#世田谷区立教育総合センター
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世田谷区立教育総合センターは、世田谷区のお子さん向けのSTEAM教育としてワークショップを毎週末、夏休みは日曜以外毎日(!)行っているそう。 区民の皆さんはすぐーるなどでワークショップのお知らせがいくのでお子さんがいらっしゃる方はチェックされているかもですが、ワークショップ以外にも無料で自由に素材を使って工作をしたり光で遊べたり、ベビーが遊べるスペースもあるんです。是非お子さまと足を運んでみてください😉 わたしも子どもたちと気になるワークショップにはがんばって応募してみようとおもいます☺️ @setagaya_educational_center #世田谷区立教育総合センター #若林 #STEAM教育 https://www.instagram.com/p/CqA8KKWP__z/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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聴講メモ 堀部政男情報法研究会・森田朗行政学研究会共同シンポジウム ~個人情報保護法の見直しと医療・防災における個人情報の利活用~
聴講時に入力したメモです。断片。配布資料等からのメモも引用符はありません。 聞き取り間違い等、あります。おかしな部分は記録者のせいです。
開催案内:https://horibe-morita20190820.peatix.com/ 日 時:2019年8月20日(火)10:00〜17:30 会 場:津田塾大千駄ヶ谷キャンパス 主 催:堀部政男情報法研究会・森田朗行政学研究会 共 催:一般社団法人日本ユーザビリティ医療情報化推進協議会(JUMP) 一般財団法人情報法制研究所(JILIS) 後 援:個人情報保護委員会 国立研究開発法人科学技術振興機構 社会技術研究開発センター 理化学研究所AIP(依頼中) 情報法制学会(ALIS) 情報ネットワーク法学会 一般財団法人日本情報経済社会推進協会 一般財団法人日本データ通信協会 株式会社KDDI総合研究所
(以下、敬称略)
※午前は聴講できず。メモ無し。
総合司会:高野一彦 関西大学教授・堀部情報法研究会理事
開会 10:00 開会の挨拶 堀部 政男 堀部情報法研究会 会長
第1部:我が国における個人情報保護法制のこれから
10:05〜10:35(30分) 1.基調講演「個人情報保護委員会の設置と役割」 堀部 政男 一橋大学名誉教授、前個人情報保護委員会 委員長、KDDI総合研究所 招聘研究員 10:35〜10:55(20分) 2.個人情報保護法三年ごと見直し(法改正)に向けて(ビデオ) 宍戸 常寿 東京大学教授 10:55〜12:30(95分) 3.パネルディスカッション 「個人情報保護法の見直し:中間整理とパブコメ」 司会:高野 一彦 関西大学教授 小向 太郎 日本大学教授 佐脇 紀代志 個人情報保護委員会事務局 鈴木 正朝 新潟大学教授・理研AIP・JILIS理事長 山本 龍彦 慶應義塾大学教授
12:30〜13:30 昼食(60分)
第2部:我が国における医療情報の利活用 13:30〜14:00(30分) 4.基調講演「個人情報が命を救う! 〜 医療と防災における個人情報の活用と保護のバランス〜」 森田 朗 森田行政学研究会 会長、津田塾大学教授・東京大学名誉教授、一般社団法人日本ユーザビリティ医療情報化推進協議会(JUMP)理事長
医療情報を活用する、日本の医療、世界の医療の発展のために活用すべき。JUMPで活動。
IT推進本部デジタルガバメント分科会会長。
デジタル化がもたらすもの 先進諸国のめざす方向 マイナンバーの活用推進
『第3の波』でも指摘されているが、IT技術をもっと活用すべき。 個人情報の活用、IT技術の活用にはリスクもある。リスクをコントロール、最小化し、ベネフィットを最大にする。
給付、サービスの最適化 一定の基準で平等、公正に。正確に、早くするために個人IDの活用
民間企業が利益のために活用することによる問題
今日の議論における欠落 比較衡量の視点の必要性 リスクを最小化しつつ、メリットを最大化する リスク”ゼロ”は非現実的 私的企業活動と公共的利用 通常時の制限と非常時の活用 利用制限と収集制限 収集しても利用を制限する方法もある 制度整備の促進を 被害者の救済策と被害拡大の抑制 ある程度のリスクが発現した場合に、どうやって被害を最小化するか
現代の医療 疾病構��の変化 高齢化と生活習慣病 医療技術の発展 個別化医療 希少疾病 医療政策の転換 治療から予防へ これらを実現するためには、全国民についての生涯にわたる健康情報の蓄積が必要 PHR
医療分野における情報活用 1.個々の患者に対する最適な医療の提供 2.生涯にわたる国民の健康管理 3.医学及び医薬品・医療機器等のイノベーション 4.医療資源の最適配分 5.医療保険財政の持続可能性
国民IDと情報の結合 全国民に付番されたIDに基づいて、各所に保存されている健康情報を紐づけられることが必要 →個人情報保護との調整が必要 現状:レセプト(NDB)、DPC、がん登録、特定健診等の既存のDBの結合が課題 医療分野におけるIDの活用は決定済。ただし、マイナンバーは使用しない。被保険者番号を使用し、識別子を使って過去の被保険者情報と結合 ①研究・開発のために匿名化されたビッグデータの活用 ②個別患者の治療において、過去の診療情報の活用を可能に 機微性の高い情報にどうやってアクセスするか
医療等情報の連結推進に向けた被保険者番号活用の仕組みに関する検討会 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_05744.html
災害時の個人情報活用 災害時 多数の被災者と限られた救済資源 効率的な安否確認、家族等の安否・所在確認の必要性 医薬品等の必要物資の調達とデリバリー 避難所での生活支援 海外 ID(カード)の活用による情報の結合と共有 非常時における本人確認と救済支援活動の効率化 日常的な個人情報システムの整備 個人情報保護の仕組みと有効かつ効率的システムの構築 リスク評価を含む費用対効果の分析
非常時に使うためには平時に情報の蓄積が必要だが、リスクを無視していいというものではない。 比較評価をして、便益、リスクを取捨選択しなければならない
システムを作るときのコストは産出されるが、長期的なベネフィットは試算されていない
14:00〜14:30(30分) 5.「個人情報保護と医療・医学研究 憲法の観点から」 曽我部 真裕 京都大学教授
基本権同士の調整の問題 情報法の問題であるとともにその背景にある憲法の問題でもある
多くの憲法学者は、憲法で保障されるプライバシー権には自己情報コントロール権が含まれ、個人情報保護制度はそれを具体化したものであるとする。
憲法学説の主��:自己情報コントロール権説 憲法13条で保障 プライバシー権理解は私人間にも通用
佐藤説 道徳的自律存在としての個人
自己決定の観念 実定法上、どの程度貫徹されているか そもそもなぜ自己決定が必要なのか?
個人情報保護法において同意が果たす役割は限定的 行政機関個人情報保護法では更に余地は限られている。
GDPRではもっと同意のプレゼンスは大きいが、限られている。
それ自体が人格的自律に深くかかわるようなものとは異なり、プライバシーの文脈での情報自己決定は、ごく一部のセンシティブ情報��除けば、それ自体が人格的自律に関わるものでは必ずしもなく、手段的なものだと理解される。
社会通念上不当な取り扱い及びそれに起因する不利益を防止するのが目的で、自己紹介・同意の要素は基本的はそのための手段
「同意」は本当に有効か
医療の発展による社会全体の便益 学問の自由 介入制限 研究者共同体の自律
個人情報保護法76条1項3号の趣旨は? 実体法的? 権限分配的?
2000個問題 研究倫理指針
規制の統一性
論究ジュリスト24号
14:30〜15:00(30分) 6.「医療分野におけるAIの活用と法的課題」 新保 史生 慶應義塾大学教授
汎用型AIの開発は途上 薔薇色の夢から現実的な用途へ
AI利用への信頼は?
AIによる読影 医師の診断と異なる場合は?
インフォームドコンセントが意志の責任軽減の手段になってしまう?
希少疾患は患者が分かってしまう確率が高い。通常の疾患でも6割程度は特定可能
過剰反応と過小評価
カルテ等の診療情報の活用に関する検討会報告書
診療録の作成・保存は義務
責任の所在が問題
東京地判平成7年7月28日 承諾が必要
自己決定を由来としてインフォームドコンセント
説明すればいいのか?
自己情報の開示請求権の行使という考え方もできる
21st Century Cures Act
第3部:我が国における防災情報の課題 15:15〜15:45(30分) 7.「防災と名簿」 加藤 尚徳 KDDI総合研究所・理化学研究所AIP
防災と2000個問題 南海トラフ地震 要配慮者名簿の取扱
医療トレーサビリティ推進協議会
真備地区の水害と個人情報の問題 避難所により避難者情報の取扱いに違い 体育館に紙の名簿を張り出すところもあった 受付票の電子化を住民が申し出たが、個人情報への配慮から行われず 別の小学校では住民��個人のPCで入力し、出力したものを張り出した
協力機関に受付票は開示されなかった
被災者 「何回も何回も、同じことを聞かれた」
発災する前に必要な情報は取得する必要がある
倉敷市連合医師会 個人情報保護の観点から情報が共有できない どこに誰がいるのかさえ分からない 昼間、作業している人に晩御飯がない… 必要な支援に繋げられない 在宅被災者の問題 自宅から動けない人と医療
指定避難所に逃げられない 名簿の重複とメンテナンス
災害に関連した3つの名簿 要支援者名簿…事前に名簿化 共有前提 要支援者の定義にばらつき 手上げ方式 避難所名簿 複数作られる 管理者不明・不在の名簿 名簿の拡散 被災者台帳…行政(基礎自治体)が作成 住基台帳とリンク 罹災証明の発行に使われることも 物が中心
3つの名簿は相互関係がないので、紐付けできない
基礎自治体ごとに作られるので、リンクしない 非住民は捕捉できない
単一ID(国内)を使った紐付け+お薬手帳、レセプト、銀行口座、センシングデータ 等々
IDの悉皆性を担保できるか 異同を捕捉できるか 時間軸の中でシームレスに繋げられるか 他の情報追加できるか
レセプトデータ(GS-1コード)
第4部:総 括 15:45〜17:20(95分) 8. パネルディスカッション 「防災、医療と個人情報の利活用」 司会 森田 朗 津田塾大学教授/JUMP理事長 鈴木 正朝 新潟大学教授・理研AIP・JILIS理事長 山本 龍彦 慶應義塾大学教授 加藤 尚徳 KDDI総合研究所・理研AIP
す 3・11で問題が浮上。もう1つの問題は老々介護。医療・防災についてはみんなが考えてくれる。具体的な利活用の問題はシンパシーを得やすい。共通、具体的な問題から考えていく。
や 医療IDを用いた連携については監視国家論からの批判があるが、自分は肯定的である。自由の促進の面もある。システムを作り、どういう場面でファイアウォールを引き抜くのか?医療情報の利用目的は多様。「公共の福祉」の濫用は不信感を招く。製薬会社がどれくらい責任を持つのか?AI関係ではデータの偏りの問題がある。少数派の診断の品質。 スマホを持っていない人の情報は取りこぼされる。
か 防災の場合は、FWを引っこ抜く時期は明白だが、事前の情報収集をどう進めるか。IDがないが故のFW無し状態。バックグラウンドで動くIDは不可欠ではないか。
も 行政の現場で、どういうときに何が必要なのか。認知症で独居の高齢者をどうやって助けるのか。その人達に同意を取るということは?
す 日本の戸籍制度は世���間を貫いて情報が整理されている。一方で、新たなDBは腫れもの扱いされている。 平時の有事に備えた名簿整備は生存権に関わる。法制度が父権主義的に立ち入ることについて提示し、反応を見てもいいのではないか。理論を緻密に積み上げ、やっていいこと、やってはいけないことを考える。
や 同意至上主義、同意絶対主義というのは、どこの地域、どこの国でも取っていない。リスクを防ぐための保護を先に考える必要がある。リスクを踏まえた制度作りが必要。集合的同意の調達と制度 地域包括ケアにおける同意の弊害については、平時のFWであり、発災時の利用をどうするか、正当に使うことをどうやって担保するか。
か 「同意」といった場合、誰に対する同意なのかで違ってくるのではないか。対国家と私人間では違うのではないか。p2pかc2pか2gか。主体をベースに考えられていた同意が、目的に依ってくるのではないか。 データ活用における財政目的をどう考えるのか。
や 保険医療制度の維持と密接に関係している。パブリックなインタレストとガバメントのインタレストが混同されることがある。財政はパブリックというよりもガバメントの利益。ガバメントの利益であることを正面から言って、説明を尽くす。ナッジの議論、健康ファシズムの問題。ナッジが効きすぎると強制になってしまう。
も 財政上に必要なのはアグリゲートされたデータ。個票ベースのデータは必要だが、必要なのは蓄積と数量。エビデンスベースドポリシーメイキング 基礎データを集めておくことは国民にとってプラスになるが、何の為に、誰に使わせるかは注意が必要。 データを資源としてどのように評価するか。
す 金の切れ目が命の切れ目になるのが社会保障制度の問題。国内の分断が共感ベースでの社会保障を切断しかねない。憲法がどこまで支えてくれるのか。 DBの便益を最大化し、リスクを最小化するために、憲法が防波堤になるように、今のうちに検討すべきではないか。大きな弊害の前哨戦として。 最低限をどこに設定するか、価値観の確認をしたい時期。
や 憲法が要請している福祉国家の在り方自体を再検討すべき時期であるということには同意する。どこが民主主義に委ねることができない部分か。救貧の部分はそれであるが、防貧と混同されている。生活保護制度は救貧である。
か 組織的なボランティアは情報もきれいに使う。海外での支援の経験があり、費用についても計画的。精神論で乗り切るのは勘弁してほしい。根性論で社会設計して、根性論で乗り切れというのはあんまりだ。データを蓄積して分析していくことが必要。防貧の面でお金を削っても生きていけるだろうというのは根性論。データを積み上げ、緻密に見ていくべきではないか。
す エビデンスベースで政府を小さくしていくというのが大局であろうが、様々なデータで支えていくしかないだろう。濫用を規制し、どのようなデータを集めるかはパターナリスティックに政府が進めるしかない。この分野に注力するというのを決める。濫用抑止の為に透明性を高めて欲しい。資格の確認、直罰規定などで確認ができるように、権力側の動きを可視化できるように、制度を作ったうえで、プログラムによる社会へ。愚行権と全体に関わる部分の切り分けが必要
や ボランティアに税制的な優遇措置やポイント付与というやり方もあるし、スコアと結びつけるやり方もあるが、それも問題が出てくるのではないか。
か 仕組みがないと情報が使えない、情報が保護できないというところがある。情報管理の仕組み、資格を作って、災害時の情報管理を行うということはどうだろうか。防災の局面では必須ではないか。
も 情報をどうするかということを考えるときに、自由権が重要ではあると思う。 20世紀の後半からは受給権が重要になってきた。「健康で文化的な最低限度の生活」をエビデンスに基づいて決めるためにはきめ細かいデータが必要ではないか。
や どれくらいのお金が必要で、どのようなアーキテクチャが必要なのか、エビデンスに基づいて国民の同意を得ることが必要。データを出すために、どれくらいの特定性が必要なのかは重要。マイナス面をきちんと言っておくのは必要。
も 民主的に政治で決めると言った時に、1票の価値を厳密に同じにするということはどれくらい重要か。
や 最高裁は1対1を憲法は厳密に要請してはいないとしている。
も 都市部の利益が反映されやすい。政治的なバイアスが出てくるのではないか。選挙制度のもたらすバイアスをどうやって是正するか。 世代ごとに代表権を変えるという議論もある。少なくともそういう事実があるということをデータとして出していく、その為のデータ収集は必要。
す エビデンスの一定割合は個々人のデータになり得る。ルールメイキングをする場所をある程度、収斂していく必要があるだろう。人口減少で地方自治が全うできないという段階に至った時に、地方の仕事と中央の仕事を仕分けていくときに、個人情報の扱いを寄せていく必要があるのではないか。 広域災害時のルールはどうなるのか。法治国家の空白ができてしまうのか。テロの時はどうなるのか。先送りはできない。今回の改正でどうなるのか。
も AIが入って来た時にどうなるのか。
や 医療、防災とAIではデータの偏りが気になる。どういうデータを使ったのかが重要になる。マイノリティを弾いてしまうということがあり得る。アルゴリズムの適正さ、データの公正さをチェックする機関が必要になるのではないか、検証可能な仕組みも必要では。
か AIとデータの処理という観点から考えると、偏りによる差別をどう防止するか。処理の禁止、処理に付されない権利の保障、処理に対して異議申し立てをできる権利が考えられるが、最後のものが重要ではないか。 探索の為に解析する���階では広範なデータが必要になる。防災のように万人の命が懸かっているものについては、対象からの除外ではなく、結果に対する異議申し立てが最適ではないか。
す 防災においてはAIによる意思決定支援が初動段階ではあっていいのではないか。 日本はAIでも劣後するのではないか。ゴミデータではなく、構造化され、クレンジングされたデータがでてきた時に初めてAIを使えるのではないか。 やってはならないことをピン止めする。
も AIを入れなかった場合、なんでやるのか。開業医の高齢化が進んでいる。支援をさせる仕組みを入れる方が良いのではないか。高齢者の運転事故の問題もある。��害の場合、非日常の判断を求められる。判断の支援を積極的に考えて良いのではないか。
閉会 17:20〜17:30 閉会のことば 森田 朗 森田行政学研究会 会長
何の為に法制度があるのか。日本社会が変わりつつある今、維持するために、何をすべきか。 基本的なデータを集め、利用については厳しいチェックを入れる。FWを具体的にどのようにしていくのか議論すべき。
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裁かれる霊感商法 統一協会ダミー初公判ヘ
裁かれる霊感商法 ① 統一協会ダミー初公判ヘ
しんぶん赤旗 新聞赤旗
2009年9月1日(火曜日) 【社会 · 総合】 B版 (14)
霊感商法を裁く初の刑事裁判(「新世」事件)が10日、東京地裁で開かれます。被告人は印鑑販売の有限会社「新世」と幹部2人。世界基督教統一神霊協会(統一協会)のダミーです。正体を隠して人々に接近するのが統一協会の手法。健康食品、仏具、宝石店やボランティアを装うことも。裁判が、どこまでその構図に踏み込むことができるのか―。 (柿田睦夫)
「新世」は主にJR渋谷駅周辺で活動。通行人に声をかけ、運命鑑定と称して事務所に誘い、「あなたは転換期」「先祖因縁があり、このままでは不幸になる」と脅し、「因縁転換のために」などと言って印鑑3本セッ卜を16万~120万円で買わせていました。
鍵を紛失すると「それは神の忠告。献金するしかない」と言われたり、家系図鑑定で数百万円払ったという例も。2000年以降、約2000件、6億7000万円を稼いだとみられています。
捜査で、「新世」が統一協会の集金担当部門であり、社長の田中尚樹被告が教団幹部に営業報告���していたことも分かっています。
「新世」は販社(店舖)と呼ばれる教団の末端組織。日本統一協会は本部(渋谷区松濤)の下に、全国を十数地方に分けた「リージョン」、その下に「教区」、「教域」があり、「新世」は都内8教区のうち「南東京教区」に所属しています。
▲ 記者会見で「事件の全容解明」を求める全国弁連=7月28日
全国霊感商法対策弁護士連絡会(全国弁連)が被害相談を通して掌握している販社は全国で240店余り。印鑑、薬品、宝石、絵画、和服…と、さまざまな看板を出していますが、すべて統一協会の偽装(ダミ―)組織。入り口で扱う商品は違っても、そこ から先は「新世」と同じコースをたどります。
これまで霊感商法の刑事事件は、略式の罰金どまり。公判廷で裁かれるのは今回が初めてです。被告人側は犯罪の組織性や金の流れの解明を避けるため、起訴事実はすべて認めて早期結審に持ち込む狙いとみられます。全国弁連事務局長の山口広弁護士は「事件の背景を解明することが司法の責務だ」と指摘しています。 ________________________ 「新世」事件 警視庁公安部は6月、統―協会渋谷教会(東京・渋谷区)、同豪徳寺教会(世田谷区)などを捜索し、印鑑販売会社「新世」の田中尚樹社長、古沢潤一郎取締役と女性販売員3人を特定商取引法違反(威迫、困惑)容疑で逮捕。東京地検は7月、「新世」と田中、古沢の両被告を起訴。残る3人は略式で罰金刑が確定しています。
(つづく) ________________________
2009年9月2日(水曜日)【社会 · 総合】 B版 (14)
裁かれる霊感商法 ② 真の狙いは「信仰」教育
印鑑販売「新世」の田中尚樹被告らの霊感商法が統一協会の組織的活動だということと、その真実の狙いは何かということを示す有力な物証があります。
2002年末から03年1月ごろ、統一協会東東京教区であった内部学習会の受講メモ。金国霊感商法対策弁護士連絡会(全国弁連)が入手しました。
東京・江戸川教会の壮婦(壮年の女性信者)約30人が受講。講師が田中被告でした。田中被告は渋谷区などを管轄する南東京教区所属。それが���東京教区で講師をした のは、「新世」での実績を評価されたからと、金国弁連はみています。
受講メモによると、田中被告が強調したのは「(印鑑の)販売以前に、私達は宗教家であり、伝道者である」こと。印鑑を買わせるのは「種植え」であり、「いかに良い種を植えるか、良い動機の種を植えたら信仰教育。難しい事はいらない」と教えています。
運命鑑定で心をつかんで物を買わせ、洗脳教育施設であるビデオセンター(力ルチャ―センターを装うことが多い)に入れる。さまざまな名目で献金をさせ、夫復帰(夫を入信させる)や万物復帰、祝福などを体験させ、「前線部隊」に編入…。霊感商法の「被害者」を新たな「加害者」に仕立て上げるカリキュラムです。
カリキュラムに出てくる「万物復帰」は統一教会の重要教義。サタン(悪魔=一般市民)のもとにある財産を本来の所有者である神(文鮮明教祖)に「復帰」させるのだからどんな方法でも救いの行為になる…と、霊感商法も合理化します。
同じく「祝福」は、教祖との「血分け(セックス)」を象徴する集団結婚(合同結婚式)のこと。既婚者は「既成祝福」に出させます。
霊感商法は「万物復帰の活動」であり、「宗教活動ないし布教活動の一環」(1999年9月広島高裁岡山支部)民事裁判ではこのような判決が何回も出ています。
「起訴された『新世』はそんなに目立つ存在ではなかった」と金国弁連の山口広弁護士。全国弁連に持ち込まれた被害相談は「新世」を含む東京の販社(統一協会の店舗)だけで08年に4355万円、09年は6月ですでに3673万円に達しています。(つづく)
____________________________ 2009.09.03 日刊紙 14頁 社会
裁かれる霊感商法
③
偽装で社会に潜り込む
統一協会は「偽装(ダミー)集団」です。偽装は霊感商法の販社(店舗)だけではありません。さまざまな偽装で市民社会に潜り込んでいます。 「たんぽぽ」。東京・足立区のボランティアサークルです。中国やフィリピンの小学生支援名目の募金活動、荒川河川敷の清掃奉仕、区内の祭りや催しへの協力…。その活動に参加する区議会議員もいます。 「たんぽぽ」の事務所は同区千住のマンションにあります。外階段で2階と地下1階に行ける構造で、2階にあるのが統一協会「足立教会」。サロン風の地下1階はビデオセンターと呼ぶ洗脳教育施設。3階と10階にも関連施設があります。 足立教会は北東京教区の拠点。婦人部、青年部や販社があり、「たんぽぽ」もその一つです。 「たんぽぽが協力した催しで、主催者から感謝状をもらったこともある」と言うのは、04年に入信し06年に脱会するまで同教会の通教組織「びぎん」に所属していた女性。 通教とは、入信後も市民生活をしながら統一協会の活動をすることで、「びぎん」には160人が所属。美容師や保育士、医師、看護師、教師らもいたそうです。 「手相を見せてください」と声をかける街頭勧誘。「真の家庭連合」の名で地域のフェスティバルに参加。選挙で自民党系や民主党候補の運動員として駅頭に立ったこともあったといいます。 霊感商法の販社と協力して宝石展や着物展を開催。宝石展では700万円の売り上げ目標を達成したそうです。 「たんぽぽ」の奉仕活動には、行事案内を見た一般の青年や主婦の団体が加わることもありました。この人たちに共感を広げ、統一協会のセミナーなどに誘うのも活動のひとつでした。 ボランティアを偽装する全国組織は「野の花会」や「しんぜん」。数人がワゴン車に寝泊まりしながら戸別訪問で珍味売りやニセ募金に歩きます。関係者によると、1日の売り上げは4~5万円。1人で月に100万円にはなるそうです。 大学でサークルの名で活動する原理研究会、世界平和女性連合、国際救援友好財団からリトルエンジェルスやユニバーサルバレエ…。すべて統一協会の偽装組織です。(つづく)
____________________________
2009.09.04 日刊紙 14頁 社会
裁かれる霊感商法 ④ 信者に引き込む「因縁」
「裏トーク」。狙った相手を霊感商法に引き込み、さらに信者に仕立て上げるトークマニュアルです。別名「因縁トーク」。 まず、ビデオセンターなどで「霊界」を実感させます。テレビのスピリチュアル番組も小道具になります。その上で、トークはこんな筋書きです。 ▽人生には母体の中の胎中生活、地上生活と、永遠に続く霊界生活があり、80年前後の地上生活は霊界に行く準備期間である。 ▽霊界には天国、中間霊界、地獄があり、どの霊界に行くかは地上での生き方で決まる。天国は「二人の国」の意味であり、地上で「真の愛を完成した夫婦」(つまり集団結婚参加者)が行ける。 ▽地獄に行った者は自力で上の霊界に行くことができない。「地上で犯した罪は、地上で償わなければならない」からであり、地獄の霊は「地上の子孫に救いを求めてきます」(統一協会誌『グラフ新天地』08年10月)。 2代、3代とさかのぼれば先祖は大勢います。生前、統一協会の教えを受け入れず、地獄に行った先祖を霊界解放(救済)しないと自分や家族も不幸になる。仏教の「先祖供養」は慰めにすぎない。そこで統一協会の霊能者が登場し、「氏族のメシアであるあなたが、血と汗と涙の���べてを天(文鮮明教祖)にささげなさい」と教えます。 マインドコントロールの状態にある信者は地獄の先祖を救い、自分の地獄行きを避けるためひたすら献金し、霊感商法に励むという筋書きです。 統一協会は信者にさまざまな名目で献金の摂理(指示)を出します。 「聖本」と呼ばれる文鮮明説教集は一冊3000万円。これを買わせるのも神の特別の許しをもらう「特赦」の課題です。 元信者が損害賠償を求めた民事訴訟(札幌地裁)で、原告側が提出した証拠のなかに「聖本愛国特赦路程」(00年2月27日~4月20日)という内部文書があります。 4月14日時点の「聖本勝利数」は北海道3教区で11冊。原告代理人の郷路征記弁護士によると、これが販売実績。11冊で3億3000万円です。 「聖本の意義」という内部文書にはこう書かれています。 「日本列島全体を売ってでも勝利しなければならないのが今回の『40日特赦路程』であり『聖本』摂理である」 (つづく)
____________________________ 2009.09.05 日刊紙 14頁 社会
裁かれる霊感商法
⑤
被害1兆円 芽つむとき
