#筆跡
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営業中。肌触り良さげな着物姿の男性とガラスペンの書き味について雑談。
「パソコン使うからあまり手書きしなくなったとはいえ、相手によっては手書きで送る」と男性。
勝手に、こういう方の文字は、年相応にこなれた、読みやすい文字なのだろうかなと想像。
文字にも不思議と人柄が現れるものですよね。
中学高校の頃、雑誌の読者欄には「文通相手募集」コーナーがあり、掲載されたら全国津々浦々から手紙が届き、その中の数人と文通を続けたことがあります。
文通相手を選んだ決め手は、何だったのか覚えていませんが、字を見れば誰か分かるほどには交換した記憶(あの方達も、元気で暮らしているといいな
私の年になると、美しい文字よりも「読めるけど書けない文字問題」の方が大きくなっちゃって、確かこんな���じだったと、日々「新字」を作り出す才能開花です。
パソコンで調べて書いても、老眼で見間違い、やっぱり何かを間違え「新字」が完成するんですけど、これもある意味才能かなと受け入れてます(笑
#ガラスペン #手書き文字 #筆跡 #文字に人柄 #個性 #文通 #インテリア雑貨 #和雑貨 #江古田 #新桜台 #西武池袋線 #練馬区 #贈り物 #プレゼント #ギフト
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21024.05.18(土曜日)
大塩八幡宮(おおしおはちまんぐう、福井県越前市)
入母屋造杮葺拝殿が有名(杮(こけら)は「木片」を意味しているとのこと。世界でも類を見ない日本独特の技術、国指定重要文化財)
平安時代末期の武将 木曽義仲が陣を構えた場所。
御朱印は通常のものの他に、木曽義仲と巴御前が同じ馬に乗っている絵と藤の傍で筆を持つ紫式部が描かれている絵の3種類がある。
拝観料は取られない。
「木曽義仲本陣跡伝承の地」の標識の先に大塩山への遊歩道が続き山頂には、義仲が築いた「大塩城址」があるという。
拝殿は一見の価値がある神社です。
さて先月買った白龍の「米てきてき」を飲み終えたので、5月のお酒は鯖江にある加藤吉平商店さんまで出向き、酒造好適米 五百万石によるに日本酒「梵(BORN) 無濾過 純米大吟醸」 と梵の猪口を購入。
「ふくい酒蔵ある記」にラベル貼ってもらい黄金色のとっくり印を押してもらう。
HPによると「キリっと透明感のある果物のような素晴らしい香りと、(中略)深くてなめらかな味が抜群」とある。
飲みやすいお酒で、一口飲んで気に入りました。
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12月の覚えた単語
パート1☆
執筆 しっぴつ writing (n.)
ズキズキ throbbingly (of pain)
口実 こうじつ excuse
途端 とたん just (now, at the moment, etc.); just as; in the act of; as soon as
記事 きじ article; news story
汚れ よごれ dirt; filth; stain; blot; spot
抜け道 ぬけみち shortcut
痕跡 こんせき trace; mark; sign; evidence
絞る しぼる to narrow down
妄想 もうそう delusion
叱る しかる to scold; to chide
#日本語#日本語の勉強#単語#langblr#language learning#japanese language#漢字#studyblr#study blog#study motivation#anime#アニメ#free-learner
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中国の探査車が、火星にかつて広大な海が存在していたという説を支持する新たな証拠を発見した。研究結果が7日の科学誌「ネイチャー(Nature)」で発表された。 数十億年前の火星は3分の1が海に覆われていたとする説については長年、科学界で議論が続いている。 中国の火星探査車「祝融(Zhurong)」は2021年、火星の北半球にある「ユートピア平原(Utopia Planitia)」に着陸。古代の水の痕跡が発見されたことのあるこの地域で探査を続けてきた。 論文の筆頭執筆者を務めた香港理工大学(Hong Kong Polytechnic University)のボー・ウー(Bo Wu)氏はAFPに対し、探査車の着陸地点周辺で「穴やくぼみのある円すい形の地形、地表のポリゴン状(多角形)の溝、流路の痕跡」など、かつて海があったことを示唆するさまざまな特徴が確認されたと述べた。 クレーターのようなくぼんだ円すい形の地形をめぐっては、先行研究により、泥火山由来の可能性があり、水や氷が存在した地域でよく形成されることが示唆されていた。 また、探査機からの情報、衛星データ、地球での分析から、かつてこの地域の近くには海岸線があったことが示唆されたとしている。
「古代の火星に海」 新たな痕跡発見か 中国探査車 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News
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手書きは、時には消しゴムの跡や誤字脱字をも含め、その時の人間の思考過程や決断力の濃淡、曖昧さや確実さといった言語化・図形化しづらい有用な情報を大量に含んでいる。走り書きはアイデアの流入量過多・未整理、筆跡不明瞭は自信の低さ、文字の乱れは線路の軋み愛の迷いじゃないですか八代亜紀。
Xユーザーの白鷺ゆっきー @ 例大祭:つ36abさん
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あんだけ刺さってた歌詞、朝になるとなんとも思わない自分の感性疑う 酔ってる時に聞くあの曲とか結構好きだしオハコにしたいからベッドの上で小声カラオケしたこと恥ずかしくないよ チェッカーズ君と歌いながら寝落ちしたこともまだ鮮明に覚えてるよ唯一もらったさようならの手紙の返事も筆跡までちゃんと、脳裏に浮かべられる ァーて君のラインに返事する脈絡ないけど 嫌いな人の目ほどまっすぐ見れるな嘘つくの上手なせいでまたメロついてると思われる もう暗くなってる19時まえ、秋来たんじゃん? 平成初期のちゃっちーポップスが好きで、それをなぞった曲も好き シンセサイザーもっと鳴らして、あたし重低音じゃものたりない共感できない クリスマスとかバレンタインとか愛・恋・ハートブレイク!みたいな形式ばったドラマのなかにきみとかあたしとかあいつとか当てはめてごっこ遊びしたい サラウンド音質悪いイヤホンじゃ届かないよ、片耳でもわかる音で教えてロマンチック 左耳聞こえない弟の捻くれた仕草、ちょんぎって片方しか聞こえない有線のアレ見るたび締め付けられるところは胸でも心でもなくどこなのか教えてくれないとしにきれないや 物分かりいいポーズだけ上手くなって、ばかみたい 板の上の人ほど戯けられない安いプライド捨てきれない、わからない痛いところ指摘して もっと痛いところさわって 快楽にも屈辱にもなりきらない曖昧なところ、もっと現実にすりこんで あたしのたってるところバミって、また失敗しても優しくしないで 泣いても自己責任論垂れて無視してもいいから あたしをあたしだって分からせてくれなきゃ 生きてる理由を探すために生きている自惚れから目を覚ましたい あたし、ゲシュタルト崩壊しても居座れる場所探してるだけ 地獄でも来世でも、それがここでも
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Library of Blessings (祝福のLibrary) english translation
Japanese lyrics used are at the very end. Feel free to let me know about any mistakes or ask any questions about the translation.
