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ついに完成した奇っ怪落語映画「みんな笑え」!!!これは私、胸を張って堂々と宣言します!とてつもない傑作映画が誕生した!!!と。これはもう、世界中の人々、一人でも多くの人に見てもらいたい映画です。とりあえずいつの日かの公開まで「みんな笑え」というタイトルだけでもおぼえ��おいてください!!!(野辺富三)
富三さん、公開おめでとう!
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やっぱり笑っちゃう。笑っていいんだなって思いました。(河合優実)
Kubota Masataka, Kitamura Takumi, Kawai Yumi, Jojo Hideo A24





『みんな笑え』鈴木太一監督・野辺富三さん(主演)・広瀬蒼さん(フロアレディ役)・倉堀正彦さん(音楽)舞台挨拶付き上映@フォーラム仙台_20250322
最後、恒例らしい「みんな笑え」コールを始める前に、栄養ドリンクを飲み干した鈴木監督は前口上を行った。監督は仙台短編映画祭がじしんのキャリアの出発点にあるコトを明かした。そして映画に大きいも小さいもないと語った。映画にペニスの大きさは関係ないのだろう。広瀬さんと倉堀さんは共に仙台市出身。私がなぜスナック大乱闘のシーンでオッサンがボケ倒してたのに、周りはツッこむ気配すらなかったのか?と聞いた時に、司会のワダシンスケPが「それが鈴木監督なのです」と仰っていた。この「単独者の矜持」が鈴木太一監督のポイントなのだろう。
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鈴木太一監督「みんな笑え」
すごい映画をみた。この映画��「ムスコが壊れる時」を描いている。よくじぶんの性器を「ムスコ」と呼んでいるヒトをみるが(今時みねーよ!)、この親子関係にはそのような身体感覚がハッキリとある。そこが非常に面白い。小心(短小?)で常識的(平常時?)でありながら「ムスコ」が壊れゆく様を描いていて大爆笑した。フニャチンのスキップ。これは全くみたコトがない珍しい映画だ(このパンフレットのヴィジュアルもペニスのメタファーになっている)。
落語家を父に持つ50絡みの太ったオッサンが主人公で、じぶんもオリジナル落語をやっているが内容がインポテンツさながらのユルさであり、先代を知るすべての者からバカ(童貞扱い)にされている。先代は認知症により高座に立てなくなり引退を余儀なくされたが、その落語の練習をしつこくして、まるでムスコをバイアグラを飲んででもイキリ勃たせようとするかのようであった。そして息子をしつこくなじっていた。しかし、そんな努力も虚しく、ムスコ(息子)のふがいなさを怒鳴った拍子に尿失禁を起してしまう。父親はパンパースを着用する事態となった。ここからさらにくだらない事態になる(VR体験)。
そしてクライマックスでスナック大乱闘が起る。このシーンは相当気合の入った素晴らしいシーンだと思い、感動した(爆笑した)。ついに息子(ムスコ)の単独者としての冒険が始まるのだ!これが謙虚さと臆面もなさのスキップみたいな野辺富三氏の演技の真骨頂である。主演の野辺氏、鈴木太一監督にこの爆笑面白シーンについて聞けたのが収穫だった。このシーンは観客がどう受け取ってもよい朝食バイキングのような、獲れたて新鮮卵のようなシーンである。そして、なぜあのように片岡礼子さん演じる元カノはオッサンに対して粗暴で深刻なのか、全く意味不明だったが、���ロアレディ役の広瀬蒼さんが「じゃあ2回目をみてください!」と勧めてきたので、おそらく、片岡さんとオッサンの間に出来たコドモがかのじょの娘(辻凪子さん)なのだろう。じぶんがオッサンの娘だと知らずにそのユルさに魅かれて弟子入りし、信頼していた相方がホスト狂いのメンヘラだった疲れた女芸人役の辻凪子さんの顔が、島倉千代子と鈴木福君を足して2で割ったような何か包茎的な臭気を放っていたのもすごい。だから元カノはオッサンのインポテンツ的ユルさに憤っていたのだ。最後に片岡さんがオッサンに入れた〝喝〟もどこへ向っていたのかが窺い知れる。オッサンの尻の穴に向っていたのである。前立腺を刺激して、〝勃て!〟と(パンフ表紙参照)。この映画の考察とまでもいかない〝見取り図〟はこんな所だが、これだけでも十分何かが狂っていて、オリジナリティーがある。おそらくこの映画にはもっと覗いてはならぬ深淵があるはずだ。
