#無添加生雲丹いくら
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今日の赤貝は小さめです🥹 #おまかせ上握り #大間産天然生本鮪 #天然活鮑の酒蒸し #活赤貝 #無添加生雲丹いくら #寒鰤砂ずり他 #大館市 #居酒屋 #秋田県 #AKITA #Odate #Japan #NIPPON #izakaya (Restaurant Japonais Wasabi) https://www.instagram.com/p/CnzFyvFy3ve/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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我が国の未来を見通す(64)
『強靭な国家』を造る(1)
「少子高齢化問題がもたらすもの」(補足)
宗像久男(元陸将)
───────────────────────
□はじめに
今回からメルマガ第4編を再開させていただきま
す。しばしの「充電期間」を頂いている間に、国内
外で様々なことが発生しました。個人的に最もショ
ックを受けたのは、何と言いましても、4月6日に
発生した沖縄・宮古島近海における陸上自衛隊第8
師団所属ヘリコプターの事故でした。
私自身は、若い時分に航空宇宙工学、なかでもヘリ
コプター工学に関心を持って学んだことや現役時代
にUH60の機種選定にも関わった経験があること
に加え、宮古島という現在の我が国防衛の最前線で
起きた事故であるとか、昔からよく知る師団長をは
じめ、「身の危険を顧みず」と誓って国防に人生を
捧げている10名の自衛官たちが事故に巻き込まれ
たことなどが重なって、言葉で言いつくせないほど
ショックを受け、ただただ残念無念で心が痛み、呆
然自失の状態の中で祈るばかりの日々が続いており
ました。
本メルマガが発刊される25日当日まで、行方不明
者の捜索や救出などがどれほど進展しているか不明
ですが、1日にも早く、本事故に遭遇した自衛官達
全員がご家族のもとに帰れることをひたすら祈って
おります。
▼第4編を取りまとめるにあたって
さて、頂いた読者反響の中に、本メルマガのデータ
について語っておられた方がおりました。遅ればせ
ながら御礼申し上げます。実は、本メルマガ『我が
国の未来を見通す』を発刊しようと決心した時、最
も悩んだのはメルマガの“スタイル”でした。その
時にヒントになったのが、『Numbers Do
n‘t Lie』(カナダ・マニトバ大学特別栄誉
教授バーツラフ・シュミル著)でした。本書は、サ
ブタイトルが「世界のリアルは『数字』でつかめ!」
となっているように、広範囲にわたるテーマを細部
までに“見える化”する手段として、信頼できる数
字とかデータを多用して解析しており、とても説得
力がありました。
この書籍の手法が私の好奇心に火をつけ、我が国の
未来についても、ただその傾向性や見通しなどを単
に文章で書き綴るだけでなく、可能な限り「数字」
を追ってみようと決意させました。
そうさせた背景には、日本人の多くが、時には国会
のような議論の中でさえも、「だれだれが言ってい
る」とか「マスコミが報道している」、そして最近
は「SNSで話題になっている」など、周りの意見
や考えに振り回され、それらをしっかり評価するこ
ともせずに、知らず知らずの間に自分の“知識”と
しているような傾向がある、と考えていたこともあ
りました。
最初の言い出しっぺ、つまり世間に流布される“意
見の源流”についても、よく調べてみると、その根
拠などをろくに分析しないまま、自分の主張とか思
想などに添った“観念論”を言い放っているだけに
すぎない場合が“ままある”こともわかりました。
そのような現状を打破するためにも、本メルマガで
掲げたテーマについては、可能な限りのデータを集
めることを心がけてみました。そうした所、“観念
論”で作り上げられた世間の“常識”とは違った事
実があったり、また違った見方ができることがたく
さんあることも発見しました。
一方、いかなる分野やテーマにおいても、著者が自
分の主張や意見に合った数字やデータを都合よく使
うこともよくあることから、数字やデータが正確な
ものかどうかについては、努めて違った視点のデー
タ等と比較検討するなどかなり時間をかけましたが、
その見極めは困難を極めました。
最近は、「チャットGPT」なるものが話題になっ
ていますが、使うデータの数や事例は人間では到底
及ばないことは明白としても、それらの数字やデー
タをいくら大量に収集したとしても、それらは「過
去のデータ」であることには間違いありません。い
くら丹念に集めて駆使したとしても、「未来」が正
確によめるかどうかについては異論があることでし
ょう。
現時点では、私は“懐疑派”の立場に立っています。
と言いますのは、世界の歴史を振��返ると、人類は
いつの時代も時に不合理とか不条理といえるような
判断を繰り返してきたからです。これから先も、A
Iがはじき出した「未来」とは別の「未来」を選択
する可能性は十分あると考えるのです。
「歴史はその時々の人間と国家が生き抜いてきた努
力の積み重ねであり、人間と国家の営みの大きな流
れである。大きな流れの中で戦争も生じれば平和も
生じる。その善悪を論じるべきものではない」と
元外交官の岡崎久彦氏は「歴史」を振り返っていま
すが、時には国家の命運を左右する「戦争」のよう
な問題についてさえ、「人間と国家の営み」の中で
決断され、「歴史」を織りなしてきたのでした。
これから先、特に、日本の未来については、その時
々の日本人と日本という国家の努力と営みの中で創
り上げられることでしょう。一方、過去の歴史を振
り返れば、「歴史の繋がり」という点では、時代や
世代、あるいは日本の動きと世界の動き、つまり時
間軸・空間軸の両軸の繋がりは決して無視できない
ことも明白です。
「歴史に“if”は禁物」といわれますが、後から
振り返ると、「あの時こうしておれば」ということ
にしばしばで出くわします。しかし、「過去」はい
くら振り返ることはできても、時計の針を戻しても
う一度やり直すことはできません。
しかし、これから先の「未来」は違います。「現時
点の様々な判断が未来の歴史を創り出す」のです。
つまり、「より確からしい」「より明るい」「予想
される(あるいは想定外の)危機事態に対してより
的確に対処できる」などの「未来」は、現代に生き
る私たちが、過去の歴史に学び、様々な知恵を絞り、
議論を重ねつつ、完全ではなくとも、未来の日本人、
つまり後世の人達の選択肢を広げ、最適で合理的な
“営み”の中で未来の国家を創り上げることができ
るような“基盤”を整備することにかかっており、
このこと自体が今を生きる私たちの責任であると私
は考えます。
その中でも、「国家の生存そのものを失う可能性が
ある」、つまりその後の未来に繋がらないような、
致命的な選択肢の採用を回避できることこそが最優
先であると考えるのです。
本メルマガ『我が国も未来を見通す』は、これまで
「少子高齢化問題」「農業・食料問題」「気候変動
・エネルギー問題」を取り上げ、巷で述べられてい
るような観念論や理想論、さらには「多勢に無勢」
とか「長いものに巻かれろ」的な風潮にあえて棹を
指し、少数意見であってもより合理的で確からしい
と判断できたものについては、素人の勇気を振り絞
って取り上げてみました。
その結果、それぞれの「専門家」とか「権威」に対
して疑問を持つこともしばしばでした。例えば、気
候変動問題などは、大方の国際機関や大半の人類の
現状認識についてさえ疑問を持つこととなりました。
色々調べるうちに、国際連合のような国際機関であ
っても、ある目的を達成するためには、「反対意見
を封じる」ような“事実”があることもわかりまし
た。
こうなると、何が正しいのか、何を信じてよいか、
悩んでしまいますが、それぞれの問題に取り組んで
から1年余りの歳月が流れました。その経験を踏ま
えると、私たちが今、向かっているのは、本当に
「未来を明るくする道なのか」、あるいは「破滅」
とは言わないまでも、「未来に負の遺産をもたらす
道ではないのか」について、一度立ち止まって考え、
要すれば軌道修正する必要があるのではないかと考
えるに至っています。
さて、前置きが長くなりました。我が国の未来に立
ちはだかる「暗雲」は本メルマガで取り上げた3つ
の問題だけでないことも明白です。まず、現下の国
際社会や周辺情勢から厳しさを増しつつある「国防
問題」があります。これについては昨年末、「戦略
3文書」が策定され、十分かどうかはさておき、国
家として予想される事態に対する対処戦略は出来上
がりました。
もう一つは、近未来から将来にわたって発生するこ
とを覚悟しなければならない「天変地異」です。自
衛官であった経験から悲惨な被災現場を何度も目に
していることもあって、「天変地異に対する備えは
十分なのか」との疑問についても頭から離れません。
歴史的に災害大国であるとの我が国の特性を顧みず、
かつて「コンクリートから人へ」という、狂ってい
るとしか思えないような政策を掲げた民主党が政権
を担った時がありました。そのような時に、(誤解
をいとわずに表現すれば、“神様に見透かされたよ
うに”)なぜか大きな災害が発生するのも不思議で
す。
今年3月のある日、宮城県の仙台港の近くで仕事を
する機会がありました。仕事の合間に、岩手、宮城、
福島の3県の太平洋側にまたがる総延長400キロ
メートルに及ぶ防潮堤の上に立つ機会がありました。
今年は東日本大震災から13回忌にあたります。せ
っかくの機会と思い、遅ればせながら黙とうを捧げ
させて頂きましたが、その瞬間、「この防潮堤が東
日本大震災の前に完成しておれば、何人の人の命が
救われたことだろう」との思いが頭を駆け巡り、涙
が溢れてくることでした。
そして、東北地方の���興や備えがほぼ完成した今、
“30年以内に70%の確率で発生する”といわれ
る「南海トラフ」などへの備えを行なうべきとの思
いも沸き上がりましたが、そのような動きが依然と
して全く話題にならないことにも不思議さを感じて
います。
我が国は、伝統的に「将来に対する『備え』とか
『未然防止』が苦手である」との特性そろそろ気が
つく必要性があると考えます。そのような我が国の
本質的な欠点を含めて、これまで取り上げた5つの
「暗雲」に対していかに対処するかについては、個
別の対応のみならず、外してはならない「共通の要
素」があるような気がしてなりません。
第4編は、「『強靭な国家』を造る」と題して、こ
れらに対処するための「共通の要素」をあぶりだし、
その集大成として、未来に繋ぐ「国家のあり様」に
ついて不十分ながらも取りまとめてみたいと考えま
す。どうぞしばらくお付き合い下さい。
▼超高齢化社会がもたらす「介護」の現状と将来
さて、本メルマガ第1編「少子高齢化問題」につい
ては18回にわたり発刊し続けてから1年ほどの歳
月が流れました。最近、「異次元の少子化対策」と
の言葉が一人歩きしていますが、それらの是非につ
いては後述することにして、まず、第1編の発刊の
後に、私自身が発見したデータを紹介しつつ、第1
編を補足しておきたいと思います。超高齢化社会が
必ずもたらすものとしての「介護の問題」です。
歳をとるにつれ、要介護・要支援状態になる可能性
については説明を要しないと考えますが、現状のデ
ータからその比率や確率を知るとまさに驚愕します。
「要介護」の各段階を要約すれば次のように区分さ
れています。「要介護1」は「運動能力や認知能力
の低下により生活の中で一部介護が必要な状態」、
「要介護2」は「見守りや介助が必要な状態」、
「要介護3」は「ほぼすべての日常生活で介助が必
要な状態」で「要介護3」から特別養護老人ホーム
を利用できます。「要介護4」とは、「自力で立つ
・歩くなどの基本的動作が難しく、周りの人との意
思疎通も難しい状態」、「要介護5」は「1日中寝
たきり、意思疎通ができない状態」です。
厚生労働省の統計によると、令和4年1月末現在で
「要介護(要支援)」認定者数は、689.7万人、
そのうち、男性が218.9万人、女性が470.
