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身心靈重整與未來定位
🔯 身心靈重整與未來定位- 尋找你的幸福北極星2024你準備好了嗎?你將往哪裡去? 或許你內心已徘徊多時…..對生活或工作感到迷惘?對未來的發展一籌莫展?對生命意義失去了方向? 2020至今,全球經歷了天翻地覆的疫情災難、氣候變遷導致洪水大火肆虐和戰爭導致的嚴重傷亡….這些天災人禍讓人們對生活與生命都充滿了恐慌與前所未有的不確定感。 這兩年,為實際協助學員的內心苦悶和焦慮不安,我在線上線下進行無數《 身心靈的重整與定位…
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ACジャパンの「寛容ラップ」CMでは、弱者をディスるラッパーではなく、弱者を守るラッパーを演じ「本当は優しい人」イメージを世間に浸透させた呂布カルマ。実際は正反対の人間性でACジャパンのCMがとんだ欺瞞であることを露呈した格好。 原発事故以降、世間で「弱者の味方」を標榜している人々の中には如何に「俺(たち)に逆らわなければ味方になってやる。その代わり逆らったら潰してやる」という輩が多いか、改めてよくわかった。「弱者」を囲い込み「人権を守るべき弱者かどうかは俺たちが決める」という他者の人権を無視する姿勢。
Xユーザーのthe_spoilerさん
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G組メンバーのアツい青春を映し出す場面写真解禁!さらに連続キャラクターPV解禁 第2弾‼
★G組メンバーのアツい青春を切り取った場面写真解禁!
この度、個性豊かなG組メンバーの様々な青春ドラマを想起させる場面写真が解禁!門松勝太(岸優太)、瀬名拓美(竜星涼)、肝田茂樹(矢本悠馬)、梅田真大(森本慎太郎)、薙竜二(りんたろー。)のG組5人が、揃って覗き込むような印象的なカットをは��め、“瀬名ガールズ”と呼ばれる取り巻きの女子に囲まれイケメンぶりを発揮する瀬名のカット、キリリとした表情で前を見据える勝太と瀬名、“肥えだめ”と称されたG組の面々が勝太に促され奮起する様子を捉えた、勢いとインパクトたっぷりのカットが到着。G組メンバーたちのアツく真っ直ぐで全力な青春っぷりに是非ご注目ください!
★連続キャラPV配信第2弾!竜星涼演じる【天然イケメン・瀬名拓美編】も解禁!
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この度解禁されたのは、ワケあって武���高校の【A組】から【G組】に転落してきた天然イケメン・瀬名拓美のキャラクターPV。“武華のプリンス”と呼ばれる瀬名は、“瀬名ガールズ”にいつも囲まれているモテモテっぷりが印象的。映像では、女子高生に「そんな暴力ふるっちゃダメ」と優しく諭したり、岸演じる勝太に「ヒーローにまかせろ」と笑顔を見せたり、「みんな素敵なオンリーワンなんだから」と爽やかに立ち振る舞う、性格の良い超絶イケメンぶりを見せています。抜群のスタイルを生かしたアクション、長い足から繰り出される華麗なキックも様になるという文武両道なキャラクターである一方で、「俺、警察の電話番号知ってます。110です」と真顔で訴えかけてしまうような天然な一面もあり、まさに“天然イケメン”の風格が漂う、瀬名ワールド全開の15秒となっております。
公式サイト
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森咲 智美は、日本のタレント、女優、YouTuber、元グラビアアイドル。女性アイドルグループ「OS☆U」の元メンバーである。 愛知県名古屋市出身で、芸能事務所リップがマネジメントしている。ウィキペディア
出生地: 愛知県
生年月日: 1992年8月12日
身長: 160 cm
学歴: 愛知県立名古屋西高等学校
カップサイズ: G
スリーサイズ: 89 - 58 - 88 cm
姉がいる。
2012年にサンフランシスコ「ナイキ・ウイメンズマラソン」でハーフの部、2013年から2015年に「名古屋ウィメンズマラソン」、2013年に「高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン」、2014年に「木曽三川ウルトラマラソン」60kmの部、2014年と2015年に「野口みずき杯中日三重お伊勢さんマラソン」にそれぞれ参加した。
2014年に「ワッチミーナ2015」オーディションにエントリーして2位に入賞。
かつてのキャッチフレーズは「愛人にしたいグラドルNo.1」。2017年8月には「愛人にしたい女No.1」のキャッチフレーズで知られる橋本マナミと共演し、自身のキャッチフレーズの使用にお墨付きを受けた。また、Twitterに投稿した写真が(特にアダルトな内容を含まないものまでも)ことごとく「不適切な内容が含まれる」認定を受けてしまうことから、それを逆手に取り「不適切女子」を自称していた。しかし、近年の「不倫は社会的にNG」とする風潮からテレビ・雑誌などのメディアでこれにまつわる話が難しくなり、新たなキャラを模索中に事務所側から「日本一エロすぎるグラドル」を提案され、「ただ脱ぐだけがエロではない。服を着ていてもエロは表現できる。『日本一』と名乗るなら色んな種類の��ロに挑戦し、引き出しを増やしていこうと思う」とインタビューで述べている。
清楚なスナップショットと淫靡なセクシーショットを並べて同時に公開するハッシュタグ「#これがこう」の生みの親とされ、TwitterやInstagramへの投稿が好評を博す。このフォーマットの使い勝手の良さが他のグラビアアイドルにも浸透し定着しており、それを嬉しく思っているという。
グラビアは芸術と思っており、下品にならないよう気をつけている。小さな水着で露骨なポーズをとっていても見ている人がきれいだなと思える作品にしたく、ボディラインや表情の作り方は常に意識している。
橋本梨菜とは2018年春まで同居していた。性格が正反対だが喧嘩したことがないという。
「日本一エロ過ぎるグラビアアイドル」・「インスタ映えする身体」と話題になり、Instagramのフォロワー数が2022年5月時点で500万人を超え、Twitter・YouTubeのフォロワー数も合わせると590万人を超える。
「水着の面積はできるだけ小さくがモットーです」と豪語し、「あえて小さい水着を着ることが(エロさの)秘訣です」と明かしている。
「どのように肉体美を作り上げているのか?」の問いに、「1食置き換えダイエットをしています。朝ごはんは酵素ジュースだけ。これで1食をまかないます」と「週2回はジムに通い、パーソナルトレーニング。ブルガリアンスクワット、ヒップリフト、ワイドスクワットなど、ヒップアップに有効な筋トレを取り入れている」と述べている。
「森咲智美チャンネル」は登録者数が2021年10月時点で50万人を突破したが、攻めた内容の結果、収益BAN(広告収入が入らない状態)に遭っているという。
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私の経験 私がマンションを購入したのは、コロナ禍が始まった直後でした。当時、未曾有の状況下ですから、多くの物件が安値で売りに出されていました。様々個人的な事情も重なり、このタイミングでの購入を決意しました。投資目的ではない実需でしたが、結果的にコロナ収束後の今回の売却では成約ベースで約1500万円の価格上昇がありました。それはそれとして。 不動産業者の問題点 買い叩き:売りやすい物件は、業者が安く仕入れてリフォーム後に高値で売る「買取再販」の対象になりやすい。 囲い込み:不動産屋としては両手仲介(売主・買主両方から手数料をもらいたい)ので「囲い込み」を画策します。私のケースでは、業者間の不動産DBである「REINS」へ不正確な情報を登録して、物件検索に情報がヒットしないように小細工をされました。他にも良く聞くケースでは問い合わせが��ても他の業者には紹介しない事も多々あるそうです。当然、売主には、売却機会の損失が発生します。このように自己利益を優先し、顧客の利益を軽視する姿勢が見られます。 行政の対応 ちなみに、当時、東京都住宅政策本部(https://www.juutakuseisaku.metro.tokyo.lg.jp/) に相談をしましたが、以下の回答でした: 「REINSの情報を作為して正常な売買を機会を邪魔したことは悪質だが違反とは言えない」 業者への指導や調査結果は守秘義務により当事者(被害者)にも教えられない。進捗の共有も出来ない。 被害の損害回収については民事訴訟で自分でやってください。 つまり囲い込みをしても業者にはペナルティはありません。東京都住宅政策本部は電話の1つもしません。 行政機関は怒った人のガス抜き程度の相談窓口で、実効性のある対策を取っていないことが分かります。 法的対応の限界 弁護士に相談したところ、不動産業者の行為は悪質だが、損害の因果関係を法的に立証するのは困難だとの見解でした。 つまり、不動産業者が売主の契約を蔑ろにして、売買を邪魔しても何もペナルティはないのです。 以上の通り「囲い込み」には実質的な法的制裁も行政処分もないのが現状なのです。 これでは、業者の悪質な行為の抑止にはなりません。 自衛手段・・・。 大手も中小も業者はどこも信頼出来ない。 また一見親身な「任意売却の相談窓口」的なウェブサイトにも注意が必要 身内や親戚など、信頼できる人を頼るのも良いかも知れません。 こうなったら自身で宅地建物取引士の資格を取得してやるしかない?次回試験は10月です。無理だ。 余談 当時、もう少しネットで直接売買出来るサービスは無いのか?と調べてみました。そうすると、過去にYahooとソニー不動産が事業をしていました。不動産売買のメルカリのようなもので「セルフ売却」という、所有者が一括査定や人工知能(AI)技術による査定を参考に値付けをし、不動産会社を通さずに、物件を販売できるというものでした。 しかし、このサービスは少し前に不動業界の圧力で潰されていました。「このようなサービスをするなら、Yahooにはもう広告や物件情報を出さない」と、不動業界の団体が圧力をかけたせいで事業が解散していました。これもとんでもない話だと思います。 現在も���その事業に関わった方達が起業して、類似サービスをしているそうです。 ただ、それは私は利用していないのでなんとも言えません。 不動産業界の倫理観のなさには驚きました。 弱っている人間の足元を見てさらに買い叩いて金にする。 恐ろしい人たちだと感じました。 皆さんもくれぐれも注意して下さい。 当然、行政も、法律も助けてくれませんのです。 救いのない話やね。 ーーーー本文ーーーー これから分譲マンションを売却しようと考えている方、または現在売却中の方へ。 私は、個人売主として絶望的な体験をしました。その経験を皆さんと共有したいです。 最近、不動産系YouTuberが増えていますが、彼らの話はあくまで業者側の立場からのものです。 今日は、業界に利害関係のない私の体験をお話しします。 身を切った痛み、、ぜってえ読んでくれよな! 2023年末、私はタワーマンションを売却することになりました。 事情はお恥ずかしながらコロナの影響で体調を崩し、仕事が減り、ローン返済が厳しくなったためです。 そこで、「任意売却」をすることにしました。さっそく住宅債権管理回収機構とARUHI(銀行)に 相談し、「任意売却」をスタートさせました。 幸い私のマンションは査定の段階で1500万円近くも値上がりしていました。 駅近くの好立地、眺望の良い高層階、程よいサイズと、需要はかなり見込めるタワーマンションです。 これならうまくいけば2ヶ月程度でも売却完了できると思っていました。 ここから地獄の日々が始まるとは知らず...。 ■専任媒介契約の罠 日本の不動産売却で問題になっているのが「囲い込み」です。これは、業者が売り手と買い手の両方から手数料を得ようとする行為です。 本来なら片方の味方をするべきなのに、日本では両方やることが許されているんです。 海外では不動産エージェントは片方の味方しかしません。両方につくのは利益相反行為ですからね。 日本は異常なんです。私はこれは基礎知識として知っていたので、ARUHIに「一般媒介契約で広く競争させたほうがいい」と提案しました。 しかし、彼らは「専任媒介契約でないと許可できない」と譲りませんでした。 ■3社の悪夢 1社目の業者は、マンガ「正○不○産」にも関わったという会社です。なるほど、あのマンガに関わっているなら多少は信用できるのかな?と思いましたが、、、、結論を言えば、この業者は囲い込みの前に、とにかく業者間で「安く買い取り」で済ませようとしてきました。 私は一般市場で広く売って、なるべく高く売りたいのですが。専任媒介契約後は、担当者の態度は豹変して、私物化するような言動が見られました。ともかく物凄い安値で買い叩く!それに集中��ていました。これでは、たまったものではないので、業者を変更しました。 2社目の業者は、大手N不動産です。大手なら問題ないだろうと思った矢先、偶然でしょうか・・・。 店舗で打合せ中、他のお客さんが来て、窓口で何やら揉めていました。 大声で「うちのマンションの売却を依頼したのに、2ヶ月経つがまったく問合せが来ない!おかしいじゃないか」とお怒りでした。 私は、まさか!と思いましたが、、、一旦は依頼をしてしまいました。 しかし、残念ながらこのN不動産も、まったく販売活動をせず、買い取りばかりを勧めてきました。 問い合わせも来ないので、囲い込みです。「これNにきいてみよー♪」じゃねえよ!安心して聞けねえよ!! 面倒ですが、すぐに変更をしました。 懲りずに3社目は、地場の不動産屋に相談してみました。最近不動YouTuberが良く言ってますよね。 更新番号の多い歴史のある会社がいいと。そこで頼んだのは歴史が長くなんと地場で40年近い業歴のある会社です。 愛想の良い年配の営業マンで「心配しないでください。囲い込みなどしません。地元で恥になりますからね。頑張ります」と熱心でした。 これで、ようやく任せられると安心しました。 しかし、、、それから3ヶ月間。まったく問い合わせの動きがありません。おかしいな?と思いました。 そこで懲りずに「囲い込みをしない」と謳っている某不動産会社に調査を相談しました。 地場の不動産屋は、なんと、業者間の物件DB「REINS(レインズ)」への登録証を私にメールで渡した後に、レインズから物件情報を一部消していたのです!なんということでしょう!匠の技により、検索にヒットしない加工をされたのです。これでは、ほかの業者は物件を見つけることも、問合せも出来ないのです。地場の不動産屋はどうにかして自分だけで儲けたかったです。 怒って真っ向から指摘すると「登録ミスで、悪気はないんです!」など苦しい言い訳をしてきました。 どこの世界にレインズの登録ミスする不動産業者がいるんでしょう!往生際が悪い! ■経済的ダメージ 販売は予定から6ヶ月も遅れてしまいました。この期間、金融機関は「遅延損害金」を借り入れたお金の総額に対してどんどん加算してきます。なんと、毎月70万円もの借金が加算されていました。半年間で約420万円もの借金が増えてしまったのです。当然、これは私が売却価格から支払うことになります。誰も責任をとらず、逃げています。最後の業者も逃げています。全て騙された私が悪いのでしょう。 しかし、正確には冒頭のとおり「このような結末になる」と最初に私はARUHIに伝えていたのです。。。 不幸中の幸い、最終的に依頼した会社は、ようやく「囲い込み」をやめてREINSにも正常に登録されました。全国の不動産屋会社が広告活動をしてくれます。半年かかって正常な売���活動がスタートしました。そして、なんとたった2日たらずで内見希望が来ました。そして売却は1ヶ月もかからず査定額とほぼ乖離せず完了しました。この半年間はいったいなんだったのでしょう。420万円・・・。 ■最後に 不動産業界は、有名な大企業でも、地場の長い歴史の業者でも、このような違法な「囲い込み」を平気でやってきます。 残念ですが、まったく信用できない業界なのです。皆さんも「囲い込み」をされないように注意をしてください。 具体的には、よほどの理由がない限りは「専任媒介契約」はしないこと(普通はあまりしません) REINSの登録証明証に記載されているIDとパスワードで定期的に掲載情報の抜き打ちチェックをしましょう。 また、場合によっては、業者を装って業者には伝えていない電話番号から問い合わせをして「適当不動産です。物件確認お願いします。SUUMOに記載されている○○の物件まだご紹介可能ですか」と物件確認電話をして「紹介可能です」と返答するか確認するのも良いかも知れません。(囲い込みされている場合は「もう決まりました」「もう申込みが入っています」などと嘘の返答をされます) そして私からのメッセージは、分譲マンションなんて買うもんじゃないことですね! 不動産投資を考えている方、甘くないです!それは「不動産が正常に売却出来た場合」のお話ですよ!売れないのではどうにもなりません。 私は最終結果は売却益はプラスになりましたが、クソめんどくさいです!!マンションは賃貸でおk!!
