#重力に逆らおう
Explore tagged Tumblr posts
stochastique-blog · 10 months ago
Photo
Weird
Tumblr media
訳あって以前の投稿を消して内容はそのままで、もう一度UPしますのでご了承下さい。
分かりますか?
一回で半顔がリフトアップ!
目の位置が上に!眉毛が高く! 頬の位置が高く!フェイスラインスッキリ✨
首も長くなっています!
当店のフェイシャルはしっかりデコルテ、首を流してリンパの流れを作って引き上げて行きます! 頭皮もしっかりほぐして重力に負けない小顔をハンドで作っていきます🎵🎵🎵 ハンドながらではの凝りをしっかりほぐし血流の流れを作��リンパを流し頭皮をほぐす事でリフトアップが持続します!
凝りや詰まりが強い方は元に戻りやすいですが大事なイベントの前には間に合います😄続ける事で上がったままの顔がキープされていくので体は痩せてないのに痩せた?と聞かれる事も😆❤ 更に、酵素の力でピーリングした後にコラーゲンパックをするとお肌もプルプルで綺麗に保てます✨
openしたてという事もありご来店していただい方のみにお得な情報をお知らせ致します😆🎵🎵🎵
#MALAGUU #フェイシャル #小顔 #ゴリゴリと実感! #冬だからこそ気になる #乾燥に負けない肌 #重力に逆らおう #ボディやよもぎと組み合わせがオススメ #ご予約はHotPepperから #マイページで飛べます #リンパ#マタニティー#小顔マッサージ#オールハンド https://www.instagram.com/p/B-kERgDHQ01/?igshid=1u9tini4lqf58
1 note · View note
lastscenecom · 4 months ago
Quote
ポーランドの重要性を理解しなければウクライナ戦争を理解することはできない。ウラジミール・プーチンは、ポーランドを、彼が支配したいスラブ世界におけるロシアの最大のライバルとみなしている。そして、EUに加盟し、工業化して収入でロシアを追い抜くことで、ポーランドはロシアの勢力圏を離れ西側諸国に加わることの価値を実証した。プーチンはウクライナの後、間違いなくポーランドを征服しようとするだろう。 ポーランドの指導者たちはこのことをよく知っており、それを阻止しようと懸命だ。彼らは、ウクライナが陥落すれば、ポーランドがバルト諸国やモルドバとともに次の攻撃対象になることを理解している。また、ドナルド・トランプが来年米国大統領に復帰し、ロシアに対する欧州同盟国の防衛に���く乗り出す気がない中で、NATOの安全保障の価値が以前ほど高くないことも理解している。 そしてポーランドは、ウクライナが陥落すればロシアの実効的な人的資源が大幅に増加することを理解している。ロシアの帝国戦略は、征服した人々を砲弾の餌食として使い、さらに多くの被支配者を征服することである。ロシアは現在ウクライナでこれを実行し、征服したウクライナ領土から利用可能なすべての人的資源を徴兵し、これらを「肉弾攻撃」に使用して残りのウクライナ防衛軍を追い返している。ウクライナが陥落すれば、さらに3500万人がロシアの奴隷となり、これらの奴隷は次の戦争でポーランドと東ヨーロッパの残りの国々に投げ込まれることになる。 簡単に数字について考えてみましょう。ポーランドとウクライナの人口は合わせて 7,000 万人を超え、ロシアの人口の約半分です。人口が半分の敵を征服するのは非常に困難です。しかし、ウクライナの 3,500 万人が逆転してロシアの徴兵対象になった場合、ロシアの実効人口はポーランドの 4.5 倍以上になります。そうなると征服はそれほど難しくないでしょう。
週の真ん中に少なくとも 5 つの興味深いこと (#43)
98 notes · View notes
yoga-onion · 5 months ago
Text
"In a crazy world, you can live more happily without having any ‘hope’."
- Hiro Sachiya (b. 1936 – d. April 7, 2022) was a Japanese buddhist scholar and a popular contemporary writer of Buddhism.
Tumblr media
"The big lie of “making the world a better place”
The world has never been a ‘good place' for its inhabitants. Regardless of the era, the world is always a‘bad place'.
'The three realms are not at ease, they are still like a house on fire', says the Lotus Sutra. The three realms (Ref) are the worlds of greed, colour and colourlessness in which human beings reincarnate through repeated births and deaths. You could think of it as the world we live in.
The Lotus Sutra says that there is no security in this world, that it is full of anxiety, like a house engulfed in flames and burning. What is required now is to learn from this Lotus Sutra and recognise that the world is a house on fire. Politicians are trying to plant the wrong perception in the minds of the people with their nonsense. Thus we must not fall for such tricks to deceive people and must first face up to the fact that the world is always a house on fire.
That is to clarify, therefore to give up.
And you have to take a hard look at the state of the burning house in our time. People who work and have a decent income are all in debt hell. That is the state of a house on fire today.
“Let's admit that the world is on fire. If we live in an age of debt, which is on fire, then don't we need to make more efforts to extinguish the flames?” There are probably people who think this way. However, Buddhism strictly warns against the short-sighted idea that if a fire is raging, it is natural to put it out.
“Get out of the burning house immediately.”
In other words, Buddhism teaches that one should not stay in a house on fire to extinguish it. It teaches that you should leave the fire immediately. 
To think "let's make the world a better place" or "let's get rid of debt hell" is, on the contrary, to be attached to this rotten world. The modern way of reading this phrase is, “Don't do that, just leave the world as it is.”
Banks are surviving comfortably, while individuals are exhausted with debt. Look at this current situation. If you stay in the fire forever, the harder you try, the worse the situation gets.
When I say 'don't work hard, don't work hard', some people argue that they bought the flat for their family and cannot afford not to work hard to pay back the loan. The conversation ends there when I say, "Then why don't you just not buy a flat?"
If you remember the basics of living within your income, you don't have to work hard and you won't be taken in by the burning house called the world. The landscape of our times is that everyone has forgotten these basics and as a result is groaning.
Tumblr media
“狂った世界では「希望」など持たない方が楽しく生きられる。”
― ひろさちや (1936年 7月27日 - 2022年 4月7日) は、日本の仏教思想家。多数の一般向けの解説書を執筆。
「世の中をよくする」という大ウソ
世の中が、そこに住む人たちにとって「良いもの」であったためしは無い。時代を問わず、世の中というのはいつも「悪いもの」なのだ。
「三界は安きことなし、なお火宅のごとし」と法華経の中には書かれている。三界(参照)というのは、人間が生死を繰り返しながら輪廻する三つの世界(欲界、色界、無色界)のことだが、まぁ、わたしたちが生きている世界と考えればいいだろう。
その世界には安心などなく、炎に包まれ燃え盛る家のように不安に満ちている、と法華経はいうわけである。
いま求められているのは、この法華経に学び、世の中が火宅だという認識を持つことだ。政治家は能天気な御託を並べ、間違った認識を植えつけようとしているが、そんな手練手管に乗ることなく、いつの時代も世の中は火宅だということを、まず正視しなければならない。
それは明らめることだ。
[註: 仏教の世界では「諦める」を「明らめる」と書く。つまり、あきらめるとは断念するということではなく、事実をはっきり見ることであり、現実を直視し、それをありのままに受け入れるという意味にほかならない。]
そして、この時代の火宅のありようをしっかり見極めることだ。きちんと働いて収入のある人がこぞって借金地獄にいる。それが現代の火宅である。
