#ガン爺
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立つことと私 ・ 以前一緒に仕事をしていた人が取引先から定期的に受注していた仕事を会社に辞めた際にその扱いも含めて黙って持っていったことが問題になったことがありました。 ・ それだけ取引先の人から信頼されていた証なのでしょうが、商慣習上は「立つ鳥跡を濁さず」と言われていますので許されない行為なのでしょうね。 ・ 立つと言えばアニメのセリフ。「あしたのジョー」では主人公のジョーに向かってセコンドの丹下段平は「立つんだジョー」と言っていましたね。 ・ 同じアニメで立つことが有名なシーンと言えば「アルプスの少女ハイジ」で車椅子生活をしている大富豪ゼーゼマン家のお嬢様。その彼女の名前と言えばこちらでしたね。 ・ と言うわけで本日のランチは #ケララ #ケララチキン をいただける #ガン爺 #カレーの店ガン爺 です。フラっと行ったら前職の仲間に出会える社食的なお店です。 ・ 完全に出遅れてしまったので結構並ぶかなと思いましたが回転が良かったので20分程でありつけることが出来ました。 ・ いつものルーティンでオレンジ色のドレッシングをシャカシャカと振ってサラダに振りかけます。独特な酸味とキャベツとの味わいがよくってこれからのスタートにふさわしい。 ・ 干しぶどうと、緑色の漬物をたっぷりとライスに振りかけたら準備完了です。まずは #チキン を頂きます。スパイシーな味わいと #鶏肉 自体との油の融合がたまりません。 ・ そして中辛の #カレー はほんの少しトロミを感じつつ様々な #スパイス が食べれば食べるほど後から追いかけてきます。これにご飯を浸して食べるのがたまりません。 ・ やまない汗を拭きながら食べ進めます。そして忘れてならないのは、チキンの底の方にあるスパイスの効いた脂をいただくこと。 ・ これにご飯を浸して食べるのが最高に美味しい瞬間なんです。そう言えば遠い昔に頂いたバラカリやキノコも気になるので、豪華にそれらも頼んでみたいと思います。 ・ 過去のガン爺とタージマハルの思い出はコチラ #a2c爺 ・ #新橋ランチ #虎ノ門ランチ #内幸町ランチ #新橋カレー #虎ノ門カレー #内幸町カレー #スープカレー#新橋グルメ #虎ノ門グルメ #内幸町グルメ #とa2cg (カレーの店 ガン爺) https://www.instagram.com/p/CqJawaRykH4/?igshid=NGJjMDIxMWI=
#ケララ#ケララチキン#ガン爺#カレーの店ガン爺#チキン#鶏肉#カレー#スパイス#a2c爺#新橋ランチ#虎ノ門ランチ#内幸町ランチ#新橋カレー#虎ノ門カレー#内幸町カレー#スープカレー#新橋グルメ#虎ノ門グルメ#内幸町グルメ#とa2cg
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自民党は小学生の集まりなの?爺同士の小競り合い、本当にどうでもいい。いくら支持率が下がっても岸田降ろしは起きないし、完全に自浄作用を失くした自民党、岸田総理は党内運営に注力してれば国民の声は無視しても平気だと考えているのでしょう。自民党議員と総理大臣にここまでの横暴を許す結果になったのは、いくら不祥事が続いてもこれまでの選挙でこの党にお灸を据えなかった国民の責任も大きいと思う。
「器が小さい」自民・世耕議員 裏金疑惑で聴取した岸田首相を国会で“ガン無視”の逆ギレにドン引き(女性自身)のコメント一覧 - Yahoo!ニュース
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1208 マッチ発祥の地
世の中時々ひょんな物に出会う。 マッチ発祥の碑、なんて誰も知らないだろう。 あのタレントのマッチじゃないぞ。 場所は錦糸町、ひかる邸の近所にその碑がある。 名門だが両国高校の敷地内に、道路に面した所に何気なく目立たない状態だ。 誰が何んの意味があって、何んの為に、わざわざ金を出し建てたのだろうか。 訳が解らない・・・ マッチコレクターで興味の有る人、校内に入らなくても自由に道路から見れ、写真も撮れる。 錦糸町駅前のトイレ、気持ちよく放尿していると、中学生の集団がザワザワ入って来た。 右隣の子が満杯なのか、あせりにあせった挙句、ギャーと声を張り上げ「思いっきり、チャックに挟んだ、擦り剥けたよー」と・ 左隣の大き目の子が、声変わりしたのか、低いトーンで、訳の分からない意味不明の歌を歌い出した。 「タマ��ギむ~けた、皮剥けた~、涙が出たよ~、お父~さん~・・」 禿げ爺ジーは若い頃、皮の剥けた当時の喜びを思い出し、思い切りニタニタうなずいていた・ ジーさん、あんたは変態か?!・
明美とひかるは高校時代からの友達で、郷里の会合などで時々会い、クラス会などでも二人は永遠の恋人同士だ、と言い合い、周りからも羨ましがられる親しい友人関係であった。 年に一度の大勢の郷友会で、日曜昼間、一時頃からの飲み会。 舞台では郷土芸能や隠し芸など賑わう。 友人等の席を回り戻ってくると、四時頃だったか、明美が待っていたかの如く、腕にしがみつき、懇願する眼差し。 私、今マルバイ(ノーパン)なの。スースーして風邪引きそう・・と言う。 バカ、昼間っから誘って、どういう積もりだ! と言うと、あら 色気感じるの? と茶目っ気たっぷりな会話。二人は何時も孫の自慢話だらけ。 話を聞くと、ビールを飲みトイレへ行くが並んでいる。 こらえて我慢、急いでパンツを下ろし、バッシャーと行ったそうだが、ふたのまま、ストッキングを伝わり小水がかかとまで濡れたそうだ。 しかたないのでパンツを脱ぎ捨てた。だからノーパンだとの事。 あんた男でズボンだし、裏返しにするから、パンツ頂戴、と縋り付いての懇願。 帰り、スカート姿で駅の階段上下は出来ないとの事。 こう言う時こそ男にならなければ、と略奪されてしまった。 明美!もし蓋が割れ、お姫ちゃんが挟まれたらただ事では済まないぞ。 内鍵をかけられ、ギャーギャー騒がれたら救急車どころか、レスキュー隊だぞ! 翌日電話、パンツは後日のり付けアイロンをかけ返しますと。 バカ! 記念にやるよ、と言ってやった。 翌年末、明美はガンであっけなく他界した。 記念のアイロンパンツ履いてあの世へ行ったのかな・ 合掌・・・
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最近は忘年会が続いててお疲れのようです。最近はよく寝るなぁ。 疲れてても風邪ひいてても酔い潰れてても顔出してくれるっていうのは嬉しいですね。 #korekara_nara #椿井市場 #奈良のガン爺
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やっと行けた! カレーの店『ガン爺』🍛 新橋『タージマハール』の頃から大ファンで、移転してからは何度か行ってはみたものの、いつも完売状態…。それくらい人気のお店なんです。今日は、完売の立て札が出てなかったので、恐る恐る階段を上ると…、やってましたー!🙌 お兄さんも覚えててくれてほんと嬉しい!!以前よく食べていた「茄子辛口」はなかったけど、ランチカレー(ケララチキン)も辛口で。うん!基本の味は大好きなあの味に変わりない!😋 もう一つ、すっごく嬉しかったこと。私がここの味を自分でも再現したくて作り始めたスパイスカレーが、かなりいい線イッテることが判明。もちろんまだまだ及びませんが、だいぶ近づいている感じ。こんな嬉しいことはない! また渋谷中央街でカレーバトルやることがあったら、もう一度スパイスカレーでリベンジするかな?🍛(一昨年はスパイスカレーで参加して18店舗中第3位でした🤗)
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たまご
