#双蓮山
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catdoll007 · 1 year ago
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言い伝えによると、天正十年(1582年)
織田信長・信雄によって善光寺如来が岐阜より尾張甚目寺へ御遷座の途中、 祖父江付近に立ち寄られたとあり、その場所に明治四十二年・四十三年と蓮田であった境内地に 蓮が一本の茎からふたつの花が咲く(双蓮)という奇瑞を縁として
開基旭住上人が、信州善光寺本坊大勧進より、善光寺如来を勧請して、善光寺東海別院を創立しました
山号を双蓮山、寺号を善光寺と称す
善光寺如来は、現当二世(この世もあの世も)お守り下さるありがたい仏様です
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極楽戒壇めぐり
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この畜光のゴムを右手にはめて、真っ暗闇のかいだんを抜けるんだけど、畜光と言うのは、まずは光を浴びさせなければ溜めれないので光ってくれないわけで、道筋が全くの闇で、全ての神経を使いながら壁にぶつかりながら、やっと黄金の文殊菩薩が見えてきた👁️👂️
赤鼻のトナカイさん呼びたかった🎅
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暗い夜道はピカピカのお前の鼻が役に立つのさ~🦌🛷
いつも何処かへ行ったら、受付で必ず 『 写真撮ったらいけない場所ありますか? 』 って聞いて 大概は 『 お好きなだけどうぞ 』 的な事言ってもらえるんだけど、ここでは聞くタイミングを逃して不明なまま廻ったんだけど、極楽浄土の写真もどうやら撮影禁止ではなかったらしいΣp[【◎】]ω・´)
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極楽往生結縁の錠前🔏
善光寺へ参拝された方は誰でもかいだんめぐりといって 本尊様の下の暗闇の回廊をお念仏称えながら善光寺如来とご縁を結ぶ善根を得るとめぐるものです
如来さまのご安置してある真下が極楽往生結縁の錠前のあるところで善光寺東海別院が日本一とほこる極楽の荘厳があります
中央に阿弥陀如来、観世音菩薩、勢至菩薩と十六観菩薩が安置され、宝樹、宮殿楼閣、宝池には五色の蓮華が咲きそれぞれの光を放っております
空には迦陵頻伽、共命鳥が舞い、華びらを散らし妙なる音楽が流れ、涼やかな風が吹く煌びやかな極楽浄土のありさまが立体的に拝めます🪷✨
次回廻る時は動画で映そぉっと📹️
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亥年なので亥年の阿弥陀如来様のお守りをゲットしてきました🐗🤲
これで悪霊から身を護ってもらえるかな😘💭
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蓮なのに何で葵紋なんだろうね🪷?
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hachikenyakaiwai · 11 months ago
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【かいわいの時】天正十六年(1588)二月十六日:出雲大社の巫女、大坂天満宮で神歌・小歌踊りを演じる(大阪市史編纂所「今日は何の日」)。
京博本の「阿国歌舞伎図屏風」は、昭和三十年代に、山本発次郎コレクションとして、しばしば観照する機会を得た。出光本と違って、芝居小屋の内部描写を主題に、役者と観客の交歓を描く。その人物描写(姿・形・配置) や小屋の外の松の姿形に長谷川派の筆を感じたが、拙著『桃山の風俗画』(平凡社、昭和四十二年十月刊)ではなお町絵師出身の逸名の風俗画名手の筆と逃げた。華やかな阿国歌舞伎の図としては、すべてに出光本より適切な表現を見せると言えよう。とくに登場人物が出光本より有機的な関連をもち、見物と舞台が一つに融け合うさまは秀れている。その後、やはり長谷川派の筆だと考え、近稿の「宗宅研究」ではいずれ筆者を特定したいと書いた。もとより、長谷川派でもっとも風俗画に熱意をもつ等学を意識していたのである。
これより、判定の過程を省略して、もっぱら私が等秀や等学と考える風俗画 (歴史画��含める)について述べたい。 まず宗宅の風俗画に触れると、さきの秀吉の醍醐花見図屏風以外では、同じく秀吉が宮中で貴族たちや南蛮人と 一緒に能楽を見る「観能図屏風」(八曲一隻、紙本著色、神戸市立博物館蔵)が同筆と思われる。宗宅は秀吉関係の風俗図だけを描いたのかもしれない。等秀となると、出光本の「阿国歌舞伎図」一点で、ほかには見出せない。地味な等秀は、派手な風俗画には不適と自認していたのであろう。
つぎもすぐ風俗画とは言い難い変った屏風絵だが、「誰が袖美人図屏風」(六曲一双、金地著色、根津美術館蔵)(挿図七八) を取り上げたい。左隻はいわゆる誰が袖屏風に美人図を組み合わせたもので、中央に派手な小袖を着た兵庫髷ふっくらした女性と三味線を左手に持つ禿姿の童女が静かに対峙し、その右方と背後に衣桁・屏風・衣桁を配す《略》ここでさきの等学唯一の署名をもつ帝鑑図を想起したい。それは正面向きの古風な宮殿を奥へ重ねたものだったが、これは最新流行の誰が袖図と扇面散図屏風による知的な構成である。人の女性の姿態や配置は京博本阿国歌舞伎図屏風にも現われているもの。さらに右隻の桜や杉の描法や構図は、前出の「太閤花見図屏風」や等学の妙蓮寺の松・桜・杉図絵などに類似する。以上からこの「誰が袖美人図屏風」が等学筆であるのは納得されると思う。その制作年代は慶長十年ごろの京博本の「阿国歌舞伎図屏風」より後で、サントリー本の「東山・吉野遊楽図屏風」より前であろう。一応、慶長十年代とみておく。コメント欄に写真。
以上、主として等学の風俗画について、彼の金障壁画より得た画風の特徴を基礎に、もっぱら直観による大胆な想定をなしてきた。ここに至ると、理論的にも妥当な等学を京博本「阿国歌舞伎図屏風」の筆者と判定することに、これ以上躊躇する必要もなかろう(山根有三)。「長谷川等秀・等学研究」『国華 第1228号』1998より、抜粋して編集。
(写真)「阿国歌舞伎図屏風」1605頃(京都国立博物館蔵)より 舞台上を見ると、刀を肩にかけたかぶき者、柱のそばに坐す茶屋のかか、頬かむりをした道化役の猿若がおり、これは阿国歌舞伎の代表的演目である「茶屋遊び」が演じられていることを示す。出雲の阿国が北野社の能舞台を代用して「歌舞伎踊り」を始めたのは慶長8年(1603)、本図はその舞台を描いたもので、制作もそれからさほど降らぬ頃と考えられる。囃座も三味線などなく、笛、小鼓、大鼓、太鼓ばかりで、いかにも初期的様相を示す。図中に印象的に配された松の表現が、たとえば妙蓮寺障壁画中のそれと通有する性格を有しており、長谷川派による風俗画の一例とする有力な説がある(e国宝=画像も)。
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chaukachawan · 2 months ago
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まりおりの力でぐーるぐるパート
どうもまりおです。本当は初ステの日にあげる予定でした。無理でした!!
私は文章を書くことが苦手なので、毎度の如くまとまってないし、感動的なことも書けません。なんなら去年の方がもっといい文を書いてた気がします。実際に今投稿前にみんなの読みながら、うわめっちゃいいこと書いてる...ってなりながらあげます。辛いね!!これを読んでも嬉しい気持ちになるか分かりませんが、せっかくなので好きだったり、印象に残ってる役を添えて、思ってる事を書いてみようと思った次第でアリマス。順番は芸名の名簿順❤
うみつき
すみちゃん!!いつも私のセクハラの餌食になってくれています。すみと話してる時のするどいツッコミと急に手を離される感じがたまりません。オムニで声量と存在感に度肝を抜かれました。声量を調整しながら全て聞こえるように読めるのはすごいこと。秋でもそれが遺憾無く発揮されてかつ柳の不気味な感じも表現出来てて、きっとこれからどんな役でもお客さんの頭に必ず残っていくような役者になるんだろうなーと個人的に思ってます。いっぱい話せて楽しかった!!体験稽古2回も来てくれてありがとう!演出頑張れ!!
ーーー「BE YOU AGAIN」柳
東愛莉
あずちゃん!!ディズニープリンセスみたいに笑う子です。秋公で沢山お話出来た気がします。オムニ外公のような明るめ面白い系とは全く違う役柄を秋では演じていて、これは新たなあずが見れる!!!とファンは大歓喜してました。ビアゲは間違いなくあずとらいらが主役じゃなかったら成立してないです。お母さんが謝るところ、1st本当に泣きそうになった。それ以外も稽古初期から細かい感情の表現がすごく上手になってて、ずっと見ていられる役者になった気がします。本番の爆発すごい。また大きい役がみたいな!!たのしみにしてます!
ーーー「BE YOU AGAIN」 優
月銀蓮
アネモネ!!あんまり関わり無かった😭😭遠方勢ってのもあって、電車がないので20分遅れる連絡を見た時はビビりました。早く吹田においでなさい。さすればきっと1人暮しの生活が手に入るはず。幕班でニコニコしてる印象が強いです。36期の仕込みチはみんなのほほんとしてそうだから、誰よりも強いニコニコで幕に権力をもたらし��ください。新人では役者をすると聞きました。早起きばっかだろうから体調には気をつけてね!!!でもメッッッッチャたのしみ!!!!!
ーーー「いつか栞を挟んで」そこの幕をつってくれた人(通しの時かなー?)
オーム
オーム!!関わりがないまま終わってしまうのか!?ってなってたらまさかの秋公で座組が一緒になるとは思いませんでした。きっとスタオンと役者では楽しさが違うと思いますが、どうだったでしょう。スタオンとはまた違った楽しさがあると思うから是非続けて欲しいな!!役者参加は噛めば噛むほど美味しいスルメのような感じです。「ちゃんと探してみろよ」1stのやつめっちゃ好きでした。ぶっきらぼう過ぎず、でも馴れ馴れしすぎない感じ!!今回の大隅みたいな!
ーーー「BE YOU AGAIN」安納/シェフ1
雨々単元気
てに!!がっころファミリーですね。まじで後輩力が高いというかなんというか。えぴの扱いがもはや同期でいつも笑ってます。てにのことはダメを出してすぐに直せるとても器用な人だと思ってます。私には出来ない。てにっぽい役が多かったけど料理人はまた違った1面を見られて、こいつこんな役もできるんか!!と幕裏で見てます。稽古期間でいい意味でてにでは無い人に変わっていったのを覚えてます。いい声してるから、自問自答みたいな自分に言い聞かせたり宣言するセリフが似合う。もっと聞きたい。聞かせてくれ。
ーーー「学園天獄」西野
きなこ
きなこちゃん!!次の衣装を統べる者だね。ニコニコで衣装今どうなってますかー?ってLINEが来た時は震えました。いいぞその調子だ!!ちゃうか民は上回ほど締切を守らないからね!初めて秋でお芝居を見たけど、うわ、こんないじめっ子いるー!!!って思いました。ひらりの役みたいにグイグイは行かないけどしれっとやってる事やばいみたいな人。特徴を捉えるのが本当に上手。声量も稽古初めよりずっと増えててまだまだ色んな所にもっと良くなろうを感じます。また役者やって欲しいな!!
ーーー「いつか栞を挟んで」女子B
大良ルナ
らいら!えらいら!次代の舞監。是非ちゃうかを統べてください。きっと大変なことだらけでしょうが、らいらはらいららしくいればいいと思います。みどりちゃん、初めて見た時からやばかった。食べられるところ、動画で見てえっっっぐい子だな〜って思ってました。言い表すのは難しいけど、現実と演劇の狭間感を出すのが上手。どちらか過ぎる事がなくて、演劇っぽくて見やすいのにどこか自然さが残ってる。その境地に達する人ってなかなかいないんじゃないかな。外部公演も楽しみにしてます!
ーーー「恋愛ゾンビみどりちゃん」みどりちゃん
紫苑
なつめ!!��っっぱい練習してたね〜!秋は座組が違ってあまり喋れなかったけど、オムニ、外公の印象は沢山練習してた人です。きっとなつめは動きをきっちり決めてしまうのがやりやすい人なのではないでしょうか。私もそのタイプです。だからこそ稽古が楽しくもあり時々しんどいかもしれませんが、必ず前進してます。信じて突き進め。明らかに声量が上がってるし、舞台上の振る舞いも堂々となってきてる。セールスまじでなつめにしかできない。その人にしか出来ないってまじですごいことだから、誇ってくれ!!