9万人となっています。
平均寿命は、女性が男性に比して約6歳前後長くな
っていますが、健康寿命と平均寿命の差異という点
では、男性の約9年に比して女性は約12年と女性
の方が長くなっています。その差異がこの認定者数
にも表れていると言えるでしょう。
また、その内訳は、65���以上が676.7万人で
すが、中でも80歳以上の受給者が517万人と全
体の約4分の3を占めています。また、「要介護3」
以上の受給者は237万人であり、全体の約3分の
1を占めています。
2020年度末の厚生労働省の資料に基づきもう少
し詳しくみてみましょう。「要介護」の「被保険者
に占める受給者の比率」を年代別にみますと、80
歳未満では、全体の12%ほどなのが、80歳から
85歳になると約27%と急増し、85歳以上90
歳未満では50%、90歳以上になると78%に増
加します。そのうち、90歳未満では、「要介護3」
以上は、各世代それぞれの「要介護」比率の3分の
1ほどですが、90歳以上になると約半数に増加し
ます。
私たちの認識を深めるために再度整理しておきまし
ょう。「要介護」に関しては、「80歳未満の高齢
者であればほとんど無視しうる水準ですが、80歳
以上になると約4分の1、85歳以上になると約半
数、90歳以上になると約8割の高齢者が『要介護』
になっている」のが現実です。そして、90歳以上
になると、3分の1を超える高齢者が「要介護3」、
つまり「ほぼすべての日常生活で介助が必要な状態」
になっているのです。
最近はまた、夫婦間の介護��老々介護なども話題に
なっていますが、「夫婦とも受給者にならない確率」
をチェックしてみると、さらに驚愕します。
80歳未満の夫婦が「要介護にならない確率」は7
7%で、ほぼ無視できる水準ですが、80歳以上8
5歳未満の夫婦の場合は、54%、85歳以上90
歳未満の夫婦は25%、90歳上の夫婦になるとわ
ずかに5%に減ってしまいます。そのうち、「要介
護3」については、90歳以上の夫婦の約4割のみ
が「要介護3にならない」とのデータもあります。
繰り返しますと、夫婦ともに長生きするのはおめで
たいことではありますが、夫婦とも「介護」に関係
ない生活ができる確率は、80歳を越えたあたりか
ら半数弱に減り、85歳を越えれば4分の1に減り、
90歳を越えるあたりで5%に激減します。つまり、
健康な日常生活を送れるのは、100組の夫婦のわ
ずかに5組のみという水準になるのです。
このように、高齢化に従い、夫婦のどちらか一方が
「要介護」になることは避けられない問題になりま
す。最近も「介護」が関連していると考えられる殺
人事件が発生しましたが、これらのデータを見る限
り、その背景がよく理解できるのではないでしょう
か。
「人生100年時代」といわれるように、平均寿命
が毎年のように伸び続け、2050年には、男性は
現在の約80歳から85歳に、女性は約87歳から
91歳に近づきます。最近、100歳以上の高齢者
が9万人を超えたことが話題になりましたが、20
50年頃には68万人になると見積もられています。
当然ながら、現時点では95歳以上、あるいは10
0歳以上に限定したデータはありませんが、現在の
「要介護」の実態をみる限り、「人生100年時代」
の到来を手放しで喜ぶことはできないようです。
これ以上の詳細は省略しますが、核戦争が現実��も
のになると言われた1960年代のフルシチョフが
語ったといわれる「核戦争の生存者は死者をうらや
むだろう」の言葉を引用して、野口悠紀雄氏は、自
書『2040年の日本』の中で「来るべき人生10
0年の時代に、長寿者は死者をうらやむだろうか」
と述べています。
「少子高齢化問題がもたらすもの」として、今回は
「介護」の問題を取り上げましたが、それだけでは
ないことも明白です。次回以降、「我が国の近未来」
について、特に「経済成長」予測などと絡めて「社
会保障の給付と負担」の増加などの問題についても
取り上げてみましょう。
(つづく)
(むなかた・ひさお)
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各地句会報
花鳥誌 令和6年9月号
坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
………………………………………………………………
令和6年6月1日 零の会 坊城俊樹選 特選句
切り通し省線吹きし若葉風 軽象 蜘蛛の囲に閉ざす社の狐たち きみよ ことごとく夏蝶となる水飛沫 緋路 白あぢさゐ女ばかりに愛でられて 和子 黴の間の亡者に点るシャンデリア 光子 夏の子はジャングルジムに天下とる きみよ 飛鳥山生まれ育ちの蟻の列 三郎
岡田順子選 特選句
乾きたる蛇口の先は夏の雲 緋路 黒南風やおづおづ開くみくじ歌 昌文 南天の花棲み古りし街の隅 美紀 黴の間の亡者に点るシャンデリア 光子 途切れなき列車音聴く四葩かな 風頭 ががんぼ来オルガンの鳴り止みてより 緋路 葉脈の青き稲荷の額の花 小鳥
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年6月1日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
たてがみに綺羅したゝらせ競べ馬 かおり 負馬の負けを恥ぢざる眼の涼し たかし ユーミンの曲初夏の競馬場 美穂 負馬の誰にともなく息一つ 成子 鬼瓦の鼻ふくらめる若葉風 愛 熱砂駆け鼻息荒し佐賀競馬 たかし 競べ馬シャガールの馬天を駆く 修二 薔薇園にダイヤモンドのやうに雨 愛 勝馬に寄り添ふ笑顔女騎手 久美子 楽屋口より美しき絽の裾捌き かおり バンクシー赤い風船追ふ少女 修二 萍の沈黙にある水一枚 朝子 鞍壺に託す一戦競べ馬 久美子 蟻は蛾を人は柩をかかげゆく 睦子 早苗田の水の世界を行く列車 愛 紫陽花やすこしはなれて宇宙船 睦子 ひつそりと咲くこと知らず濃紫陽花 たかし
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年6月3日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
短夜の沖に生活の灯のともり かづを 短夜や和尚偲びて尽きぬ宿 笑子 黒南風の精舎を昏め沈めをり 希子 十薬や花明りして父祖の墓地 匠 網を引く明易き浜声合はす 同 悠久の光を溜めて滴りぬ 泰俊
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年6月6日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
麦の秋鳥の旋回しばし見ん 喜代子 黄金を刈り取る如き麦の秋 由季子 短夜に一夜の旅の用意せる 都 麦秋の大地を分ける鉄路かな 同 逝きし人思ひ起せる虹の橋 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年6月7日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
体内のおほかたは水田水張る 都 湯上りの鏡を閉ぢて蛍見に 美智子 麦秋の金波を運ぶ風頰に 宇太郎 春雨にすつかり濡れて泣黒子 悦子 杜深しすだまの降らす花樗 美智子 校庭に名札を付けたミニトマト 佐代子 南天咲く早世力士悼みては すみ子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年6月8日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
空晴れて植田始まる農学部 亜栄子 一村に水ゆきわたり植田かな 百合子 としあつ師偲ぶ薄暑の石仏 教子 枡形の山気を吸ひて蝸牛 三無 下闇や気づけば猫の傍に 白陶 紫陽花の青き滴を受ける句碑 三無 月光をのせて十薬母の逝く 幸子 奥信濃瀬音まじりに河鹿鳴く 美枝子 故郷は懐深く初夏の旅 教子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年6月10日 なかみち句会
老鶯の声高らかに姿なく 廸子 老鶯や森の静けさ澄み亘る 聰 網戸開け小さき一匹逃しけり 貴薫 書を開く網戸の風の良き加減 三無 緑陰の間の光踏み遊ぶ のりこ 緑陰や刹那休らふ盲導犬 美貴 緑陰の森歩す空気異次元へ ます江 緑陰に入れば降るもの香るもの 怜
………………………………………………………………
令和6年6月10日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
風鈴を今年は出さうかと思ふ 昭子 石庭の砂紋に僧や水を打つ 時江 麦秋や己は小作小百姓 世詩明 万緑の真つ只中で友となる 三四郎 玻璃に付く守宮の目���大きかり ただし ぬけぬけと嘘吐く男草虱 世詩明 堰音の六月の水裏返す ただし 田植済み静かな寝息一村に みす枝 一望の青田や下校チャイム鳴る 時江 野仏の一重まぶたや著莪の花 ただし サングラス外して白き歯を見せる 昭子 音もなく崩れる雲の峰一つ ただし 僧逝きて幾年寺の木下闇 英美子 緑蔭の不開の門や鐘響む 時江 菖蒲の湯頭脳ゆつくり休ませり みす枝
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年6月11日 萩花鳥会
久々の娘とのドライヴ花菖蒲 祐子 夢誘う伊豆の旅寝の夕河鹿 健雄 薫風に一味添へてウイスキー 俊文 能登思ふ絆の祭始まりて ゆかり 太陽の恵み包みし枇杷すゝる 吉之 夕立の雲が覆ひし我が旅程 明子 鮎解禁河原で塩焼き白むすび 美恵子
………………………………………………………………
令和6年6月11日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
黒い線行つたり来たり蟻の道 紀子 内緒話浜昼顔がそつと聞き 同 初夏や日々の葛藤過ぎゆきて 光子 畳紙に包まれし物黴にほふ あけみ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年6月16日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
紫陽花のしづくを朝日移ろへる 千種 木道の谷戸田の隅に余り苗 幸風 木下闇これより先は獣道 慶月 夏草や弥生時代の息遣ひ 三無 水無月の木霊に道を迷はされ 千種 里山の道標なる立葵 ます江 濃あぢさゐ彩を増す夜半の雨 幸風 半夏生白く人声遠くせり 千種 夏蝶の白の大きく森に消ゆ 慶月 木道に釣り糸垂らす夏帽子 経彦
栗林圭魚選 特選句
鳴き交はす鴉に梅雨の森深く 要 滑り台順番を待つ夏帽子 経彦 今年竹撓ひて風の行方追ひ 三無 雨上るもりの朝やねむの花 芙佐子 紫陽花や森の匂ひに深呼吸 ます江 万緑や森に命を繋ぐ雨 亜栄子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年6月17日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
露草に一輪挿の織部かな 雪 白鳳の野々宮廃寺跡 同 僧偲ぶ僧の手描きに絵団扇に 同 夏蝶の祈るが如し辻地蔵 同 終電の汽笛編戸を通し聞く 英美子 竹落葉散る音を聞く真昼時 同 毛虫焼く南無阿弥陀仏唱へつつ みす枝 咲いてをり咲きかけてをり七変化 かづを 白寿まで闘志抱きて更衣 清女 鷺一羽思考してをり青田中 やす香 売れ残る金魚に疲れ見えにけり 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年6月19日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
青葉木菟夜を鳴かねばならぬかに 雪 五右衛門の煙管煙を吐ける山車 同 籠枕夫の遺せし油の香 清女 短夜を添ひ寝の犬に鼾きく 同 蜘蛛の囲の細きにかかるものは何 啓子 懐しき人に逢ふ夢明易し 笑子 風鈴の音とはならぬほどの揺れ 希子 短夜や星を眺めて聴く話 隆司 浴衣着て祭囃子の音に酔ふ 同 風鈴もそれぞれの色兄妹 和子 雨欲しきあぢさゐに色無かりけり 同 今夜だけ風鈴しづか話さうよ 令子 短夜や時の静かに広ごりて 千加江
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年6月21日 さきたま花鳥句会
刺身盛り紫蘇一枚の境界線 月惑 路地裏の暮色に媚びる七変化 八草 夏見舞幼き文字に磯の風 裕章 草刈りの終へて現はる地平線 紀花 麦秋の風入れカフェの読書会 康子 梅漬けの重石に亡夫の酒の瓶 恵美子 たまゆらの時をあづけて啼く河鹿 みのり 麦の秋うねる大地の広々と 彩香 地に影を一瞬黒く夏つばめ 良江
………………………………………………………………
令和6年6月21日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
白鬼女の渡しと伝へ草茂る 雪 欠け初めし月に崩るる白牡丹 同 尻重な返事のいまだ梅雨に入る 同 山笑ふ声に呑まれてしまひさう 同 高層のビルに飛び込む夜這星 世詩明 夏旅に背中合せの駅の椅子 同 風遊ぶままに青田の百面相 同 極楽の風吹く寺に夕端居 ただし 朝倉の水の音する青蛙 同 音もなくむくりむくりと雲の峰 みす枝
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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1月第4週
今週もおつかれさまでした。
今週はインドアなわたしには珍しく旅行記!
1/26-27で金沢旅行に行ってきました。
地震もあり行くかどうか直前まで迷ったけど、金沢は一部を除きほぼ通常通り&観光客が激減していると聞き、また車ではなく新幹線だったこともあり行くことを決めた。
初めての北陸新幹線・初めての金沢、ぼんちゃん(재민번)とともに。
着いて即フォーラスのもりもり寿司へ。
この日までありあまる寿司欲を必死に抑えていたので欲望のままに食べまくった。
写真の枚数制限すべては載せられないけど、旬の寒鰤や生のずわい蟹やのどぐろ、白海老、牡丹海老などとにかく全部がおいしかった!
食後はバスに乗って兼六園。
雪が積もっていて風情があった(地元のみなさんは大変でしょうが…)広々としたお庭を見て清々しい気持ちになったな。
ぼんちゃんも気持ちよさそう。
兼六園周辺を散策したあとは近江町市場に行ったんだけど、閉じてるお店が多かった。
今回の旅行ではひとつ九谷焼の作家さんの器がほしくて、いろいろ見て結局近江町市場エムザ口にある「うつわ かきいろ」さんで櫻井千絵さんのお椀を買った。
ポップな柄と色合いがすごくかわいい!軽くて使いやすいのもいい!
「うつわ かきいろ」さん、若手作家さんのかわいい作品がたくさんあるしカフェ利用もできるみたいなのでおすすめ。
そのまま歩いて尾山神社。金沢は名所が比較的固まっているから回りやすい。
神門、和漢洋折衷で素敵だった…食事をした後にまた前を通りかかったんだけど夜はライトアップされてた。
すこし休憩したあと夜は「金澤 せつ理」さんへ。
今回はここでの食事を目的にきたと言っても過言じゃないので、心から楽しみにしてた!
これも枚数制限で写真をすべて載せることが出来なくて悔しい!
