#さぬきうどん屋はおでんも常備
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nmtn-kobi · 1 year ago
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めずらしく日中に訪れた時。いつもとは違うメンツで、期待が高まる。ドキドキしながらも、いつものようにバッチリ準備を済ませ、暗闇に向かう…。
すれ違いざま股間の確認は怠らない。タイプの雄を探していると、ブラックライトに照らされたその部屋で、二人組から手を出される。
「綺麗な体してるなぁ」
前からは乳首を、背後からはケツを責められ、思わずビクッと反応してしまうが、感じながら2人のデカマラを確かめる。ヨシッ!
ケツマンコに仕込んだローションに、後ろの雄が気付いた。立ったまま、早々とそれを一気にナマで嵌めてくださる。
「あっ………………………………!」
押し拡げられる感覚が気持ちいい。ナマの感触がたまん…ねぇ…あぁ…根元まで入っ……た…
そのまま、肩を掴まれ、嵌めたまま、強制的に四つん這いの姿勢をとらされる。願ってもない。乳首を責めていた雄も、上の口へと突っ込んでくださる。あぁ…うめぇ…今にも精子の匂いが漂ってきそうで、喉奥まで使って丁寧にご奉仕する。
「種付けされたいんか?」
「ふぁい…」
「何発欲しい…?」
「ふぇ…っ?」
「俺、連続でイけんねん」
そんなん、何発でも好きなだけお願いするに決まってるやん。
「じゃあ、まず一発目だな」
そう言うと、ガツガツと腰を振り、ほどなくして、奥の奥に…あっ…熱い…。頭の中で、白濁の液体を想像しながら、中を絡みつかせる。
そのまま、種とローションを掻き回すように、ぐちゃぐちゃと出し入れする。あぁ…上も下も気持ち…いい…あぁ…たまんねぇ…ヌルっとした感触に興奮する。
「あぁ…たまんねぇケツマンコ…気持ちいい…イク……………っ!」2発目をいただく。中でドクドクしている。ナマ亀頭の感触が心地よい。
今度は、上下の口に嵌めたまま、仰向けになり、フェラをしたまま正常位で掘ってくださる。うぉっ…さっきより、奥までナマ���カマラが嵌まった。亀頭の形が思い描ける。あぁ…乳首もたまんねぇ…
「あぁ……………ッ…」
タチ様の吐息まじりの声はたまらない。3発目の種が注がれたらしい。こんなにも感じてくださるなんて最高だ。
「熱いトロマンだなぁ、おい」
そんなん兄さんのおかげですよと言わんばかりに、ケツマンコでそこを包み込むように握る。ナマデカマラで掘られるたびに、さらにトロトロに変貌していくのを感じる。
「あぁ…っ…たまんね…また出そうや…」
ねっとりした動きはたまらない。抜けそうなところまで腰を引き、ゆっくりと再び奥まで挿し込んでくださる。
「………………………っ!!」4発目。
離さないように、しっかりケツマンコと足を絡ませる。カラダを捩られ、さらに奥まで嵌まってゆく。嵌まってるだけで気持ちいいのに、奥をじっくり犯してくださる。上の口も塞がれたまま、乳首もつねられ、幸せを感じる。
「あぁ…たまんね…」5発目、6発目
そして、バックの姿勢に戻り、上の口を一旦離し、体を起こされ、後ろのタチ様によりかかり、ケツマンコと足を広げさせられる。ナマデカマラが入っているところが丸見えだ。この体勢って…
上の口に嵌めていた雄が、当然ナマでそこにあてがってくる。二本挿しや!そのデカい亀頭が、さらに押し拡げるように入ってくる…
「おぉぉぉぉ…………………っ………」
あぁ…犯される感じが…あぁ…たまん…ね…ドロドロになった精子がいい匂いを放っている…ぬるぬると奥へと銜え込んでゆく…奥まで入れると抜き差しが始まる
「この種マンとナマデカマラたまんねぇなぁ」
「あぁ…ヌルヌルとナマデカマラが擦れあって気持ちいい…あぁ…やべぇ…最後にぶっ放してやるぞ…」
あぁ…2本でえぐられてたまんね…あぁ…腰の動きが速くなる…
「あぁぁ…やべやべ…イクイクイクイク…っ!」
「俺もイクぞ…おぉ…イクイク…イクイクイク!」
あぁ………………2本がさらに奥まですべりこんだ…あ…なんか出るぅぅぅぅぅ………っ!!!
ダラダラと先走りだか種だか何だかわからない液体を垂れ流し、精子まみれのナマデカマラを2本、味わい尽くす…………たまんね…
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kennak · 4 months ago
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その事件は私が1歳の時に起きました。覚えていることはありません。 中国人の父と母は、大きくなってからも私に語ろうとはしませんでした。 中国政府は事件の死者数を319人としていますが、それよりもはるかに多いという指摘もあります。 あれから35年。真相は今も、明らかにされていません。 あの時、私のもう1つの祖国で、何が起きたのか。 (中国���局 高島浩) 日本人の祖母と中国人の両親 私の祖母は日本人です。満蒙開拓団として旧満州に渡りました。 戦後、帰国できずに大陸に残った「中国残留婦人」で、養子に出されていた中国人の男の子を引き取り、育てました。のちの私の父です。 父は中国人の母と結婚。1988年に中国東北部・黒竜江省で私が生まれました。そして6歳の時、国の援護事業のもと家族4人で帰国し、私と両親は日本国籍を取得しました。 私が生まれた翌年に起きた「天安門事件」 1989年6月4日。中国の首都・北京で、あの事件は起きました。 天安門広場に集まった民主化を求める学生や市民たちを、当時の共産党指導部が軍を出動させて武力で鎮圧した「天安門事件」です。 軍による発砲などで多くの犠牲者が出ました。中国政府は死者数を319人としています。 しかし当時、北京に駐在していた各国の外交官の報告などから、犠牲者の数はそれよりもはるかに多いという指摘が根強くあります。 中国政府はこの事件を、政治的な「騒ぎ」で「すでに結論が出ている」という説明を繰り返しています。 「知る必要はない」父のひと言 戦車の前に立ちふさがった市民の姿。民主化の動きを武力で制圧した事件。 天安門事件の前の年に生まれた私は、日本の教育で学ぶまで、こうした事件の表面的な情報でさえ、知りませんでした。真相を公表せず、事件を人々の記憶から消し去ろうと腐心してきた中国政府からみれば、もくろみどおりに育った、ある意味で“優秀な中国国民”だったでしょう。 中学生の時、一度だけ父に事件について尋ねたことがあります。そのときの父のことばが記憶に残っています。 「よく知らないし、知る必要はないよ」 記者になって、父と私のもう1つの祖国でもある中国のことを話すことが増えました。父は自分が共産党員だったことを明かしてくれました。共産党の実態を知っているからこそ、私に忠告したのです。 「天安門事件に関心を持つことで、いつか中国に赴任した時、どのような理不尽な目に遭うかわからない」 遺族取材の担当に もう逃げない 4年前の2020年、希望がかなって中国南部の広州駐在の記者となりました。 当局の厳しい監視下に置かれた人権派弁護士の家族などを取材。私自身も当局者に連行され、警察署に留め置かれる経験をしました。 国家の安全を最優先する習近平指導部は言論統制を一段と強め、外国メディアの取材環境はますます厳しくなっていること���身をもって感じてきました。 天安門事件は、そうした中国社会の中でも最もタブー視されていて、深く取材すればどんな目に遭うのか。恐怖すら感じていました。 私と同じように中国の若い世代は事件を知りません。私がおおまかな概要を話すと、「うそを創作するのが上手ですね」と、まるで信じようともしません。今の中国社会の現実です。 事件がまた1つの節目を迎えたことし、北京に赴任、遺族取材の担当となりました。 そして、誓いました。事件を深く知ろうともしてこなかった過去から逃げず、まっさらな気持ちで取材しようと。 集会を断念した遺族グループ 6月4日に向けて取材を始めたところ、ある情報が入ってきました。 これまで5年ごとの節目に、遺族グループが開いていた追悼集会が断念に追い込まれたというのです。原因は当局による厳しい監視のためでした。政府が例年以上に神経をとがらせていることが感じられました。 遺族グループの名は「天安門の母」。グループは集会の代わりに先月(5月)、海外の動画投稿サイトに声明を公開しました。 「私たちには軍隊が銃撃に及んだ真相を知る権利がある」 「政府は社会に謝罪し、私たちに公正と正義を返しなさい」 事実を隠ぺいし、遺族の日常生活への干渉を続ける政府を強く非難する内容でした。 そして、いまなお分からない犠牲者の正確な数や名前の公表、犠牲者と遺族への賠償、責任者への法的��追及を求めました。 厳しい監視、通信遮断の面会 声明が公開される少し前、グループの中心メンバーの遺族を訪ねました。今の気持ちを伝えたいと、当局の監視をかいくぐって取材に応じてくれた張先玲さん(86)。 遺族に直接、話を聞くのはこれが初めてです。心臓がバクバクと打つ胸を必死でおさえました。 張先玲さん 呼び鈴を鳴らすと、張さんがやや固い表情で出迎えてくれました。周囲をうかがうように招き入れてくれたあと、すぐに携帯などの電源を切るよう伝えてきました。当局の盗聴を警戒していたのです。 自身も自宅の通信設備の電源をすべて切っていて、奥の部屋に移るまで、会話もしないよう身振り手振りで伝えてきました。 記者を志した息子の死 張さんは、事件で当時19歳だった息子の王楠さんを亡くしました。 記者を志していた王楠さん。天安門広場で起きている歴史的なできごとを記録に残したいと、事件前日の3日深夜、カメラを持って自転車で現場に向かったそうです。 張さんの息子 王楠さん そして4日午前1時すぎ、人民大会堂の北門の向かいで軍の銃撃を頭部に受けました。地面に倒れた王楠さんを現場にいた人たちが助けようとしましたが、軍の部隊が近づくことさえ許さなかったと��います。兵士たちはひざまずいて助けさせてくれという人たちの懇願に対し、「あいつは暴徒だ」と聞き入れなかったそうです。 のちに現場で目撃した人から聞くなどしてわかった当時の状況です。張さんは、中国政府がひた隠しにする、あの事件の真相の1つだと信じています。 なぜあの時… 消えぬ後悔 張さんの自宅のリビングの壁には笑顔の王楠さんの遺影がかけられていました。毎日のようにその写真に手をあわせながら、張さんは胸にある後悔を拭いきれずにいます。 なぜ、あの時、息子を送り出してしまったのか… 張先玲さん 「天安門広場に向かう前、息子が私に聞いてきました。『まさか軍が発砲することはないよね』と。私は『まさか、ありえないよ』と答えてしまったのです。今もずっとあの言葉を後悔しています。生きていれば、今ごろは父親になって家庭を持っていたでしょう。私の脳裏にある息子は、永遠にあの日の、あの晩の、19歳の時でとどまったままです」 黙り続けることは許されない 王楠さんの遺体はほかの犠牲者とともに天安門の西側にあった中学校前の草むらに埋められていました。雨で遺体は地表から露出し、3日後、衛生当局などによって発見されたそうです。変わり果てた姿の息子。 張さんの脳裏から焼きついて離れず、毎年6月4日が近づくにつれて、張さんは体調を崩しています。 息子はなぜ死ななければならなかったのか。この日も体の調子が悪く、取材に応じてくれた時間は10分余り。それでも張さんは気力を振り絞るように、遺族の声を広く伝えてほしいと、1人の母親としての怒りを伝えてきました。 張さん 「国家が進歩していく上で、この事件が解決されないのは正常なことではない。『人民のために奉仕する』という中国政府が、人民の尊い命を奪っておきながら、なんの説明もなく、30年以上も知らないふりをして黙り続けるのは到底許されない」 「ごめん、生きてくれ…」最後のことば 今、遺族グループの活動の中心は犠牲者の親たちから、そのパートナーや兄弟に移っています。その中の1人に会うことができました。 尤維潔さん 尤(ゆう)維潔さん(70)。事件で当時42歳だった夫の楊明湖さんを奪われました。 政府系の経済団体の職員だった楊さんは、当日の深夜、銃声を聞き、広場に集まった学生たちを心配して現場に向かったといいます。そこで、下腹部に銃弾を受けました。倒れた楊さんをその場にいた人たちがリアカーで病院に運びました。撃たれた骨盤は粉々に砕けていたといいます。 病院に駆けつけた尤さんに、手術室から出てきた楊さんはこう漏らしたそうです。 尤さんの夫 楊明湖さん 「ごめん、しっかりと生きてくれ」 2人が交わした最後の会話となりました。2日後、楊さんは息を引き取りました。わずか6年の結婚生活。国によって突然、終止符を打たれました。 尤さん 「35年がたっても、あのときの記憶は少しも消えていません。一瞬一瞬が頭の中に残っています。夫を見守った2日間で涙は流し尽くしてしまい、今はもう出ません。遺族は皆、この世を去らないかぎり、暗い記憶の中を生き続けるのです」 若者たちはなぜ立ち上がったのか 天安門事件とは結局、何だったのか。その疑問を持ちづけていた私に、尤さんは「若者たちが立ち上がったのは、社会に対する責任感だった」そう説明してくれました。 天安門事件は、1980年代に共産党トップの総書記を務め、言論の自由化など政治改革にも前向きだった胡耀邦氏が4月15日に突然、死去したことに端を発しているとされています。 胡氏は、学生の民主化運動に理解を示したなどと保守派に批判され、失脚していました。 学生や市民による胡氏の追悼集会は、民主化を求めるデモに変わり、各地に拡大。5月には10万人が参加する大規模な集会に発展していきました。訴えは汚職の撲滅や言論の自由などを求める社会的なうねりとなっていったのです。 天安門広場に集まった市民や学生たち 尤維潔さん 「当時、北京の市民は皆、天安門広場にいた学生たちをとても心配していました。特に印象深いのは、戒厳令が最初に出された日です。市民たちが天安門広場に軍隊を行かせてはいけないと、路上にバスを止めて道路をふさぎました。多くの人たちが、ハンガーストライキを続ける学生たちに食料や水を届けていました。すべてが自発的な行動だったのです。その光景に私はとても感動しました。政府はなぜこうした状況を理解できなかったのか、思い出すと、今でもとても腹立たしい」 “隠ぺい”と“沈黙”の35年… さらに大事なことを話してくれました。 当時、軍によって制圧された天安門広場やそれに続く大通りなどあちらこちらには死体の山があったそうです。連絡が取れない人も多く、尤さんの夫とともに病院に運ばれ、その後死亡した男性も身元が分かっていなかったといいます。 しかし、中国政府は事件発生から犠牲者や行方不明者についてほとんど説明を行ってきませんでした。それどころか、事件から1年余りの間、政府は「天安門広場に行ったのか」や「デモに参加したのか」など多くの人に聞き取りを行うなど徹底的に調査していました。 尤さんはこうした政府の心理的な圧力が、今の中国社会につながっていると語気を強めて訴えました。 尤さん 「政府の圧力によって、市民は自分たちの家庭で何が起きたのか、言い出すことを恐れていきました。時間の経過とともに真相を語る人を探し出すことはいっそう難しくなっています。今では多くの人が事件についてよく知りません。35年がたち、若い世代は天安門事件に関心すらない状況です。これはこの間、政府が隠ぺいと沈黙を続けてきたからだと思います」 メッセージアプリに突然、使用制限 今、中国政府は、事件を国民の記憶から消し去ろうとする動きをさらに強めています。 遺族グループの今の活動の中心メンバーとなっている尤さんに対する監視��、6月4日が近づくにつれて厳しさを増していました。 尤さんのメッセージアプリ「ウィーチャット」は、4月ごろから機能が突然、制限され、ほかの遺族とのグループでのやりとりが一切できなくなりました。 ウィーチャットは中国国内では、使っていない人はいないほど、最もポピュラーなSNSです。“遺族どうしがつながることを阻みたい”、35年という節目に当局が神経をとがらせている様子がうかがえました。 尤さんが所在不明に 警告、そして尾行 尤さんに話を聞いてから、およそ1か月半たった先月(5月)31日。私は再び彼女の自宅を訪れました。もう一度話を聞きたい、そう思ったからです。 しかし、不在でした。連絡すらつかず、所在がわからなくなっていました。 自宅から立ち去ろうとした時、突然、警備員に呼び止められ、「何をしに来た。2度と来るな」そう警告されました。さらに、私服警察官とみられる2、3人の男たちが、私のあとを追うようについてきました。尾行は、私たちが車に乗り込むまで続きました。 尤さんとようやく連絡がついたのはその4日後、6月4日の午後でした。電話口の声は重く、監視役としてそばにいるとみられる当局者らしき女性の声が聞こえました。 「しばらく自宅にいることができない。近況も話しづらい。ごめんなさい」 短く状況を伝えてくれました。身に危険はないか心配する私に、彼女は「大丈夫」そう返し、電話は切れました。 男たちに囲まれて警告、墓地に近づけず あの日が近づくにつれて、天安門を東西に突き抜ける大通り「長安街」は異様な雰囲気に包まれていきました。前日3日午後、同僚のカメラマンが、多くの犠牲者が見つかった木※せい地という場所に向かいました。(※木へんに「犀」) 今は地下鉄の駅があり、隣には警察の派出所が設けられています。撮影機器が入ったリュックサックを開けようとした瞬間、十数人の男たちに取り囲まれ、立ち去るよう警告されました。 厳しい警備の共同墓地 6月4日の様子 そして4日当日。犠牲者が埋葬されている北京郊外の共同墓地には、多くの警察官が配置され、厳戒態勢が敷かれていました。近づくことすら許されず、命日の墓参りに訪れる遺族への取材はできませんでした。 天安門の叫び、今も 「天安門事件は、中国共産党による『国民の虐殺』にほかならない」 遺族たちのこうした訴えは「人民のために奉仕する」という共産党の正当性を、根幹から揺るがすことになりかねない、そう政府は考えているのかもしれません。だからこそ、政府は沈黙を貫き、時がたち人々が事件を忘れ去るのをじっと待っているように感じます。 かつて、私に「知る必要はないよ」と語った父と同じように、多くの国民が知らされずにきた35年。 それでも中国国民のなかには、天安門広場で民主化を叫んだ若者たちと同じように、一党支配への不満や、社会への責任感を持つ人がいます。 北京での白紙運動(2022年11月) おととし、中国政府のゼロコロナ政策への不満を背景に起きた抗議活動「白紙運動」。 そして去年、李克強前首相の急死後に各地で広がった追悼の動きと現指導部を暗に批判する追悼のことば。 私は、もう1つの祖国で今、事件とどう向き合うのか。 取材に応じてくれた張さんと尤さんの2人のことばを反芻しています。 「生きている間に事件の解決は見ないかもしれないが、それでもかまわない。 息絶えるその瞬間まで、生きているかぎり、訴え続ける。あなたも、この声を多くの人に届けてほしい」 (6月4日 ニュース7などで放送)