Bolded words in the English version represents the words that are written in the song lyrics that they pronounce as the word between dashes (-like this-)
English
God Bless! Life is Novel Letters scattered upon this world Like fragments -pieces- of a star People pick up and collect them, composing a part of a story As it changes within confines of time It is written penmanship -proof- of life Joy Mercy Sorrow, wrath Unsightly things too That beautiful melody -tune- Is here That well-known and celebrated tome -long novel- And that nameless one-line poem Are both equally a god’s publication Aah, extending in a helix Lining up in a bookcase, innumerable shelfbacks The Library of blessings Like tracing on the scale -sound- If you leaf through the pages The wind blowing across them Please may it… Forevermore -eternally- Good and evil are two sides of the same coin Will it be a comedy? Will it be a tragedy? With western ink -ink- that dissolves both love and sin Etch an opus -dream- that engulfs your ideals What do you wish for? What do you desire? Oh illusion of unsolicited remarks With ephemeral Warmth Strength and fragility… Place it upon, incomparable, sublime leaves of sound Let us captivate That way of life Now, from the heavens raining down What that parental fondness -agape- illuminates Is it only tales of success? Nay! That unfinished tale of an adventure -adventure- That upfront memoir Such things are also sacred Come, dearest live’s Poem -song-, resound, let them be gently offered The Library of blessings With a pure heart offer it To the future
Japanese
God Bless! Life is Novel この世界に散らばる文字 まるで星の断片-かけら-のよう 人はそれを拾い集め 一篇の物語を綴る 移ろいゆく時の中で 記されし命の筆跡-プルーフ- 喜び 慈しみ mercy 悲しみ 怒り 醜くも 美しき旋律-しらべ-が 此処に かの名高き長篇-ロング・ノヴェル- 名も無き一行詩も 等しく神の書物 嗚呼 螺旋に連なる 書架に並ぶ 無数の背表紙 祝福のLibrary 音階-おと-を手繰るように 頁めくれば 吹き抜けてゆく風 どうか 永遠-とわ-に 善と悪は表裏一体 喜劇なのか 悲劇なのか 愛も罪も溶いた洋墨-インク-で 理想を込めた作品-ゆめ-を刻んで 何を願い 何を望む 問わず語りの幻影よ 儚き 温もりと 強さと 脆さ… 比類無き 気高き音の葉に 乗せて 生き様を 魅せよう 今 天より降り差す 慈愛-アガペ-���照らすのは 成功譚のみか? 否!未完の冒険物語-アドベンチャー- 愚直なる回顧録 それもまた尊い さあ 愛おしい人生の 詩-うた-を奏で そっと収めよう 祝福のLibrary 未来へと 捧げんと
#enstars#enstars translations#ensemble stars#entars valkyrie#my attempts at translation#song translations
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遺跡谷 新西方道中見聞記より
2012年制作のイラスト集「西方道中見聞記」の加筆版「新西方道中見聞記」の掲載イラストです。2019年加筆。ネット非公開のものでした。
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今から数年前に1万円で家を売った。 5月のある朝、突然携帯電話が鳴り、誰かと思ったら母からだった。 今、A県(亡き父の実家のある県)の警察から電話があって、伯父(父の兄)が遺体で発見されたと連絡が来たとのこと。家の中を捜索していたら、母の名前と電話番号があり電話してきたと言われた。しかし、持病もあるので息子と話してみると伝えたと。 簡単に言えば、遺体の引き取りの件で連絡が来たということだ。 父は今から30年ほど前にすでに他界してる。そして父方の実家には父の兄である伯父が単身で住んでいた。年にして80歳ぐらいだっただろうか。 その連絡が来る、1~2週間前にふと気になり、母に父方の実家の名義は誰になっているか尋ねたところ、私だと言う。 祖父が昭和30年代に建てたらしいが、その祖父が亡くなり、祖母の名義になり伯父は独身で祖母と伯父の二人暮らしだった。そして祖母も亡くなり、伯父の名義になっているかと思っていたが、弟、次男である父の名義であると以前聞かされていた。 そして、父はがんで今の私の年齢のぐらい��30年ほど前に亡くなった。そこで長男である私が自動的に相続していたようだ。 その後、父方とは音信が途絶え、関わりもなくなり、まさかと思い尋ねたら私名義だったと言うことだ。 これはまずいと思い、ネットで調べてみたら名義変更の相談は最寄りの法務局でとあったので、法務局の連絡先などを調べていたところ、伯父が急死した。 警察に電話をしたところ、死後3日ほど経っているが、検死の結果、事件性もないと判断した。よって遺体の引き取りをお願いできるかと言うことだった。 ふと、考え込んでしまった。あの家の名義は私ではあるが、音信不通になっていた期間は数十年。なぜ私が?と。 そこで私が迎えに行かなかった場合どうなるのかと担当刑事に尋ねたら、無縁仏に入ることになりますと。あ��、菩提寺あったなと思い出した。