#手組みホイール
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ラジコン備忘録 2024/9/2
仕事もラジコンも忙しくて数日分溜まっているのでまとめて投下。
まずは本番用ボディ作成。アウディR8、マクラーレン12Cの2台を塗っていきます。軽くて走るボディとされる2台ですね。未塗装ボディなので自分で塗ります。塗装に必要な小物類も買い足しました。
袋から出してまずはバリ取り・洗浄。紙やすりでバリを取りつつ、洗剤で剥離剤を取ります。下地作りの意味も込めて。
塗装の前にエアブラシの点検。最後に使ったのが1年前なので固着部分を掃除します。
準備ができたら、塗装・マスキングの繰り返し。今回、塗装ブースは換気扇を買って自作しました。めちゃくちゃ良いですね自作の塗装ブース。吸引が強くてミストが舞わないので臭いも改善されました。
乾燥させている間にデカールを自作。プラモデル用の既製品デカールを使う人もいたりしますが、ここは僕の重要こだわりポイント。既製品だとサイズは調整できないし、めちゃくちゃ高いです。自作すると好きなサイズに印刷できるし、何より好きなロゴを貼れるのが良いですね。実車じゃないんだから自分の好きなもの貼って満足しておけばいいじゃんという気持ちです。自作デカール用の台紙が売っているので印刷。
色分けができたらデカールを貼っていきます。この作業が一番好きかもしれません。自分でデザインしたのが形になっていく瞬間ですね。走りこめばボロボロになるボディですが、完成度の高いボディはボロになってもかっこいいものです。
デカールを貼ったらクリアコートを吹き付けて終わり。エアブラシを使うと塗膜が厚くなり過ぎない分、乾燥が早くて助かります。あとは窓やウイング等の小物��ーツを取り付けて完成です。突貫で作成してトータル1週間くらいで完成。
塗装する前は色んなデザインを考えたりしましたが、完成すれば結局いつものカラーリング。北海道では、僕といえばこのカラーリングがもう定番になってしまったのであまり変えずにいきます。
走行といえば、まだデフで悩んでいます。トラクションのかかり方が不安定なのか、立ち上がりで変な感じ。バラして洗浄→組付け→走行を繰り返してました。いろんなデフグリスを試しても変わらない感じ。
何本もデフを組もうとして、手持ちの新品デフを30分くらいかけて丁寧に研磨・グリスアップした後にシャフトの長さが違うというミス。ナロー幅のシャフトで組んじゃった...。見なかったことにします。
色々と試して、どうやらシャフトの軸位置を低くした方が良いというのが分かりました。僕の使っているアルミモーターマウントでは4か所の位置調整ができるので、軸位置を一番高い位置から一番低い位置に変更。シャフトの位置が下がるということはリア車高が低くなるということで、リアがロールしすぎる感じが無くなって良い感じ。
重心位置も下がって非常に良い感じです。今まで重心が高くてインリフト気味だったのかな。
よく考えれば当然です。車高・重心を低くした方が振られない分、安定感は増します。それでもリア車高を今まで高くしていたのは、相対的にフロントを低くすることでフロント荷重を多くして曲がりやすくしようという思考があったから。最近のトレンドでは違うっぽい。
あとはタイヤづくり。ホイールに5mm幅のお気に入り両面テープを貼ってパーツクリーナーを少し垂らしてタイヤをはめ込む。ホイールの歪み・クラックがあると嫌なのでレース用は全部新品ホイールで組みます。
そんなことをしていると、こんなに小さいのに本気でやると1カ月のタイヤ代は3万円は超えてるはず。これに他の消耗品・バッテリーの入替もかかると考えると恐ろしいですね。
あとは好みのタイヤ径を量産するために、ひたすら削ります。これだけ手間をかけても、タイヤのおいしい部分は1セットあたり10分くらい。それでも、何もしてない新品状態から良い状態に持っていくのにそれなりにかかると考えればいいのかな。ラジコンだとフロントタイヤは新品が必ずしも良い状態とは限らないのが難しいところ。それなりに走ってブリスターが出た状態が僕は好きです。
色々と作業で大先輩のピットスペースを借りましたが、整頓された作業スペースというのはもちろん作業性が良くていいですね。見習って僕も整頓できるかな。
気づけば北海道大会本番まで約1週間。北海道大会の予告レイアウトも発表されたのでショップコースのレイアウトも大会レイアウトに変更。ヘアピンが多すぎる。正直言って退屈なレイアウトですね。これでは腕というよりマシン差が出るようなコースなのかな。それでも最終シケインはきちんと走らせ方を分かっていないと失速するのでそこは面白いです。
今年は全国の代表権を放棄して、もし獲得できる順位でも下位に譲ることを各方面に伝えているので、あまりナーバスにならずに参加できそうです。それでももちろん表彰台は狙いますが...。昨年はあまりにもピリピリしすぎました。代表権がどうのこうのよりも、年に1回のお祭り気分で楽しむことが一番���すね。
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Bass VIにクラシックなレスポールタイプのブリッジを付ける
JazzmasterやJaguar系のブリッジをレスポールタイプのブリッジにガチでちゃんと交換する話です。
Bass VIはFender JazzmasterやJaguarと同じタイプのブリッジを採用しているのですが、このタイプのブリッジは比較的お手軽にレスポールで採用されているTune-o-maticタイプのブリッジに交換できる、という話を以前書きました。
しかし、あくまでこちらはお手軽にできるというだけの話で、現実的には弦高が高く、さらに弦高調整もできないという問題がありました。ということで、今回は本格的に気合を入れてブリッジを交換してみます。
なお、Bass VIはギターなのかベースなのかという議論がありますが、以下はJazzmaster/Jaguarと共通の話なので、今回は便宜上ギターと表記しています。
Tune-o-maticタイプのブリッジの種類
レスポールで使われているTune-o-maticタイプのブリッジには、ブリッジ本体の穴が大きいものと小さいものの2種類があります。以前使ったものは穴が大きいタイプで、これはギター本体にネジ受けが付いた杭のようなもの(スタッド)を打ち込んで、そこに弦高調整をできるようにネジが切られた棒(ポスト)をねじ込んでその上にブリッジを設置する、という構造になります。GOTOHの製品だとGE103B-Tというのがこのタイプですね。スタッドの径(つまりギター側に開ける穴の径)は11.3mm、ポストのネジはM8、ブリッジ本体の穴とその間隔はそれぞれ6.5mm、74mmです。
いっぽう、穴が小さいタイプのほうは、ポストを直接ギター本体に打ち込んで、そこに高さ調整用の円盤状のナット(ホイール)を取り付けたうえでその上にブリッジを設置します。GOTOHの製品ではGE103Bというやつがこちらになります。ポストの径は4mm、ブリッジ本体の穴とその間隔はそれぞれ4.5mm、74mmです。
ちなみにJazzmaster/Jaguarタイプのブリッジはスタッドの径が9mm、その間隔は73mmです(参考情報)。そのため、Tune-o-maticタイプのスタッドを打ち込もうとする場合、ギター本体側の穴を大きくする加工が必要になります。一方、ポストを直接打ち込むタイプのTune-o-maticブリッジであれば、もともとのスタッド部分に棒を打ち込んだうえで、そこに約4mmの穴をあけてポストをねじ込むことで、ギター本体にダメージを与えずにTune-o-maticタイプのブリッジを取り付けることができるはずです。
ブリッジの調達
ということで、まずはおなじみ千石電商でブリッジを調達します。ネット通販サイトには掲載されていないのですが、店頭にはさまざまなTune-o-maticタイプのブリッジが多数並べられています。今回はひとまず実験的な作業ということで、ノーブランド(SUNG IL)の安いやつを買ってきました。
ちなみにこの穴が小さいサイズのブリッジ、こんな感じで長いナットに挿すと実はJazzmaster/Jaguarタイプのスタッドに直接はめ込むことができたりします(が、やはり弦高調整に難がある)。
丸棒の調達
また、ブリッジ穴に打ち込む棒の調達も必要です。しかし、木工の世界では直径9mmの丸棒というのは珍しいものらしく、近所のホームセンターを数軒回ったのですが見つけられませんでした。いきなり計画がとん挫……するかに見えたのですが、コーナンの通販サイトで見つけることができました。コーナンの通販サイトは在庫のある店舗も検索できるという素晴らしさ。ということで、在庫のあったドイト後楽園店に電車に乗って行って買ってきました。ホームセンター、行ってみないと欲しいものがあるか分からないことが多いのでとても助かります。なんの木材なのか一切素性は謎ですがそこは目をつむりましょう。
(追記:新宿のハンズにはなかったのですが、ふら��と渋谷のハンズによったら置いてありました。さすが基幹店。)
丸棒の加工
続いてこの丸棒の加工です。元々のJazzmaster/Jaguarタイプのスタッドは長さが約20mmなのですが、ギター側の穴の深さを測ったところそれよりも若干長かったため、まずは22mmほどの長さに丸棒をカットします。これに関しては適当なのこぎりで気持ち長めにカットして、やすりで整えるだけなので簡単です。問題は、ここにポストをねじ込む穴を開ける作業です。ギター側のスタッド固定用の穴は73mm間隔ですが、取り付けるブリッジの穴の間隔は74mmなので、丸棒の中心から0.5mmずれた位置に穴を開ける必要があります。人間の手でそのような加工が可能なのでしょうか……?
