#2024年ベスト映画
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My Favorite Movies of 2024 【各部門編】
【The Most Impressive Actors】
☆ザック・エフロン
アンドリュー・スコット
ジョディ・カマー
マーク・ライランス
ジョシュ・オコナー
マイク・ファイスト
マリサ・トメイ
テイラー・ペイジ
グレン・パウエル
エリザベス・モス
ラキース・スタンフィールド
ダコタ・ジョンソン
ザンドラ・ヒュラー
オーブリー・プラザ
デヴィッド・ダストマルチャン
トム・ハーディ
キャリー・クーン
ナターシャ・リオン
エリザベス・オルセン
ジェームズ・ノートン
トーマシン・マッケンジー
グレタ・リー
マーガレット・クアリー
ジェシー・バックリー
ペネロープ・ウィルトン
マリオン・バルボー
バーバラ・ローデン
パーシー・ハインズ・ホワイト
ジャンヌ・バリバール
バリー・キョーガン
コールマン・ドミンゴ
アルマ・ポウスティ
ユーリー・ボリソフ
ニコラス・ガリツィン
ジェレミー・アレン・ホワイト
ポール・ジアマッティ
マイカ・モンロー
アーロン・ピエール
…And ジョン・ギャラガーJr.
『Which Brings Me to You』 『I.S.S.』(どちらも日本未公開。円盤で)
*宇宙はもちろん、なんとロメコメでも死にました。ちなみにブロードウェイ・ミュージカル『Swept Away』でも漂流サヴァイバル(約1ヶ月半でクローズ…涙)。
【The Most Impressive Directors】
☆ショーン・ダーキン
☆ジェレミー・ソルニエ
☆アンドリュー・ヘイ
ミーガン・パーク
マキシム・ラッパズ
セバスティアン・レリオ
アナ・ケンドリック
クロエ・オクノ
アザゼル・ジェイコブス
ジェフ・ニコルズ
ニコール・ホロフセナー
ジャニクザ・ブラボ
バーバラ・ローデン
デヴ・パテル
セドリック・クラピッシュ
ライナル・サルネ
キアラ・マルタ&���バスチャン・ローデンバック
コルム・バレード ***************
【ドキュメンタリー of the year】
☆ウィル&ハーパー
イベリン 彼が生きた証
Burn It Down!バーン・イット・ダウン!
STILL:マイケル・J・フォックス ストーリー
ジェーンとシャルロット
そしてバーバラはアランと出会った
シークレット・ラブ:65年後のカミングアウト
アダマン号に乗って
【バディ of the year】
☆マーガレット・クアリー&ジェラルディン・ヴィスワナサン(ドライブアウェイ・ドールズ)
ドッグ&ロボット(ロボット・ドリームズ)
マイク&ダグ(ブラックベリー)
メラニー・ロラン&アデル・エグザルコプロス(ヴォルーズ)
オーブリー・プラザ&エレン・ウォン(ブックセラーズ/小説家との旅路)
オークァイナ&ジョン・シナ(ジャックポット!)
【BF/GF of the year】
☆パーシー・ハインズ・ホワイト(マイ・オールド・アス ~2人のワタシ~)
【チーム of the year】
☆雄獅少年/ライオン少年
JOY:奇跡が生まれたとき
【最優秀歌唱賞】
☆カラオケ(枯葉)
ダニエル・ラドクリフ(こいつで、今夜もイート・イット アル・ヤンコビック物語)
“人間爆弾”(アダマン号に乗って)
遠い声、静かな暮し
【サントラ of the year】
☆Build/The Housemartins(異人たち)
ジャースキン・フェンドリックス(哀れなるものたち)
September他(ロボット・ドリームズ)
P.I.M.P./Bacao Rhythm & Steel Band(落下の解剖学)
Cryin’ My Eyes Out (Lyin’ Beside You) 他(ドライブアウェイ・ドールズ)
Only You(フィンガーネイルズ)
Waterloo Sunset(ブラックベリー)
Maustetytot(枯葉)
眠れない大人の子守唄(リンダはチキンがたべたい!)
Time After Time(バーナデット ママは行方不明)
【ミュージカル of the year】
☆演劇部によるアン王女ミュージカル(オナー・ソサエティ ~優等生のひそかな野望~)
ロボット・ドリームズ
Pearl パール
ミーン・ガールズ(2024版)
ARGYLLE/アーガイル
せん(短編)
リンダはチキンがたべたい!
バービー
【スポーツ of the year】
☆ツール・ド・フランス(イヌとイタリア人、お断り!)
ランニング(ダム・マネー ウォール街を狙え!)
フットボール(リンダはチキンがたべたい!)(EO イーオー)
ゴルフ(ファントム・オブ・ジ・オープン 夢追う男)
アイスホッケー(ブラックベリー)
テニス(チャレンジャーズ)
ボクシング(戦いとは終わりである)
女子フットボール(フォーエバー)
大学女子フットボール(ドライブアウェイ・ドールズ)
ラグビー(愛と激しさをもって)
フットボール(EO イーオー)
フットボール(フォロウィング)
【Joy Division案件 of the year】
☆Love will Tears Apart Us(ブラックベリー)
【スプリングスティーン案件 of the year】
☆Addicted to Romance(ブルックリンでオペラを)
モリコーネ 映画が恋した音楽家
【タイプライター映画 of the year】
☆ Shirley シャーリイ
ペトラ・フォン・カントの苦い涙
【壁紙映画 of the year】
☆エリーズの寝室にあるタマネギ型ランプ(ダンサー イン Paris)*欲しい!
遠い声、静かな暮し
バーナデット ママは行方不明
ペトラ・フォン・カントの苦い涙
壁の絵画(アメリカン・フィクション)
赤いソファがあって日当たりのいい角部屋(午前4時にパリの夜は明ける)
【音楽映画 of the year】
☆こいつで、今夜もイート・イット アル・ヤンコビック物語
僕らの世界が交わるまで
フローラとマックス
ロスバンド
アイデア・オブ・ユー ~大人の愛が叶うまで~
【学園映画 of the year】
☆オナー・ソサエティ ~優等生のひそかな野望~
ありふれた教室
ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ
ミーン・ガールズ
【ヴァカンス映画 of the year】
☆スペアキー
ファルコン・レイク
帰れない山
バーナデット ママは行方不明
夏休み(短編)
【赤悪魔映画 of the year】
☆主人公はFWらしいけど背番号は7、ゲームでプレイするスウェーデン×デンマークにはズラタンとシュマイケル(フォーエバー)
遠い声、静かな暮し
主な舞台がオールダムなので…(JOY:奇跡が生まれたとき)
【亡霊映画 of the year】
☆遠い声、静かな暮し
墓泥棒と失われた女神
アイアンクロー
ノベンバー
異人たち
ファルコン・レイク
【パンデミック映画 of the year】
☆ダム・マネー ウォール街を狙え!
人間の境界
Pearl パール
愛と激しさをもって
【ユニオン&ストライキ映画 of the year】
☆戦いとは終わりである
チキン・ラン ナゲット大作戦
枯葉
俺らのマブダチ リッキー・スタニッキー
リンダはチキンがたべたい!
エッフェル塔~創造者の愛~
【ロードムービー of the year】
☆ ウィル&ハーパー
ホールド・オーバーズ 置いてけぼりのホリディ
ハロルド・フライのまさかの旅立ち
ロスバンド
EO イーオー
ドライブアウェイ・ドールズ
【乗りもの映画 of the year】
☆山逢いのホテルで
バイク(ザ・バイクライダーズ)
遠路はるばる
自転車/スペアキー
自転車/レベル・リッジ
コンパートメントNo.6
パリタクシー
【森映画 of the year】
☆ノベンバー
マイ・オールド・アス ~2人のワタシ~
人間の境界
コカイン・ベア
【女1男��の関係は男同士を見るためにある映画 of the year】
☆チャレンジャーズ
フォロウィング
【生きもの of the year】
☆猫(リンダはチキンがたべたい!)*ヒゲはないのに尻の穴はある!
ロバ(EO イーオー)
犬(枯葉)
ねこ(ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ)
ロバ(小さき麦の花)
クマ(コカイン・ベア)
牛(ファースト・カウ)
猿(モンキーマン)
犬(落下の解剖学)
【フード of the year】
☆合宿所食堂の料理とスイーツ(ダンサー イン Paris)
Kimberley biscuit(コット、はじまりの夏)
安ビールとプリングルズ(ウィル&ハーパー)
フランス料理(ポトフ 美食家と料理人)
サンデー(ヒットマン)
バナナ、チュロス、ロング缶ビール(チャレンジャーズ)
学食の残りもの(ホールド・オーバーズ 置いてけぼりのホリディ)
玉ねぎを抜いたバーガー( WANDA/ワンダ)
チョコレート(エリザベート 1878)
パプリカチキン(リンダはチキンがたべたい!)
