#神姫バス
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GPSデータ活用によるバスダイヤ改正で利用者数が増加しました
GPSデータ活用によるバスダイヤ改正で利用者数が増加しました #GPS #位置情報の活用 #バスのダイヤ改正 #利用者数の増加 #神姫バス
こういった、導入したあとの効果についてのレポートは、わかりやすいし、とても良いですよね。 GPS…

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GPSデータ活用によるバスダイヤ改正で利用者数が増加しました
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こういった、導入したあとの効果についてのレポートは、わかりやすいし、とても良いですよね。 GPS…

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Made books 2024
HOMMAGE 特別号 地味なひとり旅
HOMMAGE No.4 共通ラッピング車両
HOMMAGE No.5 山手線
HOMMAGE No.6 ドラえもん電車
東急8500系 2020系がいない日常
HOMMAGE No.7 行ってみたい駅
My Train No.1 京急1000形
My Train No.2 横浜
My Train No.3 上越線
大分発金沢経由上野行き
東急8500系 サークルKの終焉
My Train 総集編 目的地は駅(Kindle版)
2024年は12冊作成しました。
・HOMMAGE 特別号 地味なひとり旅
(発売開始:サンシャインクリエイション 2024spring)
目次:山中城跡公園 / URまちとくらしのミュージアム / NTT技術史料館 / 澤乃井(小澤酒造) 豆らく、きき酒処 / 旧伊藤博久金沢別邸 / 江戸東京たてもの園 前川國男邸 / 横浜市電保存館 / 京王れーるランド / 大崎公園・披露山公園
ひとりで巡った場所を厳選して紹介。テーマがニッチだったり、開館日が極めて限定的だったり、さらには美味しい日本酒を満喫したり。 話題にしても地味でパッとしない、でもそこでの学びや感動はひとりで行くからこそ味わえないかと。
・HOMMAGE No.4 共通ラッピング車両
(発売開始:COMIC1☆24)
目次:共通ラッピング車両ガイド(JR西日本323系 / 大阪メトロ30000系 / 京阪8000系 / 近鉄9820系・近鉄5820系 / 阪急1000系・1300系 / 阪神1000系 / 大阪モノレール2000系 / キャラクターを探して / 横浜市営バス「あかいくつ」)
増殖するキャラクターラッピング車両。大規模イベント開催前に、この一冊はいかが?
・HOMMAGE No.5 山手線
(発売開始:コミティア148)
目次:数字で知る山手線 / E235系 伝統のウグイス色を受け継ぐ / 影の薄い山手線の駅/駅そば、うどんの思い出 / 山手線横断~南と北の名所~ / New brand / Natirta Express E259 / N'EX From Hachioji
東京の中心を1周60分で走る山手線。東京に行けば必ず乗る路線だが、意外と知らないことも多かったり。 そんな山手線の気になること、一緒に探してみませんか。
・HOMMAGE No.6 ドラえもん電車
(発売開始:おもしろ同人誌バザール大崎)
目次:高岡市 藤子・F ・不二雄ふるさとギャラリー / ドラえもん電車に乗ろう(DORAEMON-GO!・DORAEMON TRAM・Wrapping train) / 小田急F-trainⅠ correction / 小田急F-trainⅡ 8 month diary / 川崎市 藤子・F ・不二雄ミュージアム
今や国内問わず海外でも人気な「ドラえもん」と電車のコラボを紹介。今も走るドラえもん電車や幻のF-trainなど、藤子・F・不二雄ファン必見な一冊。
・東急8500系 2020系がいない日常
(発売開始:コミックマーケット104)
目次:朝 / 偶然 / 四季
2013~2015年の東急8500系の写真を掲載。毎朝の始業光景から、偶然な一枚、そして四季と8500系。沿線住人にとっては懐かしい光景、それ以外の方も見たことがない鉄道のシーンを見てみませんか?
・HOMMAGE No.7 行ってみたい駅
(発売開始:コミティア149)
目次:3駅連続 スノーシェルターの駅 / 首都圏のご当地発車メロディのすすめ / 旅先の変わった駅 / 食べたかった駅弁 / 復活?80年代の歌姫 / ひと夏の思い出 小田急ロマンスカーLSE
駅は旅の経由地ではなく目的地。そんな行きたくなる駅を紹介。あなたの地元の駅もあったりして。
・My Train No.1 京急1000形
(発売開始:おもしろ同人誌バザール神保町)
目次:空増結 金沢文庫 / 車体別車両図鑑 / 1000形(アルミ) 2100形 600形 同じじゃないですか!? / 体感快特!?普通浦賀行き / イエローハッピーターントレイン
総製造数500 両を越えた京急1000 形。600 形、2100 形から受け継いだ車両は、確立した技術をもとに今も進化を続けている。今回は20年以上同じ形式をつくり続けた京急のスタンダードを見ていく。
・My Train No.2 横浜
(発売開始:コミティア150)
目次:歩き鉄 汽車道・山下臨港線プロムナード / 濱の鉄道ヒストリー / リバイブ横浜市電 横浜市営バスで辿る横浜市電の旅 / SOTETSU NAVY BLUE / Seaside Line シーサイドライン / 南町田グランベリーパーク号
1872年10月14日、横浜~ 新橋に日本初の鉄道が開業した。その後もネットワークを広げ新たな鉄道が誕生したり、時代と共に消えた鉄道もあった。発祥の地で歴史を変えた鉄道を訪れる。
・My Train No.3 上越線
(発売開始:文学フリマ東京39)
目次:繁栄期の歴史 1962-1982 / 明日使える?上越線の小ネタ / 新清水トンネルの駅 土合駅・湯檜曽駅 / 過去の栄光を残す 石打駅 / SLを支えた車両の最後 DLぐんま4fine / 最後のひととき 特急ときの振り回された転属劇 / 群馬デスティネーションキャンペーンラッピング車両
上越線と言われて雪国(作 川端康成)を浮かぶ人は多いだろう。群馬と新潟を結ぶ重要な路線は、東京発着の特急が行き交っていた。時代の流れで変わってしまった路線だが、そんなかつての繁栄を探した。
・大分発金沢経由上野行き
(発売開始:文学フリマ東京39)
目次:はじまり / 大分発金沢経由上野行き / コラム 鉄道博物館で図書を読む / あとがき
昭和45年10月1日ダイヤ改正の運用表から気になる列車を見つけた。今では考えられない大分から大阪、金沢さらには上野と広範囲で運転を行っていた。なぜこの運用が出来たのか、当時を知らないからこそ気になる疑問が出て来る。新幹線のネットワークにより、縮小する在来線特急列車。今とは違う特急列車の存在を探ってみる。
・東急8500系 サークルKの終焉
(発売開始:コミックマーケット105)
目次:新生 / 大井車 / 非直車 / 幕車終焉
東急8500系写真集第三弾。2020系の導入により、変化するサークルKを中心に取り上げる。
・My Train 総集編 No.1 目的地は駅 (us / uk)
(e-book 発売開始:12/26 Thu)
目次:3駅連続 スノーシェルターの駅 / 美佐島 / 分割増結 / 復活?80年代の歌姫 / #八景シリーズ Best shot No.468 秩父八景-私鉄貨物
駅は旅の経由地ではなく目的地。そんな目的地として行きたくなる駅を紹介。意外と近くの駅があったりして。
★Can buy
メロンブックス / フロマージュブックス
★Link
Made books 2023
About(2024.10) Post:10.10 2024
Work Post:9.13 2024
#dojinshi#comic market#comitia#doujinshi my train#コミックマーケット#コミケ#コミティア#同人誌#即売会#鉄道#おもしろ同人誌バザール#同人誌My Train
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芝田博之さん(左)・竹内直行さん(右) 「神戸インク」特別色登場、ループバスをイメージした2色 ナガサワ文具と神姫バスがコラボ [神戸新聞] 2024-05-30
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2024年11月14日(木)

これまで、財布に入りきらないカードや会員証、診察券などは無印良品の<パスポートケース>に入れて管理していた。ところが、このほど手にした<私学共済高齢者受給証>は意外と幅があってクリアケースに収まらない。仕方なく、<イオンモールKYOTO>のMUJI店内を物色、<コレクションケースA5スリム>、こちらのクリアケース(上の画像にはないが)は余裕があってうまく収まる。70歳になった途端に余計な出費、ワインを少し控えて埋め合わせしなくては。

