#diyミュージック
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MODULARMONY
MODULARMONY / モジュラーモニー
わたしのファミカセ展 2023に出品しました。
モジュラーシンセサイザーをテーマにした音楽ゲーム。作成した音を波形として表示する「オシロスコープ」、基盤のカスタマイズをシミュレーションできる「DIY」、オリジナルの曲を保存できる「レコーディング」モードが搭載されている。
ファミコンが全盛期だった80年代、細野晴臣が発表した『ビデオ・ゲーム・ミュージック』(1984)、冨田勲のジャケットに見られる宇宙と音楽とのイメージ、そういった同時代性を共有したものたちのミッシングリンクを作りたいと思いました。
D: Plastulo
Ph: METEOR
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【店内イベントのご案内】
2023年9月13日(水)
パラダイス・ガラージ&豊田道倫 アナログベスト発売記念 〈INSTORE LIVE EVENT〉
19時開演 / 入場無料
会場:LVDB BOOKS(大阪市東住吉区田辺3-9-11)
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Artist: パラダイス・ガラージ Title: ポップロックパンクノイズスカムフォークスウィート Label: 25時 / JET SET Format: LP+CD+DLコード Release Date: 2023年9月13日(水) Price: 4,400円(税込み)
[Track List]
A1. UFOキャッチャー A2. 移動遊園地 A3. 町の男 A4. 仕事 A5. 悪い夏
B1. City Lights 2001 B2. サマー・ソフト B3. 海を知らない小鳥 B4. I Love You
孤高のオルタナティヴ・シンガー、豊田道倫による伝説のソロ・ユニット! 1995年のデビューから現在までにかけての軌跡を辿る編集盤がLPリリースです。佐々木敦によるライナーノーツと本人によるセルフ・ライナー、歌詞などを収録したインナーシート封入!
1995年にTIME BOMB RECORDSよりファースト・アルバム『ROCK'N'ROLL 1500』を発表し、1998年にはEast West Japanよりアルバム『実験の夜、発見の朝』でメジャー・デビュー。大阪~東京~大阪と拠点を移しながら、現在まで8枚のオリジナル・アルバムを発表。また、'90年代にはカセットテープ、2000年代以降はCDRというDIYに適したメディアを使い、コンプリート不可能と思われるほどの自主制作デモ音源を発表し無数の楽曲をリリース。宅録ポップスの鬼才としてカルト的な人気を博すパラダイス・ガラージ名義でのベスト・アルバムが完成です。選曲は豊田道倫自身によるもので、90'sジャパニーズ・オルタナティヴ・ミュージックの金字塔と名高い名曲を全9曲収録した完全限定アナログ盤。従来のファンは元より、現在のリスナーもパラダイス・ガラージの時流を捉えることが出来る濃密な1枚です。ジャケット・アートワークは、大阪平野郷の知的障害のある人たちのプライベート・アトリエ、"アトリエひこ"の金昌裕によるもの。リマスタリングはLMスタジオの須田一平、デザインは山田拓矢が手掛けています。LPサイズの二つ折り4Pインナーシート、LP同内容のCDとDLコード付き。DLコードには「2019年2月4日」を追加収録!
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Artist: 豊田道倫 Title: 結婚出産離婚引越し戦争入院創造 Label: 25時 / JET SET Format: LP+CD+DLコード Release Date: 2023年9月13日(水) Price: 4,400円(税込み)
[Track List]
A1. 国道沿いの A2. 東京の恋人 A3. I Like You A4. 明るい夜
B1. そこに座ろうか B2. アルバ B3. ペットサウンズ殺人事件 B4. Letter From Gotham City
パラダイス・ガラージ名義でも知られる孤高のオルタナティヴ・シンガー! 1997年以降、ソロ名義で発表した作品の中から構成された編集盤をLPリリースです。北沢夏音によるライナーノーツと本人によるセルフ・ライナー、歌詞などを収録したインナーシート封入!
大阪~東京~大阪と拠点を移しながら活動する鬼才シンガー・ソングライター。1997年にRail Recordingsからソロ名義としては初めての作品となるアルバム『sweet 26』をリリース。これまでにBumblebee RecordsやRose Records、HEADZなどから、オリジナル・アルバムをはじめライブ盤やコラボレーション作品など含め20タイトル以上の作品を発表。また、'90年代にはカセットテープ、2000年代以降はCDRというDIYに適したメディアを使い、コンプリート不可能と思われるほどの自主制作デモ音源を発表し無数の楽曲をリリース。本作はソロ名義で発表した作品の中から、「自分の家に友達が来て、気軽に掛けられるようなレコードに出来たら」というイメージの元、本人自身が選曲を行った豊田道倫名義ではキャリア初のベスト・アルバムが完成です。聴き継がれる新旧の名曲、ライブ定番曲はもちろんのこと、2019年頃からライブで披露され、リリースを待ち望む声の多かった未発表曲「ペットサウンズ殺人事件」を含む全8曲を収録した完全限定アナログ盤。ジャケット写真は、日本を代表する写真家、森山大道の写真集『OSAKA』(月曜社)からの1枚。リマスタリングはLMスタジオの須田一平、デザインは山田拓矢が手掛けています。LPサイズの二つ折り4Pインナーシート、LP同内容のCDとDLコード付き。DLコードには新曲「note」を追加収録!
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12歳のフィンランドの子供たち3人が、真のDIY精神で、不調和でリズムの悪いギターをかき鳴らし、キッチンから鍋や何かを叩き、コーラスを何度も何度も叫び、ビーチボーイとラモーンズの名曲を完全に破壊して録音したようです。まあ、実際にそういうことはよくあることだと想像できます。しかし、稀にあるのは、その結果がシングルとして発行されること、そしてその結果が本当に天才的であることです。これは、「メタル・マシン・ミュージック」、伝説のスターダスト・カウボーイ、シャッグスの絶妙なブレンドによるトータル・ノイズであり、まさに信じられないノイズだ。芸術的なノイズと呼ばれるロッカーたちよ、このような完璧なものには決して到達できないだろう。
私のお気に入りは、一人の子供が大笑いしてもう演奏できなくなり、もう一人の子供が泣くところです: PLAAAY!」!プレイしてください!" そして、彼らは本当に始め、その結果、フィナーレのグランデは、まるで地震中の刃物工��で生きたまま屠殺される豚の大���のような音となりました。まさに「食えない」。たった2人の子供とテープレコーダー。
https://rateyourmusic.com/release/single/the_silver/do_you_wanna_dance____popper/
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Writing some new music, started thinking about my old bands again, and got out our old Handband wristbands for some nostalgia. My first try at starting a band was called Dead In Motion, but I had so much to learn, and it ended up not going anywhere. But Rainbow Death Ray did! We had so many cool fans and played really fun gigs! And it was so cool to see people wearing our wristbands around the place, we couldn't afford to get T-shirts made so this is what we did instead. Do you like them? Maybe one day, for my next band or even my solo project, it would be cool to get some more. 😊 今新しい音楽を書いています。私の古いバンドを覚えています。Dead In Motionは失敗でした、でもRainbow Death Rayは良かった!多くのファンが私たちの音楽を楽しんだ。両方のバンドがこれらのリストバンドを作りました、Handbandのおかげで。好きですか?着ている人たちに見えて嬉しかった。多分新しい音楽のために、もっと作ることができます。
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Endless Digital Birthdays / Pinty / Jordana / Loose Fit / Fontaines D.C.