ーーー「タイムマシンの使い方」セールス
張潤玲
マーモット!!合宿以来会えてないけど、1度だけ豊中ですれ違いました。マーモットは打ち上げって何?って聞いてきたイメージが強い。確かにわからん!!噂によると猫ミームでLINEが帰ってくるそうな。めっちゃ見てみたい。オムニの記者と当パンめっちゃ素敵だった!!情報チェックで当パン見た時、なんてセンスのある子なんだろう!!って思いました。記者役もセリフとか難しいだろうにゆにちゃんとかと一緒に練習頑張ってるな〜って見てました。どこか楽しかったと思える所があれば嬉しいな!!
ーーー「鯛焼き」記者
はぜちかきつ
はぜ!!本当にごめんなさい。今ははぜのテンションに助けられてます。初演出お疲れ様!最高に楽しい役をくれてありがとう。個人的に優母が1番美味しい役だと思ってます。考えることが沢山で、存在が異質で、読み方動き方1つで大きく印象が変わる役で、これで終われるのが本当に嬉しい。個人的にはまたはぜの役者が見たい。エンドロの読み込み量にビビってた。そこまで考えてるの!?って思う事が何度あったことか。シリアスのイメージしかないけどコント見てたらそんなことないなって思い始めました。突っ込んでるはぜが1番輝いてた!
ーーー「エンドロールが終わらない」多崎颯
るーべ!!分離式で話題のるべぜん。双葉めっちゃ大変そう。器用!!努力家!!まじで舞台上別人すぎて、こんな人本当にいるんだ〜!!ってなった。めっちゃ丁寧に役を作りこんでる。体験稽古で王将に食べに行った時かな〜?あの時からすっっごい腰低いなって思ってたけど、ちょっとずーつ腰が上がってきててこのまま行くと引退頃には30度ぐらいの折り具合になってそう。舞美も大変そうだけどちゃうか楽しめてるかな?しんどい時は人を頼るんだよ!!私はいつでもるーべのためならどこからでも飛んでいくよ!!
ーーー「タイムマシンの使い方」降谷
「はい、お邪魔します」が世界一好き
暁レミエル
える!!えるからはものづくりの系譜を感じます。苔丸の後を継ぎそうと勝手に思ってる!!オムニのダメージジーンズ自分で作ってたのよく考えたらやばい。オムニもだけど、今回ずっと練習してたね。勝手に親��感を湧かせてました。やらないと不安になるの分かる。仕込み週、1番セリフを聞いた気がする。ゲネまじでよくなってて、ちゃんと怖い!!いるこういう人!!1週間でここまで変わる??って思った。結果は必ず着いて来るって信じるの怖いけど、でも突き進んでください。きっとえるなら大丈夫!
ーーー「いつか栞を挟んで」女子C
銀蘭リーフ
セイロン!リーフなんだかセイロンなんだかもうわからん。入学前の3月ぐらいに、セイロンとふぃあが新歓行くかTwitterで話してるのをみて、このアカウントベガの後輩!?え、こっち私の後輩!!と勝手に認識してました。自分を魅せるのがすごく上手で、肝も座ってて、堂々とした演技ができる人だなとオムニで思いました。かと思ったら外公で弥生人とかやり出してふっきれたのもできるのかこの子は!!!となってました。もしかしたら私が知らないだけでまだまだ新たな一面が眠ってるのかもしれない...色んな役が見たいなーと陰ながら思ってます!
ーーー「恋愛ゾンビみどりちゃん」ハルト
埖麦
むぎ!!寝坊のイメージしかなくて第2回通しの日マジでビビったすまん。秋で沢山話せて嬉しかった。直前まで寝てるのが本当にビビるけど、お芝居は上手なんだよな〜雰囲気が良い。見ていたくなる良さがある。優弟のあの気まずさをあの少ない動きとほぼセリフだけで表現できるのすごいことよマジで。誇れ。勝手に話しかけてたけど、王将で聞いたことないような声で話しかけてくれたの、心の距離近くなってる〜〜!!って勝手に感動してた。むぎだけが持ってる感覚や考え方、接し方がいっぱいあるから演補個人的にめっちゃ向いてると思う。むぎならやれるさ!
ーーー「BE YOU AGAIN」優弟
叶イブ
ふぃあ!!まさかの本当にちゃうかで再開するとは思わなかった!!びっくりです。高校の時もそこまで話せなかったから実質的ふぃあ経験値はみんなとそんなに変わらないんです。オムニでこんな声出せるの!?こんな役できるの!?ってなった印象。かと思ったら子供役もできてまたびっくり。めっちゃ慕ってくれて、追いかけてきてくれて嬉しかった。「らぶい」とか「かわいい」とかよく言ってくれるから、褒めて欲しい時は必ずふぃあの視界に入るように通り過ぎてる気がします。正面からは恥ずかしいので行きません!!
ーーー「鯛焼き」高校生B
響夜
なびや!!ぶらんと並んで36期第1号の子。新歓1st終わりに言ってくれたの今でも覚えてます。まじで嬉しかった!あと体験稽古で妄想をやってくれました。間に合わなくて外だったのマジごめん。なびやにはいつもニコニコしてて欲しいですね。ニコニコしながらみんなを救う未来が見える。ビアゲの景色みたいにここぞと言う時にいい意見を言ってくれるイメージそして今回の子びや大好き。鬼の演じ分けでまあまあ演技力求められるけど、その他が素っぽいからいっそやりやすいのか...?って思ってます!!そのままでいてくれ!
ーーー「いつか栞を挟んで」��
森々仙入
らむだ!!エンドロの子ですね。良い奴です。彼のおかげで助かってる人は沢山いるし、踏み込み具合が上手。誰にでもできることでは絶対にない。少なくとも私にはできん。今回の役ハマりすぎて忘れそうになるけどシリアスも大得意なのでまた見たいな。共通点として、感情を絞り出すような演技が本当に上手。言いづらいけど何とか声にする感じが全身から伝わってくる!あとまじいい声してるから叫んだりする役が似合う。今日聞いて思ったけどらむだの外郎売が1番聞きやすい。誇れ!!
ーーー「エンドロールが終わらない」多崎の過去
ぶらん!!エンドロの子!最後に舞台上で共演できたのが本当に嬉しかった!!オムニ頑張ったね!!稽古場で私は大丈夫かな、ちゃうか楽しいかなと終始不安でしたが杞憂そうで何よりです。あれだけ努力ができるのはひとつの才能。稽古終わり大集前はぜと稽古してたのが懐かしい。きっとこれからも活かされる場面が来るはず。秋を通して、こんな考え方をしてるんだな、といい意味で印象が変わりました。脚本を通して全体を見通せてるし、演出家向きの見方だなって感じた。いつかみたいな、ぶらんの演出!
ーーー「エンドロールが終わらない」岡田一希
いざ書き終わってみると、もっと感動的なこと書けたな、もっとエピソードあったなとも思います。きっとオムニから役者紹介を書かなかった罰ですね。でも新歓活動を通して仲良くなれた人は沢山いて、みんながちゃうかに入ってくれて、それが何よりも嬉しいです。ありがとう!!!
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kennak · 6 months ago
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失態を晒したくない 拉致疑惑への警察のやる気のなさは、捜査の失態を伴う。拉致被害は、警察が本腰を入れて捜査していれば防げた事件もあるはずだ。 このことが、拉致認定が進まないもう一つの理由だと私は考える。拉致疑惑を捜査すればするほど、過去の警察の失態を晒してしまうことになる。だから本格的な捜査をしないのではないだろうか。 その証拠に、警察は拉致が濃厚な事案についてさえ、「拉致ではない」と打ち消すことに腐心するケースが幾度もあった。 2004年3月5日のことだ。山梨県警は突如、1984年6月6日に失踪した山本美保(当時20歳)が、山形県遊佐町の海岸で15日後に発見された遺体と同一人物であると発表した。 山形県遊佐町の遺体と、美保と一卵性双生児である妹の美砂とのDNA型が一致した。山梨県警はそう説明した。 美保は1984年6月5日午前10時ごろ、図書館に行ってくると母親に告げて原付バイクで自宅を出た。2日後の6月6日、美保のバイクが甲府駅南口の歩道に停めてあったのを母親が発見した。 6月8日には、免許証が入った美保のセカンドバックが、約280キロ離れた新潟県柏崎市の海岸で発見されたことが判明する。 この海岸は、1978年に蓮池薫と奥土祐木子が北朝鮮に拉致された場所に近い。後年、民間団体の「特定失踪問題調査会」は、元北朝鮮工作員から「美保さんに似た人物を平壌で見た」という目撃情報も得た。にもかかわらず山梨県警は拉致を否定する発表をしたのである。
18年間拉致認定がない理由とは(53) | Tansa
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nenbutsushuart · 9 months ago
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「釈迦八相」欄間彫刻 釈迦堂 YouTube https://youtu.be/xnfWYMyEi1g
「釈迦八相」と画像検索すると、念佛宗の画像が上位に出てくるようになってきました。
「釈迦八相 念佛宗」で検索をお願いします。 多くの方が検索すると検索補助に出てくるようになるかもしれません。
釈迦堂外面の欄間には、八相成道とも、釈迦八相とも言われる、釈迦御一代記が示されています。 幅3220 高1390 厚450mm 楠材
1、降兜率 ごうとそつ 釈尊は、過去に八千回もの輪廻を繰り返し、兜率天に昇り、善慧菩薩(ぜんねぼさつ)となられました。 機が熟し「我今、佛陀と成るべく閻浮提(人間界)に生まれる」と、六牙の白い象に乗り、降臨されました。
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2、入胎 にったい 七月十五日、菩薩が、六牙の象に乗って虚空の中から来りて、胎内に入る夢を見られた摩耶夫人は、ある婆羅門より、「胎の子は必ず佛に成るべき瑞相を現している」と教えられました。
3、誕生 たんじょう 四月八日、ルンピニlの花園の無憂樹(むうじゅ)の下で、摩耶夫人がその枝に手をかけた時、右脇から釈尊が誕生されました。 降誕された釈尊は、七歩歩まれ、右手で天、左手で地を示して「天上天下唯我独尊」(てんじょうてんげゆいがどくそん)と呱々の声をあげられ、七歩の跡には、七茎の蓮華が生じました。
4、出家 しゅっけ 何の苦労もなく、ひときわ恵まれた環境で育てられたにもかかわらず、老、病、死の苦から逃れることができない、一切皆苦を悟られた釈尊は、地位、名誉、財産など、全てを捨てて出家されました。御歳二十九歳。これ以後六年にわたる苦行を始められました。
5、苦行 くぎょう 多くの師について修行しても依然として、人間の苦悩の根本解決には至らず、釈尊は前正覚山(ぜんしょうがくざん)でただ一人、苦行を続けられました。 その凄まじさは、「過去にも、また未来にもこれ以上の苦行はない」とされるほどでした。
6、成道 じょうどう 苦行は、根本解決ではないと���破された釈尊は、尼連禅河(にれんざんが)で身を清められ、乳粥の供養を受けられると、菩提樹の下で膜想に入られました。 悟りを得るまで決してこの座を立たぬ、という強い決意のもと、欲望の支配者・悪魔を退け、ついに悟りを得られました。
7、初転法輪 しょてんぽうりん 御自ら悟られた佛法を、人々に弘めるように梵天から懇願された釈尊は、かつての修行の仲間を訪ね、鹿野苑で五人の比丘に初めて佛法を説かれました。 これを「初転法輪」といいます。法輪を転ずるとは、最高の真理を世に宣布することです。
8、涅槃 ねはん 釈尊は、クシナガラの地で、沙羅双樹の下に身を横たえ、涅槃の時を迎えられました。 時は二月十五日。最後のお言葉は、「万物は移ろいゆく、怠りなく精進せよ」 その御入滅を惜しみ、時ならず沙羅双樹の純白の花が降り注ぎました。
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ashi-yuri · 2 months ago
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漫画感想文(2024年11月)
現実逃避のためずっと漫画ばっかり読んでいたので感想を残しておく
「とりかえ・ばや」さいとうちほ
ウテナの話をして、途中まで読んでたのを思い出したので。平安時代の男女双子を入れ替える「とりかへばや物語」を現在の少女漫画へ翻案したもの。
神秘的な表紙イラストがとにかくよかった。絵がきれいでずっと目の保養。東宮と睡蓮のコンビがずっとほのぼのかわいくて癒しでした。ほかは結構関係性がたいへんだから……
テーマ的にジェンダー・セクシャリティのゆらぎを扱うことになるので、現代の少女漫画として読みやすいバランス取れてるかなとどうしても外側の視点が出てくる感じもある。氷室冴子による先行作「ざ・ちぇんじ」もあるし。二組の男女関係に落ち着いていくのは正統派少女漫画として読みやすくてたのしかったけれど、2024年に描かれるなら特に沙羅まわりはまた別のバランスありそうと思ったりした。そもそも落ち着かなくてもいいのかも。(完結は2018年)
「殺し屋1」山本英夫 1巻のみ
変節ラブストーリーと聞いたので。でも1巻でギブアップ。
過剰なグロ・暴力描写もそうだけれど、それ以上に作品内の暴力を支え正当化する理屈と感情の方が自分にはキツかった。DV受けてる女性に対する主人公の視線やそこから派生する暴力はじめ、すべてがほんとうにムリ。暴力を振るう以外に選択肢が浮かばない・ピュアだからという描写で過剰な暴力が無意識に正当化されてそうなのもいやだ。
ただ、ここに描かれる強烈な劣等感と痛みに強く共感できる人は多いと思うし、その感情を漫画的デフォルメを用いて純度高く表現していることは伝わったので、読んでみたのはよかったかな。情報の多い現代にこの純度の感情で書くのは難しそうなので、歴史的な価値があるかも。
「ふつうの軽音部」原作:クワハリ 作画:出内テツオ
各所でおすすめされていたのでミーハーな気分で。ふつうにおもしろくおすすめできる作品。
漫画っぽいキャラクターとちょっとだけ漫画的フィクションをまじえた、特別じゃないふつうの高校生たちのふつうの軽音部の風景。2024年にあってほしい「ふつう」をうまく形にしてるなあと思った。
邦ロックほぼ聞いたことないけれど、歌や歌詞がうまく引用されててPVとかちょっと気になる。
「ディエンビエンフー 完全版」西島大介
最近作者さんがインディーゲーム作ったり賞取ったりでいろいろ活躍されていたので。「無題さんアドベンチャー」はオーソドックスでたのしいGBStudio製ゲーム。
いまさらすぎるけれど、1巻はほんとにすごい!
