#SDGs反対
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あした土曜日16時から神宮外苑絵画館前西側通路で[神宮外苑の樹木伐採反対]のデモストレーション
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アメリカやオーストラリアにおける「ウォーク資本主義」の実例については、本書の中で山ほど挙げられているが、その中から一例だけ紹介しておこう。 それは、アマゾンの創業者ジェフ・ベゾス氏である。 2020年、ベゾス氏は、気候変動対策のために、100億ドルもの寄付を行った。この金額は、アメリカ政府が気候変動対策のために投じた資金とほぼ同程度であるという。 なんと意識の高いことだろうか! ところが、アマゾンが10年間で納めた税金の総額は、この寄付金額の3分の1程度にすぎなかった。2018年にアマゾンは110億ドルの利益を上げたが、法人税はまったく支払っていなかった。2019年の利益は130億ドルだったが、アマゾンの法人税の実効税率は1.2%にすぎなかった。 もちろん、アマゾンは、違法な脱税を行っていたわけではない。世界各国の租税法の抜け穴を巧みに利用して法人税負担を可能な限り軽減する「租税回避」を行っていたのだ。 だが、気候変動対策のような公共の利益のために私財を投じるならば、国に税金を納めればよいではないか。租税回避を徹底して私財を貯めこむ強欲さの一方で、気前よく100億ドルもの寄付金をポンと出すなどというのは、矛盾し��いるのではないか。普通の感覚であれば、そう思うだろう。 ところが、それが矛盾してはいないので��る。ここに「ウォーク資本主義」の恐るべき本質がある。 実は、このような公共の利益を重視しているかに見える企業活動は、むしろ、企業の経済的な利益を守り、さらには殖やすための手の込んだ策略なのだ。ローズ教授は、そう主張するのである。 まず、社会的正義に熱心であるという企業のブランド・イメージを打ち出した方が、より儲かる。だから、企業は、熱心に寄付を行っているのである。もっとも、それだけなら、たいして悪い話ではないかのように見える。それどころか、企業の私的利益と公共の利益が一致するならば、それは歓迎すべきことではないかと思われるかもしれない。 しかし、問題は、そこにはとどまらない。 富裕者層が巨額の寄付を行って公共の問題に取り組む姿勢を見せるのは、裏を返せば、民主政治が公共の利益を実現する必要はないというジェスチャーなのである。 そのジェスチャーが意味するのは、公共の利益を実現するのは、一部の富裕者層や権力者であって、民主的に選ばれ、国民に対して説明責任を持つ政府ではないということである。 それは、端的に言えば、民主主義の否定にほかならない。富裕者層による金権政治である。 富裕者層の金権政治は、公共の利益のために私的利益をある程度は犠牲にするが、もちろん、私的利益を大きく損なうような公共への奉仕には決して応じない。富裕者層の金権政治における公共の利益は、富裕者層の権益を維持できる範囲内でしか、実現されないのである。 例えば、「意識高い系」の富裕者層は、気候変動対策の寄付には応じるし、貧困対策にも一定の寄付をするだろう。しかし、国富の25%を1%の富裕者層が専有するような極端な経済的不平等を是正するといった社会正義の実現となると、「意識高い系」の富裕者層は一切触れようとはしない。それどころか、全力で反対するのである。 租税回避に熱心なアマゾンの創業者ベゾス氏が、100億ドルもの寄付を行った理由も、これで分かるだろう。100億ドルなど、億万長者の彼にとっては「はした金」であり、その富と権力を守るためなら、安いものだというわけである。 「意識高い系」富裕者層による「意識高い系」の社会貢献活動は、実は、進歩主義的なのではなく、その反対に、「富める者はますます富み、貧しき者は持っている物さえも取り上げられる」(聖書マタイ伝)という不平等な社会構造を維持し、富める者の既得権益を守るための極めて狡猾な策略なのである。
「意識高い系」資本主義が「賃金UP」を抑えている訳 企業が「SDGs」や社会正義に取り組む本当の理由 | リーダーシップ・教養・資格・スキル | 東洋経済オンライン
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毎月7日発売! 巨悪に立ち向かうタブーなきスキャンダルマガジン!!
鹿砦社
紙の爆弾
2024年 8・9月号 [雑誌]
ベストセラー1位 - カテゴリ 社会史
【目次】
あの人の家
CO2温暖化説の嘘ともたらされる被害
植草一秀解説 米官業「日本政府支配」
災害や感染症を利用し地方自治を破壊 地方自治法“戦前回帰”の大改悪
WHOの公衆衛生全体主義を許すな!「パンデミック条約反対」日比谷公園2万人集会
本当にワクチンを打つべきなのか?ウィルス「不存在」をめぐる科学的議論
NEWS レスQ
コイツらのゼニ儲け 西田健
東京都知事選で露呈した小池都政の正体
フィリピン元大統領広報次官が訴える日比米安全保障の罠と日本との連帯
「格差」を読む 中川淳一郎
モディ政治の光と影 グローバル・サウスの盟主インドの実相
日本もパレスチナ国家承認を拒否ガザ停戦を阻む米欧大国と日本の「論理」
シアワセのイイ気持ち道講座 東陽片岡
The NEWer WORLD ORDER Kダブシャイン
重信房子さんに聞く 界と日本の学生運動が証明するパレスチナ抵抗の正当性
政権交代に向け見極めるべきものいま日本政治の転換を迫る負と正の力
「裏金国会」がもたらした自民党内の暗闘
ジュリー前社長が離さないジャニーズ最大利権
SDGsという宗教 西本頑司
オンライン詐欺の実態と“野放し”の理由
世界史の終わりとハードボールド・ワンダラランド
シリーズ日本の冤罪特別編 西成女医変死事件
まけへんで!! 今月の西宮冷蔵
読者の爆弾
奥付
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Kダブさんの連載?読みたいなぁ
The NEWer WORLD ORDERかぁ笑
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映画感想『鈴木さん』
2022年、日本。 公式サイト https://suzukisan-movie.com/
!トリガーワーニング:視聴上の注意 エイジズム(年齢差別)、戦争・徴兵、暴力(個人、権力によるものなど)、死、望まない結婚、ワンオペ労働、感情の揺さぶり など
【あらすじ】 現神「カミサマ」が見守る架空の美しい国(どこでしょうねぇ)のとある地方を舞台にしたディストピア映画。いとうあさこさん演じる「ヨシコ」はもうすぐ45歳になろうとしている。45歳で独身のままだとに市民権を失う「美しい国を守る法」が彼女に迫る。ヨシコは誰かと「結婚」するか「市民権を失うか」それとも「徴兵」されるか、迫られる中で友人は徴兵を決め、彼女が務める(というか守っている)高齢女性ばかりのケアホームでは結婚をせっつかれ、世間ではスパイ狩りと称して市民権を失った人々が狩られ始め…。
映画を見たのは約半年前、しかし、感想を書くのが今になったのはこの映画が持つメッセージを強く受け取ってしまい、感情が複雑に絡まった紐のようになって、解けず落ち着けたのが今だからです。 作品全体には技術や予算の不足(公式にある監督のコメントによると、撮影から公開までの間に新型コロナがあったようで…、その混乱ももしかしたらあるかもしれない)によるであろうと思われる未熟さも見えるのですが、社会的意義が大きく、無視できない作品だと思います。こうした未来が「在り得る」かもしれないと私はうけとめています。
!以下は大きなネタバレを含みます。
過去、浅倉南(38独身)と年齢と結婚を揶揄したネタで大うけした、いとうあさこさんが『鈴木さん』を引き受け、年齢で追い詰められる役を演じた。年齢を重ねた時、若さとの狭間に悩み開き直ることも、多分、裏で死ぬほど悩んでいることもあるであろうヨシコのような部分も、どちらも現在進行形で表現という分野でやり切っているいとうあさこさんの全力さを改めて応援したくなります。
映画で描かれている独身徴兵制は可能性が残されていると思いますし、結婚を始め、子どもを産まない(産めない)女性に対する社会的圧力は現在でも様々な国・地域で大きくあります。 子どもを産み育てるのには労力がかかりますが、相対的貧困(飢えるほどではないけれども、生きるのに必要な道具が購入できない状態)は高い状態にあり、「子育て罰(チャイルドペナルティ)」「母親ペナルティ」という言葉が聞かれるようになりました。男女の賃金格差について指摘しているのが昨年ノーベル経済学賞を受賞したクラウディア・ゴールディンさんです。
・相対的貧困について 朝日新聞/SDG’s ACTION 「相対的貧困とは? 定義と現状、解決につながる対策を紹介」 https://www.asahi.com/sdgs/article/14844785 ■結婚・出産に対する圧力 生活ニュースコモンズ:シリーズ都知事選「小池都政チェック」 官製婚活の行き着く先は 1996年に廃止されていた「東京都結婚相談所」 https://s-newscommons.com/article/3074 Choose life project:【 #Choose大学 】7月 公共政策と公共性-官製婚活から考える-第1回 「官製婚活」って何? 講師:斉藤正美(社会学者•富山大学) https://youtu.be/qCUGSpQY34s?si=afHWXItO-vKBwNgX (※Choose life projectは立憲民主党から応援資金を貰っていたことが問題となりました。この点は指摘しなければなりませんが、富山大学の斎藤正美教授の授業を始めとした特に日本で受けにくい人権に関する教育について授業を無償で受けられるChoose大学は良いプロジェクトだと思いますし、官製婚活についての問題について考える良い動画だと思うのでオススメします) ・朝日新聞デジタル:「子どもの少ない人は反省を」 笹川尭元総務会長が自民会合で発言 https://www.asahi.com/articles/ASS772JH1S77UTFK00GM.html ・東京新聞:「女性と出産」またぞろ問題発言…政治家はなぜ懲りない? SNSでは論点をすり替えてまで擁護に走る動き https://www.tokyo-np.co.jp/article/328775 ・毎日新聞:「またか」…政治家「出産」巡る発言 麻生氏「産まないほうが問題 https://mainichi.jp/articles/20190204/k00/00m/010/254000c ・朝日新聞:女性都議へのヤジ問題 https://www.asahi.com/topics/word/%E5%A5%B3%E6%80%A7%E9%83%BD%E8%AD%B0%E3%81%B8%E3%81%AE%E3%83%A4%E3%82%B8%E5%95%8F%E9%A1%8C.html ・PRESIDENT ONLINE:塩村文夏都議。セクハラやじ騒動、初めて明かす顛末(ヤジを受けた塩村議員本人による記事) https://president.jp/articles/-/13782?page=1 ・ANN NewsCH:セクハラやじ発言で鈴木都議が塩村都議に直接謝罪(14/06/23) https://www.youtube.com/watch?v=FhvLtuMacMw 10年前からこんなニュースがありました。
調べてわかりやすいものだけでも載せましたが、こうした「産め」という圧力はずっと続けられています。アメリカ大統領選に名乗り出たカマラ・ハリスにさえあります。一応補足として、彼女はステップ・マザーです。
