#線路カフェ
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シュトーレンONE 大き目なドライフルーツゴロゴロのシュトーレンONE です。 ラム酒の効かせ方の加減が難しい。 効かせすぎるとお酒が苦手な方には美味しく感じられない。 反対に抑えすぎるとパンチの効かない平板な味に感じてしまう。 今回は漬け込み期間を長くして、その代わりにザルにあげてラム酒切りする時間も長く取った。 ドライフルーツを噛むとラム酒が感じられ、かつ生地に余計にラム酒を浸潤させないため。 ちょっと切り過ぎたかな? 個人的にはもう少しラム酒が効いて居る方が好みですが。 他の人はどう感じるのでしょう。 味の微調整は難しいですね。 こちらも沼ってしまうのかな〜 #長沼 #カフェ #シュトーレン #高級過ぎず安っぽくもない路線 #価格もそこそこに抑えたい #先ずは味だな #そこが決まってから #でもそこが難しい #カフェピアーノピアーノ #blog (Cafe Piano piano カフェ・ピアーノ・ピアーノ) https://www.instagram.com/p/ClkUy-upU9k/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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#おでかけ #道の駅若狭美浜はまびより #はまカフェ
帰る前に、近くの道の駅に立ち寄ってお土産(主に自分用)を物色しました。
最近オープンした道の駅なのか、建物は新しくてきれいなところです。何か自分用で買って帰ろうかな〜とお土産コーナーをぶらついていたら、従業員の若いお兄さんからホタルイカの丸干しをめちゃくちゃ推されて購入。完全に乾燥させるのではなく少しソフトにできていて、だからこそ噛むと旨味がたくさんしみ出てくるんだとか。
2つ買ってビールのお供にしてみたら、確かにものすごくイカの旨味が強い!美味しい!!これはまた敦賀方面に遊びに行ったら絶対に買いです。
帰る前に、併設のカフェで一休み。いちご推しなのか(どうやらいちごの観光農園が近年できたらしい)、いちごを使ったジュースが何種類かあります。同僚はいちごソーダ、私はいちごみるくにしました。
窓際の席に座りながら飲んでいると、ガラス張りの建物の目の前が小浜線の美浜駅であることに気が付きました。そういえば小浜線も、乗りたい乗りたいと思って未だ乗れていない路線のひとつ。小浜線の乗り鉄旅をしながら日本海の海の幸を食べ歩きたいんですが、地方だと駅からの足があまりない上に、車社会だと基本的にお店が車移動前提で各地に分散してしまっているので、これは綿密に計画を立てないとどこにも辿り着けなさそうだぞ……というハードルがあって中々実現できずにいます。車での旅行だったら、もう2回ほど若狭方面は来ているんですけどね。
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ブリュッセルから電車で1時間半くらいで
パリに行ける?
行きますとも。
ブリュッセル南駅発パリ北駅着のタリスのチケットを日本で購入
人生で一度は訪れるべき街と言われるパリ。
どんなに素敵なところか、見せていただきましょ
**************
日帰りでパリ
過ごせるのは8時間くらい。
目的は絞って、エッフェル塔。凱旋門。
あとはカフェとクロワッサン。
予定の立て方が雑だけど…
紅いタリス(カッコいいー)が
パリ北駅に着いて。
ここからが私にとって冒険
馴染みのない、おフランス語の案内表示など
私には案内にならねえ…
が、やるしかない
メトロの路線図前で、まず現在いる北駅を探すところからはじまって、降りたい駅(trocadero駅)を探す
乗り換え一回の経路はわかったけれど、いくらの乗車券を買えばいいのやら
券売機に行かず、窓口前の列に並ぶ
まあまあ待って私の番。
窓口のドレッドヘアのお兄さんが
親切でいい人だったおかげで
私のど素人英語でも
スムーズに乗車券、購入。
(どうやら一律料金っぽい)
メトロに乗車!
乗り換え、成功!
下車駅も間違えることなく。
エッフェル塔目指して〜
(続く)
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21/09/2023
阿久根伊勢えび祭り開催中🎊
参加店舗ではありませんが、Cafe Soaproot(ソアプロット)で伊勢海老lunchを提供中とのことでしたので、前日に予約🦐
私が刺身が苦手なので、その分を味噌汁に入れていただきました。
普段からカフェのオーナー自身が漁に出たり魚をさばくので、エビの身がプリプリ✨
この時は3,570円でした(時価)🦐決して安くない値段ですが、その価値はありました🥰
食後は国道504号線の高速道路を突っ走って…
さつま町の柊野(くきの)地区のヒガンバナの咲くエリアへ(Many red spider lilies are in bloom.)。 今日は花が咲ききっていました🦋 カラスアゲハ(烏揚羽、Papilio dehaanii)という蝶みたいです🦋 *違ったときは教えて頂けたら助かります👏
#備忘録#photography#japan#kyushu#kagoshima#美味しさは正義です#reminder#Cafe Soaproot#カフェソアプロット#伊勢海老ランチ#lunch#伊勢海老のマヨ焼き#伊勢海老の味噌汁#伊勢海老#akune#satsuma#kukino#ヒガンバナ#柊野地区#曼珠沙華#ヒガンバナのある風景#🦋
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🗼1日目🗼
渋谷でハチ公を見る
ライトワークス五反田本店へ行く
目黒川の桜を見る
恵比寿の英国雑貨店へ行く
赤坂のホテルにチェックイン
新橋演舞場で祭GALAを鑑賞
築地場外市場で海鮮丼を食べる
夜の銀座を見る
東京タワーを見る
六本木から赤坂まで徒歩で戻る
🗼2日目🗼
六本木の喫茶室ルノアールでモーニングを食べる
☆甥っ子と合流
吉祥寺の英国雑貨店へ行く
新大久保でサムギョプサルを食べる
☆姪っ子も合流
神社参拝
浅草タロット美術館に行く
𓂃✍︎
と、事前にしたいことがこんなにあったんだけど、全部できました🤗
さらに、目黒の隠れ家みたいなカフェでランチしたり、築地本願寺を見学したり、ロンドンと吉祥寺にしかないお店で美味しいクッキーを買ったり、予定外のこともできました。
バスやタクシーにも乗ったんだけど、ICOCAと地下鉄乗り放題カードが本当に本当に本っ当〜に役に立った。
東京の鉄道網はすさまじい。
事前に調べてくれた姉のお陰で、迷ったり間違えたりすることなく行きたい所に行けました。あんなに複雑なのに路線図や駅構内の表示がすごくわかりやすいです。
こんなに歩くのが遅くてどんくさい私でも一度も人とぶつからず、誰からもイライラした態度を取られることもなく、大都会の人々のスマートさに感心と感謝の気持ち。人混みですれ違った半分くらいは外国の人のように感じた。
地下7階、という未知の深さに到達したことも忘れられない思い出です。まるでアリの巣🐜
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オンライン試写&サロン実施決定!『ミッドナイトスワン』『サバカン SABAKAN』に続きおなじみとなった3回目は、碁盤の縦横19本ずつの線にちなみ、碁盤斬り宣伝部員を19名+19名の計38名大募集!
こちらの募集は終了しました。
映画『碁盤斬り』のオンライン試写&オンラインサロンの実施が決定しました。『碁盤斬り』の宣伝に協力してくださる方々を『ミッドナイトスワン』『サバカン SABAKAN』に続き大募集します。オンラインサロンに参加して『碁盤斬り』の魅力を感じていただき、多くのみなさまに広める活動をお願いいたします。
今回は、碁盤「19路盤」の縦横19本ずつの線、計38線にちなみ38名を募集いたします。身近な友人・同僚にお勧めすることから、XやFilmarks・Instagram・TikTokなどのSNSを駆使しての宣伝まで、5月17日の公開日に向けて、そして公開後もたくさん宣伝していただける方、落語が好きな方、時代劇が好きな方、武士が好きな方、囲碁が趣味の方などなど、大募集です!ぜひ、ご応募ください!
■オンライン試写 日時:2024年4月5日(金)17:30開映(同時再生)/19:39終了 会場:各当選者のご自宅 ※上映時間129分 ※映画視聴リンクは、試写会実施時間中のみ有効となります。
■オンラインサロン 映画鑑賞後、白石和彌監督やゲスト(未定)と映画『碁盤斬り』について語り合いましょう!(みなさまからの質問や感想などにもお答えします!) 1回目:2024年4月5日(金)19:40スタンバイ/20:00開始/20:40終了予定 2回目:2024年4月5日(金)20:40スタンバイ/21:00開始/21:40終了予定 会場:各当選者のご自宅 ※オンライン試写をご鑑賞いただいた後、2回に分けて開催いたします。どちらの時間帯になるかはお選びいただけません。
以下の応募要項をご確認の上、ご応募ください!
