#月待の滝
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涼を求めて… ②
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夏に「涼」と聞いて、思い浮かぶのが、渓流や滝だ。最近訪れた滝は、流れ落ちる滝の裏側に回ることができることでひそかに人気を集めている。正面からは、二筋に分かれて流れ落ちる滝が見られる。二つの滝の流れ方が異なり、それが美しい景観を作り出している。滝の裏側、つまり奥の洞窟みたいな空間は、立ち入ってはいけない神秘的な場所に見える(実際、中に入れてしまい、そこから滝の裏側を見ることができるのだが…)。水量が増えると、この二筋の夫婦滝に加���て子滝が現れるようで、安産や子育て、開運を祈る場とされ、胎内観音が祀られている。滝に濡れることなく、奥の空間に入ることができ、滝の裏側から流れ落ちる水しぶきを見ているとなぜか安心するのは、こういった滝の性質からだろうか。
この滝から車で20分ほど行ったところに、日本三名瀑の一つがある。幅が73メートルもあり、高さ120メートルのところから4段になって流れ落ちるので、「四度の滝」という別名がある。この地を訪れた西行法師が、「四季に一度ずつ来てみなければ、真の風趣は味わえない」と絶賛したことから、この名前がついたとも。それほどに、春夏秋冬、それぞれ異なる趣を楽しめる滝なのだ。
滝の近くは、もちろん涼しく感じられる場所なのだが、この滝の面白いところは、人工的に整備されたアプローチだ。入口を入るとトンネルがある。夏に訪れたときは、青色にライトアップされていて、ひんやりとした空気がとても気持ちがよく、歩くのが楽しい。ここからすでに「涼」を感じられるスポットだ。トンネルの右側に観瀑台に続く穴が空いていて、この穴から少し見える滝の姿もいい。
第1観瀑台からは、幅広く広がる滝が目の前を勢いよく流れ落ちる様子を見ることができ、まさに圧巻。吊り橋があり、そこで異なる角度からの滝も楽しめる。エレベーターで第2観瀑台まで行くと、屋外から滝の全景を望むことができる。水量の変化により、さまざまなハートが表れるそうだ。
滝を訪れた後に立ち寄ったカフェは、古い民家で、レトロな雰囲気がおしゃれな場所。この地域の特産品である奥久慈りんごを使ったジュースをいただいた。よく冷えていて、さわやかな甘さがとても美味しく、まさに涼を感じられた贅沢な時間だった。
(上の文章の順に)月待の滝、袋田の滝、daigo cafe(茨城県) 写真(上)は、月待の滝を正面から見たところ。 写真(下)は、裏側から見たところ。
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2025年1月5日(日)
今冬は氷瀑を撮るために下見がてら出かける。比較的暖かい日だった。10時半ごろに入山記録をつける。山道に入ってから鼻からの呼吸がしにくい事に気付く。脚の筋肉も硬直し背負っているカメラバッグすら不自然な重さを感じる。10分程度歩いただけで全身から汗が吹き出す。アウターを脱ぎ水分を補給し精神的な立て直しを図る。今までの10分が周囲の環境を意識する余裕がなかった。深呼吸し心臓の音が着地するまでじっと待つこと5分、意識を外側に向ける事で動けるような気がした。苔は緑というよりも黄色に近く、赤から茶色に変わっていく落葉が目立ち、紅葉のシーズンであればさぞ美しかった事だろう。小さな落石などで足場が悪く慎重に選びながら歩みを進める。あらゆるところに落石注意の表記がある。ただ、どう注意したら良いかも分からないため、止まらず通り過ぎるようにする。さらに10分程度で滝が出迎えてくれる。不思議なもので大きな景色を目の当たりにすると、今まで荒かった呼吸が落ち着いている事に気付く。凍てつき具合からすると10%程度だろうか。水量も少ないが、行き届く範囲はしっかりと凍っている。凍結している岩を見ると落ち葉は赤い活力を保ったまま、氷の下で眠っている。そんな景色を眺めていると親子が登って来て声をかける。見知らぬ人であっても誰かがいる事に温もりを感じる事ができた。おそらく自分の中にある不安を少しでも消したかったのだと思う。足場は凍てつきもあり、撮影中に幾度となく滑った。次回来る際には軽アイゼンになってくるだろう。帰路に着く途中に岩に張り付いているまばらな苔が気になり撮影しているとジオラマを連想させる。小人の物語を写真の中に編んでいく。小さな世界の中では蟻が猪に、カマキリは熊に見えるのかもしれない。命は永続的に続くものではないが、普段の安寧した場所にいると自分の存在がボヤけてしまう事がある。本当の世界は地味で生々しいが、いかに丁寧に生きるかが人生の張りになるような気がしている。次、この地に訪れる際には準備を整えて臨みたい。
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11月30日は星川リリィが伝説になった日。
12月1日開催のゾンビィランドカマタ25で色紙として頒布します。
【ゾンビ05】滝野
にてお待ちしております。
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昨年2月25日にNHK-Eテレで放送された「ETV特集 ルポ死亡退院 ~精神医療・闇の��態~」。2023年のテレビで最も優れたスクープ報道として高く評価された。日本新聞協会賞、放送人の会グランプリ、石橋湛山早稲田ジャーナリズム大賞、貧困ジャーナリズム大賞など主だった賞の最高賞を受賞した。 東京・八王子市にある民間の精神科病院・滝山病院。精神科のほかに内科も併設し、人工透析治療などができるため、精神疾患に加えて腎疾患などを抱える合併症の患者が他の病院からも送り込まれてくる。そこではベッドに寝たきりの高齢患者を看護師らが問答無用で殴る、叩く、つねる、蹴る。暴力や虐待が日常茶飯事。ベッドに縛り付ける身体拘禁も日常化。入手した資料で入院患者の約8割が死亡して退院。いったん入院すると死亡しない限りは退院できないというおぞましい実態、“死亡退院”の現実があった。 「このままでは殺される……。どうか助けてください」 悲痛な声で弁護士に助けを求めた高齢の男性患者はその後、亡くなった。 あれから1年4か月。滝山病院の「その後」を追跡した第2弾が6月29日放送の「ETV特集 死亡退院 さらなる闇」だ。このドキュメンタリーは、ふだん週刊誌などが得意としている「院長とカネ」の問題に切り込んでいたのが印象的だった。(全2回の1回目/ 後編 に続く) ◆ ◆ ◆ 「死亡退院」はその後も続いた 暴力や虐待が横行していた恐怖の病院はどうなったのか。一般的にスクープの「その後」の報道はなかなか難しい。最初のスクープだけなら、「暴行」の証拠となる衝撃的な映像で十分にドキュメンタリーになる。だが、「その後」を取材して第2弾を出すとなると、病院経営や体質、さらには精神医療全体をめぐる「大きな構図・背景」を浮き彫りにしない限り、単なる焼き直しと言われてしまう。取材班は大きな背景にも斬り込んで本格勝負を挑んだ。 第1弾の報道を受け、警察は病院を捜査して看護師ら5人を逮捕、略式起訴した。監督官庁の東京都も病院に対して改善を命令。厚生労働省も全国の自治体に虐待防止を通知した。しかし入院患者を支援して問題を告発した弁護士は「死亡退院の状況から何も変わっていない」と語る。 都の改善命令を受けて滝山病院は「虐待防止委員会」を設置。弁護士が��心の「第三者委員会」を作って虐待の真相究明に乗り出した。 東京都も患者の聞き取り調査を実施。転退院の支援に乗り出した。 ところが行政の縦割りや公立病院の受け入れへの消極姿勢、さらに主な受け入れ先として想定された民間病院が費用面や合併症患者の扱いなどで及び腰になるなどで遅遅として進まない。 転院を希望した高齢の男性患者も引き受ける病院が見つからないまま体調を崩して死亡。転退院支援の遅れで「死亡退院」はその後も続いたのだ。 薬剤を大量に投与されて… この患者の記録を調べると病院側が鎮静のための薬剤を大量に投与した不適切な医療行為で死にいたった可能性があることを複数の医師が指摘した。投薬を指示した朝倉重延院長は外部の医師の指摘に「おっしゃるとおり歩み寄りは必要だったと思う」としながらも医療判断の誤りは認めなかったという。 第三者委員会が行った職員アンケートでも多くの職員が「過剰医療」を指摘し、医療の内容に問題ありと考えていたこともわかる。 不衛生な病室。経験が浅いアルバイトの職員に体位交換させて患者に重症の褥瘡(床ずれ)ができ、それが原因で敗血症によって死にいたったケースも多数見つかったと番組では伝えられた。 ところが第三者委員会は「医療行為の適切性」については「判断に医学的知見を要する」からと是非を判断しない姿勢だ。 カルテを分析すると医学的に必須とされる所見がないのに「心筋梗塞」と診断名をつけられ、血液がさらさらになる薬剤などを大量に投与されたケースも見つかる。やはり朝倉院長が診断していた。 医師が院長に電話で問い合わせて「心筋梗塞」の診断名をつけていた音声記録も。蘇生の難しい患者に繰り返し高い薬剤を投与していたという証言もあった。 ◆ 院長が率先する患者への過剰な医療行為をスタッフは「濃厚治療」と隠語で呼んでいたという。
「このままでは殺される…どうか助けてください」相次ぐ患者の“死亡退院”はNHKがスクープした後も続いていた(文春オンライン) - Yahoo!ニュース
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2024/5/22〜
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5月22日 ずっと眠い東京出張の1日。 待たされ時間も含めて5時間、新宿の西口をうろうろした。 重い荷物が今日は一段と重たい体感で、気持ちよく散歩もできず、ただへとへとと移動し続けてしまった。 ナチュラル��ーソンのコバトンは一羽いなくなっていた。 西口の大きくて綺麗で、犬を連れたり、会社のランチ会でピクニックイベントをしたり、リモートワークをしたり、お昼寝をしたり、まっすぐコクーンタワーを見つめながらお弁当を食べている人々のいる公園に行った。 ナイアガラの滝があった(これが?!あの?)。 バラも咲いていた!