「世の中が火宅であることは認めましょう。いまが借金時代という火宅の時代ならば、その業火を消すべく努力を重ねる必要があるのでは?」そう考える人はいるだろう。しかし、火が燃え盛っているなら消火活動をするのが当然だ、という短絡思考は、仏教が厳に戒めるところである。
速やかに火宅を出よ。
すなわち仏教では、火宅にとどまって消火活動などするな。すぐさま火宅から出てしまえ、と教えているわけだ。
「世の中をよくしよう」「借金地獄を無くそう」などと考えることは、逆にこのロクでもない世の中に執着することになる。「そんなことはせず、世の中なんてものはうっちゃっておけばいい」というのが、この文言の現代流の読み取り方なのだ。
銀行はぬくぬくと生き残り、個人は借金でヘトヘトになっている。この現状を見てください。いつまでも火宅の中にいたら、頑張れば頑張るほど、状況はますます悪くなるばかりなのだ。頑張って収入が上がったとしても、もっと高い買い物をローンでしたら、高い金利を払うことになる。
わたしが「頑張るな、頑張るな」と言うと、自分は家族のためにマンションを買ったから、ローンを返すためには頑張らないわけにはいかない、と反論する人がいる。「だったら、マンションなんて買わなければいいじゃないの」というと、会話はそこで終わる。
収入の範囲で生活する、という基本を忘れずにいたら、頑張る必要などないし、火宅に取り込まれることもない。誰もがその基本を忘れた結果、あえいでいるというのが、この時代の風景なのだろう。
133 notes · View notes
kennak · 3 months ago
Quote
インフラ関係を外資に買収させるとか正気じゃない。 本来、もうけを重視していいようなものじゃない。 国は通貨発行権を持っているわけだから、国が金を出せば別に予算なんていくらでもつけられる(供給能力の限度はあるので無限ではない、それは逆に言えば他からお金を持ってこようが同じなので上場で資金調達しようが同じこと)。 株主に利益還元をするということは、サービスの質を落とすということ。 水道も鉄道も全部そう。商売にするとそうなるのは当たり前だ。
東京メトロ10月末にも上場、時価総額7000億円 今年最大=関係者(ロイター)のコメント一覧 - Yahoo!ニュース
99 notes · View notes
g-men-movie · 1 year ago
Text
G組メンバーが男子学生を前にぶっちゃけトーク!男子学生限定試写会イベントレポート
この度、8月16日(水)に『Gメン』の公開直前イベントとして男子学生限定試写会を実施!岸優太、竜星涼、矢本悠馬、森本慎太郎、りんたろー。が登壇しました。MCを務めるりんたろー。の呼び込みで客席を通ってキャストが登場するやいなや、抽選で選ばれ集まった男子学生266人から割れんばかりの拍手が!本作の主人公・門松勝太を演じた岸は「よろしくお願いします!男の子がこれだけ集まると拍手が力強いですね。いつもとは違う空気感で楽しんでいければと思います」と挨拶しました。
Tumblr media
本作について、男子目線で「この人のここが熱い!」と感じたポイントについて聞かれると、岸は「アクションは本当に熱かったと思います。いざアクションシーンになるとスイッチが入って、みんなの役者としてのプロ意識がみえました」と回答。竜星が「現場も暑かったよね」と言えば、すかさず矢本が「りんたろー。さんは制服もぴちぴちで」と重ねるとりんたろー。は「違うんです。あれは太ったんです。最後のシーンは撮影期間が空いたから、幸せ太りで体がデカくなってるんですよ。でも悠馬くんは作品に向けて10キロくらい増量していたのに撮影期間が空いたら、体が小さくなってるんです」と撮影の“アツい”裏話を披露。
Tumblr media
モテるための技を聞かれると、岸は「寝る前に香水をつけます。寝て香りが落ちるとナチュラルになって。これはマリリン・モンローもやってたんですよ!」と自信ありげに回答、さらに「モテるためにかっこいい言葉を使えるようになりたくて四字熟語を覚えていて。最近だと四面楚歌、あとは滑稽とか…」とまさかの二文字の単語が飛び出すと、「こっけい!?」とキャスト一同が持ち前の天然っぷりに驚き、場内は大爆笑!森本は「自分らしくいればモテるかなって。海が好きで、高校生の時は日焼けした肌に派手な海パンを履いてましたが……モテなかったですね」と自身のエピソードを披露。りんたろー。が「寝ないやつが一番かっこいいんですよ」とコメントすると、一同から総ツッコミが。岸は「最後に四字熟語ください」と言われると「百…」と言おうとしたが、浮かばず「森羅万象とかでいいですか?」と疑問形で返し、岸ワールド全開で会場が笑いに包まれました。
Tumblr media Tumblr media
イベント後半では、「こんな男子学生、何人いるかクイズ」と題して、会場の学生に挙手で答えられる質問を投げかけ、何人の手が上がるかを予想する企画を実施。1問目で敗色濃厚かと思われたりんたろー。が逆転し最も離れた数字を選んだ森本が罰ゲームとしてマル秘エピソードを披露することに。ハードルの高すぎる罰ゲームに頭を抱えた森本だったが、5人で輪になり小声で相談した後、意を決したようにステージのセンターに立ち「え~皆さん1分ほどお時間よろしいでしょうか」とトーク。「『Gメン』では1年G組の男子校ノリがたくさん出てくるんですが、プライベートでもG組メンバー5人のグループメールがありまして。そこに送られてくる内容の9割はセクシーなお姉さんの画像なんですね。そしてそれを送っているのはほとんど私という。男子校ノリで皆さんに笑いを届けていました」と森本が身を切ったエピソードを披露!全力でやり切った森本に、会場からは大きな笑いと拍手が集まりました。
Tumblr media Tumblr media
いよいよ来週末公開となった本作。最後は全員が作品への想いを語り、「このメンバーじゃなきゃ出せない空気感が出せたと思います」(りんたろー。)「8月25日に公開するのでまたぜひ映画館で楽しんでください」(森本)「『Gメン』を気に入っていただけたら、この作品を皆さんの手で育ててください。お願いします」(矢本)「男なら誰しも楽しめる作品になりました。皆さんで観に行っていただけたらと思います」(竜星)と挨拶。岸は集まった男子学生たち一人一人の顔を見ながら「本当に笑えて泣けて感情を出せる、様々な要素が凝縮された映画になっています。夏の思い出として、一緒に盛り上げてくれたら嬉しいです」と座長らしく締めました。 さらにフォトセッションでは男子学生達と「夏だ!青春だ!Gメンだー!!」の掛け声で会場中一体となり大盛り上がりのうちにイベントの幕が閉じました。
Tumblr media
242 notes · View notes
xx86 · 2 months ago
Text
ライト
膨大な林真理子のエッセイを読み倒すために、例の如く足繁く図書館に通っている。既に50冊読んだ。まだ少し読んでいない本があるけれど、いかんせん古すぎて県内では鶴舞図書館ぐらいにしか蔵書がない。鶴舞図書館は遠いので、とりあえず取り寄せられる本から読んでいく。小説を読む体力は今はないが、エッセイならいくらでも読み続けられる。
作家を生業としている人のエッセイは本当におもしろい。重くない。私はバッグにしろ料理にしろ基本的に軽いものが好きなので、さくさく読めるエッセイが大好きだ。どれだけ短くても、作家のエッセイには起承転結がある。もちろん作家じゃない人のエッセイもおもしろいものはおもしろい。でも40度の熱がある時やお腹いっぱいの時には読めない。林真理子のエッセイはどんな時でもお茶漬けのように飲み込める。ダイエットとおしゃれと交友関係の話で30年間エッセイを書けるのもすごい。時代背景やトレンドもよくわかるし、100年後ぐらいにはアンネの日記みたいな扱いを受けるのではないかと思っている。
逆に江國香織のエッセイはもう少しウエットだ。羽���生えたように軽く、しめっている。私は40度の熱があっても唯一読める小説が江國香織なのだけれど、久々にやわらかなレタスを読み返したらお嬢様が先か、思考が先か、というような気持ちになった。お嬢様育ちだからこんな思考になったのか、思考がこんなであるからこそお嬢様なのか。お嬢様じゃなければさぞ生きづらい人生だったんじゃないだろうかと邪推する。どんな人生を割り当てられてもどう捉えるかというだけかも。
クーラーをつけるのももったいない気温なので、窓を開けた。雨の音を聞きながら薄暗い部屋で本を読むのは楽しい。なんか江國香織っぽいなと1人ごちていたら窓側の床がべったべたに濡れていた。すぐ窓を閉める。私は江國香織になれない。
今は菊地成孔のエッセイを読んでいる。菊地成孔、前々から愛人になるならこの人がいいと感じていたけれどやっぱり間違っていなかったと思う。天才で変態。40度の熱がある日は絶対に読めない。
妻という職種にはあまり興味がないけど、愛人は楽しそうだと思う。誰にも、何からも縛られないし、縛らない。自由で軽い。不倫は誰がしてても良いけど自分はしない。重たいし、不自由だ。愛人と不倫のニュアンスがわからないのであれば、愛人も不倫も向いてないのだろう。
ところで最近ずっと体調が悪い。理由はわかっている。夏に注文したコートが届いた。とても軽くて気に入った。
29 notes · View notes
simamamoru · 4 months ago
Text
汚辱の日々  さぶ
  1.無残
 日夕点呼を告げるラッパが、夜のしじまを破って営庭に鳴り響いた。
「点呼! 点呼! 点呼!」
 週番下士官の張りのある声が静まりかえった廊下に流れると、各内務班から次々に点呼番号を称える力に満ちた男達の声が騒然と漠き起こった。
「敬礼ッ」
 私の内務班にも週番士官が週番下士官を従えて廻って来て、いつもの点呼が型通りに無事に終った。辻村班長は、これも毎夜の通り
「点呼終り。古兵以上解散。初年兵はそのまま、班付上等兵の教育をうけよ。」
 きまりきった台詞を、そそくさと言い棄てて、さっさと出ていってしまった。
 班付上等兵の教育とは、言い換えれば「初年兵のビンタ教育」その日の初年兵の立居振舞いのすべてが先輩達によって棚卸しされ、採点・評価されて、その総決算がまとめて行われるのである。私的制裁をやると暴行罪が成立し、禁止はされていたものの、それはあくまで表面上でのこと、古兵達は全員残って、これから始まる凄惨で、滑稽で、見るも無残なショーの開幕を、今や遅しと待ち構えているのであった。
 初年兵にとつては、一日のうちで最も嫌な時間がこれから始まる��昼間の訓練・演習の方が、まだしもつかの間の息抜きが出来た。
 戦闘教練で散開し、隣の戦友ともかなりの距離をへだてて、叢に身を伏せた時、その草いきれは、かつて、学び舎の裏の林で、青春を謳歌して共に逍遙歌を歌い、或る時は「愛」について、或る時は「人生」について、共に語り共に論じあったあの友、この友の面影を一瞬想い出させたし、また、土の温もりは、これで母なる大地、戎衣を通じて肌身にほのぼのと人間的な情感をしみ渡らせるのであった。
 だが、夜の初年兵教育の場合は、寸刻の息を抜く間も許されなかった。皓々(こうこう)とした電灯の下、前後左右、何かに飢えた野獣の狂気を想わせる古兵達の鋭い視線が十重二十重にはりめぐらされている。それだけでも、恐怖と緊張感に身も心も硬直し、小刻みにぶるぶる震えがくるのだったが、やがて、裂帛(れっぱく)の気合
怒声、罵声がいり乱れるうちに、初年兵達は立ち竦み、動転し、真ッ赤に逆上し、正常な神経が次第々に侵され擦り切れていった。
 その過程を眺めている古兵達は誰しも、婆婆のどの映画館でも劇場でも観ることの出来ない、スリルとサスペンスに満ち溢れ、怪しい雰囲気につつまれた素晴しい幻想的なドラマでも見ているような錯覚に陥るのであった。幻想ではない。ここでは現実なのだ。現実に男達の熱気が火花となって飛び交い炸裂したのである。
 なんともやりきれなかった。でも耐え難い恥辱と死につながるかもしれない肉体的苦痛を覚悟しない限り抜け出せないのである。ここを、この軍隊と云う名の檻を。それがあの頃の心身共に育った若者達に課せられた共通の宿命であった。
