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日露戦争下の日本-ロシア軍人捕虜の妻の日記 ソフィア・フォン・タイル、小木曽龍・小木曽美代子=訳 新人物往来社
#日露戦争下の日本-ロシア軍人捕虜の妻の日記#日露戦争下の日本#Sophia Von Theil#ソフィア・フォン・タイル#ryu ogiso#小木曽龍#miyoko ogiso#小木曽美代子#anamon#古本屋あなもん#あなもん#book cover
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#「本日も素敵なお客様が」 本日の在廊でも 素敵なお客様がいらして下さいました。 20年くらい前に出版した 「ひとしずくのお話」(かとうようこ作絵、くもん出版) を読んで、とて#③「絵と言葉を紡ぐ展」 同じくブックハウスカフェのギャラリーこまどり (店内右奥の小部屋) にて 11月13日〜19日 在廊:11月13日(水)13〜15時、 14日(木)〜19(火)の14〜17時。 *
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天羽 希純は、日本のアイドル、タレント、アーティスト、モデル、女優、グラビアアイドル。東京都江戸川区出身。ゼロイチファミリア所属。 本名、小松 希純。愛称は「きすみん」「きっちゅー」。ファンの総称は「ちゅー魔」。 ウィキペディア
生まれ: 1996年8月12日 (年齢 28歳), 東京都
本名: 小松希純
身長: 164 cm
テレビ番組: アイドルゾーン20時
カップサイズ: G
スリーサイズ: 84 - 58 - 84 cm
家族構成は両親、弟2人(3歳下と8歳下)の5人家族。
2020年4月の時点で「バブ」「ぷり」「ポン」という3匹の猫を飼っている。
好きな食べ物は栗きんとん。苦手な食べ物は野菜。健康管理、体調管理、体型管理にはとても気を遣っているとのこと。
趣味はクラシック鑑賞、温泉・銭湯巡り、御朱印集め。神社も好き。特技はピアノ、トロンボーン、水泳。
将来の夢は女優になること、武道館ライブをすることを挙げている。数々のアイドルグループを経験しており、「普通に生きてちゃ目立てない」を座右の銘としている。
「希純(きすみ)」という名前は、氷室京介ファンの父によって、氷室の曲「KISS ME」から名付けられた。
母親の影響を受けてか看護学生時代あり。
八百屋、居酒屋、東京ドームシティでアルバイトをした経験がある。
アーマーガールズとしてデビューする前に、乃木坂46の2期生オーディションを受けて落ちた経歴がある。その乃木坂46のブログはブックマークに入れてしょっちゅう見ているほどで、いつか共演して必ず追い抜いてみせるという野望を抱いている。
『週刊プレイボーイ』(集英社)開催「適乳(てきちち)」番付には選ばれていないものの、自分こそがという思いで「適乳」をグラビアアイドルとしての売りにしている。2022年まではスリーサイズを前述のように公表していたが、2023年現在では身長以外を非公表にしている代わりにバストはGカップと公表している。
実年齢よりも幼く見え、『cream』の常連モデルを務める。自身では「高校3年生の受験シーズンの感じ」と例えている。
所属する#2i2の最年長メンバー。チームへの思い入れや責任感が強く、#2i2をより有名にしたいとの思いがモチベーションになっている。
本人は自分が不在の間#2i2のメンバーに支えてもらった事をとても感謝しており、そのメンバーの気持ちに応えるため頑張り続けたいとのこと。チーム愛も人一倍強い。
家族想い、メンバー想い、動物想いである。動物愛好家であり、2023年6月時点で3匹の猫と4匹の犬を飼っている。
人柄は明るく、謙虚さを兼ね備えている。TIF2023PR大使決定戦総合ポイントランキング1位になった際も、本人の実力ではなくファンのお陰だからとのコメントを添えている。イベントでは周囲から「神対応」と称されており、ファンとの触れ合いを大事にしている。これは学生時代交流が下手くそで、煙たがれた経験から、好きって言ってくれる人にはできるだけ感謝を伝え、1回でもドキッとして帰ってもらいたい、思い出の爪痕を残したい考えからの行動である。
2023年9月2日、国指定の難病である潰瘍性大腸炎に罹患していることを、自身のSNS投稿で公表した。
2024年10月10日夜にバイクとの接触事故に遭い、頭部を縫う怪我を負ったことをグループ公式サイトが発表した。
2024年10月28日、ヒカルチャンネルのお泊まりシリーズに初出演。
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(前回の続き)
ヨーロッパ某国のゲイクラブでの話。
ビデオのある個室で2人の男にザーメンをぶち込まれてますます変態度が上がった俺は、ハーネスにケツ割れブーツ姿のまま地下へ続く重厚な階段を降りていった。ヨーロッパらしい石造りの天井が高い薄暗い空間が広がっていて、中央にはまず映画のように大きなエロビデオが投影されている広間があり、スクリーンの前には小さな舞台が。その前には平らなベンチが多く置かれていて、そこでスクリーンを見ながらデカいチンコをジッパーから引っ張り出してしこっているおっさんが数名いた。エロい風景にしばし俺も壁にもたれかかってエロビデオを見ながらおっさん達を見ていたが、奥のエリアを見てみたくなったのでそのおっさん達の視線を気にしながら右手に繋がる暗い��下方向に。歩いて見行くと幾つかのドアが無い真っ暗な小さな個室と、その奥にはさらに上階と同じような扉付きのビデオ個室があった。そのエリアでも真っ暗な小さな個室の中でしゃぶっていると思われる野郎達や通り過ぎる俺のケツを触ったり胸を触ったりしてくる奴もいた。興味ありつつもそのエリアから中央に戻り、今度は左手方向に。左手には3方向に伸びる廊下があり、一つ目は鉄柵で囲まれた幾つかの暗い部屋があるスペースに続いており、鉄柵の部屋の中には天井から鎖が幾つかぶら下がっていたり、木製の椅子やベンチや台が真ん中に置かれていたりしたハードな作り。二つ目の通路の方に戻るとそこにも壁に鉄柵が取り付けられた部屋があり、中をのぞくと真ん中にケツ掘りブランコがあり、3人ほどの野獣がデカいケツの野郎のケツを交代に舐めながらデカいチンコで掘っていた。俺はケツ割れの股間をパンパンにしながら、その通路の奥に進むと、そこはうす暗いエリアに四つん這いに体を固定する木製の大きなベンチが置かれた広いエリアや壁に等身大のX字のパネルが取り付けられた鉄柵の部屋があり、X字の先端にはそれぞれ鎖が取り付けられていた。興味はあったがそのエリアから一端戻り3つめの暗い通路へ。そこは一番奥が深いようで、中には鉄格子の大きな部屋の中央に大きな木製のベッドが置かれ、開いた足を固定出来る鎖が天井からいくつもぶら下がっていた。その奥には幾つかの広い扉付きの部屋やオープンな暗い部屋があり、迷路のようになっている廊下を進むと股をを開いて寝る手術台のようなベンチがある部屋や、真っ暗で中がよく見えないダークルームが幾つかあった。
さっきから何人もの野郎達と目が合ったりケツを触られたりしていたので、ムラムラ度が半端ない俺は何を思ったのか興味があったその股を開いて寝るベンチに横たわり、両足を固定台に乗せて股を開く形のエロい体制になってみた。その格好になっている自分の変態度にも興奮したが、間もなく一人の体のデカい髭の似合う男が入ってきて俺に近づき、俺の姿を見ながらジーンズからデカいいちもつを引っ張り出してしこり出した。そのでかいチンコをガン見して俺もガマン汁でびちょびちょのケツ割れの上からチンコを揉んでいたら、その男が俺に近づきそのデカマラを俺の口に突っ込んできた。デカくて太くて男臭いチンコをしゃぶっていると途中で甘いガマン汁が口に広がりまたも興奮。するとその男にベロチューされてさらに興奮、ガマン汁はダラダラ。するとその男は俺の開いた足の方に移動して俺のケツを舐め始めた。おそらくさっきのザーメンも一緒に舐め取られているようで、あまりの気持ち良さに声が出たが、気付くと周囲には他に数名の男達が。ケツを舐められていると同時にもう一人のダディがデカマラを俺の口に突っ込んできたのでもちろんしゃぶりついた。すると別の男が反対側に立ち俺のガマン汁でべっとりしたケツ割れから俺のチンコを引っ張り出しでシャブリ出した。同時に他の男が俺の乳首を触り出してきて、周りに他にも数名の野郎がいる中で、チンコもケツも乳首も攻められながら、デカマラをしゃぶらされているという超恥ずかしい姿を見られて興奮はピークに。するとケツを舐めていた男がデカいチンコを俺のケツの穴に押し込んできた。すでにさっきデカマラで広げられていたおかげでそのデカマラは抵抗なくズボッと俺のケツにヌメり込んできた。思わず声が出て体が大きビクンと動いたが、その4名くらいの野郎に体を押さえられ、デカマラで口も塞がれていたので抵抗などできず、グチョグチョと人前でケツを掘られまくった。間もなくケツの中でデカマラがビクンと止まったかと思うと、ケツの中に温かいザーメンが大量に噴出されたのが分かった。すると、俺にしゃぶらせていたダディがすぐさま俺のケツに回り、ケツの穴から垂れるザーメンを自分のチンコに塗りつけたかと思うと、すぐさま俺を掘り始めた。これまたデカい。さっき掘った野郎がザーメンのついたチンコを俺の口にもってきたので、綺麗になめ回してやったらベロチューして去って行った。また別の若イケメンが俺の口にチンコを突っ込んできたので、チンコを咥えながら掘られっぱなし。二人目のダディも間もなく中出し。するとすぐに俺のチンコをしゃぶっていた男が俺のケツを掘り始め、すぐに中に種付け。俺のケツは既にここで3人のザーメンがぶち込まれてケツの穴から垂れていたが、別のヒゲのおっさんがすぐに俺のケツをなめ回してザーメンをすすりだした。またそのおっさんもチンコをぶち込んできたが、それが半端なくデカかった。デカマラでおなかはパンパンだが、ケツの穴とザーメンがグチュグチュとエロい音を響かせてピストンされた。誰かが俺のチンコをしゃぶりまくっているし、乳首も舐められているし、若いイケメンのデカマラをしゃぶりながらもう何が何だか分からなくなって恍惚状態。若いイケメンが俺にしゃぶらせながら横に来た他のごつい野郎とベロチューを始めたのもエロかったが、間もなく若いイケメンのデカマラから大量のザーメンが俺の口の中に噴射。俺は口の中に溜まったイケメンのザーメンをゴクゴクと飲んだが、それをみたごつい野郎が俺とベロチュー。口の中のザーメンをなめ合っていると、もう俺も限界。ベローチューされて掘られながら腹の上にドピュっと噴射。すると、そのザーメンをすくい取りなめながら掘っていたおっさんも一緒に中出し。また腹の中に大量のザーメンがぶち込まれた。
気付くと、そのおっさんやごつい野郎が俺の腹の上のザーメンを舐め合っているし、ケツからザーメン垂れ流しの恥ずかしい姿をまだ数名のチンコをしこりながら囲んでいた男達に見られているのが分かり、一気に恥ずかしさが湧き上がった。俺は笑いながら男達の手を振りほどいてそのままその場を離れ、上階の洗面所に駆け込んで体を拭き小便をして顔を洗った。その後1時間半ほど個室で休憩。
あっという間のあまりに激しく恥ずかしいエロいプレーで興奮はなかなか収まらず、休んだあと再度個室で↗追加して、アゲアゲ状態でもう1回戦臨みに地下へ降りて行ったことは言うまでもないが、その後の更なる変態プレーは想像にお任せします。
���回の旅行で、ヨーロッパについても見直したが、その某国の男達がかっこよくてエロくて感じがよかったので、その国のファンになってしまった。またいつか訪問してみたい。兎に角、自分の知らなかった変態度を改めて知って恥ずかしいと思うと同時に、またやられてみたいという気持ちもあり、癖になりそうな自分が怖い⋯w
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Edo period women obi knots, fantastic reference chart by Edo lover Nadeshico Rin.
You can see here several obi musubi favored by city women, of all class and status. Novelty knots were a fashion statement, often lauched by star onnagata kabuki actors, and spread by iki fashionistas such as geisha.
