#手作り棚
Explore tagged Tumblr posts
Text
板に脚をつけるだけ 机を作ってプチアウトドアを楽しむ 食事が楽しいビールがうまい!田舎 山奥の暮らし テーブルを楽しむ 木工 DIY
16 notes
·
View notes
Quote
今回の報告書で「消滅可能性自治体」とされた自治体は、以下の通り。 【北海道】 函館市、小樽市、釧路市、夕張市、岩見沢市、網走市、留萌市、稚内市、美唄市、芦別市、赤平市、紋別市、士別市、三笠市、根室市、砂川市、歌志内市、深川市、富良野市、登別市、伊達市、北斗市、当別町、新篠津村、松前町、福島町、知内町、木古内町、鹿部町、森町、八雲町、長万部町、江差町、上ノ国町、厚沢部町、乙部町、奥尻町、今金町、せたな町、島牧村、寿都町、黒松内町、京極町、共和町、岩内町、泊村、神恵内村、、積丹町、古平町、余市町、赤井川村、南幌町、奈井江町、上砂川町、由仁町、長沼町、栗山町、月形町、妹背牛町、雨竜町、北竜町、沼田町、当麻町、比布町、愛別町、上川町、上富良野町、和寒町、剣淵町、美深町、音威子府村、幌加内町、増毛町、小平町、苫前町、羽幌町、遠別町、浜頓別町、中頓別町、枝幸町、豊富町、利尻町、美幌町、津別町、清里町、小清水町、訓子府町、佐呂間町、遠軽町、湧別町、滝上町、西興部村、雄武町、大空町、豊浦町、白老町、洞爺湖町、むかわ町、日高町、平取町、浦河町、様似町、えりも町、新ひだか町、士幌町、広尾町、池田町、豊頃町、本別町、浦幌町、釧路町、厚岸町、浜中町、標茶町、弟子屈町、白糠町、羅臼町 【青森県】 青森市、弘前市、八戸市、黒石市、五所川原市、十和田市、むつ市、つがる市、平川市、平内町、今別町、蓬田村、外ヶ浜町、鰺ヶ沢町、深浦町、藤崎町、大鰐町、板柳町、鶴田町、中泊町、野辺地町、七戸町、横浜町、東北町、六ヶ所村、大間町、東通村、風間浦村、佐井村、三戸町、五戸町、田子町、南部町、階上町、新郷村 【岩手県】 宮古市、大船渡市、久慈市、遠野市、一関市、陸前高田市、釜石市、二戸市、八幡平市、奥州市、雫石町、葛巻町、岩手町、西和賀町、平泉町、住田町、大槌町、山田町、岩泉町、田野畑村、普代村、軽米町、野田村、九戸村、洋野町、一戸町 【宮城県】 石巻市、気仙沼市、白石市、角田市、登米市、栗原市、蔵王町、七ヶ宿町、村田町、川崎町、丸森町、松島町、七ヶ浜町、大郷町、色麻町、加美町、涌谷町、女川町、南三陸町 【秋田県】 能代市、横手市、大館市、男鹿市、湯沢市、鹿角市、由利本荘市、潟上市、大仙市、北秋田市、にかほ市、仙北市、小坂町、上小阿仁村、藤里町、三種町、八峰町、五城目町、八郎潟町、井川町、大潟村、美郷町、羽後町、東成瀬村 【山形県】 鶴岡市、酒田市、新庄市、上山市、村山市、長井市、尾花沢市、山辺町、中山町、河北町、西川町、朝日町、大江町、大石田町、金山町、最上町、舟形町、真室川町、大蔵村、鮭川村、戸沢村、高畠町、川西町、小国町、白鷹町、飯豊町、庄内町、遊佐町 【福島県】 会津若松市、白河市、喜多方市、二本松市、田村市、伊達市、桑折町、国見町、川俣町、天栄村、下郷町、檜枝岐村、只見町、南会津町、北塩原村、西会津町、猪苗代町、会津坂下町、三島町、金山町、会津美里町、泉崎村、棚倉町、矢祭町、塙町、鮫川村、石川町、玉川村、平田村、浅川町、古殿町、三春町、小野町 【茨城県】 日立市、常陸太田市、高萩市、北茨城市、潮来市、常陸大宮市、稲敷市、桜川市、行方市、鉾田市、城里町、大子町、美浦村、河内町、八千代町、五霞町、利根町 【栃木県】 日光市、矢板市、那須烏山市、益子町、茂木町、市貝町、塩谷町、那珂川町、 【群馬県】 桐生市、沼田市、渋川市、藤岡市、富岡市、安中市、上野村、神流町、下仁田町、南牧村、甘楽町、中之条町、長野原町、嬬恋村、草津町、東吾妻町、片品村、みなかみ町、玉村町、板倉町 【埼玉県】 行田市、秩父市、越生町、小川町、川島町、吉見町、鳩山町、ときがわ町、横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町、東秩父村、神川町、寄居町、松伏町 【千葉県】 銚子市、勝浦市、富津市、八街市、南房総市、匝瑳市、香取市、山武市、いすみ市、栄町、神崎町、多古町、東庄町、九十九里町、芝山町、横芝光町、白子町、長柄町、長南町、大多喜町、御宿町、鋸南町 【東京都】 檜原村、奥多摩町 【神奈川県】 三浦市、中井町、山北町、箱根町、真鶴町、湯河原町 【新潟県】 小千谷市、加茂市、十日町市、村上市、糸魚川市、妙高市、五泉市、阿賀野市、佐渡市、魚沼市、胎内市、田上町、阿賀町、出雲崎町、湯沢町、津南町、関川村、粟島浦村 【富山県】 氷見市、南砺市、上市町、入善町、朝日町 【石川県】 七尾市、輪島市、珠洲市、加賀市、羽咋市、志賀町、宝達志水町、穴水町、能登町、 【福井県】 大野市、勝山市、あわら市、池田町、南越前町、越前町、高浜町、若狭町 【山梨県】 都留市、大月市、韮崎市、上野原市、甲州市、早川町、身延町、南部町、富士川町、道志村、西桂町 【長野県】 大町市、飯山市、小海町、佐久穂町、立科町、長和町、阿南町、阿智村、平谷村、天龍村、上松町、南木曽町、王滝村、大桑村、木曽町、生坂村、筑北村、小谷村、坂城町、高山村、山ノ内町、木島平村、信濃町、小川村、飯綱町、栄村 【岐阜県】 美濃市、瑞浪市、恵那市、山県市、飛騨市、郡上市、下呂市、海津市、養老町、関ケ原町、揖斐川町、池田町、七宗町、八百津町、白川町、東白川村 【静岡県】 熱海市、下田市、伊豆市、御前崎市、牧之原市、東伊豆町、松崎町、西伊豆町、川根本町 【愛知県】 津島市、新城市、南知多町、美浜町、設楽町、東栄町、豊根村 【三重県】 尾鷲市、鳥羽市、熊野市、志摩市、木曽岬町、大台町、度会町、大紀町、南伊勢町、紀北町、御浜町、紀宝町 【滋賀県】 高島市、甲良町 【京都府】 宮津市、京丹後市、井手町、宇治田原町、笠置町、和束町、南山城村、京丹波町、与謝野町 【大阪府】 富田林市、河内長野市、柏原市、門真市、泉南市、阪南市、豊能町、能勢町、岬町、太子町、河南町、千早赤阪村 【兵庫県】 洲本市、西脇市、加西市、養父市、朝来市、宍粟市、多可町、市川町、神河町、上郡町、佐用町、香美町、新温泉町 【奈良県】 大和高田市、五條市、御所市、宇陀市、山添村、安堵町、三宅町、曽爾村、御杖村、高取町、上牧町、河合町、吉野町、大淀町、下市町、黒滝村、野迫川村、十津川村、下北山村、上北山村、川上村、東吉野村 【和歌山県】 海南市、橋本市、有田市、御坊市、田辺市、新宮市、紀の川市、紀美野町、かつらぎ町、九度山町、高野町、湯浅町、広川町、美浜町、由良町、みなべ町、日高川町、白浜町、すさみ町、那智勝浦町、太地町、古座川町、串本町 【鳥取県】 岩美町、若桜町、智頭町、八頭町、大山町、日南町、日野町、江府町 【島根県】 雲南市、奥出雲町、津和野町、隠岐の島町 【岡山県】 玉野市、笠岡市、井原市、高梁市、新見市、備前市、真庭市、美作市、久米南町、吉備中央町 【広島県】 竹原市、府中市、安芸高田市、江田島市、安芸太田町、神石高原町 【山口県】 萩市、長門市、美祢市、周防大島町、上関町、田布施町、平生町、阿武町 【徳島県】 