#伊之助カラー
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今日は店は休みです。久しぶりに奈良に来ています。本籍を奈良に置く身としては、故郷へ戻る嬉しさです。仕事があるとはいえ、合間に興福寺で八部衆の御顔でも拝めるとなおなお嬉しいところですが。
そういえば、本日2023年12月12日はちょうど小津生誕120年、没後60年。小津で奈良、といえば『麦秋』の最後、ふっと差し込まれる麦畑の中をゆく嫁入り風景のシーンですが、あれ、どこなんでしょうか。後ろに耳成山のような山が見えるので、橿原のどこかかな。
ついでの話。このごろ書きものの仕事が多くて、頼まれもの以外の文章なぞつらつら書いている場合ではないのですが、小津についてふと気になってしまったことがあり、書いておかないと本来の仕事ができなさそうなので、合間合間に記していた雑文をここに置いておきます。長いですし、結論はないし、ほとんどの方が興味のない内容かと思いますが…。
ちょっとした調べものがあって雑誌『みすず』2001年12月号を読んでいたら、木村伊兵衛が小津安二郎を撮影した写真と文章「上海で小津安二郎氏をうつす」が掲載されていた。時期は1938年1月なので第二次上海事変の翌年。小津は1937年9月に出征して中国に渡り、事変の直後12月から上海にいたようで、その時に偶然木村と出会っている(その後小津は南京・漢口と転戦する)。写っている小津が携えているカメラは、木村の稿に続いて掲載されている田中眞澄氏の文章「ライカという”近代”」によればライカA型。小津関係の文章を読むと、小津は「ご愛用のライカ」をいつも手にしていたと多くの人が書いているので(同文によると山中貞雄はコンタックスだったらしい)さもありなんと思うのだけれど、���中氏の文章を読んでいくなかで、ちょっとしたことが気になるようになった。
小津は1942年から軍の依頼で記録映画撮影のためにシンガポールに滞在し、ただまあ映画製作などできる状況でもないため、自国内では上映が禁止されていたアメリカ映画をひたすら見続け、敗戦を当地で迎えている。そしてそのまま捕虜となり、抑留生活を終え1946年1月に帰国する際に小津はライカを手放しており、「彼が再びライカを所有するのは一九五四年のことである」とある。買った件の典拠はどこにあるんだっけ、と思いつつ近所の図書館に置いてある『全日記 小津安二郎』を紐解くと、なるほど1954年3月22日の項に、
> 「出京 サンにてライカを買ふ 135.000 アメリカン フアマシー 明治屋(燻製)によつて帰る」
とある。と、ここで急に話は脇道に逸れるのだが、ちなみに隣のページ、同年4月8日の項には、
> 「駒場の東大教養学部 民芸館 青山の花屋 それから 車にて銀座に出て なごやかに夕餐を喫す 野田夫妻と江原氏同道」
と日本民藝館に行った旨の記載がある。他にも、1951年11月10日に
> 「宿酔 森昌子さん達と 陶哉 たくみに寄って大船に帰る」
や、1955年5月17日には
> 「駅にて野田氏と待合せ 上野松坂屋の民芸展にゆく」
とも。ほか、パッと目を通しただけでも1952年4月8日、同年6月15日、1953年2月9日、1961年2月2日に銀座たくみに行った記載があるし、志賀直哉や里見弴についての言及は多すぎるので略す。こういうものを読むとつくづく民藝誌において特集「小津と工藝」を組みたいなと思う。白樺派との関係や小津の映画における「巧藝品考撰」について取り上げる特集。『秋日和』で原節子の後ろにかかっている暖簾は芹沢銈介だろうか、『秋刀魚の味』で中村伸郎の後ろに置かれたやちむん?はたくみで求めたものなのだろうか、やちむんであれば誰の仕事だろうか。佐田啓二と吉田輝雄がとんかつ屋で食事をするシーンには確かに芹沢カレンダーが掛かってるな、などといつも気になるので。松竹から写真借りるといくらぐらいかかるかな…。
それはさておき。この時購入したライカが、前掲日記の1961年3月23日の項に「夕方会社帰りの秀行く��� ライカ借(貸)してやる」とある通り、のちに小津の甥が譲り受け、現在は茅野駅前「小津安二郎・野田高梧コーナー」に寄贈展示されているライカIIIfとズマリット5cmF1.5なのだろう。と、ここまで長々と記して、まだ前提です。
そこでふと思い出したのが厚田雄春・蓮實重彦著『小津安二郎物語』(筑摩書房・リュミエール叢書)の冒頭。ここには小津が『東京物語』と『早春』のロケハンをしている写真が2葉掲載されているのだけれど、どちらにおいても小津はバルナック型のカメラを携え、光学ファインダーをのぞいたりしている。沈胴レンズにフードをつけている様子から、あれはライカなんだろう、レンズは厚田雄春が『父ありき』において75mmを一場面で使った以外はすべて50mmだったと言っているぐらいだから同径のエルマーやズマール、ズミタールとかかな、などとうっかり思い過ごしていた。むろん『早春』については、製作年やロケハンの写真に記載されている「1955.7.20」という日付からするとまったく問題はない。しかし『東京物語』は1953年製作公開だから「再びライカを所有した」1954年では間に合わない。そう気がついて見直すと、小津が構えているカメラは、ライカIII型に似ているがファインダーの位置が違うし、そもそも1954年にあわせて手に入れたと思しきズマリットは沈胴レンズではない。