For top to bottom, left to right, you can see here:
Chidori musubi (plover knot) ちどり結び
Shôryû musubi (little dragon knot) 小龍結び
Kichiya musubi (Kichiya knot) 吉弥 結び - named after onnagata actor Uemura Kichiya I in Genroku period, who single handedly launched a new type of knots and obi fashion
Koman musubi (Koman knot) 小万結び - named after a kabuki character in play Yakko no Koman
Nagoya obi (Nagoya belt) 名古屋帯 - Azuchi Momoyama/Early Edo era silk kumihimo tied in butterfly knot
Yanoji musubi (arrow knot) 矢の字結び - created by onnagata actor Segawa Kikunojo II. Also found under the name tateya musubi 立て矢結び (standing arrow knot)
Yoshio musubi (Yoshio knot) よしお結び
Mizuki musubi (Mizuki knot) 水木結び - onnagata actor Mizuki Tatsunosuke is said to have first worn this variation of the Kichiya musubi
Rokô musubi (rôkô knot) 路孝結び - created by onnagata actor Segawa Kikunojo II
Karuta musubi (card knot) カルタ結び - created in early Edo period, looking like 3 playing cards side by side
Hitotsu musubi (single knot) 一つ結び - during Edo, was also called darari musubi だらり結び. Note that it differs from is nowadays called darari obi (worn by maiko)
Tate musubi (standing knot) 立て結び - see yanoji/tateya musubi for variations
Bunko kuzushi (unbalanced knot) 文庫くずし
Heijûrô musubi (Heijûrô knot) 平十郎結び - created by actor Murayama Heijûrô III
Sageshita musubi (falling knot) さげ下結び
(by request of @fireflybettle, hope this will help you ^^)
#japan#fashion#fashion history#references#ressources#nadeshico rin#edo period#edo era#obi#musubi#obi knot#kitsuke#chidori musubi#Shôryû musubi#Kichiya musubi#Koman musubi#historical Nagoya obi#Yanoji musubi#tateya musubi#Yoshio musubi#Mizuki musubi#Rokô musubi#Karuta musubi#Hitotsu musubi#Tate musubi#Bunko kuzushi#Heijûrô musubi#Sageshita musubi#darari obi
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私は、高校を卒業してすぐに就職した。生まれ育った静岡県の山奥から、千葉県松戸市へ。 やたらと地方出身者ばかりを集める会社だった。会社名義でアパートを借りてくれ、家賃まで払ってくれる。なんていい会社に入れたのだろう、というのは若さゆえの勘違いだった。 とにかく休日というものがない。シフト上で「休日」とされている日にはタイムカードをうってはいけない。それだけのことだった。 そんな環境でも二年間勤めたのは、単に逃げられなかっただけだ。会社名義でアパートを借りているので、職を失うというのは住居を失うのと同義だった。 食事もろくに摂れなかったため、がりがりに痩せた。食事の時間があるならば、そのぶん寝る時間にあてたかった。となると歯など磨くはずもない。虫歯が痛み、前歯を一本失ったが、それすらどうでもよくなっていた。 関連会社の男性社員から「借金してでも逃げろ」とまで言われ、ようやく逃げたのが二十歳の頃。 振り返れば、その二年間に休日という休日はなく、七百連勤以上を続けていたのだ。 千葉県内に土地勘などなかった。あてもなく新京成線に乗り、新津田沼駅で降りた。新津田沼��目指したわけではない。単に人がたくさん降りたから、つられて降りた。それだけだった。 駅とイトーヨーカドーがくっついているのは驚きだった。そんな場所がこの世にあるとは知らなかった。 そのままイトーヨーカドーへ入った。エスカレーターで上の階へあがると、そこにはゲームセンターがあった。ゲームセンターといっても、小さな子どもをメインターゲットにしたもので、真ん中には大きなトランポリンが設置されていた。 ここで働きたい。そう思ったのは、子どもが好きだとかそんな理由ではなかった。暇そうだったからだ。もう一生懸命働きたくなどない。この二年間で、一生分働いた。そんな気分だった。 求人誌で見つけたのか、インターネットで見つけたのかはいまとなっては記憶が曖昧だが、そこのゲームセンターは求人広告を出していた。アルバイトで、週に三日程度から可。 とはいえ、住所不定の若造を雇ってくれるとも思えない。先に住居を探した。 幸いなことに、新しい住居はすぐに決まった。駅から遠い、築五十年超の木造アパート。壁を叩けばゴキブリが五、六匹出てくるような部屋だったが、ようやく自分の居場所を手に入れた気分だった。 その住所を履歴書に書き、就職の際に両親が買ってくれたスーツに身を包み、伸びたままだった髪は自分でカットした。がりがりの体と失った前歯はどうしようもなかった。 鏡を見て、「まあ、これは雇わないだろうな」と自分でも思うほどだったが、面接ではなんとなく好感触を得た気がした。 そして数日後、採用が決定したと連絡があった。なぜ採用されたのかは知らない。他に応募者がいなかったのかもしれない。 赤いポロシャツに、黒いズボン。センスがいいとは言いがたい制服だったが、不満はなかった。 とにかく来客数が少なく、やることと言えばクレーンゲームの景品の補充だとか、当時流行っていたムシキングとかおしゃれ魔女などのカード補充とか。 あとはトランポリンで遊びたい子が来たら対応をした。たしか五分で百円。十分だったかもしれない。詳細は覚えていないが、百円玉を握りしめた子どもが目をきらきらさせながら声をかけてきたのは覚えている。 一度の勤務が四時間程度。それを週に数日。時給はたしか八百円ほど。食っていけるはずもなかったが、しばらくはその生活を続けた。とてももう、まともに働く気力などなかった。 借金がある程度膨らんでから、ようやく他にも仕事を始めた。コンビニ、警備員、チラシのポスティング、宅配便の仕分けなど。非正規雇用ばかりを山ほど抱えて、なんとか借金は返した。 ゲームセンターでのアルバイトは続けるつもりだったが、近いうちに閉店すると耳にした。一時間あたりの売り上げが私の時給���下回っているような有様だったので、遅かれ早かれそうなるだろうとは思っていた。 閉店まで続けようかとも考えたが、そのときに面接を受けた倉庫作業の会社で正社員の誘いがあったので、そのまま辞めてしまった。辞めた後、しばらくは営業をしていたようだったが、たしか一年経たずに閉店してしまった。 私は就職し、転職し、結婚して離婚した。また就職して、転勤して、いまは東京の西のほうで暮らしている。 津田沼まで片道一時間強。あまり気軽には来れなくなってしまった。 あれから約二十年。私はすっかりおじさんになってしまったが、おじさんになれてよかった。いま振り返ると、あの頃の自分はいつ人生を終わりにしてもおかしくはなかった。 あそこで働いたのは一年だったか、二年だったか。もっと長かったかもしれないが、まったく思い出せない。 あのゲームセンターはたぶん、七階のマクドナルドの前にあったはずだが、いくら検索しても情報は出てこない。 まるで幻だったかのように、私自身にも曖昧な記憶しか残っていない。検索しても、トランポリンがあったのは屋上だという情報ばかり。屋上ではなかったのはたしかなのだが。 ともあれ、私がなんとか再起をはかれたのは、あそこで働いた期間があったからだ。変に忙しい職場に入っていたなら、きっと潰れてしまっていた。 しかしまさか、イトーヨーカドー津田沼店自体がなくなってしまうとは。 なんとなく、イトーヨーカドー自体はずっとそこにあってくれるような気がしていたので、いつでも行けると思い込んでいた。 二十代前半の、あの時期の私の中心にはイトーヨーカドー津田沼店があった。書店にもよく寄ったし、四本の親知らずのうち三本はヨーカドー内の歯科で抜いてもらった。 あと、誰も気にしていないようなことだけれど、トイレの洗面台の脇に置かれた小さな花瓶に花が生けてあったのが好きだった。造花かもしれない。ただ、誰かの気遣いがそこにあった。トイレ自体古かったが、きちんと清掃しているのはよくわかった。私とは違い、仕事熱心な人が清掃を担当していたのだろう。もう何年も訪れていないので、最近はどうだったのかは知らない。 テナントが徐々に撤退していったのは伝え聞いていだが、それがなんだか思い出の場所が徐々に衰弱していくようで受け入れられなかった。 さて。ここまで長々と書いてきてどう締めればいいのかわからない。結局、歳ばかり重ねて、あの頃からまったく成長などしていない。 「さようなら、いままでありがとう」 でいいのだろうか。 あと、「寂しい」と「もう大丈夫」を付け加えて文を締めたいと思う。 小山征二郎さんが、イトーヨーカドー津田沼店閉館に寄せたエッセイ
時給800円のゲーセンに救われた… 閉館の���業施設に寄せた思い出
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【かいわいの時】天明八年(1788)七月二十九日:大坂町奉行、米占売の米仲買13人を投獄(大阪市史編纂所「今日は何の日」)
近世最大の飢饉とされる「天明の大飢饉」(1782~1788)は、大規模な打ちこわしが発生した天明七年(1787)がピークで、同年秋の新米出荷による米価が落ち着き、また、六月に老中首座に任ぜられた松平定信の行政手腕に対する期待感と相まって鎮静化に向っていました。
しかし、飢鐘騒動の痛手がまだ十分に回復していない翌八年早々、京阪両都に大きな追い撃ちをかけたのは、京都市街の大半を焼き尽した大火でした。 松平貞信は両都の復興を最優先事項とし、五月に京都、六月には大坂を視察し、綱紀の粛正、米価の安定に強力な指令を与えています。米の買い占めで巨額の利益を得た仲買商品への処罰は、その一環であると思われます。
大坂町奉行の御触れによれば、天明八年七月に、
二十四日、連年凶作、締買・持囲等により米価を騰貴セシムルヲ禁ズ。 二十九日、不正ノ営業ヲセル米仲買十三名ヲ獄ニ投ズ
と矢継ぎ早に策を講じています。同措置により、捕らえられた人および処罰された人は以下の通り(『大阪編年史 第十三巻』による)
1)天明八申七月二十九日朝より晩、追々二米仲買の内御召とら補二相成候者、左之通
天王寺屋小兵衛、かしま屋吉兵衛、茨木屋治兵衛、たわら屋佐兵衛、同 武兵衛、天王し屋卯兵衛、井筒屋武兵衛、平野屋仁三郎、伊勢屋善兵衛、和泉屋清右衛門、両国屋平吉、なら屋才次郎、松葉屋市兵衛倅卯八。「御触書之留ならびに浜方記録」より。
2)��七日夜戌の刻被仰渡
天王寺屋小兵衛(家内闕所所・十三ケ国追放御構い)、俵屋佐兵衛(同断)、和泉屋清右衛門(家内闕所・六ケ国道放御構い)、灘屋嘉助(同断)、灘屋利八・平の屋仁三郎・井筒屋武兵衛(三郷御追放御構い)、天王寺屋卯兵衛天王寺屋卯兵衛、同 清右衛門、茨木屋伊助(所払)、茨木屋武兵衛(三郷御払御構い・家内其儘)、京都鏡屋伊三郎事淨心(廿四ケ国追放御構い)。「御触書之留ならびに浜方記録」より。
1)のリストにある両国屋平吉、なら屋才次郎および松葉屋市兵衛倅卯八は、申し開きが認められ町内にお預け(軟禁)となっています。伊勢屋善兵衛の処罰は不明。灘屋嘉助、灘屋利八および京都鏡屋伊三郎事淨心が新たに加わっています。
(写真)「天明飢饉之図」(福島県会津美里町教育委員会蔵)
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【ACU 】昨日重现(ArnoNapo modern au)
文:月中鸣
图:@iyzlime

亚诺·多里安藏着一个秘密,一个他在这一天才发现的、只有他自己才知道的秘密。
今天的剧场咖啡厅依旧人满为患,而大门之外的世界更是热闹非凡,这里是巴黎的中心,在咖啡厅门口的圣路易桥上,挤满了观赏夜景、拍照留念的游客。亚诺刚才结束了他在奥运会开幕式上护送圣火的任务,就匆匆离开了战神广场。他避开了喧闹的人群,带着一盏小小的提灯钻进了他所熟悉的地下暗道。他并没有在现场等到开幕式彻底结束,也没有回到自己的咖啡厅,而是折回了今天手持火炬经过的地点之一——卢浮宫。他有些事情需要搞明白。
就在几个小时之前,他还在巴黎的房顶上飞奔,带着一支形状像法棍面包一样的银色火炬,一边奔跑一边表演那些花哨的跑酷动作,这条路线对他来说早已烂熟于心,他只要像之前的许多次排练过的一样,沿着卢浮宫的屋顶一直跑,从女像柱厅正上方的入口进入二层的阳台,再从一楼的出口离开就可以了,看起来和平时没什么不一样,只是今天室外多了许多的观众,而他的手里现在变成了一把真的火炬。
当他翻过阳台的护栏落在女像柱厅红白相间的马赛克地砖上时,却发现这里和之前不太一样。
展品的摆放和之前没有任何不同,但展厅里的气氛却有了微妙的变化,亚诺说不出来那是种什么感觉,明明这里除了自己之外,一个人也没有,但他总觉得有目光在注视着自己,而且不止一处。
亚诺起身,疑惑地环顾四周,然后举着火炬向前方走去,他绕过阿尔忒弥斯的雕像,一直走到摆放着胜利女神雕像的阶梯上,亚诺在这里稍作驻足,盯着残缺的雕像看了几秒,然后穿过右侧的门廊,雅典娜和维纳斯就摆在这里。越往里走,那种被人凝视的感觉就越强烈。或许是房间角落的监控探头的关系,又或者只是单纯的心理作用,亚诺如此安慰自己,然后接着向前走去。亚诺无意地向身体左侧瞥了一眼,拉·图尔的两幅画还好好地挂在墙上,安格尔和维杰·勒布伦创作的两幅肖像画也原封不动挂在原处,但当亚诺经络他们时,却再一次感到有不止一束目光追随着自己,这种感觉诡异极了。
当他抵达展示了许多世界名画的红厅时,才发现大事不妙:画框还挂在那里,而画里的角色却都不翼而飞了:浴缸里的马拉不见了踪影,《美杜莎之筏》里成堆的遇难者也无影无踪。亚诺转过身,发现另一面墙上的肖像画也空空如也,实木的画框里只剩下了黑色的背景,所有的人都不见了。
就在亚诺紧急思考卢浮宫中的展品被人调包的可能性时,有个身影飞快地从亚诺身后闪过,他猛地转身,却看到一个小孩从眼前跑过,奔向走廊一侧的窗边。亚诺发誓他绝对在哪里见过这个小孩,于是当他快步跟上前去查看情况时,却发现更多身着不同时代服饰的人从不同的展区涌向窗边,其中甚至还有几位是刚刚他在雕像展区里见过的角色。
“什么,这里是在办化妆舞会吗?为什么每个人都打扮��像几百年前穿越来的,等等,好像还有更久远的……”这里和预演时的状况并不一样,也没有任何人告诉他在卢浮宫里新加了什么环节,亚诺感觉到眼前的一切都超出了他的预判,他觉得不可思议,然后突然回想起他在进入卢浮宫时那种被凝视的诡异感觉,和红厅里那些全部空了的画作。亚诺看了一眼手中还在燃烧的火炬,倒吸了一口凉气。
“开什么玩笑,当初怎么没人告诉我卢浮宫还会闹鬼,而且还是在白天?”
窗外的音乐声和人群的喧闹声与卢浮宫内众人的交谈声混杂在一起,嘈杂的人声在巨大的空间里发出回响,亚诺走到一扇窗前,发现那些名画里的人物有一些都聚集在窗口,隔着透明的玻璃好奇地看着窗外发生的一切。拉·图尔的画中那个穿着黄衣服出老千的骗子和身边蓝衣服的女人窃窃私语,没有胳膊的维纳斯也站在那里向外眺望,海神波塞冬还举着他的三叉戟,插着腰看向外面,在最角落的地方,一个留着一头浅棕色短发、头戴金色桂冠,身穿加冕长袍的男人正探头探脑地看着街道上发生的一切。那个人是大卫画的拿破仑,一点也不会错。在亚诺举着火炬走近时,在所有人都还在观看开幕仪式的时候,身穿厚重长袍的拿破仑转过身来,将目光投向了站在阴影中的亚诺。
沉重的阴云从中间裂开一道缝隙,午后的阳光穿过云层,斜照进卢浮宫的画廊,窗边墙壁上的金色浮雕装饰在阳光下闪闪发亮,拿破仑头顶桂冠上的叶片和长袍上镶嵌的宝石闪烁着,油画中皇帝低垂的眼眸睁开,灰蓝色的眼珠在阳光下接近透明,披肩上的钻石折射出耀眼的光芒,地板上的光与影界限分明,恍惚间,亚诺以为阳光之下的是另一个世界。他看见金色的尘埃浮动在空气中,身着华服的法兰西皇帝正对着他微笑。
他好像认识我?