本当はSOMPO美術館の北欧絵画の展示を観たかったけれど、次にも打ち合わせが控えていて心に余裕がなく行けなかった。 帰りの電車で嘘みたいに眠って、早く帰れたから何もしないで寝てしまおう!と思ったのに、掃除をしたり掛け時計を掛けようとしてできなかったり、リモートでお仕事をしてしまった。
明日満月を控えた月が窓の外に出ている。 何をしたいか具体的なことは思いつかないのだけれど、ただ「写真のことをしたい!」と頭に中に文字が浮かび続けている。何もできなくて虚しくなるだけなのに。
いいちこのポスターの新作を見つけられることくらいが、東京の良いところです。今のところ。
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5月23日 今日は満月。 もう無理なので、来月は土日も出勤してお仕事をするつもりで今するべきことに少し余裕を持たせることにした。でも本当良くない。
もうすぐ閉店するスーパーは、どんどん売り場が縮小されていって、生鮮食品以外は売り切れおしまいの感じで日々焦ってしまう。 干しエビとか海苔とかごまとか調味料とか、日々摂取したいものがどんどん無くなっていっていて焦る。すりごまは金から売り切れてしまい、残りは白、黒の順で少ない。
写真のことしたいです。
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5月24日 今日は金曜日だからみんな優しかったし、みんなの優しさを受け入れる事ができた気がする。 避けられている上席の方から、一言の会話を持ちかけられて「!」と緊張したり、ちょっと褒めてもらって素直に嬉しかったり、良くしてもらっている職員さんと良い話ができたり、2年前の上席の方と朝の駅ですれ違って挨拶できたり、朝起きた時に絶望的に体調が悪くても、今日出勤しなくては月曜日に運ばなくてはいけない書類を作ることも持ち帰ることもできない!!と出かける事ができた。 できてしまった。
先週失敗された採血の腕がまだ荷物を持ったりすると痛くて青まま、来週の健康診断でまた採血をする。
写真のことがしたい。
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Monday,Jul29,2024
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一年半ぶりに福岡に帰る日だ。昨日の夜に久しぶりにしたパッキングはすぐに終わった。慣れている、夏の衣服は薄いからかさばらなくて楽だ。予定してた時間より二時間くらいはやく起きてコーヒー淹れて、野菜を冷蔵庫に残さないようにサラダにして食べる。片想いの新譜を聴いていなかった。「田園都市ソウル」、下北の440でも三月のWWWでも見た好きな曲。音源になっていて嬉しい、夏のアジアの音。一週間家を空けるのはあまりない。色んなコンセントを抜いて、20時間ある今年のプレイリストをダウンロードして、換気扇を消して出た。シャッター、閉めてくればよかっただろうか。
山手線に乗りたくないから、中井まで行って大江戸線とモノレールの乗り継ぎ。モノレールで隣に座った男の子と、窓の外の港区の景色をぼうっと眺める。変な街。飛行機に乗るのもなんかあまりない。羽田から福岡空港にはすぐに着いた。隣の家族はずっと寝てた、寝てる窓際の人の代わりに外の景色を見てあげたかった。関東から九州ってこんなに早く着いてしまっていいものだっけ?すこし拍子抜け。福岡空港を歩きながら、高校の修学旅行でみんなで空港に集まって北海道に行ったことを思い出した。みんな元気にしてるかな?
地下鉄空港線で中洲川端。福岡の地下鉄のマークひとつひとつはかわいい。稲吉さんともこの前話した(稲吉さんは祇園のマークが好き)。行きたかった店は並びすぎててすぐに諦めた、炎天下の中でスーツケースを引いて近くの喫茶店に入る。コーヒーしかないお店。かわいいおじいちゃんに「旅行ですか?」と聞かれて、「帰ってきました」と答えた(逆でしたね、と言われて二人で笑う)。帰ってきました、と自分の声で発音してから帰ってきたことに気づいた。またスーツケース引いて天神の地下街を歩く。福岡って意外と都会だな。
天神から電車で20分くらいで最寄りに着く。相変わらず実家の前にある私立高校の学生しかいない。駅前の畑はなくなっていて、たくさんのトラクターが止まっていた。インターホンも押さずに鍵を開けて実家の扉を開けたら、親は拍子抜けしてた。冷やしぜんざいに白玉を入れたやつを出してくれて、冷たいお茶と食べた。実家は相変わらず清潔なにおいがする。五年前とほぼ何も変わらない自分の部屋で、見たことがない自分の小さい頃の写真を見た。若い姉と両親がいた、写真の中の自分はよくわからなかった。ここまで来たことの証拠だった、不思議だった。
夕方は地元の温泉街(わたしの中の星野源の「季節」の景色)でごはんたべて、温泉入った。ひとりで暗い道を散歩して、コンビニでスコール買って飲みながら帰った。
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https://music.apple.com/jp/album/summer-we-know/1740508536?i=1740508646
Tuesday,Jul30,2024
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朝起きるサイクルができてきつつある。起きてパン食べてコーヒー飲んで、近所の散歩。ありえないくらい蝉が鳴いている。近所の大きな公園への行き方を忘れていた、住宅街の同じ場所を何度もぐるぐるする。平日の朝なのに人と全くすれ違わない。高台から見える実家のマンションは巨大で異様だった。昔はこの場所から見えるこのマンションがなんとなく怖かった。
汗だくで帰って車乗る。柳川に行く。うなぎのせいろ蒸しおいしかった。なんか穏やかすぎて、また今の生活のこと全部忘れそう。柳川は異様に暑すぎる。暑すぎて、ほぼ記憶がない。昔のお金持ちの人の家を見学して、開け放されたでっかい和室の縁側で寝た。父親も寝てた。
熊本の滝に行く。後部座席でいつの間にか寝てた。久しぶりに子どもだ、子どもをやった(自分がシャッフルで流してたテレビ大陸音頭に異常を感じて起きた)。両親におニャン子クラブの岩井さん(ゆうゆ)を布教した。温泉も入った。パワフルなおばあちゃんたちの熊本の言葉が飛び交う脱衣所で、わたしは完全によそ者として存在していた。「ここ涼しいなあ〜!」と勢いよく入ってくる地元の顔なじみだろう少年、輝いてた。なんかうらやましかった。
帰りの車では、19:30を過ぎても明るい外の景色に驚いた。あとは久しぶりに見た広大な段々畑、サマーウォーズの屋敷みたいな家が立ち並ぶ景色。こういう景色を知っている、東京のみんなは本当に知らないのかな。こういう場所で住むってどういうことなんだろうと思っていたらまた寝てた。ラーメン食べて、中学校から知っている友だちと少しだけ散歩する。父親がたまに二人だけの時連れて行ってくれた、汚くて暑い中華料理屋はまだあった。変わってないよ、と言われることには安心する。自分でも、変わったけど変わってないと思う(というかもうあまり地元にいた時の自分のことが思い出せない)。友だちはもう四年も会っていなかったのに、「那珂川の温泉がよかったから連れていこうと思ってた」「(わたしの)日記も読んでる、小説読んでるみたいでたのしい」と言っていて、そんなことあるのかと思った。友だちはなんにもない商店街にひとりで住んでる。自転車で20分の、大きいショッピングモールの近くで働いているらしい。友だちは「わたしは平坦でもいいから同じ場所で平穏に暮らしてたい」みたいなこと言っていた。わたしは正直全然わからなかったけど、別にもうそういうのは悲しくなかった。もうこういう場所では暮らせないんだろうなと思いながらも、ニュートラルに移動できていたい(どこにいても自分を見失いたくはないな)と思った日。
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https://music.apple.com/jp/album/i-want-you/1537148471?i=1537148482
Wednesday,Jul31,2024
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もうあんまり寝てないけどなんかフル回転で動ける。朝は父親が走りから帰ってきたらコーヒーを淹れてくれる。ロールケーキ食べた。居間で化粧して、日傘を掴んでひとりで中洲川端に向かう。福岡の電車は空いている、地下鉄の一日乗車券を買った。高校の頃はまったく乗れなかった地下鉄が簡単で仕方がない。東京で暮らすと大体どこでも移動できるようになると思う。
一日目に諦めた鈴懸本店で30分くらい待ってランチ食べられた。待ってる間に二日分の日記を書いた、ベビーカーで泣いていた子どもと見つめ合う。アジア美術館に行った。東京で逃したエルマー展、福岡の地下鉄の広告で見てちょうど開催��れてたから行こうと思ってた。本当に人が少なくてよかった。ぬいぐるみを抱いて自宅の庭で写真撮影しているルース・スタイルス・ガネット、素敵だ。ああなりたい。エルマーの冒険した島々の地図が描かれた薄いハンカチを買った。東京の家に帰ったら壁に飾る。
また地下鉄に乗って箱崎。誰もいない筥崎宮を歩く。暑すぎて鳩が水浴びしてた。暑い、と何度も独りごと言いながらブックスキューブリックに行く。いい本屋、(タトゥーを入れるにあたって知っておく必要があると思ったから)ディック・ブルーナの本、茨木のり子詩集、和田誠と平野レミの旅行記を買った。旅行してる時に他人の旅行記読みたい。ナガタパンに寄って、夜に会う友だち家族へのパンをお土産で買う。昔その友だちと、いつか一緒に行けたらいいねと言ってたお店。福岡の地下鉄沿線に住むのってすごくちょうどいいかもしれない。
天神で乗り換えたからついでに大名も見てきた。10代のわたしたちがなぜか足繁く通った、何にもない遊び場。高校の時にかなり高かった記憶のある古着屋に訪れたら、店員のお姉さんに捕まって、東京の古着屋と福岡の古着屋の違いを力説される。途中めんどくさくなって逃げた、しかもやっぱり社会人になって訪れても、東京より全然高かったし。