【募集概要】 募集人数:計38名(同伴なし、当選者本人のみ視聴可) 謝礼:1万円(税込み) ※謝礼は、銀行振り込みとなります。必要な手続きなどは当選後に直接ご連絡いたします。
【応募方法】 ①映画『碁盤斬り』公式Xアカウント「@gobangiri-movie.com」をフォロー ※すでにフォローいただいている方も対象です。 ②映画『碁盤斬り』公式Xアカウントによるこちらのポストをリポスト ③下記応募フォームへ必要事項を記入・送信
【応募期間】 2024年3月14日(木)12:00 〜 2024年3月21日(木)23:59まで
【応募条件】 ・Xアカウントをお持ちであること。 ・映画『碁盤斬り」の公式Xアカウント「@gobangiri-movie.com」をフォローしていること。 ・当日のオンライン試写&オンラインサロンのどちらにもご参加いただける方。 ・本注意事項をよくお読みの上、内容に同意された方。
【注意事項】 ・ご当選者のみに、締切日以降にメール「[email protected]」から当選のご連絡をします。 ・当試写会は、オンライン試写システム「スクリーニングマスター」にて実施いたします。 ・オンライン試写会のご招待メールは「[email protected]」からメールでご送付いたしますのであらかじめご了承ください。 ・当選権の譲渡、転売は禁止とさせていただきます。当選者ご本人さまのみご参加いただけます。 ・視聴リンクの転送、公開、視聴時に当選者ご本人さま以外が同席することは禁止いたします。ご家族や知人を誘った上映会の実施は禁止です。 ・ご視聴いただく映像にはウォーターマーク(コピー防止のテロップ)が付きます。 ・鑑賞にあたってのデータ通信費用は、お客さまの負担となります。 ・カフェや図書館といった公共性の高い場所での視聴はお控えください。 ・ご応募は、日本在住の方に限らせていただきます。興行、配給および広告宣伝、媒体従事者を含む業界関係者はご参加��なれません。応募内容に不明な点がある場合、違反行為が確認される場合は応募および当選を無効とすることがあります。 ・18歳未満の方は、保護者の同意を得てからご応募ください。15歳未満の方はご応募いただけません。 ・オンラインサロンは「ZOOM」で行う予定です。サロン中は画面左下付近にご自身で登録した「アカウント名」が表示され、そのアカウント名は公開されます。変更が必要な方は、ご自身で「名前の変更」をお願いいたします。 ・配信画面の写真撮影、動画撮影、録音行為はいかなる場合でも禁止いたします。 ・本サロンの模様は、メディアにて紹介記事にする場合がございますので、画像を当方で録音録画させていただくことをご了承ください。 ・SNSでPRを行う際は、「#碁盤斬り宣伝部員」「#PR」のハッシュタグを付して投稿するなどの方法により、本宣伝部員としてのPR活動であることが必ず分かるように投稿してください。 ・その他、ご参加にあたっては、主催者の指示及びルールに従っていただきます。 ・都合により、予告なく変更、中止となる場合があります。あらかじめご了承ください。
〈鑑賞推奨環境〉 PC(パソコン)、スマホ、タブレットおよびテレビにて視聴いただくことが可能です。 PCブラウザ:Edge、Firefox、Chrome、Safari(最新版) スマホ・タブレットブラウザ:iOS・iPad OS:Safari(最新版)、Android:Chrome(最新版) ※稀に推奨ブラウザでも再生できない場合があるようです。その場合は異なる推奨ブラウザでお試しください。 ※通信ネットワーク環境:下り450Kbps~2Mbps以上の公衆インターネット回線
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2024.10.13
映画『HAPPYEND』を見る。父の時代の学生運動のような雰囲気と、街の風景のクールな切り取り、存在感があり重厚な音楽の使い方から愛しいものとしてのテクノの使い方まで大変気に入り、今度会う人に渡そうと映画のパンフレットを2冊買う。その人と行った歌舞伎町時代のLIQUIDROOM、どんどん登らされた階段。小中学生の時に自分がした差別、あの分かっていなさ、別れた友人、まだ近くにいる人たち。
2024.10.14
銀座エルメスで内藤礼『生まれておいで 生きておいで』、ガラスの建築に細いテグスや色のついた毛糸が映える。日が落ちて小さなビーズが空間に溶けていくような時間に見るのも素敵だと思う。檜の「座」で鏡の前にいる小さな人を眺める。「世界に秘密を送り返す」を見つけるのは楽しい。黒目と同じだけの鏡、私の秘密と世界の秘密。今年の展示は上野・銀座ともに少し賑やかな雰囲気、外にいる小さい人たちや色とりどりの光の色を網膜に写してきたような展示。でも相変わらず目が慣れるまで何も見えてこない。銀座にはBillie Eilishもあったので嬉しくなる。
GINZA SIXのヤノベケンジ・スペースキャットと、ポーラアネックスでマティスを見てから歩行者天国で夜になっていく空を眺めた。小さい頃は銀座の初売りに家族で来ていたので、郷愁がある。地元に帰るよりも少しあたたかい気持ち、昔の銀座は磯部焼きのお餅を売っていたりしました。東京の楽しいところ。
2024.10.18
荷造り、指のネイル塗り。足は昨日塗り済み。年始の青森旅行時、2泊3日の持ち物リストを作成し、機内持ち込み可サイズのキャリーに入れ参照可能にしたところ、旅行のめんどくさい気持ちが軽減された。コンタクトや基礎化粧品・メイク用品のリスト、常備薬、安心できる着替えの量。持ち物が少ない人間にはなれそうにない。日常から多い。部屋に「読んでいない本」が多いと落ち着くような人間は持ち物少ない人になれない。
2024.10.19
早起きして羽田空港。8:30くらいに着いたらまだ眺めのいいカフェが開いておらず、とりあえず飛行機が見える屋上に行く。このあと雨が降るはずの曇り空からいきなり太陽が照り出して暑くなり、自販機でマカダミアのセブンティーンアイスを買い、食べる。突然の早朝外アイス。飛行機が整列し、飛び立つところをぼんやりと眺める。飛行機は綺麗。昨夜寝る前にKindleで『マイ・シスター、シリアルキラー』を買って「空港ではミステリー小説だろう」と浮かれて眠ったのに、100分de名著のサルトルを読み進める。実存主義を何も分かっていないことをこっそりとカバーしたい。すみませんでした。
10:15飛行機離陸。サンドイッチをぱくぱく食べたあとKindleを手に持ったまま眠ってしまい、11:55宇部空港着。
宇部空港、国内線のロビーは小さく、友人にすぐ会う。トンネルを抜ける時、窓が曇り、薄緑色の空間に虹色の天井のライトと車のライトがたくさん向かって来て流れる。動画を撮影しながら「綺麗くない?」と言うと「綺麗だけど本当は危ない」と言われる。かけるべきワイパーをしないで待っていてくれたんだと思う。
友人のソウルフードであるうどんの「どんどん」で天ぷら肉うどん、わかめのおにぎりを食べる。うどんは柔らかく、つゆが甘い。ネギが盛り放題。東京でパッと食べるうどんははなまる系になるので四国的であり、うどんのコシにもつゆにも違いがある。美味しい。
私は山口市のYCAMのことしか調べずに行ったので連れ��行ってもらう。三宅唱監督の『ワイルドツアー』で見た場所だ。『ワイルドツアー』のポスターで見た正面玄関を見に芝生を横切ったが、芝生は雨でぐずぐずだった。でも全部楽しい。
広くて静かで素敵な図書館があり、心の底から羨ましい。小さな映画館もあり、途中入場できるか聞いたおじいちゃんが、「途中からだからタダにならない?」と言っていたがタダにはなっていなかった。一応言ってみた感が可愛らしい範囲。