ということで、正確に穴開けおよびカットができるレーザー加工機でこんな感じの治具を作りました。
治具の下側には9mmの穴が、上側にはその中心から0.5mmズレた場所に約4mmの穴が開いており、下から9mm棒を挿し込み、その状態で上の4mm穴にドリルを突っ込んで穴開け���すると、中心から0.5mmズレた場所に約4mmの穴が開く、という仕組みです。ちなみに約4mmと書いてきましたが、実際にはそれより少し小さい径(約3.2mm)の穴を開けて、そのあとタップでネジを切る作業をやっています。あと、棒の直径が実際には正確に9mmではなく、楕円状に少し太い感じになっていたため、穴開け後に手作業でやすり掛けして径を整える作業もしています(これが地味につらかった)。
丸棒を叩き込む
丸棒の加工が完成したら、ポストをねじ込んだ状態で軽くスタッド穴に挿し込み、その状態でブリッジを乗せてポストの位置を調整します。
位置が決まったら、いったんブリッジとポストを外し、ゴムハンマー的なもので棒を叩き込みます。
こんな感じで、ポストをねじ込む穴が丸棒の中心からずれていることが分かるかと思います。
あとは再度ポストをねじ込んでブリッジを乗せて組み上げれば完成です。
ポストを直接ギター本体にねじ込むことで、ブリッジの高さをギター本体に接触するレベルまで下げられるようになりました。Bass VIは指板の高さが低くRも大きいため、これでかなり弾きやすくなりました。これはテイルピースも固定タイプにしていますが、ローラータイプのブリッジを乗せればオリジナルのビブラート対応テールピースでも使えそうです。
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【チャリを交通の主役に 魅力発信、片山右京の挑戦 疾走チャリノミクス(1)】 - 日本経済新聞 : https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFK132ME0T10C21A2000000/ : https://archive.is/XQzTa 2021年3月21日 2:00 (2021年3月22日 2:00更新)
環境に優しく、健康によく、密も避けられる夢の乗り物――。脱炭素や新型コロナウイルス禍で改めて脚光を浴びる自転車。チャリンコと侮るなかれ。IT(情報技術)などの最新テクノロジーを取り込み、自転車経済圏は国内外で広がる。競技から開発、安全対策までそれぞれのフィールドを全速力で走るチャリダー(自転車乗り)を追う。
■《自転車競技の中心にカミカゼ右京》 東京五輪の競技運営責任者に、新設するプロリーグのチェアマン――。いま日本の自転車競技界の中心には、元F1レーサーの片山右京(57)がいる。かつて怖い物知らずの走りから「カミカゼ・ウキョウ」と呼ばれた男だ。
{{ 図版 1 : 東京五輪の自転車競技スポーツマネジャーも務める片山 }}
「あなたの街へ��奮と感動を届けます」。こんなうたい文句で3月27日にシーズン1年目の幕を開ける自転車ロードレースのプロリーグ、ジャパンサイクルリーグ。新設に汗をかいた一人が片山だ。チェアマンとして組織体制作りやスポンサーの獲得に奔走。メインスポンサーには不動産大手の三菱地所が就いた。「多くの人たちが自転車に関心を持ち、スポーツとして応援しようとしてくれている」
人生最初の挑戦は小学校5年生の時、三重県から神奈川県の自宅まで走破した自転車旅行だったという。いったん遠ざかったが、F1レーサー時代、体力トレーニングで再び自転車に乗るようになった。引退後はその魅力に取りつかれ、数々の市民ロードレースに参加。2012年には自らロードレースチームを立ち上げた。「40代半ばから本格的に始めても、毎年記録が上がったり、200キロメートル以上走れたりする。頑張った分だけ確実に力がつき、生きてるという感覚をもらえる」
■《登山で環境破壊に危機感》
自転車に託すのは競技への思い入れだけではない。F1引退後、自転車とともに登山にのめり込み、キリマンジャロなど世界6大陸の最高峰登頂に成功した。だが、そこで見たのは消えゆく氷河やプラスチックゴミなどの環境破壊だった。
人力でペダルをこいで進む自転車は二酸化炭素(CO2)を一切出さない。脱炭素への意識が世界的に高まるなか、究極のクリーンモビリティとして注目され始めた。片山は「今後30年で公共交通の構造が変わり、自転車はその中心の一つになる。皆が自転車に乗って動き回るようになれば、自動車が入りにくい裏通りの価値も変わる」と訴える。
■《日本の自転車利用、拡大の余地》
特定の移動手段の利用頻度から算出した「交通分担率」をみると、日本の自転車は13%。最も高いのは自動車の48%だが、国土交通省の調査によると、自動車の移動距離は5キロメートル未満がうち43%を占める。同省は「短距離の移動で今後、自動車から自転車へ交通手段がシフトする可能性がある」(道路局)とみている。
{{ 図版 2 : 日本の交通分担率の内訳 主要国の交通における自転車分担率 }}
■《車椅子に乗る15歳の社長》
「自転車産業はITとの融合でもっともっと成長する」。シェアサイクル事業、チャリチャリを展開するneuet(ニュート、東京・港)の社長、家本賢太郎(39)は、真っ赤な自転車が並ぶ本社内のガレージで力を込める。家本は15歳でネット関連のコンサルティング企業、クララオンライン(同)を立ち上げた異色の経歴を持つ。
{{ 図版 3 : クララオンラインとニュート社長を兼務する家本(東京・港) }}
脳腫瘍の手術の後遺症で14歳から18歳まで車椅子生活を送った。電車など公共交通機関での移動に大変な不便を感じ、「移動に選択肢があることは幸せと感じるようになった」。特に羨望のまなざしで見たのは、自らの力だけで自由に移動できる自転車だ。
車椅子生活を終えた後、自転車は家本の趣味になる。そしてITを武器にアジアへ事業を拡大した際、中国で目の当たりにしたのはシェアサイクル事業の勃興だ。鍵となっていたのが、あらゆるモノがネットにつながるIoTだ。ITに精通した家本は「これなら自分にもできる」と思い立つ。
■《ITからシェア自転車に》
17年秋には福岡市でシェアサイクル事業を展開しようとしていたメルカリから「一緒にやりませんか」と声がかかり、IoT関連のサポートなど裏方仕事に携わった。そして19年夏、「ここから先は僕にリスクを取らせてほしい」と事業譲渡を持ちかけ、チャリチャリとして再スタート。今は名古屋、東京と事業を広げ、専用駐輪場(ポート)は430カ所、保有台数は2000台に達した。
{{ 図版 4 : シェアサイクル「チャリチャリ」の専用駐輪場は430カ所に達した }}
チャリチャリはITの塊だ。利用者はまずスマートフォンにアプリをダウンロードし、付近のポートにある自転車を探す。見つけたらサドルの下にあるQRコードをアプリで読み取り、解錠。利用後は近くのポートに駐輪し、施錠する。料金は1分4円で、アプリに登録したクレジットカードに課金される。24時間365日利用できる。
全地球測位システム(GPS)が搭載されているため、万が一ポート以外に放置されても、すぐに見つけ出せる。買い物や通勤などの短距離移動はシェアサイクル、サイクリングなどの遠出は自分の自転車と住み分けが進めば、「日本が長年抱える放置自転車の解決につながる」。
日本のシェアサイクル事業は地方自治体が関わっていることが多いが、チャリチャリは行政から補助金を一切貰っていない。自立には利用率の向上が必須で、昼間人口の多さや人口密度の高さに加え、公共交通機関の乗り換えが不便な場所などを狙ってポートの候補地を探す。「シェアサイクルが日本でちゃんと事業として成り立つことをみんなに見せたい」
■《環境派市長「パリをつくり替える」》
チャリノミクスは国境を越える。「環境保護を進めるため、今すぐパリをつくり変えなければいけない」。市長のアンヌ・イダルゴ(61)は自転車でパリ中心部を疾走する。優先レーンを作るなどして、全ての道で24年までに危険なく自転車を利用できるようにする目標を掲げる。
{{ 図版 5 : イダルゴ市長は環境保護のため、市民に自転車の利用を呼びかけている(パリ)=ロイター }}
14年に就任したイダルゴは環境派として、セーヌ川沿岸の一部を自動車進入禁止にするなどの政策を取ってきた。コロナ禍で人との接触を避ける動きが強まったのをきっかけに自転車の利用を一層促す。20年には自転車用レーンを60キロメートル分延ばすと表明した。
かつて自動車で混雑していたルーヴル美術館前の有名なリボリ通りはいまや、自転車で混み合うほどの様変わりだ。「大気汚染や騒音が著しく減っている」。イダルゴは胸を張る。
フランス政府も自転車の利用を後押しする。コロナ発生後、自転車の修理費を50ユーロ(約6500円)まで補助すると発表した。一時は数カ月待たないと予約が入らないほど修理業者がにぎわった。市場は爆発的に拡大している。仏テレビLCIによると、20年の仏自転車販売台数は330万台と19年比3割近く増えた。
■《自転車経済、年7%で成長》
今後も世界的に自転車市場の拡大は続きそうだ。英調査会社テクナビオによると、20年の世界の自転車市場は約540億ドル(約5兆9000億円)で、25年まで年平均7%で成長するという。
{{ 図版 6 : スポーツ自転車が大きく伸びている(1店舗あたりの国内販売台数の前年比) }}
日本国内の20年の自転車市場規模(国内生産と輸入の合計)は約1300億円。最近では特にスポーツ自転車の伸びが大きい。野村証券チーフエコノミストの美和卓(53)は「スポーツ車は単価が高いだけでなく、ヘルメットやライトなどを追加購入しないと走れない。アパレルや付属品など周辺市場の広がりに期待できる」と話す。自身も約15万円でロードバイクを購入し、本体以上のお金をかけてギアやホイールを好みの部品に取り替えた。
{{ 図版 7 : ロードバイクで通勤をする野村証券チーフエコノミストの美和(東京・千代田) }}
前日のニューヨーク市況のチェックから始まる美和の朝は早い。西東京市の自宅から東京・大手町の職場まではロードバイクで1時間半。夜の喧噪の名残ある新宿の���華街を抜け、大手町が近づくころには皇居のお堀に反射する荘厳な朝日が見えてくる。6時過ぎに会社近くの駐輪場に愛車を止め、サイクルジャージからジャケットに着替えると、今日も美和の一日が始まる。
=敬称略、つづく
(生田弦己、松本萌、福井環、パリ=白石透冴)
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ここ数か月は、サプライ チェーン攻撃の急増 に関する(おそらく大げさな)懸念 、ユビキタス図書館 、あるいは責任の重い EU サイバーレジリエンス法 など、オープンソースのセキュリティにとって厳しい状況でした。 Open Source Security Foundation (OpenSSF) の新しい Malicious Packages Repository は、 「オープン ソース パッケージ リポジトリで公開されている悪意のあるパッケージのレポートをまとめた、包括的で高品質なオープン ソース データベース」として、こうした外部の不安への対応の一部として見ることができます。 OpenSSF の悪意のあるパッケージ リポジトリ このデータベースは主に、開発者が悪意のある依存関係が CI/CD パイプラインを通過するのを阻止し、検出エンジンを改良し、環境内での使用をスキャンして防止し、インシデント対応を迅速化することを支援することを目的としており、すでに約 15,000 件の悪意のあるパッケージのレポートが登録されています。 現在、各オープンソース パッケージ リポジトリには、悪意のあるパッケージを処理するための独自のアプローチがあります。 悪意のあるパッケージがコミュニティによって報告されると、パッケージ リポジトリのセキュリティ チームはパッケージとその関連メタデータを削除する可能性がありますが、すべてのリポジトリがパッケージの公開記録を作成するわけではありません。 これは、記録が多くの異種の公共ソース上、または独自の脅威インテリジェンス フィードを通じてのみ存在することを意味します。 