始発までまだ時間がある。 箱の中は外の静けさを無視し四打ちの音に満たされ、いつになく盛り上がっていた。 今日のメインであるDJがCDをリリースし、そのリリースパーティーとしてのイベントなのだが、今いる客の中でそのCDを聞いてきているのはほぼ皆無である。ほとんどは週末の夜になにか踊れるイベントはないかとフライヤーやネットでイベントを集めた中で一番盛り上がりそうなここを選んだ奴らだ。俺もその一人で、特に誰と待ち合わせるまでもなく、週末の夜にスパイスをふるような気分でここに来ていた。 地下にあるそのクラブはフロアが吹き抜けになっており、フロアから見て二階になるバーカウンターからDJブースを見下ろせるようになっている。俺は氷がとけだらしなく伸びてしまった酒を片手にフロアの喧噪をながめ、たまに下で踊ったりしていた。 そんなに広くはないフロアの正面にブロックを白いペンキを塗りたくって作られているDJブースがあり、フロアはここ以外にはほとんど照明がなく、その両サイドに天井まで届くようなスピーカーがある。天井を見上げるとミラーボールがあり、曲の盛り上がりに合わせ放射されるレーザーの明かりが乱反射しフロアに不規則な流星群を描いていた。背丈以上の高さのスピーカーの前で音の波間をただようクラゲのように揺れていると、音圧で服と腹に同じリズムが刻まれる。170bpm以上のテンポで刻まれているビニルの振動は時として早すぎてついていけないぐらい。音は止まる事がなく次から次へと疾走し、体は音圧の津波に流され、いつまでも留まる事のない浮遊感、焦燥感に似たそれでいていらだちのない多幸感に包まれる。時間の概念は融けだし目前で起きている事は終わりのないリズムの濁流こそがすべてで、溶け込んでしまった肉体を低音で揺さぶれる事で感じるだけなのである。思考は肉体と一緒に形をなくし、ウイスキーに落としたインクの一滴になる。盛り上がりの中にある混沌とした調和、フロアに響く��譜とスタンダード、未知の旋律、既知のリズム、シンセベースの連符、サイン波の歪み、潮溜まりに追い込まれるようなタメ、スモークの香り、泡立つリバーブ、湖底に揺らぐ絢爛、浮上の嬌声、踊、跳、音、乱、美、響、光、煙、幸、輝、悦、快、!。 音の中でおぼれている間はなにも考えず、ただただ体が動くままに動いている。ふと、今までの炭酸が何もしないのにパチパチと弾けるような高揚感が静まり、いつもの面々の一人にもまだ遭遇できないでいる漠然とした孤立感に、なんとなくの身の置き所のなさを感じていた。営業終了までしぶとく踊りつつけているつもりだったのだが、何となく腹も減ったので、どうする当てもなく夜明け前の街に出て漂よう事にした。 夜道は街頭で明るく、闇夜という言葉がこの世から消滅してしまうのではないかといらぬ心配をしながら、シャッターの閉じた駅まで歩き、適当な店が見つからず、駅周辺を足の向くままさまよっていた。 この時間に営業している店は、飲むか食べるか、もしくは色気のある店ぐらいだ。 今は腹が減っているだけであり、パーティーで手持ちぶささをごまかすのにいつも以上にタバコに火をつけていたせいか舌に苦い皮膜が張っているような感じがしている。こういう味のわからない時はできるだけ安くジャンクな食べ物で腹をごまかそうと思った。この時間に安くジャンクでというと、ラーメンとドンブリものに落ち着く。ただ何となくの食欲に選択するのも馬鹿馬鹿しい話なので、安い方を選び駅から少し離れた所にあった牛丼屋に入る。 街頭の明かりに慣らされた目には、牛丼屋の中の刺々しいほどに純白の蛍光灯の明かりは、なにやら消毒液を思わせるような体に障る清潔感を感じ、せっかくクラブでまとってきた夜の不健康が流されてしまうような気がした。 牛丼と生卵を頼み、渋皮のように舌にまとわりつくニコチンを水で流していると頼んだものが出される。 俺が食べようとした直前ぐらいからか耳障りな音が聞こえてくる。 入口から見てコの字型のカウンターの出入り口すぐに座ったのだが、奥の方から泥を混ぜてるような、高い所から粥を落としているような、ベチャベチャとした音を立てて食っている爺がいる。何を考えているのか知らないが、そいつは周りを見回しながら、そして見回した先の奴と目が合うとそいつに向かい見せつけるように大口を開けてわざとらしく口を動かしている。しつけのなってない犬だってもう少し静かに食べるのにもかかわらず、どういう環境で生きていたらそのような食べ方ができるのか不思議なぐらいだ。 内心ムカムカしながら箸を付けようとした時、その爺がこっちに口の中のものを見せるように大口を開けながら、その店で一番安い食べ物である牛丼を掻き込んでいた。 まばらに黒いのが混じるぼさぼさ頭、毛玉だらけのセーターに歯はほとんどが抜けていて、目元は野卑という言葉の似合う人にケンカを売るような好戦的で濁った視線。骸骨に皮を張っただけに見える肉のない顔についた口は、必要以上に大きく開かれているせいもあって上の前歯が3本、下の前歯が4本ぐらいだろうか、タバコやけをしているのか茶色い濁った色素が染みつき杭みたいになっているのが目に入った。 火傷跡みたいにヒリヒリとした嫌な感情が立ち上がり、運ばれてきた膳の中にあった生卵を反射的にぶつけてやろうかと思ったが、握った所で辞めた。 そのかわりに俺はほぼ呪詛に近い感覚で、死ねばいいと思いつつにらみつけていた。 卵じゃ煮え立つ感情には弱いので、湯飲みをぶつけてやろうか、それともしょう油瓶をぶつけてやろうかと思いながら、自分も箸を動かしていた。 だいたい、あの年にもなってまともに飯を食えない奴に生きている理由があるのだろうか、少なくとも人の目に触れる所に出してはいけない、どこか洞穴にでも押し込んで、一日に一回握り飯でも放り込んでおくぐらいで充分じゃないか、といらだちを増幅させ、ガンをつけ続ける自分を正当化し続けた。向こうもこっちをにらんでいる。ここは目がそらした方が負けなのである。 ほとんど獣のケンカみたいな状態で、何か動きがあったら投げつけてやろうと七味唐辛子の瓶を視界に入れながら、爺にガンをつけつつ丼を掻き込んでいた。 俺の丼の中はあと二口ぐらいだろうか、爺の方が目をそらした。腹の中に沸いていたヘドロみたいなむかつきは少しは引いたのだが、残ったのは情けない野良犬のいがみ合いのようなケンカの勝利だけであった。丼の底に小島のように固まっている牛肉のかけらとご飯の固まりを一気に掻き込んだ所で玉子の存在に気付いた。爺にむかついていたばかりに追加した玉子を丼に落とすのを忘れていた。食べて丼を置いたら勢いよく出て行こうかと考えていた所に気がつき、そこ置いていっても良かったのだが、卵を忘れていた自分に気が抜けそのままもって出る事にした。 店員に気付かれないよう、そしてできるだけさりげなく、上着のポケットに玉子を移す。 始発にはまだ時間があり、駅も開く気配がない。駅周辺をただようチリの気分になりながらのろのろと歩いていた。 上着のポケットにつっこんだ右手には卵がにぎられている。 店で出された時よりも手のぬくもりで暖められ、カルシウムのざらつきに包まれた、ずしりとした下ぶくれの珠が手の中にある。 クラブの中��ふらふらしていた時とは違い、牛丼屋の中でざらついてしまった気持ちのやりどころのない嗜虐心を、手中の卵にぶつけた。手の内で転がるそれは、紛れもなく卵なのだが、そっと力を込めると指先の肉を受け止め、中身を守ろうとする殻の抵抗に遭う。割れてしまうと上着が台無しになるなと思いつつも、右手はポケットの中に閉じこもり、卵にじんわりと圧を与えては離すという蹂躙を繰り返していた。指先の乱暴は駅前の一区画をさまよい、気を取り直して飲もうと探しているスツールに座して少しの酒をすすれる店がことごとく営業を終わらせているのをみてまわるまで続いた。次の区画にうつる頃には指先の暴行は肉による緩やかな締め付けから爪での直接的な加害に変わっていた。爪も殻も肉の中で作られ、その中を守るためのものだ。爪がざらついた表面をなぞる。手のひらで転がしていた時には工芸品を思わせるようななめらかな表面に感じたのだが、爪の先でつぶさに観察してみると、コンクリートを思わせる引っかかりを見つける事ができる。下ぶくれ部分の緩やかな面を人差し指の先で一通りひっかき、その曲面すべてを爪がなぞると、ポケットの中でごそごそひっくり返し反対側のとがった部分を爪でなぞる。指を頂点目指してはわせている時のグイッというラインの持ち上がり方と、頂から下りる時の直滑降のスピード感が気持ちよく、何度となく人差し指が登り降りを繰り返した。そのうち頂点に加害をはじめた。ガリガリと引っ掻く音がするのではないかと思えるほど、しかし殻が割れないほどに加減をしながら、目では判らなくとも顕微鏡でつぶさに観察したら見えるのではないかと思うるような傷は付いているだろうと、微細な世界へ思いをはせながら爪を押し当て動かし続ける。孵化する可能性のない白色レグホンの卵への継続的な暴力は終わる事はなく、酒とスツールを求め駅周辺をただよう間に、ついには打撃を加えるようになった。親指と薬指とでしっかりと押さえ、人差し指の先でノックするようにたたく。