地下鉄乗って赤坂。前に高校の友だちが教えてくれた喫茶店に行ったらピンポイントで昼休みだった。大人しく地下鉄の椅子に座って一旦休み、開店したお店に行く。すごくいい場所だった。冷たい飲み物を頼んだはずがアツアツのものが出てきたけど。マスターの荘厳なおじいちゃんはパイプを吸いながら「男はつらいよ」を見てて、かなり九州のイケてる老人だと思った。カウンターでさっき買った本読んだ。ブルーナ、素敵な人。
ひと駅も歩けずに電車で大濠公園。ちょくちょく休みながらだらだら歩いてたら一周してた。本当にいい公園。あんまり人がいなくて、気を抜いていても全然大丈夫。井の頭公園も大好きだけど、公園って本来こういうものなのかも。ひとりで福岡を遊び、目が覚めるような気分だった。福岡にいた10代までの自分は、どこに行くにも人の目が気になってうまく街を歩けなかったのに。ここ五年間でだいぶ、かなり自由になったと思う。歳を重ねていいことは、よくも悪くもどんどん図々しくなっていくことだと思う。これからだってどんどん自由になりたい。
赤坂でいちばん長い付き合いの友だちと合流する。2022年〜2023年にかけての一日を一緒に過ごしたっきり会ってなかった(連絡も、別に取ってない)。誰とも久しぶりな感じがしない。取り立てて昔の話も別にあんまりしない。連れて行ってくれたお店、居心地がよかった。博多から帰った。博多駅はいつまでもラーメンとクロワッサンのにおい。生ぬるい風を浴びた。コンビニで友だちがアイスを買ってくれて、話しながらわたしの家まで帰った。中学生の時なんであんなに一緒にいたのか、何を話していたのか、わたしたちは二人とも何も思い出せなかった。最近のこともあんまり知らないし、何を考えてるのかもあんまり知らない。だけどなんかこれからもたまに会っている気がする。友だちが車から手を振ってくれて別れた。だいじな友だち。
なんかあっという間の福岡だった。東京でのこともちょっと遠くなった、楽だったな(関東は豪雨だったみたいだけど、わたしはなんの関係もない気持ちだった。距離はやっぱり自然に無関心を生むんだよね)。ただぼんやりしたり、歩いたり寝たり食べたりしてた。実家のベランダからの夕暮れを見忘れた、また行く。
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2024年7月21日(日)
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昨日文楽劇場へ行くときに乗った阪急電車、車内至る所に<PRIVACE(京都線座席指定サービス)>という広告が貼ってあった。すでに京阪電車には<PREMIUM CAR>という座席指定サービスがあり、その阪急版である。やはり京都線というのは観光客の比率が高いので、ニーズがあるのかも��れない。新しい物好きの私、早速会員登録をしてみたが、料金の支払いはICカードではダメでクレジットカードを登録する必要がある。夏休みに入ったら、ちょっとした旅気分で使ってみようかな。
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4時45分起床。
日誌書く。
体重は300g増。
洗濯を始める。
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朝食のお蕎麦、今朝から冷たくしていただく。少し硬かったので、もう少し茹でた方が良い。
珈琲。
ツレアイは月に一度の奈良での太鼓練習、京都駅まで送る。
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露の新治さんの東北公演のチラシが出ていたので、Threadsにあげておく。
9時45分、クロネコヤマトが集荷に来てくれる、段ボール箱3個。これで、前期の蔵書整理も一段落。
酢卵仕込む。
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セントラルスクエア花屋町店で猫砂と介護食(¥1,801)、コレモ七条店でコロッケ・アジフライ・飛竜頭・チクワ・コンニャク(¥941)。
PRIVACEに会員登録する。
明日の夕飯用に、コンニャク・チクワ・飛竜頭の炊き合わせしこむ。
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息子たちのランチ、待望の冷凍食品の出番、次男にはちゃんぽん、三男には横浜あんかけラーメン。
ツレアイを京都駅まで迎えに行く。
ランチは冷蔵庫掃除+🍷。
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録画番組視聴、落語研究会から「遊山船」桂吉坊、「てれすこ」滝川鯉昇。
彼女は買物に、私は午睡。
中国・近畿が梅雨明けとのこと。
梅小路西駅下のセブンイレブンまで、炭酸水を補充する。
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早めに夕飯スタート、彼女が玉子焼きを頑張ってくれた。
録画番組視聴、落語研究会から「転宅」柳家喬太郎。
終わる頃��は睡魔到来、早々に布団の中に吸い込まれる。
トイレに立ったときに気づいたので、炊飯器をセットする。
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辛うじて歩数クリア。
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町田康+勝井祐二『くるぶし』刊行記念セッション
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諦めろおまえは神の残置物祈りとしての恥を楽しめ ──
書き下ろし全352首を収録した町田康さんの初めての短歌集『くるぶし』(COTOGOTOBOOKS)の刊行を記念して、音楽家/ヴァイオリニスト・勝井祐二さんとのセッションを、5月19日にtwililightで開催します。
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うねりのなかから浮き上がり、いまにも暴れ狂いだしそうな町田康さんの歌の言葉たちを、町田さん自身の朗読と勝井祐二さんのエレクトリック・ヴァイオリンでセッション。歌と楽器の調べはわたしたちをどこまで連れていってくれるのか。
町田康さんの短歌の魅力を、ぜひ五感でご堪能ください。
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*満席になったので、キャンセル待ちの受付になります。
町田康+勝井祐二『くるぶし』刊行記念セッション
日��:2024年5月19日(日)
開場:19時 開演:19時30分 終演:20時45分
会場:twililight(東京都世田谷区太子堂4-28- 10鈴木ビル3F&屋上/三軒茶屋駅徒歩5分)
料金:2500円+1ドリンクオーダー
定員:22名さま
出演:町田康(朗読)、勝井祐二(音楽)
*満席になったので、キャンセル待ちの受付になります。
件名を「町田康+勝井祐二『くるぶし』刊行記念セッション」として、お名前(ふりがな)・お電話番号・ご予約人数を明記の上、メールをお送りください。
*このメールアドレスが受信できるよう、受信設定のご確認をお願い致します。2日経っても返信がこない場合は、迷惑フォルダなどに入っている可能性がありますので、ご確認ください。
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町田康(まちだ・こう)
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作家。1962年大阪府生まれ。 1997年『くっすん大黒』でBunkamuraドゥマゴ文学賞、野間文芸新人賞、2000年「きれぎれ」で芥川賞、2001年『土間の四十八滝』で萩原朔太郎賞、2002年「権現の踊り子」で川端康成文学賞、2005年『告白』で谷崎潤一郎賞、2008年『宿屋めぐり』で野間文芸賞を受賞。他の著書に「猫にかまけて」シリーズ、「スピンク日記」シリーズ、『ホサナ』『記憶の盆踊り』『湖畔の愛』『ギケイキ』『男の愛 たびだちの詩』『しらふで生きる 大酒のみの決断』『入門 山頭火』など多数。最新刊は歌集『くるぶし』。
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勝井祐二(かつい・ゆうじ)
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音楽家/ヴァイオリニスト ROVO . DRAMATICS . 勝井祐二 × U-zhaan . Bondage Fruit . GONG . ROVO and System 7 . などのバンドやユニットへの参加と、ソロや様々な音楽家との即興演奏で、エレクトリック・ヴァイオリンの表現の可能性を追求し続ける第一人者。
「1991-1992 JAPAN – UK Festival」の中心展示「VISIONS OF JAPAN」(Victoria and Albert Museum)のサウンド・ディレクターを務め、渡英。帰国後、日本最初期のレイヴ・パーティー「WATER」をオーガナイズする。
96年、山本精一と「ROVO」結成。バンド編成のダンスミュージックで、90~00年代以降のオルタナティブ~野外フェスティバルのシーンを牽引した。
2018年度キネマ旬報文化映画第1位、文化庁文化記録映画優秀賞を受賞した三上智恵監督作品のドキュメン���リー映画「沖縄スパイ戦史」、2019年 放送文化基金賞テレビドラマ部門の最優秀賞を受賞したNHKスペシャルのドラマ「詐欺の子」、2024年 三上智恵監督作品の映画「戦雲」の音楽を担当。
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【新作歌舞伎『流白浪燦星』】待望のライブ&見逃し配信が決定!12月23日(土)16時30分~
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新橋演舞場にて連日絶賛上演中の新作歌舞伎『流白浪燦星』(ルパン三世)、待望の生配信の実施が決定!
