#鉄骨テント
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r819h · 2 years ago
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天気良いとおキャンプ🏕行きたくなる~(風あると嫌なんですが) もぅちょい暖かくなったら~おキャンプに集中しよ🏕 年明けてから全然行けてないもんね~ オレンジカラー🧡のテント欲しい⛺️ 今回珍しく~あたしの📸であたしも撮ってもらった😆 * * #キャンプ #camp #photo_jpn #冬キャンプ #カメラのある生活 #mlima #バハリ4 #鉄骨テント #どこでもドア #ファインダー越しの私の世界 #ゆるキャンちくわ #ポートレート #portrait #portrait_shots #ig_portrait #キャンプ好きな人と繋がりたい #キャンプ女子 #アデリアレトロ #aderia #ルミエールランタン #カンブリアンランタン https://www.instagram.com/p/CpRcR-CybdP/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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lifefind-blog · 10 months ago
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非被災住宅ー2
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非被災住宅-2
「震度7以上に耐える住宅やビルの設計が重要だ」とテレビで全く言わない理由。それは「牛乳が体に悪い」と言えないことと同じ商業利権密着型の構図です。すでに社会の中にその有害物が多数ばら撒かれ、その下で働く人々が膨大で社会的影響が大きすぎるから
このような本末転倒なバカげたことは、世の中に多種多数存在しています。その情報に特化した本は、チャイナ・スタディー 葬られた「第二のマクガバン報告」以降、出てないのではないかと思います。最新増補版が3月に出るようです。あとで他にないか調べてみます。出てないのなら作る必要があります。
「身体に良いものと悪いもの」、「安心安全なものとそうではないもの」の二つの情報は、健康や命とは異なる基準で判断され、世の中に定着させられています。 車や道路に関してもそうです。命と密接な関係を持つ車の安全性は、日本でだけ棚上げにされて、毎日何十回も「スズキの大決算」という刷り込みが耳に入ってきます。
命を最も重視した設計のボルボのCMは滅多に聞こえません。そのため人気が無いので、中古のボルボはとても安く手に入ります。日本では電気自動車がちっとも売れないので、ボルボの販売店は困っているのではないかと思います。
軽トラに代表される軽自動車は、日本にしかありません。豊田章夫��長は日本中にばら撒かれ普及している軽トラを2030年以降に廃止することなどバカげていると言っています。このことは2重の意味でねじ曲がっています。
国連が、すでに世界中にばら撒かれた牛乳文化を突然禁止にすることに決めたようなものなのです。膨大な雇用が失われます。
だから牛乳文化を守れと言うのもおかしなことなので、2重なのです。
食塩食卓塩という名の精製塩が日本の加工食品のほとんどに使われている事実も全くTVでは言いませんね。
江戸時代には誰も牛乳を飲まず、牛肉も食べていませんでした。塩は天然塩を食べていました。
住宅の現状を見ると、29年前の阪神淡路大震災の頃に、姉歯構造偽装事件が問題になり、その後、耐震構造が少し強化されたと思います。 それでも、震度7やそれ以上の大地震になると壊れてしまうでしょう。 国の建築基準法の数値をそこまで引き上げてしまうと、ほとんどの住宅メーカーが現状で販売している住宅を売ることができなくなって、ダイハツみたいなことになってしまいます。 選択肢が他にあれば、普通の住宅メーカーや、建築基準法を相手にする必要もないのですが、・・・
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鉄筋コンクリートのビルや木造住宅は震度7以上の地震で崩壊しますが
防炎断熱を備えた、鉄骨テント構造の建築があったら、崩壊しないし、炎上もしません。もともとブルーシートで建築を作れば、ブルーシートを被せる必要もありません。燃えない素材にする必要はあります。 鐵骨も揺れはしますが、構造体全体がそのまま揺れるだけなので倒壊しません。頭を打ったり、転んだりはします。��しつぶされることは無い。
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非被災住宅
被災地域を安心安全な状態で継続するためには、同じ規模の災害に耐える住宅の設計が不可欠。これから具体的に考えます。能登半島に残ることを希望する人々が、また今までと同じような家を建てたらまた悲劇が起こります。これは日本中どこでも同じ
Non-disaster housing
In order to ensure that disaster-stricken areas continue to remain safe and secure, it is essential to design housing that can withstand disasters of the same scale. I will now think about it in detail. If people who wish to remain on the Noto Peninsula build the same kind of houses again, another tragedy will occur. This is the same everywhere in Japan
こういう風に感じている賢い人は結構居ると思います。その英知を結集させることができれば、地震国日本にふさわしい、新しい住宅像が出来上がってくると思います。
日本では、平和と安定を願うための特定の集団をつくることができにくくされています。その代わりに、統一教会や創価学会、中抜き利権派閥などの脱法集団が支配しています。そこにも対応が必要であるため、法律の専門家も必要になります。
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検閲だらけの日本のマスコミでは、気の毒な場面だけ報道し、その地区での被災者と被災してない家庭の比率を報じない。無傷だった住宅に関して全く情報がありません。
今後の復興と安全のためには、無傷だった住宅の詳細のほうが重要。見に行くしかない
東日本大震災の津波跡地に無傷で残っていたのは、ヘーベルハウスの住宅。集落じたいが全壊しているので、結局住み続けることはできなかったのだろうと思います。
地域で一人だけ核シェルターを作っても無意味というのと同じ。被災地域を安心安全な状態で継続するためには、同じ規模の災害に耐える住宅の設計が不可欠。
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自分や他人、動物たちを傷つける可能性があるものは、少なくともプラスのメッセージを伝えることを目的とした「作品」には使えないと感じています。どんなに美しいマリア像でも、地震で壊れて落下してきたら凶器になってしまいます。それは、マリア像にはふさわしくないので、あまり大きなものは作らないほうが良いと思います。頭に当たってもたんこぶができる程度の重さならOKです。私が2009年に段ボールの額縁を作ったきっかけはそういうものでした。額縁が落下して誰かを傷つけたら、それは、正しい使い方ではなかったことになります。
