#白いコート
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gallerynamba · 1 year ago
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◆forte_forte (フォルテ フォルテ) 2024年春夏プレコレクション展示受注会◆
日時:7/9(日)まで 場所:Gallery なんばCITY本館1階店
●コート ¥143,000 素材:ナイロン カラー:ホワイト系 サテン地のキルティングコート。 大き目のスナップボタンが特徴的です。 他にブラウン系、ピンク系がオーダー出来ます。
●ドレス ¥121,000 素材:ポリエステル カラー:ホワイト系 パイル地のロングドレス。 Vネックで長袖です。 他にピンク系、オレンジ系、ベージュ系、ブラック系がオーダー出来ます。
●カーディガン ¥132,000 素材:ウール カラー:ホワイト サマーウールのリブニットカーディガン。 他にピンク系、オレンジ系、グリーン系、ブラック系がオーダー出来ます。
forte_forte (フォルテ フォルテ)の2024年春夏プレコレクション展示受注会を開催致します。 公式正規取扱い。 今回は、ウェア全般が対象です。 プロのバイヤー向けの展示会と同じスタイルとスケジュールで、厳選された最高の現物サンプル約40点をご試着頂きながら御要望の商品の受注を承ります。 複数点の御予約も承ります。 刺繍物は特にオススメです。 御自身のサイズ、カラーを1点から御注文頂けます。 サイズは、00(XS),0(S),1(M),2(L),3(XL),4(XXL)まで注文可能。 特殊なデザインやカラーは直営店や、国内のブティックが要望しない為、そういったスペシャルなアイテムを購入御希望の方はこの機会にオーダーしなければ入手困難です。 御客様の為に生産した商品がマイナーカラー&マイナーサイズで有れば、世界で1着の商品に成る可能性も非常に高いです。 ※商品の御渡しは2024年3月から4月予定です。 今回の展示受注会は直営以外では弊社でのみの可能性が高いです。 大変貴重な機会となっております。 是非、この機会に御来店下さい。 スタッフ一同、心より御待ちしております。
Gallery なんばCITY本館1F店 〒542-0076 大阪府大阪市中央区難波5-1-60なんばCITY本館1F 【営業時間】11:00~21:00 【休館日】7月無休 【PHONE】06-6644-2526 【e-mail】[email protected] 【なんばCITY店Facebook】https://goo.gl/qYXf6I 【ゴルチェ派Facebook】https://goo.gl/EVY9fs 【tumblr.】https://gallerynamba.tumblr.com/ 【instagram】http://instagram.com/gallery_jpg 【Twitter】https://twitter.com/gallery_jpg_vw 【Blog】http://ameblo.jp/gallery-jpg/ 【online shop】http://gallery-jpg.com/
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li--c-ht · 10 months ago
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出会った頃から掴めない人だった。もう8年の付き合いになると気づいた時、お互いに笑ってしまった。初めて会った日を全く覚えていないし、恐らく相手も覚えてないだろう。学生の頃は良く遊んでいたけれど、社会人になってから予定がすれ違い、久しぶりに会うと随分と髪が伸びて、金髪になっていた。新宿駅の待ち合わせでかなり探してしまった。お互い最後にいつ会ったかも覚えていなかったけど、たまに交わす連絡で大まかな近況は知っていた。4年付き合った彼女と別れた、私は仕事を辞めた、など。暑い夏の日だった。
そこから1年半後、最悪の状態で終電を無くした私はダメ元で「家に泊めてくれないか」と連絡していた。1人暮らしで夜中に起きている人はかなり限られている。3人に連絡して、1番最初に連絡が返ってきた。同棲していた彼女と別れて1人暮らしに戻っていた家に、こんな形で来ることになるとは。笑ってしまった。タクシーで向かうと、1年半前よりももっと髪が伸びて、後ろにひとつに結んでいた。毛先だけ金髪で、また誰なのか分からなかった。学生の頃は私が喫煙者、相手は非喫煙者。嫌煙していたのに、今では喫煙可能の喫茶店を探すほどに。ワンルームなのに煙草の匂いが全然しなかった。「生活感がない」という言葉を体現したかのような人間なので、部屋も本当に物がなかった。同棲する前の、学生の頃に住んでいた家は何回も行ったことはあったけど、その時よりも何もなかった。柑橘の、何か甘いような匂いがした。夜中に押しかけた上に、1年半ぶりの再会がこれなので、申し訳なさすぎてベッドの横に座布団を敷いて、座ってずっと映画を見ていた。仕事終わりだったらしく、すぐベッドに入って眠っている。時間が過ぎるのを待てれば良いので、息をひそめていた。寝返りを打つたびに、手が触れるのを感じていたけど、もう良い大人なので、気付かないふりをした。床が冷たすぎて、何も考えずに済んだ。
お互い何も言わないけれど、学生の頃に、何度もキスをしたことがあった。その先の、線は越えていない。不思議な関係だったことを、そういえばずっと忘れていた。それが去年の、寒い日だった。
年が明けた。ダラダラとラインをしていると「めちゃくちゃ酔っ払った」と来た。どうやら新年会で飲みすぎてしまったらしい。水を飲め、など面白がっていると「暇なら来てほしいレベル」との連絡。この前世話になったしな〜と、支度を始める。まだ三が日が過ぎたばかりで、私が家に押しかけた日から1ヶ月も経っていなかった。ウケるな〜と思いながら、タクシーに乗って向かった。夜中の0時前に着くと、ベッドに転がっていた。めちゃくちゃ酔ってるけど、頑張ってお風呂には入ったらしい。危険な行為すぎて呆れてしまった。しばらく酔った人で遊ぶ。おでこにペットボトルを乗せたり、水を飲ませたり。何要員で呼ばれたん?と聞くと、心の支え・おしゃべり要員、と言われた。そう言った割にすぐに寝息が聞こえた。まだ着いて1時間も経っていなかった。床が冷たすぎる。暖房がついてるはずなのに、顔にだけ温風が直撃して死にそうなので、寝ているのを起こしてベッドに入って良いか確認、滑り込んだ。背を向けて横になって寝ているので、私は壁に背をつけて、下半身だけベッドに入った状態で映画を見た。腰が痛くなって、私も横になる。お互いに背を向けた状態で寝っ転がって、ぼんやり映画を見ていると、後ろから���きしめられた。もう私は彼氏と別れていたし、なんとなく予感と期待があったので放っておいた。暖かい。映画を見始めたばかりなのに、全然集中できないし、眠気も来ない。私は人と一緒に眠ることができない。暖かさだけを感じて、映画を見切った。もう諦めて、お互い向かい合って抱き合った。間接照明も消して、窓から明るさだけが頼りの部屋で。線を越えたことはないし、多分これからもない。性的な雰囲気が一切ない男だ。不思議と、それが私を安心させた。背中に回った腕で、背骨と肩甲骨の形を何度もなぞる。痩せていて、大きな背中だ。向き合っているので、何度も目が合う。唇ばかりに目が合ってしまう。暑い。手が何度も頬に触れて、焦げる。同じことをきっと考えているけど、何も話さなかった。キスをした。唇の形を確認し合うような、軽いキス。何も話さず、キスをしては抱きしめ合って、背骨の数を何回も数えた。1、2、3...と数えても、途中で分からなくなった。カーテンの隙間から、朝日が差し込んできた。何故か遮光カーテンだけで過ごしている。カーテンレールに、毛布を掛けて、朝日が眩しくないようにしていた。またベッドに戻ると、少しだけキスをした。
二日酔いどう?と聞くと、まだ頭が痛い、とうんざりした顔をしていた。ベッドから出ると、何も起きて無かったかのように、数時間前のように、2人で換気扇の下で煙草を吸った。仕事が残っているのはいつものことで、15時頃に一緒に家を出た。タクシー代をきっちり回収して、電車で帰った。コートとマフラーから、あの、柑橘の甘い匂いがして、顔を埋めた。体温を反芻しては、どんな性行為をするんだろう、と想像してしまい、死にたくなった。
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leomacgivena · 1 month ago
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Xユーザーのめい🚢タイタニック航海士は良いぞさん:「古本市で見つけた1979年の雑誌の裏表紙の広告が面白すぎて購入してしまいました… いいコートは呟く 「塹壕に帰ろうよ」」
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momokuri-sannen · 22 days ago
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今日のお弁当。
のり弁、切り干し大根の煮物、ピーマンとウインナーの炒めもの、チーズ入りたまご焼き。
若いころの弁当に比べたら半分くらいの量だよなァとか。
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晩飯は回鍋肉。
合わせるのがみそ汁と白飯なので、ちょっと和風テイストにするためにみそは甜麺醤とかではなく普通のみそを使う。
味見したらもう少し辛味が欲しかったので結局麻辣醬を入れる。
おかげで汗をかいている。
今日はシャツ1枚で出かけたのだけど、ちょっと涼しすぎた。
中には薄手のコートを着てる人もいたし、なんか本当に秋がなくなっていく感じ。
ごちそうさん。
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mayimkjs · 26 days ago
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Relative Zero° (相対零度) Japanese Transcription (Edited Ver)
The original version of this VD has a mistake in it where Yuno says she's 16. This is the corrected version found in the script book.
Unedited Version
Feel free to use this how you like with no credit to me required. Credit should go to Yamanaka.
エス: Es
ユノ: Yuno
1|ミルグラム監獄内尋問室
薄暗い尋問室の中。
のんきに鼻歌を歌っているユノ。
ユノ 「~♪」
扉の外からコツコツと足音。
ユノ 「お。来たかな......ふふ」
イタズラっぽく笑うユノ。
まもなくガシャンと乱暴に扉が開く。
エス 「囚人番号2番ユノ。尋問を始め......」
部屋の中にユノが見当たらず、あたりを見回すエス。
エス 「......?どこにいった......」
ユノ 「わっ!!」
扉の裏に隠れていたユノ、エスの後ろから驚かす。
動じないエス。
エス 「......何をしている」
그ノ 「あれ~。看守さん、リアクションうっすいなぁ。もっと驚いてよ〜」
エス 「......さっさと座れ。尋問を始める」
ユノ 「は~い....」
椅子に座るユノ。
目の前に立つエス。
エス 「ミルグラムはお前たち囚人の罪を明らかにし、適切な判断をくだすために存在している。そのためにいくつか話をしよう」
ユノ 「��っけー。話そ話そ」
エス 「......まず」
言いかけたエスを遮る楽しげなユノ。
ユノ 「まず自己紹介とかしとく?カシキユノ。18歳。高校生。9月2日生まれの乙女座のO型」
エス 「......ストップ、ユノ」
ユノ 「なになに?」
エス 「質問はこちらからする」
ユノ 「どうぞどうぞ〜」
咳払いをし、続けるエス。
エス 「シン囚人としてミルグラムに囚われて数日というところか。率直に、どうだ?監獄生活は」
厳粛な雰囲気を作ろうとするエスだが、ユノは取り合わない。
그ノ 「んー?意外と楽しいよ。家族がどうしてるかなぁって心配はあるけど......不思議体験って感じで」
エス 「楽しい......か......」
ユノ 「そうだね、他の囚人の人たちもみんな面白いし、まだ色々探り合いって空気もいいね。そういう時期の人間観察ってやっぱり楽しいよね~?」
エス 「ユノ」
ユノ 「はいよ?」
まだ喋りそうなユノを制止するエス。
エス 「......緊張感がなさすぎる。尋問だと言っているだろう」
ユノ 「あぁ、看守さんったらムード大切にするタイプだ」
エス 「最低限は。お前の罪を許すか、許さないか、判断するための貴重な場だからな」
睨みつけるエスのことを意に介さず、笑顔で続けるユノ。指を3本立てて見せる。
ユノ 「緊張感がない理由は3つありま~す。......聞きたい?」
エス 「......それを解決すれば真剣に取り組むんだな?」
ユノ 「ん~。まぁ、そうなるかな?」
エス 「話してみろ」
ユノ 「3000円になりま〜す」
エス 「いいから話せ」
ユノ 「けち~......まぁいいや。じゃあひとつめ。看守さんの見た目が全然怖くなくてむしろ可愛いから」
エス 「......はぁ?」
思いもしない回答に拍子抜けするエス。
ユノ 「おかしいでしょ。看守なのに。あたしと同じくらいの歳じゃない?むしろちょっと下くらい?」
エス 「......知らん」
あからさまに不機嫌になるエス。
ユノ 「ほらほら、無理でしょ~。そんな可愛い顔で緊張感持てなんて」
エス 「......あぁ?」
普段以上に威嚇するように睨みつけるエス。
ユノ 「あはは、眉間にシワ寄せても無駄だって」
エス 「......大変不服で不愉快だ!それに反論もあるぞ」
ユノ 「ほうほう?聞きましょう?」
ビシッとユノを指差すエス。
エス 「僕が屈強な大男だったとして、暴力をもって支配しようとしたところでお前の態度が変わるとは思えないな」
エスの指摘に少し驚いた顔のユノ。
ユノ 「......たしかに!そうかも」
エス 「だろう?それはお前自身の気質の問題だ。よって僕の見た目は関係ない。まったく関係ない」
ユノ 「めちゃくちゃ気にしてんじゃ〜ん。まぁいいや。じゃあ第一問クリアってことで」
エス 「いつの間にクイズになった?」
ユノが指を2本立てて見せる。
ユノ 「あたしが緊張感のない理由ふたつめ。先に尋問から帰ってきたハルカがニッコニコしてたから!」
エス 「あぁ......」
頭を抱えるエス。
エス 「それは僕のせいじゃない......」
ユノ 「おかげでよっぽど楽しいことが待ってるんだと思って期待してたんだけどなぁ~」
エス 「お前が帰るときは絶対に暗い顔で帰れよ」
ユノ 「ねぇねぇ。ハルカと何話したの~?あの子をあんなにニコニコさせるなんてすごい手腕じゃない?」
エス 「僕は尋問での会話の内容を漏らすことはしない。だが、そうだな......僕が何をしたか教えてやろう。思いっきりビンタをお見舞いしてやった」
の歳
ユノ 「わーお!」
ニヤニヤするユノ。
ユノ 「それでニコニコで帰ってきたのか。そりゃハルカが変態さんだ。第2問もクリアかな......」
エス 「なんだか気づかないうちに、お前のペースに巻き込まれている気がする......」
笑顔を崩さないままのユノが、少し冷たく言い放つ。
ユノ 「みっつめ。看守さんに人を赦す.赦さないなんて決めれっこないと思っているから」
ユノの顔は笑顔のままだが、空気だけが変わっている。
ユノの言葉に眉をひそめるエス。
エス 「......聞き捨てならないな。僕の能力を疑問視しているということか?」
ユノ 「あぁ、違う違う。看守さんがどうこうってわけじゃないよ」
エス 「......詳しく聞かせてもらおうか」
不愉快を隠せないエスに対して、少し冷めた様子のユノ。
ユノ 「まぁ......システムを聞いたときからずっと思ってたんだよ。ここ、看守さんが有罪無罪決めるんでしょ」
エス 「そうだな」
ユノ 「看守さんの好き嫌いでしかないでしょ、それ」
エス 「......」
ユノ 「あんまり詳しくないけどさ、日本って法治国家ってやつでしょ?法律以外で良いとか悪いとか決めたらおかしくなっちゃうでしょ?」
エス 「ふむ」
ユノ 「例えばニュースとかさ〜。不倫とか不適切発言とか不謹慎とかで騒いでるでしょ?同調した人たちも叩き始めるでしょ?......バカだなぁって思わない?法律以外で人が人を罰するなんてキリがないよ」
心底つまらなそうなユノ。
エス 「......一般論になるが法律も人が決めたものだ。すべての人間が納得する妥当性を得られるものではないだろう」
ユノ 「それ。自分が納得したいからって、無関係の他人に干渉してくる人が嫌いなんだよねー。それってマス......あー、ただ自分が気持ちよくなりたいだけじゃん?.....その人達は、結局何もしてくれないよ」
エス 「ユノ......」
ユノ 「あたしがどんなに寒い思いしてても、なーんもあっためてくれない人たちだよ」
どんどんトーンの堕ちていくユノ。
そんな自分にはっと気づいて笑顔に戻る。
ユノ 「へへ、話それちゃった!えーと、何が言いたいかという��ね」
エス 「結局僕次第だと......」
ユノ 「そう。結局もう好みじゃん?まぁ別に良いと思うんだけど、潔くて!でも、看守さんがどう思うかなんてあたしにはどうしようもない。だから取り繕う意味がない。普段どおり楽しく過ごしているってわけ!」
あっけらかんとしたユノに、ため息をつくエス。
エス 「......なかなかクセモノだな、お前も」
���ノ 「そう?普通じゃない?」
エス 「良いだろう。お前がお前らしくいるように、僕も看守らしくやらせてもらう」
バッとコートを翻し、
エス 「ユノ。お前自身は自分の罪についてどう考えているんだ?」
ユノ 「え?」
エス 「お前のその感性をもってすれば何故自分がここに入れられたかはわかっているんだろう?」
少し考えたのちに、口を開くユノ。
ユノ 「......まぁ『ヒトゴロシ』呼ばわりされそうなことは一件ほど」
エス 「よろしい。では、お前はお前の罪をどう感じる?赦されるべきものか?赦されざるものか?」
ユノ 「んー......」
少し考え込むユノ。
あきらめたようにパッと顔をあげる。
ユノ 「......さぁ?わかんない。考えるのめんどくさいかなぁ」
エス 「考えろ」
ユノ 「うーん、ぶっちゃけ看守さんがさないならさないでいいよ」
エス 「赦されたいとは思わないのか?」
ユノ 「必死で謝ってまでは別にいいかな。自分のしたいことをした結果だから」