ベトナム戦争という現実に対して、日本のマンガというサブカルチャーがなにを描き、なにを伝えるのかというひとつの答えになってる。
マンガらしいちっぽけな自意識や女体への欲望、デフォルメされた過剰な暴力表現、ご都合主義的な展開、余白ばかりのページターナーはばかばかしいまでに残酷な現実に呼応する。
歴史的な正確さではなく、当事者への誠実さでもなく、ポップで都合の良いフィクションでかろやかなマンガだからこそ描きうる広く伝えられるリアリティと戦争の一面があるように感じた。
進むほど、いわゆる「マンガとして」おもしろくなってしまって、当初どこかにあったリアリティが後退し、繰り返しも多くてやっぱり勢いで描きうる内容に対して長すぎたのだと思う。キャラクターが多彩で魅力的なことが作品の足を引っ張ることってあるんだ……
でも描かないとわからないこともあるんだ��うし、中だるみがほんとに長いけど、とりあえずちゃんと当初予定されていた完結まで描いてくれて、読めて良かった。アオザイ通信たのしい。
そして、自分はこの結末となにか別のものを望んでいたのだと思う。
新作のカンボジア内戦を描く「コムニスムス」読もうかな。
阿賀沢紅茶「正反対な君と僕」
ラブコメすきなので。もうすぐ完結。
いまっぽい(のだろうか?)高校生たちの学生生活の話。ほどよく繊細でノーストレスで読みやすい。これも今時あってほしい学生生活が形になってるなあという印象。
恋愛模様については描かれてるとおりなのだけれど、アズマに関しては許容量が大きい分だけまじでわるい男にひっかかったらたちわるく続きそうなので、ほどよくめんどくさいタイラに落ち着いてよかったなとほっとした感じ。このままイライラしたり許したりしていてほしい。おせっかいな親戚の気分。
ちゃんと恋愛にいかない選択肢を示した後で、それでも違う関係を示唆して選ばせたのはなんかよかった。
リンクは自分用の画像参照用なので適当でした。
まとめ
読んでる時の情緒を反映して作品ごとのアップダウンがはげしく、大変なめまいがする読書体験だった。情緒がめちゃくちゃ。
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shukiiflog · 1 year ago
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ある画家の手記if.124  告白
香澄と一緒に車で家を出た。留学から帰ってくる絢の迎えに。 絢と僕らはもう親戚ってわけじゃないけど、僕も香澄も少しでも早く会いたかったから。 かいじゅうくんキーホルダー、役に立ったかな…。 出てくる前に香澄とじゃれてた名残でまだ少し体があつい。車内の空調を強くしたら髪の毛が後ろに靡いた。 香澄も僕もだいぶ髪が伸びた。僕の髪はちょっと前は大型犬の尻尾くらいの長さだったけど、今はクラゲの触手くらいの長さになってる。
空港で会えたのは絢だけじゃなくて、ちょうど同じタイミングで帰ってきたまことくんと雪村さんと光くんもだった。 絢に「おかえり」って言って頭を撫でたら撫でた手に噛みつかれた… 合間をみて雪村さんにちょっと大きめの箱を渡す。「帰国祝いです」って笑って渡したら向こうも笑って受け取ってくれた。 いい包装紙がなかったから山雪の工房を借りて、大きな紙に自分で描いてデザインしたかいじゅうくんと絢ちゃんの柄を刷ってみた。包装するリボンにも、綺麗にレタリングしたアルファベットとかいじゅうくんと絢ちゃんの顔を描いて、シルクスクリーンで刷って入れた。 かいじゅうくんもだけど、雪村さんにあげるなら絢ちゃん���一緒に入れたほうが喜ばれるかなと思って。絢が僕に絢ちゃんを見せてくれたのは病院に持ってきてた一回くらいだけど、たまに送られてくる画像にもよく写り込んでるし特徴は覚えてた。 絢はたまに、みんなにじゃなくて僕だけに画像だけ送ってきてくれたりする。嬉しい…んだけど、謎の画像が多くて、どれも絢が外を歩いてて撮った写真みたいなんだけど、枯れた蓮のドアップだったり、寂れて朽ちて顔の印刷が禿げた公園の動物の遊具だったり、…謎だ。毎回一応送ってくれた写真にはコメントしてる。
帰って来るやいなや絢と一緒にあっという間に香澄も攫われていって、残された僕とまことくんとでぽかんとその場に立ち尽くす。 正確には僕一人。まことくんはそこまであっけにとられたふうでもなくて、慣れてるみたいな涼しい顔で絢たちを見送ってた。オーストラリアでもこんなことあったのかな。 このまま香澄も一緒に行かせちゃっても特に危険はないと思う…わがまま言ってるふうでいて絢がそう判断してもいるんだろうし…。 絢の家族の人間性とか危険性については香澄からも絢からも僕はほとんど聞いたことがない。それぞれ個人についてなら間接的な情報を聞けたこともあったし、それが無意味ってことじゃないけど。情香ちゃんからの報告も、つまるところあくまで情香ちゃんへの対応なんだと思う。 僕は香澄みたいに彼らと個人的な関係を築けてるわけじゃない。…でもみのむしくんは渡せた、これ以上は高望みかな。 ひとつ音にもならないくらいのため息をつく。煙草…はここは禁煙かな。 となりのまことくんのほうへ視線をやって話しかける。僕はまことくんにも話しがあったんだった。 「まことくんは機内でなにかもう食べた? 僕は空港内のカフェで軽く食べて帰ろうと思うけど、よければ奢るよ」 にっこり笑って誘う。「君と少し話せたらなって思って」 「え?や…ありがとうございます…」 まことくんは愛想笑いでも警戒するような感じでもなく、僕に対して特にどういう感情もなさそうな顔。 「食べて帰ろうかと思ってますけど…  香澄も絢も居ないのに俺だけなんか悪いですし」 お辞儀してそのまま一人で行っちゃおうとするから、もう一声かけてみる。 「香澄も絢も居なくていいかな。できれば君と個人的な話が二人でできればいいなって思ってたから。…無理強いはできないけど」 まことくんがカフェに向かって歩き出す僕の斜め横にくる。 「そういうことならありがたく奢ってもらいます。院生て金無くて。留学とか行っといてなんですけど」 今の言葉でとまってくれたのかな。その前と言ってることはほとんど変わらないけど、どこで思いとどまってくれたんだろう…。 「お金があってもなくてもやりたいことはやらなきゃね」 院生か。僕は院には行ってないけど卒業後それなりに極貧生活だったな。まだやってることがはっきりとは結実しない期間ってことなのかな。 院には慧が行ってた、その��の部屋に僕はしばらく入り浸ってたから、まことくんと慧では分野は違うだろうけど院生がそれなりに忙しいスケジュールを抱えてるわりにまるで儲からないのはなんとなく知ってる。 一緒に来てくれるってことで、まことくんの肩からひょいっと荷物を預かる。僕のランチの提案で重たい荷物を抱えて当初の予定より余計に歩かせることになるから、せめて。飛行機から降りたばっかりだし。 そのとき気付いた。まことくんの荷物の端っこで揺れる、荷物に付けてあるキーホルダー…木彫りの、かいじゅうくん、僕が香澄と一緒に作った 「ーーー……」
まことくんと二人で入ったのは飛行機の離着陸や滑走路が見える日当たりのいい綺麗なカフェ。 軽く食べるっていっても僕はもともとが一度にそんなに食べきれないから小さなワッフルとコーヒーだけ。 夏だけど僕はコーヒーは一年中ホットで飲んでる。空港内は涼しいからまことくんもこの季節に見てて暑苦しいってほどじゃないはずだ。 テーブルの向かいの席にまことくんも座る。 こうして綺麗に正面から姿を見るのは初めてかもしれない。 絢や香澄と一緒に家に遊びにきてたことは何度もあるけど、まことくん個人と面と向かって話したことはない。 顔立ちはシャープな印象だけどパーツや骨格の造り自体はそんなに細く鋭く尖ってるわけじゃない、骨ばってもない、てことは表情でかなり顔が変わるのかな? 造形より印象が圧倒的に強く出てる。 表情豊かな人だ、多分。造作的な表情の変化の幅が大きくて広いって意味じゃなくて、ほんの少しごく僅かな表情の変化だけで内面や感情を非常に雄弁に物語る、って意味で。 少ない情報…出力から、相手に膨大な入力をもたらす相貌、ひとの顔は見る人間と見られる人間の双方の視線で織りなして編まれる、出入力のアンバランスが造作より印象が圧倒的に勝る容貌に繋がってるのか…どうかな… まことくんが飲み物しか頼まないから「好きなもの頼んでいいよ」って言ったら僕と同じワッフルを頼まれた…   さっきお金ないって言ってなかったっけ…  あんまり量食べないほうなのかな 余計なことかもしれないけど、店員さんにメニューの中からいくつか腐りにくい日持ちしそうな料理を頼んでテイクアウトにしてもらった。 コーヒーに口をつけながらまずはなんてことない話を始めてみる。 昔、慧につっこまれた、突然本題を相手の顔面にパイみたいにぶつけていく話し方やめろ、それは会話じゃない、って。 そのパイをぶつける話し方って案外、美術講師をやってた頃には生徒に通用してたんだけど。先生と生徒なら、要点が話の頭に来たほうが早くて助かる、ってことだったのかな。 「そういえばまことくんの名前って本名じゃなかったんだね、最近香澄が呼び方を変えたので初めて知ったよ」 まことくんも飲み物を飲みながら答える。 「そうですね。まことって呼んでたのは香澄の勘違いというか…本名は張磨寿峯です」 ことねって名前がふとした話題に出てきたとき、最初僕は香澄が誰の話をしてるのか分からなくて、新しい友達ができたのかなと思った。なんとなく、香澄も呼び方を変えてすぐにしっくりきたわけでもないみたいだった。 名前、というより呼び方なのかな、相手そのものの僕の中での存在のあり方を呼称って形で包括してる。呼び方を変えるときは相手の存在形式が大幅に変わったときか、変えるときで、だから僕の中では絢はずっと絢だったりする。 …僕は名廊に絢がいたときから、絢のことを「絢」って呼んでたから。あの日理人さんと会って。今でも僕が「絢」って呼ぶとき、それはなんとなく「雪村絢」の絢じゃなくて「絢人」を略したものとしての絢だったりする。…言わなくてもいいことだから、言わないけど。 「はりまことね… 綺麗な名前だね。…僕も呼び方変えたほうがいいかな?」 香澄から呼び方を変えた経緯とかは聞いてないからまことって呼ばれるのになにか不都合が起きたんじゃ… 「呼びやすいように呼んでください。絢はまだまこって呼んできてて、逆にぬいぐるみのサメに寿峯って名前つけてんですよ。まぁそういうのも別にいいかなって思います」 杞憂だった。 絢はまことくんにもぬいぐるみ買ってたのか…。 …そう言われれば…こう、鋭利な印象と魅力的な部分に相似が…  もしかして絢もそう感じた…? 「サメ…  ………まことくんがサメに似てるから…?」 訊いてみたらまことくんの表情のニュアンスが少し変わった。嬉しそう…楽しそう…? 「そうそう、サメ似てるって…絢から聞いてました?」 「いや、僕は何も聞いてなかったけど、印象が似てると思って…」 絢はぬいぐるみが好きなのかな。そういえば僕によくノエルぶつけてくるね。好きな人にそのイメージのぬいぐるみをあげてたりするのかな。 僕から見るとサメってすごくかっこいいけど、絢から見てもまことくんはそんなふうに見える? なんとなくにこにこする。 そのまま立て続けてサメからゆきちゃんからノエルからかいじゅうくんからみのむしかいじゅうくんの話をしそうになって一度冷静になる。 留学から帰ってきてまだそのままだし、そんなにここに長居させるわけにもいかない。国が変わると空気とか水とか匂いに慣れるまでに時間がかかるとか体壊すとかって前に稔さんから聞いたような…。 僕とまことくんとはしょっちゅう会えるわけじゃないから聞きたいことがあるなら今聞いておかなくちゃ。 「そういえば絢から通話で聞いたよ。まことくん、絢と付き合い始めたんだって?」 僕が聞きたかったのはそういう話。 まことくんはさっきの顔からまた元に戻って短く答えた。 「ああ…はい」 「…」 こういうのって、例えば家族とかでも本来は無遠慮に聞いていい話じゃないんだろうな。誰とどう交際するとか結婚するとかって。 名廊はそのへんも古いからな…そろそろ誠人くんがそういうのにも耐えがたくなって変えてそうな気もするけど。