#食後歯磨き
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genkidesuka2022 · 2 years ago
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知らずにやっているNGな食後の行動があった!
私たち人間は基本的には、毎日3回朝と昼そして夜に食事を取ります。
食事は生命活動を行うためには必要不可欠なものであり食事回数、食事量など違っても、毎日必ず何らかの食べ物を摂取しなくてはなりません。
しかし、実は食後のある行動により、逆に健康に悪影響を与える可能性があることをご存知でしょうか?
そこで今回は食後にやってはいけないことについて、取り上げてみました。
みなさんも一つくらい当てはまるかもしれませんよ。目次
知らずにやっているNGな食後の行動
知らずにやっているNGな食後の行動1・お風呂に入る 
知らずにやっているNGな食後の行動2・歯を磨く
知らずにやっているNGな食後の行動3・寝転がる
知らずにやっているNGな食後の行動4・フルーツを食べる 
知らずにやっているNGな食後の行動5・運動する
知らずにやっているNGな食後の行動6・紅茶を飲む
最後に
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知らずにやっているNGな食後の行動
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知らずにやっているNGな食後の行動1・お風呂に入る 
お風呂に入ると全身の血行が促進さ��る反面、内臓への血流が減少する場合があります。
そうすると内臓の機能が低下してしまい、消化不良を引き起こすことで、便秘や栄養失調の原因にもなってしまいます。
また心臓へも大きな負担がかかるため、特に高齢者の方は注意が必要と言えます。
ですから食後にお風呂に入る場合は、満腹感が落ち着いてきた頃、つまり1時間ほど経ってから入浴するのが望ましいんです。
知らずにやっているNGな食後の行動2・歯を磨く
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食後すぐに歯を磨くと食事に含まれていた酸が歯磨きすることによって、歯を侵食してしまう可能性があります。
そうすると歯の表面のエナメル質が傷ついて腐食してしまい、虫歯になりやすくなってしまいます。
ですから歯磨きは、食後30分以上経ってから行うのが最新情報ではと言われています。
食後すぐに歯を磨きをしているのに虫歯になりやすい方は参考にしてみて下さい。
ただし朝の出勤時などで時間がない場合には、軽いうがいのみで済ませてもOKです。
リステリンなどのうがい薬を使えば、口の中を清潔に保つことができます。
そして、会社に行ってから歯を磨くとさらに良いと言えます。
知らずにやっているNGな食後の行動3・寝転がる
昔から迷信で、食べてすぐに寝ると牛になると言われています。
多くの方は、一度は耳にされたことのある迷信だと思います。
もちろん本当に牛になるわけではありませんが、食後すぐに寝転がると胃酸が逆流することがあります。
そうすると胸焼け喉が起こりやすくなり、逆流性食道炎になってしまう可能性があります。
そんな事言われてもどうしても食後横になりたい場合には、体の右側を下にすると胃の内容物を腸に送りやすくすることができると言われています。
食後に眠くなったからといって、その格好以外で寝てしまうと胃酸で胸がむかつく場合があるため注意が必要です。
食べた後に少し寝たいという方は、会社などでは椅子に座りながら軽く10程度��たた寝するのが理想です。
知らずにやっているNGな食後の行動4・フルーツを食べる 
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食後にデザートとしてフルーツを食べる方も多いのではないかと思いますが、実はこれもNGです。
一概には信じられないかも知れませんが、果物類は胃ではなく腸で消化されるため、通常であれば胃を通り過ぎて20分ほどで腸に到着します。
しかし食後にフルーツを食べると他の食物が胃の中で止まることになります。
そうなるとと消化不良を起こしたり、胃に留まったフルーツがガスを発生させ胃腸の働きを悪くする原因となります。
ですからできれば、食後1時間程度はフルーツを食べるのが理��なんですよ。
知らずにやっているNGな食後の行動5・運動する
食後に運動した時に脇腹が痛くなるのは、体内の血液が不足するためです。
食後は胃腸が活発に働き消化酵素を分泌するため、血液が胃や腸に集中します。
しかし直後に運動をすると筋肉を動かす為に多くの血液が必要となり、結果として胃腸を動かすために必要な血液が足りなくなります。
そうすると不足分の血液を脾臓は無理に出そうとするため、脇腹の痛みが起こります。
また満腹の状態で胃が揺さぶられるため、痛みが起こることもあります。
さらに胃酸が食道まで上昇し、逆流性食道炎になる可能性も高くなります。
ですから食後に運動をする場合は、その前に2時間ほどゆっくり休むようにしましょう。
ただし、軽く歩く、負荷の少ない軽い運動程度なら問題ないと思います。
そうすればスムーズに消化が進むため、血液が不足することはありません。
知らずにやっているNGな食後の行動6・紅茶を飲む
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厚生労働省による国民栄養調査によると、日本人女性の多くが鉄分の摂取量が足りていないと言われています。
これは生理などによって、鉄分が失われる機会が多いためではないかと思われます。
紅茶に含まれているポリフェノールやタンニンなどの成分は、野菜など他の食物と混ざると鉄分の吸収を抑制してしまう可能性があります。
ですから食後すぐに紅茶を飲んでしまうと鉄分不足になりやすくなるため、特に鉄分不足により貧血やめまいなどが起こりやすい女性は注意が必要です。
最後に
いかがだったでしょうか。
今回は食後にやってはいけないことについて紹介しました。
ここでご紹介したことは、自分でも無意識のうちに行なっている可能性があるため、注意が必要です。
こういったことに気を付けるだけで、体調不良が改善されることもあるためぜひ参考にしていただければ幸いです。
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kennak · 12 days ago
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私は、高校を卒業してすぐに就職した。生まれ育った静岡県の山奥から、千葉県松戸市へ。 やたらと地方出身者ばかりを集める会社だった。会社名義でアパートを借りてくれ、家賃まで払ってくれる。なんていい会社に入れたのだろう、というのは若さゆえの勘違いだった。 とにかく休日というものがない。シフト上で「休日」とされている日にはタイムカードをうってはいけない。それだけのことだった。 そんな環境でも二年間勤めたのは、単に逃げられなかっただけだ。会社名義でアパートを借りているので、職を失うというのは住居を失うのと同義だった。 食事もろくに摂れなかったため、がりがりに痩せた。食事の時間があるならば、そのぶん寝る時間にあてたかった。となると歯など磨くはずもない。虫歯が痛み、前歯を一本失ったが、それすらどうでもよくなっていた。 関連会社の男性社員から「借金してでも逃げろ」とまで言われ、ようやく逃げたのが二十歳の頃。 振り返れば、その二年間に休日という休日はなく、七百連勤以上を続けていたのだ。 千葉県内に土地勘などなかった。あてもな��新京成線に乗り、新津田沼駅で降りた。新津田沼を目指したわけではない。単に人がたくさん降りたから、つられて降りた。それだけだった。 駅とイトーヨーカドーがくっついているのは驚きだった。そんな場所がこの世にあるとは知らなかった。 そのままイトーヨーカドーへ入った。エスカレーターで上の階へあがると、そこにはゲームセンターがあった。ゲームセンターといっても、小さな子どもをメインターゲットにしたもので、真ん中には大きなトランポリンが設置されていた。 ここで働きたい。そう思ったのは、子どもが好きだとかそんな理由ではなかった。暇そうだったからだ。もう一生懸命働きたくなどない。この二年間で、一生分働いた。そんな気分だった。 求人誌で見つけたのか、インターネットで見つけたのかはいまとなっては記憶が曖昧だが、そこのゲームセンターは求人広告を出していた。アルバイトで、週に三日程度から可。 とはいえ、住所不定の若造を雇ってくれるとも思えない。先に住居を探した。 幸いなことに、新しい住居はすぐに決まった。駅から遠い、築五十年超の木造アパート。壁を叩けばゴキブリが五、六匹出てくるような部屋だったが、ようやく自分の居場所を手に入れた気分だった。 その住所を履歴書に書き、就職の際に両親が買ってくれたスーツに身を包み、伸びたままだった髪は自分でカットした。がりがりの体と失った前歯はどうしようもなかった。 鏡を見て、「まあ、これは雇わないだろうな」と自分でも思うほどだったが、面接ではなんとなく好感触を得た気がした。 そして数日後、採用が決定したと連絡があった。なぜ採用されたのかは知らない。他に応募者がいなかったのかもしれない。 赤いポロシャツに、黒いズボン。センスがいいとは言いがたい制服だったが、不満はなかった。 とにかく来客数が少なく、やることと言えばクレーンゲームの景品の補充だとか、当時流行っていたムシキングとかおしゃれ魔女などのカード補充とか。 あとはトランポリンで遊びたい子が来たら対応をした。たしか五分で百円。十分だったかもしれない。詳細は覚えていないが、百円玉を握りしめた子どもが目をきらきらさせながら声をかけてきたのは覚えている。 一度の勤務が四時間程度。それを週に数日。時給はたしか八百円ほど。食っていけるはずもなかったが、しばらくはその生活を続けた。とてももう、まともに働く気力などなかった。 借金がある程度膨らんでから、ようやく他にも仕事を始めた。コンビニ、警備員、チラシのポスティング、宅配便の仕分けなど。非正規雇用ばかりを山ほど���えて、なんとか借金は返した。 ゲームセンターでのアルバイトは続けるつもりだったが、近いうちに閉店すると耳にした。一時間あたりの売り上げが私の時給を下回っているような有様だったので、遅かれ早かれそうなるだろうとは思っていた。 閉店まで続けようかとも考えたが、そのときに面接を受けた倉庫作業の会社で正社員の誘いがあったので、そのまま辞めてしまった。辞めた後、しばらくは営業をしていたようだったが、たしか一年経たずに閉店してしまった。 私は就職し、転職し、結婚して離婚した。