エス 「罪の意識はないのか?」
ユノ 「どうかな?それも考えるのやめちゃった」
エス 「......適当だな」
ユノ 「......世の中が真面目すぎるだけだよ」
問答を終え、納得したようなエス。
エス 「ユノ、お前はふざけているように見えて頭の良い人間だ」
ユノ 「......それはどうも?買いかぶりだけどね」
エス 「だが、それゆえか諦観している。自分にも、人間にも、社会にもすべてを悟って冷めた顔をしているな」
エスの言葉にあからさまに不機嫌になるユノ。
ユノ 「......ヘー、なに。お説教?精神論系のやつ?一番嫌いだよ?」
エス 「くくく......」
わずかに微笑むエス。
エス 「へらへらと空虚な言葉を吐いているお前より、今のイラついたお前の方がずっと好ましい」
ユノ 「......え?」
エス 「冷めたままでいい。ごまかさなくていい。僕の前ではな」
突如部屋にある時計から鐘の音がなる部屋の構造が変化していく。
ユノ 「部屋が、変わっていく......」
エス 「尋問はこれにて終了。ここからはお前の記憶から生み出される心象を覗かせてもらう」
ユノ 「......歌で引き出す、って言ってたやつ?」
エス 「そうだ。お前の冷めた心も、適��な言葉も、何故そう至ったかも......すべて僕が突き止め、受け止めてやる」
ユノ 「看守さん......」
エス 「隠し事は不可能。ゆえに何も取り繕う必要はない。お前はお前のままでいればいい。ありのままのお前を、僕が身勝手に判断してやる。......それがミルグラムだからな」
ユノ 「なぁに、そのめちゃくちゃな理論......」
呆けていたユノ、目を閉じ微笑む。
ユノ 「でも、そうだなぁ。想像してみるとそれは......。ち��つとだけ......あったかいな」
ユノの肩に手を載せるエス。
エス 「囚人番号2番、ユノ。さぁ。お前の罪を歌え」
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tokyomariegold · 2 months ago
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2024/3/18〜
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3月18日 朝の電車で大阪のホテルの予約もキャンセルした。 やっぱりへとへとが慢性化してしまっていて、よくしてもらっている職員さんから、疲れてる?大丈夫?と声をかけてもらう。
色々悲しくなっているところに、不意に人事異動の通達もあり、気持ちの持ち方が行方不明。 十分すぎる予告はあったし、待ち構えていたけれど実際に通達されると驚いてしまった。 悲しいとかではないけれどショックだった。
大阪にも行けないし、なんか職場にあまりいたくなくて明日は行くつもりでなかった出張へ出向くことにしてしまった。
お財布はやっぱりクリーニングに出しに行きたい服を入れたトートバッグに入れたままだった。
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3月19日 人事異動の通達によって、今のお仕事のことで一喜一憂していた時間にも線引きがされた。 と、いってもやっぱり引き続き気になるものは気になるし、でももうあなたの考えるところではないから!と社会の側から無理やり思考をストップさせられている気もして、本当、お仕事のことで悩んだりしない方がいいな、と思った。
明日からの大阪行きを見送ったことを、大阪の友人へメッセージをしていて、全てに落ち込んでいるところで乗り換え駅にいいちこのポスターを見つける。 いいちこも春になっていた。 出張で都内に出たことで、このポスターを2連で掲示しているところに2回で会えた。
出張先ではまた今日も空回り元気な感じを、返事すらまともにできないおじさん達の中でやってきた。とっても疲れた。なんでだよ!ってたくさん思ってしまった。
出張先のまちは古紙の回収日で、年度末だからか教科書やノートがたくさん並んでいた。その内の“先輩の本棚”という本(教科書の副読本?)が気になった。 植物がいつも素敵なお屋敷は玄関横にミモザがかざられていた。 もしかしたらこの出張先にも来なくなるのかな、と思って、何もないまちに唯一ちょっと素敵なお菓子屋さんがあるのを気になっていたので帰りに何か買って帰ろうと思ったら火曜日が定休日。 クリオロという目黒とかにもお店がある洋菓子屋さん。
仕事のことや大阪行きがなくなって当てもない有休になってしまった木曜日のこととか、いろんなことを考えて職場へ戻ったところで一期下の方に遭遇。 「異動されるんですね、大丈夫かな、と思って…」とお話しして下さった。大丈夫じゃないなんてこと言ってられないと思っていたみたい。本当は大丈夫じゃなくて、そう言ってもらって少し泣きそうになった。 つみたてNISAのことを教えてもらったりと、よくしてもらっている異動先の部署の職員さんから「公私共によろしくね」と話しかけもらう。
空には月が半分くらいで、大阪旅行のお供にレンタルしたCONTAXで撮っておいた。 陸橋の上でセルフタイマーで写真も撮った。 全然楽しくなかった。 撮るたびに、先日のポートフォリオレビューで「フィルムで撮る意味って?」と言われた言葉が頭にアナウンスされてしまうようになった。
unextにたくさん面白そうな映画があって、でもリストに入れるだけで何も集中してみることができないんだろうな、と虚しくもなる。
どうしてこうなってしまったんだろう。
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3月20日 今日はなるべく何もしないように気をつけた。 気をつけたけれど、毛布の洗濯や部屋の掃除や冬物のクリーニングやヨガや無印良品週間有効活用や久しぶりのカレー作りなどをした。
隣駅の目星をつけていたクリーニング屋さんへ、enfoldのコートなどを持って行った。 そしたら、また、こちらもシャッターが下りていてお休み!でもよく見渡したら道を挟んだところにもクリーニング屋さんがあり、そちらに出してみた(こっちは木曜定休とのこと)。 そのあと駅の反対側を少し歩いたら、またクリーニング屋さんを見つけた。 いつも気にしないでいたけれど、乗り換え駅の周りにはこんなにたくさんクリーニング屋さんがあったなんて。
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なるべく何もしない、かつなるべく早め早めに生活のことを済ませようといつもと違う時間のスーパーでお買い物をしていたら、久しぶりにお隣さんに会ってしまった。かなり距離があったのに、見つかったし見つけてしまった。
大島さんが大阪で展示をされる情報を見つけ、やっぱり4月中の普通の土日にリベンジしたい。 普通に、普通に出かけてしまいたい。
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無印良品でタッパーを買い直して久しぶりにカレーを作った。作業的には作り始めから片付けまでかなりいい感じでまとまった感じで作れたのでよかった。それと本物の生姜を買ってみた(いつもはチューブ)。
明日は起きれたら美術館へ行って、異動や退職される方へ渡したいお菓子を買って、ロッカーに入れる新しいフレグランスタグを買いたい。
夕方から天気が二転三転して窓の外が忙しそうだったけれど音楽を聴きながらカレーを作っていたのでそれどころでは無かった。 でも春みたい、と思って、窓の外の土手がもうだいぶ黄色いことに気がついた。春でした。
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rosysnow · 2 months ago
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魔法じかけの林檎
誰もがその林檎を欲しいと思ったけど
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 千鈴は林檎しか食べない。どんな食事を用意しても食べないのに、林檎を切ってあげると、それは食べる。だから、お見舞いのときは、私は必ず林檎を持っていく。
 精神病棟だから病室には行けない。けれど、看護師さんに手を取られて、千鈴は面会室には現れる。精彩のない無表情でソファに座る。待っているあいだに切り分けた林檎を並べたお皿を、私は千鈴の前に置く。
 その甘い香りか、お皿を置いた音か、それは分からないけど、千鈴は林檎に目を落とし、ひと切れ、手に取る。そして、言葉はなく、しゃり、しゃり、とゆっくり林檎を食べていく。
 姉の千鈴。妹の五鈴。私たちは、十三年前に一卵性のふたごとして生まれた。
 幼い頃は、ふわふわのカールの髪に結ぶ、色違いのリボンが見分けるコツだった。それと、泣いているのはたいてい私で、褒められているのはたいてい千鈴。
 千鈴は泣き虫の私を揶揄ったりもしたけど、けして意地悪ではなかったし、優しい姉だった。私は、よく千鈴のあとを追いかけて走っていた。私たちの毎日が壊れた、あの日もそうだった。
 ふたごって何かかわいいねと言われながら、同じ小学校に上がった春だった。私たちは一緒に下校していた。
 にぶくて泣き虫な私をまた揶揄って、千鈴は駆け足で先を走っていた。春風に、千鈴の髪を結う白いリボンがひるがえった。ひと気が減ってきた角を曲がり、「千鈴、待って」と息を切らす青いリボンの私は顔を上げ、はっと立ち止まった。
 こちらを振り返って笑っている千鈴のすぐ背後に、知らない男の人が立っていた。私は千鈴の名前を叫ぼうとした。遅かった。男の人は、強引に千鈴を抱え上げ、そのまま路地に駆けこんでしまった。
 茫然とする私の耳に届いたのは、服を引き裂く音、千鈴の泣き声、男の人の荒い息──
 そのとき、偶然同じクラスの男の子たちが通りかかって、私は泣きながら千鈴が引きこまれた路地を指さした。私は何もできなくて、男の子たちが声を上げたり、大人を呼んだりしてくれた。
 けれど、千鈴の心にはすべてが手遅れだった。その日から千鈴は、感情も記憶も喪失した、息をしているだけの人形のようになった。外出はもちろん、家庭で過ごすことさえ困難と診断され、精神病棟で過ごしていくことになった。
 しばらく、千鈴は何も食べなかった。点滴で栄養を摂っていても、見る見る痩せていった。ふっくらした薔薇色の頬は蒼くこ��て、腕も脚も折れそうになって、しっとり白かった肌もぱさぱさになっていった。
 そんな千鈴を見るのをつらいと言い出したのは、私より両親が先だった。何かと言い訳をつけ、千鈴のお見舞いに行かなくなった。私が千鈴に会いたいとせがむと、「病気が伝染って人形になるから」とおとうさんは目をそらした。おかあさんは「千鈴のぶんまで、いい子にしてね」と虚ろな瞳で私の頭を撫でた。
 それでも私は、千鈴に会いたかったから、そばにいたかったから、お小遣いを全部交通費に当て、両親には「友達と遊んでくる」と言って、こっそり千鈴のお見舞いに行った。
 私と千鈴が幼稚園の頃に読んだ、子供向けにした神話の絵本の中に、こんな話があった。どんな病も傷も治す、魔法の林檎を果樹園で守る女の子がいた。彼女は、林檎を盗みにきた泥棒に殺されてしまった。その死を哀しんだ女神様によって、彼女は花のすがたとして生まれ変わった──
 魔法の林檎は、半分食べれば、どんな病気も癒える。全部食べれば、永遠に若く生きられる。そんな、不思議な黄金の林檎。
 ひとりになってしまった部屋で、その絵本を読み返した私は、その林檎が欲しいと思った。林檎が心まで癒すかは分からなかったけど、そんな魔法に頼らないと、千鈴は壊れてしまうのではないかと怖かった。
「ねえ、千鈴」
 季節はあっという間に巡り、着こんだコートのポケットに、懐炉を入れておく冬になっていた。吐く息が白く、雪が舞う日も多かった。
 家から駅まで歩いて、病院の送迎バスが来る駅までふた駅。ありがたいことに、マイクロバスの利用は無料だった。私はその日、お年玉をもらってお金があったので、千鈴のお見舞いに差し入れを持ってきていた。
「お花に生まれ変わった女の子のお話、憶えてる? もしあの子が魔法の林檎を食べてたら、殺されても死ななかったよねって一緒に話したよね。だからね、千鈴も林檎を食べたらつらくても咲えるかもしれないって、今日は林檎を持ってきたの」
 かたわらに置いていたビニールぶくろから、駅前のスーパーで買ってきた林檎を取り出した。千鈴がめずらしく、ゆっくりとだけど視線を動かし、それを見た。私は精一杯咲って、「ちょっとでも食べよう」と千鈴の手に林檎を持たせた。
「林檎を食べたら、千鈴にも治る魔法がかかるから」
 千鈴は何も言わなかった。でも、それから、林檎だけは食べてくれるようになった。
 それが、千鈴の必死の声だったのだと思う。本当は千鈴も、食べたいし、しゃべりたいし、咲いたいのだ。でも、できない。あの体験がおぞましく焼きついて、自分を思い通りに動かせない。
 いつか心が癒えるように、掠奪された自分を取り返して傷を乗り越えられるように、千鈴は願いをこめて林檎を食べた。
「……千鈴だったら、こんな間違いしないのに」
 一方、千鈴が欠けた家庭で、おかあさんの態度が���かしくなりはじめたのは、事件から一年が過ぎた頃だった。
 私のテストの答案を見ていたおかあさんが、ふとそんなことをつぶやいた。「えっ」と私がちゃんと聞き取れずに問い返すと、おかあさんは突然、答案用紙をびりっと音を立てて破った。
「千鈴なら、こんなテストぐらい百点が取れるでしょう!」
 言われていることがとっさに分からず、ぽかんとおかあさんを見た。おかあさんはゆがんだ顔を覆って、フローリングにくずおれて、わっと泣き出した。どくどくとあふれる涙で、床に散らばった不正解だった私の字がふやけていった。
 私はしばし突っ立ってしまったけど、「おかあさん」とこわごわその肩に手を置いた。おかあさんはその手を振りはらって、「あんたなんかいらない!」と金切り声で叫んだ。
「千鈴! 千鈴を返して‼ 私のかわいかった千鈴はどこなの、ねえ、どこに行ってしまったの!」
 私ははたかれた右手を握りしめ、視線をとまどわせた。おかあさんは、砕けたガラスみたいに床に這いつくばって泣いている。その嗚咽に、千鈴の名前が混じる。
 私なんかいなかったみたいに。自分の娘は千鈴だけであるみたいに。
 ああ、おかあさんは千鈴に会いたいんだ。いつでも会える私なんか、どうでもいいんだ。おかあさんに必要なのは、一年前まで、無邪気に咲って、当たり前に私たちの中にいた、健やかな千鈴──
「ほ……ほんとに、五鈴は、ダメだよね」
 何で、そんなことを言ってしまったのか分からない。
「私からも、五鈴にこれくらいできないとって、しかっておくから」
 それが幼い頭でやっと考えついた、発狂しそうなおかあさんのなだめ方だったのかもしれない。
「おかあさん、泣かないで」
 おかあさんが震えながら泣きやんで、鼻をすすって顔を上げた。
「私はここにいるよ」
 おかあさんが手を伸ばし、私の頬に触れた。
「千鈴……?」
 私はおかあさんに向かって微笑み、うなずいた。その拍子、おかあさんは私を抱きしめて、また泣き出した。
 でも、耳にきりきりする、痛ましい泣き方ではなかった。安堵で声をつまらせ、やっと家にたどりついた子供のような慟哭だった。
 こんなに、おかあさんは千鈴を探していたのか。傷ついてしまう前の千鈴を求めていたのか。
 だったら、私にできることはひとつだ。おかあさんの前では、私は千鈴を演じる。千鈴のふたごの片割れである私にしか、それはできない。
 千鈴がいなくては、おかあさんが壊れてしまう。だから、千鈴が治るまでは、帰ってくるまでは、おかあさんの前では私が千鈴になる。
「五鈴は……つらいかもしれないけど」
 その夜、おとうさんが帰宅する頃にはおかあさんは泣き疲れて、リビングのソファで眠っていた。「『千鈴だよ』って言ったら、おかあさん、すごくほっとしてくれたの」と私がつたなく説明すると、おとうさんは言葉を失くしたものの、私の頭に大きな手を置いて言った。
「おかあさんの前では、千鈴でいてくれるかな」
「うん。おとうさんも、私のこと五鈴って呼んじゃダメだよ」
「……ごめんな、五鈴」
「千鈴、だよ」
「ごめん、……ごめん千鈴。守ってやれなくて、本当にごめん──」
 おとうさんにぎゅっとさ���て、スーツの糊の匂いの中で、「大丈夫だよ」と私は言った。
 その言葉が、五鈴としてだったのか、千鈴としてだったのかは、分からない。おとうさんの腕に力がこもったのも、五鈴に対してだったのか、千鈴に対してだったのか、分からなかった。
 それから、私は家庭では千鈴を演じるようになった。千鈴のように勉強も運動も、口調も身だしなみも頑張った。「五鈴」はいなくなったわけではなく、いつも偶然その場にいないかのように振る舞われた。私だけでは修復しなかった家庭が、私が千鈴になることで、少しずつ明るくなっていった。
 もちろん、私を「千鈴」と呼んで、買い物に行けるようにもなったおかあさんについて、近所の人は怪訝そうにひそひそ話をした。私がひとりのとき、「無事だったのは五鈴ちゃんよね?」と心配そうに声をかけられることもあった。私はあやふやに咲ってかわし、家に駆けこんで、おかあさんに百点を取ったテストを見せた。おかあさんの穏やかな笑顔が、私のきしみそうになる心を支えた。
 本物の千鈴のお見舞いに行くのは、相変わらず私だけだった。家のことを、千鈴には話したほうがいいのかと思ったけど、刺激を与える話は先生を通してからと看護師さんに言われていた。
 近所の人の訝る目を思い出し、あんまりお医者さんには言いたくないなと思った。やっと見つけた落ち着く手段を、やめたほうがいいとか言われたくない。
 千鈴は事切れた瞳のまま、静かに林檎を食べている。私たちは、いつ千鈴が帰ってきてもいいようにしているだけ。だけど、千鈴が戻ってきたら、私はどうなるのだろう。
 どんどん希薄になっていく五鈴という私は、まだあの家に存在しているのだろうか。帰ってきてほしいと思って、私だけがこうして本物の千鈴を見捨てていないのに、千鈴が帰ってきたら、きっと私が一番報われない。
 私が演じる千鈴は、周りの理想を裏切らないように、美しく築かれていった。言葉ひとつ、仕草ひとつ、細心の注意で千鈴らしくした。千鈴以上に千鈴だったかもしれない。
 おかあさんが外では私を「千鈴」と呼ぶし、家に来たクラスメイトたちは、「あれ……五鈴ちゃんだっけ? 千鈴ちゃんだっけ?」と混乱して、いつのまにか「えーっと、千鈴ちゃんだよね!」と思いこんでいった。
 テストや教科書に名前を書くときも「千鈴」と書いた。さすがに本名を把握している先生たちは、最初は「え?」という顔をするものの、私もクラスメイトも──何より親が「あの子は千鈴ですよ」と言うので、触れてはいけない、あるいは関わりたくないと思うらしく、次第に何も言わなくなった。
 私は人前では淑やかに咲う反面、部屋でひとりになると、自分の鼓動がうるさくて過呼吸になるときがあった。
 私は綺麗。私はいい子。私は──違う、全部千鈴だ。綺麗なのは千鈴。いい子なのは千鈴。じゃあ私は? 私は何なの? 私はどこに行ったの?