■ Endless Digital Birthdays(UK・ロンドン)
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Song: Gmrgrlmst 知り合いに直接会話する機会があれば最近は常にこのEndless Digital Birthdaysというバンドの存在を気になるアーティストとして挙げています。Sorryだって自分たちのことをバンドよりもプロジェクトに近いって言っていたり��て、ロンドンに於いてバンドの価値観がアートコレクティブ的な集合体という印象に変化していると近年少しずつ感じています。現地のDIYなレーベルを見ててもそんな気がしてくる。Endless Digital Birthdaysは少ない情報を辿ると、メンバーが16人いて、そのうちの5人が音楽担当として曲を作ったりライブをしたりしているとか。残りのメンバーは美術家であったりライターであったり。今一番気になっているバンドです。
■ Pinty(UK・ロンドン)
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Song: It's Just Life 4月にアルバム”Midnight Moods”が出ました。The Streets、King Krule、Jamie xx、Little Simzなど。Pintyの音楽を聴くとロンドンが培って来た良質なアンダーグラウンドサウンドとの関連に想いを馳せることができます。実際の話、DJ JD SportsことArchy Mashallこと、king Kruleによるプロデュースという事実はその才能が運命と共鳴を手繰り寄せたとも思えるものです。夜行性の動物たちに温もりを与えるかのようなジャジーなラップと繊細でローファイなクラブサウンド。 ■ Jordana(US・カンザス州)
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Song: Signs 実際にこのコロナ禍の世の中で、3月末にリリースされた彼女のデビューアルバム”Classical Notions Of Happiness”のレコードをたくさん聴き、随分と救われた気持ちになっていました。シリアスな感情をユーモアな感覚と素敵さでサウンドに落とし込む彼女の音楽に、自分自身も落ち着いた気持ちをキープできるよう助けてもらえた気がします。彼女の活動拠点はアメリカのカンザス州というかなり内陸部分にあたる場所でミュージック・ビデオを見ても垣間見られるローカルさ。加えて、地元の教会でオルガン奏者をしていた父親を持ち、幼少期から様々な楽器を触るってきたようです。そうしたバックグラウンドが音楽による自己表現を自然な形で育んできたのだなと感じます。
■ Loose Fit(オーストリア・シドニー)
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Song: BLACK WATER オーストラリアの若者は他国のロックに酔いしれ、触発されてそれをアップデートしていくイメージがあります。それはつまり、自分が海外の音楽に興味を持つきっかけになったThe Vinesだってそうだし、Tame Impalaもそう。個人的にはここ数年ずっと推しバンドとして思っているDeath Bellsもみんなに聴いて欲しいな。だからこうしたAmyl And The SniffersのパンチラインにSleaford Modsの反復ビートなパンクスピリッツを持ち合わせた音楽がこのタイミングにオーストラリアで生まれたことはその歴史をなぞるように納得。時折入るサックスの音もロンドンのBlack Country, New Roadと共鳴するかのようにパンクミュージックの新しい可能性を作るようにこれから楽しみなバンドです。 ■ Fontainse D.C.(アイルランド・ダブリン)
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Song: A Hero's Death The StrokesのLast Niteを黒く塗り上げたような新曲がリリースされました。そして昨年リリースのデビューアルバム”Dogrel”(個人的には2010年代ベストアルバムにも選びました。)から約1年、新アルバム”A Hero's Death”のリリースも発表されました。このバンドの魅力は鋼鉄な空気と仄かに香るロマンチシズム。個人的には最も信頼している音楽フォロワーの一人でもあるCasanovaさんはロックスターは不機嫌にタンバリンを叩くと称していたけど、凄く言い得て妙。まさか2年連続でアルバムが出ると思ってなかったし、おそらくShameも同じ時期にアルバムのリリースを予告しているし、この夏が楽しみです。Fuji Rockの出演も予定していますね。凄く個人的な話ですが、例年と違う日程でちょうど彼ら(やThe Strokes)の出演日がぼくの誕生日に当たります。なんて贅沢な誕生日なんだ…コロナで中止になったら泣く。。
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ind_fris "Sink in"
◆Release information
Title:ind_fris -「Sink in」 Release date: 2019/3/1 Label:Scaffolder recordings CAT No:SCF-001 Format:12’LP Price:¥2,500(ex.tax)
Track list: A1 - Sink in A2 - Guitar under water A3 - Wave transition B1 - Airplane going nowhere B2 - Mean time B3 - Moon inside me B4 - Blue moon
Credits: Composed,Performed and Produced by ind_fris. Recorded in Osaka,Japan 2018. Track B-4 Originally composed by Lorenz Hart / Richard Rodgers. Mastering by Yori(REDHOT STUDIO) Design & Artwork by Hirokichill. Photograph by Miyu Terasawa. Liner notes by MITSUKI(mole music)
Sink in by ind_fris
(Order)https://scfrecs.bandcamp.com/
大阪を拠点に、精力的なリリースとライブ活動を続けてきたエレクトロニックミュージシャン/プロデューサー「ind_fris」の初となるLPフォーマット作品。
「Sink in」と題された本作は、澄き通ったアンビエンスに包まれたゆったりとしたスタイルを基調としながらも、大阪移住後に足を運んだパーティーの数々から影響を受けた、ディープかつサイケデリックな湿った空気感を纏っている。ギターのリフレインが深い瞑想へと誘うアクアティック・アシッド・ダブ A2 -「Guitar under water」風の中を舞うようなピアニカの旋律が印象的なラウンジフュージョン B1 -「Airplane going nowhere」オールディーズスタンダードをサイケ・トロピカルにリアレンジしたB4 -「Blue moon」他、全7曲を収録。
Scott GilmoreやShy Layersといった現行の宅録ミュージシャンや、過去のアンビエント音源のリイシューなどのトレンドともゆるやかに共振しながら、紛れもなく彼自身の日常生活の地続きにある風景を表現した、DIY・ミュージック。
Osaka,Japan-based electronic music producer/musician “ind_fris” will release his first LP record “Sink in” from his own Scaffolder recordings. This LP includes 7 soft & watery sounds recorded with analog synthesizers, drum machines, guitars, and vintage Rhodes piano. Under the influences of ambient, newage, jazz-fusion, and deep house sounds, “ind_fris” came up with the ideas of making something odd but sounding familiar to our daily lives. Meanwhile many inspirations of psychedelic feeling from Osaka underground’s night club experiences underlie this album. 6 tracks are originally composed by himself. Track B4 is cover of jazz standard number “Blue moon.”
取り扱いについてのお問い合わせ(Contact) : [email protected] 取り扱い店舗 newtone records(大阪) JETSET(京都) diskunion hangesha(兵庫) mole music(奈良) PIGEON RECORDS(愛知) naminohana records(大阪) Lighthouse records in the house(福岡) WR records(福井) LOVE(愛知・岡崎) HIVE(北九州・小倉) mou(東京) STUDIO SLAP ◆Comment
"再生すると最後まで聞いてしまいます、対峙する事を強制しないというか。それは対峙してみるとわかる事でもあるのですが。 何かに迎合するのでなく、これみよがしに聞こえる事もありません。音作り、演奏、構成、フレージング、ミキシング、どれも精神的な無理を感じる事はなく自然です。本人にしてみれば悩んだりもしたのでしょうけれども、日毎のひらめきや出来事の蓄積が、自然とこの一枚分に達したというような空気を感じます。なるべくインドフリスさんの音楽のようなものを聴いていたいと思いました。" ---Dorian
"「生きてる意味が噛み合う」という事は大げさなものではなく、生活の中で自然に立ち現れては消えていくんじゃないか、とか。またそうであって欲しいと思う。自分にとって過不足のない日々。 聞いてると気持ちの風通しが良くなって、いつのまにか一日が終わってるような良い日のあの感じ。月と水と時間と場所についてのレコードなんて、ゴリラだった俺らにもやっぱこんな情緒あったんだよな!おめでとうフリス、いいレコードです。" ---Okadada
"暮らしの中に散りばめられた小さな喜び、些細な変化を丁寧に捕まえた素晴らしい作品だと思います。小さいころの川遊び、水中から夏空を見上げるのが好きだった。その時に聴いたような淡くも透明な音楽。" ---nutsman
◆Party information
HOMESICK 41
~ ind_fris “Sink in” Release Party ~
2019.3.30 (SAT) 22:00 open at METRO, Kyoto
LIVE: ind_fris DORIAN CeeeSTee
DJ: AFR SHINDO CAROLIECUT dj colaboy
FOOD: cafe la siesta
前売 2,500yen (w/1D) 当日 3,000yen (w/1D)
前売予約はメールで受け付けています。 お名前と枚数を明記の上、件名を「3/30 HOMESICK41 前売」としていただき、 前日までに、[email protected] までメールをお送り下さい。
METRO:京都市左京区川端丸太町下ル京阪神宮丸太町駅2番出口 恵美須ビルBF TEL: 075-752-4765 http://www.metro.ne.jp/ HOMESICK:http://homesickkyoto.blogspot.jp/
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Best Songs of 2018 - 鈴木正義
W&Sでは日本のヒップホップ/ラップミュージックに絞ってレビューをアップしていますが、今回はその縛りを外し、2018年リリースの曲からジャンルをまたいで10曲選んでみました。
01. Tierra whack「Black Nails」 1曲1分という短さ、トラップとの距離感、トラック/ビート、ラップ、MV全てがツボ!アール・スウェットシャツとソランジュがレッドブルのラジオ番組で「Fruit Salad」をかけてふたりで楽しそうに聴いてたのも最高でした。EP通して聴いてもたったの15分で終わっちゃうので未聴の方はぜひ。
02. Swamp Dogg 「Sex with Your Ex」 トラップが苦手な自分でも、オートチューンは大丈夫。ただやっぱり何でもかんでもオートチューンは…って気持ちがない訳でもない。でも、スワンプ・ドックのオートチューンは別格だった!アルバムタイトルも『Love, Loss, and Auto-Tune』!中でもこの曲が一番好きでした。タイトルもなかなかファンキー。こんなに良いのにMVの再生回数あんまりなのが不思議でしょうがない。
03. Charlotte Day Wilson「Let you Down」 2019年に来日しないかな〜と思ってるシャーロット・デイ・ウィルソン。ダニエル・シーザーやパーティーネクストドアなど、トロントにはドレイクから声の掛かるような若き才能が沢山居るけど、去年聴いたトロント勢の曲の中では、この曲が一番好きでした。彼女のスタジオの雰囲気もアトリエって感じで好みです。
04. JPEG MAFIA「Bady I'm Bleeping」 ジェイペグマフィアはやっぱりぶっちぎりで新しかった!こんな音の上にラップを乗せつつ、しかも気持ち良いなんて。ジャンルの外のリスナーにも届いてる感じもするし、前作からの飛躍もすごいし、一度生でライブ観てみたい!
05. Sam Gendel & Sam Wilkes「Boa」 この曲収録のアルバム『Music for Saxofone and Bass Guitar』のレコード150枚って少な過ぎ!買えなかったー。自分はサム・ゲンデルの『4444』やサム・ウィルクスの『Wilks』より、ふたりのこのアルバムが好きでした。サブスク時代でも良い曲ならインスト5分強でも余裕で聴ける。
06. No Rome「Narcissist (feat. The 1975)」 The 1975の『A Brief Inquiry Into Online Relationships』も良かったけど、ノー・ロームのEPもよく聴きました。彼のド派手な髪色、ロゴ、アート・プロジェクトってスタンス、どれも好みです。ノー・ローム経由で知ったB.P.Velenzuelaの「Insted (Hold You Down)」も曲の展開や歌声にジワジワとハマりましたが、2017年の曲だったのでベストには入れませんでした。
07. 小袋成彬「Lonely One feat.宇多田ヒカル」 2018年の4月なんて遠い過去…。でもこの曲に感動し、その勢いに任せて「聴いた!?」って色んな人とメールしたのは鮮明に憶えてます。言葉が分かるし、やっぱり邦楽で感動出来るのが一番嬉しい。ナルシシズムを感じてちょっと…って声をたまに聞くけど、全然違うから!そういう方は今一度じっくり聴き直してみて欲しいです。
08. Tofubeats 「River」 TBSラジオ『アフター6ジャンクション』での初オンエアーの時は、普通にいい曲だな~くらいにしか思ってなかったのに、濱口竜介監督『寝ても覚めても』のラストで聴いたらもう…。既に「River」好きだけど映画未見の方、まだ「River」にピンと来てない方、どちらの方もとにかく映画を観て頂きたい!曲の聴こえ方が一変します。
09. Tasha「New Place」 (オルタナティブ/インディー)R&Bって音の流行り廃りがあまりなく、この曲を聴いても特に2018年感はないんだけど、女性R&Bシンガーの曲ってどんな気分の時でも安定して聴きやすいので、自分の中ではかなりの再生回数になりました。1曲目のポエトリー・リーディングからの流れで聴くのがオススメです。
10. Tuamie「Stokly Wit Me (feat. Koncept Jack$on) 」 結局一度もトラップにハマれないまま、ポスト・トラップとかそんな言葉を良く見かけるようになってしまった。(まだまだこの流れは続きそうですね…。)でも、USにもトラップと距離を置きながらラップ・ミュージックをやってる若いラッパーが絶対居るはず!と探していたらTuamieに辿り着きハマりました。Tuamieが所属するMutant Academyの全員がリリースペース早くてなかなか全てを聴き切れない!「彼らのHPが開けなくなってるのもDIY感あって魅力的」って去年の時点で書いてたのですが、今見たらリニューアルしてました!開ける!
