋を右手で撫でる。
多華乃さんのボディラインがはっきり分かった。
膝、腰、頭。
うわ、そこは多華乃さんの胸。
いくら奥さんやからゆうて、人前でそないに揉みしだいたらアカンでしょ。
「次はこのシュラフ(寝袋)。梢ちゃん、シュラフって知ってる?」
「ええっとキャンプとかで使うモンですよね」
「そう、携帯用の寝具だね。綿が入ってて暖かいんだ。・・これを被せるから手伝ってくれるかい?」
イッくんに指示されてシュラフを今度は多華乃さんの足の方から被せた。
腰の下を通すとき、イッくんは左手に抱いた多華乃さんを持ち上げて通し易くしてくれた。
頭まで被せ終えると、脇のファスナーを上まで閉めた。
「こっちは縄で縛るよ。・・ん? どこかな」
右手で足元をまさぐった。
「れいらちゃん、そっちに紙袋が置いてない?」
「ええっと・・、あった!」
ウチとれいらさんが座るソファの後ろに紙袋があった。
「そこに縄が入ってるから、それでここを縛って。できるだけきつく」
れいらさんはイッくんのソファの後ろに回り、言われた通りにシュラフの口に縄を巻いて縛った。
「二人ともご苦労様でした。後は座って見てね」
ソファに座ったイッくん。
ウチとれいらさんはその反対側に座っている。
イッくんの左手はシュラフ(の中の多華乃さんの腰)を抱いたまま。
「いま、タカノは二重の袋の中。暖かい、というより暑いだろうね。呼吸するのも辛いかもしれない」
右手でシュラフを押さえた。多華乃さんのちょうど顔にあたる部分。
「この中で美女が苦しい思いをしていると考えたら、・・ちょっと興奮するよね」
「イッくん! そういうフェチな妄想してる場合じゃないでしょ! 梢ちゃんも見てるのに」
「え、ウチ? 何のことですか?」
分からないふりをしたけど、二人の会話は何となく理解できた。
じっと我慢してる多華乃さん。たぶん本当に苦しい。
そんな多華乃さんを抱きながら「興奮する」と言ったイッくん。ドSやんか。
「ごめんごめん。イリュージョンに戻ろう」
イッくんは右手でシュラフの口を縛る縄を掴んだ。
「いくよ。・・それ!!」
手前に引いた。
シュラフは腰の位置で二つに折れ曲がった。
「もう一回!」
すぐにシュラフの足先を掴んで持ち上げた。
二つ折りのシュラフが四つ折りになった。
「え」「え」
ウチとれいらさんは揃って声を上げた。
「二人で上から押さえてくれるかい」
言われた通りシュラフを押さえると、空気がしゅうっと抜ける音がした。
シュラフは四つ折りのまま潰れて平らになってしまった。
「えーっ、どうして!?」
「多華乃さんは!?」
二人で騒いでいると多華乃さんの声がした。
「お疲れ様、お茶にしましょ♥」
リビングに隣り合ったキッチンに多華乃さんがいた。
紅茶とケーキを乗せたトレイを持って笑っている。
少しだけ乱れた髪。少しだけ紅潮した頬。
とても色っぽかった。
8.
「いったいどうなってるの!?」
「それは内緒。今のところお客さんが来た時に見せられるのはこのイリュージョンだけだからね」
イッくんはタネを教えてくれなかった。
「あんなにたくさんあったイリュージョンの機材はどうしたの?」
「ほとんど人にあげるか倉庫に入れちゃったんだ。これからまた新しいのを作るよ」
「新居に汚いものを置くなって、三田先生に言われたみたい。私は気にしないんだけどね」
多華乃さんが補足してくれた。
「まあ彼のアパートにいろいろ怪しいモノがあったのは確かね」
「怪しいモノはないだろ、タカノ」「うふふ」
「イッくんはね、何でも自分で作っちゃうんだよ。イリュージョンの道具から吊り床まで」
「スゴイですね! 吊り床って何ですか?」
「あ、ゴホンごほんっ」「・・ちょっと早いかな? 梢ちゃんには」
「???」
いろいろ話をしてイッくんと多華乃さんのことを教えてもらった。
二人は同じ大学で知り合って、一緒にイリュージョン同好会を設立した。勤めるようになってからも仲間と活動を続けている。
マジックの競技会にオリジナルのイリュージョンを出して賞を獲ったこともある。
たまに造形美術教室の子供たちにもイリュージョンを見せてくれているんだって。
「最近はれいらちゃんも参加してくれてるんだ。梢ちゃんはイリュージョンをしてみたいって思わない?」
「やりたいです。ウチもあんなすごいイリュージョンができるようになりますか?」
「できるわよ。私も最初は何も知らなくて始めたんだもの」
「ならウチの親が許してくれたら。あ、日曜日しかダメですけど、いいですか?」
「ぜんぜん大丈夫」
「梢ちゃんを誘おうと思ったのは訳があるの」
れいらさんが説明してくれた。
「三田先生、10月に還暦を迎えるのよ」
「カンレキって?」
「60歳のことだよ」
「先生そんなお歳やったんですか」
「だからお誕生会を企画してるの。そこでイリュージョンも見せようって」
「ははぁ」
「いつもだったらイッくんが多華乃さんとやるんだけど、たまにはサプライズもいいでしょ?」
イッくんと多華乃さん、れいらさん。3人がウチを見て笑っている。
まさか。
「れいらちゃんがものすごく推すんだ。新しく来た梢ちゃんっていう中学生がとてもいい子だって」
「あのウチそんないい子では」
「僕も梢ちゃんと会って思ったよ。是非、誕生会のイリュージョンをやって欲しい。・・タカノはどう?」
「大賛成よ。私も梢ちゃんのことが大好きになっちゃった」
「決まりね。マジシャンはあたし、アシスタントは梢ちゃんだよ!」
れいらさんが宣言した。
どうやらウチはいつの間にかイリュージョンに出ることが決まっていたらしい。
母ちゃん、ウチ、母ちゃんと同じイリュージョンのアシスタントするんやで。怒らんといてな。
「実はこんなのを設計しているんだ」
イッくんはノートに描いた図面を見せてくれた。
スーツケース?の中に膝を曲げて入った女の人のシルエットが描かれてい���。
「タカノ用に描いたんだけど、梢ちゃんなら問題ないはずだよ」
「もしかしてウチがこれに入るんですか?」
「そうだよ。それで外から剣を刺すんだ」
「えええ~っ!!」
9.
還暦祝いなんて勘弁してちょうだい。
はじめのうち三田先生はお誕生会を嫌がった。
それでも造形美術教室の卒業生がたくさん来る、保護者の皆さんもお金を出し合って準備してくれると聞いて抵抗を断念した。
「ありがとう! ・・でも赤いちゃんちゃんこなんて着せようとしたら、その場で逃亡するわよ」
母ちゃんはウチがイリュージョンするのを嫌がるどころか大喜びしてくれた。
「三田先生のお誕生日にイリュージョン? 素敵やないの!! それであんた衣装はどうするの?」
「んー、まだ何も決まってへん、と思う」
「マジシャン役はあの高校生の女の子ね? よーし、母ちゃんがまとめて面倒みたげる!!」
母ちゃんはイッくんの携帯の連絡先を聞いていたらしい。
勝手に電話して衣装製作の了解を取り、るんるん楽しそうに準備を始めたのだった。
10.
「���ーツケースが手に入ったんだ。サイズをチェックしたいから来てくれる」
次の週、連絡があってウチは一人でマンションへ来た。
イッくんと多華乃さんが迎えてくれた。
さっそくスーツケースを見せてもらう。
「メ○カリで買った中古品なんだ。これをイリュージョンに使う予定」
それは思ったより小さかった。
立てて置いたら腰くらいの高さしかない。
「入ってくれるかい。梢ちゃん」
「あ、はい」
いきなりですか。
ええですよ。そのつもりでスカートやのうてショートパンツ穿いてきましたし。
イッくんが広げたトランクの中にお尻をついた。
「両手は後ろに回してくれるかい」
「後ろですか?」
「そう。手錠掛けるつもりだから」
「てじょう?」
「うん、後ろ手錠。動けないように」
!!
「イサオ! イリュージョン初体験の女の子にそんなストレートな言い方はダメっ」
多華乃さんが叱ってくれた。
「梢ちゃんフリーズしてるじゃない。・・心配しないで、梢ちゃん。マジック用の手錠だから自分で外せるわ」
「身の危険を感じました。ウチは生還できるんでしょうか?」
「んー、大丈夫だと思うよ。しらんけど」
イッくんがのんびり答えた。
ウチの関西人アンテナが反応する。
「あ、今『しらんけど』言いました? ウチも使うチャンス伺ってたんですけど」
「一度言ってみたかったんだよ『しらんけど』。今の使い方でいい?」
「グッドです。イッくん大阪でやっていけますよ」
「ナニアホナコトイッテンネン」
今度は多華乃さんが言った。
「多華乃さん、それは東京のヒトがやると割とスベるんで止めた方がええです。あとイッテンネンやのうてユーテンネンです」
「難しいのねぇ」「ドンマイです」
「ねえ、そろそろ続きをやらない?」
「イッくん人のギャグには冷淡ですねー」
「うふふ。冷たいのも彼の魅力よ」
はいはい、ごちそう様です。
トランクの中で横になった。
身体を丸くして両手を後ろに回す。
「もっと顎を引いて頭を下げてくれる」
「はい」
「あぐらを組む感じで。もうちょっとお尻下げて。・・OK、そのポジションをよく覚えておいてね」
「了解っす」
外にはみ出した髪を多華乃さんが直してくれた。
「大丈夫だね。では蓋するよ」
カチャ。
トランクの蓋が閉じて真っ暗になった。
頭の後ろが押し付けられて痛かった。
ぎゅっと折りたたんだ膝と脛、足の甲も前に当たってキツイ。
狭いやん!
「起こすよ」
ぐらり。
お尻に体重が乗った。
すっと身体が沈んで後頭部に余裕ができた。
足は全然動かせないけれど、少しだけほっとした。
「肩を捩じって、片手ずつ前に出してみて」
ごそごそ。
あ、出せた。
「右手で左の壁、左手で右の壁。触れるでしょ?」
はい、触れます。
「あとはまた両手を背中に戻す」
ごそごそ。
戻せました!
「ここまでできたら問題ないよ。ちゃんと生還できるから安心して」
はい!
「何度も練習して慣れてね。出してって言ってくれたらすぐに開けるから」
分かりました!
11.
「・・梢ちゃーん、大丈夫?」
声が聞こえた。
この声は、れいらさん!?
「はーい、大丈夫ですぅ。れいらさんですかぁ?」
「そうだよー。もう15分くらい経ったっていうから開けるよー」
え? 15分も?
ぐらり。
ウチを閉じ込めていた空間が横向きになった。
カチャカチャ音がして蓋が開く。
イッくんと多華乃さん、それにれいらさんがウチを見下ろしていた。
あ、えーっと。
「じゃーんっ、たった今、囚われの美少女が救出されました!」
あかん、誰も笑てくれへん。
仕方ないので、自分で「えへへ」とごまかして起き上がった。
「大丈夫みたいだね。静かなままだから、ちょっと心配になって」
イッくんが言った。
「ぜんぜん大丈夫です。・・何か馴染んでしもて、ぼおっとしてただけです」
多華乃さんとれいらさんが安心したように微笑んだ。
本当は、女の子を閉じ込めるってこういうことなんかと考えてた。
ちょっとえっちな妄想もしてドキドキした。
でんもそんなん恥ずかしくて言われへんやんか。ウチ純真な中学生やのに。
「そういえばれいらさん、いつの間に来てたんですか?」
「遅れてごめんね。梢ちゃんのお母さんに衣装の採寸してもらってたんだ」
「れいらさんちに行ってたんですか、ウチの母ちゃん」
それで朝からウキウキ出かけて行ったのか。
「面白いお母さんねぇ。あの人から梢ちゃんが生まれたのなら納得だわ」
「変な納得のしかた、せんといてください」
「そうだ梢ちゃんのお母さん、イリュージョンやってたって教えてくれたよ」
「え、そうなの!?」
多華乃さんが驚いた。
「らしいです。ウチも詳しくは知らんのですけど」
「むかし京都にいた頃、かなり本格的なイリュージョンをやってたらしいよ」
「なんでイサオが知ってるのよ」
「前に飲まされたときに聞いたんだ。・・あ、別にわざと教えなかったんじゃなくて、僕は余計なことは喋らないだけだよ」
「む」
多華乃さんはイッくんの首を肘で絞めて押さえ込むと、その耳の後ろをゲンコツでぐりぐりした。
「あれはスリーパーホールド。多華乃さんの得意技だよ」
れいらさんが教えてくれた。
その後イッくんがスーツケースイリュージョンの仕掛けを説明して、皆で進め方を相談した。
途中でれいらさんが「あたしもスーツケースに入りたい」と言い出して入ることになった。
「何時間でも閉じ込めていいよ」なんて言うもんやから「なら駅のコインロッカーにでも預けましょか」って返したら「うわーいっ!」と喜ばれてしまった。
多華乃さんまで「あらそれ素敵」なんて言う始末。
「手錠は?」「いいですねー」
「DID♥」「ですっ!」
もうやっとれんわ。
でも、これだけあけすけに話せるんは羨ましいな。
ウチもさっきスーツケースの中で興奮しましたって素直に告白したらよかったかな。
12.
お誕生会前日の造形美術教室。
子供たちがみんなで飾り付けをしていた。
ウチは湊と一緒にケーキを作っている。
ケーキと言っても食べられない飾りのケーキだった。
ダンボールの大きな筒に模造紙を貼って、その上から色紙で作ったクリームやフルーツをつける。
「姉ちゃんっ。そこはローソクやんか」
「あ、ゴメン」
「ここのチョコプレートはボクがやる」
「ならまかせるで」
「うん」
造形美術教室に来るようになって湊はずいぶん積極的になったと思う。
立ち上がって周囲を見渡す。
手伝って欲しそうな子は・・おらへんな。
それなら部屋の隅に座り込んでちょっとひと息。
明日はいよいよイリュージョンの本番か。
昨夜見た夢を思い出した。
スーツケースに入っている夢だった。
何故か学校の制服を着ていて、後ろ手に手錠を掛けられていた。
この頃、何度も同じような夢を見る。
ウチはいつもスーツケースに閉じ込められていた。
・・またか。
夢の中で考える。
・・それやったら、楽しまな損。
イリュージョンと言われてスーツケースに入ったウチ。
そのままどこかへ運ばれる。
街の雑踏が聞こえる中をごろごろ転がって、静かな場所に置かれた。
コインロッカー!?
スーツケースごと、コインロッカーに収納されたんか。
あの、このスーツケース、女の子が入ってるんですけど。
囚われのヒロイン。DID。
ずっと前からDIDの意味は知っていた。ウチはおませな少女なんや。
おませなウチは絶対絶命のピンチにも憧れる。
もう逃げられへん。どこかに売られてしまう。
そうや、可愛い女の子は拉致られて売られる運命にある。
諦めるってキモチ、ちょっとええと思う。
小さく折り畳んだ身体が動かせない。
もどかしい。もどかしくてウズウズする。
そやけど、このもどかしさに耐えるのが乙女の務めや。
身体じゅうが熱くなる。
「・・梢ちゃん!」
誰かに呼ばれて我に返った。
ウチの顔を覗き込んでいるのは、れいらさんだった。
「梢ちゃんがヒマそうにしてるのは珍しいね」
「ちょっと休憩中です。れいらさんはどうしはったんですか?」
「さっきね、衣装を試着してきたの」
「お~っ、どんなでしたか」
「セクシー! 自分でもびっくりしちゃった」
「母ちゃん、ウチの衣装よりもヤル気出してましたもん」
「恥ずかしいけど、あんな恰好めったにできないから頑張って着るよ。梢ちゃんの衣装は?」
「それは明日のお楽しみです。・・ええっと、あの、つかぬ事を伺いますが」
「はい?」
思い切って聞くことにした。
「れいらさん、こないだスーツケースに入ったでしょ? イッくんのところで」
「入ったねー」
「失礼なこと聞くって怒らんといてくださいね」
「うん、怒らない」
「れいらさんと多華乃さん、やっぱりマゾの人ですか?」
「へ!?」
「あのときのお二人、ドMトークで盛り上がってたやないですか。コインロッカーに預けてほしいとか手錠掛けられたいとか」
「そ、そんなこと口ばしったっけ」
れいらさんが顔を赤らめるのを見たのは初めてやないかな。
「『ICレコーダー梢ちゃん』の異名を持つウチですから間違いありません。あのトーク、なんぼかはノリで言わはった思うんですけど、羨ましかったです。あんな風に性癖を発散する女の人を見たのは初めてでしたから」
「中2のくせに性癖なんて言葉使うのね」
「ウチはおませな少女なんです」
「あははは」
豪快に笑われた。
「いいよ、教えてあげる。マジレスすると多華乃さんはドMだよ。自分でも公言してるわ。旦那様のイッくんはS」
「分かります分かります」
「あたしはMとS両方あるな。お相手によってどちらでも。・・あ、お相手って男性に限らないからね」
れいらさんはそう言ってウインクした。
「梢ちゃんはMだよね」
「あ、ウチはまだ・・」
「スーツケースに詰められて感じてるじゃない。もうみんな気付いてるわよ」
ぶわ。
冗談やなしに顔に火が点いた。
しばらくけらけら笑ってから、れいらさんは言った。
「それでいいんだよ! SとかMとか恥ずかしいことじゃないんだし」
「それやったらお願いがあるんですけど」
「何だって聞いたげるよ」
「これからはウチも多華乃さんとれいらさんのドMトークに参加していいですか? ウチもエロいこと言いたいです」
「そんなこと!? あはは、大歓迎!!」
「ありがとうございます。何かすっきりしました~」
「梢ちゃんて本当に面白くっていい子ねぇ。ますます好きになっちゃった。あたしが三田先生なら絶対にぶちゅ~ってしてるところね」
「ぶちゅう~!?」
13.
三田先生のお誕生会が始まった。
造形美術教室の生徒さん、保護者のパパとママたち、卒業生が何十人も集まっている。
イッくんと多華乃さん、それにウチの母ちゃんもちゃんと揃っていた。
司会のれいらさんが開会を宣言した。
続いてイッくんが卒業生代表として挨拶。・・その直後。
ぱーん!
正面にあったケーキからクラッカーが弾けて紙吹雪が舞った。
「三田先生っ。はっぴぃばーすでーぃ!!」
ケーキが上下に割れて、中から立ち上がったのはウチやった。
母ちゃんの作ってくれた白い衣装を着ていて、手には花束。
ケーキから出て花束を三田先生に渡した。、
子供たちは大喜び。他の人たちからも大きな拍手。
ウチが飛び出したのはケーキの形をしたびっくり箱。
その正体は前日に湊が作ったダンボール製のケーキだった。
これをイッくんがたった一晩で改造してくれた。
クラッカーを取り付けて紙吹雪が飛ぶようにした。
上下に分離できるようにして内部を補強し、小柄な女の子なら収まる空間を用意してくれた。
ホンマ、イッくんって何でもできるスーパーマン。
「ご苦労様!」
花束を渡して戻って来たウチをれいらさんが労ってくれた。
「ケーキの中でドキドキした?」
「はいっ。次にパーティするときは一緒にびっくり箱しましょ!」
「いいわね!」
ウチは皆が集まる前からケーキの中にずっと隠れていたのだった。
お誕生会はそれから子供たちが歌ったり踊ったり、造形美術教室の昔のビデオを上映したりして進行した。
そしてメインイベント。ウチとれいらさんのイリュージョンの時間になった。
14.