男女関係なく、誰かと交際するときはもちろん結婚前提だし、相手もそれなりの家で、相手の家の親族は軽く洗ってあまりに見るに耐えかね���人物がたとえ遠縁にでもいたらそこで話は終わり、とかだった。 ずっと家の子供たちを幼稚舎から西蘭に通わせる理由にそれもある。あの学内だけでプライベートな人間関係が構築されるなら、西蘭には名家の子や一定レベル以上に優れた能力を持つ子しか入らないから、学内で普通に恋愛しても家曰く「ひどいハズレ」を引くことがない、とかなんとか。…考えてて嫌になるし、実際嫌になったから僕は大学は別のとこにいったんだっけ… 「…立ち入ったことだったかな」 眉を下げて訊いたらまことくんがフォローを入れてくれた。 「いえ、絢が香澄と直人さんに伝えたのは聞いてました」 まことくんと絢が付き合い始めたのが留学期間中であってるなら、まだそんなにどういう交際になるのかとか、はっきりしてないのかもしれないし、僕は別に波風立てたいわけじゃ…ない。 「…伝えてきたのは絢の行動であって君の積極的な意思が伴ってたのかはわからないし、だから僕がその事実関係を知ってることを君も知ってることと、僕がその関係について絢じゃなく君にも遠慮なく踏み込んだ話をしていいのかは、別だから…」 慎重に言葉を選ぶ 相手を悪戯に傷つけないように 土足で踏み込まないように 「君が嫌なら金輪際絢との関係については話題にしない…って言いたいけど、最低限僕が君としたい話だけ、ここで僕にさせてくれるかな」 どこまで僕がエゴを抑えて話せるか 「答えられることなら」 まことくんはさっきまでと同じ声で答えた。 「絢が香澄と直人さんに伝えたいって思うのは納得できてますし、俺もそれは了承してます。でも今は俺しかこの場に居ないから。俺一人で答えられる範囲じゃ無いって思ったら、それはすみませんけど、話せないってこともあるかも。それでもよければ」 むしろここに絢もいたら、絢は僕がまことくんに聞きたいことや話したいことを茶化したり誤魔化してくるか混ぜっ返してくる。そしてもう一度同じ話題に戻れない流れを作る。絢はそういうのが上手い、ここでは厄介な存在だから、今はいないほうがいい。 …なにから話せばいいのかな   絢とまことくんが付き合うって知って頭を掠めたものはなんだったっけ …髪留め
「…邪推の域を出なくて申し訳ないけど、僕はずっとまことくんは絢じゃない別の人のことが好きなんだと思ってたんだ。今もそうなのかなと、僕は思ってる。…僕はなにか勘違いをしてるかな?」 向かいでまことくんが唖然と…ぽかんと…?してる。 脱線してないことを示そうとしてにこっと笑って続ける。 「…僕は君がその人の誕生日に髪留めを贈ったのを知って、そうなのかなと思ったんだけど。」 「え」 まことくんの食べてる手が止まった。目が合う。…これもあんまり僕からは言っちゃいけないことだったかな。  これに関しては何も攻撃の意図はないから最初に声をかけた時のまま、穏やかな笑みを崩さないでおく。 「香澄のことですか」 「うん。決められたたった一人の相手としか恋愛や交際をしちゃいけないとは僕は思ってない、けど…自分の���事な子たちに無節操に軽い気持ちで手を出されるような動きをされると心中穏やかじゃない。香澄にも絢にも、幸せになってほしいから」 香澄は僕が幸せにするけど、香澄に髪留めを贈って、絢に告白されたら付き合って、僕はどっちのこともいい加減に扱われていたずらに気を持たせて蔑ろにされたようで   少し怒ってて でも  …どういう行為が本人の中で下衆な行いだって認識されてるのか、その行動を一人一人の相手がどう受け取るのかは、分からない…場合によってはそれでいい関係だって多分あるんだ    今回は僕がただ拭えない違和感を感じただけで、それだって僕は本来部外者だし… 僕と香澄と情香ちゃんの関係だって、信じがたい、受け入れがたい、って人はいる   パーティでそういう声も聞いたから だから結局僕の気持ちより絢の気持ちのほうがずっとずっと今は大事にしなきゃいけない でも絢は… 傷つけられても、…気付けないかもしれない 「…君は絢のことをどう思ってるの」 まことくんは訝しげな表情で僕にしっかりした声で返した。 「俺は付き合うなら一人だけです。絢と付き合うなら二股とか浮気はしません」 眉が下がっていく… 一緒に目線も下がって、手元のコーヒーをじっと見つめることになった。 「それは君の主義信条方針であって君の気持ちは一言も出てきてない。僕はそれが怖い。僕は、絢のことをどう思ってるのかって聞いたのに。…」 どんな崇高で堅牢な主義思想や人道的な判断を貫くより絢のことを誰より一番に最も深く愛してほしい、どれだけ道に外れることになっても愛の形が歪になってでも   …どこからが僕の本当の願いで、どこからが変えられなかった過去だ 悲しい顔した僕の向かいでまことくんは少し気分を害したみたいな空気で言った 「…好きですよ」 その言葉に、僕は「お前ごときに絢を幸せにできるとでも思うのか」って怒鳴りたかった、そうしなかったけど その言葉は本来はまことくんに向けられたものじゃない、その怒りも、本当は僕に向けられたものだ、だから言わなかった 今ここでこうして絢の恋人相手にあれこれ訊いてみるなんて滑稽な真似してまで僕は絢に幸せになってほしい、 そうじゃないと僕が困るから? 絢は僕の犯した因果から産まれた 僕一人では負いきれないほどの咎を、まるで無関係のはずのまことくんに負わせてしまったような気持ちでいる、 僕が 絢を幸せにしてあげられればよかった 誰より深く優しく愛して死ぬまでそばにいて慈しんであげられたら それはできない 僕が絢を一人の連続した人間だってふうに思えるようになったのは、香澄に会って 香澄と愛し合ったから 深く優しく慈しむような愛し方も 僕の中には元々なかった 香澄と関わって育まれたものだ それは香澄と僕で編んだもので、僕が一度そういう愛し方を学んだからって誰しもにそれを適用できるわけじゃない  あくまでその人との関係の中で生まれたものを途切れないように大事に紡いでいくだけで、それがどこに行き着くかどんな形になるのかは、そうしてみないと分からないし、香澄とまったく同じ���になることは相手が誰でもきっと起きない
「…」 少しの間黙り込んじゃったけど、手元のコーヒーを一口飲んでからまことくんに柔らかく微笑みかけて、話を続ける。 「そう…  それならよかった。…僕が訊いて君が答えてくれたのに、言われたことを鵜呑みにもできなくてごめんね。君を信頼してないってこととも違うんだけど…。」 好意なんてものを単純に絢にとって良いものだなんて信じられるわけがない、絢だけじゃない、好意をかさに着て香澄に好き勝手に振舞ってきた人間がどれほどいたか いつも好意はどんな悪意より尚たちが悪かった 好きだって、まことくんの言ってる好意がどういうものかは、真実を僕が知ることはなくてもせめてこうして話さないと何も分からない 「…僕は当人と直接一対一でのコミュニケーションを重ねないことにはどうにも個人像が得難いらしくて、今まで君のことも家で幾度となく見かけて挨拶を交わしたりもしてるのに、僕には君をどういう人間のようにも思えなかった。こうして多少不快なやりとりを通してでも僕は君のことを知りたかった、絢を傷つける人間を僕はもう二度と絶対に許さないから。」 理人さんも、誠人くんも、僕も。 流石にもう分かってるよ、理人さんが優しくて儚げで壊れそうなお兄さん、なだけじゃなかったこと。…誠人くんも。…僕も。 まことくんは…どういう人なのか。プロファイリングみたいな成果がこの会話で欲しいんじゃない、お互いの中にまず一人の人間として根を下ろす覚悟がまことくんにも僕にも必要じゃないかなってことなんだけど…。 まことくんが僕の少々重たい言葉を継いだ。 「…絢がすごく真剣に物事考える奴だってことは俺も感じてます。だから正直なんで俺?って思いましたけどね。直人さんみたいに周りに絢を心配する人が居るのはあいつにとっていいと思いますよ。俺は俺が関わる以上のことは絢にしてやれないんで」 ………。 絢に…何かを要求してるわけじゃない…? 関わる以上のことはできない…  なら、 どう関わりたいかだけがネックだ。 「僕はもう絢にとっては親戚でも従兄弟でもなんでもない存在だから…正直どこまで僕の一存で絢に鬱陶しくいつまでも構っていいものかはずっとはかりかねてるんだけどね…。君は、絢とどういうふうに関わっていきたいと思ってるの?」 ここまで訊いていいのかな、嫌なら「答えられない」で済むからいいのかな、とか思ってたらまことくんの顔から力が抜けた…僕なにか変なこと訊いたかな… 「どうっていうか… 俺わりと絢はそのまんまで好きなんで。絢がやりたいようにやってるとこ見てられればそれで」 「ーーー……」 「俺も絢もやりたいこと違うと思うんですけど、それでも相手の興味あることが自分の糧になったりもしますし」 「………」 ………そっか…  絢は今度は 際限なく尽くして相手の欲求や混乱を鎮めて満たしていくような関係�� 自分を少しでも損なうような関係は、望まなかった…のか 絢のことが…  そのままで好き…… 「………まことくんは、なんで自分なのかって言ってたけど、僕は今すごくよく分かったような気になったよ…あの家を出たあとの絢らしいね… 前からいい子だったけど、ずっとずっといい子になった…」 自分で言ってて優しい気持ちと一緒に笑みが溢れる。 「僕だけかもしれないけど話しを聞けてすごく安心したよ。好意を振りかぶって傷つけてくる人間が、大勢いたから…好きだから付き合うってだけじゃどうしても警戒心が抜けなかったんだ」 そのままの絢が好き… 絢に何を求めてるんでもない、何でもこなす器用なあの子にそのスペックを自分との恋愛に活かしてほしいだとか、あの美しい容姿を連れ歩いて自己顕示の道具にしたいだとか、ただ愛玩したいだとか、そういうのじゃなかった…  僕がほっとしてる間にまことくんは「はぁ。そうですか」てまた元の顔に戻っちゃってる。…?違う感じもする… おたおたしながらコーヒーに口をつけて弁解みたいなことを言う。なんとなく目が泳ぐ。 「ご、ごめん、絢の話ししてたのに自分語りみたいになっちゃったね。喋るの苦手で…話すとき言葉が抜けがちとか主語がないとか日本語じゃないとかよく言われるんだ…」 正直に白状したらまことくんに笑われた。苦笑いみたいな感じだけど。 マグの向こうをそっと見る。この子ちょっと困ったような感じの苦笑みたいな笑顔が映えるな。少し痩せ気味の体型とも合ってて全体の空気に統一感がある。苦笑に皮肉や嫌味っぽい暗い雰囲気が混じらないから向けられたほうも嫌な気持ちにならない。無表情に近いときの顔の造作がそういう笑みの印象から…遠くはないけど、でもすぐに思い描ける感じでもないから、そこに少しのギャップがあるのかな。 「日本語になってないって…」 まことくんは苦笑したまま返してきた。 「や、別に、会話って言語外のニュアンスが色々ありますから」 「…ニュアンス頼りだと齟齬にいつまでも気付けないこともあるし…」 僕の場合はニュアンス以前な気がするけど… 「香澄に会ってからは気をつけようとはしてるんだ…あの子ははじめて会った頃はあんまりどういう言外のニュアンスも醸さなかったから、僕も何も汲まなかったひどい歴史があって… …絢はそういうとこは醸すかどうかしっかり統制してるからこれもやっぱり僕には難しいんだけど…相手が汲んでほしくないものは汲めないし…」 「そういうものじゃないですか、人間関係は」 僕がおたおたしてたら総まとめにされちゃった…。 続けづらくて黙ってコーヒーを飲んでたらまことくんが続けてくれた。 「俺は前まで絢が好きなのは香澄だと思い込んでたんですけど まぁ、そういう…はっきり言われないとわからないこともありますね。絢が香澄を好きなのは間違いないと思いますが」 「…?うん。…?」 絢は香澄が好きで香澄も絢が好きでまことくんは香澄が好きだけど絢も好きで付き合ってて、…いい関係だと思うけど… 「留学最終週とか絢ずっと香澄に会いたいとかくっつきたいとか色々言ってて、それで今日会った途端あれじゃないですか。マジで置いてかれたし…」 まことくんがちょっとおかしそう?に笑って��� 絢、もうすでにまことくんに甘えきってるな… 「置いてっても君ならちゃんとそこにいると絢が思ってるからでしょう。両想いだね」 僕がそう言ったらまことくんは笑顔の余韻を漂わせてる。 「あー…まぁ…だといいですね…」 真っ先に駆け寄っていく相手と、置き去りにしていく相手。