#枝豆と干しえび
Explore tagged Tumblr posts
Text
0 notes
Text
起きる機会を見失ったものたち
5年前ぐらいからTumblrの下書きを溜めるようになり、気づいたら下書きだけで200を超えそうになったので、今更出せない記事をごちゃまぜにしてみた。ある意味総集編。
---
このあと何しようとなった時、美術館を提案してくれる人って素敵だなと思う。その時コンラッドにいたというのもあると思うけれど。あの辺りは美術館が多い。
傷ついているのはわたしで、痛いのはわたしだとずっと思ってきた。だけれど、あなたの反応を見てああわたしが傷つけたのだ、と思った。恐らくわたしが大切な人にされたら1番傷つくやり方でわたしは線を引いた。
この前名駅に行ったら袴姿の女の子達がたくさんいて、ああ卒業式の季節かと思った。金箔も水引も出てきた当時誰がやるんだこれと思ったけど、見慣れるとカワイイし尖っててクールでいい。私たちの卒業式の頃の流行りはドライで、ドライってやわ過ぎてぽろぽろしてフケみたいになるの、なんか嫌だったから。
卒業式、受付が始まった頃ヘアセットが崩れて、慌てて着付け会場だった近くのホテル電話して、小走りで駅を逆走していたら、丁度卒業式会場に向かうところだった友人にそっちじゃないよと手を取られたの、懐かしくて愛しい思い出だ。あとは宗教に洗脳された同じ学年の子が校長先生の話の後急に壇上に上がって話はじめたのが怖かったのが強烈に残っているぐらい。
全然食べたくないどん兵衛のニンニクバター味噌にお湯を入れる。全然食べたくない味がした。お湯を入れすぎたのか、若干味が薄い。最後スープを流したら容器の底から信じられないほどみじん切りにしたニンニクが現れてゾッとする。すぐさま水切りネットを変える。
段ボールを開けたらすべておなじにおいがした。洋服もスタンドライトも山吹色の土鍋も。私の部屋は、私はこんなにおいだったのだな、と思う。
お酒を飲んで、帰りたくなくて、近くの公園でアイス食べて花火してブランコを漕いですぐ気持ち悪くなって笑った。夏。ブランコを勢いよく漕いでヒールを飛ばして笑いながら拾ってくれるところまで含めて夏。ブランコ漕いだのなんて何年前だろう、と思いながら去年もそういえばブランコを漕いだ事を思い出した。夏だった。高台にある、動物のいる細長い公園。
深夜の公園は酔っ払った若者か、犬の散歩をしてる人か、ダンスをしてる人しかいない。気づいたら2時を過ぎていて、それぞれタクシーを呼んで帰る。今日もタクシーの運転手に近くてごめんなさいね、って言うんでしょと言われてよく分かってるなあと嬉しくなった。まだわたし達出会って1ヶ月ぐらいしか経ってないのにね。
やめられた先輩や上司達がずらりと並ぶ飲み会で、黙々と枝豆を食べなが周りのペースに合わせてビールを飲んでいたら、現先輩方から怪訝な顔をされた。やだしおらしいの変だよ、え?松田さんっていつも違うの?、全然違いますよーわたし達のこと先輩って絶対思ってないですもん、そうなんだ意外〜。ガヤガヤした店内に甲高い先輩の声が響く。まん丸にした目を向ける上司に言える言葉もなく、ただ苦笑いを返した。自分のつまらなさに苛立つ。
ちなみにいつものわたしと言うのは、先輩方にほぼタメ口で話し��名前にちゃん付けで呼び、飲み会では先輩に取り分けてもらい、みんなの制止を振り払って日本酒を煽るような女である。こんな後輩を可愛がってくださる先輩達の心の広さたるや。平伏してしまう。大好き。
もちろん先輩方にも最初からこんな態度を取っていたわけではない。2年目までわたしは趣味は裁縫とおかし作りで、ピンクのフリフリのワンピースを着て、淑やかでおとなしい子だと本気で信じられていた。そんな事は一言も言った事はないけれど。
わたしは所謂猫かぶりというやつだ。猫かぶりというか、初対面で慎重にいくタイプだと言って欲しい気もする。23年間生きてきて、わたしの性格というのが個性として簡単に受け入れてもらえないことを痛いほど学んできたから。わたしはどの学校でも1年生の10月ぐらいまではろくな思い出がない。どれだけ己を押し殺してひっそり生きているつもりでも、強烈すぎて受け入れられなかったと言われたりする。
わたしはWikipediaにつらつらと肩書きが沢山連なって結局何をやってる人なのかよく分からないって思われたいの、とあなたに言ったら君らしいねと穏やかに笑ってくれた。わたしらしいってなんなんだろう。
運命の恋なんて転がっていないし、運命の人なんて待っていたところで迎えにきてくれやしないのだ。
あなたが第2の故郷が軽井沢だというので、わたしの第2の故郷はどこにしようかなと言ったらお前は鎌倉やろ、と返してきた。よく覚えてますねと驚き半分であなたの顔を見たら、あたりまえやん何年の付き合いやと思っとるねんと得意げに言われたので、強めに叩いておいた。本当にそういうどうでもいいことばっかり覚えているのだ、この人は。たいせつなことは全部わすれてしまったくせに。
怖い夢か過去に大好きだった人と幸せになる夢ばかり見るから寝るのをやめた。頭が重たい。布団はちっともあったまらない。高速道路がすぐ近くにあるこの家は、深夜になるとよくトラックの走る音がする。朝5時をすぎるとスズメが鳴きだす。朝8時半になるとびっくりするような声をあげる子供達が外で遊ぶようになる。9時を過ぎると1時間おきにお寺の鐘が鳴る。この3週間で全部覚えた。
隔離されていた間に季節は確実に春に向かっていて、私はそれが悲しかった。片付けても片付けてもすぐ散らかる部屋の片隅に座り込んで春ってろくなことないから春なんだよなあと思う。ほんっとにろくなことない。部屋のファンを回す。すぐに夏が来るのだろう。きっと今年のゴールデンウィークは暑い。菜の花をダメにしてしまったのでひどいにおいがする。夏になるし気をつけなければ。
本当はもうあの時死んでしまいたかった、いや消えてしまいたかったよとあなたに言うと、そんなの俺が許さないと真っ直ぐ目を見て言ってくれた。ばかみたい。あなたはわたしが消えてしまっても別に何にも失わないのにね。わたしはあなたが死んでしまったら失うから死なないで欲しい。二度と会えなくなってしまっても、あなたがこの世界のどこかで息をしてると思えればわたしも生きていける。
新しい仕事何にしようとDODAをスクロールしていた時、どうしようもなく泣けて泣けて仕方なかった去年の夏。15の時から夢見て20で叶えて、たったの4年で諦めなければいけなかった夢。音が鳴らない黒のぺたんこ靴。オレンジ色のスカーフ。資生堂のルージュルージュを引いて無理やり鏡の前で笑顔を作る瞬間。しょっちゅうボリュームを調整しなければいけないインカム。もう二度とあの仕事は出来ないような気がするし、あの仕事をしたいのかと言われると分からないけれど、懐かしくて思い出す度胸が締め付けられる。
精神が安定している時は自分の精神が弱っていることなんてひとつも思い出さないのに、まるでアドレナリンが切れたスポーツ選手よろしく一定期間精神が落ち着いたらきちんと一定期間精神をおかしくする。まあでもだいぶ冷静になってきたんじゃないだろうか。冷静なふりが出来るようになったの間違いかもしれない。
世界が混沌としている今、こんなことでだめになっている私は贅沢なんだろうか。先生に言われた通りとんぷくを飲んだせいで今日は1日だめにした。だからあの薬は嫌い。嫌い嫌い嫌い。薬なんて大嫌い。大嫌いなのに一向に私の飲む薬は減らない。やんわり拒絶されているような気持ちになってへこむ。
お金で買えない幸せがある、と言われる度鼻の奥がツンとなる。知ってるよ、それが欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて、��も無理だったからお金で買える幸せを片っ端から手に入れていたのだ。
32 notes
·
View notes
Quote
土屋大臣は埼玉県春日部市などを地盤とする現在9期の衆院議員である。 土屋大臣の父は参議院議長や埼玉県知事を歴任した故・土屋義彦氏。その独裁的な県政は「土屋王国」とも称された。娘である土屋大臣は96年の衆院選に無所属で出馬し初当選。01年に自民党に入党した。その後は父親の後援会組織をフル稼働させ、当選を重ねてきた。 しかし、地元での評判は必ずしも芳しくない。 地元政界関係者に言わせると、 「古くからの自民党の支援者の中には土屋さんのことを“なにもしな子”というあだ名で呼ぶ人もいます。何もしない、何もしてくれない。決して悪い人じゃないんですけど、やる気がないんでしょうね」 その土屋大臣は政界を揺るがしている一連のパー券裏金問題について、12月の記者会見で「本当に残念」と述べてい��。ならば、土屋大臣自身の政治���金は清廉潔白なのだろうか。 そもそも、昨年「週刊新潮」は彼女の家賃の問題を報じている。 土屋大臣が代表を務める資金管理団体「竜の会」について、11年から13年の政治資金収支報告書を確認すると、かつて土屋大臣が主宰していたフラワーアレンジメント教室が入るビルの家賃を拠出していたことがわかるのだ。つまり、お花の教室の家賃を政治資金で処理していたことになる。土屋事務所は当時の取材に「議員はこの不動産を政治活動にも利用し(中略)竜の会がフラワーアレンジメント教室の賃料を支払っていたわけではありません」と否定するも、誤解を生む政治資金の使い方であったことは間違いあるまい。 政治資金で食品を購入(他の写真を見る) 「ひじき」「ブロッコリー」「枝豆」 「里芋」 そこで取材班はこの「竜の会」の少額領収書について、情報公開請求を行った。 一般に公開されている政治資金収支報告書は、政治活動に関するすべての支出と領収書が開示されているわけではない。資金管理団体など国会議員関係団体の場合は1万円を超えない支出については、明細を記載する必要もなく、少額支出の領収書について知るには、総務省や各都道府県に対し、情報公開請求を行わなければ明らかにならない。 そこで土屋大臣の「竜の会」の少額領収書について情報公開を請求し 、中身を確認すると、不可思議な領収書が含まれていた。ちなみに「竜の会」が所在しているのは土屋大臣と親族が所有する春日部市内の3000平方メートルは超える敷地に建つ大豪邸である。 例えば、2021年10月4日。春日部市内のスーパーで「こうや豆腐」「金時豆」「焼のり」「干しするめ」「昆布」「桜えび」など4248円分を購入している。 また、その4日後の10月8日にはまた別の春日部市内のスーパーで野菜や果物を多く購入している。領収書には「ひじき」「ブロッコリー」「大根」「人参」「枝豆」「ごぼう」「里芋」「シャインマスカット」「ぶどう」「柿」などの記載があり、金額は8753円だった。その翌日には同じスーパーで「丸魚」3024円を購入している。 政治資金収支報告書は元来、政治活動に関わる収入や支出を記載するはずだ。果たしてこれらの食品は政治活動に使われたのか。
「ひじき」「ブロッコリー」「焼きのり」「金時豆」を政治資金で購入していた…土屋品子復興相「政治団体」の不可解な領収書が発覚(全文) | デイリー新潮
5 notes
·
View notes
Text
20240806
🖖さとあみ🖖としみつ9月札幌参戦💚 @ami51kix3 2024/08/06(火) 22:56:18 Replying to @ojro_men ゲームやるんですね意外でした😳 琥珀🎸✨🔥🎵 @c90fd72c0f0341f 2024/08/06(火) 22:53:12 Replying to @ojro_men やった😆🎶 megmeg🐥🌸🐰 @megmeg_fblc07 2024/08/06(火) 22:51:33 Replying to @ojro_men おっ👀 はずるを持って急げ〜😆💦 ちはるん♪ @chiharu509 2024/08/06(火) 22:50:11 Replying to @ojro_men そうなの?決まってたんだ😂 みーにゃん @minyan_3939 2024/08/06(火) 20:02:33 Replying to @ojro_men 今日は曇ってましたねー☁️ 30℃超えてても涼しいと思ってしまうとは。。 こんばんは〜🌙 むーちょ(むーちゃむーちょ) @ringonoDANGO 2024/08/06(火) 18:24:53 Replying to @kasu3iro and @ojro_men そーです( ´ ▽ ` ) 遠か���たー🌊晴れてよかったー🌞 se-co @seico77 2024/08/06(火) 17:52:19 Replying to @ojro_men こんばんは✨ くう間もん @kasu3iro 2024/08/06(火) 17:50:50 Replying to @ringonoDANGO and @ojro_men ヽ(`▽´)/🌊🌊 もしやの?チーバU^ェ^Uでしょーか?🌊🌊☺️ 琥珀🎸✨🔥🎵 @c90fd72c0f0341f 2024/08/06(火) 17:15:33 Replying to @ojro_men 採れたては甘味と旨味が全然違いますよね✨ ずりぃ😆💕 むーちょ(むーちゃむーちょ) @ringonoDANGO 2024/08/06(火) 16:31:32 Replying to @ojro_men おはよぉございます🌞 氷結のCMのところらしいところ 行ったのち🍋磯遊びしてきましたー🏖️ 氷結買い忘れたけどぉ(;´д`)
hiroちゃん (ひろiro) @iro_one_iro 2024/08/06(火) 16:21:03 Replying to @ojro_men 採れたては最高ですよね😊 甘みがあって美味しい🫛やつですね🤤 きしめんRI-nem @rijooki 2024/08/06(火) 16:20:16 Replying to @ojro_men 立派な枝豆だの〜✨イラついてたけど癒された〜♨ くう間もん @kasu3iro 2024/08/06(火) 16:12:19 Replying to @ojro_men 🫛🫛🫛最高ですね✨🍋ヽ(`▽´)/ 氷結で決まり!!🥂☺️ですね!! megmeg🐥🌸🐰 @megmeg_fblc07 2024/08/06(火) 15:35:29 Replying to @ojro_men 茹でたてでクイッとハイボールかな〜😆👍 スマイルりん @FT_lovelysmile 2024/08/06(火) 15:10:44 Replying to @ojro_men 綺麗な色に茹で上がるよね〜😋 ありひろちゃん @arihiro_CHAN 2024/08/06(火) 14:01:42 Replying to @ojro_men おはようございます さっき一雨あったので、蒸しますが、少し涼しくなりそうです🤏 𝓨𝓾𝓴𝓲* @yukiheartweaver 2024/08/06(火) 13:32:45 Replying to @ojro_men おはようございます🥰 あられ @0416_haha 2024/08/06(火) 13:32:40 Replying to @ojro_men こんにちは😊