「新世」グループ起訴直後の7月、全国霊感商法対策弁護士連絡会(全国弁連)が「霊感商法110番」を開設しました。4台の電話は鳴りっ放し。3時間で受けた相談は39件で被害額は2億円(うち統一協会26件1億7000万円)。 「予想以上。潜在的な被害の多さを改めて痛感した」と、山口広弁護士が言います。 全国弁連がまとめた全国の被害相談件数は2008年で1510件37億円。弁連結成の1987年からの総計は3万件1060億円に達します。 これは「だまされた」と気付いて相談を持ち込んだ数。氷山の一角にすぎません。実際の被害はどれほどのものか。 07年5月1日付の統一協会の内部文書があります。この日に全国72の教区から本部に納金された金額の一覧表です。 全国1位は西広島教区で9800万円。西東京7600万円、兵庫6780万円…とつづき、最下位の岩手教区でも260万円。何日かけてこれを集めたのかは不明です。 95年に入信し07年に脱会した男性が裁判所に出した陳述書と内部文書があります。98年以降、九州のある県(県全体で1教区)で総務を担当。リージョン(方面本部)を通して本部が指示した金額を傘下の教域に振り分け、集まった金を本部に送金する係でした。 送金先は統一協会本部の近くにある関連ビルで、当時の受取名義は「○○銀行小山田秀生」。94~95年と01~06年の2回、日本統一協会会長を務めた人物です。5000万円の札束をリュックに詰めて本部まで運んだこともあるそうです。 裁判所提出資料のなかに、04~06年にこの県が献金や霊感商法で集めた月別集計表があります。04年1年間に本部に送金した金額は13億1400万円。05年12億円、06年7億7000万円。別の資料によるとこの県の送金実績は全教区の下から5分の1程度。それがこの金額です。 霊感商法が社会問題化してから30年近く。「実際の被害は1兆円をこすだろう」と全国弁連の紀藤正樹弁護士。初の刑事裁判を前にした記者会見でこう指摘しました。 「遅すぎる捜査だが、ここで被害の芽をつまなければならない。国の放置責任が問われ���段階にきている」 (おわり)
____________________________
First criminal trial of a front company of the Unification Church of Japan to be held – for doing ‘Spiritual Sales’
Head of the Unification Church of Japan to step down after losing a CRIMINAL case (2009)
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迷ったら中米に行こう!~戦々恐々とコスタリカを旅する~
20代最後の夏に思い切って中米コスタリカへ行きました。
幼稚園からの友人が海外協力隊として現地で活動しており、彼を頼りに8月10日から16日の1週間、初一人海外へ出て行きました。
コスタリカで見たものや経験はどれもみずみずしく新鮮なものばかりで、この気持ちが少しでもフレッシュなうちにメモを残しておきたいと考え、帰国の途につくコスタリカサンホセ空港にてキーボードを叩き始めました。(が結局書ききれたのがだいぶ後になってしまいました汗)散文的な内容になることを恐れずゴリゴリ書いていこうと思います。
【コスタリカの概況】
言語はスペイン語。国教はカトリック。そのため街の要所には教会が立ち並んでいる。
コスタリカの歴史は基本的にはスペイン人統治時代から始まり、それ以前の先住民の歴史的、文化的な遺産など��観光資源に乏しいのが現状。
しかし、先住民たちが森を切り開き巨大な文明を築かなかったことと恵まれた気候から自然が非常に豊かで九州と四国を合わせた程度の国土面積に、地球全体の5%もの動植物が存在すると言われている。
国はこの点を自国の観光資源として捉え、国土の多くを国立公園として保護し、その自然の中を探索する『エコツーリズム』を世界に先駆けて始めた。これが世界に受け入れられ、それまで農業依存だった国の経済構造を好転させた。
そのほかにも軍隊を持たない平和国家として、軍事費に充てていた費用を教育や医療、再生可能エネルギーなどに投資し、前述のエコツーリズムに加え、中南米で屈指の教育、福祉、自然エネルギーの国として強い国家アイデンティティを保有している。(日本も見習いたい)
街の観光地はどこもごみが少なく、水道水も飲めるのは中米に限らず世界的にも希少な国のひとつではないだろうか。
【コスタリカの人々】
・観光地のガイドからUberのドライバー、クラブに来ていた若者に小学生まで様々な人と触れ合ったが総じて気さくで穏やかな人が多かった印象。車の運転もアジアなどに比べても丁寧な感じだった。
・観光地やホテルでは英語を話せる人が非常に多いため、スペイン語が苦手でもガイドを受けたり簡単なコミュニケーションは十分可能(ただし自分は英語もできなかったため状況は変わらなかった)
・中米の中で治安が良く経済が安定していることもあり、多くの移民が存在し、とくに貧しいニカラグア人が市街地でホームレス化している現状が社会問題となっている。そのほかにも社会情勢が不安定なベネズエラ人なども目立った。
私のコスタリカ旅行
友人が1週間のバカンス休暇を取りほぼ土地勘もコミュニケーションもできない私にほぼ24時間付き添ってくれて様々な場所に行かせてくれました。
現地で撮った写真を見ながら適当な順番と粒度でコスタリカについて語りたいと思います。
1.市街地の風景
成田からヒューストンを経由し、サンホセ空港に到着。
駅からバスでサンホセ市街地へ出て街を散策。初めての中米だが、町の雰囲気は東南アジアとも近い印象。首都ということもあり、おそらく単純に国の経済力、発展度によって似た雰囲気の街が出来上がってしまうのかもしれない。(日本も昔はこうだったのかも)
市街地には人通りが多い。また、路上に座り大声で物売りをする人も多く見かけたが、友人曰く彼らはニカラグア移民だとのこと。あまり近づかないようにした。
2.食事
「コスタリカの食事はマズイ」と友人から聞かされていたため戦々恐々として乗り込んだものの、総じておいしかった。ただし、値段の割に(というか高い店に限って)全くおいしくない店もあり、その辺はどんな店でも一定のクオリティは保っている日本の外食店文化のありがたさを感じた。
<上流国民編>
初日夜は友人の現地の友達で日本に留学経験もあるというコスタリカの方とコスタリカの中ではちょっとハイソな街で夕食。とてもいい方たちだった。
写真は2件目に行ったビールバー。クラフトビールの飲み比べができた。
※ここに関わらず外食費は総じて日本よりやや安いものの大きな差はなく、中米の中では非常に高いとのこと。家族を大事にし、家での食事を重んじる国民性があるとはいうものの、平均月収が日本の数分の一ということを考えると外食はなかなか大変な出費になるのだと思う。
山でのレジャーや森の散策を楽しめるモンテベルデ自然保護区で止まったホテルの隣にあったレストラン。モンテベルデという土地柄もあり周りは外国の観光客だらけ。
キャンドルがあったりと店の雰囲気は日本の都会のおしゃれレストランさながらな雰囲気だったが、料理は10ドル弱、ワインもボトル15ドル程度となかなかのコスパ。そして味が抜群にうまかった。この旅の中でもトップクラスに満足した食事だった。
同じくモンテベルデでの食事��わかりづらいが、本物の大木をそのまま残し、その周りに3階建ての建物を巻きつける(?)ような特徴的な構造を持ったモンテベルデの有名レストラン。パスタは15ドル程度と結構お高め。
ただ申し訳ないが味がマズかった。4分の1程度しか食べれなかった。友人が「コスタリカの料理は味が薄い」と言っていたのはこれか!と納得。
その後パスタは宿へ持ち帰るも、部屋に置いておいたら蟻の餌食となり無事死亡。
<庶民編>
友人行きつけという現地の食堂にて。コスタリカでは米(左)、レモンとパクチーの効いたサラダ(中央)、ポテト(右)、豆(奥)を基本セットに、そこに豚肉やチキンなどのメインが乗るワンプレート料理がスタンダード。
米はタイ米などに近く、日本のよりも細長くて水分が少ない。また、黒い豆と米を合わせて炊くとコスタリカの伝統料理「ガチョピント」となる。
だが、米と豆を別々に食べても味は大差ない。
これは別の店だが、基本は一緒。そこに焼きバナナなどがついていた。
モンテベルデの屋台にて。鶏むね肉とポテトというシンプルで豪快なファストフード。非常にボリューミーだが500円程度。美味しかった。
<家庭料理編>
チフリーゴ。友人がお世話になっているホストファミリーのお家に自分もお邪魔してごちそうになった伝統料理。
ご飯に鶏肉と豆が乗っており、そこに刻んだトマトとパクチー(←これもよくコスタリカで出てくる)をお好みで載せて食べるどんぶり。鶏肉にトマトの酸味やパクチーの刺激が合わさりとても美味しかった。
米を食べる文化があるため、各家庭に炊飯器もある模様。(米があるのはありがたかった・・・)
朝は旦那さんのほうが準備してくれた。ガーリックトーストにソーセージに卵、そしてパパイヤとかなりボリューム満点でおいしかった。
3.文化編
<原住民編>
原住民が木の実などをすりつぶす際に使用していたとされる石の机。独特な形状が面白い。石工技術の高さがうかがえる。
よく日本のテレビなどでもコスタリカを紹介する際に一緒に出てくる謎の石球。その製造年代や製造方法、作られた目的などが不透明で一部ではオーパーツの一つともいわれていたが、現在では研究も進みその謎が徐々に明らかになっているとかいないとか。
ちなみに写真は国立博物館にあったレプリカ。本物はコスタリカの郊外にあるため、観光地にはしばしばこのようなレプリカが置かれていた。
<建造物>
国立劇場
コスタリカを象徴する建造物の一つ。この建物を壊したくないがために内紛が起こらない、と言われるほど現地人からも愛されているという建物。劇場内部も見学ができる。
息を飲むほどの迫力。今なお現役の劇場として使用されており、しばしば日本の能や和太鼓の演奏なども上演されるとか。
受付兼待合室。豪華すぎて落ち着いて待てなさそう。
ロスアンヘレス大聖堂
首都サンホセの隣の県カルタゴにある大聖堂。国内各地から人々が巡礼に訪れる聖地で建物も非常にでかい。
中の造りも荘厳で素晴らしい。礼拝に訪れた人は中央の通路を膝立ちで移動して祭壇へ向かう慣習があるようだった。我々は邪魔にならぬよう脇の通路を回って見学した。
<若者文化>
現地人が多く集まる深夜のクラブへ友人と2日連続で繰り出した。入場前にID(自分の場合パスポート)と場所によってボディチェックが行われ、さらに場所によっては入場料も支払う。
クラブで飲むのは大体ビール。他の酒より値段が安いため、お金のない現地の人もビールばっか飲んでいるとのこと。
ちなみにコスタリカのメジャーなビールはimperialとPilsenの2種類。そしてちょっと高くてマイナーなBAVARIA(写真)がある。味はimperialが薄くて軽く、Pilsenは少し香りとえぐ味が強い印象。BAVARIAはその中間といった感じ。
美味しかったのは写真に乗せたBAVARIAのゴールド。一番日本のビールに近い。時点でimperialのsilverという種類のもの。
BAVARIAはあまり扱っているところが少ないため、一通り飲んだ後はimperialを選んで飲むことが多かった。
左の黒人Jango。入場の手続きで手間取っていると後ろから声をかけてきた。身長めっちゃ高いし超怖い。
でも本当は荷物を預ける場所を教えてくれようとしていたこのクラブ界隈の従業員?オーナー?的な人だったらしい。その後テキーラを2杯もご馳走してくれた。めっちゃ気さくでいい人。
ぶれぶれ。お酒飲みながら爆音の音楽を聴いてるとある若者グループの輪に招かれて一緒に踊ってた。なんとなくアジア人で(自分は楽しんでたけど)周りになじめてないオーラが出ていたのか誘ってくれたのだと思う。
言葉は通じないけどお酒もあいまって身振りや表情でコミュニケーションを取る感じがなんと���楽しかった。
友人が話したところそこのグループにいたほとんどの人がベネズエラ人だったとのこと。ベネズエラといえば近年の超インフレで経済が破綻寸前、首都の治安は世界最悪と言われている国。あんなに気のよさそうな彼らの背景にそんな深刻な事情があるのか、と色々と考えさせられた。
4.自然編
上でも触れたモンテベルデ自然保護区にて、昼と夜の森林散策ツアーやキャノピーなどのレジャーを体験した。
昼はオランダ人の家族と一緒にガイドの話を聞きながら野山を散策。
トゥカーン(の子供)
なんか笑顔の木
景色が一望できる!と思ったもののあいにくの雨。朝は晴れていたのに、、
羽が透明な蛾?
ゴミをあさっていたアライグマ。全然人を怖がらない。
ちょっとここ��らはモンテベルデではないけど、
これは幻の鳥といわれるケツァールを見にいくツアーでの朝の集合場所のロッジに来ていたハチドリ。
で、1時間以上何か所もポイントを回ってやっとお目にかかれたケツァール。 これはメスのため尾が短いが、オスはもっと尾が長く色も鮮やか。残念ながらこの日オスはお目にかかれず。
5.その他
帰国最終日にどこ行きたいかを友人に尋ねられ、彼の職場のゴミ収集センターと地域の小学校へ行くことに。
サンホセのゴミ収集センター
回収されたごみたち。袋の中身はまだまだ分別が行き届いていない状態。
各地から届けられたごみ袋はこの台で職員の方が一つ一つ開封し手作業でごみを仕分けている。
普段はこの仕分け作業をおばちゃん2~3人で行うそうだが、この日は民間企業からCSR活動の一環と職場体験ということでさらに数名参加していた。エライ
ペットボトルは無色と有色のものを分けてプレス。プレスすることで輸送にかかるコストを下げている。
これらは民間の業者に売却され、資源として再利用される。
段ボールも同様。談笑しながらも手際よく潰してトラックにつめていた。
外では家庭��ごみなどを持ってくる人がごみを捨てていた。まだまだポイ捨てなんかも多く、ゴミに関しての市民の意識が低いとも感じられたが、このように律義にごみを持ってきて捨ててくれる人がいることがありがたいとのこと。
サンホセの小学校
その後サンホセの小学校にアポなしで突撃するも、友人の顔パスで難なく入れた。
カメラを向けると照れて顔をそらす子供。なんかとても開放的で自由な雰囲気。
生徒たちは全員1日学校にいるわけではなく、上級生と下級生が曜日ごとに午前、午後の授業日を交代でまわすようなカリキュラムを取っているそう。
例えば月曜日の午前が上級生の授業なら、午後には上級生は下校し、下級生が授業をする。火曜日はその逆、といった感じ。
後者が”ロ”の字型になっており、中庭が校庭になっており、中央の礼拝堂を挟んでコンクリートのバスケコートが二面あった。
ただしバスケを行っている生徒は誰もいなかった。コスタリカ人はサッカーが好きだからフットサルコートにでもすればいいのに。
牛乳パックを再利用してできた机だそう。木のように固い。
体育の時間で誰もいない教室。
パソコン教育も行われている。ここのパソコンも友人の協力隊活動の一環で企業から提供されたもので、この部屋はそのために新たに作られたものなのだそう。
食堂。おやつにフルーツを振る舞われることも。
帰り際に先生に挨拶をすると我々もフルーツをゲット。リンゴをむしゃむしゃ食べながら帰路についた。
さいごに:コスタリカを旅行しての感想いろいろ
1.意外と多かった、日本を親しんでくれる人々
この旅で最も印象深く嬉しかったものの一つが日本に親しんでくれている人が多かったこと。上でも述べた初日に紹介してもらった女性たちのほかにも、例えば2日目に行ったクラブでは「日本人!?」と声をかけてくれたコスタリカ人がいたのだが、彼はなんと3月まで我々の地元の宮城県の東北大学に留学していたとのこと。
さらに4日目に利用したUberの車の後ろにはなぜか日本の国旗が飾ってあって、話を聞いてみると彼は日本にこそ行ったことないものの、日本の興味があり自主的に日本語を学んでいるとのことだった。友人曰くこんなに色々と日本を知っている人に出会うことは珍しくてラッキーだったとのこと。楽しい出会いのある旅行だった。
2.中米への関心が深まった
当たり前すぎる小学生並みの感想だが、こちらも自分の心に大きな変化をもたらした。
先ほども述べたようにあまり日本人にとってなじみのないコスタリカだが、地球の裏側では日本に関心を持ってくれている若者たちがいる。そしてみんな気さくで親しみやすく、とても可愛げのある人たちだった。
日本に興味を持ってくれている人たちがこんなにもいてくれていることを考えるとすごく嬉しく感じたのと同時に、自分たちももっと海外に目を向けていかなければいけないと感じた。
さらに前述したベネズエラ人との出会いも考えさせられるものがあった。恥ずかしながら自分はベネズエラなんていう国は国名を知っている程度の知識で、彼らに出会わなければきっとこの先もベネズエラに関してここまで関心を抱くこともなかったと思う。
帰国してすぐに、超インフレが進むベネズエラでは桁を減らすための新たな通貨の単位を作るという経済政策が打ち立てられたとのニュースが入ってきた。もちろんこんな政策ではさらに経済を混乱させることになりかねないという見方が大半だ。経済が混乱すれば他国への移民問題もより深刻になるだろう。これから先中米はどうなるのか、今後の情勢には色々と関心を寄せていきたいと考えるようになった。
3.外国語を話せるようになりたいと思うようになった
今回の旅行は友人のサポートもあり様々な出会いと気づきのある非常に楽しい旅行だったが、それゆえに言葉を理解して自分の気持ちを伝えられないもどかしさを抱えていた。
例えば彼のホストファミリーの家にお世話になった際も、食事を「美味しい」という気持ちすらうまく伝えられず非常にもどかしかった。お土産に持って行った九谷焼についても、本当はその背景にある日本の文化や歴史なんかを話したいという気持ちはあれどそんな高度なコミュニケーションが取れるはずもなく、、
ホストファミリーのおじいちゃんおばあちゃんが本当に親切にしてくれただけに、自分の気持ちを言葉で伝えられない歯がゆさがあった。
海外旅行は恐らく簡単な英語と身振り手振りで頑張れば、観光地を巡ったり宿に泊まったりなどある程度の目的は達成することができると思うし、実際自分もその程度で良いと考えていた。
でも海外旅行で一番楽しいのは現地の人との生のコミュニケーションだろうと思った。その土地の人が何を考え同くらいしているのか、そういったことを言葉を介して理解し、また自分の考えも相手に伝えられるようになりたいと強く感じた。
せめて日常会話レベルの英語でも身につけたい。。30年弱の人生で今が一番外国語学習欲が高まっていると感じている。今やらないと一生やらない気がするので、ひとまず本を読みながら拙いながらも話せるように勉強中。
4.ごみのことに関心を持つようになった
友人の職場に行き、いろいろとごみへの思いを語ってくれたこともあり自分もごみへの関心が高まった。
自分が普段何気なく出しているごみも処理には多くの人手が必要ということ、作業はハードなこと、そして何よりも地球上の多くの人が関わり、今後も関わり続けていかなくてはならないものだということ。
現地の方の仕事ぶりを見て説明を受けると、自分もなにかできないか自然と思いを巡らせていた。
例えば友人はごみを出す段階で分別がされていないことがひとつの問題と言っていた。
なるほど、確かにゴミ箱は色分けされてどこに何を捨てるべきかが分かりやすくなっている。
ただ、ちょっとデザインの観点から考えてみるとゴミ箱の上にはごみの種類が分かるような絵を入れたり、ゴミの入れ口を入れるごみの形にしてごみを捨てる行為をアフォードさせるような施策があってもよいかと感じた。
現状だと識別する要素が色と小さく書かれた文字のみのため、例えば歩きながら街を歩く人がごみを捨てようとした際に反射的に自分が捨てたいごみの正しいゴミ箱を判断しづらいのではと感じた。色とごみの種類に明確な関係性がないため、ほかの要素で使い手に正しいゴミ箱を反射的に認知させる仕掛けが必要と考えた。
日本のごみ箱はまだそのへんが少し良くできていて、入れ口の直下に何を入れるごみ箱なのかを絵と言葉で入れることでごみを捨てる人の目に必ず入るように工夫されているとともに、口の形状で何を入れるべきかを感覚的に示している。
缶やペットボトルなど、入れ口を丸くすることでそのごみ箱が飲み物の容器を捨てるものだと把握できるのと同時に、丸い形状に筒状のものを入れたくなる人間の心理も上手に作用させている。
そんな小さな改善を重ねながら、街がもっと綺麗になってコスタリカ人のごみへの関心が高まることを願っている。
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核兵器禁止条約採択4年 各地で署名行動 日本政府に参加迫ろう 2021年7月8日【国民運動】
被爆者の悲願、国民の望み ■ 総選挙で条約に入る政権を 4年前の7月7日に国連で核兵器禁止条約が採択されたことに合わせて7日、原水爆禁止日本協議会は、日本政府に禁止条約への参加を求めて、全国一斉行動を呼びかけました。各地で、禁止条約への参加を求める署名行動などが取り組まれました。
東京 東京・有楽町駅前での宣伝では、この日に掲載された新聞意見広告などを大きく印刷し、「日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名」への協力を呼びかけ。次つぎと市民が立ち止まりました。
千葉県野田市に住む男性(47)は、「被爆国である日本政府は本来、どの国よりも先に禁止条約に参加して核兵器の恐ろしさを世界に伝えるべきです」と語り、「核兵器によって平和はつくれ��せん。核廃絶の先頭に立てる政治に変えたい」とのべました。
「人間がつくり出した核兵器は、人間によってなくせます」と話しながら署名した東京都世田谷区に住む女性(48)は、「禁止条約に参加しない日本政府に、抗議し続けます」と話しました。
宣伝では、原水爆禁止日本協議会(日本原水協)、全労連や新日本婦人の会、全国商工団体連合会など各団体から代表がリレートーク。各氏は禁止条約について、現在54カ国が批准し、84カ国が署名しているが日本政府は背を向け続けていると指摘し、「唯一の戦争被爆国としてあるまじき姿勢です。世論を高めて、政治を変えましょう」と語りました。
北海道 新日本婦人の会北海道本部と原水爆禁止道協議会は、札幌駅前で行動。「禁止条約 日本政府も署名・批准を」の横断幕、広島・基町高校の生徒が被爆者の証言をもとに描いた「原爆の絵」パネルに注目が集まり、署名の呼びかけに若者らが足を止めました。
江別市の18歳女子大生は「戦争になって核保有国が核兵器を使うのでは…。日本こそなくす努力をすべきです」と署名しました。
「被爆国日本の政府がなぜ核兵器をなくせと言えないの」と憤る30代女性。札幌市の26歳男性は「被爆国日本が率先して世界に働きかけるのが当然です。署名で自分の意思を政府に示したい」と話します。
静岡 署名推進静岡県連絡会は静岡市葵区で日本政府に核兵器禁止��約の署名・批准を求める署名宣伝を行いました。七夕にあわせ浴衣姿の人ら19人が横断幕やササの枝を持ち宣伝。27人が署名に応じ、願いを書き短冊に結びつけていました。
志田剛事務局長らは「条約が発効された今、日本政府こそが核兵器のない世界の先頭に立つべきです」と訴えました。
署名した女性(18)=富士市=は、「日本は被爆国として、その被害を世界に訴える立場にたってほしい。私たちが将来安心して暮らせるようにしてほしい」と語りました。
70歳の女性は「核兵器にお金を使うより、子どもの教育などのために使ってほしい」と署名しました。
香川 原水爆禁止香川県協議会は高松市で宣伝署名行動に取り組みました。署名に高校生らが応じていました。
県原水協の岩部乃之筆頭代表理事は「唯一の戦争被爆国政府に批准を求めているが見向きもしない。秋は総選挙もあり批准する政府をつくっていきたい」と強調しました。
各団体の代表がリレートーク。県商工団体連合会の明珍宗豊事務局長は「平和でこそ商売繁盛だ」と話し、核の傘にしがみつく日本政府に署名・批准を求めていこうと呼びかけました。自転車を止めて署名した男性(50)は「批准しない今の政府は辞めてと言いたい」と話しました。
丸亀市原水協も街頭行動をしました。
愛媛 愛媛県では原水爆禁止愛媛協議会と新日本婦人の会松山支部は、松山市の伊予鉄松山市駅前で昼休み署名・宣伝行動に取り組みました。参加した11人の呼びかけに多くの人が足を止め、署名に応じていました。
愛媛原水協の片岡朗事務局長は「唯一の戦争被爆国である日本政府の条約批准は被爆者の悲願であり、多くの国民の望みだ」と力説。新婦人の川西安妃子事務局長は、「日本政府がこの条約に背を向け続けているのは本当に許せません」と署名を呼びかけました。
署名した市内の男性(84)は「被爆国の日本が参加しないのはおかしい」と批判。会社員の女性(32)は「広島や長崎の悲惨な出来事を絶対に繰り返してはいけない」と署名に応じました。
長崎 長崎では、長崎県平和運動センターなど被爆者5団体が「核兵器禁止条約採択4周年のつどい」を平和公園で開きました。約120人が参加しました。
被爆者が次つぎとマイクを握りました。
長崎原爆被災者協議会の田中重光会長は「75%の国民が禁止条約への参加を望んでいる。政府が参加しないというならば、総選挙で条約に参加する政府をつくろうではないか。みんなで頑張ろう」と呼びかけました。被爆者連絡協議会の川副忠子副議長は「被爆者は減ってきているが、若い人たちが新たな運動を立ち上げてくれていることに希望を見ている。核兵器を廃絶するまで、みなさんと一緒にがんばっていきたい」と力を込めました。
長崎に原爆が投下された11時2分に参加者全員で黙とうしました。医療機関に勤める長末咲和花(さわか)さん(27)は「被爆者のみなさんの話を間近に聞けて良かった。これからの平和の活動につなげていきたい」と話しました。
(しんぶん赤旗、2021年7月8日)
核兵器禁止条約採択4年 意見広告でアピール 2021年7月8日【国民運動】
核兵器禁止条約採択から4年となる7日、日本の各界を代表する人々が連名で呼びかけた「日本政府に核兵器禁止条約の速やかな署名・批准を求める署名」の意見広告が朝日新聞に掲載されました。
署名を呼びかけたのは、日本原水爆被害者団体協議会の田中熙巳(てるみ)代表委員、カナダ在住の被爆者・サーロー・節子さん、音楽家の坂本龍一さん、作家の瀬戸内寂聴さん、作曲家の池辺晋一郎さん、俳優の石田純一さん、俳優の佐野史郎さん、小説家の平野啓一郎さん、東京大学名誉教授の広渡清吾さん、枢機卿でカトリック教会大阪大司教の前田万葉さん、清水寺の森清範貫主ら135人です。
オンラインの署名ができるようにQRコードを掲載しています。
(しんぶん赤旗、2021年7月8日)
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【リニア工事の残土処分のため? 相模原市の急斜面に「不思議な牧場」建設計画】 - ハーバー・ビジネス・オンライン : https://hbol.jp/224332 : https://archive.is/xPYzq : https://archive.is/6fmzM : https://archive.is/GsnDk : https://archive.is/h9Qzo : https://archive.is/qu8EW 2020.07.24 樫田秀樹
■《リニア新幹線の残土を捨てるためのカモフラージュ?》
{{ 図版 1 : 津久井農場の完成予定CG(住民説明会の資料より) }}
2018年秋、神奈川県相模原市の田所健太郎市会議員(共産党)が、筆者に「不思議な牧場計画」について話してくれた。あくまでも地元住民からの二次情報だが、以下のような内容だった。
市の山の中に大量の残土が捨てられる。噂では、その数㎞近くで工事が行われるリニア中央新幹線のトンネル掘削の残土らしい。山の中に捨てれば不法投棄だが、山の急斜面を残土で平坦地にして「津久井農場」という牧場を建設するという。
だが、その残土は東京ドーム1杯分にも相当する100万m^3にもなる。しかも、事業者は地元の人間ではない。自動車で1時間かかる茅ヶ崎市から通勤して、250頭もの牛がいるのに��は無人になる。
「地元では、なぜ、わざわざ牧場計画地に斜面を選んだのか、この事業者が本当に酪農をやりたいのかが見えてこないという人がいる。牧場造成に名を借りたリニア残土捨て場であり、牧場の造成直後に事業者は『やっぱり無理でした』と牧場経営を放棄するのではとの噂もあります」
もちろん、この話が本当なのかの確証は田所議員にはない。リニアとの関連性も断言していない。ただ、そういう噂を耳にしたということだった。
JR東海が計画するリニア中央新幹線は2027年に開通予定で、東京(品川駅)から名古屋までを40分で結ぶ予定だ。2014年から工事に入ったが、準備工事(ヤード整備、斜坑の掘削など)は進んでいるものの、本丸であるトンネル掘削はほとんど未着手。
一つの要因として、東京ドーム約50杯分の5680万m^3もの膨大な残土の処分地が決まっているのが全体の2割台しかないからだ。建設残土は不法投棄を防止するため、「資源」として有効活用できる場所でなければ捨てることはできない。つまり、残土を有効利用できる処分地が決まらない限り、トンネルは掘れないのだ。
田所議員と話した2018年時点で言えば、フジタはリニア工事を愛知県、長野県、岐阜県などで進めている。津久井農場予定地の近くのリニア工事にも入札するのではと噂されていた(*後述するが2020年6月25日に津久井トンネル他東工区を {{ フジタが落札 : https://www.kentsu.co.jp/webnews/html_top/200626300023.html : https://archive.is/oZvja }} している)。リニア工事と津久井農場は関係があるのだろうか?