YCAM内にあるのかと思っていたら違う倉庫にスペースのあった大友良英さんらの「without records」を見に行く。レコードの外された古いポータブルレコードプレーヤーのスピーカーから何がしかのノイズ音が鳴る。可愛い音のもの、大きく響く音のもの。木製や黄ばんだプラスチックの、もう存在しない電機メーカーの、それぞれのプレーヤーの回転を眺めて耳を澄ませてしばらくいると、たくさんのプレーヤーが大きな音で共鳴を始める。ずっと大きい音だと聞いていられないけれど、じっと待ってから大きな音が始まると嬉しくなる。プログラムの偶然でも、「盛り上がりだ」と思う。
山口県の道路はとても綺麗で(政治力)、道路の横は森がずっと続く。もとは農地だっただろう場所にも緑がどんどん増えている。私が映画で見るロードムービーはアメリカのものが多く、あちらで人の手が入っていない土地は平らな荒野で、日本の(少なくとも山口県の)土は放っておくとすぐに「森」になるのだ、ということを初めて実感する。本当の森の中にひらけた視界は無く、車でどんどん行けるような場所には絶対にならない。私がよく散歩をする所ですら、有料のグラウンドやイベント用の芝生でない場所には細い道を覆い隠す雑草がモコモコと飛び出して道がなくなってゆく。そして唐突に刈られて草の匂いだけを残す。私が「刈られたな」と思っているところも、誰かが何らかのスケジュールで刈ってくれているのだ。
山口県の日本海側の街では中原昌也と金子みすゞがそこかしこにドンとある。
災害から直っていないために路線が短くなっているローカルの汽車(電車じゃない、電車じゃないのか!)に乗って夜ご飯へ。終電が18:04。霧雨、暴風。一瞬傘をさすも無意味。
焼き鳥に挟まっているネギはタマネギで、つきだしは「けんちょう」という煮物だった。美味しい。砂肝、普段全然好きじゃないのに美味しかった。少し街の端っこへ行くとたまに道に鹿がいるらしく、夜見ると突然道路に木が生えているのかと思ったら鹿の角、ということになり怖いらしい。『悪は存在しない』のことを思う。
2024.10.20
雨は止んでいてよかった。海と山。暴風。人が入れるように少しだけ整えられた森に入り、キノコを眺める。
元乃隅神社、123基の鳥居をくぐり階段を降りて海の近くへ。暴風でiPhoneを構えてもぶれて、波は岩場を越え海の水を浴びる。鳥居の上にある賽銭箱に小銭を投げたけれど届くわけもない。車に戻ると唇がしょっぱかった。
山と海を眺めてとても素敵なギャラリー&カフェに。古い建物の改装で残された立派な梁、屋根の上部から太陽光が取り込まれるようになっていて素晴らしい建築。葉っぱに乗せられたおにぎりと金木犀のゼリーを食べる。美味しい。
更に山と海を眺めて角島へ。長い長い橋を通って島。古い灯台、暴風の神社。曇天の荒れた海も美しいと思う、恐ろしい風や崖を体感としてしっかりと知らない。構えたカメラも風でぶれるし、油断すると足元もふらつく風、窓につく塩の結晶。
山と海を眺めて香月泰男美術館へ。友人が見て良い展示だったからもう一度来て見せてくれたのだ。
全然知らなかったけれど、本当に素晴らしい絵だった。油彩なのだけど、質感が岩絵具のようで、フレームの内側に茶色のあやふやな四角が残っているのがとても良い。
フレーミングする、バチッと切り取ってしまう乱暴さから離れて、両手の人差し指と親指で四角を作って取り出したようなまなざしになる。
山口県の日本海側の山と畑と空の景色、荒い波、夜の静けさや月と雲、霧の色を見てから美術館へ連れて来てもらえたから色と色の境目の奥行きを知る。柿はずっしりと重く、花は鮮やかだ。香月泰男やシベリア抑留から帰ってきた画家で、この前読んだ『夜と霧』の暗さと冷たさを思い返した。絵の具箱を枕にして日本へ帰る画家が抱えていた希望、そのあとの色彩。
夕飯は友人の知り合いのハンバーガー屋さんへ。衝撃のうまさ。高校生の時に初めて食べたバーガーキングの玉ねぎの旨さ以来の衝撃、20年ぶりだ。そんなことがあるのか。
2024.10.21
晴天。海は穏やかで、深い青、テート美術館展で見たあの大きな横長の絵みたい。初めて見た海の光。
海と山を眺めて秋吉台へ。洞窟は時間がかかるので丘を散策、最高。
風光明媚な場所にしっかりとした情熱が無かったけれど、「好きな場所だから」と連れていってもらえる美しい場所は、友人が何度も見るたびに「好きだなぁ」と思っただろう何かが分かり、それは私が毎日毎日夕陽を眺めて「まだ飽きない」と思っ��いる気持ちととても近く、感激する。
今までの観光旅行で一番素敵だった。
道々で「このあと窓を見て」と教えてもらい、味わう。
ススキが風に揺れて、黄色い花がずっとある。山が光で色を変え、岩に質感がある。
山口市、常栄寺、坂本龍一さんのインスタレーション。お寺の庭園が見られる場所の天井にスピーカーが吊るされ、シンセサイザーの音を演奏しているのは色々な都市の木の生体信号だ。鳥の声や風の音と展示の音は区別されない。砂利を踏む音、遠くから聞こえる今日の予定。豊かなグラデーションの苔に赤い葉っぱが落ちる。
宇部空港はエヴァの激推しだった。庵野さん、私も劇場で見届けましたよ。
行きの飛行機は揺れたけれど、帰りは穏やかに到着、家までの交通路がギリギリだったため爆走、滑り込む。
東京の車の1時間と山口の1時間は違う。
何人かの山口出身の友人が通った空と道と海と山の色を知ることができてとても嬉しい。
「好きな場所」「好きな風景」ってどういうものなんだろう。
私が通う場所、好きな建築、好きな季節と夕陽。あの人が大切にしている場所に吹く風、日が落ちる時刻が少し違う、友人のいる場所。
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どこかにビューーン! at 盛岡・花巻
岩手旅2日目は、盛岡駅周辺散策から宮沢賢治のイーハトーブの世界へ。
2日目はこの旅のメインともいえる宮沢賢治ゆかりのイーハトーブの世界を訪れます。とはいえ最寄りとなる釜石線 新花巻駅までの列車の本数はそれほど多くはないことから、午前中にできた時間を利用し、盛岡駅周辺を散策。昨年 夏の東北旅の最後に盛岡城址周辺は訪問済みのため、その先 岩手銀行赤レンガ館や茣蓙九等、歴史的建造物が集まるエリアでスナップ撮影を楽しむ。盛岡駅へ戻る道中、北上川にかかる開運橋から岩手山の雄姿を拝む。前回も同じところを通ったはずなのですが、こんなに綺麗な景色が楽しめるとは知りませんでした。天気の悪い夏の空 and 数時間前 豪雨に打たれ心身ともに疲れきっていたという悪条件が重なっていたから気づけなかったのかな、今回は好天・空気の澄んだ冬空・元気いっぱいの朝という好条件が整っていました。
カフェでコーヒー片手の小休止したのち、一路イーハトーブへの最寄り 釜石線 新花巻駅へ。
駅からのどかな通りを歩くこと15分弱。宮沢賢治の世界が広がる一帯に到着。 まずは宮沢賢治記念館へ、立ちはだかる367段の木の階段を、気合を入れて登ります。階段を登り切った胡四王山の中腹からは、新花巻駅駅周辺、長閑なイーハトーブの光景が楽しめます。
猫の事務所の審査を通過し、宮沢賢治記念館内部へ。宮沢賢治ゆかりの品や関係資料をみながら、作品の逸話を知ることができました。個人的には賢治が過ごした現実世界と、そこから生まれた「銀河鉄道の夜」の世界の対比が興味深かったです。
注文の多そうなレストラン 兼 お土産屋さんである「山猫軒」にて、記念用に何点か宮沢賢治グッズを購入した後、続いて宮沢賢治童話村へ。
メインとなる「賢治の学校」では、「ファンタジックホール」、「宇宙」、「天空」、「大地」、「水」の5つのゾーンをめぐり、独特の世界観が堪能。なんとも不思議な気分に浸りながらの体験でした。
イーハトーブの世界感を満喫し、気分一新・リフレッシュ完了。再び新花巻駅まで戻り、花巻経由で最終経由地 北上へ、そこから東北新幹線にておうちに帰ります。 最後の残念ポイントは。。。新幹線の中でお弁当でも食べようと思っていたのですが、18時台の北上駅の売店(NewDays)、お弁当はおろかおにぎりすら売り切れですっからかんでした。。。規模感や利用状況を考えればある程度予想できていたことなので、甘かったな。かろうじて1つ残っていたサンドイッチとおつまみ適当 + 缶チューハイだけ調達し、帰路につく。
