#純喫茶紅茶
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るんぺんパリ【RunPenParis】
自己紹介 2024年11月4日追記 6116文字】 三重県伊賀市(旧名:上野市)出身 伊賀市(旧名:上野市)に 1976年(3歳)から 1996年(23歳)6月まで住んでいた 1976年以前の記憶と出生は不明 津市にある施設にいたと聞いた覚えがある 三重県亀山市に二つか三つ年上のお兄さんいるらしいが あった事は一度もない 30代の頃に一度だけ電話で話をした 父方に引き取られたお兄さんに 母親の事を聞いた 母親は別の人と再婚し離婚して 娘さんと一緒に暮らしているらしい 父親は再婚して自分と同じぐらい娘さんがいるらしい お兄さんはおじいさんの事を尊敬していて 中国語を勉強してるらしい あとは色々と聞いたけど 覚えているのはそれぐらいの内容で もう二度と話す事はないだろうと その時に思ったけど お兄さんの顔がどんな顔なのかは 見てみたい気持ちは少しある
伊賀市でそこそこ有名なのが 伊賀流忍者で忍者屋敷は今も昔も変わらない内容で 営業している それは去年に末っ子を連れていったから確認済 外観はただの古い家だけど 中に入ると意外と見応えはある 観光施設って感じ 伊賀牛は金谷のすき焼きが有名で 森辻が新しい様相なってから焼肉を食べた 個人的には伊藤の牛丼が好きだ 油が多い感じのお肉だから 100gも食べれば満足感がある 上野天神祭の鬼行列も有名かな ひょろつき鬼が子供の頃は本気で怖かった 銀座通りが歩行者天国になり 的屋がならぶ 高校生の頃はリング焼きが100円ぐらいで 何個も買って食べた 今年は10月18・19・20(金土日) 19(土)は久しぶりに一人で一日中お祭りを楽しむ予定だったけど 昼前から雨が降ってきて鬼行列は中止 午前中は親戚を3件回って、おみやげを渡した 午後に実家によって車を駐車して 歩いて上野天神祭へと向かった いつも泊まる「伊賀上野シティホテル」は1泊10000円以上も高い 16800円だった。この日は駐車場も使えなかった 夜の19時から同級生のお店「クワトロNo.4」に初めていった 30年ぶりにちゃんと会ったガキさんは すぐに気がついてくれた 居心地がよかったので閉店の1時までカクテルを8杯ぐらい呑んだかな 意外と安くて8200円だった 次の20(日)は上野天神祭に参加している同級生のオデに会って 鬼行列の準備風景を写真に撮って 上野天神さんの近く紅梅屋でおみやげを結構買って 桔梗屋で上生菓子とお茶を飲んで 静岡へ帰った 松尾芭蕉は俳句で有名で伊賀出身で 小学生の頃はがっつりと俳句を作らされる 俳句はいやいや作らされたので 俳句番組は見ない 俳聖殿の中には過去の優秀な俳句が収められていたかな 普段はこれといって何もないけど 俳聖殿のたたずまいは何か「The Haiku」という感じ 上野城のお堀の高さ日本2位? 一時期は日本1位説もあった 中学生の頃は上野城で体育の授業があったり クロスカントリーレースで走らされたり 高校生のデートも上野城が定番だったのか それらしき男女がイチャついていた 夜のライトアップは不気味なお城に見えた 一応、���の名所なのかな 高校生の頃に一つ年下の子とつきあっていた頃は よく上野城をさんぽした 帰りはその子の家の近くまで送っていった この子はとても純粋な子で 自分にはもったいない子だった 半年もつきあっていないが 今でも純粋で幸せになっているかなと思い出す事もある もう向こうは忘れているだろうけど 伊賀の街には銀座通りとか丸の内とか 東京で聞くような名称が多く使われている 地元のうわさでは東京が伊賀の真似をして 街を作ったとの話がよく出てくるから 誰か本気でテレビとかで調べてほしい気もする いまだに東京が伊賀のマネをした説を 親戚がまじめな顔でいいだす時があるから 本当に真実が知りたいけど 自分が調べるほどは興味がない 2004年(平成16年)11月1日に 伊賀市に変わってから 上野市駅が忍者市駅になり 近鉄の電車だったのが伊賀鉄道になり 電車がコスプレになった 駅前には銀河鉄道999のメーテルと哲郎の銅像があり 産業会館がハイトピア伊賀になった 産業会館だった時にマルキンのパン屋が近くにあった そこのシナモンパンが子供の頃から大好きで 今はもう手に入らない もう一度、あのシナモンパンが食べてみたい あと小さなパチンコ店「マルト」があった 「フルーツパンチ」という機種で勝った覚えがある あと「麻雀物語」もあったかな 「海物語」という機種が記憶の最終機かな 上野で住んでいた時期に一日で20万近く負けて それからパチンコは完全に辞めた じつはその後もたまにしたが 本当に気晴らし程度で その内にきっぱりとやめた スロットが主流になったら なおさら興味すらなくなった 新天地もなんかおしゃれなサビれかたで 「新天地Otonari」となった 街は高校生の頃の面影は薄くなったけど 何となく残っている上野市街は今でも魅力的だ 新天地には映画館もあった気がする 当時は賑やかな商店街だった 当時からあった「喫茶店フランセ」は今もある 大きな化粧品店は更地になっていた 高校の時の知り合いが「クワトロNo.4」という バーを経営しているが、まだ入った事はない いつか行ってみたい気持ちはある ただダーツバーらしく 常連っぽい人たちのたまり場っぽいイメージで 気楽入れなさそうな雰囲気はある 一度だけ朝方にお店の扉までいったけど バーの扉って感じで雰囲気はあった 最近は実家で一人暮らしのおかんの様子を見に よく帰省するようになったけど 若い頃は年一回も帰省しなかった 最近の伊賀でよく立ち寄るのが 「菓匠 桔梗屋織居」と 「HANAMORI COFFEE STAND」と 「岡森書店白鳳店」で 岡森書店は、Kマーホの名で出版した 「トイレの閃き」が背表紙の色が抜けた状態で 25年以上も本棚に置いてくれている これを見ると初心に戻れて まだまた創作していこうとがんばれる この岡森書店の店長さんは従姉の同級生で 小学校の先輩の同級生でもあり この店長の妹さんは自分と同年代で それにしても伊賀は狭いなと感じる
市部という地区だったと思う 近くに市部駅という無人駅がありその近くの 依那古第一保育所に5歳から6歳の2年間通った おかんは自分の送り向かいのために 自転車を乗る練習して そのおかんが運転する自転車の後ろに乗って 途中の田んぼに二人で落ちて 泥だらけになった おかんは去年の年末まで 81歳でまだ自転車に乗って 小田町の坂を下っていたらしい いまは親戚から危ないからと 召し上げられた 小学校6年卒業までは上野市依那具にある 市営の城ケ丘住宅で過ごした この市営住宅はもう40年以上も その雰囲気を変えずに今でも残っている ここは伊賀市の文化遺産にしていいほどの時間が止まった場所だ いまだに汲み取り式の便所の換気の煙突が立ち並んでいる このカオスな感じは小学生の頃の不便な生活を思い出させる あの生活で暮らしたから今があるのは確かだ 小学校の通学路にある 垂園森でよく遊んだ 現在も存在しているが オバケが出そうな森 この森は当時通っていた依那古小学校の校歌の歌詞にも出て来る イメージ的には幽霊が出そうな森だけど 何か不思議な生き物が住んで居そうな森に見えた きつねも出そうだし おばけも幽霊も心霊も もしかするとタイムスリップして 小学生の頃に戻れそうな気もする森だと変な懐かしさを感じる 近くには無人駅の市部駅とにらめっこしている森 中学校から市街の上野城の 城下町で過ごした 当時はカオスな市営城ケ丘住宅から出れる事が本当にうれしかった 小学校までの友達とも飽きてしまっていたので寂しくはなかった 当時から色々な物にすぐに飽きては新しい物が好きだったので そっちのワクワク感で本当にうれしかった そして築20年以上の中古の一軒家で2階建て 自分の部屋がありトイレは汲み取り式だけど洋式で あこがれの上野の街で住める事もあって本当にうれしかった
