#ちくちくかわいい刺し子通信講座
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1966年に静岡県で一家4人が殺害された「袴田事件」は、戦後最大の冤罪の一つと言われ、死刑判決が確定していた袴田巌さん(87)のやり直し裁判が近く静岡地裁で始まる。死刑確定事件の再審では戦後5例目だが、この事件の前にはいくつもの冤罪事件が同じ静岡県で起きていることをご存じだろうか。その一つ、「二俣事件」では、拷問によって無実の少年に一家4人惨殺を“自白”させたばかりか、拷問の事実を告発した刑事を偽証罪で逮捕した揚げ句、精神疾患に仕立て上げるという警察・検察の報復があった。家族もろとも偏見の目にさらされた刑事の妻・山崎まさは今も存命だ。今月27日、106歳になるまさは「当時の苦しみは言葉にできない」と涙ながらに振り返った。(文・写真:秦融/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部/文中敬称略) まさが住む愛知県みよし市は、名古屋市と豊田市に挟まれた位置にある。市街地から少し離れた一軒家で呼び鈴を押すと、次女の天野功子(のりこ、76)が出迎えてくれた。 まさの夫であり、功子の父である山崎兵八(ひょうはち)は静岡県の警察官だった。 ��和の冤罪・二俣事件は1950年1月、同県二俣町(現・浜松市天竜区)で発生した。就寝中の夫妻が刃物で刺されて死亡、2歳の長女が首を絞められ、11カ月の次女が母親の下敷きになり窒息死した。事件後、近所に住む18歳の少年が強盗殺人罪などで起訴され、一審、二審で死刑判決。その後に逆転無罪となった。 兵八は、現職の警察官ながら警察組織を敵に回し、拷問による取り調べがあったと告発、少年の刑事裁判で証言台に立った人物だ。告発は審理の終盤。巡査だった兵八は読売新聞社と弁護人に宛てて手紙を書き、「(少年は)犯人ではない。新憲法下今なお人権を無視した拷問により罪をなすりつけられたものだ」「江口捜査課長と紅林主任は少年に会った時の第一印象で“彼は犯人だ”と判定、証拠集めの指令を発した」などと記した。 告発前、妻のまさは「そこまでしなくても」と夫の行動に反対だった。夫は「(少年が)自分の子どもだったらどうする?」と妻に問い、固い決意を伝えた。 当時を振り返るまさの受け答えは、とても100歳過ぎとは思えないほど明瞭だ。 「はい、そう言われました。『もしか、この子が私らの子どもだったらどうするかね?』と。間違いないです」 兵八は、弱い人や苦しんでいる人を放っておけない性格だったらしい。夫について、まさはこう語った。 「お父さんにはものすごく、そういうところがあった。きっと、生まれるときからそういう性格を授かってきたんだよね。私も、人を陥れるようなことは絶対にしたくないと思ってね。困っている人には、ねんごろ(親切)にしてね。人が難儀してると『ああ、かわいそうだなあ』って、すぐ思っちゃうんだよね」 しかし、告発は一直線には実を結ばなかった。 二俣警察署の捜査本部で捜査に関わっていた兵八は法廷で「拷問による自白」と証言したにもかかわらず、一審の静岡地裁浜松支部は死刑判決を下す。それどころか、判決の日、兵八は偽証罪で逮捕された。 「正義」の代償は、それにとどまらず、家族もろとも路頭に迷わせる“仕打ち”へと進んでいく。 逮捕後、兵八は名古屋大学医学部の教授による精神鑑定で「妄想性痴呆症」と診断された。裁判では、証人出廷した警察署長が「変人」などと兵八の人格を否定。一審で少年に死刑判決が下ったことから「警察の捜査は正しかった」ということになり、判決に異を唱える兵八は異常者とされたのだ。 辞表を出すと、兵八は精神疾患という診断を理由に、運転免許証をはく奪された。警察を辞めた後は、家族を養うため、トラックの運転手になるつもりだったが、免許なしではそれもできず、他の仕事も簡単に見つからない。逮捕・投獄された兵八は世間の偏見の目にさらされた。 当時10代だった長女・児玉澄子(故人)の手記によると、家族は耐え難い苦しみを味わうことになった。 「父は職も地位も奪われて、仕事を探し、失敗し、書を読み、そして苦しみの多い日は母や私達に当たり散らした」「父母を助けなくては。新聞配達を始めた(のは)五年生の冬でした。学校を休んで早引きをして手伝った畑仕事」「冷たい近所の人たちの目、 幼い弟はいつもいじめられ泣いて帰ってきた。『ボクのおとうちゃんどうしてブタ箱にいるの?』 と…」「母の土方の荒れた手とあかぎれの足のひびわれ」(手記から) 苦難はさらに続く。 1961年3月には自宅が全焼した。報道では「火の不始末が原因」などと伝えられたが、当時中学生だった次女の功子は、火災の数日前、自宅の前で見知らぬ男から「山崎さんのお宅はここか」と尋ねられたことを覚えている。また、功子の弟は「火が出る前に半長靴の男が家から出ていくのを見た」と家族に話し、警察にも伝えた。ところが、警察では「半長靴の男」の目撃証言が、弟自身の火遊びをごまかすためだったのではないかと疑われてしまう。 当時を思い起こし、功子は言った。 「最後は、母の火の不始末にされてしまいました。弟に傷がつくよりはまし、ということで母が全てをかぶったんです……父は名誉を回復するため裁判に訴えることも考え、二俣事件の資料を集めていました。“放火”はその資料を灰にすることが目的だったとしか思えません」 火災の真相は今や確かめようもないが、兵八が裁判を起こせば、警察側は捜査の正当性を主張しただろう。兵八を「変人扱い」した者たちの「偽証」も問われかねない。そのようなタイミングで火災が起きたことは事実だった。 「ようやく、ほっかむりが取れた」 山崎まささん(右)、天野功子さん 二俣事件の上告審で最高裁は、死刑を言い渡した静岡地裁の原判決を破棄し、1958年1月に少年の無罪が確定した。 無罪への転機は、東京高裁が控訴を棄却(1951年9月)した後、らつ腕の弁護士、清瀬一郎(1884‐1967年)が弁護人に就いたことだった。清瀬は衆議院議長などを歴任した大物政治���。戦勝国による極東軍事裁判(東京裁判)では東条英機の弁護人を務めた。 清瀬の無罪主張を受け、最高裁は2年余に及ぶ審理を経て「事実誤認の疑いがある」と原判決を破棄。その後の差し戻し審では、拷問によって警察の筋書き通りに自白させた供述の信用性が否定され、地裁、高裁とも無罪判決となった。筋書きと事実との矛盾が次々に明らかになり、検察は上告を断念、少年(逮捕当時)の冤罪は事件から8年を経てようやく晴れた。少年を犯人と決めつけ、筋書きに合う捜査しかしていない警察が再捜査に動くことはなかった。 傍らに座る母・まさを見やりながら、天野功子が言う。 「少年の無罪判決が出たときに、母は『これでようやく“ほっかむり”が取れた』と言ったんです。ね、そうだよね? お父さんの疑いが晴れた時に言ったよね? それまでお母さんはずっとほっかむりして生きとったんだよね」 顔を隠す頬かむりをせず、堂々と外を歩けるようになったという意味だ。当時を思い出したように、まさが涙ぐむ。 「お父さん(兵八)が逮捕され、自分一人で子どもたちを守らなくてはいけなくなったときの不安や苦しさは、言うに言えません。本当につらい思いをしました」 兵八は2001年、87歳で他界した。 その4年前には『現場刑事の告発 二俣事件の真相』を自費出版している。告発に至る経緯については、次のように記されている。 「心の片隅で『お前は正義の味方ではないのか。警察は国民の生命財産を守るのが使命ではないか。立ち上がるのだ』と叫ぶ声が聞こえてくるのだった。片一方の隅では、『黙っていて見過ごすのだ。あと五年経てばお前には恩給もつくのだ。恩給だけで暮らしてゆけるのだ。何も正義ぶりをする事はない。寄らば大樹の陰。大きな(長い)物には巻かれろ、ではないか』と叫ぶ声が五体に響いてくるのだった」 島田事件対策協議会で、無実の男性救済を話し合う兵八(正面左から2人目)ら(鈴木昂さん提供) 兵八によると、二俣事件の取り調べで少年に拷問していることを薄々知っていた警察官は他にもおり、「少年は無実」と思っていた署員もいた。しかし、誰もが「見ざる聞かざる言わざる」となり、法廷では「捜査は正しかった」と偽証を繰り返した。 この“拷問”に関わった刑事の一人が、捜査チーム主任の紅林麻雄警部補だったとされる。紅林は二俣事件だけでなく、同じ静岡県で起きた1948年の幸浦事件(被告は死刑判決、後に無罪)、1950年の小島事件(無期懲役判決、後に無罪)の捜査に関わり、多くの冤罪を生んだ。1966年の袴田事件では、拷問まがいの取り調べで自白を引き出し、警察が犯行の手口を考え出し、それに合う証拠や証言をつくって自白を裏付ける、という同じ手法が使われた。 二俣事件など同時期に続発した冤罪事件が「袴田事件の源流」と呼ばれる理由はそこにある。 同じ時期に起きた島田事件(1954年、死刑確定後の89年に再審無罪)の支援活動に奔走した元高校教師、鈴木昂は「山崎兵八さんには支援集会で講演をお願いし、熱意にあふれる話に引き込まれた。袴田事件の支援要請にも応じておられ、尽力を惜しまない人だった」と話す。 兵八・まさの夫婦は3男2女をもうけ、それとは別に2人の子どもを養っていた。そのうちの1人は勤務先の警察署で補導された、身寄りのない男児だった。まさによると、兵八が「面倒をみてやってほしい」と連れてきたという。 「放っておくのがつらかったらしくてね。(警察官という)職業柄もそうしてやらないかんと思ってだろうね」 まさの話によると、兵八の人柄をしのぶエピソードは他にもある。 「お百姓さんが、あるとき『これを食べてくれ』と駐在所に麦を2袋持ってきてね。お父さんは『絶対に手をつけるな』と言って。腐るかどうかという寸前で、やっと村の人と分けて食べた。それくらいの人でした」 弱い人、苦しんでいる人を助け、不正には手を染めない。まさが語る「警察官・山崎兵八」からは、組織内での孤立を恐れて自己保身に走るのではなく、人の心を大切にし、正しいと信じる道を貫くという人物像が浮かび上がる。 兵八の「正義」を押しつぶした警察・検察、さらには捜査側に寄った裁判所の不当な判決は、昭和から平成へと続き、真実や人権よりもメンツを重んじて自己検証を拒絶する姿勢は、令和の時代にも地続きのように受け継がれている。 96歳の原口アヤ子さんが無実を訴え続ける大崎事件の弁護人で、日本弁護士連合会の再審法改正実現本部・本部長代行を務める鴨志田祐美弁護士は「一刻も早く再審法を改正しなければ悲劇が繰り返される」と危機感をにじませ、改正の要点を次のように指摘する。 「一つは証拠開示の問題です。大崎事件の第2次再審では高裁の裁判長の積極的な訴訟指揮で、それまで検察官が『ない、ない』と言い続けてきた証拠が213点出てきました。さらに第3次再審になると新たに18点出た。なぜ、こんなことが起きるのか。証拠開示を定めたルールがないからです。大崎事件だけでなく、布川事件、東電女性社員事件、松橋事件などは、再審を求める中で重要な証拠が開示され、再審開始決定の決め手になった。規定がないために、検察は隠し通そうとし、開示が個々の裁判官の“やる気”に左右されるのです」 二つ目は検察官の抗告(不服申し立て)の問題だという。 「再審開始決定が出ても、検察官が抗告し、いつ���でも再審公判が開かれない。再審は本来、無実の人を救済する制度で、検察官といえども立場は同じはず。ドイツでは検察官の抗告は禁止されている。袴田事件では最初の開始決定から9年、大崎事件は21年、名張毒ぶどう酒事件では奥西勝・元死刑囚の命が尽きてしまった。抗告の弊害による悲劇をなくさなければいけない」 二俣事件の関係者がほとんど他界した中で、���さは穏やかな日々を生きている。 「天寿をいただいているんだよね。まだこれだけ元気でね、みんなのエネルギーをもらっている。人を見放しておくよりも助けてやりたい、という気持ちで生きてきて本当に良かった、と。そう思ってね。やっぱり人に意地悪はするもんじゃないな、ってね。人を助ければ助けてもらえるな、って思うよね。毎日そう思いながらこうしていますよ」 秦融(はた・とおる)1961年、愛知県生まれ。ジャーナリスト。フロントラインプレス所属。元中日新聞編集委員。滋賀・呼吸器事件の調査報道を描いた著書『冤罪をほどく……“供述弱者”とは誰か』(風媒社)で、2022年の講談社本田靖春ノンフィクション賞を受賞。至学館大学コミュニケーション研究所客員研究員。 「#昭和98年」は、Yahoo!ニュースがユーザーと考えたい社会課題「ホットイシュー」の一つです。仮に昭和が続いていれば、今年で昭和98年。令和になり5年が経ちますが、文化や価値観など現在にも「昭和」「平成」の面影は残っているのではないでしょうか。3つの元号を通して見える違いや残していきたい伝統を振り返り、「今」に活かしたい教訓や、楽しめる情報を発信します。
「拷問」を告発した警察官の夫は逮捕され、異常者扱い――105歳が語る「冤罪」の長い苦しみ #昭和98年(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)
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文楽『女殺油地獄(おんなころしあぶらのじごく)』を観た
初めて国立文楽劇場に行った。
文楽・歌舞伎演目を現代翻案した演劇だとか、文楽を題材にした海外の人の作品は何回か観たり知ったりしているんだがそういえば文楽を生で見たことはないんだよなと思って見に行った。「日本の文化」なるものは地域に根差したものなのでその地域に住んでないと観る機会など発生しづらいし興味がないと近くにあっても行かないんだよねというのをしみじみ感じる。
今回観たのは『女殺油地獄』という演目で、雑に話の筋を言うと、めちゃめちゃ甘やかされて育った油屋の次男坊(弁護しようのないクズ男)が殺人を犯すという話です。
見せ場はやはり殺人の場で、世話を焼いてくれた女を主人公が殺す場面。女がぶちまけた油でぬるぬるになりながら豪快にズベーーーっとすっ転びつつ相手を追いかけまわして殺す凄惨な場面。文字で書くと改めて変なシーンだな。めっちゃ刺され���し髪振り乱すしで大変殺伐としているのだが登場人物たちが滑って転んでを繰り返すので見てる側としてはすごく感情が乱高下する。真面目な調子で観てしまったが多分この場面スプラッターコメディなのでは? と終わりかけから思い始めました。
作者の近松門左衛門はたくさん作品を残していますがなにもかも完全創作というわけではなく割と当時の時事ネタを浄瑠璃にしていて、この作品もネタ元になった事件が実際あったようだ、という風にいわれているようです。心中ものの話が多いのも、当時としては演目がそのままゴシップ的なエンタメとして機能していたのかなあなどと想像します。浄瑠璃は今のように古典芸能として見るのではなく、ストレートに同時代の娯楽の類だったのだもんな。
『女殺油地獄』は歌舞伎でも上演されているけど歌舞伎のほうは未見です。この油ぬるぬる殺人シーンを人間でやるんだ……? たいへんじゃない? なんか機会を探して観よう。
文楽の話に戻ると、上手側に太夫と三味線の方々がいるのだけど、その席が回転式で、ぐるんと回って出てくるのが面白かった。ここの位置は床、回転機構は盆回しという。
文楽は舞台上の主体が人形で、太夫さんが三味線と共に独特な節回しでセリフを語る形式なので、見る芸能ではあるけど聞く芝居だなあとも思う。ほぼ音楽だし。
私は劇場にいくときだいたい一階席の後ろの方の席をとりがちで今回もそうだったんですが(全体を見渡したいため)、文楽はちょい前寄りで席とったほうが人形の機微がもっとわかると思うので次行くときは前の方で観ようと思う。遠目だったけど小物を持つ動作とか細かいな~って思いながら見た。繊細。人形が広げた手紙巻いてしまったり、髪をくしでといたり、蚊帳をかけたり、お茶碗受け取ったりするの。
自分が行った回では最後尾あたりの席に座っていた恐らく常連さんなんだろう方が、口上から太夫・三味線さん方の紹介などで盛大に拍手をするので「なるほどそういう拍手ポイントがあるんね……」と思いながら追従しました。
よく財政難やら技芸員の不足やらで話題になりがちな文楽ですが、いろんな試みをされてるんですね。
今回の上演は期間限定で配信もあるそうです。
親子劇場の演目も観たかったな。宙乗りがあるらしいし。西���記かな? だいぶ前に映像で『義経千本桜』を見たことがあるんですが、ぴゃーっと飛ぶのすごいよねあれ。
ゲームコラボの新作とかも作ってるんですね。へええ。
youtube
会場に人形の展示があった。
上演には字幕もあるし、音声ガイドもあったけど、文楽は自分にとっては事前予習がないとストーリー追うのが厳しい感触だったので、バレエ公演みたいに、いろんな演目の見せ場だけ詰め合わせたガラ公演みたいなやつを詳しい人の解説付きで観たい。休憩込み2、3時間で集中体験的な。どこかの文化���ンターみたいなので講座とかやってそうではあるな。字幕があると舞台見ずに文字読んじゃうんだよね。話の流れを概ねインプット済みで表現をちゃんと観たい。鑑賞はスポーツなので練習がいる。映像で見る分にはめちゃめちゃ気軽に観るというより眺める感じで楽しめるんだけど、劇場行くのってやっぱ気合入れたいもんですので。
今回は普通に席のチケットとったけど、お試しでとか好きな一幕だけちょっと観たい人向けに当日劇場のみで格安で販売している幕見席(千円とか二千円とかそのくらい)というのがあるそうなんで、近くに住んでるならそういう通い方もあるんだなあと思った。これは歌舞伎も同じようなシステムですね。幕構成でちゃんと休憩挟むタイプの芸能だとこういうのがやれるんだな。