■《莫大なお金をかけて、なぜ急斜面の土地に牧場を作る謎》
{{ 図版 2 : 津久井農場計画について語る鈴木秀徳氏 }}
そこで筆者は情報を整理しようと、2019年夏に地元で反対運動を展開する相模原市緑区韮尾根(にろうね)地区在住の鈴木秀徳さんと落ち合った。
鈴木さんは居住地のすぐ近くの斜面に地上80mの高さに残土を積む計画に恐怖と疑問を抱いていた。こういう説明だった。
事業者である有限会社「佐藤ファーム」の佐藤誠代表は、茅ヶ崎市で若いときから酪農を営んでいた。だが、県立高校の耐震化建替えに伴う仮校舎用地として牧場用地を提供したことで、1999年に休業。津久井農場が2024年に運営開始予定というから、実に25年ぶりの牧場経営となる。それなのに、250頭もの牛を飼育する経営体制は構築されていない。
筆者は、佐藤代表はかなりの資産家なのかと思った。というのは、相模原市では残土の受け入れ業者に対して、残土の不法投棄を防止するため、市への保証金支払いを課している。100万m^3では、4億300万円が必要となる(造成後に返金される)。
「造成工事にも数十億円はかかる」と鈴木氏は予測するが、さらに、残土を搬入するため、1日300台のダンプカーが集落の狭い道を何年もかけて延べ約25万台も通る。つまり、道路拡幅が必要となる。これにもおそらく億単位のお金がかかる。
またこれだけの大事業なので、環境アセスメントの手続きを受けなければならない。環境調査を外部の業者に委託するために、さらに億単位のお金がかかる。
もっともわからないのが、津久井農場の計画地は佐藤代表が1998年に購入したが、1999年の休業を見越しての土地取得だったとしても、なぜ牧場にするには使いづらい急斜面を選んだのかということだ。そして、なぜ20年以上も経っての牧場再開なのかだ。
環境アセス手続きでは、環境調査が終わったあとに計画を文書化した「環境影響評価準備書」(以下、準備書)を公表して住民説明会を開催しなければならないが、鈴木氏と会った2か月後の2019年9月5日、その説明会が開催されるというので、筆者も参加した。まずは、鈴木氏の話を一方的に聞くだけではなく、佐藤代表の主張にも耳を傾ける必要があるからだ。
≫――――――≪
■《事業者は「答えられません」を連発》
{{ 図版 3 : 住民説明会 : 2019年9月5日に開催された住民説明会。佐藤誠氏はていねいにお辞儀を繰り返していた }}
2019年9月5日19時。相模原市の串川地域センターで開催された住民説明会には、一般市民が約30人集まった。佐藤代表からは純朴な印象を受けた。市民が入室するたびに「よろしくお願いします」と丁寧に頭を下げていたその姿からは、悪い人ではないと思った。
説明会では、佐藤代表の横に造成工事を請け負う準ゼネコン「フジタ」の社員2名と環境アセスを行った「パシフィック・コンサルタンツ」社の社員1名が座った。津久井農場計画について40分の説明があった後、私は質問の手を上げた。
「これだけの大事業なのに、総事業費の説明がない。いくらかかるのですか?」
すると、この質問には佐藤代表が答えず、フジタの社員が「私的な牧場計画ですので、資金計画に関わることはここでは回答を控えさせていただきたい」と答えた。私的な牧場計画だから? なぜフジタ社員がマイクを?
「なぜ、あなたが回答するのですか? 私は事業者の佐藤さんに尋ねているんですが」
こう私が発言すると佐藤代表はマイクを持ったが、やはり「答えられません」という回答しか返ってこなかった。これに限らず、他の市民からの資金に関する質問には、事業者である佐藤代表が答えずフジタ社員が答えるというパターンが続いた。
■《予定地の近くで大量の残土が発生する工事は、リニアのトンネル掘削しかない》
{{ 図版 4 : 津久井農場予定地 : 津久井農場予定地(鈴木氏撮影) }}
会場から出た質問への佐藤代表の回答を整理すれば、計画の概要は以下の通りだ。
佐藤代表は58歳。2024年には63歳になる。20年前までは約100頭の牛を育てていたが休業。いつかは規模拡大して牧場再開をしたいと夢見ていたという。しかし、平坦な土地を売ってくれるところはなく、山ならいくらでも売ってくれたので、1998年に土地を購入した。
だがそこを開発しようにも、周辺地域で他業者が残土受け入れを始めたことで、佐藤ファームもその目的だと誤解されるため「今は待つように」と行政に言われて結局20年待った(これは理解に苦しむが)。そしてフジタと出会い、造成をお願いすることになった。
佐藤氏の3人の息子(大学生)も跡を継ぎたいと言っているが、3人とも専攻は農業とは無縁で、酪農の修行もしていない。夜は無人になるが「問題ない」という。できれば地元の方を雇いたいとのことだ。
また、残土を運ぶ市道「志田線」は道幅が5.5mしかない。フジタは「これを片側3mの2車線にして、加えて3mの歩道も設置したいが、最終決定ではない」と説明した。
100万m^3の残土を受け入れると、10トンのダンプカー1台あたり1万5000円が入るので、25万台では40億円弱の収入になるとの試算もある。その正確な数値はわからないまでも、佐藤代表によると「それでも残土を積んでの造成にはお金が足りない」という。
この準備書説明会は9月8日にも行われたが、参加した市民によれば(私は不参加)、やはり具体的な数字は出されなかった。「試算中です」「答えられません」との回答だけが頻発したという。
そしてこの2回の説明会を通じて、住民が佐藤代表とフジタに突きつけた質問が「それだけ大量の残土を排出するのは、予定地の近くならリニア中央新幹線のトンネル掘削しかない。リニアの残土を受け入れるんじゃないですか?」ということだ。
確かに、津久井農場から数kmの距離には、JR東海が2027年に開通を目指すリニアのトンネル掘削とその前段階となる斜坑掘削の工事が予定されている。
地域住民は「あの急斜面を牧場に選ぶのは不自然。結局、津久井農場は、リニア残土を体よく埋め立てるカモフラージュじゃないのか」と見ている。これに対してフジタは「どこの残土にするかは数社と交渉中」と答えるだけだった。
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■《引っ越す予定がない住民が引っ越すことになっている》
{{ 図版 5 : 内藤さん宅 : いつの間にか引っ越すことにされていた内藤さん宅(左) }}
津久井農場の造成で予想される問題は、沢が埋まる可能性、土砂崩れの危険性が指摘される。地元住民に直結する問題は、生活道路である市道志田線を1日に300台もの大型ダンプカーが通ることだ。そうなると犬の散歩もできなくなり、1日中排気ガスや騒音、振動に悩むことになる。
志田線は幅5.5mしかなく、乗用車同士でもすれ違いが難しい。そのため、フジタは、その道を拡幅する必要があるが、この件を巡って、住民に不信を抱かせる事件が発生した。
その拡幅工事には、ある家屋の立ち退きが必要となる。フジタは相模原市に「一軒の家が引っ越すことになった」と報告して計画を進めようとしたが、その家の家族はそのことをまったく知らなかった。
コトが発覚したのは10月4日。その前日、鈴木氏は韮尾根の住民から情報収集を行っていたが、その一人である内藤ひろみさんから「9月下旬に、フジタが来訪して『工事期間中に庭を2m幅だけ貸してほしい。工事終了後に返す』との説明を受けた」との情報を得た。
鈴木氏は翌日、相模原市環境政策課に電話で「そんな話があるのか」と尋ねると、夕方に返信の電話があり、「工事期間中、内藤さんは一時的に引っ越すことになっている」と回答した。
驚いたのは内藤さん本人だ。
「そんな話は一度もしていません!」
{{ 図版 6 : 相模原市の環境影響評価審査会 : 相模原市の環境影響評価審査会。正面の白いシャツが片谷会長 }}
さらに問題は続く。
10月9日。フジタ社員F氏が内藤宅を訪問。内藤さんの兄が「引越しとはどういうことなんだ」と問い質すと、その話を初めて聞いたというF氏は返答も説明もできなかった。この時点でフジタを信用できなくなった内藤さんは「信用できないから、土地は貸さない」ときっぱりと断った。ところが――。
環境アセス手続きでは住民説明会のほかに、相模原市が常設する有識者で構成された「環境影響審査会」で計画が審議されるのだが、その第2回目となる11月28日、フジタは内藤宅が転居することになる資料をそのまま提出した���だ。
20年1月20日の第3回目の審査会で、委員の一人は「引っ越す予定がない住民が引っ越すことになっている。これは誤植なのか?」と疑問を呈すると、審査会の片谷教孝会長は「地権者の同意なく着工はできない。具体的方針を出してもらう」と佐藤ファームへの正しい対応を求めた。
■《事業者は「知りませんでした。今、初めて聞きました」》
この事件で韮尾根自治会が抱いた疑問は、「施工業者を指導する立場にある佐藤代表がこの件に関与していない」ということだった。住民約20人と佐藤代表は、2019年12月21日に話し合いを持った。
そこでわかったのは、佐藤代表は工事の内容はもちろん、審査会で配布された資料にもまったく目を通していないという事実だった。つまり、工事のすべてをフジタに丸投げしていたのだ。だから、内藤さんの引っ越し話も当然だが知らなかった。以下、当日の録音データから書き起こす。
内藤:なぜウチが引っ越すことに��ったのか説明してほしい。 佐藤:把握していません。申し訳ありません。 内藤:でも(フジタ作成の)書類は佐藤さんが認めたもの。工事は承知しているんですよね。どこを拡幅するかご存知ですよね。 佐藤:知りませんでした。今、初めて聞きましたので。
この発言に鈴木氏は徒労感を覚えた。さらに、佐藤代表の経営者としての姿勢にも疑問の目が注がれた。
住民:2020年から2024年までの5年間の工事で、どれくらいの支出があるか計算しているんですよね。 佐藤:まだ計算していないです。 住民:普通は、土地を買った時点で、大ざっぱな計算をするはず。工程表も作る。どの時点で借金が終わるかの計算もするよ。 住民:佐藤さんは、工事をフジタにまかせているの? 佐藤:はい……。
{{ 図版 7 : 話し合い : 2019年12月26日 住民(向かって左)と佐藤誠氏(正面左)とフジタ社員(向かって右)とが話し合いを持った。その場で、津久井農場計画が佐藤氏からフジタへの丸投げだったことが明らかにされた }}
さらに住民は、佐藤代表が某政治家に紹介されてフジタとつながったことも知った。そして5日後の12月26日、筆者の目の前で佐藤代表とフジタが住民と話し合った。ここで住民が「佐藤さんはフジタに丸投げしているんですよね」と念を押すと、フジタも「はい」と認めた。そして鈴木氏が、内藤家転居の件で「いったい誰が市役所に虚偽の報告を伝えたのか?」と問うと、フジタは「調査します」とだけ約束した。
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■《住民との話し合いでも決着つかず、反対署名が開始される》
2020年1月18日、フジタの社員6人と佐藤代表が韮尾根地区を来訪。ここでも虚偽報告の真相は明かされなかった。ただし、この計画で初期から住民との折衝に当たっていたフジタのW氏が「(市に転居の話をしたのは)一番可能性があるのは私だと思います」と曖昧に回答し、10月9日に内藤さんの引っ越し話を初めて聞いたというF氏もその後、社内で問題を精査していなかったことも明らかになった。
さらに、住民の憤りに火をつけたのは2月10日。こ��日の話し合いで、佐藤代表は受け入れ残土を100万立米から60万m^3に減らすことを表明。フジタは、その場合でも「道路を拡幅したら1日160台のダンプカーによる運搬が34か月、拡幅をしなければ120台で45か月かかるので、どちらかを選んでほしい」と住民に要請した。
これは拡幅そのものを問題視している住民の神経を逆なでしたものだった。これを機に、志田線沿いの地権者8人は「用地交渉には一切応じない」「事業者等の訪問や連絡は一切断る」とした意思表明書を佐藤ファームに送ることになる。
また、この一連のできごとから津久井農場計画そのものを信用できなくなった住民たちは、10月から農場計画に反対する署名活動を展開。すると、地域の外からも署名に応じる人が増え、最終的には2247件が集まったのだ。
2月には、韮尾根自治会が審査会の全委員と本村賢太郎市長にも問題の詳細を文書で送付した。この文書が汲み取られたのであろう、2020年2月26日に審査会は本村市長に宛てて「志田線の拡幅は確定していない。(事業者は)何か確定した条件で見直しての環境保全措置や事後調査を実施すること」(概要)との答申案を提出。
本村市長は、そこにさらに「地元自治会から地域環境悪化への懸念に関する要望書が署名を添えて市に提出されたことも念頭に置き」などの文言を加え、佐藤ファームに対して「地域住民等との意思疎通を図ること」との意見を表明したのだ。
環境アセス手続きでは、市長意見を取り入れてアセスの最終報告書というべき「環境影響評価書」を作成しなければならない。だが、市長意見に従えば、地域住民と佐藤ファームとが協議のうえで同意に至らなければ、評価書は作成されず、計画は進まないことになる。
佐藤代表はその後「住民からの質問に丁寧に答えます」と表明し、話し合いを要望しているが、コロナ禍での外出・集会自粛の影響で7月6日時点でも話し合いは実現していない。
■《残土を受け入れの数十億円が最初から目的だった!?》
{{ 図版 8 : 佐藤誠氏の過去を知る嶋田俊一氏 : 佐藤誠氏の過去を知る嶋田俊一氏 }}
この取材の過程で、私は「佐藤誠代表を知っている」という男性と知り合った。相模原市緑区在住の嶋田俊一氏だ。
約10年前、佐藤代表の父親と懇意にしていた横浜市在住のK氏から「佐藤の息子(佐藤代表)が土地を2か所、それぞれ1億円で騙されて買ってしまった。その処分に困っている。相談に乗ってくれないか」との連絡を受けた。
嶋田氏は佐藤代表と一緒にその土地(今の津久井農場計画地)を見に行った。佐藤代表は「ここを残土捨て場にしようと思う」と説明したが、嶋田氏は「残土捨て場は谷にするべき。この急斜面では無理だ」と告げ、以後、寺院関係者に「墓地にならないか」と打診をしたが、すべて断られた。
そして2009年には佐藤代表に「私が仕事で回収するスーパーやドラッグストアなどからの段ボールの保管場所としてあの土地を使い、とりあえず利益を出し、廃品回収業の下地を作ることを検討してみては」との手紙を送ったが、返事はなかった。
また2か所の土地のもう1か所は、反社会勢力組織が産廃などの不法投棄を始めた。これにK氏が対処し、それを片づけさせたこともあるという。
ところが、5年ほど前から佐藤代表とは音信不通になる。そして2019年8月、偶然にインターネットで津久井農場計画を知った。嶋田氏は「この土地の件で世話をした人間に何の連絡もないとは」と憤ったという。
もしこの話が本当だとすれば、佐藤代表は農場などやる気はなかったことになる。ただし、フジタとつながったことで、残土を受け入れれば数十億円の金が入ってくるということで、改めて農場経営を目指した可能性も否定はできない。
そこで筆者は4月上旬、佐藤代表に宛てて「嶋田氏の話は事実なのか、佐藤ファームの住民への説明責任、フジタを紹介した政治家とは誰か、そして万一の土砂崩れでの補償の用意はあるのか」など17の質問を手紙で送った。
すると1週間後に佐藤ファームの顧問弁護士から「後日、弁護士から回答を入れる」との電話が入った。そして回答がFAXで入ったのは、1か月以上も経った5月22日のことだった。
その内容は「地元説明会等において通知人(佐藤代表)自らご説明を差し上げて参りたいと考えているところであり、個別の対応は差し控えさせていただきます」という実質上の“ゼロ回答”だった。
だがこれは、佐藤代表が地元住民から筆者と同様の質問が出されても回答すると明言したことである。実際に地元自治会は、佐藤代表に対して質疑をする予定だ。
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■《フジタはJR東海から「残土の処分地を口外するな」と言われている!?》
{{ 図版 9 : 右が内藤ひろみさん。左が韮尾根自治会の落合会長 : 右が内藤ひろみさん。左が韮尾根自治会の落合会長 }}
5月中旬。韮尾根自治会で気になる動きがあった。フジタの意向を受けた住民のH氏が内藤さん宅を訪問。H氏は「橋本(相模原市の中心部)に引っ越せば、資産価値も上がります」と引っ越しをほのめかしたが、内藤さんは「フジタと佐藤ファームとは交渉は一切しない」と引っ越しを拒否。だがH氏は、「フジタはもう引けないところまで来ているから、道路の拡幅がなければ、別方向から残土を運ぶかもしれない」と説明した後にこう告げたのだ。
「フジタは、どの残土を持ってくるかは先行して伝えられない。JR東海から(口外を)止められているらしいんですよね」
これはリニア工事からの残土を意味するのか? 内藤さんからこの録音データが送られてきたとき、鈴木氏ら住民は「やはりか」との思いを抱いた。そして、それが決定的になったのは6月25日。
JR東海が、リニア工事のうち津久井農場に近い「津久井トンネル(東工区)」の施工者をフジタに決め、契約を交わしたのだ。これにより、そこから発生する60万m^3(津久井農場への搬入量と同じ)もの残土を、フジタが津久井農場に運ぶ可能性が高まった。
すると、フジタが排出する残土を佐藤ファームが数十億円で引き取り、そこから佐藤ファームが農場造成への数十億円をフジタに支払うことになるのだろうか? 佐藤代表の話では「(100万m^3の段階で)農場造成にはそのお金だけでは足りない」ということだが、その足りない分はどう工面するのか? 佐藤代表は住民の前でそれをどう説明するのだろうか。
JR東海の発表のあと、フジタのF氏から韮尾根自治会の落合会長に「受注したリニア工事は農場計画とは一切関係ない」との電話が入った。では、60万m^3もの残土をどこから運ぶのか? それを明かさないままでは住民合意には至らない。
住民が知るべきことはまだまだある。たとえば、2019年12月時点で佐藤ファーム、津久井農場での牧場施設(牛舎や堆肥舎など)の建設(約4億3000万円)については未契約だった。これはいつ契約されるのだろう。
また、膨大な残土を急斜面で造成する以上は、土砂崩れの可能性もある。そうなった場合の補償は誰が行うのか。土砂崩れを怖れて隣接する愛川町でも反対運動が起こっている。この問題を今しばらく追いかけてみたい。
<文・写真/樫田秀樹>
●樫田秀樹 かしだひでき●Twitter ID: {{ @kashidahideki : https://twitter.com/kashidahideki }} 。フリージャーナリスト。社会問題や環境問題、リニア中央新幹線などを精力的に取材している。 {{ 『悪夢の超特急 リニア中央新幹線』(旬報社) : https://www.amazon.co.jp/dp/4845113643/ }}で2015年度JCJ(日本ジャーナリスト会議)賞を受賞。
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【アンケート企画】 「2017年の3本」
WLでは読者のみなさんから2017年に見た舞台作品の中で印象に残った3本を、その理由などを書いたコメントとあわせて募るアンケートを実施しました。WLスタート以来毎年行っているこの企画、3回目の今回は20名の方にご参加いただきました。掲載は到着順です。
雨宮 縁(会社員) ・劇団四季『ノートルダムの鐘』(四季劇場〔秋〕) ・ホリプロ『パレード』(東京芸術劇場 プレイハウス) ・ホリプロ『ファインディング・ネバーランド』(東急シアターオーブ ) 『ノートルダムの鐘』は何が悪なのか? 怪物は誰なのか? 人間の業と差別について圧倒的なクワイアの歌声で問われる秀逸な作品。 ミュージカル『パレード』はストレートプレイを見ているようなミュージカル。アメリカ南部で起こった実話の冤罪事件をミュージカル化した異色作。ある少女殺人事件をきっかけに人種差別や成功者への妬みなどから警察やマスコミ、政治家様々な立場の人達により犯人に仕立て上げられていく恐ろしさ。これが物語ではなく実話であるというさらなる恐ろしさに声が出ない程の衝撃だった。実力者ぞろいの出演者達で見応え満点だった。 ブロードウェイミュージカル『ファインディング・ネバーランド』は来日公演。ミュージカルらしい作品。イマジネーションの世界は自由だと夢のあるミュージカル。窮屈な現実から解き放される感動作で前向きな気持ちにしてくれます。(年間観劇本数:24本)
小田島 創志(大学院生・非常勤講師) ・KAAT『オーランド―』(KAAT神奈川芸術劇場) ・やみ・あがりシアター『すずめのなみだだん!』(小劇場てあとるらぽう) ・地人会新社『豚小屋』(新国立劇場 小劇場) 1.KAAT『オーランド―』…ジェンダー、言葉の意味、文化慣習、時代精神などの脱自然化を、舞台上で緻密に表現。観客の想像力を喚起する役者さんの演技も白井さんの演出も圧巻。「男である」「女である」のではなく、「男になる」「女になる」というボーヴォワール的な価値観を、演劇的にスタイリッシュに表現していて素晴らしかった。 2.やみ・あがりシアター『すずめのなみだだん!』…個人と社会、個人と宗教の関係性を、コミカルかつ丁寧な言葉を紡いで描いた意欲作。テーマが複層的で、観客側の思考を誘う。 3.アソル・フガード『豚小屋』…個人よりも集団が過剰に優先され、個人の犠牲の上に集団が成り立つ状況下で、戦争に駆り立てられる庶民の「受難」を、北村有起哉さんと田畑智子さんの壮絶な演技で伝えていた。(年間観劇本数:53本)
豊川 涼太(学生) ・ロロ『父母姉僕弟君』(シアターサンモール) ・木ノ下歌舞伎『東海道四谷怪談 通し上演』(あうるすぽっと) ・ままごと『わたしの星』(三鷹市芸術文化センター 星のホール) 今年の3本を選んでみると、全てが再演(初演はどれも観ていない)だった。 特にロロ『父母姉僕弟君』はキティエンターテイメントプロデュースで、より大きなサイズで大きなスケールで上演できていた。 他の方々も語るように、再演賞を設ける等、演劇界全体で再演文化の定着に力を入れて欲しい。(年間観劇本数:50本程度)
なかむら なおき(観光客) ・月刊「根本宗子」『スーパーストライク』(ザ・スズナリ) ・劇団四季 『ノートルダムの鐘』(四季劇場〔秋〕) ・こまつ座『イヌの仇討』(紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA) 『スーパーストライク』は良し悪しの前にもっとも欲していることが届く作品だったので。『ノートルダムの鐘』はあえて出来事だけを表現して観客に判断を任せているのが面白かった。そして『イヌの仇討』は忠臣蔵を下敷きに目に見えない得体の知れない大きな力を描いていて続々としたなぁと。あ、これらは趣味です。 で、上演された作品を見ると、今の世の中に応答するような作品が多いように思うのです。そして小劇場界隈で育ってきた演出家が大劇場の演出を務めるようになってきているように思うのです。また少し変わったかなぁと思うのです。(年間観劇本数:100本ぐらいですかね)
北村 紗衣(研究者) ・ケネス・ブラナー演出、トム・ヒドルストン主演『ハムレット』(RADA) ・カクシンハン『マクベス』(東京芸術劇場 シアターウエスト) ・モチロンプロデュース『クラウドナイン』(東京芸術劇場 シアターイースト) 今年は『ハムレット』を6本見て、アンドルー・スコット主演版や川崎ラゾーナ版なども良かったのですが、ヒドルストンの『ハムレット』が一番好みでした。ハムレット以外の若者役を全員女性にするキャスティングが効いていました。カクシンハンの『マクベス』はまるでゴミみたいなセットでしたが、内容はゴミとはほど遠いエネルギッシュなものでした。『クラウドナイン』は大変面白かったのですが、あまりよく考えずに「レズ」とか「少年愛」などという言葉を使っているマーケティングは大変残念でした。 (年間観劇本数:121本)
町田 博治(会社役員) ・青☆組『グランパと赤い塔』(吉祥寺シアター) ・小松台東『山笑う』(三鷹市芸術文化センター 星のホール) ・ SPAC『アンティゴネ ~時を超える送り火~』(駿府城公演特設会場) 『グランパと赤い塔』 吉田小夏が人の綾なす思いを紡ぎ、丁寧に織り上げられる。 背筋が伸び厚みと洒脱さを合わせ持つ老紳士を佐藤滋が見事に演じ、福寿奈央の初老の妻も見事。二人が作品に一本の筋を通す。 裏の主役とでも言うべき女中役を大西玲子が、目線、ことば、仕草、身体で見事に演じていた。役者が皆素晴らしい。 『山笑う』 兄と妹、地方と都会、肉親ゆえの諍い。 静かに光る小さな宝石の様な作品。 松本哲也の演出がシリアスさと笑いをバランスさせ絶妙。厚みのある演技、役者達のバランスも絶妙。 『アンティゴネ』 冒頭女優石井萠水がミニ・アンティゴネを演じ客を引き込む。 舞台は一面水。灯篭が浮かび明かりが揺れる。あの世と現世の境としての水、水上で舞台が静かに進む。背後に投射された動きが影となり、台詞、歌唱が絡み、幻想的。 「弔い」にこだわるアンティゴネ、最後、円く連なってゆく静かな盆踊りが弔いを暗示胸を締め付ける。(年間観劇本数:299本)
文月 路実(派遣社員・フリーライター) ・ゴキブリコンビナート『法悦肉按摩』(都内某公園) ・NODA・MAP『足跡姫』(東京芸術劇場プレイハウス) ・ 範宙遊泳『その夜と友達』(STスポット) 「五感を総動員する」と謳っていたゴキコンの本公演は、まさにその通りの悪夢だった。入り口で目隠しされ、何が何やらまったくわからない状態で味わう地獄。四方八方から泥水や血糊や汚物や虫が飛んでくる。突然役者が飛び出してきて身体の上に載る。内容はいつも通りのひどい話だ。テント内はかなり暑く、なにやら異臭がすごい。終わったときには頭に虫がとまり、レインコートは泥や血糊でぐしょぐしょ、汗で眉毛が半分消えておったとさ。そんなに過酷だったのにもかか��らず爽快感を覚えたのは不思議。普段使わない感覚を刺激されたからか。これこそが演劇の力なのでは。『足跡姫』は勘三郎へのオマージュ。ここ数年の野田作品のなかで一番ストレートに「想い」が伝わってきて、純粋に美しいと思った。『その夜と友達』は、生きづらさを抱えた「夜」というキャラクターが個人的に刺さった。「しんどさ」を知ってしまった人間にも希望はあるのだと信じたい。(年間観劇本数:42本)
永田 晶子(会社員) ・努力クラブのやりたくなったのでやります公演『フォーエバーヤング』(人間座スタジオ) ・燐光群『湾岸線浜浦駅高架下4:00A.M.(土、日除ク)』(ザ・スズナリ) ・dracom Rough Play 『ぶらんこ』(OPA_Lab) 上演日順です。 ・説明が削られ、描くべきことだけ残った合田団地氏の劇作は、努力クラブの魅力のひとつです。同世代の俳優による静かな演技で、人生における中途半端な時間の儚さをより楽しめました。 ・燐光群の公演で、劇場という閉ざされた空間が持つ危うさを確かめました。戯曲に負けない強い演技と、暗闇にわずかな光を感じるラストシーンが印象的でした。失われた街に思いを馳せる機会にもなりました。 ・既存戯曲を本読み一回・稽古一回で上演するラフプレイを観て、演劇は一度きりの瞬間に在ると思いました。会場全体に広がる「わかりあえなさ」に、戸惑いつつも笑いました。戯曲を忠実に辿ろうとするデッサンのような行為は、dracom の新作での慎重な表現にも繋がっていたと思います。(年間観劇本数:100本くらい)
青木 克敏(地方公務員) ・SPAC『アンティゴネ〜時を超える送り火〜』(駿府城公演特設会場) ・ロシア国立サンクトペテルブルク マールイ・ドラマ劇場『たくらみと恋』(世田谷パブリックシアター) ・NAPPOS PRODUCE『SKIP〜スキップ』(サンシャイン劇場) あまりぱっとしない演劇状況に思えました。その中で、SPACの宮城聰さんの取り組みは素晴らしいものに感じています。アンティゴネは構成がしっかりとしていて分かりやすいかったですが、私の価値観を揺るがしてくれるほどの感動を、与えてくれました。たくらみと恋では、俳優陣をはじめとして芸術レベルの高さを見せつけられました。そして、スキップ。なんだかんだ言っても、キャラメルボックスは、夢と希望をいつだって分かち合おうと走り続ける劇団です。(年間観劇本数:32本)