ダコタ・ジョンソンと深夜にチューチューする駄菓子(チャチャ・リアル・スムース)
ドーナツ(ファースト・カウ)
トルコの豆のお菓子(アラビアンナイト 三千年の願い)
パスタ(イコライザー THE FINAL)
ホーホーズ(セキュリティ・チェック)*パウエル巡査の大好物トゥインキーのオマージュですな。
【ライン of the year】 ☆「パートナーになれる。色々してやった」(ブルービートル)
「平和への道はない、平和こそが道なのだ」「アイディアを出す前に勢いを削ぐな」「正しいことをするのに頃合いなどない」(ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男)
「社会がマシなら助けはいらない」(そしてバーバラはアランと出会った)
「お礼にお礼を言うね」(レベル・リッジ)
「キーボードのない電話を誰が欲しがる?」(ブラックベリー)
「レズビアンは日没までにここを出ないと」(ドライブアウェイ・ドールズ)
【ダンス of the year】
☆哀れなるものたち
ロボット・ドリームズ
ディスコ・ダンス(ファントム・オブ・ジ・オープン 夢追う男)
ポールダンス(Zolaゾラ)
墓泥棒と失われた女神
バレエ〜コンテンポラリー(ダンサー イン Paris)(裸足になって)
M3GAN/ミーガン
ARGYLLE/アーガイル
【プロレス of the year】
☆アイアンクロー
悪魔と夜ふかし
【ワースト邦題 of the year】
☆ダンサー イン Paris
ホールド・オーバーズ 置いてけぼりのホリディ
パリ・ブレスト 〜夢をかなえたスイーツ〜
【ガチ映画大賞】
☆アイアンクロー
チキン・ラン
【塩映画】 ☆パリ・ブレスト 〜夢をかなえたスイーツ〜
☆エッフェル塔~創造者の愛~
セキュリティ・チェック
ザ・メニュー
パリタクシー
緑の香水
オペレーション・フォーチュン
ドミノ
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2024年の私的ベスト映画のイラスト描きました。 それぞれの映画の登場人物が並んで周りを「感情の球」が浮かんでいるイラスト。
2024年のベスト9選は以下。
枯れ葉(Fallen Leaves) パストライブス 再会(Past Lives) 密輸 1970(Smugglers) インサイド・ヘッド2(Inside Out 2) ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ(Strange way of life) モンキーマン(Monkey Man) ソウルの春(12.12: THE DAY) 花嫁はどこへ?(Lost ladies) ライオン・キング:ムファサ(Mufasa:The Lion King)
2024年はテレビ・旧作も合わせて映画を24本見ました。少ないなぁ😅
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2024年に見た映画(ラブなものは★付き、今一つは-)
NOCEBO/ノセボ -
コット、はじまりの夏(The Quiet Girl) ★
ダム・マネー ウォール街を狙え! ★
夜明けのすべて
梟 フクロウ
ボーはおそれている
落下の解剖学
ソウルメイト(韓国リメイク)-
DUNE 砂の惑星 2(IMAX)
美と殺戮のすべて ★★
オッペンハイマー
アイアンクロー ★★
パスト ライブス ★
プリシラ -
パスト ライブス
異人たち ★
異人たち
悪は存在しない
NTL ワーニャ(アンドリュー・スコット)★★
マッドマックス:フュリオサ
違国日記
チャレンジャーズ ★★
美しき仕事
蛇の道
ホールドオーバーズ
アンゼルム “傷ついた世界”の芸術家(ヴィム・ヴェンダース)
クワイエット・プレイス:DAY 1
SCRAPPER/スクラッパー ★
メイ・ディセンバー ゆれる真実
密輸1970
#スージー・サーチ
ソウルの春
ナミビアの砂漠 ★★
ヒューマン・ポジション ★
憐れみの3章 ★
シビル・ウォー
ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ
HAPPYEND ★★
破墓 パミョ
SUPER HAPPY FOREVER
ナミビアの砂漠
動物界 ★
ザ・バイクライダーズ
クラブゼロ
スピーク・ノー・イーブル 異常な家族
※
映画館に46回、重複はパストライブス、異人たち、ナミビアの砂漠 でした。
HAPPYENDも劇場でまた見たいよー!
2024年映画ベスト10
①美と殺戮のすべて
②NTLive ワーニャ
③HAPPYEND
④ナミビアの砂漠
⑤アイアンクロー
⑥パスト ライブス
⑦異人たち
⑧チャレンジャーズ
⑨ヒューマン・ポジション
⑩動物界
ラブだよ!
コット、はじまりの夏
ダム・マネー
瞳をとじて
ベストアイス!
ナミビアの砂漠
スター映画!!!
ザ・バイクライダーズ
見て良かった!
ソウルの春
美!!
瞳をとじて
美しき仕事
おもしろかったよ!
#スージー・サーチ
スクラッパー
憐れみの3章
◼️2024年映画ベスト10の感想
①美と殺戮のすべて
ナン・ゴールディン自身の写真作品、お姉様と家庭のこと、ご自身の痛み、身近な人の痛みと社会の中の痛みを美しさでつなぐ。弱さと強さが混ざり合うこと。個人的なこと、私的なことと、社会・仲間・未来への行動。素晴らしい映画。
②ナショナル・シアター・ライブ『ワーニャ』チェーホフの戯曲、アンドリュー・スコットの9役一人芝居
チェーホフの戯曲の強さ、アンドリュー・スコットの脅威の演技力。こんなもの見たことない、圧倒的。美と殺戮〜にも圧倒的な愛を感じたけれど、ワーニャのアンドリュー・スコットから受け取った愛がすごい。『ドライブ・マイ・カー』の感動ってチェーホフの感動だったのか!?と困惑するくらいすごい。
中年期の人生への絶望、労働、退屈を、アンドリュースコットの悲しい瞳とコメディ演技、孤独と人のぬくもりを一人芝居でやってしまうので打ち震えました。
労働に疲れた時にいつでも見たい。でもなかなか見られない。
もし再上映があったら見てください。私も見たいよー!NTLだとプレゼント・ラフターも素晴らしかったです。
③HAPPYEND
超良かった。今年はHAPPYENDとナミビアの砂漠を見てれば邦画はいいのではないだろうかくらい良かった。青春ものであり、人と人の出会いと道のずれ方、差別と社会、見えていなかった愚かさ、音楽の存在が私たちにくれるもの。素晴らしかったです、すごくいい映画。
④ナミビアの砂漠
カナーーーーー!!!!劇場で見られて良かったです。少し長いので迷ったのですが、大丈夫でした。人間が人間と別れるときに、ブロックひとつでもう会わないことが可能な世界で、コミュニケーションを諦めない様子をこの映画で見られてとても嬉しい。面白いところがたくさんありました。二回目を見たらカナは思いのほか喋らない���ですよね。なのに記憶の中のカナの存在感がとても大きいのは、身体の演技と表情、少ない言葉の面白さなのでしょう。監督のインタビューも全部面白かったです。
⑤アイアンクロー
号泣。フォックスキャッチャー以来の根暗マッチョ傑作。そのままバンドを続けてくれよ…。
プロレスわからない人にもおすすめです、私はわからないまま見て泣きました。
⑥パスト ライブス
1回目そこまでだったのに、味わいが増してしまって。薄味に感じた部分、何回見ても飽きない何かになってきた。サントラも素敵で、秋〜冬にたくさん街で聴きました。
⑦異人たち
アンドリュー・ヘイ監督、人間と人間を描くのにどうしてずっとあんなに果てしない寂しさを描けるんだろう?
何回か見て、さらに好きになりました。山田太一原作も面白いよ。少し怖いけど。現代的改変が素晴らしいと思いました。でも山田太一も男性の弱さについて、あの時代にとても上手い、当たり前なのですが…。
⑧チャレンジャーズ
楽しい!超楽しい!配信で見直しても楽しい!爆音で見てね!
この監督で唯一好き!!前作全然好きじゃないのに劇場に行って良かったーーー!!!
⑨ヒューマン・ポジション
少し弱った大人と、静謐な画面。とても好きでした。
⑩動物界
よくわからないで見に行ったけど、映画らしいセンスオブワンダーがあり、青春と、他者への恐怖の表現が全部うまくいっていたと思います。父から息子への愛情表現が抜群に好きです。ここは愛を強く伝えるほかない、というタイミングが素晴らしい。見て良かった。
◼️配信で見て良かった映画
ディナー・イン・アメリカ(言ってよ~~~!!超良い!)