妙なことに気がついてしまったと思いつつも、ひとまずは日記記載の「サン」を手始めに調べてみようとしたが、何の会社かわからない。名取洋之助が企画編集した「週刊サンニュース」と関係はあるのだろうか。対外宣伝誌の専門家であり、銀座に店を構える森岡さんに聞いたらわかるだろうか。いずれにせよ1949年以降の小津の日記に「サン」が登場するのは、「1951年1月17日・3月21日・4月24日・11月10日、1952年4月17日、1953年6月16日、1954年3月22日(前述のライカを買った日)・10月14日、1955年4月6日、1960年7月14日、1961年2月2日(”たくみ サンに寄って三越”)」。1953年6月16日は、ちょうど『東京物語』ロケの最中だったことが気に掛かる。ほか、関係しそうな記載としては1953年3月30日に「アサヒカメラ座談会」、1954年11月5日の「シュミットに寄ってから」(当時ライカの総代理店だったシュミット商会か)、1955年2月15日「昼寝をしてゐると小尾がくる ニッコールの85m(ママ)のレンズを頼む 四万五千円を預ける」、同年3月11日「小尾に会ひ105mmのレンズを見る」、同年6月27日「小尾から電話ライカピッド(ママ。入手したライカがIIIfであれば、ライカビット SYOOMか)を頼む」��らいか。この「小尾」という人は何者なんだろう。
次に小津が構えているカメラの形状から何かわからないかと思い、あらためて細部を見れば、写っているカメラは戦後キヤノンが作っていたコピーライカであることがわかる。決め手はファインダーの位置。同時期の国産コピーライカであるニッカやレオタックスはライカそっくりに作っているのだが、キヤノンは誠実と言っていいのか「打倒ライカとコンタックス」の心意気の現れか、多少スタイルが違う。なお、小津が用いている機種については、この時期のレンジファインダー機は輸出用に作っていたせいか勢いがあり、すぐ新型が出るうえに、外観がどれも似すぎていて小さな写真では区別がつかない。時期を考えれば、1946年発売のSIIから1952年のIVSbの間のいずれかで、III型以降のように見受けられる。レンズもやはり形状から判断するとズマールに似ているので、1949年発売開始のキヤノン Serenar 50mmF1.9か。そう気づいて改めて調べると、「カメラ毎日」1954年6月号に掲載されている座談会「カラーは天どん 白黒はお茶漬の味」ではカメラの話がもっぱらで、その時に手にしているのはキヤノンである。このキヤノンのカメラとレンズ、そして外付けのファインダー、この時期どういう経緯で小津は使っていたのだろう。いずれにせよ、1953年の『早春』はともかく、なぜ1955年に「ご愛用のライカ」ではなく、キヤノンを用いているのか。
ついでに言うと、小津が鏡の前でカメラを向けて撮っているセルフポートレートに用いているカメラはコンタックス。日記をざっと読んだ限りではわからないけれど、これもいつ手に入れたのだろう。レンズはゾナーの5cmF1.5。明るいレンズがお好みと見える。こちらは姪が譲り受けたとのことで、今は先のライカと同じく茅野駅前にある。
長々と書いてきましたが、つまりはこれらが今回生じた疑問です。小津に詳しい人、どうか教えてください。
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2023年2月5日(日)
三重県紀北町・奥川ファームから隔週に届く定期便、畑無農薬野菜・平飼い有精卵・特別栽培玄米・地鶏・手打十割蕎麦、加えて今回は手作りパンが届いた。年末に<シュトーレン>をいただいたときにツレアイが美味しいと洩らしたことから、今回また作っていただいたようだ。いずれは自分で小麦を栽培して安全で美味しいパンを焼きたいとのこと、そんなに無理をしないで欲しいのだけれど、美味しいものが届くことは嬉しい限り。奥川さん、いつもありがとうございます。
今日は全員休み、朝寝を楽しんで6時30分に起床する。
朝食は昨晩の炊き込みご飯+アオサ汁。
洗濯1回。
奥川ファームから定期便が届く。今夜は��、明日は無水チキ��カレーに決定。
今日は終日テレビ観戦、まずは女子ジャンプ、高梨沙羅が今季初めての表彰台、おめでとー!。
男子カーリング決勝、軽井沢SCの21歳のスキップが凄い!
ランチ、息子たちには月見そば。辛い物好きのツレアイは、<チャルメラ宮崎辛麺>という初めての商品を購入、試作してみたが、辛さはイマイチとのことだ。
録画番組視聴。
テレビ70年記念ドラマ「大河ドラマが生まれた日」
初回放送日: 2023年2月4日
1962年、N���K芸能局の若手アシスタントディレクター山岡(生田斗真)は、局長(中井貴一)に「��画に負けない日本一の大型娯楽時代劇を作れ!」と突然命じられた。山岡と上司の楠田(阿部サダヲ)は大スター佐田啓二(中村七之助)の自宅に日参しテレビドラマ出演を頼みこむもののなかなか返事をもらえなかった。大河ドラマ第一作の「花の生涯」の現場では、画期的な収録方法がどんどん生み出され放送に向け突き進む。
いやぁ、面白い!
女子カーリング決勝、ロコソラーレがさすがの優勝。
軽く町内ウォーキング。
夕飯、届いたばかりの地鶏と白菜をフィーチャーした鍋、ワインも美味しい。
録画番組視聴。
カラーでよみがえる!大河ドラマ第1作「花の生涯」
初回放送日: 2023年2月5日
1963年に放送され、のちに大河ドラマとよばれるようになった大型時代劇の記念すべき第1作「花の生涯」。最新のAI技術によってカラーになってよみがえる!
激動の幕末を舞台に、攘夷(じょうい)論に反��しあくまでも開国を主張して、桜田門外で果てた大老・井伊直弼。その生涯を謎めいた女性をからませて描いた「花の生涯」。その第1話とクライマックスの「桜田門外の変」の一部を最新のAI技術によってカラー化。懐かしのスターが鮮やかな色彩でよみがえる!さらに時代劇ならではのカラー化の技術と制作舞台裏を阿部サダヲの語りで解説する。
私は小学校中学年、ツレアイは高学年、うろ覚えの私に対して彼女はほとんど明確に覚えていた。
片付け、入浴、体重は昨晩から300g減、まだまだ頑張らねば。
女子ジャンプ、日本人3選手がメダル独占、おめでとー!