・在日米国大使館と領事館:カマラ・ハリス https://jp.usembassy.gov/ja/bio-vice-president-harris-ja/ ・BBC:【米大統領選2024】ヴァンス副大統領候補「子供のいない猫おばさん」批判を説明 発言への非難受け https://www.bbc.com/japanese/articles/c3gvy7ky327o
その圧力が如実になった架空の国(どこなんでしょう)で、独身であるヨシコは選択を迫られる。友人が徴兵を選び、後に戦死して帰って来たことからこの架空国は静かに戦争が続いているのだとわかる。ヨシコは上からも下からもせっつかれる。ヨシコが徴兵か市民権を失えば、ケアホームがどうなるかさえわからない。ここに高齢女性たちのずる賢さがある。
そんなヨシコの前に「鈴木さん」という一人の男性が現れる。ヨシコは彼と「結婚する」と宣言することで市民権剥奪と徴兵から免れる。映画中では書かれていないか、私が気付かなかったのかもしれませんが、同性婚は認められていない世界だと思います。この架空国家では、徴兵制を逃れるための偽装的結婚は異性愛者にだけ認められている権利であるというのも指摘できます。どっかの国に似てますね。
この映画に対してこうした方が良いのではないかな、という思いが幾つかあって、一つは、老人と若者を悪しく描きすぎている部分。 私は新しい世代の若者たちは自分よりもはるかに賢いと思っている。環境問題と密��にかかわる(産まれた瞬間から酷暑や逃れられない温暖化と共にある)と思っているし、流行の変化も速いし、大学費用の値上がりの話題もあって、のほほんと過ごしていられない。 高齢女性たちはヨシコに世話になりつつ、ヨシコを追い詰める存在として描かれる。先ほど「高齢女性たちのずる賢さ」と書いたけれど、彼女たちはヨシコがいなくなればケアホームが無くなることにも気づいているから、ヨシコを留めたいという思いがあるのではないかと感じたからだ。裏を返すと、彼女たちはヨシコがいなくなれば住む場所が無くなる。彼女たちにはヨシコに結婚して“もらう”しか選択肢がなかったのである。 もう一つ、現神である「カミサマ」の写真をもっとあちこちにベタベタ張った方がよかったのではないかと思った。ただ、それだとエンディングに繋げるのが難しいと思うので、この辺は悩ましい。
スパイ狩りが始まるシーンから最期、鈴木さんが化粧をしてボロボロのスーツを纏い、「私は神様です」と宣言しながらも村人に撃たれるシーンはここ数年(性表現に関しては苦言もありますが)名作とされる『福田村事件』と重なる瞬間がありました。テーマとしては通底して同じだろうと思います。結局鈴木さんが何者だったのかは明かされないのですが、彼は「番号を持っていない」(日本人としての国籍を有していない)と言うことを思えば、暗に…ということも。それは観る人の感想にもよるのでしょうが。
最期のシーンは鈴木さん一人が全てを引き受けようとしてしまうという君主国家の問題にも見えるし、何事も一人で引き受け、解決しようとする男性社会の限界にも見えた。恐らくそれは私がフェミニズムに関する本を読み、フェミニズムに関する批評文などを眺めているからだろうと思うけれど、鈴木さんの行動でヨシコがある意味「延命する」ように見えるのだが、延命しているだけで、ヨシコに纏わりつく根っこの問題の解決になっているとはいえない。それどころか、鈴木さんを失ったことで、ヨシコはまた市民権の問題を抱えるのかもしれない。 そして、国によって植え付けられた市民が持つ「差別の種」が国を崩壊させていくだろう。
そうした意味でやはり、この『鈴木さん』という映画はフッとどこか現実と重なって、架空の国家ではない今とリンクする瞬間がある。もう一度いうけれど、私は独身徴兵制が遠くて近い未来の話としてあり得ると思っているし、それが実現する国であってほしいと思わない。同じ焦りをこの映画から感じた。この映画に映し出される様々な問題、どれかから似たような焦りを感じる人もいると思う。 その焦りには政治的な無関心に原因があるのだと思う。選挙の権利があるうちに使おう。そ���てせめて、映画を観た人の間でそれを共有しよう。
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自粛さんが何度も何度も書いてるのは「医者と医学研究者が悪いに決まってるだろう」「医学は科学では無い」 地震学者が人工地震「兵器」の存在を示す文書が出ていたのに黙っていたか? 小規模な人工地震で地盤調査することは普通に語られてるし、地下核実験で地震が起きたら地震計の波形を示して核兵器によると語っているし、採掘などの人為的な活動が早期の地震を誘発する可能性についても語ってる。 情報通信研究者がエネルギー供給とセンサーと無線通信を統合しかつ注射器に入るサイズのマイクロチップ開発が既に成功していることを示す文書が出ているのに黙っていたか? 個別要素ならできるものもあるが、全部統合したチップなんて不可能。 一方でコロナ禍で分ったのは「医学研究では」マスク・抗癌剤・健康な人への医療介入に、効果無しとか有害だとか論文はあるということ。そしてそれを無視する特殊な業界。科学じゃない。 医学研究も嘘ばっかりだったら他も嘘では? というのは Fail Safe の考え方としては正しい。けれども明確に違うのは、医学は医学論文だけでも医学界の常識を否定する論文を幾らでも見付けることができるということ。 人工地震兵器疑いの話でそんなの誰も示してない。出回った情報は論文やデータベースや波形確認したら出回った情報の方が間違ってることが確認できるものしか無い。 もちろん医学以外の研究者でも、できそうになくても将来できる、っていって研究はする。しかし最終的にできなければできたって話にはな���ない。一方でできたって話にするのは医学の常套手段。 私は、物理法則と現代の科学技術から考えている。エネルギー保存則やシャノンの定理(ノイズ環境下での誤りの無い通信の速度限界の定理) に反することは調べるまでも無く無いと判断するし、現代の科学技術からかけ離れているものも無いと判断する。圧力や電力による狙った日時での人為的な地震についても(観測が困難なことに加えて)圧力に非線形の性質があるのならカオス理論で否定できないかと思っている。 私は、行動としては、マスクやワクチンの害は追及してきたしDNA汚染も大問題として追及してきた。分野ごとの個別の陰謀は否定しないけど、更に裏で操ってる組織があるなんて信じてない。それでもウクライナで問題大きくしたのは西側だと思ってるし、地球変動やSDGsやコオロギ食は(コオロギの素揚げは美味そうと思っていても)補助金ビジネスとしか思ってない。別に信じてなくても行動は同じにならない? そういう組織の存在を証明したいのは自分が安心したいことが動機なのでは。 軍事技術はもっと進んでいる!! ってよくツッコミ入るんだけど、物理法則無視した軍事技術まで認めるのなら、宇宙人などの超存在による人智を超えた物��法則に基く超科学技術の供与をも否定できなくなっていく。確かにこれなら論理矛盾は絶対に起きない。人工地震兵器もマイクロチップの存在も私は否定できない。けれどチップ不要の遠隔思考操作だって否定できない。貴方が黒幕の存在見付けたと思ってるのも、宇宙人による遠隔思考改変の結果だから、って言われて否定できる? よく私には科学が分らないからという人がいるが、だったら自分で勉強すればよいのでは。ありもしない人工地震兵器やマイクロチップについて調べるより有益だと思う。
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海外の観光産業では、日本人観光客は「クレームをつけずに黙っていなくなるから怖い」と言われていると聞いたことがある。なぜクレームをつけないのか。改善するとは思えない、改善したとしてももう来ないから関係ない、文句を言って相手に響かなかったら(態度が悪かったり、逆に言い返されたりしたら)結局自分が疲れる…色々な理由があるかもしれないけれどクレームはつけない。クレームはつけないけれど、ざわざわと口コミは広がる。結果行かなくなる。 非婚化も少子化もこれなんだろうなと思う。結婚しても産んでもロクなことがない。口コミが広がっている。わざわざ好き好んで悪い口コミを見なくても肌感覚でわかるし。皆生活するのに必死でそれどころではない。政治家の言う少子化対策は結局バラマキで泥縄政策で、根本的な「産めばなんとかなる」「産みたくなっちゃう」という明るい空気の醸成には至らない。むしろ実質増税案が出て「子持ち罰」なんて言われる始末だ。独身にも罰があり、子無しにも罰があり、子持ちにも罰がある。生きてるだけでほぼ人頭税。ここへ来てこれならクレームつけても無駄かもな…的な政治への「期待���できなさ」が蔓延していて(与党なんかはある意味その「期待のできなさ」のおかげで勝ち続けてきているとこもある。ので斬新な方針転換はできない)、結果、無言で産まなくなる。特に女は産んだ場合の肉体的・自己実現的負担の大きさが半端ない。それでも昭和の頃なら産めばなんとかなったんだろう。会社員夫と専業主婦妻でなんとかなるモデルが出来上がっていった時代もあった。でも今はそんな時代じゃないってことは、今さら説明するまでもない。 世界的に見れば人口は増える一方で、2050年には100億人超える説が濃厚で。日本は少子化対策が喫緊の課題だと言われているけれど、地球規模で見れば人口は過多なんだから、別に減っていいんじゃないの?減らしたほうがむしろ適正なんじゃないの?地球のSDGs的には。日本が人口増やさないと困るのは、年金とか労働とか主に「経済社会をどう回すか」のシステム部分なので、人口増政策を考えるのと両輪で「少ない人員で回る仕組み」を考え作ることも政治の仕事じゃないんでしょうか。でもそれ全然できてないよね(実感できるのはセルフレジの増加くらい)。産めよ殖やせよ、つってバラマキしたところで、増えないよ今の政治のままじゃ。未来を感じられない政策のままじゃ。 翻って自分の話をする。氷河期世代独身子無し。給料はさほど多くないけれど、一人で食べてはいける。友達には結婚した子もいるし、離婚した子もいるし、なにより似たような境遇の子が年齢に関わらず圧倒的に多い。類友だ。結婚して子供がいて離婚していない(言い方!)友達とは、今はあまり会っていない。子育てが忙しいだろうし、向こうは向こうで類友(ママ友)と会っているだろう。なので私と私の周囲だけの話になる。独身、皆楽しく充実して暮らしている。推し活、サ活、ソロキャン、ベランビング、ガーデニング、同人活動、スパイスカレーに凝ったりなんかして…こうやって並べるとおじさんの趣味と変わらないけど、私たちもこんなもんだ。 独身子無しが「今とても充実している」と言うと決まって「先は厳しい」と言うひとが出てくる。意地悪だねぇ。曰く「結婚していないと(子がいないと)寂しい老後になる」「ヨボヨボになったら誰に面倒見てもらうのか」トカトカトカ。そんなのねぇ「どうですかね」としか思わない。私たちはもう、結婚してて夫婦一つ屋根の下に住んでいても、子がいても、寂しい人を知っている。諸々揃っていても寂しい人なんて世界中にゴマンといるこの世の中で、老後が寂しいか否かなんて「自分次第でしょうよ」としか思えないし、自分の老後についても「まぁなんとかなるやろ」としか思わない。なんとかならなかったらその時はその時でしかない。今どんな環境であれ未来がどうなるかわからないのは誰でも同じことで。あと「老後の面倒見てもらうために子を産む」発想は私にはないわぁ。未来(老後)とか他者(子)のことよりまず「今」「自分」でしょ。刹那主義者ではないけれど、「今」の積み重ねが人生なので。 ごたごたと書いたけれど、私は心の底から「子供いなくてよかった…!」と思う。「産めばよかった」と思ったことがミリもない。