また就職して、転勤して、いまは東京の西のほうで暮らしている。 津田沼まで片道一時間強。あまり気軽には来れなくなってしまった。 あれから約二十年。私はすっかりおじさんになってしまったが、おじさんになれてよかった。いま振り返ると、あの頃の自分はいつ人生を終わりにしてもおかしくはなかった。 あそこで働いたのは一年だったか、二年だったか。もっと長かったかもしれないが、まったく思い出せない。 あのゲームセンターはたぶん、七階のマクドナルドの前にあったはずだが、いくら検索しても情報は出てこない。 まるで幻だったかのように、私自身にも曖昧な記憶しか残っていない。検索しても、トランポリンがあったのは屋上だという情報ばかり。屋上ではなかったのはたしかなのだが。 ともあれ、私がなんとか再起をはかれたのは、あそこで働いた期間があったからだ。変に忙しい職場に入っていたなら、きっと潰れてしまっていた。 しかしまさか、イトーヨーカドー津田沼店自体がなくなってしまうとは。 なんとなく、イトーヨーカドー自体はずっとそこにあってくれるような気がしていたので、いつでも行けると思い込んでいた。 二十代前半の、あの時期の私の中心にはイトーヨーカドー津田沼店があった。書店にもよく寄ったし、四本の親知らずのうち三本はヨーカドー内の歯科で抜いてもらった。 あと、誰も気にしていないようなことだけれど、トイレの洗面台の脇に置かれた小さな花瓶に花が生けてあったのが好きだった。造花かもしれない。ただ、誰かの気遣いがそこにあった。トイレ自体古かったが、きちんと清掃しているのはよくわかった。私とは違い、仕事熱心な人が清掃を担当していたのだろう。もう何年も訪れていないので、最近はどうだったのかは知らない。 テナントが徐々に撤退していったのは伝え聞いていだが、それがなんだか思い出の場所が徐々に衰弱していくようで受け入れられなかった。 さて。ここまで長々と書いてきてどう締めればいいのかわからない。結局、歳ばかり重ねて、あの頃からまったく成長などしていない。 「さようなら、いままでありがとう」 でいいのだろうか。 あと、「寂しい」と「もう大丈夫」を付け加えて文を締めたいと思う。 小山征二郎さんが、イトーヨーカドー津田沼店閉館に寄せたエッセイ
時給800円のゲーセンに救われた… 閉館の商業施設に寄せた思い出
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sou0902 · 1 month ago
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猫風邪、流行中につき
いわゆる『猫風邪』に罹患してから10日が経つ。
未だに声は戻らない。
身体の治癒能力が喉の部分だけ
機能停止してしまったかのようだ。
朝、散歩しながら推敲・・・
人は五感のうち、いずれかを失ったときに、
他の四つの感覚が鋭くなると言われている。
感覚を確かめる。
嗅覚、鼻詰まりによりイマイチ機能しているとは
言い難いが木々の臭い、
草の香りの中に混じった生き物の息吹を感じる。
視覚、視覚は何を見るか脳と連携していて、
どちらかと言えば僕の脳の伝達は
直視傾向にあって幅広い視野を
持ち合わせているわけではない
(写真を撮る人としてはどうなんだろう、
と疑問が過ぎる)。
特段何か見えるわけではなさそうだ。
触覚、手足がポカポカしているのは歩いているせいだろう。
味覚、食べていない時の味を
意識するのは初めてかもしれない。
朝歯磨きしたハッカの味が僅かに残る。
聴覚、鳥の鳴き声、風が木々をこする音、
その昔、妹に鼓膜を破られた後遺症で
耳鳴りが他の音を遮る。
特段、なんの変化もなし、そもそも、
喋る事は五感に属するのか、どうなのか。
散歩をできる余裕があるのは、よい兆候だと思う事にする。
朝の散歩は、意外と人と出会う。
声が出ない僕にとっては都合がいいのか悪いのか。
もともと、おしゃべりな方でもない、
かと言って聞き上手かと言われれば疑問だ。
人にお愛想を取るのが苦手だ。
その手の会話は中身がないようにも感じる。
人の主義主張は事例は違うにせよ
だいたい同じところに着地するように思う。
きっと感覚の違う人と会いなさいと言��
思召しにも感じ、思考をめぐらせてみるが
今の僕にはわからなかった。
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servant222 · 5 months ago
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20240709 ぐるぐると考える日
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昨日紫陽花の植え替えを済ませておいて良かった。今日は軽く眩暈がする。多分生理が近いせい。こんなに生活リズムがめちゃくちゃなのに月のものはきちんと来るのが不思議。自覚できる予兆もちゃんとある。それがあると、あぁ明日か明後日だな、と思う。それまでの気分の落ち込みはまあまああるけれど、最中の痛みは全く無い。
なので、今日は何に対してもやる気が無かった。
午前中に歯医者の予約を入れていたので、それまでに家のことを済ませる。歯医者の帰りにホームセンターに寄って花の虫や病気用のスプレーを買おう、とぼんやり考えながら運転していたら歯医者の手前にあるホームセンターの駐車場に入ってしまった。バカなの?と思ったが、どうせだし目的のスプレーを買って歯医者に向かった。予約時間ギリギリだったけど間に合ったのでよしとする。
歯医者では詰め物をしてもらった。歯医者さんがぎゅーぎゅーと力を入れて詰め物を詰めている時に、持っているピンセット?の先がズレて私の上顎に突き刺さってとても痛かった。ごめんなさい!と謝ってくれて、治療後に歯科助手さんが 「大丈夫だと思いますけど、少し血が出てしまったのですみません。」 とワンタフトブラシと歯磨き粉をくれた。刺さった直後はとても痛かったけれど今はもう痛くない。
詰め物と下の歯の噛み合わせが気になったのも、晩ご飯を食���たら気にならなくなった。慣れたのか咀嚼の結果詰め物が押し込まれたのか。
今夜は三日月か。月齢3.6。少し赤くて細い月がきれいだった。沈みかけた月は家の庭からはもう見えなくなっていたので近くの歩道橋まで歩いて見に行った。
日が落ちると吹く風はそれなりに涼しくて、半袖から出ている腕を、ほんのり昼間の熱気を見え隠れさせながら撫でていく。湿度もそんなに感じないし、これなら窓を開けて眠れるかもしれない、と思う。猫たちが脱走しちゃうからできないけれど。
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月を撮っていたはずがいつの間にか交差点を撮ったり歩道橋を撮ったり。そんなことをしていたら月は雲に隠れてしまった。
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harawata44 · 2 months ago
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防災バッグに入れ忘れがち。水なしで使えるハミガキセットで非常時も衛生的に | ギズモード・ジャパン
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・【楽天市場】無水ハミガキ 防災 歯磨き
以下引用
防災セットといえば食料やアルミブランケットばかりを想像しがちだけど、歯磨きのことをすっかり忘れていました。非常食って甘いものも結構多いのに…。
水がいらないハミガキ
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そこで買ったのが、ヤマトエスロン株式会社の無水ハミガキ。その名の通り、水なしで歯磨きができる優れものです。チャック付きのポーチに入っていて、そのままカバンに放り込めるようになっています。
薄いのにたっぷり3日分
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とても薄くコンパクトなポーチの中には、意外とたくさんのものが入っています。歯磨きとフロスが6本ずつ、歯磨きシートが10枚。救援物資が届くまでは3日かかると言われているので、これがあればその間しっかり歯磨きができます。
本当に水なしで使えた
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実際に使ってみたところ、かなり気に入りました。歯磨き粉をつけずともわずかに泡立つので普段通り歯磨きしている感覚に。持ち手が短いので握りにくいものの、太さがあるのでコントロールしやすいです。毛が柔らかく、水なしでも痛くありませんでした。 飲み水も惜しいくらいの災害時、歯磨きのために水を使うのはきっと抵抗感があるはず。これなら貴重な飲み水を消費せずに済みます。
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フロスもしっかり使えます。糸は幅広で汚れをしっかりかき出してくれました。細くて力が入れにくかったですが、許容範囲内です。歯ブラシはまとめて包装されていましたが、フロスは個包装になっています。
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そして一番感激したのがハミガキシート。これがあるのとないのでは満足感がかなり変わります。歯ブラシとフロスで汚れは落とせるものの、歯磨き後の爽快感はあまりありません。しかし、このハミガキシートを使うと歯磨き粉のような爽やかさとほんのりとした甘さが感じられて、口の中が一気にスッキリ。磨き残しだけでなく、頬の内側や舌まできれいにできて、普段使いしたくなるほどの満足感です。水でゆすぐことができなくても、これがあればサッパリします。
カバンにも入れやすい
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薄くてコンパクトなので、バッグの中でも場所をとりません。チャック付きの袋のおかげで汚れる心配をあまりしなくていいのも嬉しいところ。そのままバッグに放り込んでしまえばオッケーです。
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ハミガキセットに加えて、歯磨きの重要さとポイントを説明する冊子も入っています。防災セットを用意する中で、歯ブラシは後回しにしがちだけど、口の中が不衛生だと虫歯以外にもいろいろ悪影響があるそう。 口腔ケアを怠ると肺炎などにかかる可能性が上がることなどがわかりやすく載っています。防災意識が高まるだけでなく、普段の歯磨きの仕方について反省するきっかけにもなりました。