国立文楽劇場 幕見席のご案内 | 独立行政法人 日本芸術文化振興会 (jac.go.jp)
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和五年(2023)12月1日(金曜日)
『中国の代理人』、最後の『パンダハガー』の大物
怪物キッシンジャー、毀誉褒貶のなか、百歳の大往生
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1971年、世界に孤立していた中国に「利」を説いて近づき、反米路線を大胆に修正させたリアルポリティックスの体現者は、その北京秘密訪問が劇的だったので、なぜかアメリカ外交の立役者のように言われた。
じっさいに現在のホワイトハウスの対中影響力よりヘンリー・キッシンジャーの立場は強いと評価された(台北タイムズ、12月1日)。なお中国語のメディアはキッシンジャーを基辛格(環球時報、連合報)、季辛吉(台湾『自由時報』)と書く。
キッシンジャーは1969年から1977年までの八年間、米国外交の舵取りを担った。ロックフェラ-の外交顧問だった彼を政権に招き入れたのはリチャード・ニクソン大統領だった。
ニクソンとキッシンジャーが、外交で重視したのはリアリティであり、モラルやイデオロギーより優先し、力の均衡で冷戦構造を形成した文脈では戦後米国外交の立役者ニクソンと並ぶだろう。
ところがFBIの工作でウォーターゲート事件のスキャンダルに襲われたニクソンがレイムダック入りした時期に、キッシンジャーはするりと外交の主役の座をもぎ取っていた。
従来の歴史学に重点に置いて学説、地政学の伝統に囚われてき外交を、リアルポリティックの実現に結び、米中関係の回復、ソ連の孤立化を導き出した。これは元来、ニクソン大統領の発想だった。ところが、北京秘密訪問を演じたキッシンジャーにスポットが当たった。
当時、NYタイムズにでた風刺漫画を筆者は鮮明に記憶している。
ニクソンとキッシンジャーがホワイトハウスの庭を歩いている。柵外からみていた見物人が言う。
「ところでキッシンジャーのとなりにいるのは誰だい?」
キッシンジャーは泥沼に嵌まっていたベトナム戦争を早期終結されるため、ラオス、カンボジアのホーチミンルートに秘密爆撃をなして圧力をかけ、ベトナムと交渉し、停戦をもたらす「功績」があった。
これでノーベル平和賞をうけたのが、彼の絶頂だったのではないか。
「あのノーベル賞はいかがわしい」とする世評をよそに、トニー・ブレア元英国首相などは「外交を芸術にした」などと褒めあげた。「和製キッシンジャー」と言われた若泉敬(佐藤栄作時代の沖縄返還の密使)は、「キッシンジャーの著作に書かれたことを信用するな」と言っていた。
NYタイムズのコラムには「偽善者」というコラムが掲げられた(11月30日)。
キッシンジャーは中東和平でもエジプト、シリアを説得し、中東地域の秩序と安定を優先させたが、最大の成果はサウジアラビアとの密約で「ペトロダラー体制」を構築したことである。
▼リアリスト外交官の光と影
一方でキッシンジャーはチリの軍事クーデターへの介入など暗い面も多く、セイモア・ハーシェ、オリバー・ストーン等はキッシンジャーを「戦争犯罪人」と呼んだ。ニクソンを継いだフォード政権下で引き続き米国外交を担い、ときに大統領よりパワフルだった。
「中国は一つ」という幻影を作り上げたのはキッシンジャーであり、北京訪問は百回を超えたが、台北へは一度も足を踏み入れなかった。『中国の代理人』の面目躍如だ。
「台湾問題は解決不可能。戦争を避けるには時間の経過をまって、米中の話し合いでしか前進はない」などと台湾を不快にさせる発言が連続した。台湾はキッシンジャーを評価しないのも当然である。
1977年に理想主義を掲げたジミー・カーター政権が誕生すると、晴れ舞台をさった。替わって安全保障担当の大統領補佐官となったのはポーランド系ユダヤ人のズビグニュー・ブレジンスキーというグローバリスト、中国礼賛学者だった。
大統領当選前の1976年にカンザスシティで開催された共和党大会で、ロナルド・レーガン「キッシンジャーとフォードの下でこの国は、二番手になることは致命的ではないにしても危険な世界で、軍事力で第二位になった」と指摘していた。
米国の保守派はキッシンジャーを首肯していなかった。
1981年から82年までのレーガン政権では、キッシンジャーは共和党主流派から遠ざけられた。レーガンの支持者の多くがキッシンジャーを蛇蝎の如く嫌った。「反共」の信念が希薄だと言うのである。
このため、かれはロビィ活動と著作活動で、外野席からの影響力を保持した。
キッシンジャーは1982年に親中ロビィ団体「キッシンジャーアソシエイツ」を設立し、スコウクラフトら歴代大統領補佐官を政権中枢の送り込み、事実上の中国外交を舞台裏で担う。最大の顧客は北京だった。
晩年にニクソンは言った。
中国の不気味な台頭に「われわれの意図に反して、フランケンシュタインをつくってしまったのではないか?」。
米国外交は道を誤った。
キッシンジャーは、結果的に「中国の代理人」だったことを忘れてはならないだろう。だから中国はキッシンジャーが訪中すると特別待遇で報い、五月の百歳誕生日にはわざわざ王毅外相がNYの国連本部に近いキッシンジャーのオフィスに挨拶に訪れ、七月の訪中でも習近平がじきじきに会った。
▼米国が中国の脅威を認識するに時間がかかった
中国が軍事大国としてのしあがり、アジアの脅威となると、対中国スタンスを徐々に変えたのはオバマ政権後半からだった。
だが、オバマ政権は外交的手腕のないブレーンで周りを固めたため、大胆な方針の切り替えは出来ず、トランプの登場を待たなければならなかった。
トランプは就任前にキッシンジャーをNYのトランプタワーに呼んだ。しかし彼の言うことを「聞き置く」だけで、はっきりと安全保障方面では中国敵対路線に切り替えた。
この基本方針だけはバイデンも踏襲した。つまり、トランプ政権誕生でキッシンジャーの神通力は消えていたのだ。
キッシンジャーが拘わった各国は如何なる反応をしたか?
中国は「中国を理解した最大の友人を失った」とし、「米中時代の終わり」という論調が華字紙に溢れた。
インドは「彼は一度、インドを蹴飛ばし、やがて近寄ってきた」(『ザ・タイムズ・オブ・インディア』、12月1日)と評価は冷たい。
イスラエルは「ユダヤ人ならびにイスラエルにとって、キッシンジャーは英雄であり、また悪人である」(『ハーレツ』、11月30日)
米国は「毀誉褒貶甚だしいが、かれが冷戦構造を形成した」(NYタイムズ)
「権力こ��が最大の媚薬であると信じた世界情勢の巨人」(英紙『タイムズ』)
キッシンジャーは反日家だった。日本での講演はべらぼうな額をふっかける「商売人」の側面が強くあった。
それはともかくとして、現在のブリンケンもサリバンも、最後のパンダハガーの威圧的風圧に比べるとその力量たるや��軽い、軽い。
平林たい子が中曽根を評して「鉋屑(かんなくず)のように軽い」としたが、バイデン政権における米国外交の担い手たちの軽きこと!
▼ロシアはいかなる反応を示したか?
モスクワタイムズは次のように報道した(11月30日付け)
「キッシンジャーは、冷戦時代に米国のソ連との緊張緩和の主要な立案者として、米国の外交政策だけでなく、ロシアの外交政策にも消えない足跡を残した。ウクライナ戦争中、ロシアと米国の対立が激化していることに深い懸念を表明する一方で、ウクライナのNATO加盟支持を途中から(23年5月から)主張するようになった。」
英誌『エコノミスト』で、「もし私がプーチン大統領と話したら、彼もまた、NATO加盟国であるウクライナのほうが安全だと言うだろう」とし、ロシアと中国の関係の将来については懐疑的だった。
キッシンジャーは同誌のインタビューで続けた。
「両国間の制限のないパートナーシップの公式宣言にもかかわらず、北京とモスクワ双方での相互軽蔑を感じた。私は中国について良いことを言ったロシアの指導者に会ったことがない。そして、ロシアについて良いことを言った中国の指導者に会ったことがない」
クレムリン宮殿は下記のプーチン談話を発表した。
プーチンはキッシンジャー氏を「優れた外交官、賢明で先見の明のある政治家」と評し、「外交政策への現実的なアプローチはヘンリー・キッシンジャーの名と密接に結びついており、国際的な緊張緩和を実現し、世界安全保障の強化に貢献した最も重要なソ連・アメリカ協定を締結することを可能にした」と評価した。ホンネとはとれない。
最後にキッシンジャー路線とは距離をおく情勢の流動化のなか、米国の「レーガン基金研究所」が11月30日に発表した世論調査では「中国が台湾侵攻した場合、アメリカ国民の7��%が台湾独立を支持する」とした。
NYタイムズは台北総督府で蔡英文総統にインタビューを行った。これも異例の珍事である。
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「彼が会いに来ない理由」
「彼が会いに来ない理由」【Chapter2】
"Why He Doesn't Come to See Me"
Chapter1はこちら↓
ーChapter2
夜ベッドに入る前、コーヒーを片手にホブは今日のことを思い返していた。ふと誰かの気配を感じ顔を上げてみると、変わらぬ姿の彼が目の前にいた。込み上げてくる嬉しさに笑顔が抑えられなかったのを覚えている。
ここ100年ほどの間、彼には多くの困難が降りかかっていた。それによって引き起こされた問題もいろいろとあったそうで、最近やっとその後片付けが済んだそうだ。今は身の回りや自分に起きた変化を受け入れ始め、前を向いている様子で少し安心した。
“変化”そう、変化だ…。今日1日ホブが強く感じたこと。捕らえられた100年あまりの時間と、それに伴う環境の変化が彼をどこか丸くしていた。ホブに対する謝罪の言葉と“友人”という言葉、以前では考えられないものだ。プライドの高い彼はこれまでなかなか自分の気持ちに素直になれず、その反面心の底ではずっと誰かとのつながりを求めていたのかもしれない。その気持ちを受け入れることができた結果彼は会いにきてくれた、ホブにとっては嬉しい変化である。そう��えば、姉に会いにいくことを勧められたと言っていたな。いつかそのお姉さんにお礼を言わなければ、なんで俺のことを知っているのかは分からないが。
そしてもう1つ気になる変化があった。これが問題なのだ。
『別にダメとは言ってない。少しその、確認しただけだ…』
『久しぶりの食事だ、せっかくだし君の好きなものを私も食べてみたい。』
『また、会えないか?その…100年後ではなくもっと近い日に』
時折彼の口から出る発言がなんだかホブをドキッとさせるのだ。それだけではない。ほんのりと赤らんだ耳、夕日に照らされた顔、別れ際の照れくさそうな表情、会話中じっとこちらを見つめる目…その全てが、なんというか…ホブを勘違いさせるのだ。
“彼も”好いてくれてるのではないかと。
薄々気づいてはいた、彼に会えなくなってからはより一層。自分は彼に友人として、そして同時に“友人として以外の好意”も抱いているのだと。
今日のあの態度を見ていると、心のどこかに潜めていた想いがどんどん出てこようとする。だが、この気持ちを伝えたからといってどうなるのだ。彼は今後も変わらぬ様子で自分に会いにきてくれるのだろうか。長年の友人に突然好きだと言われ、何食わぬ顔で酒を酌み交わし食事をするのも難しい話だろう。せっかく彼に友達と言ってもらえたのだ、今の関係を崩すようなことは正直したくない。それに、自分の気持ちを伝えたせいで彼と今後会えないなんてことになったら俺はそのことを一生ずるずると引きずり続ける気がする…。とりあえず、今はこれまで通り過ごそう。気持ちを伝えたくないと言えば嘘になるが、どんな関係であれ彼とああして一緒に過ごせるだけでも十分幸せなんだ。
ホブはすっかり空になったマグカップを片づけ、気持ちを切り替えるように一度深呼吸をして眠りについた。
――
9月某日
待ちに待ったひと月後は、大学での忙しない日々のおかげで案外すぐに訪れた。
酒場に着くと彼はすでに席で待ってくれていた。いつもと変わらぬ黒に身を包んで、満杯のグラスを静かに見つめている。
「よお、モルフェウス。待たせてすまない。」
「やぁ、ホブ。私もさっき来たところだ。」
「先に飲んでくれてて良かったのに。俺も早く何か頼もう。」
忙しなく席についたホブはメニューを手に取ることもせず、そばにいた店員に酒を注文した。
「大学の仕事が忙しいと言っていたが、ひと段落ついたのか?」
半分ほど減ったグラスを片手に、モルフェウスがそう言った。
「あぁ、とりあえずな。秋学期が始まってすぐだから、学年ごとに違った講義のアプローチを考えたり資料作ったり。新入生も多いから特にセミナーとかの少人数の活動の時は、個人の特徴をいろいろ観察して。新しく入ってきた教授も多いから、授業の段取りとか生徒の様子話したりもしてたよ。新学期は新しい空気で溢れてて楽しいけど、試行錯誤の連続で大変だな。」
「新しい環境は刺激があっていいか?」
「もちろん!人や環境の変化は新鮮で、いつの時代も退屈しないよ。まぁ良い時だけじゃないけどな、栄枯盛衰っていうのか。今の時代の大きな変化でいうならコロナだよなぁ。今年あたりからやっと普段の生活に戻ってきたけど、大学も去年までリモートで仕事してたよ。」
「確か人々が直接会わずに活動することだな。」
「そうそう、パソコンとか電話とか使って。感染症の対策にもなるし移動時間の手間も省けたりで便利だけど、俺はやっぱ直接人と会う方が好きだな。」
「君は本当に誰かと関わることが好きなんだな。それほど生きていても、まだ飽き足りないといった様子だ。」
「まぁな、それが俺の性分なんだろう。」
「真摯に人と向き合える君のことだから、大学で慕ってくれる生徒も多いんだろうな。」
「真摯に向き合えてるのか自分じゃ自信ないよ、そう努めてはいるけど。人と関わる上で今だに失敗することも多いし。」
自嘲気味に笑うホブをモルフェウスは優しい表情で見つめていた。
「でも、何人か慕ってくれてる生徒はいるよ。そうそう、2年生の学生で1人親しい生徒がいてね。その子とは普段から歴史についてよく意見を交わしたり、他愛の無い話をしたりしてるよ。ヨーロッパ史にも興味があるみたいで、いろいろと教えてあげてる。」
「その子はいい教授と出会ったな。“本当の歴史”を学べるのだから。」
「はは、そうだな。まぁその子はそんなこと思ってもみないだろうけど。」
だって、彼らが本当の歴史を学んでいることを知っているのは目の前に座るこの男だけなのだから…。
――
12月某日
何度目かの飲み会を終えた2人。季節はすっかり色を変え、凍える寒さと肌を刺すような冷たい風が吹いていた。高くなった空には沈みかけの夕日と広がり始めた夜が共存しており、そのグラデーションはなんとも美しかった。
隣で白い息を吐く友人、その頬は少し赤みを帯びている。寒さを感じないであろう彼の服は人に溶け込めるよう冬仕様になっていた。その真っ黒のコートと彼の白い肌が夕日に照らされホブの目に映る。そして、どこか思い耽るような彼の表情に見惚れてしまっていた。
「なぁホブ。」
「んっ、なんだ?」
彼からの呼びかけに内心慌てながらも返事をする。自分は今どんな表情で彼を見つめていただろうか。大丈夫、横目だったし気づかれてはいないはず。そんなことを考えながらホブは隣を歩く友人の方を向く。
「帰る時、君はいつも私を見送ってくれるだろう。だから今日は、私が君を見送ろうかと思っていたんだ。酒場から家は近いと言っていたし、もう少しついて行ってもいいか?」
「本当に?もちろんいいさ…!ここからなら10分もかからないぐらいだよ。そうか、なら今日はもう少し話していられるな。」
ダメなわけがない。彼との時間を思い返す帰り道もいいが、一緒にいられる方がいいに決まっている。嬉しくなったホブは思い切ってある提案をしてみようと、少し緊張しながら口を開いた。
「なぁモルフェウス、次会うことについてなんだけどな。その…次はひと月後じゃなくてクリスマスにでも会わないか…?」
「クリスマス、人間が降誕祭としている記念日のことか。でもなぜその日なんだ?」
「クリスマスってのは家族とかそういう大切な人と過ごす日なんだ。いつもより豪華な料理を囲んで、酒飲んだりデザートをつまみながらゆっくり過ごす。俺は家族や親戚なんてもんはいないし、クリスマスムードの街を眺めながらまったり酒を飲むのも悪くないから大抵1人で好きに過ごすことが多いんだ。でも今はこうして気心の知れた友達がそばにいるんだし、せっかくなら一緒に過ごすのも楽しいかなって。もちろん君が嫌なら全然断ってくれて構わない…!どうかな。」
「そうなのか…私は別に構わない。では次はクリスマスに会うとしよう。」
優しい表情でそう答えるモルフェウス。ほんの一瞬見えたどこか寂しそうな視線は、彼が瞬きをすると消え去っていた。
2人がそんな約束をしているうちに、気づけばもう家の前だった。空はすっかり深い黒になっており、辺りは街灯に照らされていた。
「わざわざここまでありがとう、いつもより長く話せて楽しかったよ。月末楽しみにしてる。」
「私も楽しみにしている、誘ってくれてありがとう。じゃあ…おやすみ、ホブ。」
冬の夜は一段と冷え込むが、彼の穏やかな声と笑みはそんな寒さを和らげてくれた。
「あぁ、おやすみモルフェウス。」
玄関ドアに向かうホブは立ち止まって、ふと彼がいる方へ振り返った。そこにあるのは吸い込まれそうな夜の闇と地面を舞う砂だけだった。
―あとがき
「彼が会いに来ない理由」Chapter2を読んで下さりありがとうございました!