亚诺的脑海中飞速闪过这样一个念头。很快,他就想起自己现在正在干什么。把火炬送到战神广场去才是最要紧的事情,没有多余的时间可以浪费了。除了拿破仑,并没有其他人注意到自己,或许他只是好奇,没有别的意思。于是亚诺带着疑惑的目光,匆匆路过窗边围观的人群,离开了卢浮宫。
亚诺决定碰碰运气,他想从下午进去时的入口��次进入卢浮宫内部,他的运气不错,那里没有上锁。他一边吐槽卢浮宫的安保工作漏洞百出,一边又庆幸这些松弛感拉满的家伙给了自己可以溜进去的机会,现在,他要去验证那个困扰了他一整个下午的猜想。
亚诺稳稳地落在了女像柱厅的地板上,他听到几声短促的、小声的惊呼。四座女神雕塑就在他的身后,他拿掉罩在提灯上的黑色灯罩,一小团亮光出现在漆黑一片的卢浮宫内,亚诺转身去检查身后,发现除了四座雕像,那里什么也没有。白天的景象还历历在目,亚诺猜现在和那时的情况应该差不多。他拿着提灯沿着白天经过的路线走进了雕像展厅,雕像们已经回到了原来的位置,但亚诺能在一片寂静的展厅里听到雕像们的窃窃私语,他们说着不同的语言,亚诺难以辨识它们谈话的内容。这简直就像是他小时候看过的美国电影《博物馆奇妙夜》里的场景。
亚诺不相信馆方会无聊到换掉所有的展品再请来一群演员在这里开化妆舞会,不过保险起见,他还是带着疑惑和好奇捏了捏雅典娜的脚趾,毫无疑问,是货真价实的大理石,又冷又硬。不过在他捏雅典娜的脚趾的时候,他听到头顶上方出现了一个充满疑惑的女声,当他抬起头时,他发现雅典娜正盯着自己。他确实吓了一跳,迅速收回手向后退了几步,毕竟亚诺活了二十多年,还是第一次看到雕像会动。不过雅典娜并没有因为被一个人类碰了脚趾而生气,只是疑惑地看着他,又看向他手里的提灯。在确定女神并没有生气后,亚诺又大胆走上前去,将提灯高高举起,看着那张用大理石雕刻出的、已经有几千年历史的美丽脸庞。亚诺不觉得在博物馆里撞鬼是什么可怕的事情,相反,他觉得如果这些所谓的“鬼”实际上是藏在雕像里的神 ,反而是一件很有趣的事情。
“抱歉,我只是想确认一下,无意冒犯。”
“你叫什么名字?”这时,雅典娜突然开口了。
“亚诺,亚诺·维克托·多里安。”他如实答道。
“真是个独特的名字,我猜维多利亚肯定希望和你认识一下。”
“你是说,胜利女神尼基?”亚诺想起阶梯上那座不完整的胜利女神雕像,他知道雅典娜在调侃他的中间名,他的父亲在给他起这个名字的时候的确借用了一些借用了一些神话元素。不过,胜利女神最被大家熟悉的名字还是被现代人做成了运动品牌的NIKE。
“是的,不过她更喜欢维多利亚这个名字。顺便,你一定��认识我,不过我更希望你称呼我为密涅瓦。”苍白的大理石脸上露出一个笑容。
“你们为什么会出现在这里?以前可从来没有出现过这种事情,现在的状况已经离谱到我说出去都会被当成精神病的程度。”
“我想起来了,我曾经见过你,亚诺,是你将我们召集于此。”
“什么?”亚诺大吃一惊,差一点把提灯掉在了地上。
亚诺花了好一会儿才理解了密涅瓦所说的一切,他很难相信这一切会发生在他这样一个生活在21世纪的无神论者身上。之前在卢浮宫排演过许多次都没有出现任何异常,都只是因为那时他并没有把真正的奥林匹克圣火带进来,之所以会出现会动的神像和油画里的人物,是因为亚诺恰恰是那个被选中的、拥有高浓度的先行者血统的人类,而他就是女神维多利亚的后人之一。密涅瓦和这里的许多其他“神”一样,都来自比人类更早、更先进的文明。之所以出现在雕像里,是因为他们的肉身早已死去,而他们却可以一直保存着自己的思维和记忆,并附着在任何一种物体或生物身上。那些人们口中所说的、书中记载的“奇迹”不过是他们使用自己所创造的科技产生的现象,奥林匹斯山上的圣火就是他们曾使用过的能源,被普罗米修斯交给人类后,一直保留至今。他身体里的先行者基因就像是一种启动第一文明科技的开关,当它们相遇时,就会产生神奇的效果。
“你手里的提灯里燃烧的一定是圣火,我能感受到它的力量。”
亚诺看着手里的提灯,想起那是他在他在将火炬送往战神广场之前在地下的暗道里用火炬引燃的小灯,它似乎可以不需要多少燃料就能一直燃烧下去。
“圣火代表着生命与希望,当你带着它走进这里的时候,这里所有的展品就都有了生命,不止是让我们回到自己的雕像里,还有这里所有的画作,每一种生物,无论是历史上存在过的,还是画家们虚构出来的,都会活过来。”密涅瓦解释道。
亚诺若有所思地点点头,然后问出了他更在意的那件事。
“你说你记得我,是怎么回事?”
“这件事说来话长,但是我的确记得,在两个多世纪以前,你曾经持有过两件伊甸碎片,不过其中一件被你的一位朋友拿去了。我猜你今晚来到这里的目的并不是找我聊天,你要找的就是你的那位朋友。”
“朋友?你怎么知道我要找谁?我的朋友可不在卢浮宫里。”
“去找那位法国的皇帝聊聊吧,他会告诉你的。”密涅瓦扭头看向了画廊的方向。
“你是说拿破仑?为什么是他?��怎么会认识我?”亚诺很希望这个时候他是在梦游,因为这一切听起来都太过荒谬,他用力掐了一下自己的手臂,失望地发现这不是梦,而头顶的密涅瓦正冲他眨眼睛。于是亚诺只能带着满腹的疑惑,向悬挂着《拿破仑一世加冕大典》的红厅走去。
当他站在大卫的油画前时,发现画里的人果然在动,只不过他们没有像白天那样乱跑,也许是因为亚诺手里的提灯太小,力量还不足以让所有人都跑出来。他将提灯高举,贴近拿破仑所在的位置,那位手持皇冠正要为皇后加冕的皇帝扭过头,看向了画布外一身黑袍还戴着风帽的亚诺,惊讶地张大了嘴巴。
“哦,亚诺,你来了,我还以为你不会再回来了。”从画里传来了皇帝的声音,他的嗓音清澈,带着一种莫名的熟悉感,亚诺也开始相信,也许他们曾经真的认识。
穿着沉重的貂皮长袍的皇帝看起来有些兴奋,拿破仑在众人惊异的目光中将皇冠放回了侍者手中托着的丝绒软垫上,然后两只手拎起拖在地上的袍子(尽管不能完全拎起来),举步维艰地从铺着绿色地毯的台阶上走了下来,而他周围的所有人都震惊到忘记给他们的新任皇帝陛下提起长袍的后摆。他看着拿破仑走到了画的边缘,一只脚直接踏出了画框,但画框离地面还有些距离,由于重心不稳,本来就手忙脚乱的皇帝带着身上沉重的貂皮长袍直接从画框里摔了出来,而倒霉的亚诺因为没有及时躲闪,被这个从画里掉出来的男人和他身上几十斤的衣服压在了地板上,发出一声惨叫,紧接着,周围传来一阵惊呼。
“啊!”
“抱歉。”
拿破仑从亚诺的身上爬了起来,伸手摸索着掉落的金色桂冠戴回头上,然后把亚诺从自己的长袍里挖了出来。
“你不能先把它脱了再出来吗?”亚诺捂着被一整个活人重击过的脑袋坐在地上,而皇帝还在试图把脚边的一团毛茸茸的红色甩到身后去���
“哈,亚诺,你还是一点没变,和那时候一摸一样。来吧,帮我脱掉它,穿这东西要好几个人帮忙的,我一个人搞不定!”拿破仑感到肩膀又酸又痛,这条长袍就像千斤的石头一样压着他,而且他又举了那么久的王冠,胳膊早就没力气了。如果不是为了这繁琐的典礼,拿破仑会穿着他的猎骑兵制服去加冕。他早晨还见过大卫,向他抱怨他画的这个动作实在是太累人了,不过谁也不会料到有一天他们这些死了二百多年的人会以这样的方式回到这个世界上,更惊喜的是,拿破仑在二百多年后又��次见到了他的老友,尽管他已经什么也不记得了。
亚诺将提灯放在地板上,然后无奈地起身,为这位“任性”的法兰西第一帝国皇帝解开长袍在肩膀处的宝石扣子,长袍瞬间从他的身上滑落下去,拿破仑自己摘下了镶着钻石的白色斗篷,只剩身上一件绣着金色花纹的白色丝绒长袍,他从地上的一团红白相间的貂皮里跨了出来,如释重负地活动了下手臂和肩膀,两人一起坐在了展馆内为游客提供的长凳上。
“你……认识我?”亚诺看着坐在自己身边的拿破仑,感到不可思议,这样的场景就像是梦一样,墙上的《拿破仑一世加冕典礼》中拿破仑的位置空空如也,而那位正在加冕的皇帝就坐在自己身边,亚诺在提灯不算明亮的火光中看到他棱角分明的侧脸:拿破仑的鼻梁高挺,嘴唇很薄,皮肤苍白,额前的头发已经有些稀疏,尽管现在的他只有三十五岁。他不确定历史上的拿破仑是不是也长这样,不过他和大卫画的简直一摸一样。
“当然,亚诺·多里安,我白天的时候就注意到你了,我绝对不会认错,我的记性绝对是最可靠的东西。”皇帝笑着指了指自己的脑袋。
拿破仑在从画中苏醒的那一刻便很快明白了当前的状况:曾经的预言要实现了。他曾在西班牙时,和亚诺一起收到了来自伊甸碎片的讯息,它给了他们不同的预言,不过拿破仑并没有把伊甸碎片给他的预言告诉亚诺。
亚诺收到讯息后,决定启程返回巴黎,他要在预言到来之前将遗留在圣殿塔里的圣者头骨藏匿起来,不让那些可以利用它的人找到,因为密涅瓦告诉他,将会有一群人会利用杰曼的头骨搜寻伊甸碎片的下落,而其中一件杰曼所接触过的碎片就在自己这里。拿破仑斟酌片刻,也决定暂时离开西班牙,和亚诺一起回到巴黎去,他想要拆掉那座被保王党视为圣地的神殿,于是,1808年夏天的末尾,亚诺和拿破仑出现在了已经完全荒废的神殿内。
工人砸开了堆在入口处的断裂的石柱,尘土飞扬之间,来自尘封的神殿里的阴冷的风从被砸出的洞口吹出,让两人不约而同地打了个寒战。他们跨过破碎的石块,走到神殿深处一具穿着长袍的、已经完全化为白骨的尸体旁边,拿破仑看着他的友人面色凝重地捡起地上的头骨,他想要问什么,最终还是保持了沉默。然后他跟着刺客一起,将它堆进了地下墓穴里不计其数的白骨之间,无论是谁,都无法在这么多的遗骨中准确地找到亚诺放进来的这一个,亚诺·多里安的使命完成了。
“你认识的亚诺,或者说……我,是个什么样的人?”亚诺开口问道。
“敏捷、矫健、就像你今天表现的那样。不过,这不是我认识的亚诺的全部,我们1792年就认识了,我不得不承认,他是我所有认识的人之中,最特别的那一个。要回答你的问题,可能要花上很久的时间,如果你想听我的故事,那就等着听到天亮吧。”
“乐意奉陪。”
于是,在深夜的卢浮宫里,一个无所事事的青年听着一位从画里跑出来的皇帝讲述着他们在久远的过去相遇的故事,在拿破仑向自己讲述亚诺的故事时,总是充满怀念地注视着自己,他的眼神温柔,又带着一些不易察觉的伤感,或许眼前的亚诺一辈子都不会想起他们的往事,那只不过是一段未被记录在书页之中的历史,而他成了唯一保管着那段记忆的人。
东方的天空逐渐亮了起来,皇帝与刺客的故事临近尾声,再过不久,这里就会打开大门,迎接来自世界各地的游客参观,而那时拿破仑必须回到画里,亚诺也必须离开,这有点像童话故事中公主乘着南瓜车去参加的舞会,亚诺在这一刻才突然感到莫名的悲伤。
“时间不早了。”拿破仑提醒道。
“是的,拿破仑。不过,我还有最后一个问题。”
“说吧,亚诺。”
“伊甸碎片给你的最后一条预言是什么?”
