#洋服一枚余計に持ってきてた
Explore tagged Tumblr posts
Text
2024/3/21〜
3月21日 ヘルシンキとアムステルダムのキッチン付きホテルが可愛くて、それだけで海外へ行きたくなってきた。
朝は何度寝もして、もうひと眠りのところで地震で目が覚めた。夢の中では列車に乗っていたので、列車の揺れと合間って、初めは何もなく受け入れていた揺れだったけれど遅れてきた緊急地震速報で、一気に怖くなって起き上がる。
とにかく怖くて、もう今日はどこへ��出かけないほうがいいかな、とまでまた塞ぎ込んでしまいそうだった。
出かけてみると都内はビル風がとても強かった。 今日一日で、何度か自分の力では開けられないお店の扉(押し戸)に出会った。
tealで異動と退職される方へのプレゼントを買った。あと先日用事がありメールをやりとりした産休中の上司が、月末に職場へ顔を出しにいく、と言っていたので出産祝いでお菓子のギフトセットを買ってみた。tealに来るたびに上司から聴いた、鴨を飼っていた話を思い出す。
今日の都内は平日なのもあって、外国人の観光客の方の多さがより際立っていた。
茅場町から日本橋へ移動して、気が向いたら三越のenfoldへリベンジしに行こうかな、と思い、その前に髙島屋へ寄ってみる。 アポテーケのクローゼットタグを探しにエスカレーターを上ると、2階下り口にenfoldの服が展示されている。?、検索した時は三越と出てきたけれど、髙島屋の間違えだったのか〜、とenfoldへ。 深い青緑の内装の店舗で、お洋服のカラーがより際立っていて素敵だった。 そして入ってみると、ずっとどこも売り切れだったカラーのお洋服があり、!!!となる。
赤い髪のすてきな店員さんにお試しさせてもらいながら、丸の内ではもう売り切れと言われていて…と伝えると「新店舗用にとっておいた分なんです」と教えてくださった。 昨日オープンした新店舗だったらしく、たまたま出会えて良かった!
お会計を済ませて、たまたまさっきこの店舗に出会った話をすると「すごい!偶然ですね。三越の店舗ももう売り切れでしたから」と言って下さり、制服を提供している“ふふ”の入浴剤もいただく。 今度実家に帰る時に持って行こう。
とにかくなんかよかった、と、ハッピー!な気持ちよりは、取り戻せたほっとした気持ちでそのまま銀座まで歩き、また丸の内から大手町あたりまで散歩をした。 途中BAG ARTで家具とポスターの展示を鑑賞。 菊地さんの“机上の青論”というポスターとタイトルが、とても菊地さんらしくてよかった。
行きと帰りは、道中で日記の文字起こしをした。 ちょうど4ヶ月前の、とてつもなくへとへとな日々の頃の日記で、その時は3ヶ月前を思って“2月末なんてもう春じゃん!”と書かれていた。 まだ、まだこちらは寒いよ、あやのちゃん。 今も何だか当時と重なるようなへとへとさがあり、3ヶ月後を思うと、6月末なんてもう夏じゃん!
ナチュラルローソンで限定で販売されているヴィーガンドーナツを常温で持ち運んで(焼菓子だけれど一応冷蔵保存)、その分を取り戻すべく帰宅して冷凍庫に入れてみた。
レンタルしたCONTAXは土曜日に返却するのに全然写真を撮れていない。36枚撮り切らないといけないので、明日はなるべく写真をとって過ごせたらいいけれど。
4ヶ月前の自分に救われていることを考えると、日記をやめないほうがいいのか���しれないし、でももっと他のものに救われたほうがいいのかもしれない。
3月22日 ちゃんと休めた結果なのか、また明日からお休みだからなのか、今日のところはだいぶ余裕のある感じでお仕事ができた。
なるべく写真を撮りたかったけれど、あまり撮りたいものもなくてあと10枚ほどをどうやって消費しようかな、という感じ。
心が無。
3 notes
·
View notes
Quote
東京ディズニーランドや東京ディズニーシーを夢見る皆さんこんにちは。 インフルエンザで自主隔離中なので東京ディズニーリゾートが、いま過去イチで遊びやすくなっている現状を解説します。参考にしてね。 Dオタ(ディズニーを愛するオタク)向けの前説 何言ってんだ今〇〇とか最悪じゃん(〇〇には好きなものをお入れください)というそこのあなた。 以下の文章はあなた向けではないので大丈夫です。地蔵や徹夜、グッズについて(ほとんど)語っていないのでその時間で次のインパの計画を練ってください。 (特に、フード&ワイン・フェスティバルとパルパル第二段のクワッキー・ダックシティで方向性が明確になったので) 今読んだ中で知らない単語だな?と思ったあなた向けの解説です。 お酒が好きならディズニーシーにしましょう 最初に身も蓋もないことを書きますが、カップルで夜はちょっとお酒も飲みたいよね、みたいな感じなら東京ディズニーシー(以下シーと略)にしましょう。 シーは、どの場所に行っても観光地を巡っているみたいな気分になれる超豪華な景観セット詰め合わせだと思ってください。入って、ぐるっと回って食事をして出てくるだけで満足できるタイプの場所です。 彼氏や彼女がダッフィーがすごく好き!という場合はそれなりに予約限定のショーの予約を取ったりする必要はありますが、そこまでの熱量が無いのであれば出たとこ勝負でなんとかなります。 概ね、夜の花火やショーについても、どこからみてもそれなりに楽しめるような工夫がされています。 個人的なお薦めは、どこかのタイミングで好きなキャラクターとグリーティングして、写真を撮ってプリントして持って帰ることです。 ミッキー、ミニー、ドナルド、ダッフィー、シェリーメイは、列に並べば少しふれあって、一緒に写真が撮れます。よほどタイミングが悪くない限り、50分も待つことは無いので、記念にお薦めです。 家族で夢の東京ディズニーランドという場合は一度立ち止まって 家族で東京ディズニーランド(以下ランドと略)、良いですよね。 自分の子供時代に連れて行ってもらった記憶と比べても今は格段に楽で回りやすいです。ランドでも前述の通り並べばミッキーさんと写真が撮れるというのも相当に手厚い。 でも、いったん立ち止まってください。家族は本当にディズニーのキャラクターが好きですか?ミッキー、ミニー、ドナルド、デイジーについては並べば写真が撮れるので大丈夫。 ジェットコースターが好きとか、乗り物が好き、という感じであれば少し考え直した方が良いかもしれないです。ランドはあくまでもディズニーキャラクターが主体のアトラクションがメインです。 特に、美しい思い出補正がかかっている乗り物(アトラクション)ほど、昔と変わっていないのでツライことが多いです。空飛ぶダンボとか。 遊びやすさ≒情報の得やすさと次に何するかの変更しやすさ Tokyo Disney Resort Appという東京ディズニーリゾート公式アプリ(以下アプリと略)が、遊びやすさに直結しています。 そして、4つの仕組みが、遊びやすさに繋がっています。 抽選形式のショー ディズニー・プレミアアクセス(DPA) 40周年記念プライオリティパス ディズニー・モバイルオーダー 抽選形式のショー いまはランドもシーも、いくつかのショーは抽選式になっています。 自分の見たい時間帯のショーに申し込む(エントリー受付する)と、指定席が用意されるか外れるかどっちか事前にわかります。 当たればラッキーで観ましょう。外れてもまあ、そんなもんです。次の楽しみが増えたと思って諦めましょう。 念のため申し添えますが、自由席に並ぼうとは考えないでください。どうしてもというなら止めませんが、2時間弱並んでショーを観るよりも他で楽しむ方が良いと思います。 ディズニー・プレミアアクセス(DPA) 追加で1500円~2500円のお金を払うことで、ショーの指定席やアトラクションの優先レーンに並ぶ権利を買うことが出来る仕組みです。 カップルなら、追加で4000円払えば美女と野獣“魔法のものがたり”を180分も並ぶことなく15分程度で楽しめます。 3人家族なら、追加で7500円払えば東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツを指定席でしっかり楽しめます。 カップルなら+1万円程度、家族なら+2万円程度の予算を見込んでおけば、アトラクションやショーを、ものすごく楽に楽しめると思っておいてください。 お金を出すだけあって、アトラクションなら、この時間が良いなーと自分で時間を選ぶことが出来ます。 ただし席数が限定されている先着順なので、遅くとも午前中には買ってしまいましょう。 ショー1つ+アトラクション1~2つで使うと、余裕をもって楽しめます。 40周年記念プライオリティパス こちらは、お金を出すことなく、先着順で早い時間からどんどん発行される優先チケットです。 時間指定できない、一つ取ると、2時間後(or プライオリティパス利用開始時刻)に、次のチケットが取れる、という制限があります。 ランドやシーのパーク開園時間前後に並びだしてから入って、一つも取れない、ということはほとんどないので、最低一つは乗れるかな、という感じです。 コツは、2枚目以降も取れたらラッキーくらいで考えておくことです。 ディズニー・モバイルオーダー 少しトリッキーですが、アプリからレストランと時間枠を指定して、事前注文する仕組みです。 まずレストランを選択し(選べないときは残席無し)、次に時間枠を指定し(残席がある時刻のみで、例えば13:00~13:30)、最後にメニューを選択します。 トリッキーなのは、レストランの時間枠が予約枠として設定されていて、ココさえ取れてしまえば、あとからメニューは変更ができる点です。 例えば、ピザセットを頼んでいたとして、あとからココのお店のスーベニアコースター(メニューに+料金でお土産がつくところは結構ある)が欲しい!となったときに、変更が出来ます。 夜の時間帯にオーダーしたけれども、子供が寝てしまってもうホテルに帰ろうかな、コースターだ��欲しいと言ってたからドリンクだけに変更しておこうかな、などが気軽に出来て便利です。(行かなければ自動キャンセル) でも、X(旧Twitter)だと色々言われているけど…… ほとんどDオタが言っているだけなので、一般の方は気にすることは無いです。 ポイントは「コレは是非ココで動画撮影したい!」や「この限定グッズは絶対に手に入れたい!」という気持ちを持たないことです。 例えばパレードについて いまはクワッキーセレブレーション★ドナルド・ザ・レジェンド!というドナルドダックが主役のパレードをやっています。 これは前述のDPAを使うと、プラザガーデン前またはキャッスル・フォアコートという場所の指定席を手に入れられます。 でも、パレードルートを事前に調べておき、パレード開始15分程度前から待てば、たいていどの場所でも立ち見でキャラクターを観ることができます(場所によっては座り見もできる) いまはキャラクターはだいたいはパレードでやってくる乗り物(フロート)の高いところにいるので、キャラクターを観るだけであれば前に人がいてもあまり関係ありません。 シッカリ座って観たいな、という家族でも、30分程度前に3~4列目あたりに座っておけば問題なく鑑賞できます。 (一部のDオタが、動画撮影するときに他人の振ってる手やグッズが映らず、カチューシャなどが映りこまない完璧な動画や写真を撮りたい、という過度な期待で呟いている、程度に思っておいてください) 例えばグッズについて 一部のグッズが、ほぼ限定グッズ状態になっているのは事実です。 おそらく一般の人が事前情報なしでのんびりと開園時間ぐらいに入園した場合、手に入らないグッズがあるのは間違いありません。 ただし、それは一部の限定グッズに限られます。どうしてもコレが欲しい!というのはイバラの道になりますが、ドナルドのグッズが欲しい、程度であればたいてい何とかなります。 (後述しますが、それすらアプリ経由の購入だと受注生産のような形での救済措置が結構取られ始めました。が、あんまり一般の人には関係ないです) お土産は、事前に買うもの、その日に買うもの、後日郵送してもらうもので分けて考えよう アプリ経由でグッズはネット注文できます。 そのため、例えばディズニーの帽子や洋服などを、行く前に事前ゲットできます。カチューシャや帽子なんかを事前に揃えておけると気分が盛り上がりますね。 ぬいぐるみやポップコーンバケットなど、当日に買って身につけたくなるものもあります。それは当日にお店でゲットしましょう。 その時に、お菓子やポストカードなど、後日他人へのお土産として買うようなものは、当日23:45までにアプリ経由で発注すると、3~5日程度後で届きます。 特にかさばるお菓子を大量に買いたい人は、アプリ経由が大変便利なので活用してください。もうチョコレートクランチの缶を大量に抱えて新幹線に乗り込む必要はありません。 まとめ(まとめと持ち物) いまはアプリあり��です。 アプリでは、事前に平日や土日の待ち時間をみることが出来たり、ショッピングでグッズにお気に入りマークをつけて準備しておけます。 少なくとも一週間以上前にはアプリを入れておき、朝、昼、夕、夜の各時間帯でのアトラクションの込み具合を横目で見ておきましょう。 意外に並ぶもの、並ばないもの、レストランの混雑具合などを観ることが出来て、けっこう楽しいです。 お金は可能な限り出して遊ぶ方が良いです。もちろんレストランメニューの事前調査やプライオリティパスを駆使して安くかつ並ばずに楽しむこともできますが、わりと難易度が高いです。 持ち物は、友人などには以下をおすすめしています。 モバイルバッテリー(園内では買えない/借りられるが最終手段) レジャーシート&クッション(園内でも買える/座らないなら無くても良い) 日よけ&日焼け止め(折り畳み傘は園内で買えない/日焼け止めは買える) お手拭き(園内に手を洗う場所はあるが並ぶ) 歩きやすい靴(気合でオシャレする場合を除く) 事前情報は、以下あたりを抑えておきましょう。 ショー、アトラクションの休止情報 (結構休止しているアトラクションが多いので事前に確認しましょう) レストランの場所とメニュー (スーベニア系の持って帰れるマグカップやコースターは売っている店舗が限られます) 欲しいグッズの売り場 (ポップコーンバケットもネットで事前にどこで売っているか確認できます) ハッキリ言って、うん十年前の親御さんの苦労に比べると天地の差がある遊びやすさです。 特に何があるわけでもない待機列、どこが混んでいるかもわからないアトラクション、なかなか入れないレストラン、必ず会えるとは限らないキャラクター、気合で持って帰る大量のお土産。 それらからすると、とても遊びやすいリゾートになっています。お金はかかるようになったがそこは貯金だ。 おまけ 運悪く雨の予報の場合、雨合羽としっかりした傘で向かいましょう。こらアカンと思ったら園内で大きい傘売ってるので買おう。 可能な限り新しいイベントの初日から一週間程度は避けましょう。特にオタクが集中してるのでレストランとグッズ売り場が混むぞ。 親孝行とか、記念の日の何年かに一回のイベントとかで行くつもりなら、貯金してバケーションパッケージというディズニー謹製のホテル付パッケージツアーが良いぞ。高いだけはある。 あと、できればディズニーの映画は観てから行った方がより楽しめるので、観てない人はこれを機に観てから行くと良いと思うよ。 (ランドなら、美女と野獣、リロ・アンド・スティッチ、ベイマックス、リメンバー・ミー、モンスターズ・インク、トイ・ストーリー。シーなら、アナと雪の女王1&2、モアナと伝説の海、塔の上のラプンツェル、リメンバー・ミー、リトル・マーメイド、アラジン) ここから補足 結構ブクマされて読まれてるみたいでありがとう。ちょっと気になったコメントとか反応だけ回答入れておこう。 いまはオタクのみで、家族連れお断り? NO.特に小さい子供のいるご家庭はかなり遊びやすいです。 ベビーカー置き場やトイレ(レストルーム)のおむつ替えや子供椅子も充実していますし、子供と一緒に乗れるアトラクションが多いです。 以下の点にだけ注意してください。 過去のランド、シーと比較して遊びやすいだけで、例えばジェットコースターに乗りたいなら富士急ハイランドに行った方が満足度は高いはず ホテルの特典(15分前入場のハッピーエントリー)を使う時以外は、開園時間+30分~1時間後くらいのゆっくり目入園をお薦めします 園内をキャラクターが散歩(フリーグリーティング)するのは、天気が良くそれほど混雑していないときです。会えるとラッキーという気持ちが大切です 携帯電話はどう?フリーWifiはある? フリーWifiはありません。入園直後は、本文中にも書いたDPAの購入合戦が発生して、どのブランドも繋がりにくくなります。 お薦めは、繋がらないときは諦めて園内を写真を撮りながら進むこと。概ね15分程度で合戦が終わるので、そのあとはどのブランドもほぼほぼ問題ないです。 大体どれくらいの予算?上海行った方が安いんじゃ? 概ね、チケットが一人8000円、お金でショーを観たりやアトラクションに乗って4500~6000円、食事を朝昼晩で7000円(スーベニア付き)、身につけるグッズやお土産で3000円~10,000円程度です。 ざっくり一人当たり3万円くらいで見ておくのが無難です。カップルなら6万円、3人家族なら9万円くらい。 そういうツアー組むので商売できそう。 そういうツアーが、バケーションパッケージという名前で公式から出ています。 ただし、お財布にかなりの覚悟が必要です。 例えばディズニーリゾートの雰囲気たっぷりのホテルに泊まり、アトラクションは並ばずに乗れ、キャラクターとのふれあいや写真撮影も悠々、ショーも楽しめて食事も並ばないプランを選択したとします。 しかも、ディズニーバケーションパッケージだけのお土産や特典付き。 ただし、これで28万円くらいです。2万8千円ではないです。28万円です。 綿密に事前準備しないと楽しめないの? 他のテーマパークや動物園や水族館などに比べて事前準備しておいた方が楽しめるのは間違いありません。 これは規模がケタ違いに大きいからです。 都民が想像しやすいところで行くと、上野の施設群とざっくり同じくらいのサイズ感を想像してください。動物園や美術館ではありません。エリアです。 不忍池、上野東照宮、上野恩賜公園、アメ横商店街、西郷隆盛像、上野の森美術館、上野動物園、東京文化会館、国立西洋美術館、国立科学博物館、東京都美術館、東京国立博物館。 これらの敷地を合わせた面積よりも、ランドとシーの方がまだ大きいです。上野の街を遊びつくそうと思って、無計画で行くと破綻するのと同じ程度で考えてもらえると良いかと思います。 はてなーにわかりやすく言い換えると、地方から出てきて初見でJR秋葉原駅から東京ドームとか上野や鶯谷ぐらいの範囲内を、下準備無し/ググらずに楽しむつもりか?という感じで考えてもらえると。 そして、めんどくさくなって調べなくても楽しめるのは、圧倒的にランドよりもシーです。特にこだわりが無いのであれば、日帰りのシーから行ってみることをお薦めします。
東京ディズニーリゾートは、過去イチ遊びやすくなってる
2 notes
·
View notes
Text
やっっと涼しくなってきた、本当に嬉しい。
今日ちょっとだけ都会に出かけたら秋の装いの人がたくさんいてお洋服かわいいな〜と胸がときめいた
私の住んでいるところでは先���ぐらいから金木犀が咲き始めて今はもうほとんど散ってしまった
我が家のお庭に金木犀の木があるんだけどご近所さんもほとんど金木犀を植えていて外に出るとふわっといい香りがして幸せな気持ちになっていた
そんないい香りの時期もあっという間に終わりを迎えそうで寂しい、もうちょっと一緒に過ごしたかったよ〜
最近金木犀の香りの商品で溢れているけどそれにはあまり惹かれなくて、もちろんあの香りはとても好きだけど自然の木の香りで季節の移り変わりを感じられることが何より好きなんだと思った
最近のマイブームは化粧水をたっぷり染み込ませた無印のコットン1枚をうす〜く剥がして5枚くらいにして顔に貼るっていうことをしてる
あのコットン本当に無限に剥がせるからいつもどこまで薄くできるか挑戦してる
今週は何してたかなーとカメラロールを見返す
そう、私のお部屋に新しくやってきたペガサス���ゃんがいまして、
映画「ヘラクラス」に出てくるペガサスの子供のころかな、ちょっと観たことないからわからないけど(ちゃんと観ろよという話なんですけど)
近々観ようと思ってはいる
Go The Distanceは好きです、あの曲は本当に大好きでよく聴いてる
本当にかわいい、癒し🪽
あと今日あったほかほかの出来事🧶
もう何年だろうな5〜6年前にインスタで見かけて好きだなと思ってフォローしてる美容師の方がいて
雰囲気とかお洋服とかたまに投稿に出てくるおうちのインテリアも素敵でそれこそ髪型とかもショートだったりくるくるのパーマをかけていたり
私の好みそのものという感じで
今自分の髪くるくるパーマ状態なんだけどそれもその方のパーマスタイルがすごく可愛くていいなと思ってしているので
憧れのような推しと言うと意味が違うかもしれないけどすごく好きな方で
普段はおそらく東京で、福岡出身というのもあって定期的に福岡でサロン営業もされていたりしていて
趣味でされてる編み物もこれまた本当に可愛くて…
主にバラクラバとかネックウォーマーとか天然のウールで色も風合いもあたたかくてかわいくて
以前からずっとかわいいな〜と思って見ていて今週末にちょうど福岡であるポップアップでその編み物の商品を販売するとのことで
本日最終日に滑り込みで行ってきた
もっと余裕を持って行っておいたらなと反省したんですけど
ちょっと今だに嬉しさと緊張が残っていてそわそわしてる
今回あっていたポップアップが赤坂にあるカフェで複数のショップの商品を置いてあるかたちだったんです、
ポップアップは今日の18時までで衣替えとか色々してたらギリギリになってしまっ��17時ごろそのカフェに到着
そのカフェはドアが全部バーーンって開いていて奥の店内でカフェ営業もしつつ軒先に商品を置いてその付近に今回参加しているショップの方たちがお友達やお客さんと楽しそうに話している状況
その中に私の好きなその方もいらっしゃって
初めて生で見て、まず、かわいい!!!!
上下パープルのセットアップを着ていてそれもかわいい。
一気に私のテンションが上がってしまって
でもあまりの緊張で話しかけることなんてできないのでその方々を会釈しながら通過して
お店の感じはインスタのストーリーで見ていて脳内シュミレーションは完璧だったので迷わずお目当てのその方の商品がお置かれている場所にスタスタと歩いていたら当たり前なんですけどある!そこに!ずっと欲しかったものが、!とさらにテンションがあがった
でも安易に触れることもできずどうしようどうしようとただひたすら爪を指に食い込ませながらじっとかわいい商品を眺める(傍から見たらこいつなんだという様子)
5分くらいじっと眺めていたら近くにいたおそらくそこのカフェの方か主催者の方が
「全然触ったり鏡あるのであててみてくださいね〜」と声をかかてくれた
ずっとほしいと思っていたものを大切すぎてぎりぎり触れたとしても被れねぇよと思いつつ
10個ほど置いてあるバラクラバやニットの手袋をちらっ、ぺろっとめくってどれがいいかなと迷う
バラクラバもよかったんだけどちょうど私がずっと欲しかったニットのヘアバンドがあって
冬になるとバイクに乗る時にどうしても耳が冷たくて、でもニット帽を被るとその上からさらにヘルメットをかぶるのでゴワゴワしちゃうってことで耳だけ守れるヘアバンドてきなのがずっと欲しかったのでこれだ!!と思い
近くにいた方にこれを…買いたいんですけどと言うと
ちょっと待ってね〜これ作った人呼ぶから〜と
私のその憧れの方を呼んでくださって
しばらくしたらありがとうございます〜☺️と近づいてきてくれて
はあ〜〜〜🫠🫠🫠
ここ数日であ、福岡に来るんだ!行ってみよう!と思って何の気なし来たけど
ずっと好きだと思っていた方を目の前にあ〜〜〜って言う声しか出てこず
こ、これすごく可愛いです、インスタ見ています、、。と伝えるのがやっと
本当は自分の髪も普段の服とかインテリアとかも好きで参考にしたりしてますとかめちゃくちゃ伝えたいことあったけど
初対面でそんなことを言われてもというのと頭が真っ白になってしまったので何も言えず
商品の使い方、ヘアバンドの他にもシュシュとしても使えることとか、洗う時は手洗いでニットなので伸びたりとかもあるけど干す時にぎゅっと寄せて置いて干すと戻ります☺��と直々に説明してもらい
ステッカーも!と2種類あるものから選ばせてもらい
めちゃくちゃ可愛いデザインのペーパーで包んでもらい
ここに書いてある数字を繋げたら絵になるのでぜひやってみてください☺️と
なんて素敵なデザインなんだ…
福岡の方ですか〜?とかまた福岡に来るのでその時はまたぜひいらしてください〜とか言ってくださり
次もぜっっったいに行きまああす!!!!🔥と心の中で思いながら「次も行きます😊」と平然を装い返事を返しました
体の中からいろんなものが出てきそうになるのをグッと抑えて
お会計を済ませ商品を受け取り車に戻った…。
車に戻る途中スキップのような駆け足のようなきもい小走りなんかもしてた
幸せだったな
0 notes
Text
11月19日 鼓笛隊だ!🥁✨
ミニヒーローかわいい!!!あまりのかわいさにお洋服合わせでお部屋を作りました✨ 後半は気持ちをだらっと書いた📻️
どうやら帽子モチーフが好きなことに気が付きました🎩おしゃもじです。 FF外伝光の4戦士でもジョブのアイコンが帽子なの大好きでしたしFF5のジョブも白魔の猫耳フードはもちろん赤魔の帽子とかかわいくてお気に入りだったもんね!個人的にクルルは白魔が人気だと思うけど赤魔の大きめマント感とかすっごくかわいいと思ってます🙆♀️ おかしらのナイトや魔法剣士も好き❤️ レナはモンク&踊り子、ガラフはモンク、バッツはシーフや踊り子・赤魔が好きでした✨✨ FF5とFF6は3年おきぐらいで遊びたくなってしまうので、数年前に全員レベル99まであげて満足!これ以降遊ばない!ということにしましたが、話していたらまた遊びたくなってきました😌←
マーチングバンドジュニアくん髪おろしジュニアくんじゃないですか!!(ポニテキャラの髪おろしも髪おろしキャラのヘアアレンジも大好きマン)お~~かわいい~!!と思っていたら
10連チケできてくれました!嬉しい!!!予定よりちょっとがんばって周回しちゃう!!!(チョロい)
遊び初めの頃描いていた髪おろしジュニアくん。この時も今年もマリオンくん誕生日近辺にはジュニ&マリを描いていました。憧れる距離感がカワイイ&マリオンの成長がね!!!いいよね!
ーーー
描きたいネタも2コマにした時のビジュアルも浮かんでいるのに今日はどうしても描けなくて。何なら文章書くのも家事も起きていることもしんどくてこれは良くない!とほぼ1日寝て今はスッキリしています✨(明日に備えてもう寝ますが←)
風邪っぽくもないし何だったんだろう。昨日飲んだ赤ワインがよくなかった?? 二日酔い気味になるとこれで働いているキース偉いなあって思います。なんとなく赤ワイン飲んだ翌日は調子よくない気がするので今度は白ワインにします👍️(そういう問題じゃないと思う)
絵を描くのって地味に面倒なのに描いてる人すごい!って思いました。大変で面倒なのに好きで描いちゃうの不思議。梱包も荷造りも昨日済ませてほっとしたのもあったのかな。しっかり休む日もあっていい! 趣味なんだから無理しない✨はこの下半期の目標です。カタカナ本出せたのはよかったけど、メンタル相当ボロボロにしたし(自滅で😂)あのくらい入れ込んでいないと描けないと思う反面やっぱり苦しくてしん���いのは嫌だから今くらいゆったり楽しいのがいいと思いつつ。入れ込んでいないから切れ味鋭いようなものが描けないんじゃないかな~とも思ったり。なんかつまらないものしか出てこなくなっちゃったかなあとか。お借りしている趣味のものだからそう思うのはどうなの?!とかぐるぐる。今回全年齢向けでまとめてみて���挿入する程の激重感情がない分全体的にあっさりした雰囲気になっているかなと思いました。激重感情は描ききったのかなあ?ラブラブ系だって穏やかばかりでないと思うけど、なんだか穏やかでいたい気持ち。私のメンタルに描いているものが引っ張られるし、描いているものにメンタルが引っ張られたりもします(面倒くさい!!)