コロナの後、味覚障害で悲しかったけど 少し戻ってきたかなぁ 仕事も、ゆっくりがんばろうー きしめんRI-nem @rijooki 2024/08/06(火) 13:27:41 Replying to @ojro_men おはようございます🌞
お腹ペコリーヌです🍜食います yoshino @yoshino3996 2024/08/06(火) 13:08:05 Replying to @ojro_men おはようございます🌻 Alice @Alice6499530073 2024/08/06(火) 12:54:11 Replying to @ojro_men おはようございます😊
今日は少し🤏、身体に優しめな気温ですね ちはるん♪ @chiharu509 2024/08/06(火) 12:51:43 Replying to @ojro_men おはようございます🐹🍱🍵 職場が暑くて😵💫帰りたい🫠 megmeg🐥🌸🐰 @megmeg_fblc07 2024/08/06(火) 12:51:37 Replying to @ojro_men おはよおさん🐥💓✨🌤 ハート🧡⛓のはずる外せたょ〜❣️ あやとりをイメージしてたら💡⠜って…😆👍 hiroちゃん (ひろiro) @iro_one_iro 2024/08/06(火) 12:51:09 Replying to @ojro_men おはようございます😊 暑いですが💦蝉の鳴き声をこの夏はまだ2回くらいしか聞いてないです。暑すぎるのかしら😵💫 さとみ @remisato 2024/08/06(火) 12:46:30 Replying to @ojro_men こんにちは(*´∀`*)ノ momo @momochi039 2024/08/06(火) 12:44:42 Replying to @ojro_men おはようございます😃 remiofan @remiofan 2024/08/06(火) 12:35:36 Replying to @ojro_men おはようございます🙋 ☆じゅんじゅん☆ @junjun56o1 2024/08/06(火) 12:35:29 Replying to @ojro_men おはようございます😀 急な豪雨が心配で、アメダスチェックがとまりません💦 晴れてると洗濯物を外に干したい人です🙋 あずみ @azm221 2024/08/06(火) 12:32:45 Replying to @ojro_men おはようございます😃 きー @227214o 2024/08/06(火) 12:27:06 Replying to @ojro_men おはようございます☺️ あんみつ彦 @anmitsuhico 2024/08/06(火) 12:26:55 Replying to @ojro_men おささん、おはようございます😃☀️ 午後も何事にも頑張りましょう٩(ˊᗜˋ*)و 琥珀🎸✨🔥🎵 @c90fd72c0f0341f 2024/08/06(火) 12:20:59 Replying to @ojro_men おはようございます😊 どうやら今週は雲多めとか☁️🤔 とは言え暑いのには変わらないので引き続き熱中症には気を付けましょうね🤗 sora* @monokuro_sora 2024/08/06(火) 12:19:07 Replying to @ojro_men おはようございます✨うちの次男、ハートのはまさかの1分くらいでクリア。ト音記号のは外すのも戻すのも30分程でクリアしました。自由人でアホかと思ってましたが新たな次男の一面を知れて良かったです。素敵な物を紹介してくれたおさむさんナイスです!ありがとう🫶一方でハルは苦戦中(意外でした) くう間もん @kasu3iro 2024/08/06(火) 12:17:46 Replying to @ojro_men お🌼🥒ようございます���☁☁
昨日⚡️☔☔☔でしたー💦💦、良い(火)に!!☺️ くみくみ @kumikotakuro 2024/08/06(火) 12:14:28 Replying to @ojro_men おはようございます😀 まき @H8_maki19 2024/08/06(火) 12:09:54 Replying to @ojro_men おはようございます😃🍧 ももくるひめ @momokurumihime 2024/08/06(火) 12:09:36 Replying to @ojro_men おはようございます☀ akko @akkoro_men 2024/08/06(火) 12:09:26 Replying to @ojro_men おはようございます☀️☀️☀️
0 notes
Text
各地句会報
花鳥誌 令和6年8月号
坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
………………………………………………………………
令和6年5月2日 うづら三日の月句会 坊城俊樹選 特選句
ホロホロと鍬に砕ける春の土 喜代子 亡き猫の声かと覚む春の闇 同 四姉妹母に供へる柏餅 由季子 薫風にうだつの揚る港町 都 青嵐甍の波をひとつ飛び 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月4日 零の会 坊城俊樹選 特選句
誰待つや水子地蔵と風車 毬子 愛宕山水の匂ひのして立夏 光子 湧水の鯉は真珠になりたくて きみよ 虎ノ門ヒルズそれとも蜃楼 光子 そそくさと愛宕詣での蟻ひとつ 三郎 新しきビルの隙間にある新樹 久 常盤木の落葉は坂の底の底 小鳥 日傘手に男の上る女坂 昌文 虎ノ門ヒルズ這ひ来し蚯蚓かな 美紀
岡田順子選 特選句
新緑の堂宇律する木魚かな 毬子 猿寺のへその緒めきし花藻かな 小鳥 耳に髪かけたる指が蝶を呼ぶ 和子 生まれては緋目高といふ名を借りて 小鳥 風車回らぬほどの風を受く はるか そそくさと愛宕詣での蟻ひとつ 三郎 馬駆けし愛宕山とは蝶ひとつ 俊樹 緑蔭のどれも過去向く拡声器 きみよ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月4日 ���鳥句会 坊城俊樹選 特選句
壱岐対馬越えて釜山へ卯波立つ たかし 人を待つ昂りに似て卯浪立つ 孝子 春愁はもつれたあやとりの紐 修二 さまざまの風に出合つて若葉かな 孝子 逃水を追ひいくばくの疲労感 修二 しやぼんだま戦火の子らに向けて吹く 朝子 雲雀の巣踏み潰し行く重戦車 たかし チューリップ手足ふつくり乳母車 成子 八方に餓鬼うづくまる黄砂かな 朝子 糸柳お岩は細き指を垂れ 修二 十字架を仰げば風の薫りけり 孝子 廃校の土俵に花の散りしきぬ 朝子 卯波立つ沖を眺めて昼の酒 かおり
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月6日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
柿若葉母の天麩羅語り種 和魚 ふくよかに葉音さらさら風五月 聰 山匂ひ水音響く五月かな 三無 沖へ帆の連なりわくや風五月 聰 パステルを選びて描く若葉山 ことこ 浅間への雑木若葉の葉音きき ます江 岩に波飛び散る光五月来ぬ 秋尚 日に濡るる若葉見上げつ峠越ゆ 三無 鯖街道歩きしところ穂高見ゆ ます江 甥つ子の声変はりして五月来ぬ 美貴 風五月江の電海へ大曲り 三無 思ひやる言葉を選び五月の夜 貴薫
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月6日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
蛇穴を出でて振り向く顔もたず 雪 聞きに来よてふは椿の落ちる音 同 女踏む如く男の踏む椿 同 藤房の先に見えざる風生まる かづを 葉桜の神社まはりを鎮めをり 匠 アイリスを活けてサツチモ聞く深夜 清女 朧夜や母に逢ふ夢覚めやすき 笑子 荷を解けば青き匂ひの莢豌豆 希子 葉桜や旧制校のありし跡 泰俊 万象の輝く五月来りけり 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月11日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
やはらかき音の騒めき若楓 秋尚 結び目に母の思ひの粽解く 百合子 リハビリを終へて正午や街薄暑 恭子 中子師を偲ぶ五月の句座なりし 亜栄子 樟若葉風に煌めく音静か 秋尚 海の風山の風吹く捩花 亜栄子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月12日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
何某の宿祢の杜やかかり藤 都 花祭瑞雲を呼ぶ釈迦の指 宇太郎 余花の雨幹の裂傷深くして 都 新緑にろ過され朝の息甘し 佐代子 手に湿り春椎茸の肉厚く 和子 葉桜の土手ゆく白き犬曳いて 悦子 老眼のルーペで愛でし��楓 宇太郎
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月13日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
後遺症無いとは云へず蝶の昼 清女 福助の貯金箱あり五月晴 ただし 手鏡の髪なで乍ら土用干し 世詩明 戻り来て剥がす日めくり四月馬鹿 ただし 花卯木友と語りし通学路 英美子 金色の囲む在所や麦の秋 みす枝 夏来るシャンパングラス走る泡 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月13日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
紙灯篭復興祈る輪島初夏 みえこ 初夏の列車に恐竜描かれし あけみ 花水木街路にいつか咲いてをり 令子 折紙の金環太き鯉幟 実加 祭町子等のよろこぶ菓子選び 令子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月14日 萩花鳥会
鴨ゆきて燕戻りて川住居 祐子 花の雨抜けて仮眠の深夜便 健雄 残されしボール一つに浅き夏 俊文 更衣する間も無くて半袖に ゆかり 水田の浅瀬泳ぐや鯉のぼり 明子 急階段挑みて天守若葉風 美恵子
………………………………………………………………
令和6年5月15日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
扁額の一字が読めず梅雨の宿 世詩明 若葉風わらべ地蔵をつつみゆく 笑子 お精舎の風鐸ゆらす梅雨晴間 同 路地裏をしよぼしよぼ歩く梅雨鴉 希子 獣めく匂も混じる草いきれ 泰俊 古りたりな三国祭の誘ひ文 雪 牡丹を切りて一日の贅とせん 同 牡丹に待てば現れさうな人 同 退屈を欠伸してゐる葱坊主 同 椿落つ終の一花と云ふ色に 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月17日 さきたま花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
葉桜や百葉箱はぽつねんと 月惑 黙祷の黙に扇子の音止まず 裕章 古民家も古木も包む若葉風 泉 せがまるる父の草笛音の出ず 康子 十薬の干されしままに家売られ 順子 蚕豆は反重力の世界とも 月惑 朝日受け夜来の雨に光る薔薇 彩香 道をしへ誘はれ来れば妓楼跡 裕章 薔薇一輪仏に供へ留守頼む 順子 祝酒ちよこに浮き立つ夏の月 同 結跏趺坐する禅堂に蚊は廻る 月惑 お互ひにためらひもなき更衣 八草 母の日や乳を持ちたる大銀杏 紀花 菖蒲田に挙るサーベルの直線 月惑 五月晴れ複々線の縄電車 良江 母の日の無口の兄の大あくび としゑ 掌に乗る子猫にも髭のあり みのり 夏館蒼穹の野へ開け放つ 裕章
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月19日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
万��を深く映して奥の池 亜栄子 師の句碑に句友の墓碑に黒揚羽 三無 沙羅の花散りて積れる密寺かな 慶月 雨雲の近づく気配蝸牛 久 草むらに昼顔溺れさうに浮く 秋尚 十薬の花もかをりも無縁墓と 亜栄子 D51は永遠や夏野に据ゑられて 久子 新緑のメタセコイアは太古の香 久子 蛙田に昭和の声の残りたる 千種
栗林圭魚選 特選句
子等のこゑ池塘に生るる太藺かな 幸風 鮮やかな青翻へし瑠璃蜥蜴 久 一面の青草の丘登り急 軽象 師の句碑に句友の墓碑に黒揚羽 三無 沙羅の花散りて積れる密寺かな 慶月 暗闇坂薄暑の袖を捲りけり 斉 老鶯やメタセコイアの闇を抜け 亜栄子 新緑の森に山鳩奥の池 経彦 隠沼の静寂破りて蟇 芙佐子 新緑の木漏れ日揺るる年尾句碑 経彦 寺出でて定家かづらの香に触るる 秋尚 キャンパスに続く山道夏薊 久子 花卯木森の昏さに寄り添ひし 斉 草むらに昼顔溺れさうに浮く 秋尚 峠路に仰ぐ卯の花空重く 芙佐子 寄せ墓に甘茶の花の日和かな 亜栄子 ひと筋に姫沙羅の花すつと落つ 秋尚 隠沼にメタセコイアの新樹光 幸風 お絵描きの子らや泰山木の花 斉 野薊のぱつと明るき母の塔 文英 日ざしきて暗さ呼び込む新樹蔭 千種 石仏の眼にも優しきさつき雨 軽象 切株に園児忘れし夏帽子 経彦 菖蒲田の間に間に低き白菖蒲 久子 新緑のメタセコイアは太古の香 同 走り茶を呷り民話の始まれり 経彦 堂前に沙羅の花散る僧の留守 亜栄子 初夏の少し気怠き二人の歩 斉 庫裡裏に零れる実梅夥し 芙佐子 蜘蛛の囲の元禄仏の肩に揺る 慶月
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月22日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
覗くまじ編笠百合の笠の中 雪 伊勢神楽牡丹の庭に舞ひ納む 同 大蚯蚓這ひ出て暗き穴残る 同 花は葉に店に残りし桜餅 ただし 大杉も岩も当時の夏の庭 洋子 ��づら橋渡りきりたる夏の声 紀代美 万緑に全身染まる露天風呂 みす枝 胸奥は語らぬことに草を引く 一涓 春炬燵触れたる足のなかりけり 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
0 notes
Text
梅雨とは?
こんにちは!ルーム南の加藤です。
とても暑い日が続いていますね☀️🌻
今日の最高気温は37℃です…干からびちゃいます🥵
梅雨とは思えないですね😭
暑い中で、少しでも涼しく….
ルーム南での日常をお伝えしていきたいと思います!
まず、クッキングでフルーツポンチを作りました🍒🍎🥝
缶切りに挑戦!