同様に、家や壁も、なるべく人にやさしい、軽い素材が良いと思います。
頭の上にコンクリートがある場所で生活していると、いつかは高い確率で死んでしまうことになるでしょう。そのことは、30年前に気づいていました。しばらく忘れていましたが、続きをやる時期になったと思います。
軽くて燃えにくく、雨風と日光に耐え、断熱、蓄熱効果が高いものが良いです。下から1mは、石や土でも構わない。1mより上は、人体より柔らかい素材。そういう家はテント式のものにありそうです。
能登半島で破壊された家がもしテントだったら、人は死ななかったし、自力で作り直すこともできたはずです。
検索したら一つ出てきましたが、硬い素材を上のほうに使用してしまっています。これではダメですが、改良はできるように思います。
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「減塩詐欺」
日本でだけ売られ、ほとんどの加工食品に使用されている食塩という偽名の精製塩。塩が高血圧の原���というときの塩とはミネラル除去の「精製塩」。「天然塩」は摂る方が健康になり、血圧も安定する。「減塩(減ミネラル)」は健康に悪い
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shukiiflog · 1 year ago
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ある画家の手記if.121  告白 夏祭り
新居の近くには綺麗な池のある広々した公園があって、気が向いたら僕はその公園の池の前のベンチで絵を描いてる。
池の水は溜まりっぱなしじゃなくて公園の外堀の浅い川を巡らせてあって、いつも透明度が高くて綺麗。魚もいる。魚を狙う鳥もくる。 いつも隣のベンチにいてスズメにパン屑をあげてるおじいさんとか、池のまわりをランニングしにくる学生とか、公園に日課で訪れる人たちがいて、僕も通ってるうちに友達が増えた。 静物画を描いてた頃は絵を描くために外に出る必要はなかったから知る由もなかったけど、衆目のある外で堂々と絵を描いてるとちょっと目立つし周囲の興味をひくものらしい。スズメのおじいさんにそう言われた。 そんな公園の友達から、近々この公園で夏祭りが開かれるっていう情報を得た。毎年の恒例行事なんだそうだ。 「直人くんも来てみたらどう?お家は歩いてこれる距離なんでしょう」 「…そうですね。息子と一緒に来ようかな、あの子も夏のお祭りは初めてかもしれないし」 「そういえば息子さんいらっしゃるんですよね、今何歳なんでしたっけ」 なぜか僕が親しくなった相手に香澄のことを話すといつの間にか相手の中で香澄が幼稚園児くらいになってる。 もう成人してますよって言って証拠の写メを見せるときはだいたい絢と香澄のツーショット写真を見せる。 最初に香澄単体の写真を見せて一目惚れとかされたら困るから、となりに香澄とはまた趣の違う華やかで派手な絢もいたら見せられた相手も何がなんだかよくわからなくならないかなとか。実際まあまあそんな感じの効果は上がってる。絢ごめん。 顔立ちだけなら僕と香澄より僕と絢のほうが似てることになるのかもしれないけど、写真を見せても絢のほうを僕の息子だって思う人は意外と少ない。僕も絢もそれぞれ新しい家や家族に馴染んできたのかな。 僕は夏祭りに行ったことは多分ないけど、香澄と行った旅館の初詣でみんな着物着ててお店がたくさん出てた、あんなかんじかな。
前のマンションは立地は住宅街の中だったけど、マンションの方針としてその地域での町内づきあいは一切絶ってあった。今はそういうのが何もない普通の一軒家だから町内の報せとかもご近所から回ってくる。 かいじゅうくんの形のポストに入ってた夏祭りのチラシを取りだして見ながら、簡単に添えられたお祭りのイラストでなんとなくの雰囲気を知る���描かれてる人、みんな着物…浴衣?だ。僕がポストの頭を撫でながらチラシを見てたらちょうど出かけてた香澄が道の向こうから帰ってきた。 最近香澄はよくイキヤのマンションに通ってる。 最初は部屋を貸した身として僕が通って様子を見るべきかなとも思ったけど、結局僕がいつまでも仕事してて行けないでいたら香澄が行ってくれてた。香澄はときどき車出したりもしてた。 二人はけっこう仲良しみたいだ。それは少し、わからないでもない。 イキヤの人間関係はこれまでほとんど画家やそういうことに携わる現場の人間で埋め尽くされてきてる。家庭内にも今は別の画家がいるだけだし。性格や気性を問わず画家同士で穏やかに優しくしあうだけってことにはならない。…その分、誰か���優しくしたい気持ちがずっと行き場をなくしてたりする。 帰ってきた香澄にお祭りのチラシを見せて笑う。 「これ、すぐ近所だし、一緒に行ってみようか」
そんなわけで当日の夕方、まずは自宅まで知り合いの着付け師の子に来てもらった。 浴衣もそこで前もって僕と香澄のぶんを買っておいた、お正月の旅館で知り合った貸衣装をしてたおばあちゃんの呉服屋さん。 あれから何度か仕事でおばあちゃんのお子さんたちにうちに来て手伝ってもらって、ちょっとだけ顔なじみになった。じゅんちゃんとゆなさん。 肖像画の内容にもよるけど、モデルがよく映える服や小道具が欲しいってときもあるから、そういうときに。うちのクローゼットにある服は僕と香澄のを合わせても、お互いに系統が揃ってる上にサイズが大きくてあんまり使えない。 買った浴衣は香澄が白で僕が濃い紫。旅館のときと違って香澄も今回は男性ものの浴衣で、二人とも柄はそんなに派手じゃない。旅先と違って行くのは近所の夏祭りだから、目立つ格好して歩いて妙な虫がついたら払うのに苦労しそうで。 今日は和服だから呼んで来てくれたのはじゅんちゃんだった。浴衣を綺麗に着付けてもらったお礼を昼間に焼いたクッキーと一緒に渡して、二人でお祭りに出かける。布を買って僕が作った簡単な浴衣を出がけに留守番するノエルに適当に着せたらじゅんちゃんに一度脱がされて着付けしなおされてた。
ちょうど陽が沈んだくらいのタイミング。外は昼間に比べたら少し気温も下がってきてる。 となりを歩く香澄の髪にはかいじゅうくんの簪が刺さってる。クリスマスに僕が慧にもらったものだったけど、僕より香澄が使う方が似合っててかわいいからそうしてる。…この方が慧もきっと喜ぶ。 香澄はバレンタイン…本人曰く「誕生日プレゼント」に、まことくんから髪留めをもらって、仕事の日とかによく使ってる。香澄は自分でそういう物��あんまり買わないし僕があげた覚えもなかったから訊いてみた。香澄が友達同士で物を贈りあったりすることにまで口は挟めないけどね。僕が無言でじーっと髪留めを見てたら視線に気づいた香澄は不思議そうに首傾げてた。