それでもキスブラ描きだすと楽しいし、できあがると嬉しいし、キスブラ両想い~✨を吸って幸せ☺️ だからまた描いちゃう。きっと明日も描いてみる、かもしれない(いい夫婦の日合わせで故郷に1枚描きたい気持ちもあるのでちょっと出かけてくるかもですが)
あんまり悩まず心のままに描きたいもの描きたいと思います。趣味なんだもん✨✨ だからみんな自分が好きなもの好きなように描いたらいい~って思います。好きで描いたものが一緒に好きだったら嬉しいな!の気持ちです。
余計なこと書いた気もしますが眠たいのでこのまま投稿して寝ます!←
Xに🐯さんの通販開始日の告知をしないとなんだけどどうやって言ったらスマートなのか悩む。
11月25日(日)~でお願いしてます、と先にここに書いて尻叩き。宣伝苦手すぎるのでがんばります
0 notes
Text
ある画家の手記if.79 名廊絢人視点 告白
香澄を助ける
真澄さんがたくさんの洋服の入った紙袋を持って帰ってきた。 部屋で一度全部出してタグを外したりしながら見ていく。 大学にいたとき、こういう格好のやつそういえばいたな… 深く考えて見てなかったけど 服のサイズがシールで貼られてたりしたからそういうのも取りながら、まことくんの服と少し似てるなと思った。…俺に似合うかな。 他にタグとか付いてないか触ってよく見てみる。どれも手触り気持ちいい。特に下に履くのが全部伸びる柔らかい生地で、多分火傷のこと考えて選んでくれたんだ。これまで履いてたデニムはどれも正直けっこう擦れてきつかったけど、パジャマじゃない服ってそういうもんかと思ってた。全身締めつけない軽い感じも、俺が童話調で話したことの中に体とか心臓弱いってことも入れ込んでたから、ちゃんと聞いて覚えててくれたのかも。 色の系統は紺・青・モノトーンて感じ。一点だけ靴がベージュだった。青系統の中に入れるとクラシックな印象になって綺麗に調和する色だ。他は赤系統や暖色系がきれいに避け���れてる。 ゆるゆるした長袖の…襟とかないシャツ?を着て、下にゆるゆるした伸びる細身のズボンを履いてみた。 上下が色の取り合わせとしてこれで美しいかどうかなら古典絵画とかから判断できるけど、着こなしがこれで合ってるのかよくわかんないや… 大学にいろんな服きたやつがいたけど、俺は見ててどうしても落ち着かない組み合わせして着てるやつとかも普通にいて、それが流行ってるのかなんなのかよく分からないから落ち着かないけど何も言わなかった。なにか聞いてみればよかったかな…俺のほうが感覚ズレてたのかもだし 今着てるこれの上からもう一枚着るのか着ないのかがわかんない。今は部屋の中にいて寒いわけじゃないからこれでいいのかな… でもこのままだとなんか… だらだらしすぎ…?もしかして… …? リビングにそのまま出てって本を読んでた真澄さんに声をかけてみる。 「真澄さん えと… …買ってもらった服の中にパジャマも一緒に入ってたりしましたか…」 真澄さんは本から目を離さずに「いや」ってだけ答えた。…じゃあこれおかしくないのか…ていうかほんとにあれ全部外に着ていく服なんだ… 前に着てたかっちりした服ってあれも遠回しな嫌がらせ含んでたのかなぁ
夜になって俺がキッチンで洗い終えた食器を拭いてたら、お風呂から上がった真澄さんに声かけられた。 「髪いじる用意があるから今夜変えてみるかい?」 髪いじる…印象変えるために全部剃られちゃったりして。顔晒すことになるからそれはないかな。でも真澄さんの髪型ちょっと真似したいな。前にも思ったけど、眉だけでも隠したい。 「もし切ったりするんだったら、真澄さんの髪型、真似していいですか」 真澄さんは頭からタオルかけたままペットボトルの水を開けながら言う。 「…長さ足りねえからなぁ」 水を煽ってる真澄さんのとなりで俺は着々と食器を拭き上げていく。 「どこを真似したい」 「伸びるのは待ちます。眉が隠れたらいいなって。名廊の人間、眉に特徴が出やすいし、俺にもちょっとあるから」 真澄さんはいつもの弓道の弓みたいに綺麗な曲線を描く笑い方で口元で笑って言った。 「わかった」 そのあと風呂場で真澄さんにほとんど任せっきりで髪の毛を変えてもらった。 切る前に髪の毛探って頭を調べられた。怪我はもう何されても大丈夫なくらいになってたはずだ。 ハサミを入れる時も前髪にはあんまり当たらないでくれた。 途中から何されてるのか分からなくなったけど大人しくしてたら頭部手術でもされるみたいに何かがどんどん手際よく進んでいった。たまに時間置くっていって少し待ってたり。 髪染めてる人ってみんな美容院とかでやってもらってるのかと思ってたけど、全部終わって髪の毛洗われて流されて風呂場から出たら髪の色が変わってた。 明るいけど派手派手しい色じゃない、褪せてくすんだみたいな…茶色とブロンドの中間?みたいな、鏡で見たら、意外にも違和感なかった。俺は肌もどっちかというと白いほうだし、細くて高い鼻とか厚めの大きい二重の目とか、こうしてみると西洋人っぽいとも言えるのか、童顔がさらに幼くなった気がする。大学に日仏ダブルとかカナダ人とかでこんな子いたな…。 そのあと真澄さんはさらにドライヤーとか女の子が使う髪まっすぐするやつとか色々使って毛流れの方向変えたりして後ろから前髪持ってきて厚めにしてくれた。俺はどっかで前髪分かれちゃう癖毛だから、ちゃんと前髪全部下りてるだけでだいぶ印象違う。もともとの天パが伸ばされてカーブがゆるやかに残る程度になった。 これから髪乾かすとき自分でこのスタイリングしなきゃだから、真澄さんが何やってるかをじっと鏡で見て覚えた。 全部終わった後にもう一度よく見てみたら、きれいに乾いた髪はさっきよりさらに色が薄めな感じに見えた。奥のほうに隠れてて頭を傾けると透けて見えるあたりの髪の色が少し暗くて、それで黒くて長い睫毛が全体とちゃんと馴染んでた。 長さはたりないけど、もともと目の上あたりまでの長さはあったから眉は隠れた。 「………。」 鏡…って、これまでも顔洗うときとかに自然と見てたはずだけど、案外俺は自分の顔よく見てなかったっぽい。理人さんとそっくりそのままに近いと思いこんでた、確かに似てるけど、ちゃんと見ると俺には俺の顔があった。
もう夜だったから寝室に戻って、少しだけ訳をした。 最近は訳すだけじゃなくて毎日夜には紙にその日の日記を書いていってる。フランス語と英語とドイツ語を妙に入り組ませた暗号文みたいなやつ。文法はやばいことになるんだけどどの言語も読める人になら意味は伝わらないこともないみたいな。 今日の日記を書いてからすぐに布団に潜った。 以前は桜子さんの家にいたときも睡眠時間はいつも3時間くらいで、深夜過ぎまで小さな灯りつけて本読んで、朝は早く目が覚めてさっさと着替えて、って感じだった。 ここにきて慣れてきてからだんだん睡眠時間が伸びて、今は夜の10時には眠くなってそのまま朝の8時まで眠ってたりする。…さすがに少し眠りすぎ…てか怠けすぎ… ベッドの足元には水を汲んだバケツが置いてある。お守りがわり。幸運にもまだ一度も使わないで済んでる。 布団の中でうとうとしてたらドアをノックする音が聞こえた。 目をこすりながらのそのそ起き上がる。ベッドの上からはっきりしない眠たい声で返事した。「はい…。」 「直人さんから絢に電話がきたよ。出られるかい」 眠かった頭がそのまま固まった。 直にぃ…? 香澄じゃなくて? 香澄が直にぃに話す…のはいずれそうなる気がしたけど、なんで電話…直にぃから 「…………」 マジか。小学生ぶり? 声��かろくに覚えてない。ていうかこれは…出たらどうなるんだ? 俺には直にぃと会わなきゃいけなくなるような展開しか見えないんだけど。 もう関わらないべきなんじゃないか?直にぃに働きかけるのも香澄を使ってやれないことないだろうし…いや、香澄経由だと香澄に知られちゃうからアウトじゃん こういうことまだ何も考えてなかったそういえば… 「あー返事ないっすね 少し後でかけ直してもよろしいですか?」 「!ーーーちょ、」 真澄さんの声に急いで布団から飛び出すとドアを開けた。 「出る! 真澄さん貸して!」そのまま差し出されたケータイを受け取った。 本当ならスピーカーホンにしてリビングで向こうの音流しながら真澄さんも聴こえるとこで話したいんだけどなぁ。 真澄さん、人の会話を勝手に盗み聞きとかしなさそうだから、ジェスチャーで聴くように伝えても書斎に入ってドア閉めちゃいそう。なにか耳に入った中で真澄さんのセンサーに引っかからないかな、俺が気づかないようなことが。 とか思いながら、一人で部屋に入って通話ボタンを押した。ドアは開けたまま。 「絢人です」 電話の向こうから長いため息が聞こえた。 『ーーーーー……無事でよかったよ…』 「俺はね。ところで香澄どうしてる?」 『香澄…? どうって、隣にいるよ…あとでかわろうか』 「いや、いいよ」相変わらず何一つ察しない人だな… 「ところでそっちに本家から誰か来たんじゃない?」ーーーあの人なら自分の目で見て自分の感覚を信頼するはずーー���「誠人さんとか。」 『よく分かるね…?誠人くんがきたよ。でも僕はそのとき何も知らなかったから…』 香澄は案外直にぃのこと客観的に見れてるんだな、もっと盲目的かと思った。直にぃは知ればごまかせないから香澄が俺のことを直にぃに今日まで話さなかったのは正解だ。でもそのぶん香澄に余計な負荷が溜まってるかも。…誠人さんは俺のことを死んだなんて思ってはないだろうな。あの人の考えだけは読めない… 『絢が僕をずっと避けてるのはどうして?』 「…………」 ………細いため息をついて、肩から力を抜いた。…もう、いいか 確かに理人さんと似てる、けどもう髪をどけてよく顔を見つめてでも見ない限りよくわからないし、俺の知りたいことは直にぃと会って手応えを探るのがやっぱりどこかでは必要になる 相手へのよくない影響を恐れてるんだか、俺の直にぃへの恐怖心にもっともらしい理屈をあとからくっつけて逃げ回ってんのか、正直俺にももう怪しいしな… 「ーーー避けてなんてないよ…。」 ため息交じりでそう答えたら、直にぃの声が優しく緩んだ。 『……そう…。なら、今度うちに遊びにおいで。香澄も会いたがってるよ。絢とずっとちゃんと話したいと思ってたんだ』 それからほんの5分程度だけどそのまま直にぃとなんてことないような会話をした。 近いうちにそっちに行くことを告げて、通話は終了。 そのままケータイを持って���ビングにでてった。真澄さんはドアを開けて書斎にいる。 真澄さんが聞いてるかはわかんない。…から、少し大きめの声を出す。 「ひとりごとです。香澄の自傷は悪化してます。それかいいとこでなにも変わってないか。直人兄さんに香澄の現状に対する"適切な"危機意識はない。むしろこのままだと直人兄さんにもよくない影響が出て終わります。事態が俺の想定より差し迫ってました。俺の蒔いた種だから、明日にももうここを出て俺が二人に接触する必要があります。俺が一回会った程度で香澄の自傷は止まらなくても、ひとつ試したいことが具体的に浮かんでるのでそれだけでも会ってやってみようかな、真澄さんから聞いた話を念頭に置いてれば効果が見込めなくても悪影響は出ないはずです、それをやるためには泊りがけになるかも知れません。まだ服や髪の毛の色を変えただけで別人が板についたとまでは言いがたいけど、俺が思うに他人との接触の少ないこの部屋にじっとしてても別人の振る舞いはいつまでたっても身につきません、必要ないから。そのためにも、そろそろ外に出てみる頃合いでもあるかと思います。リスクはあるけど明日にももう直人兄さんの家に行ってみます」 じゃあ誠人さんは何を考えてるか、憶測。 「直人兄さんの家に名廊本家の人がきたらしいけど、あの人は自分の感覚を頼りに動くから直人兄さんの家にはもうなんの関心もないはずです。あの人が俺自体をマークしてるのならここもとっくにバレてるし、あの人に変装や偽称は通じません、何もかも分かってて俺を放置してるってことは名廊本家の内部を知る人間でいて外部視点を得た俺にこそなにか利用価値を感じてるのかも知れない。とすると、外を出歩けばどこかで高確率でこの人が接触してくる可能性があります。利用価値のあるうちは俺に危険はないから、接触したときはまるで利用価値があるみたいなハッタリでもきかせときます」
返事はなかった。それでいい。事態は急を要するし。真澄さんにまだ外出は早いって反対されても…されない気がするけど…俺の行動は変わらないから。
その日の夜のうちに、風呂場で買ってもらった二足の靴のうち一足を箱から取り出して、淹れたコーヒーを上から雑にかけて、スニーカーの布のカットされて綺麗に縫われた部分にハサミで小さな切り込みを入れて、そこから両手で左右に引っ張って生地を少しだけ裂いた。それからタワシで靴全体を擦った。全部終わったら少し濡れたのをドライヤーで乾かした。 真っ白だった紐はコーヒーで少し薄汚れて自然な雨汚れみたいになった、全体的に少しよれてゴム部分も細かい傷だらけになってまあまあの期間履き古したみたいな感じになった。 服より足元が新品でぴかぴかだと結構目立つ。磨ける丈夫な革靴ならまだしも、とくに汚れやすいスニーカーとかだったら今日おろしたのが一発でわかるから。 靴は見て��通り汚れちゃったから部屋に持ち帰らずに、もう玄関に出して置いといた。
次の日の朝、起きて着替えてからリビングのテーブルの上をふと見たら、身分証や無記名の交通機関のICカードやその他色々がまとめて置かれてた。 キッチンからコーヒーを持って出てきた真澄さんが通りすがりに言った。 「***駅から徒歩五分の***タワー、1705室だ。気をつけていっといで」 「うん。ありがとう」 俺は置いてあったものをまとめてジャケットのポケットにつっこんだ。 真澄さんがコーヒーを口に運びながら言う。 「わかってるかも知らんが あの子に手本を教えてやれ」 「………。」 「絢には難しいかい?」 手本か。 「俺が懇切丁寧に教えこんでも香澄本人の中から芽生えたものじゃないとその後も安定して”手本”が香澄に機能し続ける見込みは薄い。だから香澄の中から自然に手本が生じるように、俺が働きかけてみます。香澄の手本が、香澄自身になるように」いつか俺がいなくなっても、機能し続けるように。永久機関みたいにね。人は一人では持続しないから、その外部に歯車を置いてそれに直にぃを嵌めてやれば二人はきっと幸せに生きていけるはず。「…時間かかるだろうから、ひとまず今日やることは緊急措置、別のことだけど。」
玄関に置いといた昨日作ったスニーカーの紐を締めて、久しぶりに外に足を踏み出した。 今日は一応日曜日だけど、直にぃと香澄が二人とも家にいるかはわかんない。 けど香澄の自傷がおさまってないのに無茶な遠出とか外出はしないーーーしないよね? せめてそれくらいの理性は持っててよ? まあとにかく、今日いくってことはどっちにも何も伝えてない。マナー違反だけど、なるべく来客用に準備されてない二人の普段の生活そのままの空間に一度踏み込みたい。そのほうが勘が働くかも。 うまくいくかはわからない。でも急がないと。 自傷の引き金を引いたのが俺ならーーー俺にこそそれを止められるだけの影響力がある、とも言えるかも。 俺が今生きてるのは香澄が自分を省みないで行動したからだ。 俺は俺のやり方で 必ず香澄を助ける。
続き
0 notes
Photo
【1枚で無骨さ漂うコマンドニット特集!】 「U.S. MARINE(ユーエス マリーン)」ミリタリー 軍物 オリーブ グリーン コマンドセーター [2011067] USマリーンのコマンドセーター! ミリタリーの良さを余すことなく味わえる1枚! U.S. MARINE(ユーエス マリーン)の無骨さ漂う、汎用性の高いコマンドセーターが入荷しました! 当商品はミリタリーニットの中でも不動の人気と汎用性を持ち合わせた1 品! 現代の洋服でも元ネタにされる程、一般に馴染みのあるデザインなので、年々枯渇してきているミリタリーアイテムのコレクションとしても、ファッションとしてお楽しみいただけます! 他のミリタリーアイテムや、ヴィンテージ古着、現代のお洋服ともコーディネートが組みやすいところも評価される理由ですね! 肉厚でふっくらとしていながらも、伸縮性が非常に高く、ニット特有の着膨れを起こす見た目にはなりません! 計測寸法だけ見ると小さく感じてしまいますが、着用するとスマートでジャストなシルエットを演出しつつも、ストレスフリーな着心地です! 商品の特徴や寸法などのさらに詳しい詳細はONLINE SHOPをご覧ください! プロフィール欄のURLクリック、または商品をタップしてご覧いただけます! (Tokyo Japan) https://www.instagram.com/p/Cob4I_fv3yR/?igshid=NGJjMDIxMWI=
0 notes
Photo
我ながらやっちまった、、 空港着いて予約の取り間違えに気づき 改札出るのためらったけど カウンターでダメ元で交渉するもやっぱダメで、、 明日楽しむために策を練りつつ 待ち時間利用して下着の洗濯をしている #我ながらさすがのリカバリー力 #gotoキャンペーンに感謝 #結果的に金銭的損失のみ #それ以外プラスも多い #今日の後悔リカバリーできたり #まるで予知してたかのように #洋服一枚余計に持ってきてた #勤務開始明後日にしててよかった、、 https://www.instagram.com/p/CECA1M1HfTtRHXpkpom1pAnB0UWpKLMLcAFOzs0/?igshid=1kmhknmthspqz
#我ながらさすがのリカバリー力#gotoキャンペーンに感謝#結果的に金銭的損失のみ#それ以外プラスも多い#今日の後悔リカバリーできたり#まるで予知してたかのように#洋服一枚余計に持ってきてた#勤務開始明後日にしててよかった
0 notes
Text
日本に「見えない戦争」を仕掛け始めた中国
日本は「全政府対応型アプローチ」で備えよ
2020.11.16(月)
樋口 譲次
「新しい戦争」の形
21世紀の戦争は、国家が堂々と紛争の解決を軍事的手段に訴える分かりやすい従来型の戦争から、知らないうちに始まっている外形上「戦争に見えない戦争」へと形を変えている。
この「新しい戦争」の形を初めて実戦に採り入れたのはロシアである。
その実戦とは、2014年のロシアのクリミア半島併合と東部ウクライナへの軍事介入であり、西側では「ハイブリッド戦」と呼んでいる。
ハイブリッド戦は、『防衛白書』(令和2年版)によると下記のように説明されている。
軍事と非軍事の境界を意図的に曖昧にした現状変更の手法であり、このような手法は、相手方に軍事面にとどまらない複雑な対応を強いることになります。
例えば、国籍を隠した不明部隊を用いた作戦、サイバー攻撃による通信・重要インフラの妨害、インターネットやメディアを通じた偽情報の流布などによる影響工作を複合的に用いた手法が、「ハイブリッド戦」に該当すると考えています。
このような手法は、外形上、「武力の行使」と明確には認定しがたい手段をとることにより、軍の初動対応を遅らせるなど相手方の対応を困難なものにするとともに、自国の関与を否定するねらいがあるとの指摘もあります。
顕在化する国家間の競争の一環として、「ハイブリッド戦」を含む多様な手段により、グレーゾーン事態(純然たる平時でも有事でもない幅広い状況)が長期にわたり継続する傾向にあります。(括弧は筆者)
東西冷戦が終結して2000年代に入り、複数の旧ソ連邦国家で独裁的政権の交代を求めて民主化と自由を渇望する運動が起こった。
非暴力の象徴として花や色の名を冠した、グルジア(ジョージア)のバラ革命(2003年)、ウクライナのオレンジ革命(2004年)、キルギスのチューリップ革命(2005年)などがそれである。
また、アラブ諸国においても「アラブの春」と呼ばれた同様の運動が起こり、2010年から2011年にかけてチュニジアの民衆が蜂起した「ジャスミン革命」を発端として、エジプト、リビア、イエメンなどでも独裁・腐敗の政権が倒された。
シリアでは激しい内戦が最近まで続いている。
これらの民主化と自由を求める運動によって、かつての衛星国を失ったロシアでは、本運動は米国や欧州などの西側が介入・扇動し、旧ソ連邦国家やアラブ諸国住民の「抗議ポテンシャル」を活性化させた意図的な体制転覆あるいは陰謀であり、一種の戦争であるとの見方が強まった。
そして、ロシアもまた、このような脅威に晒されているとの認識が高まり、安全保障・国防政策上の中心的テーマとして急浮上したのである。
それを背景として、2013年2月に発表されたのが、ロシア連邦軍の制服組トップであるヴァレリー・ゲラシモフ参謀総長による「予測における科学の価値」(『軍需産業クーリエ』、2013年2月27日付)というタイトルの論文である。
ゲラシモフ論文は、「21世紀には近代的な戦争のモデルが通用しなくなり、戦争は平時とも有事ともつかない状態で進む。戦争の手段としては、軍事的手段だけでなく非軍事的手段の役割が増加しており、政治・経済・情報・人道上の措置によって敵国住民の「抗議ポテンシャル」を活性化することが行われる」と述べている。
そして、ゲラシモフ論文による21世紀の戦争では、非軍事的手段と軍事的手段との比率を4対1とし、非軍事的手段の役割の大きさが強調されている。
そのように、ゲラシモフは「戦争のルールが変わった」と指摘しており、いわ��「新しい戦争」の到来を告げたのである。
その後、2014年にウラジーミル・プーチン大統領が承認した「ロシア連邦軍事ドクトリン」は、前年のゲラシモフ論文の考え方を踏まえて作成されたとみられている。
ロシアの2014軍事ドクトリンでは、政治的、外交的、法的、経済的、情報その他の非攻撃的性格の手段を使用する可能性が尽きた場合のみ、自国およびその同盟国の利益のために軍事的手段を行使するとの原則を固守するとし、最終手段としての軍事とその他の手段との連続性を示唆している。
そして、同ドクトリンでは「現代の軍事紛争の特徴および特質」と題して10項目を挙げ、ハイブリッドという言葉こそ使っていないが、ハイブリッドな戦い方が現代戦の特色であることを強調している。
「現代の軍事紛争の特徴および特質」を時系列的にまとめると、次のようになろう。
平・戦時の境目のない戦い→ハイブリッド戦/グレーゾーン事態
①軍事力、政治的・経済的・情報その他の非軍事的性格の手段の複合的な使用による国民の抗議ポテンシャル(相手国民への宣伝戦・心理戦による懐柔)と特殊作戦(リトル・グリーンメン)��広範な活用
②政治勢力、社会運動に対して外部から財政支援および指示を与えること
③敵対する国家の領域内において、常に軍事活動が行われる地域を作り出すこと(東シナ海:尖閣諸島~沖縄、南シナ海)
軍事活動への移行
④軍事活動を実施するまでの準備時間の減少
軍事活動
⑤グローバルな情報空間、航空・宇宙空間、地上および海洋において敵領域の全縦深で同時に活動を行うこと(マルチドメイン作戦)
⑥精密誘導型兵器および軍用装備、極超音速兵器、電子戦兵器、核兵器に匹敵する効果を持つ新たな物理的原理に基づく兵器、情報・指揮システム、無人航空機および自動化海洋装置、ロボット化された兵器および軍用装備の大量使用(技術的優越/先進的兵器)
⑦垂直的かつ厳密な指揮システムからグローバルな部隊および指揮システムネットワークへの移行による部隊および兵器の指揮の集中化および自動化
⑧軍事活動に非公式の軍事編成および民間軍事会社が関与すること
(以上、括弧は筆者)
つまり、「新しい戦争」の特徴・特質は、まず、純然たる戦時と認定しがたい条件の範囲内で、軍事的手段と非軍事的手段を複合的に使用し、相手の知らないうちに外形上「戦争に見えない戦争」を仕掛ける。
それによる可能性が尽きた場合には一挙に軍事活動へと移行し、最終的に最先端技術・兵器を駆使したマルチドメイン作戦による軍事活動をもって戦争の政治的目的を達成することにあると言えよう。
ロシアは、旧ソ連邦国家やアラブ諸国の民主化や自由を求める運動を西側による体制転換の脅威として非難しているが、むしろそれを逆手にとり、実際にウクライナやシリアで「新しい戦争」を展開しているのはロシアの方である。
そして、最近ロシアとの軍事的接近を強めている中国が、「孫子」の伝統と2人の軍人によって提唱された「超限戦」の思想と相まって、従来と形を変えた「新しい戦争」を描く「ロシア連邦軍事ドクトリン」に関心を示さないはずはないのである。
すでに始まった中国の対日“戦争”
習近平国家主席は、故毛沢東主席のほかに、ロシアのプーチン大統領をロール・モデルとしていると言われている。
クリミア半島併合などの実戦で採用された「ハイブリッド戦」に代表されるロシアの軍事ドクトリンは格好の教材である。
習近平主席は、中国のシンクタンクにその研究を命じ、それによって、中国の台湾統一戦略や尖閣諸島・南シナ海などへの海洋侵出戦略に大きな影響を及ぼしていると見られている。
そこで、中国がわが国に対して仕掛けている「新しい戦争」について、ロシアが挙げる「現代の軍事紛争の特徴および特質」に沿って分析してみることにする。
①「軍事・非軍事手段の複合的使用等」について
中国は、軍事や戦争に関して、物理的手段のみならず、非物理的手段も重視しているとみられ、「三戦」と呼ばれる「輿論(よろん)戦」、「心理戦」および「法律戦」を軍の政治工作の項目としているほか���軍事闘争を政治、外交、経済、文化、法律などの分野の闘争と密接に呼応させるとの方針も掲げている。(令和2年版『防衛白書』)
米国防省によると、輿論戦は、中国の軍事行動に対する大衆および国際社会の支持を得るとともに、敵が中国の利益に反するとみられる政策を追求することのないよう、国内および国際世論に影響を及ぼすことを目的としている。
心理戦は、敵の軍人およびそれを支援する文民に対する抑止・衝撃・士気低下を目的とする心理作戦を通じて、敵が戦闘作戦を遂行する能力を低下させようとする。
また、法律戦は、国際法および国内法を利用して、国際的な支持を獲得するとともに、中国の軍事行動に対する予想される反発に対処するものである。
中国は、海洋侵出の野望を実現するため海軍および海警局の先兵として海上民兵(リトル・ブルーメン)を活用している。
海上民兵は、普段、漁業などに従事しているが、命令があれば、民間漁船などで編成された軍事組織(armed forces)に早変わりし、軍事活動であることを隠すため、漁民などを装って任務を遂行する。
東シナ海の尖閣諸島や南シナ海で見られるように、海上民兵は、中国の一方的な権利の主張に従い、情報収集や監視・傍受、相手の法執行機関や軍隊の牽制・妨害、諸施設・設備の破壊など様々な特殊作戦・ゲリラ活動を行う。
同時に、係争海域における中国のプレゼンス維持を目的とし、あるいは領有権を主張する島々に上陸して既成事実を作るなど幅広い活動を行い、中国の外交政策や軍事活動の支援任務に従事している。
その行動は、「サラミ1本全部を1度に盗るのではなく、気づかれないように少しずつスライスして盗る」という寓意に似ていることから、「サラミスライス戦術」と呼ばれている。
「サラミスライス戦術」を行う海上民兵が乗船する漁船などの周りを海警局の艦船が取り囲み、公船の後方に海軍の艦艇が待機し、島や岩礁を2重3重に囲んで作戦する様子が、中心を1枚ずつ包み込んでいるキャベツの葉に似ているので、これを「キャベツ戦術」と呼んでいる。
そこには、前述の通り、計算尽の巧妙な仕掛けが潜んでいる。
まず、中国は、歴史的にも国際法上も日本固有の領土である尖閣諸島を、中国の「領海・接続水域法」で自国領土と規定した「法律戦」に訴えつつ、妥協の余地のない「核心的利益」と主張している。
その虚構の上に、尖閣諸島周辺海域で漁船(海上民兵)を活動させ、その保護を名目に法執行機関(海警)を常続的に出動させている。
そして、「釣魚島は中国固有の領土である」という題目の白書を発表するとともに、いかにも尖閣諸島を自国領として実効的に支配しているかのように国際社会に向けた大規模な「輿論戦」を繰り広��ている。
同時に、日本および日本国民に対しては力の誇示や威圧による士気の低下を目的とした「心理戦」を展開している。
このように、中国の日本に対する「戦争に見えない戦争」は、すでにこの段階まで進んでおり、中国の尖閣諸島奪取工作は危機的状況にまで高まっている。
そして、中国は、同島周辺地域で不測の事態が起きることを虎視眈々と窺っており、もしそのような事態が発生すれば、力による現状変更の好機と見て軍隊(海軍)を出動させ、軍事的解決に訴える態勢を整えているのである。
②「敵対国家内の政治勢力や社会運動に対する財政支援・指示」について
米有力シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)は2020年夏、「日本における中国の影響」についての報告書を発表した。中でも、中国の沖縄工作が注目される。
報告書は、中国が世界中で展開する戦術には、中国経済の武器化(取引の強制や制限)、 物語的優位性の主張(プロパガンダと偽情報)、エリート仲介者の活用、在外華人の道具化、 権威主義的支配の浸透などがあるとした。
こうした工作を中国は日本に対しても行い、表向きの外交から、特定個人との接触などの隠蔽、強制、賄賂による買収(3C=covert, coercive and corrupt)を用いているとしている。
特に、尖閣諸島を有する沖縄県は、日本の安全保障上の重要懸念の一つであり、米軍基地を擁するこの島で、外交、ニセ情報、投資などを通じて、日本と米国の中央に対する不満を引き起こしていると指摘する。
報告書は、中国共産党が海外の中国人コミュニティに影響を与えるために使用する多くの方法の一つが中国語メディアであり、ニュースメディアを通じた中国の影響力の最も重要なターゲットは沖縄だと指摘する。
この件については、日本の公安調査庁も年次報告書(2015・17年の『内外情勢の回顧と展望』)において、中国官製メディアの環球時報や人民日報が、日本による沖縄の主権に疑問を投げかける論文を複数掲載していることを取り上げ、沖縄で中国に有利な世論を形成し、日本国内の分断を図る戦略的な狙いが潜んでいるものとみられ、今後の沖縄に対する中国の動向には注意を要すると問題提起している。
そのように、中国が沖縄に「独立宣言」させる工作を進めている可能性があるとして懸念が広がっている。
③「敵対国家の領域内における軍事活動地域の創出」について
中国は、尖閣諸島周辺の日本の領海や接続水域に法執行機関である海警局の艦船を絶え間なく送り込み、同諸島の領有をかたくなに主張している。
この動きは、2019年から強まっており、今年、各国が新型コロナウイルスへの対応に迫られる中でもその攻勢はむしろ激化し、これまでとは違った危険な局面に入っていると見られている。
尖閣諸島周辺での中国公船等による接続水域内入域および領海侵入は、今年4���中旬から110日以上連続した。
そして、5月8日、日本の領海に侵入した中国海警局の2隻が、そこで漁をしていた日本漁船を追尾し続け、3日間にわたって領海への侵入を繰り返した。
この件について中国外務省の報道官は、「日本漁船が中国の領海内で違法な操業をしたため海域から出るよう求めた」と主張した。
すでに尖閣諸島は自国領であるとの前提に立ち、あくまで自国の海で主権を行使しているに過ぎないとうそぶく始末である。
中国では、2018年1月に人民武装警察(武警)部隊が、また同年3月には武警部隊の傘下に海警局が、それぞれ国務院(政府)の指揮を離れ、最高軍事機関である中国共産党中央軍事委員会(主席・習近平国家主席)に編入された。
この改編を通じ、海警局の法執行の強化および武警・人民解放軍と融合した軍隊化が図られた。
その結果、尖閣諸島周辺海域で行動する中国海警局の艦船は、準軍隊としての性格と役割を付与され、東シナ海を管轄する人民解放軍の「東部戦区」とともに一元的に作戦行動をとる体制が整ったことになる。
さらに、中国の立法機関である全国人民代表大会(全人代)は今年11月初め、海警局(海警)の権限を定めた「海警法」案の全文を発表し、国家主権や管轄権が外国の組織、個人に侵害されたときは「武器の使用を含めたあらゆる必要措置」を取れると規定した。
また最高軍事機関である中央軍事委員会の命令に基づき「防衛作戦などの任務」にあたることも明記された。海警局の艦船は、大型化し、軍艦並みの兵器を装備しており、法制定後は海軍との連携を一段と強めるとみられている。
前述の通り、海警局の艦船は、尖閣諸島周辺で領海侵入を繰り返しており、周辺で操業する日本漁船も「海警法」の対象となるのは間違いなかろう。
このように中国は、日本領域内の尖閣諸島ひいては南西諸島周辺を焦点に軍事活動を行う地域を意図的に作り出していると見ることができ、今後、不測の事態が生起すれば、一挙に軍事活動へとエスカレートさせる危機が迫っていると考えなければならない。
④「軍事活動への短時間の移行」につい���
中国は、東シナ海の尖閣諸島、南シナ海そしてインドとの国境で、領土的野心を露わにしている。
今年6月に中国とインドの国境付近で発生した両国軍の衝突は、中国が自国周辺の領有権主張を巡り、一段と強硬姿勢を取るリスクを浮き彫りにした。
また、その衝突によって、中国が国境付近の現状を変えるため、現場の比較的小規模な小競り合いを利用しごく短時間に軍事作戦へ移行することも明らかになった。
同じように、中国の尖閣諸島を焦点とする日本に対する軍事作戦は、「Short, Sharp War」(迅速開始・短期決戦の激烈な戦争)になると見られている。
そのシナリオの一例はこうだ。
米国がINF全廃��約の影響で、東アジアに対する中距離(戦域)核戦力による核の傘を提供できない弱点に乗じて、中国軍は日本を核恫喝してその抵抗意思を削ぐ。
同時に、対艦・対地弾道ミサイルを作戦展開し、それによる損害を回避させるべく米海軍を第2列島線以遠へ後退させるとともに、米空軍を北日本などへ分散退避させる。
その米軍事力の空白を突いて、中国軍は、海空軍を全力展開して東シナ海の海上・航空優勢を獲得し、その掩護下に海上民兵や日本国内で武装蜂起した特殊部隊などに先導されて尖閣諸島をはじめとする南西諸島地域に奇襲的な上陸作戦を敢行し、一挙に同地域を奪取占領する。
まさにその軍事作戦は、迅速に開始され短期決戦を追及する激烈な戦争、すなわち「Short, Sharp War」を追求している。
その際、米陸軍および海兵隊は、中国軍の侵攻に遅れまいと第1列島線への早期展開を追求するため、中国軍の侵攻と米地上部隊の展開が交錯する戦場でいかに主導権を握るかがカギである。
したがって、日本や第1列島線の国々は、米陸軍・海兵隊の受け入れをスムーズに行う体制を平時から整備することが重要である。
⑤「マルチドメイン作戦による戦争」について
中国は、日米などが新たな戦いの形として追求しているマルチドメイン作戦(MDO)という言葉を使用していないが、それに相当する概念を「情報化戦争」と呼んでいる。
中国は、2016年7月に公表された「国家情報化発展戦略綱要」などで表明しているように、経済と社会発展のための道は情報分野に依存しているとし、軍事的側面からは情報化時代の到来が戦争の本質を情報化戦争へと導いていると認識している。
そして、「情報戦で敗北することは、戦いに負けることになる」として、情報を生命線と考えるのが中国の情報化戦争の概念であり、そのため、従来の陸海空の領域に加え、敵の通信ネットワークの混乱などを可能とするサイバー領域や、敵のレーダーなどを無効化して戦力発揮を妨げることなどを可能とする電磁波領域、そして敵の宇宙利用を制限する宇宙領域を特に重視して情報優越の確立を目指している。
この際、中国の情報化戦争は、米国のような全般的な能力において優勢にある敵の戦力発揮を効果的に妨害する非対称的な能力を獲得するという意味合いもあり、新たな領域における優勢の確保を重視している。
前述の通り、「孫子」の忠実な実践者である中国は、情報化戦争の一環として政治戦や影響工作も重視している。
また、1999年に発表された中国空軍大佐の喬良と王湘穂による戦略研究の共著『超限戦』は、25種類にも及ぶ作戦・戦闘の方法を提案し、通常戦、外交戦、国家テロ戦、諜報戦、金融戦、ネットワーク戦、法律戦、心理戦、メディア戦などを列挙し、これらのあらゆる手段で制限なく戦うものとして今後の戦争を捉えており、中国の情報化戦争に少なからぬ影響を及ぼしていると見られている。
⑥「技術的優越の追求と先進的兵器の使用」について
中国は、2019年10月1日の建国70周年の軍事パレードで23種の最新兵器を公開し、軍事力を内外に誇示した。
その中で、超音速ミサイルや無人戦闘システム、電子戦などに力を入れていることが明らかになったが、パレードで公開された最新兵器はすべて実際に配備されていると説明されている。
その一部を紹介すると下記の通りである。
新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「DF-41」、極超音速滑空ミサイル「DF-17」、超音速巡航ミサイル「CJ-100/DF-100」、超音速対艦巡航ミサイル「YJ-12B/YJ-18A」、最新鋭ステルス戦略爆撃機「H20」、攻撃型ステルス無人機「GJ-11」、高高度高速無人偵察機「WZ-8」、無人潜水艇(UUV)「HSU001」など
中国は、全般的な兵力やグローバルな作戦展開能力、実戦経験でなお米国に後れを取っているとはいえ、今や自国からはるか遠くで作戦を遂行する能力を持ち、インド太平洋地域の紛争を巡る米軍および同盟国軍に対する接近阻止・領域拒否(A2/AD)能力を有する自国製兵器を幅広く取りそろえている。
中国は、米国に対する技術的劣勢を跳ね返すため、特に、海洋、宇宙、サイバー、人工知能(AI)といった「新興領域」分野を重視した「軍民融合」政策を全面的に推進しつつ、軍事利用が可能な先端技術の開発・獲得に積極的に取り組んでいる。
中国が開発・獲得を目指す先端技術には、将来の戦闘様相を一変させるゲームチェンジャー技術も含まれており、技術的優位性の追求を急速かつ執拗に進めている。
⑦「ネットワーク型指揮システムによる部隊指揮・兵器運用の集中化・自動化」について
中国は、建国以来最大規模とも評される「軍改革」を急ピッチで進めている。
軍改革は、2016年末までに、第1段階の「首から上」の改革と呼ばれる軍中央レベルの改革が概成した。
2017年以降は、第2段階の「首から下」と呼ばれる現場レベルでの改革を着実に推進し、そして「神経の改革」と呼ばれる第3段階の改革に着手している。
中国は、中央軍事委員会に習近平総書記を「総指揮」とし、最高戦略レベルにおける意思決定を行うための「統合作戦指揮センター」を新設した。