生配信では、古典歌舞伎の演出が随所に散りばめられたルパン一味と銭形警部の大捕り物や“本水”を使った滝の中でのルパンと五ェ門の対決など、数々の見せ場を臨場感あふれる映像で映し出します。
アーカイブ配信期間中は何度でも ご視聴可能!お決まりの名セリフや和楽器でアレンジされたあの名曲も年末年始にたっぷりとお楽しみいただけます!
<新作歌舞伎『流白浪燦星(ルパン三世)』 生配信詳細> ■配信日時 2023年12月23日(土)16:30生配信(約210分を予定) ※公演の状況によって開始時間が前後する場合がございます。 ※16時15分頃より視聴ページを開場。公演開始まで待機画面が配信されます。 ▼アーカイブ配信 12月24日(日)11:00~2024年1月8日(月・祝)23:59まで
■配信場所 ◎歌舞伎オンデマンド ※ご視聴には歌舞伎オンデマンド連携の配信プラットフォーム「MIRAIL(ミレール)」の会員登録/無料ログインが必要です。 ※「MIRAIL(ミレール)」 配信作品の購入/視聴方法はこちらをご参照ください。
◎Huluストア ※Huluストアは月額有料会員にならなくても、会員登録無料の上、作品単品でのご購入が可能です。 ※Huluストアのライブ配信作品の購入/視聴方法はこちらをご参照ください。
■チケット料金 4,000円 (税込)+システム利用料 220円(税込)
チケットただいま絶賛発売中! ※1月8日(月・祝)20:00まで販売。 ※一度ご購入��ただきますと、アーカイブ配信中は何度でもご視聴可能です。
■出演者 片岡 愛之助、尾上 松也、市川 笑三郎、市川 笑也、市川 中車、尾上 右近、中村 鷹之資、市川 寿猿、市川 猿弥、坂東 彌十郎
※「流白浪燦星」は上演翌月の歌舞伎オンデマンド(ミレール)での配信は予定しておりません。大変恐れ入りますが、生配信での購入をご検討くださいますようお願い申し上げます。
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田園の中の喫茶店にて
最近単発のバイトに中々入れず、退屈な日々を過ごしている。
前のようにパチスロに行く気もなくなり、秋が深まる山やら滝やらに行っては数枚の写真を撮って帰る。
普段カフェインを控えているが、温かい珈琲が美味しい季節になったから、前から気になっていたカフェを周り始めた。
今日来たところは木曜から土曜までしか営業していない、海の側から少し山に入った田園地帯の真ん中にある喫茶店だ。
古民家のような外見から中に入ると立派な梁がある。ピアノやギター、コントラバスまであって、音楽イベントをやっていると聞いた。
オリジナルの珈琲を頼む。
客は自分ひとりで、お店の人も一人だった。
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窓際のいい席に座れた。文庫本を開いてたまに外を見るというのを繰り返す。
すると車が店の前に止まり、女性が一人店の中に入ってきた。
予約していた人なのだろうか、店主は女性の顔を見ると豆を挽き始めた。
香ばしい香りが店内に広がる。
読んでいた桜木紫乃の短編小説にいいアクセントをくれる。
七、八分くらいしてそれが出来上がったようで、女性は袋を持って会釈しながら店を出た。
それから五分ほどして、店主が申し訳無さそうに、珈琲カップを持ってきた。
「大変お待たせしました」
「いえいえ」
「エチオピアです」
「ありがとうございます」
もしこれが町中にあるチェーン店のコーヒーショップならクレームを入れる人もいるだろう。
でもここは時がゆっくり進む田んぼの真ん中の喫茶店。早さなんか求めてはいない。
大人の例えをするならば、メイクをしている相手を待っている時間と同じで、完全に相手が美しい状態で出てくるのはどれだけ待ってもいい。
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珈琲を一口飲む。取っ手が無いタイプだから少し指が熱かったがそれもいい。
あっさりした飲み口だがコクがある。苦味は程々で酸味はあとに少し残るくらい。バランスの良い味で、毎日飲むのにはうってつけの味だった。
小説を読み終えて文章を書く。
聞こえるのは少し前にオーダーした珈琲牛乳を作る音と外にいるカラスの声。
そういえば、と思い出したのは自分の誕生日と一ヶ月違いで大学の同期だった香菜の事。今日がその誕生日だったのをスマートフォンの日付を見て思い出した。二年前くらいに突然泣きながら電話があって以来、たまにやり取りをする。
香菜とは色々あった。大学に入って最初に仲良くなった女の子が香菜で、初めて女の子の部屋に泊まったのも彼女の部屋だ。不思議なものでそんな関係だったにも関わらず、ある時期から互いを嫌うようになって口も聞かなければ目も合わせなくなった。
だから泣きながら電話してきたのは何故なのかわからなかったが、それをすんなり受け止めて泣き止むまで話を聞き続けた自分もどうしてなのかわからない。
とりあえず誕生日メッセージを送っておいた。
珈琲牛乳がテーブルに置かれる。
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昔、母親が作ってくれたような優しい甘さ。
ミルクの膜があってそれをスプーンですくって食べるのが好きだ。
村上春樹の短編を読む。三分で読み終わるくらいあっさりしたものだが、村上春樹の色が確かにそこにあって、純粋にさすがだなと思った。
まだ外でカラスが鳴いている。洗い物をする店主の息遣いと厨房の奥で流れるピアノの音楽が微かに背中越しに聞こえる。
香菜から返信が届く。
お礼と今度公開される映画の監督を務めた事を報告してきた。
おめでとう。さすがだね。と返した。香菜はずっと優秀だった。いや、人に評価されるのが得意だった。作った作品を面白いと思ったことはないが、教員や審査員たちに認められる物を多く作っていた。
反対に俺は落ちこぼれのような物で、自分主演のハードボイルド作品を作ったり、クドカンもどきの恋愛コメディを書いたりしては、不評を買っていた。
そんな二人が今こうして連絡を取り合ってるのを同期が聞いたら驚くだろう。
そんな事を考えていたら珈琲牛乳が温くなってしまった。
閉店時間も近い。
家に帰りたくない。
ずっとこんな風にどこかの店の片隅で本を読んだり下手な文章を書いたり誰かと話をしていたい。
窓の外の田んぼからは、稲のひこばえが大きく育っている。もう秋も深いというのに元気だ。
店にあるアコースティックギターを弾きたいなと思ったが、恥ずかしいので店主に言えないまま店を去る。
夕飯なのか夜の部の仕込みなのかコンソメスープの香りがした。
家の今夜の晩御飯はヒレカツだ。
今日もまた酒を飲んで睡眠薬を一錠多めに飲んで寝るのだろう。最近上手く眠れない。
明日は面接。
帰りにまた寄ろうかな。
この田園の中の喫茶店に。
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突き抜けましたw
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2024年5月、紀伊半島某川 iPhone11
どうも、こんにちは。5月25日(土)は、hrkさんとフライフィッシングに行ってきました。hrkさんは最近「ガチ」になってはるので、入渓は早朝からで僕は朝3時頃出発でした。これ、早朝じゃなくて「未明」ですよw。
恐ろしいことに、こんなに朝早く着いても、優先順位1位のポイントは軽バンで乗りつけた餌釣りの先行者あり。貴重な地アマゴの釣れる川なので、腰のビクを見るのは複雑な気分です。
なので、転進して一旦通り過ぎた第2順位のポイントに入渓。先週の降雨の効果は無くなって谷は減水でした。
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2024年5月、紀伊半島某川 iPhone11
今日の竹竿は、ビヤーネ・フリースのフードル…じゃなくてヌードルですw。
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2024年5月、紀伊半島某川 iPhone11
行くで〜、釣れますよーに。
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2024年5月、紀伊半島某川 iPhone11
hrkさんには、いつも「年功序列」と言い聞かせているのですが、今日も…プンプン( *`ω´)
朝間ロッドのブランク肉厚1.1mmの真竹ホローを使っておられるのですが、今日はいつも以上にキャスティングがキレッキレで、本流では前後に長く伸びるループがカッコ良かったです。
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2024年5月、紀伊半島某川 iPhone11
hrkさんが2枚…じゃねえやw、2尾釣ったところで僕にもやっとイワナが釣れました。ヤフオクで買ったアダムスパラシュート。