今回は2人がクリスマスの約束をして終わりでしたね。モルフェウスの意味深な視線もありましたが、その意味がわかるときはくるのでしょうか…
Chapter2を書くにあたって、イギリスの大学について色々調べていました。ホブさんのセリフで秋学期(Autumn Term)という言葉が出てきましたが、イギリスの大学では3学期制が一般的で9月〜12月を秋学期としているそうです🍂 ですが学校によれば9月〜1月を1学期とするところもあるみたいですね。
さて、次回はクリスマス!順調に仲を深める2人ですが、今��どう発展していくのでしょうか?お楽しみ!
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「なぜ、ビジネスにアート思考が必要なのか?/世界の見方を変えるアート思考」第16回Shock Coherent Innovation Club(SCIC)オープン・ダイアログ講演者:森夕花氏 〔2022年12月9日(金)20時~〕
「なぜ、ビジネスにアート思考が必要なのか?/世界の見方を変えるアート思考」第16回Shock Coherent Innovation Club(SCIC)オープン・ダイアログ講演者:森夕花氏 〔2022年12月9日(金)20時~〕 チケット:https://scic20221209.peatix.com/view https://www.facebook.com/events/576877384242593 ■日時:2022年12月9日(金)20時~22時(オンライン開催) ■講演概要:アーティストは見えないものを見るようにする役割を担い、その時代や社会の中で、「問い」を私たちに問いかけながら常識を揺さぶり、今までにない価値や意味を提示してきました。近年、ビジネスの舵取りは非常に難しくなってきています。企業は従来の古い価値観、世界観から抜け出し、直観的、感性的な創造性が求められ、ますます「アート思考」の必要性が高まっています。 アートには「唯一正しい答え」はありません。観察者が自由に解釈することが可能であるため、考えたことを、それぞれの独創的視点で物語化し、語り合うことで、互いの深い部分で共感がおこり、創造的無意識が自然に開かれていきます。このプロセスを通じて、新しい価値や未来が創造される「安心安全な創造の場」が作られ、クリエイティブな組織へと発展を遂げることが可能となるのです。 ■講師:森夕花(もりゆうか)氏 プロフィール: カングロ株式会社 取締役 執行役員COO/マスターライフコーチ・PXファシリテイタ・フィロアーツ研究会主宰 ●神奈川県横浜市出身。音楽学校のピアノ科卒業後、銀行系信販会社に入社。三井住友カードに転職した後、ドイツのフライブルクに留学。フライブルグ市の行政と市民による持続可能な世界を目指す社会システムと、ユーゴスラビア紛争で、ドイツに逃れた難民の方々との出会いを通じて、平和で精神的な豊かさを基本とした「サステナブルな社会作り」に興味を抱く。帰国後、三井住友カードに再び戻り、お客様対応や、クレジット決済端末機の管理システム“TACシステム”の開発に携わる。 ●帰国して5年が過ぎたころ、戦争や内乱に巻き込まれ傷ついた子供達を救済するためのNGOドイツ国際平和村の存在を知り、世界の平和と心の癒しに携わることが自分自身の使命と感じ、ヒーリングセンターアルケミストでカウンセラー、セラピスト、講師を務め、2008年に独立。2015年1月、カングロ株式会社 執行役員に就任。現役ライフコーチとして、ベンチャーから大手企業の多くのビジネスリーダーを受け持ち、個々の潜在意識にアプローチし、ビジネス ・プライベート両面における、変化、成長をサポートしている。 ●2021年より京都芸術大学芸術学部芸術教養学科に在籍。創造的思考によって「モノの見方、感じ方」を変え、仕事と暮らしをより良く変化させる「アート思考講座」を開催している。 ●自らの内面の探求のため、インドに十数回訪れ、心理学、禅、認知行動学、ジョーティッシュ(インド占星術)、手相、メディカルハーブ、中医学(中医食療士)などにも深い知識がある。 ●趣味は声楽(オペラ)・読書・映画鑑賞・美術鑑賞・ぶらり旅・歴史探訪・日記を書くこと。最近はウェルビーイングを軸とした、地域コミュニティー・組織つくりに関心をもつ。 ■Zoomオンライン:URLは、Peatix経由によるチケット購入者に自動送信されます ■タイムスケジュール:基調講演(約90分 Q&A含)後に、講師を囲み、対話を行います。 ■オープン・ダイアログ参加対象: ※どなたもご参加頂けます ・SCIC正会員 ・SCBC修了生&SCBC受講生 ※SCIC未会員 ・一般参加(社会人) ※SCIC非会員 ・特別ご優待枠 ・学生(中学~大学院生) ■参加料: 一般参加者(社会人)※SCIC非会員\5,000 SCBC修了生&受講生 ※SCIC非会員\3,000 SCIC正会員 無料 特別ご優待枠 \3,000 学生(中学~大学院生)\1,000 ■SCICとは: SCIC(Shock Coherent Innovation Club)は、ショック・コヒーレント基礎講座(SCBC)修了生をベースとした会員制クラブです(ご入会頂くためには、SCBCを受講し修了証明が必要となります)。 https://scic2023.peatix.com/view ●目的:SCBC修了生同士の交流と創発の加速。私たち自身が動き、世界に奇跡を起こす ●概要: ①月例会の開催 ②会員同士のコラボ醸成 ③SCC訪問視察ツアーの企画 ④会員の生業のサポート ⑤その他創発事 ※いずれも参加できる時に参加 ⑥基礎講座の復習フォロー(基礎講座への復習参加は原則全回無料)↓ https://scbc2023r.peatix.com/view ●SCICに関する問合せ: [email protected] -------------------------------- ■『Shock Coherent(ショック・コヒーレント)』とは: 現代社会は今、破壊的な人間活動によって、エントロピー(無秩序・乱雑さの度合い)を加速度的に増大させています。故に、地球環境の悪化による気候変動や自然災害、絶え間ない疫病の発生、人心荒廃による貧富の格差拡大、資源収奪、世界各地で紛争や戦争が頻発化し、世界の指導者たちが核兵器の使用をほのめかす事態となり、もはや地球生命全体の未曾有の危機に陥っています。これを人々は、VUCAワールドと呼び、行先不透明な生き難い時代の合言葉となってしまっています。 このような時代において、「私は、これからどう生きれば良いのか?」と、多くの人々が、自問自答を繰り返し、五里霧中の状態に陥っています。このままでは、時代に翻弄され、本来あるべき使命を全うすることなく人生を終えてしまうことになるやも知れません。そうならないために、私たちに何が出来るのか。当講座は、そうした社会の強い要請により、30年に及ぶ研究の集大成により創発的に完成した稀有なプログラムです。 当講座では、様々な立場の仲間と共に、自分自身の「存在意義(パーパス)」を見つける5ヵ月間の不思議な旅に出て頂くこととなります。即ち、この「存在意義(パーパス)」が、自己変革への道標となるのです。そして、感性を刺激し、心を揺さぶる独自のアプローチフレームを活用し、固定観念の融解を起こし、事例や課題から自己変革へのヒントを得、仲間やファシリテイタとの多くの対話や��がりから閃きをもらい、自身でも予期せぬ“創発”を起こしていきます。 このワークショップは、個人が真の意識変革を興すことを目的として、カングロ株式会社によって開発されたプログラムです。私たちは、この講座を多くの方々にお届けすることを使命とし、日々事業を営んでおります。そのことを通じて、真の道を啓く方が増え、社会そのものの変革を成し遂げられたら本望であります。ぜひ、講座で会いましょう。 (プログラム開発者:藤井啓人) ■ショック・コヒーレント基礎講座 第5期生絶賛募集中! ■第5期『ショック・コヒーレント基礎講座』VUCA世界を突き破り、己の道を啓け~パーパス(存在意義)によるシン変革ワークショップ:2022年9月13日~2023年1月24日全10回講座 チケット: https://scbc05r.peatix.com/view https://www.facebook.com/events/323129486509872 ■第1~5期「ショック・コヒーレント基礎講座」全アーカイブ・オンデマンド映像集(有料コンテンツ) https://vimeo.com/ondemand/shockcoherent ----------------- ★特別提供映像: 【ダイジェスト版動画⑮】「VUCAワールドに効く個人と組織の視点の再構築~自己や地者、そして世界への認識の見直し」第15回Shock Coherent Innovation Club(SCIC)オープン・ダイアログ/講演者:楠徳生氏 (2022年11月11日) https://youtu.be/-wIwXLX4ZUQ 【ダイジェスト版動画⑭】「破壊と創造~壊れると、新しく生まれる/コロナ禍で悪者だった飲食店はどう変化していくのか」第14回Shock Coherent Innovation Club(SCIC)オープンダイアログ/講演者:福本浩幸氏(2022年10月7日) https://youtu.be/ygxXywmvQ1w 【ダイジェスト版動画⑬】大企業病への挑戦 第2章~認知科学の実践における人間性と抽象度の壁/自分を変え、常識を変え、世界を変えていく/第13回Shock Coherent Innovation Club(SCIC)オープン・ダイアログ/講演者:内藤礼志氏 〔2022年9月9日) https://youtu.be/qBNlFTor9hw 【ダイジェスト版動画⑫】新しい『構造』がうつ病から復活させ組織も前進させる~うつ病経験者が語る、ストレスとつき合い未来をつくる方法/第12回Shock Coherent Innovation Club(SCIC)オープンダイアログ/講演者:堀北祐司氏(2022年8月5日) https://youtu.be/HudMdpphjEI 【ダイジェスト版動画⑪】The 事業承継~当社流、バトンの受け方、渡し方/第11回Shock Coherent Innovation Club(SCIC)オープン・ダイアログ/講演者:大島右京氏/2022年7月8日【ダイジェスト版】 https://youtu.be/dWnOtXQAmqw 【ダイジェスト版動画⑩】心理的安全性のリーダーシップを身に付ける方法~組織パフォーマンス最大化の処方箋/第10回Shock Coherent Innovation Club(SCIC)オープン・ダイアログ/講演者:倉持茂通氏(2022年6月8日)https://youtu.be/DuUvRzcqJD0 【ダイジェスト版動画⑨】100年企業研究から見えてきた、コロナ禍だからこそ変えなければならないこと、変えてはいけないこと/第9回Shock Coherent Innovation Clubオープンダイアログ/講演者:小山貴子氏(2022年5月13日) https://youtu.be/0juftCrZ1mQ 【ダイジェスト版動画⑧】人事制度のミライを探求する~ノーレイティングを超え給与を自己申告する人事制度への挑戦/第8回Shock Coherent Innovation Club(SCIC)オープンダイアログ/講演者:福留幸輔氏(2022年4月15日) https://youtu.be/XEm-OdMYwMY 【ダイジェスト版動画⑦】「パーパスと共に生きる時代/パーパスとはいったい何なのか?宇宙の営みから壮大なタペストリーを読み解く」第7回Shock Coherent Innovation Club(SCIC)オープン・ダイアログ/講演者:森夕花氏(2022年3月11日) https://youtu.be/vNaK4qH94fA 【ダイジェスト版動画⑥】「部署なし管理無し評価無し、VUCA時代に挑む選択できる組織作りへの挑戦」第6回Shock Coherent Innovation Club(SCIC)オープン・ダイアログ/金光広樹氏(2022年2月18日) https://youtu.be/33DyPirlM7c 【ダイジェスト版動画⑤】「新規事業における企業の在り方」第5回Shock Coherent Innovation Club(SCIC)オープン・ダイアログ/長島壮洋氏(2022年1月13日) https://youtu.be/eM3sRZDo0Ng 【ダイジェスト版動画④】「ティール組織の作り方“レシピ”」第4回Shock Coherent Innovation Club(SCIC)オープン・ダイアログ/嶋田崇孝氏(2021年12月10日) https://youtu.be/JDp0srEGxGE 【ダイジェスト版動画③】「こころの病との上手な付き合い方~仕組みがわかれば予防ができる」第3回Shock Coherent Innovation Club(SCIC)オープン・ダイアログ/中田健士氏(2021年11月5日) https://youtu.be/_OW88883t7o 【ダイジェスト版動画②】「混ざると、新しい事業価値が生まれる。」第2回Shock Coherent Innovation Club(SCIC)オープン・ダイアログ/星野良太氏(2021年10月8日) https://youtu.be/fZJWaFmhAD4 【ダイジェスト版動画①】「大企業病への挑戦~認知科学の理論と実践」第1回Shock Coherent Innovation Club(SCIC)オープン・ダイアログ/内藤礼志氏(2021年9月3日) https://youtu.be/aV8ux6Ha-9M ■「Shock Coherent Innovation Club(SCIC)オープン・ダイアログ」アーカイブ・全オンデマンド映像集(有料コンテンツ) https://vimeo.com/ondemand/scic ■主催:カングロ株式会社 https://www.kanglo.co.jp 協力:サステナ塾/SDGs超実践者委員会/イノベーションサロンZ/システムD研究会/フィロアーツ研究会
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Belleville Camp23 参加者募集
今回で5期目となるBelleville Camp。今年もゴールデンウィークに開催します。未来を担う演出家と俳優への学びの機会を開きます。
合宿形式・対面での実施を予定しています。ただし、新型コロナウィルス感染拡大の状況によっては、中止またはオンラインとなる可能性があります。
感染拡大防止策を講じながらの実施になります。
学べる機会が少ない演出家の仕事に焦点をあてたプログラム。演出の思考、発想、言葉を交換し、整理し、刺激しあって新しいステップのためのインプットを目指します。同時に若手俳優も募集し、演出家の仕事の共有、複数の演出家との創作体験を提供します。演出に関わる座学やディスカッション、俳優との共同作業でいくつかのシーンを演出する実践を通して、演出/演劇を検証します。ファシリテーターは、第七劇場の演出家、鳴海康平。
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自分の言葉・視点・基準を持つことは、演出家の仕事にとってとても有効だと思いますが、自身の活動だけでそれらが得られるほど簡単なことではないと思います。他者である演出家や俳優の言葉・視点・基準を知り、演劇とそれ以外のさまざま知識を得る過程で、ようやく自身の武器が見えてくるように思います。
もちろん、いろいろなタイプの演出家や仕事のやり方がありますので、「演出家」という職能やその醸成に唯一の正解はありませんが、より良い「演出家」が一人でも多くこの社会に生まれ、その仕事が社会にとって有益であることを示す、多くはなくとも力��る言葉や視点や基準が、活動地域や時流に応じて生み出��れることにつながればと切に願っています。
鳴海康平(第七劇場 演出家、Théâtre de Belleville 芸術監督)
Belleville Camp20 受付開始についての鳴海のコメント(2020年) https://nrmkh.tumblr.com/post/618543612786016256/camp20
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▋概要
日程:2023年5月2日(火)集合〜5月7日(日)午前解散
会場:Belleville、および近隣施設
ファシリテーター:鳴海康平(第七劇場 演出家、Théâtre de Belleville 芸術監督)
予定内容: 2日 昼)集合・オリエンテーション・ディスカッション1 夜)レセプション 3日 午前)座学1 午後)デモ1 夜)ディスカッション2 4日 午前)座学2 午後)デモ2 夜)ディスカッション3 5日 デモ3に向けたリハ 6日 午前)リハ 午後)デモ3 公開上演・合評 夜)クロージング 7日 解散
