#軽くなったアナタを抱え歩く
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Hold the phone I'm no longer doing that byler comic I need to listen to Miyashitta Yuu's new song 500 times
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Uka Roku- We Mourn, and Then Life Continues (Aitou, Soshite Nichijou wa Tsuduku / 哀悼、そして日常は続く) English Lyrics
学校を休んだ だけど朝 制服に袖を通した
礼服を纏った両親の顔はぼやけてた
広がる快晴な空と心地の良い風が嫌味だと感じた
前から声がして 車のドアを開け 歩いた
I missed school. But I still put on my uniform in the morning
The faces of my parents blurred, clad in their formal clothes
The vast, clear sky and pleasant breeze unsettled me
I heard voices in front of me, the car door opened, and I walked
久しぶりの顔ぶれ 初めて見た顔ぶれ
心ん中綯交ぜで 軽い会釈は上手くできてたかな
和室で座る椅子 布越しでも冷たくて
係の人に呼ばれ 襖を開いた
Faces I hadn’t seen for a long time, faces I saw for the first time
My heart was a jumbled mess and it made me wonder if my polite greetings went over well
The chair I sat on in the Japanese-style room felt cold, even through my clothes
The person in charge called and I slid open the screen door
その表情は柔くて まるで眠ってるようだった
今にも目を覚まして
笑いかけてくれるような気がしたんだよ
湯灌で触れた肌は固く硬く冷たかった
絵空事は私の前で破られ 空っぽのその身を撫でる
Your expression was soft, like you were sleeping
It still felt like you would open your eyes
And smile at me
The skin they washed was stiff and solid. Cold
All fantasies shattered in front of my eyes as they wiped that hollow, empty body
明くる日の朝 うつろげに制服に袖を通した
会場までずっと ゆらゆら心は揺れていた
棺の中に収まった アナタが花に包まれて埋まってく
瞼閉じたら現実が頬を伝ってた
The next morning, I lifelessly put on my uniform
My heart quivered, wavered the whole way to the meeting house
You were sealed inside a coffin. You’ll be buried blanketed in flowers
Reality streamed down my cheeks as I closed my eyes
扉は閉じられてく 鍵はかけられてゆく
それが運ばれてゆく 私はそれをただただ眺めてる
夏は先なのに蝉の鳴き声がした
心の穴を埋めてくれた気がした
They’ll close the door. They’ll lock it.
They’ll carry it away. And the only thing I’ll be able to do is watch
Although summer’s far, a cicada cried
It felt like it was filling the hole in my heart
別れは近づく 棺は吸い込まれてく
止められないほど溢れたのは汗か涙かわかんないや
待合室の自販機で買ってもらった甘いジュ��ス
味がしないそれを飲み干してく度に時間は��ってく
零れた結露が床に落ちて爆ぜ 頭から爪先まで寒気が走る
係の人が呼んでる
The time to say goodbye draws near. The coffin will be swallowed up.