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2024年5月、紀伊半島某川 iPhone11
うわ、また釣りやがった…(ジョウダンダヨ)
良いアマゴやんか〜。hrkさんがスマートフォンを車の中に忘れたのでカメラマンをしていますw。
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2024年5月、紀伊半島某川 iPhone11
この辺は、春にクマを見た所なので一人じゃ怖いですが、二人だと安心ですね。二人とも熊除け鈴をつけて、hrkさんは口笛、僕はホイッスルを時々吹きながら遡行しました。
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2024年5月、紀伊半島某川 iPhone11
アカハライモリが岩に貼り付いていました。川辺の水溜りにいるイメージでなので渓流で見かけると「オッ」って感じですね。そういえばサワガニは最近見ないな。
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2024年5月、紀伊半島某川 iPhone11
コツコツと釣果を積み上げるhrkさんに対して僕はもう一つ。先週は増水でアダムスパラシュートのポッテリした感じがいい感じでしたが、今日はhrkさんのパラダンに対して見劣りする感じ。なのでクイルゴードンに替えてみたら「パシュッ」と良い感じに出たんで「やりぃ」と思ったら掻いてました(^▽^;)
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2024年5月、紀伊半島某川 iPhone11
フリーストーンって感じですね。
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2024年5月、紀伊半島某川 iPhone11
下界は暑かったんでしょうけど、渓流の最上流部は日陰も多くてヒンヤリして寒いぐらい。涼しくて爽快でした。
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2024年5月、紀伊半島某川 iPhone11
僕にもアマゴが1尾釣れました。この日は型揃いで来れば7寸って感じでしたけど、これはちょっと小さいな。
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2024年5月、紀伊半島某川 iPhone11
うわ、また釣りやがった(ツイホンネガw)
9寸あるかな〜って計っているところです。
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2024年5月、紀伊半島某川 iPhone11
へへ、僕にも釣れましたよ。クイルゴードンの方が反応がイイみたい。
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2024年5月、紀伊半島某川 iPhone11
ふう、終点に到達!と思ったら…
ガチになってるhrkさんが「まだ上に行けますよ」と。
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2024年5月、紀伊半島某川 iPhone11
突き抜けてしまったw。滝は意外と浅かったり、足を掛けられたり、突破できました。長いことあの滝��終わりやと思ってましたわ。
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2024年5月、紀伊半島某川 iPhone11
滝の上のイワナ。ちょっと小さめ。滝までのスコアは、僕が4尾でhrkさんが6尾。滝の上は二又になっていて、hrkさんが右岸の流れ、僕が左岸を釣り上がったのですが、1尾釣って1尾差と思ったらhrkさんは3尾釣っていたそうです。おい、年功序列…
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2024年5月、紀伊半島某川 iPhone11
釣れたのはここだったかな?大岩ゴロゴロですが、こんな感じのポケットで釣れます。
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2024年5月、紀伊半島某川 iPhone11
滝の上にまた滝。この美しいポイントをhrkさんに譲ってもらったんですが不発。ちなみにお昼ごはんはこの滝を見ながら食べました。
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2024年5月、紀伊半島某川 iPhone11
絶景ポイントを攻めるhrkさん。ここでも先行を譲られたのですが、釣れませんでした。ゴメンヨ。
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2024年5月、紀伊半島某川 iPhone11
いや〜、気分爽快でした。退渓して車に戻ります。
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2024年5月、紀伊半島某川 iPhone11
車の所に戻ってくると、ボルボがベタ付けしてたのですが、ひょっとしてhrkさんの釣友のARMさんでは?つか、目の前でもうアマゴ釣ってるし。凄腕とお聞きしていますが、サクッと釣ってはります。少しお話しした後、他の場所を釣ってくださるとのことで、僕らは本流筋を遡行して行きました。僕はハンピーのウルフパターンで釣っていたのですが、hrkさんの鉤には出るのに僕の鉤には出ない。
(ノ_-;)ハア…
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2024年5月、紀伊半島某川 iPhone11
真面目な話、こっちも釣らないと気を遣わせるので、フライボックスをゴソゴソとまさぐってみたら、hrkさんに貰ったダンパターンが数本ありました。hrkダンに替えたら俄然と反応が良くなって3連続バラシまたは空振り。
ンモォー!! o(*≧д≦)o″))ってなりましたが、4度目の正直?でやっと釣れました。僕の腕じゃなくて鉤が悪かったんや(ソウイウコトニシテオイテw)w。
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2024年5月、紀伊半島某川 iPhone11
盛期には瀬で出るイメージがあるんだけど、この日は瀬尻の流速が落ちる辺りで待ってる感じ。フワッと流れる繊細なパターンが良さげで、激流対策のウルフパターンとかアカンかったんかな?今日使ったハンピーはバランスも悪くてひっくり返って流れてたり。
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2024年5月、紀伊半島某川 iPhone11
大して上手くもないのに毎回ロッドを替えてるので、僕のキャスティングはパッとしなかったけど、本流で流れからアマゴを出すのはサイコーですね。この後小さめを1尾釣ったけど、まあまあのサイズを2尾バラシましたw。
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2024年5月、紀伊半島某川 iPhone11
この日は17時を過ぎても釣ってました。山は夕闇迫るのは早いですが、こんな時間まで釣ってるのは久しぶりですね。
ということで、午前中は谷でイワナ6尾、アマゴ1尾で7尾。午後は本流筋でアマゴ4尾の合計11尾。hrkさんは午前12尾、午後5尾(6尾?)の合計17尾(18尾?)で、二人で約30尾でした。
良く釣れたっていうか、サイズが良かったです。アワセたら飛んでくるサイズじゃなくて、ロッドを曲げながらギューンと流れを突っ切って走る感じ。
なので、hrkさんはホクホクしてはりましたw。
では、また。
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2025/02/12(火)①