鈴木正義 1982年千葉県生まれ���プロダクトデザイナー。日本のヒップホップ/ラップ・ミュージ ックの批評サイト『Words & Souns』共同主宰。他に国内の現代写真家の作品掲載/展示/出版を行うウェブ・ギャラリー『SPACE CADET』の運営も行う。デザイン/音楽/ 写真の分野を横断的に活動中。 wordsandsounds.jp spacecadet.jp
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日が暮れる少し前にちょっと気晴らしに海辺に出かけてみる……当店がある長野県ではあまり現実的ではない話だし、そもそも今は極寒の冬!ですが、まるでそんな気分を味わせてくれるレコードが入荷しました。 ドイツ・バイロイトを拠点に自室でひとり多重録音を重ね、DIY精神に満ちたエレクトロニック作品をリリースし続ける音楽家Dennis Schulzeのプロジェクト、CV Vision。2021年だけでLPを4作、EPを1作リリース(!)している超多作のアーティストです。今作『The Beach』が描くのは、テレビやCMのBGMなど業務用に制作された軽薄でノーテンキな"ライブラリー・ミュージック"のサンプリングをベースに、グルーミーな気分を演出するアナログシンセとアコースティックギターの音色、波のように寄せては返すホワイトノイズを重ねた ささやかなロードトリップ。水平線の向こう側、空の先に広がる宇宙に想いを馳せるサイケデリック・ジャーニーに誘われます。 (Marking Records) https://www.instagram.com/p/CYgM4mXhpZ1/?utm_medium=tumblr
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【24日金曜日】 新たに,2冊の本の扱いを始めさせていただきます。 「UNLIRICE」 緑シュリンク、重量 1.6kg、464頁と武器にもなりそうな究極のアジア・カルチャー本。膨大な写真とアートワーク、英語で紹介されるアジア各国から生み出されるクリエイティブは、単なるインターネット記事とは異なる圧巻の情報量。 MALL BOYZ、LE MAKEUPの日本勢からSVBKVLTからのリリースでお馴染みGABBER MODUS OPERANDI(インドネシア)、MONG TONG(台湾)まで謎に包まれたベールが今剥がされる。Soi48によるタイ産ベース・ミュージック"SAIYO"の紹介、人種が入り混じる複雑な台湾音楽史も収録。これで完全DIYの自主出版という驚愕なプロジェクトだから、フィジカル好きは絶対買わなければならない逸品。 「津軽伝承料理」 ●昔のばあちゃんの味は、とっても今っぽかった! 津軽地方は豪雪で知られる、冬がとっても長い地域。なので、保存食をたくさん使います。彼女たちが絶滅から救った料理をひも解けば……。 「発酵」食を自分たちでつくって料理の随所に使い、 「うまみ」はだしだけでなく漬物や野菜からも引き出し、 「プラントベース(菜食中心)」な品々がお膳を埋めるのです。 ……考えてみれば、どれもいま世界中が求めている料理ばかり。 以上公式インフォです。 店頭で手に取って見ていただけますので,酒の肴に。どちらも,違うようで,等しく,ぶっ飛ばされます! (吉祥寺にほん酒や) https://www.instagram.com/p/CX29VT5lmLe/?utm_medium=tumblr
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2020 上半期 Best Albums 12
2020年上半期は未曾有の事態の連続で目まぐるしい日々を送りました。歴史的な1年になるであろう令和2年。決して忘れてはいけない継いでいくべき事実の裏では素晴らしい音楽もまたリリースされており、その中でも個人的によく聴いた&聴いてほしい AL を12枚(10枚に絞り切れなかった)記録としてここに残します。(順不同) 相変わらずロック色強め!
King Krule - Man Alive!
他の有象無象を蹴散らす程の異様に研ぎ澄まされた存在感は圧巻そのもの。絶賛されつくした名盤 2nd『 THE OOZ 』が進化した唯一無二なロック・サウンドに蕩けてしまえ!
King Krule - Cellular
ジャズ / R&B / ポスト・パンク / ダブ 等を飲み込み、着飾らないぶっきら棒な声でそれらを歌い上げる様は本当に20代なの?と疑わざるを得ない。そら孤高の天才なんて大仰な二つ名であらゆるメディアから呼ばれるのも仕方がないですね。King Krule のスタイルが完全に確立したといっても過言ではないです。圧倒されること間違いなしの作品です。
King Krule が創り上げる世界はあまりにも非現実的で。少なくとも僕が生活している日常には決して寄り添わないブルージーなロック・サウンドです。しかし本作はそんな語ることのない日々を特別に仕立て上げるような甘さも兼ね備えており、陶酔的です。それは M-1 “ Cellular “ を聴けばすぐに理解できるでしょう。しかし楽曲は勿論、彼の出で立ちやインタビューから醸し出すまるでベテラン・ミュージシャンが纏う無条件の説得力を齢25歳で既に身に着けたのかと思うとゾッとしますね。憧れます。
楽曲に話を戻します。M-3″ Stoned Again “ の生々しい感情がのった肉声&管楽器と陰鬱にリズムを刻む楽器隊のアンサンブルは狂気的であまりにもセクシー。無論クリーンに鳴るギターもたまらないです。M-4 “ Comet Face “ の未来的なポスト・パンクや黴臭いアンダーグランドの煙っぽさ薫るジャジーなサウンド M-7 “ Alone, Omen 3 “ や荒廃と化した都会でぼそぼそと呟くように唄う M-11 “ Theme For The Cross “ が特にお気に入りで、ぬるっと流れ出す全ての音が甘美な M-12 “ Underclass “ を聴けば恍惚となること必至。
彼の音楽にはいつも憂いが帯びていて。それは人が密集している都会特有の孤独に寄り添う妙な愛にも結び付くと思うんですよね。冷たいが決して突き放しはしない。彼の気難しさが宿るロックン・ロールに酔い痴れる夜があっても良いと思います。2020年は Man Alive! で酩酊しましょう。
Yves Tumor - Heaven To A Tortured Mind
2020年。新しい時代が始まった!さぁ、この快楽的で神々しくもあるフックの効いた異質な ロック・アルバム を聴いて感性のアップデートを行いましょう!
Yves Tumor - Gospel For A New Century
前作、数多の音楽評論家を唸らせた『 Safe In The Hands Of Love 』と同様 Warp Records からのリリース。
Yves Tumor 改め Sean Bowie の脳内から生み出される楽曲たちは新しいのか古いのか、、いや時代を感じさせないのか、、非常にカオスなんですが、でもこの混沌とした何でもありな現代だからこそ生まれた音なんだろうなと何故かそう思わせてくれるんですよね。奇を衒うとかではなく音楽が好きだというピュアな精神から産み落とされた非常にエモーショナルな1枚だとも思います。彼は稀有な存在です。
M-1 “ Gospel For A New Century “ のタイトルからもうワクワクさせてくれますね。どんな音楽が、いやどんな世界に連れて行ってくれるんだろうかと期待で高く上がったハードルを優に超えてくるクオリティー。高らかに響く管楽器と不機嫌そうなベース・ラインが印象的なのですが何より生き物としての暑苦しい程のエネルギーに満ちているんですよね。M-4 “ Kerosene! “ や M-8 “ Super Stars “ の泣きのギターはぜひ聴いてほしい。この2曲を筆頭に楽曲から匂ってくるゴージャスさと人間臭さが混ざった独特な世界観に興奮します。ポスト・パンクのカラーと哀愁を兼ね備えた M-2 ″ Medicine Burn ” も勿論聴き逃せないですね。黒いグルーヴも感じるしあらゆる音楽の熱さが入り混じっています。
そして、全曲キャッチーなのがまた素晴らしい。特に M-6 “ Romanticist “ ~ M-7 “ Dream Palette “ が大好きです。畳みかけるように吐くヴォーカルとノイジーかつグルーヴィーなメロディーは Yves Tumor の素晴らしさが凝縮しているといっても過言ではないでしょうか。また、こんなにも心情をかき混ぜられる曲で溢れているのに M-12 “ A Greater Love “ のぶつっと切れるかのようにあっさりと終わってしまう本作の流れも聴いていて違和感を感じる大きな理由かもしれません。
でも結局、音楽好きしか辿り着けない音楽だし気楽に人に薦めることができる AL でもないとも思ってしまいます。ただそれでも、やっぱりいろんな人に聴いてほしいなと思う作品です。全く Yves Tumor のことを知らなかった人がこれを聴いて特別な感情を抱いてくれたらとても嬉しいな、、
Disq - Collector
USはウィスコンシン州マディソン出身の若き5人組インディー・ロッカーたちがストレートにかき鳴らす哀愁やアイロニーをふんだんに込めたバンド・サウンドを聴いて心揺すぶられること間違いなし!名門 Saddle Creek から満を持して Debut・Album をリリース!
Disq - Daily Routine
胸がスカッとするパンキッシュでダンサブルなバンド・サウンドと冷め切った暗い日々をがなり立てるように歌う M-1 ″ Daily Routine ” を聴いて Shame や Sports Team 辺りと共鳴すると感じたところからロンドンのバンドなのかなと思っていましたがまさかのアメリカなんですね。上記に挙げた2バンドもそうですが、この斜に構えた若者特有のいなたさ、あるいはやさぐれ感がたまんないです。
「全ての曲は、私たちが人生の中で経験してきた葛藤をテーマにしています」とフロントマンである Isaac deBroux-Slone が語るように本作は、生きていれば誰もが抱えるであろう鬱憤を吐き出さんとする気だるそうなヴォーカルと共にノイジーな楽器隊が目立ちます。しかしメロディー・ラインはとてもポップでそれがまた愛おしい。M-3 “ I’m Really Trying “ や M-7 “ Gentle “ を聴いてみてほしい。メロディックなポスト・パンクとでもいうのでしょうか。シニカルで荒々しくも馴染みやすいメロディーに思わず涙腺が緩みます。
また M-4 “ D19 “ はフォーキーなロック・サウンドで歌としてもしっかりと聴かせてくれるし、M-5 “ Loneliness “ や、Deerhunter がよぎる M-6 “ Fun Song 4 ” はフレイバーを一味変えたサイケデリックなナンバーもあり、一筋縄ではいかないセンスがまた光ります。
数あるデモからセレクトされた曲たちが彩る本作を締めくくるにふさわしい M-9 “ I Wanna Die “ と M-10 “ Drum In “ は彼らのアンセムにもなるであろうポテンシャルが秘めていると感じました。Disq は間違いなく将来スタジアムを揺らすことができるロック・バンドになると思います。
彼らの愚直であるがこそ真っ直ぐな音楽とメッセージは未だ人生に方向性を見出せていない、いい歳した大人たちにはおもいっきり刺さるのではないでしょうか。
Sorry - 925
2017年 名門 Domino Record からデビューし、オルタナ好きの音楽ファンを虜にしてきた4人組 バンド Sorry が遂に Full Album をリリース!