これがなかなか難しい🤔コツがいります💦
次にフルーツをカットします。
そしてそして真ん中に三ツ矢サイダーを置いて…
ラムネを一気に入れていきます!
勢いよくサイダーが吹き出し、みんな楽しそうでした☺️
その後、アイスの実を入れて完成です♫
次に水で描くと色が変わるおもちゃで遊ぶ5歳児3人組😌
絵がしたから浮き出てくるのが楽しいようで、夢中になって書いていました!
最後は隅々まで塗りつぶすまで遊んでいました!
次に枝豆を育てているRくん。
土から種をまき、ルームに来ているときはかかさず水をあげています🙌
「オレ、育てるの好きなんだ。」と言っていました☺️
素敵なことですね!
枝豆なるといいなぁ🫛
最後に
私事ではございますが、出産を予定しており、7月後半から産休、育休に入らせていただきます。
みなさまにいろいろとお気遣いや、優しい言葉を掛けて下さり、感謝の気持ちでいっぱいです。
またルームに復帰した際は、成長した子どもたちに会えることを楽しみにしています✨
0 notes
Text
「鹿嶋神社」 年末・年始の諸行事のお知らせ
○ 神棚にお納めするおふだ等の頒布 (令和五年十二月二十日頃より年末) お正月をお迎えするにあたり、神棚にお納めする伊勢皇大神宮大麻、氏神様鹿嶋神社の御札・年神様、荒神様などの 頒布を神社社務所に��行います。町内会によっては、会館でも頒布しております。
○ 初詣り (令和六年元旦午前零時より節分まで) 氏神さまへの初詣りは年々賑わい、鹿嶋神社でも御礼・御守・神矢の頒布、おみくじの授与等を行っております。 一月三日まではたき火を焚いて甘酒や御神酒の接待をいたします。多数ご参拝ください。
〇 お焚き上げ (令和六年一月十四日 (日) 午後二時より) 古い御礼・御守・神矢のお焚き上げをいたします。 ビニール等の不燃物を外してお持ちください。お正月飾り (門松・竹・しめ縄)はご家庭で処分してください。人形等、神社で授与していない物品の持ち込みは、お断りします。
▲ 古いお札や古いお守りなどの金属部分(鈴、金具など)、プラスチック、ビニール部分、等の取り外しに(分別)ご協力下さい。
○ 的射(節分豆まき) (令和六年二月三日 (土) 京急上大岡駅コンコース 午後三時 お祓い) 「的射(まとい)」というのは、上大岡の町に元禄の頃より伝えられる厄除けの行事です。よしずに紙を貼り、真ん中に『鬼』という字を書いた大きな的を作ります。この的を厄年の方が担ぎ、町中の悪しきものを集めて回り、鹿嶋神社まで運びます。そして境内に据えた的を厄年の方、神社世話人の方、町内会役員の方たちが矢で射ます。最後にこの的を焼いて、厄を払い、無病息災を願います。「的射」終了後、節分の豆まきが行われます。これも厄払いの行事です。
鹿嶋神社 宮司 鹿嶋神社 総代世話人会 上大岡各地区町内会長 自治会長
氏子各位 令和五年十二月
---------- ----------- -----------
■ 初詣、お焚上げ、どんど焼き。焚き火を伴う行事に参加する方 ◎ 化繊のアウター(ダウンジャケットなど)着用の方は火の粉による穴あきに注意!
---------- ----------- -----------
◇ お焚き上げ(どんど焼き) 日時:令和6年1月14日 (日) 午後2時より
鹿嶋神社境内で、古いお札、お守り、破魔矢をお祓いをしたあと、お焚き上げを行います。
「お焚き上げ」の火で、枝に刺したお餅を焼いて食べます。そのお餅を食べれば、「1年間、健康で過ごせる」という、言い伝えがあります。
▲ プラは燃やせません。(受け入れしません) ▲ お札などは、紙袋に入れてご持参ください。 ▲ 枝、お餅は感染防止のため少なめに用意してあります。 ▲ 人形とだるま、お飾り(松飾、門松など)は、お焚き上げしません。 ▲ ごみは、お焚き上げできません。 (受け入れしません)
———- ———– ———–
◇「鹿島神社」御焚き上げ(どんど焼き) 令和6年1月14日(日)14:00〜 「お札・おみくじ・破魔矢」を御焚き上げしその炎で枝に刺した餅を焼いて食し無病息災を願う古来からの伝統行事です。どんど焼きの風習は各所にありますが「餅を焼いて食する」形は市内での数か所です。是非お出で下さい。
◇「鹿島神社」的射・節分豆まき 令和6年2月3日(土)15:00~ 上大岡駅で神事の後、大きな的に鬼をあしらい木遣りを先頭に上大岡近隣の「厄・災難」を的に集め神社でその的を射で邪悪を払う儀式です。県内でも有数の名物行事でメ ディアの取材もあります。詳しくは掲示板をご覧ください。
■ 「神札 お焚上げ」令和5年1月の様子
■ 的射 ( 節分祭 豆まき)令和5年2月の様子
■ 的射 ( 節分祭 豆まき)令和5年2月の様子
2023-12-07 投稿 2023-12-30 追加
0 notes
Text
二年前日記38(2021年9/17〜9/23)
9月17日 今日から28週。いよいよ妊娠後期に突入した。ポタージュの素に片栗粉を混ぜて団子っぽくしたものにみたらしあんをかけて朝ご飯に食べた。とてもおいしかった。今日は就職相談に行く。カードを使って適職を考えてくれるそうだ。少し早く行って県立図書館へ。市立図書館にはない本を借りたかったので。リニューアル後は初めて行った。静かで広くてとても気持ちよかった。昔はここに市立図書館があったので、よく行っていたな。懐かしい。お昼はムジカフェとサンマルクカフェをはしごして、本を読んだり今までの職歴を振り返ったりした。相談は2時から1時間。診断はなかなか面白かった。参考までにといくつか求人も出してくれた。産まれたらなかなかそんなことは考えられないかもしれないけど、遅くても3年以内には社会復帰したいなと思う。子ども連れでもいいみたいだし、こういう窓口があることが知れただけでも収穫だった。本当に困ってから動くってしんどいことだからな。前職でももうちょっと早く相談に来てくれてたら��いう人をたくさん見てきた。1年後ぐらいには動き出すことを目標にしようと思う。帰り寄ったスーパーに知り合いが働いていて声をかけた。3日ぐらい前に共通の知り合いも来てきたそう。滅多にいくことがないのに、面白いな。晩ご飯は、都きしめん、お寿司、えのきとわかめのナムル。夫は帰りに鍼に寄る予定だったが、仕事がめちゃくちゃ大変で行けなかったみたい。お疲れだったけど少し楽しそうでもあった。
9月18日 朝起きたら、晴れ間が見えていてこの辺りは台風の被害はなさそうだった。夫は土曜出勤なので、私は平常運転。少し掃除を丁寧にして、片付けなども進める。来週にはコープさんの注文書を出さないといけないのでどんな感じで頼もうかカタログを見ながら考える。いっぱいあって慣れるまでは選ぶのも大変そう。本を読んだり、テレビを見たり。アマゾンプライムで『パンとスープとネコ日和』を見終えた。次は『かもめ食堂』を見ようっと。いいなと思った言葉メモ。「しまちゃんみたいな人はね、これから貴重なのよ。普通にきちんと暮らしていける人。普通に旅をしながら生きていける人」「そんな母の生きてきた場所で始まった新しい時間の中で、私は気づきました。今までの自分は自分自身が不自由にしていたのだということに。先生、私、真面目すぎました。私、これからは、不良になります。自分が自由になれて、人との時間は初めて始まるのだということに気づきました。母はそれを知っていたのだと思います。」夫は義実家に寄って帰る日。晩ご飯は、枝豆豆腐、ひじきと玉ねぎのサラダ、らっきょ。
9月19日 朝、高山なおみさんの番組を見る。色合いが、青みがかっていて、濱田さんの写真がそのまま動いているみたいで不思議だった。今日も市のプレママ講座に行くことになった。応募者多数で落選していたのだけど、キャンセルが出たそうで、繰上げ当選したそうな。市から届いたサポート券でお昼はカレーを食べた。ちょうどみんな届いた頃なのか、対象の店はなかなかのにぎわいだった。外で食べてる人にはもう感染対策とかあまり期待できない感じもする。自衛するなら、行かないことなんだろうな。まあでも有り難い話なので、サポート券はなるべくいろ���なお店で少しずつ使おうと思う。本屋さんで本を買い、講座に参加。前、参加したものは2組だけだったし実践的だったが、今回のものは座学っぽい内容だった。最初に自己紹介の時間があり、予定日と聞きたいこととパートナーのいいいところを言うというのがあった。みんなとても積極的な感じで、ギスギスしてるのは自分たちも含めて少し上の世代ぐらいなのかなと思った。でも、産まれたらまた��ってくるんだろうな。帰りに夫は美容院の予約をしていたので、私はその間本を読みながら待っていた。晩ご飯は、買ってきたもので簡単にすませる。鶏皮とニンニク芽の炒め物、ささみと豆とひじきのサラダ、塩サバ、茄子の味噌汁。食べながら『アンという名の少女』を見た。
9月20日 朝はルーチン通りに過ごす。昼ご飯はひじきペペロンチーノとアボカドのポタージュ。アボカドのポタージュは今年のヒットだ。アボカドとグレープフルーツジュースと塩をミキサーにかけるだけ。あっさりしていて美味しい。少し昼寝をして、片付けタイム。押し入れに収納していた引き出し式の棚を外に出すことにした。どう配置するかを夫に相談したところ、思ってもいない配置で面白い。少しずつ本をしまっていく。夕方、冬用の布団乾燥のためコインランドリーへ。ひとりで行こうとしていたが、着いてきてくれた。図書館と西松屋にも行く。乾燥機にかけている間に買い物もすます。今日の晩ご飯は夫が作ってくれた。茄子に豚バラを挟んで焼いたもの、ピーマンとコーンのバター、ミョウガ と玉ねぎの味噌汁。レシピ通り作ろうとしたけど、茄子が大きすぎて大変そうだった。でも残すことなくぺろりと食べれてしまった。『アンという名の少女』がちょっとしんどくなってきたので、『きのう、何食べた?』を見た。夫は以前は少し抵抗がありそうだったが、今回は楽しそうに見ていた。
9月21日 朝、夫は鍼灸院へ、私は病院だったので送ってもらう。今日は4Dエコーの申し込みをしていた。赤ちゃんの位置的にいまいち条件はよくなかったみたいだけど、またしてもらうのもなという感じだったので、今日の分で写真を撮ってもらった。写真は何だかグロテスク。少しサイズが小さく出てるみたいで、念のため次回もエコーをすることになった。1000グラムは越えてるみたいなので、28週の壁は超えたのかな。30週も目前だ。性別は女の子でどうやら確定みたい。再び夫と合流して、蕎麦屋さんへ。ここもサポート券が使えるところで賑わっていた。小さなお店で、感染対策もあまりされてないみたい。夫は少し不機嫌になっていた。帰宅後、昼寝。起きたら4時だった。片付けをして、晩ご飯の準備。長芋と鮭のマヨグラタン、ハムと茄子のマリネ。夫は今日は夜勤だと思っていたら、休みとのこと。なーんだ。急にのんびりモードになる。『アンという名の少女』と『きのう、何食べた?』を見る。あんなに寝たのにまた眠たくなって気づいたらまた寝ていた。眠さに波がある感じ。赤ちゃんがぐぐっと大きくなるときに、眠くなるのかもしれないな。
9月22日 昨日よく寝たので今日はとても元気。午後から実家に行く。ちょっと久しぶりだったからか、最初私のことを一番上の姉だと勘違いしていたみたい。あまり動揺しなかった自分に驚いた。ようやく親の老いを受け入れられるようになったのだと思う。昨日は宅配のお弁当をお試しで頼んでみたそう。良��ことだ。今度、新しくできた喫茶店にモーニングに行く約束をした。「お父さんと行っても仕方ないし」みたいなことを言うので。母は何でそういうこと言うのかな。本当は大好きなはずなのだけど。よくわからない。帰りに干物をもらった。車を止めさせてもらっているお向かいさんの土地がすっかりコスモス畑になっていた。世話をする元気もないのかもしれないな。晩ご飯は、手羽中のケチャップ炒め、玉ねぎとコーンのサラダ。なんだか胎動が激しめ。殴られているような感じ。小さいと言われたから頑張って主張してくれてるのかもしれない。あなたのペースで大きくなってくれたらいいからね。
9月23日 2度目のワクチン接種のために姫路に向かう。2時過ぎに家を出て、だいたい時間通りに着いた。今回もスムーズに進んだ。前回はご自由にお取りくださいと冷蔵庫に入っていた飲み物が今回は持ってきてくれるようになっていて、そろそろ先が見えてきて在庫をなくさないといけないんだろうなと思った。会場運営に携わっておられた皆さま、長い間お疲れさまでした。ありがとうございました。前回は御座候を買って帰ったが、今回はぶどうパンを買って帰ろうと思って、ボンマルシェに寄る。活気のあるスーパーだった。お魚もお肉も美味しそう。『妻のメシがマズくて離婚したい』というマンガがTwitterでは話題になっていて、その妻さんはお腹に入っちゃえば何でも同じという考えの人なんだけど、スーパーに来る人の顔ってスーパーによって全然違うからやっぱり食べものは大事なんだと思う。1回目のときより元気な気がして食欲もあるので寄り道したくなり、御座候がやってるラーメン屋さんに行く。野菜入りの胡麻味噌坦々麺。美味しくて安い。新生軒に行きたかったけどお休みだったのでこちらにしたけどよかった。家に帰ってからも、用意していた晩ご飯をちょこちょこ食べた。ピーマンと牛肉のオイスター炒め、鶏そぼろのスープ。今のところ熱が出る気配はなし。
0 notes
Text
大遅刻の16ヶ月目!ちょいちょい書き進めてたけど遅くなっちゃった。ごめんね。まぁでも元太の方が俺より遅れてるし??文句言えないっしょ???いつもデート中はあっという間に時間が過ぎちゃうけど、今回は最速だったかも。やっぱり元太ん家に居候させてもらおうかな…と何回も真面目に考えました。いつか本当になるといいね。それはさてお���…早速の元太レポ。3泊4日編でお送り��たします。
少しでも長く一緒にいたくて、仕事終わりに合流。今回は元太の家にお邪魔しました。前仕事終わりに会った時は、俺が電車乗り間違えて終電逃して…なんてこともありましたが、今回は元太が迎えに来てくれたから乗り換えもスムーズ。そして3ヶ月ぶりの再会に2人で喜びながら向かった元太ん家。次の日は早起きしなきゃいけなかったから早く寝ようねって話してたんだけど、結局寝たの2時くらいだったよね…?