どっちがどうとは言えないけど、違う形の信頼関係が両者とそれぞれにあるってことかな。 「僕は絢が君を選んだことがすごく嬉しいよ。どれだけ今の段階で深く愛しあってても、絢が香澄を恋人に選ぶよりも、君を選んだことが。 あの子は生まれた時から自分のすべてをたった一人のひとに捧げて、その生き方を愛ゆえだと思うことで耐えて生きてきた。本当に愛かもしれなかった、それはもう分からないけど、絢の世界ではずっと愛し愛されることはあの子が身を削る形のものでしか成立しなかった。 でも君はそのままの絢が好きだって言った。絢はやっと身を削らなくてもそのままでいるだけで愛し合える相手を見つけて、そういう君のことを、自分の意思で選び取れたんだと思って。」 きっと怖かったんだろうな。がんばったね絢。 笑んだ目元に自然と涙が薄く浮かんだ。僕のほうにまっすぐ視線を向けたまま、まことくんは黙ってた。 僕から続ける。 「それに君はいくら恋人でも絢のために身を削る真似はしない、…ような気がした。」 にっこり。これから変わるかもしれないけど。 「まぁそうですね」 そうであってくれるから、絢はまことくんを選んだんだろう。 僕の勝手な想像だけど、絢から聞く限りでは、絢がまことくんとの関係を恋人って形にするのを少し急いたのは、絢が香澄と今後も一緒にいるためでもあったような気もする。 自分の気持ちの成就もあっただろうけど、絢の人間関係はそれほど大きな広がりを見せることはもうないはずで、絢と香澄はそうならないように思いあっているものの、お互いに少し、お互いのことになると我が身を省みなくなるところは…あるよね。 長々話し込んだけどコーヒーも飲み終わったし、まことくんも食べ終わってるから日が落ちる前に空港を出る。夜道の運転は暗所が見えない僕は避けたほうがいい。 「食べ終わったし、そろそろ僕らも帰ろうか。送っていくよ」トレーを持ってワッフルを包んでた紙を丸めてゴミ箱に入れながらまことくんのトレーも彼の手から預かって片付ける。 「はい。じゃぁ…ほんといいんですか奢ってもらって」 「もちろん」 会計しながら話す。 「まことくんは遠慮しそうな気もするけど、ご飯作るのが面倒だったりお金がなかったらいつでもうちに泊まってってたくさん食べてってね。一人暮らしだって聞いたし。香澄も喜ぶよ」 「ありがとうございます。機会があれば」 丁寧に「ごちそうさまです」って言って僕に頭を下げる、わかりやすい愛想はそんなにないけどどこも無礼じゃない…躾の行き届いた子?っていうのかな…?いや、この年齢ならもう躾とかってことじゃないのかな…。
香澄と絢は向こうの車で帰ったみたいで、ロールスは駐車場でいい子に待ってたから後部座席にまことくんを乗せる。 僕が持ってたまことくんの荷物も乗せて、その横に食料を乗せた。 ふと思いついて運転席からバックミラー越しに提案する。 「今日はうちに泊まっていったら?今夜は香澄も絢のところに泊まるみたいだから僕も家に一人だし。おいしい晩ごはん作るよ」 さっき香澄と絢から連絡が来てたのを見た。僕一人だとちょっと寂しい。 「いや、さすがにそれは…帰って荷ほどきとかもしたいんで」 「そっか」 今まではずっと留学先で絢と同室だったみたいだし、急に一人の部屋に戻って一人で寝起きするのも寂しいんじゃないかなと思ったんだけど、一人のほうが落ち着くし静かでいいって場合もあるし、これも無理強いはできないな。 「じゃあせめて家まで送っていこう」 そこから先はまことくんのナビで一緒にまことくんの下宿までいく。 車の運転はなるべく安全運転で。 後ろのまことくんに話しかける「そのキーホルダー、絢からもらった?」 荷物についてたかいじゅうくん。僕と香澄がお守りに渡したものを他の人に渡すなんてよっぽどだ。 まことくんは「借りてるだけで返します。それも何度も断ったんですけど」って言ってる。相当絢が食い下がったな。お守り、自分よりまことくんに持っててほしかったのかな。
まことくんの下宿についたら、車から荷物を持って降りる彼に、カフェで受け取った大きな袋を運転席から差し出す。 「これ、さっきのお店のメニューで日もちしそうなやつをテイクアウトしといたんだけど…疲れてるかなと思って、数日は料理しなくていいように」 慌てて付け足す。 「アレルギーとかあったり食べきれなさそうだったらこのまま僕が持って帰るよ」 「あーありがとうございます…なんか色々してもらって」 絢を呼べばぜんぶ処理できる気はするけど、絢ももしかしたら今頃はしゃぎすぎて熱出してるかも。 まことくんは袋の中身を確認して「助かります。いただきます。ありがとうございました」って綺麗にお辞儀した。 背筋もいいけどお辞儀の仕方が綺麗なだけじゃない、茶道じゃない…何か武道をやってたのかな。 「役に立ちそうならよかった。それじゃあ、お疲れさま。留学先から絢を無事に帰してくれてありがとう。おやすみ」 運転席の窓を閉めて車を出す。
聞きたいことが聞けたのとはちょっと違ったけど、それより当初の目的は達成できてる気がする。 最初はたしか香澄の話題に頻出していた、名前だけの存在だった”まこと”くんに、実体が伴い、造形が伴い、存在感が伴い、今日ようやく僕なりの像が得られた。 これからそこに少しずつ違うものが追加されていったらいいな。
香澄視点 続き
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kachoushi · 2 years ago
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各地句会報
花鳥誌 令和5年4月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和5年1月4日 立待俳句会 坊城俊樹選 特選句
年賀状投函ポスト音を吐く 世詩明 大冬木小枝の先まで空を突く 同 猫寺の低き山門虎落笛 ただし 福の神扱ひされし嫁が君 同 石清水恙の胸を濡らしつつ 輝一 阿弥陀様お顔に笑みや秋思かな 同 去年今年有縁ばかりの世なりけり 洋子 潮騒の聞こゆる壺に水仙花 同 羽根をつく確かなる音耳に老ゆ 同 時々は絵も横文字も初日記 清女 初電話友の恙を知ることに 同 暁に湯気立ち上がる冬の海 誠 大寒のポインセチアに紅のあり 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月5日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
初暦いかなる日々が待ち受けん 喜代子 おさんどん合間に仰ぐ初御空 由季子 病院の灯消えぬや去年今年 同 雪掻に追はれつつ待つ帰り人 さとみ 海鳴りや岬の水仙なだれ咲く 都
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月7日 零の会 坊城俊樹選 特選句
あをき空うつし蓮の枯れつくす 和子 蓮枯れて底の地獄を明るめる 軽象 枯はちす揺り起こすなり鐘一打 三��� 破れ蓮の黄金の茎の高さかな 炳子 枯蓮の無言の群と相対し 秋尚 弁天の膝あたたかき初雀 慶月 面差しの傾城名残青木の実 順子 男坂淑気を少し漂はせ 三郎 恵方道四方より坂の集まり来 千種 葬儀屋の注連縄なんとなく細い いづみ いかやきのにほひに梅の固くあり 要 枯蓮のやり尽くしたる眠りかな 佑天
岡田順子選 特選句
枯はちす揺り起こすなり鐘一打 三郎 鷗来よ枯蓮の幾何模様へと 俊樹 そのあとは鳶が清めて松納 いづみ 毛帽子にまつ毛の影のよく動く 和子 北吹けりもう息をせぬ蓮たちへ 俊樹 蓮枯れて水面一切の蒼穹 和子 人日の上野で売られゆくピエロ 三郎 石段に散り敷く夜半の寒椿 悠紀子 恵方道四方より坂の集まり来 千種 よろづやに味噌づけ買うて寒に入る 眞理子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月7日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
双六やころころ変る恋心 朝子 下の子が泣いて双六終りけり 孝子 短日は数が減るかもニュートリノ 勝利 歌留多とり式部小町も宙に舞ひ 孝子 小春日や生ぬるき血の全身に 睦子 骨と皮だけの手で振る賭双六 愛 京の町足踏み続く絵双六 散太郎 粛々と巨人に挑む年始 美穂 来世から賽子を振る絵双六 愛
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月9日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
双六の終着駅や江戸上り 時江 たかいたかいせがまれて解く懐手 昭子 てのひらの白きムースの初鏡 三四郎 火消壺母のま白き割烹着 昭子 木の葉髪何を聴くにも左耳 世詩明 街筋の青きネオンや月冱てる 一枝 姿見に餅花入れて呉服店 昭子 はじき出す男の子女子のよろけ独楽 時江 一盞の屠蘇に機嫌の下戸男 みす枝 初詣寺も神社も磴ばかり 信子 御降や傘を傾げてご挨拶 みす枝
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月9日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
初明かり故山の闇を払ひゆく かづを 万蕾にある待春の息吹かな 々 小寒や薄く飛び出る鉋屑 泰俊 勝独楽になると信じて紐を巻く 々 仏の前燭火ゆらすは隙間風 匠 筆箱にニトロとんぷく老の春 清女 二千五百歩小さな散歩寒に入る 天空
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月10日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
鋳鉄製スチームの音古館 宇太郎 始業の蒸気雪雲を押しあげて 美智子 溶けてなほ我にだけ見ゆる時雨虹 佐代子 失ふはその身ひとつや冬の蜂 都 寒灯下遺影に深く法華経 悦子 大木を伐られ梟去つたらし 史子 枯木立通り抜けたる昼の月 益恵
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月10日 萩花鳥会
人生の余白少なし冬の薔薇 祐子 裸木が絵になる空を展げゆく 健雄 山茶花や気は寒々と花紅く 俊文 守らねばならぬ家族や去年今年 ゆかり 一椀に一年の幸雑煮膳 陽子 故郷で一つ歳とる雑煮かな 恒雄 昼食後一枚脱いで四温かな 吉之 亡き人に届きし賀状壇供へ 明子 逆上がり笑顔満面四温晴 美惠子
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令和5年1月13日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
初生けを祝成人と命名す みえこ 薪焚の初風呂済ませ閉店す 令子 御降りに濡れても訪ひぬ夫の墓 同 初詣光􄽄現れて良き日かな あけみ 注連飾父の車の隅に揺れ 裕子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月14日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
閼伽桶の家紋色濃し寒に入る 多美女 養生の大樹潤す寒の雨 百合子 勤行の稚の真似事初笑ひ 幸風 いつもならスルーすること初笑 秋尚 臘梅に鼻近づけてとしあつ師 三無 寒椿堂裏の闇明るうす 多美女 多摩堤地蔵三体春立ちぬ 教子 均しある土の膨らみ春隣 百合子 掃初の黒御影拭き年尾句碑 文英 悴んで顔を小さく洗ひけり 美枝子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月15日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
飛石を跳ね蝋梅の香に酔うて 炳子 木道の先の四阿雪女郎 幸風 その奥に紅梅の蕊凜として ます江 黒き羽根なほ黒々と寒鴉 貴薫 不器用に解けてゆきぬ寒椿 千種 入れとこそ深き落葉へ開く鉄扉 同 谷あひに弥生の名残り水仙花 炳子 椿落つ樹下に余白のまだありて 三無 木道まで香り乱れて野水仙 芙佐子 寒禽の群を拒まぬ一樹かな 久子