そして近くの崇廣中学校に通う事に 中学校の3年間は 転校生という立場と 中一で足の骨折 バスケ部の試合で名張の体育館で遊んでいて 二階から飛び降りたら右足のかかとがにヒビが入った その夏にはバスケ部をクビになり陶芸部に入った 中二で腕の骨折 どちらも遊んでいての骨折2回 中三の高校受験で いい想い出は無い
高校2年生で 小学校の時にサッカーで出会った 旧友とバンドを組んだ RCサ��セションのコピーで 「��上がりの夜空に」「トランジスタラジオ」 「ベイベー逃げるんだ」「サマーツアー」 「サントワマミー」「いけないルージュマジック」 「いいことばかりはありゃしない」 「どかどかうるさいR&Rバンド」 旧友が作ったオリジナル曲「ガレージの上のR&Rバンド」 一番のモテ期だった気がする ただバンドをやっている自分を見て 好意を寄せられても違うなと思った バンドをしていない時はただのバイトに明け暮れた 高校生だったから バンドマン目線のそういう女子には興味がなかったから 冷たい感じだったかも 本当にこの時期がこれまでで一番楽しかった。 高校生の頃はたくさん恋をしたが 自分が不器用だったので自分が好きだった人からは つきあえてもすぐにフラれた 人を好きになることに迷走し始めて 最終的に好きになる事はやめて なんとなくという感情で奥手���過ごしていった そのせいか、他校の女子からゲイだとウワサされる事もあった なぜそうなるか不思議だったけど 当時は楽しければなんでもよかった
1993年 一人暮らしを始める やっと自由になった気がした 2年間ぐらいは金が無くて 通帳の残高は毎月マイナス50万 カツカツ生活 家賃と車のローンがきつかった 1996年7月から 2003年7月の 7年間は茨城県と千葉県の県境 利根川の近くに住んでいた この界隈を走るタクシー運転手の 態度は本当にムカつくから こっちも態度悪く乗ると 気分の悪さはお互いさまになる 関東平野は景色が無く ここでの生活は落ち着かなかった 食文化も人も気候も水も 肌に合わなかった 特にうどんの汁が濃いだけのシンプルな味は げんなりさせてもらった ただ寺原駅近くの「ふる川」はよく通った とくにカレーめちゃくちゃ美味かった この「ふる川」は今もやっている 当時はお店の小学生の女の子が手伝っていた 夫婦だけでやっていて 週3回ぐらい夕飯でお世話になった 「さば定食」もよく食べた気がする
1997年から パソコンをミドリ電化で38万で購入して 作詞やネットに興味を持つ まどみちお詩集を読みだす 作詞に近い詩を書き始める 「Kマーホ」という名で 詩を書き始める 目標を300篇と決めて 詩を思いついたら メモをつけるようになる 週末は家に引きこもり 一日中、音楽を聴きながら パソコンがあるのに まだワープロで詩を清書していた
1998年から2002年まで 「Kマーホ」の名で 詩に団体に参加したり 詩の賞に応募したり 詩集を自費出版したり この当時参加していた詩の団体には もうドロドロとした 詩を書く人や あまりにも読み解けない詩や 暴力的な人や いい人もいたけど 自分とは全然目指している方向が 違うので2年目ぐらいで辞めた それからは詩の団体に興味は無くなった それから 自費出版した詩集を 全国の小中学校や 全国の図書館へ寄贈して 活動を休止 理由は2000年に結婚してから 集中して詩を書く時間が無くなってきたから 2002年に2つの詩集を出版して 詩の事は全部段ボール箱へ入れた
2003年から2019年まで 育児に重点を置いて生活をする この時期は友達とも連絡を 切っていたので のちに死亡説や宗教説が出ていたらしい 2003年7月から 現在は静岡県在住 もう20年以上住んでいる
2019年 るんぺんパリ【RunPenParis】の名で 詩を書き始める SNSでの詩の発信を始める るんぺんパリ【RunPenParis】とは フランスはパリの街を ぺんを持って 走るという意味から 【RunPenParis】ができた 1973年8月1日生まれ(もう51歳) しし座 O型 右利き 詩・詩集・ことばをデザイン アート・写真・小説・ペン画 松尾芭蕉の生家がある伊賀市で 十代までを過ごし 俳句が幼少期から 身近に存在していた 二十代から詩を書き始めて 「Kマーホ」名で活動(1999-2002) 詩集6冊を出版して活動休止
その後 松尾芭蕉の俳句のような シンプルな言葉遊びを 詩で出来ないかと考えていた中で 令和元年(2019)に 「るんぺんパリ【RunPenParis】」の名で 活動を再開 SNSに140文字に 言葉をデザインした詩 「140文字詩」を 毎日投稿する活動を始める 2023年9月に140文字詩が 1200作品に到達した事で 「140文字詩」を全国へ さらに世界へと 俳句のように広く知られる 存在になって欲しい ◆るんぺんパリ【RunPenParis】作品一覧 【2023年】Amazonで販売 2023/12/27第2フォト集「ほちきす それでは あかんで」 2023/12/2 第1フォト集「とめても ええか ほちきすで」 2023/11/23 第16詩集「もあいの ねごとを よみとる」 2023/9/16 第15詩集「さんもじ もしくは よんもじ」 2023/9/9 第14詩集「のこりの あぶらは わるもの」 2023/9/2 第13詩集「あそびも しごとも たいふう」 2023/8/26 第12詩集「かいてきな しつどに おぼれる」 【2022年】Amazonで販売 2022/12/6 第11詩集「やくそくは よなかの おひるに」 2022/11/3 第10詩集「みさんがの ともだちの たまんご」 2022/10/7 第9詩集「くうきと さんその かつさんど」 2022/9/3 第8詩集「さついを こめた いもけんぴ」 2022/8/7 アート作品集「やさいに つめる にくえらび」 2022/2/14 アート作品集「よなかに ひかる かみぶくろ」 2022/1/1 第7詩集「みかんの むくちな きもち」 【2021年】Amazonで販売 2021/9/8 第6詩集「そんな ことばは さよなら」 2021/8/3 第5詩集「あさに おくれた なんて」 2021/6/5 第4詩集「すいかの たねの ちょうこく」 2021/5/31 第3詩集「たんぽぽの たまご ひとつで」 【2020年】Amazonで販売 2020/7/27 第2詩集「こよい���こよりの そらから」 2020/3/2 ��小説「すきから あいへ おやすみ」 【2019年】Amazonで販売 2019/7/21 第1 詩集「ところで あした あいてる」 ◆Kマーホ 作品一覧(1999-2002) 【2002年】 2002/4/30 第6詩集「眠立体(ねむりったい)」 2002/4/4 第5詩集「コールサック」 【2000年】 2000/7/31 第4詩集「マガサス星人」 2000/1/31 第3詩集「おしりとサドルが あいますか」 【1999年】 1999/8/1 第2詩集「テレビジョン」 1999/5/1 第1詩集「トイレの閃き(ひらめき)」 【受賞】 2001年 詩「眠立体(ねむりったい)」第6回トワイライト文学賞 2000年 詩「永遠の親友」信越郵政局長賞 1999年 詩「トイレの閃き(ひらめき)」第1回万有賞 1998年 作詞「地球のウラハラ」第31回日本作詞大賞新人賞候補ノミネート
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2023年5月4日