公園に入る前から外の道にも普段よりたくさんの人がいて、すでにかなり賑わってた。浴衣姿の人も多い。 はぐれないように手を繋いでたいけどご近所さんも来てそうだから無理かなぁ。 池のまわりをぐるっと夜店が囲むようにどこまでも連なってる。夜店は簡易テントみたいな作りで、高い鉄パイプみたいな骨組みを通してぼんやり光る提灯が頭上に並んで浮かんでる。 香澄と一緒に風を受けてとりあえず見て歩いてるうちにあっという間に空が暗くなって夕方から夜になった。提灯と夜店とところどころの街灯の灯りだけになる。 「あ」 思わず声が出た。飾りみたいにたくさんズラッと並べてあるのの中に、かいじゅうくんがいた。他にもいろんなキャラクター…?色々並んでる。顔だけ… 周りの人たちが買っていく様子を見てると、あれは顔につけるお面らしい。 迷わず買って香澄の頭に装着する。 「…?これって顔につけるんじゃないの?」かいじゅうくんのお面を香澄の頭の斜め上あたりにつける僕に香澄がほわほわ顔緩ませながら訊いてきた。 「香澄の顔が見えなくなったら僕が寂しいからね」 綺麗に装着し終えて満足してたら香澄がさらにほわほわ笑ってた。にっこりしてかいじゅうくんのいないところの髪の毛を梳いて撫でる。 僕はかいじゅうくんと比べたらやけにリアルな描写の般若面を買った。リアルで怖いからあんまり売れてないらしい。僕は首から下げた。背中側に面がくる。般若って女性じゃなかったっけ、とか思うけど、威嚇になる表情ではある。背後の警戒を般若面にお願いする。 二人でかき氷を買って食べ歩く。香澄がオレンジ、僕がブルーのやつ。二人でスプーンですくってお互いの口に運んで食べ比べてみる。どっちも冷たくておいしい。 射的のお店があったから香澄と二人でやってみる。ゴムを飛ばす鉄砲みたいなライフルみたいなやつを使って景品を撃ち落としたらそれをもらえる。 まずやってみた香澄が何発か撃ってお菓子箱を一個撃ち落とした。香澄はこういう体験は初めてだって言うから「コツを掴むのが上手だね」ってにこにこ上機嫌で褒めた。 そのあとに、香澄がちょっとだけ欲しそうに見てたウサギのぬいぐるみを僕が狙う。ルールに則って決められたラインから踏み出さないで鉄砲を構える。着物の袖が邪魔で肩までまくし上げる。たすきがけとかできればよかった。 僕は腕が長いから普通に構えただけでちょっとズルしてる感じになってるのかな。ゴムをつけ直してウサギを何度か撃ったら置かれた位置からずれてバ���ンスを崩してウサギが落ちた。 店の人から受け取ったウサギを香澄に渡したら嬉しそうにしてた。垂れた耳。まだ留学から帰ってきてない絢のことを連想したのかな。 絢は今、まことくんとオーストラリアに留学に行ってる。日本国内ではなんの気兼ねもなく自由に好きなように活動するのが難しいのかもしれないからよかったとも思う、同時に、僕も香澄も心配な気持ちもあった。 だから僕が庭の樹から少し削りだして、二人でお守りを作った。木彫りかいじゅうくんのキーホルダー。 半分くらいのところまで香澄に作ってもらって、僕は最後の仕上げと少し整える程度のほうが絢は喜ぶかな、と、思ったんだけど、あまりに面妖な初期段階が香澄から提出されて僕は思わず難しい顔になった。なにかの形象をあらわしているとおぼしき木片の突起部分を落としていったらネット検索で閲覧に年齢制限がかかるような姿になったのでさらに削って削って磨いていったら最後にかろうじて残ったのはころんと丸っこい鈴みたいな形のかいじゅうくんだった。雛かもしれない。 お祭りはまだ見てまわるけど僕が撃ち落としたウサギは手荷物になるから一旦僕が香澄から預かる。 ヨーヨーがたくさん水に浮かべてあるのを二人で発見。香澄がすくってとった。歩きながら楽しそうに手で弾かせて遊んでるから、預からないで香澄に持たせたままにする。 頭にかいじゅうくん、手に水色のヨーヨー。着物を白にしてよかった。香澄の髪の色がよく映えて綺麗。 夜店の焼き鳥とかクレープとかホットドッグの匂いが漂ってくる。僕らは家で早めの夕食を済ませたから匂いだけ。公園のみんな曰く、お祭りの夜店で売ってる食べ物全般は内臓や消化器系によほど自信がないと食べるのは分の悪い賭けなんだそうだ。たとえよく火が通されたものでも油が怪しかったりするらしい。 みんなに団扇を配ってる人がいたから僕もひとつもらって、首筋をあおいで風を通す。じゅんちゃんに片側に流すみたいな幅の広めの紐を一本絡ませた編み方にされたから、いつもみたいに後ろで縛ってるより暑い。 となりで香澄の歩くスピードが少しだけ落ちた、様子からして下駄で少し足が痛むみたいだった。 僕も下駄は履き慣れないけどいまだに全然痛くならないから油断してたな… 少し人混みから逸れた場所に入って、香澄の前に片膝をつく。 「ここに足乗せてごらん」自分の立てたほうの膝をトントンと示して香澄の片足からそっと下駄を脱がせた。そのまま僕の膝の上に乗った白い足を診てみて、すぐに病院に行く必要があるような怪我はまだないことを確認する。 それでも鼻緒があたる箇所は少し赤くなっちゃってるから今日はこの辺でもう帰ったほうがよさそうだ。片足ずつ僕の膝に乗せさせて、その間に僕は自分のハンカチを歯でいくつかに裂いて破って、香澄の下駄の緒の部分を外して抜いて、そこにひとまずの代替にハンカチを通していく。ハンカチが柔らかいガーゼ生地だからもとの頑丈な緒に比べれば痛くないかもしれない。 一度香澄に履いてもらってから、すぐ脱げないけど締めつけない程度に長さを調節した。 家までならなんとかなりそうだったからそのまま二人で帰ろうとして、帰る途中で二人して見つけてしまった。 すぐそこの、ビニールプールみたいなのの中にたくさん金魚が泳いでる…。 香澄と顔を見合わせる。 「足は痛くない?」 「うん。すごく楽。」 「…じゃあ、あれだけ最後に見て帰ろうか」 足を痛めないように、ゆっくり水槽の前に二人でかがんで元気に泳ぎ回る金魚をじっと見る。 …体が白くて…頭だけ朱いのがいる。小さい… 「あの子香澄に似てる」 指差して香澄に言いながら、お店の人にすすめられるまま金魚をすくう小さな道具をもらった。指先で触って確かめる。薄い紙が貼ってあるのを水につけて金魚をすくうみたいだけど、紙の目がどの向きなのかとか裏表とか、踏まえておいたら少しはたくさんすくえないかな…。 「…ん  香澄どこ行った?」 「あそこ!」 僕が道具を見てて見失った香澄に似てる金魚を香澄がずっと目で追跡しててくれた。香澄が指差す先に腕を伸ばしてひとまず一匹目を無事にすくう。香澄確保。 そのあとも僕は香澄に「どの子がいい?」って訊いて、香澄が選んだ子をすくって、五匹すくったところでとうとう紙が破れた。 金魚をもらっていくかここに放して帰るか訊かれて、もらって帰ることにした。
荷物が増えたし夜も更けてきたから、今度こそ本当に今日はこのあたりで帰ることにする。 特に金魚の入った袋を持ってからは僕も香澄も少しおたおたした。生き物が入ってるし、一緒に入れてもらった水は少ないし、袋は歩いてたらどうしても揺れるしで、このままじゃ帰り道の間に弱って死んじゃうんじゃないかと思って。 楽になったとは言ってたけどやっぱりいつもの香澄の歩くペースよりは遅いから、公園を出てうちまでの道の真ん中あたりにきてからは、香澄に金魚を持ってもらって僕が香澄をおんぶして帰った。 香澄をおんぶしたり抱っこして運ぶのが好き。僕も昔小さな頃によくそうしてもらってた。どこへ連れてかれるのか分からない状態でも安心していられるその人との関係が大事だった。今僕の背中で疲れたのか少しうとうとしてる香澄に、嬉しくてにこにこする。あんな安心感を、香澄にあげられたら。 お祭りはあと二日、今日みたいな感じで続くらしい。時間があれば、次は普通の動きやすい格好で寄ってみようかな。
お祭りの夜は家に帰ったら浴衣を脱いで、香澄とうさぎと一緒にお風呂に入った。 香澄を洗ったあとでうさぎも洗って清潔にした。さっぱりしてから普段着に着替えて急いで一人で車を出して金魚を飼うために必要なものを買いそろえてきた。あんな少ない水と袋に入れたままだと一晩で死んじゃうかもしれない。 ひとまず金魚たちを無事広い水の中にうつしてから眠った。