茶碗蒸しに蟹味噌のシャーベットを載せたものとなまこのみぞれ和えの前菜にはじまり、白海老のもみじ粉(明太子)和え、鰆の燻製とバイ貝のお刺身、加賀蓮根の雲丹饅頭あんかけ梅肉添え(これおいしすぎて泣きそうになった)、数の子の烏賊巻きソイとずわい蟹のお刺身、のどぐろと海老芋に白子のソーストリュフ添え、寒鰤のしゃぶしゃぶ、赤蕪ズッキーニパプリカ林檎の糠漬け、蟹と舞茸ご飯(おかわりしました)、菜の花のお味噌汁、バナナの酢橘和えやよいひめデコポンのフルーツグラタンと品数も多くてぜーんぶ��いしかった!今まで生きてきた中でいちばんおいしかった食事かも!久々にお酒も飲みまくりました。
お料理はもちろんご主人の河田さんと女将さんの人柄が良くていい思い出になったなー。本当に何もかもがおいしかったです。遠いから頻繁には来られないけど、また金沢に行く機会があったら絶対訪れたい!
1日目はそんな感じで終わり、2日目はひがし茶屋街からスタート。
いつもならきっと人でごった返してるんだろうけど、切なくなるくらいすかすかだった。
朝はひがし茶屋街で軽く済ませようと思っていたので、きんつばで有名な中田屋さんの2階にある「甘味処 和味」さんへ。
上生とお抹茶をいただき、まったりしました。
ふらふらひがし茶屋街周辺を散策して、お店を覗いたりしたあとは歩いてそのまま尾張町に向かい、お昼に予約していた「日々魚数寄 東木」さんに行った。
ここもすごくおいしかったなー。特に鰤大根がとってもおいしかった!載せきれなかったけど(3回目)お造りも出てます。
昼食後は駅に向かい、のんびりお土産を買って新幹線に乗って帰宅。
1泊2日だったけど割とうまく回れて、行きたいところは行けた気がする。とにかく好きなものを食べた2日間だった!
冒頭でも言ったけど、直前まで迷ったけど行って本当によかった!人も優しく、ごはんもおいしく、景色もよく大変良いところでした。
まだまだ余震が心配ではあるけど、能登や輪島など地震による被害が甚大な地域が一刻もはやく復興し、また観光客がはやく戻ることを願います。
今年は無理のない範囲でインドアから脱却することを目標にしているから、仕事が落ち着いたタイミングでほかの県にも行きたいな。
旅行から帰ってきて引き現実に戻されてるけど、楽しいことを楽しめるように今週からの繁忙期もがんばって乗り切ります。
最後に今週よく聴いてた曲
Silk Sonic - Smokin Out The Window
また来週!
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Tachiguisushi Sushikawa: with Aged Sake Event
Invited by a friend, I visited "Aged Japanese Sake Party" at "Standing Sushi Sushikawa" at Sasazuka. 12,000 yen for all you can drink is a high-cost event.
友人に誘われて、「立食い鮨 鮨川」の「熟成日本酒の会」にお邪魔して来ました。12,000円で飲み放題のハイコスパなイベント。
🍣20貫+🍶とにかく多種のスペシャルコース。 最初にとりあえずおビール(瓶の赤星!ナイスビール)をいただいて、おちょこを3つ選んでカウンターに設置。ここに順に入れていただけます。そして早速お寿司に入ります。
お鮨リストはこちら。右の【握り】のところに書いてあるのが今回の20貫で、たぶんお鮨の追加も可能なのですが、いかんせん飲み放題なので最後の方は酔っ払いで楽しくなっちゃって、追加鮨については思考停止してました笑
🍣お寿司1:白いか
すだちパウダーと塩でさっぱり。
🍣お寿司2:真鯵
生姜さっぱり。この時期の鯵は脂も乗ってて美味しい。
🍶日本酒1:生酛純米吟醸 大七 皆伝 / 福島 🍶日本酒2:生酛純米 睡龍一二三 熟成 / 奈良
(できる限り裏ラベルも撮って残しておこうと思いつつ、あまりの大量ご提供につき、途中で諦めたり...苦笑)
睡龍一二三(すいりゅううたたね)は2009BY(平成21年度醸造)ということで、すでに15年近く熟成されている...?熟成日本酒ってほんともうみりん的味になるよね。
🍣お寿司3:へだい
皮目をほんのすこし炙ってるのかな。美味しい白身。
🍣お寿司4:小肌
そこまでお酢はきつくない、優しい味わい。
🍶日本酒3:熟成三年 ダルマ正宗 / 岐阜 🍶日本酒4:夢山水十割 十年低温熟成 奥 / 愛知
「ダルマ正宗」は百貨店さんで各年代の熟成酒が並んでたりしてて熟成酒ブランドとしてちょっと馴染みがあるもの。岐阜なんだよね〜 奥は10度以下で10年間低温熟成させたものということで、これも濃厚な味わい。
🍣お寿司5:さごし
さごしって何だっけと思ったら、「サワラの未成魚」なんだって。サワラって「魚」に「春」って書くので、旬は春なんだけど、その未成魚ということでサゴシの旬は冬〜早春とのこと。勉強になった。
🍣お寿司6:ぼら
ボラってあんまりお寿司で食べたことないなあ。美味しい白身。
🍶日本酒5:生酛 奥鹿 2020年3月上槽 / 大阪 🍶日本酒6:大七 自然酒生酛 2010 / 福島
奥鹿は大阪のお酒なのね。大七の自然酒生酛、さっきのやつよりこっちの方が酸味があって好きかも!
🍣お寿司7:煮牡蠣
ああ〜!これ美味しかったなあ。煮てあるから味わいがぎゅっと詰まっていて、生牡蠣とは違うねっとりした旨味。やっぱ牡蠣はいい。
🍣お寿司8:鰤
脂が乗っていて美味しい鰤。秋は鰤だね!ウマイ。 /
🍶日本酒7:小笹屋竹鶴 生酛純米原酒 / 広島 🍶日本酒8:雄町精米55 三千櫻 / 岐阜
小笹屋竹鶴は2017年(平成29)酒造年度のもので、これも5年くらい経過してるな。結構好きなブランド。三千櫻は、「なんか聞いたことがある気が...」と思ったら岐阜でした。中津川のやーつ。
🍣お寿司9:大紋はた
この辺から覚えていない笑 これも美味しい白身だったと思う。笑
🍣お寿司10:生本鮪赤身
安定のウマ赤身。ねっとり鮪の旨味。でも最近マグロより他のネタが好きになって来た感あるな、歳だな。
🍶日本酒9:山廃純米酒 たまがわ 2017BY / 京都 🍶日本酒10:熟成蔵守 / 東京
この会は、熟成酒の四合瓶を1本持ち込むとコース料金が値引きになる(12,000円→11,000円)ということで、熟成酒好きにはたまらんシェア会��んだろうな。 右の「たまがわ」の純米酒は参加��さんがお持ちになられたやつで、もうかなり熟成した濁り酒。これがもしかしたら飲んだ中で一番印象的(かつ変態的)だったな...!ラベル左上にBYが書いてあるものがネットでは見当たらないので限定なのかも...
🍣お寿司11:縞鯵
私けっこう縞鯵好きなタイプなんだけど、これはそこまで印象になかったな...酔ってたからだと思うけど、、、でも美味しかったよ!
🍣お寿司12:しめ鯖
お仕事してあるしめ鯖。美味しい。鯖の脂がじゅんわり。
🍶日本酒11:菊姫 山廃仕込 吟醸 / 石川 🍶日本酒12:日置桜 純米酒 長期熟成 時之匠 / 鳥取
あんまり覚えてないながらも、「菊姫」は「ああっ!父が飲んでたやつ...!」とコメントした記憶はギリ残ってる笑 今流行りのスッキリフルーティーなやつはたぶんあんまり熟成しても美味しくないんだろうな、こういう骨太な味のやつこそ熟成に向いているのでは。
🍣お寿司13:いくら軍艦
いくらは美味しいねえ。
🍣お寿司14:煮穴子
ああ〜っ!この煮穴子すごくほろほろで美味しかったなあ。途中の煮穴子は気分が変わるので、コースの醍醐味。(自分で頼む時は絶対最後にするので)昔は、一本穴子!ロング!みたいなのが好きだったけど、最近はこういう小ぶりでふわふわほろほろのが好きになってきた。
🍣お寿司15:生本鮪中トロ
前言撤回、やっぱり鮪はいい!中トロ最高!中トロしか勝たん!
🍶日本酒13:酵母無添加 木本原酒 2020BY 和の月 / 山形 🍶日本酒14:日置桜 生酛純米酒 本懐の盃 / 鳥取
ここまでくるともう言われるがまま、注がれるがまま。幸せでふらふらしちゃう(多分めちゃくちゃ酔ってる、途中でシャンパン的なものも飲んじゃった記憶あるしな...)
🍣お寿司16:足赤海老
蒸し赤海老はぷりぷり感を楽しむべし。(本当は海老は生の方が好き)でも味しっかりしてて美味しいよ。
🍣お寿司17:香住蟹 🍣お寿司18:白海老
わーーーーーーーーどちらも最高!どっちも大好き!口に入れた瞬間広がる味わい、反芻不可避。。。!!!中トロあたりからお酒飲むのに一生懸命で、お皿のお寿司がたまってきちゃったのが悔やまれる。笑 でもどちらも最高である。軍艦じゃないのがまた良し!
🍶日本酒15:清酒 雷 Le Tonnerre 2016BY / フランス
おお、こちらも会の参加者さんがお持ちになられたものだと思うのですが、フランスで作っている日本酒!製造者は Les Larmes du Levant(昇涙酒造)というところ。とってもしっかりしていて、深みのある味わいが良きです。
🍣お寿司19:煮蛤
ツメが少なめながらも、しっかりとはまぐりの美味しさが楽しめる。貝あんまりな私だけど、こういうのの美味しさがわかるようになって来た。
🍣お寿司20:馬糞雲丹
ダダーン!!!最後の最後の雲丹は最高!軍艦じゃないからよりダイレクトにウニの美味しさだけ楽しめて最高!ウニ大勝利!!!
お寿司は20貫、お酒は日本酒の熟成酒がどんどん出るだけ飲み放題という。すごい会。案の定前半は写真撮ったり味の感想を言い合ったりしてたのですが、後半は案の定ほぼ覚えていません。とにかくたくさん飲んだ...!珍しいものを色々試させていただいたので、勉強になりました。
また行きたい!
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第3章 【その日を摘め】
Dyan:翼がなくても飛べる。じっとしていられない
Nexsa:翼がなくても飛べる。一人になれる場所がある
Sympan:翼がなくても飛べる。平和と友愛の世界を模索している。拳は硬い方。
声とはいうが、潜水艇のソナーに近い。
ダイアンは広範囲に発した声がぶつかった光りを感じた。あちらからもダイアンの声はよく見えているはずだ。
その光に向かって再び跳ぶことが出来たたからダイアはラッキーだな、とグッと拳を握った。シンファンからネクサーの様子がおかしいがコンタクトが取れない、たどり着けないと聞かされて、もし石碑に引きこもっているのならさすがに干渉することができないし闇雲に彼のいるチャンネルを探すにも限界があると諦めるところだった。
他人の不調にちょっと怖いくらいにすぐ気づくシンファンだけれど“秘密の場所”に跳ぶことがでずに困り果ててダイアンに相談を持ち掛けて、座標さえわかればどこへでも跳べるダイアンがネクサーの元へ跳んだ。
これが結構手間なのだが、心優しく生真面目でけっこう気の短いシンファンの前でやる気のない素振りをするとたいてい痛い目にあう。苦しむ仲間を放っておくのかとビンタをされたり、負担を強いてすまないとエネルギーの過剰供給をされたり、ほかにもいろいろ。これは普段から余裕ぶってヘラヘラして余計な一言を言わないと気が済まないダイアンの性格のデメリットでもあるからシンファンを悪者にするわけにもいかないのだけれど。
“秘密の場所”だなんてもったいつけているけれど、世界を作り出すテクスチャーの割れ目だとか並行宇宙の隙間だとか、そういうよくわからない温かな光の差しこむ場所でネクサーは繭のなかでしずかに眠っていた。その繭すらところどころ傷ついて赤黒く濁っていて、これはシンファンが放っておくわけがない、と苦笑した。
「ネクス」
と呼びかけても応えはない。みっともなく視線が震えて緊張を思い知る。きっと放っておいてもしばらくすれば元気になるのだろう。シンファンだって、ダイアンには治療とか治癒とかそういう能力がからっきしだと知っているから、なにもできなくても納得してくれるはずだ。ここは安全だし、見捨てるのとはワケがちがう。
いくつかのためらいのあと、ダイアンはこの場に残ることを決めた。軽薄で軽率で思いつたら即行動のダイアンに根気強く付き合ってものごとの理屈をひとつひとつ教えてくれた人の側にいたいとおもうのは当然じゃないか、そう思って。
ネクサーにとってのダイアンはたくさんいる手のかかる若者の一人に過ぎないと冷静な部分はいうのだけれど、それはネクサーの都合で、ダイアンは関係がない。ダイアンのなかではネクサーは温かな手で背中を撫で手を引いてくれる人だ。半端なことをすると蹴り飛ばしてやり直しだというし、最善の最良を探して疲労困憊してもまだもっと良い方法があるはずだと静かに問い詰めてくる。時には一番危ない場所に飛び込んで一番つらい役回りを引き受けて、どうあるべきかを、つよく、指していた。
ダイアンはそういう遠回しで寛大なふるまいはできそうにないけれど、そうありたいとあの背中を追いかけている。とおいむかしにいなくなった父は教えてくれなかったことだ。
落ち着かない心と退屈を紛らわせるようにダイアンは鼻歌をくちずさんであたりを散策した。こういう空間はよくわからない破材が漂着していて、それが案外使えたりする。
根気強く探し回ったダイアンは意気揚々とミドリの樹の枝を拾ってくると傘のように振り回しながらネクサーの側に戻ってきて、枝の先を丹念に研いだ。鋭い切っ先に満足すると、枝先で自分の胸元で蒼穹色の光を放つ炉を突き破り、枝が溶けてできた穴のふさがらないうちに両手を突っ込んで充分に広げて、とろとろと滴をこぼれる黄金の体内��利き手を突っ込んで、片手にすこし余る、うつくしい、東雲色のボールをとりだした。
粒子に還元するはずの体液は気化するよりも多く流れ落ちるせいでダイアンの腹をつたい足を汚し、飛び散る燐光はネクサーの眠る繭をしとどにぬらしてゆく。
「俺っていい子じゃないからさ、やっちゃうんだよね。こういう無茶。
いやぁ、痛みがないのはいいな、さすがの俺でもできねぇよ、てか、死んじまうし。あんたたちは、光があれば、光があるかぎり、何度だってやり直せるんだよな。トリニタスがそうだったもん。どんなに絶望的な状況だからって諦めなきゃ、戦ってたら、光はあるんだってさ。俺ひとりじゃこれっぽっちだけど、でも、ほら、さっきより明るいし?