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longgoodbye1992 · 1 year ago
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サイドシートの君
ゆかは旅先で呼んだコールガール。
地元が近いのと趣味が合った事がきっかけで連絡先を交換した。
そしてお盆の帰省のタイミングで会う約束を決めた。
ゆかのいる町まで車で一時間ほど。
来るか来ないかは半信半疑だった。
約束を破るような子では無いと思ってはいたけれど、連絡の返信の遅さがちょっと気になっていて、来なければ来ないでいいやと思っていた。
約束の時間の十分前に待ち合わせ場所に着いて車を停めた。
ゆかに着いた事と車の特徴を書いたメッセージを送る。
来ても遅れるだろうと思い、二十分後に発走する競馬を予想して買った。
既読が着いたのは約束の時間を二分過ぎたあたり。
あと五分くらいで着くらしい。
少し安心した。
それから十分後にメッセージ。
車のナンバーはこれですか?と来て、車の後ろを振り向くと、こちらを見ているゆかと目が合った。
手招きをして助手席に呼ぶ。
ゆかが席に乗り込んでくる。
「すみません」
「久しぶり」
「お久しぶりです」
「元気だった?」
「はい」
「ありがとね、来てくれて」
「いえいえ」
「じゃあ行こうか」
プランを二つ提案した結果、神社に行って近くにある貝出汁のラーメンを食べることにした。
近くのコンビニでコーヒーを買う。
「そうだ、さっき競馬買ってたんだよね」
「そうなんですか」
「一緒に見る?」
「見ましょう!」
一緒に見たレースは見事に的中だった。
ゆかも喜んでいた。
車を走らせる。
車内ではゆかが同棲中の彼氏に薦められて見た頭文字Dの話を熱く語っていた。
今度聖地��礼に行くらしい。いろは坂はあのまんまだよと言っておいた。
ゆかが今日着ている服はライトなロリータ風のワンピースで、童顔の彼女にはそれがとても似合っていたので伝えた。
嬉しそうに笑うゆか。ロジータというブランドらしい。
田舎道を走っているとひまわり畑を見つけた。
下りてみると一面ひまわりが咲き誇っていて、その後方にある風力発電のプロペラがまたいい味を出していた。
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夢中で写真を撮るゆかは無邪気な少女のようで、転んてしまわないか心配になるくらいだった。
車を再び走らせて神社へ向かう。
険しい階段を上って本殿でお参りをする。
「五円あった」ゆかが財布から硬貨を取り出す。
「俺は欲張りだから五円が十倍あるように五十円にするよ」
「なるほど!」
神様に祈ったことは今日が楽しく終わりますように。きつねの神様は俺を助けてくれるだろうか。
反対側に下りて行くと無数の赤い鳥居が並んでいる。何度来ても圧倒されるが、ゆかも同じだったようだ。
ここで少し雨が落ちてくるが気にせずに歩いていく。鳥居の中を歩いていくと横に水場がある。そこに咲く蓮の花を見つけたのでゆかに教えると鳥居から蓮にスマホを向けて撮影した。
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白い花びらが水から顔を出して咲く姿は可愛らしさだけではなく強さも感じた。何となくそれはゆかの姿にも重なった。
高台から鳥居が並ぶのを眺める。
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雨が本降りになってきたので木の下で雨宿り。
ゆかの持っている赤いバッグには傘が入っていないらしい。
「折りたたみもってくればよかった」
「雨降るなんて考えてなかったよ」
「県の真ん中の方は降るって聞いてたんだけどなぁ」
「しゃあないよ、ここ真ん中じゃないし」
しばらく経ってもやまない雨。結局少し濡れながら歩くことにした。
雨降りにも関わらず別な色の蓮の花を見つけて二人で写真を撮った。
階段を上って下り、おみくじをひいた。
天然石が入ってるおみくじで、パワーストーンが好きなゆかにはぴったりだった。
昼食の時間になったので店へ向かうが、時期や時間もあって行列ができていたので、同じく貝出汁のラーメンを出している別な店で食べることにした。
運良くすぐに座れ、ゆかとあれこれ話した。
ゆかは小学校から高校まで卓球をしていたらしい。
大学ではクラゲの研究をしていて、クラゲの生態にも詳しかった。
「一応��系なんで」
確かに同人小説を書き方を聞いたら実に論理的に話を作っているなと感じていた。
そんな話をしているとラーメンが出来上がって食べた。貝の出汁とバターの風味がうまくマッチしていて絶品だった。ゆかも気に入ってくれたようだ。
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店の外に出るとまたもや雨。
近くの公園にあった遊具も濡れていた。
「晴れてたらやりたかったのになぁ」
「これじゃ濡れちゃうね」
残念そうにするゆか。
ここの段階で時間は十三時をまわっていた。ゆかは十六時くらいまでならと言っていたので、次の場所を迷ったが、思い切って賭けに出ることにした。
市街地へ車を走らせる。
「あのさ」
「ん、なに?」
「夜の仕事、まだやってるの?」
「いや、しばらくやってない。昼の仕事で稼げるようになったから。このままやめようと思ってる」
「そっか、昼の仕事が順調ならいいね」
「うん、もう知らない人に会わなくてもいい」
「お疲れ様。よう頑張ったと思うよ」
「彼には絶対言えないけどね」
「体調もよさそうだね」
「うん、抗うつ剤は飲んでないし、元気になったよ」
「よかったよ」
ゆかの手に触れて握ると、握り返してくれた。
川沿いの堤防を走る。
カーステレオからは真夏の果実。
市街地にあるホテルへ入り車を停めた。
ゆかの表情は暗くて見えなかった。
「いい?」
「タダじゃ嫌」
「そっか」
その返答は予測していた。元々は金で繋がった関係だ。
「いくらくれる?」
価格交渉が始まるが、割とすぐにまとまった。
タッチパネルで安い部屋を選んで入る。横にあるシャンプーバーの香りが鼻についた。
部屋に入ってソファに座る。
唇を重ね、ゆかの胸に顔をうずめた。
その後の事は何となくしか覚えていない���何度もキスをして、何度も愛を囁いた。
そして二人並んで眠った。
ゆかの寝息を聞きながら時間を気にしていた。
リミットの時間はとうに過ぎている。
目を覚ましたゆかに聞いた。
「時間大丈夫なの?」
「ああ、うん。別に花火があるからそれまでに帰れれば。そんな花火見たいわけじゃないんだけど」
その日はゆかの住む町で祭りがあって二十時から花火が上がる日だった。
「そっかそっか。一緒に見る?」
「うーん、誰かに見られると嫌だから」
「だよな」
その後はゆかの書いた小説を読んだ。そしたら俺もゆかに自分の書いた物を見せたくなった。
「ゆかの事書いた作品があるんだけど見る?」
「えー!恥ずかしいからやだ」
「まあまあ、自分だと思って見なきゃいいからさ」
「うーん、ちょっと興味はあるんだけどね」
そしてTumblrに投稿してたコールガールを見せた。
時に笑いながら、時に考えながら読んでいた。
「この表現好き」
ゆかを花に例えた部分が気に入ったらしい。
「人の書いたもの見ると勉強になる。すごく読みやすかった」
「ありがとう」
「今日の事も書くの?」
「そうだなぁ、たぶん書く」
「めっちゃ恥ずかしい」
そんな事を話しながら、不思議な関係だなと思った。
現実で会った人にTumblrを見せたのは初めてだった。
彼女でもなければセフレでも無い。そもそも会って二回目の関係なんだから名前をつけようにもまだ難しいだろう。
それでもこの関係は何だろうと思いながら気づけば温くなった風呂に二人で入っていた。
洗面台で歯を磨くゆかに後ろから抱きついたり、服を着るのを邪魔してみたりした。
帰路につく。
夕焼けの時間だった。
この様子だとゆかの町に着くのは十九時くらいになりそうだ。
「今日さ」
「うん」
「何で来てくれたの?」
「えっ、うーん…誘われたし暇だったから」
「そっか。お金もらえるって思ってた?」
「いや、それはない。ただ会ったらするかもなとは思ってた」
「そうなんだ」
「うん」
途中の海辺で夕焼けの写真を撮った。
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「すごくいいね!あとで送って」
「いいよ、今送るよ」
すぐゆかに送った。
「ありがとう」
そっとゆかの手に触れた。自然と繋ぐ。
車は海沿いの道を駆け抜けていく。
町に着くと大勢の人で賑わっていた。
「どこで下ろせばいい?」
「真ん中は嫌だから…朝会ったとこ」
そこへ向かって車を進めると、警備の人が立っていて入れなかった。
「ちょっと入れないな…」
「うーん、どうしよう」
ぐるぐると町中を周る。
「やっぱ入れないよ」
「離れたとこなら一緒に見てもいい」
「えっ、あっ、そっか。じゃあそうしよか」
「うん」
「食べ物買いに行こか」
「屋台はダメだよ。知ってる人いるかもしれないから」
「そうだな。コンビニでいいか」
その町にある唯一のコンビニで食事を買った。
その隣りにある駐車場から花火が見えそうだったので、そこに停めて見ることに決めた。
花火が始まる。
ここでもゆかは写真を撮るのに夢中。
俺も撮ってみたけれど、信号が邪魔して上手く撮れなかった。
合間に見せてくれるゆかの写真は上手に撮れていた。
プログラムの間、ひたすらゆかはスマホをいじっている。その動きが止まると俺のスマホに通知が来た。
「アルバム作った」
開いてみるとトーク画面に日付が入ったアルバムが出来ていた。花火や蓮、ひまわりの写真がたくさんおさまっていた。
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「おー、いいね。ありがとう!」
「ふふっ」
ゆかはまた外にスマホを向けた。
「あの色はリンで…」
花火の色を見ながらそんな事を言っていた。
「覚えたことって言いたくなるよね」
ゆかが笑う。そうだなと俺も笑う。
あっという間に花火大会は終わった。
「帰ろっか」
「うん…」
帰りに降ろす場所を探しながら車を進めた。
「あっちに行くと公園がある」
「そこで降ろす?」
「いや、遠いからいい」
「行ってみようか?」
「うん」
公園に行くと暗くてよくわからなかったが、日中は眺めがいいだろうなと思った。
���あっちには小学校がある」
「行ってみよか」
何となくゆかの気持ちがわかった。
「あれだろ」
「なに」
「別れが惜しくなったんだろ?」 
笑いながら言った。
「でも明日は友達と遊ぶから泊まれない」
「もうちょっとドライブするか」
「うん」 
小学校へ入った。ゆかが通っていた小学校はかなりきつい坂の上だった。