鳴門市、小松島市、吉野川市、阿波市、美馬市、三好市、勝浦町、佐那河内村、神山町、那賀町、牟岐町、美波町、海陽町、上板町、つるぎ町、東みよし町 【香川県】 さぬき市、東かがわ市、土庄町、琴平町 【愛媛県】 宇和島市、八幡浜市、大洲市、四国中央市、西予市、上島町、久万高原町、内子町、伊方町、松野町、鬼北町、愛南町 【高知県】 室戸市、安芸市、須崎市、宿毛市、土佐清水市、四万十市、東洋町、奈半利町、田野町、安田町、北川村、本山町、大豊町、いの町、仁淀川町、中土佐町、佐川町、越知町、檮原町、日高村、津野町、四万十町、大月町、三原村、黒潮町 【福岡県】 嘉麻市、小���町、鞍手町、東峰村、添田町、川崎町、みやこ町、築上町 【佐賀県】 多久市、玄海町、大町町、白石町、太良町 【長崎県】 平戸市、松浦市、対馬市、壱岐市、五島市、西海市、雲仙市、南島原市、東彼杵町、小値賀町、新上五島町 【熊本県】 水俣市、上天草市、天草市、美里町、和水町、小国町、産山村、高森町、山都町、氷川町、芦北町、津奈木町、多良木町、湯前町、相良村、山江村、球磨村、苓北町 【大分県】 佐伯市、臼杵市、津久見市、竹田市、杵築市、豊後大野市、国東市、姫島村、九重町、玖珠町 【宮崎県】 串間市、えびの市、高原町、国富町、諸塚村、椎葉村、美郷町、高千穂町、日之影町 【鹿児島県】 枕崎市、阿久根市、西之表市、垂水市、曽於市、南九州市、三島村、さつま町、湧水町、錦江町、南大隅町、肝付町、大和村、喜界町、天城町
【全744自治体リスト】「消滅可能性自治体」を一挙公開…北海道から鹿児島まで 出産年代の女性人口が半数以下に 日光市や草津町も |FNNプライムオンライン
51 notes
·
View notes
Text
uihy
自室の記録
5年前からルームシェアをしているSと一緒に引越しをしてから、3年が経った。寝室をSが、リビングを私が自室としている。私の部屋の正面には大きな窓があり、左右にもそれぞれ小窓がある。
小窓1
装身具類の置き場所。ピアスを置いている鳥のレモン絞り器は、Fさんから貰ったもの。Fさんはよく動物のものをくれる。犬の形をした栓抜きや、野営をするくまの置物も彼からのプレゼントだった。
カートリッジインクの空き容器には、ヘアピンやネックレスを入れている。私の父は吸引式の万年筆を好んでいて、父から贈られたペンもインク瓶とセットのものが多かった。実家を出て外にいる時間が増えてからは、インクを切らすことが怖く、自然と替えのインクを持ち運べるカートリッジ式の万年筆を使うようになった。それからしばらく経ち、1年前にプログラマを辞めたことを手紙で報告すると、その数日後に「励まし」とボールペンが送られてきた。以降ずっとそのペンを使っているから、手持ちの万年筆はどれもインクを抜いてある。
よく付けるピアスは窓の縁に置いていて、どこかの喫茶店で使われていたらしい伝票入れには、硝子のオーナメントやトライアングルのビーターを差している。
Hのくれたトライアングル本体は、腕時計とブレスレットを失くさないための場所として機能している。良くない使い方だと罪悪感を覚えてはクロスで磨いている。
小窓2
『陶の家』を見かけたらひとつ買うというのを続けていて、現時点で3軒が建っている。少しずつ街になっていく。家の奥には、ミナペルホネンの好きなQさんにプレゼントしたものと色違いのタイルを置いている。
小窓3
すぐぼろぼろにしてしまう指先のケア用品を置いている。H先輩に貰ったネイルオイルの磨硝子が好きだった。Fさんが動物をくれるように、この人は硝子をよくプレゼントしてくれる。硝子のオーナメントも、ステンドグラスのくまもH先輩から貰っている。
窓を開閉するハンドル(オペレーターハンドルというらしい)に紐をかけて、ケーブルや電源類をまとめている。先日Eから貰った白いカールコードのシールドもここに下げている。黒い服ばかり着ているのに、Eには乳白色のイメージがある。“誤って人間として産まれてしまった天使”だと感じさせる人と知り合うことが何度かあり、Eもその中のひとりだった。
向かって左には仕事用のシャツ、右には外套を何着か掛けている。秋冬用の服ばかりある。
机
ここに越すことが決まってから最初に選んだ家具。プログラマになったばかりの頃、メモリの重要さを机の広さに喩えて教えられた。それで机は広いほど良いものだと認識したのか、気付けば横幅のある机ばかり探していた。天板の色を緑に決めて、部屋の軸に据えた。
職場で割ってしまったマグカップに無線イヤホンや保湿クリームを入れている。シャツを濡らしたまま破片を持つ私を見て、笑ってくれる会社の人たち。これ以上は無いとよく思う。
ヘアクリップ入れにしている、ままごと用のような小さな花瓶も気に入っている。渋谷の蚤の市で友人へのプレゼントを選んでから、度々その人の店でものを買うようになった。銀色のトレイやハート型の赤い缶もその人から買った。
銀色の電源タップは前の部屋から持ってきたもの。あらゆる電子機器の電力をここから供給している。
ギターをくれた友人たちが別の年の誕生日に合同出資してくれたオーディオインターフェースがモニターの下にある。未だに1-2と3-4の入力を同時にする方法が分からず、2つずつ付け替えながら使っている。これを貰ってからAudacityで曲を作り始めて、今もそのやり方をしている。会社の先輩には「システムを0と1だけで作ろうとしているみたいなものだよ」と言われたけれど、その頓馬さを含めて自分に馴染むので、Audacityをずっと使っている。キーボードがちょうど上に乗る。
モニターの横にはmicroKORGを置いている。普段は誕生日に贈り物をしないと取り決めているSだけれど、���年前に何かで手を貸した際「この恩は倍にして返します」と言い、その年の誕生日にmicroKORGをプレゼントしてくれた。このシンセサイザが部屋に来てから、自分の生活が向かうことのできる方角が増えたように感じている。大切な楽器。
microKORGには、新しい部屋で出した『野良の花壇』のマグネットを付けている。本来は冷蔵庫のために作られたマグネットだけれど、皆とスタジオにいる時にあって欲しく、ここに付けている。プリクラで来られなかった友達の似顔絵を描くような感覚。私の黒い冷蔵庫には、ピーター・ドイグの青鬼の絵と油絵の花のマグネットだけがある。
机の下に、PC・トランクケース・スーツケースを置いている。PCはSのお下がりで、MacBookしか使ったことのなかった当時の私は、こんなに大きな箱がPCだなんて、と思っていた。PCの上に付けたアンテナは狐の顔のような形をしている。
トランクケースは大学2年のころ大枚をはたいて手に入れたもの。どこか遠出をする時はこれに荷物を詰めている。畳み終えた洗濯物をSの部屋へ運ぶ時のかごや、ギターを弾く時の足置きとしても使用。頑丈さに安心する。
スーツケースはついこの間、京都に長く滞在するために買った。銀色の次に、灰がかった青が好きだと思う。
ギター・くま・本棚