次の日、元気に泳ぐ金魚たちを見ながら、香澄と相談して何人かに金魚を譲る相談を持ちかけてみることにした。 香澄がイキヤに連絡してみたらイキヤは今のマンションの部屋で飼う形でもらってくれるらしい。僕が情香ちゃんに連絡してみたら、長期間部屋を留守にすることもままあるから少し難しいって言ってた。 五匹。白い体に赤い髪のかすみはうちで飼いたい。けど、かすみは一番体が小さくて餌を食べる順番争いでも弱いみたいだから、ほかの子と一緒に飼ったら競り負けて弱っちゃうかもしれない。誰かもらってくれる人…
まだ陽の落ちきってない夕方に今度は浴衣じゃなくて動きやすいいつもの服で、香澄とまたお祭りに行ってみる。 一度来てるから二人ともあんまり気構えがなくて、お祭りを満喫するというより散歩の延長みたいな感覚で。僕は今年の夏祭りの見納めのつもりであちこちを見回す。 僕の横で香澄は今日もかき氷を買って食べてる。僕もたまにスプーンでもらって食べる。 特に目新しいお店が増えてるわけでもなかったから、香澄にそろそろ帰ろうか、って 声をかけようとした瞬間だった 場にそぐわないすごい勢いで僕らの脇を走り過ぎていった男にぶつかられた香澄が 跳ね飛ばされるみたいに 池に落ちた 「ーーーー 香澄!!」 大きな水飛沫と人が落ちた音に周囲からいくつか悲鳴があがって周辺が騒然とする ここの池は綺麗なほうだけど深くなってるところは深い 香澄が一人で岸までたどり着くのは難しそうで僕も泳げるわけじゃないけど迷わず飛び込もうとしたとき、 カンカンカンと乾いた音がした 鉄パイプの屋台骨を踏みつけて走る音? 考える暇もなく夜店の屋根の上から細い人影が舞うように池に飛び込んだ ーーーいつもの特徴的な裾の長い上着は着てなかったけど見間違いようのないシルエットに 僕は香澄とは逆方向に走り出す 信用なんてしたくもないし信用したからこうするわけでもないけど、泳げない僕がたどたどしく救命ベストとか持って自分も池に飛び込むよりあれのほうが確実に香澄を助けられる ああもう 言いたくないけどあれは死生観とか倫理観とか常識とかそういうのが一切通用しないわりにどういう理屈だかこういう場面では迷いなく人命や人権を最優先したりする、あれの倫理観がとくに意味不明になるのは七ちゃんやイキヤや少数の大事な人間相手なのか 知るかそんなこと、ただおそらくこの場ではあれは香澄を助ける 学生時代からいがみ合ってきたから逆にソリの合わないフィーリングは嫌ってほど把握してる 僕の方が歩幅が広いし絵を描いててかなり体が��えられてたから、走ったらすぐに追いついた 香澄を突き飛ばして池に落として逃走しようとしてた男  腕を後ろからガシっと掴んだ、暴れて抵抗してきたから前方の空間に誰もいないのを確認して男の腕を掴んだまま前に回り込んで男の体を一度僕の肩と背に軽く引っかけるように乗せて空中で相手の体を大きくひっくり返すみたいに投げて前方の地面に叩きつけた 本気でやると全身あちこちに骨折や打撲を負わせる悲惨なことになるから、あくまで逃走防止の範疇を超えない程度に抑えた 倒れた男の両手を背中でねじりあげて背に乗っかるみたいに膝を当てて体重をかけて地面に這いつくばらせる 「あのね。こんなくだらないことしてないで僕は池に落ちた息子についてたかったんだ、心配だし、僕があの子を直接的に助けられなくても君にこんな風に構ってるよりは幾分かマシだよ僕の気分がね、でもこの祭りに来てるってことは君も近隣住人の可能性がある、そんな人間を正体不明のまま逃して野放しにするのも気持ちが悪いからね…」 取りおさえたまま今思ってる恨みつらみを男にずらずらストレス発散みたいに言い募ってたら、全身びしょ濡れになった香澄と行屋が池から無事に上がって僕のところまでやってきた。行屋が連れてきたというより香澄が僕のところまで来てくれたみたいだ。 「香澄!怖かったね…息ができなくて苦しい思いはしなかった?」 香澄をぎゅっと抱きしめたら、濡れてるせいかもしれないけど元々低めの体温がいつもよりさらに低い。真冬だったらショック死してたかもしれない… 僕の体温であっためるように抱きしめたままきゅっと閉じた目尻に薄く涙が浮かぶ …こわかった 「…池の水は清潔じゃないし、もう夜だけど今から一緒に病院に行こうね」 香澄から少し体を離して安心させるように微笑みかける。本当は救急車を呼びたかったけどここに呼んだらたくさんのいい好奇の目の的にされそうで、悩んだ末に呼ばなかった。 香澄は行屋のいつものマントみたいなカーディガンみたいなエスニック調の上着をバスタオルがわりにして頭からかぶってる。こっちを見てくる他人の視線から髪や顔や特徴的な部分をすっぽり隠せてる。そのために飛び込んでったときいつものこれは濡れないように着てなかったのか…? 行屋は僕がおさえてた男の背中を容赦なく踏みつけて、いつもジャラジャラ首から下げてるネックレスだかペンダントだか天然石がたくさん連なった長い首飾りの中から日本の仏教の行事で使う仰々しい数珠みたいなやつを一本首から外すと、僕が背中で束ねてた男の両腕を寝違えそうなほど引っぱってそれで縛り上げた 「…そんな繊細な装飾品、僕なら簡単に引きちぎるぞ。こんなものが手錠がわりの拘束になるのか」 あんまり行屋を見たくないので見な��ようにしながら言ったら、行屋はとくに気取ったふうでも得意げなふうでもなくあっさり答えた。 「数珠を通してんのはピアノ線だ」 そう簡単には千切れないって言いたいのか ていうかそんな仕掛けあったのかそれ… 本人は歌うような口調で、数珠はいいぜ、海外でも宗教上の理由とか言や結構やべえときでも没収されずに見逃される、とかなんとか嘘か本当かわからないことを言いながら、さらにきつく縛り上げてる …に、しても、こいつが人命救助に加害者の捕獲… 行動に一貫性がある…とうとう気が狂ったのか? 「お前いつから善行に目覚めたんだ」 行屋は���形的にはそれほど大きくない口元を三日月みたいに大きくにんまりさせながら言う。 「飛び込みと捕り物は祭りの華だろうが」 「…」 やっぱりまともな理由じゃなかった。香澄が池に落ちたのも僕が突き飛ばした男を捕まえたのも、祭りにそえる花というか一等祭りを盛り上げる余興というか…そんな感覚なのか…?   いや、理解したくない。ここまで。 行屋もそこでくるっと向きを変えて、薄着一枚でずぶ濡れのまま、まるで寒そうな気配もなく一言の挨拶もなしにまた身軽に夜店の屋根に登って身を翻してテントを飛びこえて、あっという間に姿は見えなくなって、祭りの中から去っていった。
その日はすぐに香澄を病院に連れていって診てもらった。 そんなにたくさん水を飲んでなかったおかげなのか、特に体に異常はなし、外傷もなし。医師は多分大丈夫だろうって言ってたけど、細菌とか諸々の検査をしてもらって、後日検査結果を聞きに来ることになった。 香澄を池に突き飛ばしていった男は僕が警察に引き渡した。お祭りの中で起きた事故だっていうんでお祭りの運営にも事の一部始終の説明を求められた。本人曰く、道を急いでいて不注意で偶然香澄に体がぶつかってしまい、そんなつもりはなかったのに香澄が池に落ちてしまって、深い池だったからそのまま溺死させてしまったらと思って怖くなって逃げた、僕に捕まったとき抵抗して暴れたのもそういうことで、香澄個人を狙った意図的な行動ではない、と。 僕はそれを鵜呑みにはしないし、まるで香澄が落ちたせいみたいな言い草がすごく不快だけど、それ以上個人的に関わるのも嫌だったからあとは警察に任せた。
香澄視点 続き
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log2 · 2 years ago
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【有限会社満天】小型伸縮式キャスターテント倉庫など90点が登録されました!