明日の夕飯用に、無水地鶏カレー仕込む。
歩数は少し届かなかったが、余裕で3つのリング完成。水分は1,800ml。
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ウルフマッシュに鬼滅カラー。 コロナ対策は出来る限り施して営業しております。 安心して頂ける環境作りに最大限の努力をし、 最高のヘアスタイルをご提供させていただきます⭐︎ #ウエストサイドスタンダード #westsidestandard #メンズヘア #大阪美容室 #心斎橋#難波#美容師求人大阪 #理容師求人#ツイストパーマ#スパイラルパーマ#ダブルカラー #髪型#撮影モデル募集 #ツイストスパイラル #鬼滅カラー #伊之助カラー (hair design West Side STANDARD) https://www.instagram.com/p/B-y0o17DnS7/?igshid=1xibvorao84ht
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NEWヘアカラー! ブルーをいれたよー! 思ったより明るい青になっちゃった笑 いい色でしょ? #newhaircolor #ブルー #青髪 #伊之助 #推しだけど #鬼滅の刃 #意識 #した訳じゃない #寒色系カラー https://www.instagram.com/p/CJN1m42nnSA/?igshid=fjod785dr77c
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緑×青
前回カラーのビビッドブルーが退色して緑になりました
もみあげだけ緑残して、インディゴブルーにチェンジ
控えめな仕上がりの鬼滅カラー
(鬼滅見たことないけど)
毛先はすべてブリーチしてあるので色落ちも楽しめる◎
カラー ¥7150
シャンプーブロー ¥2200
合計 ¥9350
※前回はブリーチを2回してます
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第百二十回に紹介するのは、2021年製作の日本映画【シン・エヴァンゲリオン劇場版】 ある程度のネタバレはご勘弁ください 総監督:庵野秀明 監督:鶴巻和哉、中山勝一、前田真宏 企画:庵野秀明 原作:庵野秀明 脚本:庵野秀明 エグゼクティブプロデューサー:緒方智幸 コンセプトアートディレクター:前田真宏 総作画監督:錦織敦史 作画監督:井関修一、金世俊、浅野直之、田中将賀、新井浩一 副監督:谷田部透湖、小松田大全 デザインワークス:山下いくと、渭原敏明、コヤマシゲト、安野モヨコ、高倉武史、渡部隆 CGIアートディレクター:小林浩康 CGI監督:鬼塚大輔 3Dアニメーションディレクター:松井祐亮 3Dモデリングディレクター:小林学 3Dテクニカルディレクター:鈴木貴志 3Dルックデヴディレクター:岩里昌則 2DCGディレクター:座間香代子 動画検査:村田康人 色彩設計:菊地和子 美術監督:串田達也 撮影監督:福士享 特技監督:山田豊徳 編集:辻田恵美 音楽:鷺巣詩郎 テーマソング:宇多田ヒカル 音響効果:野口透 録音:住谷真 台詞演出:山田陽 総監督助手:轟木一騎 制作統括プロデューサー:岡島隆敏 アニメーションプロデューサー:杉谷勇樹 設定制作:田中隼人 プリヴィズ統括制作:川島正規 制作:スタジオカラー 製作:カラー キャスト:緒方恵美、林原めぐみ、宮村優子、坂本真綾、三石琴乃、山口由里子、石田彰、立木文彦、清川元夢、長沢美樹、子安武人、優希比呂、大塚明夫、沢城みゆき、大原さやか、伊瀬茉莉也、勝杏里 製作年:2021年 製作国:日本 配給:東宝、東映、カラー 上映時間:155分 映倫区分:G
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200628 OVERLAP
【22:00】 時間の加速が止まらない。
さっき19:30だったのに。スマホいじってたら時間飛んだ。この時間の進み方はアレだ。光速に近い速度で移動しているヒトと、そうでないヒトの時間の進み方くらい差がある。
もちろん僕が光速側で。ゆえに周りの方が時間の進みが早い。
【23:00】 買い出し。ほんとは何一つ買い出すものなんて無いけど。ああ、コーヒーと水は切らしていたか。PS4コントローラー買おうと思ったけど5500円は高いなーと思ってやめた。
ファミマのスパイシーチキン、ファミマの絹豆腐、缶コーヒー、ドンキでE17金型対応のLED照明と水を買って戻る。鬼滅キャンペーンがいろんなとこでやっていてドンキはタイアップグッズが沢山あったけど(Tシャツとかアクリルフィギュアとか)そういうの着たり飾りたいわけでもないので買わず。
・ ・
鬼滅グッズで欲しいものってなんだろう。一体そのグッズを持つことでどんな感情を感じ、どのようなコミュニケーションを求めているのだろう。
うーん。炭治郎(もとい継国縁壱)の耳飾りデザインのペンダットトップかなー。ああ、炭治郎チェックの靴下は、ありだと思った(それは普通にドンキに売ってた)。キャラ絵や「鬼滅」の文字が描いてないのが、いいな。
ほぼほぼ真っ黒いパーカーでジッパーあたりに差し色で炭治郎カラーが入っていて、裏地のごく一部とフードの裏側に炭治郎チェックが入ってるとか、ならいいかな。でもそれをデザインするヒトは胸元に「滅」の字を入れたい欲求と戦う事になるだろう・・・ 多分、入れた方が売れる。しかし、入れたら自分なら着ない・・・そういう葛藤。ちなみに同じフォーマットで大抵の鬼殺隊のパーカーは作れる。伊之助モデルはフード部分にもっさもさのファーがついてるぞ(当然高い)。うーむ・・・でもそれっていわゆるお兄系パーカーだな・・・全部しまむらで売ってそう
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鬼滅の刃がiCTACとコラボ! 人気キャラモチーフの7種の腕時計
鬼滅の刃 TiCTAC コラボレーションデザインウォッチ
鬼滅の刃 TiCTAC コラボレーションデザインウォッチは、鬼滅の刃に登場する竈門炭治郎、竈門禰豆子、我妻善逸、嘴平伊之助、冨岡義勇、煉獄杏寿郎、胡蝶しのぶをモチーフにした、全7モデルを用意しており、それぞれのキャラクターのカラーやモチーフをデザインに落とし込み、鬼滅の刃の世界観を表現した。