中国の習近平政権下で強まる抑圧と監視 天安門事件35年 記者にも尾行が?遺族が訴え続ける意味とは? | NHK | WEB特集 | 中国
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m12gatsu · 10 months ago
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無題
死ぬ夢を見た。宇宙空間で安楽死する夢。宇宙船は全長50メートルくらいあるL字型の座椅子みたいな形だった。志願者たちはその座面に乗り込んで、背もたれの部分に備えつけられた把手をめいめいつかみ、出発の時を待っていた。効率がいいな、と思った。床と背景しかない部屋。舞台装置のようでもあった。出発前にインスタグラマーみたいな男が、手すりに寄りかか���て写真を撮り、何か辞世の句めいたことをブツブツ口走っていた。馬鹿かと思った。身投げとか銃で撃たれる夢も見たことがあるけれど、今までで一番臨終する瞬間の感覚が生々しかった。これが死か! と思った。観念的な死ではなくて、実感としての死を体験した。視界は真っ暗で、一点に強い力で意識ごと吸い込まれていく感覚。『すべて上昇するものは一点に集まる』っていうフラナリー・オコナーの短編があった。全身麻酔に抵抗するみたいに、ちょっと堪えようとしたけれど、ほどなく意識が飛んだ。その瞬間目が覚めた。入口が出口だった。寝る前に着けた蒸気でホットアイマスクが視界を覆っていて、一瞬パニックになった。心臓がバクバク鳴っていた。
母方の祖母が死んだ。認知症を患って久しく、年明けに施設で胸の痛みを訴えてそのままだった。前後のことはあんまり憶えていないし詳しく書く気力ももうないんだけど、長らく献身的に面倒を見続けていた母の苦労と悲しみと喪失感が果たして幾許のものか、おつかれさまでしたって心から母にいった。あとは安心して自分の人生を生きていってほしい。祖父が死んだ時はコロナ禍只中で火葬にも立ち会えなかったけれど、今回はちゃんと収骨にも立ち会えた。骨上げってマジで常軌を逸した風習だと思うんだけど、でも、あれがあるから遺族は死を実感として受容していけるんだな、と骨になった祖母を見て思った。萎縮した脳を覆っていた頭蓋骨は、卵の殻みたいだった。昔父方の祖父が死んだ時、焼き場で祖母ちゃんが「これで本当にいなくなっちゃった」といって泣いていた。
寝しなに神の訪問を受けた彼女が、2024という数字は2で割り続けられるような感じするけど253で割れなくなる、そして253は素数である、という天啓を授けてくれた。俺はお返しに、「猫の恋」って春の季語なんだよ、と教えてあげた。
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touch196 · 2 months ago
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「教科書にはのってない」
6年半続けた仕事を辞めることにした。
今は有休消化中。
なにぶん自分でも唐突だと思うけど、
心身ともに限界を感じて。
自分の職歴から考えたら、コロナにも負けずに、
過去最長期間、過去最高賃金(時給、勤続年数+物価上昇のためのベースアップ)で働かせてもらって。
せめて、もう少し計画的に(資格取得とか、次の仕事探してから)辞められたら、
ってのは理想の話で。。
なんとなく、自分としては予兆?
みたいのがあったけど、決断は早かったというか、急だった…。
職場の同僚にも、
「なんで?!」
て、引き留められたりしたけれど。
もうすぐ、40代を迎える時期で。
転職とか、新しいこと始めるなら、
1歳でも若い方がいいかなって。
本当に出来るかどうかは別として。
望み薄くても、
とりあえず、終わる(止める)ことがあれば。
始まることもあるだろうし。
今の部屋に引っ越して1年半も経つのに、
私生活の放置がヤ���すぎて。。
まずは、次の準備や仕事探しの前に。
部屋の現状を打破せねばという急務があり。
最初は、仕事が変わるなら捨てられる物もあるし、
単純に断捨離をどんどん進めようって思ってたけど。
(5年程使ってたハンモックのスタンドを捨てて、頼んだベッドが数日後に届く。)
過去に私物も、実家の家族のアレコレも捨てるマシーンと化してた、
20代~30代前半の頃みたいな、
寝ずに片付けするようなパワーもなくて。
本やYouTubeなどに、
インテリア(自分の居場所作り)の知識や、部屋作りのための考え方を求めて、
寝る間も食べる間も、アニメ観る間も惜しんで、見漁ったり。
(YouTube on TV便利!)
ノートに新しいベッドを含めた、
居室のレイアウト改善案を描き出したり。
思い出したように筋トレへ行ったり。
まだ物はほとんど減ってないんだけど。
むしろ、いろいろそっちのけで更に家事放置が悪化したりしてるけど。。
なんかこう、
ずーっと、安定だとか、労働と納税の義務だとか、
「必要なことしか続かない」って、他を見ない言い訳をして。
ずっと、無視をしていた。
好きだとか興味があっても、受け取る側でしかないって。
もう、可能性がなんだとか、誘い文句にひっかかって、失敗して痛い目を見るのは、嫌だとか。
そんなトシじゃないとか。
お金や時間をドブに捨てるなんて、一人で生活支えなきゃいけないのに、
そんなこと考えられないとか。
ただのLINEでも「長文やめろ」とか言われる。
自分の心の中を、言葉にせずにはいられなくて発しても。
他人にとって都合の良い人でなければ、理解されない自分。
諦めて、フタをしていた。
よく言えば「感受性が強い」、
悪く言ったら「気にしすぎ」、
そんな自分を、コントロールするのが大人なのかもしれないけれど。
子供の時からどこか、
先生とか、家族とか、家庭環境とか、
親のやらせたかったこととか、自分のルーツとか、
なんか世間にほめられることが良いんだとか、
発信力の強い人とか、本とか、
セールスマンとか、
世間の見方とか……。。
振り回されるだけの人生を、
一人暮らししたら、抜け出せるかと思ってたけれど。
なんでもマルチタスク出来る人間じゃないから、
元々無理しながらやってたことは、手を抜くのが普通になり、
放置が日常になり。
じゃあ、管理する場所を狭くしようとしたけれど。
やっぱりなんか、モチベだとかなんだとか。
誰にも必要とされてないし、生きてる意味もない��とか、
責任転嫁して。
改善する努力も出来ないで、
余計なことを気にしてますます、
余裕なくなって。
朝は弱いまんまだったから、仕事も無理が来た。
“影で愚痴を言いながら従っているのは奴隷だ“
って、昔に本で読んだ気がするけど。
もやもやを吐き出しても。
筋トレでも発散出来ないくらいの、淀みがたまってた。
そんな、自分でも許容されるような、
ぬるま湯から出ないと、
今の自分と向き合わないと。
次の40年の自分の未来なんて、
描きようがないって。
なにか、まず発することで、
その先の自分や、その目に映る景色や、
出会う場所や人が、変わってくるかもしれない。
相変わらず、
何いってるかわかんない。
他人には意味不な長文だけど。
ゆるい決意表明なのか。
遺言になるのかわからんけど。
今のところを、記してみたよ。
*******
最近観た作品など:
音楽イベント
「AKB48グループ 歌唱力No.1 決定戦」(2024年7月23日/立川ステージガーデン)
有休とって、現地に行きたかった!
連ドラ
「持続可能な恋ですか? ~父と娘の結婚行進曲~」(2022年)
腰が細い! ヨガの本を買ってしまったよ(未読)。
ドキュメンタリー映画
『ようこそ映画音響の世界へ』(2019年)
スター・ウォーズは音響あっての大ヒットだったのね。。
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【撮影時期:2024年9月、使用機材:AQUOS sense5G SHG03】
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reportsofawartime · 3 months ago
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核兵器を保有するロシアに対するNATOの侵攻が現在進行中であり、世界はそれが第三次世界大戦中であることに気づいていない。 ロシアのクルスク地域は現在、NATOの兵器、軍隊、兵站などで満ちている。 この地域で破壊されたり捕獲されたりしたNATOの車両や防空システムなど数十台のビデオ映像が公開されている。 ロシアが侵略され国民が殺害されたという事実にもかかわらず、プーチン大統領は依然として宣戦布告を拒否している。 ロシア全土の空港は数週間にわたって継続的に爆撃されている。 ロシア軍はドンバスで絶えず前進しているにもかかわらず、その領土ではNATOの兵器、NATOの通信、NATOの兵站、NATOの司令部から重く痛ましい打撃を受けている。 35カ国以上がロシアに対する攻撃に全力を注いでいる。 NATO軍兵士はウクライナに流入し続けており、西側諸国は彼らを「外国人傭兵」と呼ぶのを好む。クルスクには彼らが溢れている。 約80年後、ドイツの戦車は再び、決戦の舞台となったクルスク地方を進んでいます。 ロシアがウクライナと何らかの小規模な軍事衝突を起こしているという幻想をまだ抱いている人は多い。世界は現在、1943年よりもはるかに危険な道を歩んでいる。 ロシアがドンバスで進軍すればするほど、NATOから痛烈な打撃を受けることになるだろう。 NATOはロシアに対抗すること���目的とした旅団を東ヨーロッパに創設する過程にある。 彼らが創造の過程にあり、ロシアの発展を見守りながら、今後もその過程を続けるのは当然のことである。 彼らは戦争に派遣され、ベラルーシに侵攻する可能性が高い。 主な問題は、これらの旅団の数を満たすのが非常に難しいということだ。なぜなら、ヨーロッパの若者たちは、現在金を貪りながら手をこすり合わせているワシントンの戦争屋たちのために死ぬ気分には全くなっていないからだ。 しかし、NATOは全力を尽くす準備ができておらず、ウクライナは特別軍事作戦ですぐに終わるだろうというプーチンの計画は、非常に間違っていたことが判明した。 プーチン大統領が事態の悪化を避けようとしているにもかかわらず、ロシアの越えてはならない一線は現在すべて越えられている。
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yvvvvvvll · 3 months ago
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塙幸成の初恋を観て、岸が吸ってるから水色のハイライトを吸おうって思って買ったのに本当にまずくてしかも17ミリでしんどくて、岸にはなれなかった。
小池真理子のふたりの季節も学生運動らへんの話だったけどほんとにあの時代の学生ってすごくきれいに見えて羨ましい。
ずっと学生運動って美しく思えてたけど、なんも知らないだけなんだろうな。文学として、フィクションとして消費してるからこんなに羨ましいんだろう。初恋で、リョウが左翼学生にリンチされて内臓破裂でしんだ。それで気づいた。
リス園って小さい頃お母さんとお父さんは純粋にわたしたちを楽しませたくて連れてってくれたけど(いや違うかも…うちらめちゃくちゃ泣いてたのに、2人ともめちゃくちゃ面白がってたな…)、当時は本当に怖くて、午前中だとまだリスがお腹空かせてて体に何匹も上ってきてびびりすぎて動けなかったりしてたの。そのくせに午後行くとお腹いっぱいで一匹も寄ってこなくてなんもおもろくねえの。体登られたらちゃんとびびっちゃうくせに年中さんとかのわたしたち三兄弟は午後行くとなんかつまんなくて、リスにめちゃでかい態度とんの。防災頭巾みたいな素材のミトンみたいな手袋もう一回つけたいな
I don’t remember the date that we ate Ra-men.Sorry ...にゃるほどねん
サニバニもNENEもカラッとしたエロさでかっこいい。1番きれいな在り方な気する。なんも知らないみたいな顔して正方形みたいな態度で生きるよりきれいぽくて、そこ目指してみたい。
北海道行ったら楽しいかな♪♪☆→冬けっこう好きだしな。
がちでがんばれるのってほんとにこの一年が最後かもしれない。この一年踏ん張ったら得られるものって私がずっと欲しかったものかもしれない。さやと同等にはなすことも、恋人となんも後ろめたいことなく話すことも、今頑張らなかったらなくなっちゃう。常にある、相手がだれとか関係なく、「私と対峙する人間」というもの自体に、私が勝手に恥じてしまうようになるのだろう。このままいくと。一回本当に頑張ってみるから1番に私を私に応援してほしい。
伊藤健太郎系の顔がめっちゃ好みなんだってりきさんで気づいた。あのセンスも全部好き。恋人になりたいーーー
ユビワがストラップみたいになってるやつ⭐️ー!ただ、愛してるで宮崎あおいがつけてたやつ。なんか見覚えあんなと思ったら都立大でびっくりしちゃった。
蟲師オープニングきれいすぎて打越を思い出す。なんで?
今日初めて緊急地震速報を自分のスマホから聞いた。あの音自体が怖すぎて悲鳴がでた。揺れが大きすぎて、ああこういうふうになんも準備せずに、準備しなかったことを悔やむこともなくしぬのかもなって思った。
府中からわたしの最寄りまで30分話すためだけに来てくれてありがとう☆〜(ゝ。∂)おもろいけど経験だよねまさか自分があんなヤカラみたいな髪色の方とお付き合いするとはね!!髪色だけじゃないケド❕❕
バナナワニ園だれといけるのかな。ちゃんとさやのこと大切にして渋谷以外にも行けるようにしよう。あと金大切にしようウンウン
祭りの屋台でやきとり売ってるとき、できあがってるのが6本しかない時に10本ほしいお客さんきて、すみませんちょっと待っててくださいねって言って次の人受けたら6本で、そしたら10本のお客さんが「先出しちゃっていいですよ」っていってくれて、それだけですごく素敵なのに、そのあと10本焼き上がって「お待たせしましたすみません」って言ったら「できたてで嬉しいです」って言ってくれてほんとにかっこいい方で、大人ってこれやって思ったおおきに!
jellyってつづりかわいすぎる
岸のことすごい好きだけどそれはもちろん美鈴とセットでね                   そんで、俳優って自分が演った役全部を負うの大変だけどきちんと負ってほしい。あなたがそれを落っことすと役を好きな人全員が悲しみます。
大切に生きるってことは周りのことも大切にするってこと?かも  さやがめいのやなところは自分の人生をテキトーにしてるところって言ってた。たしかにさやにさやの人生テキトーにしてほしくない
鳥貴族に行ってモッツァレラチーズ揚げみたいなやつを食べたいだけなのに年確されるの悔しすぎる。なめないでください、あんな不味いもの好んで飲みませんヨョ
エェ💦
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apothecaryscript · 3 months ago
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Episode 2 : Chilly Apothecary / 第2話『不愛想な薬師(Buaisona Kusushi)』 
兵士「ああ…」
Heishi “Aa…”
兵士「おいっ!」
Heishi “Oi!”
Soldier “Hey!”
兵士「毒だ!」
Heishi “Dokuda!”
Soldier “It’s poison!”
兵士「この野郎!誰の指示だ!」
Heishi “Kono yaro! Dareno shijida!”
Soldier “Damn you! Who’s behind this?!”
青年武官「待て」
Seinen bukan “Mate.”
Young military officer “Wait.”
青年武官「まずは、兵士の手当てを」
Seinen bukan “Mazuwa, heishino teateo.”