ギターは高校時代の友人たちが誕生日にくれたもの。19歳になったばかりの頃、当時の交際相手と出掛けた帰り、気が付いたら楽器屋にいた。ギターを2本持ったその人に「どっちがいい」と訊かれ、指差した方を買ってくれた。私にギターを与え、弾き方を教えてくれたことにずっと感謝している。その人と別れてしばらく経ち、誕生祝いに何が欲しいかを訊かれ、ギターを頼んだのだった。友人たちは「あえて白にしてみた」と笑っていた。今思えば、このギターを貰ってから白を自分のものにすることへの抵抗が弱くなった。ギターの届いた日、触っているのが楽しくて大学を休んだのを覚えている。
YAMAHAのアンプは義兄が使っているのを見て購入した。私が真似をしていると知って嬉しそうだった、と姉から教えてもらった。
左端のくまは、元は白だったのだけれど、深い青のシーツで眠るのに付き合わせたせいで黝くなってしまった。Kの小説に「ヤニや涎で汚れてしまったのかしら」と書かれてからは、布で包んでいる。いつかぬいぐるみ病院に連れて行きたい。隣は一度も会ったことのない人が贈ってくれた黒いくまと、高校時代の交際相手が留学先のお土産として連れてきてくれた焦げ茶のくま。誰かとビデオ通話をする時にはよくパペットのくまに代理出席してもらっている。右は、地元や旅先の雑貨屋で見つけて連れてきてしまった(“しまった”という意識がずっとある)小麦と白のくま。グレーのワゴンに小さなギャッペを敷いて、くまたちの場所としている。
低い本棚の上
蓋のない宝箱。小物たちというより、質量のある記憶群という方が実感に近い。
西荻窪にあった喫茶店の閉業を知って沈んでいると、H先輩が「お店で使っていた品物を販売しているみたいです」と教えてくれた。黒い花瓶のあるおかげで、ずっとその店を忘れずにいられる。今はEのくれた竹とんぼや、Aさんのくれた花を入れている。ポストカード���しまっておける箱のついた額縁には、Aの写真を入れている。過去、「__の写真を写真展に出してもいいですか?」と、もう搬入の終わった状態で確認の連絡が来たことがあった。Aがごく稀に見せる、こういった強引さが大好きだった。展示を了承する代わりに譲ってもらったその時の写真たちは、勾配天井の部屋に暮らしていた時に飾っていた。上京してから借りたどの部屋にもAの写真を飾っている。そのほか、江の島で拾った石や、Tさんがライブ終わりに嵌めてくれた指環、Uさんと行った犬吠埼のイルカの置物、書ききれないほどの誰かと紐付いた宝物がある。
声の依頼を受けた際、お礼にといただいた絵。額装までしてくれていた。元々この人の絵が好きだったので大喜びした。一度この絵を裏返さなければいけない時期があったので、また飾ることができて嬉しかった。
高い本棚の上
小さなギターは、Kさんと一緒にRさんの部屋でパーティをした日、中古のおもちゃ屋で買ったもの。Rさんの部屋に戻った後もご機嫌に鳴らしていて、そのあと火事が起きた。カセットコンロの火がテーブルクロスに引火して、火が早送りのように広がっていくのを見た。三人で死ぬ映像がちらついた、次の瞬間には火が消えていて、振り向くと花瓶を持って息を切らしたRさんが立っていた。チューリップを活けていた水での消火。このおもちゃが生き延びた証明になっている。このあいだのアルバムに入れたフィールドレコーディング曲にはその日の日付が付けられていて、火のはじける音やこのおもちゃギターの音が入っていた。volca keysは初めて触ったシンセサイザ。自分ひとりである程度のことができるようになりたくて、リズムマシンとマルチエフェクターを買った。
銀色のバットはひとつ前に住んでいた部屋の近くにあった台所道具の店で買ったもので、前日と翌日のあいだの時間に携帯品を置いておく場所として使っている。
Artekのスツール60を、椅子やベッドサイドテーブルとして使っている。パーティめいたことをする時には、3脚くっつけて大きなテーブルとして使う。雑貨屋でまとめて購入したので、その日で店のポイントカードが1枚分溜まった。そのカードをイッタラのキャンドルホルダーと交換してもらった。
銀色のトレイは、先述の蚤の市で知った店で買ったもの。部屋のポケットとして使っている。
“拯”の字は、精神がどうしようもなく落ちていた今年の始めに、Uさんが「書初めをしよう」と言って筆を持たせてくれたもの。翌��にまた京都を訪れた際に、国際会館のカフェスペースで焼き上がったものを渡してくれた。頭でばかり考えてはすぐに身体と疎通できなくなる私に、四肢のあることを思い出させてくれる友人。
本の上には気休めの紙魚対策として除湿剤と防虫剤を置いている。
小窓4
Fさんからの犬の栓抜きと、Hに貰ったコンクリートの置物、H先輩が分けてくれた犬の箸置き。母の好きなミニチュアを贈る際、色違いのチューリップを自分にもひとつ購入して、端に置いている。自分のために生きた花を買えない反動か、花のモチーフのものを見かけると嬉しくてつい手が伸びる。
キッチン
私の洗面台を兼ねている。私もSも、料理と呼べるような自炊は殆どしないので、調味料や調理器具が少なく、キッチンの収納部にはそれぞれの私物が���舞われている。
Mさんが引越し祝いに買ってくれたカセットコンロ。パンを焼く時やカフェオレを淹れる時に使う。組み立てる際の動作がロボットアニメのワンシーンを思い出させるので、人前で使う時には「変身!」と言うようにしている。
隣の空き瓶は元々ジンの入っていたもので、誰かに花をいただいた時には一旦ここに活けている。
この部屋に越した時にIがプレゼントしてくれたローズマリーの石鹸の匂いが好きで、貰った分を使い切ってからも自分で買い直している。歯磨き粉はGUM以外だと落ち着かないので旅行先にも持っていく。歯ブラシはKENTのもので、最初に使ったあとの歯の滑らかさに感動して、誰かに共感してほしいあまりSに押し売りをした。それからSも同じものを使っているので、それぞれのストックも合わせると10本近くこの歯ブラシがある。右端はリングホルダー。左手の薬指に環を嵌めるようにな���てから、指環が好きになった。今は5本の指環を付けている。
食器棚
H先輩のくれたくまを吊るしている。緑の石鹸はMさんのスペイン土産。ここに写っている鉄鍋も鉄フライパンも、写っていない3本の包丁も2枚のお盆も貰いもの。
ソファ
机の天板に合わせて布を選んだ、三人掛けのソファ。毎日ここで眠っている。Sの部屋にある質の良いベッドよりも、薄いマットレスを敷いたソファの方がよく眠れる。枕に近い小窓のハンドルにエジソンランプを括りつけて、普段はその光で睡眠薬が効くまでを過ごしている。
部屋のすぐ向かいには線路があり、3面の窓から電車の通る音や光が流れる。最終電車の後は、スケートボードの走る音や、酔った誰かの歌が聞こえる。この部屋で生活をしている。
21 notes
·
View notes
Text
残暑、と呼ぶには、あんまりにもひどく継続中の酷暑に思考能力を奪われたまま、気づけば9月も後半に差し掛かり、いい加減にこの夏の事を振り返っておかなければ、と、今年、2024年もひと月限定でオープンしたシェア型書店「みんなの表町書店」について、まとまりのないまま、書く。
.
.
「冬雨文庫」という名前で昨年に引き続き一箱本屋の棚主として出店させていただいた。昨年同様、私家版の詩集と、私物の読了本を並列に置くスタイルを取った。今年は本箱も自作して、工具と材料もほとんどは100均で揃え、それなりの形になったと思う。
.