“当生命之火在光明之城重燃时,往日重现,故人相见。”
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虹羽の願いとテンの壁
夕暮れの教会は静寂に包まれ、ステンドグラスの隙間から差し込む淡い光が石畳に模様を描いていた。一番ヶ瀬虹羽(いちばんがせ こう)は、木製の長椅子に腰掛け、ため息をついた。彼女の長い黒髪が、肩を滑るように揺れる。隣に立つテンは、黒い神父服に身を包み、腕を組んで厳めしい表情を浮かべていた。
「あのね、弟に会わせて欲しいな。貴方の弟さんなんだから、いい?」虹羽は、柔らかい声で切り出した。彼女の瞳には、期待と少しの不安が混じっていた。
テンは眉を寄せ、首を振った。「虹羽、ダメだ。ゼノは…今、会うべきじゃない」彼の声は低く、どこか重々しい。屈強な体躯から放たれる威圧感に、虹羽は一瞬たじろいだが、すぐに唇を尖らせた。
「なんでよ? 弟が会いたいって言ってるんでしょ? 私だって、貴方の家族にちゃんと挨拶したいよ」虹羽は身を乗り出し、テンの袖を軽くつかんだ。彼女の小さな手が、テンの固い腕に触れると、彼の表情が一瞬緩んだが、すぐに元の硬さを取り戻した。
「ゼノは…難しい���なんだ。牧師とはいえ、制御が効かない部分がある。お前には危険だ」テンは視線を逸らし、ステンドグラスを見つめた。そこに映る聖人の像が、まるで彼の決意を後押ししているかのようだった。
虹羽は頬を膨らませ、「危険って何? ゼノ、いい人そうだったよ。前に手紙くれたとき、すっごく優しい文だったもん!」と反論した。彼女が手に持つのは、ゼノからの手紙。丁寧な筆跡で書かれたそれは、確かに温かみのある言葉で溢れていた。しかし、テンはその手紙を一瞥し、鼻を鳴らした。
「あれは営業だから、信じるなって言えば良かったな。後、あの文面見て惹かれてんじゃねぇぞ? あの野郎ッ…」テンは言葉を飲み込み、唇を引き結んだ。虹羽には知られたくない事実があった。ゼノの性欲が、常人を超えた獣のような衝動であること。牧師として人々を導く一方で、彼の内なる欲望は抑えきれず、テン自身が何度もその衝動を抑え込んできたのだ。虹羽のような純粋な存在をゼノに近づけるなんて、テンの心は許さなかった。
その夜、教会の裏庭で、虹羽は一人で星空を見上げていた。テンが「祈りの時間」と称して奥の部屋にこもった隙に、彼女は少しだけ自由な時間を手に入れたのだ。すると、木々の影から長身の男が現れた。ゼノだった。彼の黒髪が月光に輝き、牧師服の襟が風に揺れる。屈強な体はテンに劣らぬ迫力があり、しかしその目はどこか危険な光を帯びていた。
「虹羽だろ? やっと会えたな!」ゼノの声は低く、甘い響きを持っていた。虹羽は驚きながらも、笑顔を浮かべた。
「ゼノさん! やっと会えた! 貴方のお兄さん、ぜんぜん会わせてくれなくて…」彼女は無邪気に近づいたが、ゼノの視線が彼女の全身を舐めるように這うのを感じ、思わず一歩下がった。
「兄貴の彼女だっけな。俺も少しは――」ゼノはニヤリと笑い、一歩踏み出した。その瞬間、教会の扉が勢いよく開き、テンが現れた。
「貴様失せろオラァ!!!!」テンの声は雷鳴のようだった。彼は虹羽を背に庇い、ゼノと対峙した。二人の屈強な男が睨み合う中、虹羽は困惑しながらも叫んだ。
「あっ!? ごめんなさい!!!!」
ゼノは肩をすくめ、嘲るように笑った。「兄貴、俺は、ただ虹羽と喋りてぇだけなのよ。分かれ?」
「黙れ、今すぐくたばれ」テンは拳を握り、ゼノを牽制した。
虹羽は二人の間に割って入り、声を張り上げた。「もういい! テン! ゼノがそんな人でも、私には関係ないよ。家族なんだから、ちゃんと向き合って!」
その言葉に、テンの動きが止まった。虹羽の真っ直ぐな瞳を見つめ、彼は深いため息をついた。ゼノもまた、虹羽の言葉に何かを感じたのか、���く手を挙げて退いた。
「…わかったよ、虹羽。少しずつ…だな」テンは渋々呟き、ゼノを睨みつけた。「おい、貴様…一線を越えたら、俺は許さねえからな?」
ゼノは笑いながら、「大丈夫さ、兄貴……(越えるかもな。あ、死ぬわ俺★)」と答えたが、その目は依然として虹羽を捉えていた。
教会の夜は更け、虹羽の願いは小さな一歩を踏み出した。しかし、テンとゼノの間に流れる緊張は、未だ解けることなく、星空の下で静かに燻り続けていた。
(終)
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おはようございます。
秋田県湯沢市川連は曇り空です。
昨日は休み…で、少しのんびりしてようと思ってましたが、家の横の畑の朝一の水撒きからスタート。
その後は前から気になっていた、叔父の山小屋周辺に植樹した漆の木の周りが、隣の蕨畑⁉︎の様な所の蕨が、年々侵食して来ており、嬉しい悲鳴の様な感じですが、今年春植えを行った漆の木は、まだまだ背丈が小さいので、浸透してきた蕨が漆の木より高くなっていると、漆の木の成長にも影響してくるので、暑いですが午前中は漆の木の周りの草刈りを行いました。
やり始めてから30分程で、背中をジリジリとした暑さが続き、もうそろそろやめようと思っていたら、途中から曇り空に変わり、途中涼しい風が時折吹いたりしたので、どうせなので蕨以外の漆の木の周りの下草も草刈りも行いました。
お昼ちょい過ぎまでかかりましたが、気になっていた箇所の草刈りも終了。
少し遅めのお昼ご飯を頂きながら、休みだし…との事で、軽く昼酒も頂いてから、のんびり昼寝Zzz
夕方からは小さな漆の木への水撒きやら、塗り仕上げた器物の管理やらで一日が終了。
そして昨夜のオラ家の晩ごはんは、川連漆器で夏野菜カレー。
そして今日も休み…ですが、今日こそ少しのんびりしたいと思っておりますが…
皆様にとって今日も、良い休日と成ります様に。
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対談と写真 小澤征爾 小澤幹雄・編、木之下晃・写真 新潮文庫 題字=波多江文美、カバー写真=木之下晃
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2025.03.20(木) 薄日さす春分の日、今年初めての山歩き。いつもの文殊山登山。 山道を100m位登ると、残雪が徐々に増えてきて、道もぬかるみシューズが泥だらけになる。 今年は、屋根の雪下ろしをするまでの大雪ではなかったので助かったが、3月になっても雪模様の天気や寒い日が続いたせいもあって、山も例年よりは春の訪れが遅いようだ。 小文殊のコブシの蕾もまだ固く、シュンランの蕾やジャノヒゲの瑠璃色の実(種子)、ネコノメソウ、オウレンなどが観察できた位で、山頂に咲く河津桜をはじめ、ヒロハノアマナ、ツバキ、カタクリの花、シュンラン、マンサク、ダンコウバイ、ミツマタ等々花の季節はもう少し先のようだ。 久しぶりの登山のわりには、休むことなく順調に山頂までのぼることができた。
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京都でよかったデートの記録 0412 6歳下の学生起業家と梅田でランチデート。なんでわたしと会おうと思ったんだろう?と思っていたら前の彼女が10歳以上年上だったとのことで合点、そしてとても好感度があがった。目が切れ長で歯並びが綺麗なところがとても好みだった。若いのに色気あるね、と言おうかと思ったけどわたしが言うと褒めているというより恫喝めく気がしないでもなくてやめた。起業してる人って頭よくてほれぼれするし、わたしの奇天烈な行動にも笑顔で聞き流してくれて、話が早くて助か���。 梅田から西梅田まで送ってもらった。 0414 清水五条の工房に行き、清水焼の器を買った。本当はマグカップだけでよかったのだけれど、どうしてもパスタ皿にひとめぼれして、すこし思い切った価格だったけれどこれも出会いだからと思って2つセットで買った。そしたら職人さんにとても感動されて「工房まで買いに来てくれたひと初めてなんです。嬉しいので一つなにかプレゼントします、なんでも」と言われ、恐縮して、追加で2つ茶碗をえらんで一つプレゼントにしてもらった。不恰好に膨らんだ厚い手が、さまざまな色に灼けていてとてもセクシーだった。蕎麦屋さんをいろいろ紹介してくれたが(一緒に行ってくれたらいいのに)と思っていた。 日が空いたけどやっぱり焼き物の職人さんかつ同世代の方と知り合う機会ないと思うから、蕎麦屋に誘ってみよう。蕎麦食べたらすぐ帰るから、って。 0418 「アンゼルム・キーファー:ソラリス展」を高橋君にとても勧められたので、絵を描く趣味があるという起業家を誘って2回目のデートをした。 わずかな隙間の窓から漏れる昼間の陽射しの力だけで照らされてぎしぎし鳴る木の廊下を歩く。暗く翳った部屋の中で、彫刻や巨大なアクリル画をゆっくり見て回った。 暑い日だったのでそのあとジェラートを食べた。地下鉄の階段を下りながら彼が振り返って「楽しかったです」と恥ずかしそうに告げてきたのが印象的だった。 0418夜 吉田寮のKG+の展示を見に行った際、別なイベントが食堂でやっており、たまたま話しかけられて親しくなった人が哲学専攻の博士5年生だった。東京が地元で、高校時代から生粋のドラマーらしい。小説の話をしたら「仕事しながらものつくりも並行してる人って本当に���ごい」と言ってくれた。 院に進んだ時点で自分の人生は王道の、まっとうな人生からはずれている、と零していて、わずかに劣等感と矜持の両方を感じた。「自転車のサドル高すぎたから、今度直してあげるよ また寮来て」とLINEが来て、なんてかわいいデートの誘い方なんだろう、とそれだけでめろめろになった。 0421 シェアハウスを介して2度会った26歳の学部3年生から「もっと話してみたかったのでお茶しませんか」と直球のデートの誘いがあったのでよろこんで承諾してコーヒーショップヤマモトへ行った。 わたしのこと好きってコト⁉と思ったけどそういうことではなくて、単純に人間としてわたしに好奇心を寄せてくれたみたいでそっちの方がうれしいかもしれない。 とても綺麗な顔をしていて、わたしは好きじゃないけどめちゃ女の子からモテそうだなあと思ったらやはりそうだった。モテの弊害の話聞いて面白がる。波長があって、サンドイッチと1杯だけで3時間粘った。 3カ月後から東京へ引っ越すらしいので次は東京で会おうね、と言って別れた。 0421夜 桂離宮へ予約を取っていたのだが同行者飛んじゃったんだよねと熊野寮で船橋さんに愚痴った。「俺建築好きだし行きたいな」と言われたが、食堂で、本を読みながらごはんを食べているめがねの男の人がとてもセクシーで、どうしても目がいってしまい、彼が読んでいた本は「辞書で読むドイツ語」(何それ)で、好ましくてどうしようもなかった。 「彼は建築の学生だよ。学年は知らないな」と船橋さんが教えてくれた。「わたしあの人と桂離宮行こうと思う。ごはん食べながら本読むなんて、ありえないくらい貪欲だからわたしと気が合うよ」と宣言して、食べ終わった後彼の部屋に案内してもらった。「24日の16時に桂離宮に同行してくれませんか」とドアから出てきた途端いきなり要求した。とても緊張した。彼は突然の闖入者に戸惑いながらも面白がってくれて、「ゼミあるけど行きましょう」と言ってくれた。M1で、博士はヨーロッパで取る予定だそうだ。 「きみのコミュニケーションは気さくなんじゃなくてごり押しだよ」と高橋君に指摘されたが、本当にその通りだと思う。
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陳舜臣 - 神獸之爪 (1966)
1980年由鈴木清順改編為電視電影:「傑作推理劇場 陳舜臣の神獣の爪」 (12月25日、テレビ朝日) 此為陳舜臣原著翻譯。
神獸之爪 (1966) 陳舜臣
一
警官西脇八點多鐘才回到家裡。 「王先生已經來過好幾次了。」 當妻子秋子站在大門口告訴他時,他才想起自己與王仁銘已經約好兩家夫婦一起打麻將的事。
西脇住在神戶北野町一幢條件較好的兩層樓房的一樓。二樓住著一位名叫王仁銘的中國人。他是從新加坡來的華僑,現在在華僑貿易進出口辦事處工作。
王仁銘個子高大,眉眼間顯得十分開闊,下巴也較長。雖然已經三十六歲,但做事並不穩重,甚至有時還會流露出孩子氣。他的妻子是日本人,名叫真沙子。雖然年紀也不小了,但仍然讓人覺得像個孩子似的。人們都說性格相近的人容易結為夫妻,一點也不假。
「真沙子確實討人喜歡。」秋子曾這樣評論道。在年僅二十三歲的秋子眼中,年長的真沙子也被視為幼稚的孩子。
王仁銘夫婦都有工作。他們雖然結婚將近十年,但至今仍未生下一男半女。這正好促使樓上、樓下兩對沒有孩子的夫婦,常常在閒暇時圍坐麻將桌旁,展開方城之戰。
吃晚飯時,秋子突然停下手裡的筷子說:「不知怎麼的,我和王太太在一起時,心裡總有種說不出的感覺。」「王先生可是個好人。」西脇說。