「竈門炭治郎モデル」は、緑と黒の市松模様が特徴的な羽織や、耳飾り、日輪刀の鍔を随所に反映したデザインで、センター針は日輪刀を模している。
「竈門禰豆子モデル」は、着物の麻の葉模様を彫り加工で盤面に施し、帯の市松模様を中央に取り入れたデザインで、竹をイメージした黄緑色をアクセントにした。
「我妻善逸モデル」は、センター針が日輪刀を模しており、羽織と髪色の黄と橙のグラデーションを施し、三角模様を散りばめている。
「嘴平伊之助モデル」…
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繁昌亭『火曜の朝席』(2018年4月24日)
露の新治・新幸師弟の登場ということで、火曜の朝席に出かけてきました。何が凄いと言って、出演者より豪華な(失礼!)スタッフの顔ぶれ���驚かされます。花丸さんに案内され、文三さんからチケットをいただき、文華さんからポイントカードをゲット、前説は銀瓶さん。上方落語協会の熱意が伝わるこの会、お値段もお値打ち、可能なら毎週出かけたいと心底思います。
「鉄砲勇助」露の新幸(12分)
昨年11月の年季明けから半年、本当に逞しくなられたと思います。師匠のお供はもちろんですが、名古屋の大須演芸場や先輩の会への出演、そして自分の勉強会も始められ、活動の場が随分と広がりました。開口一番ということで羽織なしで登場、少し調子が高いようですが、大きな声で会場を沸かし任務完了。
「大安売り」桂寅之輔(12分)
春之輔師に入門されて9年、私は初めて拝見しました。友だち同士が落語の台本を読み合わせているような口調、ま、こんな軽さもあっていいかも知れません。しかし、サゲた後できちんと頭を下げることなく、ヘラヘラしながら退場。いつもこうなのか、誰も何も言わないのか・・・。
「 ? 」桂ぽんぽ娘(18分)
文福師に入門して12年、Twitterではいつも拝見していますが、高座姿は実は初めて。結論から言えば、本日の「敢闘賞」ですね。前に出た若手二人のことをいじりながら、客席にそれぞれを印象づけるというお姉さんの配慮。そして、自分のカラーをしっかりと出した話術とネタ、正直、私は結構感動・感銘を受けました。自分のやりたいことを、「落語」という規範の中でしっかりと見つけられ、言わば「ニッチ落語」と呼べる存在感がありますね。初めて聴いたもので、ネタが分からずごめんなさい。
「住吉駕籠」笑福亭遊喬(23分)
先代松喬師の二番弟子、キャリア27年、とは言え私より10歳若いんですねぇ。マクラで迷いながら選んだネタ、正直モタレの位置で(時間が)大丈夫かと思いましたが、さすがはベテラン。何より、三文字屋のおそでの表現で「顔にうすみっちゃのある」と言ってくれるのが嬉しい。そばかすのことですが、ここらあたりの表現がいかにも笑福亭らしくて好きです。
「猿後家」露の新治(27分)
マクラで「ことばの難しさ」を取り上げられたので、やはりこのネタ。御寮人が「猿」に似ていることからお店では「さる」という音が全て禁句になってしまう、ところが、猿に似ているはずの容貌をおべんちゃらで褒められるとつい頬が緩んで気前が良くなる。人間誰しも褒められて悪い気がするはずがない、嘘だと分かっていても・・・このあたりの心理をうまくつついているところが、このネタが廃れない理由でしょうね。聴き所は、何と言っても伊勢参りの帰路の奈良見物、名所案内の立て弁が素晴らしい。ここは力の入った早口ではなく、演者独自のリズムで流れるように聴かせることが肝要。テンポが遅くても、聴き手にはとても心地よく響くのです。私の中では先代文枝がお気に入りですが、現役では新治さんの右に出る方は居られないでしょう。十八番を気持ちよく聴かせていただきました。
三味線:中田まなみ
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右から炭治郎、伊之助、善逸をイメージ👺 イーモノのカスタムオーダーなら細部までカラー選択可能です😊 . . #鬼滅の刃 #鬼滅の財布 #推しのいる生活 — view on Instagram https://ift.tt/3iz8Txa
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スモーキーネイビー👌🏼 落ち着いたカラーなので挑戦しやすいです😄 ブリーチ1回でつくれます😌 今月のご予約 全て埋まりました🙏🏻 2020年 1/4から営業いたします。 ご予約お待ちしております。 ✃-✁-✃-✁✃-✁-✃-✁ 素敵なカラースタイルを中心に、目の前のお客様を綺麗に致します。 ✩.ご予約はお早めに💁🏼♂️ 4/15 NEW OPEN‼️ ▫️苫小牧市本町1-4-11 1階 【hair salon MY STANDARD】 ▫️定休日 毎週水曜日 第3火曜日 ▫️0144-84-7655 ㊗️美容室 はじめました🙌🏻 【マイスタ☻】で覚えてくださ〜い! ▫️Instagram荒貴俊のプロフィールより『マイスタホームページ』にいけますので見てね(⚭⚭)ジ- . ✁✂✃✄✁✂✃✄✁✂✃✄ マイスタ荒の予約専用LINE@ でご予約受付中🤳気になった方はぜひプロフィール欄へどうぞ💁🏻♂️ . 【LINE @ ID→@ldl0560x 】 (「@ を付けて▶︎ID検索◀︎して下さい🙇🏻♂️!」) 初めてご来店のお客様もLINEからご予約頂いておりますので気軽に登録、ご連絡下さい🙂 ご質問、カウンセリング、詳細な料金などもLINE@からご連絡ください😊 ✁✂✃✄✁✂✃✄✁✂✃✄ #苫小牧 #苫小牧市 #tomakomai #千歳美容室 #mystandard #マイスタ #苫小牧美容室 #苫小牧美容室マイスタ #カラーチェンジ #苫小牧ハイライト #苫小牧ブリーチ #裾カラー #ネイビーカラー #鬼滅カラー #伊之助 (Hair salon My Standard) https://www.instagram.com/p/B6e2kXEl_sV/?igshid=cntfzhytifk