矢野 靖人(一般社団法人shelf代表理事・芸術監督) ・WORLD STAGE DESIGN『The Malady of Death』(台北国立芸術大学) ・HEADZ『を待ちながら』(こまばアゴラ劇場) ・SCOTサマーシーズン2017『サド侯爵夫人 第二幕』(新利賀山房) The Malady of Death”はバンコクの盟友、僕がいちばん信頼している僕自身のプロデューサー的存在でもあるリオンが演出する作品とあってわざわざそれを観るためだけに台湾まで行った作品。そういうことが出来る/したいと思える仲間がいることに感謝。今年いちばん記憶に残っている。デュラス晩年の最後の恋人は実はゲイで、しかし献身的にデュラスを愛し、デュラスに尽くしたという。美しく儚い作品だった。鈴木忠志「サド侯爵夫人 第二幕」はこの超絶技巧のこのアーティフィシャル(人工的)な日本語台詞をねじ伏せた俳優陣に快哉。久しぶりに劇場で観劇した飴屋法水さんの「を待ちながら」はこちらが思っていた以上に泣けるほどに清々しくベケットで。選外に1作品、APAFワン・チョン氏演出の「Kiss Kiss Bang Bang2.0」を。ノンバーバル且つインターナショナルな演劇の新たな可能性を垣間見せてくれた。(年間観劇本数:43本)
野呂 瑠美子(一観客) ・劇団昴ザ・サードステージ『幻の国』(サイスタジオ大山第1) ・劇団チョコレートケーキ『熱狂』(シアターウェスト) ・文学座創立80周年記念公演『中橋公館』(紀伊国屋ホール) どの時代をどういう切り口で、どのように選ぶかは作者の意識と力量による。劇団チョコレートケーキの古川健さんは、大きな歴史の流れを巧妙に切り取り、多大な資料を元に、新たに肉付けをして、その時代がどんなであったかを観客に見せてくれる��『幻の国』『熱狂』ともに、3時間ほどの舞台からは、困難な時代に置かれた人々の思いと息遣いが伝わってくるようであった。文学座の真船豊の『中橋公館』も、殆ど知られることがなかった、外地・北京で敗戦を迎えた日本人の様子をよく伝えていて、感心した。どの作品も、過ぎ去った時代を描きながら、実は現代をきちんと映し出している秀作揃いで、感動とともに、印象深い作品となった。最近あまり見なくなった歌舞伎だが、今年は仁左衛門の『千本桜』がかかり、おそらく彼の一世一代の知盛であろうと思われて、拝見した。人生は速い。(年間観劇本数:80本)
片山 幹生(WLスタッフ) ・SPAC『病は気から』 (静岡芸術劇場) ・ゴキブリコンビナート『法悦肉按摩』 ・平原演劇祭2017第4部 文芸案内朗読会演劇前夜&うどん会 「や喪めぐらし」(堀江敏幸「めぐらし屋」より) ノゾエ征爾翻案・演出のSPAC『病は気から』は17世紀フランス古典主義を代表するモリエールの喜劇の現代日本での上演可能性を切り拓く優れた舞台だった。ゴキコンはいつも期待を上回る斬新で過激な仕掛けで観客を楽しませてくれる。高野竜の平原演劇祭は昨年第6部まで行われ、いずれも既存の演劇の枠組みを逸脱する自由で独創的なスペクタクルだったが、その中でも文庫版200頁の小説を4人の女優がひたすら読むという第4部の企画の体験がとりわけ印象的だった。食事として供された変わったつけ汁でのうどんもおいしかった。(年間観劇本数:120本)
kiki(勤め人) ・日本のラジオ『カーテン』(三鷹市芸術文化センター 星のホール) ・あやめ十八番『三英花 煙夕空』(平櫛田中邸/シアトリカル應典院) ・風琴工房『アンネの日』(三鷹市芸術文化センター 星のホール) カーテン:この一年で拝見できた日本のラジオの作品はどれも面白かったが、結局一番好みにあったのがコレ。劇場の使い方や題材の面白さに加えて、奥行きのある人物描写で15人のキャストの魅力が充分に生きた。 三英花 煙夕空:あやめ十八番初の二都市公演で、東京と大阪の会場がどちらも物語によく似合いつつ印象はガラリと変わって面白かった。音の響きや照明も変わり、キャストも変わって、東京公演では濃密な仄暗さが、大阪公演ではエッジの効いた明暗がそれぞれ印象に残った。 アンネの日:風琴工房の題材への取り組み方にはいつも心惹かれるが、観る前には地味だろうと思っていたこの作品がこの一年で最もツボにハマった。描かれた人々の誠実さと強さ、それを演じるキャスト陣の説得力が魅力的だった。(年間観劇本数:155本)
りいちろ(会社員) ・第27班 キャビネット公演B『おやすみ また明日 愛してるよ』(シアターミラクル) ・コマイぬ『ラッツォクの灯』(石巻 GALVANIZE gallery) ・アマヤドリ『青いポスト』(花まる学習会 王子小劇場) 2017年も足を運ぶ先々に多彩な舞台の力がありましたが、中でも常ならぬ舞台の密度や呼吸を感じた3作品を。 この一年、くによし組や劇団ヤリナゲ、劇団普通、KAZAKAMI、遠吠え、キュイなど若い作り手たちの作品にも心惹かれつつ、てがみ座『風紋』、風琴工房『アンネの日』、青組『グランパと赤い塔』、うさぎストライプ『ゴールデンバット』、ワワフラミンゴ『脳みそあるいてる』など実績のある作り手の更なる進化を感じる作品も数多く観ることができました。FunIQの5人の作演での連続上演の試み,ロロの「いつ高シリーズ」やシンクロ少女の『オーラルメソッド4』のように過去作品と新作を合わせて上演することも作品の世界観を再認識させ作り手の進化を感じさせる良いやり方だったと思います。またあやめ十八番や水素74%などの歴史建造物での上演にも、スイッチ総研の諸公演やガレキの太鼓ののぞき見公演などの企みにも捉われました。(年間観劇本数:315本)
矢作 勝義(穂の国とよはし芸術劇場 芸術文化プロデューサー) ・ イキウメ『天の敵』(東京芸術劇場 シアターイースト) ・TBSテレビ『俺節』(TBS赤坂ACTシアター) ・風琴工房『アンネの日』(三鷹市芸術文化センター 星のホール) 『天の敵』は、戯曲・演出・美術・俳優など全てのピースが寸分の狂いもなく組み合わされた、これまで観たイキウメ作品の中で一番素晴らしい舞台でした。 『俺節』は、主演の安田章大の歌・芝居ともに素晴らしく、回りを固める小劇場系の俳優も一丸となり、見事に劇世界を支えていました。何と言っても、脚本・演出の福原充則の仕事ぶりが充実していました。 風琴工房の詩森ろばさんは、2017年の1年間で多数の作品を生み出していましたが、なかでも『アンネの日』は、教養エンターテイメントと名付けたいと思います。事実の羅列や解説にとどまらず、それをエンターテイメントに昇華しながらも、一つの物語として創り上げられたとても素敵なものでした。 番外として、自身の劇場制作の、青木豪作、稲葉賀恵演出の「高校生と創る演劇『ガンボ』」と桑原裕子作・演出の穂の国とよはし芸術劇場プロデュース『荒れ野』を上げておきたいと思います。(年間観劇本数:132本)
須川 渡(研究者) ・ dracom『空腹者の弁』(ウイングフィールド) ・山下残『無門館の水は二度流せ 詰まらぬ』(アトリエ劇研) ・アイホールがつくる「伊丹の物語」プロジェクト『さよなら家族』(AI・HALL) 今年も関西で多くの作品を観ました。劇場の閉館はたびたび議論になりますが、dracomと山下残はこの問いかけに作品という形で応答していました。dracomはウイングフィールドという場所で演劇を続けること、山下残はアトリエ劇研がなくなることの意味を、どちらも非常に挑戦的な方法で示していました。『さよなら家族』は、伊丹という場所と時間をかけて丁寧に向き合った秀作です。スタイルは様々ですが、観客である私も、同じ場所にとどまって演劇を観続けるとはどういうことかに思いを巡らせた1年でした。 (年間観劇本数:133本)
かいらくえんなつき(演劇ウォッチャー) ・ロロ いつ高シリーズvol.4『いちごオレ飲みながらアイツのうわさ話した』(こまばアゴラ劇場) ・悪魔のしるし『蟹と歩く』(倉敷市立美術館 講堂) ・範宙遊泳『その夜と友達』(STスポット) 2017年も前半は大阪にいたので、関東近辺の演劇はそこまで多くは観ていません。とはいえ、ここにどうしても挙げたいと思う関西の作品に出会えなかったのは、残念。 選んだのは今後ずっと忘れないだろうなと思う観劇体験だったものです。 この他に挙げられなかったのは、FTで上演された『忉利天(とうりてん)』 (構成・演出・美術:チェン・ティエンジュオ)。 これだけをみていうのもと思いますが、それでもいいたくなるぐらい、中国の勢いを感じさせられ、それと裏返しの日本の閉塞感を感じました。 2017年は(も?)色々と区切りとなる出来事の多かった1年だったような気がしています。 毎年同じようなことを書いている気がしますが、2018年はもっともっと新しい刺激的な作品に出会いたい!!(年間観劇本数:おそらく150本くらい)
薙野 信喜(無職) ・ Schauspiel Leipzig『89/90』(Berliner Festspiele) ・Akram Khan Company「Until the Lion」(Main Hall, ARKO Arts Theater) ・日本総合悲劇協会『業音』(西鉄ホール) 2017年は、海外で観た20数本の作品の印象が強い。パリで観たオペラ・バスティーユ『ラ・ボエーム』、オデオン座『三人姉妹』、コメディ・フランセーズ『テンペスト』、ベルリンドイツ劇場『フェードル』『しあわせな日々』、ソウルで観た Yulhyul Arts Group『Defeat the ROBOT 3』、明洞芸術劇場『メディア』の印象が強烈だった。
九州に来演した作品では、ヨーロッパ企画『出てこようとしてるトロンプルイユ』、サードステージ『舞台版ドラえもん のび太とアニマル惑星』、イキウメ『散歩する侵略者』、トラッシュマスターズ『たわけ者の血潮』 などが楽しめた。 九州の劇団では、劇団きらら『プープーソング』、そめごころ『ちずとあゆむ』、転回社『夏の夜の夢』 がおもしろかった。(年間観劇本数:156本)
でんない いっこう(自由人) ・東京芸術劇場『リチャード三世』(東京芸術劇場 プレイハウス) ・新国立劇場『プライムたちの夜』(新国立劇場小劇場) ・文学座『鳩に水をやる』(文学座アトリエ) 1.リチャード三世の人格形成に身体の障害を前面に出さなかったし、最期の苦しみを、脳内の様子が突然飛び出し襲い掛かるような映像と音響で訴えたプルカレーテ演出の意外性が惹きつける。 2.人は何に向って本心を言えるのか、自身の老後は応答するロボットを考えていたが、人型のAI・スライムなら2062年でなくとも頷けてしまう身近な物語であった。人を失した悲しみ、本来わかりえない存在、一個の人間。 3.童話作家だった男、今は認知症の鳩に水をやる男。誰にわかると言うのだ、その内面の心理が。過去を生きている男に通じる回路を持たない今を生きてる者達。次点は若い俳優、演出家の成長が嬉しい『その夜と友達』『ダニーと紺碧の海』『ナイン』気になる劇作・演出家で楽しかった『ベター・ハーフ』大野一雄に惹かれ、その時代の映像が見たくて、疑念を持ちながら観たのに何故か後半引き込まれてしまった『川口隆夫「大野一雄について」』等がある。(年間観劇本数:27本)
小泉 うめ(観劇人・WLスタッフ) ・点の階『・・・』(京都芸術センター 講堂) ・風琴工房『アンネの日』(三鷹市芸術文化センター 星のホール) ・神里雄大/岡崎藝術座『バルパライソの長い坂をくだる話』(京都芸術センター 講堂) 前半は人生最高ペースの観劇本数だったが、後半は落ち着いて、おしなべてみれば例年並みの本数になった。そのため見逃したと思っている作品も多い。演劇が演劇であるが故の悔やみである。 『・・・』 ファンタジーという言葉だけでは済まされない不思議な観劇体験となった。窓の外の雪や隙間から入ってくる冷たい空気までもが演劇だった。 『アンネの日』 詩森の戯曲はいつも緻密な取材力とそこからの跳躍力に支えられているが、この戯曲からは一人の女性として、ひいては一人の人間としての彼女の姿が明瞭にうかがえ、彼女の代表作となるだろう。 『バルパライソの長い坂をくだる話』 神里のターニングポイントと言える。再び上演される機会もあるだろうが、あの場所であの役者陣でのスペイン語上演は、当然のことながら二度とないものを観たという印象が強い。 西日本での観劇も例年よりは少なかったが、結局KACで上演された2本を選んでいるあたりも私らしいところか。(年間観劇本数:355本)
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2023.3.11.sat 「マトリョーシカをつくろう!」 世田谷区立教育総合センター @setagaya_educational_center にて世田谷区の年長さん〜小学2年生にマトリョーシカのワークショップを行いました。 完全こども向けワークショップというのは初めてて、そしてずっとやりたかった事のひとつなのでとても嬉しいお仕事🥺 12組の親子の皆さまに、murmur in the Sodaテイストのconfettiマトリョーシカを作っていただきました。 また、今回はマトリョーシカのルーツや、マトリョーシカの産地それぞれのデザインの違いなどをお話することもできて、ドキドキ緊張しつつも楽しく充実した会でした。 世田谷区民としても、地域の子どもたちにすこしでも楽しんでもらえる機会をもてたこと、とっても光栄でした。 たくさんのご応募がありあっという間の締切でこちらでの告知が出来なかったことが残念でしたが💦 来てくださった皆さま、センターの皆さまにはあたたかい会にしてくださって感謝申し上げます🪆抽選漏れた方にもまた機会があればお会いしたいです😌❣️ #murmurinthesoda #マトリョーシカ絵付け #ワークショップ https://www.instagram.com/p/CqA7ZgGvI4n/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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[テキストアーカイブ] 新長田で“共生”について考える 現在→これから まとめ
2019年7月7日(日)に開催したキックオフミーティング「新長田で“共生”について考える 現在→これから」のテキスト記録です。 こちらでは、第4部の後に行われたまとめの部の内容を掲載します。
出演 登壇:増田匡(長田区長)、芹沢高志(デザイン・クリエイティブセンター神戸センター長) 進行:大谷燠(DANCE BOX)
まとめ
大谷:2時間の会議でも気を失いそうになるのに、今日はなかなか大変な長い時間にわたって、みなさん、最後までお聞きいただいてありがとうございます。
ダンスボックスが新長田に来て、ちょうど10年が経ちました。ここに来るときに、神戸市の方に案内されていろいろ物件見ましたけども、その帰りに小さなお好み焼き屋さんに入ったんですね。昭和歌謡が流れる店内で、昔のポスターが貼ってあって、で、焼きそばを頼んで、おねえちゃんに「お箸ください」って言うと、えらい怒られて。「コテで食べるもんや」ってボロカスに言われてですね、ええまちやなあと思ったんですね(笑)。ああ、これは新長田に来なきゃって、それがダンスボックスが新長田に来ることになったキッカケです。
このまちの雰囲気ということで、いろんな方にいろんなことをしゃべっていただきました。10年前にダンスボックスが来たときは、このまちで文化的な活動をしてる施設というのは、神戸映画資料館だけでした。今日、登壇していただいた方がされているような活動も、それほど際立っ��あったわけではないです。ところが、この10年の間にまちの人が主体的に新しい活動を展開していく方向へと少しずつ変化をしてきた。それは、非常に面白いことだなと思ってい��す。今日のお話も、だいたい9割の方は僕も存じあげていますけど、活動のことを再び聞いたり、新たな活動についてお聞きしたりするなかで、すごく新鮮なものがこのまちで生まれはじめてるんだという実感を持ちました。
今日のキックオフで出てきたキーワードをもとに、次にまた、こういう会が継続していけるようになればいいなと思っています。まずKIITO(キイト)のセンター長の芹沢さんから、今日気になったキーワードや新長田での活動を聞かれた感想でも、お願いできればと思います。
芹沢:芹沢でございます。いま、KIITOっていう昔の生糸検査所をデザインセンターに変えて、そこのセンター長をやっています。あんまりまとめるつもりもないので、感想みたいになっちゃいますけど…。僕自身、学生のときは神戸にいましたが、いまは東京がベースで、ときどき神戸に通ってくる程度なんですね。なもんで、のっけからアートマフィアが踊りだしたでしょう。あれはやっぱり度肝を抜かれましたね。いや、たいしたもんだなと思った。
その後、4部にわたっていろんなお話を聞いて、これはお世辞じゃなくて、ただ面白かったというより、ほんとにじっくりと聞かせていただきました。最近、多様性や共生っていろんなところで話題になって、そのテーマで僕が呼ばれることもあるんですけども。そこでお話を聞いてもやっぱり一般論的なお話になっちゃうことが多くて。それも、今日みたいに障がいを持たれてる方、在日の方、高齢者、子ども、とかって、いろんな活動をされてる方が一堂のもとに集まって、それぞれのテーマで話してるんだけど、それぞれが密接にリンクしているって、そのこと自体にも感銘を受けました。つまり、だいたいはひとつのテーマについて話して、「まあ、みんな仲良くしなきゃいけないよね」くらいの話で終わることも多い中、今日は実際に現場で活動してる話だから、とにかく、何ていうのかな、とてもリアリティがありますよね。
ただ、いろんなお話を聞けば聞くほど、僕がずっとつきあってきた大分県の別府というまちにとても似た、そういう匂いというか、生き様みたいなものを感じています。そこで僕がある芸術祭をやって、「混浴温泉世界」というタイトルをつけて、大顰蹙を買いました(笑)。アートの世界では、一緒にお風呂に入るって多様性の象徴としてよく出されるんですけど。別府でひとつ思ったのは、お風呂ってとても気持ちいいんだけど、あんまり浸かってるとのぼせますよね。だから一度出て、また戻ってくる。その距離感みたいなものを別府で習ったような気がしています。それは、今日もずっと話に出ている、新長田の距離感、ある意味でいい加減だなと思ったけど…ちょうどいい加減って褒めてるんですよ、その距離感のとりかたというのは、これからすごく参考になるんじゃないかなって思いました。
大谷:ありがとうございます。芹沢さんが別府の「混浴温泉世界」で書かれてたことに、「心地よくてもいずれ出ていかなければならない」とあって、今日の第2部でもキム シニョさんからぬるま湯のたとえが出てましたよね。ぬるま湯に浸かりすぎて、心地よさで忘れていたことがあるとおっしゃっていて。4世、5世の子どもたちが出てきたときに、自分たちのアイデンティティを新しくどうつくっていくことができるのか。温泉に入ったり、また出たりすることも必要なので、そういうところも共通するのかなと思って、芹沢さんの話を聞いていました。
では、増田匡区長です。ずっと親しくさせていただいて「匡さん」って呼んでいたら、区長になられてびっくりしましたけど。今日は行政の立場でなくても、ご自由にお話いただければ。
増田:はい。区長と呼ばれると違和感がありまして、まちのひとにはこれまでどおり、「増田さん」か「匡さん」と呼んでくれって言うてるんです。ですので、今日も匡さん��通していただければと思います。今日の感想はですね、いちばんは、まずアグロガーデンの西崎さん。競馬の結果見に行っていない? いますか。いや、西崎さんの司会進行がすばらしかった。
大谷:ほんとに上手でね。その後を受けて出るのがイヤやなと思うくらい。
増田:西崎さんがすべて総括してくれてもよかったんちゃうかなって(笑)。普段、あんなええかげんやのにね、知ってる人は知ってますけど(笑)。
私は長田区歴でいいますと、7年目でございまして、住んでる人から比べると、ほんのちょっとなんですけど。これまでもいろんな活動を見せていただき、聞かせていただいたりしてまいりましたので、今日のお話もかなりの部分は存じ上げていた内容ですけど、と言いましても、これまでは1対1でお話を聞かせていただいてましたので、これだけまとめて聞きますと、他の土地の状況がどうなのかわかりませんけど、長田区ではこんなにも多様で、とんがった活動をされてる人、団体がたくさんおられるのかとあらためて感心いたしました。
キーワードみたいなところでいいますと、第1部で首藤さんがおっしゃった境界、境界の民ということばですね。それから、距離感という言葉もあったと思います。私もいま、長田区に住んで、長田区長として仕事をしているわけですけど、長田の人と人との距離感ってなんでこんなええ具合に保ててるんやろかって、ずっと気にはなっていました。今日のお話を聞いて、そのちょうどいい距離感と、いろんなものが共生していけるということが非常に密接につながってるんやなと認識いたしました。
それから、第4部で尻池さんのお話として、ちょっと外から入りにくいみたいな時期もあったということですけど、歴史ある駒ヶ林の特殊性みたいなんもちょっとあるかなと思ってまして。私、京都の出身で、京都ってほんとに排他的なんですね。京都の方がおられたら申し訳ないですけど。歴史があって地縁の濃い土地ですので、私が住んでいたところでも千年以上、まちがあったところでしたから、すごく住みにくかったですね。そう考えますと、長田の、このちょうどいい距離感がとってもいいなと思っております。とりあえずはこんなところで終わります。
大谷:キーワードでいえば、つながるという言葉がずいぶん出てきたと思っていて、たとえば、互いにまったく価値観の違う人が自然につながっていけるということ。それは、背景としてごちゃごちゃということをおっしゃってた方もいらっしゃいましたけど、いろんな人が���ちゃごちゃにいること。これでなければならないということよりも、「なんか面白いことがあるならやろかな」というくらいのゆるやかさが、このまちにはあるような気がします。
今日、出てきた言葉ではないですけども、僕が最近思ってるのは、里山や里海��て言いますよね。ある世界の中で資源が循環していく。じゃあ、里町もあるんじゃないか、という風に考えたときに、新長田って里町になれるはずで。そのときの新長田の資源って何かといえば、人だと思うんです。人が循環していけるような地域社会が成立していけば、これからは豊かさの意味って以前とはまったく変わってくると思いますから、限られた富を我々がどう分配しながら次の世代に移していくかという、そのためには豊かさを読み直す必要があって、そこで新長田という地域社会の中で里町ということが実現できないかなと思います。
もうひとつは、境界という言葉とも関係しますけど、いわゆる多文化共生という言葉の持つ安易さというのか、言葉って使いつづけられるとだんだん色褪せてくるんですね。今日のお話もお聞きしていると、まさにそうだと思いましたけど、カオスを創造できる社会、混沌を創造できる社会がこれからもっと必要になってくるんじゃないかと思っておりました。ということで、あと数分かな、最後に芹沢さん。
芹沢:大谷さんのお話を伺って、カオスや混沌を我々はあまりにも捨てすぎてきたんじゃないかなって大きな反省が出てきてるのかなと思います。いま、社会的には人口が減少していくとか、このままだと経済がどうだとか、不安定な感じと、日本全体のニュースとしてギスギスした部分が気になりますよね。だけど、これ、ときどき思うんですけど、江戸の安政の頃とかで日本列島全体で3千万人くらい、人口はだいたい一定で、意外と安定してたんです。それが明治維新からばっと伸びて、時間軸のとりかたにもよりますけど、一気に4倍くらいになってるわけです。2002年だったかな、そこでピークになって。だいたい、登ったのと同じ勢いで落っこっていくと言われますから、急激にまた社会が変わっていくと思いますけど、ちょっと考え直してみると、3千万人くらいで安定していた時代もあった日本列島の本当の豊かさって、もっと人を減らせという話じゃなくて、とにかく、あまり怯えている必要はないんじゃないかなって思います。
先ほど貧困の話も出てましたけど、たぶんこれから、わりと近いうちに、僕らにとっては、うん、ちょっとあまりにダサい言葉かもしれないけど、幸せって何なのかをみんなで考え直す時代がくるんじゃないか。お金をたくさん持ってることがほんとに幸せなのか。学力の話も出ましたけど、いまの教育の枠組みで学力が高いという話と、生きていく力というのはイコールではないかなと思います。そのことに、僕だけじゃなくて、みんなが薄々と気づきはじめている。そのときに、今日の話を聞いてると、褒めすぎかもしれないけど、長田はひとつの未来のモデルになる、他のモデルもあるんだろうけど…そんな感じを受けました。
大谷:ありがとうございました。じゃあ、最後に匡さん。
増田:いまの芹沢さんのお話、私もそうやなと思うのは、豊かさの定義みたいなものが今後変わっていくなかで、長田の暮らしってほんとに全国的なモデルのように考えられるときが、そう遅くないタイミングでやってくるんじゃないかなと感じております。
それから、大谷さんが言われた「つながる」という言葉、今日のこの場がすでにそうやと思いますけど、これがもっとどんどん多層に積み重なって、つながっていくのが大切かなと思います。ただ、ここでひとつ言いたいのは、普通にやってもつながらないんだと思います。いつも思ってるのは、そういう意味で、このダンスボックスさんが10年前に来られて、それから数年してアーティストの活動とかが盛んになってきて、それから、アーティストやクリエイターの活動だけではなく、今日お集まりいただいたようなみなさんの活動も盛んになってきたということで、やはりダンスボックスなり、このシアターなりがつなげる役割を果たしてきたと思っております。ですから、この1年のプロジェクト、「文化芸術による共生社会を現場の目線で考え試みる」ということで、ダンスボックスさんってまさにそのキーワードじゃないかなと思っています。これで、わりときれいな終わり方やないでしょうか。
大谷:ありがとうございます。長時間にわたってお聞きいただき、みなさん、どうもありがとうございました。
・・・・
大谷燠 NPO法人DANCE BOX エグゼグティブディレクター。1996年に大阪でDANCE BOXを立ち上げ、2009年4月には神戸に拠点を移し、「ArtTheater dB 神戸」をオープン。Asia Contemporary Dance Festivalなど、国際交流事業やアートによるまちづくり事業も多数行う。2017年度文化庁長官賞受賞。
増田匡 長田区長。京都市出身。長田区歴7年目。2013年から2年間、長田区役所で働き、まちと人の温かさを知ってから、このまちにはまる。2017年に明石から新長田へ移住し、2019年4月から現職。好きなまちのために働けることを喜ぶ反面、休日の仕事が多くて、まちをぶらつく時間が減ったことが最近の悩み。
芹沢高志 デザイン・クリエイティブセンター神戸センター長。東京生まれ。1989年、P3 art and environmentを設立し、統括ディレクターを務める。現代美術、環境計画分野で数々のプロジェクトを展開。「ART PROJECT KOBE 2019 TRANS」総合アドバイザー。
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聴講メモ 情報法制学会第1回研究大会
聴講時に入力したメモです。断片。配布資料からのメモも引用符はありません。 聞き取り間違い等、あります。おかしな部分は記録者のせいです。
2017年12月16日(土) 10:00-17:00 一橋大学 一橋講堂
開催案内 http://itlaw.tokyo/symposium.html 主催 情報法制学会(ALIS) 共催 一般財団法人情報法制研究所(JILIS) 日時 2017年12月16日(土)10:00〜17:00 会場 一橋講堂(東京都千代田区一ツ橋2-1-2 学術総合センター2階)
総合司会 千葉大学 横田明美准教授
開会挨拶 情報法制学会代表, 京都大学 曽我部真裕教授
本年6月に設立総会開催。情報法に関わる学術的、実務的論点について報告される。
公募報告1 医療分野におけるロボット法の日独比較研究 -民事責任、刑事責任、情報法を中心に- 桃尾・松尾・難波法律事務所 松尾剛行弁護士
医療分野はロボットの投入便益が大きいと見込まれる。侵襲性のより低い手術が可能。 ドイツ法はまとまった先行研究文献がある。 医療ロボット法は範囲が広い。製品安全、医療行為等々。 民法、刑法、データ保護法について検討したい。 責任の問題 医療行為の制限
医療ロボットによって事故が起こり、死亡事故等が起きるというのは現実のものとなっている。日本ではH22年。ダ・ビンチというロボット。 N大学医学部事件 初期の胃がんをダ・ビンチで手術した際に、すい臓を損傷し、死亡。椎体にすい臓を圧迫された。 術野を確保するためにすい臓を圧迫してしまった。ロボット鉗子は過度の力がかかる可能性がある。 経験者による監視、指導がなかった。
この事件ではビデオ映像の解析で責任の所在が明らかになっているが、今後、さらに複雑な事故が起きた場合はどうか?