場所、シンファンに伝えたから、来るのは難しくても、助けてくれるだろ、あいつ、器用だし、こういうのも、慣れてるかもじゃん」
くふくふ、と笑って拙くなる言葉にダイアンは薄れてゆく意識をはっきりと自覚した。
「みてみろよ、あれ、ミラーボールみたい。白色、オンリーの。あれがね、俺をねここまで、連れてきたんだぜ。空、どんな飛行機より早くて、飛べる。人、泣いてる人、助けてきたんだ。暖かいだろ。あれが、俺。あぁ。クソ、眠い。かあさんは、星に、星なんだって。おおぐまの、あしを、きた、に。いつつ、のばした、ところ。こぐま、の、ひたい、の、うへ、かあさんの、星。とうさん、は、銀、銀色の龍…」
ダイアンの開いた胸からこぼれる光は徐々に少なくなったが、それと同じだけダイアンの身体も小さくなってとうとう元の背丈の膝くらいになってふらふらとネクサーの繭を抱きしめた。
「まつのは、なれている」
ダイアンはすこし眠ることにした。
金色に輝く雨の街を泳ぐ、銀色のクジラを見て、ダイアンは最初、これは夢かとおもった。
ただ、寝る前にずいぶん気弱になってしまって、ネクサーに抱き付いたままだったことを思い出すと気恥ずかしくてたまらなかった。格好つけて助け出すつもりが、ネクサーの繭のなかに庇われてしまった。気をつかってもらわなくても大丈夫なようにわざわざ器を変えたのに、うたた寝なんてするからだ、と顔をおおってうなだれていても銀のクジラは降り注ぐ雨に全身を濡らし気持ちよさそうにしている。ダイアンはそのクジラにぴったりと寄り添っている小さなトンボらしかった。せめて、ハヤブサとかタカがよかったのだけれど力の大部分を分離させて、���機の肉体はこちらに持ち込めないとなるとこんなものだろう。並べるだけ、上出来。いややっぱりもっと強くてカッコイイやつが��いな。
「ネクサーはどうおもう」
ダイアンの問いかけにネクサーはなにも答えなかった。最初はクジラだと感じたけれどずいぶんと細長くてナマズとかハイギョにも見える。
「いい加減だな」
ネクサーは立ち並ぶ石造りの塔や神殿を避けながら降り注ぐ雨と柔らかな陽光に輝く街をひとしきりみてまわると、おおきな螺旋を描いてゆっくりと上昇して次の街に向かった。今度は、木と泥の建物が並んでいて、こちらにも雨は降り注いでいた。
しかもよくみてみれば、雨を受けた陽の光に照らされた部分だけが重厚なヴェールのような宵のとばりの平野から浮き上がっている。さっきの街も深い闇から雨と光の当たるところににょきにょきと生えていたのかもしれない。
夜と朝を同時に見ているような奇妙な光景だ。
ネクサーは何軒かの民家と石塀の物々しい城跡のような場所をしばらくみたあと、また街全体を見回して螺旋を描いて浮上した。
3つめの街も同じように雨のなかぼんやりとした暗闇のなかに浮かび上がっている。街の造りもちょっと近代的になったけれどダイアンはあまり興味がわかず黙ってネクサーについて行った。静かにしていると、この廃墟のなかに微かに、人の気配を感じ取った。もう姿も失って、やさしい手触りだけをネクサーに託した誰かの気配だ。触れればほどけてしまいそうな彼らのふるびた彼らの存在を、ネクサーはたいせつに大切に慈しんでいる
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🎼 00624 「ドリーム・スープ」。
いつかの晴れた日に 新装版を町で見かけて いつか読んで見やうと思っていました、わたしのラブリー 高峰秀子さんの 「高峰秀子のレシピ 「台所のオーケストラ」 より (ハースト婦人画報社 2012年)」 を読んでいます。わたしが読んでいるものは 新装版になる前のものですけれど、1982年に刊行されました 「台所のオーケストラ」 を底本とし、文春文庫や 光文社知恵の森文庫の 「おいしい人間、おいしいおはなし」 から抜粋したエッセイを加えて再編集した新装版ださうで、わたしが読んでいるものも新装版だったりします。そんなお料理本を読んでいて 読めても書けない感じがする漢字をテキトーに書き留めます (この頁を綴った数日後、新装版の新装版 (2015年9月4日初版) を手に入れました)。
・和えもの (あえもの)
・青豌豆 (アオエンドウ)
・赤唐辛子 (あかとうがらし)
・鰺 (アジ)
・海鱺 (アナゴ)
・炒めもの (いためもの)
・鰯 (イワシ)
・薄切り (うすぎり)
・鰻 (ウナギ)
・雲丹 (ウニ)
・��み (うまみ)
・梅干 (うめぼし)
・熟れた (うれた)
・お刺身 (おさしみ)
・お吸い物 (おすいもの)
・お猪口 (おちょこ)
・落とし蓋 (おとしぶた)
・お箸 (おはし)
・お盆 (おぼん)
・お味噌汁 (おみそしる)
・牡蠣 (かき)
・片栗粉 (かたくりこ)
・蒲焼き (かばやき)
・唐揚げ (からあげ)
・顆粒 (かりゅう)
・寒卵 (かんたまご)
・罐詰 (かんづめ)
・甘味 (かんみ)
・黄菊 (キギク)
・魚介 (ぎょかい)
・燻製 (くんせい)
・月桂樹 (げっけいじゅ)
・鯉 (こい)
・香辛料 (こうしんりょう)
・焦げめ (こげめ)
・胡椒 (こしょう)
・御馳走 (ごちそう)
・小鉢 (こばち)
・牛蒡 (ゴボウ)
・小麦粉 (こむぎこ)
・鮭 (サケ)
・サツマ芋 (さつまいも)
・酸味 (さんみ)
・椎茸 (しいたけ)
・塩茹で (しおゆで)
・紫蘇 (シソ)
・食事 (しょくじ)
・蛇口 (じゃぐち)
・春菊 (しゅんぎく)
・蓴菜 (ジュンサイ)
・生姜 (ショウガ)
・韮黄 (ジョウホワン)
・醤油 (しょうゆ)
・精進揚げ (しょうじんあげ)
・食パン (しょくぱん)
・白髪ねぎ (しらがねぎ)
・白下 (しろした)
・新鮮 (しんせん)
・酢 (す)
・寿司屋 (すしや)
・千切り (せんぎり)
・栓抜き (せんぬき)
・鯛 (タイ)
・筍 (たけのこ)
・玉葱 (タマネギ)
・束子 (たわし)
・茶碗蒸し (ちゃわんむし)
・中華鍋 (ちゅうかなべ)
・厨房 (ちゅうぼう)
・佃煮 (つくだに)
・手羽先 (テバサキ)
・冬瓜 (とうがん)
・豆板醤 (とうばんじゃん)
・豆腐 (とうふ)
・鶏肉 (とりにく)
・茄子 (なす)
・納豆 (ナットウ)
・日本酒 (にほんしゅ)
・人参 (ニンジン)
・海苔 (ノリ)
・蠔油 (ハオユー)
・発酵 (はっこう)
・鱧 (ハモ)
・半熟 (はんじゅく)
・冷やごはん (ひやごはん)
・瓶詰 (びんづめ)
・風味 (ふうみ)
・福神漬 (ふくじんづけ)
・豚 (ブタ)
・沸騰 (ふっとう)
・包丁 (ほうちょう)
・鮪 (マグロ)
・俎板 (まないた)
・水煮 (みずに)
・味噌漬け (みそづけ)
・無添加 (むてんか)
・目玉焼き (めだまやき)
・麺類 (めんるい)
・火傷 (やけど)
・落花生 (らっかせい)
・辣油 (らーゆ)
・卵白 (らんぱく)
・料亭 (りょうてい)
・冷凍保存 (れいとうほぞん)
・わさび醤油 (わさびじょうゆ)
・蕨 (ワラビ)
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作り手と食べ手の「在り方」(贅沢者のアンカーはどこへ走る?)
