#新車のサブスク
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ドゥザライトシング
CDをパソコンに取り込むドライブが壊れた。今はサブスクの時代だと言うし、私もSpotifyとかやってるし、YouTubeだってあるし、スマホがあれば今や旧譜も新譜もたいがい聴けるのであるが、私が出るのを楽しみにしているアーティストの音源はCDまたはアナログで出され、YouTubeにもサブスクにも無い、ということがままある。
そもそも私は、楽しみに待っていた新譜を手に入れたら、自分ちに帰ってまずヘッドホンで1曲めからじっくりと聞きたい派である。家に帰るのが待ち切れず、吉祥寺のDisk Union(Parcoの地下に移転する前)で入手したCDを、お店の階段を降りながらバリバリと開封し、ダイヤ街の中にあるネットカフェに入ってブースで聞いた、なんてこともあったが、そういうのも含めてとにかく最初は一人で1曲目から最後まで早送りも巻き戻しもせずに通して聴きたい。なんなら曲順も見ないで1曲目はなんだろう、どんな1音で始まるんだろうとわくわくしながら聴きたい。その前にどこかでかかったりするのを聴いてしまった時の無念さは、ビデオに録画している野球の試合について、出会い頭に知人から「今日ホークス負けましたね」と言われた時の無念さに似ている。
と言いながらも、Spotifyをうろついている時に気になるアーティストが新譜を出しているじゃないか!と気付いたりすると、そこで我慢できずに聴いてしまうこともある。するとどうだろう、1曲目をちょっと聴いてあんまり好きじゃない場合や、1曲目を聴いているうちにほかにどんな曲が入っているのかを聴くのが待ち切れない場合には、どんどん飛ばしてしまったりし始める。しまいにはそんな暮らしに慣れ、飛ばし飛ばし聴いたなかで好きな曲があればそればかりを繰り返し聴き、順番通りに全部聴くことはあまりなくなってしまう。サブスクで気に入ったらCDを買ったりBandcampでデータで買ったりするが、結局スマホに取り込んでしまうと、好きなやつばっかり聴いている。なんて流行りに引っ張られるタチなんだ私は。
そんなふうに自分が変わってしまっていることすら自覚しないままに過ごしていたここ数年だった。ところが、CDをデータ化して持ち歩いて好きなやつだけ好きな時に聴くための最初の入り口であるドライブが壊れてしまったのである。しかもうちはCDカセットデッキが1台(A:音がとても好きなやつ)、アナログとCDとラヂオが聴けるデッキが1台(B:音がAMラヂオのよう)、という環境で、デッキAはほぼ壊れており、CDを入れてPlayボタンを押すとラヂオがかかり、音量調整の「+」を押すとカセットがスタートする。ちなみにカセットデッキは二度と開かなくなっていて、15年以上前に入れた、自分のドラムと鼻歌が録音された世にも恐ろしいカセットが入りっぱなしなので、誰かがうちに遊びに来た時に間違えてデッキAの音量「+」ボタンを押してしまわないように細心の注意を払って生きている。
つまり、CDをちゃんとした音で聴くにはデッキBにヘッドホン���差して聴くしかない。しかしデッキBには、今何曲目とか、今の曲は何分かとかを表示する小窓が無い。進む/戻るボタンはあるので曲を飛ばしたり戻したりはできるが、1回しか押してないのに2〜3曲進んだり戻ったりする。しかも、たとえば10曲入りのアルバムの9曲目で「進む」ボタンを押すと、気を利かせて10曲目を通り越して頭に戻った上で曲を進め、2曲目がかかったりする。初めて聴くやつだとどこからどこまでで1枚のアルバムなのか、もうひと通り聴いたのかどうかもわからなくなってしまう。
大変前置きが長くなったが、そんなわけで私はここ数ヶ月で入手した楽しみなニューアルバムを、家のデッキBにヘッドホンを差して、曲を飛ばさず早送りもせず聴くことになった。ヘッドホンは有線なのでデッキBの近くにしかいられず、ほかのことはできない。そうすると、音楽を聴くためだけの時間が1日のうちに何回かやってくるようになった。さらに、アルバムを聴く前にライブで聴いてお気に入りだった曲がかかると大喜びして聴いていたのは最初のうちだけで、好きな曲と好きな曲の間の待ち時間のようだった曲のことが、何度も通して聴くうちにだんだん好きになり、好きな曲の順位が日を追うごとに変わっていった。
これはまさに昔レンタルレコードを借りて来て聴いていた時の、あの少ない情報、少ないお小遣いを駆使して入手したアルバムを聴きながら起こっていた現象じゃないか。2025年2月の私は、むしろこれでいろんな音楽を聴いて、好き嫌いがどういう感じで変わっていくのかを楽しみにしている。
そんなわけで、無くしたことにも気付いていなかった感覚がまた私のところにやってきて、こんなことってあるんだなあ、と珈琲を飲みながら悦に入る毎日を送っているのだが、ここで大きな問題が1つ。家で音楽を聴くためだけの時間が大量に日々に注入されたために空前の寝不足になっていて、それはまあどうにかするとしても、やっぱり外を歩きながら、またはドライブしながらそのアルバムの曲を聴いたりもしたい。ここで選択肢が3つ。
A CDを取り込むためのドライブを買う
B CDウォークマンを買う
C CDをカセットにダビングできるデッキとカセットのウォークマンを買う
Aがもっとも便利で上記の問題を一挙解決してくれることは間違いない。ただ、あっという間に私は数ヶ月前の自分に戻ってしまうだろう。Bは、取り戻した力を再び失うことなく、問題の一部を解決できそうだ。しかしきっと新しいCDウォークマンには小窓がついているに違いないので、私はしだいに曲飛ばしや早送りをしだす恐れがある。Cは今のシン中原由貴を保ちつつ、外出時にもこのCDしかない音楽を聴ける。ダビングできるデッキとウォークマンの2つを買わなきゃならないし、ダビングもしなきゃならないし、車で聴くには車用のカセットデッキも買わなきゃいけなくなるし、冷静に���えると意味がわからない気もするが、今のところ最有力候補はCだ。
しかし今月末までは金欠のためAもBもCも買えない。もっと言うと今シンバルが欲しいのにこんなの買ってる場合じゃない。というわけで、ひとまず月末までじっくり考えてみようと思う。自分にぴったりの正しい選択をしたい。A〜Cのどれがよいかを提言したい方、またはDの提案がある方は、そっと私に連絡をくれたらうれしい。
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2025年1月7日(火)
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朝のルーティンを済ませて仕事をしようとWordを立ち上げると、<1月15日までにサブスクリプションを更新してください>とのメッセージが表示された。あれ・・・、そう言えば昨年までは事前に更新通知メールが来ていたのに、今年はそれが来なかった。Microsoftにサインインしてみても、サブスク更新のメニューが出ない。ひょっとしてと、ログイン用のアカウントを職場のものから私用のGmailに変更してみると、無事更新することが出来た。原因は分からないが、退職前には必要な手続きだったので、これでよしとしよう。
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5時50分起床。
洗濯開始。
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朝食を頂く。
洗濯物を干す。
今年最初の可燃ゴミ、30L*3&45L*2。
珈琲を入れる。
ヤクルトさんから、野菜ジュースを購入する。
8時20分、彼女が自転車で出勤する。
Office365のサブスクリプションの更新、Microsoftにサインインしても更新メニューが表示されない。職場のアドレスを使用しているので、個人契約とは違う画面に誘導されるのかもしれない。そこで、Gmailに変更して再度サインインすると、今度はちゃんと更新する画面が表示された。いずれは無料のWebバージョンに移行するつもりだが、あと数年はこれでいこうと思う。
10時30分、彼女が帰宅する。それではと、<生活環境美化センター>に電話して確認、ココの遺体を車で運び、処理をお願いした。担当職員はすごく丁寧な対応で、気持ちよく最後のお別れをすることが出来た。処分手数料(¥4,810)は、後日納付書が届くそうだ。
帰宅してコレモで買物、白菜・ミニトマトなど。
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ランチ、息子たちには鮭炒飯、私たちは残りものあれこれ。
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年末の録画、平成紅梅亭のスペシャルを見る。
彼女は買物へ、私は午睡。
セブンイレブン七本松五条店で、3/2(土)の<月刊笑福亭たま>のチケットを発券する。いままでQRコードを紙に印刷して持参していたが、iPhoneの画面提示で事足りることに今頃気づいた。
東京の落友・Nさんに送る上方落語、ずいぶんと溜め込んでいたのでディスクに書き出す。
夕飯用に、鶏ムネ肉のローストチキンを仕込む。
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早い時間に夕飯開始。
録画番組視聴。
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一度観ているが、ストックが無いので再度楽しむ。
片付け、入浴という流れだが、我慢出来ずに布団に潜り込む。
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そこそこいい数字になった。
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昨年九月に亡くなった父の一周忌法要が無事に終わった。 改めてこの一年を振り返ると、線香をまめに焚いていたこともあってか 生前よりもずっと父のことを思い出すことが多かった気がする。 約一年振りにあった親族と膳を囲みながら酒を呑み、世間話に花を咲かせていると つい先週ぐらいにもこの食事会やったよな?と錯覚してしまう。 歳を重ねるほど頭の働きや体の動作が鈍くなる一方、 時間経過は年々加速していて、もう一年が思春期の一ヶ月ぐらいの体感しかない。 体の劣化は着実に進んでいて、 食道癌の疑いから胃癌の疑いへメドレーリレーで検査に振り回されたり 持病の悪化で通院回数と薬の量が増えたり、突然始まった耳鳴りに悩まされたり 我が身のポンコツさが、雨漏りの酷い古民家のように思えてきて情けなくなる。 修繕費用がかさむ家は潰すか建て替えを検討するところだが、生身の体はそうはいかない。 墓じまいする家が増えている中、我が家は世間に逆行するように新しく墓を建てた。 父の親族が眠る墓は遠すぎて墓参りに行く気が起きないとの理由で 家から近い場所(車で十五分ほど)を母が選び、真新しい墓に納骨も済ませてきた。 プロテスタントの母は「死んでまでお父さんと一緒の墓には入りたくない」が口癖で 自分が死んだら祖父母の眠っている教会に納骨してくれと何かにつけ念押ししていたのだが 父が亡くなった途端に「仕方ないから入ってあげようかな」と言い始め、墓を新調したのだった。 一周忌法要の少し前、自宅の仏壇に一枚の葉書が置いてあるのを見つけた。 差出人を見ると、幼い頃から良く遊んでもらっていた父の友人からだった。 学生時代からの大親友で、今は介護施設に身を寄せているらしい。 同級生の友人は次々にいなくなって寂しい。 残ったのはいよいよ俺と●●(父の名前)だけになってしまったが お互い体に気をつけて長生きをしようと、そんなことが書かれていた。 亡くなったことを知らせなくて良いのかと母に問うと 「だってじぃじが生きてることが■■さんの今の心の支えなんだから、 わざわざ気力を奪わずに、元気にしてると思わせてあげましょうよ」と静かな口調で語った。 教えない優しさ、か。人生、まだまだ学ぶことがある。 父の死後、名義変更や遺産相続の手続き等で 本当に多くの手続きがありヘトヘトになったので いずれ来るであろう自分の死後に、残されたものの負担を軽減できればと 死後事務委任について調べ始めた。 私の場合、例えばサブスク契約だけでも七社ぐらいあり スマホとの合算請求だったり、PayPay引き落としだったり、クレカ払いだったりと 支払い方法が異なっていてややこしい。 このブログもバックアップ機能のついた有料(アドバンス)契約なので 解約するには届出がいるであろうし、そういった諸々のことを予め伝えておけば 死後に手続きを代行してくれるらしい。 自分が死んだ後のことについて、ネガティブになり過ぎることなく むしろポジティブに考えられるようになったことが、父の遺した最後の教えかも知れない。
一周忌 - 忍之閻魔帳
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https://music.apple.com/jp/album/%E9%9B%A8%E9%9B%86/1665035280?i=1665035285
Thursday,Aug1,2024