自動化、自律化、ネットワーク化が複雑さに拍車をかける。関与者が増えていく。
被害者保護の視点 責任の所在をはっきりさせ、責任を取らせる。
ロボット開発者等へのインセンティブの視点 重い責任が簡単に負わされると開発等の意欲が減退する可能性も。
ドイツ民法の特徴-立証責任等に関する特別規定
刑事の責任と民事の責任がパラレルに考えられている。
630H条 過誤の推定 治療者が十分に統御しうる治療の危険が現実化 治療者に十分な能力がない
日本は被害者側に立証責任。事実上は推定、経験則が採用されている。 ドイツは法律で推定される範囲を規定。
2013年のドイツ民法改正は直接的にロボットを意識したものではない。
刑事責任
自動運転の場合は第三者が被害者になることも。危険の法理は第三者にも適用できる。
医療ロボットとデータ保護法の交錯
GDPRの前から旧ドイツ連邦法では参考にすることもあり。
どういう順番で優先順位付けをすれば本人の正統な利益の保護となるか。
保険の文脈で例外を認める。
質疑応答
司会から 刑事と民事が本当に重なっているのか?
ま 刑事のコンメンタールを見ると、民事の議論をそのまま引用していたりする。 民法と刑法の目的の違い 民事で過失がないとされた場合には、刑事でも過失はないと考える程度にすべき(シュミット氏意見)
会場 特別法と一般法の違い
ま 二つの視点について、ここに寄せるべきとの議論はしていない。一定の着地点は想定していない。
会場 公的な補償等も考慮すべきでは。
公募報告2 カナダ国境サービス庁によるAPI/PNR標的絞り込み;OPCプライバシー監査報告の分析 明治大学法科大学院 丸橋透兼任講師
2015年からCJEUでPNRについて争われている。
PNRGOV レベル0はフライト全体
CBSA 年間2千900万人のデータ シナリオ自体は米国と共通 年間552人のターゲット
カナダは定期監査のほかに、臨時の監査もできる。
質疑応答
司会から 日本はPNR情報の収集について、情報開示しているのか?
ま 法定収集権限を法律には書いてある。保有個人情報ファイルに何を収集しているかは明示。
よ 追跡調査等の枠組みは?
ま 中で何をやっているかは不明。分析に足る情��公開はすべき。
会場 このようなプロファイリングを過度に行うと憲法問題になるのでは?
ま 必要性の問題はある。税関にしても、入管にしても、一応、それなりの議論はしている。 が、中身がよく分からない人たちが審査会をしているのではないか。 バスケット条項のような条項を入れると、なりうる。
ま これはプロファイリングの一段階ではある。本当のプロファイリングはターゲティングセンターで行われているのではないか。
会場 個人情報保護委員会の今後の役割への示唆と、越境データ問題との絡みは?
ま 日本ではただ集めるだけの状況。インテリジェンス手前、個別のテロリストを入国させない為に何をしているのか、出していかないと、逆に問題とされてしまうのでは。
司会 日本では行政は総務省の管轄。
報告1 ビッグデータ・AIの活用における競争法上の課題 森・濱田松本法律事務所 池田 毅弁護士
データは競争法の世界では従来から投入物として扱われていた。 データは複製できるので、競争法上は問題にならないと考えられていた。 ビッグデータ むしろ複製不可能なのでは? 公取は独禁法適用可能性。 契約ガイドライン 優越的地位の濫用 独仏共同レポート OECDレポートは参考になる文献
個人情報保護法制で済むのか?独禁法の出番はないのか?
役割分担の問題
何の情報が取られているか分からない 膨大な規約 支配的事業者と選択肢の無さ
データの世界でどうやって市場を確定するのか
多面市場と無料市場
ユーザは無料 コンテンツ提供者からコンテンツ 広告主から広告料
無料市場を独禁法で管理できるのか
SSNIPテスト 緑茶が値上がりした時に一定のユーザがウーロン茶の市場にうつるか うつったら同一市場
SSNDQテスト 品質劣化で市場が縮小するか
伝統的な独禁法上の世界では役者は一人、市場も見え易い
データ市場は役者が何人もいる。舞台もバラバラ。
データ収集の問題点 データの収集は通常、独禁法上問題とならない→例外は? 単独へのデータ収集 ロックイン状態の誘発 優越的地位の濫用 共同でのデータ収集 カルテル
アクセス 基本的には事業者の自由 データが不可欠 代替的なデータの取得が技術的または経済的に困難
競争者を排除する目的以外には合理的な目的が想定されないにもかかわらず、正当な理由なく、従来可能であったデータへのアクセスを拒絶:欧州MSインターフェイス情報開示
データを利用した商品の市場における競争者を排除することとなるにもかかわらず、正当な理由なく、当該競争者(又は顧客)に対してデータへのアクセスを拒絶:東芝エレベータ補修
不当行為により取得されたデータを利用することによる優越的な地位を得た後に、当該情報へのアクセスを拒絶:標準化におけるランバス事件
ドイツ Facebook事件 市場支配的企業が個人情報保護法令に違反して個人情報を取得することは市場支配的地位の乱用になりうる。(ドイツ) →個人情報保護法令違反がなかったら?
不利益変更を拒めない→優越的地位の濫用では?
個人に対して優越的地位の濫用は成立するのか?
JASRAC事件 包括使用ライセンス
Uber訴訟
人がやってもデータ/AIがやってもいい結果が出るなら…
質疑応答
会場 サプライチェーン最適化において、垂直的統合は問題なのか?技術的制約による価格統制は? デファクトの技術標準は?
い 垂直と水平はどう区別されるのか?ハブアンドスポークは個々の関係を見ると垂直と捉えられる。 サプライチェーンの最適化は生産量の操作につながるのでは。 アップルeブックカルテル事件はハブアンドスポークの例。 標準化は程度問題。例えば保険料算定のアルゴリズムを複数社が利用することはどのような効果を持つか。他社排除に向かうのであれば問題になる。
報告2 ドイツのSNS法 福岡大学法学部 實原隆志准教授
自主規制の効果に対する疑問→法的効果を伴う規制に踏み込む コンプライアンス・ルール
3月27日に提案されて6月末に修正案可決、10月1日施行
適用対象事業者 営利目的でプラットフォームをインターネット上で運営 利用者がいかなる内容でもほかの利用者と共有したり、公衆にアクセスできるようにするためのもの
除外 ジャーナリスト的なもの 個人的な、もしくは、特定の内容のもの ゲーム、ショップ、メール、メッセンジャー 国内登録者が200万人未満
ヘイト・スピーチに関わり、刑法上の要件を満たすもの
明らかに違法な内容は申立て受理後、24時間以内に隔離・利用停止
オーバーブロッキング対策として例外あり。
削除するかどうかを審査する。 違法なら遅滞なく隔離・利用停止 合法なら隔離等をしてはならない
不適切に隔離された人が申し立てる苦情窓口を設置
苦情処理手続きを設けていないと、最大5千万ユーロの過料
過料ガイドライン
検討する枠組みを作らないことに対して罰則
既存の法制度と極端な齟齬は生じていない
共同規制的手法 メディア青少年保護・秀才協定とは自主規制機関を認証する機関が異なる。
刑法上の違法性に限定 認証を行う機関の独立性の問題
質疑応答
会場 従来から憎悪表現はドイツで規制されていた。SNS上でも同様にするということだと思うが、日本では従来、規制はなかった。児童ポルノ等への規制と比較するとどうか。
じ 児童ポルノはすでに法律があるので、まだやり易いかもしれない。日本ではヘイト・スピーチの法的規制がない。国会で議論して、刑法上の規定を作ることから始めないと。議論すら、本格的に始まっていないことは指摘が必要
会場 適用対象事業者の例外があるが、ゲームなどはSNS的機能を持っていたりする。線引きはどうなるのか。 規模による適用除外はアカウント数と実活動ユーザーの差はどう扱うのか。
じ 線引きの問題はある。登録者数による除外規定は影響力を考慮したものだとは思うが。利用者の定義に困って、登録者という表現になったと思う。
会場 EUのテロリスト対策として、宣伝コンテンツデータとしてブロッキングしようとしているが、つながりはあるのか。
じ コピーすら削除しなければならないと当初案ではなっていた。立法者の狙いとしてはあるかも。
報告3 カナダ��作権法における「利用者の権利」の保護 福岡大学法学部 谷川和幸講師
著作物を利用する側の権利と情報法との接点
自炊代行事件 知財高判H26.10.22 著作権法30条1項 自分でやる分には構わない 個人的 私的領域 複製の主体が利用 複製権侵害として差し止め請求 知財高裁はこれを支持 零細な使用であれば権利者への影響は少ない→指摘複製の量を抑制
「個人の私的な領域の活動の自由」解釈論には反映せず。 権利者側の利益だけを考えるのはおかしい
カナダ著作権法のフェア・ディーリング 29条以下 研究、私的調査、教育、パロディ、風刺を目的とするフェア・ディーリングは対象とならない。
米国にはフェア・ユース 使用目的は例示列挙で限定は緩やか フェア・ディーリングは 目的 フェア の2要件
1990年までの著作権法は著作(権利)者の権利擁護が中心。フェア・ディーリングは権利の抜け穴。
2002年テバージ(Teberge)事件 ポスターのインク層をキャンバスに移し販売。被告の移し替え行為は複製か? ポスターはなくなっているので、数の増加はない。複製となるのか? 4対3で複製に該当せずと。
バランスをとるのが著作権法と 著作物の捜索・普及に関する公共の利益を促進すること 創作者に適正な報酬を得させることの
上記判例では所有権と著作権の調整として問題設定
2004年 CCH事件 出版社と専門図書館の争い 放送や研究者からの申し込みに応じて、文献を複写して郵送
争点 フェア・ディーリングの「研究」の解釈 全員一致 フェア・ディーリングは著作権法の不可欠の部分 フェア・ディーリングの裁定は制限的に解釈されてはならない researchという言葉は、広く、寛大に関尺されなければならない →非営利や個人的研究に限定しない
2012年 最高裁5部作(2012年7月22日)
Bell判決 試聴機能に著作権は及ぶか バランスをとる方向へ。 研究かどうかは、試聴提供者ではなく、最終的な利用者(試聴者)を基準に考えるべき。
Alberta判決 教育現場での複写配布→周りに人がいても「私的調査」に該当
著作物へのアクセス(利用)は「利用者の権利」
転換の契機は?
インターネットと著作権 WIPO著作権条約
2001年の改正提案は一般国民から多くの反論 コンピュータ技術者、教育機関、図書館など。 DMCA
2012年に法改正、翌月に最高裁5部作
保護とアクセスのバランスはそれほど先進的というわけではない。
日本の著作権法1条
利用者の権利を持ち出す必要性はあったのか?
はたらくじどうしゃ事件 東京地判H13.7.25 46条 屋外の見やすい場所に恒常的に設置 一般人の行動の自由
「利用者の権利」の具体的な効果は? DRMの解除を要求する権利?
学説による「利用者の権利」の捉えなおし
馴染みのある概念に戻す パロディー→表現の自由 教育→教育を受ける権利、人権
所有権概念の拡張の試み(コンテンツの所有権) 有体物から無体物への拡張
コンテンツ所有権(バーチャルプロパティ)
尼が購入済みの書籍を勝手に削除 電子書籍配信サイト閉鎖 電子書籍や音楽ファイルの相続可能性、転売可能性 Bitcoinの保有(東京地裁H27.8.5)
自炊代行への示唆 30条1項の公共性 アクセス権限の視点
『知的財産権 コンピュータと法』
他人の所有物を複製しても、原本の返却をもって複製を廃棄する義務はない
「利用者の権利」というのは一種のマジックワード その内実が問題 マクロレベル(公共の利益)とミクロレベル(所有権)でとらえる2つのアプローチ
質疑応答
司会 どのような示唆があるか
た 著作権法が伝統的にはインセンティブ論。著作物として世に出すからには利用は必須。利用についても注目をする必要があるのでは。著作権法も所有権を無視はしていない。有体物所有権でカバーできないものを所有権概念の拡張でカバーできないか。
会場生 ライセンス契約の物権化傾向がある。(9700回やったゲームが終了するので悲しい。) 所有概念の拡張は立法で対応できるのか。
た ライセンスの物権的効力、ドイツでは消費者法的な観点で着目。コピー可能性や、耐久性で違いが。
会場 ダウンロード販売では使えないのでは。
JILIS報告 「オンライン広告研究TF」成果報告 情報法制研究所理事、産業技術総合研究所 高木浩光主任研究員
「オーディエンスターゲティング広告における匿名加工情報の利用に関する提言」 ※来週には出るはず
オンライン広告の法的課題に関する論点整理
第1期 改正個人情報保護法の「匿名加工情報」がターゲティング公告にもたらす影響について検討 「オーディエンスターゲティング広告における徳雄明加工情報の利用に関する提言」を発表 第2期 データ保護法制とターゲティング広告 EUではどのように合法と整理されているのか 日本では 取得の委託モデルで整理できる可能性 第三者提供は一部でしか行われていないのではないか 将来の法改正に備えた提言を
名寄せではない、匿名加工情報の利用
オーディエンスデータ オンライン広告事業者が保有 端末ID等に紐づく��歴 ユーザーデータ メディア事業者、広告主が保有する履歴等(氏名等と容易照合)
2者方式と3者方式
媒体と広告作成・配信、広告主で3者
自ら渡した匿名加工情報をターゲティング広告に用いるのは「照合」にあたるか? 事務局レポートでは基本属性の類似度による識別行為とみなす。 突合は可能なのか…データがどこから来たのか ”確率的な”識別 同じ属性を持つ人々は、共通する別の性質を持つ場合があり、マーケティング上、有益な突合となりうる。 ※データフュージョン 38条で禁止された「識別行為」なのか
2015年3月経産省報告書では駄目と。 パーソナルデータ利活用に関するマルチステークホルダープロセス パーソナルデータ検討会2014年事務局案では個票としての突合はしていない
匿名加工情報から「知見」を得て知見を個人データに当てはめる方法が適法であると整理 匿名加工情報を統計情報に集計する処理 統計情報は識別情報ではない 特定された利用目的の範囲内で行われるものであれば適法
グループサイズによって適法性、違法性のグラデーション→k-匿名性と同じなのか、違うのか。
条件式を返す
最初から「知見」データを貰えば? 匿名加工情報は広告主側で分析したいという需要に対応できる
残る論点 加工基準の在り方 オーディエンスデータの個人データ該当性
質疑応答
会場 位置情報や行動履歴については言及がなかったが、その辺は?
た 今回はどのような情報を使うかについては検討していない。位置については履歴よりもある1点の位置が有益。
会場 生活上の履歴でレコメンデーションを出すというのは?
た スイカ事案で日立が打ち出したようなものは、用途がはっきりしていればそれにあった匿名加工が可能であると思われる。使う側の、どういう使い方に依る。
会場 短距離の行動を追っかけるくらいがターゲットになるのでは。
た ニッチな状況をターゲットにするのは広告に資するか疑問
会場 ダブルクリックのヘッダ情報が公開されているが、調査対象になっているか。グーグルのユーザIDに紐づいた情報が使える。108つくらいの情報がある。これは匿名加工情報なのか。情報としては匿名情報なのか。
た それは仮名情報に相当する。
会場 グーグルの場合はIDが個人情報に紐づいていると思われるので、それがDSPに仮IDとして渡されていると考えているのか。
会場 グーグルの場合はプライバシーセンシティビティ上がるという議論がある。パーシステントなIDを持っているところは強い。
た 法制度上はだれがデータコントローラなのかが重要。委託関係として整理できるのか。
閉会挨拶 新潟大学 鈴木正朝教授
次回は6月、JILIS主催で行う。第2期は多分、消費者団体が入る。スイカ事案から3年経ち、状況は随分変わった。立法論の時代になってきた。行政分野が総務省管轄でいいのか。AIやゲノム等の情報流通が焦点。学は立法時に適切な情報を提供しているのか。
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「文化の薫る山口に…」 中原中也記念館名誉館長 福田 百合子さん [前編]
福田 百合子 (ふくだ ゆりこ)
昭和3年 山口市に生まれる。
山口県立女子専門学校国語科 卒業
関西学院大学大学院日本文学研究科修士課程修了 山口女子短期大学助手、講師、助教授、山口女子大学教授、山口女子大学付属図書館長、山口県立大学名誉教授を経て、中原中也記念館 館長に就任
現在は同館名誉館長
主な著書
小説『外郎の家』『椹野川』『鵜を抱く女』
『中原中也詩私解』『中原中也の短歌』
随筆『心のふるさと散歩』上下 赤間書房など
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チェン「みなさんこんにちは。この山口のキーパーソンという番組は、山口でご活躍の著名な方から未来を切り拓く若者まで、いろいろな方との対談を通してこれからの山口への提言をいただこうというものです。今日はその第1回。特別ゲストとしてお迎えしました。中原中也記念館 名誉館長の福田百合子 先生です。福田先生、今日はどうぞよろしくお願いします」
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福田「こんにちは」
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◯中原中也の魅力
チェン「福田先生と云えば、山口のみなさんはよくご存知ですが、山口女子大、現在の山口県立大学の教員、名誉教授を経て、山口市の中原中也記念館の初代の館長として就任なされました。現在は、同館の名誉館長をなさっておられます。また、NHKの経営委員会を2期お務めになり、マスコミ・報道にも携わっておられ、テレビ出演も多くされておられるので、テレビで福田先生のことを見て知っているという方も多いと思います。また様々な著書や講演活動を通してご存知の方もおられると思います。福田先生にはやはり中原中也のことを中心に、また昔の山口のことなどのお話もお伺いして参りたいと思っています。中也は、全国にも多くのファンがおり今もなお広く愛され続けている訳ですが、福田先生はこの中原中也の魅力はどんなところにあるとお考えでしょうか?」
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福田「はい、やはり永遠の青春みたいなところがありますよね。私は、中也の生涯の倍以上も生きておりますが、永遠の若者であり、自分に代わって歌ってもらってるような気がして。例えば、これが私の故里だという云い方をされると、ああ、一緒だなぁという感じにですね」
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チェン「そうですね。中也はまた、作品そのものもですが、そのいかにも詩人らしい生き様に惹かれているという人も多いのではないでしょうか?」
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福田「そうですね。自分の信じている道、自分の表現の道を一筋に貫く訳ですよね。なかなかそれはできませんよね。自分の生涯を振り返ってみても教師としてあるいは中也記念館でも館長として、はたしてどうだったんだろうと思ってしまいます」
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チェン「いえいえ、ご謙遜でしょうが…… それぞれの皆さんが、はやり中也と自分とを重ね合わせて詩の世界を味わっているということなのでしょうね」
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福田「そうですね。ただ郷里を同じくしているということだけではなくって、若者としての共感とか、そしてある種の普遍性ですね。空中ブランコが揺れているサーカスの世界。揺れ動くのは、都会と地方都市との揺れ動きだったり、西洋と東洋であったり、それから散文とポエムとの間の揺れ動きだったり」
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チェン「また、戦争に突入する時代との境界みたいなものもありますね」
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福田「そうですね。そのような時代的な背景の不安みたいなものも、きっと多くの人の共感を呼ぶんだと思いますね」
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チェン「私ごとではあるのですが、やはり僕も高校時代に中原中也に随分と入れ込んで、彼の通った山口高校(旧制の山口中学)に進学しました。当時、吹奏楽部にいたのですが、部活動が終わってから夕方、毎晩のように中也のお墓に通うのを日課にしていました。僕の自宅は山口市の商店街の中でしたので、吉敷にある墓地は全く逆方向で、自転車で40分くらいかかってたんですが…… 今では、決して出来ませんが10代の当時の有り余るエネルギーがそんなマネをさせていました」
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福田「ええ…(笑)吉敷まで、それはちょっと遠い」
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チェン「けど、日本各地で中也を熱烈に愛する皆さんがおられますね。10代の頃の僕もそうだったのですが、それは〝落ちこぼれた〟ことも1つの要因ではないでしょうか?」
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福田「はい。中也は山中を落第して、京都に転校したわけですよね。これも1つ転機だと思いますね」
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チェン「長谷川泰子に出逢ったり……」
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福田「そうですね。そして、東京で小林秀雄やいろんな友人関係っていうのがやはり大事ですね。そこから影響を受けていくという中也の生涯なんですけど、私はこれは山口の特色というか一種の地方都市の現実だと思いますね。若者は一度は大勢の人が集まる都会に出ていく。けれども、中也も第2詩集の刊行の前に、さらば東京、おゝ我が青春と云って山口に帰ろうとする訳です。私はそこに山口と云う土地柄の特色があると思いますよ。一度は出て行っても、また戻りたいという、そういう場所であってほしい、これは山口県全体への提言でもあるんですけど。瀬戸内側や宇部市なんかは煙突やコンビナートなどが建つ工業地域の機能を持っていますね。一方、山口市というのは成長期まではここで暮らして、都会に憧れて多くの人脈を求める時期があって、そしてまた戻ってくる文化都市、文京地域としての特色を持って��しいと願っていますね」
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◯山口の風土
チェン「いま、お話をお伺いしている場所は一の坂川の喫茶店 ラ・セーヌさんなんですが、この一の坂川っていうのはそういった山口の文化、歴史の育んだ佇まいを残す代表的な美しい場所ですよね」
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福田「そうですよね。大内氏の残した檜皮葺の五重塔も見えますし、大神宮のある鴻ノ峰が見えますし、サビエルの塔が近いし、そして柳桜をこきまぜてという歌があるように、桜並木が連なって、蛍が出て、カジカが鳴いてという」
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チェン「商店街がすぐ近くで、このように蛍の見れる川が流れているっていうのは、ほんとうに山口の魅力ですね」
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福田「そうですね。そのような風景、風土と住んでる人間が非常に密着している。そこに私は文化、文明と云ってもいいくらいの土壌があると思うんですね。それを是非、これからも目指してほしいですし、昔からの伝統的な土壌や要素があると思うんです」
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チェン「そうですね。この一の坂川の美しさと云うのは、一朝一夕に作れるものでは決してなく、歴史の重みが醸し出すものですからね」
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福田「そうですね。それを継承しながら今に活かして未来へ繋げてゆく、そういうカタチにしたい。できると思うんです」
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チェン「残念なのは、山口大学の学生さんなんかに聞くと、一の坂川やそのすぐ裏手の堅小路、大殿大路などの歴史の名残がある美しい通りに来たことすらないし知らなかったという方が大半だというのはほんとうにもったいないと思っています」
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福田「そうですね。昔は山口市内に全部集積して今の美術館あたりは高商の生徒さんがいて、前の池をダボって云ってましたが、今の山高のあたりまで蓮田がずっと広がっていたり食用ガエルが鳴いていたりと云った風情がありました。コンパクトに集約してあったんですね。でも、学校も規模が大きくなった。県立大のある宮野も少し離れてますけど、あちらは桜畠というくらい昔の天領だった場所で、重源の里とか仁保や徳地に通じてるわけですが、そういう山口市として1つのグローバルがあると思うんですね。前ほどコンパクトにはいかないがちょっと広げたというカタチがあります」
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チェン「政策として、そういう道を選んだわけですが、僕なんかはやはり商店街で生まれ育ったので、年々さみしくなる商店街のことに非常に胸を痛めていて、せめて山大がこの地に留まってくれていればまたずいぶんと違っただろうになぁとよく思わされてしまいます」
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福田「赤レンガは昔の文理学部の書庫だったわけです。直木賞作家の古川薫さんが学生さんでサッカーをされていた時に市役所が火事になってみんなが書類を運んだっていうエピソードもあって、私どもも共通して体験してるものなんです。大学自体が膨らんで立地条件やキャンパスの広さの問題などもあったんでしょうね」
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◯文化政策について
チェン「山口市は、大内時代から京都を見習って町づくりを進めてきた歴史がありますが、京都なんて京都大学にしても立命館にしても一番いいところから大学が動いていない。文化のほんとうに感じられる中に大学もあるなぁと……」
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福田「中也も立命館に転校する訳ですが、衣笠分校って云ってやっぱり移っていくんですよね。ですから、これはもうやむを得ないところもあるのかなぁと。ですから、私はそれらを統合したような総合的な研究所とか、ずっと生涯をかけて研究に取り組めるような、人文的あるいは芸術的センターみたいなものを山口市が機能してつくるべきだと思うんです。そうしますと、新山口あたりにそうとう大規模なイベントホールが出来るにしましても、そこには大きなもの、そしてこちらにはもうちょっと小規模なもの、お芝居やいろんな芸能が出来るようにいろんな手配をすべきセンター、研究所みたいなものがあって交流を司ってマネジメントする。そのようなものがあれば、多くの人が研究のためにあるいは表現のために集まってくる、そのような場所にしたいと思いますね」
.