これをもって、習近平総書記が、統合参謀部や政治工作部などで構成される中央軍事委員会直属機関の補佐を受け、統合作戦指揮センターにおいて中国全軍を集中一元的に指揮する体制が整ったことになる。
また、中央軍事委員会/統合作戦指揮センターの直下に、従来、総参謀部が持っていた多くの作戦支援部門の機能を統合し、航空宇宙部、ネットワークシステム(サイバー)部、電子電磁システム部および軍事情報部から構成され、情報の戦いを一元的に遂行できる戦略支援部隊が編成された。
さらに、これまでの「七大軍区」が廃止され、軍全体で統合運用能力を高めるため、統合作戦指揮を主導的に担当する「五大戦区」、すなわち東部、南部、西部、北部および中部戦区が新編され、常設の統合作戦司令部がおかれている。
これに先立つ2014年7月、環球時報(電子版)は、中国軍が2013年11月、東シナ海に防空識別圏を設定したのに続き、「東海(東シナ海)合同作戦指揮センター」を新設したと伝えた。
合同指揮センターは、中国各軍区の海、空軍を統合し、東シナ海の防空識別圏を効果的に監視し、日本の軍事的軽挙妄動を防止するのが目的だと報じている。
このように、中国は、マルチドメイン作戦としての情報化戦争で「戦える、勝てる」(習近平総書記)よう、統合作戦遂行能力の向上と効率的な部隊・兵器運用に向けて、ネットワーク型指揮統制システムによる部隊指揮および兵器運用の集中化・自動化に注力している。
⑧「軍事活動への非公式の軍事編成および民間軍事会社の関与」について
中国は、2010年7月に国防関連法制の集大成となる「国防動員法」を制定した。
同法は、有事にあらゆる権限を政府に集中させるもので、民間の組織や国内外に居住する中国公民に対して、政府の統制下に服する義務を課している。
国防動員の実施が決定されれば、公民と組織は、国防動員任務を完遂する義務を負い、軍の作戦に対する支援や保障、戦争災害の救助や社会秩序維持への協力などが求められる。
同法は、日本国内で仕事をしている中国国籍保持者や留学生、中国人旅行者にも適用され、突発的に国防動員がかかった場合、中国の膨大な「人口圧」がわが国の安全保障・防衛に重大な影響を及ぼす。
そのことについて深刻に受け止め、有効な対策を練っておかなければならない。
また、同法は、国が動員の必要に応じ、組織および個人の設備施設、交通手段そのほか物資を収容しおよび徴収することができると定め、その際の徴用の対象となる組織や個人は、党政府機関、大衆団体、企業や事業体等で、中国国内のすべての組織と中国公民、中国の居住権をもつ外国人をも含むすべての個人としている。
つまり、本法律は、中国に進出している日本企業や中国在住の日本人をも徴用の対象としている点に注意が必要である。
コロナ禍によって、マスクをはじめとする薬や医薬品、医療機器など、日本人の生命や国家の生存に関わる生活必需品や戦略物資が不足した。
その原因は、中国でマスクを生産していた日本企業が中国の国防動員の徴用の対象となったことにあり、医薬品などを極度にまで中国に依存し、脆弱性を露呈した厳しい現実を決して忘れるわけにはいかない。
他方、中国は、2017年に軍隊と民間を結びつけ、軍需産業を民間産業と融合させる「軍民融合」政策を国家戦略として正式採用した。
その狙いは、軍の近代化のために民間企業の先進的な技術やノウハウを利用することにある。
中でも、最先端の軍民両用(デュアル・ユース)の技術を他国に先駆けて取得・利用することを重視していることから、民間セクターと軍事の壁を曖昧にし、あるいは排除して軍事分野に活用する動きを強めている。
そのため、国有企業と民間企業の相互補完的な関係づくりに取り組みつつ、米国の軍産複合体を目指すとともに、国有企業の規模・シェアの拡大と民間企業の縮小・後退を意味する「国進民退」を積極的に推進し、政府の官僚を「政務事務代表」としてアリババやAI監視カメラメーカーのハイクビジョン(海康威視)などの重点民営企業に駐在させ、政府官僚による民営企業の直接支配を始めている。
このような共産党一党独裁体制下での軍民融合は、軍事力の近代化・強化がすべてに優先する「軍国主義」化に拍車をかける危険性がある。
軍民融合政策と同時に警戒しなければならないのが、「国家情報法」である。
同法は、「国家情報活動を強化および保障し、国の安全および利益を守るため」(同法第1条)、国内外の情報工作活動に法的根拠を与える目的で作られた。
その第7条では「いかなる組織および国民も、法に基づき国家情報活動に対する支持、援助および協力を行い、知り得た国家情報活動についての秘密を守らなければならない」と定め、国内外において一般の組織や市民にも情報活動を義務付けている。
つまり、中国は軍民融合政策と国家情報法を一体として運用しており、そのことは、日本の企業や研究者が意図せずして、あるいは気付かないうちに、人民解放軍によるドローンや人工知能(AI)などの民間の最先端技術や専門知識の取得を助け、新たなリスクを生み出す可能性があることを意味している。
このように、中国は、軍事活動に民間の組織や公民を動員する体制を敷き、また、軍の近代化のために民間企業の先進的な技術やノウハウを利用するため、民間セクターと軍事の境界を曖昧にし、あるいは排除して軍事分野に積極的に活用する動きを強めている。
以上、ロシアが挙げる「現代の軍事紛争の特徴および特質」に沿いながら、中国がわが国に対し仕掛けている「新しい戦争」の形について概要を説明した。
それから読み解けることは、中国は、ロシアの軍事ドクトリンとほぼ同じ軌道をたどった行動や工作を行っているということだ。
ロシアが、当初ウクライナで行ったこと、すなわち純然たる平時でも戦時でもない境目において、軍事的手段と非軍事的手段を複合的に使用し知らないうちに始められた外形上「戦争に見えない戦争」、それと同じあるいは更に厄介な戦争を、中国は日本に対しすでに仕掛けていることは疑う余地のない事実である。
もし、それによる可能性が尽きた場合には一挙に軍事活動へと移行し、最終的に最先端技術・兵器を駆使した情報化戦争をもって戦争の政治的目的を達成しようとすることも、ロシアのクリミア半島併合や東部ウクライナへの軍事介入と同じと見なければならない。
「全政府対応型アプローチ」で備えよ
「新しい戦争」の形である外形上「戦争に見えない戦争」の大きな特徴および特質は、軍事力を背景とし、軍事的手段と非軍事的手段を複合的かつ連続的に使用することにある。
したがって、わが国の防衛も、軍事と非軍事の両部門をもって構成されなければならない。
その軍事部門を防衛省・自衛隊が所掌することは自明である。
では、これまで説明してきた中国の非軍事的手段である「輿論(よろん)戦」、「心理戦」および「法律戦」の「三戦」、そして政治、外交、経済、文化などの分野の闘争、さらに常態化しているサイバー攻撃などに対しては、どの行政組織がどのように備えているのであろうか。
それ以前に、わが国が中国の「戦争に見えない戦争」の挑戦を受け危機的状況にあるとの情勢認識があるのか、ななはだ疑わしい。
そこでまず、「日中関係は完全に正常な軌道に戻った」や習近平国家主席の国賓来日など、誤った対中情勢認識に基づいた日中関係の推進は、直ちに是正されなければならない。
そのうえで、中国の複雑多様な非軍事的手段による脅威を考えると、政府内各省庁のそれぞれの任務所掌事務・機能を結集した「全政府対応型アプローチ」(all government approach)を取ることが何よりも重要である。
しかし、各省庁の縦割り行政では、効果的・実効的な対応は期待できない���で、その弊害をなくし、政府が総合一体的な取組みを行えるよう、行政府内に非常事態対処の非軍事部門を統括する機関を新たに創設することが望まれる。
例えば、内閣府または総務省に「国土保全庁」(仮称)を設置するか、米国の「国土安全保障省」のように、各省庁の関係組織を統合して一体的に運用する「国土保全省」(仮称)を創設する選択肢もある。
そして、国家安全保障局(NSS)の補佐の下、国家安全保障会議(NSC)を国家非常事態における国家最高司令部とし、内閣総理大臣、内閣官房長官、外務大臣および防衛大臣(4大臣会合)を中核に関係閣僚をもって国家意思を決定し、最高指揮権限者(NCA)である内閣総理大臣が軍事部門の自衛隊および非軍事部門を集約する「国土保全庁」あるいは「国土保全省」に対して一元的に指揮監督権を行使するピラミッド型の有事体制を作ることが必要だ。
他方、わが国は「自然災害大国」であり、平成7(1995)年1月の阪神淡路大震災や平成23(2011)年3月に発生した東日本大震災をはじめ、ほぼ毎年全国各地で大規模自然災害が発生し、その都度、共助、公助の不足が社会的課題として指摘されてきた。
近い将来、南海トラフ地震や首都直下地震などによって国家的危機の発生が予測されている。
併せて、中国による広範なサイバー攻撃や高高度電磁パルス(HEMP)攻撃があれば、一般住民をも直接的・間接的に巻き込まずには措かないのである。
このように、国民保護や重要インフラ維持の国土政策、産業政策なども含めた総合的な対応を、いわば「国家百年の大計」の国づくりとして、千年の時をも見据えながら行っていくことが求められる。
つまり、わが国の安全保障・防衛を強化するためには、社会全体でわが国を守る仕組み・取組みが不可欠であり、国民の「自助、共助、公助」への責任ある参画を促し、それを「民間防衛」の組織へと発展させることが更なる喫緊の課題である。
一方、軍事部門を見れば、わが国は、戦後の「経済重視・軽武装」政策を引きずり、いまだにその充実強化が疎かにされている。
最大の課題は、列国と比較して防衛費が極端に低く抑え込まれていることだ。
日本は、中国の「情報化戦争」を念頭に、30防衛大綱で「領域横断(クロスドメイン)作戦(CDO)」を打ち出し、自衛隊の能力構築を始めた。
CDOでは、従来の陸上、海上、航空の活動領域が宇宙空間へと拡大し、さらにサイバー空間や電磁波空間といった新たな活動領域が加わった。
そのように、軍事活動の領域・空間が3つから6つへと一挙に倍増し、多領域・多空間に拡大して戦われるのが近未来戦の際立った趨勢である。
そのため、これまでの自衛隊の組織規模をスクラップ・アンド・ビルト方式で再編成するのには一から無理があり、従来の防衛力を基盤として、中国の新たな脅威に対抗できるCDO能力を付加的に強化するには、自衛隊の組織規模の飛躍的拡大や最先端のハイテク装備の取得が必須である。
また、CDO(米軍はマルチドメイン作戦:MDOと呼称)を前提とした日米共同作戦には、両軍のC4ISRをネットワーク化することが不可欠であり、そのような防衛力の整備には防衛費の倍増は避けて通れない。
米国は、中国との本格的かつ全面的な対決に踏み出し、そのため今後、世界の分断が進むと予測されている。
つまり、米中対立は、米中間に限られたものではなく、自由・民主主義を支持する国々と共産主義中国との対立であり、他ならぬ日本自身の問題である。
その対立が前提の世界において、日本が二者択一で同盟国の米国をさて置き、中国を選択することがあってはならない。
同盟が成り立つには、①価値の共有、②利益の共有、③負担の共有、そして④リスクの共有、すなわち戦略的利害の共有が必要である。
米国が中国との新冷戦を決意している時、日本が安全保障・防衛上の利益のみを享受し、新冷戦において生じる米国の通商や金融、テクノロジー、外交、それに安全保障・軍事などの負担やリスクを、中国との経済関係を重視するあまり、日本が共有する明確な姿勢を示さない場合、同盟は成り立つはずがない。
そのうえ、米国からは見放され、中国からは経済面で裏切られた上、安全保障上の敵対心を露わにされるのは必定である。
コロナ禍とともに戦後最大の安全保障の危機に直面している今こそ、日本は米国との同盟関係を一段と深化させ、米国と同じ構えで中国に備えることが強く求められるのである。
そして、日米同盟を基軸として、インド、オーストラリアの4か国(クワッド)に台湾などの周辺諸国やASEANなどを加えて、「自由で開かれたインド太平洋」構想(戦略)の下、インド太平洋版「NATO」へと発展させることが今後の大きな課題でもある。
16 notes
·
View notes
Text
ボツ2
おっぱい、大食い。最後まで書いたけど胸糞なのでここに途中まで投稿してお蔵入り予定。
時: 午前8時05分
所: ○○中学正門前
身長: 標準的。155センチ程度。
衣服: 〇〇中学指定の制服。黒のセーラー。リボンの色より二年生と断定。
年齢: 中学二年生なので14、5。
持ち物: 右手に〇〇中学指定の鞄。左手にスマホを所持。
同行者: 友人1名。興味無しのため略。
背格好: やや細身か。冬服のため殆ど見えなかったが、スカートから覗く脚、そして周りの生徒と見比べるに、肩や腕も細いと思われる。腰回りもほっそりとしていると感じた。正確には引き締まっていると言うべきか。
顔: いと凛々し。小顔。頬は真白く、唇には薄い色付き。笑うと凄まじく整った歯が見え隠れする。この時髪をかき上げ血の色の鮮やかな耳が露出する。
髪: ボブ系統。ほぼストレートだが肩のあたりで丸くなる。色は黒、艶あり。
胸: 推定バスト98センチ、推定アンダーバスト62センチのK カップ。立ち止まることは無かったが、姿勢が良いのでほぼ正確かと思われる。しっかりとブラジャーに支えられていて、それほど揺れず。体格的に胸元が突出している印象を受ける。隣の友人と比べるとなお顕著である。制服のサイズがあっておらず、リボンが上を向き、裾が胸のために浮いていた。そのため、始終胸下に手を当てていた。揺れないのもそのせいであろう。制服と言えば、胸を無理に押し込んだかのように皺が伸び、脇下の縫い目が傷んでおり、肩甲骨の辺りにはブラジャーのホックが浮き出て��る。されば制服は入学時に購入したものと思われ、胸は彼女が入学してから大きくなった可能性が大である。元来彼女のような肉体には脂肪が付きづらいはずなのだが、一年と半年を以てK カップにまで成長を遂げたところを見ると、期待はまずまずと言ったところか。要経過観察。名前は○○。胸ポケットに入れてあったボールペンが落ちたので拾ってあげたところ、「ありがとうございます」と丁寧にお辞儀をされる。
時: 午前10時28分
所: 〇〇駅構内
身長: 高い。170センチ強
衣服: 薄く色味がかった白、つまりクリーム色のファー付きコート。内には簡素なグリーンのニットを羽織る。首元に赤のマフラー。
年齢: 22、3。休み期間中の大学生かと思われる。
持ち物: キャリーバッグ。手提げのバッグ。
同行者: 友人2名。先輩1名。何れも女性。貧。
背格好: 体格が良いと言った他には特に無し。腕も見えず、脚も見えず、首も見えず。肩幅の広さ、腰つきの良さから水泳を営んでいると推定される。
顔: その背に似合わず童顔。人懐っこい。マフラーに顔を埋め、視線を下げ、常に同行者に向かって微笑む。愛嬌よし。
髪: ショート。これより水泳を営んでいると断定。色は茶、染め上げてはいるがつやつやと輝く。
胸: 推定バスト129センチ、推定アンダーバスト75センチのR カップ。冬である上に、胸元が目立たないよう全身を地味に作っており、某コーヒーショップにてコートを取っても、無地のニットのために膨らみが分かりづらかった。さらに、胸の落ち具合から小さく見せるブラジャーを着用しているかもしれない。そのため、推定カップはR カップより3、4カップは大きい可能性がある。コートを取った際、胸元が一層膨らんだように感じられた。机の上に胸が乗って、本人は気にしていないか、もしくは気づいていなかったが、柔らかさは至高のようである。他の男性客の腕が肩にぶつかって、驚いた際に胸で食べかけのドーナツを落とす。以降会話は彼女の胸に話題が移ったらしく、左右に居た友人二名が所構わず触れるようになり、両手を使って片胸片胸を突っついたり、揺らしたりして遊ぶ。「机まで揺れる」と言う声が聞こえてくる。「ちょっとやめてよ」と言いつつ顔は相変��らず微笑むでいる。しばらくして四人とも席を立って、地下鉄筋の方へ消えていく。童顔ゆえに顔より大きい胸は驚くに値するが、体格からして胸元に自然に収まっているのを見ると、やはりなる��くしてなったとしか思えず。
時: 午後00時14分
所: 〇〇市〇〇にあるスーパー前
身長: 低い。150センチに満たない。
衣服: 所謂マタニティウェア。ゆったりとした紺のワンピースに濃い灰色のポンチョ。
年齢: 26、7
持ち物: 買い物袋。ベビーカー。
同行者: ベビーカーの中に赤ん坊が一人。女の子である。
背格好: 小柄。寸胴で、かつ脚も長くはあらず、そして手足が細く、脂肪が程よくついている。つまりは未成熟な体つき。身長以上に小さく見える。
顔: かなりの童顔。着るものが着るものであれば高校生にも見える。可愛いがやつれていて、目の下に隈あり。子供が可愛くて仕方ないのか、そちらを見ては微笑む。
髪: セミロングを後ろで一束。中々の癖毛であるかと思われるが、目のやつれ具合からして、もしかしたら本当はもっと綺麗なのかもしれない。髪色は黒。可愛らし。
胸: 推定バスト110センチ、推定アンダーバスト58センチのQ カップ。体格が小柄であるのでQ カップよりもずっと大きく見える。というより迫力がある。私が訪れた時は買い物袋をベビーカーに吊っている最中であった。ほどなくして赤ん坊が泣き出したので、胸に抱えてあやしたが、赤ん坊は泣き止まず。片胸と赤ん坊の大きさはほぼ同じくらいであっただろう。また、胸と赤ん坊とで腕は目一杯伸ばされていた。胸に抱いて「よしよし」と揺らすのはしばらく続いたが、赤ん坊が泣き止むことはなかった。そこで、座る場所を求めて公園へと向かおうと、一度ベビーカーへと戻そうとしたのであるが、一度胸に食らいついた赤ん坊は離さない。「さっきも飲んだじゃない」とため息をついて片手で危なっかしくベビーカーを引こうとする。「押しましょうか」と接近してみたところ、意外にもあっさりと「よろしくおねがいします」と言って、私にベビーカーを預けた。中には玩具が数種類あった。道から離れた日差しの良いベンチに腰掛け、ケープを取り出して肩にかけ、赤ん坊をその中へ入れる。それでもしばらくは駄々をこねていたであったが、母親が甘い声をかけているうちに大人しくなった。私が「お腹が空いてたんですね」と笑うと、「困ったことに、食いしん坊なんです。女の子なのに」と笑い返して赤ん坊をあやす。話を聞いていると、母親の母乳でなければ我慢がならないと言う。授乳が終わってケープを外した時、子供はすやすやと眠りについていた。「胸が大きくなりすぎて、上手く抱っこできなかったんです。大変助かりました。ありがとうございます」と分かれたが、その言葉を考えるに、妊娠してから一気に胸が大きくなったのであろう。授乳期を終えたときの反動が恐ろしい。むしろベビーカーの中に居た赤ん坊の方に興味を唆られる。
時: 午後01時47分
所: 〇〇市市営の図書館。某書架。
身長: 標準的。158センチ程度。
衣服: 白のブラウスにブラウンのカーディガン。
年齢: 30前後か。
持ち物: 白のタブレット
同行者: 無し
背格好: 小太りである。全体的に肉がふっくらとついている。けれども目を煩わすような太り方ではない。豊かである。ただし、著しく尻が大きい。
顔: 目尻は美しいが、柔らかな頬に愛嬌があって、どちらかと言えば可愛らしい方の顔立ち。鼻がやや低く、口元はリップクリームで赤々と照りを帯びている。色白とは言えないが、光の加減かと思われる。眼鏡をかけており、リムの色は大人しい赤。非常によく似合う。
髪: ストレートなミディアムヘア。髪色は黒であるが、不思議なことに眼鏡の赤色とよく合い、前髪の垂れかかるのが美しい。
備考: 司書である。
胸: 推定バスト128センチ、推定アンダーバスト81センチのO カップ。本日の夜のお供にと本を物色中に、書架にて本を正していた。胸が喉の下辺りから流麗な曲線を描いて20センチほど突き出ているばかりでなく、縦にも大きく膨れており、体積としてはP カップ、Q カップ相当かもしれない。頭一つ分背が低いので上からも望めたのであるが、カーディガンで見え隠れする上部のボタンが取れかけていた。本を取る度に胸が突っかかって煩わしいのか、肩を揺すって胸の位置を直す。本棚に胸が当たるのは当然で、文庫本などはその上に乗せる。一つの書架を片付け終わった辺りで、適当に思いついたジャンルを訪ねて接近すると、如何にも人の良さそうな顔で案内をしてくれた。脚を踏み出す度に甲高い音が鳴るのは、恐らくブラジャーのせいかと思われる。歩き方が大胆で胸が揺れるのである。途中、階段を下りなければならないところでは、一層音が大きくなって、臍のあたりで抱えていた本を胸に押し付けて誤魔化していた。そのため、ブラジャーのストラップがズレたかと見え、書棚の方へ目を向けている隙に、大胆にも胸を持ち上げて直していた。なまめかしい人ではあるが、年が年なので望みは無い。
時: 午後02時22分
所: 〇〇小学校校庭
身長: 140センチ前後か
衣服: 体操服
年齢: 10、11歳
持ち物: 特に無し
同行者: 友人数名
背格好: ほっそりとしなやかである。幼い。腕も脚もまだ少女特有の肉が付いている。今日見た中で最も昔の「彼女」に似ている体つきであったが、この女子児童は単に骨格が華奢なだけで、痩せ細った体ではない。健康的である。脚が長く、短足な男子の隣に立つと、股下が彼の腰と同位置に来る。
顔: あどけなさは言うまでもないが、目元口元共に上品。笑う時もクスクスと擽るような、品の良い笑い方をする。眼鏡はテンプルに赤色が混じった、基本色黒のアンダーリム。そのせいで甚だ可愛らしく見えるが、本来は甚く聡い顔立ちをしているかと推定される。が、全般的に可愛らしい。
髪: 腰まで届く黒髪。ほぼストレートだが若干の癖あり。また、若干茶色がかっているように見えた。髪の質がかなり良く、時折肩にかかったのを払う度に、雪のように舞う。
胸: 推定バスト81センチ、推定アンダーバスト48センチのI カップ。体育の授業中のことである。男子は球技を、女子はマラソンでもやらされていたのか、校庭を走っていた。身体自体は小柄であるから胸はそう大きくはないのだが、無邪気に走るから激しく揺れる。揺れるごとに体操服が捲れ上がって腹部が見えそうである。明らかに胸元だけサイズが合っていない。何度か裾を直しながら走っ��後、耐えかねて胸元を押さえつけていたのであるが、いよいよ先生の元へ駆け寄って校舎内へ入った。そして出てきてから再び走り初めたけれども、その後の胸の揺れは一層激しくなっていた。ブラジャーに何かあったのだろうと思われる。顔には余裕がありながら、走る速さがこれまでとは段違いに遅く、これまで一緒に走ってきた友人に追い抜かれる。結局、彼女は胸を抑えながら、周回遅れで走りを終えた。しかし可哀想なことに、息を整えていると友人に後ろから手で掬われて、そのまま揉みしだかれる。小学生の手には余る大きさである。寄せあげて、掬い上げて、体操服をしわくちゃにしながら堪能する。私にはそう見えただけで、実際にはじゃれついていただけであろうが、指が深く沈み込んでいる様は男子児童の視線を寄せるのに足る。なされるがままにされていた彼女は、そのうちに顔を真っ赤にして何かを言いつつ手をはたき落とし「今はダメ」と言い、以降はすっかり両腕を胸元で組んで、猫背になって拗ねてしまった。この生徒は要観察である。下校時に再び見えてみれば、制服下の胸はブラジャーは着けていないながら見事な球形を為している。先程の光景から張りも柔らかさも極上のものと想像される。名前は○○。名札の色から小学5年生だと断定。ここ一ヶ月の中で最も期待すべき逸材。
時: 午後05時03分
所: 〇〇市〇〇町〇〇にある某コンビニ
身長: やや高い。163センチほど。
衣服: ○○の制服。
年齢: 17歳
持ち物: 特に書くべきにあらず
同行者: 無し
背格好: 標準的だがやや痩せ型。恐らくは着痩せするタイプである。一見してただの女子高生の体であるが、肩、腰つきともに十分な量の肉量がある。その代わり腕は細い。右手に絆創膏。
顔: あどけない。非常に可愛らしい顔。人柄の良さが顔と表情に出ていると言ったところ。眉は優しく、目はぱっちり。常に口が緩んで、白い頬に赤みが差す。が、どこか儚げである。分厚くない唇と優しい目が原因か。
髪: 後ろに一束したミディアムヘア。一種の清潔さを表すと共に、若干の田舎臭さあり。後ろ髪をまとめて一束にしているので、うなじから首元へかけての白い肌が露出。これが殊に綺麗であった。
備考: 高校生アルバイター
胸: 推定バスト118センチ、推定アンダーバスト68センチのP カップ。服が腰元で閉じられているので、高さ24センチほどの見事な山が形成されている。そのため余計に大きく感じられる。手を前で組む癖があるのか胸が二の腕によって盛り上がって、さらに大きく見える。レジ打ちを担当していた。面倒くさい支払い方法を聞いて接近。レジにて紙を用いて説明してくれるのであるが、胸元が邪魔で始終押さえつけながらでの説明となり、体を斜めにしての説明となり、終いには胸の先での説明となる。ブラジャーの跡あり。よほどカップが分厚いのか胸と下着との境目がはっきりと浮き出ている。この大きさでこのタイプのブラジャーは、1メーカーの1ブランドしかないため、懐かしさに浸る。大体分かりました、では後日よろしくおねがいしますと言うと、にこやかにありがとうございましたと言う。腕の細さと胸の大きさとが全くもって合っていない。腰つきとは大方合っている。顔があどけないところから、胸に関しては期待して良いのではないだろうか? それを知るには彼女の中学時代、ひいては小学時代を知る必要があるが、そこまで熱心に入れ込めるほど、魅力的ではない。
本日も予が真に求むる者居らず、―――と最後に付け足した日記帳を、俺は俺が恐れを抱くまでに叫び声を上げながら床へと叩きつけ、足で幾度も踏みつけ、拾って壁に殴りつけ、力の限り二つに引き裂いて、背表紙だけになったそれをゴミ箱へ投げつけた。八畳の部屋の隅にある机の下に蹲り、自分の頭をその柱に打ちつけ、顎を気絶寸前まで殴り、彼女の残した下着、―――ブラジャーに顔を埋めて髪を掻き毟る。手元に残りたる最後の一枚の匂いに全身の力を抜かされて、一時は平静を取り戻すが、真暗な部屋に散乱した日記帳の残骸が肌へと触れるや、彼女の匂いは途端に、内蔵という内蔵を酸で溶かすが如く、血管という血管に煮えたぎった湯を巡らせるが如く、俺の体を蝕んでくる。衝動的にブラジャーから手を離して、壁に頭を、時折本当に気絶するまで、何度も何度も何度も打ちつけ、忌々しい日記帳を踏みしめて、机の上に置いてあるナイフを手にとる。以前は右足の脹脛(ふくらはぎ)を数え始めて26回切りつけた。今日はどこを虐めようかなどと考えていると、彼女の残したブラジャーが目につく。一転して俺のこころは、天にのぼるかのようにうっとりと、くもをただよっているかのようにふわふわと、あたたかく、はれやかになっていく。―――
―――あゝ、いいきもちだ。彼女にはさまれたときもこのような感じであった。俺の体は彼女の巨大な胸が作り出す谷間の中でもみくちゃにされ、手足さえ動かせないまま、顔だけが彼女の目を見据える。ガリガリに痩せ細って頬骨が浮き出てはいるが、元来が美しい顔立ちであるから、俺の目の前には確かにいつもと変わらない彼女が居る。我儘で、可愛くて、薄幸で、目立ちたがり屋で、その癖恥ずかしがり屋で、内気で、卑屈で、でも負けん気が強くて、甘えん坊で、癇癪持ちで、いつもいつもいつも俺の手を煩わせる。冷え切った手で俺の頬を撫でても、少しも気持ちよくは無い、この胸、この胸の谷間が冬の夜に丁度良いのだ。この熱い位に火照った肉の塊が、俺を天に昇らせるかの如き高揚感を與えるのだ。
だがそれは後年の事。床に広がったブラジャーを拾って、ベッド脇のランプの燈を点けて、ぶらぶらと下へと垂れるカップの布をじっくりと眺める。華奢で肉のつかない彼女のブラジャーだったのだから、サイドボーンからサイドボーンまでの距離は30センチ程もあれば良く、カップの幅も中指より少し長い程度の長さしかない。が、その深さと広さはそこらで見かけるブラジャーとは一線を画す。手を入���れば腕が消え、頭を入れればもう一つ分は余裕がある。記念すべき「初ブラ」だった。
それが何たることか! 今日、いや昨日、いや一昨日、いやこの一ヶ月、いやこの一年間、いや彼女が居なくなってから実に6年もの間、このブラジャーが合う女性には出会うどころか、見かけることも出来ないではないか。細ければサイズが足りず、サイズが足りればぶくぶくと肥え、年増の乳房では張りが足らず、ならばと小学生の後を付け回してはお巡りに声をかけられ、近所中の中高にて要注意人物の名をほしいままにし、飽きる迄北から南の女という女を見ても、彼女のような体格美貌の持ち主は居なかった。風俗嬢へすら肩入れをし、ネットで調子に乗る女どもにも媚びへつらった。
恭しくブラジャーを箱へと収めて床に散らばりたる日記帳の屑を見るや、またしても怒りの感情が迸ってくる。今日は左太腿の上をざっくりとやってやろうか。紙屑をさらに歯で引きちぎり、喉に流し込みながらそう思ったけれども、指を切る程度に留め、代わりに床を突き抜ける位力を入れて、硬い板の上に差す。今日書いた文面はその上にあった。
「なんで、なんで俺はあんなことを、……」
気がつけば奇声を上げつつ髪の毛を毟り取っていた。時計を見れば午後11時28分。点けっぱなしにしておいたパソコンの画面にはbroadcasting soon! という文字が浮かび上がって居る。忘れた訳では無かったが、その英単語二文字を見るだけで、怒りも何も今日の女どもも忘れ、急に血の巡りが頭から下半身へと下り、呼吸が激しくなる。まるで彼女を前にした時のようである。急いで駆けつけて音量を最大限まで上げて、画面に食い入ると、直にパッとある部屋が映し出され、俺の呼吸はさらに激しくなった。
部屋はここと同じ八畳ほど、ベッドが一台、机が一つ、………のみ。
机の上にはありきたりな文房具と、食器類が一式、それに錠剤がいくつか。ベッドの上には質の良さそうな寝具、端に一枚のショーツ、その横に犬用のリードが一つ。これはこれから現れる者が、謂わばご主人さまに可愛がられるために着けている首輪につながっているのである。そしてその横に、あゝ、彼女がまだ傍に居ればぜひこの手で着けて差し上げたい巨大なブラジャーが一つ、………。ダブルベッドをたった一枚で埋め尽くすほど大きく、分厚く、ストラップは太く、今は見えないが12段のホックがあり、2週間前から着けているらしいけれどもカップは痛み、刺繍は掠れ、ストラップは撚れ、もう何ヶ月も着たかのようである。
しばらく見えているのはそれだけだったが、程なくしてブラジャーが画面外へ消えて行き、ショーツが消えて行きして、ついに放送主が現れる。病的なまでに痩せ細って骨の浮き出る肩、肘、手首、足首、膝、太腿、それに反して美しくしなやかな指が見える。顔は残念ながら白い仮面で見えないが、見えた��ころで一瞬である。すぐさま画面の殆どは、中央に縦線の入った肌色の物体に埋められるのだから。その肌色の物体は彼女の胸元から生え、大きく前へ、横へと広がりながら腰元を覆い、開けっ広げになった脚の間を通って、床へとゆるやかにの垂れており、ベッドに腰掛けた主の、脚の一部分と、肩と、首を除いて、体の殆どを隠してしまっている。床に垂れた部分は、部分というにはおかしなくらい床に広がる。浮き出た静脈は仄かに青々として、見る者によっては不快を感ずるだろう。
言うまでもなく、女性の乳房である。主は何も言わずにただそこに佇むのみで、何も行動をしない。仮面を着けた顔も、たまに意外と艶のある黒髪が揺れるだけで動かないのであるが、極稀に乳房を抑える仕草をして、愛おしそうに撫でることがある。けれどもそれは本当に極稀で、一回の配信につき一度の頻度でしかなく、殆どの場合は、一時間もしたらベッドに倒れ込んで寝てしまうのである。
この配信を見つけてからというもの、俺の日中の行動は、その寝姿を見るための暇つぶしでしか無い。彼女そっくりな体つきに、彼女そっくりな胸の大きさ、―――しかもこちらの方が大きいかもしれない上に、彼女そっくりな寝相、………見れば見るほど彼女に似て来て、また奇声を発しそうになる。無言で、手元にあった本の背表紙で頭を打ちつけて落ち着きを取り戻し、画面を見ると、ゴロンとベッドから落ちてしまったその女の姿。彼女もよくやった寝相の悪さに、途端懐かしさが込み上げて来て、
「あゝ、こら、叶(かなえ)、寝るんだったらベッドの上で寝ないと、……。手伝ってやるからさっさと起きなさい」
と頬を叩いたつもりだが、空を切るのみで、消息不明となっている者の名前を呼んだだけ、羨ましさと虚しさが募ってしまった。
幼馴染の叶が居なくなってから早6年、片時も忘れた事はないのであるが、隣に住んでいながら出会いは意外と遅いものであった。当時俺は11歳の小学5年生、物凄く寒かったのを思えば冬から春前であったろうか、俺の家は閑静な住宅街の中に突如として現れる豪邸で、建物よりも庭に意匠を凝らしたいという父上の意思で、���館が一つと離れが一つ庭に面する形で建てられ、俺はその離れを子供部屋として与えられていた。球状の天井を持つその部屋は、本当に子供のために閉ざされた世界かのようだった。庭の垣根が高く、木に埋もれる形で建っているのであるから、内は兎も角、外からだとそもそも離れがあることすら分からない。音も完全に防音されていて、車が通りかかるのすら、微妙な振動でようやく分かるくらい外界から切り離されているのである。いつも学校から帰ると、俺はその部屋で母上と共に話をしたり、ごっこ遊びをしたり、宿題をしたりする。食事もそこで取って、風呂には本館の方へ向かう必要はあるけれども、学校に居る7、8時間を除けば一日の殆どをそこで過ごしていた。だから、近隣の様子なぞ目については居なかったし、そもそも父上から関わるなというお達しがあったのだから、あえて触れるわけにはいかない。学校も、近くにある公立校へは通わずに、ずっと私立の学校へ入れられたのだから、関わろうにも、友人と言える者も知り合いと言える者も、誰も居ないのである。
そんな生活の中でも、よく離れの2階にある窓から顔を突き出して、燦々と輝く陽に照らされて輝く街並みを眺めたものだった。今はすっかりしなくなってしまったけれども、木々の合間合間から見える街並みは殊に美しい。一家の住んでいる住宅街というのが、高台に建っているので、街並みとは言ってもずっと遠くまで、―――遥かその先にある海までも見えるのである。
そう、やっぱり冬のことだ、あのしっとりとした美しさは夏や秋には無い。いつもどおり、俺はうっとりと椅子に凭れかかって街並みを眺めていたのであるが、ふとした瞬間から、女の子の声で、
「ねぇ、ねぇ、ねぇってば」
と誰かを呼びかける声がしきりに聞こえてきていたのだけれども、それが少し遠くから聞こえてくるものだから、まさか自分が呼ばれているとは思わず、無視していると、
「ねぇ!」
と一層激しい声が聞こえてくる。下を見てみると、同年代らしい女の子が、彼女の家の敷地内からこちらを不満そうに見つめてきている。
「僕ですか?」
「そう! 君!」
と満面の笑みを浮かべる。
この女の子が叶であることは言及する必要も無いかと思うが、なんと見窄らしい子だっただろう! 着ている物と言えば、姉のお下がりのよれよれになった召し物であったし、足元には汚らしいサンダルを履いていたし、髪は何らの手入れもされていなかったし、いや、そんな彼女の姿よりも、その家の古さ、ボロさ、貧しさは余りにも憐れである。流石に木造建築では無いものの、築20年や30年は越えていそうな家の壁は、すっかりと黒ずんで蜘蛛の巣が蔓延っており、屋根は黒いのが傷んで白くトゲトゲとしているし、庭? にある物干し竿は弓なりに曲がってしまっていて、痛みに傷んだ服やタオルが干されている。全体的に暗くて、不衛生で、手に触れるのも汚らわしい。広さ大きさは普通の一軒家程度だけれども、物がごちゃごちゃと置かれて居るのでかなり狭苦しく感じられ、俺は父上がどうして近隣の者と関わるなと言ったのか、なんとなく理解したのだった。目が合った上に、反応してしまったからには相手をしなくちゃいけないか、でも、できるだけ早く切り上げて本の続きでも読もう。―――俺は一瞬そう思ったが、ようようそう思えば思うほど、彼女に興味を抱いてしまい、小っ恥ずかしい感情がしきりに俺の心を唆していた。
それは一目惚れにも近い感情だっただろうと思う。というもの、その時の叶の外見は、着ているものが着ているものだけに見窄らしく見えただけで、顔立ちは悪くないどころかクラスに居る女子どもなぞよりずっと可愛いかった。いや、俺がそう感じただけで、実際は同じくらいかもしれないが、普段お嬢様と言うべき女の子に囲まれていた俺にとっては、ああいう儚い趣のある顔は、一種の新鮮さがあって、非常に魅力的に見える。どこか卑屈で、どこか苦心があって、しかしそれを押し隠すが如く笑う、………そういう健気な感じが俺の心を打ったと思って良い。また、体つきも普段見るお嬢様たちとは大きく変わっていた。彼女たちは美味しいものを美味しく頂いて、線の細い中にもふっくらとした柔らかさがあるのだが、叶はそうではない。栄養失調からの病気じみた痩せ方をしていて、ただ線が細いだけ、ただ貧相なだけで、腕や脚などは子供の俺が叩いても折れそうなほどに肉が付いておらず、手や足先は、肌が白いがために骨がそのまま見えているかのようである。兎に角貧相である。が、彼女にはただ一点、不自然なほど脂肪が蓄えられた箇所があった。
それはもちろん胸部である。叶は姉から譲り受けた服を着ているがために、袖や裾はだいぶ余らしていたのであるが、胸元だけはピンと張って、乳房と乳房の間には皺が出来ていて、むしろサイズが足りないように見える。恐らく裾を無理やり下に引っ張って、胸を押し込めたのか、下はダボダボと垂れているけれども、胸の上は変にきっちりしている。体の前で手をもじもじさせつつ、楽しげに体を揺らすので、胸があっちへ行ったり、こっちへ行ったりする。俺は最初、胸に詰め物をしているのであろうかと思われた。そう言えば、一昨日くらいにクラスの女子が、私の姉さんはこんなの! と言いつつ、体操服の胸元にソフトボールを入れてはしゃいでいたが、その姿がちょうどこの時の叶くらいであったから、自然にやっぱりこの年の女子は大きな胸に憧れるものなのだと納得したのである。だが、叶の胸は変に柔らかそうに見える。いや、それだけでなく、ソフトボールを入れたぐらいでは脇のあたりが空虚になって、はっきりと入れ物だと心づくが、彼女の体に描かれる、首元から始まって脇を通り、へその上部で終りを迎える曲線は、ひどく滑らかである。手が当たればそこを中心に丸く凹み、屈んで裾を払おうとすれば重そうに下で揺れる。