再々、未だ見ぬ氷瀑へ向かう。グループ展の作品作りを終えた後でまだ頭の中は熱量を帯びており落ち着かないが、車に荷物を積み込みアクセルとブレーキを操作し北へ向かう。山々や田畑は白く染まり冬らしい景色を装っていた。途中、空腹に気付き、コンビニエンスストアでおにぎり、携行食、水を購入し店員さんにお礼を告げると、心地よい良いお礼が返ってきて小さな幸せを得た。気持ちが焦っている時にこそ、ほんの小さな修正打が心に余裕を持たせてくれるものだ。目的地の駐車場まで辿り着くと車は、ほぼ満車状態で先月の閑散とした状況が嘘のように思えた。登山靴に履き替え、軽アイゼンをリュックに入れ携行食をジップ付きの袋へ詰め、カメラのレンズ、フィルターの準備をする。…前日から準備していた、カメラバッテリーを忘れている。少し焦るが、カメラにあらかじめ入れておいたバッテリー残量の確認する。幸いな事に、50%程度は残っている。一旦、目的を滝だけを撮る事に決め、下山時にバッテリーが残っていればと考える事にする。電池がなければ、ただの箱となるところだった。今頃、自宅で置き去りにされたバッテリーたちは出番を待ち侘びている事を想像すると思わず吹き出してしまう。傾斜を登っていくと、路面が凍結しておりアイゼンを装着する。雪道をアイゼンが刺して小気味良い音を楽しむ。他の登山者たちと挨拶を交わしながら自分のペースを守って登っていく。いつもの僕ならば前後の人に迷惑をかけないようにペースを乱す傾向にあるが、背後からくる人、前方からくる人に道を譲りながら今回はカメラで撮影できない冬の景色を堪能する。岩の上に積もる雪、足元に転がる礫、雪から覗く苔、小さい子供を連れた親子の笑顔、ゆっくりペースで声を掛け合いながら歩みを進める老夫婦、バッテリーがない事で他の事に意識が向き自分の頭を満たしていく。傾斜がキツくなり、一気に汗が吹き出してくる。ここ一年、写真以外の肉体労働が多かったせいか、体重は過去一番の増量ではあるが、腕、脚の筋肉は分厚くなり、長年悩んでいた冷え性が改善され、ぎっくり腰に悩まされる事がなくなった。また寒さに強くなり寒冷地仕様の身体になりつつある。手足の指先日常がまでじんじんと血が巡っている。歩みを止めて汗をタオルで拭い、ネックウォーマーと手袋を外しペットボトルの水に口をつける。氷瀑まであと少し。
続く。
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やらゾン5に出すイラスト本の表紙になります。
【A-23 滝野】です。
12月3日開催の大九州合同祭46でお待ちしております。
大九州合同祭46 (pexaces.com)
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小町数人説をめぐって
陽明文庫に中世の小町の絵がある。絹本着色、縦六一・六センチ、横四一・七センチの絵を表装してあるのだが、軸心近くの裏面に「小野小町像 貞治六秊六月廿五日」と、まさしくその頃この筆跡にて記されたものが付加されている。表装そのものもそんなに新しいものでないが、表装するにあたって、この絵に本来ついていた紙をここに付加したものであろうことは、その字がまさしく貞治頃〈一三六二〜一三六七〉この事跡であることが疑いもないからであろう。
ところで、この絵は「小野小町像」となっているが、まさしく「玉造小町子壮衰書」によっている。「容貌ハ憔悴シテ、身体ハ疲痩」、「頭ハ霜フリタル蓬ノ如ク、膚ハ凍リタル梨ニモ似タリ」、「骨ハ辣チテ筋ハ抗クナリ、面ハ黒クシテ歯ハ黄バミタリ」、「裸形ニシテ衣ナク、徒跣ニㇱテ履ナシ」、「左臂ニハ破レタル筐ヲ懸ケ、右手ニハ壊レタル笠ヲ提ツ」、「頸ニハーツノ囊ヲ係ケ、背ニハーツノ袋ヲ負ヘリ」、「肩ノ破レタル衣ハ胸ニ懸カリ、頸ノ壌レタル蓑ハ腰に纏ヘリ」とある「壮衰書」の序文をのものである。ここでもまた小野小町と玉造小町を同人物とする中世の理解が確認されるのである。
先にあげた「無名抄」の文〔五〇頁参照〕の続きに「玉造の小町と小野小町と同人かあらぬ者から、人々おぼつかなきことに申して争ひはべりし時...」とあって別人説もあったことは確かだが、その多くは前述の「玉造小町子壮衰書」の弘法大師著作説を土台にしての疑問であり、中世の大勢は、あくまで両者を同じものと見、「玉造小町子壮衰書」を小野小町の事蹟を語るものと見ていたことは疑いもないのである。
近世に入っても、この傾向は変わらなかった。貞徳の「徒然草慰草」などその顕著な例だが、中期以後の随筆の類を見ても、たとえば天野信景の「塩尻」〈『随筆大成』等〉、志賀忍〈天保十一年、七九歳没〉の「理斉随筆」などは、小野小町と玉造小町を同一人と考えている。
ところが、小町という名は、実は普通名詞であって、〇〇小町と呼ばれる女性はまことに数多くいたのだ、玉造小町と小野小町もとうぜん別人だという、いわば画期的な説が新井白雅の「牛馬問」「〈温知義書〉」に提示され、人々を驚かせたのである。
古代には一国より一人づつ采󠄃���を内裏へ献ぜしこと也。既に仁明帝の前後には、小町とて召されたるもの六十余人ありしとなり。この采󠄃女を后町のうちにをらしめたまふ。故にみなみな小町と呼ばれたるなり。その人々の宮仕へをやめて古郷に帰り身まかりたる墓を、おほか「た小町塚とよびしとなん。さてこそ、国々に小町塚といふもの多し。美濃・尾張の間にさへ二三所あり。
しかるを、なべての小町を一人と思ふよりまぎれたる説多し。たとへば実方朝臣、陸奥へ下向の時、髑髏の目穴より薄の生ひ出て、「秋風の吹くにつけてもあなめ〱」の歌の小町は小野正澄が娘の小野小町なり。文屋康秀が三河掾となりて下りし時、「身をうき草の根をたえて」さそふ水あらば」とよみしは高雄国分が娘の小町なり。「おもひつつぬればや人の見えつらむ」の歌、又業平の「舞の袖」などいひしは出羽郡司小町良実が娘なり。高野大師のあひたまふ、壮なる時憍慢最も甚だし、衰ふる日愁歎猶深しと答へしは常陸の国玉造義景が娘の小町なり。かく一人ならず。故に時代其外異なる事あるのみ。中にも良実が娘の小町は美人にて和歌にもすぐれたれば、独り名高く、すべて一人のやうに伝へ来たるのみ。
まず、小町を采󠄃女をし、采󠄃女のすべてに「町」をつけてよんだといっているが、平安時代の文献にあらわれる采󠄃女は、たとえば「近江の采󠄃女」〈拾遺集〉「明日香の采󠄃女」〈大和物語〉などのごとく、国名を冠して呼ぶのが普通である上に、文献にあらわれる「町」のつく女性は前述のように后町にいる更衣であって采󠄃女ではない。小町采󠄃女説自体が出羽都司良実の娘という伝承をもとにして出来たものであり、出羽国から采󠄃女をさしだすことはなかった〈「続日本紀」「類聚三代格」〉という事実を持ち出すまでもなく、この日雅の説には従えないのである。地方に数多い小町塚の合理的説明としても弱いものである。
ところで、この白雅の説、後半になると、その多数の小町が四人にしぼられて来る。架空の人物である小野正澄とか高雄国分とか玉造義景などの名をどこから持ち出して来たのか不明だが、既に伝説化説話化している小町像のすべてを事実と認定する立場からの合理的整理であって、まったく意味をなさぬものとしか言いようはないのである。
伝承る整理しながら、また新しい伝承を生んでいる感じの「牛馬問」の説であるが、その合理的整理法に人気があったのか。それに賛同して引用している随筆が実ははなはだ多いのである。神沢貞幹の「翁草」〈『随筆大成』第三期所収〉、城戸千楯の「紙魚室雑記」〈『随筆大成』第一期所収〉、石川宣続の「卯花園漫録」〈『新燕石十種』第三所収〉、山本信有の「孝経楼漫筆」〈『随筆大成』第三期所収」、滝沢馬琴・屋代弘賢らの「兎園小説」〈『百家説林』所収〉など、いずれもこれに全面的な賛同を示しているのである。
小町に限らず、伝説的人物は、その伝説化の過程において、事蹟が膨脹し、それを全体的に把握するとなると、そこに新しい矛盾が出てくることが多い。これを予盾なく合理的に統一しようとすると、いわば原生動物の体のように多方面に膨脹したものを分割するほかはなくなる。
たとえば柿本人麿の場合にしても、「万葉集」の記述を信するかぎり人麿は持統朝から文武朝にかけて活躍した歌人であるとするほかはない。だが一方、「万葉集」が引用する「柿本人麿歌集」にはそれよりもかなり後の歌もある。「人麿歌集」に後代の歌が入っているというのは今日の学者の常識だが、人間歌集なのだからすべてが人麿の歌だという立場に立てば、「万葉集」の人麿にして、既に最低二人いたことになる。次に「古今集」の仮名序を見ると、、「おほきみつの位(正三位)柿本人麿」を「ならの御時」の歌人としている。現在では、これを「奈良時代」と解し、しかも人麿が活躍した飛鳥時代は奈良時代に接していたからこのように書いたと説明している。だが、そこに都があった「時代」と解するのはどうか。平安時代において「御時」とは天皇の治世、すなわと御宇のことであり、「ならの御時」は平城の帝の御時の意にほかならないからである。事実、この仮名序に対応する真名序(漢文の序)には「平城天子」とはっきり書かれている。「古今集」より五十年ほど後に出来た「大和物語」にも人麿が平城天皇に仕えていたとある。平城天皇は平安時代第二の天皇だから「万葉集」の人麿とは違う。これ第三の人麿ということになる。ところ、で、「古今集」から百年ほど後の第三の勅撰歌集「拾遺集」を見ると、人麿が渡唐してよんだという歌が二首見える。これ、第四の人麿である。
人麿を一人ではなく四人とすると、その間の矛盾はなくなる。しかし矛盾がなくなったところでどうなるというのだ。私が問題にしたいのはそんなことではない。実在の人麿が、その死後、奈良時代・平安時代にどのように伝説化されていったか、別のことはで言えば、後の人々の心の中に人麿がどのように生き続けて来たか、私はそれを問題にしたいのである。
