#瞑眩
Explore tagged Tumblr posts
Text
6/8(土)
気を張る6連勤明けだったのでおもしろいほど寝られた。体も水を吸ったように重い。
14時過ぎに少しだけ持ち直してお花屋さんへ行く。白い紫陽花と、レモンイエローのカラーと、お店のお姉さんにオススメされたなんだか分からない白い蕾のついたグリーンを買う。お花の名前は覚えられてもグリーンの名前は全く覚えられない。なぜならグリーンは好みではないから。
お家に帰ってこれは寝ておいた方が良さそうなだるさだなと思ったのでまた昼寝だか夜寝だか中途半端な時間に2時間ほど眠る。初夏の光を浴びながら眠るのは心地よい。午睡とはいい言葉。
21時におばあちゃんから電話があって、明日曽孫達がじゃがいも堀りに来るから礼ちゃんも来るかと誘わ���、甥姪会いたさに二つ返事をして電話を切った後、芋掘りできるような服も靴も無いことに気づく。私は一張羅しかもたないと決めているのだ。急いでユニクロとGUをGoogleマップで検索してみるも、全て閉店していて、ですよねーと思いながら眠りについた。明日開店と同時にユニクロかGUに駆け込もう。
6/9(日)
朝5時半に起きたら昨日買った紫陽花が既に萎れててショック。水切りが上手にできてなかったのだろうか。気を取り直して、スキンケアを入念にし、ラジオ体操第一も第二も踊る。毎回迷うのだけどラジオ体操は踊るであっているのだろうか。する?
ちなみに大人になってからラジオ体操第二をやったことない人、ぜひやってほしい。三半規管めちゃくちゃになって目眩が起きるプログラムになっている。
最近の私は超健康なので夜は22時半には寝て、5時半には起きている。休みの日も。その代わり休みの日は15時までならどれだけお昼寝しても良いスタイルだ。
朝一の予約でマツエクサロンへ行って、お姉さんと筋トレをするなら夜よりも朝という話を聞いて激しく同意した。お風呂上がりのマッサージとか推奨されてるけど、夜はとにかくお風呂上がり以降の工程が多いから、プラスアルファは継続できない。体動かす系は朝に限ると思っている。気持ちもすっきりするし目が覚めるし。
マツエクを終えた後、おばあちゃんに今から服と靴買って向かうと言ったら、一式貸してくれるとのこと。ありがたい。
おばあちゃんの家に着いたら既にカッパを着た甥と姪が待ち構えていて小さい子供のカッパ姿ってなんてカワイイんだろうとときめく。
ジャガイモは面白いぐらい獲れた。私は田舎生まれ田舎育ちで甥姪と同じように収穫を手伝ってきた身なので変な色の芋虫も大きいミミズも何も怖くなく、子どもと一緒にはしゃげてよかった。ゾッとする昆虫、クジャクヤママユぐらいだと思う。
おばあちゃんの作ったお昼ご飯を食べて、甥と姪とオセロをやる。兄がひたすら私の容姿をいじってきて、兄って兄にしておくには本当に本当に嫌なヤツだよなあとしみじみ傷つく。
紫陽花が一日で枯れた話をしたらおばあちゃんが庭の立派な紫陽花を一輪切ってくれた。義姉も便乗してあれもこれもと色んな品種を切ってもらっていた。残ったおかずも好きなだけ持って帰りなと言われたので、義姉から先にどうぞと譲ったら大量にあったエビフライ全部持ち替えられてウケた。私に残されたおかずはからあげ2個。あの兄が選ぶ女。そしてあんな性悪男と上手くやれてる女。娘が2人もいるのに信じられないような言葉で妹の容姿を野次る旦那と一緒に笑ってられる女。なんてお似合いな夫婦なんだろう。
図書館で借りていたムーミンの返却期限が迫っていたので本を返して続きを借りる。
いい歳して容姿批判ぐらいで傷つくのもどうかと思うけど今朝見た紫陽花のように気分が萎れてしまったのでさっさと寝る。
6/10(月)
急遽先輩と約束してた飲みをドタキャンされ朝から萎える。仕方ない理由だとしても飲む気分でいたから。
でもまあ1人で飲みに行けばいっかとさっさと仕事を終えて飲みに行く。仕事終わりのビールってなんでこんなにおいしいんだろう。1人だど飲むペースが早くなるので千鳥足で帰る。本当に人って酔っ払うと千鳥足になるんだな。
家に着いて、勢いのままシャワーを浴びる。本当は服用中なのでお酒を飲んではいけないのだけど、酔っ払った頭で飲んでも良さそうな薬だけピックする。
お酒のせいか体がぽかぽか熱くてクーラー21度にして寝る。3時ぐらいに震えながら目が覚めた。
6/11(火)
縁を切るために京都へ行こうと諸々予約したけど、縁切り参りは今までくらってきた代償が大きすぎるので予定を変えてオススメしてもらった苔寺へ。方向音痴すぎてやっとの思いでバスに乗るも、バスの中がびっくりするぐらいうるさくてびっくりした。例えばクラブやフェスなんかなら声を出していきたいけど、公共交通機関や美術館は多少静かじゃなきゃ嫌派である。外国の方ならしょうがないかなと思うけど聞こえる言語は全部日本語だった。イヤホンを耳に突っ込み、エンドレスでHidetake Takayamaを流しておく。まあきっとみんな嵐山で降りるんだろうなと思ったら終点の苔寺まで一緒で、マジ?静かにできる?と心配になった。
写経もお寺も素晴らしかったのだけれど、基本道が狭いので道の真ん中で一眼とか構えられるとげんなりしてしまう。私が嫌いなもの、暑さ、人混み、乗り換え、道の真ん中で立ち止まる人、容姿弄りがおもしろいと思ってる人、エビフライをぜんぶもって帰る人、である。
私は写真を全然撮らないし、写真ではなく記憶に残しておきたい派なので、人がいないスポットを見つけ��はほう、っと立ち止まる。絵画を見るような感覚。
ピリピリ音を鳴らした携帯で仕事の対応を結構大きな声でしていたおじいちゃんのことを、隣のベンチに座っていたたぶんヨーロッパ系の女性が電話終わるまでサングラスを少しずらしておじいちゃんをじっと見つめていたのが良かった。彼女の隣に座っていた多分旦那さんは目を閉じ瞑想をしているようで、これが正しい苔寺の楽しみ方だろうなと思う。次来る時は絶対朝一でくると誓う。
せっかくなので近くの鈴虫寺にも寄る。平日だからか私が苔寺を人の3倍ぐらいのスピードで回ったからなのか分からないけどあまり待たずすんなりと前の方に座れた。
人が待ってると思うと緊張してあんまり上手にお願い出来なかったけど、お礼参りに来る時は絶対タクシーで来ようと誓った。
あんまり食欲ないなあと思いつつ、朝から水以外とってなかったので前から気になってたお店へ行ってみる。カウンター席に通されたけど、店員さん達がマジであけすけな話をしてて笑った。定食はほっこりおいしく体が喜んでる、と思った。
本当はもっとゆっくり京都を堪能する予定だったのだけど、とにかく暑いし人は多いしでほとほとに疲れ予定よりうんと早い新幹線に乗って帰る。人身事故が多発し、結局名古屋で足止めを食らったけど、重いの我慢してムーミンの小説もってきてよかったな〜と思いながらムーミンを読んだり寝たり自由に電車内で過ごす。結局電車が動いたのは1時間半後だった。
一度コロナがはじまったばかりの頃、縁切りしたすぎて京都へ行ったけどめちゃくちゃ空いててよかったな。静かな時に行きたい。静かな京都なんて存在しないだろうけど。
後輩の結婚報告を受けて、もう年下も結婚していく年齢になったのだなあとしみじみした。
25 notes
·
View notes
Text
Hakoniwa no Coral [koyori / Denpol-P]
Special thanks to Sniff (Arvon Orven) for a first look at the lyrics.
Please feel free to use these with due credit or to inform me of mistakes! The official lyrics are in the description of the video linked below.
Kanji and romaji under “Read More.”
Miniature Garden’s Coral
I picked up the future that washed up on the sandy beach To piece it together And so, its brilliance Cast a shadow over this place
I keep on walking without discerning why, Grasping onto something that felt so fluttery And somewhat daunting
After my every single breath Turned into a sigh, I indulged a little in the sound of the waves
Right where the blue sky ends and the night sky begins, I was about to succumb The blurry coral remains tinged with orange Am I able to go on singing this song?
I stretched my hands out to the bottom of the sea Because somebody had told me That therein lied what I was lacking
Even if I covered my ears, I'd still be able to overhear it, So I locked up and shut my eyes
Drifting at the mercy of my dreams Is an indelible stain I want to dilute I was diving into the deep Suffering, agonizing and in pain, putting the blame on somebody else I'll just keep on sinking, unable to sing this song
I seized the wavering Shadow from that day with my cold hands
Right where the blue sky ends and the night sky begins, I was about to succumb The blurry coral remains tinged with orange For me to be singing this song...
Would that be alright?