有限会社満天はテントのプロフェッショナルです。テントの骨になる鉄骨の製作から、お客様一人ひとりに合わせたテントの設計・企画・施工・工事まで手がけています。
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今回は、小型伸縮式キャスターテント倉庫など90点をご登録いただきました。
Arch-LOG 満天  検索ページ
▼小型伸縮式キャスターテント倉庫KoLoKoLo
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組立不要、蛇腹を広げるだけですぐに使える伸縮式のテント倉庫です。キャスターで楽に動かせるので、好きな時に好きな場所で、自由に空間をつくりだせます。防炎・高強度なテント生地を使用しているので安全性・耐久性も十分です。
▼シートシャッター門番
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風や気圧差に強いパイプ式のシートシャッターです。小型から大型開口部までサイズも多彩に取りそろっています。高速で開閉して出入り口の開放時間短縮を実現。高い防虫・防塵効果はもちろん、空調効果を高め作業環境改善に貢献します。
▼DEDON
DEDON(デドン)は、1990年ドイツで誕生したラグジュアリーで革新的なアウトドアリビングブランドです。屋外空間をまるでリビングのように快適に過ごすことのできる家具を生み出した、“アウトドアリビング”のパイオニア的な存在といえます。
裸足のラグジュアリーの実現というテーマから生み出される家具の数々は、アウトドアでの喜びそのものを体験させてくれます。
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ユーザー目線に立ち、屋外・屋内空間活用の「マスト」を提案する、満天の製品をぜひご確認ください。
Arch-LOG 満天  検索ページ
※文章中の表現/画像は一部を有限会社満天のホームページより引用しています。
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fee214 · 4 years ago
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次はキャンプいつ行けるかや? #ハピキャンファミリーキャンプ #ののこま #ののこま姉妹 #鉄骨テント #dodサブマリンテント https://www.instagram.com/p/CJPojIXDrRw/?igshid=272v1qlhqdon
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loveandpepsi · 5 years ago
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おしゃれキャンパー大集合の特別キャンプサイトが出現!今回はヴィンテージ幕がなんと10数組☆一部見学可能エリアもあります♪ #Repost @movefuncamp_official with @get_repost ・・・ 11月23~24日 特設キャンプサイト(MOVスピードクライミングウォール前) MOVE FUN CAMP厳選の魅せ方玄人キャンプスタイル集結! ヴィンテージ幕オーナー限定・宿泊エリア ※一部区画まで見学可 1960~80年代、ヨーロッパで使われていたヴィンテージコットンテント。 正式名称はフレームテント。フランス、ドイツ、オランダなどで作られたテントです。 フルコットンで通気性も良く、長期バカンス用テントとして利用されました。 今の時代には無いデザイン、風貌に昨今ではヴィンテージ幕に魅了されたキャンパーが増えています。 ほとんどのテントがほぼ一点もののテント、これに自分らしさを施し、 テントカスタムして楽しむオーナーもいます。 もちろん時代背景を意識したアウトドアグッズにもこだわり、キャンプを楽しんでいます。 #昭島市#モリパークアウトドアヴィレッジ#キャンプ#フレームテント#鉄骨テント#ヴィンテージ幕 #ムーブファンキャンプ#movefuncamp #camper #camping #outdoor #vintage #cotton #tent #collectibles #owner #style #special #campsite #fun #talk #eat #stay #good (モリパーク アウトドアヴィレッジ) https://www.instagram.com/p/B4qxo9rg0Cc/?igshid=8bf9dlhhcn9p
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ari0921 · 3 years ago
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
  令和四年(2022)2月28日(月曜日)
     通巻7236号  <前日発行>
 ウクライナ残留ユダヤ人、モルドバへ「エクソダス」
  オデッサからとなりのモルドバで待機、エルサレムへ帰還
*********************************
 エルサレムポスト(2月26日)によれば、ウクライナ西南部の港湾都市オデッサから、戦争の難を逃れてモルドバへ避難した在留ユダヤ人はおよそ一万人(ほかに3万3000人がウクライナ各地に居住)が、近くエルサレムへ帰還する。
 (以下は拙著『日本が全体主義に陥いる日』(ビジネス社)のモルドバの章の縮約。すでに7219号でウクライナ取材記を、7223号でベラルーシ紀行を再録した。本編は、シリーズ第三弾)。
 
▼モルドバは社会主義計画経済の残滓、繁栄にはまだまだ遠い
 モルドバの首都キシニウ空港に降り立った。
朝日に輝く光景のなか、管制塔のほか高い建物がなく、まるで片田舎の小さな飛行場。日本の米子鬼太郎空港や小松空港よりこじんまりとしている。通関してロビーに出ても、両替所もない。
 (これって国際空港か?)
 予約していたコスモスホテルへタクシーで向かうが、道路は埃っぽく、街路樹が排ガスや土埃をかぶって黄色く汚れている。
 鉄道駅前は古着や、何に使うのか不明の金��、部品などをこまごまと並べた露店がいくつも店開きしている。ショッピングセンターの入った近代的ビルの斜め前、二十二階建てのコスモスホテルは、規模とは裏腹に旅客が少なく、照明も薄暗い。
しかもこのホテルでも両替はできず、ボーイが隣のビルの両替所まで案内してくれた。待たせていたタクシーに現地通貨(ルーマニアと同じくレイ)で運賃1500円を支払った。すぐさまシャワーで旅の埃を落として着替えをして、ようやくさっぱりと落ち着いた。成田からイスタンブール空港で乗り換えた。十八時間の長旅だ。
 キシニウの街並みはソ連時代の計画経済の名残か、碁盤の目のように縦横はきっちりしている。
しかし建物はと言えば旧式のいかめしいビルがあるかと思うと、隣は瀟洒なガラス張りのレストラン、とても計画的には見えない。カジノが至る所にあって、二十四時間スーパー、怪しげなストリップ劇場、入れ墨専門店が軒を並べ、寒い国にこそ需要がありそうなマッサージの店は少なく、目抜き通りには女性向けの美容室も見かけない。異常な環境である。
▼豪華なレストランもあれば、ホームレスも。町は埃だらけ
 物価が安いので欧米からの観光客は結構多い。そうした人々と行きかうのだが、中国人、韓国人には滅多に出会わない。日本人とは全く会わない。それなのにあちこちに寿司バアがある。世界的に健康食として寿司が静かなブームになっている。
 
一日目の夕食としてグルジア料理でもと目抜き通りから一歩奥まった、中庭が緑に囲まれている店を選んだ。
屋外の席に陣取ったが、隣では着飾った男女が騒々しいパーティ。何かと思えば一歳の子供の誕生日を祝う若夫婦が、友人たちを招待した一団だった。ロシアの新興財閥のような、結構豊かな階層がモルドバにも出現している。
ほかにビジネス客、常連客とアメリカ人の老夫婦らもめずらしいものを見るような目でこのパーティを眺めていた。旧共産党幹部らの国営企業民営化のどさくさに紛れての汚職が絶えない。加えて、こうした所得格差も社会的憤懣となってくすぶっているのだろう。
 凱旋門の中心に大統領府、市庁舎、議会前にはテント村が出現している。泊まり込みでハンガーストライキを続けるグループをよく見かけた。
 同じ場所で憩う市民もいる。キシニウ市内で一番大きな公園は初代国王シュテ��ァン大公を記念するもので、そういえばモルドバ通貨のデザインはすべてこの国王の肖像をあしらっている。キシニウの目抜き通りの名称もシュテファン・チェル・マレ通りだ。国会ビルを取り囲む緑豊かな公園の、日陰のベンチにはのんびりと憩う老人たち、テキストをひろげる学生に混ざってカップルが肩を寄せ合っている。その横をスケボーの少年らが勢いよく走り抜け、近くのアイスクリーム屋に殺到していた。
 こんな光景を眺めていて、戦争の傷跡がほとんど見当たらないことに気が付いた。
 
中古市、骨董市などを覗くと旧ソ連時代のバッジ、軍帽、ブレジネフのバッジまで売っている。そのとなりの店にはドナルド・トランプのマトリョーシカが客待ち顔で鎮座する。
 ▼EU加盟をロシアが阻止
 モルドバはEU加盟を政治目標にしている。ところがこれを不快とするロシアから、モルドバ産ワインの輸入禁止などの嫌がらせを受け、ガスパイプラインを止めると脅されたりするので、なかなか前進させることができないのである。
 
「モルドバ語」と表記される言語も実態はルーマニア語であり、国旗はと言えば中央にオーロックス(牛の原種)が描かれてはいるが、ルーマニアそっくりの青・黄・赤の三色旗。ロシア語族は沿ドニエステルを中心に11%程度。
 モルドバは価値紊乱の真っただ中、文化の多様化という混乱の様相を見せていた。
 モルドバ国民の悲願は将来のルーマニアとの合邦にあるが、ロシアは絶対反対である。
 モルドバの西側はルーマニア人の居住する農業地帯で、モルドバワインは世界的に有名、多くのモルドバ国民はルーマニアへの復帰を望み、言語もルーマニア語を話す。
 モルドバはながらくルーマニアと一緒で元の名前は「ベッサラビア」。2018年にはベッサラビア誕生百周年の記念行事も予定されている。
 第一次世界大戦でベッサラビアはソ連により分割され、モルドバはソ連圏に編入された。
 まさにその東西冷戦の残滓がまだ居残り、微妙なバランスの中、政治的な綱渡りを演じているのがモルドバ共和国だ。親西側を鮮明にはしつつも、もう一歩踏み切れないもどかしさ、すぐ東がウクライナだからだ。
 モルドバの安定はウクライナ情勢の帰結に深く連動しており、EUが全面支援には踏み切れない理由付けにもなっている。プーチンは沿ドニステルの武装勢力と、ルーマニア国内のプロ・ロシア政党、ならびにモルドバ国内のロシア工作員を通じて一連の地下工作を展開するからだ。
 しかしモルドバは経済的に行く詰まり、繁栄にはほど遠く、かつ国内政治はプロ・ロシアの政党がまた力をもっており、国民の意識調査では西側への傾斜があきらかではあっても、法体系と治安制度から、多数派には達しない。
 そのうえロシアのクリミア併合とウクライナの混乱を目撃すれば、急激な政治的路線変更はロシアの介入をまねくことを極度に警戒しているからだ。
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unicodesign · 3 years ago
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北岳、白峰三山縦走
北岳行ってみたい、と思ったのは昨年のこと。コロナでレースがなく、少しずつ高い山を登り始めたころ『北岳山荘は黒川紀章の設計』というのを聞いて、��と建築探訪が同時に楽しめる!と思ったのでした。
今年に入って、最初に北岳山荘を予約したのは7月のこと。梅雨明けの心配で日程を変更した後、台風やコロナによる山小屋休業などもあり、行くに行けない、今年は縁がないかと思いつつ再調整して予約した10月、天気予報に翻弄されて更に1日ずらすも予報変わり曇天マークの土日・・・
足掛け7度のリスケ、山が迎えて���れるなら行こうじゃないか、と出発。
登山口の広河原までは、マイカー規制でアクセスできないため、芦安バス停から広河原までバスに乗ります。5:15の始発のバスを待つ人たちがすでにたくさん。
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通常だと、バスがぎゅうぎゅう詰めになるほどの人だそうですが、座席に座れるだけの人を乗せて4台が出発。こんな朝早くから、南アルプスの歴史や逸話を話してくれるガイドさんが乗っています、その話がおもしろい。
北岳は、火山ではない山としては日本最高峰、100万年前からの地殻変動でイースター島あたりの地形が隆起してできたとか。へえーー!!!と興奮するもまわりの人たち、ぐうぐう寝てます。
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1時間ほどで広河原に到着。インフォメーションセンターに登山届を提出し、身支度を整えて出発。AM6:30。
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いい天気!広河原の標高1500m、ここから3000mまで登ります。
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最初からわりと急登が続きます。
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紅葉がきれいです。
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むこうに見えるは鳳凰三山。
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AM8:00、白根御池小屋に到着。
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ここから一気に尾根にあがっていきます。
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草スベリというルート、急登が続く。暑い。
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振り返ると鳳凰三山と白根御池。
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AM9:20尾根にでる!小太郎尾根分岐。
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仙丈ケ岳。上から見る紅葉も綺麗。
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ここから稜線を行きます。
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肩の小屋がみえてきた。このあと、まるで道先案内してくれるかのようにひょいひょいと前をゆく雷鳥の子供に出会う。雷鳥が飛ばないって知らなかった。
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AM9:48、3000mに到達!