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かなり早い時間に起きる。福岡に帰ってきてからのここ数日は、日付が変わる前にいつのまにか寝て、かなりの朝の時間に起きることを繰り返している。東京での暮らしに比べたら寝不足だけど(というかいつも寝すぎなんだと思う)、なぜかハキハキしてる。今日は京都に移動する日。姉の家に寄ることになって、母もついてくることになった(ホテルの部屋は別に取ってもらった)。昨日友達にもらった北九州のソウルフードのパン(練乳がやばい)をコーヒーと食べて、すぐに荷物をまとめて実家を出た。駅までは父の車、改札まで見送ってくれる。今回もほとんど腰据えて話してないけど(いつ話す時が来るのだろうか?)、父には優しさを感じる。
母とは新幹線も別々。好きな福山駅(工場街)の景色、いつの間にか通り過ぎてた。寝てたら広島から隣に座ってきたサラリーマンの唐揚げ弁当のにおいで起きた。おなかすいた。京都駅に着いてからホテルで荷物を置き、とりあえずホテルの近くのうどん・蕎麦・丼物屋へ。肉うどんと巻き寿司食べた。ほとんど外国の旅行客だったけど、店主のキュートなおじいちゃんは闊達に接客していた("Most popular!!")。扇風機の風に煽られながらうどん食べる(湯気が飛んでいく)。
電車に乗って姉の住む街へ。京都駅は30番線くらいまであって、でかすぎる。渋谷駅より雑多かもしれない。わたしはハリーポッターのキングス・クロス駅を思い出していた。姉が住む街は京都駅から30分で行ける。途中にはとんでもない渓流があったり、そこで川下りしている様子を眺められたりしてたのしい。この景色を以前見たのは実に六年以上前だ。久しぶりに会った姉とは別に何も話さなかった(というか、もう互いにどう接していいのかわからない感じがする)。姉は、妹としてのわたしのことをもうだいぶ前から諦めている気がするし、悲しいことに、姉のユーモアはわたしのユーモアではない(嫌いではないけど、健康で着実すぎるそれに口の端が痙攣しそう)。建築士の旦那が作った家は本当に立派だった。それしか覚えていない。姉の子どもが作りかけていたレゴを、こっそりすこしだけ壊してから家を出た。次いつ会うのかは、しらない。うまくできなくて後味はよくはなかった。
何をするかは決めてなかったけど、京都の好きなバンド(賢いユリシーズ)の人がSNSで引用していたイベントに行くことにした。たぶん東京の駅に置き換えてもわりと田舎の街。接続がよくなくて、全然知らない地下鉄やワンマン電車を三回乗り継いだ(携帯がある時代で本当によかった)。エスカレーターに並ぶのは右、久しぶりに体験。せっかくだから行ってみたかった四川料理の駱駝に行く。回鍋肉定食たべた。身体が喜んでる感じがした。夕陽がすごいけど薄暗い住宅街を歩いてイベントのあるバーに行く。tenniscoatsの植野さんの弾き語り。久々に感じたアウェーな雰囲気に飲まれかけた、わたしはこの街では完全によそ者だからどきどきする。東京でしばらく暮らして遊んでいたから、こういう感覚忘れてしまっていたな。山椒ウォッカおいしかった。
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植野さんの前の武田菜月さんのライブ、よかった。小さいキーボードを二台、裸足でエフェクターを踏む。なんかへんな緊張感があって、気づいたら目を閉じてとんでた。神聖で、気持ちよかった。ライブ始まる直前にキーボードに置いてたパンを恥ずかしそうに退けていたのもよかった。tenniscoats植野さんのライブもよかった。わたしがライブの中で特に覚えていた曲は池間由布子さんの「全部ウソみたい」という曲らしい(帰りの地下鉄で調べた)。「遊んでるぜ全力で/優しさって必要ですか」。サブスクにないから、CD買おうかな。アンコールはaikoのカブトムシをカラオケしてた(京都スタイル?)。カラオケ行きたくなってしまった。
1000円ドネーションしていちばん早く会場を出た。最寄りのワンマン電車(路面電車)の駅まで歩く。行ってよかった。音楽ってどこにでもあるからすごい、と思った。tenniscoatsは今年に入ってから聴き始めたのだけど、今年はなんか原始的なもの(音楽含む)に惹かれている感じがする。壊れたキーボード、壊れたギター、もしくはそんなものが何もなくても、音楽ってどこにでもあってどこでもできて、なんでも音楽になるからすごい。植野さんが「僕はこんなに音楽でたのしくて、ラッキーな方だと思ってます」と言ってたこと思い出す。なにか音楽やりたいような気もした。最近いい音楽を目撃するたびにむずむずする。
23時過ぎの京都ってあまり人がいない。もっと遊ぶべきな気もしたけど疲れてる気もしたから、コンビニでアイス買って帰った。道に迷ってたら京都タワーが現れた。つるっとしている。駅前では若者がラップバトルしてた。お風呂入ってテレビのオリンピック流し見して、友だちと連絡取って寝た。
(後日談)武田菜月さんからInstagramのフォローが返ってきた。うれしい。Twitterで知らない人から「全部ウソみたい」はもともと植野さんの曲で池間さんもよくカバーしてる曲だと教わった。ライブ中に「よく池間さんのカバーって言われるんですけど」と言っていた意味がようやくわかった。
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https://music.apple.com/jp/album/%E6%82%AA%E3%81%82%E3%81%8C%E3%81%8D/1076760045?i=1076760276
Friday,Aug2,2024
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京都は朝を出遅れるとまずい(と思っている)。モーニング絶���食べたいし、いろんな喫茶店行きたい(京都は喫茶店が本当にたくさんあって天国だ)。寝不足だけど起きるしかないから起きる。旅行の間ずっと晴れている、天気がいい。地下鉄で京都市役所前。地下鉄のオレンジの扉が昔好きだったこと思い出した。まだあんまり人もいないシャッターが閉まった地下街を、メシアと人人聴きながら歩く。イノダコーヒー意外に空いてた(というか、なんか昨日から思ってるけど京都は思ったより人がいない)。しっかりした制服を着込んだウェイターたち、たまごサンドとアイスコーヒーが懐かしい。箱崎で買った旅行記読む、絵が描きたくなる。テラス席の青のギンガムチェックのテーブルクロス素敵だった。友だちへのおみやげでイノダコーヒーのロゴ入りのティースプーンと、自分用のコーヒー粉買う。
商店街歩いて六曜社へ。実ははじめて行った。店員のお姉さんのエプロンかわいかった(きっと自前、うらやましい限り)。ドーナツは正午からの提供だったから、桃のパウンドケーキ食べた。コーヒーおいしかったな。隣の人たちの関西弁にどきどきしながら、昨日のこと思い出して日記書いた。マッチもらった。村上開新堂目指して歩く。あつい。銀行がなくて市役所の中なんかを歩く(本当に立派な建物)。迷って地下鉄に乗る。暑いの苦手(昨日のバーで隣の若者たちが明日は40度らしい・そんなの風呂じゃん、と言っていたな)。
無事に村上開新堂で焼き菓子を買う。近かったから、歩いて微風台南にも行った。座敷のテレビのそばのちゃぶ台に通される。テレビではリアルタイムの台湾のニュース番組が流れていて、漢字だけで内容を想像してた。大腸入りの麺を食べる。やさしい、おいしい。ついでに近くの誠光社にも寄る。いい本屋だった。ずっとほしかった谷川俊太郎の詩集といしいしんじのよさそうだった文庫買った。旅先で本を買うのはたのしい(別に東京でも手に入るものなんだろうけど)。ここらへんで暑さが限界になってきた、京都御苑の日陰のベンチでしばらくぼーっとして鳩を眺める。自転車でやってきた京都に住んでるであろう人たちが輝いている。なんか異常に松ぼっくり落ちてた、砂利をわざと蹴飛ばしながら歩く。近くにお香の松栄堂があったから寄った(以前母が京都のお土産で買ってきてくれてとてもよかった)。そこでも自分用のものと友だち用のもの買う。喜んでもらえたらうれしい。
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本当はここから今出川に行って色々するつもりだったけどバテた。ふらふらするのでとりあえず同志社そばの喫茶店に適当に入る。渋すぎる、トイレがほぼ廃墟だった。それなのになぜか結構学生がいる(関西の若者はつよいのかもしれない)。同志社生たちの会話(ぜんぶ大学生特有の恋バナ、しかし関西弁)聞きながらレモンスカッシュ飲む。男の子たちが帰りぎわに「春学期お世話になりました」と言っていて、かなりよかった(「春学期」か....)。もう、一旦ホテルで休むことにする。レジで怖いマスターのおじいさんに重々しい「おおきに」を言われて、頭の中で反芻してしまった。「おおきに」か(おそらく一生言うことがない)...。帰ったらテレビでブザービートの再放送やってた。だらだら日記書く。
ホテルを出て、少し暑さの落ち着いた中、友達に教えてもらったお店「わや」(一乗寺)に行く(京都滞在中に二度も叡山電鉄に乗ることになるとは)。お店のお母さんがかなりパワフルな人だと聞いていたのでどきどき。お店に入るとお母さんは「ひとり?!誰かに紹介されてきた?!」と既に闊達。友だちの名前を出すと話が弾んだ。ひとりでお店でお酒を飲むのは初めてだ、そのデビュー戦が京都の辺鄙な場所になるとは。お母さんは名前を聞いてくれて、すぐに智春ちゃんと呼んでくれた。携帯を持たない主義のお母さんはお店に来た人と電話するのが好きらしく、電話番号を書かされてさっそく着信が来る。登録名は「わやのお母さん」にした。「痩せてるのによく食べる」と言われながらどんどん飲む。ひとりで飲むのって意外とたのしくて楽。隣にいた関西のカップルが帰ってからはずっとわたしの前に座って話す���お母さんの人生や生活のこととかお店のこと、何度も「この仕事が大好きなの」と言っていて美しかった。21時を過ぎると「けったい」で「いけず」なお客さんが来ないためにお店の看板の電気を引っこ抜かされる(「この仕事は普段常連さんにしかやらせないのよ」と言っていたので光栄)。お母さんは「智春ちゃん最初入ってきた時ぎこちなかったもん、どんどん笑顔になって本当その顔見れてよかった〜、智春ちゃん笑ってる方ががかわいいもん」と言ってくれた。最近母親に言われたことと同じだ、びっくりしてしまった。わたしは結構意外に心の城壁が高いひとらしいので、当たっている。顔にぜんぶ出る。本当はいつでもやわやわの心でいたい。帰り際、お母さんが「ふたりで写真撮ろう!マスター!」と奥にいるマスターを呼んでくれて記念撮影会。「本当にあたしいつもは写真とか頼まれても撮らないのよ!智春ちゃんだから!珍しいのよ、本当に!」とよく喋る。マスターも携帯を持たない人らしく、ぎこちなく撮ってくれた写真にはマスターの指が入っていた。「いまから河原町なんて行っちゃダメよ!母心!」と言われながらお見送りまでしていただく(「動画も撮っていいですか?」と聞いたら「恥ずかしいからそれはまた今度来た時!」と言われた)。角を曲がる前に振り返ったらお母さんはずっと手を振ってくれてた。「ばいばーい!」と大きな声でわたしも返す。本当に行ってよかった、京都に母ができた気分。「本当に京都に引っ越してきたらいいじゃん」とお母さんに言われたことを帰りの電車の中で考える。本当、そうなるのかな。そうなったらどうしよう。かなり酔っ払った。
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帰りに梅湯に寄った。京都の夜は暗い、川のそばで大量のカエルが鳴いている。暗闇の中で見えないのにたしかにいる何か。暗い道を歩いていくと急にそこだけ明るい梅湯があった。若者もたくさんたむろしてる、夢かと思った。ハキハキしたお姉さん��案内されて脱衣所。若い女の子ばかり、かなりわたしの今住んでる街の銭湯とは違う(わたしの近所の銭湯はみんなおばあちゃんだ)。はじめて行く銭湯は目が悪すぎて何もわからないので手さぐり。お湯が熱かった(サウナも行きたかったけどかなり酔っ払っていたのでやめた、また次回)。まだ冷めないお酒に浸された頭で、ネクターと梅湯のグッズ何個か掴んでレジに行く(ライターは先着一名の誰かにあげるよ)。ネクター飲みながら駅まで歩く、途中のたばこ屋でたばこ吸う。鴨川の橋を渡った時、最近覚えてる中でもいちばん気持ちがよかった。すこし泣きそうなくらい気持ちよかった、ずっとこのままがよかった。電車乗り間違えながらなんとかホテルに辿り着く。長い一日が終わった。眠りについた記憶はない。
★★★★★★★★★★★★ ★★★★★★
https://music.apple.com/jp/album/be-my-baby/341560010?i=341560012
Thursday,Aug3,2024
さすがのわたしも疲労困憊になってきた。隣の部屋に泊まっている母にホテルの朝食を誘われ、母の電話で起きる。顔も洗わずに服だけ着替えて朝ごはん食べる。眠すぎて、ブロッコリーをちゃんと食べなさいと怒られたことしか覚えてない。朝食を食べてから母の部屋に招かれ、奈良のおみやげのひこにゃん(超かわいい)のぬいぐるみをもらう。母の部屋には書きかけの日記帳みたいなのが置いてあって、マメな人だと思った。母とはそこで別れる。東京に暮らし始めてから五年間、こんなに長く一緒にいたのははじめてのことだった。しらない街でも隣の部屋に知っている人が眠っていることは大きかったかもしれない。