1時30分起床。
日誌書く。
二度寝。
4時45分起床。

昨日発表された<団四郎改め三代目露の五郎襲名披露公演>、七福神(露の団姫さんの会社)で先行予約受付とのことで専用フォームから申し込む。

朝食をいただく。
珈琲を入れる。
洗濯物を干す。
弁当*1。
プラごみ、30L*1。
ツレアイの職場経由で出勤する。

R171が混んでいて、少し時間がかかる。

例年この時期に届くエイズデーのポスター、MQJ(メモリアル・キルト・ジャパン)の事務所を拙宅に移してからは貼る場所がない。研究室のドアに貼るのが恒例となったが、これも今年で最後のこと。
木曜日1限は<共生社会と人権>、今回のテーマは<在日・在留外国人を考える>。いささか準備不足で<ヘイトスピーチ>に触れられなかった、次回補足しなければ。
<七福神>からメール、来年10月の公演なので、4月上旬に改めて連絡するとのこと。
<SOU・SOU>からDM、今日から5,000円以上の買物にカレンダー進呈とのこと、足袋下を5,520円分注文する。

木曜日なので、ゴミを処理してから帰宅。
次男から、区役所で障害手帳の更新手続きしたので数日後には届くとのこと。やれやれ、11/20の年末調整締切に間に合えば良いのだが。

無印良品へ買物に行く前にサイトをチェック、<福缶>の予約が始まったとのことで抽選に応募する。
205のバスに乗って<東寺道>まで、イオンモールKYOTO2階の無印良品へ、あれこれ物色して<ポケットが選べるコレクションケース A5スリム>とリフィル、それに先日品切れだった<泡シャンプー全身用>を追加で購入する(¥4,740)。
いったん帰宅し、パスポートケースからコレクションケースへ中身を移動、スッキリまとまった。
セントラルスクエア花屋町店まで、ココの療養食を購入する(¥1,078)。
コレモで20%引きで餅入り巾着とコンニャクなど(¥667)
夕���用に、先日の残りの大根とあれこれを炊き合わせ。
彼女が帰宅、まずはココに点滴だ。

みなで夕飯、豚しゃぶの黒ごまよごし(見た目は悪いが味は良し)/あれこれ炊き合わせ/レタスとトマトとキュウリのぬか漬け、ワインは昨日届いたスペインのオーガニック。
録画番組が無いので、桂枝雀のDVD「質屋蔵」「あくびの稽古」、今夜も下げ前にダウンしてしまう。

さすがによく動いたのでいい数字だ。
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野芥縁切地蔵尊(福岡市早良区)

全国的に有名なようで、多くの人の深い願いが込められた場所であります。

説明板の前に車1台分の駐車スペースがあります。バス通りからもそう離れてません。(資さんうどん野芥店がある辺り)

事の起こりは何と「和銅」の頃 ~ 『1300年程前に粕屋の姫が重留の長者の息子に嫁ぐ途中、「花婿は死んだ」と嘘の知らせを信じて野芥の地で自害。姫を不憫に思った村人が弔うために建てた』(福岡市のページより)のが始まりだそうです。その後に男女の縁切り、今は一切の悪縁諸病との縁切りに霊験あらたかであると全国的に有名になったそうです。

お堂は昭和60年に火災で全焼し、その後に再建されてます。階段を登る必要がありますが、決しておどろおどろしい場所ではありません。

火災防止のためマッチやライターは置いてないので必要な人は持参してください、またろうそくに火を灯した場合は必ず消して帰って下さいとなってます。(祈願文を留める��しピンは置かれてます。また、近所にマックスバリューがあります。)


お地蔵さまは縁切りを願う人々によって削られてきたそうです。


近所のリサイクルショップ TOMO(南へ歩いてすぐ)で絵馬を取り扱ってるそうです。

手水舎

すぐ前の裏道を通るバスもある ~ 国道まで出た方が便数が多い。

お堂側の階段から

こちらは何気にスルーしました。(個人が置いたように感じた)

