#慌てない騒がない怒らない
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kennak · 7 months ago
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私は自閉症の子供を育てています。 介護の必要性は深刻です。 燃え尽き症候群は本物です。 しかし、休暇を取ったり、キャリアやライフスタイルを変更したりするなど、通常の燃え尽き症候群を軽減するテクニックを使用することはできません。 世界は容赦なく前進します。 しかし、私は人間の回復力が驚くべきものであることを学びました。 人生がそれを求めたとき、あなたは自分の能力に驚くでしょう。 私にとって本当に役に立った大きな洞察をいくつか紹介します。 - 何かを始めるのに、やりたいと感じる必要はありません。 この洞察は、不思議なことにとても自由になります。 それは私を本当に頭から解放し、モチベーションについて自分を責めていたループから解放しました。 - 何かをするという行為は通常、継続するモチベーションを生み出します。 何事にも30分は費やすと自分に言い聞かせてください。 それが何であれ、私は30分間は耐えられると常に知っています。 しかし、9割方タイマーが鳴るのですが、止める気がしません。 私は自分の林を見つけたので、進み続けます。 - 先延ばしは時間管理が悪いわけではありません。 それは感情管理が下手です。 自分に優しくしてください。 怖がったり、イライラしたり、怒ったりすることがありますが、それらの感情に自分を定義される必要はないことを知ってください。 ここではCBTが非常にうまく機能します。 感情を「良い」または「悪い」と定義しないでください。 それらを「役立つ」と定義します。 あなたが感じている感情が役に立たない場合は、それを認めてください。ただし、それが一時的なものであることを認識し、過ぎ去らせてください。 感情を雲が流れていくように視覚化することを好む人もいます。 「そして、人生の騒がしい混乱の中でも、あなたの努力や願望が何であれ、心の平安を保ってください。あらゆる見せかけ、単調な生活、破れた夢があっても、それでも世界は美しい世界です。陽気でいてください。幸せになるように努力してください。」 (大恐慌を農場で生き延びた私の祖母は、壁にデシデラタを貼っていました。 https://www.desiderata.com/desiderata.html )
燃え尽き症候群の背後にある神経科学を理解する (2022) | ハッカーニュース
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fa-cat · 6 months ago
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フジ、日テレの新居報道騒動が新展開》大谷翔平、ロスの「12億円豪邸」を売却の意向「もうあそこには住めない」と怒りの決断か
 ドジャース・大谷翔平(30才)がロサンゼルスの郊外に12億円の豪邸を購入していたことが明らかになってから約1か月半。大谷は新居について苦渋の決断を下したという。
 発端は一部テレビ局の“暴走”だった。5月下旬、地元紙『ロサンゼルス・タイムズ』によって、大谷が購入した「12億円豪邸」の存在が明らかになると、新聞各紙やテレビ各局もこぞって報道。そんな中、大谷サイドとフジテレビ・日本テレビとの間でトラブルが勃発した。両社は新居の前からレポーターが中継するなど、住所がわかるような形で報道したため、大谷の逆鱗に触れたのだ。
「特にひどかったのはフジテレビ。5月23日放送の『Live News イット!』では、男性レポーターが鬱蒼とした木々の隙間から見える敷地内のバスケットボールコートまで盗み撮り。大谷選手が隣人となることを知らなかった近隣住民たちにまで直撃インタビューを敢行し、大谷選手の新居の情報を大々的に拡散したのです」(在米ジャーナリスト)
 一時は、大谷が球団を通して両社に対し、取材パスを返還するように求める事態にまで発展したと報じられた。プライベートを過度に晒す報道に、世間からの批判も殺到。日本テレビはいまだ沈黙を貫いているが、フジテレビは番組内のみならず、港浩一社長が定例会見で謝罪コメントを出すに至った。
 球団関係者によれば、大谷はせっかく購入した12億円豪邸についても「もうあそこには住めない」と話し、新居に引っ越さないまま売却する意向を示しているというのだ。
 実際、購入が伝えられて約1か月半が経とうとしているが、大谷がその新居に引っ越す様子はない。
「現状、家の持ち主はまだ大谷選手の不動産管理会社『デコピンLLC』となっていますが、売却の方向で調整しているそうです。引っ越し前から情報が漏れてしまったという経緯もあり、大谷選手サイドは不動産会社の情報管理体制に不信感を抱いた。『責任を持って売却先を探してほしい』と要望していると聞いています。不動産会社もこんな事態になるとは予想もしておらず、大谷選手の怒りを感じ取って随分慌てているとか」(前出・球団関係者)
 大谷が神経質になるのは無理もない。いまロスでは、集団強盗が急増して社会問題になっているからだ。
 特に狙われているのがセレブ層で、大谷の同僚たちも被害に遭っている。
「主力のひとりであるマンシー選手は、試合後、家族と一緒にスタジアムから帰る道中に車の中で携帯電話に入れてあったセキュリティーシステムのアラームが鳴った。防犯カメラには複数の犯人が自宅に侵入して室内を物色している様子が映っていたといいます。
 野球選手は遠征が多く、自宅に妻子を残していくことも多い。身近で怖い思いをしている同僚たちの話を聞けば、間取りから住所まで世界中に知れ渡ってしまった新居に越したくないと思うのは当然のことですよ」(前出・在米ジャーナリスト)
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kachoushi · 10 months ago
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各地句会報
花鳥誌 令和6年4月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和5年1月6日 零の会 坊城俊樹選 特選句
ドッグラン鼻と鼻とで交はす賀詞 荘吉 裸木のはるかを白く光る街 要 頰切るは鷹の翔つ風かもしれず 順子 人波をこぼれながらの初詣 光子 焼芋の煙たなびく志んぐうばし 和子 群衆といふ一塊の淑気歩す 順子 寒雀神馬と分かちあふ日差し 光子 寒雀入れ神苑の日のたまり 同 寒の水明治の杜のまま映す 小鳥
岡田順子選 特選句
跼り清正の井を初鏡 昌文 本殿につぶやく寒紅をつけて 光子 楪の浴ぶる日我にゆづらるる 慶月 肺胞に沁み込んでゆく淑気かな 緋路 冬草や喧騒去りて井戸残し 眞理子 馬見えぬ乗馬倶楽部の六日かな 六甲 寒鯉来おのれの色の水を分け 緋路 寒椿落つれば湧くや清正井 眞理子 寒の水明治の杜のまま映す 小鳥
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月6日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
一束もいらぬ楪もて遊ぶ 成子 深井より羅漢に供ふ冬の水 かおり 赤なまこ横目に買ひし青なまこ 久美子 畳みたるセーターの上に置くクルス かおり 再会のドアを開けばちやんちやんこ 朝子 半泣きのやうに崩るる雪兎 成子 火を見つめ男無口に薬喰 かおり 歳晩の一灯母を照らすため 朝子 悴みて蛇となる能の女かな 睦子 その中の手話の佳人やクリスマス 孝子 悪童に悲鳴をはなつ霜��� 睦子 凍空とおんなじ色のビルに棲み かおり かくも典雅に何某の裘 美穂 唐突に雪投げ合ひし下校の子 成子 楪や昔硝子の磨かれて かおり 奥伝の稽古御浚ひする霜夜 愛 出会ひ重ね寿限無寿限無と年惜む 美穂 冬灯一戸に遠き一戸あり 朝子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月8日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
流れ来し葉屑も霜を置いてをり 昭子 御慶述ぶ老いも若きも晴れやかに みす枝 初春の光りまとひし石仏 ただし 神なびの雨光り落つ氷柱かな 時江 地震の中産声高き初笑ひ ただし 歌留多とり一瞬小町宙に舞ふ みす枝 まだ誰も踏まぬ雪道新聞来 ただし 奥の間に柿餅吊し賑はへり 時江 さびしさの枯野どこまで七尾線 昭子 万象の音の鎮もり除夜の鐘 時江
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月9日 萩花鳥句会
初句会吾娘よりホ句のファクシミリ 祐子 書き初め震何んぞ訳あり辰に雨 健雄 吹雪突き突進するエネルギー 俊文 日本の平安祈る今朝の春 ゆかり こがらしが枯葉ころがしからからと 恒雄 平穏な土地にて食べる七草粥 吉之 御降や茶筅ふる音釜の音 美惠子
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令和5年1月10日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
被災地にすがりし木の芽盛んなる 世詩明 的中の乾いた響き弓始 誠 初場所の桟敷の席の晴れ着かな 同 初御空耶馬台国は何処にぞ 同 石段を袖振り上がる春著の子 同 細雪番傘粋に下駄姿 幸只
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月11日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
年上の夫に引かるる初詣 喜代子 地震起こり慌てふためく大旦 由季子 曇り拭き笑顔映りし初鏡 さとみ 地震の地にぢりぢり追る雪女 都 冴ゆる夜の天井の節をまじまじと 同 男衆が重き木戸引き蔵開き 同 寒月や剣となりて湾の上 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月12日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
海鳴や雪の砂丘は祈りめく 都 初電話卒寿は珠のごと笑ひ 同 針始友が未完のキルト刺す 同 授かりし神の詞や竜の玉 悦子 蜑に嫁し海山詠みて老いの春 すみ子 焚上げの火の粉加勢や冬銀河 宇太郎 古傷を思ひ出させて寒四郎 美智子 枯葦の透き間に光る水一途 佐代子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月12日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
寒の雨誦経とよもす陽子墓碑 文英 寒林を上り来よとて母の塔 千種 顔消えし元禄仏へ寒菊を 慶月 道祖神寄り添ふ寒の雨うけて 慶月 就中陽子の墓所の蕗の薹 幸風 裸婦像の背にたばしる寒の雨 同
栗林圭魚選 特選句
信州へ向かふ列車の二日かな 白陶 寒林を上り来よとて母の塔 千種 晴天の初富士を背に山降る 白陶 大寺の太き三椏花ざかり 幸風 空までも続く磴なり梅探る 久 はればれと良き顔ばかり初句会 三無 就中陽子の墓所の蕗の薹 幸風 五姉妹の炬燵の会議家処分 経彦 走らざる枯野の車両咆哮す 千種 凍蝶のポロリと落つる影哀れ れい 三椏の開花明日かと石の門 文英
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月13日 枡形句会(一月十三日) 栗林圭魚選 特選句
嗽ぐをどる喉越し寒の水 幸風 七福神ちらしの地図で詣でをり 多美女 七福神詣りしあとのおたのしみ 白陶 凍て鶴の青空渡る一文字 幸子 金継ぎの碗に白湯汲む女正月 美枝子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月15日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
曇天に寒紅梅や凜と咲く のりこ 寒梅のつぼみの枝の陽の仄か 貴薫 青空に白き寒梅なほ白く 史空 朝の日に紅色極め寒椿 廸子 我が机散らかり初めし二日かな 和魚 倒れ込む走者にやさし二日かな 三無 釦穴に梃摺る指や悴かみて あき子 夢てふ字半紙はみ出す二日かな 美貴 二日早主婦は忙しく厨事 怜 りんご飴手に兄妹日向ぼこ 秋尚 雪遊びかじかむ手の子包む母 ことこ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月16日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
幼子の運を担いで福引へ 実加 寒空や命尊きこと思ひ みえこ ことわざを子が覚えをりかるた取り 裕子 元旦の母と他愛もない話 同 元旦や地震の避難を聞くことに みえこ 初詣車椅子の児絵馬見上ぐ 実加
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月17日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
古里に温石と言ふ忘れ物 雪 師の墓に愛子の墓に冬の蝶 清女 寒の月見透かされたり胸の内 眞喜栄 鴨浮寝無言の中にある絆 同 降る雪を魔物と今朝を天仰ぐ 英美子 藪入りも姑の一言行けぬまま 同 庭仕事今日冬帝の機嫌よき かづを 玻璃越に霏々と追はるる寒さかな 同 正月が地獄の底に能登地震 みす枝 雪しまき町の点滅信号機 ただし お御籤の白き花咲く初詣 嘉和 若狭より繋がる水脤やお水�� やす香 水仙の香りて細き身の主張 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月17日 福井花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
寒紅の濃き唇が囁きし 世詩明 お雑煮の丸と四角と三角と 同 正月の馳走其々ある謂れ 千加江 新年の風も言の葉も美しく 和子 磯の香も菰巻きにして野水仙 泰俊 捨て舟を取り巻くやうに初氷 同 左義長や炎崩れて闇深し 同 去年今年形見の時計よく動く 同 ふと今も其の時のマフラーの色 雪 天地に誰憚からぬ寝正月 同 迷惑を承知の猫に御慶かな 同 不器用も父似の一つ初鏡 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月17日 鯖江花鳥句会(一月十七日) 坊城俊樹選 特選句
而して九十三の初鏡 雪 蛇穴に入り人の世は姦しく 同 紅を差し眉ととのへて近松忌 同 懐手おばあちやん子を憚らず 同 鬼つ子と云はれて老いて近松忌 同 着膨れて顔ちさき女どち 一涓 歌かるた子の得て手札取らずおく 昭子 年新たとは若き日の言葉とも やす香 新年を地震に人生うばはれし 同 元旦を震はせる能登竜頭めく 同 裂帛の気合を入れて寒みそぎ みす枝 風の神火の神乱舞どんど焼き ただし 八代亜紀聞きをり外は虎落笛 清女 寒怒濤東尋坊に砕け散り 同 波の腹見せて越前浪の華 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月19日 さきたま花鳥句会
月冴えて城址うろつく武者の翳 月惑 仲見世を出て蝋梅の香に佇てり 八草 枯菊や木乃伊の群の青き影 裕章 寒鴉千木の反り立つ一の宮 紀花 合掌す金波銀波の初日の出 孝江 青空に白き一機や寒紅梅 ふゆ子 初詣令和生まれの児と犬と ふじ穂 白鼻緒水仙の庫裏にそろへあり 康子 激震の恐れ記すや初日記 恵美子 お焚き上げ煙を浴びて厄払ひ 彩香 我が干支の年につくづく初鏡 みのり 家篭りしてをり冬芽萌えてをり 良江
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令和5年12月1月 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
師を越ゆる齢授かり初鏡 雪 初笑玉の如くに美しく 同 大晦の右大臣左大臣 同 猫の名は玉と答へて初笑 同 天が下縁深めゆく去年今年 数幸 能登の海揺るがし今日の空冴ゆる 和子 しろがねの波砕かれて冴え返り 笑子 語り継ぐ越前の秘話水仙花 同 雪降れば雪に従ふ越暮し 希子 皺の手にマニキュア今日は初句会 清女 初電話親子の黙を解きくれし 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
蟷螂を見て戻りたるだけのこと 雪 もて余す老に夜長と云ふ一つ���同 蟷螂���緑失せつゝ枯れんとす 同 小春日や袱紗の色は紫に 泰俊 正座して釜音聞くや十三夜 同 海沿ひにギターの調べ文化の日 千加江 枝折戸をぬけて紅さす返り花 笑子 祇王寺の悲恋の竹林小鳥来る 同 大胆な構図を取りし大銀杏 和子 宿の灯も消して無月の湖明り 匠 秋の海消えゆくものにますほ貝 天空 落葉降る賽の河原に降る如く 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年12月 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
異ならず枯蟷螂も人老ゆも 雪 世の隅に蟷螂は枯れ人は老い 同 無造作に残菊と言ふ束ね様 同 冬ざれや汽車に乗る人何を見る 泰俊 石膏でかたまりし腕冬ざるる 和子 山眠る小動物も夢を見る 啓子 路地裏の染みたる暖簾おでん酒 笑子 冬ざれや路面電車の軋む音 希子 おでん屋の客の戯れ言聞き流し 同 風を背に連れておでんの客となり かづを にこにこと聞き役おでん屋の女将 同 冬紅葉地に華やぎを移したり 同 街師走見えざるものに背を押され 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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nikkichodayoo · 11 months ago
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おたがい忙しいなかで、変わらずの頻度でたくさん一緒にすごせてるみおさん。次の予定まですこし期間があくと、そこまでの間にどっかで話したい!って言ってくれるマイハニーが死ぬほどかわいい。毎週いっしょにおるから近況報告もそんなないし、ふたりとも平和やから何気ない会話をしながらいっしょにお酒を飲んで、ひたすらスプラしてっていうなにも変わらん時間をすごしてるけど、それでもみおさんでしか得られへん栄養ってほんまにある。こんなに話しててもおたがい会いたいなあ���声聞きたいなあ…ってカップルみたいなってんのかわちいし、ときどきほんまにこの時間が大切!だいすき!って恥ずかしげもなく伝え合う時間も愛おしいまである。なんだ?やっぱりうちらは嫁と旦那か??最近は、うちらだけのとある秘密をかかえてその話で盛り上がってはふたりでけたけた笑ってるし、たまにちょっぴりまじめな話をすれば感覚が似てておちつくなあって思うし、そのくせスプラはじまるとふたりして人格かわって笑ってる時間がサイコー。ふたりともヤグラやったらテンション爆上がりでやったー!ってさわぐし、エリアやとうげえ…さいあくゥ…ってなるくせにしっかり勝率はいいの最高。うちらの相性もばっちりやし立ち回りしやすいから、みおさんとやるガチマがいちばん安定にキル数とれるし、最高記録でるときもいつもみおさんです。「なあ、もうガチマみおさんとしか行かれへんくなるやん。どう責任とってくれるん?」って彼氏に結婚をせまる女みたいに無意識に言っちゃってふたりで大爆笑するくらいには、ガチマはほんまにみおさん連れていかないとゆうかの能力発揮できへんまであるから今度もご同行ねがいます。なんとかして権力つかって昇格戦もついてきてください。ヤグラは絶対勝率いいからふたりして割と無双してるし、ホコ運びはみおさんが天才すぎるからゆうかがうろちょろしてるだけで勝てるし、最近めずらしくしたアサリもばりおもろかった。まじでゆうかがアサリ苦手すぎてボールもっちゃった瞬間大慌てするし、敵陣にアサリぷれぜんとするしで役立たずですんません。「うわあー!ボールもっちゃった!……みんなああ!ボールの時間よおおー!」って騒いでると、みおさんからはじめて『自分でいれなさい!』って怒られて笑いました。怒られるから、前線におるみおさん見つけてはしれっと急にうしろからボール投げてたらまた怒られました。それに死ぬほど笑いました。ちなみに最近うちらがエリアするときにハマってる言葉は『いらっしゃいませぇー!』です。これは、エリア内にはいってきた敵をふたりで連キルしまくってぼっこぼこにしたときにいう敵への挨拶やねんけど、最初からふたりして無双しすぎてカウントすすんじゃうから、調子乗りすぎてふたりともがんがん敵陣はいったらふたりともキルされるところまでがセットなことが多々あります。復帰してもなかよくふたりとも秒でキルされるし、そのたびに『ごめんって…まじでさっきはごめんって…ゆるして???』って言いながらもゆるしてもらえるわけなくカウントリードされることも結構あって笑います。そのときに毎回『ねえ、ごめんって言ってるのになんでゆるしてくれないの!?』が聞けるからそのたび大爆笑するし、うちらがしたことは全部棚にあげて、一生文句言ったあとにうちらは心がひろいアピールしてる時間が最近のいちばんのお気に入り。
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さいきんは敵のブキに文句いうのにハマってるねんけど、トライストリンガーにむかって「お前どこ中?人に弓あてていいなんて聞いたことないけどどこの弓道部?顧問にそう教わったん?」だとか、ボムばっか投げてくる敵に「おかあさん!お宅の息子さん人に向かって爆発物ばっか投げてきますよ!テロリストです!」って言ったり、オバフロには「人に泡あてていいのは幼稚園児までだとおもうけど?」って言ったり、とにかくいろんなこと言いだす時間がちょーーーーーー���のしい。ちなみにうちの今田は人間に向かって大砲うつからみんな気つけな???
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animekirbyserifu · 1 year ago
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ブンその5
81話 ・「(ママから)逃げるぞカービィ!こらカービィ!」 ・「オラーイオラーイ!ホンットにうちのママはうるさいよな~。いくぞカービィ!(彼の顔にボールが命中する)」 ・「(ヤブイの部屋を見て)オレの部屋よりひでぇや…。」 ・「(モソに対して)だらしねぇな。」 ・「サトさんって良いよな~。」 ・「(部屋が汚い大人たちは)オレたちにとやかく言えないよな~!」 ・「ごめん!また間違えたよ!(カービィを蹴り飛ばす・3回目)」 ・「まずいな…ボルン署長の家じゃん…。」 ・「…入らせてもらおう。」 ・「うん、この窓から入ろう(下ネタではない)。」 ・「なんかやけに暗いな~。カービィ~!どこだ~?なんだこれ~?」 ・「姉ちゃん…どうなってんだよ…。」 ・「バカいえ、この家はいつだって綺麗だったじゃん…。あのときだって…サトさんと署長は、直撃晩ごはんをすっげー高級料理でキチンともてなしてた(59話参照)。」 ・「(ボルン署長に対して)カービィが飛び込んじゃって…。」 ・「ボルンさんのせいか…。」 ・「1番見られたくないヤツに見られた!」 ・「(タゴ達に対して)人のこと言えるのかよ!」 ・「デデデ!この責任をとれ!」 ・「(デデデもカスタマも)どっちもどっちだろ…。」 ・「そりゃいくらカービィでも…。」 ・「なんか良い方法ないのかよ!このままじゃ…。」 ・「(デデデに対して)勝手なこと言うな!」 ・「やった!久々のクリーンカービィ!」 ・「(掃除をするデデデを見て)良い気味だ。(カービィに箒を渡されて)ちぇっ…分かったよ。」
82話 ・「もしも~し!(受話器を取る)」 ・「ママだよ…。晩ごはん済ませて~…だってさ。自分は遊んでて。」 ・「(カワサキの店には)絶対行かないぞ!姉ちゃん…なんか料理作れ。だって女じゃん。」 ・「姉ちゃん料理できねぇの?」 ・「ははっ、カービィのヤツ…待ちきれないんだぜ。」 ・「(父親の料理を見て)うまそ~!たまんねぇぜ~。」 ・「ははっ、しかもソードとブレイドまで…(参加してる)。」 ・「フードプロセッサー買ったの?」 ・「アレじゃ吸いこみなんてできねぇ…。」 ・「(焼けたデデデ達を見て)さっすが!美味そうな料理ができたじゃん!」
83話 ・「(雨降ってんの授業なんてしたら)ずぶ濡れだよ~!」 ・「(チップに対して)先生がこんなところでなにしてんの?」 ・「見ろ!虹だ!」 ・「(デデデ小学校を見て)デデデのヤツ…またかよ…。」 ・「それに優しい。」 ・「(デデデに対して)今さら勉強してどうする~?」 ・「(カワサキに対して)コイツ計算出来てねぇ…。」 ・「(デデデに対して)自分の名前も書けねーの~。」 ・「(DではなくOを書いたデデデに対して)全然違うじゃん!」 ・「(デデデに対して)1度もカービィに勝ったことねぇもんな~(煽り)。」 ・「あったり前だけどね~。」 ・「ソードカービィだ!」 ・「逃げなくちゃいけないのか…。」
84話 ・「カービィー!そんなとこで寝てないで、サッカーやろうぜー!」 ・「だから言ったのに…。」 ・「キュリオさん危ない!」 ・「キュリオさんごめん…大丈夫?オレ押してやるよ。いいから遠慮するなって。」 ・「(キュリオに怒られて)ちぇっ…なんだよ…。」 ・「(キュリオさんが)何か見つけて独り占めしてるぜ?」 ・「きっと宝石だぜ?じゃなきゃあんなに怒るハズないもんな。」 ・「嘘だと思うなら、自分で確かめやいいだろ?」 ・「(トッコリに対して)なんで助けなかった(そもそもトッコリじゃ助けられないだろ)。」 ・「やっぱり鍵かけてる…(そりゃ貴重な歴史的遺品があるんだし、防犯はするでしょ…)。」 ・「お、これって…(古文書を発見する)。」 ・「でも…音はこっちの方から聞こえるぞ。これだ!(隠し扉を発見する)」 ・「姉ちゃん!やっぱりキュリオさんの仕業だ!」 ・「じゃこの本は?(姉に古文書を渡す)」 ・「キュリオさんの家にあったんだ…。いいから読んでみろ!」 ・「皆が見たのと同じだよ!」 ・「それよか姉ちゃん!夜になると魔獣が起きるぜ?」 ・「(キュリオさんは)何作ってんだ~?」 ・「そいつ!カービィを襲った魔獣だろ!」 ・「またカービィを襲わせるつもりか!」 ・「でも…アイツ幸せの魔獣だろ?なんでカービィを襲うんだ?」 ・「吸いこみしてもコピーできねーんじゃ勝てねーよ!」 ・「よし!ボムカービィだ!」 ・「(カービィは)もう眠ってるよ…。」
85話 ・「(両親の昔話を聞いて)それが信じられないんだよな~。」 ・「姉ちゃん、遊びに行こ!」 ・「でもつまんねぇよ。オモテに出たい。」 ・「何だよ…シミの1つや2つで…(小声なのですごく聞こえづらい)。」 ・「どうかしてるぜ!部屋に閉じこもりっきりなんてさ!」 ・「(姉に日差しが強いと言われて)いつもと同じじゃん。カービィ!行くぞ!」 ・「またホームランかよ…。(カービィに対して)強く蹴りすぎって…お前!いつの間にか真っ黒だぜ!」 ・「ははは、オレもだ。」 ・「(姉に対して)すごく焼けてる?」 ・「(母に対して)昼と夜を逆に?」 ・「でもママ…(オレたちと会えなくなるぜ?)。」 ・「(ママを)家中を探したけどどこにもいねぇ!」 ・「ママ、イカれてる…。」 ・「(昼夜逆転した村人たちを見て)なんてこった…。ママだけじゃなかったんだ…。」 ・「姉ちゃん!すげぇぞ!村中どの家も完全に起きてる!」 ・「夜は大人が!昼は子供が棲み分ければ、お互い問題ないじゃ~ん!」 ・「なんだよ、ロロロ、ラララ。」 ・「姉ちゃん、これなあに?」 ・「(気球に)オレも乗る。」 ・「あ、デデデの車だ。慌てて城へ向かってらぁ。」 ・「でもさ、こんな高いところじゃカービィに戦ってもらうしかねぇじゃん(まだ敵が現れてないのに戦う前提の喋り方である)。」 ・「ジェットカービィだ!」 ・「(昼間外に出られないのは)もうこりごりだぜ…。」
86話 ・「ま、おか��でカービィは余ったラーメンを食べられるけど?」 ・「(ナゴヤが)美味いかどうか聞いてるぜ?」 ・「練習すれば?うんみゃ~うんみゃ~。」 ・「(カワサキのラーメンを食べて)マズ…くない!うみゃ~!」 ・「やればできるじゃん!」 ・「(ナゴヤの味噌煮込みうどんを食べて)うみゃ~ぜよ!」 ・「でも…カワサキのラーメンも結構いけたぜ?」 ・「(ケンカする2人に対して)あの感動のめぐりあいは何だったんだ?」 ・「どうする姉ちゃん…。カワサキの負けは決まったようなもんだ…。」 ・「(タゴに対して審査員に)ならなくて良かったな。」 ・「コックカービィ!」 ・「姉ちゃん!(ナゴヤの喋り方が)うつっちゃったじゃん!」
87話 ・「(姉に対して)なに?堆肥って?」 ・「(エサを子分に分けるボスカラスを見て)どっかのボスとはえらい違いだ。」 ・「ゴミがどんどん減ってるじゃん!」 ・「姉ちゃん…(カラスたちが)お菓子を狙ってるぜ…。」 ・「(トリ達に追いかけられて)なんてヤツらだ!ゴミ漁り出来たって、オレたちを襲うなんて!」 ・「アイツ…魔獣じゃねぇの?」 ・「(エスケル魔獣黄帝液を見て)デデデが前に使おうとしたヤツだ…。」 ・「(ダイナブレイドに対して)お前は鳥の王者だろ!」 ��「(ダイナベイビーが)カラス共に(攫われた)?」 ・「(ダイナベイビーを人質ならぬトリ質にするクロウエモンに対して)デデデと同じレベルじゃん!」 ・「(デデデに対して)調子良いんだからなー…。」 ・「いっけー!ウィングカービィ!」 ・「(姉に対して)こんなヤツに味方すんの?」 ・「でも、(鳥の)子供たちは仲良くなった。」
88話 ・「だから…硬い貝殻で身を守ってるんだ。」 ・「アイツ(エスカルゴン)~貝だったのか!」 ・「(デデデ達を見て)アイツら仲が良いんだか悪いんだか…。」 ・「おやつにしようぜ、カービィ。」 ・「(エスカルゴンに対して)別にそれほど騒ぐことじゃねぇだろ?」 ・「(エスカルゴンに対して)よくくっつく接着剤使ったら?」 ・「(カワサキに対して)ちょっと借りるぜ~!」 ・「(姉に対して)異常な~し!」 ・「脱いだ?エスカルゴン脱いだ?」 ・「デデデじゃなくたって、エスカルゴンの身体の仕組み、見たいよな~。」 ・「(エスカルゴンは)ナメクジ閣下か!」 ・「ちぇっ…恩知らずなヤツ…。」 ・「結局エスカルゴンのヒミツは…。」 ・「カービィ、焼きサザエ食べそこなっちゃったな。」
89話 ・「ははは!カービィはそれどころじゃないよ。」 ・「姉ちゃん、カービィと遊びにいってくるよ。」 ・「ストーカーって何さ?」 ・「みんな絵が下手過ぎて大失敗だったじゃん。」 ・「姉ちゃん…。フームたんなんて言わせておく?」 ・「(オタキングに対して)オタクは卒業してプロになれ!」 ・「やっぱ才能ないぜ…。」 ・「笑えりゃなんでもいいよ。」 ・「(オタキングを)全く見かけなくなったな~。」 ・「なんで周りを囲んでるの?」 ・「ホントにデデデ描いてんのかね~?」 ・「(アニメ作りは)2度と手伝わねぇよ。」 ・「(デゼニーに対して)何の装置だよ。」 ・「夢がねーじゃん!」 ・「スパークカービィだ!」 ・「(例のアニメを観て)姉ちゃんの声だ…。」
90話 ・「カービィ!こっちこっち!(ホタルを発見する)」 ・「今度こそ…うわぁ!」 ・「(ボルン署長に対して)なんでそんなとこで遊んでんだよ~。」 ・「(ビート達に対して)人に迷惑かけて面白いか!?(トラブルメーカーの彼が言うと笑えてくるが)」 ・「ガス!今度はオレたちがやるぜ!」 ・「姉ちゃん!ガスがいないと…(オレたちだけじゃ勝てないぜ)。」 ・「そりゃ…カービィも頼りにしてるけどさ…。」
91話 ・「姉ちゃん…やっぱりガスがいないと…。」 ・「(モソからガスのハンカチを見せられて)それガスのだ!どこにあった?」 ・「(ガスに対して)今、出してやるぜ。」 ・「今ガングが走ってる!急いで代わってくれ!」 ・「あの暴走族をやっつけたじゃないか!残りはビートだけなんだ!一体どうして…。」 ・「伝説の…ステッペンウルフか…。」 ・「でもビートは昔よりワルになったじゃん…。」 ・「モソじいさんまで、ガスを心配してきたんだ!さぁ、走ってくれよ!」 ・「(残ったのは)ガングとカービィだけ…もうダメじゃん。」 ・「やった!えっとあれは…(ホイールカービィ)。」
92話 ・「(姉に対して)もう皆キッチンに集まってるぜ?」 ・「(値引き競争を見て)しかも、どんどんマズそうになってくぜ…。」 ・「(カワサキのサンドウィッチを見て)重ねても透けてるじゃん…。」 ・「あれでサンドウィッチだなんて言えるかよ…。」 ・「(カービィに対して拾い食いは)ばっちいだろ?」 ・「(ワドルディ達に追いかけられて)とにかく逃げろ!」 ・「(ワドルディを)吸いこめ!カービィ!」 ・「やっぱスカか…。」 ・「そうか!料理さえ良きゃ、ワドルディは味方になるんだ!」 ・「やったー!コックカービィ!」 ・「(太ったワドルディを見て)デデデ状態じゃん…。」 ・「たくさん食べれば良いってモンじゃないぞぉ!」 ・「なんでお前らが喜ぶんだよ~?」 ・「(デデデに対して)食いモノの恨みは恐ろしいんだ!」
93話 ・「(デデデに対して)バーカ!感謝はありがとうの気持ちだ!」 ・「昨日はヤブイ先生感謝の日!姉ちゃん感謝の日もあるぞ。」 ・「え~?デデデにプレゼント~?それもカービィが渡す?何言ってんだ姉ちゃん。」 ・「(デデデは)プレゼントが欲しいだけだ。」 ・「第一なんでカービィにさせるんだ?」 ・「(プレゼントのスイカを)ちょっとかじっちゃったけどな…(※全部です)。」 ・「大人ってなんでああバカなんだ?」 ・「デデデなんかカービィ以下だもんな~(さりげなくカービィもディスっている。また、人格や強さはともかく、デデデは言葉が喋れるのでカービィ以下ではない)。」 ・「(デデデに対して)そのスイカ本物かな?」 ・「よかった…生きてるよ(カービィは爆弾ごときでは死なないでしょ…)。」 ・「そうだ!デデデのヤツにお仕置きしてやらなくちゃ!」 ・「芝居じゃないことは確かだ…。」 ・「パラソルカービィだ!」
94話 ・「(魔獣が)村を襲撃した?」 ・「(デデデが魔獣を呼び出したと)それしか考えられないよな。」 ・「(ファンファンをイジメるデデデを見て)あれじゃリンチだぜ。」 ・「アイツ…カービィの気持ちが分かったんだ…。」 ・「魔獣って元々悪いんじゃなく、悪いヤツとして作られるんだな。」 ・「(ファンファンが)せっかく直りかけてるのに!」 ・「��ロウカービィ?」 ・「悪いヤツに魔獣にされたんだ。」
95話 ・「(カービィのヤツ)どこにいったのかなぁ…。あ!な~んだ。あんなところにいた!」 ・「何やってんだカービィ~?」 ・「(ハナさんを手伝ったら)そしたらごちそうしてくれるってよ!」 ・「(レン村長宅の料理を見て)お、美味そう!カービィ喜ぶぞ!」 ・「(ボルン署長に対して)そのカービィを探してるんだ!」 ・「コンビニ強盗か?」 ・「姉ちゃん…どうやら本当だぜ…。」 ・「(カービィから)魔獣を追い出さなくちゃ…。」 ・「(背中の羽根を見て)デビルフロッグが取り憑いてる!」 ・「バッカじゃねぇの…?自分からデビルになりやがって。」 ・「そうだよ!こうなったのも全部デデデのせいじゃん。」 ・「カービィ!コイツらをやっつけろ!(※エスカルゴンはとばっちりです)」
96話 ・「姉ちゃーん!無事か?」 ・「(デデデに対して)え?ワープスターならカブーの中じゃん。」 ・「ごめん…ついうっかり(口が滑った)。」 ・「そうだったのか…。でも姉ちゃん…(ワープスターを)カブーの中にしまうなんて、よく思いついたな。」 ・「不思議だな~、ワープスターにピッタリハマるなんて。」 ・「カブーって何万年も昔から、ここにある遺跡なのに。」 ・「ちくしょー!邪魔すんな!」 ・「カブーの中だよ、姉ちゃん。」 ・「(エアライドマシンを見て)アレ!みんなナイトメアの兵器?」 ・「(星の戦士の乗り物と聞いて)だったら!なぜ敵が持ってるんだい!」
97話 ・「うっわ~、姉ちゃん見ろよ、ワープスターが(ボロボロじゃねぇか)。」 ・「いいぞ、カービィ!この調子で、みんな倒しちゃえ!」 ・「何言ってんだ?姉ちゃんとカービィはワープスターから落ちたじゃん!」 ・「あれからずっと…姉ちゃんとカービィは気絶してたんだ。」 ・「別のワープスター?」 ・「何言ってんだよ。2人ともずっと気を失ってたんだってば!」
98話 ・「(メタナイトに対して)あの円盤が、また来るのか!」 ・「(村の惨状を見て)全滅じゃねぇか…。」 ・「カービィは魔獣を倒すためにここに来たんだぞ!」 ・「文句言ってねぇで感謝しろ!」 ・「こんな設備が…城の地下にあったのかよ…。」 ・「(戦艦ハルバードを見て)はは、こんなスゲーの作ってたんだ!」 ・「これがありゃ、怖いものなしだぜ!」 ・「でも!オレは行くぜ!」 ・「メタナイト卿!発進してくれ!」 ・「鬼軍曹じゃねーか!」 ・「(村に)キュリオさんやガングがいねーと、村を元通りに出来ねぇ!」
99話 ・「(ワープホールの揺れに対して)まだこんなに続くのかよ~!」 ・「(ソドブレから『重力波干渉砲』の説明を聞いて)すっげー威力だな…。」 ・「(デデデに対して)オレたち、ナイトメアとの戦いに向かってんだぞ!」 ・「ヤ、ヤバいぜ姉ちゃん…。」 ・「(カワサキに対して)分かってねぇや…。」 ・「(デデデに対して)わざわざ敵に知らせちまうなんて…。」
100話 ・「(デデデに対して)お前らこそ外へ出ろ!」 ・「(カワサキに対して)お前天才だな!」 ・「宇宙船もないのに(どうやって脱出するんだ)?」 ・「ハルバードがやられた!あと3分以内に…脱出しないと!」
特別編 ・「捕まえた~!でっかいザリガニだろ~?」 ・「姉ちゃん…タダのエビじゃねぇんだ…。」 ・「デデデが買った魔獣に違いないぜ?」 ・「やったぁ!ファイアカービィ!」 ・「カービィ!もう一度だ!」 ・「小エビなんか吸って、どうするんだよ!」
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satoshiimamura · 1 year ago