If wishes went unfulfilled, a world couldn't have started In which I had come to meet you The miniature garden's coral remains dazzled by the future I'll show you a smile by singing this song
砂浜に流れ着く未来 拾い集めて繋いでく それはきらきらで 此処に影を落とすの sunahama ni nagaretsuku mirai hiroi atsumete tsunaideku sore wa kirakira de koko ni kage o otosu no
解らないまま歩いてる ふわふわとした何かを抱えて 微かに怯えている wakaranai mama aruiteru fuwafuwa toshita nani ka kakaete kasuka ni obiete iru
息を吸っても全部 溜め息になったから 少し波音に甘えた iki o sutte mo zenbu tameiki ni natta kara sukoshi namito ni amaete
青空の終わりと夜空の始まりの間で 私は押し潰されそうになった 曖昧なコラルは橙に染まっても尚 この歌を歌って 私 進んでいけるかな aozora no owari to yozora no hajimari no aida de watashi wa oshitsuburesaresou ni natta aimai na koraru wa daidai ni somatte mo nao kono uta o utatte watashi susunde ikeru kana
海の底に手を伸ばした 足りないものが其処にあるのだと 誰かが言っていたから umi no soko ni te o nobashita tarinai mono ga soko ni aru no da to dareka ga itte ita kara
耳塞いでもどうせ 聞こえてしまうから 鍵を掛けて目を瞑った mimi fusaide mo douse kikoete shimau kara kagi o kakete me o tsubutta
夢のまにまに漂っては 消せない染み薄めたくて 私は深く潜っていってしまった 苦しくて辛くて悩んで誰かの所為にして この歌を歌えないままで沈み続けるだけ yume no manimani tadayotte wa kesenai shimi usumetakute watashi wa fukaku mogutte itte shimatta kurushikute itakute nayande dareka no sei ni shite kono uta o utaenai mama de shizumi tsuzukeru dake
揺ら揺ら あの日の影が冷たい手を掴んだ yura yura ano hi no kage ga tsumetai te o tsukanda
青空の終わりと夜空の始まりの間で 私は押し潰されそうになった 曖昧なコラルは橙に染まっても尚 この歌を歌って 私 aozora no owari to yozora no hajimari no aida de watashi wa oshitsuburesaresou ni natta aimai na koraru wa daidai ni somatte mo nao kono uta o utatte watashi
良いかな ii kana
叶わない願いなら世界は始まる事も無くて あなたに出会う事も無いままで 箱庭のコラルは未来に眩んでも尚 この歌を歌って 私 笑ってみせるから kanawanai negai kara sekai wa hajimaru koto mo nakute anata ni deau koto mo nai mama de hakoniwa no koraru wa mirai ni kurande mo nao kono uta o utatte watashi waratte miseru kara
#translation#project sekai#colorful stage#vocaloid#virtual singer#kaito#wonderlands x showtime#wxs#tenma tsukasa#otori emu#ootori emu#kusanagi nene#kamishiro rui#hakoniwa no coral#koyori#denpolp#denpol-p
8 notes
·
View notes
Text
ordinary days | Gentaro Yumeno
This story is unlocked through purchasing 'CARD STORIES' in the ARB shop.
CLICK READ MORE TO VIEW THE EVENT STORY
CHAPTER 1
SCENE: Cafe Hana Kasumi. Gentaro watches those around him
GENTARO
・・・
あちらを歩いているのは、男子大学生・・・。3限目に遅刻しそうなのか、やや足早だ
あの席に座っているのは会社勤めの女性もう2時間もコーヒーを飲んでいる。打ち合わせと称したサボりでしょうか
・・・ふぅ、中々案外が浮かびませんね
…
The person walking over there is a male college student, somewhat quick on his feet, as if he’s running late for 3rd period.
The woman sitting in that seat works in an office and has been drinking coffee for two hours. Might she be skipping a meeting?
GENTARO (THINKING)
(次の作品ジャンルは久々のミステリー。主人公の設定でこれほど躓いてしまうとは)
(主人公は物語の要。今回はどのような人物を描こうか・・・)
(The next genre to look at is a mystery that’s been a long time coming. I didn’t realise that I’d run into trouble when setting up the protagonist.)
(The protagonist is the key to the story. So what sort of character should I write this time…)
[ GENTARO’s phone goes off ]
GENTARO
編集からメール・・・
An email from the editor…
GENTARO (THINKING)
(ふむ、打ち合わせの日程調整か・・・。候補日がなかなか直近ですね)
(原稿の締切はまだ先ですが、打ち合わせまでにプロットは固めておきたいところ)
(・・・とはいえ、無理にアウトプットしようとして、出てくるものでもありませんえ。少し脳を緩めるとしますか)
(Hm. Scheduling a meeting… and the proposed date is quite soon.)
(The deadline for the manuscript is still quite far off, but I’d like to have a solid plot by the time of the meeting.)
(... But it won’t just flow out if I try to force things. Let’s try to relax my mind a little.)
[ GENTARO shuts his eyes ]
GENTARO (THINKING)
(・・・視覚情報も遮断してみましょう)
・・・・・
・・・すぅ
(...And block out visual stimuli as well.)
…
…Snzzz
[ GENTARO eventually falls asleep ]
CHAPTER 2
GENTARO
・・・ん
…Mm.
GENTARO (THINKING)
(・・・少し目を瞑るだけのつもりが眠ってしまったようですね・・・)
(ずいぶんと妙な夢を見たような・・・)
(... I thought that I was just going to meditate upon it for a while, but I must have fallen asleep…)
(And I had quite the strange dream…)
GENTARO
・・・何かの役に立つやも知れません。文字に起こしてみるとしましょう
…This may be of some use. Let’s try and put this to paper.
[ GENTARO puts on his glasses and starts to jot notes down ]
GENTARO
あれは新刊の打合せ終わり・・・急用だと電話で呼び出された小生は乱数の事務所を訪ねた
チャイムを鳴らす。ほどなくして中へ呼ばれると、そこには先客がー・・・そう、同じく乱数に呼び出された帝統の姿がった
遊ぼうと騒ぐ乱数、金の無心をするギャンカス男・・・よく見た光景にも関わらず、どこか違和感を覚える
モヤモヤとした想いを抱えながらも、小生は誘われるまま、缶蹴りをするために裏山へ向かう・・・
獣道を道み、シブヤの街を見下ろせるような山の頂に到着する。その一帯には雑草の1本も生えておらず、何もない
まずは小生が鬼を務めることとなり、乱数がが持参した空き缶を置いた。そして、しゃがみ込んで目を閉じる
1,2,3・・・10と数えて目を開ける。そして缶を蹴られまいと片足を缶に乗せると、突如眩光が降り注いだ
身体が動かない・・・これは一体―?目だけを必死に動かしてみると、乱数と帝統が歩み寄ってくる
2人が空へと手を掲げると、ぐるりと天地がひっくり返った。重力の理に反して小生の体は宙に浮かび、光の発生源へと吸い込まれていく・・・
成も術もないまま地面を見下ろした小生はようやく違和感の招待に気がつく。乱数と帝統の頭頂部にはアンテナのようなものが生えていたのだ。
察するに2人の正体は乱数と帝統に擬態した宇宙人。正体に気づくと同時に、小生を見上げる2人の目が怪しく歪んだ―!
そして―小生は目を覚ましたのでした
・・・
It was the end of a meeting for the new novel… I was called for an urgent matter and visited Ramuda’s office.
I rang the doorbell. When I enter shortly after, there’s a guest with him… yes, it’s Dice who was also summoned by Ramuda.
Ramuda called the gambler over to play, who in turn begged for money. Despite how many times I’ve witnessed this scene, something feels off about it.
With a clouded mind, I jumped at the opportunity to head for the backwoods mountains when I was invited.
We follow the animal tracks and arrive at the peak of the mountain, overlooking the town of Shibuya. Not a single weed grows in the area. Nothing at all.
First, I was to play the demon, placing an empty can down that Ramuda had brought. Then I squat down and close my eyes.
I count down - 1, 2, 3… to 10, and open my eyes. Then as I prepare my guard foot to prevent it from being kicked, a dazzling light suddenly bears down upon us.
I can’t move my body… What in the world is this? I struggle desperately, only being able to move my eyes, as Ramuda and Dice walk up to me.
When the two lifted their hands to the sky, and the sky and earth were turned upside down.
Against the laws of gravity, my body was lifted into the air and beamed up into the source of the light…
I struggle, looking down helplessly at the ground, and realise why I had felt so discomforted.
Upon observation, there appears to be antenna stemming from atop Ramuda and Dice’s heads.
As I guessed, the two were aliens who had disguised themselves as Ramuda and Dice.
As soon as I realised who they were, the eyes of those two men looking up at me became distorted!
And then I woke up.
GENTARO (THINKING)
(荒唐無稽すぎますね。シブヤに裏山などありませんし)
(・・・ですが、王道のミステリーを描よりもSF要素を含めたほうが楽しめるかもしれません)
(It’s too absurd, isn’t it? There’s no such thing as ‘backwoods mountains’ in Shibuya.)
(...But it might be more fun to add elements of science fiction than to portray just a mystery.)
GENTARO
ふむ・・・
Hm…
GENTARO (THINKING)
(世界観設定から考え直してみるとしましょう)
(Let’s rethink this from the worldview setting)
GENTARO
すみません、コーヒーをお願いします
Excuse me, one coffee please
WAITER
かしこまりました
Yes, sir.
GENTARO
どのような作品になるのか皆目見当もつかませんが・・・描楽しみがあるというのは作家冥利に尽きますね。
I’ve no idea what kind of work this will be but… it’s the writer’s delight to have the pleasure of actually writing.
[ STORY END ]
_ _ _ _ _
You can view all my translations for Tokyo Revengers: Puzzle Revengers & Hypnosis Mic: Alternative Rap Battle in my discord: HERE.