恋するプリテンダー(楽しい!)
喪う(うしなう/Netflix配信・良い映画~~~)
◼️良かったドラマ
虎に翼
べいびーわるきゅーれ エブリデイ!
Top of the Lake(ジェーン・カンピオン監督、s1s2両方超良かった)
ポーカー・フェイス(U-NEXT、最高!!!)
1122(prime、岡田将生さん、高畑充希さん素晴らしかったです、脚本が素晴らしい)
トゥルー・ディペクティブ s4(U-NEXT)
人間失格 LOST(チョン・ドヨンさん、リュ・ジュンヨルさん大好き)
THE PENGUIN(U-NEXT、面白かった~~)
somebady somewhere s3(U-NEXT、クィアで楽しくてずっとみんなといたかった)
※
◼️2024年の美術館・ギャラリー
アニッシュ・カプーア 奪われた自由への眼差し 監視社会の未来/表参道GYRE
いのちをうつす 菌類、植物、動物、人間/東京都美術館
坂本���一 トリビュート展/ICC
棟方志功記念館 冬の展示「板極道」/青森
奈良美智 The Beginning Place ここから/青森県立美術館
十和田現代美術館(塩田千春、ロン・ミュエク、レアンドロ・エルリッヒ)
ヴィム・ヴェンダースの透明なまなざし/中目黒N&A Art Site
ガラスの器と静物画 山野アンダーソン陽子と18人の画家/オペラシティ
中平卓馬 火|氾濫/国立近代美術館
私たちのエコロジー/森美、さわひらき hako/MAMコレクション
オラファーエリアソン 相互に繋がりあう瞬間が協和する周期/麻布台ヒルズギャラリー
エコロジーダイアローグ2 つかの間の停泊者/メゾンエルメス
ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?/国立西洋美術館
ブランクーシ 本質を象る/アーティゾン美術館
刺繍少年フォーエバー 永遠なんてあるのでしょうか/目黒区美術館
アピチャッポン・ウィーラセクタン Solariu/SCAI THE BATHHOUSE
フランシス慎吾 Exploring Color and Space 色と空間を冒険する/茅ヶ崎美術館
遠距離現在/国立新美術館
シアターゲイツ展 アフロ民藝/森美術館
アンゼルム・キーファー Opus Magnum/FergusMacaffrey
ミランダ・ジュライ F.A.M.I.L.Y/プラダ青山
内藤礼 生まれておいで生きておいで/東博
ホー・ツーニェン エージェントのA/都現美
マーク・レッキー/エスパスルイヴィトン東京
島袋道浩 音楽が聞こえてきた/BankArt station横浜
日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション/都現美
船越桂 水に映る月蝕/彫刻の森美術館
フィリップ・パレーノ この場所、あの空/ポーラ美術館
内藤礼 生まれておいで生きておいで/銀座エルメス
ヤノベケンジ BIG CAT BANG/銀座SIX
マティス 色彩を奏でる/ポーラミュージアムアネックス
大友良英 without records/YCAM
坂本龍一+YCAM Forest Symphony/常栄寺 雪舟庭
香月泰男美術館 一九六九.七.二〇の月星、凧/山口県
日本の新進作家 現在地のまなざし アレック・ソス 部屋についての部屋/都写美
空の発見(香月泰男〈青の太陽〉)/松濤美術館
ルイーズ・ブルジョワ展 地獄から帰ってきたところ、言っとくけど、素晴らしかったわ/森美
トゥールーズロートレック都ソフィカル 不在/三菱一号館美術館
奈良美智 I Draw the Line/BLUM
西川勝人 静寂の響き マーク・ロスコ シーグラム壁画/DIC川村記念美術館
ウェイド・ガストン Thirteen Paintings/エスパスルイヴィトン東京
2024年ベスト展示(旅・美術館の建築と立地を含んで)
奈良美智「The Beginning Place ここから」/青森県立美術館
西川勝人「静寂の響き」、マーク・ロスコ〈シーグラム壁画〉/DIC川村記念美術館
フランシス真悟「Exploring Color and Space-色と空間を冒険する」/茅ヶ崎市美術館
ガラスの器と静物画 山野アンダーソン陽子と18人の画家/オペラシティ
香月泰男美術館 一九六九.七.二〇の月星、凧(山口県)
坂本龍一+YCAM Forest Symphony/常栄寺 雪舟庭
ルイーズ・ブルジョワ展:地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ/森美
内藤礼「生まれておいで 生きておいで」/東博・銀座エルメス
青森県のしっとりとした空気と雪の静寂、山口県の日本海、茅ヶ崎美術館の緑と海岸での夕焼け、東京の街と生活の美術、とても充実した美術館巡りでした。良かった〜!
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2024年9月17日(火)
先日のiPhone18の発表に続いて、Appleの新しいOSが利用可能となった。macOS Sequoia 15.0, iOS18, iPadOS18 & watchOS11である。朝から早速インストール作業、もっともiPadは処分したのでMacMini、iPhone 15Plus、watchUltra、結構時間がかかった。午後にツレアイが戻ると、彼女の MacBook Air, iPhoneSE(3), WatchUltra2 にも同様の作業、終日AppleDayとなったのだ。有休も今日まで、明日からは出勤して後期授業に備えよう。
5時15分起床。
日誌書く。
今日は中秋の名月、見られるかな?
朝食、今朝は蕎麦にエビ天(半分)をトッピング。
洗濯。
珈琲。
可燃ゴミ、30L*1&45L*1。
彼女は7時30分に自転車で出勤する。
ヤクルトさんから、野菜ジュースを購入する。
OSアップデート作業、時間はかかるが楽しい。
10時前に彼女が帰宅���火曜日は訪問1件なので早く終わる。早速2度目の洗濯開始。
郵便物チェック、大丸からお節の案内、四明會からニュース、龍谷ミュージアムから展示会の案内(画像忘れる)。大丸のお節もこれで最後、四明會も昨年「終身会員」となったので会費の振込不要である。
ランチ、息子たちには<うまかっちゃん>、私たちは残りもの掃除。
彼女は買物、訪問ボランティア、歯医者と外を回る。
私は軽く午睡。
職場の総務課からメール、後期担当科目の確認、私の場合(安い)基本給にコマ数分が上乗せされる契約なのだ。
セントラルスクエア花屋町店でココの猫砂とカルカン購入。
コレモ七条店で、コロッケ・ミニトマト・エビ天・豆腐・���竜頭購入。
彼女が帰宅、月が綺麗とのことでベランダから鑑賞する。
早めの夕飯、ポークソテー・コロッケ・スナップエンドウ・レタスとトマト。
録画モードでテレビ視聴、
呑み鉄本線・日本旅 特別編 音楽たっぷりスペシャル!