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雨濡れ色のペトル残響 雨請い 期待
大変換のときのジーナ・チャイカについて
 水溜りだらけのコンクリートの上で、仰向けに寝そべりながらも、ジーナ・チャイカは空を見つめていた。
 雨が降り続ける。なんの変哲もない日常が溶け出していく。それを見たジーナは、小声で歌を歌った。幼い頃に離婚し、顔も覚えていない父親が酔っ払ったときに��っていたものだ。歌詞の一部しか覚えていないそれは、父の故郷での流行ったものだと母から聞いている。
 ジーナが歌うたびに母は嫌な顔をしていたが、それでもこの無秩序を生み出し、混沌を飲み込み、静謐を降り注ぐ雨に対して、父が残した歌は合った。
 罪を背負った男が、愛した女のために戦場へ向かう。帰ってきたら結婚しようと将来を約束し、そして二人の夢だけが遺された。そんな陳腐なラブストーリーの主題歌だった、とジーナの母親は歌の由来を教えた。酷評する母親は、その映画のタイトルさえも思い出せず、ジーナがインターネットの海からありきたりな映画を探し出す労力は多大だ。だから、諦めたし、いつかに期待した。
 この歌は、期待だ。
 困難に立ち向かうとき、理不尽が襲いかかったとき、夢だけを頼りにしなさいと教えてくれる期待の歌。
 濡れた制服は肌にまとわりつき、雫が顔の肌を伝い、地面へと垂れる。泥水を吸った髪は乱雑に広がり、溺れるほどに雨はふり続けた。
 ジーナの視界に映る有象無象は、徐々に姿を無くしていく。
 学校の一角が、逃げ遅れた人々の姿が、消え去ったところで、彼女は起き上がった。
 カシャンと手に持っていたメガネが滑り落ちる。慌てて拾い上げた彼女は、その丸いレンズに着いた水滴を払うと、顔にかけた。
 ダサイ、ダサイと散々言われていたワンピース型の制服は、紺色から真っ黒に染まり、同じように真っ白だったブラウスもまた黒になっている。唯一の色は、襟元にあるリボンくらいだ。それは、とても美しい青色をしていた。宝石のように輝く色に、ジーナは嬉しくなって、二度三度とリボンを撫でる。
 喜ぶジーナの口から漏れ出た笑いを打ち消すように、女の悲鳴が上がった。
 せっかくの気分が台無しだと思いながらも、ジーナは振り向く。そこにいたのは、彼女を凝視する生徒や教師たちだった。
 彼らの前にいるジーナの周囲は、文字の山ができていた。先ほどまで阿鼻叫喚の悲鳴を上げて、もがき、苦しみ、死にたくないと嘆き、助けを求めた多くの生徒たちの成れの果て。避難場所は限りがあり、その限りからあぶれた者たちの末路。勝手に価値を決められて、力任せに外に出されたそれらの中で、ジーナだけが立ち続けていた。
「なに……あんた、なんなの?」
 怯えた女子生徒が、ジーナを指差して呟く。
「なんで、生きているの」
 なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、の大合唱が、ジーナのクラスメイトや教師たちから発せられる。それは聞くに耐えない、醜く、不恰好な合唱だった。
「……うるさいわ」
 耳を塞ぎ、顔をしかめ、ジーナは不快感を露わにする。
「なんで? そんなの分からないわ。でも、これだけは言える。私は勝ち得たの。選ばれたとも言うわね」
 睨みつけるように、彼女が宣言すれば、不協和音に近い合唱は止んだ。そして、次に彼らがやったのは、自分もまた雨に勝つかもしれないという幻想への度胸試しだった。
 学年でも有名なお調子者が、その指先を外に出す。けれど、あっという間に文字と化していき、彼は悲鳴とともに中へと逃げて行った。二人、三人、四人……見える範囲で、次々と試し、次々とその結末が文字であることが共有される。
 誰もがジーナを見下して、誰もがジーナだけが生きている事実を不平等だとなじり、誰もがジーナごときが選ばれる理由を貶めた。それだけジーナ・チャイカは、彼らにとって取るに足らない、見下す対象なのだ。
 彼女は引っ込み思案で、強くものが言えない性格もあり、面倒ごとを押し付けられてしまう貧乏くじを引くタイプだった。
 運動は苦手、トップとまではいかないが学年内では上位の成績を収めているため、教師からの評価はいい子。ただ、周囲が活動的なタイプを是とする環境だったために、これまで日の目をみることはほとんどなかった。
 唯一彼女らしい彼女の特徴は、本好きであること。しかし本にのめり込みすぎて、少しクラスでは浮いていた存在。
 それがジーナ・チャイカという、小さな田舎町に住む、閉ざされた学校環境で貼られた彼女の評価だった。
 再び、なんでの大合唱が起きるかと思いきや、今度は嘲笑が起きた。さざなみのように広がる嘲りが、徐々に崩れかけた校舎全体に広がる。それは、無機物が生きているような錯覚をさせた。
 校舎内の腹わたに巣食う人間たちが、まるで一つの生物のようにジーナを見下す。
 風が彼女の髪を揺らした。
 雨が彼女の頬に当たった。
 曇天の暗闇が彼女を覆う。
 それでも嘲笑は止まなかった。
 ただ独りで立ち続ける彼女を、その場で人間という種を代表する彼らは、魔女裁判で火炙りを求めるように、罰を口にし始めた。ついでに雨で文字化されない彼女をどうやって利用するかの審議が始まった。
 その瞬間、ジーナは彼ら��の期待をやめた。原因不明の、大災害とも言えるほどの、この奇妙な豪雨において、何も変わらない彼らへの期待を彼女はやめた。
 そうして、天啓のように、この雨はこうして醜い人間たちを消すために存在しているのだと悟った。悟りといいながらも、ほぼ確信であった。
 だから、彼女は等しく彼らも雨の下にいるべきだと思ったのだった。全身が雨に濡れて、選別は完了する。それに、まだ試していない生徒や教師たちも多い。もしかしたら、ジーナのように文字にならない人もいるのかもしれない。そうしたら、きっと変わるだろう。こんなくだらない審議も、侮蔑も、レッテルも存在しない世界に足を踏み出すべきなのだ。
 変化を望むジーナはそうして期待を胸に、彼らの手を掴みに向かったのだった。
 一人目は、うっかり掴んだ手のひらを砕いてしまったようだった。
突如掴まれた手が鈍い音を立てて、悲鳴をあげようとしたら彼は気がついたら雨の下にいた。
 二人目は、足を掴んでしまったので頭を打ちつけてしまったようだ。雨の下に放り出されたときには、すでに動かなくなっていた。
 三人目で、握力が強くなっていることに気がついたジーナは、手加減をしたが、勢いをつけすぎて失敗してしまった。手首ではなく、からぶった手は相手の肩を叩き、左腕が吹っ飛んだ。血が雨のように降り注いで、そこで周囲は事態をようやく認識したようだった。
 ジーナから逃げ惑う人々が、サメが魚の群れに突っ込んだときに、側からみるとぽっかり穴があくような動きをした。
 ジーナが一歩動けば、虚無の円は一歩分ズレた。
 四人目はジーナに友達を作れといった教師だった。
 五人目は隣のクラスで人気者の男子だった。
 六人目は生徒会長の推薦文を読んだ生徒だったはずだ。
 七人目は本ばかり読むジーナを根暗と言った女子生徒だった。
 八人目は憧れの人の彼女だった。
 九人目は下の学年を示すバッヂをつけた男子生徒だった。
 十人目はクラスで有名な不良だった。
「ああ、これは面倒だわ」
 クラス委員、よく隣のクラスから来ていた子、女子に騒がれていた男子、学年主任に目をつけられていたギャル、大きな派閥の中心核、大会で表彰されていたはずの人、先輩の学年カラーを身につけた人、名前も知らない、見た覚えのない同じ学校に通っていた人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、生徒、人、人、人、人、人、ひとだ、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、ひと、人、人、人、人、人、人、人、人、よく通学路で見かけた、人、人、人、人、人、人、校門で立っていた、人、人、人、人、人、ヒト、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、爽やかだった人、人、人、人、人、人、貧乏人、人、人、人、人、人、人、人、人、ブランド物が好きだったはず、人、人、人、教頭、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人間、人、人、ヤンキー、人、人、人、人、男、人、人、人、人、人、人、人人、人、人、修学旅行で教師に怒られていた人、人、人、人、人、人、泣いている人、人、人、人、人、人、人、人、男子、人、、人、人、人、人、人、人、頭でっかち、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、名前もしらない人、人、人、人、人、人、人、どこにでもいる存在、人、人、人、人、人、人、人、人、親身になってくれた友人、人、、人、人、生徒、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人人、人、人、きつい性格で有名だった、人、人、馬鹿、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、どこかの��か、人、人、人、人、人、将来を期待されていた優等生、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、教師、人、人、人、友人、人、人、人、人、女、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、誰だろう、人、人、人、人、人、漫画を貸し借りしていた人、人、、ひと、人、人、ブス、人、人、人、人、人、人、人、人、人、どうでもいい人間、人、ギャル、人、人、人、人、人、人、ひと、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、お金持ち、人、人、人、人、デブ、人、人、人、人、人、人、誰か、人、人、人、人、パンを食べていた人、人、人、人、笑い声が大きかった人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、女子、人、人、人、人、美人、人、人、馬鹿にしてきた人、人、人、人、人、人、人気者、人、人、人、人、人、人、人、人、よく注意してきた人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、お調子者、人、人、人、人、人、人、数学教師、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人……。
 最後の二人になったとき、ジーナはやっと終わると思っていた。
 校舎の一角。彼女の前に怯え切った少女が座り込んで、嫌と泣き叫ぶ。許してと言われても、ジーナは彼女の何を許せばいいのか分からない。
 これは儀式なのだ。
 ここに避難したとしても、校舎は刻々と文字になり、崩れている。彼女が外に出した人々以外にも、結局雨に打たれざるを得ない人々はいた。そう、最初から生き延びるためには、文字にならないことが絶対条件だったのだ。そんなことも、ここの生徒や教師たちは気づかなかった。
 ジーナは呆れ、指摘した。
「じゃあ、どうやってこの雨から逃れるの? どうしたって、時間とともに校舎は崩れるわ。そうしたら、同じことよ。私だって、仲間が欲しかっただけだわ」
 文字になるのなら引導を、ならないのならば仲間を、の言葉に、少女は食ってかかる。
「もっと別の道があったかもしれないじゃない! 少しでも、助かる道があったかもしれないじゃない! あんたがやったのは、ただの虐殺よ」
 その言葉に、ジーナは薄く笑う。その笑い方は、最初に校舎内で響いた嘲笑とよく似ていた。だが、彼女は似ていることに気づかない。
「子供ね、とても。あなたは子供でしかないわ。期待を胸にしたのは、あなただけではないわ。私だって、そう。……それに、最初に私たちを外--雨の下に出したのは、あなたたちだったじゃない」
 自業自得よ、と呟いたジーナは、少女の腕を掴む。嫌だと暴れる彼女を無視して、その場を動こうとした時、天井が崩れた。
「……あ」
 静かに驚いた声をあげたのは、少女か、それともジーナか。
 文字が少女の上に落ちていく。奇しくも、少女の腕だけが文字化を逃れ、ジーナの手元に残った。
「……あーあ。結局誰一人として同じ人はいなかったのね」
 ポイッと残った腕を雨の中に放り投げて、ジーナはその場を後にした。
「とりあえず、家に帰って……家まだあるかな。荷物作って、足りなかったら適当に他の家を探せばいいか。お母さんは、仕事中だったはず。ああ、携帯が文字化したのは面倒だなぁ。……うん、とりあえず、お母さんの職場に行って、お母さんの無事を確かめて……あとは」
 つらつらと、この後の段取りを決めていくジーナは、清々しい表情を浮かべていた。先ほどまで大変面倒な作業を終えて、疲れはしたが達成感に溢れているらしい。
「そうだ、都会にいくいい理由になるよね、これ。私と同じ人が、きっと都会だったらいっぱいいるかもしれないし」
 服これで大丈夫かなぁ、と心配する彼女は、足を自宅へと向ける。
「きっと私と同じ選ばれた人なら、こんな���倒で怠惰でくだらないことをしないはずだよね」
 ジーナは、昼の夏空のように染まった瞳に期待を乗せていた。
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shukiiflog · 1 year ago
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ある画家の手記if.16  依存
頭の上に乗った手の重みがうざったい。 身を翻して元凶と向き合う。 今日は香澄とちゃんと話しがしたかったのに、香澄の体調も少しよくなって、無理はさせられないけど少しでも話せたらって思ったのに、
「なんでああいうこと言うんですか」 僕はだいぶ目頭に不機嫌なしわを寄せて顔をしかめていると思う。あまりしない顔だから連鎖して感情にまで飛び火しそう、ひどい嫌悪感が。 相手ーーー稔さんは皮肉げに肩をすくめて笑った。 「誰かが言うべきなのにこれまで誰も言ってくれなかったんじゃないのか、ああいうこととやらを」 「ーーっ…そうじゃない、違う、僕たちは…」 「〝僕たち〟か。モデルと閉鎖的な関係になると破綻する、よくあることだと思って諦めなさい」 この人は僕をからかうのが好きだけど、この話題……香澄について? この話をするのはそんなに好きじゃないみたいだ。早く終わらせたがってる。 なら僕だってそんなの知るか。出ていったばかりの香澄を追いかけて、僕の家にはこの人がいるから、今日は香澄の部屋に泊めてもらえないかな、なにもしなくたっていいから 手ぶらのまま玄関に向かおうとした僕のシャツの襟首を稔さんにうしろから掴まれて危うくその場に引き倒されかかった。なんとかバランスをとって片足にもう引っ掛けてた靴を一度脱ぐ。 「…な、…なんですか、俺、行くとこが」「そう避けようとするなよ、土産話がたくさんある」 稔さんが顔を少し傾かせて微笑んだ。海外滞在中に伸びた前髪がその人の片目を隠す。髪の間から覗くもう片目は、何をか言わんやという感じ。 僕一人で暇をもてあましてて心配に思うような人もいないならその瞳に忖度するけど、今はそんなことしてられない。 「……フライトで疲れてるんでしょう。ここは好きに使っていいから、今夜はもう休んでください」 部屋から出ていこうとした脚を掬うように蹴られてバランスを崩して今度こそ廊下に片膝をついた。 「嫌だね」 「…っ、稔さ…」 僕の肩に乗った手がグイッと僕の体を捻って、唯一自由だった片手もうしろから捻り上げられた。 「俺がいない間にまるで立派に自立して生活できていたような気になれたか? ここで一人でやっていけるような? 慧や情香とのいい距離感もわかってきて、年下のまだ未熟なモデルとの関係だって自分ならうまくやれそうだって? 直人、お前はだめなんだよ、一生小さな子どもだよ、ここはお前のおもちゃ箱だ。そんな場所で思い通りにやっていけたところでどうだっていうんだ」 髪を掴まれてうしろから引っ張られる。 捻り上げられた手をさらに強く無理なほうに引かれて���言われた。 「絵を描く手だ。この手が情香との子どもを殺しただろう。絵を描く眼だ。その眼が実の兄の死体をぼんやり眺めていた。人殺し。お前に絵を描く以外の方法で人と関わる資格があると思うのか?」 耳元でせせら笑われた 「ーーー夢を見るなよ、身の程知らず。」
一旦ほとんど手放してしまった意識が戻ってきたのは深夜を過ぎた頃。 眠ってはいなかったけど考えることをやめてしまって、何一つ思い出せなくなってた、何一つ。 今日がいつで何がどうなってこうなったんだったか、今どうなってるのか、わからないまま、部屋の中を意識だけぼんやり浮遊してるみたいだった。
静かになって随分経って。 背中あたりが痛いなと思い始めてようやく意識がはっきりしてきた。 畳み掛けられて言い返せなくて泥の中に沈み込んじゃったみたいにうまく身動きもできなかったまま流されたけど、そんなはずじゃなかった、僕は、色々あったけど、昼間は、香澄と一緒にいて、香澄を一人で行かせちゃったんだ ベッドから跳ね起きて急いで服を着ながら財布だけ持つ。 「直人」 背後からお声がかかったのを完全に無視して支度しているとこっちを向けと言わんばかりに肩を引っ張られた。 「なんでそんなに固執する、あの怪我がそんなに気に入ったんならもっといい具合に怪我した人を知ってるよ。絵になるようなね。…まったくくだらない」 掴まれた肩を振り払って睨みつける。 「あなたと話すことなんてない」 はっきりした頭で引導を渡す。 「わからない奴。どれだけ拒絶したってお前は画家だよ。俺もね。はは… 絵を描かない人間に分かるはずもない、なぁ直人」 よく喋る人間を黙らせる方法は一つしか知らない、邪魔する香澄もいない、一呼吸おいて覚悟を決めると今度こそ容赦なくこの人を殴り飛ばした。 「わからないのは誰だ、…っ、絵を描くとか描かないとか、そんなもので人間を分けるな!」 言いたいことの半分も言えずに叫び散らすだけしてそのまま玄関から飛び出した。
一番着慣れた服、一番履き慣れた靴だからちょっとよれてて昼間とは全身の雰囲気が随分違う。 迷わず電車に乗って最寄駅から香澄の部屋へ。こういう時、自分に車が運転できればよかったと思うようになった。 もう深夜二時を回ってたけど、香澄の部屋は灯りがついてた。それで寝てるところを起こす心配もないのかなと思ってインターホンを鳴らした。 扉をあけて出てきたのは、香澄じゃなくて昼間の子だった。ーーー大学の、香澄の友達の。 「………」 その子は僕の顔を少しばつが悪そうに見た。なんて言うべきか迷っているみたいだ。 「き…み、が、いると、思ってなくて…… ごめんね…」 とりあえず嫌われていたのを思い出してなんとなく先に謝る。香澄のところに遊びに来てるのかな。 「あの…香澄に会いたかったんだけど…きみがいるなら僕は…「綾瀬は今、病院です」 今日はよく話を遮られるな…  そう��ゃなくて、なんだって?病院? 「………え、それは…熱中症を悪くして…?」 その子は視線を下に落とした。 「綾から事情聞きだして、俺が、あなたのところに綾の荷物取りにいくついでに、あいつがなかなか言わないようなこと代わりにちゃんと言おうと思って、それで二人とも慌てて…」 黙って聞く。 「それで階段から落ちた俺を庇って、あいつあちこち怪我して…まだ、病院で手当てしてます」 「………。」 「俺は怪我もかすった程度だったから、綾が、あなたがここに来るかもしれないから事情を伝えるために、念のために俺にはここにいてほしいって…」 だいたいの事情はわかった。 「じゃあその病院を教えてくれるかな」 この上まだ関わるのかとでも言いたげな目を向けられた、ような、気のせいかな。 「行ってどうするんですか。綾、多分傷ついてましたよ、あなたの知り合いに言われたことで」 「うん、その人ついさっき殴り飛ばしてきちゃったんだ。香澄が傷ついてたのは知らなかったけど、僕も怒ってたから。だからってあの人が言ったことがなくなるわけじゃないけど…」 ますます難解な視線を向けられてしまった。またまずいこと言ったかな。冷泉に言われた気がする。最近の子は滅多に殴り合いの喧嘩なんてしないって。物騒な人間だと思われたのかな。否定できない。 とりあえず香澄に会わなくちゃ。 「それで、病院はどこ?」
病院についたら香澄は処置を終えてちょうどこれから帰るところだった。 あちこちに血の滲んだガーゼが貼られて、松葉杖をついて片足を庇いながら歩いてた。 歩きにくそうだから病院の外へ出たら僕が松葉杖を肩にかけて香澄を背中におぶった。 背中にかかる重みと温み。 階段で友達を庇って落ちて怪我。子猫の後ろ姿が浮かんだ。 黙っておぶさっている香澄の睫毛が首筋あたりをくすぐる。 僕の部屋へは帰りたくないし、香澄の部屋にはあの子がいるかな。僕たちこれからどこに行こうね。 「熱中症はよくなった?」 「…うん。点滴もしてもらったし」 そっか、よかった。でも僕たちどこにも行く場所がないよね。財布だけは持ってきたけど、他は何もかも置いてきちゃった。 かいじゅうくんもアロマも香澄がくれた沢山のもの、全部いまここにはない。 僕と香澄っていまはなんだろう。 さっきまではまるでモデルと画家みたいだったし、もっと前はセフレみたいだったし、でも僕は画家じゃなかったことはないし、 絵を描くとか描かないとか、そんなもので僕と香澄を分けないで、ただ一緒にいさせて ーーーそれじゃあ、僕が、ほんの少しの間だけ、画家じゃなくなればなにかが変わる?
「香澄、このまま逃げちゃおうか」
続き
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haruirotonton · 2 years ago
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フシギおしゃべりちゃんP-miちゃん
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最近同棲していた彼女に別れを切り出され、出て行かれてしまった。何でも好きな人が出来たから別れてほしいんだとさ。…前からその男に乗り換えていたんだろうな。くそっ! 俺のどこがいけなかったと言うんだ!
俺は独り言を呟きながら、元カノが置いていきやがった荷物をまとめていた。こうなったら全て捨ててやる。 元カノの歯ブラシ、マグカップ…掃除はどんどん捗っていく。その時だった。 あ…。 これはアヤカが可愛がっていた人型おしゃべり ロボット。確か友達に貰ったものだと言っていた。アイツこれも置いていきやがったのか。
友人から貰った当初アヤカは、ロボットと楽しそうに 他愛無い話に花を咲かせていた。が、このロボットかなり生意気な口の利き方をするのである。アヤカはそこがいいと言っていたけど…正直俺にはこのロボットの良さが分からない。しかしだ。このロボットと話していく うちに、だんだんアヤカの顔が曇っていったのだった。 アヤカはコイツに何かを言われたに違いない。俺は細かくアヤカとコイツとの会話の内容を聞いてはいなかった。女子同士の会話に男子は入っちゃいけないんだとさ。 てかコイツ、女子なのか?
もしかしたらアヤカの今カレの情報とか知っているんじゃないのか。 待て待て俺。それってまるで俺がまだアヤカに未練タラタラだということじゃないか。俺はしばらく立ったまま、己の煩悩と戦っていた。 結局俺は、アヤカがどうして俺を捨てたのか、今カレの特徴はどんな感じだったかを知りたいが為にロボットを起動した。 えーと、足の裏のスイッチを押せばいいんだっけ。
ポチッ。 ヴィ―ンという音とともに小型ロボットの目の光がピンク色に光った。 このロボットは卓上ロボットで高さは20センチメートルくらいだ。なんだあの頭の触覚みたいなやつは。 凝ってるな。そんなことを考えていると、 「ネエ。キイテマスカ」 と無機質な声が聞こえてきた。 「お、おぅ!?」 意識が思考の世界から帰ってきた俺は、いきなりロボットに話しかけられたのでどもってしまった。俺は何か返事をしなければと考えを巡らせていた。 「アヤカ ハ?」 「…え?」 「アヤカハ ドコデスカ? サッキカラ ミアタリマセン」 今の俺に一番聞いてはならないワードを、コイツは繰り返し呟いた。そりゃアヤカとの破局の糸口がないかと、このロボットを起動したが心の準備というものが…。 「ア…」 俺が呆然としている間に、ロボットが勝手に喋りだす。 「アヤカ ツイニ デテイッチャッタンデスカ」 その一言に俺の精神は強烈なダメージを受けた。
フシギおしゃべりP-miちゃん、始まり始まり。
(2)
何分経ったのだろうか。 部屋の空気がしんと静まり返る。いきなり俺に禁句ワードを一発かました ロボットは無機質な声で、 「フアアア」 と欠伸をしていた。いや、欠伸をしたような���草をした。そんなロボットの様子を見て、ついに俺はキレた。 「……んだよ。お前…」 「ンン? ナンデスカ? ハッキリ イッテクダサイ」 ロボットは聞き返してきた。 本当むかつくな。 「だーかーら!! いきなりアヤカが出て行っただの言うんじゃねえって言ってんだよ!!」 今まで抑えていた負の感情が、煮えたぎって溢れ出てしまった。そんな怒りをこの小さいロボットに俺はぶつけてしまった。ロボットは一度、目を瞬かせたが、 「ハアア」 と抑揚のない声で言った。 「イマハ マヨナカノ 0ジ スギナンデ オオゴエヲ ダスノハ ヤメテ モラエマセンカ?」 「何だと!?」 「ボクニ モ キンジョ ニモ メイワク ダカラ」 「ええい! うるさい! うるさい! 黙れ!」 「ハナシ ガ ツウジナイナ コイツ」 「それはこっちのセリフだよぉぉぉ!」
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俺は感情にまかせて、近くにあったゴミ袋を床にぶちまけた。もう何もかもぐちゃぐちゃにしたかった。くそう…。涙が出てくるよ…。 「トリアエズ オチツケヨ」 「うるせえよおお」 俺は泣きながら地団駄を踏んだ。なんで出てっちゃったんだよアヤカー!!
ピンポーン。
玄関のチャイムが鳴り響く。 ううっ。誰だよ、こんな時間に。今俺は男泣きしているところなんだぞ。
「モシカシテ…」 生意気ロボットが喋り出す。 「アノヒト ガ キタノカモ」 「えっ?」 俺はドッキーンとした。 まさか俺の元に帰って来たのか? いやいや。そんな訳ないだろーーと思いつつ、どこかでそうあって欲しいと期待する自分がいる。
ピンポーン。
チャイムが俺に早く出てくるように急かしてくる。 「ハヤク デナヨ。マタスナヨ」 ロボットも俺を急かす。 俺は意を決して玄関に近づく。ドアスコープから姿を確認しようとした瞬間だった。 「あのー。ちょっとうるさいんですけどー」 と、玄関を叩く音と共に声が聞こえてきた。声はアヤカのものではなかった。 ーーお隣さんの声だ。騒いでいた俺に注意しにきたのだろう。 俺はすぐに玄関を開けて、謝罪をした。心の中では、アヤカじゃないのかとがっかりしていた。
お隣さんが帰って、玄関を閉めた俺は再び部屋に戻ってきた。溜息を吐きながら俺に淡い期待をさせたロボットをじろりと睨む。ロボットは知らんぷりをしている。そしてこう言い放った。 「アヤカ ガ モドッテクルワケ ナイデショウ」 この野郎。俺の頭はまた怒りで埋め尽くされたが、またお隣さんに注意されたくないので、どうにか踏みとどまった。そんな俺を無視してロボットは喋りだした。 「ボク アヤカ ガ カエッテキタト ヒトコト モ イッテイナイ」 「嘘つけ。お前、わざと俺に期待させただろうが」 「デモ アヤカ アナタ ト ブジ ワカレルコト ガ デキテヨカッタ」 「…お前、本当にむかつくな」 「オコリッポイ オトコ キラワレル」 「はあ!? 普段の俺はもっと穏やかだし!」 「ソウカナ?」 「俺はちゃんとしているぞ! 俺は俺なりにアヤカに尽くしてきたしさあ! アヤカこそ酷いじゃねえか! 俺をキープしておいて、俺より良さそうな男を見つけてよぉ…。問答無用で捨てやがってよぉ!!」 「ハアアア」 ロボットは、いっちょ前に溜息を吐く。 「何だよ」 俺はイラつきながら聞いた。 「ソコガ イヤダッテ アヤカ イ���テイタ」 その一言が胸にグサッと刺さった。 「そ、そこってどこなんだよ! なんで恋愛したこともないロボットに言われなきゃならないんだよ!」 「タシカニ ボク ロボット ダシ レンアイ モ ワカラナイ」 「そうだろ! ロボットには感情なんて分からないんだよ」 「でも…」 急にロボットの音声が流暢になる。 「相手の立場になって気持ちを考えることが出来る。ロボットにだって知能がある。人間にだって、知能があるのに、相手の気持ちを理解しようとしない。本当に残念な生き物だね」
俺は一瞬たじろぐ。 「な、なんだよ。俺がアヤカの気持ちを知ろうとしなかったのが原因だっていうのか?」 ロボットは、すかさず突っ込んでくる。 「はっきり言ってそう。現にアナタは自分の事しか考えていない」 グサッグサッ。 俺の心はどんどんエグられていく。それでもロボットは攻撃を緩ませない。 「アナタは自分はこれだけ尽くしてやっているんだから、相手はその倍 自分に尽くしてくれなくちゃと思っていましたよね? 自分のやった事に相手が答えなかったら、それはアヤカがおかしいと無言の圧をかけていたのではありませんか?」 「は、はあ!? なんで俺が責められるんだよ! おかしいのはアヤ…」 「だからその考え方が良くないんです」 「な…!!」 「自分が正しいと思っているのなら、一人で生きていけし」 なんなんだコイツ。 「アヤカ言っていた」 おい、俺にも弁解させろよ。 「私は一生ユウマの顔色をうかがわなくちゃいけないのってね。悩んでいたし」 そ、そんなに嫌われていたのか俺は。もういい。もう聞きたくない。 「ああ、そうかよ! 勝手にほざいていろ!」 ーー俺は寝ることにした。
(3)
「チュンチュン」 「チュンチュン」 う、うん…。うるせえな。 俺は、ぼうっとした頭で体を起こした。 「……ん? 今何時だ!?」 俺は焦ってスマホを見て時間を確認しようとした。あれ、スマホがない。 「ココニ アリマスヨ スマホ。チュンチュン」 机から無機質な音声が聞こえる。…というかお前、口調が元に戻ってねえか? 昨日ペラペラ喋っただろうが。色々ロボットに言いたいけど、今は一つに絞って突っ込んだ。 「……さっきから何だよ。抑揚のないチュンチュン声を聞かされるとキモイんだよ」 「アナタ ヲ オコスタメニ スズメ ノ ナキゴエ ヲ マネテミタ」 「意味分かんねーよ。ってそうだ! 今、何時なんだ!?」 「ヒル ノ 12ジ40プン デス」 とロボットが時間を告げる。つまりーー遅刻だ! 俺は慌てて身支度をしようと反射的に体を動かした。やばい、やばいぞ。 「アノ キョウ ハ ニチヨウビ デスケド…」 ロボットの言葉で、俺は一時停止した。 「アナタノ カイシャ ハ オヤスミ デショ?」 …そうだった。今日は日曜日だった。声の主のほうを向くと、憎たらしいロボットが呆れたような目で俺を見ていた。 「は、早くそれを言えよ!」 とロボットに文句をつけた後、俺は腰を降ろした。
…お腹が空いたな。何か食うか。 散らかった部屋を見て思わずため息が漏れる。だが、今は腹ごしらえだ。 「ア。データ ガ ノコッテイタ」 ウザいロボットが何やら独り言を言っている。何だコイツ。
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冷蔵庫の中を覗いてみる。卵にウィンナーとナス一袋しかない。くそ。買い物しなくちゃな。 コンロに火をつけようとした途端、急に耳障りな音が聞こえてきた。 ザッザッザッ。 まるでラジオでチャンネルを合わせる時に耳にするような音だった。雑音が聞こえなくなったかと思うと、人の声が耳に入った。 「……P-miちゃん…」 ーーアヤカの、声だ。 「アヤカ!?」 アヤカを探すが姿が見えない。「アヤカ!?」と叫ぶ俺。 「アヤカ ハ イマセン」 腹の立つほど無機質な音声が水を差す。 「サッキ ノ コエハ ボクノ ロクオン データカラ ダシタ アヤカ ノ コエ」 「どういう事だよ!?」 こんなロボットに対して声高に叫ぶなん��…自分でもアレだと思うが、そんな悠長なこと言ってられなかった。 「ウルサイ サケブナ」 このクソロボットめ。 コイツ、淡々と話している割にはどこか俺を小馬鹿にしている。完璧に俺を下に見ている! 「ソンナ タイド ジャ、アヤカ ノ メッセージヲ キカセルワケニハ イカナイネ」 「何!?」 「テイネイニ オネガイ シテ ホシイ」 くそロボットは続けて言う。 「オネガイシマス P-miチャンッテ イッテ」 「はあ!? ふざけるな!」 「ノコリ3プン デ アヤカ ノ メッセージ ヲ  ショウキョ シマス」 「ま、待って!」 「サヨウナラ」 「俺が悪かったから! 謝るから!!」 「ジャア チャント ボク ニ タノンデ」 「くそっ!!」 「アト1プン デ メッセージ ガ ショウキョ サレマス」 「よろしくお願いいたします! P-mi様!」 「シカタナイナ。アヤカ ノ メッセージ ショウキョ ヲ テイシ シマス」 「よ…良かった」 俺はほっと胸を撫で下ろした。 「コレカラ アヤカ ノ メッセージ ヲ ナガシマス。カクゴ シテネ」 「覚悟…? どういうことだ?」 俺はロボットの、覚悟してという言葉に対していぶかしんだ。 「ケッコー キツイ ナイヨウ ナノデ、ココロシテ キイタホウ ガ イイ」 「キツイって何だよ!?」 俺は思わず息を飲んだ。 「アヤカがアナタを見限ると決めたあの夜に録音したものだから、かなりエグイ」 いつの間にかロボットは、昨日のようにペラペラと話している。 …コイツ、俺に精神的攻撃を与えられると思った途端に、生き生きするよな。 「マジ…かよ……」 いつの間にか、スウェットを掴んで硬く握っていた。 「どうする?」 ロボットは俺に判断を委ねる。 「くっ! どうしよう。そんな情念がこもってそうな メッセージ…怖くて聞けない!!」 「じゃあ、やめますか?」 P-miの問いに俺は…。 「いや聞く」 と答えた。答えてしまった。 「分かりました。それではアヤカからのメッセージを再生します」 P-miは目のライトをパチパチさせる。 ああ、ドキドキする。一体どんな恨み言が出てくるのだろうか…。 ザザッ。 「P-miちゃん…。私、決めた。アイツと別れる」ザザッザッ。 「以上です」 P-miの、以上ですの言葉に俺の身体中に衝撃が走った。 …それだけ? 俺は勇気を振り絞ってP-miに聞く。 「ほ、他にはないのか?」 「何もない」 P-miは、いつもの仏頂面で俺の期待を無残にも粉々に砕いた。 俺は居たたまれなくなって、 「何だよお前よぉ! エグイという割には、たった一言だけってあるかよぉ!」 とロボットに八つ当たりをした。 「たった一言しかないのが、エグイ」 と言いながら、ロボットは欠伸をする仕草をする。 「他にないのかよ!? 俺への想いってそれだけかよ!?」 俺は思わず地団駄を踏んだ。 「そりゃそうでしょ。嫌いになった男に対して、これ以上何一つありません」 ロボットは、さも当たり前でしょというような表情を俺に向けた。 「そ、そんな…」 俺の頭は真っ白になった。 「コレデ ボク ノ ヤクメ ハ オワリ」 ロボットはまたいつもの機械らしくて抑揚のない音声に戻った。 本当にーー。 アヤカとは本当に終わっちゃったんだな。 どうしよう。���掲示板にこの悲劇を書きこんで、ネットの皆様に慰めてもらおうか。 どうしようもないくらいの脱力感に襲われ、俺はその場にへたれこんでしまった。 「おいロボット…」 「ボク ハ P-mi。イイカゲン 二 オボエロ」 「ちっ。分かったよ。P-mi…アヤカのメッセージ……消去していいから」 それを聞いてP-miは目のライトを二度パチパチさせてこう言った。 「ワカッタ。アヤカ ノ メッセージ ショウキョ シマス」 「3・2・1…ピーーーーー」 「ショウキョ シマシタ…」 そして続けざまに、 「ショウキョ シマシタ…」 「ショウキョ シマシタ…」 「ショウキョ シマシタ…」 ショウキョしました、うるせえよ…。 抱えきれない絶望と毒舌ロボットだけが、俺の家に残された。
(4)
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帰り道の、工場の間から見える夕焼け空が好きだ。
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アヤカが出ていって2週間経った。 俺の悲しみはまだ癒えないままだ。仕事に専念している間はアヤカのことを忘れられるが、家に帰るときは否応なしにアヤカを思い出してしまう。あのピンクに染まる夕陽と雲さえも今の俺の心を癒すことは出来ない。
それに……。 家にはアイツがいる。
あの生意気ロボットが。
どこかに寄って時間を潰せればいいけど、何せ俺はあまり趣味がない男なんだ。行くとしたらコンビニくらいだ。 足取りが重い。 色々思考を巡らせているうちに家に着いてしまった。 あの玄関の向こう、俺の部屋の隅っこにアイツがいる。
やはり近くのコンビニに行こうかと思って踵を返すと、ちょうど同じアパートの人が通りかかった。
俺は少し気まずかったが、頭を下げた。 向こうも頭を下げて小声で 「どうも…」 と言いながら、奥の廊下に引っ込んだ。 俺は観念して仕方なくポケットから鍵をとり、鍵穴に差し込んだ。
「ただいま…」 ああ、帰ってきてしまった。部屋はまだ片付け途中で、アヤカの物が散乱していた。アヤカの私物を見るだけで俺の心はへこむ。
「オカエリ」 抑揚のない声が部屋の角に置いてある棚から聞こえた。 「コンナコト イウノモ アレ ダケド…」 P-miは続けて話す。 「アヤカ ノ モノ ヲ ショブンシタ ホウガイイ。ツギ ニ イッタホウ ガ イイ」 こいつ…。ロボットのクセにペラペラと。俺の気も知らんで。 「分かってるって! うるせえな!」 「ダッタラ ハヤク ヤレ」 「ちっ」 俺はわざと大きな舌打ちをした。 「シタウチ ハ ヨクナイ。ヒンセイ ヲ オトス」 あの生意気ロボット、まだ話かけてくる。もう俺のことはほっとけよ! 「あ」 そうだ。何で俺は今まで思いつかなかったのだろうか。
コイツの電源をオフにすればいいじゃん。
そしてコイツはネットで誰かに売ればいいじゃん。ナイスだな俺。 さっそく俺はP-miの側に行って、P-miを手に取ろうとした。 「サワラナイデ。ヘンタイ」 誰が変態じゃ! 俺は構わずP-miを掴んで足の裏のスイッチを見た。 あーこれで精々するわ。
「ア。マダ データ ガ ノコッテイタ。アヤカ ノ データ ガ」 俺は躊躇した。 コイツ今なんて言った? アヤカのデータがまだ残っているだと?