16 notes
·
View notes
Text
2024.1.6sat_tokyo
鳥の声で目が覚めた。ちゅんちゅんちゅん。こんな朝の起き方理想的すぎないかと思うのだが、朝、雀がめっちゃ庭に来る。ちゅんちゅんちゅん。
と言っても今は10時、正月の名残ということで昨日はわざと目覚ましをかけずに寝た。わざとじゃなく1月3日は目覚ましをかけ忘れて、新年最初のイベントには遅刻した。
昨日も朝から稼働した担当イベントの後に23時までコワーキングのラウンジでご飯も食べずに仕事した。えらい。帰ってから夜中に能登のニュースをずっと見てしまったので眠い。昨日は好きな人たちとたくさん話したし、地味に疲れて本当に体が動かないので、2度寝する。 11時にむくっと起きる。昨日水につけておいた小豆を炊く。大きい小豆のお汁粉大好き。いつも一応ちゃんと飾るお飾りも鏡餅も、なんだか気持ちが乗らなくてできなかったので、鏡餅用に買った餅を飾らないまま焼く。切り込みも入れたのに、ちくびみたいなお餅が焼けてしまった。おもろいな〜。
来週は甲府にも行くし(楽しみにしてた天然ラジウム増富温泉・不楼閣にいく!)、夜もずっと予定があるので、今日明日はいろんな仕事を終わらせておきたいので頑張る。
15時、また動けなくなって地面に横になる。布団は危険だからだめ。こんな日は結構珍しいのだが、頭が考えることでパンクしてるのも影響してる気がする。無理すぎる。目を瞑る。考えることがたくさんある。GAZAのこと、戦争のこと、能登半島のこと、自分のこと、家族のこと、仕事のこと、近い未来のこと。
こういう時は音楽も、映画も、色々を見るのがキャパオーバーで難しくなる。なので家で作業する時はずっと無音。だけど、写真だけはみたい気がしていて、写美で始まったホンマタカシさんと、 松蔭美術館の牛腸茂雄さんや瀧口修造さんの展示は見逃さずに行きたいとぼんやり思う。
身体は地面に垂直のまま、石川県輪島市の知人である漆工の桐本滉平くんのインスタのストーリーをチェックする。今回の地震で、代々守られてきた、明治時代に工房として建てられた自宅が全壊全焼したと投稿していた。リアルな景色に目を覆いたくなるけれど、ニュースでは得られない、桐本くんのまさに今を切り取っている投稿を見ながら、今できることを考える。といっても寄付くらいしかできないのかもしれない。でも、こうやって遠くでも想うことができること、情報が共有できる時代というのは、本当に希望も多くある。 桐本くんは元旦から今もずっと、輪島の未来や、会ったことのない誰かを救うために、全力で動いていて、避難所のこと、道のこと、今この瞬間のみんなが必要な情報をSNSで発信し続けている。きっと本当に多くの人がこの���稿に助けられている。
私の1/1の16時6分は、埼玉のおばあちゃんちで10数人の親戚一同で集まっている時だった。お寿司を食べて、ビンゴ大会の手前でこの地震が起きた。まずはじめに私の携帯が聞きたくない大きな音で鳴った。その30秒後くらいにみんなの携帯が鳴って、すぐ地震が起きた。自分の携帯にはYahooの災害アプリが入っていて、画面には36秒後に地震が起きますと書いてあった。たった30秒だけれど、みんなの携帯とは30秒の差があったのだった。親の携帯にもアプリを入れなければ。そのままテレビをつけて、地震の情報を流しながらみんなで過ごした。私はXを見ながら地震や津波の情報を集めまくる。石川県には大事な友達たちもいる。途中お母さんが、血圧が高めで眩暈がすると横になりに寝室に行ったが、私は変わらず画面に張り付けになっていて、横にいたいとこの旦那のわたるくんが「ニュースも気になるけど僕は寝室の方が心配だよ」と言ってくれて、まさに…と思って、寝室に様子を見に行った。気持ちを落ち着かせながらその場にはいたけれど、帰る前に寝てた身体を起こして、お母さんから渡された”幸せが訪れますように”と書かれた封筒には3万円とビール券が入っていて、北の国からの泥だらけの1万円札くらい使えねえよ…………………………。とか考えながら、帰宅する電車の中でいろんな気持ちになり小さくバレないように泣いてしまった。
地震のSNSのこと。尊敬する、信頼する人たちからの情報はなるべく信じたい。そうなのだけど、発信をすることについて、映画監督の枝さんが信憑性の話をしていて、シェアができない、というようなことをSNSに綴っていた。良心を騙すような、いろんな詐欺も起きていて、ちゃんと調べてから行動したいと思いつつ、今は瞬発力なのではと思ったり、寒い季節がやってくるよなあと、頭がごちゃごちゃする。寄付について考えているとき、わざわざの平田はる香さんが「被災地に感情移入しすぎて普段の生活を失わないように。寄付はできる範囲で継続的に。1万円を一回より千円を10回百円10回でも。長期間にわたって支援しよう」と書いていて、まさにそう、1回で満足しないで、何度でも、と頷いたり。でも、自分の暮らしもちゃんとしなくちゃとか、ぐるぐるする。
ガバッと起きて、下北沢ボーナストラックに向かう。自転車で10分ちょっと。ギャラリースペースではカレンダーマーケットが開催中で、友達や自分がお誘いした出店者さんがいるので、挨拶をしに。到着してすぐにミヤジが良いカレンダーを案内してくれておもろい。ビール飲んで、ゲラゲラしながら、出店中のヤマグチナナコちゃんと、SAITOEさんに阿部龍一ブースの良さを発表して満足する。阿部の作品や思考は本当に素晴らしい。
同施設内にあるキッチンスペースでは、今日は養生家の鈴ことさなえさんと、mizudoriのまみさんが出店していて、場所を管理しているりさPが、紹介したいと言って連れて行ってくれた。以前山梨の0-siteで開催されたイベントで、ちまきとホットワインを購入したことがあって、さらに昨年末にeatrip soilで開催のイベントでも見かけて気づいてくれていたらしく、その話もしつつ嬉しい再開。美味しい白味噌の雑煮と、出汁割り、おこぼれで微発泡の日本酒、出汁もご馳走になる。残り福。身体にあったお出汁や日本酒のことをお話しして、一息つく。ほっとする。今年一緒に何かやりたいな〜とお話する。嬉しい。
続けてラウンジで残って仕事をしようと思ったけど、真っ直ぐ帰宅する。��り道、怒鳴りながら自転車を漕いでる人がいて、「こわ〜」と思いながら、私が動線を塞いだようになった瞬間に(絶対に悪くない)罵倒されてしまったが、心を無にして道を変えたら、矛先がなくなったからか、さらに大きな声で背中越しにまた罵倒された。さらに無になって大きく深呼吸して、「あの人にもあの人なりの理由があるのだ」とほんの少しだけ思考して、記憶装置から抹消した。毎日いろんな人がいろんなことを抱えて生きてる。
さっきお雑煮食べたので、夕飯は野菜だけのサラダにする。菜の花が美味しいよ〜。そのまま残った仕事をしながら、明日も担当のイベントがあるので早く寝なくちゃとお風呂に入ろうと思ったところ、建築集団 々の野崎将太さんが、インスタライブをしていたので開く。実際に野崎さんは地震が起きてすぐに被災地に向かっていて、現地で簡易トイレを作ったり、生のその日の様子をレポートしつつ、今何をするべきなのかを投稿に残していた。野崎さんとは1回しか会ったことがないけど、仲の良い友人たちが信頼している人で、場作りも含めて作る建築は本当にかっこいいなあと思う。人としても。今回はあやおさんという実際に被災をした方と話す機会を設けていて、報道やSNSで流れていることと、実際に体感したことの違いや、これから起こりえること、今実際に起きていることなどを話していた。現状、今は被災した家に侵入する盗難が多発しているらしく、家を守るために車中泊して見張っている人も多くいるという。被災地が渋滞になるから、ボランティアに来ないでくださいという投稿もよく見るけれど、実際緊急物資などは、一般の人が通れない大きな道を使っているので、現状実際には関係ないこと、スカスカの道もあること、言ってるようにすごく渋滞している道もあること、だけどそれは明日にはわからないこと、被災地には本当に若者がいないことなどを丁寧に話してくれた。これから雪深くなり、外に出れていた人が避難所の中だけで過ごすようになることでのストレスのことなど、本当に今起きていることを話してくれていた。
あと、桐本くんが、地震直後、楽天モバイルだけが使えたことや楽天のキャリアが一番先に避難所に到着して救われたことを書いていて、忘れないようにしようとか。災害メモ作らなきゃとか。色々また巡ってしまい整理する。野崎さんは、阪神淡路大震災の時の経験が、今回の行動にもつながっているというようなことを話していた。身近な友達のアグネスも阪神淡路を経験していて、出かけるときはコンセントを全て抜くと話していた。私は3.11の時も京都に住んでいたので、大きな地震は経験したことがない。
��風呂に入った後に、GAZAのことを発信してくれている波田野州平くんのストーリーもチェックする。自分じゃ拾えない情報を集めてくれて、ずっと発信してくれている。戦争も本当にやだよ。自分にできることも考えるけど、もうちょっと勉強をすることもしなくては。自分は無知すぎる。 (そういえば1/13-19まで下高井戸シネマで2019年作の「ガザ 素顔の日常」という映画が上映される!見なければ)