 千鈴の偽物として生活していて、私自身の価値はどうなってしまったの?
 どんなに演じても、千鈴本人になれることもないのに、なぜ私は不毛な嘘をまとっているの?
 千鈴として咲うほど、私は咲えなくなっていく。千鈴として振る舞うほど、私は何も感じなくなっていく。
 自分を切り崩していく中で、中学生になった。最近の公立中学は物騒だからと私立に���んだ。私を千鈴としてあつかうことは、ご家庭の事情があるから、と小学校の先生が伝えたらしい。生徒証などの公的な書類になるもの以外では、私は千鈴として通った。
 葉桜の緑が鮮やかな五月、一年生の中間考査では首席を取れた。ほっとして貼り出しから教室に戻ろうとしたとき、「あ、おいっ」という声がして肩をつかまれた。
 私は立ち止まって振り返り、そこにいたブレザーの男の子に首をかしげた。黒いさらさらとした髪、まだ童顔の大きな瞳、誰なのか心当たりはなかった。けど、「千鈴なのか?」と声変わりもしていない声が言う。私は貼り出しにある名前が、千鈴であるのを一瞥した。
「……そう、だけど」
「えっと……元気にしてたか」
「ええと、あなた──」
「洋介だよ。谷村洋介。その、……あのとき、妹のほうが俺とか和義を呼び止めて。俺は、学校まで先生を呼びに行ったんだけど」
 私はその男の子を見つめた。引っかかる記憶はなかった。
 あのとき、どんな男の子たちに声をかけたかもよく憶えていない。クラスメイトではあったはずだけど、特に彼に印象はない。
「ちゃんと、学校にも来れるようになったんだな」
「……もうずいぶん経ったから」
「そうか。あ、千鈴は何組なんだ?」
「A組よ」
「すげ、進学クラスじゃん。俺は一般のC組だけど、また今度、ゆっくり話でもできたら」
「そうね」
「よかった、ちゃんと生活できるようになったなら。ずっと心配してたんだ」
 洋介くんは優しく微笑むと、「じゃあ」とそばにあった階段を降りていった。妹のほう。五鈴のことは、名前さえ出てこないのだろうか。
 それから、ときおり洋介くんが声をかけてきて、私たちは話をするときがあった。この人、千鈴が好きなのかな。そう気づくまでに、時間はかからなかった。
 幼い頃からの想いなのだろうか。再会して始まった恋心だろうか。
 後者だとしたら、君が好きになったのは千鈴じゃなくて五鈴なんだよ、と伝えたい心がふくれあがってきた。幼い頃からの気持ちだったとしても、それなら彼には、本物の千鈴のことを言っておきたかった。
 どうして、本当のことを知ってもらいたいと思うのだろう。知られたところで、状況をかき乱すだけなのに。
 梅雨の合間に晴れた日、雨粒が芝生できらきらする中庭のベンチで、洋介くんとお昼を過ごしていた。洋介くんはお弁当を食べはじめていたけど、私はお弁当ぶくろを膝に置き、躊躇っていた。「食べないのか?」と言われて、曖昧にうなずいた私は、気を引き締めて洋介くんを向いた。
「あのね、洋介くんに知っていてほしいことがあるの」
「ん、何だよ」
「……これ、なんだけど」
 私は胸ポケットから生徒手帳を取り出し、生徒証のページを開いて、洋介くんに渡した。洋介くんはそれを受け取り、怪訝そうにページを見つめた。
「これが?」
「名前を見てほしいの」
「名前──」
 洋介くんの目が、そこに記される私の名前をたどった。まぶたが押し上げられる。
「え……これ、五鈴って」
「私ね、ほんとは五鈴なの」
「は?」
「みんな千鈴だって思いこんでるけど、私もそう思われるように千鈴を演じてるけど、違うの。私は五鈴──」
「え……ちょっと、待てよ。演じてるって、じゃあ、ほんとの千鈴は?」
「千鈴、は──」
「てか、わけ分かんねえし。何でそんな演技してんだよ」
「ち、千鈴を演じないと、誰も私なんか見ない、し」
「はあっ? 千鈴はあんなことがあったんだ��⁉ お前なんかどうでもよくなるのが普通だろ。……くそっ、最低じゃないか」
 最低? 私が? 何で?
 ぽかんとしてしまうと、洋介くんは忌ま忌ましそうに立ち上がって、中庭を出ていってしまった。私はそれを見送り、本当にわけが分からなくて、洋介くんの反応が正常なのか異常なのかさえ判断できなかった。
 だって、私が千鈴にならないと、大人たちはまるで歯車が合わなかったじゃない。なのに、私が間違いだったの?
 そのとき、突然気づいた。魔法の林檎になっているのは、私なのだ。おかあさんにとって。おとうさんにとって。あの事件から目をそらしたい人、すべてにとって。
 私という林檎が、麻薬のようにみんなの意識をごまかし、ひととき忘れさせて、麻痺させている。私が千鈴になることで、千鈴が傷つけられた事実はゆがめられ、偽りの安心をみんなに与えている。
 やがて、太陽が白光する夏が来た。季節外れでちょっと高い林檎を買って、私はまた千鈴のお見舞いに行った。
 千鈴は林檎を食べる。しゃく、と噛み砕く音と共にこぼれる甘酸っぱい香りに、私は涙が出てくる。
 このままでは、私が壊れてしまう。私が見せる幻覚は、薬でなく毒だ。そんな調和は、今すぐやめないといけない。
 ふと、口元に冷たい酸味が触れた。はっとすると、虚ろな表情のままだったけど、千鈴が私の口に林檎を分けようとしていた。私は千鈴の瞳を見つめ、久しぶりに、五鈴として咲った。
 林檎を受け取り、さわやかな味を頬張った。口の中に、新鮮な味がふわりと広がる。
 林檎を食べていたら、女の子は死ななかった。でも、もう死んでしまった。だけど、女神様によって花に生まれ変わった。
 千鈴もきっと生まれ変われる。綺麗な花としていつかまた咲える。私も弱い大人の犠牲になり、千鈴が花になれたすがたを演じてみせなくていい。そんなことをしなくても、千鈴は咲けるから。その千鈴の生きる力を信じることが、魔法じかけの林檎になって、五鈴としての私を癒やしてくれる。
 千鈴じゃなくていい。弱い心に見せる幻にはならなくていい。そんなことをしていても、今度は私が死ぬだけだ。
 再び咲えるようになる千鈴と共に、私は私のまま、嘘偽りなく生きていっていいんだ。
 私がこくんと林檎を飲みこむのを見た瞬間、確かに千鈴の瞳が、ほころぶようにほのかにやわらいだ。
 FIN
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heartvisor · 1 year ago
Text
シン・仮面ライダーカード!!
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to commemorate the theatrical release of anno's shin kamen rider, various character cards were distributed to moviegoers. as well, calbee released promotional movie-themed chips with included random cards.
this post compiles the text for character tidbits, relationship details, and setting notes included on the collectible cards.
source image links calbee chip cards vol. 1: 1-24, 25-48 theatrical edition kamen rider cards: 49-68, 117-121 calbee chip cards vol. 2: 69-92, 93-116
1. クモオーグ
出身地: 奥多摩の山林 とくちょう: 1. 口からはきだすねばついた白い糸で人間をがんじがらめにしてしまう。 2. みずからの手でひとをころすことを一番の幸せと感じている。 弱点: うでのつけねやひじなどの、かんせつがもろい
2. コウモリオーグ
出身地: わからない とくちょう: 1. 間夜にひそんでとびまわり、ちょうおんばで敵ののうみそをいためつける 2. 人間にかみつき、てころしたり下僕にしたりするヴィルースに感染させてころしたり下僕にしたりする 弱点: かくしもっているしなやかなつばさ。 これをつけれからぜんぶちぎられるとしぬ。
3. ハチオーグ
出身地: 富士山のふもと とくちょう: 1. 刀のひとさしでえものをショックしさせる。 2. 人間たちをあやつって、ぐんたいをつくる。そして、人間をこうげんきできない仮面ライダーをくるしめる。 弱点: かたなとられるとこうけき力がにぶる。
4. 仮面ライダーのひみつ
SHOCKERでオーグメンテーションを受けた本郷猛は、戦うための強い肉体とくべつなそうびが与えられた。 胸のコンバーターラングと背中のコンバーターウィングはかれの全身にエネルギーをいきわたらせる。 ベルトのタイフーンはある力を計測する風車ダイナモやさまざまな回路やシステムがそなわっている。 ライダーのたたかいには、どれも欠かすことはできないのだ。
5. 走れ!サイ��ロン号!
ブロロロロ!!うなりをあげるエンジン。 ライダーとルリ子を乗せて、SHOCKERのアジトから脱出だ。 サイクロン号は並のオートバイではない。 のりこなせるものならのりこなしてみろといわんばかりの超馬力。 普通人など振り落とされてしまう脅威の加速力は、わざか数秒で最高時速350キロにとうたつ。ここからさらに変形し、真の力を発揮するのだ。
6. 仮面ライダーのひみつ
赤い光をはなつライダーの目。 これわC・アイとよぶ 昆虫の複眼をはってんさせたもので、たいへんすぐれた視力をもつ。双眼鏡でしか見えないはるか遠くの建物や、顕微鏡サイズのとても小さな生物も、はっきりとらえる。 まだ、すばやく動く物体などもしっかりキャッチする。だから、高速のサイクロン号に乗ったときも、人や車をよけながら安全に運転できるのだ。
7. 本郷のかくご
バッタとの合成オーグメントとなった本郷は、骨も筋肉もひじょうにがんきょう。 戦うための体であるから力の加減がむつかしく、気を抜けば物をこわしてしまう。 みのまわりの食器やコーヒーカップも、かるくにぎっただけで粉々になってしまった。 人間ばなれした力は本郷を苦しめている。 できるならふつうの人間に戻りたい。 しかし、SHOCKERをたおし、人々の平和を守る、いまはそれだけを考えている。
8. ルリ子もたたかうぞ
ルリ子は本郷とともにSHOCKERに立ち向かう、たのもしい仲間だ。 オーグメントのことをよく知っていて、もろいところを教えてくれたりもする。頭がまわるので、計画を立てるのもとくいだ。 いっけんとっつきにくい性格だけれど、本郷と同じように誰かを思いやるやさしい心をもっている。 本郷も、助けてくれるルリ子がいるから、安心して戦うことができるのだ。
9. ライダー特訓の日々
君は、ライダーの技がいくつあるか知っているかい?かるく40はこえるだろう。 技の中には、ルリ子が本郷と一緒に考えたものもいくつかある。 本郷は人の話をよくきくし、まい日トレーニングをかかさないから、どんな技もすぐものにしてしまう。 ライダーの特訓と成長におわりはないのだ。
10. 危険なオーグメンテーション手術
SHOCKERの科学陣は、人間に別の生き物をあわせてオーグメントにする。爬虫類や毒の生物などはいいあんばいだが、植物を材料にされた青年などは、まもなくしんでしまった。 人間と植物では、あまりにもかけ離れているから、特にむつかしい。成功と失敗をかさね、今は昆虫がよいという声がつよまっている。 緑川博士が本郷をバッタとの合成オーグメントに選んだのは頭脳明晰スポーツ万能だからだけじゃない。 かれの哀しい過去も理由のひとつなのだ。
11. クモオーグのひみつ
SHOCKERに目をつけられた人間ぎらいの男が、クモと合成オーグメンテーション手術をされた。 アマゾンやアフリカ、世界各地から集めた色々なしゅるいの危険なクモたちを材料にした。人間をしめころすための白い糸を吐き出す。 ほかにも、かくされた爪や牙からもう毒を注入する。クモオーグにやられたら、したいものこらない。 てきの中でもとくにゆだんのならないやつだ。
12. 悪の組織に立ちむかえ!