薪焼きレストラン Bb9
自家製パン、イタリアの水牛の燻製バター、オーストラリアの冬の黒トリュフ。南半球は冬なのだ。毛布のような黒トリュフのテクスチャと燻製バターの香りは強力すぎる悦だった。これにはもう心を開くしかないってかこじ開けられる。この時点で完全にあちら側のスペースに入り、美味による意識の支配が始まることを覚悟…。
薪で低音で焼いたトマトは水分が抜けて煮詰まった固形のトマトソースになる。小籠包みたいに熱く口の中に充満する濃厚なそれは酸と糖のバランスが絶妙。
舞鶴のアジはサッと温めた程度で、アクセントにミョウガ、少しのビネガー。ほぼ生のアジは少し薪の匂いがして、柔らかい印象になる。
海を食べた。
天草の牡蠣にオカワカメ。まったく塩をせず、味付けは牡蠣の持つ海塩由来の塩分のみ。牡蠣はぬるく温度管理されていて、食べた時に真夏の海水の温度を思い出した。純粋な海の味が一纏めになったような牡蠣と、湿っぽい潮風のようなオカワカメ。私の脳は夏の海に浮かんでるのか?どんな再現性?情景が無限に湧くVR的食体験。現実の夢………。
薪で真っ黒にしたあと切ってまた薪でとことん焼いて、とろとろになって甘みが出たパプリカ。コントラストに、切り立てのフレッシュなじたまねぎとディル。青森の本マグロは温まる程度の火入れ。
これで言葉を失いました。魚の脂が、噛んだ時にしゃりしゃり鳴るの。どんな火入れでこの繊細な食感になるんだよ!そして名脇役に前記の野菜達……ソースも胡椒も要らない。作り手のプロフェッショナルに、食材の美味に惨敗。もう世界一でいいよ、、
焼いて覚ました賀茂なすと、ミョウバン未処理の無添加ウニ 、冷たいトマト水。キンキンにクーラー効いた部屋みたいな爽やかさに、雲丹の純なミルク感が乗っかってるこのバランス感覚。天才。
津居山ののどぐろとのどぐろの骨で炊いたお米
「恐ろしいものが出てきた……」と呟くとソムリエの方が笑ってた。この方のワイン、料理のプレゼンが熱すぎて素敵だったから私もあんな感じで研究発表しよかな。のどぐろ食べる→微笑みながら死んだ。幸せすぎると人間こうなるんだなあ。のどぐろの上品な脂が硬めのお米に溶け込み大変なことになっている。
10日間熟成したクエの薪焼き。のどぐろ→クエのコンボは殺しにかかってるのか?程よく締まったクエ様の身ははピルピルを纏って色気マシマシ。スペインのピルピルはマヨネーズ的なものだけど卵と油ではなく、魚のゼラチン質とオリーブオイルで乳化させたソース。
1時間焼いた子豚、丸焼きポルチーニ
小細工無し、直球勝負の意思。センスとスキルで食材を頂点に連れていき、潜在脳を最大解放。この能力やばすぎるからシェフは国の宝として守ろう
40日ドライエイジングした熊本の赤牛、焼ナスのピュレにフランスのサマートリュフ。北半球は夏なのだ。こちらの火入れも芸術的だった。しっかり焼かれた表面と、ぎゅっと引き締まった内部。咀嚼でジュワァと溢れる肉汁に、アミノ酸の濃密な旨みを感じた。昔食品機能学で習った屠殺後の筋肉のIMP産生の図思い出したよね。相乗するのは焼きナスの透き通った甘味、白トリュフの香り。なにこの危うい快楽…
調味料をほぼ使わない、「焼く」のみで食材の潜在脳を最大限に引き出した料理は私の既知から想像までを軽々と超えてしまっていた。こんなの知らない!新ジャンルだ!と思ったが、「人類が1番最初に試した調理法じゃないですか」と言われて震えた。あの人たちの視点は我々の盲点なのかもしれない。
Bb9は完全予約制。その日の予約人数分の薪は料理の提供時間に合わせて朝からくべており、全ての料理はその薪の熾火で調理している。コース内容は日によって異なる。食材庫、冷蔵庫、熟成庫におけるその日の一番状態の良い食材メンバーから考えて構成される。そんな食材達は一次生産者、仲卸業者の方々が繋いできたリレーのバトンのようなもので、シェフの渾身の炎がそれらを花開かせる。(自分の命をつなぐため、他の命を食らう。料理人として、その事実に向き合った時命に対する最大のリスペクトとして薪を熱源として命に火を入れています。それはその命を最大限に生かすため。/Bb9ホームページより)こうやって渡ってきた魂のようなバトンを受け取ることができるBb9の食べ手は少々贅沢すぎるような気もする。
しかし、贅沢者のアンカー達に課せられたのはバトンをただ消化することではなく、一生懸命繋いでゴールに走るという使命なんだろう。このバトンは「全力で生きなさい」っていうメッセージなのかもしれない。
ひたすらに真理を突き詰める唯一無二の思考と技術にシビレまくった。完全にファンだ。夏のBb9は最高だったが、冬のBb9にも興味津々。
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かきうにいくら #おまかせコース☆☆ #広田湾産牡蠣 #大間産無添加生雲丹 #鱒のいくら #大館市 #居酒屋 #秋田県 #AKITA #Odate #Japan #NIPPON #izakaya #omakase (Restaurant Japonais Wasabi) https://www.instagram.com/p/CoXAgDOyU6g/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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A well-prepared meal is delicious and makes the body healthy. 熱中症対策にもしっかりと 考えた食事内容。 昼夜の忙しさを一つの食で カバーする献立。 『国産鯖のこっくり生姜味噌煮と自家製発芽玄米、雲丹と本マグロ色々小鉢定食』 本日のメイン ◉国産鯖のこっくり新生姜味噌煮とこんにゃく添え 新生姜がたっぷり入っており、身がふっくら、非常に美味しい仕上がり。こんにゃくがまた美味しい。 ◉雲丹と本マグロ 本マグロは脂がのって実に美味しく雲丹とベストマッチ。本山葵と共にごはんにのせたりまた美味。 本日の主食 ◉自家製発芽玄米ごはん 軽い炊き上がりに。夏に合わせたものを。東洋医学の観点で。 ◉水出し知覧茶で冷やし茶漬け 玄米と知覧茶でさらりといただく。我が家のこの夏の定番です。 本日の吸い物 ◉早摘み有明黒海苔の『海苔吸い茗荷仕立て』 2種類用意して。私は茗荷であっさりと。海藻の風味と旨味は美味しさを際立たせる。 本日のサラダは目玉焼きサラダ仕立て ◉畑の新玉とオーガニックリーフとキャベツのサラダ ◉半熟ぷるぷる目玉焼き この焼き加減が好み。ドレッシングで食べるサラダ仕立てで、飽きないお味。 ◉自家製オニオ��ドレッシング 自家製のドレッシングは特に油も、塩も良質なもので非常に美味しく仕上がります。もちろんヴィネガーも。 本日の小鉢おかずいろいろ ◉自家製国産鯛味噌 ふっくらグリルした国産鯛をあらほぐしにして味噌などでまとめた一品。 脂も美���しく非常に美味。 ◉鳴門わかめの当座煮 夏はミネラルたっぷりが嬉しい。 ◉国産もずく加減酢和え 本日の香の物 ◉自家製西瓜漬け ◉発酵キャベツ ◉昔ながらの沢庵 ◉無添加国産塩昆布 ◉黒豆納豆山葵 本日の食後の飲み物 ◉イカリブレンドアイスコーヒー 料理研究家 指宿さゆり ーーーーーーーーーーー #料理研究家指宿さゆり #レシピ開発 #レシピ制作 #レシピ制作専門スタジオ #料理は教養 #食は品性 #washoku #食育 #本鮪 #雲丹 #お昼ごはん #おうち定食 #食卓 #レシピ #目玉焼き #鯖の味噌煮 #おうち時間 #丁寧な暮らし #神戸三田プレミアムアウトレット #ランチ #三田市ランチ #サラダ #神戸料理教室 #神戸グルメ #小鉢定食 #ヘルシーメニュー #夜ごはん #小鉢 #玄米ごはん #定食 (神戸市) https://www.instagram.com/p/ChMitH1vsCZ/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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各地句会報
花鳥誌 令和6年8月号
坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和6年5月2日 うづら三日の月句会 坊城俊樹選 特選句
ホロホロと鍬に砕ける春の土 喜代子 亡き猫の声かと覚む春の闇 同 四姉妹母に供へる柏餅 由季子 薫風にうだつの揚る港町 都 青嵐甍の波をひとつ飛び 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月4日 零の会 坊城俊樹選 特選句
誰待つや水子地蔵と風車 毬子 愛宕山水の匂ひのして立夏 光子 湧水の鯉は真珠になりたくて きみよ 虎ノ門ヒルズそれとも蜃楼 光子 そそくさと愛宕詣での蟻ひとつ 三郎 新しきビルの隙間にある新樹 久 常盤木の落葉は坂の底の底 小鳥 日傘手に男の上る女坂 昌文 虎ノ門ヒルズ這ひ来し蚯蚓かな 美紀
岡田順子選 特選句
新緑の堂宇律する木魚かな 毬子 猿寺のへその緒めきし花藻かな 小鳥 耳に髪かけたる指が蝶を呼ぶ 和子 生まれては緋目高といふ名を借りて 小鳥 風車回らぬほどの風を受く はるか そそくさと愛宕詣での蟻ひとつ 三郎 馬駆けし愛宕山とは蝶ひとつ 俊樹 緑蔭のどれも過去向く拡声器 きみよ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月4日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
壱岐対馬越えて釜山へ卯波立つ たかし 人を待つ昂りに似て卯浪立つ 孝子 春愁はもつれたあやとりの紐 修二 さまざまの風に出合つて若葉かな 孝子 逃水を追ひいくばくの疲労感 修二 しやぼんだま戦火の子らに向けて吹く 朝子 雲雀の巣踏み潰し行く重戦車 たかし チューリップ手足ふつくり乳母車 成子 八方に餓鬼うづくまる黄砂かな 朝子 糸柳お岩は細き指を垂れ 修二 十字架を仰げば風の薫りけり 孝子 廃校の土俵に花の散りしきぬ 朝子 卯波立つ沖を眺めて昼の酒 かおり
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月6日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
柿若葉母の天麩羅語り種 和魚 ふくよかに葉音さらさら風五月 聰 山匂ひ水音響く五月かな 三無 沖へ帆の連なりわくや風五月 聰 パステルを選びて描く若葉山 ことこ 浅間への雑木若葉の葉音きき ます江 岩に波飛び散る光五月来ぬ 秋尚 日に濡るる若葉見上げつ峠越ゆ 三無 鯖街道歩きしところ穂高見ゆ ます江 甥つ子の声変はりして五月来ぬ 美貴 風五月江の電海へ大曲り 三無 思ひやる言葉を選び五月の夜 貴薫
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月6日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
蛇穴を出でて振り向く顔もたず 雪 聞きに来よてふは椿の落ちる音 同 女踏む如く男の踏む椿 同 藤房の先に見えざる風生まる かづを 葉桜の神社まはりを鎮めをり 匠 アイリスを活けてサツチモ聞く深夜 清女 朧夜や母に逢ふ夢覚めやすき 笑子 荷を解けば青き匂ひの莢豌豆 希子 葉桜や旧制校のありし跡 泰俊 万象の輝く五月来りけり 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月11日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
やはらかき音の騒めき若楓 秋尚 結び目に母の思ひの粽解く 百合子 リハビリを終へて正午や街薄暑 恭子 中子師を偲ぶ五月の句座なりし 亜栄子 樟若葉風に煌めく音静か 秋尚 海の風山の風吹く捩花 亜栄子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月12日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
何某の宿祢の杜やかかり藤 都 花祭瑞雲を呼ぶ釈迦の指 宇太郎 余花の雨幹の裂傷深くして 都 新緑にろ過され朝の息甘し 佐代子 手に湿り春椎茸の肉厚く 和子 葉桜の土手ゆく白き犬曳いて 悦子 老眼のルーペで愛でし花楓 宇太郎
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月13日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
後遺症無いとは云へず蝶の昼 清女 福助の貯金箱あり五月晴 ただし 手鏡の髪なで乍ら土用干し 世詩明 戻り来て剥がす日めくり四月馬鹿 ただし 花卯木友と語りし通学路 英美子 金色の囲む在所や麦の秋 みす枝 夏来るシャンパングラス走る泡 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月13日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
紙灯篭復興祈る輪島初夏 みえこ 初夏の列車に恐竜描かれし あけみ 花水木街路にいつか咲いてをり 令子 折紙の金環太き鯉幟 実加 祭町子等のよろこぶ菓子選び 令子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月14日 萩花鳥会
鴨ゆきて燕戻りて川住居 祐子 花の雨抜けて仮眠の深夜便 健雄 残されしボール一つに浅き夏 俊文 更衣する間も無くて半袖に ゆかり 水田の浅瀬泳ぐや鯉のぼり 明子 急階段挑みて天守若葉風 美恵子
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令和6年5月15日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
扁額の一字が読めず梅雨の宿 世詩明 若葉風わらべ地蔵をつつみゆく 笑子 お精舎の風鐸ゆらす梅雨晴間 同 路地裏をしよぼしよぼ歩く梅雨鴉 希子 獣めく匂も混じる草いきれ 泰俊 古りたりな三国祭の誘ひ文 雪 牡丹を切りて一日の贅とせん 同 牡丹に待てば現れさうな人 同 退屈を欠伸してゐる葱坊主 同 椿落つ終の一花と云ふ色に 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月17日 さきたま花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
葉桜や百葉箱はぽつねんと 月惑 黙祷の黙に扇子の音止まず 裕章 古民家も古木も包む若葉風 泉 せがまるる父の草笛音の出ず 康子 十薬の干されしままに家売られ 順子 蚕豆は反重力の世界とも 月惑 朝日受け夜来の雨に光る薔薇 彩香 道をしへ誘はれ来れば妓楼跡 裕章 薔薇一輪仏に供へ留守頼む 順子 祝酒ちよこに浮き立つ夏の月 同 結跏趺坐する禅堂に蚊は廻る 月惑 お互ひにためらひもなき更衣 八草 母の日や乳を持ちたる大銀杏 紀花 菖蒲田に挙るサーベルの直線 月惑 五月晴れ複々線の縄電車 良江 母の日の無口の兄の大あくび としゑ 掌に乗る子猫にも髭のあり みのり 夏館蒼穹の野へ開け放つ 裕章
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月19日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
万緑を深く映して奥の池 亜栄子 師の句碑に句友の墓碑に黒揚羽 三無 沙羅の花散りて積れる密寺かな 慶月 雨雲の近づく気配蝸牛 久 草むらに昼顔溺れさうに浮く 秋尚 十薬の花もかをりも無縁墓と 亜栄子 D51は永遠や夏野に据ゑられて 久子 新緑のメタセコイアは太古の香 久子 蛙田に昭和の声の残りたる 千種
栗林圭魚選 特選句
子等のこゑ池塘に生るる太藺かな 幸風 鮮やかな青翻へし瑠璃蜥蜴 久 一面の青草の丘登り急 軽象 師の句碑に句友の墓碑に黒揚羽 三無 沙羅の花散りて積れる密寺かな 慶月 暗闇坂薄暑の袖を捲りけり 斉 老鶯やメタセコイアの闇を抜け 亜栄子 新緑の森に山鳩奥の池 経彦 隠沼の静寂破りて蟇 芙佐子 新緑の木漏れ日揺るる年尾句碑 経彦 寺出でて定家かづらの香に触るる 秋尚 キャンパスに続く山道夏薊 久子 花卯木森の昏さに寄り添ひし 斉 草むらに昼顔溺れさうに浮く 秋尚 峠路に仰ぐ卯の花空重く 芙佐子 寄せ墓に甘茶の花の日和かな 亜栄子 ひと筋に姫沙羅の花すつと落つ 秋尚 隠沼にメタセコイアの新樹光 幸風 お絵描きの子らや泰山木の花 斉 野薊のぱつと明るき母の塔 文英 日ざしきて暗さ呼び込む新樹蔭 千種 石仏の眼にも優しきさつき雨 軽象 切株に園児忘れし夏帽子 経彦 菖蒲田の間に間に低き白菖蒲 久子 新緑のメタセコイアは太古の香 同 走り茶を呷り民話の始まれり 経彦 堂前に沙羅の花散る僧の留守 亜栄子 初夏の少し気怠き二人の歩 斉 庫裡裏に零れる実梅夥し 芙佐子 蜘蛛の囲の元禄仏の肩に揺る ��月
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年5月22日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
覗くまじ編笠百合の笠の中 雪 伊勢神楽牡丹の庭に舞ひ納む 同 大蚯蚓這ひ出て暗き穴残る 同 花は葉に店に残りし桜餅 ただし 大杉も岩も当時の夏の庭 洋子 かづら橋渡りきりたる夏の声 紀代美 万緑に全身染まる露天風呂 みす枝 胸奥は語らぬことに草を引く 一涓 春炬燵触れたる足のなかりけり 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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Mikosushi: High-quality but casual sushi bar in Shimbashi
Last week was my birthday. I didn't do anything special to celebrate, but that's because I had a reservation for sushi this Friday. I took a dashing afternoon off and went to Miko Sushi. Miko-zushi is a sushi restaurant with an undisclosed address that opened last year but quickly became popular, it is popular for its cosy and delicious food.