れいらさんが衣装を着替えて出てきた。
「うわあ」「れいらちゃーん!!」
「すごーい!」「キレイ!!」
大人も子供もみんなびっくりしてるなぁ。
「みんなー! お姉ちゃんこれから頑張ってマジックするよー。立ち上がったりしないで見てねー」
「はーい!!」
れいらさんは真っ赤なボディスーツとその上に短い黒ジャケットを着ていた。
ボディスーツはハイレグで胸のカットも深い。
バニーガールみたいにも見えるし、白いブーツを履いているからレースクイーンのようにも見える。
エロくて恰好いい。
母ちゃんが「萌える~!!」と雄叫びを上げながら作ったコスチュームだけのことはある。執念がこもってるわ。
何人かのパパが見とれてしまってママから叱られているのもお約束。
さすがにこれを女子高生に着せて小学生の前に立たせるんはええのかと心配やけど、三田先生が手を叩いて喜んでるから構へんのやろうね。
れいらさんが手招きした。さあ出番や。
「マジックをお手伝いしてくれる梢お姉さんです!」
「よろしくーっ」
ウチはスーツケースを引いて出て行く。
あの中古のスーツケースはイッくんが改造して外観が変わっていた。
正面と裏側に細長い穴が6つ。
これはサーベル(剣)を刺すための穴。
ギミックの都合でキャリーハンドルは上げたまま固定。
ウチはお客さんの方に背中を向けると両手を後ろで組んだ。
その手首にれいらさんが手錠を掛けた。
左右に引っ張って手錠が外れないことを示す。
それが済むと、れいらさんはスーツケースを倒して蓋を開いた。
スーツケースの中は仕切り類が全部外されていた。
代わりに蓋の裏に剣刺しのギミックがついて、少しだけ狭くなったけどウチが入るのには問題ない。
うちは靴を脱がせてもらって裸足になり、スーツケースの中に横になった。
膝を引き寄せて身体を丸くする。
簡単な所作やけど、一発で決まるように何回も練習したんやで。
れいらさんはスーツケースの蓋を閉じようとする。と、中身が大きすぎるのかなかなか閉まらない。
蓋にお尻を乗せて座って閉めた。パチンとロックを掛ける。
キャリーハンドルを両手で握り、重そうにスーツケースを立てた。
れいらさんが次に手に取ったのはサーベルだった。
これもイッくんの手作りで、長さ1メートルほど。
銀色のブレード(刃)と手元が束(つか)になっている。
れいらさんはブレードを指で撫でて痛そうな顔をした。
「怖い人は目をつぶってねー」
スーツケースの後ろに立ち、一番上の穴にサーベルの先端をあてがった。
何人かの子供が自分の手を目の前にかざした。
15.
カチャリと音がしてスーツケースが閉ざされた。
ウチはもう外へ出られない。
ぐらり。
スーツケースが立てられて世界が90度回転した。
いよいよここから本番。
ウチはスーツケースの中で深呼吸する。
こんな姿勢やから本当の深呼吸は無理やけど、大切なんは気持ちやからね。
スーツケースの中で身体を捩じった。
背中で手錠を掛けられていた両手を前に回した。
そんなことができるのは、左右の手錠が分離できるからだった。
手錠の鎖は紐で繋がっているだけで、その紐はリールで伸びるようになっている。
前に出した右手で左の壁をまさぐり、そこに6個並ぶレバーを探し当てた。
蓋の裏にはサーベルの一部、ブレードの先端だけが隠されている。
レバーを動かすとスーツケースの蓋の穴からその先端が突き出る仕組みになっている。
一方、れいらさんが持つサーベルは、スーツケースの穴に押し込むとブレードが縮んで束の中に収まる仕掛けになっているのだった。
「・・スチール製のメジャーがあるだろう? あれと同じ構造だよ。ブレードは硬いように見えて実は巻き取られてるんだ」
「?」「?」「?」
ウチもれいらさんも、一緒に聞いていた多華乃さんも、イッくんの説明はさっぱり理解できなかったと思う。
理屈は分からんでも、効果は分かった。
後ろからサーベルを押し込むのに合わせてレバーを操作したら、お客さんにはサーベルがスーツケースを貫通したように見える。
大切なのは二つ。
二人のタイミングを合わせること、それから6個ある穴の順序を間違わんようにすること。
それさえ守ればバッチリのはずや。
れいらさんが最初の穴に1本目のサーベルを押し当てた。
コツン。
スーツケースの中に音が響く。
ウチは1秒待ってレバーを下げた。
これでサーベルの先端がにょっきり顔を出したはず。
2本目、3本目。
ウチは順番にレバーを操作した。
後で聞いたら子供たちとパパママたちはビックリしていたらしい。
ウチが本当に刺されたって思った子が多かったんやて!
うわぁっ嬉しいぃ、って叫んでしもたよ。
4本目、5本目、6本目。
全部のサーベルがスーツケースを突き通った。
れいらさんはそのスーツケースをくるりと回してお客さんに全体を見せた。
今度は後半。サーベルを抜く演技になる。
レバーを逆の向きに動かせばブレードの先端が引っ込み、同時にれいらさんがサーベルを引き抜いたらええんやけど、実はこれはけっこう、ちゅうか、かなり難しい。
前半でサーベルを刺すときは、れいらさんがサーベルを押し当てる音を合図に、少し遅れてレバーを動かせばよかった。
「・・でも、抜くときに少し遅れるのは困るんだ。ちょっと考えたら判ると思うけど」
「?」「?」「?」
またしても女性3人はイッくんの説明を理解できなかった。
「後ろで引き抜いてるのに、前に出ている先端がそのまま残っているのは不自然だよ。あれ?って思われてしまう」
「そうか」
れいらさんが気付いた。
「前も後ろも同時じゃないといけないんですね」
イッくん細かい。でもその通りやな。
ウチとれいらさん、スーツケースの中と外でタイミングを完全に合わせないといけない。
何か合図が要る。でもどうやって?
イッくんのアイデアは単純やった。
「それならお客さんに合図してもらおう 」
16.
子供たちに向かってれいらさんが呼びかけた。
「みんなー、梢お姉さんが穴だらけになっちゃいました! 助けてあげたいですか?」
「助けてあげたーい!」
「じゃあ、この剣を抜きまーす! 何本抜かなきゃいけないかしら?」
「ろっぽん!!」
「1本ずつ抜くから一緒に数えてくれるー?」
「はーいっ」「数えるー!」
「数え間違ったり、声が揃っていなかったりしたら、梢お姉さんは死んじゃうかもしれないよ?」
「だめー!」「やだあっ!!」
「じゃあ練習しよう! いい? せーのっ、いーち、にぃーい・・。ああぁっ、ダメダメ揃ってないっ。も��一回!」
全員が揃って1から6まで数えられるまで練習させた。
「いくよ? せーの!」
「いーっち!」
れいらさんがサーベルを引き抜くと同時にブレードの先端が引っ込んだ。
「にぃーい!」
子供たちの声が響く。リズムもペースも綺麗に揃っていた。
「さーん!」
どんどんサーベルが抜けて行く。
「しいー!」
あと2本!
「ごぉー!」
これで最後!!
「ろぉーっく!!」
「はーい! 全部抜けたねー! 梢お姉さんは無事かなー?」
スーツケースを横に倒して、ロックを解いた。
カチャリ。
横になっていたウチが身を起こした。
「うわー!!」「あれー!?」
白い衣装がピンクに変わっていた。
立ち上がって一回転して見せた。
どうかな? 母ちゃんの作ってくれた早変わり衣装。
可愛いでしょ?
れいらさんに手錠を外してもらう。
小声で言われた。
「知らなかったよ。びっくり!」
「えへへ。黙っててスミマセン」
二人並んでお辞儀をした。
三田先生が駆け寄って来た。
「すごいすごいすごい!! どきどきしちゃった! ありがとう!!」
イッくんも来て握手してくれた。
「やられたよ。衣装チェンジとはね」
もう一度拍手を浴びながら皆でお辞儀した。
お客さんの中に母ちゃんと湊が座っているのが見えた。
湊は黙ってサムズアップしてくれた。
あんた、どこでそんなゼスチャー覚えたの。格好ええやんか。
ウチも笑って親指を立てて返す。
すると母ちゃんまで指を立ててウインクした。
母ちゃんっ、指が違う.
立てるのは中指やのうて親指やちゅうねん。
17.
それから二週間経った夜。
ウチと母ちゃん、れいらさん、イッくんと多華乃さん夫妻、そして三田先生がレストランの個室にいた。
三田先生がお誕生会のお礼にと招待してくれたのだった。
「ウチ、フレンチなんて初めて」「あたしもです!」
「お箸で食べるフレンチ、いいですねー」
「友人のお店なの。形式張らずに楽しんでちょうだい」
ワインとノンアルコールのスパークリングで乾杯。
「あら、あなたたちもノンアル?」
先生がイッくんと多華乃さんに聞いた。
「僕らは後でいただきます。今は、ちょっと」
「彼、リベンジする気なんです」
多華乃さんが言った。
「タカノ、いきなり言う?」
「いいじゃない。頑張るのは私だよ?」
「あ、ぴぴっと来たっ。イリュージョンするんでしょ!」
れいらさんが言った。
イリュージョン!?
「この人、梢ちゃんの衣装チェンジに全部持ってかれたこと未だに根に持ってのよ。子供みたいでしょ? うふふ」
「そんなことはないよ。僕は」
「うん、イッくんってそうだよね」「分かるわ」「イッくん、ホンマですか?」
「ぼ、僕は・・」
「あまりイサオを苛めないであげて。その分、私が彼に苛められるんだから♥」
謎めいた微笑の多華乃さん。
他のみんなは笑っている。母ちゃんまでウンウンって頷いて。
まさかこの二人、ムチとローソクでSMプレイしてたりする?
18.
「ええっと、やろうか」「はい!」
イッくんと多華乃さんは席から立ちあがった。
一度出て行って戻って来た。
持ってきたのはあのスーツケースと紙袋。それからサーベル、ではなくて金属の細い棒。
「先日とは趣向を変えたスーツケースイリュージョンをやります。・・これは」
イッくんはそう言って金属棒を持って水平に構えた
「ステンレスの丸棒です。直径5ミリ、スーツケースの穴をぎりぎり通る太さです。先端を円錐形に削り出しました」
イッくんはスーツケースを床に倒して蓋を開いた。
れいらさんが黙ってウチの肩を叩いた。それから開いた蓋の裏を指差す。
!!
あの剣刺しのギミックがない。
蓋の裏に張り付けられていた黒いパネルのような仕掛けがなくなっていた。
6個の穴がはっきり見えた。
多華乃さんがさっとシャツを脱いだ。
ブルーのスパッツ。その上は黒いブラだけ。格好いい!!
スーツケースの中に入って膝をついた。
そのまま身体を逆海老に反らしてスーツケースに収まる。むちゃくちゃ柔らかいやないですか。
イッくんが多華乃さんの肌を撫でる。ああ、また。
「あら♥」「まぁ♥」
嬉しそうな声を上げたのはウチでもれいらさんでもなく、三田先生と母ちゃんだった。
イッくんはにやりと笑うと蓋をぱたんと閉じた。
すかさずスーツケースを立てて起こす。
紙袋から縄束を出してスーツケースに巻きつけ、荷物みたいにきりきり縛った。
れいらさんがウチの耳元でささやいた。
「多華乃さん、頭下向き」
ホンマや!
あのポーズで逆立ち?
イッくんはスーツケースの後ろでステンレス棒を水平に構えた。
「前後の穴を一発で通すのが難しいんだ。・・練習の成果をご覧あれ」
息を整える。
いきなり穴に突き刺した。合図も何もしなかった。
反対側の穴から棒の先端が飛び出す。
すぐに引き抜き、別の穴に突き刺した。
抜いては刺してを何度も繰り返した。
むちゃくちゃ速かった。
今度はステンレス棒を6本、スーツケースの横に並べた。
まず1本を突き刺した。
すぐに次の1本を持って突き刺した。
立て続けに全部の棒を刺してしまった。
「・・おっと失礼」
テーブルにあった紙ナプキンで、一番下の棒の先端を拭いた。
ナプキンが血に染まったみたいに赤くなった。
ひょえー。
ウチらのイリュージョンより迫力ありまくり!
多華乃さんがどうなっているのか想像できなかった。
ぎちぎちに縄で縛ったスーツケースの中で、無理なポーズで逆立ちで。
「では助けてあげましょう。彼女が無事でいるかどうか心配です」
ステンレス棒を全部引き抜き、スーツケースの縄を解いた。
床に寝かせて蓋を開ける。
入ったときと同じポーズの多華乃さんが現れた。
ぐったりしているみたいやった。
イッくんが多華乃さんの背中に手を当てて起こした。
血!!
多華乃さんの胸と脇腹から真っ赤な血が流れていた。
ええ!!
まさか、大怪我!?
れいらさんも驚いて固まっている。
「・・ええっと、残念ながらイリュージョンは失敗したようです。妻は天国へ旅立ちました」
ガタ!
立ち上がったのは母ちゃんやった。
自分のナプキンを掴むと、二人に近づいて多華乃さんのお腹をごしごし擦った。
「ひ、・・きゃはははっ」
多華乃さんが身を捩って笑いだした。
「あーん、ごめんなさい!!」
「あんたら、やりすぎ! これ、ケチャップでしょ?」
母ちゃんが言う。母ちゃんの目も笑っていた。
「恐れ入りました」
イッくんが謝った。
「最後まで騙せると思ってたんですけど、さすがですね」
「昔よく使ったわ。匂いで分かるからお客さんと近いときは注意が必要なの」
「勉強になります」
19.
食事が済んで、三田先生がイッくんに聞いた。
「さっき、もし桧垣さんに見抜かれなかったらどうするつもりだったの?」
「そのときは蘇生措置をして生き返らせる予定でした」
「ウソ。スーツケースに入れて持って帰るって言ってたじゃない、イサオ」
「そっちの方がよかったかな?」
「そうね。私はまる1日詰められてもイサオのためなら耐えるわよ♥」
「多華乃ちゃん」「はい?」
三田先生がいきなり多華乃さんの頬を両手で挟んでディープキスをした。
「ん! んんん~っ!!」
「素敵よ、その心がけ。でも新婚だからってサービスしすぎると、彼、図に乗るわよ」
「はぁ、はぁ、・・はい」
「次は、」
三田先生が顔を向けたのは・・、ウチやった!
「一番頑張ってくれた梢ちゃん♥」
「は、はい」
ウチは顔を近づけてくる先生から逃げられなかった。
「本当に、一番お礼を言いたかったのはあなたなの」
「うわ♥」れいらさんの歓声が聞こえた。
「これからも、お願いね」
ちゅう。
マウスツーマウスでキスをされた。
女の人相手で快感やったというと変態みたいやけど、本当に気持ちよくてうっとりしてしまった。
ウチは皆が見ている前で60歳のおばちゃんにファーストキスを奪われたのだった。
・・それからウチは長いことイリュージョンの活動をすることになった。
イッくん夫妻とれいらさんにはまだ秘密があったけど、それを知るのはずっと先のことだった。
────────────────────
~登場人物紹介~
桧垣梢(こずえ):14歳、中学2年生。一人称は『ウチ』。
桧垣湊(みなと):8歳、小学2年生。梢の弟。造形美術教室の生徒になる。
桧垣純生(すみお):46歳。梢と湊の母ちゃん。旧姓鈴木。
三田静子:60歳。小学生向け造形美術教室の指導者。嬉しいと誰が相手でもキスする癖がある。
玻名城(はなしろ)れいら:17歳、高校2年生。造形美術教室の卒業生で教室を手伝っている。
酒井功:25歳。造形美術教室の卒業生。趣味でイリュージョンをやっている。通称イッくん。
酒井多華乃(たかの):25歳。功の新妻。身体が柔らかい。
4年前に書いた 多華乃の彼氏 と 多華乃の彼氏2 での仕込みをようやく回収しました。
仕込みとは、造形美術教室の先生の名前を三田静子にしたこと、そしてイッくんが京都に行って人間くす玉をクレクレしたことです。
大抵の場合、回収方法はまったく考えずに執筆時のノリだけで仕込むので、そのまま放置で終わることも多いです。
今回はAIで作成したイリュージョン絵(=スーツケースに女の子が入って笑っている絵)が中学生のように見えたことから、この女の子を純生さんの娘にして仕込みを回収することにしました。
純生さんと三田先生のエピソード(純生さん中学3年生のとき)は『三田静子』をサイト検索すれば出てくるはずなので興味のある方はお読みになってください。
今回のイリュージョンは3つ。
イッくんのマンションでやった袋詰めからの脱出は、現実に演じることが可能と想定しています。
ただし、あの部屋(正確にはソファと隣接してキッチンがある)かつ観客が少人数でないとできないので、舞台で演じるには向きません。
袋の上から多華乃さんのボディを撫でまわすのは夫婦のイリュージョンだからできることですね。
梢ちゃんのスーツケースイリュージョンは、前記の通りスーツケースに入った女の子をAIに描かせたので、それなら剣を刺してしまえと考えたものです。
ダンボールの剣刺しはよく見かけるイリュージョンですが、スーツケースは珍しいかもしれません。
サーベル回避のギミックは、これならできそう?というものをイッくんに考えてもらいました。
刺すときと抜くときのタイミングの相違は作者のこだわりです。お読みの皆さまには面倒くさかったら申し訳ありません。
梢ちゃんのスーツケースで仕掛けを凝ったので、多華乃さんのスーツケースは一切ギミックなしの命がけです(笑)。
ダンボールよりはるかに狭いスーツケースの中、軟体ポーズでその上逆立ち。いったいどうやって6本のステンレス棒をすり抜けたのでしょうか?