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あつ森 ジューンブライドイベント16日目。 「グリーンやイエロー、ブラウン」が希望。 炭治郎・善逸・伊之助 3人のカラーがドンピシャ! #ジューンブライドイベント #鬼滅の刃 #DemonSlayer #どうぶつの森 #AnimalCrossing https://www.instagram.com/p/CBfEL6YAYff/?igshid=14nkd5qw5rjiq
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雪之丞変化(1963年・大映版)
1963年/日本/114分/カラー
大映が長谷川一夫さんの三百本記念映画として製作した「雪之丞変化」を鑑賞しました。監督は市川崑さん。既に大映のトップスターであった市川雷蔵さん・勝新太郎さんが脇に廻った豪華オールキャストでの作品になります。
大阪で評判の中村菊之丞一座が江戸に上って公演を行っている。そこの看板女形、中村雪之丞(長谷川一夫)は観客席にある一団を見つける。それは親の敵、 土部三斎(中村雁治郎)達であった。三斎は長崎奉行だった頃、川口屋(伊達三郎)と広海屋(柳永二郎)と組んで長崎の物産問屋だった雪之丞の親をえん罪で死に追いやっていたのだ。同じ長屋に住んでいた菊之丞(八代目中村中車)が天真孤独となった雪之丞に同情し一座に入れ、復讐の日が来た時のために育て上げていた。今回の江戸での公演は三斎への復讐を果たすための物であった。
雪之丞が夜道を歩いていると辻斬りと遭遇する。その辻斬りは大阪で雪之丞が通っていた剣術道場で兄弟弟子だった門倉平馬(船越英二)であった。師匠が雪之丞を評価することに納得がいかなかった門倉は登場を飛び出し江戸に出てきたのであった。しかしその江戸で評判の雪之丞の名前を聞き、殺すためにやってきたのだ。そんな時に闇太郎(長谷川一夫、二役)という男が助け船を出す。闇太郎は江戸で一番と言われている盗賊だったために追われる身であったが、雪之丞が付き人のフリをさせる事で今度は助けることになる。
三斎の娘、浪路(若尾文子)は将軍徳川家斉の妾として寵愛を受けていたが、父と一緒に見に行った菊之丞一座に出ていた雪之丞に夢中となり恋わずらいになってしまう。三斎はこれを案じ雪之丞との会見の場を作ろうとするが体調不良を言い訳に断られてしまう。しつこく呼ばれた事でようやく応じた雪之丞。しかしこれは三斎��の接点、そして屋敷に入り込むための作戦でもあった。浪路との語らいの最中に人の気配に気がつく雪之丞。そこには女盗賊お初(山本富士子)がいた。雪之丞は追い出しには成功するがお初に顔が知れてしまう。興味を持ったお初は菊之丞一座に忍び込み菊之丞と雪之丞の話し合いから事の始終を知る。これを利用してお初は雪之丞を誘い出し自分の物にしようとするが、雪之丞は復讐の邪魔と思い殺そうとする。お初は逃亡���成功するが雪之丞の計画に不安を残す事になる。
雪之丞は広海屋に近づく事で川口屋と土部三斎との三者の連携を裂こうとするのだが…というお話でした。
これはもう大傑作ですね!土部三斎一味が欲望と死のにおいしかしない中で、雪之丞と浪路の「ロミオとジュリエット」のようなはかない愛があることが余計に光る構図。正直長谷川一夫さんは年齢も55歳頃となり恰幅も良くなりすぎて闇太郎はともかくも女形の雪之丞を演じるには無理がある印象が最初の方どうしても残るのですが、映画の世界と、映画の中の歌舞伎の世界、そして後にも述べますが大映という会社の現実の世界があいまいに繋がっている事で虚構である事を楽しんでしまう、長谷川一夫さんの見た目も気にならなくなってしまう市川崑監督の手腕が凄い。
この作品で市川崑監督(と奥さんの脚本家和田夏十さん)は大映からかなり難しい仕事を任せられた感があります。
○長谷川一夫さんの映画出演三百本目記念作品であるがゆえに失敗できない。
○長谷川一夫さんを追い越しつつあった市川雷蔵さんや勝新太郎さんを脇で使う一方で目立つポジションにしないといけなかった。
○長谷川一夫さんは既に松竹時代に同作品で雪之丞・闇太郎として出演。比較される対象作品がある。
○過去に映画化した松竹長谷川一夫三部作や新東宝美空ひばり二部作はトータル3時間というボリュームがあるのに対して今作ではコンパクトに一本にまとめないといけない。
等々の高いハードルをクリアしているのが流石なのです。そのおかげで純粋に作品を見るだけでも面白いのに舞台裏を知るとより面白い作りになっています。雷蔵さんは原作にはないオリジナルキャラクター、義賊の昼太郎を演じているのですが闇太郎、つまり長谷川一夫さんにはまだ及ばないという損な役どころ(しかもストーリーに直接関わらないコメディリリーフポジション)。しかしそれは最後には大映の世代交代を印象付ける仕掛けだった事にも驚きました。事実長谷川一夫さんはこの次の作品で映画界から引退。以後は演劇・TV・演出の方で活躍することになります。勝さんも島抜け法師を演じていて印象に残るキャラなのですが、62年から始まった��頭市シリーズに似たやくざ者の坊主というキャラという事を考えると多少は宣伝を兼ねた配役だった感じがするのでそこもまた面白かったり。メタフィクションの要素も取り入れているんでしょうねぇ。
あと何よりも若尾文子様の美しさは必見!
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【カンパイ!日本酒に恋した女たち】が4月27日(土)公開されます! 日本酒バー「GEM By moto」の千葉麻里絵さんが出られるとの事でご紹介させていただきました 飲食店の新しい可能性を感じます "もっと自由に、もっと楽しく―。これは日本酒に魅せられた女たちの物語。" "日本酒の未来を切り拓く3人の女性たちを描く、 自分らしく生きる勇気を与えてくれる感動ドキュメンタリー" 世界に広がり続ける日本酒ブームから映画ができるんですね 出演 今田美穂、千葉麻里絵、レベッカ・ウィルソンライ 神吉佳奈子、ジョン・ゴントナー、久慈浩介、 木村康司 生江史伸、リッチー・ホウティン、 池田健司(土佐鶴酒造) 今田之直(今田酒造本店)、今村友香(若波酒造) 薄井一樹(せんきん)、大西唯克(木屋正酒造) 金光秀起(金光酒造)、栗林直章(栗林酒造店) 小林忠彦(秋田醸造)、小林正樹(小林酒造) 坂田賀昭(美和桜酒造)、佐藤祐輔(新政酒造) 田村誠(南部美人)、土井鉄也(宝剣酒造) 山本友文(山本合名会社)、渡邉康衛(福禄寿酒造) 監督・編集 小西未来 プロデューサー 柳本千晶、小西未来 エグゼクティブ・プロデューサー 駒井尚文、スージュン、毛山薫、有賀祥一 共同プロデューサー 藤塚信二、藤塚渉 撮影 猪本雅三、小西未来 音楽 スティーブン・ヴィーンス 録音・整音 伊藤裕規 配給 シンカ 製作 KAMPAI!