#国際ニュース速読
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失速する小泉進次郎 自民党総裁選がはじまった当初、メディア上には「進次郎で決まり」という空気が流れていた。例えば一部メディア上では進次郎でほぼ確定だということから、「どういう内閣になるのか?」を考えようではないかという記事まで組まれていた。 ところが、公示され、9候補の「論戦」がテレビや地方での「公開討論会」の形式で始まってから、一気に雲行きが変わっていった。例えば公示から6日が経過した17日には、 『自民党総裁選、小泉氏の支持に陰り』(日本経済新聞) 『小泉進次郎氏、まさかの伸び悩み?』(毎日新聞) という見出しの記事が新聞およびネット上で踊り始めた。 実際、「党員党友」を対象とした調査の結果から、進次郎氏の人気がわずか数日の間に失速し始めている様子が示されている。 ご覧の様に、公示前の6日時点では進次郎は石破氏に次ぐ2位だったのだが、公示から2日が経過した14日の調査結果では高市氏に追い抜かれ、3位に転落してしまっている。さらにそこから3日が経過した17日の調査では、そこからさらに3%も低下している。そして、石破・高市両氏におおよそ10%もの水をあけられる状況となっている。 この進次郎の急速な失速について、経済学者の高橋洋一氏は次のように語っている。 「メッキの剥がれるスピードが早い。こんなに早く剥がれちゃうのかな…もうちょっと持つんじゃないかなと思ったけど…ネットで拡散されて、ものすごい評判が下がっている」。 小泉進次郎の能力不足を明らかにする数々の「迷言」 実際、読者各位も、公示日以降の僅か数日間の間に発せられた、数々の進次郎氏の「迷言」に触れた方は多いだろう。 例えば、公示日の12日の夜、全国ネットの人気報道番組「報道ステーション」で公開討論会が開催されたが、その際、進次郎氏を支援している菅義偉氏を慕う人達はある意味「派閥」ではないか?と質問された時、「菅さんであろうと誰であろうと選挙になったら応援してくれたら一番有り難いですよ」と発言している。つまり、質問とは無関係な発言をしたわけだ。 あるいは、記者クラブでの記者会見で、早期解散の不条理性を指摘された際、「総裁選の日に解散すると思っている人も居るがそれは無理だ」と、ここでも無意味な言葉を発している。そもそも、そんな事は誰も思ってはいないからだ。しかもその上で「兎に角早期解散に問題はない、なぜな��僕は総裁選で政権構想十分説明してるからだ」と発言している。しかし、質問に適切に答えない態度に終始している進次郎が、十分説明しているとは到底言えない。いわばこの発言はある種の「冗談」というか「ギャグ」となっていたわけだ。 さらには、地方討論会で、男子学生が大学生の奨学金返済をめぐる問題について「40歳まで返済が続く中で結婚や子育てができるのか不安だ」という発言があった際、進次郎氏は「大学に行くのがすべてではない」という無意味な発言をしている。既に大学に入学してしまっている大学生に対する発言としては著しく不適当だ。 そして、記者クラブで開催された全候補者が参加する公開討論の場では、来年カナダで開催されるG7で何を発信するのかと問われた時、進次郎氏は、驚くべき事に外交の内容について一切触れず、ただただ「カナダのトルドー首相が43歳で就任したが、私は、今、43歳だ、だから、43歳総理就任というトップ同士が胸襟を開き外交を切り開いていく」と発言している。この発言もまた、質問に対する回答とはなっていない。 つまり、たった数日間の間に開催された何回かの公開の討論会で、進次郎氏は質問に対してまともに答えないという失態を、何度も何度も演じ続けたのだ。 これを目にした国民は、進次郎氏では国会で総理としてマトモに議論することなど絶対無理だと判断したことだろう。
小泉進次郎はもうおしまいだ…総裁選で大失速!TVや討論会で多くの国民を失望させた「迷言」「無能ぶり」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
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NoBarbenheimer
今回の件、原爆投下/原水爆をミーム化/ネタ化する動きの加速に対して。フェミニズムな作品であることがとても楽しみだったバービーの……“公式アカウント”が乗っかっていたという事実。そのショックについて。自分も抗議を送ったりTwitter/Tumblrでタグを使ったひとりですが、
「日本のみ」が被爆国ではないし、「日本人とされれる人々のみ」が被爆被害者ではない。
凡ゆる国と地域で被爆被害があり、凡ゆる国や地域の人々が、被害者が、世界中にいること。
“戦争被爆国”としての日本においては、戦時下で、軍国主義/差別主義の中で更に更にマイノリティとして虐げられた人々が、植民地支配/強制連行による被害者や、捕虜として収容されていた人々が、沢山、犠牲になっているし、その後も苦しみ続けている。日本/政府による迫害と差別に晒されている。その存在が、事実が、歴史が、蔑ろにされ続けている。
原爆/原水爆の犠牲者が、被害者が、いまも、世界で、さまざまな場所で、苦しみ続けていること。その歴史について。
それらを踏みにじるような言葉も、それらについて誤った認識を与える言葉も、Twitter上では多く(差別主義者/ネトウヨ/極右なども、バービーという作品そのものとそこにあるフェミニズムや多様性に対する一方的な揶揄/叩きや、韓国へのデマ/ヘイトや、他の悲惨な歴史や事件を更にミームにして茶化し出すという……醜悪な最低最悪な行いをぶち撒けながら、この抗議タグをTwitter上で利用してきていることもあり、)かなり蔓延してきてるようなので。
Twitterで今回自分がRTさせて頂いた……さまざまな方々が紹介していた記事やアーカイブ/今までTwitter上で自分がRTしてきたり引用してきたりした記事なども、自分用と兼ねて、いくつか、改めて、此方にも引用してみます。
また、再度、強調したいのですが、
日本は、今なお、戦争責任/加害の歴史に向き合おうとしない。戦争の責任と記録と歴史を忘却し、捻じ曲げようとする歴史修正主義が、まさにいま、どんどん勢いを増し続けている現状。核廃絶について背を向けるばかりか、核武装について“柔軟な議論”などとほざいて嬉々として語り出す連中が、差別主義者の糞どもが、万年与党であること。
そこを無視することこそ、恐ろしいことで、忘れてはならないこと。(これもほんと繰り返しだが、この現状だからこそ、戦争/核を軽視しないための抗議の責任があること、強調したい)
・日本だけではない、被爆国
「核兵器を開発するためには実験が必要です。1945年、アメリカのニューメキシコ州で世界で初めての核実験が行われてから、これまで2,050回以上の核実験が行われきました。
アメリカはネバダ砂漠や太平洋でロシアはカザフスタンや北極海で、イギリスはオーストラリアや太平洋の島国で、フランスはアルジェリアや南太平洋の仏領ポリネシア・タヒチで中国は新疆ウイグル自治区で実施しました。ワシントンやモスクワなどの大都市から遠く離れ、多くの場合は植民地や先住民族の暮らしている土地でした。(川崎 哲「核兵器はなくせる」、岩波ジュニア新書、2018)」
・Hiroshima and Nagasaki: A Multilingual Bibliography
「ABOUT US: The Aim of Our Project
In 2014, a year before the 70th anniversary of the atomic bombings of Hiroshima and Nagasaki, we started our survey and research into the multilingual publication of atomic bomb literature. Our goal is to make a comprehensive survey into the process of worldwide acknowledgment of Hiroshima and Nagasaki for 70 years.」
・外国人戦争犠牲者追悼核廃絶人類不戦碑
「この戦争の末期、長崎では数次にわたる米軍の空襲、潜水艦攻撃、そして八月九日の原爆 によって七万余の日本人、数千の朝鮮人、中国人労働者、華僑、留学生、連合軍捕虜(イギ リス、アメリカ、オーストラリア、オランダ、インドネシア等)が犠牲となった。
特に浦上刑務所のあった隣接する丘では、三��二名の中国人、十三名の朝鮮人が、日本人 受刑者とともに爆死し、また香焼や幸町の捕虜収容所では、被爆前に病気や事故などによ って数百名の連合軍兵士が死亡した」
「碑の建立に力を注いだのは、戦時中に収容所の職員だった田島治太夫さん(九九年死去)。一緒に運動した鎌田信子さん(72)は「日本人だけでなく、多くの外国人が犠牲になったことを知ってもらいたい」と語る。」(2005/07/15 掲載記事)
・被爆2世、女性として直面した複合差別 ――「韓国のヒロシマ」陜川から
「2023年2月7日、被爆者の援護を定めた法の対象外となっているのは不当だとして、被爆2世が国を訴えていた裁判の判決が広島地裁で言い渡された。「不当な差別とは評価できない」などとして、原告の訴えは棄却された。被爆2世に対しては、厚生労働省が定めた要綱に基づく健康診断が実施されているものの、がん検診はそこに含まれず、各種手当の交付なども受けられない。」
「原爆被害に加え、それ以前からの植民地支配に翻弄されてきた韓国人被爆者の次世代も、「線引きの外側」に置かれ、公的な支えを受けられずに生きてきた。」
・80歳を過ぎて語り始めた被爆体���――福島へ手渡したい思いとは
「切明さんの話は、「あの日」から始まるのではなく、軍都「廣島」の話から始まる。
「広島は今、平和を守ることや、核兵器廃絶を掲げていますが、77年前までは軍国主義の街でした」
切明さんが国民学校2年生の時、満州事変が起きる。広島城の周辺には陸軍の師団が置かれており、宇品港は中国大陸や、その後の東南アジアの国々侵略のための出発港だった。」
・「存在しない」とされた残留放射線、内部被ばくの被害を認めない政府
「こうした政府の態度の根底にあるのは、残留放射線による内部被ばくの否定だ。放射性物質を体内に取り込む危険性から目を背ける、その姿勢の源流を知るためには、日米の歴史を紐解く必要がある。
『原水爆時代〈上〉―現代史の証言』(今堀誠二)や 『核の戦後史:Q&Aで学ぶ原爆・原発・被ばくの真実』(木村朗、高橋博子)でも示されているが、原爆投下から1ヵ月後、マンハッタン計画の副責任者であるトーマス・ファーレル氏は、下記のような声明を発表したとされる。
「広島・長崎では、死ぬべきものは死んでしまい、9月上旬において、原爆放射能の余燼ために苦しんでいる者は皆無だ」
残留放射能が存在しないとした理由について記者からの質問を受け、ファーレル氏は「相当の高度で爆発させた」ことを挙げていた。
なぜこうした声明を出すに至ったのか。『核の戦後史』の他、『封印されたヒロシマ・ナガサキ』などの著者でもある奈良大学の高橋博子教授は、占領を円滑に進める必要がある米国側の意図を指摘する。
「声明には、原爆投下が国際法違反であることを否定し、広島を取材した連合国軍記者による報道を打ち���す狙いがあったと思われます」 」
「 「日本政府は核兵器の残酷さや非人道性を訴えるどころか、その“威力”を重視し、原爆攻撃をした米国と一緒になって、核兵器の有効性を世界に向けて訴えてきたといえます。核の“パワー”の肯定的イメージを拡散してきた、世界に対する責任は重いと思います」 」
・«さもしいといって下さいますな» 福田須磨子さんの思い 原爆を背負って(30)
「 《何も彼(か)も いやになりました 原子野に屹立(きつりつ)する巨大な平和像 それはいい それはいいけど そのお金で何とかならなかったかしら “石の像は食えぬし腹の足しにならぬ” さもしいといって下さいますな 原爆後十年をぎりぎりに生きる 被災者の偽らぬ心境です》
1955年8月、被爆詩人・福田須磨子さん=74年に52歳で死去=が詠んだ詩「ひとりごと」です。須磨子さんは23歳のとき、爆心地から1・8キロ地点で被爆。高熱や脱毛など後遺症に苦しみ、紅斑症にもかかります。身体的、精神的苦痛と生活苦にさいなまれる日々…。3千万円の巨費を投じて造られた平和祈念像を見て、この詩を詠みました。」
・問われる空襲被害者の戦後補償
この記事は2020年放送のNHKスペシャル「忘れられた戦後補償」を下地にした2021年放送のクローズアップ現代の記事です。もとのNHKスペシャルを記事化したページは……もう削除されてしまい、この別番組の記事しか残っていない状況です。
被爆被害とは違った話なのですが、日本が戦後も、ずっと、いかに、国内外問わず、戦争責任に向き合っていない国であるか。民間人/市民を切り捨て、権力者/軍部を優遇してきたか。それがわかりやすい記事のひとつとして、引用します。
以下はNHKスペシャルの特集記事から当時引用した文面です。
「大将経験者の遺族には、戦犯であっても、兵の6.5倍の補償を実施。閣僚経験者に対しては、現在の貨幣価値で年1000万円前後が支払われていた。その一方で、旧植民地出身の将兵は、恩給の対象から外された。」
「国家が総動員体制で遂行し、破滅への道をたどった日本の戦争。犠牲となった民間人は80万人。戦後、国家補償を求めた民間被害者の訴えは一貫して退けられてきた。」
「ドイツやイタリアと違い、軍と民の格差が時代とともに拡大していった日本の戦後補償」
(しかしNHKの戦争責任を問う特集関係の読みやすいWEB記事や記録は……数年しか残さない、消されてしまうし。オンデマンド配信に全て入る訳ではないようだしで。戦争の真実シリーズの731部隊の特集の書籍化は何年も延期が続き、今年やっと……出版されそう……?である現状(何かしらの検閲を受けていないかが、不安である)、本当に不気味で、最悪だ)
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2024年6月12日(水)
出勤時、車に���る前に紫陽花の様子を観察するのが日課になっている。元気に咲いてくれてはいるのだが、やはりこの花には雨が似つかわしい。沖縄はもちろん、九州・四国も梅雨入りしたというのに、近畿地方の空はどうなっているのか。ウェザーニュースに寄れば、平年の梅雨入りは6月6日頃、梅雨明けは7月19日頃とのこと。できることなら早めに梅雨入りして、カラッとした天気のもとで夏休みを迎えたい。<雨乞い源兵衛>にでも頼んでみるか・・・。
4時起床。
日誌書く。
朝のルーティン。
いつもならまず洗濯機をセットしてから朝食準備に入るのだが、今朝は何故か朝食を食べる際に洗濯していなかったことに気づいた。
珈琲。
洗濯物干す。
弁当*2。
空き瓶���45L*1。
彼女の職場経由で出勤する。
順調に到着する。
すき間時間で楽しむ『おけら長屋』、新しいシリーズの第一巻が発売され、予約していたのがhontoに配信された。これを読む前に旧シリーズを読み直しているのだが、第13巻を読み飛ばしていたことに気づく、これでようやく全体の話が繋がってくれた。
水曜日は2限・3限<情報機器の操作Ⅰ(栄養学科)>、月曜クラスと同様に入力試験を実施する。欠席が2名あったが、結果はほぼ予想通り、心配していた学生はやはりその通り、次週の再試験を頑張ってほしい。
3限終わってすぐに帰宅、今日は帰路の方が燃費が悪い。
車を駐めてすぐに買い物へ、セントラルスクエア花屋町店で猫砂・歯ブラシ(¥941)、コレモ七条店で鶏もも肉・曲がりキュウリ(¥1,512)。
私学共済事業団から年金送金の葉書が届く。
<WWDC24>のニュースを、YouTubeでチェックする。
桂ざこば師の訃報を知る、合掌。
早めに夕飯準備、今夜は塩唐揚げ。
ほぼ出来上がった頃にツレアイ帰宅、早速ココに点滴。
浜峰商店干物シリーズ、今夜は天然ぶりのひと塩干し、フライパンにシートを敷いて焼くが大きさが凄い。
枝雀大全視聴、今夜は「地獄八景亡者の戯れ」。前半と後半に分けているが、下げ前にダウンして布団の中へ。
風呂から上がったツレアイが起こしてくれたので入浴、体重は二日で550g減。
今日は買い物に出たので、久しぶりに12,000歩突破、やはり気持ち良い。
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TEDにて
ロバート・パーマー:「パナマ文書」が暴いた世界的大問題 — 次にすべきことは何か?