しかもそこのお寺のご住職は同級生でよく遊んでいたと父からも聞いていた。 仕方ない。迎えに行きますと答えた。そこからとりあえずで準備して、そのまま新幹線に乗り、レンタカーを借り、夜中の10時過ぎに警察署についた。 当直の職員に名乗ると、ああ、とすでに理解しているようで担当の者を呼んできますといい、取調室のような、応接室へ通された。他の刑事さんがお茶を持ってきてくれた。遠いところお疲れ様でしたと言うような挨拶はしたと思う。 担当の刑事さんともう一人の刑事さんがやってきて名刺を渡され、状況の説明と見つかった所持品の説明を受けた。 庭で発見され、全く外傷はなく、さらに雨風もなかったので全く汚れなどもない状態で発見され、検死をお願いしている大学病院でも、CTなどを撮ったが内臓からの出血もなく、外傷もなく、事件性はかなり低く、さらに病気も見つからなかったと言う。よって自然死としか言いようがないとのことだった。いわゆるぽっくり逝ったようだ。庭で作業していて心臓が止まり、そのまま亡くなったらしい。 発見は新聞配達の方が新聞が溜まっているのを見て、地元の民生員さんに連絡してくれて、110番して、警察が発見したとのこと。ありがたい話だ。 そして遺体安置所へ案内され、遺体と対面した。冷凍で安置されていたためか少し霜柱が鼻などについていたが間違いなく伯父であった。 再度、応接室に戻り、今後どうされますかとのことだったのでできれば、明日には荼毘と納骨は済ませて帰るつもりだと伝えると、遺体を一晩預かってくれる葬儀屋を紹介してくれた。葬儀屋さんが来ると手際よく、ワゴン車に棺を乗せた。刑事さんたちにおせわになりましたと挨拶をし、葬儀屋さんへ向かった。 一晩預かってもらうことができ、明日に運良く火葬場で荼毘ができるとのことだった。明日の朝再びこの葬儀屋で待ち合わせとなった。 料金は一晩で25万円とのこと。後払いで結構ですのでと気を遣ってもらった(?)振り込み用紙を折りたたみ財布に入れた。 とりあえず遺体は置いておけるが問題は自分だ。0時も回って今から泊まれるところはありますかねと相談したところ、葬儀屋さんが探してくださり、駅前の東横インに泊まれると。そのままレンタカーのナビに目的地を入れて向かう。 ホテルにつき、カウンターで支払いをする。一晩朝食付きで1.2万円ほど。 部屋へ行き、スマホの充電を繋ぎ、シャワーだけ浴びて、そのままベッドへ。はー、来てよかったと思った。 朝、ホテルで朝食を食べ、再度葬儀屋へ。途中コンビニにより、ATMで3万ほど下ろした。 葬儀屋さんの案内で火葬場へ。そのまま荼毘へ。焼き上がるまでお茶を飲んで待つ。荼毘を待つのはいつ以来だ?母方の祖母か?あれ?どっちが先だったか? そして、骨を広い骨壷に収めてもらい。挨拶をして、骨壷を助手席に乗せて菩提寺へ向かった。着いてから気づいたのだが、事前に連絡できなかったなと。 しかし、ご住職に会うと、事情は知っておりますとのことで話は早かった。このまま納骨させてくださいと伝えるとわかりましたと。その場で埋葬許可証を渡し、父方のお墓まで行き、納骨を済ませたところで、大変少なくて失礼ですが、こちらをと先ほどのコンビニでおろした3万円を包んだ封筒を渡した。ご住職はいえいえと恐縮されていたが、こちらとしても始末をつけねばならない。 そして、帰り際にこちらから、これにてこちらの家系は終わり、最後の納骨になりましたので、ひいては年度末に墓じまいもお願いしたくと申し出た。 では、年度末ごろに改めてご連絡しますとのことになった。よろしくお願い致しますと挨拶をした。 そのあとは実家周辺のお宅全てにご挨拶に行った。私は〜家の親族のものです。この度は大変ご迷惑をおかけしましたと、決まり文句を続けた。 全ての方が、まさか私が来るとは思ってもみなかったようで、どちらにお住まいの方?と尋ねられ、伯父の弟の息子で、B県に住んでいる。警察から電話が来て昨日の夜ついて、無事納骨までできたとこれも決まり文句で話し続けた。 皆一様に驚いていたが無事解決してよかったと。 その日は陽が暮れる頃に帰途に着いた。 そして、帰宅してからは「家」をどうするかと言う点だけが気になった。 無人の家に放火、居座られる(これを一番不動産屋が心配していた)、災害による周辺宅への被害は過失になる可能性があるが火災保険には入っていない。 名義は私だが何にも関係はない。住むこともない。なぜ私の名義になったのかはわかる。そして次男である父に名義が行ったのも以前から聞いていた。事情があった。その事情で伯父は孤立無縁だった。ちなみにこの時は血縁関係者は一人も現れなかった。事情は知っているが来なかったと言うことだ。 早く私としても終わりにしたいので、このご時世だ。県名を入れて、不動産売買のサイトで5社ほどに買取の件で一斉送信した。 すると買取不可が3社。仲介販売が1社。建物をこちらで解体したら土地のみを引き取りたいと言う会社が1社返答があった。 ちなみに地域的には限界集落である。バスもない、駅もない。人気もない。 仲介販売は200万円で売りに出しましょうと言う非現実的な提案だったのでお断りした。 引き取りたいと言ってきた会社に連絡をしたところ、いつ現場でお会いできます��と言う話になり、7月ならと。電気もガスも電話も固定資産税なども事情により父、母が支払っていたので、物が腐っても解体するのならいいと思った。冷蔵庫のものは知らんと。 ガスと電話、そして新聞を止めた。特に新聞は支店にも電話して丁重に挨拶をした。支店では事情を皆が知っているようで電話口の女性も同情してくださった。電話も遠くの地だと知るとさらに同情してくれた。 7月。不動産会社の方と現地で待ち合わせした。スーツを着た男性で30代半ばぐらいの方だろうか。お話を聞くと、東京で大手不動産屋さんに勤めていて、出身のこちらに戻ってきて不動産屋を開店したばかりだと言うことだった。 早速、解体についてお話を家の前で立ち話でした。おおよそ200万ぐらいはかかると思うと。家の前の道が狭いのでダンプなどが入れないため、余計に費用がかかるはずとの説明だった。 さらにこちらに来る前に登記簿を取ったが、複雑な登記になっており、道から家の間にお隣の方の土地があると。 お隣の方も出てきていらして、そうそうと。登記の確認の書類を持っていた。ああ、あんた、ここの持ち主さんかい?と。わかる、わかるよと。こちらは幼い頃に遊んでもらったことぐらいしかわからないのだが。 確認書には平成一桁代、つまり父が亡くなり私が自動的に相続した時に、ついでだからどこからどこまでがどうなっているのか確認しようとなり、お隣さん主導で確認し、ビス?を地面に打ってもらったと。そして、その確認のサインがあると言う。 紙をピラっと出してきた。そこには紛れもなく、私の筆跡の名前があった。私はこんな重要な書類にサインしていたのかと。驚いた。全く記憶にない。 ではということで、解体したら引き取りということで良いですかと確認したところ、不動産屋さんが、額に手を置いてしばらく考え込んでいた。 何かと思っていたら、すみません、1万円で引き取らせてくださいと言う。 え?無料でもいいんですが?と返すも、いいえ、それが無料だと色々税金やら何やらと面倒なのでと言うことだった。 売買ではなく贈与ということになるのか?まぁともかく1万円だ。これでおさらばだ・・・と思ったが、200万円の赤字だ。プラス新幹線代、葬儀場代etc...プラス100万になりそう。 話がまとまったところで、後ほど郵送で書類などお送りしますと。そして室内に入ることにした。誰もない父の実家。