お正月に起きたいろんなこと、秋から続く悲しい出来事、全部ぜんぶ終わりますように。願うし、動きたいし、できること考えたい。でも、まずは自分が悲しくなって倒れないように、心のケアもしつつ。メディアからも距離をとることをちゃんとして、一人で考えないで、隣の誰かと話すこと。会話して安心すること、みんなが考えてることを知ること。何もできなくてもちゃんと想ってるだけでもいいと思う。あとテンション上がりすぎないように、ちょっと落ち着くこと。余裕が無くならないように、自分のことも考えること。深刻になりすぎないように日常を過ごすこと。この日記も、そういう安心の場になるといいなといつも思う。日常をみんなに綴ってもらえるというかけがえのないこと、を、続けたいです。
元旦から文章にしたくて、自分の番じゃないけど日記を書いてしまいました。こんなことを考えながら、1m以上ある立派な泥ごぼうを夜中に炊き、ホクホクのごぼうができたよ。うまいです。幸せ。明日は楽しみにしてる新年会もあるのです。みんなに会えるの嬉しい。おやすみなさい。
-プロフィール- 鷹取愛 東京 山ト波
4 notes
·
View notes
Quote
お久しぶりです 生きていますが、3ヶ月前からビジュアルスノウという難病を突然発症してしまい、現在絵が全く描けない状態になってしまいました…正直生きていることもつらいくらいで、確立した治療法もなく途方に暮れています…本当につらすぎてどうにかなってしまいそうです visualsnow-japan.com/symptoms 目を瞑ってもずっと砂嵐が見えていて、目を開けていてもずっとずっと目の前がチカチカしています 光がとてもまぶしく、車のヘッドライトはスターバーストして見え、反射が眩しくて目を動かすと残像がついてきます… 3ヶ月間仕事も休職し療養していますが、精神的にも限界にきてしまっています もう将来に不安しかなくて…いつか目が見えなくなってしまうかもしれない…どう生きたらいいかがわかりません… 知名度がなさすぎて難病指定もされてません… 白い紙もチカチカしてるのでつらくて…ごめんなさい本当にギリギリです
Xユーザーの雨 多忙さん
2 notes
·
View notes
Text
なにか始まるんじゃないかというくらい明るくて眩しい、私が連日昼過ぎ迄眠っていたせいかもしれない。少し遅めの通勤電車に座ると、後ろから差す光が後光みたいで気持ちよくて、あれってあたたかいのかもしれないななんて思った。目を瞑ると、前にある大きい窓から光が流れてきて、その明るい瞬間が飛び飛びに眩しくて、記憶が流れているみたいだった。知らない人が作ったサカナクションのプレイリストを大音量で流すととても気持ちが良くて、自分が特別になったように感じた。まずは明日も朝に起きれるだろうか。前から気付いてはいたけど最近自分には日光が必要だと感じる。快速列車を見て子供に手を降らせようとして子供よりも手を振ってる母親が良かった。(2023-03-09 09:45)
アルバイトがめちゃくちゃ忙しくて酸欠だからなのか水分不足だからなのかめちゃくちゃ頭が痛くなってしまった。吹奏楽部だったのに息をちゃんと吸って吐くのが下手だ。お店がテレビや雑誌の取材を受け人気になってきたところなのにアルバイトを丁度やめる人が何人かいてしわ寄せが来ている。来週は4連勤になるかもしれない。どうしようもなくチャイが飲みたくなったけれどスタバが閉まっているのもあってコンビニに寄って1番安い甘いカフェオレを買った。スタバどころかコンビニも毎日行ける余裕はない。最近は疲れると無性にチャイが飲みたくなるがスパイスが本当に効いているのかもしれない。良くないと思いつつ、財布に入れているイブをカフェオレで流し込む。飲み合わせが悪いと死に至るとか聞いたことあるけど大丈夫だろうと変に受け入れた。チウチウストローを吸いながら駅まで歩くと、客引きの副流煙がしつこくて手で払いそうになった。道路脇に停まっていたパトカーの赤いランプが目の脇でチカチカして煩いなと思った。バイト先の棚に指を挟んでできた内出血は、ムカデに噛まれたように点々と赤紫に滲んでいた。電車の中で話すおじさんの声が大きくて少しイライラするけれど、今日のお客さんでとても暖かい受け答えをしてくれる人が2組いたからちょっとだけなら許せる。とりあえずイブが効くのを待つ。(2023/03/11 22:59)
7 notes
·
View notes
Text
プレエンドロール/えらすとまー
作詞/Vo. umika
あとどのくらいなら
止められるのだろう
見慣れた夜も抜けられなくて
片付けられない
真似すらできない
ただ そこにいて朝を待つ
ぱらぱらと先を読んだふりして
ずっと同じシーンで手が止まったまま
何も疑わずに次のコマが
また廻り廻って今日を動かす
明日が観えない日に
溺れるほどの光を映してくれた
紡ぐような日々を大事に束ねて
どうかそれらしく見えるようにと
添えたかったのはセリフじゃなくて
たった一握りの文字
拙い思い出とか撮りためて
君に繋げたいと願い流す
羨ましいなんてもう言いやしないよ
自分の手で選んだから
そんなフリは無駄だと思ってたでしょう
--きゅっと目を瞑りたいような眩しさに
だからアドリブならもっとちゃんと響かせてよ
--声を伸ばしたらそう届くまで
何も疑わずに 次のコマが
また廻り廻って今日を動かす
最後まで見届けてって笑うほどの
余裕もできたよ
確実に季節が移ろいはじめてて
朝を光が溶かす
3 notes
·
View notes
Text
2023/01/01
元旦2023
おろしたてのワンピースに袖を通して
読めずに積んでいた本のページを捲って
光の溢れ出した窓を開けて
新しい日を迎えにいく
それは真っ白な景色を鮮やかに染めるようで
はじまっていく時間に口づけをするようで
大切な友に花を贈るようであった
終わってしまった日を胸に
はじめましてと新しい旅に出るんだ
これから待っている未来を
目を瞑り想い描く
まだ染まりはじめたばかり空
眩しくて見つめられない光
願いをかけた星は明るくなってもそこにある
いつか真っ直ぐ見つめて
忘れてしまった時間に
これから積み上げる時間に
ありがとうと伝えよう
過去も未来もひっくるめて
あなたとわたし
------------------------------------------------------
あけましておめでとうございます🎍
今年は少し創作活動を縮小いたしますがのんびり楽しんで詩を綴れたらと思います。
今年もよろしくお願いいたします。
2 notes
·
View notes
Text
春夏秋冬 春 Ⅳ ⅰ
丘に吹く清風 花片の散る草原 丘から見下ろす町並み 石造りの道を歩く
愛しい人の影を探す もういないと分かっている 似た人の面影にはっとする…
立ち止まって空を見上げ 暖かな日差しに目を細め あの人もこの空を愛していたことを思い出す 祈るように目を瞑る
人々は歩みを止めずに 通り過ぎていく 彼らには祈りの声が聞こえない
その時一陣の風が吹き抜けた 目を開いて振り返る
風は道ばたに落ちる花片を拾い上げ 頭上高く舞い上がらせる 眩しさに翳した指の隙間で 羽根のように輝いていた
youtube
3 notes
·
View notes
Text
【泉扉】千手扉间见鬼日常
千手扉间从小就知道自己能看到一些别人看不见的东西。
在他还没有意识到自己特殊之处的时候,千手佛间就发现自己的次子经常对着虚空喃喃自语,直到他的妻子病重去世,在一片缟素的灵堂之上,所有人都沉痛地低着头,只有千手扉间看向了抱着出生不久的幼弟的父亲身旁——
“妈妈,你来看板间吗?”
在一片悚然之中,年幼的孩子伸出了细嫩的手,像是抓住了什么人的衣袖一般,仰起脸对着虚空笑了起来。明亮的日光透过窗户照射在白发的孩子身上,打出了柔和的光晕,但注视着次子朝着虚无撒娇的千手佛间只觉得四周鬼气森森,连那双朱红的眼眸在此刻的千手族长眼中都仿佛划过了一丝妖异的光。
“胡言乱语。柱间,把你弟弟带走。”
跪在一旁哭得眼睛通红的千手柱间听话地拽走了自己的弟弟,两人拉扯着离开的时候小一些的那个孩子还频频朝着千手佛间的身侧望去,好似那里真的站着一个其他人看不见的存在。目睹族长次子的怪异之处,站在附近的族人交头接耳起来,四周的窃窃私语传入耳中,千手佛间拿出了一家之主的气势,强行压下了所有风言风语。
随着年岁渐长,千手扉间逐渐学会了掩饰自己的不同寻常之处。每次战争结束之后的时日,他都能看到无数亡者在生前之地徘徊,音容笑貌一如往昔,却无法再返回人世。包括他相继死去的两个弟弟,下葬的第二日,他就在兄长身旁看到了故去的千手瓦间和千手板间的亡灵。
“扉间哥,以后柱间哥就拜托你了。”
这么说着的两个孩子,依偎在哭泣的长兄身边,像两只瘦弱的猫崽。千手扉间知道,今日过后,逝者的灵魂便无法停留在世间,也许是去往净土,也许是去往来世,但总归,作为兄弟的缘分永远只截止到今天,他走上前,拉起兄长的手,虚虚放到弟弟们的头上。
“消沉也该有个限度了。”面对千手柱间逐渐亮起来的目光,他微笑道,“瓦间和板间很担心你。”
留着蘑菇头的少年顿时破涕为笑,他拉着千手扉间坐到自己身旁,又在弟弟的帮助下抬起胳膊,搂住了看不见的两个弟弟。一个黑色脑袋、一个白色脑袋、一个棕色脑袋,还有一个半黑半白的脑袋凑到了一起,就像是从未有人离去那般。
第一次见到宇智波泉奈的时候他也在对方的身后看到了三个小小的身影。绣着红白团扇的深蓝族服、和眼前的小孩子相似的脸庞,还有嘴里嚷嚷的“哥哥”,无一不昭示着这三个亡灵的身份。
看着那三个和自己弟弟一般大的孩子,千手扉间的内心却无多大触动——在混乱的战争年代,小孩子的死去似乎是稀松平常的事情,他短短几年的人生经历已足够使他明白,沉溺于过去无济于事,只有当下和未来才是自己的立足之处。他举起了刀,宇智波泉奈也是,刀刃相撞时火花飞溅,巨大的撞击声几乎要盖过河岸上两位兄长的喊声。
“住手!”