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
2016年4月3日、歴史上最大のデータ流出事件が発生しました。
この「パナマ文書」により、金持ちや権力者がオフショア(租税回避地)口座に隠し持つ巨額の資産が明るみに出たのです。
これにはどういう意味があるのでしょうか? グローバル・ウィットネスのロバート・パーマーに話を聞いてみました。
2016年4月3日。歴史上最大のデータ流出が起こりました。「パナマ文書」により金持ちや権力者が。オフショア(租税回避地)に隠し持つ莫大な資金が表沙汰になりました。これは何を意味するのでしょうか?グローバル・ウィットネスのロバート・パーマーに聞いてみました。
今週、おびただしい数のニュースが取り沙汰されています。1,100万件にも及ぶ文書の流出によるもので出処はパナマを拠点とする法律事務所モサック・フォンセカです。これらパナマ発の文書の流出で秘密主義的なオフショア世界の姿がほんの一部ですが露見しました。
これで判明したのが、銀行や弁護士などの顧客がモサック・フォンセカのような会社に「匿名の会社が欲しいので作ってください」と依頼する実態です。実際にやり取りされたメールの内容を読むことができ、その仕組みや運用のされ方がわかります。
既にこの流出事件の波紋が一気に広がり始めています。アイスランドの首相が辞職。他にも残虐なシリアの独裁者。バシャール・アル=アサド大統領の協力者もオフショア法人を持っていると報道されています。
世界中の金持ちの中には新たな一連のニュースや新たな文書流出にビクビクしている人々がまだまだいることでしょう。
私の組織グローバル・ウィットネスにとって、今回の暴露はものすごい朗報でした。今、世界のメディアや政治リーダーが個人によるオフショア秘密管区を利用した資産の隠匿について取り上げていますが、これは、私の組織が10年に渡り、世に訴え暴いてきたことです。
グローバル・ウィットネスでは、オフショア取引の実態がどうなっているのか?どうやって機能しているのか?知りたいと思いました。そこで私たちは、マンハッタンにある13の法律事務所に覆面調査員を送りました。調査員はアフリカの公使を装いました。
不審な金をアメリカに移動し、家やヨット、飛行機の購入を考えているという設定です。
非常にショックなことに調査員した法律事務所のうち1つを除いて1つを除いてすべてが調査員に対し、この不審な金の移動方法を提案したのです。すべて初回の相談での話です。どの法律事務所とも取引は始まりませんでしたし、動いた資金もありませんでしたが制度における問題点が露見しました。
もう1つ大事なことは、これを単独の事件に過ぎないなどと考えないことです。
うちの覆面調査員にアドバイスを与えた個別の法律事務所だけの話ではありません。今、スキャンダルの渦中にいる特定の大物政治家だけの話ではありません。制度の仕組み自体が問題なのです。
汚職、租税回避、貧困や政情不安定の温床だからです。この問題に取り組むには、ゲーム自体を変える必要があります。ゲームのルールを変えて不正をしにくくする必要があります。
我々、グローバル・ウィットネスは今が変革を起こす時だと考えます。民衆は怒るべきです。匿名の会社を盾に身元を隠している 輩に対して憤るべきです。
ビジネスリーダーは立ち上がり、こういった秘密主義はビジネスにあるまじきことだと明言��べきです。政治リーダーはこの問題に向き合い秘密の開示につながる法改正を公約すべきです。
なお、日本の全テレビ局は超裕福層に入ります。そして、もう既に権力者です。もう一度言います!テレビ局も今では権力者!再び、過ちを繰り返すかもしれません!
自らが権力者であることを発信せず視聴者を混乱させ、それに便乗して権力乱用する日本の民法テレビ局。同じことを繰り返さないようにみんなで見守っていくことだ。
最後に、マクロ経済学の大目標には、「長期的に生活水準を高め、今日のこども達がおじいさん達よりも良い暮らしを送れるようにする!!」という目標があります。
経済成長を「パーセント」という指数関数的な指標で数値化します。経験則的に毎年、経済成長2%くらいで巡航速度にて上昇すれば良いことがわかっています。
たった、経済成長2%のように見えますが、毎年、積み重ねるとムーアの法則みたいに膨大な量になって行きます。
また、経済学は、大前提としてある個人、法人モデルを扱う。それは、身勝手で自己中心的な欲望を満たしていく人間の部類としては最低クズというハードルの高い個人、法人。
たとえば、生産性、利益という欲だけを追求する人間。地球を救うという欲だけを追求する人間。利益と真逆なぐうたらしたい時間を最大化したいという欲を追求する人間。などの最低生活を保護、向上しつつお金の循環を通じて個人同士の相互作用も考えていく(また、憎しみの連鎖も解消する)
多様性はあるが、欲という側面では皆平等。つまり、利益以外からも解決策を見出しお金儲けだけの話だけではないのが経済学(カントの「永遠平和のために」思想も含めて国家や権力者は透明性を究極にして個人のプライバシーも考慮)
(合成の誤謬について)
合成の誤謬とは、ミクロの視点では正しいことでも、それが、合成されたマクロ(集計量)の世界では、必ずしも意図しない結果が生じること。物理学では、相転移みたいな現象です。性質が変わってしまうということ。
ミクロのメカニズムが個人同士の経済における仕組みであるのに対して、マクロのメカニズムは、国家間や経済全体の循環における仕組みだからである。
例えば、家計の貯蓄などがよく登場するが悪い例えです。前提条件が、所得が一定の場合!!所得が一定じゃない増加する場合は?これは、論じていませんので参考になりません!!(法人が提供する製品やサービスの価格も一定の場合も前提条件です)
1930年代のアメリカ経済が金融危機2008と似たような状態に陥った時、ケインズは、「��約のパラドックス」というケインズ経済学の法則を発見しています。
それは、ポール・A・サミュエルソン(1915-2009)が、近代経済学の教科書「経済学」の冒頭で「個人を富裕にする貯金は、経済全体を貧困にする!(所得が一定の場合)」というわかりやすい言葉で表現しました。しかし、庶民の所得が増加し、貯蓄が投資、消費に回る場合には、「倹約のパラドックス」は生じません。
その後、この「倹約のパラドックス」は、アメリカの経済学者・ケネス・J・アロー(1921- )が「合成の誤謬」を数学的論理に基づいて「個人個人がそれぞれ合理的選択をしても、社会システム全体は合理的選択をするとは限らない」を検証してみせた。 要するに、部分最適ではなく、全体最適させていくということ。
つまり、新産業でイノベーションが起きるとゲーム理論でいうところのプラスサムになるから既存の産業との 戦争に発展しないため共存関係を構築できるメリットがあります。デフレスパイラルも予防できる?人間の限界を超えてることが前提だけど
しかし、独占禁止法を軽視してるわけではありませんので、既��産業の戦争を避けるため新産業だけの限定で限界を超えてください!ということに集約していきます。
なお、金融危機2008では、マイケル・メトカルフェも言うように、「特別資金引出権(SDR)」は、2008年に行われた緊急対策で、一国だけで行われたのではなく、驚くほど足並みの揃った協調の下に国際通貨基金(IMF)を構成する188ヶ国が各国通貨で総額2500億ドル相当を「特別資金引出権(SDR)」を用いて世界中の準備通貨を潤沢にする目的で増刷してます。
このアイデアの根本は、元FRB議長であったベンバーナンキの書籍「大恐慌論」です。この研究がなければ、誰一人として、変動相場制での当時の状況を改善し解決できなかったと言われています。
それ以前では、固定相場制でのマーシャルプランが有名です。
続いて、トリクルダウンと新自由主義
インターネットの情報爆発により隠れていた価値観も言葉となり爆発していくことになった。
しかし、法定通貨の方が、その価値、概念に対する通貨量拡大として価格で応じることができず、圧倒的に通貨量が足りない状況が生まれていたのが、2010年代の問題点のひとつでした。
リーマンショックの後に、新自由主義が誤りであることが、ピケティやサンデルによって指摘され、当時のFRBバーナンキ議長が、通貨供給量を大幅に増やした対策により、ベースマネーの金融、銀行間の相互不信を解消して収束した。
それでも、まだ足りないが、適正水準に収まったことで、さらに価値も増幅され、マネーストックの財政政策から再分配、事前分配を大規模に行い、さらなる通貨供給量が重要となっている現在の日本国内。
例えば
Googleがしようとしてた事は、まだ新産業として、基礎研究から発展できない機械学習の先端の成果をすべて持ち込んだ社会実験に近いこと。
シュンペーターの創造的破壊は、一定数の創造の基礎を蓄積後に、未来を高密度なアイデアで練り上げてから破壊をするのが本質です。
こうして、憎しみの連鎖や混乱を最小限にする。
アルビン・トフラーの言うように、法人と行政府とのスピードの違いが縮まらないのは、構造上の違いであって、それを補うためにプラスサムな連携するということが、必要になってくることを説いています。
三権分立が、規制のないGAFAMを非政府部門としてMMT(現代貨幣理論)からプラスサムに連携したらどこで均衡するのか?という社会実験も兼ねています。
このような前提で、あらゆるインターネット企業が、創業時、貢献するためコンセプトの中心であったものが、今では、悪性に変質して違う目的に成り下がっています。
再分配、事前分配の強化がスッポリ抜けてる欠点があり、ここに明かしたくないイノベーションの余地があります!!
2021年には、新自由主義のような弱肉強食では自然とトリクルダウンは生じないことは明らかになる。
確かに、トリクルダウンは発生しないが、法律で人工的に同じ効果は、貨幣の再分配、事前分配という形にできる可能性は高い。
再分配や事前分配をケムにまく「金持ちを貧乏にしても、貧乏人は金持ちにならない」「価値を生み出している人を罰するつもりがないのであれば税に差をつけないほうがいい」(サッチャー)
とあるが、新自由主義は誤りで、ピケティやサンデルによると違うみたいだ。
(個人的なアイデア)
バイデン大統領は2021年、財務長官にイエレン就任した際の経済対策の一環
「世界が相互に結びついたことのもう一つの結果が30年に及ぶ法人税率の引き下げ競争だった」
というマクロ経済学の結果を明示した前提で各国の多年の法人税引き下げ競争を終わらせ、20カ国・地域(G20)で協力して共通の最低税率を設ける国際的な取り組み
法人税に世界的な「最低税率」を設定することで合意するよう調整していると言います。
実現が遠い世界的なデジタル課税よりも現行法の範囲での現実的な提案をしたかもしれない!
そして
複雑性の研究からも、個人の才覚に関係なく貧富の差は生じる。
超裕福層に集中するとマネーに渋滞が生じるため、税金をかけることと現象が似ている。
こうすると平等性が増すと結果も出ている。
確かに、トリクルダウンは発生しないが、法律で人工的に同じ効果は、貨幣の再分配、事前分配という形にできる可能性は高い。
課税は、ネット���ークに何本かのリンクを人工的に加えることと同義ということも、複雑性の研究からデータで明らかになっています。
日本は、消費税の運用など。課税���、強制的な交換の一形態。この知見は、MMT(現代貨幣理論)にも導入されてる。
複雑性の研究から産まれた従来とは異なる新しいマクロ経済学です。テーラワーダ仏教概念にもある欲を中和するツールとも言えます。
幸田露伴?分福?
人工的な課税をしないと、この歪みがエネルギーとして形態が相転移するので、超裕福層一族たちの幸福感が変質して心の歪みに転換していく。
人間が、一日に扱える時空間は、限定的に対して、お金はマルチバースでエネルギーが交換されるので、人間の一日で扱える許容量を超えてしまう。
ナポレオンヒル?エンスージアズム?そこには引き返せない一線というか?境界線があって、耐えられれば良いが、知らない方が幸せな場合も多々あります。
日本には古来から同様の概念があり、成金や悪徳商人とも言われる場合もある。
600万円以下に貨幣の再分配、事前分配することで社会システムの安定が強化される。
ダニエルカーネマン。詳しくは、論文を見ていただいて、日本の実情を深く考えた年収として記載しています。
直訳を指摘しても、未来を描けない人々なので、みんなは心の中で、あぁ残念な人なんだと軽蔑して下さい。
メリトクラシー至上主義、競争主義社会システム新自由主義を古代中国から、たとえて簡単に言うと乱世。
意図して均衡させて、奸雄は排除していくことが鉄則。カントの永遠平和を実現が重要に。
つまり、IT産業長者は、乱世の奸雄。テロ抑止にもなる現代では、競争時代の奸雄を排除することと同様の概念になります。
<おすすめサイト>
ジェラード・ライル: 史上最大のリーク「パナマ文書」を報道したジャーナリスト集団
個人賃金→年収保障、ベーシックインカムは、労働市場に対する破壊的イノベーションということ?2022(人間の限界を遥かに超えることが前提条件)
世界の通貨供給量は、幸福の最低ライン人間ひとりで年収6万ドルに到達しているのか?2017
パナマ文書 - Wikipedia
ダニエル・カーネマン: 経験と記憶の謎(所得政策も)
トマ・ピケティ:21世紀の資本論についての新たな考察
クリスティア・フリーランド: 新しいグローバル超富裕層
この世のシステム一覧イメージ図2012
ベティーナ・ウォーバーグ: ブロックチェーンが経済にもたらす劇的な変化
ポール・ピフ:お金の独占が人と大企業を嫌なヤツにする?