※詳しいスケジュールは、参加決定後にお知らせいたします。
ディスカッション1~各参加演出家の作品や活動の紹介およびそれについての討議
ディスカッション2・3~作品や演出、クリエイション、ハラスメントについての討議
座学1~演劇史概観
座学2~戯曲分析
デモ1~討議しながら短いテキストを演出
デモ2~チームに分かれて短いテキストを演出
デモ3~チームに分かれて短いテキストを上演
※プログラム内で扱うテキストは既成戯曲
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▋募集要項
対象:高校生以上の若手演出家および若手俳優 ※18歳未満の場合、参加決定後に親権者の同意書が必要 ※「若手」という表現に年齢制限は設けません
条件:自身を若手と考え、積極的かつ協力的にプログラム全日程に参加できること 【演出家】これまでに2作品以上の演出経験 【俳優】これまでに3作品以上の出演経験
募集人数:演出家 3名程度 / 俳優 5名程度 ※申込者多数の場合は書類選考
参加費:演出家 33,000円 / 俳優 28,000円 ※ご参加内定後、参加費のお振り込みを確認し参加確定となります(相談可)
申込方法:以下の項目を明記の上、お申し込みください。 1)氏名・ふりがな 2)生年月日、年齢 3)性別 4)所属団体・学校 5)住所 6)電話番号/携帯可 7)メールアドレス 8)今までの舞台歴 9)申込カテゴリ(【演出】か【俳優】のどちらか) 10)参加動機 11)その他特記事項 12)写真添付(バストアップ)
申込先: メール [email protected] web受付 https://forms.gle/wzMfZ7ALheESJTr47
申込締切:4月16日(日)24:00 締切【メール・webともに】
※選考となった場合、参加可��は、4月20日(水)ごろにお伝えします。 ※ [email protected] よりお返事いたしますので、必ず受信できるよう設定をお願いします。
その他:プログラ���の設定上、原則的に劇場近隣に宿泊になります(主催者提供古民家・宿泊費不要)。参加者数によって、宿泊は2人以上が同室になる場合があります。
お問い合わせ:第七劇場 / Théâtre de Belleville [email protected] 070-1613-7711(平日10〜17時)
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Belleville Camp22 の様子
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[ファシリテーターを務める第七劇場・鳴海のBelleville Camp20 実施に対するコメントから一部抜粋転載]
私のような小さな者はもちろんのことですが、世界中のアーティストという存在は、厳密に言うなら人間ひとりの生命維持には必要ありません、厳密に言えば。空気と水と適切な栄養分の食べ物があって、眠れる場所があれば、生命はある程度維持できるかもしれません。ただ困ったことに、それだけでいいかというとそういうわけにもいきません。そういうわけにもいかないのが人間なのかもしれません。お金も多少は必要かもしれませんし、たまには偏りある食べ物も食べたくなるかもしれません。それだけだと心の健康が不安になるかもしれませんし、空気も水も睡眠も居住環境も衣服も、極度のこだわりじゃなくても、一人ひとりで好みは違うかもしれません。お金を稼ぐ仕事にも、いろいろな種類があり、好き嫌いや向き不向きなどもあるでしょう。どうやら厄介なことに、人間は一様ではないようで、一様に扱おうとするときしみも生まれるようですし、その一様ではない一人ひとりのためにいろいろな仕事や楽しみが生まれたのでしょう。現に今、世界にはとてもたくさんの仕事や楽しみが存在してしまっています。その一部分が、おそらく文化と呼ばれているように思います。
私はフランスに住んでいたとき、節約するためにも毎日バゲットとチーズを食べていて、週6くらいのペースでケバブを食べていました。帰国してもう7年くらい経ち、バゲットはたまに食べますが、ケバブにいたっては帰国してから一度も食べていません。ケバブを無性に食べたくなるときはありますが、そんなに食べてないなら世界にケバブもバゲットも必要ないかと問われると、そんなわけはない、と答えます。私は普段野菜を食べませんが、だからといって世界に野菜が必要ないかと問われると、そんなわけない、と答えます。誰かには必要だと思うからです。
もう一度言うと、アーティストという存在は厳密に言うなら人間ひとりの生命維持には必要ありません。ただ、一様ではない一人ひとりがどう生きるか、限られた人生の時間をどう使うかという部分に、文化は比較的深く関わっているように思いますので、文化を体現するアーティストが必要ないのかと問われると、厳密には必要ないけど、ないと人生が惜しい気もします。アーティストなんかいなくても、ほかのもので代替できるひともいるでしょうけど、一様ではないですし、一様に扱うときしみも起きてしまいそうだと考えると、代替できないひともいるように思います。思いたいです。代替できないひとがいる以上、それを提供する楽しみと仕事も必要になってきてしまいます。それに、文化は別にアーティストだけが体現しているわけでもありません。困ったものです。
文化がない、もしくは文化が制限されている社会に暮らす一人ひとりは、生き方も人生も一様に押し込まれそうになっているのかもしれません。そう考えると、もう一度、文化やアーティストは必要ないかと問われたなら、生命維持においては厳密には必要ないけど、文化やアーティストは必要だと言える社会であってほしい、一様ではない一人ひとりとそれぞれ違う人生を認め合える社会であってほしいと答えるかもしれません。
今後の状況に十分注意しながら、国や自治体からの発表も精査して、状況によっては中止の可能性もありますが、実施に向けて受け付けを開始しました。未来の文化を担う若手のための学びと経験の機会���できるだけ提供したいと考えています。自らを若手と思う演出家と俳優のみなさん、無理ない範囲で���検討ください。
[抜粋元 https://nrmkh.tumblr.com/post/618543612786016256/camp20 ]
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"Kill them with kindness" Wrong. CURSE OF MINATOMO NO YORITOMO
アイウエオカキクケコガギグゲゴサシスセソザジズゼゾタチツテトダ ヂ ヅ デ ドナニヌネノハヒフヘホバ ビ ブ ベ ボパ ピ プ ペ ポマミムメモヤユヨrラリルレロワヰヱヲあいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやゆよらりるれろわゐゑを日一国会人年大十二本中長出三同時政事自行社見月分議後前民生連五発間対上部東者党地合市業内相方四定今回新場金員九入選立開手米力学問高代明実円関決子動京全目表戦経通外最言氏現理調体化田当八六約主題下首意法不来作性的要用制治度務強気小七成期公持野協取都和統以機平総加山思家話世受区領多県続進正安設保改数記院女初北午指権心界支第産結百派点教報済書府活原先共得解名交資予川向際査勝面委告軍文反元重近千考判認画海参売利組知案道信策集在件団別物側任引使求所次水半品昨論計死官増係感特情投示変打男基私各始島直両朝革価式確村提運終挙果西勢減台広容必応演電歳住争談能無再位置企真流格有疑口過局少放税検藤町常校料沢裁状工建語球営空職証土与急止送援供可役構木割聞身費付施切由説転食比難防補車優夫研収断井何南石足違消境神番規術護展態導鮮備宅害配副算視条幹独警宮究育席輸訪楽起万着乗店述残想線率病農州武声質念待試族象銀域助労例衛然早張映限親額監環験追審商葉義伝働形景落欧担好退準賞訴辺造英被株頭技低毎医復仕去姿味負閣韓渡失移差衆個門写評課末守若脳極種美岡影命含福蔵量望松非撃佐核観察整段横融型白深字答夜製票況音申様財港識注呼渉達良響阪帰針専推谷古候史天階程満敗管値歌買突兵���請器士光討路悪科攻崎督授催細効図週積丸他及湾録処省旧室憲太橋歩離岸客風紙激否周師摘材登系批郎母易健黒火戸速存花春飛殺央券赤号単盟座青破編捜���除完降超責並療従右修捕隊危採織森競拡故館振給屋介読弁根色友苦就迎走販園具左異歴辞将秋因献厳馬愛幅休維富浜父遺彼般未塁貿講邦舞林装諸夏素亡劇河遣航抗冷模雄適婦鉄寄益込顔緊類児余禁印逆王返標換久短油妻暴輪占宣背昭廃植熱宿薬伊江清習険頼僚覚吉盛船倍均億途圧芸許皇臨踏駅署抜壊債便伸留罪停興爆陸玉源儀波創障継筋狙帯延羽努固闘精則葬乱避普散司康測豊洋静善逮婚厚喜齢囲卒迫略承浮惑崩順紀聴脱旅絶級幸岩練押軽倒了庁博城患締等救執層版老令角絡損房募曲撤裏払削密庭徒措仏績築貨志混載昇池陣我勤為血遅抑幕居染温雑招奈季困星傷永択秀著徴誌庫弾償刊像功拠香欠更秘拒刑坂刻底賛塚致抱繰服犯尾描布恐寺鈴盤息宇項喪伴遠養懸戻街巨震願絵希越契掲躍棄欲痛触邸依籍汚縮還枚属笑互複慮郵束仲栄札枠似夕恵板列露沖探逃借緩節需骨射傾届曜遊迷夢巻購揮君燃充雨閉緒跡包駐貢鹿弱却端賃折紹獲郡併草徹飲貴埼衝焦奪雇災浦暮替析預焼簡譲称肉納樹挑章臓律誘紛貸至宗促慎控贈智握照宙酒俊銭薄堂渋群銃悲秒操携奥診詰託晴撮誕侵括掛謝双孝刺到駆寝透津壁稲仮暗裂敏鳥純是飯排裕堅訳盗芝綱吸典賀扱顧弘看訟戒祉誉歓勉奏勧騒翌陽閥甲快縄片郷敬揺免既薦隣悩華泉御範隠冬徳皮哲漁杉里釈己荒貯硬妥威豪熊歯滞微隆埋症暫忠倉昼茶彦肝柱喚沿妙唱祭袋阿索誠忘襲雪筆吹訓懇浴俳童宝柄驚麻封胸娘砂李塩浩誤剤瀬趣��斎貫仙慰賢序弟旬腕兼聖旨即洗柳舎偽較覇兆床畑慣詳毛緑尊抵脅祝礼窓柔茂犠旗距雅飾網竜詩昔繁殿濃翼牛茨潟敵魅嫌魚斉液貧敷擁衣肩圏零酸兄罰怒滅泳礎腐祖幼脚菱荷潮梅泊尽杯僕桜滑孤黄煕炎賠句寿鋼頑甘臣鎖彩摩浅励掃雲掘縦輝蓄軸巡疲稼瞬捨皆砲軟噴沈誇祥牲秩帝宏唆鳴阻泰賄撲凍堀腹菊絞乳煙縁唯膨矢耐恋塾漏紅慶猛芳懲郊剣腰炭踊幌彰棋丁冊恒眠揚冒之勇曽械倫陳憶怖犬菜耳潜珍
“kill them with kindness” Wrong. CURSE OF RA 𓀀 𓀁 𓀂 𓀃 𓀄 𓀅 𓀆 𓀇 𓀈 𓀉 𓀊 𓀋 𓀌 𓀍 𓀎 𓀏 𓀐 𓀑 𓀒 𓀓 𓀔 𓀕 𓀖 𓀗 𓀘 𓀙 𓀚 𓀛 𓀜 𓀝 𓀞 𓀟 𓀠 𓀡 𓀢 𓀣 𓀤 𓀥 𓀦 𓀧 𓀨 𓀩 𓀪 𓀫 𓀬 𓀭 𓀮 𓀯 𓀰 𓀱 𓀲 𓀳 𓀴 𓀵 𓀶 𓀷 𓀸 𓀹 𓀺 𓀻 𓀼 𓀽 𓀾 𓀿 𓁀 𓁁 𓁂 𓁃 𓁄 𓁅 𓁆 𓁇 𓁈 𓁉 𓁊 𓁋 𓁌 𓁍 𓁎 𓁏 𓁐 𓁑 𓀄 𓀅 𓀆
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2024年10月01日 17時00分 オンライン学習サイトのUdemyが「生成AIトレーニングのオプトアウト期間」をわずか3週間で終了してしまい講師陣に動揺が広がる オンライン学習プラットフォームであるUdemyは、2024年7月にAIを活用したツールについて発表し、その中で講師が投稿したコンテンツを生成AIのトレーニングに使うことを明らかにしました。その後、講師が自らのコンテンツが生成AIのトレーニングに使われることを拒否できる期間が設けられましたが、このオプトアウト期間がわずか3週間で終わってしまったことで講師陣に動揺が広がっていると、海外メディアの404 Mediaが報じています。 Massive E-Learning Platform Udemy Gave Teachers a Gen AI 'Opt-Out Window'. It's Already Over. https://www.404media.co/massive-e-learning-platform-udemy-gave-teachers-a-gen-ai-opt-out-window-its-already-over/ Udemyが2024年7月に発表した生成AIツールは、学習者がチャットで自分に合った講座を見つけられるAIアシスタントや、組織管理者が従業員を訓練するための学習プログラムを組むためのツール、そして講師が自らの講座で利用できるコンテンツをAIが生成してくれるツールなどです。 8月14日に公開されたUdemyの講師向け生成AIポリシーのページを見ると、講師は生成AIプログラムに自動的に参加することとなり、指定された年次期間中にオプトアウトした場合を除き、提出コンテンツの利用権がUdemyに付与されることが記されています。なお、Udemyは生成AIコンテンツから生じた収益の一部を講師に分配するとしていますが、その詳しい分配方式については不明です。 講師向け生成AIポリシー – Udemy https://support.udemy.com/hc/ja/articles/25180159300631-講師向け生成AIポリシー Udemyは8月21日から「生成AIプログラムのオプトアウト期間(指定された年次期間)」を設けていましたが、オプトアウト期間は9月12日に終了しました。つまり、講師が自らのコンテンツを生成AIのトレーニングに利用されないようにできるチャンスは、わずか3週間しか与えられなかったというわけです。 すでにオプトアウト期間が終了しているため、記事作成時点で講師が生成AIプログラムへの参加を拒否しようとしても、以下のようにグレーの選択不能なオプションが表示されるだけとなっています。なお、新たにUdemyへ講師登録を行うユーザーには、それぞれオプトアウト期間が設けられる予定であるほか、その他の講師にも毎年オプトアウト期間が与えられるとのことです。 404 Mediaは、「この異例の時間ベースのオプトアウト期間は、当然のことながら一部の講師を動揺させています」と述べています。実際にUdemyで講座を持っているケイティ・ルーツ氏はLinkedInへの投稿で、「過去5年間でUdemyのポリシー変更に同意したことは一度もありません。今日、新しいAIツールに関するメールが届いて驚きました。設定でオプトアウトしようとしたところ、オプションがグレーで表示されていて、ユーザーに通知するとされている特定の期間のみに設定を変更できることがわかりました。すみませんが、Udemyではこれが合法なのでしょうか?」とコメントしています。 ルーツ氏は404 Mediaの問い合わせに対し、今回のメールが届くまで生成AIプログラムについて知らなかったとしています。「合理的な方法で合意も通知もされていない知的財産の窃盗など、信じられません。これは違法であるべきです。その上で、講座が私のコンテンツである以上、いつでも同意を撤回することが許されるべきです」とルーツ氏は述べ、一定の期間中にしかオプトアウトできないUdemyの方針を批判しました。 また、1万人以上のユーザーを持つDiscordチャンネルを運営し、デジタルアーティストの講���をUdemyで展開していたハーディ・ファウラー氏は、生成AIプログラムの導入を受けてUdemyから完全に撤退しました。 ファウラー氏はDiscordへの投稿で、「お知らせですが、私はUdemyと正式に決別しました。私がこんなことを言うとは思いも寄りませんでした」「ここ数年、Udemyはさまざまな改悪を行ってきましたが、最後のとどめを刺したのは先週公表された新しいポリシーです。それは講師のコンテンツがUdemyの生成AIのトレーニングに使用され、他の多くのプラットフォームで見られるような、意図的に難しくしたようなオプトアウトツールが使用されるというものでした」と述べています。 テクノロジー企業がユーザーのコンテンツを使用して生成AIをトレーニングすることについては、近年インターネット上でさまざまな論争が繰り広げられています。AIを開発しているプラットフォームのほとんどは、Udemyと同様に自動でオプトインする設定を導入しており、クリエイターからは反発の声が上がっています。 しかし404 Mediaは、その中でもUdemyのプロセスは他の企業と比較して透明性が高いものだと指摘。AIモデルからオプトアウトしたユーザーのコンテンツを削除する時間的コストを考えれば、オプトアウト期間の存在も理解できるとしています。 Udemyの講師およびコンテンツ戦略担当ヴァイスプレジデントのスコット・ロジャーズ氏は、「Udemyでは、講師が自分のコンテンツを完全にコントロールできるべきだと信じています。これには、私たちの生成AIモデルにコンテンツを含めるかどうかの決定も含まれます。私たちは講師と透明性を持って協力し、講師のコンテンツの権利を保護することで、講師が最適な方法で私たちのビジネスと共に成長し続けられるよう努めています」と、404 Mediaへの電子メールで述べました。
オンライン学習サイトのUdemyが「生成AIトレーニングのオプトアウト期間」をわずか3週間で終了してしまい講師陣に動揺が広がる - GIGAZINE
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一端だけ書いては放り投げてた日記を完成させる もう8月も中旬なんですけど!