I couldn’t tell if it was sweat or tears that wouldn't stop streaming down my face
The syrupy juice someone bought me from the vending machine in the waiting room
Time passed with each flavorless sip
Its dripping condensation bursting onto the floor. Chills ran from the top of my head to the tip of my toes
The person in charge was calling
肌は果てて 欠片になって
箸で渡してく 壺に収めていく
すっかり小さくなってしまったね
ポツリとこぼした 汗は冷えていた
You died. You turned into little pieces
Passed between chopsticks, sealed into a pot
You’ve become oh so small
The sweat silently trickling down my back was ice cold
軽くなったアナタを抱え歩く
現実か夢かがあやふやになる感覚に落ちている
少し火傷した手がヒリヒリと痛みだした
現実だって水を差されたような気持ちになる
車の中から見た夕焼け空 心と比べて色は鮮やかだった
それは憎らしいほどに
I held you, now lighter, as I walked
The lines between dream and reality blurred
The hand I slightly burned started to throb with pain
A wave of reality rushed back to me
The colors of the evening glow I saw from the car were brighter than my heart
I hated it
明くる日の朝 眠たげに制服に袖を通した
腫れた目の下 コンシーラーで隠さなくちゃ
広がる快晴な空が窓の向こうでどこまでも広がってた
鞄を抱えて いってきます とドアを開けた
The next morning, I sleepily put on my uniform
I need to hide my swollen under-eyes with concealer
The vast, clear sky continued on for forever beyond the window
I took my bag, said I’m heading out, then opened the door
#vocaloid#translations#uka roku#wasn't planning on posting this but yes I have been translating lately lol
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ザ・レジェンド・オブ・ヘルズ・クイーン
前置いてた「AIEN」の焼き直しです。
登場人物 レギュラー 閻魔女王 女 ピランチ 男 陽動力がある クロ 女 ネコの姿をした獣人 ルーア 男 竜人 レダイン 女 魔導士・治癒士 ゲスト ダーノン 男 おっさん ピランチママ 女 おばさん 警吏 多数 従者
刑吏「これより、大悪党ピランチの処刑を行う!!」 刑吏2「何か言うことはあるか」 ピランチ「お前らが死ねよ」
○ギロチンで首を切られるピランチ。
○ピランチ、地獄の入り口の手前で目を覚ます。
ピランチ「う・・・・こ、ここは・・・・・」
○ピランチ、地獄の風景を見渡す。
ピランチ「・・・・・ここは・・・・地獄、か・・・・・? そうか俺、死刑になって・・・・・」
○回想開始。ピランチ、両腕を縛られて処刑台に立っている。
警吏「大悪党ピランチ!! 悪業を重ねた報いを受けよ!!」
○歓声。 ○回想終了。 ○ピランチ、地獄の入り口まで歩こうとして、滑る。
ピランチ「ここが地獄の入り口か・・・蛇でもじゃでも何でも来いってんだ。お袋のカミナリに比べれば何だろうと」(鬼だろ)
○ルーアとクロ(地獄の門番)が出てくる。
ピランチ「お・・・?」 ルーア「お前がピランチだな…」 クロ「アナタの悪行はこの地獄にまで轟いているわ。強盗、窃盗、強姦、食い逃げ・・・ありとあらゆる悪に手を染める『魔王の息子』だとね」 ピランチ「ヘッヘヘヘ、それ程でもあらぁーな。そうこの俺こそが天下の大悪党、ピランチ様だ・・・地獄の罰とやら、やってみろってンだ」 ルーア「ヘッ。こりゃあ、閻魔様の『罰』が楽しみだな、クロ」 クロ「ふふっ、ええ、そうね、ルーア。さあ、こっちへいらっしゃい。地獄の番人・閻魔女王様にお連れするわ」 ピランチ「閻魔・・・『女王』・・・?」