<提供>
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我が国の未来を見通す(67)
『強靭な国家』を造る(4)
「世界で最初に飢えるのは日本」なのか(その2)
宗像久男(元陸将)
───────────────────────
□はじめに
米国の雑誌「タイム」が岸田首相のインタビューの
特集記事として、「日本を軍国大国に変える」して
いた見出しを「平和主義��った日本を国際舞台でよ
り積極的な役割をもたせようとしている」と変更し
たが、記事そのものは「軍事大国」としたまま変え
ていないとした記事がニュースになっていました。
当然、アメリカも言論の自由が保障されている国な
ので、だれが何を言ってもよいのですが、「タイム」
誌の記者たる者が、この日本を「軍事大国」と呼称
するぐらいの見識しか持ち合わせていないことに愕
然とします。
GDP比2%の防衛費年額約10兆円はようやくN
ATOに肩を並べる水準ですし、アメリカは約85
80億ドル(約114兆円)〔2023年度〕、中
国の約1兆4505億元(約26兆3000億円)
〔2022年度〕には遠く及びません。その上、未
だ憲法にも明記されておらず、反撃能力を保有する
としても「専守防衛」という不可思議な防衛政策を
堅持している我が国です。
この記者は、日本に対する「ビンの蓋」的な発想と
か、「平和主義」の原点である「日本憲法はアメリ
カがつくった」などの思想を保有しているのでしょ
うか。このような時にだけ、「さすがアメリカ」と、
“それが何を意味するかもロクに考えないまま”国
内の同調者がことさらに騒ぎ立てることも問題なの
です。
本当に困ったものですが、個人的には、様々な話題
を世界に発信したい「タイム」誌なれば、もう少し
“賢い記者”を抱えてほしいと願うばかりです。
▼「食料自給なくして独立なし」
前回の続きです。鈴木宣弘氏も引用している言葉で
すが、食料に関してまさに“身につまされる言葉”
を送りましょう。まず「食料を自給できない人たち
は奴隷である」とのキューバの著作家ホセ・マルテ
ィの言葉です。我が国でも、明治時代、高村光太郎
が残した言葉として「食うものだけは自給したい。
個人でも、国家でも、これなくして真の独立はない」
との有名な言葉もあります。
鈴木氏は、「日本に独立を名乗る資格があるのか」
として、現政権などの政策に「食料自給率」の言及
がないことを取り上げ、「日本には『食料安全保障』
が存在しない」とも指摘します。
ゴールデンウイークを利用して、『安倍晋三回想録』
を読破し、改めて諸所に感銘を受けましたが、農業
政策に関する記述はほとんどありませんでした。安
倍元総理は、財務省とはかなり喧々諤々の議論を重
ねたようですが、「経産省政権」と揶揄する向きも
あるように、経産省主導の政策が多かったことは事
実でした。鈴木氏は、「かつては農家が自民党の���
田だったが、農家が減ったことで票田の価値が下が
ってしまったことなどが積み重��って、農政全体に
『ゆがみ』が生じてしまった」と指摘します。調べ
てみると我が国の戦後の農業政策についても意外な
事実があることがわかりました。その概要を紹介し
ておきましょう。
▼我が国の自給率低下と農業離れの要因
私たちは一般に「日本は島国で国土が狭いために農
地面積も限られている。よって、食料の自給率は低
くて当然である」という考えを持っていますが、長
い歴史を振り返ると、我が国は、(現在より人口が
少なかったとは事実ですが)、伝統的に食料自給率
100%を維持してきました。
だからこそ、江戸時代は鎖国政策を採用できました
し、外国から資源の輸出入ができないような情勢下
にあっても、様々な工夫で再生可能な植物資源を活
用する独自の「循環型社会」を築き上げてきたとい
う歴史があります。
戦後の歴史を紐解くと、意外にも我が国の食料自給
率が下がった原因は、「貿易の自由化」と「食生活
改善政策」にあったことがわかります。もっと具体
的にいえば、自動車などの関税撤廃を勝ち取るため
に農産物の関税引き下げと輸入枠の拡大を認めたの
でした。そこに、アメリカやヨーロッパが自国の農
家に補助金をジャブジャブ出してダンピングを仕掛
けてきたため、日本の農家は壊滅的打撃を受けてし
まったのです。
特にアメリカは、当時、小麦の生産過剰が問題にな
っていましたので、日本人の食生活を無理やり変え
させてまで、我が国をアメリカの農産物、特に“小
麦の一大消費地”に仕立て上げようとしました。
様々な宣伝・情報工作の中で、当時、影響が大きか
ったのが1958年に出版された『頭脳─才能を引
き出す処方箋』(慶応大学名誉教授・林たかし著)
でした。本書には「米食国民は一歩遅れる」として
「米を食うとバカになる」「日本人が欧米人に劣っ
ているのは、主食の米が原因である」などの主張が
掲載されていました。本書はまた、発売3年で50
刷を超える大ベストセラーになり、その影響は計り
知れないものがありました(ちなみに、本書は現在、
アマゾンの中古本として、最低価格が4758円、
中には1万円を超える価格で売られているものもあ
ります)。
当然ながら、この主張は科学的根拠が全くない「暴
論」のようですが、慶大名誉教授の肩書も手助け
し、当時は“正しい学説”としてまかり通りました。
これが「洋食推進運動���に発展して、「日本人の食
生活近代化」のスローガンのもと、和食を「排斥」
する運動まで拡大しました。この結果、本来、洋食
に反対するはずの農家の人々まで洗脳され、欧米型
食生活を崇拝するようになりますが、「これほど短
期間で伝統的な食文化を捨てた民族は世界史上もほ
とんど例がない」と鈴木氏は指摘します。
この背景には、「日本農業を米国農業と競争不能に
して余剰農産物を買わせる」というアメリカの「し
たたかな食料戦略」があったことは疑いなく、19
73年、当時のバッツ農務長官が「日本を脅迫する
のなら、食料輸出を止めればよい」と豪語したとの
記録も残っています。
終戦後の占領時代の初期、「日本が二度と武器を持
って米国に立ち向かうことができない国にする」と
のトルーマン大統領の「降伏後における米国の初期
の対日方針」が発出され、マッカーサーの占領政策
の方針になります。1970年代と言えば、日本が
オイルショックから一早く立ち直り、ホンダやトヨ
タがアメリカ進出を果たした頃でしたが、その報復
というべきか、1970代あたりでも、トルーマン
大統領の「対日方針」がくすぶったままとはいえ、
まだ生きていたのでした。冒頭の「タイム」記事を
読むと今でも一部に残っていると感じざるを得ませ
ん。
▼その結果が「減反政策」や「酪農」を危機に
伝統的に、米を主食としてきた日本人にとって米の
安定供給は大きな課題でした。特に、戦後の“食糧
難”を経験した日本は、「米の生産量引き上げが国
全体の問題である」といっても過言でない時代があ
りました。
そして、この問題を解決するため、戦後まもなく過
ぎた頃、肥料や農業用機械の導入が進むなど技術革
新が起こり、米の生産量を大きく引き上げることに
成功し、米が名実ともに家庭の主食になりました。
個人的な体験で言えば、小学校の低学年の頃まで、
近所の農家はみな、農作用の馬を飼育していました。
兄が耕運機を購入して我が家から馬がいなくなった
のは小学校4年生の頃、つまり昭和36年だったと
記憶しています。その後の農作業の風景が様変わり
し、我が家も近くの畑や牧草地などを改良して田ん
ぼの面積を大幅に拡大するとともに、兄は、精米に
加工するためのライスプラントを建設し、近所の米
の精米を支援していました。
そのような折、前述の「洋食推進運動」が広がり、
「主食=米」の常識が徐々に崩れ出し、日本人の食
卓の欧米化が進行し、「米離れ」が加速しました。
この結果、米が生産過剰になり、生産量を調整する
ために、政府は「減反政策」��導入しました(昭和
44〔1969〕年に試験的に開始、1971年本
格導入)。これに対して、農家は当初は激しく反発
しますが、政府は、米農家の転作を支援するために
補助金を支払うことで農家を納得させ、事後「減反
政策」は約50年間続けられ、平成28(2018)
年、ようやく終わりを迎えます。
2018年に終了した理由は、高く販売できるブラ
ンド米を耕作する農家が増えて、業務用の米が不足
するようになったのが原因の一つと言われています。
食料増産を目的として米生産は、終戦時の900万
トンから20年後の1967年に1400万トン超
まで拡大しますが、「減反政策」以降の50年間で
半減し、最近は700万トンを切ってしまいました。
つまり、餓死者が出た終戦時より人口が1.7倍に
増えているのに、米生産は当時よりも少なくなって
しまったのです。
1960年以降、中国もアメリカもインドも、米の
生産を3倍以上に増やしていますし、世界全体では3.
5倍に増加している中で、日本のように、米が主食
にもかかわらず、米の生産を減少させている国は極
めて稀でした。
▼“米離れ”が招いたもの
2011年の総務省「家計調査」の結果、日本の一
般家庭におけるパンの消費額が米を上回ったと話題
になりました。1世帯(2人以上世帯、農林漁家世
帯除く)あたりの米に対する年間支出額2万742
8円に対し、パンは2万8318円と逆転したので
した。これは昭和21年(1948年)に始まる
「家計調査」史上、初めてのことだったようです。
現に、我が国の小麦の2016~20年(5年間)
の平均流通量は、国産82万トン(14%)のみで、
488万トン(86%)が輸入、その内訳は、アメ
リカ(49.8%)、カナダ(33.4%)、オー
ストラリア(16.8%)で、この3カ国でほとんど
を占めています。
ここでとても興味深い事実に気がつき、私自身は唖
然としました。ほとんどのパンやめん類には「小麦
粉(国内製造)」と書いてあります。実は、外国産
小麦を“国内で製粉した小麦粉”だからこのような
表記になっているのだそうです。
小麦の需給と価格の安定を図るために、政府が外国
産小麦の輸入と売り渡しを行なっており、製粉会社
は国が決めた“売り渡し価格”で小麦を購入して小
麦製品を作っています。小麦や小麦加工品(小麦粉
など)を輸入すると最大で1kgあたり158円の
関税がかかりますが、国が輸入する小麦には関税は
かかりません。
小麦粉は食品スーパーなどで、1kg100円ほど
で特売されていることもありますが、わざわざ高い
関税���払って小麦や小麦粉を輸入する人はいないの
で、外国産小麦から製造された小麦粉は“国内製
造”なのだそうです。
さて、米農家が「減反政策」で向かった先は様々で
した。その1つとして、「酪農」について取り上げ
ておきましょう。
我が国が「酪農」に力を入れたのは、我が国がGA
TT(関税及び貿易に関する一般協定)に加盟した
1955年以降でした。つまり、貿易・資本の自由
化が進められて、日本経済の開放体制のなかで、日
本農業の零細性の克服や生産性向上が求められたこ
とが始まりでした。
それを受けて、1961年、政府は「農業基本法」
を制定し、新しい農業と農業政策の方向を示し まし
たが、 経済成長に伴う所得上昇によって牛乳・ 乳
製品の消費量増大が予想されたため,「酪農」は
「農業基本法」の“選択的拡大”部門として位置づ
けられました。
そして、酪農支援策(低利融資、補助金、技術普及
等)の結果、1960年代から70年代、「減反政
策」で米作を諦めた農家が酪農に転向したこともあ
って、酪農農家は飛躍的に増加します。しかし、そ
の形態は、大半が水田の裏作や転作で飼料作物を生
産する 「水田酪農」と呼称される稲作と酪農の複合
経営に留まったという一面もありました。
一方、日本の酪農は、国内の飼料基盤が不十分 なま
ま輸入飼料に依存して急速に発達した ところに大き
な特徴があり、1970年には49.3%であった
飼料自給率は低下の一途をたどり、2007年には
32.8%まで低下します。
時を同じくして、人口増加に伴い、乳製品の消費量
も増加し���すが、折からの乳製品 の輸入自由化、関
税率低下、円高もあって乳製品の輸入量も増加しま
す。事実、牛 乳・乳製品の自給率は,1960年で
は89%であ ったものが90年には78%に低下し,
2007年には66%まで低下します。また、飲用
乳の消費量も1994年をピー クに減少に転じます。
その後も、継続的な減少局面に転じ、現在に至って
います。
これらを背景に、酪農農家、特に経営規模が小規模
の「水田酪農」は減少に転じ、1970年代に、3
0.7万戸もあった酪農家は2022には1万33
00戸にまで減少してしまいます。こうして、酪農
と水田農業の結びつきが弱まった とはいうものの、
酪農家の5 割が米を生産しているといわれます。
残った酪農家も最近はコロナ禍やウクライナ戦争の
影響で生産資材価格が上昇し、特に200頭以上の
牛を飼育する大規模経営が赤字に陥っており、この
ままでは赤字がさらに膨らみ、連鎖的に酪農家が倒
産する可能性もあるといわれ、現に北海道ではかな
りのハイペースで倒産が相次いでいるようです。
コロナ禍などの理由以外に、北海道の酪農家は、輸
入している脱脂粉乳を国産に置き換えるための差額
として乳代1キログラムあたり2円以上の負担金が
課せられているようで、酪農家に重くのしかかって
いるのが実態です。
政府が主導した「畜産クラスター事業」(畜産の収
益向上のために、畜産農家を核として地域の関係事
業者が連携・結集していく体制をいい、これによっ
て、補助金として機械や設備導入時に本体価格の2