懐かしい。夏休みにはこちらにきていたが、祖母と父は駅前にマンションを購入し、そこで二人暮らしをしていた。 父は私が小学5年生の時に単身赴任でこちらにきていたが、それから10何年経っても、戻ることなく癌で死んだ。のちに知ったが上司と喧嘩して左遷されたそうだ。 事情により、伯父と祖母と父の3人で住むことなく、父と祖母は家を出たようだ。それも当時は祖母の通院のためと聞かされていたが・・・。今回、死亡して色々わかった。伯父は一族か��絶縁されていた。絶縁に法的根拠はないが、一切関わらないということだと思う。 ちなみに村八分は火事と葬儀は協力するが他の8割は協力しないということ。絶縁ももっとすごいと思った。 まさに独居老人だなと思っていたが、生活保護を受けて、元気に自転車を乗り回していたらしい。全くの無病で、慎ましやかに生活されていたと役所の担当ケースワーカーから聞いた。 ところで、25万と火葬費用がかかったので葬祭扶助くださいと申し出たのだが断られた。生活保護は死んだら支給停止なのでと。 は?おかしいでしょ?と言ってもダメだった。 こちらで再度調べたが、やっぱり支給されるようだが・・・。 無知なケースワーカーに当たるとめんどくさい。縁を早く切りたかったので再度役所に出向いたりするのも嫌なので、連絡を取るのはやめた。 室内は死んだ時の状態そのままかなと思えた。布団は万年床になっている感じ。 小さなブラウン管のテレビがあるところに布団が敷かれていた。 電話は薄緑色の回転式の電話。これ。 NTTに解約の電話をしたところ、最後のお支払いで「買取」をしてくれればそのまま捨てても良いとのことだった。数百円だったと思う。で、そのままにしておいた。 問題はこれから真夏の7月に電気を切るので、冷蔵庫の中身だった。 物は独居老人だったので少なかったが、腐り始めているのもあって面倒だったがコンビニで買ったゴミ袋に全て突っ込んで捨てた。 ちなみに靴は脱がなかった。足の怪我が怖かったし、もう思い入れもない。 以前からあった場所に仏壇があった。そこには父からの手紙もあった。どうやら色々と揉めていたらしい。90年代の手紙だった。~の親族には挨拶に行けなど指示的な内容が多かった。 差し出しの住所は父が癌で入院していた病院だった。そして、仏壇の引き出しからは、若い頃の祖母と父、伯父、見知らぬ女の子が写っている写真が出てきた。 その女性は戦前食糧難の時に青梅を食べて食中毒を起こして亡くなったらしいと聞いている。 伯父は結婚したものの、一人娘を交通事故で亡くしており、その後離婚。相手方を見た記憶は私にはない。 さらっと家の中を片付けて、このまま全て処分してくださいとお願いした。 あ、あとケースワーカーから聞いていた、保護費が振り込まれる口座のある銀行にお金が少しは入っているのでそれを葬儀代に当てて欲しいと言われていたので、印鑑と通帳を見つけた。すぐに見つけられるところにあるのは、男一人って感じ。 ではと解体をお願いし、その足で銀行へ行ったところ、受けてくださった行員さんは大変困惑し、私は一体何者なのかという点と、すでに死亡しているので相続の問題があるとのことだった。 何者かを証明するには戸籍謄本などが必要だが・・・と。しかも相続の対象になるかどうか、ここの口座から引き出すことも閉じることも、事実上不可能だと。 相続の対象者は過��に離婚した奥様、そのお子さんなど全てで、私が現金を手にするには、その全員から印鑑をもらわないととダメだという。すると不可能なことになる。これが億などの大金なら、弁護士や何やら雇って解決する方法もおすすめできるが、おそらくそんなに多くはないはずで、他の多くの方もそれで諦めてしまうことが多いと。そのお金はどこへ?と聞くと、不明金として一旦本社に行き・・・おそらく国庫かとという回答だった。 しかし、そこで行員さんが少々お待ち下さいと、上席の方に相談してくださり、支店長まで来てくださり、今回は支店長決済ということで、私の身分証明書、伯父の印鑑、通帳があれば、引き出しと解約をさせていただきますとのことだった。大変助かった。 引き出せた金額は一桁万円。しかも年金だった。保護費は残っていなかった。つまりこの金額だから、支店長決済で対応もらえたのだと思った。 年金が振り込まれているが・・・。これはどうすればいいのかと銀行の方に尋ねるも、これは年金事務所へ行っていただかないと分かりませんということだった。 車で数十分、最寄りの年金事務所へ行った。事情を話したところ、全くどうなるか、わからない、本体の年金機構に尋ねるので時間が欲しいと。どれぐ��いかかりますか?と尋ねると。わからないという。 では、年金機構の対応部署を教えて欲しいと尋ねるも、わからないという。どうやって尋ねるのですか?と聞くと、わからないですという。じゃあ、とりあえずどこに尋ねるかわからないけれど、相談は受けるということか。 じゃあ連絡待ってますと伝え年金事務所を後にした。 その後、半年経っても何も連絡が来ないので、年金事務所に連絡したが、わからないという。年金機構のどこに連絡したのかと聞いてもわからないという。 もう流石に話にならないので年金機構の問い合わせに電話したところ、そのような事情はわからないと。担当部署が対応していると思うので年金事務所がそう言っているのなら、連絡を待って欲しいと。え、担当部署はどこですか?と尋ねると、年金機構でもわからないという。あの、仕事していますか? その後、今に至るまで連絡なし。私は葬儀代として考えている。これから返せと来ても一生かけて争ってやる。 さて、家のその後だが、7月に解体のお願いをして、8月に永田町の司法書士事務所にて1万円で売買した。その時に司法書士の立ち会いのもと行われましたという旨が書かれた書類をもらい、名義変更も終わった。これで何があっても私の責任は無くなった。 これで終わりだと思った。一応不動産屋からは解体が終わったらご連絡しますと言われていて、9月とか10月には来るのかなと思っていたら、次の年の2月に連絡が来て、メールには解体されて更地になった土地の写真が添付されていた。土には雪が積もっていた。 今、ストリートビューで見てみたが、まだ家が残ってる。とても嫌な気分だ。 追記、その年度末には一通の手紙が税務署から届いた。何か不動産の取引をしましたよね?納税はありませんか?と。ない、むしろマイナスであると書き込み返信した。すごいよ、税務署の仕事ぶりは。年金機構も見習って欲しい。
1万円で家を売った - カメラが欲しい、レンズが欲しい、あれもこれも欲しい
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営業中。ちりめん細工のお飾り。昨日より更にお盆モードな商店街、シャッター街。人もまばら。
先日、筆跡のとても美しい残暑見舞いをいただきました。
雑貨屋で、お客様が名乗る事はまずありませんから、差出人のお名前は記憶にないのですが、お葉書くださるぐらいに楽しんでくださったのだろうかと思い、喜び中。
今日は返信をどうしようか、時間はたくさんあるので、いろいろ思いを巡らしてみようかなと思います。
#残暑見舞い #手書き #筆跡 #ペン習字 #インテリア雑貨 #和雑貨 #江古田 #新桜台 #西武池袋線 #練馬区 #贈り物 #プレゼント #ギフトラッピング
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2024-6月号