今回、利用した「どこかにビューーン!」。こんな機会でもないとあまり訪れないスポットに足を運ぶきっかけというコンセプトがとてもよかったと思います。申し込み後、行き先が決定するまでのワクワク感、行き先決定後に行きと帰りの新幹線が決まっているという制約条件の中、どうやってその土地を満喫できるようプランをたてるか考えること含め、楽しい日々でした。また、低予算で行けるこの旅を一種のロケハンと考え、別のシーズンに再度 訪れてみようかな、と思えるきっかけ作りにもなるかと。
現時点のJREポイントの残数から、もう1回 どこかにビューーン することが可能な状態。また気が向いたときに第2回ビューーン旅を実施しようと思います。
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休暇。
10月1日~長期休暇だという噂が職場に流れていた。長期の休みなら行きたい場所はたくさんあったが、噂が流れはじめたのは8月の末くらいで、そんな時期から用意しはじめたのでは何も間に合わない。釧路と舳倉島、どちらにするか悩んだが、どちらも現実的ではないのであきらめて、結局長期休暇は取らずに、四連休だけ取ってあとは出勤した。来年も同じ時期に長期休暇があるのなら、半年くらいまえには教えてもらいたいし(一年後の予定がすでに決まっているような生活をしている人間なので)それ��ら周到に旅に出られる。
とはいえ、せっかくの休暇なので何かしたいと思っていたら、東京のイゼルローンフォートレスでキルヒアイスのアフタヌーンティーへ行けることになった。
東京は文フリで年に多いと二回くらい行くのだが、単純に『遊びに行くだけ』というのは、何年ぶりか……。イベントまえのストレスや緊張、イベント後の疲れのない旅行というのは、もしかしなくても十年くらいは経験していないのでは? という…。
いつもは始発に乗るのをすこしゆっくりの電車に乗って名古屋駅へ。
平日の、しかも朝だからすんなり食べられるだろうと思っていた名古屋駅名物「ぴよりん」のモーニングは、びっくりするくらい人が並んでいた……。とりあえず名前だけ書いて、出かける直前にバタバタしてて買えなかったお土産を探しに行くも、あせってしまいぴよりんのバウムクーヘンを一個しか買えないまま、席へ通される。 そしてぴよりんモーニングを注文して食べる。 当たり前だがこの「カフェ・ジャンシアーヌ」は、ぴよりんを求めているひとがわざわざ並ぶお店なので、みんなぴよりんを食べる。いろんなひとが「ぴよりんモーニング」を注文するのを、「ああこの人たちはみんな、ぴよりんを楽しみにこのお店に朝早くにやってきたんだなあ」という幸せな気持ちで感じることができる。とてもいい旅立ちの朝だった。
新幹線は少し遅れている便もあったようだったが、わたしが乗るのは大丈夫だった。予定通り東京駅へ着き、約束の駅へ。
休日はとても並ぶというラーメンのようななにかのお店へ連れて行ってもらう。透き通ったスープに、きしめんみたいな麺(麺は10種類くらいからえらべたが、初心者なので先達��従って頼んだらきしめんみたいなのだった)、たくさんのネギとパクチーが浮いている。パクチー大好きなので、追加すれば良かった。とにかくめちゃくちゃおいしくて、スープまで飲んだ。 到着したときにはお店は結構すいていたのに、すぐに満席になって、お店を出るころには人が並びはじめていた。
皇居まで歩いて行ける距離だというので案内してもらう。 人生で実は皇居に行く(しかも結構奥の一般人が入れないようなところまで入れる)機会があったのだが、一度も行かなかったので、皇居は初体験だった。入り口は閉まっていて、見学はできなかったのだが、かつて皇居へ入る機会があったころからはずいぶん違う道と考え方をしているわたしには、そういうものなのだと思った。偶然だが。 皇居の周りは走っている人がたくさんいた。柳がたくさん生えていて、風が目に見えるので気持ちよかった。 「このお堀、冬は鳥がきそう」と言ったら、案内してくれた人が、「黒くて足がこんな鳥がくる」と指を三本立ててオオバンを表現したのが面白かった。たしかにオオバンは、カモとかと違って、指がわかれていて足がへら状になっていない(指がわかれていてそれぞれに水かきがついている)。
そのあとは、紅茶屋さんへ。いろいろ悩んだけど、暑かったのでレモンティーを頼む。たくさんおしゃべりして、二杯目も。ロイヤルミルクティーを飲む。どれもおいしかったし、カフェはとても居心地が良かった。 いつも東京で誰かに会うときは、イベントの後の打ち上げとかで、疲れとお酒でハイになってたり、時間も時間だから焦っていたりするけれど、ゆっくり時間を気にせずおしゃべりができたのがうれしかった。 だれかに会いに行く旅、というのを久しぶりにしたなあと思った。
その人とは別れて、イゼルローンフォートレスへ。十年来のフォロワーさんと会う。BL短歌の頃に出会っていて、タイムラインでは毎日のようにおしゃべりしているのに、会うのはこれが初めてなのが不思議。 イゼルローンフォートレスは「銀河英雄伝説」という小説のコンセプトカフェ(公式)で、物語の中の陣営で席がえらべたようで、イゼルローンを選んだよ、と言う話だったが、なにが違ったのかよくわからなかった。記念の銀貨・金貨をもらったり、コースターをもらったりした。ドリンクについてくるコースターにシェーンコップが含まれていたのを、ながれるように渡されたのがおもしろかった。 アフタヌーンティーのケーキにひとつめちゃくちゃ酸っぱいのがあって複雑な顔をしていたら「酸っぱいのきらいだもんね」と言われて、「やっぱりいつも一緒にいる人だ!」と思った。 ライチョウのぬいぐるみをもらう。夏羽と冬羽を選ばせてもらう。まだ夏羽のオスにしか出会っていないので、夏羽をもらった。 ひとしく一緒にわちゃわちゃしているフォロワーさんたちにお土産を買う。今日発送したが、よろこんでくれるとうれしいなと思う。 自分用には、箸を買った。迷ったけど、同盟の箸にした。 世界が平和でありますように、この小説の主人公の一人が語るような、健全な民主主義の世界にたどり着き、すこしでも長くそれがつづきますようにと祈る。
翌日。 泊ったホテルの近くに野鳥のサンクチュアリのような場所があるようだったが、とにかく「緑色のインコ(ワカケホンセイインコ)」と「オナガ」が見たいと思っていたので、目撃情報があり、さらに良く発生するという井の頭公園へいく。何年かまえ、みんなでアヒルボートを漕いで楽しんだ井の頭公園だ。朝早く到着したからか、あの楽しかったアヒルボートを漕いでいる人は誰もいなかった。 カメラを持っている人が何人かいて、鳥への期待が高まる。 池にはカイ��ブリとカルガモが浮いていた。
一生懸命探すも、オナガの鳴声とシジュ��カラの鳴声しか聞こえないので、公園の管理塔で「緑色のインコはどこにいますか?」と聞く。 「夕方に群で飛んでくるけど、昼間はあんまり見ないね」と言われる。好む木とかが分かればそこから探せるのに…と思ったが、そういうのもないらしい。とりあえず玉川上水を遡る。オナガの声がたくさん聞こえるけど、全然見つからない。 ブラインドがもうけられているところがあって、鳥写おじさんがたくさんいたので覗いてみる。池があって、ムラサキシキブが池の周りに生えていたので、鳥は来そう。だけど鳥があらわれなかったので情報収集。ちょっと離れたところにたくさんいる場所があるとわかったので移動。
関東の人はもしかしたら「なんでこいつ、こんなにオナガ(とワカケホンセイインコ)を見たいんだ?」と思うかもしれないが、オナガは関東にしか住んでいないので、三重では見られないのである。