「こんなのだからめっちゃ足腰鍛えられた」
「これは中々スパルタだな」
「でしょ」
小学校を後にして車を俺の地元方向へ走らせた。
「あれだよね」
「なに?」
「泊まっても寝ればいいじゃん」
「うーん」
「俺いびきかかないし」
「そうなんだ」
ゆかの右手に左手を重ねた。
「朝、めっちゃ早起きだよ?」
「いいよ。またここまで送るからさ」
「わかった」
「じゃあ、泊まろっか」
「親に連絡しとく」
コンビニでコンタクトの保存液とビールとほろ酔いを買った。
ホテルへ入る。今日二度目だ。
カラオケがついていたので酒を飲みながら二人で歌った。
夜は深くなっていく。
シャワーを浴びる。マシェリでゆかの髪を洗った。
洗面台でそれを乾かしてベッドへ入る。
互いに欲望のまま相手を求めあう。
眠っては起きて、キスをして、何度も何度も。
「俺に好きって言ってみてよ」
「言わない」
「いいじゃん、嘘でも言ってみなよ」 
「嫌だ言わない」
「そっか」
力一杯抱きしめて、それをゆかも返した。
俺は六月にあったことを話した。
自殺未遂のことも。
「ガチで死のうとしたんだね」
「うん、そうだよ」
「生きててよかったね」
「ほんとそう思う」
「今も彼女のこと好き?」
「いーや、全然」
「そっか」
「新しい好きな人いるらしいし」
「いなきゃ好きなの?」
「いや、そういうわけでもない。俺にはあわなかった」
「切り替え早いね」
ゆかの首筋にキスをして眠りについた。
結局は予定の時間にゆかは起きれなかった。
俺も軽くは起こしたけれど、別れを早くしたくないなんてエゴが出た。
「私ほんと時間にルーズなんだよね」
と言いながら、そんなに慌てないゆかが滑稽だった。
「私と付き合わない方いいよ」
「どうして?」
「時間守れないし、好きなこと話すと止まらないし」
「時間を守れないのはよくないな。でもそれはパートナーがちゃんとしてれば支え合っていけるんちゃうか?」
「うん…」
ワンピースを着ながらゆかは俺を見た。
「うしろのチャック閉める?」
「閉めよっか」
「自分でも出来るけど」
「いいよ、閉めるよ」
背中を向けたゆかの背中のファスナーを閉めた。
「上のボタンもかけて」
「はいはい」
ボタンを掛けて後ろから抱き締める。
「かわいいよ」
「ふふっ」
ゆかにかわいいと言うといつも笑う。
そんなとこはあざといのかもしれない。
「友達との待ち合わせ場所まで送ってくれるんでしょ?」
「うん、送るよ」
「やったー」
「そのかわり」
「なに?」
「お金は無しな」
「えー、少しも?」
「当たり前だろ。泊まったし送るんだし」
「ふふっ、そうだよね。わかった」
「交渉成立な」
「電車代浮いたからいいや」
「なんだよそれ」
ゆかが笑った。
ホテルを出てコンビニでコーヒーと朝食を買った。
予定時刻までに着かないのはわかっていた。
友達やら予約しているカラオケに電話をしながら、車の中でアイラインを引き、ルージュを塗った。
「ちょっとはおしゃれしないと」
「昨日と同じ服だけどね」
「それはしょうがない」
「そうだな」
「そうだ、スッピンどうだった?」
「あー、うん。可愛かったよ」
「ふふっ」
相変わらず笑う。
海辺を見ながらゆかは言った。
「普段海見ないけど、やっぱりこっちの海のが好き。向こうはなんか深くて怖いから」
戻ってこいよ。なんて言おうと思ったけど、別に俺がそれを言える立場じゃ無い。
「やっぱさ、十八年見た海は特別なんだね」
「確かにそうかもな」
「今回帰ったら、次見るのは冬か」
「その時も一緒に見たい」
「うん、いいよ。あっ、あとは会いに来てくれれば会えるよ」
「行きたいなとは思ってるよ」
海辺を過ぎて内陸へ入る。
あと五分で目的地。
信号で止まった時にゆかの唇を奪った。
信号の色が変わるのを感じで離れる。
ゆかの表情はどこか寂しげだった。いや、そう思いたいからそう見えたのかもしれない。
カラオケの前で降りる間際にもキスをした。
去り際にゆかは俺を見てこう言った。
「死なないでね」
短いけど重い言葉だった。
「そっちもな」
車を大通りへと向かわせる。
何度もゆかの耳元で囁いた言葉を思い出す。
車線を変えながら車を一台二台と抜いた。
「俺って本当に」
アクセルを踏んで帰路につく。
サイドシートにマシェリの香り。
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myonbl · 28 days ago
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2024年10月29日(火)
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夜中にAppleから新製品の発表がある、とのニュースが流れていたが、もちろんその頃私は高鼾、朝起きて確認すると<M4チップを搭載したiMac>が登場したのだ。色々とコピーが私を誘惑するが、<アップグレードするなら今が最高のタイミング>などと言わないでくれよ。売りの<Apple Intelligence>は当面米国でしか利用出来ず、日本は来春となる。その頃にアップグレード・・・、まずはApple貯金を頑張ろう!
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5時起床。
日誌書く。
朝のルーティンが始まる。
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洗濯機を回し、朝食を頂き、珈琲をいれる。
洗濯物を干す。
今日は弁当なし。
ヤクルトさんから野菜ジュースを購入する。
酢タマネギ仕込む。
9時20分、ツレアイ(訪問看護師)が自転車で出勤、今日は1軒のみ。
月曜日の<情報機器の操作Ⅱ(看護学科)>の欠席者に、課題を出す。
夕飯用に、無水地鶏カレーを仕込む。
海老芋を煮る。
AppleのOSアップデート、macOS15.1、iOS18.1、watchOS11.1。
MLB中継、大谷派��臼を庇いながらも出場、ドジャース3連勝。
彼女が帰宅する。
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ランチ、息子たちはサッポロ一番、私たちは冷蔵庫掃除。
彼女のMacBookAir, iPhone, Apple Watch のOSアップデート。
西村歯科の予約は16時30分、西大路七条から13系統で四条烏丸、雨が降っているので四条通の地下をウォーキング。
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まずは主治医のチェック、右上奥の歯が歯茎が後退して根っ子の部分が大分露出、そのためばい菌が溜まりやすくなっていて、歯磨きにも苦労している。積極的に残す意味は無いとのことで抜歯決定、麻酔を掛けてまずは金属部分を切断し、それから抜歯するというプロセス。痛みはないが、作業の音と振動が恐ろしい。3日分の化膿止めと痛み止めを処方してい���だき、明日の16時30分に再度チェック。もちろん、3日間の禁酒を言い渡された!
帰路の13系統を西大路花屋町で下車、セントラルスクエアでココの療養食を購入してから帰宅。
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彼女がほぼ用意してくれていたので、すぐに夕飯セッティング。
息子たちはスパークリングワイン、彼女は赤ワイン、私は炭酸水。
テレビで日本シリーズの中継、昼間のワールドシリーズを見た目には迫力に欠ける。
彼女が片付けている間に、今日は先に入浴、体重は2日で250g減。
着替えて日誌を書く。
歯磨きして、早めに寝よう。
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天気も悪いしこんなものかな。
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denwa-05 · 1 month ago
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第二回!もてどま男子会!
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俺の誕生日をお祝いしてくれたあの夜から、5ヶ月。3人の予定が合い、ついに2��目のもてどま男子会が開催されました!!!
あ、でも途中で恋話が始まったんだけど、季節外れのホラーかな?って思うくらいには怖い話をしてたから3人共一気に大人しくなったけどね。2人の話聞いてて、やっぱこの世界は狭いなって思ったし、そういう人が居るんだなって怖くなった。まあ、その話終わったあとに急に 「ふっかはどうなの!ふっかの恋話は!」 って話振られてそれも怖かったけどねー(笑) そっからは、前に小瀧に話した事を風磨にも伝えて(先に小瀧に言ってたから、仲間外れか!って拗ねてたけど)こんな事あったよー、言われたよー、を報告したら 「アオハルじゃん!」 って2人がキュンキュンしてたなぁ。それこそ小瀧にはずっと良い報告出来てなかったから、こうして良い報告出来るようになって俺も嬉しかった。まだ、ね。あれだけど。いつかもっと良い報告が出来たら良いな、とは思ってるから。2人も何か良い事あったら、教えてね。
いやー、まじで3人で集まると凄いね。楽し過ぎる。ちょっと風磨が仕事で遅れるってなってたから小瀧と先に電話して待ってたんだけど。のんべえ見たよとか、ふっかってふっかだよねとか、小瀧が歯磨きしながら喋るから「え?何?」ってなったりとか、「ハッピーターン食べてみ?!」「食べた事あるんだって」って前と同じ会話したりとか。まあ、ワチャワチャしてて。でも風磨が仕事終わって合流してからの方がもっとワチャワチャしてるっていうね。ほんと、ツッコミと笑い疲れが凄い。
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あとはもう、小学生みたいなこと言ったり、3人で集まって飲みたいなって話したり。先輩の曲のこれ良いよね?!って話で盛り上がって夜中の2時までワチャワチャしてたな(笑) よくあの時間まで起きれてたなって自分でもびっくりだわ。てかまじで3人で集まりたいね、普通に遊びたいし飲みたいわ。いつか会えますよーに!
それで何か、おめでとう!みたいな事になって、拍手が無いから手を上げてくれるっていう。手を上げてくれるって何??だけど。
その後は、まあ、小瀧の話もしたけど。風磨と俺の目は誤魔化せないぞ!って感じだよね。俺的には分かりやすい訳じゃないけど、色々話聞いてたし、なーんかそうなんじゃないかなぁって思ってただけなんだけど。まさか当たってるとは。俺ら凄えな。
2人共次の日仕事なのに、遅い時間までありがとう!ふざけたり、真面目な話したり、色んな事話せるもてどま最高だよー!だいすち!!!