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自分の部屋に戻って一旦ベッドに横になる。動けない、うっすらと眠いのに眠れない。本当は朝から出町柳に行って出町ふたばの豆大福を買い、糺の森を散歩して行き損ねていた恵文社に行こうと思ってたのに。京都の夏は暑すぎてだめだ。結局一時間くらい眠っていた。やっと起きてパッキング、部屋を出て河原町の方に行く。荒木陽子『愛情生活』の京都旅行記に出ていた築地という喫茶店に行く。河原町の築地、この前行った恵比寿の銀座という喫茶店くらいまぎらわしい。クラシックすぎる店内とメニューにうれしくなる。アイスコーヒーを頼んだらデフォルトで生クリームとガムシロップが入っていた(京都のコーヒーはやっぱり甘いのが多いのかな?)。だらだら昨日の日記書く。この一週間はいつもより早く眠って朝早く起き、午前中のうちに喫茶店で昨日の日記を書くリズムができていた。ずっとこうならいいのに。店員のお兄さんのピンクの網タイツにいいね、と思いながら退店。また行きたい。
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すこし歩いただけで何も考えられなくなるくらい暑い。高校の友だち(今は大阪に住んでいる)と食べる昼ごはんのお店を考えながら錦市場を練り歩く。そういえば幼少期の京都のイメージはここらへんの街並みだった。無事によさそうなお店が見つかって、友だちが来るまでどこかに避難したかった。適当に歩いていたら昔泊まったことのある鴨川のそばのホテル、そのそばにある喫茶店(吉田屋)を見つけた。入りづらい外観だけど、そんなこと構ってられないのでとりあえず入る。ピリッとした感じのおばあちゃんが出迎えてくれる。とりあえずすこし休む。途中から���たおじいちゃんとお店のおばあちゃんが「今日は淀川花火大会やな〜」と話していた。うらやましかった。闊達な「おおきに」を言ってもらいながら退店。
友だちと会う。いつぶりだろう?相変わらずあんまり久しぶりに会った感じがしない。路地裏にある小さい定食屋に入って、ふたりとも鱧の天ぷら膳を頼む。天ぷらも、つるむらさきと豆腐の小鉢もおいしかった。小さい店なのにもう話(というかふざけた軽口)が弾みすぎてしまった。ずっと行きたかった八坂神社のそばの喫茶店(ぎおん石喫茶室)に行く。噂どおり、宝石屋を通り抜けて二階へ。店内がすごい!美術館みたい。レモンゼリーとコーヒー頼んだ。ずっと場にふさわしくない感じのアイドルの話してた。なんかこんなに大笑いしたのも久しぶりな感じした、たのしかった。10代の頃の友だちってすごい。
八坂神社もちょっとだけ行ったけど暑すぎてだめだった。移動ができない。わたしの新幹線までの時間を潰すためにまた喫茶店に入る。ここら辺から手の震えが止まらなくなってしまった。わたしはなんかすぐに熱中症になるな、自分の身体に鈍感すぎる。地下鉄を乗り継いで京都駅、友だちが改札までお見送りしてくれた。かわいいおばあちゃんになる!と言っていた友だち、いつだってかわいい。友だちの爪にはキティちゃんがついていた。また会おうね。駅で柿の葉寿司買って新幹線乗った。夜の新幹線は外の景色がなんにも見えないからたのしくない。どんどん京都が遠ざかっていく、できることなら帰りたくなかった(でも帰る場所があるから旅行は輝くことだって知ってる)。柿の葉寿司食べて、tenniscoats聴いていたら爆睡してた。品川で降りる。とりあえずカーネーションのEdo riverを再生。
なんかあっけなく東京に帰ってきてしまった。この一週間は夢みたいにたのしくて、久しぶりに生きてる感じがした(しかも、すごく生きてる感じ)。山手線のモニターに流れる毎日見てたつまらない広告、相変わらずつまらない。渋谷・新宿・原宿を通りすぎる、またゆっくりもとの生活に引き戻される音がする。福岡や京都の暗闇の道を思い出す、さっきまで見ていたあの景色。東京にいながらも西の方で感じたあの気持ちや心地よさをなくさないでいる方法はないのかな?わたしは最近いろんなことに近すぎていて苦しかったんだと思う、ちょうどいい塩梅で暮らすこと、ひとりで考えていくことだね。
あっという間に最寄りの駅に着いた。スーツケースを持ったまま銭湯の前でたばこを吸っていたら、よく見る猫がやってきた。そういえば京都で全然猫見なかった、やっぱり暑すぎるのかな。家の前で鍵を出すのに手こずる、久しぶりに見た自分の部屋はなんかちょっと知らない人の部屋みたいだった(わたしって本当にすぐ色んなことを忘れる)。少し休んで荷ほどきし、みんなに買ってきたおみやげを仕分ける。母にもらったぬいぐるみはカー��ンレールの上に落ち着いた。わたしの家の神棚。暮らすように旅行してみたいというテーマ、だいぶできた気がする。本当に楽しかった、色んなことを忘れたくない。東京のみんなに会っておみやげを渡すのもたのしみ、おやすみなさい。
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4/28(日)
関東2日目
旭リスナーさんの家で起床
無理やりにでも起こしてくださいって頼んでたくらいだったのに1番に起きてしまったw
睡眠時間はそんな長くないはずなのに不思議と睡眠不足感は無く気持ちいい朝だった
朝から楽しくお喋りさせてもらって、9:45頃に旭駅に送ってもらった
旭リスナーさんとはここでお別れ
ほんとに優しくて楽しい人達だった
また会いたい
旭駅でポカリを買って幕張メッセに向かった
海浜幕張駅に11:30頃到着
超会議に行く人達ばかりみたいでみんなについていったら幕張メッセ到着
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プレミアムパスの受け取りを入口前でやってたから僕も貰えることを思い出して立ち寄った
会場内で更にバッジやお菓子をもらえるとのことだった
会場内は凄い人!
過疎サイトのイベントなのにこんなに人が集まるんだとビックリした
入口で貰ったマップを見ながらとりあえず喫煙所に向かった(ヤニカス)
喫煙所のすぐ前にデカデカとNSKの看板があったから立ち寄った
NSKブースにはお世話になった関東のヨーヨーショップさんも物販をしていて挨拶に行った
超会議の物販のみでしか手に入らないヨーヨーもあるとのことだったから記念に買ってきた
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その後は再び喫煙所に行った(ヤニカス)
そして目的の1つ、好きな人のサポーターカードを貰いに行った
ほんとに人が多くてマップを見ながらでも受付してる場所がよくわからなくてウロウロしてた
なんとか見つけて無事サポーターカードゲット
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そして再び喫煙所に向かった(ヤニカス)
プレミアムパスの事を思い出して受付を探した
そこもなかなか見つからなかったけどウロウロしながらなんとか見つけてプレミアムパスのバッジとお菓子をゲット
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ニコニコ動画に9年間もサブスクしているのはとても恥ずかしいが誇りでもある(キャスに浮気してた時代に1度プレ垢を解約してるため実質10年以上はサブスクしている…)
そして喫煙所に向かった(ヤニカス)
もうこの時点でクタクタだった
ほんとに疲れてしまってた
あとは会おうと言っていたリスナーさんと会えればもう帰ろうと思った
リスナーさんとDMで連絡をしながらなんとか合流
既にたくさんの大手さんと会ったりしてたみたいで恐縮だったけど無理やりステッカーを渡して一緒に写真を撮った
合流できるまでに1時間くらいかかってしまった
その間にも何度も喫煙所に行ったりしてた
とにかく会場内は熱気も凄くて喫煙所は外の空気が吸えるからオアシスだった
そして何故か喫煙所にはほとんど僕しかいなかった
いても運営スタッフの方々のみ
肩身が狭くなった
この時点でクタクタだった
帰ろうか迷ったけどせっかく関東のヨーヨーショップさんが物販やってるからネストの後藤さんにお土産としてヨーヨーを買いにNSKブースに再度立ち寄った
あんなにウロウロしてたのに配信者ブースは素通りしてしまってたみたいで全然わからなかった
津山さんのサダさんブースや受賞ちゃんのブースやジョナちゃんのブースに行きたいと思ってたのに行けなかった
サダさんのグッズを買えなかったのは超会議で唯一の後悔
楽しかったけどほんとにクタクタ
なんとか海浜幕張駅に到着して東京に向かった
東京駅は広かった
でも名古屋駅よりわかりやすいかも
もう時間も忘れちゃったけどなんとか新幹線までたどり着いて乗車
新幹線にはトイレがあるからストマついてても安心
ここまで来たらあとはのんびり
行きと違って帰りは座れたからほんとにのんびりできた
1時間半くらいで名古屋駅に到着
帰ってきた
もうこの時点で逆ホームシックだった
横浜も旭も幕張メッセも楽しすぎた
名古屋駅で喫煙所に立ち寄って津島駅に向かった
19:00前頃に帰宅
帰ってきてしまった
夢のような2日間はここで終わり
ほんとに楽しい関東旅行だった
人生で1番楽しくて満足感のある旅行だった
今回でだいぶ関東での移動に慣れたからまた行くぜ
お金に余裕があったら月一で横浜に行きたいくらい
また三連休があったら横浜行きたいな
ヨーヨー関係者まで含めたら関東で会いたい人がまだまだいる
今度ははてなちゃんやヒロシちゃんとも会いたいな
とにかくストマパウチのトラブルが無かったのが1番の救い
行けるもんだな関東
また行くぜ関東
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2023/2/27〜
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2月27日 通勤途中の5000円の紙は今日やっとなくなってしまった。
また一段と日が延びて、早く帰ることへの罪悪感が増していながら、でも本当に心ここに在らずのふわふわ感も増して、何だか何を思っていれば良いのかわからない感じ。
程よい感じで泊まってみたい奈良のホテルがあって、ゴールデンウィークはもう埋まってしまっていて、でも新幹線のパックツアー���抑えられていたようで、そのパックツアーを予約してみた! 今年もゴールデンなゴールデンウィークを過ごせるのか、それまで生きていけるのかわからないのに楽しみ!
日記の文字起こしがどうしてもできなくて滞ってしまっている。もっとSNSで生きたいし、写真のことやインターネットのことを学びたい。気持ちが行動に動けるときまで、今はじっと待ってみようと思う。
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2月28日 嘘みたいに暖かく春が来ることもあるのですね。昼休みに梅がとても可愛く咲いた。 今日で2月が終わりということは、今日は妹のお誕生日。
少しずつ新しいパソコンや、置きたいテーブルを注文して生活を向上させたい。
親子レクレーションに参加した職員さんから、ドッジビー(ドッジボールのフリスビーバージョン)をしてきて、我が我がの子供ばかりでちょっと驚いたという話を聞いた。 最近の子は、みたいな、世代ひとくくりが苦手だけれど、やっぱりある時代を同じ年齢で生きてましたね、って共通の何かを生んでしまうんだろうか。
音楽サブスクをApple Musicにしてみたらとてもお耳が嬉しい楽しいです。
3月1日 今日は一段と暖かくて春めいている。
朝から鼻水が止まらなくなってしまい、花粉症になったのかも知れないし、去年感染症の発症始めが鼻水だったのを思い出して、また患ってしまったのかも知れない、と思っている。
朝の電車の高校生たちが今日はとても少なくて、そんなことは忘れて帰り道を歩いていたら、胸に花とリボンのブローチをつけている高校生とすれ違い、3月1日は卒業式。
今日は、確かに卒業式の日のように、午前中で式を終えてから、帰宅して家で遅いお昼ご飯に飲んだインスタントのコーンスープを思い出した。
今日から採用された職員さんがいて、違う部署の私は���識していなかった方に気付かぬうちに知られていることを知って、どこでどうみられているかわからないので、なるべく丁寧でいたい、と素直に思ったりした。
amazonのカードをつくったり、定期便を利用してamazonお得生活をしている方の話を聞いて、生活用品のほぼ全てをamazonに頼っているので、ちょっと運用してみようかな、と思い立って、大人になった気分にだけ味わっている。
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3月2日 職場の方々と仕事以外の話をするのに慣れてきて、でもその話したことを相手が全く覚えてくれてなかったこと、全然悲しくなくって、そんなこともあるんだ、と思った。
プールの授業と運動会のダンスって最悪!みたいな話をした。
お昼にポッドキャストを聴き始めた!