就如预想中的那样,这段建立于彼此默契隐瞒之上的友谊破碎了,苦无短刀与石头落入水面的那一刻,他看到了兄长试图挽留的背影,也看到了宇智波斑那双如鲜血如火焰般灼目的写轮眼。河面上溅起的涟漪渐渐归于平静,宇智波泉奈在欢呼自己的哥哥获得了特殊的力量,他有一瞬间的怔忪——因为失意愤懑而开启的写轮眼,简直如同诅咒一般的存在。
他克制不住地看向父亲身边,母亲的亡灵依���如同死去那天一般熠熠生辉。她牵挂自己的丈夫,放不下自己的孩子,即使故去多��,依旧凭借着一股执念徘徊在人世。此刻她像守护神一般张开双臂挡在丈夫和两个孩子的身前,生前饱受病痛折磨的脸庞苍白忧郁,却闪耀着坚毅的光辉。每个夜晚她游荡在空旷的千手宅,低低哼唱着不知名的童谣,温柔的嗓音混合着晚风流淌在每一个梦境。
然而在今夜,歌声消失了。和往常的浅绿色和服不同,身着入殓装束的女人飘了进来,她抚平了因为白日的决裂而在睡梦中流泪的长子的眉头,转而抱住了毫无睡意的次子。
“对不起扉间,但是我要走了。”
即使早有预感,但这一天终于来临的时候千手扉间依旧慌张地揪住了母亲的衣摆,他抿着唇一言不发,固执地注视着女人温柔到哀伤的眼睛。
“我已经逗留得够久了,瓦间和板间也已经等了我很久了。”看着遗传了自己白发红瞳的千手扉间,她毫无生机的冰冷脸颊贴上次子温暖柔软的侧脸,再开口时语调亦如死者一般空洞,“一定要平安长大啊,我的��子。”
她叹息着,随后化成一缕青烟,逸散在空气中了。
之后的日子并无不同,知道母亲存在的只有千手扉间自己,那位温柔的女人不希望自己的丈夫和孩子又一次经历分离的悲伤,因此请求拥有特殊能力的次子保守这个秘密。她总是用如雾霭般忧郁的眼神默默注视着自己的次子,乞求上苍垂怜,保佑她这个特殊的孩子能够走出充满迷雾的命运。
在日复一日的战斗中,和宇智波斑决裂的阴霾在减退,千手柱间重新变回了先前的乐天派模样,只是偶尔在空无一人的角落,千手扉间也会看见他的兄长露出落寞的神情。自南贺川见到那双诡谲的一勾玉起,淡淡的不安始终萦绕在他的心头,他无从评判兄长和宇智波斑短暂的友谊,千手佛间仅仅将其视为长子成长道路上叛逆的小插曲,毕竟谁也无从想象一只不起眼的蝴蝶会在未知的命运长河里掀起何等的波澜壮阔。
自母亲离去之后,千手扉间便开始做梦。梦里反复着南贺川那日的景象,宇智波斑猩红的一勾玉、兄长痛苦抖动的肩膀、母亲毅然决然的背影、叽叽喳喳的三个小孩子,还有宇智波泉奈带着杀意的脸庞在他眼前循环,直到宇智波泉奈和宇智波斑的脸庞重合,那双漆黑如墨的猫儿眼突兀地变成了流��血泪的写轮眼,他才从无边的睡梦中惊醒。
作为两家年岁相近的次子,任务途中碰上宇智波泉奈也不是什么稀奇事。不过是一个普通的护送任务,在回程的路上跟冤家路窄的宇智波打了一个照面之后,两边便迅速缠斗到一起。千手扉间将将拔出了背后的刀,对面的宇智波泉奈立即锁定了他,像是嗅到了新鲜血液气息的猛兽,雪亮的刀身折射出他疯狂的神色,和一双如梦似幻的写轮眼。
只是一时的怔愣,千手扉间就被宇智波泉奈压制在地,近距离直视那双被血色浸染的特殊眼眸,他只觉得自己陷入了又一场幻梦,夜晚梦魇的阴影盘踞在他周身,有那么一瞬间,他感应到命运在耳边呢喃,往昔梦境在此刻和现实重合,他竟有些分不清天幕上闪耀的是日光还是月辉。
短暂的晕眩之后,他挣扎起来,动作间脖颈被锋利的苦无割出了一道口子,不致命,只是有一丝血液飞溅到脸颊上。宇智波泉奈一双猫儿眼顿时沁出了更深的血色,他扫视着千手扉间晕开了一抹红色的脸颊,眼神兴味,像是寻找到了合心意的玩具。
“今天遇到了很漂亮的一只猫。”回到族地的宇智波泉奈脱下上衣乖乖地跪坐,好让哥哥给他上药,“白色的猫,像雪一样柔软,红色的眼睛像贵族珍藏的宝石。只是脾气看起来不太好,很容易挠人。”
面对露出不解神色的哥哥,宇智波泉奈没有再说话,他回味起沾着血的指尖描摹过白皙脸颊的触感,意犹未尽地笑了起来,还未长开的眉眼间锋芒毕露。
千手扉间发现自己最近和宇智波泉奈交手的频率陡然增高,开眼之后的宇智波泉奈似乎发掘了什么新的癖好,总是把沾着血的手往自己脸上抹,甚至变本加厉,举着锋利的苦无在自己脸上比划半天,最后嘟囔着“破相了不好”就收起苦无自顾自地走了。
又一次洗去脸上的血污之后,千手扉间顺着小路走到了族学附近。最近族里传言在这里有不干净的东西,聚众打闹的小孩子总是玩着玩着就发现周围似乎多了几个人影,并由此又牵扯出当年族长夫人去世时的旧事。虽然对于旁人的奇怪目光已经能做到不甚在意,但身为族长次子的责任感依旧促使千手扉间来一探究竟。
眼下正是傍晚时分,偌大的族学空无一人,他走近,就看到庭院中央的樱花树下,一个穿着和服的小女孩正在玩一个用藤编织的小球。她跪坐在地,红色的衣摆却不染尘埃,黑色的长发被扎在脑后,动作间头绳末端坠着的铃铛发出清脆的响声。千手扉间没有贸然上前,他站在低矮的门口,直到沉浸在游戏里的女孩子发现了他这个不速之客。
“白头发红眼睛,你是那个奇怪的孩子。”抱着球站起来的女孩子只有四岁左右的身量,将将到千手扉间的胸口。看到来人,她一双古井无波的眼睛渐渐有了神采,语调也透着一股欢欣雀跃,“和那些人说的一样,是能看到我的奇怪的孩子。”
她跑过来小心翼翼地牵住了千手扉间的手指,小孩子玩闹后带着高热的体温透过指尖传递过来。温热、鲜活,和以往如石头般冷彻冻骨的亡灵截然不同的触感。千手扉间有了一瞬间的恍惚,他又一次想起了母亲离开前的模样,半透明的幽灵已然决定放下人世间的一切,生前的记忆与情感被封存,空濛的眸子如隔雾观花,美丽的女人霎时间就像冰川之巅的千年冻雪般遥不可及。
挨不住小孩子的请求,最后他还是牵着这个来历不明的孩子回到了自己的卧室。自这天起他多了一个奇怪的同伴,自称是妖怪座敷童子的小孩子总是坐在房梁之上,垂下的脚踝瘦骨伶仃,她始终抱着那个有些破旧的藤球,偶尔也会哼唱一首他从未听过的异乡歌谣。
“我是会带来幸福的妖怪哦。”她这么介绍自己,但千手扉间只当是小孩子的玩笑话一笑而过,他更情愿相信这是一个奇怪的亡者,不知为何保留了生前的状态。如果幸福能够轻易获得,他的母亲与弟弟们又为何会轻易死去,那些在战火中死不瞑目的人们,那些在战火中流离失所的人们,又为什么不能收获幸福呢。他情不自禁地想起了宇智波泉奈,那双代表了力量的眼睛,又是付出了怎样的代价与痛苦才拥有。
在随后的几年里,他逐渐习惯了自己的房间里寄宿着一个小小的幽灵。那些任务之后的夜晚,房梁之上都会响起悦耳的清脆铃声,在这样细微的声音中,他注视着眼前垂下的鲜红衣摆,总是会想起某一天他试着递给这位名为铃子的奇怪亡灵换洗衣物的时候,她捧着衣服惊喜的模样。
“你是第二个给我送礼物的人,第一个是我的妈妈。”
千手扉间从不追问为什么她不回去寻找自己的母亲,他只是沉默地把小姑娘换下来的红色和服浸入河水,清澈的溪流顿时晕开了大片的红色,像赤红的流雾,顺着水流漂向不知名的远方。看着身后正穿着新衣趴在榻榻米上拨弄藤球的孩子,他情不自禁生出一阵怜悯来——这是一件鲜血染就的丧衣。洗净干涸血液之后,他抚摸着那些细密的针脚,由衷感受到了那位素未谋面的母亲的拳拳爱子之心,然而她珍爱的孩子,却永远停留在了天真无邪的年纪,无法再承欢膝下。
今天之前他又一次执行了一个短期的任务,在例行的睡前谈心时间,穿着红底白花和服的铃子从高处一跃而下,像一只轻巧的猫,抱着球端坐在他旁边,兴奋地问道:“你这次有碰到泉奈吗?”
宇智波泉奈,这个名字不知何时起占据了他们谈话的大部分时间。他曾疑惑为什么铃子对宇智波泉奈这么感兴趣,正坐在走廊上的孩子从身旁的篮子里捡出最漂亮的一枝,示意千手扉间弯腰,然后她踮起脚尖,把娇艳欲滴的花朵簪到白发的少年人鬓边。
“因为这是会给扉间带来幸福的名字哦,你知道的,我是会带来幸福的妖怪嘛。”
今夜也是如此,小姑娘兴奋地趴在他床边,一双黑曜石般的大眼睛直勾勾地盯着他:“我闻到了你身上有泉奈的气味。”
他的确碰到了泉奈,只可惜并不是什么值得庆幸的经历。最近的多事之秋,千手佛间和宇智波田岛在战斗中一同死去,千手柱间和宇智波斑在这样混乱的情况下相继接过了族长的担子,因此在他落单碰到同样孤身一人的宇智波泉奈的时候,即使早有准备,依旧被对方眼底的疯狂吓了一跳。
千年累积的血仇、父亲与兄弟的尸骨、希望渺茫的未来……一切的一切织就了这场暗无天日的梦境。他的视觉被蒙蔽,双臂被束缚在身后,被迫挺起胸膛,尖锐的犬齿一点点啮咬过雪白细腻的皮肉,青紫牙痕处渗出的血珠顺着饱满的弧度滴落。骨节分明的手指侵入的时候他咬紧了牙,下一秒原本扣住他脖颈的另一只手强行撬开牙关,细长的手指肆意搅弄着他的口舌,直直往喉咙捅去。他的胃下意识痉挛起来,被刺激得分泌过剩的涎水从无法闭合的嘴角滑落。失去意识前,他听到那个不可理喻的疯子在他耳边呓语——
“我等着你,终有一天……”
但这些隐秘之事无法向外表年幼的孩子诉说,他点了点小姑娘的眉心,好奇为什么她不自己去宇智波族地看一眼,作为普通人不可视的存在,想要出入外人禁止的各家族地明明轻而易举。
“因为我现在是属于千手家的妖怪,不能轻易离开千手家的范围。而且宇智波那边似乎有什么奇怪的东西存在,每次看向那边都感觉身上毛毛的。”扔下手里的藤球,铃子一拍手开心地提议道,“不过宇智波和千手要是融合到一起就另当别论了,到时候我就可以变成两家共有的座敷童子了。”
虽然他很想劝自己这不过是小孩子的一句戏言,但是完全没有意识到自己在进行何等惊世骇俗发言的小姑娘又毫不在意地抖落了他的兄长还在和敌对家族族长私会的秘密——
“我听到柱间说要和那个脸色臭臭的长头发一起建立属于他们的村子呢,真好啊,我也想变成可以给所有人都带来幸福的大妖怪。”