駐車スペース側の階段から


福岡在住でも知らない人が多そうだし、知ってても「むやみにお参りする場所じゃない」って思ってる人も多そうです。確かに多くの人の切実な願い・念が込められた場所ではありますが、お姫様を弔う気持ちや自分の邪心を静める気持ちでお参りするのは良いのではないでしょうか。とは言っても、他の参拝者が居る時は邪魔にならないよう時間を空けたほうが良いかもです。「迂闊に参拝してはいけない神社」(実際にあると思う)とは違って、多くの神社仏閣と同じで心を静めることができる場所のように感じました。まして、縁切り祈願で訪れる方にはなおさらではないでしょうか。(ちょっと言い訳っぽくなってます)
2024.4.14
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「福岡2」
んっ?なんで成人向けの投稿になってんだ?
地元の神社に、旅の祈願をお願いして、カロリー消費の旅へ、チェックインするには、時間が早いので、なぜか美術館へ行こう!バスに乗って県立美術館へ、コレクション展、んーんー素敵で、凄い!そのような感情しか湧かなくて、自身のアートの感覚なさに萎えました。特設されていた高島野十郎の六点の作品には惹かれました。
んで、お茶でもするかと、アイス珈琲とマカロン頼んだら、アイスもついてますよって、なんで、アイスもついてるんだ?美味しく頂きました。ゆったり落ち着いた喫茶店でした。
ホテルへGO!カロリー消費歩いてホテルへ、チェックインして、夜ご飯まで休憩、大浴場へ久々に湯船に浸かってゆっくりしました。風呂から戻って、三人にで、どうする?計画性のなさに、グルメって言うけど、四六時中食べれないよね。一人は、夜ご飯とは別に俺は今夜3杯はラーメン食べると言い出すし、いや、無理っしょ、じゃどうする?夜が17:30予約後、あんみつ姫行くかってことで、その後、shinshinラーメンで待ち合わせで初日は落ち着く。
一蘭には行ってないよ^ ^
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『よだつ』読書会レジュメ
この記事��ついて
この記事は、文芸同人・ねじれ双角錐群が2023年 文学フリマ東京37にて発表したホラー短編アンソロジー『よだつ』について、文学フリマでの発表前に同人メンバーで実施した読書会のレジュメを公開するものです。 このレジュメには、各作品を楽しむためのヒントがちりばめられているかもしれません。適宜ご活用ください。
表紙・裏表紙
題字の「よだつ」がめっちゃ好きだ
好きすぎる
より集まった髪のような、植物のようなビジュアルが不気味さとかっこよさを両立してる
傷んだ髪の毛を顕微鏡で見た時のようなぞわりとくる感じがある。
虫の足のような枝毛のような触手のような曲線が恐怖を想起させてくれます。
下の方は傷んだ髪のキューティクルっぽいですよね。でも上の方の枝分かれというか、広がってるのが異形な感じがして、抽象的だけど毛ホラーだ、「よだつ」だ、というのがすごくわかるんだよな。
生命を感じる。おれはこの表紙がなければ今回の執筆は諦めていた。
表紙見てから原稿がめちゃくちゃ進んだんだよな。
緒言/エピグラフ
緒言、最後の一文がかっこいい。
最後の一文に定評のある敷島悟桐。
急に親戚のグローバルさが出てきた敷島。
チュニジア共和国の首都なのか。
「えいべさん オーディオコメンタリ版」cydonianbanana
一言
ジャパニーズホラーのじめじめ感。
普通に怖いんだよ。真面目にホラーに挑んだ主宰にリスペクトしかない。
プロレスラーにえべっさんっていたような(関西では七福神の一人である「えびす様」を「えびすさん」→「えべっさん」と呼ぶようになったとか)
映像系感染呪術の系譜なのかな
作中に出てくる『ヘアー』って映画も毛絡みか
いわゆる映像系のホラーだけれど、いわくつきの映像とそれを視聴する側の視点とが同調して異常性をエスカレーションさせている。温度差の管理が素晴らしいと思いました。
うまく言えないけどばななさんの文体でやるくだけた会話好きなんですよね。
ちゃんとしたホラーの狂い方だ……。全部は理屈がつかなそうな曖昧なところがいかにもホラーな怖さに思える。会話がカタカナだら��になるところ、シンプルに「おおっ」となった。
普通に映画関連の知識がすごくて、コメンタリがそれっぽい。
詳細
冒頭の「かえらなきゃ」という不気味な掴みと、ラストの「かえさなきゃ」という一言が狂気の伝染を象徴してるようで上手い。
未明の街をバスで走るという楽しそうなロケの裏話から、そこが視聴者的にも恐怖の現場となっていく過程の変遷。とても自然で恐ろしかったです。
実際ホラー映画にオーディオコメンタリとかいう風習があるのかどうか知らんけれど、内輪語りっぽさがいかにもなのが面白い。
親密さのある会話→ギャップで怖さへ
ホラー映画の作中作という素で怖いパートと、オーディオコメンタリの会話という安全なゾーンが交互に出てきて、そのギャップが出る、そして最後にオーディオコメンタリ側が安全ではなくなるという定番だけど効果的な構成
オープニング~でたらめな経路で走るバス車内
映像を文章で説明するパートの描写力が良い。「閲覧者」から連なる描写しまくり系の技がこなれている感じがする
徘徊対策のバス停は実在するらしい。バス停名に条里制の名残を感じる
老人「かえらなきゃ」
蓼志野の回想:渡良瀬との会話
過去のフィールドワーク(厩神に関する調査)を振り返る。
「ヒアリングしている間、畑の向こう側にずっと立っていた女」
怖い。
過去(渡良瀬が生きてるという意味では、大過去)回想だけど冒頭に挿入される行方不明者アナウンスは現在(七十二歳の蓼志野の捜索)
スピード感の言及もされてるけど、「言葉で説明しない短編映画」らしい圧縮が効いているのをうまく表現しててすごい。(アナウンスは言葉っちゃ言葉だが……)
渡良瀬の死~『えいべさん』ノート
渡良瀬の遺品整理に訪れた蓼志野。
『えいべさん』という題が書かれた黒いノート
えいべさんは厩猿のこと。捕縛した猿の手を御神体とする信仰。
山海経の朱厭が由来なんだろうか? オンコットと関係ある?
「畑の向こう側に、田舎には似つかわしくない赤いコートを着た女」
怖い。
<コメンタリ>女が立っているカット、アングルがどうなっているのか監督にもよくわからない。
引き続きノート
封印されていた御神体を手に入れる渡良瀬と蓼志野。
しかし蓼志野が「これ、本当にニホンザルの骨ですか?」
���ノローグ終わり。蓼志野がノートをめくると紙面が髪の毛で塗りつぶされている。
<コメンタリ>『呪い』は観測問題。
バス車内
バスの中を歩く老人。
「蕷ヶ原まで行きますか?」
蕷ヶ原、は向こう側の地名っぽいよな
「蕷」は、ヤマノイモ科のつる性多年草「薯蕷(ショヨ)(やまのいも)」に用いられる漢字です。読み方は「いも」で、音読みは「ヨ」、訓読みは「いも」です。
黒く細長い曲線が画面に映りこむ。
老人がえいべさんの御神体を取り出す。
「かえらなきゃ」
<コメンタリ>映りこんだ曲線が意図していないものであることがわかる。
ノートに挟まっている(ように最初は見えたが実際には書かれている?)髪の毛を見て呪いに気づく→観測問題としてそれが現実化する、のと重ね合わせるように、映画の画面内に髪の毛らしき線が入っているのに気づいたので……
神社でノートを読む蓼志野(ノート=渡良瀬の独白)
フィールドワーク以来、体調がすぐれず、赤い女が夢に出る。
蓼志野にはそういった事象は起きていないとのことだったが、半年後に蓼志野の訃報が届いた。
ではノートを読んでいる蓼志野は? 老人は?
蓼志野の研究室を片付けていると、えいべさんの御神体を見つけた。
<コメンタリ>撮影に使用した御神体が本物(鵺の手)であることが明かされる。
本物のえいべさんの御神体、というのではなくて、鵺、というのに若干の唐突感があるんだけど、どういうことなんだろう。
蓼志野の調査結果
えいべさんの御神体はヒトであり、その名前は恵比寿様(異邦人)が由来。
解説されてたそれ自体既にちょっと残虐な作り方が、人間相手に行われていたんだ、となってこわ~となる仕掛け。良いね。
<コメンタリ>ここから監督の発言がおかしくなる。マイタリマイタリ。
バス車内~蕷ヶ原着、終幕
蕷ヶ原に着いたが老人は降りず、バスも出発しない。
車内通路に人影、赤いコートの裾。
「かえしにきました」「マイタリマイタリ」
とじるほうの括弧( 》)がないので、ここの発話が、映像から半分現実(コメンタリ側)に派生というか、混じり込んでる感じ?
<コメンタリ>監督「かえさなきゃ」
御神体を?
鵺のほうってこと?
最後に「わたし」が登場している
これまで二重括弧のなかは映像を文章で説明していて、そとはコメンタリーで会話文だけだったところ、その境界が外れている。監督が立ち上がってるところとかが映像で説明されていてカメラが外に出ている?感じ。
真言
オコオシンデ:御庚申
マイタリ:弥勒菩薩の梵名「マイトレーヤ」すなわちいつくしみ、らしいが?
ソワカ:成就
調べてもいまいちわからないけどまあ文言よりもお唱えする行為自体に意味があるのかな。
意味がわからないので怖さが高まるみたいなのがある気がしますね。たとえば御神体の製作過程で真言を唱えるとかの設定が書かれているとそういうのと繋がって解釈しやすくなるんだけど、そういうのがない。
赤いコートの女
アクサラのイメージで読んでました。
これも謎で全然意味がわからない(えいべさんの話にそれらしい女が登場したりしない)ので解釈できないのが不気味さですよね。
「かえらなきゃ」「かえさなきゃ」
オープニングの「かえらなきゃ」も「かえさなきゃ」だった?
蓼志野と渡良瀬の死がせめぎ合うように、映画とコメンタリが侵し合うように、御神体と老人の意志が重なっているんじゃなかろうか(どちらにも聞こえるし、どちらでもある)
「カルマ・アーマ」小林貫
一言
絶対に映像化してほしい(絶対にしてほしくない)
個人的にはいちばん怖かった。にきびに悩んだ高校~大学生の頃の記憶が…
非常に短くまとめられていて、しかも不気味さと気味悪さが余すことなく描かれた傑作。
ヤバい女を書くのが上手すぎる。
自分は角栓系の動画わりと見ちゃう人間なんだけど、あの手の動画の快楽が余すところなく言語で表現されていて、正直かなりゾクゾクした。
キモくて笑っちゃった
伊藤潤二の『グリセリド』思い出した
ねじれ双角錐群の新海誠
毛=要石
詳細
ひらがな多めに女性を描写するとえっちさが増す発見をしました。
この気持ち悪さ、これ、これが書きたかった……。俺の書きたかった小説だこれは……。
毛巣洞で画像検索しないで下さい。
ピークでそのまま終わる感じがすげえ。
それでいてラストの文章はちょっと切ない感じがする。
ポテサラをあてに日本酒をあおる女。只者ではない。
マヨギさんの容姿はブルアカの古関ウイみたいな風貌を想像したが、どうなのか。
■p28「はじめにその視線に気づいたのは」
小林貫作品の嘔吐率の高さ。
この作品、嘔吐に始まり嘔吐に終わる構造になってるんだよな。
「たしか、三回生のマヨギさん。どんな字で書くのかは知らない」
実際どんな字というかどういう意味の名前なんだ??
間世姫
なんか末魔とかと合わせてサンスクリット語とかなんかあるのと思って検索したら出てきた
「最近あごにできてしまったニキビをすりすりとなでて」
芥川の羅生門の下人のニキビの描写を中学の国語の授業でやるじゃないですか。あれを思い出した。主人公の青少年らしい悩み。
でそう思わせておいて伏線というか、ニキビが後半の展開でメインになってくるの面白いよね。
■p29「結局バーベキューエリアとトイレを往復するばかりで」
「ドアの窓に顔をべったり貼り付けてこちらを見つめているうすら笑いのマヨギさん」
こわすぎ
■p30「それからぼくは大学のレポートやバイトに明け暮れ」
p31「その短い言葉にふくまれた意味がぼくの全身の毛穴をきゅっと締めつけ、鳥肌立ったそのひと粒ひと粒に手を触れたら剥がれ落ちてしまうように思えた。」好き。
p31「気づいていたと認めるのが怖くて質問で返した?」小林貫作品でこういうのが出てくると嬉しい。(何目線なんだ)
異常な女の異常レベルがかなり上がってきて、ニキビを潰すのが好きという設定が出てきて(でもこれあとのことを考えるとそう簡単に嗜好の問題ではないんだよね、きっと)、からの「あふれる涙をぼくは必死にこらえている」に至って主人公も相当もうおかしい。展開にスピード感がある。
■p34「「施術は次の日曜、私の家で。」
アルコール抜いとくのなんか、修行的なやつ?
お酒がニキビの原因になる理由は、主に以下の4つです。
糖分の過剰摂取になる
毒素の排出を妨げる
ビタミンB群が消費されやすい
睡眠の質が低下
お酒に含まれている成分や特徴が、ニキビの原因を作ってしまいます。
このケースだとむしろ呑んだ方がいいのでは?
「時計を進めてみたり」普通それで時間は消費されないだろ
■p35「「さっそくだけど、ここに横になって」」
p37「末魔」これここまでの流れが相当ヤバくて気持ち悪く怖いので盛り上げてきて、それでこの後どうするんだと思ったところからのターンにぶち込んできてめちゃくちゃ笑ってしまった。「もうそういう段階じゃない」。
断末魔の末魔ですよね。「末摩」はサンスクリットの「मर्मन् (marman)」の音写。「関節、致命的な部分、傷つきやすい場所」の意[1]。「死節」「死穴」と訳される[2]。体内に存在すると考えられた極小の急所であり、これを断つと激痛を生じ死に至るとされた。
おギュッ!じゃあないんだよ
■p39「やがて膿は床を埋め尽くし」
いや何が行われているんだよ!
マヨギさんの目的は自身の末魔を開き、生と死を繋げること。そのための儀式?として膿(アーマ)が必要で、伊津見を誘った。目論見通り伊津見から取り出した膿を摂取することでその背の粉瘤の埋没毛が抜けるようになり、末魔を開くことに成功。生と死がつながり、二人は「ひと��に混じり合った次の世界」に進む。
エルデンリングってこと?
大学は人生のモラトリアムだし、狭間の地ではあるな…
好きなとこ
「気にしないで。もうそういう段階じゃない」
「マヨギさんと出会えて本当に幸せです」あふれる涙をぼくは必死にこらえている。
「こっちの左頬のやつは自分でつぶしたでしょう。ね、跡になってる。だめ……自分でつぶすのはだめ。皮膚がでこぼこになっちゃう。ああ、すごい。どれもこれも膿アーマでパンパン。ここも、ここも、ここも、ここも、ここも、ここも、ここも、ここも。でもつぶしちゃだめ。触るのもだめ……わかった?」
途端、埋没毛という栓が抜けた粉瘤からマグマのごとく膿が噴き出し、マヨギさんは「おギュ、おギュ、おギュッ!」と人間のものとは思えないうなり声をあげた。
「マヨギさんと出会えて本当に幸せです」あふれる涙をぼくは必死にこらえている。
「取材と収穫」笹幡みなみ
一言
実話怪談というジャンルにフィーチャーしつつ、それが物語のメタ構造を導いているところがクール。