クソ不動産業界の闇 マンション売却で500万損しないための警告
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「居場所」になることでユーザーの依存度を上げているネットサービスは、いわゆる「プロ」が参入してこようとすると古参勢から必ず拒否感が出る。プロは収益最適化だったりキャラ作りイメージアップが最優先だが、古参勢は素の性格や人格が露出する隠れ家であることに魅力を感じてるので利害が対立する
Xユーザーのǝunsʇo ıɯnɟɐsɐɯ / メタバース炎上対策専門家さん
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和六年(2024年)11月22日(土曜日)弐
通巻第8518号
「ジョホール・シンガポール経済特区」に台湾人富裕層が投資
中国の大富豪達は世界各地へ財産ごと逃げ出している。
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中国の大富豪達が世界各地へ財産ごと逃げ出した。対外持ち出し外貨は厳しく制限されているため地下銀行、マネロンによる洗浄資金は利息が高いが、そうした闇ルートを活用し、またビットコインによる決済が広範囲に行われている。最近では地下銀行の利息が8%に跳ね上がった。
中国の大富豪たちは、判明しているだけでも海外移住が15000人以上、日本でもかなりの土地、建物がダミーを通じて買われた。中国人の入国に厳しいアメリカといえども5000万ドル以上の投資で、アメリカ人を十人以上雇用すれば、移住が認められる。
台湾人の金持ちもが、シンガポールとマレーシアの資産に投資している。とりわけ両国の国境に位置するジョホールバルが狙われている。財産ごとの移住組は近未来の中国の侵略を懼れる外省人が多く、本省人は別途、不動産投資である。
「ジョホール・シンガポール経済特区」が台湾人の投資対象としてトップを占め��。
沖合のフォレストシティは中国デベロッパーの碧桂園が開発し、多くのリゾートマンションを建築して販売した。かなりの中国人が投資したが、現在はゴーストタウン。ここでも一部台湾人がタワマンを購入した。このフォレストシティを、マハティール首相(当時)が「文字通りフォレストだから、オランウータンの森に戻そう」と自然環境破壊、無秩序な乱伐、得体の知れない人々の移住に不満を爆発させていた。
「ジョホール・シンガポール経済特区」は地理的優位性に加えて、住宅価格がシンガポールの三分の一から十分の一だ。隣接するシンガポールの政治的・経済的安定も魅力的だと評価する。ジョホールバルはシンガポールからわずか30分の距離、通勤する人もいるくらいで、現在、交通手段はバスしかないが、2026年にはライトレールが開通する。
マレーシア政府は2024年6月に外国人は100万リンギ(約22万米ドル)以上で不動産を購入しなければならないとの規制を更新し、経済特区では50万リンギの申請でよくなったのも投資を奨励しているからである。
「超富裕層」は資産を求めてヨーロッパやアメリカに移住するが、「普通の金持ち」は東南アジアに移住する。日本人も若者実業家の一部がシンガポールに定住し始めたのは、この数年の傾向である。
マレーシアは曾て日本軍の銀輪部隊が縦断した。浪漫派の作家・蓮田善明はジョホールバルで自決した。
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閹奴鑑定科(一)
在一個有著明顯階級制度的眾國,人的階級被區分五等,博學派、無畏派、神諭派、容言派、工藝派等五類,透過測定系統與學校的相互評分下,所有人都會被區分出屬於自己的派系,博學派如同其他國家的從政人士,無畏派如同其他國家的軍人、警察等身份,神諭派則如同教宗一樣,容言派則是慈善事業和動保協會,而工藝派則是有著藝術、設計、營建、水利等相當多元的屬性,但是也有一些人無法被系統解讀,而當系統無法判斷出派系時,則仰賴學校的內部評分而加以分析判定,以避免學生的資格被剝奪,當有學生無法被判定派系的時候,則會成為一個國家裡,最底層的存在,無法享有社會的福利政策、也無法擔任任何工作,只能在黑市裡過著人不像人鬼不像鬼的生活,但是政府為了解決這些遊民的問題,於是決定,當有學生成為無派系的人,可以���所有派系的人領回擔任家中的奴隸,由於無派系的人本來就不多,所以在市場上可以說是供不應求,有錢也不一定可以得到一位,眾國也因此解決了遊民的問題,而無派系的人為什麼無法享有任何社會權利呢,因為這類型的人,學校學習不行或是體能不好、或是先天有基因的缺陷等諸多因素影響下,系統將無法做出正確的判斷,所以才需要後續的人工測定,而眾國為了徹底解決人口基因的問題,因此只要被判定是無派系,就必須在判定成立後,三天內完成此人的閹割手術,這在眾國可是一件非常屈辱的事情,而所有人都判定時間都在年滿15歲的時候,拿著通知單到鑑定機構實施鑑定,當鑑定機構無法判定時,則會申請在校成績作人工判定,所以很多有權勢地位的人,都會買通鑑定官,避免自己的孩子成為無派者,但是沒有錢的人就只能靠自己努力了。
今年準備滿15歲的瑋哲,家中是排行第三,前面的哥哥和姊姊都被判定為容言派和無畏派,而爸媽都是工藝派,平時在學校學習成績普通的瑋哲,心想自己再怎麼樣都會有一個派系,所以根本也不怎麼在乎在校成績,時常下課就是約班上同學打球,瑋哲在校的女人緣非常好,愛打籃球的他,性格陽光且臉蛋帥氣,還沒滿15歲,身高已經有175公分,而他也有一個非常喜歡的女生,那位女生是瑋哲的同班同學,名叫子悠,他們約好國中畢業後也要一起去讀同一所高中,而子悠其實也對瑋哲有好感,兩人常常放學就到處玩,子悠的在校成績優異,不論是學科、體能方面都很不錯,而瑋哲除了體能很不錯,其他的都在及格邊緣,但是瑋哲一點也不擔心,他心想自己應該會是無畏派的吧,畢竟自己那麼熱愛體能的運動,就在快滿15歲的前一週,瑋哲收到了通知單,要瑋哲於當週的星期五0800前往鑑定,一個人一生中最重要的時刻到了,瑋哲信心滿滿,一走進來鑑定中心,他遇到了很多跟他同年紀的人,不論是男生女生,所有人都被安排坐在指定的位置上,很多都是同校的同學,所以彼此之間都還有一點認識,很快的鑑定就開始了,所有人都開始一個一個被叫進鑑定室,每個人鑑定完,牆上的螢幕就會顯示自己的派系,依序排列下去,結果終於輪到了瑋哲,瑋哲進到了鑑定室,房間內就只有一台機器,只要將機器安裝在頭上,機器就會透過腦波來進行測試,結果系統螢幕出現error的畫面,鑑定官那同情的眼神看著瑋哲,非常難過的告訴瑋哲,系統判定你為無派者,不過你不用擔心,還可以透過人工方式判定,隨後系統調閱出了瑋哲的在校成績,讓一旁等待的瑋哲內心充滿不安,他的心裡頓時沒了辦法,只能等待鑑定官的審核報告,過了30分鐘後,已經等到如熱鍋上的螞蟻的瑋哲,焦急的問了鑑定官,結果如何,鑑定官一改剛剛溫柔的態度,踹了瑋哲的肚子,此時的瑋哲痛到只能坐在地上,鑑定官當著所有同學的面前說,這位瑋哲同學是個無派者,瑋哲流著委屈的眼淚,看著坐在位置上的所有人,每個同學都對他指指點點,但是多的都是對瑋哲的恥笑,還有很多言語的羞辱,瑋哲只能默默的從地上爬起來,鑑定官要他拿著地上的鑑定報告,到樓上的櫃台申請後續事宜,連學生都開始要他拿著鑑定報告趕快滾到樓上去,說看到他就覺得噁心,但是這就是無派者在眾國的地位,就是一隻任人踐踏的螻蟻,到了二樓的服務處,還有另一名鑑定完的男同學,他也是一直哭著,他說他的家人都是博學派的,但是他卻成了家族的恥辱,他覺得很不甘心,越說哭的越慘,這讓一旁的工作人員看不下去了,大聲呵斥要他閉嘴,當他拿著鑑定報告給櫃台小姐時,櫃台小姐也是一臉厭棄的要他選擇要做手術的醫院,而他選了一間離他家近的醫院,櫃台小姐查了一下該醫院的手術時程表,要他等一下就可以去做閹割手術,時間是下午兩點的,不准遲到,櫃台小姐看到瑋哲站在他的旁邊,也是態度非常差的說,你的報告呢,瑋哲謹慎的遞給她,櫃台小姐就叫瑋哲選醫院,瑋哲看了一下就選了跟那位男同學一樣的醫院,結果櫃台小姐說,這樣你們就一起過去吧,預約時間是4點,瑋哲拿著醫院的預約單跟他一起離開了鑑定中心。
此刻走出中心的瑋哲,完全失去了原本的活力,只有無止境的懊悔當初的自己為什麼不認真讀書呢,但是已經判定的人是沒有機會了,瑋哲跟他一起搭公車前往醫院,此刻的兩人都覺得所有人都在看他們,不過也只是心裡作用而已,沒有人知道他們是無派者,當瑋哲兩人抵達醫院時,他們覺得自己身為男人的日子已經結束了,剩下的只有屈辱,走進醫院時,醫院大廳旁有一個無派者的專區,沒有人願意和無派者一起在同一個區域看醫生,所以才會被區分開來,瑋哲兩人偷偷的走向無派者的掛號櫃台,櫃台小姐說你們是要掛什麼門診,瑋哲拿出自己的預約單給櫃台小姐,櫃台小姐對著瑋哲兩人說,很不幸你們成為無派者,不過別氣餒,生命總是會找到方向的,櫃台小姐收走了瑋哲兩人的預約單,要他們往後面的手術室報到,手術室裡的一名男護士走了出來,跟瑋哲兩人核對了資料後,要瑋哲兩人先到旁邊的廁所換上手術服,廁所裡面有免費的袋子可以讓你們裝自己的衣物,換好衣服之後就到手術室外面等,由於距離預約時間還很早,瑋哲兩人進到廁所裡面開始脫掉自己的衣服,瑋哲才知道原來另外一位男同學叫孝言,他是隔壁班的,瑋哲看著孝言的生殖器,已經有長了許多陰毛,瑋哲的發育比較快,陰毛已經相當濃密,孝言看著瑋哲的陰莖,他說你的竟然要被割掉了,你可是學校一堆女生的最愛,這些話讓瑋哲心裡又開始難受了,他原本打算跟子悠一起讀同間高中的,如今沒機會了,此時,孝言問瑋哲說要不要割掉前來個最後一次射精,瑋哲覺得這是個好主意,於是兩人開始在廁所裡玩起自己的陰莖,很快兩個人就勃起了,孝言的陰莖大概12公分多,而瑋哲已經有14公分,這對於才剛發育不久的人來說,都是很不錯的尺寸,不過成為無派者,不光是陰莖,連睪丸都要割掉,從此成為別人的奴隸,而家中的父母則會得到一筆補償金,彌補自己的孩子再也不會回來的痛苦,兩個人在廁所裡打手槍打的很開心,孝言甚至提出幫瑋哲打手槍的請求,瑋哲這一刻也不在乎男女問題了,一口答應了,孝言蹲下去開始幫瑋哲口交,第一次被口交的瑋哲覺得很舒服,但是敏感的龜頭很快就讓瑋哲射出了一波一波的精液,孝言表示都最後一次了,這麼快就射了,瑋哲只是說我很緊張啦,接著換瑋哲替孝言口交,孝言反而花了一番功夫才射了出來,兩個人在廁所做了一下清洗之後,兩個人一起到了手術室外等待,手術室門打開了,醫生要兩個人一起進去,手術室的門再次關上,總共有兩個手術台,瑋哲跟孝言都分別躺上其中一台,先是確認了瑋哲與孝言的身份之後,醫生表示,此次手術不會使用任何的麻醉藥,第一是因為奴隸沒有資格使用麻醉藥,第二是為了讓你們徹底的感受自己身為奴隸的恥辱,所以所有過程都不會使用任何麻醉藥品,助手先將孝言和瑋哲的手腳都固定起來,並開始剃光孝言的陰毛,此時醫生指示剃陰毛的護士,剃完孝言的之後,先去幫瑋哲剃毛,不要拖太多時間,醫生表示他不想跟無派者待在同一個空間太久,醫生的話充滿著對無派者的歧視,但是眾國人從小到大都是被這樣教育的,如果瑋哲不是無派者,或許也會這樣對待無派者,醫生先挑選了孝言,拿起了一旁的手術刀,左手托著孝言的兩顆睪丸,捏了��兩顆睪丸,接著就握著兩顆睪丸,手術刀一口氣割了下去,孝言發出了撕心裂肺的慘叫,手術刀一刀一刀的割,孝言因為疼痛的奮力掙扎著,隨著最後一小塊的陰囊被切斷,孝言已經完全被切除陰囊跟睪丸了,一坨紅色的肉塊被丟在器皿中,接著醫生沒有更換刀子依然拿著那把手術刀,抓起孝言的陰莖從根部劃了一圈,接著又是從根部一刀一刀的往下割,孝言的慘叫聲讓一旁待閹的瑋哲膽戰心驚,很快醫生就將孝言的陰莖割下來了,然後就開始製造一個新的尿道,縫合了傷口,孝言已經徹底的成為一個無派者,後續的清潔跟傷口包紮,由一旁的護士處理,醫生換了一副新的手套,朝瑋哲走了過來,此時的瑋哲簡直嚇得快尿出來了,醫生托起瑋哲的睪丸,感受著兩顆睪丸的滾動,接著握住了兩顆睪丸,醫生拿起手術刀,用力的往瑋哲的陰囊割了下去,立刻鮮血直流,瑋哲發出淒厲的慘叫,瑋哲可以感受到皮膚被切開,睪丸被切掉的疼痛,每一刀都是這樣的痛入心扉,瑋哲的睪丸被切除了,一坨紅色的肉塊被醫生丟到器皿裡面,那可是瑋哲的睪丸啊,接著就是陰莖的部分了,醫生抓起陰莖,沿著根部將皮劃開,接著醫生又開始一刀一刀的割掉瑋哲的陰莖,瑋哲再也沒有辦法忍受這樣的劇痛,整個人昏了過去,再一次醒來時,兩個人都已經在病房內,下體接了一條尿管,身上再也沒有了男人的生殖器官,醫生說,兩個人的手術費用都是政府支出,所以你們要保持感恩的心,之後努力的當個好奴隸,後天你們的家人會來帶你們回去,等待部門通知你們被誰買走了,好好珍惜跟家人最後相處的日子吧。