栗林圭魚選 特選句
山間の埋れ火のごと福寿草 斉 空昏く寒林よぎる鳥の影 芙佐子 厚き雲突き上ぐ白き冬木の芽 秋尚 福寿草労り合ひて睦み合ひ 三無 そのかみの住居跡とや蝶凍つる 炳子 水仙の香を乱しつつ通り抜け 白陶 入れとこそ深き落葉へ開く鉄扉 千種 竹林の潤み初めたる小正月 要 椿落つ樹下に余白のまだありて 三無 せせらぎのどこか寂しげ寒の水 白陶
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月16日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
若きより板に付きたる懐手 雪 北窓を塞ぎさながら蟄居の間 同 昨夜の酔ひ少し残るや初鏡 かづを 九頭竜や寒晴の綺羅流しゆく 同 除夜の鐘八つ目を確と拝し撞く 玲子 初明り心の闇を照らされし 同 一点の客観写生冬の句座 さよ子 翳す手に歴史を語る古火鉢 同 笑つても泣いても卒寿初鏡 清女 餅花の一枝華やぐ奥座敷 千代子 年賀状手描の墨の匂ひたつ 真喜栄 若水を汲むほどに増す顔のしわ 同 裸木村は大きな家ばかり 世詩明 春炬燵むかし昔しの恋敵 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月18日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
水仙や悲恋の話知りしより 啓子 堂裏の菰に守られ寒牡丹 泰俊 餅花やなにやらうれしその揺れも 令子 左義長の遥けし炎眼裏に 淳子 寅さんを追つて蛾次郎逝きし冬 清女 飾り焚く顔てらてらの氏子衆 希子 御慶のぶ一人一人に畏みて 和子 眉を一寸引きたるのみの初鏡 雪 初髪をぶつきら棒に結ぶ女 同 束の間の雪夜の恋に雪女 同 マスクして睫毛に化粧する女 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月20日 さきたま花鳥句会
凍星や夜行列車の窓あかり 月惑 葉牡丹や鋳物の町の鉄の鉢 一馬 どら猫のメタボ笑ふか嫁が君 八草 小米雪運河の小船音もなく 裕章 老木に力瘤あり春隣 紀花 竜神の供物三個の寒卵 ふゆ子 医学書で探す病名寒燈下 とし江 おごそ��に雅楽流るる初詣 ふじ穂 人のなき峡の華やぐ柿すだれ 康子 小正月気の向くままの古本屋 恵美子 寒梅や万葉がなのやうに散り 良江
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月21日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
福引の種考へてゐるところ 雪 枯れ行くは枯れ行く庭の景として 同 懐手して身も蓋も無き話 同 思ひ遣り言葉に出さぬ懐手 昭上嶋子 言ひかねてただ白息を吐くばかり 同 きさらぎや花屋はどこも濡れてをり 同 父の碑を七十余抱き山眠る 一涓 藪入りを明日に富山の薬売り 同 人日や名酒の瓶を詫びて捨つ 同 一陣の風に風花逃げ廻る 世詩明 安座して児の母となる毛糸編む 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月22日 月例会 坊城俊樹選 特選句
舞ひ上がる金子銀子や落葉掻 千種 春近し湯気立つやうな土竜塚 昌文 寒林や父子のだるまさんころんだ 慶月 紅梅のどこより早く憲兵碑 同 冬帝に囲まれてゐる小さき者 いづみ 出征を見送る母子像の冷え 昌文 青銅となりて偉人は寒天に 千種 火の雨を知る大寒の展示館 いづみ
岡田順子選 特選句
狛犬の阿形の息を白しとも 俊樹 勾玉のほどけ巴に冬の鯉 千種 ただ黒し桜ばかりの寒林は 同 ボサノバを流し半熟寒卵 慶月 石に苔泥に苔あり日脚伸ぶ 和子 息白く母子像見てひとりきり 俊樹 寒林の一木たるを旨とせり 晶文
栗林圭魚選 特選句
冬の雲弛びそめたり大鳥居 要 朽木より梅百蕾の薄明り 昌文 ボサノバを流し半熟寒卵 慶月 能舞台脇座に現るる三十三才 幸風 日向ぼこして魂は五間先 俊樹 霜柱崩れ鳥居の崩れざる 同 青銅となりて偉人は寒天に 千種
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
大枯野太古は大海だつたかも ひとみ 初景色常の神木よそよそし 美穂 椰子の実のほろほろ落ちて神の留守 孝子 緋あけ色の空へ音ひき初電車 美穂 嫁が君大黒様の手紙持ち ひとみ おんちよろちよろと声明や嫁が君 睦古賀子 歌留多取対戦するは恋敵 睦吉田子 水仙はシルクロードの香を含み ひとみ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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orion3sta · 2 years ago
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2023/03/15 ピンク色の仏の座からの朝陽 石岡市中央公民館に最終提出日の早朝、書類を持参してポストに投函した帰り、東京農業大学の有志が借りている畑中が、ピンク色の花の絨毯状態だったので、iPhone撮り‥‥‥ ウェザーニュースの桜プロジェクトプレゼント企画に、中庭に咲き始めた啓翁桜を毎日撮影し、マイ桜の様子を報告すると、特製「さくらバンダナ」か「お花見ミニバック」が頂けるので、朝一番に撮影しています。 庭のサンシュユと啓翁桜を職場に持参したけど、花瓶が用意していなくて、4ℓの焼酎ボトルで代用! 小美玉の道端では、菜の花、羽鳥駅東側の遠州池では桜がチラホラ咲き始め〜 職場北側の生垣になっている、白木蓮や椿の花が満開 八郷プロバンスからの筑波山 河津桜や飛行機雲がいい感じ 金のビール(贅沢)生で乾杯🥂 八郷地内には戦国時代の小さな城址がたくさんあり、大規模な三の丸まである柿岡城と片野城の双方の城を、地元の柿岡小学校と林小学校の五年生達がふるさと学習の一環で、オンラインで交流したとの茨城新聞の記事を見て嬉しくなりました。 林小学校の校長先生が転任前、私の地元の小学校におり、ふるさと学習で講師を依頼されて準備万端だったのだけ���ど、コロナで中止になってしまいがっかりしたけど、こんな形で、二つの城を通して学校が繋がるとは素晴らしいこと🎶 #iPhone日記 #仏の座 #朝陽 #屋敷内の花木 #啓翁桜 #サンシュユ #ウェザーニュースのマイ桜レポート #菜の花畑 #遠州池の桜 #椿 #白木蓮 #八郷プロバンス #飛行機雲 #夕陽 #河津桜 #金のビール〈贅沢〉生 #茨城新聞 #柿岡小学校 #林小学校 #柿岡城 #片野城 https://www.instagram.com/p/Cp5Kl4RSkIv/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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tsuntsun1221ts · 2 years ago
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2022.08 黒部五郎岳(2・3日目)
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黒部源流部奥地にある正真正銘の秘境 途中ですれ違ったのは5人だけ
【2日目】
周囲より遅めの5時に起床。起きるとかなり寒く感じたが、テント内は10℃くらい。
本日の行程は双六小屋から黒部五郎岳への往復だが、総距離20キロな上に2回のかなり大きな高低差を攻略する。山道での20キロというと普通の道でいう40キロくらいに相当するのだが・・・。
【コースタイム】
双六小屋(0615)→双六岳(0655-0700)→丸山(0730)→三俣蓮華岳(0745-0750)→黒部五郎小舎(0845-0850)→黒部五郎の肩(1010)→黒部五郎岳(1015-1020)→黒部五郎の肩(1030)→黒部五郎小舎(1135-121000)→丸山(1350)→中道分岐(1410)→双六岳中道分岐(1435)→双六岳巻道分岐(1440)→双六小屋(1445)
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とてもいい天気、まずは双六岳へ。小屋から中道分岐までなかなか急だが、そこまで登れば通常の傾斜となる。
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下に見えているのが(たしか)中道分岐。双六岳まで分岐は2箇所あり、1つ目が巻き道分岐、2つ目が中道分岐。三俣蓮華岳への最短は1つ目の分岐を通る。
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双六岳へ登っている途中、振り返ると槍がはっきり見えるが穂高は雲が遮っており全く見えず。なお朝のこの時間帯が本日一番よく見え、以降は槍も雲の中へと入ってしまった。
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双六岳の手前まで登ると傾斜が緩やかに。まるで高原のようなとても気持ちのいい道。
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小屋から40分で双六岳に到着。奥の方には山頂に雲をまとった本日の折り返し地点、黒部五郎岳が見える。正直、一般人の体力ならあの山までの片道で1日を費やすと思うのだが・・・無事に本日の行程を終えることができるのだろうか?とこの時点ではまだまだ不安が残るが、天気が良いということが少しだけその不安を和らげてくれる。どうか到着時にはあっちの雲もとれていてほしい。
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次に向かうのは三俣蓮華岳。あそこを経由しないと黒部五郎岳へは行けない。
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下ったり平行移動したり登ったり
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双六岳から45分で三俣蓮華岳に到着。この山は北アルプス山脈を構成する立山連峰と後立山連峰が合流しその先へ続いていく三叉路の中心となっている。特に調べてないけど、普通に考えたらそれが名前の由来だと思う。
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先程歩いてきた双六岳。平らでどこが山頂なのかはっきりしない山である。
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鷲羽岳方面。下に見えるのが三俣山荘。「黒部の山賊」という本を読んだんだが、その物語の舞台となる山荘。昔、山で起きた今では考えられないような出来事がたくさん書かれており、面白かった。
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本日の折り返し地点である黒部五郎岳は、三俣蓮華岳からでも相変わらず遠く見える。これから長大な下りと長大な上りが控えている。
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三俣蓮華岳から長く大きい尾根を下る。その途中、右側には日本最後の秘境として有名な雲ノ平が見える。拡大すると、そんな高原の中にぽつんと赤い屋根の雲ノ平山荘が建っている。五色ヶ原も似たようなところに山荘が建っていたが、文明から隔絶されたこんなところに人間の営みがあるとは・・・。
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ダラダラと下り、三俣蓮華岳からはだいぶ下りてきた。ここまでで2/3くらいだろうか?
