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Bass VIにクラシックなレスポールタイプのブリッジを付ける
JazzmasterやJaguar系のブリッジをレスポールタイプのブリッジにガチでちゃんと交換する話です。
Bass VIはFender JazzmasterやJaguarと同じタイプのブリッジを採用してい��のですが、このタイプのブリッジは比較的お手軽にレスポールで採用されているTune-o-maticタイプのブリッジに交換できる、という話を以前書きました。
しかし、あくまでこちらはお手軽にできるというだけの話で、現実的には弦高が高く、さらに弦高調整もできないという問題がありました。ということで、今回は本格的に気合を入れてブリッジを交換してみます。
なお、Bass VIはギターなのかベースなのかという議論がありますが、以下はJazzmaster/Jaguarと共通の話なので、今回は便宜上ギターと表記しています。
Tune-o-maticタイプのブリッジの種類
レスポールで使われているTune-o-maticタイプのブリッジには、ブリッジ本体の穴が大きいものと小さいものの2種類があります。以前使ったものは穴が大きいタイプで、これはギター本体にネジ受けが付いた杭のようなもの(スタッド)を打ち込んで、そこに弦高調整をできるようにネジが切られた棒(ポスト)をねじ込んでその上にブリッジを設置する、という構造になります。GOTOHの製品だとGE103B-Tというのがこのタイプですね。スタッドの径(つまりギター側に開ける穴の径)は11.3mm、ポストのネジはM8、ブリッジ本体の穴とその間隔はそれぞれ6.5mm、74mmです。
いっぽう、穴が小さいタイプのほうは、ポストを直接ギター本体に打ち込んで、そこに高さ調整用の円盤状のナット(ホイール)を取り付けたうえでその上にブリッジを設置します。GOTOHの製品ではGE103Bというやつがこちらになります。ポストの径は4mm、ブリッジ本体の穴とその間隔はそれぞれ4.5mm、74mmです。
ちなみにJazzmaster/Jaguarタイプのブリッジはスタッドの径が9mm、その間隔は73mmです(参考情報)。そのため、Tune-o-maticタイプのスタッドを打ち込もうとする場合、ギター本体側の穴を大きくする加工が必要になります。一方、ポストを直接打ち込むタイプのTune-o-maticブリッジであれば、もともとのスタッド部分に棒を打ち込んだうえで、そこに約4mmの穴をあけてポストをねじ込むことで、ギター本体にダメージを与えずにTune-o-maticタイプのブリッジを取り付けることができるはずです。
ブリッジの調達
ということで、まずはおな��み千石電商でブリッジを調達します。ネット通販サイトには掲載されていないのですが、店頭にはさまざまなTune-o-maticタイプのブリッジが多数並べられています。今回はひとまず実験的な作業ということで、ノーブランド(SUNG IL)の安いやつを買ってきました。
ちなみにこの穴が小さいサイズのブリッジ、こんな感じで長いナットに挿すと実はJazzmaster/Jaguarタイプのスタッドに直接はめ込むことができたりします(が、やはり弦高調整に難がある)。
丸棒の調達
また、ブリッジ穴に打ち込む棒の調達も必要です。しかし、木工の世界では直径9mmの丸棒というのは珍しいものらしく、近所のホームセンターを数軒回ったのですが見つけられませんでした。いきなり計画がとん挫……するかに見えたのですが、コーナンの通販サイトで見つけることができました。コーナンの通販サイトは在庫のある店舗も検索できるという素晴らしさ。ということで、在庫のあったドイト後楽園店に電車に乗って行って買ってきました。ホームセンター、行ってみないと欲しいものがあるか分からないことが多いのでとても助かります。なんの木材なの��一切素性は謎ですがそこは目をつむりましょう。
(追記:新宿のハンズにはなかったのですが、ふらっと渋谷のハンズによったら置いてありました。さすが基幹店。)
丸棒の加工
続いてこの丸棒の加工です。元々のJazzmaster/Jaguarタイプのスタッドは長さが約20mmなのですが、ギター側の穴の深さを測ったところそれよりも若干長かったため、まずは22mmほどの長さに丸棒をカットします。これに関しては適当な��こぎりで気持ち長めにカットして、やすりで整えるだけなので簡単です。問題は、ここにポストをねじ込む穴を開ける作業です。ギター側のスタッド固定用の穴は73mm間隔ですが、取り付けるブリッジの穴の間隔は74mmなので、丸棒の中心から0.5mmずれた位置に穴を開ける必要があります。人間の手でそのような加工が可能なのでしょうか……?