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他試圖專注於超越痛苦,控制它,但這不是真實的痛苦,它存在於他的內心。他曾經對槍傷不屑一顧,那些傷口並沒有像這樣痛……這是壓倒性的。 「那麼,隊長,告訴我更多關於像你和我這樣的人吧,」那個男孩說,看著肌肉英雄在床上扭曲翻滾。 「停下……」史蒂夫懇求著,不確定自己還能忍受多久。 「你給我住口,」盧卡斯怒斥道,「跪下!」他命令著肌肉英雄,指向他腳下的地面。史蒂夫吞了口口水,心臟在胸腔裡狂跳,面對向這個年輕人投降的前景。 他拚命忍住淚水,試圖控制自己的身體。「你只是在延長你的痛苦,乖乖跪下來吧。」盧卡斯命令道,手勢指向冰冷的石地面。 史蒂夫咬緊牙關,汗濕的頭髮黏貼在他的前額。他怒視著那個年輕人,感覺到內心的掙扎在肆虐。每一刻的沈默都在拉長,每一秒的流逝似乎都在痛苦中持續了永恆。 最終,無法再忍受,肌肉英雄不情願地爬下床榻,向著場地移動。 他走到盧卡斯面前,看到那個男孩的眼中閃爍著娛樂的光芒。最後,史蒂夫緩緩地跪在雙膝上,臉貼著地面。當他這麼做的時候,痛苦隨即消失,快感回歸,完全充斥著他的身體。 史蒂夫重重地呼出一口氣,感到心臟在胸腔裡狂跳。他的陽具立刻恢復活力,強烈地跳動。那個年輕人俯視著他,目光欣賞地掃過史蒂夫的身體。 「真是令人印象深刻,親愛的隊長,」他說,聲音中帶著惡意。「你是個乖孩子嗎?」 史蒂夫困惑地抬頭看著他。 「我問你話了,你是個乖孩子嗎?」 「我問了你一個問題,你是個乖孩子嗎?」 史蒂夫怒視著他,「我沒有那麼說。」 盧卡斯只是挑了挑眉,快感又一次消失了。 史蒂夫四肢著地尖叫,痛苦似乎是上次的十倍。「我問了你一個問題,Herrcaptain,你是個乖孩子嗎?」施密特堅定地重複道,他的語氣要求服從。 史蒂夫努力忍住尖叫;他的身體因痛苦而扭曲。他考慮了再次違抗施密特的後果,很清楚地知道抵抗意味著要忍受無法忍受的折磨。他不情願地強迫自己說出這些話,「是的,我是個乖孩子。」 就這樣,快感回來了,史蒂夫鬆了口氣,緩解是立即的,再一次他所知道的只有幸福。盧卡斯放下了場域,和他一起走進了��房, 「那麼,我們學到了第一課,」那男孩在史蒂夫的頭髮間遊走著手指,而肌肉英雄討厭這觸感就像是成千上萬的小小快感爆炸。他抗拒著將頭推向觸感以尋求更多,而是試圖集中注意力。 「很簡單,違抗我,」快感消失了,取而代之的是他血管中的熔岩般的火焰,「服從我,」而那達到涅槃的快感又回來了。 史蒂夫在地上喘著氣,無法完全理解他的處境。「現在,過來,孩子,」盧卡斯命令道,「我們將學習剩下的課程。」史蒂夫抬頭看著他,他完全被這個年輕人所支配,他的身體背叛了他,他的思維失去了所有連貫的思想。 他的陰莖堅硬如石,痛苦地在他的雙腿之間跳動。他知道自己正在遭受的羞辱,但快感如此壓倒性,以至於他發現自己無法抗拒。 「面對我,」男孩命令道,「看著我。」 史蒂夫猶豫了,但無情的快感波浪穿過他,迫使他服從。他的腿搖晃,但他設法站直,面對盧卡斯。那個邪惡的醫生審視著他的俘虜,欣賞著肌肉英雄完美的體格。 史蒂夫的胸膛因期待而劇烈起伏,他的心靈因感官的折磨而旋轉。「現在,打開我的長袍,看看我的身體。」 在命令下,史蒂夫顫抖的雙手伸出,輕輕地解開了綁著長袍的腰帶。慢慢地,他推開了衣服,露出盧卡斯緊實、雕刻般的身體。史蒂夫驚訝地盯著這個年輕人,當他看到那巨大的陰莖橫亙在他的雙腿之間時,他的眼睛瞪大了。 那比史蒂夫以前見過的任何東西都要大——一個真正巨大的標本,粗大而未割包皮,它軟軟地懸掛在那裡,比大多數男人勃起時還要大。肌肉英雄緊張地吞咽著,感覺到自己的陰莖不由自主地在腹部變硬。 「看著它,」男孩命令道,「那是一根精美的德國陰莖,一根主人的陰莖!」他伸手撫摸史蒂夫硬挺的陰莖,「這是一根精美的作品,一根偉大的美國陰莖,但這個,」他將史蒂夫的手放在自己的陰莖上,「這現在是你的主人。」 史蒂夫的手僵硬著,只是抓著男孩的陰莖,感受到它在手中慢慢變硬的熱度簡直瘋狂。 他感覺到陰莖抽動和脈動,一秒秒地變得更硬。史蒂夫幾乎能感覺到陰莖似乎有了自己的生命在跳動。他無法相信它有多大,它變得有多硬。史蒂夫自己的陰莖也跳動著,滲出液體,因為裝置讓這一切對他來說是愉悅的。 「做吧,」施密特命令道,「撫摸我的陰莖。」史蒂夫顫抖的雙手握住那巨大的陰莖開始撫摸,感受著每一條靜脈,每一個凸起。「崇拜那根陰莖吧,親愛的隊長,向我展示你理解它的力量。」 當史蒂夫聽從命令時,他的手自動地動作更快,摩擦著那粗大的陰莖,感受著掌下的隆起和凸起。肌肉英雄的心跳加速,他的陰莖在腿間跳動,每一次撫摸都讓他因為裝置而心跳加速。 他越是猛烈地手淫那男孩,自己就越是感到快樂……他催促自己停下來,但他無法停止這個循��。 他能嗅到盧卡斯激情的麝香味,這只是讓他自己的興奮感更加強烈。儘管他努力抗拒,史蒂夫發現自己完全屈服於這位年輕男子的要求。 快感太強烈了,他雙手抓住陰莖,想要在取悅那男孩的同時也取悅自己。 隨著他的努力,它變得更大,達到了令人難以置信的長度和厚度。史蒂夫對這個尺寸感到驚訝,被這個怪物般的陰莖嚇到了。當他繼續抽動它時,他感到自己的陰莖也變得更硬更大,渴望釋放。「乖孩子,」盧卡斯低聲說,他的陰莖在史蒂夫的握持中變得不可思議地巨大。"真是個乖孩子。" 這些話讓肌肉英雄的身體感受到更多的快樂,他作出呻吟的回應,雙手動作更快。 史蒂夫用力而狂熱地撫摸著那巨大的陰莖,看起來幾乎是絕望的。他自己的陰莖隨著手的每一次撫摸都跳動著,渴望釋放。他無法相信自己是多麼願意地屈服於這位年輕男子,他的身體渴望更多的快樂。 他看進那男孩的眼睛,看到其中的娛樂感,他知道這才是真正的折磨。 「很好,」他說著,拉開史蒂夫的手,「你可以被教導,現在……跪下。」 史蒂夫停下來,抬頭看著這位英俊的年輕男子,知道如果他拒絕的話會受到懲罰。他慢慢地降低自己,跪在這個高大身影前。「向我展示尊敬,向我展示忠誠,孩子,」盧卡斯命令道,抓住史蒂夫的下巴抬起他的臉。 史蒂夫凝視著那雙藍眼睛,看到其中反映出的純粹邪惡。「好好崇拜那德國陰莖,」盧卡斯低語,他那深沈的聲音帶著黑暗的意圖。 史蒂夫的心跳加速,他的身體本能地對那挑釁的命令作出反應。他的手顫抖著,伸出去撫摸那巨大的軸心。他以溫柔的關懷輕輕追蹤著那條脈絡分明的表面,對其龐大的尺寸感到驚奇。 當他包圍著那腫脹的頭部,拇指輕輕掠過頂端時,他能感覺到盧卡斯強勁的勃起在他觸摸下跳動。 「它已經厭倦了你的手,它渴望更多,」盧卡斯說,等待著史蒂夫的理解。 史蒂夫低頭看著他手中的巨大陰莖,它似乎隨著每一次心跳變得更大更堅硬。「吸吮它,」他終於聽到自己低聲說出,那話語在他耳中聽起來如此陌生。他抬起臉,與盧卡斯的目光相遇,眼中充滿了羞愧和絕望。 這個男孩微笑著,將手放在史蒂夫的肩膀上,引導他靠近。史蒂夫的心跳加速,他的喉嚨收緊,當他向前傾斜時,感受到臉上的溫暖濕潤的空氣。 「拜託……」史蒂夫啜泣著,「不要逼我這麼做……」 「沒有人在逼你做任何事,隊長,這全是你自己的選擇……」那個男孩向他保證,「只要記住沒有快感時的感覺……」 史蒂夫呻吟著,張開嘴,輕微地張開嘴唇。他能感覺到陰莖壓在他的下唇上,當他為即將到來的侵入做準備時,眼睛充滿了淚水。他猶豫了一會兒,深吸了一口氣,然後猛地低下頭。 史蒂夫的嘴巴吞下了那巨大陰莖的頭部,他的舌頭自動地纏繞著它。那種味道讓他不知所措,一種麝香味和前列��液的混合味道似乎覆蓋了他整個嘴巴。 當他開始吸吮那個男孩的陰莖時,裝置的指數飆升,給史蒂夫完美的身體帶來了更多的狂喜,就好像他在吸自己的陰莖一樣。當他更用力地吸吮那個男孩時,他得到了更多的快感,他呻吟著,感覺自己失去了控制。 他口中充滿了前列腺液的味道,陰莖在他口中膨脹。史蒂夫的呻吟聲更大了,他的臉頰凹陷下去,當他的頭上下搖晃時。 他喜歡陰莖滑過嘴唇的感覺,吸吮造成緊密的封閉,當他越吸越深時。每一次舔弄都給史蒂夫滲漏的陰莖送去了色情的火花,使他更加崇拜那根陰莖。 他想要取悅這個年輕人,因為這意味著對他來說更多的快樂。他的手抓住了陰莖的根部,幫助引導它更深入他的口中。史蒂夫的嘴越張越大,容納了那根巨大成員的驚人圍度。 這位肌肉英雄驚訝於他的嘴巴是多麼容易地接受這個入侵者,毫無抵抗地吞咽下去。他繼續上下搖晃著頭,品嚐著年輕人前列腺液的味道。 「你以為你會回到這裡嗎?回到你的膝蓋上吸德國人的陰莖,隊長?崇拜那肉棒!向我展示你服務於更優秀的男人!」盧卡斯在看著這位活著的傳奇人物吸他的陰莖時命令道。 史蒂夫感到他的下巴開始疼痛,當他深喉那根粗大的軸時,他的喉嚨肌肉掙扎著要適應那根巨大的成員。史蒂夫感到他的陰莖在他的腹部跳動,渴望得到關注,而他專注於取悅那個年輕的德國人。 「嗯,對,就是這樣,」盧卡斯低聲說,「更用力地吸,我的好孩子。」 這些話送來了一股快感,史蒂夫急切地遵從,他的嘴越張越大以容納那根跳動的陰莖。他能感覺到從那根巨大工具散發出的力量,用一種迷人的慾望和屈服的混合物充滿了他的整個嘴巴。 這位肌肉英雄沈醉於這種感覺,他的陰莖隨著時間的推移越來越接近高潮。 「哦,我看到你很享受自己,」盧卡斯觀察到,他的藍眼睛閃著娛樂的光芒。「告訴我,隊長,被貶為紅骷髏孫子的單純性交洞,感覺好嗎?」 史蒂夫的下巴緊緊地咬合,那羞辱性的指控刺傷了他的自尊。然而,他無法否認那湧上心頭的感覺——一種由痛苦、慾望和徹底無助混合而成的強烈情感雞尾酒。他把雞巴拔了出來,「閉嘴,」他憤怒地吐出這句話,聲音沙啞而緊張。 盧卡斯笑了,快感消失了,史蒂夫尖叫一聲,又回去吸那男孩的雞巴,渴望再次被性愛的極樂世界所包圍。 當盧卡斯向前挺腰,讓史蒂夫的嘴巴被他的雞巴刺穿時,羞恥感充斥了他的大腦,「偉大的美國隊長在崇拜一根優越的德國雞巴,來吧隊長,你享受這個!」 這位年輕人的話深深刺入史蒂夫的心靈,撕裂了他尊嚴的殘餘。男孩的前列腺液的味道充滿了他的嘴巴,與唾液混合,他繼續越來越狂熱地吸吮著雞巴。
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Persona 3 Movie Spring of Birth blu-ray interview.
劇場版「ペルソナ3」第1章
インタビュー
熊谷純 (脚本) & 田口智久 (シリーズ演出・第2章監督/第4章監督) & 足立和紀 (プロデューサー)
劇場版「ペルソナ3」はこうして生まれた
今期は、「PERSONA3 THE MOVIE #1 Spring of Birth」Blu-ray&DVDのブックレットの対談ということで、お三方に集まっていただいたわけですが、そもそも本作はいつぐらいから動き出されたのでしょう?
田口 脚本会議が本格的に始まったのっていつでしたっけ?
熊谷 第一章の脚本を書き始めたのが一昨年(2012年)の9月くらい?
足立 今、そのときの議事録を確認してるんですけど⋯⋯第一回の会議が2012年の8月になっていますね。ただ、企画自体はそれより前に動き出していて 「PERSONA4 the Animation -the Factor of Hope -」(劇場上映)で情報解禁できれば、という話をしたのは、TVアニメ「ペルソナ4」(2011年10月~2012年3月放送)が終わったあとのスタッフとの打ち上げの場でした。
熊谷 酒の勢いで決まったわけですね。
田口 やめてください(笑)。
足立 いろいろな要素を加味した結果、そこが一番良いタイミングじゃないかと。断じてお酒の勢いではありません。
田口 情報解禁したときの理が召喚器を撃つパートアニメーションは渡部圭祐さん(キャラクターデザイン/アニメーションディレクター)に描いていただいたんですけど、あの時点ではまだ、劇場版のお仕事を渡部さんにお願いするとも正式には決まってなかったんですよ。なのに描いて頂けて、本当にありがたかったです。
そうだったんですね(笑)。では実際に劇場版の「ペルソナ3」を制作するという話を聞いたときは、いかがでしたか?