どきどきしながら歩いて行くと、まず見つけたのはオナガ。 「オナガだ!!!!めっちゃいる!!!!!オナガ!!!」もう大興奮である。オナガはしきりに飛びまわり、すぐに木の中に隠れてしまうので、まだ葉っぱが繁っている今は見つけづらいし、写真を撮るのがむずかしい。でもときどき、開けたところへ出てくるのでそれを撮影していると、なんか変な影が……飛んでくる……。なんて言うんだろう、ロケットみたいな……。日本にいるタイプの鳥ではない、形状の……。 目の前にとまったのはワカケホンセイインコだった! 「わーーーーーー!!!本物だ!!本物だ!!!!」 重いカメラとレンズを担いできたかいがあった……。このインコも木陰に隠れるし緑色なので、はっぱと紛れて見つけづらいし写真も撮りづらい……。 こんなトロピカルな鳥がなんでこんなところにいるかというと、外来種である。飼われていたのが逃げ出して野生化しているらしい。とても異様……。 寿命が30年くらいあるらしい。外来種についてはいろいろ思うことがあるし、その存在を全面的に肯定はしないが、かれらをここに持ちこんだのは我々人間なので、「彼ら」が悪だという立場にはわたしは立っていない。存在と言うよりは、「棲みつかせてしまった」構造や、行為を批判したいと思っている。 絶滅危惧種を「この目で見てことほぐ」必要があるとしたら(その行為の根底には人類の営為による贖罪と、その環境の改善への努力への約束が含まれると思う)、等しく外来生物も「この目で見る」必要があるとおもう。たしかに、都会の森の中に、この南国にいそうな姿は異様で、その「違和感」は、環境について考える動機になる。
とにかくワカケホンセイインコとオナガを見つけて満足する。 どちらも動き回る鳥なので、追いかけて歩いていたら、ひらけた場所に鳥写おじさんがたくさん集まっていたので寄っていく。 エゾビタキとキビタキを撮影していた。 今年はエゾビタキに出会ってないし、なんだかんだキビタキにもほとんど出会えないので見られて良かった。
名古屋駅でお土産にぴよりんを買いたかったので、はやめに東京を出ようと東京駅にもどる。 スマホリングが壊れてしまっているので、東京駅のちいかわちゃんのショップでちいかわちゃんのスマホリングを買おうと思っていたら、東京駅のちいかわちゃんショップは一時間待ちだった! あきらめて、東京駅にあるというクルミッコショップへ……人が全然いないなあと思っていたら、なんとクルミッコは売り切れ! そんなぁ~~と落胆しながらお土産を物色していたら、普通の総合お土産ショップみたいなところにクルミッコとサブレのセットが売っていた。 「これ、おふくもち(赤福によく似た伊勢のお土産)みたいな……なんかそういうクルミッコじゃないよな?」と不安に思いながらレジに持って行くと、ちゃんと紅谷の袋に入れてくれたので本物のクルミッコのようだった。 崎陽軒のシウマイもほしくて、真空パックじゃなくて���ルドのやつを探し回るが見つけられなかったので真空パックのを買って、お弁当も買って電車に乗る。 じつは朝、ホテルのバイキングでしこたま食べてから何も食べていなかったが、腹が減っていなかったので、帰りの近鉄特急で弁当を食べようと思って、新幹線ではもうすぐ車内販売がなくなるというシンカンセンスゴイカタイアイスを食べる。次に新幹線に乗るのは文フリの時だから、もう食べられるのはこれが最後の機会だ。いつまで経ってもやわらかくならないのを待っていたら、いつの間にか静岡を通過していた。豊橋辺りでなんとか食べ終える。そうこうしているうちに、名古屋。
駅でぴよりんを買おうと思ったら、めちゃくちゃ並んでいた。とりあえず特急券を買ってからぴよりんの列に並ぼうと思っていたら、いろいろあって列にならばず、特急も乗らないことに。 ゆっくり急行と鈍行で三重まで帰る。
急行と鈍行のベンチシートではお弁当は食べられないので、家に帰ってきてからお弁当を食べた。おいしかった。
良い旅をした。 翌日(つまり今日)伊良子へタカの渡りを見に行こうと思っていたのに、雨が降っていた。 来週からはとても忙しいので、今年は、もうヒヨドリの渡りを見に行けないだろう。
11月の半ばくらいには忙しいのは落ち着くので、そしたら、いつものアフタヌーンティーの秋のコースを滑り込みで食べよう。そしたらすぐに、ハッピーホリデーアフタヌーンティーがきちゃう。
月末に、今度は九州へ行く用事がある。九州では、カササギを探したいと思う。
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スイスで見た博物館・美術館 備忘録
栄華で罪深い過去と共に。
いろんなヨーロッパ絵画や歴史的史料を見るなかで、少しだけヨーロッパやスイスのイメージが具体的になってよかったな。
ぜんぶ素人の適当な感想なので、気軽な旅行気分で流し読みしていただければ幸いです。
ラ・ショー・ドゥ・フォン
時計博物館
Lorelei and the Laser Eyesに出てきそうな大きく複雑で謎めいた時計がたくさん見られて楽しかった。歴史的な展示もされていて、最初は日時計・砂時計から始まるのだけれど、最後正確性を求めるうちに、メカメカしい原子時計までいくのが面白かった。
時を、航路を、労働を、計り刻む合理性の象徴としての時計。
写真は複雑なアナログ時計と精密な原子時計。
ヌーシャテル
美術・歴史博物館
地域のちょっとした歴史資料館見るのが好きなので。トラベルパスという共通観光チケットがあれば無料で見られるのも気軽でよい。(多くの博物館・美術館も同様)
小規模だけれど、全体的にまじめに作られていて好印象。精巧な自動人形が見られたのも楽しかった。緻密な絵を描いてくれる!
建物も立派。スイスは町中に豪華で立派で石造りの重い建物がずっとのこっている。
「植民地主義者の銅像をどうしますか?私たちは公共の場で何を、どのように覚えておきたいのでしょうか?」
印象的だったのは、地域の名士の銅像をどうすべきかという展示。ヌーシャテル中心部に立っている町の発展に寄与した名士は、実は奴隷貿易や三角貿易で富を得た人物であり、現代において彼を称える銅像が町にあるのは是か非か、市民はどう考えるのかという展示。地域の歴史紹介や美術家や歴史家など専門家のオピニオンビデオ、市民への公開アンケートなどを用いて多角的に議論の素材を提供する。正解はないけど、とりあえずみんなで過去を踏まえて考えて議論して、今後決めていこうというスタンス。
過去の他地域への搾取とそこから得た富・美を現在どう扱うべきかというテーマは、このちいさな地域の郷土資料館をはじめ、後述するようにほかの美術館当でも見られて、スイスやヨーロッパ全体での時流でもあるのかもしれない。
ベルン
パウル・クレー・センター
クレーの作品は今まで散発的に見たことあるだけでそんなに興味なかったのだけれど、作品をまとめて見られて、なんとなくよさがわかってよかった。作品保護の観点から、展示点数は規模のわりに少なめ。
限られた二次元の色と線という手法でいかに現実を描きうるかという自由で多様な実験みたいな作品が楽しい。絵単体というより、そのいろんな試みが自分には興味深かった。
晩年の、勢いを増すナチス・ドイツの勢力から逃れて故郷ベルンに戻ったのち、なぜか線と色に迷いが消え、寡黙で内省的で象徴性を増していくなぞめいた作品群が個人的には好みだった。
ローザンヌ
リュミエーヌ宮・自然博物館
たまたま休憩に立ち寄った立派な旧宮殿内に、無料で市民開放されている博物館があったので。
おおきなマンモスの化石があった!ほかにもたくさんの剥製(絶滅種も含む)や鉱物・化石が展示されていて、時間なくてゆっくり見て回れなかったけれど、思いがけず充実した展示があり楽しかった。ここも建物が古くて立派。
チューリッヒ
チューリッヒ美術館
中世から現代美術までいろいろなヨーロッパの美術作品がたくさん集まっている。自分の精神は近代で止まったままなので、いろいろな近代絵画が間近で見られてうれしかった。ほかの美術館等と違いトラベルパスは対象外で、別途入館料が必要なので要注意。
マグリットやキリコやフランシス・ベーコンの作品が近くで見られる!やった!!