ていうか語り手が笹さんすぎてウケる(いや、語り手は笹さんっていう設定なんだけどそれにしても笹さんすぎるでしょ)。
ツイッターもといXの雑談からぬるりと始まる。実話怪談のセオリーというか、カボチャをかぶった稲川淳二が目に浮かぶようですね
三大盛ってはならないものとして、毒・胸・話がある。
読み終わったあといやあな感じが残るのでよい。
違和感がある現実の短い映像を並べて一つの恐ろしさに仕立てる、という映像作品の手法をうまく小説で出来ている印象。怪談収集家という切り口にはいいアイデアだなと思いました。
普通に構成おもろい。入れ子構造っぽいところは、ちょっとえいべさんとも重なるかねえ。
「三つの怪談がどうつながってくるんだろう?」ってわくわくしながら読んでた。シンプルに物語的に読ませる感じの展開っすよね。
詳細
世にも奇妙な笹物語
消費されていく怪談というコンテンツの側面を冷静に分析していながら、恐ろしさはきっちり担保している手腕が素晴らしいです。
上を見上げたらいる女、真面目に怖かったです。ホラーゲーで出てきそう。
これは���ジで怖くて「笹ァ!」って声出た
タメが効いてるのもあり、ここ怖かったですね。
体験者の名前、いち、に、さん、なの、全然気づいてなかった。
マジか
p68からp69に入った瞬間に「読み手(ないしは聞き手)としての自分が消える感じ」がしてかなり不思議な読みごたえだった。
舞台となる事務所は横浜駅から平沼方面へ10分ほど歩いた雑居ビルの二階(高島町と平沼橋のあいだくらいか?)
前置き(あまりにも笹さんすぎるパート)
主人公:笹
怪談収集家:桐谷さん
毛に纏わる怪談#1(バーベキュー場のトイレ)
体験者:市倉
つかみっぽいやつ。
《引き算ならば認められている》この物語の大枠自体もレティサンスがある
毛に纏わる怪談#2(上を見上げたらいる女)
体験者:仁科
でかい女性系は怖い。
ちえりの恋は8メートルや八尺様などをみるに、巨大な女ブームというのは定期的に訪れている。
《死は禁じ手》死者の体験談だと大川隆法の霊言になっちゃうからな 毛に纏わる怪談#3(肉を欲しがる男と豚肉の毛)
体験者:三反田
千反田は存在しない苗字らしいが、三反田は全国に540人くらいいるらしい
「一切れも分けてもらえないですか」やな言い方だなー。
《実話怪談ならではの未決感》オチると怖くなくなる。オチがないと空中分解するお笑いとは真逆の性質がある
4(#1~3の取材相手の消失)
体験者:桐谷
どこからどこまで?
白くて硬い動物の毛
このあたりちゃんと読めてないかもしれない。
P45「横浜駅から~」とその後いくつかの部分、怪談を批評したり、次の怪談を要求したりしている章が、最後に消えた男視点になってるっぽい
最後に消えた男=毛に纏わる怪談収集をする怪異?
笹さん(便宜上の呼称です)が取材した/させられたことで桐谷さんの語りがまるごと「毛に纏わる実話怪談」になってしまったので、次は笹さんのところにも取りにくるかもしれないというオチですよね、ですか?
「消えていったということは、怪談に一応満足してくれたのだろうか」(p.69)
満足しなかったら……
「恢覆」国戸醤油市民
一言
グランドキャニオンでチキンレースの話を聞かせてくれ!!!
語り手に割と感情移入して読んだので、後半の展開は「これどうなっちゃうんだ」というハラハラ感がある。自分がおぞましい存在になってしまう系ホラーとして面白かった。
映像化しづらそうというか、小説ならではという感じがしていい。
いつだって国戸さんは僕の前を走っている。追いつけるのか、その背中に?
寝たきり状態の主人公は乙一の『失はれる物語』を想わせる
それはさておき警備員がいちばん旨かったのは、たぶん肝臓の太ったおっさんだったんだろう
紹介文がすごい。
「全部うまく行くよ。僕を信じて!」
これめちゃ好き
アメコミとか特撮とかのクリーチャーが出現する場面をうまく演出したような作品で、怖さの中にも迫力がありました。理性を半端に残した人間こそが一番なホラーだと考えているので、とても設定や筋立てが好きです。
毛ライジング
起こってることはモンスターパニックっぽい感じだけど、その当事者目線の語りなのがおもろいよな。ちょっと『寄生獣』とか思い出したな。あと、スピード感がすごい。
詳細
手術詳細を読んだ時に「育毛を重ね合わせてるのかな」と思いました。
イヤホンから喘ぎ声聞かされるシーンのディテールなんなんだよ。
不妊治療での精液採取みたいだ(DLsiteの音声作品的なのを聴かされた?)
最後は意識ごと食われて乗っ取られてる感じ、で解釈。すると物語のエンドと語り手の意識のエンドが完全一致する鮮やかな終幕だ。
p78真ん中「身の危険を感じたからか、僕を包んだ繭は〜」
ここから"僕"が入りはじめている。
あーなるほど。初読時気づいてなかった。
と思ったけどあんまり自信なくなった。
“私”は”僕”にとっての繭ってことか
私が主人公で、僕(p78真ん中と、p79最後に出てくる)が受精卵の方?
「僕を信じて!」
「なんだ?」と体を起こすと――体が? 動く!
リズム。
p79末尾は、「これで治すところは最後だ」のほうが「僕」=受精卵のセリフで、僕の方が「千切り捨てた」と言ってるけど、受精卵が毛(p78でほどけたあとどういう状態になっているのか描写がない)を使って千切ったということ?
「僕」サイドが「私」を無用なものとして切り捨てて殺した的な展開かと一瞬思うんだけど「これで治すところは最後だ」と言ってるから治してるという意識?
「僕」が役目を終えて自己犠牲というか、自分自身が「私」にとって不要な存在であるとして切り離して死んで終わる的なエンドなのか?
石井さんが書いているように、「私」の意識が「僕」に乗っ取られて、もともと「私」の身体だったほうに意識が移った上でもともと「僕」だった受精卵の容器を破棄しているというエンド。これだと、それまで腹が減っていたのは「私」の側だったのが「満腹になり」というのも整合する。一番怖いな。でもハッピーエンドだな(?)。これが正しい解釈だろうか。
恢覆の「覆」が「くつがえる」なので乗っ取られたんでしょうね、ちなみに「おおう」でもある
そういうことか!
「毛想症」Garanhead
一言
静かに暮らしたい殺人者というと吉良吉影っぽさがある(ので森川智之ボイスで脳内再生された)
全体的に痛そうな感じがしてひええってなった
拙者抑圧された闇の人格的なやつ出てくる話好き侍
スプラッタ系でちゃんと怖いんだよな。痛え!となる。
身体改造してるのびっくりした。あと一旦VRに行くという展開にもびっくりした。
詳細
主人公の顔が、素人整形の繰り返しでぐずぐずになっていることが終盤で明らかになるが、それにより石川さんが本当に神社仏閣が好きで純粋に同好の士として接することができる人なのだなとの感慨が生じる。
石川さん、いい子っぽいよな。ただ赤口の発話が常に描かれるのに対して、石川さんの発話は一切ないことからもわかるように、主人公からしたらどんだけがんばってもやっぱり欲望の対象としての石川さんなんだよな……。ああ……。
(これは将来読書会レジュメ公開するときには非公開で)草稿を読ませていただいたときからの感覚でいうと、改稿によって主人公の咎たる赤口がその咎性を増しているというか、裏人格みたいな存在であるからこそ本人の欲望を知り尽くしている感じが強まったのがいいなぁと思います
p82「俺と赤口桐枝との出会いは、」
赤口桐枝の赤口は苗字としては「あかぐち」読みでいいのか?(一応実在苗字っぽい) 由来は「しゃっこう」のほうとして……。
(著者コメ)執筆中はずっと「せきぐち」で考えていたような気がしますが、そんな苗字は存在しないっぽいので「あかぐち」ということにしておきましょう。赤口(六曜において仏滅の次に演技の悪い日とされている。血や刃物を想起させる)のイメージが伝わったのならば何よりです。
p84「グロさだけがホラーではないのよ。人の咎も時にはね、ホラーの柱になるの」咎をホラーの柱にしてるからこれ暗示というか伏線なんだけど、グロもやっとるやないかい!と思ってじわじわきた
p86「やってしまった。」
p87「枕には女性の頭が乗っている」俺は頭を抱えたのコピペみたいでニヤニヤしてしまった
p91「家に戻ると素早く荷物をまとめ、」 (著者コメ)ここのすぐに住処を引き払う展開、結構無理があると思っていて、いきなりこんなこと出来るか? たとえ備えていても……と悩んでました。結局、「月一で蒸発訓練をしている」という設定でお茶を濁しました。
p97 肉体改造を明かすパート。痛い。
p99「赤口が俺に紹介したのは」 p103「翌日、また仏閣のエリアに向かっていた。」 p105「半年後、石川さんとVR上ではなくて」 p107「あるいはここも一つのセーフハウスだった。」
p107「あるいはここも一つのセーフハウスだった」段落の書き出しとしては、かなり含みのある言い方で好きです。これあもう物語最終版だな、語り手が腹くくっちゃってノスタルジーモードに入ってるぞ、って感じがめっちゃする。
ここの書き出し好き。
「 」
気配。
p113「意識が鮮明になってきた。」
p113「意識が鮮明になってきた」以降で「ちゃんと物語を終わらせるぞ」という感じがあって、小説の書き手として尊敬……。
顔がぼろぼろになってるのまさにホラー映画の殺人鬼っぽい。
(著者コメ)コンシーラーで傷を隠しているのだとしたら、それが汗か雨かでどろりと剥がれ落ちるシーンはあっても良かった気がします。素人整形を繰り返した結果をイメージとして持続させ続けられなかったので、美味しいところを逃しました。よくない。
読者が男性であったり髪が短かったりした場合でも赤口によりメジャーアップデートされて対応するようになったからお前の所にも来る、というカバーの手厚さが良い。
(著者コメ)笹リスペクトです。��前に笹さんの読ませてもらった際、「やがて災厄がやって来るかもしれない恐怖」をオチで感じたのでパクらせていただきました……。
「きざし」 鴻上怜
一言
メチャクチャいい小説だ。小説をやっている感じがする。
不��感の中に身を置きながら日々の暮らしを送る話も、ジャンル小説としてのホラーの怖さからは外れるけれど、十分に恐ろしさを感じさせる話になると感じました。日常系ホラー。流行るはず……!
これは21世紀の写実主義文学だ!
最初から最後まで重苦しいな。
読み終わったあとに、もう一回見つめる「きざし」というタイトル、めっちゃ渋くてめっちゃ良い。
こわくはない。いや、こわいのかもしれない。いい小説。
詳細
「まるで若ハゲ博士だね」と、妻が検索欄に「ハゲ、なおし方」好き。
夫婦の枕とベッド事情が切実。まずは枕から別々のものになり、それからきっと次はベッドが別々になるだろうと予測する所から、冷え切った関係のうまい暗喩になっている。
仕事辞めて無職だった時期のことを思い出して懐かしくなりました。
会話のやり取りのそっけない感じが好きです。
ラスト3行が、さらっと書かれているけれども、ばっちりと決まっていてすげえ。髪の毛と自分の関係性、妻と自分の関係性を、重ね合わせて出されるリアルな結論が沁みる。巧みな締めくくり。
これバッチリ決まっていて巧みですごいことを言っているようにも、ちょっと酔ってるだけのようにも読める雰囲気になってるのすごいよなと思いました。
仕事を辞めて半年。応募先の面接が終わって二週間経つが連絡はない。
妻から病院でみてもらうのを提案される。
「心療内科だの精神科だの」
抜け毛の量を指摘され、ハゲ治療をすすめられる。
p127「翌日」
排水溝の掃除、抜け毛との対話。
「えっ、おまえ信長公なの?」よすぎる。
帰宅した妻とワイン。
採用通知「今日は来なかったね」、連絡しなかったの「今日のところはね」
悲しくなってくる。
「髪、少し増えてきたね」
抜け毛の指摘をした翌日に、治療が既にはじまっている体で妻が話している。
カレンダーの方に目を向けている。
排水溝掃除のあと(もしくは前)で日付がとんでいる! けど地続きのように書かれている。こわい。
はじめ「妻が狂ったのか? そういうホラー?」とちょっと思ったが、そういうことではなさそう。
キーマカレーで繋げてる?
「新田くんのこと」石井僚一
一言
またハゲの話か!? と思ったら違った……。
新田はちょっと変なやつなのかな? からすこしずつ、こいつマジのやつじゃん となっていく感覚がいい。
高橋さんの髪の毛を抜いて並べる場面で、漱石が鼻毛を抜いて書きかけの原稿に植え付ける癖があったのを思いだしました。
頭頂葉は、外界の認識、触覚、空間認知、視覚認知、運動機能などに関わっている
信頼できない語り手的な要素(この語り手は何者なんだ?)と、映画的な要素(構成と、フラッシュバックする過去の場面が頭の中で映像的に再生されること)を感じた。
そう、この作品が語り手が一番怖いと思う。収録順最後にあることでさらに効いてくる。
何度も脱線しながら自分で「戻ろう」って言ってるのがじわじわ怖い。
「髪の毛の話に戻る」ところの使い方が絶妙で、リズムよくイメージが並べられる演出になっている。新田くんの印象が、最初はちょっと神経質なやつだなというところから、徐々にそれをもう越えているなと思わせて、異常さがやがて物質的な外界にまで影響を及ぼすほど滲んでいるのが、好みの展開でした。
脳のくだりは「痛い痛い痛い!」となり、かなりのホラーだった。
こういうパターンのホラーもあるんだ、という感想。自分がホラーを狭く考えすぎだったのかもしれないが、このアンソロジー一冊で随分ホラーって広いなと思わされた。
たのしく書いた。(作者談)
詳細
語り手によると新田くんは初めての出社の日の朝に息絶えていることになるが、職場の飲み会での証言があるので、どれかが嘘ということになる。
髪の毛を全部抜いたら死ぬというのは、実際検証した人がいそうでいなさそうでいそうなフィクションギリギリのラインを攻めていてホラー(都市伝説的な?)でした。
髪の毛の話をするという主題を、「」の用語解説のような叙述で肉付けしながら持続させていて、面白い構成だなと感じました。
p141「ぶにゅぅぃ」
これしかない音だ。
このへんの頭蓋をほじくる表現かなり気持ち悪くてぞくぞくする。
高橋さんに恋人がいるのを知ったときは実際には膝からくずれ落ちてないけど自分の最後の髪を抜いて息絶えるときひざからくずれ落ちたのは紛れもない事実なの、なんかおしゃれ(?)だ。
初出社の日に息絶えた新田
後年に職場の飲み会に出ている新田
後年に刑務所で語る新田
単純に時系列の矛盾っぽい情報にまずは気を取られるんだけど、改めて振り返ると最初の方だと新田くんはなんだか神経質で小心者のイメージだったのが、後半出てくる情報がそれとは噛み合わないというか別人っぽいのも面白い。
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バス停
ゆらのすけとウイング神姫のバス停です。
ちょっとだけバスの旅しますね!
#バス停#busstop #ゆらのすけ #ウイング神姫 #赤穂 #兵庫県
Instagram @ryusons