Young military officer “Tend to the soldiers first.”
ーーーーー
壬���「毒?」
Jinshi “Doku?”
Jinshi “Poison?”
高順「食事は村で作られたもの。異民族に与したとして、村長を取り押さえています。ご指示を。」
Gaoshun “Shokujiwa murade tsukurareta mono. Iminzokuni kumishita-toshite, soncho’o tori-osaete imasu. Goshijio.”
Gaoshun “The food was cooked by the villagers. The village leader has been put into custody for aiding the barbarians. Please advise.
壬氏「分かった。少し時間をくれ」
Jinshi “Wakatta. Sukoshi jikan’o kure.”
Jinshi “Understood. Give me a moment.”
高順「御意。ところで…玉葉妃の宮に、新しい侍女を雇われたそうですね。」
Gaoshun “Gyoi. Tokorode… Gyokuyo-hino miyani, atarashii jijo’o yatowareta-sodesune.”
Gaoshun “As you wish. By the way… I heard you hired a new lady-in-waiting to serve Concubine Gyokuyou.”
壬氏「ああ。玉葉妃の侍女は4人。同じ上級妃の梨花妃が、10人以上連れているのに比べると少なすぎる。それでは
上級妃としての矜持が保てない。」
Jinshi “Aa. Gyokuho-hino jijowa yo-nin. Onaji jokyu-hino Rifa-higa, ju-nin-ijo tsurete-irunoni kuraberuto sukuna-sugiru. Soredewa jokyu-hito shiteno kyojiga tamotenai.”
Jinshi “Yes. Concubine Gyokuyou has only four women serving her. It’s too few compared to Concubine Lihua, who also high-ranking and has over ten. It hurts her dignity as a high-ranking concubine.”
高順「ええ。ですが、玉葉妃は、明るく穏やかでありながら、同時に聡明で用心深い。」
Gaoshun “Ee. Desuga, Gyokuyo-hiwa, akaruku odayakade arinagara, dojini someide yojin-bukai.”
Gaoshun “Yes. However, Concubine Gyokuyou is not just bright and gentle, but also wise and cautious.“
壬氏「どこの馬の骨かも分からぬ者を侍女にはしない。帝の寵妃という立場は、常に人を疑わなければ、命がいくつあっても足りないからな」
Jinshi “Dokono umano honekamo wakaranu mono’o jijo-niwa shinai. Mikadono chohito-iu tachibawa, tsuneni hito’o utagawaneba, inochiga ikutsu attemo tarinai-karana.”
Jinshi “She would never hire someone of unknown origin. Being constantly wary of everyone around them is the only way an emperor’s concubine can survive.”
高順「では、新しい侍女とは?」
Gaoshun “Dewa, atarashii jijo towa?”
Gaoshun “And who is this new lady-in-waiting?”
壬氏「高順、都合のいい駒が見つかったんだ」
Jinshi “Gaoshun, tsugono ii komaga mitsukattanda.”
Jinshi “Gaoshun, I found just the right pawn.”
壬氏「例のそばかすの下女だ。薬に対する知識を、利用しない手はないだろ?」
Jinshi “Reino sobakasuno gejoda. Kusurini taisuru chishikio, riyoshinai tewa naidaro?”
Jinshi “It’s just freckled servant girl. Her knowledge of medicine is too valuable to pass up.”
高順「なるほど…。ですが、その知識を悪用されたら…」
Gaoshun “Naruhodo… Desuga, sono chishikio akuyo saretara…”
Gaoshun “I see. But if she were to abuse that knowledge…”
壬氏「悪用できないようにすればいい。簡単なことだ」(念のため、色目でも使っておくか…)
Jinshi “Akuyo dekinai-yoni sureba ii. Kantanna kotoda.” (Nenno tame, irome demo tsukatte-okuka…)
Jinshi “I’ll make sure she can’t do that. It should be easy.” (I suppose I should seduce her a little, just in case.)
ーーーーー
小蘭「いいなあ~、上級妃の侍女なんて!」
Shaoran “Iinaaa, jokyu-hino jijo nante!”
Xiaolan “It’s so cool that you get to serve a high-ranking concubine.”
猫猫「はぁ…気が重い…」
Maomao “Haa… Kiga omoi…”
Maomao “Ugh, I really didn’t want to.”
壬氏「薬屋。引っ越しの準備はできたか?」
Jinshi “Kusuriya. Hikkoshino junbiwa dekitaka?”
Jinshi “Apothecary. Are you ready to move?”
猫猫「はい。まもなく翡翠宮に向かいますが、何かご用でしょうか?」
Maomao “Hai. Mamonaku Hisui-Kyuni mukai-masuga, nanika goyo deshoka?”
Maomao “Yes, I’m on my way to the Jade Pavilion soon. Did you need something?”
壬氏「いや、用はない」
Jinshi “Iya, yowa nai.”
Jinshi “No, nothing.”
猫猫「は?」(じゃあ、なんで来た?暇なのか?)
Maomao “Ha?” (Jaa, nande kita? Hima nanoka?)
Maomao “Huh?” (Why’s he here, then? Nothing better to do?)
下級妃たち「わぁっ…」
Kakyu-hi-tachi “Waa…”
壬氏「玉葉妃に、しっかり仕えるように」
Jinshi “Gyokuyo-hini, shikkari tsukaeru-yoni.”
Jinshi “Be sure to serve Concubine Gyokuyou well.”
猫猫「よよよよ…、失礼します」
Maomao “Yoyoyoyo…, Shitsurei shimasu.”
Maomao “Excuse me.”
小蘭「猫猫、頑張ってね!」
Shaoran “Maomao, ganbattene!”
Xiaolan “Good luck, Maomao!”
猫猫「…うう…気持ち悪っ」
Maomao “…Uu…Kimochi waru.”
Maomao “Ew, gross…”
ーーーーー
紅娘「あなたが猫猫?」
Hon’nyan “Anataga Maomao?”
Hongniang “Are you Maomao?”
猫猫「あ…はい。」
Maomao “A… Hai.”
Maomao “Oh, yes.”
紅娘「玉葉様の侍女頭をしている、紅娘といいます。まずは、翡翠宮を案内するわ。ついてきて」
Hon’nyan “Gyokuyo-samano jijo-gashirao shiteiru, Hon’nyanto iimasu. Mazuwa, Hisui-Kyuo annai suruwa. Tsuite-kite.”
Hongniang “I am Hongniang, head lady-in-waiting for Lady Gyokuyou. For starters, I’ll show you around the Jade Pavilion.  Follow me.”
猫猫「はい。」
Maomao “Hai.”
Maomao “Yes.”
玉葉妃「翡翠宮へようこそ。お待ちしておりました、猫猫。小鈴も歓迎してるみたい。今日からよろしくね。」
Gyokuyo-hi “Hisui-kyu’e yokoso. Omachi shite orimashita, Maomao. Shaorinmo kangei shiteru-mitai. Kyokara yoroshikune.”
Concubine Gyokuyou “Welcome to the Jade Pavilion. I’ve been waiting for you, Maomao. Looks like Xiaoling is happy to see you, too. We’re glad to have you around.”
猫猫「あ…よろしくお願いします。」
Maomao “A… Yoroshiku onegai shimasu.”
Maomao “Thank you.”
紅娘「ここが応接間。お客様を案内する場所よ」
Hon’nyan “Kokoga osetsu-ma. Okyaku-samao annai suru bashoyo.”
Hongniang “This is the parlor, where we bring guests.”
猫猫「広い…」
Maomao “Hiroi…”
Maomao “So big…”
紅娘「ここは台所。簡単なものなら作れるわ」
Hon’nyan “Kokowa dai-dokoro. Kantanna mono-nara tsukureruwa.”
Hongniang “This is the kitchen. You should be able to do some simple cooking here.”
猫猫「おお…」
Maomao “Oo…”
Maomao “Wow.”
紅娘「ここが居間。紹介するわ。翡翠宮の侍女たちよ。みんな、集まって。」
Hon’nyan “Kokoga ima. Shokai suruwa. Hisui-Kyu’no jijo-tachiyo. Minna, atsumatte.”
Hongniang “This is the living room. Here are the other ladies-in-waiting. Let me introduce them to you. Everyone, gather up.”
3人「はーい!」
San-nin “Hāi!”
Three ladies “Yes!”
桜花(インファ)「はじめまして。桜花です。分からないことがあったら聞いてね。」
Infa “Hajime-mashite. Infa desu. Wakaranai kotoga attara kiitene.”
Yinghua “Nice to meet you, I’m Yinghua. Ask me anything!”
貴園(グイエン)「こんにちは、貴園っていいます。���ろしくね!」
Guien “Kon’nichiwa, Guientte iimasu. Yoroshikune!”
Guiyuan “I am Guiyuan. Nice to meet you.
愛藍(アイラン)「私は愛藍。どうぞ、よろしくお願いいたします」
Airan “Watashiwa Airan. Dozo, yoroshiku onegai itashi-masu.”
Ailan “I am Ailan. Very pleased to meet you.”
猫猫「猫猫です。お世話になります」
Maomao “Maomao desu. Osewani narimasu.”
Maomao “I’m Maomao. Looking forward to working with you.”
紅娘「翡翠宮では、下女を雇っていないので、毎日私たちが手分けをしてやっているの」
Hon’nyan “Hisui-Kyu-dewa, gejo’o yatotte inai-node, mainichi watashi-tachiga tewakeo shite yatte-iruno.”
Hongniang “At the Jade Pavilion, wo don’t hire any serving girls. So, we do all the work around here.”
桜花「玉葉様が快適に過ごすため、侍女として当然の務めよ」
Infa “Gyokuyo-samaga kaitekini sugosu-tame, jijoto-shite tozenno tsutomeyo.”
Yinghua “It’s the least we can do to make sure Lady Gyokuyou lives comfortably.”
猫猫「じゃあ、私も…」
Maomao “Jaa, watashimo…”
Maomao “Then I’ll also―”
桜花��あっ、あなたは、お部屋で休んでいて」
Infa “A, anatawa oheyade yasunde-ite.”
Yinghua “You go ahead and rest in your room.”
猫猫「へっ?」
Maomao “He?”
Maomao “Huh?”
貴園「ゆっくりしてればいいわ」
Guien “Yukkuri shitereba iiwa.”
Guiyuan “Take it easy.”
愛藍「特別なお仕事もあることだし…」
Airan “Tokubetsuna oshigotomo aru koto dashi…”
Ailan “You have a special task coming up.”
猫猫「特別な仕事…」
Maomao “Tokubetsuna shigoto…”
Maomao “Special task?”
紅娘「猫猫、部屋に案内するわ」
Hon’nyan “Maomao, heyani annai suruwa.”
Hongniang “Maomao, I’ll show you to your room.”
猫猫「あ…はい。」
Maomao “A… Hai.”
Maomao “Um, sure.”
桜花「見た?あの子の左腕…必死に包帯で隠しているけど、傷痕よね?」
Infa “Mita? Ano kono hidari-ude… Hisshini hotaide kakushite-irukedo, kizu-ato yone?”
Yinghua “Did you see her left arm? She’s hiding it with those bandages, but there are scars under them, right?”
貴園「きっと故郷で親から虐待されて、後宮へ売り飛ばされたのね…」
Guien “Kitto kokyode oya-kara gyakutai sarete, kokyu’e uri-tobasareta-none…”
Guiyuan “She must have been abused by her parents back home, and sold off to the rear palace…”
愛藍「あげくの果てには、あんなつらい仕事を…」
Airan “Agekuno hate-niwa, anna tsurai shigoto’o…”
Ailan “On top of that, there’s that terrible job…”
3人「なんてかわいそう��子…」
San-nin “Nante kawaisona ko…”
Three ladies “That poor, unfortunate girl!”
紅娘「じゃあ、呼ばれるまで待機していてね」
Hon’nyan “Jaa, yobareru-made taiki shite-itene.”
Hongniang “Wait here until you are summoned, all right?”
猫猫「えっ、あの…あ…」
Maomao “E, ano… A…”
Maomao “Hey, um…”
猫猫(ずいぶんと出世してしまったな。もともと少数精鋭だった翡翠宮。新入りが来て、いい顔がされないのは分かってた…)
Maomao (Zuibunto shusse shite shimattana. Moto-moto shosu-seiei datta Hisui-kyu. Shin’iriga kite, ii kaoga sarenai-nowa wakatteta…)
Maomao (I’ve gotten quite the promotion. The Jade Pavilion’s always been run by a select elite. So of course a newcomer wouldn’t be totally welcome.)
猫猫「だけど、あの目は… 同情?なぜに?」
Maomao “Dakedo ano mewa… dojo? Nazeni?”
Maomao “But they all looked so…… Sympathetic? Why?”
ーーーーー
壬氏「毒見役。薬屋、お前の仕事だ。」
Jinshi “Dokumi-yaku. Kusuriya, omaeno shigotoda.”
Jinshi “Tasting for poison. That’s your job, apothecary.”
猫猫(毒……毒見役!…ああ、いけない)
Maomao (Doku…Dokumi-yaku! …Aa, ikenai.)
Maomao (Poison! Tasting for poison! …Oops.)
壬氏「妃のために作られた食事は、この部屋に運び込まれる前に、何人かの手が入る。ゆえにその途中で、毒を入れられる可能性がある。現に玉葉妃の妊娠が分かった頃、2回ほど毒が盛られた。当時の毒見役だった侍女は、神経をやられて、今も手足が動かない」
Jinshi “Kisakino tameni tsukurareta shokujiwa, kono heyani hakobi-komareru maeni, nan-nin-kano tega hairu. Yueni sono tochude, dokuo ire-rareru kanoseiga aru. Genni Gyokuyo-hino ninshinga wakatta koro, ni-kai-hodo dokuga morareta. Tojino dokumi-yaku datta jijowa, shinkeio yararete, imamo te-ashiga ugokanai.”
Jinshi “Food cooked for the concubine changes hands a few times before being brought here. It’s possible for it to be poisoned during that process. In fact, when Concubine Gyokuyou became pregnant, her food was poisoned at least twice. The taster back then received nerve damage and still can’t move her hands or feet.”
猫猫(…なるほど。それで、侍女たちは同情を…)
Maomao (…Naruhodo. Sorede jijo-tachiwa dojo’o…)
Maomao (I see. That’s why the others were sympathetic to me.”
紅娘「それでは…どうぞ。」
Hon’nyan “Soredewa… dozo.”
Hongniang “So… Here you go.”
猫猫(この器……。色味に異常なし。匂いなし。しびれもない。)「それらしい毒はありません。」
Maomao (Kono utsuwa… Iromini ijo-nashi. Nioi nashi. Shibiremo nai.) “Sore-rashii dokuwa arimasen.”
Maomao (These bowls… No suspicious colors. Or scents. No numbness.) “I can’t detect any poison here.”
猫猫(花街の家にいた頃は、実験と称し、腕でいろいろと試してきた。)
Maomao (Hana-machino ieni ita korowa, jikkento shoshi, udede iro-iroto tameshite kita.)
Maomao (Back when I lived by the brothels, I ran a lot of experiments on my arm.)
ーーーーー
羅門「マッドサイエンティスト」
Ruomen “Maddo saientisuto.”
Luomen “Mad scientist.”
ーーーーー
猫猫(少しずつ毒に体を慣らしてきたから、多くの毒が効かなくなっている。正直、自分は毒見役には向かない。でも、この役職はある意味、幸運だったな…)
Maomao (Sukoshizutsu dokuni karadao narashite kita-kara, ookuno dokuga kikanaku natte-iru. Shojiki, jibunwa dokumi-yaku-niwa mukanai. Demo, kono yakushokuwa aru-imi koun dattana…)
Maomao (I’ve gradually trained my body against poisons, so many of them have no effect on me. To be honest, detecting poison isn’t suited for me. But in a way, I’m lucky to get this job.”
壬氏「…笑ってる…」
Jinshi “Waratteru…”
Jinshi “She’s laughing…”
ーーーーー
猫猫「皿は、毒に反応しやすい銀製のものに替えた方がよろしいかと思います」
Maomao “Sarawa, dokuni hanno-shiyasui gin-seino mononi kaeta hoga yoroshiikato omoimasu.”
Maomao “I think you should switch to silver plates. Those react to poisons.”
紅娘「壬氏様の言ったとおりね。わざと陶器を使ったの。あなたを試すためにね」
Hon’nyan “Jinshi-samano itta toorine. Wazato tokio tsukattano. Anatao tamesu tamenine.”
Hongniang “It’s like Master Jinshi said. We used ceramics on purpose to test you.”
猫猫(げっ…あの男のたくらみか。)
Maomao (Ge… Ano otokono takuramika.)
Maomao (That was his idea!)
紅娘「まさに毒にも薬にもなる能力ね」
Hon’nyan “Masani doku-nimo kusuri-nimo naru noryokune.”
Hongniang “Your knowledge applies to both poisons and medicines, then.”