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crydayz · 2 months ago
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241008 EXTRA
やる気出ないもの、後回しにしがちなものって「恐怖」が足りない
恐怖と興味の釣り合い取れてるものと向き合う時しか面白さ感じられない
人が意地悪になったり被害感情感じるのは「暇」だから
葬式は大切な人が亡くなった直後にあえてクソ面倒な割り込みタスクを大量に入れる事で悲しみに浸る為の「暇」を与えない為に行われている
どんなに正当性と妥当性あるネガティブ感情であろうと一度それを転がす「暇」を与えられたら人は一生それを転がし続ける
1年後どうせ立ち直るなら今立ち直ればいい
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まあ、これは昔から「理」でものを考える訓練続けてきた人間にしか出来ない芸当ではあるが
鬱人間は損得の物差しが壊れていて理が破綻している
だから損だらけで非合理的な自傷や先延ばしに耽溺する
嫌われる事を恐れてはならないがそれを免罪符に据えて好かれる努力を怠るのは最悪だ
「面白がられ応援される」ために悪意や悲しみ育てる要因となる「暇」をブロックし、歯応えある責任感と恐怖の中で善性と社会性を磨き続けるのだ
大事なのは集中力と没頭力
「より面白がられ応援される」為に自分の中にある「これなら通る」と確信できる特技を伸ばして伸ばして特化する
あらゆる物語と刺激は自分に居場所くれる有益な労働に集中��る為にある
居場所が盤石では集中力を得る意義が成立しないので、極力一箇所に根を下ろさずアウェーで緊張伴う場所での活動を心がける
ホームを棄てろ。ハイコストで不安定で贅沢なものをあえて纏え
ランニングコスト最悪なものを背負う事でオートで尻に火がつく
極論借金しろ
そしてその負荷に耐え続けながら「集中の火種」を探せ
じゃなきゃ逃げに逃げて他者との関係切りまくった臆病者が「人生を食べ切る」ことなんてできるわけない
目の前にあるのはヘドロと化した大量の食べ残し。片付ける際に腐敗した思い出やトラウマと向き合わざるを得ない愛おしい汚物
とりあえずそれを狂喜の叫び上げながら蹴散らしよく乾燥させ細かく砕きゴミの日に出して忘れろ。ヘドロの中に宝物とゴミが同居してんのわかるがいちいち選別してたらその作業だけで人生終わるから全部棄ててやり直せ
クリエイターとアスリートの人生は最愛の存在と憎しみあって叩き潰しその痛みを喰らって先に進むもの
闘うことから逃げ、残酷で傲慢な答えを出す事から逃げ、他者を傷つけ先に進むよりはずっとマシな選択だったと自分を説得し続ける
そんな格好悪い人生でいいのかよ
そう、格好いいか悪いか、粋か粋じゃないかで全ての行動と思考の価値を測るのだ
漫画みたいな読み応えある人生送りてぇ!
死に際に観る走馬ビジョンに組み込む笑えて泣ける特大エンタメのリール素材を沢山集めてぇ!
あの世になんも持っていけなくとも、いい映画撮れたなって思えたら大満足じゃん
異論認めるわ、ただしもっと熱いヤツだけ
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rosysnow · 2 months ago
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置き去り
大人になるなんて死ぬまで死ねないだけだ
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 小学校の卒業式をひかえて、将来の夢なんて作文を書かされたのを憶えている。  違和感はそのときから感じていた。何で、もう未来のことを決めなきゃいけないんだろう。僕の未来なんて、きっと大して輝くものでもないのに。  働いて、食べて、眠って、また働いて──そんなもんだろ。  教室が暗くなってもできあがらなくて、結局宿題になった作文は、家のPCで“将来の夢”“作文テンプレ”を検索にかけて、ヒットしたもので埋めた。そんなズルをした日から、僕の感覚は周囲から外れていった気がする。  中学生になったら、あれがしたいとか。高校生になったら、これがしたいとか。同級生たちのそんなきらきらした話に、混じることができなかった。  大人になるなんて、死ぬまで死なないのが憂鬱なだけじゃないか。人生なんか、早送りで終わってしまえばいい。  志望。進路。就職。歳を重ねるほど、将来を枠にはめて決めつけようとする周囲が鬱陶しい。
「やりたい仕事はないのか?」 「したいことはあるだろ?」 「大学には進んでおかないと──
 やりたいことなんてない。何もしたくない。モラトリアムに大学に進むなんて妥協には、吐き気がする。  いずれにしろ僕は、機械のような、ろくでもない大人になるだけだ。  だから、叶うのならば、早く死にたい。  気づけば、高校を卒業していた。結局医療系の専門学校に進むことになった。頭がおかしいぐらいに、死にたい、と一日じゅう願っている僕なのに、人の健康をサポートする勉強をするなんて、いよいよお先が暗い。  大学生になって、ケータイをガラケーからスマホにした。機種変のとき、連絡先は転送したけど、連絡が減ってやがて途切れた奴から、容赦なく削除していった。  どうせ、愛想咲いで何とか合わせていただけの友達だ。向こうにだって、僕はそんなものだろう。僕から何も連絡しなかったら、問い合わせてくる奴もいなかった。  大学でもなるべく深いつきあいはせず、連絡先交換もかわした。教えろなんて、わざわざ食い下がる奴もいなかった。  僕のスマホは、SNSの鍵アカウントで脈絡なく吐くか、それなりに世界を知っておくために、ハイライトニュースを見るためだけのものだった。  そして留年もなく、二年生になった。  じわりと覚醒してきた頭の上で、鳥がさえずっている。平日の朝は、五時半に起きる。そして、一時間以上かけて市内にある例の専門学校に通う。  スマホのアラームを止め、腕を伸ばしてカーテンをめくった。初夏の青空が薄目に射しこむ。身を起こして、窓に透けて映る、光のない腐った目つきを見た。老けて見えて、吐き気がする。  頭が少し痛い。だるい動作でベッドを降りると、黒のジャージのまま部屋を出てダイニングに向かった。
「おはよう」
 共働きの両親が、すでにいそがしそうに身支度を整えていて、ばたばたしながら僕にそう声をかける。僕は同じ言葉を返しながら、テーブルにあったふくろから食パンを取り出して、トースターにかける。  待つあいだにインスタントコーヒーを淹れてすすっていると、ベルが鳴ってトーストが焼き上がっ��。それにマーガリンを塗って、甘い匂いの蜂蜜を少し垂らす。リビングに移動し、さく、とトーストをかじりながらテレビをつける。  朝のワイドショーではなく、報道が映った。どうでもいい政治の話題の次に、女子中学生が踏切から線路に飛びこんだというニュースが流れた。部屋から遺書も見つかり、自殺とみられているということだ。  ダイヤの乱れが出ているとまくしたてるキャスターを無機質に眺め、マーガリンの塩みと蜂蜜の甘みが溶けこんだトーストをかじっていく。半分ぐらいで食べる気がなくなったけど、安い苦みのコーヒーで無理やり胃に押しこんだ。  中学生の弟がかったるそうに起きてきて、すでに三十分経っていて六時が近いのを知る。僕は部屋でジャージからシャツとジーンズに着替え、歯を磨いたりトイレに行ったり、身支度を整える。  僕より先に両親は出勤してしまう。だから、いつも僕が弟に戸締まりをしていく確認をして、いい加減に返事されると、さっきレースカーテン越しに見たときより光が強くなっている空の下に出て、駅に急ぐ。  五月になって、連休も終わったところだ。もう真夏日もある。熱中症とか、水分補給とか、そんな言葉を早くも見かける。  雨の日は、服や靴が濡れるから鬱陶しい。でも、こうして晴れた空の下を歩くのも息苦しい。  まるで罪の意識があるみたいだ。実際、僕は白日に晒されたら、心が自殺願望で腐りきっていて、とても醜いけれど。いい天気の日は、リストカットに依存する子が、長袖しか着れないみたいな気分になる。  駅はラッシュが始まって騒がしく、たくさんの人がホームで電車を待っている。学校まで乗り換えは一度だけど、この人たちを全部詰めこむ満員電車だから、座れるわけもなく、長く揺られることになる。  乗りこんだ車内は蒸し暑く、誰かがちょっと汗臭い。ヘッドホンで曲をシャッフルで聴きながら、僕は倒れないように地味に踏ん張りながら、スマホをいじる。  SNSのハイライトに、朝テレビで見た中学生の飛びこみ自殺のニュースが上がっていた。タップしてコメントを目でたどる。
『まだ電車止まってるんだけど。いつ復旧するの?』 『イジメかなあ?』 『朝のラッシュ止めて、金払うのは残った親だろ』 『まだ中学生? 可哀想……』 『イジメだろうな~加害者が死ねよ』 『樹海で首吊ればいいのに。飛びこみって一番迷惑』
 僕はこめかみのあたりにゆがみを感じ、眉を顰めて、スマホの画面を落とした。  別に、それくらいいいじゃないか。そう思った。死ぬときぐらい、こんなに生きていたくなかったのだと、気づいてもらえていいじゃないか。そうでもしなきゃ、この子はどんなに傷ついていても、みんなに見て見ぬふりをされていたのだろう。 「死にたい」とひと言吐ける相手がいたら、この子もこんな悲鳴は上げなかった。誰もいない、誰も見てくれない、誰も聞いてくれない、きっとひとりぼっちで突っ立っていたのだ。  だったら、迷惑であったとしても、軆を飛び散らせた一瞬くらい、人に振り向いてもらえないと浮かばれない。  顔を伏せて、またスマホを起こしながら、無意識にちょっと嗤ってしまった。そんなふうに考える僕は、だから生きているのがこんなに苦しいのだろうか。  世界と感覚がかけはなれている。普通の思考でものを見れない。すごく冷めていて、とても虚しくて、やたら刺々しい。  裾のほころびのようにいつのまにか生まれて、歳を重ねるほどふくれあがっていく、「死にたい」という想い。イジメも虐待も、何にもない人生を送っているけど、家族も友達もそれなりの僕だけど、その虚しいほどの日常に滅入る。  このまま、僕の人生は安全に過ぎて、達成感のない死を迎えるのだろうか。子供の頃、大人になりたくないと思っていた。今、社会人になるのが嫌だ。そして社会人になったら老後が怖いのだろう。  平坦に過ぎていくだけの未来を思うと、ひどくぞっとする。そんな植物人間みたいな将来しかないなら、いっそとっとと死んだほうがマシだ。  死にたい。せりあげてくるその想いを、僕も誰にも打ち明けられずにいる。  家族に? 分かってくれない。  友達に? ヒカれるに決まってる。  心を、喉を、頭を支配していく黒い霧のような希死念慮で、僕は朦朧としている。