麦わら帽子を被って、最近買った青色アロハを着て、短パンにブーツで玉川上水沿いの林道を少し散歩。温かさを通り越して暑いくらいの陽射し。風も、五月の風も時折吹いていて、その度に飛んでいきそうな麦わら帽子を手で抑えた。飛ばされてしまえばよかっただろうか。どこへ?もちろんゴッホの夏へ。「君に握手を贈る」毎回決まって締めくくりにそう書かれていた彼の手紙。林道は木々の草々の、青空へと太陽へと伸ばされた夥しい緑の握手に覆われ仄かに薄暗く涼しく、地面へと落ちた木漏れ日を横ぎる揚羽蝶や紋白蝶の黒い影。ちょうど去年の今頃はドイツ人の作家シュナックが書いた「蝶の生活」という本を読み始めた頃で、様々な蝶の成虫幼虫の挿絵入りでその生態が博物学的に生物学的に紹介されているだけでなく、それぞれの蝶との彼の出会いや蝶を巡る幻想的な小説の章まである、蝶という生き物に対する虫網を持って野原を駆け巡るかつての少年そのままの純粋な愛と憧れと詩情に溢れたその本を鞄に入れて仕事の行き帰りや今日のような散歩の途中、時間を見つけては僕も蝶の影を追っていた、まるでシュナックの魂が乗り移ったかのように。
ところで、「ゴッホの手紙」の中にも蝶が登場する。蝶ではなく蛾なのだけど、それは「死人の顔という蛾」で、
昨日は、死人の顔という珍しい大蛾を写生してみた。その色彩は、黒、灰色、陰影のある白や反射光のある洋紅色、かすかだがオリーブ緑色に転じた色で、たいそう大きい。 それを描くため殺してしまわなければならなかった。それ程蛾は美しかったので惜しかった。ーー硲 伊之助 訳「ゴッホの手紙 下」よりーー
背中に人間の髑髏の模様があるその大きな蛾の彼の素描を見たとき、これはたぶん半ばゴッホの想像或いは幻想で描かれた蛾の絵なのだと思っていたのだけど、その同じ蛾をシュナックの「蝶の生活」の後半の蛾の章で発見して僕は驚愕した。「死人の顔という蛾」は実在していたのだ。それは髑髏面型雀蛾(ドクロメンガタスズメ)という。
この蛾は埋没してしまった古代の夜の世界の最後の目撃者である。その恐ろしい紋章によってこの蛾は人間たちに死を、今なお存在する黄泉の国を思い起こさせる。ーー岡田朝雄 訳 シュナック「蝶の生活」よりーー
煙草を吸う。照明は天井に二つ埋め込まれている小さな電球色のLEDだけで薄暗い、小さな動物や昆虫をペットショップで買ったときに小さな動物や昆虫が入れられる二つの小さな空気穴が空いているだけの小箱のように薄暗い喫煙所で煙草を吸う。ぼんやりと浮かぶ闇の壁にもたれ掛かって煙草を吸う人の顔、その唇の先から指の煙草の先から流れる揺らめく煙は千変万化の軌道を描き、天井へ、まるであの天井の二つの円いLEDの光から出ていくように、地獄の底から見上げた高く高く厚い厚い天井に空いている小さな二つの出口、ここの住人には決して手の届かない小さな二つの出口、窓、裂け目、地上への出口へと流れていく煙かのように、煙を糸のように吐いて、その糸が吸い込まれていく、決してわたしを引き上げてはくれない、わたしが吐いた蜘蛛の糸の流れの先を見上げるわたしはきっと今ルドンの気球の眼をしている、重力を、わたしが重力に縛られた存在なのだと、私は重いのだと、つまりは地獄の底に居るのだと気が付かせてくれる、そんな喫煙所、でもね、地獄の底にも光るものがあって、それは二つの光源のちょうど真下に二つ置かれている灰皿、銀色に鈍く光る灰皿、水の張られた皿を円く囲って覆う銀の蓋が鈍く光っている、大概は捨てられた煙草と煙草の灰の山に埋まっているその二つの目玉と瞳、だけど、たまに掃除の人が来ることがあって、そのときは捨てられた煙草も煙草の灰も綺麗に除けられて、だから銀色の眼球の真ん中に張られた水が二つの瞳のように浮かぶ、でも、その二つのお皿は煙草の脂や錆で焦げ茶や黒茶や赤茶や朽ち葉色に染まっているから、その二つの瞳は冬の池の底、その秋に散ったたくさんの落ち葉が静かに安らかに沈み込んでいる冬の池のようで、電球色のLEDに照らされて琥珀色に輝き微かに揺らめくその瞳は穏やかな午後の陽が射し込む冬の池の底のようで、髑髏面型雀蛾の羽根、身体の色合��はちょうどそんな色をしている。わたしの部屋が、今も少しだけ置かれているけど、百花繚乱のドライフラワーに埋め尽くされたら、きっと真夜中に窓を叩いて飛んで来るだろう、髑髏面型雀蛾。しかしそのとき彼が背中に乗せて持って来るのはいったい誰の骸骨だろう?それはきっとわたし自身の骸骨だ。ゴッホはあの蛾の背中に彼自身の骸骨を見たのだ。もう彼は居なかった。それからしばらくして彼は死んだ。でも、もう既に彼は居なかった。最後の方に描かれている彼の絵はまるで煙で描かれているようだった。彼は死んで、煙になってその煙が彼自身の最期、骸骨を見ていた。わたしもその蛾を見たときにはもう居ないのだろう。真夜中に窓を叩く風。わたしの居ないドライフラワーが咲き乱れたわたしの部屋の中を気ままに優雅に不思議そうに舞う髑髏面型雀蛾。
わたしは わたしの居ない わたしの部屋で暮らしたい かつてそうだったように わたしは わたしの居ない わたしの世界を見てみたい かつてそうだったように
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ウェイティングと私 ・ 美味しい店に行ってみたいのですが予約が取れなかったり予約受付がない店でも長時間並んで待たないといけないのは避けたいですね。 ・ 知らない場所で並んでいる列を見かけたりすると後学のためにも「これ何の並び待ちですか?」って聞いたりします。 ・ 同じように気になるのがなかなか始まらない会議。誰が参加して何を議論したくて何がゴールかわからないのにキーマンが来ていないと「何待ち」って思うのです。 ・ それはお笑い芸人「麒麟」のホームレス中学生の可能性もありますし「ちゃー」というギャグで有名な焼肉屋さんか、ロンドンブーツ1号2号かも知れません。 ・ と言うわけで本日のランチは #田村町木村屋 #田村町木村屋日比谷フォートタワー店 です。本店はしばらく休業しているようだったので #日比谷フォートタワー に来ました。 ・ 頼んだのは #デリカランチ 日替り #サンドウィッチ と本日の #ホームメイドスープ と #ドリンク のセットです。 ・ 本日の #サンドイッチ は #ベーコンエッグ と #ポークジンジャー そして #スープ は #カプシュナック 選べる飲み物は #ミルクティー にしました。 ・ 店内は食後のケーキを楽しむ人とランチ利用の人とで半々な印象です。思いの外早く2分ほどで提供されました。まずは #ベーコンエッグサンド を頂きます。 ・ #ベーコン の塩気と #目玉焼き の味わいが美味しいサンドです。続いてのスープはトマトベースでタップリのキャベツとにんじんの��さが美味しい逸品。 ・ 途中ポテトの食感とシンプルだけど落ち着く味わいを楽しみます。もう一つのサンドは豚肉の旨味と生姜のアクセントそしてレタスのバランスがいい感じ。 ・ #クレソン の味わいもいいねと思いながらあっという間に完食です。食後の #紅茶 もゆっくりと楽しみたいところですが、時間が無いランチだったので一気飲みです。 ・ 次回はキッシュセットかダブルケーキセットを頼んでみたいと思います。 ・ ジオタグは本店のものです。こちらの店舗は東京都港区西新橋1-1-1 の日比谷フォートタワーになります。 ・ #内幸町ランチ #内幸町グルメ #内幸町喫茶店 #内幸町カフェ #内幸町純喫茶 #内幸町サンドイッチ #虎ノ門ランチ #虎ノ門グルメ #虎ノ門喫茶店 #虎ノ門カフェ #虎ノ門純喫茶 #とa2cg (田村町 木村屋) https://www.instagram.com/p/CqjJgn5SWuA/?igshid=NGJjMDIxMWI=
#田村町木村屋#田村町木村屋日比谷フォートタワー店#日比谷フォートタワー#デリカランチ#サンドウィッチ#ホームメイドスープ#ドリンク#サンドイッチ#ベーコンエッグ#ポークジンジャー#スープ#カプシュナック#ミルクティー#ベーコンエッグサンド#ベーコン#目玉焼き#クレソン#紅茶#内幸町ランチ#内幸町グルメ#内幸町喫茶店#内幸町カフェ#内幸町純喫茶#内幸町サンドイッチ#虎ノ門ランチ#虎ノ門グルメ#虎ノ門喫茶店#虎ノ門カフェ#虎ノ門純喫茶#とa2cg
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明音の純喫茶物語#8
大阪 『ドリヤード』
ボリュームたっぷりなのにそんなに高くないデブに優しい純喫茶でした🍒ここで飲んだアイスのお紅茶が忘れられないのでまた来ます!次はパフェ!!