分の1の国庫補助を受けられる)の結果、全国的に
牛乳余りが生じ、酪農家は経営危機に直面している
一方で、海外からの乳製品輸入は据え置き、酪農家
には「乳製品が過剰だから、生乳をしぼるな、牛を
処分しろ」という矛盾しているではないかと疑問も
沸き上がり、「人災としての危機」と批判されてい
ます。
子牛も値下がりし、生後1カ月の雄子牛がだいたい
1万円ほどでコロナ前の10分の1に下がっている
ようです。餌代にもならない価格に、一斉に酪農家
がいなくなるとの危機感も叫ばれています。
ふたたび、個人的な経験ですが、「減反政策」で米
の生産を諦めた兄は、「水田酪農」に転じますが、
今度は「乳余りのあおり」を受けて、多額の借金を
抱えたまま酪農を諦め、その後、和牛の飼育に転じ
ます。その和牛飼育も12年前の福島原発事故の影
響で再びあきらめざるを得なくなりました。多額な
借金を息子の代(私の甥)になって完全返済したの
はようやく昨年でした。
第2編でも紹介しましたが、「政治家と農林省の官
僚(の愚策)によって、50年前に農業を奪われた」
と今なお、事あるごとに口癖のように語る兄ですが、
実際にこのような被害を受けたのは決して我が家の
みではなさそうです。次回、「日本の農業は過保護
なのか」について、諸外国と比較して“見える化”
してみましょう。意外な事実に気がつくことでしょ
う。
(つづく)
(むなかた・ひさお)
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ついに収益化させた。500人3000時間以上からスパチャとかの収益化開始できるから一応申請始めてみたんだけどすぐ通った。今800人超えたから、この調子だと1、2週間もあれば普通に1000人4000時間いくよね。その時の収益化もまた再申請あるんだろうか…再申請なければスムーズに広告収益もらえるだろうに。私にスパチャ送る人なんておらんと思うし、正直広告収益化の適応の方がうれしいんだが。私の動画は無駄に長いから、広告収益はそこそこあると思うんだよね。自分の動画を確認してて、広告多すぎて笑ったもんwとりあえず1000人行くまでに申請して早め早めに収益化への手順を踏める方がいいかと思ってスパチャつけてみただけ。スパチャは全く期待してないけど。でも割と早かったなあ。最低半年はかかると思ってたから。装苑の動画がバズったおかげだわ。でも最近装苑を書店で見かけないんだよね…隔月刊行になってから、図書館でしか装苑を見かけないような。装苑はあんまり売れ筋じゃないから?元々は服飾関係者ぐらいしか定期購読しないみたいだし、最近は関係者さえあんまりみてないという噂。最近はいかにも装苑らしいモデルとかを使わずに、芸能人やアイドル系の衣装とかの特集でオタクに媚を売って持ち堪えている感じで悲しい。まあ動画がバズっても、54k再生とかでは本当にちっさい世界のニッチな需要にしか応えられていないというのが現実なんだよな…そりゃ1000人以下の登録者でその再生回数はなかなか良いとは思うんだけどもさ。
ᙏ̤̫͚
なんかさ、ハンドメイド系の動画とか見てると、パクリとか真似とかそういう著作権の問題になって炎上してることたまに見かけるけど、なんかそういうので揉めてる人って正直三流感がある。実際、一流はどんどん真似されまくるけど、まあ実質放置で、それでも本物という事実があるおかげで売れまくるから問題にならない。シャネルのツイード、エルメスのバーキンなど。どれもそれっぽい似たものが安価でいくらでもあるけども、一流は��れでも本物として売れ続ける。昔、堺にミュシャの絵を見に行った時、ミュシャは当時売れっ子で多忙すぎて、少しでも仕事を減らすためにどうぞ絵柄真似てくださいっていうhow-to本を出したとか。でも、その本のおかげで余計に偽物じゃなくてミュシャに描いて欲しいって仕事が増えてしまう一方だったとか。やっぱ一流って違うね…まあさ、三流の無名な作家はそりゃ著作権主張しないと商売も死活問題だから必死になるわな。私も三流以下の人間だけども、でもそこまで著作権にうるさくない人間でいたいと思う。しょせんわたしの作るものもどこかで見たことあるようなものを組み合わせただけのものだから。見つけてないだけで、そっくりなものがもうあったりするかもしれないし。あんまり権利とか大きな声で主張できるようなものではない気がする。
ᙏ̤̫͚
型紙の字は英語の筆記体で書いてるんだけど、効率厨だからっていうのもある。前身頃はfront bodiceと筆記体で書いた方が早いし、字を書くのが早すぎて後で読み返すのが困難なんだけども、筆記体だといくら早く書いても読み返せるから。筆記体が一番綺麗に書ける。なんか前に職場で電話しながらメモしてたら、横で見てた先輩に字書くの早すぎ!って言われたんだよな。そんな早く書いてるつもりじゃなかったんだけども、確かに実際早く書いてるから字が汚いのかも。頭の回転が速いとか、なんか占い師とか性格診断とかでよく言われるんだけども、頭の回転が早いなんて自分では全然思わないんだよなあ。
今思えば、幼少期から私ってものすごい効率厨だった。幼稚園のころ、無理やり通わされてた公文の宿題で算数は全部電卓で計算して���ってたんだよな。隠れてこっそりと。なんでダメなのか、結局誰も納得のいく説明できないんだよね。ただ修行のためにっていう感じでさ。だって電卓で計算した方が早いし正確やん。それで大人になってからだと余計に電卓でしか計算しないし。あと、エレクトーンも無理やり習わされてたんだけども、楽譜にファって二文字かくのだるいからフって書いたりね。ドレミファソラシドってファ以外全部一文字やのにさ、なんでファだけ二文字やねんて。フって書いても他の音階と被らんからええやん?てことでフと書いてました。先生もなぜダメなのか説明できなかったし。まあとにかくそういう子供でした。でもまあ、ファをフで代用しようとするなんて私くらいしかいなかったんだろうね。
ᙏ̤̫͚
最近、日本の貧困化っていうよく見かけるけどもさ、それ30年前から始まってるんだよね。じわじわと。ロバートのお父さんはもう死んでるんだけどもさ、15年前ぐらいにロバートが日本に旅行しに行くって生前のお父さんに言ったら、突然キレ出して、「日本なんてバブル崩壊して経済がぐちゃぐちゃで、外国人がノコノコ行けばリンチされるぞ」とか言ったらしいwこんなんクソ笑うわ。ひょっとして北朝鮮と勘違いしてる?日本なんてめちゃくちゃ平和だし、お人好しの人間ばかりなのにさ。実際、日本人の貧困がーとか言ってる割には外国人観光客に対して強盗するとかいうニュースは聞かないんだよね。不思議だわ。実際、外国人観光客とか結構金持ち歩いてるよ。日本ではクレカ使えなかったりする場所多いから、かなり現金下ろしてる。日本人はコンビニ行くとかだったら電子マネーで払うとかいう人多いだろうし、持ってても1万円くらいとかだろうね。
まあ大体の人はそんなにいかにも貧困っぽい汚い家に住んでるわけじゃないからなあ。姉も友達も貧乏貧乏言いながらも新しい綺麗な家に住んでるから。私の実家の方が汚いわ。老朽化すごいし。まあ、今更壁とか床とか傷つけたらどうしようっていうのがないから気楽だけどもね。
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それでもまだテスラは人気だが、一方で「用なし」と見ている関係者も出始めているらしい。そして実際に、テスラへの締め出しなども起き始めているのだ。最近、中国各地で、テスラが厄介者、いや、邪魔者扱いされ始めているというのである。 最初の兆候は21年のこと。まず人民解放軍が、テスラの自動車が軍事関連の情報を収集しているとして、利用禁止措置にした。 さらに同年、上海国際モーターショーで、テスラの展示の上に乗って大騒ぎをしてテスラに対して不満を述べる女性が登場。その様子は見事に動画に撮られ、SNSで拡散された。当時、英ロイター通信も21年4月24日付の記事で「外国の大手ブランドにとって中国がいかに危険な場所になり得るかを示している」と報じている。 最近では、湖南省にある空港の駐車場に「テスラ立入禁止」という看板が堂々と設置されていたり、湖西省のテレビ局やその周辺でも「No Tesla Allowed」、つまり、テスラ車の駐車などが禁止になったりする事例が出ている。広東省では、高速道���の一部区間でテスラ車の利用ができなくなったとする報道もある。 こうした措置の理由は、テスラの特徴ともいえるそのハイテクさに原因がある。テスラ車には安全走行や自動運転を実現するため、車体の外にいくつものカメラを搭載している。そのカメラのおかげで、周囲の状況などを瞬時に把握できるわけだが、そのカメラが周囲のさまざまなものを撮影してしまうために、それが「スパイ行為」にあたると批判され始めているのだ。 ちなみに中国では、軍事施設は公開されておらず、どこに存在しているのかも分からない。普通の建物だと見えていても、軍事や公安などのセンシティブな施設である可能性があるし、当局が「あれは軍事施設だ」と言ってしまえば、それが事実となる。 具体例を挙げると、テスラ車には、スマホと車を接続することで、運転しながらハンズフリー通話できる機能を備える。このため、車体にはマイクを搭載しているが、そのマイクすら、窓を開けたり、感度を上げるなどの工作をすれば、「盗聴」に近いこともできなくはない。それも批判されているという。 そしてここに、改正されたばかりの反スパイ法も関わってくる。改正法では、スパイ行為の定義が広がり、データの扱いなどもその対象になったのだが、テスラは走るたびにカメラからのデータや地図データなど大量のデータを集めるため、この観点から、テスラを禁止にする場所はこれからさらに増える可能性が高い。
中国が米テスラに“撤退圧力” 企業が再考すべき「チャイナリスク」とは:世界を読み解くニュース・サロン(1/5 ページ) - ITmedia ビジネスオンライン
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2024/11/15 13:00:12現在のニュース
トランプ氏と会談一番乗りはアルゼンチン大統領 マスク氏とも親交(毎日新聞, 2024/11/15 12:59:53) カカオ高騰でクリスマスケーキ「味変」 価格6分の1の代替チョコも - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/11/15 12:54:20) ASMLにTSMC1強リスク 据え置き目標に強気・慎重交錯 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/11/15 12:54:20) 【写真特集】三笠宮妃百合子さま逝去 101歳(朝日新聞, 2024/11/15 12:49:25) 中国人向け性風俗店で不法就労助長疑い 経営者中国籍女を逮捕 売り上げ5億8千万円か([B!]産経新聞, 2024/11/15 12:49:24) ペルーに中国出資の港が完成、習氏がアピール 米国は軍事利用懸念(朝日新聞, 2024/11/15 12:42:20) マスク氏がイラン国連大使と会談、緊張緩和へ取引も模索? 米報道(朝日新聞, 2024/11/15 12:42:20) 「裏庭」で中国に隙を突かれた米国 トランプ氏再来、中南米へ関与は(朝日新聞, 2024/11/15 12:42:20) トランスジェンダー漫画家の作品に感銘「差別や偏見なくしたい」 自身も当事者、沼津の浅野さんが単行本化へCF:東京新聞デジタル([B!]東京新聞, 2024/11/15 12:39:44) 【三笠宮さま薨去】「夫唱婦随」辛苦ともに 百合子さまにみとられ(1/2ページ)([B!]産経新聞, 2024/11/15 12:37:40) 大神神社で酒まつり 醸造の安全を祈る 全国の酒造会社からお供え500本([B!]産経新聞, 2024/11/15 12:37:40) 奈良 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/11/15 12:37:38) NYダウ、反落し207ドル安 利下げ観測の後退で売り加速 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/11/15 12:37:33) 栃木走るJR烏山線の蓄電池車両10年、収支は低迷 那須烏山市は存続へ利用促進 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/11/15 12:37:33) 三笠宮妃百合子さま逝去 天皇、皇后両陛下が弔問(毎日新聞, 2024/11/15 12:37:23) X線で文化財調査や修理([B!]読売新聞, 2024/11/15 12:36:45) 「年末は政治決断を」 北陸新幹線の大阪延伸、2025年度着工へ沿線自治体が要望([B!]産経新聞, 2024/11/15 12:30:42) 関西私鉄、全4社が増収 非鉄道の不動産や国際物流が売り上げの柱([B!]産経新聞, 2024/11/15 12:30:42) バフェット氏投資会社、ドミノ・ピザ株取得 金融は圧縮 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/11/15 12:30:38)
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大阪先行上映会イベントレポート
池松壮亮さん、5年ぶりの大阪・難波で「ハッピーハロウィン!」と舞台挨拶に登壇。ドジャース優勝の盛り上がりに負けじと意欲作をアピール!