猫猫「薬屋を生業にしていましたので」
Maomao “Kusuriyao nariwaini shite imashita-node.”
Maomao “I used to work as an apothecary.”
紅娘「字が書けることも言っていれば、お給金はもっともらえたはずだけど…」
Hon’nyan “Jiga kakeru kotomo itte-ireba, okyukinwa motto moraeta hazu dakedo…”
Hongniang “If you’d mentioned that you’re literate, you would have gotten paid more.”
猫猫「さらわれて連れてこられたのに、今も人さらいどもに給金の一部が送られていると考えると、はらわたが煮えくり返ります」
Maomao “Sarawarete tsurete-korareta-noni, imamo hito-sarai-domoni kyukinno ichibuga okurarete-iruto kangaeruto, harawataga niekuri-kaerimasu.”
Maomao “I was kidnapped and brought here, and I’m incensed that part of my pay gets sent to the kidnappers.”
紅娘「つまり、自分の給金を減らしてでも、そいつらに酒代を与えたくないのね」
Hon’nyan “Tsumari, jibunno kyukin’o herashite-demo, soitsurani saka-daio ataetaku-nainone.”
Hongniang “So, you’d rather take less pay than give your kidnappers drinking money, hmm?”
猫猫「ん?…えっ。」
Maomao “N? …E.”
紅娘「あらら、結構高いのよ、これ。侍女のお給金じゃ払えないわ。これじゃ実家への仕送りもできない…むしろ、請求するくらいじゃないと」
Hon’nyan “Arara, kekko takai-noyo, kore. Jijono okyukinja haraenaiwa. Koreja jikka’eno shiokurimo dekinai… Mushiro seikyu-suru-kuraija naito.”
Hongniang “Goodness, this was quite expensive. You couldn’t afford it with your lady-in-waiting salary. How will you send money to your family? In fact, we might need to charge them.”
猫猫「…あっ。えー…申し訳ありません。仕送り分から差し引いてください。足りなければ、手持ちからも」
Maomao “…A. Ē… Moshiwake arimasen. Shiokuri-bun-kara sashi-hiite kudasai. Tarina-kereba, temochi-karamo.”
Maomao “Ah, I’m so sorry. Please take it out of the money to my family. If that’s not enough, from my savings, too.”
紅娘「ええ、手続きしておくわ。それと…毒見役の追加給金。危険手当よ」
Hon’nyan “Ee, tetsuzuki shite-okuwa. Soreto… dokumi-yakuno tsuika-kyukin. Kiken-teateyo.”
Hongniang “Yes. I’ll arrange the paperwork. By the way, here’s hazard pay for your food testing services.”
猫猫(給料と、ほぼ同額。人さらいたちに金が渡らない分、得をしたことになる。)
Maomao (Kyuryoto hobo dogaku. Hito-sarai-tachini kanega wataranai-bun, tokuo shita kotoni naru.)
Maomao (Almost equal to my regular salary… Since the kidnappers don’t get a cut of this, it all goes to me.)
猫猫「ありがとうございます」
Maomao “Arigato gozaimasu.”
Maomao “Thank you.”
猫猫(飴の使い方が、うまいことで……)
Maomao (Ameno tsukai-kataga umai kotode…)
Maomao (She knows how to motivate her workers.)
ーーーーー
桜花「いいから!いいから!」
Infa “Iikara! Iikara!”
Yinghua “Don’t worry about it!”
貴園「休んでて!」
Guien “Yasundete!”
Guiyuan “Rest for now.”
愛藍「もともと手は足りてるんだから」
Airan “Moto-moto tewa tariterun-dakara.”
Ailan “We’ve always been fully staffed.”
ーーーーー
猫猫(ぬわ~、暇だ!毒見役として呼ばれるのは、2回の食事と昼のお茶会。せっかく個室になったんだから、毒蛇でもいれば実験できるのに…)
Maomao (Nuwaaa, himada! Dokumi-yakuto-shite yobareru-nowa, ni-kaino shokujito hiruno ocha-kai. Sekkaku koshitsuni nattan-dakara, doku-hebi-demo ireba jikken dekiru-noni…)
Maomao (I’m bored! I only get called on as taster for two meals and the mid-day tea time. Now that I have my own room, if there was a venomous snake or something, I could experiment…”
紅娘「猫猫」
Hon’nyan “Maomao.”
Hongniang “Maomao”
猫猫「ブヒ」
Maomao “Buhi.”
Maomao (pig squeal)
ーーーーー
猫猫「お呼びでしょうか、玉葉様」
Maomao “Oyobi-deshoka, Gyokuyo-sama.”
Maomao “Did you need me, Lady Gyokuyou?”
玉葉妃「こちらの方がね」
Gyokuyo-hi “Kochirano katagane.”
Concubine Gyokuyou “He does, actually.”
壬氏「フフッ…」
Jinshi “Fufu…”
Jinshi (Smiling)
猫猫「げっ…」
Maomao “Ge…”
Maomao “Ugh.”
壬氏「なぜ、効かない…」
Jinshi “Naze kikanai…”
Jinshi “Why doesn’t this work on her?”
壬氏「フフッ」
Jinshi “Fufu.”
Jinshi (Smiling again)
3人「きゃー!」
San-nin “Kyā!”
Three ladies (shout of joy)
猫猫「うううっ…」
Maomao “Uuu…”
猫猫「今日は何のご用でしょうか?」
Maomao “Kyowa nanno goyo-deshoka?”
Maomao “How may I serve you today?”
壬氏「ある武官からもらったものなんだが、味見してくれないか?」
Jinshi “Aru bukan-kara moratta mono nandaga, ajimi shite kurenaika?”
Jinshi “I received these from a certain military officer. Can you taste them?”
猫猫「包子(パオズ)…。あ…催淫剤入りですね」
Maomao “Paozu… A… Sai’in-zai iri desune.”
Maomao “Baozi buns… It has an aphrodisiac in it.”
壬氏「食べなくても分かるのか?」
Jinshi “Tabenakutemo wakaru-noka?”
Jinshi “You can tell without eating it?”
猫猫「健康に害はないので、おいしくいただいてください」
Maomao “Kenkoni gaiwa nai-node, oishiku itadaite kudasai.”
Maomao “It’s not harmful. Please feel free to enjoy them.”
壬氏「もらった相手を考えると、素直に食べられないもんだろ」
Jinshi “Moratta aiteo kangaeruto, sunaoni taberare-nai mondaro.”
Jinshi “Given who I received these from, I can’t do that.”
猫猫「今晩あたり、そのお相手から訪問があるかもしれませんね」
Maomao “Konban-atari, sono oaite-kara homonga aru-kamo shiremasenne.”
Maomao “Perhaps that person might visit you tonight.”
壬氏「なんだ、匂いで分かるのか…」
Jinshi “Nanda, nioide wakaru-noka…”
Jinshi “Hmm. So you can tell by the smell alone?”
猫猫「こ…この男、まさか催淫剤入りと知ってて食べさせようと?」
Maomao “Ko…Kono otoko, masaka sai’in-zai irito shittete tabesase-yoto?”
Maomao “Did this guy try to make me eat one knowing they have an aphrodisiac in them?!”
壬氏「もう一つ、お前に聞きたい件がある」
Jinshi “Mo hitotsu, omaeni kikitai kenga aru.”
Jinshi “I had one more question for you.”
猫猫「はあ… なんでしょう?」
Maomao “Haa… Nandesho?”
Maomao “Yes, what is it?”
壬氏「先日、遠征に出ていた異民族の討伐部隊が毒を盛られた」
Jinshi “Senjitsu, enseini deteita iminzokuno tobatsu-butaiga dokuo morareta.”
Jinshi “A squad of soldiers on a mission to attack some barbarians was poisoned the other day.
猫猫「毒?」
Maomao “Doku?”
Maomao “Poisoned?”
壬氏「食事をとった多くの兵士が、吐き気や呼吸困難を訴え、気分を害する者が出たという」
Jinshi “Shokujio totta ookuno heishiga, hakikeya kokyu-kon’nan’o uttae, kibun’o gaisuru monoga detato iu.”
Jinshi “Yes. Several fell ill after a meal. They reported nausea, difficulty breathing, and other ailments.”
猫猫「吐き気や呼吸困難ですか…」
Maomao “Hakikeya kokyu-kon’nan desuka…”
Maomao “Nausea and difficulty breathing…”
壬氏「食事は近隣の村で作られた。異民族に与したとして村長を捕らえたが、とある武官がその場を鎮め、処分は保留となっている」
Jinshi “Shokujiwa kinrin’no murade tsukurareta. Iminzokuni kumishitato-shite soncho’o toraetaga, toaru bukanga sono bao shizume, shobunwa horyuto natte-iru.”
Jinshi “The meal was prepared in a nearby village. They arrested the village leader for assisting the barbarians, but an officer diffused the situation, and has put the decision on hold.”
猫猫(普通に考えると、村民が毒を盛ったということになるけれど…)
Maomao (Futsuni kangaeruto, son-minga dokuo mottato iu kotoni naru-keredo…)
Maomao (It would be natural to assume the villagers poisoned the soldiers, but…)
猫猫「あっ…壬氏様、食事はどこでとったんでしょうか?」
Maomao “A… Jinshi-sama, shokujiwa dokode tottan-deshoka?”
Maomao “Master Jinshi, where were they eating?”
壬氏「野営だから、外だろう」
Jinshi “Yaei-dakara, soto daro.”
Jinshi “They were at camp, so they likely ate outside.”
猫猫「器や箸、さじなども村民が用意を?」
Maomao “Utsuwaya hashi, saji nadomo son-minga yoi’o?”
Maomao “Did the villagers provide the plates and chopsticks?”
壬氏「いや、兵士たちがその場で用意したはずだが…何か気づいたのか?」
Jinshi “Iya, heishi-tachiga sono bade yoi shita-hazu-daga… Nanika kizuita-noka?”
Jinshi “No, the soldiers should have provided their own. Did you notice something?”
猫猫「一つの意見としてお話させていただきます。この花は、石楠花といいます」
Maomao “Hitotsuno ikento-shite ohanashi sasete itadaki-masu. Kono hanawa shakunage to iimasu.”
Maomao “This is just my opinion. Let me share something. This flower is a rhododendron.”
玉葉妃「おいしいの?」
Gyokuyo-hi “Oishiino?”
Concubine Gyokuyou “Does it taste good?”
猫猫「いえ、摂取すると吐き気や呼吸困難を起こします。」
Maomao “Ie, sesshu suruto hakikeya kokyu-kon’nan’o okoshi-masu.”
Maomao “No, eating it causes nausea and difficulty breathing.”
壬氏「おい!」
Jinshi “Oi!”
Jinshi “Hey!!”
猫猫「このように、後宮内にも毒を持つ植物はあります。これは葉に毒がありますが、枝や根に毒があるものもあり、中には生木を燃やすだけで毒になるものも…」
Maomao “Kono-yoni, kokyu-nai-nimo dokuo motsu shokubutsuwa arimasu. Korewa hani dokuga arimasuga, edaya neni dokuga aru-monomo ari, naka-niwa namakio moyasu-dakede dokuni naru monomo…”
Maomao “As you see, even the rear palace has plants with poison in them. This one has poison in the leaves, but some have poison in the branches or roots. Some wood can even emit poison when burned.”
玉葉妃「燃やすだけで?」
Gyokuyo-hi “Moyasu dakede?”
Concubine Gyokuyou “When burned…?”
壬氏「あっ……なるほど」
Jinshi “A……Naruhodo.”
Jinshi “I see.”
猫猫「聡明な武官がいて幸いでした。村一つが、なくならずに済んだのですから」
Maomao “Someina bukanga ite saiwai deshita. Mura hitotsuga nakunara-zuni sundano-desukara.”
Maomao “It’s fortune that the bright officer was there. We could have lost a whole village.”
壬氏「うむ」
Jinshi “Umu.”
Jinshi “Yes.”
猫猫「ご用が済みましたなら、これで」
Maomao “Goyoga sumi-mashita-nara, korede.”
Maomao “If that’s all, I’ll take my leave.”
壬氏「いや、待て」
Jinshi “Iya, mate.”
Jinshi “No, wait.”
猫猫「まだ何か?」
Maomao “Mada nanika?”
Maomao “Is there more?”
壬氏「媚薬を作ってくれないか?」
Jinshi “Biyakuo tsukutte kurenaika?”
Jinshi “Can you make an aphrodisiac?”
猫猫「ん?作る…つまり…はわわわ…調薬!」
Maomao “N? Tsukuru… Tsumari… Hawawawa… Choyaku!”
Maomao “Make? You mean…Making drugs?!”
猫猫「時間と材料と道具さえあれば、それに準ずるものなら作れます。」
Maomao “Jikanto zairyoto dogu-sae areba, soreni junzuru-mono-nara tsukure-masu.”
Maomao “Given time, the proper ingredients, and the right tools, I could make something like that.”
ーーーーー
中級妃「壬氏様、どちらへ?」
Chukyu-hi “Jinshi-sama, dochira’e?”
Mid-ranking concubine “Master Jinshi, where are you headed?”
壬氏「執務室へ戻るところです。何か用でも?」
Jinshi “Shitsumu-shitsu’e modoru tokoro desu. Nanika yo-demo?”
Jinshi “I’m returning to my office. May I help you?”
中級妃「いえ、あの…部屋でお茶でも…」
Chukyu-hi “Ie, ano… Heyade ocha demo…”
Mid-ranking concubine “I was wondering if you’d have tea in my room…”
壬氏「あいにく、仕事が残っていますので、失礼します。」
Jinshi “Ainiku, shigotoga nokotte-imasunode, shitsurei shimasu.”
Jinshi “Unfortunately, I have much work to attend to. Please excuse me.”
高順「女官たちは、気づいていないのでしょうね。壬氏様が、主上への忠誠をはかる、試金石であると」
Gaoshun “Nyokan-tachiwa kizuite-inaino-deshone. Jinshi-samaga shujo’eno chuseio hakaru, shikin-seki de-aruto.”
Gaoshun “The servants must not be aware that Master Jinshi serves as a test of their loyalty to the emperor.”
壬氏「帝のお通いがないからと、他の男を寝所に引き入れようなど、不心得も甚だしい」
Jinshi “Mikadono okayoiga nai-karato, hokano otoko’o shinjoni hiki-ireyo-nado, fukokoroemo hanahadashii.”
Jinshi “Just because the emperor does not visit her, she shouldn’t try and lure other men to her room. What an indiscretion.”
高順「ええ、まったく」
Gaoshun “Ee, mattaku.”
Gaoshun “Indeed.”
壬氏「妃は、美しいだけ、教養があるだけでは足りない。帝に対しての忠誠心、貞操観念が必要だ。」
Jinshi “Kisakiwa, utsukushii-dake, kyoyoga aru-dake-dewa tarinai. Mikadoni taishiteno chusei-shin, teiso-kan’nenga hitsuyoda.”
Jinshi “A concubine cannot simply be beautiful or well-educated. They must be loyal to the emperor, and be chaste.”
高順「それを見極めるために壬氏様を後宮に置き、美しさを利用するとは…主上も酷なことを…」
Gaoshun “Soreo mikiwameru-tameni Jinshi-samao kokyuni oki, utsukushisao riyo-suru-towa… Shujomo kokuna koto’o…”
Gaoshun “But to place you in the rear palace and use your beauty as a test… Our emperor can be quite severe at times.”
壬氏「使えるものは使うさ。だが…自分を欲情の相手��しないばかりか、あんな目で…」
Jinshi “Tsukaeru-monowa tsukausa. Daga… jibun’o yokujono aiteni shinai-bakarika, anna mede…”
Jinshi “We all use whatever is available to us. But… Not only does she feel no lust for me, but that look…”
ーーーーー
猫猫「じと~…」
Maomao “Jitooo…”
Maomao “Glare…”
ーーーーー
壬氏(あんな軽蔑した目で見られたのは、初めてだ…)
Jinshi (Anna keibetsu-shita mede mirareta-nowa, hajimeteda…)
Jinshi (I’ve never been so harshly looked down on in my life.)
高順「では、私は失礼します」
Gaoshun “Dewa, watashiwa shitsurei shimasu.”
Gaoshun “Well then, I will take my leave.”
ーーーーー
猫猫「今晩あたり、訪問が…」
Maomao “Konban-atari, homonga…”
Maomao “Perhaps that person might visit you tonight… Tonight… Tonight…”
ーーーーー
猫猫「それでは、いってきます」
Maomao “Soredewa itte-kimasu.”
Maomao “I’m leaving now.”
紅娘「ええ、頑張ってね」
Hon’nyan “Ee, ganbattene.”
Hongniang “Good luck.”
猫猫「はい!」
Maomao “Hai!”
Maomao “Yes!”
ーーーーー
猫猫「失礼します!」
Maomao “Shitsurei shimasu!”
Maomao “Pardon me.”