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零の会
2023年8月3日
於:東上野区民館
坊城俊樹選 岡田順子選
坊城俊樹出句
坊城俊樹出句
アロハシャツだらけのアロハシャツ問屋 香水の香をアメ横に見失ふ 銅像の西郷どんも浴衣着て 乳母車素肌で押して母若し 群集の白を纏へる暑さかな 羅を纏ふ上野の男ぶり マネキンに恋の予感のビキニ着せ 羅とすれ違ふ時麝香の香 スカジャンが食ふアメ横の氷菓子 日焼跡とは眼裏の中にあり
坊城俊樹選 特選句
坊城俊樹選特選句
青い嘘と黄色い嘘とソーダ水 和子 仏具屋は北向日盛を知らず 季凛 アメ横てふアジア横丁灼ける路地 風頭 西郷どんの足の太さや雲の峰 六甲 唖蟬のすがるかに寄る仏壇屋 毬子 冷し珈琲魔女めく指で渡されて 小鳥 寺町に銭湯を待つあつぱつぱ はるか 昭和より黴はぐくめる喫茶店 光子
坊城俊樹選▲問題句
店員はアヴァンギャルドや夏��� 季凛 右みんみん左つくつく法師かな 荘吉
坊城俊樹選並選句
帝を背負ひて登る上野山 風頭 炎帝や狛犬すつくと仁王立ち 慶月 百日紅また百日紅寺の町 小鳥 蟬時雨抜ければ時の動き出す 和子 シャッターも地球も錆びてゆく晩夏 美紀 吉原のはづれ廃寺のほたる草 順子 打水に誘はれそろり伊豆栄へ 三郎 終戦日近づいてくる上野かな 光子 稲荷町ビル間に炎帝の足跡 小鳥 寺通り男もすなる黒日傘 順子 片蔭の乏しき街をさまよへり 佑天 人生を語る顔してアイス食ふ 和子 万緑に抗ひてゆく上野山 風頭 狛犬も炎暑阿吽と耐へてをる 美紀 アメ横や溽暑の匂ひ漲りて 風頭 日盛や適時打に沸く子規球場 六甲 蟬の穴あまた仏を囲むなり 光子 鐘の音の遠くに聞こゆ夏の寄席 佑天 炎帝が乾きたるくちびる舐むる 和子 蟬しぐれ靴音だけを許しをり 和子 涼風や首美しき狐たち きみよ 炎帝は叫び過ぐなり救急車 光子 北斎の墓に出逢ひし町炎暑 六甲 蟬しぐれ突然胸のラジオ鳴る 順子
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岡田順子出句
岡田順子出句
落し文拾はねばまた韻を巻く 蟬しぐれ突然胸のラジオ鳴る 喪の果てゝ下谷の湯屋へ黒日傘 仏具売る遥けきものに漆掻 吉原のはづれ廃寺のほたる草 寺通り男もすなる黒日傘 掛香の残り香ひとすぢの風に 八月の空や接吻しあふ雲 走馬灯遠き遊女の指触れて 初代山生亭祀るてふ蟬しぐれ
岡田順子選 特選句
岡田順子選特選句
仏具屋は北向日盛を知らず 季凛 スカジャンが食ふアメ横の氷菓子 俊樹 片陰の禿びて上野の仏具店 光子 掛香の名残りの車両上野へと 昌文 日盛や適時打に沸く子規球場 六甲 蟬しぐれ靴音だけを許しをり 和子 改札口帰省子らしき待ち合はせ 六甲
岡田順子選▲問題句
マネキンに恋の予感のビキニ着せ 俊樹
岡田順子選並選句
短夜や家出少女の赤き髪 光子 蟬時雨抜ければ時の動き出す 和子 寄席発祥の社へ男の日傘 毬子 蟬の穴杜に奈落のあるやなし はるか 佛具屋の玻璃戸に浄ら百日白 昌文 露草の何も混らぬあをを知る 久 アロハシャツだらけのアロハシャツ問屋 俊樹 寄席興りし町の軒先風知草 昌文 人とゐてひとりにつのる蟬時雨 美紀 油照画狂人の墓この辺り 荘吉 五雲堂に盆の香灰求めけり 毬子 蓮原に据ゑて一宇の弁天堂 千種 苺飴目を奪はれし買はされし 軽象 唖蟬のすがるかに寄る仏壇屋 毬子 風鈴の一斉に揺れ散る色ぞ 久 息をするやうに嘘つき夾竹桃 和子 甚平のソファを深く純喫茶 はるか 咲き満ちて道真直ぐなり百日紅 佑天 人旅に死すとや躯蟬も亦 軽象 仏壇の扉は盆風に開かれて 季凛 蟬の穴あまた仏を囲むなり 光子 幡なびく蓮の風を三昧に 千種 炎帝が乾きたるくちびる舐むる 和子 仏具屋の涼しき美しき女将かな 慶月 香水の違ふ左右の御徒町 三郎 昭和より黴はぐくめる喫茶店 光子 教会に八月の声八月の空 和子 巻き蓮葉ほどけてあらむ恋の文 きみよ 稲荷町西日避けたる仏壇屋 荘吉 トーストの鋭角夏の午後に潰れ 季凛 青い嘘と黄色い嘘とソーダ水 和子 古硝子歪めし冬の空はあを 久
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2024/09/27
旅行のことばかり考える。旅行で出会いたいものたち。水面のきらめき。白玉、大福、おもち。大きな木。風。のりまき。歴史あるたてもの。イルカ。てぬぐい。純喫茶。道。地元のファミレス、コンビニ、スーパー。
近所のパン屋さんのパンをたらふく食べたい。ミルクティー、コーヒー牛乳、あったかい紅茶。自宅でパン屋さんのパンをたらふく食べるのは日常の旅行っぽい。たらふく。
上高地に行ってみたい。高速バス怖いけど都心から一本で行けると知り、思い切って年内行きたい。行こうよ。
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2024年8月9月の演奏予定
いつもご覧いただいている方、いつも応援ありがとうございます! 初めて見てくださっている方もご訪問ありがとうございます^^ 毎日とっっても暑いですね! みなさま、体調はいかがでしょうか。私は毎日溶けそうです。 どうか無理せず、自分の体調管理を大事に過ごしていきましょうね。
8/2(金)19:00〜えぼにージャズ部(jamsession) w/水野修平(pf)舩尾真伊年(ds) 新栄・ebony and ivory 顧問(修平さん)のお言葉は愛!楽しく切磋琢磨しながら活動中!