映画『本心』の公開が来週8日に迫る中、主演の池松壮亮さんが来阪し、ハロウィンで賑わう大阪・難波にある劇場、TOHOシネマズなんばの先行上映会に登壇しました。
大阪での舞台挨拶を実施するのは5年ぶり!という池松さん。上映後、作品の余韻に浸っている観客の皆さんの前で「ハッピーハロウィン!」と挨拶をして会場の雰囲気を和らげ、「映画を観てもらえるだけでも嬉しいですが、大阪に来て皆さんにこの���画を手渡しできて嬉しいです!」とコメント。
前日から大阪に入り、関西のローカル番組に生出演したり取材を受けるなどしていて、「大阪を感じる暇がなかったのでは?」とMCに聞かれると、「昨日の夜と今日のお昼は外に出て、食事をすることが出来ました。大阪の街を回りたい気持ちと、ドジャース戦があったので(気になって)なかなか取材に身が入らなかった(笑)。」とジョークを交えて、大阪キャンペーンでの“本心”明かしました。
「お昼ご飯に道頓堀の今井さんへ行って、うどんすきを食べました。美味しかったです!そこでドジャースの優勝を見ながら…」と大阪を満喫したことを語り、大阪の街を歩いた際は、「仮装した人もいて、とにかく人が多く、いつも活気があるが、いつも以上に活気に溢れていた」と大阪の街の賑わいに驚いたご様子。
マスコミに向け「明日のニュースはドジャース一面になるだろうから」と笑いを誘いつつ、映画について「2020年、映画製作も世の中も止まって、こんな状態はいつまで続くのか?そんな中、原作に出会い、コロナは描かれてなかったけど、アフターコロナで起こるようなことがすべて描かれているような気がして、それくらい強いインパクトがありました。原作と合わせて映画を見てもらって同時代の人たちと対話ができる映画になれば良いなと思います。」と真剣に本作への想いを語りました。
「本当にコロナ以降、テクノロジーが急速に進化していて、この映画は昨年ならまだ難しく、しかし、来年だったら遅くなる。今年がベスト」とAI監修の専門家たちから言われた言葉も明かし、まさに今描かれるべき作品であることを強調。
そして、母親役の田中裕子さんとの共演については「母が亡くなってからの再会と生活と別れ、全シーンしびれる記憶が残っています。」と田中さんの圧巻の演技を称賛されていました。
続いての客席からの質問コーナーでは多くの質問を頂きました。
「池松さんがリアル・アバターを使うとするならば、自分の代わりに何を体験させますか?」という問いには、少し悩んで、「代わりに宣伝してもらいたいです。なかなか慣れないので。」と苦笑い。
「でもやっぱり(宣伝で)大阪に来たりはしたいので、宣伝はアバターに任せて、僕は裏で(指示出して観光して)」と回答。
他にも「本作の中で気に入っているシーンは?」との問いには、「母との一連のシーン、静かなエモーションのある三好とのダンスシーン」を挙げていました。
また「キャストを決めるのに池松さんは意見をされたのか?」との問いには、「実は原作を読み終わったとき、なぜか母親だけは田中裕子さんが浮かんだんです。田中裕子さんといえば自分からすると伝説のような方でまさか自分が共演できるとは思っていませんでしたが、石井監督には伝えました。」と裏話も披露。
最後に「また大阪に戻ってこられて、うれしかったです。皆様の中に良い余韻が残って、何か生活に持ち帰っていただければなぁと思います。」と締めくくりました。
大阪のアットホームな雰囲気からか、キャンペーン最後の行事だったからか、池松さんはとてもリラックスした様子で挨拶を行い、ハロウィン仕様となったポスターパネルと観客と一緒に笑顔でフォトセッション。男女幅広い年齢層の観客に向けて、今年唯一の単独主演の意欲作『本心』をアピールしました。
いよいよ、来週8日(金)から全国公開。 ぜひ劇場スクリーンでご鑑賞ください。
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最近まで、ネット上のIT系ニュースで度々システム障害で我々にネタを提供してくれる某巨大都市銀行の次期システム開発に下請けとして新卒から参画していた。 「某巨大都市銀行の次期システム」という時点でどこの銀行かピンとくると思う。 次期システムとは大雑把にいうと80年代に構築され今なお稼働しているシステムのうち、外為、内為、預金などの業務にて稼働するサービス(実際のプログラムになる)を疎結合化してそれぞれのサービスを部品として再利用性やメンテナンス性の向上を図る、いわゆるSOA(サービス指向アーキテクチャ)で作り直そうというものだ。 この辺も心当たりのある銀行と次期システムとかでググれば出てくると思う。 銀行システムをSOAで構築するのは日本では初めて!!すごい!!先進的!!!という触れ込みだったらしいが、立ち上げからいるわけでもなくSOAの利点も結局実感できぬままこの業界から去ってしまったので本当に謎である。 そもそもどんな体制であったのか、巨大だったし関心も薄かったので全貌は知らないが、まずユーザは銀行の行員さん。 ユーザを客としてシステムを開発するのにSIerとして銀行のグループ会社のシステム開発会社がいて、その下にベンダーとして国内でも名の通っているIT企業がおり(いわゆるマルチベンダー)、その下に各派遣会社がいるというよくある構図だったと思う。 なお、SIerは、IT業界の就職偏差値なんかでぐぐると偏差値65という社会的にも名の知れているであろう人たちだったりしている。 前提として、このプロジェクト自体が技術の上に成り立つシステム開発であるということだ。そして、システムを開発するのは人間である。 人間がシステムに無関心であれば当然まともなシステムができるはずがない。人間がシステム、もっと一般化すれば仕事を遂行するのに必須なのがモチベーションである。 そのモチベーションが金銭なのか、知的好奇心の充足なのかそれは人によると思うがとにかく何かしらのトリガーがあって仕事が進む。 こんなこと、当たり前であるが、この当たり前であることがそうでない現場も世の中にはあるという。 ということで、このプロジェクトで得た大変素晴らしい高尚な経験についてのお話をしたい。 断っておくと、私はSIerではないのでSIerの情緒がわからないため、あくまで客観的な末端の感想を書いている。 ♯ 政治力のウェイト まず、SIerはほとんど公務員みたいな銀行員様をユーザとして高い金をもらって仕事をしているため、ユーザにお伺いを立てつつ政治力を発揮する必要がある。そして、偉大なるSIer様から高いお金をもらっている現場の各社はユーザとSIerにお伺いを立てねばならない。これらはシステムには本質的に全く無関係な完全なる大人の事情である。我々を率いるリーダーはその重圧に耐えながらプロジェクトの成功、というか家庭円満のために奔走するのである。そして末端の実際に手を動かす我々現場の人間は、事情もよくわからずにそのご恩を承り頂戴するのである。 また、もっと上のレベルになると国の機関からも突っつかれるなどする場合ここでもまさに本物の政治力が必要となる。 事なかれ主義というのは本当に大事で、長いものに巻かれるという処世術を身につけることができた。 ♯ スケジュール駆動開発 上記の理由から、国やユーザ、末端の人間から見た場合はSIerの決定は絶対である。反論の余地や権利など存在しない。 まずこのプロジェクトは当初のスケジュールよりもすでに1年遅延しているという事情がある。スケジュールには敏感なのである。 私は現場の上司に「新人が大規模なシステム構築で上流から経験を積むなんてできないよ。いい経験になる」と言われ、参画したわけだが本当に素晴らしい経験をできた。 つまり、スケジュール駆動開発という革新的な開発手法を知ることができたのである。 スケジュール駆動開発は以下のようなステップである。 ・依頼者の都合に合わせた最速のスケジュールが依頼者から提示される。 ↓ ・ノーなど言えないのでなんとか間に合わせる。 至極単純明快で且つ確実である。納品したものの質などどうでもよい。スケジュールにさえ間に合えばいいのだ。 ♯ 魔法的進捗管理 進捗の管理というのはどんな業界でも重要な情報を持つ視覚化されたデータになる。 ここでもスケジュール駆動開発の利点が発揮されるのだが、どこにマイルストーンを置くかによって、表面的ではあるが柔軟なスケジュールの変更が可能になる。 例えば、Aという作業が依頼され、納期が今から10営業日。ユーザ確認を含めると5営業日しか作業の時間がない。そんな時はチームの都合でタスクを分断化する魔法を使えばいい。 すると不思議なことに「われわれのチームではこれこれこういう事情で(進捗管理するリーダーにしか理解できない高尚な事情)依頼された作業は実質無理だから、ここまでやればいいでしょ」という完璧な進捗を叩き出すことができるのである。 なお、ここでいう進捗とはまったくシステム構築に無関係の「スケジュールがどれだけ進んでいるか」の進捗である。この切り分けを文字で伝えるのは容易いものではない。 おそらくこの魔法は各所で使われていると思うが、私のいた場合は本当に理解不可能でものすごく大胆なときがあったため、本当に勉強になった。 ♯ 開発環境 守秘義務があるので詳しくは言えないが辛いのだが、つぶしの効かない謎ツールや長い間世界中の人々に愛され続け今では時代錯誤となったレガシーOSを搭載した端末を支給されていた。 主につかうツールはもちろん天下のExcelである。Excelは本当にすごくて、たくさんのセルを大きくしたり小さくしたり、はたまた黄色く塗ったりしたのである。本当に有益であった。 また、上述したようにスケジュール駆動開発などから分かる通り数字への執着が尋常でない。 このプロジェクトを大成功させるために奔走するSIerは確定したスケジュールを遂行する工数を計算するのに命を削っている。それはその下にいる各チームリーダーも同じことだ。 そして、工数が明らかに非常識な場合はどうするか。歴史的に見ても人間を増やすしかないのは自明である。確実だし、たくさんのプロジェクトで行われてきたのだから当然だ。 増えた人間はすでに人でいっぱいの現場に来ることになる。当然物理的な拡張はなかなか難しいからフロア内でうまくやりくりすることになる。 たとえば、2つのデスクに3人座るのである。どうであろか、ぜひ参考にしてほしい。 当然、トイレの大便器の数も増えることはない。トイレの大便器を探し求めて有能な人間たちが最先端のオフィス街を彷徨う光景などそう簡単に目にすることなどできない。 このような開発環境では皆が修行僧。細かいことにはいちいち愚痴を言わなくなる。本当に徳を積むことができた。 ♯ おしまい よくある話っぽい上に読みづらい文章で大変申し訳ないしまだまだ書き足りなさはあるのだが、これらの経験から得たものとしては、「思考停止こわい」である。 それと、フォローするわけではないが、SIerやベンダー、各下請けの会社で働く人々に憎しみは持っていない。この目に見えないプロジェクト自体をひどく憎んでいる。 — なお、わたしが一応技術者としてこのプロジェクトに約2年身を置いていて業務のコードは1行たりとも書いていない。
巨大銀行の巨大システム開発で大変素晴らしい経験を得たという話
どこかのtumblrからリブログした。 http://human-guilty.tumblr.com/ Mon, 11 Sep 2017 19:54:27
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2024年9月21日
スポーツカー「RX―7」と四半世紀 79歳女性が免許返納を決意 愛車は意外な「第二の人生」へ 長崎(長崎新聞)2024年9月21日
身長148センチの小柄な女性が運転席から降りてくると驚きの視線が集まるという。長崎市の主婦、西本尚子さん(79)が四半世紀乗り続ける愛車はマツダのスポーツカー「RX-7」(セブン)。マニュアル車を難なく操る西本さんは、12月に迎える80歳の誕生日を機に免許を返納する予定だ。残り3カ月。“友だち”と過ごす最後の時をかみしめ、きょうもハンドルを握る。
米映画「ワイルドスピード」に登場するなど世界的に知られ、数あるスポーツカーの中でも人気の高いセブン。マツダによると、2002年に製造を終えており、「今は手に入れる��とが難しい車。しかも、女性オーナーは全国的にも珍しい」と希少性を認める。
「頭文字(イニシャル)D」がきっかけ
車を好きになったきっかけは「思い出せない」が、好きな理由は「スピード感」だと即答。歴代の愛車との思い出を振り返る西本さんの言葉は躍った。
初めて車を買ったのは21歳の時。ボーナス一括払いで、トヨタの「パブリカ」を手に入れた。当時はまだ女性ドライバーが少なかったといい、「車ですれ違うと、通行人が振り返って見ていた。『女が運転してる』って驚いている顔をバックミラーで見るのが楽しみで」。23歳で結婚。子どもが生まれ、しばらくはトヨタのファミリーカー「コロナ」「コロナクーペ」を乗り継いだ。
24年前、自宅で次男とテレビを見ていた時、カーレースをテーマにしたアニメ「頭文字(イニシャル)D」が流れ、そこにセブンが登場。「(直感で)これだ、と」。次男にマツダの車だと教えてもらい、そのまま店へ向かい、銀色に輝く1台を迷わず選んだ。
若者が「いいね」
高速道路でスピードを出すと「道路と車と自分の体が一体化するような感じ」。それがたまらなく気持ちいいと魅力を語る。ただ、5匹のネコの世話や庭いじり、コーラスや朗読の教室にも通い、スマホでの脳トレも日課。毎日忙しく、愛車で走り回る時間はない、と笑う。普段の目的地は、近所のスーパーやドラッグストアがもっぱらだ。
街中を珍しい車が走れば、車好きがほっとくわけもない。愛車をほめられることが何よりうれしく、セブンを通じた日々の出会いに楽しみを感じている。最近、自宅近くの道路で信号待ちをしていると、隣車線に2台の大型バイクが並んだ。若い2人は車体をじっくりと眺め、運転席に向かって親指を立て「いいね」のポーズ。「私もつられて、つい親指立てちゃって」
「路線バスに乗ったことがなくて」
セブンと最後の思い出をつくるため、この春、次男と一緒に県内の桜の名所を巡った。夏には入道雲を目指し、海へ、山へ。「私が好きなのは後ろ姿。羽根(リアウイング)下の丸みが何とも言えないでしょ」。スマホのカメラで愛車のかっこいい姿を撮影。たくさんの写真を見返し、生活を支えてくれた愛車に感謝しつつ、「やり残したことはない」と穏やかに言った。
運転操作への不安はないが「(事故など)何もないうちに」と80歳での免許返納を決断した。この先に待つ新たな日常。「実は路線バスに乗ったことがなくて」と明かし、頭の中では「車のない生活」のシミュレーションも始めた。「駐車場がなくて諦めていた店も結構あって。そんな場所に行くのが楽しみ。友だちと一緒に行こうって、もう約束してるんですよ」
愛車を受け継ぐ人募ると…「最高の結末」
西本さんが大切にしてきた愛車は、製造元のマツダに受け継がれ、「広報車」として“第二の人生”を歩んでいくことになりそうだ。専門メカニックがメンテナンスを担い、「この先もずっと元気に走り続ける」(同社)。西本さんは「これからもたくさんの人に見てもらえる。最高の結末」と喜んだ。現在、買い取りに向け、協議が進んでいる。
先日、地元テレビのニュース番組で西本さんの愛車が特集され、車を受け継いでくれる人を募集したところ、メールが殺到。約400通の中の一通がマツダから届いた「思い」だった。「(もし譲ってもらえれば)『クルマの持つ力でいつまでも元気にいきいきと生きる』という物語で、多くの方々に元気を与えられると思っています」
同社国内商品マーケティング部商品広報チームシニアエキスパートの田中秀昭さんによると、広報車は撮影用にマスコミに貸し出したり、イベントの際に走らせたりする。5年前に当時90歳の女性オーナーから譲り受けたスポーツカー「初代ロードスター」も広報車として活躍しているという。田中さんは「それぞれの車の歴史も紹介しながら車の楽しさを伝えていきたい」と西本さんの思いも大切に受け止めている。
J1にみるお金と順位 2023年王者の神戸は人件費2位(日本経済新聞 9月22日 編集委員 田中克二 スポーツよもやま話)2024年9月21日に追記