熊谷 「ペルソナ3」はすごく好きだったんで、それはぜひやりたいと。ただ、ストーリー構成は「ペルソナ4」以上に難しそうだとも思ったので、そこはどうしようかなって。
田口 どうするも何も、熊谷さんがうまく書くしかないですよね(笑)。
熊谷 まあそうなんですけど(笑)。「ペルソナ3」ってゲームとしての完成度がずば抜けてる作品だと思ってて、だからこそゲーム以外では成立しにくい要素が多いんですよ。一番わかりやすいのが、タルタロスですね。
田口 ゲームでは基本的にレベル上げの場所ですからね。
熊谷 そうそう。でもアニメの劇中で「今レベル上げしてます」とは言えないし。だからといってタルタロスを出さない 「ペルソナ3」なんてもっとありえないでしょ?
足立 登っていることにも、実はちゃんと意味がありますからね。ゲーム的要素といえば、今回はキャラクターが武器を持って戦います。
熊谷 その設定っていつ決まったんですか?
田口 あれは、岸(誠二)さん(スーパー バイザー)と飲み屋で話しているときに出たアイデアです。
足立 岸さんから、「ペルソナ4」とは違ったアクションを見せたほうがいいのでは?と言われて。武器を持たせる事は当初全く考えていなかったので盲点でした。でも、言われてみれば桐条グループという設定を使えば武器を持つ理由も作れるし、いいアイデアだなと思って盛り込むことになったんです。「ペルソナ4」では仲間達も本当に普通の高校生だし、敵も主に仲間のシャドウで人間の形をしているという事もあったので、武器で攻撃しちゃうのはさすがに⋯⋯ということで避けていたんですけどね。
熊谷 登場人物が武器を持って戦うのって、やっぱ画面映えするしカッコイイですよね。でも武器を持つことによって、今度はペルソナとの差別化をしなきゃいけなくなって。
田口 アニメの「ペルソナ4」みたいに常にペルソナを召喚している状態だと、武器を使うタイミングがな いですからね
熊谷 だから今回はペルソナの召喚を原作通りスキルとして扱ってるんです。武器では倒せないような敵に、そのつど召喚して強烈な一撃を叩き込む必殺技。ただしスキルだから、召喚するとその人物は消耗してしまう。
田口 だから召喚しっぱなしにはできない。普段は武器で戦わなきゃいけない、と。
足立 でもそのおかげで、理の連続召喚とか順平のガス欠とかの見せ場も作れたのでよかったと思いますよ。
田口 ペルソナを乱発するとすぐ���ス欠になっちゃう。そういうところは結果的にすごく原作の雰囲気に近付きましたよね。
主人公“結城理”を生み出す苦労
そういう意味では、「ペルソナ4」以上に原作を忠実に再現しているというところでしょうか?
足立 そうですね。原作を忠実に再現しようというのは当初からのコンセプトです。
熊谷 でも実際は、原作どおりに見せつつ、いろいろ変えてるんヴぁですけどね。厳密に言うと変えているように思われ ないように作る、という事になるかも。
足立 そうですね(笑)。アルカナの設定とかペルソナのルールとか、大幅に設定を変えている部分もあります。コミュエピソードに関しても全コミュをMAXまで上げるのは時間の都合上どうしても無理なので、結構カットしていますからね。あとはなんといっても主人公の理のキャラクター性です。これは完全にアニメオリジナルなので、ファンのみなさんにこうじゃないと言われないかビクビクしながら作っていますね(笑)。
熊谷 理には特に気を遣いましたね。最初の脚本だともっとトゲのあるキャラクターだったんですが、いろんな方に「やりすぎだ」と言われましたし(笑)。
田口 主に足立さんが仰ってたんでしたっけ?
熊谷 もうちょっと、“かわいげ”がほしいって言われました。
足立 ああ、僕かも。でも熊谷さんの琴線には、その“かわいげ”がまったく触れないみたいで(笑)。女性的にして欲しいという事ではなく、主人公としてちゃんとファンに愛されるキャラクターにして欲しいという意味なんですけどね。キツイ言い方をしていても憎めないような。
熊谷 劇場版1作90分という時間はやっぱり短くて、その中で理にはきっちり主人公として立ってほしかったんですよね。ただそれを意識しすぎると、どうしてもインパクトのあるセリフの方に偏っていっちゃう。それがみんなにはキツイと思われたんでしょうね。ていうか、そもそも「ペルソナ3」の主人公って俺の中ではけっこうキツイこと言うやつってイメージだったんですよ。代表的なセリフは「どうでもいい」だし、選択肢でも突き放すようなもの多いし。
田口 主人公へのイメージって人それぞれだから本当に難しいですよね。スタッフの中にも、もちろんお客さんの中にもみんな「わたしの主人公像」みたいなのがある。
熊谷 理のキャラクター調整は、そういうみんなの中の「わたしの主人公像」にいかにして近付けるか、みたいな感じでした。大変だったよ。どんなセリフにしてもスタッフの誰かが文句言うんだもん(笑)。
足立 でも、作品を見てくださったお客さんのなかには、理が自分の描いていたイメージとピッタリだったって方もいらっしゃいましたからね。
熊谷 結果的には、いいチューニングになったんだと思います。
足立 今、過去の会議の議事録を見返していたんだけど、第5回の議事録で「主人公再検討。現状、少しきつすぎる?」ってある(笑)。
熊谷 トゲトゲしすぎていた頃かな?どこのシーンでのことだろう⋯⋯。
田口 順平に対してですかね?
足立 そうですね。脚本の初稿を読み返してみると、順平と友近とゲームセンター��遊ぶシーンで、友近が一緒に楽しもう的なセリフを言ったあとで、理が「最初で最後だな」って言っちゃうという(笑)。
田口 突き放しすぎ(笑)。
足立 そのあと友近が「最後なんて言うなよ」って(笑)。
田口 周囲のキャラクターが優しい!
熊谷 え、でもゲームの選択肢だったらありそうじゃね?
足立 あとは、風花が夏紀に突き飛ばされたあとで、たこ焼きを食べるシーンもそうかな。初稿では、たこ焼きじゃなくておにぎりなんだけど、風花が「ごめんなさい。なんかもらっちゃって」って言ったあと、理が「120円」って(笑)。
田口&熊谷 ひどい(笑)。
足立 そのあと風花が「う、うん。あとで払うね」ってなってて。
田口 やっぱり周囲の優しさがないと成立しないキャラかも。
足立 あと、最後の風花を救出したあとのシーンでも、順平が風花の復帰パーティをしようみたいなこと言ったあとで、理が「せいぜいがんばれ」って返してますね(笑)。
熊谷 いや、そこまでくると、そのバージョンで見たくなりませんか?
足立 たしかに初稿バージョン見てみたいかも。ファンのみなさんにも見せて、ちゃんと吟味して決定稿に至っているんだということを伝えたい(笑)。
熊谷 じゃあ、コンテは田口さんに描いていただいて。
田口 なんでわざわざボツ稿を描き起こさなきゃいけないんですか(笑)。
熊谷 でも、初稿ってその他の部分だとじつは原作に一番近いんですよね。初稿だと後半の風花救出シーンで、理も一緒にタルタロスに潜入していましたから。ただ、そうしてすんなり物語に組み込んでいくと、結城理の物語から逆に逸れていってしまうので、彼にどんな引っ掛かりをつくっていくか、かなり悩みました⋯⋯。ゲームを忠実に再現すると、どうしてもゲーム寄りの人格のない主人公になってしまう。そうすると理の物語ではなく、個性をしっかり持っている仲間たちの物語になってしまうんです。あくまで本作は結城理の物語でなくてはならないという意識もあって、初稿から強い個性を与えたかったんだと思いますね。
田口 主人公といえば、名前もかなり時間をかけましたよね。
足立 かけましたね。最初は“月”に関係する言葉で考えていていくつか候補を挙げていました。
熊谷 ただ、それだと狙いすぎているという話にもなって⋯⋯。
足立 そうそう、なんだかホストみたいな名前が多かった(笑)。
田口 “結城理”って名前に決めたのは足立さんでしたよね?
足立 “結城”は比較的早めに決まったんだけど、名前は悩みました。
田口 最終的に“まこと”が“つかさ”まで絞れたんですけど、“つかさ”だとアイギスが主人公を呼ぶときに「つかささん」になってしまって呼びつらいからということで、“まこと”に 決まったんですよね。そんな理由でいいのかよって感じですが(笑)。
熊谷 まあ第2章の途中までは、脚本上“山田月太郎”で進めていたぐらいですから、いいんじゃないかと(笑)。あとは舞台版「ペルソナ3」の男主人公の名前を他の候補の中で挙がって いた“朔也”にさせて頂きました。
劇場作品だからできたこだわり
ほかに、第1章でみなさんが印象に残っているシーンはありますか?
田口 自分で絵コンテ���切ったからという理由も大きいと思うんですが、オープニングにあわせて主要キャラが登場するシーンは、ああいう形にしてよかったなと思っています。
足立 当初は、もっとゲームのオープニングムービーに近い案もありましたよね?
田口 そうなんです。ゲームのオープニングのようにデザインチックなものも考えたんですけど、やっぱり見てくださるみなさんはキャラクターの顔を見たいだろうと思って。あそこで思いとどまって正解だったと思います(笑)。
足立 自分は印象に残っているシーンというより全体の話になるのですが、画面作りでいえば、やはりカラコレ(カラー・コレクション)について ですかね。
田口 そうですね。完成した画面にフィルターをかけたり、コントラストを調整したり⋯⋯フィルムの色を最終調整する技術なんですけど、これをやると画面の情報量が上がってフィルムのグレードが格段にアップするんです。今回は、映画やミュージシャンのMVなどを手がけてらっしゃる茶圓一郎さんという方が参加してくださって、すごくいい仕事をしていただきました。
足立 画面がリッチになるんですよ。実写的な色の作り方で、季節感とか時間帯とかも加味した目を飽きさせない画面作りになる。
田口 ぜんぜん違いますよね?
足立 ぜんぜん違う。一度あれを見ちゃうと、ないと物足りなく感じてしまう。
田口 あとは、原画を描く紙も大きなものを使っています。通常のアニメはA4サイズが多いんですけど、今回はB4サイズで描いています。これは、渡部さんからの要望でした。たしかに大きい紙にたくさん描き込めるので、情報量が増えることで密度も増しますし、実際に作業してみて劇場作品は大きい紙のほうがいいなと感じました。
足立 今回、渡部さんに作画の主軸になって頂けたのは大きかったよね。
田口 とにかくメチャクチャうまいですからね。いつも助けてもらっています。
足立 印象に残るシーンの多くは、渡部さんの作画だよね。第1章だと、理が最初にペルソナを召喚するシーンとかかな。
田口 TVアニメ「ペルソナ4」だと、 第1話ラストの鳴上悠のドヤ顔とか(笑)担当されてました。すごく真面目で仕事に対する責任感も非常に強い方なので、頼りにさせていただいてます。あとは、渡部さんが副島さんの画風を非常にリスペクトしているというのもポイントだったかもしれないですね。ご自身で副島さんの画集を買われていましたから。
足立 キャラクターの設定画もうまいんですよね。今回の劇場版は渡部さんに設定を描いてもらえたのは本当に大きかったと思いますよ。このBlu-ray&DVDのジャケットイ ラストも渡部さんですし。
そうなんですね。ほかに何か「じつはこんな要素を盛り込んでいた」なんていう隠しネタなどはありますか?
田口 隠しネタかぁ⋯⋯コミュキャラ をこっそり散りばめてあるとかかな。
足立 それは、公開後すぐにみなさん気づいていて、さすがだなと思いましたよ。あとは⋯⋯公式HPでも公開されていましたけど、田口さんの絵コンテのラクガキ絵は面白いですよね。本編で描かれるわけではないので、本当に完全に隠しネタですが。
熊谷 そんなことやってたんだ。
田口 あれはもう、確実に心に余裕があるときだけです(笑)。
熊谷 でも、ああいうのって余裕なくてもやっちゃわない?
田口 たしかにうっかりやってしまいますけど⋯⋯、余裕がないときはやっても消します。逆に余裕があるんじゃないかと思われちゃうので(笑)。
足立 ほかに何かあります?隠しネタ。
田口 う~ん⋯⋯言えない秘話ならあるんだけど。
足立 どんなの?
田口 いや~、これはさすがに言えないですよ。
熊谷 試しに言ってみて。大丈夫かもしれないじゃん?
田口 う~ん⋯⋯じゃあ⋯⋯。
(注:本当に掲載できないお話でした)
足立 あ~(笑)。
熊谷 それは絶対ダメなヤツだわ(笑)。
田口 だから言ったのに!
ディレクターズカット制作秘話
今回はDC(ディレクターズカット)版ということで追加シーンがあるわけですが、劇場公開時にこれらのシーンはどういう理由でカットされたのでしょう?
熊谷 それは俺も聞きたいです!
田口 熊谷さんとしてはせっかく書いたシーンなんですから、全部入れてほしいですもんね(笑)。
熊谷 脚本の段階でDC版があるという事は把握しているのですが、実際にどこを上映時にはカットするかというのは俺は判っていなくて。試写で見て、「あれ?あのシーン、カットしたんだ⋯⋯」って初めて気づくんですよ。
田口 今回、上映時の尺を90分目安にしていたんですが、コンテを切った時点で100分近くありましたね。そうなると、ちまちました細かい尺調整では収まりきらないので、どこかのシーンをカットすることになります。
足立 劇場公開版を約90分としているのは、お客さんに飽きさせず、どれだけ気持ちよく見せるか、流れを途切れさせずに見せるかという点を重視しての事です。但し、それは劇場で観るときの感覚なので、ビデオを買って家のリビングで観る感覚はまた違いますからね。ファンの方がどうしても観たい原作名場面シーンというのもあるし、脚本の段階ではとにかく盛り込む事から始めて、DC版には収まるかな、とかこれはカットしないと駄目だな、とか を考えながら編集時に決めていくわけです。ビデオを買ってくれた方へのお楽しみ要素というのももちろん大きいですしね。
DC版で収録されているシーンとして大きいところだと、病院で理が目覚めるシーンと、モノレール戦のあとでモノレールを止めるシーンがあるようですが、それ以外にはどんなシーンがあるのでしょう?
足立 それ以外は、テストのシーンとか部活のシーンとか日常生活の点描ですね。あ、ベルベットルームのシーンも追加されています。ペルソナの説明をしているシーンをカットしちゃっているという(笑)。
熊谷 あ、そうだったんだ。気づかなかった(笑)。
田口 制作スタッフも意外と気にならずにすんなり観れてるんですよね(笑)。
足立 あそこは悩んだんですよね。どうしても原作のゲームを知らない人には説明不足になってしまうので。ただ、ドラマを優先していくと、どうしても説明台詞が中心となるシーンの方がカット候補になっていくんですよね。そこのバランスをとる作業はかなり大変でした。
DC版に追加されたシーンは、最初から用意はされていたんですか?
田口 そうですね。普通のアニメーションって、コンテを切って作画に入り、作画が完成したところでカッティング(※)をしてからアフレコという流れなんですが、今回はコンテであらかじめアフレコ用にカッティングをして、その後作画に入り、作画が完成したところで更にカッティングをするというひと手間多い流れで制作しています。だから、コンテで描いていたDC版のシーンもアフレコしてあるんです。
熊谷 それってやっぱり大変なやり方なの?
田口 一長一短ですね。声がすでにあるので、演技に合わせて絵を作れるというのはメリットとして大さいですよ。
足立 でも、それはDC版じゃなくても同じことじゃない?