OpenSSF は、業界横断的な財団として一定の管理者のような正当性を享受しており、そのメンバーには AWS、Alphabet (旧 Google)、GitHub、Dell、IMB、Meta (旧 Facebook)、Microsoft などのテクノロジー大手が含まれているという事実があります。これは、集中リポジトリへのこの取り組みが重要になる可能性があることを意味します。 背景のカオス Google オープンソース セキュリティ チームの Caleb Brown 氏と Checkmarx のソフトウェア サプライ チェーン セキュリティ部門の Jossef Harsh Kadouri 氏によると、このリポジトリは、システムに対する悪意のあるパッケージ攻撃の増加に直接対応して構築されたものであるとのことです。 「今年初め、Lazarus Group(北朝鮮国家支援の多大なハッキンググループ)がブロックチェーンと仮想通貨セクターを標的にした。このグループは、欺瞞的なnpmパッケージを含む高度な手法を使用して、さまざまなソフトウェアサプライチェーンを侵害した。共有インテリジェンスの集中リポジトリは、コミュニティに攻撃についてより早く警告し、オープンソース コミュニティが脅威の全範囲を理解できるように支援しました」と二人は OpenSSF ブログ投稿 で書いています。 によると、つい先月、Telegram、AWS、Alibaba Cloud のユーザーが、悪意のあるパッケージを使用した独自のオープンソース サプライ チェーン攻撃の標的になりました Checkmarx のレポート 。 攻撃者は「kohlersbtuh15」という仮名で活動し、一連の悪意のあるパッケージを PyPi パッケージ マネージャーにアップロードすることで、オープンソース コミュニティを悪用しようとしました。 (「これらのパッケージ内の悪意のあるコードは、自動実行を実行するのではなく、関数内に戦略的に隠蔽され、これらの関数が呼び出された場合にのみトリガーされるように設計されていた」と Checkmarx 氏は指摘しています。) 悪意のあるパッケージ リポジトリ : 入手方法 Malicious Packages リポジトリのレポートでは、オープン ソース プロジェクトの脆弱性を指定するために使用される JSON 形式であるオープン ソース脆弱性 (OSV) が使用されます。 悪意のあるパッケージに OSV 形式を使用すると、osv.dev API、osv-scanner ツール、deps.dev などの既存の統合を利用できます。 OSV 形式は拡張可能でもあり、侵害の兆候や分類データなどの追加データを記録できます。 へのリポジトリについてコメントし、 The Stack セキュリティ研究者である Henrik Plate 氏は、電子メールで アプリケーションセキュリティスタートアップのEndor Labs の 次のように述べています。「特に学術研究者にとって、これはマルウェア検出への新しいアプローチを調査しテストする良い機会を提供します。基本的な作業を何度もやり直します。たとえば、PyPI や npm などのさまざまなパッケージ レジストリでの新しいパッケージの公開の監視などです。 「ありがたいことに、この部分は関連する OpenSSF パッケージ フィード プロジェクトと連携しています OpenSSFパッケージ分析 プロジェクトでカバーされており、ブログ投稿で言及されているデータベースにデータを取り込む に匹敵する AI/ML トレーニング用の貴重なデータセットになる可能性があります Backstabber's Knife Collection 。 このデータベースは、実際のマルウェア (Python ホイールや tarball など) も公開していれば、 。 これが将来的に変わることを願っています。 「技術的な観点から見ると、これは主に悪意のある動作の動的検出に依存しているようです。 この目的のために、彼らは gVisor サンドボックスにパッケージをインストールし、潜在的に悪意のあるアクティビティを監視します。 注目に値するのは、少なくとも Python の場合、実際に悪意のあるコードをトリガーするのに大いに役立っているということです。 たとえば、特定のパッケージに存在する Python ��ジュールをインポートし、その関数を呼び出そうとします...」 「このアプローチは、悪意のあるコードの実行条件が満たされないため、悪意のあるアクティビティを検出できないという動的検出の典型的な問題を克服しようとします。」
無料の悪意のあるパッケージ リポジトリは強力な資産です
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予定していた自転車のホイール周りの整備を行った。当初の予定だったパンク修理は特に問題無く完了(ついでに英式→米式にして空気圧管理の利便性向上)。問題の異常な回転の渋さは、ハブを分解してみないと分からないと昨日結論したので、本日分解を行った。
今回の箇所は前輪なので、変速機やギアへの配慮も要らず特に難しい点は無い。ハブコーンレンチを2本使用し片方で回り止めしながらナットを外していく。外すナットは特別な理由が無ければ片側だけで良いが、軸を抜く時にベアリングボールがこぼれ落ち紛失する恐れが有るので注意しなければならない。と言いつつ、当の本人がそれをやらかした。注意して抜いたのだがボールが何個か床に転がって青冷めた。なんとか床に這いつくばって落ちたボールを探し出し回収したが、見つからなかったら完全に詰む所だったので相当慎重にやらないと危ない。
そうこうしてハブ軸とベアリングボールを取り出すと、内部は後は何も無い単純な構造。予想通り本来有るべきグリスは殆ど無く、僅かに残ったグリスも固体になりかけている様子。これでは回転が渋いのも頷ける。
内部と部品をパーツクリーナーで洗浄し掃除してから、グリスを塗って元通り組み付けていく。ハブ用のグリスは専用品も売っているのだが、余り良いハブでも無いし安定の「デュラエースグリス」を盛っていく。かつて大瓶で購入したデュラエースグリスだが一向に減る気配が無いので贅沢に綿棒を使ってグリスを行き渡らせた。
最後は元通りにハブを組む訳だが、ここで要点になってくるのが玉当たり��塩梅だ。例のハブコーンレンチ2本を使用して調整していくのだが、ナットを締め込み過ぎると回転が重くなり、逆に緩め過ぎるとガタついて精度が低下したり雨水の侵入を許してしまう。バランスや用途を考え丁度良い所でナットを締め組み立て完了した。
作業前はホイールを手で押しただけでは1秒ですらも回転維持出来なかったのが、作業後は余裕で1分近く軽やかに回っている。自転車はこうでなければいけない。ロードバイク等のスポーツサイクルならスポークの振れ取りやホイールバランスも確認したい所だが、この自転車は何の変哲も無い小径車だしそこまでは依頼されていないのでこれで概ね作業は終了となる。
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episode 5 - KAWAI K5000W
1988年春、ついにKORG M1発売!!! タメにタメ、待ちに待った救世主の降臨に市場もコルグ社員も湧いた!!! 同時にROLANDも新型廉価版LA音源シンセ・キーボードによるちゃきちゃきのラインナップD-20、D-10、同LA音源モジュールD-110を発売。既に前年に歴史を変えたD-50とともに世界は一気にPCMサウンドへとなだれ込んだ。
そこへ同時デビューしたのはCASIO VZ-1。それまでの人気商品CZ シリーズからさらに踏み込んだ新開発iPD音 源とグラフィックLCDとをひっさげ、事実上のデジタル・フル・モジュラー・シンセとなるも14万8千円というお値打ちな戦略プライス。
しかし不運にしてその新音源iPD方式とは難攻不落のFM 方式をさらに上回る高度な変調方式となってしまい、音創りは超難解。でもそれだけならまだシンセ・ヲタにとって挑戦しがいがあったはずなのだが、タイミング悪くPCMサウンド時代到来にはちあわせしてしまいVZ-1は埋没。PCM波形を使う方が単純明快な理論で仕組みも分かりやすく結論も早くおまけに音が斬新とくりゃ、いくら名機でも相手が悪かったとしか言いようがない。
そしてそれは5年に及ぶ無敵のラインナップを誇っていた鉄壁のFM音源シンセたちと言えども、時代の潮流が変 わったことを思い知る運命の瞬間であった。
♬ ♬ ♬
ついにやってきた本格的デジタル・シンセ時代。上から下まで計5機種に及ぶPCMシンセが一気に発売されたことで堰を切ったようにサンプル・ベースの音色が世界を席巻。最安価のキーボード・シンセはROLAND D-10、メーカー小売価格12万8千円、しかもまだ当時珍しいベロシティ対応鍵盤も搭載。さぁついにキミやボクにもPCM音色をタッチ・センス・フル対応でどうぞ!
と思ったその矢先......!!!
第6のPCMシンセ、ダークホースKAWAI K1、61 鍵ながらに可搬性に優れたコンパクトなボディにたくさんの PCM 波形を搭載しアコピの音もばっちしでお値段きゅっきゅっぱ! しかもベロシティだけじゃないよアフタータ ッチも装備、おまけに鍵盤はクラス初おもりつきで��カワイらしく”タッチもよろしいのよ、さりげなくベク��ル合 成までできたのよ♬
まさかのPCMシンセが10万円を切る値札付けて登場、思わぬ伏兵にD-10、D-20、D-50、M1に至るまで親亀コケたら皆コケるが如く足をすくわれ総ずっこけ。しかも相手はKAWAI。よもやこんなにセンスの良いあかぬけたフレンドリーな機種を投入してくるとは誰が予想し得たであろう。ってかそもそもカワイってシンセ作ってたっけ? やんごとなき良家の坊っちゃん嬢ちゃんがお行儀よくヤノピを習うカワイ音楽教室? KAWAIの電子オルガ ンことドリマトーンなんて覚えてる? エレクトーンはYAMAHAの商標ですよ。バブル期のことなんてもう忘れたってか?
しかしその源流は、実は狂乱バブル期どころか日本が焦土と化し灰燼(かいじん)と化し、すべてがただの焼け 野原となりただただ空だけが広く明るかった敗戦の翌年にまでさかのぼるのであった。
♬ ♬ ♬
TEISCOとはTokyo Electric Instrument and Sound Companyの略だという。その前身となるアヲイ音波研究所が設立されたのが敗戦翌年の1946年。その2年後辺りからはテスコというブランドでハワイアン・ギターやアンプを販売。まだ日本が謙虚にもの作りしていたころであり、朝鮮戦争へ行った米兵が買っていったという話もあ り、いずれにせよビザール・ギターとして欧米で知られることに。
1958年、なんと日本初の電子オルガンことテスコ・スーパーエレガン(TEISCO Super Elegan)発売。モノフォニックの真空管式オルガンであり、ここからKAWAIの電子オルガンことドリマトーン・シリーズへとつながる。そしてついに、1964年にテスコは株式会社となり、2年後KAWAIすなわち河合楽器製作所の系列会社になり、電気楽器メーカーとして頭角を現すようになった。
GS(グループ・サウンズ)ブームとともに個性派ギターを連発したTEISCO。映画『エレキの若大将』にも映っているという。有名なのはスプリット・ピックアップを6つも搭載したSpectrum 5シリーズ。なんですかこれは、ピックアップ加算合成方式のギター・シンセですか? いやこれぞまさしくビザール・ギター見参!
だがギター・ブームが下火になるとともに、入れ違いに盛り上がりを見せてきたシンセ・ブームにあやかるべく、1976年テスコ初のシンセ100FをTEISCOブランドとKAWAIブランドの両方にて発売。これが黎明期の混沌にふさわしく機種名すらもが不定で、
・100F ・S-100F ・Synthesizer 100F
などと表記。 100Fは 37鍵のアナロ���・モノシンセであり、1VCO/1VCF/1VCA/1HPFという構成で一番最後にハイパス・フィルターが来るのがちょっと面白いが、多分これはEGが暴れて低音ぶっぱなしてアンプぶっとばすのを防ぐためであろう。お値段は9万5千円と、当時としては少し安めな印象もあって興味深い。しかもじつはさりげなくオシレーターでフィルターのカットオフモジュレーションができたのよ♬ まるでプロ5とかOberheimみたいだね!