こんな世の中に産んだらかわいそう…責任が持てない…まっとうな大人に育て上げる自信ない…という気持ちを差し引いても、そもそも自分の人生において子供を持ちたいと積極的に思ったことはなかったし(「持つかもしれんな」くらいならあった、あったこともある)、これからもおそらくないし、ないままそのうち子を産めなくなって、それで後悔はないだろう。「母性神話」の人たちには信じられないかもしれないけど、私はそんな感じだし、そういう女性(匿名であれ顕名であれそれを表明する女性)は増えているという体感はある。女=子産み本能 とか別にないし、もし仮にそういった動物としての本能が「ある」ということだとしても、結局のところ本能に従って少子化が進んでいるんだと思う。さっきも書いたけど、地球は既に人口過密なので。(水槽の魚が過密になったらなんだかんだで適正数まで減る…と同じという意味で「本能」でいいと思う)今子供がいる人は、今とこれからの世代が子を産まなければ困るんだろう。でも我々子なしは困らない。残念ながら困らない。 私はひとりでいることが苦痛ではない(どころかむしろ快適だ)し、家や身の回りを暮らしやすく日々調整している。プライベートな領域に「他者」が存在しないというのもあって、自分次第でどんどん快適になる。楽しい。これは自分に「楽しむ能力」があるからかもしれないし、やっぱり自分で自分の食い扶持は稼いでいるからできることなのかもしれない。 もうほんとに、女は職を、経済力を手放してはいけない。本当に。資産家は別として。雑音は聞かなくていい。自分の幸せは自分のもので、他人の幸せとは別もの。自分にとっての幸せがわからないまま生きてる人も多いけど、わかった方が楽しいし。それを知るために「絶対」ではないものの、あった方がいいのは「教養」と「経済力」だと私は思っている。職もって自力で稼ぎ続けると、それ両方くっついてくるから…と思ってる。(もちろん別ルートで教養や経済力を得る人もいるだろうし、そんなのなくても「自分の幸せ」が見えてる人もいるのはわかっており) 私が今自分で自分を養えるのは、自分の能力もあるけど、教育を与えてくれた親のおかげが大きい。ありがたい。女を子産み奴隷にしておきたいタイプの人々は「女に学はいらない」と言うだろうけれど、幸運なことにうちの両親はそうではなかった。(親ガチャ…あるね…と思��)「結婚しろ」攻撃はいっとき強かったけど、今はもう諦めたみたいで「あんたが幸せならそれでいい」と言ってくれた。孫の顔は見せられないが、私は強く楽しくまっとうに生きているので、親はそれ見て安心してくれたようだ。 贅沢を言えば、もっと給料がもらえたらいいし、て言うか、宝くじが当たって資産10億円になればいい。そしたら趣味で仕事をします。社会との接点は持っておきたいから。贅沢を言えば、常に恋人がいたらいい。恋をしてる時は楽しいしな。あと、男女ペアの方が行動しやすい場もあるし、たまにはそういうの行きたい。でも、贅沢を言わなければ、今のこの状態で必要十分だなって思うし、なんと、私は今幸せだ。お金や恋人はあったらより楽しいオプションとして捉えている。 老後のためにある程度は資産形成して、体力づくりして、もし残るものがありそうなら遺言きっちり書いて、あとは似たような境遇の友達と適当に暮らせればベスト。両親を見送ったら後はいつでもいいし。とは言え生き死には選べないので、無駄に長生きしてボケ果てて死ぬかもしれない。それはわからない。配偶者や子がいようがいまいが誰でも死ぬ時はひとりだし、なるようにしかならない。 政治や社会は少子化を「ゆゆしき事態」ととらえているけれど、一個人としてはこんな感じ。本当に「ゆゆしき」と思っているなら、もっと早く対策しておくべきだった。具体的にいうと、90年代、バブル崩壊後にすぐやって、団塊Jrという人口ボーナス世代を救っておかねば今こうなるのは自明だったんじゃないかな。当時の政治や経済界が先を見通せず、仕事をしなかったので、正直手遅れだと思います。今となっては人口減でも回る仕組みを作る方向に舵を切らないと、そっちも手遅れになるかもね。 いずれにせよ、2023年日本に生きる氷河期世代の女一匹として「子は持たなくて本当によかった」が本音。 追記1:ツイッターで自陣に回ってくるまで気づいてなかったんだけど、読まれてるのですね。長文なのに、読んでいただきありがとうございます。「コメント欄が地獄」と見かけて気が気じゃなかったけど、ある意味想定内なのかもしれません。まぁ、斜めにざっとしか読んでないけど…(「地獄」をひとつひとつ真正面から読み込むほどの誠実さは私にはないので)。いろんな理由でこういった意見がお嫌な人はお嫌でしょう。だから「普通は/大多数は」「思ってても言わない」「クレーム入れずに黙って消える」のです。表立って言わないことを敢えて書いたんだから、こういう言い分が耳障りになる人たちからの反発があるのも理解できます。むしろ、共感意見を拝見して望外のありがたさを感じています。 ただやっぱり、本稿に記載のない私の心情、状況、属性、生育歴、はたまたルックス等を「こうであるに違いない」「◯◯乙」と決めつけている系コメに関しては、「それが私に刺さるとしたら、図星な場合だけかな…」とは思うのですよ。しかしいちいち「違いますぅ!」「本当はこうですぅ!」とか言ってるうちに私の輪郭線がはっきりしてきてしまいそうですし、「そう思うことであなたの気持ちが安らぐのであ��ば、そう思っておいてください」としか言えないですね。どうぞ安らかに。 追記2:「恋人はアクセサリーじゃねえぞ」的な意見もどこかで見ました。これはたしかにそう。「オプション」という書き方がいやらしかったと自分でも思います。愛し愛されは、ないよりあった方が自分的にはいいなと思っている、というようなことが言いたかったです。男嫌いというわけではないし、恋愛の良さもわかるので。ただ、自分は「常に恋人が途切れない」タイプではないので、恋人がいるときの楽しい嬉しい気持ちを思い出しつつ(むろん楽しいだけじゃないが…)という気持ちもあり、また、恋愛→結婚という一本道も想定していないので「あったら楽しいオプション」みたいな書き方になってしまいました。ここ、うまく表現するの難しいですね。 追記3:たくさんの反応をいただき、ありがとうございます。こちらで追記は最後にしたいと思います。まずネガコメをざっと見回して思ったのは「呪いがすごい」ということ。「酸葡萄」「これでいいと言い聞かせている」「50、60になっても同じことを思っていられるか」「30年後にもそう…」「死ぬ前に…」この類のコメントって結局言いたいことは「悔しがっていてほしい」「(どこかのタイミングで)子を産まなかったことを後悔しろ」「後悔して死ね」ってことなんですよね。いやいや、しないと思いますよ。まぁ未来のことだから「絶対」とは言えないけれど、たぶんしないと思う。後悔しない婆になる。でもそういうストーリー(子を持たない選択をした女が幸せに生きて死ぬ)は「嫌」なんでしょう、そういう人たちは。 で、私の興味は、なぜそんな呪いをわざわざ人にかけるのか?(大丈夫か?)、になるんだけど、まぁ、呪ってる人々のパーソナリティ(男?女?未婚?既婚?子あり?子なし?自身の選択や現状を後悔してる?してない?)を推察したところで意味がないのでここでそれはしません。私のパーソナリティを「こうであるに違いない」と決めつけられてもな…と同じくらい、私にとっては意味のないことです。(「違いますぅ」「本当はこうですぅ」の応酬ほど不毛なことはない) ここまではっきりと呪う思い(呪う思い…)を可視化されて、改めて思いました。「女は『産む性』を行使しないと後悔する」という呪いにかかる必要なんかないよ、と。「産みたい」という気持ちがあるなら産めばいいし、産んだことに後悔せず生きてく方がいいのと同じくらい、「産みたくない」という気持ちも尊重されていい。「産みたいのに産めなかった」人も同様に、この呪いにかかる必要はありません。「後悔させようとする」勢がなぜわざわざそうしたいのか、比喩的に端的に言うと「信仰が揺らぐから」なんだろうなとは思います。「黙っておけ」という、言論の自由と真っ向勝負するが如くな封殺ムーブもその一環でしょう。でもなぁ、他者に呪いをかけるようなその「信仰」に巻き込まれる必要は1ミリもないなと思いました。生き方は自分で決めればいいし、自分自身への決定権を持つために必要だと思うことは、本稿で書いたとおりです。他者や社会からの決めつけに「呪われない」、他者の生き方を「呪わない」で生きていられたら、私はそれが「幸せ」のひとつだと思うのです。 ご自身のポジション(男女未既婚子有無…)にかかわらず、肯定的なご意見をいただけたことにも、感謝しています。放たれた呪いは私に当たらなければそのままその人に返るでしょう。祝福にはリボンとお菓子をつけてお返ししたい気持ちです。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
子供産まなくてよかったです、マジで
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聖職者たちの、勘違い
東京喰種。
それだけでは、無い。
寄生獣然り。
鬼滅の刃、然り。
地球を代表する聖職者たち全員が、勘違いをしている。
我々人類が、新しい能力を持った種類に、滅ぼされると。
©スタジオぴえろ
かわいそうな、勘違いであるw🤣✨
もう既に、融合は終わってるのが、現実の世界です。
それは何か?
解糖系細胞と、ミトコンドリア細胞です。
そう…、人類全員が持っている、細胞ですね。
解糖系細胞とは、酸素を苦手とする、細胞。
グルコースを、ピルビン酸と尿酸に分解し、ATP エネルギーを生成する。
ミトコンドリア細胞は、クエン酸回路を使い、ATPエネルギーを生成する。
解糖系細胞が、まるでミトコンドリア細胞を食べるような形で、解糖系細胞の中にいる。
それが、哺乳類の凄いところなんだ。
人間は、食事以外でも、エネルギーを生成出来る。
ミトコンドリア細胞とは、どう考えても、最初からいた存在ではない。
46億年前の地球生成の頃、地球には酸素は無かった。
生命に、“死”は無かった。
植物が生まれ、地球に酸素が増えると、��糖系細胞は生き残る手段を必要とした。
それが、ミトコンドリア細胞だ。
それはきっと、大きな変化だったんだろう。
酸素により死滅してしまう解糖系細胞、一方、酸素を使いクエン酸回路を働かせる、ミトコンドリア細胞。
解糖系細胞は、ミトコンドリア細胞を受け入れた。
だから、今がある。
現代文明は、問題がある。
老化だ。
元来あり得ない、老化。
それをさせるのもまた、ミトコンドリア細胞だ。
人間のメカニズムは、複雑だ。
ゴミが溜まりやすい、運動や、捕食により。
解糖系のATP生成は、生成が早いが、排出が追いつかない。
しかしクエン酸回路は、100倍の時間はかかるが、むしろゴミ掃除をしてくれる。
現代文明の間違いとは、
過食
だ。
はっきりわかっている。
つまり、飢えで苦しむなんて話が、大嘘であるのが、真実。
そんな恐怖が、鬼滅の刃、寄生獣、東京喰種を、生んだ。
そして鬼滅の刃大ブームとは、ぜんじろうが進化を望まず、今の人間として生きる、不便でも、という、
昭和の浪花節みたいな、めちゃくちゃオールドスタイルの、“みんな同じ、同期の桜!”的な、強力な共産主義思考を、再インプリメントした訳だ、馬鹿馬鹿しいw🤣✨
人間の進化は、既に始まった。
断食だ、ファスティングですね。
これにより、老化を止める。
次考えられるのが、
アカシックへのアクセス。
これもまた、一部少数が、達成している。
つまり、聖職者、支配層が恐怖した、侵略者による、超進化、そんなもんは既に46億年前に、終了しているという事w🤣
私達はやっと、ミトコンドリア細胞の使い方を、わかってきたw🤣
遅いよねw🤣🤣🤣✨👍
ま、だから、東京喰種が、面白い。
鬼滅みたいな、共産浪花節ではないw🤣
進化したっていい、それが、善とか悪ではない。
未知のものにただ恐怖する痴呆原住民が鬼滅の刃だとすれば、善や悪ではなく、“ただ起きた”という精神段階に、一般大衆も、進む時が来たという、素晴らしい証ではなかろうか?