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残り1/3は森林限界を切り樹林帯に入る。この樹林帯は傾斜がきつくなり、登り返す際はややキツイ。木々の合間から赤い屋根の黒部五郎小舎と、本日の折り返し地点である黒部五郎岳が目の前に。相変わらず雲が山頂をまとっている。
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三俣蓮華岳から1時間ほど下って黒部五郎小舎に到着。「小屋」ではなく「小舎」表記。スタートしてからここまですでに2時間半かかっている。ようやく黒部五郎岳へ登ることになるが、身の回りを調整し直し一息入れてからアタック開始。
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まずは平坦な道から。
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特筆すべきは、こんな山奥でも湧き水がかなり豊富であること。山道を進んでいってもいたるところに小川が流れており、緑の中に清らかな流れがキラキラと光ってとても綺麗。これらは黒部川源流となる。
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ダラダラと登るが、段差は小さく歩きやすい傾斜。
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樹林帯をすぎると先が開け黒部五郎カールに突入する。氷河で削られた岸壁が周囲を囲み、ものすごい光景となる。ここは本当に地球か?黒部五郎岳が百名山に選ばれたのが納得。
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カールの端から端まで移動するが、とにかく周りの光景が凄いインパクトあり。
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そして本日の折り返し地点である山頂が真上に見えるのだが、まだだいぶ上の方にある、標高どれくらい上げるんだ?山頂らしき場所に人が2人立って手を広げているのが見える。
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カールを端から端まで突っ切ると、今までは平坦な道だったのが急激に角度を増し、かなりの急登となる。気がついたらさっき歩いていたカールの道があっという間に眼下に。
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急登を登り切ると黒部五郎の肩に着き、太郎平小屋(折立)方面からと合流する。ここから山頂までもうすこし 。
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あちらが折立方面。右端に見えているのが薬師岳だと思うが、その稜線を左下へ下りた鞍部に太郎平小屋があったと思う。太郎平小屋からここまでの距離は、三俣蓮華岳からここまでの距離と同じくらいだろうか(目測)。
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そしてスタートからちょうど4時間で黒部五郎岳に到着。心配だった雲もギリギリ頭の上の方にいてくれて、おかげで黒部の秘境が見渡せる。山頂には自分ひとりだけ。というか、三俣蓮華岳過ぎてから5人くらいしかすれ違わなかったが、さすが正真正銘秘境の山。
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さっき横断してきた黒部五郎カール。スプーンでえぐったようなカール特有の地形と歩いてきた登山道がよく分かる。
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左が薬師岳かな、そして最奥に見えるのが立山だと思われる。
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写真やや右上が三俣蓮華岳か。いつの間にかこんな距離を歩いてきたけどここは折り返し地点で、三俣蓮華岳のさらに先にある双六小屋までまた歩き返さないといけないのはかなり大変だ。
この秘境の山に苦労してようやくたどり着いたので本当ならもっとゆっくりと景色を眺めていたいのだが、この後もかなり時間がかかるので早めに下山する。
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下山は早い、肩からカールまでの急な傾斜も15分くらいで下ったか?
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カールの中を戻るときに気がついたが、周りには巨岩だらけ。ぱっくり割れている石とか10mくらいはある。
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黒部五郎岳の名前の由来は「大きな岩がゴロゴロしている黒部の山」だそう。おそらくこれらのことを指していると思われる。
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カールから離れ樹林帯に戻ろうとするが、なかなかの光景で離れるのが惜しい。100年200年経ってどれだけ文明が栄えても、この辺りは永遠に人の手が付かないだろうなあ。このカールの光景は折立方面からのピストンでは眺めることができないため、行きか帰りかどちらでもいいので、新穂高方面へ抜ける必要がある。
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山頂から約1時間で黒部五郎小舎に到着。
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昼食時なのでラーメンを注文したのだが、チャーシューが分厚すぎて思っていたのと全然違った!!もっと薄いやつかと思っていた。
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黒部五郎小舎にはテント場もあるが、綺麗に整地されてけっこう広い。しかも湧き水豊富なので、こんな山奥でも水が無料で汲み放題というのが凄い。
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さてここまでもなかなか大変だったが、双六岳までの高低差は黒部五郎岳と同じくらいなので、要はもう一度一山登りに行くようなものである。小屋からすぐの樹林が傾斜キツイ。ただし不思議と脚の疲れは感じない、本日はかなりの長距離移動ということでずっとスローペースを意識していたからか?
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樹々の隙間からカールが見えると何度も見てしまう。本当に綺麗なところだった。
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とにかく登るのみ、傾斜が緩くなったりきつくなったり。なお三俣蓮華岳山頂は雲の中の模様。
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途中荒々しい場所を通過するが、今回のルートでも最も危険だったのはこれくらいで、基本的には誰でも歩くことができる道だった。
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何度も振り返ったが、最後に黒部五郎岳を。
三俣蓮華岳山頂は曇っているしこれ以上ピークを踏むのは疲れるため、三俣蓮華岳は踏まずに巻き道を使って双六小屋へ向かう。
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冒頭でも少し述べたが、三俣蓮華岳から双六小屋への道は3つあり、①双六岳山頂を経由する道、②三俣蓮華岳(山頂を踏まなくても良い)から双六岳山頂を踏まない巻き道(中道)、③三俣蓮華岳山頂から直接双六小屋へ通じる道(巻道)。
双六岳も曇っているため②の道で双六小屋へ向かう。写真左下に見えているのは③の道。③はアップダウンが結構あるが、②は空中庭園みたいと聞いた。
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そういえば双六岳の名前の由来は「スゴロク盤のような模様の石がある」かららしいが、たしかにそんな模様の岩があちこちにあった。どうしてこんな模様になるのかは不思議だ。
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②の中道。この先へ続いていく感じがなんか素敵だ。
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そして雷鳥!とうとう見つけた。こっちの道を選択してよかった。合わせて4羽。
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黒部五郎岳から約4時間半で双六小屋に到着(小屋の屋根を修復中?)。行きは4時間だったので往復8時間半の行程だった。軽装とはいえ往復20キロと長大な高低差を歩きさすがにマラソン下痢を発症。これはもうしょうが無いよな、このあたりが自分の体力の限界である。
【3日目】
この日は双六小屋から新穂高へ下るのみ。朝から雨が降っており、霧雨程度だけどたまに本降り。素早くテントを撤収する。
【コースタイム】泊双六池(0615)→弓折乗越(0650)→鏡平山荘(0715)→小池新道入口(0835)→わさび平小屋(0850-0900)→奥飛騨の湯(0945)
天気が悪いので景色は全然ダメ。登りは歩きやすかった小池新道は下るときも歩きやすい。ただし石が多く雨でスリップしやすいため注意。
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来るときとても美味しそうだったわさび平小屋のトマト(200円)いただく。底に沈んでいるやつを選び、食塩つけてそのままかぶりつくと、久しぶりの生野菜でもあるからか、ものすごく美味しい!ただのトマトなのに。
双六小屋からゴールの奥飛騨の湯まで約3時間半で下山。バス停ついたら8分後にバスが来るというベストタイミング・・・とにかく平湯まで行って、そこでしっかりくつろぐことに。平湯バスターミナルで温泉入ろうとしたらなくなったの忘れており、地元のおばあちゃんが飛騨の森?という、徒歩3分のすぐ近くにある温泉施設を教えてくれた(600円)。露天風呂がたくさんあるし自分好みで少しぬるめ。レストランや休憩所やお土産もある。料金安いし広いしとても良かった。その後平湯温泉から松本までバスで向かう(2700円)。
ということで、本当は3泊4日くらいの行程を短縮し、2泊3日で秘境の山 黒部五郎岳へといってきた。体力があるからこその山行であるが、1日の行動がこれ以上になるのはもう無理だと思う。最初は黒部五郎岳なんて、すごく奥地で秘境すぎて何があるかわからないし地味そうだという印象だったが、行ってみたら黒部の源流だったりカールだったりものすごい光景が広がりとても素晴らしかった。時間は要するが、それでも訪れる価値はある山である。
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gakutravel · 2 years ago
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⛰ ガスの雰囲気いいね。 この時全然以来行けてないけど。 #双六岳 #三俣蓮華岳 #三俣山荘 #中部山岳国立公園 #北アルプス #hiking #parksprojectjapan #nikonf3 #filmphotography #analoguemountains #フィルムカメラ #stademagazine #mountain_world #山とフィルム 2022/9 (双六小屋) https://www.instagram.com/p/Ci6Q6IqvgWP/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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catdoll007 · 1 year ago
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お線香は、燃えた跡の灰に南無阿弥陀仏が現れてくる🕯️
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ご本尊を参拝する前に
涅槃像や鐘🔔、お地蔵さんや🙏、大黒様🔨、等々
色々と拝めます🙋
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tadahiroueoka · 6 years ago
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Kurobe Headwater Trip 9/26 Day 2 三俣蓮華岳から鷲羽岳 快晴 #richo #richogr #mountain #Mountaineering #登山 #山と道 #patagonia #fishing #flyfishing #Tenkara #South2West8 #フライフィッシング #テンカラ #黒部川 #黒部川源流 #双六岳 #三俣蓮華岳 #鷲羽岳 #槍ヶ岳 #穂高連峰 #裏銀座 #樅沢岳 (at 三俣蓮華岳) https://www.instagram.com/p/Bof_6TxhTxZ/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=5obcqiv9klo4
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ari0921 · 3 years ago
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岸田文雄内閣が国際社会に果たす歴史的使命
加瀬英明
 
10月に、岸田文雄内閣が発足した。
 同じ10月に、ワシントンにある著名なシンクタンクの上級研究員で、 ジョンズ・ホプキンズ大学国際政治学科のハル・ブランズ教授が、『世界 の眠れる巨人である日本が目覚めつつある』という論文を発表して、米国 で注目を浴びた。
 教授は「日本はこれまでも世界史の進路を大きく変えてきたが、前大戦 後貪ってきた惰眠から覚醒しようとしている」といって、安倍晋三内閣を 継いだ菅義偉内閣と岸田文雄内閣が、「これまでと変わらない(モア・オ ブザ・セイム)と見るのは 誤りで、日本は脱皮しようとしている」と説いた。
 この大きな要因が、深刻化する中国の脅威と、米国にいたずらに依存す ることができなくなったためであり、安倍首相が「開かれた自由なインド 太平洋」戦略を提唱したことを賞讃している。
 そして、日本が「普通(ノーマル)の国としてよみがえることによって、 米国にとって地理的な条件と、経済、軍事、技術力、民主的な価値観を共 有しており、英国と並ぶ重要な同盟国となろう」と予想している。
 日本はこのところ「台湾有事」という言葉が、重くのし掛かっている。
 日本を城にたとえれば、台湾は城門にあたる。城門を破られれば、落城 する。日本と台湾は一蓮托生の関係にる日本は二百十数年ぶりに、?第二 の幕末?を迎えている。
 幕末には日本の岸辺に米英仏、ロシアなどの白人帝国主義の外夷が、大 津浪のように押し寄せ、国論が尊王攘夷か、開港かに分裂した。