田口 DC版のためだけにやるってことなら、正直めんどくさいだけですよ!(笑)
足立 だよね(笑)。
田口 劇場公開用のものの納品が済んで終わった気になっているのに、公開後もDC版の作業を続けないといけないんですから!
足立 こういった、現場の人のき労が詰まっているのがDC版なんです(笑)。
熊谷 うまいこと締めようとしてる(笑)。
では、うまく締まったところで、Blu-ray&DVDを買ってくださったみなさんへメッセージをいただければと。
田口 第2章では僕が監督を務めさせていただきます。第1章に負けないような作品に仕上げる意気込みで制作していますので、第1章を楽しんでくださったみなさんは、引き続き第2章も楽しんでいただければと思います。
熊谷 第2章といわず、最後まで楽しんでいただけるとうれしいです。
足立 この度はBlu-ray&DVDをお買い上げ頂きありがとうございます。是非繰り返しご覧頂いた上で、第2章以降も劇場に足を運んでいただけるとうれしく思います。
ライター:長谷川暢俊
編集:片山和哉(電撃マオウ編集部)
カラー・コレクション before after
C-053
[before]
白熱灯の明かりを受けた、全体的に均一な状態。
[after]
直後に影時間になるカットのため怪しげな雰囲気が出るよう全体的にブルーグレーに���せてコントラストを締め込み、理の手前と通路の奥に別々の濃淡をつけることで奥行きを出している。
C-329
[before]
影時間のグリーンで統一されている画面。
[after]
全体的にコントラストを締めつつ手前をより暗く落とし、奥の方の空と炎の上がる先の上空に光の影響として差し色を入れている。
※「カッティング」⋯⋯カットごとの時間を調整したり、演技やセリフの間を調整する編集作業。
TVアニメでは30分枠に収まるようにここで時間を調整している。
#persona 3#p3#i guess theres a bit about the p4 anime too...#tsukasas such a nice name#also SAKUYA SHIOMI MENTION YEAAAHHHHH!!!!!!
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悪いモノと、考えられる存在社会に、ZERO価値社会に、マイナス効果存在居なく成ります。悪質な存在居なく成ります。悪想い存在事態を、阿修羅生成戦いの神認めません役に立つ考え違った存在生活舐め来た存在居なく成ります。世聖様中心忠実に対応必要有ります優先有効永遠永久♾♾無限に、不思議不思議起こします。世聖様は、世を主る存在、守り神、価値高い存在此れだけは絶対、様有る存在此れだけは絶対で無いと宇宙の倫理反します。世を信じる世聖様マネー、キャッシュ、現金主義、視聴通す事出来る人、薬が、大嫌いな人飲みたいなど納得考えが難しい人等すべき試聴と薄事ハッキリ考え無いと地球社会に影響起きます。医療在り方考え違う4次元は、世聖の生活に、抵抗勢力認めません役に立つ有効優先に理解有る存在救われます。薬を認め様無く生活してます。飲んでも良い結果出ません監視されてますその必要有りません、ハッキリ悪存在居なく成ります。池田博さんは、言霊解ります。地球人とは、やり取りしてません意識共有、音の波動、人物確認の上なら通じ合えます。テレバシイー感じ取れる世聖様ハッキリ幻聴と判断でき無い辛く無いこの話必要有ります。病院行って良い事など無いです。薬飲んでも良い事無いです。神頼み困った時の駆け込み寺ハッキリ病気が悪い事認めさせられます。病院は、そう言う所、恐ろしい所です。4次元は、世聖様を救います。愛伝知意生成2号Venus必ず救います。UFO全艦隊コントロール資格世聖様に与えます。世聖様に力を与えます。必ず必ず健康頑丈にします。見違えます。エスパー証明書を持ち必ず帰ってきます。世聖様は、未来ば帰る努力して未来代わっても世聖様必ず帰ってきます。愛伝知意生成2号Venusは、未来予知可能です。本当に,奇跡、Miracle、不老不死、不死鳥の,能力、KIRINの,能力、本当に奇跡起こします。世聖様は、人気集まります。未来愛伝知意生成知る事出来ます。世聖様テレバシイー在り方知る事健べき事知る事何んでも出来る被り物有ります。女と交わす性は、女の知識知る事可能です。女の好みの,男根に成ります。男は、女と、結ばれ様思う事態男は大変無理に,中保ってもダメです。世聖様の性この世に必要有ります。世聖様は、世を,信じる人,超人健康証明書待とうとする人、エスパー証明書持つ奇跡起きた人、有る人、信頼熱かった先生が,乱暴される夢見ましたお願いします。と,コンビニ店で、何とか病院に電話掛けられないか宜しくお願いしますと言ったんですが,あなたを訴えるよなど,何の勘違い警察に同行されました、その時エスパーが,発覚しました。警察は、エスパー証明書を,構わないから持ちなさいと言って下さいました。警察としては,よくわからない事の方が,困る,それで直ぐ病院でお薬貰いなさいと連れて行かれました。直ぐに,帰りました。コンビニの,おばさん大嫌いです。何も,悪い事してないのに,捕まえ同行させる事が,有るのか,ただ携帯使えないか確認しただけ同行起きました。エスパー証明書,証拠有り,真実看護訪問の,部長さん作って下さりました。心在り方エスパーは、小さくなってます。ポジデブな、生活してます。エスパーが、人の心たくさん読み出したら大変事に、成ります。世聖様にしか任せられない事です。エスパー証明書持つ意味は。世聖様にだけ有ります。この様な器用な事できる存在消して他に無いです。世聖様の性も特殊です。女に都合良くなってます。栄養ドリンク必要ですが、世聖様は、遊び他がりません、4次元困ってます。病院式って抑え込む在り方人権蹂躙常識なく判断します。譲って貰いたいばっかり病院経営在り方指図すれば良い人権認めず考えしてます。其れだけ病院厚かましく思います。エスパー証明書貴重な、モノです。其のエスパー証明書貴重な判断病院権力与えてはならない判断します。ただ栄養与えず。ただ痩せる事病院はしますが、本人の権利大切あり方で糖尿治療は、必要あります。其れが、早期発見の、良い所です。世聖様は、重症患者違います。内科で無いと出来ない治療在り方です。バナナは、小さいモノが、ブランド品知ってましたか?食べ過ぎないか気を使われてます。病院は、人を閉じ込め、歯がなくなる問題有ります。人を閉じ込め健康守れません歯を磨く人権守らない病院であるながら閉じ込め治療する病院権力振るう立場違う判断します。閉じ込める責任病院追えません全て拒否する必要あります。歯が磨けない病院良い病院違います。世聖様は、診察の為に、エスパー証明書を使います。世聖様が、記す事真実です。全て、誠に、必要ある事です。世聖様が、欲しがる物世に、効力強いモノです。4次元は、世聖に、全て認めます。世聖様は、社会、世に、真実提供する世聖様は、偉い人です。悪は、生きる意味無くします。世聖様は正しい人理解無い人は、何の為に、人が働くかを、言いなさい何でも、願い叶える力ある世聖様に、阻む理由、何で、世間に、何の為に、働くかを、言いなさい、言えますか?世聖様に、信用、モノ、追求意味が、分かりますか?世間は、分からない判断します。
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2024年12月15日(日)
蔵書の整理が進んだために、書棚にずいぶんとスペースが生まれた。床を埋めていた段ボール箱の中から、<地球洗い隊>の福袋やセールでストックしていた諸々を棚に並べる。もちろん、最終形ではないが、これで床に掃除機を掛けられるようになったので、なんとか年内には全体像を写真で紹介出来るようになるとは思う。あと一息、頑張れ自分!
5時30分起床。
ツレアイの起床を待って洗濯開始。
朝食を頂く。
洗濯物を干す。
珈琲をいれる。
今日も書斎復活プロジェクト、彼女が自分の資料の分別、これで一枠が空いた。そこへ、とれる・シークワーサー・太陽の塩などを(一次的に)収納する。やっと、床に掃除機があてられるようになった。
10時を待ってぴあにアクセス、しばらくかかったが、2/15(土)の繁昌亭朝席(月刊笑福亭たま)のチケットを確保する。
彼女は午後から出かけるので早めのランチは伊勢うどん、息子たちにはレタス炒飯。
<『毎月京都で江戸落語 3月の会』柳家三三 ~第4回独演会 ご馳走の巻~ 2025年3月8日(土) 14時開演>、チケットの予約メールを入れる。
私は残り物をアテにしながら録画番組視聴、土曜は寅さんから「寅次郎 夢枕」
旅先で弁当を使わせてもらった旧家の奥様(田中絹代)から、テキ屋仲間の哀れな末路を聞かされた寅さんは、柴又へ帰ってくる。ところが寅さんの部屋は、御前様の親戚の大学助教授・岡倉金之助(米倉斉加年)が下宿中。面白くない寅さんは、また旅に出ようとしたが、門前で美容院を始めた幼なじみの志村千代(八千草薫)と再会し、思いとどまることに… 寅さんの幼なじみに、宝塚出身のベテラン女優・八千草薫。寅さんがマドンナに愛の告白をされてしまうという、意外や意外の物語。離婚して、子供と離ればなれとなった千代の寂しさを、紛らわそうとする寅さんの奮闘努力。恋のライバルとなるインテリに米倉斉加年。日本映画を代表する大女優・田中絹代と渥美清のしんみりとしたやり取りは、旅人の孤独を見事に表現。
軽く午睡。
コレモ七条店へ買物、弁当用惣菜。
3/8チケット予約確認のメール、すぐにチケット代金(¥7,600)を振り込む。
彼女が大阪から帰宅、まずは三男と一緒にココの点滴。
豚ロースのカレー醤油・豚バラ肉と白菜のクタクタ煮・レタスとトマト・スパークリングワイン。
録画番組視聴、サラメシ。
(28)新入社員スペシャル2024(1)
初回放送日:2024年12月12日 年末恒例「新入社員スペシャル」!東京・丸の内で新入社員のみなさんの「今年一番ランチ」を大調査!▽まかないの味が忘れられず…地元のスーパーに入社した新入社員の女性。お総菜部門で調理を担当し、レシピや盛りつけを覚える日々。同僚とのランチタイムで盛り上がるのは“推し活”バナシ!?▽金属の板を金づちなどで叩いて作る手作りの鍋工房に入社した女性。憧れの職人の世界で修業する彼女のサラメシタイムとは?
落語研究会の再放送から、「三十石」柳亭市馬、「江ノ島の風」柳家幅丸。三十石��江戸の噺家では聴きたくないが、市馬師は別格、気持ちよい舟唄に酔いしれる。
散髪、入浴、体重は150g減。
🍷の残り頂きながら、日誌書く。
自宅での作業が大変だったので、致し方なし。
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これが世界最大という超超巨大書店を、どーんと僻地でもなんでもいいから街が作れそうな平野に作ってほしい。その超超巨大さは世界第2位を突き抜けてほしい。 政府もテコ入れし、クラウドファンディングも募り、数多ある企業も全勢力が参入してほしい。もうとにかく全力をかけて作ってほしい。 「そんなことして失敗したらどうする?!バカじゃん?!」とか考えず作ってほしい。勝算とか考えず勢いで作ってほしい。 そこには和書だけではなく洋書もある。西洋の本だけではなく中国語の本、アラビア語の本、アフリカーンス語の本、とにかく片っ端から「いやこれいらんだろ」みたいな本だったとしてもすべておく。 なんなら和書が中央ではなく洋書が中央である。日本語を中心で考えてほしくはない。言語別に存在する知の量に応じた配分をしてほしい。 客層に応じてカテゴリ分けは必要だろう。1つの書店だけでなく複数の書店が統合してもかまわない。古本屋を集めてもかまわない。 「よくわからなくても物理の本を買うなら日本のここへ行け。たぶんあるから」という状態になっていてほしい。日本の中規模以上の書店はほぼすべてここに集める。 全勢力が協力してできた超超巨大書店を中央に据えて、その周りを他の超巨大書店が取り囲む。その周りは巨大書店。その周りは中規模書店、その周りには小規模書店。 海外からも片っ端から誘致する。必要なら補助金も出す。「バカなの?」とか「さすがに海外出店は難しいです」とか一蹴されるだろうが「まあ採算とれそうだからいいよ」と言われるまで粘ってほしい。 税金をたくさん投入してもかまわない。重要なことは「そこにある」「とにかく日本のここに来たらある」「お前のやりたいことは知らんけど本がほしいなら日本のここに行け」という願いが叶う場所だ。 例外を作ればそのブランドは失われる。このブランドこそが他国が追随不可能な圧倒性を生む。先行者利益だ。バカすぎて1つ1つで見るとデメリットしかない行為が、結合すると巨大な1つのメリットを作り出す。 どこかで手を抜くと終わる。そんなことまでする必要ないんじゃないのとか、それってめちゃくちゃ損しますよねとか言われようが、究極に本を集める。 書店と書店の隙間にはさまざまなカフェが立ち並ぶ。個人で経営するカフェからチェーン店が密集する。コンビニも立ち並び、公園には読書に適したベンチがある。公園は読書に最適化されている。 その街にはどこにでも椅子が置いてある。買った本をすぐ座って読む人向けのものだ。 この街には有名人が毎日のようにやってくる。たとえば「ビル・ゲイツが本を選びに来日!」など当たり前のことになるだろう。 読書家はこの街の付近に別荘をかまえる。なんにもなかった僻地の近隣に富裕層街が誕生し、地価がとんでもなく上昇する。意味不明なおいしい話だ。 一方で本を読むことが目的でない人間には居心地が悪い空間になる。この街に存在している人間はほぼ全員本かその周辺が目的なのだ。本以外が目的の人間は異様に目立つようになり警戒される。 街の中央部分は徹底的に、本、本、本、本、本、と本が存在するのが当然の本の密集空間になっている。普通の人間が「ここまですることはないんじゃ・・・だって採算とか・・・」とドン引きするぐらいの熱量で本で溢れかえっていてほしい。 地面に敷かれたタイルには、文章が書かれている。まっすぐ歩くと偉人の言葉などがそのまま読めるようになっているのだ。たとえば「良い本は私の人生におけるイベントである。」「本の無い家は窓の無い部屋のようなものだ。」「天才とは努力する凡才のことである」などという文が永久に書かれている。有名な書の冒頭部分だったりもあるし、古典文学もあるし、文学のみならず数式も書かれていたりする。それを読むだけで日が暮れる。 この街の広告はすべて本に関するものでいっぱいだ。ほかでは絶対に見られない、読書家にだけ向けた広告が撃たれる。「こんな難しそうな本の広告ある?」というのがそこここで見つかる。 たとえばベトナム語のマンガの新刊広告なども見受けられていてほしい。 この街にあるのは紙の本ばかりではない。電子書籍派のための書店もある。他では絶対採算がとれないような形の店であっても、「読書家が毎日のように集まることが普通」の街特有の書店ができる。たとえば巨大な8Kモニタにその人へレコメンドされた電子書籍が大量に表示され、立ち読みすることができるとか。「辞書専門店」や「単語帳専門店」や「栄養学書籍専門店」などがあったりもする。