待ってました。そして期待を優に超える名盤です。Wolf Alice を代表に、ポスト・パンク バンドの Squid や Black Country New Road (この2バンドも Full Al が待ち遠しい...!!) など続々と頭角を現しているノース・ロンドン シーンの一角のバンドです。
Sorry - Rock 'n' Roll Star
幼馴染の男女二人組から始まった Sorry。インタビューでは、バンド名はただ何となく面白そうだからつけたらしく、またタイトル『 925 』には「完璧じゃなくてもいい」というメッセージが隠れながらも別にただのランダムな数字の羅列として受け取ってもらって��いいなどと話��ていて、どこか緩い雰囲気を感じます。
しかし、そんな雰囲気とは裏腹に彼らの生み出す音楽は非常にヘヴィーです。
不意を突かれるピアノと管楽器から始まる M-1 “ Right Round The Clock ” を聴けばすぐに彼らのヤバさがわかると思います。100点のトラック1です。
Sorry の魅力といえば、重々しく歪むドラムやギター、聴き手をあざ笑うかのようなポップなメロディー、気だるげな男女のコーラス・ワーク、不快に鳴り響く管楽器など枚挙にいとまがないですが、一言で表すならば「不穏」ですね。M-4 “ Starstruck “ や M-8 “ Wolf “ とか最高です。M-5 “ Rosie “ のおどろおどろしいAメロからサビで切なくなる展開も良い。M-9 “ Rock ‘n’ Roll Star “ とかエラー・コードが表示されまくったポップ・ソングのようでマジでクールです。
Debut AL ってやっぱり作り手の集大成を全て詰め込む作品になると思います。本作がまさにその通りですがただ詰め込むだけでなく、今まで受けてきたインスピレーションを大味にすることなく曲に反映している点が本当にハイセンスだなって思います。そしてそんなアイデアが詰め込められた曲たちは、ローファイでグランジ/ヒップホップの影響を感じたり、ピアノや管楽器や多彩な効果音などを絶妙に駆使したりと、独創的なセンスからはルーツの深さも窺えます。
また、バンドというよりも自分たちの活動はプロジェクトだと言うように、MVも自ら手掛けています。そういった DIY 精神、または心の底から活動を楽しんでいるところも Sorry の魅力の1つです。
THE NOVEMBERS - At The Beginning
各メディアから絶賛された 7th AL『 ANGELS 』からわずか1年程でリリースされた 8th AL『At The Beginning 』は前作を更に���華させたノイズと耽美性が蠢く壮大なロック・アルバムです。
僕は THE NOVEMBERS はずっと曲単体では好きだけどアルバム通してはそんなにだなという印象だったんですが『 ANGELS 』でカッコいい、、と興奮しての本作『At The Beginning 』で完全にノック・アウトさせられました。
THE NOVEMBERS - 理解者
THE NOVEMBERS といえば、シューゲイズ / ノイズ・ロック などの非常にダウナーな轟音をかき鳴らすオルタナティブ・ロック バンドのイメージがあったのですが、ここ最近の彼らの作品からはシンセ・ポップ / ニューウェーブ / インダストリアル などを感じさせるエレクトロニック・ミュージックとも調和しており、1曲1曲がより一層濃密になっていると感じます。
凶暴なドラムンベース的なビートと神々しいメロディーが共存し最終的には洪水に呑まれるかのように音が渦巻く M-1″ Rainbow “ を聴いた瞬間、自分の中で「名盤に出会った」感覚になって一瞬で虜になりましたね。
M-3 “ 理解者 “ なんてマジで最高です。『 ANGELS 』の M-5 “ DOWN TO HEAVEN “ や M-6 “ Zoning ” が大好きで、こういう音楽をずっと作っていってくれ~と思っていた僕の思惑を見事叶えてくれたまるで BOOM BOOM SATELLITES をよりごつくさせたようなヘヴィーなサウンドが疾走するナンバーから矢継ぎ早に M-4 “ Dead Heaven ” のフロントマン 小林祐介 の破壊的なシャウト& 楽器隊がかき鳴らす轟音に腰が砕けるほど高揚してしまいます。
そして M-5 “ 消失点 “。正体不明の民族が奏でるようなトライバルな音と力強いリズム隊の上にのるメロディーはあまりにも美しくて切ない。かなり風変りな曲なのにどうして涙を誘うほどに綺麗なんでしょうか。M-8 “ Hamletmachine “ も破壊力が高くて好きです。音圧に押しつぶれる程に重い曲ですがサビがまたアンセミックで本当に素晴らしいですね。これぞインダストリアル・ロックです。
ライブハウスでこの美しい轟音を早く全身で受け止めたいです。。
Caribou - Suddenly
2014年振りの新譜はあまりにもパーソナルな1枚でひどく不規則に揺れ動くエモーショナルなエレクトロニック・ミュージックです。
CARIBOU - You and I
本作はタイトル通りトラックの流れや展開が「突然」変化するのですが、Caribou こと Dan Snaith は彼の人生に起こった予測不可能な人生の変化について作曲された曲たちで構築されています。
それは前作『 Our Love 』と本作の間に起きた最愛の妻の兄弟の死と、その姉妹の離婚、そして実の父の大病といった出来事など、、人生の予測ができない経験から影響されています。
例えば、タイトル「Suddenly」は娘の口癖からつけられていたり、母親がまだ幼い姉に歌う童謡をサンプリングしたという M-1 “ Sister “ から始まり、妻の母親の死を悼む M-2 “ You and I “ や M-4 “ New Jade “ では離婚を経験した義妹に向けて書かれていたりなどしています。それはまるで彼の人生のターニング・ポイントを記録していったかのような作品にも感じます。
上記に書いた通り本作にはコンセプチュアルなテーマが通底されているのですが、やはりどこか捉えどころがないんです。
艶めかしく響くグランド・ピアノの音を急に怒涛のラップが邪魔をする M-3 “ Sunny’s Time “ や M-6 “ Lime “ では野暮ったくも心地よいビートが急に消えてガラッと展開が変わったと思ったら、テンポも曲調も全く違うハウス・ミュージック M-7 “ Never Come Back “ が続けざまに流れてきたり。また、甘くドリーミーな M-2 “ You and I “ やファンキーなリズムとトレンディなストリングスがダンスを誘う M-5 “ Home “ に、切ない歌モノ的ナンバー M-9 “ Like I Loved You “。ラストは悲哀を帯びたメロディーが徐々に開花していき最後は光をみせてくれる非常にエモーショナルな M-12 “ Cloud Song “ など曲調も展開もトラックの流れも良い意味で読めないです。Dan Snaith の奇想なアイデアがちりばめられた素晴らしい一枚です。
Dan Snaith が本作を語るときに「船酔いするかのような」と形容していましたが、オール・タイム43分後はたしかにそれに似たような感覚に陥り、頭がくらくらしますね。
NNAMDÏ - BRAT
ユーモアとシリアスが交差するエクスペリメンタルなヒップ・ポップ アルバムが炸裂! シカゴのマルチ・インストゥルメンタリスト/SSW が NNAMDÏ 名義で2nd をリリース
この音楽は全てがなんか引っ掛かる。
例えば、情熱的だが精緻なドラミングやプログラムされたビート、器用なギタープレイ、鋭く尖ったラップ、そして遊び心のあるヴォーカルアレンジや創意工夫を凝らしたリズム...と非常に自由度が高く、そんな多彩で巧みなサウンド・プロデュースに耳を奪われがちなんですが、聴き終わった時には何故だか心に切ない蟠りが残ります。本当に不思議な音楽だと思います。
NNAMDÏ - Wasted
子供たちの叫声のような ヴォーカル・エフェクト が色んな曲に散りばめられているのも非常にユニークで、NNAMDÏ 改め Nnamdi Ogbonnaya ( ナムディ・オグボナヤ ) は SEN MORIMOTO を輩出したレーベル SOOPER RECORDS の創始者と知り、俄然納得しました。本作が『 BRAT (餓鬼) 』と名付けられているのも面白いです。
しかし、1曲1曲は全体的にはポップなんですね。だけどその曲たちを構成する下地にはロック(それも非常に難解な)やヒップホップやゴスペルなどジャンルの垣根を超えたバラエティーに富む様々な要素が明らかに感じられます。
そこで、Nnamdi の存在自身に興味を惹かれ彼のキャリアを少し調べてみたのですが、まず マス・ロック バンドのベーシストから始まって、そ��から ポスト・ロック、ヒップ・ホップ グループの一員でもあったり、ポップ・パンクのドラムスであった時期もあり、その他数多くの パンク/マス ロック/フュージョン/スクリーモ 等のバンドで活躍したりと、まぁ経験値が豊富。
繊細にかき鳴らされるアコースティック・ギターから始まる M-1 “ Flowers To My Demons “ を聴いたときの胸の高鳴りといったら。。徐々に音色が重なっていき最後は激情的に叩くドラムと切ないストリングスが曲を加速させる。と終ったと思ったらこれまたユーモラスなビートの上を面白おかしくミックスされたヴォーカルが重なるオルタナティブ・R&B 調の M-2 “ Gimme Gimme “ と変貌する。チャーミングな(奥でリズミカルに叫ぶあらゆるミックスを施されたヴォーカルの応酬は狂気とも捉えられるか)イントロから重々しく展開する M-3 “ Bullseye ” はわずか1分弱でこの存在感かと思わず笑ってしまいます。リード・トラック M-5 “ Wasted ” も本作の中でも突出して不思議なナンバーです。リズムやビートは聴き心地がよくメロディーも悲しげなのですが、その上にのるアレンジされたヴォーカルがまたシュールなんです。でも何故か気持ちよく聴けるんですよね。
僕のようなロック畑出身からすると、それこそ マス・ロック / ポスト・ロック の趣がある M-7 ″ Perfect In My Mind ” がたまらないですね。展開に追いつこうと耳を傾けるが追いつけない程に不可解で、うねるような楽器隊の怒涛のアンサンブルは最高です。また M-8 " Semantics " 〜 M-10 " Really Don't " の Nnamdi の鬼気迫るシャウトやシリアスなムードを作る曲展開は最後まで聴き飽きることをさせない魅力の一端を担っています。
そして、1枚の作品が終わることを知らせるかのような寂しさが伝わる M-11 “ It's OK “ から続いて、鳥のさえずりが聞こえてくる爽やかなイントロ 〜 Aメロから雄大な景色を想起させる重厚感のある ロック・ナンバー M-12 “ Salut “ で大団円を迎えます。
この強靭ともいえるクオリティー。Nnamdi のミュージシャンとしての仕事っぷりからひしひしと伝わってくる、野心的または偏執的とも捉えられることができる本作は、今まで彼が積み上げてきた経験や知識やセンスなど血肉になったもの全てが結晶化したような1枚といえると思います。
毎年1枚ヒップ・ホップ 作品でお気に入りが見つかるのですが、今年は BRAT一択になりそう。
The Homesick - The Big Exercise
オランダで異彩を放っていたオルタナティブ・ロック バンドが Sub Pop Records と契約して 2nd AL をリリース!ヘンテコなリズムがクセになります!初期 Vampire Weekend を彷彿とさせるドタバタ感!