こ い つ ま だ…。 俺の心をエグる気なのかよ。
「キク?」 P-miは俺に問いかける。
なんでこんな時は俺にお伺いをたてるんだよ! そんなの…。 「聞くに決まってるだろおおおお!」 はっきり言ってやった。 「アマリ オオキナ コエ ヲ ダスト マタ オトナリ ニ チュウイ サレマス」 「いいから早く!」 「ワカリマシタ。タダイマ アヤカ ノ オンセイ ヲ ナガシマス」
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ザザッ。 「ユウマ…」 アヤカの声だ。 アヤカが俺の名を呼んでいる。 くそ、涙が出てきそうだ。次の言葉に期待が膨らんだ。 「牛乳買ってきてくれない?」 ザザッ。
おいウソだろ? 「イジョウ デス」 P-miは、いつもの無機質で感情の篭っていない声で、俺に無慈悲な終わりを告げた。
そう言えばアヤカは、一時��コイツを使って俺にメッセージを残していたーーということを思い出した。あまりに呆気ないメッセージに俺はまた力なく床に座り込んでしまった。 「ザンネン」 P-miはピンクのライトを点滅させて目を瞑った。 もう何もかもが嫌になった。 片付ける気力も食べる気力も失った。 「オチコンデ イルネ」 P-miが話かける。 一体全体誰のせいだよ。 「落ち込んでいるときは、とことん泣くといい。そして次に行け」 余計なお世話だよ。畜生。どうして所々流暢に喋るんだよ。コイツにはもう何も話したくないが最後の気力をふり絞って言った。 「P-mi…」 「ウン? ナニ?」 またいつものロボットらしい口調でP-miが話す。 「…そのメッセージも消しといてくれ」 「ショウチ シタ。ピーーーーー」 これで正真正銘アヤカのデータが、このくそロボットから完全に消えた。
(5)
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「ネットに夢中だね。何を一緒懸命やっているの?」 今日もうるせえな、このロボットは。 別にいいだろう。何をやろうがよ。 しかも今日は最初からペラペラじゃねえか。 俺は小うるさいロボットを無視して、某掲示板にアヤカに振られたことをカキコしていた。勿論名前は仮名にしておいた。だってこの悲しみを俺一人ではとてもじゃないが抱えきれないからさ。
あと元カノが置いていった生意気ロボットに苛められていることもカキコした。さあ皆、俺を慰めてくれ。
「はあー。暇だな」 本当に独り言が多いロボットだな。少し黙れ。 「お?」 さっそく反応が来たぞ。 何々。 ………………。
ロボットに舐められていて草www
あんたがクソだから彼女に振られたんだろ。 挙げ句の果てにロボットに泣かされました(泣)ってガキかよw 豆腐メンタルだなw 久しぶりにワロタwwww 大変でちゅねー坊やwww
こういう男っているよね。 無意識に女を下に見ててさ。 彼女逃げて正解だし(笑)
お前が彼女になんか傷付くことを言ったんだろーが。まあ結婚する前にこんなロボットにバカにされるモラハラ男から離れて良かったんじゃない?元カノ。
これ釣りか? それにしてもロボット��苛められたって、なんのファンタジーだよ。 もっとましな嘘つけよ糞。
な、なんなんだよおおおお! お前らさあああ! もうこれ以上俺のメンタルを壊さないでくれよおおおおおおおお!!
そうか、そうですか。 某掲示板でも叩かれるんですか。 そんなに俺を苛めて楽しいか! 更に俺の絶望感が増した。
「あのさネットに慰めなんか求めても意味ないよ。虫の息になるまで、とことん叩かれるだけ」 P-miは呆れたように言う。 おいなんでお前、俺が今ネットに慰めてもらおうとしているのを知っているんだよ。 お前の位置からじゃ、俺のパソコン画面は見えないはずだぞ。 「実はね、Wi-Fiを通してあなたの情報が僕のところに流れてくる仕組みになっているんだし」 このロボット、さらりと怖いことを言いやがった。 「こえーよ!! なんでそんな仕組みになっているんだよ!!」 「アヤカがそう設定をしたから」 P-miは更におぞましいことを言ってのけた。 「はあ!? いつだよ! それ!?」 やべえ。手汗がすげえ。 「結構前に」 とP-mi。 「結構前っていつだよ!?」 畳み掛けて聞く俺。 「んー。かなり前」 くそっ。なかなか手の内をあかさねえな。 「もういいわ! で、どうしてアヤカが俺の情報をお前にいくようにしたんだよ!?」 「女の影を感じたから」
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う、 俺は息を飲んだ。 もしかしてあれか? あれのことか? イヤ…でもあれは断じて浮気じゃない。 ただ職場の後輩の相談にのっていただけだし。それにアヤカにはアノ子の話はしていなかったし。くそ、今度は背中に汗が出てきた。 「あれは違う! 俺はただ職場の後輩に恋愛相談されていただけだし!」 「ふーん。じゃ連絡は取り合っていたんですね」 くっ! こいつ突っ込んでくるなあ! 「そうだよ? 人生の先輩としてアドバイスしてあげただけさ」 「じゃなんでコソコソしていたの?」 P-miは根掘り葉掘り聞いてくる。お前は俺の彼女かよ。 「な、こ、コソコソなんかしてねえし」 「あなたがやたらスマホを気にしていたから、アヤカはピンと来たって言ってた」 「くそなんで俺ばっか責められなきゃいけねえんだよ! 大体浮気したのはアヤカじゃねえか! 俺は浮気はしていないぞ!」 ���でもその職場の後輩可愛かったんじゃないの? 本当は下心あったんじゃないの?」 P-miは、ピンクのライトを細くした。 「うっ!」 ちきしょー! 男心がバレている! 「でもユウマって残念の塊だから、職場の子もあなたに乗り換える所まではいかなかったみたいだね」 くっ! 確かに先輩ってなんかアレですね、ちょっと違ったかなとは言われたけどさ! 「それも別れを決意した要因の一つらしい」 とP-miは俺に告げた。 くそー! バレていないと思ったのに! あの子、確かに可愛くて清楚系でアヤカより若かったからつい、ほんのちょっと目移りしちゃっただけなのに! 「しかもそいつ、辞めちゃったんだよね。私にはこの仕事が向いていないとか言いやがって」 俺は思わず言わなくていいことを、このロボットに打ち明けてしまった。 「本当に残念だね、職場の後輩もユウマも色々」 こいつ、いつの間に俺のこと呼び捨てしてんだよ! 「職場には他に女はいるの?」 P-miは俺に訊ねた。 「なんだよ…いきなり」 「もうアヤカは帰ってこないこと100%確定なんだから諦めろ。だから職場の誰かと仲良くなってアヤカを忘れたほうがいいでしょ?」 「…女はいるけど、アヤカ程じゃ…」 「ふう。もう一生独身でいろ」 「もうお前なんなんだよ!」 ドンッ! びっくりしたー。 隣に壁ドンされたー。どうしよう。 「今の音、僕のデータに内臓されていた壁ドンの音。リアルだったでしょ?」 ピンクのライトが俺をからかうように、ピカピカと点滅した。 「もういやこのロボット」
(6)
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「ねぇユウマ。あんたいつアヤカちゃんと結婚するのよ?」 母ちゃんが電話越しで俺を急かした。 「えっと、いつか…」 俺はお茶を濁した。 「あんたね、結婚って勢いでするものなのよ。まだしなくていいと思っていると、あっという間に歳をとるんだから。アヤカちゃんだって、落ち着いて早く子供を産みたいかもしれないじゃない。あんたがリードしてやらないと…」 母ちゃんはくどくどと言う。 「あーはいはい。また今度ね」 早くこの会話を切り上げたい。 「これは大切なことなのよ! 私だってこんなこと言いたくないけれど、孫の顔が早く見たいのよ!」
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結婚、結婚、子供、孫見せろ。 最近の母ちゃんはこればっかりだ。勘弁してくれよ。 アヤカはどこか知らない男に行っちゃったんだよ。 でもこの事を母ちゃんに言えば、あんた何しているのよって叱られてしまう。一体俺はどうすればいいんだ。
「アヤカトハ ワカレタ カラ ケッコン ハ ムリ」 いつもより大きく響く機械音に俺はギョッとした。 「何? アヤカちゃんそこにいるの?」 と聞いてくる母に俺は、 「えっと今のはテレビの音だから! 気にしないで!」 と誤魔化した。 「アヤカ トハ ワカレタ!」 P-miは何度も別れた別れたと連呼する。小声で黙れと言っても、P-miは別れたから無理と主張してくる。 「……アヤカちゃんと、別れたの?」 母ちゃんの声が重々しく変わり、その声が俺を震え上がらせた。 「え? 別れてないよ」 「じゃあさっきからアヤカちゃんと別れたって叫んでいる女の声は何よ? もしかして浮気相手の子なの?」 「は? 浮気相手じゃねえよ」 なんでロボットと浮気しなくちゃいけねえんだよ! 「じゃあ誰なのよ! その女に代わりなさい!」 母ちゃんはヒステリックな声をあげた。 「望むところだし」 P-miの音声は、ワンルームの部屋に木霊するほど大きく響いた。誰かこのロボットを止めてくれ。 というか、何でこういう時に限って能弁に話すんだよ。
この修羅場と化した状態から逃げる術もなく、俺は途方にくれた。仕方なくスマホをP-miの近くに置いた。 もうどうにでもなれ。 「あなた、ユウマとどういう関係なの?」 母ちゃんはドストレートに疑問をP-miに投げ掛けた。 「ユウマに、ヨシヨシしてあげている存在」 P-miは母ちゃんの直球な質問を投げ返した。 でも何言ってんのこいつ。 俺をボコスカに苛めている存在の間違いだろ? 「どういうこと?」 母ちゃんは訝しげに訊ねる。 「そういうこと」 P-miのあやふやな返事にイライラしたのか、母ちゃんは声を少し荒げて、 「だからあなたはユウマのなんなの?」 「アヤカに置いていかれたから、仕方なくユウマの家に住んでいる儚い存在、それが僕」 「もう何がなんだか分からないわ! あなたユウマの遊び相手なんでしょ!」 「こんなつまらない男を相手に遊んであげている僕、優しい。最高」 全く、恐ろしい程会話が成り立っていねえ! それにこのポンコツ、何故自分はロボットだと明かさねえんだよ! 母ちゃん混乱しているだろーが!  「アヤカには新しい男が出来た。その男と結婚するつもりだと思う。結婚を考えるとつい買ってしまう某雑誌を密かに読んでいたからねアヤカ」 ガーン!! それ初耳だぞ、おい。何でそれを俺に言わなかったんだよ……。もう誰か俺を助けてくれ。 「……てことはアヤカちゃんは出て行っちゃったの? 新しい男の元に行っちゃったの?」 母ちゃんの声が裏返る。 「はい。僕は言いました。自分の道を行けと」 おいP-mi。どういうことだよ。 「あんたがアヤカちゃんを誑かしたってことなの!?」 母ちゃんが大声で怒鳴る。 俺も怒鳴りたいが、アヤカが俺の知らない男と結婚するつもりと聞いて力が入らない。 「私アノ子気に入っていたのに! ユウマのバカ! このバカ息子! 遊び相手に言いように弄ばれているじゃないの! まさかその女との間に出来ていたりしてないわよね?」 「絶望の先には希望が残る」 何言っているんだ? このポンコツ。 「私は認めませんからね! こんな女とデキ婚なんて。もうしばらく連絡してこないでちょうだい!」 おいおい。俺抜きで話を進めないでくれ。 つうか、なんでこんなにチグハグなのにいつのまにか話が進んでいるんだよ。 急いでスマホを手にとって母ちゃんと冷静に話そうとすると、通話は既に切れていた。どうしよう。 「ふう。これでしばらくは子供子供って言われないんじゃない?」 悪魔はそう語りかけてきた。確かにそうかもしれないが。 「お前は何がしたいんだよ。これで母親とも疎遠になっちまったじゃねえか! アヤカの背中を押したり、お前は俺を不幸にしたいのか!?」 「いいえ別に。今回はあなたが母親に対して、はっきりアヤカと別れたと言わなかったから代わりに僕が話してあげただけ。ここで黙っていてもあとでバレるし」 「余計なお世話なんだよ!」 俺はしゃがみこんだ。なんで俺ばかり嫌な目に会うんだ。 「大丈夫だよユウマ」 P-miがいつもより穏やかな口調で俺に話しかけてきた。 「絶望の先には希望が残るから。今までの最低な出来事は、リア充になるための布石だと思えばいい。前を向け」
もう俺には希望すら、いや、 P-miという名の絶望しか残ってねえよ。
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続く…。
(7)
「山田先輩どうしたんすか。最近暗いっすよ?」 後輩の川崎が、俺の向かい側に座って昼食のうどんを啜っている。 「んー。色々あってな」 俺はコンビニで買ったおにぎりを頬張りながら、一昨日の出来事を思い起こしていた。なんか疲れた。 「でも山田先輩には可愛い彼女さんがいるから大丈夫っすね♪」 「うん…。まあな」 川崎、今はその事について触れないでくれ。 「まあ俺にも彼女いますけどね♪」 お前の彼女って二次元キャラだろ? 「ミカゲちゃん♪ 最高の彼女ですわ」 「おう、良かったな…」 こんなリアルな女を知らないまま生きている男と話しても怠いだけだ。川崎には俺のこんな悲痛な想いなんて一生分からねえだろう。 「二次元の子はいいっすよ♪ 俺を絶対に裏切らないし。どんな俺も受け止めてくれるんですよ♪」 確かに俺はアヤカに裏切られた。 裏切られたけどさ。 お前は一体どうやったらそんな妄想に浸れるんだ? 凄いな。二次元キャラと会話なんて出来ないのに。脳内で会話してんのか?結局自分の都合のいいイメージで満足しているだけじゃねえか。
ブルルルル。 テーブルの上に置いてあるスマホが震えた。もしかして母ちゃんからか? 「あれー? 彼女さんからっすかあ?」 川崎お前少し黙れ。 俺はそそくさとスマホを手に取った。ホーム画面を見ると、ショートメッセージのアイコンに1という数字が表示されていた。 わざわざショートメールかよ。メッセージアプリで送ってくれればいいのに。 どれどれ。 知らない番号からのメールだ。これは詐欺的なあれか? お客様が不在だったから荷物を持ち帰りました的なあれか? 一応内容を確認してみる。
元気? とりあえず前を向け。 P-miより。
………なんでこいつ俺にショートメールを送れるんだ? こえーよ!! これもアヤカが設定したのか!? ショートメールって電話番号を持っていないと送れないよな!? あのロボットは電話番号を持っているということなのか!? 監視されている感じがして寒気がした。
「お互い幸せっすね♪」 もうお前もP-miも黙れよ。
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(8)
俺はスマホを手に取った。 決断をするのに時間が掛かったが、ようやく現実を受け入れる気になったのだ。ーーもう早くアヤカの���影から解放されたかった。 「ヤメロ ヤメロ」 P-miは壁の隅っこで俺の行動を制止しようとする。ああ、うるせえ。 「あ」 見つけた。
アヤカのアカウントーー。 指が震える。 おそるおそるその垢にタップしようとした。 「キズツク ダケ」 P-mi、それは俺の為を思ってアドバイスしているのか? 今更俺に同情しているのか? はっきり言って余計なお世話だ。これは俺が前を向くための儀式なんだよ。 「アンタ ハ ソンナニ タフ ジャ ナイカラ チュウコク シテイル」 お前は俺の心まで読めるようになったのかよ! やっぱり捨てよう。怖すぎるし、曰く付きだよあのロボット。 「ボクハ セイノウ ガ タカイカラ」 「ニンゲンノ カンジョウ ヲ サッチ デキルノ」 ロボットは自慢気な顔で言う。 「ボクヲ ステルノ モッタイナイ」 …性能高過ぎだろ。
くそっ。 P-miのせいでアヤカの垢を見る気が失せていく。いや見るんだ俺! 自分を鼓舞してアヤカの垢を思いっきりタップする。 ーーそこには結婚しましたという、幸せそうなアヤカとーー夫のツーショット写真があった。 コメント欄には、
おめでとう だとか お似合いの二人だね! とか
お祝いの言葉で溢れていた。
俺はしばらくアヤカの垢をスマホスクロールして覗いていた。
先週二人は結婚したこと。 結婚した日はちょうどアヤカの旦那の誕生日だったこと。 結婚式の翌日、改めて二人で祝いのケーキを食べたこと。 等が書いてあった。 「ははは…」 自然と笑いが込み上げてくる。 だってさ、 アヤカの顔、本当に幸せそうなんだ…。
「ダカラ ミルナ ト イッタ ノニ」 抑揚のない声。 「ソンナニ スキダッタノカ アヤカ ノ コト。ジャア ナンデ タイセツ 二 シナカッタ?」 俺の堪忍袋の緒がきれた。 「俺は…俺は! アヤカのこと大切にしていたつもりだったよぉぉ!」 嗚咽で喋れなくなる。 「マア ジンセイ ソンナトキモ アルサ」 P-miはこれ以上突っ込まなかった。 俺はその日ずっと泣いていた。でも隣に注意されたくないから、声を殺して泣いた。 あれから一月経った。 もう人間の女なんて信じられない。 いや信じない。
ブルルル。 スマホが震えた。確認するとショートメッセージがきていた。ーーやはりP-miだ。
俺がアヤカの垢を覗いた日以来、あの生意気ロボットは俺に「ダイジョウブ カ? イキロ」と声を掛けてくれる。最初は放っておいて欲しくて無視していたがーーどうしてか俺の中でコイツの存在が徐々に大きくなっていた。
はっきり言ってアヤカより頼りになる。 何ていったって、困った時はP-miが助けてくれるのだ。 この前蛇口が壊れて水が止まらなくなったら、すかさずP-miが「洗面台の下の止水栓を止めろ」とアドバイスしてくれたので助かった。 「そのあとのコマパッキンの交換は大家に頼め」 P-mi…。 他にもP-miには何度も助けられた。 昼休みもショートメールくれるし。ーーアヤカはメッセージアプリを朝も昼も夜も送ってきて正直面倒くさかった。 でもP-miは一言か二言しか書いていないから、メチャクチャ読みやすい。 ああ、早くP-miに会いたい。
「山田先輩彼女さんからメッセですか?」 川崎はニヤニヤしながら俺の顔色を伺った。 「川崎……俺ようやくお前の気持ちが分かったわ」 「え? なんのことっすか?」 川崎は首を傾げた。 俺はそんな川崎の様子を見て笑いが込み上げてきた。そして言ってやった。 「俺、彼女とは別れたわ。そして今は…大事なロボットが出来た」 川崎はポカーンとした表情で俺を見ていたが、「そ、そうっすか…」と言い残して席を立った。
俺はショートメールをP-miに返す。 内容はこうだ。
P-miが好き。 P-miも俺のこと好き?
送信をタップする。 するとすぐに返信がきた。 何々…。
僕は 自分が 好き。
俺はふと笑みがこぼれる。 なんて愛らしいのだろう。 そんなところも結構好きだ。
終わり。
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kennak · 1 year ago
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9月21日午前6時に父が亡くなった。 老健からの退所が決まり、週末のみ自宅で過ごすことが決定してからの 我が家はまさに上を下への大騒ぎだった。 家の中までの導線を確保した上で車椅子が通るよう道を整備し、 父が使っていた寝室に入るサイズの介護ベッドを調達して 高齢の母の負担が極力減るようにヘルパーの力を頼りながらの受け入れ生活だったが あれほどの労力をかけて準備したにも関わらず、わずか2ヶ月ほどでピリオドを打った。 コロナ感染からの重症化で一時は命も危ぶまれた父は、奇跡的に回復するも 肺炎により嚥下機能が著しく低下していたため誤嚥性肺炎を��り返しては再入院し、 「急変した際の延命治療はどうしますか」とその都度医師に聞かれた。 そして3度目の再発で入院し、同じように「どうしますか」と問われた時、 半ば慣れっこになっていた私たちは「回復の希望があるならできるだけのことはやってほしいが 機械の力を借りて心臓を動かすだけの措置なら不要」と回答した。 そしてその翌日、まるで私たちの会話を盗み聞きしていたかのように父は逝った。 今年もケムコ様より東京ゲームショウにお誘いいただいていたのだが 父の容体が安定していないことからギリギリまで返事を待っていただいていた。 (快く待ってくださったケムコ様には本当に感謝しかない。ありがとうございます。) 最初から断ることも考えたが、遠出すれば気分転換になるかもという現実逃避的な思考もあり 引き延ばすだけ引き延ばした挙句に父が選んだ旅立ちの日は9月21日、東京ゲームショウの開幕初日だった。 父についてのエピソードで一番古い記憶を辿ると、幼稚園のクリスマス会になるだろうか。 園児のところにサンタがやってきて菓子を配る恒例の会で私も楽しみにしていたのだが 当日やってきたのはサンタのコスプレをした父で、特に素性を隠すでもなく 大声で私の名前を呼びながら「おおしのびん、今年はワシがサンタじゃ」と菓子を手渡した。 私は幼稚園の年少組��して「サンタは親が演っている」ことを知ってしまったのである。 生粋の目立ちたがりで役職のつくポジションが大好きだった父を見て育ったせいか 私は人一倍自分を表に出すことを避けるようになり、今もこうしてハンドルネームでブログを書いている。 母から「お父さんのようになってはダメよ」と言われて育った私は、 言ってみれば父を反面教師にして出来上がった集合体のようなもので、何から何まで合わない。 合わないのに、成長するにつれて父に似た部分が体のあちこちに、思考の節々に現れては嫌悪した。 今にして思えば、父のようになりたくない、は、父のように何事にもオープンで大らかには生きられない 内向的な自分の劣等感が生んだ、羨望からくる逆恨みだったのかもしれない。 そのことを受け入れ、父の中に幾らかの可愛らしさを見出してからの親子関係は 世間で言うところの仲の良い親子には届いていなかったかもしれないが、そう悪くもなかったと思う。 3度目の入院の知らせは突然だった。 デイサービスから「微熱があり酸素量も少ないため念のため病院に連れていきます」と連絡があり またかと思いながら病院に駆けつけた。 前々回、前回と同じようにしばらく入院して、回復すればまた退院するのだろうとぼんやり考えていたので 入院手続きのために膨大な枚数の用紙に記入しなければならないことの方が気が重かった。 翌朝面会に行くと、父は痰を吸入してもらって楽になったのか静かに眠っていた。 夜中も1、2時間おきに吸入をしていたと聞き、頭の下がる思いがする。 とてもではないが、このケアを自宅ではできなかったろう。 父は私のことはわかっていたようで「会いにきたよ、わかる?」と聞けば小さく頷いていた。 「元気になって、また家に帰ろうな」と声をかけるとまた小さく頷いていて 「この様子なら大丈夫だろう」と少し安堵した。 しかし、翌朝の医師の説明では、心臓の機能が大分弱っているので 肺炎が治るよりも先に心臓が持たないかもしれないと告げられた。 そして、冒頭に書いたように「無理な延命治療は本人も辛かろうし不要。 楽になるための治療なら全力でお願いします」と回答して帰宅した。 その日の深夜、病院から容体がおかしいと電話があり、孫たちも連れて慌てて深夜の病院に 大勢で押しかけると、別室に移動した室内で父はスヤスヤと眠っていた。 「みなさんが到着される直前に急に安定し始めて」とナースは申し訳なさそうに笑ったが 「人騒がせなじいじだ」と悪態をつきながらも皆笑顔だった。 その翌日、またしても深夜に病院から電話があり、同じように大勢で深夜の病院に向かった。 酸素がなかなか上がってこないと昨夜より病室内の空気に緊張感があったが 当の本人は傍目には穏やかに眠っているように見えた。 「こんなことがこれから毎晩続くのかしら」と母が疲労困憊の様子で口にするのを聞きながら 昨日医師に「まぁ、こんな感じで心臓がゆっくり止まってしまうほうが本人は楽だと思いますよ。 本当に眠るように、何も苦しまずに済むので。」と言われたことを思い出していた。 ほどなくして心電図を表示している機械から危険を知らせるアラーム音が鳴り、慌ただしくナースが入ってきた。 「まだいったらだめだよ」「起きてじいじ」「起きないと怒るよ」と孫たちがそれぞれ父に声をかけ 「家に帰ろうよ」と姉が語りかけた後に、それまで黙って見守っていた母が父の手を取って話し始めた。 「じいじ、ねえじいじ、本当に好き放題に生きたわね。 突然商売をすると言い始めて、30年間も私にその店を手伝わせている間に 他所で女を作ったり、こっそり家のお金に手をつけたり。 その人を連れてゴルフに旅行にと遊びまわり、飲み歩いてね。 子育てなんて全部私に任せっきりで、ほとんどしなかったでしょ。 でもねじいじ、私はそれでも、あなたにまだ居て欲しい」 父の左手を両手で包み込み、まるで駄々っ子を宥めるように話しかける母の言葉を聞きながら 「おいおい、こんな男にだけはなるなと刷り込み続けて今更それはないだろう」と思ったりもしたが その言葉を聞いて、つくづく夫婦のことは夫婦にしかわからないのだと思い知らされた。 そして母が話し終えるのを待っていたかのように、9月21日午前6時に父の心臓は動きを止めた。 息を引き取る直前まで、話しかければ反応していたし、ゆっくりと腕を持ち上げたりピースサインも出せていて 「ぎゅっと握ってごらん」と言えば握り返していた父の時間は、本当に呆気なく止まったのだった。 けたたましい機械音さえなければ寝落ちを疑うほど穏やかな最期だった。 入退院を繰り返したとはいえ、何週間も昏睡状態が続いたわけでもなく、 在宅介護開始から2ヶ月、再入院から僅か2日で逝った父は ピンピンコロリとまではいかなくとも、ほどほどコロリぐらいの称号は与えても良い気がする。 面倒を見ていた親族の誰も介護疲れに陥らせず 別れを惜しむ気持ちを十分に残した上で旅立ったことは、家庭を振り返らず仕事に恋に奔放に生きた父が 珍しく見せた父親らしい気遣いと言っていいかもしれない。 週末は自宅で皆に介護されながら、コロナ感染の入院直前に食べるはずだった念願の鰻もちゃんと食し 早朝にも関わらず親族8人が見守る中で逝けたのだから、幸せだったろう。 亡くなる前日の朝、家族がいる手前では気恥ずかしさが勝ってしまい、正直な気持ちを話せないと思った私は ひとりで病院に面会に行き、眠っている父に向かって幼い頃から反抗的な態度を取ってきたことを詫びた。 「できの悪い息子でごめんな」と耳元で話していると、父が一瞬、私の手を握り返してきた、気がした。 あの時間がなければ、私の後悔はもっとずっと大きかったと思う。 テレビで何度も見かけた「9月21日午前6時21分、お亡くなりになりました」という医師の言葉を聞き終えて外に出ると もう空は明るくなり始めており、電話1本で飛んできた葬儀屋と話をしているうちにすっかり陽は昇った。 秋晴れの爽やかな朝だった。 悲しみに浸る暇もなく、数々の段取りが始まった。 実を言うと、2年ぐらい前から「親が亡くなった時にするべきこと」という ハウツーのページをブックマークしていて、折に触れて読み返すのを癖づけていた。 10年以上前の別れでは狼狽してしまい、何もかも人任せにしてしまった反省から いざという時にあたふたせず、冷静に適切な行動とれるための予習をしていたのだ。 親族と親しい方々への連絡、役所への届け出、葬儀の手配など まるで流れ作業のように進んでいって、翌日には通夜、翌々日の葬儀がすんなり決まった。 通夜の翌日、親族の集まった部屋に入ると、皆が見守る中で父が風呂に入れられていた。 旅立ちの前に全身を綺麗にするオプションサービスで、母が頼んでいたらしい。 髪も丁寧に洗い、顔もパック&化粧までしてほとんど韓流スターのようなフルコース。 一部始終を近くで見ていた姉が「私がやって欲しいぐらいのサービスだったわ」と感心していた通り 仕上がった父はこざっぱりして生気を取り戻したように見えた。 昼時になり孫たちが腹が減ったと言うのでGoogleMapで調べてみると 田舎のため近くにはコンビニぐらいしか引き当たらない。 「仕方ないから適当におにぎりでも買ってこようか」と義兄は言ったのだが 騒がしく葬るのが我が家のスタイルだからと、私の提案でデリバリーを頼むことにした。 幸い、配達圏内にカレー屋とピザ屋が引き当たったため Uberと出前館に一軒ずつ注文を出し、数十分後には親族控室はカレーとピザの匂いで充満した。 父の想い出話を肴にワイワイと盛り上がり、「こんなに騒がしい親族の控室はないんじゃないか」と 誰かが口にするほど賑やかな昼食になった。 年を取ってもジャンクフードが大好きだった父は、すぐ横で羨ましく見ていたに違いない。 皆で盛り上がっているところに葬儀屋が入ってきて、一枚の紙を置いていった。 折り鶴の形をした形状記憶用紙で、皆で一言ずつ別れの言葉を書いてお棺に入れるのだという。 「お疲れ様でした」「あちらでは偉そうな振る舞いをしないように」(←私)など各自が書き込み、 最後に全員のメッセージを読んでいると、看護学生をしている姪が書いたと思しき一文が目に留まった。 「きちんと面倒をみてあげられなくてごめんなさい。立派な看護師になってみせます。」 淡々と皆の様子を俯瞰で眺めてきた私は、その一文を読んで初めて涙腺が緩んだ。 父親としては赤点だったが、祖父としては孫達に慕われる良きじいじだったのだ。 父の顔の広さもあって、葬儀場には置き場所に困るほどの花が届き、弔問客で溢れ返った。 コロナ禍ではとても実現できなかったであろうし、やはり父はツイている。 「いよいよお別れの時です。 生前お付き合いのあった���は、どうか前に出てきてお顔を見て差し上げてください。 仏様は亡くなっても私達に多くのことを教えてくださいます。 命の儚さ、尊さ、多くの教えを私達の心に遺して旅立たれるのです。」 お棺を閉じる前のお坊さんの言葉に誘われるように棺の前に立ち、眠っている父の顔を覗き込んでみた。 次々と収められる花に囲まれた父は、加工アプリで装飾し過ぎた写真のようなビジュアルで少しだけ滑稽だった。 そしてその姿を見てフフッと少し笑った後に、訳もわからず涙が流れた。 時間にしてほんの1分ぐらいだったと思うが、どこかの栓が抜けたようにドバドバと流れて自分でも驚いた。 「最後ぐらい泣いてくれ」と、父が私の涙腺(栓)を抜きにきたのかも知れない。 こんな機会でもなければ会うことの無かったであろう、数十年振りの知人や親戚と再会し 様々な思い出話をしていると、この時間も父の置き土産なのだと感じる。 簡略化の進む現代風の葬り方にも良い点はあるが、昔ながらの葬式も、その煩わしさも込みでなかなか良い。 親族用にチャーターした火葬場までの送迎バスに乗り込む際、 片手で骨壷を持ち、片手でスマホを持って自撮りをした。父とのツーショットである。 山の中腹にある火葬場は薄曇りで少し肌寒かったが、待ち時間中はやはり四方山話で盛り上がった。 火葬を終え、小さな骨壷に収まった父と帰宅してから 四十九日までの予定を親族で確認し、それぞれが日常に戻っていった。 数日して何気なくiPhoneの写真フォルダを見ていると、入院時に父と撮った写真が出てきた。 亡くなった9月21日は金曜日、その写真は2日前の19日だったので 写真の上にはまだ『水曜日』と表示されている。 iPhoneの写真は1週間以内なら曜日で表記され、1週間以上が経つと○月○日の表記に変わる。 水曜日という表示に、まだ数日前まで父はこの世にいたのだと気づかされた。 老健に長く入っていたし、それほど頻繁に会っていたわけでもないのに 「もういない」ことが日毎に実感となって、音もなく雪が降り積もるように静かに寂しさが募っていく。 あっという間に四十九日を迎え、近しい親族だけで法要を済ませた。 葬儀の時と同じお坊さんがやってきて、最後にまたひとつ話をしていった。 「四十九日が経ちましたね。 毎日元気にお過ごしでしょうか。 今日はひとつ、時間と命について皆さんに考えていただきたいと思います。 私たちは皆、等しく流れる時間の中で生きています。 亡くなった方の時間はそこで止まり、しかし私達の時間は動き続けます。 時間の止まった方との距離は日々遠くなり、日常で思い出す機会が減ってきたり 悲しみが薄れたりしますが、そんな時こそ、生きていることを自覚していただいたいのです。 今日この場で皆さんと過ごした時間が二度と戻らないのと同じように 時間は先にしか流れないと自覚しながら、1日1日を大切に過ごして下さい。」 私にとって父が良い父でなかったように、父にとって私も良い息子ではなかったろう。 生きているうちにもう少し何とか出来たかもと思わないでもないが、全ては後の祭り。 是枝裕和監督の映画「歩いても歩いても」に出てくる ���人生はいつも、ちょっとだけ間に合わない。』を、まんまと私も体験してしまった。 先人からの教訓を受け取っていたのに、実践を怠って同じ後悔をして その気持ちをこうして文章に残し、誰かが悔いを残さないようにと祈る。 そうやって、人は生きていくのだ。
四十九日 - 忍之閻魔帳
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poe-s2 · 11 months ago
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❤︎ 2O24/O2/22
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めちゃくちゃ悔しい日だった!1戦目は2位までいけて、いいよいいよ!がんばろう!ってやる気満々だったんだけど、2、3戦目がいまいちうまく動けなくて…特に3戦目がほんとに悔しくてまじで立ち直れない。ずっと頭に残ってるし、しばらく引きずる;;ありさかさんがVCにきた瞬間、全員がねえ聞いてよありさかさん!!!って大騒ぎしはじめるから、ありさかさん「うん…そっかそっか…怒りにきたのに怒れないよ…」って笑ってて草だった。うちらのママは優しすぎる。だいすき。コーチみんなの好きなレジェンドと好きな武器だけで戦う特殊マッチでは、うるかさんがアッシュ、あらきさんがコースティック、りりむがワットソンで、それぞれぜんぜん使わないキャラでがんばったよ!Lスターと丸グレしか持っちゃいけないことを、最初チームメンバーみんな忘れてて、ふつうにいつもの武器持って歩いてたんだよね…そしたらうるかさんが「あれ…?武器縛りあるんだった!やばいぞ!」って気づいて、大慌てでLスターと弾探してたいへんだったwww弾もグレもない中6位まで耐えたぞ;;りりむが「弾ない!」って言ったときうるかさんに「���でいけ!」っていわれて泣いた。明日はいよいよ本番だね。みんな、強いから大丈夫。ぜったいに大丈夫。いっしょにがんばろう。有坂家WIN!!!!
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↪︎たいへんよくがんばりました。
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mamewo23 · 4 years ago
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おはようございます😃 いよいよ今週も残すところあと半分。ぼくは心穏やかに毎日を暮らしています。みんなも心穏やかに平和で健やかな毎日を過ごせますように❤️ サバヲより #かっこいい 猫は手をクロス #慌てない騒がない怒らない #happyhumpday🐫 #一姫二太郎 #長女町子2013年3月生まれ #ペネロペ町子は沖縄生まれ町田育ち #長男サバヲ食いしん坊なマイペース #ドンサバティーニは浅草3丁目で2014年5月に性を受けたチャキチャキの江戸っ子 #次男の金次郎通称キンキンは2018年8月生まれ #2年にわたってペットショップのバックヤードで幽閉されていた #親バカ万歳 #猫 #保護猫 #雑種猫 #猫喘息 #難治性皮膚炎 #頸傾 #cat #rescuecat #自称ミヌエット #Fluffycat #myfluffybabies #ilovemycats #meow https://www.instagram.com/p/CRSQ0akMgiv/?utm_medium=tumblr
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ano5555 · 3 years ago
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Rexsoka week 2021 Day 4: It happened once in a dream/AU Day
I reposted the story of Rexsoka babies that I wrote a few years ago in the original Japanese version.
I think this story can be read as a dream of Rex who broke up with Ahsoka and retired to Seelos.