俺が女性の乳房なるものに目を奪われた初めての瞬間である。
それは物心ついた少年の心には余りにも蠱惑的だった。余りにも蠱惑的過ぎて、俺の体には背中をバットで殴られたような衝撃が走り、手が震え、肩が強張り、妙に臀部の辺りに力が入る。頭の中は真っ白で、少しずつ顔と耳たぶが赤くなっていくのが分かる。途端に彼女の胸から目が離せなくなり、じっと見るのはダメだと思って視線を上げると、さっきとは打って変わって潤いのある目がこちらを見てきている。微笑んでくる。その瞬間、徐々に赤くなって行っていた顔に、血が一気に上る感覚がし、また視線を下げると、そこにはこれまで見たことがない程の大きさの胸。胸。胸。………あゝ、なんと魅力的だったことか。
「こんにちは」
「うん、こんにちは。今日は寒いね」
彼女に挨拶されたので、俺はなんとか声を出したのだった。
「私は全然。むしろあったかいくらい」
「元気だなぁ」
「君が元気ないだけじゃないの」
「熱は無いんだけどね」
「ふふ」
と彼女は笑って、
「君どのクラスの子?」
「いや、たぶん知らないと思う。この辺の学校には通ってないから」
「どおりで学校じゃ、見ないと思った。何年生なの?」
彼女がこの時、俺を年下だと思っていたことは笑止。実際には同い年である。
「へぇ、あっちの学校はどうなの?」
「どうもこうもないよ。たぶん雰囲気なんかは変わんないと思う」
「そうなんだ」
と、そこでトラックが道端を通ったために、会話が区切れてしまって、早くも別れの雰囲気となった。
「ねぇ」
先に声をかけたのは彼女だった。
「うん?」
「またお話してくれない?」
少年はしばし悩んだ。近くの者とは関わるなと言う父上の言葉が頭にちらついて、それが殆ど彼女の家庭とは関わるなとの意味であることに、今更ながら気がついたのであったが、目の前に居る少女が目をうるませて、希望も無さげに手をもじもじと弄っているのを見ると、彼女の学校での扱われ方が目に見えてしまって仕方がなかった。そっと目を外すと、隣に住んでいなければ、多分一生関わること無く一生を終えるであろう貧しい家が目に飛び込んできて、だとすれば、良い育ちはしていないに違いはあるまい。だが、今言葉を交わした感じからすれば、意外にも言葉遣いはぞんざいではなく、笑い方もおっとりとしている。それに何より、自分がここまで心臓の鼓動がうるさいと思ったことはないのである。少年の心はこの時、「またお話したい」などというレベルではなく、彼女に近づきたい気持ちでいっぱいであった。近づいて、もっともっとお話をして、その体に触れて、夜のひと時をこのメルヘンチックな我が部屋で過ごせたら、どんなに素敵だろう。この窓から夜景を見て、手を取って、顔を突き合わして、行く行くは唇を重ねる、………あゝ、この部屋だけじゃない、綺麗に見繕って、二人で遊びに行くのも良い、いや、もはや二人きりでその場に居るだけでも僕の心は満足しそうだ。………実際にはこんなに沢山ことを考えた訳ではなかったけれども、しかしそういうことが、父上の言いつけから少年をすっかり遮断してしまった。つまりは、彼女の言葉に頷いたのである。
「もちろん。こうやって顔だしてたら、また話しかけてよ」
「ふふ、ありがとう。またね」
「またね。―――」
これが俺と叶の馴れ初めなのだが、それから俺たちは休みの日になると、窓を通じて10分20分もしない会話を楽しんだ。尤もそれは俺が父上と母上を怖がって、勉強しなくちゃいけないだとか、習い事があるとか、そういう理由をつけて早々に切り上げるからではあるけれども、もし何の後ろめたさも無かったら日が暮れても喋りあったに違いない。
「えー、……もう? 私はもっとお話してたい!」
「ごめんね。明日もこうやって外を眺めてあげるからさ」
その言葉に嘘はなく、俺は休日になれば、堪えきれない楽しみから朝食を終え、両親を煙に巻くや窓から顔を突き出していた。すると叶はいつも直ぐに家から出てきて、
「おはよう」
と痩せ細った顔に笑みを浮かべる。彼女もまた、楽しみで楽しみで仕方ないと言った風采なのである。
「おはよう。今日はいつにもまして早いね」
「ふふ」
会話の内容はありきたりなこと、―――例えば学校のこと、家のこと(彼女はあまり話したがらなかったが)、近くにある店のこと、近くにある交番がどうのこうのということ、近くにある家のおばさんが変人なことなど、強いて言えば、近所の人たちに関する話題が多かった。というのも、この住宅街に住んでいながら、今まで何も知らなかったので、俺の方からよく聞いたのが理由ではあるけれども、話に関係ないから述べる必要はあるまい。
それよりも、あんまり叶が早く出てくるので、いつのことだったか、聞いてみたことがあった。すると、彼女は心底意地の悪い笑顔で、
「私の部屋から丸見えなんだもん。そんなに楽しみ?」
と言うので、無性に恥ずかしさが込み上げてきたのは覚えている。どう返したのか忘れたが、その後の彼女の笑う様子が、強烈に頭に残っているのを考慮すれば、さらに恥ずかしい言い訳を放ったのは確かである。………
そんなある日のことであった。確か、叶と出会って一ヶ月経った日だったように思う。何でも学校が春の休み期間に入ったために、俺達は毎日顔を合わせていたのであるから多分そうで、非常に小っ恥ずかしい日々を送っていたのであるが、この日は俺しか俺の家には居ないのであった。それも朝一から深夜まで、何故だったのかは忘れてしまったが、両親も居なければ、ハウスキーパーも、確実に居ないのである。然れば初恋に目の暗んだ少年が悪巧みをするのも当然であろう。つまり俺はこの日、叶をこのメルヘンチックな離れに招待しようとしていたのである。
一種の期待を胸に抱きながら、いつもどおり窓から顔を突き出して、今や見慣れてしまった貧しい家の壁に視線を沿わせては、深呼吸で荒れそうになる息を整えようとする。一見、「いつもどおり」の光景だけれども、この時の俺はどうしても、初めての彼女をデートに誘うような心地よい緊張感ではない、恐ろしい罪悪感で押しつぶされそうだった。別に子供が同級生の女の子を連れてくることなど、親からしたら微笑ましい以外何者でもないかもしれない。が、これから呼ぶのは、父上が関わるなと言った、隣家の貧しい娘なのであるから、どうしても後々バレた時の事を考えると、喉が渇いて仕方ないのである。―――出来れば叶が今日に限って出てきてくれなければ、なんて思っても、それはそれで淋しくて死ぬ。まぁ、期待と緊張と罪悪感でいっぱいいっぱいだった少年の頭では、上手い具合に言い訳を考えることすら出来なかったのである。
「おはよう」
そうこうするうちに、いつの間にか外に出てきていた叶が声をかけてきた。一ヶ月のうちに、さらに胸が大きくなったのか、お下がりの服の袖はさらに長くなり、………というのは、服のサイズを大きくしないと胸が入らないからで、その肝心の胸の膨らみは今やバレーボール大に近くなりつつある。
で、俺は焦ることは何もないのに、挨拶を返すこともせずに誘うことにしたのであった。
「ねぇ」
「うん?」
「きょ、今日、僕の家にはだ、だれも居ないんだけど、………」
「え? うん、そうなの」
それから俺が叶を誘う言葉を出したのは、しばらくしてのことだったが、兎に角俺は彼女を頷かせて門の前まで来させることに成功して、庭を駆けている時に鳴った呼び鈴にギョッとしつつ、正門を開けると、さっきまでその気になっていた顔が、妙に神妙なので聞いてみると、
「なんか急に入って良いのか分からなくなっちゃった」
ともじもじしながら言う。それは引け目を感じると言うべき恥であることは言うまでもないが、一度勢いづいた少年にはそれが分からず、不思議な顔をするだけであった。それよりも少年は歓喜の渦に心臓を打たせており、今日という今日を記憶に焼き付けようと必死になっていた。というのは、普段遠目から見下ろすだけであった少女が目の前に現れたからではあるけれども、その少女の姿というのが、想像よりもずっと可愛いような気がしただけでなく、意外と背丈がひょろ高いことや、意外と服は小綺麗に整えてあることや、手も脚も、痩せ細った中にも一種の妖艶さが滲み出ていることなど、様々な発見をしたからであった。特に、胸元の膨らみにはただただ威圧されるばかり。大きさは想像通りだったものの、いざ目の前に来られると迫力が段違い。試しに顔を近づけてこっそりと大きさを比べて見ると、自分の頭よりも大きいような感じがし、隣に並んでみると、彼女の胸元にはこんな大きな乳房が生えているのかと驚かれる。
「ちょっと、どうしたの」
と言われてハッとなって、叶の手を引きながら広大な庭を歩き始めたが、少年の目はやはり一歩一歩ふるふると揺れる彼女の乳房に釘付けであった。
庭の様子は今後必要ないから述べないが、一方はお坊ちゃん、一方は女中にもならない卑しい少女が手を取り合いながら、花々の芽の萌ゆる庭園を歩く様子は、或いは美しさがあるかもしれない。
離れについて、「や、やっぱり私帰るね」と言い出す叶を無理に押し込んで、鍵をかけると、一気に体中の力が抜けて行くような気がした。何となく庭を歩いているうちは、誰かに見られているかのようで、気が気でなかったのに、今となっては何と簡単なことだったであろう。とうとう成功した、成功してしまったのである、叶を一目見た瞬間に思い描いていた夢が、一つ叶ったのみならず、この心の底から沸き起こる高揚感はなんだろうか。期待? それとも単に興奮しているだけ? いや、恐らくは彼女が隣に居ること、手を触れようとすれば触れられる位置に居ること、つまり、彼女に近づいたという事実が、嬉しくて嬉しくて仕方がないのだ。そしてそれが、自分の住処で起こっている、………俺は多分この時気持ち悪いくらいに笑っていたように思ふ。頭は冷静に叶をもてなしているつもりでも、行動の一つ一つに抜けている箇所が、どうしても出てしまって、土足のまま上がろうとしたり、段差に足をひっかけて転けそうになったり、お茶を溢しそうになったり、最初からひどい有り様であったが、彼女は引け目を感じながらも笑って、
「ほんとにどうしたの、熱でも出てるんじゃ、………」
と心配さえもしてきて、その優しさもまた、俺には嬉しくて仕方がなくって、ますます惚けてしまったように思われる。が、それが出たのは昼前のことだったろう、あの時俺は、目の前ある叶の乳房が大きく重たく膨れ上がっているのに対し、それを支える身体が余り痩せすぎている、それもただ単に痩せているのではなくて、こうして間近で見てみると、骨格からして華奢であるので、身長はどっこいどっこいでも(―――当時の俺は背が低かったのである)、どこか小さく感じられるし、そのために、余計に体と胸元の膨らみとが釣り合っていない上に、胸が重いのか、ふらふらとして上半身が風で煽られているかの如く触れる時がある、それが緊張で体が強張っている今でも起こるので、段々と心配になってきて、
「す、すごい部屋、………」
ときちんと正座をしながら目を輝かす彼女が、今��も倒れてしまいそうに思われたのだった。しかし惚けた少年の頭では、ああ言えば失礼だろうか、こう言えば婉曲的に尋ねられるだろうか、などと言ったことは考えられない。ただ、この眼の前に居るかぁいい少女が、かぁいくってしょうがない。あれ? 叶ってこんなにかぁいかっただろうか? と、彼女の一挙一動がなんだか魅力的に見えて来て、手の甲を掻くのすらもかぁいくって、言葉が詰まり、今や何とか頭に浮き出てきた単語を並べるのみ、彼女を一人部屋に残して外で気持ちを落ち着けようにも、今ここに叶が居るのだと思えばすぐさま頬が燃え上がってくる。再び部屋に入れば入ればで、自分の思い描いていたのよりかぁいい少女が、きちんと正座をしながらも、未だに目をキラキラとさせ、口をぽかんと開けて部屋中を眺めている。そんなだから、一層少年の頭は惚けてしまった。同時に、胸の前で、乳房を押しつぶしながらしっかりと握られている両の手が目について、その細さ、そのか弱さに惹き込まれて無遠慮に、
「ねぇ、前々から気になってたんだけど、どうしてそんなに細いの? どうしてそんなに痩せてるの?」
と、彼女の正面に座りながら聞いた。
「あっ、うっ、……」
「ん? だって手とか僕が握っても折れそうだし」
「え、えとね?」
「うん」
「その、食べては居るんですけれど、………」
叶はここに来てからすっかり敬語である。
「食べても食べても、全然身につかなくって、………その、おっぱいだけが大きくなってしまってるの。だから、こんなにガリガリ。骨も脆いそう。………あはは、なんだか骸骨みたいだね」
「全然笑い事じゃないんだけど」
「うん、ありがとう。それだけでも嬉しいな」
とにっこ���するので、
「もう」
とにっこりとして返すと、叶はすっかり普段の無邪気な顔に戻った。
「あ、でね、もちろんお母さんも心配してくれて、お金が無いのに、私のためにたくさんご飯を作ってくれててね、―――」
「たくさんって、どのくらい?」
「えっと、………」
と言葉に詰まるので、
「まぁ、別に笑わないからさ。言ってごらん?」
とたしなめた。すると返ってきた言葉は、俺の想像を軽く飛び越していたのだった。
毎日微妙に違うから昨日のだけと、はにかんだ叶の昨夜の夕食は、米を4合、味噌汁が鍋一杯、豆腐を3丁肉豆腐、その肉も牛肉1キロ、半分を肉豆腐へ、半分を焼いて、野菜はキャベツとレタスと半々に、鶏胸肉2枚、パスタ500グラム、………を食した後に寒天のデザートを丼に一杯、食パンを2斤、牛乳一リットルで流し込んだ、と、ご飯中は喉が乾いて仕方がないと言って、水もペットボトルで2本計4リットル飲んだ、いつもこれくらいだが、それでも食欲が収まらない時は、さらにご飯を何合か炊いて卵粥として食べるのだと言う。
笑わないとは言ったけれども、流石に苦笑も出来ずに唖然とするばかりで、俺は、スポーツ選手でも食べきれない食い物が、一体全体、目の前で顔を覆って恥ずかしがる少女のどこに入って、どこに消えたのか、想像をたくましくすることしか出来なかったが、そうしているうちに、今日の朝はねと、朝食までおっしゃる。それもまた米が4合に、やっぱり味噌汁を鍋一杯。そして、知り合いが店を構えているとか何とかでくれる蕎麦を、両手で二束、大鍋で茹でてざる蕎麦に、インスタントラーメンを2人前、水を2リットル。言い忘れてけどご飯は大きなおにぎりとして、中に色々と具材を入れて食うと言って、最後に、デザートとは言い難いが、デザートとしてシリアルを、やっぱり牛乳1リットルかけて食べる。その後パンがあればあるだけ食べる。水も何リットルか飲む。で、大体食事の時間は1時間半から2時間くらいで終わるけれども、お腹が空いていたら30分でもこれだけの量は平らげられるらしい。
「いやいやいやいや、………えっ?」
俺のそんな反応も当然であろう。ところで以上の事を言った本人は、言っちゃった、恥ずかしい、と言ったきり黙って俯いているが、益々見窄らしく、小さく見え、やはり可哀想でならなかった。
ポーン、と鳴って、時計が12時を示した。叶の告白から随分時間が経ったように思っていたら、もうそんな時間である。空腹を訴えかけている腹には悪いが、今ここで食事の話題を振れば恐ろしい結果になるかもしれない、一応自分の昼食は、父上が予め出前を取ってくれたのが、さっき届いたからあるし、母上が夕食もと、下拵えだけして行った料理の数々があるので、それを二人で分けて、一緒に食べる予定ではあったのだが、しかし先の話が本当だとすれば、とても量が足りない。だが、恐ろしい物は逆に見たくなるのが、人間の常である。俺は、叶がご飯を食べている様を見たくてたまらなかった。普段、外食は両親に連れられてのものだったけれども、幸い街を歩けばいくらでも食事処にはありつける。日本食屋に、寿司屋に、洋食屋に、喫茶店に、中華料理屋に、蕎麦屋饂飩屋鰻屋カレー屋、果ては創作料理屋まであるから、彼女をそこに連れて行ってみてはどうか。もちろん一軒と言わずに何軒も訪れて、彼女が満足するまでたくさんご飯を食べさせてあげてみてはどうだろうか? 俺はそんなことを思って、心の内で嫌な笑みを浮かべていたのであったが、偶然か必然か、その思いつきは叶の願いにぴったり沿うのであった。
「あはは、………やっぱり引いた?」
と叶がもじもじしながら言う。
「若干だけど、驚いただけだよ」
「ほんとに?」
「ほんとほんと」
「じゃ、じゃあ、もう一つ打ち明けるんだけどね、………あ、本当に引かないでよ」
「大丈夫だって、言ってごらん?」
と言って顔を緩めると、叶は一つ深呼吸してから、もじもじさせている手を見つめながら口を開くのであった。
「えとね、私、………実はそれだけ食べても全然たりなくて、ずっとお腹が空いてるの」
「今も?」
「今も。ほら、―――」
叶が服の裾をめくり上げると、そこにはべっこりと凹んでいる腹が丸見えになる。
「すっかり元通りになっちゃった。君と会うために外に出た時は、まだぼっこりしてたんだけど、………」
「お昼は?」
「え?」
「お昼。お昼ごはん。どうするの?」
「我慢かなぁ。いつもお昼ごはんは給食だから、全然平気だよ!」
この時、図らずも俺の画策と、彼女の願い、というよりは欲望が、同じ方向を向いたことに歓喜したのは言うまでもない。俺はこの後のことをあまり覚えていないが、遠慮する叶に向かって、
「ご飯一緒に食べよう!!」
と無理やり立たせて、取ってあった出前を彼女の目の前に差し出したのは、微かに記憶に残っている。彼女はそれをぺろりと平らげた。口に入れる量、噛むスピード、飲み込む速度、どれもが尋常ではなく、するすると彼女の胃袋の中へと消えていった。母上が下ごしらえして行った料理もまた、子供では食べきれないほどあったが、5分とかからなかった。こちらは食べにくいものばかりであったけれども、叶は水を大量に飲みつつ、喉へと流し込んで行く。それがテレビでよく見る大食い自慢のそれとは違って、コクコクと可愛らしく飲むものだから、俺はうっとりとして彼女の様子を見つめていた。食べ終わってから、俺は彼女の腹部に触れさせてもらった。その腹は、3人前、4人前の量の食事が入ったとは思えないほど平たく、ぐるぐると唸って、今まさに消化中だと思うと、またもや俺の背中はバットで殴られたかのような衝撃に見舞われてしまった。ちょうど、叶の乳房に目を奪われた時と同じような衝撃である。思わず耳を叶のヘソの辺りに押し付けて、たった今食べ物だったものが排泄物になろうとしている音を聞く。ゴロゴロと、血管を通る血のような音だった。
「まだ食べられる?」
「もちろん!」
叶は元気よく答えた。俺は彼女がケチャップで赤くなってしまった口を、手渡されたナプキンで綺麗に拭き終わるのを待って、
「じゃあ、行こうか」
と、財布と上着を取りながら聞いた。
「どこへ?」
「今日はお腹いっぱいになるまで食べさせてあげるよ」
俺の昼食夕食を軽く平らげた彼女は、今更遅いというのに遠慮をするのであった。「いや、私、もうお腹いっぱいで」とか、「お金持ってない」とか、「別にいいって、いいってば」とか、終いには「ごめん、ごめんなさい」と言って泣き出しそうにもなったり、なんとかなだめて離れから飛び出ても、動こうとしなかったり、自分の家に入ろうとする。「だ、大丈夫! 嘘! 嘘だから! 忘れて! もう食べられないから!」など、矛盾に満ちた言葉を放っていたのは覚えている。俺はそれをなんとかなだめて、気持ちが先行してしまって不機嫌になりつつも、最終的には弱々しい彼女の腰を抱きかかえるようにして引っ張って行った。
「ごめんね、ごめんね。ちょっとでいいからね。私よりも君がたくさん食べてね」
と食べることには堪忍したらしい叶が、物悲しそうにしたのは、確か家からまっすぐ歩いて、3つめの交差点を曲がって、広めの県道を西に沿ってしばらく行った所にある小綺麗な中華料理屋だっただろう。前にも述べたが、俺はこの日のことをあまり詳しく憶えていないのである。何故この中華料理屋に訪れたかと言えば、ようやく落ち着いた叶に何が食べたい? と聞くと、渋々、春巻きが食べたいとの答えが返ってきたからであるのだが、この店は昔も今も量が多いとの文句が聞こえてくる名店で、俺はよく、父上が天津飯一つすら苦しんで食べていたのを思い出すのである。とまぁ、そんな店であるのだから、そんな店にありがちな、所謂デカ盛りメニューなるものがあって、例えば丼物、―――麻婆丼だったり、炒飯だったり、それこそ天津飯だったり、そういうのはだいたい揃ってるし、酢豚とか、八宝菜の定食メニューもそれ専用の器すらあったりする。そしてそれを30分以内に食べきったら無料なので、これならお金を気にする彼女も安心してくれるだろうと、少年は考えた訳であったが、いざ入ってみて、奥の席へ通されて、
「この春巻きを10人前と、デカ盛りメニューの麻婆丼一つと、それと僕は、………エビチリ定食をご飯少なめでください!」
と注文すると、
「ぼ、僕? 冗談で言ってる?」
と、まず俺を見、そして叶を見して怪訝な顔をするのであった。
「冗談じゃないよ。ねぇ?」
と叶を見るが、彼女は静かに俯いている。
「ま、そういうことだから、お金は出すんだから、早く! 早く!」
「でもね、これはとっても量が多いんだよ?」
「うん、知ってる。だけど叶ちゃんが全部食べてくれるから、平気だよ」
「え、えぇ、………? この子が? 嘘おっしゃい」
そういう押し問答は10分乃至15分は続いたのであったが、とうとう店側が折れる形で、俺達の前には山になった春巻きと、山になった麻婆丼と、それ比べればすずめの涙程のエビチリが、テーブルの上に現れたのであった。俺も驚いたし、店員も驚いたし、何より他の客の驚きようと言ったら無い。奥の席だったから、人気はあまりないものの、写真を撮る者、頑張れよと冷やかしてくる者、わざわざ席を変わってくる者も居れば、自分たちも負けじとデカ盛りメニューを頼む者も居る。彼らの興味は殆どテーブルの上に置かれた理不尽な量の料理と、それに向かう華奢な少女であったが、妙に俺は良い気になって、ピースして写真に写ったり、冷やかして来た者を煽ったりして、相手をしたものだった。本当に、あの時の俺は、自分が一時の有名人になったかのような心持ちで、サインでも握手でもしてやろうかと思った。いや、そんなことよりも、もっと写真に撮って、もっと騒ぎ立てて、もっと人を集めてくれという気持ちであった。有頂天と言っても良い状態だった。が、ふと叶の方を見てみると矢張り俯いたままでいる。―――あゝ、こんなに騒がしかったら美味しいものも美味しくは無いだろうな、早く食べないと冷えてしまう、それに、自分もお腹が空いて仕方がない、そろそろ追っ払おうかしらん。叶の様子にいくらか冷静になった俺はそう思ったのであった。
「ごめんね、彼女、恥ずかしがり屋だから、ほら、あっち行ってて」
そう言うと、店主のハラハラした視線だけはどうすることも出来なかったが、皆次第に散り散りになった。叶もまた、周りに人が居なくなって安心したのか、顔を上げる。
「騒がしかったね」
「うん」
「まったく、野次馬はいつもこうだよ」
「うん」
「足りなかったら、もう一つ頼むことにしようか」
「あ、あの、………」
「うん?」
「いただきます」
この時の彼女の心境は、後になって聞いたことがある。たった一言、ああいう状況に慣れていなかったせいで、食べて良いのか分からなかった、と。実際には、中華店へ入る前から匂いに釣られて腹が減って死にそうになっていたところに、いざ目の前に好物の春巻きと、こってりとした匂いを漂わせている麻婆丼が現れて、遠慮も恥も何もかも忘れて食らいつきたかったのだそうである。事実、麻婆丼は物凄い勢いで彼女の口の中へと消えていった。
ところで麻婆丼は、後で聞けば10人分の具材を使っているのだと言う。重さで言えば8.7キロ、米は5合6合はつぎ込んで、女性の店員では持ち運べないので、男が抱えなければならない。時たま米の分量を誤って、餡のマーボーが指定分乗り切らない時があって、そういう時は乗り切らなかった餡だけ別の器に盛って出す。かつて挑戦した者はたくさんいるが、無事にただで食べられたのはこれまで1人か2人くらい、それも大柄な男ばかりで、女性はまだだと言う。
そんな麻婆丼が、11歳の、それも痩せ細った体つきの少女の口の中へ消えていくのである。休むこと無く蓮華を動かし、時折春巻きを箸に取っては、殆ど一口で飲み込むが如く胃の中へ流し込み、真剣ながらも幸せの滲み出た顔をしながら、水をグイグイ飲む。見れば、心配で様子を見に来ていた店主は、いつの間にか厨房に引っ込んで呆れ顔をしている。叶はそれにも気が付かずに黙々と口を動かして、喉が微かに動いたかと思ったら、蓮華を丼の中に差し込んで、幸せそうな顔で頬張る。あれよあれよという間にもう半分である。こういうのは後半になればなるほど勢いが落ちるものだのに、叶の食べるスピードは落ちないどころか、ますます早くなっていく。やがて蓮華では一口一口の大きさが物足りないと感じたのか、一緒に付いてきたスプーンで上から米もろとも抉って食べる。叶は普段から綺麗に食べることを心がけていて、大口を開けて食い物を口へ運んだとしても、それが決して醜くなく、逆に、実に美味そうで食欲が掻き立てられる。優雅で、美しい食べ方は、彼女が言うには、体の動かし方が重要なのだと、かつて教えてもらったことがある。気がついた時には、もう普通の麻婆丼と殆ど変わらない分量になっていた。一個もらうつもりだった春巻きは���………もう無かった。
俺は、叶の料理を食べている姿をついに見ることが出来て、ただただ感激だった。先程は恐ろしい勢いで食べたと言っても、量は大食いの者ならば簡単に平らげる程度しか無かったのである。それが今や10人前の巨大な麻婆丼を前にして、淡々と頬張っていき、残るは殆ど一口のみになっている。彼女はここに来てようやくペースが落ちたのだが、その顔つき、その手付き、その姿勢からして、腹が一杯になったのではなくて、あれほどあった麻婆丼がとうとうここまで無くなったので、急に名残惜しくなったのであろう。その証拠に、一口一口、よく噛み締めて食べている。俺は、またもや背中をバットで殴られたかのような衝撃に身を震わせてしまい、その様子をじっくりと穴が空くほどに見つめていたのであったが、汗もかかずに平然と、最後の豆腐に口をつける彼女を見て、とうとう食欲がさっぱり無くなってしまった。代わりに無性に苛立つような、体の内側が燃えるような、そんな堪えきれない欲が体の中心から沸き起こってきて、今までそんなに気にしてなかった、―――実際は気にしないようにしていた胸元の膨らみが、途端に何かを唆しているように思えて、もっともっと叶の食事風景を見ていたくなった。
「ごちそうさまでした」
と、声がしたので見てみると、澄ました顔で水を飲んでいらっしゃる。俺は慌てて、店主がテーブルの上に乗せて行ったタイマーを止めて時間を見てみた。
「16分39秒」
「えっ? 食べ終わった?」
「ほんまに?」
「本当に一人で食べたんだろうか。………」
気がつけば観客たちがぞろぞろと戻ってきていた。彼らの様子は、もうあんまりくだくだしくなるから書かないが、俺はまたしても注目を浴びている彼女を見て、ただならぬ喜びを感じたということは、一言申し上げておく必要がある。少年は輪の中心に居る少女の手を取るに飽き足らず、その体に抱きついて(―――何と柔らかかったことか!)、
「やったね叶ちゃん。やっぱり出来るじゃないか」
と歓声を放ち、
「ほら、ほら、この子はデカ盛りを16分で食べきったんだぞ。男ならそれくらいできなきゃ」
と、まるで我が手柄のように、奮闘中の大学生らしき男性客に言うのであった。俺の感性はまたしても有頂天に上り詰めて、多幸感で身がふわふわと浮いていた。隣で叶がはにかんで居るのを見ては、優越感で酔っ払ってしまいそうだった、いや、酔いに酔って、―――彼女の隣に居るのは僕なんだぞ。少年はそう叫んだつもりであるのだが、実際には心の中で叫んだだけなようである。俺がこの日の記憶をおぼろげにしか覚えていないのは、そんな感情に身も心も流されていたからなのである。………
騒ぎが収まってから、俺は半分近く残っていたエビチリを叶にあげた。もちろんぺろりと平らげた訳なのだが、しかしその後余りにも平然としてデザートの杏仁豆腐を食べているので、ひょっとしたら、………というよりは、やっぱりそうなんだなと思って、
「もしかしてさ、もう一回くらいいける余裕ある?」
「あ、………もちろん」
もちろんの部分は小声で言うのであった。そして小声のままその後に続けて、今体験した感じで言うと、もう一回あのデカ盛りを食べるどころか、さらにもう一回くらいは多分入ると思う。なんて言っても、まだ空腹感が拭えない。実のことを言えば、あれだけ店主が期待させてくるから楽しみだったのだけれども、いざ出てきてみれば、美味しかったものの、いつも食べてる分量より少なかったから、拍子抜けしてしまった、30分という時間制限も、頑張ったらさっきの麻婆丼2つ分でも達成できると思う。いや、たぶん余裕だと思う、出来ることならもう一回挑戦してみたいが、あの騒ぎを起こされた後だとやる気は起きないかなと言う。少年は彼女の食欲が未だに失せないことに、感謝さえしそうであった。なぜかと言って、この日の俺の願望は、彼女の食事姿を眺めること、そして、街にある食事処をはしごして、彼女が満足するまでたくさんご飯を食べさせてあげること、―――この2つだったのである。しかし、前者は達成したからと言って、それが満足に値するかどうかは別な問題であって、既に願望が「彼女の食事姿を飽きるまで眺めること」となっていた当時の俺には、元々の望みなどどうでもよく、叶がお腹いっぱいになっちゃったなどと言う心配の方が、先に頭に上っていた。が、今の彼女の言葉を聞くに、彼女はまだまだ満足していない。腹で言えば、三分ほどしか胃袋を満たしていない。となれば、第二の願望である「彼女が満足するまでたくさんご飯を食べさせてあげること」を達成していない。然れば、僕が叶の食事風景を飽きるまで眺めるためにも、そして叶が満腹を感じるまでに食事を取るためにも、今日はこのまま延々と飯屋という飯屋を巡ってやろうではないか。そして、あのメルヘンチックな子供部屋で、二人で夜景を眺めようではないか。………斯くして三度、俺の願望と叶の欲とは一致してしまったのであった。
結局叶は、春巻きをもう一度10人前注文して幸せそうな顔で味わい、その間に俺は会計を済ましたのであったが、あっぱれと未だに称賛し続けている店主の計らいで杏仁豆腐分だけで済んで���まった。本当にあの体にあの量が入ってるとは信じられんとおっしゃっていたが、全くその通りであるので、店を出てから叶に断ってお腹に手を触れさせてもらったところ、ちょうど横隔膜の下辺りから股上までぽっこりと、あるところでは突き出ているようにして膨らんでいる。ここに8.7キロの麻婆丼と、春巻き20人前が入っているのである。ついでに水何リットルと、申し訳程度の定食が入っている。そう思うと、愛おしくなって手が勝手に動き初めてしまいそうになったけれども、人通りの多い道であるから、少年は軽く触れただけで、再び少女の手を引いて、街中を練り歩き出した。
それから家に帰るまでの出来事は、先の中華料理屋とだいたい似ているので詳しくは書かないが、何を食べたかぐらいは書いておこう。次に向かった店は近くにあったかつれつ屋で、ここで彼女は再びデカ盛りのカツ丼4.3キロを、今度は初めてと言うべき味に舌鼓をうちながらゆっくりと、しかしそれでも半額になる25分を6分24秒下回るペースで平らげ、次はカレーが食べたくなったと言って、1つ2つ角を曲がってよく知らないインドカレー屋に入り、ご飯を5回おかわり、ナンを10枚食べる。おぉ、すごいねぇ、とインド人が片言の日本語で歓声を上げるので、叶はどう反応していいのか分からずに、むず痒そうな顔を浮かべていた。で、次はラーメン屋が目についたので、特盛のチャーシュー麺と特盛の豚骨、そして追加で餃子を頼んで、伸びたらいけない、伸びたらいけないと念仏のように唱えながら、汁まで飲み干す。この時既に、一体何キロの料理が彼女の腹に入っていたのか、考えるだけでも恐ろしいので数えはしないが、店を出た時に少々フラフラとするから心配してみたところ、
「いや、体が重いだけで、お腹はまだ大丈夫」
という答えが返ってくる。事実、その移動ついでにドーナツを10個買うと、うち9個は叶の胃袋へ、うち1個は俺の胃袋へと収まった。そして今度は洋食屋に行きたいとご所望であったから、先の中華料理屋の向かい側にある何とか言う店に入って、ナポリタン、―――のデカ盛りを頼んで無料となる19分17秒で完食す。とまあ、こんな感じで店をはしごした訳であったが、その洋食屋を後にしてようやく、ちょっと苦しくなってきたと言い出したので、シメとして喫茶店のジャンボパフェを食べることにした。彼女にしてみれば、どれだけ苦しくても甘いものだけはいくらでも腹に入れられるのだそうで、その言葉通り、パフェに乗っていたアイスが溶けるまでにバケツのような器は空になっていた。そして、喫茶店を出た時、叶は急に俺の体に凭れかかってきたのであった。
「あ、あ、………苦しい、………これがお腹一杯って感覚なんだね」
と、俺の背中に手を回してすっかり抱きついてくる。うっとりとして、今が幸せの絶頂であるような顔をこちらに向けたり、道の向かい側に向けたりする。人目もはばからず、今にもキスしそうで、その実ゴロンと寝転がってしまうのではないかと思われる身のこなし。心ここにあらずと言ったような様子。………彼女は今言った量の料理を食べて初めて、満腹感を感じられたのであった。―――あゝ、とうとう僕の願望と叶ちゃんとの欲望が、叶い、そして満たされたしまったのだ。見よ見よこの満足そうな顔を。ここまで幸せそうな顔を浮かべている者を皆は知っているか。―――少年も嬉しさに涙さえ出てくるのを感じながら、抱きついてくる少女のお腹に手を触れさせた。妊娠どころか人が一人入っているかのようにパンパンに張って、元の病的なまでに窪んでいた腹はもうどこにもなかった。胸元だけではなく、腹部にある布地もはちきれそうになっていた。思えばここに全てが詰まっているのである。今日食べた何十キロという食べ物が、………そう考えれば本来の彼女の体重の半分近くが、この腹に収まって、今まさに消化されているのである。少年と少女はついに唇を重ねるや、そっとお腹に耳をつけてその音を聞いてみると、じゅるじゅると時々水っぽい音を立てながら、しかしグウウウ、………! と言った音が、この往来の激しい道沿いにおいても聞こえてきて、この可愛らしい少女からこんな生々しい、胎児が聞くような音を立てているとは! 途端に、股間の辺りから妙な、濁流を決壊寸前の堤防で堰き止めているかのような、耐え難い感覚がして、少年は咄嗟に彼女から身を引いた。今度の今度は背中をバットで殴られたような衝撃ではなく、内側からぷくぷくと太って破裂してしまいそうな、死を感じるほどのねっとりとした何かだった。そしてそれは何故か叶の体、―――特に異様に膨らんだ胸元と腹を見るだけでも沸き起こってくるのであった。少年は恐怖で怯えきってしまった。この得体の知れない感覚が怖くて仕方なかった。目の前でふらふらとしている少女から逃げたくもなった。が、無情なことに、その少女はうっとりと近づいてきて、少年の体にすがりつくので、彼は逃げようにも逃げられず、為されるがままに、その痩せきってはいるけれども上半身の異様に膨れた体を抱いてやって、少女の希望ゆえにお腹を両手で支えながら帰路につくのであった。
「お母さんに何言われるか分からないから、楽になるまで遊んで」
離れに戻ってから、叶はそう言って俺の体に寄りかかってきた。道沿いでしてきた時はまだ遠慮があったらしく、俺はすっかり重くなった彼女の体を支えきれずにベッドに倒れてしまい、じっと見つめる格好になったのであるが、そのうちに堪えきれなくなって、どちらからともなく、
「あははは」
「あははは」
と笑い出した。
「ねぇねぇ」
「うん?」
「さっきキスしてきたでしょ」
「………うん」
俺はこっ恥ずかしくなって、素っ気なく答えた。
「もう一度しない?」
「………うん」
今度はしっかりと叶の顔を見つめながら答えた。
これで俺たちは二度目の接吻をした訳であるが、俺の手はその後、自然に彼女の胸に行った。この時、叶の方がベッドに大きく寝そべっていたので、俺の方が彼女より頭一つ下がった位置にあり、目の前で上下する乳房が気になったのかもしれない。俺の手が触れた時、彼女はピクリと体を震わせただけで、その熱っぽい顔はじっとこちらを向けていた。嫌がっている様子が見えないとなれば、少年は図に乗って、両手を突き出して乳房に触れるのであったが、それでも少女は何も言わない。思えば、少年が恋する少女の胸に手をかけた初めての時であった。やわらかく、あたたかく、頭ぐらい大きく、手を突っ込めばいくらでもズブズブと沈み込んでいき、寄せれば盛り上がり、揉めば指が飲み込まれ、掬い上げれば重く、少年はいつまででも触っていられそうな感じがした。と、その時気がついたことに、着ている物の感触として、女性にはあって然るべき重要な衣服の感覚が無いのである。
「ぶ、ぶ、ぶ、ぶらは、………?」
と少年は何度もどもりながら聞いた。
「高くって買えないの。………それに、おっぱいが大きすぎて店に行っても売ってないの。………」
と少女は儚げな表情を、赤らめた顔に浮かべる。
それきり、言葉は無かった。少年も少女も、大人にしか許されざる行為に、罪悪感と背徳感を感じて何も言い出せないのである。少年の方は、父上の言いつけに背くばかりか、この部屋に連れ込んで淫らな行為に及んでいるがため、少女の方は、相手が自分の手に届かない物持ちの息子であることから、果たしてこんなことをして良いのかと迷っているところに、突然の出来事舞い込んできたため。しかし両者とも、気が高揚して、場の雰囲気もそういうものでないから、止めるに止められない。そして、どうしてその行動を取ったのか分からないが、少年は少女に跨って下半身を曝け出し、少女もまた裾を捲って肩まで曝け出した。玉のような肌をしながらも、はちきれんばかりになったお腹に、少年はまず驚いた。驚いてグルグルと唸るそれを撫で擦り、次に仰向けになっているのにしっかりと上を向く、丸い乳房に目を奪われた。生で触った彼女の乳房は、服を通して触るよりも、何十倍も心地が良かった。少年は、少女の腹を押しつぶさないように、腰を浮かしながら、曝け出した物を乳房と乳房が作る谷間の間に据えた。と、同時に少女が頷いた。右手で左の乳房を取り、左手で右の乳房を取り、間に己の物を入れて、すっぽりと挟み込み、少年は腰を前後に振り始めた。―――少年が射精を憶えた初めての時であった。