小町の場合も同じである。江戸時代の学者のように小町を四人にしたり、現代の民俗学系の国文学者のように、小町と称する女が無数にいたとか、小町を名のる遊行婦女・あるき巫女・歌比丘尼のたぐいが諸国をめぐり歩いていたと言い切ることによって事足れりとし、文献に残った小町の文学と伝承について深く考えようともしないのは学問の堕落、ある意味では頽廃という評語が適切でさえある。仮に彼らの言うようなことがあったとしても、せいぜい中世の後期のことであり、「小野小町の歴史」ほ既に平安時代中期以前から始まり、中世、近世と続いていたのである。小町が、その死後も、後代の人々の心の中にどのように生き続け、どのように変容していったか、あるいはまた、時を経て変容しながらその底に変えずに生き続けてゆく、いわゆる小町的なもの、それはいったい何かということの追跡にこそ、私は意味を認めたいのである。世に虚と言い実と言う。しかし、このように見れば、人々の心の中に生き続けていたものはすべてが実だと言うほかはないのである。
以下の章において次第に明らかにしてゆくことであるが、小野小町の説明化は、彼女の死後間もない頃から既に始まっていたのである。そして十世紀の末頃には、我々が知っている小町説話、たとえば(1)雨乞説話(2)好色説話(3)男性を拒否する驕慢説話(4)衰老説話 等、そのおおむねが既に出来るがっていたはずである。だから、そのような流れの中に「玉造小町子壮衰書」を置くならば、「小町老いて後、おとろへさらぼりたりなど云ふめるは、玉造小町の事なるを混じていへるなり」〈本居内遠「小野小町の考」〉というような見方が必ずしもあたらぬことを知るのである。小町衰老落魄の説話が「壮衰書」の影響で出来上がったというよりも、既に世に行なわれていた小町落魄説話の仏教的結実として壮衰書を考えるべきではないか。「玉造」の由来を明らかに出来ぬことは残念であるが、ともかくも「小町」と表題にあるだけで人々が説明を求めないような人物の伝でなければならないこと、しかもそれが「花ノ時ヲ待チテハ玉筆ヲ秉リテ紅桜紫藤ノ和歌ヲ詠ズル」美女の伝でなければならないことなどを併せ考えれば、平安末期から中世にかけての人々の大勢的理解がそうであったように、これをも小野小町のこととするのが、最も素直な、そんなして最も妥当な理解だと思うのだが、いかがであろうか。
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📸粟田山荘庭園“石翠”(京都市東山区)② Awata Sanso Garden, Kyoto かつての旧東海道の京都の入り口“粟田口”から程近く、京都・東山三十六峰の一つ“粟田山”の山裾に位置する粟田山荘。その歴史は1937年(昭和12年)に西陣の織元・細井邦三郎の別荘として造営。 昭和時代中盤に入り1976年(昭和51年)に京都ホテルの所有となり、以来料理旅館や結婚式場/ブライダルの場として用いられました。1986年には皇太子時代(浩宮親王殿下)の今上天皇の来館も。 2010年代にも「ミシュランガイド京都・大阪」で8年連続の1つ星を獲得するなど京都を代表する料亭であり続けたものの、新型コロナの影響で2021年6月で閉業。 新所有者は明かされておらず、今後どうなるかが気になっている方も多いであろう場所ですが、今回のイベントはその建物内をほぼフルに活用! 420坪(約1390平方メートル)の中には建坪150坪(約490平方メートル)の和風建築と270坪(約890平方メートル)の庭園からなる粟田山荘。庭園に面した座敷は良質な木材をふんだんに活かした数寄屋造りでおそらく当初からある建築/玄関に近いコンクリート造の部屋は昭和の料亭開業時に増築されたもの(?)。 庭園には全面的に京都の名石が贅沢に使われています。前庭は丸くて黒い“真黒石”が事細かに組み合わされた美しい石畳のアプローチ。そして建築の東〜東南側に粟田山の斜面をまるっと活かした回遊式日本庭園“石翠”が。巨大な貴船石をアイキャッチにして、山裾をそのまま使った枯滝石組が素晴らしい! 山に植わったモミジは新芽を出し始めている時期。きっと秋は絶景だったのだろうなぁ。 施設曰く「作庭は小川治兵衛」とのこと。明治〜昭和初期に活躍された「七代目小川治兵衛」(と八代目・小川白楊)は昭和12年の時点では亡くなられているので、九代目の方が手掛けられたのかな。 七代目・八代目ほど語られない九代目だけれどこの庭園は素晴らしい…!あと時代とタイプ的なところで『旧邸御室』の庭園と雰囲気が似ている。 一階から見る庭園ももちろん素晴らしいのだけれど、二階座敷の方が開放的な広がりがあって、目の前の粟田山だけじゃなく左手の比叡山の眺望が素晴らしい! 庭園も建物とても綺麗に維持管理されている様子が伺えました。入り口の大きな桜はもう散り始め。今後もこの様に活用されることを期待して…。 京都・粟田山荘庭園“石翠”の紹介は☟ https://oniwa.garden/awata-sanso-kyoto/ ———————— #japanesearchitecture #japanarchitecture #japanesegarden #japanesegardens #kyotogarden #kyotoarchitecture #zengarden #landscapedesign #beautifuljapan #beautifulkyoto #japanarchitect #japandesign #kyototrip #kyototravel #kyototemple #庭院 #庭园 #庭園 #日本庭園 #京都庭園 #京都旅行 #京都観光 #近代建築 #近代和風建築 #数寄屋建築 #数寄屋 #モダン建築 #料亭 #ogawajihei #おにわさん (粟田山荘) https://www.instagram.com/p/CqRdKfDBNcp/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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2023.9.29fri_yamanashi
こんにちは。マリンバ&ビブラフォン(木琴と鉄琴)奏者でシンガーソングライターとしても活動している 影山朋子といいます。
今回このような日記を書く機会を頂けてとっても嬉しい。最近文章を書いていきたいなと思っていたのでした! さて、初めに鷹取さんから日記のことでお声かけてもらったのは7月末のこと。2年前から突如ご縁ができて毎年通わせてもらっている大好きな能登半島のイベントに出演する日が候補日だったので、これは!と思い是非書かせてくださいとお返事し意気込んでいたところ、出発当日になって発熱しはじめ、抗原検査は陽性。泣く泣くイベントを欠席する事になりました。 それでも、日記は書きます!と申したものの、どんどん熱が上がり動けなくなり、コロナ舐めてましたごめんなさい!! ということでまた後日にとお願いしたのでした。
-コロナ罹患の思い出- 初めてのコロナ、3、4日寝続けるなんて何年ぶりだろう。熱が上がってだんだんと苦しくなってくるにつれて、 多分これまで何十年と溜め続けてきた、”ああ、私なんて・・” みたいな笑っちゃうほど自虐的な惨めな気持ちや不安が奥から奥からぐろぐろ出てきて( 笑 すみませ ん、、) 自分ネガティブキャンペーンがピークに達した頃、突如「あ、そういえば鬼滅の刃の新しいのまだ見てなかったな、何もできない今こそ見るのにぴったりやん」と思い立ち、 ネットフリックスで鬼滅の刃の刀鍛冶の里編を一気観したのでした。 そうしたらば、どうでしょう、最後に出てくる上弦の鬼が、それはそれはみみっちい人(鬼)格で、自分は悪くないのに何故咎められるんだろう、自分はなんて可哀想なんだろうと、ずっと泣いているのでした。人を殺めるようなことをしても「私が悪いのではないです、この手が勝手にやったのです」と泣いているそのどうしようもなさ・・。
あああ~、私にも、こういうところがあるので、鬼を見ていて自分の悪いところそ っくりだなと思っていたら、炭治郎が鬼の首を切ったところで、自分の中の鬼も成敗されて付き物が取れたかのような爽快さとともに、コロナから回復して行ったのでした。 なんだかそれが面白かった初めてのコロナ体験でした。 うちは夫と猫二匹と暮らしているのですが、夫も同時にかかったので、かかる前と後で二人ともなんか取れた(浄化された)みたいで家庭の空気もすっかり良くなった のでした。 大変な思いをされた方が沢山いらっしゃる中で、ちょっとふざけた文章でごめんなさい。今も患っていらっしゃる方、後遺症などで苦しんでおられる方のご回復をお祈りいたします。
-河口湖猫LIFE- さて、前置きが長くなりましたが、今日、9月29日の日記を書いていきたいと思います。 昨年、八王子から山梨の河口湖に引っ越しをしました。週に2、3日、夫と一緒に東京方面に行き八王子に住んでいた時にしていたお仕事 (音楽療育やマリンバのレッスンをしています)を続けながら、それ以外の日はライブなどが無ければ山梨の家 で自分の仕事(音楽の作業)などをしています。