8/3(土)11:00〜 w/ノッキー中橋(pf)ほんごさとこ(vo) 蒲郡ホテル
8/3(土)19:00〜 w/足立拓郎(ds)三宅史人(gt)小堀清登(pf) 松阪・街角ピアノ
★8/4(日)17:00〜 w/水野修平(pf)舩尾真伊年(ds) 豊田・sus4cafe(旧キーボード) 修平さんのオリジナルも演奏する予定です。
★★8/5(月)19:00〜 Bois featuring 森田修史 w/森永理美(pf)森田修史(ts) 東桜・The wiz 1年ぶりのコラボ。化学反応が楽しみです。
8/6(火)19:00〜(jamsession) w/森田純代(pf) 津島・くれよん
8/8(木)19:00〜ワークショップ w/水野修平pf 三宅昌徳ds 刈谷・cafe nation ゆっくりまったりやっています。今回変則的に第2木曜です。
8/10(土)19:30〜【Girls’ Night Out!!】(vocal) w/Juju Sumire vo 竹中優子as ss 中嶋美弥pf 上野智子ds 爆発的女子会アンサンブル。 新栄・Jazz Spot Swing
8/12(月・祝)19:00〜 w/水野修平(pf)舩尾真伊年(ds) 覚王山・stareyes →お店の都合で中止になりました。8/7(水)に変更の可能性あり。stareyes のHPをご確認ください。
8/13(火)19:00〜 w/水野修平(pf)國枝伸子(vo)服部正嗣(ds) 覚王山・stareyes 可愛らしくも凛とした伸子さんの歌をお楽しみに。
★8/15(木)19:30〜(仮) w/館岡紅介(tp)松本コウ(gt) 金山・Mr. Kenny’s ドラムレスで温かみのある演奏を。
8/23(��)24(土) ストリートジャズ静岡 竹中優子quintet(竹中優子as 館岡紅介tp 水野修平pf 舩尾真伊年ds)にて出演
8/25(日)13:30〜 w/ナタリー成田(vo pf)佐藤暁彦(ds) ゆっくりできる喫茶店でお昼をまったりお過ごしいただけます。 瑞浪・cafe voce(瑞浪市寺河戸町1105-3)JR瑞浪駅 徒歩5分
8/30(金)19:30〜(inst)→台風の影響で中止になりました。 次回 田中トリオは9/22土曜です。 w/田中淳(tp)青木弦六(gt) 岡崎・SATIN DOLL ジャズの名曲を田中さんチョイスで演奏します。
8/31(土)13:30〜→台風の影響で中止になりました。 次回 Eclatは 9/29土曜松阪Seraiです。
Eclat (inst)(森田純代pf 林かなba 上野智子ds) やまの家cafe(三重郡菰野町杉谷2329-226 tel 090-1825-8263(キハラ)) After sessionあり。遠足にぜひ。
9/1(日)15:00〜(inst)→台風の影響で中止になりました。 リベンジライブを10/27日あるいは10/4月祝のお昼で調整中です。
w/水野修平(pf) 猫ちゃんとのコラボも楽しみです^^ 鈴鹿・carrera(鈴鹿市江島台2丁目2-1 080-6970-0187)
9/3(火)19:00〜(jamsession) w/森田純代(pf) 定例セッション。みんなで楽しみましょう。 津島・くれよん
9/6(金)19:00〜えぼにージャズ部(jamsession) w/水野修平(pf)舩尾真伊年(ds) 新栄・ebony and ivory 顧問のお言葉は愛!楽しく切磋琢磨しながら活動中!
9/7(土)19:30〜(inst) 【音セレブ】w/松本コウ(gt)佐藤暁彦(ds) 土岐・Bird &Diz 良き音で奏でます、ギタートリオ。
9/12(木)19:00〜21:00 ワークショップ 刈谷・cafe nation ゆっくりまったりやっています。
9/13(金)20:30〜 w/青木弦六(gt) 稲沢・Speak Low(愛知県稲沢市高御堂1-20-20-102号) 金曜のまったりduo。
9/21(土)19:30〜 w/田中淳(tp flh)小関信也(pf) 岡崎・SATIN DOLL ジャズの名曲を田中さんチョイスで演奏します。
9/22(日)夜 w/足立拓郎(ds)三宅史人(gt) 松阪・Serai
9/27(金)19:30〜(inst) w/館岡紅介(tp)坂井彰太郎(sax)餌取雄一郎(tb)藤井浩樹(pf)浅井翔太(ds) 3管の色彩豊かなハーモニーも個人のソロの楽しめる欲張りバンドです。 新栄・swing
9/28(土)夜 Hot O'馬橋Trio @伊勢 河崎蔵
9/29(日)15:00〜Eclat (inst) (森田純代pf 林かなba 上野智子ds)guest:剣山啓助(gt) 松阪・Serai
どこかでお会いできますように!
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ある画家の手記if.57 名廊絢人視点 告白
アイロンをかけた白いワイシャツの上に深いワインレッドの細身のニットを合わせて、黒いデニムを履いた。 トレンチコートを羽織る。どれもどこだかのいい品らしい。
この家ではそういう由緒正しい正統派の老舗で造られたものしか身につけさせてもらえない。染髪もだめだから俺の髪は父親譲りの真っ黒。全身どこにも遊び心も趣味もなくて日本の大学生っていうよりイギリスのパブリックスクールの学生ひっぱってきたみたい。 玄関でアーガイル柄の靴下を履いた足を革靴に靴ベラで叩き込んでたら、家の奥からトタトタ軽い体重が走り寄ってくる足音がした。 「ーーーお兄ちゃん、出かけるの?」 親戚の妹。今、高校生。色々あって一時的に一緒に暮らしてる。 「櫻。大学行くだけだよ」ちなみに俺は今、大学生。 「もう四年だし大学でやること終わったって言ってたのに?」 櫻は少しうつむいて不満げな小声で続けて言った。 「……ほんとに会うの…?…その人に…。」 櫻にはちょっと前に俺と叔母さんとの会話を聞かれてたみたいで、俺がこれからやりそうなことを何となく察してるっぽい。 「おまえも強欲だなぁ。名廊家から追っ手を差し向けるような真似はやめてほしいって?」 「うん。お兄ちゃんのやることだって、わたしとおんなじくらい強欲だよ。…そんな見当違いの贖罪みたいなの。なんにも贖われないし」 見た目は母親似でふわふわしてるんだけど、中身は案外刺々しいんだよな櫻。 「なんだっていいよ。悪行ってわけじゃないんだしさ」 「でも穏やかにいくわけない…。」 「でも俺は見るからに温室育ちの世間知らずで悪だくみなんてとてもできそうにないだろ」 「前半分はただの事実じゃない…。」 玄関でショルダーバッグを肩にかけて、そのまま櫻は放置して家を出た。言い合い始めたらあいつ頑固だから長引くし。 大学までは電車とバスを使う。 お目当ては大学図書館に勤めてるらしいから、まっすぐ図書館に行く。 もともとよく利用してた場所だ、本を読むのは好きだし、まだ単位取得がぜんぶ済んでなかった頃には時間の穴埋めに通ってた。 図書館に入ってすぐにわかった、カウンターにいる、オレンジっぽい赤っぽい髪の、綺麗に整った顔の人だ。 館内をうろついて美術書と画集と図録をてきとうに腕に積み上げて、カウンターのその人の前にドサっと置いた。 「貸し出しですか?」 柔和な笑みでそう聞かれたから、さっさと本題に入ることにした。友好的に笑ってるつもりなんだけどたまに怖いとか友人に言われる笑みを浮かべて。この人には怖くないといいなぁ。 「旧姓綾瀬、今は名廊香澄なんですね」 積み上がった本の上に片腕を乗っけて話しかける。俺の身長が180とかだから目線は同じくらい。 相手は聞くなり俺のことを思い出そうとするみたいに目を凝らして俺を見た。そんなことしなくても、初対面だよ。 「…えっ…と、…どこかで…会いました…よね…」 自信なさげだけどそう返す気持ちもわかる。名廊の人間ってなんとなく面立ちの特徴少し似るから、既視感あったんだろうな。 「会ってない。けど俺も名廊だよ。だから親戚だね。ややこしいな、香澄って呼んでいい?」 相手は視線を彷徨わせた挙句、本を見て思い出したように言った。 「あ、あの…先に本の貸し出しを…「あぁそうだった、仕事中にごめんなさい。この本はただの口実なんだ、どうしてもあなたに会いたかったから」 相手は俺の後ろに行列とかできてないことを周囲を見ながら確認してから、少し前かがみ気味になって声のボリュームをさらに下げて言った。 「…会いたいって、その、父にじゃなくて…?」 「そう、香澄に会いにきたんだよ、友達になりたくて。今日は仕事終わったら時間あいてる?」 相手は戸惑い顔のままこくりと控えめに頷いた。 「じゃあ俺この本の山読みながら待ってるから、終わったら声かけてよ。俺まだなんにも自分のこと話してないしタメ口で馴れ馴れしいし、香澄の中で結構あやしいことになってそう」 言って笑った。