ムンクのこの絵も、線と色合いの構成がしっかりしたふつうの風景画だけれど、見てるとつらくなってくるような感じがあってよかった。
現代美術
バングラデシュ・ダッカ出身の非営利コレクティブが作ったインスタレーションがよかった。少しだけダッカという地域と縁があったので。
急速な経済発展と社会の変化、押し寄せるたくさんの海外資本・商品・文化と市場社会、そのなかで抱える戸惑いや経済発展への期待や先進国への不信感。作品で表された、現地産業であるニットで編まれたキャンベル缶や粗末な屋台に並ぶたくさんの商品≒危険物のなかに、わずかに知っていたバングラデシュに住む彼らの思いを、芸術作品を通して改めて知��たようでよかったと思う。
デモによる政権交代後、みんなどうなるのかな。無事であるといいのだけれど。
ジャコメッティ作品
スイス出身の作家ということで、こちらも今まであまりよくわからなかった人なのだけれど、この機会にまとめて作品を見ることができてすごくよかった。人間性の衰弱と危機のなかでの抗い、というモダニズムなテーマよかったな。フランシス・ベーコンや河原温とかもそうだけど、モダニズムのなかで人体の徹底的な解体と再構成を描こうとする作品が好きなのかもしれない。
存在だけ再構成されたよろよろしてる犬。かわいいね。
企画展
チューリッヒ美術館のコレクションに多大な貢献をした武器商人「Sammlung Emil Bührle氏」の所蔵コレクションの今後の在り方について問うもの。
戦争という場を利用し、武器の販売で得た多額の富により築かれたコレクション。ここに飾られる絵画の額のすべてには「Sammlung E.G. Bührle」と刻印がされている。モネのきれいな睡蓮などもこの額に囲われ、周辺情報が気になって作品単体の鑑賞が難しい展示。
なお、ほんの一部にナチス・ドイツがユダヤ人から押収した作品も含まれており、こちらについては返還手続きを進めており、展示不可となっているとのこと。
だから作品すべての来歴を明らかにし、それはQRコードで開示されている。展示自体がこれらの周辺情報含めて、たくさんの犠牲とそこから得た利益という過去のうえに築かれたコレクションをどう維持し、どういう文脈とともに展示していくか問題提起し、議論するための場となっている。
非常に難しい問いかけであり、自分にはどういう方向性に進むのがいいのかわからないし、作品鑑賞の場としては周辺情報が多すぎるし、けれど無視できない・そうすべきでない問題なのもわかる。過去からは逃れられないけれど、いつか作品そのものをちゃんと鑑賞できる環境が整えられる日が来るんだろうか。
日本では、国立近代博物館の戦争画展示や藤井光氏の展示などが、自分が知っている中では社会的・歴史的経緯に取りまかれる芸術と展示の問題を取り扱っていて、たまに気になって見に行く。
(チューリッヒ美術館まとめ)
いろんなお金と美術と考えが集まる場所なので、ものすごく駆け足に1時間半で見たら大変でした!
ジュネーブ
ルソーの像・ルソーと文学の家
ルソーの諧謔と矛盾に満ちた「孤独な散歩者の夢想」が好きなので、ルソー詣でをしてきた。
家のほうはふつうに1Fでカフェを営業していたのが意外。テーマごとにおしゃれでコンパクトな展示となっていて、日本語ガイドのレンタルもありで見やすい。「孤独な散歩者の夢想」展示が見られたので満足!
国際宗教改革博物館
小ぶりな建物ながら、展示はきれいで整理され、非常に充実・意欲的な内容でよかったな。特設Wi-Fiで接続できるホームページから多言語対応されていて、しっかり翻訳された日本語で見やすく展示解説が読めるのも、ちゃんと説明しようというやる気を感じた。
当然プロテスタントの視点からの展示だけれど、あまり宗派に偏らず、比較的フラットに解説されている印象(自分がキリスト教に不明のためわからないだけかもしれないけれど)
聖書がラテン語からドイツ語・フランス語・英語に翻訳されることで、書物が権力関係を変え、そして社会が変わっていったことを、当時の書物を通して少しだけ思いを馳せることができるようでよかった。
写真はラテン語から英語やドイツ語など様々な言語に翻訳された、宗教改革当時の聖書。
ジュネーブに滞在し、宗教改革で大きな役割を果たしたカルヴァンについては、偶像��拝を厳しく禁じていたため、彼が使ったといわれてるコップしか遺物が残ってなくて、それが展示されているのがおもしろかった。
宗教改革でよりモダンな形に切り替わったキリスト教が商業主義・物質主義に取り込まれていくこと、女性や疎外された人々がプロテスタントの教義について議論する演劇をもとにした映像作品、そして今日的な「プロテスト」の在り方など、意欲的な展示構成も見ていて楽しかった。時間の都合上、駆け足でしか見られなくて残念。
ざっくりまとめ
海外でもGoogle翻訳のカメラ機能で展示解説をおおむね読むことができるので本当に助かる。ホームページやガイド端末で日本語含めた多言語対応しているところも意外とあった。
自分が行った場所はどこに行っても古く重い石造りの建物が残っていて、重く逃れられない過去のなかにずっといるようで印象的だった。
小さいけれど、伝えたいことがちゃんとあって、資料の保存や展示の意義を問い続けるような博物館・資料館は、国内外問わず見ごたえあっていいなと思う。大きな美術館や公設の資料館とかもそれぞれ姿勢に違いがあって、いろいろ見られて勉強になった。
最後にいい感じの湖の写真で終わります。湖は最高。
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西鉄大牟田線(2)大牟田駅・上り動画
お昼過ぎ ~ 路面電車204号のカフェ「ハラハーモニーコーヒー」で一休み > YouTube(3分)
youtube
特急が走ってない時間帯 … 福岡まで10分ほどしか違わない急行が走ってます。(目的地によってはJRも)~ 昔は西鉄電車の甲種輸送があってた大牟田です。(今は海運+陸送)
「水都」じゃないノーマル3000形
YouTube > 上り急行 前面展望・車窓 …
大牟田→久留米(37分) 久留米→福岡天神(40分)
まもなむ宮の陣駅(甘木線の分岐駅)
まもなく筑紫駅(車両基地)
薬院駅 ~ 交通安全運動ヘッドマークとすれ違う
福岡天神駅ホームの端っこから
↑ 車止め方向 ↓ 下り方向
2023.7.20 ~ おわり
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2023/11/18
時間と少しの理由があればいつでもひとりになれる。今日は鴨川市のハーブ園が併設されてるカフェへ。犬、猫、ニワトリ、ヤギと子供が共生していて面白かった。
ほぼほぼ、渋滞の高速道路を肩ひじ付きながら運転し、僅かな時間を楽しむのは贅沢なのか、貧相なのかわからなくなる。
何時に帰って来るの?と何度か東京で待つ【つがい】に聞かれたけど、まぁまだ大丈夫かな。重たくもない。少し気を使ってハーブティーとジビエのソーセージをお土産にした。
自然を求めるのは、不自然の中で生きているからだと思う。自然界には直線はない。都会は直線や円が綺麗に並んでいる。それを冷たいという人もいるだろう。自然に歪んだ中で生きていくのが普通で愛しいとも思わない。健全。どこで生きてどこで死んでいくのかずっと考えている。これは不健全。
都会は好きなのに、既婚になってからなんとなく合わない。ひとりで都会をウロウロしたり、飲食店を開拓したりしていたのは誰かと何かあるかもという可能性の海に埋没していただけで、干上がった今は興味が別に向いていくのは当然のことなのかも。
みんな、どうやっている場所を選んでるんだろう?今後、誰かと時間を分かち合うことができるのか?ああ、いま同じように思い、同じように考えてるなと。鏡のように共鳴してるなと。永遠だなと。
ああ、この瞬間はずっと残るな。ずっと。
強烈な光のように、一瞬の焼きつくもの。ストロボのように。足跡のフレアのように。
まだ、胸の中に都会の残り香が燻ってるみたいだ。
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#おでかけ #豊橋
以前訪れた「山里カフェMui」のオーナーさんに、豊橋にも本格的なジビエを提供するお店があると教えていただき、はるばる(というほどでもない)豊橋までやってきました。
たまたま名鉄の全線乗車券が手元にあったので、車ではなく電車で向かうことに。それにしても、岐阜方面から豊橋まで乗ったので、ほぼ名鉄の端から端までを乗り通しているのでは?多分普通に乗車券を買ったら割と金額も高くなるはずなので、結構得した気分。せっかくなのでミューチケットを買って特急席でゆったり向かうことにしました。
それにしても久々の電車移動で、駅に着くだけでテンションが上がります!ついつい駅から見える街並みとかも撮ってしまう。
なんだ??豊橋駅前に突然のアメリカ領?