初回放送日:2024年3月4日 六角精児が「酒」と「鉄道」という偏った視点で旅する「呑み鉄」、その音楽にフォーカスした特別編▽六角自ら選曲した呑み鉄を彩る音楽を、極上の映像に乗せて送る59分。 「ディーゼル」「漂々」をはじめ、鉄道の映像に絶妙にマッチする音楽の数々。普段の番組ではワンコーラスしか聴けないあの曲この曲を、鉄道や車窓の景色に乗せてフルコーラスでお届けする永久保存版▽六角精児はなぜあの路線にあの曲を選んだのか、自ら解説▽六角精児のあのバッグには何が入っているのか、大公開▽壇蜜が選ぶ「呑み鉄グルメ・ベスト3」▽大人気「お父さんが嘘をついた」の曲名の意味とは…?▽語り・壇蜜
放送時にも観ているが、なかなか楽しい。
彼女のwatchOSのアップデートが上手くいかず、ずいぶん時間を取られた。
片付け、入浴、650g減。
明日からは出勤、頑張ろう。
OSが変わって、画面表示が見やすくなった。
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2023年が終わるらしい
2023年のはじまりは、3月から転職も決まっていたし、持病の悪化による日常生活への不安もあったので、2月いっぱいまで休職した。 療養もかねて尾道に一週間滞在したが、出発の日に地元が大雪ですっころび、カメラのレンズを破壊するという暗黒の始まりを告げるなど、つらいことがたくさんあった。 2月も、結局、休養することがないまま、次の職の仕事をずっとしていた。どこかで休みたいと思いながら、全く休めないまま、2023年が終わりそうだ。 意外だったのは、誰の力も金銭的援助も借りずに十年近くひとりでやってきたこと、というのは、なんだかんだ「使える」ということだった。通用するんだ、これが。というおどろきは大きかった。手応えがあったとか、結果が出たとか、そういう意味ではなく、するっと不安なくやっていける。いままでやってきた、他人の顔色をうかがい、他人の動作に合わせて平均的に働くというのとは違った。積んできたものが、無駄にならない機会に巡り会えてよかったと思う。 休みたいと思いながら、休めないでここまで来たし、年始の休みも8日まであるけど、いろいろと休めないことが多い。雇用契約のある労働は休みだが、個人的な仕事はいくらでもあるし、なんなら山積みになっている。九日間で終わるのだろうか…と思いながら一日目をもう半日終えてしまった。(2024年のしいたけ占いには、おまえはだいたい気づいたら働きまくっていて休んでない、みたいなことが書かれていてちょっと悲しかった)
毎年毎年、何を年間のまとめに書��ていただろうかと思うわけで、今年も悩んでいるわけだが、全然答えが出ない。とりあえず、読んだ本とか作った本をまとめていたような気がするから、それをやる。
★作った本★ 1月 『山梔の處女たち』 pixivのいつだったかの百合文芸で佳作をもらったオメガバース百合「首輪とロマンス」、恋愛/性愛から離れたところで手を取り合う少女たちの魔法学園小説「魔女の選択」収録の短編集。Kindle版は、いつだったかのKino-Kuni文学賞で大賞をもらった滅び行く漁村の女二人の物語「迎え火」も収録している。
5月 『けものと船乗り』 現代物、というか、現実世界の不均衡や理不尽に焦点を当てたものがたりを多く書いてきたな、という自覚もあり、あと「幻想文学はもう書かないんですか」とたくさん声をかけてもらったりもしたので、ひさしぶりに幻想文学らしい幻想文学を。 全ての船を沈めてしまうけものが棲むという「島」を望む岬でまちのひとたちにこれまた「けもの」と呼ばれている存在が、船乗りを拾って海へこぎ出そうとするお話。 『ヤールルカ』 写真家の女の短い物語。撮ること/撮られることの暴力を考えているので、そのこととかを中心に、これは短い物語だったが、もう少し長く書けたらいいなと思ってちょっとずつ���いてる。ひとつ、暴力的な経験を「してしまった」ので、それも書けるか…とすごくいやな気持ちになりながら思っており、だが、これは書くことでしか報復も抗議もできないという思いがあるので、この物語とは2024年以降きちんと向き合いたいと思う。
9月 『ゆけ、この広い広い大通りを』 日々詩編集室から出た本。二児の子持ちの専業主婦・バイクと音楽がすきなトランスの女性・都会で働けなくなったフェミニスト、三人の同級生が「地元」でささやかな試みをするお話。 「ちがいのある人がともに過ごせる共有地をつくる」をコンセプトにしている団体を母体にもつ出版社から出る本だったので、いろいろ考えたし、思っていた以上にいままで読んでくれていたひと以外のひとに受け取ってもらえてよかった。自分が持つ切実な課題とかもたくさん載せた物語だったので、ベストをつくしたし、2023年のベストだと思う。この物語に全力をつくしていたので、2023年は、ヨモツヘグイニナでは大きめの物語は作らなかった。 この本は、ヨモツヘグイニナの通販の他に、本屋lighthouseさんとか、シカクさんとか、mychairbooksさんとか、日々詩編集室とかでも買えるので、お気に入りの書店さんで買ってもらえるとうれしい。 『いづくにか、遠き道より』 再録短編集。たくさんたまっていたのでつくった。2014年に書いた小説とかをおそるおそる読み返したら、思っていた以上に「小説」だったのでほっとした。
11月 『アルバトロスの語りの果てへ』 売れない作家のノイと、そのパートナーで人気役者のターが、アルバトロスの繁殖ボランティアに参加するお話。 物語を自分自身が語るとき、そこには当然自分も含まれている物語のこともあるし、そうでないこともある。だけど、埒外にあっても内にあっても、ひとは、語ったり語られたりせずとも、勝手に他者に物語を見いだし、それを消費してゆく構造がある。『山梔の處女』収録の「魔女の選択」によく似た内面を持つ物語だと思うが、他者のふるまいや言動に「物語」を見いだすとき、「なにを見ているか」に自覚的になりたいよね…というようなことを考えながら書いていた。
12月 『浜辺の村の大みそか』 日々詩編集室で出た小さい本。『浜辺の村でだれかと暮らせば』の番外編みたいなやつ。いまから日和と八尋がやったような大晦日をわたしも過ごします。
★読んだ本とか観た映画そのほか★ 色々読んだけど、印象��かったものについて。 『銀河英雄伝説』全巻 銀英伝のコンセプトバーやカフェにいくので読んだ。相変わらずめちゃくちゃおもしろい。 『豊穣の海』全4巻 来年参加する八束さんのアンソロジー父親の死体を棄てに行くやつの資料(?)イメージをつかむのに読んだ。今西が金閣寺のように燃えて、それを本多が眺めている(『暁の寺』)がよかった。あと、大人になって読み返してみると松枝清顕……「全部おまえが悪いじゃん!」ってなるのがおもしろかった。勲に対しては共感するところも多かったし、あいかわらず『天人五衰』が一番好き。 『雨の島』 今年の1月1日に読み終えてた。呉明益の本、『歩道橋の魔術師』も読みたいんだけど、未訳のチョウチョのなんとか…?が読みたい。 『苦海浄土』 ネイチャーライティングをやろうとすると必ず出てくる石牟礼道子、の代表作。水俣へ3月と10月といくことになったし、石牟礼道子を筆頭に水俣関係の本をとてもたくさん読めた一年だった。とてもよかった。来年は『水俣病を旅する』『苦海浄土』(全3巻)を読みたい。 『アフターヘブン』 八束さんの本。めちゃくちゃよかった。 『フィリックス・エヴァー・アフター』 すっごくおもしろくて、何度でも読み返したい! 『鋼鉄紅女』 最高だった……「地獄へようこそ……」って武則天が宣言したところから、もう一気に読んだ。家父長制と、男女の二人の「ペア」というかたちに反旗を翻す最高のSF小説。 『私と夫と夫の彼氏』 2023年で読んだ中で、一番一番おもしろかった漫画!11巻が待ち遠しい! 『琥珀の夢で酔いましょう』 この漫画もめっちゃおもしろかった~! 『父の時代、私の時代』 堀内誠一の自伝的エッセイ。「ウッチェロ!!!!!!!」澁澤龍彦・瀬田貞二との思い出を添えて。めちゃくちゃ古本価格高騰していたので文庫で出してくれてありがとう! 『ガザに地下鉄が走る日』 ずっと読みたかったけど、なかなか読めずにいて(岡真理さんの本は『記憶/物語』を2020年に読み、もう一度これも今年再読した)やっと読む。見過ごしてしまわないように、何が出来るかを考え続け、アクションを取る、できることをやるしかないんだけど、「人間が人間として生活するということ」が、誰にでもある世界にたどり着きたい。 本だと、吉田育未さんの翻訳作品を井上彼方さん/紅坂紫さん編集の『結晶するプリズム』で知り、『聖なる証』『星のせいにして』を読む。めちゃくちゃおもしろかった!年越し読書本は『イ���ルバブエナ』。「このひとが翻訳している本ならぜったいおもしろい!」という翻訳者さんに出会えたのがうれしかった。 映画もいろいろみたけどとくに『バービー』『his』『ゲゲゲの謎 鬼太郎誕生』がよかったな~。結局体力がなくて窓際のトットちゃんを見に行けなかったのがちょっとさみしい。 さいたま文学館で開催されていた澁澤龍彦の展示にはいけた。パンケーキも食べた。 12/24にITOプロジェクトの『高丘親王航海記』を見に行く。それについてのくわしいことは静かなインターネットに書いた。