難儀なことをスマートにやってのけているヤバいやつら。予想のできない展開や奇妙な音使いも気になりますが、何よりあえて音数を少なくして隙間を作っている曲構成にセンスを感じます。
The Homesick - Male Bonding
しかし、彼らの音楽は何と形容すればいいのでしょうか。水流の音?と何かを攪拌しているようなSEからゆるりと始まる牧歌的な M-1 “ What's In Store “ ( この曲はあらゆる国歌から着想を得たらしい。どおりで無駄に荘厳なんですね ) や忙しく叩かれるドラムにとぼけたように吹かれたラッパ音?やご機嫌に響くピアノなどが面白い M-9 “ Kaïn “ を聴くと「子供たちが無邪気に作曲したバロック・ポップ」なんていうフレーズが浮かびました。とにかく彼らを既存のジャンルにカテゴライズするのは難しいです。ですが、そういった時代を先取ろうと試みるアティチュードも最高です。(マイペースな感じが初期 OGRE YOU ASSHOLE っぽくもあるなぁ..)
また、パンキッシュなサウンドも魅力的で、例えば M-5 “ Leap Year “ や M-7 “ The Big Exercise “ や M-8 “ Focus On The Beach “ 辺りはポスト・パンクからの影響が窺える粗さが良いです。M-10 “ Male Bonding “ も最高ですね。軽快なドラミングの上をノイジーに歪むギターとシャウトで感情を爆発させたかと思えば、アウトロは息の合った見事なアンサンブルでリスナーを惹きつけて終劇。素晴らしい発想力と演奏力です。
情報量は多いのにしつこさを感じさせないのは湿度0%のカラッとした録り方にあるんでしょうか。やりたいことはやっているけどリスナー側にも立つことも忘れない。クレバーだと思います。まぁ単純にそういう音が好きなだけだと思いますが...
もう一つ最大の魅力を挙げるとすれば M-4 “ I Celebrate My Fantasy “ を筆頭に この手数の多いサウンドを3人で演っている点ですね。People in the box にも通ずるクールさ。(さっきから何故か日本のバンドばかり思い出すな..) 3ピース・バンドってやっぱりカッコいいなと改めて思わせてくれました。
余談ですが、フロントマンである Elias Elgersma のソロ名義 Yuko Yuko もチルくて良いです。 Lo-Fi / Vaporwave 特有のしょぼさがたまらん。
Yuko Yuko - Purple Pace
Georgia - Seeking Thrills
UKはロンドンの次世代エレクトロ/シンセ・ポップ シンガーの 2nd AL は多幸感ある未来的なダンス・チューンが満載!
Georgia - Feel It
クラブにも行かないしポップスを好んで聴かない僕が本作に魅了されたのは、キャッチーなメロディーを支えるサウンドの味わい深さです。
エレ・ポップのキャッチャーな部分とあらゆるクラブ・シーンで脈々と受け継がれてきたであろう多彩なメロディーが混ざり合ったサウンドには、エスニックな香りが漂っており、そこがクセになります。それでいて未来的だし、ジャケットのようにハイになること間違いなし!
パーティーが始まることを告げる M-1″ Started Out ” から鈍く疾走するベース・ラインとポップだがどこか儚げなメロディーが気持ちいい M-3″ Never Let You Go ” や アッパーなんだけど気品のある M-4 ″ 24 Hours ”。それからクラブ・ミュージックのヘヴィーなグルーヴを感じさせてくれる M-5 ″ Mellow (feat. Shygirl) “ といった前��の流れに一気に掴まれました。Shygirl のダウナーなラップもエロい!
個人的なベスト・トラックは M-7 ″ Feel It ”。妖艶で煙いサウンドから突如彼女のエモーションが溢れるかのような熱い展開が最高です。
インタビューを読む限りどうやら彼女の人生はダンス・ミュージックで出来ているようです。父親は レフトフィールド の創立者である ニール・バーンズ で彼の影響でドラムを学びまた、初めて行ったクラブに衝撃を受け解放的な気分を味わったとのこと。たしかに本作にはその体験の熱をそのまま詰め込んだかのような初期衝動を感じます。
懐古的にはならずしっかりとアップデートするセンスに脱帽です。
Pinegrove - Marigold
USインディー シーンの至宝 Pinegrove が UKを代表する老舗レーベル Rough Trade から 4th AL をリリース!
Pinegrove - Phase
マリーゴールドといえば僕はあいみょんではなく Pinegrove なのですがそんな戯言はさておき、相変わらずの温かみのある フォーキーなアルバムに仕上がっています。前作『 Skylight 』をよりしんみりさせた雰囲気がありますね。
本作の魅力といえば、雑味がなくなったミニマルな インディー・ロック といえばいいのでしょうか。無駄な音がないんですね。非常にシンプル。だからこそ深く耳を傾けたくなります。
しかしファンとしてはアナウンス通りに『 Skylight 』に続き新譜をリリースしてくれたことに感謝は勿論、それ以上に安堵感を覚えました。それはフロントマンである Evan Stephens Hall が 強制わいせつ罪で訴えられていた事実があったからなんです。問題が解決されるまでは活動休止状態になっていた時期���あって、それを含め他のパーソナルな問題と向き合ったメンバーたちがようやく世にだしたという経緯があり、様々な背景込みでより染みわたります。
本作のコンセプトは「忍耐」だそうです。たしかにタイトル通り、酒とドラッグを我慢する様相をうたった M-4 “ no drugs “ や不眠症をテーマとして眠るためにいろいろと試行する M-7 “ Phase “ や何一つ変わらない日常の虚無感をうたった M-8 “ Endless “ など圧迫された日々に対する陰鬱を嘆くような曲が多いのかと思いました。エンディングを飾るアンビエンスなナンバー M-11 “ Marigold “ が終わった後の余韻といったら、、、
Pinegrove の音楽を聴くと、普遍的で変化のない一日常をプラスαでほんの少しだけ特別にしてくれる、、まるで人肌に包まれるかのようで本当に心地がいいんです。完全にひいきにしてますが、クソ個人的な短評だし文句の言うやつなんていないからこれからも持ち上げまくってやります。そしてぜひ来日してくれ!!
今年リリースした新譜で The 1975 が Pinegrove について言及した曲をクレジットしたのは2020年のハイライトの1つだったな。。
Nada Surf - Never Not Together
28年選手のブルックリンが誇るメロディックなロック バンドの4年振り通算9枚目の AL は心の奥底まで優しく響き渡るグッド・メロディーで溢れている至福の1枚。
Nada Surf - So Much Love
Nada Surf を今まで通ってきていなかったことを後悔するぐらい、このALは本当に心から良い曲だなと素直に思える曲ばかりでファンになってしまいました。
1曲目 M-1 “ So Much Love “ からしてもうズルいですよ。青いピュアなサウンドで心が震えて Matthew Caws (Vo&Gt) の優しく包み込むような歌声でいつも泣きそうになる。彼らをジャンル付けすると パワー・ポップ / ギター・ポップ あたりになるのですが、M-2 “ Come Get Me “ やリード・トラックに相応しい M-5 “ Something I Should Do “ を聴くと、彼らの音楽性を語るときに引き合いに出されたジャンルたちの醍醐味が詰まっているなと感じました。M-3 “ Live Learn and Forget “ や M-7 “ Crowded Star “ の耳に馴染む懐かしくて切ないメロディーも沁みます。特に M-4 “ Just Wait “ はあまりにも感傷的で永遠に浸っていたい。
そして、子供たちの美しいコーラスから始まる童謡にも似たメロディーから壮大なバラード・ロックへと開花する M-6 “ Looking For You “ でいつも作業している手が止まる。本作のハイライトです。また、疾走感あるキャッチーなロック・ナンバー M-9 “ Ride In The Unknown “ がゆっくりとフェードアウトして本作は終わりますが、それはまるで「ここは一つの到達点でありまだ終わりじゃないんだ。」というような示唆をも感じ、既に次回作に期待してしまう。。
ベテランの安定感といいますか、この円熟したアンサンブルから伝わってくるロック・バンドの力強さは何十年も音楽と真摯に向き合ってきたからこそなんでしょうね。何だか年を重ねていくことへのネガティブな気持ちがすっと無くなった気がします。
Nada Surf を掘る下半期になりそうだ。
Pet Shimmers - Face Down in Meta
謎多きUKはブリストンの7人組バンドの Debut・Album は青春にも似た小っ恥ずかしさ及び衝動をローファイに味付けした煌びやかなインディー・ロックです。
Pet Shimmers - Post-Dick Circle Fuck
なんなんでしょう、このどうしようもない青春感は。どうしてか焦燥的で故にメランコリー。わざとらしいキッチュな音質も憎いし本作を聴くと Los Campesinos! を彷彿とさせるんですよね。(Sandy) Alex G がツアー・ゲストに呼んだのが納得のバンドです。余談ですが、最近改名して(Sandy)がなくなったらしい。。。RIP (Sandy)。。
まぁとにかくこの「ごった煮感」を堪能してほしいです。フロントマン Oliver Wilde のフェイバリットかつ素敵なものをこれでもかとふんだんに詰め込んで Like a パワーパフガールズ’s オリジン 生まれたこの曲たちにはどれもが作り手の愛が濃縮しています。多彩な楽器たちとエレクトロニカと 8 bit がまぜこぜになったインディー・ロックをぜひとも一聴してほしい。
詞の乗せ方とかもリズミカルで例えば M-4 “ Duvet Day ” や M-6 “ Angel Made “ は特に気持ちが良いですね。浮遊感があってアナログTVの砂嵐にも似た粗いサウンドがお気に入りです。
またここ数年のロックを語るには外せない サウス・ロンドン シーンの中心的な小さいヴェニュー The Windmill でも活躍する Goat Girl を呼んでの M-5 “ Feels Hz “ も横のつながりが見えて良いですね。
丁度ALの真ん中にあるハーフ・タイム的な要素も持ち合わせる M-7″ Cheat Codes (THPS2) ” も良い味を出しています。アコースティック・ギターと合わせて呟くように重ねる男女のコーラス・ワークはしっぽりと酒をなめる時の最高のアテです。
M-9 “ Nobody: Me: “ や M-10 “ Post-Dick Circle Fuck “ が顕著なローファイなサウンドの疾走感と絶妙に熱がこもっていないヴォーカルの不思議なハーモニーもぜひ味わってほしい。彼らの音楽性が詰まってます。 ラストの M-12 “ Crash Tense Dummy “ が10分と長尺なところも青臭くて良いですね。めっちゃノスタルジー。。
純粋無垢に音楽をインターネットで漁っていたあの頃の十代が漠然と脳裏によぎり、無駄に感傷的になってしまいました。。これは長く聴いていくやつだわ。。。
今年は割と意識的に音楽が聴けているし、何より6月7月と一気に聴きこみたい期待のALが続々とリリースされていったので、これからが非常に楽しみだ!