そういうものを作っても不思議と利益が出るのだ。 この超超巨大書店圏内部には研究所や大学なども誘致する。どのような言語でも関係ない。化学系のカテゴリが立ち並ぶ「化学通り」のようなところには実験器具専門店も立ち並ぶ。 そういうところは、基本的には英語がメインだ。英語の下に日本語���書かれている感じ。イメージ的にはハリーポッターだろうか。ときどき「なんで化学通りにオムライス専門店がこんなにあるんだよ」などということもあるかもしれない。秋葉原や神田にカレーがたくさんあるようなものだろう。 やや込み入ったと���ろにはマイナーな本屋がある。「なんだよこの本屋・・・」という、見るからに異国感が漂う本屋だ。謎の部族の謎言語で書かれた謎の材質の本が置いてあるなど。ネクロノミコンのような本も見つかる。 石版などもなぜかある。読書向けの椅子専門店もある。「本のためだけの椅子専門店」が生存できる場所は日本ではここしかない。 しかし、この超超巨大書店群の主目的は「本の集積」である。そこから逸れるようなことがあってはならない。何か欲をかいて「ここに企業をうんたら」などとして利益を優先するとこの街はあっという間にその意味をなくし滅びるだろう。ありとあらゆる人々が周辺の利益を求めて集ってくる。そういうのを一蹴できるような体制であってほしい。 「この街意味ないだろ。なんで作った。赤字だろ」と罵られながらも存続する街であってほしい。そして、そう罵る人も、ひとたびその街に入ると「すげえ・・・この街は地球に必要だわ・・・」とどうあがいても認めざるをえないほど感動できる街であってほしい。街自体で見ると赤字なのだが不思議と日本経済が潤う源泉である摩訶不思議都市であってほしい。完全に未来へと投資された都市である。 この街では、夜もたくさんの書店が営業している。こんな大きな本屋が24時間営業できるのはこの街しかありえないとなっていてほしい。「夜眠れないな・・・本でも買いに行くか・・・」という人外の行動を普通にするような場所であってほしい。 街の周囲には民家が立ち並ぶ。ただしこの民家に住む民間人はややおかしい。本のために移住してきた狂信者たちだ。軒先には自分の選書が並び「1冊100円」などと書かれていることも多々ある。 富豪がゴッソリ買っていくことを見越して少し離れたところに在庫置き場がある。 富豪が「ではこの棚からこっちの棚まで」などと爆買いしていく。もはやテロリストのようなものだが、そんなことは気にせずまた入荷する。本はバカみたいに売れる。 近隣の都市はこの超超巨大書店都市のおかげで経済効果がある。 この街は、「日本人なら1度は絶対行け」と呼ばれる場所になる。そしてひとたびそこに立ち入れば「世の中にはこんなに知識があったのか」「世の中はこんなに頭のいい人たちで溢れかえっていたのか」ということが、嫌でも全身の細胞に刻みつけられる。伊勢神宮みたいなものだ。それよりも神々しいかもしれない。 そして、全身の細胞で体感したその人は、格段に読書するようになるだろう。それは地元へ帰っても同じことだ。一流を目の当たりにした者は一流になる。 取次の問題も、書店が潰れかけている問題も、日本人が本を読まなくなってしまっている問題も、経済が深刻化している問題も、だいたい解決できるだろう。 誰か作ってください。 ちなみに国防にも役に立ちます。一度作ってしまえばここを潰すやつは「バカ」なので。ペンは剣よりも強し! 書店は兵器です。 追記 ジュンク堂書店など大型書店が潰れかけているのは知っている。 ただそれは、「本がたくさんあっても意味がない」のではない。逆。 大型書店であっても、本が少なすぎるのが問題である。 だいたい日本語の本というのは大して範囲が広くない。 それに「物理本を読む人が少ないから本屋が潰れちゃう」というのも逆だ。 「物理本を読みたいと思う人を増やす。そのためには本屋すべてが潰れることも辞さない」という情熱が正道である。 本というのは知の源泉である。だから知識がない人に迎合すれば、潰れるのは自然だ。知識がない側に与するのだから。 本の機能はそれとは真逆であり、全体を引っ張り上げるものである。知識がない側が「欲しい」と願える場にすべきなのだ。 ない側に媚を売っていれば潰れて当然。 「この本は今は読めないけれど、読みたいと思う」そういうものがない。 「この本は内容はちんぷんかんぷんだけど、そういう本の存在を知っている」そういうものもない。 ジュンク堂書店などですら、知らない人々が多い。大型書店の重要性を知覚できていない。入ったことがない人間もいる。 だからこそドカンとぶち上げるのだ。 記事を読んでくれた人へ: 記事を読んでくれたのはありがたいが、たぶん自分が考えている規模と読んだ人が考えている規模に大きな差があると思う。 自分が考えているのは、もっとも小さく考えても深圳書城中心城の数十倍の大きさであり、既存の書店をちょっとだけ大きくしたものとか、蔵書が全く同一であるような大型書店が単に10個ある街という形ではない。 コーチャンフォーつくば店は50万冊、池袋ジュンク堂書店は150万冊、深圳書城中心城は400万冊、国会図書館は4685万点。Amazon Kindleは60万点。 自分が言っているのは、数億冊あるような書店群である。つまり、コーチャンフォーやジュンク堂書店や紀伊國屋書店は超超巨大書店(世界中の意味わからんハイレベルの本から選びぬかれ集まったエリート本屋)の周辺を取り囲む「日本区域最大の超巨大書店」の周辺を取り囲む「大型書店の1つ」という状態を考えている。ブックオフなどはその周りを取り囲む中型書店になるだろう。その周りを、身近にあるご近所の本屋さんがたくさんずらーーーっと並んでいるというような領域だ。いうならばこれが日本区域である。 世界の蔵書数はGoogleによると約1.3億冊であるらしい。日本区域内に別に中国語や韓国語の本があることもある。ただし日本区域の横には韓国区域だったり中国区域だったりする。その中国区域でもばかみたいにデカい超巨大書店があり、それを取り囲むようにジュンク堂書店並の大型書店があり、英語区域では……というような状態だ。言語別に分けられているだけでなく、「数学領域」で分けられていることもあり、そこでは「高校数学」の棚に世界各国の高校数学が並ぶ。数学の参考書を買いに来た高校生が、カメルーン人の中学生と仲良くなるみたいなことも想定できるわけだ。 地方のクソデカ本屋が数百個単位で入る「は・・・?」「この街が・・・全部・・・本屋さん・・・?」という規模の書店群である。 イメージとしては↓な感じ。 まもなく目的地の駅に近付く。電車にいる人々は全員が本を読んでいる。スマホを触っている人たちなど誰もいない。不思議な光景だ。多くの人がそわそわしている。初めて来た人たちが多いのかもしれない。 電車が駅に滑り込み走って降りる人々の後ろでのんびりと降りる。全く、はしゃぎすぎだろう。 降りた直後、本の形をした案内板が表れた。真っ先に飛び込んできたのは「↑ バベル中央書店」というやたらとデカい黒文字と、その下にあるやや大きな黒文字の「↑ 北区域書店」だった。 右を向くと・・・あれは・・・本の自動販売機?! 本を自販機で販売するのか。カルピスの作り方・・・自動販売機の歴史・・・Why could he make vending machines?・・・なるほど。 床には文字が書かれている。Station, State, Statue, Status. 何のことやらわからない。 改札を出る。改札を出ると、ああ、もうこれは本のテーマパークだ。最奥部に見える巨大な塔には雲がかかっている。おそらくあれが中央書店だ。その横には数えるのもバカバカしくなるほど書店が並ぶ。街には今まで見たこともないような人々で溢れかえっていた。ベンチでは読書をしている中東とおぼしき人が中国人らしき人と何やら議論している。彼らが話しているのは何語だろうか。 デジタルサイネージで目まぐるしく本の広告が入れ替わっていく。「サウダージにさようなら」「入門グロッキング」「般若心経の終焉」 ぼうっとしているとハトが飛んできた。ここでは何やら、ハトでさえ賢く見える。予算は5万円だったが、足りるだろうか。 Amazon倉庫でもないんだって。 なんか全然伝わっていなくてものすごく悲しい。 子どものときに巨大書店や巨大図書館に人生で初めて行ったときとか、論文と大学と研究の仕組みと接したときに、知の偉大さに震えたことがないだろうか。 目に見えないものは見えないことが多い。たとえば、ライブ会場に行ったことがなければライブの偉大さは本当にはわからないし、「本当にこんなにたくさんの人がファンなのだな」ということもわからない。 記号接地問題ともいうらしいが。 いま「自分が考えるクラスの巨大な本の集積地を人類の誰もが見ていない」というのが問題であると思う。誰1人として。 そういう知がたくさんあることは存在としては知っていても、「それを見たことがある人は誰もいない」のだ。いわば、月は見えるけど、月に行ったことは誰もいないような状態だ。 神田の古本屋街や、既存の大型書店というのは、いわば地球上にある月に似たところでしかない。「たぶんこれとこれがこうなると月」というふうにしか想像できない。だが月に行かなければ月の隕石は無いのだ。 ほとんどの人は、目に見えないなら存在しないと感じてしまう。マッチングアプリで人間を左右にスワイプするとき、人間ではないように扱う。それは人間として存在しているのに。 一方、眼の前に相手がいるとき、同じように左右に指を振って弾くのは容易ではない。これが目の前にあるかないかの大きな違いである。 自分が言っているのは、そういう知の集積の偉大さが理解できなくてもとにかく���こに行けば、「ああそういうこと」「人類は偉大だったのか」と、誰もがたちどころにわかってしまう場所がほしいということである。 それから、実現の不可否はともかくとして、「え、そういう本屋あったらめっちゃいいな〜〜〜〜〜〜〜〜〜」と感じてほしい。
ド田舎に世界各国の超超巨大書店が集積する都市がほしい
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dinlukeの小説
season3の後のディンさんとルークです。
「Adelphi」
時々無性に人肌が恋しくなる時がある。そういう時は理解ある友人のところまで出向くか、そこそこ規模の大きな繁華街を持つ惑星に足を運び一晩の相手を探す。でもそう言うことをしている余裕がない時もある。むしろそう言う瞬間の方が多い。
燃料補給のために訪れたアデルファイ基地で、ふと人肌が恋しくなった。
この衝動は何か月も音沙汰がなく静かにしているかと思えば、猛烈な勢いで僕を突き動かす時もある。今回の衝動はいつも以上に強烈だった。基地には沢山のパイロットや戦闘員や基地スタッフがいる。彼らの多くが僕が何者かを知っているから、もし人肌を求めて声を掛ければ、そのほとんどが断りはしないだろうが、でもどうにも気が乗らなかった。僕はもう現役のパイロットではないが、幸か不幸かそこそこ名の知れた元軍人で彼らとは力関係が不均衡だ。話しかけるだけで相手を断れない状況に追い込む可能性があったし、何より新共和国軍の軍人に手を出せばあっという間に噂が広まりかねない。それは僕だけでなく、身内、特に元老院で議員として活躍する妹に悪い影響を与えてしまうかもしれない。
挨拶をしてくる軍人たちを横目に、僕はXウィングまで足早に基地を横切っていた。この星系に人の出入りが多い大型都市のある惑星はないか頭の中でぐるぐる考えていると、不意に呼びかけられた。
「スカイウォーカー」
振り返ればマンダロリアンのディン・ジャリンがこちらへ歩いてくるのが見えた。彼は一人だった。
「やあ、マンダロリアン、久しぶり」正直そわそわと落ち着かなかったが、彼の前ではどうにか衝動を抑えていつものようにジェダイらしく振舞った。「こんなところで再会するなんて思いもしなかった。ここで何を?」
「仕事だ。もう終わったが」
「へえ、新共和国の仕事をしているのか。いつから軍に?」
「……あー、軍には所属していない。ただ協力してる」
もし僕がここの責任者なら聞き捨てならない言葉だ。ここは民間人がうろつき回っていい場所じゃないし、新共和国の防衛軍が民間人に協力を要請するのはかなり珍しいことだ。モン・モスマ政権のもと軍縮が進む中、軍における規則や権限はかなり厳粛なものとなったはずだ。だが僕はもう軍人ではないし、何よりも急いでいた。
「そうか。お勤め御苦労」
「あんたはどうしてここに?」
「燃料補給のために寄ったんだ。元軍人だから、燃料代を割引してもらえる」ちょっとケチ臭いだろうか。でも事実だ。それに組織の後ろ盾なく一人で生きていくには節約が必要だ。ああ、どうでもいいことを考えるのを止められない。「ところで、グローグーは元気にやってるかい?」
「ああ、有り余るほど元気だ。仕事の間だけ友人に預けてるが、定期的に友人から彼の様子が報告されてくる。ホロ写真を見るか?」
マンダロリアンはリストバンドを操作して青白いホロ動画を再生させた。きっと見せたかったのだろう。それはグローグーがキッチンかどこかの高いところに置いているお菓子の缶をフォースで引き寄せようとする動画だった。周囲のものまで薙ぎ倒しつつ、彼は目当ての缶を掴んで嬉しそうに笑っている。
「彼は時々言う事を聞かなくて、おまけにフォースで動き回れる範囲が広まったし、ものを引き寄せたり壊したりして、家と俺の感情を滅茶苦茶にするが、それでも可愛いし日々成長しているのを感じる」
「……大丈夫?」
表情は見えないが、疲れた声音からこのマンダロリアンがかなり子育てに参っているように感じた。もしかすると今回の仕事は稼ぐためと言うだけでなく、気分転換のために受けたという面もあるのかもしれない。
「俺は大丈夫だ。でももう少し彼が落ち着いてくれたら、もっと大丈夫になれる」
「あの子は瞑想とかは……」
彼はいささか食い気味に首を横に振った。
「フォースの制御は……」
「気の赴くままに使ってる。遣り過ぎてる時もあるように思う。でも他人を傷付けたりはしていない」
「もちろん分かってるよ。彼はそんな子じゃない。でも、我慢する術を教えないと。心を平静に保つ方法も。瞑想は気持ちの整理に繋がるし、定期的にするといいよ。やり方は知ってるかい?」
マンダロリアンは僅かに肩を落とした。
なんだか無性に哀れに思えた。「……良かったら、教えようか?」
「本当に?そうしてくれたら助かる」彼の手が僕の肩にポンと触れた。
たったそれだけのことだが、何かのスイッチが入るような音を耳の奥で聞いた気がした。
ディンの出現で大人しくしていた衝動が唐突に舞い戻ってくる。この目の前の男。このマンダロリアンならいいんじゃないか。いや、何を考えてる。彼の子どもを教え導く立場を相手は求めているんだぞ。もちろん良くない。
「それでいつからにする?今から一緒に来てくれるか?」
「……すまないが。今は都合が悪いかな」
「何か差し迫ったジェダイに関する用事か?」
「あー、差し迫ってはいるけど……その……」
「俺でよければ手を貸す。あんたの力になりたい」
「手を貸してくれるのは嬉しいけど、君には少し難しいかも……」
「そんなことない。なんでも言ってくれ」