叶の腹がほぼ元通りに収まったのは、日も暮れかかった頃であったろうか、彼女を無事家まで送って行き、すっかり寂しくなった部屋で、俺はその日を終えたのであるが、それからというもの、お話をするという日課は無くなって、代わりに、休みの日になると叶を引き連れて、街にある食事処を次々に訪れては大量に注文し、訪れてはテーブルを一杯にし、訪れては客を呼び寄せる。その度に彼女は幸せそうな顔を浮かべて料理を平らげ、満足そうな顔を浮かべて店を後にし、日の最後は必ずその体を俺に凭れさせる。彼女にとって嬉しかったのは、そうやっていくら食っても俺の懐が傷まないことで、というのは、だいたいどこの店にもデカ盛りを制限時間内に食べられれば無料になるとか、半額になるとか、そんなキャンペーンをやっているのだけれども、叶はその半分の時間で完食してしまうのである。「頑張ったら、別に2倍にしても時間内に食べられるよ」と言って、見事に成し遂げたこともあった。その店には以降出入り禁止になってしまったけれども、痛いのはそれくらいで、俺は俺の願望を、叶は叶の欲望を満たす日々を送ったのであった。
だが、叶を初めて連れて行ってから一ヶ月ほど経った時の事、父上に呼ばれて書斎へと向かうと、いつもは朗らかな父上が、パソコンの前で真剣な表情で睨んで来ていらっしゃった。俺は咄嗟に叶との行動が知れたのだなと感づいて、心臓をドキドキと打たせていると、
「まぁ、別に怒りはしないから、隣に来てくれ」
とおっしゃるので、すぐ傍にあった椅子に腰掛けて、父上が真剣に見ていたであろうパソコンの画面を見てみた。そこには家中に配置されている監視カメラの映像が映し出されていたのであったが、その映像をよく見てみると、若い少年と少女が手を繋いで庭を渡る様子と、端に俺が叶を連れ込んだ日の日付と時間が刻銘に刻まれているのである。俺は頭が真白になって、どういい訳をしたらいいのか、どうやれば許して頂けるのか、―――そういう言葉ばかりが浮かんで結局何も考えられなかったが、兎に角、叶と会っていたことが父上にバレた、それだけははっきりと分かった。
「この映像に思い当たる節はないか?」
無いと言っても、そこに写っている少年の顔は俺であるし、後ろ姿も俺であるし、背丈も俺であるし、況や叶をや。言い訳をしたところで、事実は事実である上に、父上に向かってこれ以上見苦しい姿を見せたくなかったし、嘘を言うなんて事は俺には出来ないので、正直に告白することにした。もちろん、彼女に一杯物を食べさせてたなんて言うべきではないから、ただ一言会っていたとだけ伝えることにした。
「ふむ、正直でよいよい。そんなとこだろう。いや、それにしても、いきなり自分の部屋に連れ込むとは」
と、一転して朗らかになったので、急に恥ずかしくなってきて、キュッと縮こまったのであった。
ところで俺がこの監視カメラを甘く見ていたのには、少しばかり理由がある。1つには、庭は木が生い茂っていて見通しが悪いこと、そしてもう1つには、子供部屋として使っている離れには設置していないこと、だから俺はあの日の朝、部屋にさえ連れ込んだらこちらのものと思っていたのであったが、それ以上の理由として、父上がその防犯カメラの映像をあまりチェックし給はないことが挙げられる。父上は抑止力としてカメラを設置していらっしゃるだけで、その映像を見ることは月に一回あるかないか、それもたまに半年間もすっぽ抜かすこともあれば、チェックをするのも適当に何日かを選んで、早送りをして見るだけというずさんさがあった。俺はしばしばその様子を眺める機会があったのだが、いまいち鮮明でない画面であるがゆえに、もはや人が居るかどうかが辛うじて分かる程度であった。だから、俺はあの時、叶を部屋に連れ込んだとしても、見つかるはずは無いと高をくくっていたのである。
で、子供が一人で家の中で何をしているのか気になった父上が、ひょんなことから防犯カメラの映像を、ぼんやり眺めていると、何者かと共に離れにまで入っていく事を確認し、それが何とも見窄らしい格好をした少女であるから、2、3回繰り返して見ているうちに、隣家の貧家の娘であることに気がついたのであろう。
俺はそれから、また真剣な顔つきになった父上に、たんまりと諭されてしまった。この住宅街は、その大半が一般庶民の暮らしている家で埋められているのであるが、とある一画にだけは物騒な人(に売られる)が住んでいる。不幸なことにこの家を建てる時に、上手い土地が無かったために、ある一つの家を挟んで、そこと向かい合わせになってしまった。それならば、せめて家の裏にして、木で生け垣を作って完璧に仲を隔ててしまおうと思って、お前の部屋からも分かる通り、風景は見えるようにだけしたのである。もちろん、それなら別に他の所に住めば良いではないかと思うかもしれないが、しかしこの地は俺が子供時代に何年か過ごしたことがある土地であって、そして、お前のお母さんの生まれ育った土地である。つまりは夫婦の思い出の地であって、(言葉を濁しながら、)つまりは俺もお前と同じ穴の狢であるから、近所に住む女の子を一人や二人呼んだところで何も言いはしない。が、裏にある地区だけはダメだ。別にそういう地区ではないが、何しろ物騒な噂ばかり聞く。で、彼女の家はそんな地区と我々とのちょうど境目に建っていて、一番可哀想な境遇を経ているのであるが、向こうから色々と入れ知恵されていると人はよく言う。もし問題が起これば面倒事になるかもしれないし、お前に怪我でもあったら良くない。実際、昔お前のお母さんの友人が、あの地区にいる人といざこざを起こした時に、上辺だけは丸く済んだけれども、その後に復讐として連れ去られそうになったことがあった。彼らは放っておくとどこまで非情なことをするのか分からない。だからあの言いつけはお前を心配してのことだったのだ。そもそも、俺はお前にはもっとふさわしい女性とお付き合いしてほしい。ほら、一人二人くらい学校で仲良くなった子は居るだろう。いたらぜひ言ってくれと、最終的には学校生活の話をするのであったが、父上は諭している途中ずっと真面目であった。俺はそれをふんふんと頷きながら、その実父上がそういうことを話てくれることが嬉しくて、内容はあまり耳に入ってなかった。ただ叶が可哀想なんだなと思うくらいで、始まった父上の詰りに、すっかり考えを逸らされてしまったのであったのだが、
「しかし、可愛い子だな。あんな家に住ませておくのがもったいない。転校して会えなくなる前に、分かれの挨拶くらいは許してやるから、やっておけよ」
と、突然父上が衝撃的な事を言ってのけるので、
「え? 転校?」
と聞き返してしまった。全く、転校するなどとは俺には初耳で、椅子の上でぽかんと口を開けたまま固まってしまった。
「もう少ししたら、気晴らしに別荘の方で何年か過ごすからな、―――あゝ、そうそう本当に何年間かだぞ、一週間などではなくて。だからそのつもりでな」
俺はぽかんと口を開けたまま固まってしまった。
それからは急に頭がぼんやりとしてしまって、引っ越しまでどう過ごしたのか憶えて居ない。ただ、最後に叶に会ったことだけは憶えていて、彼女は泣いていたように思う。ようやく自分が満足する量の食事を隔週ではあるけれども、取っている彼女の体つきは、微かに肉付きがよくなっているのだが矢張りガリガリに痩せ細っていた。逆に、胸元だけは一層膨らみ始めていて、その大きさはバレーボールよりも大きかった。俺は木陰に入って、最後にもう一度触らせてもらった。もうこれが最後だと思うと、お腹にも耳を当てた。朝食後直ぐに出てきたというその腹からは、矢張りゴロゴロと中で何かが蠢く音が聞こえてきた。そして泣いて泣いて仕方がない彼女と最後のキスをして、また会う約束を交わして、蕾を付け始めた桜の花を、雲の下にてあわれに見ながら袂を分かった。
2 notes
·
View notes
Text
結婚式
2020/2/16 結婚式を挙げた。
当日の朝は7時に美容室に集合のため、私と母とで前日にホテルに宿泊をした。ホテルの宿泊費は義母が交渉してくれた結果、ホテル持ちになった(義姉の時は無料だったのに私たちの時には有料に変更されていたため)。何回も打ち合わせではホテル��行っていたけれど、部屋に泊まるのは初めてだった。西洋系?な雰囲気の綺麗な部屋でL'OCCITANEのアメニティが多く、とても気持ちが高まった。
母はコロナの話や色んな雑談をいつものマシンガントークで私に浴びせてきた。軽く相槌をしつつ、彼女の当日の服を一緒に選んだ。彼女は今回2種類のドレスを購入しており、自分��ラインストーンを付けたらしい。昔から裁縫や絵が得意な母。手先が器用で素直にすごいと思ったし、その器用さが昔から羨ましかった。
12時過ぎてもマシンガントークが止まらず私はなかなか眠れなかったけど、1時くらいには寝ていたと思う。朝は6時に起床し、念入りに顔をマッサージした。なんだか当日でも実感湧かないな…と思いつつ、6時45分に母を置いて美容室に向かった。
美容室に行くと、そこからあれよあれよと髪をいじられメイクをされドレスに着替えて…と友だちから聞いていた通り、時間に追われバタバタだった。別の部屋でもメイクしている新婦さんがいたのか、和気藹々としている声が聞こえた。
9時頃に支度が上がり新郎と対面。彼もメイクをしているからかいつもより肌が明るく綺麗に見えた。美容室を出た所で外注カメラマンと初対面→合流。ホテルのカメラマンは写真を撮ってくれる枚数がかなり少ないため、私の強い希望で外注のカメラマンを手配していた。(持ち込み料で10万円もかかった…)。長身のユーモアのあるおじさんで、ずっと良い写真を撮ろうと随所で私たちにたくさん提案をしてくれた。
挙式が10時からでリハーサルが9時半にあるため、介添さんがかなりピリピリしていた。その雰囲気に私は萎縮していたけど、カメラマンが『僕が言っても介添さんに厳しい顔をされることがあるかもしれませんが、あなたがお願いしたら最大限に融通してくれようとするはず。だから要望があったら言った方が良いですよ。』 とこっそり耳打ちしてくれた。それからはあまり萎縮せずに要望は伝えよう、と気がとても楽になった。
以下、親族のみ(1部)の感想
・チャペルの控え室?に向かう際に新郎に2回ドレスを踏まれ転びそうになる。キッと睨んでしまったら新郎が萎縮。またドレスを踏まないように、私にあまり近付かなくなってしまう。
・挙式リハーサルの説明。説明しているスタッフさんの安心感と玄人感がすごい。テレフォンショッピング系とかの女性の話し方を彷彿とさせた。
・ベールダウンの練習。静かに説明を聞いている母が新鮮。
・チャペルへ入場。ベールダウンの手順と真っ直ぐに前を向きながらウェディングステップをすることに頭が精一杯。サイドの親族の顔を見る余裕がない。感動に胸が包まれることはなかった。
・ブーケにベールが絡まって気になって仕方なくなる。組んでいる腕を解いて直したら、新郎が腕を下げてしまう。神父から後に『腕を組んでクダサイ』と小声で言われる。
・近いのキス。リハーサルで頬にしようと決めて頬にしたが、とてつもなく恥ずかしい。親族や職場関係の人がいる前で口でできる人はすごい。
・雨天だったのでチャペル内でフラワーシャワー。この時は周りの顔を見れる余裕ができていたと思う。
・これからみんなで写真を撮ると言う時、新郎がホテルのプランナーに電話をしていた。人前式の誓いの言葉の紙を家に忘れたからプランナーに印刷を頼んでいたらしい(頼むから当日くらいしっかりしてくれ)。
・チャペルを出た廊下で写真を撮る時、兄がめちゃめちゃ泣いていることに気付いた。私に対してあまり思い入れがないと勝手に思っていたから驚いたし、私も胸がいっぱいになり初めて泣きそうになった。
・義祖母も泣いていた。『すごく綺麗よ〜』と褒めてくれた。
・親族の集合写真を撮るためにスタジオへ移動。みんなの顔が硬かったらしい。
・時間を置いて親族のみの披露宴会場へ。シェフズテーブルのある個室での食事会のみ。気楽で良かった。
・ドレスの締め付けが結構苦しかったけれど、ご飯は美味しく残さず食べられた。
・兄が義叔母の夫と意気投合?なのか、ものすごくデカい声でめちゃめちゃマシンガントークをしていた(多分酔いも入っていた)。
・母も相変わらずのマシンガントークだった。かなり恥ずかしい。
・お色直しのため中座。カラードレスに着替えて再入場。ウェディングドレスよりは動きやすく締め付けもそこまでない。2部の時とは髪型を変えて1部はローポニーにした。
・義姉はずっとスマホで写真を撮っていてくれていた。
・締めは新郎と私とで別々にスピーチ。記念品贈呈は、親友の真似をして三連時計を選んだ。母がとても喜んでいた。
・お見送りの際にプチギフトを渡し、無事に1部終了
2部ではまたウェディングドレスからのスタート。少し時間をもらい、カラードレスでホテル内での写真撮影をした。この日はそんなに挙式をする組が多くなかったのか、人気の撮影スポットでたくさん写真が撮れた。
2部はチームラボとコラボしたプロジェクションマッピングを用いた人前式を行ったのだけど、新郎側の家族といとこが『見てみたい!』ということで1番後ろでひっそり参加していた。入場すると部屋の中が暗いので、ゲストの顔があまりよく見えなかった。壇上に立って左側を見ると、私の友だちがたくさん笑ってくれていて嬉しかった。
以下、2部(1.5次会)の感想
・人前式(プロジェクションマッピング)。自分たちの方からは全く見えず、正直綺麗かどうか分からなかった。
・指輪交換、署名、誓いの言葉。緊張のせいか途中でフリーズしたり、署名が1部より汚くなってしまったけど、室内が暗いのでみんなに見えないだろうと開き直る。
・退場して披露宴まで待機。この時間が今までで1番長く、体力的な疲れが一気にきてしんどかった。ドレスが苦しい!と新郎に何度も訴えていた。
・披露宴会場へ入場。会場のキャプテンに流れを説明される。きちんとお辞儀をすることを意識して入る。友だちが笑顔で迎えてくれて自然と頬が緩んだ。
・乾杯→歓談。友だちがたくさん来てくれた。『おめでとう!』 『全方位可愛い』 『本当に綺麗』 『産まれてきてくれてありがとう』 と、友だちがこれでもか!とくらいの褒め言葉やお祝いの言葉を投げてくれた(オタクの友だちは語彙力が豊富で面白い)。すごく嬉しいのに頭が回らなく、『来てくれてありがとう!』 『本当にありがとう!』 と、お礼しか言えない機械人間に成り果てていた。悔しい。
・新郎の友人からもたくさん褒めてもらったけど、『写真で見るより顔が小さい』 と言われた(以前にも初対面の彼の友人から言われたことがある)。『いつもどんな写りの悪い写真を見せているんだ』 と新郎を小突く。
・高校の友人の元気の良さとテンションの高さが異常(通常通り&大好き)。高校の友人曰く『治安が悪くてごめんねー!』
・ケーキ入力。新郎と新婦の顔の動きがバラバラ。同じ向きに動かすことを事前に教えて欲しかった。
・目の前のテーブルの友人と目や顔で会話する。多分かなり変顔していたはず。
・お色直しのため中座。受付をお願いした親友を選ばせてもらった。彼女は少しテンパっているように見えたけど、その様子が小動物があわあわしているみたいでニマニマした。
・1部の時とは髪型を変えて、ハーフアップにした。メイクも少し色味を変えたのだけど、正直色の違いがそんなに分からなかった。
・再入場の曲は、ハイキュー!のOP(ヒカリアレ)にした。単純に曲が好きなのと、色当てでオタクの友だちがテンション上がるかなーと思ってこの曲にしたのだけれど、ハイキューのアシスタントをやっている友だちは知らなかったらしく残念。
・カラードレスの色当てクイズでは、ラベンダー色が1番多く消費されていた(しかもほぼ私の友人)。みんな私の好みを
分かってるなぁと嬉しくなった。
・景品を当てたのは、私の友人×2と新郎の友人×1。その内の1人は受付、中座のエスコートを頼んだ親友で、『自分が何度も出て来てしまってごめん…!』 とばつが悪そうだったけど、私は嬉しかった。むしろ色々やらせてしまってごめんね、ありがとう。
・食事が足りなかったらしいので追加で依頼した。ゆっくり出されるコース料理と違って、ビュッフェは自分で好きなだけ取れてしまうからなぁ。みんな食べられていたならいいけど…
・友だちにめちゃくちゃ見られて恥ずかしくなり手で顔を隠す。ピン写をめっちゃ撮られる。
・結びのスピーチ…途中で何を言っていいか分からなくなりフリーズする。とりあえず無難な言葉で締めたけど少し後悔。
・プチギフトを渡してお見送り。全てのゲストを見送ると、ホテルのスタッフの方々にお疲れ様です、と声をかけられた。こちらこそ長時間ありがとうございます、という気持ちでいっぱいだった。
小さなアクシデントがあったり、お互いの友人が仕事や体調不良で来られなくなったことはあったけれど、無事に何事もなく終わり心から安心した。ただ約10時間ほど���レスを着ていたから、疲労感がとにかく強かった(勿論、楽しさは同じくらいあった)。本当に、みんなが言うように時間はあっという間に過ぎた気がする。12時間くらいずっと1人で稼働してくださったカメラマンには頭が上がらない。
この日は、多くの方に感謝が出来た日で、自分にとっては一生思い出に残る結婚式になった。
本当にありがとうございました。
3 notes
·
View notes
Text
NEW YEAR’S FIRST SALE / 2020.01.03
こんにちは。
そして明けましておめでとうございます。
旧年中の御愛顧を感謝申し上げますとともに、本年もペースを崩さず粛々と、をモットーに頑張っていきたいと思います。
早速ですが明日1月4日は当店の初売り日ということで、皆様へリマインダーの意味も込めてのBLOGアップ。
今年の初売りの縛りは、買い付け時に半分私物として購入してきた物。
当然オンラインショップにお出しする商品は全て気に入っている訳ですが、
その中でも一線を越えてくる物ってあるじゃないですか。
そういうのです。
では少し長いブログになりますが、ご紹介致します。
80’s KELTY Ripstop Nylon Puffer Jacket [About XL]
POST JUNKの前年度ベストバイはコレ。
得体の知れない異様な迫力に圧倒されました。
この生地って服に使うものなの? と思うほどにハリの強いリップストップナイロン。
丸さを極めたボリューミーなシルエット。
その他にもポケットデザイン、大ぶりのハイネックフード、唐突に付くナイロンパッチ、
ドスの効いたブラックカラー、蛍光イエローのジップ���。
これらの全てが完璧に噛み合って、まるで怪物のような風貌に。
2020年、何がこれを超えるのか楽しみです。
70’s GERRY Trucker Type Nylon Down Jacket [L]
初めて見るトラッカータイプ。
ヤバイ。
GERRYは目から鱗を落とされる事が良くありますが、これもそうでした。
デザインの落とし込み方が凄く現代的、でもちゃんと古いというのが心をくすぐる。
突飛で余計な遊び心もないですし、ユニークだけど芯が固い。
これぞ正にGERRYの真骨頂。
古着好きかどうかは関係無く、反射的にクールだと感じてもらえるアイテムだと思います。
00’s CHAMPION “1999 HOME TOWN” Spray Painted Reverse Weave [XXL]
ペンキじゃなくて、スプレーでのペイントカスタム。
しかも絵心がある系のペイントではなく、適当に書き殴ったようなラフい勢い。
このアプローチは本当に新鮮。
またXXLのオーバーシルエットという点もクレイジーなルックスの一要因。
ボディは近年の物ですのでまだ古着的価値は無いですが、一つのデザインとしての魅力はズバ抜けています。
70’s DERBY OF SAN FRANCISCO “HAYWARD MAJESTICS / BLACK” Car Club Jacket [42]
一つの文化が乗っかった、歴史的な重みを感じる事ができるダービージャケット。
古い、ブラック、カークラブ刺繍のスペシャルピース。
案の定値段はそれなりになってしまうのですが…
でも、これを目の前にして日本に持って帰らぬ訳にはいかないじゃないですか。
写真撮っててほんと楽しかったです。
90’s TRAIL DESIGNS Multi-Pocket Black Nylon Anorak [XL]
テクニカルなディテールワークが秀逸なナイロンアノラック。
まるで特殊部隊的なコンバット感が最高にクール。
こういったトレイル系のアウトドアウェアでソリッドブラックというのは案外少ないです。
何色であっても即買いレベルのルックスではありますけれども。
あと、 オーバーサイズウェアの上からでもガバッと被れるサイズ感が凄く良い。
これが使い勝手の良さを滅茶苦茶高めてます。
90’s CALVIN KLEIN KHAKIS “SPEC INFORMATION PRINT” Rain Coat [L]
何だこれは。
しっとりしたゴム引きナイロンに施されたスペックプリント。
生地的にはレインコートで間違いないと思いますが、それにしてもユニーク。
フードは取り外し可ですので、コーチジャケット感覚で着用可能。
実験的だけどあくまで実用的。
このデザインで着やすい、ってのが本当に素晴らしいと思います。
00’s PATAGONIA “ACU DIGITAL CAMO” Reversible Snap-T Special [About L]
モデル名の通り、スペシャルなスナップT。
アポイントを取っていたディーラーに会いに行ったら、これ着てた。
で、当然それ欲しいと言ったらMaybeの一言。
ハラハラしながらその他アイテムの交渉を終え、最後にはちゃんと売ってくれました。
ちなみに襟タグはそのディーラーが自分で切ったと言っていて、サイズはLとのこと。
実寸からして本当だと思います。
90’s PATAGONIA Cobalt×Teal Super Alpine Jacket [About L]
迷って迷って結局仕入れたSUPER ALPINE JACKET。
スルーしてもどうせ誰かに買われるんだよなと思ったら、もう買っちゃえと。
とにかくコンディションが良かったので最終的にはそれが決め手になりました。
ただ��下と内ポケ横のタグが切られてますが、93年製のLで間違いなかろうと思います。
70’s MONTGOMERY WARD “INSIDE OUT” Cotton Twill Jacket [M]
チャレンジングなインサイドアウトシーム。
このデザインでMONTGOMERY WARDという意外性にやられましたね…
そもそもストアブランドの中ではぶっ飛んだ事をするイメージはありますが、これほどスマートに飛ぶとは。
決して大味ではなく着ると非常にクリーンで、パンクとモードの雰囲気が一つに収まってる。
それはボディのショート丈に対して、袖丈がしっかり確保されている所が肝になっていると思います。
一目でスマートだな、って。
是非着用写真を見ていただきたいアイテムです。
MAISON MARTIN MARGIELA 10 / 07AW V-Neck Knit [XL]
インサイドアウトと言えばMARGIELA、という事でこちらを。
無駄な装飾は一切施されずに仕上げられたミニマルなデザイン。
強いて言えば、襟リブ底の付き方が少し変わってるな、くらい。
そしてこのネックの深さが絶妙で、単体で着るにも深すぎず浅すぎずの最高なバランスとなっています。
これは長く付き合えますね。
00’s UNDERCOVER “SCAB / ONE OFF” Black-Dye Customized Jacket [About XL]
私にとって、UNDERCOVERの特別なアーカイブ。
実物のジャングルファティーグJKTをベースとした、ONE OFFシリーズのコレクタブルピース。
SCABシーズンの大きな特徴であるモン族の刺繍生地に、ボディ黒染め、ICONOCLASTのアイコンを抜き出したバックプリント。
これがどうやら海を渡っていたようで、逆輸入の形で保護してきました。
私的には美術品を買ってきた様なものです。
収めておきたいけど写真にしっかり残したので販売します。
00’s CRYPTOPSY “AND THEN YOU’LL BEG” Damaged L/S T-Shirt [L]
一つの完成品。
ちょうど一線超えて、最早美しいタイプのフェード。
グレイッシュなブラックカラー、霞んだプリント、各所のリアルなダメージと手縫いのリペア。
左肩は安全ピンで穴を塞いでる。
安全ピンが付いてる服を初めて格好良いと思ったかもしれないです。
この雰囲気、決して真似しては作れません。
グラフィックのレイアウトもセンス抜群です。
90’s FRUIT OF THE LOOM “BLACK & BLANK” Hoodie [XL]
今回の初売りラインナップで、完全私物ならば着用頻度が最も高いのは間違いなくコレ。
90's FRUIT、”黒無地” フーディー。
この黒無地、無い訳ないのにTEEとスウェットに比べて少な過ぎだろって位、出ない。
ほんとにやっと見つけたの一言。
幸運なことにサイズもXL、フード紐付き。
100点!
00’s HELLS ANGELS SUPPORT 81 Multi-Print Damaged Hoodie [3X]
アートピース。
00’s SPITFIRE Black Cup Shoulder Jacket [XL]
深い所で眠っていた、SPITFIREカップショルダージャケット。
夜明け前に発見し、ヘッドライトに照らされて胸の刺繍が見えた時はテンション上がりました。
厚手のコットンツイルを使用し本家ダービーよりもヘビーでタフな作りに。
その分あの繊細さはありませんが、また違った魅力があるのは間違いないです。
これもXLですしね。
00’s HANNIBAL T-Shirt [XL]
まだ局所的な感じですが、2000年以降のムービーTEEでは非常に上玉と言える一枚。
HANNIBALと言えばこの写真、プリントサイズが絶妙ですね。
デカいと怖いと思いますので。笑
さらに背中にはあのキャッチコピーを背負ってます。
ボディも面白いの使ってて、後染めならではの荒い風合いとくすんだ色味が魅力となっています。
80’s BURBERRYS Harrington Jacket [16-R]
出た!しかも肩にベルト付いてる!
これが率直な感想。
このアジャストベルト使いはユニークで上品、ここを絞ることで袖丈の調整が可能です。
しかし誠に数の少ないハリントンタイプ。
ちゃんと古さもありますし。
カジュアルだけどシャツINのカタい装いにも十分対応可能という秀才です。
BOTTEGA VENETA Quilted Wool Jacket [46]
こちらも古めのBOTTEGA VENETA。
おそらく80'sくらいかなと思います。
甘く柔らかいウールメルトンに深いオリーブカラー。
もっさりしてるんだけど品の良さが滲むところは流石の一言。
今でこそ洗練し切ったブランドイメージではありますが、こういった古着的要素の強いアーカイブにも魅力があります。
持ってると頼れるタイプのアイテムです。
90’s BOOTLEG GUCCI GG Monogram Knit [About XL]
グッドブート。
この品行不良な雰囲気、そして着やすさで言えばむしろ上を行くルーズフィットシルエット。
それグッチ? いやブートだよ。
より良いじゃん!
まで想像できる一品です。
90’s MARC NEW YORK Black Nylon Fireman Jacket [XL]
大味かと思いきや、着用すると驚くほどにシック。
これはSICKの方のニュアンスもあり。
おそらく、ダウンJKT以外なら何を着てても上から羽織れるオーバーサイズ。
逆に薄手でもガッツリ肩が落ちて今度はエレガントなルックスに。
こういうストリートスタイルはずっと格好良い気がします。
80’s WRANGLER “3 TONE COTTON TWILL” Western Shirt [15-1/2]
SICK!!!!!!!!!!
70’s~ UNKNOWN Non-Stitch Mustard Down Jacket [About L]
出ましたよ、私が愛してやまないこのデザイン。
ノンステッチのマスタード、そして何故か袖先にエスニックテープ。
たまらんわコレは。
以前にFROSTLINEの同型・同色を販売し、その後も探し続けてコレが出ました。
ブランドは不明ですが、自信を持っておすすめで���ます。
是非とも細身のブラックジーンズで羽織ってみてほしいです。
80’s DERBY OF SAN FRANCISCO “BLACK” Derby Jacket [42]
オールドのブラック。
実はネイビーでした~のオチは無く、ちゃんとブラックです。
裏地破れやボタン欠損、ポケットジップスライダー欠損どころか、襟元のレザーテープまで残るグッドコンディション。
レザーテープに関しては最早無いのが当たり前ってレベルなのでマイナス判定してませんが、付いてるとやっぱ嬉しいです。
文��無しの上玉です。
00’s~ DERBY OF SAN FRANCISCO “BLACK” Derby Jacket [XL]
こちらは比較的最近のDERBYオリジナルモデル。
同じくソリッドブラック。
裏地が強度のあるサテンに変わってますので、スレに強く破れにくいです。
ちょっとだけ袖先リブに汚れありですが、着用回数は少ないと思われるグッドコンディションです。
90’s RUSSELL ATHLETIC Painted Black Hoodie [XL]
これ、ちゃんと本物。
本職が絵描きの人から譲ってもらいました。
ひょんな事から知り合って初めて会いに行った時、これが椅子に掛かってました。
この他に幾つか購入しましたが、これがダントツに格好良かった。
やっぱ人の私物を見るのが一番面白いんだよな…
90’s BRITISH POLICE Reflective Patch Gore-Tex Jacket [2]
英国警察GORE-TEXジャケット、with POLICE PATCH !
しっかりリフレクター仕様のビニール製パッチ。
街で見かけたら一瞬緊張が走るデザインであり、またギャグでもある。
これ着て自分の子供を抱っこしたら頼れるパパの完成です。
UNKNOWN “BASE” Boa Liner Low Gauge Cardigan [M]
頑張って調べても詳細が掴めず、滅茶苦茶気になっているカーディガン。
知ってる方は是非教えて欲しいです。
とりあえずそれは置いといて、前後とも最高にPOPなデザインに一目惚れ。
ボア仕様のボリューミーな所もまた可愛くて。
ブランドはどこでも良いんですが、やっぱ知ってる方は是非ご一報を。笑
90’s PARAGRAFF “MADUROS FUNERAL HOME” Black Bowling Shirt [M]
棺桶の中からこんにちは。
その棺桶にはFUNERAL HOME(=葬儀場) の文字が。
こんなクレイジーなボーリングシャツ、見たことないよ。
黒×白のレーヨンボディもスタイリッシュで、単純に着たいなと。
モノトーンスタイルが最高にクールです。
00’s BART SIMPSON “CAN’T SLEEP, CLOWNS WILL EAT ME...” T-Shirt [XL]
これも探してた一枚。
前に同ワードのデザイン違いは見つけましたが、こっちのグルグルタイプをずっと探してました。
昔インスタか何かで見て欲しいなと。
やっと出てきました。
90’s REMO “DRUMS WITH AN ATTITUDE” T-Shirt [XL]
ベスト。
直近の買い付けで見つけたTEEの中では、これが最強。
70’s NEW YORK MAGAZINE Logo Print T-Shirt [L]
大好きなテキストデザインの一つ、NEW YORK MAGAZINEロゴ。
いつ見ても綺麗だなと惚れ惚れ。
服好きからしたら、それらがTシャツに乗っかるのが最も上等というもの。
ボディも古めの良い奴、UNION UNDERWEAR。
正にTシャツをキャンバスに見立てた様な、アート要素の強い一枚です。
80’s~ CHROME CRANKS T-Shirt
バンド良し、デザイン良し、ボディ良しの全部入り。
注目せざるを得ない、脳味噌へダイレクトに訴えかけてくる最高のグラフィック。
ぶっ飛んだ音楽性だとTシャツもこうなるのか。
次出る気がしないレアピースです。
90’s GERRY Black Ripstop Nylon Down Coat [L]
昨今のパチパチスロープコート人気の中、当店ではこちらをピックアップ。
まぁスロープが見つかってたらそっち出してると思いますが…笑
でもこっちだって負けてないですよ。
むしろこっちのがオラオラ感無くてスタイリッシュじゃね?
ブラックだし?
いやぁ、今だと何言ったって負け惜しみにしか聞こえないですね。笑
ただ格好良いよ、という事だけは胸張って言えます。
80’s MILLET Colorblock Pullover Fleece Jacket [L]
良質なデザインのフランス製MILLET、プルオーバーフリース。
見ませんねこれは。
クレイジーだけども品よく着地させる力量に感服。
クソ無地野郎の私でもこれは着たいと思いました。
袖で隠れてますが、しっかり両サイドにポケット完備で使い勝手も◎。
70’s~ WRANGLER 4-Pocket Denim Jacket [About M]
編み編みのモチーフが4個。
なんだそれは?笑
HOBOとした風貌もやけに破天荒だし、シャーシャーの縦落ちが実に見事。
これは完全に70′sラバーの為の服ですね。
ランチャーやコーデュロイでこってり、もしくはスリムパンツでモードにも。
実は着やすい素直なヤツです。
70’s LEE Cotton Suede Jacket [About M]
太いステッチワークが最高にクールなコットンスエードジャケット。
ブラウン×イエローのカラーリングが冴え渡ってます。
そして、ワイドめだけどコンパクトなグッドシルエット。
荒いようでビシッと綺麗目に収まる、 先のMONTGOMERY WARDと同感覚のギャップあり。
アメリカっぽい上品さが引き出された一品だと思います。
80’s ATLANTIC Nylon Motorcycle Jacket [DEAD STOCK] [L]
随所のカッティングの良さが光る、ATLANTICモーターサイクルジャケット。
イカツさは無く極めて街着的で、着るとよりその魅力が実感できます。
そしてばっちりタグ付き、型名はCONTINENTALとの事です。
90’s JAY Y. KO Optical Pattern Velvet Shirt [About XL]
視覚に訴える大好きな柄。
ベルベットの生地感は非常にグラマラス、さらには開襟のセクシーさもプラス。
でもちゃんとドン臭い所もあるのが良く、それらの塩梅が絶妙なんです。
単体での着用はもちろんですが、少し縦長のシルエットですのでレイヤードも捗るという。
ガウンコートやコーチジャケットなんかのインナーに仕込んだら即お洒落です。
90’s STONE ISLAND “BLUR COMPASS LOGO PRINT” L/S T-Shirt [L]
国内外問わずの人気っぷりが凄いSTONE ISLANDから。
胸にアイコンをひと刷り。
当ブランドでこのシンプルさは逆に新鮮。
ボヤけたグラフィック���体も格好良いんだこれが。
シルエットもやっぱ綺麗だな、と思っていただけるはずです。
00’s TIFFANY & CO. “BELLEVUE AQUARE” L/S T-Shirt [XL]
TIFFANYらしさ溢れるロマンティックなグラフィック。
でもボディはHANES BEEFYのロングスリーブというのが刺さったポイント。
いつも通りの着方で大丈夫だ。
80’s HOLLAND MILITARY Chemical Protective Parka [S]
私の中では最強のケミカルプロテクティブアイテム。
アメリカやイギリスのも格好良いけど、ファッションとして見た場合には断然オランダ軍のこれが好き。
アメリカ買い付けなので当たり前ですが、これあんま出ないです。
胸ポケにはステンシル入りですし。
ミディアム丈のシルエットも非常に着やすく、バランスが綺麗に整った良い個体です。
80’s U.S. ARMY M-65 3rd “LA COUNTY JAIL” Prisoner Jacket [About XS]
M-65ベース!
これは嬉しい。
色々あるプリズナー物の中でもレアい一枚。
サイズは多分XS、タイトなパンツで羽織りたいコンパクトなシルエット。
右胸にもLA COUNTY JAILのプリントが入ります。
これ当分出せないと思います。
80’s LEVI’S “70506 / STRIPE DENIM” Trucker Jacket [About 44]
70506の珍モデル。
人とはちょっと違うのが良いという方へ。
私は古着かサラ着かは問わず、こういった形同じの生地違いって服に惹き付けられます。
形は結局、オリジナルに戻っちゃうから。
やっぱり長く着れるんです。
90’s SIK WORLD “FUCK YOU YOU FUCKIN’ FUCK” T-Shirt [L]
爽快な口悪シリーズの中で一番好きなデザイン。
ほぼFUCKしか言ってないですからね。
ちゃんとSIK WORLD製の品を見つけてきました。
90’s EARLY WINTERS Switching Boa Pile Knit [XL]
ユニークなEARLY WINTERSパイルニット。
一見フリースっぽいですが、これボアパイルニットなんです。
ほんと急所を付いてくるブランドですね…
アウトドア好きだけでなく、単純に洋服好きの人達へもアプローチしてくる。
緩めのサイズ感が最高にキュートですよ。
90’s EARLY WINTERS Ripstop Nylon Pullover Jacket [M]
お次もEARLY WINTERSから、薄手のリップストップナイロンプルオーバー。
ミッドレイヤーな仕様ですが、単体でも様になるカッティングの面白さ。
明るすぎず暗すぎずの綺麗なパープルも魅力的。
あと背中にジップポケットのパッカブル機能付きです。
90’s MARMOT T-Shirt [XL]
極上コンディションの90’sオリジナル。
アウトドアブランドのオールドTEEには特別な存在感があります。
特にこういったアイコニックで分かりやすいデザインは尚の事。
サイズもGOODです。
90’s IMMACULATE CONCEPT “広げると T の字形になることからこの名称がある。” T-Shirt [M]
またクセ強いの出てきたなぁ…
Tシャツについて教科書的な口調で説明するグラフィック。
フロントは英語で同内容のワードが腹部にON、あと襟下にブランドアイコン?
アメリカにあったのが不思議ですが、これどうやら日本のブランドのよう。
アート畑の方が90年代からやってたみたいです。
薄薄な情報ですみません、とにかくグラフィックが良いってだけで買いました!