お金をかけないと勝てないけれど、お金をつぎこんでも勝てるとは限らないのがスポーツの難しさであり、面白さだ。経営情報を公開しているJリーグのデータはその現実を教えてくれる。7月末に出そろった2023年度の数字をもとにお金の話で昨季のJ1を振り返った。
チームの強化費に直結するのはトップチームの人件費だ。23年度、この額は浦和が38億6000万円で最多だった。浦和は23年春にあったアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝に勝ち、アジア制覇という偉業を遂げた一方、昨季のJ1は4位だった。
この人件費、浦和が最多になったのは16年以来、7年ぶりのことだった。17年から22年まで6年連続で人件費トップだったのは神戸だ。その6シーズン、リーグ制覇は遠かった神戸なのに、トップチーム人件費が2番手に後退した昨季、初めてJ1王者に輝いた。
といっても神戸のトップチーム人件費は38億円。浦和との差は6000万円だけ、ほぼ同額だ。浦和は23年秋からのACL1次リーグに向けて、より選手層を厚くする必要があった。そこを加味すると23年も事実上、神戸がJ1で勝つために最も強化費を投じたとの見方もできる。これまでの努力がようやく実った末の初戴冠と表現できそうだ。
お金の面でJ1をリードする両クラブの22年からの変化は対照的だ。22年度のトップチーム人件費は神戸の48億3900万円に対し、浦和は28億5300万円。23年、浦和は10億円増やしてACL王者になった一方、神戸は10億円減らしてJ1を制した。神戸は18年から在籍したスペインの名手、イニエスタが23年夏に退団したことも関係したとみられる。
23年のデータをもとに、縦軸に順位(1位が一番上)、横軸にトップチーム人件費の順位(最多チームが一番右)をとってグラフをつくった。
23年、確かな成果を上げたのは2位横浜Mと3位広島だ。横浜Mのトップチーム人件費は4番手の30億4200万円ながら、23年秋開幕のACLでは1次リーグを突破、24年春の決勝まで進んだ。広島の人件費は10番手の24億3500万円なのに、昨季のJ1では3位だ。
福岡と新潟の健闘も目を引く。トップチーム人件費の順位から実際の順位を引いた値を比べてみると、7位福岡(トップチーム人件費15位)、10位新潟(トップチーム人件費18位)の2チームが最大の「8」だった。
福岡のトップチーム人件費は16億1100万円だ。J1平均の23億4700万円を大きく下回りながら、昨季はルヴァンカップを制覇、クラブ初のタイトルも手にした。
新潟のトップチーム人件費はJ1勢で唯一10億円を下回る8億8900万円。J2平均の8億600万円に近い数字だ。J2でも10億円を超えたクラブが5つあった中、この資金力で存在感のある戦いをしたことに驚かされる。パスをしっかりつなぐ個性的なスタイルを確立している新潟だからこそ、できたことなのだろう。
「(トップチーム人件費の順位)-(実際の順位)」の値は広島、福岡、新潟の3チーム以外の15チームは「4」以下におさまった。Jリーグは海外のリーグに比べて、上位と下位の力量差が小さいと指摘される。それでも人件費で後れをとったクラブが優勝争いに加わることは容易でない、という現実は数字が物語っている。
投入した資金が順位につながらなかったチームはどこか。23年度、苦戦が目立ったのは16位G大阪(トップチーム人件費6位)と17位柏(トップチーム人件費7位)だ。両チームともJ2降格枠が1つ(18位横浜FC)だったことに救われた形となった。
収入面を見てみよう。23年度の売上高が50億円以上あったのはJ2の清水を含めて9クラブで、浦和がクラブ史上初めて100億円の大台に乗せた。J1の優勝は1度だけながら(ACLは優勝3度)、他クラブにない確かなものを築き、J1随一のビッグクラブへの道を歩んでいるといえそうだ。
今季のJ1は22日に第31節を終え、残り7節となる(未消化試合のあるチームは残り8〜9試合)。売上高50億円以上のクラブの中から優勝チームが出るのが順当なはずだし、16年以降は表にあるクラブのどこかがJ1を制してきたが、今年はそうでもなさそうな様相だ。
現時点で神戸、鹿島、G大阪以外の50億円超クラブは首位から遠い。J1初参戦の町田(J2にいた23年度は売上高34億900万円)や、23年度売上高41億9800万円の広島が今季の優勝争いの主役を演じてきた。
町田は23年、トップチーム人件費18億600万円でJ2を制した。果敢に補強を進めるクラブの24年の人件費は「23年の2倍には届かない見通し」(原靖フットボールダイレクター)という。開幕前に掲げた「5位以内」という目標に見合う資金を投じたら期待以上の成果が出ている、というのが現状のようだ。
9月に出版された町田の黒田剛監督の著書「勝つ、ではなく、負けない。」には、クラブの社長であり、親会社のサイバーエージェント社長でもある藤田晋氏と黒田監督の対談も掲載されている。そこで藤田氏はグローバリゼーションの必要性を強調し、以下のように述べている。
「この選手がJリーグにいるから見たいと思われる外国人選手を多く連れてきて活躍させないと世界に売れないです」「世界中から見られるリーグにしていかないといけない」
Jリーグは成長戦略の一環として世界に通じるクラブを生むことを目標に掲げている。そんな心意気を持つクラブの台頭がJ1に良き競争をもたらすことを期待したい。
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ODA事業に絡み、JICA職員が業務の見積額などを応札する日本企業に漏えいした今回の事件は、日本のODA全体に影響する可能性がある。この事件は、1970年代にアジア諸国から指摘された「日本のODAは現地支援よりも日本企業の利益を優先している」とする批判を再燃させかねない。 当時、日本は「ひも付き援助」により、ODAは自国企業の輸出促進が目的と見なされ、批判されていた。今回の事件は、このような過去の批判を再燃させ、受援国からの信頼を損なうリスクを伴う。また、日本企業がODA事業において不正な優位性を得ているとの疑念が広がれば、国際的な競争力や信頼が低下し、今後の事業受注に影響を及ぼす可能性が高い。日本政府やJICAは、迅速かつ透明な対応、再発防止策を通じて信頼回復に努めることが急務である。 しかし一方で、手続きやその時間が更に要するようになれば、日本のODAへの期待感が萎みかねない。
JICA職員、入札参加企業に情報漏えいの疑い…ODAによるフィリピン鉄道改修事業(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
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「宮崎正弘の国際情勢解題」令和六年(2024年)7月13日(土曜日)通巻第8327号<前日発行>
「宮崎正弘の国際情勢解題」令和六年(2024年)7月13日(土曜日)通巻第8327号<前日発行> 7月13日はノーベル平和賞受賞者、劉暁波の七回忌未亡人の劉霞女史がドイツから離れ、日本に移住する。 7月13日は、ノーベル平和賞受賞者、劉暁波の七回忌。海外の民主活動家は世界中で追悼イベントをネット中継で開催する。共同通信によれば劉暁波氏未亡人の劉霞女史がドイツから離れ、日本に移住する(事実上の日本亡命)。2017年7月13日午後5時35分、61歳の中国のノーベル平和賞受賞者は瀋陽で拘留中に肝がんのため死亡した。イベントの主宰者はこう述べている(博訊新聞網、7月12日)。「劉暁波氏は象徴であり、我々の精神的指導者でありつづける。私たちにとって、人類の良心の富と知恵の結晶であると同時に、彼の精神と愛の力は重要であり、私たちは彼を忘れることはできない」劉暁波は中国共産党の一党支配の終結と民主中国の実現を求め「憲章08」の起草に参加した。ところが中国共産党は劉を「国家政権転覆扇動」の罪で起訴し、懲役11年の判決を降した。翌年、西欧社会は劉暁波にノーベル平和賞を与えた。イベントの拠点はロンドンで開催され、セミナーの他、在英中国大使館前のデモが計画されている。記念行事の出席者は、中国民主運動海外共同会議主席の魏京生、1989年の天安門運動の学生指導者王丹ら多くの海外活動家が参加し、「北京春報」名誉編集長胡平もゲスト参加の予定。胡平は「彼の精神を追悼するため、自由と民主主義の追求を受け継ぎ、忍耐し、圧力に��せず、戦い続けることだ。劉暁波氏は『言論の自由の殉教者』だ」と述べた。 劉暁波未亡人の劉霞は2018年7月にドイツへ出国した。爾来、六年間をドイツで過ごしたが公の場には姿を見せず、また社会的発言を抑制してきた。共同通信によれば、日本訪問の経験がある彼女は日本の生活を気に入っており、将来的には日本への移住を検討しているという。
(読者の声1)パンデミックの到来の準備:放火犯が消防署を運営している?(その2) (承前) パンデミックの準備という名前の宝くじ 世界中で何十、いや何百もの生物研究所でワクチン開発の名の下で数多のウィルスや感染性のある病原体の機能強化の研究が行われている。武漢病毒研究所が最も悪名高いが、アメリカに大多数の研究所があり、少なくとも5つの研究所ではH5N1鳥インフルエンザのウィルスの操作を行っている。この大掛かりな胡散臭い、病原体の製造加工産業は我が国の政府機関、軍隊、大学、に浸透しており、それにもちろんのことながら医薬品業界は会社丸ごと絡みとられている。(訳者注:Gain of Function 機能強化と言われているが実は動物間では感染するウィルスの遺伝子組み換えにより機能を強化して、人間にも感染、さらには人から人への感染ができるようにウィルスを改変する悪魔の研究とも言われている) そのような「研究」は多段階の過程がある。 ● 補助金の獲得、法的、知的財産権、倫理的問題の覆い隠し:ウィルスの機能強化研究はパンデミックの準備、ワクチン開発に不可欠だ、という謳い文句により問題点を覆い隠す。 ● ウィルスなどの病原体を自然の中から取得:そのままでは人間に感染する能力がないが機能強化できそうなものの確保。 ● その病原体の遺伝子を研究所で操作することにより人間への感染能力を強化し、さらには致死能力を高める。 ● 人間と同様な免疫力や人間の細胞類似の細胞を持つ動物を使いそのウィルスの進化のスピードを加速する。 ● 病原体の感染能力や病毒性の強化に成功したという研究成果を科学誌に発表し、更なる補助金の獲得を確保。 ● そのウィルスへのワクチンが開発された時の特許料を確保する為、遺伝子操作で製造したウィルスの特許を獲得する。 ● その病原体が動物や多くの人間に漏洩するのを待つ。(あるいはそう仕組む) ● 予定していたパンデミック時の対応、ワクチン開発などを一斉に有無を言わせず実行する。 このようなことは1975年の生物兵器禁止条約違反である。だがこれらの研究所は、彼らの「研究」 はワクチンを開発することにより、”急速に出現する感染症” から世界の人類を守るための研究であると虚偽の主張をしている。それは嘘だ。これらの研究所で行われている機能強化研究は動物のウィルスを遺伝子操作して自然界では滅多に起こらないことを簡単に実現させている:種を超えて感染し、人間にも感染するように、しかも人間を大量に死亡させる研究をしているのだから。煎じ詰めれば、これらの研究者達は人間には全くあるいは殆ど危害のない動物のウィルスを遺伝子操作して人間への感染力、致死性を高める研究をやっているのだ。何故だ?この研究には何ら合法的な根拠はない。これは簡単なことだ:もし世界の人類をゴジラから守る気があれば、研究所で意図的に組織的にゴジラ���作り出す必要はない。ワクチン開発に必要なことだというのも筋が通らない。現に存在する病原体が心配だというなら、その病原体そのものを克服する治療法を開発すべきだ。自然に存在する病原体に対しては既に数多の治療方法がある。既存の治療薬の目的を変更したり新薬(あるいはワクチン)を開発することも含め。ウィルスに効果があることが知られている既存薬も兵装の如く多数ある。目的に適った、倫理に悖らない、正気の研究であれば、研究所で殺人兵器のようなウィルスを製造するのではなくて、既に存在する病原体の弱点をつく治療法の開発戦略に焦点を当てるべきだ。不幸なことに、正気の沙汰の研究に対しては補助金や権力が付いてこない。心配性の人たちの主張とは異なり、自然に起こるパンデミックはそうそうあるものではない。巨大製薬会社や研究者達が目指す巨大な利益は、特許、新薬、専売の製品に負うところが多い。とりわけ、毎年の定期的なワクチン接種などだ。(続く) (費府の飛行士)
(読者の声2)7月12日放送のニュース解説番組「フロントJAPAN」は宮崎正弘さんと高清水有子さんでお送りしました。 宮崎さんのテーマは「EUの分裂、NATOに亀裂」。高清水さんのテーマは「酒は百薬の長。酒に十の徳あり。我が国の常識は、世界の非常識」です。 下記ユーチューブでご覧になれますhttps://www.youtube.com/watch?v=oFHAVQGR_Z8 (新日本文化チャンネル桜)
(読者の声3)貴誌通巻8326号で「ニューズウイーク日本版でインフレは一種の課税であるからそれを招く国債発行はけしからん、と説くには開いた口が閉まらない。それなら逆にデフレを放置すればするほど日本人はお金持ちになるということになる」と記しました。そもそもインフレ・デフレに関して既存経済学は、通貨量Aと通貨・貨幣で表記できる「ものとサービス」Bの比較(バランス)をあれこれ考えているところに誤りがあります。肝心なことは今のこの世ではインフレ・デフレはAと価値量Cのバランスを考えなくてはいけないのです。特に重要なことは、CはAより「弾性値」が極めて高く、又時間軸から見ても変化が著しく大きいという事であるのですが、既存経済学はCをほぼ固定してAの変化にばかりフォーカスしているところが問題なのです。更に付記しますとCは欲望的価値Dと死活的価値E.に区分でき、インフレ・デフレがこのDで起きているのか、またはE.で起きているのかで、対処の仕方がちがって来るのですが、既存経済学はこの点に目を向けようとはしていません。 (SSA生)
(読者の声4)サロン劇場からお知らせです。 作岸田國士、演出藤井ごうの「葉桜」が上演されます。会場:目白台和敬塾内 旧細川邸サロン(東京都文京区目白台1-21-2) 出捐は村松えり、村井友映、水野小論、中丸新将、村松英子 日時 8月23日(金)19:00 24日(土)13:00/18:00 25日(日)15:00 26日(月)13:00 料金4000円★全席自由・開場は30分前 http://blog.livedoor.jp/salon_theatre/archives/34637778.html
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経済学・経済政策に合格するには~中小企業診断士一次試験対策02
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経済学・経済政策に合格するには~中小企業診断士一次試験対策02
皆様、こんにちは、未来に繋がる情報を研究し発信するブログを運営する「みらいものがたりラボ」代表のせにょです。
当ブログでは、社長とともにその企業の未来を考える資格「中小企業診断士」取得者を増やすための情報を発信しています。前回は中小企業診断士一次試験の学習準備をご紹介しました。今回は、中小企業診断士一次試験科目の一つ、「経済学・経済政策」に合格するための対策をご紹介します。なお、試験問題そのものや学習内容そのものには触れませんのでご了承ください。あくまで、合格するうえで効果的な学習方法を解説します。 それでは本題に入ります。
中小企業診断士一次試験「経済学・経済政策」私の受験履歴=5回受験し、2回合格、3回不合格
まず、最初に中小企業診断士一次試験「経済学・経済政策」の私の受験履歴をご確認ください。