金木研の苦悩は、善も、悪も、無い。
リゼの言葉には、善も、悪も、無い。
喰いたいから、喰った、という事実だけだw🤣✨👍😎🎵
勿論、
東京喰種は、ミスリードだw🤣
ただし、鬼滅みたいなクソ作品とは、まるで違う。
金木研は、罪や善悪ではなく、金木研は、自分を受け入れた、異質となった自分を。
鬼を“否定”したぜんじろうと、真反対。
罪や罰なんかじゃ、真実は永久に捻じ曲げられるという、素晴らしいテーマが流れている。
人は、強くなろうとしたんだ。
誰しも、最初は、そう。
幼いうちは、皆が、そう。
私も、そう。
強くなり、強くなったと思い込んでいる。
でも結局、強くなっていなかった。
優しい自分を、弱い自分を否定し、ひたすら隠していただけ。
私達は、まず、恐怖を捨てる事。
生きる過程で、色々ある。
戦う事が、最も弱いと、世界から消える時、悟るんだ…
だから、無駄な繰り返しを、止めるのが、未来なの。
つまり、あらゆる怨念を払い、一番大事なのは、
あらゆる事を、許す事。
解糖系細胞の中に、一体となり存在するミトコンドリア細胞。
精子は解糖系の塊、卵子はミトコンドリア細胞の塊。
融合。
そして“成長”は、解糖系が担い、“抑制”は、ミトコンドリア細胞が担う。
あらゆる治癒は、ミトコンドリア細胞が担当する。
生きるとはつまり、
バランス
なんだ。
分裂、それが原初の、エネルギー獲得手段。
グルコースを、ピルビン酸と尿酸に、分裂させる。
解糖系細胞の、最強状態とは何であるか?
癌細胞じゃないよw🤣✨
わかりきっている。
男根主義、略奪主義、競争主義、戦争主義、その最たる形が、癌細胞だ。
強力な細胞。
酸素を必要としない。
凄い増殖力。
奪い、大喰い、だがしかし、元来の細胞からは、かけはなれた、異型の細胞…
その癌細胞が体を蝕み、命尽きてしまう…
はっきり、わかる。
細胞の中に、細胞がある、ミトコンドリア細胞、その融合こそ、完全な融合こそ、私達の未来を作る。
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「新・幸福論」Metaの世界が来る。あなたはどうする?/第69回大人のためのSDGs超基礎講座(2025年4月1日)

「新・幸福論」Metaの世界が来る。あなたはどうする?/第69回大人のためのSDGs超基礎講座(2025年4月1日) チケット https://kanglo-sdgs250401.peatix.com/view https://www.facebook.com/events/4092828317613631
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2015年9月25日、国連総会にてSDGsが採択され、あれからすでに10年が経とうとしています。人類は、21世紀に積み残してしまった地球全体の危機的課題の解決に向けてどれ程前進できたのでしょうか?SDGsは、人類史上初の世界規模における共通目標として始まりました。期限は2030年です。この時までに、人類がこの目標の達成に向けて、どの程度実践できたかによって今後の地球の未来が決定付けられます。もし、うまくいかなければ、地球の未来は確実に悪化の道に向かいます(と多くの科学者が訴えています)。私たち大人は、運よく80年そこそこの人生を得た中の、その一部の期間、危機を体験するだけに留まれますが、これから生まれてくる子供たちにとってはどうでしょうか。
「こんなに辛く厳しい環境ならば、生まれて来なかった方が良かった」 「2020年頃に生きていた大人たちが、何もしなかったことによって、地球がこのようになってしまった」 「責任は誰にあるのか?」と叫ぶこと��しょう。
今の大人たちが、今の世の中の現実を受け継ぎ、作り上げてきたという自覚と責任を持ってしたならば、現在のこの地球の有り様に対し、「俺は知らん」「私には関係ない」「もう何もどうすることもできない」と放置をすることが、どれほどまでに罪深きことであるのか。そうした”反省”も込めて、自戒の念を込めて、このSDGs超基礎講座を開催することにしました。2018年頃より、日本においても、小中学、高校、大学にて、SDGsに関する科目や、学科が次々と作られ、基礎的な知識のみならず、自ら課題解決に向けて実践を続ける子供たちが急増しています。その子供たちから、SDGsのことについて尋ねられて、もはや知っているふりや、否定をすることは出来ません。子供たちは、大人たちの振る舞いや言動を見ています。「このあなたたちが作り上げてきた課題ばかりの社会を、どうしていくつもりなのか」と。もう、もはや恥ずかしくて知らんぷりをすることなど、到底出来ません。必要のないプライドを振りかざして、SDGsを否定するのは止めにしませんか?ご一緒にSDGsの真の在り様、そして、これから一人の人間として、何をするべきなのか、ご一緒に考えていきませんか?
(自戒の念を込めて) 藤井啓人
■日程:2025年4月1日(火)20時~22時 〔他開催日程〕※毎月1回~2030年まで継続予定 2025/5/6 , 6/3 , 7/1... ※毎回第1火曜20時~を予定 ※変更日程あり
■形式:オンライン(Zoom)
■内容: ・毎回、Today’s themeの内容は、その時の情勢によって変わります。テーマの投げかけを行いますが、教える講座ではなりません。 ※どの回から参加をしても大丈夫な仕立てにしております。 ※SDGsの超基礎情報から最新情報、実践的な事例などを取り扱います。 ※参加者と緩やかにつながり、共助、協働できるコミュニティを少しずつ作っていきます。
■参加費:チケット制 https://kanglo-sdgs250401.peatix.com/view ・1回分チケット:1000円 ・5回分チケット:3500円(1回あたり700円) ・10回分チケット:5000円(1回あたり500円) ※小中高大学、大学院生は無料(無料のチケットでの登録をお願いします) ※チケットは、連続して使う必要はありません。ご都合に合わせて無理なく、ご参加下さい。 ※既に未使用のチケットをお持ちの場合は、主催者に参加の旨、一言お知らせください。
■参加対象: ・どなたもご参加頂けます(SDGs超初級者、初級者向け) ※小中高大学、大学院生も大歓迎 ※大切な家族、お友達、会社の同僚の皆さんもお誘い合わせの上、ご参加ください。
■申し込み方法: ・Peatixよりお申込みを頂くと、ZoomURLが発行されます。 https://kanglo-sdgs250401.peatix.com/view ※できるだけ毎回参加してみてください。やがて、自分自身の中に、何か軸のようなものが出来、判断をする時のモノサシを持てたような実感が生まれてくるでしょう。
■企画・運営・ファシリテイタ:藤井啓人(ふじいひろと): ●茨城県東海村出身。高卒後、上京し新聞配達をしながら予備校に通い筑波大学に入学。4年間、体育会硬式野球部に所属し選手と2軍監督を経験。1992年に㈱リクルート入社。12年間、組織・人事コンサルティング事業に従事し、約2000社の企業の変革に携わる。社内表彰制度で全国MVP・部門MVPの受賞計8回。 ●2004年に独立し、事業再生コンサルティングのマネジメントリコンストラクション社を設立。2010年5月カングロ㈱ 代表取締役に就任。独自のサステナビリティ・イノベーティブ・コンサルティング事業開始。 ●米国で「今最も羨望の注目を浴びる企業」とされるオンライン・リテーラーのザッポス社のハピネス経営、「社員をサーフィンに行かせよう」「レスポンシブルカンパニー」の題材となっているアウトドア用品メーカーの米パタゴニア社を研究し続け、これまで約1000社3000名のビジネスパーソンにセミナーや勉強会等でその真髄を伝えてきた。 ●2012~2016年には西アフリカのナイジェリア連邦共和国にて合弁会社を設立し、水問題、エネルギー問題、食糧問題、環境問題を日本のテクノロジーで解決するソーシャル事業も行う。 ●2013年以降、システムD研究会、自転車事故防止委員会、セブメディの会を設立、「懐かしい未来プロジェクト(HOOPS!)」「サステナ塾」を開始し、持続可能な地域社会の実現のために人間本来の役割を思い出すためのあらゆる「体験」の場と機会を提供している。 ●2024年10月1日にカングロ㈱代表取締役を退任。日本社会事業大学修学中、茨城県農業大学校営農塾卒業。農福連携×アート事業の為のNPO法人設立(どんぐりヴィレッジ・ケアファーム)準備中。 ●自転車のある生活をこよなく愛し、年間約1万kmを走破する。これまでの趣味はゴミ拾い、ウルトラマラソンランナー、トライアスリート。
※【ダイジェスト版動画】講座特別映像をご視聴頂けます:
「貧困」貧困���が進む日本。これからどうなる?あなたはどうする?/第68回(2025年3月4日)準備中
「食」の真実~あなたは、生きるために食べる?食べるために生きる?/第67回(2025年2月4日) 準備中
2025~その「転換点」を直視し備えよ/第66回(2025年1月7日) 準備中
オーガニック・ポータル~あなたには「魂」がありますか?/第65回(2024年12月3日) https://youtu.be/LXil99Y3QS4
ガザ危機~世界には、本当に平和が訪れるのか?/第63回(2024年10月1日) https://youtu.be/0dO7yGGaHpM
アメリカ大統領選のゆくえ~世界は本当に変わるのか?/第62回(2024年9月3日) https://youtu.be/exIiXly4xNM
ノーモア・ヒロシマ・ナガサキ~人類は、核兵器を捨てることが出来るのか?/第61回(2024年8月6日) https://youtu.be/DhYhJplXjdM
シンギュラリティの真実~人工知能革命の先に起こること/第60回Aniv.(2024年7月2日) https://youtu.be/BmaZb6xL5-Q
人間のゾンビ化を止めろ!人間という種の退化が始まっている/第59回(2024年6月4日) https://youtu.be/LaYpV4TiNO8
自然災害の激甚化がもたらすもの~人類は生き残れるのか?/第58回(2024年5月7日) https://youtu.be/bLZOiSM-7EI
サステナビリティ3.0~企業の外部化されたコストを内部化する/第57回(2024年4月2日) https://youtu.be/l-uH0EsX6B4
世界の福祉の実態/第56回(2024年3月5日) https://youtu.be/FOsEj6EdWQI
世界の農業の実態/第55回(2024年2月6日) https://youtu.be/v-R9SJaRk2w
地球のケアテイカーになろう/第54回(2024年1月9日) https://youtu.be/vACtwR96iIg
グレートリセットとは何か?/第53回(2023年12月5日) https://youtu.be/x-CW0tPLtzE
戦争が無くならない本当の理由/第52回(2023年11月7日) https://youtu.be/ISZKjSPep0k
変質化した異常火災について/第51回(2023年10月10日) https://youtu.be/OLS2ds5pwic
2030年に起こることを想像してみよう/第50回Anv.(2023年9月12日) https://youtu.be/ODgY-z-vY0I
SDGsのスーパー事例を集めてみた!/第49回(2023年8月1日) https://youtu.be/pbLHzt08_hU
SDGsはもう終わったのか?SDGsの本当の目的を探る/第48回(2023年7月4日) https://youtu.be/lXrA8KV88zY
Wind(風)について考える~風の神秘/第47回(2023年6月13日) https://youtu.be/QtDcfxztkWE
Fire(火)について考える~火の神秘/第46回(2023年5月2日) https://youtu.be/owWgezVx46g
Soil(土)ついて考える~土壌の神秘/第45回(2023年4月4日) https://youtu.be/f3IQ7Y7CVo8
Water(水)について考える「第4の水の相」の神秘/第44回(2023年3月7日) https://youtu.be/VBB9A5qC-7c
宇宙開発の真実/なぜ今、加速化する宇宙開発?/第43回(2023年2月7日) https://youtu.be/LaOkFIBHW98
超メタバース社会を検証する~私たちは異次元を受け入れるのか/第42回(2023年1月17日) https://youtu.be/9SD6WBMxKfE
COP27を検証する~もう私たちは間に合わないのか/第41回(2022年12月13日) https://youtu.be/R_ceFx0TbOw
総貧困化社会~私は大丈夫の妄信/第40回Aniv.(2022年11月1日) https://youtu.be/7Y0gZwjylak
大災害が来る~何を心得、何を備えるべきか?/第39回(2022年10月4日) https://youtu.be/NsEv0mQfvQs
核兵器~人類は、また使うのか?/第38回(2022年9月6日) https://youtu.be/TtxvRAm7m3g
超脱炭素社会の到来~本当の目的とは何なのか/第37回(2022年8月9日) https://youtu.be/FPKsy4HS7u8
超食糧危機に備えよ~食糧危機キャンペーンの真実/第36回(2022年7月12日) https://youtu.be/LO4iQL9YcfA
人と人との関係を考える~人と人が支え合い生きていくこととは/第35回(2022年6月14日) https://youtu.be/OyxWiEGPGfw
働き甲斐とは何かを考える~人は何故にはたらくのか/第34回(2022年5月10日) https://youtu.be/emPiTtkimPA
本当の健康を考える~人は何故に生きるのか/第33回(2022年4月12日) https://youtu.be/B_h6wRitTbY
生命活動の源��あるエネルギーのことを考える/第32回(2022年3月8日)https://youtu.be/A4CxeazfnxE
地球の空気の奇跡を知る~あなたが知らない空気の話/第31回(2022年2月8日) https://youtu.be/LtJIbXfR_I0
フルバージョン動画はこちらで視聴頂けます。大人のためのSDGs超基礎講座・全アーカイブ動画集(有料コンテンツ) https://vimeo.com/ondemand/kanglosdgs
■企画・運営:SDGs超実践者委員会(SSPC)、カングロ株式会社 https://www.kanglo.co.jp/ 協力:サステナ塾/システムD研究会/イノベーションサロンZ/ショック・コヒーレント・イノベーション・クラブ/フィロアーツ研究会/懐かしい未来へ・どんぐりヴィレッジプロジェクト https://for-good.net/project/1001029
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2025/3/8 15:00:19現在のニュース
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TEDにて
トリオナ・マクグラス: 海洋汚染は海水の化学をどのように変えるのか
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
SDGsや気候変動対策は、再生可能エネルギーのことではありません。パンデミック対策の一環です!それ以外の活動は派生物。権力濫用の口実に注意!