路面電車にもいつか乗ってみたい。
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2024年6月15日(土)
今日は久しぶりの落語会、「露新落語会」へとやってきた。会場は阪急・門戸厄神駅すぐ近くの「門戸寄席」、露の新治・新幸師弟のライブである。午前の部は10時30分開演、昼休みには門戸厄神・東光寺に初めて参拝、午後は14時開演、16時15分終演。次回は9月14日(土)で最終回、持ちネタがなくなるのがその理由。さて、懸案の<新治本>、その頃にはある程度形が見えてくるようにしたいものだ。
4時45分起床。
日誌書く。
5時30分ツレアイ起床。
彼女は朝食準備、私は洗濯開始。
朝食は昨日に続いて煮麺を頂く。
珈琲。
今日は外出、お昼用におにぎり2個を用意して貰う。
8時26分、七条御前通りから京阪京都交通バスに乗車、ツレアイのAppleWatchにエラーが出る。
6月から料金改定とのことで、桂駅東口まで240円のところが270円になっていた。
彼女のiPhoneにSuicaを入れて対応、阪急電車で十三、神戸線に乗り換えて西宮北口、さらに今津線で一駅先の門戸厄神駅まで。
この会場は定員40名程度、マイクなしの丁度良い広さ。入口には第1回から最終回(次回)までのネタ一覧表が貼られていた。
客は��とんど互いの顔見知りといったコアな新治ファンばかり、あちこちで親しげなやり取りの中10時30分に開演。
午前の部を終えて、徒歩で東光寺まで、結構な坂道だ。お詣りしてから、ベンチに座ってお昼をいただく。下へ下りてから、駅近くのカフェで珈琲を頂く。
午後の部、「禁酒関所」を聴いて早く帰って酒が呑みたくなる。
帰路も順調、桂駅で惣菜を買って(¥3,141)帰宅は17時40分頃。
彼女はすぐに3男と一緒にココの点滴。
私はInstagramに簡単なレポートをアップ、Threadsにリンクを貼る。
4人揃って夕飯、息子たちはスパークリングワイン、私たちは呉春を冷やでいただき、続いて少し冷やした🍷をいただく。
録画番組視聴、刑事コロンボ
第10話「黒のエチュード」/ Etude in Black 大邸宅の広間で壮年の男がピアノをかき鳴らしていた。おもむろに、2階へ駆け上がるとその男、アレックス・ベネディクトは数行の遺書めいた文字がタイプされている紙をアタッシュケースに入れ、行きつけの修理工場へ車を乗りつけた。
彼女のAppleWatchをチェック、すると6/13(金)にJR桂川駅の改札をちゃんと通過出来ずに料金が払われていないことが判明、明日西大路駅で手続きして貰おう。
入浴、体重は500g増。
日誌は明日のことにして、パジャマに着替えて就寝。
今日は電車移動ばかりなので、ムーブが届かなかった。
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文学フリマ大阪
9/10文フリ大阪に行ってきました。出店はせず買い物だけ。出店は何度もしているんだけど一般参加って初めてだったので感じたことなどのメモです。 8月にコロナに感染してしばらく寝込んでいたので(まともに動けるまで結局3週間ちょっとかかった)、なんとなくリハビリのような旅行だった。とにかく体力が落ちていたので、あまりたくさんは動き回れず。前日に一泊し、文フリ当日は夜行列車(サンライズ瀬戸)で帰ってきた。すごくカラフルで楽しい時間だったので、旅行のいろいろはコピー本にでもまとめたいなー。
(これは泊まったホテルの部屋。あんまりじょうずに撮れなかった。そもそも今回の旅行はあんまり写真撮らなかったかも)
文フリ大阪所感
・14時ごろ到着。人は多いけどそこまで混雑している感じではなかった。谷町線からOMMビルに上がって、なんとなくそれらしい人びとの後ろをついて行くと会場があった(ポスターとか看板はわかんなかった)。
・開催時間は11:00-17:00。14時からでも3時間あるのでゆっくり見て回れるだろうと思ったけどなかなかそうでもなかった。すごい当たり前なんだけど、本持って歩くと疲れるね…。
・見本誌コーナーに行ってみた。ふだん本置いて回収するだけなので新鮮。 出店者側のときは、表紙(表1)に見本誌票貼るのどーしてもイヤだったんだけど(見せたいものを隠しちゃうのが耐えられない)、見本誌を読む側からするとべつに気にならないな…と思った(隠れていても全体像はわかる、そりゃそう)。 そして思ったより見本誌の数は少ない印象。置いてない人も多いのかも。
・見本誌をいろいろ読んで、前書きとか後書きとかある同人誌やっぱいいな〜と思った。知らない人がこんなことを考えている、こういうわけでこの本を作ったという打ち明け話はやはり面白い。作品世界になかなか入っていけなくてもとりあえず後書きを読んでみて興味をひかれたり…というのはあった。 あとアンソロはどっかにコンセプトが書いてあると伝わりやすいかも。でもべつに書いてなくても読むときは読む。
・会場内に休憩スペースはなかったと思う(アンケート記入用の机椅子はあった)。 別フロアにカフェとかあるんだけど、疲れていたのでそこへ移動する気力がなく、疲れているのにずっとうろうろしてしまう…という意味わからんムーブをしてしまった(一般参加初心者すぎる)。
・同じフロアの屋外デッキ(川が見える)に出て、窓枠に座ってちょっと休憩した。同じような人けっこういた。
・14時だと完売している本も多かったけど、現地で完売するような本って通販や書店委託等なんらか別の入手手段がある気がする…のであんま焦んなくてもいい気がしている(コピー本とかは売り切っておしまいかもだけど)。
・書店で売っている本はわざわざ文フリでは買わないかな〜と思ってるけど(ここの書店で買いたいとかhontoのポイント使いたいとかもあって)、やっぱ買った本もあるな…。結局のところ気まぐれかもしれない。
・「書店で売っている本」が増えていたり、紙や印刷代の高騰だったりで、本一冊の値段は全体的に上がっている印象。何冊でも買う!何キロ買った!みたいな人も以前より少ないんじゃないかな(本をキロで表すのあんま好きじゃないけど)。
・アンソロや合同誌だとボリュームゾーンは1300円〜2000円くらい? 1000円ぴったりも多かったかな。 これはせっかくアンソロやるなら装丁のしっかりしたものをそれなりの厚みで作りたい、特別な一冊にしたいといった熱量かなーと思う。 コロナ禍初期、イベントの開催や参加が不安定だったので通販や独立系書店への委託に力を入れた人も多かったと思うけど、そういう流れからか、造りのしっかりした本が増えているように思う。通販するならあんまり小さい薄い本だと送料もったいないし、書店に置いたときに見劣りしない・埋もれないような本にしたいし…とか?
・ただシェア型書店とか私設図書館とかやっている実感としては、装丁がんばらないとだめとも限らない気がしている。これは装丁のよさに関わらず中身のいいものは売れますよというわけではなくて、またきれいな本はかえって埋もれるみたいなのともちがって、「読まれる」(≠売れる)はいろんな気まぐれの重なりあいであってなんでっていうのはよくわかんない…ということ。
・ぜったい通販とかなさそうなコピー本を事前情報ゼロであれこれ手に取るの楽しかった。やっぱそういうの大事だしイベントの醍醐味だよな〜と思った。
・スペース前に人が滞留しちゃう問題。島と島のあいだの通路はかなり狭いところがあるので、場所によってはかなり気になる。通れないなーって場所は無言で諦めた感じ。この滞留は、最後尾こちらです的な列というよりは知り合いやサークルメンバーがワイワイしてる感じだったかな(わたしが行ったの午後だったので)。会話に夢中になって気づいていないのかも。わたしもぜったいやらかさないという自信はないので気をつけよ…と思った。
・1スペース長机半分(90cm)なので、人間が2人横に並んだらだいたいはみでると思う。
・だから出店してるとけっこうおたがいさまだなって思うんだけど、隣がすげー売れてて自分がそうでもないと一方的に損させられてる感みたいなのはあるかもね。知り合いがいたら隣接で申し込むのが精神衛生上いいのかも。
・ずっと同じことしゃべりつづける呼び込みはわたしも苦手。圧がすごくてその一帯がお客さんから避けられちゃうとかあるので近くの出店者はス��レスだよね…。ほかのイベントで呼び込みうるさいって話あんまり聞かない気がするんだけど文フリ特有なんだろうか。
・「無料で試し読みしていただけまーす!」って繰り返し呼びかけている人いたけど、試し読みが有料のほうがめずらしくない…???