 この日は軍人勅諭の奉唱から始まった。
「我ガ国ノ軍隊ハ代々天皇ノ統率シ賜ウトコロニゾアル……」
 私は勅諭の奉唱を仏教の読経、丁度そんなものだと思っていた。精神が忘れ去られ、形骸だけが空しく機械的に称えられている。又虐げられた人々の怨念がこもった暗く重く澱んだ呻き、それが地鳴りのように聞こえてくるそんな風にも感じていた。
 勅諭の奉唱が一区切りついたところで、一人の古兵が教育係の上等兵に何か耳うちした。頷いた上等兵は、
「岩崎、班長殿がお呼びだ。すぐ行けッ」
 全員の目が私に集中している。少くとも私は痛い程そう感じ��。身上調査のあったあの日以来、私は度々辻村机長から呼び出しをうけた。あいつ、どうなってんだろ。あいつ班長殿にうまく、ゴマすってるんじゃないか。あいつ、俺達のことを、あることないこと、班長殿の気に入るように密告してるんじゃないか。同年兵も古兵達も、皆がそんな風に思っているに違いない。私は頑なにそう思い込んでいた。
 つらかった。肩身が狭かった。
 もともと私は、同年兵達とも古兵達とも、うまくいっていなかった。自分では余り意識しないのだが、私はいつも育ちや学歴を鼻にかけているように周囲から見られていたようである。運動神経が鈍く、腕力や持久力がからっきし駄目、することなすことがヘマばかり、ドジの連続の弱兵のくせに、その態度がデカく気障(きざ)っぽく嫌味で鼻持ちがならない。そう思われているようだった。
 夏目漱石の「坊ちゃん」は親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしていたと云うが、私は生まれつき人みしりのする損なたちだった。何かの拍子にいったん好きになると、その人が善人であれ悪人であれ、とことん惚れ込んでしまうのに、イケ好かない奴と思うともう鼻も引つかけない。気軽に他人に話しかけることが出来ないし、話しかけられても、つい木で鼻をくくったような返事しかしない。こんなことではいけないと、いつも自分で自分を戒めているのだが、こうなってしまうのが常である。こんなことでは、同年兵にも古兵にも、白い眼で見られるのは至極当然内務班でも孤独の影がいつも私について廻っていた。
 あいつ、これから始まる雨霰(あめあられ)のビンタを、うまく免れよって――同年兵達は羨望のまなざしを、あいつ、班長室から戻って来たら、ただではおかないぞ、あの高慢ちきで可愛いげのないツラが変形するまで、徹底的にぶちのめしてやるから――古兵達は憎々しげなまなざしを、私の背に向って浴せかけているような気がして、私は逃げるようにその場を去り辻村班長の個室に急いだ。
 2.玩弄
 部屋の前で私は軽くノックした。普通なら「岩崎二等兵、入りますッ」と怒鳴らねばならないところだが、この前、���び出しをうけた時に、特にノックでいいと辻村班長から申し渡されていたのである。
「おう、入れ」
 低いドスのきいた返事があった。
 扉を閉めると私はいったん直立不動の姿勢をとり、脊筋をぴんとのばしたまま、上体を前に傾け、しゃちこばった敬礼をした。
 辻村班長は寝台の上に、右手で頭を支えて寝そべりながら、じっと私を、上から下まで射すくめるように見据えていたが、立ち上がって、毛布の上に、どっかとあぐらをかき襦袢を脱ぎすてると、
「肩がこる、肩を揉め」
 傲然と私に命じた。
 私も寝台に上がり、班長の後に廻って慣れぬ手つきで揉み始めた。
 程よく日焼けして艶やかで力が漲っている肩や腕の筋肉、それに黒々とした腋の下の毛のあたりから、男の匂いがむっと噴き出てくるようだ。同じ男でありながら、私の身体では、これ程官能的で強烈な匂いは生まれてこないだろう。私のは、まだまだ乳臭く、淡く、弱く、男の匂いと云うには程遠いものであろう。肩や腕を、ぎこちない手つきで揉みながら、私はふっと鼻を彼の短い頭髪やうなじや腋に近づけ、深々とこの男の乾いた体臭を吸い込むのだった。
「おい、もう大分、慣れて来たか、軍隊に」
「……」
「つらいか?」
「いエ……はァ」
「どっちだ、言ってみろ」
「……」
「つらいと言え、つらいと。はっきり、男らしく。」
「……」
「貴様みたいな、娑婆で、ぬくぬくと育った女のくさったようなやつ、俺は徹底的に鍛えてやるからな……何だ、その手つき……もっと、力を入れて……マジメにやれ、マジメに……」
 辻村班長は、岩崎家のぼんぼんであり、最高学府を出た青白きインテリである私に、マッサージをやらせながら、ありったけの悪態雑言を浴びせることを心から楽しんでいる様子であった。
 ごろりと横になり、私に軍袴を脱がさせ、今度は毛深い足や太股を揉みほぐし、足の裏を指圧するように命じた。
 乱れた越中褌のはしから、密生した剛毛と徐々に充血し始めた雄々しい男の肉茎が覗き生臭い股間の匂いが、一段と激しく私の性感をゆさぶり高ぶらせるのであった。
 コツコツ、扉を叩く音がした。
「おお、入れ」
 私の時と同じように辻村班長は横柄に応えた。今時分、誰が。私は思わず揉む手を止めて、その方に目を向けた。
 入って来たのは――上等兵に姿かたちは変ってはいるが――あっ、辰ちゃんではないか。まぎれもなく、それは一丁目の自転車屋の辰ちゃんなのだ。
 私の家は榎町二丁目の豪邸。二丁目の南、一丁目の小さな水落自転車店、そこの息子の辰三は、私が小学校の頃、同じ学年、同じクラスだった。一丁目と二丁目の境、その四つ角に「つじむら」と云ううどん・そば・丼ぶり物の店があり、そこの息子が今の辻村班長なのである。
 私は大学に進学した関係で、徴兵検査は卒業まで猶予されたのであるが、彼―― 水落辰三は法律通り満二十才で徴兵検査をうけ、その年か翌年に入隊したのだろう。既に襟章の星の数は私より多く、軍隊の垢も、すっかり身についてしまっている様子である。
 辰ちゃんは幼い時から、私に言わせれば、のっぺりした顔だちで、私の好みではなかったが、人によっては或いは好男子と言う者もあるかもしれない。どちらかと言えば小柄で小太り、小学校の頃から既にませていて小賢しく、「小利口」と云う言葉が、そのままぴったりの感じであった。当時のガキ大将・辻村に巧みにとり入って、そのお気に入りとして幅をきかしていた。私が中学に入って、漢文で「巧言令色スクナシ仁」と云う言葉を教わった時に「最っ先に頭に想い浮かべたのはこの辰ちゃんのことだった。ずる賢い奴と云う辰ちゃんに対する最初の印象で、私は殆んどこの辰ちゃんと遊んだ記憶も、口をきいた記憶もなかったが、顔だけは、まだ頭の一隅に鮮明に残っていた。
 辻村班長は私の方に向って、顎をしゃくり上げ、辰ちゃん、いや、水落上等兵に、「誰か分かるか。」
 意味あり気に、にやっと笑いながら尋ねた
「うん」
 水落上等兵は卑しい笑みを歪めた口もとに浮かべて頷いた。
「岩崎、裸になれ。裸になって、貴様のチンポ、水落に見てもらえ。」
 頭に血が昇った。顔の赤らむのが自分でも分った。でも抵抗してみたところで、それが何になろう。それに恥ずかしさに対して私は入隊以来もうかなり不感症になっていた。部屋の片隅で、私は手早く身につけていた一切合切の衣類を脱いで、生まれたままの姿にかえった。
 他人の眼の前に裸身を晒す、そう思うだけで、私の意志に反して、私の陰茎はもう「休メ」の姿勢から「気ヲ付ケ」の姿勢に変り始めていた。
 今日は辻村班長の他に、もう一人水落上等兵が居る。最初から突っ張ったものを披露するのは、やはり如何にもきまりが悪かった。しかも水落上等兵は、私が小学校で級長をしていた時の同級生なのである。
 私の心の中の切なる願いも空しく、私のその部分は既に独白の行動を開始していた。私はどうしても私の言うことを聞かないヤンチャ坊主にほとほと手を焼いた。
 堅い木製の長椅子に、辻村班長は越中褌だけの姿で、水落上等兵は襦袢・軍袴の姿で、並んで腰をおろし、旨そうに煙草をくゆらしていた。班長の手招きで二人の前に行くまでは、私は両手で股間の突起を隠していたが、二人の真正面に立った時は、早速、隠し続ける訳にもいかず、両手を足の両側につけ、各個教練で教わった通りの直立不動の姿勢をとった。
「股を開け。両手を上げろ」
 命ぜられるままに、無様な格好にならざるを得なかった。二人の視線を避けて、私は天井の一角を空ろに眺めていたが、私の胸の中はすっかり上気して、不安と、それとは全く正反対の甘い期待とで渦巻いていた。
 二人は代る代る私の陰茎を手にとって、きつく握りしめたり、感じ易い部分を、ざらざらした掌で撫で廻したりしはじめた。
「痛ッ」
 思わず腰を後にひくと、
「動くな、じっとしとれ」
 低い威圧的な声が飛ぶ。私はその部分を前につき出し気味にして、二人の玩弄に任せると同時に、高まる快感に次第に酔いしれていった。
「廻れ右して、四つん這いになれ。ケツを高くするんだ。」
 私の双丘は水落上等兵の手で押し拡げられた。二人のぎらぎらした眼が、あの谷間に注がれていることだろう。板張りの床についた私の両手両足は、時々けいれんをおこしたように、ぴくッぴくッと引き吊った。
「顔に似合わず、案外、毛深いなアこいつ」
 水落上等兵の声だった。突然、睾丸と肛門の間や、肛門の周囲に鈍い熱気を感じた。と同時に、じりッじりッと毛が焼けて縮れるかすかな音が。そして毛の焦げる匂いが。二人は煙草の火で、私の菊花を覆っている黒い茂みを焼き払い出したに違いないのである。
「熱ッ!」
「動くな、動くとやけどするぞ」
 辻村班長の威嚇するような声であった。ああ、目に見えないあのところ、今、どうなってるんだろう。どうなってしまうのだろう。冷汗が、脂汗が、いっぱいだらだら――私の神経はくたくたになってしまった。
  3.烈情
「おい岩崎、今日はな、貴様にほんとの男ってものを見せてやっからな。よーく見とれ」
 四つん這いから起きあがった私に、辻村班長は、ぶっきらぼうにそう言った。辻村班長が水落上等兵に目くばせすると、以心伝心、水落上等兵はさっさと着ているものを脱ぎ棄てた。裸で寝台の上に横になった水落上等兵は、恥ずかしげもなく足を上げてから、腹の上にあぐらを組むように折り曲げ、辻村班長のものを受入れ易い体位になって、じっと眼を閉じた。
 彼白身のものは、指や口舌で何の刺戟も与えていないのに、既に驚くまでに凝固し若さと精力と漲る力をまぶしく輝かせていた。
「いくぞ」
 今は褌もはずし、男一匹、裸一貫となった辻村班長は、猛りに猛り、水落上等兵を押し分けていった。
「ううッ」
 顔をしかめ、引き吊らせて、水落上等兵は呻き、
「痛ッ……痛ッ……」と二言三言、小さな悲鳴をあげたが、大きく口をあけて息を吐き、全身の力を抜いた。彼の表情が平静になるのを待って、辻村班長はおもむろに動いた。大洋の巨大な波のうねりのように、大きく盛り上がっては沈み、沈んでは又大きく盛り上がる。永落上等兵の額には粒の汗が浮かんでいた。
 凄まじい光景であった。凝視する私の視線を避けるように、流石の永落上等兵も眼を閉じて、烈しい苦痛と屈辱感から逃れようとしていた。
「岩崎、ここへ来て、ここをよーく見ろ」
 言われるがままに、私はしゃがみこんで、局部に目を近づけた。
 一心同体の男達がかもし出す熱気と、激しい息づかいの迫力に圧倒されて、私はただ茫然と、その場に崩れるようにすわりこんでしまった。
 戦いは終った。戦いが烈しければ烈しい程それが終った後の空間と時間は、虚しく静かで空ろであった。
 三人の肉体も心も燃え尽き、今は荒涼として、生臭い空気だけが、生きとし生ける男達の存在を証明していた。
 男のいのちの噴火による恍惚感と、その陶酔から醒めると、私を除く二人は、急速にもとの辻村班長と水落上等兵に戻っていった。先程までのあの逞しい情欲と激動が、まるで嘘のようだった。汲(く)めども尽きぬ男のエネルギーの泉、そこでは早くも新しい精力が滾々(こんこん)と湧き出しているに達いなかった。
 「見たか、岩崎。貴様も出来るように鍛えてやる。寝台に寝ろ。」
 有無を言わせぬ強引さであった。