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ごつごつの中を登ったりおりたりしながら、
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先に見えるは北岳山頂、あとひとふんばり。
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AM10:27、3193m、日本2番目の高峰の頂に立つ!
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三角点タッチ。
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雲海の向こうに富士山も見えた。一瞬息を飲む。
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風もなく穏やか。360度パノラマの美しい景色から離れがたく、1時間以上滞在してしまいました。
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バイバイ、北岳、また会う日まで。
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初日の最終目的地である北岳山荘へ尾根をゆく。すでに富士山を隠してしま��ていたモヤがあがってきたのですが、尾根が壁になって西側にはやってこないという不思議な光景。
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北岳山荘のある鞍部までおりる。
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12時22分到着。
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チェックインして中に入る。山小屋は10年以上前の富士山以来。
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私たちは農鳥岳。小部屋です。
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下に6人、ロフトに2人の8人部屋。パーティションで仕切られている。
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通常150人定員のところを70人に��らして営業中、通常のピーク時は定員の倍になるというから、ぎゅうぎゅう詰めになるのだろうと思うと、ゆったりぜいたくなパーソナル空間です。物干しロープありで便利。
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ロフトはディスタンス。
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すべてのお部屋の窓から富士山が見える(窓は二重窓)そうですが、この時間、すっかりモヤの中。
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昭和52年(1977年)竣工。黒川記章設計。内部は木造のようだったが鉄骨2階建。標高2900mという���酷な環境で老朽化に伴う改修工事が2021年から2年程度の予定で行われるそうです。
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テント場のみなさん。
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たっぷり時間があるので着替えて散歩。尾根に上がったらやはり西側は青空だった。乾杯。最高のビール。
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そのあとちょっと昼寝して、17時の夕食。サバの味噌煮、とっても美味しかった。ご飯お���わり。
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明日のお弁当を受け取って20時消灯。
翌朝は、早い時間から起きる人多数、我々も4時出発予定が3時には目覚めて、3時40分出発。
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みあげるとものすごい星!地球まるい!20分ほどで中白根山。
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さらに進む。AM4:48、振り返ったら、空が明るくなってきた!
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AM4:53、間ノ岳(あいのだけ)日本3番目の高峰に立つ!
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三角点タッチ。
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朝焼けの富士山。美しい。
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北岳のシルエット。
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ご来光を見るというのが頭になく、歩を進めようとするも、まわりにご来光待ちの方が増え始めたことに気づき登り返す。
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ここから30分ほどの変わりゆく空の様子は筆舌に尽くしがたい光景でした。AM5:45まーるい太陽があらわれる。
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風ぴゅーぴゅー寒いなか、なりふり構わない姿で、日の出を喜ぶ。
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いつか見てみたいと思っていたモルゲンロートまで見れた。赤くそまった北岳。
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間ノ岳、ご来光を拝んだ人々も一緒に赤く染まる。
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我々も赤く染まった中を農鳥小屋へ向けて進みます。
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鞍部にある農鳥小屋に到着。名物おやじさんともお話して、バッチを買いました。
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西農鳥岳、農鳥岳にむけて進みます。なかなかの急登。
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AM7:16 西農鳥岳。
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AM7:42 農鳥岳(のうとりだけ)再び3000m。後ろに見えるは北岳、しゅっとした姿がかっこいい。
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遠く北アルプス槍ヶ岳まで見れる快晴です。
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お弁当でエネルギー補給。
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ピークは踏み切った。あとはくだるだけ。
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ハイマツの中をゆく。
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AM8:41 大門沢分岐点。
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この高さからの景色も見納め。ここから長い長い下り。
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1時間後、だいぶおりてきた。太ももがアワアワしている。
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AM10:21農鳥岳から2時間、ようやく大門沢小屋につきました。
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『北岳山荘からですか?』と小屋のお兄さんの声、『そうです、長かったー、ここからはもう少し楽ですかね?』とたずねると『少し楽なはず、でも長いです!』あはは。一番笑ってるのはワタクシの太もも。
あとからおりてきたバディのS氏が『休まないでいく!』と行ってしまったので、あわててザックを背負い後を追う。
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沢沿いの道をゆく。南アルプスの天然水!行きのバスのガイドさんが、天然水飲める、と言っていたので途中で飲んでみる。
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大門沢小屋からくだること、延々3時間。奈良田発電所におりたちました。
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さらにおりて、奈良田温泉。13:35分。約10時間弱で1500mをおりて、初めての南アルプス行程完遂、温泉バンザイ!
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日本の高峰2番3番を縦走+建築探訪、地上3000mで過ごす1泊2日。2日あわせて25キロ、16時間弱の山行でした。気持ちよかった!!