本郷、ルリ子、緑川博士は、SHOCKERと戦うことをちかった最初の三人だ。 緑川博士はルリ子のお父さんで、本郷の大学時代の先生。ついこの間まで、組織の研究員として働いていたが、これではいけないと考え直したのだ。本郷は緑川博士からオーグメンテーション手術を受けてなやんだりもしたが、先生をうらんではいない。その力をSHOCKERと戦うために使うことをルリ子と約束した。こうしてために使うことをルリ子と約束した。こうしてライダーのかこくな戦いがはじまったのだ。
13. 仮面ライダー
「変身!」 バッタとの合成オーグメント本郷猛は、ベルトの風車と胸のコンバーター・ラングに風を受け、仮面ライダーへと変身する。 SHOCKERの出現じょうほうをキャッチした! サイクロンで急行だ! どんなに強力な敵が現れようとも、ライダーが全力でむかえうつ。 まけるなライダー!たたかえ、ライダー!
14. ルリ子がつかまった
腕っぷしではライダーにかなわない。 そうはんだんした、ひきょうでかしこいクモオーグは人じちせんぼうに出た。 ジリジリとまあいをつめるライダー。 おいこまれたクモオーグの目にきんちょうの汗がながれこむ。そのまばたきをライダーの目C・アイがとらえた。 ライダーチョップ! ルリ子をとりかえすんだ!
15. SHOCKERにきをつけろ
合成オーグメントをつくる際、優秀な頭脳と健康な体をもつ人間ほどつよくなる。 SHOCKERたちはひと気のないところで人間をとりかこみ網やロープでつかまえてさらう。 優れた人は合成オーグメントに、すこし強い人は下級構成員となることが多い。 そうでもない人はせまくて暗い地下の秘密工場でずっとはたらかされる。 本郷も同じようにアジトへと連れ去られてしまったのだ。
16. サイクロンのひみつ
ゴゴォーオ!! 火をふく6本のマフラー。 サイクロンはハンドルのスイッチそうさで常用バイクから変形して真の力をはっきする。 最高時速は500kmまで上がり、東京から大阪までたったの1時間で走り抜けるのだ。 30メートルの大ジャンプで、おおきな崖もなんのその。 ライダーの変身システムはサイクロンがあってはじめてなりたつんだ。
17. たよりになるルリ子
これはダム湖のほとり。 ルリ子はよういしゅうとうなせいかくだから、もしものときのために、いくつもの計画や用意をしている。 ライダーの黒いコートは鋭くらいの攻撃ならはじいてしまうが、これは布じたいにくふうがほどこしてある。特殊金属があみこまれた、ルリ子の特別せいなのだ。だから本郷はひきょうなSHOCKERにうしろからおそわれても安心なのだ。
18. 組織に関わった者の末路
下級構成員たちがライダーを取り囲む。 右回りに、今度は左回りに、輪をせばめながらライダーの死角から襲いかかろうというのだ。業を煮やしたひとりが棒をふりかざす。だがライダーは棒を奪い取り、そこからは反撃の嵐だ。 ところで、倒されたSHOCKER構成員がとけてきえるのは、組織のひみつを世間に知られないためだ。SHOCKERに手をかけられた本郷もしぬとそうなる。
19. 疾走!サイクロン!
寒風になびく赤いマフラー。 サイクロンは気持ちのいい走りっぷりで山道を突き進む。これがたたかいでなければどんなに楽しいバイク旅だろうか。 一瞬ばかりよぎった思いをふりきり、本郷はアクセルをめいっぱいふかした。 胸のコンバーター・ラングに風を受け、全身に力がみなぎっていく。戦う準備はできた。 走れ サイクロン! 敵はもうすぐだ! まかせたぞ、ライダー!
20. クモオーグとライダーのたたかい
「お前も緑川博士のもとへおくってやる」 うごきのすばやいクモオーグが、ライダーにおそいかかる。 口からはく白い糸でうごきをふうじるのがやつのやり方だ。 だが、ライダーもとくいのジャンプでくうちゅうからはんげきをしかける。 ライダーチョップで腕をへし折れ! そこだ、ライダーキック!
21. 仮面ライダーのひみつ
オーグメンテーションによって、強化されたからだはバッタのようなうごきを可能にしている。そのひとつがジャンプだ。高さ66メートル30センチ。 ビルの20階までひととび、5回ジャンプするだけで東京タワーのてっぺんに届くものすごいジャンプ力だ。 ライダージャンプ!ライダーキック! 人間を襲うSHOCKERがまた1体ライダーに倒された!
22. 自然の力ライダーの力
「かかれ!ライダーだ!」 アジトが近いのだろう。下級構成員が次から次へとわいてくる。だがライダーは攻撃の手をゆるめない。森をぬける新鮮なひとっ風をコンバーター・ラングに受け、エネルギーに変えているから、つかれしらずなのだ。そして夕暮れが近づいたころ、下級構成員は現れなくなった。 「自然が力をくれたのだ」 本郷はそびえる山々を見やり、サイクロンで走り去った。
23. クモオーグの電話
「もしもし」 これは組織の大幹部からの電話をとる訓練だ。 ベルが三回なるまでにとらなければただではすまない。 ジリリ・・・・・・ ジリリ・・・・・・ ガッチャン! いじわるなクモオ���グは、となりの下級構成員がつかう電話器を足で踏みつけ、電話を切ってしまった。たとえ訓練でも組織の掟をやぶればあとはない。下級構成員は、あわのようにとけて受話器に吸い込まれてしまった。
24. はたらき続けるコウモリオーグ
コウモリオーグは人間とコウモリのいいところをあわせたオーグメントだから、昼も夜も眠らずにずっと研究を続けられる。 ライバルの緑川博士においつくには寝ているひまなどないのだ。 「このさつじんヴィルースで緑川をぎゃふんと言わせてやる」 あやしく笑うコウモリオーグ。 このままでは、危険なヴィルースが完成してしまう。 コウモリオーグを研究所ごとぶっつぶせ、 ライダー!
25. こころやさしき本郷猛
オーグメンテーションされる前の本郷は、バイクで旅をするのが好きな人間であった。 他人と話すのが少し苦手で、はたらいてはいなかったけれど、スポーツはばつぐんで、勉強もとくい。なによりもやさしい心をもっていた。 だから、仮面ライダーになれたんだ。 本当は暴力が好きではない。 でも、人々を守りたいという強い思いから、SHOCKERと戦い続けると心にちかった。ルリ子もそんな本郷をとても信頼しているよ。
26. 罠にかかったなライダー!
コウモリオーグと戦うライダーに、クモオーグがしのびよる。ふだんたちきづくはずだが、コウモリオーグの超音波でかんかくがくるわされていたのだ。 はさみうち作戦だったのか! だが、ライダーの戦いはここからだ。 ライダー返しでクモオーグをコウモリオーグに投げつける。 しょうとつしてもつれ合うオーグメントたち。今がチャンスだ! ライダーキックでまとめてやっつけろ!
27. さあ、たたかいだ
SHOCKERのアジトに単身のりこむ本郷ライダー。今日は、いつにもまして力がみなぎっている。山のてっぺんで、たっぷりと強風をあびてきたのだ。 ライダーが身に受けた風はエネルギーにかわり、エナージ・コンバータにたくわえられる。ベルトの横についている箱型のそうちが、それだ。 きりょくじゅうじつ。ライダーはさいこうのじょうたいで戦いにのぞむ。
28. コウモリオーグの電話
「もしもし」 コウモリオーグは組織でも優秀な研究者であるから、あぶない薬品や実験台の人間を、電話ひとつで注文できる。 「やあ緑川博士ちょうしはどうだ」 今日は同じ組織の緑川博士がよい実験台を手に入れたというので、それをほしいと話したところ、もう使ってしまったよと電話を切られてしまった。 おのれ、緑川! 怒ったコウモリオーグは、受話器を投げつけた。
29. ハチオーグのアジト
「ようこそ 裏切り者たち」 壁には,SHOCKERとハチのエンブレム。 ここがハチオーグのアジトだ。きっと 悪魔的なおそろしい作戦をすすめているのだろう。 操られた人々もいる。ハチオーグを女王バチ。 その手下どもを働きバチと考えれば、本郷とルリ子はハチの巣に飛び込んだようなものである。 いつでもルリ子を守れるように、感覚をとぎすます 本郷。ゆだんすれば 刀でひと刺しだ。まわりの部下にも気をつけろ!
30. ハチオーグと刀
ハチオーグは組織でいちばんの刀つかいだ。だから刀にはとてもこだわる。 最近のお気に入りは、体にわるい金属をとかして叩いてていねいに研いだ刀。 相手をつき刺すと同時に、くるしみもだえさせることができる。ハチでいうところの毒針の役目をもつ、おそろしい毒刀なのだ。
31. 誕生! 第2号ライダー!!
本郷猛を狙う組織の刺客としてバッタの合成オーグメントにされた、正義のジャーナリスト一文字隼人。 とあるきっかけで一文字は、仮面ライダー第2号として組織に立ち向かうことを決意した! 戦うためだけの人を超えた力。だが、その力があれば、世の人々のために悪を蹴散らすことができる。 がんばれ! 一文字隼人!!
32. 仮面ライダー第2号のひみつ
一文字ライダーの体は、最新の技術によって生み出されたパワーアップ型だ。 筋肉がついた分、体重が少し重くなったので、ジャンプ力は本郷ライダーよりも下がったが、その分、パンチやキックの威力が上がっている。 だから、 本郷ライダーがパンチ5回で倒す敵を、4回で倒すことができる。
33. ハチオーグの電話
「もしもし」 ハチオーグはクモオーグと仲がわるい。 ケンカをした日は本気であいてをころそうとする。仲間でもようしゃはしない。 それが SHOCKERのおそろしさだ。 「次にケンカをしたらそのときがやつのさいごよ」 ハチオーグには友達がいるので、そういったことを電話で話したりもする。この時ばかりはとても楽しそうだ。
34. こい!ハチオーグ
スパッ!! ハチオーグが刀をひとふりしただけでふだんならびくともしないライダーのとくべつなそうびにも傷がはいる。 さらに、つぎつぎとくりだされるはやわざ。 おなじ昆虫合成型のオーグメントで基本せいのうはライダーと変わらない。 完全体になる前にこのつよさは予想外だ。 しかし、てきに背をむけるわけにはいかない。 かくごを決めるライダー。 ハチオーグ、いざ勝負!
35. ゆくぞ、サイクロン!
本郷も一文字もサイクロンを大切にしている。 一緒にたたかう相棒なのだ。ベルトについているスイッチはサイクロンをよびだすためのものだ。 自動で走る機能を持つので、すぐにかけつけてくれるぞ。とくに本郷ライダーは変身の際に風を受けるひつようがあるのだから、変身の際に風を受けるひつようがあるのだから、サイクロンにのって走るのがよい。 いつも大変たすかっている。 平和になったあとはサイクロンで旅をするのかもしれないね。
36. 仮面ライダーのひみつ
ライダーのマスクをかぶれば、戦う力がぐんとわいてくる。これには、 あらゆる生き物にそなわる生存本能、生きるため必死に戦う性質をよびさます効果があるのだ。だけど、本郷は野生のけもののように暴れたりはしない。 やさしさを忘れることのないつよい心を持っているからだ。 体と心をきたえぬいた者だけがほんとうのライダーになれるのだ。
37. にがさんぞ、SHOCKERども
もう、がまんならぬ! 人を人とも思わぬSHOCKERの所業に一文字ライダーの怒りがばくはつした。もえたつ正義の心からわきあがるエネルギーが、一気に足へと流れ込む。 ライダージャンプ!かけ声をきいた下級構成員たちがとたんに逃げ出すが、もうおそい。ライダーキックがきまった!「これでスッキリした」 あやつられていた人々をかいほうすると、一文字は笑顔で去っていった。
38. サイクロンとともに
「きょうもよくがんばってくれた」 戦いがおわり、サイクロンをねぎらう一文字ライダー。一文字はもともとバイク旅が好きで、整備もできる。 SHOCKERどもは明日も現れるだろう。君がもしやつらを見つけたらライダーをよんでくれ!それがどこだろうと、ライダーはすぐにサイクロンでかけつけるぞ!
39. がんばれダブルライダー
「まて、SHOCKERども!」「俺たちが相手だ!」 崖の上から、あくまのSHOCKER軍団を見おろす、二人のライダー。向かって左が 本郷ライダー。右が第2号の一文字ライダーだ。 トォーッ!ふたりライダーが下級構成員��むれにとびかかる。ライダーひとりひとりの技も強力だが、二人の合体技はその3倍もの破壊力をもつ。 ゆけ、ダブルライダー! 新技の合体キックで、SHOCKERをぶちのめせ!
40. 仮面ライダーのひみつ
本郷ライダーは変身するとき、胸のコンバーター・ラングとベルトに風を受けてエネルギーを生み出さなくてはならない。 だから、建物の中で戦うときには、先に外で変身している。 だけど、一文字ライダーは、中でも変身が可能だ。 本郷ライダーと違う進化したしかけが一文字ライダーにはそなわっているのだ。 ぜひ、期待してほしい。
41. 仮面ライダー第2号、一文字隼人
ライダー第2号の一文字は、思ったことをはっきり言う気持ちのいいやつだ。 ジャーナリストとして世界かく地を旅したこともあるから外国語をいくつもおぼえていて、だれとでもすぐに仲良くなれる。そして、自分がいやだと思ったことはやらない。 正直に生きる。それが一文字なのだ。
42. 二人ライダーのがったいわざ
がんじょうなSHOCKERのオーグメントがあらわれた。ただのパンチやキックではまったくはがたたない。 こんなときは合体わざをくふうする。 「いくぞ、一文字」「よしきた、本郷」 いまだ!くらえ、ライダーダブルキック! 左右の弱点を同時に突かれ、みごと オーグメントは砕け散った。 二人のライダーが力をかさねれば、たおせぬてきなどいないのだ。
43. 仮面ライダーのひみつ
風にゆれる赤いマフラー。 これは、ライダーの、正義の心の証なのだ。 もしきみが、どこかでサイクロンを見かけたら、そしてそこに赤いマフラーを見たのなら、声援をおくってほしい。 彼はきっと、助けを求める人々のもとへ向かう途中なのだ。 はしれ サイクロン! がんばれライダー!
44. SHOCKERの技術力
SHOCKER科学陣はオーグメントだけでなく、人間をあやつる装置、武器や乗り物も開発している。サイクロンの設計にはあの緑川博士なども関わっていた。博士もバイク乗りであったから、すごいマシンをつくってやるぞとはりきったんだ。本郷と一文字の乗るサイクロンはその完成型にあたる最高のマシンだ。 組織のテストサーキットでは今、サイクロンの量産化にむけた研究も行われているようだ。
45. ひさしぶりだな、ルリ子
SHOCKERのとある施設。 暗闇でライダーを待ち受けていたのは、ルリ子のお兄さんであった。 名を緑川イチローという。 果たして彼は敵なのだろうか?
46. せまりくる危機
うらぎり者の本郷たちを始末するため、SHOCKERは新たなオーグメントをうみだした。 本郷ライダーと同じくらいのつよさがあるという。 数もひとりではない。同じつよさなら、数の多いほうがまちがいなく勝つというりくつだ。だが今の本郷には仲間がいる。 そして最後は気持ちがものをいうのだ。 強い心で立ち向かえ、ライダー!
47. さあ、決戦だ!