「他的太太看起來也像個老實人,但是……」秋子想起,有一天晚上,在山本路看到真沙子依偎著一個男人在散步。那個男人並不是她的丈夫王仁銘。
起初,秋子把這件事告訴西脇時,他怎麼也不肯相信。他想:真沙子像個孩子似的,怎麼會做出這種事呢?然而,就在半個月前,西脇也親眼見到了這一幕。而且那天晚上,真沙子跟一個男人走進了北野町的一間住宅。這戶人家門前,釘著一塊木牌,上面寫著「松江」二字。
這間住宅是戰前蓋的一幢古色古香的洋房。牆上的油漆已經脫落。灰色的圍牆內,有一個相當寬闊的庭院。這幢房子的主人與附近的鄰居沒有什麼來往。
鄰居們對他也不熟悉,只知道他前年喪妻,兒子還在東京上大學。
西脇曾在白天遇見過房主兩三次,覺得他是一個比較古怪的男人。他身材高大,眼睛雖小,卻炯炯有神。
這眼神讓人見了,不由得心生提防。幾乎每個見過他的人,都有這種感受。
「王先生真叫人可憐。」秋子說。
「他不會認識那個男人吧?」
「當然不會認識。如果認識的話,王先生就是再老實,也不會忍住這口氣。」「王先生真是倒楣。」西脇由衷地同情王仁銘。他與王仁銘交情深厚,不單純是因為鄰居關係。西脇在搜查二科工作,人們都視他為奇才,因為他在大學時代研究考古學。而王仁銘也與考古學有些淵源。
王仁銘出生在中國江蘇省C縣。十歲那年來到日本。他早年失去雙親,被叔父收養。C縣有許多古墓,而他的叔父正是古墓盜竊團夥的頭子。因此,每當看到沾滿泥土的考古文物,總會讓他想起自己的少年時代。難怪一看到西脇的考古學圖片時,就不禁勾起一陣思鄉之情。
「這種銅器,在周家庄這個地方出土很多。像這種黑陶做的人俑,我叔叔家裡多得是。」有一次,王仁銘拿出一張褪色的舊照片給西脇看。王仁銘不知道自己的父母長什麼樣。十歲那年,如同父母般撫養他的叔父也不幸去世了。這張照片上有十幾個人,最靠左邊的那個用紅鉛筆標記的人就是他叔父。
「這就是我叔叔。」他用誇耀的口氣說道。他的叔父也像他一樣,身體非常強壯,但看起來卻不像他那樣悠閒自得、親切和藹。到底是盜墓團夥的首領,讓人望而生畏。
「這是叔叔臨終前的照片。」他補充說。
西脇再仔細一看,照片上的人幾乎都站著,只有中間兩個人坐在椅子上。而且,坐在椅子上的兩個人頭上,用紅鉛筆打了兩個「X」。
「這是什麼意思?」西脇問。
「他們是大熊和小熊,我的叔叔就是被他們殺害的。因為我不知道他們的名字,所以這樣稱呼他們。」說到這裡,王仁銘那雙平時顯得悠靜、溫和的眼睛,剎那間發出一束異樣的光芒。西脇第一次看到王仁銘如此嚴肅的表情。
「這兩個傢伙是從日本來挖掘古墓的。」王仁銘解釋道。據他說,從日本來的發掘隊並不是什麼搞學術調查的學者,而是專靠盜墓賣文物牟取暴利的團夥。大熊這個人滿臉絡腮鬍子,難怪王仁銘叫他熊。小熊雖然看起來年紀很輕,卻給人一種體弱多病的感覺。雖然長相與熊毫無關係,但因為他是大熊的同夥,所以被稱為小熊。
這是一張外景照片,背景像是一個寸草不生的開闊地,或許就是盜墓現場。照片下方寫著「1940年」幾個字。此時正值日本昭和十五年,當時正處於中日戰爭的激烈階段,也是日本在中國大陸為所欲為的時代。不難想像,從日本來的強盜般的盜墓團夥是如何仗勢欺人,到處亂挖古墓的。
據王仁銘說,當時大熊小熊一夥來到C縣後,得知他叔父熟悉古墓地點,便與他搭上了關係,開始合伙挖古墓。
這幫人雖然利用他叔父,但一旦發現較有價值的古墓地點,就不再需要他叔父了。何況分贓時還得給他一份。這樣,他叔父就被他們視為眼中釘、肉中刺。
那天拍照後,他的叔父失蹤了。參加拍照的人們因為最後看到他叔父是與大熊小熊在一起,就向大熊小熊追問起來。
「我們也在找他。那天,我們在廟前分手時還說第二天再見,結果再也沒見到。」大熊和小熊這樣回答道。
當大熊小熊幹完事,用卡車滿載出土文物回到日本一個月後,人們才發現了王仁銘叔父的屍體。
古時候,為了防止後人盜墓,墓穴都用一種特殊的黏著劑封閉起來。從新石器時代開始,就採用將天然石灰磨成粉末,加水製成「泥糊」的方法將墓穴封閉。後來,隨著時代的發展,在石灰中又加入陶器的細粉末和碎石,有時還要摻上糯米。盜墓的人要想行竊,就必須首先打穿這堅實的牆壁。
有一天,一個以盜墓為生的男人,偶然走進了一個已被盜過的古墓。他進去一看,發現過去明明被鑿開的墓穴又被人用磚和水泥重新封上了。附近的盜賊不會這麼文明,絕不會盜墓後再把墓穴封上。他感到很奇怪,於是叫來同夥,又重新把墓穴的磚拆開。結果一看,被洗劫一空的墓室裡,靠著封閉的牆壁下倒著一具男屍,但不是古人的屍體,因為他還穿著現代的服裝。從他那件染著血跡的衣服可以想像,他可能直到咽下最後一口氣,都在絕望地敲打著這被封死的牆壁,求得死裡逃生。
這個人就是王仁銘的叔父。
當時,王仁銘只有十歲,是個聰明過人的孩子。看他現在這副模樣,人們無論如何也想不到他曾被當時村裡的人稱為神童。叔父死後,王仁銘這個孤苦伶仃的孤兒,變得更加無依無靠��當時,駐紮在這一帶的一個日本軍司令,不知道他是理想主義者還是好事者,忽然想到要把這個中國的神童少年帶到日本受教育。王仁銘在東京上了小學,在鹿兒島又度過了中學時代,神童也漸漸變成了凡人。他靠半工半讀掙了點錢,好不容易才讀完大學商業系。現在是個平凡的、靠工資糊口的職員。只有當他打起麻將時,才能稍微顯露出一點昔日神童的靈機。
然而,這天晚上打麻將,王仁銘卻一敗塗地。他的妻子真沙子倒是很幸運,連連滿貫,節節獲勝。西脇夫婦正好相反,西脇的戰績相當不錯,而秋子卻是狼狽不堪。
「以夫婦為單位分勝負的話,今天是平局。」王仁銘慘敗之餘,卻還風趣地說道。因為從九點半以後才開始打麻將,所以直到第二天清晨��兩點時才結束。「打個通宵也可以。」打得順手的真沙子正在興頭上,她一個勁兒地提議再戰一局。西脇考慮到第二天還要上班,就制止說:「咱們今天就打到平局吧。」然後,西脇夫婦走下樓,喝了杯熱茶,就上床睡覺了。此時正是清晨兩點鐘。
二
第二天早上,西脇上班後不久,科長就把他叫去了。
「你能到一科來幫幫忙嗎?因為事情出在你家附近。」「我家附近出了事?」「噢,你可能還不知道。今天早上發現一具屍體,被害者是跟你住同一條街的松江雄太郎……」「什麼?松江?」毫無疑問,就是把王仁銘的妻子真沙子帶回家的那個男人。
「驗屍結果還沒出來。但鑑識科說,作案時間可能在昨晚十一點到夜裡零點之間。」「噢。」西脇鬆了一口氣。案件發生的時刻,王仁銘還在打麻將。昨夜如果沒打麻將,西脇出於自己的工作性質,不得不懷疑到王仁銘身上。因為被害者是他妻子的情夫。再者,說不定王仁銘已經發覺了妻子的姦情。
科長考慮到事情發生在西脇家附近,西脇較便於了解情況,而且西脇直到最近人事調動之前一直在搜查一科,因此就委託他協助調查松江雄太郎的案件。
可是,西脇卻有些憂慮,他想:難道王仁銘的妻子與被害者似乎有關係的事非得說出來不可嗎?西脇本人比誰都更能證明兇手不是王仁銘。考慮到王仁銘,他就想盡可能不把這件醜聞公開出去。
昨晚,西脇他們從九點半到將近早晨兩點之間,一直圍著桌子打麻將,沒有一個人走開。但如果要準確無誤地說,過了十二點半時,真沙子曾離開過一次。那是聽到電話鈴響後,真沙子一邊嘀咕著「都這麼晚了,誰還來電話」,一邊走了出去。電話機就在隔壁,可以一清二楚地聽到她的聲音。
「什麼?你問停電?這裡沒停過電。」這就是她講的全部內容。因為正是打麻將打得起勁的時候,加上又是深更半夜,所以她很不耐煩地說了一句,就把電話「喀嚓」一下掛上了。她回到座位上說:「是個醉鬼,突如其來地問什麼時候停過電。」「是認識的人打來的嗎?」王仁銘一邊放牌一邊問。
「說不準。喝醉的人聲音和平時不一樣,但大體上我能猜到是誰。」她一邊說,一邊翻著牌。
如果說昨晚打麻將的時間裡有什麼異常,頂多就是這一個電話了。
西脇來到一科時,調查已經有了相當進展。調查主任對西脇說:「關於調查的注意事項,我不說你也知道。」他開始單刀直入地講起了案情經過。
在一幢牆皮脫落的古色古香的寬敞洋房裡,只住著房主人松江雄太郎一個人。他的妻子已經去世,獨生子現在東京。早晨八點鐘,女傭人來到這幢洋房上班時,才發現松江倒在臥室的地毯上。被害者是因頭蓋骨被無刃兇器猛擊致死的。死者穿著睡衣,床上還有睡過覺的痕跡。女傭人吉川房子也證實說:「主人常常很早睡覺,一般都在十點半左右。」從死者躺在地上情況判斷,不是被兇手從床上拖下來的,就是在兇手進屋時醒來,自己從床上走下來的。床上沒發現血跡,從屍體和房間的情況都看不出有撕打的痕跡。
「恐怕是偷襲。被害者五十五歲。聽女傭人說,他很喜歡誇耀自己的身體如何如何棒。睡覺時從未不鎖臥室的門。」看來,人過於自信是要吃虧的。「主任說道。」那麼,院子大門上栓了沒有?」「院子大門倒是上了栓,但是那堵板牆不高,很輕鬆就可以跳進來。外屋門雖然上了鎖,但屋子西面的窗子壞了,窗門閂也掉了。要是他老婆還在,門閂是會及時修上的。現在估計兇手只能從這個地方鑽進來。進來後是廚房。」松江死了妻子後,家裡到處都是漏洞。更糟糕的是,女傭人也不知道有沒有丟東西。手提保險櫃仍上著鎖,女傭人不知道裡面有多少錢。打開後,發現裡面放著十二萬日元。另外,桌子的抽屜裡也隨便塞著三張一萬日元的紙幣。房間裡並沒有被翻亂的痕跡。
「好像不是來偷東西的。」主任皺著眉頭說。
「好吧,我們還是先到現場去看看吧。」
西脇趕到松江家時,兇手闖入松江家的路線已經基本被推測出來了。原來,鄰近松江家西邊有一塊空地,空地的一角長著一棵很大的松樹,其中有一根很粗的樹枝,緊貼著板牆頭,伸進了松江家的院子裡。兇手可能爬上松樹,攀著這根離地面兩米多高的樹枝,跳到院子裡的草坪上。他在樹枝上事先繫好繩子,逃走時,仍順著那條繩子攀上板牆,然後再順著松樹滑下去。
樹枝上有被繩子摩擦過的痕跡。長時間沒洗刷的骯髒板牆內側,發現了腳印似的痕跡。由於腳滑,登不住板牆,所以留下的不是完整的腳印。至於兇手潛入臥室的途徑,大家認為還是從那個掉了門閂的窗子進來的。窗框的突出部分積滿了灰塵,在那裡發現了用手扒過的痕跡。
「兇手好像戴了手套。」鑑識科的人搖著頭說,「窗內除了發現很多女傭人的指紋外,再也找不到其他的指紋了。」兇手爬進房子後,可能脫掉了鞋,在廚房的磁磚地上找不到什麼可疑的足跡。到了走廊,過道上都鋪著地毯。
無人照管的庭院裡,雜草叢生,根本無法發現腳印,這使調查人員大傷腦筋。
三
「真是個怪人!」調查主任在了解被害者情況時,忍不住嘆了口氣。西脇在松江生前,曾有幾次在路上與他打過照面,得到的印象也是如此。
松江雄太郎十七年前遷居來到神戶,從那以後就一直住這幢房子。至於他來神戶前的經歷則一無所知。聽女傭人說,松江似乎不願與人來往,家裡難得來一次客人。
「當然,我下班回去後,什麼人來就不知道了。」女傭人說。她的意思是晚上可能有人來。西脇心裡捏了一把汗。因為晚上的客人很自然會讓人聯想到女人。調查主任好像也想到了這個問題,不由得問道:「你家主人有女朋友嗎?」「這點我就不清楚了。我早上來得很早,可屋子裡總是主人一個人。」五十九歲的女傭人回答道。言外之意,就是說沒有在這裡過夜的女人。
松江雄太郎在神戶市內開了西餐館、酒吧、茶館、彈子房等四個店鋪。他只到各店收取銷售額,並不直接參與經營。但有時也召集各店的經理,鼓勵他們搞好經營。據女傭人說,到家裡來的客人中,除了四個經理外,還有兩三個人,至於與這幾個人是什麼關係,女傭人根本不知道,更不知道對方的姓名。
「其中有一個人有點怪。」女傭人有些猶豫地說。
「怎麼有點怪?」調查主任觀察著女傭人的表情,心情有些緊張起來。
「已經是一個多月前的事了。有一個客人不知為什麼竟跟主人大聲吵了起來。店裡的人遭到主人的訓斥,而那個人卻敢反過來同主人爭吵。主人也不示弱,加上他又很固執,一開口就罵起來。因為窗戶開著,會客室的爭吵聲自然傳到廚房來。」「他們爭吵什麼?」「我可沒偷聽。聲音是自己傳過來的,我沒注意聽,所以不清楚。只聽得他們爭吵著要砸碎什麼東西。」「砸碎什麼東西?」「好像是什麼貴重的東西。」「這個客人長相如何?」「是個又矮又胖的中年人。過去我在的時候,他從來沒來過。雖然我沒好好注意過他,但給我一種讓人難以摸透的感覺。」警察又分別向松江投資經營的四個店鋪的經理詢問了一些情況。其中,彈子房經理石川談的內容證實了女傭人講的那些話。
「前些天松江先生說,一個傢伙借錢不還,反而找藉口吵架。」「什麼藉口呢?」「松江先生只講了這些,沒再多說。他平時不愛講話,而且很討厭那些講起話來喋喋不休的人。我在他面前,從來不多說一句廢話。」可以想像,石川所說的「藉口」和女傭人說的「砸碎什麼東西」是一致的。
「如果能知道那個客人的名字就好辦了。」主任邊說邊心情煩躁地用鉛筆頭一個勁地戳著桌子。
「松江先生很少對人談自己的事。」石川抱歉地說。「但這次能借給那個人錢是很出乎意料的。」「怎麼?這種情況很少嗎?」「是的,他在金錢上摳得很緊。他不僅不借給別人錢,也不願意向別人借錢。怎麼說好呢?總之,他不喜歡與別人建立任何關係,是個性格孤僻的人。」松江雄太郎的工作,似乎就是每天到四家店鋪挨家巡視。聽說在高興時,有時還看看電影,或到寶塚一帶去玩樂消遣。他對圍棋、象棋、麻將絲毫不感興趣,相反,有時卻去賽馬場和賽車場。為了消磨時間,還常常去彈子房玩彈子。由此可見,諸如看電影、玩彈子,或看賽馬、賽車等娛樂,都是不需要對手的。