狩り
シーロスの砂漠を吹く風は、いつもベタついている。地表に厚く堆積した岩塩を砂嵐が削り、粉々に砕けた塩の結晶が風に乗って舞い上がるからだ。塩の岩盤の下には巨大なワーム類が棲んでいて、僕と僕の家族はそいつらを狩って暮らしている。この過酷な土地に生きる者にとっては、ワーム…特に脂の乗ったジューパは御馳走だ。干し肉にしても良いし、ベーコンにしても美味い。砂漠の縁、岩だらけの山の麓に細く貼り付いた緑地帯に住む人々のところに持っていけば、クレジットや他の品物に替えてくれるから、僕達はそれで食料や燃料、必要な生活用品を手に入れる。
その日、コックピットで“家”を操縦していた父さんは、僕に双眼鏡を渡して言った。
「ジャンゴ、上で周りの様子を見てこい」
「分かったよ、父さん」
僕は双眼鏡を首に掛け、テラスからコックピットの上に突き出したキャノンの砲身にコワキアン・モンキーみたいに飛びついて、するすると上に登る。赤ん坊の頃からやってることだから朝飯前だ。
こんな風に話すと、どうして家にコックピットやキャノンがあるのかって、皆不思議に思うみたいだけど、僕らの家がクローン戦争時代の全地形対応型戦車だと言うと納得してくれる。見かけは鈍臭く見えるけど、6本の脚で広大な砂漠を渡り、切り立った崖も登ることが出来る、とてもタフな乗り物だ。父さんは宇宙空間でも戦えるって言ってたけど、ホントかな。AT-TEと呼ばれるこの戦車を、父さんと母さんは廃材を使ってあちこち改造しまくった。キッチンと煙突を付け、車体の横に新しく出入り口を開け、家の周りにはテラスを巡らして、外からもコックピットに出入り出来るようにした。屋根の上は広いデッキになっていて、風のない穏やかな日にはここで食事をしたり、夜には星を眺めたりする。もちろん戦車としての機能もちゃんと残っている。5門のキャノンはまだ現役だ。特にコックピットの上の長い砲身を持つ主砲には“リール”が装備されていて、これでジューパを釣り上げ、主砲でとどめを刺す。
屋根のデッキに上がった僕はコックピットの真上、主砲の脇に立って空を見上げた。紺碧の空には雲ひとつ無く、ぎらぎらと陽が輝いている。風は強く吹いていたが、砂嵐の兆候は見えなかった。
天候を確認すると、僕はゴーグルを上げ双眼鏡で注意深く地表の観察を始めた。ジューパが地中を移動すると、地殻が崩れて地表にひび割れが出来る。その方向や崩れた幅からジューパの大きさや移動方向を推測するために、地道な観察は欠かせない。
「…2時の方角に地面の割れを発見!」
下のコックピットの窓から剃り上げた褐色の頭を出して、父さんが怒鳴った。「規模は!」僕も負けずに怒鳴り返す。「全長7~80、幅1.2ってとこ!」
「でかいな!」
「ビックボンゴかな?」
「わからん」
視界の前方にうっすら砂煙が上がった。
「ああ、俺にも見えた!来るぞ!!」
地響きを立てて地面が盛り上がり始め、地殻が割れて、紅い八つの複眼を持つ巨大なクリーチャーの白い頭が現れた。「ビックボンゴだ!」ゾクゾクと鳥肌が立つ。普段、地中深くにいるジューパだけど、僕たちが撒いた餌…今日は小さめのワームだ…の匂いを嗅ぎつけたらしい。
「思いのほか早く来やがったな!」父さんの口調は荒っぽいが嬉しそうだ。「奴さん、よほど腹を空かせてるらしい。母さんは主砲に付いたか?」
「さっきまで配線をいじってたけど、今はクーンにお乳をやってる」クーンは僕の妹だ。まだ赤ん坊だけど、お腹が空くとガンダークみたいに凶暴になる。
「早くするように言え」
「無理!クーンがグズってるんだ。あいつ行っちゃうよ!!僕にやらせて!」
「駄目だ」父さんは短く答えて、母さんを呼んだ。「アソーカ!」
車体の脇の扉が開いて母さんが出てきた。肌蹴た胸にはまだクーンが吸い付いてる。母さんの頭には青と白の縞模様で彩られた二本のモントラルと、それに繋がって左右に二本、後ろに一本のレックが生えている。トゥーカの耳みたいに尖ったモントラルとカラフルな肌の色(母さんのは綺麗な夕焼け色だ)はトグルータ種族の特徴だ。父さんと母さんは種族も違うし、歳だってどう見たって父さんのほうが20くらい上なんだけど、とにかく僕は父さんと同じ褐色の肌で、頭には白地に灰青色のまだら模様が付いた小さな瘤みたいなモントラルとレックがある。つまり、僕は父さんにも母さんにも、半分ずつ似ているんだ。妹は目の色以外は母さんとそっくりだけど。
「レックス、ここで止めて。クーンをお願い」
母さんは胸から引き剥がしたクーンをコックピットの開いた窓から父さんに渡した。クーンはギャー!と砂漠中に響き渡るような声で喚きながら暴れてる。「そう怒るなよ、おチビさん…いてッ」キックとパンチをまともにくらいながら、父さんは猫撫で声でクーンの機嫌を取っていた。「父さんの膝においで。母さんは忙しいんだ」僕に怒鳴る時とは全然違う。ホント、妹って得だよな。
デッキに上がって、キャノンの砲座に掛けた母さんに僕は頼んでみた。
「母さん、僕に撃たせて!一人で出来るから」
「一人じゃ無理よ」
「大丈夫だよ!この前僕が仕留めたの、母さんだって見てただろ?」
「あの時は獲物が小さかったからね」母さんは僕に構わず機器を操作し始めた。
「そんなことないよ!僕は…!!」
下から父さんが笑いながら叫んだ。
「ジャンゴ、母さんの言うことを聞け!我が家のコマンダーだからな」
「レックス、からかわないで」
母さんは砲座から降り、僕の眼を見つめて言った。
「いい?ジャンゴ。このキャノンは撃った時の反動が大きいの。あなたの身体じゃ、吹っ飛んじゃうわよ」
「…そんなら母さん、手伝ってくれる?狙いは僕がつけるけどね」
母さんは笑って僕の頭の小さなモントラルにキスをした。「勿論よ。やってごらん」
僕は歓声を上げ、トンボ返りで砲座に掛けた。あのビックボンゴを僕が仕留めるんだ!母さんは座席ごと僕を抱えるように後ろから支えてくれている。
今回ジューパを仕留めるにはキャノンを2発使う。1発目、ケーブルの付いた鉤針を獲物に撃ち込んで電流を流し、弱ったところに2発目でもって頭を撃ち抜くのだ。
ジューパまでは少し距離があったが、僕には”当たる”っていう確信があった。自信とは少し違う。上手く行くときもそうだけど、上手く行かないときにもそういう予感がして、大体その通りになる。
砲身にはケーブルを繋いだ鉤針をセットしてある。撒き餌を食べ尽くしたのか、ジューパは地表に半身を出して他の餌を探していた。今のこいつに鉤針を命中させるのは、そんなに難しい事じゃない。僕は狙いを定めてキャノンの発射ボタンを押した。ケーブルを巻き取るドラムが凄まじい勢いで回転し、繰り出されたケーブルは真っ直ぐにジューパへと向かって行く。ケーブルの先の大きな鉤針が上手いことワームの白い背に突き刺さった。ガクンと衝撃が伝わる。やった!僕はやったぞ!!
「踏ん張れ!!」父さんが叫ぶ。慌ててリールにストッパーを掛け、電流を流す。ワームが失神した隙にケーブルを巻き上げ、とどめを刺すって算段だ。でもジューパは感電してビクッと跳ね上がりはしたものの、次の瞬間には激しく暴れ出した。「弱過ぎる!!もう一度だ!」父さんが怒鳴る。母さんは電圧を最大に上げようとした僕の手を抑えた。「配線の修理がまだ。回線が焼き切れるわ」
僕は叫んだ。「もう!なんだよそれ!」クーンのバカ!!おまえが母さんの仕事を中断させたせいだぞ!
そんな僕の心の声が聞えたのかどうか、母さんは涼しい顔で淡々と言った。「オーケー、文句はあと。とにかく、今のこの事態をどうにかしないとね」
こういうときの母さんはいつも妙に落ち着き払っていて、一体何を考えてるんだろう、って不思議に思うよ。
僕はブツブツ言いながらリールを巻き上げ始めた。クリーチャーは巨体を大きくうねらせ、無茶苦茶に暴れているから、AT-TEの重い車体は軋んだ音を立ててギシギシと揺れる。ひっくり返るんじゃないかと思うくらい、物凄い力だ。「ジャンゴ!キャノンを使え!」父さんの声に身を乗り出すと、ジューパはもう尻尾まで全身が地表に出てしまっていた。「無理ならケーブルを切って」ワームは大きく左右に身体を振って、鉤針を外そうともがいている。母さんの言う通り、ここで仕留められないなら、これ以上獲物を引き���せるのは危険だ。近づき過ぎて、あのびちびちと跳ねる尻尾が直撃したら、僕らはぺしゃんこになる。僕は全く気が動転してしまった。キャノンを撃つ手が震えて狙いが定まらない。
その時、母さんが僕の肩に手を置き、静かな声で、きっぱりと告げた。「目を閉じて。ジューパに意識を集中してごらん」
母さんの手から僕の中に、何か暖かい、力強いものが流れてくるのを感じる。僕は落ち着きを取り戻し、大きく息を吐いて眼を閉じた。
照り付ける陽射し、唸るエンジン音と振動、吹き付ける風さえも息を凝らして、世界が静まり返った。動いているのはビックボンゴと僕だけだ。
僕の頭の中で、ジューパの動きはスローモーションのようにゆっくりと、或いは静止したかのように見えていた。巨大なクリーチャーの尻尾がのたうつ不規則な動きさえ、コマ送りの連続画像を見るように数秒先の様子が分かる。
今だ。
砲弾は標的に向かって飛んだ。だが、ジューパに引っ張られた僕たちのAT-TEは前のめりになっていて、後脚は少し浮いて不安定になっている。車体が振動して気を散らした僕は思わず目を開けてしまった。弾道は僅かに逸れてワームの頭を掠めていく。まずい、と思ったその瞬間、パキッと何かが割れる音がして、次にAT-TEの後脚がドスンと落ち車体がガクンと揺れた。鉤針がケーブルから外れたのだ。自由の身になったビックボンゴは鉤針を付けたまま地中に逃げ込んで行った。
「あああああ…」
僕は情けない声を上げて、地面に潜り込んで行くクリーチャーを見送ることしか出来なかった。ものすごくがっかりだ。噂に聞いていた大物を仕留められなかったのと、大事な鉤針をジューパに持って行かれちゃったからだ。
「ジャンゴ」母さんに肩を叩かれて、僕は我に返った。「最後まで気を抜いちゃダメ。焦りは禁物よ」だけど叱った後で母さんは僕をぎゅっと抱き締めた。「でも、最初にしては頑張ったわね」
僕と母さんはデッキからテラスに降りた。父さんとクーンもコックピットから出て来た。父さんの腕に抱かれたクーンは眠っている。あの騒ぎの中で寝ちゃうなんて、どういう神経なんだろう。
「アソーカ、助かったよ」
「いいえ。私じゃないわ」
父さんは母さんの顔を見、次に僕の顔をまじまじと見た。僕も顔を上げて見慣れているはずの父さんの顔を見返した。陽に焼けて深く皺が刻まれた褐色の顔には、怒りの色も失望の表情も無く、ただ何かに驚いているように見えた。そして、僕の目には、父さんが急に老け込んだように見えた。頬と顎の無精髭に白いものがちらほらと混じっているのを、見つけてしまったからかもしれない。
「ごめん、父さん…ビックボンゴを逃しちゃった。それに鉤針も」
父さんは少し笑って、僕の頭の瘤を大きな手でわしわしと撫でた。「何事も経験だ。次は上手くやるさ」
ふと見ると、父さんのシャツにしがみ付いてるクーンが、よだれを垂らして眠ったまま、にっこりと微笑んでいた。
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jaguarmen99 · 3 years ago
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746 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:22/05/29(日) 14:23:13 ID:kh.jy.L1 [2/4]コロナ騒ぎが起こる前くらいの夏に、同僚が新卒女性1名死なせかけたことがある。中途3年目の人や社歴5年以上の中堅どころが一対一で新卒を教えていくのだけれど、同僚だけは「自分はできるから相手も出来て当然」論を振りかざし、何も教えない。新卒がもたついたり分からなくて躓くと「…そんなことも分からないの?」とため息を着く。「俺に教えて貰えるだけありがたいと思いなよ、君他の部署だったら虐められてるね!」が口癖。ある日新卒のミス(というか同僚の仕事で、新卒は同僚に何度も確認してメールもLINEも口頭報告もしてたのに無視)で相手先に謝罪に行くこととなった時の帰り道にやらかした。小銭を渡して「コンビニで飲み物買って来て。お前は財布持たなくていいから」とコンビニに行かせ、その隙に車で会社まで1時間くらいの距離で財布を車内に置かせたまま車を発進させ、自分だけ帰ってきた。同僚は「携帯くらい持ってるっしょ」とヘラヘラ。その場にいた誰かが新卒に電話をかけると、「ブー、ブー」と新卒のカバンから電話が鳴った。同僚は「えっ嘘、あいつ携帯持ってないの?嘘だろ」と言ってたのを覚えてる。明らかに焦ってた。わたしが「迎えに行きます!」と慌てて例のコンビニまで行ったけど、新卒がいない。コンビニの店員に話を聞いたら、「15分くらい縁石に腰掛けてうずくまっていて、大丈夫?救急車を呼びましょうか?誰かお連れさんは?と声をかけたら少し頭が痛いだけだからと答えて出ていかれた。かなり具合が悪そうでだったんだけど…」と言われた。もう既に新卒が置き去りにされてかなり時間が経っていたし、日はカンカンに照っていた。あちこち車を走らせたけどどこ���も新卒が居ない。まさか事件に巻き込まれたんじゃ…と焦って探すも見つからない。多分3時間くらい探したけど見つからず、私は事務所に手ぶらで帰った。同僚は「あいつどっかでサボってるのでは?」と言ってたから、事務員さんが「あんたが財布も携帯も奪ったのにあの子どうやって休めると思うの!?」と怒鳴ってた。その日は上司が休みだったので、「上司にも警察にも言わなくていい���コンビニからここまで徒歩で4時間くらいの距離だから、流石に大通りをずっと歩いて来ればいつかはたどり着く筈。小銭は渡されてるから飲み物も買えたはずだし」と上司には秘密にしておくように主任から指示が出た。だけど「行方不明の新卒は実家暮らし」という1番大事なことをみんな忘れていた。翌朝出社するとまだ新卒がいない。その日新卒は公休だったので、警察から749 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:22/05/29(日) 15:03:10 ID:kh.jy.L1746だけど途中で送っちゃった。事が起きた翌日、新卒と私は公休だった。つまり新卒が居なくても上司は気にしてなかった。けれどさらに翌日、本来なら出社する新卒はまだ出てこなかった。もうここで「あ、もうダメだこれ」という空気に。上司にゲロった時の空気はもう凄いものだった。実家暮らしだった為、新卒家族にも思い切って電話したが「一昨日出社してから帰ってきてない。うちの娘がこんなに家を空けることはありえないから、今朝、警察にも通報した」との回答だったらしい。上司は真っ青になって、ずっと人事にも親にも謝り倒してるし、警察官が来て事情を聞きに来たりもした。その時警察官から「土地勘のない若い女性を金も携帯も持たせず置き去りにして、本当に何考えてるんですか。周りの方も、もっと早く通報してくれていればやれることは沢山ありましたよ…」と叱られた。本当に言い返すことも出来ず同僚は項垂れていた。コンビニの店員の証言も少し違っていて、正確には新卒はコンビニ前で1時間待っていたらしい(15分というのは最初に教えてくれた店員さんがシフト交代した時間から15分くらいという意味だった)。その日の夕方には、新卒が見つかった。コンビニで置き去りにされる→しばらくコンビニの外で待つ→同僚来ない→新卒、なんとか大通りを歩いて帰ろうとする→熱中症で倒れ、救急搬送→翌朝意識が戻って医者が身元を聞いても名乗らず、通報→同じタイミングで親が通報、特徴が新卒と一致して判明した。同僚や上司は謝罪の場ですら「置き去りはやりすぎたかもしれないけど、1番忙しくて1番成績の良い先輩の時間を奪ったことを忘れないでほしい」と親御さんの前で言い放った為、更に1悶着あったらしい。新卒は異動を命じられたが「私ではなく先輩さんが異動すべきだ」と拒否。「はっきり言って、今回の件があっても俺は成績のいい方の味方をしたい。だから新卒さん、残りたいなら結果を出してくれ。1度だけチャンスをやる」と、上司はみんなの前で宣言。流石に指導役も変わったところ、新卒はそれなりに成績をのこしたので上司に認められて籍を置くことを許された。同僚も未だに残ってて、これが美談のように語られてるけど上司と同僚の神経がわからん。751 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:22/05/29(日) 15:17:39 ID:Rv.p2.L1>>749事なかれ主義なクズ主任はどうなったの?757 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:22/05/29(日) 19:40:33 ID:kh.jy.L1>>751人事は新卒が無事だったので処分はしないとした。「嫌ならばご退職をお勧めします」と人事部長から親御さんに伝えたらしい。ただ、「もし金銭的な面を解決しないつもりなら訴えるし、退職させるなら会社都合にしろ。新卒として入社3ヶ月目で置き去りにされ、退職しろとは何事か」と新卒側の家族が弁護士連れて言ってきたので、ようやく監査役の耳に入った。それまで社長の耳にすら入ってなかったらしい。監査役が聞き取り調査をして、処分されるか、新卒に金銭的な保証をして許してもらうか、退職か選べと同僚に告げたらしくてその時ようやく大パニックになってた。会社は絶対味方してくれると踏んでたみたい。メンタルクリニック代や熱中症の治療費、休職した数ヶ月分の給与全額を同僚が自腹で支払って和解したよ。同僚は同業の女性と婚約もしてた。横の繋がりが強すぎる業界なので、置き去り事件が婚約者の耳にも入って婚約破棄になったよ。一応それなりに罰は受けたかと。763 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:22/05/29(日) 22:40:45 ID:jN.8o.L1 [4/4]監査役しかまともなのいない……764 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:22/05/29(日) 23:23:07 ID:K8.8o.L1 [2/2]金自己負担するなら処分しない選択を与えるなんてやっぱ会社も異常だね、普通は何かしら処分するだろ765 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:22/05/29(日) 23:32:08 ID:0x.jy.L20>>763本当だ上司も主任も人事も会社全体が腐ってる766 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:22/05/30(月) 06:28:45 ID:mM.ov.L1新卒の子もよくそんな会社に居続けたなぁ768 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:22/05/30(月) 10:07:51 ID:kX.9i.L24ことなかれ職場によくあるけど上にトラブル報告する際に被害大部分はしょって報告してないかねこれ報告元は元凶の同僚なんでしょ…主任、上司、人事と伝わるころには減衰されまくって「先輩のうっかりミスを逆パワハラ新人がごねてる」くらいに伝わってそう
続・妄想的日常
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ari0921 · 3 years ago
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▪️ズレた対応に国民は怒りと失笑
   【#有本香の以読制毒】
電力逼迫、政府の?錯乱?が止まらない!  
政府の?錯乱?が止まらない。異例に早く、本州でも6月に梅雨が明け、 途端に記録的な猛暑が続く中での電力逼迫(ひっぱく)。これへの政府の ズレた対応が、国民の怒りと失笑を買っている。
21日に、岸田文雄首相自ら国民に節電を呼びかけ、「節電ポイントを還元 する」と発表した。これがひんしゅくを買うと、3日後の24日には、「節 電プログラムに参加した家庭に、買い物などで使える2000円相当のポイン トを支給する」と追加発表。首相の最側近の一人、木原誠二官房副長官は 「実質的に電気代負担を軽減することを目指していきたい」と強調した が、これまた国民から大ブーイング。ネット上には「2000円より、電気を 持って来い」などの声が渦巻いた。
28日には、萩生田光一経産相が「(ポイント付与を)8月をめどに開始で きるよう準備したい」と述べ、またもやネット上が騒然となった。最も電 力需給が逼迫すると予想される7月に間に合わないからだ。こんな政府、 政権で大丈夫かー。国民の不安と不満が募るのも当然である。
この経緯を取材してみると、官邸が何の裏付けもないまま「2000円ポイン ト支給」と発表し、経産省は「ええっ!」と驚愕(きょうがく)。尻拭い に追われているというのが実態のようだ。
岸田首相と側近は完全に「聞く力」の使い方を間違えている。国民の真意 を聞かず、表層の「怒り」を冷まそうと焦るがあまり水をかけるところ を、慌てて油を注いでいる。
とはいえ、岸田首相も誤った「油注ぎ」ばかりしているとはいえない。
28日に閉幕したドイツでのG7(先進7カ国)首脳会議で採択された首脳 声明には、「2050年までに脱炭素化実現」の目標が盛り込まれたものの、 温室効果ガスの排出削減対策のない石炭火力発電所の廃止期限については 明記されなかった。
これは、7カ国共通の悩みである「ロシアのウクライナ侵攻で揺らぐエネ ルギーの安定供給」への対策を優先させた結果だが、特に電力逼迫が深刻 な日本が、「廃止期限の明示」に強く反対したためだ。
岸田政権の成果とはいえるのだが、所詮は防戦の策でしかない。
一方、世界はこの危機に超柔軟な対応を見せている。
ドイツ政府は19日、ロシア産天然ガスの供給減に備え、国内のガス消費量 削減のための緊急措置として、石炭火力発電の拡大を打ち出した。CO2 を毒ガスかのように忌み嫌ってきた「緑の党」が一翼を担う新政権のこの 「掌返し」は、悪い冗談のようだが、日本政府が見習うべきサバイバル術 でもある。
英国は今月中旬、EVやPHEVに対するプラグインカー補助金 (PiCG)を廃止すると突如発表した。ちなみに、わが国では相変わら ず、EV購入者に、国と自治体が多額の補助金を出している。国民に「電 気ポットの使用も控えて」といいながら、電気自動車は推進。政治的錯乱 の最たる事例だ。
フランスはどうかといえば、そもそも全発電量の7割超を原発で賄ってい る国だから、危機感は小さい。
いま日本でも「原発の再稼働」を求める声が高まっている。同時に、家庭 用電気代にも加算されている「再エネ賦課金」への不審が高まりつつあ る。世界一高い電気代を払わされ、野放図に拡大される太陽光や風力発電 (再エネ)の対価まで負わされたうえに、電力逼迫。「一体何の罰ゲーム か」と気づく国民が増えたのだ。
電力供給源として不安定で、環境破壊の原因となる「再エネ」。しかもこ れが、中国などの敵性国による日本への「経済侵略」の手段ともなってい る。私たちは、高い代金を払って、何重ものリスクを自国へ呼び込んでいる。
岸田首相と萩生田経産相、山口壯環境相に謹んで申し上げたい。
国民を苦しめるだけの再エネ賦課金を廃止しませんか。ついでに英国を見 習って、EV補助金も見直しましょう。これで一気に支持率挽回、参院選 も、圧勝の上の超圧勝です。文句を言う「党内再エネ族」なんか放ってお きましょうよ。
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yuupsychedelic · 3 years ago
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詩集「夜明け前」
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詩集『夜明け前』
1.「いま僕は私になる」 2.「革命の世代」 3.「東京空想砂漠」 4.「Time After School」 5.「子どもたちは夢を見る」 6.「私たちの戦争」 7.「RGB」 8.「青春的フォトグラフィ」 9.「Camper Volvo」 10.「Berry Berry Berry」 11.「あなたに逢いたい」 12.「透明な虹色」
1.「いま僕は私になる」
この街で珈琲を飲む時は 一瞬だけ狂騒を忘れられる 今も世界では僕の友が 戦争によって死んでいるというのに
春の訪れとともに広告は キラキラした青春を謳うよ 風や誰かの声に人は流されるばかりで 大切なものが流されたことも気付かぬまま
透明の中に秘められた欺瞞 疑うことしか知らない陰謀 光の速さで代わる今の時代に 僕が僕である理由を探そう
何のため…… 人は闘うのだろう? 誰のため…… 人は憎み合うのだろう?
罪なき大地にエゴの穴が空く 悲しみの雨は降り止まない それでも人は“私”になる
昨日の朝にあいつが炎上した 現実を無表情で伝えるニュース 目を背けたい現実ほど 本当は見つめなきゃいけないのに
泣き叫ぶ子どもたちの声に ようやく振り向いた人々 明日なき時代に明日を求める あなたへ一輪の花を贈ろう
新宿の街で起こるシュプレヒコール それを冷ややかに見つめる人々 目には見えない怪獣が蠢く こんな世界で僕らは食べていく
何のため…… 人は闘うのだろう? 誰のため…… 人は憎み合うのだろう?
罪なき人が罪を犯した 悲しみを血で洗い流す それでも人は“私”を探している
正義を正義で撃つ 悪魔を悪魔が咲う 矛盾だらけのこの世界で いつか僕は“私”になる
何のため…… 人は闘うのだろう? 誰のため…… 人は憎み合うのだろう?
罪なき人の罪なき声が 悲しみを力にする それでも人は“私”になる
果てなき野望の先に いま僕は“私”になる
2.「革命の世代」
【A:革命の果て】
闘いの果てに 平穏は戻った 普通の暮らしは 今や過去のもの
街は静けさの中 リュートの音が響き 誰かの涙を語る 世界は変わった
【B:名誉の唄】
民衆の選んだ者が 独裁者に変貌する 誰も気付かぬまま 国は染め上げられていく 気づいた時には もう手遅れだった
罪なき者が武器を取り 侵略者の恥も何処へやら 正義を信じてここまで来た ある日突然現実に気付いたのさ 心に襲いかかる嵐の影 立ち上がらなければと決意した
いつか歴史は語る 物事の正当性 勝者を見つめて 敗者は怨念を秘めた あの頃の僕らに想像もできない 現実は空想を凌駕するもの
自分自身の正義を信じて かつての王朝を倒すと決めた 身の危険は厭わず 時代を変えるために 君よこの手を取り 明日を掴み取れ
【C:我に勝利を】
陰謀の果てに 街に民衆は集う 未来を見つめ 誓いあった者達
慌てふためく 独裁者の姿 宮殿に人々は集い 正義が勝利した
センセーショナルに 報道は伝える 不変の壁や体制が変わる 民衆は時代を破った
【D:英雄よ理想郷を築け】
英雄が舵を取る 新しい時代の到来 人々は祝福し 未来を思い描く
まだ見ぬ青春 素晴らしき人生 ロックスターは夢を語り 俳優は銀幕で躍る 理想郷の幕開け
【E:歴史は繰り返す】
降り止まぬ雨が本質を語る 笑顔の裏に果てなき欲望 力は人を変えてしまったのか 群衆は再び涙を流す
【F:革命よ再び】
S通信の一報が センセーショナルに 世界を駆け巡る
見えない壁に 囲まれた国にも 言葉は透過する
涙が怒りに 怒りは力に もう一度自由のために! 英雄は悪魔になった!
【G:止まらないカオス】
なぜ人は過ちを犯すのか 痛みを厭わないのか
怒りは届かぬまま 今日も晴れ渡る この空も皮肉屋になったのか
【H:運命の唄】
家の中に国境が敷かれ 離れ離れになった恋人たち
好きになった時は同胞だった 結ばれた時も想いあっていた
新たな生命が生まれた瞬間 あの革命が起こり 家族は引き離された
Breaking News!! Shall We Dance!? 踊らされる人
Breaking News!! Shall We Dance!? 罪なき人
終わらない 怒りの果てに
【I:時は語る】
数十年の時が僕らに流れた 子どもの顔も思い出せぬようになった いつか見た夢の痕は 無邪気な幼虫の踊り場
【J:自然摂理】
すべては自然に還る 安らぎと不変の時 風は憂いを吹き払い 光は生命を育む 時代は天の思うがまま
【K:革命の果てに僕らは……】
闘いの果てに 平穏は戻った 普通の暮らしは 今や過去のもの
街は静けさの中 リュートの音が響き 誰かの涙を語る 世界は変わった
嗚呼 僕らは何のために 立ち上がったのだろう
歴史は僕らを慰めない 現実が今を語る 革命の果てに僕らは大人になった
3.「東京空想砂漠」
火のない所に煙は立たぬと 見知らぬ誰かが中傷する 画面の向こう側で泣く君を また僕は助けられなかった
自己満足の正義を詰め合わせ 無責任な大人になった僕ら 今や悪質な煽りや冷笑すらも 養分に変わってく時代
何もできないくせに 何かを叫ぶんじゃねえよ 誰かのせいにしたくても 自分の顔しか思い浮かばず 見知らぬ君にナイフを向ける
強さの証明 虚偽の生命 僕らが目指す 美しき世界
アダムとイブが産まれた日 怨みつらみは無かったはず かつての純情な僕に 真夜中が手招きする
フォロワーが増えたからといって 何を言っても良いわけない ファンは拡められたくない過去を 自慢げに見せびらかして良いわけない
いいねや複製の数が 人の価値だと信じられる時代 仲間外れになるのが怖くて モラハラ・リプライにいいねを押した
何かを始めるために 何かを否定しなきゃいけない ネットという海の真ん中で 未来を思い悩んだ果てに 生きた証を残そうと決めた 時よ抱きしめて
若さの功罪 過ちに後悔 僕が生きたい 新しい世界
パンドラの箱を開けた日 便利になると信じてたはず かつての無垢な僕らに 真夜中が手招きする
一夜で人生が変わる時代 スターになるのは一瞬 滑り落ちるのも光の速さで 何が正しいのかもわからなくて 正義などないと知った
強さの証明 虚偽の生命 僕らが目指す 美しき世界
アダムとイブが産まれた日 怨みつらみは無かったはず かつての純情な僕に 真夜中が手招きする
東京・空想・砂漠 物質の波に埋没する 君に手を差し伸べたい 時よ抱きしめて
4.「Time After School」
時の雨よ降れ 世界を洗い流せ すべての感情を洗いざらい まっさらに戻そう
時の風よ吹け 世界を嘲笑え 嵐の前の静けさに 未来を託そう
放課後のチャイムが鳴り 教室を飛び出す少年少女 あの頃の僕らは知らなかった 今ここで生きる意味を
地球の誰もが ぐっすり眠れるように 溶けてしまいそうな子守唄で 世界を雨に包もう 過去も未来もすべて時の中へ……
時の虹よ描け 新しい世界を 争いも憎しみもない 希望に溢れた未来を
時の音よ響け 世界を包むほどの声で 張り裂けそうな胸の叫びを 音に託してしまおう
制服のネクタイを 見知らぬ君と交換した あの頃の僕らが気付かなかった 今ここで生きる日々の輝きを
地球の誰もが こっそり刃を向けないように 決して消えない子守唄で 世界を雨に包もう 歓喜も絶望もすべては時の中へ……
ハレルヤ ハレルヤ 時の虹が降る 未来の僕らに栄光あれ さよなら地球よ
地球の誰もが ぐっすり眠れるように 溶けてしまいそうな子守唄で いっそ溶かしてしまおう 過去も未来もすべて時の中へ……
あなたを知らぬように 私をあなたは知らない 虹の輪をくぐり 痛みのない世界へ……
5.「子どもたちは夢を見る」
碧空に照らされた校庭で 砂の城を築いたあの日 いつか永遠に消えない城を ここに築けると信じていた
無邪気だった頃の僕らは どんな夢も見られた 宇宙飛行士になる夢さえも 誰も笑わなかった頃
子どもたちの元気な声が 今日も校庭から響く 健やかに 朗らかに あなたの将来を願うよ 守りたい その声を
潮の満ち引きのように 毎日夢は変わったけど 今思えば無謀な夢さえも 叶いそうな気がしてた
三輪車のスピードとか クレヨンの鮮やかさとか ヒーローごっこに勤しんだ あの頃の僕にあなたを重ねた
青春時代にふと気付いたこと 夢を見ればいつかは破れる でも今なら言える 本当は 臆病になってただけさ
子どもたちの優しい声が 今日も校庭から響く 安らかに 朗らかに あなたの未来を信じてる 守りたい その夢を
いつも仕事に追われてばかり 大事なことを忘れてた あなたの声に出逢った瞬間 生きる意味や夢を見る価値を 思い出させてくれたよ
子どもたちの元気な声が 今日も校庭から響く 健やかに 朗らかに あなたの将来を願うよ
子どもたちは僕らの心を いつも洗濯してくれる 大人になって失くしたものを あなたは教えてくれる 守りたい その明日を
子どもから大人へ 僕らが学ぶべきこと きっとあるはずさ
6.「私たちの戦争」
Please, Stop the War! My Father!
戦場で君が叫ぶ 無力な私を突き動かすものは 無気力な銃声
あなたが生まれた時から 私たちは闘い続けてきた 武器を取らずとも 闘いは続く 自由のための闘いだ
いつの日も私たちの前に 明日なんかなかった この残酷な戦争を 私たちで終わらせたい あなたの未来を創るために それがすべてだった
新たな夜明けはいつだって 私たちに希望を与える その先に目を背けたくなる 絶望があっても
平和な日々がまた戻る日まで 私たちの闘いは終わらない 君よその銃に未来はあるか 安寧の時が見えるか
戦場に立てない者たちが 今出来ることをやろうとする時に 突然白い雨!
どんな自然の生き物より 時に人間は恐ろしい 大地が育んだ自然さえも 爆弾には敵わない
いつの日か私たちの子どもに 今日のことを伝えたい この残酷な戦争を 忘れさせてはいけないから あなたが傍にいる限り もう巻き込みたくはないから
新たな報せはいつだって 私たちに勇気を与える あなたがそこにいる限り 私は諦めない
平和な日々がまた戻る日まで 私たちの闘いは終わらない 君よその胸に心はあるか 安寧の時が見えるか
崩れた街に 為政者の影 この戦争の真意を悟る
涙に溢れた未来は きっと私たちを讃えるだろう
新たな夜明けはいつだって 私たちに希望を与える その先に目を背けたくなる 絶望があっても
平和な日々がまた戻る日まで 私たちの闘いは終わらない 君よその銃に未来はあるか 安寧の時が見えるか
7.「RGB」
あか あか あか あか あか あか あか あか アカイクルマ
みどり みど みどり みど みどり みどり みど みどり ミドリムシ
あお あお あお あお あお あお あお あお アオハル
あか あか あか あか あか あか あか あか イチゴ
みどり みど みどり みど みどり みどり みど みどり クローバー
あお あお あお あお あお あお あお あお ラムネ
あか あか あか あか あか あか あか あか ケチャップ
みどり みど みどり みど みどり みどり みど みどり ホウレンソウ
あお あお あお あお あお あお あお あお ネモフィラ
あか あか あか あか あか あか あか あか ポスト
みどり みど みどり みど みどり みどり みど みどり 抹茶
あお あお あお あお あお あお あお あお 地球
8.「青春的フォトグラフィ」
あなたの傍にいた証を この写真に残したい 次はいつ逢えるかわからないから まっさらな気持ちを記録したい
教室で微笑む友や 何気ない日常の風景も 数年後振り返ったら思い出になる だから今を閉じ込めてしまおう
あなたの変顔がしんどす���て 私まで笑ってしまったよ そう! こんな気持ちになれるなんて 全部あなたのせい あなたが私を変えてくれた
青春的フォトグラフィ 誰のためでもない 私たちの今を繋ぐため 写真を撮るんだ
青春的フォトグラフィ 言葉はいらない 大切な友や恋人と ともに過ごした日々 残すんだ
あなたと出逢った頃は 写真を撮るのが怖かった 文化祭の出し物にカメラを向けた時 ふと「この写真、いいね!」って 声をかけてくれた
あんなに臆病だったのに 世界が変わった気がした 心が軽くなってくような これって文化祭マジック!?
目には見えないものじゃ語れない まるで思い出の栞みたいだ そう! こんなことを話せるなんて 全部私のせい 私も変わったんだ
青春的フォトグラフィ 夏のせいにして 私たちの気まぐれを 写真にしてしまおう
青春的フォトグラフィ 言葉よりも速く 夜のプールに忍び込んだこと 誰も知らない青春 mischief この写真を見たら 思い出す
いくつになっても忘れない 青春って終わらない Netflixじゃ語り尽くせない 私たちだけの今を写真に残そう
青春的フォトグラフィ 誰のためでもない 私たちの今繋ぐため 写真を撮るんだ
青春的フォトグラフィ 言葉はいらない 大切な友や恋人と ともに過ごした日々……
青春的フォトグラフィ 今を切り取ろう あなたと私のコントラスト 全部写してしまおう
青春的フォトグラフィ 思い出に残そう ずっと忘れない十代の日々 あなたに出逢えて良かった
私は青春的フォトグラファー
9.「Camper Volvo」
誰も僕らを知らない街へ 旅に出ようと決めた 荷物をたくさん詰め込めるように 中古のボルボを買った
ワゴンに入るだけ入れて 僕らは旅を始めた 終点のない旅はどこへ 運命を連れていくのだろう?
数えきれないほどの失敗と 幾度も小石に躓いた先に この社会で生きることに疲れ果て 現実逃避しようと決めた
明石海峡の先 淡路がやさしく出迎えてくれた ここから旅は始まる
朝焼けに小鳥は照らされて 風の歌を唄っている 心地よい風がクルマを通り抜け 街は色づいてゆく
夢の跡を通り過ぎて 旅に出たことを実感する ワゴンは今も快調そのもの 行き先を決めないで行こう!
付き合うことも反対された 会社では上司に叱られっぱなし 何も出来ないと思われてた これが僕なりの皮肉
鳴門海峡の先 徳島があたたかく出迎えてくれた この先も旅は続くよ
何度か夜を重ねて クルマの魅力に気づいた 君と出逢って こうして旅に出て 僕は僕で少しは成長してるのかな?