あと、先週大阪でお茶した友人夫婦に教えてもらったNHK大阪の番組に、ちゃんといつも通りの友人が出演していて、わたしとお茶をしていた時のように画面の中でお話ししていて、とても不思議だった。 わたしは今日オンライン採用説明会の練習で、画面に映る自分を気にしながら、とってもよそ行きの喋り方をした。
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3月3日 色々予定を揺らぎながら、結局���ちゃんと起きて庭園美術館へ行けた! 機能と装飾のポリフォニーを鑑賞。 平日だけれど、会期末ということもあって混雑していた。 ポール・ポワレのドレスがかわいい。すこしmameのワンピースの形にも似ていた。 白いテーブルの出角に◯が連なってくっついている家具も可愛かった。 平日の昼間に、学生やご婦人に混ざって美術館にいると不安になること、まだ少しあるけれど最近少し麻痺して楽しめるようになってきた。
東京駅は平日というのはあまり関係なく、旅行客がとても多い気がした。春なのかもしれない。ホワイトデーの何かにみんな並ぶ余裕があるみたいで、いいな〜と眺めながら、何を買うわけでもなく丸の内をふらついてきた。 某航空会社の旅行窓口?のエントランス前で、何かを叫んでいる人たちがいた。
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最果タヒの“もぐ”を読んでいたら、思いがけず写真集と写真について書かれていて、写真を通して、人と人は関わり合えず平行線を生きていることを実感する、と言っている気がして元気になる。
それと、ちーちゃんから、彼女が結婚した夢を見て悲しかったことを伝えたメッセージにお返事がきていた。おめでたい、おめでとう、と思えなくっても、その事実を受け入れたり、ほへ〜と聞くだけでも良い、と言ってくれていて、大好き。 中之島から最果タヒのポストカードを送った友人からも、嬉しすぎて玄関に貼ってます、とメッセージをいただいて、ほんのその場しのぎでも、その夜だけ泣かない日になるようなことを、好きなひと達にできたらいいな、と思った。
ボタン電池を交換したのに、フィルムカメラの露出計が動かない。 撮れているのかわからない状態でシャッターを切れるほど貴族ではなく、あまり写真を撮れなかった1日。
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今日10/10、待ちに待った『トークサバイバー2』の配信日。昨日は0時に配信開始になるのかと頑張って起きていたけれど、30分経っても追加されてこなかったので「板倉さん、今回も即退場、車で帰宅でお願いします」と笑いの神様にお祈りしてから寝た。
そんなわけで今日は一日中『トークサバイバー2』のことで頭がいっぱいだった。我慢できず休憩時間に1話だけみたのだけど、もう…さいっこうに面白かった!!!お笑いレベルもさらに高くなったし、何よりもセットとか演出がより派手になっていて、映画感が増していた!やっぱりNetflixお金あるから…すごいなぁ。ところ構わず笑っていたから周りにいた人は不審に思っただろうな…。ウンウン。
もともとテレ東でやっていた『NEO決戦バラエティ キングちゃん』の「ドラマチックハートブレイク王」という企画が大好きだったので、「キングちゃん」と同じ佐久間(宣行)プロデューサー×千鳥で似た構成のバラエティ番組をやると聞いた時は「おもしろくないわけがない!」と色めきたった。
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↑伝説の大悟さん大遅刻回(画像@テレ東プラスhttps://www.tv-tokyo.co.jp/plus/entertainment/entry/2017/013698.html)
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↑私と同じく『夢で逢えたら』に衝撃を受けたことから全信頼を置いている佐久間P。画像@お笑いナタリーhttps://amp.natalie.mu/owarai/news/418295
実際、シーズン1は全話神回と言っても過言ではないほど満足度が高かったし、まさに令和(いま)のバラエティに求めていた「お笑い純度100%」の番組だと感じた。しかも今回はじろうさんやダイアンユースケ、ランジャタイの国崎さんなど前回に増して豪華だし個人的にも好き度高めな芸人が参戦しているので、2話以降も期待値はうなぎのぼり。1週間で全話観てしまうのはもったいないから2日に1話を2回観ようかな……。
さらに、この番組により私は初めてサブスクリプションに登録することになった。今までも疑惑はあったけれど、他人に見せてもらったりセコい方法で観てみたりしていたのでここにきて正式に加入した。
長らくサブスクに登録して映画を観るという行為に抵抗があり、頑なにディスクや劇場で鑑賞する派としてあらゆる配信コンテンツはスルーしてきた。TSUTAYAに行って何を観るか決める楽しみが好きだったこともあるけれど、映画に限ったことでいえばディスクだと画面の比率や色味の調整がオリジナルのままきちんと反映されているので、監督の撮影の意図やこだわりを知ることができる。あと配信だと字幕も変更・削除されていたり(今の世の中にとって適切な言葉に変換する必要があるから⁇)するので、公開当時の表現で楽しめなかったりもする。特典映像も大事。メイキング映像を見て作品の背景が知れたり、演者と監督の関係が知れたりするので、どんなにつまらない映画でも特典映像を見ればある程度の満足感が得られる。これはまぁ…私個人の意見であって��の人からすればそんなにマジ(な気持ち)で映画観るの?って感じかもしれない。That's Right! そうだよね。それも分かるのだけど、やっぱり作り手側の熱意と気持ちを出来るだけ正確に汲み取りたいと思��し、映画は劇場で観るのが一番という、昔は当たり前だったその嗜み(心がけ)を絶やしてはならないと思っているので、映画は劇場もしくはディスクを借りるか購入して観るものだと考えてきた。今もずっとその思いはある。単純にWi-Fi環境が整っていないと画質が悪くなったりするのも映画の内容どうこう以前の問題でストレスじゃない?とも思う。内容に没頭できなかったとかなら仕方ないけれど、画質が悪くて集中できなかった、は最悪。知るかって話。作り手の方々に失礼。作品が可哀想。
だけど2016年に『ストレンジャー・シングス 未知の世界』『フリークス学園』が立て続けに配信されると心が激しく揺れた。これらは当時…何らかの方法で誰かが動画をあげていたので(このことについて詳しく話したくはない。It’s dangerous.)、登録する必要はなかった。
しかし(逆説の逆説)2018年頃にマーティン・スコセッシがNetflix製作で『アイリッシュマン』というタイトルの映画を撮るという情報をキャッチし、再び気持ちが強く揺らいだ。
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↑デニーロ、アルパチ、レイ・ロマーノ(@imdb)。渋アツ面子
なぜならスコセッシは動画配信サービスに対していくつか懐疑的なコメントを出していたし(レファレンスは忘れたが、恐らくVarietyなどのマスメディア)、かれは時流に乗った映画製作ではなく昔ながらの方法で新たな作品を提供することにこだわっていると思っていたからだ。私はスコセッシの少々厄介な映画愛をすご��…貴重なものとして信頼していたし、作品のオリジナリティを大切にする姿勢を尊重していた。だからスコセッシとネトフリのタッグと聞いて、正直どうして世間のトレンドに乗っかっちゃったわけ?みたいな気持ちになった。だがその後ある記事でその理由が簡潔にまとめられていた。2019年の日記にメモしているので引用する。「以前からスコセッシは(ロバート)デニーロと共に、ジミー・ホッファにまつわる映画を撮りたいと熱望していたが、膨大な製作資金を用意できる配給会社がなかった。当初は大手のパラマウント社が製作権、配給権を握っていたが、演者のギャラやセットの費用などが膨大にかかり、最終的に配給権を手放した。そこへNetflixが1億ドルもの製作費を提案したことで、映画制作は続行され、結果的に成功を収めた」とのこと。スコセッシほどの監督でも自由に映画を作ることが難しくなっているのか…それほど映画産業は落ち込んでいるのか…?とショックを受けた。スコセッシの意向でネトフリで配信される前にわずかな劇場で2週間限定公開されることが決まった。その時私はスコセッシが「この作品はあくまで劇場で観る映画だ」ということを示したかったのかな、と彼の僅かな抵抗を感じ取った。そしてなぜか悔しさみたいなものが込み上げてきて切なくなった。なお、これを私は2度観に行った。
映画産業の落ち込みと、配信業界の脅威。TSUTAYAは次々に閉店し、時代の移り変わりを感じながら私も変わらなきゃいけないのかな…と思いはじめる。
その後、『アイリッシュマン』の配信開始と共にスピンオフ的な作品が配信されたとの情報をみて、私は一度お試しで登録することを決意した。大げさな言い方だけど、私にとっては一大事だ。だってスコセッシとデニーロ、アル・パチーノとジョー・ペシの4人が同じ画面に映る映像なんかみたいに決まってるでしょう!
お試し期間中、Netflix限定配信のドラマ、例えば『ストレンジャーシングス』の続編だとか『フルハウス』などのひと昔前のドラマを見始めたが、映画は頑なにTSUTAYAとAmazonを利用し続けた。気づいたら時が経過していていよいよサブスク登録かと思われたが、月額料金の問題などあらゆる点を考慮して���念した。
その後、コロナ禍を経て近所のTSUTAYA2店舗とよく行っていたTSUTAYA2店舗が閉店し、決意を固めた。『ハートストッパー』などの話題作や『ストレンジャーシングス』の続編が観たかったし、『相席食堂』などのバラエティが全話みれる、そして佐久間Pの新作『トークサバイバー』なるものが配信されるとの情報も得て、いよいよかとNetflixに登録した、というわけだ。
今やAmazonプライムビデオのお試しにも入っていて、『私たちの青い夏』という学生リアル充実恋愛ドラマにはまったしまったし、『Diego』などの限定配信番組、『千鳥のぼっけぇtv』『シャバダバの空に』『野性爆弾のワールドチャネリング』などの昔のバラエティにも手を出す始末。学生時代ならまだしも今動画地獄にはまったらヤバい。アマプラは見送る予定。
スコセッシ情報を言えば今月20日に新作が公開される。これは劇場公開プラスApple tv+で配信される模様。Apple tv+は『ビースティ・ボーイズ・ストーリー』を観るために数回(なぜか)お試し入会したけれどもさすがにもう無理だろうな。映画館で何度も観よう。
話がいろんな方向に飛んだが、とにかく『トークサバイバー2』がアツい。ネタバレはしたくないので何も書かないけれど、がっかりしないオモシロ番組なので沢山の人に観てほしいなと思います!
https://about.netflix.com/ja/news/last-one-standing-2-cast-trailer
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1年前くらいからのメモ
わたしは自分のこと人見知りしないタイプだと思ってたし優しいやつだって思ってたけど全然逆だって気付いて驚いてる、自己評価が高くてビビる、どういう自意識
普段が健康体なので、体調を崩した時の身体からの休めという要請がすごくて寝る以外のコマンドが選択できなくなってる
予定(自分で課してるタスクも含む)が詰まっている状態がほんとうに苦手で、忙しいの全然むいてなくてきつい
もし嫌なことがあったら、早起きして日の出を見に行って、その足でおみくじを引きに行って、その日を新年としようと話した。わたしが大吉にするから任せてほしい
できる限りのすべてを見逃したくなくて、ほんとうに観たい映画ほど腰を据えて見ようとしてしまうので、時間がとれるときでないとサブスク映画鑑賞できない(したくない)と思ってしまう。無駄な完璧主義をやめてながら見でも見るようにしたい、見ないより70%見た方がいい、? でも100%で見たいᐡ߹ - ߹ᐡ
わたしはテレビコマーシャルをみてプリンを買ったりする消費者然とした消費者
わたしには社交性があまりないという自覚のないままここまで来てしまい、今更それに気づいてつらくなった、自意識と人が自分に対してもってる印象について話した
見慣れない景色の心細さのことが好き
掃除が(やり始めると)たのしくて、それをすることで心の換気もできてしまうという性質をもっていてラ��キーでしたピース
バレンタインとか誕生日とかでびっくりさせたいという気持ちを、最高の計画をたてられたのがうれしくてはやく言いたいという気持ちが上回ってしまい結構ネタバレする始末
絶対にゾンビに襲来される見た目のケンタッキーフライドチキンかなり良かった
恋人が言う元カノの悪口でしか得られない栄養がある
求人を眺めながら、わたしはお金を得るとか仕事にやりがいを感じるとかよりも(それを大事だと思う感覚もあるけどそれを上回って) 身体や心がつらくなく好きなものにふれて日々を過ごしたいという気持ちが強いということがあらためてわかってきた。給与のいい仕事を選んで貯金するのは安心していたいから。切羽詰まってるのが苦手でとにかく休みたいって思ってる。人に話を聞くとみんなそれぞれ違うのでおもしろい 人生
恋人、わたしがフィルマークスで☆5にしてる映画をわたしより覚えててすごかった
考えないといけないこといっぱいあって頭が散らかってるままなのに時間が過ぎていっちゃうのとてもキツい、わたし以外の時間がいっかい止まってほしい
自分のことなんてなにも信じられない というときと、自分以外のことなど信用できない というときが両方ありますよね?