チェン「それは素晴らしい構想ですね。山口の文教地区の雰囲気が、また、地元のみなさんが愛するサビエルの鐘の音の鳴り響くちょっとコスモポリタンな雰囲気が、そのような文化や学術的なこととよく似合いますね」
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福田「地元の人はもちろんですが、また多くの人が表現や研究のために集って、家族ごと周辺に住んでいただけたらと思っています」
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チェン「その構想には今、なにか動きがあるのでしょうか?」
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福田「市長がおっしゃってる新山口駅の新幹線を利用した交流があるようにとの北口の開発が進んでいますね。市役所はいまの場所に留まる構想みたいですが、行政・お役所と研究や表現の場とが近い場にあって相互に機能し合って、多くの方が移り住んで生涯かけての仕事になってくれればと思います」
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チェン「なるほど。福田先生は、一貫して山口の文化支援・文化振興に携わってこられた訳ですけど、ここで福田先生ご自身についてお尋ねして参りたいと思います。……」
.
つづく
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about municipal politics in Sapporo
so, the other day, I got this political pamphlet published by some member of the city council called 成田ゆうき, a politician of the 民進党
We have several topics ranging from childcare, Maruyama Zoo, disabled people, construction of a new cultural center and the Naebo Station, the new possibility of registering a same sex partnership and some economic information on the ongoing fiscal year.
can someone tell my the meaning of だより?
Have fun practicing:
札幌市議会議員
成田ゆうき 市政だより Vol. 5
発行元 札幌市議会 民進党市民連合
第一回定例市議会
2月21日からスタートした2017年第一回定例市議会にて、会派代表質問を行いました。
質問の一部を掲載いたします。
①苗穂駅北口のまちづくりについて
Q 成田祐樹
2019年にアリオの裏側(北5条東10丁目・JR社員研修センター跡地)において移転橋上化される新たな苗穂駅に期待が持たれるが、苗穂駅北側のまちづくりについての方向性は?
A 市側
駅までのアクセス向上や既在道路を活かした歩行者ネットワークの形成とともに、将来的な波及効果の高い土地利用等を推進することを目指している。今後も民間の土地利用動向などを踏まえ、地域に関わる住民・企業・行政等のパートナーシップにより、まちづくりの目標実現に向けて取り組んで行く。
②除排雪について
Q 成田祐樹
12月の大雪の対応などについて、期待的に除排雪に関する準備を全て行うのは難しいと思われるが、色々と改善すべき点があるのでは?
A 市側
土木工場の残る12月のダンプトラックの確保について、排雪作業最盛期と同様の台数を確保するのは難しい状況であるが、今後はたい積場の早期開設などを実施、効率的な排雪作業を行うことで市民生活への影響を最小限にとするよう努める。除雪作業者への支援については、市保有車の増強や更新を進めると共に、作業者への除雪機械購入費補助については新潟市の補助制度内容や導入の背景をについて調査したい。
③周産期医療について
Q 成田祐樹
札幌周辺市町村の周産期医療が近年は縮小傾向にあり、その結果、道央圏の患者が札幌に集中してきたことで、医療機関の更なる疲弊化が危惧されるがどのように考えているか。
A 市側
周産期医療を取り巻く状況については札幌市においても激しいものと認識しており、以前から危機感を持って取り組んでいる。これまで、産婦人科救急相談電話を開設し、市民の電話相談に応じるとともに、救急患者の搬送先調整を行っている。今後も産婦人科医療機関や関係団体からの意見をふまえ、北海道とも連携を図りながら周産期医療を安定的に維持できるよう努めていく。
子育てについて
札幌市の待機児童対策において、2016年度に保育所整備による保育定員を拡大するとともに、保育人材の確保に向けた「保育士・保育所支援センター」を開設したほか、第一回定例会に提出された2017年度予算案においてもアクションプランを大きく上回る1000人以上の保育定員の拡大を盛り込みました。
また3歳未満の第2子保育料の無料化の実施や、幼稚園での一時預かりの拡大、児童相談所の体制強化や不育症治療に対する女性の実施を決定いたしました。これからも子育て支援へのより一層の拡大を目指しています。
(平成) 29年度 保育所整備補助における定員増
the graphic above shows the increase in personnel in childcare facilities
the information is divided into type of facility (施設区分), number of personnel (定員), number of cases/events (件数) (whatever that means) and the increase in personnel (定員増).
the facilities are further divided into 私立保育所, 認定こども園 and small-scale facilities (小規模)
円山動物園について
ホッキョクグマ・アザラシ館の本格的な工事がスタートしました。外国からの個体導入も可能な国際基準を満たした大型プールが特徴的と言われている大規模施設です。希少動物が安全で健康に過ごせる生息環境にはもちろん最優先での配慮をしつつも、循環型社会の形成や飼育業務の効率化等の視点からプールの維持管理にあたっては水循環処理装置を導入し、常時きれいな水質を管理することや水道代の削減に取り組んで行きます。ホッキョクグマ・アザラシ館は2017年秋頃の竣工予定です。
障がい者支援ついて
建設を進めていた市立札幌みなみの社高等支援学校は、2017年4月に開校いたします。自立通学が可能な知的障がいのある生徒を対象とした特別支援学校の高等部のみを設置した学校であり、近年、高等支援学校に進学を希望する生徒が増える中において、市内における同様の学校は北区と手稲区の市北西部に偏在し、市南部の生徒に遠距離通学の負担を強いていたことから、市南部に設置しました。
札幌市における障がい者スポーツへの支援を一層拡充していきます。障がいのある方がスポーツを通じて、お互いの理解と親睦を深めるとともに体力の向上や自立の意欲を高め、競技等を通じてスポーツの楽しみさを体験するとともに、社会の障がい者に対する理解を深め、また、ノーマライゼーションの理念の浸透を図っていく為にも、障がい者スポーツ大会の開催や全国障害者スポーツ大会への派遣、またスポーツに関わる機材・備品の購入などへの予算措置を今後も進めていきます。
市民交流プラザについて
現在建設されている札幌市民交流プラザ(北1西1)は2018年3月に竣工する予定です。国内外の優れた舞台芸術やさまざまな公演を鑑賞できる「札幌文化芸術劇場」、市民の文化芸術活動をサポートし、札幌の文か芸術を支え、育てていく「札幌文化芸術交流センター」、都心に集う人々に仕���やくらしに役立つ情報を提供する課題解決型図書館「札幌市図書・情報館」の3つからなる複合施設となります。
親苗穂駅について
現在、アリオ裏側(JR北海道研修センター跡地)で苗穂駅移転橋上化工事が始まっています。苗穂駅を都心側に約300m移転させ橋上駅舎化し、関連する公共施設や民間都市開発との連携により、地域におけるまちづくり上の課題解決を図り、都心居住の受皿や回遊性を向上させる東側の拠点を形成しています。現在は分断されている南北に連絡通路ができ、新たな苗穂駅には北口と南口が設けられます。周辺の道路整備も含めて、今後積極的に取り組んで行くよう議会で提言して参ります。新たな苗穂駅は2019年に完成予定です。
LGBTについて
本年6月から札幌市においてパートナーシップ制度が開始されます。性的マイノリティー(LGTB)を持つカップルを公的に認める制度を導入することで、今回の制度は法的な義務生ずるものではありませんが、性の多様性を認めることでひとり一人の人権が尊重されることを目的とされています。同様の制度は東京都渋谷区や世田谷区など5自治体で始まっており、政令指定市 では初めての導入となります。対象は札幌市在住の20歳以上のカップルで、市役所の男女共同参画室を訪れ、職員の前で宣誓書を記入して、提出すれば、証明を受け取れます。同性だけでなく、異性のカップルも利用できるようにしたのが特徴でもあり、トランスジェンダー(心と体の性が一致しない人)の場合、戸籍上は異性のカップルであっても、それが自ら考える性での結婚とはならない場合がある事も配慮しています。
国際的にも性的マイノリティに対する支援の声は広がっており、ます。国連は2010年12月、ニューヨークで性的マイノリティの平等に関する演説を行い、世界各国での同性愛の犯罪指定解除のほか、性的マイノリティの人々に対する暴力や差別に取り組む措置を求めました。「私たちは良識ある男女として、差別全般、特に性的指向や性同一性に基づく差別を拒絶します。文化的な意識と普遍的人権の間に緊張がある場合には、人権を優先させなければならない」と発言をいたしました。
また、IOC・国際オリンピック委員会は2014年12月に総会にて「オリンピック憲章に性的指向による差別禁止を盛り込む」との決議がされました。性的マイノリティの権利保護に力を入れてきた事によって、アメリカの報道機関の発表ではリオデジャネイロ五輪は性的マイノリティの参加者数において少なくとも41人が出場し過去最高となったと伝えられました。冬期オリンピック・パラリンピックの招致を目指す札幌市においても、このIOCの決議を踏まえると性的マイノリティへの対応��招致には不可欠となっています。
また、性的マイノリティに対する理解は日本国内でも少しずつ広がりをみせており、民間企業においても様々な制度が増えてきました。電機メーカなど大手企業が同性パートナー同士を配偶者とみなす社内制度を設けたり、各通信会社においては家族割を導入、航空会社ではマイレージサービスプログラムの共有が可能になるなど、普段の生活の中においても性的マイノリティに対する制度が次々と増えてきています。札幌市においては、今後も引き続き誰もが自分らしく輝ける社会を目指していきます。
一般会計予算の概要 (平成29年度) 総額9,965憶円
対前年度+600憶円 (+6,4%)
so here we have an outline of the estimated income and expenditures of the city in the fiscal year 2017 (starting from this april btw). the fancy term for this, that I found in my dictionary, is general account budget (一般会計予算).
I’m not familiar with economic terms, so I just described, what I’m seeing here.
the unit of the numbers here is 億円
so let’s break this down:
on the income side we have
市税
地方譲与税・地方特例交付金等,
地方交付税
分担金・負担金・使用料・手数料
国庫支出金
道支出金
市債
諸収入等
on the expenditure side we have
総務費
保険福祉費
環境費
経済費
土木費
教育費
公債費
諸支出金
職員費
その他
next we have a list of facilities, which are expected to be finished this fiscal year.
■2017年度・東区内の完成予定施設
広域型特別養護老人ホーム「モエレの里」(東雁来11条3丁目) 2017年6月
札苗緑小学校区多世代型交流施設 (東雁来14条2丁目) 2017年11月
丘珠縄文遺跡公園 ガイダンス施設 (丘珠町・サッポロさとらんど) 2018年2月
市宮住宅 東雁来団地【新設】(東雁来12条4丁目) 1棟40戸 2017年10月
市宮住宅 光星団地【全面改修】(北10条東9丁目) 1棟174戸 2018年2月
■2017年度・市内の主な完成予定施設
札幌市民交流プラザ (中央区北1条西1丁目) 2018年3月
(※札幌文化芸術劇場、札幌文化芸術交流センター部分は2018年10月オープン予定)
平岸配水池テニスコート (仮称)(豊平区平岸5条19丁目)テニスコート20面
2018年3月
and here we have information on which parks will have some maintenance work in this fiscal year
■2017年度・東区内の公園の再整備作業
北39条東21丁目公園 (仮称)(北39条東21丁目・造成)
北26条ホームラン公園 (北26条東22丁目・工事)
すみれ公園 (北23条東5丁目・工事)
北園公園 (北22条東14丁目・工事)
北39条アカシア公園 (北39条東5丁目・工事)
あざみ公園 (北16条東15丁目・設計)
栄町青い鳥公園 (北35条東21丁目・設計)
モエレ沼公園 (モエレ沼公園ほか・設計)
that’s it for today, have fun
#reading practice#japanese#sapporo#japan#hokkaido#politics#education#disabled people#lgbt#日本#北海道#札幌市#政治#障害者#日本語#読み練習#経済#economics
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名古屋の派遣型風俗を脱税で告発|NHK 東海のニュース
緊急事態宣言
▼不要不急の外出や移動の自粛を求める
休業要請の対象
〈遊興施設〉▼ナイトクラブ ▼バー ▼風俗店 ▼個室ビデオ店
▼ネットカフェ ▼漫画喫茶 ▼カラオケボックス ▼ライブハウス
▼競馬・競輪・競艇などの場外発売所
〈運動施設・遊技施設〉▼体育館 ▼水泳場 ▼ボウリング場
▼スポーツクラブ▼マージャン店▼パチンコ店▼ゲームセンター等
〈劇場・集会展示施設など〉▼劇場 ▼観覧場 ▼映画館 ▼演芸場
▼集会場 ▼公会堂 ▼展示場
〈大学など〉▼大学や専門学校などの教育施設
▼自動車教習所▼学習塾(床面積100㎡以下を除く)
〈博物館など〉▼博物館 ▼美術館 ▼図書館
〈商業施設〉▼生活必需以外の小売関係の店舗
休業要請の対象外
〈社会福祉施設など〉▼保育所 ▼学童クラブなど
▼介護福祉サービス
〈医療施設など〉▼病院 ▼薬局
〈生活必需物資販売施設〉▼食料品売場 ▼コンビニエンスストア
▼百貨店・ホームセンター・スーパーマーケットなどの
生活必需品売場
〈食事提供施設〉▼居酒屋を含む飲食店・料理店・喫茶店
営業時間は 前5時~夜8時までの短縮営業を要請
酒類の提供は 夜7時までとすることを要請
〈宿泊施設・交通機関など〉▼ホテル ▼バス ▼タクシー
▼レンタカー ▼鉄道 ▼船舶 ▼航空機 ▼宅配などの物流サービス
〈工場など〉▼工場 ▼作業場
〈金融機関・官公署など〉▼銀行 ▼��公署など
〈そのほか〉▼メディア ▼葬儀場 ▼銭湯 ▼質屋 ▼獣医
▼理美容 ▼ランドリー ▼ごみ処理関係
愛知県
▼県独自に東京などと同様の休業要請 期間は6日まで
▼要請に応じた地元の中小事業者に「協力金」一律50万円支給
▼理・美容室 6日まで休業で 休業協力金 最大20万円支給
休業相談窓口
▼休業要請実施の愛知・相談窓口
052-954-7453(毎日 前9時~後5時)
メールでも受け付け
sodan-corona@pref.aichi.lg.jp
労働相談窓口
▼愛知労働局 事業主や労働者からの相談受け付け
052-972-0266(平日 前9時半~後5時)
自治体独自の支援
▼小牧市 保育園・児童クラブの利用自粛で保護者に協力金
保育園児1人あたり1万円 児童クラブ利用1人あたり5000円
支給要件や申請方法は今後検討
▼小牧市 飲食店の経営支援のため上限15万円の補助金を支給
すべての家庭の水道の基本料金を半年間免除
▼小牧市 18歳までの子どもに5000円分の図書カード配布
75歳以上の人に1人1万円ずつ支給
▼小牧市 市民グループがマスクを手作りし福祉施設などに
寄付する活動に対して 5万円から20万円の助成金を交付
▼一宮市 休業に協力し 県の「協力金」の対象外の
昼間営業の喫茶店や理美容などの事業者に10万円の協力金
▼一宮市 家庭学習のための通信費や教材費などとして
子どものいる家庭を対象に 小中学生1人あたり5000円を支給
▼一宮市 学校給食費 免除の世帯に昼食費 1人9600円を支給
▼刈谷市 水道の基本料金と下水道の基本使用料を
5月の請求分から4か月分免除
▼犬山市 休業に協力し 県の「協力金」の対象外の
中小企業や個人事業主に15万円を支給
▼豊山町 町立保育園の保育料などを5月末まで無償化
町が運営する「放課後児童クラブ」の利用料を5月末まで無償に
▼東海市 県の要請より遅れて休業した事業者に25万円の協力金
▼蒲郡市 県の要請より遅れて休業した事業者に25万円の協力金
▼豊橋市 県の要請より遅れて休業した事業者に25万円の協力金
県の要請より遅れて休業した理美容の事業者に5万円の協力金
▼豊橋市 市内の農業生産者で条件を満たせば
100万円~300万円の範囲で融資
▼新城市 県の要請より遅れて休業した事業者に25万円の協力金
県の要請より遅れて休業した理美容の事業者に10万円の協力金
▼田原市 県の要請より遅れて休業した事業者に25万円の協力金
4月29日~5月6日まですべて休業する飲食店に対し15万円
▼武豊町 県の要請より遅れて休業した事業者に20万円の協力金
▼岩倉市 県の要請より遅れて休業した事業者に10万円の協力金
▼豊川市 県の要請より遅れて休業した事業者に25万円の協力金
▼豊川市 感染拡大の影響で内定取り消しや解雇された人を
臨時職員として5人程度採用することに
雇用期間は6月~来年3月末 応募締め切りは15日
▼西尾市 水道の基本料金を6月の請求分から半年間無料
▼西尾市 県の協力金を受けていない宿泊施設
1施設あたり25万円の補助金を支給
▼西尾市 小中学校の給食費 無償認定世帯に給食費相当額を支給
▼岡崎市 水道の基本料金を7月の請求分から半年間80%減額
▼岡崎市 市立小中学校の給食費 給食再開後から9月まで無償
▼岡崎市 保育園・幼稚園・こども園などの3歳~5歳の給食費
宣言解除後9月まで無償
▼岡崎市 県の要請より遅れて休業した事業者に25万円の協力金
▼東浦町 児童扶養手当を受給している児童に1万円を給付
▼大府市 感染拡大の影響で内定取り消しの新卒者などを数名採用
雇用期間は6月~来年3月末・募集期間は7日~13日まで
▼高浜市 小中学校の給食費 無償認定世帯に給食費相当額を支給
▼豊田市 小中学校���特別支援学校の給食費を再開後2か月分無償
▼豊田市 こども園に通う3~5歳の給食費を再開後2か月分無償
▼春日井市 小中学校・保育園などの給食費を6月~8月免除
▼春日井市 水道の基本料金を半年間免除
▼春日井市 愛知県の協力金対象外の中小事業者に支援金10万円
▼設楽町 県の要請より遅れて休業した事業者に20万円の協力金
▼半田市 社宅など退去余儀なくされた人に市営住宅4部屋提供
原則3か月間 最低家賃の半額 申し込み先着順(土日祝日を除く)
▼安城市 感染拡大で解雇や内定取り消された人を職員として雇用
事務作業ほか15人 採用期間7月1日~来年3月末
▼稲沢市 就学援助認定の小中学生がいる世帯に対し昼食費
児童生徒1人あたり1万3600円(4月・5月分)交付
▼稲沢市 小中学校の児童や生徒に図書カード1000円分配布
▼稲沢市 県の要請より遅れて休業した事業者に10万円の協力金
▼稲沢市 県の協力金対象外の昼間営業の喫茶店などの飲食店
4月29日~5月6日まで休業か夜間営業短縮で協力金10万円
▼稲沢市 水道の基本料金 7月請求分~10月請求分まで免除
▼豊根村 愛知県の協力金に間に合わなかった事業者に対し
4月25日~5月6日までの間に休業などに踏み切るか
営業時間を夜8時までに短縮するなどを条件に協力金20万円
▼みよし市 6月 7月 9月の小中学校の給食費無償化
▼みよし市 小中学生で給食費が免除される準要保護の認定を
受けている世帯や乳幼児のいる世帯に対して1人あたり1万円支給
▼みよし市 商工会が発行する食事券について1世帯あたり
最大1万円まで市が半額補助
学生支援
▼名古屋大学・岐阜大学 下宿生を対象 1人3万円給付
▼愛知文教大学 一般学生に 1人あたり5万円支給
▼愛知工業大学 すべての学生に 1人あたり5万円支給
▼学校法人愛知学院 すべての学生と生徒に 1人10万円支給
▼中京大学 すべての学生と大学院生に 1人5万円給付
▼椙山女学園大学 学生と大学院生に 1人5万円給付
岐阜県
▼岐阜県全域を対象に 休業要請 6日まで
▼要請に協力した事業者には 「協力金」一律50万円支給
▼羽島市 感染拡大の影響で仕事を失った人などを
来年3月末までの非常勤職員として募集(8日まで)
▼瑞穂市 テイクアウトなど始める飲食店に経費補助の制度
使い捨て容器や箸など 7万円を限度に補助
▼関市 子育て世帯に地域で使える商品券を支給
対象は中学3年生以下の子どもがいる世帯
子ども1人あたり2万円分
ひとり親で児童扶養手当受給世帯 1世帯あたり最大3万円分
▼バーベキューなどの河川敷利用自粛を呼びかけ 6日まで
三重県
▼三重県全域を対象に 休業要請 6日まで
▼要請に協力した事業者には 「協力金」一律50万円支給
▼旅館やホテルは対象外だが 営業休止や営業規模の縮小を理由に
大型連休中の予約を延期・キャンセルした事業者を対象に
「宿泊予約延期協力金」
1人当たり6000円 1施設当たり最大12万円支給
▼休業要請相談 059-224-2335(前9時~後5時)
▼鳥羽市 釣り 観光 帰省などの離島渡航自粛を呼びかけ
愛知・休校休園
〈県立高校〉5月末まで休校期間延長
〈県内市町村の小中学校〉5月末まで休校期間延長を要請
▼〈31日まで休校〉名古屋市 碧南市 刈谷市 知立市 高浜市
▼〈31日まで休校〉一宮市 岡崎市 豊田市 安城市 西尾市
▼〈31日まで休校〉みよし市 尾張旭市 長久手市 豊明市
▼〈31日まで休校〉日進市 大府市 瀬戸市 春日井市 小牧市
▼〈31日まで休校〉豊橋市 稲沢市 弥富市 愛西市 岩倉市
▼〈31日まで休校〉北名古屋市 清須市 江南市 津島市
▼〈31日まで休校〉半田市 常滑市 知多市 新城市 田原市
▼〈31日まで休校〉東浦町 東栄町 武豊町 幸田町 美浜町
▼〈31日まで休校〉扶桑町 蟹江町 豊山町 設楽町 阿久比町
▼〈31日まで休校〉南知多町 大口町 大治町 豊根村 飛島村
▼〈31日まで休校〉東海市 豊川市 蒲郡市 犬山市
▼〈29日まで休校〉あま市
〈特別支援学校〉5月末まで休校
〈市立幼稚園〉5月末まで休園
〈保育園〉一律に休園などは求めない
しかし 家庭保育が可能な場合 保護者に登園自粛を呼びかける
保育希望の家庭には 希望日時などを文書で提出してもらう方針
休校休園の助成金
▼子どもの世話のために休んだ保護者の賃金を補償する制度
申請先「学校等休業助成金・支援金受付センター」
0120-60-3999 (前9時~夜9時 土日祝日可)
児童相談センター
愛知・保護者感染で子育て困難な場合 一時保護所で子どもを保護
DV相談
全国共通のDV相談窓口 「DV相談+」
0120-279-889(24時間)
メールやSNSでも相談を受け付け
https://soudanplus.jp/
<愛知県>「愛知県女性相談センター」
052-962-2527(平日 前9時~夜9時 土日~後4時)
<名古屋市>「名古屋市配偶者暴力相談支援センター」
052-351-5388(平日 前10時~後5時)
児童虐待相談
<NPO>児童虐待防止に取り組む「CAPNA」
052-232-0624 (月~土 前11時~後2時)
公共料金
▼電気料金・ガス料金
大手電力会社と大手ガス会社 料金の支払い期限を1か月延長対応
▼電話料金 NTT・KDDI・ソフトバンクの通信大手3社
2月末以降支払いの携帯・固定電話料金 5月末まで支払期限延長
愛知・運転免許
▼運転免許 更新業務 当面休止▼有効期間の3か月延長が可能
対象は有効期間が今年7月31日までの人
▼免許証再発行 記載事項の変更 失効手続きは通常通り
鉄道
▼JR東海 東海道新幹線 「のぞみ」の臨時列車を運休
東海道新幹線 運行本数を1日あたり2割程度減
JR東海 在来線は計画通り運行
▼近鉄・名鉄 平常通り運行予定
名鉄の特急列車「ミュースカイ」の土日・祝日のダイヤ
2日から当面 1日11本運休
▼名古屋市営地下鉄 おおむね平常通り運行予定
東山線で休日前日の最終電車を遅らせる措置を当面取りやめ
バス
▼<愛知> 名鉄バスの路線バス
岡崎・知立・津島・一宮・春日井・蒲郡の営業所管内
当面全線で休日ダイヤで運行
高速バスは現在 一部を運休 さらに減便する可能性も
▼ジェイアール東海バス 高速バスを 一部運休
▼名古屋市営バス 当面 深夜バスなど 一部を運休
観光地をまわるルートバス「メーグル」は当面 運休
▼豊鉄バス 31日まで 一般の路線バスすべて土日祝ダイヤに
タクシー
▼つばめタクシーグループ 通常の半分ほどの台数で運行
▼名鉄グループのタクシー各社
名古屋市内で運行する会社は 夜の時間帯 通常の半分の台数で運行
西三河地域を中心に運行する会社は 通常の半分の台数で運行
名鉄岡崎タクシー 豊鉄タクシー 台数���減らして運行
名鉄知多タクシー 利用状況に合わせて台数を減らして運行
▼尾張地方中心の運行会社 通常の半分以下の台数で運行
▼名古屋近鉄タクシー 台数を減らして運行
航空
フジドリームエアラインズ 17日まで 全路線運休
フェリー
▼伊勢湾フェリー 当面 伊良湖発と鳥羽発の便
それぞれ 1日4便ずつに減便
金融機関
▼ATM 原則 平常通り稼働(休業する商業施設に設置除く)
▼多くの金融機関 2日~6日 一部店舗で資金繰りやローンの相談
区役所
▼<愛知> 名古屋市内に22ある区役所や支所
窓口業務を通常通り行う予定
住民票の写しや戸籍に関する証明書などの請求は 郵送も可能
名古屋国税局
▼<東海3県> 納付の猶予制度や申請方法の電話相談
052-968-5118(平日 前9時~後5時)
デパート
▼<愛知>松坂屋 食料品売り場を除き当面 臨時休業
名古屋店・豊田店食料品売り場(月~金)前10時~後6時 営業
2日・3日は食料品売り場も休業
▼タカシマヤゲートタワーモール 当面 臨時休業
ジェイアール名古屋タカシマヤ 食料品売り場を除き当面 臨時休業
食料品売り場は前10時~後6時まで営業
▼三越 栄店・星ヶ丘店 食料品売り場を除き6日まで臨時休業
食料品売り場は 前11時~夜7時まで営業
三越 栄店 2日・3日は食料品売り場も休業
▼名鉄百貨店 食料品売り場を除き当面 臨時休業
本店・一宮店の食料品売り場 (月~金)前11時~夜7時 営業
名鉄百貨店 本店 2日~6日は食料品売り場も休業
一宮店の食料品売り場 2日~6日 前11時~後6時まで営業
レストランフロア 本店は休業
レストランフロア 一宮店 前11時~後3時まで営業
▼西武岡崎店 食料品売り場を除き当面 臨時休業
食料品売り場は前10時~後6時まで営業
▼<岐阜> 岐阜高島屋 食料品売り場を除き当面 休業
食料品売り場は 後5時まで営業
▼<三重> 近鉄百貨店 四日市店は臨時休業
食料品売り場は 前10時~後6時まで営業
▼松菱 6日まで1階と地下食品売り場のみ営業 前10時~後6時
スーパー
▼アピタ・ピアゴ 東海3県の全店舗 6日まで夜8時閉店
▼ユニーとドン・キホーテ共同店舗
東海3県の原則 全ての店舗で閉店時刻を早める
▼イオン 東海3県一部店舗で食品以外の売り場閉店を1時間短縮
▼マックスバリュ 原則 全店舗で通常通り営業
▼イオンモール 食料品などを扱うスーパーは原則 通常通り営業
専門店エリアは臨時休業
▼バロー 一部店舗で時間を短縮して営業
▼ヤマナカ・フランテ 全店舗 夜8時もしくは夜9時閉店
▼オークワ 愛知・三重の一部店舗と岐阜の全店舗で営業時間短縮
▼フィール 愛知県内の全店舗で通常通り営業
▼アオキスーパー 全店舗で通常営業(商業施設内の一部店舗除く)
▼ヨシヅヤ 全店舗で通常通り営業
3日から一部の店舗で開店と閉店時刻30分早める
▼コープあいち 31日まで営業を夜7時まで短縮 一部店舗除く
▼コープぎふ 6日まで全店舗 営業を夜7時まで短縮