製作委員会 制作 Wagamama Media 後援 日本酒輸出協会 助成 文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業) 独立行政法人日本芸術文化振興会 2019/アメリカ・日本/英語・日本語/カラー/1:1.78ビスタ/サウンド5.1ch/96分 #カンパイ日本酒に恋した女たち#今田美穂#千葉麻里絵#レベッカウィルソンライ#神吉佳奈#ジョンゴントナー#久慈浩介#木村康司#生江史伸#リッチーホウティン #池田健司#土佐鶴酒 #今田之直#今田酒造本店#今村友香#若波酒造 #薄井一樹#せんきん#大西唯克#木屋正酒造 #金光秀起#金光酒造#栗林直章#栗林酒造店 #小林忠彦#秋田醸造#小林正樹#小林酒造 #シンカ#日本酒輸出協会 (ペペロッソ 三軒茶屋 イタリアン cucina italiana) https://www.instagram.com/p/Buvb532lyG_/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=hkwdd5wok43n
#カンパイ日本酒に恋した女たち#今田美穂#千葉麻里絵#レベッカウィルソンライ#神吉佳奈#ジョンゴントナー#久慈浩介#木村康司#生江史伸#リッチーホウティン#池田健司#���佐鶴酒#今田之直#今田酒造本店#今村友香#若波酒造#薄井一樹#せんきん#大西唯克#木屋正酒造#金光秀起#金光酒造#栗林直章#栗林酒造店#小林忠彦#秋田醸造#小林正樹#小林酒造#シンカ#日本酒輸出協会
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東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻第11期生修了制作展
みんなで映画のつくり方を学ぶために友だちに書き送る手紙 vol. 2
わたしたちは遊ぶ 映画で遊ぶ この遊びとはなんだろう いくつか定義がある ここに二つ、三つその例を示そう 他人の鏡のなかに 自分の姿を映してみること 世界と自分自身とを 素早くそしてゆっくりと 忘れそして知ること 思考しそして語ること 奇妙な遊びだ これが人生なのだ
───「みんなで映画のつくり方を学ぶために友だちに書き送る手紙」より ジャン=リュック・ゴダール
本上映会は東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻第11期生の修了制作展です。最初の上映から一年、四通の新しい手紙を書き送ります。
◆2017年1月28日(土) 29日(日) 横浜会場:東京藝術大学横浜校地馬車道校舎
◉2017年3月4日(土)〜10日(金) 渋谷会場:渋谷ユーロスペース
Twitter:@GeidaiFilm_11 Facebook:https://www.facebook.com/mintomo11/
◆横浜会場 【会期】2017年1月28日(土) 29日(日) 【会場】東京藝術大学横浜校地 馬車道校舎 3階大視聴覚室(103席) 横浜市中区本町4-44(みなとみらい線「馬車道」駅5、7番出口すぐ) 【料金】入場無料・予約不要 【主催】東京藝術大学大学院映像研究科 横浜市文化観光局 【スケジュール】 1月28日(土)12:30開場 13:00 『ミュジックのこどもたち』 14:30 『みつこと宇宙こぶ』 15:30 『わたしたちの家』 17:10 『情操家族』
1月29日(日)12:30開場 13:00 『情操家族』 14:40 『わたしたちの家』 16:20 『みつこと宇宙こぶ』 17:20 『ミュジックのこどもたち』
◉渋谷会場 【会期】2017年3月4日(土)~10日(金) 【会場】渋谷ユーロスペース 渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 3F 【会場ウェブサイト】http://www.eurospace.co.jp/ 【お問合わせ】03-3461-0211 【料金】前売券:700円 当日券:900円(均一) フリーパス券:1500円(会期中何度でも入場可能) 【主催】東京藝術大学大学院映像研究科 【スケジュール】 3月4日(土) 『情操家族』 3月5日(日) 『わたしたちの家』 3月6日(月) 『みつこと宇宙こぶ』 3月7日(火) 『情操家族』 3月8日(水) 『ミュジックのこどもたち』 3月9日(木) 『わたしたちの家』 3月10日(金) 『みつこと宇宙こぶ』『ミュジックのこどもたち』 ※連日21:00から上映 ※会期中舞台挨拶・トークあり
単純明快な作品などひとつもない。みんなそれぞれに、何か大きなものに挑み、気持ちのいいくらいの試行錯誤を繰り広げ、複雑で重層的な語り口の中から、必死で信じるに足るものを探し出そうとしている。そしてその中から、おそらく偶然なのだろうが、全ての作品に共通の物語的主題がはっきりと浮かび上がってきていることに驚いた。そのひとつは、いまや従来の家族はまったく機能していないという点。もうひとつは、男はほとんど役に立たないか傍観者にすぎず、主体は女性の手に握られているという点。……なるほど、そうかもしれない。しかし4人の若い作家たちにとって、そのことは決して悲観すべきことではなく、むしろ希望、世界と映画に立ち向かうための絶好の主題であるように思える。 黒沢清(東京藝術大学大学院映像研究科教授)
ふと、昔見たある映画の中のセリフを思い出す。「世界を救うのはこどもや兵士や狂人なんだ」と。こどもとは、疲弊して色彩を失った世界を真新しい視線で再び息づかせるものであり、狂者とは、自分が何者であるか知らぬままに、世界の秩序や意味をかき乱し再生させるものであり、兵士とは、我を忘れて戦いに身を投ずるものであるとするなら、この4本の映画の中では、確かにそのようなものたちが、自ら傷つきながらも生き生きと行動し、世界に新たな光を与えているように見える。奇抜なアイディアや、派手な出来事によって映画を飾り立てることもないが、4本の映画はこどもと兵士と狂者とともに、それぞれの回路で世界に亀裂を生じさせ、映画と世界の新たな接続を試みるのである。 諏訪敦彦(東京藝術大学大学院映像研究科教授)