最後に母ちゃんが止めたのは本当はルール違反です。
元プロだから分かっているはずですが、レストランで血まみれは悪乗りが過ぎましたね。
本話の最後で梢ちゃんの今後を示唆しました。
イッくん夫妻とれいらちゃんの秘密とは、もちろん 前話 で描いたあの趣味です。
梢ちゃんがどんなM少女に育って行くのか作者の私も楽しみです。
挿絵は今回もすべてAIで生成して一部手修正を施したものです。
一番うまくできたのはれいらちゃんのマジシャン姿。やはりAIは単純な立ちポーズなら簡単です。
ここのところAIに描かせた絵にストーリーをつける小説が続きましたが、次回以降はストーリーを先に考えて挿絵をつける従来の手順で進めたいと思います。
しばらく時間が開くと思いますが気長にお待ちください。
最後に小説ページの体裁について。
tumblr の入力エディタが更新され、従来の入力方法(HTML入力)が使いモノにならなくなりました。
大きな変化がないように努めていますが、一部違和感があるのはお許し下さい。
(例えば、後書き前の区切り線が引けない~泣)
それではまた。
ありがとうございました。
[Pixiv ページご案内]
こちら(Pixiv の小説ページ)に本話の掲載案内を載せました。
Twitter 以外にここからもコメント入力できますのでご利用ください。(ただしR18閲覧可能な Pixiv アカウント必要)
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王守仁(陽明)による『伝習録』([1518]1572)からの抜き書き
抜き書きが多くなったのでTumblrに記録した。
中央公論新社版には原文がない。
書き下しも現代日本語訳も私(わたくし)にした。
日間の工夫、紛擾を覚〔おぼ〕ゆれば、則〔すなは〕ち静かに坐〔ざ〕せよ。書を看〔み〕るに懶〔ものう〕きを覚ゆれば、則ち且つ書を看よ。是〔これ〕も亦〔ま〕た病に因りて薬するなり。
日常の実践で混乱を感じたら、静かに座って落ち着こう。〔学習で〕書物を読むのに疲れたら、何かをしながら書を眺めるだけにしよう。これもまた、病気に合わせて薬を処方するということだ。
〔「上巻」/ 早稲田大学図書館が所蔵する版 https://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/ro13/ro13_00047/index.html の1のカット32〕
朋友と処〔を〕るに、相下らんと務むれば、則ち益を得る。相上らんとすれば則ち損ず。
友達といるときには、互いにへりくだろうと努めれば利益を得る。互いにおごり高ぶろうとすれば、損をする。
〔「上巻」/ 1のカット32〕
凡〔およ〕そ書を授くるは、徒〔いたづら〕に多きに在らず。但〔ただ〕精熟を貴ぶのみ。其〔そ〕の資稟を量り、二百字を能〔よ〕くする者には、一百字を以〔もっ〕て授くるを止むるが可〔よ〕し。常に精神の力量をして余り有らしめば、則ち厭苦の患へ無く、而〔しかう〕して自得の美有り。
一般に、書物を教授することは、むやみに書物を多読させることではない。専ら、本人が書物を精読して体得することを重視する。教えを請う人の技能を見積もって、一度に200字の書物を読める者には、100字を教えてやめるのがよい。いつも精神の力量に余裕があるようにすれば、学習が嫌になる心配がないし、自分で体得する面白さが味わえる。
〔「中巻」の「教約」/ 2のカット108〕
譬〔たと〕へば路〔みち〕を行く人の一蹶跌〔けつてつ〕に遭ひて起き来たりて便〔すなは〕ち走るがごとし。人を欺きて、那〔なん〕ぞ跌倒〔てつたう〕に会はざるの様子を做〔な〕し出来するを要〔もと〕めず。
〔実践は〕たとえれば道を歩く人が一度つまずいて、起き上がってすぐに歩き出すような試行錯誤だ。他人をだまして「全くつまずいたり転んだりしていませんよ」という様子を取り繕ってくることはない。
〔「下巻」/ 3のカット25〕
先生、問ふて曰はく「遊びて何を見るか」。
対〔こた〕へて曰はく「都にて街に満つ人、是〔これ〕聖人なるを見る」。
先生、曰はく「你〔なんぢ〕、街に満つ人、是聖人なるを看〔み〕る。街に満つ人、到〔いた〕りて你是聖人在りと看る」。/
〔遊学した門人に〕先生が問う。「遊学して何を見ましたか?」
門人が答えて言う。「都で街にたくさんいる人々が聖人であるのを見ました」
先生が言う。「君が、街にたくさんいる人々が聖人だと見抜くと、街にたくさんいる人々は反対に、君に向かって『聖人がいる』と見抜いたでしょうね」
〔「下巻」/ 3のカット57〕
北斉の天平二年に至りて一〔ひと〕りの居士有り、年は四十を踰〔こ〕へて名氏を言はず。聿〔ゐつ〕に来たりて礼を設けて師に問ふて曰〔い〕はく「弟子、身に風恙〔ふうやう〕を纏〔まと〕ひ、和尚に罪を懺〔く〕ゆるを請ふ」と。師、曰はく「罪を将〔ひき〕ゐて汝〔なんぢ〕が懺ゆる与〔た〕めに来たれ」と。居士、良〔や〕や久しくして云〔い〕はく「罪を覓〔もと〕めて得べからず」と。師、曰はく「我、汝が与〔た〕めに罪を懺い竟〔お〕はんぬ」と。
北斉の天平2年になって、一人の在家の信徒が訪れた。年齢は40歳を超えていたようで、氏名を言わなかった。自ら来てお礼を準備して師〔慧可(えか)=隋の時代の僧で、中国禅宗の第2祖〕に問うて言った。「弟子が重い病気にかかりました。何か罪があったに違いありません。和尚さまに罪を懺悔(さんげ)していただきたいのです」。師はおっしゃった。「あなたが懺悔するわけではありませんから、その罪を持って来なさい」。在家信徒はやや長い間、戸惑って言った。「……罪は、探して持って来られません」。師はおっしゃった。「私は、あなたに代わって罪を懺悔し終わりましたよ〔罪は実体がなく、罪にとらわれるあなたやお弟子さんの心の中にあったのでしょう〕」。
――道原『景徳伝灯録』「巻第三」(1004)/ 陽明が「上巻」で同様の言い回しを採用。早稲田大学図書館版の2のカット17
https://wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/bunko17/bunko17_w0017/index.html
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ハロー(´ー∀ー`)2022.10.9
ゲームに疎い姉から言われた言葉
「スプラトゥーンは1を買わないと3はできないの?」
毎度ネタをありがとう😂毎回勝手にこの場所で姉のやらかしを暴露しているわたくし。家族といえどいつか訴えられてもおかしくないレベル🤣
そして「Nintendoなんとかに入らないとゲームできないのか」と言われました🤣
Nintendo Switch onlineですね←
オンラインという言葉すらも出てこない、ゲーム知識ゼロの姉。だけどゲーム興味ない人は本当にわからないよね。
昔と違ってソフトだけあれば遊べるって単純な話じゃないし、オンラインで遊ぶならまた更にお金かかったり設定だってあるしアカウント問題とか…色々面倒くさいよね←
でもオンライン加入したならMOTHERシリーズできるじゃーん!と教えてあげるの忘れたのでここで言ってみる←
そんなこんなで最近は「ドキュメンタル」をシーズン2までみました。ながら見候補として見てますが、下ネタ系多くてシーズン2後半はあまり面白くなかったです😓何が面白いって松ちゃんの笑い声が一番面白い←
それと「キングダム第4シリーズ」終わってしまいました😭今までで一番面白くないシリーズだった←
政の母親の話も呂不韋も好きじゃないし、戦い少なめだったためか退屈でした←
が、昌平君に痺れましたねぇ〜もう宏にしか見えなかったのよね←
玉木宏で観たいわーーー。
第5シリーズすぐあるんだーーっと思いきや、なんと2024年って載っていてまだまだ先やないかーーいとガックシきました。次は桓騎が活躍するそうですがかなり残虐な性格みたいなので弟5シリーズは波乱の予感←
楽しみーー・*・:≡( ε:)
そしてそして久しぶりのゲーム話。2ヶ月かけてようやく!ペルソナ5をクリアしました!!!長い…本当に長かった……もう50時間くらいでお腹いっぱいなのにさ←
クリアタイム97:56でしたよ😂約100時間なのよ。イージーでプレイしたのにストーリー自体がめちゃくちゃ長い。ラスボスはそこまで苦戦しなかったがレベル70でした。
60時間くらい経過時点でもうさすがに飽きてしまっていた←でももっと無駄な部分が改善されていたらストレスは減っていたかも。
ペルソナ5ザロイヤルの追加要素を少し調べてみたけど、そういう無駄な演出とか改善されてるっぽいけど、新キャラや新シナリオも追加されているみたいなので結局クリアまで100時間超えると思うww
私はペルソナ5で十分楽しめたのでもういいかな😂
でもストーリーは長すぎたけどとても面白かったです!現代の問題そのものって感じで、結局大人の身勝手な都合の犠牲になるのはいつも子供で、だけど大人でもない子供でもない高校生がきちんと現実と大人と向き合い成長していく物語が本当に良かった。
こんな社会、こんな大人になりたくない、だけど動けば世界は変わるってこと、そして怪盗団から世間の人々・周りの大人たちがいい影響を受けて世直しが成立していく様子は希望を持ててとっても感動しました。
モルガナとのお別れで涙し、最後にまた会えた部分は安心しました。怪盗団は解散して主人公も地元に帰ってしまったけれど、かけがえのない仲間をみつけてたくさんの人たちに出会った一年間はとても濃密だったなと感じました。やり込み要素全然してないけど←
いやー面白かったです☺️(ボリュームもっと落としてもらえると助かる←
ゲーム音楽としてはペルソナ3が1番好きだったなー。サントラ欲しくて当時お友達から借りたりしてたし。でもおしゃれさとスタイリッシュさは進化してた気がする。
ただねー、明智君が可哀想だったな。生死は不明だったけど、私の解釈としては死んだと思った。現実世界では行方不明のままだったけど、ロイヤルの方では生存匂わせエンドだったらしいですね。
私のペルソナ5は誰とも恋人同士にならないまま終わったんですよね←
好みの女子がいなくてさ🤣後半は誰でもいいから付き合おう!と思っていたのに気づいたら終わってた←
バレンタインイベントも竜司と過ごして終わったし←
過去のペルソナ3も4も誰とも恋人になっていない気がする←
受け入れよう…それが私の運命だ🤣🤣
最後の積みゲーは「デスストランディング」というゲームなのですが、何だかヤル気が起こらないのでとりあえずそっとしておこうかなと思います←したい時にするのが1番よね(という言い訳
という訳で私の積みゲー消化プロジェクトもこれにて一件落着。
あとは配信活動で残してあるゲーム達のみとなります。
ですがゼルダの伝説ブレスオブザワイルドをついに買うかという気持ち。
(借りてプレイしていたのでここでようやくゲットなるか
ゲームも色々と片付いたので今後の予定を組み直さないとですが、ここで映画ブログへと移りたいと思います〜
「チェイサー」
職場の方にすすめられて観たけど、いまいちでした←
韓国映画はあまり観ないよね…イカゲームと今私たちの学校はは面白かったんだけどね。
そこで死んじゃうの?ってなったし、主人公の男性に全く共感できなかった。
暴力が生々しすぎて嫌でした😓
「力の指輪」
2話目の途中で止まってます←
ドラマだからなのか進行が遅すぎて入り込めません😭
そして魅力的なキャラがいない←
黒人のエルフとかも違和感しかない…
多様性はわかるけど、何でも人種混ぜればいいというものでもないと思う。あえて入れないという自由な選択もあっていいと思う。
ロードオブザリングの時には出てこなかったモンスターも出てくるのは、5〜600年前ならば住んでいる動物も世界観も異なるのはわかるかもしれません。
だけど見る気が起こらないのはどうしたらいいのでしょうか😭
やっぱりアラゴルンのいないLOTRはつまらないと言っていいのでしょうか(知らんわい
我慢して見続けたら面白くなるのかどうかわかりませんが。
今の段階でつまらないと言うのも早すぎるような気がしますが、とりあえず保留です←
「牛首村」
開始5分でつまらないホラー認定←
犬鳴村とか樹海村とか全然観てないけど、このシリーズみなくてもいいって誰かが言っていましたが←
本当にその通りだなと。
そして後半でギブアップしました←
「ラディウス」
『半径15m以内全員即死』という見出しに惹かれて観ましたが、その設定すら(?)ってなる内容でした。主人公の男性が事故って記憶喪失になるんだけど自分が何者か調べている間に、周りにいる人間が即死していく事態が発生。始めはウイルスとか空気汚染とか考えるんだけども、どうやら自分のせいらしいということに気づきます。
そんな中女性が死ぬことなく接近してきて「あなたと同じ車に乗っていた、自分も記憶がない」と言われます。その女性が近くにいると周りの人間が死ぬことはなく、2人はどうにか記憶を呼び起こしながら自分を知っているであろう人間に会いに行きます。
てっきりその男女は恋人なのかと思っていたら、女性は別の男性と婚姻関係にありどうやら主人公とは初対面ということが後に分かります。
人が即死する作用は、雷に秘密がありそうな流れだったのですが原理はちっともわからないまま←
そんで女性がまた勝手すぎるのよねー。旦那がただただ可哀想。
記憶ないから仕方ないのかもしれないけど、あまりにも配慮がない。仲介頼んだり逃亡手伝わせたり利用するだけ利用しておしまい←酷いよね
そんで主人公がMRIするために病院へ行った場面。主人公はエレベーターに乗り、女性と離れ離れになり周囲の人間が死んでしまうのを阻止するために疾走するという緊迫感あるシーンだったのですが、女性が主人公へ駆けつけた際に「大丈夫??」って恋人ばりに心配するんですけどそこが(???)となりました。
主人公は別に何も危険やないのよ←
危ないのは周りの人なのよ。そんであなた彼女でも何でもないのよ←
彼女ヅラするな既婚女め!←
そしてラスト20分で明かされる真実。主人公はただの連続殺人鬼で、女性が次のターゲットであり車に乗せて殺そうとして揉み合いになり事故ったというオチでした。
主人公が自分は人殺しだったという真実に辿り着き、女性は変な輩に銃で撃たれ負傷→病院に運んであげて女性を助け自分は銃で自殺しておしまいという結末でした。
旦那いらんやろ←
お互いがいないと周りの人間が死ぬ、2人で一つみたいな運命感出したかったのかわからないけど即死するシステム教えて😂
自殺するのもそうするしかないよねーって思った。だって周りの人が死んでしまうんだもの。
だからといって引き裂かれた愛、みたいな感情はなかったよね←
2人で勝手に盛り上がっていただけでは?って冷めた自分がいた←
今回も文句多めで申し訳ございません(; ´_ゝ`)
好き勝手書いていたらマジで文句しか出てこないのよね。どーする?
最後にコタツを出しました〜
こたつ布団も新調しました🙂今年は寒そうな予感…既にもうこたつが稼働しているくらい寒い。
久しぶりにお菓子を買ったのですが、たけのこの里ときのこの山のファミリーパックがあったんだけどもたけのこオンリーのファミリーパックあったのに、きのこオンリーのファミリーパックがなくてモヤモヤしました😶🌫️今回のブログは以上です〜
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『お前なんか、どうせスポブラだろw』と馬鹿にしてた男友達みたいな女が想像以上の大人下着で○起が止まらないんだが…
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ともだち
✽.。.:*·゚まえがき.。.:*·゚ ✽
唐突ではありますが、この場を借りて私が過去に体験した尊い思い出話を流��に語らせていただきたいと思います。
■嬉しそうにBL同人誌(男性の同性愛を題材にした作品)を持つ女性("いらすとや"様画)
小学一年の頃、私のことを「好きだ」と周囲に吹聴していた学年で最も太った女子と下校時に遭遇しました。
そうして、いきなり私の名前を大声で呼びながら迫って来た時は、今から相撲の取り組みが始まるのかと思って恐怖しました。
本場所まではまだ先の筈ですし、「番付の昇降」や「力士褒賞金」に影響を与えないとしても、その真に迫った取組に対する貪欲なまでの熱意を目の当たりにして、それ以来の私は太った女性に対する敬意の念を禁じ得えなくなりました。
同じく小1の頃、隣席のやたらと勉強のできる眼鏡を掛けた女子"中沢さん"の友人だった、やたらと男子に対抗意識を燃やす女子"カナ"の標的にされ、毎日のように些細なことで因縁を付けられて迷惑を被っていました。
男子に対抗意識を燃やすのは勝手ですが、クラスの男子で最弱とおぼしき私と張り合う意図が不明なので、ある日ついに堪忍袋の緒が切れて、心に思うことをすべてぶちまけたら驚いた顔をされました。
それから「対抗意識」が「好意」に変貌を遂げたのか、急に笑顔で絡んできたり、何気ない私の仕草を真似たり、プールの着替えの際に裸をこれみよがしに見せつけてくるようになったので少々困惑しました。
それから小3の頃に、教室で別の女子"アヤ"からラブレターをもらった時にカナはポカンと呆けた表情でこちらを見ていましたが、それ以降は特に接することもなくなりました。
小学二年の頃、集団登校中に見知らぬ《"田中真弓"似のけがらわしいオバタリアン》に「服が汚れとうで」と声を掛けられ、唐突に履物を下ろされた上で股間に接吻をされて呆然としましたが、他の児童は固唾を吞んで見守るだけだったので集団登校の意義がまったくもってさっぱりよく解せないことや、女にも並々ならぬ嬌態に奔る貪欲な性欲があることに気付いたのはさておき、ある日に"釘宮理恵"様のような可愛いらしい声の地味で真面目な女子"津軽さん"と『ポケモン』の話をしながら下校した時、私が足を滑らせて思いっきり前後開脚してしまったら、普段は大人しいその子が艶めかしい嬌笑をあげて「こんなに笑ったのは久しぶり」と非常に喜んでくれました。
それ以来、私は声の可愛い女性に目がありません。
小学三年の頃、学年が上がった時に、仲の良かった友達と見事に別々のクラスになりました。
休み時間に教室で一人ぽつねんと座っていると、眼鏡を掛けた勉強のやたらと出来る女子"中沢さん"が「友達になろう」と声を掛けてくれました。
その子は計算が驚くほど迅速で字も達筆でしたが、何よりも祖母のことを「ばあや」と呼ぶ辺り、純粋に育ちが良かったのだと思います。
納豆を食べる習慣のあまりない神戸市内ではめずらしく、納豆が好きなのだとか。
ラスボス戦前まで進行した『ロマサガ3』のセーブデータを見せてもらったこともありますが、大人でも途中で頓挫するようなゲームをよくクリアするまで根気強くプレイ出来たなと感心しました。
しかしながら体育の授業の時に中沢さんが官能的な息遣いで妖艶に微笑みながら私の股間にそっと手を触れてきても抵抗できなかったので、私は未だに眼鏡を掛けた女性に逆らえません。
同じく小学三年の頃、あまり接点のないクラスの女子"アヤ"と偶然下校が重なった時に「一緒に下校しよう」と誘われたので分かれ道まで一緒に下校しました。
道中でアヤから「乾いた唇は舐めればいい」と教わったのと、上着を腰に巻くトレンディーな着こなしを教わったこと以外は特に印象は残りませんでした。
ところが後日、小学生低学年を相手取り竹刀を振るいながら「戦後教育の厳しさ」を滔々と語る謎の担任教師"鬼塚"(漫画『GTO』が愛読書)に嫌気がさし始めた頃に、家庭の経済状況が芳しくなり両親共働きになり、帰宅後に一人で冷めた食事を電子レンジで温めることや、かといって気質の違い過ぎる幼馴染の男子"ツン汰"宅で、家族が帰宅する時間まで過ごす日々に漠然とした不安が募り始めましたが、それに追い打ちをかけるように授業で鬼塚が「俺はスパルタ教育を徹底する。学校に来たくない奴は来なくてもいい!」と竹刀を片手に発言した際に「その手もあったか!」と、人の発言を真に受けやすい私は後日から不登校になりました。
それから数週間後、所用で学校に立ち寄った時にアヤからラブレターを手渡されたしだいです。
ある日、登校中の長い通学路で逡巡しながら意を決して道を引き返したとき、偶然にも私の後ろを歩いていたアヤが驚いた表情を浮かべていましたが、後になって心配してくれたのでしょう。
アヤから手渡されたラブレターの内容は「ずっと前から好きでした。こんど家に遊びに来てください。早く学校に戻って来てね」という簡潔なものでしたが、私は返事を返せなかったし、学校にも戻りませんでした。
それ以降、授業自体は受けませんでしたが、小学五年の行事である自然学校には遠足感覚で抜け目なく参加しました。
電車移動の時にアヤからお菓子を手渡されて、流石に今はもう根に持っていないことを確認できて何だか安心したのでした。
自然学校
神戸の小学校の風物詩「自然学校」に参加して夜間に見上げた星空は、私がこの眼で見た光景の中で最も美しいものでした。
私にとって美しいものとは人工的に創り出されたものの中にはなく、それは瞬く星の光のように自然の中にあると確信した瞬間でした。
宿泊施設の廊下の隅で、友達と座りながら談話していたら"千葉繁"氏似の教師が「"〇〇"は小説を読んだことはあるのか。面白いぞ~!」と教えてくれましたが、今にして思えば私が教師から教わったことの中で、文学とは無縁の家庭環境に育った身として、生活に役立ったのはその一言だけだったような気もします。