SHOCKERと戦う、三人の思いはひとつ。決戦を前に、新しい技をさっきまで練習していた。 ふたりライダーがそれぞれボーリング玉を抱えたまま同時にジャンプし、空中で玉を激突させて割る特訓だ。この玉が本番ではSHOCKERどもの頭というわけだから、成功すればこれはもうたまらないだろう。 おそろしいほどのいりょくになるはずだ。 技の名を、ライダーハンマーキックという。
48. 映画がはじまるぞ
きょうも元気に撮影を終えることができた。5人もほっとひと安心。 はげしいアクション! 火薬の大爆発とほのお! サイクロンもがんばった。 ライダーたちの戦いを、ぜひとも劇場のジャンボな大画面でみとどけてほしい。 映画「シン 仮面ライダー」の封切りはもうまもなくだ。 みんなで一緒に、ライダーの活躍を応援しよう!
49. 本郷猛
演:池松壮亮
スポーツ万能、頭脳明晰であるが、人とのコミュニケーションがうまくとれず、無職である。大学時代は緑川弘博士に師事していた。 その優しさゆえに、たとえ相手がSHOCKERであっても暴力で解決することへの葛藤を抱えている。 趣味はバイク。 一人旅をよくしており野宿はお手のもの。
50. 仮面ライダー
演:池松壮亮
SHOCKERの手によって、バッタとの昆虫合成型オーグメントとなった本郷猛。 体にプラーナの吸収増幅システムが施され、圧縮されたプラーナにより力��得る。 ベルトはプラーナ計測器の風車ダイナモとプラーナインバーターを内蔵したタイフーン、サイクロンのコントロールシステムとエナージコンバーターを内蔵した左右サイドボックスで構成されている。
51. 緑川ルリ子
演:浜辺美波
SHOCKERの人工子宮実験の生き残りで遺伝子情報は緑川博士から受け継いでいる。 組織の生体電算機としての役割もあった。 自らを常に用意周到な性格と称している。 SHOCKERで育ったため、外の世界を知らなかったが、兄・イチローが思い描く未来に疑問を感じ、父とともに組織を飛び出した。
52. 一文字隼人
演:柄本佑
かつてはジャーナリストとして活動し、愛用のカメラはMinolta16P。 表裏のない性格で、群れることを嫌がる。孤独を楽しめるバイクが趣味であり、そこは本郷と同じ。 「心スッキリ」することが一文字にとって大事なこと。SHOCKERにオーグメンテーションを受けた後も、洗脳に負けず、自分の筋は通している。
53. 仮面ライダー第2号
演:柄本佑
SHOCKERからのオーグメンテーション手術を受けた後、緑川イチローによって強化された。そのため、プラーナを体内呼吸で高めることが可能となり、風を受けなくとも変身ができる。 ルリ子のパリハライズによって、洗脳が解け、”SHOCKERの敵、人類の味方”として、「仮面ライダー第2号」を名乗る。
54. クモオーグ
演(声):大森南朋
SHOCKERによる人外融合型オーグメント。 人間を嫌い、人の姿には戻れない合成手術を自ら望んだ。 紳士的な物腰だが、考える幸せの形は異常。 組織への忠誠心が高く、裏切り者・邪魔な存在を消すことを役割としている。 4本の手を隠し持っており、手を下す際に脇腹のジッパーから姿が現れる。
55. コウモリオーグ
演:手塚とおる
緑川博士をライバル視しているSHOCKERの生化学主幹研究者。 他人を信用しておらず、一人で研究を続けている。 暴力は得意ではなく、完成させたヴィルース���”作品”と呼び、その毒性をもって人類を減らすことに幸せを求めている。 ハットと杖がお気に入り。
56. ハチオーグ (変身前)
演:西野七瀬
ルリ子と同じくSHOCKERの人工子宮実験の生き残りで、以前は違うコードネームを使っていた。 ”支配”を幸せとしており、奴隷制度による統制された世界システムを再構築し、実現しようとしている。 組織への人材供給のほとんどは彼女の手によるもの。ルリ子に対して、表現しきれないほどの愛憎を抱えている。
57. ハチオーグ (変身後)
演:西野七瀬
仮面ライダーと同じく、緑川グループの昆虫合成型オーグメント。サナギ状態から羽化することで現在の姿となった。 触れることによって、相手のプラーナを奪うことができる。 刀を武器とする戦闘スタイル。 戦いにおいては公平な考えを持っており、仮面ライダーに対しても刀を与え、同じ条件で勝負をつけようとする。
58. 緑川イチロー
演:森山未來
緑川博士の息子で、ルリ子の兄。 母を無差別殺人犯に殺害されたことが契機となり、父とともにSHOCKERの一員となった。 組織の幹部として、活動する一方、自らが考える”幸福の形”=ハビタット計画の実現を追求している。 計画の対象に例外はなく、自分もその一人である。
59. 仮面ライダー・仮面ライダー第2号
仮面ライダー/演:池松壮亮
仮面ライダー第2号/演:柄本佑
それぞれのベルト名称は、仮面ライダー(第1号) 変身ベルト タイフーン(プラーナ強制排出補助機構付初期型)、仮面ライダー第2号変身ベルトタイフーン(開閉式安全装置付初期改良型)。 本郷がチョウオーグのアジトに向かう中、一文字が駆けつけ、ダブルライダーとしてSHOCKERと闘う。
60. 本郷猛・緑川ルリ子
本郷猛/演:池松壮亮
緑川ルリ子/演:浜辺美波
SHOCKERによるオーグメンテーションの手術室から本郷を脱出させたのがルリ子。 ともに裏切り者としてSHOCKERに追われる身となるが、政府の男・情報機関の男の協力も得て、対SHOCKERの共同戦線を張る。 本郷の優しさが故の弱さを不安視していたルリ子であったが、その優しさに生まれて初めて“安心”を知る。
61. 本郷猛・一文字隼人
本郷猛/演:池松壮亮
一文字隼人/演:柄本佑
ダブルライダーとしてSHOCKERと闘う2人だが、その性格は正反対。 人とのコミュニケーションが苦手な本郷に対して、一文字は距離を詰めてくる。 しかし、不思議とウマが合い、戦闘でも即席ながら抜群のコンビネーションを見せる。
62. チョウオーグ/ 仮面ライダー第0号
演:森山未來
緑川イチローが完全変態を終えた昆虫型アルティメットオーグメント。 プラーナの絶対量が群を抜いている。 自らのやり方で人類を救うとし、仮面ライダー第0号を名乗る。 ベルトは仮面ライダー第0号変身ベルト アルティメットハーフタイフーン (試作改造型)。
63. K.K.オーグ
演:本郷奏多
人間・カマキリ・カメレオン、 SHOCKER初の3種合成型オーグメント。 死神グループの手によって生まれた。 性格は残忍。姿を消しての不意打ちが得意。 主な武器はナイフで、複数を携行し、左腕には身体の一部であるカマを隠している。 クモオーグを��敬し、慕っている。
64. 政府の男・情報機関の男
政府の男/演: 竹野内豊
情報機関の男/演:斎藤工
政府、情報機関において、SHOCKERの後片付けを担当している。 本郷とルリ子に構成員の排除への協力を求め、代替として情報提供と警護を保証している。 2人には知らせず、別に行動することもある。 一文字に問われ、最後に名を明かした。
65. 仮面ライダー第2+1号
演:柄本佑
一文字が政府の男、情報機関の男に初めて依頼をしたのが新しいスーツサイクロンの用意だった。 本郷から引き継いだマスクがリペイントされ、防護服のラインは白い2本になった。 新たなマスクには本郷のプラーナが固定されている。 シンサイクロンで駆け、2人でSHOCKERと闘うことを誓う。
66. 大量発生型相変異バッタオーグ
緑川イチローが作り出した仮面ライダーの孤独相とは異なる、群生相を持つバッタオーグ。 仮面ライダーと同じ能力を持ち、バイクもサイクロンと同型。 群れて闘い、より凶暴性を増している。 黄色のマフラーを着用し、 11体存在する。ベルトの名称はプラーナ蓄積循環外部補助機構簡易タイフーン(量産型)。
67. ケイ
演(声):松坂桃李
SHOCKERの中枢である、世界最高の人工知能・アイ。 アイが外世界観測用に作り出した自律型人工知能がジェイで、ケイはそのバージョンアップとなる。 役割は構成員たちの幸せを観察しデータをアイに送り続けること。 常に学習を続け、関係者の死には白いバラを手向けている。
68.緑川ルリ子・緑川イチロー
緑川ルリ子/演:浜辺美波
緑川イチロー/演:森山未來
緑川弘を父とする遺伝子上の兄妹。 ルリ子がSHOCKER在籍時はともに研究を重ね、ハビタット計画を発案したのはルリ子だった。 イチローはハビタットシステム完成のため、ルリ子はシステムのパリハライズのため、互いのデータを必要としている。
69. 本郷猛のつよさ
ライダーはつよい。 それはもちろん、体を強化されたことがおおきいけれど、それだけじゃあない。本郷はライダーになる前から体をきたえていたし、たたかいのきほんになる柔道や剣道を、警察官のお父さんからおそわっていたんだ。 今でもSHOCKERの出ない日は、山で自分をきたえなおしている。落ちてる岩をなげ返したり、けがをした動物を助けたり、ひみつの特訓をしているぞ。
70. 仮面ライダーのひみつ
「ウグググ・・・・・・」 「おのれライダー・・・・・・」 さっきまで威勢のよかったSHOCKERどもが、つぎつぎにくずおれていく。 どうだ!ぶあついコンクリートのかべを障子紙のようにぶちぬく、ライダーパンチのいりょく! 強化筋肉の腕。 鉄をにぎり砕くあく力。そして、特別せいの戦闘グローラ。 この三つがあわさり、生み出されるのが、必殺の拳ライダーパンチなのだ。
71. 命がけのレース
本郷は十代の頃からバイクのりだった。 ためしに参加した大会で優勝し、プロのレーサーをめざさないかとさそわれたこともある。だが、今この瞬間、本郷が走るのは負ければ後がない死のレース。自分��けでなくルリ子の命もかかっている。 「たのむぞ、サイクロン!」 背後にせまるSHOCKERどもをふり切らんと、本郷はアクセルを全開にした。
72. 仮面の下に
マスクをはずした本郷は、そこに変わり果てた自分の素顔を見た。 願わざる力をその身に宿してしまった悲しみ。それは、すぐに受け入れられるものではない。 「いつかはふつうの人間にもどれるのだろうか?」 さしもの本郷も、この時ばかりは、未来への不安と絶望を感じずにはいられなかった。
73. クモオーグのうで
クオーグのチョッキを見てほしい。 いくつものチャックがついているのがわかるだろう。中にはきかいじかけの子グモや毒の注射、そして4ほんの腕がしまってある。 そんなところから腕が出てくるとは思いもよらないので、たいていの敵はそのまましめころされてしまう。 奇怪にして強力な、ひっさつの奥の手なのだ。
74. ルリ子がピンチだ!
クモオーグにおいつめられたルリ子。 だが、SHOCKERどもに命ごいなどしない。どんなにおそろしい目にあっても、弱さを見せずにがんばろうとするのがルリ子のつよいところだ。 「ギャアァッ!」 とつぜんふっとばされるクモォーク。 仮面ライダーのとうちゃくだ!ルリ子はこっそり、ほっとしたひょうじょうを見せた。
75. 人々の尊厳のために
仮面ライダーになったばかりのころは、本郷もこどくななやみをかかえていた。 たたかったり、だれかをきずつけたりするのがにがてなやさしいやつなのだ。だが、 思いなやむ ひまもなく、SHOCKERどもはつぎつぎに現れる。 人々の尊厳のためにその身をささげ、本郷猛はきょうもかこくな戦いに飛びこんでゆく!
76. アンチSHOCKER同盟
本郷とルリ子は、ともに戦うふたりの仲間を得た。めがねをかけた政府の男と、情報機関の無口な男だ。きけんなSHOCKERとわたりあうには、彼らのように援護してくれる味方がひつようなのだ。 ふたりの男たちも、口には出さないが、「きょうもたのむぞ、ライダー!」といつも心の中で仮面ライダーに声援をおくっているよ。
77. コウモリオーグにきをつける
コウモリオーグは実験でつくった毒やヴィルースを中にためこんでいる。 敵にかみつき、毒をあびせては、命令をきかないと解毒剤はやらないぞなどとおどかして楽しむのだ。もちろん、薬をわたす気などこれっぽっちもない。 これでなおるぞと言いながら、にせの解毒剤やもっと強い毒を与えたりする。 ほんものの解毒剤わ、ぼうしの裏と翼のとがったところにしこんであるという。
78. SHOCKERの人工知能
ケイとよばれるみずから動ける人工知能は、いつも本郷やルリ子たちのことをじっとかんさつしている。 SHOCKERにかかわる者たちが、幸せになったかどうかをデータとして記録しつづけているらしい。 おそいかかってはこないが、なんにせよSHOCKERの人工知能なのだから、味方でないことは明らかだ。
79. はしゃぐコウモリオーグ
「できたぞ!」 とさけぶのはコウモリオーク。 にっくき緑川博士のけんきゅうに負けないよう、ひとりで実験をつづけてきたが、ついに満足のいくヴィルースが完成したのだ。 とってもうれしいコウモリオークだけど、一緒によろこんでくれる仲間がいないのは���しかなしいね。
80. ハチオーグのしめい
SHOCKERのような大組織をうごかすには、たくさんの人間が必要となる。 それを集めるのがハチオーグの仕事だ。 人々をつかまえては機械で洗脳し、しぬまではたらかせるのだ。 だが、人間の心の自由をうばうことなど、ライダーがゆるすはずもない。 今にアジトをぶちこわし、みんなをたすけてくれるだろう。 はやくきてくれ、ライダー!
81. つぎの戦いにそなえろ
ライダーのかいふく力は普通の人間とはくらべものにならない。 ちょっとしたきずはすぐになおるし、骨折だって、なん日かあれば元通りだ。 マスクやスーツ、サイクロン号などもルリ子が予備のぶひんや修理用のきかいをしっかり用意しているからすぐになおせる。 だからライダーは、いつもばんぜんのじょうたいで戦えるのだ。
82. ハチオーグのマスク
ハチォーグのマスクはとくに目がすぐれている。昆虫の複眼を強化した両目は、すばやい敵の動きをみやぶる。おでこにある三つのまるい部分も目の一種で、まわりの温度をとらえ、くらやみに隠れた敵を見つけ出す。そしてするどいアゴは、スズメバチのごとく鉄骨もこなごなにするいりょくをもつから、近づいてたたかうときは注意しなくてはならない。
83. ポーズのひみつ
仮面ライダーのポーズは、君ももうおぼえてくれたことだろう。 これはエネルギーをかいほうするための型のようなもので、この動きにベルトがはんのうして、からだ中のエネルギーがあつくはげしく湧きたち、とてつもない力がみなぎるのだ。本郷と一文字がポーズをとるのには、そういったわけがあるのさ。
84. おしゃれなハチオーグ
着物すがたルリを出むかえるハチォーグ。その装備には、ライダーとおなじぎじゅつがつかわれている。 着物はライダーの黒いコートとおなじ布だから、にがんじょうでしなやか。ハチの巣のてっぽうのたまをはじくほどにがんじょうでしなやか。ハチの巣のような模様のスーツは電気じかけで、きんにくのうんどうをつよめて、とまらぬはやさで走れるようにする。目にもとまらぬはやさで走れるようにする。 どれも強くなるためのおしゃれなのだ。
85. ハチオーグの手下
ハチオーグはまい日、刀のとっくんをしている。手下をあいてに、ほんものの刀でしあいをやるのだ。ほとんどはハチオーグにまけてしぬが、生きのびれば大切にされる。 いちばんつよい手下わ、黄色い背広の男。ひつようとなれば自分の命をささげ、そのプラーナでハチオーグにさらなる力をもたらす。強いくごを持った手ごわいやつなのだ。
86. 仮面ライダーのひみつ
ガチィィン! 飛びちる火花! 仮面ライダーの腕が、ハチオーグの刀をうけとめた!がんじょうきわまる人工骨と、くっきょうな強化筋肉。 いかなる刃物をもってしても、骨まで断つことなどできはしない。 ライダーがこぶしを握りしめ、肩からゆびの先までぐっと力をこめれば、腕ぜんたいが岩のようにかたくなり、ぜったいの盾となるのだ。
87. ルリ子のかなしみ
クモオーグの魔の手にかかり、ルリ子のおとうさんである緑川博士はこの世を去った。 さらにはたいせつなともだちまでもうしない、ルリ子はおしよせる悲しみにかたをふ��わせる。 似た境遇を過去にもつ本郷は、そんなルリ子の気持ちをただしずかにやさしくうけとめるのだった。
88. ルリ子とヒロミの電話
「もしもし」 「もしもし」 となりに座りながら、電話でたのしそうに話しているルリ子とヒロミ。 子供のころ、いつもいっしょだったふたりは、ときどき ケンカをしていた。 そんな時は面とむかって話せないから、こうやって同じイスに座って電話で仲なおりしていたんだって。
89. 第2バッタオーグとのたたかい
「いいね!」 本郷ライダーを なさけようしゃなくおいつめ、たたかいをたのしむ第2バッタオーグ。 ずっと明るいちょうしなのは、洗脳された一文字の本来の心がまだ のこっているからだ。 洗脳さえとけば、きっと一文字をすくえるはずだ! チャンスがくるまで、たえてくれ、本郷ライダー!