猫猫(やぶ医者と…)
Maomao (Yabu-ishato…)
Maomao (The quack doctor, and…)
高順「猫猫様。改めまして、高順と申します。普段は壬氏様の付き人をしています。以後、お見知りおきを」
Gaoshun “Maomao-sama. Aratame-mashite, Gaoshunto moshimasu. Fudanwa Jinshi-samano tsuki-bito’o shite-imasu. Igo, omishiri-okio.”
Gaoshun “Miss Maomao. Let me reintroduce myself. I am Gaoshun. I’m Master Jinshi’s assistant. Pleased to make your acquaintance.”
猫猫「どうも」(あれの付き人は大変そうだな…)
Maomao “Domo.” (Areno tsuki-bitowa taihen-sodana…)
Maomao “Hello.” (It can’t be easy assisting that guy.)
やぶ医者「なんで侍女が…勝手に私のテリトリーに入って…」
Yabu Isha “Nande jijoga… katteni watashino teritorīni haitte…”
Quack Doctor “What is this servant girl, doing in my terrirory?”
高順「こちらへどうぞ」
Gaoshun “Kochirae dozo.”
Gaoshun “This way, please.”
高順「ここにあるものは、自由に使っていいと言われています」
Gaoshun “Kokoni aru-monowa, jiyuni tsukatte iito iwarete-imasu.”
Gaoshun “I have been told you may use anything in this room.”
猫猫「わあっ… ハハハッ アハ~ッ アハハッ アハハッ アハハッ」
Maomao “Waa… Hahaha… Ahaaa… Ahaha Ahaha Ahaha”
壬氏「それは呪いの舞か何かか?」
Jinshi “Sorewa noroino maika nanikaka?”
Jinshi “Is that some sort of cursed dance?”
猫猫「ハア~ あっ…」
Maomao “Haaaa… A…”
猫猫(こうして紙をふんだんに使える���は贅沢だな)
Maomao (Koshite kamio fundanni tsukaeru-nowa zeitaku-dana.)
Maomao (What a luxury, being able to use paper so freely.”
猫猫「えっと、あとは…ん…」
Maomao “Etto, atowa… N…”
Maomao “And also, I need…”
高順「あちら、ですね」
Gaoshun “Achira, desune.”
Gaoshun “Over there?”
猫猫(よく気が付くな… それに比べて、主人は…)
Maomao (Yoku kiga tsukuna… Soreni kurabete shujinwa…)
Maomao (He’s really quick to notice things. Compared to his master…)
猫猫(何もしないなら、どこか行けよ)
Maomao (Nanimo shinai-nara, dokoka ikeyo.)
Maomao (If you’re not going to do anything, just go away.)
高順「どうぞ」
Gaoshun “Dozo.”
Gaoshun “Here you are.”
猫猫「あっ…ありがとうございます。あ…足りない」
Maomao “A… Arigato gozaimasu. A… Tarinai.”
Maomao “Thank you. That’s not enough…”
壬氏「これは何だ?」
Jinshi “Korewa nanda?”
Jinshi “What’s this?”
猫猫「可可阿(カカオ)です」
Maomao “Kakao desu.”
Maomao “It’s cacao.”
壬氏「足りないなら、用意すればいいだけのことだ」
Jinshi “Tarinai-nara, yoi-sureba ii dakeno kotoda.”
Jinshi “If you need more, we’ll simply find more.”
猫猫「でも、西の…さらに南方で採れるものですよ」
Maomao “Demo, nishino… sarani nanpode toreru mono desuyo.”
Maomao “But it’s from the West, and the far southern region, too.”
壬氏「交易品を探せば、見つかるだろう」
Jinshi “Koeki-hin’o sagaseba, mitsukaru daro.”
Jinshi “I’m sure there’s more in the trading goods storage.”
ーーーーー
猫猫(牛乳とバター、砂糖、蜂蜜と粉末のカカオ。これだけあれば十分だ)
Maomao (Gyunyuto batā, sato, hachi-mitsuto funmatsuno kakao. Koredake areba jubunda.)
Maomao (Milk, butter, sugar, honey, and powdered cacao. That should be enough.)
桜花「高級品ばかりね」
Infa “Kokyu-hin bakarine.”
Yinghua “All expensive ingredients.”
愛藍「いったい何を作るのかしら?」
Airan “Ittai nanio tsukuruno-kashira?”
Ailan “I wonder what she’s making?”
貴園「おやつじゃない?」
Guien “Oyatsuja nai?”
Guiyuan “A snack, maybe?”
紅娘「あなたたち、何してるの?仕事に戻りなさい!」
Hon’nyan “Anata-tachi, nani shiteruno? Shigotoni modori-nasai!”
Hongniang “What are you all doing? Get back to work!”
3人「ごめんなさ~い!」
San-nin “Gomen-nasaaai!”
Three ladies “We’re sorry!”
紅娘「もう…」
Hon’nyan “Mo…”
Hongniang “Goodness.”
猫猫「いよいよ媚薬の調薬!」
Maomao “Iyo-iyo biyakuno choyaku!”
Maomao “Now to actually make the aphrodisiac!”
猫猫(一度だけ、カカオを食べたことがある)
Maomao (Ichido-dake, kakao’o tabeta kotoga aru.)
Maomao (I had a taste of cacao just once in the past.”
ーーーーー
梅梅「チョコレートっていうの。猫猫、あ~ん……猫猫?」
Meimei “Chokorētotte iuno. Maomao, aaan……Maomao?”
Meimei ���This is called “chocolate”. Say “ah”, Maomao.…Maomao?!”
ーーーーー
猫猫(よこしまな客が、売れっ子妓女の歓心を買うために渡したが、残念ながら、やり手婆に出禁を食らう羽目になった。)
Maomao (Yokoshimana kyakuga urekko-gijono kanshin’o kau-tameni watashitaga, zan’nen-nagara, Yarite-Babaani dekin’o kurau-hameni natta.)
Maomao (Perhaps a malicious customer wanted to get a popular courtesan’s attention. Unfortunately for him, he got banned by the shrewd old lady.)
猫猫「これでよし。冷やして…フゥ…あとは固まるのを待つだけだ。…少し余ったな。あっ、そうだ。ほほほほ…
とととっ。これなら冷やす必要もないか。フゥ…さっ、洗い物でもするかな。」
Maomao “Korede yoshi. Hiyashite… Fuu… Atowa katamaruno’o matsu dakeda. …Sukoshi amattana. A, soda. Hohohoho… Tototo. Korenara hiyatsu hitsuyomo naika. Fuu… Sa, arai-mono-demo surukana.”
Maomao “Looks good. There. Now I just cool it and wait for it to harden. I have a bit left over.  Oh, I know. This probably doesn’t need to be cooled. I guess I should clean up now.”
ーーーーー
猫猫「ん?えっ、薬草?あれは!ここにも!あそこにも!」
Maomao “N? E, yakuso? Arewa! Koko-nimo! Asoko-nimo!”
Maomao “Wait, medicinal herbs?! There too?! And over there!”
猫猫「ハッ。夢中になりすぎた」
Maomao “Ha. Muchuni nari-sugita.”
Maomao “Oops, I got a little carried away.”
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猫猫「遅くなりました!え…えっ?!はえ…」
Maomao “Osoku narimashita! E…E?! Hae…”
Maomao “Sorry for the delay!”
壬氏「ハァ…とりあえず効力は分かった」
Jinshi “Haa… Toriaezu koryokuwa wakatta.”
Jinshi “At least we know it works.”
猫猫「ハハ…」
Maomao “Haha…”
紅娘「で、どういうことなの?!」
Hon’nyan “De, doiu koto nano?!”
Hongniang “So, what’s going on?!“
猫猫「どうと言われましても…。���丈夫です。未遂…イタッ」
Maomao “Doto iware-mashitemo… Daijobu desu. Misui― Ita.”
Maomao “Well, it is what it is… It’s fine, they didn’t go all the way… Ow!”
玉葉妃「これが例の媚薬なの?」
Gyokuyo-hi “Korega reino biyaku nano?”
Concubine Gyokuyou “So, this is the aphrodisiac?”
猫猫「いいえ、お渡しするのは、こちらです。」
Maomao “Iie, owatashi suru-nowa kochira desu.”
Maomao “No, this is.”
壬氏「じゃあ、こっちは何なんだ?」
Jinshi “Jaa, kocchiwa nan-nanda?”
Jinshi “Then what are the other ones?”
猫猫「私の夜食です」
Maomao “Watashino yashoku desu.”
Maomao “A midnight snack for myself.”
玉葉妃・壬氏「え…!」
Gyokuyo-hi & Jinshi “E…!”
猫猫「酒や刺激物に慣れていると、効き目はそれほどありません。」
Maomao “Sakeya shigeki-butsuni narete iruto, kikimewa sore-hodo arimasen.”
Maomao “If you are used to alcohol and other stimulants, it won’t have that much of an effect.”
壬氏「ほう、ということは私が食べても問題ないのか」
Jinshi “Ho, to-iukotowa, watashiga tabetemo mondai nainoka.”
Jinshi “Oh, so it won’t be a problem if I ate it?”
紅娘&高順「それはおやめください!!!」
Hon’nyan & Gaoshun “Sorewa oyame kudasai!!!”
Hongniang & Gaoshun “Please don’t do that!!!”
玉葉妃「アハハハハッ…」
Gyokuyo-hi “Ahahahaha…”
壬氏「ハハッ、冗談だ」
Jinshi “Haha, jodanda.”
Jinshi “Haha, just joking.”
猫猫(寵妃の前で、なんて不届きな発言なんだ…けど、万が一、あの顔が頬を染めながら迫ってきたら…男女問わず、理性のタガが外れかねないだろうな…顔だけは無駄にいいから…)
Maomao (Chohino maede, nante futodokina hatsugen nanda… Kedo, manga-ichi, ano kaoga hoho’o some-nagara sematte kitara… Danjo-towazu, riseino tagaga hazure-kanenai-darona… Kao-dakewa mudani iikara…)
Maomao (What a reprehensible joke to make in front of the emperor’s concubine. But if he approached someone with an impassioned blush on that face… It’d immediately captivate any person, male or female. He does have a great face, after all.”
猫猫「効き目が強いので、ひと粒ずつを目安に。食べ過ぎると血が回りすぎて、鼻血が出ると思いますので」
Maomao “Kikimega tsuyoi-node, hito-tsubu-zutsuo meyasuni. Tabe-sugiruto chiga mawari-sugite, hanajiga deruto omoimasu-node.”
Maomao “It’s quite strong, so please limit it to one piece at a time. Too many could excessively increase blood flow and cause nosebleeds.
玉葉妃「今度、帝のために作ってもらおうかしら?マンネリ防止に」
Gyokuyo-hi “Kondo, mikadono tameni tsukutte morao-kashira? Manneri-boshini.”
Concubine Gyokuyou “Maybe you can make some for the emperor, to avoid things getting too dull.”
猫猫「いつもの強壮剤の3倍は効くと思いますけど…」
Maomao “Itsumono kyosozaino san-baiwa kikuto omoimasu-kedo…”
Maomao “It should be around three times more potent than the usual tonic.”
玉葉妃「あ…3倍… 持続のほうかしら?」
Gyokuyo-hi “A… San-bai… Jizokuno-ho kashira?”
Concubine Gyokuyo “Three times? Does she mean duration…?”
猫猫(聞こえなかったことにしよう)
Maomao (Kikoe-nakatta-kotoni shiyo.)
Maomao (Let’s pretend I didn’t hear that.)
猫猫「それから、使用するのは、意中の相手と二人きりの時にしてください。」
Maomao “Sorekara, shiyo-suru-nowa ichuno aiteto futari-kirino tokini shite kudasai.”
Maomao “Also please only use it when you are alone with the person in mind.”
壬氏「そうか」
Jinshi “Soka.”
Jinshi “I see.”
玉葉妃「あ…それでは、私もこれで失礼します」
Gyokuyo-hi “A… Soredewa, watashimo korede shitsurei shimasu.”
Concubine Gyokuyou “Well, I’ll take my leave now.”
紅娘「あの子、薬を作れるんですね」
Hon’nyan “Ano ko, kusurio tsukurerun-desune.”
Hongniang “So she can make drugs?”
玉葉妃「頼もしいわね」
Gyokuyo-hi “Tanomoshii-wane.”
Concubine Gyokuyou “How reliable.”
猫猫「ふぅ…やっと終わった」
Maomao “Fuu… Yatto owatta.”
Maomao “It’s finally over.”
壬氏「手を煩わせたな…ありがとう」
Jinshi “Teo wazurawasetana… Arigato.”
Jinshi “Good work… Thank you.”
猫猫「…なるほど。被害者が出なければいいけど」
Maomao “…Naruhodo. Higaishaga dena-kereba iikedo.”
Maomao “I see. I hope there aren’t any victims.”
ーーーーー
侍女「…ヒッ…」
Jijo “…Hi…”
(Continue to episode 3)
5 notes · View notes
victorinox-japan · 4 months ago
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7月12日(金)より事前予約をスタート!時代を超えて愛されるビクトリノックスとムーミンのコラボレーション。
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日常・アウトドア・防災に便利なマルチツール、折りたたみ式ピクニックナイフとカッティングボード
2024年8月9日(ムーミンの日)に「ビクトリノックス ムーミンコレクション」を発売いたします。
発売に先駆けて、全国のビクトリノックスショップにて事前予約をスタートいたします。※8月8日(木)まで
また、ムーミンコレクションを総額10,000円(税込)以上お買い上げのお客様には、数量限定のトートバッグをプレゼント。数に限りがございますので、お早めにご予約ください!
※7月18日追記 ご好評につき、オンラインストアでのトートバック配布は終了いたしました。7月18日現在、ビクトリノックス直営店舗(アウトレットを除く)のみ在庫がございます。ぜひ、お早めに店頭へお越しください!
店舗情報はこちら
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▼事前予約はこちら▼
・ビクトリノックスAmazon店 ・ビクトリノックスRakuten店 ・ビクトリノックスYahoo!ショッピング店  ・全国のビクトリノックスショップ
※Amazon店は購入特典対象外。 ※アウトレットストアは取り扱いなし。
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※限定トートバック
マルチツール
ビクトリノックスを象徴する「マルチツール」にムーミントロールと仲間たちをかわいらしくデザインしました。
ナイフやハサミなど、様々なツールがキャンプやピクニックなどアウトドアはもちろん、封筒や段ボールの開封、タグや衣類の糸のほつれを切ったりと、日常生活のちょっとしたことを手軽に解決します。
クラシックSD(スモールマルチツール)
¥4,180(税込)/ サイズ 5.8 × 1.8 × 0.9 cm , 21g
小さなボディの中に、日常生活のさまざまな問題を解決するツールが詰まっています。
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クライマー(ミディアムマルチツール)
¥9,900(税込) / サイズ 9.1 × 2.7 × 1.8 cm , 81g
ムーミントロールやスナフキン、ニョロニョロをモチーフに大人っぽいクールさを表現しました。
ナイフやハサミ、缶切りなど14の機能を備え、アウトドアや防災グッズとしても便利です。
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カトラリー
日常使いのテーブルウェアから切れ味を極めたシェフナイフまで、どのアイテムも高度にデザインされ、人間工学に基づいた快適な使い心地と作業の効率性をもたらします。
ピクニックナイフ 「ザ ムーミンズ」 
¥4,400(税込) / サイズ 23 × 2.4 × 1.3 cm(刃渡り11cm) , 42g
スイス製の折りたたみ式の波刃キッチンナイフは、切れ味抜群で、お肉や野菜、パンなどをきれいにカットするのに便利です。折りたたんで安全に持ち運べるので、ピクニックなど屋外でも活躍します。
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カッティングボード 「ザ ムーミンズ」
¥6,600(税込) / サイズ 23 × 29 × 0.5 cm , 250g
ウッドファイバー製で、木のぬくもりを感じながらも、食器洗浄機での使用が可能、機能性と耐久性を兼ね備えています。
サービングボードとしても活用でき、チーズやハムなどを盛り付けて食卓で提供するのにもおすすめです。
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▼事前予約はこちら▼
・ビクトリノックスAmazon店・ビクトリノックスRakuten店・ビクトリノックスYahoo!ショッピング店 ・全国のビクトリノックスショップ
※Amazon店は購入特典対象外。 ※アウトレットストアは取り扱いなし。
予約期間
2024年7月12日(金)〜 8月8日(金)
購入特典
ムーミンコレクションを総額10,000円(税込)以上お買い上げのお客様には、限定トートバッグをプレゼントいたします。数に限りがございますので、お早めにご予約ください!
※7月18日追記 ご好評につき、オンラインストアでのトートバック配布は終了いたしました。7月18日現在、ビクトリノックス直営店舗(アウトレットを除く)のみ在庫がございます。ぜひ、お早めに店頭へお越しください!
店舗情報はこちら
※在庫が無くなり次第終了。 ※ビクトリノックスAmazon店は、本特典対象外です。予めご了承ください。
オフラインストア限定特典!