SDGsや気候変動対策は、再生可能エネルギーのことではありません。パンデミック対策の一環です!それ以外の活動は派生物。権力濫用の口実に注意!
COP27では、1.5度目標についての文言は削除され、化石燃料の段階的廃止も消えた。
COP27では、1.5度目標についての文言は削除され、化石燃料の段階的廃止も消えた。
人間が、大気中に二酸化炭素を排出し続けるにつれて、より多くの二酸化炭素が海洋に溶け、それによって、海水の化学組成は劇的に変化しています。
トリオナ・マクグラスは、海洋酸性化として知られるこのプロセスを研究しています。彼女は、このトークで海洋学者の世界にいざないます。
「気候変動の邪悪な双子?」が、どのように海洋や海洋で生きている生物に影響を与えるのか理解を深めましょう。
海洋が、私たちの日常にいかに重要なのか?皆さんは考えたことがありますか?
海洋は、地球の表面積の3分の2を占め、私たちが呼吸する酸素の半分を供給し、気候を安定させます。私たちに、職や薬、食べ物を提供しており、そこには、世界中の人々が必要とするタンパク質の20パーセントも含まれます。かつては、海洋は、とても広大なので人間活動の影響を受けないと考えられていました。
本日は、海洋を変化させている深刻な現状をお話しします。それは「海洋酸性化」や「気候変動の邪悪な双子」と呼ばれています。
私たちが、大気中に放出した二酸化炭素の25%を海洋が吸収していることをご存知ですか?二酸化炭素は気候変動の要因になっている温室効果ガスの1つなので、これは海洋がもたらすもう一つの素晴らしい恩恵です。
しかし、私たちが大気中にますます二酸化炭素を排出し続けているので二酸化炭素は海洋���溶け続けています。それが、海の化学システムを変えているのです。二酸化炭素が海水に溶けるとたくさんの���学反応が起こります。
皆さんにとって幸運なことに、本日は化学の詳しい話をする時間はありません。
けれど、二酸化炭素が海洋中に溶けるほど、海水のpHは下がります。それは、基本的に海洋酸性度が上がることを意味しています。このプロセス全体を海洋酸性化と呼びます。
海洋酸性化は、気候変動と同時に起きています。科学者たちは、海洋酸性化を20年以上観測しています。
この図は、ハワイで得られた重要な時系列データです。一番上の線は、絶え間なく上昇し続けている大気中の二酸化炭素濃度を示しています。一番上の線は、絶え間なく上昇し続けている大気中の二酸化炭素濃度を示しています。
これは、人間活動の結果と比例しています。その下の線は、海の表層に溶けている二酸化炭素の濃度が、上昇していることを示しています。観測が始まって以来、大気中の二酸化炭素と同じ割合で上昇しています。一番下のラインは、化学組成の変化を示しています。
二酸化炭素が海に溶ければ溶けるほど、海水のpHは下がり、それは、基本的に海洋酸性度が上がっていることを意味しています。アイルランドでは、科学者たちが海洋酸性化をモニタリングしています。海洋研究所やアイルランド国立大学。ゴールウェイ校の科学者たちです。
私たちも海洋酸性化の進展を観測しており、世界中の大洋でのデータと同じ速度で進行しています。これは私たちのすぐ側で起こっています。
海洋の変化をモニタリングするために、私たちがどのようにデータを集めているか一例を挙げましょう。まず、私たちは、真冬にたくさんサンプルを集めます。皆さんのご想像のように、北大西洋ではひどい暴風雨に遭うこともあります。船酔いする人には向いていません。
私たちは、とても価値のあるデータを収集しています。機械を船側から下ろします。機械の底にはセンサーが付いていて周辺の海水がどうなっているのか?水温や溶存酸素量などが分かります。それからこれらの大きなボトルに海水のサンプルを集めます。大陸棚のすぐそばの海底は、水深4km以上もざらですが、そこから海面までまっすぐ等間隔にサンプルを集めます。
海水をデッキに引き上げ、船上で分析するか、研究室に持ち帰り様々な化学的パラメーターを分析します。
これはなぜ重要なのでしょうか?
海洋酸性化は、人類にどのような影響を与えるのでしょうか?このような事実が懸念されています。産業化以前の時代と比べて海洋酸性度は既に26%上昇しています。この直接の原因は人間活動です。二酸化炭素の排出を遅らせない限り、今世紀末までに 海洋酸性度が170%上昇すると予想されています。二酸化炭素は気候変動の要因になっている温室効果ガスの1つ 。
私たちの子供が生きている間のことです。現在の海洋酸性化は、過去5500万年以上の間のどの酸性化よりも10倍速いのです。海洋生物は、こんなに急速な変化をかつて一度も経験したことがありません。文字通り海洋生物がどのように適応するのか予測できないのです。
何百万年前にも自然による海洋酸性化が起こりましたが、それは、こんにちの酸性化よりもかなりゆっくりでした。同時に多くの海洋生物が大量に絶滅しました。またそうなってしまうのでしょうか?そうかもしれません。いくつかの種はうまく対応しているという研究結果が出ています。
しかし、多くの種はよくない反応を示しています。非常に懸念されていることの一つは、海洋酸性度が上昇すると海水中の炭酸イオンの濃度が減少することです。これらのイオンは基本的に殻を作る海洋生物の多くにとって重要な成分です。例えば、カニ、ムラサキイガイ、カキです。
もう一つの例はサンゴです。サンゴは、サンゴ礁を形成するために海水中の炭酸イオンを使って骨格を作ります。海洋酸性度が上昇するにつれて、炭酸イオンの濃度が減少し、これらの種はまず殻を作るのが困難になります。さらに低い濃度では実際に溶け始めます。
これは翼足類で海の蝶とも呼ばれています。オキアミからサケ、クジラまで海に生息する多くの種にとって重要な食糧源です。今世紀末に予測されているpHの海水に翼足類の殻を浸した実験では、このとても現実的なpHの海水中でたった45日後には、殻がほぼ完全に溶けていることが分かります。
ゆえに、海洋酸性化は食物連鎖や私たちの日々の食事に直接影響します。皆さんも貝類やサケが好きでしょう?影響を受ける可能性のある餌を食べている他の多くの魚も影響を受ける可能性のある餌を食べている他の多くの魚も。
これは冷水サンゴです。アイリッシュ海の大陸棚のすぐそばにも冷水サンゴがいることをご存知でしたか?
冷水サンゴは、重要な水産資源も含めて豊かな生物多様性を支えています。今世紀末までに、今知られている世界中の冷水サンゴの70%は骨格を溶かす海水に囲まれるだろうと予想されています。
最後に私が例に挙げるのは、健康な熱帯サンゴです。2100年に予想されるpHの海水に浸けられると6ヶ月後にはサンゴは、ほぼ完全に溶けてしまいました。サンゴ礁は、世界中の全ての海洋生物の25%を支えています。全ての海洋生物です。
このように海洋酸性化が世界的な脅威であることが分かります。私には8ヶ月になる息子がいます。海洋酸性化を今から遅らせない限り、息子が大人になる頃、海洋がどうなっているのか考えるのが恐ろしいです。海洋酸性化は必ず起きます。人間は既に大気中に過剰に二酸化炭素を排出しました。
けれど、遅らせることはできます。最悪のシナリオは防げます。唯一の防止策は二酸化炭素の排出を減らすことです。これは皆さんや私、産業界、政府にとって重要です。二酸化炭素は気候変動の要因になっている温室効果ガスの1つ 。
私たちは一丸となって取り組む必要があります。そうすれば、地球温暖化や海洋酸性化を遅らせることも、私たちの世代やこれからの世代のために健康な海と地球を維持することもできます。
(個人的なアイデア)
初めに前提条件として
カーボンニュートラル(気候中立)とあえて書いたのは、炭素中立に直訳すると概念が、庶民に伝わりづらくなるため。
また、権力濫用の口実にされる危険性を慎重に考慮した結果です。
声高にカーボンニュートラルの直訳を指摘しても、未来を描けない人々なので、みんなは心の中で、あぁ残念な人なんだと軽蔑して下さい。
経済学者で、ケンブリッジ大学名誉教授のパーサ•ダスグプタが、イギリス政府に提出した報告書の中に登場。
経済学を学ぶと、登場する資本や労働などの生産要素の投入量と算出量の関係を示す生産関数があります。
こうした関数は、様々な前提条件に基づきますが、経済学者は、収穫逓減の法則と言うものをよく���っています。
このような人工的な生産関数とは、他に天然由来の生産関数。
つまり、自然から収穫できる生産関数を導き出し、地球全体の生産関数というエコシステムを数値化することでバランスをコントロールできるかもしれないというアイデア。
ここでは、自然資本と呼びます。
自然資本を加味すれば現在の経済成長ペースがどこまで持続可能かを分析することもできます。
人間は、国内総生産GDPを生み出すため、自然から資源を取り出して使い、不要になったものを廃棄物として自然に戻す。
もし、自然が自律回復できなくなるほど、資源が使われて、廃棄されれば、自然資本の蓄積は減少し、それに伴い貴重な生態系サービスの流れも減っていくことになります。
さらに、教授は、経済学者も経済成長には限界があることを認識すべきだと説いています。地球の限りある恵みを効率的に活用しても、それには上限があります。
したがって、持続可能な最高レベルの国内総生産GDPと言う臨界点の水準も存在するということが視野に入るようにもなります。これは、まだ現時点では誰にもわかりませんので解明が必要です。
なお、地球1個分は、ずいぶん昔に超えています。
さらに、世界では、独自の炭素税制度を持たない地域に対し、低収入の住民に、二酸化炭素排出量に応じて炭素税を導入する一方で、その税収のほぼすべてを配当として還元することにしている!