指先に伝わる殻のガードは、割れないでいて服が汚れないで済む事の安心と、なかなか割れない殻に対して冷淡に見つめるような気持ちとが入り交じり、飲み屋を求めてさまよっているだけにもかかわらず、ジャケットのポケットの中で行っている事に対し、熱湯と氷の両方が混じる事がなくよどみ続けるような壊したい衝動とそうしたくない迷いがぐるぐると入り交じっていた。 結局入れる店が見つからず、ポケットの中に入れた卵を指先でつつきつつコンビニで買った酒をあおり、ざらついた感情を溶かしながら始発までの時間を過ごしていた。駅前に戻ると地下鉄の入口の近くで丸まって寝ているサラリーマンらしきスーツの男がいた。地下鉄の入口は始発が出るまではその門戸を閉ざし、雨が降ろうが風が吹こうが始発待ちの客を優しく向かい入れる事はなく、やっと開いたとしてもベンチは冷たく、構内でゆっくりくつろげるような所もあるわけではなく、ただただ地上と電車の途中をつなぐ通路として、モグラやミミズが入ってこれないようにコンクリートで四方を固めているだけである。 始発にはまだ待たなければならない。 俺は卵をどうしたものかと思いながら、冷たい夜風が避けられる所はないかと探していた。風よけになりそうなスキマを見つけては入ってみて居心地を試してみるのだが、どこも完全には風から守ってはくれない。唯一風がなさそうな所はスーツ姿の男がビジネスバッグを抱えるようにして丸まっている。 その男は器用に寝ていて、ビジネスバッグを抱え、体に新聞紙をかけているつもりでいるのだが、寝ぼけながらも新聞紙を深くかぶろうとしたのだろうか、丸まっている体の中心にバッグやら新聞やらが集まり、まるで巣を守る動物のようになっている。 寒空の下で寝ていられるのを感心する一方で、俺の頭の中では妙案が浮かんでいた。 この男を立派な親鳥にさせてやろう。 近くの公衆便所に行きトイレットペーパーをこぶし大ぐらい取り、それを細かく裂いた。そして新聞とバッグを抱えて寝ている男の中心に、鳥がそうするように卵の安住の場所を作ってやるのである。 起きないようにゆっくりと、けれども気付かれるのもつまらないので素早く、男の側に近づいた。ビルとビルのスキマである男の仮宿はちょうど街頭の明かりが直接目に入らないような所であり、俺が近づいた事でかろうじて男の体を照らしていた明かりも全く入り込まなくなってしまった。ほぼ暗闇の中、男が抱えてる新聞とカバンの上にトイレットペーパーの羽を広げるなければならない。 俺は男の前に近づいた体勢のまま、できるだけ物音を立てないよう、そしてすぐに逃げられるように前屈をするような姿で作業していた。試行錯誤する余裕はなく、一発勝負である。手のひらの上でトイレットペーパーの巣を作り、置くのではなく、ギリギリの所まで降ろしてから落とすようにして新聞とカバンの土台の上に巣を作った。少し斜めになってしまったが成功である。いよいよ卵を置き完成させる。できるだけ巣の中心に、卵が心地よいであろうポジションに安置できるよう、細心の注意を払いながら巣の中に卵を置く。トイレ��トペーパーで作った羽の中、人差し指と親指に運ばれゆっくりと卵は沈み込む。巣にすっかりと沈み込んだのを感じると、だめ押しでぐらつかないように人差し指でそっと押し込んだ。 そのとき、男のいびきが止まる。 俺もそれに合わせ、一瞬の硬直で男にあわせる。秒針が少し進むぐらいでしかないが、男が目を覚ましてしまうとせっかくの妙案が台無しになってしまう。俺は自分を電信柱だと思いこみ、男に気配を感じさせず目を覚ますきっかけを与えないようにした。 再び男が寝息を立て始めると、俺は体の硬直を説き卵に異変がないかを人差し指で触れる事で確認した。 無事に卵が巣の中にたたずんでいるのを確認すると、近づいた時と同じようにゆっくりと素早くそこから遠のいた。 街灯の明かりが戻り、男の体の中心には卵が鎮座している。 巣作りをし終わり、煙草をくわえながら“親鳥”を見ていると地下鉄のシャッターが開いた。地下へと続く階段は白々と色気のない照明で照らされていた。のろのろと階段を降りながらあの男、目を覚ましたらどんな顔をするのだろう。そう思うと今まで俺の気持ちの底に横たわっていた砂地に落ちた氷のような暗い感情が熔けたような気になり笑いがこみ上げ、くしゃみをするような短い咳払いみたいな笑い声がでてしまった。 長く続く地下鉄の階段に俺の笑い声の破片が少しだけ響き、あとは俺の足音だけになった。
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【天国の恩人】 私はキャバクラ嬢でした。 家がとても貧乏で、夜に働きながら大学へ行きました。 そんな私の初めてのお客様。 Yさん、70歳のお爺ちゃんです。 彼はとても口下手で、殆ど話しません。 何か話しかけても、 「うん。そうだね」 という返事が返ってくるだけです。 でも毎週来てくれました。 時には同伴もしてくれました。 私は必死で話しかけましたが、いつも優しく笑うばかり。 とても不思議な人でした。 夜の仕事をしていると、 「休みの日に会いたい」「ホテルに行きたい」 など、そんなことを言う人が殆どですが、彼は一切そんなことは言いませんでした。 私がピンチな時は、決まって助けてくれました。 いつも静かにウィスキーを飲み、午前0時には帰って行きます。 ※ 大学の卒業が決まり、夜の仕事を卒業する日。 いつもと変わらず来店してくれて、お疲れ様の言葉をくれました。 翌日に珍しく彼の方からメールが来ました。 『今までお疲れ様。 本当によく頑張ったね。 君と過ごした時間は本当に楽しかった。 これからは昼の人間。 今まで夜の仕事で出会った人とは、もう関わってはいけないよ。 夜の世界に戻って来てはいけないよ。 もちろん僕とも…。 いつでも君のことを応援しています。 もう会うことはないけれど、どうか夢が叶いますように。 頑張れ︎』 ※ 私は彼の言う通り、夜の仕事で出会った人との連絡は断ちました。 でも、彼の連絡先だけは消せませんでした。 毎年一度だけ、彼の誕生日にメールをしました。 『誕生日おめでとう。 体調崩してませんか? この間、初めての契約が取れました』 『誕生日おめでとう。 お元気ですか? 私は後輩ができました。 仕事頑張ってます』 『誕生日おめでとう。 毎年約束���破ってすみません。 仕事が上手くいかなくて、正直辞めたいです。 もう頑張れないよ…』 ※ 3年目のメールで初めて返信が来ました。 『突然のメール申し訳ございません。 Yの娘です。 先日、父はガンで他界しました。 貴女に伝えたいことがあって、メールさせていただきました。 父の日記です。 父の想いが伝わったら幸いです。 お仕事頑張ってください』 ※ ここからが彼の日記です。 『今日も彼女は楽しそうに大学の話をしてくれた。 夢を語る彼女はキラキラしてる。 応援していますよ』 『今日はお寿司を食べに行った。 本当に美味しそうに食べてくれて嬉しかった。 昼は学校、夜は仕事。 ちゃんと寝てるのか心配だ』 『進級おめでとう。 あと一年で卒業ですね。 応援してます。 最近遊びほうけてるみたいだけど、ちゃんと勉強もするんだよ』 『就職が決まったようだ。 おめでとう。 夢への第一歩ですね』 『やっと卒業した。 夢に向かって頑張ってほしい。 頑張り屋さんだからきっと大丈夫。 頑張れ︎』 『誕生日のお祝いメールが来た。 覚えててくれて嬉しい。 仕事頑張ってるみたいで良かった。 でも、返信してはいけないな。 彼女は自分の力で未来を掴んだのだから…』 『今年もメールが来た。 先輩かー。 彼女のことだから張り切って世話を焼いてるんだろうな。 仕事楽しそうで何より』 『仕事が大変みたいだ。 頑張れ︎。 辞めてはいけないよ。 彼女は強いからきっと大丈夫。 応援していますよ。 君なら大丈夫だ』 ※ 今年で社会人6年目になります。 今、仕事が楽しいです。 毎日頑張っています。 天国のYさんへ届きますように…。 https://www.instagram.com/p/CRaDmoqpjeL/?utm_medium=tumblr
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平日の昼間ろくな奴おらん
2021/02/09
運転荒い車掌!(めちゃくちゃ揺れる)(脳震盪ワン)
なんかキレ気味の車掌!
キレ気味の車掌「ェ河原町今出川💢💢河原町今出川💢❗💢💢💢バス動きまーす❗動きまーす❗💢💢💢」
上唇しか守らないマスクの男!(これはマジで何?)
爆音丸出し男!
男ガン見の爺ちゃん!
爺ちゃんに手振る男!