翌日。それでもなんとか早起き成功。家出る直前になってアウター着るか着ないか悩んでタイムロスする松田さんいましたけどね?そして向かった先は1年ぶりの夢の国!1年前は初めて会ったド緊張の夢の国だったけど、今回は緊張のきの字もなかったです。1年前の自分たちと比べながら楽しむディズニーエモくね?前は被りものつけてなかったけど、今回はオソロの可愛い猫つけてるところとかね。浮かれ松松です。それでも唯一変わらなかったのは的に当てて点数を競い合うスペースレンジャーのアトラクション。相変わらずコツが掴めなくて元太と10倍の差がついてた。ゲーセンのマリオカートなら100%勝てるのに……。あと元太は永遠になんか食ってましたね。まじで胃袋無限?すぐ食べ終わるし。絶対丸飲みしてる。ちゃんと噛みな?ジャンボれなくてションボリ○ッキーしたり、被りもの落として死ぬほど落ち込んだり(ちゃんと見つかった)、干されアイドルになったり…。楽しい(?)思い出がまた増えちゃったね。アトラクションの待ち時間も元太とならあっという間だし、12時間以上いたけどまじで秒だった。ずっとはしゃいでたからか、はたまた早起きしたからか、帰る頃には体力ゼロ。まじで人生で1番と言っていいほど眠かった。もはや歩きながら寝てたしね。元太に引っ張ってもらいながらなんとか帰宅。家着いた頃にはもう目覚めてたけど。2人でカップ焼きそば食いました。夢の国とのギャップよ…。その後、眠すぎて俺がめちゃくちゃ寝ぼけてたらしいんだけどまじで1ミリも覚えてないです。しかもあれは元太のせいだし??
3日目。この日は雨だったから前日に「クリスマスパーティーしよう!」って色々買ってずーーーっと引きこもってた。クリスマスは会えないからね。昼までゴロゴロして、俺が手料理(ほぼ既製品)振る舞って、クリスマスのド定番「ホーム・アローン」を観ながら食って、夕方からお酒を楽しみながらお菓子パーティー。こんな日もあっていいよね。でも昼ご飯作ってる時に誕生日プレゼント渡そうとすんのはやめて??タイミング下手くそ??22時くらいに俺が、飲み足りねー!って面���くさがってる元太を半ば強引に引きずり出してこの日初めての外���。その節はすみません…。お酒とおつまみ(枝豆)を買ってもらってご満悦で帰宅。YouTubeで先輩達の歌流しながら見事に完食・完飲。結構な量あったのにむしろ足りないくらいだったわ。ちょいちょい意識飛んでたから何時かは覚えてないけど、多分4時くらいに寝た。夜ふかし大成功じゃん?
4日目!最終日!この日は8時くらいに起きて、10時くらいに家を出たかったんだけど、2人でくだらないことしてたらあっという間に13時。 家出たの14時。4時間のロス。まじで元太といるとあっという間すぎなんだよね。1日24時間じゃ足んない。そんなこんながありつつ、向かった先は古着屋さんがたくさんあるイメージのあそこ!まずは腹ごしらえってことで激うまなラーメン食って、古着屋さん巡り。見てるだけで楽しい気持ち…。これ可愛くね?って服とか帽子とか見せ合ったりしてね。やっぱり服好きだなーって実感したわ。でも服見てて楽しい気持ちと、今日バイバイすんのか…って気持ちがせめぎ合ってて、店出るごとに「あー、まじで帰りたくない…。」って呟いてた。元太がアイス食いだしたり、道に迷って行き止まりに入ったり、色々あったけど、折角だしイルミネーションを見に行こう!ってことで最後のデート先は綺麗なイルミネーション。なんかイルミネーションって実際に見るとすっげー綺麗なのに写真で撮ると一気にしょぼくなんない??俺だけ??そして何故かイルミネーションの近くで行われてた犬の集会。光る首輪つけてて、犬達もイルミネーションの一部になってました。めちゃくちゃ可愛かったなぁ…。そんな感じで楽しんでたらいつの間にかお別れの時間なわけですよ。やっぱりいつまで経ってもバイバイすんのは慣れないし、マスク汚しちゃうしね。まじであと1ヶ月くらい欲しかった。1ヶ月も足んないかな?
毎度毎度言ってるけど、今回も時間作ってくれてありがとう。誕生日プレゼントも貰って、夢の国まで連れてってくれてって…。至れり尽くせりじゃね?元太の誕生日はすっげー高いホテルとか取ったらいい??いや、元太のことだから美味い食べ物…??ちょっとおふざけが過ぎたけど、楽しみにしててね。あ、でも期待はしないように。そういえば良いお年をって言い忘れてたわ。次は来年だし?はやく年越さないかなー。超美味い天ぷらも食べに行こうね。4日間ありがとう!これからもずっとこうやって過ごしていきたいなって思いました。ってことで大遅刻の記念日&デートレポ、これにて終了!
1 note
·
View note
Text
Aさんへ 22
Aさんへ
Aさんこんにちは
先日のパワームーン……スーパームーンでしたでしょうか?
ご覧になられましたか?
美しかったです
ムーンの周りをぐるりと雲が囲い、その雲がわたしにはドラゴンにしか見えず……��レンジみのムーンに、ドラゴン
心中で「この世はでっかい宝島……シェンロン……」と呟いたのは言わずもがなです
Aさんにもスーパームーンのパワーがどうか届きますように
Sより
*********
『正常性バイアス vol.ティラミス』
多分、男はガトーショコラ。いや、さてはあのフォルムはフォンダンショコラか。底辺に血の色に近いソースが見える気がする。リョウは目を細める。夜は乱視の乱れが強くなる。ともあれ女はかき氷。
ラーメン丼と見紛うほどの、しかし、ラーメン丼とするには底の浅い、小ぶりな乳房のようにゆるやかな曲線の大きな純白の陶器に盛られたかき氷は緑色であるから恐らくは抹茶であろうと見当をつける。
それがもし、万が一、ピスタチオかもしくはずんだであるならば自分もタカシも潔くイチゴにするであろう。
リョウは、隣のテーブルの男女のそれらを数秒ながめたあとラミネートされたメニューの
『復活!台湾風かき氷♪フワッフワ!♪夏だけの期間限定!こだわりのフレーバーは全8種類♪』
をひととおりをその細部までをながめながらコーヒーカップに手を添える。イチゴもいいが、
『今夏から♪新登場~♪』
らしいティラミスが捨てがたい。かき氷でティラミスを味覚表現する攻めの姿勢に俄然興味が湧く。
ふつふつ湧いた興味のあと、呼び水的必然さでソノコのティラミスを思い出す。容赦なくティラミスのフォルムが、白い楕円の皿が、華奢なデザートフォークが、味覚の記憶が鮮明によみがえる。
(あいつはうまかった。)
3人の夜。ソノコがつくった
「はじめてつくったの。試作にして集大成。大成功。」
春がふんだんに盛り込まれた炊き込みご飯をおかわりし満腹をかかえてソファーに転がると、
「これは常連。常連史上最高の出来よ。」
とティラミスがのった皿を、芸術品を扱う所作で丁寧にテーブルに置いた。
ロングタイムアゴー。かなり、もう何年も何十年も前のことに思えるほどとても昔の、また、タカシが生きていたころの3人のグッドメモリー。タカシの人生に必要不可欠かつ必然的な最後のピースとしてソノコがパチンと加わった日々の最中、いつかの夜。
そのピースは、リョウが自分のなかにある唯一の空白を埋めるべくピースであることに気づきはじめてしまった最中、いつかの夜。
彼女史上最高のティラミスを満腹直後に早食いファイターの勢いで完食し、締めに、皿の隅によけておいた彩りのミントを噛み砕��た。想像通りの青臭い清涼感が口内を充満した。ティラミスの余韻はあっけなく消えた。とっぷり浸っていた余韻の消滅があまりに淋しく、口直しの口直しをすべくティラミスのおかわりを依頼した。無論、ミント不要の旨をソノコにきっちり伝えた。
丁寧に抽出されたのであろう香り高いコーヒーのフレーバー。生クリームとマスカルポーネ。には
「秘密の配合」
でサワークリームを混ぜていること。アルコールを一切摂らないリョウが
「酔っぱらわない程度」
ほんの気持ち程度のリキュールが含まれており、その正体はコアントローで
「オレンジとコーヒーのタッグは最強であることを数年前に発見した」
と、誰からも聞かれていない秘密を自ら暴露していた。全粒粉にめがないという彼女がつくるティラミスはボトムがスポンジではなく、全粒粉ビスケットだった。
ソノコが作るデザート類の共通項であるごく控えめな甘さ。食べる度に丼で食べたいと思った。ソノコの料理の最大の特徴は「食べはじめると改めて食欲が増す。」で「食べれば食べるほど、もっともっとと食欲を刺激する。」であり、食べ終わる頃には「またこれ食べたいからまたつくって。」の腹になるのだった。つまり、ソノコの手料理はひとを元気にした。
かき氷のメニューを見つめながらコーヒーカップを唇に当て喉を潤すだけのためにひとくち飲み込む。ぬるい。そしてただぬるいだけではない。くそまずい。
コーヒーの真価はひとくちめではなく残りわずかになった終末に問われるのだとつくづく思う。
*
ナッツ類はギリギリ、豆類は完全アウトとし、唯一、枝豆の塩ゆでをビールのあてにする(噛むとガリガリ音をたてるほどの塩味つよめ。しかも茹でたてではなく一度きちんと冷やしたもの。)のだけは好んでいたタカシが豆由来のずんだ団子を、
「江戸時代の民衆はなぜ茹でてわざわざ潰してこれをわざ、わざ甘味に。」
と、鮮やかな緑と白の連結を忌々しげに見下ろしていた風景を思い出す。
定番のあんこやごま、みたらしの他に、色とりどりのトリッキーとしか言いようのないカラフルな団子を山ほど買い込んできたソノコがダイニングテーブルいっぱいに
「今日はおだんごランチよ。」
と団子を並べ、飲むように頬張り、嬉々としてモグモグする彼女の横でずんだの発祥を調べはじめ
「ごはんのときに携帯やめて。」
と注意されていた兄を思い出す。
大人しく携帯電話をテーブルに置き苦笑する兄の表情までを思いだし、そして、それ以降の三人の風景を思い出すことはやめる。過去ではなく今現在の、ぬるくまずいコーヒーに意識を集中させ思い出を消す。現実に軸足をおく。ハートフルなグッドメモリーが現在の自分を支え、温め、���進する活力となるにはそれなりの時間を要する。もしくはグッドメモリーを上書きすべくベリーグッドメモリーをクリエイトする必要がある。当然、思い出すことをやめようとする抗いの力が働いているうちは自分を支えず温めず活力とはなり得ないし、そもそも自分の脳内か、もしくは心中ではひとつひとつのメモリーごとひとつひとつのフォルダに保管されている。それらはPDFして完結している。だから上書きのしようがないことをリョウはちゃんと認識している。すなわちお手上げ。上書きではなく新たなフォルダをクリエイトするしかない。
(クリエイトしたところで……)
吐き出したため息でぬるい琥珀の水面が揺れる。
(ケーキ。)
腕時計で時間を確認し、この時間なら選択の余地はなくコンビニで手にいれるしかないとおもう。
(だいぶ増えたな。)
いつも仕事帰りに寄るコンビニのデザート類が陳列する場所。
ショートケーキが真夏に売っているのだろうかと、シュークリームやあんみつなども思い浮かべてはみるもののやはり誕生日といえばショートケーキであろうと、純白と赤のコントラストのあと、再度腕時計を見下ろす。いたわりの気持ちで銀色の無数の傷を見つめる。
久々、改めてまじまじ観察してみると細かな傷がずいぶん増えたことに気づく。タカシから贈られたタカシとお揃いの、銀色の、文字盤が白の日付が時々狂う日本製の腕時計。今夜の日付は◯月◯日。正確な日付を確認する。世界で一番大切だったひとの誕生日。
大切なものを大切なものとしながら、そのくせ扱いが雑、気遣いは皆無であるとかつて「つった魚に餌をやらない。」と非難してきた女がいたが、そうではない。しかし、それは違うそうじゃないと反論したところで反論を理路整然と正論まがいの暴論に仕立てたところで納得してくれる女はこの広い世界のどこにもいないとおもう。いるはずがない。ここは荒野なのだから。荒野なのだから仕方がない。
(荒野。)
胸のなかだけで言葉にした荒野。の、ひび割れた枯渇の響き。なのにどうしても心には火が灯る。否応なしに温まる。たったひとつの些細なグッドメモリーによって。些細でありながら枯渇をいとも簡単に超越する。おき火となる。
「甘えてるのよねー。
すきなひとに自分をぜーんぶさらけ出して全身全霊、全力で甘えてる。
甘えることはリョウくんにとってきっと最上級の愛情表現なのよね。
さあ包容して許容してって。これが俺なんだからって全力で甘えん坊してる。
リョウくんみたいなひとを子供みたいなひとねって片づけてしまえば簡単だけど子供って賢くて打算的よ。愛されていることを知っている子供の甘えは確信犯的なただの確認作業に過ぎないから。
リョウくんの甘えは打算も計算もない。損得勘定もない。
純度100%の甘え。
���んな風に甘えられて受け入れることができたら女性はきっと女冥利に尽きるでしょうね。でも、
こんなおれをいらないならこっちから願い下げだー、くらいに強がって。ほんとはそーんなに強くないんでしょうしデリケートでナイーブなのにねー。
でもきっと、それらをぜんぶぜんぶひっくるめてリョウくんなのよ。」
***
ロングロングタイムアゴー。タカシに、
「リョウくんさ、いい加減にしなさいよ。わがまま過ぎやしないか。」
と、声音とは裏腹に笑みのない兄らしい表情で男を隠しながら、なにかしらの言動か行動を叱られたときだ。
深夜。化粧をおとしパジャマ姿でアイスクリームを食べながら寝しなにダイニングテーブルで新聞を読んでいたソノコの声。歌うような、滑らかな柔らかな声、言葉。
(そうだ。あのときだ。)
思い出す。口の内側を強く噛み笑いを堪える。
タカシの部屋でいつものように、ソノコがつくった夕食をたべソノコが当時気に入っていたイランイラン含有の入浴剤が大量に投入された乳白色の風呂につかり、危うく溺れそうになるほどの長風呂からあがり、放出した汗に比して唾でさえ一滴も残っていない喉のまま髪を乾かす余力もなく、仕方ないそろそろ帰るか。とごく軽くソファーに座った。ソノコが、