運転中、道譲ってもらったときとかに手を挙げてお礼するやつ、始めは恥ずかしくて出来なかったけど気付いたら慣れてた。彼氏って言葉は未だに照れ臭くてあんまり使えない
何が優れているとかはわたしはまだあまりわからないこともあるけど、わたしの好きなものをいちばんよくわかっているのは他の誰でもないわたしなのよ
姉妹で服の系統が違うのに服を貸し借りしていたのとても尊いことに思えてきた、その代わりにこれからは恋人にコトハを着せたりヘブンを借りたりしたいと思います
自分のゼロヒャク思考なところ嫌いだから曖昧さや柔軟であることに憧れがあるけど、計算され尽くされた隙のない映像とか文章とかはほんとうに気持ちが良くて大好きありがとう
エレベーターなんで乗らないかっていうと効率悪い気がしてしまうからですエスカレーターは絶対に進むことが確約されているけどエレベーターはいつ来るかわからないし来たとしてベビーカーや車椅子の方を優先したらその回に自分は乗れない可能性があるし不確定なのってめちゃくちゃ時間の無駄な気がしてしまう 結果的に乗れてエスカレーターより早かったとしても気持ちの問題 めんどくさいだろ
強迫観念ぽいものに迫られることがわりとあるので周りの人が甘やかしてくれてることでだいぶバランスがとれていて本当にありがとうございます、還元還元還元
静岡のラブフレンズたち、わたしは社交辞令ではなく本当に遊びに来てねって気持ちで遊びに来てねって言ってるわよ
裏表とか八方美人とかじゃなくて多面的なのサンキャッチャーでございますキラキラ
プーさんのハニーハント、小さい子向けで楽しくほのぼのしたアトラクションみたいなイメージがあったのに、プーさんずっとおとぼけ気狂いで爆笑した。脈略のないサイケデリック夢パートやばい。おもしろすぎて2回乗った
自分にとっての最適化をトライしていくのがhealingにつながる
耳と指先を守り厚着をし完璧になるべく近い防寒をして外に出たときの無敵感を楽しんでる
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【動画】 日本の電車に乗ってる美女、乳首が丸見えになってるというだけで世界中に晒されるwww
今日のピックアップ記事 【朗報】 最近のエ□サブスク支援サイト、高額プランでハメ撮りの竿役になれるらしい・・・?(オカズランド) 電車内ぼく「ケンタッキーうめっw」見知らぬおじさん「それやめろよ 皆迷惑してんだよ」ぼく「え?迷惑してる人いたら手挙げて!」(ぁゃιぃ(*゚ー゚)NEWS 2nd) 小池里奈、“美尻”ショットでファン悩殺!「素敵なヒップ」「お尻に興味なくてもそそられる」(動ナビブログ ネオ) 【デイリー新潮】 東大、大学院生の「5人に1人が中国人」 東大全体の留学生の3人に2人は中国人、割合は68%と圧倒的(保守速報) 【FF7・エ□漫画】 レベル99のティファがエ□ダンジョンの媚毒に侵され雑魚ゴブリンに敗北アクメ…!(キモ男陵辱同人道) 【動画】…
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映画『シヴィル・ウォー、アメリカ最後の日』
この頃、全く映画が見られません。
ヨルゴス・ランティモスの『憐れみの3章』を映画館で見た後、U-Nextで同じヨルゴス・ランティモスの『女王陛下のお気に入り』(2018)を見たきりです。
一時は毎日のようにサブスクで映画を見ていたのが嘘のようです。それだけバイオリズムが下がっているということなのでしょう(芝居も西宮フレンテホールで劇団ふぉるむの『犯罪×犯罪』を見たきりです)。
で、久しぶりに見た映画が『シヴィル・ウォー、アメリカ最後の日』。
ネットで評判がいい(ような気がした)ので見たのですが……ダメじゃん、コレ。
アメリカが政府軍と西部勢力(カリフォルニア州とテキサス州の連合軍)に分かれて内戦状態に陥るという設定が新しいだけで、既視感満載、いつかどこかで見たような映画です。
主人公はキルティン・ダンスト(私は『スパイダーマン』以来、どうもこの女優が苦手です)演じる戦場写真家のリー。彼女は敗色濃厚の大統領にインタビューをするため危険を犯してワシントンD.Cに向かいます。
同行するのは同僚の記者ジョエルと引退を考えている年配の記者サミー、それにリーに憧れ戦場写真家を志す若い女性ジェシー。
4人は道中で様々な人に会い、様々な戦いを見ることになるーーというまあ言ってしまえばロード・ムービーですね。
私は戦争のことは知りません。杉田二郎のジローズが歌う「戦争を知らない子どもたち」さえ中学の時に知った世代です。
私は戦場ジャーナリストのことも知りません。
だから、近未来の設定なのにあんな「古典的」な撃ち合いをするんだとも、戦場ジャーナリストって撃ち合いをしている兵士のすぐそばで取材をするんだとも言いません。
降伏の意思表示をしている敵兵や民間人を問答無用であんなにあっさり撃ち殺していいのかとも言いません。
でも……
途中一行に加わる二人のアジア系ジャーナリストがいともあっけなく民兵に撃ち殺されるのは呆れました。要するに彼らは「殺され要員」として登場するだけなのです。
四人のジャーナリストが命の危険を犯していることを強調したい。でも、四人のうちの誰かを死なせるのはまずい。そうだ! 途中で二人追加して、そいつらを死なせればいいんだーーという製作陣の意図が透けて見えるようでした。
いや、四人がみんな生き残るわけではありません。アジア系ジャーナリストが民兵に拉致されたのを助けようと、リー、ジョエル、ジェシーは民兵と交渉を試みます。でも、民兵は話なんか聞きません。
三人が民兵に殺されそうになった刹那、サミーが自動車で民兵を轢き、彼らを救い出します(サミーは老人で足が悪く走れないから、後に残っていたというのが伏線になっているわけですが、そんなのミエミエですよね)。
民兵の仲間が自動車に発砲しますが、四人は無事逃げ出します。しばらく走ったところでサミーは「運転をかわってくれ。これ以上は無理だ」と言います。
サミーは実は民兵の銃弾に当たっていたのです。
いい場面です。多分この映画で一番いい場面かもしれません。
でも……既視感満載。そんなことだろうと思ってました。
ラスト近くの展開も同じです。
四人(あ、サミーが死んでしまったので三人か)がワシントンD.Cに着くと、ホワイトハウスはすでに西部勢力軍に取り囲まれています。
激しい銃撃戦の後、西部勢力軍はホワイトハウス内に突入。当然三人も中に入ります。
リーは戦闘中なぜかビビりまくっています。ベテランの戦場カメラマンでそれまでどんな状況でも毅然とした態度を崩さなかったのに、なぜ? サミーが死んだから? どうも納得できませんが、それはまあいいでしょう。
若いジェシーは大胆に写真を撮り続けますが、それが仇となり敵の銃撃の的になります。
ジェシー危うし。これで彼女も一巻の終わりかと思われた瞬間、リーが彼女の前に立ちはだかります。
銃弾を受けて崩れ落ちるリー、それを見て呆然とするジェシーはそれでもシャッターを切り、リーを撮影します。
これもいいシーン……なんでしょうね。でも、既視感満載。そうなると思ってました。
その後、西部勢力軍は大統領執務室になだれ込み、交渉しようとする大統領補佐官を問答無用で撃ち殺し(おいおいいいのか?)、奥の部屋にいた大統領を捕まえます。
ジェシーが大統領に駆け寄り大統領の最期の言葉を書き留めると、軍人たちはにべもなく大統領を撃ち殺します(おいおい本当にそれでいいのか?)。ジェシーは何度もシャッターを切りその場面を撮影します。
彼女はリーが自分を守って死んだことを乗り越え、世紀のスクープ写真をものにしたということなんでしょうが……既視感満載。そうなると思ってました。
バイデンvs.トランプの大統領選挙の際、アメリカの分断ということが盛んに言われました。あれから4年たち再び大統領選挙が巡ってきた時にこの映画が公開されるというのは実にタイムリーだったとは思います。
でも……それ以外何もありません。
新しい皮袋に古い酒を入れただけの映画ーーそれが『シヴィル・ウォー、アメリカ最後の日』です。
それを思えば、主人公や主人公に憧れて同行する若者が女性であるというのも、ポリコレへの盲従に思えてしまいます。
この映画はダメです。つまんないですよ。
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いつも共感シアターをご覧いただきありがとうございます!
2024年12月10日(火)にオンエアした共感シアターナビにて、視聴者のみなさまから投稿いただいたお題「サブスクオリジナルのおすすめ作品」について、多くの投稿をいただきましたが、番組内ですべてを読み上げることができませんでした!そこでみなさんからのおすすめ作品を一挙公開!今後の映画ライフに役立つこと間違いなし!ぜひ、ご覧ください!
今後とも共感シアターナビに投稿をお送りください!
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●面迫良二さんの投稿
『沈黙の艦隊』『仮面ライダーブラックサン』
サブスクおすすめは『沈黙の艦隊』『仮面ライダーブラックサン』です。
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●じろさん(じろともトン)さんの投稿
『暴君』
パク・フンジョン監督「暴君」。ディズニーなのにレイティング高めの作品が多いディズニープラスのオリジナルドラマで、全4話なのにすごい充実感。面白さの秘密は監督&脚本が「THEWITCH魔女」シリーズのパク・フンジョン監督で、魔女シリーズ同一世界線のスピンオフ作品。国が秘密裏に開発した「暴君プログラム」を巡る濃いキャラクター達の争奪戦をアクション、心理戦、予測できない展開を深く描く為に敢えて映画より長い4 話のドラマにシフトした作品で、演技派4人のメインキャストが最高なオススメ作品。
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●NORI“アレックス”65tさんの投稿
『パンドラの果実 科学犯罪捜査ファイル』
実は未だ見れてないんですが、僕のオススメは『パンドラの果実 科学犯罪捜査ファイル』です。通常の常識では説明のつかない不思議な事件を最新の科学技術で解明するために新設されたチームの活躍を描く現代版『ブラックアウト』とも言える作品です。(例えになってないか?)チームリーダーの小比類巻警視にディーン・フジオカさん。ベテラン刑事にユースケ・サンタマリアさん。若き天才科学者でSPアドバイザーに岸井ゆきのさん。彼女の演じる最上博士のファンになりました。更にチームの新メンバーに話題の吉本実憂さん。シリーズを通してのラスボスになりそうな安藤政信さんと、見事に僕好みのキャスティング。とは言え、地上波で放送されたのはシーズン1と最新作SPのみ。シーズン2、3はhulu でという、最近よく聞くやつ。いよいよ配信に手を出すか、Blu-ray-boxを買ってしまうかお悩み中。
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●リノス屋さんの投稿
『犯人を見つけるまでミステリードラマの世界から抜け出せないドッキリ、めちゃしんどい説』
今現在、U-NEXTのみでしか見られない番組企画をオススメします。人気バラエティー番組『水曜日のダウンタウン』でやっていた企画で、『犯人を見つけるまでミステリードラマの世界から抜け出せないドッキリ、めちゃしんどい説』というものです!ターゲットの芸人が、ドッキリで死体発見現場に居合わせてしまいます。誰がどう見てもドッキリだと分かるシチュエーションなんですが、仕掛人達がドッキリだとはネタバラシせず、そのままストーリーを進行し続けるんです。ターゲットがその進行にいやいやながら乗っかっていくんですが、“ミステリーもの”によくあるような展開が連続して起きるのと、ターゲット自身が本当に犯人を見つけなきゃならないというゲーム性が面白く、今でも度々話題にあがる企画です。『水曜日のダウンタウン』の2023年の欄の#320が第1弾、#354が第2弾の前編#355が後編(完結編)となっておりますので、気になる方は是非ご覧ください!