全国のビクトリノックスショップ(オンライン・アウトレットストアを除く)では、事前予約で次回ご購入時に店頭で使えるメンバーズアプリポイントをプレゼント!
1点ご予約で500ポイント、総額30,000円(税込)以上で1,000ポイントをプレゼントいたします!
対象店舗:サッポロファクトリー店、うすい百貨店、銀座店、東武百貨店池袋店、日本橋髙島屋S.C.店、横浜ランドマークプラザ店、テラスモール湘南店、東武百貨店船橋店、 羽田エアポートガーデン店、グランフロント大阪店、名古屋栄三越店、福��八丁堀本店、マークイズ福岡ももち店
※ビクトリノックスメンバーズアプリ会員様限定(新規入会含む) ※商品お受け取り時にポイントを付与いたします。
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ryotarox · 6 months ago
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【動画】特別展「国宝・燕子花図屏風-デザインの日本美術-」根津美術館で5月12日まで – 美術展ナビ
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根津美術館
特別展 国宝・燕子花図屏風 デザインの日本美術 2024年4月13日(土)〜5月12日(日)
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こちらが燕子花図屏風(かきつばたずびょうぶ)です。同じく金箔を張った6曲一双屏風にカキツバタが描かれていますが、さきほどの俵屋宗達の工房で制作された作品とは、ずいぶん趣が違います。
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右隻はほぼ水平に描かれているのに対して、左隻は対角線に沿ってカキツバタが配されています。非常に幾何学的ともいえる画面構成です。 さらにカキツバタにはたっぷりとした群青(青い絵の具)が使われており、非常に堂々と描かれています。 宗達工房の自然らしさを備えた草花図とは違い、単なる草花図を超えた表現をこの燕子花図屏風には見ることができます。 そうしたこのデザイン性が、単なる草花図を超えた何らかの意味がある――。例えば『伊勢物語』の東下りの段、在原業平とおぼしき主人公が京都から東国に下る途中、三河国(愛知県)の八橋という場所で、カキツバタの群生を目にして、都に残してきた妻を思い出して和歌を詠む。そんな場面があります。 この歌を詠む場面、あるいは物語の一節、さらにはカキツバタを題材にした謡曲(能の一場面)など様々な文学的なイメージを呼び起こさせます。 それは燕子花図屏風が単なる草花図ではない、非常に象徴的な画面構成を持つがため、鑑賞者に様々な想像をさせるのだと思います。
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高校古文『唐衣着つつなれにしつましあればはるばる来ぬる旅をしぞ思ふ』わかりやすい現代語訳と品詞分解 / 古文 by 走るメロス |マナペディア|
唐衣 着つつなれにし つましあれば はるばる来ぬる 旅をしぞ思ふ
からころも きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞおもふ 
(何度も着て身になじんだ)唐衣のように、(長年なれ親しんだ)妻が(都に)いるので、(その妻を残したまま)はるばる来てしまった旅(のわびしさ)を、しみじみと思う  伊勢物語の9段『東下り』そして『古今和歌集』に収録されている 伊勢物語は平安時代初期に書かれた歌物語です。作者は未詳ですが、在原業平がモデルではないかと言われています。  古今和歌集は、平安時代前期の勅撰和歌集です。勅撰和歌集とは、天皇や上皇の命令により編集された和歌集のことです。 
作者は在原業平です。古今和歌集の詞書によるとこの歌は、都から東国へ旅をしたときに寄っ��、三河の八橋という所で詠まれたものとされています。八橋を流れる沢のほとりにかきつばたが美しく咲いていたのを見て、かきつばたという5文字を和歌の(5・7・5・7・7の)各句の頭文字に置いて旅の気持ちを詠んだ歌です。 この歌の各句の頭文字を取ると「かきつはた」となります。  から衣 きつつなれにし つましあれば はるばる来ぬる たびをしぞ思ふ  このような歌の技法を折り句といいます。  掛詞
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deepspeed · 1 year ago
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ビッグモーターの話。
いろいろ突っ込みどころが多い事件やから解説していくで。
【ビッグモーターについて】
ビッグモーターは年商7000億円の中古車屋・整備屋や。
今の社長が一代で築き上げた会社で、上場してないからおそらく株式は兼重一族がほぼ全部持っとる、いわゆる同族オーナー企業やな。
年商7000億のオーナー企業は珍しいけどなくはないで。
日本だとオーナー企業で大きいのはサントリー、竹中工務店、森ビル、今治造船とかあるで。
事件の概要は「顧客から預かった車に意図的に傷をつけたりパンクさせたりして、保険屋に不正に金を請求してたのがバレた���っていう話やが、経緯をみていこうか。
【経緯】
2022年から、保険の不正請求問題が損保会社らの間で話題となり始めるが、表立って騒がれず終わる。
2023年7月、この問題が表面化。
問題を知ってまずブチ切れたのが東京海上日動。
自動車保険は、客(ドライバー)が車を壊したり事故する確率を統計学的に計算した上で払う保険料を決定してるんやが、ビッグモーターはズルして本来あるべき金額よりたくさん保険会社に保険金を請求してたんやから、東京海上は損をしたわけやな。
ビッグモーターが独自に特別調査委員会なるものを立ち上げて調査した結果でも保険修理の4割が不正請求やった。
本来、修理部門は壊れたところを直すのが仕事やのに、何故かビッグモーターでは修理部門も「1車あたり14万の収益を上げろ」と命令されてたんや。
収益が上がらんと降格させられたりクビになったりする謎ルールや。
だから意図的に車を破壊して修理費稼ぐしかなくなるのは自明やな。
【特別調査委員会と暴露】
特別調査委員会の調査報告書を保険会社に提出するときに報告書偽造してて、組織的関与を示唆する内容箇所を削除する徹底っぷりをキメた。
さらに国交省から聴取要請があったのに2週間ガン無視キメてたんやで。
しかし過去の被害にあった顧客が多すぎて「ビッグモーターにこんなことされた!」と次々にWebに暴露され、良心を持った社員によって、意図的にタイヤをパンクさせる技法を後輩に紹介する動画が流出したりしたんや。
クソみたいな社風やったわけやから、元社員だけじゃなく現役社員もビッグモーターを恨んでるやつ(=正義の心を持った人)がおったわけやな。
【社長の報酬返上の種明かし】
ビッグモーターは社長が1年間報酬を全額返上し、役員も3ヶ月間数十%返上するって発表した。
「やっと少しは反省したか」「そんなのじゃ足りない」などと大衆は思ったんや。
でもよく考えてくれ、この会社は100%オーナー企業や。
株をたぶん100%兼重ファミリーが持ってるんやから、会社は兼重社長のもんやろ。
給与を返上しても、会社に金が残るんやから、結局兼重社長のもんやねん。
社長が個人と会社2つ財布持ってるだけで、どっちに金を入れておくかの違いでしか無い。
つまり実質的に1円も返上なんてしてない、っていうか、役員にも給料返上させてるから、実は社長は収入はプラスなんよ。
凄いやろこの反省アピールしつつ社長だけ儲ける技術。
見破るまで3日かかったわ。
【損保ジャパンの関与】
ビッグモーターは車を売り修理をするだけではなく自動車保険も一緒に売るから、大手損害保険会社の代理店でもある。年間取扱200億円。
保険の売上金額も鬼の厳しさで、売上が達成できてないと罰金を払わされたりしてたらしいな。
まあ死ぬ気で保険を売ってくれる巨大代理店やから損保各社もヘコヘコするわけや。
しかし200億のうち120億円を損保ジャパンが占める。
日本では東京海上が損保業界首位なのに、ビッグモーターに限ると損保ジャパンがぶっちぎり1位。
不思議よな?
事件を知って、東京海上と三井住友海上は激おこやったんやが、損保ジャパンは当初この問題を「問題なし」と結論づけて有耶無耶にしようとしてたんやで。
本来なら保険金詐欺の被害を被ったはずの立場なのにおかしいやろ?解説しようか。
【損保ジャパンとビッグモーターの蜜月のからくり】
(1)(ビッグモーターから買った車かどうかに関わらず)損保ジャパンの保険加入者が事故を起こす
(2)損保ジャパンはビッグモーターに修理に行くように誘導する(「入庫紹介」と言う)
(3)ビッグモーターは客の車を追加で意図的に破壊する
(4)本来より高い金額を損保ジャパンに請求する。これだけだと損保ジャパンが損してるように見える。
(5)しかし入庫紹介1台あたり、ビッグモーターから損保ジャパンに5人自賠責保険客を紹介する約束がある
(6)自賠責保険は強制保険なので利益は出ないが、損保ジャパンは新規客とのコネクションを得る
(7)損保ジャパンは任意保険をその紹介客に売り込み新規客を取れる
(8)本来より高い保険金を払った当初の修理客は翌年以降の保険等級が悪化し、損保ジャパンに高い保険料を払い続ける
(9)トータルで考えると損保ジャパンは利益を得る
(10)損保ジャパンはビッグモーターに出向者も送り込んでいて、上記を知っていたと推定される
【株式会社武蔵野・小山昇との関係】
ビッグモーター全社員に配られている経営計画書なる社則手帳のようなものがあるが、毎朝の朝礼で「幸せだなあ!俺はツいてる!」と唱和するように促している。
この経営計画書は知床観光船沈没事件でも有名になった小山昇氏率いる株式会社武蔵野が経営コンサルティングで提供しているものと全く同じ雛形・デザインで出来ている。
・朝の謎の唱和
・罰ゲーム制度(ビッグモーターでいう罰金制度)
・生殺与奪権という単語
・環境整備点検なる本部スタッフによる店舗掃除点検の結果での頻繁な人事降格
これらは株式会社武蔵野の小山昇氏が提唱し経営コンサルティングで頻繁に持ち出しているもので、小山氏は自身の大きな取引先としてビッグモーターをロゴ入りで自社サイトで紹介しており、うまくいっているコンサル先としてもこれまで何度も紹介している。
これについては言及しているマスコミが全くいないのは気になる点ではある。関係があったのかどうかをぜひ報道されたい。
【副社長=社長の息子】
今回の不正を悪化させたのは社長の息子である副社長であるという報道もあるが、副社長が早稲田大学卒業後入社したのが日本興亜損保(=現在の損保ジャパン)や。
これは偶然かそうじゃないのか気になるわな。
その時のつながりが関係ないのか、副社長の入社前から蜜月関係があったのか��、これから明らかになっていく。
ビッグモーターに出向者を送り込んでたのは東京海上も三井住友海上もやし、2社も不正を知ってたのかどうかは気になるし、巨大広告主のビッグモーターの悪事を当初黙殺して報道しようとしなかったマスコミも糾弾されるべきではあるわな。
まあこれから誰もビッグモーターに車を持ち込まないやろし、彼らが販売する車も買わないやろし、民間車検場としての認定も国交省が取り消すやろうし、テレビCMも拒否しないとマスコミも叩かれるから宣伝もできんし、普通に考えてまともな営業ができんし潰れるやろな。
今後の流れはよく見ないといけないけど、大衆が巨大企業とマスコミを動かし不正を正すいい例になると思うで。
ちなみに損保ジャパンは旧・安田火災保険や。
バブル期に「ゴッホのひまわり」を58億円で買った会社や。
今も新宿のSOMPO美術館に常設展示されてるから見に行くとええわ。
入場料は1400円、新宿駅徒歩5分やで。
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sdeet · 9 months ago
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すべてがこわばっている
 私は昔から過緊張気味で全身がこわばっている。過緊張というのは人前でのあがり症というこ��ではなく、常に意識が全方位に向けられるみたいな状態が続いてしまう的なことで、交感神経と副交感神経のスイッチがうまくないということである。自律神経がいかれがちというやつである。
 まじで身体を壊したなというタイミングは20代だった。100%仕事のストレスで、顎関節症が悪化して口が開かなくなるわ全く眠れなくなるわで散々だった。なので、当時の仕事をばつんと辞めて以降、ストレスをためたら物理的に死ぬ、ストレスはメンタルや考え方の問題というより物理ダメージ、という旗を掲げて現在まできた。ストレス緩和は心の持ちようではなく物理的になんかする必要がある。身体のケアをするとか環境をよくするとか。いっぺん受けた物理障害はなかなか全回復までいかない。歳を重ねると「身体の耐用年数ってあるんだなあ」という気持ちがめっちゃ湧く。
 昔は肉体・感情労働に近かったが現在はほぼデスクワークであり、これも身体にかなり悪い。長時間座ってること自体がだめだし首にも腰にもダメージがある。ストレッチとか軽運動はしているがそれでどうにかなるようなもんではないのだ。デスクワークは身体に悪い。ヘルニア持ちなのでかなり気を遣って生きている。顎関節症もまあまあ調子が悪い。ちょっと心身に負荷がかかると敵面に顎の具合が悪くなる。ストレス過多・過緊張で噛み締めが強すぎると歯に悪影響も出る。まじで出る。具体的には歯に負荷がかかりすぎて膿んだり骨が溶けたり歯茎が下がったりする。手術もしたし抜歯もしたしわりと大事である。虫歯は長いこと発生してないので口腔ケアとかの問題じゃなくて、物理的に壊れていくのだ。20代で患ってから寛解したとは言い難いのであれなんだが自律神経はだいたい調子が悪い。睡眠はもう社会性を完全に捨て、「眠くなったら(とはいうがねむみが来るわけではなく肉体の物理限界でシャットダウンみたいな感じで)寝て、自然に起きるまで寝る」を年単位で敢行したことで眠れるようにはなった。これはそれができる環境に自分がたまたまいられたからできたが、できなかったらもっと悪化したかやべえことになっていたような気がする。
 首にも腰にもヘルニアがあるが、手術をするほどではないが調子はそれなりに悪くなりがち、という付き合っていくしかない持病である。首の場合は手の痺れや背中から胸にかけてのギックリ背中的な激痛を伴うことがある。これは筋肉の柔軟性がまるでだめになると起こる。ストレッチや整体を継続的にやっていくしかない。ちなみに腰の場合は腰そのものではなく下肢の神経に影響が先に出る。私の場合は「膝の調子がなんか悪い?」と思って整形外科に行ったがなんともなくて、なんだろうなと思ってるううちにギックリ腰的なものになり、腰のヘルニアですねーとなった。肩こりも腰痛も自覚がないまま、体感的には急に悪化したような感じで出るが、姿勢なりなんなりの悪さや全体的にこわばって負荷がかかり続けた結果こうなのだろう。ストレートネックどころかストレート背骨なのでぱっと見の姿勢はむしろ良い。ただめちゃめちゃ骨に負荷がかかりやすいので、筋肉が衰えると一気に悪化するだろう。筋肉はなかなかつかないが去るのは早い。肉体の維持は面倒だがやってかないと死ぬ。どこもかしこもこわばっていて、安らぐ感じになかなか辿り着けない。数ヶ月ぐらい湯治したいという気持ちがめちゃある。健康になりたいというより安心してゆるまりたいのだと思う。
 最早どっちが先かみたいな感じだが、自律神経がいかれているということはホルモンのバランスもまあまあいかれていて、何が正常なのかがわからない。一応サイクルはあんまり壊れてないので、一般的な基準値ではなくても安定してるならいいんじゃないのか??? ていう気持ちで生きてる。標準に合わせようとするとそれはそれで不具合なんじゃないのかという。医者には行っているが、正解がわからないので自分基準で「生活できる」に合わせていくしかないのだ。
 最近はNike Training Clubのアプリでちょっとした運動を地道にやっている。筋トレ・ヨガ・ストレッチ・呼吸法等のレクチャー動画プログラムが用意されている。無料である。すごない? 以前はジムに通っていたがトレーナーとの意思疎通が難しかったので(私は健康的に太りたいのだが、痩せる方向の意識でしか会話ができなくてやめた)。食わないと筋力もつかねえということはわかっているのだけど1日2食〜1.5食ぐらいのペースから食事量をどうしても上げられない。もうちょっと食ったほうがいいのはわかっているんだが。というか私はどうやって生きてるんだ? カロリー摂取量基礎代謝でたいがい終了してないか? 太りづらい人は筋肉もつきにくい、逆に太りやすい人はトレーニングさえすれば筋肉に変換できる! という話をスポーツやってる人が言っていた。やはりまず食うところからなのだろう。
 ここしばらく身体の調子が全体的に悪い、何がどうという決定的な何かがあるわけではないが調子が悪い、と思い久しぶりにマッサージへ行った。マッサージ屋さんやサロンにも様々ある。整骨整体院がやってるものからヒーリングリラグゼーション主軸のものから美容主眼のものまで色々である。以前、首をやられて肩が動かなくなったとき、診断を受けた病院で理学療法士さんのやってるマッサージというか整体というかあっためて揉んで動かすリハビリに半年ほど通った。その時期は調子が安定していたので、ああいう風なのを継続的にやる必要があるんだなと思った。
病院にかかってるわけではない状態で、そういうのはどうやったらできるんだ? というので整体とか整骨院とかも色々行ったが、多分スポーツ寄りの整骨なり整体なりマッサージ屋さんに行くべきなんだというのがわかった。おじいちゃんおばあちゃんメインのとこだとおじいちゃんおばあちゃん向けの基準があるため私は割と健康扱いになってしまうのだ。スポーツ寄りのところだともうちょっと身体に向き合う方法に寄せてもらえる感触がある。ただガチ目アスリート向けのところに行くとお門違い感があり、健康維持ぐらいの感じで行けるところが必要で、家の近くで、と思うと限られてくる。今は街中に住んでて本当に助かっている。実家では物理的に存在しないので。
今回初めて行ったマッサージ屋さんはマッサージとはいうがカジュアルなスポーツセンターに併設しているところで、どちらかというと整体というかストレッチというかそういう調整をしてくれるところだった。なにもかもこわばっている身体でいきなり強運動するとぶっこわす(以前壊しました)ので、動ける状態に持っていく必要がある。マッサージの担当の方に「身体が硬いというよりずっと強張ってる感じですね〜」と言われた。そうなんだろうな。眠れてはいても安らいだ感じはしないので。こちらから言ったわけでもないのに「噛み締めが強い」とか「頭痛がありそう」、「首が悪い」とかどんどこ指摘されてその通りなので、身体や筋肉を理解する能力というのはすごいなーと思いながら施術を受けてきた。久しぶりに首が無理なくまわせるようになった。