对未来充满希望的小妖怪哼着歌蹦蹦跳跳地离开了,千手扉间有心去找自己的兄长好好掰扯一番关于他的交友问题,但是很快他就自顾不暇——宇智波泉奈临走时在他精神上烙下的万花筒悄然发作,他开始整夜整夜地做梦。在噩梦中,他像那日一般双手被束缚,黑发的男人大力揉捏着他一身滑腻的皮肉,只用手指便将他玩得丢盔弃甲,扭着腰主动迎合。他坐在男人身上起伏,炙热的肉块挤压着内部,海啸般的可怖快感让他几乎忍不住哀声哭泣。在这样的地狱里,他感到自己的前胸鼓胀,急切渴求着男人唇舌的拨弄。即使被解开束缚,他的双臂也顺从地搂住了男人的脖子,沉溺在无边欲望之中。
“你身上泉奈的气息变浓了。”
接下来的每个清晨,从睡梦中大汗淋漓惊醒后他都能听到穿着红衣的小姑娘扔下这句话,然后抱着她的宝贝藤球消失在明亮的日光里,而躲在人后的千手扉间脱下睡衣,总能看到一些难以启齿的地方被神秘的液体濡湿。他抚上饱胀的胸膛,不禁在心里将宇智波泉奈这个混蛋千刀万剐。每晚的梦境还在继续,他强撑了一段时日,整日都被艳糜的梦境折磨得憔悴不堪,最后还是在某一天主动回到了上一次任务的地点。
“我说过,你会回来的。”
站在屋内的黑发男人朝他伸出了手,漆黑的眼睛浮现出笃定的笑意。握在腰侧的手掌烫得可怕,他忍不住打了个哆嗦,只觉得自己的身体融化成了一块可以随意揉捏的面团,毫无反抗之力,被放置在床榻上随意摆弄。他的理智、他的灵魂,所有的一切都在远去,只有急促的呼吸与肢体缠绕的触感才是这方狭窄空间内唯一的真实。
他几乎默认了这一切的发生,每隔一段时日他们便会在此相遇,又在第二天前后脚离开,默契地装作什么���没有发生的样子。唯一的麻烦是宇智波泉奈似乎十分热衷于在他身上留下印记,每个事后的清晨,他都要挑选一块合心意的地方,强行压制千手扉间的抗拒,低头吮出斑驳痕迹,最后狠狠地咬上一口,像是猛兽给钟意的猎物刻下自己的专属烙印。
“放心,不会留在会让别人看到的地方的。”
宇智波泉奈一边这么说一边恶劣地用舌尖轻轻舔舐过伤口渗出的血珠,身下人雪白的大腿内侧几乎没有一块完好的地方,密密麻麻全是他的杰作。做完这一切,他像个温柔情人那样,贴心地给被他又一次玩弄到眼神无法聚焦的千手扉间穿好衣服,保证这具令他疯狂的身体上的一切暧昧痕迹都被掩盖在衣襟之下。等勉强恢复精神的千手扉间强忍着身下的不适回到自己的小院,正巧挎着篮子回来的铃子咯咯笑着往他身上撒了一把红艳的花瓣。
“果然不出我所料,就是爱情的气息嘛。”
说完她又挎着空掉的篮子朝千手柱间精心打理的小花园跑过去,千手扉间无奈地看着小姑娘风风火火地跑来跑去,拖着疲惫的身体倒在柔软的床铺里。爱情,他咀嚼着铃子提到的这两个字,半晌后忍不住嗤笑一声——多么奢侈的字眼,更遑论是千年世仇的千手和宇智波。他甩了甩头,将一切抛之脑后,就这么沉沉地睡了过去。
之后的日子同之前相比并无不同。作为千手一族的二把手,总有大把的公务等着他去处理。他面上装作恭敬地听着族老喋喋不休,心神却早已飞到九霄云外。千手柱间是和以往所有族长都截然不同的存在,他创造了木遁这般强大的血继,实力强大却个性宽和,更是不止一次在族内宣称他的目的是和宇智波停战结盟,共同建立能够容纳更多人安居乐业的村落。一度把持了族内大部分话语权的族老一边叹息于千手佛间的长子没有继承到他的强硬作风,一边又愤怒于这样堪称离经叛道的族长执意将寄托了一族荣光的森之千手带往迷雾笼罩的崎岖小路。
在新生的狮王面前,年老的家伙们总是恐慌的。尤其千手柱间又是这样一个特殊的个体——他实力强悍更甚于先代,性格宽厚包容但不失锐意进取,虽没有银舌诡辩之才,却依靠着一颗赤诚之心,吸引了无数族人聚集在他的理想光辉之下,成为他的拥趸。正因此,慌不择路的老家伙们甚至找到了千手扉间面前,希望能策反这位族内的二把手。
“虽然不知道你们都是哪里来的错觉,但我从不是兄长的反对者。”他冷着脸,好好敲打了一番眼前为老不尊的一群人,“千手不需要除兄长之外的话事人。”
等到终于结束一天的工作,临近出门的时候铃子跑了过来,趴在他膝盖上,从背后掏出一个小巧的花环,一双圆溜溜的大眼睛写满了恳求。
“这是给泉奈的礼物,我学了好久才学会怎么编,拜托你一定要带给他。”
也许是小姑娘猫儿一样的眼神过于可怜,他不知怎的昏了头,竟然真的把小小的花环也一并带了过去。这天晚上宇智波泉奈折腾得尤其厉害,他从怀中掏出一小盒胭脂,用小指取了些,在千手扉间的脸上抹出了三道锐利的红纹,多余的也不浪费,被他细心涂抹在白发青年的狭长眼尾,又顺理成章地在爱炽情浓的深夜被泪水打湿,在眼周晕开了绮丽颓靡的花。
回到千手族地之后他突然病了好些日子,整日神色恹恹,最好的时候也不过是能够勉强起身歪靠在床头。小小的座敷童子坐在一旁暗暗抹泪,手里还拽着她想要送给千手扉间的另一个花环。她动作轻柔地把花环放到枕边,又从千手扉间送给她的篮子里取出一个装满了草药的香囊悬在床头。窗外天色昏暗,她小心翼翼地握住了千手扉间熟睡时依然冰凉的手,眉宇间尽是化不开的忧愁。
“要起风了。”
在两家将近千年的漫长拉扯之后,宇智波家渐渐显出颓势来,而千手家则是开始占据上风。在不久后的一场战斗中,千手扉间借由飞雷神重伤了宇智波泉奈。正和千手柱间缠斗的宇智波斑立即抽身赶过去扶住了自己的弟弟,在挚友伸出的橄榄枝和弟弟的坚持之中,宇智波斑最后还是选择带着自己的弟弟离开战场。站在附近的千手扉间冷案旁观这一切,宇智波泉奈离开前远远朝他这边望了一眼,仅仅一瞬,漆黑的眼眸便转向了别处,但千手扉间依然被其中的狠决震住,心神不宁。
在远离刀光剑影之处,坐落于千手宅中心附近的小小庭院依旧是一派岁月静好的景象。千手柱间苦恼于他的花朵屡遭贼手,又无法揪出这位不知名但技艺高超的小贼。知晓犯人是谁的千手扉间有些心虚地咳了两声,最后在自己庭院的一角开辟了一块地,专门给小姑娘用来种一些花花草草。在太刀斩过宇智波泉奈腰侧的那一刻,正在侍弄花草的铃子突然感到一阵心悸,连手中的花朵跌落泥沼都无暇顾及,她焦急地在院门处张望,一直到日落时分才等到归来的千手扉间。
“泉奈是不是出事了?你还好吗?”这么问的铃子面上却是一片笃定,作为传说中能够占卜吉凶的座敷童子,她一早就感应到象征着宇智波泉奈的那个铃铛上面出现了细细的裂纹,而代表千手扉间的铃铛则是兀自晃动起来,就像他那颗摇摆不安的心。
白发红瞳的青年脱力般地蹲下身,抱住了杌陧不安的孩子。他的护甲还残留着鲜血与硝烟的气息,脸上也有细微的伤痕,在回到族地的第一时间,停战协议就由他做主送去了宇智波家,他能做的也仅此而已。
“没事的。”抱着怀里小小的孩子,他不知道是在安慰哭泣的小姑娘还是在安慰前路未知的自己,只能一遍又一遍地重复道,“一切都会好起来的。”
兴许是被铃子焦躁的情绪所感染,千手扉间也久违地不安起来。他开始无法入睡,一旦闭上双眼便是光怪陆离的画面,过往的无数亡灵在他的眼前闪现,包括他的父亲千手佛间,在死后离体只看了两个儿子一眼便选择直接离开人世间,追随他们的母亲而去。而现在,那些消逝的亡灵又重新出没于宅院的一切角落,他们吟唱着不知名的古老音节,佶屈聱牙之甚仿佛是来自冥界的密文;又在吟诵的同时高举双手,冷硬的面容布满狂热,半透明的躯体在日光与月辉的照耀下闪烁着珍珠般的色泽。
经历了几日的迷幻与癫狂之后,所有异象消失了,与此同时,千手扉间陷入了长久的昏睡。在万籁俱寂的深夜,他听到有人在耳边叹息,空洞的回声一如他的母亲离去时那般,片刻后冰凉的手指抚过他的脸颊,他挣扎着想要起身,意识却被困在躯体一隅,任由带有熟悉气味的幽灵穿过他的身体离去,记忆的最后只有拂过他额角柔软的白色衣角。
“这是泉奈留给你的。”
他醒来后,在枕边看到了一株白色的彼岸花。纤长蜷曲的花瓣在微风中轻轻战栗,尚且带着清晨霜露的寒意。穿着红色和服的座敷童子哽咽着将脆弱的花朵捧到他面前,他起身接过花朵,将其安置到放了胭脂的暗格里。他面上一片倦怠,眼下有淡淡的青黑,朱红的眼睛里满是荒芜与寂寥。送去宇智波家的停战协议久久没有回应,在一切尘埃落定的此刻,他反而有种果然如此的释然。
身旁的座敷童子仍在哭泣,他强打精神,勉强振作起来。他那位心性坚韧对一切都抱有乐观态度的兄长依然在等待宇智波的来信,而知晓一切的千手扉间不知如何开口,只能匆忙结束会面,重新躲到自己的屋舍之内。
在这样的年代,死亡不过是家常便饭,族地内随处可��故去的亡灵在游荡。上一秒还活生生的存在,顷刻间便被洞穿心口,雾蒙蒙的眼睛无法闭合,面上的表情永远定格在意识流逝的瞬间。而从冷却的尸体中诞生的幽灵,大多也不过凭借着一点残留的意识,固执地徘徊在生前之地和故人身旁,停留一段时日后便自行消散了。
见到宇智波斑变得截然不同的写轮眼和他空无一人的身旁之后,千手扉间心里最后的那点侥幸终于被无情摧毁了——为了家族和兄长,宇智波泉奈在献出自己的眼睛之后毅然选择了死亡,甚至他的亡灵都没有选择在人世过多停留,他彻底放下了生前的一切,决绝地投入了死的怀抱,不再回头。
这反倒显得他的痛苦与期待尤为得可笑,他木然站在原地,只觉得自己像一个四处漏风的屋子,心里空荡荡的,无数亡灵在其中穿梭来去,冰冷彻骨。往日被压抑的情感在这一刻全部消失无踪,只剩下了麻木与空洞。被兄长打败的宇智波斑要求他亲手杀了自己来为宇智波泉奈报仇,被卷进仇恨漩涡中心的千手扉间突然觉得十分疲累,战争、仇恨,所有人都被二者裹挟,逃不出这个永世轮回。他已无心再听前面的争执,即使宇智波斑口口声声必须取走他的性命。直到千手柱间决定牺牲自己来换取挚友谅解的那一刻,宇智波斑终于松口了。累世千年的仇恨循环,终于在今日出现了变数。
解决这一切之后,千手扉间重又踏上了归家的路。早上出门之前,因为宇智波泉奈的离去而伤心了好一段时日的座敷童子拍了拍脸颊振作起来,她把系在她发尾的两个铃铛拆了下来,强硬地把其中一个塞到了他的手心。
“这是保佑扉间平安的护身符哦,说不定今天你回来的时候会有什么好事情发生呢。”
坚称自己是能带来好运的小妖怪帮着找来了红绳,把不起眼的小小铃铛挂到千手扉间的脖子上。而经历了跌宕起伏一天的千手扉间捏着胸前的铃铛,半路找了处水源洗了把脸,不希望自己惨白的脸色吓到只到他大腿那么高的小姑娘。