7〜8月上旬
7/9
ない器官が漏れ出して、ない気道が錆びていて、ない頭がパンクしている 喉が膨れ上がっている 上半身の中身がゴロゴロとしている
要するに、頭痛
空腹なのか気圧なのかわからない
ギリギリまで頭痛薬を出し渋っていたので効くまでずっと体が傾いている 薬を飲む痛みに気づくまで遅い どうもできない
帰り道 波も風もなく、川がただ静かに橋上の様子を映していた
7/11
用事が終わった後ソフトクリームのアフォガード
店頭にベンチで食べる まだ猛暑日と言うほど暑くもなく、風がたまに吹いてくる室内から出ても快適な天気だ
一口目はスプーンで掬うと反対側にこぼしてしまいそうなので口を持ってくる さくっとつまめた 固めのソフトクリームで積もった粉雪のように食べる瞬間にギチギチする しかし二段ほど食べるとぬるい空気に触れた外側はやわらかさをもつようになってしまった 普通のソフトクリームだ…… 美味しさは変わりないが、触感が楽しかったので残念
コーヒーが溢れてきた! おいし〜…… バニラと混じってしゃくしゃくするコーヒーの氷がたまに当たる それを舌で押しつぶし食べる
7/16
昼ご飯後、なるべく静かな場所に置かれたベンチを選び腰を落ち着かせる
次の講義まで数時間余裕があるので何もしないことが可能 やった〜
集中もなにもできないので耳に何か流そ〜と思ったが、思っていたより頭がぼやぼやしており、ひなたぼっこのみを行う 10数分ほど続けた ずっと考えが浮かんでは飛び散るを繰り返し無心になることすらできない 計画を黙って立て続けることもできない 落ち着きたいとき、体が外に触れている感覚と呼吸と音だけを追いかける擬似座禅をよくするのですがそれでも居心地の悪さが下らない
どうしようもないので移動する 図書館 体が熱を帯びていることに気づいた 内側がどくどくしている 汗をかくまではいかずとも���体温に蒸されている たまにあたる冷房の風が心地よいと感じてしまうほどには暑い
課題に手をつけられない ひとつでも完成させれば少しは上向きになるとそれすらできない うお〜 諦めて課題と全く関係のない本を読む 時間をただ流すだけで終わらせたくない謎の意地 文学作品のある2階にまで昇るのが億劫で雑誌類を手に取る 自身が基礎的な部分だけ知ってる分野を選んだので度々既知の知識と出会ってわ〜と手を振る気分になる 特に意味はない ちゃんと段階を見据えた構成があり、補足で隙が埋められたように感じる文章を読むと、その伝わりやすさですげ〜かっけ〜となる ミチミチに詰まった情報を飲み込む満足感
課題に手を出すのを渋ってるときにしか生まれない熱量と集中で、結局空き時間は雑誌を読むのに使ってしまった なんとも………… 時間に中身はあったが……
日時不明
あっっっつ 暑というか“湿度” 湿気のせいで匂いが苦しい
行きの時間がちょうど雨だったので歩いて帰る え? この中を? 日差しが強くて体が東側に傾きそう きつい
nakano4 聴く保冷剤 キューと締まる音 イヤホンの外から蝉の鳴き声が聞こえるのも良い その後アイオバーの陰陽師×unwelcomeが流れてきて汗だくになった アツすぎ
【今朝の夢】
血が繋がってるらしい人から右足を弓矢で刺される、増える複数人からの怒号、とにかく逃げる、部屋で落ち着いているときに家戸を強く叩く音にビビる、ひたすら隠れる
でも全部何事もなく過ぎていく
おい! わかりやすすぎ……
7/26
かび掃除
本棚の片側面にかびが薄ら付いてる 嫌…… 嫌………… 放っておくと広がるので拭く 乾いたシートをちょうど切らしてきたので、キッチンペーパーを使う アルコールで濡らした面が茶なり緑なりに染まり、あぁついてますね〜となる ついてますね〜……
床一帯も拭き、壁に近い本を避難させて終わる
元気になった
やはり運動が一番身体にいい
卯月の六周年雑談を聞きながら爪を塗る
元気なので
体が震える 心当たりのどれが当ってるのかわからない たぶんねむい ねた じとじとする
7/27
コンサートよ〜〜〜〜
予定があると特に何も考えずに動ける 今後ばんばん立てなさい
冷凍していた酢鶏を二本解凍し、味噌汁を飲む 意欲がある こんなにはやく生活の渦に入れるなんて
会場まで三十分足らずで行けるらしいので呑気にする
呑気にする
呑気にする
そろそろでないといけない
そろそろ
家を出て、途中昼食をとりながら会場を目指す
モスバーガー
落ち着いて考えたら全然余裕で間に合うことに気づく 開場時間だけを頭にいれていたので余裕しかない 開演を目安にするとダメなことはわかっていたので何分後の間があるのかも覚えていなかった 過去私、感謝
思っていたよりスムーズに公共機関まで移動ができる場所だったので苦しくなることなく腰をおろす
駅〜 でっかいガラス張りで眩しい なかなか見れない量の木々が生え盛っており視界の情報量が凄まじい ひぐらしの音も凄まじ 開放感のある風景で嬉しくなる
ホールに入る 時間が迫る感覚と会場の見慣れなさで思考が縮む 頭と体で優先する動きがめちゃめちゃになり、めちゃめちゃになった かむかむレモンと水 落ち着き
物販に寄ってから席につく
思っていたよりも前の方で嬉しい 演奏者の表情まで視認できる近さ ホールはよくわからん吊るし板がない造りでシンプルな印象 良 しかし上によくわからん長方形の箱が幾つも吊るしてありよくわからない 照明というわけではなさそうで、でも反響に役立つような見た目でもなくよくわからない
開演までパンフレットを読み潰す
山場の音圧が強くなる箇所で、外から音の壁を投げられたり一点で刺してきたり、内から這って響く音にえずきそうになったりと盛り上がりに種類があった すご…… 情緒がメロディーにしかなく音自体は単調な曲が、すべて情動的に組み立てられていて感情がグチャグチャ 揺れ揺れ揺れ動く 楽器との距離が近いので楽譜上の音だけでなく、鳴らしたことで出る木の音まで聞こえてきてコンサートだ〜〜〜〜〜となった ピアノの打撃音や弾かれた弦の音が場内に響いている
コンサート、考えることが多すぎる 音感がないのでこの音はこうで〜調がこれで〜などは全く推測などできないけど、それでも多いのだから音楽を専門としてる人の頭の構造って未知すぎと演奏を目の当たりにする度に思う ただ単に情報と情緒に気圧されている 耳で聞いたものを追ったり、今流れているものを振り分けたり どんどん厚みが追加されていく 全身が水に浸かり呼吸も手足も忙しく回ってるような状態 どんな姿勢で自分が聞いていたのか覚えていない
また、指揮者が愉快な方でところどころコミカルに動いていてよかった
アンケートをロビーのソファ上で書く もらった演奏を自分のなかでまだ落ち着かせられておらず、また内容を覚えるのに一杯一杯で「〇〇が〇〇でよかった」等をズラズラと続ける中身の薄い感想しか書けなく悔しい 感謝と称賛の筋肉がない
帰って物販で購入した品を開けて眺める 良い 良い…… 期待の何倍も素晴らしくキャッキャと喜ぶ
なぜか明日も予定があるのでさっさと寝るよう努める
7/31
ズッタズッタと飛び歩く子供 ぎこちないスキップのような動き
限りなく現実的な感情の夢 見たものは朧な光景すぎて全く記憶に残ってないが、自分らしき人が唸ってたものは自分のように思っていた
最後の講義だしな〜と気合いを入れて向かったが特に何も起こらず終わる それはそう あまり馴染まない構成の授業形態だったので、まあ終われてよかったんじゃないか? はあ……そう…………
疲れたのでお弁当を買って帰った 夜だし夏だし定休日だしで、好きなごはん屋にまで行くことができない 【求】はやめの秋
8/3
ひ、一筋の光〜〜
まあそんなわけでなんとなく将来とやらを描けたわけですが、就活ね…… 就活………… 誰か、わたくしに1から説明と型をつくってくれませんの? 就活の相談室にいこう
私ってまだ
8/8
本当は火曜日に終わらせるはずだった予定どもを終わらす マイナスの状態から動かないといけないので常に腰が重い ゼロになってくれ 善処します
まあいくら夏休みシーズンとはいえ、二・三日の間のどっか一席くらいは空いてるでしょ〜〜とたかをくくっていたら来週近くまで満席だった 本当なら数週間前に予約をとれるような人間だったんです、信じてくれ ギリギリでも大丈夫いけるいけるなんとかなるに甘んじて生きている 店長でなく森様をみて共感できるようになってください 来週はミチミチの質量のある夏休みにしてやるよ
本を買ってウキウキで帰る 夏がはじまる〜
きれいに月が弓状になっていて良い しかし撮るとふとったり、潰れたりする 写真より目で見たろうがきれいだが、後にアルバムを眺める等したら写真をきれいに思ってしまうんだろうな〜と両方の月を消さずに残した
8/10
荷造りをしよう
荷造りをしてない
最最最最最低限の家事だけ消化した
なんかまた眼鏡フレームが痛くなってきた フレームが原因なのか、他の心当たりで痛く思うのかわからない とりあえず荷造りをしよう
「そら、なるがちゃうんだろ」 ←大好き ロウアイキューさんの新作が見れて最高にHAPPY たくさん詰まっててHAPPYなクッキー缶だ 動画はもちろん、流れるコメントの雰囲気が好き かゆいところに手が届く
「卒業しましょう、先輩」 ←大好き よう言った これを真っ直ぐに伝えられるフォロー上手はあんたしかいないし、隣が別の人でいいわけない これが音頭ってことね…… デフォルト顔のこのシーン見て〜切り取ってくれ〜
雑記
最近プレイリストへの飽きが来ている 3つくらいのアプリでお気に入りの曲を詰める作業をしており、そのどれもに飽きを感じている 飽きというよりも強く聴きたいと思う曲を『次に再生』にピックアップできない
普段はシャッフル再生をかけて、2曲目以降に気分の曲をじゃかじゃか放り込み、あとはランダムに好きな曲が流れてくるのを聴いている この二番目の意欲があまり湧かなくなり、ただ順番待ちの曲を消去している
まだ追加していない好きな曲を大量に詰め入れるしかない
が、目も気も疲れるのでいいか〜となっている状態 なので、お気に入りの曲をつくっている好きな方のお気に入りの曲とそれをつくっている方のお気に入りのプレイリストを探すやつをします
そのうち
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軍事化された認知戦争:ポストコロナ時代の攻撃を受ける人間の脳と認知障害に抵抗し回復させる自然療法
アナ・マリア・ミハルセア医学博士
6月28日アプリで読む
認知戦争は、軍事的関心が高まっている、よく知られた分野です。このトピックについては、以前にも投稿しました。この記事は、この戦争形態に関する軍事文書をレビューするものです。私は、認知戦争が世界中の人間に対して展開されており、誤解を招くような形で、C19 生物兵器注入後の認知機能低下であるブレインフォッグと呼ばれていると主張しています。これは、グラフェンやその他の半導体金属、量子ドット、および侵襲性合成生物学によって行われる自己組織化ナノテクノロジーの神経調節による、人間の脳の意図的な改変であると私は主張しています。この戦争形態について論じた以前の記事は次のとおりです。
私たちの心と魂のつながりの戦場 - 諜報機関による「超常現象」研究のレビュー
バトルスケープ・ブレイン:防衛作戦における神経科学の活用 - ジェームズ・ジョルダーノ博士の講義のレビュー
ナノテクノロジー、サイバネティックハイブマインド、人工知能、マインドコントロール - DARPAとCIAの内部関係者ロバート・ダンカン博士のインタビューで、人間の魂の乗っ取りが可能であることが確認された
注射または吸入によるニューロン刺激(別名マインドコントロール)に使用されるハイドロゲルと酸化グラフェン
認知戦争と人々の情報処理能力を標的にすることについて、米国海軍研究所が何を言っているかを見てみましょう。
認知戦争 米国海軍研究所
永続的な優位性を築くために、米国は認知的側面における脅威と機会に対処しなければなりません。 2022年の米国会計検査院の報告書はこの点を強調している。米国の競争相手や敵対国が技術の進歩を利用して人間の認知に影響を与え、米国の伝統的な戦闘の優位性を相殺している一方で、米軍は「リーダーシップの重視の欠如、リソースの不足、新技術の影響、時代遅れのプロセス」など「多くの組織上の課題」に直面していると指摘している。 紛争の連続体における戦場は、今や物理的領域とサイバー領域を超え、個人の認知が標的となっています。認知心理学と情報通信技術 (ICT) の進歩により、行為者は個人の状況理解と意志を正確に標的にすることができます。 こうした変化を踏まえて、認知戦争 (CW) が新たな戦闘概念として登場しました。 認知戦争には広く受け入れられている定義はありませんが、初期の提案には少なくとも次の 3 つの共通テーマのうちの 1 つが含まれています。 • 戦争は他の手段による政治の継続であると理解し、特定の個人やグループに政治的問題に影響を与える意図 •人間の認知を明確にターゲットにすること - 人間が情報をどのように認識し解釈して知識と理解を得るか • 心理学と先端技術を利用して、個人やグループを正確にターゲットにする
NATOもこの戦闘空間を認識していることがわかります。
NATOの認知戦争
認知戦争には、他の権力の手段と同期して行われる活動が含まれます。個人、グループ、または人口レベルの認知に影響を与え、保護し、または混乱させることで態度や行動に影響を与え、敵に対して優位に立つことを目指します。現実の認識を変更するように設計された社会全体の操作は、人間の認知が戦争の重要な領域になりつつある中で、新しい標準��なっています。 認知戦争は、合理性を攻撃して低下させることに重点を置いており、脆弱性の悪用やシステムの弱体化につながる可能性があります。ただし、非軍事的な標的が関与するにつれて、これはますます複雑になります。
最近の医学文献を見ると、まさにこの現象が見られます。注射されたC19が認知機能の深刻な低下、早期認知症、IQの低下を示すだけでなく、注射されていないC19も同様です。彼らはこれをロングコビッドと呼んでいますが、私はこれを高度な自己組織化ナノテクノロジー認知戦争と呼んでいます。
COVID-19ワクチン接種とアルツハイマー病の発症との潜在的な関連性
COVID-19パンデミックの課題は、ワクチンの副作用、特にアルツハイマー病(AD)などの神経変性疾患との潜在的な関連性に関する懸念にまで及んでいます。 この研究では、COVID-19ワクチン接種とADの発症およびその前駆状態である軽度認知障害(MCI)との関連性を調査します。 韓国国民健康保険公団のデータを活用した全国規模の遡及的コホート研究が実施されました。 予備的な証拠は、COVID-19ワクチン接種、特にmRNAワクチンとADおよびMCIの発生率増加との間に潜在的な関連があることを示唆しています。
これは最近のニューイングランド医学ジャーナルによるロングコビッドに関する文献レビューです。繰り返しますが、私はこれをウイルスではなく、高度なナノテクノロジーと合成生物兵器の影響と呼んでいます。重度の認知障害とIQの低下を患う中年者について論じています。これは私がオフィスでC19未接種者に見てきたものです。これは元に戻すことができますが、いったん排出に敏感になると、注射されたC19に接触するとすぐに脳の霧が戻ってくることがよくあります。前述のように、私はEDTAキレート、ビタミンC、メチレンブルー、その他の治療でこれを元に戻しました。
ロングコロナと認知障害 — さらなる証拠とさらなる研究が必要