 あの身上調査のあった日以来、私はちょくちょく、今夜のように、辻村班長の呼び出しをうけていたが、その度に、今日、彼が水落上等兵に対して行っ��ような交合を私に迫ったのである。しかし、これだけは、私は何としても耐えきれなかった。頭脳に響く激痛もさることながら、襲いくる排便感に我慢出来ず私は場所柄も、初年兵と云う階級上の立場も忘れて、暴れ、喚き、絶叫してしまうので、辻村班長は、ついぞ目的を遂げ得ないままであった。
 その時のいまいましげな辻村班長の表情。何かのはずみでそれを想い出すと、それだけで、私は恐怖にわなないたのであるが、辻村班長は一向に諦めようとはせず、執念の劫火を燃やしては、その都度、無残な挫折を繰り返していたのである。
 その夜、水落上等兵の肛門を責める様を私に見せたのは、所詮、責められる者の一つの手本を私に示す為であったかもしれない。
「ぐずぐずするな。早くしろ、早く」
 ああ、今夜も。私は観念して寝台に上がり、あおむけに寝た。敷布や毛布には、先程のあの激突の余儘(よじん)が生温かく、水落上等兵の身体から滴り落ちた汗でじっとりと湿っていた。
 私の腰の下に、枕が差し込まれ、両足を高々とあげさせられた。
「水落。こいつが暴れんように、しっかり押さえつけろ。」
 合点と云わんばかりに、水落上等兵は私の顔の上に、肉づきのいい尻をおろし、足をV字形に私の胴体を挟むようにして伸ばした。股の割れ目は、まだ、水落上等兵の体内から分泌された粘液でぬめり、私の鼻の先や口許を、ねばつかせると同時に、異様に生臭い匂いが、強烈に私の嗅覚を刺戟した。
「むむッ」
 息苦しさに顔をそむけようとしたが、水落上等兵の体重で思うにまかせない。彼は更に私の両足首を手荒く掴んで、私の奥まった洞窟がはっきり姿を見せるよう、折り曲げ、組み合わせ、私の臍の上で堅く握りしめた。
 奥深く秘められている私の窪みが、突然、眩しい裸電球の下に露呈され、その差恥感と予期される虐待に対する恐怖感で、時々びくっびくっと、その部分だけが別の生き物であるかのように動いていた。
 堅い棒状の異物が、その部分に近づいた。
 思わず息をのんだ。
 ��々に、深く、そして静かに、漠然とした不安を感じさせながら、それは潜行してくる。ああッ〃‥ああッ〃‥‥痛みはなかった。次第に力が加えられた。どうしよう……痛いような、それかと云って痛くも何ともないような、排泄を促しているような、そうでもないような、不思議な感覚が、そのあたりにいっぱい。それが、私の性感を妖しくぐすぐり、燃えたたせ、私を夢幻の境地にさそうのであった。
 突然、激痛が火となって私の背筋を突っ走った。それは、ほんのちょっとした何かのはずみであった。
「ぎゃあッ!!」
 断末魔の叫びにも似た悲鳴も、水落、上等兵の尻に押さえつけられた口からでは、単なる呻きとしか聞きとれなかったかもしれない。
 心をとろけさせるような快感を与えていた、洞窟内の異物が、突如、憤怒の形相に変わり、強烈な排便感を伴って、私を苦しめ出したのである。
「お許し下さいッ――班長殿――お許しッ ――お許しッ――ハ、ハ、班長殿ッ」  言葉にはならなくても、私は喚き叫び続けた。必死に、満身の力を振り絞って。
「あッ、汚しますッ――止めて、止めて下さいッ――班長殿ッ――ああ――お願いッ――お許しッ――おおッ――おおッ―― 」
「何だ、これくらいで。それでも、貴様、男か。馬鹿野郎ッ」
「ああッ、……痛ッ……毛布……毛布……痛ッ――汚れ――汚れますッ――班長殿ッ」
 毛布を両手でしっかりと握りしめ、焼け爛れるような痛さと、排便感の猛威と、半狂乱の状態で戦う私をしげしげと眺めて、流石の辻村班長も、呆れ果てで諦めたのか、
「よしッ……大人しくしろ。いいか、動くなッ」
「うおおおー!!!」
 最後の一瞬が、とりわけ私の骨身に壊滅的な打撃を与えた。
「馬鹿野郎。ただで抜いてくれるなんて、甘い考えおこすな。糞ったれ」
 毒づく辻村班長の声が、どこか遠くでしているようだった。
 終った、と云う安堵感も手伝って、私は、へたへたとうつ伏せになり、股間の疼きの収まるのを待った。身体じゅうの関節はばらばら全身の力が抜けてしまったように、私はいつまでも、いつまでも、起き上がろうとはしなかった。 
 班長の最後の一撃で俺も漏らしてしまったのだ。腑抜けさながら。私はここまで堕ちに堕ちてしまったのである。  瞼から涙が溢れ、男のすえた体臭がこびりついた敷布を自分の汁と血で汚していた。
 どれだけの時間が、そこで停止していたことか。
 気怠(けだる)く重い身体を、もぞもぞ動かし始めた私。
 「なんだ、良かったんじゃねぇか、手間取らせやがって」
 おれの漏らした汁を舐めながら辻村班長が言った。
 そして汚れたモノを口に突っ込んできた。
 水落上等兵は、おいうちをかけるように、俺に覆い被さり、聞こえよがしに口ずさむのであった。
 新兵サンハ可哀ソウダネ――マタ寝テカクノカヨ――
        (了)
37 notes · View notes
moja-co · 1 month ago
Text
近くのラーメン屋でよく行くのですが、席が空いているのに、従業員が足りないのか混んでて通して貰えないことがあるのですが、人員を増員できないのでしょうか?
ラーメン屋ではありませんが、小さなカフェを経営しているので回答させてください。
おそらく人員は増やせません。まず飲食店への応募自体が非常に少ない。そして応募者を増やすために時給を上げたとしても、その時給分の適性をもった人はさらに少ないからです。
おいおい飲食店のホールスタッフに適性なんか求めるなよ!という声が聞こえてきそうですが、いいえ、ホールスタッフには適性がおおいにあります。
例えばこのラーメン屋さんのホールスタッフが2名だったとして、それを3名に増員したらホール業務が回って待ちが解消されるかという、案外そういうものでもありません。
券売機を導入しても、配膳ロボットを導入しても同じです。
そんなバカな!?
と思うかもしれませんが、これは経験上確かです。
逆に適性がある人がたった1人いると、案外そのたった1人だけで回ったりするものです。
じゃあ、その適性って何なのよ?と思いますよね。
以前の僕はホールスタッフの適性として、体力とコミュ力だと思っていましたが、でも全然違いました。
あんまり教えたくないですが、最も重要だと思う適性はマルチタスク力です。(そんな言葉あれば)
例えばレジで会計しながら、来店客に「お好きな席へどうぞ!」と一声かけられる。
→それだけでお客様は待たなくていい。
オーダーを提供しながら、デザートのあるお客様の食事の進み具合を把握しながら、 あいたお皿を下げてくる。
→シングルタスクの人はここで3往復する。
1組の退店と同時に次のお客様をまず呼び、その間にテーブルを片付けながら、足りないカトラリーを把握し、厨房に「これ急ぎで洗っといてもらっていいですか」と指示し、来店の案内と同時にカトラリーをセットする。
→シングルタスクの人はお客様を呼ばずになぜか自分でカトラリーを洗いに厨房に行ったりする。結果、全然ウェィティングが減らない。
そしてこれまた経験上なのですがシングルタスクの人は、何度「オーダー持って行ったら、帰りにお皿下げて来てくださいね。」って指示してもなかなか出来ない。
これは良いとか悪いとか言っているのではなく、適性が合っていない、向いてないということだと思うんです。
もしもスタッフがシングルタスクで良いよっていうなら、低価格焼肉店や回転鮨チェーンみたいに業態自体を変えなきゃいけない。
だけどラーメン屋さんのようにわりと規模の小さい店舗だと、そこまで業務分担を細分化しづらいと思うんですよね。 ホール担当はざっくりホール担当だし、そこで人数を増やしても、誰がどれだけ業務をこなしているか見えづらいので、���外効率化しなかったりするんです。
えーと、いろいろ書いてしまいましたが結論としては、当面の間は今のような状況が続いて飲食店の人員は増えにくいと思います。
14 notes · View notes
dropoutsurf · 3 months ago
Quote
ダークパターンの分類
ダークパターン - 人を欺くデザインの手口と対策 | Accessible & Usable
ブリヌル氏は「実用向きで、しっかりとした根拠をもとに作られている (P.93)」ものとして、Arunesh Mathur 一派の2019年の論文「Dark Patterns at Scale: Findings from a Crawl of 11K Shopping Websites」による分類法を紹介しています。
Sneaking (こっそり型)
Urgency (緊急型)
Misdirection (誘��型)
Social proof (社会的証明型)
Scarcity (希少性型)
Obstruction (妨害型)
Forced Action (強制型)
この分類法は「主に EC (電子商取引) 向けではあるものの、広く捉えればあらゆる UX のカテゴリ分けに適用できる、非常に柔軟な分類法である (P.94)」としています。
「ディセプティブパターンの分類はすでに決まりきっていて、これ以上種類が増えることはないと考えてしまいがちだが、現実には、人間の巧妙さと搾取的な行動に限界はない (P.94)」とも述べており、「万能な分類法が存在しない (P.95)」としています。実際、本記事執筆時点で「Deceptive Patterns」サイトの「Types of deceptive pattern」を見てみると、上記の分類法とは異なるアプローチを紹介。
・比較防止 機能と価格が複雑に組み合わされていたり、重要な情報が見つけにくいため、ユーザーは製品を比較するのに苦労しています。
・ 恥をかくことを確認する ユーザーは感情的に操作され、他の方法ではやらないようなことをするようになります。
・ 偽装広告 ユーザーはインターフェイス要素またはネイティブ コンテンツをクリックしていると誤って信じますが、実際にはそれは偽装された広告です。
・ 偽の希少性 ユーザーは、供給が限られている、または人気があるという偽の表示が表示されるため、アクションを完了するよう圧力をかけられます。
・ 偽の社会的証明 ユーザーは、偽のレビュー、体験談、アクティビティ メッセージが表示されたため、製品が実際よりも人気がある、または信頼できると誤解させられます。
・ 偽りの緊急性 偽の時間制限が提示されるため、ユーザーはアクションを完了するよう圧力をかけられます。
・ 強制的な行動 ユーザーは何かをしたいと思っていますが、その代わりに別の望ましくないことをする必要があります。
・ キャンセルしにくい ユーザーは、サインアップまたは購読するのは簡単ですが、キャンセルしたい場合は非常に難しいと感じます。
・ 隠れたコスト ユーザーは宣伝された低価格に惹���れます。時間と労力を費やした後、レジに到達したときに予期せぬ手数料や手数料を発見します。
・ 非表示のサブスクリプション ユーザーは、明確な開示や明示的な同意なしに、無意識のうちに定期的なサブスクリプションまたは支払いプランに登録されています。
・ 小言 ユーザーは何かを行おうとしますが、自分にとって最善ではない可能性のある別のことを実行する要求によってしつこく中断されます。
・ 障害物 ユーザーは障壁やハードルに直面しており、タスクを完了したり情報にアクセスしたりすることが困難になります。
・ 事前選択 ユーザーには、意思決定に影響を与えるために、すでに選択されているデフォルトのオプションが表示されます。
・ こっそり 関連情報が隠蔽されたり、提示が遅れたりするため、ユーザーは虚偽の取引に引き込まれます。
・ トリック文言 紛らわしい、または誤解を招く表現の表示により、ユーザーは誤解されて行動を起こします。
・ 視覚的干渉 ユーザーは、情報がページ上に明確かつ予測可能な方法で表示されることを期待していますが、情報は隠されたり、隠されたり、偽装されたりします。
---
ユーザーの認知特性に付け込むダークパターン
・知覚的脆弱性を利用する : 読みにくい (小さい、薄い) 文字で肝心な情報を知覚しにくくする。