年度平成22年平成23年平成24年平成25年平成26年点数3244764868結果足切り不合格合格不合格合格
結果は、5回受験し、2回合格、3回不合格でした。中小企業診断士一次試験を学習するなかで、最も苦労したのが経済学・経済政策でした。学生時代を含め経済学を勉強したことがなくて、中小企業診断士の学習ではじめて経済学に触れました。当初は、市販の一次試験用教材(TAC出版、スピードテキスト、スピード問題集)で学習しておりましたが、2年連続で不合格となり、「そもそも経済学を学習する前提ができていない」と痛感し、学習方法を変えました。
経済学・経済政策を学習するうえでおすすめのツール=石川秀樹氏の速習!経済学シリーズ
2回連続不合格だった経験から、経済学を根本から腹落ちするレベルで理解できる方法を模索するなかで以下のツールに出会いました。
フリーラーニング
試験攻略入門塾 速習! マクロ経済学 2nd edition (【試験攻略入門塾】)
試験攻略入門塾 速習! ミクロ経済学 2nd edition (【試験攻略入門塾】)
このツールの優れた点は、市販のテキストでありながら、著者自ら全ての内容を無料の講義動画で解説している点です。講義動画を見ながらテキストを読むと非常にスムーズに理解がすすみます。講師の方の「経済学を理解してもらいたい」という熱意がすごいです。コンテンツ量が多い(動画の視聴時間を全部合わせると数10時間になります。) のが難点ではありますが、講師の石川先生の説明が非常にわかりやすくかつ面白いので、飽きずに見ることができます。私は全動画を3周して見ました。あるいは、テキストを読んで分かりにくい箇所だけピックアップして視聴してもよいと思います。
経済学・経済政策を学習するコツ=経済学を学習する前提や全体像を常に把握する
このツールに出会って最も目から鱗だったのは、経済学を学ぶうえでの前提条件や経済学の全体像を提示してくれる点です。前提や経済学の全体像を理解しないまま、個別の各論を学ぶといろいろな混乱をきたしてしまいます。 例えば、経済学は他の学問と異なり、実験して証拠を集めて再現性のある事実を積み上げる科学ではなく、実際に起きた経済事象を、ある条件を固定したら事後的にうまく説明できた知見を積み上げる理論です。だから、前提となる条件が変われば説明可否も変わります。そのため、経済学にはケインズ学派や古典派などの学派があり、どちらがうまく経済事象を説明できるか結論はでていません。現実には、状況によりケインズ経済学と古典派の理論を使い分けて説明します。 また、経済学の全体像は、政府、消費者、企業という3人の登場人物が、金融市場(お金を投入して利子を得る)、労働市場(労働を投入して給料を得る)、財市場(お金を払って物を買う)の3つの市場で経済活動をする世界です。 従って、経済学の各論を学ぶときには、この理論で一定とされる条件は何か?という前提と、この理論における登場人物は誰で、どの市場における活動か?という経済学における位置付けを理解して学習に取り組む必要があります。
経済学・経済政策の問題の特徴=問題の難易度の差が激しい割に配点は同じ
経済学の学習で知識が深まって、中小企業診断士一次試験「経済学・経済政策」の過去の試験問題を解いて演習する際に具体的にどうしたらいいでしょうか?その応えは、問題の種類ごとに優先順位を付けて戦略的に解くことです。経済学・経済政策の問題は主に2種類あります。
知識の有無を問う文章問題
計算やグラフの問題
1は、知ってるか知らないかだけで難易度が低く時間はかかりません。2は、思考プロセスを問われるため難易度が高く時間がかかります。1と2で難易度に差はありますが、配点2-4点と大きくは変わりません。ですので、まずは1の問題を解き、余った時間で2を解いてください。簡単な問題の2点と難しい問題の2点の価値は同じです。難しい問題を解いてまで100点を目指す必要はありません。合格するには60点を取ればいいです。
余りにも難しい問題は、誰も解けないし出題者も間違う
余りにも難しい問題が出たとしても誰も解けないし出題者も間違います。他の国家資格の試験ではあまり見られないと思いますかが、中小企業診断士試験では出題者側が答えを間違うことがあります。例えば、私が受験したときの経済学・経済政策で実際に学会の論争で結論が出ていないような最新の論点の問題を出した結果、選択肢の中に正解がないことが判明し、ボツ問扱いで全員正解となり+4点となることがありました。また、余りにも難易度を上げすぎて、科目平均点が低すぎる結果、全員を8点底上げすることもありました。このような調整がされることを認識しておくと試験中難しい問題にあたっても焦らずにすむでしょう。
経済学・経済政策を学習する意義=マネーリテラシーが高まる
経済学・経済政策は、二次試験には関係ない科目ですから、「一次試験を通過するため」と割り切って学習したいかもしれません。しかし、それは非常にもったいないです。経済学・経済政策をしっかり理解すると、マネーリテラシーがあがる結果、経済ニュースなどを見て、社会情勢や国際情勢に合わせて為替や株価が動く理由がわかるようになります。その結果、自分の資産運用に役立つ知識を得ることができます。例えば、私の場合であれば経済学を勉強する前は、30万円のリボ払いを数年放っておいた結果借入残高が70万円まで増えて��てて返済するほどマネーリテラシーが低かったですが、5年間経済学を勉強してからは、NISAやiDeCoで全世界株式に投資して資産超過となりました。(実はここまでマネーリテラシーが上がったのは、次の記事でご紹介する財務・会計の学習も影響しています。)
最後に、中小企業診断士一次試験「経済学・経済政策」を学習するうえでおすすめのツールを再掲載します。ぜひ購入して、合格を勝ち取ってください。
フリーラーニング
試験攻略入門塾 速習! マクロ経済学 2nd edition (【試験攻略入門塾】)
試験攻略入門塾 速習! ミクロ経済学 2nd edition (【試験攻略入門塾】)
いかがでしたか?今回は、中小企業診断士一次試験「経済学・経済政策」に合格する戦略についてご紹介しました。次回は、「財務・会計」の学習方法についてご紹介します。中小企業診断士試験合格目指して一緒に頑張ってまいりましょう。
以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。当ブログでは、今後も中小企業診断士についての情報を発信してまいります。引き続きよろしくお願いいたします。
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TEDにて
ローラ・ガランテ: インターネット情報の裏に潜む真の意図から身を守るには
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
ハッキング事件、偽ニュース、フィルターバブル、そして、他にも様々な言葉が、情報化時代の流行語として登場しました。
しかし、地政学的な情勢を操作しようと目論む輩が、真に狙う標的は、卑劣にも、あなたなのです。サイバースペース・アナリストのローラ・ガランテによる、危機感溢れるトーク。
皆さんが、西欧民主主義にウンザリしているものとしましょう。民主主義につきものである落とし穴の数々。
自由選挙にタウンミーティング。政府の役割は何であるべきかという終わりのない議論。ゴタゴタし過ぎだし、先が読めなさ過ぎるし、束縛が多過ぎて自分には合わない。
それに、民主主義同士が、団結して、それ以外の誰に対しても、個人の権利や自由について諭す様子が我慢ならない。
現在進行中の「移民による移民のための社会実験国家」がアメリカです。
現在進行中の「移民による移民のための社会実験国家」がアメリカです。
現在進行中の「移民による移民のための社会実験国家」がアメリカです。
では、どうすれば?
西欧民主主義における偽善や失敗を並べたてて、自分のやり方のほうが、優れていると説いてもうまくいった試しがないでしょう。ならば、これら民主国家の根底を支える大元である民衆が、制度に疑問を持つきっかけを作れたとしたら?
民衆の心の中にこんな考えが浮かぶようにするのです「民主主義や民主制度は、自分たちの期待を裏切っている。社会は腐敗したエリート層の思うがままに操られ、かつて、まともだった国家システムは堕ちる一方だ」と。
そうするには、民主主義国の情報空間に忍び込む必要があります。民主主義最大の強みである開かれた心を民主主義最大「脆弱性」に変えるのです。
真実に対する疑念を民衆の心に起こさせるのです(注意、これはポピュリズムと言います)
他にも、実は、日本の成功モデルである開発独裁があります。ポールローマー規模の経済達成までだけど。
さて、2016年に起きたハッキングやリーク事件をご存知ですよね。まず、米民主党全国委員会(DNC)の内部システムとスタッフのメールアカウントが、不正侵入に遭ったのち、ウィキリークスで公表されました。
その後、様々なネット上の人物。例えば、自称ルーマニア人のくせに、ルーマニア語を話さないサイバー犯罪者が、これらのリーク事件ネタを報道機関に猛プッシュしました。マスメディアは、この餌に飛びつきバーニー・サンダースの民主党内部での嫌われっぷりに騒然となりました。
その後、トランプ大統領が誕生しています。バイデン大統領の後
2024年には再びトランプ大統領が誕生しています。
当時、この話のあまりの話題性に当のニュースはかき消されました。つまり、ロシア政府の支援するハッカー集団「Advanced Persistent Threat 28」略称「APT28」が、米国に対してこれらの攻撃を行っていた件です。
証拠はたっぷりありました。このロシア政権お抱えのハッカーたちは、2016年に突如出現したわけではなく、私たちは、2014年から、その動向を追跡していました。攻撃対象のシステムに侵入するために、APT28が使ったツールから。
これが、よく考え抜かれ、予算もたっぷりかけて、10年以上にわたって行われてきた行為だと分かりました。それが、モスクワ時間で、朝9時から夕方6時の間に起こるのです。
APT28が狙ったメールや連絡先は、在チェチェン報道関係者やグルジア政府や東欧の駐在武官たちのもので、どの標的も紛れもなくロシア政府と利害関係にあります。
私の会社だけでなく、世界中の政府組織や研究チームが、同様の結論に達し、同種の諜報作戦を観察していました。
しかし、2016年にロシアが行っていたことは、スパイ行為どころではありませんでした。DNCのハッキング事件は、盗難データが、ネット上で公開され、センセーショナルに描かれ、ソーシャルメディアで増幅され、瞬く間にメディアを席巻した一例に過ぎません。
そして、1つの民族国家が他国の内政における政府の信用に傷をつけようとしていることへの警鐘を鳴らすには至らなかったのです。
では、なぜ?私たちには予見できなかったのでしょうか?なぜ?アメリカ国民は、他国が資金提供する「情報攻撃」に自分たちが、曝されている事実に気づくのに何ヶ月もかかったのでしょうか?
一言で言えば、政治が悪いのです。
オバマ政権は、解決策のないジレンマに陥っていました。ロシア政府が、アメリカ大統領選挙に干渉しているという不安材料を表に出すと政権側が選挙運動そのものに立ち入っているという印象を与えかねません。
でも、もっと正確に言えば、現代の情報作戦を認識し、対処する態勢が欧米諸国には全く整っていなかったということです。かつて、そう遠くない過去には、米国も情報の力を振るい恐ろしいほどの成功���遂げていたのにもかかわらずです。
考えてもみてください。この20年。欧米諸国は多大な労力を情報セキュリティに費やし、どのネットワークを強化すべきか。どのインフラが重要か。
情報戦士や情報部隊をいかに整えるか。といったことに取り組んできたのに、かたや、ロシアは遥かに先を見越した考え方をしていたというわけです。
初代iPhoneが店頭に並ぶよりも前からロシア政府は、テクノロジーがもたらすリスクとチャンスやコミュニケーションの相互性や即時性を理解していたのです(その後、Appleは、暗号強化やプライバシー強化に基本的人権として取り組んでいます)
私たちにとっての現実が、手元の端末に流れてくる情報や流し読みしているニュースフィードや人気記事やハッシュタグからの情報に、ますます支配されていく中、ロシア政府が最初に認識したのです。
技術の進歩により、人間の心が地球上で最も思い通りに利用できる道具へと成り果てたことを。特に、操りやすいのは、近頃、その人個人の好みに合わせて配信されるようになってきている際限ない情報の流れに慣れた人の心です。
こういったよりどりみどりの情報の面白さが手伝って、国家システムやその他、誰であれ、人間の心に忍びこめる「裏口」を作っているのです。
国家システムが、資金提供するこの新種の情報作戦は、だからこそ成功率の面で優れ、より気づかれにくく、メディアを含む作戦の標的にとっては、解読し、見定めるのがより困難なのです。
ツイッター上で、ハッシュタグを流行らせたり、情報を受け取る心の準備ができている標的を対象に、フェイクニュースで波紋を広げたり、報道関係者に膨大な量のメールをかき分けて、不適切な一言を探すよう仕向ければ、どれも、ロシアの情報部隊が使った手です。
情報作戦を効果的に偽装して、標的の頭の中に潜り込ませるチャンスができます。これを、ロシアは長い間「反射的制御」と呼んできました。
情報を利用して、他人を操るという技術で、その人が自らの意思で、こちらとって有利な判断を下すように仕向けるものです(日本でも、広告業界やテレビやマスメディアがよく使う手法です。周波数の再編、免許停止が必要です)
これは、国家レベルの高度��情報操作であり、認識操作です(印象操作とも言われます)
実行するのに、手段もツールも選ばず、ネット上でもそうでなくても達成可能なら何でもありです。
もう一つ例を挙げましょう。
2014年2月初頭。ロシアが、クリミア侵攻する数週間前のこと。ある通話内容が、YouTubeで公開されました。2人の米国外交官の会話です。
ウクライナ政府の要職をあたかも自分たちで選んでいるような口ぶりで、さらにひどいことに、この危機の解決に向けた統率力と迅速性の欠如についてEUを罵倒していました。
この会話がメディアで取り上げられ、続いて、外交上の問題に発展し、米国政府も欧州も混乱に陥りました。結果、ロシアのクリミア掌握に対し、欧米側の反応は割れ、態度は及び腰になってしまいました。ロシアの思惑通りです。
つまり、電話の盗聴やメールやシステムのハッキング事件が、メディアを騒がせる中で作戦の真の目的とは、標的が下す判断に影響を与え、意見を操作することであり
全てが、黒幕である民族国家の戦略的利益になっているのです(日本でも、広告業界やテレビやマスメディアがよく使う手法です。周波数の再編、免許停止が必要です)
これが情報化時代における「フォース(スターウォーズで言うダークサイド)」です。
その「情報」に真正な部分があれば、その誘惑は、それは、もう強力で鵜呑みにして、拡散するのもそれはもう簡単です。
一般公開されるなどと全く想定していない通話内容やメールに表れる真実に興味のない人などいるでしょうか?でも、暴露された理由について知らなければ、その真実の意味もわからないでしょう。
私たちが、依存を深めている古風にも「サイバースペース」と呼ばれるこの��所を定義するのは「0」と「1」ではなく、情報や裏で糸を引く人々であると認識せねばなりません。
それは、コンピューターや端末をただつなげたものよりも遥かに壮大で、コンピューターや端末と相互作用する人間の心が集まってできているネットワークです。
このネットワークには、暗号化もファイアウォールもなく、二要素認証もなく、十分に安全なパスワードもありません。
皆さんが持つ自己防衛手段は、ずっと強力で適応性も高く、常に最新バージョンで動いています。
それは、権力者限定で批判的に考え、権力者限定で虚偽に対しては声を上げ、権力者限定で事実を要求する力です。
しかし、何よりも必要なのは、権力者に対して真実を断固追求する勇気なのです!