「はい、どうぞ。」
冷えたジャスミンティーを差し出した。
一息に飲み干した。底を天井に向けると氷が雪崩れた。
「いっきのみ。もう一杯のむ?」
無言で首をふり、結露したグラスをソノコに戻した。グラスを受け取り、ダイニングテーブルに戻ると新聞の続きを眠そうに読み始めた。
体験したことのない快適さが極まると、未知と遭遇した衝撃が高じて非日常に感じるのだと知った。
山奥の滝とか、神社や教会。湯気のたつ生まれたての赤ん坊との対面。だいすきな人の腕のなかでウトウトしてそのまま眠ること。入眠の直前「もうこのまま死んでもひとつも後悔はない。」と思うこと。限りなく透明に近いもの、こと、ひと。
見るものの濁りや淀みを一掃する存在感を、風呂上がりのそばかすが丸見えの素顔を、つるつる光る額と目尻近くのほくろを、兄を、兄のうしろのキッチンカウンターに置かれた
『みみまでふ~んわりのしっとりやわらか生食パン』
8枚切りをみた。2袋。
*
風呂にはいる前リョウは眠気覚ましにジャスミンティーを飲むため冷蔵庫をあけた。
黄色と橙色の(橙色のほうをみて「トムとジェリー。」とつぶやいた。食器を洗っていたソノコは背中を向けたまま真摯な声で「それね。わかるわ。」と応答した。)チーズ、ト��トときゅうり、(水槽のやつ。)と思いながら水草のような草が入ったプラスチックパックを手に取り確認するとディルとあった。レタス、サワークリーム。生クリーム、こしあんの瓶、未開封の粒マスタード、未開封のほうじ茶バター、ボールにはいった卵サラダとポテトサラダたちが明朝の出番を待ち鎮座していた。
*
食パンと、冷蔵庫にスタンバイする食材に気持ちを奪われたまま、新聞を読むソノコをソファーから見つめた。帰りたくないと地団駄をふむ代わりに、ソファーに転がるとリョウは長く息を吐く。
明日の朝はサンドイッチ。
とても久々で懐かしくもあるワクワク感にリョウは包まれた。そのワクワク度合いはたとえば、
遠足の前夜
夏休みが始まる日。ではなく夏休み初日の前夜。でもなく夏休み初日の前々夜。つまり「明日は終業式。給食ないから午前中でおわり。そして明後日から夏休みだ。」
とても久々に腹の底からなにかしらの力強い、とはいえ名前をしらないワクワク感が吐き気をもよおすほどにわきあった。衝動的なワクワクに覆われた。ワクワクにひとしきり包まれたあと本格的に急速に眠くなった。
眠くなったことを口実に、
「やっぱり泊まるからソファーをベッドにしてくれ。」
と、俺にもアイスをくれと、アイスじゃなくて愛でもいい。やっぱりジャスミンティーもう一杯と軽口を叩いた時だった。タカシが珍しく苛つきを隠しきれぬ表情で「リョウくんさ、」と口をひらいた。夕飯のとき、
「お泊まり久々。忙しかったものね。」
とソノコが嬉しそうに隣のタカシに笑ったことを、ソノコの嬉しさの何十倍かの嬉しさであろうタカシが、思慮が深そうでいてわかりやすい男の浅はかであろう意味で何百倍もの嬉しさを控えめに、
「うん。」
だけで表現し微笑み返したことを、久々のお泊まりに相応しい湿度の高い艶のある笑顔であったことをリョウは「やっぱり泊まる」と発した時にはすっかり忘れていた。
*
忘れたふりをしたことを思い出す。
再度口の内側を噛む。眉根をひそめる。カップの底が透けて見える残りわずかのぬるい琥珀色を一口すする。ぬるくてまずくてとても苦い。そして残少。まるで俺の人生そのもの。目の前の女は息継ぎもせず喋り続ける。きっとこの女はクロールが早いだろうと、リョウは呆れではなく尊敬を込め女の話に頷く。
頷きながら隣の男女がガトーショコラらしきものとかき氷を交換し、楽しそうに幸せそうに笑っている様をみる。あっちの女も息継ぎなしにクロールを早く泳ぎそうだと思う。溶け始めたかき氷を見る。羨ましいと妬む気持ちさえ枯れている。ぬるくてまずくて苦い。自分には最高にお似合いだと思う。
*
急遽、1グラムも空気を呼まず「やっぱり泊まるから」とわずか1トンほどのわがままを告げた���への兄からの至極当然な指摘を「わがままじゃないし。」と口には出さず触れ腐れていたリョウは
「甘えてるのよねー。」
から始まったソノコの言葉を息を止めて聞いた。
言葉を発することはできず、ただ、寝そべった姿勢のまま顔だけを捻り、兄を素通りして、ダイニングテーブルで新聞を読むひとの横顔だけを見つめた。
柔らかく滑らか。清らか。
兄弟が作り出す尖った空気を和ませるためかそれともただの、まっさらな、ソノコの。
リョウは、ソノコを見つめながら日本酒の瓶を思い出した。2日ほど前、岩手へ旅行にいってきたという一回り以上年齢が上の先輩から「なかなか手に入らない希少品。」だと、恭しく渡された土産の日本酒の瓶。ほとんど透明に近い水色の瓶。ラベルの大吟醸の文字。
ソノコを見つめ声と言葉を聞き、なぜか思い出した。
タカシの最後のピースは、そのひとは、自分にしてみても最後のピースで、ただのなんてことのない事実としてそれは荒野に凛と咲くたった一輪だった。
***
年季のいった兄とお揃いの腕時計をそっと指で撫でる。傷をなで、ごめんなと胸のなかだけで呟き、しかし、誰に対しなんのための謝罪であるのか、ごめんと謝るわりに許されること願っているのか、決して許されるわけがないと諦めているのか自分の真意は一瞬で蒸発する。
「ねえ。大丈夫?聞いてる?ていうか笑ってるよね。大丈夫?お疲れです?」
向かいに座る女の尖りを含有する声にハッとし、
「ごめん。」
慌てて指を腕時計からコーヒーカップに移す。空っぽ。ため息を辛うじて飲み込む。疲れる。とても疲れる、疲れた。どうやら自分は生きることの全てに疲れているのではないかとおもう。しかしまさか「大丈夫?」と問う女に「大丈夫だけれど疲れた。」と答えるわけにもいかずリョウは、
「大丈夫。」
とだけ答え頷く。
1 note
·
View note
Text
2021年10月13日(水)
出勤しようとドアを開けると、お、通路が綺麗になっている! 昨日休みを取ったツレアイの仕事だが、何しろ車に当たりそうなほど伸びていた枝葉をきれいに揃えてくれたのだ。おかげで、大好きな杜鵑草も2鉢あることが判明した。家族はもちろんだが、宅配業者にもこれで迷惑かけずに荷物を届けていただけるだろう。ちょっと嬉しい気分で、行ってきます!
5時30分起床。
日誌書く。
ネギタマ煮麺+ヨーグルト+豆乳。
2人分の弁当用意、鮭がでかい。
洗濯物を干す余裕がなくなったので、3男に後を任せて出る。
ツレアイの職場経由で出勤、このところ往路は吹田IC利用のためにスムーズ。7時32分に出て、8時25分には研究室に着いた。
キャリアセンターで、大学コンソーシアム大阪の「インターンシップ」を受講した学生の実習日誌(コピー)を受け取る。原則5日間の実習が必要だが、ワクチン接種のために1日休んだ学生がいる。当人とも連絡を取って、1日分は学内飛行で対応する。あとは、全員に事後レポートを提出してもらえば単位認定することができる。
水曜日2限・3限は「情報機器の操作Ⅱ(食物栄養学科)」、今日はPowerPointで図・グラフ・表を扱う。2限はグラフの構成要素(軸・ラベル・凡例)の説明に時間を取ったため、課題2題のうち1題しか進めなかった。
昼休み、弁当を食べていると、月曜日の「社会貢献論」で課した「研究倫理eラーニング」の修了証書を提出に来た学生が10名前後。
3限、2限と同内容だが、こちらは予定していた2題を終えることが出来た。ただ、PC操作そのものが苦手なものが数名いる。困ったことではあるが、スマートフォンで大抵のことができる現在、授業内容にも見直しが必要かも知れない。
明日の「人権論」「環境論」の資料確認、配付資料を印刷する。
16時45分帰宅。
注文していた重曹が届いていたので、早速ストウブ(20cm、24cm)の掃除。
FF進める、海底宮殿のボスを倒し、水のクリスタル復活。
息子たちの夕飯は豚しゃぶ+ナスどっさり味噌汁。終わる頃にツレアイから連絡、買い物してバスで帰る、明日は午後からの勤務になったと。それなら呑まねばなるまい。今夜も柳家小三治のCDを楽しむ、「長屋の花見」。鈴本演芸場の独演会の録音だが、マクラが30分程度あったかな、それから本編に入ったが途中でウトウト。
授業が2コマあると、買い物に出なくても3つのリングは完成する。水分はあまりとれずに1,200ml。
8 notes
·
View notes
Text
顔のない
私には顔がない。顔がない人は人を愛することができない。顔というのはいわばアイデンティティで、それを欠いていては人に対する自分の感情に絶対の確信を持てない。揺蕩っている。故に私には愛するべき人がわからなかった。
顔がない私をまともに雇ってくれる企業などそうなく、私はただ5体満足であれば使ってくれるような日雇いを斡旋所に紹介してもらい転々と現場を渡り歩いて暮らしていた。肉体労働ばかりできついこともあったが、私が大きなマスクをすっぽり被りっぱなしで働いてもこういう職場の上司や同僚は一切干渉してこなかった。そんなある日、イベント会場のセッティングの現場で斗瀬さんと私は知り合った。
斗瀬さんは顔がない私を面白がった。
「面白いな!顔のない人間なんて、あんたの親もそんななのか?」
「いえ、私の両親も妹も普通の顔を持っています」
私は無愛想に答えた。
「突然変異ってやつか」
私は首をかしげた。かしげて、斗瀬さんにはかしげた様子がわからないことに気づいたけどどうでもよかった。
「食事はできんのか?」
「できます。普通に物を口に入れて噛んで、飲み込めます」
私はない顔の口元を指差した。私の顔は物理的に「ない」のではなくて、どうやら私含め人間には視認できない性質のもののようだ。その証拠に、他人からも触れる上、目も鼻も耳も口もあってしっかり機能しているし、呼吸も摂食も発声も発汗も泣くことも人並みにできる。しかし「ない」顔は、汗や涙よりも透明だ。
「そうか、じゃあ今日現場終わったら斡旋所で待っててくれ。俺がメシ奢ったる」
なにが「そうか」なのかわからなかった私は焦ってとっさに頷いた。しかし私の顔が見えない斗瀬さんは私が頷いたのに気づかなくて私の胸のあたりをじっと見たまま硬直していた。そしてそれに気づいた私は手でオッケーサインを出した。たまに現場で会うから断るのも気まずいし、とりあえず今回は付き合おう。斗瀬さんは「じゃ」と言って手を振りながら向こうへスキップしていった。
「愉快な人だな」と私は思った。
斗瀬さんは私より30分遅く仕事から上がり、18時過ぎに待ち合わせ場所の斡旋所にやってきた。いつの間にか外は雨だった。私は傘を忘れてきたので、斗瀬さんの傘に2人で入って歩く。アスファルトを打つ雨の匂いと、少しがに股で歩く斗瀬さんの着古したジャケットのつんとした匂いが混じってなんだか頭がふわふわする。世界の輪郭が少し、私好みに崩れた気がした。
雨は好きだ、雑踏を行き交う人々は傘で顔が隠れ匿名性が普段より増して、顔がない私でも少しだけ気後れせず街を歩くことができる。それから雨の日は人々の感情も静かで心地がいい。
「あ、あそこだよ。定食屋でもいいか?そういえば酒は飲める?」
「大丈夫です」
斗瀬さんに連れてこられたそこは駅前の商店街の「お多福」という老舗の定食屋だった。
私がなんでも食べれますよ、と伝えると、斗瀬さんはビールの大瓶と枝豆とたこわさともつ煮と鯛のかぶと煮をすらすらと注文した。
「とりあえず飲もか、ほれ」
斗瀬さんは私にコップを渡してお酌してくれた。私もお返しに斗瀬さんのコップにビールを注ぎ、乾杯して飲み干す。
「口が見えないからビールが消えたように見えて不思議だな、ああ、こういうのはデリカシーなかったな、すまん」
「いえ、大丈夫です」
私は斗瀬さんに顔がないことについて関心を持たれるのはなぜか嫌じゃなかった。他の人に突っ込まれるとああまたか、めんどくさいなあっていつもうんざりするのだけど。
「そういえば名前はなんて言うの?」
尋ねられて、名前を言ってなかったことに私も今更気がつい��。
「佃 岬」
「佃って佃煮の?漢字で書くと苗字と名前のバランスが綺麗だな」
私たちは大瓶2本を空けて、シメに差し掛かっていた。私はにゅうめんで斗瀬さんはきざみうどん。斗瀬さんはあまり酒に強くないらしくて、もう赤ら顔で虚な眼をしている。
「そういえば、顔のない人は岬ちゃん以外にはいないの?」
「さあ…見たことないですね、ネットで調べても出てこないし、ただ、母によるといざってときは行政の支援も受けられるそうです。私は、あまり顔がないことに甘んじたくないのでわざとそういうのは調べないようして、一人でこういう生活をすることにしたんです。つまらない意地かもしれないけど」
「いや、つまらなくなんかない、やれるとこまでやってみようってことだよな。気に入った」
私は斗瀬さんがあまり深掘りしてこないところが好きだな、と思った。
「俺も実は産まれっていうか…家庭に反目して飛び出してきたクチでさ、そういうところ身につまされるな、まあ、一緒にすんなって思うかもしれないけど」
「そんな、とんでもない、そうだったんですね」
「少しだけ長いしつまらない身の上話になるけど俺はさ、6っつの時に母が家から出て行ってそんで12の時に父が再婚した継母に育てられてさ、そんでその継母には俺より小さい連れ子が2人いてとにかく彼女に可愛がられなかったんだよ。俺だけめし抜きとかざらだった。しかも親父は見て見ぬ振りさ、でもあのときは俺自身も仕方ないなって思ってた。それどころか、悪いのは自分だと思い込むところまできてしまってた」