他很討厭與別人在一起,而這種人往往是利己主義者。
「先把那個向被害者借錢的男人找到。這項工作就請西脇負責吧。雖然沒有人了解被害者的詳細情況,但他的兒子回來後,可能會獲得一些線索。」主任果斷地吩咐道。之後,又帶著懷疑地說了一句:「不知道他到底有沒有女人?」西脇現在必須找到那個向人借錢、反而尋找藉口吵架的男人。西脇又問了一次女傭人,回答的內容與對主任大體相同,沒什麼更多的新東西。可能是刨根問底的緣故,把她惹煩了,只聽她說道:「我可沒這毛病,死盯著人家的臉一個勁地看。」別看她上了年紀,但生氣時噘著嘴的樣子,看起來倒覺得可愛。
「好了好了。」西脇說。結果,線索就是那個男人向松江借了錢。雖然錢數無法查到,但松江雄太郎既然在錢上摳得很緊,就一定會留下借據。
在手提保險櫃裡沒找到借據。兇手很可能把借據偷走了。而且,作案動機很可能就是為了銷毀借據。但是,如果是這樣,保險櫃裡留下的十二萬日元現款就令人費解了。也許這十二萬日元從借款的金額來看,只不過是零頭,根本不值得一拿?然而,過了不久,從有關方面了解到,松江把重要的文件一直放在銀行保險櫃裡保管。
西脇馬上來到銀行查對。在眾多的股票中,只發現了一張借據,金額是一百五十萬日元。借款人是宮原一郎,家住神戶市生田區下山手街。借款期限是到三月十日為止。現在早已過期。宮原家住在一幢公寓裡。這幢公寓是一座鋼筋混凝土結構的四層樓,樓內沒有電梯。西脇在一樓的角落裡找到了「宮原」的門牌,但房門緊鎖著。
公寓的管理員不在。剛好有一位住在樓上的家庭主婦買東西回來。西脇向她一打聽,馬上就知道了宮原的工作單位。原來他是京町北島大廈裡的長谷川商社的貿易商。
西脇好像在哪裡聽人說過北島大廈的名稱。記得是哪個熟人與這個大廈有關係,但一時又想不起是誰。
四點多鐘,西脇決定留下兩個同行的刑警繼續偵查,自己到北島大廈去看一看。北島大廈是一幢新建的樓房,但規模並不大。每層樓有兩大間辦公室。長谷川商社的辦公室設在三樓。
長谷川商社的對面,掛著「大昭物產股份有限公司」的牌子。西脇看到這塊牌子,突然想起王仁銘的夫人真沙子就在這個公司工作。正因為這個原因,使西脇對北島大廈這個名稱感到耳熟。
長谷川商社的辦公室裡,共有十二、三個男女職員。宮原到大阪出差去了,聽說馬上就能回來。
桌上放著晚報。西脇順手翻開一看,松江雄太郎被害事件已經用很醒目的標題登出來了。西脇把報紙拿給社長看,並說:「老實說,我們正在搜集有關被害者松江的情況。你們公司的宮原是被害者的熟人。我是為了向他了解情況來的。」社長剛才看到刑警的名片時,不知發生了什麼事,臉上不禁現出緊張的神色。
聽了西脇說明來意後,才放下心來。他那小小的鼻子上,架著一副搖搖欲墜的寬邊眼鏡,鼻子下邊長著一撮修得很整齊的小鬍子。
「唉,原來是這樣。」社長一開口,只見小鬍子也跟著上下牽動著。他深深地點了點頭。
西脇決定到一樓的咖啡店等著。他要了杯咖啡後,就打電話給調查主任,匯報了以上的經過。主任又交代了西脇幾句,並告訴他被害者在東京讀書的兒子剛剛回到家。
「從被害者兒子的談話中,了解到了一些被害者早期的經歷。戰前,被害者在一位名叫鯉本男爵的大富翁手下幹了很長一段時間,但具體情況他也不了解。如果找到跟鯉本男爵有關係的人,大概就能知道更詳細的情況。另外,為慎重起見,我派山崎去幫助你。哦,你現在在大廈的咖啡店?好,我知道了。」調查在穩步進行著。
大約過了十五分鐘,山崎刑警趕到咖啡店。兩人一起又去了三樓長谷川商社辦公室。
宮原已經從大阪回來了。他顯得很激動,一邊攤開手裡的晚報,一邊很快地說道:「我在回來的電車上看到報紙,不禁大吃一驚,沒想到身體那麼棒的人會被人殺掉。」西脇仔細觀察著對方的表情。正如松江家女傭人說的那樣,他確實給人一種難以摸透的感覺。他胖胖的,年紀可能已過四十五歲,臉色很難看。
「因為你與被害者相識,我想麻煩你到警察局來一趟,我們有話要問你。」西脇說道。
「當然可以。」宮原答道。他眨了眨眼睛,隨後嚥下一口唾沫,只見喉頭上下動了一下。從每一個舉動都看得出他是個謹小慎微的人。單憑他因為借款與被害者發生過口角,還不足以把他作為嫌疑犯逮捕起來。
西脇開車帶著宮原返回縣警察局。西脇的臨時助手山崎刑警,為了進一步掌握情況,暫時留在長谷川商社。
據宮原在調查總部談的情況,知道他很早就與被害者有關係了。宮原在廣島讀完小學後,到橫濱的一家貿易公司作小伙計。昭和十二年(1937年)他在商業學校夜校畢業後,才成為正式職員。後來由於工作關係,他經常到國外出差。
「我所在的橫濱貿易公司的社長與鯉本男爵的關係非常好。鯉本先生是有名的古董收藏家,他通過我們公司,來搞外國的珍貴古董。松江當時正在鯉本男爵家做事,因此,我們也就認識了。」宮原講話時很不鎮靜,確實看得出他心裡忐忑不安。沒等警方開口,他自己就談起了向松江借錢、與他吵架的經過。
「我受到你們的懷疑也是沒有辦法的。在電車上看到晚報時,我就想這下子可糟了。」宮原不時抽搐著面部的肌肉,仍在不停地敘述著。
宮原說他妻子留在老家廣島,打算來年兒子上中學時,一塊把家搬到神戶。他向松江借錢是為了在搬到神戶前蓋好房子。
「松江看在老相識的面上,很痛快地把錢借給了我。我告訴他說,家裡收藏著一個很值錢的唐三彩,我願意拿它做抵押。因為它相當於我借的金額的全部價值。當他來到我家時,我把唐三彩拿出來給他看了。可是他不要。結果,我沒用什麼東西抵押就把錢借來買了塊地。最近,因為期限快到了,我正打算把這塊地處理掉。」唐三彩是唐代的陶製冥器。冥器又稱為明器,不做實際生活用品,而是用作陪葬的。冥器同日本的俑人一樣,最開始是作為殉葬者的替身出現的。除了替身外,還有供死者在另一個天地裡使用的馬、車、駱駝、房子等各種日用器具模型。宮原收藏的唐三彩是一個為保護死者用的避邪「神獸」像。據宮原說,這個「神獸」一副龍顏,頭上長著兩隻漂亮的角,頸上鬃如浮雲,立足利似鷲爪。高度約二十公分,色彩也保持得基本完好。特別是聽說由於在釉彩中用了藍色,所以在唐三彩中也算是珍貴的藝術品了。
如果將它變賣,足以償還松江的借款。
宮原平時把這隻「神獸」鎖在櫃子裡。可是有一天,他從公司下班回家,竟發現櫃子鎖被撬開,裡面的那隻唐三彩的「神獸」不翼而飛,其他東西都原封未動。很明顯,來者的目的是專為偷「神獸」來的。這肯定是明白「神獸」的價值,而且知道它鎖在櫃子裡的人幹的。一定是松江雄太郎!宮原腦子裡立刻閃現出這個人。因為宮原向松江借錢時,特地請他到家裡來,從櫃子裡拿出「神獸」,給他講了半天,目的是想以此作借錢的擔保。「因為沒有別人知道,所以我懷疑是松江偷去的。但是因為我沒抓到證據,所以不能當面指責說是他偷的。沒過多久,我就找到了證據。我偶爾聽到他家附近的人說松江把陶器的碎片丟到垃圾箱裡了。」宮原說著說著,聲音漸漸變得嘶啞起來,而且開始大口大口地喘起粗氣了。
四
「我馬上到松江家的垃圾箱去找,果然��出所料,唐三彩被砸得粉碎。我把碎片撿起來,拿到他家去當面對質。」宮原說到這裡,拿出髒手帕擦掉前額上的汗珠。「他為什麼要把好不容易偷來的貴重東西砸碎呢?」西脇盯著宮原手裡的手帕問道。宮原拿著手帕的手不住地顫抖著。
「他就是那種人。對我來說,他是我們以前經常來往的客戶的管家,所以他總是瞧不起我。現在雖然已經不是那種關係了,可他還想小看我。也許他嫉妒我有那麼珍貴的唐三彩,或者是想到我把唐三彩變賣後還給他錢,他就失去了我會有求於他的優越感,所以才這麼幹的。但到底是因為什麼,我也不大清楚。總之,他是個怪人,而且不是一般的怪,簡直怪得像個瘋子。當然,我是了解他的,他是個……」宮原可能想到沒有人相信這種話,說到這裡,就不再繼續往下說了。他深深地嘆了口氣,然後傷心地低下了頭。看到他這個樣子,西脇鼓勵他說:「這些我都明白。在這個世界上確實什麼人都有。」「不錯!」宮原恢復了平靜,抬起頭說:「這是一種發瘋的舉動,對他來說不是錢的問題,而是他一直想要控制我,叫我聽他的話。」「你去質問松江時,松江是怎麼回答的呢?」「他從頭到尾都裝作不知道的樣子。他說自己什麼也不知道,既沒有偷、也沒有砸過唐三彩。」「你在他家的垃圾箱裡找到了陶器的碎片,這不是一個很有力的證據嗎?」「可是他根本不講道理,瞪著眼睛硬說是別人路過扔的。簡直氣死人。」「這麼說,你們的爭吵還沒得出個結果。那麼,最後怎麼辦了?」「松江說,隨便你怎麼說,反正我沒有偷,也沒有砸壞過。隨你自己去認為這個值一百五十萬日元的唐三彩抵銷了借款好了,可我沒幹這種事,也不認為借款已經抵銷了。但是,我今後決不再催你還錢。就是說,雖然借條還在我手裡,但我不催你還錢,實際上也就等於銷帳了。對松江來說,雖然他嘴硬,死活不承認自己偷了唐三彩,但肯定心裡不舒服,所以就想出了這麼個辦法來解決了事。」「這麼說問題就這樣解決了?」「是的。雖然採取了這個奇怪的方式,但……」「但總是留下了疙瘩,對不對?」宮原被西脇這麼一說,不安地向四周看了看。然後,用手背擦了擦頭上的汗。
「沒有。我後來認真地想了想,覺得不能總是耍小孩子脾氣,眼下得忍耐才行。所以,我就寫了一封信給松江,說過去的事就算了吧。」「你們真的和好了嗎?」「請你相信我。後來我在元町見到他時,他主動跟我握了手。他說他已經看了我的信,那回發生的事就當沒那麼回事算了。打那以後就一點疙瘩都沒有了。」「真的嗎?」「求求你,請你相信我。我怎麼會殺他呢?他一次也沒催我還錢,我有什麼理由要殺他呢?對了,我在那封信上,對到他家吵架的事賠了禮,道了歉。這些都是實話。那封信正好是在十天前寫的。我想信一定還在松江家裡,你只要看看那封信就會明白的。」宮原急了,只見他額頭上,汗水直淌,無論怎麼擦都來不及止住。他說的這些話,與其說是為自己辯解,倒不如說是在訴苦求情。
聽到宮原比較反常的語氣,又看到他這副樣子,西脇對他的懷疑越來越深了。
宮原可能認為與松江吵嘴這件事事關重大,對他不利,便想方設法為自己開脫責任。西脇感到這裡面有文章。
在松江家裡,調查人員沒有找到宮原寫的那封信。當然,這並不等於宮原沒有寫過信。松江雄太郎從來都是看了別人來的信後,統統把它燒掉。女傭人吉川房子也說:「除了股票分紅通知單外,無論是什麼樣的信件,頂多保存兩三天就讓我燒掉。」燒信時,女傭人也不會逐個看寄信人的名字。即使宮原真的來過信,事隔十天也早就化為灰燼了。
調查總部決定先不放宮原回去,留他待一段時間。在這段時間裡,調查總部又收到了不少情報。
根據得到的這些情報,大體上掌握了宮原一郎這個人物的情況。宮原原姓佐藤,戰後,他到廣島一個叫宮原的家裡作養老女婿時改了姓。他在公司裡的工作情況不好也不壞。做事謹小慎微,但一激動起來,臉色頓時變得蒼白。
有兩三件事使調查科的人們特別感興趣。
據宮原本人講,昨天晚上正在聽收音機時,突然停了電,他就稍微睡了一會兒。那時大概是十一點左右。過了差不多一個小時,他醒來,重新點上了燈繼續讀書,直到一點鐘才睡。平時他很能熬夜,十二點鐘是不會上床的。他住的公寓對面有一家麵包廠,每天都做夜班。工廠的幾個工人正好對著公寓一樓的窗戶工作,所以經常可以看到宮原的窗子。他們從窗子裡透出的燈光,知道一樓角落這間房子的主人每天睡得很晚。昨晚十一點多只停了一下電,馬上就恢復了正常。但是宮原的房間有一段時間沒有亮燈,一直到過了十二點後才看見燈光。
五
麵包廠工人所談的情況與宮原的自述是一致的。
有一位住在二樓的公司職員由於工作關係,經常在十二點左右回家。他上樓前,每次都經過宮原房間前面。昨天,他十二點回來,正好也注意到宮原的房間關著燈。
他怎麼會知道屋裡關著燈呢?原來,他看到宮原房門下面的縫隙裡沒有透出燈光,也就是說,燈是熄滅的。然而,房間裡卻傳出很大的收音機聲。
宮原說他正聽收音機時,突然停了電,他沒關上收音機就睡著了。房間裡的電燈是日光燈,一旦停電熄滅後,來電時一定要再按一次電燈開關才會亮,而收音機在來電時會馬上自動響起來。
電燈關著,收音機還在響,這並沒有什麼奇怪的。問題在於停電時間特別短,經調查證明只有五十八秒鐘。
如果停電時間過長,沒等到來電時就睡著了,這倒有可能。可是昨天晚上很快就來電了。況且,昨晚他又沒關掉收音機,應該很快就會知道來電了。可是他卻一口咬定自己睡著了。這種說法顯然很不合乎情理。
根據從公寓附近了解的情況得知,宮原有個女朋友,經常到他房間來。宮原的妻子在廣島,所以這個女人肯定不是他的妻子,無疑是司空見慣的男女情事。
然而,那個看起來與女人無緣的、平時無精打采的宮原居然也搞這種事,不免令人感到有些意外。
那個女人到底是誰呢?從長谷川商社回來的山崎刑警給大家解開了這個謎。「辦公室對面有個大昭物產公司,宮原跟那兒的一個女職員來往很密切。聽說那個女人長得很漂亮,宮原在廣島時就認識了她。宮原到神戶能進這家公司工作,也是由這個女人介紹的。公司裡的人都說,沒想到宮原這個傢伙居然能結識上那麼漂亮的女人。」聽了山崎的報告後,西脇頓時感到有些不妙。
「這個女職員叫什麼名字?」
「叫瀧村真沙子。」山崎刑警看著記錄本回答。
王仁銘的夫人真沙子,在公司裡仍然使用結婚前的瀧村這個姓。公寓裡,有些人晚上回來很晚。或許宮原把主意打在這上面,故意開著燈和收音機,來證明自己不在作案現場,其實這是很笨拙的做法。因為偶爾遇到停電,日光燈熄滅後,即使來電了,也不會自然再亮,而收音機卻響個不停。宮原苦於解釋,只好自圓其說地說在停電時睡著了。