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Aoyama Shinji
「この作品は何かを失いながらも何かを得て、失ったことで何かが続くような、とても希望のある作品です。映画は心の栄養になると思っていますので、ぜひそれをもらって帰っていただけたら」(染谷将太)
優実ちゃんへ。甫木元空監督「BAUS 映画から船出した映画館」、公開おめでとうございます〜!青山真治監督の命日3月21日の公開となったようです。
大好きな河合優実さん出演の「悪い夏」(城定秀夫監督)を私も初日に拝見しました!優実さんは〝オッパブ(おっぱいパブ)嬢〟のシンママ(シングルマザー)という難しい役所でしたが、「あんのこと」や「ナミビアの砂漠」以上に〝らしさ〟が溢れていて、忘れられなくて、なんだか優実ちゃんのコトを昨日はずっと考えていたなぁ…。優実ちゃん、ありがとね。また楽しい時間が過ごせるといいなぁ。さいきんの映画ってショーン・ベイカー監督の「Anora」(カンヌ&アカデミー賞獲った)も〝オッパブ嬢〟だったワケですが、なんか迂闊なニンゲンをやたら出してわちゃわちゃと泳がせて、その水槽(箱)の中を、風俗通いする男たちがマジックミラー越しにみつめているような作品が多くないですかね!つまり、水槽(箱)の中の演者(セックスワーカー)たちは、その男たちの視線には永久に気づかないし、気づいたらその時点でそのわちゃわちゃした迂闊な時間も止まってしまうという…。
「Anora」も「悪い夏」もセックスワーカーたちのテンションが高く引き込まれましたが、自宅でみてたら5分で視聴をやめちゃってましたね(そもそもサブスクで劇映画をみるコトはない)。箱の中でそのセックスワーカーたちは永久にわちゃわちゃした迂闊な時を過ごさねばならず、非常に気の毒な感じ(「その内飽きるんじゃね?」)は、みていてして来るんですがね〜。ニンゲンとか興行とか労働といったモノに鋭い批評性があって、この2作はみて良かったな〜。風俗通い(映画館通い?)は存在しても、現代的な物語ってもう存在しないんですよね。また来るね!次は「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」かな?
"Desert Moon" Aoyama Shinji(2001)
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TAKASAKI 38TH
本日から第38回高崎映画祭が開催されるようです!おめでとうございます!高崎線は私が本当に若かった頃に毎日乗っておりました青春の列車です(その終着地・高崎には行った記憶がないんですけど!)。第38(THREE HAPPY GO)回目の映画祭、23日(日曜日)にはすばらしいApple Peopleの登壇される授賞式があるとのコトです。本日のオープニングを飾るのが甫木元空監督「BAUS 映画から船出した映画館」、13時のスタート!「箱男」たちの船出を祝う絶好の機会と言えます!





本当に若かった頃の方へ──A24


Apple People
仙台(鈴木竜也監督のご実家で今作品の製作場所)から飛び出した問題作、劇場で観ることを楽しみにしています♡(猫背椿)
映画館ではきっと一人の人間の頭の中を覗くような体験になるのではないでしょうか。(��島歩)
映画史に名を残すかもしれない、今はまだ無名の物語。(津田寛治)
本当に若い世代が、映画史を書き換えてしまうようなことを期待しています。例えば(映画SNSの)レターボックスでは若い人の書き込みで映画史上の重要な作品リストが書き換えられている。そういうのはとてもいい動きだし、『市民ケーン』を良い映画だから観ろと押し付けるのではなくて、自分で新しい映画言語を見つけてほしいと思う。(ショーン・プライス・ウィリアムズ監督)
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BAUS DAY CAKE
『BAUS』とてもとても良い映画でした。自分も、こんなことを信じて生きたい一人なのかもしれません。作ってくださりありがとうございますという心持ち。日本の歴史の中で、ひとつの映画館と映画を真ん中に集まる人々がまるで映画の精霊みたいに写し出され、映し出されています。尊い時間です(三島有紀子監督)
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Happyend
吉田大八監督、栗原颯人さん、おめでとう!