 中国の習近平主席は機会あるごとに、台湾を「回収」すると、野望を露 わにしている。
 日本は中国が台湾に侵攻した場合に、現行憲法の解釈のもとでは、自衛 隊は後方支援を行うことしかゆるされない。そうなれば、日米安保体制が 崩壊してしまおう。台湾有事は、日米有事となる。
 日本は第2次大戦に敗れて、米国の保護下に置かれてから、江戸260年を 再現したような泰平を貪ってきた。
 “平和呆け”と呼ばれてきたが、戦後、日本の周辺が平和であったこと は、一度もなかった。
米国による“保護呆け”を、患ってきたのだ。
平和呆けと保護呆けは、まったく違うものだ。
 岸田首相は就任すると、安全保障、憲法改正に意欲を示して、防衛計画 を改定するかたわら、防衛費を増額し、それまでタブーとされてきた敵基 地攻撃の能力の保有を検討することを指示し、党本部に置かれていた「憲 法改正推進本部」を「憲法 改正実現本部」と改 するなど、矢継ぎ早や に打ち出した。脱兎のごとく 走り出したが、息切れしないだろうか。
 自民党も、日本が危機に直面していることを、認識している。先の衆議 院選挙で、公約としてGDP1%以内に留まっていた防衛費を、2%まで増や すことを掲げた。
いまや、岸田首相の双肩に日本の安危がかかっている。
 果敢な指導力を発揮することを、大いに期待したい。
首相は歴史的な使命を担っている。
中国の脅威が、日本の存立を危くしているのではない。
何よりも現行の日本国憲法が、日本の存立を脅かしてる。
 現行憲法は非常識な最高法規だ。放置しておけば、日本は内部から瓦壊 しよう。首相と政府は声を大にして、国民に憲法改正を訴えるべきである。
 人間は最強の肉食獣として、食物連鎖の頂点に立っている。それだけで はなく、途方もない浪費癖にとりつかれているために、戦闘と略奪を生業 としてきたが、同じ人間を天敵としている唯一つの生物だ。
 米国が日本占領下で無理強いした「日本国憲法」は、このような人類の 歴史を貫いてきた真理から、眼をそむけさせてきた。狂った憲法だとしか いえない。
 私たちは日本を取り巻く国際環境が大きく変化して、?第2の幕末?に 直面していることを、覚らなければならない。
 もし、幕末に攘夷にこだわっていたとしたら日本は滅びて西洋植民地勢 力によって支配されていただろう。
 ところが、護憲派は戦後76年にわたる米国の軍事保護による、徳川時 代と同じ泰平の世にすっかり馴れて、いまだに日本国憲法を「平和憲法」 と呼んでいる。現行憲法は日本の平和を脅かす憲法だ。
 動物園で育った飼育動物や、野生動物の保護センターで育てられた幼獣 にたとえたい。野生を忘れ、天敵を知らないのに、よく似ている。
 護憲派は、幕末の頑迷無知な攘夷論者の生まれ変わりだ
吉田松陰(1830年~1859年)は幕末の代表的な志士だった
 松陰は嘉永6(1853)年に、米国のペリー艦隊が浦賀に現れて、1年後に 戻るといって去ると「来春には必定一戦に及ぶべし」と予想した。
「しかるに泰平の気習(きならい)として、戦(いくさ)は万代の後迄も無き ことの様に思ふもの多し。豈(し)(おろかの意)に嘆ずべきの甚だしさに 非ずや」と、慨嘆している
 松陰は幕府が「時代が翔(とぶ)が如く」激しく動いているのに、史上稀 にみる泰平の世が続いたために、具体的な対策をとろうとしなかったの で、「一日の安を偸(ぬす)むの論盛んにして、君臣将子必戦の覚悟未だ定 まらず」と悲憤慷慨した。安 政の大獄によって投獄され、明治元年の9年 前に刑死した。
 松陰の言葉は、今日の日本にそのまま当てはまる。
いま、日本を囲む事態が翔ぶがごとく、激しく動いている
 松陰は西洋諸国の圧倒的な武力を前にして、「血気の勇のみ」をもって 対抗できないことを覚って、攘夷から開国へ転向して、嘉永8年に「航海 通市(開国)こそ国家の大計」であり、「鎖国は末世の幣政なり」と断じ ている
 護憲派の平和の願いは、松陰がいう無謀な「血気の勇」に当たるだろう。
 護憲派は日本国憲法を、権現様(徳川家康のこと)が鎖国を定めた祖法 と同じように崇めており、いささかも改めてはならないと主張している。
 自衛隊をしぶしぶ認めているが、政府も「必要最小限の防衛力を整備す る」という建前をとってきた。
 だが、愛する家族が重い病気にかかった時に、病院に「必要最小限の治 療をして下さい」と求めるだろうか。
 杉田玄白(1733年~1817年)といえば蘭医学者で、『解体新 書』に よって学校教科書にのっている。
 玄白は先人の優れた儒学者の荻生徂徠(1666年~1728年)が、人体を戦 場にたとえて「地に嶮易あり、兵に強弱あり、備を立て勝敗を論す」と、 医学が兵学と同じだと説いているのに、国と人体は同じだと、目を開かれ たと述べている。
 護憲派の男女に、玄白や、徂徠の著書を読んでほしい。
私たちは第2の幕末によって、試されている。
岸田首相は「聞く」よりも、国民に何をすべきか、「語りかける」指導者 となってほしい。
 まさか、我儘な国民に媚びる御用聞きの政治によって、政権を浮揚させ ようと思っているのではあるまい。
 英国の知識人週刊誌『エコノミスト』が、12月に日本特集を組んで、 日本が再び「世界へ(イントウ・ザ・ワールド)」という見出しを組んで、 日本が世界の舞台に復帰
しようとしていると、論じている。日本が鎖国から、国を開こうと感じ 取っている。
 自民党の河野太郎氏広報本部長と公明党の山口那津男代表が、「敵基地 攻撃能力を保有」することを、「時代遅れの発想だ」といって反対してい るが、軍事の常識から大き
く逸脱しており、理解することができない。
 2人は先の戦争末期に、「本土決戦」「一億玉砕」を絶叫していた、狂 信的な軍人に憧れているにちがいない。
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nenbutsushuart · 7 months ago
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世界最大石灯籠製作 世界ギネス記録認定 念佛宗佛教之王堂 The Largest Stone Lanterns in the world The Buddhist Art of Nenbutsushu
念仏宗無量寿寺(念佛宗) 総本山 佛教之王堂
三国伝来の佛教美術 石灯籠 
世界ギネス記録認定 概要 高さ:12m 幅:7.4m Height:12m Width:7.4m 本堂前 左右石灯籠 Stone Lantern The Guinness World Records ギネス世界記録認定 平成二十年四月二十八日 衆生の心を不断の光明で照らし、仏道へと導く。 世界最大の本堂につりあう灯籠を計画すると、灯篭も世界最大になった。
本堂前の二基の灯籠は高さ12 メートル(4 階建の高さ)、世界最大、ギネス世界記録認定となっている。
台座部分には「龍の阿吽形」、「鳳凰の阿吽形」が彫刻されている。
本堂 阿弥陀堂
高さ51.5m(基壇、棟飾り込)、桁行(幅)67.9m、梁間(奥行)58.2m 天井までの高さ約32m(11階建ての建物が入る)、天井大彫刻は48畳 破風 一辺25m、合計50m 平瓦 幅1.7尺、奥行1.9尺(世界最大) 十二万四千枚 畳数 888枚 欄間彫刻 堂内488点 柱など堂内は拭き漆仕上げ 上段は六手先総詰組様式、下段は四手先総詰組様式。 上層部に扇垂木を用いた日本建築史上初の佛教建築であり、屋根上に12万4千枚の瓦が敷かれている。 その瓦の波の頂上に聳える鬼瓦は、鬼師・梶川亮治氏制作。 (ギネス世界記録認定・平成19年2月28日公式認証・高さ9m、幅8.8m、先端部経之巻の直径91cm) 鬼の憤怒の形相が、衆生の心中に潜む煩悩を払い、清浄無垢な心を顕現させます。 軒下最上層部の周囲には、手先詰組の間に、釈迦如来像八十体が四方へ向かって遍く衆生済度を勧められ、その下層部には八十八体の龍、蟇股には、表に龍、内に等身大の飛天それぞれ百四体、また、本堂全体で十万枚を超える金色に輝く飾り金具が、荘麗なる浄土の世界を厳飾しています。 堂内には、金箔二重貼り、六手先総詰組、屋根葺面積226.2㎡、総数16,000枚の瓦を使用した宮殿(くうでん)(高さ19m、幅19.98m、奥行12.36m)、その中に在して、大慈悲の光明にて十方世界を照らすが如く輝きわたる本尊阿弥陀三尊佛は、中華人民共和国、工芸美術大師・佘國平佛師制作の総高8.45mの木彫佛像です。 伽藍全体で一万点以上の木彫群、宮殿上に配す幅22.6m、高さ3mの双龍彫刻、宮殿の両脇に四階建てビルの高さに匹敵する全高11mの彫刻が、鳳凰、松竹梅等を刻んで納められている。 また、本堂内壁は、三阪雅彦画伯により、総面積852.9平方メートルに及ぶ金箔襖に色彩豊かに描かれた鳳凰及び瑞雲、また、下部に描かれた蓮華が相俟って、浄土の光景を彷彿させる。
本堂全体で2,987点に及ぶ木彫群、百四十四枚の桟唐戸、また、本堂前に鎮座する一塊の巨岩を彫り込んだ巨大な天水鉢(全高2.2m、幅3.5m、奥行3.5m)等々、世界に二つとない彫刻・工芸の奥深い造形の数々は、どれほどの時をかけても見尽くすことができないものであり、それぞれが調和しつつ、妙なる浄土賛歌を奏でる情景は、参詣する者全てに御佛への畏敬の念を起こさせずにはおかない。
全世界 仏教徒の聖地 「佛教之王堂」念佛宗 総本山 無量壽寺 仏教美術の宝箱 故タイ法王猊下 世界各国の仏教最高指導者 並びに カンボジア王国 故ノロドム・シアヌーク国王陛下の御聖骨がお祀りされている寺院です。 佛教之王堂は佛法に基づいて建­­立され 建物全ての部位に、仏縁を結ぶ教えが込められています。
伽藍工事全体、およそ7年間で10,524点の彫刻、450,173点を超える彫金が製作されました。
The Royal Grand Hall of Buddhism - Nenbutsushu Buddhist Sect of Japan The sacred place for all Buddhists in the world The Royal Grand Hall of Buddhism
仏教美術の宝箱 Buddhist Art   / nenbutsushubuddhistart  
念佛宗公式 Official / royalgrandhallofbuddhism https://muryojyu.com
Buddhism has its origin in IndiaBuddhist cultures of China, Korea, and Japan are represented hereat the Royal Grand Hall of Buddhism. It is the first construction of an authentic full-scale Buddhist temple since the erection of the main temple of Obakushu Buddhist Sect in 1661.A total of roughly 3.5 million people joined forces to construct the Royal Grand Hall of Buddhism and completed the entire temple in only seven years without even a single accident.The Royal Grand Hall of Buddhism, in its vast precincts of over 180 hectares, has the Front Gate, the North Gate, the South Gate, the Main Gate, the Washstand, the Ksitigarbha Hall, the Prince Shotoku Hall, the Five-story Pagoda, the North Bell Tower, the South Bell Tower, the Main Halls including the Amida Hall and the Sakyamuni Hall and the Avalokitesvara Hall, the Sutra Hall, the Merit-transference Hall, the Okunoin Hall, the International Buddhist Conference Hall, the Sangha Hall, and the Main Building. All the buildings are decorated with 10,524 sculptures and statues and more than 450,173 metal carvings.
この動画は、個人が念佛宗の資料などを元に作成しており公式なものではありません
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navetin · 2 years ago
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■東京都美術館『ボストン美術館展 芸術×力』
2020年に開催予定で中止となった本展。 ボストン美術館の東西の逸品が来日。10月2日まで。
印象に残った作品は・・・
ロベール・ルフェーヴルと工房 《戴冠式の正装をしたナポレオン1世の肖像》 権力の象徴として描かれた肖像画だが、そのリアルさに舌を巻く。 ふわりとした毛皮に触れてみたくなった。
《平治物語絵巻 三条殿夜討巻》 藤原信頼と源義朝らが後白河上皇の御所である三条殿を襲撃し、 上皇を拉致した場面。登場人物の混乱ぶりがよく分かる傑作。 もし日本にあれば国宝だそうだ。牛車のスピード感を表すのに 車輪がぐるぐる描かれているのが面白い。
《大日如来坐像》 平安時代の高貴で優美な姿に胸がときめいた。 と同時に美術品として仏像を見る時は 手を合わせない不敬な自分がいるのであった。
ジャン=レオン・ジェローム 《灰色の枢機卿》 これまた写実的な歴史画。 大階段を降りてくる修道士に貴族たちが恭しくお辞儀をする場面。 少し斜め下からの視点は描くのが難しそうで感心する。 館内に射し込む柔らかい光も良かった。 ジェロームは『怖い絵展』で紹介された 《レディ・ジェーン・グレイの処刑》の作者。
ダニエル・マロ1世 発行:ヤーコプ・ホレ 《オラニエ公の誕生日を祝すハウステンボスの舞踏会》 超細密な銅版画。単眼鏡で覗くと物凄い世界が広がった。 銅版画でも遠近感が出せるんだなぁ。
《吉備大臣入唐絵巻》 とても12世紀末に描かれたとは思えない面白脱力絵巻。 現代まで脈々と繋がる奇想天外ナンセンスの系譜を感じた。 こちらも日本にあれば国宝級。堂々の全4巻一挙公開!
増山雪斎《孔雀図》 今回のメインビジュアルにもなっている文人大名が描いた名画。 若冲と見紛う程の細密な孔雀図が修復を経て本邦初公開。
■東京藝術大学大学美術館 『日本美術をひも解く 皇室、美の玉手箱』
建替中の宮内庁三の丸尚蔵館より珠玉の名品を公開。 9月25日まで。それにしても名称に大学を繰り返すのは何故? 高階隆兼《春日権現験記絵》 やまと絵の最高峰と言われる絵巻。流石国宝。 状態がすこぶる良く、彩色が美しい。 先に見た都美ボストン展の平治物語絵巻と 牛車の形が全く同じだった。 伊藤若冲《動植綵絵》10幅(芍薬群蝶図 、梅花小禽図 、 向日葵雄鶏図 、紫陽花双鶏図 、老松白鶏図 、芦鵞図 、 蓮池遊魚図 、桃花小禽図、池辺群虫図、芦雁図) 後期の目玉は伊藤若冲! あの動植綵絵を至近距離で鑑賞出来、感無量。 並河靖之《七宝四季花鳥図花瓶》 近代では矢張りこの七宝。何度見ても素晴らしい。
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