90. パリハライズとはなにか
SHOCKERにさらわれた一文字隼人は、組織のいうとおりにはたらくよう洗脳されてしまったが、ルリ子によるパリハライズで正気をとりもどした。 パリハライズというのは、あいての心や魂にはたらきかけること。 これにはSHOCKERにしはいされた心をかいほうするなどのこうかがある。 ルリ子がとくいとする、人をすくうためのとくべつな技なのだ。
91. 立ち上がれ!一文字隼人
洗脳から解放された一文字隼人は、その時のひどいショックで動けなくなってしまった。しかし、こんなところでくじける一文字ではない。 「ゆるさんぞ、SHOCKER!」 はがねのようにつよい精神力でぐんと立ち上がった一文字は、SHOCKERどものもとへと走り出した!がんばれ、一文字!!
92.K.Kオーグ
出身地: 四国のあたり とくちょう: 1.色のかわるポンチョでまわりのけしきにとけこみ、カメレオンのようにとうめいになってかくれる。 2.鉄骨もちくわのようにまっぷたつにするカマキリのうで。 弱点: ポンチョをだめにするしつこい汚れ。
93. 仮面ライダー第2号、一文字隼人
「俺は今からSHOCKERのてき、人類の味方」 本郷とルリ子に出会い、自らの心を取り戻した一文字隼人。 かくして仮面ライダー第2号の終わりなき戦いがまくをあけた。 肩ならしのあいては、ルリ子をきずつけたにっくきK.Kオーグ。 いけ、一文字ライダー!! やつのマスクを叩き割れ!
94. K.Kオーグのひみつ
K.Kオーグのいちばんとくいな技はふいうちだ。 すがたをとうめいにして、敵に気づかれずにしのびより、カマでいちげき。 このたたかいかたは、先輩のクモオーグにきたえてもらったものだ。 ふたりのおんみつ能力は、組織の中でもトップクラス。 とりわけきけんな、あんさつコンビなのだ。
95. ライダーのパンチとチョップ
ライダーパンチはとにかく強力で、敵を正面からぶち抜いて倒せる。 だが、かたい殻につつまれた敵があいてだと、はじかれることもある。 ライダーチョップはそんな時に便利な技で、殻のすきまや、関節、首筋といった敵の弱点をせいかくにねらいうつものだ。敵もひとすじなわではいかないから、ライダーは数々の技を使い分けながらうまく戦っている。
96. K.Kオーグの電話
「もしもし」
K.Kオーグは組織の先輩であるクモオーグをそんけいしている。 さくせんに失敗したり、サソリオーグにおこられたときなどは、いつも電話でそうだんしていた。だが、クモオーグはたおされ、にどと電話に出ることはない。 「ゆるさないぞ、ライダーども!」 K.Kオーグはいかりにふるえ、先輩のかたきうちをちかうのだった。
97. たくされた願い
それは唐突な別れ。 凶刃に倒れた仲間が遺したのは、本郷への感謝と、SHOCKERの暴走を止めてほしいという切なる願いであった。 その想いに報いるため、身命を賭す覚悟を決めた本郷猛は、悼む間もなく死地に赴くのだった。
98. 一文字隼人のひみつ
ライダーになる前の一文字はジャーナリストだった。世界じゅうの事件を夢中でおいかけ、あぶない場所にも平気で飛び込んでいくゆうかんな男。 危険な取材を続ける中で自分の身をまもる戦い方をおぼえた。 自然や動物の写真をとるのも大好きで、南米やアフリカをバイクで旅したこともある。こんどは本郷もつれていってやろうと、こっそり計画しているよ。
99. 本郷猛と一文字隼人
美しき大自然に見守られながら、本郷と一文字は、SHOCKERと戦い続けることを誓いあった。 人々の自由をおびやかすものが現れたなら、地球のどこにいようともかけつけ、力をあわせてたちむかおう。 かたい握手とともに、そう約束した。 「またあおう!」 しばしの別れを告げ、ふたりはサイクロン号で走り去った。
100. ライダーのすばらしさ
SHOCKERのアジトはかく地にちらばっているから、本郷と一文字は手分けしてつぶしにいくことも多い。 だが、とおく離れた場所でたたかっていても、たがいのピンチはすぐにわかる。 「いきてるか、本郷!」 おいつめられた本郷ライダーのもとに、さっそうとあらわれる一文字ライダー。 どんなときもたすけあうのが、仮面ライダーのすばらしいところだ。
101. てきの群れがくるぞ!
くらやみにあやしく光る、こうかつなまなざし。その正体は、大量発生型バッタオーグだ。本郷ライダーとおなじくらいのつよさがあって、数もおおい。ぜんぶで11体もいる。さらには、バイクでかけれんけいこうげきをしかけてくるのだ。 ちからをあわせてたちむかえ! ダブルライダー!
102. 緑川イチローのひみつ
イチローは緑川博士の息子で、ルリ子の兄。彼もまた、本郷や一文字とおなじように、オーグメンテーションによる強化を受けている。グローブやベルトを見れば、ライダーと同じ力を持っていることが見てとれるだろう。 イチローは今、SHOCKERの幹部として、とても危険な計画を進めている。 やつを止められるのはライダーだけだ! いそげ、本郷!はしれ、一文字!
103. ルリ子とイチロー
これは、イチローとルリ子が一緒にすごしていたころの写真。 その後、ルリ子は組織をとびだし、イチローは人類をまきこむおそるべき計画を開始してしまった。 この一枚は、今となってはとりもどせない家族の思い出なのだ。 イチローのアジトには、この写真がたいせつにかざられている。
104. たちはだかる強敵
「かかってこい、ライダーども!」 SHOCKERのおそるべき計画。 その中心にいるのが、チョウオーグだ。 組織の幹部ともなれば、もちろんライダーたちのじゃくてんも知っていることだろう。 準備ばんたんにしてアジトで、本郷と一文字をまちかまえている。 それでもたたかうんだ、ダブルライダー!!
105. ルリ子の頭脳
緑川ルリ子最大のぶきは、その頭脳だ。 計算やぶんせきがとくいで、コンピュータを使ったしごとも早くてせいかく。 長くてむつかしい暗号も、ぱっと見ただけでといてしまう。 目が光っているときはとても集中しているので、なるべく話しかけないほうがいい。「常在戦場」、ルリ子もライダーとはちがうかたちで戦っているんだ。
106. 白いマフラー
「これでお前たちとお揃いだな」 チョウオーグがおもむろにとりだしたのは白いマフラー! 本郷や一文字とはちがうやりかたで世の中をかえようとする。 仮面ライダー第0号だ。 ダブルライダーあいてでもひとりでたたかうことができるほどの強さをもつイチローライダー。 かれも自分の心を信じてたたかう。
107. 仮面ライダーのひみつ
本郷ライダーと一文字ライダーの目の色がちがうのはなぜだろう。 ライダーの目C・アイには、昆虫の目と同じように、ちいさなカメラのようなものがたくさんついて���る。 一文字ライダーのほうが、より多くのカメラがぎっしりつまっているから、みつどがたかまって濃い赤色にみえるのさ。
108. よゆうを見せるチョウオーグ
チョウオーグこと仮面ライダー第0号は、なぜこんなにも余裕なのか?それは、ダブルライダーの性能を知り尽くしているからだ。 イチローは、本郷ライダーの開発者である父の緑川博士を手伝っていたから、ライダーたちのすべてを分かっている。自分のつよさが彼らを上回っていることも明らかだ。 だが本郷たちにはルリ子からたくされた奥の手がある!かくごしろ、イチロー!
109. チョウオーグのひみつ
ライダーたちは、プラーナとよばれるものをたたかうエネルギーにしている。 チョウォークこと、仮面ライダー第0号はとくにたくさんのプラーナを使えるから、とてもつよい。 それに、体の中のブラーナを使いきっても、アジトの大きなイスにすわれば、すぐにエネルギーをまんたんにできる。 やつをたおすのなら、まずはこのイスをこわさなければはじまらないのだ。
110. イチローの電話
「・・・・・・」 イチローは受話器を取ってからもしばらくは何も言わない。とてもようじんぶかく、たにんを信じられないので、あいてがしゃべるまではけっして言葉を出さないのだ。 自分から電話をかけるときもそういったぐあいだから、ルリ子からはやめてほしいとよく言われる。
111. ライダーのなかまたち
SHOCKERと戦っているのは仮面ライダーだけではない。 かこくな訓練をつみ、えらびぬかれたひみつのチームがそんざいするのだ。 このふたりはその中でもとくにゆうしゅうなメンバー。 本郷やルリ子が手をあげると、すぐにかけつけて手助けしてくれるぞ。
112. ライダー、あらたな力
きずひとつないマスクに、二本の線がはいったスーツ。 そう、これはライダーの新しい姿だ。 前よりもパンチやキックのいりょくがつよまっていて、そのうえ、本郷と一文字がこれまでにみにつけたなん十個ものわざもつかえるんだ。 ライダーのさらなる活躍を、ぜひたのしみにまっていてくれ!
113. 激走!シンサイクロン号!
ライダーたちの相棒、サイクロン号のことはみんなもよく知っているね。その魂を受け継ぐすばらしいマシンがついに完成したぞ! その名もシンサイクロン号。 最高スピードは時速720キロ。 200メートルのきょりをわずか1秒でかけ抜ける 超バイクだ! 来週からはこのシンサイクロン号が、ライダーと共にだい活躍するぞ!
114. ダブルライダーの絆
「本郷、感じるか? この風を」 新たなマシン、シンサイクロン号と共に走り出した一文字は、風の中に本郷ライダーの気配を感じとった。 だがそれは、まぼろしなどではない。ダブルライターの魂はひとつとなり、これからもいっしょに戦い続けるのだ。 走れ、仮面ライダー第2+1号! 真の平和をとりもどすその日まで!
115. SHOCKERのおきて
① 命令にしたがっていれば、しあわせ。②ライダーがいなければ、しあわせ。③ しっぱいから学べば、しあわせ。④SHOCKERだけの平和が、しあわせ。⑤SHOCKERだけの友情が、しあわせ。⑥怠け者・臆病者はオーグメンテーションで、しあわせ。⑦じかんを守れば、しあわせ。⑧病人・けが人もSHOCKERなら、しあわせ。⑨人類みなSHOCKERなら、とてもしあわせ。
116. ありがとう!仮面ライダー!
今、ひとつの大きな戦いが終わった。 だが、SHOCKERどもをねだやしにするまで、仮面ライダーは戦いつづける。 たとえ肉体が滅び去る日がこようとも、ダブルライダーの魂は永遠に不滅だ。 君も本郷や一文字のように、自然と平和を愛するやさしい心をいつまでも忘れないでほしい。 仮面ライダーはいつも、君たちをみまもっているぞ!
117. チョウオーグ
演:森山未來
「蝶は復活、不死の象徴。そして青い蝶は神の使いでもある」 絶望から新たな計画を目指すチョウオーグは絶対的な力を持つ。 あらゆるデータを蓄積したルリ子でさえも、彼のパリハライズには失敗する。しかし、ルリ子はそこでチョウオーグの最新データを手にしていた。
118. K.Kオーグ
演: 本郷奏多
裏切り者を許さないという信念に基づいて、本郷、ルリ子はもちろん、洗脳から解けた一文字に対しても強い敵意を持ち、粛清しようとする。 しかし、仮面ライダー第2号となった一文字にマスクを破壊されてしまい、その下の顔があらわになってしまった。
119. サソリオーグ
演:長澤まさみ
サソリと人間の合成型オーグメント。 殺し合いをも快感・幸せとしており、戦闘中、どんな状況でも笑顔を絶やさない。 毒性を持った針を手足に仕込み、相手を死に至らしめる。 サソリオーグの猛毒性化学兵器にはプラーナシステムでも対応できない。
120. 背広の男
演:上杉柊平
ハチオーグの部下であり、一番の側近。 紳士的な立ち振る舞いであるが、ハチオーグ同様に刀使いであり、ともに闘うことを許されている武闘派でもある。 いざとなった時は自らのプラーナをハチオーグに捧げる覚悟をもつ。
121. SHOCKER創設者
演:松尾スズキ
SHOCKERを創設した日本の大富豪。 世界の統一、人類をその先の世界へと導くため、世界最高の人工知能・アイを生み出す計画を立案、資金を調達した。 その後、人類を幸福へ導くことを指示し、自ら命を絶つ。その結果、アイにより「最も深い絶望を抱えた人間を救済する行動モデル」が人類の目指すべき幸せと設定され、今のSHOCKERの礎となっている。
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hibikore-archives · 11 months ago
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よしもとかよ 「日々是好日」。vol.122 (2023/12/6 + 12/13)
2023   6th + 13th december  
M1 Eagle Man / Changing Woman (Mari Boine)
  M2 ミシャオの馬 - Love Palace Mix - (Dao Dezi feat. Tri Yann)     M3 air of December (Edie Brickell & New Bohemians)
  M4 Njuvccat bohtet (Ulla Pirttijarvi)     M5 do ciebie Kasiuni (Warsaw Village Band)     M6 winter (Joshua Radin)     M7 illumination (Secret Garden)       M8 le rideau rouge (Austine)  
< 好日の素…アウターを選ぶこと>
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  いよいよ12月。 山の方では雪の知らせもあり、 さすがに寒くなってきました。 それじゃあずっと家にいていいよ、なんて ことならいいんですが、そういうわけにもいかず… 特にここ北陸では 冬ともなれば コートやジャケットは必需品なのです。   とはいうものの、アウター選びというのも これがなかなかどうして、 かばんや靴同様に この一着があればOK!ということには ならないもの。 他の衣類よりちょっとばかり値がはることもあって ほいほい何着も買えないな、とも感じたり。 デザインや色だけでなく、 実用性も考えて…と 選ぶのに慎重になってしまいます。   セーターなど厚手の服の さらに上に着るものなので、 わたしとしては 腕や脇が窮屈でないものがいいな、と思ったり 厚手の生地だと暖かいけれど 重たいので肩が凝るな、とか 雪を払いやすいのがいいな、とか 冬にしか着��いのだから メンテナンスが楽なものがいいな、とか…   ちょっと考えただけでも さまざまな条件が出てきます。 加えて、TPOを考えたり 価格が納得いくものか、となってくると 悩ましくもなるわけです。   そんないろんな条件を ある程度クリアしてくれそうなところで この冬は キルティングジャケットや アウトドア系のジャケットに 目が行っています。   寒い季節、外でも 快適に過ごせるように…      
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< 日々是食べたい! … クルフカ >
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  初めて口にしたのは、 確か友人のおすそ分けだったかと 思います。 「これ、めっちゃおいしいから!」と いただいたのは、 白い包み紙に銀色の牛の絵が描かれた キャラメルのような… しかし!頬張った瞬間、 ホロッとほどけて 「これ、キャラメル…じゃない!?」と とにかく驚いたのが、 このポーランドのお菓子、クルフカだったのです。   その後ずっと出会えずにいたのですが つい2年ほど前、偶然それらしきものを発見。 購入してみたらば、メーカーこそ違えど これだ!となり、 以来わたしのおやつの定番のひとつになっています。   いくつかのメーカーから 発売されているようですが、 どのパッケージにも 牛が描かれているのは 単にミルク味だとか ミルクをつかったお菓子だから、という ことだけではなく、 クルフカというその名前が そもそもポーランドのことばで 「ちいちゃい牛ちゃん」という意味だから、 ということのよう。 日本語的な表現なら、 モーモーちゃん、といったところでしょうか。   しっかり甘く、されど キャラメルとは違い、 ほろりと口の中で ほどけて消えるため、 ついついもうひとつ、と 止まらなくなってしまうお菓子。 その食感におどろく顔が見たくて、 いろんなひとに 食べてみて!とおすそわけしている わたしなのでした…。
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vexationsofannatto60 · 4 months ago
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「口裂け女」の「正解」
たまたま映ったテレビ番組で「口裂け女」を取り上げていた。マスクをした赤いコートの若い女が「私、キレイ?」と訊いてくる都市伝説のアレだ。こちらが気を使って「はい(キレイです)」と答えると、「これでもキレイ?」とマスクを外して、耳まで裂けた口を見せられ、不快な思いをする。かと言って、「いいえ(ブスだよ)」と答えると、鎌を手に追い回され、更に困ったことになる。どちらを答えてもダメなので、正解がないと思っていたのだが、実は、あった。
ということを、この〔たまたまほんの少しだけ観たタイトルも局も知らない番組〕で知った。つまりこうだ。
番組に出演していた漫才師の錦鯉のそれぞれが、口裂け女の「私、キレイ?」に大喜利的に答えを返すことになった。まさのりさんは、例によって例の如く、全員の予想通りの「こんにちわ〜」だったのだけど、次に答えたたかしの答えが、「笑点」の歌丸さんばりの「口が裂けても言えません」だったのだ。最初はテレビの前の自分もただ「うまいねえ〜」と面白がっていたけど、ハタと気づいた。ウマイとか、歌丸さんみたいとかじゃなく、そもそも、これが「口裂け女」の「正解」、輒ち「オチ」なのだ!