アンビグラム作家の皆様に同じテーマでアンビグラムを作っていただく「月刊アンビグラム」、主宰のigatoxin(アンビグラム研究室 室長)です。
『アンビグラム』とは「複数の異なる見方を一つの図形にしたもの」であり、逆さにしたり裏返したりしても読めてしまう楽しいカラクリ文字です。詳しくはコチラをご参照ください⇒アンビグラムの作り方/Frog96
◆今月のお題は「中華」です◆
今月は参加者の皆様に「中華」のお題でアンビグラムを制作していただいております。中華といえば漢字発祥の地。現代の蒼頡たちの宴をご覧ください。今月も逆さまな作字が集まっております。
ではまずはdouse氏から。
「麻婆茄子」 回転型:douse氏
180°回転させても同じように麻婆茄子と読めるアンビグラムです。中華には「福到了」という福の字を上下逆さにひっくり返して貼るアンビグラム的な縁起物の風習がありますが 本作は麻婆茄子が無限に到来しそうな御目出度い回転字面になっています。対応解釈が最高ですね。この語句でこの文字組みが出来るのはきっとdouse氏だけでしょう。
「酢豚」 回転型:peanuts氏
世界範囲で有名な中華料理の一つです。酢豚は日本で付けられた名称で 中華料理においては広東料理の「古老肉」や上海料理の「糖醋排骨」が該当するようです。本作は作字のデザインと対応解釈が高次で両立した理想的アンビグラムです。「乍/月」部分のギミックは美しくてかっこいいです。
「酢豚」 図地反転鏡像型: いとうさとし氏
左右の鏡像図地で酢豚。作者いとうさとし氏はネガポ字(図地反転)の達人です。本作は真ん中から折りたたむとピッタリ嵌ります。まるでこの漢字がもとより嵌り合う構造を持っていたかのような自然さです。
「回鍋肉」 図地反転鏡像型:douse氏
四川料理の一つ。本作は斜め鏡像の図地反転アンビグラムです。文字の組み方がテクニカルでブリリアントカットされたような光学的な装いが抜群にカッコいいです。
「回鍋肉」 図地反転鏡像型: いとうさとし氏
上下の鏡像で図地反転になっている回鍋肉。日本語のアンビグラムは2022年に入ったころから飛躍的に進化発展した印象がありますが とくにネガポ字(図地反転)の進化は顕著で 英語圏でも作例はさほど多くないこのジャンルが日本ではたくさん作られるようになりました。それも本作の作者いとうさとし氏の尽力が大きいでしょう。
「酸辣湯」 鏡像型:螺旋氏
中国料理のスープの一つで 酸味・辛味・香味が特徴。本作は斜めの鏡文字で組まれています。斜めの鏡像型は漢字のアンビグラム制作に向いた対応だと思います。うまく作ればアンビグラムだと見破られない作字が可能で 本作も「束」部分が自然で驚きます。
「中華そば」 敷詰振動同一型:Jinanbou氏
発想が面白いです。「華」の字の中に異なる文字を幻視し抽出するその眼力には感服します。これは文字に隠された秘密のゲシュタルトを解析する行為でアンビグラム作りには欠かせないセンスです。
「青椒肉絲」 重畳型:きいろいビタ氏
ピーマンと細切りにした肉などを炒めた中華料理。本作 重畳型は同じ図形で韻を踏み 青椒肉絲と読ませるアンビグラムです。そのまま亜細亜の���こかの国で商品のロゴとして使用されているのではと思えるほど完成度が高いレタリングです。
「杏仁豆腐(⿸广フ)」 旋回型:Σ氏
中国発祥のデザート。135°回転の旋回型アンビグラムです。「腐」の字が「广」の中に片仮名の「フ」を入れた略字になっているところが凄すぎます。この略字は実際にゲバ字(アジビラ文字)などで使用例があります。柔軟な発想ができる人のアンビグラムは読みやすいですが 本作は作者Σ氏のアンビグラムが優れている理由の一端が垣間見える好例です。
「中華/北京/上海/広東/四川」 共存型(回転・鏡像):ラティエ氏
一般に四大中国料理と言われている4つの場所に お題をプラスした多面相アンビグラム。なんと5パターンの変化が起こる作字なのです。北京/上海/広東/四川は回転型で 大きく表示された中華はそ��鏡像になっています。 多面相漢字アンビグラムの制作はある種「挑戦」ジャンルです。多面相を作ろうとするその発想や度胸だけでも凄いですし 本作はその挑戦に成功していると思います。
「横浜中華街」 回転型:ぺんぺん草氏
東アジア最大の中華街を回転アンビグラムに。細かい説明は無用の傑作。この完璧な対応解釈をご覧ください。けしてアンビグラマビリティは高くない語句ですが冷静的確に作字されています。最高です。
「神戸」 回転型: 「長崎」 鏡像型: 「横浜」 重畳型:.38氏
日本三大中華街。それぞれ趣向を凝らした楽しい対応解釈で可読性も充分高い設計です。 これは文字数寄にはたまらない作字ですね。そのまま都市の紋章に使用してほしいナイスデザインです。
「横浜中華街散策中隠処的拉麺店発見」 回転重畳型:超階乗氏
ブレードランナーに出てきても違和感のないサイバーパンクアンビグラムの名作。文字の各所に丼図案などが組み込まれていて そのおかげで回転重畳構造を把握しやすい親切設計です。回転重畳型とは ある図形の上に同じ図形をレイヤーで重ね、上に重ねた図形だけを規則正しく回転させて文字を形成するアンビグラムです。
「西安」 回転型:うら紙氏
陝西省の省都で、旧名は長安というのは有名でしょう。 かっちりした輪郭でありながら墨のカスレを生かしたステキなタイポグラフィですね。アンビグラマビリティの高い語句ですが図案としてきれいにまとめるには作家の力が必要で、うら紙氏はその能力に長けています。
「Qingdao/青島」 図地反転回転共存型:ヨウヘイ氏
青島(チンタオ)は中国有数の港湾都市・商工業都市・国際都市。 図地反転で漢字の隙間にアルファベットを見出そうとすると、青島は横画が多くて打ってつけの言葉なのですね。省略があっても読み取りやすい作品です。
「シャンハイ」 旋回型:つーさま!氏
上海は中国で最高位の都市である直轄市の一つ。 五面相の旋回型。「シ/ン」の点の有無のみの差をどう表現するか難しいところですが、少し角度を変えるだけで違って見えてきますね。羽様の形状とグラデーションも読みやすさに一役買っています。すばらしい作品です。
「万里の長城」 回転型:douse氏
中国にある城壁の遺跡。中国の象徴の一つでしょう。 回転中心��作り方が見事です。「の」が伸びているのも不自然に見えず、「長」の横画を切っているので「長」のバランスもよく見えます。「万/戈」の字画接続の切り替えが見事ですね。さすがの一作です。
「麺/龍」 図地反転鏡像型: いとうさとし氏
どちらも中国を象徴するものでしょう。 自然に読めすぎて言うことがないですね。図地反転にピッタリすぎる組み合わせが今回のお題によって発掘されたと言えるかも知れません。一点、「龍」の上部の突き出した部分は作者も悔しいところだと想像しますが、それを差し引いても可読性最高の傑作です。
「伝奇/でんき」 振動型:kawahar氏
中国の古典的な演劇である戯曲形式の1つ。 氏の得意な「読み漢」で一作。ぐにゃりとした書体が「ん/ム」の振動などにマッチしていますね。読み漢はひらがなしか読めない人にも漢字が読めてしまう実用的な手法ですが、適用できる漢字は少なく本作のように限られた言葉だけです。
「太極図」 図地反転回転型:lszk氏
「易」の生成論において陰陽思想と結合して宇宙の根源として重視された概念である「太極」を表した図。 中央の「極」に本家の陰陽魚太極図があしらわれています。太極図の円形を「太・図」にもあしらって統一感を出していますね。図と地が絡み合い逆転しながら文字を形成しているところが、陰と陽が互いに飲み込みあい無限に繰り返す太極の思想を表しているようです。