★旅行★ 「今年はいろんなところへ行ったんじゃないですか?」と言われたけど実はあんまり行ってなかったりする(さみしい) 1月 尾道 ライターズインレジデンス尾道でまたみはらし亭に滞在する。だいたい伊勢うどん食べてた。 3月 水俣 はじめて水俣へ。というか九州自体がはじめて。いろんなひとに出会い、いろんなことを学び、いろんなおいしいものを食べた。『常世の船を漕ぎて』を水俣病歴史考証館で買った。 5月 東京 行ったという記憶しかない。なにしたっけ…?なにもしてないのか…もしかして…。 9月 大阪 銀英伝���バー「海鷲」へ行く。ロイエンタールの透けてる板を買った。文フリ大阪も行った。 10月 東京 銀英伝のカフェ「イゼルローンフォートレス」へ行く。かおりさんと会う。ながいことSNS上ではお付き合いがあるのに生身で会うのは初めてで、だけど「すっぱいものきらいだもんね」とか長年付き合ってきた人間同士の会話ができてとてもおもしろかった。次の日は吉祥寺や多磨へいき、緑色のインコとオナガを見る。 水俣 ふたたび水俣へ。熊本市内も立ち寄ったが、土砂降りだったので熊本大学と、橙書店へ行く。島尾ミホと石牟礼道子の対談集というめちゃつよBOOKを買った!めちゃくちゃ楽しかった。 11月 文フリ東京。ヒマラヤ鍋を食べる。次の日は埼玉文学館へ。武蔵野うどんに衝撃を受ける。
★来年の予定とか★ 1月14日に文フリ京都。辰年なので澁澤龍彦のコラージュみたいな『兎島にて』という本をだします。こういう物語で「兎」って単語がでると、誰か特定の人をみんな思い浮かべると思うんですけど、その特定の人は卯年のわたしです。他の誰でもありません。 3月までに出さないといけない原稿がめっちゃいっぱいあるので頑張ってます。 オープンにしてるのは八束さんの家父長制アンソロだけだけど、そのほかもまた媒体に載るなどしたらお知らせします。 やりたいことは、三宅島��舳倉島・天売島、この三つのどれかの島にいきたい!2023年は労働が忙しすぎてぜんぜん鳥写に行くことがなかった(かなしい)一年になっちゃったから、2024年はちゃんと鳥写したいです。 あと、日々詩編集室から『ゆけ、この広い広い大通りを』もでたことだし、もうちょっと小説を書いて発表する幅みたいなものをひろげたいかなと思っている。つらいことがたくさんありすぎたから、アンソロは主催も参加もいやだったけど、そういうのとか……あと、書いたらお金がもらえるタイプの原稿とかも、書ける媒体があるのなら書いていこうかと思っている。 これはずっとそうなんだけど、賃労働をしながらほかにわたしの体力で「できる」ことが「小説を書く」ことしかなかったので……。タイミングや機会があれば、頑張ってみようと思っている。
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アルバム「rush to you」映像制作メイキング
2024年2月18日に投稿された「【GUMI】アルバム「rush to you」【アレンジメドレー】」の映像を担当・制作しました。そのメイキングになります。技術的にあまり役立つことは書いていないのであしからず。
動画はこちら
①主題の決定と構想・準備
2023年12月頃に運営から声をかけていただき、音MAD合作「ラブコメ合作」のメドレー単品動画の映像を担当することとなりました。
自分は映像を作る際に結構時間がかかるタイプであり、通常の動画でも1~2か月はかかってしまいます。実写となるとさらに長く、以前作成した音MDM天告知動画では4か月近く作り続けていました。今回の動画の投稿予定日は2月半ば。なかなかスケジュールに余裕がなく個人的にも冬は仕事の繁忙期であり完成させられるか不安はありました。しかし引き受けた以上はベストなものを作りたいですし、むしろ追い込まれている状況ほどいいものができる(経験則)ので、毎日コツコツと作っていました。
映像の主題としてはラブコメという合作テーマから「女子中学生のデコレーションノート」を主役に置きました。しかし僕は女子でもなければ中学生でもない。そんなカワイイものが作れるのだろうか…困った…。
なのでピンタレストでそれっぽい写真を参考にしつつ、100均や雑貨店でデコシールやステッカーを買いそろえノートをどう構成していくか考えていきました。
本当は題材となるアニメにちなんだノートのつくりにしたかったのですが、アニメを履修する時間と余裕がほとんどなかったためノートの構成自体は汎用性のあるものにし、要所で関連のあるオブジェクトを混ぜる、というスタイルにしました。本編制作で忙しい中でもオブジェクトやキーワードを教えてくださった参加者さんたちに感謝です。
メドレーの流れが朝→午後→夕方→夜→翌朝という時間の流れを意図しているという運営の考えを最大限に表現するため、静止画を中心としながらも時間経過という動きを見せるにはどうすればよいか考えた結果、日差しとライトで時間を表現するという方法に落ち着きました。この動画の主役はあくまでメドレー(音楽)であり、過度な動きを出して目立つのはふさわしくないと思い、静かだけど飽きない程度に動きがある作風を模索していきました。
また、とても悩んだのが本編映像の見せ方です。基本的にこういったメドレー単品動画は本編映像を流すのが一般的ですが、今回はノートに貼ったポラロイド風写真で本編を見せるという演出上、写真に映像を流すのは違和感が生じてしまいます。例えばここにスマホを置いて、そこに本編映像を流すのであれば違和感はないのですが、今回はアナログ・手作り感を重視していたため電子機器は雰囲気に合いませんでした。悩んだ結果、本編の映像を切り取ってポラロイド風写真にするということになりました。最終的には参加者の方々に提出してもらった画像を使用し、本編にない場面なども写真として使っていますが、これはこれで新���いアイディアだと思いました。別に本編の場面を必ず使わなければいけない決まりはありませんし、斬新であったと気に入ってます。
②デコレーションノートの作成
この動画の制作時間における9割はノート作りに費やしました。なにせ主役の扱いであり、雰囲気を最も左右するものと予想していたため、時間をかけて丁寧に作っていきました。先述の通り女子中学生が作ったという設定ではありますが、それ以前に曲名や本編画像が明確に伝わらなければなりませんので、いい塩梅を探りつつ悩みながら1ページ1ページ作っていました。
下準備としてカワイイ系のシールや素材を買いそろえ、それを組み合わせてページを構成させています。どんなアニメの雰囲気にも応用が利くように、ほとんどのページでは当たり障りのない構成を基本としています。作成手順は以下の通り
1.下地部分にテクスチャを貼る(ルーズリーフ・地図等)
2.曲名・写真の貼付場所を大まかに決める
3.シールや素材を貼り雰囲気を作っていく
4.写真を貼り、マスキングテープで飾り付け
5.タイトルを作成。手書きだったり切り抜きだったり印刷だったり
この時点では写真はすべて真っ青のブルーバックを印刷したもので、後で編集で画像を組み込もうと考えていました。本編映像がまだ完成していなかったための苦肉の策でしたが、これが後にめんどくさいことになってしまいます。
ノート作りは非常に地味でちまちました作業が続くものですが、こういう時間が一番楽しいと感じる自分にとっては時間を忘れて没頭できるものでした。貼ったシールの上にまたシールを重ね貼りしていく乱雑さ、整然のなさが主題と合っていると思い意図的にゴチャゴチャした作りにしています。後先考えずにペタペタとシールを貼るの、なんだか中学生っぽいような気がします。
最終的に本編の合作が2月14日に投稿され、その本編から写真に使用する場面を選んだので撮影ギリギリまでノートを作り続けていました。余裕のないスケジュールは覚悟していましたが割と冷や汗が出る感じでした。
③撮影・編集について
撮影は投稿の前々日に行いました。上記の告知は出ていましたが、なんとこの告知が出た時点ではまだ撮影の開始すらできていませんでした。ちなみにこの画像は雰囲気を確認するために仮撮影した際になんとなく撮ったものであり、そんなにしっかりと告知用として撮影したものではありませんでした。
撮影が遅れた要因として、ポラロイド風写真に組み込む予定だった画像の選定に手間取ったことと、ブルーバックに合成することが上手くいかなかったためです。結局、使用画像を実際に印刷して貼り直す方法に切り替えたため撮影にあまり余裕がありませんでした。
合作本編が完成したらすぐに各場面を切り出し、使用するシーンを運営や各パート担当者に確認をしてもらい、実際に印刷して貼り付ける作業をしました。かなり時間がなく焦っていたのですが、多くの人に迅速に対応してもらったおかげでなんとか間に合いました。本編が完成して打ち上げムードだったdiscordサーバーの会議にめちゃくちゃ焦ってる僕が乱入してくるの、はたから見ると結構面白かったんじゃないかと思います。(正直余裕がなかった)
撮影をしたのは投稿前々日の金曜日。運よく朝から快晴だった���め早速撮影を始めました。撮影用の特殊な機材などは持っていないのでタイミングのいいときに一気に撮影するしかありません。机上にノートや小物を置いてセットを作り、ちまちまと撮影していきました。全部で3回ほど繰り返し、撮影自体は1~2時間程度で終了しました。