きっと、「口裂け女」は、元々、『古畑任三郎』の「赤い洗面器の男」のような「ダジャレ小噺」だったのだ。それが、どこかでどうにかなって、〈本当〉の「恐怖の都市伝説」になってしまった。でも本当は、「むこうの空き地に囲いができたね」「へえ〜」(志ん生)の一族なのだ。
「21世紀になって解明された20世紀の謎」のリストに一行加えられた気分。無論、確認はしない。調べもしない。これが正解で、もう済んだ。
(2024年7月5日 穴藤)
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elle-p · 7 months ago
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Persona 3 Portable 100 Mysteries contents page
まえがき
P3P年表
キャラクターの謎
伊織順平はなぜ野帽がトレードマークなのか?
荒垣真次郎はなぜ夏でもコートなのか?
真田明彦はなぜいつも絆創膏をつけているのか?
コロマルの服にはなぜ羽根がついている?
望月綾時のマフラーの素材は何?
桐条美鶴は寮で何を食べているのか?
真田明彦の午丼の好みは?
山岸風花はいつもPCで何をしているのか?
「グッジョブ!」 「ブリリアント!」 という真田明彦と桐条美鶴の口癖は誰かの影響? それともどちらかに癖がうつった?
荒垣真次郎の特技、料理はどこで覚えた?
桐条美鶴は「じゃじゃ馬を乗りこなすのは苦手」と言っているが、本当か?
エスカペイドと荒垣真次郎との関係とは?
アイギスの名前の意味は?
アイギスの稼働寿命はどのくらい?
コロマルはいくつくらい?
幾月修司はいくつ?
幾月修司は「頑張って影時間の耐性を付けた」と言っているが何をどう頑張ったのか?
幾月修司がダジャレを好むのは本性を隠す仮面なのか?
ストレガの名前の意味は?
タカヤはパンツしか持っていないのか?
エリザベスとテオドアは武器マニア?
主人公には武術の素質があったのか?
どうしてベルベットルームの面々はお金持ちなのか?
真田明彦の妹・美紀はどんな少女だったのか
真田明彦が孤児院を去った後、荒垣真次郎はどうしていたのか?
シャイだけど優しい荒垣真次郎はモテたのか? 彼の恋愛経験は?
荒垣真次郎の懐中時計は誰にもらったもの?
望月綾時はどこに住んでいる?
望月綾時はなぜ女性を口説こうするのか?
モノレールと競争している宮本一志の脚力は?
黒沢巡査が武器調達に協力する事になった経緯は?
小田桐秀利は刑事マニア? 単なる正義感の溢れ出ている人?
伏見千尋の好きな少女マンガの作者は誰?
伏見千尋はいつか男性恐怖症?
保健の江戸川先生がオカルトにハマったのはなぜ?
趣味がネットゲームの92歳のおばあちゃんは何のネットゲームにハマっている?
主人公はどこから来たのか?
ストーリーの謎
主人公がかつて過ごした街に戻ることになった経緯は?
主人公はなぜ寮の到着が24時になったのか?
主人公が最初にオルフェウスを召喚した際にタナトスが現れたのはなぜか?
幾月修司が固執した予言書とはなんだったのか?
幾月修司の語る予言書にあった 「皇子」 とは何を指すのか?
最後の戦いの時、一般の人の象徴化が解けたのはなぜか?
ファルロスが言う 「毒のある花」 とは何を指すのか?
「刈り取るもの」 とは何者なのか?
なぜ 「刈り取るもの」 は時限式なのか?
特殊なシャドウはどんな人間から坂け出たのだろうか?
なぜタルタロスには多くの敵が出現するのか?
影時間になるこ現れる床や外観に付着・垂れている赤い血のようなものは何か?
タルタロスに迷い込んだ人々はなぜ迷い込んだ?
10年前、主人公はなぜムーンライトブリッジに一人で居たのか?
10年前の事故はどのくらいの被害者が出たのか。また、その被害者の中で、特別課外活動部のメンバーに関連する人物はどのくらい居た?
主人公は月光館学園に来るまでの間、影時間を体感していたのか?
寮と月光館学園では距離が離れているが、11月4日の影時間には鐘の音が聞こえてきた。鐘の音はそんなに大きかったのか?
召喚器はどういうもの?
影時間以外でもペルソナは使える?
荒垣真次郎とストレガはどうやって知り合った?
ストレガはどこからペルソナ制御剤を調達しているのか?
天田乾は荒垣真次郎をどうやって呼び出したのか?
学園の謎
月光館学園はどんな学校?
伊織順平は授業中に野球帽を被っていても怒られないのはなぜ?
月光館学園の制服に関する校則は?
どうして修学旅行が2・3年合同なのか?
桐条美鶴は何人の立候補者の中から生徒会長になった?
アイギスと望月綾時の転入時に席を奪われた生徒はその後どうなった?
寮の部屋の共有部分の間取りはどうなっている?
寮にはどれくらい監視カメラがついているのか?
なぜ桐条美鶴か真田明彦がいなければ出動できないのか?
出動時の制服にはどこで着替えるのか?
最後の戦いが終わった後、武器と防具はどうしたのか?
寮の自販機は、なぜ3種類しか飲み物がないのか?
寮のキッチンの設備は?
共用の風呂の用など寮生活での家事は誰が行っていた?
「特別課外活動部」 に所属することで手当てや免除などあるのか?
街の謎
ベルベットルームはなぜエレベーターなのか?
ベルベットルーム (エレベーター) の高さは何メートル?
ベルベットルームの人たちは普段何をして過ごしているのか?
桐条グループはどのくらいすごい?
主人公はなぜ当日にきなりアルバイトできるのか?
辰巳ポートアイランドの人口はどれくらい?
モノレール 「あねはづる」 の名前の由来は?
モノレール 「あねはづる」 は何分間隔で動いている?
黒沢巡査はなぜいつでも交番にいるのか?
黒沢巡査はどこから装備品の調達をしているのか?
青ひげファーマシーの夏のシャーベットは何でできている?
鍋島ラーメン 「はがくれ」 は、あつさりとした印象の見た目に反し、スープの複雑な旨味が麺に絡むのはなぜ?
「たこ焼き・オクトパシー」 はたこが入っていないのに、なせ 「たこ焼き」 と言い張るのか?
「わかつ」 のDHA定食の内容は?
「ワイルダック・バーガー」 のカエルバーガーは本当にカエルを使っている?
フェロモンコーヒーの成分は一体何?
ツカレトレールの成分は?
1日50個限定のメロンが人気のパン屋はどこにある?
白河通りのホテルの料金設定はどのくらい?
「クラブ エスカペイド」 はいつも閑散としているが経営は成り立っているのか?
「時価ネットたなか」 のテーマソングは誰が作った?
「時価ネットたなか」 の荷物は誰が部屋に運び込んでいる?
デビルバスターズ・オンラインとはどんなゲーム?
ニュースを賑わす謎の人物たちの正体は?
不死鳥戦隊フェザーマンRは全何話?
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yunyunbby · 6 months ago
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I'm currently reading a ruikasa fanfic on pixiv.
I just use Google translate to read them. It's not perfect but I've been reading on that site for years so I'm used to the translation.
Anyways... here's a fic I'm recommending and currently reading. It has 2 parts.
Genre: Mystery, Time Travel, Tragedy, Drama and Romance
It fucking broke me.
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warehouse-staff-blog · 6 months ago
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こんにちは 名古屋店 コジャです。
久しぶりにカバーオールの新作が届いてますよ。
WAREHOUSE & CO. Lot 2216 NEW DEAL PROGRAMS DENIM COVERALL \35.200-(with tax) ※ONE WASHは\1.100- UP
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《WPA》 WPAとはWorks Progress Administration(雇用促進局)の略で、アメリカの大恐慌時代に設立されたニューディールの機関である。 1935年から1943年まで運営され、何百万人もの失業者を雇用して公共事業を実施した。
ニューディール政策のもうひとつのプログラムであるWPAのワークウエアたち。
フランクリン・デラノ・ルーズベルト大統領は、世界恐慌後1930年代初頭の深刻な経済問題に対処するため、市民保全隊(CCC)や事業進捗局(WPA)といった緊急救済機関を創設した。
1933年3月4日に就任したルーズベルトは、25パーセントの失業率に苦しむ国民に向かって宣言した 「われわれの最大の主要任務は人々を働かせることである」。「CCC」と「WPA」は、資格のある失業者に仕事を与えるだけでなく、国の環境、農業、社会問題を緩和するために結成された。「CCC」についてはこれまでにふれたとおり、18歳から25歳までの失業した青少年のためのプログラムで「Tree Army」の異名のとおり、これらは軍隊への自然な関心としての一環も兼ねていた。これに対して「WPA」は「雇用促進局」であり、対象となった労働者の平均年齢は40歳であった。彼らは新しい校舎を建設し、新しい病院を建て,雨水排水管と下水管を敷設し、新しい橋を架け、新しい飛行場を建設し、道路を舗装または修理し、ダストボウル中の表土の損失を軽減するために2,400万本の木を植えた。
1941 年 12 月の真珠湾攻撃の後、多くのアメリカ人が第二次世界大戦に派遣されたり、武器の製造や祖国での戦争支援を求められた。この需要とWPA のおかげで、失業率は 0% に近づき,その結果 1942年12月、ルーズベルトはWPAはもはや必要ではないと述べ、WPAの廃止を要求した。
この大規模なプログラムのなかでは、主に女性を中心に、労働に従事するブルーカラーのワークウェアが製造された。それは「SEWING ROOM」と呼ばれる縫製室であり、その衣料には「Made by W.P.A SEWING ROOMS ,NOT TO BE SOLD」(雇用促進局縫製室製品、売り物に非ず)と記載されたタグが付けられた。ソーイングルームのあったテキサス州では、裁縫師たちは自分の仕事に大きな誇りを持っていて、イニシャル「W.P.A 」は「We Patch Anything」(なんでも縫う)の略であると宣言した。彼女たちは古着を修理し、新しい衣服を作り、困窮している人々や「WPA」の労働者、つまり彼女たち自身が着用した。
「WPA」の衣料には興味深い特徴が二つある。それはデザインと縫製仕様だ。デザインについてはユニークともいえるくらい多様であるが、ベースがCCCで着用されたようなミリタリーワークウェアがベースとなっているが、スペックに基づいた厳しいルールを感じない。「W.P.A 」の衣料たちはユニークで多くのアレンジが施されているのだ。そしてもうひとつの縫製仕様については、当時は既にワークウェアの縫製では主流となっていた「還縫い」が無いのである。これは縫製工場の環境が大規模なものではなかったことが想像され、「工業ミシン」ではなく「本縫い」のみで作り上げる仕様で工程を踏んでいたためである。
このような理由から、ユニークなデニムのワークウェアが存在し、アメリカではCCCを凌ぐ勢いでコレクターが増えているWPA、その一着には激動の時代に産み落とされたアメリカーナの不屈の精神が宿る。
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と、世界史のお勉強となりましたが習ったはずなのに記憶が曖昧。。。 こんな風に好きな衣類と紐付け出来ていれば5点くらいは点数上がっていたかもしれませんね笑
歴史的背景を知って物欲を刺激されたのは置いておいてライトオンスにより気温が高まりつつある今時期でも朝晩の若干肌寒い温度差に丁度良いカバーオール。
元にしたVinatgeを載せたBlog(by Press 藤木)があるので是非そちらも御覧になって下さいね。
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【WPA DENIM CHORE JACKET】
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福岡店 隠塚もINSTAGRAMにて着用画像など載せてましたので、 こちらでも載せておきますね。
169cm,70kg SIZE:42(ONE WASH)
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〈ジャケット、シャツ、パンツ〉の3商品をリリース予定の"NEW DEAL PROGRAMS"ですが、先駆けてジャケットが入荷してまいりました〜 〈CCC(市民保全部隊)〉やら〈WPA(公共事業促進局)〉やらと、あまり聞き馴染みのない単語が出てきますが、、、ともかく、カッコいいカバーオールですよっ‼︎ ミリタリーウェア由来のシンプルなディテールやより古い年代のワークウェアを彷彿とさせるシングルステッチによる縫製などなど、派手さはないものの、"いぶし銀"的な魅力を放っています。 襟の形状や開き具合などは、どこかステンカラーを感じさせるのも面白いですね〜(コートの裾をぶった斬ったような印象です🧥) マニア心をくすぐる1着だと思います。是非。
by ONZUKA
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髙木にも着てもらいましょう。
173cm,60kg SIZE:40(ONE WASH)
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もう少し羽織り物で遊びたい方も多く、 こちらの新作デニムカバーオールもSold Out目前と差し迫ってきましたよ~。
間もなく夏到来の為、 あと少し堪能してから暫くは休息期間に入りますが、 シャツのようなアイテムは使う幅が広いので持っておいて損は無しっ!