 私の地味な目標に、近隣の山の登山がしたい、というのがある。現状では無装備で行ける観光周遊コース程度が限界なのだが、体力と調子を用意して山に登れるようになりたい。
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tokyomariegold · 1 year ago
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2023/4/3〜
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4月3日 年度を始めて不安が爆発中。 長い1日があっという間だった。 坂本龍一の訃報にそこまで落ち込まずにいられたことくらいが、年度初めのドタバタの救い。それ以外は(それも含めて)ずっとずっと不安で、お昼休みは長島先生のB&Bのトークを聴いて、ぎこちない会話への対応策の文章を読んでいた。
年度更新のバスの乗車証の更新を忘れていることに気が付き、行きは初乗り170円のバス停で降りて歩いてみて、桜がほぼ終わり、でも菜の花が強く黄色いのを確認した。 帰りは更新したバスの乗車証でバスに乗ったけれど、新年度のばかまじめに通勤する混雑に巻き込まれて、へっとりしてしまった。
青柳さんの詩も、文月さんのパラレルワールドも、水野しずの新刊も、そこそこにも読めず、このまま新年度を過ごしておざなりになりそう。
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4月4日 今日から通常運転のような、まだ新年度のバタバタを抱えているような、とびきりの忙しなさの勢がなくてむしろとてもとてもぐったり疲れてしまった。 春の忙しなさとか落ち着かなさに、去年の日焼け止めを塗って少し粉っぽくなる肌が拍車をかけている。 このそわそわを埋め合わせるのに、資格試験の一問一答の参考書やTOEICの単語帳ってちょうどいいかも。だからこの時期ってみんな新しい参考書を持ち始めるのかな。 もうすぐ誕生日の友人へ、グミチョコのプレゼントを探している。 彼女は、本人もわたしも、ちょっと上質なチョコレートが好きだと思っていたのだけど、最近、同じく好きなグミも合わさったグミチョコが好きなのかもしれない、と気がついてその自分の嗜好のチープさにがっかりしたそう。
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4月5日 新年度早々の東京出張。 今日あたりから入学式のひと多いのかな、とそんな感じの親子を探してしまう電車内。 昨日、一期下の方とまた一緒に帰ってきて、私が女子大出身であることを知って、とても女子校育ちのイメージにぴったりだと思ったそう。高校まで共学の公立の学校に通っていたので履歴書上はそこまで完成された女子校お嬢様ではないけれど、社会の出た今となってはポジティブにそうゆうことにしていきたいと思っている。 女子高育ちのレッテルを自ら貼るし、その色眼鏡で見て欲しいし、(割と自分の感覚が世間のいわゆる“女子校育ち”のイメージの一部に近いと思ったりしたからです)それでいて心地よく無理なく生きていけるようにしていくんだから!と、エビアンを沸かして飲んでます。 だから今日の出張先で、打ち合わせ室のドアを開ける時はあまり虚勢張らずに、おはよっ!ってしたくない挨拶はしないで始めたいです。 昨晩からの頭痛のために飲んでいたロキソニンのおかげか、今日は身体も心も少しだけすっきりしている感覚。 出張中、用務先の移動間で立ち寄った池袋でデパ地下のいつも休日は売り切れている苺のお菓子を拝められたりして、その程度の特別感でいいよね平日休暇。 早めに用務を終えたので、パパブブレでプレゼントのグミチョコを買って、途中立ち寄ったミッフィースタイルでガチャガチャ的なランダムセレクトマスコットを買って、スパイラルでポストカードを買って、千疋屋カフェでパフェを食べる人たちを眺めながらベンチでお手紙を書いた。 そのままレターパックで送る準備もして、窓口へ持っていくと、送る品物欄の“おもちゃ”を指して「おもちゃってなんですか?」と局員さんに訊かれる。「フィギュア…?かな、これなんですけど」と自分用に買ったミッフィーマスコットをみせると「可愛いですね〜」と言ってくれた。 1日を半日で過ごすと大丈夫になるはず、と言い聞かせて、自分を大人しく帰宅させています。
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4月6日 強い風とぬるい空気の日。 少し早めの腕時計の時刻が5分遅れになっていてた。 昨日の出張のときに違う鞄を使ったため、定期券をそのまま入れっぱなしで、駅で忘れたことに気がつき取りに戻った。 いつもより遅い電車に乗って、いつもと違うルートのバスで、いつもと違うバス停で下車して歩いて出勤した。 靴下を裏返しで履いていたことに職場に着いてから気がついた。 久しぶりにしっかり居残りをしてへとへとになった。 朝、定期をとりに戻った時に持って出た傘を職場に忘れてきた。 新年度のそわそわと、昨日の出張と、明日の通院が重なって、ぼろぼろになってきていて、写真のことや文章のことや色々考えたいけれど、今は何もしたくない! 新しい上司は女性の方で、だから緊張している気がする。 今が1番、社会に出て、わたしはわたしだ、と言い聞かせている気がする。 移動中の車内で、男性が多い今の業界で、女性であることで舐められることが多くてそこに若さが更に拍車をかけるため、早く歳をとりたい!とずっと思っていた、とお話ししてくれた。 わたしは今まだ多少若くて女性だから、社会で不当位に傷つかされることが多いとかなり気づき始めている。それでも、このままの自分でしかいたくないし歳もとりたくない。 ぎこちない会話への対応策、の図録の長島先生のテキストを読みながら帰宅。 今日は満月だよ。
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4月7日 次に体重が落ちていたら入院って言われた! 今日は風がとっても強かった!
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kennak · 8 days ago
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やあ! みなさんこんにちは。 クソバイス男こと増田です。 何を隠そうこのワイ、母親の介護歴17年(糖尿→脳卒中→骨折→認知症で要介護4。この間祖母の介護も4年被ってる)、父親の介護歴11年(骨折→肺がん→認知症予備軍で要介護3)を自宅みている 大馬鹿者 大ベテランなんですね。もちろん独身KKOです。 と言うワケで、アドバイス欲を満たすための生贄を見つけたので、クソバイスするよ。 さあLet'sクソバイス ストレス解消方法について ストレス解消はルーチンにして日常に入れ込むことが大切。 水分補給と同じで、ストレスがたまったら解消するのでは間に合わないことが多いので、ルーチンにれる。 例えば俺の場合、毎週木曜日が仕事完全休暇という仕事なのだが、この休みに合わせて、木曜日は両親ともにデイサービスに送り出している。 そして、木曜日はストレス解消の日、自分を甘やかす日と決めて、何もしなかったり、だらっとアニメを見たり、本を読んだりしてる。 また、3ヶ月に一度ぐらいショートステイに夫婦揃って出てもらったら、泊まりのエンタメにも行く事にしている。 自分の場合は、だいたいは夜行バスで大都市圏まで出て、大きなシネコンで一日映画三昧したりって感じですが、こう言う日を確実に大切にすること。 そしてこれは「開いたらやる」じゃなくて「何があってもやる」と決めてスケジュールに入れること。有給休暇と同じね。 そうじゃないと自分が持ちません。 なお、ショートステイは定期的に利用しておかないと、緊急時に対応してもらえないので、その訓練も兼ねています。 緊急時ってのは、俺に何かあった時が最大。そのほか、どうしても外せない義理のときとか、高校生の頃に心を救ってくれた声優さんがx年ぶりにコンサートするとか、そういうときね。 災害のときとか、色々なときに泊まりで預けられるようにしておかないと詰む。 増田で愚痴れ それでも愚痴を言いたいときあるよね。そういうときは増田で愚痴りましょう。 𝕏?とかああいうアカウントがあるのはオススメしない。 増田なら💩💩🎠🦌とか書いても誰も何も言わないし、きゃっきゃしてりゃいいので。 そのための増田。まぁ、実践しているのだと思いってそこは安心しました。 技術的な話 まぁこれはやってんだろうと思いますけど一応通り一辺倒だけ。 まさにクソバイス 地域包括支援センターに言って、ケアマネを付けてもらってみっちり話をしよう(まぁ付けてると思っていますが) 他に相談出来る窓口をざっと揚げておくと 地元の社会福祉協議会 病院の患者相談窓口(ソーシャルワーカー・ただ忙しすぎて駄目な事も多い) 都道府県の国民保険連合会(電話・法的な窓口) 市区町村の福祉関係窓口 大会社の場合、会社が介護離職予防のために相談窓口を持っている場合があるとか。 どこの窓口がよいとかは当たり外れが大きすぎて厳しいことも。数を打とう。 病院などで介護向けの家族会みたいな組織がありますが、ワイは入ってません。参加者の年齢が上すぎて流石に合わなかった。 介護は親の金でやれ。自分の金は使うな(入れるなら生活費だな) 介護離職だめ、絶対。 介護者の都合>本人の希望>行政・施設の都合 と言う優先度でプランを組み上げろ まぁ実際には逆になるんだけど、最初はこうするつもりで挑まないとつらい。 介護は情報戦。繰り返す。介護は情報戦。 要介護者のことを一番良く知ってるのは自分だ、というスタンスを決してぶらさないこと。プロのアドバイスはプロのアドバイスで客観視できて貴重でちゃんと耳を貸すべきだけど、丸呑みはしないこと。プロはずっと介護しているワイらほど長く過ごしていないから。 さらに細かい話 状況がハマったら活用してね 長期になりそうなら、介護保険の点数はできる限りサービスに振るべし。ものは借りた後に買取するつもりで 介護保険は物品の貸与と、サービスが同等になっているが、貸与は長期になるとコスパが悪い。できるだけその分をサービスに割り振る方向で。 確かに介護期間が2年以内とかならレンタルの方がコスパがいい。短期間で症状が変わっていく場合にはどんどん変えられるメリットもあるので、最初の1年ぐらいはレンタルするのがよい。しかし、その後、状況が安定して、なおかつ必需品で、メンテがいらないものは買い取って介護保険から外し、その分をサービスに回すべし。中古の購入は簿価になっているので十万円とかする器具が数千円で買えたりします。 置き手すりやトイレ用の肘掛けなど ベッドの本体(マットレスは汚れると交換なので) スロープ 以下のものは貸与のほうがいい 車椅子や介護ロボットなど  定期メンテナンスが必要で消耗品 マットレス  使っているとへたってくるのと、完全に粗相して汚したといった理由でも交換出来る デイサービスに必要なものはとにかくクリアメッシュ袋(ファスナーがついているやつ)に入れて準備して整理。 便で汚染された衣服はドラム式ではなくて、操作してたっぷりの水を入れた縦型洗濯機でやれば手洗いをせずに落ちる コインランドリーは恋人。雨の日や寒い日でも暖めてくれる(乾燥機) テプラ君は頼れるひと。 3Dプリンタとレーザーカッターは神器。フルオーダーの本人に合わせた道具が2千円とかで出せちゃう。レーザーカッター+ポリエチレンフォームの可能性も無限台。 しまむらは神。 介護ショップで購入すると凄い高い介護用の下着が、なんとしまむら価格で売ってる。やばい。 それに比べて靴屋の渋いことよ…。足下見すぎ(靴だけに) 車椅子を乗せられる自動車は、諦めて新車で買うべし。中古で4年探し続けたが毎日送り迎えに使われて30万kmとかとんでもなく走ったようなものしか回ってこないので貯金をはたいて買った。今では欠かせない相棒。 親の金で解決できる範囲のことは金で解決する。 だるいとき用に冷凍弁当を用意しておく。そのために冷凍庫を追加で買っとく とろみがついた状態で売っているペットボトル飲料とかあるんやで 柔らかレトルトご飯とかもあるんやで 親はテレビっ子世代なので、異様に安い中華テレビを買って放置、後はテレビがお守りをしてくれる。 報連相大事。 通っているデイの連絡ノートとか大事や。 最後に頼るべき所には必ず報連相 自分の兄弟、叔父伯母など、遠くに住んでいてい���もは介護に参画してもらえない人でも、とにかく報連相はしておく。今どんな状態だとか、入院したとか退院したとか。 ワイの場合、介護すると言う共通の目的が出来たことで、前よりも親類と仲良くなった気がする。 万が一親を残して自分が死んだ場合のことを考えておく。親がワイがいないときに死ぬより、ワイが先に死ぬほうが悲惨なことになるので。 デイサービスにしておくことのメリットはこれ。自然と毎日来てくれるので、最大でも48時間以内には発見される 通院2回方式どうよ。検査と診察を2回にわける 検査科が独立しているような病院だと、検査科は診療時間関係なく稼働していて検査OKになっていることが多い。そこで、検査は診察日の一週間前以内の診察がある日のどこかで行く。 検査の攻略法 採尿は自宅で採尿して持ち込みたいと相談すると採尿キットをくれるので、それで当日朝とって冷蔵庫に入れておき、持ち込む。 すると、スムーズに進むと、採血だけで到着してから最短10分で終わったりする。通常診察があると結果が出るまで待つことになるが、待つ必要は無いので速効で帰れる 診察は、朝一番の一番最初の予約に入れてもらう 朝一番は開いていることが多い。通常採血から検査結果が出るまで1時間かかるため、この時間帯の予約は検査が不要な患者しか入れられないのだ。 しかし、事前検査をしておくと検査の待ち時間がないため、入れてもらえる。すると待ち時間がほとんどなく診察を終えることができる。 ワイの場合は、検査はデイサービスに迎えに行って車に乗せ、その足で病院に行って検査する。また診察日は、診察を終えたら、その足でデイサービスに送り届けて預けてしまう。こうすることでデイサービスを休む日も最短に出来る。 そのほか よくある質問と回答 仕事はどうしたらいいですか? 介護離職だめ、絶対。ソースはワイ まず今の職場で働く事を考える。無理なら今の会社で働けることを考える。 プライバシーとかかなぐり捨てて、上司や同僚には状況をいつも話しておくことが大事。 ワイの場合、結果論だが、2ヶ月介護休暇取って環境を整えてやれば離職しなくても時短勤務でいけたと思われるんで、マジ早まらない方がいい。一度離職すると介護持ちが新たな就職口探すのは困難。 どうしても介護離職に追い込まれたら、介護者向けの求職なども存在はするので、労基の窓口に相談してみる。 介護施設とトラブルになったんですが 介護保険での事業の場合は、介護保険の保険者、つまり都道府県の健保連が窓口になった苦情申し立て相談窓口があるので、ここに相談するのが正規ルート。他に相談してもぬるっとしか対応してくれない。 行政の相談窓口はクソ せやな。ワイもそう思うわ。行政は相談するところと言うより情報を引き出すところと、手続きの窓口だと思って対応した方が上手いこと動いてくれる。  てか、なんで施設に預けずにお前見てんの? 金がないから。 人間そんなに簡単に割り切れる生き物ではありません。 なんでそんなにがんばってるの? しょうがねえだろうっせえよ 老人は生産性がないから若者のためにうんぬんかんぬん 安楽死うんぬんかんぬん うるせえ黙れ かわいそう だから黙ってろって 俺は見捨てるわ ワイにもそうやってイキってる時期がありました。ちゃんと現実を見つめて備えとけよマジで。 真面目な話、医療費とか使い過ぎていて気が引けるんですが 親が払った社会保険料や税金をざっくり計算してみるといいよ。生涯で家が建つぐらいの金は平気で払っている。ほとんどの人は、払った分を使ってるだけ。 統計学の心得があるなら年金・社会保障の構造を計算してみると実によく出来ていて、惚れ惚れするから。 特に公的保険てのはミクロではなくてマクロで社会的コスト(≠費用)を最小化し経済効果(≠金銭的利益)を最大化する仕組みなので、個人であの人は多くもらいすぎているなんてのは間違った議論です。理解できずに言う輩には「うるせえ黙れ」でよい。 終わったら俺も介護される側じゃん 先輩を見てると、介護をしっかりやってた人はあんまり要介護者にはならずにぽっくりいってる感じがする(終末期は別) 介護をやってると自然と介護予防の知識も付くから、地道にやっていこう 介護に巻き込まれた時点で人生終わりでは? まぁ、終わったということを受け入れるとそれなりに楽になるよ。
介護に関するクソバイス (増田編)
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warehouse-staff-blog · 11 months ago
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年末のご挨拶@WAREHOUSE名古屋店
名古屋店 コジャです。
2023年,年末の御挨拶となります。
平素は格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。 WAREHOUSE名古屋店は2023年12月30日をもちまして本年の業務を終了致しました。
本年中の御愛顧に心より御礼申し上げますとともに、 来年も変わらぬお引き立ての程、宜しくお願いします。
本年度の営業も無事終え、 新たに2024年を迎えることが出来るのも日頃からウエアハウスをご愛顧いただいている皆様の御蔭で御座います。 WAREHOUSEスタッフ一同心より感謝申し上げます。
2024年の初売りは1/2~1/4の3日間となります。
年末年始の各店舗の営業日・時間・初売り・フェアに関して下記の通りご案内申し上げます。
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【東京店、名古屋店、福岡店、札幌店、大阪店の5店舗共通】  ・2023年12月30日 : 12:00~16:00  ・2023年12月31日 : 店休日  ・2024年1月1日 : 店休日  ・2024年1月2~4日 : 12:00~18:00  ・2024年1月5日以降 : 12:00~19:00
※定休日を設けているWAREHOUSE名古屋店ですが2024年1月3日(水)は通常営業します。  以降は水曜日が定休日となりますのでお気を付け下さい。
【阪急店のみ】  ・2023年12月30日 : 11:00~20:00  ・2023年12月31日 : 11:00~17:00  ・2024年1月1日 : 店休日  ・2024年1月2日 : 10:00~19:00  ・2024年1月3~8日 : 11:00~20:00 . . .