先週はわたくしお誕生日でして。特にお祝いっぽいことはしなかったのですが、それはこの金曜日にお寿司の予約を入れていたからなのです。颯爽と午後休をいただいて、みこ寿司へ。 みこ寿司さんは、昨年オープンして瞬く間に人気になった住所非公開のお寿司屋さん。コスパよく美味しいものが楽しめるということで人気。気になっていたので行ってみました!
おやすみなので、お昼からお酒飲んじゃうよ! ということでおビールからスタートです。生ビールじゃなくて瓶ビールのお店。すーぱーどぅぅぅるぁぁぁぁい!
ま��は九州のそでいかからスタート。
きっとこのそでいかの白は、世の中にあるという200色の白の中のひとつでしょうね。 すこしだけピンクがかった白にわさびのグリーンが透けて美しい。 そしてもちろん美味しい。ふんわりねっとりのところに、お塩と柑橘果汁の酸味でさっぱり。
お次は真鯛。この日は愛媛のだったかな。
皮目を軽く炙って、香ばしさがあって美味しい。
お次はカンパチ。こちらも愛媛のだったかな。
カットが綺麗。カットに軽く染み込んだお醤油がよい。
赤身と〜
中トロ。
赤身はねっとり、中トロはバランスのよい脂ののり。 大将が「はい、○○」とネタ名を言って出してくれるのを「〇〇〜」と反唱してから食べてしまう癖のある私。別にいいと思ってる!笑
ここでおビール無くなったので、日本酒へ切り替えます。
お店には、常設の2種と、都度入れ替えの限定が5種類くらいかな?置いてあるみたいで、その中からお隣のお兄さんが飲まれていて気になったこいつをチョイス。
飛騨(!!)の「蓬莱」の「初汲み 純米吟醸 生貯蔵」。
なにやらめちゃめちゃ気合いが入った紙巻きのパッケージ。
「新・生ける伝説 北場広治スペシャル」の斜めのシールと、「酒造り一筋三十五年の漢 北場広治スペシャル」の金色のシールに気合いが入っている(笑)日本酒。
フルーティーな香りと、ややしっかりめな味わいで「日本酒〜」って感じでした。笑
さて、お寿司に戻ります。お次は鯵。
例のごとく「背の青い魚好き」な私。やっぱり鯵は美味しい〜 上に乗ってる紫蘇の爽やかさがやっぱり合う。ウマウマデス
お次はシメサバ。
シメサバってたまにパッサパサになってるやつあるけど(大きいお店のは結構多い)、こちらはしっかりしっとり。そこまでお酢がきつくない締め方で、おいしかった〜
鳥貝。
コリコリな中にも貝の磯の旨味。
ホタテは軽く炙ったものを手巻きで。
美味しい〜 けど、海苔がちょっと大きいから、ホタテの味わいよりも海苔の香りが強く出ちゃっててちょっと勿体無かったかも。美味しかったけど!結局ホタテは美味しいけど!!!
甘エビ。
美味し。やっぱり甘エビすき。とろんとろん甘々。
とっても背筋がピンとした車海老。
ブリッとした歯応えが車海老らしさよね。美味し。
いくらの軍艦。
上にぱらっと振られたゆずの香りがよい。でも、そこまでしっかりしたいくら粒じゃなかったから、印象は薄めだなあ。
ここで2杯目の日本酒へ。福井の「白龍」の限定「純米吟醸 DRAGON WATER SILKY」をいただきます。
さっきの「蓬莱」よりも香りは軽めで、エステルっぽいブドウ方向の香りがしてより飲みやすい感じ。 福井といえば「黒龍」で(もちろんそっちは飲んだことある)、「白龍」があるのも知ってたけど、飲むのは初めてだったかな。美味しいです。
さてさて、ちょこちょこ別のお客様のために登場していたのが、こちらのお店のスペシャリテであるウニ。
/ダダーン\
本日は7種類の箱雲丹が入っております。
社長さんが無類の「ウニ好き」ということで、初セリの一番いいウニもこちらのお店に入れたとのこと。(今年の初セリのウニは30万円超だったそう。さすが御祝儀価格...!)
お店では、「雲丹パラダイス」ということで、当日仕入れられている何種類ものウニの中から、好き���銘柄を1つ選ぶことが可能。もちろん、追加で何種類も選んで食べ比べをすることも可能。880円/1貫です。
本日の7種類から、悩みに悩んで3種類を注文!
\\ ダダーン //
左から、 ・北海道根室マルコ水産 ・THE TAKAHASHI 高橋 無添加 ・はだて生うに
色も違えば味わいも違う、1箱でもオスかメスか(卵巣か精巣か)によって色が違って味わいも違うとのこと。みんなちがってみんないい、の精神。
大将は「はだて生うに(一番右)は圧倒的にウニ界のルイヴィトン」とお話しされていたけど、甘味と磯臭さのなさのバランスで言うと、私は一番左のマルコ水産さんのが一番好みだったかな!
(お隣の方が追加追加で8貫くらい頼まれていたのが、羨ましかった)
そろそろ最後の方に。穴子です。
炙り穴子最高。
手巻きのトロタク。
ここで、さらにお好みでということで、ちょっとだけ追加。
そでいかさんと、
鯵と、
なんだかんだ手巻きのホタテ。
最後に
大粒の納豆の海苔納豆巻きと
しじみのすまし汁で締め。ご馳走様でした。
(おみせのおねえさんの賄いで作っていた、ほとんど魚の中巻きもちょっとつまませていただきましたw)
この日のお会計は11800円也。
とってもコスパがよいお店、と聞いていて、確かにその通り。 うーんでも、ネタはとってもいいんだけど、ちょっとシャリが微妙だったきがするな...やや柔らかくて、割れ米が多くてねっちょりしてた気がするなあ。もうすこし粒立ってる方が、わたしは好きかも。(あくまでも”私”は、ね) シャリのバランスって難しいね。
手巻き系は海苔が大きいので、せっかくのネタの良さが海苔でバランス崩れているのも勿体無いかも。特にホタテとウニ。せっかくのウニは軍艦じゃない方がいいんじゃないかな...??今度行く時は海苔なしで相談してみようかな。
まだまだ気になるお店は多いので、引き続きいろんなところに行ってみようと思います。
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2017年よく聴いた音楽感想メモ
沢山というわけではないのですが、2017年も終わりに近づいてきたので、今年聴いた音楽の中から気になった作品を幾つかピックアップしてまとめていきたいと思います。
昨年はサボってしまったので毎年こうやってしっかり残していきたいですね。
それではサクサク紹介していきます。
・tofubeats「FANTASY CLUB」
今年とにかく感動的だったアルバム。音楽シーンを批評的な視点から見た歌詞や、その逆に中身のないように全て振り切ってしまったtofubeatsの狂気的な一面も見え、混沌としていて良い。音作りもミニマルな方向にも行きつつ、メジャーに行ってから一番印象的な一枚でした。これは思い返したようにずっと聴き続けられるアルバム。超名盤。
・QQIQ「QQIQ0000-0000」
昨年、僕が主催している「つきあたりの実験室」にも出演してくれたQQIQの最後のアルバム。過去の楽曲や前身ユニットTWIMY時代の楽曲もリアレンジしてくれている。解散という形にはなってしまいましたが、QQIQが打ち出そうとしたネット上での新しい音楽活動のフォーマットは確実に今後も影響し続けると思います。またどこかで橋爪さんといなさんの音楽が聴けるといいな。
・V.A「VOCALOID夢眠ネム」
でんぱ組のねむきゅんはご存知でしょうか?僕の大好きな方です。実はボカロに関わっていたのです。参加アーティストはemon、kz(livetune)、純愛の巨人P、玉屋2060%(Wienners)、tilt-six、Tom-H@ck、ナユタン星人、八王子P、PandaBoY、MOSAIC.WAV、ゆうゆ、ゆよゆっぺ、と豪華ラインナップ。素晴らしい愛のかたまりのようなアルバムです。何枚でも買いたい。
・台風クラブ「初期の台風クラブ」
いやはや、今年もこんな良質なポップスのあるバンドに出会えて本当に良かったです。京都のバンドなのですが、茨城で行われた「あの頃フェス」に出演。無事に初めてライブを見ることができました。伊香賀さんありがとうございます。ロックンロールが好きな人は是非。泥臭さや温かさがたくさんあります。
・集団行動「集団行動」
元相対性理論でお馴染みの真部さんと西浦さんの新バンド。ボーカルにはミスiD2016ファイナリストの齋藤里菜さん。メジャーシーンで再びこのサウンドが聴けるのは嬉しい。
・fhána「Hello!My World!!」
もうずっと追い続けているfhánaですがこのシングルに収録されているカップリング曲「reaching for the cities」はとても爽やかなナンバーかつ、towanaさんが初めてラップに挑戦していて、表題曲のタイトル通り、新しい世界の拡張に成功しているシングルです。
・小沢健二「流動体について」
今年の重大ニュースの一つオザケンの新曲がリリース。テレビへの出演や、フジロックでのライブが代表曲だらけと、今年の活動はとても明るかったですね。スチャダラとの絡みも多く、フジロックとMステのコールアンドレスポンスは良きですね。個人的にフジロック出演時ライブの内容をTwitterに張り付いて追っていたのですが、ネットで情報がリアルタイムで届く今なのに頑張って調べても体感として伝わらないものがどこかで行われている、自分もそこに行きたい、と思わされることって一つの価値だなー、と。
・サニーデイ・サービス「桜 super love」
とても真っ直ぐなタイトルで胸が撃ち抜かれます。2016年にリリースされたアルバム「DANCE TO YOU」にも収録されていた「桜 super love」を表題曲にリリースされたEP。ラブリーサマーちゃんによるremixはチャイムの音が楽曲内で鳴り響いていてとてもエモーショナル。RCサクセションの「春うらら」のカバー、そして「DANCE TO YOU」ツアー2016 の最終公演のライブ音源と、全10曲、50分のボリューム。発売の��態としても新しい試みを感じる一枚。ジャケットイラストには岡崎京子さん、素晴らしいに尽きます。
・DE DE MOUSE「dream you up」
懐かしい空気のデデさんのダンスチューンが全面に帰ってきた一枚。とにかく踊れる楽曲が多い。今回の「dream you up tour 2017」ではLITEの山本晃紀(Dr)、Sawagiの観音(G)と雲丹亀卓人 (B)をバックメンバーに起用したバンドスタイルで行われ、楽曲のアウトプット、解放、発散の仕方が国内のトラックメイカーを見ても完全にデデさんらしさになっていて良いですね。フジロックで昼間の時間帯に出演していましたが、VJで花火の映像が流れている、という映像をTwitterで見つけて泣きそうでした。こういうバンド形態の時に「Track operate」と表記するのは海外とかだと流行ってきているのかな。コヤマシゲトさんのジャケットの近未来感も堪らないですね。
・長谷川白紙「アイフォーン・シックス・プラス」
白紙くんの鍵盤の指さばきも好きなのですが、僕は歌声もとても好きです。「横顔S」の曲の展開は圧巻です。ラストに向けての歌詞と歌メロがドラマチックです。満を持してマルチネレコーズからリリースの作品。是非ライブを拝見したいです。
・YUC'e「Future Cake」
Yunomiさんと共に設立した「未来茶レコード」よりリリースされた一枚。全国ツアーも行いfuture bassの日本国内での認知度も更に浸透していますね。「Future Cake」はfuture bassを基軸にハイブリッドに様々なジャンルにまたがった良質なポップスが多いと思います。アルバム制作にあたって新規書き下ろしの楽曲もあり、曲ごとにキャラクターを使い分けた歌い方、YUC'eさんの「Future」シリーズの集大成ということもって、コンセプチュアルにも感じ取れる一作。「つきあたりの実験室で未来茶ツアーアフターパーティー!!」では大変お世話になりました。貴重な一時間のライブセットを見せて頂きました。
・New side capter「GRAVITY」