「造書 研究」 回転共存型:意瞑字査印氏
「造書」を90°傾けると「研究」と読める対応です。造書とは文字を造るという意味。『蒼頡、鳥獣蹏迒の跡を見て分理の相別異すべきを知り、初めて書契を造る』 そのむかし蒼頡という人が鳥獣の足跡をヒントに漢字を発明した故事からの語句選択です。なるほどアンビグラム制作とは 新文字を発明する行為とも言えますね。
「東夷/西戎」「南蛮/北狄」 回転共存型:兼吉共心堂氏
四つまとめて「四夷」、古代中国で中華に対して四方に居住していた異民族に対する総称。 筆文字の効果を生かした表現がすばらしいです。「夷/西」「虫/北」ではカスレにより字画の本数を増減させ、「南亦/狄」では墨垂れで字画密度差を克服しています。真似が難しいテクニックです。
「東夷」「西戎」 重畳型: 「南蛮」「北狄」 振動型:lszk氏
「四夷」は「夷狄」あるいは「夷狄戎蛮」とも。 お誂え向きの言葉がきれいにそろっていたものですね。というのは簡単ですが読みやすく仕上げるのは難しい字形もあります。氏は知覚シフトのバランス感覚が抜群なので調整の妙もさることながらこの対応にも気付けるのでしょう。
「劉備玄徳/関羽 張飛」 回転共存型:KSK ONE 氏
「蜀漢」を建国した劉備と、劉備に仕えた関羽・張飛。三国志の武将からのチョイス。 髭文字ならではのハネなど遊びの部分を生かした作字ですね。一文字目の「劉」が読みやすくすらすらと読みを捕まえることができます。関連する名前同士でうまく対応付けできるのが運命的ですね。
「熊猫」 敷詰図地反転型:松茸氏
ジャイアントパンダのこと。 パンダの白黒は図地反転にもってこいの題材ですね。どうやって考え付くのかわからない図案が毎回驚異的で目を白黒させてしまいます。きちんと敷詰できるのか不安になりますがちゃんと隙間なく並びますので安心してください。
「伊布」 旋回型:YФU氏
「イーブイ」の漢字表記。 久方ぶりに参加していただきました。言葉のチョイスも氏らしいですね。図形の長さを読みやすいところに調整するバランス感覚は健在です。
「マオ」 交換式旋回型:ちくわああ氏
かいりきベア氏の楽曲名より。「猫」の意味もある中国語らしい言葉の響きです。 線種を変えているのでかわいらしい作字になっています。対応付く字画も分かりやすいですね。それでもうまく敷き詰めてみるのは骨が折れそうです。
「西游记」 回転型:オルドビス紀氏
16世紀の中国の白話小説、繁体字では「西遊記」です。 簡体字をうまく活用しているのですね。「遊」よりも自然に回りますし、「記」よりも「西」との相性がよく一石二鳥です。「西・记」の右下がりのラインと「游」の右上がりのラインの視覚効果が心地よく作字として最高の仕上がりだと思います。
「 不 此 君 我 / 当 今 災 偶 成 夕 已 為 / 時 日 患 因 長 渓 乗 異 / 声 爪 相 狂 嘯 山 軺 物 / 跡 牙 仍 疾 但 対 気 蓬 / 共 誰 不 成 成 明 勢 茅 / 相 敢 可 殊 嘷 月 豪 下 / 高 敵 逃 類 」 交換型:繋氏
「山月記」より。縦に読んでください。 7×4の組全体を縦横に交換するともう一方になるという超絶技巧です。「爪」(爪痕の装飾がにくいです)を基準にすると見つけやすいでしょう。じっくりご覧ください。
最後に私の作品を。
「截拳道」 交換式旋回型:igatoxin
≪友よ水になれ≫で有名なブルース・リーの武術、截拳道(ジークンドー)から。
お題 中華 のアンビグラム祭、いかがでしたでしょうか。御参加いただいた作家の皆様には深く感謝申し上げます。
さて次回のお題は「猫」です。長靴をはいた猫、シュレディンガーの猫、仕事猫、吾輩は猫である、猫男爵、猫目石、煮干し、マタタビ、夏への扉、蚤、百閒、注文の多い料理店、ハローキティ、ドラえもん、など 参加者が自由に 猫 というワードから発想 連想してアンビグラムを作ります。
締切は6/30、発行は7/8の予定です。それでは皆様 来月またお会いしましょう。
——————————–index——————————————
2023年 1月{フリー} 2月{TV} 3月{クイズ} 4月{健康} 5月{回文} 6月{本} 7月{神話} 8月{ジャングル} 9月{日本史} 10月{ヒーロー} 11月{ゲーム} 12月{時事}
2024年 1月{フリー} 2月{レトロ} 3月{うた} 4月{アニメ} 5月{遊園地} 6月{中華}
※これ以前のindexはこちら→《index:2017年~》
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【6/10~6/30】西尾雄太レトロスペクティヴ 2014-2024
2024年7月に漫画家業10周年を数える西尾雄太のPASTからNOWまでを包括した原画展を開催いたします。
分業体制を取らず背景、仕上げ含めすべての工程を著者個人で愚直にこなしてきた10年間の変遷と軌跡をその筆跡から振り返ります。
期間:6/10~6/30 ※初日のみ月曜営業
場所:MoMoBooks 2F展示スペース
入場無料
◎初日の6/10はご本人出演のトークショウも開催決定! https://momobooks.jp/RmX8KLhJ/CLcgEJv_ トークショウに合わせて、展示期間中は出演者さんたち選書の「僕たちの好きな海外漫画フェア」も開催します!!
▶西尾 雄太:漫画家、イラストレーター。
2008年、書店業の傍ら作家活動を開始。 ダンスミュージックへの造詣を武器にクラブイベントのフライヤーイラストやトラックメイカーへのアートワークを手掛けるほか、クライアントワークも多数。 また、アーティストとして村上隆キュレーションのグループ展『A Nightmare Is A Dream Come True : Anime Expressionist Painting』に参加するなど活動は多岐に渡る。 代表作は『アフターアワーズ』(小学館)、『水野と茶山』(KADOKAWA)、『下北沢バックヤードストーリー』(KADOKAWA)など。
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【6/10(月)19:30~】トークショウ:僕たちの好きな海外漫画~西尾雄太原画展開催記念スペシャルイベント~
START 19:30
・観覧チケット 観覧チケット(LivePocket、店頭電話予約(06-7664-6313)にて発売) ・通常チケット ¥1,000 ・出演者応援チケット ¥2,000 ※お選び頂けます。共に1オーダー¥500必須 https://t.livepocket.jp/e/240610
配信チケット(ツイキャスにて配信。アーカイブ2週間) ・通常チケット ¥1,000 ・出演者応援チケット ¥2,000 ・書店応援チケット ¥2,000 ※お選び頂けます。 https://twitcasting.tv/c:momobooks/shopcart/308943
【出演者】 司会進行 Satoshi Kurosaki プレゼンター サヌキナオヤ、西尾雄太 受け手 西山真登(パソコン音楽クラブ)
MoMoBooksの得意とする海外漫画を漫画家/イラストレーターのサヌキナオヤ、西尾雄太両名が全力リコメンド!