ついでに大事なこともつけくわえる。 「直にぃには俺のこと内緒にしてて。名廊のメの字も伝えないで。」 何時間か経って、そろそろ仕事あがるよって向こうから声をかけてくれた。目を通してた本を返してから、香澄の知ってる喫茶店に入る。 人に話を盗み聞きされにくい死角になる席があるとかで。俺そんな名廊からのスパイみたいに見えてんのかなぁ。古風なトレンチコートのせいかな? 向かい合わせで席に座って、コートを脱ぐ。香澄は紅茶、俺はコーヒーとケーキ。 「……。」 「……えと…、…」 「……。」 俺がまず話さないとらちがあかない空気だったから自己紹介する。 「俺、あの大学の四年なんだ。仏文科。香澄のほうが一個上か同い年かな。色々あって直にぃが昔住ん���た家に仮住まいしてる。大学もそこからきてるよ。香澄はいま直にぃと二人暮らしだって聞いた」 紅茶に口をつけながら香澄は頷いた。 「…聞いた、って… 誰から?」 「同居してる名廊の人。他にも色々聞いちゃったんだけど、それってなんか公平じゃなくてやなかんじ。香澄も俺に聞きたいことあったら遠慮なく聞いてよ。すみませーん、ケーキ二個目いいですか」 しばらく考えるような間をおいてから、香澄は口を開いた。 「俺と友達になりたくて…父には内緒に、って…どういうことなのかな…」 警戒しててあんまり楽しそうじゃない。当然かぁ。これでも素行とか態度は厳しく躾けられたから、ただ座っててもだらしないとか不潔で嫌な印象とかは与えないはずだけど。 「俺と友達になるの嫌?目上だしちゃんと敬語使ってほしいなら話し方変えるけど」 「それは気にしてないけど…なんで俺なのかなって」 なんだろな、ちょっとぎこちない?遠ざけられてる?嫌われてる感じとも違うし、人見知りってやつかな。 「香澄に興味があるし」 「え…っと、…なんて呼ぼうか」 名乗らなきゃダメか。そりゃそうか。 「……名廊絢人だから、みんな絢って呼ぶよ」 「あや… 俺も友達にあやって呼ばれる」 「なにそれ、ネタ被り?」笑ってコーヒーに手を伸ばす。 「直にぃに内緒にしてほしいのは、俺が名廊の人間だからだよ。あのひとはあの家にいい思い出あんまないだろうし、家の話とかあのひとあんましないんじゃない?俺も今更会うつもりないな。すみませーん、ケーキ3個目いいですか」 次のケーキを頼む。 「たしかに家の話とかは、あんまり聞いたことないかも」 「楽しい話じゃないしね」 相手は紅茶のカップの中を占いでもするみたいに真剣に見つめてから言った。 「……俺、一応名廊姓になったんだから、一度くらいその、絢人くんの「絢。」…絢…の、名廊の家…に、挨拶に行ったりした方がよかったのかな」 自分の顔の前でひらひら手を振って冷笑する。 「冗談でしょ。せっかく香澄があの家と関わんなくて済むように直にぃがしてるんだろうし、今のまんまでいーよ」 相手をじっと見る。赤みがかった髪…まつげと眉とも同じ色、地色か。肌が白い。まつげで見えにくいけど瞳も明るいちょっと変わった色と虹彩だ。純日本人でもこういう色素の人いなくもないかもしれないけど、名廊の人間はそうは思わない。間違いなく混血だとかいって色眼鏡で見られるな。事実そうだとしてあの家にダブルなんて言葉はあと20年はかけないと浸透しないだろうし。そんな人間が名廊姓を名乗ってるなんて知られたらいい攻撃の的だ。 「すみませーん、ケーキ4個目追加で。」 「……俺と関わって、何をしたいの」 警戒されてる。いい傾向だな。俺が直にぃになんかするんじゃないか疑われてるってことだ。友人いわく俺は若干得体が知れなくて不気味な感じにも見えるらしいからそっちのせいかもしれないけど。 「……べつに? 友達になりたいってそんな変かな。せっかく同じ大学内に唯一の親戚みつけて嬉しかったから。同世代だし」 そう言ったあとで少し間をおいて���ーキをまた食べ終えると、テーブルの上に少し身を乗り出して、香澄のほうに顔を近づけた。 「直にぃとのセックスきもちいい?」聞いた途端に香澄の顔が誰かに背後から着火でもされたみたいに真っ赤になった。首まで赤くなってる。これは一応香澄は幸せなんだって受け取っていいのかなぁ。 「…な、……え、あ…」言葉をなくしてる。顔は赤いけど恥ずかしさより戸惑ってる…怖がってる?唐突すぎたかな。親子だもんね。 「すみませーん、ケーキ5個目おねがいします」 「…急に、そ、んな、なに言って…」 「なんとなく。」 スプーンをくわえて笑顔で首をかしげる。 「…俺さっきから香澄が嫌がるようなことばっかり言ってるかな。ごめんね。俺とはあんま話したくない?」 「…そ、れは…付き合ってみないとまだよく分からないよ」 「だね。俺は香澄と話したいこといっぱいあるよ。なんか無礼な声のかけ方しちゃったけど、俺世間知らずでほんのりコミュ障だからほかに方法思いつかなかったなぁ、ごめん。これから仲良くしてくれたら嬉しいな。すみませーん、6個目のケーキいいですか」 これから時間かかりそうだ。用意しといたものは役にたつかな、裏目に出るかな? ケータイを取り出して一つの連絡先を出す。 「突然で悪いんだけど、香澄に会わせたい人がいるんだ。ここに今から呼んでもいい?」 「え、…うん、…」反応に困ってる。少し身構えられた気もする。ちょっとした人見知りの反応じゃないな、最近まで大変だったからしょうがないよね。 「じゃあ呼ぶから、ごめんちょっとここで電話させてね」 表示したままだった連絡先に電話を発信。ワンコールで出た。さすが。 「もしもし生良?例の件だけど、今から来れる?場所は昨日俺が言ってたとこだよ。…そんなに急がなくていいよ、今日新しいパンプス履いてたし、痛いでしょ。足にマメ作らないように気をつけておいで」 電話を切る。香澄は出てきた名前にぽかんとしてた。だいたいの話は聞いたけど、香澄のリアクションが怯えるとかじゃなくて上々。これは役に立つ方に転ぶかな?
ほどなくして喫茶店にやってきた生良を出入り口に迎えに行って、その肩に手を添えて香澄といた席まで案内した。 生良は席につきたがらなかったから、俺も横に一緒に立ったままになる。 「………」 香澄は生良を見てもまだすこし唖然としてて言葉が出てこないみたいだった。 「俺、いま生良と付き合ってるんだ。香澄と色々あったんだって?生良から少し聞いたよ。ほら、生良。ちゃんと顔あげて」 俺は生良の肩を抱いたまま顔を見つめて、言って聞かせたことを思い出させるように続けた。 「生良、ちゃんと香澄に謝れるよね」 生良はまだ少しうつむき気味だったけど、「迷惑かけてすみませんでした…ちゃんと反省します」って深く頭を下げて丁寧に香澄に謝った。 「うん、良い子。急に呼びだしたぶんは今度埋め合わせするから、生良はもう授業に戻りな」 髪の毛を乱さないように優しく撫でたら���生良はようやく顔を上げて俺のほうを見て笑顔になると小さく頷いた。 「私がいても話の邪魔になっちゃうんだよね」そう言って生良は聞き分けよく大学に帰っていった。
香澄の向かいに座りなおして、にっこり笑う。 「そういうわけだから。」 初対面であんまり話の内容詰め込みすぎてもなぁ、と思って、今日はここまでにする。 席の隅にある紙ナフキンをとって、ボールペンでそこに自分の携帯番号とメアドとラインIDを書いて渡した。 「いつでも連絡して。俺もう卒論も出したし進路も決まってやることそんなないから、ちょうど暇してたんだ。香澄もいるし、これからしばらく図書館に本読みに行くよ。予定空いてるときは相手してやって」 席を立って鞄を肩にかける。 「ケーキまだくるよ…?」 「最後のいっこは奢り。香澄にあげる。そんじゃ俺、門限あるからまたね」 って言ったあとで、何度目だろうな、最後に念を押した。 「…直にぃには内緒だよ」
少し前に、櫻の母親の櫻子さんのとこに電話がかかってきた。 うるさい呼び出し音がずっと家中に鳴ってるのに近くにいる櫻子さんがなかなか電話を取らないから、俺が取ろうかと思って、それで行き合わせて電話の内容を偶然聞くことになった。 電話の相手は名廊直人。 この家や親族の間ではほとんど出しちゃいけない名前みたいな扱いになってる、俺の従兄弟の兄だ。 櫻子さんは本人とは連絡を取らないようにしてたみたいだけど、名廊直人の妻だって人が、名廊の家に義理立てして夫の近状とかを櫻子さんに伝えてくれてるのは知ってた。 電話が切れてから、櫻子さんをやんわり問いつめて、その近状を俺も聞いた。 今はその奥さんとは暮らしてなくて、養子にもらった息子と二人暮らししてるらしい。 養子。息子。つい最近まで大学生だったっていうから俺とだいたい同い年くらい。で、よく聞いたらその息子って人が最近就職したのが、偶然俺の通ってる大学だった。 示し合わせたみたいだったから、相手を調べて少し前から遠目に様子を伺ってた。 あまりにも井原生良に振り回されてるのを見かねて俺が廃品回収した。生良には今できる範囲で反省させた。 ねえ香澄、もっとよく知りたいよ 直にぃはいま、ほんとうにしあわせ?