ああ、もう、はなから生まれなきゃよかったな。どうせくだらない未来しか待っていないし、そんなのただ死にたいだけだ。  僕も今朝命を絶ったその女の子みたいに死にたい。こんな人生は願い下げだと訴え、その絶叫で喉をはちきれさせて死にたい。  かたん、かたん、と電車が小さく揺れている。汗ばむ温度。煙草、あるいは香水が染みついた服の臭い。曲と曲の三秒間に聞こえる物音。  電車の中にいると、とりわけいろんなものが神経に障って、黒い想いが強くなる。背広のサラリーマン。スーツのОL。学生は眠そうだったり、ゲームをしていたり。  そんな中に混じっていて、自分もまた見分けのつかない大人になろうとしていることに愕然とする。僕がダメになっていく。このままじゃ、腐った世界を見るこの目から全身が腐っていく。  早く死ななきゃ。限界だ。毎日この想いに耐えて、生きていくなんてつらすぎる。自殺願望が背骨に食いこむほどのしかかってきて、もはやまっすぐ立つこともできない。  重い。痛い。死にたい。逃げたい。今日こそ終わらせたい。  そう、こんな毎日はたたき折るのだ。どこにだってつながっているあの駅から、僕も旅立つ。  乗り換えの駅でいったん電車を降りて、路線を変える。早歩きの人たちが放射状にうごめく、大きな駅の構内の気持ち悪い光景の中を縫っていく。  この駅からは、いろんな路線が出ている。さまざまな場所へと連れ��ってくれる駅だ。なのに、誰もが毎日決まったホームに向かう。  そんなふうにせわしなく生きて、ひとりも疑問はないのだろうか。どうして、こんな行き先が決められた朝が、当たり前みたいに生きていられるのだろう。消費するだけの日々に無抵抗で、平然と改札を抜けている。  みんな死にたくならないのだろうか。なぜ、こんな昨日と同じ朝が普通だと納得できるのだろうか。  僕は嫌だ。こんな朝に溶けこみたくない。ホームへの階段を降りている。目的地への列に並んでいる。そんな自分に、本当は悲鳴を上げたい。  前方を薙ぎ倒し、線路に飛び降り、ばらばらに轢き殺されたい。怖いという感情は日に日に薄れていく。ただ、それがこのホームにいる人全員のトラウマになると思うと、荷が重い。  でも、分かっている。いつかそんな気遣いも壊れていって、僕は電車につぶされて上半身と下半身がちぎれるのだ。  頭の中が、ゆらゆらしている。毒を受けたように隈のついた暗い目が、無数の人の中を泳ぐ。甲高い女子高生の笑い声がして、舌打ちを殺して、音楽のボリュームを上げた。それでも、いらいらはまとわりついて、今にも発狂しそうな自分を必死に抑える。  死にたい。いや、ダメだ。何で? 死にたい。電車が来たとき、あの線路に飛び降りれば楽になれる。  楽になりたいだけなんだ。人並みに息抜きをしたいだけなんだ。死ねば、僕はやっと生まれてよかったと思えるんだよ。  なのに、どうして死んではいけない?  一歩、踏み出しそうになる。それを必死にこらえる。こらえる理由は分からない。  いや、たぶん、勇気が足りないのだ。死ぬ勇気。消える勇気。それは僕のこの上ない望みなのに、結局、僕は怖い。この意識が、感情が、思考が蒸発するのが怖い。その矛盾が歯がゆくて、いっそう僕はいらいらしてくる。  僕は意気地なしだ。ひと思いに死ねば、少しは自分を見直すのに。躊躇う自分が、うざったい。  もし僕が死んだら、ここで電車に飛びこんで死んだら、今このホームにいる人たちは僕を憎むのだろう。  ばらばら死体なんか見せやがって。電車を遅らせやがって。何でひっそり死なないんだよ。そんなに可哀想だと言ってほしいのか? お前がどれだけ苦しいかなんて知るかよ。ただ迷惑なんだよ。お前は最後の最後まで迷惑だったんだよ!  息が引き攣って、まばたきをした。幻聴と思えないほど、僕の死体への罵声が聞こえた気がした。  迷惑、か。僕がここで死んだら迷惑がかかる? じゃあもう、お前らが死ねよ。みんな死ぬなら、僕の死なんてそれこそ些末なものだろう?  世界なんか滅亡してしまえ。何だっていい、みんな死んでくれ。そして僕のことも殺してくれ。神の裁きみたいに、こんな世界のほうから終わってくれ。  そんなことを考えている自分を、ぼんやり観察する外側の僕がいる。外側の僕が、僕を正気みたいに見せて整える。  死にたいとか。殺してくれとか。すべて終わってくれよとか。そんなイカれた思考回路を、もうひとりの僕が黒子みたいに立ちまわって偽る。  奇声を上げて線路に飛びこむのを我慢しているあいだに、そいつによって、僕の本当の心は、自傷痕を隠す包帯を巻いたように包み隠される。  ホームの中の人たちは、みんな生きている。みんな動いている。笑って、話して。スマホをやって、文庫本を読んで。何気ない朝がそこにあって、その景色の中で、僕の気持ちだけ取り残されている。  今日もまあ頑張ろうと思っている人たちの中で、僕はその線路に飛びこんで死のうと思っている。  そんなの、誰も理解してくれないよな。このホームで僕だけ違う。僕だけみんなに染まれない。僕だけ醜く浮いている。  ……無様だな。本当はそれが寂しいんだろ? みんなに溶けこみたくないとか思って、僕は誰よりもみんなと咲えたらいいのにと思ってるんだろ? でも、それがきっと一生できないから、死にたいんだろ?  鋭利なナイフをぐさぐさと突き立てるように、自分に対して思って、泣きそうになった。  いつも通り、目的の駅に止まる電車が入ってくるアナウンスが流れる。ああ、死ぬのが電車に乗るだけだったら楽なのにな。今日だけ、天国行きって言ってくれないかな。いや、僕は地獄行きかな。どっちだっていいや。  混ざれないいつもの場所に行きたくない。僕はただどこかに溶けこみたいだけなのに。受け入れてほしい、認めてほしい、分かってほしいだけなのに。  電車が迫ってきて、僕は小さく口を開く。
「……死にたいな」
 電車が起こした風の轟音で、それは誰にも聞こえない。  こんなふうに毎朝、やってきた電車で僕は心を押し殺す。このホームに心の死骸を何度も何度も捨てて、それで何とか自分を取り繕って、今日を始める。  扉が開き、列が動いて、人は電車に乗りこんでいく。それに従って、電車に踏みこんで、僕の心はいつもこのホームに置き去りにされる。  そして、今日という日も、何の爪痕も残らない日になるのだ。
 FIN
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bastei · 3 months ago
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崎陽軒のシュウマイ弁当と風邪
 出張の最終日で高熱に冒された。その1週間の不摂生が引き金となった。一人の父親、夫としての責務から一時的に解放された反動は大きかった。お父さんである必要もないし、真っ当な男でいる必要もない。毎日欠かさずにその日の研修が終わり次第歓楽街へ直行し悪友たちと飲みふけり、ホテルに着いたらエアコンのガンガン効いた部屋で歯も磨かず、濡れた髪のまま全裸で寝た。偉い先生方のありがたい講義を聞かなければならなかったし、何かの議論をしたのだが全く覚えていない。仕事も含めれば一週間で80人くらいと会話したかもしれない。それでも「今日はどこで飲むんですか?」と挑発されれば休もうと思っていてもその気になってしまう。
 私は肉体を維持するのに必要な全てを失っていた。わざわざ遊ぶために滞在を一日延長したのに、指一本動かす気力もなかった。千円で一時間のチェックアウト延長できることに気が付かなかったら、外に出た瞬間に倒れていたと思う。確保した数時間で、駅のホームまで歩くだけの体力を取り戻したかった。失われたものは二度と戻らない。そこに二日酔いが加わって紙屑のようなゲロを吐き散らし、ゴミクズみたいな下痢をした。何度風呂に浸かっても体温を維持できない。即時に行われる体温の足し算と引き算。指一本動かせないのに内臓に関しては玩具箱をひっくり返したような状態だった。
 正午を回ったところで何をする気力もない。息も絶え絶えになりながら、虚な表情で東京駅までたどり着いた。地下には美味しそうな食べ物がたくさん売っていたけど、どれも食べる気持ちにならない。茅乃舎の出汁スタンドはギリギリ飲めそうだったが、店の前に立った瞬間に到底今の自分に受け入れられる食べ物ではないことに気がついて後退りしてしまった。こんなにキラキラしていて、したたかな飲み物を闇の生き物が摂取したら内臓が溶けて死んでしまう。
 それでも、どうしても崎陽軒の焼売弁当だけは食べておきたくて改札前の売店で一つ買った。人生最後の贅沢だと思って新幹線の中で食べようと箱を開けたが、結局干しあんずと解熱剤しか口に入れられなかった。すぐに蓋をして鞄にしまってしまった。今まで崎陽軒の焼売弁当を食べた経験のなかで一等具合が悪い。一つだけわかるのは、私は崎陽軒のシュウマイ弁当を食べるたびに何故だか日記を残したくなるということだ。前もそうだった。私が何かを残したくなるのは崎陽軒の焼売弁当を新幹線の中で食べたときか、あるいはひどい風邪を拗らせたときだから、この日記を残すのはある意味順当に自分の脳内で情報が処理されている証左だろう。
 新幹線を降りて駅前の広場まで出ると妻が車で迎えにきている。一目見て自分の状態が良くないと察し当初は心配したが、結局怒りが勝った。ベットに横になっていると、イキリ立って部屋に飛び込んできた。なぜ社会人にもなって酒飲んでハシャいで、体調管理もできずにノコノコ帰ってきたのか?子供にうつしたらどうするつもりか?お前はクソだと問いただされる。もう勝手に死んでくれお前は。と言われる。もう死にそうなのに。アクエリアスとウィダインのパチモンを買ってくれたはいいが、もう死ねといいながら私に投げつけていってしまった。なんということだ。ぐうの根も出ないし、あとのことを考える余裕もない。翌日になって多少は体調がもどり、冷蔵庫に入れていた崎陽軒のシュウマイ弁当を食べた。人生で一番貧しいシュウマイ弁当だった。久しぶりに塩気のあるものを口にできてよかった。なんとしても内臓に処理させる心持ちだった。
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zion0430 · 1 year ago
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2023.12.11
3月にインドに海外宣教のチームが
派遣されますが
具体的なことが少しずつ決まり始めていて
祈っていこうと思っていた日の夜。
何気なく動画を見ていたら
インドに行った方の動画があり
最初から最後まで
特に水に気をつけていて
水を飲む時の水はもちろん
飲み口を綺麗に拭いて飲み
シャワー🚿の時は口を塞ぐなど徹底して
体調も守られたと話されていて
でも最後の最後に
空港のラウンジで歯を磨くとき
そこにあった水を使って口をゆすいだところ
その2時間後
トイレから出て来れなくなった!