ヨーロッパでの一般データ保護規則(GDPR)でも言うように・・・
年収の低い個人(中央値で600万円以下)から集めたデータほど金銭同様に経済的に高い価値を持ち、独占禁止法の適用対象にしていくことで、高価格にし抑止力を持たせるアイデア。
自分自身のデータを渡す個人も各社の取引先に当たりデータに関しては優越的地位の乱用を年収の低い個人(中央値で600万円以下)に行う場合は厳しく適用していく。
最後に、マクロ経済学の大目標には、「長期的に生活水準を高め、今日のこども達がおじいさん達よりも良い暮らしを送れるようにする!!」という目標があります。
経済成長を「パーセント」という指数関数的な指標で数値化します。経験則的に毎年、経済成長2%くらいで巡航速度にて上昇すれば良いことがわかっています。
たった、経済成長2%のように見えますが、毎年、積み重ねるとムーアの法則みたいに膨大な量になって行きます。
また、経済学は、大前提としてある個人、法人モデルを扱う。それは、身勝手で自己中心的な欲望を満たしていく人間の部類としては最低クズというハードルの高い個人、法人。
たとえば、生産性、利益という欲だけを追求する人間。地球を救うという欲だけを追求する人間。利益と真逆なぐうたらしたい時間を最大化したいという欲を追求する人間。などの最低生活を保護、向上しつつお金の循環を通じて個人同士の相互作用も考えていく(また、憎しみの連鎖も解消する)
多様性はあるが、欲という側面では皆平等。つまり、利益以外からも解決策を見出しお金儲けだけの話だけではないのが経済学(カントの「永遠平和のために」思想も含めて国家や権力者は透明性を究極にして個人のプライバシーも考慮)
(合成の誤謬について)
合成の誤謬とは、ミクロの視点では正しいことでも、それが、合成されたマクロ(集計量)の世界では、必ずしも意図しない結果が生じること。物理学では、相転移みたいな現象です。性質が変わってしまうということ。
ミクロのメカニズムが個人同士の経済における仕組みであるのに対して、マクロのメカニズムは、国家間や経済全体の循環における仕組みだからである。
例えば、家計の貯蓄などがよく登場するが悪い例えです。前提条件が、所得が一定の場合!!所得が一定じゃない増加する場合は?これは、論じていませんので参考になりません!!(法人が提供する製品やサービスの価格も一定の場合も前提条件です)
1930年代のアメリカ経済が金融危機2008と似たような状態に陥った時、ケインズは、「倹約のパラドックス」というケインズ経済学の法則を発見しています。
それは、ポール・A・サミュエルソン(1915-2009)が、近代経済学の教科書「経済学」の冒頭で「個人を富裕にする貯金は、経済全体を貧困にする!(所得が一定の場合)」というわかりやすい言葉で表現しました。しかし、庶民の所得が増加し、貯蓄が投資、消費に回る場合には、「倹約のパラドックス」は生じません。
その後、この「倹約のパラドックス」は、アメリカの経済学者・ケネス・J・アロー(1921- )が「合成の誤謬」を数学的論理に基づいて「個人個人がそれぞれ合理的選択をしても、社会システム全体は合理的選択をするとは限らない」を検証してみせた。 要するに、部分最適ではなく、全体最適させていくということ。
つまり、新産業でイノベーションが起きるとゲーム理論でいうところのプラスサムになるから既存の産業との 戦争に発展しないため共存関係を構築できるメリットがあります。デフレスパイラルも予防できる?人間の限界を超えてることが前提だけど
しかし、独占禁止法を軽視してるわけではありませんので、既存産業の戦争を避けるため新産業だけの限定で限界を超えてください!ということに集約していきます。
なお、金融危機2008では、マイケル・メトカルフェも言うように、「特別資金引出権(SDR)」は、2008年に行われた緊急対策で、一国だけで行われたのではなく、驚くほど足並みの揃った協調の下に国際通貨基金(IMF)を構成する188ヶ国が各国通貨で総額2500億ドル相当を「特別資金引出権(SDR)」を用いて世界中の準備通貨を潤沢にする目的で増刷してます。
このアイデアの根本は、元FRB議長であったベンバーナンキの書籍「大恐慌論」です。この研究がなければ、誰一人として、変動相場制での当時の状況を改善し解決できなかったと言われています。
それ以前では、固定相場制でのマーシャルプランが有名です。
続いて、トリクルダウンと新自由主義
インターネットの情報爆発により隠れていた価値観も言葉となり爆発していくことになった。
しかし、法定通貨の方が、その価値、概念に対する通貨量拡大として価格で応じることができず、圧倒的に通貨量が足りない状況が生まれていたのが、2010年代の問題点のひとつでした。
リーマンショックの後に、新自由主義が誤りであることが、ピケティやサンデルによって指摘され、当時のFRBバーナンキ議長が、通貨供給量を大幅に増やした対策により、ベースマネーの金融、銀行間の相互不信を解消して収束した。
それでも、まだ足りないが、適正水準に収まったことで、さらに価値も増幅され、マネーストックの財政政策から再分配、事前分配を大規模に行い、さらなる通貨供給量が重要となっている現在の日本国内。
例えば
Googleがしようとしてた事は、まだ新産業として、基礎研究から発展できない機械学習の先端の成果をすべて持ち込んだ社会実験に近いこと。
シュンペーターの創造的破壊は、一定数の創造の基礎を蓄積後に、未来を高密度なアイデアで練り上げてから破壊をするのが本質です。
こうして、憎しみの連鎖や混乱を最小限にする。
アルビン・トフラーの言うように、法人と行政府とのスピードの違いが縮まらないのは、構造上の違いであって、それを補うためにプラスサムな連携するということが、必要になってくることを説いています。
三権分立が、規制のないGAFAMを非政府部門としてMMT(現代貨幣理論)からプラスサムに連携したらどこで均衡するのか?という社会実験も兼ねています。
このような前提で、あらゆるインターネット企業が、創業時、貢献するためコンセプトの中心であったものが、今では、悪性に変質して違う目的に成り下がっています。
再分配、事前分配の強化がスッポリ抜けてる欠点があり、ここに明かしたくないイノベーションの余地があります!!
2021年には、新自由主義のような弱肉強食では自然とトリクルダウンは生じないことは明らかになる。
確かに、トリクルダウンは発生しないが、法律で人工的に同じ効果は、貨幣の再分配、事前分配という形にできる可能性は高い。
再分配や事前分配をケムにまく「金持ちを貧乏にしても、貧乏人は金持ちにならない」「価値を生み出している人を罰するつもりがないのであれば税に差をつけないほうがいい」(サッチャー)
とあるが、新自由主義は誤りで、ピケティやサンデルによると違うみたいだ。
2024年のノーベル経済学賞でも指摘しているように・・・
国家システムが繁栄するかどうかは、幅広い政治参加や経済的な自由に根ざす「包括的な制度(ポジティブサム)」の有無にかかっているとデータでゲーム理論から実証した。
欧州諸国などによる植民地支配の時代のデータを幅広く分析し、支配層が一般住民から搾取する「収奪型社会(ゼロサム)」では経済成長は長く続かない(収穫遁減に陥る?)
一方、政治や経済面での自由や法の支配を確立した「再分配や事前分配を同時に行う包括型社会(ポジティブサム)」なら長期の成長を促すと理論的に解明した(乗数効果とは異なる経路の収穫遁増がテクノロジー分野とシナジーしていく?)
「再分配や事前分配を同時に行う包括型社会(ポジティブサム)」は、日本の高度経済成長時代のジャパンミラクルが、一度、先取りして体現しています。
2020年代からはもう一度、ジャパンミラクルが日本で起こせる環境に入っています。安倍総理が土台、管、岸田総理が再分配や事前分配の包括型社会(ポジティブサム)の土台を形成しつつあります。
日本の古代の歴史視点から見ると・・・
安土桃山から江戸幕府初期の農民出身徳川家康が国際貿易を促進しつつ再分配や事前分配の包括型社会(ポジティブサム)を形成してます。
その後、大航海時代の覇権争いを避けるため数代かけて「収奪型社会(ゼロサム)」になってしまい、綱吉の頃には基本的人権の概念も希薄になり選挙もないため
低収入者の農民から商人も収奪していきます。
江戸幕府末期まで数度改革をしましたが、ノーベル経済学賞の人達によると包括型社会(ポジティブサム)に転換しずらい
結局、薩摩と長州が徳川家康式の国際貿易のイノベーションを復活させるも(水戸藩の文献から)国民主権の憲法や選挙がないため
明治維新を起こすしかなく、第二次大戦で原爆が投下されるまで軍備拡大して資源が枯渇します。
国家システムの独裁から法人や個人の優越的地位の乱用にすり替わるため、財産権や特許権などを含めた低収入者の基本的人権を尊重することで独占禁止法の強化も必要になっていくことも同時に示しています。
(個人的なアイデア)
複雑性の研究からも、個人の才覚に関係なく貧富の差は生じる。
超裕福層に集中するとマネーに渋滞が生じるため、税金をかけることと現象が似ている。
こうすると平等性が増すと結果も出ている。
確かに、トリクルダウンは発生しないが、法律で人工的に同じ効果は、貨幣の再分配、事前分配という形にできる可能性は高い。
課税は、ネットワークに何本かのリンクを人工的に加えることと同義ということも、複雑性の研究からデータで明らかになっています。
日本は、消費税の運用など。課税は、強制的な交換の一形態。この知見は、MMT(現代貨幣理論)にも導入されてる。
複雑性の研究から産まれた従来とは異なる新しいマクロ経済学です。テーラワーダ仏教概念にもある欲を中和するツールとも言えます。
幸田露伴?分福?
人工的な課税をしないと、この歪みがエネルギーとして形態が相転移するので、超裕福層一族たちの幸福感が変質して心の歪みに転換していく。
人間が、一日に扱える時空間は、限定的に対して、お金はマルチバースでエネルギーが交換されるので、人間の一日で扱える許容量を超えてしまう。
ナポレオンヒル?エンスージアズム?そこには引き返せない一線というか?境界線があって、耐えられれば良いが、知らない方が幸せな場合も多々あります。
日本には古来から同様の概念があり、成金や悪徳商人とも言われる場合もある。
600万円以下に貨幣の再分配、事前分配することで社会システムの安定が強化される。
ダニエルカーネマン。詳しくは、論文を見ていただいて、日本の実情を深く考えた年収として記載しています。
直訳を指摘しても、未来を描けない人々なので、みんなは心の中で、あぁ残念な人なんだと軽蔑して下さい。
メリトクラシー至上主義、競争主義社会システム新自由主義を古代中国から、たとえて簡単に言うと乱世。
意図して均衡させて、奸雄は排除していくことが鉄則。カントの永遠平和を実現が重要に。
つまり、IT産業長者は、乱世の奸雄。テロ抑止にもなる現代では、競争時代の奸雄を排除することと同様の概念になります。
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和五年(2023)7月22日(土曜日)
通巻第7833号
米国務省高官のメールが中国にハッキングされていた
手の内を先に読まれた可能性がある
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ウォールストリートジャーナル(2023年7月21日、電子版)は、「中国とみられるハッカー(『ストーム0558』等)が、ニコラス・バーンズ駐中国米国大使の電子メールを攻撃し、数十万件の米国政府の機密メールが侵害された」と報じた。
国務省の東アジア担当次官補ダニエル・クリテンブリンクのアカウントもハッキングされていた。中国のハッキングが、「バーンズ氏とクリテンブリンク氏の受信箱から、バイデン政権高官らの最近の一連の中国訪問計画に関する分析、デリケートな外交を展開中に米国の政策に関する内部会話を収集することができた可能性がある」とした。
クリテンブリンク次官補は五月のブリンケン氏の中国訪問に同行した。このクリテンブリンク次官補、バーンズ註北京大使、ブリンケン長官は中国高官や習近平主席との会談に出席した。
ハッキングの手口はマイクロソフトのクラウド・コンピューティングの欠陥を利用して行われたらしく、マイクロソフトは侵害の詳細を発表せず、「調査を継続している」とだけ述べるにとどめている。
他方、中国の国家公安部は21日に記者会見を開き、過去百日間のフェイク情報排撃などのキャンペーン期間中に、705000件の不正情報、偽造情報などをネットから削除し、21000のアカウントを閉鎖した、とした。
とくに2300の悪質なフェイク情報がネットで拡散されたため、削除するなど迅速は対応ぶりを強調した。
ところでジェイムズ・キャメロンといえば映画「ターミネーター」、「アバター」「エイリアン」「タイタニック」の脚本兼監督として著名だが、画家でもある。そのキャメロンが23年7月20日の「CTVニュース」のインタビューに答えて、「AIが武器となれば、最悪の事態がおこる」とし、「1984年に製作した映画「ターミネーター」で予測した恐怖だ」と発言した。
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