男「シャカシャカシャカシャカ」
爺「…………(ガン見)」
男「………✋('ω')スッ」
なんかキレ気味の車掌「はいバス動きまーす💢動きまーす💢💢」
ワイ「眠い」
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(via 間違いないカレーが食べられる山手線駅のカレー屋まとめ / 総合編 | ガジェット通信 GetNews)
<間違いないカレーが食べられる山手線駅のカレー屋まとめ / 総合編> 新宿 サンラサー、コチン二ヴァース 新大久保 ソルティカージャガル 高田馬場 プネウマカレー 目白 アナモル 池袋 火星カレー 大塚 カッチャルバッチャル 巣鴨 プルジャダイニング 駒込 サードアイ 田端 ボルカノザスパイスアップ 西日暮里 シルクロード 日暮里 ニューマルヤ 鶯谷 河金 上野 ハリマケバブビリヤニ 御徒町 ベジキッチン 秋葉原 スパイスパレット 神田 ベンガルカレーファクトリー 東京 ダバインディア 有楽町 グルガオン 新橋 カレーの店ガン爺 浜松町 いっぺこっぺ芝大門店 田町 AMIN 高輪ゲートウェイ サンライン 品川 サルマティッカアンドビリヤニ 大崎 アヒリヤ ゲートシティ大崎店 五反田 うどん 目黒 タダカリー 恵比寿 薬膳スープカレー・シャナイア 渋谷 ムルギー 原宿 みのりんご 代々木 アヒリヤ代々木店
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沼落ちと私 ・ 一時期取り憑かれたようにツムツムというアプリにハマって色々なキャラクターを集めたりしていましたが、仕事が多忙になり物理的な時間が取れなくなりやめてしまいました。 ・ アニメでもゲームでも夢中になって時間を忘れるほど没頭することを沼落ちなんていうみたいですね。一度ハマると深みから抜け出せないところから来ているみたいですね。 ・ 抜け出せないといえば、身動きが取れないように身体中ロープで巻��付けた状態のことを、がんじがらめと言いますが、こちらの店の魅力もそうですね。 ・ と言うわけで本日のランチは #ガン爺 辛めで美味しく頂きます。同じ部署の仲間と久しぶりに時間があったので #カレー に行こうと誘ってみました。 ・ 12時前に到着しましたが既に結構な行列です。15分程で着席してありつけることが出来ました。今月は#ケララ #ケララチキン です。 ・ 各店が値上げラッシュの中。この店だけは、お値段据え置きの千円でランチが頂けるのは有り難いです。まずはたっぷりのサラダにオレンジ色のドレッシングをかけて頂きます。 ・ 独特の酸味があり、野菜が美味しく食べられます。そして #チキン がまた美味い。さまざまな #スパイス を纏っている中ジューシーな脂と出会ってより魅力的な味わいです。 ・ サラサラな #スープカレー のような魔法の味わいは辛さに���って、味付けと粘度が違うのが特徴ですね。 ・ 一緒に行った同僚女子が、ご飯少なめにしていましたが、普通でもよかったかもと言っていましたが、ご飯が欲しくなるの美味しさなのでよくわかります。 ・ もうどれ位訪れたのか分からない位に、この店にははまっていますね。夜に行けていないので、誰かを誘ってお邪魔したいなと思います。 ・ 過去のガン爺とタージマハルの思い出はコチラ #a2c爺 ・ #新橋ランチ #虎ノ門ランチ #内幸町ランチ #新橋カレー #虎ノ門カレー #内幸町カレー #スープカレー#新橋グルメ #虎ノ門グルメ #内幸町グルメ #とa2cg (カレーの店 ガン爺) https://www.instagram.com/p/Cl9nqU-SvLO/?igshid=NGJjMDIxMWI=
#ガン爺#カレー#ケララ#ケララチキン#チキン#スパイス#スープカレー#a2c爺#新橋ランチ#虎ノ門ランチ#内幸町ランチ#新橋カレー#虎ノ門カレー#内幸町カレー#新橋グルメ#虎ノ門グルメ#内幸町グルメ#とa2cg
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前に、時間調整でタクシーで、来たのに売り切れ、今日は、オープン時間5分前に来て2番目、 やっぱり来て良かった。 食器の選択、厨房レイアウト、オペレーション、高い家賃の街中で、効率よく仕事をこなす?少ない人数で、勉強になりました(^^) 行きたいお店は、この次に、、、 SBロースタリーの焙煎人の彼女推薦のお店は楽しみだ!千葉県 カレーの店 ガン爺 03-6320-2460 東京都港区西新橋2-13-1 2F https://tabelog.com/tokyo/A1308/A130802/13226045/ #カレー (新橋) https://www.instagram.com/p/CglEZ8CPd96/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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エルデンリングプレイ日記19日目
いつもここに余計な前書きをたくさん書いていますが、最近久しぶりに読書を再開できそうということを書こうとしているうちに、妙な長さになりそうでプレイ日記そのものを書き終えるまでに書ききれず、持ち越してるうちになんとなく他のことを書きそびれる、というのが続いています。
ほんとはプロ野球開幕して嬉しいなーということとか書きたいんですけどね。我らがカープはまさかの開幕3連勝でファンが一番びっくりしています。
そこで大活躍したドラ6所帯持ちルーキーの末包昇大の奥さんのおじさんがいとうせいこう、というのもだいぶびっくりしましたが。とはいえいとうせいこうワークにあまりきちんと触れたことがないわたくし……ゲーム小説書いたことあるのに、『ノーライフキング』はまだ読んでない、という片手落ちぶりよ。
あ、完全に無意識だったけどゲームの話につながった……。かつて書いたゲーム小説は「ナインライブス」ってやつです。9匹の猫が洋館をさまよう架空のファミコンソフト、それをプレイしていた顔も思い出せない友達、その家を訪れるたびに感じる幽霊の気配。通販してる短編集に入ってるのでぜひ読んでね。基本ここからしか買えません。
https://hotelnewobake.booth.pm/
この話のメインテーマのひとつはバグなんですけど、ファミコン時代と今ではバグの頻度も意味合いもだいぶ違う気がしますね。
かつてはそれがある程度当たり前のこととして仕様に回収されるケースが多かった気はしてて、それはあくまでゲームが現実を模倣しない/できないものであるからこそゲーム内秩序が現実を侵食してこなかったからかなと思うんですが、例え���エルデンリングでバグが起きたらそれは現実に裂け目が開いた感覚に近い。一度、祝福に戻った瞬間に空へ向けて落ちて死ぬ、というバグを食らったんですが、あまりに巧妙に隠されているバックヤードへ通じるほつれに直面して、そもそもそんな空間が存在したんだ、という驚きが先行したのを覚えています。バグがもはや不気味の谷や(都市伝説の)バックルームに通じる扉なんですよね。
さて、ではゲーム内現実に戻ります。
積み残しダンジョン消化月間につき今度は林脇の洞窟へ。松明必須ダンジョン、ガン盾チキンプレイおじさんにはハードル高いんですが、まあこれだけ初期のダンジョンなら大丈夫でしょう。
大丈夫でした。ワンワンを魔法でシャコシャコ倒していきます。左手に松明、右手に杖。ボスの獣人さんは連続攻撃とリーチがかなりエグくてまともにやってたらキツかっただろうけど、狼洞窟なので狼ちゃんに戦っていただきました。初見撃破。炎耐性を強化するタリスマンをゲット。
しかしすっかり定番化した「霊呼び出して遠くからひたすらつぶて撃つ」戦法、果たしてエルデンリングの真髄を味わっているといえるのじゃろか……。いや真髄味わおうとするとたけし城の騎士様やゴド爺相手に百人組手(延べ人数)を挑むハメになるんでしょうけども……。もうちょい近接での立ち回り上手くなりたいとこですね。
そういえばこないだ不意打ちで酷い目に遭った戦技おじさんのボロ屋、昼間に行ってみたらフツーにおじさんがいて何事もなかったかのように戦技教えてくれたんですよね。あのヤベーやつが出てくる条件は夜に行くことだろうか? 検証のために日が暮れてから訪れると……予想通りおじさんがいない。試しに挑んでみることに。
足を踏み入れるとあの半透明鎧が再登場。名前を改めて見ると「鈴玉狩り」、やはりあのツインババアへの捧げ物をカツアゲしてくるヤンキーのようですね。挑みます。うっかり勝ってしまいたい。
が、駄目……!いやー強い。大剣の斬撃のリーチがやばい、というか文字通り飛んでくるので遠距離戦ではジリ貧だし、かといって接近戦が良いかといえば、そりゃまあ飛び道具持ったゴリラに君は接近戦なら勝てるかという話ですよね。約束された死。
やはり身の丈に合った殺人スポットに向かうべきですね。次は曇り川の洞窟へ。
奥には見張りの兵士がいるので魔法でサクリと倒して進もうとすると、チリリーンと爽やかな鈴の音が。あ���、おれ霊召喚したっけ?と思っていたら奥からワーイお客さんだーと兵士の皆さんが4人も駆け寄ってきました。はい列崩さないでくださいーと狭い通路でプスプス順番に串刺しにしてなんとか切り抜ける。よく見ると茂みの向こうに侵入者検知用の鈴が……こういう細かなトラップもあるんすね、覚えておこう。
脇道を行くとボス部屋。意を決して入ると……誰もいない。音楽も変わらないし戦闘も始まらない。奥には焚き火と、いかにも怪しい宝箱……。開けないと始まらなさそうなのでおそるおそる調べると、背後からこれぞチンピラという感じの声が。
パッチさんだ!この世界にもいんのかこのハゲ!