香澄視点 続き
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今年的草莓季算一算應該也接近尾聲了, 三月中過後應該就差不多, 所以就提早發這家甜點店! 這天吃完早午餐直接到對面的溫柔實驗室等開門, 這規劃說有多完美就有多完美,就有多完美, 上次來高雄就想吃這家, 但他好像那天沒有營業, 所以對他有點念念不忘, 一直懸在心上。 但這次因為有吃到上一家柒壹喫堂, 所以當然不能放過這家, 但距離溫柔實驗室開門營業還有一段時間, 所以就到附近的廟宇走走, 等時間差不多時再回來, 所以我又成為第一位客人了! 這次選了兩樣甜點, 跟一杯飲品, 這家算少數內用不用點飲料作為低消點, 對於不愛喝飲料的人來說, 是一大福音, 但對我還說還好, 畢竟飲料對我來說是中和甜點味道很好選擇。 進入店內後, 用餐的位置其實也不多, 加上吧台上的位置, 大概也才20個座位, 所以還蠻多人都是用外帶的。 下次有機會, 想去試試看套餐, 感覺會更有整體感。 每天的品項都不太一樣, 但我因為前一晚就看好今天有的品項, 所以我的選擇困難症就沒有發作, 很快就點好我想吃的品項了。 對了這家店附近, 嗯~應該說他們後面的巷子內, 就是之前發過的兜圈圈, 想吃甜甜圈的人, 也可以先過去買來吃。 |草莓達克 底層用了加進椰子絲的達克瓦茲, 擠上香草卡士達跟紅心芭樂果醬, 放上黑糖果凍, 接著就是最顯眼的粉嫩紅心芭樂慕斯, 然後再用新鮮草莓把他圍上滿滿的一圈, 最後灑上梅粉。 最底層的達克瓦茲雖然說是我不愛的椰絲, 但他只是個陪襯的香氣, 只是讓他在鼻腔內有點淡淡的椰子絲香氣, 還有咀嚼時的一個口感。 用了卡士達醬來增加蛋奶香, 紅心芭樂果醬來增加酸味上的層次, 黑糖果凍丁主要用來增加咀嚼口感上的層次, 黑糖的甜度其實不高。 接著除了最顯眼的草莓味道之外, 就是紅心芭樂慕斯的特色清爽奶香氣, 然後上方些許的梅粉除了裝飾之外的作用就是平衡整體的味道, 因為梅粉本身除了酸味就是他會帶有鹹味, 而鹹味就是拿來平衡甜味的, 除了抑制甜味, 就是來提出食材的甜味。 |巴黎布列斯特 就是經典的法式甜點, 但是溫柔實驗室讓他很台灣, 因為它吃起來有滿滿的杏仁茶香味, 沒錯,就是杏仁茶! 基底就是泡芙圈, 橫向切開後擠上了香草卡士達, 放上一些巧克力薄片, 再擠上美美的杏仁榛果餡, 但他的杏仁味很明顯, 感覺像是你把杏仁茶粉拌入焦糖榛果餡, 而不是單純的把杏仁跟榛果一起下去打成榛果餡, 但是嚼著嚼著, 口腔裡的味道會從杏仁味轉變成榛果香, 這個方式好特別好喜歡! |三溫糖酒香歐蕾 他比我想像中的還要更酒, 一入口最明顯的就是蘭姆酒明顯的酒香, 沒有在跟你隱約透出酒香, 是直接給你酒香爆擊, 然後才是帶點淡淡甜味的鮮奶茶, 而且不是只有一開始酒味重, 而是每一口都可以喝到酒的味道, 對於想在下午就放鬆的人, 真的可以來點他! #高雄甜點店 #高雄鹽埕區美食 #鹽埕區美食 #法式甜點 #溫柔實驗室 #高雄咖啡廳 #草莓季 #草莓甜點 #草莓達克 #巴黎布列斯特 #酒香歐蕾 #dacquoise #parisbrest #choux #pastry #北極是吃貨 #milktea #dessert #dessertaholic #dessertlover #afternoontea #popdaily #popyummy #popkaohsiung #pop高雄 (在 溫柔實驗室 Laboratoire de douceurs) https://www.instagram.com/p/Cpb29-OuzBw/?igshid=NGJjMDIxMWI=
#高雄甜點店#高雄鹽埕區美食#鹽埕區美食#法式甜點#溫柔實驗室#高雄咖啡廳#草莓季#草莓甜點#草莓達克#巴黎布列斯特#酒香歐蕾#dacquoise#parisbrest#choux#pastry#北極是吃貨#milktea#dessert#dessertaholic#dessertlover#afternoontea#popdaily#popyummy#popkaohsiung#pop高雄
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🔍Try It 純喫茶 - 從讀書陪伴大家很長時間的純喫茶,我自己最喜歡的就是紅茶,香甜甘醇,冰冰的喝起來更過癮 清爽解膩的還有烏龍青跟無糖綠口味 宅在家喝茶配炸物,搭配追劇的完美組合👍 - ➿紅茶/綠茶: 帶有點甜度的紅茶跟綠茶,是我印象最深必喝基本款,特別是紅茶,甜卻不會膩,還帶點微微的大麥香,紅茶控應該跟我一樣都滿喜歡的💕 自然的綠茶風味,帶上微甜的尾韻在裡面,清爽的口感,大口喝上一瓶,超棒的👍 ➿無糖綠茶/烏龍青茶: 清新的無糖綠茶,茶感有回韻的感覺,喝完嘴巴還會有淡淡的新鮮茶香 綜合烏龍濃厚的茶香,帶上青茶原有的甘甜清爽,這烏龍青茶,把茶香保留在口中,挺不賴的 另外還有果茶系列,酸香甜水果的風味,也相當好喝喔! 你們買純喫茶都喝什麼比較多呢?! - 🔺分享一個好康給你們: 即日起~6/22 ,於熊貓超市購買純喫茶全系列或其他指定商品,滿150元就折40元 - 📍全台各7-11超商、量販通路皆可購買 - #amos食遍台南 #amos喝飲料 #純喫茶 #Tryit #讓原味更新鮮 #純喫茶邀約 #純喫茶綠茶 #純喫茶紅茶 #純喫茶無糖綠茶 #純喫茶烏龍青茶 #家樂福 #大潤發 #愛買 #711 #超商美食 #便利商店美食 #紅茶 #綠茶 #7eleven (在 Taichung, Taiwan) https://www.instagram.com/p/CQQUCDpDQKm/?utm_medium=tumblr
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大事なものと私
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伊坂幸太郎さんの「サブマリン」を読んだ時に「味方や仲間はもちろん、どんな敵に対しても、そいつの大事にしているものを踏みつけるような真似はするな。」とありました。
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1773年にイギリスの植民地であったアメリカのボストンの港でイギリスの支配に抗議した植民地人が泊まっていた船から大量の茶箱を海に投げ入れる事件がありましたね。
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イギリス人にとって大事な紅茶を汚す意味合いもあったのかなとか想像しますが、ボストンと言えばブルドッグ���複数の犬種を掛け合わせたボストンテリアがいますね。
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そのボストンテリアをモデルにした犬の兵隊さんの漫画と言えばこちらでしたね。というわけで本日のモーニングは #高橋のらくろーど にある #つかはら #喫茶つかはら です。
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GWの最終日に朝の散歩をしていたら、以前ランチで訪れたこちらの店がモーニングをやっているのが気になり、入店です。
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頼んだのはハムトーストのAセットでミニサラダとリンゴジュースにしました。開店直後であったのか一人きりの店内で5分もしないうちに用意してもらいました。