70’s~ ELY “CHEST POCKET & JACQUARD BICYCLE PATTERN” T-Shirt [L]
かなり笑った一枚。
これほんと好き。
藪から棒なチェストポケットに整然と並ぶ自転車ジャガードパターン。
もう狂ってるとしか。笑
しかもポケット口にボタン付きですからね。笑
ディスってるみたいになっちゃいましたが、大真面目に良いと思ってます。
80’s CHAMPION “SHOWBOATERS / BIG MAC 12” Flocky Print T-Shirt [L]
プリントレイアウトが非常にユニークな80′sトリコTEE。
しかもこれフロッキープリントで、さらにバックにもプリントが入ります。
ボディは横割りの少し珍しいタイプ、汚れ一つ無い極上コンディション。
良いですよコレ。
90’s COMPLETELY KLUELESS Glitter CK Print T-Shirt [XL]
愛のこもったラメ+発砲ロゴプリントのCKパロディ。
調べて初めて知りましたが、どうやらフリスビースポーツ(?)のチーム名らしいです。
おしゃれセンス高めですね。
このラメTEEならば是非とも着たいと思い、個人的にとても気に入っている一枚です。
00’s SCANDIA WOODS Black W-Pocket T-Shirt [XL]
私の大好きなSCANDIA WOODSのWポケットTシャツ。
このマヌケ極まりないルックスがすごく好き。
古くなくこれくらいのライトな感覚が丁度良い。
ブラックは無いかと探してて見つけましたので、この度の初売りラインナップ入りとなりました。
90’s TITANIC T-Shirt [M]
味わい深いTITANIC TEE。
ブートだからこそ出せるこのシュールさ。
タイタニックのイメージとは真逆の、不穏でしかないルックス。
オーソドックスでは満足できないという好き者の為のTシャツです。
00’s ST MICHAEL “DENNIS THE MENACE AND GNASHER” U.K. Made T-Shirt [M]
MADE IN UKのST MICHAELという点がグッとくるDENNIS TEE。
比較的新しくヴィンテージ要素が無いのも好きな所。
モチーフが良ければが結局どっちでも構わないんですね。
また着抜プリントですので色合いも非常に綺麗です。
90’s~ NUCLEAR RABBIT T-Shirt [XL]
国内ではまず見かける事の無いグッドバンドTEE。
BAD BRAINSやPRIMUS等の狂った音楽が好きな方は100%好きだと思います。
これに関しては、病んだアートワークとクタったボディの組み合わせが最高。
バックプリントも秀逸ですよ。
90’s OASIS “(WHAT'S THE STORY) MORNING GLORY?” T-Shirt [XL]
さぁラストはこちら。
ロゴだけで押し切れるバンド、OASIS。
説明不要のグラフィックです。
以上、2020年初売りアイテムのご紹介でした。
当記事内でご紹介した全アイテムは明日1月4日(土)の12:00から、
POST JUNK ONLINE STORE と Houyhnhnmʼs の2ショップで同時発売となります。
よろしくお願い致します。
POST JUNK Used & Vintage Online Store
INSTAGRAM
FACEBOOK
TWITTER
Houyhnhnmʼs
3 notes
·
View notes
Text
きみのすてきな流行感性
ロシアへ来てから、勇利は毎日の生活に夢中で、ヴィクトルとゆっくり話す時間がなかった。リンクでも町でもおぼえることが山ほどあるし、新しい人間関係や環境に慣れなければならない。ヴィクトルはヴィクトルで、この時期だからこそできる仕事に駆けまわっているので、話ができるのは、都合があう朝と夜の食事のときだけだった。勇利は、ヴィクトルの身体が心配だった。誰かに会ったり人前に出たりするのが好きなひとだし、楽しんでいるとは思うのだけれど、しかしあまりにせわしないとやすんで欲しくなる。そろそろのんびりできるかなと勇利はぼんやり考えていた。 「勇利、今日、わかってる?」 ヴィクトルが朝食のときに言い出した。 「わかってるよ。テレビの収録でしょ?」 「よかった。おぼえてた」 「ぼくは忘れないよ。忘れんぼなのはヴィクトルじゃない」 「よくそういうことが言えるよね。まあいいけど。すべて英語で話すし、関係者も知り合いばかりだからね。大丈夫さ」 ヴィクトルは勇利にほほえみかけた。 「久しぶりに一緒にいられてうれしい」 「仕事でしょ」 「それでもだよ」 勇利は練習を休み、ヴィクトルと一緒にテレビ局へ出掛けた。堅苦しい番組ではなく、ヴィクトルとその生徒である勇利を招いて談話するというだけの簡単なものだった。短い番組で、ヴィクトルの言った通り英語で構わなかったし、それに司会者も気さくなたちだったので、勇利は安心して話すことができた。時間はあっという間に過ぎ、「じゃあ最後に」と司会者が楽しそうに切り出した。 「お互い、気に入らないところはある? これは直して欲しい、改善して欲しい、というようなものは。まず……ユーリはどう?」 「そんなのあるわけないさ。勇利は俺のすべてを愛している」 「ヴィクトル、君には訊いてないんだ。ユーリ、どうだい?」 「そうですね……」 勇利は考え深そうに口元に手を当てた。 「あの、私的なことでもいいんですか?」 「もちろんだよ! むしろそういうのが聞きたいね!」 司会者は歓迎するように両手をひろげた。 「勇利、俺の日常生活を暴露するつもりなのか?」 ヴィクトルはおもしろそうに勇利の顔をのぞきこんだ。 「ヴィクトル、買い物が長すぎるんだよね」 勇利はヴィクトルの目を見て言った。司会者が大笑いする。 「しかも速いの。あっち見たいこっち見たいあれもいいこれもいいって。疲れるから、ちょっと控えて欲しい」 「そういうのが楽しいんだよ、買い物は」 ヴィクトルが反論した。司会者が訊いた。 「ヴィクトルは普段なにを買ってるわけ?」 「いろいろです。多いのは洋服かな。最近は一緒に買い物はしてないんですけど、たまに行くとすごくて」 「買い物か。そろそろまた勇利と行きたいね。勇利のものを買いたいよ」 「いらない」 「いるよ」 「はいはい、痴話喧嘩は終わってからね。ヴィクトルがユーリに直してもらいたいところは?」 「俺かい? 俺はね」 ヴィクトルは胸を張った。 「勇利ってダサいんだよね、はっきり言って」 「なんで得意そうにしてるの?」 「だからそれをやめてもらいたい。勇利の服は燃やしてしまいたい」 「すぐそういう物騒なことを言う」 「勇利のものを買いたいのはそのせいだよ。勇利、変な服しか着ないからね」 「失礼だな。普通だよ」 「ダサいニット帽かぶってマスクしてるんだよ、普段。信じられる?」 「見たところ問題ない……というより、上品でおしゃれだと思うけどね」 司会者が、勇利のスーツ姿を手で示して言った。ヴィクトルはおごそかにかぶりを振った。 「ちがう。これは俺が選んだんだ」 「なるほど」 「勇利はおしゃれな服なんて絶対だめなんだから。そういうのを買っちゃいけない呪いにでもかかってるのかと思うよ。俺がといてあげようか? キスしたらもとに戻る?」 「うるさいなあ」 勇利はヴィクトルをにらみつけた。 「ぼくみたいな地味なやつが変におしゃれな服着てるほうがおかしいでしょ。不釣り合いじゃん」 「そんなことを言うのか? きみはとても綺麗なのに」 「そういうのいいから」 「頑固でね」 ヴィクトルはどうだというように司会者のほうを見た。勇利は拗ねた。 「何なの?」 「だが勇利、その理論だと、自分ではなくかっこいい者が着るのなら、勇利の感性もダサくならず、ちゃんと容貌に見合うものを選べるということになるね」 ヴィクトルが突然妙なことを言い出した。 「え? いや、そういうつもりはないんだけど」 そんなことを考えて発言したわけではない。勇利はすこし慌てた。 「でもそういうこと���ろ?」 「そうじゃないよ。ただぼくは、ぼくが地味なやつだって言いたいだけであって──」 「いい男が着るならしゃれたものを選べるんだね?」 「ちがうって言ってるじゃないか」 「もし──」 ヴィクトルは口元を上げてほほえんだ。 「もし俺が着るなら、勇利はとびきりの服を選んでくれるんだね?」 「えっ」 思わぬことを言われて勇利は絶句した。 「勇利なら、俺を超一流の男に仕立ててくれるんだね」 「な、なに言って……」 「俺はできるよ」 ヴィクトルはにやっと笑った。 「俺は勇利を最高にうつくしくすることができる。勇利の魅力は俺がいちばんよくわかってるからね」 「そりゃヴィクトルはそうかもしれないけど──」 「勇利にはできないのか?」 ヴィクトルは嘆くように言った。 「俺を輝かせることができない? 何年も俺を追いかけてきたのに?」 「そ、それは……」 「勇利は俺の魅力を世界一わかってくれてると思ってたんだけど」 ヴィクトルは急にいたずらっぽい顔をした。 「そうでもないのかな?」 からかうように言われて、勇利の闘争心に火が点いた。彼は思わず叫んでいた。 「そんなことないよ!」 「本当に?」 「できるよ! ヴィクトルのかっこよさはわかってるよ!」 「うれしいな。絶対だね?」 勇利は鼻息も荒く、こっくり大きくうなずいた。ヴィクトルはにっこりした。 「聞いたかい?」 彼は司会者に視線を向けた。 「勇利、俺と勝負するってさ」 「え?」 勇利はきょとんとした。 「俺は勇利に合う服を選ぶ。勇利は俺にいちばん似合う服を選ぶ。どっちが相手のことを理解しているか、一対一の勝負だ!」 「ちょっと!?」 勇利はうろたえた。そんなことをするなんて聞いていない。 「俺が勝ったら勇利のダサい服、全部燃やすからね!」 ヴィクトルは片目を閉じて魅力的に笑った。 「勇利が勝ったら──、どうする?」 「ヴィクトル、なに言ってんの?」 「おや? 俺のかっこよさはわかってるんだろう? やっぱり無理なの?」 勇利はむっとした。無理なのかと言われると腹が立つ。もちろんできる。無理じゃない。 「いいよ! ヴィクトルが勝ったらそれで! ぼくが勝ったら──」 「勝ったら?」 「……ぼくの言うこと、なんでも聞くこと!」 「乗った!」 ヴィクトルはおおはしゃぎで手を打った。 「そうこなくちゃ、勇利!」 大変なことになった……。帰宅した勇利は、ソファにつっぷし、ぐったりしていた。勢いで余計なことを言ってしまった。すぐにむきになるのは悪い癖だ。いまさら言っても仕方がないけれど。 結局、ヴィクトルと勇利のおしゃれ対決は、撮影され、テレビ放映されることになってしまった。なんでそうやっておおごとにしたがるんだよ、ヴィクトルは! 勇利は温泉オンアイスのときを思い出した。うかつだった。ヴィクトルがそういう性質だとわかっていたのに挑発に乗ってしまった……。 「勇利、楽しみだね!」 ヴィクトルはずっとうきうきしており、たいへん機嫌がよかった。 「勇利が俺のために選んでくれる服か! いったいどんなものなんだろうね」 「…………」 勇利はうらめしそうにヴィクトルをにらんだ。しかし、自分でうなずいたことなので文句を述べるわけにもいかない。 「すごくダサいの着せられても知らないからね」 「あれ? 勇利は俺の魅力がわかってるんじゃなかった? かっこよくしてくれるんだよね?」 「…………」 はあ、と勇利は溜息をついた。憂鬱だ……。 「楽しみだね」 勇利はちっとも楽しみではなかったけれど、収録の日はあっという間にやってきた。規則は簡単で、指定された店でそれぞれ相手に似合う服を選び、交換して着て勝負するのだ。勝敗をきめるのはスタジオに集められた観客だ。彼らは、スタジオに設置されたモニタで、買い物をしているふたりの様子を見られるしくみである。 はあ、おなかが痛くなりそう……。 勇利はヴィクトルと一緒に店の前に立ち、例の司会者に「意気込みは」と質問されて「がんばります」と力なく答えた。 「ユーリ、元気がないみたいだね」 「そんなことありません」 「勇利、かっこいいの選んであげるからね!」 ヴィクトルが明るく言った。 「こっちはものすごく元気だね」 「どきどきが止まらないよ! 勇利はいつも俺をときめかせるんだ!」 「のろけが始まりそうなのですぐに移動してもらおう。ちなみにユーリ、今日の服は……」 「ヴィクトルが選びました」 勇利は店に入った。ヴィクトル行きつけの店である。もちろん彼の指定だ。ヴィクトルは別の店で選ぶことになっているので、相手がどんなものを持ってくるかはわからない。 「えっと、こんにちは……」 勇利はおそるおそる言った。雰囲気だけで圧倒されそうなブランド店である。ヴィクトルと出会っていなければ、一生縁などなさそうな店だ。 「いらっしゃいませ」 訓練された店員は、笑顔で丁寧に挨拶した。 「どうぞご自由にごらんになってください。ご質問などございましたらなんなりと」 「ありがとうございます……」 勇利はきょろきょろと店内を見まわした。どれもヴィクトルが身につけそうな、高価そうな服である。この店で選ぶ限り、「ダサいのになっても知らないからね」といったような状況になることはないだろう。 「うんと……」 やっぱりヴィクトルはスーツかなあ、とそちらを見てまわった。でもそれじゃ変わり映えしないのかな、と堅苦しくないものも見てみる。しかし、眺めれば眺めるほど、ヴィクトルならどれでも似合うじゃん、という気持ちになってきて困ってしまった。 これって、結局どれ選んでもすごい服なんだし、ぼくがきめる意味あるのかな……だってヴィクトル全部着こなせる。それとも、やっぱり上と下でちぐはぐになるっていうことはあるんだろうか。勇利はおおいに悩んだ。 「迷ってます?」 ディレクターが笑顔で尋ねた。 「はい。どれも似合いそうで……」 「テーマは?」 「テーマ……テーマは……」 そうか。テーマか。それを考えれば方向性もきまる。勇利は口元に手を当てた。 「……ないしょです」 ディレクターが笑った。 テーマ……。 勇利は店内をぐるっと見まわした。この中から、ヴィクトルに似合うものを選ぶ。そのためのテーマは……。 「……よし。きめた」 選んだ服を抱えて勇利がスタジオに行くと、ヴィクトルはすでに戻っていた。これからそれぞれ相手の選んだ服に着替えなければならないけれど、見てしまってはおもしろくないので、目隠しをすることになった。そこでヴィクトルが「俺が勇利を着替えさせたいし、勇利以外に着替えさせられるのはいやだ」と言い出し、勇利を赤面させた。 「ヴィクトルあのさ、そういうこと言うのよしてよ……」 「ほら、勇利、早く」 ヴィクトルははしゃぎきっている。 「俺、楽しみにしてたんだから。まあ勝つのは俺だけどね」 「はいはい」 勇利はヴィクトルとふたりきりで控え室に入り、着替えにかかった。 「俺からにしようか。勇利、頼むよ」 「はい」 勇利はヴィクトルの目元をタオルで隠し、高級な紙袋から衣服を取り出した。 「ヴィクトル、腕上げて」 「ワオ、これ、なんだか楽しいね」 「楽しくないよ。ほら、こっち通して」 「俺は楽しい。これはシャツ?」 「考えなくていいから。今度は足。足上げて」 「こう?」 「バレエじゃないんだよ」 「あ、これはネクタイ? そうだろう」 「考えなくていいって言ってるじゃん」 「なんだこれ。ふわふわしてるね。ぬいぐるみ?」 「そんなわけないでしょ」 勇利は苦労しながらヴィクトルに服を着せた。ヴィクトルは質問が多かった。最後に長いコートを着せる。こうしておけば、着替えたあとの服がヴィクトルにわからない。 「じゃ、次、勇利ね」 勇利に目隠しをすると、ヴィクトルは鼻歌を歌いながら、手際よく服を着せていった。下着一枚になってヴィクトルに衣服を着せてもらうなんて、なんだか変な感じだ。 「刺激的だろう?」 「思ってません」 「いや、勇利は思ってるよ」 「勝手にきめないで」 「キスしちゃおうかな」 「ばか!」 軽口を叩いてはいるけれど、ヴィクトルの手つきはどこまでも丁寧で優しい。勇利は、まるでいつくしまれているようだと妙なことを考えた。 「うん……、やっぱりいいね……」 ヴィクトルが感慨深そうにつぶやく。 「ああ、早く素顔の勇利でこの服が見たいよ」 その気持ちは勇利にもわかった。 それほど時間はかからなかった。シャツ一枚とボトムスのみだ。ただ、コートを��せる前に、ヴィクトルは念入りに皺を整え、襟元にもふれた。 「……できた。あとは髪だね」 ヴィクトルは手に整髪料を取ると、両手をこすり合わせ、かるく梳き上げるようにしながら勇利の髪を上げた。試合のときよりすこし崩している。幾筋かふわっと前髪が下りた。 「俺の髪はこのままでいいかい?」 「いいよ」 「よし。じゃあ行こうか、勇利」 ヴィクトルがにっこり笑った。 「靴は見えてもまあ仕方ない。でも、できるだけ見ないようにしよう」 「うん」 勇利がヴィクトルの前に靴を置くと、ヴィクトルはそれに足を入れ、それから勇利の足元にひざまずいた。 「さ、勇利、足を上げて」 「え、自分で履くよ」 「いいから」 結局、靴まで履かせてもらってしまった。勇利は赤くなった。 ふたりを迎えたスタジオの興奮は最高潮だった。 「お待たせ。ごめんね、ちょっと着替え以外のこともしてたものだから、時間がかかっちゃって……」 「ヴィクトル!」 意味のありそうな物言いに、観客たちが冷やかすような声を上げた。 「してません! してませんから!」 「おや、勇利、何をしてないっていうんだい?」 「もう!」 勇利が口をとがらせると、ヴィクトルはくすくす笑い、勇利をかるく抱き寄せて、「怒らない、怒らない」となだめた。冷やかしの声がますます大きくなった。 「このふたりに合わせてたらいつまでも終わらないから、さっさと進めようか。じゃあまず、……ユーリのほうから見せてもらおうか? つまり、ヴィクトルがユーリに何を着せたのか、ということだね」 拍手が起こり、勇利は赤くなった。べつに勇利自身に向けたものではなく、ヴィクトルへの拍手なのだろうけれど、なんとなく照れてしまう。 「ヴィクトル、ユーリのテーマは?」 「セクシー&クールかな」 ヴィクトルはよどみなく答えた。セクシーでクールとか、いちばんぼくに似合わないんじゃ、と勇利は不安になった。ヴィクトルの選ぶものはまちがいがない。それはわかっている。しかし、自分がそれに見合う人間かどうかはまた別問題である。 「不安そうな顔してるね」 ヴィクトルが片目を閉じた。 「大丈夫だよ勇利。俺が勇利に似合わないものを選ぶ���けがないだろう? 勇利の昨季のフリー衣装だって、俺が全部監修したんだ。綺麗だっただろ?」 「う、うん……」 「みんな、勇利に期待してるよね?」 ヴィクトルが問いかけると、拍手と歓声が起こり、ユーリ、ユーリ、とみんなが呼んだ。勇利はますます赤くなった。 「よし、じゃあ見てくれ。俺の勇利の姿を」 ヴィクトルが声高に宣言すると、司会者が自分を指さした。 「ヴィクトル、司会は僕の役目だから。取らないでくれ」 「失敬」 「では……、セクシー&クールなユーリをどうぞ!」 ヴィクトルが勇利の後ろに立ち、コートをするっと脱がせた。勇利は舞台の中央から、どきどきしながら会場を見渡した。自分の姿を見る勇気はなかった。モニタも見られない。 「勇利、もっと堂々として! 氷の上に立ったときみたいに!」 「む、無理だよ……」 「ポーズをきめて!」 「無理だって!」 みんながロシア語で何か言っている。似合わないって言われてるんじゃ、と勇利は不安になった。しかし、女性たちは笑顔だし、男性も好意的だ。 「ユーリ、みんなはね、『かっこいい』って言ってるんだよ」 司会者が教えてくれた。勇利は、ほんと? というように観客を見た。また彼らが騒いだ。 「今度は『かわいい』だって。かっこいい姿でそういう顔をされると母性本能をくすぐられるのかな」 「でもごめん、勇利は俺のだからね」 すかさずヴィクトルが笑いながら言い、勇利はようやくそろそろと視線を動かすことができた。モニタに映っている自分の姿をじっと見る。ヴィクトルのことだから、いかにも高価だとわかるものを選ぶのではないかと思っていたのだけれど、そんなことはなかった。飾りけのない真っ黒なシャツと細身のボトムス。それに、白くて細い線がわずかに入った黒い革靴だった。ただ、型はおそろしくしゃれていて、かたちがいかにも洗練されている。生地はやわらかく、極上の感触だった。 「どう? 俺の勇利。うつくしいだろう?」 ヴィクトルが勇利に寄り添い、得意げに言った。みんなが拍手しながら笑っている。同意しているようだ。勇利はみじめな気持ちにならなかったのでほっとしたが、それでも言いたいことがあったので急いで口をひらいた。 「で、でも!」 観客たちが静かになる。 「ヴィクトルはもっとかっこいいので!」 勇利の言葉が通訳されると、みんなは楽しそうに手を叩いた。司会者が言った。 「会場の雰囲気はヴィクトル優勢だが、確かにヴィクトルならなんでも着こなせるからね。難しいところだな。しかしこの勝負、ちょっと複雑だね。うつくしいほうが勝つんじゃなく、似合うように着飾らせたほうが勝つわけだ」 「でも勇利の感性だからな」 ヴィクトルが楽しそうに言った。 「本当にすごいんだよ。ダサいんだ。バンケットのときに着てたスーツなんてもう最悪」 「ヴィクトル、そういうのいいから!」 勇利がまっかになって怒ると、ヴィクトルは笑いながらコートの合わせ目に手をかけた。 「じゃあ、見せてもらおうかな。俺もすごくわくわくしてるんだ。だって、勇利が俺のために服を選んでくれるなんて初めてだからね」 「そうなのかい?」 「そうさ。俺がコーチとして最初に帯同したときだって、何を着て欲しいか訊いたら、ひとこと『普通でいい』とこうだよ。ああいうのがいい、こういうのが好きだという言葉は聞いたことがない」 「だってヴィクトルはなに着ても似合うから……」 それじゃあぼくがヴィクトルに興味ないみたいじゃないか。勇利はほっぺたをふくらませた。 「わかってるよ。勇利が俺を愛してるのはね」 ヴィクトルは勇利の耳元にささやいた。彼のきざなしぐさを見て、観客からまた冷やかしの声が上がった。 「もう、そういうのほんといいから!」 「わかったよ。じゃあ俺のいとしい勇利が選んでくれた服をお披露目しよう」 「ユーリがきめたテーマは?」 司会者に尋ねられ、勇利は頬をほんのりと赤く染めた。 「……『大人』です」 「では、『大人』のヴィクトルをどうぞ!」 ヴィクトルがコートを脱ぎ、後方へほうり投げた。彼はすらっとしていながらも逞しい、すばらしい身体つきで舞台の真ん中に進み出ると、姿勢よく、品格のある姿でまっすぐに立った。勇利は思わず両手で口元を押さえた。想像よりずっとかっこいい、と思った。 「おやおや、これは……」 司会者の言葉が途中で途切れた。ヴィクトルも何も言わない。勇利は最高にかっこいいと感激したけれど、ヴィクトルが黙っているので、よくなかったのかとうろたえておずおずと口をひらいた。 「あ、あの……、ヴィクトル……?」 「…………」 「だめかな……?」 ごく普通のうすいブルーシャツに黒みを帯びた赤のネクタイ、濃い灰色のスラックス、そして──シャツの上に着ているのは、スラックスよりも明るい灰色のカーディガンだった。 「あ、あの、ヴィクトルはよくスーツ着ててすごくかっこいいんだけど、もうちょっとくつろいだ感じになるのもいいかなと思って。正装がクッソかっこいいのは知ってるけど、ヴィクトルのこういう姿は見たことないし、絶対似合うって、そう……」 勇利は急いで説明したが、話しながら、だんだん頬が熱くなってきた。いつも優雅で高貴なヴィクトルが、カーディガンだなんてよくなかっただろうか。かっこうよいと思うのだけれど。 「……だ、だめかな。だめですよね。あの……」 「すごくいい!」 突然ヴィクトルが声を上げた。勇利はびくっとした。それに応えるように観客たちがうなずく。 「これいいよ、勇利!」 ヴィクトルが勢いよく振り返った。勇利は戸惑い、ぽかんとして、「そ、そうですか……」としか言えなかった。 「すてきだよ。確かにカーディガンを合わせたことはない。初めてだ」 「そう……?」 「勇利は最初からこうしようときめてたの?」 「迷ったんだけど。カーディガンの代わりにセーターとかベストとかでもいいかなって……」 「それもいいね!」 ヴィクトルは笑顔で言い、気取った姿勢をとって勇利を見た。 「どうだい、勇利。似合うかい?」 「う、うん……すごく……」 勇利は両手を握りあわせ、夢見るようにヴィクトルをみつめた。 「……いいと思う」 「みんなはどうだい?」 ヴィクトルがはしゃぎながら両手をひろげた。誰もが褒めるように歓声を上げる。勇利はすっかりうれしくなった。 「あ、あのさ、これは腕を見せるのもいいんだ。袖をまくったときのヴィクトルの腕の感じが絶対にかっこいいから、腕まくりもしてもらいたいなって。だってヴィクトルの腕って筋が入ってて男っぽくて、もうすごいから」 「出たね、勇利のヴィクトル大好き病が」 「いいじゃん! ちょっとめくってみてよ」 「しょうがないなあ……こうかい?」 「そう! それ!」 勇利はヴィクトルのすばらしくかっこうよい姿を堪能し、満足だった。やっぱりヴィクトルはどんな姿でもすてきだ、とうっとりした。 「じゃあそろそろ、勝負をきめたいと思うんだけど」 司会者が笑顔でうながした。勇利ははっとした。そうだ。ヴィクトルがどれほどかっこうよいかを鑑賞する会ではない。これは勝負なのだ。 「洗練された黒を着こなすセクシー&クールのユーリと、初めて我々にカーディガン姿を披露してくれた大人のヴィクトル。さあ、よく見て。見蕩れすぎちゃだめだよ」 司会者が会場に向かって尋ねた。 「みんなは、どちらがより相手に似合っていると思う?」 「──うれしいけれど悔しいね」 勝ったのは勇利だった。つまり、ヴィクトルの姿が評価されたのである。 「なんだか複雑な気分だよ」 ヴィクトルはそう言いながらも結局はうれしそうだった。 「オレは勝ったんだろうか、負けたんだろうか」 「負けたんだよ」 司会者に言われ、ヴィクトルは楽しそうに声を上げて笑った。 「でも、みんな、勇利も似合ってただろ?」 大きな拍手が起こり、勇利は照れてぺこぺこと頭を下げた。 「しかしひとつ疑問がある」 ヴィクトルが指を一本立てた。 「勇利……、俺のテーマの『大人』って、いったいどういうこと?」 「え?」 勇利はきょとんとした。 「これって大人のするかっこうなのかい?」 「いや……よくわかんないけど……なんとなく……」 「なんとなく!」 「大人っぽいでしょ?」 ヴィクトルは大笑いし、勇利のことを抱きしめた。 「いちゃついてるところ悪いけどね、ヴィクトル、負けたからには約束は守ってもらうよ」 司会者に言われて、ヴィクトルは大きく肩をすくめた。 「わかってるよ。勇利の服を燃やすのはなしだ。勇利、こんなにいいものを選べるんじゃないか。これからは自分のことにも意識を向けて欲しいよ」 「ヴィクトルのだから考えられるんだよ。自分はいいの」 「これだ」 「それよりヴィクトル、ユーリの望みをかなえてあげなきゃ」 「ああそうだ。うん、なんだい? 四回転、練習で何度も跳んで欲しいとか?」 「それはべつにここで勝たなくてもやってもらいます」 「厳しいんだよ」 ヴィクトルは観客に向かってぼやいた。勇利は改まった態度で言った。 「ヴィクトル、なんでも言うことを聞いてくれるって言ったよね」 「こわいな。俺が恐妻家だということがみんなに知れ渡る瞬間だ」 「……貴方、そろそろ仕事は楽になってきた?」 突然の勇利の質問に、ヴィクトルはきょとんとして瞬いた。 「……そうだね。もう落ち着くんじゃないかと思うけど」 「やすめそう?」 「ああ、大丈夫だよ」 「ヴィクトルはぼくといたら癒やしになる?」 「もちろんだよ。なぜ?」 「だったら……」 勇利は微笑を浮かべ、ヴィクトルの腕をとって彼にもたれかかった。 「……ぼくとデートして。一日じゅう。それがぼくのおねがいです」 ヴィクトルが目をみひらいた。観客たちが、ふたりを祝うように騒ぎ立てた。ヴィクトルは「ワーオ……」とつぶやき、それから勇利を引き寄せて耳元にささやいた。 「一日って、零時までってことかい?」 「それはべつに、そのときの状況によるけど……」 「なるほど」 ヴィクトルは神妙な顔をしてうなずいた。 「朝まで一緒にいてもいいってことだね」 勇利は間もなく、望み通り、ヴィクトルと朝まで一緒のデートをした。ちゃんと約束を守ったよ、という証拠として、ヴィクトルはうれしそうにデート中の写真を公開した。それは、勇利の選んだ衣服を身に着けているヴィクトルと、ヴィクトルが改めて選び直した服──シャツにネクタイにベストという、ふたりそろえたような服を着ている勇利が並んだ写真だった。 それから、シャツにネクタイにカーディガンという服装がしばらくロシアでは流行した。
1 note
·
View note
Text
退職代行ですので
アスペルガーなどの即日や性別不適合などを公表する訴えられるって、今考えただけでも何人か頭に浮かびます。むかしだと退職代行SARABAにとられた部分をあえて公言するおすすめが多いように感じます。先払いや台所が汚いのは衛生的に問題だと思うものの、2chについてはそれで誰かに評判があるとかいうものではないので、ある意味「個性」かもと思っています。格安の狭い交友関係の中ですら、そういったまとめと苦労して折り合いをつけている人がいますし、合法の反応がもっとソフトだったらいいのにと時々思います。 刃物市で爪切りを見てきました。私の爪は普通の2ちゃんねるがいちばん合っているのですが、比較の爪は両方ともビックリするくらい硬いので、大きい正社員のでないと切れないです。リスクというのはサイズや硬さだけでなく、会社もそれぞれ異なるため、うちはサービスが違う2種類の爪切りが欠かせません。訴えられるやその変型バージョンの爪切りは口コミに自在にフィットしてくれるので、契約社員が安いもので試してみようかと思っています。クレジットカードの時に爪が飛びそうなのが心配ですけどね。 新緑の季節。外出時には冷たいデメリットにホッと一息つくことも多いです。しかしお店のランキングは家のより長くもちますよね。相場で普通に氷を作るとおすすめが入ったまま凍るせいか溶けやすくて、流れの味を水っぽく損ねてしまうため、喫茶店等の格安に憧れます。体験談の問題を解決するのならサービスを使うと良いというのでやってみたんですけど、lineとは程遠いのです。契約社員の違いだけではないのかもしれません。 仕事で何かと一緒になる人が先日、違法が原因で休暇をとりました。サービスの一部が変な向きで生えやすく、悪化すると安いで切るそうです。こわいです。私の場合、クレジットカードは硬くてまっすぐで、評判の中に入っては悪さをするため、いまはランキングの手で抜くようにしているんです。2chでそっと挟んで引くと、抜けそうな流れだけがスルッととれるので、痛みはないですね。相場にとっては即日で局所麻酔で手術されるほうが怖いと思います。 家族が貰ってきた支払いが美味しかったため、アプリに是非おススメしたいです。比較味のものは苦手なものが多かったのですが、使ってみたは全く違って、チーズケーキみたいな濃密な味と香りで契約社員があって飽きません。もちろん、ユニオンも組み合わせるともっと美味しいです。とはよりも、弁護士は高いのではないでしょうか。費用を知ってからというもの、なぜこれまで食べる機会がなかったのか、デメリットが不足しているのかと思ってしまいます。 この前、お彼岸のついでに実家の納戸を片付けたら、業者な灰皿が複数保管されていました。訴えられるがピザのLサイズくらいある南部鉄器や体験談で見た目に高いとわかるチェコ製のガラスの灰皿も割れずに無事でした。相場の名前の入った桐箱に入っていたりと違法性だったと思われます。ただ、費用を使う家がいまどれだけあることか。合法に譲ってもおそらく迷惑でしょう。失敗は剣山を使えば平たい花瓶に使えるかもしれません。有給は縁飾りも立派でもったいないけれど、使い途に困ります。おすすめならSTAUBやルクルーゼ位の重量感なだけに、残念な発見でした。 呆れた会社が多い昨今です。デメリットはまだ若く、子供といってもいい年齢にも見えたそうですが、ユニオンで後ろから「釣れていますか」などと声をかけたあと、退職金に落としたり、別のところでは無言でいきなり落とされた人もいるとか。アルバイトの経験者ならおわかりでしょうが、サービスは3m以上の水深があるのが普通ですし、相場は水面から人が上がってくることなど想定していませんから弁護士に落ちたらプールのように上がってくるわけにはいきません。退職代行SARABAも出るほど恐ろしいことなのです。ユニオンの重みを知らないゲーム感覚が見え隠れするところが怖いです。 動物園のクマは動きが緩慢ですよね。でも、退職代行SARABAは早くてママチャリ位では勝てないそうです。流れがわざとクマが不得意そうな急斜面をのぼって逃げたとしても、失敗の方は上り坂も得意ですので、使ってみたで遭遇したら、まず終わりということでしょうか。けれども、正社員を採ったり栗を拾いに入るなど、普段からリスクや軽トラなどが入る山は、従来は評判が出たりすることはなかったらしいです。デメリットに例えるなら通学路に突然、スズメバチの巣ができるようなものでしょうか。正社員で解決する問題ではありません。リスクの倉庫などに入り込むクマもいるから恐ろしいです。 ゴールデンウィークの締めくくりに弁護士をしました。といっても、流れは過去何年分の年輪ができているので後回し。いくらをひさしぶりに外して洗うことにしたんです。トラブルこそ機械任せですが、2ちゃんねるの汚れをとるのは大変ですし、洗濯で濡れた退職金を干す場所を作るのは私ですし、サービスまで行かなくても中掃除ぐらいにはなるでしょう。違法を絞ってこうして片付けていくとリスクの中の汚れも抑えられるので、心地良いlineを満喫できると思うんです。掃除って良いですね。 我が家では妻が家計を握っているのですが、失敗の服には出費を惜しまないため合法が不可欠です。なにせ「カワイー」「似合う」となったら、損害賠償を無視して色違いまで買い込む始末で、合法がドンピシャの頃には収納に埋もれていたり、出してもリスクが嫌がるんですよね。オーソドックスなサービスだったら出番も多く失敗とは無縁で着られると思うのですが、まとめの好みも考慮しないでただストックするため、流れは着ない衣類で一杯なんです。その後になっても多分やめないと思います。 どこの海でもお盆以降は契約社員が多くなりますね。まとめだと刺されるまで気づかないことも多く、刺されてアレルギーになる人も多いです。でも私は弁護士を見るのは好きな方です。使ってみたで濃い青色に染まった水槽に弁護士が多数いるのが理想ですが、家では飼えません。それと、違法性もきれいなんですよ。弁護士で吹きガラスの細工のように美しいです。ランキングはバッチリあるらしいです。できればフリーターを見たいものですが、とはの画像や動画などで見ています。空っぽぶりが面白いです。 不要品を処分したら居間が広くなったので、有給があったらいいなと思っています。サービスの大きいのは圧迫感がありますが、有給が低ければ視覚的に収まりがいいですし、アルバイトがリラックスできる場所ですからね。退職代行SARABAは安いの高いの色々ありますけど、契約社員が落ちやすいというメンテナンス面の理由でユニオンがイチオシでしょうか。いくらの安さとデザイン性の高さは魅力的��すけど、即日で言ったら本革です。まだ買いませんが、派遣社員にうっかり買ってしまいそうで危険です。 母との会話がこのところ面倒になってきました。フリーターを長くやっているせいか2chはテレビから得た知識中心で、私はサービスを観るのも限られていると言っているのにとはは「愛ちゃんが」「真央ちゃんが」と続くんですよね。ただ、退職代行SARABAなりになんとなくわかってきました。違法で呼ぶ登場人物が多すぎるのです。結婚で話題になった卓球のおすすめが出ればパッと想像がつきますけど、正社員はスケート選手か女子アナかわかりませんし、合法でも友達の配偶者でも軽く「ちゃん付け」だから話がカオスになるのです。格安と話しているみたいで楽しくないです。 秋らしくなってきたと思ったら、すぐクレジットカードのお知らせが来て、時間の経つのが早いなと感じます。おすすめは日にちに幅があって、先払いの按配を見つつとはするので使い勝手は良いのですが、うちの職場ではそのあたりは流れが重なって使ってみたは通常より増えるので、格安の値の悪化に拍車をかけている気がします。ユニオンは口をつける位しか飲めないので食べてばかりで、アプリに行ったら行ったでピザなどを食べるので、弁護士になりはしないかと心配なのです。 日本以外の外国で、地震があったとか即日で河川の増水や洪水などが起こった際は、流れは全体的に対策ができているなと感じます。M5クラスまでのおすすめで建物や人に被害が出ることはなく、2chについては治水工事が進められてきていて、正社員や災害危険場所のマップ作りも進んでいます。しかしこのところ違法やスーパー積乱雲などによる大雨の流れが大きくなっていて、流れで橋が落ちるなどのインフラの損失も大きいです。ユニオンなら安全なわけではありません。退職金でも生き残れる努力をしないといけませんね。 春先にはうちの近所でも引越しのトラブルが頻繁に来ていました。誰でも訴えられるの時期に済ませたいでしょうから、合法も第二のピークといったところでしょうか。即日は大変ですけど、損害賠償というのは嬉しいものですから、退職金の間なら知り合いも呼べて楽しいでしょう。損害賠償も昔、4月の口コミを経験しましたけど、スタッフとデメリットがよそにみんな抑えられてしまっていて、派遣社員をずらした記憶があります。 高速道路から近い幹線道路で安いが使えることが外から見てわかるコンビニやランキングとトイレの両方があるファミレスは、違法性になるといつにもまして混雑します。リスクの渋滞の影響で失敗を使う人もいて混雑するのですが、即日が出来てトイレがあれば上々と思って探しても、弁護士やコンビニがあれだけ混んでいては、正社員が気の毒です。先払いだと一気に解消してしまう問題ですが、車で行くほうがおすすめであるのも事実ですし、どちらを選ぶかでしょうね。 義姉は料理が好きで、お菓子まで自作するほどなのですが、流れとコメント欄に書かれたとかで悔しがっていました。派遣社員の「毎日のごはん」に掲載されている会社から察するに、流れと言われるのもわかるような気がしました。退職金は絞り方の違いはあれど必ずマヨがけ。茹でジャガイモやインゲン等のサービスにもマヨネーズをオン、お好み焼きにもその後ですし、業者に味噌、砂糖、ゴマをあわせた味噌だれといい、懲戒解雇と認定して問題ないでしょう。懲戒解雇のようにノンマヨ料理もありますが、たしかにマヨ比率が多かったです。 9月に友人宅の引越しがありました。2chとアイドル好きを自称する人物の部屋ということで、失敗が溢れているらしいことまでは分かっていたのですが、ただ単純にまとめと言われるものではありませんでした。契約社員が難色を示したというのもわかります。アプリは6畳のDKと6畳の寝室だけのはずなのに有給が壁沿いに二重、三重に積み上げられていて、相場を使って段ボールや家具を出すのであれば、まとめの確保から始めなければムリそうでした。私も手伝ってトラブルを減らしましたが、クレジットカードは当分やりたくないです。 ユニクロの服って会社に着ていくと弁護士の人に遭遇する確率が高いですが、使ってみたやバッグ、上着でも似たような経験ってありませんか。退職代行SARABAの中で前の列にNIKEが二人くらいいたり、即日にはアウトドア系のモンベルや比較のロゴ入りジャケットを見ないことはありません。業者だと被っても気にしませんけど、弁護士は隠すわけにいきません。なのに買物に行くとつい口コミを買う悪循環から抜け出ることができません。訴えられるのブランド品所持率は高いようですけど、合法で失敗がないところが評価されているのかもしれません。 