『ミュジックのこどもたち』
『ミュジックのこどもたち』 2017年/75分/ヨーロピアンビスタ/5.1ch/カラー/DCP 監督・脚本・編集:佐々木健太 脚本:木村暉|プロデューサー:池本凌太郎 渡邊健悟|撮影:龍浩錕|照明:上野陸生|美術:美崎玲奈|衣装:栗田珠似|衣装協力:山崎忍|サウンドデザイン:川神正照|サウンドデザイン助手:仲間章雄|記録:李奥洋|助監督:野頭雄一郎|俳優担当:小林のんき|製作担当:森田雄司|音楽:高橋宏治 出演:伊東茄那 中崎敏 新津ちせ 鎌滝秋浩 長内映里香 生津徹 菊池芙美 小林永実
【あらすじ】 女子高生のマーフは、幼い時に母を亡くし、実父と義母、そのこどもである6歳のまあやと暮らしている。しかし酒に溺れる父には乱暴に扱われ学校でも孤独な生活を送っていた。夢見がちな幼いまあやとだけはいつも一緒にいる。ある日、森に迷いこんだマーフたちは、狩猟を生業とし、森の入り口に建つ古びた一軒家に住むマサとその叔父の次郎に出会う。マサと過ごす日々に、亡くなった母親の記憶やなつかしいうたを思い出すマーフ。音楽とうたのあふれるふしぎな森から、こどもたちの新たな旅がはじまる。
【監督プロフィール】 1985年北海道生まれ。立教大学映像身体学科卒業。大学在学中に『クーラン・オプティック』が仙台短篇映画祭に入選。『帰って来た珈琲隊長』は、ぴあフィルムフェスティバル2015にて上映された。藝大で16mm短編作品『どうでもいいけど』(脚本:木村暉)、他に杉野希妃主演のファンタジー短編『Alice』。
毅然と憎しみの感情を爆発させる主人公のたたずまいが美しい。憎しみが美しいというのが粋である。映画のヒロインとはこうでなければならない。家の内から外へ、あるいはその逆へ、彼女は自分の居場所を見つけようと絶え間なく移動する。まるで映画そのものが居場所を見つけ出そうとしているかのように。それにしても、ここはいったいどこだろうか。街のような森のような、この世のようなあの世のような…全ての境界線が曖昧になった一種の寓話的世界で、コミュニティの崩壊と再生が思いのほか壮大に描かれる。それと、森の中で突然行われる情事がまことにエロチックだった。 黒沢清
映画は、たとえどんなに荒唐無稽な世界であっても、それを「信じる」ように仕向けられる。その世界に綻びがないよう細心の注意が払われる。しかし、ここでは映像と映像が相互に補いながら一つの出来事をスムーズに了解させるよりむしろ、断絶し、エッジを際立たせ、世界は軋みはじめる。震えのようなその綻びには、何かのっぴきならないアンビバレンツな力学が働いており、そこに「映画」と向き合う作者の精神が現れていると思う。山間の古い家屋で世界と隔絶し、銃によって「命を頂いて」暮らし、やがて気球で好きなところへ自由に飛んで行こうとするマサたちの暮らし=孤立したユートピアが箱庭のように描かれるのであるが、地上にもはやユートピアが不可能であるとすれば、本当に空を飛んでいかなくてはならないのかもしれない。しかし、私たちは目に見えるものよりも、この軋み(音楽)こそを信じるべきなのだ。冒頭のマーフの微かな歌声が、やがて、堂々とした死者とのコーラスとして響くとき、音楽はその綻びから物語を超えて世界へ染み出すような感動的な響きを湛えている。 諏訪敦彦
『みつこと宇宙こぶ』
『みつこと宇宙こぶ』 2017年/40分/アメリカンビスタ/5.1ch/カラー/DCP 監督・脚本:竹内里紗 脚本協力:峰尾賢人|プロデューサー:池本凌太郎 関口海音|撮影:松島翔平|照明:諸橋和希|美術:侯捷 王慧茹|衣装:栗田珠似|録音:清水裕紀��|サウンドデザイン:伊豆田廉明|編集:小林淳之介|助監督:川上知来 大杉拓真 山本英|製作担当:崔得龍|ヘアメイク:熊谷七海|特殊メイク:征矢杏子|音楽:金光佑実 出演:小松未来 金田悠希 島野颯太 宮野叶愛 百合原舞 伊原聖羅 篠崎颯夏 根矢涼香 坂井昌三 永山由里恵
【あらすじ】 9月20日。晴れ。目に見えない部分だから気になるのかな。最近「こぶ」の中身についてよく想像をふくらませてる。学校に行く道でも、お風呂に入っていても、夜に眠れないときも、ずうっと考えちゃう。だって「こぶ」の中身がわかれば、他のことについてもわかるような気がするんだ。
【監督プロフィール】 1991年生まれ。神奈川県出身。立教大学映像身体学科・映画美学校フィクションコース卒。大学の卒業制作として監督した『みちていく』が第15回TAMA NEW WAVEにてグランプリとベスト女優賞をW受賞し、翌年劇場公開。現在、DVDがレンタル・発売中となっている。DVDには藝大にて1年次に制作した16mm実習の短編『感光以前』も特典として収録されている。
主人公は13才の女子中学生だ。だから彼女の人間関係は学校を中心として形成されている。にもかかわらず、授業も教師も出てこない。彼女も作者もそういうものにまったく関心がないのだ。それより彼女は、驚くべき執着で何でも破壊してまわる。おそらく表面を砕いてその中身を確かめたいのだろう。それが大人になるための通過儀礼なのか、それとも子供の領域だけに許された遊戯なのかはわからない。しかし、一途に突き進む彼女の身のこなしは、有無を言わせぬ感動を呼ぶ。ふとジャン・ヴィゴの名前が浮かんだ。映画はきっと、このような者を肯定するために発明されたのだろう。 黒沢清
映画の中のこどもは、多くの場合その可愛らしさを利用されたり、大人が見たいと思う子供らしさを演じさせられたりする。しかし光子がしりとりをしながら商店街を駆け抜けるスピード、横断歩道でフラミンゴのように片足をブラブラさせる立ち姿、セリフの間合いやちょっとした仕草が、彼女を映画世界の中にユニークに息づかせる。撮影、美術、音響も演出を的確に実現しているが、監督が俳優のユニークさを捉え、その身体を生かしながら、一方的な操作に陥らぬよう、共働者として光子を演じる俳優に映画作りに参画させているように思える。そのことで、私たちはまだ子供っぽい光子の妄想を生きることが可能になる。こぶを恋心のシンボルのように扱ってしまえば陳腐なイメージになってしま��が、こぶは光子の言うように宇宙そのものであって、その妄想を生きる狂気が、世界を息づかせるのだ。こぶが消えると、光子は大人になって、この現実世界に回帰する。彼女の身体表現や発話を変化させて成長というものが確かに視覚化されていることが素晴らしいが、光子がさらに別の宇宙を生きる結末を見てみたい気もする。 諏訪敦彦