ということで、正確に穴開けおよびカットができるレーザー加工機でこんな感じの治具を作りました。
治具の下側には9mmの穴が、上側にはその中心から0.5mmズレた場所に約4mmの穴が開いており、下から9mm棒を挿し込み、その状態��上の4mm穴にドリルを突っ込んで穴開けをすると、中心から0.5mmズレた場所に約4mmの穴が開く、という仕組みです。ちなみに約4mmと書いてきましたが、実際にはそれより少し小さい径(約3.2mm)の穴を開けて、そのあとタップでネジを切る作業をやっています。あと、棒の直径が実際には正確に9mmではなく、楕円状に少し太い感じになっていたため、穴開け後に手作業でやすり掛けして径を整える作業もしています(これが地味につらかった)。
丸棒を叩き込む
丸棒の加工が完成したら、ポストをねじ込んだ状態で軽くスタッド穴に挿し込み、その状態でブリッジを乗せてポストの位置を調整します。
位置が決まったら、いったんブリッジとポストを外し、ゴムハンマー的なもので棒を叩き込みます。
こんな感じで、ポストをねじ込む穴が丸棒の中心からずれていることが分かるかと思います。
あとは再度ポストをねじ込んでブリッジを乗せて組み上げれば完成です。
ポストを直接ギター本体にねじ込むことで、ブリッジの高さをギター本体に接触するレベルまで下げられるようになりました。Bass VIは指板の高さが低くRも大きいため、これでかなり弾きやすくなりました。これはテイルピースも固定タイプにしていますが、ローラータイプのブリッジを乗せればオリジナルのビブラート対応テールピースでも使えそうです。
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dandole rienda suelta a la creatividad❤ es todo lo que puedo hacer: Amar, amar y amar; creando ese amor intenso entre el mundo de las abstracciones y las cuerdas bibrantes de mi Bass, quiero que sepas que puedo amarte sin medida, sin amarres ni despedidas, siempre conmigo, siempre tan suelta, siempre tan libre y bella. SIEMPRE TAN MÚSICA. siempre tan melodía de colores, tan colorida de acordes, no importa desde donde te acaricie, siempre estarás acompañandome. siempre, siempre, siempre.
AMÉN
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last summer blues and sardixx5 and Hazy and bass6
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Bile Acid Sodium Symporter BASS6 Can Transport Glycolate and Is Involved in Photorespiratory Metabolism in Arabidopsis thaliana.
Pubmed: http://dlvr.it/Nm4tsN
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Warmoth Bass VIのブリッジ交換
Warmoth Bass VIのブリッジをいわゆるレスポールタイプのブリッジに交換した話です。
Bass VIの本家オリジナルバージョンであるFender Bass VIでは、JazzmasterやJaguarなどに使われているタイプのブリッジが搭載されています。このブリッジはビブラートをかけられるという特徴がある一方で、チューニングがずれやすい、弦がサドルから落ちやすいなど、色々欠点があるとも言われています。そのためこのBass VIではテイルピースを固定タイプに交換したり、ブリッジ部分を固定したりといったカスタマイズをしているわけですが、それでも不満が残る状態でした。
まず1つめの不満点は、弦を乗せているサドル部分が弦に対して直角の向きの方向にずれること。これはテイルピース部分の弦間隔(つまり弦の端をはめ込む穴の間隔)がサドルの間隔よりも狭いことから発生しています。これはこのテイルピースだけの問題ではなく、なぜか国内で出回っているJazzmasterタイプブリッジ向けテイルピースは弦間が一般的なブリッジのサドル間隔よりも狭いそうです(参考資料)。
もう1つは、サドルの高さを下げると弦がブリッジの枠に当たること。Jassmasterの指板はRが小さい、つまり指板のカーブがきついと言われていますが、Warmoth Bass VIの指板は比較的フラットです。そのため各サドルの高さもフラット気味に設定したくなりますが、ブリッジの枠は指板カーブに合わせた形状で真ん中が盛り上がっているため、3弦・4弦部分はサドルをあまり低くすることができません。つまり、弦高調整に制約があるというわけです。
一方、Jazzmasterのポピュラーな改造として、ブリッジをレスポールなどで採用されているTune-o-maticタイプに交換する、というのがあるそうです。Tune-o-maticの取り付け穴の間隔はJazzmasterタイプのブリッジよりも1mmほど大きく、単純には置き換えられないように見えるのですが、実はものによってはそのままJazzmasterタイプのブリッジの固定穴に挿せるとのこと。ということで、千石電商でノーブランドのブリッジを買ってきて試してみました。