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ジョー・トッシーニ&フレンズ/レディ・オヴ・マイン
Joe Tossini and Friends: Lady of Mine Efficient Space (RTMCD-1372)
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イタリアのシチリア生まれ、ドイツ、カナダを経てアメリカのニュー・ジャージーを拠点に活動した謎のシンガー/ソングライター、ジョー・トッシーニ。その1989年発売のレア・アルバム『Lady of Mine』の復刻企画。 チープな打ち込みとカシオトーン、生音や8ビットの塩梅も絶妙なDIYインディ~メロウAORのカルト盤。 軽音楽?サロン・ミュージック?なんだかよくわかりませんがこのユルさはいったい…。
詳細はジャケ写をクリック
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また逢う日まで 尾崎紀世彦
渋い! この頃の日本人はこの歌をよく歌ってましたねー
この時代の歌手の人は
皆凄い声量があって迫力がありましたが、
この人は別格。
日本人離れした
ルックス・歌唱力・存在感
すべてが超一級でした。
今の時代、
こういう魅力的な歌手 いないですね。
歌で魅せる力がここまである人は
今ではみかけません。
カッコいいし、曲も最高!
あの頃は「歌謡大賞」や「レコード大賞」にも
「重み」があったように思います。
昭和の時代
この声を聞いて衝撃を受けました。
今聞いても やっぱり凄いです。
: 食品&飲料: 服&ファッション小物: 時計: 家電: 大型家電: ミュージック: ホーム&キッチン: ホビー: ベビー&マタニティ: パソコン・周辺機器: ドラッグストア・ビューティー: デジタルミュージック: スポーツ: ジュエリー: シューズ&バッグ: コスメ: クラシックミュージック: カー&バイク用品: カメラ: お酒: おもちゃ: TVゲーム: PCソフト: Kindle ストア: DVD: Androidアプリ: Amazonビデオ: 文房具・オフィス用品: DIY・工具産業・研究開発用品: 洋書: 楽器: 本
一度でいいから生で聞きたかった!!
こんなにダイナミックに歌いあげる歌手は
他にいないでしょうし
これからも出ないでしょうね。
尾崎紀世彦さん以外の人なら
この名曲もここまで仕上がっていなかったでしょうね。
自分でこの曲を歌ってみると
その凄さや難しさがより分かります。
▼
尾崎紀世彦さんは最高のうまさでもって歌いあげてます。
阿久悠さんならではの詩も
素晴らしい!
昭和の時期はいい歌手がいましたよね。
”キング オブ 男性ボーカル”尾崎紀世彦さん、
女性歌手では天性のファルセットを持つ天地真理さん、
デュオでは双子ならではの 美しいユニゾンが印象的なザ・ピーナッツ
と、この時代が懐かしいです。
尾崎紀世彦さんは存在だけでも絵になる人でしたよね。
他にも
南沙織、小柳ルミ子、湯原昌幸、・・・
良い曲が沢山ありました。
何十年経っても、
新鮮でどきどきしてしまいす。
▼
これが本物ということなのですね。
昭和の時代に素晴らしい音楽を
ありがとうございました!
本当に
「また逢う日まで」になってしまいました。
結局、 昭和レジェンドに頼ることしかできない紅白。 【紅白回顧】サザン、ユーミン、北島三郎…大物の底力で平成を締めくくる(産経新聞) - Yahoo!ニュース https://t.co/z3xyzyB9pn @YahooNewsTopics
— 日本愛maki7 (@nyukuku299) 2019年1月1日
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サウンドデザイン領域に興味をお持ちの方へ
「サウンドデザインって?」
という問いには様々な回答があると思いますし、「サウンドデザイン」を学ぶ大学によって、その教育内容も様々だと思います。
当サウンドデザイン領域では、「映像作品におけるサウンドデザイン」に特化した教育・研究活動を行っています。 具体的な授業内容は(他領域との共通授業を除く)、 1.ゼミの演習において映画の現場録音から整音作業に至るまでに必要な音響機器の知識を深め、その技術を習得する。 2.ゼミの講義において「サウンドデザイン」という観点から映像表現についての知識を深め、「自分にとってのサウンドデザイン観」を構築する。 3. 実習(映画作品を制作する)を重ねることにより、映像業界の音響プロフェッショナル、サウンド・アーティスト、映像音楽家などになるための具体的なスキルを学び、習得する。 以上から成り立っています。また、生徒が独自研究をできるように、MA室、録音機材などを可能な限り使用することができる「自由な場」としてもサウンドデザイン領域は存在したいと考えています。言い換えると、当領域は映像表現におけるサウンドデザインの「実践」かつ「実験」の場でありたいということです。
2024年4月追記。
MA1~3のソフトウェアを更新しました。大きくは
・MA1~3のMacOSをMontereyに。(安定性重視の観点から)
・Pro Tools Softwareを2024.3に。(これでMA3で7.0.4のバスが組めます)
・Wavesをアルティメットに。
・Altiverb7XLを8XLに。
・iZotope Everything Bundleの導入。
です。
2022年11月追記。
・MA3の7.0.4環境が稼働し出しました。また細かいところの整理(ケーブルの取りまとめ、Pro Tools MTRX Studioの置き場所とか・・・)はありますが、ひとまず。MTRX Studioの上はMA3のVUメーターがデジタルインなのでDante経由を使って、という次第。やはり「上」があるのは面白いですね。平面から立体へ。しかし、そうなると「下」も欲しいところです。 MA3の環境だと7.0.8ですね。部屋も狭く防音もなしなので、サブ・ウーハーは割愛です。取り柄は「自由」、ということで。Dolby Atmos Production Suiteも入れましたが、う〜ん、面倒。.atomsファイルまでの書き出しはできるので、Pro ToolsにおけるDolby Atomsのワークフローを学習するにはいいのかと。MA3のみNuendoを12、Logicを10.7に。まだほとんど触ってませんが、Logic、Nuendoの方が簡単な気が。まずPro Toolsで7.1.4のバスが組めないというのがショック。音量調整含め、手探りですが、まずはゼミ生に7.0.4の音響環境を体験して欲しいです。この「体験」が後々、役に立つのだと思っています。長嶌
2022年9月追記。
・Youtube「東京藝術大学公式チャンネル」で3回に渡って、映像研究科 馬車道校舎の紹介があました。特に第2回はMA室の紹介がありますので、サウンドデザイン領域に興味がある方は是非、ご覧ください。
日比野学長 音で「嘘をつく」?! 院生の音響収録を見学!東京藝大馬車道校舎特集#2
https://www.youtube.com/watch?v=qBeBavtpvD8
・ワイヤレスシステムをWisycomに変更しました。
・MA1でブルーレイだけでなく、ゲームも5.1chでプレイし、手元のコントローラーで各チャンネルのOn/Offができることにより、サラウンド分析ができるようにしました。目的はゲーム音響のサラウンド分析です。
・以下、最近のゼミの様子をTwitterから。
https://twitter.com/tua_sounddesign
「ようやくMA3のDIY Dolby Atmos化に着手する。7.0.4。防音もしていないので.0は省略。音が出るのはまだまだ先だが、まずは一番の難関、天井の4つのスピーカーの設置。次はオーディオ、電源ケーブルの引き回しの計画を予定。地味に続きます。」
「大視聴覚室でゼミ生のサラウンド音源の試聴会。私は会議で抜けるが、戻ってくるとゼミ生間での互いの講評が。良い感じ。翌日、元町中華街校舎地下に6.0のスピーカーシステムを設置して、昨日と同じ音源の試聴。ゼミ生の提案で中央に4chを外向きに置いてサイドに2本というパターンも試す。2つのパターンで「ハマる音源」と「ハマらない音源」があるのが興味深い。イーノの『ディスクリート・ミュージック』をMono 6chで曲開始をずらして再生という荒技も。GenelecとiPhoneの音量を大体同じぐらいにしての比較では、iPhoneの圧勝。」
「Mac Pro 2013にSymbolic Sound Kyma 7.1を入れて動かす。グラニュラーの感じはやはり良い。(下準備が面倒ですが・・・)「昔のEventide」的な感じ。扱いはなかなか面倒ですが、ゼミ生も活用できるようにしたいと思ってます。
2021年3月追記。
MA1と2にSSL 2(オーディオ インターフェイス)とYAMAHA MSP 3を導入しました。その理由は、MA1と2は映像出しをHDMIで行なっています。シンプルな回路なので、映像系のトラブル(映像が出ないなど)は激減しましたが、HDMI→液晶モニターでのレイテンシーの問題が出てきます。結果として、YAMA DEM64で「音声を遅らせること」で解決しました。整音作業では、この方が便利なのですが、VIを使った音楽制作の場合、このレイテンシーは問題になります。その解決策として、ステレオ Mixまでになりますが、音楽制作時にはSSL 2+MSP 3の組み合わせで作業する方式を取ることにしました。MA3は、この問題がないので、以前の通りです。