茨城、水戸に関わりがあるバンドで今年出た音源の中ではNew Side Chapterのアルバムが本当に素晴らしかったです。曲の構成や展開、歌メロの乗せ方が面白いのももちろん、意図的に日本語を混ぜて耳馴染みよく聴かせてるのが何とも憎い。バンド畑じゃないところからの発想がとにかく沢山詰め込まれている曲ばかり。あとは発見されればすぐに売れてしまうバンドだと思うので是非今のうちに。全国流通してますので。僕は「The World Inside Out」が特に好きでした。
・スカート「20/20」
主催している「つきあたりの実験室」に出て頂いたこともある澤部さんのバンドプロジェクトスカート。昨年カクバリズムからもリリースしましたが、とうとう今年はメジャーのポニーキャニオンからリリース。スピッツの後ろで口笛を吹く人でも一躍有名になりましたが、年に一度アルバムをリリースしている制作スピードもすごい……。毎年ポップが極まっていきますね。ツアーグッズのTシャツのデザインがとてもシンプルで欲しいんですよね……。
・yule「Symbol」
このクオリティーで結成2年くらいなんですよね……。6人編成で、マンドリンやグロッケンも使っていて、ファンタジーや物語性の質が高い楽曲群。浮遊感、違う世界に迷い込んでしまったような。エレクトロなアレンジも耳馴染みが良いです。ジャケットの写真とアートワークは僕も沢山お世話になっている写真家の瀬能啓太くんが担当しています。こちらも是非チェックを。
・銀杏BOYZ「恋は永遠」
朝ドラでも峯田さんは話題になりましたね。正直最近気持ちが離れていたのですが三ヶ月連続シングルの最後にリリースされたこの曲で再び気持ちが再燃しました。その理由に、この連続リリースのシングルでは今までの銀杏の曲から歌詞のフレーズを引用していることが多く見られたからで、「恋は永遠」の中にはBABY BABYの「月面のブランコは揺れる」という一節が使われています。カップリングにはクリープハイプの「二十九、三十」のカバーも収録されていて、メンヘラ感から童貞感への変換を見事に成功させているカバーです。
・V.A「モグラキレイヴ」
MOGRAで開催されているパーティー「モグラキ県」に出演しているDJ陣で制作されたコンピレーション。共演させて頂いたことのあるDJさんも多数参加しています。KUMAさんの「GINKOIN」とても良きです。
・SUNNY CAR WASH「週末を待ちくたびれて」
恐れず言いますと「andymori」が好きな人の耳に届いて欲しいバンドです。タワレコメンにも選ばれ、勢いに乗る宇都宮出身のバンド。生活感のある歌詞っていいですよね。
・the oto factory「recruit」
オトファクまだ全員学生なんですよね。JABBA DA HUTT FOOTBALL CLUBやPistachio Studio、ぷにぷに電機などがゲスト参加。フリーダウンロード出来る作品なのでシティポップ好きの皆さんお見逃しなく。関西の音楽シーンもどんどん出てきていて楽しそうな文化ですよね。
・V.A「Less than A4」
イラストレーター大島智子さんの画集に収録された音源。参加アーティストは大島さんがアートワークを担当した、泉まくら、禁断の多数決、宇宙ネコ子の三組。媒体は違えど作品がリンクして、寄り添っているような。イメージの連鎖が心地よいですね。画集も大島さんの作品が多数見れるのでとても素晴らしいです。
・Base Ball Bear「光源」
僕らは二周目の青春を外側から見ることができる。それは美化、とは少しずれた本当の現実なのだと思います。ベボベは年を重ねるごとに深みにハマっていきますね。アルバム「二十九歳」以降、言葉も音も世界観もいい年の取り方をしれいて救いが更新されていきます。
・For Tracy Hyde「he(r)art」
地方都市を念頭に置いていたデビュー作「Film Bleu」から「都会」をコンセプトとした今作へ。フォトハイは手触がないというか、創作的というか、架空の世界に触れる気持ちになる。地方も都会も僕らと変わらず幻を抱いているのではないだろうか。フィルター越しの世界、虚構。永遠が流れてるみたいだ。
・アンテナガール「赤色のタイムマシーン」
ヒラオコジョーさんプロデュースで制作された作品。アンテナさんの声が美しい。声が言葉に色をつけていくイメージを強く感じるEP。ストリングスや鍵盤との相性も心地よい。途中で抜けて聴こえてくるパーカスの音も。リリースパーティーをモナレコで開催し、バンドセットでライブしていましたが、今後も生演奏へのアプローチに期待してしまう意欲的な音源。とても秋めいている。てらおかさんのアートワークも可愛い……。
ということでまとめてみたら20作品を超えていました……!!
泣く泣く書ききれなかった作品もあるのですが、ひとまずこんなところで。
2017年、今年も音楽豊作の年でしたね。また来年もまとめられたらいいな……。
皆さんの今年の音楽事情も聞かせてくださいね。
それではまたー。
湯ノ浦ユウ
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山本太郎と孔子とガンジー
まえがき
梅雨明けたね。
短い夏を楽しもうー!
早く海行きたくてうずうずしてるんだけど、明日からバタバタと移動の日々で、
淡路島→大阪→千葉→東京→大阪→京丹後
とゆっくりできる時間がなくなりそうだから
その前に、今回の選挙のことを自分の中で整理したくて久しぶりに放置していたBLOGを更新してみた。
いつも通り答えなんて出ない。
自分の中での��向性の再確認をしただけ。
でも、嬉しい気づきが確かにあった。
やっぱりいろんなコミュニティの中に出たり入ったりしているから、多様なエッジの中にいる人もいれば、本当に普通に過ごしている学生からスーパー経営者まで、いろんな友達がいるんだなあと改めて気がついた。
いい意味で偏っているし、いい意味で偏っていない。
自分と違う意見の人が周りにはたくさんいて、その人たちがどんどん新しい見地をくれる。
違う意見を持っている相手にもきちんとリスペクトがあって話し合うってこと。
それってすごい恵まれた機会。
ありがたいよなあ、感謝。
だからこそ、誰と話をしても、え?やっぱり目指すゴール同じだよね。
そうそう、幸せになりたいってことは同じだったよね。と議論は着地していて、
最後にはだいたい分かり合えている。
と、こちらは思っている。笑
だから、やっぱり、この人とこの人を繋げて何か始めたらめちゃくちゃおもしろいだろうなあ。
なんてまだ起こってもいない化学反応はどんなことがはじまるのかワクワクしている自分に気がつく。
僕が一人でできることはとても小さいけど、みんなが思い描いてる部分的なパーツの絵を一つ一つ繋げて大きな絵にしたら、
いわゆるヤバイ絵が出来上がると思うし、
それが自分のこれからの1つの役割だと思ってる。
これからきっと僕はそれをしていくんだろうなあという希望に今とても胸が踊っている。
さあ、みんなでやろう、良い世界作り。
山本太郎と孔子とガンジー
日本に帰ってきてから約3週間というもの、
急に現れた日常と非日常とのギャップになんだかダイエットでリバウンドした後の気持ちってこんな感じなのかなという最近の心の状態。
バックパッカーしていた頃の抜け殻感ってやつを思い出す。
いろんな想いのレイヤーが重なり合ってて、全部同じ自分の感情なんだけど
中々しっくりこないし、まだもやもやしてる。
だから、このもやっとをひたすら書き連ねていくことにした。
言葉まで届かない想いが出てきたらいいなと思って書く。
さて、シューマッハカレッジでのことも自分の中でしっかり言語化して、
きちんと栄養にしていきたかったんだけど。
それよりも日本が今、ああ、もう行き着くとこまできてるよね、諦めようか、外山恒一さん。
なんてまた「少数派の自分」に酔ってしまいそうだったので、
そこから絡まってる糸を解いて、少しでも建設的になろうと思う。
まず、現状、あまりにも長い間物質的な豊かさを追い求めて、
はじめからそこに合った美しさだったり、
人と人が作った共同体の持つ思いやりだったり、
そんなことよりもはるかに個人的な欲望を優先する社会が増えてしまった。
人それぞれ豊かさの在り方が違って、その価値観が違うのは多様性だけど、それが露骨にぶつかり合うのが選挙の最たるもの。
お金持ちになりたい人もいるし、自然が好きな人もいるし、たくさんの好きと嫌いがそれぞれにある。
マルクス主義もいれば、資本第一主義の人もいて、かと思えばビートニクスがいたり、ソローがいたり、etc。
みんなバラバラに自分の幸せとか楽しいとか情熱のある方を目指して歩いてる。
そんな状態だとお互いの価値観がぶつかってしまって争ってしまうから、
ある程度の規模で国家というものがそこにルールを敷いて、システムの中で自由にしてくださいね。
というのが三権分立の司法立法行政で今の民主主義の国家の在り方だと僕は思ってる。
でも、今そのたくさんの価値観を持った人がそのルール、システムの中にいる中で、
正確には人だけではなく生物多様性をうまくバランスとって国家が地球規模でも調整していかないといけないんだけど。
中々どうしてうまくいかなくて問題だらけになっている。
特に今は選挙における国政だけで考えても、そのシステムやルールの中にいる国民が怒っている。
それは、
誰かの犠牲の上に成り立つ経済的豊かさで本当にみんなが幸せになれるの?
それ同じこと自分の家族や自分の大切な人にできるの?
というシステムやルールを作ってきたリーダー達への疑問と不信感。
一方で、その既得損益や今まで誇示してきた権力を失いたくない人たちは
どう考えても道徳心に反する、人としての倫理観が箍が外れてしまっている。
え?でも、選挙の投票結果からしたら自民党や公明党に入れる人が多いから政府として支持しているし、成立しているんじゃないの?
って、そう、ここまでお付き合いして、読んでくれた人は考える人も中にはいると思う。
そこの中には、上であげたみたいな経済的豊かさの利権争いや権力間における忖度があって、
結果として、そのwin-winの関係を続けていくために投票においても、大企業の組織票がある。
松本人志の会長が辞めるなら僕もの言葉の中にある義理堅さにも同じような大企業の関係図が見える。
残念だけど、誰一人傷つけない日曜日よりの使者は、
少し雲の上に行き過ぎて、下界が見えず、少し盲目になってしまったみたい。
急に吉本の話になったけど、政治のことも会社運営のことも、問題はどちらも全体が持っている権利を一部の上層部やその仲間たちが私的な利益の為に利用しているという点では同じだと思っている。
使う言葉が違うけど、意味は一緒で、
政治も会社がお笑いでもメディアでも、問題も答えも全て同じところで交わっている。
選挙でいうと、投票率が50%以下で投票に行かない人がいるのは、
こうした���状がもう投票したところで何が変わるのだろう。
それだったら目の前の仕事や生活を一生懸命取り組んだ方がもっと生産的じゃない?
と思う人が多いんだと思う。
実際、周りで行かない人はそうだった。
そういった話になった時に僕はもう面倒臭いが勝ってしまって話さない自分が嫌だった。
だから、整理して、言語化したかった。
じゃあ、具体的にどうしたら、この多様な人たちの中でみんなが幸せになれるのか。
当たり前に幸せに生きて、おだやかに暮らせる、そんなまともな国になれるのか。
その為には、どんなルールやシステムが必要なのか。
本当はそれをみんなで考えていくべきだし、それをいまの現状でみんなで答え合わせをするのが選挙であり、政治だと思っている。
あくまで1つの方法でしかないし、そもそもそのシステムやルールが多数決によるものだから多様性なんてない。
って突っ込みたくなるところもたくさんあるんだけど。
少数派は多数派の意見にはずっと勝てないからね。
でも、それすらも放棄して、賢い人たちにお任せ、既存のシステムが間違ってるから放棄とか既得損益にぶら下がる人たちに諦めてるではなくて、
これは民主主義をしていく上で国家を運営する上で、最低限みんなが考えなくちゃいけないこと。って僕は思ってる。
だって、みんな幸せになりたいでしょ?自分の子供のこととても大切に思っているでしょ?