なお、レスポールタイプのブリッジについてはあまり詳しくないのですが、とりあえずブリッジを固定する穴が大きいものと小さいものがあり、Jazzmasterタイプにそのまま取り付けられるのは穴が大きいものになります。今回購入したものはこちら。
さて、ひとまずBass VIのブリッジ固定スタッドにこの固定具を挿してみると、確かに多少遊びはあるものの、問題なくはめ込むことができました。
ということでこれをそのまま組み上げたものが冒頭の写真になります。ただ、このタイプのブリッジの固定スタッドはJazzmasterタイプのブリッジの固定スタッドよりも長いため、そのままではJazzmasterタイプのブリッジよりも弦高が上がってしまいます。また、このままでは弦高調整は(サドルを削る以外は)一切おこなえません。それ以外は大きな問題はなく、がっちりと弦を固定してくれています。
とはいえさすがに弦高が高いのはきついので、そちらについては今後改善策を検討していきたいところです。
(追記)
Jazzmaster/Jaguar用ブリッジの足(スタッド)の間隔は73mm(参考:HOSCOの製品ページ)、Tune-o-maticタイプの足の間隔は74mm(参考:GOTOHの製品ページ)で1mmの差があるのになぜ収まるのか、という疑問があったのですが、今回千石電商で購入したこのブリッジは(多分)SUNG ILというメーカーのこちらの製品で、足の間隔が73.5mmという絶妙なサイズになっているからだと思われます。
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Warmoth Bass VIをハードテール化する
以前作ったWarmoth Bass VIのブリッジを完全に固定ブリッジ化した話です。
ショートスケールの6弦ベースというか、1オクターブ音域が低いエレキギター(エレキバリトンギター)というか、まあそういう感じのWarmoth Bass VIを以前オーダーして作ったわけですが、このBass VIはトラディショナルなFenderのBass VIを踏襲し、ブリッジとしてJazzmasterやJaguarといったギターで使われているものと同じフローティングタイプのものを載せていました。ただ、このブリッジはブリッジ内のバネと弦の張力のバランスでブリッジ位置が決まるという構造なので、弦のテンションで簡単にブリッジ位置が変わってしまいます。つまり、めちゃくちゃチューニングが安定しないのです……。
そもそもテンションが低いギターでも安定しないと言われているのに、それよりもテンションが高いベースではさらにヤバい。トレモロ機構は諦めてブリッジを固定したほうがいいかも、と思っていたところ、ちょうどいいタイミングでメルカリでJazzmaster/Jaguar向けの固定用テールピースが販売されていたので買って取り付けてみました。
ちなみにこの部品それなりに珍しく、国内ではなかなか販売されているのを見かけません。もし欲しくなった場合、eBayをチェックするのがよさそうです。
テールピース交換と加工
時代や製造メーカーによって微妙に形が異なることがあったりするのがエレキギター/ベースの世界ですが、これに関しては自分の使っていたブリッジ(Warmothでボディやネックと一緒に買ったやつ)とまったく同じ形状だったので、特に追加加工なしにそのまま載せ替えができました。
ただし、あくまでこれはギター用ということで、Bass VIの太い弦を張ることは想定されていません。実際90ゲージの弦はそのままでは張れませんでした。ということで、6弦側のみ手作業で弦を引っかける部分を削って広げました。
正直鉄の加工はしんどいのでそのほかの部分はそのままです。一応6弦以外は無加工で張ることができています。
ブリッジ部分の加工
Jazzmaster/Jaguarのブリッジは、トレモロ操作に連動して前後に動くようになっています。しかし、テールピースを固定したらこの機構は無用の長物です。ということでついでにブリッジ部分も固定してしまいます。
このブリッジはおよそ直径8mmの軸受け(ボディ側)と、直径6.5mmの軸が付いた本体から構成されています。ちょうど直径7.8mm、内径6.2mmの金属製スペーサーが売られていたので、ドリルで内径を6.8mmに削ったところちょうど良い感じにフィットしました。
これでブリッジの固定はOKです。
完成系
これらの工程を経た最終的な完成系はこちら。
注意点としては、弦が低い位置(テールピース)表面から出てくるので、ブリッジのコマを高めに調整しないとブリッジに弦が引っかかってビビりが出ます。弦高を低くセッティングするには向いていなさそうです。
また、このテールピースに置き換えることで、オリジナルと比べて弦のブリッジ側の端が50mmほどネック側に移動します。もちろんブリッジの位置は変わっていないのでチューニングは変わりませんが、その代わり必要な弦の長さがその分短くなり、これによって使える弦の幅が広がることが期待できます。
ちなみにこの状態でERNIE BALLの6-String 29-5/8"弦を張ってみましたが、低音側はベースに近い感触、高音側はギターに近い感触で非常に良い感じです。弦が完全に固定されるので、サステインも伸びたような気がします。
一点残念なのは、ブリッジのコマの間隔とテールピースの穴の間隔が合っていないところです。そのため右端と左端のブリッジのコマが真ん中によってしまう感じになります。とはいえ実質的な問題はほとんどないので、こちらは今後対策を考えたいところです。
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