他披星戴月地走近自己的小院,那枚小巧的铃铛突然发出了细微的清脆响声,在空旷的夏夜和晚风一起极大地安抚了他疲惫的身心。还未靠近院门,他就远远地听到了铃子欢快的笑声,和他颈间的铃铛形成共振,与此同时,还有另一道低沉悦耳的男声,和孩童高亢的嗓音一起传入他的耳中。
院子里,明显梳洗打扮过的小姑娘正被人放在���头,去够被抛到枝丫上的藤球。察觉到门口的视线,穿着深色族服的长发男人转过身来,朝着呆立的千手扉间伸出了手。他宽大的衣袖下露出一段洁白的手腕,上面正戴着一个小小的铃铛,同样用红绳拴着,明显是被他抱在怀里正满脸邀功的小妖怪的杰作。
“扉间,欢迎回来。”
在拥抱的两人的头顶,小小的座敷童子开心地洒下了她攒了好久的漂亮花瓣。千手扉间一颗心在旷野上飘荡许久,终于在此刻落到了爱人的掌心。
0 notes
Text
暴露療法の恐怖 抑圧の解除 抑え込まれていた痛みが浮上 瞑眩 激痛、膿み、狂気、不安、悪夢、不安定、乱れ、非行・犯罪、カオス 普通は無理、耐えられる(許容される)もんじゃないけど、 「最低限」にコントロールしつつ鎮痛鎮静制約(拘禁)処置しつつ継続することに努めるしかない。それが「うまく」出来た場合は成功する。 そういう意味での「継続は力なり」。 健康はハードル高い場合がある。
#暴露療法#荒療治#抑圧#解除#瞑眩#痛み#激痛#膿み#化膿#狂気#不安#悪夢#乱れ#カオス#無理#最低限#コントロール#継続#継続は力なり#成功#健康#普通は、抑え込んだ状況を健康と強弁し続けて死ぬ#防衛機制が普通の人生#だから話がややこしくなる#防衛機制が通常、健康と呼ばれていたりする#鎮痛#鎮静#制約#拘禁#騙す
0 notes
Text
Cod x OC【title:Afterglow】第9章
(NSFW/18+ / MxM / bottom oc)soap x oc/ghost x oc/price x oc/ Pierson x oc / oc x oc
>>>1・2・3・4・5・6・7・8・9・10・11・12・13・14・15・16 ・17・18・19 (Part 1 scheduled to end)
現在、第一章から翻訳中です。※この章はまだ翻訳されていないので、もうしばらくお待ちください...
I am currently translating from the first chapter. *This chapter has not been translated yet, so please wait a little while...
―――――――――――――――――――――――――
~(9)大尉~
プライスとジェットはシャツもミリタリーパンツも、肌着さえ全て脱いだ状態でベッドの上にいた。
ジェットはプライスに跨り、自分のペニスと彼のペニスを合わせてゆっくりと扱き、荒く息を吐いては時々身を屈めてプライスにキスをする。
深く合わさるキスともたれかかるジェットの重さと暖かさで、プライスは久しぶりに感じる人肌の心地よさを味わっていた。
正直、プライスはこんな短期間でジェットが手に入るとは思っていなかった。
プライスは彼の写真を資料で見た時から、自分の胸の中に何か燻るものがあった。それが、彼と初めて会った時にハッキリとしたものに変わり、あの晩、バーでの意外な一面を見た時、小さな火種は大きな炎となってプライスの中で激しく燃えていた。とは言え、立場や他のチームメンバーとの関係も重要なので、心の赴くまま自分の欲求に素直になれるはずなど無かった。だからこそ、初めてジェットと触れ合い、キスしたあの日はプライスにとって特別だった。無理強いはしたくないし、ジェットの気持ちが何よりも大事だった。何より上司と部下という関係を重荷に感じて欲しくないと思った。
プライスは、今日彼の全てを自分のものにしたいという気持ちと、このまま触れ合ってキスをするだけで十分だという気持ちの狭間で揺れていた。決して自分から先に進むような事はせずに、彼に決めさせようと思っていた。
深く長いキスから離れ、ジェットは背中を起こして腰を擦り付けながら互いのペニスを再び一緒に愛撫し始めた。上から色っぽい表情でジェットに見下ろされ、その視線にいよいよもどかしくなり、プライスの腰も揺れ始めた。
「ああ…なんて素敵な眺めなんだ…君は本当に、美しい」
プライスはため息を吐きながら、それが現実だと確かめるようにジェットの胸に手を伸ばす。
親指の腹で乳首を軽く擦ってやると、ジェットは「ん…」と声を洩らして腰をくねらせた。
その様子に満足したプライスは両方の手で彼の胸をさらに弄んだ。優しく胸筋をマッサージして、今度は爪で軽く乳首を弾いてから摘むように引っ張ってやる。その度にジェットは色っぽいため息をつき、彼のペニスがピクピクと動くのを見て、プライスはニヤリと笑った。
「感じやすいんだな…とても良いよ…もっと感じて」
「…キャプテン…」
ジェットはうっとりした顔でプライスを見つめる。
「…君は私を好きなように使っていいんだ。次に君のしたい事は、何かな?」
プライスのその声は甘く優しく、とてつもなくセクシーでジェットはクラクラした。
少し前まで、もう二度と職場の上司との恋愛はしない!と思っていたのに…今の自分はまるで別人のようだった。飲んでもいないのに、まるでハルカになった気分だった。
ジェットは自分の胸にあったプライスの手に自分の手を添えると、自分の頬の方まで持っていきプライスの親指をペロリと舐めた後、軽く齧った。
「…ねえ、キャプテン、…ハルカ、ハルって呼んでください」
熱っぽいめで見つめられてプライスはさらに自分の熱が上がるのを感じた。
「もちろん…では、私も…ジョンと」
ジェットは頷くと、呟くように「…ジョン…私のキャプテン」と言ってからプライスの指を再び舐めた。今度は人差し指と中指を一緒に口に含み、まるでフェラをするかのようにじっくりとそれを味わった。舌で舐めまわしては吸い上げ時々歯を充てる。そしてそれをしながらもじっとプライスを見つめる。
「…私の可愛いバンビが小悪魔だったとはな…」
ジェットは色っぽく微笑み、唾液で濡れたプライスの指を自分の後ろに持っていくと小さな入り口に誘った。
「…ジョン、触って…ここにあなたを感じたい」
プライスが唾を飲むのがわかった。
彼は言われた通りに、濡れた指でそこを優しく擦ってやる。
「…ハル、本当にいいのかい?」
ジェットは黙ってコクコクと頷く。正直、彼はゆっくりとプライスのコックを舐め回して味わって彼にも同じように愛撫してもらい、ズクズクになってキスしながら擦り合ってイけたらいいと思っていた。最初からこんな風に全てを捧げてしまうと、安っぽい男と思われないだろうか?それこそ欲求不満の雌犬ではないだろうか?と葛藤したが、そんな事どうでもよくなるくらい目の前の男はセクシーで、すぐ��でも自分の中に入れたかった。
「…ジョン、どうしよう���あなたが欲しくてたまらない…」
プライスも同じだった。彼は上半身を起こしてジェットの両頬を優しく掴んでキスをした。
「少し準備するよ?」
ジェットの耳元で優しく囁くと、プライスはベッドサイドの引き出しからローションとコンドームを取り出した。ジェットはゴムなんて無くてもいいとプライスに言いたかったが、遊び人の発言のような気がしてやめた。本当は、そのままのプライスを感じたかったのだ。ゴムを装着するプライスを残念そうに見つめる彼に気づき、プライスがニヤリとした。
「…君も私もクリーンなのはわかっているし、本当は私も……。ただ、君に負担をかけたくないんだ。…この後会議があるだろう?」
ジェットはプライスの気遣いにびっくりした。それだけで、ジェットは自分が愛されていて大事にされている気持ちになって、思わずプライスの唇に優しくキスをした。
照れくさそうに笑うプライスがとても可愛く、本当に早く彼が欲しかった。
プライスはジェットにお返しのキスをしてから、彼を優しくベッドに寝かせた。
そして、ローションを手に取り少し手のひらで温めてから優しくペニスと入口に塗り込み、少しづつ指を押し込んで馴染ませていく。指が増えていく度にジェットの息が荒くなり、プライスを見つめる瞳が潤んでいるのがわかる。そして、指が3本になり奥の方までグッと入れ込んだその時、ジェットは切なげな声で訴えた。
「…ジョン、久しぶりだから、ゆっくり…お願い」
その時、強烈な独占欲がプライスの中に芽生えた。
「…ここに、ソープとゴーストは入ったのか?君の中で奴らはイったのか?」
ジェットはプライスの言葉に驚いて目を丸くしたあと、慌てて首を振った。
「…彼らとは、ヤってない…。キスだけ…」
その言葉にプライスの自尊心や独占欲、全てが満たされて更なる興奮で自分が大きくなるのを感じた。
「…なんていい子なんだ。ハル…、私の可愛いバンビ」
プライスはもっとゆっくりとジェットを味わってから挿入するつもりだったが、もう彼自身も我慢の限界だった。ジェットの両足を大きく広げて自分のペニスをゆっくりと入口に当てがうと少しづつ押し込む。
プライスが少しづつ自分の中に入ってくる感覚に眩暈がした。ジェットは息を吐くので精一杯で、思わず目をギュッと瞑る。
「大丈夫かい?…ああ、ハル、君は本当に…きついよ」
プライスは挿入したまままだ動かずに、上半身を倒し、ジェットに胸を密着させて彼の頬を優しく撫でながら耳元で囁く。
「…大丈夫、だから、もう…っ」
プライスの大きさに少しずつ慣れてきたジェットが目を開いて、潤んだプライスを見つめると、彼はゆっくり頷いてからジェットにキスをした。何よりもジェットを気持ちよくさせたいプライスは決して自分の欲望を優先させる事なく、どこをどのようにに突けば彼が喜ぶかを、一突きずつ確かめるように、様々な角度とスピードで腰を揺らす。
「あっ…ジョン…!」