番外編
小学五年生の頃、幼馴染"ツン汰"宅に夏休みを利用して彼の従兄妹ふたりが泊りがけで遊びにやって来ました。
毎日のようにツン汰とその弟、件の従兄妹たちと遊びましたが、なぜか私が高い所からジャンプして降りたりするたびに、「かっこいい!」と従妹にべた褒めされて少々困惑したのでした。
当時ツン汰と共にハマった『デジモン』の"ガルルモン"を見て「変わったデジモンやね」と何だかよく解せないことを言われたのを覚えています。
私のような「転んだ子を見ても笑わない性格」がめずらしいらしく、従妹に気に入られたのかも知れません。
ほぼ全ての女子小学生がそうであるように、転んだ"ツン汰の弟"にそっと手を差し伸べる彼女自身の方がよほど人徳者だったと思うのですけど。
私はどちらかといえば妹よりも年上のお姉さん派でしたが、それ以来は年下も悪くないのではという葛藤を抱えるようになりました。
✽.。.:*·゚ ✽.。.:*·゚ ✽
閑話休題
小学三年生の頃に漠然と懐いた疑問とは、人はいつか必ず死んでしまうという前提のもとで教育機関の学校に通い、勉学に励みながら様々な人々と出逢ったとしても、積み重ねて得た知識や人と築いた記憶、その時に感じた感情もいつかは必ず跡形もなく消えてしまうことや、このまま大学に進学して卒業した上で企業に就職し、家庭を築き、子供を儲け、更にその子供も同じように家庭を築くという一連の連鎖や人類の営み自体がいつしか潰えてしまう無常そのものであり、そこに自分の求める幸せは端から存在しないかも知れないという一抹の不安でした。
端的に言えば「人は皆いつか死んでしまうのに、それでも何を理由にして生きるのか」という哲学的観念に小学生の時点で挫折してしまったのです。
今ならその問いに明確な答えを出せますが、当時の私には手に負えない難題でした。
喩え今は明確な目標がなくとも、学童の得意科目から適職を導き出すのも教育機関の役割ですし、大学を卒業すれば業種の選択肢も増えます。
人として生まれた以上、学び続けなければ衰退するというのは勿論ですが、就職して働く為に必要な資格が学歴なのだから、向上心を持って自分自身の限界に挑むのもいいですし、無理のない程度に自分自身のレベルに合った身の置き場を探す為にも、何事に対しても適度に臨めば悔いのない時間を過ごすことも出来る筈です。
しかしながら例えば、恵まれた家庭環境や学校生活なんてものは社会に出てから幾ら稼いでも絶対に取り返せないし、金では手に入らないものです。
しかし、それでも腐らず真面目に生きた方が周囲以上に本人の為にもなるのだから、私は大変身勝手ながら努力という言葉が大嫌いですが、今ではそれに値するのが学び・働き・生きるという人の概念だと結論しました。
人はいつか必ず死んでしまうからこそ、生という概念に価値が生じます。匙を投げずに最期までやり遂げることも特別困難なことではありません。
富や名声を得る為に生きようが、些細で平穏な日常や、誰かにとっての幸福を求める為に生きようが、自分の生き方や目的なんてものは大人になったら自分の頭で考えて決断すればいいだけの話です。
大人なら自分の頭で考えて自己責任で済みますが、それでもどこかでまだ未成年の子供が岐路に立たされているとして、周囲の大人達がしっかりと導く必要があるのも大人の役割だと私は考えています。
家庭環境や学校、今の職場だけが世界の全容ではないのだから、現状や将来を悲観する必要はないと、そこはしっかりと伝えなくてはいけません。
子供の頃はクラスの内外に10人以上の男友達も居ましたし、兄やその友人とも毎日遊んで居ましたが、今となっては対人関係において小学生頃の交友関係が何の役にも立っていないことから察するに、子供は大人しく勉学に励んだ方が無難だと思います。
大人の交友関係なんて飲み屋で酒を飲みながらくだをまくだけで、はっきり言えば時間と金の浪費ですが、かと言って今更になって童心に帰り虫取りや鬼ごっこをしたところで更に虚しいだけです。大勢集まって酒を酌み交わすより、独り読書や創作活動をした方が智識は増えますし、お小遣い稼ぎにもなるでしょう。
子供の頃から薄々は勘付いていましたが、友人と遊ぶのは別に苦ではないにしろ、友人と別れた時の解放感は、仕事を定時で終えて解放される瞬間と似ています。
それなら最初から独りで居ればいいだけの話です。
結局のところ私は独りぼっちの方がお似合いということなのでしょう。
だから気の向いた時だけ、本当に気の合う友と巡り逢えればそれでいい。
✽.。.:*·゚ ✽.。.:*·゚ ✽
小2の昼休みに校庭の隅でまどろんでいたら、不覚にも後から視界を遮られました。
「だーれだ?」
目隠しされながら聞いた声は聞き覚えがありませんでしたが、正面に回り込まれて見た姿もやはり記憶にない女子でした。
✽.。.:*·゚ ✽.。.:*·゚ ✽
▲小6の正月にあまり接したことのない女子が送ってくれた年賀状
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正解よりも明快に生きるよ
私を強姦した人は体は大きいけれども、知能はおおよそ小学生低学年ぐらいだった。精神はおおよそ高校生ぐらいだった。彼はその時確か28歳だった。私は13歳だった。強姦の多くは加害者と被害者が知り合いであるらしい。私もそうだった。
一家全員生活保護の、どうにもならない家庭だった。両親共に生活保護。彼は長男で、下に2人弟がいた。全員成人していたが、当たり前に全員ニートで生活保護だった。ニートというより、不登校がそのまま歳を取ってしまったという感じ。学校にも行ったことがないし、仕事をしようとも思ったことがない。小学校すらまともに行ってないらしい。彼らに何か問題があるようには見えなかった。むしろ無邪気にずっとサッカーをしている姿は小学生の時にクラスにいた男子達そのものだった。まぁ何か理由があって行かなくなったのかもしれないし、理由なんてなかったのかもしれない。心配にならないぐらい、彼らは明るくて自由だった。ただパッと見で「不良」「非行」みたいな見た目をしていた。
彼らとの関わりの中で私は貧困と教育について学んだ。字が読めない、字が書けない、それでも人望はあった。知能が小学生でも、人格が高校生なら、非行中学生ぐらいからは慕われる。お金もないし知能も低いので、移動手段は専ら自転車だった。自転車しか乗れないことは、彼らのこれ以上の非行を防いでいた。おそらく、免許を取るお金と知識があれば、彼はもっと沢山の人に迷惑をかけて、沢山の人から慕われ、自分でお金を稼ぐ事ができたかもしれない。ただそれは夢物語でしかない。実際には月に5000円だけが貰えて、残りは全部両親がパチンコで溶かす。お金があってもきっと文字が読めなくて免許は取れないだろう。
彼らが何か悪いことをしたとは思わない。ちょっとよくない親の元に生まれてきただけだ。普通だったらどんなに貧しくても義務教育は受けさせてもらえただろう。少なくとも9年間学べば、免許を取れるぐらいの知識は得れただろう。彼らが今どうしているかは分からない。昔は町中でたまに見かけたが、最近はめっきりだ。反社の下っ端みたいな人達と繋がりがあるような事を言っていたが、団員になったのか、団員にすらなれなかったのか、それも分からない。
5000円貰える日、に会ったことがある。本屋に行った。私は好きな本を買おうとした。すると彼が「今日金入ってきた日だから」と出そうとした。どんなに安く見積もっても600円ぐらいの文庫本だった気がする。中学生の私は5000円がどれだけ儚いか理解していた。貰ったばかりの金を、他人の為に使おうとする姿勢が理解できなかった。自分が好きなものだから自分のお金で買いたいと申し出て断った。彼は、いつかもっと金を手に入れたら、あいつら(友人)に腹いっぱい奢ってやるのが夢なんだと、恥ずかしげもなく言った。フィクションの見過ぎだと思った。だとしたら働けばいいのにと思った。働くという選択肢がそもそも与えられてないのだ。働くだけの知能がないのだ。たった5000円を手にして、いつか友人に奢るという夢を抱けるほど、現実が見えていないのだ。現実を見るための知能がないのだ。学んだことも働いたこともない人間が、何もせずに手に入れる5000円は本来もっと重くなければならないのに。フィクションの見過ぎで臭い台詞は言える。自分の為ではなく、他人の為にお金を使いたいという素敵な精神も持ち合わせている。それを実現する力が全くない、ということを理解できない。本当の貧困。
生活を苦に自殺する知能もなさそうだ。起きてる事象から苦しめる程の情報を得れてなさそう。ホームレスか、団員か、うーん、
何が幸せかは彼らが決めることだ。
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佐々木、二岡さんの、営業スタイルを、都甲🤣執行役員は😂的確な、つまり、😂的の得た、言葉の、表現でさ😂テレアポというより、営業というより、😂二岡は、社長を、「説得」していると、😂言葉に、残された😂わけよ😂でさ、😂佐々木😂お前はさ😂まーだ😂営業の、😂イロハの、😂最期の五音である😂「ん」を、😂知らんわけよ😂つまり、😂営業を、😂かけひきと😂社長との😂かけひきと😂考えてる😂時点で、😂二岡さんには😂勝てんわけよ😂つまり😂佐々木😂お前は😂さ、😂俺に😂いっちょ前に😂営業の😂話しをさ😂飲みの場で😂色々、伝えてた😂わけだけどさ😂まだ、その、営業の、イロハである、😂1番😂重要な😂「ん」=説得😂という😂ことに、😂気づいて😂ないわけよ😂
でさ、😂佐々木😂おまえは😂高校時代に、😂売春してさ、😂オメコ😂壊して😂子供😂有無確率😂なんと、😂3%に😂なったって😂語って😂くれたよな?😂でさ、😂春樹先生😂なんと、😂佐々木😂がさ、😂そう、売春😂やめようと😂思った😂きっかけがさ、😂そう、友達から😂なんと、😂ノルウェーの森を、😂読めと、😂進められて😂そう、売春😂やめた😂らしいんですよ、😂この話を😂佐々木😂泣きながら😂居酒屋で、😂俺に😂語ったんですよ😂でさ、😂たしか、😂ノルウェーの森の😂自殺することになった😂直子が😂大学進学で、上京してきて😂住んだ場所が😂そう、😂なんと、なんと、😂この、淋しい、街😂茗荷谷なんだよなぁ😂でさ、😂佐々木の、好物の、一つに、😂なんと、😂ミョウガ😂なんですよ😂これまた😂偶然も😂かぶる😂もんですなぁ😂
でさ、😂佐々木😂おまえは😂高校時代に、😂売春してさ、😂オメコ😂壊して😂子供😂有無確率😂なんと、😂3%に😂なったって😂語って😂くれたよな?😂でさ、😂春樹先生😂なんと、😂佐々木😂がさ、😂そう、売春😂やめようと😂思った😂きっかけがさ、😂そう、友達から😂なんと、😂ノルウェーの森を、😂読めと、😂進められて😂そう、売春😂やめた😂らしいんですよ、😂この話を😂佐々木😂泣きながら😂居酒屋で、😂俺に😂語ったんですよ😂でさ、😂たしか、😂ノルウェーの森の😂自殺することになった😂直子が😂大学進学で、上京してきて😂住んだ場所が😂そう、😂なんと、なんと、😂この、淋しい、街😂茗荷谷なんだよなぁ😂でさ、😂佐々木の、好物の、一つに、😂なんと、😂ミョウガ😂なんですよ😂これまた😂偶然も😂かぶる😂もんですなぁ😂結局さ😂おまえも😂芸能界😂の、😂連中と😂おんなじで😂いつまでも😂いつまでも😂出世とか😂金とか😂田舎は😂ダサい感覚😂あるから😂こういうことに😂なるわけよ😂霊界なんか😂祝福サレテルヤツラナンか😂浮浪者😂や、😂ド田舎もん✊🥹✊アタイのこと🥹なんよ🥹悠ちゃん✊🥹✊で、そろそろ✊🥹✊←コイツの、😂正体なんやけどさ、😂俺が😂相浦小学校のころ、😂イジメまくってた😂スカサキマスミ😂なんよ😂そう、スカサキって😂名前でさ、😂なーんか😂みーんな😂おんなじ顔した、連中やまほど😂いる、😂スカサキさんはさ😂そう、相浦の、😂部落出身で😂そう、😂顔が😂みんな、😂似てるのは😂秘密なんやけどさ😂そう、😂近親相姦で😂バリバリ😂子供😂産みまくってる😂連中な😂わけよ😂でさ、😂俺、小学生のころ、😂コイツのことを、😂アタイ、真澄、アタイに、チューして、欲しかったら、いつでも、言ってね😂アタイの、😂チューマーク👄って、😂文章考えてさ😂クラスの😂みんなに😂授業中に😂まわし読み😂させてたんよ😂でさ、極めつけは😂コイツら、😂下校のときさ😂兄弟なんか😂知らんけどさ😂親戚😂一同で😂みんな、集まって😂帰るのよ😂そう、ブサイク集団なんよ😂それが😂ちょっとっていうか😂ダウン症の🤣顔🤣なんよ🤣みんな🤣それをさ、😂俺、おもろいからさ、😂スカサキ、村の🤣一族って🤣もう、めちゃくちゃ🤣馬鹿に🤣してた🤣わけよ🤣そしたらさ、🤣なんと🤣霊界の🤣再臨で🤣また、🤣コイツにさ🤣会ったわけよ🤣でさ、ここから、真面目な、話しなんやけどさ😂俺、😂あるとき、ピタリと、コイツ→🥹虐めるの、😂やめたんよ😂そう、小学校4年生ぐらいのときさ、😂コイツの→🥹、母ちゃん、死んだのよ😂でさ、俺、そんときさ、😂母ちゃん、死んだ人間にはさ、😂心底、同情する、パーソナリティーやったんよ😂それでさ、他にも、青井フミちゃんもさ、😂母ちゃん、小学校一年生で、亡くしたのよ😂でもさ、😂青井フミちゃん、とにかくさ、😂俺に😂そのあとも、ベタベタ、ベタベタ😂してくるのよ😂それがさ、😂もう、めちゃくちゃ😂気持ち悪いからさ😂とにかく😂虐め😂倒したよ😂げんこつ✊して、泣かせたり😂川に😂落としたりしてな、😂フミちゃん😂でさ、最近、夢に😂なんと、フミちゃん→🤫、、🤣出てきたんだよ🤣それでさ、🤣もう、🤣結婚した🤣言うのよ🤣偉い🤣べっぴんさんで🤣🤫もう、ガッカリ🤣したわけよ🤣俺🤣🤫しんごっさまぁ〜🤫しんごっさまぁ〜🤫そう、フミちゃんさ、🤣未熟児なんよ🤣で、🤣癲癇持ちでさ🤣校長先生の、はなしのときにさ🤣よく、ぶっ倒れてさ🤣小便🤫🤣漏らすのよ🤣それが🤣当時の🤣俺はさ、🤣キモくて🤣🤫キモくて🤣🤫仕方なかったんよ🤣🤫
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こんばんは。トシマみほです。今日は2023年1月18日水曜日です。所属してる今日はね、所属してる今日っていうの忘れた。
いや、実は今日結構緊張してまして。なんで緊張してるかっていうと、録音と編集に使うソフトを変えたんですよね。で、ちょっと舞台裏の話で、興味ない方申し訳ないんですけど、 私、去年の1月にその、youtubeをやろうと思って、その年間契約で投画編集ソフトを買ったったていうか、アドビのプレミアプロって言うんですけど、そういうのをサブスクで契約したんですよ。
でも年間プランで。すごいね、途中でやめると解約量がすごい。容赦なく取ってくんですよ、そのアドビさ。そんで、仕方がないからそのまま動画ソフトを使ってたんですね。でも、仕方がないからと言いつつ、 覚え直しになるじゃないですか。もし新しく音声編集ソフト勉強するってなると、なんか最初からやんなきゃいけないから。それよりはこの動画ソフトで全然音声だけのファン増えるからいいや。
1年経ちまして、年間契約が切れるタイミングで、次は音声編集ソフトにしようっていうことを私すごい思ってたんですよね。
そんでね、音声編集ソフト、同じくアドビのさ、アドビが高いんだけど、高いけど、なんとか ね、せっかく動画編集の方覚えたから、音声編集って、私のイメージだと、アドビの音声編集ソフトは、きっと大体見た目は、見た目とか、操作官は、その動画編集と同じような感じで、なんかこう、より直感的に、よりこう、楽チンに音声編集ができるんじゃないかなって、 勝手に持ってたんですよね。で、もう何も調べずに、そのイメージだけで契約して、さあ、やるかみたいな感じです。もう、だから、変えたんですよね。契約を。
動画編集から音声編集に。そしたら、いざ開いてみたらさ、何も、もう、何もかもが違う っていうぐらい、何にも応用効かなくて、その動画編集ソフトでやってきたことが、多少同じとこもあるけど、もうショートカットからして違うもんね。
びっくりしちゃってさ。なんか私がもう、たださ、ただちょっと、次のファイルの切れるみたいな、ぴゅって飛びたいだけなのに、そこ、ボタン押してもさ、そのはずのボタン押しても、全然いかなくて、どういうことだ。ってなって。ショートカットの割り当てとかも、そういうの
ならどこ。の話してしまいましたが、 今回はですね、そういうわけで、こう、編集もさ、どんぐらいかかるか読めないから、なるべくこう、本編音声を短くしようと思ってるんですよね。なのでですね、ちょっとね、前回長すぎたし頑張って喋ったから、今回はさくっと眺め雑談とお便りへのお返事会っていうのにしようと思ってます。
展示会っていうのは。何について喋ったかは多分対策にこれから書くと思うので、タイトルも見ずに再生ボタン押してくれた方はちょっと戻ってね、どういうテーマなのかなって確認してもらった方がいいかもしれないです。興味あれば聞いてみてくださいね。多分あれもね、いつもの何分何秒からこういう内容だよっていうのもつけてると思うから参考にしてみてください。それでは行きたいと思います。
第17回になります。聖なる欲望ラジオ
いや、あれですよ、雑談。雑談がね、今回結構大きくてね。大きくって、自分で言うのもあれだけど、 幼稚園のですね、pta的なものの保護者会の役員決めがあったんですよ。次の年、年長さんなんで、もう、その、じゅ、重大なさ、すごい重大な会議がですね、全員集合の会議があったんですよね。
いや、この日をどれだけ恐れていたことか。うん、何を話そうかな。なんか、
正直、自分は役員をやりたくなかったわけなんですよね。
うちの幼稚園は結構役員負担がでかい方の幼稚園なんですよ。それはね、入院した時からわかっててね、そんで、時々さ、その入る時とか、去年もさ、今やっとけばっとけば、その年長で役員っていうのは逃れられるんじゃないのっていうのが頭にちらつくぐらい、その年長の役員っていうのがさ、ずっとね、頭にあったんですよね。
だから、逃れたかったんだけど、人数少ないんですよ。それで、さらに、今まで役員やった人も引いて、さらに、その兄弟がいっぱいいて、大変な人みたいな、特に下がいる人ですよね、まだちっちゃいから、下の子、
そういう発言されるのも悪いからっていうので、だんだん引いていくと、その役員候補になる人がさ、そんなに残んないわけですよ。そして、私はすごく少ないさ、1人っ子親の1人だから、 ちょっとね。そんで、色々ね、夫のyoutubeに出てもらってるし、 誰がどう見ても楽してる感じじゃね。っていう懸念は、やっぱずっとあったんですよね。なんだけどね、こんな性格で、ちょっと役員とかやれそうにないし、なんかこう、実務もね、みんな知らないと思うけど、私、実務能力もさ、大したことないっていうか、低いから、全然word、excelもちろん使えないですし。
うん、なんかそう、そういうことを任されてもね、一から勉強みたいな感じになっちゃうし。でも、何にもしたくないっていうわけじゃなくて、なんかこうね、他の借り出される時頑張るから、ちょっと役員は勘弁していただけないだろうかって正直思ってたんですよね。
そしてね、その話し合いの時が来て、 どういう風に決めるかっていうと、話し合いで決めたいんですよね。やっぱり基本はその立候補を募るっていう形で、全員集合して立候補ですんなり決まる時も多分ないこともないんでしょうね。だけど、今回はやばい、多分立候補は出ないっていうのはなんとなくわかってて、
その中でですよ、もし立候補者がいなければ、今度その無記名投票になるんですよね。
いや、無記名投票。誰が役員をやるべきかっていうね、投票、そこにやっぱり持っていきたくないじゃないですか。自分も誰かの名前書いて出さなきゃいけないし。やっぱ正直こう、ぱっとあの人リーダーっぽいなっていう思い浮かぶ人はもうやってんですよね。
だからさ、相当厳しいなと思って。選挙になるのはもちろん厳しいけど、でも立候補で決まるっていうのも、なんかあんま現実的じゃないんじゃないかって思ってたんです。
でも、なんていうの、その、実際さ、話し合いの場まで、またね、私、無の心になってたら、何も、何も考えない。前日まで何も考えないで、当日になっても直前まで何も考えないと思って、席に。何も考えないみたいな。結構ね、何も考えないっていうのはうまくいくようになってきたから、そんなに緊張しなかったんだけど、 なんか、ああ、 なんか、いろんな経緯があって、無事決まったんですよ、話し合いで。私じゃないです。なんかね、それはそれは、うん、大丈夫だったって言うか、言い方もあれだけど、やってくれるっていう人がいてね、その方たちに決まったんですけど。
いや、なんかすごいさ、人とそうやって何かをさ、決めるっていうのは、そういう重大ですよね。その次の1年間の過ごし方の型みたいなのがさ、 役員だったら決まるって言えば。だけど、何かすごいさ、課題が、先の1年に課題を背負うわけですよ。それ、誰が背負うのかっていうのを決めるって、すごいことじゃないですか。
なんか、こんぐらいのことって、会社とかでもやんなくない。なんか会社、もっと具体的なさ、この作業に対してどうするかみたいな話はするかもしんないけど、なんかその、誰がやるの。みたいな話なんて、そんなにさ、知らないよ。役員級になれば知らないけど、なんか別にそういう世界のことは知らんけど、普通の社員として働ければ、そんなに大変なことないんじゃないかな。わかんない。全部想像できます。すいません。努めたことないから ねえ。まあでも、そんなさ、そんなシビアなヘビーな話し合いを経てね、なんか色々とね、発見があったっていうか。