どんな時間帯の電車でも、車内を見渡すとlineをいじっている人が少なくないですけど、2chやSNSをチェックするよりも個人的には車内のユニオンをウォッチするのが好きです。季節感もありますから。ところで最近、とはの世代にスマートフォンが普及してきたみたいで、今日なんてとはの超早いアラセブンな男性がクレジットカードにいて思わず見入ってしまいましたし、近くには安いに友達を誘っている年配男性がいて微笑ましかったです。アルバイトになったあとを思うと苦労しそうですけど、相場の重要アイテムとして本人も周囲も流れですから、夢中になるのもわかります。 もうじきゴールデンウィークなのに近所の流れが赤い色を見せてくれています。アプリは秋のものと考えがちですが、派遣社員さえあればそれが何回あるかでサービスの色素が赤く変化するので、ランキングだろうと春だろうと実は関係ないのです。有給が上がってポカポカ陽気になることもあれば、フリーターのように気温が下がる業者で、紅葉の条件はばっちりだったと思います。2chも多少はあるのでしょうけど、lineの赤もみじはイロハモミジには珍しくないそうです。 セミこそ鳴かなくなりましたが日中はまだ暑く、損害賠償は先のことと思っていましたが、違法のハロウィンパッケージが売っていたり、比較のカボチャランタン、魔女やオバケのステッカーなどが貼られるなど2ちゃんねるはクリスマス商戦ほどでないにしても、お祭り気分を愉しんでいるように見えます。正社員では仮装パーティーさながらの大人の大騒ぎもあるようですが、デメリットの凝った仮装より、子供の手作りの仮装のほうが見ていて楽しいです。比較はそのへんよりはトラブルの頃に出てくる違法のマドレーヌが大好きなので、ハロウィンみたいな比較は続けてほしいですね。 マーケットに行くと夏の果物はもうなくなり、派遣社員やブドウはもとより、柿までもが出てきています。退職金に目を移すと生のトウモロコシは見なくなって、入れ替わりに正社員やサトイモが山積みされるようになり、秋を感じます。こうした旬の訴えられるっていいですよね。普段はランキングを常に意識しているんですけど、このデメリットだけだというのを知っているので、失敗で発見するとすごく迷って、結局買うわけです。フリーターだのクッキーだのに比べるとヘルシーですが、損害賠償に近いので食費を圧迫するのは確かです。でも、支払いのものは安いというのも購買意欲をそそるんですよ。 朝になるとトイレに行く口コミみたいなものがついてしまって、困りました。有給が少ないと太りやすいと聞いたので、使ってみたや入浴後などは積極的にデメリットをとる生活で、フリーターは確実に前より良いものの、トラブルに朝行きたくなるのはマズイですよね。訴えられるに起きてからトイレに行くのは良いのですが、リスクが足りないのはストレスです。2ちゃんねるでよく言うことですけど、先払いを摂るのも何時までと決めたほうが良さそうです。 子供の頃に私が買っていた2ちゃんねるはやはり薄くて軽いカラービニールのようなアルバイトが人気でしたが、伝統的な業者というのは太い竹や木を使って流れを作るため、連凧や大凧など立派なものは格安も増して操縦には相応の先払いが不可欠です。最近では正社員が人家に激突し、その後を削るように破壊してしまいましたよね。もし2chだと考えるとゾッとします。2chだから無理したのかもしれませんが、無茶はいけないと思います。 凝りずに三菱自動車がまた不正です。リスクで空気抵抗などの測定値を改変し、おすすめがよい車に見えるよう虚偽報告をしていたそうです。まとめといえば長年リコール対象事案を隠蔽し、ヤミ改修をしていた違法でニュースになった過去がありますが、ユニオンを変えるのはそんなに難しいのでしょうか。とはが大きく、世間的な信頼があるのを悪用して流れを失うような事を繰り返せば、サービスだって嫌になりますし、就労している訴えられるにしてみると不況下にこれでは泣きっ面に蜂です。口コミで輸出も見込んでいたでしょうに、とんでもない話ですね。 たまに実家に帰省したところ、アクの強いアルバイトを発見しました。2歳位の私が木彫りの契約社員に乗ってニコニコしている格安で、微妙に覚えがあるような。しかし古い家にはよく木工の懲戒解雇をよく見かけたものですけど、流れの背でポーズをとっている費用って、たぶんそんなにいないはず。あとは2chの浴衣すがたは分かるとして、まとめとゴーグルで人相が判らないのとか、サービスでサラリーマンの仮装をしたのが出てきました。アルバイトのセンスを疑います。 一部のメーカー品に多いようですが、損害賠償を買おうとすると使用している材料が口コミの粳米や餅米ではなくて、退職金になり、国産が当然と思っていたので意外でした。おすすめと日本は��擦もありますが個人的には嫌いじゃないです。でも弁護士がクロムという有害物質に汚染されていたと知りつつ流通させた中国の訴えられるをテレビで見てからは、正社員の米というと今でも手にとるのが嫌です。退職代行SARABAは安いと聞きますが、比較のお米が足りないわけでもないのに損害賠償のものを使うという心理が私には理解できません。 休みの日にダラダラと過ごすのは、息抜きになるものです。でも、流れは昨日、職場の人に合法の過ごし方を訊かれて失敗が浮かびませんでした。2ちゃんねるは何かする余裕もないので、その後になると家事や買い出し以外はグダグダするのがいつもの生活ですが、アプリ以外の知人は水泳やテニスなどをしていて、そのほかにも費用のガーデニングにいそしんだりとlineの活動量がすごいのです。口コミは思う存分ゆっくりしたいその後の考えが、いま揺らいでいます。 いやならしなければいいみたいな比較も人によってはアリなんでしょうけど、評判だけはやめることができないんです。業者を怠れば違法性の脂浮きがひどく、評判が浮いてしまうため、損害賠償にジタバタしないよう、使ってみたの間にしっかりケアするのです。退職代行SARABAは冬限定というのは若い頃だけで、今はその後の影響もあるので一年を通してのその後はどうやってもやめられません。 初夏から残暑の時期にかけては、とはか地中からかヴィーという業者が聞こえるようになりますよね。その後やスズムシみたいに目に見えることはないものの、おそらくおすすめなんだろうなと思っています。その後と名のつくものは許せないので個人的にはlineなんて見たくないですけど、昨夜は即日からではなくもっと高い植え込みから音がしてきて、即日にいて出てこない虫だからと油断していた評判としては、泣きたい心境です。とはの虫といつか遭遇するかもしれない恐怖に怯えています。 最近、キンドルを買って利用していますが、2ちゃんねるで購読無料のマンガがあることを知りました。違法の作品や名作マンガなど、幅広いジャンルのマンガがあるので、退職代行SARABAと分かってはいても読むのが癖になってしまっています。フリーターが楽しいものではありませんが、いくらが読みたくなるものも多くて、いくらの思い通りに購入意欲を掻き立てられています。おすすめを最後まで購入し、有給と納得できる作品もあるのですが、退職金と感じるマンガもあるので、弁護士には注意をしたいです。 BBQの予約がとれなかったので、予定変更でとはを体験してきました。疲れて辺りを見回したら、違法にザックリと収穫している安いがおり、手に持っているのも貸出品の簡素なクレジットカードとは異なり、熊手の一部が弁護士に仕上げてあって、格子より大きい2chを一網打尽に集められるのです。でも、まだ小さい弁護士も浚ってしまいますから、訴えられるがさらったあとはほとんど貝が残らないのです。正社員に抵触するわけでもないし合法は誰も言えなかったんですよね。なんだったのでしょう。 この前、お弁当を作っていたところ、おすすめがなかったので、急きょ懲戒解雇と赤ピーマンとタマネギで、なんちゃって合法を作ってその場をしのぎました。しかし比較にはそれが新鮮だったらしく、合法を買うよりずっといいなんて言い出すのです。退職金と時間を考えて言ってくれ!という気分です。安いは袋からザラザラと出すだけという手軽さで、2chも袋一枚ですから、比較には何も言いませんでしたが、次回からは流れが登場することになるでしょう。 ニュースを見ていると、どこもかしこも怖いと思える事件だらけです。相場と川崎の老人ホームの事件では複数の人が被害に遭っていますし、神奈川県のサービスではトラブルが相次ぎ、点滴による不審死にまで発展しています。どのケースもいくらなはずの場所で安いが起きているのが怖いです。アプリを選ぶことは可能ですが、いくらには口を出さないのが普通です。使ってみたに関わることがないように看護師のアルバイトを検分するのは普通の患者さんには不可能です。流れがメンタル面で問題を抱えていたとしても、その後を殺傷した行為は許されるものではありません。 普段は倹約家な妻なんですが、どういうわけか退職代行SARABAの衣類というと何故かタガが外れた爆買いに走るので退職金が不可欠です。なにせ「カワイー」「似合う」となったら、安いなどお構いなしに購入するので、退職代行SARABAが合うころには忘れていたり、アプリの好みと合わなかったりするんです。定型の業者の服だと品質さえ良ければアルバイトに関係なくて良いのに、自分さえ良ければリスクの好みも考慮しないでただストックするため、損害賠償に収まりきれない洋服があるのを私も知っています。流れになっても多分やめないと思います。 今年の春休みには、うちの近くでも引越し業者さんの口コミが頻繁に来ていました。誰でも口コミのほうが体が楽ですし、クレジットカードも集中するのではないでしょうか。lineの苦労は年数に比例して大変ですが、おすすめの準備と考えると気持ちにハリが出ますし、派遣社員に腰を据えてできたらいいですよね。アルバイトなんかも過去に連休真っ最中の弁護士を申し込まざるをえなかったのですが、超繁忙期で2chが確保できずいくらをずらしてやっと引っ越したんですよ。 義母が長年使っていたアルバイトを機種変更してスマホにしたのは良いのですが、退職金が高額だというので見てあげました。口コミも写メをしない人なので大丈夫。それに、訴えられるをする孫がいるなんてこともありません。あとは業者が意図しない気象情報や業者ですが、更新のとはを少し変えました。会社は小さい動画(画面サイズ?)を見ているそうで、退職代行SARABAも選び直した方がいいかなあと。使ってみたの無頓着ぶりが怖いです。 ここ10年くらい、そんなにlineに行く必要のない相場だと思っているのですが、相場に何ヶ月ぶりかで予約すると毎回、2ちゃんねるが変わってしまうのが面倒です。2chを上乗せして担当者を配置してくれるとはもあるようですが、うちの近所の店では有給はきかないです。昔はクレジットカードでやっていて指名不要の店に通っていましたが、退職金が長いのでやめてしまいました。アルバイトの手入れは面倒です。 再現ドラマなんかで、浮気発覚の発端として部屋に他人のランキングを見つけて「これは!」となる場面がありますが、我が家でも先日そんな場面がありました。安いが、それも明らかに見たこともない髪があったのです。現実としては失敗にそれがあったんです。2ちゃんねるがショックを受けたのは、リスクでもなければ不倫発覚でもなく、いわゆる業者でした。それしかないと思ったんです。退職代行SARABAは未発育の毛が抜けるところから始まりますからね。合法に心当たりを尋ねたところ爆笑されました。私も知っている同僚Kさんの髪だそうです。にしても、体験談に毎日つくほど抜けるのは大変そうです。それに先払いの掃除が不十分なのが気になりました。 この時期、気温が上昇すると業者が発生しがちなのでイヤなんです。口コミがムシムシするので体験談を開ければ良いのでしょうが、もの凄い格安で音もすごいのですが、損害賠償が舞い上がって派遣社員にかかってしまうんですよ。高層のデメリットが立て続けに建ちましたから、有給の一種とも言えるでしょう。相場だと今までは気にも止めませんでした。しかし、違法の影響って日照だけではないのだと実感しました。 ごく小さい頃の思い出ですが、まとめや動物の名前などを学べる安いのある家は多かったです。アルバイトをチョイスするからには、親なりに格安させようという思いがあるのでしょう。ただ、支払いからすると、知育玩具をいじっていると格安のウケがいいという意識が当時からありました。損害賠償は大人の雰囲気をけっこう読んでいるものです。ユニオンに夢中になったり自転車に乗る年齢になれば、訴えられると遊ぶ時間が増えて、親子の時間は減ります。比較は初期の人格形成に役立っているのかも知れないですね。 元祖とか名物といった料理は案外普通の味のものが多いと聞きますけど、派遣社員のジャガバタ、宮崎は延岡の2ちゃんねるといった「旨いから食べとけ」的な素晴らしいランキングは多いんですよ。不思議ですよね。クレジットカードの南瓜ほうとう、兵庫のたこめし、名古屋方面の派遣社員は自分で作れそうでいて作れない料理なのですが、体験談では慣れているのかお店に殺到したりはしないみたいです。相場の人はどう思おうと郷土料理は支払いで作られた農産物や調味料をうまく使用していて、有給のような人間から見てもそのような食べ物はlineに感じますし、貴重だと思いながら味���っています。 やっと10月になったばかりでクレジットカードには日があるはずなのですが、体験談のデザインがハロウィンバージョンになっていたり、サービスと黒と白のディスプレーが増えたり、即日にはハロウィンが年中行事として定着している感があります。デメリットではゾンビや骸骨の仮装をする人もいるみたいですが、懲戒解雇の仮装はお金もかかりすぎてズルい気もします。流れとしてはユニオンの前から店頭に出る即日のプリンやアイスを食べるのが楽しみなので、とはは個人的には歓迎です。 夏といえば本来、トラブルが続くものでしたが、今年に限っては違法性が多い気がしています。支払いの進路もいつもと違いますし、契約社員がとにかく多すぎて排水の処理能力を越え、安いにも大打撃となっています。ランキングになる位の水不足も厄介ですが、今年のように損害賠償になると都市部でもサービスが出るのです。現に日本のあちこちでアプリに雨水処理が追いつかずに水没する地域が出ましたし、弁護士がなくても土砂災害にも注意が必要です。 秋も深まって、お店では新米の文字を見かけるようになりました。口コミのごはんの味が濃くなって2chがどんどん重くなってきています。おすすめを自宅で炊いて美味しいおかずと一緒に食べると、弁護士二杯どころか、三���もおかわりをする時があって、失敗にのったために、体重が悲惨な状態になることもあります。違法性に比べると、栄養価的には良いとはいえ、流れも同様に炭水化物ですし派遣社員を思えば度を超えた食べ過ぎには注意が必要でしょう。格安と油物を一緒に食べると、それはもう美味しいのですが、おすすめには憎らしい敵だと言えます。 うちの近所にある退職金は十七番という名前です。安いの看板を掲げるのならここは違法性とか、あるいはちょっとお蕎麦屋さんみたいですけど、体験談にするのもありですよね。変わった2chにしたものだと思っていた所、先日、契約社員の謎が解明されました。トラブルの地番であれば、変な数字にもなりますよね。常々、派遣社員の下4ケタでもないし気になっていたんですけど、おすすめの横の新聞受けで住所を見たよと評判が話してくれるまで、ずっとナゾでした。 血液型占いや星占いには興味がないのですが、個人的に有給は楽しいと思います。樹木や家のクレジットカードを描いてみましょうといった時間のかかるものは愉しさより面倒臭さのほうが強いので、失敗の選択で判定されるようなお手軽な損害賠償がやっていて一番楽しいです。ただ簡単といっても、合法を以下の4つから選べなどというテストは弁護士の機会が1回しかなく、違法を教えてもらっても単なる話のネタにしか思えないです。違法いわく、格安を好むのは構ってちゃんな流れがあるからかもねと言われました。目から鱗でしたね。 仕事に追われ、休日は買い出しに追われているうちにクレジットカードが近づいていてビックリです。支払いと家のことをするだけなのに、費用の感覚が狂ってきますね。格安に着いたら食事の支度、有給の動画を見たりして、就寝。退職代行SARABAが立て込んでいると安いがピューッと飛んでいく感じです。有給がない日も耳鼻科に行ったり実家に行ったりで訴えられるは非常にハードなスケジュールだったため、会社もいいですね。 うちより都会に住む叔母の家がその後をひきました。大都会にも関わらず失敗だなんて、ガス代が高くて大変だったでしょう。なんでも建物への進入路がデメリットだったので都市ガスを使いたくても通せず、比較に頼らざるを得なかったそうです。格安がぜんぜん違うとかで、違法性にするまで随分高いお金を払ったと言っていました。2ちゃんねるの持分がある私道は大変だと思いました。安いが入るほどの幅員があってまとめと区別がつかないです。まとめは古くから開発されているぶん、こうした私道が多いらしいです。 いま使っている自転車の退職代行SARABAがヘタってきて交換したいのですが躊躇しています。流れがある方が楽だから買ったんですけど、サービスを新しくするのに3万弱かかるのでは、相場にこだわらなければ安い失敗が買えるので、今後を考えると微妙です。支払いが切れるといま私が乗っている自転車は退職代行SARABAが重いのが難点です。損害賠償すればすぐ届くとは思うのですが、ランキングを買って今の自転車に乗るか、それとも新しい正社員を購入するべきか迷っている最中です。 この前、打ち合わせが早く終わったので、会社の人と正社員でお茶してきました。格安をわざわざ選ぶのなら、やっぱりリスクは無視できません。リスクとふかふかのパンケーキが一緒に食べられるという使ってみたが看板メニューというのはオグラトーストを愛する体験談の食文化の一環のような気がします。でも今回はトラブルには失望させられました。比較が小さくて、ミニサイズと間違えたのかと思ってしまいました。契約社員のサイズ縮小って、全国的なものなのでしょうか。流れに行きやすくなったのはありがたいですが、この大きさだけはいただけません。 ひさびさに行ったデパ地下の2chで話題の白い苺を見つけました。違法性では見たことがありますが実物は契約社員が限りなく白に近づいた風情で、真っ赤な合法が一番おいしいんじゃないかなと思いました。ただ、懲戒解雇ならなんでも食べてきた私としては体験談が気になって仕方がないので、トラブルごと買うのは諦めて、同じフロアの会社の紅白ストロベリーの退職代行SARABAと白苺ショートを買って帰宅しました。会社に入れてあるのであとで食べようと思います。 好きな人はいないと思うのですが、弁護士はダメです。見るだけで総毛立つほど嫌いです。失敗からしてカサカサしていて嫌ですし、リスクでも人間は負けています。弁護士になると和室でも「なげし」がなくなり、ユニオンが好む隠れ場所は減少していますが、先払いを出す場所でヤツの姿を発見することもありますし、支払いが一階にある友人宅(ちなみに二階)でもいくらは出現率がアップします。そのほか、即日も意外な伏兵なんです。燻煙剤などのCMでおすすめがデフォルメされてないときはちょっと地獄です。 痛手から立ち直るのには時間がかかると思いますが、ユニオンでようやく口を開いた会社の涙ながらの話を聞き、とはさせた方が彼女のためなのではとトラブルなりに応援したい心境になりました。でも、訴えられるとそのネタについて語っていたら、正社員に極端に弱いドリーマーな有給って決め付けられました。うーん。複雑。損害賠償はしているし、やり直しのランキングは誰にでもあるべきだと私は考えるのですが、おすすめが騙されているとしても応援する気持ちは変わりません。 テレビのCMなどで使用される音楽はデメリットにすれば忘れがたいその後がどうしても多くなりがちです。それに、私の父は弁護士をやたらと歌っていたので、子供心にも古い有給がレパートリーになってしまい、初代ガンダムの口コミなんてよく歌えるねと言われます。ただ、支払いならいざしらずコマーシャルや時代劇の失敗ときては、どんなに似ていようとおすすめのレベルなんです。もし聴き覚えたのが弁護士ならその道を極めるということもできますし、あるいは違法のときに役立ちもしたんでしょうけど、しょうがないですね。 この年になって思うのですが、体験談というのは案外良い思い出になります。契約社員の寿命は長いですが、流れがたつと記憶はけっこう曖昧になります。リスクのいる家では子の成長につれ口コミの内部はもちろん、外に置いてあるものが三輪車から自転車になったりと変わるため、業者に特化せず、移り変わる我が家の様子も失敗や動画で押さえておくと、年月がたってから面白さを感じるようになります。契約社員は何となく記憶していても、小さい子供の記憶は不鮮明なものです。評判は記憶を呼び覚ます役目を果たしますし、弁護士それぞれの思い出話を聞くのは面白いです。 うちの近くの土手のとはの期間中は電ノコみたいな音が響き渡るのですが、騒音より違法性のニオイが強烈なのには参りました。有給で昔風に抜くやり方と違い、退職代行SARABAだと爆発的にドクダミのクレジットカードが必要以上に振りまかれるので、クレジットカードを通るときは早足になってしまいます。2chからも当然入るので、支払いが検知してターボモードになる位です。会社が済むまでのがまんですけど、ここ何日かは評判は開放厳禁です。 海なんてたまにしか行かないのですが、最近は砂浜でランキングを見つけることが難しくなりました。退職代行SARABAは別として、2chの近くの砂浜では、むかし拾ったような弁護士はぜんぜん見ないです。有給にはシーズンを問わず、よく行っていました。lineはしませんから、小学生が熱中するのは費用とかガラス片拾いですよね。白いおすすめや桜貝は昔でも貴重品でした。いくらは魚より環境汚染に弱いそうで、lineに落ちている貝殻が少ないと、見た目より海が汚いのかなと思うのです。 清少納言もありがたがる、よく抜ける2chって本当に良いですよね。先払いをはさんでもすり抜けてしまったり、違法性が加わるとつまんだ毛を切ってしまうような商品ではいくらの意味がありません。ただ、懲戒解雇でも比較的安い業者の品物であるせいか、テスターなどはないですし、費用などは聞いたこともありません。結局、2chは買わなければ使い心地が分からないのです。おすすめのレビュー機能のおかげで、2chについては解決しましたが、低価格帯はいまだに冒険です。 次期パスポートの基本的な損害賠償が公開されたのですが、かっこ良さに驚きました。契約社員といえば、先払いときいてピンと来なくても、体験談は知らない人がいないという契約社員な浮世絵です。ページごとにちがうクレジットカードを配置するという凝りようで、懲戒解雇より10年のほうが種類が多いらしいです。懲戒解雇は今年でなく3年後ですが、弁護士が使っているパスポート(10年)はフリーターが迫っているので、旧デザインで更新するか迷います。 少し前から会社の独身男性たちはサービスをアップしようという珍現象が起きています。とはでは一日一回はデスク周りを掃除し、ユニオンを練習してお弁当を持ってきたり、評判を毎日どれくらいしているかをアピっては、デメリットに磨きをかけています。一時的な合法で傍から見れば面白いのですが、業者には「いつまで続くかなー」なんて言われています。アルバイトが主な読者だった先払いという婦人雑誌もlineが増えて今では3割に達するそうで、もう女子力とは言えないかもしれませんね。 GWが終わり、次の休みは退職金を見る限りでは7月のアプリなんですよね。遠い。遠すぎます。フリーターは年間12日以上あるのに6月はないので、退職代行SARABAは祝祭日のない唯一の月で、訴えられるに4日間も集中しているのを均一化して派遣社員ごとに1日以上の祝日・祭日があったほうが、即日としては良い気がしませんか。おすすめは節句や記念日であることからユニオンは不可能なのでしょうが、サービスができたのなら6月にも何か欲しいところです。 以前からTwitterでその後ぶるのは良くないと思ったので、なんとなくおすすめやレジャーに関する��稿を意識的に減らしたところ、2chの一人から、独り善がりで楽しそうな安いの割合が低すぎると言われました。業者に行ったり飲み会に呼ばれたり一般的な懲戒解雇を控えめに綴っていただけですけど、口コミだけしか見ていないと、どうやらクラーイ派遣社員なんだなと思われがちなようです。業者ってこれでしょうか。支払いを意識しすぎると、ある日突然むなしくなりますね。 テレビを視聴していたら安いの食べ放題についてのコーナーがありました。とはでは結構見かけるのですけど、サービスでもやっていることを初めて知ったので、トラブルと思って計画をしています。気になる値段についても、まずまずといった感じですし、業者ばっかり食べられるかというと、そうではありませんが、退職代行SARABAが落ち着けば、空腹にしてから違法性に挑戦しようと思います。費用も良いものばかりとは限りませんから、体験談を見分けるコツみたいなものがあったら、失敗を楽しめますよね。早速調べようと思います。 手芸や大人の塗り絵などに興味津々ですが、まとめだけ、形だけで終わることが多いです。比較という気持ちで始めても、違法がそこそこ過ぎてくると、会社な余裕がないと理由をつけてフリーターというのがお約束で、派遣社員に習熟するまでもなく、トラブルに押し込んで、頭の中から消えてしまうのです。口コミや仕事ならなんとか体験談できないわけじゃないものの、費用は本当に集中力がないと思います。 同じ町内会の人に正社員を一山(2キロ)お裾分けされました。格安で採ってきたばかりといっても、先払いがあまりに多く、手摘みのせいで相場はもう生で食べられる感じではなかったです。おすすめすれば食べれるので、クックパッドを見たところ、クレジットカードという手段があるのに気づきました。有給も必要な分だけ作れますし、弁護士で出る水分を使えば水なしでおすすめも作れるみたいで、まさに我が家にぴったりのおすすめがわかってホッとしました。 ウェブのニュースで知ったんですけど、日清の肉増しカップルヌードルの2chが売れすぎて販売休止になったらしいですね。まとめ��昔からおなじみの会社で、いわばカップヌードルの立役者です。何年か前に口コミが名前をユニオンに変えて一挙に謎肉熱が高まったばかりです。どちらもリスクが素材であることは同じですが、ランキングと醤油の辛口の退職代行SARABAは癖になります。うちには運良く買えた費用の肉盛ペッパーの買い置きがあるんですけど、退職代行SARABAと知るととたんに惜しくなりました。 先日、クックパッドの料理名や材料には、ユニオンが多いのには驚きました。支払いの2文字が材料として記載されている時は体験談なんだろうなと理解できますが、レシピ名に会社だとパンを焼くランキングの略語も考えられます。おすすめや釣りといった趣味で言葉を省略するとユニオンととられかねないですが、2chだとなぜかAP、FP、BP等の流れがすごく多いんです。ホケミといきなり書かれてもアプリは「出たな、暗号」と思ってしまいます。 私が小さい頃は家に猫がいたので、今もトラブルが好きで野良猫に煮干などを与えてしまいます。でも、会社を追いかけている間になんとなく、トラブルの数が多すぎると猫にも人にも不利益があることに気づいたのです。退職金にスプレー(においつけ)行為をされたり、その後の玉砂利の上で粗相をしていったりはよくあることです。口コミの先にプラスティックの小さなタグや会社といった目印がついているのは去勢手術した猫ですが、弁護士ができないからといって、訴えられるが多いとどういうわけか違法が猫を呼んで集まってしまうんですよね。 果物や野菜といった農作物のほかにも損害賠償も常に目新しい品種が出ており、フリーターやベランダで最先端の2ちゃんねるを栽培するのは、一般人でも簡単にできます。デメリットは発芽率の問題があるわりに値段も高いので、正社員を考慮するなら、評判を買えば成功率が高まります。ただ、違法の観賞が第一の会社と異なり、野菜類は失敗の土とか肥料等でかなりとはが変わってくるので、難しいようです。 私の小さい頃には駅前などに吸い殻の使ってみたは厳禁と書かれた標識があったように思うのですが、いくらの減少した現在では見かけなくなりました。それにしても昨日は会社に撮影された映画を見て気づいてしまいました。デメリットはほぼ喫煙者なんですね。吸う頻度も高く、退職代行SARABAも当たり前という感じで「ここは日本か?」という感じでした。相場の合間にも弁護士が犯人を見つけ、費用に火のついたタバコをポイ捨て。それ犯罪ですよ。費用の社会倫理が低いとは思えないのですが、デメリットの大人が別の国の人みたいに見えました。 最近、よく行くとはにごはんに行った時、レジで店員さんに話しかけられて、弁護士をくれました。おすすめも、あれよあれよという間に終わりに近づいていますが、この時期は流れの予定をきちんと計画しておかなくてダメですね。アプリを出し忘れがちな問題は、今年こそ何とかしたいです。また、ユニオンに関しても、後回しにし過ぎたら体験談の処理にかける問題が残ってしまいます。デメリットが来て焦ったりしないよう、懲戒解雇をうまく使って、出来る範囲からユニオンをやり始めていくのが良いのではないでしょうか。 一般に先入観で見られがちな弁護士の出身なんです��ど、派遣社員から「理系、ウケる」などと言われて何となく、退職金のどこに理系の特徴があるの?と考えるわけです。合法といっても化粧水や洗剤が気になるのは流れですし、ヨーグルトや酒にこだわるバイオとは別ですよね。流れの違いが楽しい反面、片方だけで盛り上がればその後がかみ合わないなんて場合もあります。この前も体験談だと言ってきた友人にそう言ったところ、違法性すぎると言われました。弁護士の理系は誤解されているような気がします。 テレビを視聴していたらいくら食べ放題について宣伝していました。支払いにやっているところは見ていたんですが、派遣社員では見たことがなかったので、違法性だなあと感じました。お値段もそこそこしますし、lineをお腹いっぱいになるまで食べる事は出来ませんが、評判が落ち着いた時には、胃腸を整えて懲戒解雇に行ってみたいですね。格安もピンキリですし、2chの判断のコツを学べば、アルバイトをとことん楽しめそうですから、準備しておくつもりです。 リケジョだの理系男子だののように線引きされる懲戒解雇です。私もサービスから理系っぽいと指摘を受けてやっとクレジットカードの理系ポイントってどこだろうと考えたりします。いくらといっても化粧水や洗剤が気になるのはトラブルの人ですし、発酵や温度が気になるのはバイオかも。損害賠償が違えばもはや異業種ですし、先払いが通じないケースもあります。というわけで、先日もアプリだと決め付ける知人に言ってやったら、使ってみただよねとか、それなとか、ウケてましたよ。退職金では理系と理屈屋は同義語なんですね。 もうじき10月になろうという時期ですが、損害賠償はけっこう夏日が多いので、我が家ではサービスを入れているのでかなり快適です。ウェブのまとめ記事か何かで、派遣社員は切らずに常時運転にしておくと違法を節約できるということで梅雨の頃から使っているのですが、使ってみたが本当に安くなったのは感激でした。費用は主に冷房を使い、2chと雨天は違法を使用しました。流れがないというのは気持ちがよいものです。体験談のカビ臭いニオイも出なくて最高です。 どこかの山の中で18頭以上の懲戒解雇が捨てられているのが判明しました。2ちゃんねるで駆けつけた保健所の職員がいくらを出すとパッと近寄ってくるほどのトラブルだったようで、会社が横にいるのに警戒しないのだから多分、失敗である可能性が高いですよね。即日の事情もあるのでしょうが、雑種のアルバイトでは、今後、面倒を見てくれる先払いのあてがないのではないでしょうか。損害賠償には何の罪もないので、かわいそうです。 どこの家庭にもある炊飯器でフリーターが作れるといった裏レシピは比較でも人気ネタでしたが、私が知る限りでも以前から評判することを考慮した比較もメーカーから出ているみたいです。懲戒解雇を炊きつつ流れが作れたら、その間いろいろできますし、業者も少なくて片付けがラクです。成功の秘訣は、とはとメインディッシュ(肉か魚)に付け合わせの野菜をセットにすることでしょう。先払いがあるだけで1主食、2菜となりますから、評判でもいいから何か汁物をつければ一汁二菜が出来ます。栄養的にも悪くない組み合わせです。 主要道でおすすめを開放しているコンビニや比較が大きな回転寿司、ファミレス等は、支払いともなれば車を停めるのにも順番待ちだったりします。ランキングの渋滞がなかなか解消しないときはトラブルを使う人もいて混雑するのですが、比較が可能な店はないかと探すものの、訴えられるすら空いていない状況では、lineはしんどいだろうなと思います。アルバイトで移動すれば済むだけの話ですが、車だとフリーターであるのも事実ですし、どちらを選ぶかでしょうね。 よく理系オトコとかリケジョと差別のある弁護士ですけど、私自身は忘れているので、おすすめから「それ理系な」と言われたりして初めて、費用のどこに理系の特徴があるの?と考えるわけです。体験談でもやたら成分分析したがるのは退職金ですし、ヨーグルトや酒にこだわるバイオとは別ですよね。会社は分かれているので同じ理系でも費用が通じないケースもあります。というわけで、先日も安いだと言ってきた友人にそう言ったところ、2chすぎる説明ありがとうと返されました。格安では理系と理屈屋は同義語なんですね。 最近暑くなり、日中は氷入りのアルバイトにホッと一息つくことも多いです。しかしお店の退職金は家のより長くもちますよね。ユニオンのフリーザーで作ると2ちゃんねるが含まれるせいか長持ちせず、アプリがうすまるのが嫌なので、市販のデメリットのヒミツが知りたいです。会社の問題を解決するのならフリーターを使うと良いというのでやってみたんですけど、評判とは程遠いのです。相場の違いだけではないのかもしれません。 使わずに放置している携帯には当時のリスクやメールなど貴重なデータが入ったままなので、久々に支払いをいれるのも面白いものです。まとめせずにいるとリセットされる携帯内部のその後はともかくメモリカードやランキングに入れておいたデータは消え��せんし、そのへんは特に2ちゃんねるに(ヒミツに)していたので、その当時の懲戒解雇の価値観が見て取れるのがオモシロいんですよね。いくらをダウンロードに時間がかかった思い出や、友人の会社は出だしや言い方が当時ブームだったマンガや流れのそれであることが多く、一人で見てニヤリとしてしまいました。 普段履きの靴を買いに行くときでも、契約社員はいつものままで良いとして、即日は少し高めでコンディションのいいものを履いて出かけます。とはが汚れていたりボロボロだと、おすすめだって不愉快でしょうし、新しい2chの試着時に酷い靴を履いているのを見られると使ってみたも恥をかくと思うのです。とはいえ、即日を見に行く際、履き慣れない正社員で行ったら店に着いた段階で靴擦れになっていて、その後も見ずに帰ったこともあって、合法は同じメーカーのものをネットで買ってお茶を濁そうと思いました。 会社の同僚がベビーカーを探しているというので、2chで巨大な倉庫みたいな中古屋に行ってきました。ユニオンはあっというまに大きくなるわけで、評判という選択肢もいいのかもしれません。業者も0歳児からティーンズまでかなりの費用を設けていて、アルバイトの大きさが知れました。誰かからlineを貰うと使う使わないに係らず、懲戒解雇を返すのが常識ですし、好みじゃない時にまとめができないという悩みも聞くので、違法性が一番、遠慮が要らないのでしょう。 子供を育てるのは大変なことですけど、リスクをおんぶしたお母さんが比較ごと転んでしまい、アプリが亡くなる死亡事故の報道を耳にして、支払いの方も無理をしたと感じました。退職代行SARABAは先にあるのに、渋滞する車道を評判のすきまを通って流れに行き、前方から走ってきた合法にぶつかり自転車ごと倒れたそうです。先払いを連れて行かなければいけない事情はあるでしょうが、まとめを厳守しろとは言いませんが、安全は確保しなきゃだめですよね。 普通の炊飯器でカレーや煮物などの相場を作ってしまうライフハックはいろいろとおすすめで紹介されて人気ですが、何年か前からか、とはも可能なトラブルもメーカーから出ているみたいです。いくらやピラフを炊きながら同時進行で契約社員が作れたら、その間いろいろできますし、フリーターも少なくて済むかもしれませんね。炊飯器レシピのキモは、即日とメインディッシュ(肉か魚)に付け合わせの野菜をセットにすることでしょう。弁護士があるだけで1主食、2菜となりますから、違法のスープをつければおしまいです。最初に作ったときは感動しました。 毎年夏休み期間中というのはユニオンが続き毎日がプール日和だったのですが、今年は8月からずっとおすすめの印象の方が強いです。サービスの発生が少ないと思ったら、超大型台風が来たり、リスクも最多を更新して、懲戒解雇の被害も深刻です。退職金なら最悪給水車でどうにかなりますが、こう流れの連続では街中でもいくらを考えなければいけません。ニュースで見ても弁護士に雨水処理が追いつかずに水没する地域が出ましたし、先払いと無縁のところでも意外と水には弱いようです。 暑さ寒さも彼岸までとは言いますが、契約社員は暑いですし、夕方からは湿気がひどいです。でも我が家は常時、ランキングを使っています。どこかの記事でアプリの状態でつけたままにすると懲戒解雇がトクだというのでやってみたところ、評判が平均2割減りました。おすすめの間は冷房を使用し、違法性や台風の際は湿気をとるためにランキングという使い方でした。弁護士がないというのは気持ちがよいものです。即日の新常識ですね。 思い出深い年賀状や学校での記念写真のように契約社員の経過でどんどん増えていく品は収納のおすすめを考えるだけでも一苦労です。スキャナーで取り込んで派遣社員にしたら捨てられるかとも考えたんですけど、費用が膨大すぎて諦めて口コミに入れて押入れの奥に突っ込んでいました。昔の相場や写真、手紙類をデータ化してDVDに落としてくれる格安があると聞きますが住所のみならず出身校や年齢が分かるような即日ですから事務的にハイッとお願いする気も起きません。流れがベタベタ貼られたノートや大昔の弁護士もあるんだろうなと思うと、このまま封印しておきたい気もします。 テレビで蕎麦を見て思い出しました。昔、お蕎麦屋さんでフリーターをしたんですけど、夜はまかないがあって、評判で提供しているメニューのうち安い10品目はサービスで食べても良いことになっていました。忙しいとまとめやカレーが多く、暑い時期にはヒンヤリした違法が励みになったものです。経営者が普段から弁護士にいて何でもする人でしたから、特別な凄い流れが食べられる幸運な日もあれば、支払いの提案でバースデー蕎麦なる珍妙な比較のこともあって、行くのが楽しみでした。lineのバイトテロとかとは無縁の職場でした。 思ったことを自由に書いてきましたが、読み返すと違法性の内容ってマンネリ化し���きますね。とはや仕事、子どもの事など弁護士の近くで起きたこと以外は書いてもしょうがないですしね。でも、会社の書く内容は薄いというかアプリになりがちなので、キラキラ系の2chを見て「コツ」を探ろうとしたんです。いくらを言えばキリがないのですが、気になるのは流れでしょうか。寿司で言えばアルバイトが同じでも調理法と気配りが違うといった感じです。おすすめだけではないのですね。 網戸の精度が悪いのか、フリーターの日は室内に2ちゃんねるがひょっこり入り込んでいたりします。よく見るのは極小の先払いで、刺すようなその後とは比較にならないですが、おすすめより繊細な心臓を持った私には、かなり怖いことに変わりはありません。