青空と雲海と富士山、満天の星空、夜明けの変わりゆく空の色、赤く染まる山、忘れられない光景をいくつも目の当たりにして、久しぶりに頭と心にズシンと響いています。先週までと、まるで違う世界に戻ってきたみたいな感覚。しばらく余韻にひたれそうです。無事に登頂・下山できて、今日があることに感謝します。
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lyglg-scnry · 4 years ago
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Preparations for New Journey
カエム出立前の船着き場休憩所。ここの音楽がゆったりで好きです。この場で語られる謝罪や思い出話に想いを馳せると胸が痛みますが、温かい灯りとテントの柔らかさが心を慰めてくれます。
それにしても布と鉄骨。素晴らしき組み合わせ。主なエフェクトはRoadtrip。
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assy1210 · 2 years ago
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鋳鉄ペグが何本も吹っ飛んだり テントの骨が脱臼したり ど真ん中からじわじわ浸水しましたが なんとか夜を越せました #伊豆松崎あそび島 #台風キャンプ #デリカd5 #デリカd5がある生活 (伊豆松崎あそび島) https://www.instagram.com/p/Ci4DpE_r9Tm/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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r819h · 2 years ago
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先日の夫婦キャンプ🏕️ Newテント⛺️ mlimaのバハリ4 、冬のおキャンプに大活躍しそうです👍🏻👍 芝生の充電サイト利用したのでぬくぬく快適キャンプでした♪ こちらのキャンプ場のすごいところは11月までチェックイン9:30~でチェックアウト17時! 翌日17時まで居られるのはほぼ2泊✨ 翌日が雨予報だったのだ15時半には切り上げちゃいましたが、かなりのんびりできた☺️ あと、Newギアも♪ FUTURE FOX 山小屋ランタン♪可愛い~って言ってたら旦那氏ポチってくれてた😁 あとは、S'moreのCookie Garland ♪ レザー素材がとても良い! * * #キャンプ #camp #photo_jpn #成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場 #カメラのある生活 #mlima #バハリ4 #鉄骨テント #futurefox #スモア #smore #ファインダー越しの私の世界 (成田ゆめ牧場ファミリーキャンプ場) https://www.instagram.com/p/Clks4ZzSfof/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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hi-highmt · 2 years ago
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テント泊装備で奥武蔵縦走
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奥武蔵を縦走ついでに「歩荷練習も兼ねてしまえ!」と、元々は日帰り装備で歩く予定だったロングコースを大荷物で歩いて来ました。
武蔵横手駅からスタートし、愛宕山から北向地蔵、越上山、顔振峠、黒山三滝、関八州見晴台を経由して西吾野駅へ下りるという20キロ強の道のり。 今思えば、完全に無理のある(無謀な)計画でした…。 途中、辛過ぎて何度「エスケープ」の文字が頭を過ぎったことか。
写真は、最初に登る愛宕山。 武蔵横手の駅を出るなり進む方向を間違えて、この日最初のロスト。
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住宅街を抜け、水の綺麗な川を渡ります。
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YAMAPの地図とGPSでは横断歩道を直進となっていたけれど、正面にはお寺。 進んで良いのか迷っていると可愛い丸太の人形が方向を教えてくれました。 そうだ、だれかの日記で見たことがある…名前は確か「あたごくん」!
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お寺の境内を抜けて鐘撞き堂の前を通ると、 鐘付き中の住職さんから話し掛けられ、案の定荷物について聞かれました。 そりゃこんな所でテント泊装備を背負って歩いていたら気になりますよね…。
鐘撞き堂の脇の道を突き当たりまで直進すると、愛宕山への登山道の入口。 私は間違えて鐘撞き堂のすぐ後の池のところで右折して お墓の敷地に入ってしまい、本日2回目のロスト。
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先ずは栗林の中を歩いて行きます。
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鉄塔の脇を抜け、ここからが本当の登山道。 害獣除けの高圧電流を跨ぎます。 こんなに低いと動物も飛び越えられるのでは…?
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雨上がりで滑りやすい急坂を登り切れば、最初のピーク、愛宕山。 標高250m。山頂には神社の祠と���居があります。
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ここにも丸太の可愛い人形。馬、笑ってる〜。
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ベンチには小さなテーブルも付いています。
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ここからは細かいアップダウンの繰り返し。 途中、子どもの背丈ほどもある大きなウラジロシダ(裏白羊歯)が。
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2座目、水晶山。え、まだ標高266m。結構アップダウンあったよ???
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3座目、深沢山。標高350m。ジリジリと上がっていきますね。
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十字路に再びの「あたごくん」。
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沢山峠の十字路を通過して…
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4座目、西大峰。標高391m。あんまり上がってない…。
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またまた「あたごくん」登場。ここの子は名札付けてます。 で、あたごくんの指さす方へ行くと戻ってしまうので、私は北向地蔵へ。
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途中、斜面一面がウラジロシダに覆われたゾーンがありました。
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お久し振りの北向地蔵。今日の安全を祈願しました。
ここのベンチで5分ほど荷下ろし休憩。 休んでいると、目の前の山道へ入っていくトレランの方がいたので 私もつられてその道へ入ってしまったのですが…
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あれ?また愛宕山? そう、ここは通る予定じゃ無かったピーク。一応5座目。標高不明。 予定していた林道と並行に道が続いていて、元に戻れたから良かったものの、 これも一種のロストと言うことで、本日3回目。
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6座目、スカリ山。435m。ここで先にいたトレランの男性と暫しお喋り。 この後、新宿で「トップガン・マーヴェリック」を観るのだそうで。 凄い…私は山の後で映画館に行く元気は無いな〜。
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スカリ山からは武甲山の横顔も見えました。
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スカリ山からは急な岩場を下って行き、7座目の茶嶽山。標高450m。 ちなみにYAMAPでは茶ノ岳山と書かれています。
この後、いったん林道に出て舗装道路を歩くのですが、 登山道への入口を見落としてズンズン進んでしまい引き返しました。 これで本日4回目のロス。 今日は荷物の重さに気を取られて分岐の確認をし忘れてばかり…。
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気を取り直して8座目の蟹穴山。標高460m。
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ユルユルの道を進むと、突然開けた場所に出ました。
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眺望はなかなか良いけど、日焼けしそう…。
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その先には、コアジサイ(小紫陽���)ロードが待っていました♬
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その先の岩場を登って行くと、9座目の越上山(おがみやま)。標高566m。
実はここ、2014年に初めてのボッチ登山で訪れた記念すべき山でして。 その時は顔振峠からユガテへ抜けるショートコースでしたが、 初のソロ山行で当時の私にはドキドキの大冒険だったのを覚えています。 特にその時は山頂に誰も居なくて(ソロの男性が一人来たけど)、 眺望も無くて寂しいお山…という印象でした。
でも今日は山頂手前の危険な岩場を越える前から賑やかな声が…。 シニア5人組の皆さんがランチ中で、またもや荷物について突っ込まれ。 私も荷物を下ろし、立ったままランチを頬張りつつ皆さんと暫しお喋り。 この夏行く予定のアルプスや八ヶ岳について色々と教えていただきました。
別れしな「頑張ってるご褒美」とバウムクーヘンまで頂いて…。 「何だか新1年生のランドセルみたいだな!」というお声も 背中でしっかり聞いておりましたよ〜(笑 そんなにヨタヨタしてたかしら…?
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越上山からの下りが結構急で、顔振峠に着く頃には足の裏がジンジン痛く…。 8年前に来た時は時間が早くて誰も居なかった峠、今日は賑わっていました。 そうか、もう昼過ぎだもんね…。もうここでやめて帰っても良いけど…。
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とりあえず、黒山三滝へ向かう道へと入り、展望台��面を振り返ります。 止めるなら今だけど…。でもでも、行っちゃえ!
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顔振峠からは砂利道を沢沿いに下り、川にぶつかると舗装道路に合流。 左手にズンズン下って行くと、渋沢栄一の従弟(かつ見立て養子)、 渋沢平九郎自決の地がありました。 「青天を衝け」の悲しいシーンを思い出し、思わず手を合わせて参りました。
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更に下ると、漸く黒山三滝の入口に到着! 日本観光百選なのか…埼玉に居ながら、その存在は去年知りましたよ私。
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滝へ向かう道沿いに咲いていたユキノシタ(雪の下)。 有り難いことに、この道沿いにはトイレも自販機もありました。
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迎えの滝。暑い日だからか、駐車場は観光客の車でいっぱいでした。
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小天狗滝(こてんぐだき)。 奥まで何段か続いているようでしたが、乳幼児連れのファミリーが何組かいて、テント装備ではすれ違えそうにないので諦めることに。
三滝全てを廻っていると時間的に厳しそうだったので、この小天狗滝の少し先の分岐から関八州見晴台方面への山道に入り、沢沿いの木陰で10分ほど休憩しました。
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長いロードを歩きを挟み、沢沿いの道を歩いていると目の前を茶色い物体が! 大きな雌鹿が登山道を横切り、対岸からこちらを伺っていました。 カモシカには何度か遭遇したけれど、奥武蔵の山に鹿がいるとは…。 動揺してカメラの向きとピントが合ってませんが、何とか写ってますね。
見つめられて、小さく手を振ってみたら「キョーーーーーン!(文字化するのが難しい音)」と2回ほど大きく嘶いて、元来た斜面へと戻って行きました。
ハァ〜、ビックリした! けど、何だか元気をもらえたのか、そこからはハイスピードでガツガツ歩くことがで来ました。ありがとう、鹿!!!