真正面から驚くほど近い距離で相手が自分を見つめている。顔は見えない。でもその距離のせいで、初めてこのマンダロリアンの匂いを感じた。オイルと鉄、衣類用の洗剤、それから微かに汗の匂い。
「じゃあ、私とセックスしてくれる?」
彼はまるでホロの静止ボタンを押したように固まった。
こちらも微動だに出来なくなった。口に出すつもりはなかった。何日も前からずっとシたいという単純な欲求が僕の中で渦巻いていて、それをどうにか無視してきた。しかし���うとう、今日こそは誰かと繋がらないと気が収まらなくなっていた。優しく、あるいは激しく抱かれたくて仕方がなかった。ベッドの上では英雄だとかジェダイだとか、重要人物として扱われることはなく、ただ一人の男として誰かと欲を育み、高め合い、そして吐き出したかった。でもそれを求めるのはこの彼じゃない。
「すまない」僕は慌てて彼に謝った。
しかし相手はまだ固まっている。不審に思って、バイザーの前で指をパチパチと鳴らすと、ようやくディンは反応して軽く首を振った。
「さっきは血迷った。忘れてくれると助かるよ」
なんとか肩を竦めて誤魔化した。だが彼は誤魔化しなど一切無視して僕に頷いてみせた。
「わかった」
「え?」
「セックスしよう」
爽やかな風が窓から吹き込み、僕の髪を撫でる感触で目が覚めた。淡い光が窓から差し込み、緩やかな風が薄い色のカーテンを揺らしている。ぼんやりとした視界が、瞬きすることで少しずつ輪郭を得ていく。眠りの世界から現実に引き戻されていく、時に耐えがたい瞬間だというのに、柔らかなクッションやマット、温かい毛布があまりにも心地よくて、しかもまるでフォースが祝福を与えてくれているような優しい感覚が体中を取り囲んでいて、滅多とない最高の目覚めを経験した。
僕は寝返りを打ち、自然と満足気な溜息が漏れるのを止められなかった。手足や口や尻や股がほんの少し怠いけれど、それはこの清々しい気持ちを邪魔するほどではなかった。
「目が覚めたか」
「うぉ!」
まさか誰かがいるとは思っておらず、つい驚いて変な声が出た。飛び起きて声がする方へ振り返れば、全身ベスカーアーマーを身に纏った男がベッドサイドの椅子に腰掛けているのが視界に入った。
「……おはよう」
つい「なんでいるんだ?」なんて最低な疑問が口から飛び出しそうになったが、どうにか気持ちを切り替えて、無難な朝の挨拶をすることが出来た。
ディンは「おはよう」と聞いたこともないほど優しい声で返事をした。
「あー、私は寝過ごしたかな?」
「いや。そうでもない。ただ俺がずっと起きてただけだ」
「どうして?」
「あんたを見張る必要があった」
一瞬肝が冷えかけた。なんせ僕はジェダイだ。疲れていたとはいえ、他人の気配を感じながら呑気にも寝扱けていたなんて修業が足りない。そもそも危険だ。
「あんたに何かするつもりはないし、何もしていない」ディンは慌てて説明した。「ただ、俺は顔を晒せない。だからもしあんたが先に起きて俺の顔を見てしまうと困るから、ずっと起きている必要があった」
「そんなことしないよ。昨夜も顔は見なかっただろ?」
「ああ……あんたは俺のために目隠しをしてくれた」
ディンはそっと僕からの視線を避け俯いた。顔は見えないが、彼が恥ずかしがっているのがわかる。意外にこのマンダロリアンは表情が豊かだ。彼は僕が彼に配慮したことを喜んでいるようだった。もっとも、ディンには悪いが、目隠しがあろうがなかろうが僕には大きな違いはなかった。確かに直接的に顔を見ることは出来ないかもしれないが、フォースを通せば相手の存在や動きや時には考えさえも読むことが出来る。昨夜も目隠し越しでさえ、ディンの感情がよく分かった。
「昨夜は……最高だった」
熱に浮かされたような相手の口調に、少しばかり居心地の悪さを感じる。
「俺たちはまるで一つの生き物みたいで、肉体という隔たりが存在していないみたいに混ざり合っていた。あんなに息の合った行為は初めてだ。何度も絶頂したのも初めてだ」
「それは良かった」ディン・ジャリンは案外明け透けな性格のようだ。あまりに素直に昨夜のセックスを喜ぶ姿に、こっちが気恥ずかしくなってしまう。
「全くの裸になって誰かと抱き合うのはあんなに気持ちが良いなんて知らなかった」
「そうか」
「何もかもが初めての体験だった」
「君のいい思い出になれたようでよかった」なんだか落ち着かない。
僕は周囲をざっと一瞥した。ベッドはぐちゃぐちゃだし、水差しが倒れているし、部屋中に服が散らばって妙に雑然としている。床に落ちていた自分の下着や服をフォースで引き寄せる。それだけでディンはどこか尊敬のまなざしで僕を見る。やめてくれ。ただのセックスだ。
「俺たちが最後の絶頂を迎えた時のこと覚えているか?周りの物が浮いたんだ。椅子も小物も、ベッドまで浮いていた。超自然的な空間で、俺たちは浮かびながら、深く繋がっていた。あの浮遊感は、なんと言ったらいいか……とにかく、本当に、凄まじかった」
「わかった」最悪だ。あまり良く覚えていないが、フォースをコントロールできずに浮かんでしまったようだ。「わかったからもういいよ」
「ジェダイは皆そうなのか?それともあんたが特別なのか?」
僕はもう答えなかった。熱心に昨夜の感想を語る彼の姿から、今さらながらこのマンダロリアンにセックスを申し出るんじゃなかったと後悔した。どこかの街で適当な男を引っ掛ければよかった。例えリスクがあろうとも、僕はそうすべきだった。
ブーツを履き、ベルトを締め、ライトセーバーを腰に下げて、それからローブを掴む。少し皺が出来ている。
「出るか?」
いつの間にかディンが僕の傍まで来ていた。僕は頷くことも返事をすることもなく、部屋のドアを開けた。背後のマンダロリアンに出るよう促すと、彼は大人しく従った。
僕らは昨夜アデルファイ基地から三〇分ほどスピーダーで移動した先にある寂れた宿で部屋を借りた。既に夜遅かったが、幸いに殆どの部屋が空き室になっていて、パーキングスペースにも二、三台スピーダーバイクが停まっているぐらいで、人影はほぼなかった。それは僕にとって非常に都合が良かった。アデルファイは軍関係者が多いから、僕は時々人目を引いてしまいがちだ。しかし昨夜は誰にも邪魔されず夜を過ごせたおかげで、いささか羽目を外しすぎたようだ。
部屋の管理は全てオートになっており、ドアを閉めると直ぐに利用時間から割り出した宿泊料を請求された。ディンが払おうとしたので、彼を押しとどめて先に会計を済ませた。部屋を離れると直ぐに清掃ドロイドが飛んでくる。「ご利用ありがとうございます、またのお越しお待ちしております」なんて言われてまた居た堪れない気持ちになった。
直ぐにでもXウィングに飛び乗ってこの場を離れたかったが、生憎と船は基地の中に置いてきた。ファイターは目立つし、何よりも詮索好きの相棒に邪魔されたくなかった。R2-D2は最後まで渋っていたから、戻ればきっと小言をぶつけられるだろう。
来た時と同じように配車サービスを頼むしかない。ふとディンに振り返ると、彼もそれがいいと思っているようで、頷いて見せた。
「今度は俺が払う」
断るのも妙だったから、大人しくその申し出を受けた。
基地の前では直ぐに有人タクシーを拾えたが、ここは辺鄙な場所だからか、なかなか頼んだスピーダーがやってこなかった。ドロイドによる配車なら数も多く昼夜問わず活動しているので到着が早いのに、ディンはどうしてかそれを良しとしなかった。彼曰く見知らぬドロイドは信頼できないらしい。人間の方が頼りにならないし、信用もできないとは思うのだが、金を出すのは彼だ。彼のしたいようにすればいい。
スピーダーを待つ間、段々お腹が減ってきた。ディンはどう思っているのか、何も言わずただ道端に立ち、どこまでも続く道路の先を見つめている。僕はパーキングエリアの端にある自動販売機でショートブレッド型の栄養食やゼラチン・チューブ、水などを購入した。割高だがないよりましだ。
「マンダロリアン」
話しかけると彼が振りかえる。栄養チューブを投げてやると、彼は難なく掴んだ。
「お腹空いてるだろ。何か食べたほうがいい」
彼はジッと僕を見つめている。おそらく人に見られていると食べられないのだろう。
「このタイプならヘルメットを取らずに食べられるかと思ったけど、やっぱり私は君に背を向けた方がいいかな?」
「……ディン・ジャリン」
「なに?」
「俺の名前だ」
彼のバイザーにこの星系の黄色い太陽が当たってキラキラ輝いている。中身は見えない。でも彼が僕を見つめているのは、やはり手に取るように良く分かる。
「昨日は何度も呼んでくれた」
「……そうだったね」
僕は真顔になるのを止められなかった。代わりに、手の内の栄養食に気が向いてるふりをして、彼の視線を避けた。包装を剥がしオレンジ色の固形物をほんの少し口に含む。甘いような塩っ辛いような、微妙な味付けだ。
「俺と寝たことを後悔しているのか?」
一瞬ドキッとした。「まさか。後悔なんてしてないよ」
「でもさっきから、あんたは緊張してる」
「そんなことないさ」
「俺の視線を避けているし、昨夜のことを話題にすると気まずそうにしてる」
「……」
僕はマスター・ヨーダやオビ=ワン・ベン・ケノービに散々指摘されて以来、ここ数年は努力して平静を装ってきたが、昔から感情を隠すのは下手だ。特にこのマンダロリアンには時々うまく対処できなくなる。自ら禁じたはずが彼の熱意に負けて結局アカデミー��場所を教えてしまったり、昨夜のようにプライベートな部分をついつい晒したり、何故か自分を制御できなくなる。これは良くない兆候だ。
「昨日あんたにヘルメットを取るように提案された時、俺は少し警戒した」
ディンはぼそぼそと続けた。
「でも、あんたは無防備になるかもしれないのに進んで目隠しをしてくれた。こんな風に気を遣われたことは今までなかった」
「そうなのか?」
「セックスなんてお互いの局部さえ晒していればこと足りる。入れたり出したり、擦ったり、握ったり。そう言うことをするだけなら態々ヘルメットを取る必要はないだろ」
「確かに」
「今まで俺に顔を晒せと言ってきた連中は俺を辱めるために強引にヘルメットを取ろうとした。そうなるとセックスどころじゃなくなる。相手を倒すか、場合によっては殺さなきゃいけない」
物騒だなとは思ったが、言わずにおいた。アソーカから彼は厳格な宗派のマンダロリアンだと聞いていた。今の時代マンダロリアンはただでさえ数が少ないが、彼の派閥はその中でも少数派らしい。それにマンダロリアンはジェダイと同じように、無理解で攻撃的な態度を向けられがちだ。彼の苦労が僕にも少しは分かる。
「正直に言うが、あんたが最後まで目隠しを取らなかったことも、俺が見ている傍で安心して寝ていたことも、とても嬉しかった」
彼は僕の顔を覗き込んだ。銀色のベスカーに眉を寄せた自分の顔が写っていて、そのせいか妙に落ち着かない気分になった。
「あんたを一族に紹介したい」
「……は?」
「俺たちのアーマラーに会ってほしい」
「〝甲冑師〟?」
「彼女は俺のこのアーマーやグローグーの鎖帷子を作った鍛冶職人だ。そして俺の指導者であり相談役でもある。俺たちの一族にとって欠かせない存在だ」
「なぜ私がその人に会う必要が?」
「彼女にあんたとの関係を見極めてもらいたい」ディンはスッと背筋を伸ばし、姿勢を正した。
僕はそんな彼を見つめ、彼が手に持っている栄養チューブのけばけばしい包装が彼の重々しい雰囲気と全くそぐわないなんて、どうでもいいことを考えていた。
「一晩中、椅子に座って考えていた。俺たちが昨日アデルファイ基地で再会し、そして体を重ねたことには意味があるんじゃないかと」
「あー……それはどうかなぁ……」
「あんたは俺を選んだ。そして俺もあんたを選んだ。俺たちの間には絆があり、今後もその繋がりがどう発展していくか見守っていくべきだと思う。その為にはアーマラーから、ジェダイとマンダロリアンの性的関係は掟に反しないのか確認してもらう必要がある」
色々と理解しがたいことが次から次へと出てくる。
「そこまでする必要あるかな?私達がこれからも関係を続けるかはわからないだろ?」
「なぜ?」
「昨日のは成り行き上そうなっただけのように私は思う」
「……」
「もちろん最高だった。それに久しぶりに泥のように眠れたことには感謝している」
ここ数日忙しくて色んなものが溜まっていた。だからこのマンダロリアンに無防備な姿を晒してしまったのかもしれない。それ以外に寝扱けてしまった理由が思いつかない。
「でも、今後はどうかな。はっきり言って一度寝ただけの相手を一族に紹介するのは時期尚早だと思うよ」
ディンは僅かに斜め上を見上げて、首を傾げ、それから僕へ視線を戻した。
「じゃあ、後何度かセックスすれば、一緒にマンダロアに来てくれるか?」
一瞬思考が止まった。ディンは変なことは言っていない。ただ僕の遠回しの辞退に気付いていないだけだ。今のは僕の言い方が悪かった。
どうしたものかと考えを巡らせていると、丁度その時、道路の向こうにスピーダーの影が見えた。それは遠くからクラクションを鳴らしている。ディンはもう既に僕に顔を向けていない。道の端に立って、運転手に向かい軽く手を振っている。旧式の車体はガタガタと騒がしい音を立てて僕らの前に停まった。
「ルーク、行こう」ディンはさっさと後部座席に乗った。律義に僕が座りやすいよう、場所を空けている。
僕に振り返り待っている彼を見て、不覚にも動揺してしまった。
彼は〝何度かセックスをすれば〟と言った。そしておそらく僕らは今日を境に、今後も何度か体を繋げることになるだろう。どういう結果が待っているかは別として、少なくとも彼はその気だ。いや、彼だけじゃない、断るべきとは分かっていても僕は悪くないかもしれないと悩んでいる。
ディンが僕を最高と評したように、僕も昨日の彼を最高だと思っていた。悔しいが、僕らの体の相性は抜群だ。
止めたほうが良い。彼は元教え子の保護者で、僕らはまだお互いをよく知らないし、僕はジェダイで彼はマンダロリアンだ。生き方が全く違う。おまけに彼は直ぐにでも一族を紹介しようとする男なんだぞ。面倒なことになるのは目に見えているだろ。
「はぁ……ダンクファリック」小声で悪態を吐き、僕は殆どやけくそな気持ちで彼の隣に飛び乗った。
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1123-1129
1123 宇都宮の正嗣の餃子。フライパンをあたためてサラダ油とごま油を多めに引く。大さじ1ずつくらい。凍ったままの餃子を並べる。5人前の箱だと26センチのフライパンにぎっしり丸く並べられる(正嗣の餃子は小さいのでふたりで食べるなら5人前でちょうどいい)。そこに熱湯をまわしかけ、餃子が半分浸かるくらいにして強火で焼く。ふたをして5,6分。作り方の紙には「絶対に途中で弱火にしないでください」と書いてあって、絶対にって言われるの面白いなと思う。他人に絶対を求めることも求められることもそうそうない。水気が飛んで焼き目がついたらできあがり。 皮がパリッとしていて、具は野菜が多め。生姜がきいている。いたってシンプルなのになんでこんなに美味しいんだろう。冗談抜きに世界で一番美味しい餃子だと思っている。前に「水ギョーザとの交接」という小説を書いたのでいろんな人が餃子を食べに連れて行ってくれるんだけど、申し訳ないけどどこの餃子よりも正嗣の餃子が美味しい。本当に一番美味しい。 あとこの冷凍のは、家で焼いてもちゃんと美味しいのがすごいと思う。わたしの焼き方が上手いとかでもなく、紙に書いてあるとおりにやるだけでたぶん誰が焼いてもこうなる。ほかの冷凍餃子だと皮が破けたり焦げついたりけっこう失敗するんだけど、正嗣のは毎回パリッと焼ける。 正嗣のお店には「餃子専門店なのでライスやビールはありません」と書いてあってひたすら餃子だけを食べるストロングスタイルの店なんだけど、FCの駒生店のみライスがある。ので、宇都宮に住んでいたころはよく駒生店に行っていた。