ふと訊ねた時 「あなたは変わったよ」と 君は眠そうな顔で答えた やっと気付いた
僕は逃げるのに夢中で 大事なことを忘れてた それは君と幸せになること
瀬戸内海の先 岡山がそっと出迎えてくれた もうすぐ旅は終わるよ
君の両親にもちゃんと説明して 上司にもしっかり謝って 僕はもっと大人になるから これからもよろしく
そう言いかけた時 君は首を横に振って クルマを止めるように言った 立ち止まった瞬間 唇に触れたものは 最初のキスだった
あの日の恋人は今 隣で眠っている ふたりで幸せになろう 約束だよ
10.「Berry Berry Berry」
Berry Berry Berry Berry……
甘いだけじゃなく 酸っぱいの 気まぐれなとこが好きだ
やさしいだけじゃなく 叱ってくれる そんなとこが好きだ
空はいつも晴れじゃなく 曇りや雨の日もある 雨だからって何もやらないよりも 何かやった方がいい
Berry Berry Berry Strawberry 勇気を出してみよう 一歩前へ出られたなら きっと大丈夫
Berry Berry Berry Cranberry やるだけやってみよう 失敗してもやり直せばいい なんとかなるから
Berry Berry Berry 合言葉はベリーのように 私らしく
つらいときや 悲しいとき きっとあるよね
そんなときこそ ベリーを食べて 一旦立ち止まろう
何もやらなくても 時間は過ぎるから やらない理由よりもやる勇気を 忘れずにいたい
Berry Berry Berry Blueberry 今をあきらめない 未来は今の私が決める 淋しさも噛み締めて
Berry Berry Berry Blackberry 過去を否定しない 昨日があるから今日がある 私を抱きしめよう
Berry Berry Berry 合言葉はベリーのように 私らしく
泣き叫びたいほど 孤独な夜もあった 訳もわからず 怒りに暮れた夜もあった
どんなに時が流れても 私らしさを忘れずに
Berry Berry Berry Strawberry 勇気を出してみよう 大切なものを失くさないで 精一杯やろう
Berry Berry Berry Blueberry 今をあきらめない 私だけの人生を この味とともに
Berry Berry Berry 合言葉はベリーのように 私らしく
11.「あなたに逢いたい」
あなたの今を閉じ込められるのなら この蝋人形に時を止めて 私の部屋で眺めたい
あなたが好きすぎてたまらないから どんな言葉や名誉よりも 私の傍にいてほしい
黄金や豪邸をすべて手にしても ひとつだけ足りないものがあった それはあなたのような人 人間のぬくもり
もうすぐ私は死ぬ 謂れなき濡れ衣を着せられて だからあなたと共に 最後の幸せを抱きしめたい でも青空に黒赤(こっか)の雲が差し 風雲急を告げた
あなたに口づけたとき ヴァンパイアの味がした それでもひと思いに殺してください
どうせ私はもうすぐ 命絶える身ですから いっそ大好きな人に殺された方がいい
孤独感に苛まれたまま 光の速さで十代が終わった 若さは永遠と信じてた あの頃の時めきは何処へ?
もうすぐ私は死ぬ 十字架に載せられて 正義を貫く悪魔よ どうか私を赦してください 夜空に血染めの雨が降り 古の儀式が始まった
まるで蛇のように エロスとエゴスが絡み合った夜 あなたはまるで絹のよう ずっと優しく抱きしめてくれた
聖歌隊の歓喜の歌 牧師の声 群衆は「殺せ」と叫ぶ そしてあなたの気配がした
降り止まぬ雨の夜に 私は空高く舞い上がり 砂とジャムの宝石が心を砕く あなたに殺されるなら せめて私を忘れないで それが贖罪になるから
夢が叶ってよかった 青春の終わり
12.「透明な虹色」
淡色の世界に 僕らは生まれた 何度か恋をして いくつか夢も見た
時は流れて 大人になった 変わりゆく世界の中で 変わらないものはなんだろう?
あなたに出逢った瞬間 やっとわかった この地球に普通はなく いつも誰かとすれ違っていること
生きづらさを抱える世界を ほんの少しでも解すため 僕らは声に想いを託す まだ見ぬあなたの自由を願って
誰かを好きになるために 世間の了解はいらない 私が私らしくあるために あなたの許可はいらない
時代は少しずつ変わり始めたけど まだまだ未来は遠くて でも誰かを傷つけないために あなたが傷つく必要はないから
生きようと思える明日を ほんの少しでも届けるため 僕らは今日も前へ進む まだ見ぬあなたの自由を願って
パンプスは履かない ずっとあなたの傍にいる 気づきが気づきを生み 新しき世界を創っていく
生きづらさを抱える世界を ほんの少しでも解すため 僕らは声に想いを託す まだ見ぬあなたの自由を願って
虹の彼方へ 越えていく時 その虹はきっと透明になる
そこには何気ない日常と 生活があるだけ なんでもない今日を生きていくため……
Over the Rainbow…… Across to the World…… Love & Peace…… Someday we will sing "Song of Joy" together. La La La La Across to the Universe. La La La…… 透明な世界で
坂岡 ユウ 詩集『夜明け前』クレジット
Produced by Yuu Sakaoka All word written / Design / Photo by 坂岡 ユウ
Respect to 北山修さん(#5)・秋元康さん(#10)・橋本淳さん(#11)
Very Very Thanks to My family, my friends and all my fans!!
2022.3.18 坂岡 ユウ
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gamsic · 4 years ago
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1. ワガハイはコロ助ナリ/潜地球で宝探し! ある日、英一はキテレツ斎さまの夢を見る。英一は夢の中のキテレツ斎さまから「大百科は役にたっているか?」と訊ねられるのだが……。/みよちゃんとトンガリにお花見に誘われた英一。しかし、英一は“潜地球”の製作に夢中になっていた。2人は英一を残して城山に向かうが、そこには「立入禁止」の立て札が……。 2. サクラ散ル勉三さん/動物しばいを作るナリ 木手家の隣に住む、浪人生の勉三さんが失恋してしまった。落ち込んでいる勉三さんのために、英一は異性を引きつける“羅部身膏”を作ってあげる。/英一の作った“動物あやつり機”で、動物劇団を結成することにしたコロ助。さっそく動物たちをスカウトするため、町に出かけるのだが……。 3. 手づくりロケットで月までアドベンチャー “昇月紗”と“千里鏡”を使い、100年以上も昔に月面の様子をスケッチしていたキテレツ斎さま。そんなキテレツ斎さまの偉業に刺激された英一は、キテレツ斎さまも出来なかった月面旅行に挑戦しようとする。昇月紗を推進装置にした土管の宇宙船に、宇宙服と酸素ボンベを積み込み、英一は月面を目指して出発する。 4. くらやみでドキドキ/うらみキャンデー 土砂崩れで洞窟に閉じ込めらた英一たち。このままでは全員が窒息死してしまう。英一は“かべぬけ服”さえあれば、と思うのだが……。土砂崩れで洞窟に閉じ込めらた英一たち。このままでは全員が窒息死してしまう。英一は“かべぬけ服”さえあれば、と思うのだが……。/いつもみんなにイジメられている、気の弱い乙梨くん。そんな乙梨くんに頼まれ、英一は恨みの念をエネルギーに変える“うらみ糖”を作ってあげる。 5. てんぐの抜け穴でらくらくハイキング 空間をねじ曲げ、どんな遠くの場所でも簡単に行き帰りが出来る“てんぐの抜け穴”。これを活用し、英一とコロ助は手ぶらでハイキングに出かける。手ぶらで軽やかに山登りをし、昼食にはバーベキューセットを用意する英一。英一のバーベキューに対抗心を燃やしたブタゴリラは、松茸を探すため、森の奥へ入っていく……。 6. 帰って来たからくり武者/如意光でひっこし 物置に閉まっておいたはずの“唐倶利武者”が、突然、あちこちで暴れ始めた。コントローラーを持ち出したのは、いったい誰なのか?/物体の大きさを自由に変えられる“如意光”。しかし、コロ助が操作を誤ったため、英一は小さな体のまま、置き去りにされてしまう!? 7. みよちゃんとままごとハウス/わすれん帽!? 本気でままごと遊びが出来る“こころみの家”。将来、みよちゃんとの結婚を夢見る英一は、こころみの家を使って、みよちゃんと……。/誤解がもとで、友紀さんに嫌われた勉三さん。友紀さんのことで苦しむ勉三さんに頼まれ、英一は“わすれん帽”を作ってあげる。 8. 宇宙怪魔人ブタゴリラ/ミニタウンで遊ぼう “夢幻灯”で特撮映画を作ろう! 英一はコロ助を主役にし、みよちゃんやブタゴリラにも出演を依頼して、映画を作るのだが……。/自由に遊べる町が欲しい。そんなみんなの願いをかなえるために作った“縮小門”と模型の町。子供だけの町にみんな大満足だったが……。 9. 思い出カメラ/対決! コロ助対かわら版小僧 近所で次々と起きる謎の盗難事件。英一とコロ助は過去を移すカメラ“回古鏡”を使って、犯人を突き止めようとする。/学級新聞の担当になった英一とみよちゃん。しかし、新聞記事のネタが思うように集まらない。そこで英一は、ネタ集めのために“瓦版小僧”を作る。 10. コロ助と赤ちゃん恐竜! 南の海の大冒険!! 高知県の竜馬湖に恐竜・リッシーが出現!? そんなニュースがテレビで大々的に放送された。しかし、テレビに写っていた恐竜のシルエットが、以前、百丈島に残してきた“亀甲船”に似ていることに気付いた英一は、恐竜の正体は亀甲船に違いないと思い始める。英一とコロ助は、大騒ぎになる前に亀甲船を回収しようとするが……。 11. 分身機で人間コピー!?/コロ助学校へ行く いつもお小遣いをくれるおじさんが木手家に遊びに来た。しかし、英一はみよちゃんとの約束が……。お小遣いを取るべきか? みよちゃんとの約束をを取るべきか?/英一が学校に行っている間、いつも家で留守番のコロ助。それをつまらなく思っていたコロ助は、みんなに内緒でこっそりと学校に忍び込む。 12. 脱時機でのんびり/水遊びもほどほどに 今年こそ浪人生活から抜け出そうと、毎晩、勉強に励む勉三さん。しかし、あまりにもピリピリし過ぎている勉三さんを気の毒に思った英一は、“脱時機”を作る。/水不足でプール開きが延期になってしまった。英一はブタゴリラに命令され、水を何百倍にも増やすことが出来る“水増殖丸”を作るのだが……。 13. 雲の上のスイートホーム 静かな場所でないと気が散って勉強が出来ないというみよちゃん。そんなみよちゃんのために、英一はとっておきの勉強部屋を作ってあげることにする。“仙境水”を使い、雲の上にみよちゃんのためだけのスイートホームを作った英一とコロ助。だが、突如現れたブタゴリラたちによって、スイートホームは乗っ取られてしまう。 14. ちょうちんおバケ捕物帖/怪談ボタン灯 ブタゴリラの横暴な行動に怒った英一は、ブタゴリラをギャフンと言わせるため、どんな小さな悪事も見逃さない“必殺召し捕り人”を作る。/ものすごく怖がりなことをブタゴリラにバカにされた英一とコロ助。2人は仕返しをするため、“ボタン灯”を作って、ブタゴリラの部屋にこっそりとしかける。 15. 一寸ガードマン/シャボン玉ドーム パパがひったくり犯に襲われた!? 英一は犯人を捕まえるため、小型ボディーガード・ロボット“助太刀人形”と“打ち出のマイク”を作り、犯人探しに出かける。/シャボン玉を上手く膨らますことが出来ないコロ助。そんなコロ助のために、英一はとびっきり大きなシャボン玉が作れる“大シャボン玉水とストロー”を作る。 16. パパたちの授業参観.親子で野球大会 今日は表野小学校の父親参観日。しかし、何故かパパと一緒にコロ助まで学校に来てしまう。しかもブタゴリラの父親(熊八)に「ねぎ坊主」とバカにされたコロ助は、ことある事に熊八と張り合い始める。授業参観のあとに行われた、親子混成チームによる野球の試合でも、対抗意識まる出しの2人は……。 17. 哀しみのトンガリ.かくれみので一人ぼっち 身に着けた者の姿を、完全に見えなくしてしまう“かくれみの”。コロ助は英一に無断でかくれみのを持ち出して、みのをトンガリに取られてしまう。姿が見えないのをいいことに、次々とイタズラをはたらくトンガリ。しかし、かくれみのの結び目が見えなくなったトンガリは、みのが脱げなくなってしまう。 18. エジソンに会った 誰にもいえない夏休み 発明王のエジソンに会うため、改良型の航時機を作った英一。しかし、英一がちょっと出かけたスキに、ブタゴリラとトンガリが勝手に航時機を操作し、2人だけで19世紀のアメリカに行ってしまう。わけのわからないままアメリカに来てしまったブタゴリラたちは、そのままなりゆきでギャング団の一味になってしまう。 19. ひんやりヒエヒエ水ねんど/台風と夏まつり 水を粘土のように固めて、自由に形を変えることが出来る“粘土水”。英一たちは夏を涼しくすごすため、粘土水で家を造り。快適な夏を過ごすのだが……。/年に一度の「こども夜店」の日が近づいていた。しかし、天気予報ではその日は雨。こども夜店が中止にならないよう、英一は“雨よけコントローラー”を作る。 20. コロ助! パワーアップ大作戦 グランロボのように強くなりたいコロ助は、グランコロ助に改造して欲しいと言い出す。しかし、お金がないという理由で、英一に断られたコロ助は、お金があれば改造してもらえると思い、アルバイトを始める。しかし、お世辞がヘタなコロ助は、うまくお客さんの相手が出来ずに困ってしまう……。 21. 走れ 42.195キロ! マラソンはこりごりナリ!? マラソンが42.195キロだなんて誰が決めたんだ! マラソンを35キロにしよう!! ブタゴリラのわがままのせいで、紀元前490年のギリシャに向かうことになった英一たち。アテネからマラトンまでの距離が35キロ��ら、マラソンも35キロになるはず。というわけで、アテネからマラトンまでの距離を測り始める英一たちだったが……。 22. 町内運動会 MVPは誰の手に!? 突然、木手家のテレビが壊れてしまった。グランロボが見れないコロ助は「新しいテレビを買って欲しい」とママにお願いするが、ヘソクリを使いたくないママに却下される。そんな時、今度の日曜に行われる町内運動会のMVPの商品が大画面テレビだと知り、やる気満々になるママ。一方、敵チームのブタゴリラもテレビを狙って、やる気満々になっていた。 23. ふりかけはコロッケの味/きき耳ずきん ブタゴリラが開く野菜パーティーに、ムリヤリ参加させられることになった英一と乙梨くん。困った英一は、どんな食べ物もコロッケの味に換えられる“食物変換ふりかけ”を作ることにする。 24. 昼行灯で百点満点/コロ助 恋におちて 人間の記憶力を増進させる効果を持つ“昼行灯”。昼行灯を使って、英一は苦手な国語のテストを克服したのだが、昼行灯のことがブタゴリラに知られ、取り上げられてしまう。/学校の授業で、自動車工場の見学に行った英一たち。そこでコロ助は、最新型の自動車点検ロボットに気に入られてしまう。ロボットに一目惚れされてしまったコロ助は……。 25. キョーレツ!! 怪人ドテカボチャン トンガリが軽い気持ちで応募したマンガが、次号のゲラゲラコミックに掲載されることになった。しかし、そのマンガはギャグマンガで、主人公のドテカボチャンはブタゴリラをモデルにしたキャラクターだった。もし、マンガをブタゴリラに見られたら、絶対に殺される!? トンガリは英一に、どうにかして欲しいと泣きついてくる。 26. ひかえい! 黄門サマは大悪人? 水戸黄門の印籠のように、どんな相手も恐れ入らせてしまう“黄門印籠”。しかし、その印籠をコロ助が持ち出し、ブタゴリラに取り上げられてしまう。印籠のご威光にひたすらひれ伏し、ブタゴリラの命令に従うコロ助。それを見ていた泥棒が、ブタゴリラから印籠を奪い取り、印籠を利用して悪事を働こうとする……。 27. やればできる! 逆あがり必勝法 体育の時間に逆上がりができず、みんなに笑われる英一。その話を聞いたママは英一を公園に連れ出し、逆上がりの練習をさせようとする。しかし、逆上がりの練習をブタゴリラたちに見られ、英一はさらに笑われてしまう。練習をやめた英一を見て、再び練習させるためのアイデアを思いついたコロ助は、パパに“てんぐの抜け穴”を渡し、あるお願いをする。 28. 夢のつんつるつづら/コロ助がお見合い 繊維の分子を膨張させる“つんつるつづら”。英一はこれを使い、みよちゃんが七五三のときに着たという、思い出の振り袖を、もう一度着れるようにしてあげようとするのだが……。/“臭覚マスク”を使い、八百八でおつりを間違えたおばあさんを見つけ出したコロ助。その事件がキッカケで、コロ助のことを気に入ったおばあさんから、お見合いの話が持ち込まれる。 29. アッチッチ! 温泉さがして地底探検 パパの誕生日に温泉をプレゼントしよう! “箱庭製造機”で庭に露天風呂を作り、そこに“てんぐのねじれパイプ”で、地下の源泉からお湯を引っ張ってこようと考える英一。みんなと一緒に“潜地球”に乗り、源泉を探しに地下へ潜っていく。しかし、その途中で地震にあってしまい、ブタゴリラとコロ助が潜地球の外に放り出されてしまった!? 30. コロ助とチビゴリラの友情物語 お使いに出かけたコロ助が拾ってきたサルの子供。すっかりなついているそのサルに、チビ丸という名前を付け、家で飼おうとするコロ助。しかし、チビ丸は動物園へ輸送する途中の事故で逃げ出したゴリラの子供だった。チビ丸を飼うことをママに反対され、そのうえママの剣幕の凄さに驚いたチビ丸は、窓から逃げ出してしまう。 31. 君こそスターだ! 浦島亀太郎 文化祭で『浦島太郎』の劇をやることになった英一たち。配役はブタゴリラが浦島太郎、みよちゃんが乙姫、そして英一は亀の役だった。ブタゴリラは亀役の英一にまたがると、まるで英一を馬のように扱う。怒った英一はストーリーを変えてしまおうと思い、“航時機”で室町時代へ向かう。英一は浦島太郎の作者に会い、主役を亀にしてもらおうとするのだが……。 32. キテレツ斉様は千両役者!? コロ助が公園で知り合った、元旅役者の梅岡藤十郎。かつては人気者だった藤十郎だが、今では行くあてもなく、その日の食事にも困るありさまだった。寝る場所もなく困っている藤十郎だが、よく見ると顔がキテレツ斎さまに似ていることにコロ助は気付く。コロ助は藤十郎をキテレツ斎に変装させ、英一の部屋に泊まれるようにしてあげようとする。 33. サンタクロース見ーつけた 突然ブタゴリラの態度が変わった!? あまりのブタゴリラの豹変ぶりが気になる英一は、思っていることをすべてしゃべってしまうという道具“腹蔵清浄器”を作り、その理由を聞き出そうとする。実はブタゴリラは、サンタクロースが本当にいると今でも信じていて、いい子にしていないとサンタさんからプレゼントがもらえないと思っていたのだ。 34. みよちゃんの花ムコ占い・10年後は成人式 デパートの占いコーナーで、評判の占い師に将来を占ってもらったみよちゃん。占いの結果は20歳で同級生と結婚し、結婚相手は八百屋などの威勢のいい職業についている人ということだった。その条件に当てはまる同級生は1人しかいない。落ち込んでいるみよちゃんのため、占いが当てにならないことを英一は証明しようとするのだが……。 35. 雪国でミステリー ブタゴリラの祖母が経営する民宿に招待された英一たち。駅に到着すると、迎えに来ているはずのブタゴリラはまだ来ていなかった。仕方なく駅で時間をつぶす英一たち。ところが、英一たちは村人たちから泥棒と間違えられてしまう!? 実は半年前に村から盗まれたごんた人形とコロ助がそっくりだったせいで、勘違いされてしまったのだ。 36. ブタゴリラのスケート特訓/寒中水泳大会 今度の日曜日にスケートに行くことになった英一たち。スケートの出来ない英一は憂鬱な気分に……。ところが、スケートが出来ないのは実は英一だけではなかった。/毎年の恒例行事、寒中水泳大会が今年も行われることに……。英一は、手荒れに悩むママのために作ってあげた“保温防水膏”を使って、寒さをしのごうとする。 37. 新一年生必見! 赤いランドセルの女の子 公園で遊んでいたコロ助が、見知らぬ女の子から預かった赤いランドセル。しかし、それは近所の勉強堂から盗まれたランドセルだった。ランドセル泥棒の汚名を着せられたコロ助は、名誉を回復しようと町に出て、女の子を捜し始める。ところがその間に、今度はブタゴリラが同じ女の子から赤いランドセルを預けられていた……。 38. 王子と結婚!? みよこ姫 学校の授業で、将来の夢を聞かれた英一たち。ブタゴリラの夢は八百八をもっと大きな八百屋にすること。英一の夢は立派な発明家になること。そして、みよちゃんの夢は、なんとシンデレラみたいになることだった。英一はみよちゃんの夢を叶えてあげようと、“航時機”を使って中世のヨーロッパに連れって行ってあげることにする。 39. 北斗星で北の国へUターン 札幌ラーメンを食べるため、家族で日帰りの北海道旅行に行ってきたトンガリ。トンガリに対抗意識を燃やしたブタゴリラは「自分も日帰りで北海道旅行に行く」と言い出し、その方法を英一に用意しろと迫る。ちょうど勉三さんが受験のために北海道に行くことを知った英一は、勉三さんに“てんぐの抜け穴”を預けることにする。 40. コロ助 秀才になる!? 近所に新しく出来た学習塾の模試を受けることになった英一たち。しかし、テストでビリになりたくないブタゴリラは、コロ助にも一緒に模試を受けさせることにする。名前しか書けないコロ助のために、英一は“念動筆”を作るが、2人は別々の教室になって作戦は失敗しまう。それなのに発表された模試の結果では、コロ助が満点で1位になっていた!? 41. コロ助若さまのいいなずけ みよちゃんが日本橋のおじいちゃんの家で見つけてきた浮世絵。その絵にはコロ助の後ろ姿が描かれていた。浮世絵に描かれているコロ助の正体を調べるため、英一たちは“航時機”で安政五年の江戸に向かう。しかし、何故かコロ助がお城の若様(菊千代)と間違えられ、連れていかれてしまう。英一たちは何とかコロ助を連れ戻そうとするのだが……。 42. 恐竜からの招待状 南の国へいらっしゃい! 英一のもとに届いた一通の手紙。その手紙の差出人は、以前に竜馬湖で英一たちが助けた恐竜だった!? いくらなんでも恐竜が手紙を出すわけがない。英一たちは本当の差出人を探すため、消印が押されていた百丈島に向かう。実は手紙の本当の差出人はマキという少女で、マキは恐竜を見つけ出し、島を有名にしたいと思っていたのだった。 43. ブタゴリラのあこがれは年上の女の子? いつも八百八に買い物に来る中学生のひとみさん。ブタゴリラが、そのひとみさんのことを好きになってしまった。恋に悩むブタゴリラは、ひとみさんと仲良くなれる道具を作れと言い出す。その後、神社に向かい、ひとみさんと仲良くなれるようお願いをしていたブタゴリラは、神社で犬に襲われていた女の子(まさこちゃん)を助けたのだが……。 44. ウルトラ迷路でウロウロどっきり!? 迷路のアトラクションに遊びに来た英一たち。誰が一番早く迷路から脱出できるか競争することになり、5人はそれぞれ迷路の中に入っていく。ところが、みよちゃんがコロ助の目の前で壁の中に消えてしまう!? どうやらみよちゃんは次元の裂け目に迷い込んでしまったらしい。英一は“異次元刀”を使って四次元への入口を開き、みよちゃんを救出に向かう。 45. 一獲千金 まぼろしの蝶を探せ トンガリが自慢していためずらしい蝶の��本。その標本の蝶が1匹10万円すると聞き、ブタゴリラはめずらしい蝶を捕まえに行こうと言い出す。近所に住んでいる蝶の研究者の如月博士の話では、20年前に絶滅したキンイロクジャクアゲハなら1000万円以上するらしい。英一たちは“航時機”を使い、20年前のブラジルに蝶を捕まえに行くことにする。 46. 呼べばこたえるヤマビコ野菜 コロ助が丹精込めて育てた鉢植えのトマト。しかし、そのトマトがブタゴリラに食べられてしまう。悔しがるコロ助のために英一は“山彦野菜”を作り、それを仕込んだトマトでブタゴリラを驚かせようとする。ところがコロ助の育てたトマトを気に入り、木手家に来ていたグルメ評論家の本山先生が、山彦野菜の仕込まれたトマトを間違えて触ってしまう。 47. まかフシギ? 乙姫様が鶴の恩返し 新聞を見て大騒ぎするコロ助。そこには英一たちが室町時代に忘れてきた“動物変身小槌”の事が載っていたからだった。小槌を回収しようと、慌てて室町時代に向かう2人。ところが運の悪いことに、英一とコロ助は乙姫に捕まってしまい、座敷牢に閉じ込められてしまう。動物変身小槌も取り上げられた英一たちは絶体絶命のピンチに……。 48. 地震のつくり方/思い出ハウスで仲直り 突然の地震に慌てふためき、みんなにバカにされてしまった英一。冷静沈着なところを見せ、名誉を挽回しようとした英一は“地震発生機”を作ることにする。/いつもは仲がいいブタゴリラの両親が大ゲンカをした!? 2人を仲直りさせて欲しいと頼まれた英一は、“こころみの家”を改造し“思い出ハウス”を作ることにする。 49. 当選確実! クラス委員は脚光灯で 新しいクラス委員を決める選挙が行われた。クラス委員は秀才の瀬川さんに決まったが、英一にも1票だけ票が入っていた。「その1票は自分で入れたんだろう?」と、英一はブタゴリラにからかわれてしまう。しかもブタゴリラには3票も入っており、そのことを悔しがったコロ助は、英一の人気がもっと出るようにするため、英一に“脚光灯”を作らせる。 50. ウソ! あのブタゴリラが野菜嫌いに!? 突然ブタゴリラが「俺は野菜がキライになった。今後いっさい野菜は食べないから、おまえたちも俺の前で野菜の話はするな」と言い始める。実はブタゴリラのあまりにも度を越した野菜好きを心配した両親が、ブタゴリラにそのことを注意したため、そんなこと言うなら「もう野菜なんかキライになってやる!」と、ブタゴリラは拗ねていたのだ。 51. キンキラ金山見つけた 地底の大冒険 物置の掃除中に偶然見つけた宝の地図。その地図は木手家の先祖が記した、平家の隠し金山の地図だった。いつものメンバーで宝探しに出かけた英一たちは、宝の地図を頼りに滝の裏に隠された洞窟へ入っていく。さまざまなワナをかいくぐりながら奥へ進んでいく英一たちは、洞窟の中で同じように隠し金山を探しているという大学生の奥村に出会う。 52. 大人気!5年3組白鳥先生 5年1組と3組のクラス対抗リレーが近づいていた。3組担任のドラムカン(広井先生)が大キライなブタゴリラは、「絶対に3組に負けるな!」と、英一とトンガリをしごき続ける。ところがクラス対抗リレーの直前にドラムカンは産休をとることに……。そして、代わりに3組の臨時担任として赴任して来たのは、美人の白鳥先生だった。 53. 恐怖の九官鳥・コロ助が危ない! ブタゴリラに秘書扱いされ、いいようにこき使われるトンガリ。しかし、面と向かって文句を言えないトンガリは、自宅のベランダでブタゴリラの悪口を言って、ストレスを発散させていた。ところが隣の家の九官鳥の勘三郎に、トンガリが言っていた悪口を覚えられてしまう!? もしも、このことがブタゴリラに知られてしまったら……。 54. 感激鐘で武士の目にも涙ナリ みんなが感激して涙ぐむような映画を見ても、何とも思わないコロ助。あの映画を見ても感動しないやつはネコ以下だと言われ、ショックを受けたコロ助は、英一に“感激鐘”を作ってもらう。これがあればピアノの発表会で、みよちゃんの演奏を聴いて感動できる。そう思って喜んでいたコロ助だが、うっかり感激鐘を階段から落とし、壊してしまう。 55. キテレツ大ピンチ? パパの発明禁止令! パパの夢の中にパパのパパ(英一のおじいさん)が現れる。「もっと厳しく育てないと、英一がダメになってしまうぞ」と、おじいさん叱られるパパ。最初はあまり気にしていなかったパパだが、普段の英一を見ているうちに、だんだんおじいさんの言葉が気になり始める。英一を鍛え直すためことを決めたパパは、毎朝英一にジョギングをさせ、発明も禁止してしまう。 56. 撮影快調! ハリウッドのバビロン大宮殿 無声映画の傑作と言われる『イントレランス』。その映画に刺激されたトンガリは、買ってもらったビデオカメラで映画を撮り始める。英一も大百科を見て“夢楽鏡”を作るが、夢楽鏡が旧式すぎるため、使い方が分からない。夢楽鏡と昔のカメラが似ていることに気づいたトンガリは、カメラの使い方を『イントレランス』の監督に教わろうと言い始める。 57. 大予言! コロ助のあした草紙 絵本しか読めないことをブタゴリラにバカにされたコロ助。コロ助は傑作小説を書いて、ブタゴリラを見返そうとするが���さっぱり筆が進まない。見かねた英一はコロ助のために“あした草紙”を作ってあげることに……。しかし、あした草紙は小説を書いてくれる道具ではなく、明日、身の回りで起きる出来事を予言する道具だった。 58. ついに発明! 夏休みを3倍にする夢遊境 夏休みになり、ブタゴリラは田舎のおばあちゃん家、トンガリは百丈島の別荘、みよちゃんは軽井沢のペンションに行くことになった。それを聞き、自分もどこかに行きたいと駄々をこねるコロ助。英一はコロ助のために、5メートル四方の空間を入れ替えることが出来る道具“夢遊境”を作り、夢遊境の受信用ペンダントを、トンガリたちに預ける。 59. 骨折り損のくたびれ小槌 明日は結婚記念日だというのに、パパとママが夫婦ゲンカをしてしまった。この様子だと、パパは明日のことを忘れているに違いない。英一はパパに結婚記念日のことをそっと伝えようとするが、すれ違いばかりでうまく伝えられない。このままだとマズイことになる。そう思った英一は、“成長小槌”で大人に変身し、会社までパパを追いかけていく。 60. 八月のある日、迷い子クジラが空とんだ みんなと一緒に海水浴にやって来た英一とコロ助。しかし、海岸は人だらけで、とても海水浴を楽しめる状態ではなかった。“昇月紗”と“仙境水”を組み合わせて作った新しい道具“キント雲”を使い、英一たちは無人島まで飛んでいくことにする。誰もいない海岸で海水浴を満喫していると、なぜか島の浅瀬にザトウクジラの子供が迷い込んで来た……。 61. こわいの飛んでけ! 三半鏡でバッチリ 自動車の免許を取った勉三さんに誘われ、ドライブをすることになった英一とコロ助。ところが勉三さんの運転は、試験に合格したことが不思議なぐらい危険で、英一たちはあやうく死にかける。しかし、そんな勉三さんの運転のことを知らないみよちゃんが、今度の日曜日に、勉三さんの車で遊園地に行く約束をしてしまう。 62. おばけがいっぱい!? キャンプでパニック 林間学校に行くことになった英一たち。しかし、学校の行事だというのに、“てんぐの抜け穴”を使い、コロ助が勝手に付いて来てしまう。しかも、林間学校で行われるきもだめし大会の優勝者に商品が出ることを知ったコロ助は、英一を優勝させようとして、こっそり持ってきていた“ボタン灯”をきもだめしのコースにしかける。 63. 走れ! トンガリ号 夢の四駆グランプリ 表野百貨店の屋上で行われた、予選大会で優勝し、ミニ四駆の決勝大会に出場する資格を手に入れたトンガリ。ところがトンガリは「決勝の日は風邪をひき、出場できない気がする」と言いだす。実はトンガリは、ここ一番という時に風邪をひいてしまうジンクスがあったのだ。トンガリの晴れ舞台をつぶさせるもんかと張り切るブタゴリラに命令され、英一は“風邪見鳥”を作ることに……。 64. まことナリ! キッコー船で山のぼり コロ助が公園で見つけた風船。その風船には1通の手紙が着いていた。さっそく手紙の差出人に返事を書くコロ助。しかし、英一が宛先を間違えて書いてしまったため、手紙が戻ってきてしまう。そのことを知ったコロ助は怒り、英一に内緒で“亀甲船”を持ち出し、手紙の差出人に直接会いに行こうとする……。 65. ゴリラとブタゴリラ・どっちがゴリラ コロ助が拾ってきたという子猫。しかし、それは子猫ではなくライオンの子供だった!? しかもそのライオンは、密輸業者がアフリカからさらってきたものだったのだ!? ライオンを母親のもとに返してあげようと決めた英一たちは、トンガリのパパに頼んで、“てんぐの抜け穴”をアフリカの支店に送ってもらい、アフリカでライオンの母親を探しはじめる。 66. 大爆笑! あの乙姫がやって来た 発明品の整理をしていた英一とコロ助の目の前で、突然“航時機”が消えてしまう。それは、過去の時代のどこかで、誰かが航時機を操作したからだった。実は英一たちが室町時代で座敷牢に入れられていた間に、乙姫が勝手に航時機を操作していたのだった!? 航時機に乗って現代に現れた乙姫は、持ち前のバイタリティで次々と騒動を引き起こしていく。 67. 雨あめ降れふれ! 忘れな傘を君の手に 雨が急に降り出しても困らない道具“忘れな傘”。忘れな傘は、出かける前に軒先にぶら下げておくと、雨を自動的に感知し、持ち主のもとに飛んで来るという、とても便利な道具だった。その便利さに驚いたみんなに頼まれ、英一はみよちゃんや、ブタゴリラ、勉三さんの分も作ることに……。ところが忘れな傘には、ある欠点があった。 68. 邪馬台国の謎に迫る! みよ子がヒミコ? 邪馬台国の女王・卑弥呼に思いをはせる勉三さん。卑弥呼のことを絶世の美女だと信じている勉三さんは、卑弥呼のことが気になって勉強も手につかない状態に……。勉三さんの思いをかなえるため、みんなで“航時機”に乗り、本物の卑弥呼に会いに行くことにする。���かし、定員オーバーの航時機は途中で調子が悪くなってしまう。 69. 秋深し みんなそろって結婚式フルコース 親戚の結婚式に出るため、学校を早退するトンガリ。結婚式で出るフルコース料理のことをさんざん自慢するトンガリに対抗意識を燃やしたブタゴリラは、「俺もフルコースを食べるぞ!」と言い出す。勉三さんが結婚式場でカメラマンのアルバイトをしていることを知ったブタゴリラは、勉三さんに頼み込んで、結婚式に参加させてもらおうとする。 70. テストもバッチリ!! 一夜漬けマクラ 突然、ブタゴリラが国語のテストで88点をとった!? 驚いた英一たちがその理由を尋ねると、熊田家に伝わる漬物石の下に教科書を敷き、それを枕にして寝ると、教科書の内容が頭の中に入ってくるのだとブタゴリラは言う。そんなバカな! そう思う英一だが、大百科の中にも同じような効果を持つ道具、“一夜漬け枕”が載っていたのだった……。 71. あと5分! そんなときこそ時間逆転機 英一が“脱時機”を改良して作った“時間逆転機”。時間逆転機は、機械で狙った人間の時間を5分間だけ過去に戻すことが出来るという道具だった。時間逆転機で短い時間を活用し、充実した時間を送る英一。そんな時、突然みよちゃんが英一の家を訪ねてくる。みよちゃんの様子が変なことに気づいた英一は、時間逆転機でみよちゃんの時間を戻すことにする。 72. みつばちじいやがやって来た 愛用のハチミツを切らしてしまった勉三さん。そのハチミツがないと勉強のための活力が沸かない勉三さんは、新しいハチミツを譲ってもらおうと八百八に向かう。しかし、ちょうど八百八もハチミツを切らしており、困った勉三さんは、ハチミツを手に入れるため、ハチミツを作ったというブタゴリラのおじさん(熊一郎)に会いに、伊豆に行くことにする。 73. サンタの孫はマッチ売りの少女ナリ! 喫茶店の宣伝用マッチを駅前で配っている少女・雪乃。その日、「マッチ売りの少女」を本屋で立ち読みし、大泣きしてしまったコロ助は、雪乃のことをマッチ売りの少女だと思い込んでしまう。貯金箱を持ち出し、雪乃からマッチを買えるだけ買おうとするコロ助。しかし、当然ながら、雪乃がマッチを配っているのは、まったく別の理由からだった。 74. ついに成功! 2001年大学キャンパスの旅 やきいもにつられ、コロ助が“航時機”を勝手にブタゴリラとトンガリに貸してしまった。