米国の最新人口調査の最近の分析によると、新型コロナウイルス感染症のパンデミックが始まってから、過去15年間のどの時期よりも100万人の労働年齢の米国住民が「記憶、集中、意思決定に『深刻な困難』を感じている」と報告している。 このジャーナル号に掲載された研究で、ハンプシャーら5は、SARS-CoV-2感染が認知機能にどのように影響するかについて、より明確な見解を示している。彼らは、イングランドでのSARS-CoV-2感染に関するリアルタイムのコミュニティ感染評価(REACT)研究において、300万人を超えるより大規模なコミュニティサンプルから80万人の成人を調査した。研究者らは、8つの領域からなる認知機能のオンライン評価ツールを使用して、以前にSARS-CoV-2に感染し、症状が解消したかどうかにかかわらず12週間以上続いた参加者と、感染していない参加者の全体的認知スコアを推定した。 オリジナルのウイルスと、B.1.1.529(オミクロン)を含む各ウイルス変異体で、中程度の認知機能低下がみられた。感染していない参加者(対照群)と比較すると、軽度のCovid-19で症状が治まった参加者でも、IQが3ポイント低下する認知機能低下が明らかだった。症状が治まらず持続した参加者はIQが6ポイント低下し、集中治療室に入院した参加者はIQが9ポイント低下した。重要なのは、これらの低下が、長期Covid患者が報告している他の多くの症状と関連していたことだ。
長期COVIDは重度の認知機能低下と関連している:多施設横断研究
COVID-19 生存者は、COVID-19 後症状 (PCC) の一環として、数か月から数年間にわたってさまざまな慢性的な認知症状を経験する可能性があります。現在までに、PCC の決定的な客観的認知マーカーは存在しません。私たちは、PCC 患者に共通する主要な障害は、全般的な認知機能の低下ではないかという仮説を立てました。 英国とドイツの2つの異なるクリニックでPCCと診断された270人の患者が、以前にCOVID-19に感染したが回復後にPCCを経験しなかった個人(非PCCグループ)と感染していない個人(非COVIDグループ)の2つの対照群と比較されました。
私は老年医学の分野で10年間医療システムに携わり、老年医学センターの医療ディレクターや大規模介護施設の医療ディレクターを務め、認知障害や認知症の患者数千人を治療してきました。認知機能低下の早期スクリーニングと顕在化した認知障害の回復は、過去7年間の私の専門です。私はオフィスで機能脳EEGスクリーニングツールを使用し、コロナにかかった人、自己組織化ナノテクノロジーの脱落による血液汚染を受けた人、脳の霧を訴える人の認知機能が著しく低下していることを示しました。短期記憶と、新しいことを学ぶときに成長する神経幹細胞の座である脳の海馬領域は、一貫して重度の低電圧、暗示損傷、炎症を示しています。このビデオでは、これを文書化して回復させ、数か月で機能的脳年齢を数十年改善する方法を示します。
WAVI Brain EEG によって記録された長期にわたる COVID 脳機能障害の完全な回復
機能的脳 EEG テストの結果はこうです。処理速度と脳電圧を考慮すると、機能的脳年齢の指標を計算できます。これは診断ツールではありませんが、MRI や CT スキャンでは判断できない情報を臨床医に提供できます。私のオフィスで患者のこれらの結果を見ることができます。
私のビデオで説明し、機能的脳 EEG の改善前後を示したように、機能的脳年齢と脳の霧は効果的に逆転できます。何かがあなたの電気をハイジャックした場合、体を解毒し、電子供与体を与えることでそのプロセスを逆転できることを以前に説明しました。
効果的な戦略は次のとおりです。
EDTAキレート療法のIVおよび経口(症状が重い場合はまずIVを推奨します)
EDTA は有毒金属を排出し、血液脳関門を通過し、シナプス結合を妨げるグラフェンを解毒します。EDTA は電子供与体です。動脈硬化を逆転させ、血流を改善します。神経毒性の治療に使用されています。
神経毒性の治療のための EDTA キレート療法
メチレンブルーは、2022年のこの投稿で書いたように、長期にわたるコロナの高度なナノテクノロジー戦争のすべての症状を逆転させるのに大きな効果を持つ電子供与体です。
メチレンブルーは私の一番好きな色で、驚異的な抗老化分子であり、長期のCOVID症状にも効果がある
これは素晴らしいレビュー記事です:
ミトコンドリア機能から神経保護へ – メチレンブルーの新たな役割
自己組織化ナノテクノロジーの汚染により酸素運搬能力が著しく低下し、ミトコンドリア障害や微小凝固と関連していることが分かっており、血液を検査してルロー形成の重症度を特定しない限り、臨床的に検出できない無症候性虚血症状を引き起こします。メチレンブルーは、低灌流状態で顕著な脳保護効果があることが示されています。
慢性脳低灌流時の認知障害に対するメチレンブルーの治療効果
適切なビタミン D 3 補給は認知症を予防し、認知障害の軽減に役立つことがわかっています。血中濃度は 75~100 dl/l を目標にしてください。
ビタミンDサプリメントを摂取すると認知症の予防に役立ちますか?
向知性薬は神経細胞の成長を促進し、記憶力を改善します。神経炎症の軽減、脳由来神経成長因子レベルの上昇など、さまざまなメカニズムで作用するさまざまな分子があります。ここでは、C19 生物兵器や血液汚染による症状の回復にも役立つ、簡単で安価な解決策をいくつか紹介します。
アシュワガンダ、オトメアゼナ、ライオンズマンネマッシュルーム、キャッツクロー、クルクメン、イチョウ、サフランはすべて認知症を予防する効果があることがわかっています。
アルツハイマー病の管理のための神経保護ハーブ
脂質ナノ粒子によって引き起こされるターボガンのリスクを軽減するのに役立つ方法としてクルクメンについて書いたことを思い出してください。
脂質ナノ粒子関連炎症はガレクチン活性化によって引き起こされる。ガレクチンは癌の増殖に関与している。いくつかのサプリメントは抗ガレクチン特性を持ち、調査される可能性がある。
フランキンセンスであるボスウェリアも、神経変性に効果があることがわかっています。吸収率が低いため、リポソーム型を使用する必要があります。私はこれに MCS フォーミュラを使用しており、以下にリンクを貼っています。
神経変性疾患の新たな候補としてのボスウェリア属
ボスウェリア属は、神経変性疾患の発症に関与するさまざまな分子経路を標的とすることが示唆されています。この属は、神経栄養因子(BDNF を含む)、アポトーシスタンパク質(プロアポトーシス カスパーゼ 3 および抗アポトーシス bcl-2)、および酸化還元状態を制御します。これらは、炎症系およびコリン作動系を制御する治療効果があることが示されています。
フミン酸とフルボ酸はグラフェンの毒性から保護し、有毒金属を除去することが証明されています。これについては、こちらに書きました。
フミン酸はグラフェンの天然解毒剤であり、グラフェン誘発胎児毒性の緩和剤として有効 - 研究レビュー
フルボ酸は、アルツハイマー病の病原性ミスフォールドタンパク質を逆転させることも示されており、これはロングコビッドでも同様に説明されています。私は、デトックスプロトコルの一環として、臨床診療でフミン酸とフルボ酸を使用しています。
フルボ酸はアルツハイマー病に関連するタウ線維の凝集を抑制し、分解を促進する
L-トレオン酸マグネシウムは、血液脳関門を通過し、認知機能、うつ病、睡眠を改善することが示されています。
マグネシウム L-トレオン酸ベースの処方である Magtein® が健康な中国人成人の脳の認知機能を改善
マグネシウムの補給は、偏頭痛、アルツハイマー病、脳卒中の症状を改善し、精神的ストレスを受けやすい被験者の主観的不安に良い影響を与えることがわかっています。中国の病院や学術機関で認知評価に一般的に使用されている標準テストである「臨床記憶テスト」が、被験者がサプリメントを摂取する前と摂取後 30 日目に実施されました。マグテイン® PS を摂取した被験者は、「臨床記憶テスト」の 5 つのサブカテゴリすべてと全体的な記憶指数スコアで、対照群よりも大幅に改善しました。 マグネシウムの摂取量が多いと、うつ症状が軽減されることがわかっています。2010年にニューロン誌に掲載された論文で、マサチューセッツ工科大学(MIT)の科学者らは、マグネシウムを脳細胞に効果的に届けることができるマグネシウムL-トレオン酸(Magtein ® )と呼ばれるマグネシウム化合物を発見したと報告しました。研究によると、マグネシウムL-トレオン酸(Magtein ® )は、他のマグネシウムサプリメントと比較してバイオアベイラビリティが高いそうです。
ホスファチジルコリンとフィオスファジルセリンも認知機能を高めることが示されています。
コリンとホスファチジルコリンは複数のメカニズムによって認知能力を維持する可能性がある
Ylilauri らは、20 年以上にわたって追跡調査した約 2,500 人の参加者を対象とした優れた前向き分析を発表し、食事によるコリンとホスファチジルコリンの摂取が、言語流暢性と記憶力を評価する認知テストの成績向上と関連しているという証拠を示しています。
以前、アテローム性動脈硬化症の逆転に使用されるホスファチジルコリンの特許取得済み形態である Plaquex は、赤血球の細胞膜の再生を助け、それによって連銭形成を減らし、認知機能を改善するとも書きました。
自己組織化ナノテクノロジー/合成生物学による生血液酸化ストレスに対するプラケックスの効果 - 暗視野顕微鏡検査前後の比較
私は、低用量のプラケックス点滴を使用して、血液汚染や血液の剥離に悩む妊婦を効果的に治療しました。また、妊娠中の吐き気にも効果がありました。私の妊娠患者の慢性疲労レベルは、連銭形成の改善、つまり酸素運搬能力の向上により大幅に改善されました。EDTA やその他の分子は妊娠中に使用できないため、経験豊富な臨床医の手にかかると、これは血液の剥離症状を緩和する安全な代替手段となります。
一酸化窒素レベルの低下は、神経認知の退化、内皮細胞機能障害、脳のもや、不安、うつ病と関連しています。私は患者全員にこの点について検査し、必ず補充しています。
神経変性における一酸化窒素の役割:機能、調節、阻害
ストレス誘発性不安における一酸化窒素の役割:病態生理学から治療ターゲットまで
ニコチンは長期にわたるコロナ症状の改善に役立っています。
COVID-19後症候群は、ニコチン投与に反応するアセチルコリン調節神経調節の重篤な障害なのでしょうか?
ニコチンは認知機能の改善に役立つことが証明されている
ニコチンはアルツハイマー型認知症の予防に役立つのでしょうか?
ニコチンがnAChRに結合すると、認知能力の向上に関連するアセチルコリンやドーパミンなどの神経伝達物質の放出が刺激されます。 ある研究では、ニコチン性コリン受容体を標的とし、経皮ニコチン(パッチまたは局所塗布による)を軽度認知障害(MCI)およびアルツハイマー病の潜在的な治療薬として調査しました。6か月間の試験で、ニコチンはMCIの参加者の注意力、エピソード記憶、および全体的な機能を大幅に改善し、副作用は最小限でした。
私の患者の多くは症状の緩和を報告していますが、自己組織化ナノテクノロジーによる血液汚染レベルが高い場合は持続しないこともありますが、ここで説明する他のサプリメントを追加すると改善��きます。私がすべての新規患者に行う自律神経機能テストでは、心臓自律神経障害または自律神経機能不全は改善されません。血液汚染や脱落防止には効果がありませんので、単独の薬剤として使用せず、EDTA を含む包括的なレジメンの一部として使用します。メチレンブルー、ビタミン C、メチル化された形の複合 B ビタミンを含む完全な栄養サポート。
神経ペプチドには驚異的な脳再生効果があります。最近、多くの神経ペプチドが腐敗した FDA によって禁止されました。FDA は、何十年にもわたって自然療法や解決策を抑圧して何百万人もの人々を殺してきた腐敗した政府機関であり、解体され、C19 生物兵器による大量虐殺に重要な役割を果たした責任者が起訴される必要があります。
Dihexa は脳由来神経成長因子の 1000 万倍の効力があり、認知機能障害を逆転させる顕著な能力があることが示されています。2019 年に、私は臨床診療で Dihexa を使用する早期導入者として Brain Health Breakthrough ニュースサイトで取り上げられました。Selank、Semax、Dihexa、Epithalon などの神経ペプチドを脳卒中リハビリテーション、脳機能回復、認知機能障害の逆転、副作用のない外傷性脳損傷に使用した結果は、まさに奇跡的でした。記事へのリンクはこちらです: 神経学の奇跡の薬"
副作用なしで老化を逆転させることができるペプチドは数多くあります。FDA が人口削減計画に関与していなければ、私たちはそれらのペプチドを使い続け、何百万人もの人々を助け、無数の命を救うことができたでしょう。だからこそ、私たちの健康に戦争を仕掛ける、腐敗した製薬会社所有の政府機関を起訴し、解体することが非常に重要なのです。
まとめ:
C19 生物兵器と大量破壊兵器による軍事化された神経認知戦争は、シェディングとジオエンジニアリング戦争作戦を通じて人口全体に広がり、人類の認知機能に有害な影響を及ぼし、現在行われている多層的な人口削減戦争を理解して反応する大衆の能力を低下させていることは明らかです。ここで概説されているように、人類が自由、健康、そして種の存続のために戦う間、この攻撃を緩和し、逆転させるのに役立つ、簡単で安価な保護用の天然分子が数多く存在します。
MCS配合、クルクメンとリポソームボスウェリアAKBA
メチレンブルー
EDTA メドファイブ
テナント リストア 完全栄養サポート、一酸化窒素、フミン酸、フルボ酸
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ホホエミノ東洋医学 江見木綿子(江見はりきゅう治療院)
全8回 第一期:2024年4月15日(月)~12月16日(月) 第二期:2024年6月24日(月)~2025年3月3日(月) Open/10:00〜12:00
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鍼灸師 江見木綿子(えみゆうこ)先生の東洋医学講座が、春よりEDANEで始まります。江見先生の『はり』は、患者の”気”の流れを診ながら、脈診を通じて効果的に最小限に打つ治療法です。私たちも定期的に診ていただいていますが、その感性と見識の深さに毎回多くの気づきをいただいています。はり師・きゅう師の養成学校での指導や、同じ志の鍼灸師の方々との勉強会も中心的役割を担い、日々探求されています。 私たちが信頼する江見先生を通じて、東洋医学の叡知を皆さまと学ぶことができればと思っています。ぜひご参加ください。< 概要 > 東洋医学の知識を軸に、⾃分にとっての⼼地よさ・幸せ・⽬指したい⽅向を⾒つける講座です。 感覚器は、内蔵や感情と繋がっていて、いつもメッセージを送り合っています。現代は情報に溢れ、頭脳労働も増えた影響で、感覚器は常にその情報処理で忙しく、⾝体の内側からのメッセージを受け取る暇がなくなっています。また、外に意識が向きすぎると、感情を理性で抑え込んでしまい、本当の感情が分からなくなってしまいます。 五感を磨くワーク、季節の養⽣法、セルフケアのお灸を通して、「わたしにとっての⼼地よさ」に気づくための、実践型の学びを⽤意しています。
< 受講について > 追記:好評のため、第二期を行うことになりました。 第一期キャンセル待ちの方を優先に声をかけさせていただき、 現在、1名(全回分予約のみ)空きがあります。お早めにご予約ください。定員に達しましたらキャンセル待ちとさせていただきます。 ◎定員に達しましたので、キャンセル待ちのみ受け付けます(4/29)
日時:下記詳細の日、10時~12時 受講料:各回ごと 5000円、全8回分 35000円(1回分割引き) お申込み:件名:東洋医学講座申し込み、お名前、電話番号、メールアドレス(キャリアメール以外のもの)を明記のうえ、各回、もしくは全8回申し込みとし「[email protected]」までご連絡ください。先着順のため、申し込みが多い場合はキャンセル待ちとなることをご了承ください。