毒霧をブーと吹いてくるけど恐るるに足らず。ちょうどそのタイミングでチクチク魔法をぶつけていると、半分削ったくらいで降参してくる。この命乞いムーブ……フロムゲー半端者の自分でも懐かしさを感じる……。
店開くってんで改めて訪れると、色々新しい品を売ってくれるが……ちょっと待てなんだその「マルギットの拘束具」という物体は。もうちょい早く言ってくれないかな。マルギットリベンジがありそうなので追々手に入れておきたい気はする……。
そして部屋に、前はなかった最高に怪しい宝箱が増えていますね……。本人に聞くと「いずれお得意さんにあげようかどうか」とかゴニョゴニョ言ってる。ここはパッチさんの部屋であり、それはもう十中八九罠なわけですが、そして宝箱の罠といえばわりと新鮮なトラウマがあるわけですが、これはもうボケのフリみたいなものですよね……。
勢いで開くとやっぱり転送罠だよ!しかも今回は逃げられないよ!ブラックアウトした視界にパッチの「やっぱあんた盗人じゃないか、天罰だ天罰ウヘヘヘヘ」と声が響きます。しかし今回は本人に聞いた上で勝手に箱開けてるのであんまり責められねえ……そもそもこちらが開けるの見越した上で置いてるのはさておき……。
次の瞬間視界に入ったのは、夜の森でバリッバリ楽しく爪研ぎをするクソデカベアーさんのお姿でした。ヤベーけどこれ進研ゼミでやったところだ!中腰でコソコソ逃げて第三マリカ協会まで無事到達。ブライヴさんに襲われなくてよかった。
さて残る積み残しは地下墓と地下河あたりか。それか少しケイリッド方面に足を伸ばす手もあるかもしれない。
ゴドリック? ……知らない方ですね……。
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2022/2/5(土)心太(シンタ🐩)&少しだけ仁(ジン🐕) ふたりでどこかをガン見( ⌯᷄︎ὢ⌯᷅︎ ) こういう光景、、、なんか好き💗 っと、動画は心太の🐩 お爺ジャンプ˖*♬೨̣̥ あっ、心太の服の色とハーネスの色があっていないのは突っ込まないでね(⌯˃̶᷄ ᴗ̂ ˂̶᷄⌯ั)💦 ※父ちゃん🧑🏻🦱ピンクが好きだから ────────────✦ っと #ハイシニア犬 #シニア犬 #シニア犬との暮らし #シニア犬15歳 #シニア犬13歳 # ところてん と書いて🐩 #心太 🐕仁 (੭*ˊᵕˋ)੭ᵗʱᵃᵑᵏᵧₒᵤ♡ #老犬 #爺犬 #smiledog #雑種犬の魅力 #シニア犬 #ハイシニア犬 #雑種犬 #譲渡犬 #保護犬 #seniordog #seniordogsofinstagram #happydog #dogsofinstagram #doglover #funnyvideos #funnydog #dogdad #애완견 #멍스타그램 instagood ■お仕事 静岡市ストレッチ専門店 静岡県初のストレッチ専門店 #静岡のストレッチ専門店 #静岡ストレッチ #ストレッチ専門店 😁 #ストレッチ パートナーストレッチ #静岡市 #静岡駅 静岡駅南口 ■お仕事関連 オフィシャル→@e_bodyconditioner スタッフ→@stretch_shizuoka_ebc_etsuko (ストレッチ専門店 e-Bodyコンディショナー) https://www.instagram.com/p/CZmU69UPTUg/?utm_medium=tumblr
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与え合う社会
3日間腫れていた腸は治癒してきた。
今回、人工甘味料がいかに恐ろしいか思い知り、ガン、糖尿病、通風、これが異常に増えたのは、人工甘味料が犯人であるとわかった。
日本最後の秘密兵器、731部隊。
敗戦により、戦犯は処刑、処罰を受けた。
一般の兵隊は、小学校の先生に優先的にした。
ところが、731部隊だけは、その存在を隠されてしまった。
理由一つ目は、電磁波兵器。
波長80センチの電磁波を発生したらしく、ウサギを殺すことは出来たらしい。
アメリカはこの技術が欲しかった。
電子レンジの最初の発明は、1945年のGE、ジェネラル・エレクトロニクス、エジソンの会社である。
マグネトロン実験中、ポケットのチョコ🍫が溶けて発明云々、嘘だろう。
日本の731部隊の技術��盗んだ疑い。
そして何より、覚醒剤。
これは戦中、「ヒロポン」という製品名で販売されていた、強壮剤だ。
今でこそ、犯罪だの言っているが、日本を上げて販売してたんだ。
いかに国家とはデタラメで信用出来ないか、昨今の嘘パンデミックと同じである。
731部隊は結構な人数がいるし、全員英語が話せるわけではない。
苦肉の策、会社にしてごまかそう。
1947年、東京通信工業、北品川電器、のちのSONYへと、731部隊は姿を変えた。
本拠地は、名古屋に置いたようだ。
全く旬な話題ではないか?
元来人獣感染しない、コウモリの風邪が蔓延したと騒ぐ、新型コロナ。
どういう訳だか2008年にWHOが対峙する薬品の特許までとっている、南アフリカのセネガルで既に発見されていた、新型コロナ。
パンデミックを理由に、人と人の接触を避けさせる、マスクをつけさせる、やりたい放題の日本政府。
そのバックには、731SONYという、世界最強の細菌兵器部隊がいるし、資金は豊富、安心しきって、我々庶民をコケにしてるw
さて、人工甘味料。
戦後すぐに、サッカリン、という砂糖の500倍の甘さの人工甘味料はすでにあったのだ。
わたしのお爺さん、42歳の若さで膵臓癌で死んでいる。
だから会った事ない。
母方の父、秋田大学の大学教授であり、秋田に初めてサッカーを教えた、有名人、佐藤熊太郎。
つまり、裏切った731部隊SONYは、戦後早速から、細菌兵器部隊を使い、日本人を殺しまくってきたわけだ。。
なかなかきつい断食、理由は、スクラロースの毒性である。。。
この地球にない成分だから、細胞は消化出来ず、体のどこかに捨てるしかない。
いわゆる、ゴミでしかないw
これを解決出来るのは、オートファジー、つまり断食しか方法が無い。
足はほぼ完治した。
だが不純物排出でぐったりしている。
昨日、今日と板チョコを食った。
コンビニに行くのすら、ぜーはーしたw
100%下痢しかしてないからw🤣
今回でわかった。
ほんの1グラムすら、人工甘味料は体に入れるな!