今月(2019年10月)、MA1と2の改装を行いました。今回の改装では「できる限り、機材トラブルがないシンプルな構造で、同時に最大限、プロの現場でも通用する環境」というコンセプトでプランニングし、結果、
・iMac (3.6GHz 8コア第9世代Intel Core i9プロセッサー、メモリー64G、2TB SSD)に変更。付帯して、HD NativeをPro Tools Thunderbolt boxに変更。
・映像出しをHDMIに統一。付帯して、Video Slaveを導入
・フィジカル・コントローラーはAvid Artist Mix、サラウンド・パンナーはJL Cooper AXOS Panner、モニター・コントローラーはSUR-822を導入。
・新規ソフトはPro Tools 2019、Audio Ease In Door、AUTO-ALIGN POST。
・音楽制作では、Native Instruments KOMPLETEを12 ULTIMATEにアップグレード。
・DAWはPro Tooksの他にNuendo10、Logic Pro Xもインストール。
・新環境での音響再測定。HDMI出しの映像と音のズレも、YAMAHA DEM64で相殺。
という環境になりました。MA1のアナブースとのトークバックシステム以外、MA1と2でのハードもソフトも同一にしています。(ファイル・コンパチのため)MAに関しては、以前から導入しているiZotope RX 7 Advanced、 Audio Ease Altiverb 7 XL、Audio Ease Speakerphone 2、Serato Pitch'n Time Pro、Waves Diamondと合わせれば、プロ・ユースのMAスタジオと同等に近いクオリティーの作品を制作できる環境に近づけたかと思います。
MA3については、Pro Tools 2019、Audio Ease In Doorを導入しました。
MA1
MA2
実習である映画作品制作の録音に使う機材としては、
SONOSAX / SX-ST
SOUND DEVICES / 788T
SOUND DEVICES / 664
SENNHEISER / MKH416
SENNHEISER / MKH816
NEUMANN / U87
AKG / C414
NEUMANN / KMR81i
SCHOEPS / CMIT5U
Panasonic RAMSA / WX-RJ800 (受信機)
Panasonic RAMSA / WX-TB841(送信機)
Holophone / H3-D
サザン音響 / SAMREC HATS Type 2700Pro
などがあります。サラウンドマイク、ダミーヘッドも用意しているので、より専門的な録音実験も可能です。
ポストプロダクションの「実践」かつ「実験」の場となるMA室は3部屋あり、DAWはPro Tools HD NativeとNuendoです。
プラグインは、Waves Diamond、Waves 360° Surround Tools、Audioease Altiverb、Audioease Speakerphone 2、iZotope RX4、Pitch'n Time Pro、GRM Tools Collection
音源としてNative Instruments KOMPLETE 11 ULTIMATE
を3部屋全てに用意しています。
また、Max /MSP、Symbolic Sound KYMAも Macbook Proと合わせて1台用意しているので、よりエフェクティブで専門性の高いサウンドデザインを研究することもできます。
MA1、MA2は5.1ch仕様
MA1のアナウンスブース
MA1のマイクプリ AVIDのマイクプリ、SSLのアルファ チャンネル×2、SSLコンプ×4、TUBE-TECHのチャンネル・ストリップ、MEC1A
MA2 MA1のスピーカーシステムがディフューズ・サラウンドであるのに対し、MA2はダイレクト・サラウンドです。
MA3は防音室ではありませんが、8chスピーカーシステムを用意し、MA3のみNative Instruments Kontakt音源もSpitfire Audio London Contemporary Orchestra Strings、Sacconi Strings - Quartet、Project SAM Orchestral Essentials Pack、Swing! Packを導入しています。
修了生の進路は、ポストプロダクション・スタジオ、ゲ���ムメーカーのサウンドデザイン、音楽担当、映画、TV、ネットなどの映像コンテンツの現場録音&整音担当などです。日本の映像業界はフリーランスでの雇用が多いのですが、NHK、任天堂、カプコン、アオイスタジオ、パンダスタジオ、ステップ、アルカブースなどに就職している者もいます。
ただ、一つ注意していただきたいのは「当サウンドデザイン領域が大学院に所属する」という点です。普通、皆さんの「大学院」のイメージだと「研究室に所属し、指導教員(ここなら私)の指導を受けながら、研究室での共同研究もしながら、自らの研究も進める」というものだと思いますし、ほとんどの大学院は、このようなカリキュラムを採用していると思います。
当サウンドデザイン領域でも基本は同じなのですが、映画専攻では、上記の「共同研究」が映画制作に当たります。ご承知のように、映画制作は複数の領域を含んだグループワークです。映画専攻では、商業映画のスタイルにならった職能ごとの映画制作のワークフローを採用しています。これは修了後の実社会(映像業界)に出た時に、映画専攻在籍中に獲得した知識、技術を無駄なく活かすことができるように、です。(もちろん、個人制作映画の存在を否定するもではありませんし、学生の個人研究としては推奨されますし、個人研究の個別指導も行います)
上記の「研究室で行う共同研究」は、映画専攻では7つの研究室(監督、脚本、プロデュース、撮影照明、美術、サウンドデザイン、編集)が共同で行う研究=映画制作、ということになります。
ですので「当サウンドデザイン領域に入学して、個人研究だけを進めたい」という方には映画専攻のカリキュラムは負担が大きく、別のソリューションを考えていただいた方が良いと思います。
また、毎年、映画音楽家、サウンド・アーチストを志望される方がいらっしゃいますが、当サウンドデザイン領域では「共同研究」=映画制作=撮影現場での録音〜整音の体験を通しながら、自らの研究(映画音楽、音響作品制作)を進めることが必要です。最近のハリウッド映画やメディアアートの流れを見ると、音楽と音響の融合は、ますます進むと思います。その意味で、録音〜整音の技術を身につけた上での音楽、音響作品制作は、今後、映画音楽家、サウンド・アーチストを目指される方には大きなプラスになると考えています。
「映像と音」の関係に興味がある方は是非!
後、2014年の上野校舎での授業ですが、いつもこんな感じで喋ってます。
https://www.youtube.com/watch?v=IOyjEvo7mL4
サウンドデザイン領域教授 長嶌寛幸
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▷冬眠から目覚めた3月4月
今年の冬は、寒かったり低気圧だったりで冬眠してました。暖かくなってきて、急にいろいろ目白押しだった1ヶ月。
まずは、前シーズンに引き続き、SupportSurfaceさんのファッションショーのサウンドデザインを担当しました。
vimeo
今シーズンはARAKI Shinさんにフルート&サックスを、Ray Akaikeちゃんにボイスをお願いして、ドリーミーな感じに。会場の新豊洲 Brillia ランニングスタジアムの音の響きも包まれるような感じで、美しいお洋服をまとったモデルさんが光の中から現れては消えていく、一瞬の夢のような空間が広がっていました。
その3日後には、KyokaちゃんとMasaaki UenoくんのRaster NotonコンビがオーガナイズしてるFirst Floor Festivalで、トークと通訳を at CIRCUS。headless horseman、EOMAC、Alba G. Corral、Keiko Kimotoさん達と出会えて楽しいひととき。
東京都現代美術館MOTサテライトのフェロープロジェクト関連で、gift_ 後藤寿一さん&表現による謎の世直しを展開中のアサダワタルさんと、gift_lab GARAGEで都市と音についてイベントやったりとか
ソニーさんの新規事業創出プログラムによる未来の休息についてのフューチャーセッションで、イルカやクジラや聴覚についてのインスピレーショントークをしたりとか(Just earの松尾伴大さんやソニーの音をつくっている永原さんにもお会いできました)
Gigi Masinさんのオープニングアクトで、久々のharuka nakamura LABOで音を紡いだり at 渋谷WWW。今回のメンバーは、ARAKI Shin / sawako / AOKI,hayato / 根本理恵 / haruka nakamura / LABO choir: 坂本美雨 / 武田カオリ/ 太田美帆 (CANTUS) +PAさんは 葛西敏彦 / 中原楽。
DIYミュージックは第10期を迎えて、ますます楽しい輪が広がっていってます。今期は中国からの留学生の女の子も受講してくれて、「音と一緒に自分を探す旅へ」というタイトルの講義レポートを書いてくれました。(オリジナルバージョンはなんと手書き!)