・理解力の脆弱性を利用する : 読解や数的思考の負荷を高めるような複雑な表現を用いる。 ユーザーの効率的な情報取得行動 (飛ばし読み、スキャニング) を逆手に取って肝心な情報を目につきにくくしたり、見出しラベルを紛らわしい表現にする。
・意思決定の脆弱性を利用する : 認知バイアス (デフォルト効果、アンカリング効果、フレーミング効果、社会的証明、希少性効果、サンクコストの誤謬、返報性の原理) を逆手に取ってユーザーの意思決定を操る。
・思い込みを利用する : ユーザーがシステムの UI に対して抱くメンタルモデルを逆手に取って、誤操作に導く。
・消耗させプレッシャーを与える : 工程を複雑にして解約などを面倒にする。 時間制限を設けて冷静な検討や判断を妨げる。
・感情的脆弱性を利用する : 羞恥心や罪悪感を刺激するような表現で、ユーザーの意思決定を操る。
---
ダークパターンと「法の遅れ (Law Lag)」( 水野祐 弁護士) 欧州および米国におけるダークパターンに関する法規制
EU における 「不公正取引行為指令 (UCPD)」 「一般データ保護規則 (GDPR)」 「消費者権利指令 (CRD)」、 米国における「米国連邦取引委員会法 (FTC 法)」
---
Tumblr media Tumblr media Tumblr media
---
買い物,買い物体験,顧客体験,ショッピングカート,shopfy,EC,amazon,楽天,広告,バナー,ユーザビリティ,リスティング,ステマ,ステルスマーケティング,インフルエンサー,認知心理学,法務,消費者庁,経済産業省,アンチパターン,短期利益,中国,韓国,途上国,
18 notes · View notes
kijitora3 · 5 months ago
Text
まだやってんのかよ 定年延長自体は、個人の能力と情勢次第でありうる話 それをわざわざ「安倍さんが恣意的に法的解釈を捻じ曲げてお気に入りの検事総長の定年を伸ばして森友、加計学園に関する起訴を避けた」という、サヨク妄想にこじつけて、死後も執拗に安倍氏を攻撃し続けるこの病的な執着心は、サヨクの異常性、カルト性を象徴している 第一、森友も加計学園も何の問題もないことは何回も何回も各人の証言で語られ、検察も嫌疑なしで不起訴にしているにも関わらず、執拗に「疑惑は深まった」として無実の人間に罪を着せようとするこの粘着ぶり
 世の中の一人の人間を抹殺しようとして、「〇〇は殺人を犯した疑いがある!!」と捏造を始めたとする 当然〇〇側は「そんな事実はない」と抗弁する しかし捏造側は最初から嘘を言っているので、抗弁を一切受け付けず「こういう疑いも否定できない」「こちらも疑わしい」と捏造を重ねる 論理の基礎中の基礎として、ある事象が存在することを証明するには、その存在を主張する側が立証するしかない 逆にその事象が存在しないことを立証しようとしても、いくらでも捏造でもいいから新たな疑惑を主張されれば、それに全て抗弁しなければならないが、そもそもそうすることで事象の不存在は証明できない 疑いの提起は無限に可能だからだ だから事象の不存在の証明は「悪魔の証明」と言われ、立証不可能なのだ
 だから、犯罪事実の存在の立証責任は文明国では検察官が負う 弁護側は、検察の立証ができていないことを主張して裁判で戦い、その結果検察による犯罪事実の存在の立証が不完全だと裁判官が判断すると、無罪判決になる これは法の支配の原則中の原則だ これを無視すると、中国やロシアのように、誰にでも罪を着せて気に食わない者を抹殺できる暗黒国家になる
 日本の闇は、この立証責任を理解しているはずの法曹資格をもっている国会議員が多数いるにも拘らず、森友、加計学園で犯罪事実の存在を主張するサヨク、野党側は「疑いがある!!」と繰り返すばかりで、いくら抗弁しても「ますます疑惑は深まった!!!」「こういう疑惑もある!!」を繰り返したことだ 事象の不存在を立証するのは不可能なのを知ったうえで、疑惑を捏造するためにマスゴミとともに悪魔の証明を安倍さん側に押し付け続けているのだ 
 立証責任を知らない阿呆と、阿呆のマスゴミを、法曹資格をもっている野党議員やサヨク弁護士を中心にして存在しない疑惑をあると捏造する��りを執拗に続けているのが、このニュースだ サヨクの異常性をこれ以上明確に示す事例はない 
24 notes · View notes
copyoffice · 1 year ago
Quote
5社の就職試験を受け、なんと5社すべてから内定をいただきました。 誰にでもできるシンプルな作戦ではあるのですが、実際にやるとなると��こし大変かもしれません。けれど、どうしてもコピーライターになりたかった私は、自分が編み出したこの方法を実践することで、内定がもらえるだろうという自信のようなものがありました。なぜならその方法は、日本中の誰も(きっと)やったことがない方法だと思っていたからです。 ということでさっそく、その手の内を明かしますね。こたえは簡単。 「写経」です。 わかりますでしょうか? 一般的にはお坊さんがお経をひたすら写し取る作業のことを指しますよね? コピーライターの場合もほぼ同じ意味です。「過去の(名作とい���れる)コピーを手で書き写すこと」。これだけです。本当にこれだけのことを行うだけで、試験を受けたすべての会社から内定をもらうことができました。 ちなみにこの写経、コピーライターを志す人や、若いコピーライターなら、経験済みという人も多いと思いますし、上司から「やれ」と言われることもありますよね。それほど“ベタ”な方法なわけです。それでもこの方法で内定がもらえると自信があったのは、人とはちがうやり方を発見したからです。 前置きが長くなってしまいましたが、さっそく具体的な方法をお伝えします。 それは“圧倒的な量”をこなすことです。 あまりにも単純でしょうか? がっかりしたでしょうか? すみません… けれどもなぜわたしが、そんなサルでも思いつくような方法を実践しようと思ったのか。その経緯も説明しておきますね。 わたしは当時、宣伝会議が主催する『コピーライター養成講座』に通っていました。 (…) さまざまな講師の方に、“定点観測をするように”、尋ねました。 「コピーライターになるために今やっておいたほうがいいいちばんの練習ってなんですか?」 シンプルな質問です。答えの中でもっとも多かったのが、さきほど紹介した「写経」だったのです。さらに偶然なのですが、当時読んだ広告業界への就職に関するの書籍の中で、ある人がこう言っていました。「コピー年鑑の1年分のすべての文字を書き写しました」。 よし、これだ! 未経験のじぶんがコピーライターになるための方法はこれしかない! そのときそう思ったんです。 けれど1年分じゃその人の真似で終わってしまいます。倍の2年分にしようか? いやいや、それだとインパクトは弱いかな…。思いきって5年分! うーん…中途半端? ということで結論、 10年分のコピー年鑑を写経しました。 これがわたし流の、すべての会社から内定をゲットした方法です。 さて、やるべきことは決めたものの、そのためにはコピー年鑑を入手しないといけません。ご存知の方も多いと思いますが、コピー年鑑といえば1冊約2万円!もする高額書籍です。若かったジブンが簡単に購入できる書籍ではありません。そこで近所の図書館を何件かはしごして、10年分を手元に入手しました。10冊すべてを自宅のデスクに積み上げると壮観でしたが、これ���すべて写すのかと思うと、果てしない道のりにも感じました。 (…) さて、準備が整いました。コピー年鑑は最初から写していきます。TCC賞、審査委員賞、部門別コピー、新人賞という流れだったかと思います(現在の年鑑では新人賞が前の方に来ていますね)。とくに新人賞の受賞者は年齢や作品が大きく取り上げられていたので、勝手にライバル視していました。 また、ひとつの広告に絞ると、キャッチコピー⇒リードコピー⇒ボディコピー⇒そして小さな文字で書かれた注釈まですべてを写します。肉眼で見えない部分は、“100均”で購入した虫眼鏡を使って読み取りました。コピーの良し悪しなんて当時はまったくわかりません。それでもコピー年鑑に掲載されている時点ですべてお手本だと思ってひたすら作業を続けました。 (…) 写経の過程でたくさんの発見もありました。コピーを写すことでいいとされるコピーを知識として知ったということはもちろんですが、それ以外にも、毎年掲載されているコピーライターの名前は嫌でも覚えます。また、その人の文体までなんとなくわかってきます。細かい点でいうと、「ボディコピーってこれくらいの長さが一般的なんだな」など、そういった感覚もついてきます。10年分を通して見ると、じつは毎年同じような作品が掲載されていることも知りました。そのため作業に飽きてしまう日もありましたが、言葉を変えれば“飽きるほどやる”ということは、覚えてしまったということでもあありますよね。とにかくとても大切な経験だったと思っています。 さて、作業自体は楽しかったのですが、困ったこともありました。朝から晩まで写経を続けていると、8時間くらい経過したところで、目の前がチカチカして、軽い眩暈のような状態になるんです。遠近感がつかめず、立ち眩みがするのです。心ではもっと書きたいと思うのですが、その症状が発症したら作業は終了と決めました。1日約8時間。1冊を写し終えるのに5日くらいかかっていたと思います。 10年分を3か月で写経完了! 写経したコピーが書かれたプロジェクトペーパーは、さきほども言ったようにパンチ穴をあけて、リングファイルのいちばん背幅が厚いものに綴じていきます。10年分ですから相当の厚さになります。重量も5kgくらいはあったでしょうか。 ちょうどその頃、養成講座も修了するタイミングでしたので、就職活動も開始しました。養成講座の受講生だけが見られる求人票や、マスメディアンのサービスを利用しました。当時は地方在住だったため、面接のためには上京の必要がありました。交通費をなるべく抑えたかったので、なるべく面接は1日にまとめるようにして、その結果、5社を1日で受けられるようにスケジュールを組みました。 ※書類選考は半分ほどの割合で通過しました。 “写経ファイル”は、キャリーバッグに入れないと持ち運びができないほどの大きさにふくれあがっていました。ですが、面接で毎回そのファイル���見てもらうと、必ずといっていいほどウケます。若干ひかれていたかもしれません。「なにそれ?」「こんなヤツ初めて見た」「誰もやったことないんじゃない?」「うちで決めちゃえば?」などなど…。手ごたえを感じるたくさんの言葉をいただくことができました。 未経験者がコピーライターという肩書きを手に入れるためには、どうすればいいのか。内定から逆算して行動できたことがよかったと思います。元々、学生時代に行った就職活動もけっこう好きでした。いろんな会社にタダで葉入れて、話が聞ける。そしてもちろんたくさん落ちました。そんななかで自分をアピールする方法を考えないといけないということも学びました。 どうすれば、「人と差別化できて」「インパクトを残せて」「いっしょに働いてみたい」と思ってもらえるか。 そういった視点で準備をすることが重要です。しょせん私自身は、実際としては“経験ゼロの若造”なわけですから。それでも「おもしろいヤツだな」と思っていただけると、次のステップに進めるのではないかと考えていました。結果としてすべての会社から内定をいただくことができましたが、正直そこまでの結果は予想していませんでしたけど。 この方法を実践すれば、すべての会社とは言わないまでも、ある程度の確率でいいところまで行けるのではないでしょうか。もちろんもっと楽でスマートな方法もあるかもしれません。でも、本当にかなえたい夢のためなら、努力はできると思います。逆に、これくらいの努力ができないのであれば、あなたはあまりコピーライターには向いていないかもしれません。 ちなみにわたしの場合は、電通や博報堂に入社することよりも、コピーライターになる方が重要でした。 結果として10年以上がたった今も、毎日楽しく働くことができていますし、「会社行くの嫌だなぁ」と思ったことは一度もありません!