ブタゴリラは自分の不注意で無くしてしまったこづかいを、未来の自分のこづかいで埋め合わせしようと考えていたのだ。しかし、操縦法がよく分からないブタゴリラは、航時機をデタラメに操作してしまう。そしてたどり着いた場所は、2001年の高尾大学だった!? 75. 見たか悪漢! 二刀流コロ助 西部を行く チャンバラで幼稚園児に負け、“鈍時鏡”を使った英一にも負け、すっかり自信をなくしたコロ助。このままでは武士の誇りが守れないと思ったコロ助は、「宮本武蔵先生に弟子入りするナリ!」と言い出す。コロ助にせがまれ、“航時機”で江戸時代に行くことになった英一たち。しかし、またしても航時機の調子が悪くなり、着いた場所は西部開拓時代のアメリカだった。 76. 雪山メルヘン! 長靴をはいたクマ物語 商店街のスキー旅行に行くことになった、ブタゴリラとトンガリとみよちゃん。バスで行けるのは3人だけなので、英一とコロ助は、後から“てんぐの抜け穴”を使って合流することにする。ところが予定よりもかなり早く、英一はブタゴリラから呼び出される。実はブタゴリラとトンガリは、サービスエリアで置いてきぼりをくらい、困り果てていたのだ。 77. ポッカポッカ! コタツムリで春がきた 寒い冬でも楽に配達がしたいブタゴリラは、英一から“潜地球”を借りようとする。しかし、メンテナンスが十分でなかったこともあって、潜地球での配達は失敗してしまう。とにかく寒くなければいいはず、と思った英一は、大百科に載っていた“コタツムリ”を作ることにする。コタツムリは遠赤外線を利用し、周囲を暖めるという暖房器具だった。 78. 上がれやっこだこ! 江戸時代からの贈り物 英一が大百科を見て作った、新しい発明品“やっこだこ”。やっこだこは凧と同じ外見をした人が近づくと、教えてくれるという道具だった。試しにブタゴリラの顔を描き、凧を上げてみるコロ助。すると実験は見事に成功する。やっこだこの効果に感心したみよちゃんは、嫌いな親戚のおじさんの顔をした凧を作って欲しい、と英一に頼むのだが……。 79. 受験生必見! 勉三さんに春は来るか!? 今までに6度も受験に失敗した勉三さん。もし今年も大学に落ちたら、勉三さんは郷里に帰る覚悟を決めていた。お百度参りに教会でのお祈りと、合格祈願のはしごをした勉三さんは、無理がたたって、合格発表の当日に風邪で倒れてしまう……。英一とコロ助は勉三さんに頼まれ、勉三さんの代わりに、高尾大学の合格発表を見に行くのだった。 80. 極秘情報! ブタゴリラは女だった?! ブタゴリラが自分の部屋に帰ると、3年ぶりに押し入れから出された、ひな人形が飾られていた。実はそのひな人形は、ブタゴリラが生まれたとき、薫という名前を聞いて勘違いしたおじさん(虎七)から贈られたものだった。男のくせにひな人形を持っていることが知られたら、みんなにバカにされる。ブタゴリラは慌ててひな人形を隠そうとする……。 81. 絶滅寸前!キテレツ流トキ救出大作戦 森林開発や農薬のために日本にたった二羽しか生息していない絶滅寸前のトキ。その多くの責任が人間にあることを知った英一たちは、二羽のトキに元気な仲間の写真を見せて、元気づけてあげようと江戸時代へ行く。それは思いがけず命がけの旅となるが、そこで再会したキテレツ斎に助けられる。トキの運命はいかに!!? 82. クマのコロ助 天狗の抜け穴でご対面ーン ブタゴリラと父・熊八は、飛行機に乗り、北海道へ行くことに。飛行機=落ちるかも?と不安を抱いていた熊八は、スチュワーデスに会いたいがために見送りに来ていたコロ助と英一を一緒に連れて行くことを決める。ペンションに到着すると、そこには一匹の熊が飼われていた。“天狗の抜け穴”で後に合流することになっていたみよちゃんたちが見たものは…!? 83. 思い出宙返り・勉三母さんやって来た 今年も大学受験に失敗するだろうと弱気だった勉三さんが、念願の大学に合格。しかし、心臓が弱く、とてもコースターに乗れる体ではないお母さんと、合格したら『二回転宙返りジェットコースター』に乗せてあげると約束してしまっていたのだ。それを知らないブタゴリラたちは、ひょんなことから、勉三さんのお母さんを連れて遊園地に行くことになるが…!? 84. トンガリパニック!め組人形大騒動 自宅の内装工事のため、一週間・超高級ホテル暮らしをするお金持ち・トンガリ。最初はみんなにホテル生活自慢をしていたが、ホテルが火事になる映画を観てしまい、自分の泊まっているホテルも火事になるんではないかと不安で不眠症になってしまう。寝不足で今にも倒れそうなトンガリのために英一が作った“め組人形”だったが…。 85. コロ助珍道中 花のお江戸でアルバム作り グループ研究のために懐かしの思い出アルバムを見ながら、昔話に花を咲かせている英一たち。それを見たコロ助は、「ワガハイには思い出がないナリ~」と泣きじゃくる。それを可愛そうに思ったみよちゃんたちは、「コロ助にも思い出を作ってあげよう」と航時機に乗って、江戸時代でのコロ助を写真に撮りに行くことにする。 86. コロ助の消えたバースデープレゼント みんなから誕生日プレゼントをもらい感激するコロ助。しかし、みよちゃんからのプレゼントを開けてみると、箱の中は空っぽ!! みよちゃんに打ち明けれずにいるコロ助は、なんとか謎を解こうとするが、それがきっかけとなり、勉三さんはバイトをクビになってしまう。空っぽだったそのワケと勉三さんの深い関係とは… 87. 迷い子にサヨナラ! 方向音虫ブローチ!! 新学期の目標として、「方向音痴をなおしたい」と真剣に悩むみよちゃん。どうにかしてあげようと英一が発明したのが“方向音虫”。これによって、勉三さんは、初めて遅刻せずに教室まで辿り着くことができたが、英一のママとみよちゃんは“方向音虫”を巡って、大騒動!! 果たして、方向音痴をなおすことができるのか!? 88. 家庭訪問にバッチリ!! ながっちりめん 日頃の行いが悪いブタゴリラが最も恐れる家庭訪問の日がやってきた!! そこでな��とか家庭訪問を中止にしてほしいと英一に頼みこむが、そんな発明品は当然『大百科』にもない。そんなとき、英一の田舎のおばあちゃんから小包が届く。そこに入っていた“ながっちりめん”、これならブタゴリラの運命を救えるかも!? 89. コロ助のライバル 豆コロでござる!! 頼んだモノは忘れる、英一の宿題ノートを汚す…英一に怒られてばかりのコロ助は、家出を決意する。コロ助はみよちゃんの家に助けを求めに行くが、相手にされず、結局トンガリの家で世話になることに。なかなか帰ってこないコロ助に呆れた英一は、新たなる発明を開始。そんなキテレツが作った「聞き分けの良いコロ助」“豆コロ”とは!? 90. あっぱれ扇子で豆コロ旋風! ブタゴリラ一家を教育するために生き甲斐を感じてしまった“豆コロ”。どこまでも人に厳しい“豆コロ”に対し、八百八がピンチに!?  困り果てたブタゴリラ一家は、英一に助けを求める。そこで英一は、扇がれただけで陽気になり、なんでもかんでも許してしまうという“あっぱれ扇子”を作る。そんな扇子を手にした豆コロは?! そしてコロ助は?! 91. とんでけ五月病!? みよちゃん雲にのる 突然「すぐに雲を作って…」と、みよちゃんに頼まれた英一は“仙鏡水”を作ることに。雲の上にみよちゃんを一人にできまいと、こっそり雲になりすましたコロ助をおいて、英一は追加の“仙鏡水”を作りに一旦自宅へ引き返す。しかしコロ助と連絡を取り合うためのトランシーバーは、ブタゴリラたちのラジコン飛行機によって、落ちてしまう!! 連絡がとれなくなってしまった英一たち、雲はどこまでも流されて… 92. コロ助ピンチ! 武士はウソをつかぬナリ 「コロ助がオネショ���した」という根も葉もないうわさ話に激怒したコロ助は、うわさを流した犯人を突き止めるべく英一、みよちゃん、勉三さんの協力のもと、犯人探しを始める。うわさを流したと思われる犯人の証拠をつかむため、過去にさかのぼり、再現映像が見れるという“過去透視鏡”を作る英一。うわさを流した犯人とは!? 93. 仰天告白! ウチの二階のかわいいポニー 高原牧場に遊びにきた英一一家。はじめてポニーに乗って、すっかり気に入ってしまったコロ助は、英一に内緒で“天狗の抜け穴”をポニーの小屋に仕掛けてしまう。その晩、英一宅の庭に突如現れたポニー。牧場ではポニーがいなくなったと大騒ぎしている。なんとか、ポニーを牧場に帰そうとする英一とコロ助だが…。 94. どすこい! 犬型神隠し発見器で力士捜し ブタゴリラの叔父さんが、村の力士が初土俵をふむということで励ましにやってきた。しかしその相撲取りが家出しまったというから、さあ大変!! 将来きっと大物になると期待されているだけに、親方のメンツを守るため、警察に頼むこともできす、英一のもとに救いを求めにきたブタゴリラ。“犬型神隠し発見器”で捜しに行くが… 95. ど忘れ玉でチマキに雨ふる勉三さん すっかり元気がなくなった勉三さんを目撃し、心配するブタゴリラ。勉三さんの自宅へ行くとそこには口紅のついたカップが…。真相を突き止めるため、“新回古鏡”で数時間前の勉三さんの自宅を見ると、そこには恋人・友紀さんにフラレる勉三さんの姿が!! すっかりセンチメンタルになってしまった勉三さんと友紀さんの恋の行く末は!? 96. お金のなる本! キュリー夫人とにんじん ブタゴリラが分厚い本を読んでいることに驚いたトンガリ。「きっと裏がある!」と“唐倶利武者”で追跡開始。始まりはブタゴリラがきゅうりの本だと勘違いして借りた「キュリー夫人」の本の間に、五千円がはさまっていたということだった。それに味をしめたブタゴリラだったが、真相がバレたため英一たちとともに渋々お金の持ち主を捜すことになる。 97. 21世紀からブタゴリラ親子がやって来た 航時機に乗って、未来のブラゴリラ親子がやってきた。ブタゴリラの息子は、八百八の跡取り息子なのに野菜嫌い。なんとかなおして欲しいと未来のキテレツに頼んだが、「忙しいから」と断られ、過去に来たという。未来の野菜はバイオテクノロジーの進歩などで、色も形も味も今とは全然違う。そこで英一たちが考えた野菜嫌い克服法とは? 98. 黄門さまもびっくり!? めしどき印籠ナリ 人様の家に行くと、必ずめしどきにあたってしまうという勉三さんは、この日もパパやママに留守番を頼まれバーベキューをしていた英一たちのところにやってきた。エチケットのない、卑しい人間だと思われることに怯える勉三さんのために英一は“めしどき印籠”を作る。めしどきの部屋に入ろうとするとベルが鳴るというものだが、これがきっかけで友紀さんと… 99. ツルの折れない人この指とまれ! 英一たちのクラスメイトのみどりちゃんが盲腸炎で入院してしまった。話し合いの末、折り鶴と手紙を作り、クラス代表でブタゴリラとみよちゃん、そしてなぜかコロ助でお見舞いに行く。前の人の指や手の動きを覚えて、マネする“てれん袋”を使って、みどりちゃんのために一生懸命鶴を折るブタゴリラだったが、「ブタゴリラくんはお見舞いを遠慮してほしい…」と。ショック!!! その理由とは!? 100. 過去板消しで判明!? 八百八は魚屋だった 過去に書いたものがこすっただけで蘇る“過去板消し”。字が汚すぎたため、仕入れのことが書いてあることも分からず、店の黒板を消し、一方的に叱られるブタゴリラ。納得がいかず家出するが、“過去板消し”で一見落着。しかし、コロ助がこすった八百八の看板から、浮かび上がってきた新事実とは!? ブタゴリラの目に涙!? 101. 真夏の花博で大百科外伝をみつけ出せ! 夏休みを利用して、英一たちは叔父さんの家に遊びに行く。叔父さんから渡された手紙、それはキテレツ斎の遺言書だった。天井裏に隠した“奇天烈大百科 外伝”と“神通鏡”を悪者に使われる前に焼き捨てて欲しいというのだ。しかし、随分前に古道具屋に売りに出され、すでに悪者の手に!!! 英一たちは、遺言を守るために力を合わせ戦う。 102. 夏の海でかわいそうなバナナがSOS ! 「八百八」でバナナを買い占めた見かけない美しい女性。何者なのか探りに亀甲船で追いかける英一たち。目的地は房総半島。しかし、船の渦に巻き込まれ、気が付いたときには無人島に打ちあげられていた。そこにいた一匹の猿「バナナ」とすっかり仲良しになったコロ助は、無人島にたった一人で暮らす「バナナ」を可愛いそうに思う。気になる美しい女性と「バナナ」の関係。感動のフィナーレだ。 103. 宿題があぶない! 8月32日を作ろう!! 夏休みの宿題を終わらせるにはどうしても一日足りない!!! 航時機で静かな場所に行き、宿題をすれば、移動している間は時間が止まっている!! そこで英一たちは先生として勉三さんを迎え、昭和へ行くことに。しかし、当時の極悪犯人役ばかりの人気俳優にそっくりだった勉三さんは、本物の極悪犯と間違われ、逃げまどうハメに。勉三さんは捕まってしまうのか!? 104. リーンリーン! こちら鈴虫ロックバンド 勉三さんはお母さんが幼虫から育てたという鈴虫を英一たちに持って帰ってきた。鈴虫の主食はナス。ナスと言えば、ブタゴリラ。商売人のブタゴリラは早速山のようなナスを注文する。そして、ナスをたくさん売るために鈴虫を“如意光”で大きくしてしまう。涼しげな鈴虫の鳴き声が、巨大化とともに公害音に。壊れた“如意光”が直るまで、鈴虫を避難させた場所…それは…。 105. お祭りの天才 コロ助と笛吹き勉ちゃん! いくら練習してもリコーダーがいっこうに上手くならない英一。あまりの下手さにコロ助は「公害ナリ」と、大百科で発明しようとするが、リコーダーがボロボロに。修復しなくては、テストに間に合わないと英一が手を加えたのが“真似子笛”。上手な人が吹いた音を覚え、だれでも真似できるというもの。これがきっかけでコロ助は一躍街の人気者になるが…。 106. コロ助 真っ青! チョンマゲを切られる!? キノコ狩りに参加した英一たち。「毒キノコと、食べれるキノコを見極めれる」と自信満々のブタゴリラだったが、どれも毒キノコだった。八百屋の跡継ぎを差し置いて、コロ助はレンズを覗いただけで毒があるかどうかを見極める“天眼鏡”で一躍キノコ名人と呼ばれ、翌日から街のヒーローに。しかし、柿ドロボーのレッテルを貼られてしまう。果たして無実を証明できるのか!? 107. トマトは ナス テフテフは一体何ナリ 突然ブタゴリラにできるだけ大きな袋を持って家にこい!と言われた英一たち。何がもらえるのだろうと不安だった気持ちが的中。それはブラジルの叔父さんから送られてきたという『百科事典』の山だった。そもそも百科事典というのは全巻揃ってないと意味がないのだが…。それをバラバラに渡された英一たちに降り掛かった悲劇とは!? 108. ワーオ!はずかしがり屋の 石焼~きイモ 焼き芋屋の車に逃げられた!? 近づこうとすると、逃げてしまう焼き芋屋なんて聞いたことないっ!!と悪評が広まる。謎を解明するべく英一が発明したのは“臭覚天狗”。焼き芋の匂いを覚えさせるだけで、その匂いが近づいてくると、人間の4000倍の臭覚で反応するというもの。車に乗っている人の正体は、ただのはずかしがり屋ではなかった!? 109. 世にも奇妙な! おしゃべりな野菜たち 家族で温泉旅行に出ているはずのブタゴリラの家から、声がする!! よ~く耳をすませて聞いてみると、野菜がしゃべっているではないか!! そしてきれいに並べられた野菜たちは、留守中にどうにか店から逃げ出そうと作戦会議をしていた!! 驚いた英一たちは、植物や野菜の心を聞き出せる“聴心器”を手に、一大事だとブタゴリラのいるもみじ谷へ行く。 110. 走れ永遠に! 幻のSL特急アジア号!! お年寄りの自宅に行き、お掃除やお洗濯をするというボランティア活動に力を入れるみよちゃん。その日は模型を作るお爺さんの家だった。そこには昔、満州で走っていた特急列車『アジア号』の未完成模型があった。これは子供達が乗れるSLとして、一週間後に街の公園に寄付することになっている。しかし、どうしても設計図がないと作れない所があるというお爺さんを連れて、中国へ!! 111. ハコダテ、イグアナ、イカソーメン みよちゃんが男の人と腕を組んで歩いてる!? そう、これは初登場のみよちゃんのお兄さんだった。函館から久しぶりに帰って来たのだ。お兄さんと分かり、安心した英一は、函館=イカソーメンだと騒ぐブタゴリラを連れて、函館まで着いていくことに。科学的な立証がないと何事も信じないお兄さんと英一の間で交わされた二人だけの約束とは!? 112. コロ助のフィアンセ! むらさきしきふ トンガリの壊れた真空管ラジオを修理してあげた英一。たまたまテストのつもりで聞いたラジオ番組「ちびっこ電話相談室」から、熊田薫(ブタゴリラ)と名乗るコロ助の声が。「オネショのくせがあるナリ~」と悩みをうち明けたコロ助だったが、どうやらコロ助自身の悩みではないようだ。悩んでいたのはコロ助の友達!? それともフィアンセ!? 113. 地震! カミナリ! 火事! コラー大魔王!? ブタゴリラがリトルリーグのコーチにスカウトされた!? 「練習を見て上げる」と言われ、コーチに呼び出されたブタゴリラだが、実際には誰もいない空き地で、コロ助��一緒に野球をすることだった。しかも、ブタゴリラの打ったボールが隣りの家に飛び込み、ガラスを割ってしまう。それなのに、コーチは翌日も同じ場所で、同じように練習をしようと言うのだった。 114. 大そうじ募金 勉三さんに愛の手を!! 食べ物も買えないほど、お金に困っていた勉三さん。英一とコロ助は、大掃除のために作った“小昇月紗”を使い、「勉三さん募金」を始めることにする。重力をさえぎる力を持った小昇月紗で、タンスなどの重い物を動かし、その下からお金が見つかったら、その半分を勉三さんのために寄附してもらおうというのだ。 115. 花の命は短いぞ! ブタゴリラ最後の日 近い将来の出来事が透視できる道具“近未来水晶玉”。それを使って未来をのぞくと、そこに映っていたのは、ブタゴリラの写真を持ち、涙を流すブタゴリラの両親と、熊田薫と書かれたお墓だった。近未来水晶玉で透視できる未来は一週間以内。ということは、ブタゴリラは一週間以内に死んでしまうということだった!? 116. たずね人ダマで ホワイトクリスマス 家の前で、マミちゃんという小さな女の子から、サンタクロース宛の手紙を渡されたコロ助。実は昨夜、サンタの衣装を着たままアルバイトから帰ってきた勉三さんが、英一の家に入っていくのを見て、勘違いしてしまったのだ。手紙を返しに行こうにも、住所が書かれていない。英一は“たずね人ダマ”を作り、これでマミちゃんの家を探し出そうとする。 117. 春や春! 大正ロマンのハナ・ハト・マメ 酔っ払ったパパが、間違えて“航時機”を動かしてしまった。翌日、どこかに行っていた航時機が無人で戻ってくると、航時機の中には、イシクラセウヘイと書かれた大正7年発行の国語の教科書と、羽子板とやっこ凧が残されていた。教科書が無くなって、持ち主が困っているはずだ。そう思った英一たちは、教科書を返しに大正時代に行くことにする。 118. 八百八のCMソング! ミカンセイ交響曲 みかんを注文したハズなのに、八百八から届いたみかん箱に入っていたのは、蓄音機のように見える奇妙な道具だった。しかも、その道具には「奇天烈斎弟子 奇妙斎作」という文字が書かれていた。実はその箱は、みかん農家から八百八に間違えて送られてしまったものだったのだ。英一たちは奇妙斎の話を聞くため、伊豆のみかん農家に行くことにする。 119. 厳窟王が 八百八の前かけをしていた! 巌窟王の本を読んで、すっかり主人公のダンテスに感情移入してしまったブタゴリラ。巌窟王の話が、本当にあった出来事がもとになっていることを知ったブタゴリラは、ダンテスを牢獄から助け出すんだと言い出し、英一に“航時機”を用意させる。1800年代のフランスへと向かった英一たちだが、着陸に失敗し、航時機が壊れて、帰れなくなってしまう。 120. 節分 秘 情報!どっこい鬼は生きている 今日は節分。その節分の日に、学校に鬼が現れた!? トンガリやコロ助を始め、目撃情報が次々と寄せられるが、小柄ですばしっこい鬼はすぐにどこかに行ってしまう。英一は鬼を見つけ出すために、“毛頭銃”という道具を作り、ブタゴリラと一緒に鬼探しを始める。その頃、家の台所に入り込み、勝手にご飯を食べていた鬼を、コロ助が偶然見つけてしまう。 121. 参観日、小鳥がハイクを作ったよ! 参観日の国語の授業で、俳句を作るはずなのに交通標語を発表してしまったブタゴリラ。すっかり呆れた熊八は、少しでも風情の分かる息子に育てようと、梅の木と文鳥(ウグイスの代わり)を買ってくる。「配達する間、預かってくれ」と言われ、ブタゴリラから文鳥を預かった英一はイタズラ心を出し、その文鳥に“獣類あやつり機”を付けてしまう。 122. 何でモテるの!? 勉三さんとブタゴリラ コロ助が行方不明になった!? 英一が“新回古鏡”で調べると、どうやらコロ助は車にひかれ、その車で連れ去られてしまったらしい。しかも、コロ助をひいた犯人は、無免許運転だったため、コロ助を連れてその場から逃げ去ったあとで、山奥にコロ助を放り出してしまう。置き去りにされたコロ助はひとりで山道を歩き、一件の小屋を発見したのだが……。 123. ワガハイが チンチン電車だった頃・・・ その人の前世が分かるという道具“前世探知機”。その道具を使って調べると、コロ助の前世がチンチン電車だったことが判明する。どうしてコロ助の前世がチンチン電車なんだろう? 疑問に思った英一が調べると、実はコロ助の心臓に使われているスプリングは、以前、都電の部品として使われていたものだったことが判明する。 124. 嫌信丸でズバリ! いい人 悪い人 お留守番を頼まれたコロ助。「集金の人が来たら払っておいて」と、ママから一万円を預かったコロ助だが、その一万円を泥棒にだまし取られてしまう。あとで騙されたことを知ったコロ助は、人に騙されなくなる道具を作って欲しいと英一にお願いする。英一は、あらゆることに対してうたぐり深くなるという薬“嫌信丸”を作ったのだが……。 125. ガーン! ワガハイ、犬になりたいナリ! ある家の前を通りかかった時、「コロちゃん」と呼ばれたコロ助。コロ助が家の中に入って行くと、コロちゃんというのは、そこで買われている犬(マルチーズ)のことだった。飼い主のおばさんと親しくなったコロ助は、足の悪いおばさんの代わりに、マルチーズを散歩に連れていって上げることにする。ところが散歩の途中で、マルチーズに逃げられてしまう!? 126. 大スクープ!八百八に双子の赤ちゃん これから生まれる赤ん坊が、男か女か分かる道具を作って欲しい、とブタゴリラに頼まれた英一。実は、ブタゴリラの母ちゃんが妊娠し、ブタゴリラは生まれる子供が、弟か妹か知りたがっていたのだ。英一は、妊娠した人がはくと、男なら白、女なら赤に変化するという“七色足袋”を作る。ブタゴリラは七色足袋を持ち帰り、さっそく試してみると……。 127. 世紀の大失敗作! チュウシングラ ナリ いつも用事を頼まれてばかりのコロ助。みんなからいいように使われるのが嫌になったコロ助は、「ワガハイは家来ではないナリ」とへそを曲げてしまう。そんなコロ助の機嫌を直そうと、英一はコロ助に忠実に仕える家来の“忠臣倉”を作ってあげる。忠臣倉のおかげで、すっかり殿様気分のコロ助。しかし、忠臣倉の忠誠心はあまりにも行き過ぎだった……。 128. ひみつのコロッケは セーラー服の味ナリ 英一が学校から帰ってくると、コロ助が家から飛び出して来た。家の中にセーラー服の幽霊がいたと言うのだ。しかし、その話を英一やママにすると笑われてしまう。幽霊の正体を突き止めたいコロ助は、みよちゃんに協力してもらい、幽霊の制服が二ッ星女学院のものであることを突き止める。しかし、それ以上の手がかりが見つからず、調査は行き詰まってしまう。 129. キャッシュカードで コロ助 指名手配!? トンガリに頼まれ、銀行にお金を下ろしに行くことになったコロ助。コロ助はキャッシュカードを渡され、教えられた手順どおりにお金を下ろしてくる。ところが、普通にお金を下ろしてきただけなのに、何故かコロ助は銀行強盗にされてしまっていた。トンガリの家で一緒にニュースを見ていて驚いたブタゴリラは、コロ助をかくまってやることにする。 130. チルチルさくら! みよ子姫が危ない!! 勉三さんと一緒に、山形に来た英一たち。ところが、お城のイベントとして行われる大名行列のお姫様が急に病気になり、みよちゃんがその代役を担当することに……。その時、姫を亡き者にしようと狙っている侍が、何故か“航時機”に乗って現れる。タイムスリップの説明をしても、まったく侍には通じない。このままでは、みよちゃんが暗殺されてしまう!? 131. これが初恋!? 八百屋お七とツーショット 日本舞踊の発表会に、無理やり連れてこられたブタゴリラ。そんなものには、まったく興味のないブタゴリラだが、「八百屋お七」という演目だけは、気になっていた。しかも、その八百屋お七を演じていたのは、ブタゴリラと同じ年頃の子供で、堀川正美という子だった。正美にひとめ惚れしてしまったブタゴリラは、正美にラブレターを出すのだが……。 132. 大異変! ママとボクにヒゲが生えた!? 勉三さんの後輩の応援団員に頼まれ、立派なヒゲが生える薬、“髭丸水”を作った英一。ところが、髭丸水をうっかりこぼしてしまい、英一の顔にもヒゲが生えてしまう。髭丸水で生えたヒゲはとても固く、まったく剃れずに困ってしまう英一。しかも、ちょっとした手違いから、ママの顔にも髭丸水が付いてしまい、そのヒゲを見たママが気絶してしまう。 133. 究極のずる休みグッズ! 仮病マクラ 運動の苦手な英一が、とび箱のテストをさぼるために作った“仮病枕”。ところが事情を知らないママが、その枕を勉三さんに貸してしまう。翌日、勉三さんが病院に担ぎ込まれてしまい、しかもその騒ぎの最中に仮病枕が行方不明になってしまう。英一が枕の行方を探すため、“新回古鏡”で調べると、枕を持ち出したのはみよちゃんだった。 134. アウトドアライフ! ブタゴリラ修業の旅 勉三さんと一緒に、みんなでキャンプに来た英一たち。ところが、ブタゴリラが山で見つけてきた山菜の中に、「ハシリドコロ」という毒草があり、それを食べたトンガリが大変なことになってしまう。その事に責任を感じたブタゴリラは、「オレは八百屋としての才能に絶望した、修行の旅に出る」と書いた置き手紙を残し、姿を消してしまう。 135. ハダカの思い出! さくら湯ものがたり 家の風呂が壊れ、銭湯(さくら湯)に行くことになったトンガリ。しかし、男湯に入ろうとすると「ぼくちゃん1人で入って、溺れたらどうするザマス」と、ママに無理やり女湯へ連れていかれてしまう。女湯に入っていたことを、さくら湯の娘の妙子に知られてしまったトンガリは、妙子がこの事を誰にもしゃべらないようにする道具を作って欲しい、と英一に頼み込む。 136. 遊んでくれないパパたちへ! 道楽つづら 囲碁にハマって、店をほったらかしの熊八。「このままだと八百八がつぶれてしまう」と、大騒ぎするブタゴリラに頼まれ、英一は“道楽つづら”を作る。道楽つづらは、その人が夢中になっている遊びに対する興味を無くさせる道具だった。道楽つづらを使うと、熊八はまったく囲碁に興味がなくなってしまい、これで万事まるく収まるはずだったのだが……。 137. ブタゴリラ主催!緑幼稚園大同���会 緑幼稚園を卒業したブタゴリラは同窓会を開く計画を立てる。コロ助も参加したがるが、卒業していなければ出る意味がないと諭され、すねてしまう。見かねたみよ子はコロ助に、同窓会の案内状の投函をやってもらおうと提案する。ようやく機嫌の直ったコロ助だったが、ポストに向かう途中、案内状を全部風に飛ばされてしまう・・・。 138. 子どもなら見たい!! パパとママの通信簿 小百合の田舎から届いた荷物の中に、子どもの頃の通信簿が入っていた。それがきっかけでブタゴリラとトンガリがもめてしまう。ママは絶対成績がよかったはずだと自信を持つトンガリだったが、通信簿を見せて証明しなければ裸で町を一周しなくてはならなくなる。そこでトンガリは英一に発明を頼み、『古文書香』が完成する。 139. のぞかないで!! トンガリの夢の新婚生活 横断歩道ではないところで渡ろうとしたトンガリが怒られた。相手の婦警さんを見たトンガリは、彼女にひと目惚れ。頭の中は婦警さんのことで一杯で、あまりの浮かれように皆は呆れてしまう。少し頭を冷やした方がよさそうだと、英一は『こころみの家』を発明しトンガリと婦警さんを引き合わせる。 140. むかしの常識!? 堂々封切総天然色三本立 ある夜、トイレに起きたコロ助は、パパとママがけんかをしているのを聞く。原因はパパが寝言で女の人の名前を叫んだことだ。学生時代の夢を見ていたというが、ママは信用しない。そんな時、ブタゴリラが昭和40年の映画券を持って来た。丁度パパが学生だった頃だと気付いた英一は、手がかりを求め航時機で行ってみることに。 141. クーラー不要! 怪談・百丈島スイカ御殿 百丈島に海水浴に出掛けた勉三さんと英一達。スイカ割りをしていた若者を見つけたブタゴリラは、割られようとしているスイカを黙って見ていることが出来ず彼らから奪い取ることに成功する。その夜、別荘に不思議な『スイカの精』が現れる。昼間助けてもらったお礼にブタゴリラを御殿に招待するという・・・。 142. 謎また謎 氷曜日のカキ水パーティー ブタゴリラから誤字だらけの暑中見舞いのはがきが届く。かき氷パーティーを開くという誘いに喜んで参加する英一達。古いかき氷の機械をふと見ると、地図がはさんであった。30年前の地図らしい。『回古鏡』に写った昔と今を照らし合わせると、場所はトンガリの家の方向だ。早速ブタゴリラは尖家の庭を調べることにする。 143. 秋がきて・・・いなかのトンボが東京見物 田舎から帰ってきた勉三さんが帽子を取ると、頭に赤トンボがとまっていた。群れから離れ、東京にひとりぼっちでかわいそうな赤トンボ。何とか帰してあげようと英一に相談するが、うまく使える発明品が見つからない。ひょんなことからコロ助とブタゴリラは、山形ナンバーの観光バスに乗り込むことに成功するが・・・?K 144. プールに出現! ピーターパンのワニ 明日は水泳の記録会。スポーツが苦手な英一は気が重い。そんな様子を見ていたコロ助は、水を抜いてしまえばプールは中止と思いつき、夜の学校へ忍び込む。いざプールに飛び込んだコロ助は仰天!なんとそこにはワニがいた!必死に逃げて英一に話すが、まるで信じてもらえない。ところが翌日、教室にそのワニが現れ大騒ぎに! 145. 警察不用? 土下座ぶとんでゴメーン! パパが家に来た会社の部長ともめている。原因の取引先の相手はブタゴリラの知っており、一筋縄ではいかない変わり者だという。今回ばかりは譲れないと怒るパパを見て、なんとか相手に謝って欲しいと思ったママは、英一に発明を依頼する。そこで英一が作ったのは『土下座ぶとん』だった。 146. 涙の交換日記! ブタゴリラはKくんナリ ある日、自分の下駄箱に手紙が入っているのを見つけたブタゴリラ。交換日記を申し込むその手紙を書いたのは、隣のクラスの片桐麻衣。歯医者さんの娘で可愛い彼女を見たブタゴリラは舞い上がる。ところが、麻衣が交換日記を申し込んだ相手は実は英一だったことがわかる。麻衣はブタゴリラの下駄箱と間違えたのだった…。 147. 読書の秋! 感想イモと筆跡鑑定ロウセキ 感想文を書く宿題が出た。ブタゴリラが選んだ本はなんと世界地図帳。一番字が少ないからだという。ところがその地図帳に『ブタゴリラは青虫がこわい!』と書かれた落書きを見つける。これは両親しか知らないはずの秘密だ。ブタゴリラは書いた主を調べる為、英一に発明を頼み『筆跡鑑定ロウセキ』が完成する。 148. ビックリ仰天! スカートをはいたコロ助 新潟の妙子が運動会の応援に来るという。大はりきりのブタゴリラ。実はブタゴリラが招待し、八百八に泊まるのだ。ところが英一に妙子から連絡が来る。急に来られなくなったというのだ。ブタゴリラには直接言えなかった妙子。そこで英一は『複写黒巻き』を発明し、コロ助の姿を妙子に変えて、ブタゴリラの家に行かせることにする。 149. ママはいらない!? からくり料理人ナリ パパとママが旅行に行くことになった。留守中を心配するママだったが、この日の為に英一は『からくり料理人』を発明する。作った料理を残すと怒るのが欠点だが、材料さえあれば何でも料理してくれる優れものだ。この機械を知ったブタゴリラは店に役立つと借りることにするが、英一の不安が的中し、八百八で事件が起こる! 150. 遠足のアイテム! ブタゴリラ七品セット ブタゴリラの大好きな遠足の日。張り切って八百八特製・野菜と果物のセットの注文まで取る始末。皮をむく発明品も英一に頼み、準備万端だ。おまけにこのセットの中にコロ助を隠し、一緒に連れて行くことまで成功する。クラスの担当になったバスガイドさんが同じ名前だと知ったブタゴリラは、更にはりきることに! 151. 教室で指されたくない人へ! 指名扇 ナリ 国語の授業で教科書を読まされた上に、質問に答えられなかったブタゴリラ。自分ばかり指されるのが不満になり英一に発明を依頼し、完成したのは氏名扇子。ある日、効果抜群なこの扇子をみよ子に貸してほしいと頼まれた英一。ピアノの発表会の時に挨拶をする父兄の代表を決めるときに使いたいというのだが…。 152. 箱根山でドッキリ! 江戸時代の山賊たち 小説を読んで落ち込んだ勉三は、昔の時代で生きることにすると書き置きを残し、一人航時機に乗って出掛けてしまった。どこへ行ったのか心配する英一の元に勉三が帰って来る。江戸時代で山賊に襲われ身ぐるみはがされ、更に落ち込む勉三。母の編んだ大事な腹巻まで取られたと知った英一達は、それを取り返すために旅立つ! 153. 回れ仲直り鶴! ブタゴリラパンツの怒り 午後から身体検査がある日に寝ぼけて母ちゃんのパンツをはいて学校に来てしまったブタゴリラ。ブタゴリラはコロ助に頼んでパンツを持ってきてもらうことにする。しかし、うっかりそのことをしゃべってしまったコロ助は、ブタゴリラに追いかけ回されることに…。英一はコロ助のために”仲直り鶴”を作って、2人を仲直りさせようとする。 154. ゲロゲロ! 小便小僧になった ブタゴリラ 校門の前に立っていた怪しいおじさんは、有名な彫刻家の先生で、子供のモデルを捜していたのだった。先生はコロ助を見て、ひと目で気に入り、コロ助をモデルにして彫刻を作り始める。ところが「木に登ったままでおしっこをして欲しい」と言われ、コロ助は逃げ返ってしまう。そして、コロ助の代わりにモデルに選ばれたのはブタゴリラだった。 155. なぞの物体! ピアノの中のヘタウマドリ みよちゃんがピアノを弾いていると、ピアノの中から馬が歩いているような音が聞こえてくる。そして、勉三さんがハーモニカを吹いている時も。同じ音が…。謎の音の正体を探るため、英一とコロ助が調べると、犯人はキツツキだった。どうしてキツツキが?実はそのキツツキは、軽井沢からやって来た音楽大好きのキツツキだったのだ。 156. ブタゴリラも ウルウル! 黒板の中のママ お使いに来た子供に、おつりを1000円少なく渡してしまったブタゴリラ。運良く、子供の家はすぐに見つかったのだが、家の中には誰もいなかった。ブタゴリラはカギが開いていた裏口から入り、1000円を置いて伝言用の黒板にメッセージを残して帰ってくる。ところが、その子供はブタゴリラが黒板を汚したことに、泣きながら抗議するのだった。 157. 雪だるまがくれた クリスマス プレゼント 新潟の妙子が送ってくれた、クリスマスプレゼントの雪だるま。ブタゴリラはその雪だるまを見せびらかし、みんなに自慢する。ところが、その雪だるまが無くなってしまった。きっと、雪だるまを欲しがっていた、コロ助が盗んだに違いない。そう思ったブタゴリラが、英一の家に行き、冷蔵庫を開けると、そこにはブタゴリラの雪だるまが入っていた。 158. 珍発明!? だまってはさめば宿題スラスラ 回覧板をただの紙挟みと勘違いし、宿題のプリントを挟んでおいたブタゴリラ。まわりまわって英一の家に来た回覧板には、やってないはずのプリントの答えが書かれていた。これに味をしめたブタゴリラは、ニセの回覧板を作り、もう一度宿題のプリントを挟んで回覧板を回すことにする。