宅配は通常通り
▼平和堂 岐阜県内の多くの店舗で時間を短縮して営業
ドラッグストア
▼スギ薬局 一部店舗で 営業時間を短縮
コンビニ
▼セブン‐イレブン・ファミリーマート・ローソン
<愛知>原則として通常通り営業
各店舗の状況に応じ 休業や営業時間短縮する場合も
商業施設
▼<愛知> 名古屋パルコ 当面 臨時休業
▼大名古屋ビルヂング 商業ゾーン一部店舗を除き臨時休業
クリニックは営業
▼日進市 プライムツリー赤池
専門店などが入る商業ゾーンは 一部店舗を除き臨時休業
食品スーパーは 営業時間を夜8時までに短縮
▼ミッドランドスクエア 当面 臨時休業
▼ららぽーと名古屋みなとアクルス
食品スーパーなどを除いて 臨時休業
▼サカエチカ 一部店舗で営業時間短縮・臨時休業
▼セントラルパーク 2日~6日まですべての店舗休業
7日からコンビニと薬局は営業 それ以外の店舗は当面休業
▼栄森の地下街 6日まで一部店舗を除き休業
▼エスカ 6日まで一部店舗を除き休業
▼ユニモール 6日まで一部店舗を除き休業
▼メイチカ 6日まで一部店舗を除き休業
▼<岐阜> モレラ岐阜 6日まで休業
ドラッグストアや食品を扱う一部店舗は 時間を短縮して営業
▼マーサ21 6日まで休業
主に食料品を取り扱う店舗は時間短縮して営業
イオンは一部時間を短縮して営業
▼カラフルタウン岐阜 10日まで 原則 全館を休館
施設内のイトーヨーカドーやクリニックなどは営業
▼イオンモール各務原 主に食料品を取り扱う店舗は
当面 前10時~夜8時まで営業
施設内のイオンは一部時間を短縮して営業
▼マーゴ 本館専門店は当面休業 一部店舗は時間を短縮して営業
マーゴ内のイオンは一部時間を短縮して営業
▼アクアウォーク大垣 6日まで時間短縮営業 一部臨時休業
▼アル・プラザ鶴見 食料品売り場は通常営業
一部店舗で臨時休業または営業時間を短縮
▼土岐プレミアム・アウトレット 当面 休業
ファストフード
▼マクドナルド <東海3県>店内での飲食 取りやめ
持ち帰りやドライブスルーは通常の閉店時間まで
▼ケンタッキーフライドチキン
<愛知>全店舗で原則 夜8時までに営業時間を短縮
入居する商業施設の状況によって 休業する店舗も
コーヒーチェーン
▼スターバックスコーヒー <愛知・岐阜>原則全店舗で休業
<三重>午後7時まで テイクアウトのみの対応
▼ドトールコーヒー <愛知>直営店舗を休業
フランチャイズ店は店舗ごとに 営業時間を短縮などの対応を協議
ファミレス
▼ガスト・ジョナサンなど展開のすかいらーくホールディングス
<東海3県> 原則 夜8時までに閉店
▼サイゼリヤ <東海3県>原則 夜8時まで 一部店舗で臨時休業
▼ロイヤルホストや天丼てんやなどの ロイヤルホールディングス
<東海3県>夜8時まで営業 6日まで持ち帰りや配達のみ
外食
▼サガミホールディングス<東海3県>
多くの店舗で営業時間を夜8時までに短縮 一部店舗は臨時休業
▼木曽路グループ <東海3県> 木曽路 一部店舗を臨時休業
休業しない店舗についても 営業時間を短縮
居酒屋の素材屋 全店休業中
▼スガキコシステムズ <東海3県> 一部店舗を臨時休業
休業しない店舗についても 営業時間を短縮
▼コメダホールディングス 愛知県や三重県の一部店舗で休業
▼壱番屋〈東海3県〉夜8時までに閉店
一部店舗では 持ち帰りと宅配のみ 夜8時以降も取り扱う
牛丼チェーン
▼吉野家 <東海3県> 店内飲食は 前5時~夜8時まで
それ以外の時間は 持ち帰りや宅配 酒の提供は夜7時まで
▼すき家・なか卯 <東海3県> 店内は前5時~夜8時まで
それ以外の時間は 持ち帰りや宅配 酒の提供は取りやめ
▼松屋 <東海3県> 店内飲食は 前5時~夜8時まで
それ以外の時間は 持ち帰りや宅配 酒の提供は夜7時まで
公共施設など
▼<愛知> 名古屋港水族館 11日まで休館
▼竹島水族館 6日まで休館
▼名古屋市科学館・名古屋市博物館 当面臨時休館
▼名古屋市の鶴舞中央図書館と各区の図書館 当面臨時休館
▼愛知県図書館・愛知県武道館 6月1日まで休館
▼犬山城 31日まで閉城
▼愛知県体育館・愛知県美術館 31日まで休館
▼瀬戸市の愛知県陶磁美術館 6月1日まで休館
▼常滑市のAichiSkyExpo 31日まで休業
▼長久手市の愛・地球博記念公園の主な施設 6月1日まで休館
▼豊橋市総合動植物公園 「のんほいパーク」 全面休園
▼<三重>伊勢神宮 当面 参拝時間短縮 前6時~後3時まで
テーマパーク
▼<愛知> レゴランド・ジャパン 当面 臨時休園
再開時期については 今後の国や県の対応を踏まえ慎重に判断
▼リニア・鉄道館 臨時休館をさらに延長 再開時期は未定
▼豊山町の あいち航空ミュージアム 31日まで休館
▼安城市のデンパーク 当面 臨時休園
▼西尾市の愛知こどもの国 6月1日まで休園
▼弥富市の海南こどもの国 6月1日まで休園
▼美浜町の南知多ビーチランド 6日まで臨時休園
▼美浜町の南知多おもちゃ王国 6日まで臨時休園
がいこくじんむけ
Consultation services for
foreigners
▼ 名古屋国際センター
Nagoya International Center
TEL 052ー581-0100
https://www.nic-nagoya.or.jp/
▼あいち多文化共生センター
Aichi Multicultural Center
TEL 052-961-7902
▼愛知労働局
Aichi Labour Bureau
TEL 052-972-0253
▼ 名古屋外国人雇用サービスセンター
Nagoya Employment Service
Center for Foreigners
TEL 052-855-3770
▼豊橋市国際交流協会
Toyohashi International
Association
TEL 090-1860-0783
出入国管理局
▼名古屋出入国在留管理局 通常通り開庁予定 面会は停止
Nagoya Immigration Services Bureau will be open
as usual except for a part.
source https://uyscuti.biz/2020/05/02/32111/
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◆日本を楽しんでいますか?
本文を入力してください
◆日本を楽しんでいますか? 思い上がる 思い当たる 思い余る 思い合わせる 思い入れ 思い浮かべる 思い起こす 思い思いに 思い返す 思い掛け無い 思い切って 思いきや 思い切り 思い込む 思い知る 思い過ごし 思い出す 思い立つ 思い違い 思い付き 思い付く 思い詰める 思い出 思い止る 思い直す 思い做し 思い残す 思いの丈 思いの外 思いの儘 思い人 思い迷う 思い乱れる 思い見る 思い設ける 思い遣り 思い煩う 思い佗びる
これは私の所持している昭和34年前後に発行された旺文社の国語辞典に 思いで調べた結果出てきた言葉である。 全部で40有る。 同じ思いでも微妙な気分や周りの条件などが反映されて使い分ける為に これだけの言葉が生まれている。 国語学者ではないから正直の所 何とも言えないけれども まだ他にもあるのかも知れない。
この中で読めなくて意味も判らなかったのが 思い做し おもいなし と読む。 意味はネットで調べたところ デジタル大辞泉に 1 そうであろうと思い込むこと。気のせい。 2 まわりの人が推定して決めること。世間の評判。 こう出ている。
後幾つかは読めるし意味は判っているつもりでもどう使うのかが 思い当たらないものが有る。
日本て本当にスゴイと思った。
全部キーで打ち出したのだけど変換してくれないものも幾つか有った。 手書きで何とか埋め合わせはしたけれども。 IMEも余り進歩していない。 むしろ交代している部分もたくさんあるのではなかろうか。 こんな所にも日本文化の消滅を図る力が働いているのか それとも日本人が退化したのか。 私はグーグルのとマイクロソフトとATOKを混合して使っている けど製作している担当者は日本人だとは思うけど。 この辺も専門家で話すので判らないけどモシこんな分野まで 工作員のような人が入り込んで日本語を消そうと しているのであれば問題だ。
私の思い過ごしであれば良いけど。
少し話がそれたけど今の考古学では日本人と言うより縄文人の歴史で 少なくても二万年という人が多いようだ。 五万年とも七万年とも言われていることもあるけど。 ●世界最古の一覧 http://bit.ly/tluSna ●ねずきちの ひとりごと 世界四大文明の嘘 - ねずきちの ひとりごと - FC2 http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-791.html http://nezu621.blog7.fc2.com/?m&no=791&photo=true https://nezu3344.com/blog-entry-4337.html ●1万2千年間、日本人は何を思想したか~日本精神の起源と、その発展 http://www.hayashi-hideomi.com/opinion/4163.html 2018/04/15 世界的に見て日本は、歴史の浅い国と思われているが、約1万年続いた縄文時代を含めると、黄河文明やエジプト文明、シュメール文明やインダス文明などの代表的な古代文明を、はるかに超えて世界最古となる。 そもそも都市文明ばかりが文明なのだろうか。狩猟採集を基本にムラを形成する程度の暮らしであったものの、土器を巧みに用いた縄文時代は「土器文明の時代」と呼んでもいいと思う。土器を活用した生活は、その製造技術の高さからしても、煮炊きによる食文化の豊かさからしても、実に高度なものであり、それが広範囲に亘るとなれば、もはや立派な文明であると。 ●世界最古の縄文文明 - るいネット http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=330488 2017/10/18 日本には世界最古のものがたくさんある。土器、磨製石器、様々な道具・・・。文明が日本から始まったと考えるとつじつまが合ってくる。 縄文人はみんなのために役に立つことを常に考えていたその結果ではなかろうか? ●世界最古の文明は日本文明!? http://kaminoseki.iza.ne.jp/blog/entry/1892404/ ●世界の文明は日本から発祥した! - ウガヤフキアエズ王朝実在論 https://00m.in/m9F5i 2016/08/06 九鬼文書による日本と世界の関係 『九鬼文書』は、藤原氏の末裔である九鬼(くかみ)家に伝わる古文書です。 そこには、「世界の文明は日本から発祥した!」という記述があります。 『竹内文書』が伝える世界観とよく似ていますが、幣立神社に伝わる 「五色人伝承」とも重なっており、興味深い内容となっています。 これを、超カンタン要約すると下記のとおりです。 ●縄文人と弥生人の特徴の違いについて http://blog.kodai-bunmei.net/blog/2006/12/000050.html ●対話 日本の原像 - BIGLOBE http://www2u.biglobe.ne.jp/~itou/hon/genzou.htm 梅原猛・吉本隆明著 柳田国男は、アイヌ語の地名は自然の地形をそのまま名づけた所が多いのだという。なぜアイヌ語の地名が残っているのかというと、それは単にそこにアイヌ人が住んでいたからではなくて、アイヌ人またはそれに近い人たちが住んでいたときの地名があった所へ、後から移り住んで来た人間がいる。先住民を完全に駆逐してしまったら、その地名はなくなってしまう。そこで地名が残っているということは、アイヌ人たちと後から来た人間たちとが共存状態であったのだろう、と言っています。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ●世界最古の文字? 美作・袴ヶ仙(はかまがせん)の巨岩に刻印 岡山 | モジログ https://yamap.com/activities/4539866/article 2019/09/15 袴ヶ仙(はかまがせん)は那岐山と後山のほぼ中間に位置し、 登山者がほとんど訪れない素朴で静かな山です。 上部は道が不明瞭な所も多く、直登もハードなため、やや難易度が高いです。 往路の作業道も復路の登山道もところどころ水が流れて崩れた跡があり、 去年の豪雨の影響が残って歩きにくく、わかりにくいところもありました。 たまに道から外れていますが、歩けなくはありません。 この山に興味を持ったきっかけは今から8年前にあるメディアに掲載された記事でした。 それは・・・ 「世界最古の文字、シュメール文字ではないかと見られる刻印が 美作市東谷上の袴ヶ仙山頂近くの巨岩でみつかり、研究者らが現地を調査した。」 というものです。 巨岩というのは、伝説の巨人「三穂(さんぶ)太郎」が置いたといわれる鳥帽子岩のことです。 ※さんぶ太郎伝説 ↓ http://www.town.nagi.okayama.jp/kankou/kankou_spot/miru/sanbu-tarou.html 岩に世界最古のペトログラフ(岩刻文字)がある! ●岡山県美作市 宮ノ上~袴ヶ仙周回 好展望&巨岩群&古代文字 ... https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2021065.html 2019/09/15 - 06コスモス秋の到来を感じさせる代表的な花ですね(*^^*) 1; 07キバナコスモス &ツマグロヒョウモン♂ ツマグロヒョウモンは、前翅の先端付近に黒い ... 袴ヶ仙(はかまがせん)は那岐山と後山のほぼ中間に位置し、登山者がほとんど訪れない素朴で静かな山です。上部は ... 世界最古の文字、シュメール文字ではないかと見られる刻印が美作市東谷上の袴ヶ仙山頂近くの巨岩でみつかり、研究者らが現地を調査した。」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ●世界最古の縄文文明って知ってる? http://logsoku.com/thread/hato.2ch.net/morningcoffee/1316510786/ 1 : 名無し募集中。。。 : 2011/09/20(火) 18:26:26.10 0 縄文文明とは君達が思っているより高度な文明で、争いもなく平和な暮らしをしていた。 彼らは船で漁に出てマグロなんかもとって生活していた。 縄文といえば東日本のイメージがあるが、今の南九州に大きな縄文文明を築いていた。 しかしBC5000年頃に起こった鬼界カルデラの大噴火(雲仙普賢岳の100倍の規模)による噴煙で西日本から関東に至るまで完全に人が住めない大地になった事で 彼らは東へ東へ逃げ、現在の東北付近に移住した。青森に残されている三内遺跡などは数百人が住む大きな町だった事が分かる。 また航海技術に長けた彼らは東日本だけでなく、海流に乗り遠く南米に移住し、インカ帝国を築いた祖先でもある。 インカ帝国付近には縄文土器が数多く出土し、縄文人特有の遺伝子病も現地の人から見つかっている。 また西に逃げ、地中海、中東に逃げた人々がシュメール文明を築いた。遺伝子的にも日本人、中東、インディオがDNAがC型D型と血縁である事が分かっている。 しかし現在の世界は白人社会、また中国の力が強い為、縄文文明がシュメールまたインカの源であるという事は認められる事の無い事実であり、黙殺されている。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ ●世界最古の土器。世界最古の企業は金剛組。 http://www7a.biglobe.ne.jp/~mkun/study/sekaisaiko2.htm ちょっと前までは、 日本の佐世保市 瀬戸越町 泉福寺洞窟から1970年に出土した 豆粒文土器でした。1万2000年前(縄文時代)のものだそうです。 私が調べた限りでは、高校の教科書で、この世界最古の土器の事にふれているのは、「山川出版」の教科書だけです。 大平山元遺跡が世界最古の土器 今では、 1988年、青森県の大平山元遺跡で見つかった土器が、世界最古の土器という事になっています。 1万6500年前(縄文時代前)のものと言われています。 これは、中国や他の国で発見されているものと比較して、群を抜いて古いものです。 発掘がすすめば、さらに古い土器が発見されるかもしれません。 ●泉福寺洞窟 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/泉福寺洞窟 泉福寺洞窟(せんぷくじどうくつ)もしくは泉福寺洞窟遺跡(せんぷくじどうくついせき)は、長崎県佐世保市瀬戸越(旧北松浦郡大野)にある旧石器時代から弥生時代の岩陰遺跡である。国の史跡に指定されている。 標高89メートルの砂岩の岩壁に4つの洞窟が開口しており、断続的に利用された住居跡で、泉福寺洞穴とも呼ばれる。洞窟の開口部が南向きでそばに湧き水があり、住居として適していた。1969年(昭和44年)に大野中学校の生徒が発見し、翌年から10年かけて千葉大学名誉教授の麻生優を団長の下、発掘調査が行われた。12層の土層があり、後期旧石器時代のナイフ形石器から平安時代の瓦器までの遺物が出土した。 東端の第3洞窟の前庭部で5メートルの地中から大量の細石器や隆起線文土器、ブランク、スクレイパー、叩き石などとともに約12,000-13,000年前といわれる世界最古級の土器である豆粒文土器(とうりゅうもんどき)が発見されている。第10層の最下部から豆粒文土器が、中位で豆粒文・隆起線文併用土器が、上部で隆起線文土器が検出され、さらに上層で爪形文土器、押引文土器が確認された。土器の変遷が分かる。縄文時代草創期の研究に多大な役割を果たすであろうと期待されている。本洞窟は1986年(昭和61年)3月7日史跡に指定された。 これら出土品は国の重要文化財に指定されている。現在は佐世保市博物館島瀬美術センターに保管されている。尚、展示品は復元されたもの、三川内焼美術館にあるものはさらにそのレプリカである。 豆粒文土器 粘土を摂氏500度程度で焼いた土器で、文様は粘土の長楕円形の粒を口縁部に等間隔に貼り付けられていることからこの名称がついた。器形は胴部がやや膨らみ、丸底に近い平底である。 隆線文土器の一種とする考え方もあるが、泉福寺洞窟の場合、佐世保市吉井町にある福井洞窟で隆線文土器が発見されたものと同一の層よりも下の層で発見されていることから、これを誤りとする考えもある。 ●大平山元遺跡 文化遺産オンライン https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/231271 青森県 旧石器後期から縄文草創期 青森県東津軽郡外ヶ浜町 指定年月日:20130327 管理団体名:外ヶ浜町(平26・7・10) 史跡名勝天然記念物 大平山元遺跡は、後期旧石器時代後半期(約2万年前)から縄文時代草創期(約1万3千年前)までの各時期の変遷や、日本列島各地との交流関係等を追うことができる北日本では稀有の遺跡であり、極めて重要である。 。。。。。。。。。。。。。。。 ●世界最古でなくてもいいけど 大平山元遺跡が世界最古の土器 1万6500年前(縄文時代前)のものと言われています。
マダマタ゜あるけれどもこれだけの歴史の中で生み出されてきた 言葉であることは確かである。
この中の 思い遣りという言葉が今回の東北地震でも世界から注目されている。 上記の思いの熟語と言うかは総て二つに別れる言葉。 二つの言葉を重ねあわせて出てきた言葉に成る。 コレに繊細な縄文人の心が反映しているのではなかろうかと 最近つくづく思い知る此の頃である。
「大平山元|遺跡(おおだいやまもといちいせき)」 1万6500年前(縄文時代前)のもの
何故か|(いち)が入っている。 普通の1ではない。 記号の中のタダの縦棒である。 通常は使わない文字である。 ●大平山元I遺跡 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/大平山元I遺跡 大平山元I遺跡(おおだいやまもといちいせき)は、青森県外ヶ浜町にある縄文時代草創期の遺跡である。2013年に国の史跡に指定された。指定名称は「大平山元遺跡」。 1975年とその翌年には青森県郷土館が、1998年に旧蟹田町教育委員会により発掘されている。 1998年の民家の建て替え工事に伴い、旧蟹田町教育委員会が行った発掘調査によって発掘された土器には、世界で最も古い土器である[1]とされるものがある。 縄文土器に付着した炭化物のAMS法による放射性炭素年代測定法[2]の算定で16,500年前(暦年較正年代法による)とされるが、現在は中国出土の土器にその座を譲っている。 また、石鏃も世界でもっとも古いもので、これは世界で最も古い弓矢の使用を示す。 外ヶ浜町山元地区にはI~IV遺跡、墓地公園遺跡などいくつもの縄文遺跡が発見されているが、このうち本遺跡は縄文時代草創期のものである。 これらから出土した石器や土器は、大山小学校の跡の大山ふるさと資料館に保存されて自由に見学ができるようになっている。 大平山元I遺跡からは石斧や石核、石鏃などの石器も発掘されている。ほとんどの石器の材料は地元の川から採れる頁岩からできているが、中には青森県鰺ヶ沢町から運ばれてきた黒曜石からできている石器もある。 土器はすべて小破片で形の��かるものはないが、文様はなく平らで角張った底の土器である。土器の内側には炭化物が付着しており、食料の煮炊きに使ったものであることが分かる。 これは世界でもっとも古い煮炊きの後と言えるだろう。 現在は民家と民家の間に挟まれた狭い空き地にある。田の近くにあるため、縄文時代には湿地帯のすぐ近くの小高い場所だったとされる。 ●「|」バーティカルバー - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/バーティカルバー バーティカルバー (英: vertical bar)は、約物のひとつで、「|」と書き表される。Unicode名称はバーティカルライン (vertical line)。縦線とも呼ばれる。コンピュータ言語や数学などで主に使用される記号で、自然言語ではほとんど使用されない。 何か策が裏には見え隠れがする。 ネットでは知った人はみな騒いでいる。
隠蔽しようとしているのか。
この国にはマダマダ沢山の謎が潜んでいる。
文字一つとっても他国には無いものが沢山有るから。 言葉もそれに類する。
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平塚100人カイギ vol.02
100人カイギとは、「マチにいる100人がプレゼンする」をコンセプトに2016年1月から東京都港区ではじめた活動です。今や各地で行われ、渋谷区、相模原、横浜、千代田区、新宿区でも開催されている、このイベントがついに平塚にもやって来ます。
平塚に暮らす、働く、ちょっと面白いことをして関わっているヒトに、仕事や活動についてお話ししてもらいます。 毎回約5人のゲストを招待し、100人集まった時点で会は解散します。
カイギ≠会議だと考え、固い話はナシ、ゲスト自身の活動をありのままにお話ししてもらい、その人を起点に新しいつながりが生まれる。それが100人カイギの目指す「カイギ」です。
■日時
2019年1月27日(日曜日)
18:00〜20:00(開場17:45)
■場所
ひらつか市民活動センター 大会議室A
神奈川県平塚市八重咲町3-3 JAビルかながわ2階
JR平塚駅から南へ徒歩約2分
■参加費
999円(1ドリンク・お菓子付き)
小中高校生は無料
※登録願います
■タイムテーブル
18:00~19:30 トークセッション(6名)
19:30~20:00 ネットワーキング
■チケット
下記Peatixよりご購入ください。
https://peatix.com/event/580331/view
■ゲスト(都合により変更する場合がございます)
◎平田 昇さん
NPO法人平塚のら猫を減らす会理事長
2017年8月「平塚のら猫を減らす会」の理事長に就任したと同時にNPO法人格を取得。行政や自治体と協力し合いながら野良猫の保護や去勢不妊手術、住民同士で見守る「地域猫」の理解促進、保護猫の譲渡会、街頭募金などを展開。
◎白土 卓志さん
湘南オーガニック協議会/株式会社いかす代表
株式会社いかすを2015年3月に創業。農薬・肥料を使わない【たんじゅん野菜】をベースに、生産・流通・販売・飲食などを手掛ける。また、2018年3月に湘南オーガニック協議会を設立し、湘南で【つくる】【たべる】【あそぶ】事業を展開。
◎山西 朋子さん
助産院Luna Luna院長
1985年福井県の滝澤助産院で出生。5歳の時に、同じ助産院で弟が生まれてくる時に立会い、お産婆のお仕事してみたい!と感じる。
助産師資格取得後は茅ヶ崎市内の総合病院勤務。妊娠・出産・育児に関わる中で、より個別で親子と向き合い、支援を行う重要性を感じて、2016年に助産院を開設。
◎内田 潤さん
相州長屋 湘南平塚店 店長
平塚生まれ平塚育ち。全国の日本酒の造り手との交流から日本文化や産業の将来を飲食店の立場として模索し、日々東奔西走。平塚の商人として平塚の魅力の再開発をモットーに平塚の今の語りべを目指す。平塚あきんど塾メンバーでもあり、私立大学のゼミ講師や平塚商工会議所にて交通インフラ研究の講師としても活躍中。
◎杉本 洋文さん
東海大学工学部建築学科教授/株式会社計画・環境建築会長/一般社団法人ローカルファースト財団副理事長
国土交通省等の国産材を活用する木造建築に関する各種委員会に多数参加。小田原市では、川上から川下を結びつける実践的活動を展開中で、木造建築を中心に「木づかい運動」を推進している建築家である。木造建築の作品として「奥津温泉花美人の里(99年)」「道の駅みかも(06年)」「JA 印西幡・とれたて産直館(10年)」「流星庵(09年)」など全国各地で設計し、受賞暦も多数ある。
また、東日本大震災では、東海大学チャレンジセンターに「3・11生活復興支援プロジェクト」を立ち上げ、プロジェクトアドバイザーとして、国産材を活用した応急建築システム「どんぐりハウス」を被災地に建設するボランティア活動を学生と一緒に実施し、現在は、地域創生で各地に木造の交流拠点を中心とした、まちづくり活動を行っている。
◆主な著書:「キヅカイのケンチク」「ローカルファーストが日本を変える」「被災地と共に歩む」「どんぐりハウス」「新木造世代の教育施設」など
◎寺澤 崇さん
アソビエ応援隊長
アソビエとは遊び+家をくっつけた造語。家づくりを楽しく面白くしたい、わかりやすくしたいという想いからできた会社。紆余曲折ありながらも街の大工さんが工務店を経営して早20年、工務店という枠を超えて家族の幸せ作り応援団として活躍。家を作るプロでもあり、困っている工務店たちにもアドバイスするために日々全国飛び回る。
■参考
・渋谷区100人カイギ
http://100ninkaigi.com/
・新時代のコミュニティ「100人カイギ」を全国に拡げたい
https://camp-fire.jp/projects/view/87468
好評により、クラウドファンディング達成。
■定員
50名
■主催 平塚100人カイギ運営事務局
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聴講メモ MyData Japan 2017 【シンポジウム】
聴講時に入力したメモです。断片。配布資料からのメモも引用符はありません。 聞き取り間違い等、あります。おかしな部分は記録者のせいです。
2017年5月19日(金)10:30~18:00 秋葉原コンベンションホール 開催案内 http://www.glocom.ac.jp/events/2349 主催 一般社団法人オープン・ナレッジ・ファウンデーション・ジャパン(OKJP) 共催 国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM) 東京大学空間情報科学研究センター 東京大学ソーシャルICT研究センター 東京大学情報基盤センター 慶應義塾大学先導研究センターサイバーセキュリティ研究センター
イントロダクションセッション:マイデータのビジョンと昨今の情勢 開会挨拶 庄司昌彦(国際大学GLOCOM 主任研究員・准教授/Open Knowledge Japan代表理事)
パーソナルデータのデータ主体の意思による利活用重視 自分の手でコントロールする MyData2016はヘルシンキで開催された Open Mind Open Knowledge
Opening Keynote 個人主導によるパーソナル情報の流��が拓く世界 柴崎亮介(東京大学空間情報科学研究センター教授)
1.自分の情報を自らの意思で、自分のために、社会のために使うことができる「幸せ」
2.ディープデータがビッグデータを活かす
3.社会の仕組みは、変わる 変えられる
1.自分の情報を自らの意思で、自分のために、社会のために使うことができる「幸せ」
これまで個人情報はいろいろな文脈で取り上げられてきたが、あまり良い印象ではなかった。 最近はパーソナライズしたサービスの提供の為にパーソナルデータを活用する方向に 損保ジャパンの事例 「個人情報は社会の重要な資産になる」 WEF PHR PDS 内閣官房中間とりまとめ 金庫から運用へ 情報銀行 データ取引市場 人の「個人情報」 Peaple's Data My Dataというキーワード トランスペアレントでクリア (そうかな?)