昨年は持病の症状が強く出ていた事、はじめての催しで勝手がわからなかった事もあって、棚主が交代で担当する店番ができなかったのが心残りではあった。けれど今年は比較的持病も落ち着き、数回のイベント出店を経たこともあって自信もついたのか、計三回店番を担当した。
ただ「店番をする」だけでは面白くない、と思ったので、レジ横のスペースに冬雨の個人所蔵の私家版詩集やzineを並べて展示した。一般書店で流通していない、文学フリマやネットで個人が販売している本の数々。冬雨として自分が作った本を並べる、という選択肢もあったのだろうけれど、岡山という地で、表町商店街という人の行き来が比較的多い場所において、自分ひとりの宣伝をするよりは、私が今まで出会って心動かされた作家を紹介する機会にしたかった。
.
.
.
「自作の頒布」というのも出店の大きな動機であるのだけれど、きっと、詩を書き始める以前の、小学生時代に図書室の主と化していた、ただの本好きのひとりとして、この場にいられる事が嬉しかったのだと思う。昨年に比べて、棚主の数も増えて、「みんなの」という言葉をより感じるイベントになっていたと感じた。
「常設のお店ではない」ということも良い方向に働いているのだろう、各々の棚主が趣向を凝らした棚は見ごたえがあり、「本当にこの本をこの値段で買っても良いのだろうか」というような本との出会いも数多かった。
具体的に数えてはいないのだけれど、売れた本の数と、買った本の数がそれほど変わり無いのではないか、と思うほど楽しませていただいた。
売買、という通貨を通じた形ではあるけれど、私の実感としては見ず知らずの人々とそれぞれの持ち寄った本を交換し合っている感覚であって、(それは身内で楽しんでいるだけじゃないかとの批判点かもしれないが)好ましく思えることだった。
.
.
(みんなの表町書店で私が購入させていただいた本たち)
.
.
これまで関わることのなかった人々との会話が発生した、というのも嬉しい機会だった。特性としてコミュニケーションそれ自体が得意とは言い難い私でも、好きなものを介してであればそれなりに楽しく話すこともできるのだ、ということは発見であった。
.
.
人と繋がるために創作をする、という考え方は好きではない。誰かと出会うために、繋がりをつくる為に、何かをつくるようになるくらいであれば、すっぱりやめてしまえば良いと私は私自身に対して思っている。
ただ、それとはまた別のレイヤーにあることとして、本が好きであることに変わりはなく、町のなかのひとりの生活者として、「みんな」のなかの一人として、魅力的だと思える場が在ることは望ましいことである、とも思っている。
.
.
正直にいえば、岡山市が「文学創造都市」と急に名乗りはじめたことに疑問を抱かないでもない(ずっと岡山に暮らしていた者の実感として)。「都合良く文学という言葉を利用してるんじゃねえよ」というような呆れる気持ちもないとは言わない。
シェア型書店、という形を絶賛する立場を取りたいと思える訳でもない。従来の新刊書店や古書店に代替可能な形式ではあり得ないと思う。あくまでも「本」という文化の楽しみ方のいち形式でしかないのでは、と個人的には考える。その「文化」を大切にする、持続可能的に守って行くことを考えるならば、新たな催し事を増やす、ではなく、例えば図書館の予算であったりとか、常日頃から営業している町の本屋さんの現状を何とかする方が先決なのでは、とか考えたりもする。
.
.
.
着地点がみえなくなってきた。
.
.
.
きれいにまとめることはできなかったけれど、書きたかったことは大体書くことができたような気もする。
ひと夏の思い出として、素敵な場をもうけてくださった主催者さま、また、出店者の皆さま方、そして冬雨文庫の本を手にとってくださった方々、本当にありがとうございました。
来年も「みんなの表町書店」は開催予定とのこと。
毎年の夏の定番となれば良いな、と今の時点では感じているし、「商店街の空き店舗活用」という目的も、何かしら良い形で達成されると良いなぁと思っています。
.
.
「冬雨文庫」としての売上 8,400円につきましては、令和6年9月能登半島豪雨への支援として、「特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン 空飛ぶ捜索医療団"ARROWS"」に寄付いたしました。
2024.9.23 冬雨千晶
19 notes
·
View notes
Text
光芒
箱男観た。ちゃんとわからなかった。わからなくてよかった。観る/観られることの倒錯。意外とだらしない永瀬正敏の身体。エンドロール風刺きいてた、笑っちゃった。高校の現代文の教科書に載ってた、『鞄』という短編で安部公房を初めて読んだ。思えばその時に、語りとか、ナラティヴということを(そんな概念は当時知らないにせよ)初めて考えたような気がする。確かGRAPEVINEの田中和将が安部公房をよく読むみたいな話を何かの雑誌でしていて、それで俺もさらに意識して読むようになったんだった。大学の空きコマとかでちょっと手持ち無沙汰な時に生協の書籍部に行って、新潮文庫の棚をざっと眺めて、鈍色の背表紙の中から読んだことないやつを選んでよく買っていた。全部読んだかはわからないけど、ほとんど読んだと思う。安部公房。一番好きな作家の1人。
17 notes
·
View notes
Text
Azran Legacy Guidebook: Page 29
Previous Page: Page 28
Dean Delmona
Gresenheller’s dean. Apparently, his hair often changes colour. “I worry about Layton, but I worry more about my granddaughter. The puzzles she comes up with are tricky…” (Note: he doesn’t specify granddaughter, he just says grandchild)
You can see students studying all throughout the university.
Clark
Other than being known for his geological surveys, he also has skills in the trade business. He is the mayor of Misthallery and a strict father. (Note: yes, the bit about being Misthallery’s mayor is present tense) “The new instruments can be difficult. It’s a lot of work each time they break.”
The loud hum of the instrument is strangely captivating.
WORLD TIMES
Research delay due to equipment fault
There are concerns regarding the delay of research after a newly installed analytical instrument was broken at Gressenheller University. “Even Professor Layton, who has a stockpile of unsubmitted work, is falling behind on his research, isn’t he?” said one person on the campus. It appears that Professor Layton was also caught completely unawares.
Research Lab B
A lab built for the purpose of archaeological research, lined with state-of-the-art analytical equipment. There is also a large collection of research material, so academics across the world long to visit here.
Hint Coins:
Dark brown cardboard box atop the shelf on the left
The machine running on the left hand side of the instrument
The rolls of paper on the lower right
Emmy’s Snapshots:
Fossils for research Yellow box
Retro Flying Saucer.
Found in the box under the skeleton. A toy that used to make a make a large “boom”.