< 詳細 > 1:東洋医学の理論 陰陽論 第一期:4⽉15⽇(予約終了) 第二期:6月24日(予約終了) 東洋医学理論の根幹の陰陽論を学び、世界を俯瞰して⾒ます。東洋思想のすべてに関係する理論です。四季の移ろいや⾷養⽣、⼈間の⼀⽣について新しい視点から発⾒することがあると思います。 2:東洋医学の理論 五⾏論 第一期:5⽉13⽇(予約終了) 第二期:8月5日(予約終了) 五⾏論を学ぶことで、⼈間と⾃然の繋がりが具体的にイメージできます。各季節のエネルギーの特徴や、⾝体と⼼の関係について紐解きます。⽴夏を過ぎた頃なので、春〜夏の養⽣についても解説します。
3:視ること 第一期:6⽉10⽇(予約終了) 第二期:10月7日(予約終了) ⼈は毎⽇の情報獲得を80%も視覚に頼っています。⼀番の働き者です。休めることが⼤切なので、⽬と⾝体の関係を学び、癒やす⽅法を考えます。⽬で⾒る診察⽅法の「望診」も実践します。 4:聴くこと 第一期:7⽉22⽇(予約終了) 第二期:11月4日(予約終了) ⼼地良い⾳やリズムについて考え、さらに、⼤切な「⾃分の声」とも向き合います。声は世界にひとつの⾃分だけの宝物だと気づくことができます。まもなく⽴秋の時期なので、夏から秋の養⽣についても解説します。 5:触れること 第一期:8⽉19⽇(予約終了) 第二期:12月2日(予約終了) ⽪膚を通して感じる感覚の「触覚」は、全⾝に刺激を感受する器官があります。また、⾃分と外界を分ける境界線でもあります。⾝体の触れ⽅のコツを知り、セルフケアのお灸を実践します。 6:味わうこと 第一期:10月21日(予約終了) 第二期:1月20日(予約終了) ⾷べることは⾝体を作る⼟台となります。味の好みで、今の⾝体がどのような状態なのかも知ることが出来るほどです。秋が深まってくる頃なので、秋から冬の養⽣についても解説します。 7:⾹ること 第一期:11⽉18⽇(予約終了) 第二期:2月10日(予約終了) 嗅覚は記憶と直結しやすく、五感の中で⼀番不快感を感じやすいという特徴があります。⾃分と仲良くなるためには、不快なものとは距離を取り、⼼地よさを選択していく必要があります。冬から春への養⽣についても解説します。
8:気づきの練習⽅法・応⽤ 第一期:12⽉16⽇(予約終了) 第二期:3月3日(予約終了) ⾃分のことを知って、仲良く過ごすためには、⾝体の奥深くにしまってある「声にならなかった⾔葉」に気がつくことだと思います。呼吸に注⽬することは、その⾔葉を引き出してくれます。東洋医学の⾝体観に基づいた、呼吸法と瞑想法を実践します。
講師: 江見 木綿子(えみゆうこ) 鍼灸師、江見はりきゅう治療院 院長 鍼道一の会 副会長、はり師・きゅう師養成校 非常勤講師 正食協会 師範科卒業
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ある画家の手記if.16 告白
退院してしばらくの間、僕はアトリエでひとり、少し不安定な日々を過ごした。
ずっと息をするにも苦しくて、苦しくてどうしようもなくて泣きながら筆をとって静物を描いた。そんな妙な感情を昇華させるみたいな筆の持ち方はあまりしたことがなくて、絵も妙な感じになった。 静物、というにしてもあまりに表現主義的というか、別にカテゴリから外れるわけではないけど静かではない感じ。 また元のように静まった静物が描けるのかわからなかった。 描けば描くほど静物というものから剥落していくような 思うように描けなかった経験はほとんどない。見たままだから弄りようもない。僕の絵はそれで仲良く手を結んでて、それでよかったはずだった。なのに今描けるものはーーーめちゃくちゃだ。 僕がめちゃくちゃだから? 僕がどうだって静物と関わりなんてなかったはずだ。 それともーーーこれでいい? 静物にならどんな暴力的な手を加えても許される。僕は今これまで以上にそうやって描いてるのか、 ーーー結局、頭でごちゃごちゃ考えたことはひとつも実を結ばなかった。 なんの結論も出ないまま、酷使された筆を持つ指先が炎症をおこして痛み出した。もともと指先の関節に少しの麻痺があって、普通の筆の持ち方ができない。立て続けて描きすぎるとよく関節を痛める。 今日はここまでか。と思って筆を置く。 ���し絵の具で汚れた指先をじっと見る。爪が伸びてる。そういえば入院中は爪を切らせてもらえなかった、そのままだった。 お風呂をためて、湯船に浸かって、体を洗って絵の具を落として、爪を切って、ほとんど退院したままだった体を少し整える。 髪の毛は肩を過ぎて背中まで伸びてきてた。切るのも面倒で、邪魔にならない程度に後ろで一つにくくった。
結局今回の入院はおとなしくしてたにも関わらず季節をひとつ丸々越して、今はもう秋だ。 閉鎖病棟は締め切られてて空気もあまり入れ替わらないから、入院中に外気の変化は感じとれなかった。 夏をきれいに落としてしまうところだったのをギリギリ季節感を僕に届け続けてくれたのは香澄だった。 毎回持ってきてくれた花で、詳しくはないけどなんとなくの季節を感じた。 一度は欲しくないって言ってはねのけてしまったけど、そのあとすぐに僕が謝ったからなのか、香澄はそれからも花を持ってきてくれた。
ベッドの上のケータイが光るのが見えた。メール。 香澄から。 『明日、そっちに寄ってもいい?』 「い、い、よ…」相変わらずなんの趣向もない文章しか打てないけど、返信した。 ベッドの上に横になって端のほうにいるかいじゅうくんを抱き寄せる。 香澄の前では入院中さんざん情けない醜態を晒したりしたから明日はちゃんと落ち着いて一緒に過ごしたいな。
***
香澄がくるっていうから僕はのんびりお菓子なんて用意してたのに香澄は思わぬ爆弾を持ってきた。 ちょうど学校が終わってきたくらいだったのか、夕方、僕のアトリエにきた香澄は開口一番「直人の部屋ってブルーレイ見れる?」と言い出して アトリエにはなるべく電気のいるものを置かないようにしてたからテレビも当然なくて、部屋を移動して寝室のほうにあるテレビを使うことにした。 「次の講義までに目を通しとかなくちゃいけないんだけど、一人で観るの味気なくて」 そう言ってテレビの斜め向かいのソファにゆったり座った香澄はもうディスクを入れて再生してしまって、僕がうしろをウロウロしてる間にちょっと古い感じの映画が始まった。 いつだったか一緒に観たようなホラーではないけど、過去にうつされた映像を繰り返してまた見るっていうことが僕にはすごくグロテスクに思えて、 「直人…? この映画は怖いシーンとかないやつだよ」 …心配、させちゃだめだ。なんでもないふりをしつつ、観念してソファの背もたれを乗り越えると、香澄の体を後ろから抱きかかえるみたいにして一緒にソファに座った。体勢だけならいつか二人でホラー映画を観たときとまるで同じだ。 「嘘じゃないよ、クラスメイトから大体の内容聞いたけど、そんなに警戒するようなシーンはないって」 「……ん…」 香澄の肩にほとんど顔を埋めているから声がくぐもった。 それから30分くらい、香澄とテレビの前にいた。短い映画というか、映像作品だった。 香澄は僕が持ってきたお菓子をつまんだりしてたけど、僕はほとんど体を硬直させて香澄の背中でじっと画面を見ていた。刺激的な光を見るのも苦手で、僕には幾重にも重労働だった気がする。それを心配かけないように、映画の内容にじっと見入ってるみたいに振る舞った、つもり。 映画が終わると思わず息をついてしまった。ソファの背もたれにぐたっと体を預ける。 「…直人、映画とかあんまり好きじゃなかった?」 振り向いた香澄が僕の額に手を当てて、具合を診るみたいにしてくれる。無理はしたけど熱まではないはず。 「ごめん、平気だよ…久しぶりに…テレビ見たから」 体を起こして大丈夫だと微笑み返す。 「これでも一番短いやつにしたんだけど…ごめん」 結局心配させてる。それに少しがっかりもさせちゃったかもしれない。僕って情けないな。 香澄につられて僕も小さく肩を落とす。 目の前の香澄の顔に触れる。香澄といると傷跡に触れるのがほとんどもう癖みたいになった。 やっぱりきれいだな。描きたいな。でも描くためにはーーーこうして触れてちゃ描けないんだ、
絵にすることは はなれて持つことだ
ぽたりと目から涙が落ちた。描きたいと確かに思ったんだけど、すんなり描くことに移行できなかった負荷がかかったみたいに。今すぐイーゼルを立てて準備するとかいうことじゃなくて、僕の描きたい気持ちが、描こうとする気持ちにうまく繋がらなかった。なんでだろう。でも今日は確実に描けない。 それがまるごと、僕をつぶしに襲ってくるみたいな どこにもいられないような気がした 描くことより触れていたかったほうを選んだから、そのまま香澄をぎゅっと抱きしめた。 これじゃ入院中とあんまり変わらない気がして自己嫌悪みたいなものが、ぐるぐる。 僕がくよくよ泣いてるから、香澄は僕の背中を撫でながらそっと優しく話しかけてくれた。 「退院してすぐなのに、無理させてごめん。…俺にできること、ある?」 ーーーできる こと… その一言が、僕の体にぞくりと悪寒をはしらせた。できること…がもしあったら、香澄はどうするの?
なんでもするの?
不安ともなんともつかない感情が体の中にもやついた。 「…服、…脱いで」 シャツの袖で涙を拭いながら涙声で言う。 「…え、」 約束 した。僕がいない場所でもちゃんと無事でいるって。僕が不安に思うことなんて、僕が生きてる限りない、はずだよね? 「上も、下も。…体見せて」 しばらく僕の顔をちらちら見ながら香澄は目を泳がせてたけど、覚悟を決めたみたいに体を折って着てたニットを頭からすっぽり脱いだ。下のデニムも脱いでソファの端に軽く畳んで、脱いだニットと重ねた。 香澄の体はもともと傷だらけだけど、僕が知らないまだ新しい青痣みたいなものが腹のあたりにあった。 香澄の腕を掴んでソファの上にうつ伏せに寝かせる。背中は入れ墨のせいでもっとわかりにくくて、新しい痣なのか墨なのか判別がつかなかった。 「……」 「………。」 どっちも無言だけど、僕が明らかに腹を立ててることには、背中越しでも気づいてるみたいだ。 「…注意して、過ごしてたよ」 弁明というより真実を述べてる口調だった。僕は香澄の背中から退いた。 腹を立ててるつもりだったけど違うのかもしれない、わからない、納得いかない気持ちが整理できなくて怒りとも悲しみともつかない感情に呑まれそう、香澄に怒ったって仕方ないんだ、香澄はちゃんと気をつけて暮らしてくれたはず、だって僕と約束したから 約束を守るのがどれだけ僕にとっても苦しいかは入院中に香澄はずっと見てた 同じ苦しみを強いるわけじゃないけど簡単な約束じゃないことは分かってたはずだ それでもやっぱり、こうなってしまう 僕のほうを向いた香澄の腹のあたりにはやっぱり青痣がある 直視すればするほど受け入れがたくて、距離をとるみたいにふらふらソファから一人で立ち上がった。 香澄に服着せてあげなくちゃ、もう夜は寒い季節だし、なんて頭の片方は思ってる もう片方がぐらぐら、煮えて揺れてるみたい、僕の体を放心状態のまま動かしたのはそっちの片方だった ふらふら、廃人みたいなおぼつかない足取りで香澄の横を通り過ぎて、何も考えがまとまらないまま廊下に出て、玄関を裸足で靴を踏みつけながら通りすぎて部屋の外、秋の冷え込んだ夜の中に裸足のまま踏み出した 後ろでガシャンと重たい扉が勝手に閉まった音がした
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⚘ #がん #がん体験��� これはもう何年も前の陶板浴のお客様のお話です。 👩「前は趣味の教室にも通っていたけど、病気が見つかったらそれどころじゃないし、治療が始まって髪が抜け始めたら人に会うのも嫌で、体調も悪いと何かを作ろうって気持ちにもならなかったし、それからはもう全然。ミシンも仕舞いっぱなし。前はわざわざ日暮里まで生地を見に行ったり、季節ごとに孫の服作ったり、小物なんかもいろいろ作って人にあげたりして、喜んでもらえて嬉しかったけど。もう今さらね」 💁「なに言ってるの、もったいない! 今更なんてないでしょ。今すぐ楽しみましょうよ♪」 という訳で、 作った作品を見て貰ったり、 同好の人とお喋りしたり、 欲しい人には販売したり、 お病気の人が病気を気にせず、 趣味を思いっきり楽しむ場にして貰おう!と 初めての「春の手作り市」をしたのは 6年前のことでした。 病気になっても趣味を楽しんで貰いたい。 むしろ病気になった時こそ、 生活の楽しみをうんと増やして #心の免疫力 を高めて貰いたい♡ そんな思いで、「春の手仕事マルシェ」 今春また開催します(∩´∀`)∩✨ \ 春の手仕事マルシェ🌷 / 期間:3月9日(木)~11日(土) 出展希望の方は お電話,DM,コメントでご連絡下さい☺︎ 心から体も楽になる、健康情報を発信中٩(ˊᗜˋ*)و♡ 竹屋陶板浴の様子はコチラ ▹▹▹ @takeya.tby - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 𓅯 ⚑⚐⚑ 𝕡𝕚𝕔𝕜 𝕠𝕦𝕥 ⚐⚑⚐ \ 腱引き / 2月28日(火) 名村正明先生 (コスミックチューン認定サロンつくば道場) 全身の骨と筋肉をつなぐ腱を解すことで、 身体の動きを柔らかくして、 関節や筋に感じる痛みや こわばりを楽にするだけでなく、 自律神経を整えます。 肩こり、首コリ、腰痛、氣うつ、不眠などにも。 1時間 初回6.000円 / 2回目以降4.000円 𝟙 9:00- × 𝟚 10:10- ○ 𝟛 11:20- × 𝟜 13:00- ○ 𝟝 14:10- × 𝟞 16:40- × 予約状況は更新されません。 体験希望の方は お電話,DM,コメントでご連絡下さい☺︎ ℡ 0297-64-3726 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 𓅯 2月は #初春の整え月間 開催中⚘ 明日2/11(Sat)は 𓇼「歯と電磁波」zoom学習会10:00- 𓇼美っちゃんの手前味噌づくり11:00- どた参加歓迎です٩(ˊᗜˋ*)و - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 𓅯 ≪2月のスケジュール≫ 11日(土)味噌作り教室♡ 11日(土)「歯と電磁波」zoom上映♡𓇼 12日(日)頭皮もみ𓇼𓁙 13日(月)内臓整体𓇼𓁙 14日(火)メタトロン𓇼 14日(火)玄米お握り販売 15日(水)足もみ若石𓇼 15日(水)氣功𓇼 16日(木)ストレッチ&フラダンス♡ 17日(金)ホメオパシーぷち講座𓇼 17日(金)QX-SCIO測定体験会𓇼 18日(土)「足から読み解く潜在意識”チャクラと足の話”」♡𓇼 18日(土)メタトロン𓇼 19日(日)頭皮もみ𓇼𓁙 20日(月)足もみ若石𓇼 20日(月)笑いヨガ♡𓇼 21日(火)椅子ヨガ ♡𓇼 21日(火)玄米お握り販売 22日(水)足もみ若石𓇼 23日(木)ストレッチ&フラダンス♡ 23日(木)腸もみ𓇼𓁙 23日(木)「脳を育てる!発達へのアプローチ講座」𓇼 23日(木)がん交流会♡ 25日(土)バリニーズマッサージ𓇼 26日(日)毛細血管刺激療法𓇼 27日(月)足もみ若石𓇼 28日(火)腱引き𓇼 28日(火)玄米お握り販売 29日(水)足もみ若石𓇼 ♡:参加費無料 𓇼:整え会 𓁙 :キャンセル待ち - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 𓅯 竹屋陶板浴 @takeya.tby 𓅨 茨城県龍ケ崎市栄町4356 ℡ 0297-64-3726 営業時間 6:00-20:00 利用料金 ¥1.200- #竹屋陶板浴 #陶板浴 #温熱 #温活 #龍ケ崎市 (株式会社 竹屋陶板浴) https://www.instagram.com/p/CoeO_7cSTP8/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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第24回Shock Coherent Innovation Club(SCIC)オープン・ダイアログ20230811 from KANGLO CORPORATION on Vimeo.