なので最後まで油断しないで!!
と力説されていました😅
確かに同じような体験談を
聞いたことがあります。
その他いろいろ祈りの課題はありそうです。
神様に聞きながら祈っていこうと思います。
(写真:クロアチア🇭🇷の食事には
いつもじゃがいも🥔が出てくるようです。)
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kinemekoudon · 2 years ago
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【8話】 弁護士に言われたとおり取調べで黙秘してみたときのレポ・前編 【大麻取り締まられレポ】
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前回のあらすじ 僕とプッシャーと友人の3人で、共謀の上に大麻を所持した容疑で捕まった僕は、接見で当番弁護士に「50パーの確率で不起訴を狙える」と言われていた。
僕は「どういう理屈で50パーなんでしょうか?」と弁護士に尋ねると、弁護士は「共謀の罪での逮捕は、他の方が自白してしまうケースが多いんです」と答える。
僕は「一緒に捕まった2人は自白しないと思うので、大丈夫だと思います」などと言うと、弁護士は「ところが、いざ捕まってみると喋っちゃうんですよ、これが。そういうケースを何件も見てきましたから」と恐ろしいことを言うので、僕は少し勘ぐって黙りこくる。
弁護士は続けて「むしろ、ほとんどの人が喋っちゃいます。黙秘を続けられる人はサイコパスみたいなひとしかいませんね」と笑いながら言う。僕が「まぁ…2人はサイコパスっぽい感じはあります」と応えると、弁護士は「そうですか。いずれにせよ、不起訴を狙うのであれば、現段階では2人を信用するしかないですからね」と身も蓋もないことを言う。
しかし弁護士は、僕が気落ちしているのを見てか「まあ、売人の車で大麻が見つかっていて、持ち主が判明していないという状況ですから、このままいけば、犯行の主体を立証できず、証拠不十分のために不起訴となる可能性は高いでしょう」などと僕に期待を持たせてくれた。
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それから1時間ほど、弁護士に今後の対策について色々と教えて貰った。ただ、僕がやるべきことは、黙秘と署名押印拒否ということであった。不起訴を狙うにあたって、黙秘は自分の利益にはならないが、不利益にもならない。また、調書の署名押印を拒否すれば、調書を証拠資料として使用することを防ぐことができるのである。
また弁護士は、国選弁護人として就いてくれることになり、僕が黙秘を続けるメンタルを保てるよう、頻繁に接見に来てくれると言うので、とても心強い味方がついてくれたと思った。
※このときに弁護士に貰った「取調べをウケる心がまえ」というプリントがよく出来ていたので、pdfのURLを貼っておきます。
接見を終えると、消灯・就寝時間の21時が過ぎ、22時をまわっていた。場内は暗くなっていたが、監視のため蛍光灯がついており、居室内も天井の蛍光灯3本中1本だけ明かりがついていた。
居室に戻ると、留置官が「今日は5番の布団敷いといたから。あと寝る前の薬あるから、このコップに水入れてきて」などと言うので、僕は洗面で水を入れ、鉄格子の前に行く。留置官は配膳口を開き、僕に手を出すように言って、薬の包装シートのプラスチック部分を押して、中の薬でアルミ部分を破り、僕の手の上に直接薬を落とす。
僕はマイスリーとデパスを飲むのは久しぶりだったので、少しわくわくしていた。僕は薬を水で流し込み、コップを留置官に返すと、布団の中に入り込む。布団は非常に粗末なもので、敷き布団はこれぞ煎餅布団といった具合に入れ綿の少ない薄く固い��団で、掛け布団は薄い割に重く、ちりちりしていて触り心地の悪い毛布であった。
寝具は粗末、天井の蛍光灯は眩しい、加えて隣室からはいびきが聞こえるので、この環境で寝るのは、睡眠に神経質な僕には難しいことであったが、こんなこともあろうかと、あらかじめ睡眠薬をゲットしておいたのである。
薬を飲んでから、1分ほどでデパスが効いてきて、強ばった筋肉が弛緩し、あらゆる不安が和らいでくるので、(今日は本当に長い一日だったけど、未体験のことばかりで結構おもしろかったな…)などと天井を見つめながら前向きな回想をしていた。
さらに10分ほど経つとマイスリーが効いてきて、眠たくなってくると同時に、思考が少し加速し、個人的におもしろい発想が連続して生成されているように感じるので、結構楽しい。そうして自分の思考にニヤけたり感心したりしていると、次第に意識が遠のき、いつの間にか眠っていた。
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――逮捕から2日目。朝、起床時間とされる6時30分の10分前に目が覚めた。6時30分になると、消えていた蛍光灯が点灯するとともに、留置官が「起床―!」と大声を出して、まだ眠っている収容者を起こす。
布団を畳み、右隣の居室のベトナム人と入れ違いで布団置き場に布団を置いてから居室に戻ると、配膳口にブラシと雑巾の入った桶が置かれており、トイレと洗面を掃除するように指示をされた。
トイレと洗面はステンレス製で、水垢や尿石もなく清潔であったが、パフォーマンスとして掃除をし、ブラシと雑巾を桶に入れて配膳口に戻した。留置官がその桶を回収すると、今度は扉を開けて掃除機を渡し、床を掃除するように指示をしてきた。床は誰かの抜け毛が多く落ちていたので、割と丁寧に掃除機をかけておいた。
掃除機をかけている間、留置官が配膳口にタオルと石鹸、コップに歯ブラシと歯磨き粉を置いていたので、僕は掃除機を留置官に返してから、洗面で歯を磨き、顔を洗った。
タオルなどを抱え、鉄格子の前で待機していると、昨日左隣の居室でいびきをかきながら寝ていた、ガタイがよく目がギョロリとした50代くらいのヒゲの男が、ロッカーに向かう際にこちらを見てきた。
ギョロ目の男は僕と目が合うと、30度くらい頭を下げて「こんにちは!」と大声で挨拶してきたので、僕は少し萎縮して「あ、ちわ…」とぼそぼそした声で挨拶を返しておいた。ギョロ目の男は続いて、僕の右隣の居室にいるベトナム人にもかしこまって大声で挨拶をしていた。
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↑ギョロ目の男は清原を老けさせてもう少し色白にさせた感じ
ロッカーにタオル等をしまい、自分の居室に戻ると、すぐに朝食の支度が始まった。今回の朝食は、コンビニ弁当のようなプラスチック製の容器の中に、白米、きゅうりの漬物少々、マカロニサラダ少々、千切りされたたくあん少々に、メインのおかずとして野菜の入った薄く丸い形をした小さい天ぷら1つが入っている質素なものであった。
朝食を終えると、時刻は7時15分だった。本を読めるのは8時かららしく、仕方がないので文字通りゴロゴロしていると、「点呼開始―ッ!」という爆音が留置場内に響き渡った。
点呼の合図からすぐに、遠くの方で「第6号室!27番!」という大きなかけ声の後、「ハイ!」という収容者の声が聞こえ、「以上1名!」という大声の後、4人の留置官が「「「「おはようございます!」」」」と大声で挨拶をし、隣の居室へ移っていく。
それから、留置官らは僕の居室の前に立ち、「第2号室!5番!」と大声を出すので、僕は寝っ転がりながら「あい」と応えると、居室の後ろの小窓の前に立っていた暗い色のレンズの眼鏡をかけたヤクザ風の留置官が「座れぇ!!」と大声で怒鳴ってくる。
僕はまぬけ面で「はい?」と言ってみると、ヤクザ風の留置官は「座れ!座って返事しろ!」と大声で指図してくるので、僕は仕方なしに上体を起こし、「はーい」と間の抜けた返事をする。
しかし留置官からのリアクションはなく、3秒ほど無音の空間になる。僕は少し戸惑った感じで「はい…」と言い直すと、留置官は「以上1名!」「「「「おはようございます!」」」」と大声を出し、次の居室へ移っていく。僕は彼らを人間らしくふるまっているNPCだと思う。
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7時30分になり、“運動”の時間になる。この運動の時間とは、留置場の敷地内にある屋根のない狭い場所に出られるというだけの時間である。また運動場では、貸し出しの爪切りや電動ひげ剃りを借りることもできる。
僕はなんとなく日差しを浴びたかったので、運動場で伸びをしていると、隣の居室にいる若いベトナム人が「何で捕まりましたか?」と急に話しかけてきた。僕は「ああ。大麻持ってたのが見つかったんだよね」と応えると、ベトナム人は「ハハ。日本人はだいたいドラッグです。若い人は大麻ですね」と言う。
僕は「そうなんだ。よく知ってるね。ここに来て結構経つの?」と聞くと、ベトナム人は「6ヶ月います」と言うので、僕は驚いて「何をしたらそんなに拘留されるの?」と聞くと、ベトナム人は「ビザが切れて不法滞在で捕まりましたが、コロナのせいで入管は人がいっぱいですから、入管が空くまでここで待機させられています」と言う。
僕は「へえ。それは不憫だなあ。辛くない?」と聞くと、ベトナム人は「もう辛くないです。ここに来て日本語が少し上手くなりました」と言う。話を聞くと、ベトナム人はこれを機に、留置場内で積極的に日本人と喋り、日本語を上達させようとしていたらしい。立派だ。
また、運動の時間が終わる寸前に、左隣の居室にいるギョロ目のじじいとも少しだけ会話をした。ギョロ目のじじいは、僕とベトナム人の会話を聞いていたようで、「おう、5番は大麻か。おれは覚醒剤だよ。よろしく」と言いながら、僕と握手をして去って行った。
つづく
この物語はフィクションです。また、あらゆる薬物犯罪の防止・軽減を目的としています( ΦωΦ )
#フィクション#エッセイ#大麻#大麻取り締まられレポ
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yorithesims · 1 year ago
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GET OUT PROJECTシリーズの確認で新しく小さいワールドに、ポーズ世帯として第3世代のアリシア・アレックス、テュコ・クルトの兄弟姉妹4人を配置。非アクティブ世帯の動きも確認するために、LASのモブメンと、ティターニア夫婦、イヴァンセちゃん、カタログファミリーを配置。