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2024年の「おっ!」と思った本を思いつくままに(相当なもれはあるけれど)
2024年の「おっ!」と思った本を思いつくままに(相当なもれはあるけれど)
『その昔、N市では カシュニッツ短編傑作選』(マリー・ルイーゼ・カシュニッツ著/酒寄進一訳/装画:村上早/装幀:岡本歌織/東京創元社/Kindle版) 『いずれすべては海の中に』(サラ・ピンスカー著/市田泉訳/竹書房文庫/Kindle版) 『11の物語』(パトリシア・ハイスミス著/小倉多加志訳/ハヤカワ・ミステリ文庫/Kindle版) 『失われたものたちの本〈失われたものたちの本〉シリーズ』(ジョン・コナリー著/田内志文訳/創元推理文庫/Kindle版) 『カモメに飛ぶことを教えた猫』(ルイス・セブルベダ著/河野万里子訳/白水uブックス/Kindle版) 『大いなる眠り 新訳版』(レイモンド・チャンドラー著/村上春樹訳/ハヤカワ・ミステリ文庫/Kindle版) 『P+D BOOKS 夜風の縺れ』(色川武大著/『夜風の縺れ』解題:木下弦/P+D BOOKS/小学館/Kindle版) 『恐婚』(色川武大著/文春ウェブ文庫/文藝春秋/Kindle版) 『友は野末に─九つの短編─』(色川武大著/対談:嵐山光三郎/インタビュー:色川孝子/あとがき:色川孝子/新潮社/Kindle版) 『遠景・雀・復活 色川武大短篇集』(色川武大著/講談社文芸文庫/Kindle版) 『百』(色川武大著/川村二郎解説/新潮文庫/Kindle版) 『小さな部屋│明日泣く』(色川武大著/内藤誠解説/講談社文芸文庫) 『後藤明生・電子書籍コレクション 挟み撃ち』(後藤明生著/アーリーバード・ブックス/Kindle版) 『しあわせの理由』(グレッグ・イーガン著/山岸真編、訳/ハヤカワ文庫SF/Kindle版) 『祈りの海』(グレッグ・イーガン著/山岸真編、訳/ハヤカワ文庫SF/Kindle版) 『ひとりっ子』(グレッグ・イーガン著/山岸真編、訳/早川書房/Kindle版 『モナリザ・オーヴァドライヴ』(ウィリアム・ギブスン著/黒丸尚訳/ハヤカワSF文庫/早川書房/Kindle版) 『カウント・ゼロ』(ウィリアム・ギブスン著/黒丸尚訳/ハヤカワSF文庫/早川書房/Kindle版) 『ニューロマンサー』(ウィリアム・ギブスン著/黒丸尚訳/ハヤカワSF文庫/早川書房/Kindle版) 『ソラリス』(スタニスワフ・レム著/沼野充義訳/扉デザイン:岩郷重力+N.S/ハヤカワ文庫SF/Kindle版) 『来世の記憶』(藤野可織著/装画:濱愛子/装丁:名久井直子/角川書店/Kindle版) 『ピエタとトランジ<完全版>』(藤野可織著/挿絵:松本次郎/講談社/Kindle版) 『青木きららのちょっとした冒険』(藤野可織著/講談社/Kindle版) 『芸者小夏』(舟橋聖一著/講談社文芸文庫/Kindle版) 『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』(川本直著/装幀:坂野公一+吉田友美+島﨑肇則(welle design)/装画:TANAKA AZUSA/河出書房新社) 『好色五人女』(井原西鶴著/田中貴子訳、解説/装画:望月通陽/光文社古典新訳文庫/Kindle版) 『アルマジロの手─宇能鴻一郎傑作短編集─』(宇能鴻一郎著/鵜飼哲夫解説/カバー装画:九鬼匡規「吸血娘 陰 晒」/新潮文庫/Kindle版) 『姫君を喰う話 宇能鴻一郎傑作短編集』(宇能鴻一郎著/篠田節子解説/新潮文庫/Kindle版) 『私説聊斎志異』(安岡章太郎著/講談社文芸文庫/Kindle版) 『水車小屋のネネ』(津村記久子著/イラスト:北澤平祐/装幀:中嶋香織/毎日新聞出版/Kindle版) 『ベートーヴェン捏造』(かげはら史帆著/カバーイラスト・章扉イラスト:芳崎せいむ/柏書房/Kindle版) 『沢蟹まけると意志の力』(佐藤哲也著/Tamanoir/Kindle版) 『人喰い⭐︎頭の体操』(深掘骨著/表紙デザイン・ファイル作成:甲田イルミ/惑星と口笛ブックス/Kindle版) 『世紀末探偵神話 コズミック』(清涼院流水著/本文デザイン:熊谷博人/扉作成:小石沢昌宏/梗概構成:みずさわなぎさ/講談社/Kindle版) 『富士日記 上中下合本 新版』(武田百合子著/巻末エッセイ:武田泰淳、大岡昇平、しまおまほ、武田花/中公文庫/Kindle版)『西荻随筆』(坂口安吾著/青空文庫/Kindle版) 『鮎の宿』(阿川弘之著/講談社文芸文庫/Kindle版) 『春の華客/旅恋い 山川方夫名作選』(山川方夫著/川本三郎解説/年譜・「人と作品」坂上弘/講談社文芸文庫/Kindle版) 『P+D BOOKS 緑色のバス』(小沼丹著/小学館/Kindle版) 『ミス・ダニエルズの追想』(小沼丹著/巻末エッセイ:大島一彦/装幀:緒方修一/幻戯書房/銀河叢書) 『タマや』(金井美恵子著/講談社文庫) 『陽だまりの果て』(大濱普美子著/装画:武田史子「温室の図書館」(エッチング、アクアチント、二〇一七年)/装丁:大久保伸子/国書刊行会/Kindle版) 『まだ、うまく眠れない���(石田月美著/カバー画:beco+81/デザイン:観野良太/文春e-book/文藝春秋/Kindle版) 『ロバート・オッペンハイマー 愚者としての科学者』(藤永茂著/ちくま学芸文庫/筑摩eブックス/Kindle版) 『何かが空を飛んでいる』(稲生平太郎著/国書刊行会/Kindle版) 『バッタを倒すぜ アフリカで』(前野 ウルド 浩太郎著/装幀:アラン・チャン/光文社新書/Kindle版) 『美術の物語 ポケット版』(エルンスト・H・ゴンブリッチ著/田中正之著/天野衛、大西広、奥野皐、桐山宣雄、長谷川宏、長谷川摂子、林道郎、宮腰直人訳/河出書房新社) 『人間臨終図巻 上下巻』(山田風太郎著/徳間書店) 『世界神秘学事典』(荒俣宏編/平河出版社) 『地衣類、ミニマルな抵抗』(ヴァンサン・ゾンカ著/宮林寛訳/まえがき、カバー写真:大村嘉人/序文:エマヌエーレ・コッチャ/みすず書房) 図録『特別展 はにわ』(東京国立博物館、九州国立博物館、NHK、NHKプロモーション、朝日新聞社編集) 図録『特別展「鳥 〜ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統〜」』(日本経済新聞社、日経サイエンス編集) 『バーナード嬢曰く 1-7巻』(施川ユウキ著/一迅社/電子書籍版) 『映像研には手を出すな!1-9』(大童澄瞳著/ビッグコミックス/小学館) 『志村貴子短編集 まじわる中央感情線』(志村貴子著/河出書房新社/電子書籍版) 『青い花 全8巻』(志村貴子著/太田出版) 『放浪息子 全15巻』(志村貴子著/エンターブレイン) 『サードガール 全8巻』(西村しのぶ著/小池書院) 『ファミリー! 全11巻』(渡辺多恵子著/フラワーコミックス/小学館/電子書籍版) 『一級建築士矩子の設計思考1-3』(鬼ノ仁著/日本文芸社/電子書籍版) 『えをかくふたり1 DRAWING BUDDY』(中村一般著/ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル/小学館/電子書籍版)
注)一部、再読を含みます
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百襲姫の恋
百襲姫は正式には倭迹迹日百襲姫と呼ばれ、古代の皇族です。
大物主神と結婚した人でもあります。
この方は、箸墓古墳の被葬者とも言われ、卑弥呼でもあったと言われる人です。
私は竹内睦泰さんのファンなのですが、著者の中で百襲姫は魏志倭人伝に書かれた卑弥呼であり、大物主との神婚譚は結婚して巫女をやめたという意味だと書かれていました。
時代的には崇神天皇の頃で、魏志倭人伝では卑弥呼の後に男王が立ち、国が荒れたと書かれています。
この男王とはだれか、竹内さんは魏志倭人伝に書かれた一人だけ卑弥呼に会える男子(取次をする)がいた、その男子のことだ、と言われています。またその男子は霊的な力を持ち、彼もまた神であったと。(おそらくこの方が竹内宿禰の先祖)
私は先日山野辺の道に行きいくつか回る中で箸墓古墳にも行ってきました。帰りはバスに乗ったのですが、なぜかその最中「魔法騎士レイアース」の結末が頭に浮かんできました。
魔法騎士レイアースはなかよしで連載された子供向けのまんがで、三人の主人公が異世界のお姫様エメロード姫から呼ばれてその世界「セフィーロ」を救うという物語です。
結末としては、悪者とされエメロード姫を監禁していた神官ザガートは、実はエメロード姫を愛し守っていたということがわかります。
実はセフィーロはエメロード姫の「祈り」により世界が保たれる場所で、姫は常にセフィーロのために祈らなければならなかったのです。しかし姫は一番近くにいて補佐してくれるザガートを愛してしまい、彼だけの為に祈るようになってしまった。たから彼はあえて悪者になり世界が荒れたのを自分のせいにした。
姫の祈りが必要なこと、近くにいる神官を愛したこと、姫の祈りをやめたのち国が荒れたこと、共通している部分が多い気がするんです。もちろんレイアースは創作ですから関係ないと言ってしまえばそれまで。
でも箸墓古墳の前をバスで通りながらこのことを思い出すのは不思議な巡り合わせだと思いました。
あの頃の偉い方の結婚は政略結婚だったと思うので、もし思い合っての結婚だったら少し素敵だと思います。だからこそ大物主との神婚単潭が残されたのだと私は勝手に思っています。
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バスからのプレゼント / Gifts from the Bus
自転車で走っている時、バスから大変に心が温まる素敵なプレゼントを貰いましたので、その紹介をします。 When I was riding my bicycle, I received a wonderful gift from the bus that warmed my heart, so I would like to introduce it. 『 姫路にて / in Himeji City 』
昨年、赤穂市へ引っ越した僕にとって、一つ、解決しなくてはならない事があります。それはメインバンクのケアです。 僕は、40年以上に亘って人口 約150万人の神戸市に住み、人口 約275万人の大阪市の中心地・梅田で勤務していました。その為、僕個人と主宰しているNPO法人の銀行口座は 2行の “都市銀行” で 4つの口座を開設していました。しかし、僕が昨年移住した赤穂市は人口 約4万人の小さな街の為でしょうが、都市銀行は無い事は想定外でした。その為、メインバンクにある口座のケアの為に、年に一回のペースですが、赤穂から 約40㎞ 離れた 人口53万人の 姫路市 へ行く必要があり、先日、自転車で行った時の事です。 I moved to Ako City last year, and there is one thing I need to solve. It is the care of the main bank. For more than 40 years, I lived in Kobe City, a city with a population of about 1.5 million, and worked in Umeda, the center of Osaka City, which has a population of about 2.75 million. For this reason, I personally opened four bank accounts with two "megabanks" and used them frequently. However, Ako City, where I moved last year, is a small city with a population of about 40,000, but I didn't expect that there would be no megabanks. Therefore, in order to take care of the account in the main bank, it is necessary to go to Himeji City, which has a population of 530,000, which is about 40 km away from Ako City, and I went there by bicycle the other day. 『 プレゼント / GIFT 』
銀行で正式な住所変更やキャッシュカード再発行の手配を終えた後、午後から、自転車で、現在の住居物件を紹介してくれた姫路市内にある不動産屋さんへお礼の挨拶と、1992年以来、オートバイや自転車の塗装でお世話になっているペイントショップ さんへ 久し振りの挨拶に向かっていた時、その瞬間が訪れたのです。 道路は片側1車線ですが、道路外側には広い歩道があり、歩道と道路の間には割と綺麗で幅のある路側帯があったので、当然、路側帯を時速 30㎞ ほどで走っていました。 多くの車は、僕の横を通り過ぎて行ったのですが、一台のバスだけが 僕を警戒してか、或いは、とても慎重なのか、50m以上に亘って、僕の横をを通り過ぎるのを躊躇していたのです。 僕はバックミラーで後続車の様子を見ていたのですが、バスは通常の路線バスではなく、車体とナンバープレートから、貸切かレンタカーで、あまり運転には慣れていない人だと判断しました。そこで、ボーリングでボールを投げる時の様に、右腕で弧を描く様に大きくゆっくりと回して、指先で「どうぞ、通り過ぎてくださいね」とジェスチャーを送り、バスの運転手の人は安心したのか、僕の横をすっと通り過ぎて行きました。 すると、通り過ぎて 20m も行かない間に、バスのハザードランプが 2度点滅したのです。 明らかに「ありがとう」のサインだったので、嬉しくなった僕は、バスの左ミラーに向かって、右手を大きく上げて振って「こちらこそ、ありがとう」と返しました。きっと、バスの運転手の人も見てくれたでしょうし、大変に心が温まった瞬間でした。