やっぱり、なんだろう、その、同じ学年のお母さんたちのことを、やっぱ知らなかったなって思いましたね。当たり前だけどさ。その、今までの私のフォートキャスト、聞いてくれてる人はよくご存じのことだと思うんですけど、 なんか、でも、話し合ってみないとわかんないっていうか。多分、友達付き合いしてもわかんないようなことが出てんだろうなっていう風には思いましたね。その、なんか友達付き合いの中でさ、だって決めなきゃいけないことって、こういうのと違うじゃないですか。多分、なんかレジャー情報に詳しい人とか、なんかサクサク進めるのは好きな人が決めればいいだけ
ね。ちょっと種類が違うじゃないですか。だけど、これに関しては、やっぱり決めるにあたって、ちょっと詳しい経緯はね、ちょっと絶対言わないように、
こういう風な、なんていうのかな、みんなのしたくないことと、それからそいう話し合いの中で見せる気遣い、こういう風なことに気遣うんだなっていうこととかが、すごいよくわかってあれだけど、その話し合いも、全員で話し合うと、ちょっと多いからって言って、こう、山書く山に分けられたんですよ。
分けられたってか、こう、自然と人の流れが、こう、ちょっともうさ、赤い椅子、場所に入ったら、椅子がさ、もうちっこい車座になった椅子が複数あって、なんかもう逃げられないみたいな、なんか、bボタン押しても逃げられないってて、みたいな、なんかそういう風な感じになっててね、ね、そういう場だったからね、誰しもそこに向かい合って話さなきゃいけなかったわけで、
なんかね、やっぱり、その人の振る舞いに対しても、そうして自分の振る舞いに対しても、ああ、へえみたいな、なんかそういうさ、そうなんだなって、人を見て、なんか自分を見るっていうのもまた、面白かったって言ったらあれだけど、そんなに余裕だったわけじゃないけど、後で色々ね、家に帰ってからも、かみしめて考えてみて、 そうだったんだなってね、思ったことがあったので、ちょっとお話してますね。とはいえ、なんか話せないことが多いから、 話って差し支えないこと、自分の動きとかだよね。話し合いにさ、出るっていうのが、私、何年ぶりだったんでしょうね。
なんか、その、中学の時の部活の話し合いも大変だったことはよく覚えてるけど、なんだろう、大変。うん、なんか、会議で割とすんなり決まった上に、あ。とか言う人がいるみたいな、そういう、大変そうだったから、会議が大変っていうのと違うかな。
なんかもう、本当さ、そんぐらいから、あと、やってないもんね。その、サークルみたいなこともやったことないし。だからさ、なんか、下手したら、結構初めてぐらいだったかもしんないですね。そうやって真剣に何か話し合うっていうのもさ、 なんか、それで、
私がしたことは、なんかもう、最初、やっぱ車沿いになってから、じゃあね、始めましょうかって。その、今役員やってる人がいて、なんかその役員の仕事についてわからないこととかあったらなんでも聞いてくださいって言ってくれたんだけど、そこでやっぱ1回シーンってなるわけ。なんか、なんか、シーンってなるのよね。
ね、みんなわかると思うけど、そういう感じ。そんでね、でも私、このシーンがね、もうすごい嫌な人間なんだよね。ね、それ、私の気の使い方っていうか、気の使い方なのかもしんないし、逆に自分のエゴなのかもしれないけど、
すごいさ、そうやって無理に流れていく時間が嫌いだからさ、そういう時にこう、口を切るっていうか、なんかこう、最初になんか言っていうのを、なんか割とやってんですよね。会議に出たことないって言っても、 何かしら、あれですね、なんか就活のディベート練習みたいなとことか、あとね、授業中、大学の練習とかで、なんか順番になんか意見ある人みたいになって、シーンってなる時とかもそうだけど、 なんかもう、その意見がまともかどうかとか、なんか自分がやりたいかやりたくないかとかじゃなくて、とにかく場が回ればいいみたいな
考え方がさ、私の中に結構確固としてあって、なんかそれで、なんだろう、ちょっとこの話長くなるかもしれないんですけど、なんかこう、自分はその0から1のとこが得意っていう 意識があるんですよね。それが正しいか間違ってるかわかんないけど、勝手な自覚みたいな感じだけど、 いろんなことがそれぞれ多分みんな得意なんですよ。1を2にするのが上手い人もいるし、2を3にするのが上手い人もいんですよ。でも自分はデオが1なんだなっていう。それはなんかこう、クリエイティブなことが。みたいなそういう話じゃなくって、何もないとこにとりあえず始めてみるっていうさ。
何もないけど失敗するかもしれないし、この後どうなるかもう全然知らない。でもやるっていうさ、その1だけはやる。やるっていうか、こう、やれてると思って生きてきてんですよね。
だからね、失敗したけど、youtubeもやったし、こうしてポッドキャストもやってるし、その漫画の投稿とかもしたしさ、なんかそういう、なんか全然失敗してもいいから、ただやろうと思ってるんですよ。だからその場も、なんか変なこと言ってもいいから、もうただ回そうと思
展開してくれる人が、なんか2をやる人がいて、3をるがいてっていう、そんなにね、実際の話し合いの場は、役割明確でもないけど、なんか少し回すと回ってくみたいな感じがあるんですよね。
ね。だから、なんかその感じをさ、1人でいる時も結構自覚していたけど、そうやって何か新しいことをやるたびにさ、続かなくなったりもするたびにさ、私ができることは1位だけだからなっていうの、すごい思ってたけど、 なんだろう、そういう集団の中で、そういうのをやったのが久しぶりだったから、そっかって思い出したっていうか。あと、なんかすごいさ、みんなの気遣いとかを見て、すごい、
私はkyっていうのをすごい思い出したんですよね。
それ知ってるよって、知ってよってね。もしかして聞いてて私と実際に会ったことない人も思ってるかもしれないですけど、なんか自分としては、なんかそれ、割と見えなくなってたんですよね。結構ビクビクしながら人と付き合ってたっていうか。その、高校以降ね、 なんかどう思われるか、人にどう思われるかっていうのを結構ちょこちょこ気にしながら、特にこういう集団関係ではずっと気にしながらやってきたけど、
なんか違ったわって。なんかみんないろんなことをたくさん気にしてる。なんかそれに比べたら私、kyだなと思って。
なんかその、人生のさ、つまずく以降の、高校以降のことじゃなくて、以前のことで、自分の、なんだろう、競馬としてさ、生きてたことを、すごい色々とね、思い返したんですよね。うん、なんか、でも、1個1個あげて、そんな競わ言でみたくしてもしょうがないから、あんま言わないですけど、 なんか、子供の時って、うん、本当にやりたいようにやってたなっていう、その、子供だから天津玉に生きてたとか、そういう話じゃなくて、なんかね、本当、子供だからとかじゃなくて、いや、私は、私は知らん、人の反応知らんみたいな、
こたさん、なんかこう、意志っていうか、方向性っていうか、そういうのを持って生きてたなって思い出したんですよね。
空気読まなくてさ、なんかみんなやってるけど、自分はわかんないしやんないみたいなこととか、そういう流行りも祈らないとか、 なんか、あとさ、そういう学級会とかね、それこそ、そういう話し合いの場で、誰も何も言わなくても、なんか言うとかさ、なんかそういうさ、
ことの積み重ねなんていうのかな。でも、その時にって、小学生の時とか中学生時に渡して、その空気読まない気分をさ、恥ずかしく思う気持ちも、本当はね、同時に持ってたんですよ。
なんか、おじゃなく、行きたいっていうか、なんていうのかな、何をやっても恥ずかしくないと、知らんみたいな、バンみたいな感じだったけど、なんかそうじゃなくて、なんか、みんなと一緒に恥ずかしいみたいな感じでさ、 なんか、ちょっとそれやれない。みたいな、恥ずかしい文字、文字で、なんか思春期っぽくさ、なんかそんな風に振る舞えるものなら振る舞いたいわみたいな、
なんていうの、そんな、捨ててるみたいな感じでもなくて、なんかこう、そういう文字、文字みたいなのが似合う女の子に生まれていればな、みたいな、なんていうのかな、こういう姿形っていうかさ、見た目だけじゃなくて、感じ、印象とかさ、 なんか気質とか、そういうので生まれちゃったからさ、こうやって浮いてるけど、やっぱり浮かない方が良かったみたいな気持ちも同時に大きくてね。自分でやってるくせにね。でも、思って振る舞いって変えられるもんじゃなかったから。子供の時って ね、そういうので、ずっとさ、成長期にこう、給食を何杯もおかわりしたりとかね、なんかみんなが効果を歌わなくなっても、めっちゃ歌ったりとかしてたわけ。
そういうさ、なんかもって、生まれた方の性質みたいな、気質みたいな、すごい思い出して、なんか すごい時を経て振り返ってみれば、なんかあれはあれの良さがあったなっていう風に思ったんですよね。良さってそんな客観的なものでもないけど、 思うように、ちょっと俺をけど、思うように振舞えたわけだから、自分がやりたくないと思ったことはしてないし、やりたいと思ったものはやってきたし、なんかそういう風にして、
うん、なんか良かったこともいっぱいあるなってね。モジモジに生まれたかったよみたいな気持ちの方が、本当ね、前は大きかったけど、 違うって、こっちの良さがあるって思ったんですよね。もちろんね、本当に繰り返すけど、みんなの良さがね、いろんな人が気遣ってくれて、その場が成り立って、私のさ、若干の、そのさ、アクセルみたいな、最初のアクセルみたいなのが、回るなんていうの、最初のきっかけであった、きっかけでしかなかったっていう、なんか、そういうのもね、もちろん、前提としてあるんですけど
ね、なんか、すごい感慨深くてさ、なんかこれから、役員じゃなくなったけど、結局しないことになったけど、もうちょっと、積極的にね、幼稚園の手伝いみたいなのに、出ようかなっていう気持ちになりましたね、 なんか、そういう場所がさ、うん、なんか、どうせ行っても浮くしな、みたいな、なんか、そんなに仲いい人とか、なんか、仲いい人が仲い人とやってるとこかもしんないし、もじもじみたいなさ、もじもじになって 思ってたけど、そんな行かなかったけど、なんか逆にさ、なんて言うの。そんなこと気にしなくていいじゃんっていう。別に言って、浮いてたら浮いてたで、自分は平気なんだっていうことを思い出してね、
もうちょっと頑張ろうと思ったね。幼稚園の役に立って、役員ゃなくなったからね、余計ね、ね、すごい。うん、さっきからすごいって連発してるけど、やっぱ自分の生活の中では特別な出来事だったからさ、 なんか余韻がさ、話し合いが無事終わった後のさ、ふぁーっていうさ、みんなのなんか余韻みたいな、すごくてさ、その1時間ぐらいで無事話し合いが終わって、ちょっと場所を書いてる時間っていうか、幼稚園の場所書いてやってるから、そういうのが残ってたからさ、その、ふぁーっていう感じのまま、なんかみんなすごい喋ってる風だったけど、
そういうのも、うん、私は変えろって感じで、私は帰ろうと思って帰ってきたんですよね。うん。だからそんなんでいいんだよ。うん。
いや、みんないいんだよ。なんかすいません、こんな長々と。結局ね、短くとか言って長々と喋ってるし、すごい不安だなこの編集。そんな近況でございました。
こっからね、お便りからのご質問に答えていきたいと思います。ちょっと唐突ですけども、
なんかね、前回、テーマぐらいにして喋るかもっていうお便りがあるって言ったんですけど、ちょっとね、小説に関するご質問だったんですよね。
それがなんか、うん、色々考えてみたけど、私だと役に立たんかもっていうので、なんかあるまで���るのもなっていうのでね、もうし、逆に申し訳ないから、送ってくれた人にね、長々聞かなきゃいけないしさ、なんかちょっと自分は無理っていう部分も含めて、無理じゃない部分はお話しするみたいな形で、短くお返事しようと思います。
じゃあ、1つ目のお便りいきますね。滋賀在住のペネムリ花子です。小説の書き方の解がすごくためになりました。
他の小説家の方だとあまり明かしている方はいないイメージなので、みんなどうやって書いているの。とずっと不思議に思っていたので、少し謎が解き明かせた気分です。
小説の書き方のこれ何回だっけ。10回ぐらいちょっと前ですね。短編の書き方主にお話したんですよね。私が短編が多いからね。
続きを見ます。私が好きなトシさんの作品はたくさんあるのですが、リクシックスティーンでリテイクシックィンです。高校生の頃はたか子ちゃんに共感して読んでいましたが、大人になると家庭に恵まれなかったせいで思考回路が偏ってしまっているサオリちゃんの苦労がなんとなくわかるようになってきました。
これは長編小説で、ダブル主人公みたいな感じなんですよね。語り手はこう、サオリっていう女の子なんだけど、話の主軸としてはなんかタコで、別に視点が切り替わんないけど、2人主人公っぽいんですよね。
あの作品は私にとってバイブルで、すでに未来の貴子ちゃんと年齢が追いついていて、なんだか感慨深いです。ありがとうございますね。高校生の時に読んでくれたっていうことですよね。そんで今ね、未の貴子ちゃん、未来から高校生に戻るっていう話なんですけど、未来は27歳だったんで、そこを超えたっていうこと。
そうですね。小説出してからだいぶ立ちますもんね。ね、そんな長い間たったのにライブって言っていただけて、すごいありがたいです。本当ありがとうございます。で、今回が質問っぽくなって。
長編小説はトシさんの作品では珍しい気がするのですが、短編小説と書き方はどう違うのでしょうか。また、プロットはどの程度まで決めて書くものなんでしょうか。連載の場合、最後まで展開を決めて担当さんに提出してから連載したとするものなんでしょうか。はてなはてな
リテクシックスティーンはたか子ちゃんが未来から来ているので、普通の青春小説よりも入り組んだ構造になっているので、特にどこまで展開を決めてから書き始めたのか、かつどこから着想を得て書いたのか知りたいです。よろしくお願いたします。
ちなみにあの作品ではクマタさんが好きです。かつ、美人なさおりちゃんが成績優秀で、かつ、ほゃほにゃ。このほにゃほにゃがね、マシュマロの機能によって、なんかマシュマのマーク2つになってました。2文字ね。私はわかるけどね。ほにゃほにゃっていう設定もいいなと思っていますか。笑 多分ね、ここの2文字に入るのは、まあ、パストは豊かであるっていう意���の漢字2文字だったんでしょうね。
本当ね。ご質問ありがとうございました。っていうわけで、平たく言うと、長編小説の書き方をと、その具体的な担当さんに提出するものとか、あとは、 その具体的なリスクティンていう作品の着想ですね。なんかね、これ、このお便りいただいて、長編小説。
私、長編ってか、その1つの本に1つの話しか入ってないっていうのは、3つ書いたんですよね。
1つ目が300枚ぐらいの、長編としてはすごい短いもので、雑誌に6回に分けて50枚掛ける6で載ったやつなんです。
で、2つ目が、書き下ろしですね。完全書き下ろしで、こう、10何十枚みたいな結構長めのやつ。で、3つ目が、そのキャリアの最後ぐらいにあたる、このイテイクスシックスティーンっていう小説で、減当者のね、生成教というprcに15回で載っけてもらったものですね。連載ですね、月間の。
なんかね、なんかそれを思い返していたけど、なんか思い返してるうちにさ、あれ。私、この他にもぽしゃった長編ある。って思い出しちゃって。なんかね、なんかきっとね、本にもならなかったからみんな知らないけど、私2回長編ぽしゃらせてんですよ。その、自分で提出しなかったとかじゃなくて、もう提出して乗っけたやつでダメになってたんですよね。
1つ目なんてさ、中間連載して、中好き週刊アスキーに連絡させてもらって、私すごいしすさん好きだったから嬉しいって思ったんだけど、
それが全部載って、でも乗った後で、会社の合併とかと時期重なったのと、ちょっと全体の出来があれかなみたいな。私からじゃなくて、私も言ったけど、向こうも実はちょっとうちでは。みたいな感じになっちゃって、本が出なかったです。
レアケースだと思いますね。合併なかったら全然なんか直してどうにかなってるパターンかなと思うんですけど。
で、2回目は1回の前後編で、雑誌に2階でバーンって170と170とかで載せることにして、1回しか雑誌が出なかったっていうやつですね。
だから、こっちは自分の責任じゃないけど、なんかでも書き下ろして、後編書き下ろして本にしませんか。って。
いいですって、いいですってなっちゃってさ。なんか、だから私、長編語る資格ないんじゃない。って思ってね。こう、砂利あんまりないからね、多分世の中。それともあんのかな。あっても気づかないか。
だからあんまりね、長編の書き方っていうのを本当に説明できる気がしないし、思い返してみてもあんまり全体的なことは思い出せないんで、このリテイクシックスティーンっていう作品にとりあえずフォーカスして喋らしてもらうんですけど、
うん、この時はその他に教えてもらってますけど、たか子って高校1年生の話で、サオイっていう子が、この美人で優秀で 胸の女の子が語り手の方で、そこで友達が、4月にできた友達が、たか子が仲良くなってから急に実は私、未来から来たんだよね。本当は27歳なの。って言い出して、めっちゃ困るっていう話なんですよ。
まあね、ちょっと私にしてはsf要素なの。sfなのかな。みたいな、なんかそういう怪しい話なんですけど、これ、どうやって思いついたかっていうと、実はね、君に届けなんですよね。
シナカコ先生の君に届けあれを。あれがすごい。その、だいぶ1大分を巻き起こしていた頃に、 なんか一巻と2巻あたり、こう読んで、すごいさ、最初の2巻、神じゃないですか。その、さこが、地味なさわこちゃんが、アヤネと地図っていう友人を得て っていう、なんかその友人との話じゃないですか。まだ声があんまり進まない段階なんだけど、めっちゃ暑くてさ、2巻でいいよ。最初は2巻であって大丈夫ですか。友情編みたいな最初の話だよ。
なんか読んだ時に、こんな友達いるんだったら高校生戻れるって思ったんですよね。私の高校生活やり直したいって思って。なんかあやねと地図いるんだったらやり直すみたいな風に思ったけど、いや、むしろいなくても 今この君に届けを読んだ後の気持ちだったらやり直せるみたい思って。なんかしばらく真面目に考えてたんですよね。なんか小説とかじゃなくて、高校生活をやり直したらどうしようかなっていうことを、バイトまじにさ、やり直しようもないのに考えてたんですよ。
それによってやってたら結構話膨らんできて、あれ、これ、いやもう小説でいけんじゃね。と思って。
その高校時代をやり直すっていうさ、そういう小説、他にもたくさんあるんでしょうね。あるんでしょうけど、なんか私みたいな非常に冴えない高校生活を過ごした女の子がやり直すっていう 話を。でもタイムトリップとか、なんかそういうぐちゃぐちゃとしたもよくわかんない装置を自分で考えて使うことをせずに書くには視点を出せばいいだけって思いついたんですか。多分そこは割とすごい思いついて、 これだ。ってなって。でもそれって多分なんだろう、
依頼される前にやってるんですよね。だから長編をお願いしますって言われてやってんじゃなくって、その段階ではなんかやっぱメモ書き。短編小説の会でやった風なメモ書きを、多分パーって作って置いといたんですよね。
なんかそういうのは知ってたみたい。あんまり覚えてないけど、基本頼まれるのは短編だったんですよね、私は。長編はめったにね。そういう回数しか頼まれてないから。
うん。でも依頼された時のためにとっといてる。長いな、長そうだなっていう話と、短編に区切りづらいなっていう話はそうやって書いて、メモだけ書いて置いといたんですよね。ただ、なぜかこのイテクスクスティンの資料だけ、全然
なんか後年見た覚えがないから、一体どこに行っちゃったんだろうって思ってんですけど。それを、だから長編やりませんかって言われた時に、実はこういうのがあるんですよみたいな、さこうきから出してくるみたいな、そういう感じですね。
ね、依頼。長編でいっつも依頼される人もいるんだろうね。なんかそういう人は大変だなと思いますね。滅多に依頼こない人は、こうやってね、2、3年に1本ぐらい考えときゃいいけど、なんか半年に1回ぐらい考えなきゃいけない人は大変だなって思います。やっぱり、なんか、あんまり適当なことできないか。短編も適当に言っちゃダメっていう結論になったんだけどね、あの回で。
あとは、そうですね、最後まで展開を決めて、担当さんに提出するのかっていう話ですけど、担当さんに最後まで。この時は、なんか、ポヤッとしたプロットぐらいで、1回出してるんですよね。でも、基本設定とキャラ表ぐらいだったかな、それも。ただ、なんか、その時に、最初のメモ書きだと、 たかこがファイムトリップをしているせいで、 ただ、タイムトリップするために、ある儀式をした。ただ、その儀式は、どう考えても、普通の人が考えれば、死に至ることでしかなくって、