歯磨きや手洗い後、やっぱり1拍シンキングタイムwがあるものの、ベッドが決まってると就寝に向かうのが早い気が。手洗いからの食事や調理はシンクからキッ��ンへの動線が近いほうがいい。あちこちにシンクがあると他の行動キューが入りがちかも。 世帯人数が10人くらいになるまでまだ観察。 近所を歩行するシムが増える(シムの特質によって好みの場所に行く。特質によって行きがちなところが決まってるのはEAのデフォなんやけど)歩くことがふえるから自転車乗る機会が減るなぁ。距離チューニングできるみたいやけどめんどくさいですんw 執事の行動への影響が気になるからメインレガシーのセーブファイルで確認しにいこうと思います。
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harawata44 · 5 months ago
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すべての歯間を14秒で一気にきれいにするマウスピース型フロス | ギズモード・ジャパン
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以下引用
いろいろ衝撃的なおバカガジェット爆誕。 お口のケアは歯磨きだけにあらず、歯医者さんからは毎日のフロスが推奨されています。 一般的なフロスは、歯の間を1カ所ずつ順番に行なうのでちょっと手間ですよね。面倒でやらない人、やめた人も多いことと思います。
たったの14秒でオーラルケア
ズボラなあなたには、自分の歯並びに合わせてフロスをグルグル巻きにしたマウスピース「BlizzFlosser 4.0」がオススメ! 口にはめてゴニョゴニョと14秒、歯間を磨けばニッコリ笑ってハイきれい。
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持ち手になるツマミには切れ込みがあり、コップのフチに挿して乾かすことができます。 使用後は水洗いし、フロスの交換はなんと2カ月に1度(!?)とのこと。 その前にフロスの繊維がほつれたり、食べカスが引っ掛かったりで早めの交換時期が来るかもですが…しばらくの間はフロス事情が安泰です。
グルグル巻きで交換
フロスの交換は、ギザギザに合わせて巻き付けるだけとなっています。
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ズボラさんはこの作業も面倒に思うかもしれませんが、こればっかりはしょうがないと諦めましょう。
歯型の送り方が斬新すぎる
マウスピースは3D印刷されたプラスチック製か、永久に使えるアルミ製があります。自分の歯型に合わせて作ってくれるので、トーストにバターをたっぷり塗って甘噛みしたときの写真を送ります(マジで)。
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プラスチック製は118.99ユーロ(約2万円)、アルミ製は148.99ユーロ(約2万5200円)です。もう見た目のインパクトだけで歯間がキレイになりそうです。
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longgoodbye1992 · 2 years ago
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コールガール
酒場で歌いほろ酔いで帰ったホテルのシングルルーム。
ふと誰かの温もりを感じたくなってしまった。
ネットで調べた番号に電話をかけると無機質な声で料金を言われ、それに応じて電話を切る。
部屋に来るまでの十分間で歯を磨いてパジャマに着替えた。
扉をノックする音。
静かに開けた扉から、中背で痩せ型若い色白の女性が姿を見せ、中へと招いた。
目元が可愛らしくマスクを外すと優しさを感じる顔立ちで少しあった緊張が解けた。
派手さは無いが例えるならマーガレットのようなしおらしい可愛さがある。
「あかりです」
鼻から抜けてどこに気持ちがあるんだろうという声質が耳に残る。
シャワーを浴びる。
恐らく仕事に慣れてないのだろうという手際。
「生まれは?」
「北の方」
「俺も北だよ」
「同じかもねぇ」
彼女の首筋に顔をうずめる。ボディーソープと頭皮の脂の香りが安らぎを与えてくれる。
タトゥーも自傷跡もない白く綺麗な体を抱いた。
話をしていくと、県は違うがとても近いところの出身だと言うことがわかった。そこは祖父とドライブでよく行っていた海沿いの街。
地元の進学校を出て東北の都市部に出た。普段はOLで、今は出稼ぎで来ているらしい。
話していてストレスなく返答や言葉が出てくるから、そこに頭の良さを感じた。
話の流れで連絡先を交換した。
本当の名前はゆかだった。
アイコンが馬の写真で背景が競走馬のぬいぐるみだった。
「競馬好きなの?」
「好きです」
そこから会話が弾んだ。
今流行のゲームより前にYou Tubeでオ��スメされたライスシャワーのヒストリーを見たのがきっかけだという。
ライスシャワーを簡単に説明すると、記録がかかったレースで対象馬をマークして勝つという、所謂ヒールと呼ばれる馬だった。
そんな中、ファンから一番人気で選出されたレースでようやくヒールがヒーローになる時に、レース中の怪我で命を落としてしまう。
それに感銘を受けて競馬にハマるという感受性に興味がわいた。
そんな中、一緒にいる時間も終わりに近づく。
「よかったらこの水あげるよ」
フロントでもらった水を冷蔵庫で冷やしていたからそれを渡した。
「ありがとうごさいます。嬉しい」
「よかったよ」
「もしね」
「うん」
「店長の気分が変わってなければこれで今日ラストなんです」
「そうなんだ」
「泊まってるホテルも近いし、よかったらお話しませんか?」
まさかの誘いだった。
「いいよ、ぜひ話そう」
「やった!競馬の話たくさんしてください」
店に電話してゆかは仕事の終わりを伝えて帰宅を許された。
夜ご飯を食べてないというゆかとコンビニへ向かった。甘いお酒とボンゴレビアンコ、おにぎりを買った帰り道。
「あのさ」
「なに」
「一生のお願い程ではないんだけど」
「うん」
「手繋ぎたい」
「これが一生のお願いなの」
彼女から手を繋いでくる。
「いや、違う。程ではないって言ったよ」
「ふふふ」
部屋へ戻って食事をとる彼女と話をした。
競馬の話。それに因んだゲームの話。ひとしきり話した後、彼女について聞きたくなった。
「彼氏は?」
「いるよ」
「だよね」
「同棲してる」
「よく出てこれたね」
「GWだからお互いに実家に帰るってなって」
「なるほど」
「こんな事聞くのもあれなんだけどさ」
「なんでこの仕事したのって?」
「うん、気になった」
「うつになってね、休職したんだ。その間はある程度給料で出てたんだけど、時短で復職したら全然お金貰えなくなって」
「そうだったんだ」
「同棲してるから家賃も生活費も半分ずつだし、それじゃあ足りないから…」
「彼氏は出してくれないの?」
「半分以上は出してくれないし、あんまり頼ると嫌な顔されるから。うつでしんどいときも家事はやらなきゃだったし、やらないと嫌味言われてさ」
恋人とか、パートナーとか、夫や妻って何だろう。
苦しいときに何かしてあげたいと思うのがそれらではないんだろうか。
去年俺が経験した事とも重なって、目頭に熱さを感じた。
「それでなんだ」
「それでもやっとなんだ。彼氏が仕事終わるまでに帰らなきゃいけないから長い時間できないし」
「彼とは病気の話はしてるの?」
「したけどあんまりわかってくれなくて。薬飲んでも変わってないじゃんって言われて。私が悪いんだよね」
椅子に座って机を見つめるゆかを抱きしめた。
「ゆかは悪くないよ」
「えっ」
「ゆかは全然悪くない。悪いのはまわりだ」
ゆかが俺の背中に手を回してふっと笑った。
「ありがとう」
「ほんとだよ、ゆかは悪くないから」
ゆかの髪に口づけて、顔を見合わせてキスをした。
シングルベッドの上で何度もゆかを求めて、ゆかも俺を求めた。
「一緒に帰ろうか?」
「帰れないよ」
「そうか」
「だって、まだ気持ちあるから」
「好きってなんだろうね」
「なんだろうね」
このままゆかを連れ去りたいけど出来ない。
そして離してしまうと二度と会えないこともわかっていた。
「会えたのって奇跡だね」
「なにそれ」
「ゆかがここに来なかったら、俺らは会ってないからさ」
「そうだねぇ」
変わらず気持ちがどこにあるのかわからない声だ。
でもそれが堪らなく愛しいと思った。
夜は更けて過ぎていく。
ゆかの推してるアニメキャラの同人の話を聞いて眠った。
ゆかがセットしたアラームが鳴って起きた。
六時だった。
ゆかはまだ眠っている。
気持ちよさそうに寝息を立てる顔を見て静かにシャッターを切った。
唇を重ねる。そこでゆかは目を覚ました。
「おはよう」
ゆかが頷く。
ベッドでゴロゴロして寝ぼけながら話をした。
「俺、バツイチなんだ」
「そうなの?」
「娘もいるよ」
「なんで別れたの」
「子供がお腹にいる頃にうつになって、仕事見つけられなくなって、そしたら別れを言われた。」
「辛かったね…」
「発達障害も見つかってさ。通院してるよ今も」
「私もある。ADHD。薬も飲んでるし」
「そっか、一緒だったんだ」
「うん、そうだね」
ゆかが俺の頭を撫でる。そのあと俺はゆかに抱かれた。
別れの時が近づく。
「今度帰ってきたら会おうよ」
「うち過保護だから夜は無理だよ」
「昼でいいよ」
「私の車ないから迎えに来てもらわなきゃいけない」
「どこにでも行くよ」
「ありがとう」
部屋からエレベーターまで手を繋いで歩いた。
下行きのボタンを押す。
「実はね…私六階なんだ」
「えー、早く言ってよ!」
「ふふっ」
上行きのボタンを押す。
「だからか、エアコンの効き悪いとか知ってたもんね」
「そういうことでした」
エレベーターの扉が何度も開いて閉じてを繰り返す間、最後に口づけをした。
「また会おうね」
「ありがとうございました」
手を振ってわかれた。
またいつか会えるといいな。
 
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