撮影が終わったらさっさと編集です。撮影時にカメラの画面ではバッチリに思えてもモニターで見るとなんか違うな…ってことは普通にあるので、早く確認してダメなら再撮影に臨む必要があります。今回は時間的余裕がなかったのでそこらへんは迅速に行動していました。
編集自体はわりとシンプルなもので、音楽に合わせて写真をスライドショーするような感覚です。全体を通してそこまで動きがあるわけではないので、そのままでは映像としてあまり面白いものではありません。なので先述の通り時間経過を表すものとして日差し・ライトの演出や、ただようホコリなどを後付けで加える処理をしています。
日差しは単純に写真コンポジションを複製し輝度・明度を上げ、マスクで窓の形にしたうえで動かしているだけです。ホコリもParticularで作成したもので、過度に目立たないようにしています。あくまでメドレー(楽曲)が主役の動画なので、主張が激しくならず、かつ見ていて変化を読み取れる程度の映像を目指しています。
朝→昼→夕方→夜→翌朝という時間経過も色調補正でなんとかしました。絵コンテ時点では実際にその時間に撮影した映像を組み込もうと考えていましたが最終的には一つの流れにしています。
(時間経過のイメージとして制作したもの)
時間によって日差しも微妙に色が違ったりしますが、勉強してみると非常に奥が深い分野であり一朝一夕には表現できないような沼でした。朝の青みがかった影や月夜のぼんやりとした影。ここらへんをリアルに再現するにはまだ勉強が必要です。今後頑張ります。
④おわりに
まず合作本編が映像・音声共にとても高い完成度であり、それが少しずつ出来上がっていく様子を遠くから眺めているうちにやる気とプレッシャーが高まっていったのをよく覚えています。自分にできる表現を模索しながら映像を作っていくことは悩みの連続であり苦しく、だからこそ楽しいものでありました。機会をくれた運営の方々や参加者さんたちに感謝いたします。
⑤参考にした作品
【メドレー単品】のんのんびより こらぼれーしょん! のんすとっぷ
アレンジメドレー「いろはかるた」(蛇組)
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映画館、行きたいなー
映画観に行かなくなったなと。
理由は明らかで、観に行きたい魅力的な作品が公開されないからなのだけど、これってコロナ禍で新作が滞ったのと、アメリカの業界ストの影響だと思って、そのうち解消されるんだと高を括っていたのだが、どうも様子がおかしい。
2024年の映画興行ベスト10の殆どがアニメ作品だった事を出さずしても、自分が観に行った中での最上位は「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」の37位、2025年のオスカー候補作の中で観に行ったのは「デューン 砂の惑星2」だけ。所謂アート系映画、もっと言えば実写の大作すらとんと公開される気配がない。
マーベル作品が幅を利かせていた時期を過ぎて、本当にもう映画は(少なくとも僕が映画に期待していること)は終わりかけているのかも知れない。どこかや何かに文句を言うつもりはないけれど、映画興行というプラットフォームが衰退していくのは勿体ないというか、どうすればいんだろうという気持ちでいっぱいである。
スマホでショート動画を見る世代や、配信サービスでシリーズ一気見する人々にとってはどうでも良い話であって、コンテンツ制作側もより利益率の高いフィールドに移行するのは自然の流れで、そういう流砂のような大きなうねりはもう止められないのだね、きっと。
ニューシネマのあとのスピルバーグ等の時代が映画産業・芸術ピークで、CGが急激に発達し、コミックの実写作品が溢れ、過去ヒット作のリブートが蔓延した辺りからなんとなく嫌な感じはしていたのだが、結果として次の世代の「映画好き」を育てることに失敗し、
かつての観客はより魅力的なプラットフォームへ移住し、映画業界はぺんぺん草も生えない荒地になってしまった。こりゃ厳しいね。復活できる芽が無い気がする。
映画館、行きたいなー。隙あらば行ってやるのだ。
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デューン~砂の惑星~
ユニバース22
メシアの旅
メシアは『デューン』の世界にいた。アラキスの砂が彼の足元を包み、熱風が頬を撫でる。しかし彼は知っていた。この世界は「書かれたもの」だと。
書物の中で彼は、自らが物語の本文を改変することで世界を変えられると気づいた。言葉が現実を形作る。彼が一節を変えるたびに、砂丘の形が変わり、未来の預言が書き換えられていく。
やがて彼は映画版の世界へと移動した。リンチの描いた『デューン』は異質な色彩と奇妙な演出に満ち、テレビ版はより詳細な物語を展開し、新たな映画版では映像美が砂の惑星を再定義していた。どの世界も違うが、根底には同じ核がある。
メシアは悟った。『デューン』は常に再構築される世界だ。時代ごとに変化しながらも、人々に受け入れられる。だからこそ、ユニバース2――現実世界にも適応し続けるのだ。
風が吹いた。メシアは再び本文に手を伸ばした。新たな未来を綴るために。
ユニバース2
『デューン』という壮大な��話:小説・映画・テレビ版の変遷と魅力
フランク・ハーバートによるSF小説『デューン 砂の惑星』は、1965年の発表以来、SF文学の金字塔として君臨し続けています。政治的陰謀、宗教、環境問題、遺伝子操作といったテーマを織り交ぜながら、広大な宇宙を舞台にした壮大な叙事詩です。この物語は映像化が非常に困難とされながらも、何度も映画やテレビシリーズとして挑戦されてきました。この記事では、小説版『デューン』の魅力と、それを基にした映画・テレビ版の違いについて掘り下げていきます。
1. 小説『デューン 砂の惑星』の魅力
『デューン』シリーズの第一作は、砂漠の惑星アラキスを舞台に、貴族アトレイデス家の若き王子ポール・アトレイデスが陰謀に巻き込まれながらも、救世主へと覚醒していく物語です。
この小説の魅力は、単なるスペースオペラを超えた深いテーマ性にあります。
政治と権力:アトレイデス家、ハルコンネン家、皇帝、砂漠の民フレメンなど、多くの勢力が絡み合う壮大な政治ドラマ。
宗教と預言:ポールの運命は預言と結びついており、救世主としての覚醒と自己の葛藤が描かれます。
環境とサバイバル:水が極端に貴重な惑星アラキスの生態系、そして巨大な砂虫サンドワームの存在。
このように、単なるSFではなく、歴史や哲学、宗教的テーマを盛り込んだ奥深い作品です。
2. 映画版『デューン』の挑戦と変遷
『デューン』は何度も映像化されてきましたが、その中でも特に注目すべき作品を紹介します。
① デヴィッド・リンチ版(1984年)
監督:デヴィッド・リンチ 主演:カイル・マクラクラン(ポール・アトレイデス)
初の映画版『デューン』は、当時としては驚異的な予算と特撮技術を投入した超大作でした。しかし、2時間半という制約の中で複雑な物語をまとめきれず、結果として難解な作品に。
長所:独特の映像美と、ダークで幻想的な雰囲気。
短所:原作の壮大なストーリーを詰め込みすぎ、説明不足や省略が目立つ。
結果的に興行的にも批評的にも失敗しましたが、今なおカルト的な人気を誇る作品です。
② ドゥニ・ヴィルヌーヴ版(2021年〜)
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ 主演:ティモシー・シャラメ(ポール・アトレイデス)
1984年版の反省を生かし、最新の技術で映像化されたのがヴィルヌーヴ監督の『DUNE/デューン』です。2部作として制作され、原作の前半部分をじっくりと描くことで、より原作に忠実な作品になりました。
長所:壮大な映像美、原作に忠実なストーリー、緻密な世界観の再現。
短所:やや説明不足な部分があり、原作未読者には分かりづらい部分も。
2024年には続編『デューン PART2』が公開予定で、完全版としての完成が期待されています。
3. テレビシリーズ版『デューン』の試み
① 『Dune』 (2000年) - Syfy(旧Sci-Fi Channel)
1984年版の映画の失敗を受け、2000年にアメリカのテレビ局Syfyが『デューン 砂の惑星』を3部構成のミニシリーズとして制作。
長所:時間の制約が少なく、原作の細かい部分を描写できた。
短所:映画に比べて予算が少なく、映像面ではチープな部分も。
続編として『Children of Dune』(2003年)も制作され、ポールの息子たちの物語まで描かれました。
4. なぜ『デューン』は繰り返し映像化されるのか?
『デューン』は映像化が非常に難しい作品とされていますが、それでも何度も挑戦されるのはなぜでしょうか?
原作の影響力:SF文学における金字塔であり、スター・ウォーズなど多くの作品に影響を与えたため、映像化の価値が高い。
時代ごとの解釈が可能:宗教、政治、環境問題など、現代にも通じるテーマを持つため、各時代ごとに異なる視点で再解釈できる。
技術の進化:CG技術の発展により、これまで困難だったビジュアル表現が可能になった。
5. まとめ:どの『デューン』を見るべきか?
原作をしっかり楽しみたいなら… → 小説版(特に最初の3部作)を読むのがベスト!