○閻魔城、謁見の間
クロ「閻魔様、天保を連れて参りました」 閻魔「ありがと」 ピランチ「・・・・って、え!? え、閻魔女王ってお、お前か!? エマ!!」 閻魔「あら、あたしじゃ不満ー? あたしは地獄の閻魔大王の娘、今は閻魔女王なの」 ピランチ「お、お前随分キャラ変わったな……て言うかだってお前……人間界に居たじゃないか!? オレと同じ魔術学校だったろ!?」 閻魔「閻魔だって学校くらい行くわ……そうだ私、あなたに謝ろうとずっと思ってたことが………」 ピランチ「あーうるせぇ、うるせぇ! なんだよ、こんな茶番に付き合ってられるか。あれだろ? 夢なんだろ? これは。きっとそうだ。よーく見たら、(クロとルーアを見て)お前らも昔殺した盗賊二人組に似ているしな。」 クロ「ちょっと、どこ行く気!?」 ピランチ「決まってるだろ、夢ならもっとタノしいことをしに行くのさ。現実でやった悪事よりももっと面白くて楽しいコトをしてやるぜ♪」
○ピランチ、飛んで行く。この世界では人はみんな飛べるよ。
○どこかの���台で地獄の風景を眺めている。
ピランチ「ったく、何してやがんだ俺は。死んだならさっさとくたばっ��何もかも終わらしちまえばいいのに、しぶとく断末の夢なんか楽しんでいやがる。死んでまでカッコ悪ィぜ…おっ?」
○高架線の線路を何やら立派な汽車が走っている。
ピランチ「よーし、あの汽車を乗っ取って、オレさまのもんにしてやるか。ゴテゴテしてて、いかにもオレ様に似合いそうじゃないか。へへっ」
○不敵に笑って、飛ぶ。
クロ「閻魔様、いかが致しましょうか」 閻魔「仕方ない、後を追いましょう。ぼやぼやしていると、『ダーノン』が来てしまう。今の状態の二人を合わせるのは危険だと思う。レダイン、あなたも来て頂戴。怪我人が出るかも知れないから」 レダイン「かしこまりました、女王様」
○汽車、社内。何やら荘厳な雰囲気で、オリエンタルと言うか、オカルトっぽいと言うか、ちょっと気色悪い感じで、紫とか青とか、そういう神秘的な感じ。突如壁が爆発し、ピランチが入ってくる。
ピランチ「ちょっとこの汽車ちょうだい♪」 警吏「コラッ! 誰だ! こんな悪いコトをするヤツは!」 ピランチ「誰だと聞かれたら……オレはピランチ様だァーッ!! オラァ!! この汽車を寄越せぇ!!」
○ピランチ、警吏たちを次々となぎ倒していく。
○場面転換
○従者がエマに報告しに来る。
従者「女王様!! 大変です、『ダーノン』の封印されている汽車が…ピランチに襲撃されました!」 閻魔「な、何だって!? 大変だ、今ダーノンの封印が解かれたら……この地獄は破滅する!」
○封印の解けたダーノンの魂がピランチの前に立ちふさがる。
ピランチ「ん……なんか見覚えのある顔だな……」 ダーノン「久しぶりだな……ピランチよ………」 ピランチ「…! そ、その声はま、まさか親父…!?」
CM。
○過去回想、ピランチママがめっちゃ怖い形相で幼いピランチを叱っている。壁に死んだダーノンの肖像画が飾ってある。
ピランチママ「ピランチよ…お主は我、最悪の魔女ドランナと魔王ダーノンの息子…お主には史上最悪の血が流れておる。よいな、お前の力で世界中を恐怖のどん底に陥れてやるのだ……そして我らの力を知らしめるのだ、分かったな、ピランチ!!!」
○回想終了
ピランチ「どこかで見たことがあると思ったら…あんたが俺の親父か…!?」 ダーノン「そう…我こそが魔王、ダーノン………地獄で閻魔大王に封印されておったのだが……お主が封印を解いてくれたようじゃな……どれ、礼をしてやろう」 ピランチ「え、い、いいよそんな礼なん……」
○ダーノンの魂がピランチの中に入る。
ダーノン「おおおおおおおおお・・・」 ピランチ「ぐわっなな、何だァ!?」 ダーノン「貴様の肉体・・・・ワシが使ってやる・・・・これでワシは最強じゃ・・・・」 ピランチ「ぐ・・・・やめろぉ・・・・フ・・・・���ワハハハハハ!!! 魔王ダーノンの復活じゃあ!!!!」
○最強になったピランチが地獄の町を滅ぼし回っている。そこに閻魔、レダインがやって来る(ほか、モブ騎士やクロルーアいてもよし)
ピランチ「ウワハハハ!!!! ゆかいゆかい!!!! こりゃ最高に愉快じゃわ!!!!!!」 閻魔「ピランチ!! ダーノン!!」 ピランチ「来たか、閻魔女王………ワシを改心させようと、折角親父が地下深くに埋めたワシを掘り出したのが運の尽きじゃったのう………」 閻魔「今は私がこの地獄の番人だ、私は父とは違う……あなたも、そしてピランチも改心させて見せます!!」 ピランチ「ほ、ほ、ほ、・・・・・やれるものなら・・・・やって見やがれェ!!!!!!」
○戦う2人。閻魔が不利だが、それは閻魔がとどめを刺さないからである。
ピランチ「貴様…何故必殺技を出さない?」 閻魔「私は殺生はしない……あなたを生かして、改心させる!!」
○剣でせり合う二人。
ピランチ「ククク……そこまでして命を守りたいとは……さてはお前、この俺に惚れているな? なぁ、そうなんだろう? だから………」
○色香でスキを作ろうとするピランチ。