未経験でコピーライターの内定を“確実にもらう”方法(実証済み!)|ai0167
91 notes · View notes
eldstorm · 4 months ago
Text
うまく騙されないように、人の思考のクセを知っておこう。
コミュニケーション
Tumblr media
ブログ:安達裕哉の記事一覧
Twitter:安達裕哉(Books&Apps)
著作:頭のいい人が話す前に考えていること(ダイヤモンド社)
人には、どの人にもある「思考のクセ」が存在しています。
そうしたクセは、普段あまり意識されることはありませんが、「知っている」人は、それを良くも悪くも「実態を隠す技術」や「他人を操作する技術」として使うことがあります。
例えば、「アンカー効果」として知られている思考のクセがあります。
これは「予測を立てる直前に見た数字をアンカー(よりどころ)にしやすい」という傾向です。
当然これは、金儲けにも利用できます。
数年前、アイオワ州スーシ��ィーのスーパーマーケットがキャンベル・スープのセールを行い、定価から約一〇%引きで販売した。数日間は「お一人様12個まで」の張り紙が出され、残り数日間は「お一人何個でもどうぞ」の張り紙に変わった。 すると、制限されていた日の平均購入数は七缶で、制限なしの日の二倍に達したのである。
このように、心理に関する知識は、成果を大きく左右することもあります。
では、このような「思考のクセ」。
他にどのようなものがあるのでしょうか。
1.直感で信じたものを覆すことはほとんどない。
言い換えれば、「第一印象で決まる」。
例えば、採用面接で面接官は
「最初の数分で得た、候補者への印象を検証するために、残りの殆どの時間を使う」
と言われています。(採用ミスはこうして起きます。)
第一印象が良ければ「採用するための質問をする」
悪ければ「落とすための質問をする」のが面接官です。
逆に言えば、候補者側は「とにかく第一印象を重要にせよ」というアドバイスに従う必要があるということです。
これは「文章」にも当てはまります。
例えば、人物描写をするときに、その人の特徴を示す言葉の並び順は適当に決めてはいけません。
明るい 素直 けち
と書くほうが、
けち 明るい 素直
と書くよりも、良い印象となります。
2.ベストケースしか想定しない
将来予測をするとき、人は「最もうまくいくケース」しか考えません。
しかし、実験によれば、99%の確率で終わると宣言した時間で実際にタスクを終わらせる人間は45%のみです。
これは「ホフスタッターの法則」と呼ばれ、コストを過小評価し、便益を過大評価する人間の思考の癖です。
稲盛和夫は「悲観的に計画し、楽観的に実行せよ」と述べましたが、経験的にこれを知っていたのでしょう。
3.人は独自性を誇張する傾向にある
「うちは特別だからね」という話をどの会社でも聞きます。
しかし実際にそれが特別であるケースは少なく、仮に違っていたとしても、その差はわずかに過ぎないのです。
むしろ、独自性バイアスは、必要以上のコストを掛けて、自分たちの独自性を守ろうとしますから、組織に不利益をもたらします。
むしろ「独自性を誇張しない人のほうが独自性がある」と認識すべきです。
4.物語VSデータは、物語が勝つ
人は物語が大好きなので、プレゼンテーション資料も、報告書も、物語性のあるものが好まれます。
これだけなら良いのですが、物語のできが良すぎると、人間はデータを見なくなります。
場合によっては、「データが少ないほど、物語としての辻褄が合いやすい」ので、データを排除しようとする人もいるくらいです。
ストーリーの出来で重要なのは情報の整合性であって、完全性ではない。むしろ手元に少し��か情報がないときのほうが、うまいことすべての情報を筋書き通りにはめ込むことができる。
賢くあろうとすれば、自分に有利なデータではなく、自分に不利なデータも集めなければなりません。
そうして初めて「物語」に騙されずに済みます。
5.確率を理解できない人は多い
まず、次の文章を読んでください。
リンダは三一歳の独身女性。外交的でたいへん聡明である。専攻は哲学だった。学生時代には、差別や社会正義の問題に強い関心を持っていた。また、反核運動に参加したこともある。
では、次の質問に答えてほしい
リンダは銀行員か、それともフェミニスト運動に熱心な銀行員か、どちらだと思いますか
聡明な人であれば、当然前者を選択するでしょう。
しかし、多くの人は後者を選択します。
複数の主要大学の学部生を対象に実験を行ったところ、八五~九〇%が、確率の論理に反して二番目の選択肢を選んだのである。しかも呆れたことに、この連中はとんと恥じる様子がなかった。 あるとき自分のクラスで「君たちは、初歩的な論理ルールに反していることに気づかなかったのかね」と怒ってみせたところ、大教室の後ろのほうで、誰かが「それが何か?」と言い放ったものである。
確率は説得の材料として、全く役に立たない事がよく分かります。
6.心配が多かったり、忙しすぎると、頭が悪くなる
多くの心理学研究によれば、自分を律することと、注意深く頭を使うことは、どちらも等しく、脳に負荷をかける行為です。
したがって、認知の負荷が高くなると、誘惑に負ける可能性が高いのです。
認知的に忙しい状態では、利己的な選択をしやすく、挑発的な言葉遣いをしやすく、社会的な状況について表面的な判断をしやすいことも確かめられている
このため、例えばある行為の結果について心配しすぎると、実際に出来が悪くなることも多いのです。
常に忙しく、給料も安い「ブラックな職場」では、利己的で、口が悪く、思慮の浅い人が増えてしまう。
ですから、これはもはや「社会悪」と呼んでも良いのではないかと思います。
7.好き嫌いで決まる
多くの人は
「それが好きな場合は、メリットばかり思い出す。」
「嫌いな場合は、リスクばかり思い出す。」傾向にあります。
スロビックのチームは感情ヒューリスティックのメカニズムを調べる実験を行い、水道水へのフッ素添加、化学プラント、食品防腐剤、自動車などさまざまな技術について個人的な好き嫌いを言ってもらったうえで、それぞれのメリットすると、二つの答はあり得ないほど高い負の相関を示した。すなわち、ある技術に好感を抱いている場合はメリットを高く評価し、リスクはほとんど顧慮しない。逆にある技術���きらいな場合はリスクを強調し、メリット��ほとんど思い浮かばない。
したがって、物事を通しやすくするには、あれこれ論理を組み立てるよりも、「好かれる人」になることが最も簡単です。
SNSを見れば、多くの人は、あれこれ理由をつけて主張をします。
「ワクチンが〜」
「フェミニズムが〜」
「子育てが〜」
「社会保障が〜」
でも、一皮むけば、
肯定的な意見は、「それが好き」。
否定的な意見は、「それが嫌い」。
そう覚えておいて、ほぼ間違いありません。
8.人は慎重に考えるよりも早く一つに決めたい
いくつもの選択肢を並行して考えることは、認知的な負荷が高い状態です。
認知的な負荷が高い状態は疲れますから、仮に選択が間違っていたとしても「早く決めて楽になりたい」と、思うのです。
これを「コミットメントの錯誤」と言います。
「たまたまモデルルームを見に行ったら、そこで買ってしまったよ」
と言う発言は、コミットメントの錯誤の典型であり、家や保険など、選択肢が無数にあり、かつ高額な買いものが、想像よりはるかに簡単に行われているのは、そのためです。
なお余談ですが、人には「自分が持っているものを高く評価する」という思考のクセ(保有効果)があり、高い買い物をしたとしても、後悔することはめったにありません。
「買わせてしまえばこっちのもの」と思っている営業マンは少なくないでしょう。
9.簡単にわかるものが好かれる
認知が容易なものほど好かれます。
例えば、見やすい表示、以前に聞かされたことのあるアイデア、見覚えのあるマーク。
こういったものは認識がしやすいため、それだけで「好ましい」と感じられます。
Tumblr media
(出典:ダニエル・カーネマン ファスト&スロー)
また、機嫌がいいときや、体調のいいときには、「好ましい」と評価することが多くなりますから、上司の機嫌を見て、何かを提案するのは正しい行動です。
ただし、これは極端な話、「内容を問わない」という事でもあります。
「鶏の体温」という表現を繰り返し示された人は、「鶏の体温は四四度である(もっともらしい数字なら何でもよい)」という文章が出てきたときに、正しいと判断しやすい。 文章の一部になじんでいるだけで、全体に見覚えがあると感じ、真実だと考えるからだ。ある発言や文章の情報源を思い出せず、手持ちの情報とも関連づけられないとき、あなたはつい認知しやすさを手がかりにすることになる。
注意をしないと、「何度も見せられている」と言うだけで、それを真実だと信じてしまうかもしれません。
10.自分の頑張りには甘い評価をつける
チームで仕事をする場合、自分のほうが他のメンバーよりがんばっており、他のメンバーの貢献度は自分より小さいと考えがちです。
例えば、各自がチームに対して、どの程度の貢献をしているかを百分率で表してもらうと、チーム内のメンバーの数値の総和は100%を超えてしまいます。
あなたはもしかすると、自分に配分された報奨以上の貢献をしたのかもしれない。だがあなたがそう感じているときは、チームのメンバー全員も同じ思いをしている可能性が高い。このことは、誰もが肝に銘じておくべきである。
これは、性格的な要因はごく小さく、誰でも同じような傾向を示します。
なぜかと言えば、「自分の貢献が一番思い出しやすく」かつ「思い出せないものより思い出せるものの方が強力な説得力を持つから」です。
投票を呼び掛ける活動は、投票日直前にやるほうが強力、という、ごく当たり前の話ではありますが。
これを利用可能性ヒューリスティックスと言います。
人事評価は自己申告を基にしてはなりません。
大抵の場合、過剰評価となってしまいます。
15 notes · View notes
yoga-onion · 11 months ago
Text
Tumblr media
[Image above: Haku, the river god, the Studio Ghibli, Spirited Away]
Legends of the humanoids
Intro
Lately, I've been into qigong exercises. This is because during the winter months, the whole body gets cold - muscles, ligaments and even internal organs - and I find that qigong, which stretches with more help of breathing and gravity, is safer than yoga stretching.