デルモナ学長 グレッセンヘラ ーカレッジの学長を務める。頭のてつべんの髪の色がよく変わるらしい。 レイトン君も心配だが、やつばり孫のことが一番気にかかるね。そ���孫の出してくるナゾがまた難しくて・・
学内の至るところで勉学にいそしむ学生の姿が見られる
ク一フ ー クさん 地質調査で名をはせるほか、貿易業でも手腕を発揮。ミストハレリの町長も務める。父としては厳格な一面も。
最新の機械は扱いが難しくてね。壊れるたびに苦労しているよ
うなりを上げる激しい機械の動きに思わず目を奪われる
WORLD TIMES 装置故障の影響で研究に遅れも グレッセンヘラ ー カレッジに導入された解析装置が壊れ、研究の遅れが懸念されている。ただ、学内からは「レイトン教授だっていろいろ提出物を溜め込んでいるし、研究は遅れてるんじゃない?」との声も。レイトン教授は思わぬとばっちりを受けることになってしまったようだ。
左側の棚の上にあるこげ茶のダンポ ー ル/装置の左側に置かれた機械を作動/右下に転がったロ ー 丿レベ ー / ヾ ー
Remi’s Snapshot: 研究用の化石 黄金の箱
Collection! 【センチメンタルUFO 】科学研究棟 1 号室の骨格標本の下にある箱の中から見つかる。かって一大ブ ー ムを巻き起こしたオモチャ
科学研究棟 1 号室 考古学研究に注力するため作られた研究棟には、最新の解析機器が並ぶ。多くの研究資料も収蔵され、世界中の学者があこがれる場所だ。
27 notes
·
View notes
Text
あけましておめでとうございます。
旧年中は皆様よりのご支援ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
大変な時代では有りますが、おかげさまで新年を迎えることができ、
本年も引き続き、ご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りし、新年のご挨拶とさせて頂きます。
秋田県湯沢市���連は、雪降りです。
昨日も朝一から自宅前の雪投げ終えてから、前の家の除排雪と斜め前の除雪を終えて朝ご飯。
その後は仕事場の掃除やら神棚の掃除やら、母嫁さん達もお節作りやらテタパタテタパタ…
お昼過ぎからは餅切りやら買物の運転手やら、塗り仕上げた器物の管理やらでアッと言う間に大晦日も終了。
そして新たな年を迎えました。
今年もアレヤコレヤと有るかと思われますが、いつも通り一つ一つコツコツ頑張ります。
皆様にとって本年も、良い一年と成ります様に。
https://jujiro.base.ec
#秋田県 #湯沢市 #川連漆器 #川連塗 #川連 #国指定伝統的工芸品 #伝統的工芸品 #秋田工芸 #秋田の物作り #漆 #うるし #ウルシ #髹漆 #寿次郎 #大掃除 #飾松 #餅つき #豆餅 #年越し蕎麦 #伝産法改正 #個人の未来と産地の未来 #kawatsura #japanlaquer #JapanTraditionalCrafts #KawatsuraLacquerwareTraditionalCrafts #jujiro
19 notes
·
View notes
Text
ORGANIC MISO LESSON 2025
iinaセレクトのかわいい容器ごとお持ち帰り熟成。
オーガニック材料で仕込む、自分だけの味噌作りレッスンは “東京の小さなワンルームでも、かわいくコンパクトに仕込む” をコンセプトに約10年以上の開催をしております。
今年のレッスンは
●ひよこ豆味噌…大豆を使わずひよこ豆で仕込む、甘みのあるさらっとしたお味噌が仕上がります。毎年大人気です。
●白味噌…塩分控えめで甘味の強い、ヴィーガンスイーツやロースイーツのコク出し、チーズケーキやヴィーガンチーズにも使えるお味噌。
●麦味噌…今年度初!麦麹で仕込む、甘味のある優しい味わいのお味噌です。
種類による味噌の違いもお伝えしております。レッスン内でさまざまな味噌の「いろは」をお伝えしています。
寒仕込みではじめてのお味噌作りをしてみたい方。
初めてじゃないけどちょっと変わったお味噌作りをしてみたい方。
かわいく熟成させてみたい方。
どんな方でもご参加いただけます。
私のヴィーガン料理には様々なお味噌を使っています。
味噌はとても大事な調味料のひとつです。
無農薬の豆と糀を使用して、自分だけのオーガニックなお味噌作りをしてみましょう。※麦麹のみオーガニックのものを仕入れられない可能性があります
大きな樽なんて買わなくていい。棚にさりげなく置いてかわいく熟成できる、小さな容器ごとお味噌をお持ち帰り頂けるスペシャルレッスンです。お持ち帰り頂き、この容器のままで熟成させます。
今年はTupperwareのデコレーターをセレクトいたしました!
梅干しや味噌を重石なしで漬けられると評判のBPAフリーコンテナです。酸や塩分にも強いです。
申し訳ないのですが、お色は選べません。4色1セットでの仕入れのため、当日のメンバーでおみくじで決めます。
手作り味噌の使い方のバリエーションを広げるために
お味噌汁以外の、様々な味噌の使い道を知っていただきたく
お味噌仕込みの後にお味噌を使ったランチをご用意しております。
今年は「ヴィーガン味噌坦々つけ麺」をご用意しております。お腹を空けていらしてください。
※作り方のプチレッスンをいたします。レシピもお渡しします。
つけ汁とベジひき肉に違う種類の味噌を使用しています。
LESSON日程
開催日 1/25(土) ひよこ豆味噌
1/26(日) 白味噌
1/30(木) 麦味噌
2/1(土) 麦味噌
2/2(日) ひよこ豆味噌
※日程によって仕込む味噌が違いますのでご注意ください。作り方は他の日程で仕込むお味噌の作り方も簡単に説明はいたします。仕込み方は同じです。
時間 12:30~14:30 アクセス 吉祥寺駅公園口徒歩5分 (お振込が確認され、参加確定されましたら詳しい住所をお送りしております) レッスン料金 ¥12,000 *お申し込みメール受領後、指定日までのお振り込みをお願いしております。(材料費・レシピ・Tupperware容器・お味噌ランチ等全て込みです) 定員 各4名まで 持ち物 エプロン、筆記用具、お手拭、味噌を入れた容器を持ち帰る安定した袋やエコバック等お持ちください。
申込み 以下をよくご確認の上、下記にある「お申込みはこちらから」リンク先よりお申込みください。
●お願い
・レッスン希望日お書き添えの上、お申込みください。
・PCから受信可能なメールアドレスをご入力ください。(携帯のアドレスはセキュリティで弾かれてしまいます)
・お申し込みを複数名でされる場合は参加者全員のお名前とメールアドレスをお書き添えの上、お支払いをまとめてされるか別々でお支払いをされるか明記してください。
・お子様連れのご参加は場所の都合上ご遠慮頂いております。
・書籍販売をご希望の方はその旨、お申込みの際にご記入ください。
「MODOKI 菜食レシピ」
「vege&spice」 絶版・在庫なし
「SUSHI MODOKI」
上記いずれも税込1650円
★新刊「ヴィーガンフード、はじめの一歩!」税込1760円
↓↓↓
お申し込みはこちらから
↑↑↑
申込みのご注意
・メールの着順でお受付いたしますのでキャンセル待ちになってしまうこともございます。ご了承願います。
・システム上ご返信がすぐにできず、翌日のご返信になってしまうこともございます。
・24時間たっても返信がない場合は再度お問い合わせください。
※以下よくお読みください
キャンセルはできる限りしないように、お仕事やプライベートのご予定がご確定の上、お申込み下さいますよう何卒宜しくお願い申し上げます。
開催10日前からレッスン料の50%のキャンセルチャージを設けさせていただいております。また、開催日1週間前からの参加者都合にてのキャンセルにおきましてはいかなる理由でも100%のキャンセルチャージがかかります。(キャンセル待ちの方や他の方が入られた場合はかかりません) その場合、レシピや作ったお味噌等の送付はできますがレッスン内容についてメール等での指導はできかねます。
皆様からのお申し込みを心より、お待ち申し上げております。
iina
10 notes
·
View notes
Text
女性の家で留守番をするのが好きだった。
何度目か、男女の関係になった人。相手だけが仕事で自分は休みで。なんとなく帰るのがめんどくさくなっていたら「別に家にいても良いよ」と言われお腹空いたはこれ食べててとタッパーに残った肉じゃがや冷凍されたご飯やうどん。インスタントラーメンなんかを提示される。
持っていた文庫本を枕元に置いて、他人の家で寛いでいる奇妙な状況に身を沈ませてあれこれ考えてみる。
他人の部屋は、空間丸ごと空気が違っていて、時間の進み方も違うようで、日々の焦りに競争、やりかけの仕事に片付けなければならない家事をすべて停めてくれるように思える。
大抵は指示通りのものを食べずに近くのスーパーに行き夕飯を作って待っている。機を織る鶴の心境。と入ってもカレーを作ったりするだけなんだけど。
あまりプライベートの重ならない人を何度かの印象や会話や物腰とあとは好みかどうかで判断されて、許し許されてそこにいる。
ホワイトボードに貼ってある学生時代の写真を眺めて、棚にある本の趣味に思いを重ねて、冷蔵庫の食材から日々の暮らしを想像したりして。
大抵お付き合いすることはなく、何度かしんどさやどうしようもなさを交換して、どちらかが忙しくなったり、風邪を引いたりして関係が終わる。
また、いつあってもいいように。やり掛けの編物を大切にしまうように。
とても私的な(詩的な)関係のまま。
12 notes
·
View notes
Text
2024/5/9〜