以来、テスコはカワイの傘下にありながらTEISCOブランドでもって次々とアナログ・シンセを世に送り出 し、YAMAHA/KORG/ROLANDの御三家とはまたひと味もふた味も違う、ビザール・ギター・メーカーにふさわ しいひねりの効いた独自路線でクールな機種展開を魅せる。
そんなふうにちょっと変わった個性派アナログ・シンセを“Sシリーズ”や“SXシリーズ”として輩出したテスコ。 そのテスコがそれまでのアナログから脱してデジタルへと足を踏み出した次世代シリーズが、KAWAIブランドの“Kシリーズ”であった。時に1983年DXシリーズ降臨、デジタル・シンセ台風の暴風圏内、KORG DW-8000が 逆風の中で後出しジャンケン負けの崖っぷち、ROLAND JX-10 "Super JX" がそれでもなんとか踏みとどまろうとしていたとき、突如として出現したみょーなシンセKAWAI K3とは?
1.序
Kシリーズ初号機K3は、2基のデジタル・オシレーターとアナログのVCF/VCAによる6音ポリのハイブリッド・ シンセ。そのデジタル・オシレーター波形とは、KORGのDWGS音源と同じく、現実のサンプルをフーリエ解析しサイン波倍音加算合成にて再合成したものであった。
なれど正直、K3はなんとも言えない機種であった。音源構造といいUIといい、どう見てもKORG DW-8000を大 いに参考にしているのはさておき、外観デザインがイケてない家具みたい、ホイールなんかピッチ・ベンド用1つしかない。しかしK3にはDW-8000には無いメリットがあった。音源波形が32種類もあって、ハイブリッド・シンセ最大級のバリエーションであったとか、LFOにS/H波があるとか、アフタータッチで波形2つの比率を変えられる などなどといった地味にヲタなアドバンテージがあっただけでなく、一つ明らかに抜きん出たところがあった。
たった1個だけとはいえ、音源波形を自作できたのである。
なんとK3において、33番目の音源波形とはユーザーが作成する波形であった。その実態は128倍音から32個を選び、それらを加算した結果をレンダリングさせ波形メモリーに記憶させ1波ループさせることで音源波形として利用する、つまりユーザー・エディットできるサイン波倍音加算合成であった。当時KORG DSS-1、ROLAND S-50、CASIO FZ-1、E-MU Emax SEのごときサンプラーでもないのにユーザー音源波形を自力で生成できる減算方式シンセというのは寡聞にして聞かない。しかもサイン波加算合成とは理論こそフランス革命直後の18世紀末ジョ ゼフ・フーリエによるフーリエ展開のころからあれど、具現化にはおびただしい数の正弦波発振器をただただひたすら愚直に並列に配置し、愚直にいちいち発振器ごとに周波数だのエンベロープだのなんだのとパラメーターを設定せねばならず、リアルな音を出そうものなら最低でも数十基はサイン波オシレーターが必要となり、デジタルによるシミュレーションの到来まで待たねばならなかった。そんな愚直にもほどがあるシステムを実用化しユーザー に開放すべく、民生機シンセとして本格的に挑んだのがKAWAIのKシリーズだったのである。
当時デジタル化に乗り遅れ、息も絶え絶えだったKORG。瀕死の彼らが力尽きて手が届かなかった音創りへの夢を、実は黙って引き継いでいたKAWAI。奇妙なK3の開発には、実は稀代のプロデューサー佐久間正英氏がかかわっていたとも言う。音創りに賭けたKAWAIの想いはその翌年、大化けすることになる。
2.破
ROLANDが革命的な主砲D-50をファイアしたのと同じ1987年、KAWAI K5ローンチ! D-50と同じ16音ポリでほぼ同じプロ価格、2基の63倍音加算オシレーターでもって最大127ものサイン波倍音をユーザーが設定し加算合成する方式、しかも2オシレーター個別に4基の多ポイントEGで倍音構成を制御したのちデジタル・レゾナン ト・フィルターとデジタル・アンプで加工するという、怒涛のパラメーター群の襲来に飲み込まれてしまう、ガチで恐ろしい超弩級ヲタ・シンセであった。
さらに民生機初グラフィックLCD装備。7ステージEGはもちろん、倍音加算状況をスペアナのように分かりやすく図示してくれるSF映画のごとき進化ぶりに誰もが腰を抜かした。ぐっと外観も当世風イケてるデジタル・シンセ になり、ただプログラマブル127倍音加算合成というDX7すらもが顔面蒼白で逃げ出す膨大な数のパラメーターを設定せねば音創りできず、あまりの道のりの遠きにかかわるのもためらわれるほどで、誰もがK5の存在には気がついていないふりをして布団の中にもぐってしまっていた。だから意外に知られていない(笑)。しかしそれは知られ ざるKAWAIが放つ超弩級音源シンセ、前代未聞の巨大アーキテクチャーを誇る革新的シンセであった。
なお、K5の音源方式はARTS音源(Additive Real Time Synthesis)となっていたが、商標にでも引っかかったのか、後からADD音源(Additive Digital Dynamics Synthesis)となった。
3.急
そして翌1988年、冒頭で紹介した驚愕の廉価版シンセK1見参! なんせタッチ・センス完備の16音ポリデジタ ル・シンセが9万9千8百円。してその音源波形はPCM波形と、DWGS音源みたいなサイン波加算合成で生成し たVM波形なるものとで合計256波形に達し、そのうち4波形を選んでおのおのに音量エンベロープかましてミックスするだけ、あとは必要に応じてAM変調もカマすだけ、ジョイスティックまであってベクター合成ごっこするだ け、これまた壮絶にシンプルな加算合成シンセであった。フィルターすら持たないコロンブスの卵シンセであり、 逆にその限定っぷりが潔く音創りに見切りの早さと創意工夫とをもたらし、画期的コスト・ダウンも実現せしめた。KORG M1がデビューした熱狂の影で、K1もまた人気を呼んでいたのである。
そのさらに翌1989年には16ビット・デジタル・オシレーターにデジタル・レゾナント・フィルターとマルチエフ ェクトとを加えたPCMシンセK4を投入。K1はリバーブ/ディレイを追加したK1 IIへと置き換わり、ここにKAWAI Kシリーズはラインナップ完成。腕っぷしの強いドラマーがたたいたみたいな頼もしい音がするリズム・マシンR- 50シリーズ、メリケン人の熱きご要望に応えたというこだわりのパーカッション・シンセ・モジュールXD-5、庶民の味方シーケンサーの名機Q-80、明らかに“分かってる”人が開発した便利アイテムMIDIミキサーMM-16、明らかに“分かってる”人が開発した4チャンネル・セミモジュラー・リバーブRV-4などなど、KAWAI機種だけを買えば いっちょまえにかっちょええ“分かってらっしゃる”自宅スタジオが、しかも比較的にお買い得なお値段で実現するというシンセ・キッズにうれしい夢が実現、奇跡のようにきらめくデジタル・シンセ音が誰でもお手軽に手にでき るKAWAIシンセ黄��時代を迎えた。
廉価機種で輝いていたKAWAIに対し、当時のKORGはM1とTシリーズという20万、30万、40万円するプロ価格 帯にフォーカスしていたので、KORGとKAWAIとでPCMシンセ市場の棲み分けができていたとも言える。プロからアマまで広くPCMシンセでカバーしていたのはROLAND1社だけであり、YAMAHAはFMシンセの着地点をどう見つけるか決断を迫られていた。してYAMAHAはV80FDという幻のFMフラッグシップ・シンセをデビュー目前にして葬り去り、代わりにSY77というFM+PCM からなる新RCM音源の開祖へと舵を切る。
このときCASIOはVZ-8Mという、冒頭に出てきたデジタル・フルモジュラー・シンセVZ-1の同時発音数を8音 ポリへと半減させた1Uラックの普及機を出したもののそこから広がらず、明らかに時代はPCMシンセのものとなっ ていた。ここへ来てCASIOはプロの音楽文化からは距離を置くようになり、電子楽器全体の民主化へと専念するよ うになる。電卓屋CASIOの本分はテクノロジーの民主化にあり、FZ-1みたいな29万8千円プロ仕様プロ価格サンプ ラーを出すと“CASIOらしくない!”と言われて、10万円安いFZ-1GXへ交代させるなどかわいそうなところもあっ た。その一方、CASIOのおかげで安くなった液晶をニンテンドーが黎明期のゲーム機に使用したわけであり、他方 CASIOシンセの孔を埋めたのはスノッブなプロ文化ともつながりうるKAWAIのPCM/加算合成シンセであった。
4.SHIN
だが1990年代になってからKAWAIはDTMへ方向転換、その数年後GMegaという、音が良い32音ポリGM音源モ ジュールの名機を見た。GMegaをK1のボディに入れたキーボード・シンセ版K11というシンセもあった。デジタ ル・レゾナント・フィルターをシリパラ可変できたが、評判は聞かない。DTMではROLANDとYAMAHAに後追い となって今一歩、シンセも数年間ラインナップを放置したせいか存在感もディケイ。ついにテスコも影も形もなく なって河合楽器に完全吸収。KAWAIシンセは沈黙した。
そのまま数年が経過、他社シンセも数世代が経過、KORG TrinityとROLAND XPシリーズとが世界を席巻してい た1996年、シン・エヴァのごとく突如として新解釈で出てきたプロ仕様シンセが本稿の主役、KAWAI K5000シリーズである。こんにちのピアノ専業っぷりからは想像もできないKAWAIのシンセさしずめ“シン・Kシ リーズ”とでも言うべきか、それは一体どのような機種だったのであろう?