There are many common movements in the ancient Indian tradition of yoga, as well as in the ancient Chinese traditions of qigong and tai chi, and those who have been pursuing yoga for many years, or vice versa, may find it easier to switch between the two. And it seems possible that originally it was the same method that humans learnt from higher beings thousands or tens of thousands of years ago.
Common to both is that many of the forms are named after and imitate animals, mountains, flowers and other creatures in nature, such as trees. Not only that, but even in kung fu, karate and other martial arts, ancient people must have worshipped and respected the Nature and non-human creatures far more than modern people, as they compared them to animals and other forms of nature when they performed miracle-class strength.
Of more interest in ancient folklore are humanoids, including human-animal hybrids and human-animal chimeras, as well as cryptids, which are animals that they believe may exist somewhere in the wild. Why are there so many humanoids being talked about, not only in myth and folklore, but also in S.F. and fantasy novels?
Let's take a look at some of the most enigmatic and legendary creatures whose current existence is either scientifically questionable or unfounded.
[Image below: Sphinx, a mythical creature with the head of a human and the body of a lion]
Tumblr media
伝説のヒューマノイドたち
はじめに
最近、すっかり気功にハマっている。というのも、冬場は筋膜、筋肉、靭帯、内臓まで全身が冷えるので、呼吸と重力の力をもっと借りてストレッチする気功は、ヨガのストレッチよりも安全だと感じるからだ。
古代インドの伝統であるヨガにも、古代中国の伝統である気功や太極拳にも、共通する動きがたくさんあり、長年ヨガを追求してきた人、あるいはその逆の人たちは、両者の切り替えが楽だと感じるかもしれない。そして、もともとは人類が何千年、何万年も前に高次の存在から学んだのと同じ方法だった可能性もありそうだ。
両者に共通するのは、型の多くが動物、昆虫、山、花や木など自然界に存在するその他の生物の名称が付いており、模倣されていることだ。それだけでなく、カンフーや空手などの武道においても、古代の人々は奇跡的な強さを発揮する際に動物や自然界の姿に例えるなど、現代人よりもはるかに自然や人間以外の生き物を崇拝し、尊敬していたに違いない。
古代からの伝承において、もっと興味深いのは、ヒトと動物のハイブリッドや、ヒトと動物のキメラを含むヒューマノイド、また野生のどこかに存在するかもしれないと信じている動物である未確認生物などの存在だ。神話や民間伝承だけでなく、S.F.やファンタジーの世界でも、なぜこれほど多くのヒューマノイドが語り継がれているのか?
ここでは、現在のところ科学的にその存在が疑問視されているか、あるいは根拠がない、最も謎めいた伝説上の生物をいくつか見てみよう。
111 notes · View notes
kennak · 4 months ago
Quote
スティク掃除機を初めて買おうとしているそこのお前 そう、お前だ マキタだのダイソンだなんだのスティック掃除機の有名どこのポジキャンされて、深く考えずダサくて古臭いキャニスター(コンセント繋ぐゴロゴローって転がす掃除機のこと)から買い換えようとしているそこのお前 1分でいい 時間をくれ そう長くはかからない スティック掃除機のことをもう少し知って欲しい ①バッテリー いいか スティック掃除機はほとんどが充電式だ 充電式ということはスマホと一緒でリチウムイオンバッテリーが中に入っていて、当然バッテリーは寿命が来る 毎日フルで使ってざっくり2年、ダイソンなら3年計算だ そうなった時のバッテリー交換代金は バッテリーが着脱できるものなら8000〜12000円 できなければ16000〜だ みんな大好き吸引力めちゃ強ダイソンも当然そう 5万ぐらいの安いモデルは一体型バッテリーだから16000円〜のコストがかかるし 着脱式はそもそもクリーナー本体が8万ぐらいする アレはかかるコストを必要経費として割り切れる富裕層向けのクリーナーだ お前は庶民か?じゃあやめておけ こんなことジャパネットは教えてくれなかっただろう この時点で「エッ!?」ってなった奴 いるか? いるなら諦めて大人しくキャニスター式(ゴロゴロ引っ張るやつ)を使い続けろ ただしシャークとかなら4000円だ 持ち手太くても平気ならシャーク買えばこの問題は回避できる こだわり無いならシャークを買え ダストボックスめちゃくちゃ小さいけど ②吸引力 冷静に考えて欲しい コンセントから半永久的に給電できるキャニスター式(ゴロゴロ)用に使われるモーターと バッテリーから限られた給電しかされないモーター どっちの方が強力なモーターを使えると思う? 当然キャニスター式だ 吸引力を数値化すると キャニスターの紙パック式で500〜600w サイクロンで300wぐらいある だがスティック式だと そもそも吸引力を非公開にしているメーカーが多い 何故なら弱いから 「ウチは強い!」って言ってるメーカーでも強モードで120wぐらいだ しかも使用時間は8分 どう足掻いても半分以下になる吸引力に耐えられるか?今まで一発で据えていたゴミに悪戦苦闘する生活にイライラしないか?するならお前も脱落だ 大人しくキャニスターを使え それとな 強モードは8分なら標準ならもっとできると思うだろう?それは事実だ でもな 強モードで120wなんだから標準ならもっと吸引力下��るわけよ それで全部綺麗に掃除できるか?できるやつはそれで良い できないなら諦めろ  スティックタイプクリーナーは選ばれし者しか使えねえんだ ③じゃあなんでこんなに売れてるんだよ ①と②を読んで買う気が失せたお前らの中には「でもじゃあ………なんでみんなこんなに持て囃すんだよ!」と逆ギレをかましている奴もいるかもしれない  よし お前は素晴らしい 疑問を持つことこそ成長への重要な一歩だ どうかそのまま悩み続けろ 安易に言葉を求めて陰謀論にハマるなよ 答えは「手軽だから」だ いいか 考えてみろ キャニスター式のデザインは基本ダサい。 それはそもそも押入れ等に収納するのが前提で作られているからだ。 お前が掃除機を使う時 お前は押入れからゴロゴロと掃除機を引っ張り出し コンセントにさしてスイッチを入れ 別の部屋に移動する際ボディをゴンゴンと壁に当てながらコンセントの赤い線を無視してギリギリまで引っ張りながら掃除をするだろう。 それが階段なら?考えるだけでウンザリするな。 じゃあポテチのカスをカーペットにぶちまけた時は?たったそれだけの為に掃除機をゴロゴロと?最悪だな。 だがスティック式は違う。 そもそもスティックが部屋に置く前提で作られているから基本見栄えがいい。 部屋に置いておいて 使う時にさっと手にとってスイッチを押すだけで良い。 そう、「掃除に対するハードルが下がる」んだ。 掃除する時の「押入れから取り出し」「コンセントを差し」「電源コードが伸びるギリギリを攻め」「ゴンゴン家とボディを傷つけながら掃除」というストレス源が消えるんだ。 ただでさえストレスフルで時間がない現代、みんなそんなことにストレスを抱えたく無いんだ。 分かったか? ここまで読んでくれてありがとうな。 これでお前が買おうとしているものがなんなのかなんとなく分かってもらえたと思う。 何事にも向き不向きがあるんだ。 流行り廃りに流されず、お前に合う掃除機を使ってくれ。 それじゃあ。
初めてスティック掃除機を買う前に知っておけ
42 notes · View notes
akerumade · 7 months ago
Video
tumblr
「書いたらその社は終わり」-民主党・松本龍元復興相の政権圧力と関連報道まとめ
*
ホントの「言論弾圧」とは 松本龍復興担当大臣(部落解放同盟元副委員長)がマスコミを恫喝した 「書いたらその社は終りだからな!」みたいな発言ですよ。
実際、あの時、大手マスコミはビビって報道しなかった。 東北放送が報道してから各社が追随した。 (https://twitter.com/tolucky7797/status/614798302219911168)
松本龍と言えば部落解放同盟だけど、 長きに渡り、日本のマスメディアの報道に対して 圧力をかけ続けて来たのが、部落解放同盟と朝鮮総連。 (https://twitter.com/WBJPPP/status/584963137918468096)
*
◇『書いたらその社は終わり』発言までの経緯
松本復興相、岩手・宮城両知事にきわどい発言連発
 松本龍復興担当相は3日、東日本大震災の被災地である岩手・宮城両県を訪ね、両県知事と会談した。前日の福島県に続く就任後初めての被災地訪問だが、被災者の感情を逆なでしかねない発言を連発した。週明けの国会で野党が追及する可能性もある。
朝日新聞 2011年7月3日 (http://www.asahi.com/special/10005/TKY201107030246.html)
~~~
※「圧力」発言問題をいち早く報じた「宮城TBC東北放送」報道を参考に
▽動画
松本復興相「書いたらその社は終わりだから」 (http://www.nicovideo.jp/watch/sm14920422) ※冒頭の動画はこれを切り取ったものです。
▽書き起こし+α
『松本龍復興相が(宮城県)知事を叱責』(TBC東北放送)
──松本龍復興担当大臣が就任後初めて、今日、宮城県庁を訪れましたが、村井知事が出迎えなかったことに腹を立て、知事を叱責しました。
──宮城県庁を訪れた松本龍復興担当大臣。村井知事が出迎えなかったことで顔色が変わります。
松本龍「(村井知事が)先にいるのが筋だよな」(※隣の関係者に)
──数分後、笑顔であらわれた村井知事が握手を求めようとしますが、これを拒否。応接室に緊張が走ります。
──そして、要望書を受け取ると、松本大臣が語気を強めて自らの考えを伝えます。
松本龍 「(水産特区は)県でコンセンサスを得ろよ  そうしないと我々何もしないぞ。ちゃんとやれ」