宮原顯然有可疑之處。但既然找不到他在這段時間不在房間的足夠證據,就無法斷定他是兇手。到目前為止,他的男女關係,還不至於扯到案件裡來。只有西脇一個人知道,被視為宮原情婦的真沙子可能與被害者有關。
宮原被准許回家了。
西脇也拖著疲憊不堪的身子回到了家裡。
「你怎麼啦?」妻子看著他的臉色,不禁擔心地問道。
西脇回答說沒什麼。他身為警察,卻沒能把他掌握的可能成為解決案件的關鍵情況提供出來,這使他大傷腦筋。他鑽進被窩裡,翻來覆去怎麼也睡不著。正在這時,他忽然想起了昨晚打麻將時打來的那個電話。真沙子接電話時漫不經心地答道:「停電?這裡可沒停過電。」最後一句話聽起來很隨便。
為了偽裝不在兇案現場的證據而偷偷跑出去的宮原,回來後看到電燈熄滅著,而收音機大開,一定會大驚失色。但他只要稍動腦筋就會明白是因為停電引起的。為了進一步證明在松江被害的這段時間內自己不在兇案現場,就必須弄清楚停電的時間。可是,這件事向誰打聽好呢?如果被人知道自己向人打聽過,就會暴露自己根本不知道停過電。所以一定要向一個絕不會向警察告密的人,而且這個人本身還要與這個案件多少有些瓜葛,又不會暴露真相。
他選擇了真沙子。
但是,真沙子住的北野町沒有停電。雖然都在同一個生田區內,但從北野町到下山手街的公寓還比較遠;需要走三十分鐘。想到這裡,西脇掀開被子,坐了起來,只覺得頭暈沉沉的。好吧,我明天一早就去問真沙子,那天晚上是誰打來的電話。記得真沙子當時曾說能猜到是誰打來的電話。我是一個警官,工作性質決定我不得不犧牲與鄰居的友情。
第二天早上,西脇很早就醒了。他聽見樓上有響動時,立刻走到門外,衝樓上喊道:「王先生在家嗎?」「西脇先生,你喊我有什麼事嗎?」樓上傳來王仁銘帶著好像還沒睡醒的聲音。
「有件事想問問你夫人。」
「屋裡很亂,不過你上來好了。」
西脇上了樓。王仁銘穿著睡衣,靠著窗子正揉著眼睛。柔和的霞光,灑在王仁銘那寬寬的臉龐上。屋裡屋外呈現出一片天下太平的景色。
真沙子已經穿好了外出的衣服。
「西脇先生,你找我有什麼事?」
「王太太,前天晚上打麻將時,不是有人打來過電話嗎?」「是呀,怎麼了?」真沙子有些吃驚地反問道。
「是誰來的電話?因為有件事搞不通,所以才來問你。」「是誰?不過我說了你也不認識。他是我們對面那個公司的宮原先生。我們在廣島時就認識了。那天晚上他問我幾點鐘停的電。我也不知道他為什麼要問這個。」「哦,原來是宮原打來的電話。這傢伙真怪。」王仁銘在旁邊一面笑嘻嘻地說,一面用手拔著鼻毛。西脇細心地觀察了真沙子的表情,但絲毫沒發現與平時有什麼不同。
西脇開始這樣想著:在廣島時,已過中年而又毫無魅力的宮原看到鄰居真沙子是個漂亮的女人,就與她親近起來。真沙子雖然看起來像個孩子,但似乎是一個多情的女人。這種女人大多是輕浮不穩的。真沙子可能去誘惑過宮原。對她來說,偶爾去逗弄一下膽小怕事、給人當養老女婿的男人可能是件很開心的事。總之,兩個人的關係發���到被人議論的程度。
這位與女性無緣的宮原,也立刻被真沙子迷惑住了。據山崎刑警了解到的情況,得知宮原竟是個令人難以相信的感情容易衝動的人。他在一個偶然的機會,知道了真沙子還與別的男人有關係,非常生氣。對他這樣性格的人來說,那個男人如果是老實善良的王仁銘還有情可原,假如是第三個男人那簡直是無法容忍的。
松江雄太郎像一個妖怪,在玩弄著宮原心目中的神聖偶像——真沙子,這使宮原簡直難以忍受。這樣的事情,對心胸狹窄、謹小慎微的人,往往容易使他犯下驚人的罪行。西脇看到真沙子平靜的表情後,他的這番臆想雖然有些動搖,但並沒完全從根底上推翻。
即使宮原為心愛的人下了要把松江殺掉的決心,留下的也只是他一個人的痴情。因為輕佻多情的女人是不會看重他的這份情愛的。
宮原之所以向真沙子詢問停電時間,是因為他把她看成最值得信賴的人,而真沙子卻毫不在乎,被西脇一問,她就毫不顧忌地照實說出了宮原的名字,甚至連電話的內容都說出來了。由此可見,宮原殺死松江的可能性依然存在。
因為提到了宮原的名字,王仁銘開始談起了廣島的事,又說原子彈如何如何可怕。
「當然,死於原子彈之下是夠可怕的。但是,世界上還有比原子彈更可怕的死法,比如我叔叔就是一例。」「哦,你的叔叔……」正在思考的西脇,有點心不在焉地搭訕著。
「我曾經跟你說過,我叔叔被大熊小熊封死在墓穴裡。我聽說叔叔被人灌了安眠藥,否則,他不會眼睜睜地被拋進墓穴,老老實實地等著讓對方用水泥砌上磚,把自己封到裡面。何況,對方只有兩個人。」「嗯,可能是那樣。」「安眠藥吃得不多,結果叔叔在一片漆黑中醒了過來。他真的什麼也看不見,也不知道自己在哪裡,使勁敲牆也沒用。手磨破了,牆上留下了叔叔用頭撞牆的痕跡。
那時,他並不想撞開牆壁,而只想能夠快點死。漸漸地空氣沒有了,當時他肯定是悶得透不過氣來。你看,這不是比原子彈更可怕!」「噢,這真是太可怕了。」西脇這才注意到他的話,深深地點頭表示同意。
「如果讓他吃了安眠藥就死去倒還算慈悲,但這些傢伙偏偏讓叔叔吃了不能馬上就死的藥量,使他過後再醒來。真是慘無人道。」「真是一幫殘忍的傢伙。」西脇也迎合著說了一句,然後站起身來說:「對不起,今天我有急事,就在這附近發生了一起兇殺案,今早我也必須去一下現場。」「哦,聽說那邊有一個叫松江的男人被人殺害了。我在報上已經看到了。以前我在路上曾遇到過他兩三次……這事一出來,又得讓你們不得消停了。我不太認識這個人,前些天郵差錯把他的信送到我們家來了。他的門牌是37號,我這兒是31號,用阿拉伯數字寫是很容易弄錯的。郵差可能沒注意到松江先生的信箱,看到我家信箱就扔到裡面了。啊!對了,那封信……」王仁銘急急忙忙站起來問妻子:「上次那封信還給他了嗎?」「我不知道啊!」「對了,一直放在那兒沒動,將近兩個星期了吧?……這下可是太粗心了。」「什麼樣的信?」西脇問。
「就是普通的信封。因為收信人是松江雄太郎先生,我想寄信人一定寫錯了門牌,上回也有過一次。這次本想馬上送給他,可是叫我給忘了……」王仁銘從衣櫥的抽屜裡拿出一封信。
「請讓我看一下。」
「好吧,本應當把信送給本人,可是收信人已經死了。」西脇接過信,翻過背面一看,寄信人正是宮原一郎。
「那我把這封信拿走了。」西脇興奮地說。
王仁銘把信遞給西脇後,又開始拔起鼻毛來。
六
事件已得到解決,現在只剩下收尾工作了。
西脇去松江家聯繫時,看到大門口的信箱裡塞滿了報紙。房主人已不在人世,而報紙還是照常送來。
西脇一進客廳,看到松江雄太郎的兒子也在那裡。他完全不像他父親,是一個文質彬彬的大學生。他與先到的刑警一起核對著從調查總部送回來的參考物件。
辦完聯繫事項後,西脇坐在沙發上,抱著胳膊沉思著。由於宮原的自供,案子很簡單地結束了。但他總覺得還有些問題想不通。
松江的兒子與其他刑警交談的聲音,不斷地傳到他的耳朵裡。
「我父親是個很能幹的人,還在鯉本男爵家時,也不光是做普通的管家工作。他曾按男爵的吩咐,去過中國大陸,到過南洋,可以說是一個冒險家。」微弱的聲音裡滲透著他對父親的哀悼情意。
「哦,他果然是冒險……」一位刑警無可奈何地回答。
「是啊,因為鯉本先生是個古董和民間藝術品的收藏家,父親為收集這些東西,被派到很多地方。聽說父親在大陸挖過不少古墓。」「古墓」這個詞使西脇為之一震。他把疊在另一隻腿上的腳放下來,問道:「你父親是什麼時候去中國的?」「這個……」松江的兒子想了一會兒,「對了!聽說是我已故的姐姐出生的那一年,昭和十五年。」「昭和十五年?那麼地點呢?」「好像去過很多地方,不過主要是在上海附近。」上海附近是王仁銘的老家。
「也許他就是……」西脇暗自思忖著。
從體格上看,松江雄太郎有可能就是當年的大熊。照片上的大熊,有半個臉都被鬍子遮住,所以幾乎無法辨認長相。
西脇原以為這個案件是否因為牽扯到輕浮多情的真沙子,才使得心胸狹窄的宮原殺死了松江這個情敵。可是,根據宮原的自供,兇殺動機僅僅是因為平常的金錢關係的糾葛。
宮原經過三個階段的動搖,終於供出了犯罪的經過。最初是從被誤送到王仁銘那兒的信打開的缺口。信的內容是宮原向松江道歉,表示自己前幾天的態度無禮。在前些天,審問宮原時,宮原曾說,松江在那時已經讀過那封信,並主動上來握手,說過去的事就算了。所以不存在任何隔閡,兩人心情都很舒暢。
可是,松江不可能看過那封信,因為信根本沒送到他家。很清楚,宮原在供述中說了謊話。當警方把這個事實擺在宮原面前時,他還是極力找出這樣那樣的藉口,百般抵賴。但他的動搖神情,卻已無法掩飾了。
七
其次是弄清了他曾向附近香菸店的姑娘打聽過停電的時間。刑警追問他這個事情時,他卻狡辯說:「這只不過是客套話而已。我們不是經常習慣向別人打聽自己已經知道的事情嗎?」但是,當警方最後亮出宮原打電話問真沙子同一個問題的事實後,他像洩了氣的皮球,聾拉下腦袋說:「松江是我給……」真沙子把此事洩露給警方使他心裡受到了致命的打擊。宮原開始供述了他兇殺的動機。
「因為錢的事,松江責怪我,而且相當刻薄。更可惡的是,他不懷好意地對待我,把我珍藏的唐三彩『神獸』偷去給砸碎了。這不是單純的偷盜。他並沒把它拿去賣錢。
他就是想在精神上折磨我。他太殘忍了。松江雄太郎他……」說到這裡,宮原流出了眼淚。他用手帕擦去眼淚,然後像被什麼吸住了似的,激動地繼續說道:「不能讓這種人活在世上。他不僅對我,對其他人也同樣刻薄殘忍。不知有多少善良人吃盡了他的苦頭。有些人受他的侮辱比我還厲害。難道他不是社會的害蟲嗎?他是個惡魔,他一死,一定會有人很高興。說老實話,我一點都不後悔。」說完,宮原抬起了頭,挺起了胸。
事後,調查主任搖著頭說:
「這傢伙還以為自己是英雄呢。」
除了西脇以外,其他調查人員恐怕也有同感。人們聽到「社會的害蟲」這個獨白,大概都會這麼想。
但是,西脇覺得宮原話中有話,他暗暗地回味著宮原的話。
宮原說有的人受松江的侮辱比他還厲害,指的是誰呢?他沒有說出名字。調查主任等人好像以為這是一種修辭,是用來補充「社會的害蟲」這一概念性名詞的,所以沒有一個人追問指的是誰。誰都不以為這是指特定的人,而是籠統地把它解釋成善良的人們。
只有西脇一個人在思索著。他把「誰」換上了「真沙子」這個名字。
宮原又說,那個傢伙一死,一定會有人很高興的。
西脇相信,宮原是為了真沙子而殺死了松江雄太郎。
他心裡總有些悵悵不樂,這是因為人們忽視了動機的主要部分。而西脇本身卻掌握著能夠弄清這個主要部分的材料。
但是,他不能把這些說出去,因為他不想讓真沙子,特別是她的丈夫王仁銘捲進這個醜惡的案件中。
真是難辦呀!
他躺在沙發上,心裡悶悶不樂。就在這時,他忽然產生了一個疑問,松江會不會就是大熊?如果事實是這樣,這案情就完全不同了。真正懷有殺死大熊即松江雄太郎這種動機的人,不是別人,不就是住在樓上的那位悠閒自得的王仁銘嗎?
八
已經解決的案子又重新在西脇的腦海中分解開來。
王仁銘說過不知道殺死他叔父的兇手的名字。但是大熊和小熊既然挖掘古墓,就一定在當地住過很長時間。村裡人背後叫他們的綽號,但見了面,一定會很尊敬地稱呼對方的大名。王仁銘不可能不知道大熊的真名。
來到日本後,他可以根據這個名字,為叔父找到仇人。而找到仇人後又該怎樣下手呢?到了現代,人們不會把報仇稱頌為忠臣孝子的行為。不管是誰,只要殺了人,都要受到法律的制裁。但這並不意味著沒有安全可行的報仇方法。那就是自己不下手。
他要利用同犯。但如果讓同犯覺察出來是很危險的。同犯一旦被捕,供出自己來,就一切都完了。所以最好找一個連他本人都不知道自己是同犯的人。這種人與其說是同犯,不如說等於一把兇器。
外表看起來很老實的王仁銘,曾一度被人們稱為神童。他肯定也有一副制定嚴密作戰計畫的頭腦。他決定把在廣島認識的宮原一郎訓練成一把兇器。宮原是一個心胸狹窄,感情容易衝動的人,只要需要,他是什麼事都能幹得出來的,可以成為一把理想的兇器。況且,宮原又跟松江認識,這一點王仁銘可能也調查過。因為整整有二十五年時間,他可以一點不必著急,不慌不忙地了解有關松江的一切情況。或許他為了得到宮原這個再好不過的助手,特意搬到廣島去住了一段時間。
為了訓練這把兇器,他必須得到漂亮妻子的配合才行。她首先接近宮原,在她的甜言蜜語中,宮原一定被弄得神魂顛倒。
不久,她會在他的耳邊說道:有一個可惡的男人死纏著我。只要有那個男人在,我就一輩子不得安生……你看,我痛苦得要死。
她不厭其煩地反覆向宮原訴說:只要一想到他,我就討厭死了,只要世界上沒有他。用這些話語,來惹宮原發火。宮原漸漸地得到了暗示,把那個男人視為不共戴天的仇敵,非要置他於死地不可。最後,他果然變成一把兇器了。
這樣的話,唐三彩的「神獸」到底是不是松江偷去的就是一個疑問。宮原說只有松江才知道「神獸」的價值和所放的地方。他當然沒有把真沙子供述出來。其實,真沙子何嘗不知道「神獸」的價值和它所放的地方呢?正如公寓的鄰居們所說,真沙子時常出入宮原的屋子。
甚至宮原向松江借錢,也可能是真沙子鼓動的。她會說:松江雖然很令人討厭,卻有的是錢。你與他過去是老交情,儘管跟他借好了。
她知道宮原曾把「神獸」拿給松江看過,就把它偷出來砸碎,然後扔到松江家的垃圾箱裡,從而使兩個男人的裂痕越來越深。
這麼去猜想難道過分嗎?