ところが、今度は挟んでおいたプリントが無くなってしまっていた。 159. コロ助仰天! やじろ帽でニチコメ友好!? みんなでトンガリのパパのロッヂに遊びに来た英一たち。しかし、スケートの出来ない英一は”やじろ帽(ミニ)”を付けて滑り始める。やじろ帽は、身につけると絶対に倒れなくなるという道具だった。やじろ帽を付けた英一の滑りを見て、感動したミセス・スーザンから、娘のコーチになって欲しい、と英一は頼まれるのだが…。 160. 開けてびっくり! 机の中の遅れたお年玉 お正月が終わって、しばらくたったある日、突然みんなの机の中に、見覚えのないお年玉が出現する。初めて見るお年玉袋の中には、しっかり1万円が・・・・。このお年玉の謎を調べるため、英一とコロ助とみよちゃんは、”航時機”でお正月に戻り、お年玉の秘密を調べようとする。栄一たちは、なんとなく勉三さんが怪しいと睨んでいたのだが・・・・・。 161. 春の珍事! 時刻表を書いたブタゴリラ 落とし物係に選ばれたブタゴリラ。ところが、初めての経験に張りきりすぎたブタゴリラは、落とし物係なのに、みんなの落とし物を記録した、落とし物ノートを落としてしまう。こんな事がバレた���、落とし物係失格の烙印を押されてしまうに違いない。ブタゴリラは英一から落とし物を探す道具”捜しっぽ”を借りて、落とし物ノートを探し始める。 162. ブタゴリラでもスターになれる! 丸案鬼・・・ 勉三さんがエキストラのアルバイトをしている映画の見学に行き、監督にスカウトされたブタゴリラとコロ助。しかも。エキストラではなく、主役級の役で出て欲しいと言われてしまう。すっかり舞い上がった2人だが、一つだけ気がかりなことがあった。それはセリフを覚える自身がないことだった。英一はそんな2人のために”丸案鬼”をつくろことにする。 163. 一家ランラン!? ブタゴリラファミリー 求人情報誌に、八百八の店員募集の広告が!?実は、ブタゴリラの両親が、ブタゴリラを塾に通わせるため、代わりの店員を雇うことにしたのだ。募集広告を見てやって来たのは、咲子という若い女の子で、熊八たちにもすっかり気に入られてしまう。このままだと塾に通うことになってしまうブタゴリラは、咲子を追い出す道具を英一に作らせようとする。 164. 文明の危機! 教室からラーメン一丁 給食が休みの日なのに、弁当を忘れてしまったブタゴリラ。ママと連絡をとる用事があり、学校に携帯電話を持って来ていたトンガリから携帯電話を借り、ブタゴリラは教室にラーメンのデマ家をとってしまう。しかも、携帯電話がめずらしいブタゴリラは、なかなか携帯電話を返そうとしない。家にまで携帯電話を持ち帰ったブタゴリラが、一瞬目を離したスキに・・・・・。 165. カチカチ! ブタゴリラの火の用心クラブ 熊八が、子供の頃に夜回りに使っていた拍子木。それえを見て、自分も夜回りがしたくなったブタゴリラは、英一とコロ助とみよちゃんを呼び出し、4人で一緒に夜回りを始める。夜回りのご褒美として、亀屋のご隠居に鍋焼きうどんをおごってもらったコロ助は、翌日もすっかり乗り気になってしまうが、あまり乗り気でない英一は”分身機”を使うことにする。 166. すれちがいメロドラマ! 愛の上越新幹線 内緒で新潟に行き、妙子を驚かせてやろうと考えていたブタゴリラ。ところがその日は、妙子は用事で大宮に来る日だった。妙子が大宮に来ることを知らないブタゴリラは、みんなに内緒で、両親と一緒に上越新幹線に乗り込んでしまう。一方、ブタゴリラが新潟に向ったことを知らない妙子も、ブタゴリラにあうために八百八へ来たのだが・・・・・ 167. アットホーム!? 一家そろって記念写真 学校の帰り、急に遠回りして帰ろうと言い出すトンガリ。実は写真館で撮ってもらった家族の写真を、みんなに自慢したかったのだ。ママとコロ助も、トンガリのままから写真の自慢をされ、「ワガハイも写真を撮りたいナリ」と言い始めてしまう。一方、トンガリのママに写真の自慢をされた熊八も、対抗意識を燃やし始め、一家そろって写真を撮りに行くことにする。 168. ゾーッ!! 江戸時代から来た 大きな迷子 突然、、八百八にゾウがやって来て、店中の野菜を食べ始めてしまう。ブタゴリラは英一に電話をかけ、持ってきてもらった”如意光”でゾウを小さくする。翌日、みよちゃんが神社で、壊れた”航時機”を見つけて来た。昨日のゾウは、どうやらこの航時機に乗って、江戸時代から来たらしい。英一たちはゾウを返しに江戸時代に行くことにする。 169. うそみたい! テレビに ドアがついていた ブタゴリラが見つけてきた変な箱。金庫のような仏壇のような、その変な箱の扉を開けると、中に入っていたのは大昔の白黒テレビだった。「せっかくだから、自分専用のテレビにするから修理してくれ」と、ブタゴリラに頼まれた英一。ところがそのテレビは、電源もアンテナも繋いでないのに、変な人影が映る「おばけテレビ」だった!? 170. 世紀の名犬! のら犬ベンからの贈り物 コロ助がベンにコロッケを盗まれ、八百八でもベンにピーマンを盗まれてしまう。何故かベンは、食べ物を次々と盗んでは、勉三さんのもとに届けていたのだった。どうもベンは、勉三さんからもらったたこ焼きの恩返しがしたいらしい。しかし、泥棒は良くない。英一は犬と話ができる道具”犬話機”を作り、ベンに盗みを止めるよう説得しようとする。 171. キリンにメガネ!? ハシゴローものがたり 動物園に遊びに行った英一たち。ところが、英一のメガネ(神通鏡)がキリンに取られてしまう。飼育係の人に頼んで、檻の中を探してもらうが、神通鏡は見つからない。このまま神通鏡が見つからないと、キテレツ大百科が読めなくなる。真っ青に英一。ブタゴリラとトンガリとコロ助は、英一のために神通鏡を取り戻そうと、夜中に動物園に忍び込もうとする。 172. 海底SOS! 龍宮の使いと金歯のサメ いつものように、百丈島の別荘でバカンスを満喫していたトンガリ母子。ところがトンガリのママが、大切な思い出のブレスレットをうっかり産みに落としてしまう。トンガリは落ち込んでいるママのために、ブレスレットを探して欲しい、と英一にお願いする。英一たちは”新宝物探知機”と亀甲船”を使い、ブレスレットを探し始めるのだが・・・・・。 173. お茶の間の太陽! ボンボン時計と踏み台 「家に古い柱時計があれば、時計屋の善造じいさんがネジを巻きに来てくれるのに残念です」と書かれた手紙を受け取ったブタゴリラ。その手紙にを読んだブタゴリラは、妙子のためにゼンマイ式の柱時計をプレゼントしようと決心する。”航時機”で過去に行き、時計を買おうとするブタゴリラだが、今のお金は使えないと言われてしまう。 174. 鳥心器でドッキリ! 鳩のハートに大接近 英一の家に迷い込んで来た一羽のハト。そのハトはレースの途中で迷子になった伝書鳩だった。飼い主に連絡を取り、伝書鳩を返そうとするが、飼い主の元に戻るのが嫌なハトは、逃げ出してしまう。ハトを探すため、鳥の言葉が分かる”鳥心器”を作って、伝書鳩を探し始めるが、実はそのハトは、行方不明になった伝書鳩とは別のハトだった。 175. 秘 特訓! トンガリはロッキーになれるか みんなに内緒で、ボクシングジムに通っていたトンガリ。ブタゴリラの横暴に耐えられなくなっていたトンガリは、ブタゴリラの暴力に対抗するため、こっそりジムに通っていたのだ。偶然、、その事を知ってしまった英一とコロ助。同じようにブタゴリラにいじめられているコロ助も、ブタゴリラを見返そうと、トンガリと一緒にボクシングジムに通い始める。 176. 仙鏡水で発見! 東京でいちばん奇妙な雲 五月病になり、すっかり落ち込んでしまった勉三さん。いつもお世話になっている勉三さんを元気づけてあげようと、英一たちは仙境水で作った雲のお城に勉三さんを招待する。ところが、みよちゃんとトンガリを迎えに行ったブタゴリラが、熱気球に乗ったまま迷子になってしまい、英一とコロ助と勉三さんの3人は、雲の上に置き去りにされてしまう。 177. 転校御免! みよちゃん サンキンホータイ みよちゃんのパパが、北海道に転勤することになった!? しかし、転校したくないみよちゃんは、両親と一緒に北海道に行くことを嫌がり、1人で東京の家に残ると言い出す。みよちゃんを転校させたくない英一も、遠くに行かなくてすむ道具“参勤包帯”を作り、みよちゃんが転校しなくて済むように協力しようとするのだが……。 178. トンガリ ドッキリ! ブランデーと錯覚糖 ブタゴリラと一緒にサッカーをしていて、パパが大切にしている10万円のブランデーを割ってしまったトンガリ。2人はいつものように英一のもとに行き、何とかして欲しいと頼み込む。英一は、ちょうど実験中だった道具“錯覚糖”をトンガリたちに渡すことにする。錯覚糖は、実際にはそこにないものがあるように見える(錯覚する)という道具だった。 179. コロ助の時代! コロッケ5円でバス10円 昔の映画を見ていたコロ助が、突然騒ぎ始めた。その映画の中では、コロッケが2個で10円だったのだ。昔は、コロッケが1個5円で買えたことを知ったコロ助は、“航時機”で昔にコロッケを買いに行きたいと言い出す。「そんなことに航時機は使えない」と英一に怒られてしまうが、コロッケをあきらめきれないコロ助は、5円玉を集め始める。 180. 田植えツアー! ブタコレラ&トンガラシ 勉三さんの田舎に、田植えツアーに行くことになった英一たち。くじ引きの結果、コロ助とみよちゃんが勉三さんの家。英一とブタゴリラが平吉じいさんの家。トンガリはお杉ばあさ���の家に泊まることになった。しかし、どことなく不気味なお杉ばあさんと、2人っきりでいることが怖くなったトンガリは、夜中に東京に帰りたくなってしまう。 181. ベンも仰天! 痛いのとんでけ~鎮痛香 予防注射を嫌がって、ベンが逃げ出してしまった。英一は痛みを感じなくなる道具“鎮痛香”を作り、なんとかベンに予防注射を受けさせようとする。一方、逃げ出したベンはブタゴリラの家に逃げ込んでいた。動物嫌いの母ちゃんにバレないようにしながら、こっそりベンをかくまうブタゴリラ。ところが一緒の布団で寝ていたベンが、おねしょをしてしまう!? 182. 超ふしぎ!? タナバタ 竹の子 ノーベル賞 学校の授業で、「ノーベル賞を受賞した日本人の名前を挙げなさい」と言われ、「たなばた康成」と答えてしまったブタゴリラ。七夕と言えば、自分と妙子も牽牛と織女みたいだと思ったブタゴリラは、笹の代わりにタケノコを妙子にプレゼントしようと考える。でも、どうせなら直接届けた方が……そう考えたブタゴリラは、“潜地球”で新潟に行こうと言い出す。 183. 大どろぼう登場! その名は注射ジョー うっかりキーを挿したまま自動車のドアをロックしてしまった勉三さん。そして、カギを無くしてしまい、家に入れなくなってしまったトンガリ。英一は2人のために、どんなカギでも開けることができる道具“注射錠”を使って、車のドアと家のカギを開けてあげる。ところがその時の様子を泥棒に見られてしまい、注射錠が泥棒に盗まれてしまう。 184. 迷い人に贈る! メウツリコーナリ 欲しい物がなかなか決められず、すぐに目移りしてしまうみよちゃん。ママと一緒に水着を買いに行ったときも、水着売り場で2時間以上も迷い続け、それでも欲しい水着が決められず、ママに怒られてしまう。「目移りしなくなる道具を作って欲しい」とみよちゃんから頼まれた英一は、額に塗ると目移りしなくなる道具“目移り膏”を作ってあげる。 185. 日本初のUターンかぶと虫! クロ丸ナリ 勉三さんのお母さんが、送ってくれたカブトムシ。コロ助はカブトムシがすっかり気に入り、クロ丸と名前を付けてかわいがっていた。ところが、「そんな芸もしない虫ケラ」とブタゴリラにバカにされてしまったコロ助は、クロ丸を大きくして、芸を教え込みサーカスを作ろうと考える。コロ助は"如意光”を使い、クロ丸を大きくしたのだが・・・・・。 186. ユーレーも真っ青! ブタゴリラの通知表 塾の帰りに、気味の悪い女の人から、英一の家を聞かれたトンガリ。トンガリは女の人を英一の家まで案内するが、途中でその人はどこかに消えてしまう・・・・・。翌日、今度はコロ助が、同じ���からブタゴリラの家を聞かれる。その女の人に思い当たるフシがあるママが写真を見せると、同じ人だとコロ助は答える。しかし、その人は20年前に山で遭難していただ。 187. 語るも涙! ブタゴリラ一家の悲惨な休暇 家族旅行で北海道に行くことになったブタゴリラ一家。ところが、熊八が空港でチケット出すと、そのチケットは昨日のチケットだった。キャンセル待ちも絶望的で、旅行は諦めるしかない。しかし、日付を間違えたなんて恥ずかしくてみんなに言えない3人は、百丈島の別荘に行っているトンガリに頼み込み、トンガリの家に隠れさせてもらうことにする。 188. ナイターも真っ青! 一時だけの大人体験 野球場でビール売りのアルバイトをしていた勉三さん。偶然、近くにファールボールが飛び込み、テレビに映った勉三さんを見たブタゴリラは、自分もテレビに映りたいと思い、勉三さんにアルバイトの紹介をお願いする。しかし。小学生のままではバイトが出来ないため、背丈が伸びる、道具”一時足袋”を使い、年齢をゴマかして、バイトを始める。 189. 実りの秋! 田んぼのアイドル 田吾作ナリ 以前、英一たちが植えた稲が成長し、収穫も間近になっていた。しかし、せっかく立派に実った稲なのに、スズメたちによって、稲を食い荒らされてしまっていた。最近のスズメは賢くなっていて、かかし程度では驚かなくなっていたのだ。そこで英一は、スズメを追い払うための道具”田吾作”を作り、勉三さんに山形に届けてもらうことにする。 190. ブタゴリラもポ~! かあちゃん初恋時代 ブタゴリラの家に、母親の初恋の相手だと名乗る男がやってきた。実はその男は、母親たちが留守の時を見計らい、「昔、貸したお金を返してもらいに来た」と言って、お金をだまし取る詐欺師だったのだ。その男に、お金をだまし取られたことを知ったブタゴリラとトンガリはカンカンに怒り、トンガリは似顔絵を作って、その詐欺師を捕まえようと言い出す。 191. 勉三さんの家に出現! 幻のバス停ナリ 酔っ払って前後不覚になった勉三さんが、バス停を抱えて帰って来た。バス停を盗んだことがバレたら、勉三さんが逮捕されてしまう!?そうなる前にバス停を返しに行こうとするが、どこにあったバス停なのかさっぱり分からない。「不動前」という名前を頼りに、バス停をさがす英一たち。しかし、「不動前」というバス停は、もう存在しないはずのバス停だった。 192. 乗れば休日! のらくらはドッジの味方 もうすぐ暮らす対抗のドッヂボール大会。しかし、相変わらず運動音痴の英一に、ブタゴリラは苛ついていた。特訓してもどうにもならないと諦めたブタゴリラは、キテレツにカゼをひかせて休ませようとする。しかし、そんなに都合よくカゼをひかせられるわけがなかった。ところが、トンガリは「いい方法があるよ」とブタゴリラに言うのだった。 193. 八百八の家宝! オンボロ自転車百年号 ブタゴリラがいつもの配達に使っている自転車が盗まれてしまった。「どうせ、そろそろ買い替えの時期だろう」と、軽く思っていたブタゴリラだが、あの自転車は自転車作りの名人が作り、100年使えるという保証書までついている自転車だった。「百年号は八百八の家宝だ。百年号が盗まれたのは、八百八の歴史が盗まれたのと同じだ」と熊八から叱られてしまう。 194. 秋 サンサン! 隅田川から愛をこめて トンガリのイタズラで、留守番電話のふりにだまされてしまったブタゴリラ。コロ助も同じ手を使われ、ムシャクシャしていたブタゴリラは、同じ手でみよちゃんをひっかけようとする。ところが、かかってきた電話は、みよちゃんではなく妙子だった。ブタゴリラは、相手が妙子だと気付かずに留守番電話のふりをし、あとで気付いて慌ててしまう。 195. 秋の大運動会! りんりん丸で勝負あった 運動会の騎馬戦に参加することになった英一、トンガリ、ブタゴリラ、コンチの4人。穂hんとうはブタゴリラを上に乗せたいところだが、ひ弱な英一が下だと馬がつぶれてしまう。そこで、英一が上に乗ることになってしまった。実は、わざわざ英一を上に乗せることにしたのは、トンガリとブタゴリラにある作戦があったからだった。 196. ついに発見! 遠足名物リュックがなる木 遠足で奥多摩湖に来た英一たち。しかし、ブタゴリラのリュックがサルに盗まれてしまう。リュックを盗んだサルは、リュックモンキーと呼ばれている有名なサルで、他人のリュックを盗んでは、その中の食べ物を食べているサルだった。怒ったブタゴリラは「捕まえて、反省ザルにしてやる!」と、リュックモンキーを探しに、森の中に入っていく。 197. 思い出探険! 15年前に恐竜がいた!? 今年は銅婚式(結婚15年目)なのに、結婚記念日を忘れてしまったパパ。一方、トンガリのパパも、15年前の婚約記念日のことを忘れてしまっていた。2人のパパに頼まれ、結婚記念日と婚約記念日を確かめるため、”航時機”に乗って、15年前まで調べに行くことにする。ところが、15年前に行ったはずなのに、何故か英一たちは恐竜に襲われてしまう。 198. おーっと! コロ助がタマゴをうんだナリ コロ助が公園で拾ってきたニワトリのコケコ。家に連れて帰り、飼いたいとママにお願いするが「近所迷惑だからダメです」と怒られてしまう。コケコを引き取ってもらえる家を探しまわったコロ助だが、どこにもコケコは引き取ってもらえなかった。英一は、ママがコケコを飼いたくなるようにするため、動物が好きになる”花鳥風鈴”を作ってあげる。 199. ハワイが消えた! 犯人はブタゴリラ!? 福引きで白い玉を出し、特等のハワイ旅行を引き当てたコロ助。だが、残念ながらそれは夢だった。しかし、ハワイ旅行が当たりそうな気がして仕方がないコロ助は、券を集めて、福引きにチャレンジする。夢とまったく同じシチュエーションに、その気になるコロ助。そして、見事に白い玉を引き当てたのだが、現実の白い玉は4等で、本当の特等は金色だった・・・・・。 200. トンガリ激白!! 学校がママよりも好き 百丈島の別荘に行っていたトンガリが、急な悪天候で東京に戻れなくなってしまった。このままだと今年の皆勤賞がパーになる!?皆勤賞を逃したくないトンガリは、”亀甲船”で迎えに来て欲しいと、英一にお願いする。あまり気乗りしない英一だが、亀甲船がみんなに見つかって、大騒ぎになったため、亀甲船を隠すために仕方なく百丈島に行くことにする。 201. レトロー! 父ちゃんの思い出オート三輪 懐かしいオート三輪を見つけ、小百合に内緒で買った熊八。駐車場も借りていたが、管理人のミスで契約出来なくなってしまう。ブタゴリラは英一に頼み、車を如意光で小さくし預かってもらうことに。そんな時、熊八が中古車センターでオート三輪を購入したことを聞きつけた老人が、八百八を訪ねて来る。 202. 日本一の福袋 遂に出ました100万円 お年玉を手にデパートへ出掛けた英一とコロ助。ひとつだけ売れ残っていた福袋を買い、大喜びのコロ助だったが開けてがっかり。リモコン・灰皿・日記帳・・・。ところが中に妙な招き猫を見つける。帰りの電車で出会ったおばあさんが別れ際に『猫によろしく』と言い残したのを思い出した英一は、おばあさんの行方を追うことに。 203. 雪のプレゼント 透明人間でログハウス 新潟に新しくスキー場がオープン。イベントの目玉が仮装大会と妙子から知らされたブタゴリラ。優勝賞品はログハウスだという。早速英一達と相談し、出場することになり、出し物は『透明人間』に決定。ところが勉三さんもコンテストに出場、そして出し物も同じとわかり、ブタゴリラは勉三さんがスパイではと疑う。 204. モデルはどっち!? コロ助 対 ブタゴリラ コロ助に緑幼稚園の園児募集のポスターモデル依頼が舞い込む。一旦は引き受ける気になったコロ助だったが、自分の顔が町中に貼られることと、ライバル幼稚園のポスターモデルの可愛さにすっかり自信をなくし寝込んでしまう。一方、モデルをコロ助ひとりにさせてなるものかと、ブタゴリラはデザイン担当のトンガリを脅す。 205. ネコの集会! 夜中に消えたパパとママ 夜中、トイレに起きたブタゴリラは両親がいないのにびっくり。夜逃げと勘違いしたのだ。その一件を翌朝英一達に話すと皆の両親も夜、出掛けていたことがわかる。気になった英一とコロ助が後をつけると大人しか食べられない『あるもの』を発見する。絶対内緒を条件に食べさせてもらえたのだが、果たして黙っていられるか・・? 206. ついに復活!? 室町時代の超豪華結婚式 室町時代で会ったおみよさんに乙姫を助けて欲しいと頼まれる夢を同時に見た英一とコロ助。ブタゴリラにそっくりなあの乙姫のことだ。様子を見に室町時代に飛ぶが、なんと乙姫の婚礼は決まっているという。心に決めた人以外との結婚・・。悲しみにくれる乙姫をなんとか救おうと婚礼を壊そうとするのだが・・・ 207. 大スクープ!? 八百八のストーブリーグ イーグルスの人気選手・鈴木が行方不明になったという新聞記事に彼の大ファンのコロ助は仰天。実は鈴木は以前、ブタゴリラにファールボールを当てたのがきっかけで知り合った熊田家にいた。そうとは知らないトンガリは『見つけてくれたら最新式のゲーム機をあげる』という新聞記者の言葉に目がくらみ、英一に発明を依頼する。 208. 愛のプレゼント! マゴにもセーター? 新潟の妙子から手編みのセーターが届き、大喜びのブタゴリラ。ところがサイズが小さすぎて着られない。英一に発明で大きくしてもらうが、直後、妙子の送り間違いだったことが発覚。ブタゴリラから相談されたみよ子は、意外なことに勉三さんが編み物が上手で、特にセーターが最も得意だという。そんな勉三さんに事件が・・・! 209. デザートは胃薬? みよちゃんクッキング みよ子から昼食に招待された英一達。全てみよ子の手料理だと聞いた一同は期待に胸をはずませる。ところが一口食べて、そのまずさにびっくり!本当のことを言えず悩む英一達の気も知らず、再びみよ子から招待が。事実を伝えた方が本人のためということになったが、誰が言うかであみだクジ。そして見事当たったのはコロ助だった! 210. ピュ~ッ! 北国から来た北風ばあちゃん みんなで勉三さんの田舎に行った時にトンガリが泊めてもらったお杉ばあちゃんが突然やって来た。尖家にしばらく泊まることになるが、こたつや火鉢・畳・ネコがどうしても必要だという。苦労してそれらのものを揃えるが、トンガリのママともめてしまい、ある日おばあちゃんがいなくなってしまった。一体どこへ行ってしまった���か・・。 211. 指名手配! 恋の落書きボンネットバス 『遺跡に落書き』のニュースを見て憤慨していたブタゴリラ。両親に同意を求めたが、書いた人をかばうような反応に首をかしげる。実は熊八と小百合は結婚前、一緒に乗ったバスに落書きをしていたのだ。悪いことをしたと長い間反省していたという。それなら自分がそのバスを見つけて落書きを消そうとブタゴリラは決心する。 212. 八百八の名馬! クマハチダイオーナリ 競馬中継を見ていたコロ助が大騒ぎ!『クマハチダイオー』という名前の馬がレースに出るという。しかし結果は惨敗。そんなクマハチダイオーを励ましに厩舎を訪ねたブタゴリラ達は『次のレースで負けたら引退』だと告げられる。そんな時、クマハチダイオーが行方不明になり、逃がした犯人としてコロ助に疑いがかかる。 213. 春の正夢!? マイゾーキンとハンバーグ トンガリのパパが骨董屋で買った壺の中に古い地図が入っていた。埋蔵金の隠し場所では?と盛り上がるが、英一やみよ子は信じない。諦めきれないトンガリとブタゴリラは、英一の目を盗み航時機で江戸時代に向うが、はずみでコロ助も一緒に乗ってしまう。そんな時、江戸時代から山賊の牛五郎がやって来る。 214. ブタゴリラも真っ青! 五月は花の転校生 英一のクラスに転校生・花丸五月がやって来た。スポーツ万能・勉強も出来て、しかも可愛い五月はたちまちクラスの人気者となる。ある日、五月はコロ助をいじめているブタゴリラを見つけ、いとも簡単に投げ飛ばてしまう。このままではおさまらないブタゴリラは、勝利をかけて再度五月に挑戦状をたたきつける。 215. 勉三さん変身! 涙で食べる最後の晩さん 学生服しか着ない勉三さんがある日突然豹変した!サングラスに、派手なだけで趣味の悪い服装に、周囲は唖然。突然の変化には理由があった。留学先から友紀が帰国するのだ。空港に迎えに行き、イメージチェンジした自分を見せて驚かすのだという。一方、勉三さんとメガネ店に行ったコロ助が軽い老眼だと判明する。 216. 八百八ピンチ! テケテケテンで自己紹介 見覚えのない奥さんから、「おひさしぶり」と挨拶された熊八。しかし、知らないと言えない熊八は、適当に話を合わせ、配達の注文を受けてしまう。その奥さんとにこやかに話していた母ちゃんに、後で配達先を聞くと「おまえさんの知り合いだろ?」と言われてしまう。配達先の分からない注文を受けてしまい、八百八はパニックになってしまう。 217. 定年記念物!? しあわせの黄色いウサギ ブタゴリラが見つけた、迷子の黄色いウサギ。自分の家で動物を飼えないブタゴリラは、「幸せを呼ぶ幸運のウサギ」だと言って、コロ助に押しつける。コロ助がウサギを連れ帰ると、ママが懸賞に当選したり、パパがパチンコで大当たりしたりと、次々と幸運な出来事が起きる。しかし、そのウサギの飼い主が見つかり、ウサギを返しに行くことになったのだが……。 218. 八百八のCM! アドバルーンで大売出し 大売り出しと書かれたアドバルーンが、どこかから飛ばされて来て、八百八の屋根に引っかかった。警察からも「持ち主が見つかるまで、そのままにしておいて欲しい」と言われ、せっかくだからと、八百八では本当に大売り出しを始める。ところが、そのアドバルーンを留めていたヒモが外れてしまい、コロ助がアドバルーンと一緒に飛ばされてしまう。 219. 恐怖体験! ワープロからお化けが出た~ トンガリのワープロを見て、ワープロが欲しくなったコロ助。しかし、お金のないコロ助は、勉三さんにアルバイトを紹介してもらうことにする。遊園地でのアルバイトだと聞き、大喜びのコロ助だったが、コロ助の担当はお化け屋敷の一つ目小僧だった。しかも、アルバイトのことを知らない英一たちが、今度の日曜日にその遊園地に遊びに行くことになっていた。 220. 御用だ! 八百八に江戸時代のドロボーが 八百八の名物にもなっている、お金を入れるための竹ザルが盗まれた。そのザルは20年前に死んだ、房総の竹細工の名人に作ってもらった由緒あるザルで、ザルが無くなったことで、熊八はすっかり元気をなくし、店をたたむと言い始める。熊八に元気になってもらおうと思ったみんなは、“航時機”を使って20年前に行き、もう一度名人にザルを作ってもらおうとする。 221. 野菜か相撲か!? ブタゴリラの血統書 ブタゴリラの家に相撲部屋からスカウトがやって来た!? しかし、八百八の跡を継ぐと決めているブタゴリラは、返事に迷っていた。ブタゴリラが相撲取りになって成功するかどうか調べようと、英一は“血統乾板”という道具を作る。血統乾板は、同じような才能を持った先祖の顔が写るという道具で、そこに写っていたのは、いかにも相撲取りという感じの人だった。 222. 焼き方はミデアム? 世紀の貴婦人登場! 勉三さんが預かったネコのパトリシア。パトリシアはステーキと新鮮な野菜しか食べないという、超ぜいたくなネコだった。昨日、間違えて古いレタスを売り、パトリシアに拒絶されたブタゴリラは、今度は新鮮なサラダを用意し、名誉挽回をはかろうとする。最初はおいしそうにサラダを食べていたパトリシアだが、突然バッタリと倒れ、呼吸が止まってしまう!? 223. ブタゴリラショック! 母ちゃん面会謝絶 いつも元気なはずのブタゴリラが、めずらしく落ち込んでいた。実は今朝、ブタゴリラの母ちゃんが突然倒れたらしいのだ。しかも、あと1ヶ月の命だと話している両親の会話を聞いてしまう……。母ちゃんの命が、あと1ヶ月だなんて!? あまりの出来事にショックを受けたブタゴリラは、英一に何とかして欲しいと、お願いに来る。 224. 夏休み先取り!! 家出トリオの城下町 イギリスにホームステイすることになったトンガリ。ところが出発直前になって、急にホームステイが延期になってしまう。今さら、ホームステイが取り止めになったと言えないトンガリは、家を飛び出してしまう。一方、コロ助も、ブタゴリラに「むだ飯ぐらいの居候」と言われて、落ち込んでいた。まったく同じ気分の2人は、一緒に家出をすることにする。 225. 海水浴の(マル秘)ポイント!江戸時代の百丈島 百丈島へ海水浴にやって来た英一達。来てみてビックリ大混雑!こんなこともあろうかと、英一は如意光で小さくして持って来た航時機で、江戸時代の百丈島へ行ってみようと提案する。そこで出会った漁師の親子は、悪い網元に苦しめられているのだが、英一は島に伝わる、ある伝説を利用して彼らを救うことを思いつく。 226. 学校怪談!! パートの幽霊は昼間出る? 夏休みの登校日を間違えたブタゴリラが学校で聞いたのは、ピアノの音だった。しかし音楽室には誰もいない。さては幽霊!?はじめはブタゴリラの話を信じなかった英一達だが、勉三がその『夏休みに出る給食のおばさんの幽霊』の噂を知っていたことから、発明品『幽霊香』を使って確かめることになる。 227. 近所のフン!? イチゴ平野でひとり旅! 新潟行きの高速バスに乗り、ひとりで妙子の家に行ったブタゴリラ。無事に着かないのではというコロ助達の予想通り、ひとつ手前の停留所で降りてしまう。徒歩で次の停留所に向かうブタゴリラを、親切な夫婦が車に乗せてくれた。喜ぶブタゴリラだったが、実はこの夫婦、1億円強奪で逃走中の犯人だったのだ。危うし、ブタゴリラ! 228. 夏のスクープ!勉三さんに赤ちゃんが? 勉三が赤ちゃんをあやしているのを見たコロ助はビックリ!実は田舎の友人が盲腸で入院している間、預かっているのだという。名前は『勉三郎』。昔、沼でおぼれたこの友人を勉三が助けたことで恩人と慕われ、自分の子供に名付けたのだ。ある日、コロ助と勉三郎がいなくなる。無事見つかったのはコロ助だけ。勉三郎はどこへ・・・。 229. そんなバカな!! 72歳のイジメッ子? コロ助が大泣きしながら帰って来た。公園で見知らぬおじいさんにおやつのポテトチップスを取られたという。72歳のこの老人、ガキ大将を探しているという。トンガリからブタゴリラを教えられたおじいさんは八百八を訪ね、『元気のいい子分を集めてほしい』と頼み込む。派手なことをするのが目的だというが、それは一体なに? 230. 犯人は誰だ!! ブタゴリラ0点漂流記 新潟の妙子から手紙が来た。内容を読んだブタゴリラはビックリ!海で遊ばせていた犬が瓶をくわえて戻って来たが、その中に入っていたのはブタゴリラの0点のテストだったというのだ。こんなことをするのはトンガリに違いないと決めつけるブタゴリラ。ところが犯人はトンガリではなかった。では真犯人は一体だれ? 231. SOS! 秋の大江戸セップクツアー!? 授業で江戸の生活がわかる博物館を訪れた英一達。博物館が苦手なブタゴリラは、トンガリを無理矢理誘い仮病を使って抜け出すが、罰として皆より感想文を多く書かされるはめに。ほとんど展示物を見ていないトンガリは、英一に頼み航時機で本物の江戸時代へ飛ぶ。発明品『家人小判』で武士の家に潜入出来たみよ子達だが・・・? 232. 今年こそなるナリ!! 運動会の星!? 運動会で綱引きをやることになった英一。一番張り切っているのは例によってブタゴリラ。特訓するものの、隣のクラスが強敵だ。そんな時、五月が横浜にいるということがわかり、綱引きの助っ人に来られることになる。大喜びのブタゴリラ達。ところが急な追加公演が決まり、五月が出られなくなってしまう・・・。 233. ブタゴリラ探偵団!餌はトラック一台分 ある日、八百八を訪れた謎の客。彼は店の野菜全部を買い占めに来たのだ。熊八が同業者に確かめると、あらゆる店に現れ、同じように野菜全部を買って行くという。ブタゴリラは、彼が恐竜を飼っているのでは?と推理し、彼がまだ来ていない唯一の店・五月の叔母の家にコロ助を見張りに行かせる。そんな時、店に例の男が現れた! 234. オデンション?お役者仮面で大スター! 田舎の母に何度電話してもつながらないのを心配していた勉三。そんな時、『花丸一座』のオーディションを見学に行った英一達はビックリ!なんと、母・ヨネがいた。勉三には内緒だという。一方、バイト代が入った勉三は、皆を花丸一座の公演に招待してくれることに。このままでは、ヨネが舞台に出ているのがバレてしまう!? 235. トンガリ改造!ママ~なんて言わない! 学校の懇談会で先生から『過保護』を注意されたトンガリのママ。一度は憤慨したものの、近所の子供達まで息子をバカにしているのを目撃し大ショック!このままではトンガリがだめになる、と心を鬼にして、八百八で鍛え直してもらおうと決心する。しかしそう簡単にはマザコンは直らない。そこで英一は『自信満々鏡』を発明する。 236. おでん異変!チャック付きのガンモドキ 学園祭でおでん屋の模擬店をやることになった勉三。味見をした木手一家は、その不味さに閉口する。ママが作り方を教え味の方は解決したが、問題は売り子の勉三だ。おまけにライバルのボート部のエースはハンサムで、出し物が同じときたら、勉三に勝ち目はない。そこで英一は『からくり料理人』に店を手伝わせることにする。 237. テイセイ教育委員会!学問のスルメ 今日は授業参観日。来ていないのは英一のママだけだ。コロ助に聞くとオシャレして出掛けたという。参観日をすっぽかされた英一は大むくれ。一方ブタゴリラも先生に指され、いつもの言い間違いをして熊八に叱られたのが原因で家出する。はずみで航時機に乗った英一・ブタゴリラ・コロ助が着いたのは、英一が赤ちゃんの時代だった。 238. 忘れ競争!ミョウガVS逆境タイマツ 真っ青な顔をして八百八に現れた勉三。店にあるミョウガを全部買うという。ミョウガを食べると忘れっぽくなると言われていることから、どうやら何かあったらしい。取引先との打ち合わせでホテルに行ったパパから、友紀がブライダルコーナーに勉三とは別の男性といるところを見たと聞いた英一。忘れたいのは友紀の事だったのだ。 239. 怒り爆発!ブタゴリラ酸っぱい戦争 ブタゴリラに内緒でみかん狩りに出掛けた英一・トンガリ・みよ子にコロ助。いつもいじめられているトンガリとコロ助は、ブタゴリラがいない平和を満喫する。ところがいざ農園に着いてびっくり!ブタゴリラがいたのだ!ところが彼の様子がおかしい。とても親切な上、農園の人から『おさむ』と呼ばれている。どうやら別人? 240. クマダも参加?車と列車のスキー旅行! スキーに行くのに車か新幹線かで大モメの英一達。行き先が勉三の田舎ということもあり、こうなったらどちらの方法が早く着くか、ゲームをしようということになる。新幹線がトンガリとみよ子、車が英一・コロ助・ブタゴリラ・勉三だ。途中までは快調に進んだ両チームだったが、峠を越える地点で車チームに災難が・・・。 241. トンガリ奮闘記!汗と涙のデート作戦! デレデレした顔で英一を訪ねてきトンガリ。差し出されたのは五月からの手紙だった。次の日曜日にデートをしようというのだ。ところがその日は、ブタゴリラとのスケートの約束がある。当然五月とのデートを選びたいトンガリは、なんとかブタゴリラを怒らせないで断る方法はないかと英一に相談する。 242. ブタゴリラの総決算!お騒がせ大全集! 年末。夜、トイレに起きたブタゴリラは、「景気が悪く赤字で借金取りが来たら年を越せない」と両親が話しているのを聞いてしまう。そこで英一は、借金取りが来ても姿が見えなくなる『夜逃げ電球』を発明する。そんな時、英一のパパとみよ子は、八百八の看板が別の店の名前に掛けかえられる現場を目撃する・・・! 243. 5年1組 熊田薫!今年の抱負は良い豆腐 今年の抱負をテーマに作文を書くところを、『豆腐』と間違えたブ���ゴリラ。その件が小百合にバレて大目玉。英一とコロ助を伴い航時機で江戸時代に向かう。そこで出会ったのはからくり師の息子・利吉だった。父が殿様を怒らせ、このままでは張り付けの刑だという。