♬ ♬ ♬
“写実派PCM音源の時代に終止符を打つ、印象派『アドバンスト・アディティブ』音源搭載”
K5000シリーズのカタログには、そう書いてあった。そこには以下のラインナップがあった:
・1996年発売 KAWAI K5000S 16万8千円 素のシンセ ・1996年発売 KAWAI K5000W 21万8千円 ワークステーション・シンセ ・1997年発売 KAWAI K5000R 12万5千円 ほぼK5000S の2Uラック・マウント音源モジュール版
プロ仕様の割に比較的お値段がフレンドリー。してその実態は、シンセ・ヲタを黙らせた鬼のフラッグシップK5 をさらに発展させたる前人未到のシンセシスAA音源(Advanced Additive Synthesis)。
それは凶悪な倍音加算合成に飽き足らず、悪魔の128バンド・デジタル・フォルマント・フィルターを追加、さら にPCM音源波形とも組み合わせ今度こそめんどくさいシンセ・ヲタどもを完全に沈黙せしめたるもの。すなわち、
①16基の言わば“倍音加算ジェネレーター”が64サイン波倍音加算合成を行い、2基ペアで128倍音加算も可能 ②26基の128バンド・デジタル・フォルマント・フィルター ③36基のDCOこと、ピッチや波形の概要パラメーター設定部 ④46基のDCFことマルチモード・レゾナント・デジタル・フィルター ⑤56基のDCA
倍音加算ジェネレーターの代わりにPCM音源波形オシレーターを使うときは上記3から音創りが始まる。こうし て最大6基のオシレーターにて倍音加算サウンドとPCMサウンドとをレイヤーして音創りする。
倍音加算合成にはマクロ・エディット機能もあり、奇数次倍音のみ、偶数次倍音のみ、などと特定の倍音グルー プに絞ってエディット可能なばかりか、さらに驚愕するのは個々の倍音ごとにEGを設定可能。そんな128倍音ごと に個別に多ポイントEGなんか設定してられっか!という至極まっとうな向きには、モーフ・モードを使うことによ り、時間軸上の4点タイム・スライスに128倍音スペクトラムを設定することで、その4点をモーフィングするウ ェーブテーブルを作成可能。つまりAA音源とはウェーブテーブルを自作できる音源方式!! この快挙はほとんど世に知られていない。
それをさらにデジタルならではの最凶128バンド・フォルマントフィルターや、さらに別のレゾナント・デジタ ル・フィルター、デジタル・アンプ、ADDSRという2段ディケイ装備の多段EGなどで加工。
のちのバージョン・アップでは、0.5秒くらいの短いWAVファイルを外部から読み込み、それを逆フーリエ変換 で解析、さらにフーリエ変換でもって整数次倍音のみで再合成、つまりアナリシスとリシンセシスとを行うとい う、空前の機能すら付いてきてゾクゾクさせた。あまりのパラメーター暴風雨ぶりにグラフィックLCDでのエディ ットはもちろん、あとからPC/Mac版エディター・ソフトEMAGIC SoundDiver for K5000が一緒に付いてくるようになった。
“写実派PCM音源の時代に終止符を打つ、印象派『アドバンスト・アディティブ』音源搭載”
このカタログ・キャッチ・コピーは、奇しくもD-50開発者ROLAND菊本氏が命題としてきたシンセのシンセた るゆえんそのものである。鏡写しにリアルな写実主義よりも理想的な音を求める印象派。お手本を忠実になぞり過 ぎるお行儀の良いサンプラーではなく、ハミ出まくるやんちゃ坊主こそ自由を謳歌できるシンセ。
リアルよりアイディアル(理想的)そのままに、AA音源では狙ったところに倍音を立てられる便利さにうれしく なる。これがFM音源とかだとレシオだのモジュレーター出力レベルだの、あるいは減算方式だと音源波形選択やカ ットオフ、レゾナンス、各種変調ソースからの変調デプスなどなどのバランスだの、ともかくいろいろ周りから堀 を埋めるがごとく遠隔操作しているようでまどろっこしいことを想起すれば、直接に当該倍音を操作するAA音源に は納得しかない。
しかも和音で弾いたとき音が濁りにくい。多彩なデジタル音も太いアナログ音も出る上にクリーンでクリアで内 蔵エフェクトも高品質。アコピのサンプルに至ってはKAWAIピアノらしい重厚で太くてプログレッシブな音がして 良い。
1990年代も後半に入ったとき、あらためて隆盛するPCMシンセへのアンチテーゼが登場したのである。それは
リアルさばかり求められる時代へ歯向かうデジタル・シンセの聖戦、その布告であった。
♬ ♬ ♬
アゴが外れるほど驚愕させられたのは、その愚直なまでに広大だった音源方式���けではない。シリーズ唯一、か つKAWAI初のワークステーション・シンセとなったK5000Wにはこれまた広大なMIDI シーケンサーが内蔵された だけでなく、APG(Auto Phrase Generator)という一種の原始的なAIみたいなやつがフレーズを自動生成してく れる機能すらあった。
ユーザーがレコーディングしたシーケンス・データをなんとK5000Wが解析、別途ユーザーが指定した音楽ジャ ンルなどに則して勝手にK5000Wが最大8パートのマルチトラック・シーケンス・データを作成。しかもコード進 行を提案までしてくれる! 挙げ句、自動生成したシーケンス・データをご主人様がを気に入らなければ何度でも リトライ、K5000Wが都度違う楽曲データをご提案。最大で8,000通りくらいの場合分けで勝手にデータを作成し てくれる。
ユーザーが指定できる音楽ジャンルはプリセット105、ユーザー2つ。え、ユーザー?......そう、ユーザーが電子 オルガンやアレンジャー・キーボードなどで伴奏スタイル・データを作成し、それを読み込ませることでプリセッ トにない新しいジャンルを追加可能。未知のジャンルに至るまで人間様の感性を見抜いて提案してくれるのです よ、シンセが! プリセットされたジャンルには1990年代らしく“ランバダ”もあったが、APG機能の本質はAI支援 作曲、つまり機械が人間をアシストする時代への一歩二歩であった。さぁほら、落ちたアゴを拾いたまえ。
そうでなくともK5000Wの内蔵シーケンサーは当時のワークステーション・シンセとしては巨大な代物で、40ト ラック/4万ノート記録ができるという、およそ規格外と言っていいくらい大規模なものであった。MIDI端子すら IN/OUT/THRUを2セット計6端子も装備し、もはや広大なMIDIシステムの中核を成すキーボード・コントローラ ーですらあった。いわばKAWAIのPCなんか使わないぞ宣言、なのであろうか? SoundDiverはエディターであっ てシーケンシングじゃないしね。
普通にPCMワークステーション・シンセとしても卓越した素養があ���、加えて革命的な目玉機能も目白押し、し かも値段も比較的にいいところを突いており、ビルド・クオリティもさすがのメイン・イン・ジャパン、鍵盤タッ チも素晴らしいところはヤノピの老舗ならでは。ワークステーションではないK5000Sに至ってはノブがたくさん 付いて、例えば奇数次倍音だけをえいや!っとひねって制御。宣伝にはクリヤ・マコト氏を起用、まだ氏がエヴァ のクロージング・テーマを手掛ける前のことである。
主役は最後に現れる。1990年代も後半、ノストラダムス最後の審判が見えてきた世紀末、世も押し詰まったころ 遅れて出てきた意欲作、それはデジタル・シンセ最後の聖戦であった。
デジタル・シンセの時代。
新しいテクノロジーが新しい音と表現をもたらし、技術こそが未来を切り拓く。健全な未来観。シンセは未来。 シンセはSF。技術的センス・オブ・ワンダー。まぶしいくらい無邪気にテクノロジーを信じ、ハイテクで世界が一 つとなり、音楽が世界を一つにするというビジョンに歓声を上げる。約束された未来、痛々しいまでにナイーブな 未来感覚。そしてデジタルだからこそ多彩な音が可能となり、それはスター・ウォーズ異星人のようにチグとハグ の多様性であり、だからこそ多彩たり得た。
��つてCASIOがキーボード業界に乱入してきたとき、彼らのデジタル技術レベルはYAMAHAよりも5年は先を行 くものであったという。すなわち楽器業界にてデジタルはCASIOの独壇場だったのであり、CASIOのおかげで楽器 は初めて民主化しえた。
そこから始まった楽器のデジタル化が15年かけてたどり着いたK5000。ようやくインターネットがお茶の間に入 り込み、新しい世界の足音が聞こえ始めたその時。だが他方、迷いが出てきてどんどん感情的になっていくとき、 なんでもできてしまうデジタルへの疲れから人は限定を求め始めたのか。そして再び人が主役の時代へ、人の出番 が多いシンセへ、それはアナログ・シンセであった。
しかしアナログへの回帰とは、今やギターと同じくらい定番と化したアナログ・シンセ音色への懐古と郷愁でも あり、人は生まれる前の時代に対してすら懐かしさを抱きしめて生きるものであるという真理の追認でもある。デ ジタルもアナログもどちらが古いとかではなく、等しく未来へ向かうテクノロジーではなかったか。それこそFM音 源もMinimoogの同窓生たる古いテクノロジーだったのであり、だからこそ永遠に新しいのではなかったか。定番 と化したアナログ・シンセへ還ることはたやすい。だがシンセはそれで良かったのか? 前を向くのが新しい楽器 ではなかったのか? 楽器のフロンティアを開拓するのは、へんてこなシンセたちではなかったか。
♬ ♬ ♬
テスコのたましい百までも。
K3では、DW-8000が実現できなかったユーザー波形を。K5では、FM音源がなし得なかった倍音のダイレクト 操作を。K1では、ROLAND D-50でのPCMとシンセ波形との組み合せを格安プライス上質キーボードで。K4で は、KORG M1でも実現できなかったPCM波形を加工するデジタル・レゾナント・フィルターを。K11では、ROLAND JD-990と同じくセミモジュラー構成のPCM音源を安価かつ良質なキーボードで。K5000では、優れて 柔軟な音源と、来たるべきAI時代を予見する機械作曲の曙光を。
他社に学びつつも、他社がたどり着けなかったいま一歩最後の詰めをKAWAIのシンセは探求し続け、K5000Xと いうまぼろしの76鍵フラッグシップまで企画されていたという。しかし発売から2年後、K5000シリーズは一斉 に値下げされて在庫一掃セールが始まり、同年ステージ・ピアノの名機MP9000が入れ替わりに発売。そのまま河 合楽器は本業であったピアノに専念し、ごりごりのシンセの火は消えた。
時に西暦1998年。ついに世紀末が始まろうとしていた。Y2K問題が現実のものとして立ちはだかり、その対処に 翻弄され中小企業に至っては経営に大きな打撃をこうむり、世の中は終末ムードに覆い尽くされ、新しい世紀への 胎動もまた始まっていた。とっくにアナログ回帰への胎動と心音が聞こえてきた中、その過程で既に3年前に史上 初のバーチャル・アナログ・シンセCLAVIA(NORD) Nord Leadがデビューしていた。無名のメーカーから突如 として彗星のように登場するそのさまは、かつてのアナログ名機SEQUENTIAL Prophet-5を思わせた。ハンドメ イド・イン・スウェーデン、ニュー・タイプにふさわしく赤い彗星は高速演算DSPシンセ、感受性豊かな木製ピッ チ・スティックと石製に間違えられたモジュレーション・ホイール装備、EGのアタックが食い付くように激速でク ール!