なんか、でも、再現性がないようにさ、こういう風に、自殺するとかじゃなくて、もうすごいさ、外国のある一点の高い分け方で降りるみたいな、なんかそういう風にして、真似できないように設定したと思うんですけど、 なんかそういう風にして、だから、戻ってきて、楽しそうに、すごい友人は振る舞ってるけど、この人死んでねっていうさ、なんかほら、ちょっとな小説だったんですよね。そんで、なんか、でも、担当さんに言われたのは、なんかちょっと、これこれ、違うやつ考えてくんない。っていうことをなんか言われたと思うんですよね。
なんか、
こういう意識だとか考えなくても、ここに報告してもいいんゃないかって、何も説明なくてもいんじゃないかなっていう風に言われて、そうだなと思ったから、その、他人の視点である程度はもう決まってたから、他人の視点であることを生かして、そこに一切言及しないっていうことにしたんですよね。それがどう読まれたかはちょっとね、わかんないけれども。
うん。でもそんなにね、細かくプロットを決めたわけではない。一応謎がある話だから、そこの根幹に関わるとこそうって話あったけど、細かいとこは決めてないし、多分着地点も最初決めてなかったんですよ。
なんか連載だからさ、どうにか、1年以上先だから15回やればさ、どうにかなるし、みたいな感じで。割とね、長いとそんな感じでスタートすると思います。
そこをなんか詰めるかどうかっていうのは作家の選択なのかな。そこを全部詰めてください、全部そっと出してくださいっていう担当さんあんまりいないんじゃないかな。それとも今はいるのかな。ちょっとここら辺わかんなくてごめんなさい。いるかもしんない。なんか上の方を絶対に作りたいみたいな。全部チェックシャしてくださいみたいな担当さんがいないとはちょっと言い切れないですね。
ただ、なんか、全部決めて書いたからって、すごいいい、なんか安心だ。っていうわけでもないと思うんですよね。その、さっき言った全部ぽしゃった、乗っけてぽちゃったやつって、そのパターンだったんですよ。すごい最初にさ、細かく決めて、 それもやっぱりこう、具体的な連載の話が ある前に、全然何の依頼もない時に思いついたことを夜中に思いついて、すごいもうキャラとかばーって作ってた。もうかける。かけるぞ。みたいな感じで、すごい。どこや。って感じになって、すごいギャーって、その
全体の流れとかをばーって起こしてて、テキストで、なんか私にしては珍しくテキストで話を起こして、そうじゃないと追いつかないぐらいだったから、最後まで決めて、もうなんかーンシンで区切ってたから、シーン50ぐらいまで書いて、うん、よし決まったと思って、 なんかそれを見せてね、そしたら、生きてるからさ、担当さんもいいですね、いですねみたいな感じで載っけたけど、なんかね、結果、そういう感じになっちゃって、 うん、だから、決まってればいいっていうもんでもないよね。難しいですね。なんかそういう、もう決まってただけで、考えたわけじゃなかったからダメだったのかな。
ちょっとこの辺もにゃもにゃしてごめんなさい。本当にね、長編に詳しい人に聞きたいものですね。私。声が聞いてもしょうがないけど、誰か代わりに説明してくれって思いますね。でもなんか本当、連載っていうのは結構やっぱりいいものでさ。
うん、1回1回の締め切り決まってるから、こう、自分の中でリフレッシュされるし、なんだろう、わかんないとこいっぱい空白あるまま書き出してんですよね、この長編はね。だからその大まかな話が こう、なんていうの。この辺で進路選択があるから揉めてとか、そんぐらいのふわっとしたことは
決めてるけど、なんか冬になるにつれて、雰囲気が渋谷に、みたいな、ぽわっとした盛り上がり、盛り上がりっていうか、こう、話の、なんていうのかな、山、山ですね、山みたいなイメージは最初に持ってるけど、そこう、具体的に何するのかは、もう、その、季節感もあるしね、その、乗せてもらってる季節と多分合わせ、なるべく合わせてたと思うから、
そういうのもあって、うん、あんまり詰めなくてもっていう。でも、そうやって、あれか、これが高校1年間の、1年生の1年間の小説で、連載期間が15回だったから、ぴったりやってるだけで、会わない依頼もありますよね。当然ね。そういう時はなんか結構考えないとダメなのかな。どうでしょうね。私、短編の時も言ったけど、すごい季節感に流される人だから、そんぐらいでちょうど良かったですね。
ね、結構未来の自分に先送りでどうにかなってる。どうにかなったのかな。わかんないですけど。
そういえば、そのヤマモト先生、ヤマモト先生の話を前したんですけど、前後ぐらいで。収録の前後ぐらいでさ、nhkであの人に会いたいっていう5分番組があって。
そう、今はこの世にいない方のインタビューの本当短いさ、1部分、ハイライトとか、何回かインタビュしてれば、その度にさ、こう、何歳の時、何歳の時っていう風に小さくね、ちっちゃくまとめて、あの人に会わせてくれるっていう番組があって。それ、私、nhkプラスにまだ入ってた時、たまたまね、その情報を得て見たんですよ。
で、2回見たんですけどね。なんなんで2回見たかっていうと、ヤマモト先生がパーってその作品の構想メモみたいなのを見してくれてるシーンがあって。
なんだろう、ブロットっていうほど、なんかプロットっていう言葉からイメージするほど。ち、3つには書かれてなかったんですけど、もう1枚、栄養の紙1枚ぐらいに、その、自転しながらこう転するっていう長編小説の メモが書いてあって、その話の流れ、上から下にこう曲線があって、そこになんか曲線のね、グラフ、グラフみたいなさ、読み手の気持ちの盛り上がりって確か書いてあったかな、
なんか、だから、盛り上がり、話の山、曲線みたいなのが書き込んであって、その右側に 具体的な、具体までいかないかな、大体のエピソード、こういうことがある、こういうことがあるっていうのが書いてあった気がするんですよね。すいません、ちょっとその時にキャプチャーまではしてないから確信を持てないけれども。
だから、あれかも、その話の曲線の他にもう1個曲線あって、主人公の気持ちで書いてあったような。書いてなかったらちょっとうろ覚えで本当申し訳ない。アーカイブとかで見れるんだったらね、ちょっと見てご確認していただきたいんですけど、そこに上がってるかどうかわかんないけどね、その、nhkの有料プランの内容がちょっとわかんないから、 そのプラスで見てたのは1週間だけだったから、その曲線、やっぱりこういう風に考えてんだなって、その時思いましたね。
話の山なんか、前半に小山がちょっとぽこぽこって間あけてあって、最後にぐっと山が大きくなるみたいな感じね。うん、だから、山。
そうね、そういう長編としての山を、山のバランスと、 あとは、私だったら、その連載、結構細かく、なんていうち、連載の1回か2回ぐらいで、人との話がまとまってたから、その中でのちっちゃい山話の中に山があるっていうのと、全体に山があるっていうのを考えるっていうのが、長編のポイントなんですかね。その短編との違い。
でも、私としては、原作短編やってるのと、持ち的に、そんなめっちゃ変わるっていうこともなかったかな。その後半に山がある、大きな山があるっていうことぐらいですかね。こんなのでお返事になってますでしょうか
ね。なってたら幸いですね。ちょっとこんな未熟な話で申し訳ないんですけれどもね。りかこさん、頑張ってください。小説ね編小説。みんなさ、長編小説とかって書いたことあんのかな。世の中の人、 なかなかね、長い話も大抵の人はデビューで長編書くわけだけど、そこにまずびっくりするよね。私、無理って思いましたね。これは付け足しなんですけど、このテクシックスティーの話じゃなくて、書き下ろした長編小説の時の話で、
なんか書き下ろしって、やっぱり連載に比べると、そういうつかみづらい感じがあると思うんですけど、私はね、私は書き下ろしって結構大変だったなって。1回しかやってないんだからね、大変だったなって思うんですけど、 なんかその時、今思えばですけど、なんか、ただ時間がさ、無限に流れていくんじゃなくて、リテイクの方もそうだけど、最初にお話のまつ末尾じゃなくて、期限が決まってるとね、読む人も見通しを立てやすい。今このお話のこの辺にいるなっていうことがわかるし、確法として割と割り振りやすかった気がしますね。
1年間の話だって、最初に提示してはいない。もしかして残念、流れるかもなっていうとこもあったかもしれないけど、 でもキリのいいとこでさ、春が来た時に終わるだろうってのは、なんだかみんなわかるじゃないですか。何回春が来るかわかんないけど、あと途中まで行けば、後半までけばこれ大体1年だなってわかるし。そのもう1個の書き下ろした長編の方は、 なんか主人公が2人いて、男の子と女の子が10年後のこの日に再会しようって約束して、大人になって、中学生の時に約束するんですけど、大人になってその10年が来るけど。みたいな話で、それは1ヶ月前だったかな、約束の1か月ぐらい前から始まって、
だから約束の日がそのちょっと後ぐらいで、そこでも終わりだっていうのが読む本も分かるし、確保も明確だから、ここまでに大体こういうことがあって、みたいな目安をつけやすい。なんかすごい攻略法としてはね、その話に起源をつけちゃう、物語の中の起源をつけちゃうってのはやりやすいかもしれないですね。もしかしたら。
でも、そういう話が結構あるのかな。ないのかな。そんなにね。自分が読み手としてもその長編をたくさん読んだなっていう感じがしないから、ピンとこなくて申し訳ないですけどね。りかこさん、こんなところです。お便りありがとうございました。
結構喋っちゃった。全然喋ってるんだ。見て全然喋ってるってなっちゃった。
じゃあ次のお便り行かせていただきます。こっちで終わりになります。長くなってるけど、ペンネームゆきりんです。やさぐれるにはまだ早いを読んだ人はみんな思ったことだと思うので、代表して質問いたします。やさぐれぐにはまだ早い。他の回でも増えたと思うんですけど、エッシュですね。私はね、 トシさんはサークルに入らず大学生活を。サークルに入らず大学生活を夜間部で過ごしていたとのことですが、一体そんな生活でどうやって彼氏作ったの。ということ。なんとか当時の彼氏が。という話が出てきていたので、一どんなことがあれば彼氏できたの。と不思議に思いました。今だったらマッチングアプリ全盛期だからまだわかるけど、点々々。
というわけで、電話の女子大生を代表してどうやって彼氏を作ったのか聞きたいです。そして参考にいたします。ピクピク過去彼氏募集中いくんさんありがとうございます。さくっとね。こっちはさくっとお答えしたいですが、 大学生活夜間部で彼氏が、これちょっと前も神社の会でもなんか彼氏欲しい、別れたい、そしてまた彼が欲しいと言って、大学生活のうちにそんな願い事叶えてもらったっていう話をしてるから、余計なんかそれもこう、記憶に、ユキさんの記憶に訴えかけてきたのかもしれないですね。
これはですね、どうやって彼氏作ってたかね、やっぱり夜間部できづらいですけど、サークルに入んないっていうのもできづらい要素だと思います。どうやって彼氏ができたかっていうと、まあ私は 友人の紹介っていうパターンがありましたね。友人の紹介って言うとさ、今あるの。逆に、逆に令和の女子大生の方に聞きたいけど、友人の紹介は生きてますか。っていう、 なんか逆にさ、そうやってきやすくさ、人の好みわかんないのに押し付けちゃいけないみたいな道徳感になってるのかな。それとも相変わらずカジュアルに会ってみてよみたいな感じではやっているのかどうか。そういうルートがいいこと。
もう1個は、あんまりこれほとんど言ってないですけど、大学生の時の交際のきっかけとしては、学内の人と同じ講義とった人と付き合ったことありますね。なんかそれは あれなんですよ。私、講義を受ける時に先生にも言いますけど、結構ね、最前列で受けるっていうパターンがあって、1番前が1番取るんですよ。大体。
なんでかって言うと、私がお腹痛くなりやすくて、ドアのそばにいたいかっていうすごい物理的な理由なんだけど、なんか先生のキャラを見つつ、前行くか後ろで行くかっていうとこう決めてて、なんかその授業では被りつきでね、ある授業で聞いてたんですよ。
で、最前列のメンツっても同じなんですよ。毎週そこはね、固定で動かないから、大体この辺とかってこともなく座ってるから。そうすると最前列同士だと顔覚えて、名前はわかんないけど、その講義だから。そしてやっぱ最前同士はさ、すごいお互いお互いって言ってるのかな。なんか好感度上がるじゃないですか。
そういうとこからですよね。あんま詳しくキャストとも聞いてるからあんまり詳しく言いたくないんですけど、差し支えないとかここまで出ないでしょうか。
友達の紹介でもさ、友達の紹介の方について詳しく喋りたいんだけど、なんか、でも紹介された回数、なんかフトさんこれで思い出してみて、結構紹介してもらってんなと思って。私、人生で5回 友達に男性を紹介してもらって。どう思え。細かいことを思い出すけども、 なんかさ、多くない。と思って。私のこのビジュアルを加味して考えずに、それにしてはすごい多いみたいな感じに思って、
なんでかなって思った時にあれなんですよ、返してほしいっていつも言ってるってのは1つでありますよ。でもそれじゃなくて、やっぱそれは別にみんな口癖みたいにさ、今の人たちに口癖みたいに返してほしいって言わないかもしれないけど、私の時代はみんな言ってたけど、やっぱそこに加えてもう1つは、どんな人が好きなの。とか。すいません、 なんか相手の顔とかこだわる。って聞かれて、その紹介する前に紹介して大丈夫かなと思って友達聞いてくるわけですよ。
なんか顔とかこだわる方とか好みの人は。って。見た目はある。って言われて、やらない。ないよ別にみたいな。なんでも面白ければみたいな感じで言うから、そこですね。それで多分紹介が普通の人より多かったんじゃないかなって思いますね。そこでさ、なんか背が高い人が良くてとか、なんか顔超かっこよくないとやるって言ったら当然こないですからね、紹介は。
うん、そういうことかな。でも今紹介ないかもしんないよね。
なんかさ、マッチングアプリがある世界って逆にどうなんだろうって。やっぱアーフォーとしてはめっちゃ興味津々なわけですよ。なんかこのフォトキャストかもさ、マッチングアプリについて喋ってる人、結構いるよね。
そういうのに遭遇すると、なんかあえてさ、そればっかりの人、こう聞こうとは。婚活中でずっとまピしててみたいな人。報告です。みたいなのを聞こうとはそんな思わないけど、たまたまそういうのにやっぱ遭遇すると、すごいテンション上がりますね。何。何。みたいな、ちょっとおばちゃんに教えてみたいな感じ出ちゃいますね。
なんかでもさ、そのマッチングアプリがある世界で、自分で条件をつけなきゃいけないってのは結構難しいなって私は思ったんですよね。そのポッドキャスト、人のポットキャストとか聞いてて、
なんかそれで夫と話してたことあるんですけど、なんかもしマッチングアプリあったらさ、どういう人探す。って聞いたんですよ。そしたら夫がちょっと考えて、うん、いい系かなって言ったんですよね。
それに、すごい私もってなって。なんかも、私たち、一応お互い文系なんですよね。夫は趣味は理系だから、別に今やバリバリの理系人間交差もあるけど、一応進路としては文系な人なんですよ。
なんかそれで、お互い、なんかこう、自分を補う要素、自分の知らないことを知ってる人はやっぱりよく見えるっていうので、なんか多分そこでけって言葉がさ、お互い出てきたんだと思う。
でも、本当のマッチングは、その私と理系の間じゃなくて、なんか付き合うなら理系かなって、自分のなんか補おうかなってお互い思ってるこっちの関係にあったっていうことなんですよ。なんか不思議ですよね。
なんか、その、もしマッチングアプリあったらって 考える時に、私の中で割ともう自分はこういう人と出会う方向で行動しようていうのは決まってて、その、今、今、もちろんやんないですけど、もしね、未婚の状態であったら、まず理系に絞って、できれば数学系じゃなくて工学系。具体的なことやってる人で、ちょっと抽象だとついていけないか。
そんで、見た目がすごいモくて、なんかちょっと、ちょっとふくっとしてて、で、めっちゃ優しそうみたいなのも、いとこを取って、 モイさに、イモさにオーケー出すから、すごい性格いくんないかっていうな、そういう、そういう計算によって、それが、そこまで計算して自分がそこにつけられるかどうかわかんないけど、優しさ、その頭の良さ。頭の良さも、なんかこう、ただの頭の良さじゃなくて、なんか尊敬できる方面の頭の良さ
と、論理性プラス優しさみたいのがあればもうオッケーだなと思うから、そういう路線で探すかなって思うし。夫も多分その理系の後に色々続く何かがね、こうこうこういう理系の女性を探すかなっていうのがあると思うんですけど、 なんかこっから、今の結婚相手とかは、自分のマッチング、トイレかシングにも出てこないか、マッチングぶり、 限界みたいのがあるっていうか、わかんないですよね。追いかけてもらったりとかするわけだから、そういうことじゃないかもしれないけど、
条件っていうのがバシッと決まってて、そこの、それをちょっとさ、揺らす揺らぎみたいなのがないから、揺らぎ。この言葉合ってる。
なんかそういうとこで、難しいなって思うけど、なんか一方で、でも、良さもあるんだろうなっていう風に思いますね。やっぱそれがある良さ。ちょっとやっぱ前の時代の話ってさ、あれですよね、 やっぱ違うなって聞いたら思うよね。私も。だって、親の世代にさ、お見合いいいよって言われたら絶対嫌だ。そんな世の中は嫌だって言うから
なんか、だからね、その時代なりのさ、出会い方でやっていく他ないし、それで十分いいんですよ。きっとね。
なんかその世の中に、お見合いしかないっていう世の中よりは、今の方が、今って私たちが生きた時代の方が全然いいと思ってるからね。マッチングもね、きっとそんな感じでね、ゆきりんさんなりの良さがきっとあると思うから、 頑張ってください。頑張ってくださいっていう締めでいいの。これね、参考にならなくて本当ごめんなさいですね。そっちですね。締めはね、じゃあ今日の内容としてはこんなところです。
なんかちょっとふわふわした回で申し訳ないです。回答は頑張ってしたけど、なんか全体の構成がなんかわふわしてる気がする。
最後にありましたが、この番組ではご意見窓口としてマシマダ担当解説しております。ラオにリンクがあるので、こんな話してほしい、こんなこと聞きたいみたいなご要望ね。さっきみたいな、こう小さめの質問では1回使わないくらいのボリュームの質問もウェルカムでござい。
あとはもちろん、ご感想がありましたらお気軽に送ってみてください。マシマダ匿名サービスですが、ラジオネームや年齢、ぼかした居住地など書いてもいい情報は書いてくださると嬉しいです。じゃあ今回はテーマもね。バラバラだったので曲紹介はなしということで、 突然ですがここで終わりにしたいと思います。皆さん長い時間聞いてくださりありがとうございました。ちょっと編集が無事終わるか心配ではありますね。皆さんどうぞ。冬で寒いですけども、体気を付けて。なんか前回もこんなこと言ってたな。
ね。色々感染流行ってるみたいですけど、皆さん頑張っていきましょうですよ。気合で気合で。じゃあ。最後までお聞きくださりありがとうございました。またお耳に書かれましたら幸いです。としみほでした。
clovanote.line.me
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【坂本龍一監督追悼 定期演奏会2024】郡山は終了、明日31日(日)はサントリーホール!
一昨日の3月28日は坂本龍一監督の1周忌でした。今日の郡山公演の舞台裏上手には団員たちを無言で見守る姿がありました。追悼公演もあと2日です。
今日30日(土)は福島公演、場所は郡山市民文化センター。
舞台裏にはカメラ6台を仕込んだ、NHKの収録チーム(クラシック番組班のみなさん)に、ETV特集で密着取材中の元団員クラリネット奏者で、現在はNHK名古屋放送局ディレクター菊地桃加さん(金髪)。機材とスタッフの数に目眩がしますが、わたしは受信料を欠かさず払っています。
こちらは、オノセイゲンさんが今日も録音のセッティング中でした。
いつも饒舌なセイゲンさんが、無言で集中の貴重なシーンであります。
今日も本番前のゲネプロがはじまりました。
さて、本番を控え、休憩時間です。
富山県氷見市からお客さまがいらっしゃっていました。明日の東京公演で、『Reconnect-能登半島と東北をつなぐ 坂本龍一監督追悼 東北ユースオーケストラ演奏会2024 ライブビューイング in 氷見』を実施してくださる氷見市芸術文化館の総合プロデューサー、河出洋一さんです。
無料ご招待の800人のホールに1,500人の応募があったそうです。富山県氷見市にお住まいの方のみならず、石川県の能登半島地域からも多数ご来場とのこと。「支援されるオーケストラから、支援もするオーケストラに」東北ユースオーケストラの新たな一歩です。
差し入れまでいただきました。ここで、今日の差し入れご紹介コーナーです。
坂本監督ご学友の塩崎恭久さんからの地元愛媛のみかんは、遺影にお供えもしました。さらに懐かしいOB三人からも。
保健師になった黒須さんはご結婚、高橋姉は看護師、高橋妹は看護師になりたいとのことで、国家資格の免許を発行する、元厚生労働大臣の塩崎さんと記念撮影しました。
ひょっとして免許の署名の方かも!