今住んでいるお家は山の入り口辺りにあり、目を覚ますと 一日の始まりに緑が揺れる素敵な光景を見ることができます。
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今日は曇りで見えませんが、ありがたいことに富士山がよく見える場所です。 最近少し涼しくなってきて嬉しいのは、起きた時、大概猫ちゃんが体の上に乗って いることです。
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今日は休みの日にしては早起きして、朝近所のカフェに用事に行き、帰りに河口湖浅間神社にお参りに行きました。
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こちらは杉の木が、ほんとにすごいんです、大き~な杉の木がたくさんそびえたっておられます。 神社の奥にまた立派な杉の木が並んでいます。
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鎮爆の文字。この地域ならではですね。
本当はこの神社から少し登ったところに 母の白滝、父の白滝という素敵な滝があってそこまで行けばとっても気持ち良いのですが 今日は作業があるのであきらめました。
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いつも行くわけではありませんが、今日はせっかくの日記の日なので、河口湖の人気のパン屋さん レイクベイクに寄ってパンを買って帰りました。なんだか優雅な気持ち。 天気が良ければパン屋の小窓から富士山が見えるみたい。
。 家に帰って、最近新しくできたルーティーン “もみ散歩” 飼い猫の紅葉(もみじ)の散歩に付き添います。
これはなんだかとっても、いい すごく癒される時間です。
今のお家に引っ越してから最近まで猫ちゃんは室内飼いにしていてお外には出さないようにしていましたが、 1ヶ月ほど前に外出を解禁したのです。(前の家では自由に外に出してあげていたので二匹ともお外大好き)
二匹のうち三毛の紅葉(もみじ)は、気高くナワバリ意識が強くて、喧嘩っ早く、 紅葉の娘猫の心(ココロ)は気ままでマイペース、外の猫ちゃんに遭遇しても臆病ですぐ逃げ帰ってきます。
お外に出すようになって二日目のこと、紅葉が外の猫ちゃんと喧嘩しめちゃめちゃにやられてゼーハー言って帰ってきたのでした。 お腹と脇の下が傷だらけになってそれはそれは可哀想な状態でした。 とても心配でしたが、1日静かに寝てから動物病院に行き、抗生物質を飲ませて3日ほどすると回復し始めてもう薬を飲まなくなり、 1週間くらいで大分元気になりました。
もうお外に出すのは無理かなと思っていたら、懲りずに、、外に出たくて窓のところでドアを開けようとするのです、 傷がすっかり消えたところで、また外に出してあげる事にしました。 でも外猫ちゃんと遭遇したら、また喧嘩しかねない・・ プライドの高い紅葉はきっと・・危ないなと思い、 紅葉の散歩は毎回付き添う(というか見張るというか様子を見る)事にしました。
まずお外に出てプラプラ、日向ぼっこしてごろごろして、お気に入りの場所と縄張りを一通りパトロールして、 そして、草を食べます。(可愛い・・)
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(手頃な草を探す紅葉)
( 実は、紅葉が草を食べ終わったくらいのところで、「もみちゃんそろそろおうち 戻るよ。私仕事しなくちゃいけないからね」 と言って抱っこして無理やりつれて帰ろうとしたら シャーって怒られて噛みつかれて逃げられました、、 その後に、おトイレをしてから自分で家に戻ったのでした ) ああやっぱり大人の(人間の)都合で動かそうとしたらダメなんだなぁ。 待つことや ちょっと遠目で見守ること 大事なんですね~ (人間の子どもと同じですね~)
おかげで紅葉の散歩ルーティンや行動パターンがわかってそれはよかったです。安心しました。
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(お外やベランダで気ままに過ごす猫ちゃんたち) ああ可愛い。
ギターとシタール演奏のほか映像作家もやっている旦那さん(田井中圭)が、細かい 作業を手伝ってくれてめちゃくちゃ助かりました。 ありがとう!!!
家で仕事をしていると猫ちゃんたちがそばで応援してくれる時もあります。
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時々ベランダに出て休憩していると見たこともない綺麗な虫たちをよく見ます。 この辺りの虫はだいだいキラキラ光っていたり、透明に透き通っていたりして、綺麗です。
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そうして夕方、またお外に行きたい猫たち。
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私も体がガチガチになってきたので、家の周りを一周歩いたり走ったりしにいきます。 すぐ近くに川が流れているのでそこに行くとすごくリフレッシュできます。
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大分日が暮れてきました。 家には、浅間神社のコノハナサクヤヒメのお札(というのでしょうか・・?)と、 夫がインドで買ってきたサラスヴァティーと 能登半島の天日陰比咩神社のハガキを飾って(祀って)います。
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夜、旦那さんが外で草を摘んできて紅葉にあげていました。 可愛い・・
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さて、もうそろそろ寝る時間です。
とても平和な1日でした。 読んでくださりどうもありがとうございました。
本当は、河口湖や富士山周辺のおすすめスポットもご紹介したかったです。 忍野八海や、樹海や、道の駅や、温泉・・ 楽しいところがいっぱいあります。
そのうち、家で自然療法(蒟蒻湿布や石の温灸やよもぎ蒸しなどでの身体のあたため)と楽器の音でのサウンドセラピーのようなことと、 山や川、河口湖周辺の散策などをするリトリート的なことをやっていきたいなと思っています。 ご興味ある方いましたら声かけてください。 まだ準備中ですが、ひっそりと、”森のおとリトリート”というインスタグラムアカウントを作りました。 https://www.instagram.com/morinootoretreat/
こちらに引っ越してから、だんだんとやりたいことが自然とできるようになってき ました。 ありがたい。 カバー動画もやっていきたいし、 音楽以外にも、やりたいことが沢山あり、デザインやグッズ制作、文章も書いてい きたくてnoteも始めようと思っています。 楽しみ。
とりあえずは!! 11/15に、マリンバの弾き語りでのセカンドアルバム(8曲入り)をリリースいたします。 ゲストミュージシャンに夫のシタールの田井中圭と、クラリネット奏者の渡邊一毅 さんを迎え一曲ずつ参加してもらいました。 よかったらこちらSENSAさんに詳しく情報掲載いただいているのでご覧ください。 https://sensa.jp/news/20230927-kageyama.html
リリースパーティは!!ゲストミュージシャンのお二人と、シンガーソングライター のkiss the gamblerちゃんを迎えて ���比寿リキッドルーム二階のKATAで開催します。 世田谷の美味しい硴とお酒のお店 アリク が 硴めしや、炊き込みご飯などで参加してくれます!! ぜひ遊びにきてください♪ 詳細こちら https://t.livepocket.jp/e/tampopo
ええと、こんなことを書いている今。夜寝る前。 ふと見ると室内にいるはずの紅葉がベランダに・・! 窓の網戸用鍵はかけてあるのになぜ?! と思ったら、なんと網戸を破いて外に出ていました。 恐るべし・・
-プロフィール- 影山朋子 1982年6月 神戸生まれ 11年間の東京生活の後、昨年より山梨県富士河口湖町在住 マリンバ・ビブラフォン奏者、シンガーソングライター、 風と木の音楽教室主宰(八王子と河口湖でマリンバのレッスンをしています) ときどき療育のお仕事にもたずさわっています。 HP https://www.tomokokageyama.com twitter https://twitter.com/momotukituki instagram https://www.instagram.com/tomoko_kageyama632/ 風と木の音楽教室 https://kaze-to-ki-music.webnode.jp
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