After making various arrangements at the bank, I was on my way to the afternoon by bicycle to say thank you to the real estate agent in Himeji City who took care of me when I moved here, and to the paint shop that has been indebted to me for painting motorcycles and bicycles since 1992 for the first time in a long time. The road is one lane on each side, but there is a wide sidewalk on the outside of the road, and there was a relatively beautiful and wide roadside strip between the sidewalk and the road, so naturally I was driving at about 30 km / h on the roadside strip. Many cars passed by me, but only one bus hesitated to pass by me for more than 50 meters, either because they were wary of me or because they were very cautious. At that time, I was looking at the car behind me in the rearview mirror, but I judged that the bus was not a normal route bus, but a chartered or rented car from the body and license plate, and that it was a person who was not very accustomed to driving. So, like throwing a ball in bowling, I slowly turned my right arm wide and made a gesture with my fingertips, "Please, please pass by," and the bus driver seemed relieved and walked past me. Then, less than 20 meters away, the hazard lights of the bus flashed twice. It was clearly a "thank you" sign, so I was so happy that I raised my right hand wide and waved it toward the left mirror of the bus, and said, "Thank you for this." I'm sure the bus driver saw it, too, and it was a heartwarming moment. 『 繋がり / RELATIONSHIP 』
その瞬間、僕が学生時代に経験したエピソードを思い出しました。 それは、故郷の道を自動車で走っている時でした。道路を並行して走っている国鉄(現在は JR)の線路を、反対側からディーゼル列車が走って来たのです。しかし、その列車の運転手の人は、直前に通り抜けたトンネルで点灯させた前照灯を��し忘れていたのです。そこで、僕がパッシングライトを点滅させて教えてあげると、短い汽笛と一緒に 運転手の人が僕に手を振ってくれたのです。その時の見知らぬ人との心温まる “繋がり” と同じ様に、今回、バスの運転手の人と交わした “繋がり” は、いつまでも僕の大切なエピソードとして残っていくでしょう。 At that moment, I remembered an episode I experienced when I was a student. It was when I was driving on the road of my hometown. A diesel train came running from the other side of the tracks of the Japanese National Railways (now JR), which ran parallel to the road. However, the driver of the train had forgotten to turn off the headlights that he had turned on in the tunnel he had just passed through. So I flashed my passing light and told him, and the driver waved to me with a short whistle. Just like the heartwarming "connection" I had with the stranger at that time, the "connection" I had with the bus driver this time will remain as an important episode for me forever.