「小説『サルの覚醒』著者が語る己の道の啓き方~”第二章”の秘話を参加者の皆さんだけにお伝えします」第24回Shock Coherent Innovation Club(SCIC)オープン・ダイアログ/講演者:藤井啓人氏 (2023年8月11日) youtu.be/a4EgUYaXbK8 #ショックコヒーレント #パーパス #パーパストランスフォーメーション #存在意義 #カングロ チケット: scic230811.peatix.com/view facebook.com/events/1692218484624206
■日時:2023年8月11日(金)20時~22時(オンライン開催)
■講演概要: 悲しくも、不登校や引きこもりやいじめ、そして若者の自殺が増え、夢と希望を見失っている10代の彼らに対し、どうやって魂のエールを送れるか。その一つの解としてひねり出したのが、『サルの覚醒』というノンフィクション小説だった。仕事と会社経営の合間、構想2年、執筆1年を経て、2023年春に上梓し、全て手弁当ながら、地道な活動に少しずつ応援の輪が広がりつつある。しかし、ゲームやマンガ、娯楽テレビ、そしてスマホなどの極小の枠の世界にどっぷりと漬かり、窮屈な時間を費やす彼らにメッセージを届けるには、もっと周囲の知恵や協力がいることが分った。現在、『サルの覚醒“第二章”』を模索する中、奮闘する著者の苦労話や秘話などをお伝えする。藤井啓人の「道の啓き方シリーズ」第二弾!乞うご期待下さい。(講師より)
★いい感じです!イメージ動画: 『サルの覚醒/存在意義を思い出したサル 〔第一章〕 』#sarunokakusei #藤井啓人 #KANGLO #purpose #books #サルの覚醒 #サルを探せ youtu.be/HD-Ej91KPjE
■講師:藤井啓人(ふじいひろと)氏 プロフィール: カングロ株式会社 代表取締役 ●未熟者。時々、幸せを呼ぶそよ風チャリダー kanglo.co.jp/about/profile.html
■Zoomオンライン:URLは、Peatix経由によるチケット購入者に自動送信されます
■タイムスケジュール:基調講演(約90分 Q&A含)後に、講師を囲み、対話を行います。
■SCICとは: SCIC(Shock Coherent Innovation Club)は、ショック・コヒーレント基礎講座(SCBC)修了生をベースとした会員制クラブです(ご入会頂くためには、SCBCを受講し修了証明が必要となります)。 scic2023.peatix.com/view
●目的:SCBC修了生同士の交流と創発の加速。私たち自身が動き、世界に奇跡を起こす
●SCICに関する問合せ: [email protected]
■『Shock Coherent(ショック・コヒーレント)』とは: 現代社会は今、破壊的な人間活動によって、エントロピー(無秩序・乱雑さの度合い)を加速度的に増大させています。故に、地球環境の悪化による気候変動や自然災害、絶え間ない疫病の発生、人心荒廃による貧富の格差拡大、資源収奪、世界各地で紛争や戦争が頻発化し、世界の指導者たちが核兵器の使用をほのめかす事態となり、もはや地球生命全体の未曾有の危機に陥っています。これを人々は、VUCAワールドと呼び、行先不透明な生き難い時代の合言葉となってしまっています。
このような時代において、「私は、これからどう生きれば良いのか?」と、多くの人々が、自問自答を繰り返し、五里霧中の状態に陥っています。このままでは、時代に翻弄され、本来あるべき使命を全うすることなく人生を終えてしまうことになるやも知れません。そうならないために、私たちに何が出来るのか。当講座は、そうした社会の強い要請により、30年に及ぶ研究の集大成により創発的に完成した稀有なプログラムです。
当講座では、様々な立場の仲間と共に、自分自身の「存在意義(パーパス)」を見つける5ヵ月間の不思議な旅に出て頂くこととなります。即ち、この「存在意義(パーパス)」が、自己変革への道標となるのです。そして、感性を刺激し、心を揺さぶる独自のアプローチフレームを活用し、固定観念の融解を起こし、事例や課題から自己変革へのヒントを得、仲間やファシリテイタとの多くの対話や繋がりから閃きをもらい、自身でも予期せぬ“創発”を起こしていきます。
このワークショップは、個人が真の意識変革を興すことを目的として、カングロ株式会社によって開発されたプログラムです。私たちは、この講座を多くの方々にお届けすることを使命とし、日々事業を営んでおります。そのことを通じて、真の道を啓く方が増え、社会そのものの変革を成し遂げられたら本望であります。ぜひ、講座で会いましょう。
(プログラム開発者:藤井啓人)
■ショック・コヒーレント基礎講座 第7期生開催中! 第7期『ショック・コヒーレント基礎講座』 VUCA世界を突き破り、己の道を啓け~パーパス(存在意義)によるシン変革ワークショップ 2023年7月11日~2023年11月14日全10回講座 チケット: scbc07.peatix.com/view
■第1~6期「ショック・コヒーレント基礎講座」全アーカイブ・オンデマンド映像集(有料コンテンツ) vimeo.com/ondemand/shockcoherent
★【ダイジェスト版動画特別提供映像】: 「上手くいっている経営者は実践している~九星気学を活用した組織構築と経営」第23回SCICオープン・ダイアログ/山田早苗氏 (2023年7月14日) youtu.be/hJ1bawvuXpE
「地域共創型サステナビリティ活動の育て方」第22回SCICオープンダイアログ/西田哲也氏(2023年6月9日) youtu.be/HlccCwoXLqc
「いまどきの就活と人材育成~コロナで世の中の働き方、人との接点が変わって3年。いまどきの新卒の就職活動と企業の動き、今後について妄想します」第21回SCICオープン・ダイアログ/河合洋氏 (2023年5月12日) youtu.be/pmsu1fga9eQ
「54歳の地図 青春の意味を問い直すロールモデル無き人生の彷徨い方」第20回SCICオープン・ダイアログ/山田修司氏 (2023年4月7日)【ダイジェスト版】 youtu.be/TMRbyfEUX_c
「心理的安全性を醸成するコミュニケーション~あなたのチームのパフォーマンスと定着率を高める方法」第19回SCICオープン・ダイアログ/池田かなえ氏 (2023年3月9日) youtu.be/Gsk5JF4ZCEc
「眠る資産に価値をつける!地方の現状と世代交代後の未来」第18回SCICオープン・ダイアログ/博多敏希氏 (2023年2月10日) youtu.be/hU7SvTAhgFk
「地球意識革命・未熟者の道の啓き方~人生のメタノイア(視座転換)についての基礎編」第17回SCICオープン・ダイアログ/講演者:藤井啓人氏 (2023年1月13日) youtu.be/CtaWJAboMKM
「なぜビジネスにアート思考が必要なのか?世界の見方を変えるアート思考」第16回SCICオープンダイアログ/講演者:森夕花氏(2022年12月9日) youtu.be/vFnykrdzwt4
「VUCAワールドに効く個人と組織の視点の再構築~自己や地者、そして世界への認識の見直し」第15回SCICオープン・ダイアログ/講演者:楠徳生氏 (2022年11月11日) youtu.be/-wIwXLX4ZUQ
「破壊と創造~壊れると、新しく生まれる/コロナ禍で悪者だった飲食店はどう変化していくのか」第14回SCICオープンダイアログ/講演者:福本浩幸氏(2022年10月7日) youtu.be/ygxXywmvQ1w
大企業病への挑戦 第2章~認知科学の実践における人間性と抽象度の壁/自分を変え、常識を変え、世界を変えていく/第13回SCICオープン・ダイアログ/講演者:内藤礼志氏 〔2022年9月9日) youtu.be/qBNlFTor9hw
新しい『構造』がうつ病から復活させ組織も前進させる~うつ病経験者が語る、ストレスとつき合い未来をつくる方法/第12回SCICオープンダイアログ/講演者:堀北祐司氏(2022年8月5日) youtu.be/HudMdpphjEI
The 事業承継~当社流、バトンの受け方、渡し方/第11回SCICオープン・ダイアログ/講演者:大島右京氏/2022年7月8日 youtu.be/dWnOtXQAmqw
心理的安全性のリーダーシップを身に付ける方法~組織パフォーマンス最大化の処方箋/第10回SCICオープン・ダイアログ/講演者:倉持茂通氏(2022年6月8日) youtu.be/DuUvRzcqJD0
100年企業研究から見えてきた、コロナ禍だからこそ変えなければならないこと、変えてはいけないこと/第9回SCICオープンダイアログ/講演者:小山貴子氏(2022年5月13日) youtu.be/0juftCrZ1mQ
人事制度のミライを探求する~ノーレイティングを超え給与を自己申告する人事制度への挑戦/第8回SCICオープンダイアログ/講演者:福留幸輔氏(2022年4月15日) youtu.be/XEm-OdMYwMY
「パーパスと共に生きる時代/パーパスとはいったい何なのか?宇宙の営みから壮大なタペストリーを読み解く」第7回SCICオープン・ダイアログ/講演者:森夕花氏(2022年3月11日) youtu.be/vNaK4qH94fA
「部署なし管理無し評価無し、VUCA時代に挑む選択できる組織作りへの挑戦」第6回SCICオープン・ダイアログ/金光広樹氏(2022年2月18日) youtu.be/33DyPirlM7c
「新規事業における企業の在り方」第5回SCICオープン・ダイアログ/長島壮洋氏(2022年1月13日) youtu.be/eM3sRZDo0Ng
「ティール組織の作り方“レシピ”」第4回SCICオープン・ダイアログ/嶋田崇孝氏(2021年12月10日) youtu.be/JDp0srEGxGE
「こころの病との上手な付き合い方~仕組みがわかれば予防ができる」第3回SCICオープン・ダイアログ/中田健士氏(2021年11月5日) youtu.be/_OW88883t7o
「混ざると、新しい事業価値が生まれる。」第2回SCICオープン・ダイアログ/星野良太氏(2021年10月8日) youtu.be/fZJWaFmhAD4
「大企業病への挑戦~認知科学の理論と実践」第1回SCICオープン・ダイアログ/内藤礼志氏(2021年9月3日) youtu.be/aV8ux6Ha-9M
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■主催:カングロ株式会社 kanglo.co.jp 協力:サステナ塾/SDGs超実践者委員会/イノベーションサロンZ/システムD研究会/フィロアーツ研究会
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【レビュー】マルバツクイズと演劇と教育の交差点 楊 淳婷
撮影:松本和幸/提供:東京芸術祭2022
「水星は太陽に最も近い惑星だ」 「Mercury is the closest planet to the sun.」
「蝶と蛾は同じだ」 「Butterflies and moths are the same.」
「国連の本部はニューヨークにある」 「The headquarters of the United Nations is in New York.」
四角い部屋で上演された『Education (in your language)』。部屋前方の真ん中に配置された16:10のスクリーンには、次々と上記のようなフレーズとマルバツの記号が投影された。4人の演者が現れ、その1問に対してマル(下手)やバツ(上手)に分かれたり集まったりする。質問は地理、物理や数学といった正解が分かるものから、政治思想や信仰といった個人の理念主張に依拠したもの、そして兄弟の構成や趣味などプライベートを垣間見るものまで幅広い。
質問への関心から思わず演者に注意を向けていく。1人が日本語、3人が英語で話す。英語のセリフには日本語字幕がつけられ、観客は演者の語りと字幕の文字を往還してメッセージを受け取る。質問への回答を通じて演者それぞれの出身や背景が分かってくる。日本、台湾、シンガポールとフィリピンを拠点に活動する演者たちは、次第に自身のルーツや属性を打ち明かす。「一人っ子である」、「教師であり、ノンバイナリーのレズビアンである」、「弁護士になりたかったが今は影絵芝居のアーティストとして芸術に携わっている」、「英語、マレー語とアラビア語が第一言語である」など。演者のモノローグや対話は、決して構築的なものとは言えない。1問1問が進むと同時に、質問の切り替えによって区切られた断片的な発話とディスカッションは、飛び散らかった花火のように瞬時に現れては消えてゆく。しかし、個々人の情報のピースが蓄積していくことにつれて、答えのばらつきとそれぞれのバックボーンの関係性が気になってしまう。演者が質問に答えるという仕組みを通して、観客は一人ひとりの全貌をパズルのように組み立てていく衝動に駆られる。
質問に回答する上演の形式は、リミニプロトコルの作品「100%トーキョー」を想起させると、一部の観客がフィードバックセッションで述べていた。東京都の人口統計を反映した100人の市民がリアルタイムで質問に答えていくパフォーマンスは、舞台上に並ぶ人々のリアリティを体感する時間装置として、トーキョーという実体のともなわない巨大都市に具体性を持たせる。一方で、一つの集約したイメージを構成する100分の1のエレメントに反して、この上演作品の演者一人ひとりは、質問に答える次第に個性の濃淡が鮮明になっていき、一人物として立体的に立ち上がっていく。本公演におけるマルバツクイズは、ある事象の解像度を上げていく試みというより、むしろ2択を強いることで白黒つけることの難しい世の中の不条理を提起しているように思える。つまり、筋書きがなく、1つのテーマに深入りしない断片的な質問と答えの集積は、2択のどちらかを選んで答える形式自体に疑問符をつけ、答えと答えの間に潜む複数の可能性を露呈する。質問によって2択の間で遊離したり、自身の答えに反問したりする演者の動きが、このクイズゲームに内包される罠をほのめかす。
そもそも、今回の上演のテーマである「教育」とはなんだろうか。教育する/される主体は存在するのか。何をもって教育的な行為を遂行した/されたと言えるのか。一般的には、人を育てることが教育、それを実践する主体が教育者で、育成される側が学習者となる。教育機関を代表する学校に置き換えると、「教育」は教員−学生の構図によってシステム化されている。では東京芸術劇場において、国、言語、在住都市や社会背景の異なる演者が集まって、東京の観客に向けてこの上演を行ったことは、何において「教育」だったのか。 知性の優劣をつけず人々が学び合いするという考え方が広く受け入れられている現代の教育論理を踏襲すると、作品の上演を一つの区切りにワークショップを重ねるプロセスにこそ、教育的な意味合いが強く含まれる。上演の中で語られたフレーズや演者の仕草には、制作メンバー同士が積み重ねたトピックへの熱意やお互いへの理解が見え隠れする。それは、衝突を含む意見交換や、カミングアウトを含む深い信念の擦り合わせが行われたことを想像させる。そのディープな交流と学び合いへの全面参加が省かれた観客には、エッセンスとなるものだけが提示され、情報のカケラに対する欲求不満が残される。
ところが、観客の側面から考えると、この作品は別のベクトルにおいて「教育」的であると言える。それは、狭まれた選択肢を疑問視し、質問にまつわるあらゆる答えの可能性を想像する、いかにも政治的な営みが発動されることにある。劇場(theatre)の語源テアトロン(theatron、観客席)が示すように、アテネに起源を持つ劇場は本来、観客席の市民が観劇を通して身を置く社会やコミュニ���ィを省察する空間であった。本音本心を曝け出す会話を好まず、政治に関する立場をバーチャルの空間でのみ明かすことが多い日本社会では、リアルの人同士が集まって1つの社会的なトピックをめぐって議論することはもちろん、お互いの共通点や相違点を確認する機会さえ少ない。上演において非構築的な情報への苛立ちをうすうすと感じる観客は、少しばかりかもしれないが、舞台上の他者とその人が所在する社会への関心が刺激される。その瞬間、観客は政治的で省察的な態度を受動的に教わったのではないだろうか。 筆者による次の質問に対して、マルかバツかで答えよ。
「マルバツクイズはゲームである。」 「演劇は娯楽である。」 「教育は誰かに何かを教わることである。」 「日本(あるいは在住する国の)社会の未来について気軽に話せる人がいる。」
(2022年10月8日観劇)
楊 淳婷 YANG Chunting 台湾台北市生まれ。博士(学術)。東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科特任助教。立教大学社会学部兼任講師。自身の経験から移住や移民、社会とアートの関係性に関心を抱き、アートプロジェクト《イミグレーション・ミュージアム・東京》の企画統括(2019年度)、東京芸術劇場シアター・コーディネーター養成講座《多文化共生・基礎編》(2021年度)の監修など、理論と実践を往還する取り組みに携わっている。国や文化の枠組みにとどまらないインターセクショナリティに注目しており、2022年よりジェンダーの視点を取り入れた活動を開始。
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