一際大きな声を出すジェットにプライスはいよいよ彼のスイートスポットを見つけた喜びににんまりとする。そこを徹底的に責めるとプライスの腕を掴むジェットの指に力がこもるのがわかった。絶え間なく彼の口から漏れる色っぽいうめき声に、プライスは煽られてさらにジェットを深く、強く、擦り付けながら貫く。
「あ、あ、ジョン!…すごくイイ、そこっ」
「…わかっているよ、ベイビー、ハル…感じている顔をもっとよく見せて」
プライスは腰の動きを早めながら、両手でジェットの胸をマッサージするように揉み、乳首を優しく擦りながら摘む。
「やぁ…ジョン…っ」
ジェットの腰がビクンと跳ねたのを見て、プライスはすかさず愛撫されて硬くなった乳首をペロリと舐めた。舌でゆっくりとで円を描くように焦らし、最後に先端を何度か突いてから軽く齧る。その後はゆっくりと味わうように舐めしゃぶり、まるで母乳を飲むかのように力強く吸い、最後にチュポンと音を立てて離れた。反対の乳首もまた同じように丁寧に舐め、吸い、わざといやらしい音を立てながら舌と口で愛撫する。
「はぁ…んっ…」
上と下、両方からの刺激で完全に快感の波に飲まれてしまったジェットの頬はほんのり赤くなり、目は潤んで焦点が合わず、口はだらしなく開いている。プライスが突くたびにそこから官能的な声が漏れ、それを聞くだけでプライスはイってしまいそうになった。もちろん自分よりも先にジェットをイかせるつもりだったが、彼の熱さときつさで彼は完全に蕩けてしまい、我慢の限界だった。
「ああ、ハル…君の中は、ほんとうに…気持ちいいよ」
どちらもそろそろ絶頂が近いと思ったその時、プライスのオフィスのドアがノックされた。
「プライス!ジェットがいないんだけど、もしかしたらここにいる?」
それは…ソープだった。
「彼と話がしたくて、探しているんだ」
その声はゴーストで、どうやら彼らは一緒に来たようだ。
自分の下で顔を赤くして固まるジェットが可愛くてプライスは悪い悪戯を思い付く。
「…ああ、彼はここにいるよ。ほら、ジェット、彼らに挨拶して」
プライスにそう振られて、ジェットは驚いて目を見開いた後に彼をじろりと睨んだ。
「…ソープ、ゴースト?…俺に話っ」
ジェットが言い終わる前に、再びプライスの突きが始まった。しかも、ジェットの1番良いところに当たり、思わず我慢できずに甘い声が漏れた。
「ああっ…んっ…ダメ!…ジョン!!」
「…ジェット…?!」
ジェットの声で全てを察したソープとゴーストは顔を見合わせた後、頭を抱えた。
「…あとどれくらいで彼に会える?」
ソープはため息をついて彼らに尋ねる。
それを聞いたプライスは再びいたずらな笑みをジェットに向け「ジェットに聞いてみようか?」と言った。ジェットがその言葉の意味を考えているとさらにプライスの突きが激しくなり、それと同時に彼の大きな手でジェットのペニスが扱かれる。
「…ハル、どうする?もうイくのか?」
「…んんっ、はぁ…イきたい、ジョン!イかせて…っ」
プライスの力強い握りとざらざらした手の感触がジェットを刺激し、熱くて硬いプライスのペニスが激しく前立腺を擦り付ける。同時に責められ、ジェットは快感で視界がかすみ、足の指先はきゅっと丸まって、いよいよ解放されようとしていた。
「いい子だ…ハル…ほら、私の為にイッて」
低くしゃがれた声で囁かれ、ジェットの目の裏に星がチラつく。
「…うん、も…イッちゃう…はぁっ…!っ」
そして、2人はほぼ同時に果てた。
ドアの外ではソープとゴーストは互いに気まずそうな顔をしながら頭をぽりぽりかいていた。
「…ジェットに後で俺の所に来るように言ってくれる?」
ソープがそう言うとプライスは「わかった」とだけ短く返事をした。
プライスの胸に頭を乗せて余韻に浸るジェットはチラリと彼を見て「キャプテンのいじわる…」と呟いた。
「すまなかった、でも、ついついあいつらに自慢したくなってな…」
プライスはそう言うとジェットの顎を掬い、深いブルーの瞳で彼を虜にするとそのまま深く口付けた。口付けたまま身体をひっくり返し、プライスはジェットを自分の下に閉じ込める。まるで第二ラウンドを始めようかという動きに思わずジェットは焦って身を捩る。
「…ダメだよ、ソープの所に行かなきゃ…」
プライスはため息をついて、ジェットを解放してやる。
「…ところで、なんでハルと呼ばせたんだ?」
「…特別な人にだけ…大好きな人にだけハルって呼ばせるんだよ」
ジェットは意味深な笑みを浮かべてベッドを降りた。
「…君は本当に小悪魔だな…」
「…そう?」
ジェットが意味深な笑みをプライスに向けながら、彼の部屋のシャワーを借りようとベッドから降りたその時、プライスはジェットの腰のタトゥーに気づいた。
それはVのような形で、臀部の向けてのセクシーなラインを際立たせるような鹿のデザインだった。
「全然気付かなかったよ、こんな所にタトゥーを入れていたのか…?鹿…なのか…?」
「…ちょっと後悔してるけどね」
「どうして?とても似合っていると思うよ、君は本当にバンビだったんだな…」
プライスは手を伸ばしてそのタトゥーをそっと撫でる。
「…子鹿じゃないよ、もう」
ジェットは呟くように言うと、シャワールームに向かった。
ジェットがこのタトゥーを後悔している理由はただひとつ。これは、ピアソンと付き合っている時に彼と一緒に入れたものだからだ。彼のは少しデザインが違うが、同じく鹿の角のタトゥーをしている。
ウィリアム・ピアソンはいまだにジェットの記憶にこびり付き、度々存在感を主張する。
ジェットが深いため息を吐くと、シャワー室の扉が開く音がした。
「あんなセクシーなタトゥーを見せられたら、君を放っておけなくなるよ」
プライスはそう言って後ろからジェットを抱きしめ、彼の首筋にキスを落とす。
「…ねぇ、キャプテン、俺たちのこの関係は…一体どうなっていくんですか?」
ジェットはピアソンの事を考えていたせいで、妙に冷静だった。やはり、上司との、またはチーム内での恋愛関係は深くなるほどややこしくなる。とはいえ、ジェットはその場限りの関係を楽しめるほど性的に奔放なわけではない。もちろん今まで数人と同時進行で恋愛をした事など一度もない。
「…ジェット、それは君次第だよ」
プライスはそう言うと、彼を振り向かせて、顎に手を添え自分の方を向かせる。
「君がもう私と関わりたくないなら、それは辛いことだが私もプロなので、ただの上司として君と接する。だが、君が私を求めてくれるなら、いつでも君を熱くしてやる。私の事以外考えられないように、何時間でも抱いてやる。君がもう無理だと言ってもやめない。それに、君がもしソープやゴーストとも関係を持ちたいと言う��なら、それでも構わない。君が1番望む方法で私を利用すればいい」
プライスはそう言い終わるとジェットの頬を優しく撫でて彼の答えを待つ。
「…でも、もしあなたが俺に飽きたり、俺以外の誰かを好きになり、付き合う事になったら…?」
そう言うジェットの不安げな表情にプライスはまた自分の内部に熱が籠るのを感じた。
「…ああ、ジェット、君は私が君以外の誰かを愛する事を心配しているのか?」
「…あ…いや、そう言うわけじゃなくてただ」
ジェットが言い終わる前にプライスはその唇を自分の唇で塞いだ。
「心配しないで、愛しい人。正直こんなにも誰かを求めたのは君が初めてだ。もちろん私の部屋のシャワーを使わせたのも君が最初の人間だし、最後の人間だろう。私にとって君はそれくらい特別な人なんだよ。それでも信じて貰えないかな?」
プライスの熱のこもった視線と、セクシーな低い声で甘い言葉を囁かれ、ジェットはまるで厄介な薬に手を出してしまったような気分だった。ダメだとわかっているのに手放せない。
「…ジョン…」
ジェットは自分の手をゆっくりプライスの頭の後ろに回して引き寄せて、キスをした。
プライスも応えるようにジェットの腰を引き寄せて再び硬くなりつつあるペニスを押し付ける。
「…はぁ…っ、ダメだよ、ジョン…もう、行かないと…」
ジェットはな��なしの理性でプライスの肩を押し返した。
「…残念だ。だがあいつらにも君と一緒にいる権利はあるからな」
プライスはジェットの額に軽く音を立ててキスをすると、彼を解放した。
~to be continued~
#cod x male reader#captain price x male reader#captain price x oc#original male character#call of duty oc
1 note
·
View note
Text
ああ嫌だ嫌だ
眩しいくらいの好きもやる気も今はウザったい鬱陶しい目を瞑りたい行きたくないやりたくない行きたくない行きたくない行きたくない
0 notes
Text
雫
肌寒い空気が 窓越しに伝わってくる 思わず目を瞑ってしまいたくなるほどの 眩しい朝日がすぐそこまで来ている 僕らきっといつかは 水泡のように爆ぜて 消えてしまうのでしょう 貴方の今後一生の思い出になれたなら 不明瞭な明日を愁い嘆くより 笑っていたいの あまりにも自然に 後回しにして生きてきた 自分のこと 今なら少しだけ分かる気がするんだ ここから抜け出せるかな 僕らきっといつかは 波紋のように溶けて 消えてしまうのでしょう それならいっそずっと先も 忘れたくないような 貴方の今後一生の思い出になりたいの 不明瞭な明日を愁い嘆くより せめて今は貴方の傍で 笑っていたいの
0 notes
Text
暑いと言いながら、君は僕より少しばかり夏が好きそうで似合っていた。ゆっくりと頬を伝う汗でさえ君を眩しく、美しく魅せる。夜風に夏の名残りが感じる間は、まだ記憶には蓋をしないで、ただ、目を瞑っていて欲しい。
0 notes