・以前わたしも、隣がバナナの叩き売りみたいな感じでずーーーっと呼び込みしつづけていたことがあって(しかもけっこう噛む)、これは���えられんと思ってがんばって声かけてみたけどはっきりうるせえとは言えなかった(「もしかして寅さんとかお好きなんです?」としか言えず、「は?」って顔された)。
・呼び込みしまくって本が売れるわけではないと思うんだけど、まー不安なんだろうな。黙って座っているのがその人には耐え難くて、しゃべりつづけてないと怖いのかも。あるいはしゃべり続けることがこの人にとってのイベントの楽しみ方というか。
・まー次回うるせえなって思ったら「うるさいですよ笑」って言ってみるようにするね…。そちらとこちらの快不快が衝突するのはある程度しょうがないので、今度はそちらが「呼び込みしたいのに迷惑って言われた!」って愚痴りな〜。
・作品を眺めているときに声かけられるのは迷惑とは思わない。わたしが図太いだけかもだけど、へーって聞いて買わずに去るとか試し読みだけするとかぜんぜんある。 ただまあ要するにコミュニケーションの話なので、会話があんまり噛み合わないことはある。「●●●●(その同人誌のタイトル)にご興味ありますか?」って聞かれて「???(初見なのでわかりません…)」ってなったり。
・通りすがりの人みんなに渡しているペーパー的なのも、個人的にはちょっとうっとうしい。だいたい断ってしまう。わかんないけど、せっかくイベントに来たからには自分で探して見つけた、手に取ったっていう体験を欲している気がするので、手当たり次第に配られたものってちょっとちがうような気がしているというか。わがままかもだけど。またふだんの生活で「チラシ配り=不要、受け取らない」っていう反応が自分の中にできあがっちゃってるのもあるかも。
・でも疲れてくるとなんでも受け取ってしまう。大学の新歓みたいに次から次へ、付近の人から渡される。そしてせっかくだからと目を通し、気になって通販したものもあるので出会いのきっかけになることはあるっちゃあるな〜と思った。
・出店者&来場者アンケート。パンフレットに挟まってるんだけど、今回初めてちゃんと目を通した。「あなたの年齢と性別(性自認)」って項目にぎょっとした。 その他・答えたくないという欄があって、まあ男女二択よりはいいと思うけど、そもそも同人誌の売り買いの場で性別を尋ねる必要なくない…? それを集計して何に使うんだろう。べつに何も分析したりしない(できない)だろうし、意味ない項目は作らない方がいいと思う。
・で、直接言ったろうかと思ったんだけど(アンケート提出した人にはステッカープレゼントと書いてあったので誰かスタッフの人がいるんだろうと)、回収ボックスんとこ行ったら事務局の人(代表?)が疲れ切った感じで座っていて気づいてもらえなかった。
・ブース番号と「#文学フリマで買った本」とハッシュタグが書いてある紙が全ブースに共通で配られていたようで、机に貼っている人多かった。うろうろしているときにここはどこだかわかりやすかった。 けど、なんかこう統一フォーマットってあんま好きじゃないな〜とは思った。わたしがひねくれてるだけかもだけど統一したものを貼るくらいならみんなで迷子になるほうがよい…(といいつつすごい格好よく作ってあれば使いたくなるとは思うんだけど)。
・あとこの紙、ブース番号と出店者名のうしろにハッシュタグが書いてあるので、これだと「A-××のザネリさんが今日買った一冊はこれです」って感じに見えない…? あーーごめん、そうじゃないです、「買った本をSNSにアップするときはこのタグを推奨しています」って意味だとは、さすがにわかってます。このハッシュタグを使えって各ブースで訴えてるのがうっとうしいわと言いたかった。わたしがひねくれてるだけかもしんないけどそんならこのタグではつぶやかないでおこ〜とか思ってしまった。
・なんかいやなことばっか書いちゃうけどちゃんと楽しかった。以前アルファツイッタラーみたいな人が「文フリってブースも本もぜんぶ同じに見えちゃう」みたいなこと言ってたけど、ぜんぜんそんなことないな。 規模が大きくなってイベントの雰囲気が変わったという声はしばしば耳にするんだけど、いろんな本がそれぞれに存在している豊かさにやはり打たれる。まあわたしは参加歴がさほど長いわけではないからよくわかってないだけかもだけど。でもこんなにたくさんあるんだって途方もなさに圧倒されるし、うれしくなる。 そしてこんなにたくさんあるんだから自分が書く必要はない…みたいに思うことってわたしはあんまりなくて、これだけたくさんいろいろあるんだからわたしのも混ざっているのが自然だよなーって思う(すごい前向きみたいだけど)。
・ただまあ一度にたくさんの本を見る&うろうろして疲れるので、手に取った本をちょっとめくって読んでみようとしてもうまくチューニングを合わせられないとかはあるかも。手に取る気力もなくなっていく。なのでイベントじゃない場所で出会ったらもっと読みたくなったかもなーみたいなことは思う。そういうのも含めてめぐりあわせだとは思うんだけど。
・そして本を買うお金・読む時間には限りがあるので(もちろんいくら積読してもいいのは当然だけど、買われた本は読まれてほしい、やはり)、一回の出店者数・来場者数が増えていくことを素朴に喜び続けていいのかはちょっとわからない。収入が上がっていかないのに本の値段は上がっているので(傾向として)、「気になったらとりあえず買ってみる」という感じでもないし。そもそも文章の同人誌は漫画の同人誌より読むのに時間がかかるので、時間の奪い合いみたいなことも思う。 (なので作品を読んでもらえると、あなたのお金や時間をわたしの小説に使ってくれたのかと驚くし、本当にうれしく思う)
・ただなんていうの、自分含め以前から出店していた人がイベントの拡大にうーんとなっていると(うーんとなっている姿ばかり目立つと)、新たに始めたい人の邪魔をしちゃってないかなーと不安にはなる。早い者勝ち?っぽい感じになるのもなんかちがう気がするし。大規模イベントへの参加を減らして(ペースを落として)、小さめのにちょこちょこ出店するとか…などちょっと考え中。
・本を買うとき、なんか照れちゃってぜんぜん名乗れなかった(ときどき気づいてくださる方もいた)。 せっかく来たんだからあいさつくらいしよう、本の感想も言いたいしがんばって名乗ろう!と途中ちょっとやってみたんだけど、慣れないことをするからかなんかへんなテンションになった。。。立ち話が苦手なタイプ。。。(2、3人であまり目をあわせず2時間くらいしゃべるとやっとリラックスできる)
・本買うだけでテンションが乱高下してるんだから、出店者は相当気疲れするように思う。なんかへんなこと言ったりやったりしていても、あー疲れてるんだろうな、いっぱいいっぱいなんだろうなっておたがいなんとなく察せたらいいね…。
・あと自分が出店しているときは、ちらっと遊びに来るだけ、無配もらいに来てくれるだけでもほんとにうれしいんだけど(顔見せに来てくれるのがうれしい)、買う側になるとけっこう遠慮しちゃうね。 とくにほかのイベントや通販ですでに本は買っていて…という方のところはじゃましちゃ悪いかなーと思って行けなかった。ささっとあいさつだけしに行けばよかったかな〜とかとても後悔している。
・本の感想。せっかくお会いしたんだから伝えたい…!と思ったんだけど、これよかったですくらいしか言えず。へとへとに疲れていたのもあるんだけど総じて会話がへたくそだったなー。
・で、終わった後ごはん食べたら急にめちゃめちゃ元気になった。元気になったことがうれしくて「花びんの水を替えたお花のようにシャキッとしました」って自分のことを花束にたとえてしまったり、どうした?って勢いでしゃべり散らかしてしまったり…それはそれでとても反省。
長くなったので買った本の話はまた別途。イベント以外の楽しかったもろもろ(観覧車乗ったりサンライズ瀬戸に乗ったり)はまたコピ本にでもします〜。
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#あの保存車両を撮る No.18
CAFE107 箱根登山鉄道モハ1形107号車
大事に扱われている車両で,飲んでおくべきだった
珍しくお洒落なカフェでティータイム.普段は喫茶店に立ち寄る時間がなく,どこか線路脇に生息しているが,この日は自分らしくないことを目指していた.
ただお目当てはカフェに立ち寄ることではなく,カフェ施設に隣接する電車に乗ることだ.箱根登山鉄道風祭駅近くの「CAFE107」に箱根登山鉄道の古い車両でお馴染みのモハ1形が保存されている.107の番号は,保存されている車両が107号車なのが由来とか.車内に入れるだけでなく,カフェで買ったものを持ち込んで飲食することが出来る.車内は綺麗で食べ物の匂いが充満してないのが意外だった.そういえば写真を撮っているときも床を水拭きで入念に掃除をしていたが,そのおかげかもしれない.
初夏の蒸し暑さを小田原の梅を使ったサイダーで気分を和ませた.ただカフェと言うが,おつまみになりそうなメニューが充実していた.箱根ビールも販売していたし,つぎは車内で一杯やってみようかな.
CAFE107
神奈川県小田原市風祭245
◆最寄り駅
箱根登山鉄道 風祭
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