是非御検討下さい。では失礼いたします。
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☞ [営業時間のお知らせ]
平素よりウエアハウス直営店をご利用頂き有難う御座います。 ウエアハウス直営店では営業を下記の通り変更しております。
《2024.5.14.現在の営業時間》
◎東京店 【営業時間:平日 12時~19時 土日祝 12時~19時】無休 ◎阪急メンズ東京店 【営業時間:平日 12時~20時 土日祝 11時~20時】無休 ◎名古屋店【営業時間: 平日 12時~19時 土日祝 12時~19時】水曜定休 ◎大阪店 【営業時間: 平日 12時~19時 土日祝 12時~19時】 無休 ◎福岡店 【営業時間: 平日 12時~19時 土日祝 12時~19時】 無休 ◎札幌店 【営業時間: 11時~20時】  木曜定休
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弊社直営店で行っておりますジーンズ等のリペアの受付を休止させて頂いております。 ※ご郵送に関しても同様に休止させて頂いております。再開の日程は未定です。
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WAREHOUSE名古屋店
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《2024.5.14.現在の営業時間》
【営業時間:平日 12時~19時、土日祝 12時~19時】水曜定休
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momokuri-sannen · 8 months ago
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春らしい日であった。
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春物のコートの出番がよくやく来たのである。
昼飯は昨日のホイコーローの残りを白飯に乗せて「ホイコーロー丼」を食った。
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こういうの、好きなんだよなァ。
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夜は半チャンセットである(半でもないけど)
ラーメンは鶏だしで、鶏を煮込んでスープを作った。
肉はそのまま鶏チャーシューとしてトッピングする。
ニラだれを乗せて。
チャーハンは「ちくわ」と「青のり」
腹が減っていたので、かなりの勢いで「飲んで」しまった。
ごちそうさん。
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mayimkjs · 28 days ago
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Relative Zero° (相対零度) Japanese Transcription (Unedited Ver)
The original version of this VD has a mistake in it where Yuno says she's 16. This version is true to what it was in the original VD.
Edited Version
Feel free to use this how you like with no credit to me required. Credit should go to Yamanaka.
エス: Es
ユノ: Yuno
1|ミルグラム監獄内尋問室
薄暗い尋問室の中。
のんきに鼻歌を歌っているユノ。
ユノ 「~♪」
扉の外からコツコツと足音。
ユノ 「お。来たかな......ふふ」
イタズラっぽく笑うユノ。
まもなくガシャンと乱暴に扉が開く。
エス 「囚人番号2番ユノ。尋問を始め......」
部屋の中にユノが見当たらず、あたりを見回すエス。
エス 「......?どこにいった......」
ユノ 「わっ!!」
扉の裏に隠れていたユノ、エスの後ろから驚かす。
動じないエス。
エス 「......何をしている」
그ノ 「あれ~。看守さん、リアクションうっすいなぁ。もっと驚いてよ〜」
エス 「......さっさと座れ。尋問を始める」
ユノ 「は~い....」
椅子に座るユノ。
目の前に立つエス。
エス 「ミルグラムはお前たち囚人の罪を明らかにし、適切な判断をくだすために存在している。そのためにいくつか話をしよう」
ユノ 「おっけー。話そ話そ」
エス 「......まず」
言いかけたエスを遮る楽しげなユノ。
ユノ 「まず自己紹介とかしとく?カシキユノ。16歳。高校生。9月2日生まれの乙女座のO型」
エス 「......ストップ、ユノ」
ユノ 「なになに?」
エス 「質問はこちらからする」
ユノ 「どうぞどうぞ〜」
咳払いをし、続けるエス。
エス 「シン囚人としてミルグラムに囚われて数日というところか。率直に、どうだ?監獄生活は」
厳粛な雰囲気を作ろうとするエスだが、ユノは取り合わない。
그ノ 「んー?意外と楽しいよ。家族がどうしてるかなぁって心配はあるけど......不思議体験って感じで」
エス 「楽しい......か......」
ユノ 「そうだね、他の囚人の人たちもみんな面白いし、まだ色々探り合いって空気もいいね。そういう時期の人間観察ってやっぱり楽しいよね~?」
エス 「ユノ」
ユノ 「はいよ?」
まだ喋りそうなユノを制止するエス。
エス 「......緊張感がなさすぎる。尋問だと言っているだろう」
ユノ 「あぁ、看守さんったらムード大切にするタイプだ」
エス 「最低限は。お前の罪を許すか、許さないか、判断するための貴重な場だからな」
睨みつけるエスのことを意に介さず、笑顔で続けるユノ。指を3本立てて見せる。
ユノ 「緊張感がない理由は3つありま~す。......聞きたい?」
エス 「......それを解決すれば真剣に取り組むんだな?」
ユノ 「ん~。まぁ、そうなるかな?」
エス 「話してみろ」
ユノ 「3000円になりま〜す」
エス 「いいから話せ」
ユノ 「けち~......まぁいいや。じゃあひとつめ。看守さんの見た目が全然怖くなくてむしろ可愛いから」
エス 「......はぁ?」
思いもしない回答に拍子抜けするエス。
ユノ 「おかしいでしょ。看守なのに。あたしと同じくらいの歳じゃない?むしろちょっと下くらい?」
エス 「......知らん」
あからさまに不機嫌になるエス。
ユノ 「ほらほら、無理でしょ~。そんな可愛い顔で緊張感持てなんて」
エス 「......あぁ?」
普段以上に威嚇するように睨みつけるエス。
ユノ 「あはは、眉間にシワ寄せても無駄だって」
エス 「......大変不服で不愉快だ!それに反論もあるぞ」
ユノ 「ほうほう?聞きましょう?」
ビシッとユノを指差すエス。
エス 「僕が屈強な大男だったとして、暴力をもって支配しようとしたところでお前の態度が変わるとは思えないな」
エスの指摘に少し驚いた顔のユノ。
ユノ 「......たしかに!そうかも」
エス 「だろう?それはお前自身の気質の問題だ。よって僕の見た目は関係ない。まったく関係ない」
ユノ 「めちゃくちゃ気にしてんじゃ〜ん。まぁいいや。じゃあ第一問クリアってことで」
エス 「いつの間にクイズになった?」
ユノが指を2本立てて見せる。
ユノ 「あたしが緊張感のない理由ふたつめ。先に尋問から帰ってきたハルカがニッコニコしてたから!」
エス 「あぁ......」
頭を抱えるエス。
エス 「それは僕のせいじゃない......」
ユノ 「おかげでよっぽど楽しいことが待ってるんだと思って期待してたんだけどなぁ~」
エス 「お前が帰るときは絶対に暗い顔で帰れよ」
ユノ 「ねぇねぇ。ハルカと何話したの~?あの子をあんなにニコニコさせるなんてすごい手腕じゃない?」
エス 「僕は尋問での会話の内容を漏らすことはしない。だが、そうだな......僕が何をしたか教えてやろう。思いっきりビンタをお見舞いしてやった」
の歳
ユノ 「わーお!」
ニヤニヤするユノ。
ユノ 「それでニコニコで帰ってきたのか。そりゃハルカが変態さんだ。第2問もクリアかな......」
エス 「なんだか気づかないうちに、お前のペースに巻き込まれている気がする......」
笑顔を崩さないままのユノが、少し冷たく言い放つ。
ユノ 「みっつめ。看守さんに人を赦す.赦さないなんて決めれっこないと思っているから」
ユノの顔は笑顔のままだが、空気だけが変わっている。
ユノの言葉に眉をひそめるエス。
エス 「......聞き捨てならないな。僕の能力を疑問視しているということか?」
ユノ 「あぁ、違う違う。看守さんがどうこうってわけじゃないよ」
エス 「......詳しく聞かせてもらおうか」
不愉快を隠せないエスに対して、少し冷めた様子のユノ。
ユノ 「まぁ......システムを聞いたときからずっと思ってたんだよ。ここ、看守さんが有罪無罪決めるんでしょ」
エス 「そうだな」
ユノ 「看守さんの好き嫌いでしかないでしょ、それ」
エス 「......」
ユノ 「あんまり詳しくないけどさ、日本って法治国家ってやつでしょ?法律以外で良いとか悪いとか決めたらおかしくなっちゃうでしょ?」
エス 「ふむ」
ユノ 「例えばニュースとかさ〜。不倫とか不適切発言とか不謹慎とかで騒いでるでしょ?同調した人たちも叩き始めるでしょ?......バカだなぁって思わない?法律以外で人が人を罰するなんてキリがないよ」
心底つまらなそうなユノ。
エス 「......一般論になるが法律も人が決めたものだ。すべての人間が納得する妥当性を得られるものではないだろう」
ユノ 「それ。自分が納得したいからって、無関係の他人に干渉してくる人が嫌いなんだよねー。それってマス......あー、ただ自分が気持ちよくなりたいだけじゃん?.....その人達は、結局何もしてくれないよ」
エス 「ユノ......」
ユノ 「あたしがどんなに寒い思いしてても、なーんもあっためてくれない人たちだよ」
どんどんトーンの堕ちていくユノ。
そんな自分にはっと気づいて笑顔に戻る。
ユノ 「へへ、話それちゃった!えーと、何が言いたいかというとね」
エス 「結局僕次第だと......」
ユノ 「そう。結局もう好みじゃん?まぁ別に良いと思うんだけど、潔くて!でも、看守さんがどう思うかなんてあたしにはどうしようもない。だから取り繕う意味がない。普段どおり楽しく過ごしているってわけ!」
あっけらかんとしたユノに、ため息をつくエス。
エス 「......なかなかクセモノだな、お前も」
ユノ 「そう?普通じゃない?」
エス 「良いだろう。お前がお前らしくいるように、僕も看守らしくやらせてもらう」
バッとコートを翻し、
エス 「ユノ。お前自身は自分の罪についてどう考えているんだ?」
ユノ 「え?」
エス 「お前のその感性をもってすれば何故自分がここに入れられたかはわかっているんだろう?」
少し考えたのちに、口を開くユノ。
ユノ 「......まぁ『ヒトゴロシ』呼ばわりされそうなことは一件ほど」
エス 「よろしい。では、お前はお前の罪をどう感じる?赦されるべきものか?赦されざるものか?」
ユノ 「んー......」
少し考え込むユノ。
あきらめたようにパッと顔をあげる。
ユノ 「......さぁ?わかんない。考えるのめんどくさいかなぁ」
エス 「考えろ」
ユノ 「うーん、ぶっちゃけ看守さんがさないならさないでいいよ」
エス 「赦されたいとは思わないのか?」
ユノ 「必死で謝ってまでは別にいいかな。自分のしたいことをした結果だから」
エス 「罪の意識はないのか?」
ユノ 「どうかな?それも考えるのやめちゃった」
エス 「......適当だな」
ユノ 「......世の中が真面目すぎるだけだよ」
問答を終え、納得したようなエス。
エス 「ユノ、お前はふざけているように見えて頭の良い人間だ」
ユノ 「......それはどうも?買いかぶりだけどね」
エス 「だが、それゆえか諦観している。自分にも、人間にも、社会にもすべてを悟って冷めた顔をしているな」
エスの言葉にあからさまに不機嫌になるユノ。
ユノ 「......ヘー、なに。お説教?精神論系のやつ?一番嫌いだよ?」
エス 「くくく......」
わずかに微笑むエス。
エス 「へらへらと空虚な言葉を吐いているお前より、今のイラついたお前の方がずっと好ましい」
ユノ 「......え?」
エス 「冷めたままでいい。ごまかさなくていい。僕の前ではな」
突如部屋にある時計から鐘の音がなる部屋の構造が変化していく。
ユノ 「部屋が、変わっていく......」
エス 「尋問はこれにて終了。ここからはお前の記憶から生み出される心象を覗かせてもらう」
ユノ 「......歌で引き出す、って言ってたやつ?」
エス 「そうだ。お前の冷めた心も、適当な言葉も、何故そう至ったかも......すべて僕が突き止め、受け止めてやる」
ユノ 「看守さん......」
エス 「隠し事は不可能。ゆえに何も取り繕う必要はない。お前はお前のままでいればいい。ありのままのお前を、僕が身勝手に判断してやる。......それがミルグラムだからな」
ユノ 「なぁに、そのめちゃくちゃな理論......」
呆けていたユノ、目を閉じ微笑む。
ユノ 「でも、そうだなぁ。想像してみるとそれは......。ちょつとだけ......あったかいな」
ユノの肩に手を載せるエス。
エス 「囚人番号2番、ユノ。さぁ。お前の罪を歌え」
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tokyomariegold · 8 months ago
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2023/11/11
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11月11日 今日が11月11日であることに日記を書いて気がついて、スーパーで特段トッポやポッキーやプリッツ(こう考えると棒状のお菓子多い)がイベント販売されていなかったことに気がつく。 ポッキーの日って浸透しているようしきっていない。
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昨晩狂ったように掃除をしてしまいへとへとだったので、朝起きて余裕があったら9:30の歯医者へ行こう、くらいに思っていた。 急げば間に合う7:45に起き上がってしまい、特段急がずに支度をして家を出る。 売ってしまうつもりの赤いコートを着たけれど、それでも今日は寒かった。 15分遅刻した歯医者は30分もかからず外れた詰め物を入れ直してもらって終了。 次の予定まで時間があったので大学の図書館で久しぶりにゆっくり雑誌を読めた。まだ神保町の街は始まっておらず、でもキッチン南海とラーメン二郎には人が並んでいた。 図書館でファッション誌やインテリア誌、医療関係の雑誌をパラパラして、やっぱりインターネットで見るよりもずっと落ち着いて見れちゃうアナログ人間。
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12時に浜松町で友人と待ち合わせをして文学フリマへ行く予定だった。 ここ数日忙しすぎてあまり正確に気持ちは向いていなかったけれど、とにかく友人に会って、関西に移住できる表向きな理由をさがしていることや、さっき図書館の雑誌で見つけた深澤さんの展示とインヴィトウィーン展を観に行きたい事などを話したかった。
友人を待つ間、浜松町の駅で推している北陸旅行のカニの展示を眺めていた。 文フリっぽい人はあまりいない気がした。
20分くらい経ったところでラインを確認すると“夫が池袋で倒れたのでそっちに向かうのでキャンセルさせてください”とのこと。 私も倒れそうになった。
ドタキャン、ダメ絶対!だけど今日は私が彼女に会いたさすぎていて、こんな大変な時に大切にあってもらえない奈良別に今日でなくてもいいね、と思った。 いつも旦那さんのことを“同居人”と呼ぶところを“夫”と書いてあるところに、とても緊急性を感じた。大丈夫だったんだろうか?と思いながら、突然倒れた時に私が呼ばれる相手や、突然自分が倒れた時に呼ぶ相手が、今の私にはいなくて、突然自分が倒れっぱなしにならないように気をつけている毎日です。
“お詫びさせて下さい”とメッセージにあり、何がいいかな?と年内できるだけちょっとしたお茶をしてほしい、と思った。 あと、メガネは破ります。
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1人で文フリへ行く気分ではなかったので、日本橋へ取り寄せていた服を試着しに行った。髙島屋がとても空いていて心地よかったけれど、また百貨店存続の危機を感じる。
アポテーケフレグランスの金木犀のお香と、白いバラと、ビオセボンでちょっとしたスープやスパイスを買って、東京駅まで歩いて帰ってきた。
昨日tumblrを更新した時にメッセージが届いていたっけ、とおそるおそる確認。 “よろしければご参加下さい”とURLがあり、おそるおそるリンクへ飛ぶとインターネットの方々が各々の2023ベストオブイヤー(?)を語るアドベント���レンダーのイベント会場だった。 メッセージをくれた方は、たぶんIMAのコンペから私のインターネットのことを知ってくださり、ご自身のスクラップブック(?)で私のことを記述してくださっていた。 ベスト…と言えるほど2023のまとめを書ける自信はないけれど、写真を通して広がった新しいつながりの場に参加したい気持ち。
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年賀状も新しい作品も、今は手がつかなくて、日記の更新をするたびに日々が更新されて、こちらも追いついていない。少なくとも丸一年は日記を続けたので2023年で辞めてみても良いかもしれない、と思っている。
今日もぶんぶんチョッパーしてレンジでカレーを作ってみた。でもトマトの煮込みみたいになってきているので、やっぱりフライパンで炒めたりした方が美味しいのかもしれない。
お部屋の温度計が20℃をきった。
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