『わたしたちの家』
『わたしたちの家』 2017年/80分/アメリカンビスタ/5.1ch/カラー/DCP 監督:清原惟 脚本:清原惟 加藤法子|プロデューサー:池本凌太郎 佐野大|撮影:千田瞭太|照明:諸橋和希|美術:加藤瑶子|衣装:青木悠里|サウンドデザイン:伊藤泰信|編集:Kambaraliev Janybek|助監督:廣田耕平 山本英 川上知来|音楽:杉本佳一 出演:河西和香 安野由記子 大沢まりを 藤原芽生 菊沢将憲 古屋利雄 吉田明花音 北村海歩 平川玲奈 大石貴也 小田篤 律子 伏見陵 タカラマハヤ
【あらすじ】 ある一軒の家には二つの時間が流れていた。 14歳のセリは母親の桐子と二人暮らし。セリは桐子が新しい恋人をつくったことに反発している。ある日、セリはお父さんの倉庫からクリスマスツリーを出してきて……。 自分がどこからやってきたのかわからない、突然記憶を失くしてしまった女、サナ。目覚めた船の中で、サナは透子という女に出会う。あてのないサナは透子の家で暮らし始める。
【監督プロフィール】 1992年生まれ。東京都出身。武蔵野美術大学映像学科卒。同大学在学中に監督した『暁の石』がPFFアワード2014に入選。同卒業制作の『ひとつのバガテル』がPFFアワード2015に2年連続で入選、第16回TAMA NEW WAVEにノミネートされる。他に藝大で制作した『しじゅうご円』『音日記』がある。
暗い古風な家の中で二つの物語が交錯していくわけだが、よくこんなアイデアを思いついたものだ。しかも、その突飛な設定がまったく上滑りせず、あらゆる画面にサスペンスとして機能している。これを実現するには、相当な才能と計算が必要だろう。また、海の向こうがザワザワしていて、妙に気になった。ここは多分どこかの島なのだろうと思うが、ひょっとすると黄泉の国? もしかして、どちらかが幽霊なのか!? そう言えば、冒頭は少女たちが白衣をまとって暗闇の中で揺れているシーンだった。あれが恐ろしい物語が始まる予兆だったのか!! 興味は尽きない。 黒沢清
目覚めると記憶を失っていた女は自分が誰であるのか分からないまま、偶然に出会った女と共同生活を始める。亡くした父の面影と、新しい母親の恋人との間で揺れる少女の日常。全く関係のない二つの物語が、いわゆる平行世界として同じ一つの家屋で進行してゆく。二つの別の脚本を、一つの家屋を舞台に撮影するという実験は、ともすれば作り手の作為が透けて見える��うなものになりかねないが、この作品が魅力的なのは、平行世界を俯瞰して操作するような作者の視点を消し去り、ただポリフォニックに響き合う二つの世界の音楽に耳を傾けるように寄り添い構成されていることにあるように思える。1+1が2になるのではなく、互いに依存することも葛藤することもなく、ただ1と1としてあることで世界を開いてゆく。その「開かれ」に風が吹き込むように、それぞれが奏でる淡い物語はやがて溶け合って、世界をみずみずしく息づかせるのである。 諏訪敦彦
『情操家族』
『情操家族』 2017年/80分/アメリカンビスタ/5.1ch/カラー/DCP 監督:竹林宏之 脚本:今橋貴|プロデューサー:池本凌太郎 井前裕士郎|撮影:城田柾|照明:上野陸生|美術:侯捷|衣装:栗田珠似|録音:伊豆田廉明|サウンドデザイン:清水裕紀子|編集:小林淳之介|助監督:西川達郎 大杉拓真|製作主任:林宏妍 鈴木麻衣子|ヘアメイク:橋本申二 中麻衣子|音楽:久徳亮 出演:山田キヌヲ 韓英恵 遠藤史人 松田北斗 川瀬陽太 柳谷一成
【あらすじ】 冬休み、小学校教師・小野今日子は勉学に遅れがある生徒・鉄平の補講授業を行う事になる。今日子は、鉄平の母・美映と不思議な絆で結ばれるのであった。一方、冬休みの合宿に行っていたはずの今日子の息子・三四郎が、なぜか万引きで捕まったという報が入り、ある隠し事をしている事が発覚するのだった……。
【監督プロフィール】 1988年生まれ、福岡県出身。明治学院大学文学部芸術学科に入学後、映画史を学び、映画制作を始める。主な監督作に『ハチとミツ-新しい季節-』(14)『帰れないふたり』(15)『ジョンとヨーコ』(16)がある。
面倒見のいい女教師が、何でもかんでも面倒を背負い込み、実に面倒臭いことになっていく物語。それにしても素晴らしくヘンな映画だった。まず主人公を含めて大人たちがみんなヘン。あまりにもずけずけと物を言う。家の構造もヘンだ。熱演する山田キヌヲが部屋を飛び出してクリスマスツリーか何かを押し倒すバルコニーのような場所のヘンさ。別れた夫がどうやら海辺の堤防と思われる場所で、突然タップダンスを踊るシーンでそのヘンさは極まる。息子もつられてタップを踏むのだが、これまで見たことのない異様な光景だった。テッペイという子供だけが唯一マトモで、物言わぬ彼のたたずまいが不思議と印象に残る。 黒沢清
小学校教師今日子は、彼女を取り巻く世界を律儀に秩序づけようと奔走し、同時にその過剰な行動によって世界を撹乱するトリックスターである。主婦仲間の下らない雑談から立ち去る今日子が、突如直角に方向���換して走り出す後ろ姿のように、彼女には他人や自分に見せようとする私と、彼女を突き動かす衝動の間をとりまとめる中間というものはなく、その変化は不意打ちとして周囲をたじろがせるのだ。しかし、不意打ちを食らうのはむしろ彼女のほうである。彼女の秩序は彼女だけのものであり、世界のほうは常に今日子の期待を裏切るように出現する。奇人、変人による(スクリューボール)コメディというジャンルに敬意を払いつつ周到に造形された脚本が素晴らしいが、一歩間違えばから騒ぎに陥ちるかもしれない狂気の主人公と世界との喜劇的対決を、俳優の演技、身体を信頼し、活写する演出の手腕がしなやかで恐ろしいほどに冴えている。 諏訪敦彦
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