でも、何年後か、自動運転の車が増えると、ドライバー同士が何かの機会に挨拶を交わす習慣は無くなるでしょう。それは、相手側が自動運転だった時の気まずさを感じたくないからです。だから、今回のバスの人とは、国鉄の人と同様に、もう2度と交わせないかも知れません。 それは、自動ドアが普及してからは、後に続く人の為に開けたドアを支えたり、荷物を持っている人の為に開ける配慮や、ドアを音を立てずにきちんと閉める習慣が失われてしまった事を見れば明らかです。同様に、駅や高速道路では自動改札や ETC が普及して、ガソリンスタンドやスーパーではセルフレジが普及し、人と人とが直接触れ合う “繋がり” の機会が失われています。 そして、人工知能・AI が一気に普及し始めた現代では、ビジネス業務の多くを個人の能力に頼らず、AI 経由で間違いの無い平均的な対応ばかりになり、電話に出た会社の人は AI だったという事は驚きにもならない程、人と人が “繋がり” を持つ機会は間違いなく減っていくでしょう。 それでも、僕はそれを懸念していませんし嘆いてもいません。なぜなら、人が人として生きていく為には人との “繋がり” は欠かせないので、 “繋がり” の機会は形を変えて残り続け、“繋がり” を求める人も決して減らないと信じているからです。 だから、僕は、これからも人との “繋がり” の機会を大切に生き続けていきます。そうすれば、間違い無く、素敵な出会いはあり続けるでしょう。 But in a few years, as the number of self-driving cars increases, the habit of drivers exchanging greetings with each other at any opportunity will disappear. That's because you don't want to feel awkward when the other side is self-driving. Therefore, I may never be able to interact with the people on the bus this time, just like the people on the JNR. Still, I'm not concerned about it, and I'm not lamenting it. This is because "connection" with people is indispensable for people to live as people, so we believe that opportunities for "connection" will continue to exist in different forms, and that the number of people seeking "connection" will never decrease. That's why I will continue to cherish the opportunity to "connect" with people. If you do that, there will be no doubt that wonderful encounters will continue to occur.