大多数の世帯は、この配当で炭素税による負担増加を賄え相殺できる(電気代や光熱費含む)
これは、まだ庶民に伝わりづらい炭素税で、法人には、技術革新などを促す!一方で、配当で低収入の住民に再分配し、環境問題も配慮している。
さらに、データ配当金をデジタル通貨「Libra」などで直接配当して、どんどん増幅させても良いかもしれません。
このように海外では、法人税に世界的な「最低税率」の設定、国境を越えた世界的な炭素税の設定とベーシックインカムの相乗効果も考慮。再分配を世界レベルでシステム化している。
日本国内では、消費税以外をベーシックインカムの財源とし、国民皆給付で事前分配、再分配ということもプラスサムしてシステム化を推進すれば
もしかして、デフレスパイラルやマクロ経済学的な合成の誤謬も最小化できるかもしれない。
北欧など、東ヨーロッパの地域では、共産主義の名残がみられます。
共産主義1.0を辞書で調べると憲法なしの皇帝の横暴から、やむなく暴力で革命をし、100%財産の私有を否定、生産手段・生産物すべての財産を共有、貧富の差のない社会を実現。
しかし、共産主義2.0の現代は、最低収入保障の形での実現に比較的限定し、ポスト資本主義になるとドラッカーは言う!!
ポスト資本主義とは、アメリカの「株主主権モデル(経済的側面の重視)」日本の��身雇用、年功序列「会社主義モデル(人的側面の重視)」ドイツなどの「社会市場主義モデル」
の3つをバランスよくコントロールしつつ、一神教、多神教やカルチャーに融合させた多様な社会になると言っています。
日本では、共産主義?資本主義?法人、個人の超裕福層にも当事者意識を持たせるため、不況に陥り財政政策が必要となった場合
超裕福層の資産半分を臨時裕福税として機動的に強制徴収し、ほぼすべての低収入者に配当金を還元するマクロ経済学上のアイデアは?
日本では、一回実験する必要があります。
他のアイデアでは、代わりに、貨幣の流通という裕福税に似た流動負債と言う形で、個人法人超裕福層に全資産の半額分を強制借金をしてもらい。
全資産の半額分をほぼすべての低収入者に配当金として還元する。還元しても低収入者は、製品やサービスでお金を使ってくれるので経済も活性化する。
その後、特別減価償却と言う形で複数年単位で負債を返済してもらう協力を行政府が要請するなどでも大規模に実現できそうだ。
前に似た方法で、東日本大震災?規模を小さく実行してた。
または、行政府が、労働分配率を財政政策の重要指標と定義し、不況時に株価の下げ率と逆相関させる。財源は、自国通貨の国債発行で賄う。
つまり、株価下落の年のみ一年ほどの時限立法発動。法律で、法人に株価下落と同じ比率を労働分配率の上げ率分として強制的に自動実行。
株価下落した年のみ行政府と日本銀行が、低年収者を一時下支えさせるアイデアもどうだろうか?
<おすすめサイト>
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2024年11月15日
2023年12月、Xの投稿停止を発表した米国のLGBTQ支援団体「GLSEN」のアカウント
Xから相次ぎ撤退、LGBTQ団体も 「安全な空間ではなくなった」(朝日新聞)2024/11月15日
X(旧ツイッター)からの撤退を表明する企業や団体が相次いでいる。背景に何があるのか。
新聞社も投稿停止 「有害なプラットフォームだ」
英紙ガーディアンは13日、Xへの投稿を停止すると発表した。同紙はリベラルな論調で知られ、公式アカウントのフォロワー数は1080万超。発表ではXについて、「極右の陰謀論や人種差別といった憂慮すべきコンテンツが度々取り上げられたり、見られたりする」「有害なメディアプラットフォームだ」と指摘した。
Xオーナーのイーロン・マスク氏はトランプ米次期大統領を支持し、12日には「政府効率化省」トップへの起用が発表された。同紙は、マスク氏が「政治的な言説を形成するため、影響力を利用することが可能になっていた」と主張した。
スペイン北東部バルセロナのバングアルディア紙も14日、陰謀論や偽情報の温床になっているとして、Xへの投稿をやめると表明。「有害なコンテンツに満たされるようになった」とした。
世界三大映画祭の一つ、ベルリン国際映画祭のアカウントは5日、12月末でXから撤退し、今後はインスタグラムやフェイスブックなどで発信すると発表した。理由は明らかにしていない。
欧州のニュース専門局ユーロニュースによると、映画界ではベネチア映画祭ディレクターも昨年8月、「このプラットフォームにとどまりたいという気持ちを完全に失った」と撤退を表明。マスク氏による偽情報の投稿を理由に挙げていた。
マスク氏買収後、ヘイト投稿チェックの担当も解雇
マスク氏は2022年10月、旧ツイッター社を買収。「表現の自由」を掲げ、偽情報や暴力的な投稿などが理由で凍結されていたユーザーの多くを復活させた。ヘイト投稿などをチェックするチームの人たちも解雇したとされる。表示回数など一定の条件を満たせば収入が得られる仕組みを導入したことで、話題の事象や言葉を使って投稿し、インプレッション(表示回数)を稼ごうとする「インプレゾンビ」が大量に出現した。
米英を拠点とする非営利団体CCDHは23年6月、ツイッター(現X)が有料サービス利用者のヘイト投稿の99%に対応できていないとの調査結果を発表。「(表示の優先順位を決める)アルゴリズムが有害投稿を増幅していることが示唆される」とした。
識者「X内の情報、ますます偏る可能性」
悪意のある投稿からマイノリティーの当事者を守ろうと、LGBTQ(性的少数者)を支援する団体の撤退も相次ぐ。英Mermaidsは昨年10月、「Xのガイドラインと企業倫理は、私たちのコミュニティーにとって安全な環境を推奨していない」として更新をやめた。米GLSENは昨年12月の声明で「LGBTQ+の人々にとって、ますます危険なプラットフォームになった。憎悪的な投稿に関するポリシーの一部を削除し、反LGBTQなどの投稿を可能にした」と述べた。
一般社団法人にじーずは昨年6月にアカウントを閉じた。代表の遠藤まめたさんは「LGBTQの若者に必要な情報を届ける手段として、残すべきではないかという葛藤もあった」という。その後、新規の利用者は減ったが、「差別的、攻撃的な投稿が増え、安全に過ごせる空間ではなくなった。戻ることは考えていない」と話す。
「ソーシャルメディア四半世紀」などの著書がある東京経済大学の佐々木裕一教授(社会情報学)は「ソーシャルメディアは、情報過多の時代に希少になった『関心』を奪い合うビジネスモデルのため、怒りなどの感情が拡散しやすい。また人間の認知能力では、小さな画面で、大量の情報を吟味して読むことは困難だ。憎悪を生む表現や偽情報が増えるのは必然で、マスク氏がより『関心』重視の仕組みへと変えたことで、その歪みが加速した」と指摘。撤退の動きについては、「今後、X内の情報がますます偏ってしまう可能性もある」と語った。(二階堂友紀)
佐倉統(東京大学大学院教授=科学技術社会論)【視点】 アメリカでは新聞やテレビといったマスメディアがイデオロギーで分断されてしまって、「社会の公器」としての役割を果たさなくなってしまっている。これを、各新聞社の旗色が明確だとポジティブに捉えるのは間違っていて、メディアが保守vsリベラルの争いの当事者、プレイヤーになってしまっているという危機的状況なのだと思う。どちらかに「寄って」いるのは当然としても、広く公共圏を確保し、活性化させるのがマスメディアの役割のはず。その機能を果たしていないのだ。そして、SNSがもっと過激に、もっと強力に、その分断と対立を煽るメディアとして大きくなってきている。トランプ当選によってイーロン・マスクがさらに勢いを得て、Xも保守的メディアとしての立ち位置をより鮮明に打出してきているので、そこから撤退する人たちが続出するのは当然だ。この先も増えるだろう。良い意味での「お気楽SNS」だったツイッターの特性は、今のXからはほぼ完全になくなってしまった。
仲岡しゅん(弁護士)【視点】 Xが陰謀論やデマの温床となってしまっている状態には、私もしばらく前から気付いていました。
特に、外国人や障碍者、LGBTなど社会的マイノリティに対するヘイトやデマがほとんど野放しになっている状態で、まともな対策がなされていない。
立場上、私は中学校や高校���どへ講演に行く機会が多いのですが、マイノリティ当事者の子どもたちがネット上でのヘイトに触れてしんどくなってしまうという現象も既に生じています。
そんなXとの距離の取り方は様々でしょうし、撤退する気持ちにも頷けます。
他方、私の場合、もともとソーシャルメディアからは距離を取っており閲覧だけだったのですが、既にLGBTへのヘイトやデマがかなり発生していた3年ほど前にX(当時はTwitter)を動かし始めた理由は、実はそういったヘイトの海の中で傷付いている当事者たちとも気軽に接点を持てるようにするためでした。
そしてもう一つの理由は、ネット上の汚いものは汚いものとして、目の当たりにしてやろうとも。
どこか別の場に移動したところで、汚いものが浄化されるわけでもないので、汚い現実を受け止めるために、Xアカウントを持っています。
いずれにしても、より根本的には、情報の受け取り手がまともな情報リテラシーを学ぶことと、そしてヘイトやデマを流した発信者に然るべき責任をきちんと問えるような仕組みを整備しないことには、この問題はXだけでなく、いずれ他のソーシャルメディアでも繰り返すのではないでしょうか。
長島美紀(SDGsジャパン 理事)【視点】 少し古いデータになりますが、2021年に国際NGOプラン・インターナショナルが発表した、日本を含めた32カ国で実2万6,000人を超える15~24歳の女性を対象としたアンケート調査とインタビュー調査をまとめた「世界ガールズ・レポート」では、調査対象の91% が、オンライン性のでの誤った情報やフェイクニュースに懸念を抱き、87% がネガティブな影響を受け、46% がこうした情報を受け取ることで、悲しみや気分の落ち込み、ストレス、心配、不安を感じていました。
こうした誤った情報やフェイクニュースは、受け取る側の行動にも影響します。レポートでは4人に1人が、自分の意見を他者にSNS上で共有する自信がないと感じ、5人に1人が、 政治や時事問題に関与するのをやめていると回答していました。にも関わらず、10人中7人が、学校や家庭で誤った情報やフェイクニュースの見分け方について教わったことがないと述べています。日常的にこれらのニュースに接するにも関わらず、身を守る術を知らない人がいかに多いかは、最近の闇バイトをめぐる事件を見ても明らかです。
この記事では、Xの「表現の自由」を理由にフェイクニュースや誹謗中傷も含めたあらゆる意見を野放しにしていることへの懸念から、複数の企業が撤退していることを紹介しています。表現の自由は最大限に守られるべきものですが、言論空間における根拠なく相手を貶めるような、悪意ある他者への攻撃や、不特定多数に影響を与えるようなデマなど、誤った情報やフェイクニュース、誹謗中傷に対し、言論空間を運営する側(この場合はX)は明確なルールを設定し、ルールを守っているかの監視と違反者への何らかの制裁は不可欠です。しかし現在では、ビジネスの名の下に、有料サービス利用者の言論空間が野放しなり、収入を得る機能が生じることでインプレゾンビが出現する。それを考えると、企業に限らずユーザーがアカウントを停止したり投稿を辞めることはやむを得ないとも言えます。
しかし、とはいえ、Xユーザー数は世界で3億人以上にのぼり、日本でも2024年4月の時点で6900万人がアカウントを持っている、世界有数の言論空間であることは変わりません。日本も含め多くの政治家や公官庁が公式アカウントを有し、政策を発信し、ユーザーと交流するプラットフォームとしての機能は、今なお他のSNSよりも高いように感じます。
こうした言論空間から、そこ��「有害なメディアプラットフォームだ」として撤退をしてよいのだろうか、そこでこそ言うべき投稿を言い続けることも必要ではないかと思います。とはいえ、誹謗中傷をされ続けても投稿することが困難なのは、プランの2021年のレポートでも明らかです。