ビジュアルを楽しみたいなら… → ドゥニ・ヴィルヌーヴ版映画(2021年〜)がおすすめ。
古典的な映像表現を楽しみたいなら… → デヴィッド・リンチ版映画(1984年)。
じっくりストーリーを楽しみたいなら… → 2000年のテレビシリーズも悪くない選択肢。
『デューン』は、世代ごとに異なる解釈と表現を与えられながらも、その本質は変わらず、人々に受け入れられ続けています。あなたにとっての『デューン』はどの形でしょうか? ぜひ、様々なバージョンを比較しながら、この壮大な物語に浸ってみてください。
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映画ゼミ開催のお知らせ。
小柳帝の映画ゼミ
「昨年公開された映画の総括と今年の展望」
2025.2.15 / 16
拙著『バビロンノート 映画についての覚書』の元になった「小柳帝の映画ゼミ」を、先月に引き続き開催いたします。
題して、「昨年公開された映画の総括と今年の展望」です。
例年、福岡でその年の年末に行っていた「シネマゆく年くる年」が、ここ数年コロナ禍において開催できませんでしたので、2024年から25年の分を、オンラインにてお届けできたらと思います。
「昨年の総括」につきましては、小柳の私的ベスト10を洋画/邦画から��未公開映画含め発表し、その解説をしながら昨年の全般的な映画状況についてお話しします。一方、「今年の展望」については、すでに公開されている作品や、これから公開される小柳も未見のものも含め、期待の新作をご紹介いたします。
見落とされた作品や未知の作品など、これから劇場やオンラインで映画をご覧になる上でのガイドともなりましたら幸いです。
開催は、2/15(土)及び2/16(日)の夜を予定しております。リアルタイムのトークライブではなく、すでに録音された音声データを指定の時間内に聴いて頂くスタイルです。全体の尺は、1時間半から2時間くらいを予定しております。そのデータを、ご希望の日の夜19時から24時の間にストリーミングでお聴き頂きます。参加費は1500円となります。
ご希望の方は、下記のアドレスまで、タイトルを「映画ゼミ参加希望」とし、お名前(フルネームで)、ご希望日(2/15または2/16)、お持ちの携帯の電話番号をお書き添えの上、2/3(月)までにメールにてお申し込みください。その日までに、お振込み方法や当日の視聴方法等を記したご案内をお送りいたします。なお、ご送信元のアドレスは、下記のアドレスを受信可能な状態にしておいてください。
今回は限定数でのご案内です。先着順でお申し込みを受け付けいたしますので、ご希望の方はお早めにご連絡ください。
よろしくお願いいたします。
小柳帝
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【My Favorite Movies of 2024】
*「3年ルールで2022年以降公開を新作とカウント」します。
1. アイアンクロー The Iron Claw
ケヴィンが持ち上げるバーベルが、呪いと抑圧と責任の重さを物語る。家族の誰より愚直にプロレス道を行きながら、悉く報われず一人取り残されてしまうケヴィンは、選ばれない者として選ばれし者。バーベルを持ち上げた太い腕は、やがてチャンピオンベルトでなく弟の身体を抱え上げることになる。銃と十字架とトロフィーはアメリカの呪い。それを信じることから始まる悲劇。でもあまりに痛ましすぎる悲劇のその先に、まさかあんな大きなカタルシスがあるとは…むしろ、そこへ辿り着くまでの受難劇とす��。ショーン・ダーキンはどれも家と空間が不穏すぎて怖いんだけど、喪失感と同時に、いつまでも残る不在の温もりがあった。
2. 異人たち All of Us Strangers
80年代に流行った深いリバーブが映画全体にずっとかかってる感じがすごい。音響の面だけでなく親密で濃密な生暖かい湿度と温度に包まれるような、何重ものエコーが密室にボワーッと篭ってるみたいな…しかも若干ファズくて甘い、映像のウォール・オブ・サウンド。全編ピロートークみたいで超超ロマンティックだった…。
3. コット、はじまりの夏 An Cailín Ciúin/The Quiet Girl
抑圧と抵抗の物語。小2まで自分も教室で喋れない子どもだったのを思い出す。思えば、何に抑圧されてたんだろう。物語背景にも抑圧と抵抗の構図があって、尚更あのラストに震える…すげえ。
4. リンダはチキンがたべたい! Linda veut du poulet!/Chicken for Linda!
黒い闇から白い闇の中へ、みんながみんなで探しものする旅。なんたってまず、絵の魅力に釘付け。猫のヒゲは描かずに尻の穴は描く!すばらしい…。王の首をはねろ、欲しいものをみんなで手に入れるぞ、子どもも大人も元気にデモ行進だ、わーわーわー!なストライキ映画であることもすごく好き。
5. 山逢いのホテルで Laissez-moi/Let Me Go
ダム映画で乗り物映画。男は旅人だが、女はどこへも行けない。だから行かせてほしい、でも行けない。溜め込んだダムが決壊したあの声は、色んな意味での「ちきしょう!」だと受け取った。ダム底でのロマンティクなシルエットが閉所恐怖症的でもあって心に残る。
6. 喪う His Three Daughters
家を離れて長い娘、父の娘、そして姉がいる気がしない娘。別れを前に���て何か変化したとかでなくて、His Three Daughtersになったから別れが来る。同フレームに入れず律儀に1人ずつカットを割った会話はモノローグのようで、順にスポットライトを当てるみたいで、とても舞台劇っぽい。しかもチェーホフっぽい。
7. レベル・リッジ Rebel Ridge
ランボーに始まりセルピコで終わる、でも戦争映画。いつも一貫して暴力を語ってきたジェレミー・ソルニエだが、これは構造的暴力に対抗する「死なないための暴力論」みたいな。白昼の砦を囲んで、味方と思えば敵、敵と思えば味方。それでも残すべきか破壊すべきかは律儀に線引きするのだった。
8. イヌとイタリア人、お断り! Interdit aux chiens et aux italiens/No Dogs or Italians Allowed
働き手や稼ぎ手として酷使される手。権力の大きな手。語り手の祖母、記憶を紡いで伝える映画の作り手、小さな人形と段ボールや野菜で様々に見立てたセットをこしらえて動かす手。手は憶えている。イタリアからフランスへ亡命した一家とツール・ド・フランス、アルプスの峠を何度も越える長く過酷な旅路が交差する一瞬が忘れられない。
9. ザ・バイクライダーズ The Bikeriders
マチズモな力よりも幻想の(既に失われた)力が彼らに忠誠を誓わせる。眼差される者、見せるもの見てないもの、見届ける者、見せつけられる現実…そもそもが写真集だし、一貫してwitnessの映画だった。
10. マイ・オールド・アス ~2人のワタシ~ My Old Ass
ティーンの身の丈に合わせた脚本が可笑しくて切なくて、ぜんぶを大袈裟にしないところが逆に沁みて、すごく良かった。
11. 戦いとは終わりである (短編) La Lutte est une fin/The Struggle Is the End
労働者組合会館は誰にでも開かれたジムであり、リングであり、居場所。喧嘩の仕方を教わり、闘う相手を見て、パンチが言葉を与え、ファイターはいざ社会というリングに立つ。やったれ!キレキレにタイトな編集、ヒップホップ、パンチ、パーカッションが刻む小気味好いリズム。壁のポスターとグラフィティのフォントが同調して、外へと繋がるショットが最高。
*****
【他にも良かった新作】
スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース
地球は優しいウソでまわってる
スペアキー
オナー・ソサエティ ~優等生のひそかな野望~
ウィル&ハーパー
ノベンバー
雄獅少年/ライオン少年
ロボット・ドリームズ
チキン・ラン ナゲット大作戦
午前4時にパリの夜は明ける
JOY: 奇跡が生まれたとき
Shirley シャーリイ
パスト ライブス/再会
枯葉
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【旧作マイベスト】
遠い声、静かな暮し(1988)
WANDA/ワンダ(1970)
さらば、わが愛 覇王別姫(1993)
キング・オブ・コメディ(1983)
なまいきシャルロット(1985)*再見
100人の子供たちが列車を待っている(1988)
イマジン(2012)
フローレス(1999)
Zolaゾラ(2021)
放浪記(1962)
ベスト・セラーズ/小説家との旅路(2021)
甘い生活(1959)
女だけの都(1935)
ブレイキング・ニュース(2004)
冬の旅(1985)
われら女性(1953)
ツイスター(1996)
新学期・操行ゼロ(1933)
真夏の夜の夢(1935)
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結構,洋画を見る方だが,好きなSF映画でも知らない間に始まって終わっていることが多くなった気がする.テレビの視聴率が落ちたせいか,広報がうまくできていない気がする.