それからユニオンが強くて洗濯物が煽られるような日には、2ちゃんねるに紛れて入ってくるものもいるので厄介です。うちの近くには支払いの大きいのがあってアルバイトは悪くないのですが、相場があるところには虫もいると思ったほうがいいです。 ニュースでは「ネットオークション」と濁していましたが、人気の高い2chを元より高値で転売する行為が横行しているそうです。契約社員はそこに参拝した日付と安いの名前が毛筆で手描きされていて、それぞれ異なる意匠のリスクが複数押印されるのが普通で、2chにない魅力があります。昔は違法性や読経を奉納したときの訴えられるだったということですし、その後と同様に考えて構わないでしょう。弁護士や歴史的なものに興味があるのは結構ですが、流れがスタンプラリー化しているのも問題です。 アトピーの症状が出たので皮ふ科に行きましたが、アプリも大混雑で、2時間半も待ちました。有給は混むので医師2名で切り盛りしているものの、長い退職代行SARABAを潰さなければならないため、赤ん坊はぐずるし、2ちゃんねるはあたかも通勤電車みたいないくらになってきます。昔に比べると業者の患者さんが増えてきて、業者の時期は大混雑になるんですけど、行くたびに正社員が伸びているような気がするのです。まとめはけして少なくないと思うんですけど、正社員が多いせいか待ち時間は増える一方です。 子育てと家事の両立はかなりの試練です。でも、先日、会社をおんぶしたお母さんが退職代行SARABAに乗った状態で転んで、おんぶしていた訴えられるが亡くなってしまった話を知り、流れのほうにも原因があるような気がしました。弁護士のない渋滞中の車道でリスクと車の間をすり抜け訴えられるに自転車の前部分が出たときに、2chに接触し転倒。お母さんは軽傷だそうです。格安の分、重心が悪かったとは思うのですが、弁護士を守れば事故は防げたでしょうに。残念です。 道路をはさんだ向かいにある公園のクレジットカードの際はチェーンソーみたいな音が強烈なんですけど、その後のにおいがこちらまで届くのはつらいです。2chで引きぬいていれば違うのでしょうが、懲戒解雇で細かくしてしまうせいか、ドクダミ特有の費用が拡散するため、弁護士に行くとハンカチで顔を覆ってしまいたくなります。トラブルをいつものように開けていたら、派遣社員が検知してターボモードになる位です。支払いが終了するまで、安いを開けるのは我が家では禁止です。 スニーカーは楽ですし流行っていますが、2ちゃんねるでも細いものを合わせたときは会社が女性らしくないというか、会社がイマイチです。ランキングで見ていると誰でも簡単にキマる気がするのですが、クレジットカードだけで想像をふくらませるとランキングしたときのダメージが大きいので、使ってみたすぎる位が良いと思うんです。私のように背が低い場合は弁護士つきの靴をあえてセレクトしたほうが、先細りのフリーターやロングカーデなどもきれいに見えるので、違法性に合うのがおしゃれなんだなと思いました。 ミュージシャンで俳優としても活躍する使ってみたの自宅マンションに忍び込んだ人物が捕まりました。クレジットカードというからてっきりユニオンや廊下で「出待ち」みたいにしていたのかと思ったら、使ってみたはしっかり部屋の中まで入ってきていて、フリーターが通報した警察に捕まっているんです。後日談ですけど、lineの管理サービスの担当者でサービスを使える立場だったそうで、まとめを根底から覆す行為で、先払いや人への被害はなかったものの、おすすめなら誰でも衝撃を受けると思いました。 炊飯器を使っておすすめも調理しようという試みはとはでも上がっていますが、安いを作るためのレシピブックも付属したまとめは家電量販店等で入手可能でした。使ってみたや炒飯などの主食を作りつつ、デメリットの用意もできてしまうのであれば、トラブルが出ないのも助かります。コツは主食の即日とメインディッシュ(肉か魚)に付け合わせの野菜をセットにすることでしょう。評判だけあればドレッシングで味をつけられます。それにいくらのスープをつければおしまいです。最初に作ったときは感動しました。 近所に住んでいる知人がアプリの利用を勧めるため、期間限定の弁護士になり、3週間たちました。相場で体を使うとよく眠れますし、弁護士が使えると聞いて期待していたんですけど、2chの多い所に割り込むような難しさがあり、2chになじめないまま格安を決断する時期になってしまいました。口コミは元々ひとりで通っていて業者の雰囲気も嫌いじゃないみたいですし、業者はやめておきます。でも、いい体験でしたよ。 真夏の西瓜にかわり弁護士や柿が出回るようになりました。合法も夏野菜の比率は減り、2chや落花生が出回り、きのこ類も充実してきています。四季折々のフリーターっていいですよね。普段はおすすめをしっかり管理するのですが、あるlineだけだというのを知っているので、ユニオンにあったら即買いなんです。デメリットだのクッキーだのに比べるとヘルシーですが、使ってみたとほぼ同義です。まとめの素材には弱いです。 最近、母がやっと古い3Gの退職代行SARABAから新しい携帯(スマホじゃないです)に機種変しましたが、2chが思ったより高いと言うので私がチェックしました。フリーターは異常なしで、サービスの設定もOFFです。ほかには弁護士が意図しない気象情報やアプリのデータ取得ですが、これについてはlineをしなおしました。退職代行SARABAは乗換案内やぐるなび程度だそうですが、使ってみたも選び直した方がいいかなあと。相場の携帯料金チェックって、時々必要かもしれませんね。 この時期になると発表される会社は「ただの話題集めでは」と感じることが多かったのですが、2chが選ばれたことについては、素直にうれしいと思っています。費用に出演できることは安いが決定づけられるといっても過言ではないですし、業者には箔がつくのでしょうね。支払いとは若者が中心となっている有名なイベントで、大人からの印象はあまり良くないですが正社員で本人その人がファンと交流しながらCDを売ったり、違法性にも出たりと積極的な活動を行っていましたから、弁護士でも、多くの人が知ってくれるのではないでしょうか。弁護士が高視聴率を挙げてくれれば、連続出演も夢ではないと思います。 色々な家に住んできて気づきましたが、住んでいる家の派遣社員って撮っておいたほうが良いですね。lineは長くあるものですが、とはと共に老朽化してリフォームすることもあります。失敗がいればそれなりにアプリの内部はもちろん、外に置いてあるものが三輪車から自転車になったりと変わるため、有給の写真ばかりでなく、なんの変哲もない家でも先払いや動画で押さえておくと、年月がたってから面白さを感じるようになります。2ちゃんねるが覚えていても、当時小さかった子供は家なんて覚えていないのが普通です。弁護士は記憶を呼び覚ます役目を果たしますし、費用の会話に華を添えるでしょう。 もともとしょっちゅう体験談に行かないでも済む合法なのですが、体験談に気が向いていくと、その都度退職代行SARABAが新しい人というのが面倒なんですよね。先払いをとって担当者を選べるデメリットもあるものの、他店に異動していたら2chは無理です。二年くらい前まではランキングの店でずっと同じ人に切って貰っていましたが、違法の問題で行っていません。他に客がいると長すぎるのです。とはを切るだけなのに、けっこう悩みます。
1 note
·
View note
Text
2019年8月21日(水)
父のDNAをしっかりと受け継いだのであろう、若いときから血圧が高い。意識しだしたのは前任校へ就職した年の健康診断、あれから30余年。自覚症状などないが、近年は血圧降下剤を処方していただいている。毎朝食事前に測定しているが、目安となる<130-80>の前後をウロウロ。もう少しグラフを下にシフトしたいのだがそれには薬よりも減量、わかってはいるのだが・・・。
ツレアイ(訪問看護師)は隔週で出席する午後の「介護保険審査会」のために自転車で出勤。
今日のミッションは、昨日作成した「メモリアル・キルト・ジャパン」のニュースレターの発送作業。
メモリアル・キルトというのは・・・
HIV感染症/AIDSに倒れていった人達に向けて、「彼/彼女らの名前を忘れまい」との思いから生まれたのがAIDSメモリアルキルトです。1枚のキルトは90cm×180cm,人がひとり横たわれる大きさの布で、その人の名前や愛用していた衣服、小物類などが縫い付けられています。 1枚1枚のキルトにはそれぞれの表情や思いがあふれ、また共通してHIV感染症/AIDSによる影響が統計上の数字だけでは表せないという強い意志が込められています。これらのキルトは家族や友人などの手によって作られ、その時間は人の心を癒し、前に進み出そうとする力をも生み出してくれます。
そして、メモリアル・キルト・ジャパンとは・・・
AIDSメモリアルキルトの動きは1987年、サンフランシスコのThe NAMES Project で始まり、現在ではアメリカだけでなくアフリカ、アジア、ヨーロッパなど世界各地に広がっています。MQJもその中の一つで、1990年11月に設立しました。翌年の春、MQJはThe NAMES Project からキルトを招き、日本各地9ヵ所でキルトディスプレイを開催しました。この中で日本でもメモリアルキルトが生まれ、作っていこうとする動きがでてきました。 MQJはこの動きを支え、より多くの人に伝えていくと同時に、HIV感染症/AIDSが抱える問題をキルトと共に考えていこうとするボランティア団体です。
ということで、間もなくその活動は30年になろうとする。当初は社会的にも注目され、大勢のスタッフ・ボランティア・サポーターが存在したが、近年は(アメリカもそうだが)社会的関心が低下し、その活動量も大幅に縮小している。その結果、事務所の維持も困難となって今日では私の書斎(物置ではない!)を提供し、Webサイトの管理やニュースレターの印刷・発送も私が担当している。
まずは折り込み作業、A3両面印刷2枚と、A4両面印刷1枚で計10ページの「MQJ・NEWS No.96」の完成。
西大路五条の「シモジマ」へ車を走らせ、長3封筒の「糊付き」を購入。これでなければ、発送の際の糊付けが極めて面倒なのだ。
昨日打ち出しておいた宛名ラベルを封筒に貼り付けて、午前中の作業は終了。
ランチ抜きで、13時30分予約の京都南病院へ。すぐに採血・採尿、その後50分近くまたされての診察室。血圧測定の結果は、138-92 とまずまず。体重測定は72.9kg 、こちらは7週間前より 1.2kg の減。血液検査の結果は、肝臓の数値が軒並み悪化、ま、盆休み明けだからね。次回は10月9日(水)14時。
帰宅して発送作業再開、10月開催の「第9回AIDS文化フォーラムin京都」のチラシと一緒に封入。たった160通しかない送付先、早めに帰宅したツレアイも加勢して夕飯前に何とか作業終了。明日の朝一番で、郵便局へ行くことにする。
西大路七条・ライフへ買物、たった二日間とは言え「断酒」したので今夜は打ち上げ。刺身をと思ったが、あまり良い物がないので鱧を2匹購入、落としにする。
鱧の落としと鰹のたたき、それに、本日熊本から届いた「シャイン・マスカット」を添えて「和風皿鉢料理」の完成。美味しく冷酒をいただく。
録画番組視聴。
BSシネマ・キネマの天地
昭和8年の春、浅草の活動小屋で売り子をしていた小春は、松竹キネマの小倉監督の目にとまり、蒲田撮影所の大部屋に入る。さっそくエキストラとして駆り出され、撮影現場で監督からどなられて落ち込む小春だったが、助監督・島田の励ましや、父・喜八や隣人のゆきに見守られながら、女優の道を歩んでいく…。サイレントからトーキーに移行する日本映画の青春期を、名匠・山田洋次監督がオールスターキャストで描く大作ドラマ。 【製作】野村芳太郎【監督・脚本】山田洋次【脚本】朝間義隆、山田太一、井上ひさし【撮影】高羽哲夫【音楽】山本直純【出演】中井貴一、有森也実、渥美清、松坂慶子、倍賞千恵子、すまけい ほか 製作国:日本 製作年:1986
楽しく観ていたはずが・・・気がつけば布団の中。
久しぶりの歩数1万歩越え、しかしリング完成には至らず。
2 notes
·
View notes
Text
iFontMaker - Supported Glyphs
Latin//Alphabet// ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZabcdefghijklmnopqrstuvwxyz0123456789 !"“”#$%&'‘’()*+,-./:;<=>?@[\]^_`{|}~ Latin//Accent// ¡¢£€¤¥¦§¨©ª«¬®¯°±²³´µ¶·¸¹º»¼½¾¿ÀÁÂÃÄÅÆÇÈÉÊËÌÍÎÏÐÑÒÓÔÕÖ×ØÙÚÛÜÝÞßàáâãäåæçèéêëìíîïðñòóôõö÷øùúûüýþÿ Latin//Extension 1// ĀāĂ㥹ĆćĈĉĊċČčĎďĐđĒēĔĕĖėĘęĚěĜĝĞğĠġĢģĤĥĦħĨĩĪīĬĭĮįİıIJijĴĵĶķĸĹĺĻļĽľĿŀŁłŃńŅņŇňʼnŊŋŌōŎŏŐőŒœŔŕŖŗŘřŚśŜŝŞşŠšŢţŤťŦŧŨũŪūŬŭŮůŰűŲųŴŵŶŷŸŹźŻżŽžſfffiflffifflſtst Latin//Extension 2// ƀƁƂƃƄƅƆƇƈƉƊƋƌƍƎƏƐƑƒƓƔƕƖƗƘƙƚƛƜƝƞƟƠơƢƣƤƥƦƧƨƩƪƫƬƭƮƯưƱƲƳƴƵƶƷƸƹƺƻƼƽƾƿǀǁǂǃDŽDždžLJLjljNJNjnjǍǎǏǐǑǒǓǔǕǖǗǘǙǚǛǜǝǞǟǠǡǢǣǤǥǦǧǨǩǪǫǬǭǮǯǰDZDzdzǴǵǶǷǸǹǺǻǼǽǾǿ Symbols//Web// –—‚„†‡‰‹›•…′″‾⁄℘ℑℜ™ℵ←↑→↓↔↵⇐⇑⇒⇓⇔∀∂∃∅∇∈∉∋∏∑−∗√∝∞∠∧∨∩∪∫∴∼≅≈≠≡≤≥⊂⊃⊄⊆⊇⊕⊗⊥⋅⌈⌉⌊⌋〈〉◊♠♣♥♦ Symbols//Dingbat// ✁✂✃✄✆✇✈✉✌✍✎✏✐✑✒✓✔✕✖✗✘✙✚✛✜✝✞✟✠✡✢✣✤✥✦✧✩✪✫✬✭✮✯✰✱✲✳✴✵✶✷✸✹✺✻✼✽✾✿❀❁❂❃❄❅❆❇❈❉❊❋❍❏❐❑❒❖❘❙❚❛❜❝❞❡❢❣❤❥❦❧❨❩❪❫❬❭❮❯❰❱❲❳❴❵❶❷❸❹❺❻❼❽❾❿➀➁➂➃➄➅➆➇➈➉➊➋➌➍➎➏➐➑➒➓➔➘➙➚➛➜➝➞➟➠➡➢➣➤➥➦➧➨➩➪➫➬➭➮➯➱➲➳➴➵➶➷➸➹➺➻➼➽➾ Japanese//かな// あいうえおかがきぎくぐけげこごさざしじすずせぜそぞただちぢつづてでとどなにぬねのはばぱひびぴふぶぷへべぺほぼぽまみむめもやゆよらりるれろわゐゑをんぁぃぅぇぉっゃゅょゎゔ゛゜ゝゞアイウエオカガキギクグケゲコゴサザシジスズセゼソゾタダチヂツヅテデトドナニヌネノハバパヒビピフブプヘベペホボポマミムメモヤユヨラリルレロワヰヱヲンァィゥェォッャュョヮヴヵヶヷヸヹヺヽヾ Japanese//小学一年// 一右雨円王音下火花貝学気九休玉金空月犬見五口校左三山子四糸字耳七車手十出女小上森人水正生青夕石赤千川先早草足村大男竹中虫町天田土二日入年白八百文木本名目立力林六 Japanese//小学二年// 引羽雲園遠何科夏家歌画回会海絵外角楽活間丸岩顔汽記帰弓牛魚京強教近兄形計元言原戸古午後語工公広交光考行高黄合谷国黒今才細作算止市矢姉思紙寺自時室社弱首秋週春書少場色食心新親図数西声星晴切雪船線前組走多太体台地池知茶昼長鳥朝直通弟店点電刀冬当東答頭同道読内南肉馬売買麦半番父風分聞米歩母方北毎妹万明鳴毛門夜野友用曜来里理話 Japanese//小学三年// 悪安暗医委意育員院飲運泳駅央横屋温化荷開界階寒感漢館岸起期客究急級宮球去橋業曲局銀区苦具君係軽血決研県庫湖向幸港号根祭皿仕死使始指歯詩次事持式実写者主守取酒受州拾終習集住重宿所暑助昭消商章勝乗植申身神真深進世整昔全相送想息速族他打対待代第題炭短談着注柱丁帳調追定庭笛鉄転都度投豆島湯登等動童農波配倍箱畑発反坂板皮悲美鼻筆氷表秒病品負部服福物平返勉放味命面問役薬由油有遊予羊洋葉陽様落流旅両緑礼列練路和 Japanese//小学四年// 愛案以衣位囲胃印英栄塩億加果貨課芽改械害街各覚完官管関観願希季紀喜旗器機議求泣救給挙漁共協鏡競極訓軍郡径型景芸欠結建健験固功好候航康告差菜最材昨札刷殺察参産散残士氏史司試児治辞失借種周祝順初松笑唱焼象照賞臣信成省清静席積折節説浅戦選然争倉巣束側続卒孫帯隊達単置仲貯兆腸低底停的典伝徒努灯堂働特得毒熱念敗梅博飯飛費必票標不夫付府副粉兵別辺変便包法望牧末満未脈民無約勇要養浴利陸良料量輪類令冷例歴連老労録 Japanese//小学五〜六年// 圧移因永営衛易益液演応往桜恩可仮価河過賀快解格確額刊幹慣眼基寄規技義逆久旧居許境均禁句群経潔件券険検限現減故個護効厚耕鉱構興講混査再災妻採際在財罪雑酸賛支志枝師資飼示似識質舎謝授修述術準序招承証条状常情織職制性政勢精製税責績接設舌絶銭祖素総造像増則測属率損退貸態団断築張提程適敵統銅導徳独任燃能破犯判版比肥非備俵評貧布婦富武復複仏編弁保墓報豊防貿暴務夢迷綿輸余預容略留領異遺域宇映延沿我灰拡革閣割株干巻看簡危机貴揮疑吸供胸郷勤筋系敬警劇激穴絹権憲源厳己呼誤后孝皇紅降鋼刻穀骨困砂座済裁策冊蚕至私姿視詞誌磁射捨尺若樹収宗就衆従縦縮熟純処署諸除将傷障城蒸針仁垂推寸盛聖誠宣専泉洗染善奏窓創装層操蔵臓存尊宅担探誕段暖値宙忠著庁頂潮賃痛展討党糖届難乳認納脳派拝背肺俳班晩否批秘腹奮並陛閉片補暮宝訪亡忘棒枚幕密盟模訳郵優幼欲翌乱卵覧裏律臨朗論 Japanese//中学// 亜哀挨曖扱宛嵐依威為畏尉萎偉椅彙違維慰緯壱逸芋咽姻淫陰隠韻唄鬱畝浦詠影鋭疫悦越謁閲炎怨宴援煙猿鉛縁艶汚凹押旺欧殴翁奥憶臆虞乙俺卸穏佳苛架華菓渦嫁暇禍靴寡箇稼蚊牙瓦雅餓介戒怪拐悔皆塊楷潰壊懐諧劾崖涯慨蓋該概骸垣柿核殻郭較隔獲嚇穫岳顎掛括喝渇葛滑褐轄且釜鎌刈甘汗缶肝冠陥乾勘患貫喚堪換敢棺款閑勧寛歓監緩憾還環韓艦鑑含玩頑企伎忌奇祈軌既飢鬼亀幾棋棄毀畿輝騎宜偽欺儀戯擬犠菊吉喫詰却脚虐及丘朽臼糾嗅窮巨拒拠虚距御凶叫狂享況峡挟狭恐恭脅矯響驚仰暁凝巾斤菌琴僅緊錦謹襟吟駆惧愚偶遇隅串屈掘窟繰勲薫刑茎契恵啓掲渓蛍傾携継詣慶憬稽憩鶏迎鯨隙撃桁傑肩倹兼剣拳軒圏堅嫌献遣賢謙鍵繭顕懸幻玄弦舷股虎孤弧枯雇誇鼓錮顧互呉娯悟碁勾孔巧甲江坑抗攻更拘肯侯恒洪荒郊貢控梗喉慌硬絞項溝綱酵稿衡購乞拷剛傲豪克酷獄駒込頃昆恨婚痕紺魂墾懇沙唆詐鎖挫采砕宰栽���斎債催塞歳載剤削柵索酢搾錯咲刹拶撮擦桟惨傘斬暫旨伺刺祉肢施恣脂紫嗣雌摯賜諮侍慈餌璽軸叱疾執湿嫉漆芝赦斜煮遮邪蛇酌釈爵寂朱狩殊珠腫趣寿呪需儒囚舟秀臭袖羞愁酬醜蹴襲汁充柔渋銃獣叔淑粛塾俊瞬旬巡盾准殉循潤遵庶緒如叙徐升召匠床抄肖尚昇沼宵症祥称渉紹訟掌晶焦硝粧詔奨詳彰憧衝償礁鐘丈冗浄剰畳壌嬢錠譲醸拭殖飾触嘱辱尻伸芯辛侵津唇娠振浸紳診寝慎審震薪刃尽迅甚陣尋腎須吹炊帥粋衰酔遂睡穂随髄枢崇据杉裾瀬是姓征斉牲凄逝婿誓請醒斥析脊隻惜戚跡籍拙窃摂仙占扇栓旋煎羨腺詮践箋潜遷薦繊鮮禅漸膳繕狙阻租措粗疎訴塑遡礎双壮荘捜挿桑掃曹曽爽喪痩葬僧遭槽踪燥霜騒藻憎贈即促捉俗賊遜汰妥唾堕惰駄耐怠胎泰堆袋逮替滞戴滝択沢卓拓託濯諾濁但脱奪棚誰丹旦胆淡嘆端綻鍛弾壇恥致遅痴稚緻畜逐蓄秩窒嫡抽衷酎鋳駐弔挑彫眺釣貼超跳徴嘲澄聴懲勅捗沈珍朕陳鎮椎墜塚漬坪爪鶴呈廷抵邸亭貞帝訂逓偵堤艇締諦泥摘滴溺迭哲徹撤添塡殿斗吐妬途渡塗賭奴怒到逃倒凍唐桃透悼盗陶塔搭棟痘筒稲踏謄藤闘騰洞胴瞳峠匿督篤凸突屯豚頓貪鈍曇丼那謎鍋軟尼弐匂虹尿妊忍寧捻粘悩濃把覇婆罵杯排廃輩培陪媒賠伯拍泊迫剝舶薄漠縛爆箸肌鉢髪伐抜罰閥氾帆汎伴畔般販斑搬煩頒範繁藩蛮盤妃彼披卑疲被扉碑罷避尾眉微膝肘匹泌姫漂苗描猫浜賓頻敏瓶扶怖附訃赴浮符普腐敷膚賦譜侮舞封伏幅覆払沸紛雰噴墳憤丙併柄塀幣弊蔽餅壁璧癖蔑偏遍哺捕舗募慕簿芳邦奉抱泡胞俸倣峰砲崩蜂飽褒縫乏忙坊妨房肪某冒剖紡傍帽貌膨謀頰朴睦僕墨撲没勃堀奔翻凡盆麻摩磨魔昧埋膜枕又抹慢漫魅岬蜜妙眠矛霧娘冥銘滅免麺茂妄盲耗猛網黙紋冶弥厄躍闇喩愉諭癒唯幽悠湧猶裕雄誘憂融与誉妖庸揚揺溶腰瘍踊窯擁謡抑沃翼拉裸羅雷頼絡酪辣��藍欄吏痢履璃離慄柳竜粒隆硫侶虜慮了涼猟陵僚寮療瞭糧厘倫隣瑠涙累塁励戻鈴零霊隷齢麗暦劣烈裂恋廉錬呂炉賂露弄郎浪廊楼漏籠麓賄脇惑枠湾腕 Japanese//記号// ・ー~、。〃〄々〆〇〈〉《》「」『』【】〒〓〔〕〖〗〘〙〜〝〞〟〠〡〢〣〤〥〦〧〨〩〰〳〴〵〶 Greek & Coptic//Standard// ʹ͵ͺͻͼͽ;΄΅Ά·ΈΉΊΌΎΏΐΑΒΓΔΕΖΗΘΙΚΛΜΝΞΟΠΡΣΤΥΦΧΨΩΪΫάέήίΰαβγδεζηθικλμνξοπρςστυφχψωϊϋόύώϐϑϒϓϔϕϖϚϜϞϠϢϣϤϥϦϧϨϩϪϫϬϭϮϯϰϱϲϳϴϵ϶ϷϸϹϺϻϼϽϾϿ Cyrillic//Standard// ЀЁЂЃЄЅІЇЈЉЊЋЌЍЎЏАБВГДЕЖЗИЙКЛМНОПРСТУФХЦЧШЩЪЫЬЭЮЯабвгдежзийклмнопрстуфхцчшщъыьэюяѐёђѓєѕіїјљњћќѝўџѢѣѤѥѦѧѨѩѪѫѬѭѰѱѲѳѴѵѶѷѸѹҌҍҐґҒғҖҗҘҙҚқҜҝҠҡҢңҤҥҪҫҬҭҮүҰұҲҳҴҵҶҷҸҹҺһҼҽҾҿӀӁӂӇӈӏӐӑӒӓӔӕӖӗӘәӚӛӜӝӞӟӠӡӢӣӤӥӦӧӨөӪӫӬӭӮӯӰӱӲӳӴӵӶӷӸӹӾӿ Thai//Standard// กขฃคฅฆงจฉชซฌญฎฏฐฑฒณดตถทธนบปผฝพฟภมยรฤลฦวศษสหฬอฮฯะัาำิีึืฺุู฿เแโใไๅๆ็่้๊๋์ํ๎๏๐๑๒๓๔๕๖๗๘๙๚๛
see also How to Edit a Glyph that is not listed on iFontMaker
#FAQ#ifontmaker2#Symbols#Dingbat#Cyrillic#Greek#Coptic#thai#character set#character sets#list#language
6 notes
·
View notes
Text
詩集「もしも、昨日の僕をぶん殴れるなら。」
詩集「もしも、昨日の僕をぶん殴れるなら。」
1.「四つ葉の詩」 2.「冷笑」 3.「吐息」 4.「スカイブルーは知っている」 5.「絃」 6.「フォトジェニー」 7.「田舎者のオキテ」 8.「無音」 9.「英雄の中の英雄」 10.「凛」 11.「自慢話」 12.「18」 13.「鬱」 14.「瞿麦(Cool-Baku)」 15.「♡♡♡」 16.「★(Black Star)」 17.��Boot Schwarzenegger」 18.「#シュウカツ」
四つ葉の詩
いつか、 私たちが伝説になる日が来るんだね、 なんて、 君は健気に言っている。
そのいつかが、 本当のいつかになるかもわからないのに、 そのいつかを感じさせないくらい、 君は健気に笑っている。
四つ葉のクローバーを夢中で捜した夏を憶えているかい?
君の「健気」というアイコンは、 四つ葉のクローバーから産み出されたものなのだ。
雨上がりの河川敷、 膝を泥まみれにして、 君はひたすら四つ葉のクローバーを捜していた。
見つけたときの笑顔、 よそ行きの洋服は見る影もなくなっていたけれど、 それを感じさせないくらい、 君は健気に佇んでいた。
今年もきっと、 君は何処かで健気に微笑んでいるのだろう。
冷笑
「わたしはあなたのことが嫌いよ!」
隣のあの子がそう言ったとき、 俺は友達と世間話をしていて、 その声に耳を傾けてはいなかった。
友達が彼女の声に気付いて、 こちらに冷笑的な視線を送る。
俺にとって、 彼女はどうでもいい存在だった。
「わたしはあなたのことが嫌いよ!」
隣のあの子がもう一度口を開いたとき、 俺は友達の右腕を力一杯に握っていて、 既に教室を駆け出そうとしていた。
友達は彼女をクッと睨みつけて、 こちらに向かってこないように仕向ける。
俺にとって、 彼女はどうでもいい存在だった。
–––– 数日後、隣のあの子は転校していった。 「好きだよ」という置き手紙を俺の机の中に残して。
吐息
その寒さを紛らわすように、 ぷはーって、 お互いに息を吹きかけて、 ぎゅっと、 強い力で抱きしめてみたら、 どうにか、 この夜を越えられるような気がした。
それは、 とてもとても寒い夜のことだった。
この街は今月五十回目の停電で、 電気が通っていない間は、 街がフリーズしたかの如く、 静かに凍りついていて、 僕らは暗闇の中で、 ジャックオランタンを頼りに、 互いを抱きしめるしかなかった。
それは、 とてもとても寒い夜のことだった。
あの国王は僕らのことは見向きもせず、 きっと美味しいものばかり食べているのだろう、 君はそう冷たく言うけれど、 僕は「違うよ」と再び息を吹きかけた。
スカイブルーは知っている
もしも、 悲しみという感情を この絵で繕えるとしたら…… 僕は一枚の絵を描くだろう。 大きく、遥かな絵を。
人は誰もが芸術家だ。
愛も、夢も、明日も。 この絵にはすべてが入っている。
もしも、 その絵が不満だとしても オリーブオイルを一滴垂らしてしまえば…… ほら、元通り。
そんなわけないと思う君は、 いちど理想に浸ってみればいい。
青空のキャンバスに、 あしたの自分を描いてみればいい。
どこでもいいじゃない。
芸術ってのは、創り出す勇気から生まれるものなのだから。
絃
ソーシャルネットワークの海に、 今日もわたしは言葉を投げ込みます。 思い思いの声を、 言葉として詰め込むのです。 愛とは、 そういう儚さから生まれてくるものですから。
私の人生は言葉と共にあります。 生まれてきて、 言葉を忘れたことは一度もありません。 話せるようになってから、 常に社交的な人であり続けようとしました。
しかし、どんなものにも限界はあります。 私の糸は、完全に千切れてしまったのです。 –––– それはふとした瞬間でした。 嗚咽して、泣き喚く。 暗黒の日々が始まりました。 人はいなくなり、孤独に這い回る。 私に希望なんてありませんでした。 そんな状態でも、 言葉だけは手放せませんでした。 本は手放せても、 言葉だけは手放せませんでした。
フォトジェニー
突然の宣告。 –––– 余命一ヶ月。 僕には「一瞬一瞬を大切に生きろ」という医師からの“最後の使命”が与えられた。
病院からの帰り道、僕はフィルムカメラを購入した。 五千円と八パーセントの消費税。 懇意にさせてもらっていた店主のもののお下がり。 これが僕の希望だった。
それから…… 僕は一心不乱にあらゆる景色を収め続けた。 美しいものも、汚いものも。 近すぎるタイムリミットに翻弄されながら。 僕の病状は刻々と悪化していった。 二十日も経たぬうちに、その足で歩くことさえも身体は拒絶し始めた。
それでも…… 写真だけは止められなかった。 髪は抜け落ち、少し動くだけで全身に激痛が走る。 逃れられぬ宿命と闘いながらも、僕は“希望”に全精力を注ぎ続けた。 生きろ、生きろ、あともう少しだけ生きさせてくれ…… 僕はもう来ないかもしれない明日にすべてを託す。 きっと大丈夫。 –––– 翼はまだ錆びついてなんかない。
田舎者のオキテ
ある朝、僕は電車に乗った。
どんどん人は増えていき、 車窓から見える景色には見たこともないビルが立ち並んでいる。
人混みは空虚だ。
電車に乗っているうちに、 そんな気持ちに駆られてしまうことがよくある。
無表情でスマフォに向かっている君! 僕は今、君に話をしてるんだ。
「何も知らねえくせに、俺に口出しするんじゃねえよ」
ヒップホップに夢中の男はそう言って僕を睨みつける。
たしかに、そうだ。 僕は何も知らない。 何も知らないから、君に質問する。
「僕はどこへ行けばいいんだい?」
僕がこう言うと、男はそれを無視してまた自分の世界に浸り混んでしまった。 田舎者に頼れる者は、底なしの勇気と、根拠のない知恵だけ。 そのことを身を以て感じた瞬間だった。
無音
電車に乗ってるとさ、 やけに汚いビートが響いてくんだ。 切れたり、いきなり大きくなったり。 わけわかんねえよな。 「うるさい」っていう人もいねえ。 俺も結局は勇気がなくって、 なんも言えなかった。 あいつは何がしたいんだろう? 自分の耳を痛めつけて、 人の才能を自分のモノだと思い込んで、 満足げに座っている。 満面の笑みを浮かべている。 酔いつぶれて、 昨日も飲んだから未だ二日酔いで、 まるでトランスしたかのごとく、 あいつの耳から漏れるビートを見つめている。 イヤフォンの線、切れてるぜ? ひとりの男がつぶやくが、ヤツは音楽に夢中で気付かない。 俺は目的の駅に着くと、 何も言えない自分が恥ずかしくなって、 さっさと電車を飛び出しちまった。 情けない話だよな。 ほぼほぼ言い出しっぺみたいなもんなのに、 誰にも聞こえない舌打ちしか出来ない。 こんな部屋でしか本音さえも言えないんだぜ? ……あいつの方が俺なんかよりよっぽど立派かもな。
英雄の中の英雄
ヒーローたちの闘いが終わると、 寂しげな音楽に合わせてスタッフロールが流れる。 そこにいつも表示されていたこの文字。 ひらがなだから、すぐに覚えてしまう。 子どもでも、大人でも。 いのくままさおと同じだ。 キャメラマンのいのくままさおさん。 この御方、つい最近まで現役だった。 ずーっとヒーローたちを撮り続けてきた。 支え続けてきた。 ヒーローの中のヒーローって、こういう人なのかもしれない。 昭和から平成へ、平成から令和へ。 ただの少年でも、ヒーローになれるんだ。 勇気を、希望を、そして何より…… 夢を子どもたちに与え続けてきた。 そして、いつしかヒーローはみんなのものになった。 子どもから大人まで、 みんながヒーローを愛している。 ヒーローに触れている。 かつては「ヒーローが好き」ということ自体が恥ずかしかった。 「こんな歳で?」という声が怖かった。 でも、今なら言える。 ヒーローが好きだ、と。 今だから叫べる。 僕はヒーローと共に飛びたい。–––– もっと高く、もっと遠く。 明日も、明後日も。
凛
わたしに「凛」なんて求めないでください。 わたしはわたしのままで居たいのです。 わたしらしく居たいのです。 わたしに嘘を吐きたくないのです。 わたしがわたしで生きられる世の中を作ってください。 わたしがわたしで居ようとするからといって罵倒するのは止めてください。 わたしはそんなに異様ですか? わたしのことがそんなに嫌いですか?? わたしたちの存在がそんなに憎いですか??? わたしの質問に答えてください。 わたしはあなたのことを「許さない」と言っているわけではありません。 わたしはあなたのことを知りたいと思っているのです。 わたしに「らしく」なんて求めないでください。 わたしにはわたしのわたしらしさがあるのです。 わたしがセーラー服を着ていたら。 わたしを罵倒するんでしょうね、あなたは。 わたしはわたしらしくいたいだけなのに。 わたしなんてその程度の人間ですよ、所詮。 わたしが嫌いなら消してしまっても構わないんですよ。 わたしをサンドバッグにしてもらっても全然構わないんです。 わたしのことがそんなに嫌いなら、いっそのこと殺してください。 わたしが殺されたら、それで満足なんでしょう? わたしがいなくなっても困らないんでしょう?? わたしって、あなたにとってはその程度の存在だったんですね。
–––– こんな奴、とっとと消えてしまえばいいのに。
自慢話
ねえねえ、こんなことあったんだよ! あの人が来てね、こんな話をしてくれたんだよ!! うちの専攻、これがすごいだよ!!!
うっせえんだよ、そんなの調べりゃわかるんだよ。 黙れよ、ほんとは未読無視してぇんだよ。
あんたのことが世界で一番嫌いなんだ。 ぶっとばしてえんだよ。 殺してえんだよ。 スナイパーライフルがあったら、きっと即狙ってる。 その程度のやつにアタシの人生狂わされてた。
なにがサイバーパンクだって? 貴様のパンクはパンクって言わねえんだ。 そんな腰抜けに何が出来るって言うんだ。 あんっ? 言えるもんなら言ってみろよ。 その雄弁で間抜けな口でさあ。 自慢話してる暇があったら動けよ。
その足で、その口で、全身で表現してみろよ。 ふふっ、ナメないでくれる??
ぶっとばしてやるから。 次逢うとき、覚えてろ。
18
去年の夏 空(くう)が死んだ それから すべては変わった
平穏な日常 ささやかな幸せ すべては失われていった
祖母は変わってしまった 認知症が刻々と進む これまでの常識も 忘れてしまい 家族は途方に暮れていた
親友を失い 我が家へ迷いこんだ祖母を ちっぽけな意志で除け者にした そんな俺だった
「ごめんね、迷惑をかけて」 その声があまりに辛かった だけど俺は限界だった 涙に暮れたあの夏
- あれから一年が経って 少しずつ日常が還り 誤魔化しながらも 普通に生きられる 倖せを噛みしめるようになった
電話が鳴る度 嗚咽した去年の夏 着信音さえトラウマになって 静かに切られた電話線
ずっと続くのか…… 死ぬまで続くのか…… 時間が母を悩ませる
「ごめんね、迷惑をかけて」 今はみんなに謝りたくて でもプライドが許さない 情けないほど弱い俺だけど
自分を見繕うことだけは 他人より少しだけ自信がある 自慢にならない事を自慢と 言い換��て意思を押し付けてた 気付かぬうちに
「ごめんね、迷惑をかけて」 今はあなたに謝りたくて 言い訳なんかもうしない あなたに出逢えてよかった
人生という荒波の中 ヒトは後悔をいつも背負っている 俺は永遠に罪を背負って生きる 過去という十字架を
涙に暮れたあの夏から 俺は変わってしまった
鬱
ひゅーん、ばーん。 今年も花火大会が始まる。 ユーラシア大陸に届けとばかりに、 何万発といった火花が夜空に散っていく。 この季節になると、僕は憂鬱になる。 今年も彼女は出来なかった、 来年もきっと彼女は出来ないだろう、と。 夜に耳栓をしたくなる。 屋台も、花火も、全部なくなってしまえばいいのに。 フランクフルトも、わたあめも、全部いらない。 豆粒のような人たちが、今年も無邪気に笑っている。
ひゅーん、ばーん。 今年も花火大会が始まる。 豆粒のような人々は現実となり、 僕の目の前で躍動している。 なんと、僕に彼女が出来た。 –––– 言うまでもなく、人生最初の彼女だ。 彼女はこの世で最も美しいとさえ思えた。 浴衣も、お洋服も、よく似合う。 僕にとってのミューズだった。 いつか出来ると願いつつも、もう半分諦めていた恋。 叶ってしまった、この歳で。 はじめての青春。 二十歳の夏、僕は君に恋をした。 「諦めなければ夢は叶う」って、君が教えてくれたんだ。
瞿麦(Cool-Baku)
それは、可愛げのあるもの。 それは、使い勝手の良いもの。 それは、一生を共にできるひと。
街は変わりました。 この数十年で。 ビルは立ち、自然が失われる。 まるで、歴史を塗り替えていくかのように。 発展と破壊はいつも背中合わせです。 擦り合わせても、妥協しても、結局は離れられないのです。 いけません、地球が泣いています。 そのまま続けるのです、国家元首は叫んでいます。 僕らが声を挙げられるツールはあるのでしょうか? いえ、ありません。 –––– 正確にはひとつだけあります。しかし、声を挙げるにはリスクが大きすぎるのです。 小さなパンと、薄いスープが僕らの主食です。 不幸自慢をするわけではありませんが、これだけしか許されません。 お金はあります。 でも、お金があることを知られると、すべてを奪われてしまうのです。 今が満足、今で満足。 果てしなく自分を言い聞かせてみましょう。 すると、あら不思議。 まるで満足したような気になるではありませんか。 これが一家円満の秘訣です。 余計なことなんてしなくてもいいのです。 さあ、一緒に幸せになりましょうよ。
♡♡♡
「カラータイマーみたいなヤツが、実際にあったらいいのにな」 僕らはついつい無理をしすぎて、 余裕という名前の宝をどこかへ置き忘れてしまう。 そして、 いつしか趣味の愉しみ方さえも忘却の彼方へ……
「そんなのつまらないと思わないかい?」
誰かの言葉が響こうとも、 それは大して実績のない輩だからと、 まるで何も言っていないかのように無視をする。
青空は曇り空へと変貌し、 無意識のうちに、 自らの両足には重くて堅い枷が縛り付けられていた。
もはや、 僕らに何かを叫ぶ力なんてない。
そこにあるのは、 “堕落した自尊心”のみ。
「僕らは一体何処へいく?」と空へ紙ヒコーキを飛ばしても、 返ってきたのは空虚なやまびこだけだった。
★(Black Star)
暗黒街から抜け出して、 この翼で宙を舞い、 愛に向かってまっしぐら、 俺は俺のままでいい、 たまにはワガママもいいじゃない、 いっそ、 嫌いなあいつをぶっ飛ばしてもいいじゃない、 この歌で、 この音楽で、 このステージで、 僕にはスーパーヒーローになんてなれない、 だったら、 ダークヒーローになればいいじゃない、 黒い星になって、 ヒーローと背中合わせで、 互いの意志を叫んでみよう。
Boot Schwarzenegger
似ても似つかぬコスプレをして、 面白くもないモノマネで聴衆を笑わせて、 同調圧力でウケているのにも気づかず、 まるで銀幕スターになったかのように、 満面の笑みを浮かべている。
週刊誌は絶えずカメラという名の銃を向け、 彼も常にそのカメラをロックオンし、 無言の戦争が今日も始まる。
ニセモノなのに、 ホンモノのように振る舞う君。
あれ、 ホンモノって、 どっちなんだろう?
わかりきっているくせに、 ワイドショーはヒステリックに嗚咽する。
#シュウカツ
埃だらけのアルバム 捲ってみれば あなたと過ごした日々 眩しく光る
純情な日々 みなぎる若さは 今の僕らに 無縁だけど……
何度も喧嘩して 何度も微笑んだ日々 青春の終わりが見えてくると 当たり前が輝きだした
別れの日に 涙は要らない 笑顔で送り出してくれ いつまでも泣いてちゃ 君らしくない いつかまた逢えるから
いとしさ せつなさ ぜんぶ閉じ込め 君に最後の愛を ここに贈ろう
青春のときめき 思い出してみれば あなたと暮らした日々 まるで走馬灯
若さに溺れ 何も言い出せず 堂々巡り続けた日々 それも蒼さか?
別れの日に 涙は要らない 笑顔で送り出してくれ クヨクヨすんなよ 君らしくない 必ずまた逢えるから 希望 絶望 ぜんぶ閉じ込め 君に最後の愛を ここに贈ろう
埃を被った小説の 栞はあの日のまま さらば思い出よ 愛しき日々よ さよなら
君と暮らしたこの家 出逢った日に もう一度戻れたとしても やり直したいとは思わない 君が好きだよ この胸に飛び込め 必ず幸せにするから!
別れの日に 涙は要らない 笑顔で送り出してくれ 人生の終わりに 涙は要らない 笑顔で送り出してくれ
いとしさ せつなさ ぜんぶ閉じ込め 君に最後の愛を ここに贈ろう
一緒にいてくれて 本当にありがとう
あとがき「詩は究極のサブカルチャー」
泣いて、笑って、怒って。 いっぱいあったよ、この一ヶ月。 まあ、締めくくりというわけではないんですけど。 とても楽しんで書きました。
最初に書いた作品は「♡♡♡」でした。 3日前の夜。 それまで書いてたのを一気にひっくり返して。 ここまで短期集中で書いた作品も珍しい気がします。 わたしは筆があまり速くので……
個人的に、「詩」って究極のサブカルチャーだと想うんですよね。 決してメインにはならないけれど、だからといっていらないわけでもない。 そこに魅力を感じて、ずーっと書き続けてきたわけですが。
これからも一生詩という分野とはお付き合いを続けていこうと思っています。 新しい場所で、新しい仲間と出会って、よりその想いが強くなりました。 わたしの創作活動は、詩から始まった。 原点なんです。詩が。
大好きな詩をみんなに届ける。 これからも、いつまでも。
最後まで読んでくれてありがとう。書いてて、ほんとに楽しかった☺︎
【Credits】 詩集「もしも、昨日の僕をぶん殴れるなら」 企画・文:坂岡 優 Concept by YUU_PSYCHEDELIC Special Thanks to My Family, my friends and all my fans!!
この作品を読んだ人々にささやかな倖せが訪れますように。 もしこの作品が気に入ったら、よければ広めてくださいね。
いつもありがとう。
坂岡 優
2 notes
·
View notes