5月9日 まずは直属の上司に相談するべき、と産業医の先生からの助言を受けて、早速相談しよう!と出勤すると“今日と明日は出張で不在です”と携帯の電話番号とともに机にメモが置かれていた。 入れ替わりで出張になってしまった。 そもそも直属の上司の業務のことが何にもわかっていないのがおかしい状況だよね、と改めて悲しくなってしまう。 今の上司は、私が昔(お菓子しか食べてなかった学生時代)ブラックサンダーが大好きだったというエピソードを話したのを覚えてくださっていて「食べなさい。」とブラックサンダーをくれる。何かの折にはブラックサンダーをくれる。こないだは「コストコで買ってきたから。勝手に食べていいからね。」と大袋のブラックサンダーを棚に置いてくれた。 今日も、不在のメモと一緒にブラックサンダーが3つ置かれていた わたしは今まったくもってブラックサンダーなんて食べられない状況なので、いただいては、もらったお菓子収納箱(これも、年度末に異動の挨拶でいただいたお菓子が入っていた箱で、中身のお菓子を他の方へ配ってやっと空にできた)へ移動させている。多分今この箱の中に15個くらいブラックサンダーが入っている。
連日の職場の環境に対するストレス(勝手に感じているだけだけど!)でかなり食行動が乱れているのも悲しい。ノンコントロールラブ。
帰りのバス停にシロツメクサの花冠が作りかけで置かれていた。花冠を作ってバスを待ってた人がいる。
5月10日 いろんなことを気にしながら1日が終わった。 気にしながらも、気にしきれないほどには忙しくてそれはそれで気が紛れるので助かってはいる。
良くしてもらっている職員さんと、とても久しぶりにお話ができて「ここだけの話なんだけど…」と、台湾に行ったお土産とお土産話をしてもらった。 先日会った友人からも台湾に行った話を聞いたばかりだったので、やっぱり台湾よいのかな〜と、このゴールデンウィークで懲りたはずなのに旅行へ行きたくなってしまった。 その方は今回の旅行で二度目の台湾。そして「やっぱりとても良い!」となり来年の台湾旅行の予約まで済ませたとのこと。 一年後なんて生きているかわからないけれど、でも生きてたら行こうかな、みたいな感じで、そうゆう予約をしてもいいかも。
今回も中途半端な数のお土産を買って、中途半端な���じで渡してしまった。 また月曜日は来るのに、今日のところはもう全て終わりの気持ちでなんとか保っている。
文字盤が錆びていた腕時計が止まってしまい、iPhoneやパソコン以外で時間を確認できなくなってしまった。 ちょうどお部屋に掛け時計が欲しいかも、と思っていたので、これを機に腕時計と掛け時計を買おうかな。なるべく時間を知らないで夜を過ごしたいときでも許せる掛け時計を見つけたい。
7 notes
·
View notes
Text
先日、スーパーの保存袋の棚の一番下で埃被ってたこれを見つけて、こんな可愛いジップロックあるんだ!と思い即購入した。
鶏肉とか入れるのもったいないなあ。
知らなかったけど結構前に登場したBEAMSコラボの商品でした。
ほかのコラボ商品もめっちゃ可愛かった。
🩷
親友からもらったバニラの香りの紅茶がとてもおいしくて、最近毎日ティータイムしています。デカフェだから夜のティータイムも安心。
紅茶の時はいつもこのカップ👑スコーンが食べたくなるね。
🩵
今日は息子達が学校を休んでるのでお弁当もつくらず朝のんびりできました。
特に何もなくても、疲れが抜けない、なんかダルい、行きたくない、そんな日もあるので、1学年の間に3日だけ、特別休暇を与えてます🤭
今日ふたりともそれを使ってる。疲れてるんだと思う。いつもがんばってるからね。
🫶
新しい仕事も慣れてきて、一昨日納品した記事は一発OKでうれしかった☺️
今日もがんばろう💻
手順を覚えるまでは集中して作業します。1カ月分の量を5日くらいでやっちゃう。じゃないとすぐ忘れちゃうからさ。
この仕事は、これまでやってきたどの仕事よりも楽しい。
💛
土曜日の深夜、相変わらず全然眠れないなぁと思って怖い映画観たりしてたら、なんとなく顔に違和感を覚えて、鏡を見たら口の中が腫れ上がって首に蕁麻疹が。
その日の夕食はお寿司🍣エビは避けたんだけどなぁ🦐
遅延型アレルギーかもしれないから、昨日から口に入れたものを全部メモすることにした。
まだちょっと顔が腫れてて悲しみの月曜日。
🤢
それでも楽しい1週間を過ごす気満々です🎀
心は青空。
🫰🏻💗
8 notes
·
View notes
Text
【DIYの箱家具~スライドレールの取り付け方】スライドレールのキホン1
#家具デザイン研究室#diy#金具#手作り#スライドレール#大工#扉#棚#キホン#木工教室#ハンドメイド#くらし#日曜大工#キャビネット#シェルフ#基本#チェスト#家具#引き出し#木工#オリジナル#FURNITURE#スローライフ#クラフト#引出し
0 notes
Text
アトリエオルロージュ
Atelier Horloge (Clockwork Creator)
霞の中
If you hear
時計の音が聞こえたなら
The ticking of a clock in the mist
それはきっとオルロージュの
That is most surely the white workshop
白い工房でしょう
Of Horloge
その店は悩める者の
That shop will suddenly appear
前に突然現れ
Before those who are troubled
やがて幻のように
And then soon enough like a phantom
何処へ消えていく
It will vanish somewhere
.
ショーウィンドウにあるのは
In its show window is
主人お手製の商品
The owner's handmade merchandise
色のくすんだ手鏡に
Like a faded hand mirror
いびつなフルート
Or a warped flute
それらの中から一つを
They will take one among these articles
あなたに差し上げましょう
To give over to you
選択は慎重に
Make your choice carefully
お代は不要です
They need no payment
.
喪服の妻の横で
Beside his wife, who wears a black mourning dress,
白衣の主人が
The owner garbed in a white robe
穏やかな笑顔を見せる
Shows a gentle smile
その品はきっと
His works will surely
あなたの事を救ってくれるでしょう
Bring salvation to you
.
ようこそ
Welcome
アトリエオルロージュへ
To Atelier Horloge
時計仕掛けの不思議な店
A wondrous shop of clockwork
異世界仕込みの錬金術
With alchemy he learned from parallel worlds
心の空虚を埋める品々
These pieces will fill the emptiness in your heart
.
されどあなたには
But there is something
注意する事がある
You must be cautious of
商品の横に
Beside the merchandise
添えられた洋皮紙
Is an accompanying piece of parchment
書かれた説明を
You must be sure to read
ちゃんと最後まで読みなさい
The explanation written there in full
それは時計仕掛けの神が
For those are rules laid down
定めたルールなのだから
By the god of clockwork
.
もしもあなたが
And if you
その決まりを
Are unable
守る事が出来なかったら
To abide those rules
とても大きな
Then you will come to
代償を支払う事になる
Pay a very heavy compensation
.
ようこそ
Welcome
アトリエオルロージュへ
To Atelier Horloge
時計仕掛けの不思議な店
A wondrous shop of clockwork
主人が最も得意なのは
The owner's greatest skill
綺麗な音のオルゴール作り
Is in making music boxes that play beautifully
.
後悔しても
Though you may regret,
時すでに遅し
Time has already passed on
あなたが再び
Though you may once again
工房を探しても
Search for that workshop
永遠に見つからない
You will never find it
手がかりさえ残らない
It will leave not a trace
工房は同じ場所に
The workshop never stays
とどまる事はない
In the same place
.
旅をするのだ
Go on a journey
邪悪なレストランと
Overcome time, just like
同じように時を超え
That wicked restaurant
親なき子らよ
You orphaned children,
さて君らは
Come, what sort
どんな品物が欲しいのかな?
Of item would you like?
.
ようこそ
Welcome
アトリエオルロージュへ
To Atelier Horloge
甘い話には裏がある
Every sweet story has a dark underside
そんな事も知らないなんて
And if you didn't know that
君は実に愚かだな
You must be pretty stupid
.