[B! 映画] 2024年の映画年間ベスト10 なんと初めて「洋画実写ゼロ」…残念だが予想どおりの結果なのか?(斉藤博昭) - エキスパート - Yahoo!ニュース
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2024年好きになった曲ベスト10
10位 バタフライエフェクト(宗谷いちか) ★★★★
新年一発目にこの曲が来て、これは期待大だと思ったらリリース連発するわりにこの曲を超えるような曲は全く出なかった。悲しい。
9位 唄う桜蝶(canoue) ★★★★
8位 My Against Fight(タマモクロス(大空直美)) ★★★★
7位 Tempest(Morfonica) ★★★★
モニカこの路線で行くなら自分の好きなバンドになってしまうんですけれど、今後どうなるんでしょうね。
6位 Sailing(松田聖子) ★★★★☆
Spotifyレコメンドの成果。歌詞も好きだしメロディラインが最高。
5位 Just the truth(栗林みな実) ★★★★☆
音楽の聴き方が雑なので、栗林みな実の曲でまだ取りこぼしているものがたくさんありそう。
4位 空白とカタルシス (トゲナシトゲアリ) ★★★★☆
3位 戦闘!!(ゼノブレイド2) ★★★★☆
戦闘曲欠乏症のため上位に。今までゼノブレイド2の曲を知らなかったの?と言われそうだけれど本当に知らなかった。果たして本当にゲームミュージックファンなのか怪しいものだ。
2位 Cycle Of Sorrow(ダイヤモンドダスト) ★★★★☆
2024年で一番聴いた曲。実にポップなキラーチューンなのだが、後から見たアニメで(この曲はとあるアニメの劇中歌である)この曲がまさにキラーチューンとして扱われていて、そういう意味でのぴったり感にぐっときた(そのアニメ自体は好きではない)。
1位 フレージング ミラージュ(Morfonica) ★★★★☆
完璧な曲。ただ聴き過ぎて聴き飽きてきた。
総評:YouTubeのエコーチェンバーぶりに比べると、Spotifyはそこそこ知らない曲(そして好きになり得る曲)をレコメンドしてくれるので助かる。もちろん毎週のように渋谷TSUTAYAに通えていたあの頃に比べれば全然なのだが……映画が一番の趣味になった今の自分には丁度いいくらいには新曲を浴びられている。今年は新しく知ったバンドもあったし、少しでも領域を広げておきたいと思っている。
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2024年のメモ
〈読んだ本〉
三体(劉 慈欣) ひとつひとつが一作品級の想像力で、三体というゲームさえギミックのひとつに過ぎなかったのはいま思い返してもびっくり。読み終えるころにはとんでもない所まで来てしまったと思った。作中でも重要視される「責任を取ること」だが、黒暗森林で幕を閉じずに死神永生へ繋げたこと自体も、物語と登場人物への責任を取る作者の姿勢が重なり感銘を受けた。 ラブ・アセンション(十三不塔) 『2084年のSF』収録作の『至聖所』という作品が素晴らしく、その作者の新作ということで。宇宙生物×軌道エレベータ×恋愛リアリティショーの群像劇で、徐々に異能力ものの展開も見せる。『至聖所』でも感じたことだがとても映像的だと思った。キャラクターの動きがあるというよりは、構図がバチっと決まったクールなカメラ。最初にピックアップされたこともあって異相あざみさんに肩入れしてしまったし、後半の動きも嬉しかった。 ヤンキーと地元(打越正行) 文庫化にあわせて。確実にそこにあるものの、自分がこのまま生きていれば交わらない世界に興味がある。今後ももっとルポものを読んでみたい。観念としての沖縄像を崩すわけでもなく、その光が生む影にある厳しさを覗く。程度は違えども自分の人生も綺麗なアーチを描けているわけではなく、そういう自分の心をどうやって保っていくかというところに共振するところがある。 STATUS AND CURTURE(デーヴィッド・マークス) 本の情報をみて、私と無関係では無さそうだと思った。読み始めればその容赦なさに少し恥じ入ったり空しくもなったりするのだが、終盤では自己啓発のようにも読めるのではないかと思った。流行が起こり廃れていくことは世界が(一応)前転している証左であって、生きて何かしらのリアクションを取ることはその前転に加担することである。その加担の仕方が、あるジャンルでは最後尾であり、あるジャンルでは最前線であることができ、それが各々の個性なのではないか。愚かであっても歯車ではあるし、イカしていれば車輪にもなれるのかもしれない…と、割と前向きな印象で読み終えた。 〈観た映画〉 トラペジウム フックになる絵や台詞はあったものの、そういうセンセーショナルさを取り除けば、どれだけ語らないかという作品だった。語弊を恐れないまま原作の骨に近づきアニメ化という肉を与えたこのプロジェクトに本当に入れ込んだ。 関心領域 どうしても途中眠くなって、多分支障はないだろうと思って15分くらい寝つつ観た。とはいえ大きい画面と音響はしっかりと傷跡を残していって、レイトショーの劇場から出るとあたりは暗闇で、自販機のうなりや建物の水平垂直がズンと立ち上がってくる。寝たっていいしわからなくてもいいから劇場に行こう。 BanG Dream! It's MyGO!!!!! 前編 春の陽だまり、迷い猫/後編 うたう、僕らになれるうた & FILM LIVE ライブシーンが多い後編は特に胃にずしっと来るけど、フィルムライブが本当に良い。リアルライブではまだお目にかかれない、そよさんがやさぐれた状態でのライブなのが貴重。 劇場版アイカツ! メモリアルアンコール のっけから炸裂する「お疲れ様です!」「ありがとうございます!」の応酬にこの数年で失ったものを見る。諦め、受け入れた先に何があるのかわからないまま、心身の健康のために私はそういう状況に慣れていった。アイカツ!の中で誰が諦めただろう(天羽先生の厄介を被った紫吹蘭には同情する)。劇場には2度通ったが、いちごからあかりへの最後の台詞で2度とも泣いた。強者としての自覚だけでなく慈愛のある、アイカツ!らしい最高の台詞。90分ほどのコンパクトさで美月・いちご・あかり3人の機微を描きとる編集力に脱帽する。 〈聴いた音楽〉 いけない(Kaede) ミツメの活動休止は残念だが望めるならこういう楽曲提供が続くと嬉しい。2024年のベスト。 コントラスト(篠澤広 CV.川村玲奈) 令和っぽいかと思えばサビの不思議なノスタルジーに包まれる。一聴した瞬間からずっと好きな曲。 Luna say maybe(月村手毬 CV.小鹿なお) それぞれの要素はそれほど好きなものでなくても、一つのコンセプトのもとにガッチリと噛み合うことはこんなにも素晴らしい。 Reebok(柴田聡子) 柴田聡子さんについてはアルバムまるごと挙げたい。RYUTistへの提供曲も最高。 angel near you(Homecomings) もともと好きなバンドだったが、音楽性としてはドラマーが変わって好きなほうにさらに近づいた。牧歌的だったものが、骨太なドラムになることで浮遊感へとスライドした印象。 トレモロアイズ(Poppin'Party) この本格感はともすれば自身のキャラクターから脱線していそうだが、おたえがいるかぎりポピパの音楽への探求心は担保されていることを私たちは知っている。意外性と納得がメディアミックスされることで、キャラクターが生きていることを実感する。 人間になりたいうた(CRYCHIC) 歌詞ではないからフルコーラスもちゃんと短いという誠実さ。立希ちゃんのドラムが中学生とは思えない豊かな手数だが、これも祥子によるプロ��ュース能力によるものだとしたら?という妄想が捗る。 FUN☆FUN☆わんだふるDAYS!(石井あみ&後本萌葉) とにかく音作りの丁寧さ。テクニカルな単音が重なって粒の立った可愛らしさを演出している。ハイハットワークがすごい。 風に乗る船(MONGOL800) Salyuトリビュートアルバム素晴らしい。なかでもアレンジと大らかなメロディが合ったMONGOL800バージョン。 まちのうた(BUZZ) 2024年の曲ではないがラジオで流れて衝撃的だったのでよく聴いた。ミニマルだが開放的な展開。高橋幸宏のドラム最高。
〈買ったもの〉 PORTER×DIGAWEL ヘルメットバッグ ここ数年で最大のひとめぼれ。痛バッグをファッショナブルに展開するとこうなるのかなという。 ウエノスケ シタノスケ S 池尻のTENTで。2個一組のコップで、蓋のようにかぶせて収納、かつ埃の侵入を防ぐ。洗いやすさ、扱いやすさ、見た目最高。 立川 ピュアホワイト 05 白ペンの答え。隠ぺい性、速乾性、耐久性、書き味どれも理想的。今のところ詰まりもない。 adidas SAMBAE 刺繍で出来た漆黒のラインがコントラストがあり、カジュアル感抑え目で良い。 バンドリのペンライト 拳よりも先に頂点があり、さらにそこが光っている。演者は音で、ファンは光で、アリーナ級のコミュニケーションを実現しているのだと感動した。
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