独立する前の私に似ている。あの頃の私は私だけが周りと違うという理不尽をいつからか受け入れ、卑しく従ってしまっていた。そしてそれは自然なことで、どれだけ歪でも置かれた環境に適応するように生き物やその心はデザインされているのだ。でもだんだんと成長した私は、そんな摂理に抗いたくて、顔がないお前に居場所なんかない、一人で暮らせるわけないとひき止めてくる親に反発して家を飛び出してきたのだ。別にそんなことで自由が得られると信じていたわけでも、特に決定的な出来事があったわけじゃない、ただ、漠然とした不安だとかモヤモヤした気持ち、そんな灰色のものが私の中にごちゃごちゃに蓄積してついに爆発した、そんな感じ。
「親父の実家は酒造をやっていた。そしてもちろん長男の俺に継がせる気でいたんだ。親父の願い通りに高校生になった俺は学校の合間に酒蔵で働き出したよ。俺も親父は好きだったし、このまま地元で骨を埋める気でいた。でもそれは俺が18の時のときだった。継母がずっと浮気をしていたことが継母の妊娠で解ったんだ。そしてあろうことか相手は俺と殆ど歳の違わないうちの酒蔵の若い従業員だった。俺や俺の義弟ともいつも仲良くしてたやつさ。でもそれを知っても親父は何も言わなかった。先妻に捨てられたあげく、再婚した妻にも不貞を働かれたのを村の人たちに知られるとなるとたちまち嘲笑の的だ、そして恥さらしになって、この先商売を続ける上でそれは不利になると判断したからだ。おそらく継母はそこまで計算に入れていた。女っていうのは心底恐ろしいものだね。結局親父は継母も密通の相手も責めずに、家の中だけの問題に収め、なかったことにした。そしてそういったことを目の当たりにして俺の中で何かが壊れたんだ。このままここにいてはおかしくなってしまうっぞって。そのことを実感してはじめてさ、いままで頭の隅にやってた怒りっていうか、言いようのない衝動が湧いて黙って村をおん出てきた。全く情けない話さ。それから30年間ほど日雇とかアルバイトで食い繋いでこのザマってわけ」
はじめてだ、
「私たち、はぐれものどうしですね」
斗瀬さんと私は、
「はは、そうだな」
同じように…
「岬ちゃんは、俺より多分若いだろうし自分さえ大事にできればこの先いろいろ楽しいことがあるよ」
「私今年で24です」
初めて自然に他人に私の年齢を知ってほしいと思った。顔がない女の年齢なんて男にとってはほとんど意味がないのに、あぁ、身体はどうだろう、私の身体の成長は18歳くらいでぴたと止まってしまっている。しかしそれは一般的にそういう人もいるのか、それとも顔がない人間特有のものなのかはどちらのもサンプルがないのでわからなかった。
外に出ると雨は止んでいた。私は斗瀬さんにきゅっと腕組みをした。斗瀬さんの身体は見かけよりがっしりしていて、火照っていて暖かい。
そしてそのままどちらから誘うでもなく、ホテルに入った。好きな人の前では顔がなくてよかったなと思う、これは初めて見つけた感情だ。私に顔があったら、照れて初めてデートする男に腕なんて組めなかっただろうから。
それと顔がないから、私に覆い被さって動く斗瀬さんの感じている顔を照れずにはっきりと見られる。
斗瀬さんのこめかみ、脂でつやがかって白髪が混じっている。
皺の多い唇。
豊かなまつ毛。
悩ましい表情。
まばらに生えた胸毛。
胸のしみ。
斗瀬さんの全てが、透明な私のなかへそそがれていく。
斗瀬さんには私の顔はどう映っているの。
やがて斗瀬さんは果て、私を優しく抱きしめる。私は斗瀬さんの汗ばんだ首筋に、キスをする。
「意外だな、失礼だけど、岬ちゃんは初めてだと思ってた」
「男は顔がなくても気にしない人が意外にいるんだなって独立してから気付きました」
「まぁ、そんなもんかもな」
今まで付き合った数人の男たちは、顔がない私とセックスするのに特別な興奮を覚えているだけの変態ばかりだった。私はそれにどうしても気づいてしまうのでいつもすぐ冷めてしまい、身の上話なんて彼らにはほとんどしなかった。けれど斗瀬さんは違う。私は斗瀬さんのことを知りたいし、斗瀬さんにも私のことを知ってほしい。斗瀬さんにこれからの私を見てほしい。
私は今初めて、恋をしている。
それから私たちはたびたびデートするようになった、告白は斗瀬さんからだった。
「岬ちゃん、こんなんでよければ付き合ってくれませんか」
いつもの斡旋所の帰り道、私はオッケーサインで快諾した。
それから5ヶ月が経った。
その日、斗瀬さんはおでん屋でいつものように杯を重ねて赤ら顔になっていた。
そして、やにはにこんな話を切り出した。
「昨日の夜、むこうの俺の義弟から連絡があってさ、おやじが倒れたらしいんだ」
「えっ」
「末期の膵臓がんでね、もう長くないみたいなんだ…」
斗瀬さんの表情はいつものように口角を微かに上げた笑顔だったけれど、その変わらなさが反対に動揺を隠しているように見えた。
「それでこんなこと岬に頼むのも不躾だと思うんだけど、一緒におやじに会いに行ってくれないか」
「はあ…」
唐突なお願いに私はおずおずと返したが、正直なところ嬉しかった。私には顔がないけど斗瀬さんがいる。もう何も、怖くない。
「なんていうかさ…」
斗瀬さんはそう呟きながら首を傾げて右のこめかみをぽりぽりと掻く。私は斗瀬さんが決まりが悪い時にするおやじくさいこのしぐさが可愛くて好きだった。
「ほんっと勝手な話なんだけど正直に言うと、俺にとって岬は欠けていた一部みたいなもので、それを見つけた俺を、岬を死ぬ前に親父に見せたいっていうか…」
「なるほど」
それから私たちは無言になった、そして無言のまま2人で大瓶を一本空けた。それから私はもう一本注文した。
「いいですよ、その代わり条件がある」
「うん?」
聞きながら斗瀬さんは私に酌をする。
「私を婚約者としてお父さんに紹介して」
その言葉を言った瞬間、私の世界の全ての音が遠くなった。せっせと歩き回る店員も、向こうで宴会をしているサラリーマンたちも、みんなスローモーションになり、そして、ぼやけた私の世界に、今向かい合っている斗瀬さんだけが鮮烈に存在していた。斗瀬さんだけが、私を見ていた。
太腿がじんわりと冷たかった。石のように固まった斗瀬さんの持つ瓶から注がれぱなしになっているビールがコップから溢れて、テーブルを伝い私の脚を濡らしている。斗瀬さんは瓶を置き、私の透明な頬を流星のように流れ落ちていく涙をぴんと伸ばした震える人差し指で不器用にそっと拭う。
「岬は泣くと、顔の形が少しわかるね」
斗瀬さんのお父さんは私たちが様子を見に行ってから53日で亡くなってしまった。
実は継母とは15年前から別居かつ絶縁状態で、たまに斗瀬さんの義弟が様子を見にくる以外はほとんどお父さんは一人で過ごしていたらしい。酒造は経営不振からとっくに廃業しており、商売を畳む時に抱えていた負債は、実家とは離れた酒蔵の土地を開業医に売却することによって賄っていた。そんなもろもろを、これまで一切実家に連絡を入れなかった斗瀬さんは30年ぶりにお父さんに会って初めて知ったのだった。
斗瀬さんとお父さんは毎日これまでの時間を取り戻すように睦まじく、たくさん話した。斗瀬さんはお父さんの実家の土地を継ぐこととなった。
そしてしばらくして、斗瀬さんの実家には籍を入れた私と斗瀬さんとで住むことになった。
私は村の郵便局の窓口でアルバイトをした。斗瀬さんは林業に従事した。
村の人たちは、印象とは違い都会の人より顔がない私に偏見を抱かず、むしろフラットに接してくれた。そしてなにより嬉しかったのは、みんな斗瀬さんが帰ってきたのを懐かしんでいるようだったことだ。その暖かさの理由には、家の事情をみんな知っていたので同情によるものもあったのかもしれない。
郵便局の横に住んでいる私の職場の先輩の日野さんの奥さんなんかは、頻繁に家に野菜をダンボールいっぱいに詰めて持ってきてくれた。私は日野さんの奥さんともすぐに打ち解け、仲良くやれた。
「岬ちゃんって寝る前ちゃんとフェイスケアしてる?顔がなくて関係がなくても、女でいるためにそういうのやっておいたほうがいいわよ?」
「女でいるために」
「そう、女でいるためにね」
私は日野さんの奥さんと軽口を叩くのが心地よかった。あっちにいた頃は、同性ともこんなに仲良くなったことはなかった。これは都会がどうとかではなく、斗瀬さんが私を見つけてくれて、2人で私たちの居場所を作ったから得られたものだ。私は村の人たちと関わるたびに、斗瀬さんと出会うことができてほんとによかったなあとしみじみ思う。
斗瀬さんの義弟たちとその家族とも私たちはうまくやれた。むしろ、ある種の蟠りがあったぶん、深い仲になれたふしもある。
斗瀬さんと私は、ゆっくりとした時間をこの村でたくさんの想いを与えたり与えられたりしながら生きた。
「親父は、最後嬉しそうだったよ」
不意に斗瀬さんは夕食の煮っ転がしをつつきながら呟いた。
縁側から秋の冷たくて寂しい風が吹き込んでくる。
身体が冷えるから、私は少しだけ開いていたガラス戸をゆっくりと閉めた。
「親父も俺と一緒で、自分の空っぽを埋めようって思いながら足掻いて生きていたのがな、俺と岬がこっちに来た時の親父と同じくらいの、この歳になってわかってなあ。そしてそれに気づかせてくれたのは岬、君なんだ。本当に感謝しているよ」
斗瀬さんの頭はもう真っ白で、頬もこけ、身体の殆どが亡くなる前のお父さんと瓜二つになっていた。
「そんな、私こそ斗瀬さんに見つけてもらえなかったら今ごろどうしてるか想像もできないよ。こちらこそ、ありがとう」
私は想いを噛み締めながら斗瀬さんに伝えた。透明な私の中にある、しっかりとした、色彩豊かな想いを。けれど、それはうまく言葉にできなかった。
私は斗瀬さんを背後からぎゅっと抱きしめた。斗瀬さんの身体は、あの日2人で傘の下で身体を寄せ合った時と違って、薄くて頼りなくてひんやりとしていた。しばらくそうしていると、じんわり目頭が熱くなってきた。
斗瀬さんは私の頭を撫でて、私の涙に応えるようにはかない声でうんうん、と微笑を浮かべて呟くと、寝室へとぼとぼと歩いて行った。この頃斗瀬さんは21時にはもう寝てしまう。斗瀬さんはごはんもお菜も殆ど残していた。私は食べ残しにラップをかけ、冷蔵庫に入れた。私の身体は斗瀬さんに会った時とまるで変わらない、顔がない私は老けないのだ。たぶん、脳も若いままなのだろう。冷蔵庫の前で立ち尽くしてそんなことを考えていると、たくさんの涙が、わたしからあふれてきた。
斗瀬さんが死んだのは3月の晴れた暖かい日だった。病室の窓の外では、山桜が風にふわふわと揺れていた。
葬儀には村のみんなが来てくれた。
これから大変だねえ、なんかあったら家にいつでも相談に来なよ、助けになるから。とみんな優しく私に声をかけてくれた。
とても心強かった。この村に来てよかったと私は心底思った。
私は今年で150歳になる。斗瀬さんも斗瀬さんの義弟もとっくに死んでしまい、今は斗瀬さんの義弟の兄のほうの曽孫のさらに孫夫婦とその娘さん(つまり斗瀬さんの…何になるんだろう……)や村のみんな(もうはじめ来た時とは何世代も変わってしまった)と相変わらず仲良くやっている。やはりどうやら私は顔のある人より寿命が長いらしい、もしかしたら不老不死なのかも知れない。
斗瀬さんがいなくなってから私自身について気付いたことがある。
それは、もしかしたら私のような(ほかにいるのかまだ見たことないけれど私は私と同じような人が何処かにいると信じている。特に根拠はないけれど)顔のない人は顔のある人の想いを保存する役目を負っているのかもしれないということ。私は、斗瀬さんの、斗瀬さんのお父さんの、継母さんの、義弟さんたちの、そしてこれから出会ういろいろな人の想いを、透明のなかにこぼさないように注いで行く。私は斗瀬さんや、斗瀬さんとこの村に来た時に知り合った人たちがくれた想いを今でも鮮明に思い出すことができる。そこにはたしかに戸惑いや、悲しみもあったけれど、どれも宝石のように美しく輝いている。そしてそんな人の想いが在る限り、顔のない私は歩き続けるだろう。
5 notes
·
View notes
Photo
2021.1.23sat_tokyo
9時過ぎ、恋人がエアコンをつける音で 目が覚める。外が暗い。久々の雨だ
一昨日ベランダに並べた干し芋を部屋の中に急いでいれる。
歯磨きしながらとりあえずお湯を沸かして 昨日隣人が置いてったレコードプレイヤーに 針をおとす。
朝ごはんはフレンチトースト。 お誕生日にもらった鍋が大活躍している。
恋人が出勤したあと部屋の掃除をして 本と一緒にベッドに寝転がる。 昨日洗濯しておいて良かった。 11時から1時間の読書。最近の日課だ。
雨でなにもやる気が出ない。 そもそも無職なので特にやることもないのだけど。。。 何回も窓から雨を確認する。
働いていないという罪悪感と雨で気持ちがブルーになる。 色に例えると青より灰色。 気分転換に模様替えを始めるも納得いかず またブルーな気持ちになる。
そこに面接の結果待ちをしていたお店から 不合格の電話でさらに追い討ちをかけられる。
隣人からエビのペットショップに行かない? とお誘いを受けて雨の中傘をさして笹塚まで。
タランチュラとイグアナをみて心臓がザワザワした。
一旦家に帰ってまた10ぷん後に外でね、と 銭湯に行く約束をした。 暑いお湯に浸かって水を浴びるのを 何度も繰り返す隣人のマネをしたら 心臓が飛び跳ねるくらいドキドキした。 カネコ��ヤノの湯船を頭の中で再生する。 さっきまでのどんよりした気持ちがどこかにいって 清々しささえ感じる。銭湯ありがとう。
夜ご飯は枝豆とチヂミ、牛肉とキャベツの スタミナ炒め。 ビールで乾杯してジンと梅酒を少し。 今年の節分は2月2日らしい。
日付が変わって1時前布団に入る。 今日も隣で眠る恋人のいびきをきいて眠りにつく。
-プロフィール- もりあんな 27歳 東京都世田谷区 無職 @suganna
4 notes
·
View notes
Text
20240724