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トーストの中身はきゅうりとハムそしてマヨネーズと辛子でサクッとした食感と塩味とほんのり辛さがあって好きな感じです。
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普段はコーヒーばかりなので、久しぶりに頂いたフレッシュなリンゴジュースの甘くてほんのりある酸味がいい感じ。
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サラダはたっぷりかかったサウザンアイランドドレッシングのクリーミーな味わいにたっぷりの千切りしたキャベツにたまご、トマトとミニとは思えない豪華さです。
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こんな素敵な朝食を500円で頂けるなんて本当に素晴らしい。ランチも美味しかったので、次回はビールを狙ってお邪魔したいなと思います。
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#清澄白河モーニング #清澄白河朝食 #清澄白河グルメ #清澄白河喫茶店 #清澄白河純喫茶 #清澄白河カフェ #森下モーニング #森下朝食 #森下グルメ #森下喫茶店 #森下純喫茶 #森下カフェ #とa2cg
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有楽町『紅鹿舎(べにしか)』さんは、昭和32年にオープンした喫茶店の老舗です。こちらでは「元祖ピザトースト」が話題。日本で初めて作られたというピザトーストの味をお店で堪能してきました。目の前で淹れてくださいますサイフォンコーヒーと相性抜群☕️☕️ナポリタンも、濃いトマトソースが🍅絶妙ですね❗️ 表面はオランダ産のチーズがたっぷり。持ち上げるとトロ〜ッととろけます。ナイフとフォークも提供されますが、あらかじめ切れ目も入っているので、食べやすいです❗️ 食べると表面はカリッ、中はモチモチッとした食感がクセになりそうです。チーズに隠されていますが、ピーマン・タマネギ・ベーコンなどの具材もほどよく散りばめられていて、味のバランスが整っています。 創業当時から変わらないという味に感動・・・! #紅鹿舎 #紅鹿舎ピザトースト #純喫茶巡り #有楽町カフェ #銀座カフェ#サイフォンコーヒー #有楽町ランチ #有楽町グルメ#陶磁器デザイナー荒川リリー #デザイナー#ナポリタン#べにしか#元祖ピザトースト#日比谷カフェ #日比谷ランチ (紅鹿舎) https://www.instagram.com/p/CTQVSPEBGjt/?utm_medium=tumblr
#紅鹿舎#紅鹿舎ピザトースト#純喫茶巡り#有楽町カフェ#銀座カフェ#サイフォンコーヒー#有楽町ランチ#有楽町グルメ#陶磁器デザイナー荒川リリー#デザイナー#ナポリタン#べにしか#元祖ピザトースト#日比谷カフェ#日比谷ランチ
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#純ㄑㄧˋ茶紅茶❤️ #純喫茶 #盒玩 #食玩 #toys #want https://www.instagram.com/p/CCCb69Kg9d0/?igshid=1edvronj8luzd
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零の会
2023年9月1日
於:浅草文化観光センター
坊城俊樹選 岡田順子選
坊城俊樹出句
坊城俊樹出句
いなせなる俥夫に惚れたる秋袷 秋袷恋に疲れて吉備団子 仲見世に小鳥招きぬまねき猫 大黒屋食べ損ねたり柏翠忌 柏翠忌ならば機嫌の簪屋 小鳥来よ五重塔を越えて来よ 風神はどこか雷神より秋思 俥夫いつも屯すあたり小鳥来る 羊羹に群がる乙女馬肥ゆる 路地に入り幽霊となる夏柳
坊城俊樹選 特選句
坊城俊樹選 特選句
売られゆく親子達磨の秋思かな 三郎 初秋の六区へ向かふ荷風かな 佑天 浅草にもの食ふ匂ひして厄日 和子 秋の風六区をふけばあちやらかに 光子 蟬一つ堕つ混沌の日溜りに 昌文 中国語英語独逸語みな暑し 美紀 神谷バーにはバッカスとこほろぎと 順子
坊城俊樹選 ▲問題句
そのすぢの人の逢瀬や橋の秋 慶月
坊城俊樹選 並選句
浅草の淡島さまへ菊灯し いづみ 蔦の秋バーの屋号を絡めけり 光子 秋日傘言問橋を渡り切る 六甲 安すぎて売れぬ気配の秋の服 久 夏の果て茶寮別館宴果て 荘吉 団子買ふ簾名残の仲見世に はるか 秋潮を曳く朽ち舟の齢かな 三郎 灯を待つは蔦の中なるショットバー 光子 人力車より耳門にたたむ秋日傘 昌文 ましら酒六区あたりで商はれ 久 空つぽの六区交番秋日和 光子 演歌歌手のポスター褪せて秋暑し 美紀 六区へと金の首輪の露けしや はるか 秋暑くおもちや箱なる花やしき いづみ 秋天へしやかしやかと振るみくじ箱 眞理子 蔦絡む天国てふ名の純喫茶 美紀 秋の服としスカジャンは売れもせず 小鳥 秋旱勝手にしろとベルモンド 軽象 六区より簾名残の酒場へと はるか ポマードで白の脚半で俥夫の秋 和子 まねき猫ひとつ売れては秋を呼ぶ はるか 半七像に想ひありしか小鳥来る 三郎 水上バス葉月潮ごと浅草へ 光子 六区てふ狭き街より秋の声 眞理子 江戸前の秋風鈴や寄れば鳴る 美紀 捨て扇派手にあふぎて匂ふひと 和子 秋簾掛けて売り出す婦人服 いづみ 秋暑し楽屋裏にはなべやかん きみよ もんじや屋はもとスナックや水中花 美紀 提灯は秋暑に重く雷門 佑天 隅田川二百十日を臭ひけり 光子
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岡田順子出句
岡田順子出句
秋暑し背高のつぽが吾妻橋 ケバブ売る浅草暮らし赤とんぼ 異国語の唄も誦経も秋の声 架橋揺れ泡沫は秋声となり 神谷バーにはバッカスとこほろぎと 望郷の秋水となる日は何時か 馬道の果てゝ六区の秋千草 男優の秋声遺す算盤屋 豊の秋三枚のせるパンケーキ 蔦紅葉金字に飾り昼のBAR
岡田順子選 特選句
岡田順子選 特選句
ましら酒六区あたりで商はれ 久 レプリカのカレーライスの傾ぐ秋 緋路 鉄橋をごくゆつくりと赤とんぼ 小鳥 ぺらぺらの服をまとひて竜田姫 久 橋に立てば風に微量の秋の粒 緋路 秋江を並びてのぞく吾妻橋 久 提灯は秋暑に重く雷門 佑天 浅草の淡島さまへ菊灯し いづみ
岡田順子選 ▲問題句
初秋の六区へ向かふ荷風かな 佑天
岡田順子選 並選句
遠来の民に秋思の施無畏印 昌文 俥夫いつも屯すあたり小鳥来る 俊樹 江戸の世の馬道なりし露の径 はるか 秋風を連れ濹東の詩人たり 秋尚 仲見世の風柏翠忌修しをり 荘吉 秋灯闇ふかくなる般若の目 きみよ 浅草にもの食ふ匂ひして厄日 和子 風神はどこか雷神より秋思 俊樹 秋暑くおもちや箱なる花やしき いづみ 秋の服としスカジャンは売れもせず 小鳥 まねき猫ひとつ売れては秋を呼ぶ はるか 足の爪切つて残暑の浅草を 緋路 六区てふ狭き街より秋の声 眞理子 閉め切つて二百十日のそろばん屋 小鳥 角打ちのあては枝豆里話 三朗 入潮の渦ともならず秋思かな 光子 観音の功徳に縋る秋の蠅 眞理子 捨て扇派手にあふぎて匂ふひと 和子 助六の壁画見上げて秋の空 はるか 秋風に吹かるるものに岸の鵜も 光子 人群れて托鉢僧の鈴涼し 軽象 遥拝の項にタトゥー新松子 昌文 柏翠忌ならば機嫌の簪屋 俊樹 蔦の秋バーの屋号を絡めけり 光子
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