《新春の営業と福袋販売・フェア開催のお知らせ》
ウエアハウス各直営店では2024年1月2日(火)から2024年1月4日(木)まで福袋を販売致します。 福袋の内容は例年と異なりパンツの販売は無くTOPSのみとなります。 ・¥5,500-・¥22,000-・¥44,000-・¥88,000-の展開となります。(税込み価格)
※福袋は店舗によっては並ばない価格やサイズがございます。また在庫も僅かとなります。 ※福袋は無くなり次第終了とさせていただきます。 ※福袋の返品・交換はお断り致します。
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《ニューイヤーフェア開催のお知らせ》
2024年1月2日(火)から2024年1月8日(月)まで各直営店で 『ニューイヤーフェア』を開催致します。
期間中各直営店にて、 お会計の際にウエアハウスのライン公式アカウント内の 『ニューイヤーフェア』 が記載されている画面を御提示頂くと、 ビンテージ商品と福袋以外については恒例の特典が付きます。
※全店舗1月2日(火)から1月8日(月)迄、お持ち込みの裾上げは翌日以降のお渡しとさせて頂きます。予めご了承下さい。
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WAREHOUSE名古屋店、 福袋の御用意が出来ましたので準備風景をお届けしますね。
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今後も多くの方が足を運びたくなるようなお店作りに励んでいきますので、 一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
簡単では御座いますが年末のご挨拶を終えさせて頂きます。
2024年、皆様にとって素敵な年になりますように。
これにて年末の挨拶を終えさせて頂きます。
良いお年をっ!!
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WAREHOUSE名古屋店 髙木・古謝
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☞ 『WAREHOUSE直営店の LINE公式アカウント開設』
WAREHOUSE&CO.直営店からのお得な情報や、エリア限定のクーポンなどを配布しています。
LINE公式アカウント開設にあたり、 2019年3月26日(火)以降、提供しておりましたスマートフォンアプリはご利用できなくなっております。 お手数をおかけしますが、今後はLINEアカウントのご利用をお願いします。
ご利用されるエリアのアカウントを「友だち登録」して下さい。 ※WAREHOUSE名古屋店をご利用頂いているお客様は【WAREHOUSE EAST】をご登録下さい。
※直営店のご利用がなければ【WESTエリア】をご登録下さい。
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☞[リペアに関して]
弊社直営店で行っておりますジーンズ等のリペアの受付を休止させて頂いております。 ※ご郵送に関しても同様に休止させて頂いております。再開の日程は未定です。
ご迷惑お掛け致しますが、ご理解下さいます様お願い致します。 ※弊社製品であればボトムスの裾上げは無料にてお受けしております。お預かり期間は各店舗により異なりますのでお問合せ下さい。
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☞WAREHOUSE公式インスタグラム
☞WAREHOUSE経年変化研究室
☞“Warehousestaff”でTwitterもしております。
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WAREHOUSE名古屋店
〒460-0011 愛知県名古屋市中区大須3-13-18
TEL:052-261-7889
《2023.12.30.現在の営業時間》
【WAREHOUSE名古屋店】  ・2023年12月30日 : 12:00~16:00  ・2023年12月31日 : 店休日  ・2024年1月1日 : 店休日  ・2024年1月2~4日 : 12:00~18:00  ・2024年1月5日以降 : 12:00~19:00
※水曜定休ですが1/3は上記内容で営業します。以降は定休日となります。
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manganjiiji · 11 months ago
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やがて哀しき国内語
夜になるにつれ希死念慮がひどくなってくる。特に何があった訳でもないが、涙が止まらない。やはり冬になって気温が下がり、生活が全体的に停滞してしまったからだろうか。0時くらいまで泣いて、なんとか動き出し、1時過ぎまで友人と通話してひとまず今日を終わる。
クリスマス、年末年始、この空気、体の内側をズタズタにされる。そういう人はたぶん多いと思う。この時期は本来「浮かれ」の季節であって、「楽しい」空気を共有するのがマナーのようなものだから。周囲が楽しければ楽しいほど、苦しいものはおのれの惨めさ、悲しさ、悔しさを噛み締める。そういう体験が生育過程で根底にある人は、この時期は地獄だ。私はとにかくクリスマス商戦(基本的に書店の年間通しての最大イベント)、年末で出版社が止まる・取次が止まることによる返品と発注の備え、帰省で学生さんが減るシフトへの対応、社員さんと過ごす大晦日、元日出勤、と、小売業おもに書店のフルタイムアルバイトとして過ごすことで、クリスマスや年末年始を「提供する側」として保っていられた。今年は無職であるため、かなりきつい。気を紛らわす「他のストレス」が何もない。体も動かない。正直早く殺してくれと思う。今日はこの部屋で人が死んだり救急や警察が来たりしたら大家さんに多大な迷惑をかける、ということを一心に考えて、包丁を腕に突き刺すのを耐えた。別に腕に刺しても死なないのだが、その痛みでたぶん我に返ると思う。それかやけになって腹も刺したりするだろうか。やったことがないからわからない。私は「死にたくない」という一心だけでここまで生き延びてきたので、今ここで死んだらもしバイトに受かっていた場合店舗にも迷惑だし、せっかく仕事ができるのに死ぬのか?ということも考えたりした。死にたくないし、働きたい。理性ではそう考えているが、正直希死念慮というのは理性とまじで別の原動力で動いているので、死にたいと死にたくないが並列して発狂しそうになる。自分でももはや何をしているのかわからない。ツイートや通話をすべきでないのだが、誰かに助けてほしくてどうにか外部と繋がろうとしてしまう。
まあでもそんな病んだ極限状態の人間とは誰も関わりたくないと思うので、希死念慮に襲われたら大人しくスマホの電源を切ってひたすら自殺を我慢するに限る。ノートに心情をかきつけられたらいいのだが、残念ながら希死念慮の発生時はだいたいうつ状態で動けない。机にたどり着くことも出来なければ、声を発することも出来ない。とにかく世界が遠くなる。だから当然枕元に包丁を常備していない限りは自殺成功の可能性は低い。絶対に死にたくないが。誰か助けてくれたらいいのに、と思うが、もう大人なので自分でなんとかするしかない。今まで何人もの自殺を止めてきて、長期に渡り監視して世話をして、その人たちは今何とか楽しくやっていると報告を受けていて嬉しい限りだが、なんだかその何人かを死なせずに済んだのだからもう私の役目も終わりでいいのではないか?と思ってしまった。いや、まだまだ救うべき人や子どもがいるのだから死ぬべきではないのだが、でもまあ、今まで全く何もやってこなかったわけではなく、私にしては上々の成果を出している。これをもって終わりとしたい、という感情が今日は大きかった。ケア労働というより、ケアボランティアで、食料も差し入れていたのでふつうに収支はマイナスだ。それでも、目の前に死にそうな人がいると、私は動かずにはいられない。自分が何をどれだけ失ったりすり減らしたりしても、誰かが死ぬよりはいいと思う。
いろいろなことを考える。死んだらじいちゃんとタクト(猫)に会える世界だったらいいのに、とか、何か少しでもいいから「ごほうび」が欲しかったなとか、好きな人に好きと言いたかった16歳の頃があったり、好きな人に好きと伝えても好きになってもらえるわけではないと知ったおのおのの時代があった。全体的に不遇かもしれない。姓名判断は見事に全ての要素が「大凶」だ。
2023.12.27
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tanakadntt · 2 years ago
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三輪秀次の小説(二次創作)
三輪がみんなに誕生日を祝われる話
三輪秀次はよくラウンジで寝ている。
彼にとって、十代に入ってから多くの時間を過ごしているボーダー本部はもはやホームと言ってよく、しばしば気を抜いて、ぐうぐう寝ている姿が見られる。
とは言っても、真面目な彼のこと、迷惑にはならないようには気をつけているため、片隅でひっそりと寝ているのだが。
「…太刀川さんさぁ」
三輪は彼が苦手とする人物の名前に反応して、はっと覚醒した。
「あ、起きたな。三輪」
すぐ目の前に太刀川慶の顔がある。
ヒュッと息を吸い込んで、
目をパチパチとさせる。
「よく寝てたな」
ニヤニヤ笑う顔から、さり気なく身を引きながら、ヨダレが出ていないか不安に思いながら口元をぬぐう。いつの間にか寝顔を晒していたようだ。
「よ、三輪」
視線をあげると出水公平だ。後ろに唯我尊もいる。太刀川隊戦闘員勢ぞろいだ。
「今日、誕生日だってな。米屋が言ってた。おめでとな」
出水は何故か目をそらしながら言った。
「あ、ああ、ありがとう」
今日で、十七才だ。早く大人になりたい三輪にとっては、ようやくという気持ちだ。
同時に、トリオン器官の成長限���がじわじわと迫ってきているという焦りもある。もっと鍛え���ければ。優れた才能や能力のない者は常に追い立てられている。
なにはともあれ、世間一般的にはめでたい日だ。
三輪隊で祝ってくれると申し出があり、準備のために作戦室から追い出されている。
ラウンジで時間を潰しつつ、本日出席する会議の資料を読み込みながらいつの間にか眠ってしまったらしい。
「え、これから会議?」
出水��三輪の手元の資料に気がついて、妙に焦ったような声をだす。
「なんだ? 出水?」
「行くぞ。出水」
太刀川はくるりと踵を返して去っていく。慌てて後をついていく出水、ちらりとこちらを見た唯我の視線が気になったが、端末に入れてあった会議の時間を知らせるリマインダーが鳴り出し、三輪の思考は別の方向に向かった。
「…三輪は今日、誕生日だったか?」
「はい」
風間蒼也はじっと三輪の顔を見つめた。会議室である。
「めでたいな」
「ありがとうございます」
既に、メンバーはそろっている。上層部では鬼怒田以外、A級部隊からは風間と三輪が出席していた。
風間には右も左も分からなかったボーダー入隊時から大変世話になっている。しかし、風間に世話になっている者はたくさんいる。わざわざ誕生日を覚えてもらっているとは思えなかった。こちらから言ったこともない。
「どうして」
知っているんですかと言い終わる前に、風間は疑問に答えてくれた。
「…米屋から聞いた」
あいつ、俺の個人情報をなんだと思ってんだと思いつつ、出水はともかく風間さんにならいいかとも思う。祝われて嬉しい気持ちもある。米屋はよく喋るが、おしゃべりではない。
「会議が始まるぞ」
どういう文脈で米屋とそんな話になったのか聞きたかったが、さすがに黙った。
「はい」
「慶に会ったのか」
会議の後、忍田真史本部長は退出しようとする三輪を捕まえて聞いた。
今日の会議はちょっとおかしかった。
誰も顔をあげずに、資料を見ながらボソボソと意見を交わす。言葉選びはきついが真っ当な意見を言う根付栄蔵メディア対策室長、必ず混ぜっ返す唐沢克己外務営業部長、城戸政宗司令とやり合うためだけに出席しているのではないかと(三輪には)思える林藤匠玉狛支部長。いつもはそこにド正論優先で嘘はつけない鬼怒田本吉開発室長が加わり、さらにカオスの様相を見せるが、本日は遠方の学術会議に出張中だ。
やっていることはいつもと同じなのだが、何故か皆、覇気がない。
目が合うとニヤリとかニコリと笑ってまた下を向く。城戸だけがいつもどおりだった。
会議前のランチミーティングにおいて、上層部だけで食べる高級弁当がビックリするくらいのハズレだったのかと推理してみる。一度、そういうときがあった。
それを思い出しながら、三輪は忍田の問いに答えた。
「はい、先程、太刀川さんにはラウンジで会いました」
「慶に何かされなかったか?」
「いえ、特に」
ガチめに寝ていたところを起こされたことは黙っておく。
「その…字は…いや、その、慶は…」
「太刀川隊の戦闘員と一緒にいたのでチームで模擬戦ではないでしょうか?」
「ああ、そうか? その」
歯切れが悪い。
そのとき、横から声をかけてくるものがいた。
沢村響子本部長補佐だ。
「三輪くん、今日、トイレに行った?」
いきなりトイレといわれてぎょっとするが、沢村とも長い付き合いだ。冷静な仕事ぶりとは別に、プライベートでは気さくな姐さんで、時々突拍子もないことを言い出すところがある。慣れている。
「行きましたけど」
「んん? そう。それはそうと、お誕生日おめでとう!」
「え、は、はい、ありがとうございます」
「あ、蓮ちゃんから聞いたのよ」
太陽のように笑って、忍田を促し、去っていく。
「あれ、三輪先輩、お誕生日おめでとーございます」
草壁隊攻撃手である緑川駿は三輪と目が合うなりそう言った。ラウンジに戻ってきている。三輪が端の方に隠れていたのに目ざとい。三輪は、内心舌打ちした。
「…ありがとう。米屋から聞いたのか」
今日は、行く先々で何故かおめでとう、おめでとうと言われてだんだん薄気味悪くなってきている。既に気分は個人情報漏洩案件だ。緑川は頭の後ろに両手を回して、ニヤリとした。
「ブー。違います」
「出水からだろう」
「ブブー。違います」
「…誰から聞いた?」
「ふふ、どうしようかな」
緑川は玉狛支部所属S級隊員の迅悠一の信奉者だ。単に懐いているだけならいいが、最近、迅に似てきた気がする。主に人を喰ったような言動が。
「緑川、おまえ」
お説教が始まりそうな気配を察知し、A級きっての機動力を誇る中学生アタッカーは慌てて反応した。
「あれですよ」
「あれってなんだ?」
「えーと、三輪先輩を見たらわかっちゃうんです」
「何が?」
「誕生日が」
三輪の不可解そうな視線を感じ、オレってばヤッサスィーと思いながら、補足する。
「みんなに俺は今日が誕生日だよってお知らせするシールみたいなのがついてるんですよ」
「何?」
三輪はバッと体を見る。そんな恥ずかしいものつけて歩いていたのか。シールを探すがどこにもない。顔を触るが何かついているわけでもない。背中か?
まさか会議中も貼ってあったのか? 今日の会議の妙な雰囲気を思い出す。俺は会議に何をつけて出席していたのか。
「どこに貼ってある?」
「ふふふ、どこでしょう?」
顔をあげれば、緑川はもう近くにいない。それだけ言って逃げ出している。
三輪隊作戦室である。
「あれ? 秀次、メールするまで帰ってくんなって…」
米屋陽介は振り返ってこちらを見たあと、彼にしては珍しい表情をして口を閉じた。
「その字は太刀川くんね」
月見蓮はこれもまた珍しく爆笑しながら、ウェットティッシュのケースと小さな丸い鏡を渡してくる。
それはシールですらなかった。
果たして、三輪の両頬をキャンバスにして下手くそな字が踊っている。
『はっぴーばーすでー みわ』
#三輪秀次隊員お誕生日おめでとう
終わり
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