megmeg🐥🌸🐰 @megmeg_fblc07 2024/07/24(水) 23:32:14 Replying to @ojro_men キレイな干物🐟になりましたね〜😊✨ 仕事がもうプロです🔪😆👍✨ めっちゃ美味しそ〜🐟✨ mitcheeeee @ganzo1305 2024/07/24(水) 21:36:47 Replying to @ojro_men 美味しそうですねー🍴 今年はアジがよく獲れるそうですね。 megmeg🐥🌸🐰 @megmeg_fblc07 2024/07/24(水) 21:11:29 Replying to @ojro_men サメちゃん🦈カッチョイイ〜😍✨ 過酷な夏釣りに挑むぐーじ🐥🎣は もっとカッチョイイ〜😆︎💕︎✨ megmeg🐥🌸🐰 @megmeg_fblc07 2024/07/24(水) 21:03:20 Replying to @ojro_men 今日は終日、成績表の作成でした〜(〃´o`)フゥ… おそよおさん🐥💓✨🌃 きしめんRI-nem @rijooki 2024/07/24(水) 20:40:15 Replying to @ojro_men 少年のような『とったどーーッ‼️』良いですね〜✨無邪気っ✨ みーにゃん @minyan_3939 2024/07/24(水) 19:59:05 Replying to @ojro_men 売ってるやつみたい…🐟 ってか売れますよ〜😂🐟🐟 ももくるひめ @momokurumihime 2024/07/24(水) 18:00:51 Replying to @ojro_men 美味しそう!!!! くう間もん @kasu3iro 2024/07/24(水) 17:49:55 Replying to @ojro_men お魚屋さん神宮司やさん!!、❣❣ 本当に本当に!!🐟屋さん👏👏👏、🧺お買い物に行き @ たい!🐟です☺️ くう間もん @kasu3iro 2024/07/24(水) 17:46:36 Replying to @ojro_men 楽し♬♬そうです✨❣ね〜〜🌊🌊 くれぐれも暑暑💦⚠ご注意⚠くださいませ~ @ ~😃🆒🥤 スマイルりん @FT_lovelysmile 2024/07/24(水) 16:54:52 Replying to @ojro_men えっっ!もう食べ切ったの〜?! 48匹うぉ!!流石にそれはないかw くれる時は下処理済みの干物になってるのが いいやね〜😋 琥珀🎸✨🔥🎵 @c90fd72c0f0341f 2024/07/24(水) 16:50:30 Replying to @ojro_men 美味しそう過ぎてずりぃ🤤 どこかの料理屋さんのですって言われてもわからないくらい綺麗に捌いてる~🔪✨ 琥珀🎸✨🔥🎵 @c90fd72c0f0341f 2024/07/24(水) 16:45:37 Replying to @ojro_men もう食べきったの⁉️はえー🐟w 楽しそうな様子が見られて嬉しい😆 まさかサメまで釣るとは🦈🎣 ドチザメってやつかな❓知らんけど🤭 空雲 日晴 @soRaguMO_hisei 2024/07/24(水) 16:14:02 Replying to @ojro_men Instagramのリンク貼っているの… なんか感動! たくさんのお写真があって 今回も楽しく読ませて頂いてます🥰🎣
梅崎美智子*藤巻っこ @umezakisakura 2024/07/24(水) 16:12:41 Replying to @ojro_men 鯵の干物大好きなんですが…送ってください🤲 yu @Fly326Yu 2024/07/24(水) 16:11:17 Replying to @ojro_men 食べたいですぅ🥺
sora* @monokuro_sora 2024/07/24(水) 15:45:56 Replying to @ojro_men ホシザメでしょうか?! また出会ったら食レポお願いします😊 あられ @0416_haha 2024/07/24(水) 15:27:49 Replying to @ojro_men こんにちは😊 娘がコロナ🧚に… ホントに流行ってるんですね 病院もいっぱいでした🥹 皆さま、お気をつけてくださいね
隔離して うつらないように なんとか頑張りたいです sayaka @saya103 2024/07/24(水) 14:35:24 Replying to @ojro_men こんにちは☀️ 蒸し暑いです~🌴 むーちょ(むーちゃむーちょ) @ringonoDANGO 2024/07/24(水) 14:10:54 Replying to @ojro_men 有線選び放題の職場ですが、 たまたま南風がながれてきて やったーーーーァァァ🙌と静かにガッツポーズして 耳がそっちにいってやたら売り場に出てました(笑) その後の嵐と突風がすごかったなぁ……⚡️⚡️ まるで滑走路ライブ… ちはるん♪ @chiharu509 2024/07/24(水) 12:09:58 Replying to @ojro_men おはようございます🐹 今、めっちゃゴロゴロ⚡来てます🥹 今日はうなぎですか?😊🎶 土用の丑の日です✨ あんみつ彦 @anmitsuhico 2024/07/24(水) 12:06:30 Replying to @ojro_men おささん、おはようございます😃 今朝、猫と遊んでいたら、親指を思いっきり噛まれ🩸😵💦仕事がスムーズに出来ておりません😅オユルシヲ… みーにゃん @minyan_3939 2024/07/24(水) 11:55:13 Replying to @ojro_men 今日も今日とて暑いです🫠🍨🍦🧊 おはようございます☀️ momo @momochi039 2024/07/24(水) 11:17:06 Replying to @ojro_men おはようございま~す😃 se-co @seico77 2024/07/24(水) 10:06:16 Replying to @ojro_men おはようございます✨ Ayaka Oshikata @AyakaOshikata 2024/07/24(水) 10:02:15 Replying to @ojro_men おはようございます☀ きしめんRI-nem @rijooki 2024/07/24(水) 09:47:19 Replying to @ojro_men おはようございます🌞 暑い暑いよぉ〜💦めっちゃ塩分チャージ食います まっちゃ @mattyasweets 2024/07/24(水) 09:25:47 Replying to @ojro_men おはようございます☔️ 琥珀🎸✨🔥🎵 @c90fd72c0f0341f 2024/07/24(水) 09:09:01 Replying to @ojro_men おはようございます😊 蝉が元気に鳴いてます☀️ ☆じゅんじゅん☆ @junjun56o1 2024/07/24(水) 09:06:20 Replying to @ojro_men おはようございます😃 さとみ @remisato 2024/07/24(水) 09:03:05 Replying to @ojro_men おはようございます(*´∀`*)ノ🌤 くう間もん @kasu3iro 2024/07/24(水) 09:00:12 Replying to @ojro_men おはようございます🌞✨✨
土用の丑の日🐟🎣😄(水) スタミナつけませう☺️ 良い1日に😃 くみくみ @kumikotakuro 2024/07/24(水) 08:57:54 Replying to @ojro_men おはようございます😀 今日は雷雨⚡️☔があるようですが…
remiofan @remiofan 2024/07/24(水) 08:56:37 Replying to @ojro_men おはようございます🙋 yoshino @yoshino3996 2024/07/24(水) 08:55:13 Replying to @ojro_men おはようございます🌞 早起きですね! お出かけですか? 充実した一日を~🎐 まき @H8_maki19 2024/07/24(水) 08:55:03 Replying to @ojro_men おはようございます♪😄 sora* @monokuro_sora 2024/07/24(水) 08:53:38 Replying to @ojro_men おはようございます☀️ rela りら @es_relax 2024/07/24(水) 08:50:45 Replying to @ojro_men おはようございます😃 𝓨𝓾𝓴𝓲* @yukiheartweaver 2024/07/24(水) 08:43:45 Replying to @ojro_men おはようございますー🥰 ももくるひめ @momokurumihime 2024/07/24(水) 08:43:37 Replying to @ojro_men おはようございます☀ 納豆枝豆7.10 @fellowan 2024/07/24(水) 08:43:29 Replying to @ojro_men お疲れ様です🍚
はるいろ @hruiro6 2024/07/24(水) 08:42:28 Replying to @ojro_men おはようございます😃
0 notes
Text
各地句会報
花鳥誌 令和5年7月号
坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
………………………………………………………………
令和5年4月1日 零の会 坊城俊樹選 特選句
一葉の家へ霞の階を きみよ 春昼や質屋の硝子なないろに 小鳥 伊勢屋質店今生の花とほく 光子 菊坂に豆煎る音や花の昼 和子 一葉の質屋は鎖して春の闇 はるか 本郷の亀を鳴かせて露地住ひ 順子 おかめ蕎麦小声で頼み万愚節 いづみ 文士らの騒めきとすれ違ふ春 三郎 一葉を待つ一滴の春の水 光子 物干に如雨露干したり路地の春 和子
岡田順子選 特選句
一葉の家へ霞の階を きみよ 金魚坂狭め遅日の笊洗ふ 千種 菊坂の底ひの春の空小さし 光子 坂の名のみな懐かしき日永かな 要 赤貧の欠片も少し春の土 いづみ 本郷の間借りの部屋の猫の妻 同 質店の中より子規の春の咳 俊樹 止宿者の碑のみ残すや蝶の舞 眞理子 本郷の北窓開く古本屋 きみよ かぎろひの街をはみ出す観覧車 いづみ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月1日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
花冷の背後より声掛けらるる 美穂 幾年も陽炎追ひて遊びけり 散太郎 濃きほどに影のやうなる菫かな 睦子 化粧水ほどの湿りや春の土 成子 画布を抱き春の時雨を戻りけり かおり 昼月は遠く遠くへ花満開 愛 シャボン玉の吹雪や少女手妻めく 勝利 麗かや砂金三つ四つ指の先 睦子 成り行きの人生かとも半仙戯 朝子 鞦韆の羽ばたかずまた留まらず 睦子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月3日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
花吹雪卍色と云ふが今 雪 花冷に後姿の観世音 同 そぼ降りてひと夜の契り花の雨 笑 観世音御手にこぼるる花の寺 同 お精舎やこの世忘れて糸桜 啓子 逝きし友逢へないままに朦月 同 裏木戸を開ければそこに花吹雪 泰俊 御仏と咲き満つ花の句座に入る 希 愛子忌や墓にたむけの落椿 匠
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月5日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
縋りつく女心や桃の花 世詩明 肌寒く母の手紙はひらがなぞ 同 啓蟄や鍬突き立てし小百姓 同 日野河原菜花の香る祭りかな ただし 菜の花や石田渡しの蘇る 同 雛祭ちらしずしそへ甘納豆 輝一 ぽつたりと落ちて音なき大椿 清女 花吹雪路面電車の停車駅 同 大拙館椿一輪のみの床 洋子 花の山遠く越前富士を抱く 同 吉野山日は傾きて夕桜 誠
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月6日 うづら三日の月 坊城俊樹選 特選句
花の下天をを仰げば独り占め さとみ 春陰やおのが心のうつろひも 都 春耕や眠りたる物掘り起す 同 左手の指輪のくびれ花の冷え 同 園児等のお唄そろはず山笑ふ 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月8日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
膝をまだ崩せずにをり桜餅 秋尚 登り来て本丸跡や花は葉に 百合子 葉脈のかをり弾けて桜餅 同 桜餅祖母の遺せし会津塗り ゆう子 売り声も色つややかに桜餅 幸子 木洩日の濡れてゐるやう柿若葉 三無 春愁や集ふふる里母忌日 多美女 伍しゐても古草の彩くすみをり 三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月10日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