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●三分旧作さんの投稿
『ネットフリックスオリジナルドラマ3選』
青梅街道から大(おお)ガードをくぐり靖国通りへと向かう車窓の風景。左手に不夜城・歌舞伎町。流れる歌は鈴木常吉の『思ひで』。この『深夜食堂』のオープニングを観る度に常さんとの“思ひで”などが甦ります。エピソードが自分の“思ひで”と重なることが多く、ネトフリオリジナルとしてシリーズ続行が決定したのを機に初契約。と1本目は、まさかの先々週のリサイクル投稿。次に『クイーンズ・ギャンビット』。母を失った少女が施設の用務員から教わったチェスで、養母との絆を深めながら成長する物語。アニャ・テイラー=ジョイ出演作で一番好きです。『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』は、高校で壮絶なイジメを���けていた女性が、十数年後に復讐を果たす爽快なドラマ。イジメの描写が容赦ないけど、こまめに復讐ターンを入れてくるのが良いです。
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●tomotomoさんの投稿
『地面師たち』
Netflixの「地面師たち」です。土地を騙しとる為巧妙に仕掛けられた計画を遂行するする手口がリアルで自分でも騙されるかもと思いました。リーダー役の豊川悦司が演じるハリソン山中のインテリであるが狙った獲物は逃さないハンターで猟奇的な演技に魅了されました。
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●孔雀さんの投稿
『あの年のクリスマス』
Netflixで配信開始となったアニメ「あの年のクリスマス(96分)」を推します。サンタクロース映画でありながら雪降りしきるイギリスの小さな街を舞台にした群像劇でもあり、クリスマスが迫った時期のさまざまな人間模様が繰り広げられます。原作、脚本を「ラブ・アクチュアリー」の監督、脚本のリチャード・カーティスが手がけています。クリスマスの夜にかけて多くの登場人物のドラマがどのような回収を見せるのか、という所は「ラブ・アクチュアリー」も彷彿としますし、人々のドラマにサンタクロースがどう関わってくるのか、という所も注目です。孤独を抱える人やクリスマスでも仕事に追われる人たちをも優しく包み込む、愛に満ちた作品でラストには暖かい涙が溢れてきます。可愛い絵柄のサムネイルに惹かれて観たのですが、掘り出し物のアニメでした。共感族の皆さまも是非!
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●yuta(ユータ)さんの投稿
『ザ・ボーイズ』
おすすめのサブスクオリジナル作品はamazon prime videoのザ・ボーイズです。超能力を持つスーパーヒーローたちが裏ではめちゃくちゃヤバい奴で、それに対抗するために超能力を持たない人間たちが集まったグループ「ボーイズ」の戦いを描いた物語です。このドラマの一番の悪役・ホームランダーを始め、DCやマーベルの有名キャラクターをモデルにしたヒーローが数多く登場し、「これはあのキャラが元ネタだな」と考えながら観るのも面白いです。とにかくエロもグロもてんこ盛りでかなり好みが分かれる内容ではありますが、アメコミ映画が好きな人はきっと楽しめるはずです。今年配信されたシーズン4の最終回は「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」を見終わった時と同じような気持ちになったので、完結編になるシーズン5が配信される2026年までは何としても生きようと思います。
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●ヒロ神崎さんの投稿
wowowオリジナルドラマ『撮休シリーズ』
急に撮休(撮影が中止)が入った役者という設定で、役者本人が休日をどう過ごすかというショートドラマです。本人以外は他の方がドラマの中の役を演じられています。これまでに有村架純さん、竹内涼真さん、神木隆之介さん、杉咲花さんバージョンがつくられています。本人役と言っても脚本��あってドラマとして演じているだけというのは重々承知していますが、半分生の役者の方を見ている擬似ドラマ的な気分にもなれるので毎回楽しみにしています。1話30分くらいで気楽に見られるのも嬉しいです。中でもお気に入りは「有村架純」版の「死ぬほど寝てやろう」です。自分でテープに吹き込んだ妄想を聞きながら寝るとその通りの夢が見れる、というお話。果たして・・wowowオンデマンド以外にU-NEXTやHuluでも見れます。
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●孔明さんの投稿
Netflix 『ボクらを作ったおもちゃたち』
洋画や海外ドラマを見るとちょくちょく出てくる海外のキャラクターやおもちゃ。日本人だと馴染みが無いこれらをよく知ることが出来るドキュメンタリーシリーズ、それがNetflixで配信中の「ボクらを作ったおもちゃたち」です。主には80年代、90年代にアメリカで大流行したおもちゃ、キャラクターの誕生秘話や歴史を当時の関係者達の証言を基にまとめた番組です。ドキュメンタリーと聞くと堅苦しいイメージがありますが、テンポよくユーモアたっぷりに進んでいくので、あんまり詳しく無くても楽しめると思います。シーズン1第1話は「スター・ウォーズ」!他の話数を見るとスター・ウォーズがいかにおもちゃ業界に影響を与えたのかがよくわかります。それらのエピソードが昨今のユニバースモノのように繋がっていくのも面白いんです。個人的にシーズン1第2話「バービー」は昨年公開された実写版バービーの理解度が爆上がりするので必見です。日本のおもちゃも多数登場し、「トランスフォーマー 」「ハローキティ」「パワーレンジャー」の回があります。どれも日本で取材を敢行し、専門雑誌でも中々見かけないレアな方々のお話しも聞けました。楽しくおもちゃビジネスが学べて、ディズニーが何故マーベルやルーカスフィルムを買収したのかという背景も何となく見えてきます。映画やドラマがより楽しくなるオススメのシリーズです!
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●FirstIppoさんの投稿
Netflix 『コブラ会』
なんと言っても、Netflixのコブラ会がおすすめです。このドラマが素晴らしいのは、映画とドラマが、ストーリー上の不自然さがなくきれいに繋がっており、映画の役者がそのままドラマに出ている点です。 ドラマの視点が、いじめられっ子のダニエルから、敵役のジョニーに変わったのも素晴らしいアイデアです。ドラマの1話目の最初は、映画1作目の最後の試合から、きれいにつながります。映画とドラマに30年以上のギャップがあるのに、これほど見事につながってる続編は、他に見たことがないです。シーズン1の前半では、ダニエルが嫌なやつとして描かれてるのも面白いです。 ジョニーがどん底から這い上がろうとしてるのを、ダニエルが阻止しようとします。ジョニーとダニエルの、それぞれの子どもたちとの複雑な関係も面白いです。できることなら、パット・モリタさんに長生きしてもらい、このドラマに出て欲しかったです。
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●まろさんの投稿
Disney+『マンダロリアン』
こんばんは。加湿器は神。「サブスクオリジナルのおすすめ作品」、今こそ「マンダロリアン」の魅力を語りましょう。2019年、急に始まったスター・ウォーズの配信ドラマは「ボバ・フェットみたいな男とベビーヨーダ」の物語で、1話目からボバみたいな男とIG-88みたいなやつが丁々発止の大活躍。JJ三部作で「まあまあ面白いけど、見たかったのってこれかなぁ?」となっていた所に「そうだよ!これが見たかったんだよ」と思わずにいられませんでした。もうね、ファンによるファンのためのファンムービーです。自分が漠然と「こんなのが見たいな」と描いていたエッセンスを絶妙に突いてくる。ドラマ3シーズンと映画3作。マンドー改めディン・ジャリンは、もはやスター・ウォーズ史上最も長く描かれた人物ですね。もちろんフィギュア買いまくりのプラモ作りまくり、ベビーヨーダ改めグローグーなんてサイズ違いで10体くらいあると思います。今回は写真は自重しました。
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●古墳さんの投稿
Disney+『スターウォーズ・アコライト』
私がおすすめするサブスクオリジナル作品は、イカゲームのイ・ジョンジェやマトリックスのキャリー・アン・モス出演の「スターウォーズ・アコライト」です。作品の内容は、ほぼ土曜ワイド劇場です。びっくりするぐらい日本の二時間サスペンスに似ています。ドロドロの人間関係や殺人、そして崖がでてくるところが非常に類似しています。また、驚いたことにお色気、温泉シーンもありました。世間的な評判は悪いそうですが、「スター・ウォーズ」にとってはいつものことです。個人的におすすめなシーンは敵が頭突きでライトセーバーを破壊しようとするシーンです。
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●Vおじさんの投稿
Netflix映画 『パドルトン』
多くの人に、サブスクで絶対に観てほしい作品があります、それはネットフリックス映画「パドルトン」です。末期がん宣告を受け、症状が悪化する前に自分で人生を終わらせようと決めた中年男マイケルは、隣に住む親友のアンディーにその手助けを依頼します。安楽死するための薬物を買うために隣の州に向かう2人の中年男の、1時間29分のコメディ。切なくも何故が笑えて楽しい雰囲気で進みますが、確実に終わりの時は近づいてくるのです。台本はほぼ主演2人のアドリブで構成され、愛情深い友情のかたちを茶化さずまっすぐ描きます。過度に泣かせる展開や、感動は煽らずに、かけがえのない日常が穏やかに続いていく様子を丁寧に見せてくれます。笑えたぶんだけ、涙がこぼれ落ちた隠れた名作。最後はけして悲劇ではなく、希望に満ちた見事な着地を決めて、穏やかな気持ちにさせるという離れ業も決めてきます。苦しいけれど、最後には微笑んでしまう。まるで人生のような映画でした。
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●かっきーさんの投稿
『Hulu The Swarm』
私がオススメする作品はHulu配信の The Swarm(スウォーム)です。水圧の関係で宇宙以上に探索が困難な、深海で異変が起き、未確認知的生命体が人類を攻撃をするというSFドラマです。私はこの作品の原作を日本訳出版時から読んでいて、巻末に映像化の決定が書かれあり、今か今と持ち望んでいました。日本人俳優としては木村拓哉さんが日本企業の代表役で出演されてます。現在配信はシーズン1のみですが、長期休暇を使って視聴されてはいかがでしょうか?