これである。
これをやると、口に出来るものは、ほぼ無いw
特にコンビニは、98%近く、買えるものが無くなる。
だから、たまに柿の種を食っていたが、それすらやめる。
人工甘味料を吐き出すには、���んなにも苦労する、痛いほどわかったw
早くまともな世の中に戻ってほしい。
切に思う。
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世界にごめんなさい
あたし達は駅前の安っぽいチェーン店で、ハンバーガーを食べていた。この店は繁華街と通りを一本隔てた場所に建っている。横断歩道を渡れば、そこは猥雑な世界だ。ハイヒールのお姉さんが生足をブリブリ出して闊歩している。男どもが万札ばりばり言わして女を買いにきてる。まるで薄汚い森のようだ。あたし達はそんな大人の事情なんて知りませんよという顔をして、だらだら話をしていたんだ。制服から誇らしげに生やした太��を、忙しなく組み替えながら。学校をさぼったわけではない。今はれっきとした放課後。ヤンチャが格好いいなんて価値観、もうダサいんだ。
「彼氏とのセックスが良くないんだよねえ」
とアコは言った。あたしは、
「当たり前じゃん」
と相槌をうつ。
「世の中、そういうもんなのだ」と、あたし。
「それでいいのだ」と、アコ。
「西から昇ったお日様が」
「違くて。そういうもんってどういうもんよ。ミイはすぐ煙に巻くような言い方するんだから」
「そういうもんなんだよ。愛に運命があるのと同じように、セックスにも運命があると思うのよね。あたしは二つ同時に当たりを引くなんてこと、まずないと思ってるの」
アコは「あ、そうなの」なんて、分かったような分かっていないような返事をする。仕方がない。アコは彼氏とのセックスの記憶をなぞるので忙しいのだ。あたしはアコに聞く。
「ていうかあんた、彼氏いたっけ?」
「向こうがそう言い張るからもしかして彼氏なのかなって」
「じゃあんたは心の底では、その人のことを彼氏だと思ってないんだ」
「めんどくさー。別にどうでもいいじゃん。彼氏なんてさ、セックスした相手に貼るレッテルよ」
そうね。ほんとそうだわ。あたし達はこの話題をゴミ箱に捨てた。
アコはチープな紙コップからコカコーラを啜っている。席を陣取るために飲み物頼んだのに、それじゃあすぐになくなっちゃうよ。それに見てみろ、このどす黒さ。見るからに不健康な色をしている。あたしは得体の知れない飲み物を美味しそうに啜ってるアコが信じられない。あたしはストローでオレンジジュースを掻き回しながら言う。
「そうして世の中回ってるのね。くるくるくるくる」
「だーかーら、それが分かんないの。全然納得いかないよ」
アコはぶりっと頬を膨らませる。可愛くねえ。
「あーあ、セックスがスーパーマン並に上手い男捕まえて、朝から晩までイかされたい。どっかにいると思うんだよね、そういうバカ野郎が」
「いねーよ」
あたし達はげらげら笑った。
アコは氷が溶けて地獄の釜のようになった紙コップをぐしゃっと握り潰した。あたし達はとっくに冷めてるテリヤキバーガーにかぶりつく。お腹は空いてないんだけど、それとこれとは関係がないんだ。あたし達は性欲のまま行きずりのサラリーマンとセックスするように、物を食べまくる。あたし達は満足するまで食べたいんだ。色んなものを。与えられるものがあったら、全部ぺろっとたいらげたいんだ。
「誰か与えてくれないかな。何かを」
あたしが呟くと、アコが神妙にうなずいた。おっかしいの。バンズの端っこから茶色い汁がこぼれ落ちる。アコはそれを人差し指ですくい上げ、べろっと舐める。
「アコ、あんたその仕草似合ってるよ」
「うそ。あたしエロい?」
「はは。それ、男の前で言えよ」
「そうねえ。確かに」
あたし達はしょっぱい��をぺろぺろ舐めながら、チェーン店を後にした。
俗っぽい店に行った後は、こんな風景が頭に浮かぶ。ソースまみれの包み紙が、店員の手で無様に捨てられるの。あたしはその光景を思い浮かべると、少し興奮するんだ。それがあたしだったらいい。見知らぬ男のたくましい手で、骨まで丸めこまれて血みどろのまま捨てられたい。
「ねえねえ、あたしちょっとセックスしてくから、ミイ先に帰ってて」
目を離した隙に、アコは見知らぬサラリーマンと腕を組んでわくわくしている。いつもこんな調子だ。あたしは舌を出して言う。
「ばーか。殺されても知らないからな。えんじょこーさい、不倫、殺人事件だ、アホ」
「うわっ。ださー。九十年代的な退廃の香りがぷんぷんするよ」
「バブル崩壊の年ですからね、荒みもします。エヴァンゲリオン然り」
サラリーマンが口を挟む。うるせーお前は黙って七三になっていればいいんだよ。あたしはアコに囁く。
「その男、鞄に包丁忍ばせてるかもよ」
「な、何を言ってるんだ君は。ぼくは根っから真面目で爽やか彼女と妻を大事にする健全にスケベの……」
と、リーマン。うるせーっての。
「ホテル入った途端、後ろからぶすっ。あんたの動脈から血が噴き出るよ。ダブルベッドが血染め。大きな青いゴミ箱、満タンになっちゃうくらいの血液」
「うわあ、そしたらアコ、蝋人形みたいに青白くなっちゃうね。王子様のキスを待つ眠り姫みたい。最高にきれいじゃん。名前が可愛いからラプンツェルでもいいけどぉ」
「こいつはアコがあんまり美しいから、内臓ずるずる啜って、お尻の肉を持ち帰ってホルマリン漬けにして、毎日眺めながらオナニーしちゃうんだから」
「うひひ。何それ。あたしサイコホラー映画のヒロインになれるの? うれしー。ね、こいつのあだ名エド・ゲインにしようよ。3Pしながら羊たちの沈黙見よう?」
アコが背広に皺が寄るほど男の腕を抱きしめるから、サラリーマンはぎょっとして脂汗をかく。あたしはごめん、のポーズをする。
「遠慮しとく。想像したらお腹がもたれてきた」
「あそ。じゃね、ミイ。今日も黙って死ねよ」
「うん、アコも耳噛まれて死ねよ」
眠りって死と似てない? つまり、死ねはおやすみの挨拶。あたし達は毎日こうしてさよならするんだよ。年に何度も生命の終わりがくるのって、いいじゃん。
あたし達は壊れた人形みたいにぶらぶらと手を振りあった。男のよれよれした革靴と、アコの見せかけの純潔じみたピカピカのローファーが立ち去るのを見送りながら、あたしはコインパーキングにだらしなく生えてる雑草になりたいと思った。あーあ、めんどくさ。
兄��ゃんの部屋は男臭い。机にもベッドにも、わけ分からんものが山積み。兄ちゃん、教科書はどこにあんの? 辞書は? 鉛筆は? この人ちゃんと勉強してんのかなあ。山の中から煙草をパクってふかしていたら、兄ちゃんに後ろから蹴り飛ばされた。あたしは盛大にテーブルの角に頭をぶつける。
「いてーっ。死ねっ」
「オマエは二の句に死ね、だ。芸なし。つまんねー女」
「そりゃあんたの前ではつまんねー女だよ。面白さはとっておくんだ」
「知らん男のために? オマエの面白さって使い捨てなんだな」
「そりゃそうよ。言葉や価値観なんてツギハギで使い捨てなのよ。哲学者も心理学者もいっぱいいるんだから、どんな精神論だって替えがきくわよ。少し本読みゃね」
「まー確かに」
兄ちゃん拳骨であたしの後頭部を叩く。あたしはいてっと叫びながら、もっとしてと思う。あたしってヘンタイだ。
あたしってヘンタイだ。兄ちゃんに服を脱がされている。これからセックスするんだ。こういうのって気持ちいいんだよなあ。背徳的ってやつ? 法律なんてどうでもいい。こんなの当たり前だから。近親相姦なんて虐待や売春と同じで、常識という絨毯をめくれば白アリみたいにありふれてんだ。
「ねえ兄ちゃん」
「うるせー集中できないだろ」
頬を叩かれる。わーい、もっとして。
あたしの脱ぎ散らかしたスカートと兄ちゃんの学ランが、床の上で絡まりあっている。靴下の跡がかゆい。兄ちゃんの背中に腕を回す。熱くて湿ってる。何で兄ちゃんの背中はいつも湿っているんだろう? 一つ屋根の下に住んでいるのに、兄ちゃんって分かんないんだ。
兄ちゃんは眉間に皺を寄せてあたしを睨みながら交わる。だからあたしはいつも、兄ちゃんが気持ちいいのかそうでないのか分からなくなる。それでなくてもあたしは時々、観察されている気分になるんだよ。色んな人から標本みたいにね。
あたしは揺すぶられながら兄ちゃんを罵る。
「くず。くず。ばかばかばか。何十人もの彼女がいるのに妹と浮気する男のくず! バカ野郎、嬉しそうに腰ふってんじゃねーよ」