ようこそ
Welcome
アトリエオルロージュへ
To Atelier Horloge
時計仕掛けの不思議な店
A wondrous shop of clockwork
奥の棚にあるオルゴールは
The music box on a shelf in the back
まだ新たな子守唄を奏でない
Has yet to play a new lullaby
#()songs#()mothy#()E.A.T.#very curious if we'll get more context for this song or not#it's very intriguing and i'm not 100% sure I understand
55 notes
·
View notes
Photo
Xユーザーの本ノ猪さん:「本屋に行くたびにチェックしてみよう。 「本屋の棚は基本的に左から右に流れるように作られており、お客さまも左から右に歩いて来ると想定されている。だから、いちばん目の止まる手前の左端が一等地となる。」(矢部潤子『本を売る技術』本の雑誌社、2020)」
21 notes
·
View notes
Quote
これが世界最大という超超巨大書店を、どーんと僻地でもなんでもいいから街が作れそうな平野に作ってほしい。その超超巨大さは世界第2位を突き抜けてほしい。 政府もテコ入れし、クラウドファンディングも募り、数多ある企業も全勢力が参入してほしい。もうとにかく全力をかけて作ってほしい。 「そんなことして失敗したらどうする?!バカじゃん?!」とか考えず作ってほしい。勝算とか考えず勢いで作ってほしい。 そこには和書だけではなく洋書もある。西洋の本だけではなく中国語の本、アラビア語の本、アフリカーンス語の本、とにかく片っ端から「いやこれいらんだろ」みたいな本だったとしてもすべておく。 なんなら和書が中央ではなく洋書が中央である。日本語を中心で考えてほしくはない。言語別に存在する知の量に応じた配分をしてほしい。 客層に応じてカテゴリ分けは必要だろう。1つの書店だけでなく複数の書店が統合してもかまわない。古本屋を集めてもかまわない。 「よくわからなくても物理の本を買うなら日本のここへ行け。たぶんあるから」という状態になっていてほしい。日本の中規模以上の書店はほぼすべてここに集める。 全勢力が協力してできた超超巨大書店を中央に据えて、その周りを他の超巨大書店が取り囲む。その周りは巨大書店。その周りは中規模書店、その周りには小規模書店。 海外からも片っ端から誘致する。必要なら補助金も出す。「バカなの?」とか「さすがに海外出店は難しいです」とか一蹴されるだろうが「まあ採算とれそうだからいいよ」と言われるまで粘ってほしい。 税金をたくさん投入してもかまわない。重要なことは「そこにある」「とにかく日本のここに来たらある」「お前のやりたいことは知らんけど本がほしいなら日本のここに行け」という願いが叶う場所だ。 例外を作ればそのブランドは失われる。このブランドこそが他国が追随不可能な圧倒性を生む。先行者利益だ。バカすぎて1つ1つで見るとデメリットしかない行為が、結合すると巨大な1つのメリットを作り出す。 どこかで手を抜くと終わる。そんなことまでする必要ないんじゃないのとか、それってめちゃくちゃ損しますよねとか言われようが、究極に本を集める。 書店と書店の隙間にはさまざまなカフェが立ち並ぶ。個人で経営するカフェからチェーン店が密集する。コンビニも立ち並び、公園には読書に適したベンチがある。公園は読書に最適化されている。 その街にはどこにでも椅子が置いてある。買った本をすぐ座って読む人向けのものだ。 この街には有名人が毎日のようにやってくる。たとえば「ビル・ゲイツが本を選びに来日!」など当たり前のことになるだろう。 読書家はこの街の付近に別荘をかまえる。なんにもなかった僻地の近隣に富裕層街が誕生し、地価がとんでもなく上昇する。意味不明なおいしい話だ。 一方で本を読むことが目的でない人間には居心地が悪い空間になる。この街に存在している人間はほぼ全員本かその周辺が目的なのだ。本以外が目的の人間は異様に目立つようになり警戒される。 街の中央部分は徹底的に、本、本、本、本、本、と本が存在するのが当然の本の密集空間になってい���。普通の人間が「ここまですることはないんじゃ・・・だって採算とか・・・」とドン引きするぐらいの熱量で本で溢れかえっていてほしい。 地面に敷かれたタイルには、文章が書かれている。まっすぐ歩くと偉人の言葉などがそのまま読めるようになっているのだ。たとえば「良い本は私の人生におけるイベントである。」「本の無い家は窓の無い部屋のようなものだ。」「天才とは努力する凡才のことである」などという文が永久に書かれている。有名な書の冒頭部分だったりもあるし、古典文学もあるし、文学のみならず数式も書かれていたりする。それを読むだけで日が暮れる。 この街の広告はすべて本に関するものでいっぱいだ。ほかでは絶対に見られない、読書家にだけ向けた広告が撃たれる。「こんな難しそうな本の広告ある?」というのがそこここで見つかる。 たとえばベトナム語のマンガの新刊広告なども見受けられていてほしい。 この街にあるのは紙の本ばかりではない。電子書籍派のための書店もある。他では絶対採算がとれないような形の店であっても、「読書家が毎日のように集まることが普通」の街特有の書店ができる。たとえば巨大な8Kモニタにその人へレコメンドされた電子書籍が大量に表示され、立ち読みすることができるとか。「辞書専門店」や「単語帳専門店」や「栄養学書籍専門店」などがあったりもする。そういうものを作っても不思議と利益が出るのだ。 この超超巨大書店圏内部には研究所や大学なども誘致する。どのような言語でも関係ない。化学系のカテゴリが立ち並ぶ「化学通り」のようなところには実験器具専門店も立ち並ぶ。 そういうところは、基本的には英語がメインだ。英語の下に日本語が書かれている感じ。イメージ的にはハリーポッターだろうか。ときどき「なんで化学通りにオムライス専門店がこんなにあるんだよ」などということもあるかもしれない。秋葉原や神田にカレーがたくさんあるようなものだろう。 やや込み入ったところにはマイナーな本屋がある。「なんだよこの本屋・・・」という、見るからに異国感が漂う本屋だ。謎の部族の謎言語で書かれた謎の材質の本が置いてあるなど。ネクロノミコンのような本も見つかる。 石版などもなぜかある。読書向けの椅子専門店もある。「本のためだけの椅子専門店」が生存できる場所は日本ではここしかない。 しかし、この超超巨大書店群の主目的は「本の集積」である。そこから逸れるようなことがあってはならない。何か欲をかいて「ここに企業をうんたら」などとして利益を優先するとこの街はあっという間にその意味をなくし滅びるだろう。ありとあらゆる人々が周辺の利益を求めて集ってくる。そういうのを一蹴できるような体制であってほしい。 「この街意味ないだろ。なんで作った。赤字だろ」と罵られながらも存続する街であってほしい。そして、そう罵る人も、ひとたびその街に入ると「すげえ・・・この街は地球に必要だわ・・・」とどうあがいても認めざるをえないほど感動できる街であってほしい。街自体で見ると赤字なのだが不思議と日本経済が潤う源泉である摩訶不思議都市であってほしい。完全に未来へと投資された都市である。 この街では、夜もたくさんの書店が営業している。こんな大きな本屋が24時間営業できるのはこの街しかありえないとなっていてほしい。「夜眠れないな・・・本でも買いに行くか・・・」という人外の行動を普通にするような場所であってほしい。 街の周囲には民家が立ち並ぶ。ただしこの民家に住む民間人はややおかしい。本のために移住してきた狂信者たちだ。軒先には自分の選書が並び「1冊100円」などと書かれていることも多々ある。 富豪がゴッソリ買っていくことを見越して少し離れたところに在庫置き場がある。 富豪が「ではこの棚からこっちの棚まで」などと爆買いしていく。もはやテロリストのようなものだが、そんなことは気にせずまた入荷する。本はバカみたいに売れる。 近隣の都市はこの超超巨大書店都市のおかげで経済効果がある。 この街は、「日本人なら1度は絶対行け」と呼ばれる場所になる。