心経をとなへ毛虫に火をはなつ 昭子 マンホール蓋の窪みに花の屑 昭子 栄螺売潮の香りを置いてゆく 三四郎 金の蕊光る夕月てふ椿 時江 禅寺の読経流るる花筏 ただし 若者の髭に勢や麦青む みす枝 龍が吐く長命水の春を汲む 三四郎 花吹雪受けんと子等の手足舞ふ みす枝 土器の瓢の町や陽炎へり ただし 海遠く茜空背に鳥帰る 三四郎 紅梅のことほぐやうに枝広げ 時江
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月10日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
片棒を担いでをりぬ四月馬鹿 三無 薬草園とふ門古りて松の花 和魚 だんだんと声ふくらみて四月馬鹿 美貴 四月馬鹿言つて言はれて生きてをり 和魚 松の花表札今も夫の居て 三無 白状は昼過ぎからや四月馬鹿 のりこ 一の鳥居までの大路や松の花 秋尚 松の花昏き玄関応へなく 美貴
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月11日 萩花鳥会
京よりの生麸草餅薄茶席 祐 不帰のヘリ御霊をおくる花筏 健雄 ただ一本ミドリヨシノの世界あり 恒雄 堂々と桜見下ろす二層門 俊文 猫に愚痴聞かせて淋し春の宵 ゆかり 杵つきの草餅が好きばあちやん子 美惠子
………………………………………………………………
令和5年4月13日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
便り待つポストをリラの房覆ふ 栄子 畑打つや鍬を担ひし西明り 宇太郎 軒下の汚れし朝や燕来る 都 桜蕊降る藩廟の染まるまで 美智子 桜蕊降るももいろの雨が降る 悦子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月16日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
何氣なく来て何気なく咲く花に 雪 神御座す杜の新樹に聞く鳥語 かづを 老の踏むひとりの音や落椿 ただし 野辺送り喪服の背に花の蕊 嘉和 夜ざくらのぼんぼり明り水あかり 賢一 喝采の微風を受けて花は葉に ��喜栄 生きる恋はぜる恋ととや猫の妻 世詩明 葉ざくらに隠されてゐる忠魂碑 同 眩しさを残して花は葉となれり かづを
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月16日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
極大と極小としやぼん玉宙へ 要 穴出でし蟻の列追ふ園児どち 経彦 頰をつく石仏の春愁 貴薫 酸模を噛む少年の今は無く 要 稲毛山廣福密寺百千鳥 同 瑠璃色を散らし胡蝶の羽ばたきぬ 久 春陰の如意輪仏へ女坂 慶月 棕櫚の花年尾の句碑に問ひかくる 幸風 朴の花仏顔して天にあり 三無
栗林圭魚選 特選句
蝌蚪の群突くひとさし指の影 千種 峠道囀り交はす声響き ます江 美術館三角屋根に藤懸かる 久子 こんもりと句碑へ映るも若葉かな 慶月 微かなる香りや雨後の八重桜 貴薫 朝の日に濃淡重ね若楓 秋尚 落ちてなほ紅色失せぬ藪椿 経彦
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月19日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
通勤のバスから見ゆる日々の花 あけみ 花馬酔木白き房揺れ兄の家 令子 亡き鳥をチューリップ添へ送りけり 光子 偲ぶ日の重く出たるや春の月 令子 あの頃の記憶辿って桜散る 美加
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月19日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
矢車の音きしみ合ふ幟竿 世詩明 風よりも大きく揺れて糸柳 啓子 花万朶この世忘れて花の下 同 あたたかやお守りはねるランドセル 同 甘き香の女ごころや桜餅 千加江 春場所や贔屓の力士背に砂 令子 落椿掃きゐてふつと愛子忌と 清女 春の虹待ちて河口に愛子の忌 笑子 散りそめし花の余韻も愛子の忌 同 城の濠指呼の先には花の渦 和子 花筏哲学の道清めたる 隆司 故郷の深き眠りや花の雨 泰俊 山道の明るさを増す百千鳥 同 ほころびて色���ぽくなり紫木蓮 数幸 花桃に出迎へられて左内像 同 瞬きは空の青さよ犬ふぐり 雪
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月21日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
忠直郷ゆかりの鬱金桜とぞ 雪 椿てふ呪縛の解けて落つ椿 同 春愁や言葉一つを呑み込んで 同 御襁褓取り駈け出す嬰や麦は穂に みす枝 鶯の機嫌良き日や鍬高く 同 ただならぬ人の世よそに蝌蚪の国 一涓 あの角を曲つてみたき春の宵 日登美 春の果次も女に生れたし 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月21日 さきたま花鳥句会(四月二十一日)
清冽な水は山葵を磨き上げ 月惑 連写して柳絮の舞ふを収めけり 八草 天守閉ぢ黙す鯱鉾朧月 裕章 行き先は行きつく所柳絮飛ぶ 紀花 南無大師遍照金剛春の風 孝江 揚浜に春の虹立つ製塩所 とし江 柳絮飛ぶ二匹の亀の不動なり ふじ穂 筍堀り父編むいじこ背負ひ来て 康子 花吹雪ひと固まりの風の道 恵美子 満天星の花揺らしつつ風過ぎる 彩香 夢叶へ入学の地へ夜行バス 静子 啓蟄やピンポンパンの歌聞こゆ 良江
………………………………………………………………
令和5年4月23日 月例会 坊城俊樹選 特選句
真榊はあをばの中に立つてをり いづみ 水の上の空のその上鳥の恋 順子 掌の中の春の蚊深き息を吐き 炳子 耳朶を掠めて蝶のうすみどり 緋路 仕上りの緻密なる蒲公英の絮 秋尚 手放して風船空へ落ちてゆく 緋路 春の闇より声掛けて写真館 順子 零戦機日永の昼の星狙ふ ゆう子
岡田順子選 特選句
玉砂利の音来て黒揚羽乱舞 和子 耳朶を掠めて蝶のうすみどり 緋路 仕上りの緻密なる蒲公英の絮 秋尚 風光る誰にも座られぬベンチ 緋路 緋鯉とて水陽炎の中に棲み 俊樹 手放して風船空へ落ちてゆく 緋路 蜂唸る神の園生に丸き井戸 炳子 佐保姫は夜に舞ひしか能舞台 俊樹
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
つかまへし子亀に問へり亀鳴くか 美穂 亀鳴くや拷問石にある哀史 ちぐさ 亀鳴ける賓頭盧尊者撫でをれば 美穂 板の戸に志功の天女花朧 喜和 連子窓に卯の花腐し閉ぢ込めて かおり 大人へのふらここ一つ山の上 光子 ふらここや無心はたまた思ひつめ 同 ふらここや関門海峡見下ろして 同 さくら貝ひとつ拾ひて漕ぎ出しぬ かおり 午後一時直射にぬめる蜥蜴の背 勝利 花冷の全身かたき乳鋲かな 睦子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月4日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
落城の如く散りたる落椿 世詩明 三人の卒業生以て閉校す 同 双葉より学びし学舎卒業す 同 氏神の木椅子はぬくし梅の花 ただし 鳥帰る戦士の墓は北向きに 同 草引く手こんなですよと節くれて 清女 雛あられ生きとし生くる色やとも 洋子 官女雛一人は薄く口開けて やす香 露天湯肩へ風花ちらちらと 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
1 note
·
View note
Photo
2021年お節の記録 12月28日:筑地で買い出し。 鮑
海水を浸した新聞紙に包んで冷蔵庫で保存。 海老
背わたをとり、サランラップを敷いたバットに並べ、さらにラップを空気を抜くようにしてかぶせる。(背わたをとって冷凍しないと色が悪くなる) 活きハマグリ
ラップを敷いたバットに並べてぴっちり上からラップをかけて冷凍。 生椎茸
軸をとり、笠を菜箸で叩いくようにしてゴミを落としたら、ヒダの部分を天にして、なるべく重ならないようにして寒い所に保管する。 12月29日:筑地で買いそびれた食材の調達 干し椎茸
たっぷりの水に砂糖少々を加えて一晩戻す。 12月30〜31日:お節づくり  浜吸い 一人分の吸い物は8せき、144cc。人数分より多めの水(10人分)にハマグリを入れて口を開ける。ハマグリが少なかったのか、水が多すぎたのか、味が薄くなってしまったので、追い鰹してこす。塩と10人分に対して薄口一滴で調味。塩は水の量から割り出してスプーンで入れる。 菜の花は湯がいて、地につけておく。 元旦当日、ハマグリの貝を合わせてお椀におく。地につけた菜の花とともに出汁で温め、柚子を添えて、汁をはる。 小袖蒲鉾(市販) 刃先を蒲鉾にいれ、刃先を押さえて左右に震わせるようにして切ると、日の出模様になる。 おつまみ田作 フライパンで魚を煎って、パリパリになったら火から下ろして砂糖を二つまみほどパラパラふって混ぜる。 銀杏酒煎り 殻があらかじめとってあるものを購入。
皮付きの銀杏を重曹水に入れて火にかけて、常にお玉の背で転がすようにして皮をとる。力を入れすぎると潰れてしまう。
水で晒して、冷ます。
炊いた米と水を火にかけて、銀杏を加えてもちっと柔らかくなったら、水にさらす。
酒ひたひたに海水くらいの塩を加えて、銀杏を加えて炒り、蒸発させる。 冷めたら、串に刺す。 海老艶煮 背腸をとって、爪楊枝で「つ」文字にとめる。 薄口:みりん:酒を1:2:3で合わせて、沸騰したところに海老を加えて火を通したら、ザルにひきあげて余熱で火を入れる。煮汁をややにつめて、海老にからませる。
アワビ酒蒸しからの西京漬 アワビを洗って、昆布、水、酒、大根とその皮で煮る。アクが鍋肌につけば布巾で拭う。小さめの鮑だったので、2〜3時間で柔らかく戻った。
貝から身を外して、肝と口をとる。
さざなみ切りする。タコやアワビに使える切り方。刃先を寝かせて削ぎ切り→刃先を立てるを繰り返し。
粒西京味噌に同量の酒とみりんで伸ばし、バットに塗って、キッチンペーパーをしき、アワビを重ならないよう載せてペーパーで蓋をしてさらに味噌をのっけて1日冷蔵庫で寝かせる。 裏白椎茸 海老真薯をつくる(芝海老の冷凍むき身を購入)。
玉ねぎを少量のバターで炒めて粗熱をとる。
芝海老を水にさらして解凍し、背腸をひとつづつとる。水分をとったら、包丁の腹で叩く。すり鉢に移して腰が出るまでスリコギでする。卵白を加えてすり、塩、薄口、かくしみりんを加えてさらにする。
卵の素(卵1個につき油36ccをゆっくりと注ぎつつ乳化させたもの)を加える。
玉ねぎを加えて混ぜたら、ラップに挟んで冷蔵庫へ。
椎茸の笠はごく細かい鹿の子に隠し包丁を入れる。
笠のうちがわに刷毛で薄力粉をまぶして、真薯を詰め、蒸す。
粗熱が取れたら、2個ずつ串に刺して、表に幽庵地を塗りながら、直火で焼く。
時間があればパン粉で揚げるバージョンもやりたかった。 がめ煮 ・干し椎茸
たっぷりの水に少量の砂糖を加え、一晩椎茸をもどす。
椎茸の戻し汁の上澄、昆布、砂糖、酒、砂糖で強火で煮詰めていく。 ・京にんじん
梅にんじんと乱切りのにんじんを用意。
出汁、薄口、みりんで煮て、火が通ったら味を含ませる。
12:1:1くらいか。 ・ごぼう
乱切りにして、ぬかをいれた湯で茹でて、柔らかくなったら水にさらしてぬかをきれいに取り除く。 ・蓮根
花蓮根をつくる。蓮根の穴の間を包丁で切れ目を入れて、筋をつける。穴の周りを中心から外側にむけて桂むきして、輪切りにする。
歯応えが残るよう湯でる。 ・こんにゃく
縦三等分に切って、蛇腹こんにゃくに包丁を入れ、一口大にそろえ、茹でる。 ・タケノコ(水煮を購入) 乱切り。 ・鶏肉
一口大にきる。
鶏肉を少量の油でいためて、こんにゃく、タケノコ 、ごぼうも加え、出汁、醤油、みりん、酒で味を整える。12:1:1くらいから、10:1:1くらいに煮詰めるイメージか。 ・きぬさや
さやを取り除いて、熱湯でさっと茹でて、熱いうちに塩をひとつまみふる。 焼き豆腐含ませ 8:1:1の割合で適当に包丁を入れた焼き豆腐を強火で煮ていく。ちょうどいい味付けまで煮詰まったら、火を止めて含ませる。 海老芋松風焼き 厚めに、六方に皮を剥き、縦に二つ割りにする。繊維が残ると食感が悪くなるので、艶がでるようしっかりむくこと。
米のとぎ汁で湯がき、柔らかくなったら水に晒す。
ごく薄い味付け(出汁20 薄口0.1 みりん1 酒1 に塩と砂糖を少々くらいか?)で煮て、味を含ませる。
酒、みりん、濃口醤油の三同割を合わせたたれに、地から引き揚げた芋がすっかり隠れるまで1時間つける。
串に刺して、松の実を表面に振りかけて、直火であぶる。 花びら百合根 百合根を花びらの形に包丁し、食紅を加えた水につけて色をつける。茹でると色が焦るので、なるべく強めにいれる。
熱湯でさっと茹でて、甘酢につける。
★甘酢
水14 穀物酢7 砂糖522g 塩38g 昆布少々を加えて、さっとう沸騰させる。 紅白酢蓮根 花蓮根に包丁して、縦半分に切る。花びらのほうに細かく隠し包丁をいれながら、適当な厚さに切って、食紅を加えた水に逆さに並べる。包丁をいれたところが赤く染まる。
歯応えがのこるようにゆがいて、甘酢につける。 ちしゃとう 適当な長さに切って、厚めに桂むきをする。繊維が残らないように、艶よくむく。さっと茹でて、西京味噌を同量のみりんと酒でのばしたものに漬ける。
4 notes
·
View notes