「そういうバカに抱かれて嬉しそうにしてるオマエは何なんだよ。ハツカネズミか。年中発情期か」
まあ性欲強いのは確かなことよ。真昼間の光の中で、あたしの体はよく見えているだろうか。あたしの肋や乳首やお尻のラインが、兄ちゃんの網膜に突き刺さって一生消えなくなればいい。兄ちゃんは制服のネクタイをあたしの首に巻きつけて、顔が鬱血するまでぎりぎり絞めあげる。
「兄ちゃん、こんなので興奮すんの? ヘンタイだね」
「悦んでるのはオマエじゃん」
「分かってらっしゃる」
「死ね、死ね、死ね。黙って死ね、このバカ女」
思いっきり絞め上げるから、あたしはげえげえ喘ぐ。色気も何もあったもんじゃない。けれども兄ちゃんだらだら汗かいてるし、まあいいか。
兄ちゃん、このまま殺してよ。あたしは誰から��もいい、愛されたまま死にたいんだ。目を瞑ってるうちにさ。抱きしめてもらってるうちにさ。あたしは人込みにいても、ぎゅうぎゅうの満員電車に乗っていても、体を冷たい風がひゅうひゅう通り抜けていくみたいなんだ。あたしの周りには常に小さな隙き間があって、それが疾風を呼び寄せる。
あたしは兄ちゃんの耳に頬を寄せて呟く。
「兄ちゃんも寂しい?」
「だからしたくねえやつとセックスしてんだよ」
ああ、兄ちゃん大好き。兄ちゃんの寂しさに包丁を突き立てて抉ってあげたい。兄ちゃんとあたしはキスして殴り合ってぶつかり合って静かにイきました。笑えます。
した後の朝日はだるい、ってどっかの歌人が詠んでたよ。あたしはセックスした後に朝日なんて見たことないな。だってするのってだいたい誰かのアパートかラブホテルか兄ちゃんの部屋だからさあ。アパートかホテルだったとしたら、さっさと家に帰ってだらだらして寝ちゃうからさあ。兄ちゃんと致す時は大抵お昼だしね。した後にピロートーク、そんな愛が詰まったお泊まりはしたことないんだ。
「愛なんていらねーよ」
ガン、また兄ちゃんからぶたれる。あたしは悦んでにこにこ笑いながら、心底、
「いらねーね」
と言う。あたしと兄ちゃんはこういうところで血が繋がっているんだなあ。神様いらんことしい。
兄ちゃんは毛布に包まって、まるで芋虫みたい。あたしはぐったりソファーに落ち着いている。お昼からどろどろに絡まり合うのって、気持ちのいいものなのよ。
明るい光に照らされて、身体中顕になるとあたしは、もう誤魔化しがきかないと思っちゃうんだ。あたしは紙の上のテリヤキバーガーで、色んなところから汁垂れ流しながら誰かに食べられる。兄ちゃんはあたしの肩を齧って歯型をつけるけれど、あたしは、そうされていると訳が分からなくなるんだ。あたしの腹に収納された小腸がもぞもぞもぞもぞ蠢き出すからさあ。
あたしは己の心の構造を突っつき回す度、いても立ってもいられなくなるんだ。あたしの心臓には歯がついていて、触れる人あらば噛みつこうとする。いつだってかっちかっちと牙が鳴る音が、胸のあたりから聞こえてくる。兄ちゃんもあたしの胸に頭を乗せて聞いてみてよ。
兄ちゃんはあたしが腕を突っついても振り向いてくれない。分かっている。つれない男だ。あたしはセックスした相手が思い通りにならないことにイライラして、こいつの気を引くのを諦める。
そうこうしてるうちに凶暴な心臓はどんどん歯を鳴らし始め、犬歯が刃になって、舌が三十センチも伸びた。あたしの心臓は下品な獣のように、舌をべろべろ出しながら涎を垂れ流している。全身がわなわな震えだす。あたしはたまらず兄ちゃんの腕にしがみつく。
寂しい。寂しい。兄ちゃん。寂しいよ。
こういう時だけ兄ちゃんは優しくて頭を撫でてくれるけれど、しばらくすると煙草吸いにどっか行く。突然放り出されたあたしの両腕、ドチンと地面に落ちる。
あたしは汗も流さずに外に出た。セックスしてる間にアコから連絡が来てた。やり終わったから踊ろうって��アマチュアかプロか分からない人がイキってる、クラブという煙たい場所で。あたし達は繁華街で合流する。アコがつまらなそうに言う。
「なーんだ。まだ生きてたの?」
あたしもやり返す。
「あんたこそ。この死に損ないっ」
虫食いだらけの街路樹が、あたしの肩に葉を落とす。やだ、全然しゃれてないんだな。そもそもこいつら、兵士みたいでいけすかないんだ。どこぞのエラい建築家が、景観がどうのとうそぶいて植えたけれど、夏になれば虫食いで茶色くなるし、秋になれば銀杏が臭う。冬は落ち葉の大洪水だ。だからおせっかいな市の職員が、定期的に丸ハゲにしちゃう。その結果みっともなくぽちょぽちょと葉がついているだけなので、景観を整えるという前提そのものがどこかにいっちまってる。この辺に巣食う太った芋虫、見捨てられた街路樹を食いつくしてよ。食いつくしたらパワーアップして、ビルの鉄骨も食べつくして、モスラになって飛んでってしまえ。
あたしの思考の如くもつれた電線を見上げながら歩いてたら、アコがぺちゃくちゃ喋りだした。
「またミイ、兄ちゃんとセックスしたんだね。残り香で分かるよ」
「んー」
あの電線が切れたらいいのに。あたし、それを噛んで感電死したい。山田かまちみたいにかっこよく死にたい。アーティスティックに死ねる人こそ、真の芸術家。
「ね、ミイ。さっきのサラリーマンとのセックスだけどね。気持ちよかったけど気持ちよくなかった」
「どゆこと?」
「分かんない。あのさあセックスって、してる間は相手のこと凄く好きだって思うけど、終わるとサーッと冷めるよね」
「あんたは男か」
「そうだったらよかったなあ。だって簡単じゃん。終わったら何もかもスカッと忘れてさ、どこへだって行けちゃうんだよ。あたしたちって穴ポコだから、洞窟に潜むナメクジみたいにうじうじするしかないじゃん。それに愛液とひだの形がそこはかとなくあの虫と似てるし」
「ははは。ばーか」
信号が凶暴な赤を点滅させ始めたので、あたし達は青を待つ。あたしは横断歩道のサイケな白黒が、シマウマを連想させるから好きなんだ。あたし達もシマウマと同じだから。孤独という猛獣から逃れるために、制服を着て普通の女の子のふりをして、コンクリートジャングルに溶け込もうとしている。保護色を必要としているから、同じ。
信号待ちの間、あたしもアコも横目で男を品定めしていた。そいつらの顔見るだけであたし、セックスしてるところを想像しちゃうんだ。どういう強さであたしのこと押さえつけるのかな、とか。アコも絶対そうだよ。
「あたし生まれ変わったらかっこいい男になる。地上にいる全て��女の子とやりまくって、無様に捨ててやるんだ」
お、それいいね、と振り向く。アコは魔法みたいにどこからか取り出したリップを唇に塗りたくっていた。その赤いいな。思いっ��り下品で。
どうしてクラブの壁ってどこもマットな黒なんだろう。病院みたいな白でもいいじゃんかねえ。ま、見た目がどうであろうが、豚骨ラーメン屋に似た油の臭いがしてようが、何もかもふっとばしてくれる爆音が鳴ってればそれでいいよ。そうでしょ?
パッと見何人か分からないオーナーは、いつもあたし達に酒を奢ってくれる。この人絶対あたし達が高校生だと知ってるよな。いいんだけどね。あたし達はこっそり二人でトイレに篭って、コップの中身を便器にぶちまける。おしっこみたいに流されてゆくビールを見ながら、ざまあみろってケタケタ笑う。余計な優しさなんてクソったれだ。壊すのって面白い。それが大事なものほどね。
あたし達は踊り狂う。踊り狂う。発情モードに入った男がグラマーな女の尻を眺め回している。ああいいな。あたしもあの男に見つめられたいな。あたしは常に誰かに恋される人間になりたくなっちゃうんだ。誰もが愛する理想の女になりたい。セックスの相手が変わる度、あたしの体も変形するのならよかったのにな。あたし、そういうラブドールならよかった。
スピーカーから音の水を浴びながら、あたし達は狂ったように笑う。何もかもどーってことないみたいに。どーってことないんだけどさ。深刻な悩みがあるわけじゃないし。ミラーボール以外は床も壁も黒だ。黒、黒、黒。あたし達の制服がくっきりと浮かびあがる。あたしこのまま、光になって消えちゃいたい。
あたしが寂しがる、消えたがる、殺されたがる理由なら、シンリガクの本読みゃ理解できるんじゃないかな。だいたいの本には親が原因って書いてるよ。そうでなけりゃ肛門がどうとか。昔の人もたいがいスケベだよねえ。髭生やした爺ちゃんが赤ちゃんの下半身にばっかり注目して。そんなのってどうでもいい。いっそあたし達、下半身だけの化け物になっちゃえばいいんじゃない?