しかし、事態が急変しました。 横を通り過ぎて、前方 50mを走っていたバスですが、その前方の信号機が 赤 に変わってしまったのです。このままでは、路側帯を走っている僕は、信号待ちでバスの横に並んでしまう事は確実です。大きく手を振った分だけ、なんとも恥ずかしく気まずい(?)状況が見えてきました。そこで、まるで「ここが目的地ですよ」という風に、次の路地を左に曲がって時間稼ぎをしたのです。はい、僕は恥ずかしがり屋の小心者です。 However, the situation changed suddenly. The bus was running 50 meters in front of me, but the traffic light in front of me turned red. If this continues, I, who am running on the side of the road, will surely line up next to the bus waiting for the traffic light. As much as I waved my hand widely, I felt embarrassed and awkward (?). The situation is now visible. So, as if to say, "This is my destination," I turned left at the next alley to buy time. Yes, I'm either shy and small-minded.
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2023年7月22日(土)

今日から私は夏休み。もちろん、来週も学生たちには補講や試験があり、私も週3回は出勤するのだが、前期の業務が終わった解放感は<夏休み>としか表現できないものなのだ。第4土曜日なので<使用済み天ぷら油回収>業務、7時30分に幟とタンクをセットし、10時に業者が回収に来ると撤収する。隔週に届く契約農家からの定期便、大きなスイカが入っていてびっくり。そして午後から<夏休み文楽特別公演>の初日、第2部を楽しんだ。いやぁ、夏休みっていいなー!

3時起床。
日誌書く。
二度寝する。

朝食は素麺にひきわり納豆トッピング、そば湯はないので豆乳をいただく。
洗濯1回。
天ぷら油回収の用意。

三重県紀北町・奥川ファームから隔週に届く定期便、今回は大きな西瓜があったので2個口で届いた。
手打蕎麦を冷凍する。
トウモロコシを茹でる。
トウガラシを酢に漬ける。
酢タマネギを仕込む。
半熟酢卵を漬ける。
早めのランチは届いたばかりの手作りパン、ツレアイは和服に着替えて文楽劇場へ。

今日が初日、席は下手側の最前列、床は見えにくいが人形の動きは目の前で楽しめる。
第2部 【名作劇場】 午後1時30分開演 通し狂言 妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん) 四段目 井戸替の段 杉酒屋の段 道行恋苧環 鱶七使者の段 姫戻りの段 金殿の段 入鹿誅伐の段
4月公演の続き、太夫も三味線も若手が何名か登場した。最後の<入鹿誅伐の段>は文楽劇場では初めてとのこと。今回は座席のこともあって、勘十郎さんの人形が圧巻だった。柔らかさと力強さを兼ね備え、彼の人形の動きが舞台全体を支配しているかのようだ。
終演後、いつも通り桂駅の<御膳>で揚げ物を購入して帰宅する。
ココがほとんど食事していないとのことで、ツレアイと3男が点滴の処置をする。

手抜きの食事だが、これはこれで美味しい。
テレビでは祇園祭(後祭)の宵々山の生中継、前祭と後祭、山鉾巡行と神輿渡御の意味あいなど、さすがにNHKは(この手の番組では)内容がしっかりしている。
とは言え、このところ朝が早く、ワインもだいぶ進んだので終了前に睡魔到来、リビングの椅子の上で寝てしまった。
片付けを終えたツレアイに起こされて入浴、体重は一昨日と変わらず。

今日は電車とバスの移動だけなのでこんなもの、水分は1,394ml。
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