他にもまだ告知解禁前のものもあったりして、なんだか急にググッと芽吹きの季節です。今年もキラキラなご縁がたくさんの一年になるといいな。
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拡散は気が向いた時で――diz インタビュー
MC松島はじめKBM、$IMPEIほか個性派揃いのラップ・クルートウキョウトガリネズミの中でも、とりわけ「くせ者」ぶりを漂わせるラッパーdiz。ゆるやかな諦観と、笑うしかない現実を笑うリリックは、現代の倦怠感を鮮やかに切り取る。
ハイペースなリリース、ワン・アイディアの美学を貫くDIYなミュージック・ビデオ、noteを使った音源のリリース等々、常に自然体でオルタナティブな「(郊外/インターネットから発信される)ラッパーとしての”やり方”」を提示している。
Twitterは鍵アカウント、現在地は非公開、”好きな女はぽっちゃり”。ニヒル&ナンセンスなミスティフィカシオンを以下に探る。
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―― 新しい音源集『スクラップブック』非常に良かったです。有名どころだとPlayboi Cartiとか、最近の人だとCLICHEとか、ああいう音がスカスカで浮遊感のあるトラップ、その上で声を張らずにラップしてるようなヒップホップが僕は最近好きなので、「インスコ」「透明な居場所」あたりはすごくいいですね。ビートも面白い。
d: ありがとうございます。外国の人が作ってるビートで、若い世代の人が〜type beatとか銘打ってフリーや投げ売り価格で公開しているんですよ。
そのデータをメールでやりとりしていて、思い返せば数年前に出した生活感と怠慢というzipテープでもそうしていましたし、MC松島と作ったNo chill ninjasのビートメイカーとのやりとりも大きなキッカケではあったかもなーとは思います。メールしたら外国の人とも簡単に共作出来るんだっていう。
―― type beatとか、ラッパーのためのビートのやり取りって調べると面白いですよね。僕はトラックを作ってるんで、けっこうその辺り��話は興味がありますね。
※「Chance The Rapper - Type Beat」「Migos - Type Beat」などでYouTubeやSoundCloudで検索すると、そのラッパーがいかにも使ってそうなインストゥルメンタルのトラックがアップされている。ダウンロード・フリーの場合もあるがほとんどは売り物で「○○○みたいなラップがやりたい、そのために○○○みたいなトラックを買いたい!」というラッパーの需要からこういう形態を取っているものと見られる。
d: それこそ日本語ラップのモノだって勝手にフリーでアップロードしてあるのも見たことありますし、コピービートとか、それをまとめているようなアカウントも見た気もしますし、探せば無限に出てきますね。
―― なるほど。たしかに無法地帯っぽいアカウントありますね。
d: ざっくり分析ですけど、VaporwaveやLil Yachttyの云々もあったりであんまり雰囲気のコピーやタブーっぽいモノに対する後ろめたさとか無い(無くそうとしている?)のかもですね。ヤバけりゃ良いっていう。
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―― そういう、ざっくばらんなネットのやり取り、いろいろな境界がぼんやりとして来てる感覚っていうのがラップを始めいろんな行動に共鳴していますよね、dizさんは。それが面白いなと。
d: 俺もあんまり凝ったことはしてないしロクに知識もないんで、良い感じに噛み合ってるんだと思います。本当にラップの基礎みたいなのに全く興味が無いし、生活していって出来た作文をリズムつけて読んでるだけって感覚に近いです。
―― noteを使った音源の販売もそうだけど、以前アップしたビデオでも、スマホの映像を、これこれこういうアプリで加工して作っている、というのを明記してましたよね。あと、かなり前だけどTumblrでも「これくらいの価格帯のマイクを○人で一人1000円ずつ出して共有すればある程度の録音はできるよ」みたいなことも書いてましたよね、僕はそれがすごく印象に残ってるんですよ。
大きいプロダクションやバジェットが無くても、工夫すればこのくらいのことは全然できるんじゃない?っていうのを自然なカタチで提示してると思うんですよね。僕はお金のかかった音楽も大好きなんですけど、手元にあるカードだけでも見せ方やり方次第でこんな風にできる、っていう音楽にも惹かれるんですよ。それこそドラムマシーンしか鳴ってないような初期のヒップホップだったり、あるいはポストパンク、ニューウェイヴ的な。
d: 難しいことって逆に誰でも出来ると思っていて、だったら誰でも出来ることを頑張ろうかな程度で、俺はあくまでも"近所の兄ちゃんが何かやってるっぽい"っていうのが好きで、そもそも力むのって良くないと思うんですよ、疲れて嫌になっていたら元も子もないし、自分の価値と工夫で提示していかないと駄目かなって最近思うし、背伸びしたって格好つかないだろうし。
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―― OTFJさんの2年前のインタビューで、ハイペースに作品を発表している理由のひとつに「田舎だから遊びに行くところもないので」と仰っていましたよね。dizさんの住んでいる町の環境って、どういう所なんでしょうか。
d: 半年くらい前までは国道がドカーン!と通っていて、通りにチェーン店がいっぱいある、郊外都市というか、そういう地域に住んでいました。
工場地帯も��って、出稼ぎや在日外国人がとにかく多くて、高校も学年の3割くらいは外人っていう状況で。だから、謎のホームパーティーみたいなのに呼ばれたりして、遊ぶ場所はないけど、とにかく集まって遊んでみるっていう10代で。
今は引っ越して、少し地元から離れた田舎に来たんですけど、引っ越してきたタイミングで土地開発が始まってる気がして、最近はそれが見ていて楽しいですね。
関東圏に出ないのか?って誘いも実はあったりしたんですが、東京に1ミリも用事がないし、今のペースで暮らせなくなったら何もしなくなると思うし。
――国道がドーンとあってチェーン店が並んでるっていうのは僕の方も同じですね(香川)。ムチャクチャ広い駐車場にポツンとあるファミリーマートとか。ああいう所、車に乗って見てると、泣きそうになりますね。
d: 今の土地は国道ドカーン!よりは静かな土地なので、たまーに戻ると変な安心感はありますね。街全体のケバケバしい感覚とか渋滞とかすぐ潰れる飲食店とかブックオフとかデカいだけの家電量販店とか……。
俺は最近思うのは、上京している人って結構個性を求めている傾向が強いなって思います。 知人でも劇団とか音楽に関わったりしていて。だからというか郊外に身を置いて過ごすほど、一人称が消えていく感覚が大きいんですよ。 服装や生き方もそうですけど、だからこそ地方でどう過ごしているかみたいなことをトピックにしないとって思うんです。
歌詞書いていても自然と運転中の光景にコンビニのコーヒーとか出てきがちなんですよね。
メガネって地元が一緒のOLラッパーのゴーストライターやることも多くて、そういうときに地方あるあるみたいなのを詰め込むのも結構好きで。
オンラインコンテンツが増えてきたから地方と都心の関わりも変ってきていると思うし、ネット上で都会人と地方人が全く違う価値観で言い合っていたりもよく見るし、なんか変な世の中だなとは思いますね。
田舎者が東京に住んでる人の話みたいなことしてる。
<a href="http://omoidelabel.bandcamp.com/album/omoide-23-ep">【OMOIDE-23】めがね EP by メガネ</a>
―― ここ数年は、映像やミックスなど、ラップ以外の部分で協力してくれる人物が少しずつdizさんの周りに集い始めてるように見えるんですが、そういう出会いのきっかけもネットが大きいんでしょうか?
d: 基本的にはSNSのDMと紹介で、大体の人が住んでるところもバラバラだからイベント事が絡まないと中々会う機会もないし、なのでライブで遠征するついでに映像撮ったり話したり…が多いですね。
あとは、各々がスマホで撮ったのをOTFJさんに送って繋げてもらったり ネットでやりとりする環境があるからこそ出来ることだと思います。
ビートメイカーの人とは色んな経由で紹介してもらったり、公開されていたビートに勝手に声乗せてみたら反応が来て繋がったり、その延長で頼んでもらえたりですね。
さっきの外国の人とのやりとりもそれに近い感覚でやれるのがオンラインで動く上での利点かなと。
―― 先日の、トウキョウトガリネズミとタイダルフローによるヒップホップ・イベント #タイダルトガリネズミ での参加は、どんな印象でしたか。また、いわゆる「現場」オフラインの場でライブをすることについて、考えていることや、展望などはありますか。
d: 主催のTUMA君に出会ったのが2015年に初めて東京でライブしたときで、そこからSNSとかで細々やりとりするようになって、俺がトウキョウトガリネズミに加入したタイミングもあったし、その後にゴッソリお誘いがあった感じですね。東京呼ばれてそこから色々巡り巡って起きたことなので、面白いな〜と思いました。
#タイダルトガリネズミ 続き diz/WhaleBeats/KBM pic.twitter.com/Em8QImvIiW
— コーラドランク (@cola_drunk) 2017年2月28日
俺自身、その2015年のイベントが実質初ライブだったんですよ。過去に怖い先輩の横で煽るアホの役はやったことあるんですけど、自分のことで人前に立つこと自体も初めてに近くて。
d: 今もそんな何十回もライブやったりしたわけじゃないし、2015年まではライブハウス自体からも遠のいていたので、今は地元のイメージより他の土地でやること前提でイメージ��だしてるんですよ。
今後どうなるかなんて1ミリも考えていなくて、なるようになる!程度なんですけど、タイダル〜のときに拡声器使ってステージ出たんですよ。
それが思いの外しっくり来て、録音しているときというか、自分がやるボーカル編集のイメージに声質も近かったので、今後は使っていきたいな〜と…あとは喋るの上手くなりたいな〜って思います。
漫才師の掴みとか勉強しないと!と感じつつ…
――拡声器、いいですよね。最近、ラップ以外でも、低音が割れてスカスカで、ヘッドホン半差しにしてるみたいに位相がズレた音質に魅かれるんで、拡声器がボーカル編集のイメージに近いっていうのはすごくわかります。本日はありがとうございました。
以上でインタビュー本文は終わり、あとはアーティスト本人の音源をガンガン聴いていただればと願うばかりだが、今回はdiz氏自身に、このブログのために音源を用意していただいた。noteにて販売されているzip音源集「パビナール」「スクラップブック」から1曲ずつ+ビデオのみアップされていた楽曲「ちいさな」の3曲入りzip。チェキッッッッ
ピチカート愛撫 × diz // Lown
1. Disappear 「パビナール」収録
2. ちいさな
3. 加速して 「スクラップブック」収録
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音源集 - https://note.mu/deibsk
contact - [email protected]
YouTube - diz Garage
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Hungry Beat! #10 - EXEK Japan Tour in Matsumoto
第10回目となるインディー・ミュージック・パーティーHungry Beat!、今回のゲストは、オーストラリア・メルボルンのエクスペリメンタル・ポストパンクバンド EXEK! 鉄線を擦るようなソリッドなギター、不穏なベース・リフ、ジリジリとした質感のシンセ、苦しそうなサックス、乾いたドラム/リズムボックス、呪文のようなボーカル…… 狂気と危険な香りが充満する世界にくらくらとしてしまうEXEKのサウンド。オーストラリアの80s DIYポストパンクバンド・Essendon Airportに通じるネジれたポップセンスが源流にありながら、そこにジャーマン・ニューウェーブ的な鋭さとダークさをプラスしたようなサウンドを展開しています。昨年リリースしたデビューアルバム『Biased Advice』を引っさげ日本ツアーを敢行する彼らのライブを是非目撃しに来てください! 共演は、シリアス/ユーモラスの境界で鳴る90'sローファイポップリスペクトな剥き出しのメロディが素晴らしいシンガー、伊藤圭を中心としたバンド"ヒーターズ"。欲望、劣情をさらけだした言葉を、カラッとしたユーモアでコーティング!関西ゼロ世代的な感性にも通じるナンセンスな感覚に溢れた期待の若手バンド"床ティッシュ文化”。 さらに会場の選曲はインディ/オルタナ/ニューウェーブからノイズ、ミニマルテクノ、現代音楽への造詣が深いDJ Nico、そしてHungry Beat! DJよりShuntaroとRiko。 恒例の特別フードは、みんな大好きであろうあの和食をニューウェーブ風にアレンジしてご用意します!どうぞお楽しみに。
Hungry Beat! #10 EXEK Japan Tour in Matsumoto 2017/03/13(月) @Give me little more. Open: 18:30 / Start: 19:00 前売: ¥2,000 / 当日: ¥2,500
Live: EXEK (from Melbourne) ヒーターズ 床ティッシュ文化
DJ: Nico Shuntaro Riko 予約: [email protected]
EXEK
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