アコがふざけてあたしの腹をぶった。あたしもぶちかえす。アコは言う。
「ねえ、こないだあたしの彼氏貸したじゃん。どうだった?気持ちよかった?」
「それって今の彼氏? それとも前の? それとも前の前の……」
「えーと、分かんなくなっちゃった。いっか。誰だって同じだし」
「やっぱあたしら気が合うな」
ヘドバンしてると頭に脳内物質が溢れて、ボルチオ突かれるより気持ちよくなれるんだ。クソみたいな曲でも、そうしちゃえばどれも同じだよ。あたしもあなたも恋も愛も、爆弾で吹っ飛ばして塵にしてやる。
「アコ、あたしの彼氏はどうだった?」
「どうだったろ。ていうかどれだっけ」
「どれ」だって。笑える。
「ミイ。あたし達も数々の男に『どれ』って呼ばれてるのかな?」
「女子高生A、Bみたいに?」
「そうそう」
「そうだったらいいね。あたし、そうなりたいなあ」
「あたしも。あたし達、消えちゃいたいね」
「うん。消えて、きれいな思い出になりたい」
「天気のいい日だけきらきらして見えるハウスダストみたいにね」
「普段は濁っているのに、台風の後だけ半透明になる川の水みたいに」
「あたし、雫くん��なりたい。知ってる? 絵本だよ。雫くんがさ、川に流されて海に到着して蒸発して、また雨になるの」
「それって話が違くなってない?」
「あ、そう?」
あたし達は全然センチメンタルじゃないダブステに貫かれながら手を繫いだ。アコの手のひらだけがあったかい。
あたし達はフライヤーをハリセンのように折り曲げ、互いの頭をはたきながら帰った。夜のネオンっていいよね。泣いてる時に見える風景みたいに潤んでてさ。ネオンを見ながらしみじみしてると、ひょっとしたらあたしも純情な女子高生なんじゃって思えてくるんだ。肩書き的には正真正銘の女子高生なんだけど、すれっからしだから、あたし達は。アコはにかっと笑い、尖った八重歯を両手の親指で押した。
「あたし、死んでもいいくらい好きな人ができたら、八重歯をペンチで引っこ抜いてプレゼントしたいな。世界一大好きな人に抜歯した箇所の神経ぺろぺろ舐めてほしい」
システマチックな街灯の光が、アコの横顔を照らしている。彼女はぼやっと言った。
「あたし愛されたいんだ。本当はね。それなのになぜか行きずりの人と寝ちゃうんだよねえ。あたし好きな人ができても、隣に男の人いたらエッチしちゃうんだろうなあ」
「別にそんなこと考えなくてもよくない? 無意味だよ。してる間、気持ちよければいいじゃん。黙ってりゃ誰も傷つかないし」
「んーまあそうなんだけど。あたし時々ね、どっちなのか分かんなくなるんだ。エッチして自分を悦ばせているのか、傷つけているのかがさ」
「大丈夫だよ。誰もアコのことなんかそこまで気にしてないから」
アコは子犬みたいな目であたしを見た。あ、地雷踏んだかも。アコがチワワのようにぷるぷる震えだしたので、あたしは彼女をそっと抱き寄せ、おでこを優しく撫でてあげた。
「ごめんね。あたしだけだよ。アコの気持ちを知ってるの。あたしだけがアコを見守ってあげるね。きれいだって思ってあげるね。アコが何人もの男から忘れられようとも、あたしは覚えててあげる。あたしに八重歯くれたら、あんたの望み通り神経舐めつくしてあげるよ」
「ほんと?」
アコはあたしの胸に頭をすり寄せてくる。この子を絶対に不感症のロボットなんかにさせないんだから。あたしはありったけの体温でアコを包み込む。この子が気持ち良さそうに目を細めてくれたらいい。そしたらあたし久々に、幸せってやつを味わうことができるから。
「あたしねえ、アコとセックスしたいな」
「あたしもミイとセックスしたい」
「しよっか」
「いえーい」
わはは、なんて簡単なんだろう。
「あたし、ミイを愛してる」
あたしはうんと返事をしようとして、黙った。愛がどういうものなのか分からなかったから。
ラブホテルのベッドでアコの体を舐めながら、色白いなあ、と思う。
「ミイ女の子とするの初めて? あたしは初めて」
「ふーん」
いつもスマホに貼り付いてる親指をがじがじ齧る。あ、ここだけ爪のびてる。
「ミイはどういうの好みなの?」
「どういうのって?」
「体位とか」
「うーん、何だろ、分かんない」
「兄ちゃんとしてる時ってどんな感じ?」
「あたしが上に乗るの」
「へえー、意外」
「意外もクソもある?」
「分かんないけどさ」
アコの耳を齧る。皮膚が歯茎に気持ちいい。アコは、あんた歯が痒い犬みたいだねえ、なんて言ってる。あんたも一度人を噛んでみろ。あたしがアコの胸をむにむにしていると、彼女はまた喋りだす。あたしの涎が潤滑油になってんのか、この子の口はさあ。
「兄ちゃん、あんたにどんなことするの?」
「スリッパでぶつよ」
「えっ」
「枕で窒息死させようとしてくる」
「それって気持ちいいの?」
「どうでもいいの。されてる間はさ。どうでもいい方が気持ちいいんだ」
「ミイが自分を粗末にするのって、近親相姦してることに罪悪感があるから?」
「何フロイトみたいなこと言ってんの。あたし、そういうのって嫌いなんだ。中学生の頃に腐るほど心理学の本読んだけど、読めば読むほどあたしを狂わせた原因が憎らしくなってくるからさ」
「えっ、憎らしくなるように書かれてんじゃないの、ああいう本って」
「マジ?」
「マジマジ。きっと昔の人はあたし達に親殺しさせようと思ってあの本書いてんだよ」
「それマジかもねえ、だったら面白いし」
「きゃはきゃは」
あー、くだらねえ。
「ねえねえ、じゃあやってみてよ。あたしの首、絞めてみて」
あたしは自分がアコの言葉にぎょっとしたことに気がついて、奇妙な気持ちになった。ああ、あたしってまだぎょっとするんだなあ。色んなセックスしててもさ。あたしは目をきらきらさせてるアコが無償に「愛おしく」なっちゃったりして、彼女の胸に顔を押し付けた。
「アコにはできないよ」
彼女はあたしの珍しく真面目で優しい声に目を丸くした。
「どおして?」
「うーん」
「あんた誰にでも残酷なことしそうなのにね」
「そうなんだけどねえ」
「どうしてあたしにはしてくれないの? あたしとするのが気持ちよくないとか? それともあたしが嫌いなの?」
アコは、嫌いにならないで、と泣きそうになる。ああ、そうじゃない。今この瞬間、彼女と一つになれたらいい。物理的に一つになって、ぐちゃぐちゃになって、疲れ果てるまで喚きあいたい。ああ、あたし男だったらよかったのに。そしたらアコのこと、一時しのぎでも悦ばせてあげられたのに。今ほどこう思うことってないよ。あたしはとりあえずデタラメな文句パテにして、二人の隙き間を埋める。
「だってアコの肌ってふわふわしててきれいだからさ。傷つけたくないんだもん」
「それを言ったらミイだって、殴られたりしてるわりに肌きれいじゃん。だからあたしの首を絞めても大丈夫だよ」
「嫌」
「どうして?」
あたしはアコをぎゅっと抱きしめた。そうすることしかできなかった。
「ミイがあたしの超絶技巧スーパーマンになってよ」きゃはきゃは。
まだ言ってるこいつ。バカだなあ。
これを愛と呼ぶのかどうなのか。あたし、世に蔓延るほとんどの概念が嫌いだけど、「愛」は殊更に嫌いなんだ。だって得体が知れないんだもの。
あたしは感情ってやつが嫌い。思考ってやつも嫌い。人間が地球にのさばる繁殖菌であるのなら、知能なんかなければよかったんだ。子供を作る行為をするために些細なことに頭を悩ませるなんて、全く時間の無駄すぎるよ。それが人間のいいところなんてセリフ、よく言えたもんだ。人間は動��達を見下す限り、地球に優しくなんてなれない。本来の優しさは無駄がなく、システマチックなものなんだ。
そうでしょ? 兄ちゃん。
「うわ、指先紫になってる。いい感じに動脈つかまえたかも」
手首に巻かれた紙紐が食い込んで痛いけど、それがまた興奮するんだなあ。兄ちゃんガンガン口の中で動かすから、思わずえずきそうになる。ここでゲロ吐いたらどんなに気持ちいいかしら。兄ちゃんは咳き込むあたしを足で踏み付けて、死ね、死ね、シネって怒鳴る。あたしは毛だらけの兄ちゃんの足首に縋り付く。
「兄ちゃん。殺して。今すぐ包丁持ってきてあたしを殺して」
「はいはい」
兄ちゃんは白けた目であたしをいなす。彼の瞳から放たれるレーザービームで粉々になりたいわ、あたし。
「兄ちゃん。あたしの心臓どうにかして。兄ちゃんがこいつを握り潰してくれたら、あたし、あたし」
あたしの喉がひいっと鳴いた。あたしはバーガーソースみたいな涙を滴らせながらズルズル泣いた。兄ちゃんが濡れた頬をぺろぺろ舐めてくれたので、あたしは少し嬉しくなった。
兄ちゃんは今に包丁を持ってくる。兄ちゃんも本心では死にたいんでしょ? 知ってるんだから。二人で汗だくになって死のうよ。それであたしを、あたしだけのものにして。
あたしは愛という建前に摩耗しないため、行きずりの男に抱かれる自分が嫌いなんだ。あたしは愛を忘れたいんだ。忘れたらもう苦しまなくてすむもん。兄ちゃん、アコ、あたしは、あたしのこの心臓は、いつか満たされる日がくるのかなあ。たくさんの人とセックスしたら、寂しくなくなる日がくるのかなあ。誰かを愛しいと思える日がくるのかなあ。キスをしたら少し楽になれるから、誰彼構わずキスをねだることも、それで長く続いた友情をぶち壊すことも、先生から不倫を強要されることもなくなるのかなあ。
あたしの皮膚は涙と一緒にズルズル溶け落ちてゆく。兄ちゃんが思いも寄らぬ優しさであたしを抱きしめて「泣くな」なんて言うから、あたしはますます感動してしまう。けれどその昂りもすぐ「ばからしー」に冷まされる。お願い兄ちゃん、早く包丁、としゃくりあげながら、あたしはこのまま永遠に彼に頭を撫でられていたいと思った。
兄ちゃん、煙草吸いに行かないで。ずっとあたしの傍にいて。
けれど兄ちゃん煙草吸いにきっとどっか行く。
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お尻で失礼(笑 爺の布団に潜り込んでガン寝! そのうち、ピクピク足で蹴ってきた! #サリー #布団の中のいたずらっ子 #可愛い娘 #iPhone越しの私の世界
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