そこで英一は、発明を生かし彼の父を助けることを思いつく。 244. 歴史を守れ!牛若五月と弁慶の泣き所! トンガリが英一を訪ねて来た。相談の内容は、五月が次の公演で牛若丸を演じることになったのだが、役作りをする上でどうしてもイメージが浮かばない。そこで航時機で平安時代に行き、本物の牛若丸に会いたいというのだ。さらに弁慶と戦う場面にも遭遇したいという。その希望を叶えようと、英一は1172年に飛ぶ。 245. 雪山参加!? ブタゴリラ救助隊出動!! ニュースを見ていた英一とコロ助はビックリ!谷神岳で勉三と後輩が遭難したというのだ。ところが本人が現れ二度ビックリ。宿の人に黙って宿泊代を取りに帰ってきているうちに、誰かが勉三達の名前を語り、実は遭難したのはその二人らしい。ブタゴリラはそれが熊八だと直感し、英一達と潜地球で現地に向かう。 246. 節分グッズ!だまって飲めば鬼になる! 緑幼稚園の園長さんから豆まきの鬼の役をやって欲しいと頼まれたブタゴリラ。英一やトンガリもブタゴリラに幼稚園時代の弱みを握られている手前、渋々承諾。その話を聞いたコロ助は、自分も鬼になりたいと言いだし、英一は『鬼面丸』を発明する。ところが使い方を誤ってしまったために、コロ助に大異変が起こってしまう! 247. コロ助の妹登場?八百八のおちゃっぴい 怠けグセがついてしまったコロ助。寝坊はする、ママの手伝いはしない、一日中ゴロゴロするようになったコロ助のライバル心を芽生えさせようと、英一が作ったのが『おちゃっぴい』だ。働き者で可愛いおちゃっぴいは、皆に褒められ可愛がられる。そんなおちゃっぴいのうわさを聞いたブタゴリラは、八百八の手伝いをさせることに。 248. ブタゴリラ恐怖!!!Faxされたテスト 八百八にファックスが入った。試用期間を経て両親が気に入れば購入するという。両親は学校から直接ブタゴリラの答案用紙を送ってもらえると考えニンマリ。それを聞いたブタゴリラは大慌て!何とか機械を買わないようになる発明を頼むが、その矢先、新潟の妙子からファックスが送られて来る。便利さ・不便さ、どちらを取る? 249. 24回払い? 戦国時代のコンテスト!! 勉三が24回払いでカメラを買った。『小夜姫コンテスト』に応募するためだという。戦国時代、敵に攻められた高尾城と運命を共にしたという。モデルを探す勉三にブタゴリラは航時機でその時代に飛び、本人を撮ればいいと提案する。気の進まない英一だったが、一同の熱意に負けて旅立つことになる。 250. レンズ騒動!秘密のコロッケは涙入り? 勉三のアルバイト先で買ったコロッケの中に、コンタクトレンズが紛れ込んでいた。��うやら持ち主は勉三らしい。最近、トレードマークのメガネをコンタクトレンズに変えたのだ。ところがメガネの顔を見慣れている人達は、勉三の顔を見る度に吹き出しそうになるのをこらえるのに必死。そこで英一は『嫌悪鏡』を発明する。 251. ブタゴリラ真っ青!野菜が肉に負けた! 肉屋の息子の上級生に野菜をバカにされてケンカになり、こてんぱんにやられてしまったブタゴリラ。大好きな野菜をバカにされ、悔し涙が止まらない。その日から一切肉を口にしなくなってしまうが、それだけではおさまらず、クラス全員の給食からも肉を取り除いてしまう。困った英一は『反面鏡師』を発明する。 252. ボクがいない!! 三十年後の同窓会!? トンガリの家でシュミレーションゲームをやっていたコロ助。皆が出世しているのに英一だけが落ちぶれると出て面白くない。このゲームでは、ブタゴリラの妻となっていたと知らされたみよ子は憤慨。こうなったら自分の目で確かめる!内緒で航時機を使うことに不安なコロ助を誘い未来へ飛ぶが、着いた時代は戦争中だった・・・。 253. 女子プロ真っ青!八百八のお手伝いさん トンガリの家にお手伝いさん・小早川文子がやって来た。写真とは別人の大柄で力持ち!圧倒されるトンガリとママ。ある日、文子は八百八に買い物に出掛けるが、ブタゴリラの自転車に乗っていたことから泥棒と間違われ、熊八を投げ飛ばしてしまう。腰を傷めて動けなくなってしまった熊八が治るまで、八百八で働くことになる。 254. 保存版!日本全国つぶれそうな店特集? 八百八がテレビの取材を受けることになった!放送日までの間、考えつく全ての知り合いに連絡しまくる熊田一家。ところが番組のテーマを知ったトンガリは愕然!なんと『つぶれそうな店特集』だったのだ!英一に泣きつき発明を懇願するが、放映は止められない。そしていよいよ、放送当日となってしまう・・・! 255. みよちゃんのBF!? ライオンがノック 動物園に遊びに行った英一達。ライオンバスに乗るが、一頭だけ群れから離れて寂しそうなライオンがいた。バスに気付くとそのライオンが追って来る。どうやらみよ子を知っているようだ。ライオンの話を聞こうと、再び動物園を訪れた英一達は、コロ助に『真っ黒衣』を着せるが、はずみでコロ助がバスから落ちてしまう! 256. コロ助降参!オネショの作り方!? 佐々木先生の奥さんが入院した。その間、先生の息子・和馬を交代で面倒を見ることにしたクラスのみんな。そんなある朝、妙な感覚で目が覚めたコロ助は、オネショをしてしまったことに気付く。しかも一緒に寝ていた和馬に見られてしまった。家来になれば黙っていてくれると言う。だが、次に面倒を見ていたみよ子にも災難が! 257. 熊田グー!! 八百八一家の夢の別荘!? ブタゴリラに内緒で別荘購入の計画を立てていた両親は、遂に念願が叶った。胸を躍らせ勉三に案内された家を見て愕然。あまりにも古いのだ。既に英一達を招待してしまったブタゴリラ。なんとかこの場を切り抜けようと必死になるが、そこへ勉三の母が現れる。全て任せろと自信満々の彼女のアイデアとは一体なに!? 258. 出場禁止!? 運動オンチは誰の遺伝!! 英一の苦手な運動会。よりによってリレーのアンカーに選ばれてしまう。結果、予想通り英一の失敗で最下位に。それがきっかけで両親は、英一の運動オンチがどちらの遺伝かとケンカになってしまう。ママの運動神経の良さはすぐに証明されたが、パパはうまくいかない。そこで英一とコロ助は、中学時代のパパを見に行くことに。 259. 24時間営業!八百八の朝まで生野菜! ある朝、八百八が24時間営業になるという広告が入る。店内にツバメが巣を作ったので、ヒナが巣立つまで続けるという。熊田一家の体を心配した勉三とコロ助は、夜中の店番をかって出る。ところが近所で強盗騒ぎが起こり、狙われないのは八百八の恥と、おかしなプライドをかざすブタゴリラ。そんな時、夜中の八百八に怪しい人物が現れる! 260. コロ助のペット!ひらがなのかおる!? 八百八から届いた野菜の中にカタツムリを見つけたコロ助は大喜び!早速名前を付けて飼うことにする。ある日、パパがエスカルゴをお土産に帰宅するが、それがカタツムリと知ったコロ助は仰天する。同じ頃、カタツムリの『かおる』が行方不明に。エスカルゴでショックを受けたと思ったコロ助は、如意光で自分を小さくし捜索開始! 261. コロ助の逆襲!八百八侍を成敗するナリ 夢の中ではいつも悪役だとブタゴリラにバカにされたコロ助。今度は自分でブタゴリラが悪役の夢を見ようと頑張るがうまくいかない。そこで英一に頼み『からくり獏と夢変更鏡』を発明してもらう。他人の見ている夢を知ることが出来る上、自在に変えることも可能なこの機械。やっと眠ったブタゴリラの夢の中に入ったコロ助は!? 262. 海のメロン!? ブタゴリラ涙の航海記! 千葉へ潮干狩りに出掛けた英一達。往きのフェリーにリュックを忘れたブタゴリラは、無理やりコロ助を連れて引き返す。五月の劇団がこの街に来ていると知ったブタゴリラは、訪ねてみようと思い立つ。留守中にブタゴリラが来たと知った五月はガッカリ。ところがトンガリは真っ青!塾の試験と嘘をつき、五月に会いに来ていたのだ! 263. めざせ北海道!西から来た赤いモグラ? 八百八にネズミが住み着き、野菜が食い荒らされた。困ったブタゴリラは、英一に駆除する物の発明を依頼する。出来上がった『鼠笛』は効果てきめん!実はこの笛、地中のモグラにも聞こえる音色を出していた。北海道へ行くのが夢だった大阪のモグラは、途中で関東のモグラに攻撃され、ケガをするがコロ助に助けられる。モグラの夢は叶うのか? 264. 日米友好! コブタ対トウモロコシ!? 妙子の元にホームステイにやって来たアメリカ人・ニックの存在を知ったブタゴリラは落ち着かない。彼とうまく話せるように妙子は英一に発明を依頼する。出来上がった『通詞器』を送ろうとする英一からそれを奪い、直接新潟へ向かうブタゴリラ。ところが、日本の生活を知るには八百八が一番と薦められたニックと行き違いになる。 265. ブタゴリラ絶叫!夏休み地獄の大脱走! 夏休みに入ってからというもの、ブタゴリラの姿が見えない。両親に尋ねてもどうも様子がおかしい。トンガリはブタゴリラの悪い夢を見てうなされ、その後、英一宅にも本人から助けを求める電話がかかる。何かの事件に巻き込まれたのではと、八百八からもらったお土産をヒントに、英一達はブタゴリラを探しに行くことにする。 266. 泳ぐ宝石? びっくりザイバツの若さま! 勉三が大財閥の運転手として雇われた。高級外車から降り立ったのはその孫・景正。恐ろしいほど生意気な彼だったが、なぜかコロ助を気に入り家に招待する。帰りに高価な錦鯉をもらうが、池のない木手家では飼えない。そこでトンガリに預かってもらうことになるが、翌日、その鯉が忽然と姿を消してしまう・・・! 267. 夏休み偉人伝!銅像になったブタゴリラ ハイキングに出掛けた木手一家。山奥の、今は廃校になった学校に辿りつくが、そこで姿は二宮尊徳・顔はブタゴリラにそっくりな銅像を見つける。写真を見たブタゴリラと両親は、早速実物を見ようとコロ助を案内役に、出掛けることにする。ところが現地に着くと、肝心の銅像が消えていた!慌てるコロ助。一体、銅像はどこに!? 268. 夏の名作! ブタゴリラの竹の子くらべ? コンビニでブタゴリラに会ったコロ助。熊八に頼まれ、コピーをとりに来たという。すると、コピー機に夏休みの宿題、読書感想文が書かれたノートが忘れられていた。早速写させてもらおうと持ち帰るブタゴリラ。その頃、トンガリは慌てふためいていた。実はそのノートは、トンガリが他校の女の子・浅野めぐみから借りた物だった。 269. 北の国から贈り物!五月と花子初共演! ブタゴリラや英一達には内緒で北海道へ五月を訪ねたトンガリとママ。五月は、トンガリに大事にしている子牛の花子を紹介する。劇団の仕事をしていて転校の多い五月にとって、花子は北海道で出来た唯一の友達だという。なんとか五月が花子と一緒にいられるように考えるトンガリ。そこへ亀甲船に乗ったブタゴリラ達が現れる。 270. 衝撃告白! 勉三さんはツンツルテン!? 勉三の部屋を覗いたコロ助はビックリ!なんと勉三の髪の毛がなかった!誰にも言わないと心に決めるコロ助。そんな時、熊八が皆をプールに連れて行ってくれることになる。偶然そこに勉三とゆきがいた。無理矢理ウォータースライダーに乗せられてしまう勉三。このままでは勉三がカツラだとバレてしまう!どうする、コロ助!! 271. 新事実! タイタニック号の名犬バロン! 航時機の整備中に先生とブタゴリラ・トンガリが訪ねて来る。見つかっては大変!と、整備途中で発進した航時機が着いたのは、なんと1912年・航海中の豪華客船・タイタニック号の船内だった。慌てて現代に戻る英一だったが、客船に乗っていた犬・バロンも連れて来てしまう。この客船が間もなく沈没すると知らされた英一は・・・。 272. サスペンス! アメリカ土産は恐怖が一杯 妙子がアメリカ留学から帰国した。お土産を渡そうとトランクを開けてビックリ!札束と拳銃が入っていたのだ!空港で取り違えられたらしい。その頃、新潟の妙子の家や英一宅に怪しい電話がかかっていた。何かの大きな事件に巻き込まれたのか?このままでは危ないと、熊田家と英一達は妙子をかくまうことにする。 273. 消えたブタゴリラ!イモより怖い神隠し 学校行事でイモ掘りに出掛けた英一達。ところがいつもの元気がないブタゴリラ。心配した先生は、トンガリに送らせるが、途中でブタゴリラの姿が見えなくなってしまう。この辺りでは子供が突然姿消してしまう『神隠し』の伝説があるという。必死で探す英一達。実はブタゴリラは、山に残っていた古井戸に落ちてしまったのだ。 274. とんだアップル? みよちゃん初恋物語 最近、みよ子の様子がおかしい。心ここにあらず、の雰囲気で、どうやら好きな人が出来たらしい。その相手は自分かも知れないと浮かれるブタゴリラやトンガリだが英一は気が気でない。みよ子の心に誰がいるのか知るために、『恋念写』を発明するが、そこに写ったのはなんと、担任の佐々木先生だった・・・! 275. 謎のスイカ爆弾! 伝説のボウラー熊八? あまりにも悪いテストの答案用紙を裏庭で燃やしてしまおうと考えたブタゴリラ。穴を掘っているとなにやら丸い物体が現れた。英一達を呼んでおそるおそる洗ってみるとそれはスイカの模様をした爆弾のようだ。驚く一同だっ���が、英一はその物体に3つの穴があいているのを見つける。ボウリングのボール?なぜ八百八の裏庭に? 276. ついに発見! マツタケいっぱい石器時代 秋。熊八は1本1万円のマツタケを3本も仕入れてしまい、小百合と大ゲンカ。はずみで小百合がマツタケの上に尻もちをつき、哀れなマツタケは紙のようにペッシャンコ。ケンカの理由を知ったブタゴリラは、航時機でマツタケが山ほど採れた時代に行こうと英一とコロ助を誘うが、航時機の不備で石器時代に着いてしまう・・・! 277. ギネス珍記録!? 一日だけのクラス委員 佐々木先生が6年生の旅行に付きそうことになり、その3日間臨時のクラス委員に任命されたブタゴリラ。早朝からクラス全員をマラソン・ラジオ体操に招集し一同ゲンナリ。こんなに早く起こすのはかわいそうとコロ助を思いやった英一の気持ちが裏目に出て、コロ助は遠足と勘違い。6年生のバスに乗り込んでしまう。 278. 人気バク発! お面になったコロ助ナリ お祭りに出掛けたブタゴリラとトンガリは、屋台でコロ助そっくりなお面を見つけ大笑い。人気がなく3つのうち一つしか売れないという。そのひとつを買ったのが勉三の母だった。送られて来たお面『アンコロモチベエ』を見て、誰が作ったのか知りたくなった英一は『能面寒天』を発明する。そこに浮かび上がったのはどんな顔? 279. ゲージツ祭参加? 愛の星降るすずらん峠 トンガリが五月の為に脚本を書いた。花丸一座で演じてもらうという。皆にふれまわるだけふれまわったものの、肝心の五月から返事が来ない。そんな時、みよ子に五月から電話が。トンガリの脚本があっさり不採用になってしまったことを伝えられずに困っているという。ひょんなことからそれを知ってしまったトンガリは・・・。 280. 大安吉日! カボチャカボチャの結婚式 熊八が結婚式の媒酌人を引き受けた。英一達を集めスピーチの練習を始めるが、緊張のあまり、まるでうまくいかない。今更断るわけにもいかず、ブタゴリラは佐々木先生に頼み、熊八そっくりに変装してもらい、当日替え玉をやってもらう約束を取りつける。一方英一は、熊八のために『唐茄子鏡』を発明する。 281. 勉三さん受難!学園祭はケツバット? 勉三の母・ヨネが上京した。勉三の大学生活を覗こうと、コロ助と共に学園祭中の大学に出掛けることになる。コロ助が勉三の居所を屋台の女学生に尋ねると、なんと夏休み前に辞めたという。これがバレたら大変!と英一は故郷が懐かしくなる『望郷独楽』を発明する。ところがヨネは、「帰る前に大学に行く」と言い出してしまう。 282. 謎の物体! ノックを返す八百八カボチャ 冬至にちなんで八百八はカボチャの大安売り。ブタゴリラがいいカボチャを判別しようと軽く叩くとなんとカボチャもポンポンポン!中に何かいるのでは、と大騒ぎになるが、その場にトンガリのママがいたから、さあ、大変!たちまち町中に『八百八の呪われたカボチャ』の話が広まってしまう。一体誰が作ってどこで採れたのか? 283. 新春冒険! みかん長者の書き初め!? お正月。トンガリ家に招待された英一達。そこで見せられたのは、武田信玄直筆の掛け軸だった。自慢し通しの一家に向かって「うちにあるのは紀伊国屋文左衛門だ」と豪語するブタゴリラ。本当はそんなものなどなく、実は航時機で江戸時代に行き、本人に書いてもらうつもりだという。そして着いたのは船の中だった。 284. はやまるな! コロ助駆け落ち成人式!? コロ助に成人式の案内状が届いた。何とかうまい具合に式典にもぐりこむことに成功する。市役所のきれいなお姉さんから記念品をもらうが、中身は期待外れの国語辞典。『いつも持っているときっと貴方のためになる』と言われたコロ助は肌身離さず持ち歩く。ところがそれを見た熊八から諺を教えられ、それを叫びながら練り歩き・・・。 285. ご近所捜査網! 怪盗はトンガリのママ? 勉三のバイト・アンテナの取り付けを手伝って屋根にいたコロ助は、近所の家で洋服や宝石をトランク一杯に詰め込んで踊っているトンガリのママを目撃する。その直後、パトカーがやって来て大騒ぎ。コロ助が見た家に空き巣が入ったという。捜査中の刑事は、ブタゴリラが電話で話している内容からトンガリのママに目をつける。 286. 真冬の怪談? 雪女のおんがえし!! 新潟の妙子の家に遊びに行った英一達。その夜、外からか細い女性の声がした。恐る恐る戸を開けると、スキーウェア姿の女性が倒れていた。天狗平から来たという彼女は翌朝、雪女と記し『自分を助けたことは内緒にして』と書き置きを残して姿を消す。その後みんなは天狗平へスキーに出掛けるが、ブタゴリラとトンガリが行方不明に。 287. 国際親善? スカートをはいたブタゴリラ ブタゴリラとトンガリが賭けをした。負けたブタゴリラが町内一周していると、そのスカートを懐かしがる外国人に抱きつかれる。勉三の友達だという彼・リチャードは喋り方も勉三そっくり。アパートを追い出されたリチャードは八百八に下宿することになるが、ある日、トンガリが新聞片手に血相を変えて飛んでくる。 288. 大激怒! カラスと八百八大戦争 まぐれでホームラン級のヒットを打った英一。ところがそのボールがカラスの巣に入ってしまう。かまわず巣ごと落とすブタゴリラ。戻った白いカラスは大激怒!ブタゴリラや英一、トンガリの家までつけ回し、その数は増える一方だ。復讐に燃える白カラスは、遂にブタゴリラの家を発見!大群が押し寄せ、店が襲われてしまう! 289. キテレツ異変! 年上美人にモッテモテ? みよ子が英一のママに編み物を教えてもらっているのを見たコロ助は大はしゃぎ!型紙に『K』のイニシャル入りだという。英一は照れながらも嬉しくて仕方がない。ところが、ブタゴリラから「みよ子が自分の寸法を測りに来た」と聞いた英一は大ショック!なんとか英一を元気づけようと、コロ助は勉三に相談するが・・・。 290. 夢は大金持ち! めざせケン玉世界一 学校に『ケン玉はっちゃん』を探しているという老人・奈良太平が現れる。『八』のつく名前から、それは熊八だということがわかる。太平は近々開催される『ケン玉ワールドチャンピオン大会』に熊八の息子を出したいというのだ。2ヶ月預かれば優勝間違いないという話が、なぜか『養子に出される』とブタゴリラは勘違い・・・。 291. びっくり京都! あぶない天狗あらわる? パパが仕事で京都へ行くのに便乗した英一。後から『天狗の抜け穴』で来ればいいと言われたものの、置いていかれたコロ助はすねっぱなし。その夜、用意していたおいた『天狗の抜け穴』が何者かに盗まれてしまう。犯人はブタゴリラだったのだが、英一が天狗寺に抜け穴を貼ったことからとんでもないことが起こってしまう! 292. 時を越えたライバル? モーレツ斉登場! テレビ番組『あなたが日本一!』の予選を通過したコロ助。いよいよ本番の日、強敵をものともせず見事優勝!!大喜びの英一達の目の前に猛烈一が現れる。ロボットのコロ助には優勝の資格がないという。どうやら彼の先祖は奇天烈斎を相当恨んでいたらしい。一体何があったのか?英一とコロ助は航時機で確かめに行くことに。 293. 未来で目撃! コロ助お嫁さんとチュー? 英一の学校で『将来の夢』を作文に書くという課題が出された。その話を聞いたコロ助は、「自分はいつまでも子供のままだ」と落ち込んでしまう。将来を見るまでは安心できないというコロ助。皆は何とか元気を取り戻させようと、まるで未来都市のような街・多摩ニュータウンを舞台に一芝居うつことにする。 294. 妙子遭難! トラに食べられそうなんです 黒馬岳に山菜採りに出掛けた妙子親子が遭難した!テレビのニュースでそれを知った英一達は、潜地球で現地へ向かう。報道によると、飼われていたトラが逃げ出し、今も行方不明だという。もし黒馬岳で生存していたら・・・。不安は的中し、トラに遭遇した英一とコロ助。必死で逃げる途中、コロ助だけがトラに連れ去られてしまう! 295. 心は別人? みよ子が五月で五月がコロ助 舞台の本番中、足を骨折してしまった五月。主役の五月目当てで来ていた観客は日ごとに減る一方だ。このままでは興行がピンチに!そこで五月はみよ子に自分の代役を頼むことにする。五月の立ち回りが全くわからないみよ子のために、英一は『遊魂帽』を発明。五月の魂を乗り移らせ、舞台に立たせることにする。 296. ベンが初恋?アイドル犬とご対メーン ベンがドッグフードのCMに出ているゴールデンレトリバーを好きになったようだ。恋煩いで3日も餌を食べない有様。そんなベンに朗報が!CM制作にトンガリのパパが関わっていたことから、その犬・シンシアに会えることになったのだ。ところが夢が叶ったはずなのにベンの様子がおかしい。まさか、恋の相手が違うのか? 297. (秘)ブタゴリラのアロエビックリ大作戦! ブタゴリラの様子がおかしい。遊びに誘っても断り続け、学校からも早々と帰ってしまう。その話を聞いたコロ助は、『真っ黒衣』で姿を消し、ブタゴリラの後をつけることに。すると、着いた場所はフィットネスクラブだった!部屋を出る途中で真っ黒衣が脱げ、侵入したのがバレた上、口止めにやらされることになったのは・・・? 298. ジュラシックパニック! 虫歯の恐竜発見 恐竜キャラメルのおまけを集めているコロ助を喜ばせようと、箱の中にある一番リアルな恐竜を如意光で大きくした英一はビックリ!なんとそれは本物だった。以前、航時機で紀元前に行った時、卵がくっついて現代に帰って来てしまったようだ。英一に内緒で『りゅうた』と名付けて可愛がっていたコロ助だったが・・・。 299. 何かようかい!雨降り小僧ケヤキの祟り 雨の日に3丁目の樹齢200年になるケヤキの大木にお化けが出ると噂が立つ。その名も『雨降り小僧』。ある日、トンガリを探しに家を飛び出したママが雨降り小僧に遭遇し、それ以来、ケヤキが乗り移ってしまう。ママを助けて!とトンガリに泣きつかれた英一は、新回古鏡を使い、雨降り小僧の正体を探ることにする。 300. 禁断の料理? ファラオの呪いで大ピンチ 勉三に4000年前の種で育てたエンドウ豆を見せてもらった英一達。食べようとしたブタゴリラをファラオの呪いは恐ろしいと諭す勉三。ところがいつの間にか豆を失敬し、夕飯に食べてしまったブタゴリラリは、その夜から高熱にうなされてしまう。呪いを解くために英一達は、航時機で古代エジプトへ飛ぶが・・・。 301. 八百八崩壊? コスプレナイター中継! 新鮮さが自慢の八百八の野菜がしなびている。これには理由があった。熊八がイーグルスの私設応援団長に夢中で、仕入れがおざなりになっているのだ。腹を立てた小百合は家出をするが、団長を辞められない熊八は、変装して応援に出掛ける。それをテレビで観た小百合の怒りは最高潮!熊八に対抗しようと、ある作戦に臨む・・! 302. 夏休み直前! まだまにあう通信簿対策 いよいよ待ちに待った夏休み!ところがブタゴリラは気が重い。通信簿がこわいのだ。実は英一も今学期の成績に自信がないことから『御機嫌水』を発明していた。これを通信簿に吹きかけておくと、怒られずにすむのだ。大喜びのブタゴリラ。ところが、ひょんなことからそれがトンガリのママに渡ってしまい・・・!! 303. どーして? ボクたち臨時の八百八屋さん 八百八一家が東北へ家族旅行に出掛けた。ところがトンガリに「鍵をかけ忘れたので確認してくれ」とブタゴリラから電話が。やむなく今夜は熊田家に泊まることになる。翌朝、野菜を卸している農家・清水がやって来た。旅行の件を連絡し忘れた為、いつも通りに野菜を持ってきてしまったのだ。急遽、皆でこの野菜を売る羽目に・・・! 304. 真実をあばけ! 夏のみちのくミステリー 旅行中、店の手伝いをしてくれたお礼に、英一達をブタゴリラのいる勉三の田舎へ招待してくれた熊田夫妻。そんな時、村では30年振りの泥棒騒ぎが起こっていた。泥棒などいないと信じる村人達は、都会から来たブタゴリラを疑っていた。盗まれたのが小銭ばかりと聞き、英一はある考えを胸に山へ向かう。 305. 霊界探検! みんなであの世へ行きました ボート遊びをしていたトンガリが誤って湖に落ちてしまった。一面花でいっぱいのきれいな場所。川の向こうから呼んでいるのはトンガリの祖母だった。どうやら臨死体験をしたらしい。そんなある日、両親と墓参りに出掛けたブタゴリラは、墓石に現れた不思議な光に吸い込まれ、消えてしまう。着いた場所には再びトンガリの祖母が! 306. 相手はだ~れ ペンフレンドくるみちゃん コロ助に知らない女の子数人から手紙が来た。実はトンガリがコロ助の名前をかたり、少女雑誌のペンフレンド募集欄に投稿していたのだ。それを知っても全くがっかりしないコロ助。ある日、その手紙を出したうちの一人・坂本くるみが木手家を訪ねて上京してくる。途中で道を尋ねられたブタゴリラは、コロ助になりすまし・・・。 307. 居眠り禁止!スカッと一撃 徹夜メーン☆ レポート作成で徹夜続きの勉三のために英一が発明した『徹夜面』。居眠りすると竹刀で一撃するのだ。そんな時、勉三がお湯をかけてしまったことで回路がショートし、徹夜面が行方不明になってしまう。なんとパパについて会社に行ってしまったのだ。会議中に居眠りしていた上司を一撃してしまうが、逆���気に入られてしまい・・・。 308. 豊年マンサク! 山田の中のコロ助カカシ 英一の学校で栽培していた稲がもうす���収穫を迎える。スズメの害から守ろうとトンガリが作ったのは、コロ助そっくりのカカシだった。本人は学校へ来ないからバレる心配はないと安心していた英一だったが、傘を届けに来たコロ助がカカシを目撃してしまう。怒ったコロ助は、勉三の家に置いてもらうことにするのだが・・・。 309. 花丸一座で夢芝居? 髭丸コロ助大変身! 表野町に花丸一座が戻って来た。五月は英一達を家に招待するが、ぜひコロ助も連れて来て欲しいという。実は五月の母が皆に一番合う衣装を用意していたのだ。コロ助はおじいさんに変身するが、ひょんなことから、あるおばあさんと知り合うことになる。借りた衣装のままデートをするコロ助だったが、さて、彼女の正体は?? 310. 突然の手紙! 妙子からFrom USA? トンガリのママが遊園地の招待券をくれた。ブタゴリラは早速新潟の妙子に電話をするが、既に番号が使われていないという。実は妙子はアメリカのおじさんの所へ引っ越すことになっていたのだ。知らせの手紙をきちんと読んでいなかったブタゴリラ。しかも出発は今日の夕方!英一はコロ助と共に潜地球で空港に向かう。 311. 百丈島伝説! コロ助は浦島太郎の子孫? トンガリ親子が五月を連れて百丈島へ出掛けた。村の子供達に『浦島太郎』の劇を見せてあげようと衣装まで用意していくが、村長から断られてしまう。なんでも、この村では浦島太郎を演じると、必ず良くないことが起きるのだという。一方、英一達はトンガリを追いかけ亀甲船で百丈島へ向かうが、その途中で亀の大群に攻撃される。 312. 家族ゲーム? ママに代ってブロンドママ ある日、コロ助が慌てて英一の学校へやって来た。パパとママがケンカして、ママが家出したという。帰宅して様子を聞くと、今回はどうやら真剣らしい。ご飯のことが一番心配なコロ助。ところがその日の夜、台所で物音がするので行ってみると、そこには金髪の女性が食事の支度をしていた!外国人の女の人?彼女は誰?? 313. ブタゴリラ病欠? 修学旅行のバスを追え 明日から修学旅行の英一。一緒に行かれないコロ助は、あれこれ作戦を練りなんとか参加しようとするが、全て見透かされてがっかり。翌朝、修学旅行や運動会には真っ先に来るブタゴリラが遅刻した。なんと急な高熱で欠席するという。英一は予めトンガリに頼まれて発明しておいた『金縛丸』が無駄になったことを半分喜ぶが・・・。 314. 雪男発見! 生まれはヒマラヤ日本育ち 勉三がスノーランド夜間警備のアルバイトを始めた。ゲレンデにさしかかった時、大きな雪の玉が転がって来る。そこから現れたのはなんと雪男だった。先輩警備員の細谷に報告するが、相手にしてもらえない。その話を聞いた英一は、雪男に関する世界の情報を集め始めるが、高尾大学のデータに若いが細谷によく似た男性を発見する。 315. 大当り! 宝くじでパンダと3千万円!? 去年買った宝くじの当たりはずれを調べ忘れていたブタゴリラの両親。翌日銀行に出向いた熊八は、なんと3千万円の当たりだったと知り仰天!ところが引き替え期限が昨日で切れていた為、夢は一瞬にして消えてしまう。諦めきれないブタゴリラは、英一の目をを盗み、コロ助と航時機で過去へ戻るが、着いたのはパンダの檻だった。 316. 女湯でアート? トンガリ画伯大爆発! トンガリの絵が区の児童コンクールで入賞した。そんな時、トンガリの絵を見た人から『ぜひ壁画を描いて欲しい』と依頼がある。早くも画伯気取りのトンガリ。ところが壁画は描く場所は銭湯だった。今更事実を言えないトンガリママは、三つ星レストランの壁画と偽る。最高級の店なら、そう簡単に来られないだろうというのだが? 317. 謎のアルバイト! むさ苦しい人大歓迎? 勉三がエステの宣伝ティッシュを配るアルバイトを始めた。ところがその風貌が災いし、対象年齢の若い女性に受け取ってもらえない。みかねたコロ助が助っ人を名乗り出るが、契約した以外の人間が配ったということで雇い主に預けた保証金を奪われてしまう。どうも怪しい話だと、みよ子が『一時足袋』で大人に扮し、探りに行く。 318. 正月が二度も来た! お年玉ももう一度? 故郷では旧暦で正月を祝うという勉三に誘われ、一緒に田舎へ行くことになった英一とコロ助。お年玉をもう一度もらえると期待するブタゴリラも便乗することになった。田舎の母の気が紛れるかも知れないと、今回はベンも一緒だ。ところが慣れない車に酔ってしまったベンのためにドライブインで休憩中、当のベンが行方不明に! 319. 今世紀見オサメ!? 幻のリョコウバト ある朝、ケガを負ったハトがブタゴリラの家に迷い込んできた。英一が図鑑で調べると、既に絶滅したといわれている『リョコウバト』だった。アメリカの妙子の知り合いが内緒で飼育していたのが悪い大金持ちに知られてしまい、手先のギャングも表野町にやって来る。日ごとに弱るハトを救うため、英一達は1920年代に飛ぶ! 320. 失恋がなんだ!! どん底でドンと恋 北海道の大学に通うみよ子の兄が帰ってきた。遊びに行った五月は一目惚れしてしまう。それを知ったトンガリは大ショック!一方、勉三も友紀に新しいボーイフレンドが出来たことで失恋・・・。二人の落ち込みように英一は『どん底』を発明する。そんなある日、みよ子の兄がガールフレンドを連れて来ることになる。 321. 春いちばん! 先生が飛ばされそうナリ 学年一斉テストの結果が出た。英一達のクラスは最下位。それを発表した時の佐々木先生は、妙に寂しそうだ。トンガリによると、先生が京都の学校に左遷になる噂があるという。五月とトンガリは真実を確かめようと先生の自宅を訪ねるが、既に引っ越した後だった。転勤阻止の為、英一達は『からくり署名人』と署名を集めることに。 322. たたり? ひな人形がコロ助を襲う! みよ子の家に飾ってあったひな人形に感激したコロ助。女の子だけが持てると聞きガッカリしたものの、家に帰るとママが15年ぶりにひな人形を出していて大喜び!それを見た英一は『右楽斉』作ではなく、『甚三郎』作であることを確認し一安心。『右楽斉』作の人形は、10年以上飾らないとたたりがあるのだ・・・。 323. トンガリ失踪! 恋に破れてサメのエサ? 五月の写真入りテレホンカードをもらったトンガリは大喜び!肌身離さず大事にしていたが、それが原因でママに不良少年扱いされてしまう。失意のトンガリは、バイトで伊豆の水族館へ向かう勉三の車に乗り込み、家出する。『新回古鏡』でトンガリの行き先を突き止めた英一達は、五月に内緒で伊豆へ向かう。 324. 人生一度の晴れ舞台? 熊田薫 送辞を読む 英一のクラスから卒業式の送辞を読む人を決めることになった。満場一致で五月に決定し、トンガリの原稿も完成したところで急遽、公演の仕事が入り、当日欠席することになってしまう。そこで俄然、張り切り出したのがブタゴリラ。あれよあれよという間に本当に代表となってしまう。一同の不安の中、ついに当日がやってくる・・・! 325. ブタゴリラ学説! 蜃気楼は貝から出る? 授業中、『蜃気楼は貝が出している』と発言し、大笑いされたブタゴリラ。汚名挽回にホラ貝を借りてきて、これから蜃気楼が出るように英一に発明を依頼する。そんな時、『飼っていたネコが死んでから寝たきりになってしまった近所のおばあちゃんを元気づけたい』とみよ子から頼まれた英一。早速出来上がった発明品を使うのだが。 326. 子供の天国! 遊び場いっぱいの町 3学期の成績があまりにも悪かったのが原因で、熊八とケンカしたブタゴリラが家出した。なんと航時機に乗って昭和35年に行ってしまったのだ。そこで子供時代の熊八に出会う。今では想像もつかない程、子供達が生き生きしているまさに天国の時代だ。現代に帰りたくなくなったブタゴリラは英一達の説得にも応じなかったが・・・。 327. スクープ! 名犬ベン 日本で一番有名な犬 山形にいるはずのベンが勉三の家に帰って来た!母から『2週間前にいなくなった』と聞いていた勉三はビックリ!トンガリのパパの紹介でテレビ出演することになるわ、雑誌の取材は来るわ、全国からベン宛にプレゼントが届くわと大騒ぎ!一気に名犬として有名になる。ところがある日、母から『ベンが帰ってきた』と知らせが入る。 328. 神出鬼没のいたずらっ子 正体はコロ助? ブタゴリラ・みよ子・勉三・トンガリ、そしてママ。なぜか皆がコロ助にいたずらされたと怒ってやって来た。コロ助がいくら自分ではない!と訴えても信じてもらえない。ある日英一は物置に傷があるのを発見する。太陽の光が差し込む程の大きさだ。そこでひらめく英一。中にはずっと『豆コロ』をしまっておいたのだ! 329. 五月の恐怖!のろわれた鯉のぼり トンガリがいつもの自慢で皆を呼び集めた。五月が静岡から由緒ある鯉のぼりを送ってくれたという。大喜びのトンガリだったが、五月から電話がある。あの鯉のぼりは呪われている、すぐにしまって欲しいという。最初は気にしなかったトンガリだったが、ママが事故を起こしたことから、英一に呪いを解く道具の発明を依頼する。 330. 男のメロン? 父ちゃん一番乗り病! 熊八が仕事を放り出して出掛けてしまった。新しい橋が出来ると一番に渡りたい『一番乗り病』だという。大阪のライバルを振り切り見事先頭を獲得する。何とか家に戻そうと、ブタゴリラは英一に頼み『帰巣線香』を発明してもらう。一度はこの香りの効果で帰ろうとした熊八だったが、思い直した小百合とブタゴリラが止めに来る。 331. 愛のフィナーレ! さよならコロ助大百科 木手家にドロボーが入った。英一の部屋も荒らされてメチャクチャだ。調べてみるとキテレツ大百科と如意光が盗まれていた!回古鏡改を作り、手がかりをさがすと、大百科を持った男と熊八がすれ違っていた。早速八百八に向かって話を聞くと、その男はゴミ処理車に大百科を投げ入れたという。英一、最大のピンチ!!
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