今日の朗読ゲスト、吉永小百合さんからもいただきました。
きっと超人気だったのでしょう。わたしの口に入ることはありませんでした。
開場になってロビーでは。
この春から晴れて高校の正教員となる冨澤三兄弟の長男と芦名妹が、今日はTYOオリジナル商品の物販を手伝ってくれました。実際、東北ユースオーケストラは兄弟姉妹の入団が多いのです。TYOの「まるでファミリー感」が生まれる理由でもあるのでしょう。
こちら、似顔絵名人ヴァイオリンの丸山周画伯によるオリジナルデザインのスタッフTシャツの即席販売会。肖像権、著作権的には限りなくブラック寄りのグレーですが、TYO団員は特別扱い判断で、監督に遺影にも献上いたしましたよ。
さて、開演10分前、影アナ隊が登場です。明日のサントリーホールにご来場のみなさまも、13時50分には着席して、TYOならではの開演に先立っての諸注意をお聞きください。
会心の出来に、地元福島の影アナ隊も司会の渡辺真理さんと笑顔の表情でした。
こちら、「今日の男女混合チームは何?」と聞くと、「TYOのAAA」、「TYOのグースハウス」「TYOのマキシマムホルモンじゃね」などと言う答えが返ってきました。もう、わかりません。
上手に移動すると、チェロの女子四人組。「TYOの新しい学校のリーダーズ」でお願いします!
その横で、1人佇んでいた坂本監督を囲んで。
今日の演奏も届きますように。
小学校教諭のトランペット中村先生は、今日もマイ自撮り棒を取り出していましたと生徒のみなさんにご報告しておきます。
珍しいツーショットを2点。
本番がはじまると、時間が経つのは早く、休憩挟んで後半開始。
吉永小百合さんの朗読に、舞台袖でもこみ上げる心を抑えつつ、あっという間にアンコール。
坂本監督もみんなとステージにいました。
拍手を受けるみんなをと思ったら、ホルンの大槻くんにしっかり気づかれてしまいました。
ゲストのヴァイオリニスト成田達輝さん、ピアニストの中野翔太さんのSNSでのご投稿は、このオケと一緒に演奏する喜びを表現してくださっていて本当にありがたいです。
終演後、今期9期で卒団し、プロ奏者を目指す野口さんが、「フルートはヤマハしか使ったことがない」と言うので、一般社団法人東北ユースオーケストラの代表理事で、ヤマハ株式会社執行役ヤマハ株式会社楽器・音響営業本部長の押木正人さんと。
楽器でつながる、人と人。立派なプロになって、ヤマハさんからしっかりサポートしてもらってください。
明日は18人を送り出す卒団式も行って、今期の演奏の締めくくりの東京はサントリーホールです。そのステージに初めて乗る団員も多いと思いますが、「『あこがれるのはやめましょう』はやめましょう」。しっかり、ホールへの敬意と、これまでの感謝の意を抱き、天国の坂本龍一監督に今年一番の演奏を届けましょう。
当日券の販売はございません。ご来場のみなさま、どうぞお楽しみください。
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話す──イスラエル・パレスチナ「敵」との対話
互いのナラティブを語り合う場を提供する非営利法人の取り組みも近年、広がりを見せている。先駆けとなったのは1994年に米カリフォルニア州で創設された「デジタル・ストーリーテリング・センター」(「ストーリー・センター」に改称)(STORYCENTER. n.d.)だ。「誰にでも語るべき物語がある」という視点から、「深く聴く、物語る」をモットーに少数派のエンパワメントなどを目指す(北出 ct al., 2021.p.128)。アイルランドで誕生し、全世界に広がる「Narrative4」も教育者や学生らがナラティブ交換をするためのノウハウを提供している(Narrative4. n.d.)。「ストーリー・テリングは究極の民主主義」と提唱するこの組織は、国境や境界、性別や民族、貧富の差を超えた語りの交換を目指す。その合い言葉は「今日のストーリーをシェアすれば、明日のストーリーを変えられる」だ。
2000年にデンマークの若者らが立ち上げた「ヒューマンライブラリー」は語り手を「本」、聞き手を「読者」と呼び、欧米諸国を中心に広がった。性的マイノリティや難民など主に少数派の人々が自らを「本」としてオルタナティブなナラティブを語る。「日本ヒューマンライブラリー学会」のホームページにはこのほか日本各地の大学や教育機関、市民団体やどでの同様の取り組みが紹介されている(北出 et al., 2021.p.144; 日本ヒューマンライブラリー学会. n.d.)。
イスラエルとパレスチナ間の紛争は75年間も続くが、1995年に創設された非政府組織(NGO)「和平へのイスラエル・パレスチナ遺族の会」(The Parents Cirele-Pamilies Forum = PCFF)は、互いのナラティブの交換を続けている(PCFF.n.d.)。
この会の代表メンバーたちは2003年6月に来日し、フォーラム「和平へ 憎しみを超えて」に参加した(朝日新聞社. 2003)。当時、現地は第2次インティファーダ(対イスラエル民衆蜂起)のまっただ中で、パレスチナのイスラム主義組織ハマスによる自爆テロやイスラエル軍による掃討作戦が続いていた。代表を務めるイツハク・フランケンタールさん(51)は冒頭のあいさつで、組織を立ち上げた経緯をこう語った。
「あれは1994年7月7日のことでした。長男のアリクがハマスによって誘拐され、殺されました。息子を失ってからと、その前とでは、私の人生というのは、全く違ったものになりました。イスラエルとパレスチナとの和解・和平を達成するために自分ができることはすべてやろうと決意しました。息子の死で7日間の喪に服しました。その時、訪ねてきた友人たちに私はこう言いました。パレスチナとの和平は絶対あるはずだ、と。友はこう言いました。パレスチナ人は人間ではない。敵だ。おまえの息子を殺したじゃないか、と。私は言い返しました。『我々とパレスチナの間に平和がないために息子は殺されたのだ。私はイスラエルとパレスチナの間に和解と平和を達成するために最善を尽くす』」
フランケンタールさんは図書館に通い、新聞情報などからイスラエル人の遺族422家族の名前や住所を調べ、手紙を書いた。44家族が彼の考えに賛同し、やがてその数は数百に膨らんだ。パレスチナ側にも数百人の遺族らを訪ね、活動の趣旨に賛同した210家族が参加した。2023年冬までに開かれた会合は500回以上を数える。
フォーラムのパレスチナ側代表はパレスチナ自治政府社会福祉省に勤務するリハブ・エサウィさんが務めた。イスラエル軍による攻撃で弟、婚約者、母、甥を失い、自身も4回投獄されて復讐を誓ったこともあった。だがその後、フランケンタールさんと出会った。
「彼らの活動を見て自分の居場所はここだ、自分も何か貢献できるのではないかと思いました。以来、和解と平和を目指して自分がすべてをなげうって会の活動を支えてきました。我々の力はささやかなものでしょうが、いつしかこの状況を変えられるかもしれません」
過去の「遺族の会」ではハプニングも起きた。
兵役を終えたある大学生が参加し、その場で告白した。「ガザ地区で任務に当たっていた時に、ひとりのパレスチナ人を殺してしまいました。4、5年前です。それ以来、眠れなくなりました。」するとパレスチナ人の母親が立ち上がり「この人殺し。私の息子を殺したんだろう」と叫んだ。フランケンタールさんは駆け寄り、「あなたの息子さんを殺した人を私がここに連れてくると思いますか」と語りかけた。互いのナラティブに耳を傾ける2日間のプログラムが終了すると、この母親は学生にこう話したという。「私は、あなたを私の息子にしたい」。フランケンタールさんはフォーラムで当時を振り返った。
「これなんです。我々がやっていることは。たやすいことではありません。実に難しい。それぞれが国を愛するがゆえにやっているのです。私は息子を失いましたが、恐怖感も、憎しみもなく、和解を実現したいだけです。双方のすべての人がそんな境地になれるはずだし、そうなってほしいのです」
フォーラムでは、防衛大学校教授(当時)の立山良司さんが基調講演者をした。立山さんは長年、イスラエル・パレスチナ間の紛争解決にさまざまな場面で尽力してきた。フォーラムの開催から20年を経たいま、イスラエルではかつてないほと極右の政権が誕生し、和平への道はかたく閉ざされたままだ。それでも双方の遺族がナラティブ交換の場を持ち続ける意味はあるのだろうか。私の質問に立山さんは、「相手も普通の人間なのだということが分かる。それだけでも意義があると思います」と答えた。
市民と市民がひざを交えて語り合う。それはいわば、ボトムアップの和平への取り組みだが、国際社会では政治的な「トップダウン」の和平交渉にばかり重心が置かれやすい。
だがそれだけでは本当に持続可能な和平は実現しない。
1995年11月にイスラエルで起きた暗殺事件はそれを裏付けるものだった。パレスチナ国家樹立を目指す「オスロ合意」が締結された2年後、イスラエルのラビン首相がユダヤ教過激派の青年に暗殺された。当時のイスラエル国内には、「パレスチナ国家の建設なんでとんでもない」といった反感や憎悪が漂っていた。
事件を機に和平への機運は一気にしぼみ、四半世紀以上経った今も回復していない。ボトムアップのアプローチを軽視したトップダウンの1本打法では、和平は1ミリたりとも前進しないのではないか。私の問いに、立山さんはこう語った。
「ハマスのナラティブにしろ、ユダヤ教過激派のナラティブにしろ、相手を悪魔化するというか、そういう扇動、洗脳といったものが、互いに相手を知らないと、市民の間で受け入れられたり拡大したりしてしまう。そういう言説、ナラティブは政治的な和平の進歩があってもそれを内側から掘り崩してしまう。ラビン首相を暗殺したのは非常に過激な宗教的なナラティブだった。ああいう過激なナラティブを生まない、生まれても社会がある程度コントロール下に置けるような状況ができていないと和平交渉は進まない。相手の考えることが分かるようになっていれば、和解はより可能になる」
東京学芸大学名誉教授の野口裕二さんは「対立」とナラティブの関係性についてこう述べている(野口. 2009b.p.275)。
「われわれは、『対立』や『問題』に出会うとどうしたら『解決』できるかをすぐに考えてしまう。そして、そのためには、問題の構造と原因を客観的に分析することが何よりも重要と考え、事態を『三人称の主語』で記述しようとする。このとき、『一人称の主語』の物語は周辺へと追いやられ、語られないままに終わるか、語られても聴かれないままに終わる。しかし、『対立』や『問題』は客観的な原因だけでできあがっているわけではない。そこにはさまざまな『物語』が絡まりあっている。したがって、われわれはまず、それぞれの『物語』を互いに『理解』しあうことから始める必要がある。ひとつの『正解』を発見することを目標にするのではなく、差異や多様性を『理解』すること、そこから『和解の物語』や『希望の物語』へとつながる道が見えてくる」
『人を動かすナラティブ──なぜ、あの「語り」に惑わされるのか』 大治朋子 著 ���日新聞出版 2023年6月30日発行
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たしかめたい常陽の国
ねむれないでもないが、久しぶりにtumblrの日記を書く!ねむれない。眠る気配が全然来ない。日中とても寝たので。昨日、映画「夜明けのすべて」をすっと行って見てきた。宇野常寛さんが「『夜明けのすべて』と『弱さ』の問題」という題のnoteをアップされていたので、それを読みたいと思い、とにかく夜明けのすべてを見なくては、と思い、見た!結果、とても良かった。見終わったあとも、ずーっと、私も夜明けのすべての世界のひろがりの中の一部で生きているんだという感じがして、上白石萌音さんが演じた主人公のやさしさがずっと胸にある感じがした。瀬尾まいこさんの原作も読むべきだろうか?と思ったが、読書にたいしてはかなりハードルが高いので読まないで終わってしまうと思う。映画がかなり好きだったから、まあいいかなと。とくによかったのは、主人公2人がそれぞれ通っているクリニックの医師のあり方で、それぞれ全然違うんだけど、もう、まさに「医者ガチャ」を体現していて、精神疾患者として、何もかもが「あるある」の連続だった。ここまで真に迫ってしまうのか、監督、脚本、何者なんだ。そして、脚本は、前に起こった出来事がきちんと次の出来事につながっていく、ドミノというかピタゴラスイッチというか、一つ一つのスイッチが一つ一つ処理されていく感じで、とても教科書的で理解しやすかった。ここだー!というときに、メインテーマのBGMが、静かに、でも確かに存在として入ってくるのが、かなり心地よかった。ここだー!というときにあのテーマが始まってくれると、ひとかたならぬ安心感があった。観終わったあとも暫く頭の中でテーマが鳴っていた。宇野常寛さんのnoteも読んだ。原作はしっかりとアンチクライマックスだったようだが、たしかに映画はクライマックスらしきものがあった。でもそれもあくまで日常の中のたんたんとした、こういう盛り上がりってあるよね程度におさえられていて、この程度のクライマックスなら、ぜんぜん「夜明けのすべて」の範疇ではないか?と思えた。山添くん(主人公のもうひとり、松村北斗)が自転車に乗って、陽光や風を感じ、電車に乗れずどこへも行けなかった彼が、自転車でどんどんまた世界を広げられていく様子がいちばん心に残った。その自転車というのは、上白石萌音(役名を忘れてしまった)があげたもので、かなりこの主人公ふたりの凹凸感がよかった。上白石萌音の役がトリガーになるのだが、関係を進めていくのは山添くんだし、そもそも上白石萌音の役は人にいつも何かしらを与えるのが好きな人間で…というのが、かなり好演だった。説得力がすごい。これは役者の力がすごくあるなと思った。松村北斗の役(山添くん)の変わっていく様子も、かなり圧巻だった。嫌な奴かと思いきや、真面目な、ひたむきなやつだった。個人的に、りょうの、上白石萌音の母親の役がかなり好きだった。りょう、好きだ。こういうおばさま、居るんだよな…という感じで。この家庭にはおそらく父親がおらず母娘2人の家庭で、描かれていないが松村北斗の生まれ家庭は一切出てこないので、あまりろくなものではないと思う。そういうところもリアルだったというか、納得できた。松村北斗(山添くん)はちゃんと上司や元同期と関係を築いていて、卑屈になることなく(上白石萌音のほうはけっこう卑屈さがある)、自分の人生を生きていて偉いと思った。上白石萌音のほうは最後まで母親のために生きる娘として描かれている。それはそれで、1つの生き方なんだよなあ、と思った。男性のほうが、なんとなく生まれ家庭の呪縛から解放されやすい(親きょうだいがどうあろうが自分は自分)気がするのだが、どうだろうか。女の子の方が、全部自分が何とかしなきゃと思って背負い込む気質の子が、精神疾患に苦しむ場合に多い気がする(これは映画の感想とは関係なし)。男は親と切り離された自分の家庭を作るが、女は嫁ぐときになかなか(相手の家に)親と切り離して考えてはもらえない、という旧来の慣習が響いているような、そうでもないような?平安の昔から、女は生まれ家庭に規定される。なんでやねんという感じだが、男のほうがなぜか「家の旗印」として独立を背負わされているので必然生まれ家庭とは切れるのだろうな。これはなぜ男が旗印で女がその従になったのか、不思議なところ。民俗学的な問いと言えばいいのだろうか。
とにかく上白石萌音と松村北斗の(役の)友情がかなり自然で、理解できて、納得できて、よかった。ただし、これは舞台はどこなんだ、というのはかなりノイズとしてよぎってしまった。あの規模の会社の給料で、上白石萌音はこんないい家に住めるんか。しかも都内っぽいし。松村北斗がかなり粗末なアパートに住んでいるのだがそれでも何部屋かあった。部屋と言えば、松村北斗の髪を上白石萌音がきると言い出した時に、カーテンを開けたのが印象的だった(おそらくそういうシーンとして演出されている)。松村北斗は外部からの刺激を、家の中では発作は起きないとはいえ極力遮断していて、そんな事情にまったく頓着しない上白石萌音はガンガンカーテンを開けて、あの部屋に「陽」を入れてしまった。たぶん、松村北斗は「あ、開けられた...」と思ったと思うが、なすすべなし。髪を切るのにカーテンを締め切っているのもおかしいし、なすすべなし。そしてそこからなし崩しに二人の関係が始まっていき、松村北斗は上白石萌音に「ひらかれて」ゆく。上白石萌音のPMSの症状が、外に向かう(怒り)ものなのが、かなり納得できた。外向的な人間なのだと思った。松村北斗はかなり内向的で、苦しんでいた。そのようなわかりやすい対称性も、私のような浅い頭の人間にはありがたかった。プラネタリウムの企画を練っていく時に、30年前の、社長の弟(自死している)のプラネタリウムのナレーションがカセットで再生されるのだが、そのシーンではやはり泣いてしまった。彼の自死の理由はわからないが、ノートのメモからもわかるように、最後まで本気で生きようともがいていた人なのだと思った。そして、上白石萌音も松村北斗も生きようともがいている。実際に生きながらえていて、その前向きさがよかった。私も、どうにでもして、生きていけるのではないか?と思えてしまった。
また、栗田科学の社員の面々がよかった。社長が、おそらく、他ではなかなか採用されない「訳あり」社員ばかりを受け入れているため、人間関係には山あり谷ありなのだと思うが、みな「お互い様」で、上白石萌音のPMSによる「キレ」も、松村北斗の発作も、すぐに対応していた。そして、その後もそのことを気にしないで振る舞うことを徹底しており、この会社は「ケアし合う」ということをすでに(上白石萌音と松村北斗以前から)実践していた場所なのだと思った。また、ダンくん(よく聞き取れなかったがそんなような名前)と女子の取材陣の二人もよいタッグを組んでおり、ここの友情や、中学生だがさまざまなことを感じとり、思いやったり息を詰めたりしている様子が、優しい子たちなんだなと、でも普通の子達なんだよな、と、子供を善として描くことに好感を持った。人間はもちろん、自分の弱さを隠して生きていくことを前提として公生活を営んでいる。でも、事情によりどうしても漏れ出てしまう弱さがある。そんな時に、でもそれは仕方ないよね、と受け入れてくれる場所がある。その場所を維持している社長はすごいと思ったし、ああいう事業主が、おそらく日本中にいて、様々な人達の生きる場所を維持しているのだと思う。というか、そうであることを願うし、そうでないならそうなってほしい。現実的には「でもそれは仕方ないよね」は、あくまで、前向きに、公生活に真摯に取り組んでいることが条件で、そういういわゆる厳しい面ももう少しあってよかったかもと思う。栗田科学があまりにも優しすぎたので。
とりあえず忘れる前に備忘録として書いた。もう少し考えて、何かしらまとまった感情が生まれたら、この辺の感想もnoteにまとめたりしたい。今日は朝からPERFECT DAYSを見に行く予定だったが、疲れていて普通に行けなかった。チケットが無駄になってしまったが、欲張りすぎたなと思った、反省。またチャレンジして、見に行きたい。PERFECT DAYSは公式サイトがすでに美しいので、それでかなり満足した部分もある。
2024.3.2
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TEDにて
アーサー・ブルックス:政治家の保守派もリベラル派も一致団結して問題解決に取り組もう!
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
現在進行中の「移民による移民のための社会実験国家」がアメリカです。
現在進行中の「移民による移民のための社会実験国家」がアメリカです。
現在進行中の「移民による移民のための社会実験国家」がアメリカです。
保守派もリベラル派もどちらもが、自分たちだけが慈愛で動き、相手方は憎しみで動いていると信じています。二極化があちこちで進む現代において、どうすれば、社会システムの問題を解決でき���のでしょう?
社会科学者アーサー・ブルックスが、進退窮まる現状の打開のため、私たち一人一人が個人として実行できるアイデアを共有し「我々が苦闘している、この恐ろしいイデオロギーの聖戦をアイデアの競争に変えられるかもしれない」と語ります。
その答えを言いましょう。成功要因は5つです。
世界の我らが兄弟姉妹。20億人を今日までに貧困から救い出したのは、1つ目がグローバリゼーション。2つ目が自由貿易。3つ目が財産権。4つ目が法治主義。5つ目が起業です。
70年代以降、世界中が自由企業体制化して可能になったことです。
ただ、私も単純じゃありません。自由企業が完璧ではないとわかっていますし、より良い世界を築くには、自由企業以外にも必要なものがあるともわかってます。
でも、すごいことですよ。政治を超えた問題です。私が学んだこと。悟ったこととは、資本主義の意義は富の蓄積にとどまりません。資本主義の一番良い面は、志があることです。
たくさんの人がこの壇上で志について語りますね。つまり、願望、欲望から生まれる志です。自由企業体制と深く結びついています。この志をもっと広めなければなりません。
さて、ここで2つ目の悟りについてお話しましょう。1つ目の悟りと関連しており、世界中だけでなく、今いるこの街にも進歩をもたらすものです。
今までで聞いた人の言葉の中でも、ついさっき、お話した貧困救済についての考え方が一番うまくまとまってるものがこれです。
「自由市場ほど人類���上で富を作り出した制度はない。何十億人もを貧困から救い出したのだから!!」
誰の言葉でしょう?バラク・オバマ大統領です。皆さんは、言わなくたってアメリカや世界中あちこちで危機が起こっているのは政治の二極化のせいだとご存知のはず。今やギリギリの危機的状況に達しています。
不愉快な状況です。今日のアメリカでは、共和党も民主党も大多数の人々が「政治的動機の非対称性」的な考えに陥っています。
今日、アメリカで政治に熱心な人々の大多数が自分たちは愛で動き、相手方は憎しみで動いていると信じています。考えてみてくださいね。ほとんどの人々の考えはこうです。
「私のイデオロギーは、ごく基本的な寛容性に基づいている人助けがしたいんだ。でも、他の奴らは、私を陥れようとしている悪者だ」こういった種の非対称性がある限り、社会システムとして前に進めません。不可能です。
では、解決法は?