「今、(知事を指さしながら)あとから自分、入ってきたけど、  お客さんが入って来るときは  自分が入ってきてからお客さんを呼べ、いいか?」
「長幼の序がわかっている自衛隊ならやるぞ」  ※村井義弘知事は元自衛官。
「わかった?」(身を乗り出し同意を強要)
「しっかりやれよ」
「今のはオフレコです。書いたらその社は終わりだから」
「(※マスコミ含め一同、愛想笑い)」
――松本大臣のこの言動は波紋を呼びそうです。
Tumblr media
◇各紙報道
7:名無しさん@涙目です。(関西地方):2011/07/04(月) 01:27:51.73 ID:gH09vvx90 松本発言の各社関連記事一覧 新聞社ごとのスタンスを確認してみましょう。
読売新聞 復興相「知恵出さない奴は助けない…つもりで」 (http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110703-OYT1T00630.htm)
朝日新聞 松本復興相、岩手・宮城両知事にきわどい発言連発 (http://www.asahi.com/politics/update/0703/TKY201107030246.html)
毎日新聞 松本復興担当相:岩手、宮城知事と会談「復興は知恵合戦」 (http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110704k0000m040101000c.html)
日経新聞 松本復興相「突き放すことも」 被災地知事に相次ぎ注文 (http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819481E2E1E2E0EA8DE2E1E2E5E0E2E3E38297EAE2E2E2) (http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS03028_T00C11A7PE8000/)
産経新聞 「突き放す時は突き放す」 復興相が被災地知事に注文 (http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110704/plc11070400030000-n1.htm)
共同通信 知恵出さなければ助けない 復興相、被災地に厳しい注文 (http://www.47news.jp/CN/201107/CN2011070301000727.html)
~~~
※日経以外の記事は公式配信サイトから削除されており、各紙の論調を比較することはできませんが、タイトルを見るに、『共同通信』配信の引用或いは焼き直し程度の内容だったと思われます。
以前、政府が提言・検討を重ねている「放送アーカイブ構想」に対し、主に毎日新聞から『公権力によるメディア監視。事後検閲、報道圧力につながる』といったトチ狂った批判がなされ話題になっていましたが、ネット配信記事のアーカイブも考えて欲しいところです。
▽関連
旧英字版「waiwai」コラムでおなじみの 毎日新聞社「放送アーカイブ構想は報道圧力になりかねません」 Togetterまとめ 2015年7月6日 (https://togetter.com/li/843672)
国立国会図書館が“テレビ・ラジオ番組を全て録画・録音・保存”『放送アーカイブ』構想 ⇒ 毎日新聞取締役「報道の自由を脅かす、報道圧力になりかねない」 正義の見方 2015年7月7日 (http://www.honmotakeshi.com/archives/45459834.html)
▽参考(国境なき記者団「報道の自由度ランキング」)
Tumblr media
32 notes · View notes
kaoriof · 1 day ago
Text
溢れる感情に耐えられず傘を捨てて走りに走った。好きな人が私の目を見て発する言葉すべての響きとそのやさしい眼差しと細い睫毛と照れるときに伏し目になる癖とかその一切を心に封じて忘れたくなくて何度も頭の中で繰り返した。好きだ、好きだ、好きだ。わたしは君が好きだ。どんどんと激しさを増す雨はひたすら冷たいのに身体だけが熱くなっていくのを感じながら、それでも走り続けた。鞄の重さとか捲れるスカートとか靴擦れの痛みとか通りすがりの人の目とか全部どうでもよかった。なんでも出来る気がした。そう信じて疑わなかった雨の日の14の夜がわたしにもあった。初めて乗った飛行機から見下ろした小さな街の灯りと海の広さと雲の上の世界に胸を躍らせ、天使とか妖精とか永遠とか運命の王子様とかを新品の12色のクーピーで描いては大人に見せて得意げにしていた幼少期がわたしにもあった。異国の地で朱色の民族衣装に身を包んで、爪と唇に紅色を塗って、ヘナを施した手に煌びやかなアクセサリーを付けた。久しぶりに降る雨を喜んで屈託のない笑顔を浮かべて踊る男の人たちを綺麗だと思った。割礼を終えたばかりの男の子の涙の意味を知った。脚首にロープを巻かれたあと逆さに吊るされて目の前でさばかれた羊の生肉を薄いビニール袋に入れて渡された。男の子の手の温度を知った。街���を歩く牛や犬の匂いと流れる川の音。あの頃の私はそのすべてに美しさを見出せていた。汚れるということは、綺麗なことの証明だと思う。赤、オレンジ、黄色、緑、青、紫、カラフルな旗や服で溢れた音楽ライブ。目の前で成人した男のひとと男のひとがキスをしていた。飲み干されたビール缶は臭かった。挙げられた数百ものスマホのスクリーンに映る舞台の光はちゃんときらきらしていた。何にでも名前をつけたがる世界に辞書があるなら片っ端から斜線を引いてって新しいぴかぴかの世界でわたしは自分の書きたいことを書きたい。自分の心の底で光る甘い色をした海を、自分の唇の柔らかさや温度を、身体を駆け巡る血の赤を、これからの未来と築き上げてきた過去を、わたしは誰にも触れさせずに愛したいと思う一人の人間のために取っておいている。でも、本当はそんなの早く壊してほしい。粉々になった「処女のわたし」越しに新しい広い世界を見てみたい。今にも震えて壊れそうで怯えている幼い自分の手を離して、愛する人の手を握りたい。なんてことを考える夜はもうこれで何回目だろうか。なんてことを考える自分の愚かさに何度も救われた。二年前の夏、スーパーマーケットで一枚の五百円玉を差し出して買った花束を片手に持って、一人で電車に乗った。中学の頃に出会った恩師が「時間があれば是非お見舞いに行ってください」と言っていた人の元へ赴く。今考えたら名前も顔も知らない人の元へお見舞いに行くなんて変な話だった。はじめて行く病院の場所を何度もマップで確認しながらメモに取っておいた女性の名前を看護師に伝え、病室を案内してもらった。女性はミャンマーの人だった。花束をあげて、少しお話をした。彼女はわたしの手の甲にキスをしたあと、静かに泣いて何度も抱きしめてくれた。聖典の一章を朗読してくれた。帰り道、傘で顔を隠しながら泣いた。純粋な愛だった。美しいひとときだった。今、彼女が生きているのかそれともその命を引き取ってしまったのか、わたしには分からない。けれども、あんな風に泣ける真っ直ぐな生き方をしたいという想いはずっと変わらない。その日の天気は雨だった。小さい頃から雨が好きだった。雨上がりの世界はなんだか新品な、まっさらな匂いがする。演劇部で初めて音響を担当することになった「虹」というタイトルの演劇では雨の降るシーンがいくつかあった。震える指先でたった一瞬の動作でわたしはちいさなちいさな世界に雨を降らす。辛いことを乗り越えたあとには必ず幸せがやってくるということの例えで、よく雨が降るから虹が見える、って言うじゃないですか。でもそんな例えに騙されて虹をみるために涙を流し続ける人生より、自分で雨の中に虹を描いてしまいたい。12色のクーピーで。受験生の頃、夜、傘を忘れて自転車で濡れながら塾から帰った日があった。どんどん浮き彫りになっていく周りと自分の学力の差に悔しくて、偏差値が低く出た模試はあとでシュレッダーにかけた。三者面談。志望校欄。願書。併願。見飽きた言葉たちに翻弄され、泣いてばかりいた。でも自販機で買うあたたかいココアの程よい甘さとコインランドリーの優しい香りと無数の街灯、ちゃんと減っていくカレンダーの枚数と増えていくばつ印の日付に救われた。ちゃんと受験は終わったし、わたしは高校に入学できたし、もうあれから一年が経つ。十六歳になった日、結婚ができるのだと改めて感じてそわそわした。長いようで早くて、早いようで長かったし、楽しくって悲しかった。そんな風に過ぎていく時間をひとつずつ捕まえて名前を付けたりして愛してあげたいのに、形のないそれらは風みたいにその温度だけ残してどこかまた違うところ、もっと遠いところに行ってしまう。かけがえのない、忘れないと心に誓った記憶ですらもどんどん薄れていくのを痛感するたびに自分が少しずつ死に近付いていっているのを感じてやるせない気持ちになる。かなしいね。かなしいと思えるくらいにはきっと美しい日々をわたしは送ってきたのだと思う。その嬉しさをエネルギーにして、これからも真っ直ぐ生きれたらなあと思う。なりたい人間像がたくさんあって、未来に求めるものが有り余るほどあって、やってみたい仕事も選びきれなくて、それを世間とか大人とか過ぎ去っていく時間は「理想が高い」なんて言うかも知れないけれど、広い世界は泳ぎがいがある。さようならと言うことは悲しいことじゃないし、別にすべきことじゃない。そこで泣けないのは純粋じゃないことの証明にはならない。受け入れてきたものも切り捨ててきたものも今のわたしを構成しているものの一部であって、それだけでわたしたちは経験してきたことに、出会ったものに、本当の意味でさようなら出来なくて、だからわたしは気兼ねなく前を向いて走れる。だいすきな友達と一緒にみた海の波のきらめき。船が海を分けていく音。草木を揺らす風の温もり。春の優しい花の匂い。パラパラと降る雪を見ては笑顔を浮かべて窓から手をのばす同級生たち。突然の豪雨に濡れちゃったと言って教室に並べられた何枚ものセーターと靴下。腹を仰向けにしてすやすやと眠るわたしのことが大好きな野良猫の君。わたしの指先を嗅いでその耳を擦り付ける。彼の毛並みを整える時間が好きだった。絨���みたいに地に張り付いた銀杏の葉と黄色がかったあなたの手のひらを比べては微笑んだ。何枚ものワンピースを着て青い空の下をお気に入りの音楽を聴きながら過ごした。父はいつも愛してるといっておでこにキスをしてくれる。叱られた夜は悪い子になって地元の不良学生が好んで聴いていそうな音楽をわざと繰り返し聴いた。すれ違っては仲直りをした友達。新しい出会いに戸惑って変にこだわりを持つ自分に自惚れて人を傷つけては泣かせてきた。調子に乗って取り返しの効かない大事なものを失って苦しんだ夜もあった。登れそうな木を見つけては登って、自転車で団地の周りを競争して漕いで、ララポートにイケア、コストコが並ぶ街へと続くうねうねした三郷の一本道を何度も渡って欲しいものを買ってもらって、いつも家に帰る前にその包みをこっそり開けたりした。新品の制服をはじめて着たときは受験で落ちたことが思い浮かんで嫌になった。今ではシャツは少し色褪せ、セーターは伸びて、わたしの匂いがする。川のせせらぎの音を聴きながら揺れる木々を眺め、それだけで神様とお話しできた気でいた夏。線香花火をして蟻にとっては雷だねなんて話した。花束を貰って泣いていた先生。正反対の向かい合わせの新宿の駅のホームで手を上げて揺らして交わすバイバイの合図は一瞬で電車にかき消された。こんなに語ってしまった。でもさ、あちこちで平成最後とか言っているから色々考えちゃった。名前があっても無くても変わっても変わらなくても、わたしはわたしの時間を生きていて、それはずっと変わることはないから、わたしは自分の決断をこれからも信じていけたらいい。まあタチの悪いのが今年はいくつかあったけれどまあもう終わったので、きらきら一年生、友達何人出来るかな、みたいな心構えで広い器で程よく頑張れたらと思う。
8 notes · View notes