DOMMUNE 2025/03/18 TUE 19:00-21:00 足立正生監督『逃走』公開記念SPECIAL!! 「桐島聡49年の"逃走"と"革命への確信"」
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「どうせ死ぬなら、パリで死のう。」
世界に対しての新しい見つめ方を皆様が発見するきっかけになってくれたら嬉しいです。(岡山天音)/それは日本の地の底から、マントルを抜け、ブラジルに突き出て、リオのカーニバルに参加するような体験でした。…こうして今回、シオランのドラマを書くことができました。(伊吹一)
本書を読むことはそういう、まあ生きていて良かったかなと思える久しぶりの夜を、友と酒を酌み交わしながら明かすような体験だった。(金原ひとみ)
いきもののきろく
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Adachi Masao, Furutachi Kanji, Sugita Rairu
1939, 1968, 2002(20250315)
Photo I Am the Resurrection
本作は実在の人物を描いた実録ドラマであると同時に、足立正生という稀代のアーティストから見た“桐島聡像”を映し出す作家映画でもある。これほど題材と作家性が清々しく迷いなく一致した日本映画を観るのは久しぶりかもしれない。そして、現代の観客にとっては間違いなく“希望”を感じさせる映画でもあるだろう。(岡本敦史)
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kirishima-tousou.com
物心ついた頃から桐島聡の笑顔が日本中に張り巡らされていた。かすれたポスターの彼の笑った顔はもはや風景の一部だった。彼が本名を名乗って死に、ポスターもなくなった。彼は何を思い、何を感じて生きていたのか? 深い慈悲を感じさせるこの映画はそんな想像を掻き立ててくれた。(空音央)




Satoshi Songs of Days Past
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「春をかさねて・あなたの瞳に話せたら」佐藤そのみ監督舞台挨拶付き上映@フォーラム仙台_20250311
そのみ監督、お疲れ様です。そのみ監督のお話し、たいへんしっかりしているという印象でした。「あなたの瞳に話せたら」。大川小学校の大勢の仲間が津波にさらわれた中で、九死に一生を得た少年が大学生になり、じぶんの凡庸さをその仲間たちに口にする。「みんなの前ではもっとユニークなお調子者だったよね。きっと僕が大人になったら特別な人間になるって、みんな思ってたんじゃないかな? でも、それは間違いだったよ。その映画はいまどこにもないんだ。みんなにみせてあげられる僕の映画はもうどこにも…」そんな独白だ。かれはじぶんに与えられたチャンスの使い途に困っていた。ヒトはたしかにじぶんで責任を負えぬ事態に直面すると、凡庸というか、ユニークではなくなる。これは真理だと思う。そのヒトがユニークであろう(せっかくの与えられたチャンスを活かそう)とする振舞いとは、人生の責任を持てるか持てないかその「コトバの問題」如何に掛かってくる。「なぜ私だけが?」と恨みたくもなる無理難題だが、何かの形で責任をとる道をえらばなければ、じぶんの人生の登場人物にすらなれないのだ。むしろゲンジツは波乱含みの映画なのである。「しかし、なぜこのように世界は出来ているのか?」津波で妹を亡くされた佐藤そのみ監督の映画からはそのような率直なメッセージを受け取る。そしてそれはそのまま映画との関係であり、切り離すコトの出来ない運命共同体と言えるだろう。
「夜明けのすべて」三宅唱監督が、2024年ベスト1だと明言・指名した。つまり、実質、この映画が2024年のベスト1である。キネ旬で2位だった「ナミビアの砂漠」山中瑶子監督はそのみ監督と大学の同級生で、「春をかさねて」の助監督でもある。ユニークであるコトにこだわりのあるヒトにはみてほしい映画だ。映画が好きなヒトにもみてほしい。(日本映画に限らず)
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