そんなこと思ってもいないって言うならちょっともう話は別だし、既存のシステムやルールへの諦めから投票しないっていうのはどちらかというと俺らもうこんな国無理だから出て行くわって言って新しくエコビレッジとかヒッピー、コミューンでよく見かけるような新しい小さな村つくりやコミュニティの形を模索してる人たちなんだと思う、里山資本主義やTTTも近しいものを感じる。
どちらかでこの二極化していく社会で分けるなら僕も現状の国家運営の正しい形が小さくても大きくてもどっちでも難しいと思ってる。
だって、そもそもそれを選抜するシステムやルールがトンチンカンだからさ。
でも、それってすごく人間らしいなあとも思ってる。
欠陥だらけ、それを受け入れるところからはじまるってすごくヨガスートラみたいだよね。
ダメなシステムも受け入れて、じゃあその上でこの生態系の中で僕らは何ができるのだろうか。って。
だから、多数派で支持され政権をとる人たちが本来は、人として正しい道徳心を持っていることはすごく大切だと思っている。
すごく抽象的なんだけど、違う意見を持っている相手に出会った時でも、きちんとリスペクトがあって話し合うって理解しようとする心を持っていることだと思う。
そして、既存のシステムとルールの内側でに小さいビレッジのサークルを作っても、大きいシステムの中では井の中の蛙です。
そんなに言うなら政治家になって解決する為に立候補すればいいのにって言い出す人もいるんだけど。
あくまでもそれはより良い世界を作るための一つの方法だと思っているし、基本的にルーツはアナキズムに回帰するから。
アナキズムっていうと、危険思想みたいに思われるし、
アナキズムは権力反対!アンチキリスト!資本主義ファック!を想像するんだけど、
僕の中でではなくて、無政府主義の概念は国家運営なんてしなくても、本来人が持っている良心があるならば、システムやルールを決めなくても人は争わず協力して幸せに暮らせるのではないのかという性善説を信じているということ。
それってもはやアナキズムでもなんでもないんだけどさ。
特に、暴動したいわけでも、火炎瓶投げ込みたいわけでもない。
今が10代青春ど真ん中だったらわからないけどね。
最後に残っているのは、ただただ、おだやかに暮らしたいという願望。
だからこそ、国に頼るばかりの大きな政府の時代は終わっていて、新しい世界は心あるビジネスなら世界は変わるんじゃないかなと思ってる。
資本主義、通貨という共通の信頼を示すものが必要なのは、仮想通貨でも地域通貨でも円でもドルでも変わらないし、それはギフトエコノミーでも同じだと思う。
つまりは、そのお金という手段の使い方だ。
結局、それらは全て1つの役割でしかないんだけど、その一つ一つのピースの中で今一番欠けているのがビジネスの領域で「今」力がある人とそうでない人の二極化の中で対立する構造になってる価値観を本当はみんなでもっと上手くやれたらいいのにね、という橋渡しをすることが心のあるビジネス、大いなる富の役割なんだと思う。
話がだいぶ選挙という大筋からずれたけど、
まあ、結局、選挙で決めるのは、どの意見が今は多数派なのかを選んで、
その多数派になった集団に決定権を委ねることになる。
そうなると、この政党の政策は支持できないけど、この議員さんの政策は応援したいのに。
なんていう民主主義のシステム上の弊害も出てくる。
最終的に、多数決になると党として力を持っているグループの意見になるから一人一人の議員の顔は見えなくなるシステムがそこにはある。
見るべきなのは党ではなく人だ。
っていう人もいるけど、結果いざ多数決になった時には個人での大変素晴らしい政策も想いこそあれど党の中では消えてしまうのが現状の選挙システムの残念なところだし、そんなに素晴らしい政策があるのに、単純になんでその政党の中で頑張るのか僕には不思議でならない。
長いものに巻かれているうちは、あなたも長いものとして見られてしまっても仕方ないと思う。
さて、これ以上描いても前置きだけで終わりそうなので少し本題へ進む。
今回の選挙において、特に論点として上がっていたのが、
憲法改正、消費増税、年金、エネルギー、原子力発電、沖縄の基地、学���、同性婚など。
個人的には農、食の部分だったり、他にもたくさん話をすべき論点はあるんだけど、それも書き始めたらもうトンデモ法みたいな量になるのでまた改めてにして進める。
まず、最初に気になったのが、多くの人が、周りにいる経営者の人たちですら、消費税0なんてできるわけがない、社会保障やインフラ整備はどうするんだっていうのをよく話したり、見かけた。
その時点で僕から見たら経営者としては結構アウトだと思うんだけど。。
そもそも、消費税が始まったのは高齢化による社会保障不足を解決する為だったのだけど。
それに使うというならば、消費税8%に上がった時に徴収した8兆円の財務の結果を見たらわかるように収入で得た内の16%しか使われてないし、残り84%は使用用途不明。挙句、トランプにアメリカの牛肉と野菜をもっとたくさん輸入することを約束して、戦闘機爆買いして接待三昧。
仮に増税したとしたら、今まで以上に景気、消費動向は衰えて大企業のあなたたちが作っているものだって買う人がいなくなるし、結果的に日本経済は衰退していったら誰が得するのかは簡単に想像できる。
考えてみてよ?
バーベキュー10人でやるから1人会費3000円ねー!って言われていざ行ってみたら、
お肉ワンパック500gと玉ねぎしかないみたいなバーベキューだったらなんで?ってなるでしょ?
あれだったらケンカになるよね。
30000円もあつめたのに1000円くらいしか使ってなくて残りの29000円どこ行ったんだよ!って。
そしたら、プレステ欲しくて買った。って言われたらそいつはどうなる?
たぶん、もうバーベキュー呼ばれないよね。
それが今の政権がやってること。
話を戻すと、
戦闘機を買ってるけど、俺ら戦争したいからお金渡したんだっけ?
それからそのために憲法変えて自衛隊に出動してほしいんだっけ?
中国人と韓国人とは仲良くなれないの?
アメリカの野菜とか牛肉をどうしても輸入してまで食べたいの?
米よりもこれからの主食はパンとマッシュポテトが健康で肥満知らず?
日本の今の問題は、国の経営者たちがみんなからお金集めて約束したことをほとんど守ってないことにある。
もはや、そんな約束すらしなくなって堂々とプレステ欲しいですって言うようになってきたけど。
そして、一部の特権階級の人たちだけがそのみんなから集めたお金をまた自分たちの輪の中でいかに循環させて増やすかだけを考えてる。
だから、大企業みたいにお金を持ってる人たちも団結して行動しないと自分たちも割りに合わないから忖度する。
プレステ買ってもらえる会社やそれに付随するテレビが必要だったり、電力会社も儲かるよね。
SONYが悪いみたいになってるけど、例えなので。
「物を作る苦労を知っている人は失敗を人のせいにはしない」井深大さんのこの言葉好きです。
どんどん脱線するのでもう一度戻すと、
年金だって少子高齢化で社会保障のお金足りないし、お金はあったほうがいいから300億投資しよう!なんて言い出して、それも大企業の株を大量購入してたり、大量に買うから株価上がってるんだけど、本当に良い成長してる企業に投資して増やそうとしている訳じゃないから、結果、投入した資金も大損して今じゃ92億円マイナス。
そんなことだから、年金の元金も足りないねって、少子高齢化とかいう話じゃなくて、もうお金なくなっちゃったからみんな頑張って2000万今から貯めればなんとかなるよって言い出す。
もし、これが会社とか友達の間で同じことされたら発狂してると思う。
もう怒り狂うでしょ?
だから、みんな怒って少し過���な発言をしてしまってる。
もちろん、過激すぎて反政権への二極化に拍車をかける言動や相手を嘲笑う口撃は結果的にやっていることが同じだからやめたほうがいい。
でも、その根底にある怒りにはちゃんと心がある。と僕は思っている。
行き過ぎた現政府の行動が行き過ぎた反体制の行動を生んでいる。
それでは伝わるものも伝わらないよなんて意見もわかるけど、もうそういうフェーズを超えてしまった人たちがあまりに多すぎて行き着くとこまできているんだと思う。
残念だけど金ならあるし、関わらなければいいからって言ってる人も、他人事じゃない。
このままだと、そのうち行き過ぎた過激派と行き過ぎた政府の内戦だってはじまりかねないと思うし、そんな��時代錯誤だけど、同じ東アジアの近隣国家である香港を見たら他人事じゃないのかもしれないのは想像できる。
そうでなくても東京での毎朝の通勤サラリーマンファイトが盛んになってきて、それに巻き込まれる人だって出てきてしまう。
そんなの全然望んでいない、誰も。
僕タクシーか車だからっていう人もあおり運転とか新しい争いの形は残念だけどあるしね。
だから、消費税が0とか、所得税上限が45パーでとかそんな話もあるんだけど。
それ以上に、財務、会社で言ったら経理、横領したい放題みたいな。そんな会社潰れるよね、でもこの会社というか社長さんや役員たち、自分たちの生活レベルは変えたくないからみんなお金くださいって。
そりゃあ、僕たち気がついてる人たちは怒るよね。そのうちテロとか起きてもおかしくない。起きたら起きたでテロ対策とか言って、自衛のためにはお金がかかるとかなんとか言ってまたいろんな方法で集めたりするのが想像できる。
彼らに被害が及ばない限りは事件や事故は経済を発展させる為の好材料。
吉本の場合は、それがある側面だけだったから逃げられなかっただけだね。
今回の選挙はそれ以上にさらにたくさん問題が絡みあってるからだけど、まあ、つまりお金と権力でコントロールするのが大好きな人たちととそれに抗うその他の闘いの選挙だったってのが大筋の見え方。
単純に見たら、正義と悪の二極化。
だから、ポピュリズムなんて簡単な言葉でカテゴライズされるし、政権の広告はプロパガンダの為のマーケティングなんて言われる。
お金儲けすることやお金を持つことが悪いって言ってるんじゃなくて、お金はあくまで手段で方法だっていうこと。
そのお金であなたは一体何をするの?正しく使えますか?
っていうのがとても大切だと思う。
集めたお金が正しく使われる制度があるなら信頼して預けられるもんね。
もう正しいが抽象的で多様だよ、っていうのは割愛します。
だから、いい加減何がいいたいのかまとめていくと、
少なくとも山本太郎は、3.11で全てを諦めてしまった僕が唯一応援したいと心から思った人だった。
それは前回の選挙でも思っていて、彼に投票したけど、今回は最初の時を超えてきた。
彼の話を聞いたら、政策に対する裏付けが甘いとか指摘するべき点も確かにたくさんあるんだけど、
そんな話のレベルじゃなくて、彼だけは本気でこの国のおかしな構造を普通の状態に戻そうとしてる。
他にもそういう人たちは他の政党の中にも何人かいた。
逆に同じれいわ新選組の中でもこの人は言ってることは筋が通ってるのに人としては信頼できないかもっていう人もいた。
あら、また選挙のシステムがおかしいの話につながってきちゃった。
それでも、やっぱり、
当たり前に生きて、当たり前に暮らせる、まともな国に。そう思って、だから、僕は彼に一票を入れた。
この一票から日本が世界で語られる良い日本の面に戻ることを信じてる。
そして、別に誰かのその同じ一票を投じて欲しくて書いてるわけじゃない。
僕の正義や意味はそこにあっただけ。
中立的にいたいわけではなく、全員に寄り添いたいわけでもない。
できればそんな聖人でありたいと思うけど、なかなかね。
ただ、正確に情報を得て、僕は僕の中にある人として正しいを追求して生きていきたいだけ。もし間違えてるって気がついたら認められる人でありたい。
自分の心に嘘や偽りを持っていて幸せになれるとは思っていないから。
そして、みんながそのスタートラインに立てた時に三権分立が上手くバランスとってくれるのが理想の国家像だと思ってる。
そういう準備ができているんだろうなと感じるのは、ニュージーランドだったり、カナダだったり。
ブータンは?っていう人いるけど、ブータンは元々の立地条件もあるけど、世界的に先進国に見劣りしないインフラの状態で人の幸せの為に国政をしますと明言している国の方が少なくとも僕には魅力的だ。
お金と権力と欲望は人間の歴史だから、それを正義という人もいるし、否定しない。
ただ、歴史というビックデータの通りそういう人たちはいつか必ず衰退していくと思ってる。
自分がそうなりかけてしまったことで、そういう人たちの心は決して豊かではなく、いつも何かに追われて焦燥感を持っていることも知っている。
つまり、何が言いたかったのかというと、
山本太郎はただのアイコンでしかないということ。
本当に世界を良くする為に必要なのは僕ら自身が山本太郎にならなければいけない。
議論することもその論点がずれないようにすること。
そう、僕たちはみんな幸せになりたかったんだよね。という前提はみんな同じ。
だからこそ、自分たちができる範囲でおかしくなってしまった社会を少しでもまともな方向にかえていくように行動しなくちゃいけない。
結果的にそれが社会や文化となり、歴史になって、自分に返ってくるから。
今は見えない小さなことでも、相手が違う意見を持っていても。
信じて進んでいくこと、そして、見えない相手にもリスペクトを持って取り組むこと。
みんなが山本太郎のように本当に心の底から世界を良くしようと考えて行動すること。
みんなでやろうよ、良い世界つくり。
誰かに甘えてるうちは世界は変わらないよ。
タイトルを孔子とガンジーにしたのは、
最後に出てきた言葉がこの2つだったから。
「和をもって尊しとなす」
そして、
「あなたが見たいと思う世界の変化にあなた自身がなりなさい」
-マハトマ・ガンジー
そういうことだよね〆
BGM
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