そしてひとたびそこに立ち入れば「世の中にはこんなに知識があったのか」「世の中はこんなに頭のいい人たちで溢れかえっていたのか」ということが、嫌でも全身の細胞に刻みつけられる。伊勢神宮みたいなものだ。それよりも神々しいかもしれない。 そして、全身の細胞で体感したその人は、格段に読書するようになるだろう。それは地元へ帰っても同じことだ。一流を目の当たりにした者は一流になる。 取次の問題も、書店が潰れかけている問題も、日本人が本を読まなくなってしまっている問題も、経済が深刻化している問題も、だいたい解決できるだろう。 誰か作ってください。 ちなみに国防にも役に立ちます。一度作ってしまえばここを潰すやつは「バカ」なので。ペンは剣よりも強し! 書店は兵器です。 追記 ジュンク堂書店など大型書店が潰れかけているのは知っている。 ただそれは、「本がたくさんあっても意味がない」のではない。逆。 大型書店であっても、本が少なすぎるのが問題である。 だいたい日本語の本というのは大して範囲が広くない。 それに「物理本を読む人が少ないから本屋が潰れちゃう」というのも逆だ。 「物理本を読みたいと思う人を増やす。そのためには本屋すべてが潰れることも辞さない」という情熱が正道である。 本というのは知の源泉である。だから知識がない人に迎合すれば、潰れるのは自然だ。知識がない側に与するのだから。 本の機能はそれとは真逆であり、全体を引っ張り上げるものである。知識がない側が「欲しい」と願える場にすべきなのだ。 ない側に媚を売っていれば潰れて当然。 「この本は今は読めないけれど、読みたいと思う」そういうものがない。 「この本は内容はちんぷんかんぷんだけど、そういう本の存在を知っている」そういうものもない。 ジュンク堂書店などですら、知らない人々が多い。大型書店の重要性を知覚できていない。入ったことがない人間もいる。 だからこそドカンとぶち上げるのだ。 記事を読んでくれた人へ: 記事を読んでくれたのはありがたいが、たぶん自分が考えている規模と読んだ人が考えている規模に大きな差があると思う。 自分が考えているのは、もっとも小さく考えても深圳書城中心城の数十倍の大きさであり、既存の書店をちょっとだけ大きくしたものとか、蔵書が全く同一であるような大型書店が単に10個ある街という形ではない。 コーチャンフォーつくば店は50万冊、池袋ジュンク堂書店は150万冊、深圳書城中心城は400万冊、国会図書館は4685万点。Amazon Kindleは60万点。 自分が言っているのは、数億冊あるような書店群である。つまり、コーチャンフォーやジュンク堂書店や紀伊國屋書店は超超巨大書店(世界中の意味わからんハイレベルの本から選びぬかれ集まったエリート本屋)の周辺を取り囲む「日本区域最大の超巨大書店」の周辺を取り囲む「大型書店の1つ」という状態を考えている。ブックオフなどはその周りを取り囲む中型書店になるだろう。その周りを、身近にあるご近所の本屋さんがたくさんずらーーーっと並んでいるというような領域だ。いうならばこれが日本区域である。 世界の蔵書数はGoogleによると約1.3億冊であるらしい。日本区域内に別に中国語や韓国語の本があることもある。ただし日本区域の横には韓国区域だったり中国区域だったりする。その中国区域でもばかみたいにデカい超巨大書店があり、それを取り囲むようにジュンク堂書店並の大型書店があり、英語区域では……というような状態だ。言語別に分けられているだけでなく、「数学領域」で分けられていることもあり、そこでは「高校数学」の棚に世界各国の高校数学が並ぶ。数学の参考書を買いに来た高校生が、カメルーン人の中学生と仲良くなるみたいなことも想定できるわけだ。 地方のクソデカ本屋が数百個単位で入る「は・・・?」「この街が・・・全部・・・本屋さん・・・?」という規模の書店群である。 イメージとしては↓な感じ。 まもなく目的地の駅に近付く。電車にいる人々は全員が本を読んでいる。スマホを触っている人たちなど誰もいない。不思議な光景だ。多くの人がそわそわしている。初めて来た人たちが多いのかもしれない。 電車が駅に滑り込み走って降りる人々の後ろでのんびりと降りる。全く、はしゃぎすぎだろう。 降りた直後、本の形をした案内板が表れた。真っ先に飛び込んできたのは「↑ バベル中央書店」というやたらとデカい黒文字と、その下にあるやや大きな黒文字の「↑ 北区域書店」だった。 右を向くと・・・あれは・・・本の自動販売機?! 本を自販機で販売するのか。カルピスの作り方・・・自動販売機の歴史・・・Why could he make vending machines?・・・なるほど。 床には文字が書かれている。Station, State, Statue, Status. 何のことやらわからない。 改札を出る。改札を出ると、ああ、もうこれは本のテーマパークだ。最奥部に見える巨大な塔には雲がかかっている。おそらくあれが中央書店だ。その横には数えるのもバカバカしくなるほど書店が並ぶ。街には今まで見たこともないような人々で溢れかえっていた。ベンチでは読書をしている中東とおぼしき人が中国人らしき人と何やら議論している。彼らが話しているのは何語だろうか。 デジタルサイネージで目まぐるしく本の広告が入れ替わっていく。「サウダージにさようなら」「入門グロッキング」「般若心経の終焉」 ぼうっとしているとハトが飛んできた。ここでは何やら、ハトでさえ賢く見える。予算は5万円だったが、足りるだろうか。 Amazon倉庫でもないんだって。 なんか全然伝わっていなくてものすごく悲しい。 子どものときに巨大書店や巨大図書館に人生で初めて行ったときとか、論文と大学と研究の仕組みと接したときに、知の偉大さに震えたことがないだろうか。 目に見えないものは見えないことが多い。たとえば、ライブ会場に行ったことがなければライブの偉大さは本当にはわからないし、「本当にこんなにたくさんの人がファンなのだな」ということもわからない。 記号接地問題ともいうらしいが。 いま「自分が考えるクラスの巨大な本の集積地を人類の誰もが見ていない」というのが問題であると思う。誰1人として。 そういう知がたくさんあることは存在としては知っていても、「それを見たことがある人は誰もいない」のだ。いわば、月は見えるけど、月に行ったことは誰もいないような状態だ。 神田の古本屋街や、既存の大型書店というのは、いわば地球上にある月に似たところでしかない。「たぶんこれとこれがこうなると月」というふうにしか想像できない。だが月に行かなければ月の隕石は無いのだ。 ほとんどの人は、目に見えないなら存在しないと感じてしまう。マッチングアプリで人間を左右にスワイプするとき、人間ではないように扱う。それは人間として存在しているのに。 一方、眼の前に相手がいるとき、同じように左右に指を振って弾くのは容易ではない。これが目の前にあるかないかの大きな違いである。 自分が言っているのは、そういう知の集積の偉大さが理解できなくてもとにかくそこに行けば、「ああそういうこと」「人類は偉大だったのか」と、誰もがたちどころにわかってしまう場所がほしいということである。 それから、実現の不可否はともかくとして、「え、そういう本屋あったらめっちゃいいな〜〜〜〜〜〜〜〜〜」と感じてほしい。
ド田舎に世界各国の超超巨大書店が集積する都市がほしい
8 notes
·
View notes
Note
河岸忘日抄面白かったです。ありがとうございます。
丸橋さんはなにか面白い本を探すコツみたいなものってありますか?
信頼できる先輩とか友達が勧めてくれた本は、なるべく読むようにしてます。Amazonの「今すぐ買う」で買う。
あと、常套手段かもしれないけれど、数珠繋ぎというか、芋蔓式というか、好きな作家が薫陶を受けたり私淑してたりする作家を辿っていくのが面白いです。堀江敏幸だったら同郷の小島信夫とか、そこから保坂和志とか。
下北沢にB&Bっていう本屋があって、最近行ってないので配置変わってるかもしれないけど、壁際の棚が作家順とか出版社順とかじゃなくて、体系的に並んでるのがすげーです。眺めてるだけでも楽しい。誰がコーディネートしてるんだろう。
10 notes
·
View notes