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●randさんの投稿
『おやすみ オポチュニティ』
ドキュメンタリー映画『おやすみ オポチュニティ』には、涙ぐんでしまいました。NASAが開発した火星探査車「オポチュニティ」は、2004年に火星に着陸し、地質学のデータ収集や写真撮影に成功します。その後、約15年間、砂嵐が起きる過酷な環境で、大幅に耐用年数を超えてミッションをこなしました。この映画は、関係者へのインタビューと、資料映像、火星での様子を描くCGで構成されています。オポチュニティは様々な調査を行いますが、時間が経つにつれ、部品が故障し始め、終わりの時が近づいてきます。一方、地球の管制センターにいるスタッフは、若い世代に入れ替わっていきます。観ていると、オポチュニティがひたむきで健気(けなげ)で、えらいぞ!頑張れ!という気持ちになります。ただの機械に過ぎないはずなのに、オポチュニティが家族の一員のように思えてくる、暖かい映画でした。
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●アンキモさんの投稿
Amazon prime video 『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』
私がおすすめしたい配信作品はAmazonプライムビデオの『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』です。ひょっとしたら瀬田さんは既にご覧になっていらっしゃるかもしれませんが改めて紹介させてください。本作、あの世界的な名作の前日譚作品にも関わらず、それに見合う注目をイマイチ集めきれてないような気がいたしております。確かにこのドラマ盤、化け物的なクオリティを誇る映画版と比べるとどうしても分が悪い部分があることは否めず、特に序盤はクオリティ上の欠点が目立っていた感覚が確かにありました。また原作となるトールキンの作品が世界中に熱狂的なファンを持つことも相まって、他のサブスク作品以上に求められるハードルが上がっている状態にもあると思います。しかしそれでも私は、現在配信されているS2までを全話鑑賞した上で、本作を強くおすすめしたいです。何故なら「第二紀中つ国における冥王サウロンの勃興」というメインストーリーを語るにあたって、サウロンというヴィランが非常に魅力的に描かれているからです。映画盤6作の時代においてはサウロンは物質的な肉体を失った、ほとんど抽象的存在としてしか描かれてきませんでしたが、本作が描く時代のサウロンは歩き、喋る、人間的実体を持ったキャラクターとして登場します。彼がどのタイミングでどのような形で登場するかという点がストーリー上のネタバレを含むため、演じる役者さんの名前は一応ここでは伏せさせていただきますが、とにかく彼の演技が素晴らしい!しかも話数を重ねるごとに「人の姿をした人ならざるもの」としての迫力が増していき、その役者としての成長を追うだけでも見応えがあります。またサウロンをガンダルフやサルマンのような等身大のキャラクターとして描けるようになったことで、原作設定にはない「悪の存在としてしか生きられない悲しきサイコパス」的な苦悩と悲哀を含んだオリジナル設定が付与され、これが非常に効果的に機能しています。いわば作品全体を、サウロンが中つ国を滅ぼそうと権謀術数を巡らす、一瞬のサイコスリラーとしてもとらえることができるのです。最新のS2では、S1に見られた欠点(話のスローさ、地味さ)も徐々に改善され、確実にドラマとしても成長しているのが分かります。特に終盤3話ほどを使って描かれる、古のエルフの都エレギオンを舞台にした大迫力の合戦シーンは「ここまで見てきてよかった」と思わせてくれ感涙ものでした。サウロンは力の指輪を生み出すという野望の達成のため優秀なエルフの鍛治ケレブリンボールを利用するのですが、サウロンが彼に謀略をしかける演出、そしてこの2人のドラマは凄まじい迫力でした。そしてそのやりとりの中で、何故この一連の物語のタイトルが「The Lord of the Rings=指輪の主」なのかを遡って意味づけるような非常に粋な台詞が登場します。他にも、サウロンと主人公ガラドリエルの非常に濃ゆい因縁、『旅の仲間』で廃墟として登場したカザド=ドゥームやアラゴルンのルーツである人間の王国ヌーメノールの全盛期が描かれる等、映画版を見返すのが何倍も楽しくなる仕掛けもちゃんと散りばめられています。先日S3の制作が無事発表されましたが、打ち切りになることなく、是非予定されている全5シーズン、映画版のプロローグで一瞬登場した滅びの山の麓での最後の同盟の戦いまでを描き切って欲しいです。『旅の仲間』公開と同じ年に生まれ、小学生時代にDVDを何度も見返し、一昨年のIMAX上映、今年の4DX上映にも駆けつけた自分にとって、本作は是非多くの指輪ファンに見て欲しい配信シリーズです。追伸:共感シアターの『ロード・オブ・ザ・リング』の同時視聴のアーカイブ、何度も聴かせていただいております。
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●中学28年生さんの投稿
『韓国の有名な料理人が集まって超有名シェフ達と対決するリアリティーショー』
韓国の有名な料理人が集まって超有名シェフ達と対決するリアリティーショー。恋愛リアリティーショーには興味ないのですが、韓国のそれは妙に面白い。超有名シェフ達は当然ながら料理のアイデアも腕も格上。なのですが、各エピソードで出されるお題にひねりが加えられているので、単純に勝負がつかない。インフルエンサーにウケる料理などで勝負していきます。韓国料理だけではなく日本食やイタリアンなど、世界各国の美味しい料理を見られるので年末年始のアゲてる気分にピッタリいわゆる単純な飯テロ作品ではなく、それぞれの料理人の姿勢や個性が上手い演出されており、料理バトル漫画かのように、誰を応援するのか?といった点でも大人数で見る作品としてはぴったり。Netflixオリジナルです。
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●ロコモコさんの投稿
『陪審員2番』
申し訳ありませんが禁じ手を使わせて頂きます。今回のお題ですが、「サブスクオリジナル」の「おすすめ作品」に当てはまっていれば、まだ未鑑賞の作品を投稿しても可のハズです!ということで選んだ作品はクリント・イーストウッドの新作「陪審員2番」!何故私がこんな屁理屈をこねて本作を上げたのか。それは明らかに宣伝が足りないし、していないからです。配信限定になってしまったので公式サイトはありませんし、youtubeで検索しても日本版予告が作られていないので出てきません。イーストウッドの引退作かもしれないのにあまりにもヒド過ぎやしませんか?経緯は調べてもらえればわかりますが、そもそも劇場用に作った映画です。とはいえ、配信になってしまったからにはしょうがないです。「今月の20日からイーストウッドの新作がU-NEXTで観れますよ!イーストウッドってだけでオススメですよ!」これが言いたくて投稿した次第です。
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●バッファロー・ビルさんの投稿
Netflix 『ザ・ホワイトタイガー』
今回選んだ作品はNetflixで配信中のザ・ホワイトタイガーです。インドの貧しい村で生まれた青年バルラムは優れた頭脳を持ち、幼い頃からホワイトタイガーと呼ばれていました。ある日、彼は資産家の家で運転手として雇われることに。資産家の次男アショクはカースト制度の無いアメリカで育ち、使用人であるバルラムにも優しいナイスガイでした。身分制度を超えた友情を育んでいくバルラムとアショク、しかし、ある出来事が二人の関係を決定的に変えてしまうのでした。ネタバレになるので詳しくは言えませんが、これは「上手く言ってしまったパラサイト」だと思います。歌やダンスは一切無しのダークなインド映画をご希望の方はぜひおすすめです。
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2024年4月30日(火)
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連休四日目、新年度が始まって初めての落語ライブへとやって来た。場所はあべのハルカス・SPACE9、二部制で三席¥1,500(通しで¥2,000)というお値打ちの番組である。あいにくツレアイ(訪問看護師)は午前中仕事なので、第二部だけを楽しんだ。京都→大阪→天王寺まで1時間のミニ旅行、疲れを残すこと無く4月最終日を打ち上げたのだ。
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4時30分起床。
日誌書く。
洗濯。
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朝食は、昨晩の残りの笹寿しをいただく。
珈琲。
可燃ゴミ、30L*2。
ヤクルトさんから野菜ジュース購入。
8時20分、ツレアイは小雨の中自転車で出勤する。
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Appleから下取り(Mac mini M1)の返金処理終了とのメール、アカウントに¥31,000が入金されていた。少し置いてチェックすると減っている、そうか、月末なので Apple One のサブスクの支払日だ。
糠床メンテナンス、人参を漬ける。
夕飯用に、スナップエンドウを茹でる。
書棚整理の続き。
11時過ぎに彼女が帰宅、ランチを済ませてから出発。
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私の整理券は40番、50人弱の入り、もちろん高齢者が大半である。呂好さん、「鯉」のイントネーションがおかしい。新治さんは時間を調整しながらの演出、福丸さんの「小間物屋政談」を初めて聴けたのは収穫、1時間強の番組は疲れないのでありがたい。
帰路は西大路七条までバスに乗り、ライフ西七条店で惣菜を買って帰宅した。
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4人揃っての夕飯、息子たちにはスパークリングワイン、我々は🍶+🍷。
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書棚の整理で気づいたのだが、<枝雀落語大全>にずいぶんと抜けがある。amazonの履歴を調べてみると、第一集から二十集まで購入しているのだが、残っているのは5〜6枚だけ、後は誰かに貸しているのだろうか。ともあれ、第二十一集から三十集までを発注、食事準備中に届いた。番号順に聴くことにして「つぼ算」「ちしゃ医者」の二席、若いなぁ。
片付け、入浴、体重は二日前から300g増。
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今月の血圧、まずまず順調と言えるだろう。
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今日は電車移動なので仕方なし。
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2024/11/27 5:00:08現在のニュース
トマトが高い!卸値2倍 平年比、猛暑で不作 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/11/27 4:57:38) ビジネスジェット日本開拓 英ビスタジェット 1時間230万円、サブスクで - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/11/27 4:52:01) 〈ビジネスTODAY〉悲願の関西で「毎日安売り」 オーケー、東大阪に1号店 地元勢は価格勝負警戒 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/11/27 4:52:01) 「グリーン鉄」使った製品、国が優先調達へ 公用車や家具 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/11/27 4:52:01) 病院のサイバー対策拡充 IT企業と責任分担明確に 政府が指針改定、復旧の「丸投げ」防ぐ - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/11/27 4:45:31) 女性管理職比率公表、従業員101人以上で義務 男女の賃金差異も 約5万社、非上場も対象 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/11/27 4:45:31) 春秋 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/11/27 4:45:31) トランプ関税、中国に圧力 全輸入品に10%追加 メキシコ・カナダは25% 日本企業も影響 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/11/27 4:39:27) イスラエル首相、ヒズボラとの停戦案受け入れ表明 閣議承認へ(毎日新聞, 2024/11/27 4:30:58)