まず、正直になりましょう。違いはあって当たり前です。相違点を過小評価しないように。そんな単純じゃありません。これについての優れた研究はたくさんあります。
ベテランTED講演者で友達のジョナサン・ハイトは、ニューヨーク大学で心理学の教授をしており、様々な人々のイデオロギー、価値観や道徳観の違いを研究しています。
彼によれば、例えば、保守派とリベラルの人々は、何を重要視するかが、かなり異なるそうです。
例えば、ハイトによれば、リベラルの中で貧困問題を心にかける人は、経済的自由を重要視する人より59%多く、保守派の中で経済的自由を重要視する人は、貧困問題を心にかける人より28%多いそうです。
でも、本当に必要なものは?
柔軟なイデオロギーのある新しい世界です。もっと意外性が必要です。でしょう?自分のイデオロギーが型にはまってきたな。と感じたことは?何だかありきたりだなとか?
自分と同じ意見の人の話ばかり、聴いているなと思ったり?これがなぜ危険なのでしょう?
なぜなら、この国で経済の話をすると右側には保守派がいて、税金とか規制とか大きな政府についてばかり話しています。左側にはリベラルがいて、経済の話をするときは、いつも所得の不平等についてでしょう。
両方とも大事なことです。
私にも、あなたにも本当に大事なことですが、今、この瞬間、飢えに苦しみ、助けを必要とする人々の貧困からの救出という話になるとこれが邪魔になります。
我々が自由に使える中で最高水準のツールを駆使し、貧困を緩和する最良の方法の下に協力しあうべきです。
それは、保守派にとっては、リベラルの人々とその貧困問題への執着がリベラルにとっては、保守派の人々とその自由市場への執着が必要だとお互い認識して初めて可能になります。
この多様性は、受け入れさえすれば、この先アメリカの強みの1つになります。
はじめに、大統領制や二大政党制での前提です。
2017年のノーベル経済学賞のセイラー教授が提唱する「ナッジ」このような行動科学の視点を公共政策に組み込もうというアイデアはもともと2003年に経済学者のセイラーと
法学者のサンスティーンによって書かれた論文「リバタリアン・パターナリズム」からの一部です。
法規制による強制でもなく、経済的インセンティブによる誘導でもなく、選択の自由を維持したまま、人間の持つ心理的バイアスをうまく利用することで、人々の行動を「良い方向へ」導くということ。
高度な透明性が前提です。
高度な透明性が前提です。
高度な透明性が前提です。
リバタリアン(=極端な自由主義)とパターナリズム(=家父長主義)という一見矛盾する態度を結びつけるというアイデアは、アメリカの民主党と共和党の対立により合意形成が行き詰っていた
議会の膠着を打破しようとする意図もあった可能性もあります。安全・環境・健康分野にも応用範囲は広がっています。
リバタリアニズムとは、荒野からではなく、行政府のある社会システム内で成功したにも関わらず、極端な経済的自由と極端な社会的自由(極端な個人的自由、極端な政治的自由)を共に求める極端に強欲な思想であり
リバタリアン自身によるノーラン・チャートによれば、社会主義などの左翼思想は、極端な個人的自由は高いが極端な経済的自由は低く、保守主義などの右翼思想は、極端な経済的自由は高いが極端な個人的自由は低く
ポピュリズム(ここでは権威主義や全体主義などを指す)では、極端な個人的自由も極端な経済的自由も低い。という位置付け。
リベラリズムは自由の前提となるものを重視して社会的公正を掲げるため、リバタリアニズムと相反する。日本では、リベラリズムの意味は世界標準ではなくガラパゴス化してるため定義が異なります。
パターナリズムとは、個人の利益を保護するためであるとして、国家が個人の生活に干渉し、その自由・権利に制限を加えることを正当化する原理。
強いパターナリズムと弱いパターナリズム、直接的パターナリズムと間接的パターナリズムがある。と言葉が定義されている。
個人的なアイデアとして、議論を整理できるだけで、このような一般生活者にはくだらない権力争いのためにどうにでもなる言葉ではなく、政策開発のため一定の期間で議論を尽くしたら
具体的なマクロ経済学前提の政策できっちり誤差を含めた数値に変換できればより良い社会システムを創造できるかもしれません。
情報技術の発展とインターネットで大企業の何十万、何百万単位から、facebook、Apple、Amazom、Google、Microsoftなどで数億単位で共同作業ができるようになりました。
現在、プラットフォーマー企業と呼ばれる法人は先進国の国家単位レベルに近づき欧米、日本、アジア、インドが協調すれば、中国の人口をも超越するかもしれません。
法人は潰れることを前提にした有限責任! 慈愛や基本的人権を根本とした社会システムの中の保護されなければならない小企業や個人レベルでは、違いますが・・・
最後に、マクロ経済学の大目標には、「長期的に生活水準を高め、今日のこども達がおじいさん達よりも良い暮らしを送れるようにする!!」という目標があります。
経済成長を「パーセント」という指数関数的な指標で数値化します。経験則的に毎年、経済成長2%くらいで巡航速度にて上昇すれば良いことがわかっています。
たった、経済成長2%のように見えますが、毎年、積み重ねるとムーアの法則みたいに膨大な量になって行きます。
また、経済学は、大前提としてある個人、法人モデルを扱う。それは、身勝手で自己中心的な欲望を満たしていく人間の部類としては最低クズというハードルの高い個人、法人。
たとえば、生産性、利益という欲だけを追求する人間。地球を救うという欲だけを追求する人間。利益と真逆なぐうたらしたい時間を最大化したいという欲を追求する人間。などの最低生活を保護、向上しつつお金の循環を通じて個人同士の相互作用も考えていく(また、憎しみの連鎖も解消する)
多様性はあるが、欲という側面では皆平等。つまり、利益以外からも解決策を見出しお金儲けだけの話だけではないのが経済学(カントの「永遠平和のために」思想も含めて国家や権力者は透明性を究極にして個人のプライバシーも考慮)
最後に、政治にはまったく興味はありません。テクノロジーに興味が有ります。
(個人的なアイデア)
金融の概念で分けられてはいる名称だが、既存通貨に色は付かないので行政府が勝手に決めてる概念という前提で以下に展開します。
1、贈与。2、寄付。3、金融の貸付。
違いは、言葉の定義。
1、親族内。
2、他人同士で金利ゼロ返済不要。行政府経由なら「給付」という言葉の定義になる。サンデルの言う強者から低収入者にマネーが100%流れれば善悪ない。
3、他人同士で金利ゼロか有りの返済付きで場合によりマイナス金利もある。
この場合、既存通貨は、追跡できないことが問題点。低収入者をしつこく追跡することは法律違反で独占禁止法の優越的地位の濫用になります。通貨や人間が悪いわけではない場合が多い。
なら、政治資金規正法改正して、既存通貨の他に追跡できるデジタル通貨の形式で政治家限定で歳費支給したらどうなるだろうか?現状の歳費支給にプラスしてデジタル通貨分もプラスするから給与アップになる。追跡できるから不正もできない。
政治家への既存通貨での寄付は厳格に条件を決めた範囲内で政治資金規正法で透明化するのはいいこと。現実的に現状このルートは、デジタル通貨にせず、日本の場合は検察当局の存在理由も維持するためもあります。将来的にはデジタル通貨に完全移行が望ましいけど。
政治家からの既存通貨での低収入者個人(選挙区内)への寄付は、自らの裁量で年収の低い低収入者(選挙区内)だけに行うなら善性に沿うかもしれない。この場合のみ政治資金規正法を改正しても問題ない。こちらも将来的には、デジタル通貨なら自動で透明化、効率化できます。
なお、国内の格差縮小にも貢献できるだろうし、万が一、強欲大中法人が賃金を下げてしまっても政治家が下支えできるという政治家本能やお互いの幸福も社会システムに組み込めます。
政治家から弱者低収入個人への寄付は概念では分配だと思うが、現行法では汚職?
法律が低収入庶民を苦しめる不思議?憲法違反?
前提として、公人、有名人、俳優、著名人は知名度と言う概念での優越的地位の乱用を防止するため徹底追跡可能にしておくこと。
人間自体を、追跡すると基本的人権からプライバシーの侵害やセキュリティ上の問題から絶対に不可能です!!
これは、基本的人権がないと権力者が悪逆非道の限りを尽くしてしまうことは、先の第二次大戦で白日の元にさらされたのは、記憶に新しいことです。
マンハッタン計画、ヒットラーのテクノロジー、拷問、奴隷や人体実験など、権力者の思うままに任せるとこうなるという真の男女平等弱肉強食の究極が白日の元にさらされ、戦争の負の遺産に。
基本的人権がないがしろにされたことを教訓に、人権に対して厳しく権力者を監視したり、カントの思想などを源流にした国際連合を創設します。他にもあります。
参考として、フランスの哲学者であり啓蒙思想家のモンテスキュー。
法の原理として、三権分立論を提唱。フランス革命(立憲君主制とは異なり王様は処刑されました)の理念やアメリカ独立の思想に大きな影響を与え、現代においても、言葉の定義を決めつつも、再解釈されながら議論されています。
また、ジョン・ロックの「統治二論」を基礎において修正を加え、権力分立、法の規範、奴隷制度の廃止や市民的自由の保持などの提案もしています。現代では権力分立のアイデアは「トリレンマ」「ゲーム理論の均衡状態」に似ています。概念を数値化できるかもしれません。
権限が分離されていても、各権力を実行する人間が、同一人物であれば権力分立は意味をなさない。
そのため、権力の分離の一つの要素として兼職の禁止が挙げられるが、その他、法律上、日本ではどうなのか?権力者を縛るための日本国憲法側には書いてない。
モンテスキューの「法の精神」からのバランス上、法律側なのか不明。
立法と行政の関係においては、アメリカ型の限定的な独裁である大統領制において、相互の抑制均衡を重視し、厳格な分立をとるのに対し、イギリス、日本などの議院内閣制は、相互の協働関係を重んじるため、ゆるい権力分立にとどまる。
アメリカ型の限定的な独裁である大統領制は、立法権と行政権を厳格に独立させるもので、行政権をつかさどる大統領選挙と立法権をつかさどる議員選挙を、別々に選出する政治制度となっている。
通常の「プロトコル」の定義は、独占禁止法の優越的地位の乱用、基本的人権の尊重に深く関わってきます。
通信に特化した通信プロトコルとは違います。言葉に特化した言葉プロトコル。またの名を、言論の自由ともいわれますがこれとも異なります。
基本的人権がないと科学者やエンジニア(ここでは、サイエンスプロトコルと定義します)はどうなるかは、歴史が証明している!独占独裁君主に口封じに形を変えつつ処刑される!確実に!これでも人権に無関係といえますか?だから、マスメディアも含めた権力者を厳しくファクトチェックし説明責任、透明性を高めて監視しないといけない。
今回、未知のウイルス。新型コロナウイルス2020では、様々な概念が重なり合うため、均衡点を決断できるのは、人間の倫理観が最も重要!人間の概念を数値化できないストーカー人工知能では、不可能!と判明した。
複数概念をざっくりと瞬時に数値化できるのは、人間の倫理観だ。
そして、サンデルやマルクスガブリエルも言うように、哲学の善悪を判別し、格差原理、功利主義も考慮した善性側に相対的にでかい影響力を持たせるため、弱者側の視点で、XAI(説明可能なAI)、インターネット、マスメディアができるだけ透明な議論をしてコンピューターのアルゴリズムをファクトチェックする必要があります。
<おすすめサイト>
セザー・ヒダルゴ:政治家をあるものに置き換える大胆な構想
ロブ・ウィラー:政治的な問題をうまく議論するには!
人工知能時代の行政府システムのアイデア
マイケル・サンデル:失われた民主的議論の技術
マーク・フォーサイス: 政治における言葉について
エピソード4Episode4 - 政治の善性について(パワーか、フォースか―人間のレベルを測る科学 - Amazon)
<提供>
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24/1/23 24:05
具合悪い。もう一月が終わりかけるらしい。早く生理が来るのって数年ぶりくらいで、塩漬けにしてるタスクをつつきながら全然進まなくて、そのせいにして布団でずっと唸っていた。リリースをしに出社したら手元の環境がまたよくわからなくなって、15分くらい何も考えられずコマンドを捏ねてから諦めて先輩に投げた。話すのが下手で努力家で恐ろしく優しい先輩は全然だいじょうぶです!と下手にグッと👍をしてくれ、全然大丈夫じゃね〜と思いつつひくひく笑うしかない。わたしは。プーさんみたいな部長とほとんどツーマンでやっていたその人、がわたしのリリース中にタスクや教育の話を時折していて、怯みながらリリースを終えた。さすがにまだミスはしていない。
先輩は年明けに東中野に引っ越したらしく金曜日の社内バンド会の会場から3分くらいのところに住んでて、そのすぐそばに初夏ランチをした優秀な社内夫婦が住んでいるらしく、走って逃げたら15分くらいで折田の実家があるのにわたしはなんでか魚民を予約し飲み放題をとって27人くらいで飲んでいた。なんにも酔わない。世の中でいうとお酒が弱くはないみたいなのに、たいして酔わず飲まない大人たちが普通に終電を逃すぬるさが今のところ全然わからない。忘年会然り絶対に終電で帰る同期とまた走って大江戸線に乗り、ギターよりピアノができたらいい、音楽理論はわからないけど手癖ってさみしいとか、引っ越したら同棲するんだったとか少し話した。歌が上手く顔が綺麗で恐ろしく頭のいい人、なんだろうがほやほやとしていて、なんかいつか酷めに口が滑りそうになる。帰ったらプーさんみたいな部長からふわふわのDMがきて、ベースお上手ですねと言ったらここ2人だけだもんねと言われて笑ってしまった。なんか、無邪気でいたい。美味しいものをたくさんくれていたらわたしは可愛い後輩を忌憚なくやり続けられるけど、わからねー。先輩は伏見出身らしくてまたうおーフィクションだあと楽しくなった。
土曜日また友達と会って、会いに行く前にわたしはすっかり気持ちの置きどころをここにばっかり置いてしまってるからそりゃ話も進まないやと思う。良い居酒屋ですごく美味しいものを食べた。
どうせ落ち込んでいる いたからここからは蛇足、あんなになにかをしたかったのに、暮らせてしまってなにもない。分からないってずっと怖くてすごいのに、わたしが今やっているのはずっとなにかが分からない仕事らしい、適性が早めにわかりたい(落語だ)。学校から帰ってきて/帰ってこなくてもずっとフィクションのことしか考えず絵と文とインターネットにずぶずぶだったときに比べたら、なんにも「他に手がつかない」なんて状態には一生ならないだろうなと考えるとあっけらかんと絶望。線が好きな絵を眺めたり字面のいかつい初学者用の本をみてぐったりばかり。ぎちぎちに小さくした、フォントサイズ8pxくらいのメモ帳の小説を書き詰めてたのも6年前なのかと思って恐ろしい。ひとと話すようになってお互い動いているから時間の経過が恐ろしく早くなっている気がする。絶対に良いことだけど。
ついでに:コミュニティの中で浮いている という言い方があってわたしは小5くらいのとき母の友人に「クラスで浮いていていやだから中学校受験したい」とはっきり言ったらしく、その後も何度かいわれる、けど、中学から高校に行ったら「浮いている」じゃなくて「沈んでいる」にわかりやすく切り替わった。浮いているっていうかもっとふんわりひどい。沈んでいるは文字通りで、音がしなくて外から見ると動かず無様で、こちらは夢中でここじゃない下を向いて潜っていてきちんと息は詰まっていっている。ここなら息ができる!という言い方があるけど別に息ができない分たくさん喋らないといけないみたいだったな!と、皮肉でなくしみじみと最近思い出す。Twitterではじめて、声と書く文章とがつながって、わたしのことをアカウント名の愛称で呼んでくれた年上のともだちが、その慣用句のことを話したの、すごく覚えている。その人は誰が書いた文やっけねえと言ってたけど、わたしはその人自身か、じゃなかったら桜庭一樹だと確信してた。冬の、嫌な感じのしない夜道とかを歩いているとその人の好きな女子高生の小説を思い出して、ひたすらにフィクションすぎる氷みたいな女子高生の話、それを必死で消費してた高校生活を思い出す。消費していたと思っていたものが、ほとんど自己投影なのだと気づいて気持ちが悪くなってフィクションに逃げれなくなったのでした。今ならもう少し開き直れるかもしれないけど、ここじゃないところに行きたい��という死にそうな気持ちでしか投影はできなかったからいま何をしたらいいのかわからない。その人に会いに大阪にいこうかと思ったけどやはり怖く、京都でお茶を濁す予定を立てる。
暗い話、年越しで家族に会って、やっぱり会う前から会って2.3時間の間は喉をずっと詰めているような切迫感があって、それで猫の顔を見たくらいから慣れてきて頭がぼんやりしてくるなあと改めて確認。バリ島でも驚いたけど、23になってもまだ爪を立てるくらい息が詰まることが数時間ある。いつ���れるんだろう。慣れていたからそれに戻るのが怖いのだろうけど、これを大人はみんな家族に対して潜り抜けるのだとしたら凄まじいことだと思う。母はまた(血のつながらない)"他人"の家族話しにぽやぽやと「親子ってそういうものなんだ」と感心していて、もうずっと笑うのを我慢、遠い遠い気持ちで。わたしが歌を怖いのは、歌だけがどうしようもなく好きなことはあまたあるのに、嫌いな人の歌のことをぞっとするくらい怖く気持ちが悪く感じるからで、つくられたものとつくった人の双方への認識の、どっちがほんとなのか、を後生抱えてる理由の一つ。母は誕生日には色んなことの自覚があるよというようなメッセージを送ってきて、誰も悪くない。余りにもらった酢の物をまた間に合わなくてさっき捨てた。ひとにご飯を作るのが、作りたいと思うのが心底こわいなと自覚しはじめている。台湾に行った話、転職、猫、話題の近さ、「そういうふうにした」のだろうな、といろんな派生のことを毎度落ち着かせている。半年くらい前ですら、もとの家に帰るとその暗さと汚さにぞっとしたんでした。人のことをピコピコハンマーじゃなくて8kgくらいのもので殴って2年くらいのことを忘れさせたい。いつだっていなくなるから陰口は影でしていてと祈る根っこの気持ちは変わらないけど、そんなのもできなくなってきたのが初めてでめでたい。恐ろしすぎる。今なら、わざわざ塗りつぶすんじゃなくて気付いたら潰せていたほうがいいとわかるけど、当時はそんな余裕もなかったんだよね。よしよし。
暮らしとしては、日暮里で実家に置いてきたいしいしんじと3度目のmonkeyと好きな漫画の兄弟作を買った。わたしの出自はかなりいしいしんじの、麦ふみクーツェにあると思う。本を読んでいきっていたい。感情が焦るかとろけるかの2択のようでいやだ。嫌いな有名人のゴシップ(本当に気持ち悪い)が、政治が、ガザが、生活がお金のことが本当に笑ってしまうくらい酷くて、どうしてそんなことばっかりなんだろう、スマートフォン中毒だからネット署名と募金をやたらとしている。そういう共有物をひとと話題に上げたときのテンションの違いにもびっくりする。世界のことこんなに嫌だと思っているのに、どこで開き直るかでしかなく、情けない気持ち。考えていることを、考えられているという自負にして材料にするしかないのか。好きだった嫌いな出版社や社会保障から親族のことを考え、しみじみとすべてが嫌になるが、最近はちょっとだけ前より化粧が好きになったから毎日の経過が大丈夫になった。肌をつやつやにしたい。
文字サイズ小さくできるのにやっと気付いてしまってこうなる。なんかこの目の滑りが好きなだけでわたしは文章が好きではなくて文字だけ見ている気がする。文字っていうか形容句。形容句が好きすぎて、人生が形容句選びだけみたいになっている、うそです。でもそういう感じ。
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