両者のプレゼンは海外漫画に慣れ親しんでいないミュージシャン・パソコン音楽クラブ西山の琴線に触れることはできるのか??
イラストレーター・Satoshi Kurosaki司会によるトークバラエティ形式でお届けします。
▶Satoshi Kurosaki:https://www.instagram.com/satoshikurosaki?igsh=M2pyY2N6cHZ1cnlp ▶サヌキナオヤ:http://sanukinaoya.com/ ▶西尾雄太:https://snobby-snob.tumblr.com/ ▶パソコン音楽クラブ:https://www.pasoconongaku.club/
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Okita's handwriting
When we think of Okita Souji's personality, bright, innocent, and fond of children...these are just a few of the things that come to mind.
Various testimonies also say, "He was always joking" and "he laughed a lot", so there's no doubt that he was cheerful.
It also seems certain that he liked children, as he played tag with neighborhood children and worried about a child who was injured as collateral damage when Serizawa Kamo was assassinated.
On the other hand, there are also testimonies that he was ruthless, such as when he cut down Asano Kaoru by the river, and that he had a short temper.
So what kind of person was Okita Souji?
Let's consider him from a slightly different perspective: from his handwriting.
Okita left behind several handwritten letters.
Morioka Tsunefune, a handwriting expert, has analyzed Okita Souji's personality from his penmanship, and according to his analysis, Okita has "outstanding reflexes" and the bold, thick lines in his handwriting indicate that he has "the courage to do big things".
Furthermore, the long vertical line that protrudes above the horizontal line, as in the "沖" character in his signature, indicates that he "had a tendency to rebel when people tried to hold him down".
Kondo Isami would not have been the type to hold him down, so they may have gotten along well together.
Morioka analyzes Souji as "more of a stubborn person than an organizer, and rather than standing above others, he had an aloof element and was the type who didn't like to be dominated by others".
This was a bit surprising, as I had the impression that Souji was more of an honest organizer, as he solemnly went about his hard work in the Shinsengumi and supervised the ranks.
In addition, it's said that "people who are impatient tend to write with a tight space between characters, while people with a laid-back personality tend to write with an open space between characters." Compared to Hijikata Toshizo's handwriting, Souji's handwriting certainly has a tighter space between characters.
It seems that he was an impatient person like he was described in testimonies.
Furthermore, looking at the handwriting pressure, Hijikata's is weak (soft), while Souji's is strong.
According to Machida Kinichi, a handwriting psychologist, people with strong writing pressure are "unsociable, shy, serious, nervous, and rational".
Although the terms "unsociable" and "shy" are a bit of a puzzle to me, the fact that he did not play around with women much and wasn't familiar with women in general may indicate that he was a serious and nervous person.
(Incidentally, the opposite is true for those with weak handwriting pressure: they are "sociable, good, vivacious, and passionate". Hijikata was a peddler, so he might have been sociable by nature.)
Okita Souji's handwriting shows an unexpected side. I think there was a foreign study that says there is no correlation between handwriting and personality, but I still wonder...
I feel that the handwriting analysis describes Okita quite accurately.
References
Complete Letters of Hijikata Toshizo and Okita Souji by Kikuchi Akira (土方歳三・沖田総司全書簡集 菊地明)
Personality analysis from the handwriting of Okita Souji, Hijikata Toshizo, and Sakamoto Ryoma by Morioka Tsunefune (沖田総司・土方歳三・坂本龍馬の筆跡に見る性格分析 森岡恒舟)
Character analysis through handwriting by Machida Kinichi (筆跡による性格診断 町田欣一)
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今まで読んだ一番の名文を挙げろと言われたら、
神谷美恵子『生きがいについて』にあるこの引用を挙げると思う。引かれているのは、神谷美恵子の友人である浦口真左の随筆である。