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【追記】帰ってきてはてブ開いたらマジで驚いた。コメント全部読みました。賛否どちらもコメント頂いた皆様、ありがとうございます。いくつか追記しました。----増田のスペック。アラフィフ男性、既婚、子供3人(大学生2人と中学生)、都下(23区外)在住、額面年収1500万円ほど。仕事はIT技術系管理職。理系院卒。転職歴なし。住宅について持ち家、ローン残あり、4LDKの一戸建て、最寄り駅徒歩10分。住宅街で治安はとても良く、夜はとても静か。駐車場有。電車通勤で勤務地まで1時間ぐらい。普段の食事について増田の家族の食事は基本妻が作っているが、食材はほぼ近所のスーパーで買っている。子供が大きくて家族のスケジュールがバラバラなので揃って食事を取ることは少ない。週末も子供たちはほぼ部活、バイト、遊びなどで家にいないので家族での外食も少ない。たまに行っても回転寿司とか。家族の夕飯を外で買って済ますこともあるけど、スーパーの惣菜とか牛丼とかオリジン弁当とか、そんな感じ。ピザはドミノの引き取り一択。増田の勤務先は社食がないので、昼は基本外食。会社の近所で弁当買うことが多いが、たまにココイチとか日高屋とかもある。一回の昼飯が¥1,000を超えることは滅多にない。 酒好き。基本何でも飲むが、醸造酒を飲み過ぎると悪酔いする(気がする)ので、焼酎やウイスキー、これらの炭酸割りなどを好んで飲む。焼酎はいいものでもそんなに高くないのも良い。ビールは多少飲むが、ワインや日本酒は自分で買って飲むことはほとんどない。飲み会などの食事について 友人や職場の同僚との飲み会は、ほぼ大衆店(チェーンも個人店も両方あり)。だいたい1人¥5,000ぐらい。1人¥10,000とかは滅多にない。会社の体質のせいか職場での飲み会が少ない(呼ばれてないだけかも)。歓送迎会とか忘年会ぐらい。営業に呼ばれてお客さんと会食するときはそれなりのお店に連れて行かれることもあるが、年に2-3回程度。 高級寿司店とか、生まれてこの方行ったことがない。キャバクラとか人生で片手もないぐらい。カラオケスナックはそれなりにある。 部署の飲み会に参加するときは(立場上)多めに払うようにしている。食事以外の買い物技術書やビジネス書などの本(電子書籍含)に、月に¥10,000ぐらいは使っていると思う。 サブスクは、Netflix、アマプラ、Kindle Unlimited、日経新聞、radikoプレミアムとか。 小遣い制ではない。何か買う時にいちいち妻に断ったりはしていないが、それなりに高いものを買うときは一言伝えるようにしている。ファッション ほぼユニクロ。モンベルなどのアウトドアブランドも好きだが、新品は高いのでメルカリとかで中古を買っている。時計はG-SHOCK。女性関係 既婚なので妻について。増田の妻は年上で文系4大卒。学生時代に共通の友人を介して知り合い、増田の就職後に結婚した。妻は結婚前はフルタイムで働いていたが、結婚を機に退社して、以降専業主婦。今は子供もみんな手がかからなくなったので、パートに出ている。子供の教育費用大学生2人とも理系で何かと金がかかる。増田が出しているのは学費だけで、教科書代とか遊ぶ金は自分でバイトして稼げと伝えている。増田の親は学費も出してくれて下宿させてくれたので、親の苦労をこの年になって身にしみて感じている。あらためて親に感謝。 一番下の中学生は近所の公立中。放課後は部活の後に学習塾に通っている。塾に加えて外部の模試なども受けさせているので、ならすと月に4万円ぐらいはかかっていると思う。某通信教育をやっていたが、どうしてもサボりがちなので対面になった。車について10年以上前に中古で買ったセレナ。今日時点で10万km以上走ってる。妻はほとんど毎日買い物で使ってる。増田は週末に少し乗るぐらい。駐車場は自宅についているやつ。 妻も特に不満はないようだし、増田もこだわりはないので、乗れる間はこのまま乗ろうと思っている。子供が小さい頃は、寝付かないときの深夜ドライブとか、急に熱を出したとか具合が悪くなったときの夜間診療所行きでよく乗っていたなあ。懐かしい。最近は子供たちが乗ることも少なくなった。 その他 何にしても結婚は早い方がよい。特に子育てには体力必要。子供が小さいうちは、財力よりも体力。結婚した後しばらくは金がなくて(増田が大学でもらってた奨学金の返済とかもあって)カツカツだったが、まあどうにかなった。高校・大学あたりから急に金がかかるようになる。小・中はあまり金がかからないので、それまで貯蓄でも投資でもよいからまとまった資金を作っておきたい。小・中学受験するとこの時期から金がかかるようになるのかもしれないが、経験ないのでわかりません。 金はかかるが子供を持つことはよいと思っている。人の親になって初めて大人になった気がする(個人の感想です)。子供たちを見ていると、「おまえらには無限の可能性があるぞ」と感じて幸せな気持ちになる。不思議なもので、よその家の子供達を見ても同じような気持ちになる。もちろん思春期には生意気な口をきくようになって、ムムムと思うことも多くなるんだけど。 あと子供たちは増田の友人作りも助けてくれた。今趣味を一緒に楽しんでいる友人たちは、ほとんど全員子供の関係で知り合ったパパ友。仕事上の付き合いではないので、定年とか関係なくヨボヨボになるまで付き合ってると思う。(以下追記分) 金融資産と年間収支について 現時点の金融資産は、株と現預金合わせて約2,000万円。コメント見たが増田より若くて、もっと沢山蓄えている方がいてスゴいなと思う。もう少し貯められたかもだけど、残念ながらこの程度。ドンピシャでコメントしてくれた人いたけど、年間で貯蓄できている金額は100万円ぐらい。会社の財形で天引きして貯蓄している。本当は単に貯蓄じゃなくて積立投資に回した方がいいと思っているんだけど、色々あって財形はそのままになっている。勤務先の企業年金が企業型DCになっていてiDeCoはやってない。こちらも現時点の時価が2,000万円ぐらい。実家の距離と太さについて増田の実家は関東圏の田舎。今住んでいるところから車で高速使って2時間ぐらい。 親父・お袋は両方とも高卒。親父は公務員を定年まで勤めて、お袋は工場の事務をやっていて共働きだった。なので、実家は全然太くない。地主とかでもない。普通のサラリーマン家庭。増田は高校まで地元の公立校で、大学から東京圏に出てきた。大学と大学院では育英会の第二種奨学金をもらってた(金利3%時代、高い)。下宿先は、当時でも既にかなり珍しかった風呂なし・トイレ共同の2階建アパートの1階だった。家賃は確か¥27,000だったと思う。国立の後期の発表を待っていた(不合格)ため、下宿先にほとんど選択肢はなかったのと、私大の理系(当時既に学費は100万円以上だったはず)に進むことになったので、贅沢はとても言えなかった。学部3年のときに事情があって別のアパート(風呂つき)に引っ越すまで、2年間風呂なしアパート生活だった。仕送りと奨学金だけでは生活できなかったので、足りない分はバイトで稼いでいた。大学入学当初は肉体労働系だったが、2年からは塾講師、家庭教師などもやってた。 (これも予想してくれてた人いたけど)増田の妻の実家は都内。子育て中は、義理の母にはかなり助けてもらった。子供(大学生)にバイトさせることについてちょっと書きすぎたところもあったので反省。さすがに入学直後からバイトして教科書代稼げというのは酷なので(そもそも春の授業に間に合わないし)、学部1年のうちに必要な教科書、参考書、パソコンとかは増田家で買っている。ただ、教科書代と遊ぶ金は自分で稼げというのは伝えているのはそう。昔と違って最近は教科書もメルカリとかヤフオクとかで安く見つかるし。ただ、安いなら尚更払ってやれという話だよな。。。増田の学生時代は、遊ぶ金と生活費の一部はバイトして稼いでたから、そのあたりの感覚を押し付けているのかもしれない。ちょっと考えます。風俗経験女性関係のところに何となく(それがダメなんだって)書いてしまったが、不適切なので削除しました。 低収入だった頃の記憶 2番目の子が生まれた頃までは本当にカツカツで、月々は赤字でボーナスで補填するような感じの生活だった(その頃は会社の借り上げ社宅の賃貸マンションに住んでた)。給料日後に一通り引き落としが終わったら、ビックリするぐらいにお金がなくなって「なんでこんなにお金ないの」みたいな話を妻としてて空気が悪くなった記憶がある。 余裕が出てきたのは、ここ10年ぐらいな気がする。キャリア的にはちょうど課長に昇進したあたりからかなあ。
【追記あり】既婚年収1500万円のリアル
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2025 1/3 (1/4 16:20)
買って帰ってきた明太子でお茶漬け。自分をcharaだと思いながら洗濯をした。サブスクにハロプロが来たから℃-uteを聴く。急いで新宿に行き欲しかった水筒を見に行ったけど売ってなかった。ネットで買うにもメールアドレスが使えなくて買えず、困った。黄色の水筒、あの水筒が欲しい。高円寺の北口のロータリーに見たことないくらい鳩が サンマルクカフェのおやつが美味しくて嬉しい。居酒屋に三軒行ったけどすぐに酔っ払ってしまって、三軒目ではずっとグァバジュースを飲んでいた 嫌いな食べ物と幼少期の絵本、iPhoneのメモの話をした。みんなで短歌を始めるし、健康のために運動だってする。資本主義を倒さないといけない。買ったままだったバラクラバ、意外と使える。高田馬場から帰った、KIRINJIの走っているアルバムが良い。最寄りで元バイト先の美形すぎるお兄さん家族と遭遇して気まずかった。まさかこの街に引っ越して二年目にして会うとは お風呂に入って横になった。明日から仕事だと思うと急に憂鬱になった、この憂鬱さを久しぶりに思い出して、これは仕事起因のものなのだと気づく。今日は友人たちと素直に話せた気がする、こんな調子が続けばと思う。
2025 1/4 (21:56)
仕事始め。仕事の日は行きたくないのか急に起きることができなくなることに気づく。物に当たることで怒りを発露する上司のことが何度考えてたって本当に嫌いなのだと思う。同じ空間にいられるとだんだん呼吸がしづらくなっていくのが分かる。ふざけているくらい疲れる話も飛び込んできて自分の柔らかい部分がスッと消えていくのが分かる、数日間きちんと握っていたのに。またわたしを離れていった、こんなにくだらないもののせいで この仕事をしながらも自分の形を保っているにはどうしたらいいのかとこわごわと考えていたことも無駄なのかもしれない。わたしの気持ちやわたし自身の尊厳なんて無視されて当たり前なのかと思わされることは当たり前なのか?自分の柔らかい部分すら固い殻に閉じ込めて保っていないと潰されてしまうなんて、そんなのはおかしい。それをまた緩めるのにいくら時間がかかるか知っている?テコの原理を聴いた。寒すぎてたばこの味が分からない夜 転職について考えていたら野方まで行ってしまった。帰り道にまた猫と会った、もう駄目かもなぁと思う時、猫が目の前に急に現れることに気づいたのは吉祥寺に住んでいた頃から。友人にもらっためでたそうな花椒と柚子のビールは清潔な味がした。
2025 1/5 (23:50)
気づいたらすぐに朝になっている。帰省してから癖で目が覚めてしまう分ずっとうっすら眠たい。仕事に行く電車の中で℃-uteを聴いて結局モー娘。の「彼とお店がしたい!」のライブ映像に行きついた。職場でiPadを見ながら眠る、バレないように絵を描く。丁度いい電車がなくいつもと違う駅を経由して帰ったら異様に長く感じた。ここで歩みを止めたらどうなるかと思う時、早く家に帰らなければならない。大したことは何もしていないはずなのに、気を張りすぎていて疲れてしまうのだと思う。電車の中でタイムラインに流れてきた山二つを久しぶりに思い出していたら、去年の3月のWWWでとても思い出に残っていた曲のライブ映像が公開されていることや、数年前にSoundCloudで見つけた良い曲が山二つのボーカルのものだったことなどがどんどん自分の中で繋がり、「屋根のない星」を帰り道に三回以上聴いた。
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スーパーに寄って帰る、帰ってすぐに水餃子のスープを作って食べた。わたしが大体いつも欲している食べ物はこういうスープなんだと気づいた。水餃子は数日前からわたしの好きな食べ物に追加された。
2025 1/6 (23:55)
久しぶりに満足に眠れた気がする。ゆっくり眠りすぎて時間がなかった、一本遅い電車で職場に向かった。電車でceroが聴きたくなった。街の報せsingleは本当に良い。特に「ロープウェー」はceroを知った高校の時から大切な曲(やがて人生は次のコーナーに・人生が次のコーナーに)。PVも本当に良いので、みんな見てほしい。
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イヤホンをして職場への道を走っていたら久しぶりに後輩に会って肩を叩いた。今日は後輩がいてくれたからか目が覚めていた。雨が降っていて本当に寒い。寒いとどうしようもない気持ちになる上に低気圧で何も考えられない。手が冷たいと言って先輩のお姉さんに手を触ってもらったり、なんか歯が痛いと言ってバイトの子に慰めてもらったりしていてわたしは幼い。昼休みに婦人科の予約、自分の身体のことが心配。帰り道は本当に寒く、自分の乗るべき電車がどれなのかも怪しかった。昨日見た何度目かの『きのう何食べた?』のサッポロ一番回を思い出して、キッチンの下の戸棚からサッポロ一番を取り出して食べた。明日は起きられたら昼から高田馬場に映画を見に行く。お腹が痛い。丸まっている。
memo わたしもわたしを取り巻く関係性も、何もかもがどんどん進化していく。今日の進化は嬉しい進化。
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ほのちゃん
すっかりレコードを買わなくなったし、聴くこともままならなくなってしまった。
理由はいくつかある。一つは世の中の事情による全ての物の高騰。ちょっと気張らないとレコードが買えない時代が訪れるなんて想像できるはずもない。
もう一つは2023年5月に本格的にシンセサイザーを勉強し始めたから。そしてそこからモジュラーシンセにハマってしまい、使える限りの予算をそこへ注ぎ込んでいるから。聴かなくなった理由もこれで、始める前にはわからなかったことや知らなかったことを理解できていく楽しさや、なにが起きるかわからないので待ち続ける時間が長くなり、必然的にレコードを聴く時間が削られていった。
決して音楽が嫌になったわけではないし、むしろ好きな音楽に対してはそれなりに積極性をもって触れているつもり。その中の一つがリーガルリリーであり、たかはしほのかである。
コロナ禍が始まる少し前から仕事の出張が増え、自分の音楽活動もままならなかったり、行きたいライブにも行けなかったりの生活になって、それに慣れてしまい、今も決してライブに行く回数は多くない状況のまま。そんな中、2022年初めに知り、即恋に落ちたのがたかはしほのかの声だった。
会社の車の給油は近所のエネオス。そこで給油中に流れていたCMで聞こえてきたなんとも癖は強いが力強さはない歌声に耳を奪われ、検索して出てきたたかはしほのかの名前と彼女が曲を書き、ギターを弾きながら歌うバンド、リーガルリリーだった。
リーガルリリーの名前自体はそれ以前に聞いたことはあったけれど、いかんせん日本のメジャー流通のバンドや音楽に興味がないしチェックしてみようなんて気になったことはなかった。その頃に関していうと、吉澤嘉代子は大好きで聴いていたしライブも観てたので例外はある。
そんなリーガルリリーで歌っているたかはしほのかの歌声に恋をしてしまったので、これは当然リーガルリリーも聴いてみないといけない。それで知ったのが彼女らのメジャー2枚目のアルバム、Cとし生けるもの。サブスクって便利ですね。とりあえずお手軽に聴けるありがたさ。頭から順番に聴いていこうと思うのは古い人間だからなのかどうか。1曲目たたかわないらいおんのイントロ、というか本当に最初の数秒間のギターの音で90%好きにると確信した。90年代半ばに高校生だった世代にとって、この音は新しくはないけど決して古くもない。どこか懐かしさ感じながらもグッと心を掴まれたような感触。それを2022年に20代半ばの彼女が鳴らしている。出会ってしまったと感じた。
そんな気持ちで何周か聴いてみて、CDを買う決意をし購入。種類は全然違うけど、初めてにせんねんもんだいを観た時と似た衝撃だった。
何周目かのたたかわないらいおんで気づいたのが、たかはしほのかが書く曲というのは (この前後と比較すると特に)結構捻くれているということ。相変わらず歌詞にはあまり興味がないし読み解いたり考察するのはもっと得意な人がいるのでそちらを参考に。あくまで曲についてのことだけど、この流れでそれかっていう展開が多い。そして最初のヴァースコーラスと次のヴァースコーラスでメロディはほぼ同じなのに当てるコードが変わることが多々ある。日本人が好きなやたらと難しいテンションコード多用ってことはなく、シンプルなコードながらも表情に変化を与えるに十分な力を持って鳴っている。このアルバムでいうと東京もいい例。
あと同じ展開の中に一箇所だけ異物を差し込むのがうまい。風にとどけやほしのなみだ、セイントアンガー辺りが顕著か。そしてギターの音がこんなに大きく鳴っている。ライブもきっとこんな感じなんだろうなと容易に想像がつく存在感。そこにのっかるたかはしほのかの独特な歌と声。気づいた時には戻れないぐらい好きになっていた。
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