ここからPCMシンセへのアンチテーゼが続出するようになり、それはKORG ProphecyやZ1、ROLAND JP- 8000やJP-8080、ACCESS Virus、WALDORF Q、QUASIMIDI Raven といった一連の変わりもんシンセた ちとなった。それは既存シンセへのもう一つのアンチテーゼとして独DOEPFERがユーロラック規格を提唱し始める ころであり、実はK5000もその同じ時代の空気を吸って生まれた果実の一つであった。そのミームは2003年 にROLAND V-Synthシリーズとなって結晶化する。V-Synthは売れはしなかったがその怪物性が話題となった現代 のレジェンドであり、楽器店から“ローランドさんやっちゃいましたね♬”と言われたらしい。が、それでももう20 年ほどたつ。へんてこなシンセたちが挑戦するフロンティアは依然としてまだまだ開拓が始まったばかり。
へんてこシンセの挑戦は今やシンセの本流へと還流し、YAMAHAはMontageにて8オペ88アルゴリズムのFM音源へ回帰、KORG はKronos/Nautilusにて9つの音源を同居、ROLANDは変幻自在のZEN-Core音源にてハード/ソフト/モバイルの垣根をクラウドで超える大統一理論的存在になろうとしている。
一方、もう一つのアンチテーゼたるシンセの先祖返りも進み、ついにモノホンのアナログ復権を見た。それを 重々に認めながらもそれでもなお前を向こうとしたSEQUENTIALのデイヴ・スミス爺。そのProphet-5 Rev.4登場 に、Rev.1でもRev.2でもRev.3でもRev.3.3でもない、たった一つ時代の流れに歯向かう橋頭堡のようなビンテー ジ・ノブを回しきったRev.4サウンドに、電子楽器の歴史の縮図と宿命と可能性とを見る。さらにその彼方にある Rev.5サウンド、いまだ見たことも聴いたこともないサウンド、私たちはいかなる音色を次世代Rev.5世代へと贈り とどけるのか? Rev.5、Rev.6、Rev.7、Rev.8、Rev.9、Rev.10、私たちはいまだ4にしか到達しえていないでは ないか。次のRevisionはどんな音なのか、それがアナログであれデジタルであれハイブリッドであれハードであれ ソフトであれアプリであれクラウドであれ、まだ見ぬ全く新しいなにかであれ。
歴史のまにまに運命へと消えたK5000シリーズ、その恐るべき愚直な倍音加算合成はひょっとしていにしえの TEISCOの変態ギターSpectrum 5シリーズに見た“ピックアップ加算合成”に由来するのか? 春の遠雷を聞くか のようにその遠いこだまするエコーなのか? いや違う、多分違うと思うけど、そう想像するのは楽しい。
デジタル・シンセの春、デジタル・シンセ最後の聖戦は、ここに海外からアナログとモジュラーという先祖返り したかのような新しい黒船の到来を迎える。次からはそのルーツとなった海外からの波を俯瞰してみたい。きっと それはここまでの電子立国にっぽんシンセ自叙伝テクノロジー・ドリブンな歴史観とは全く違��た、地球人類ならではの必要性と必然性に迫る視座からのものになるであろう。パンデミックにもめげず、ここまでお読みいただき まことにありがとうございました。まだまだWeb連載は続くで。ぜひぜひぜひとも皆さまおすこやかに~~~~! Stay healthy, and stay cool!!!!!!
(2022年2月10日Sound&Recoeding公式サイト初出)
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[トミカプレミアム アンリミテッド] 1/? マツダ RX-7 (FD・安室透)
220円入手の2台目。コナンは灰原さんが出てきたあたりまでしかちゃんと知らないので、単なる白のFDとして購入。
顔とテールランプの組み合わせが見慣れないけど、これは劇中再現とのこと。そこさえ許容できれば「トミカプレミアムのFD」として文句なしの出来だと思います。ドアも開くし、ホイールも立体感あるし、そもそもノーマルっぽいのはこれしか無いしね。<903>
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ルーレット
ルーレットは、カジノやゲーム環境で人気のあるチャンス ベースのゲームです。その特徴は回転ホイールと、プレイヤーの賭けの対象となるさまざまな番号付きポケットです。ルーレットの目標は、ホイールが回転している間にボールが着地する番号を正しく予測することです。
ルーレットは、そのシンプルなゲームプレイと興奮の組み合わせで、世界中のカジノやゲーム環境で人気のあるゲームです。プレイヤーはさまざまな賭けオプションを活用して、運試しをしながらスリルを味わうことができます。
手抜きイラスト集
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乗り心地に革命を起こす: 手頃な自転車タイヤ シーラントと高性能カーボン ホイール
自転車は単なる交通手段ではありません。 それは情熱、ライフスタイル、そして健康と環境への取り組みです。 愛好家にとっても、毎日の通勤者にとっても、自転車のコンポーネントの品質は大きな違いを生みます。 高性能自転車の 2 つの重要な側面は、パンクを防止する信頼性の高いシーラントの活用と先進的な カーボン ホイールです。 この記事では、自転車タイヤ シーラントを使用する利点を探り、高品質なカーボン リム ・ カーボン ホイールの世界を掘り下げます。
シーラント ソリューション: 手頃な自転車シーラントのキーポイント
サイクリストにとって、走行中のタイヤのパンクに対処することほどイライラすることはありません。 従来のインナーチューブは穴が開いたり、リム打ちしやすく、不便な遅延や潜在的な安全上の危険を引き起こします。 サイクリングの世界に変革をもたらす、手頃な自転車シーラントをご紹介します。 シーラントは、パンクを防ぐために自転車のインナーチューブまたはチューブレスタイヤに注入される物質です。 これらのシーラントは小さな穴を埋めて即座に密閉することで機能し、自転車ホイール在庫一掃セール 中断することなくライドを続けることができます。
シーラントを選択する際には、手頃さも重要な要素です。 高品質のシーラントが手頃に入手できるようになり、あらゆるレベルのサイクリストが利便性を感じることができるようになりました。 手頃なシーラントは、タイヤの寿命を延ばし、メンテナンスコストを削減し、全体的なサイクリング体験を向上させることができます。 信頼性の高いシーラントを備えたバイクを選択することで、よりスムーズで安心してライディングを楽しむことができます。 そして実際、タイヤからチューブの摩擦を取り除くことで、約 4 ワット以上の電力を得ることができます。 シーラントからの液体により少量の抵抗が追加されますが、チューブよりも小さいです。チューブレス タイヤに切り替えると、摩擦が減少するため約 4 ワット増加します。 実際、幅の広いタイヤを使用し、タイヤの空気圧を低くすると、転がり抵抗が減少し、タイムが速くなります。また、パンクを修理する必要がある場合、ベーコン ストリップを使用すると、経験豊富なライダーがパンクを修理して走行できるため、大幅な時間を節約できます。 数分以内に。
カーボン リム ホイールの背後にある科学
パフォーマンスの向上と軽量化に関しては、カーボン リム ホイール つまり カーボン ホイールはサイクリング テクノロジーの最前線にあります。 カーボンホイールは、強度と軽量性で知られる素材であるカーボンファイバーから作られています。 これらのホイールは、レースでもあるいはハードなライドを楽しむだけでも、空力特性の改善、加速の向上、パワーとステアリングのパフォーマンス向上への伝達のための剛性の強化など、従来のアルミニウム リムに比べていくつかの利点を提供します。
カーボン リム ホイール つまり カーボン ホイールという用語は、ホイールの全体的なパフォーマンスに重要な役割を果たすリムの素材に特に焦点を当てていることを強調しています。 カーボンリムは合金リムよりも軽く、回転質量が軽減されるため、より高い速度を維持しやすくなり、より効率的に登りに取り組むことができます。 さらに、カーボンホイールの空力設計により空気抵抗が軽減され、サイクリストはより少ない力でより速く走ることができます。 そしてホイールのスピン効果によりスピードも維持されます。
コストとパフォーマンスのバランスをとる
カーボンホイールはプレミアムアップグレードとみなされがちですが、市場はよりコスト効率の高いオプションを提供するように進化しています。 サイクリストはもはや、手頃な価格とパフォーマンスのどちらかを選択する必要はありません。 コンポーネントを慎重に選択することで、ライダーは価値と効率の両方を最大化するバイクを構築できます。 たとえ低価格であってもカーボンホイールに投資すると、サイクリング体験が大幅に向上します。
自分の乗り物に合わせて正しい選択をする
自転車に適したコンポーネントの選択は、ライディング スタイル、頻度、地形によって異なります。 耐久性と最小限のメンテナンスを重視する人にとって、 チューブレスシーラントをオンラインで購入 手頃な自転車シーラントは優れた選択肢です。 パンクによる走行の中断が少なく、安心・便利です。
ベーコンストリップを使用すると、経験豊富なライダーの場合、場合によっては 1 分未満で迅速な修理が可能になります。 漏れを特定するには、白い点を探すだけです。 ベーコンストリップにパンチを入れます。 余分な部分を切り落とします。 CO2 をチャージしてすぐに出発できます。 ほんの数分で完了します。
一方、スピードとパフォーマンスが主な懸念事項である場合は、カーボンホイールにアップグレードすると、顕著な違いを実感することが出来るでしょう。 カーボンホイールへの投資は、速度の向上、ハンドリングの向上、乗り心地の応答性の向上を通じて報われます。
結論: imeZi(イメジ)でサイクリング体験を向上させましょう
結論として、手頃なシーラント ソリューションや高性能カーボン ホイールで自転車を強化したい場合でも、適切なコンポーネントで乗り心地を変えることができます。 実用性と革新性を組み合わせることで、サイクリストはより効率的で楽しく、安心した体験を楽しむことができます。 最新の自転車テクノロジーとアクセサリーについては、imezi.jp をご覧ください。 ここでは、さまざまな製品をご覧いただけます
カジュアルライダーからベテランのプロフェッショナルまで、あらゆるサイクリストのニーズを満たすように設計されています。 サイクリング体験を向上させ、自信を持ってサイクリングしましょう。
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数学の賭け:ルーレットの必勝法冒険
ルーレットのテーブルで、一風変わった雰囲気が漂っていた。プレイヤーのサラは、まるで秘密の鍵を手に入れたように自信に満ちていた。彼女は「必勝法」を信じ、その方法を駆使してルーレットのホイールを回すことに挑戦していた。
サラは慎重に賭け金を配置し、数学的な計算と戦略を組み合わせて自身の勝率を向上させようとしていた。彼女の眼差しは、ホイールが回転し、ボールが予測不能な軌道を描く様子をじっと追っていた。
周りのプレイヤーやディーラーは、サラの取り組みに興味津々で見守っていた。彼女の必勝法が本当に効果的なのか、それとも単なる運任せに過ぎないのか、期待と疑念が入り混じった雰囲気が広がっていた。