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中学校の玄関前で六月いっぱい白い匂いの高い、大きな花を咲かせ続けて来たタイサンボクも七月に入ったいま花を終わろうとしている。七月初めの夕闇の中、黒々と立つタイサンボクの木の下で、インドハマユウの白い花の群れがほのかに光っている。 四国の殿様であった松平家の屋敷跡である今の中学校は荒らされて、近所の人達が庭に薪をとりに入ったりしていた、そういうときに松平さんの庭から、インドハマユウを掘り上げて、自宅の庭に植えて何年間か楽しんでいた人があったらしい。余程この花を美しいと思った人なのだろう。 いまの中学校の校舎が建てられて何年かたったころのある朝、私は小使さんから、休日にインドハマユウを返しに来た人のことをきいた。「ここが学校になったのでこれを返しに来ました。」とその人は一言ことわりをいって、いまの場所に自分で植えて帰ったそうである。 なるほど、いまある場所に、いまよりもっと小さい株が無雑作に植えてあった。花も咲いていなかったので、私には何の植物であるかさえ分からなかった。その株は年々大きくなり、株数もふえて、毎夏白く輝くような花を咲かせる。その花が咲く度に私は戦争中と戦後にかけて、この花を自宅の庭で守って下さった人のことを想像してみる。 そしてまた荒れていた庭が校庭として整えられて来た時に、何年も可愛がっていたその植物をそっと返しに来たその心持ちを思ってみる。どんなにか花を愛する人なのだろう。いまも学校の前を通りかかって「あの花が咲いたな」と思ってみておられるのではなかろうか。 その後何年かののちに、この花の写真をうつさせて下さいとことわって写真をとって行った通りすがりの青年があった。「いつもここを通りながらこの花をみていたので」ということで、その写真がのちに届けられた。それには花の奥の露の玉まで美しくとらえられていた。私はこの二人とも顔も名も知らない。けれども何か親しい気持をもって想像している。」
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戦後の、写真を撮ることさえ日常のことでなかった頃の話だが、読むたび何度でも爽やかで鮮やかでみずみずしい情景が心のなかに広がる。筆者も引用者もインドハマユウももはやこの世にない。しかしいっときこの世界に確かに存在し、実物を見たこともないはずなのにいつでもその風景に感動することができる。
チェーホフの『大学生』を読んでいるときも近しいことを思うが、時間とは、一直線に流れる不可逆なものでは決してない。今この時間があるということは過去の時間が確かにあったということで、現在は過ぎた時間と常につながっている。ただ人には過去が感じ取れなくなるだけで、時間は前にも後ろにも伸びている。
小泉今日子がこういうことを言っているそうだ。
時間は点と線ではなく、方向のない大きなかたまりなのだと思う。かたまりを捉えられたとき、「今このとき」という認識を離れながら今このときを描写できるようになるのではないか。言葉と感受性がある限り、何度でもその情景は再生できる。その感動の深さはきっと、色褪せることはない。
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9/24
心靈有點感冒。嘗試做了心裡量表,網頁上說的。
發覺交了男朋友之後就是這樣,有些時候吵架吵的快死掉,難過的狠狠寫了幾段字在日記之後,反倒是之後翻到的時候才震驚,原來很早就這樣了。
但今天不是男朋友問題。
從大一下開始就有點跡象,我開始找不到讀書的意義了。今天坐在課堂上就痛苦的要死掉,渾身不舒服到想要躲起來,沒點到名、狹窄的課桌、聽不懂又沒有錄影的生理學、不到冰涼的冷氣、沒有訊號的4G+、連不上的學校網路。只能形容成張愛玲的蝨子一般啃食著,啊,不如形容成我房間面臨的蟻患,找不到窩,天天爬到我身上用力一咬,但早上的狀況大概是很多隻,就算我點上了名,也還是無法消除那個渾身難受的感覺。
反覆躲去廁所,對,就連該死的廁所,1樓的廁所太多人用我都不喜歡,同時最順路的樓梯都鎖起來,我要繞路去2樓廁所。我也不知道怎麼了,我只覺得怎麼沒有一點喘息空間呀,我是焦慮的在滑手機,沒有什麼內容好看,我想買點東西發洩,但都下不了手,覺得我這樣花錢越花越少,可是我好想要買,我很焦慮,我滑手機不過就是在徒撞幾個我捨不得真的撞進去的南牆。
然後我覺得很不知所措,這個無能為力的慌張感讓我掉了幾個淚,我終於知道身心假是用在什麼時候,但我都來學校了,可惡,又沒有錄影,這樣考試的時候會完蛋,我只能反覆開了3次的筆記錄音,連帶上次逃離,已經4個錄音檔了,我會聽嗎?目前不。
那時候中午想到的方法是去吃想吃很久的壹三找餐,難得沒有大太陽,我想要自己去,慢慢吃慢慢享受,很久沒吃了,因為總是沒有空堂半天課,8、9點走進校園3、5點的我只想逃回家。終於悠悠閒閒的買了五桐奶霜點了我的定番,胡椒鹽還是少了,吃起來沒有如我所想念的好吃,但還是不錯。吃完回來又要上課,我還是焦慮的滑著手機。
我覺得目前的我很混亂,有好多想要的,但我怕我什麼都一直買下去又會沒錢,這幾天很容易餓,上一週已經爆預算了,我也很害怕這次拿回來的錢越來越少,每次混亂的時候,腦袋像是被霧遮住很大一部分(對就是腦霧),或是禪根錯節的,反正,我的電腦系統會直接罷工,於是交通癱瘓。
可能是大二的生活還沒適應,換到一個差的教室、環狀線歪掉、提早了出門還是遲到、下了課什麼也不想做,打工上完課會直接斷電,在家裡會在床上不想動,不想去圖書館怕被說話、家裡沒什麼讀書環境看到一切亂糟糟只覺得糟心,不太知道努力地意義是什麼,我連我的成果都看不到,成果是不可量化,我已經得不到實質的成就感,我整個人就像那個躺在地上哭的meme人一樣,我不想做任何事、不做任何事讓我更覺得自己很爛。
明天要考片假名,我的注意力現在變很爛,遇到要認真上課的我都只想逃避,專心不了,看了教學要跳出去��好幾次,我不想念,我知道我明天想要穿黑色長裙外面套白色衣服,我只知道我想要這樣,還有我想要中午再去上課,帶杯鶴茶樓去學校,像以前那樣。
可是明天要考試、中午就下課。為什麼每天都是9點上課、為什麼星期六也要上課。我覺得我就這樣被佔滿了時間,疲倦也佔滿了我的時間。
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愛のふりだし
「いかにして役立たずを愛するか?」
最近読んだ小説に書いてあった。物語は、酔狂な慈善家が、不具者、醜女、老人、性的少数者その他あらゆる「役立たず」の救済に立ち回る、というもの。
私たちは基本的に物事を役に立つかどうかを見ている。最新家電や、有用な資格や、いかした服が欲しい。それは人間に対する視点もそうで、気の利く後輩や、頼れる上司や、賢い友達や、身持ちのいい恋人や、太い実家が、役に立つなら、そばに置いておきたい。もっといえば、役に立つなら愛せるし、役に立たないなら、愛するのは難しい。これは露悪でも優生主義でもなくて、我々はそういうスカウターみたいな色眼鏡をかけさせられて生きている。
他者を愛せないことは怖い。そして他者から愛されないことはもっと怖い。先天的な障害は誰にとっても「そうだったかもしれない自分」であり、後天的な障害は誰にとっても「そうなるかもしれない自分」である。誰かを役に立たないといって断じるとき、いま現在たまたまそうじゃない自分があぐらをかいて嗤っている。
我々は役に立ちたい。一見美しい情動だ。役立って愛されたい。その実、役立たないと愛されないのを知っているから。勉強して知識を蓄え、運動して体力を養い、気を遣い、冗談を言い、口淫をし、席を譲り、金を払い、常に自分を役立たせたい。自己愛に置き換えても同じだ。自分が自分の役に立っている。その実感が自己を愛させる。
機械化によって人間の仕事が奪われる、といわれて久しい。農業も畜産も漁業も林業も建築も金融も小売も卸売も教職も医療もマスコミも司法も行政も戦争も性欲処理も芸術さえも、全ての仕事が機械化されたら、全ての人間は役立たずだろう。
役に立とうとすることがダメだと言いたいわけではなくて、だから、愛されるために誰かの役に立ったり、愛するために誰かを役立てたりしていたら、いずれ誰も愛せなくなるし、誰からも愛されなくなるんじゃないかってことがいいたい。
そもそも愛って何だ。
高校生の時から使っている市営の駐輪場に、おっさんたちが働いている。定年後と思われるおっさんたちは、高年の男性特有のどこかぶっきらぼうな気さくさでいつも我々利用者を迎え入れ、見送ってくれる。この4月から、その駐輪場に機械式のゲートが導入された。利用者にはICカードが発行されて、契約期間の更新の管理もそれで行うことができる。だからといって、おっさん達が仕事を追われたというわけでもないようで、人員もどうやら以前と変わっていない。ただ、おっさん達はどこか手持ち無沙汰な様子。出入りするゲートには、ICカードの読み取り機が設置されている。見ればわかるのに「←ここにカードをかざす」なんてわざわざ手書きの貼り紙がある。おっさんたちの仕業だろう。四方をセロハンテープで補強されたポストイットに、そこに書かれたおっさんの筆跡に、その人間臭い承認欲求に、俺は親しみを覚える。これは愛だろうか。多分違う。でも少しは近いかもしれない。
「いかにして役立たずを愛するか」
だから、たぶん、私たちにいずれ必要なのは、無償の愛ではなくて、愛着だと思う。手垢のついた古道具みたいな。できれば、わたしとあなた、双方向の愛着。愛着が生まれるには、ひどく時間がかかる。とっくに時代遅れで、とっくに型落ちで、とっくに役に立たなくなって、それでもなぜか手放せない、しみったれた未練とも違う、あのあたたかい気持ちの正体を、俺たちは見極めていかないといけない。愛着って言葉に愛って字が入ってるのは、なんて皮肉だろう。
もっと個人的なことも書けるけれど、これでやめます。
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成田悠輔氏の言動によせて。5年前に書いたものを少し書き直しました。
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