求められるべきは言論空間の明確なルール化とルールを逸脱するユーザーへのペナルティの厳格化です。Xの言論空間が適切に維持されることは、最終的にビジネス上も長期的に有益なのだということを主張し続けることが、メディアや政治リーダー、インフルエンサーが果たすべき役割なのではないでしょうか。
千正康裕(株式会社千正組代表・元厚労省官僚)【視点】 表現の自由を叫ぶ結果、表現が不自由になってはいないだろうか。確かにXは安心して発信できる場でなくなくってきたように感じる。Xのよい点は誰でも気軽に言いたいことを発信でき、普段会わないような色々な人に見てもらえる、フィードバックももらえるという点にあると感じる。
私がXを使い始めたのは10年以上前のことで、官僚時代に政策の内容をわかりやすく伝えることが目的だった。
多くの人の政策への理解が進むことにより、内容を理解した上で議論が起これば、もっと政策はよくなるも思った。
また、政策の内容を知ることで、それをいいねと思う人がふえれば、政策はより活用され、多くの人に届きやすくなるだろうという思いもあった。
さらには、政策に信頼性を持ってもらうためには作っている人への信頼性も大事と考え、政策を作っている官僚の思いや生活なども含めて発信を始めた。
当時から、攻撃的なリプはあったが、同じかそれ以上のポジティブなリプがあった。
おかげで、普段会わない人たちが、自分の発信をどう受け止めるのかということを学ぶことができた。
官僚が仕事上で接する人たちというのは、霞が関とその界隈の人たち(審議会の委員、団体の代表、大手メディアなど)がほとんどで、そういう人たちは仕事として、政策(自分の仕事)にかかわっている人たちなので、言ってみればプロの人たちだ。
Xでは、そういうプロの人たちではなく、政策や制度のユーザー、納税者といった、いわばお客さんのような人たちと直接対話が可能な貴重な場だった。
ユーザーとの対話は目からウロコが落ちるような気づきもあり、官僚としての本業以上に、「人に伝える」ということを学ばせてもらったと感じている。
対話を続けることによって、会ったこともない人たちが少しずつ理解してくれるという経験も得ることができた。
10年以上発信を続けてきたが、自分の肌感覚としても、Xというプラットフォームの雰囲気は大分変わったように思う。
圧倒的にネガティブな反応が増えてきたように思われ、すべてではもちろんないが、それ自体が目的化しているような感じもする。
表現の自由は大切であり、一部の言論人だけではなく、多くの人が発信できるようになったことは素晴らしいことだ。
どのようにプラットフォームの健全性を保つかについては、ユーザーに注意深く使ってほしいと啓発することは大事だけども、それで解決するとは思いにくい。
プラットフォーマー自身が安全性・健全性を保つ努力をするのが大切なことだと思う。
このままの状態であれば、Xを使う人は減っていくのだろうと思う。私の感覚としても、非常に表現が不自由なプラットフォームになってきている。言いたいことが言いにくいからだ。
撤退企業が代表だと思うが安心して発信できるプラットフォームのニーズはあるので、おそらく安全性・健全性を確保した似たような別のプラットフォームが出てくるのではないかと期待している。
そういうものが出てきたら、使ってみたいと思う。
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クジラを食べる映画 『鯨のレストラン』をアメリカで上映! ロサンゼルス: 9月13日(金)~Laemmle Monica Film Center ニューヨーク: 9月21日(土)~Apollo Theater, Village Cinema
映画製作・配給を行う合同会社八木フィルム(所在地:東京都渋谷区、代表:八木景子)は、「クジラを捕獲することが環境に良い」とするドキュメンタリー映画「鯨のレストラン~SDGsとクジラ~」(英語名:Whale Restaurant ~Inconvenient Food~)の上映を9月13日(金)のアメリカロサンゼルスを皮切りに開始します。 ニューヨークでは歴史ある名門である「Apollo theater」にて上映許可が降り上映が叶うこととなった。 八木景子監督が製作発表した「Behind THE COVE」(2015)は、2010年にアカデミー賞を受賞したイルカ漁を批判した作品「ザ・コーヴ」に対する反論映画として話題となり、世界中のメディアは「初めて日本からの反論だ」と報じた。 前作から8年かけて二作目の「鯨のレストラン」を完成させた。八木監督は、「鯨のレストラン」では、前作「Behind…
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バイオディーゼルってなに?(執筆先 - 株式会社エスプール 「環境みらい会議」2024年5月9日)
└バイオディーゼルの概要
バイオディーゼルとは、ディーゼルエンジン用のバイオ燃料の総称で、BDF (Bio Disel Fuel)と呼ばれる。化石燃料である軽油の代替として期待されている燃料である。
原料は主に菜種油やパーム油等の植物油で、料理油や工業用油などの廃油を利用するケースもある。それらに化学処理を施してグリセリンを取り除くことで精製される。
バイオディーゼルは硫黄分酸化物をほとんど含まず、軽油と比較して硫黄酸化物の排出を1/2~1/3削減できるため、ディーゼル車の排気ガス対策として有効である。すでに国内外で利用されており、特に欧州ではドイツを中心に利用が進んでいる。
└バイオエタノールとの違い
バイオエタノールは、サトウキビなどの糖質原料、とうもろこしやじゃがいもなどのでんぷん質原料、また稲藁などのセルロース系の原料を糖化、発酵させ作られるガソリンの代替物である。ほとんどがガソリンと混ぜられ、自動車の燃料として利用されている。
バイオエタノールは原料をアルコール発酵して生成する。精製方法が比較的容易なのはバイオディーゼルであり、広く普及しているといえる。加えて、バイオディ―ゼルは他の燃料と混合せず使えるのに対し、バイオエタノールは通常のガソリン車の場合、直接混合で含有率3%ほどまでと高い割合で用いることはできない。
└日本でのバイオディーゼルの導入状況
(1)京都市における取りくみ
一般家庭及び食堂等の事業所から排出される廃食用植物油を市民、事業者、行政で構成される地域ごみ減量推進会議等が主体となって回収している。またそれをバイオディーゼル燃料として再生し、京都市のごみ収集車や市バスの燃料として活用している。
自治体が運営するバイオディーゼル燃料化施設としては国内最大の精製能力であり、施設の特徴としては以下の点が挙げられる。
・ 不純物を最大限除去できる高度な機能を有していること。
・ 市バスの燃料とするために軽油と一定の割合で混合する装置を設置していること。
・ 精製工程のほとんどを自動化していること。
・ 火災防止に配慮した電気機器の採用、製造棟内にガス検知器・酸素濃度計等を設置し、安全に十分配慮していること。
(2)協業組合仙台清掃公社における取りくみ
飲食店、スーパー等から排出される廃食用油を収集し、バイオディーゼル燃料化を行い、家庭ごみ収集のパッカー車の燃料として利用している。
(3)佐賀市における取りくみ
2004年から、使用済み食用油を軽油代替燃料に精製する佐賀市廃食用油再生工場が稼働している。
原料となる使用済み食用油の回収は、各家庭からスーパーや市の施設 48 箇所の回収ボックスに持ち込まれ、同市で委託したごみ収集業者により回収され、同工場へ搬入している。
同工場では、搬入された使用済み食用油から固形物などを除去して、一旦貯蔵タンクに保管する。そこから分離タンクに移され、水分や不純物を除去した後メタノールを加え、軽油代替燃料化装置によって化学反応を起こし、軽油代替燃料を精製している。
精製された軽油代替燃料は、同市のごみ収集車に利用し、資源のリサイクルを図っている。
(4)出雲市(旧平田市)における取りくみ
旧平田市では、宍道湖の水質浄化や水質保全を目的に設立された宍道湖沿岸自治体首長会議から、宍道湖の環境汚染の浄化対策についての提起を受け、宍道湖の水質を守る取り組みを検討し、汚染の主な原因となっている植物性廃食油のリサイクル処理を推進している。
2012年に処理機械を借りて、 1600 世帯を対象に廃食油処理等の導入試験が行われ、2013年からは廃食油軽油代替燃料化事業により、施設を導入し実施している。精製後に残るグリセリンと油かすの処理は、業者に委託し処理している。
また廃食油用の容器を世帯に無料配布し、市民が公民館に設置された大型の収集容器に移し替えた後、月に1回市が回収を行っている。
精製したバイオディーゼル燃料は、当初同市のゴミ収集車に使われていたが、2014年に同市を含む広域ゴミ処理施設が稼働したのを契機に、市営マイクロバス7台のうちエンジンを改良した2台に活用されている。
└バイオディーゼルの課題
・動物油脂や低品質廃油脂は利用できない点。
・精製によって生じたグリセリンの処理や資源化。
・自動車燃料として、酸化安定性に問題がある点。酸化してしまうと、油の粘度上昇によるエンジン不調等、機械・装置上の不具合がでる。
・窒素酸化物と呼ばれる有害な排出ガス点、軽油使用時と比べて多く排出する。
・飢餓に苦しむ人が多い中、食料として使える植物を燃料化して良いのか、という社会的観点。
上記課題を解決するため、「次世代バイオディーゼル燃料」に注目が集まっている。
次世代バイオディーゼル燃料とは、食物と競合しないバイオマスを原料とし、軽油からの100%置換が期待されるバイオディーゼル燃料のことである。特徴は、分子構造が市販の軽油と同じ炭化水素であり、利用に混合を必要としない。
ディーゼル車のエンジンが排出するCO2と、次世代バイオディーゼル燃料の原料となる植物が成長過程で吸収するCO2を同量にすることで、CO2排出量を「実質ゼロ」とみなすことができると考えられている。
└参考文献
国立環境研究所
「K22070 廃油脂類を原料とした動脈静脈連携型の次世代バイオディーゼル燃料製造技術の開発と評価に関する研究」
https://www.env.go.jp/policy/kenkyu/suishin/kadai_hyouka/h24/pdf/k2305image.pdf
「収集・運搬におけるバイオマス燃料の導入推進」
https://www.env.go.jp/content/900534301.pdf
「3.バイオディーゼル燃料化の事例」
https://www.env.go.jp/recycle/report/h19-01/chpt4-3.pd (2024年5月1日閲覧)
JRW Innovation Platform (2023)
「次世代バイオディーゼル燃料の導入に向けた取り組みをご紹介!」西日本旅客鉄道株式会社
https://media.jrw-ip.jp/blog/3607/#:~:text=%E6%AC%A1%E4%B8%96%E4%BB%A3%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%BC%E3%83%AB%E7%87%83%E6%96%99%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%81%E8%BB%BD%E6%B2%B9%E3%81%A8%E6%88%90%E5%88%86,CO2%E3%82%92%E5%90%B8%E5%8F%8E%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82 (2024年5月1日閲覧)
サステナブルタイムズ (2023)
「新しい時代のエネルギー「次世代バイオ燃料 」とは。特徴や従来型との違いを紹介」ユーグレナ