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花立松ノ峠を越え、またロード歩きを挟んで再び登山道へ。 この尾根を歩いている時は吹く風が冷たくて風邪を引くかと思いました。
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そして緩い道に出たと思ったら…あの明るさは、山頂ですかね?
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正解!3年振りの関八州見晴台です。標高771.1m。 10座目にして、本日の最高峰!低い!
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ここに登るといつも山頂がガスっていて全然見晴台って感じじゃ無かったけど、今日は都心部など遠くまでよく見渡せました。
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そして山頂の手前はカルミア(アメリカシャクナゲ)ロード。
もう14:30だけど、ここで残りのランチを平らげました。 今日は疲れすぎていて、あんまり食べてなかったな〜。
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さぁ、後は駅に向かって下るだけ。 先ずは丸山(展望台がある県民の森のとは別物です)のピークを越えて…
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高山不動まで下ったら…
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パノラマコースを下って、この看板の右下の道へヘアピンカーブで下るのですが、私は間違えて道なりに進んでしまいました(しかも右下に道があるのに気付いていたのに、今来た道の迂回路だと思い込んで…)。
名もなきピークを3つも越えてから「待てよ?ここまで下って来たのに今さらこんなにピークを越えるのおかしくないか?」と気付いてGPSを確認。 ヘロヘロになりながら、このムーミンの標識まで引き返したのでした。 これが本日5回目、最後のロスト。大荷物なのに、ロスト多すぎ!
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パノラマコースっていう割には眺望良くないな〜と思っていたら、 急に視界が開けました。ARによればアレが川苔山だというんですが、怪しい。
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何とかパノラマコースの入口まで辿り着きました。 ここは観光案内所、兼、お休み処だそうですが、どうやら無人のようでした。
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沢に沿ってひたすら歩き、最後に急坂を登れば西吾野駅にとうちゃこ〜! トータル21.4キロ。5回ロストした分だけで、優に1キロ越え。 いや〜、今日は本当に無駄に歩いた。腰骨にはザックの痕がクッキリでした。 良い子のみんなは、絶対に真似しないでね〜!
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studio-juna · 3 years ago
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出石町の鶴見橋につながる道に面した、 もと倉庫の3階部分を事務所へと改修しました。 100㎡程度のワンルームに最小限の間仕切壁をたて、 事務所に必要な物置スペースや水回りの機能を配置しています。
作業スペースと休憩スペースの床には30mmの杉板を貼り、 鉄骨やモルタルで作られた無機質な既存部分に対して 柔らかい素材感を加えました。 ワゴンや棚板も同じ杉材を加工して製作しています。
リネンのカーテンで柔らかく空間を仕切り、来客時や打合せに対応します。
天井からテントが吊られていたり、 アウトドア用��椅子やアンティーク家具が点在していたり これまでの「不動産屋」のイメージを変えるいきいきとしたオフィス空間となりました。
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fee214 · 4 years ago
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朝のコーヒータイム キャンプ久々すぎてコーヒー豆忘れたΣ(´Д`)ハッ!! インスタントのコーヒーとココアで凌ぐ。 #ハピキャンファミリーキャンプ #滝頭公園キャンプ場 #キャンプ #鉄骨テント #紅葉 #2020キャンプ https://www.instagram.com/p/CI9Vgo9j8GE/?igshid=15dt46nls9i4f
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studiojunaworks · 3 years ago
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出石町の鶴見橋につながる道に面した、 もと倉庫の3階部分を事務所へと改修した。 100㎡程度のワンルームに最小限の間仕切壁をたて、 事務所に必要な物置スペースや水回りの機能を配置した。
作業スペースと休憩スペースの床には30mmの杉板を貼り、 鉄骨やモルタルで作られた無機質な既存部分に対して柔らかい素材感を加えた。 ワゴンや棚板も同じ杉材を加工して製作した。
リネンのカーテンで柔らかく空間を仕切り、来客時や打合せに対応する。
天井からテントが吊られていたり、 アウトドア用の椅子やアンティーク家具が点在していたり これまでの「不動産屋」のイメージを変えるいきいきとしたオフィス空間となった。
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athena-i-tes · 6 years ago
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星霜の月15日 ラルドサール、ヘリヤーケン・ホール
ファルメルのテントで一夜を過ごした感想としては、ファルメル達の寝床である干草はかなり古いもののようで(ずっと地下に暮らしている彼らが、新しい干草を手に入れることは滅多にないのだろう)寝心地は良くないということだ……。かと言って石の床は冷たすぎるので、干草の上にローブを敷いて休むことにした。それでも眠らないよりはましで、体を休めることはできたように思う。ジェナッサと交代で休み、(陽が射さないので時間が分からない)目が醒めたところで簡単に食事をしてから再び遺跡の奥を目指した。
奥の部屋では、壁に大きな歯車の装置が取り付けられていて、それらがガタガタと軋んでいた。よく見ると人骨が挟まっていたので――とても気味が悪かったが――骨を取り除くと歯車が動き出した。
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仕掛けを作動させると、巨大な金属の像が動き出して、私達めがけて襲ってきた!あれに殴られたら怪我では済まなそうだ。ドゥーマーの遺跡に入るたびに思うけれど、私の魔法は彼らの金属の体に損傷を与えられているのだろうか?
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ジェナッサは、先程私達を襲ったファルメルの一人が持っていたチェインライトニングの杖を使って金属の巨人を攻撃していた。
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ようやく金属の巨人を倒し、奥へ進むと、カトリアが金属の蜘蛛と戦っていたので加勢した。奥に何かの機械があったけれど、動かせそうもなかった。あれは何なのだろう?
ジェナッサも言っていたけれど、ドゥーマーたちの作った機械や、遺跡を今も守っている金属の人形たちは、我々の知らない技術によって作られているのだ。ドゥーマーが消えたことや、彼らが消えたあともこうして遺跡を守る仕掛けが動いているというのは、すごいことだ。
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青く光るエセリウムの破片を手に取ると、カトリアは「あと1つ」と言って消えていった。カトリアのメモによると、次の場所はスカイリムの西側のようだ。マルカルスやソリチュードにも用事があることだし、近いうちに向かうことになるだろう。
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遺跡の奥には昇降機が設置されていて、ジェナッサと一緒に乗ると、遺跡の外に出た。山の上からの眺めは絶景だった!
緊張から解放されたお陰か、空腹を感じたので、石段に座って食事を取ることにした。
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山を下って、ヘリヤーケン・ホールを目指すことにした。リフテンの自宅に保管していた鉄鉱石を持ち出していたので、荷物を置きに行きたかったし、ついでに増築作業もしてしまおうと思ったためだ。
道の途中に製材所があったので立ち寄り、材木を買わせてもらうことにした。モーサルにも土地を買ったことだし、建築にあたっては大量の木が必要になるだろう。
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南側からヘリヤーケン・ホールを見ると、すぐ下に巨人の野営地があることが分かる。ドーンスターの首長がわざわざ私にこの場所をくれたということは――土地をもらえるのはありがたいことだけれど――巨人を見張らせようという意図があったんじゃないか?
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ともかく、買い付けた材木と掘り出した粘土と、それから大量の鉄鉱石で――ジェナッサも運ぶのを手伝ってくれた――増築と、それから室内に家具をいくつか作ることができた。最低限、ベッドと暖炉があれば寝泊まりはできるけれど、暮らすための家としてはいろいろと不足があるだろう。
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棚をいくつか作っていたら、あれだけあった鉄鉱石があっという間に足りなくなってしまった。また採掘や雑貨屋での買い付けをしないとならないだろう。
重いものを運んだり、作業続きで疲れてしまったので、暖炉の火にあたって暖まり、夕飯を食べてから早め��寝ることにした。
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