2.ディープデータがビッグデータを活かす
繋ぐデータがあれば全体像が見えてくる→アプローチの仕方が見えてくる 健康診断結果 DNA 生活習慣 食習慣 Google Takeout ロケーション履歴→滞留点 カレンダーで用向きとマッチ 心拍を載せる どこで歩いているか
ディープなデータを作る 新しいパスができる! データ主体のイニシアティブで
3.社会の仕組みは、変わる 変えられる
本人が同意しているので、法制度的には大きな課題はない(?)
稼働している自動車は1割くらい Uberのマーケットベース 駐車場をそれぞれのビルで持っていても、空きがある 中国ではUberのようなものを法律で規定 暫定法 GDPR データポータビリティ
MyData をめぐる状況 -MyData 2016の報告- 中川裕志(東京大学情報基盤センター教授/理化学研究所AIPグループリーダ)
個人データ管理はデータ主体の個人へ 集める先が個人に変わる 個人が同意した使い方へ インターネットの普及によりデータ主体である個人の個人情報、個人データがネットに氾濫 →プライバシー保護の動きが強まっている EUは指令から規則へ GDPR 2018年5月から適用
匿名化処理 EUでは万能な処理は基本的に存在しないとしている
事業者の説明責任と データ主体の同意 がキモ 個人データを一業者が囲い込むことを許さず、データ主体個人の意思で個人に還元できる 米国には連邦法無し プライバシー権利章典は連邦法になっていない FTC3要件 FTC5条 執行権限がある 日本の方が緩いのでは? 日本 匿名加工情報の導入
世界の潮流 忘れられる権利 プロファイリングの自動処理で得られた結果に服さなくてよい権利 →GDPRに書いてある Do Not Track
個人データは個人が管理し、同意に基づいて使わせる
残された課題:プロファイリングの問題 プロファイルを用いたターゲット広告:強力なビジネスモデル えてして不正確な個人のプロファイル
プロファイル情報に基づくデータ主体への判断に服さなくて良い権利 GDPR22条 開示要求 間違ったプロファイル情報の問題 個人が同意して提出したデータの方が正確
収奪されるEU 収奪される個人 反撃
MyData 2016 参加者650人 発表者140人 個人データ管理はGAFAから個人へ 自分自身のデータで個人を強化する
データ、アイデンティティ、プライバシー、セキュリティ、同意が合わさって、EUのデジタル経済を根本的に変えていく
所有可能、取引可能、だが独占は許さない
32%のプラットフォームは匿名化、仮名化を拒否 EUユーザの52%は同意なしのデータ削除、88%は同意なしのアカウント削除にOK 38%のユーザがデバイスをまたいだデータ収集OK 7分の1の人は目的外利用に関心(心配?)
パーソナルクラウド インターネットにおけるIdentity認証 パーソナルデータストレージ(PDS) 個人管理は面倒でもある クラウドに載せるとパーソナルデータクラウド 自動アップロード 個人キーで暗号化 個人の認証 利用ログ 流通経路トレース Cozy Cloud Digital me My Data Store トラストできるAPPによるシステム 個人データのためのブロックチェイン Digital CATAPULT ゼロ知識証明 プライバシー保護データマイニング 説明責任の実効的実装は難しい→トラストの重視 なぜトラストできるか、あるいはトラストが崩壊するプロセスなどのトラストの構造分析はこれからの課題
IoT センサデータの管理と共有 収集経路上にプライバシーリスク 暗号化デフォルト 行動データはかなり危険に晒されている 個人データの真正性はブロックチェインの提案が多い AXA ドライブパターンの抽出と保険 CNIL 信頼できる被雇用者 Digi Clinic
データ管理の経済性 スキポール空港を世界最高のデジタル空港にする
個人のデータを個人が管理するMyData 必要性 技術 応用例
ビジネスモデルとしての定着へ向けて 例えばプライバシーポリシーの煩雑さなど
官民データの活用に係る政府の取組について 山路栄作(内閣官房 情報通信技術(IT)総合戦略室 内閣参事官)
現状 スマホ等の普及により様々なデータが収集可能になったが、活用に課題 官民データ活用推進基本法 行政分野でも情報を根拠として政策を立案していく 現在「官民データ活用推進基本計画」(8条)の策定に向け検討中
12条 個人の関与の下でのデータの流通・活用 データを3つに分類 個人情報を含むデータ 個人情報を匿名加工したデータ 個人情報を含まないデータ (センサデータは個人情報ではない?) 人流情報 災害対応など
企業や業界を超えたデータの流通が進んでいない 個人 流通の不透明さ、メリットが見えない 互換性が確保されていないので、使い難い 漠然とした不安 企業 風評被害
個人が自らの意思で情報を蓄積し、活用するのがPDS 全部自分でやる 情報銀行 提供先を本人の意向に沿って判断 選択可能 データ取引市場 マッチング機能
ユースケースを6分野で示す
医療・介護 保険者等が持つデータを個人に戻す
取りまとめポイント 分野横断的な法制度整備 推奨ルール
データの標準化、互換性 ガイドライン 相談のための一元的な窓口 苦情処理 金融ADRを参考に
トレーサビリティ ポータビリティ データ削除 利用停止、移動、削除 の担保 第三者認証制度の検討
基調講演 「デジタル・ニッポン2017」~Nippon, the Data Nation~ 平井たくや(衆議院議員 自由民主党IT戦略特命委員会委員長)
データに関する考え方が変わってきているように思える。 官民データ活用推進基本法を知らない議員が多い。賛成した議員でも、付随する法改正に驚いている。 「官民データ活用推進基本計画」5月30日に閣議決定予定 自治体等も対応する必要あり 社会の前提条件が変わった 平均寿命の延び 2030年頃から人口が減少へ? 高齢化社会のモデルに 日本の労働生産性の低さ 米国に比べ7割から6割程度に漸減 8割程度まで引き上げる DIKWモデル 通信速度の進化 10Gbps データは生データのままでは何の役にも立たない 体系化してinformationに informationから導き出される知見がknowledgeに、さらにwisdomに
人口が増えず、GDPが増えれば労働生産性は向上する
政府の重点分野は8つ 電子行政 健康医療介護 観光 金融 モノづくり 等
デジタルソサエティ推進議連
イノベーション シェア 働き方改革 シチズン セキュリティ
シェアリングエコノミー協会 グレーゾーンのものは温かく見守る 自分たちで基準を 日本では未利用資源の有効利用という視点が抜けてしまった 日本は法律がないと動かない データをどのように主導権を持って使っていくか ボディバンク 健康情報を有料で預けて、医師からアドバイスをもらう 高松市医師会と保険者等が協力して、自分のレセプトデータを治療に使えるようにする 患者が持っている過去3年間のレセプトデータのうち、重要なものをサマライズする。アクセスには2つの鍵 マイナンバーカードと医師専用の資格証明書のHPKI マイナンバーカードにレセプトデータへのアクセスしてくれという意思を入れておく 原則デジタル 対面書面の原則の撤廃に向けた検討→行政分野の効率性 オープンデータ 国、自治体のシステムの標準化 セキュリティ バイ デザイン オープンデータ バイ デザイン マイナンバーカードの利用の拡大 マイナンバーカードがないと始まらない世界へ 米国の致命傷はSSN 本人確認に疑問符 マイナンバーカードは国がトラストアンカー できたらね できるかどうかが国の存立の分水嶺 ITを意識しないIT社会 使い方が分からない時に誰に訊けばいい? ITの民生委員 (IT隣組はやだな) デジタルデバイドの格差の是正 行政、自治体の計画にデータの利用法の検討を 保護と利活用のバランス データは血液でありエンジン、ガソリン 高齢化でもQoLは上げられる
事例:おもてなし、ヘルスケア おもてなしクラウド:PDSの観光分野での利活用 越塚 登(YRPユビキタス ネットワーキング研究所 副所長/東京大学大学院情報学環教授・ユビキタス情報社会基盤研究センター長)
OPaaS.io
都市サービスの高度化アクション 総務省 2020年にむけて 万人向けのサービスよりもパーソナライズされたサービスを 人間がやってきたパーソナライズをシステムを使ってやれないか 千葉・幕張 渋谷 竹芝 六本木・虎ノ門 乃木坂 で実証実験
IoTおもてなしクラウド事業 観光客のデータをPDSに入れ、データ主体の許諾の下に事業者へ 「観光」は旅行者の個人情報を高い頻度で扱っている 万人向けサービスではもはや満足しない 極東地域の見ず知らずの場所で個人情報を預ける不安感 情報の信託 高度に安心できる環境、個人に寄り添ったシステムが重要 個人情報は勝手に使いまわさない 自分の情報は、自分が完全制御できる安心感 高い信頼性を持った個人情報管理は不可欠 個人情報の適正な流通が重要性 個人情報が流通しない危険性 日本の産業構造の特色 中小・零細企業による競争力 中小・零細企業でも使える個人情報環境が不可欠
おもてなしプラットフォーム ユーザー属性所法を蓄積し エンドユーザーの管理の下 サービスベンダに適切に渡せるように 「仲介」を行なうプラットフォーム 情報サービス提供のきっかけに、スマートフォンアプリではなく、交通系ICカードを使う
分析や解析はプラットフォームでは考えていない 土管プラットフォーム
交通系ICカードをかざして情報の/を提供 受ける/行う
国立新美術館で実証実験 自動翻訳の言語を読み取ったデータで選ぶ
PDSにおいて、包括性のある同意 →同意を取るUX的技術 同意の法的有効性(グレーゾーン)
個人情報におけるMACとDAC(個別同意と包括同意)
IoT活用おもてなし実証事業「おもてなしプラットフォーム」の取り組み 森 健広(大日本印刷株式会社 ABセンターコミュニケーション開発本部VRMビジネス企画開発部サービス企画グループ リーダー)
経済産業省
訪日外国人の課題 個別のユーザ登録 情報の散在によるサービス不備 事業者の課題 一事業者だけではやりきれない
共通ID(認証連携基盤)で種々のサービスを
共通IDにより紐づけられた履歴情報を活用したパーソナライズされたサービス
指紋を使ったバイオメトリクス認証も
九州ではプリペイドカードを使ったサービス提供
臨床および臨床研究のための分散PDSの応用 橋田浩一(東京大学大学院情報理工学系研究科 教授/理化学研究所AIP 分散型ビッグデータチーム リーダ)
ソーシャルICT研究センター
実運用でデータが使えることが大事 あらゆる場面において意味構造化されたデータが生成され循環する社会の構築 標準スキーマに基づくデータ構造化によるデータ・サービス連携
全てのデータにアクセスできる者は漏えいリスクあり
分散管理ではその危険は少ない
必要なデータを承諾した人から
一次利用 分散型 集中型はわざわざコストをかけてリスクを高める
PLR ローカルでも、クラウドでもデータはすべて暗号化 プラットフォーマーには鍵を教えない 個人端末も必須ではない
データの集中管理が最低限 多要素統合認証
本人に中身が分からないパーソナルデータを本人が管理して専門家に提示する
利用者 ソフトウェア提供者 ストレージ提供者
山梨と鳥取で介護記録のデータをPLRで実運用
母子保健での活用 前橋工科大学
PLR統合アプリ
IndiaStackプロジェクト 虹彩と指紋による生体認証 Aadhaar 2年で現金とクレジットカードを廃止 近郷だけでなくほかの民間企業や公的機関もサービスをAPIで公開 カンボジア中央銀行 暗号通貨
スマートソサエティの基盤 データ主体の意思によるリッチデータの循環 個人認証 オープンI 分散PDS 意味構造化データ
10年後には柵のない途上国が欧米や日本を生産性で上回っているかも
医療情報の第三者提供における本人同意の管理 玉木 悠(徳島大学病院 病院情報センター 特任助教)
同意様々
診療 と 研究
二次利用 第三者提供
医療機関では業務プロセスの多くにおいて個人情報利用の同意が必要になる
暗黙的同意 ポスター・文書等の掲示 個別説明と文書による同意
情報公開文章 口頭IC+記録
徳島糖尿病ネットワーク 連携先が増えたら、新たに同意を取得する必要
EHR、PHR事業を広域で展開する際の負担
本人の理解度・医師に対応した同意内容のパーソナライズ度が困難 患者は医師や医療機関との信頼関係に依存して、同意しているのが実情では?
本人意思への個別対応 説明内容の理解度、確認 説明、同意有無の管理
確認された本人意思こそ、自己が管理できるよう本人へ返す必要があるのではないか? 本人の集中管理とすることで、管理を効率化 「同意取得」というより、「意思表示」と捉える
PLRで解決? 求める同意内容に対し、逐条的な同意可否が可能になるのでは 同意内容について、いつでも確認可能
徳島には5つの連携ネットワーク→1つの連携基盤に
展望と課題 Digital Identity and use of Individuals Data in Estonia ラウル・アリキヴィ(Planetway Corporation取締役/日本・エストニア/EUデジタルソサエティ推進協議会 理事)
エストニアの面積は九州ぐらい。人口は杉並区と世田谷区を合わせたくらい。 デジタル政府が進んでいる デジタル5 エストニア 韓国 イスラエル ニュージーランド イギリス
e-State 結婚、離婚、不動産取得はデジタル化されていない エストニアには中央DBはない。政府機関による国民のパーソナルデータ重複取得は禁止 どこでもインターネットにアクセスできる。 IDカードがあれば、免許証を携帯する必要はない 自分のデータに誰がアクセスしたか、知ることができる。政府が自分についてどのようなデータを持っているかも見ることができる。 セキュリティモデル ユニークなIDカード 番号は秘密ではない 国民の94%がカード所持(強制)
自分たちでつくる地域社会とパーソナルデータ・オープンデータ 庄司昌彦(国際大学GLOCOM 主任研究員・准教授/Open Knowledge Japan 代表理事)
MyDataとOpen Dataは1枚のコインの裏表 全ての人は、自分の個人データを、自由に使用・編集・共有することができ、
オープンデータは全ての人に開かれたデータ マイデータは私に開かれたデータ
「オープン」なほど掛け合わせし易い
パーソナルデータは社会資源である前に「私」(データ主体)にとっての資源である。 個人をエンパワメントするのが情報社会の特徴
「複属」化する社会 ソーシャルメディアによる「複属」の日常化 働き方の変化 社会的な意識の変化
個人から分人へ ふるさと納税
地域社会の危機 人口減少、高齢化、所帯人数の減少→より、「個人」を単位とする社会へ
日本の高齢者の4人に一人は友達がいない
縮む社会 情報は枯渇しない 「私たち」にとっての資源
共助と共創のためのプラットフォーム:地域系PDSの展望と課題 石垣一司(株式会社富士通研究��� セキュリティ研究所 特任研究員)
PDSは技術起点の業界トレンドではなく、経済/社会両面での必要性から来ているコンセプト 欧米では市民やじぎゅ者のコンセンサス附則、技術も未熟
PDFの社会実装には、技術面の段階的進歩に加えて、社会面、経済面の課題解決が必要 データが少ない段階でのビジネスモデル 市民の意識変革
地域系のPDS 健康、生活などのライフログ、活動履歴を活用し、多様なサービスを提供
自助、公助だけでは足りない多様な市民の社会参加(互助、共助)が必要
市民を含む多様な事業者の連携のためのプラットフォーム 市民、データ提供事業者、データ活用事業者をパーソナルデータでつなぐプラットフォーム
A市サステナブル 富士通Personium
サービス連携 ワンストップ行進 実績証明など
事業主体としてのリビングラボ
My data Our Life, Our Future
パーソナルデータを活用したオンライン広告の展望 寺田真治(株式会社オプト プロジェクト・マネージャ/慶應義塾大学SFC研究所 上席所員)
悪者のボスキャラみたいなもの(冗談
オンライン広告市場 8割から9割がこれ 6割以上がスマホ
過剰な情報流通による判断の放棄 店舗で見てオンラインで買う 事業者は標的型で広告を打ちたい
パーソナルデータの活用 どこで決めているか データ収集、配信 AdTech
ターゲットの属性をDMPに送り、条件に合うターゲットが来たらSSPを通じて広告主側のDSPに通知
米国のデータブローカー トラストフレームワーク データトレーサビリティ マルチステークホルダー・プロセス
データそのものには価格をつけない。それを基にした広告が商品
あらゆる接触段階でデータ収集は行われている→行動規制へ トラストフレームワークの構築、トレーサビリティの確保
パネルディスカッション「AI、IoT時代におけるパーソナルデータ活用のあり方」 パネリスト(五十音順): 板倉陽一郎(弁護士・ひかり総合法律事務所/国立研究開発法人 理化学研究所革新知能統合研究センター客員主管研究員) 市嶋洋平(株式会社日経BP 日経ビッグデータ 副編集長) 高原 勇(トヨタ自動車株式会社 未来開拓室担当部長/ 筑波大学 未来社会工学研究開発センター長、特命教授) 瀧 俊雄(株式会社マネーフォワード 取締役 兼 Fintech研究所長) 津田大介(一般社団法人インターネットユーザー協会 代表理事) モデレーター: 若目田光生(日本電気株式会社 ビジネスイノベーション統括ユニット 主席主幹 兼 データ流通戦略室長)
板 駄目じゃないようにすることを考えるのが日常の業務
市 パーソナルデータへの注目度は最近、上がっている 個人情報保護法改正よりもGDPR? データ入手手段は多様化 データ活用が全社規模になるのは難しいらしい プライバシー保護と活用のルール作り
高 自動運転という機能の実現で多くのデータが取れる プローブとしての自動運転 瀧 個人情報と顧客の利便性のバランスを取りながらビジネスを お金に対する不安を無くすために情報を収集 金融庁が銀行のデータポータビリティに前向き…かな 金融API
津 ユーザー団体の代表として発言できれば ユーザーのリテラシの向上も重要
若 プライバシーの保護はビジネスの起爆剤 課題があるからこそチャンスがある グレーゾーンへの対応が鍵
市 顧客行動データ、センサデータは制御していかなければならない。 個人にメリットのあるデータ活用 再配達の抑制 Suicaデータを統計化して、混雑改善に活用 顧客の生体情報を分析したり、他データと掛け合わせ 少額金融 複数の分析モデルで顧客のリスクを分析 センサデータ 家庭の機器を電源波形から分別し、学習 グーグル ネスト ホンダと埼玉県 データを上げる代わりに通信料金無料 カメラと心拍センサで観客が笑っているかどうかを判定 吉本興業 NTT東日本
高 自動車で取れるデータの利活用の在り方 移動分散電源としての電気自動車 自動運転で取れるデータ 走行速度の空間分布、実測燃費の空間分布 低燃費運転支援速度 (ドクターイエローの走行に似ている) GSの減少で燃費データが重要に インフラの監視も
瀧 会計のPDCAサイクル スクレイピング セキュリティ第一 メインユーザーは若く、高所得者が多い 守るものができたタイミングで使い始める人が多い 「お金を払っても、節約したい」 二次元系の趣味を丁寧に分類したら評判が良かった Githubがカフェ代に 使えば使うほどパーソナライズされる スタバは交際費?朝食?カフェ?
津 取得時のオプトインの原則 提供しない選択をユーザが取れるようにすること ユーザ自身が「どのようなデータを提供しているのか」を明示的に確認できるようにすること 未成年者や高齢者にも分かり易く
オプトアウトの原則 オプトアウトの方法をわかりやすく明示すること グラデーション グーグルマップのタイムライン ピンポイントで居場所が分かる
利用目的の明確化と限定化 利用目的を限定し、明確にすることはユーザからの信頼向上につながり、結果として産業振興につながる 利用目的を変更する場合は、新旧対照表などを用いてわかりやすく説明し、取得時に想定されていなかった利用を行う場合は再度明示的な同意を取るべき
プライバシー教育の啓蒙
騙し討ちは止めましょう
板 グーグルのアクティビティ管理 グーグルやFBはデータ保護当局とやりあってきた AI,IoT時代におけるデータ活用ワーキンググループ 中間とりまとめ
個人情報保護法上の同意とは何か 個人情報保護委員会 通則編2-12
セキュリティ 標準化することは攻撃方法も標準化される データの標準化、互換性の確保、データに関する権限の扱い 著作権、不防法
事前相談窓口 何も決まってなければ自由にやっていいわけで 公取は制度にある
苦情処理・紛争解決手段 消費生活相談員の育成にも適切なコストがかかることを関係者が理解すべきでは。
トレーサビリティ、データポータビリティ、データ削除の確保
瀧 日本は銀行API進んでいる EUは決済業務でのデータポータビリティ義務付け クレジットカードの明細は結構、会社ごとに違う 決済前後でも違う セキュリティはおまけしてはいけない要素
高 モビリティアズアサービス どんな社会にするのか/しないのか
市 顔画像認識の問題 大阪、札幌 札幌の事案では境界線の踏み間違いがあったかも 専門家も一人じゃなくて二人ぐらい味方にしないと危ない コンサートの入場管理では特に問題とされなかった パーソナルデータを管理する統合プラットフォーム 顧客からの許諾の問い合わせに適切に回答できるように 社内体制も、データの攻めと守りで変えていくべき
津 パーソナルデータの利活用と監視社会 共謀罪 事前に察知するとはどうやるのか 人権問題と近接しているのではないか 騙し討ち、目的外利用は止めましょう 透明性の確保
板 法制度がやれることは結構難しい。制度側でやれるのは事前に相談を受けて、その結果をフィードバックすること。走りながら判例法的に積み上げていける。
Closing 柴崎亮介(東京大学空間情報科学研究センター教授)
2018もあります。データの運用は実際に始まっている。日本の銀行APIが先進的になりつつあるのは、実際に動いて、エビデンスができて来たから。 ユーザー側の意見も重要。危惧と期待、コミュニケーションの場を充実させていく。
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