そして、ホイールが徐々に減速していく中、サラの顔には微笑みが浮かんだ。彼女の計算通り、ボールが止まったポケットは彼女の賭けた数字と一致していたのだ。勝利の瞬間、サラは周りの驚きと拍手に包まれ、彼女の「必勝法」が実を結んだ瞬間だった。
ルーレットのテーブルでのサラの冒険は、必勝法の謎めいた力が時折真実へと導くことを物語っていた。彼女の勝利は、計算と戦略のダンスがカジノの中で新たな伝説を紡いでいくことを予感させるものであった。
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週末の走行 2024/2/4
今週末は土曜日お仕事だったので、日曜日だけの走行です。練習してる時間は少なめでしたが、マシンの整備やらタイヤの準備やらができたので満足です。
まずはコース変更。今年のファイナルはレイアウト当日発表ということで、頻繁にコース替えて適応力鍛えた方がいいですからね。
ファイナルはマーシャル配置の都合上何やら左回りのようです。どんなレイアウトか楽しみですね。
ピットに戻ってきて早速作業にとりかかります。1号車のメインシャーシ交換です。以前からアゴ周辺のガタつきが気になっていたのですが、作業が面倒で放置していたら怒られました。SPシャーシの在庫がなかったものの、おすそ分けをもらったのでようやく交換しました。フロント周辺は分解する前に写真を撮らないと同じように組み上げれませんので注意。
順調に分解・組み上げをして1時間かからず完了。次に分解することを考えなくていいので、きつめにネジを締め上げています。
交換後の感想は、コーナーでのふらつき・走行ラインの乱れが無くなり、剛性感を感じます。やっぱりネジ穴以外もヘタってたんですね。
とりあえず1号車のメインシャーシ交換は完了。2号車のヘタりの方がひどいですが、時間がないです。
そして次はタイヤ貼りの時間です。ホイールに両面テープを貼ってタイヤをはめます。これが面倒なんですよね。手がペタペタするし。とりあえずファイナル用として作らねばならないタイヤ分は一気に貼りました。あとは走行してタイヤ径を調整するだけです。
デフも1本作りました。TKグリスを使用してボールをこねて作成。LM用シャフトが無かったり、プレート研磨してなかったりしたので数本を融合して1本になりました。
TKグリスの使用感は素晴らしいの一言ですね。シャーシ交換したからというのもありますが、デフ交換前にあった「旋回中にトラクションが抜ける」「タイヤ厚いとハイサイド気味」が無くなり、まさにオンザレールです。リアタイヤの接地感、トラクションのかかり方がこれ以上ないくらいによく、ぐいぐい前に進みます。それでいて旋回中に変な動きがなく、パーフェクトです。
はやくメンテすればよかった。慣らし走行もほぼいらないのが良いですね。
ファイナルまで練習できる期間は1週間ちょっとになりました。どこまで煮詰めて、どこで妥協するのか自分なりに考えなければいけない時期です。ほかのファイナリストも最終調整段階ですので少し気合いをいれて頑張りましょう。
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GTA3、VC、SAをプレイした感想
定価7000円以上するGTAのリマスター(決定版)を50%OFFで購入出来たから遊んでみたけど、やっぱ噂通り微妙なリマスターだった。
ある程度アップデートで改善されたようだけど、やっぱ「リメイク」じゃなくて「リマスター」って所が引っかかる感じ。
GTA3のエンディングまでのプレイ時間が15時間くらい。
初っ端、救急ミッションをやって置こうと思って救急車に乗ってみたが、あまりの難しさ(操作性の悪さ)に心折れて実績解除は諦めたww
「GTA5のシステムも盛り込みました!」とか宣伝文句で書かれてたが、ぶっちゃけ武器とラジオの選択ホイールだけじゃね?って感じ。 運転時や武器使ってる間のカメラ制御がマジで辛かった。GTA5みたいに一人称視点にもできないし。
しかも、やたらと再挑戦が必要なミッションでもチェックポイントが無くて最初からやり直しってのがマジでキツイ。
初見じゃ絶対クリアできない感じにするなら直前からやり直せるシステムくらい付けてくれ。何回も目的地までの運転をやり直してる間にこのゲーム嫌いになったわww
ストーリーは結構、面白いんだけど……操作性を劣悪のままゲーム���ンジン変えただけって感じで、リマスターとして値上げして販売する必要あったのか?って終始思いながらのプレイしてた(笑)
Vice Cityも3と左程変わらない感じ。
ただ、個人的にストーリーは3やSAより好き。トミーが三部作、三人の主人公の中で一番カッコいいと思った。全体的にストーリーもマップもギュッと詰まってて終始ダレる事無く最後まで遊べた。
まぁ、でも、チェックポイントがミッション中に組み込まれていればなお良かったのに、とは思うが。やっぱり試行錯誤が必要なミッションで何回も何回も最初からやり直すのはしんどい。
昔はそれでも文句言わずに遊べてたけど、今の時代に発売するならもうちょいストレス無く遊べるように調整して欲しかったってのが一番の感想。(これはリメイクじゃない、リマスターだ!って販売元が言い張るならしゃーないが)
San Andreasはファンが多いせいか(はたまた凄い数売れたせいか)、ミッション中にちゃんとチェックポイントがあった……が!ゼロのラジコンミッションはヤバすぎる……。
あの操作性の悪さは異常。バグじゃないのか?ってレベルでコントローラーの操作と逆の方向にラジコン飛行機が飛んでいくんだが……。 あまりにも思い通りに飛ばないから途中からキーボードで操作してみたが大して変わらず……。いや、マジでどうやったら真っすぐ飛ぶようになるのかサッパリww
悪名高いミッションの1つとは噂で聞いていたがここまで酷いとは思っても見なかったww いやマジで。 なんでここまで酷い操作性をそのままリマスター版として発売しちゃうかね。下請け会社の下請けにそのまま仕事投げて完成させたんじゃね?とか言ってる人を見たが本当にそれっぽくてワロタ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
と、まぁ、そんな感じでこのGTAトリロジー(決定版)として三部作をプレイしたわけだが……私の中で断トツで二度とやりたくないゲームになったww
いや、GTA5と4をプレイ済みで過去作のストーリーとか知りたいなぁ、とか思って安易に手を出したのが失敗だった。ぶっちゃけストーリー知りたいだけならYouTubeでプレイ動画みるだけで十分だったなって感じ。(劣悪な操作にイライラしながらプレイする時間も節約できただろうし)だから、これだけは断言できる。
「7000円の価値はこのゲームに無い。」
オリジナル版やスマホ版持ってる人は改めて買う必要なし。過去作のストーリーとか知りたい人は実況・プレイ動画見るので十分。 バイオハザードみたいにちゃんとリメイクで作り直されたりでもしない限りは止めといた方が良いと個人的には思う。
GTA6に心血を注ぐ為にトリロジー版の完成度を諦めたのか、もう本当にRockstarの元には優秀な人材が残っていないのか……色々炎上した作品だったが、やってみて分かる出来の悪さに50%OFFで買えたのはラッキーだったのかアンラッキーだったのかイマイチ判断できないわww
そんな感じで感想文終り。
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2016年7月16日 ナボタスへ行く
起きたら8時半を過ぎていた。10時前に家を出る。ジープの数が少ないので、FairbiewとSM Northの間のFXに乗る。初乗りは15ペソ、倍くらい違うと思えばいいのかな。着いたら、いつも通りなんかやる気が出ず、とりあえず買い食いをロータリーの当たりでした。そのあとナボタス行きのバスに乗っていたらうたた寝していて、気づいたらレトレだった。その前にサンダアンのSMを見ることができた。かなり大きいのと、道路に面した側壁に一箇所立ち退きできなかった店があるのか、うまく凸凹で組み込まれていた。どうしてあんなデザインになったのだろうか。
レトレで一度モールに入ってまた買い食いをする。どんだけストレス溜まってんねっていうくらい食べている。痩せねば。そのあとで、ジープでロースのお父さんの職場によってみる。トートンのお金の話、俺はわかんねーやという、ロースに連絡しても、なんかはっきりしないので、とりあえずマリアと話してくれとお願いする。30分くらいおっちゃんの手つきをじっと見ている。労働者の手つきはほんとうに美しい。無駄がない。職場には無数のタイヤが置かれている、これをどうするのか、天井にも枠の上にタイヤがかけてある、四面がタイヤによって作られたこの空間。次から次へとパンクしたジープがやってくる。全体重を乗せて、タイヤのボルトを外す。Extentされたレンチに足からのって加圧する。車体が前後に揺れる。弥次郎米のようにおっちゃんが上下に揺れる。直すタイヤは二つだった。ジープはいつも一つスペアのタイヤを積んでいるからだ。自転車とは違って、タイヤとホイールは、ワッシャーのようなもので間を埋められている。そのわっやーには溝があり、そこにボロのようなものを指して上から金槌で叩く。その力加減も、刃を当てる場所も彼はよくしているのだ。外されたワッシャーとチュープの間には、切り取られたチューブが保護膜として当てられている。ホイールとの接触面を保護するためだ。空気を抜いてチューブを外し、コンプレッサーから空気を入れ直す。コンプレッサーに入れる前に、そこから送られる風をおっちゃんが顔に当てている、鉢巻、あるいは帽子を被っている。ものの10分で汗が噴き出している。パンパンに空気が入ったタイヤは浮き輪のように水槽から飛び出そうとして全力で沈めなければ、穴の開いた箇所が分からない。見つけるとそれを指で押さえて、万力のように圧をかける機会へと持って行く。そして、その間、彼はタバコを吸ったりするのだ。
人々を送り届けるジープがここで癒されている。壊れ、治され、また出かけていく。ここから始まる物語があって、そこか���はじまる物語を妄想しては、浸ってみた。一方通行のナボタスの道を、対岸から河岸へと横断する。間の家々は意外とこだわった作りになっていたり、モーターの修理や、ジャンクショップの店も見えた。知らないだけで、ナボタスを細かく見るといくらでもインフォーマルセクターがあるんだなと改めて思う。
ジープに乗り、C4で乗り換えてGasakに、フロのマーケットの前が思ったよりも発展してきていて、セブンイレブンやちょっとオシャレなバーガーショップなんかができていた。トライシクルを捕まえるも、なんと片道30ペソも取られる。ちくしょう、、
久々のPabahayは、なんか街になってきていた。それは、家の中がタイル張りになっていたり、二階建ての住宅が完成して、洗濯物がそこから溢れているところから感じたことだ。裏庭や前庭を拡張はできないが、できないなりに植物を植えたり、鉄パイプで骨組みを組んで雨がしのげる空間にしたりと随所に工夫が凝らされている。一方で、岩だらけの道は相変わらずそのままになっていたりして、むしろ人の移動によって石と地面の間が深まっている。久々に再定住地に行くと、ロースの時もそうだったけど一体自分がどこにいるのか、彼女の家がどんな外観なのか忘れてしまう。ぐるぐると回りながらアナの家を探した。
彼女と旦那と子供達はとても元気だった。旦那は1月からはじめたマニラのサンパロ地区でのコンストラクションで上司に6Kを取られたまま返してもらえず、職場をやめてしまった。セッッカク軌道に乗り始めたのに、またいつもと同じ状況だ。ベロニカはすくすくと育ち、ベヤは相変わらずマコリットだった。お土産をあげると、エブリワンクッキーは5分で品切れとなった。コーラの大きいの二本買ってきてみんなで飲む。アナがHOAの選挙がうまくいって、彼女が立てた計画通り物事が進んだことをおしえてくれる。チェリーは小さなポジションしか得ることができず、ただいままで通りMayabanで図書館で働いている。来客があると、HOAの事務所に誰もいないよと言って、図書館で接待をしていると文句を言っている。ミクロなポリティクがいまでも行われているようだ。その成果か、いまで大きな液晶テレビに三代のパソコンが図書館に入れられているのだという。