https://www.euglena.jp/times/archives/20292 (2024年5月1日閲覧)
SDGS ACTION!(2023)「脱炭素化に向けて注目のバイオ燃料 原料や問題点、作り方などを解説」朝日新聞
https://www.asahi.com/sdgs/article/14661874 (2024年5月1日閲覧)
環境展望台(2017)「環境技術解説」国立研究開発法人 国立環境研究所
https://tenbou.nies.go.jp/science/description/detail.php?id=7#:~:text=%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%BC%E3%83%AB%EF%BC%88Bio%20Diesel%20Fuel,%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E6%9C%9F%E5%BE%85%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82 (2024年5月1日閲覧)
Sustainable Japan (2014)「【エネルギー】バイオ燃料の種類・実用性・課題」株式会社ニューラル
https://sustainablejapan.jp/2014/08/09/biofuel/11532 (2024年5月1日閲覧)
交通安全環境研究所 (2016)
「ディーゼル車の環境性能に与えるバイオマス燃料の影響実態把握とその評価に関する研究」
交通安全環境研究所
https://www.ntsel.go.jp/kankyo/ondanka/k_on9.html#:~:text=%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%BC%E3%83%AB%E7%87%83%E6%96%99%E3%81%AF%E7%A9%BA%E6%B0%97,%E3%81%8C%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82 (2024年5月1日閲覧)
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ゴミを被るみたいな人生

情けない自分自身、ある意味ゴミ人生恥かいて生きてるだけ、僕のようなやつの成れの果て、僕は注目されてると思ってたけどその反対、恥さらし https://www.borderlessart.or.jp/ https://artnowa.org/ #障がい者アート #アート #芸術 #イラスト #絵 #絵画 #アウトサイダーアート #アールブリュット #Art #paint #picture #SDGs #福祉 #社会貢献 #CSR #障害者 ----------------------- 新作アートをFacebookでチェック! ----------------------- 日本最大数の障がい者アートが掲示される 障がい者アート専門ギャラリー「アートの輪」の作品は 毎日アートの輪フェイスブックページで公開中です! 「いいね!」いただければ新作がチェックできます! コチラから→ https://www.facebook.com/BAOArtNoWa Read the full article
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【公式】武田邦彦の「ホントの話。」第156回 2024年3月8日放送 日本は「便利な馬鹿」 タウルスミサイルの脅威 厚労省の方と飲みたい
【公式】武田邦彦の「ホントの話。」第156回 2024年3月8日放送 日本は「便利な馬鹿」 タウルスミサイルの脅威 厚労省の方と飲みたい <今回の話題> スウェーデンがNATOに加盟 日独などは「便利な馬鹿」 ロシア外務省局長 ロシア国庫、異例の潤沢ぶり 手持ち現金は紛争前の13倍 インド経済 予想外に加速 欧州各地で農民デモ拡大 BRICS加盟に34カ国が関心表明 BRICSの多くは自国通貨決済・ドル脱却を支持 拡大BRICSに参加しないインドネシア 身に迫る危険と規則遵守 「5年1000万円不記載で過剰にガタガタすべきでない」 「放射能汚染水」投稿で会長辞任 TSMC第2工場への支援発表 総額1.2兆円補助金投入 マイナンバーと預貯金口座の紐付け 性別変更反対の女性デモに妨害集団 WHOにSDGs、飲酒規制の世界戦略? 以下、番組から、その他のお知らせです。
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FREEDOM UNIVERSE "冬”
12月になりましたね~
色々とやった様なやっていない様な今年ももうすぐ終わりですね~
25周年もあとちょっとになりましたが 『 Freedom Universe 第4弾 』 のご紹介をします!
前回の 「 Freedom Universe 第3弾 "秋・紅葉" 」 の時にもお伝えした通り、今回は " 冬 " が最初のお題でした。
まぁ何となくわかってらっしゃると思いますが、第1弾を決めたときから今年の Freedom Universe は " 春夏秋冬 " で決まっていたんです(笑)
冬だけだと皆イメージがわかないので何にしようか・・・
今回も弊社営業担当の小野から出た案が 「 オーロラのイメージ! 」でした…(???)
いいとは思うけど・・・、どう表現すればいいか分からないけどやってみるか!ということで、
「 Freedom Universe 第4弾 "冬・オーロラ" 」 に決定しました!!
これまでにHydra LS-22F、Dulake-5st.、Rhino-4st.ときて、
今回の土台となるモデルは " Hydra24F " です!
● Freedom Universe Hydra 24F "冬"
・Color:C.O.オーロラ・グラデーション

《 ネック 》
● ネック材&指板材:ブラジリアン・ローズウッド
スペックを考えている時に 「 ネック材は第3弾のRhino-4st. FT "秋・紅葉" の時にも使ったローズとかどうかな? 」 って話が出た時に思い出しちゃったんです!
最近発見したやべー奴、 「 ブラジリアン・ローズウッドのネック材 」 を!
で、提案してみたら即決でした。
そして、指板材も同一材からなるべく1Pみたいに見える様に切り出して使っています!



今回は指板のインレイはお休みしましたが、Freedom Universeですからアヴァロンや白蝶貝の楕円ポジションではなく
マーブルポジションの新色 「 シルバーマーブル+白蝶貝枠付き 」 です!
確かブルー、パープル、レッドに続いて4色目だと思うんですが、まだ違う色もあるのですが・・・そちらはおいおいSNSとかでご紹介しますね。

そしてヘッドから指板まで白蝶貝のパーフリングを入れてみました。
白蝶貝って見る角度で白だけではなく他の色味がでてオーロラみたいって思ったので!

《 ボディ 》
● ボディトップ材:キルテッドメイプル
今回もボディトップ材はキルテッドメイプルを使用しました。
オーロラをイメージしてキルテッドの杢が大きめなやつを選んでみました!
*本当はオーロラのイメージが浮かばなかったので杢の大きいやつを選んだだけなんですけど(笑)
でも今回は普通にブックマッチなんてしません。
ボディの写真をよ~く見てください、実は左右違うキルテッドメイプルを使っています。

片側だけ残っているメイプルトップ材が何枚かあって、何かに使えないかな~もったいないな~って考えていたので今回使ってみました。
だって 「 Freedom Universe 」 ですから!!
ネットで " もったいない " って調べたら、「 モッタイナイは、世界中のアイコトバ 」 って出てきたし、世の中 " SDGs " ということもあり天然材の有効活用ということで!
*本当はやってみたかっただけなんですけど(笑)
● ボディバック材:ホンジュラスマホガニー1P
ボディバック材は今回もホンジュラスマホガニー1Pを贅沢に使っちゃいました!
だって 「 Freedom Universe 」 ですから!!
塗装後にはうっすら覗くマホガニーの導管&目止めがなかなか色っぽくなりました。

● カラー:C.O.オーロラ・グラデーション
ボディトップのカラーはオーロラをイメージしたグラデーションカラーに仕上げてもらいました!

さすがに色々と難しいお題をこなしてきた塗装担当の船越でも、今回はなかなか頭を捻らせた様子…
オーロラのイメージで画像が何枚かきて自分でイメージ画像を作ってから実際の作業に入っていましたが、吹き上がってから皆に 「 オーロラな感じになってる?」 って聞いてましたから、苦労の甲斐もあって見事にオーロラな感じに仕上がっていると思います!
音に関しては難題 「 オーロラのイメージ 」 のお題を考えた弊社営業担当小野に登場してもらいます!
(Impression)
適度なコンプレッション感を感じさせつつ、ブラジリアンローズネック&指板らしい太さとハリ、速さ、分離の良いサウンドが印象的です。
高音弦の美しくもキレのある響きは、クリーントーンでのアルペジオやシャープなカッティングにも適していますね。
ネックの剛性の高さを感じさせる、サスティーンの良さ、音の芯の強さと粘り、クリアなボトムの鳴り方。一つ一つの音・ピッチが " よく見える " 感覚といいますか、「弾いている手ごたえ」を確かに感じさせてくれます。
今回の個体には、ホンマホをボディバック材に使用しているということもあり(通常のHydraはアルダー2pc)、マホ特有のレンジの広さも相まって、どこかの音域がとびぬけて目立ちすぎるということもなく、上手くまとまっている感じがします。クリーンからクランチ、ドライヴサウンドまでチェックしましたが、 一様に「 どの音楽ジャンルに適している 」 という言葉で限定することではなく、この楽器特有の音。
アンプの機種やセッティング次第では高音域のギラっとした部分が際立ちやすいところもありますが、イコライジングやピッキングに対しての追従性(反応)が、顕著に出音に反映される素直さもありますので、この楽器の音の特性を理解・把握した上で音作りやプレイスタイルを合わせていけば、間違いなく自分だけの唯一無二のサウンドを構築できる楽器であり、そういった意味ではどんなジャンルや楽曲、アンサンブルでも、一つの音のピースとしてあてはめることができるギターだと思いました!
今回ご紹介した、
Freedom Universe 第4弾 "冬・オーロラ"
『 Hydra 24F - C.O. オーロラグラデーション 』
は、12月9日(土)、10日(日)に錦糸町のすみだ産業会館で行われる、島村楽器様主催の 「 ギタラバ2023TOKYO 」 に出展しますので、是非とも生で見て・弾いてみてください!
※ なんと、これまで弊社のUniversal Space(ショウルーム)でしか展示していなかった、
Freedom Universe 第3弾 "秋・紅葉"
『 Rhino-4st. FT - C.O. 紅葉グラデーション 』
も出展するそうなのでお楽しみに!

25周年を機に始めた Freedom Universe の4本や、その他ご紹介したギターやベース、新種のポジションマーク等など、いかがでしたか?
たぶん今年のWebマガジンはこれで最後だと思います。
そろそろ正月休みに向けて頑張らないといけないので!
25周年はもうちょっとで終わり、来年は26周年になります!
*特別何もしませんが(笑)
Webマガジンを書くのが遅くて今年ご紹介しきれなかった物もあるので、今年よりはのんびりになるとは思いますが、またご紹介出来るように頑張ります!
木工長:郷右近
新Shop & Show Room
『 Universal Space 』👈クリック

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