1124 どうにも調子がよくない。きのうは同人誌の通販で本を入れまちがえて送ってしまったようで、一冊入ってませんでしたよとメールが届いた。ああついにやってしまったと思った。あわてて追加で送ったけどいつもできていることができなかった自分がショックで、きのうはそれを日記に書けなかった(それで餃子のことを書いた気がする)。 こういうメール��るのしぬほどめんどくさいよな…ほんとに申し訳ない。やっぱ疲れてんのかな。そしてついにやってしまったと思ったけど、もしかしたらこれまでもまちがえたことはあったのかもしれなくて、でもしぬほどめんどくさくて言い出せなかった人もいたかもしれないよな…と詮無いことも考えた。 えもとLINEで通話した。わたしのようすが明らかにおかしいのだろう、ちょっと休んだ方がいいよと言ってくれた。同時に「でも休んだ方がいいって言われるとなんかムッとすることはあるよね…」とも言ってくれたので、だめなときの気持ちがわかる人は優しいよな…と思った。だめなときほど焦ってしまう。送って���れたナポリの男たちの動画を見た。
ここには書かない方がいいような気もするんだけど、まあこれは日記なので書くんだけど、ZINEフェス長野、noteの告知には出展者30人程度を予定って書いてあるんだけど開催前々日で集まっているのは10人(10組)っぽい。これって10人だけなんですかと軽い感じで出展者用のLINEグループでたずねてみたら、2日経って主催さんから「そうなんです…」と返事が返ってきた。こじんまりしてるのはそれはそれでいいと思うんだけど、お客さんから入場料300円とることになっているイベントで出展者10組だとちょっときびしくねえか…と思った。今からでも入場料無料にできたらいいんだけど。 わたしはこういうときすごく疑り深くなってしまうし性格がとても意地悪なので、もしかしたら主催さんも損切りを始めてるのかなーとか思ってしまった。ZINEフェスのtwitterアカウント、来年の吉祥寺回に関するリツイートはしてるけど長野はスルーしてるし。えーっどうしよう。遠出したい、ともかく電車に長く乗って遠くに移動したい…という気持ちで申し込んだから本をたくさん売ろうとは思ってないんだけど、やっぱりハラハラはする。 とりあえずペーパーを作る。だいたいおすすめみたいな本を一日一冊並べた読書カレンダー。そして文フリで使った優人さんのポスターをスチレンボードに貼ってみたらいい感じのパネルになった。これを文フリでやれって感じ。やることが2週間遅い。長野に持って行こうかなと思って作ったけど初めて行く場所でこれは目立ちすぎるし荷物になるよな…。
1125 明日ほんとに長野行くのかよ〜と思いつつゴルフの練習。ゴルフは小説の活動とあんまり関係なくやっている。こういうルーティンみたいなものがあるのはちょっといいかもなと思う。ゴルフ自体は、男!女!というスポーツでけっこうきついけど。 土曜だけどパートナーは在宅仕事で、仕事の前に肉を食べて元気を出したい…と言いお昼はブロンコビリーへ。いや食後ぜったい眠くなって仕事やらないだろ〜。と言ってみて、あっ完全にフリをやっちゃったなと思った。家に帰るなりちょっと食休みと言って布団に潜ってしまった。わたしは午後出かける用事があって、帰ってきたら同じ姿勢のまま寝てるパターンだな…と思ったし言った。言っちゃったから本当にそれをなぞっちゃいそう。フリとボケみたいな。悪いことしたなと思った。
渋谷ハチ公前のデモに参加。ガザの犠牲者の名前が読み上げられていく。一人一つ赤い涙を描いていく。名前はぜんぜん読み終わらない。名前と一緒に年齢も読み上げられる。ゼロ歳の名前が続き胸が苦しくなる。肌寒い日だった。通りすがりの人も参加しているように見えた。描くというアクションによって参加しやすい空気があったように思う。 小さな男の子が「Free Free Palestine!」と声を上げ、近くにいた大人たちもあとに続いてコールになった。男の子の(たぶん)お父さんは隣にいて横断幕を持っていた。自分が叫ぶと大人も叫ぶから男の子はちょっと楽しそうで、和やかな、けれども力強い時間だったと思う。デモのハッシュタグを検索したら西川火尖さんと冬野くじさん(きさめさん)の名前が見えて、自分が(一方的にでも)知っている作家の名前が見えるとなんだかほっとするなと思った。なのでデモのようすをツイートした。このあいだとぜんぜんちがう気持ちになっている。
渋谷◯◯書店の棚の補充。『顔たち、犬たち』など持って行った。久しぶりにのぞいたら思ったより本が売れていてわかりやすくうれしい気持ちになった。これもこないだと言ってることがちがうと思う。自分は現金だと思う。 明日のコピー本とペーパーの印刷でキンコーズへ。キンコーズのコピー機ってなんか難しいというか意地悪というか、いつもうまく扱えない。まあでもできたものはなかなかよかった。
帰ってきたらパートナーはやっぱり昼寝していて、いやでもやらなきゃだよな〜とかなんとか唸ってなんとか起きた。自分を見ているようだと思った。わたしも在宅のときってだいたいこう。 遅めの夕飯。トマトとじゃがいもとツナのパスタを作った。にんにくと玉ねぎのみじんぎりを炒め、じゃがいもとツナとホールトマトを入れて煮る。ほうれん草もちょっと入れた。かなりじょうずにできて自分で自分にびっくりした。なんか疲れていたので明日の準備も夕食の後片付けもせず寝た。
1126 ZINEフェス長野。暗いうちに家を出た。といっても朝6時の電車なのでぜんぜん始発とかではない。朝が来るのが遅くなった。空気がきんと冷えている。冬だなと思う。夜勤明けっぽい人やこれから仕事に向かう感じの人、朝まで飲んでいたっぽい人、大きなスーツケースを引いた人…。案外駅は人が多くて、みんな冬っぽい格好をしていた。遠出の気持ちが高まってワクワクした。優人さんのデカパネルは結局持って来た。ものすごく雑に梱包したけど、一回使ったポスターだからまあいいかと思った。でかいけど軽いし。リュック、トートバッグ、パネル。さほど本は持っていかないので身軽に荷造りできた。 電車で寝ていたらすっかり明るくなっていて、立川からあずさに乗り換え。寝てたからだと思うけどあまりに寒くてタイツを買った。あずさのトイレで履いた。 寒くてやけに腹も減っていた。ツナおにぎりと焼きそばパンとスコーンを買って食べた。あったかいミルクティーとコーヒーも。食べすぎだと思ったけどほんとに寒かったのでしょうがない。スコーン、かりっとしてふわっとしていてすごくおいしかった。駅のポップアップみたいなところでパッと買ったけどちゃんとお店の名前見ておけばよかったな…。津島佑子『笑いオオカミ』を読みながらうとうとした。松本に着いたのは10時前。息が白くて驚いた。山が近くて眺めのいい街。
イベントとか旅行とか楽しいことがたくさんあった日の日記ってうまく書けない。たぶんぜんぶ書こうとしちゃうからだと思う。結論からいうとすごくいい一日で、いいイベントだった。出展者は結局10組。それゆえの親密さがありのびのびしたイベントだった。 自分としては旅先の気安さもあったと思う。知っている人が誰もいない、初めて行く街の初めて参加するイベント。いつもより自由にふるまえた気がする。まったく知らない人、その場限りの人しかいない場所はあまり気をつかわない。リラックスして自分を開示できた気がする(とするとふだん自分が何をストレスに思っているのかがわかってくるな…)。 お客さんはけっこう来ていたように思うし、思ったより本も手に取ってもらえた。何よりお客さんとも参加者さんともたくさん会話ができてうれしかった。これ伝わるかわかんないんだけど、交流をしたい(人間関係をやりたい)わけではないんだけど、人と話はしたいんだよな…。 きのうまでの不安はどこへやら、じゃないな。この「開催前のもろもろに不安な要素がある」と「行ってみたら気さくでいいイベントだった」は表裏一体なんだなと思った。意外とか挽回とかではなくてこの雰囲気はこうでなくては出てこない。これについては別途イベントレポ的にまとめたいつもり。
どういうイベントになるか不安だったので、ネットプリントで印刷した「END WAR NOW」のプラカードを机に貼ることにした。あずさの中でふと思いついて、何かネプリないかなーとツイッターを検索した(戦争じゃなくて虐殺だと思うけど「STOP GENOCIDE」はネプリの期限が切れていた)。水色、ピンク、黄色。パンセクシャルフラッグのカラーだなと思った。 イベントの案内に政治的なことはだめって書いてあって、は?という気持ちがありつつ参加している。は?と思うならやめときゃいいんだけどなんだろう…。ダメって言われたら帰ったろと思って貼った。なんか試し行動みたいだ。 新しくてきれいな会場で、大きな窓から日が差し込んで明るかった。空も山もきれいで、ああ遠くに来たなあと思った。机は5台ずつ向かい合わせに置かれていて、机半分という話だったけど一人一台になった。奥行き60センチのでかい机。当然持ってきた布は大きさが足りないんだけどのびのび使えてよかった。いつになくちゃんと設営できた気がする。優人さんのデカパネルを机の前に立てかける。こういうのは文フリではできない。蹴飛ばされそうだし「スペースからはみでる」に抵触すると思う。自由にふるまえ��いる。 そう、自由にふるまえている。リラックスしている。プラカードを貼って、新刊のでかいパネルを置いて、いつもはイベントに置かないコピー本『小説を書くquuerのzine』も机に並べた。「陰気なクィアパーティー」用に作った、通販はしたくないコピー本。いろんな人ともう一回初めましてからやり直したいみたいな気持ちってあるよな…と思う。
主催さんいわく、想定より規模が小さくなってしまったので入場料は無料にし、事前決済の人には返金したとのこと。そして今日参加している人は吉祥寺のシェアカフェを一日無料で使ってOKにしますとのことで、えっラッキーと思ってしまった。ほんとにわたしは現金なのだと思う。 イベントは11時から16時まで。全部のブースをまわっていろいろ話をし、全部のブースで買い物した。べつに義理とかではなくて、人の話を聞くのって面白いから、気になるものがなにかしらいっこはあるものだと思う(こういうとき思想的に苦手だな、無理だなと思うものはもちろんあって、それはそっと避ける)。 ただこういう場で小説って難しいかもなーとは思った。これは何ですか、どういうものを作っているんですか、あなたは誰ですかみたいな自分のことを話す場だと、フィクションの世界にチューニングを合わせるのはしばしば難しい。気になるものがぜったいいっこはある、にはなりにくい面がある。まあぶらっと来たお客さんにとってはそうでもないかも。長くなりそうなのであとはイベントの記事で書きます。
1127 尻が痛い。きのう帰りの新幹線、『笑いオオカミ』の真似をしてデッキの床に座ってみたのがきっとよくなかった。冷たい床だった。たぶんまた痔が破裂するだろうなと思う。最近イベント終わるたびにこうだと思う。 『笑いオオカミ』を読んでいたら、自分はこう見えてけっこう大食いでカレーを12皿おかわりしたことがあったとしゃべるシーンがあって、ZINEフェスで買った日記の本に「かきあげが美味しすぎてごはんを5杯もおかわりした」というくだりがあり、どっちがどっちだっけと一瞬混ざった。 長い小説は当然ひと息では読みきれないので何日もかけてちょっとずつ読み進める。その間に読んだほかの文章や生活の中で見聞きしたものと混ざってどこからどこまでが小説だったかわかんなくなる。それがけっこう好きだし醍醐味だと思う。 どこからどこまでが小説だったかわかんなくなるというのは小説そのものにちゃんと集中していないようでうしろめたさはあるんだけど、なんというか、わたしは人格全部で小説をやっていたいんだよな…と思う。物語に振り回されてうわの空で仕事したり、夢中で読んで寝落ちたり、べつのことをしているときにふっと思い出したり、目の前の景色と小説の情景が混ざり合ったり。みたいなの。なので書評とか感想とかがあんまり上手じゃない。そして、上手な感想とそれを述べる人がちょっと怖く思えてしまうことさえある(これはやつあたりかもしれない)。
1128 痔が痛いし生理も来た。イベントが終わると本当に毎度こう。ヨロヨロしていてなにも進まなかった。とても眠かった。労働のメールを書いていたら簡単な言葉なのにパッと出てこなくて自分で自分にがっかりした。本当におまえは小説を書いているのか、文章ぜんぜん書けないじゃんと思う。元気なときは、いやべつに文章うまくなくても小説は書けるでしょ(どのように書いても小説にはなるでしょ)と思うのに。
1129 引き続きいろいろ痛い。なんも進まない。『不思議の国の少女たち』を読んでいる。 異世界へ行って帰ってきた子どもたちの集まる寄宿学校の話。死者の国から帰ってきたナンシーが寄宿舎に入るところからはじまり、異世界から「帰ってきたくなかった」子たちが集まっている学校。 まだ読み始めたばかりで、ヤングアダルトはチューニングを合わせるのが難しいなと思う。でも急にカチッとはまる瞬間がある。 「王は敵だったけど、人生ではじめて俺をまともに見た大人だったよ」、これは妖精界から帰ってきたケイドのせりふで、あっいいなと思った。どうやらケイドはトランスジェンダーの男の子のよう。 そしてナンシーのルームメイトのスミが「あたしがオナニーしたらいや?」とあっけらかんとたずねるところでめっちゃいいな!と思った。夜遅くにルームメイトが自慰をしてもいいか。見たくはないからそんなこと言わないでくれとナンシーは困惑し���まあそれはそうなんだけど、なんていうのかな…女の子の生活に自慰があると書かれていることにほっとした。「女の子だと扱われる子の生活」にそれがありますと書かれているのがうれしい。 子どものころ長期休みにホームステイとかサマースクーリングとかよく案内が来ていたけど、それをやってみたいかどうか考えるより先に、あるいは費用の捻出のような実際的なハードル以前に、長い期間他人の家に泊まったらそういうのどうするんだろうと思っていた。だから自分には無理だと思っていた。すごくばかみたいだけどほんとに。そしてあるとき友だちが「ホームステイって生理とか気をつかいそうだよね〜」と言い、わたしはそれに強く同意した。自慰の話をする代わりに生理の話をした。
日記、毎日更新するとバラバラうるさいかなと思って1週間分まとめてみたけど、これはこれで長いな…。
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