また、バリンタワのPenshopの事務所で働く姉がCaviteから引っ越してきたという。つい一週間前に移ったばかりだそうで、家の中にはほとんど物がなかった。けれど、旦那がセメントを買ってきていて、家の床をキレイにして、いずれ二階も拡張するつもりのようだ。Pabahayaは屋根が高いのでHabitatと違って、それができるのだ。最初からある程度、物理的な構造の中でしか、空間を構築できないことを再確認した。彼女は、あまりにもカビての家から遠いためこちらに引っ越してきたという、交通費は60-70ペソかかるけど、30Kほどの所得があるらしく(アナいわく)十分に生活していけるのだ。二人の息子は、天パで色白で、少し自己中な感じがいいとこのでのように感じさせた。たとえば、ルイッサのパンを取り上げて返さなかったり、おもちゃを独り占めしたりするところだ。アナは姉妹のために1Kしか入れないこと、彼女の旦那が気に入らないことで文句をいい。壊れた三輪車をキッドが持ってきたのも、それはもうゴミになってしまったからいまになって貸してくれるし、私が貸してと言って断られたベビーベッドが裏庭にぽいと置いてあるのをみて、悔し��思いを思い出したようだった。あれがあれば、子供を自由に歩かせたりせずに、その間に家のことができたのにと、いう。
2時過ぎについて、4時過ぎから子供達、海側の塀の上を歩いたり、ドブで小エビを探したりするのを見守る。1年前のことをよく覚えていて、親がさせてくれないことについてきてくれるおじちゃんとして覚えられている。ミコとクリスチャンがサンダルをなくし、一生懸命探したが出てこなかった。しかたないので50ペソをおじいちゃんに渡す。足を洗ってから帰らないとお母さんに怒られるということで探せども、ここには共有の水道というものがなく、仕方なく海の水でサンダルと足を洗う。6人近くの子供の面倒を一度に見ることがこんなに大変だとは思いもしなかった。アナとアショーが夕食をつくるのを待って、ご飯を一緒に食べてから、明日も来るよねという子供達に来れないと行って出る。言葉が話せる、子供とも会話できることがこんなにも嬉しいとは、もっとももっと勉強するモチベーションになった。
フロのセブンで、スミノフのErectric apple味を買う、500ペソ、高いけれど、ルーシへの感謝の気持ちだと思って。マルセロへ向かうペディキャブからの風景は変わらない。けれど、ピスカドールあたりの道は大きくなり、その分、まだ開通していない橋の存在が気にかかる。閉じられるまでは開いているあの橋は、どんな空間だといえるのだろうか。それはかつてのバスケットコートのようなものなのだろうか。そんな調査もできるのかもしれない。
家にかえる。野菜売りのおばちゃんと一言だけ、ルーシのこと、知っているよ、肩を擦りながらいう、そう、とおばちゃん。家に向かうとアルトゥーがいて、他には誰もいなかった。フェルナと子供達は戻って来た旦那と一緒にマニラのどこかへ行ってしまった。お父さんは、おじいちゃんが死んだのでまたネグロスに戻っていた。ドードンはミンダナオ船のうえ。一家がバラバラになっていた。狭いと感じていた一階ががらんどうのような広さを持っていて、落ち着かない気持ちになる。Kuya Marioを誘って三人で飲み始める。別に開いているわけではない扉を、どこから聞きつけたのか訪問者が絶えない。死んでいた空間がよみがえるようだった。2012年からもう4年か、と二人でいう。さみしいのか、ここにずっといればいいのにと、彼はいう。そうだね、と思う。
同じくらいの歳の奴らに、前にベロベロのゲロゲロまで一緒に飲んだKuya Alanが来てくれる。また一緒にここでなにかできないかと、ほんきでそんなことを思い始めている。あまりにも寂しすぎるじゃないか。
Kuya Rudyの息子がアルトゥーのギターの師匠だったとは知らんかった。二人もと演奏うまいなー。あと、アルトゥーに彼女ができていてほんと喜ばしいんだけど、「バクラ」と呼ばれていたのはなんでだろう?どちらにしても近所の子なんだけどさ。
久々のナボタスは、ホストマザーが亡くなり、騒がしい家は一変して、サリサリストアの窓は閉められていた。彼女のためにと買ってきた500ペソもする酒を近所の人と開ける。これまでの恩を返すには安すぎる酒だろう。シーンとした家で飲み始めると、次から次へと来訪者がやってくる。 三人で飲み始めたのに、いつしか七人になっていた。見知った顔に改めて自己紹介をする。18歳の息子は早々にダウンしてガールフレンドにゲロを吐くのを手伝ってもらっている。2012年に来た時の写真を見ながら、彼がまだ自分の肩くらいの背だったのを笑う。 この居心地の良い家が彼女の死によって大きく変わること、当たり前のことに動揺を隠せない。みんなバラバラになってモーコンもルーチーも何処かへ行ってしまった。近所の家賃と電気代と水道料金はよく分からないながらも彼が管理しなければならなくなった。ある空間が、簡単に折れるのを見る。 それなのにいままで調査もせずにいたこの場所で知りたいと感じたのはなんでだろう。彼女に守られていたこの場所が剥き出しになってしなったからなのか、もう四年以上居るのに調べようともしなかったここで今更何をしたいんだろうか。もちろん少なからず不安定なこの家の力になりたいという気持ちはある 二階で僕と彼とその彼女は寝ていて、一階はその知り合いがギターを弾きながら飲み続けている。40から20代まで。 開かれてしまっている一階を不安に思いながらも彼らに任した。そうでもなければこの家がもたないようにも感じる。人がいないということに、彼も僕も慣れていないのだろう。
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東証プライム・名証プレミア上場で自動車用ホイールや建機用部品製造の「トピー工業」は、3月31日をもって100%出資子会社「明海発電」(愛知県豊橋市)の全事業を廃止すると発表しました。 1996年に設立の同子会社は、トピー工業の豊橋製造所の港湾施設など既存インフラを有効活用する目的で発電事業を手掛けていました。 しかし、発電燃料となる石炭の価格高騰や電力市場価格の下落で採算が悪化しているほか、脱炭素に向けた取り組みを進めるなか、同事業の継続は困難と判断し今回の決定に至ったようです。 なお、同子会社については、2024年3月期第3四半期において24億4300万円の減損損失を計上済みです。 連結子会社の事業の全部の廃止に関するお知らせ:トピー工業
トピー工業が発電子会社「明海発電」の全事業を廃止 国内リストラ - 不景気.com
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自伐イチョウで作るロードバイク〜ホイール
コンポーネントのオーバーホールが終わりました。どれも状態が悪くなかったので分解せずに洗浄と注油をして終わりました。 次はホイールです。 OpenProリムとDuraAceハブで手組みしたホイールを使用します。 複数のロードバイクで使い回したり、何度か組み替えたりして度々調子を見ていたので状態がとても良くオーバーホールの必要はありませんでした。 最近は高さのあるリムのディスクホイールを使用する人をよく見ますが、そういうものと比べるとクラシックな趣のあるホイールです。
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スタジアムツアー付きVIP観戦チケットプレゼント!川崎フロンターレ
ビクトリノックスは、2023年7月1日~31日までクラブパートナーとして協賛している川崎フロンターレの、スタジアムツアー付きVIP席観戦チケットをプレゼントするキャンペーンを開催します。
ビクトリノックス直営店舗にて、選手が遠征時に使用しているスーツケース「エアロックス」コレクションをお買い上げの方の中から抽選で2組4名様にプレゼントします。
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キャンペーン概要
【 期間 】 2023年7月1日(土)~ 7月31日(月)
【 対象店舗 】 全国のビクトリノックス直営店舗(アウトレット除く)
【 対象者 】 ビクトリノックス・アプリ会員(新規入会者含む)
【 応募方法 】 会員登録後に「エアロックス」をお買い上げいただくと、本キャンペーンに自動的に応募されます。 ※1点ご購入につき、1口の応募資格があります。チケットの譲渡・換金は不可。
【 賞品 】 スタジアムツアー付きVIP席観戦チケット2組4名様 ※8月26日(土)北海道コンサドーレ札幌戦(等々力競技場) 19:00キックオフ
【 当選者発表 】 8月4日(金)までに、メールまたはお電話で当選報告 ※当選報告後、1週間以内<8/10(木)まで>にご連絡いただけなかった場合、無効とさせていただきます。
【 注意事項 】 ①チケットの譲渡・換金及び観戦日の変更不可 ②スタジアムツアーの集合時間・場所は、当選報告時にお知らせいたします。 ③試合当日の天候により、スケジュールが変更となる可能性がございます。
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キャンペーン対象商品紹介
エアロックスコレクション
ビクトリノックスが提供しているスーツケース「エアロックス」。
耐久性に優れた100%純正ポリカーボネート製で、業界で最も厳しい水準のテストをクリアしています。キャリーオンの重量はわずか2.3kg。
内部の構造は、2つのディバイダーが外側に向かって開くバタフライ開閉システムにより、片方のメッシュパネルが邪魔することなく、スーツケースの両側をパッキングすることができます。
また、ビクトリノックス独自設計の軽量な伸縮式モノポールハンドルにより、安定した快適な持ち運びが可能。Lisof®タイヤを採用した60mmの日乃本錠前(HINOMOTO)社製ホイールは静音性に優れ、ラゲッジの開閉は耐久性抜群のYKK®ジッパーの採用によりとてもスムーズ。
川崎フロンターレの選手やスタッフの皆さんの遠征時に、快適なパッキングと扱いやすさを提供し、ストレスなく移動することをサポートします。
コレクションにはキャリーオン、ミディアムおよびラージの3サイズのスーツケースを取り揃えています。また、ビクトリノックスのスーツケースには1+10年保証が付帯します。
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川崎フロンターレについて
神奈川県川崎市をホームタウンとして、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するプロサッカークラブ。
J1リーグにおける通算優勝回数4回(歴代3位)。選手の強化・育成だけでなく、“スポーツの力で、人を、この街を、もっと笑顔に”をミッションに、スクールの開催や、サポーターや川崎市民、パートナー企業とともに「川崎フロンターレSDGs」と名付けた地域貢献活動を行っている。
「Jリーグ観戦者調査」では、J1-J2-J3 の中で「ホームタウンで大きな貢献をしている」クラブとして10年連続第1位の評価を獲得しています。
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