宮原曾說他從住在附近的人那裡聽到松江把陶器碎片扔到垃圾箱裡了。當問他從誰那裡聽說時,他回答道:「我也不知道他叫什麼,只是一個很面熟的人。最近沒看見他,大概搬到別處去了。」宮原說的這個人一定是真沙子。宮原千方百計地想把真沙子庇護到底。
宮原真是一把無以倫比的安全兇器。
隨著想像的發展,西脇的心越來越沉悶了,他到松江家去時,看到大門外的信箱裡塞滿了報紙。從外面很輕易就可以把報紙抽走,何況北野町這一帶行人又很少,難以被人發現。
假如王仁銘想幹掉松江,也一定對他的一切情況進行過調查。信件是再好不過的調查材料了。從外面拿走信,看了之後,再封好放回原處,這樣能在相當程度上掌握松江的情況。但是,王仁銘只是沒有把宮原給松江提出和好的信放回原處,因為這樣可以更加促使兩個人的關係惡化。
想到這裡,西脇不禁皺緊眉頭,覺得一陣噁心。這種令人髮指的推理,甚至使他覺得自己很惡劣。
西脇試想著人被悶在墓室裡的情景。
墓室裡充滿了發霉的難聞氣味。一個人醒過來睜開眼睛時,已是空氣稀薄,悶得他透不過氣來。他什麼也看不見,不知道這是什麼地方。他也許以為自己在地獄裡。他拚命地揉著眼睛,但眼前仍是一片漆黑。他以為自己突然變成了瞎子。聞著這氣味,一種職業上特有的嗅覺使他敏感地察覺到自己正置身於令人毛骨悚然的墓穴裡。
他發瘋似地敲打著牆壁。手上已是皮開肉綻。他想死,不,或許他認為自己已經死了。他用頭去撞牆,撞得鮮血直流,腦袋發疼。他這才發現自己還沒有死。這真是一個活地獄。
這簡直是慘無人道的兇殺方式。無論是誰,都應該為此而復仇。
西脇內心裡不知不覺地寬恕起王仁銘來。他站起身,在地毯上來回踱著步。刑警們把警察拿去保管的東西送還給了松江家。其中有一件東西送錯了地方。就是那個唐三彩的「神獸」。這件古董雖然被摔壞了,但並沒有被摔得��碎。因為摔得塊兒大,由陶器的行家又把它粘了起來。粘合復原的「神獸」本是宮原的東西,刑警們卻把它送到了松江家來了。
「這送錯了。」一個刑警撓撓頭說。
「宮原的夫人從廣島趕來了,這個要還給她。」「真是太粗心大意了。」西脇聽到刑警的話,不由得停住腳步。
對古董比較內行的西脇看得出,這件「神獸即使在唐三彩中也算得出類拔萃的。龍頭上的角,栩栩如生,只是可惜缺了一塊。西脇暗想:太可惜了。
龍頭張著血紅的大嘴,頷下端就是鷲爪。鷲爪蒼勁有力,緊緊地摳住岩石。這只「神獸」在造型上特別著重刻畫了強有力的角和爪,使之上下相互對襯。
因為角上缺了一塊,使人感到這個「神獸」是靠緊緊摳住岩石的利爪來支撐全身。這些淋漓盡致地表現出利爪一旦抓住岩石,至死也不會鬆開的一種強烈形象,就像復仇者咬牙切齒準備復仇似的,異常兇猛。西脇目光避開那「神獸」,不忍再看。
西脇暗想:簡直太過分了。或許松江雄太郎是應該得到報復的人。但是把宮原這個無辜的人當作兇器是不能原諒的。而且王仁銘夫婦絲毫沒有想救出宮原的意思。
宮原給松江寫了要求和好的信,可能是因為他與松江吵嘴時被女傭人聽到的緣故。宮原擔心殺害松江後,自己會受到懷疑,所以在行動前想用信來證明兩人早已和好。這個方法雖然很幼稚,但對宮原來說卻是煞費苦心。王仁銘夫婦扣下這封信的用意很明顯,他們必須阻止這兩人和好。
九
但在事後把這封信給警察看,警察自然要懷疑這兩人根本沒好過。王仁銘夫婦的這種行為可以說是見死不救,落井下石。事實上,宮原由於自己講得太多,已使自己處於極端不利的地位。宮原在電話中問停電時,恐怕在電話裡就告訴真沙子要保密。可是真沙子卻一點也不想替他保密。
當宮原知道真沙子說出了電話的事後,才下了決心坦白交代。
如果只是復仇倒有情可原。但是為了復仇,對當作兇器使喚的人見死不救,就未免太不近人情了。「西脇兄,勞駕,請把這個放在上面。」站在壁爐台前的西脇,聽到刑警招呼自己的聲音才如醉方醒。那個刑警雙手從桌子上拿起「神獸」遞給他。
「放在這上面,對吧?」
西脇接過神獸像,把它放在壁爐台上。壁爐台旁放著一本舊相冊。西脇漫不經心地打開翻看著。這好像是松江在鯉本男爵家裡當管家時拍的照片,背景大部分都是豪華的建築和庭院。忽然,他不覺屏住呼吸,目光停落在一張照片上。
這好像在哪裡看過的照片。噢!是與王仁銘曾給他看的那盪照片一模一樣,只不過這張照片上沒有「○」和「X」的標記。
西脇輕輕地吁了一口氣。
毫無疑問,松江雄太郎就是大熊。由此,西脇那個令人髮指的推理竟成了事實。
照片的左下角寫著字,因年久變色,鋼筆字跡很難辨認,看了半天才認出下面那行字:昭和十五年(1940年)秋,於江蘇省C縣,與佐藤一郎君挖掘古墓留念。
剎那間,西脇覺得心裡涼了半截。
宮原一郎是在戰後當養老女婿後才改用了宮原的姓,他原來姓佐藤。
西脇注視著照片上坐在中間的兩個人的面孔。一臉絡腮鬍子的大熊,就是松江雄太郎,年輕瘦弱的小熊,卻是宮原一郎。從二十五年前的照片上看,兩個人臉盤很小,一個留著鬍子,一個很瘦弱。但有人清楚地告訴西脇,這兩個人正是現在的這兩個人。
「宮原原來不是單純的兇器……」
此時,西脇腦海裡浮現出在朝霞的照射下,一個男人悠閒自得地拔著鼻毛的情景。想到這副面孔,倒使他覺得毛骨悚然,不寒而慄。
他合上相冊,一抬眼,看到了那副神獸的利爪。
光彩奪目的黃色利爪死死地扣住岩石,恐怕誰也難以將它掰開。
原載於《小説現代》
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原載於《小説現代》,1966。
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去年のことなのだが、一国一城の主になることができた。 昼と夜に営業する飲食店を開いた。若い頃から、ずっと関東地方にあるレストランで修行してて、いつかは自分の店持ちたいなー、と思ってた。先輩方は30代後半までにお店を起こす人が多かった。出遅れた感はあるけど、やっと達成できたのが心地よかった。 悩みというのは、「おしぼり業者をどうすればよかったのか?」ということだ。本業に比べれば、なんとも小さいことなんだが、地域でやっていくにあたり最適な業者を選びたかった思いがある。 以下長いけど、経過をまとめてみた。 (以下経過。長いです) 東京で修行して、故郷である京都市内でお店を開くっていうのが若い頃からの理想だった。 最初は故郷である山科の郊外でお店を開こうと思ってたが、(いろいろ問題がわかって)試行錯誤した結果、祇園にいいところが空いていた。 で、まさに開業をしようという時だった。残りひと月を切ったあたりかな? お店の開店準備をしてると、何かの営業の人がふたり来ていた。「こんにちは。ちょっと、いいですか?」ってプランクな感じだった。見た目は京都スタイルの和風私服だったけど、まあビジネスにもありかなって装いだった。 それまで営業は全部断っていた。自分で調達先を決めていたから。でも、『おしぼり』の会社だったんだ。京都でずっとやってるという。 おしぼりは、当時の自分が失念していた調達先のひとつだった。その時に「うわ、まずい忘れてた」と思ってひとまず話を聞いた。 「オーナーさんですよね。開店おめでとうございます」 という感じで名刺を渡されて、いろいろ話を聞いて、その場では返事をしなかったけど、こんな感じの内容だった。 ・おしぼりのレンタル(リース)をやっている ・長い間営業していて、京都市内の飲食店だとシェアがある ・祇園の半分の店はうちを使っている ・飲食店組合にも話は通してあるので すごいニコニコしていた。嫌な感じはしなかった。 「少し、考えさせていただけます?」でその場は乗り切った。 一応は、東京都内の飲食店に勤めていた過去がある。一部マネージャーの仕事もやってたから、なんとなく嫌な予感がした。最悪、反社の可能性がある。はてな民・増田民の皆様も、ああいう営業で人当たりが良すぎるのは気を付けた方がいい。 『地面師たち』のドラマ見たことある人はわかると思うけど、反社の人って演技力が抜群である。いい人の演技が熟達してるヤツが結構いる。 正直迷った。ちゃんとした業者の可能性も十分あるので。どうしようか迷った結果、飲食店の組合に聞いてみることにした。 京都は飲食店組合が強いと聞いていた。コミュニティが熟成しているのは間違いない。祇園なんて、全体で見ても狭い街である。最短で10分もあれば横断できる。新宿や六本木も狭いけど、一般市街地まで含めたら広い。 ただ、この京都のコミュニティの中で、(反社含めて)いろんな業者がどれほどの力を持っているのか、自分には全然想像もつかなかった。 祇園の飲食店組合(※正式名称は出しません。一応……)に思い切って聞いてみた。長年の経験によるアドバイスがほしかった。 業者が来た経過を説明したのだけど……正直スゲー他人事みたいな表情だった。その初老の役員さんは。 「まあ、○○さんですか。昔からある業者さんやわな」 「聞きに��いんですが、いわゆる、そういう方々なのでしょうか?」 「さあ、どうやろなぁ~祇園も色々あるやんなぁ~答えられん。おしぼりをどこから取るかは、結局、お店が決めることやし。組合がどうこう言う話でもない」 そっけなかった。「お店が決めること」っていうのは、自己責任ということだ。 組合は相談に乗ってくれなかった。絶対あんた情報知ってるやろ。反社かそうでないかくらい教えてくれよ。 ほかの店のおしぼり業者も気になった。 「うちの店の近所である」と断言できるお店が3つだけあった。同じ通りにある。 ただ、そこも教えてはくれなかった。口が重いというか、うちが新参だから気にされてる感はあった。 返答はこんな感じだった。 ・うちは昔から付き合いのあるところに頼んでる。会社は教えられない ・おしぼりなんて、適当に決めたら?(紙おしぼりでもええですよ) ・あなたもお店も、まずはええお客を作らんと。細かいところは後でいい ・どこも似たようなもん。京都府内だったら適当に会社を選んでもハズレはない ・話聞く限り、あなたのお店は高いんでしょう?おしぼりくらい自分で選びや~ なんか、どのお店もよそよそしい感じだった。それはわかるんだよ。近所とはいえライバルなのだから。 私が京都に帰ってきたのはつい先日である。料理の専門学校を卒業して都会に出たのだが、その暮らしの中で京都弁はすっかり抜けて標準語になってた。年に一度は山科に里帰りしていたのだが(京都の人は地元感を気にする)。 あの人たちは核心に触れるのを避けているように感じられた。面倒事に関わりたくないというか。 例えば、鴨川を挟んで真向かいにある木屋町だったら、今でも反社に守ってもらってるお店はある。高瀬川の上流にあるエリアである。第一観光ビルとかグリーンビルとか、昔小学校が建っていて今ホテルになってるとことか、あの周辺が特にそうだ。※たまに足がついて京都府警のお縄になっている 下流のエリアだと、ハイソがお店が並んでいる。同じ木屋町でも、お金持ち向けのエリアである。高瀬川の反対側にも飲食街があるが、そのあたりは残念ながら確信がない。 あきらめたくなかった。当時、一生懸命にどの業者がいいか?を調べていった。 おしぼりや什器といったお客さんが絶対に使うモノは、どこぞの知らない業者から手に入れたくなかった。こだわりがあった。反社など論外。東京で痛い目にあったことがあるからわかるのだ(秋葉原~台東区にかけての飲食街。アキバ冥途戦争はあながち間違ってない)。 ところで、故郷である山科で開業しなかったのは、開店時に「そういう人達」がやってくる可能性が極めて高かったから。木屋町も同様だった。その点、祇園は飲食店組合がしっかりしているからか、明らかにそういう連中が「うちが守ってあげますよ(^^)」みたいに来ることはなかった。 というわけで、食材やメニューや仕入れルートを決め切った後で、細かいことでも一生懸命に調べまくったよ。まな板とか包丁とか、食器とか、キッチンの導線とか、メインでもメイン以外でも、こだわりたかった。何事も最初が肝心だと思ってる。 今になっての感想だが、調べておいてよかったという確信はある。小さいことにも専心するのが事業の基本である。おしぼり業者は、結局インターネットで見つけた大手の無難そうなところにした。 ただ……今になって後悔がある。あの例のふたりで営業にきたおしぼり業者なのだが、彼らは反社ではなかった。正直、まっとうというか、京都市内でも伝統があると断言して差し支えないところだった。 彼らは、「祇園の半分の店はうちを使っている」旨の発言をしてたけど、それはマジかもしれなかった。実際、うちの近所の3店は、その業者からおしぼりをリースしてもらってた。 だったら、なんで教えてくれなかったんだよ!! 最近になって、そのおしぼり業者がもう一度きて、「しょうがないか……」という感じで、ほかの店とリース契約している証拠を見せてもらった。うちが京都と地縁が薄い新参店ということで、特別な配慮をしてもらったのだ。 ※私が失礼にも証拠を要求したのもある 後悔している感はある。実際、今からでも間に合うなら、その会社とおしぼりの契約をしたいと考えてる。ここだけは、明らかに選択を誤った。 けど、今の会社もまっとうな大手企業だし、契約期間1年未満で切るのもちょっとな~という思いがある。 おしぼりって意外と大事なんだよ。今の時期だったら、温かいおしぼりと、冷たいおしぼりが選べる店があるかと思うんだが、どっちにも適応できる神おしぼりを提供できるリース業者だってある。 あと、食事中もお手拭きや、洋食のナフキン代わりにおしぼりを使うお客さんもいるので、できればいいやつをお店に置きたいのである。 飲食店を開いたのは、「自分の料理で人を幸せにしたい」という確固たる思いがあるからだ。その思いは、開店前も今も変わらない。 だからこそ、全部こだわりたい思いがある。自分でうだうだ悩んでいてもしょうがないので、こちらに相談してみようと思った。その道に詳しい人が増田にはたくさんいるはずだ。 商売とかやってる人でも、会社員の人でも、経済社会に今は参加してない人でも、アドバイスをいただけるとありがたいです。クソバイスになってても読ませてもらいます。
レストラン営業のこじんまりとした悩み
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