閻魔「私はどんな人も見捨てない、ダーノンも……あなたもよ、ピランチ」
○優しく笑う閻魔。
ピランチ「!? や……やめろ、その目で俺を見るな……やめろぉ!!!」 レダイン「今です、女王様!!」 閻魔「はぁぁーーーーっ!!!!」
○みねうちする閻魔。
閻魔「安心して、みねうちよ」 ダーノン(ピランチ)「そ……そんな馬鹿な!! この俺が負けるなんて……ぐわぁぁぁっ・・・・・!!!!」
○ダーノン、亀に変化する。
閻魔「この姿なら悪さはしないわ。レダイン、愛情をかけて、大切に飼ってね。そうすればいつかきっと、改心してくれるはずよ」 レダイン「はい、閻魔様この私、レダインが責任を持ってダーノンを保護します」 ピランチ「おい、俺はどうなるんだ…!?」 閻魔「ピランチ…」
○剣をしまってピランチに近づく閻魔。
閻魔「私、あなたに謝らなければならないことがあるの。昔、学校で……」
○回想開始
子供「お前のとーちゃん、魔王なんでしょ」 子供「おいやめなよ、まおう菌がうつるよ」 ピランチ「うるさい! オレのオヤジがどうだろうと、オレにはカンケイないだろ!!! なぁ、エマ!!」 エマ「…私よく分かんない」
○ふいっと去っていく閻魔。
子供「ほら、やっぱりまおうのむすこは、まおうなんだ。行こう、あんなやつにかかわると、ろくなことになんないぜ」 子供「ああ、気持ち悪いよな」
○取り残されるピランチ。
ピランチ「・・・・・・ああそうだよ・・・・俺は魔王ダーノンの息子だ・・・・・そんなに怖いなら・・・・お望み通りお前らみんな・・・・絶望のどん底に突き落としてやる・・・・・!!!」
○回想終了
閻魔「あの頃の私は剣術の修行のことしか考えてなくて……まだ未熟だったの……どうか……許してほしい………。」 ピランチ「………フン、そんなこともあったっけか? よく覚えてないぜ。そんな事より、オレはこれからどうなんだよ? 地獄の窯で煮られんのか? 逆���吊りか?」 閻魔「そんなのは、父の代で終わったわ。今は、もうしてない。拘束も、幽閉もしてないわ」 ピランチ「え、じ、じゃあ、何もされなくていいってこと!?」 閻魔「……そう、あなたの自由よ。但し、悪いことは……」 ピランチ「うっひょーっ! だったらまず銀行強盗してー」
○閻魔が悲しそうな顔をする。
ピランチ「…じょ、冗談だよ。もうしねぇって。さて、どうすっかな…」 閻魔「なら、城で働けばいいよ。ねぇみんな?」 レダイン「え、でも閻魔様、相手はあの天才詐欺師ピランチですよ。城で働くだなんて…」 ピランチ「そういうお前だって、地獄に来てるってことは、悪人だったんだろうが。人のこととやかく言える身分かよ」 レダイン「う、そ、それは…!」 クロ「それならばその頭脳を、城で生かして頂ければよいのではありませんか?」 閻魔「そうだ、それが良いよ、やった、また一緒にいられるね!」 ピランチ「え…あ、ああ…」(赤面) ピランチ「(小声)オレの母さんも、そのくらい優しければな…」 閻魔「え?」 ピランチ「な、何でもない! ほら、行くならとっとと行こうぜ!」
○歩き出すピランチ。
閻魔「……ええ!」
○夕日に向かって帰路へつく一行。
<続く>[newpage] 登場人物 閻魔 レダイン 町民 子供 看護師 ピランチ クロ マリス…野生児 ベンデッタ…狼のような妖魔
○夜(夜とかあんのかよ)、路地裏。町人が町を歩いている音。
町人「ん? 誰かいるのか?」
○不安になった町民がのぞき込むと、狼のうなり声のような音。目が光り・・・・町人の悲鳴。
○城。子供の怪我を手当てしているレダイン。
レダイン「はい、もう大丈夫ですよ」 子供「おばちゃんありがとう!」 レダイン「お、おばちゃん・・・・ハハハッ・・・・」 看護師「レダイン先生! 急患です!」
○さきほどの町人、八つ裂きにされて運ばれて来る。ピランチはそれをボンヤリ見ている。
レダイン「これは…! 一体誰にやられたんです!?」 町人「う…、わ、わからない…オオカミ…」 看護師「妖魔でしょうか」
○ヒールを開始するレダイン。えーとここは両手を翳すとかで良いですよ。
レダイン「恐らく」 ピランチ「妖魔?」 レダイン「地獄に徘徊する魔物のことだ。彼らは凶暴で、話が通じない…」 ピランチ「フーン、女王の手にも負えない奴がいんのか」
○ヒールが完了する。
レダイン「安心して下さい、もう大丈夫ですよ」
○傷が治っている。
ピランチ「フーン、やるじゃん」 レダイン「フフフッ。何たって私は女王様直属の医師ですからね。医療の事なら何でもお任せあれですよ」 クロ「コラ~ッ! レダイン!!」
○クロがずかずかと歩み寄ってくる。
レダイン「ゲッ、クロさん…」 クロ「また私を実験台にして…今度という今度は許しませんからね!!」 レダイン「い、いやぁ、でも、無事だったワケですし」 クロ「そんなコトが、言い訳になるか~ッ!!」 ピランチ「あの~、何があ��たんです?」 クロ「この人ったら、新薬の実験とかいって私に良く分かんない豆を食べさせたのよ」 レダイン「珍しい豆、"カルリビーンズ"です」 クロ「そしたら体が蛙に変身してしまって、一日中ゲロゲロと泣きながらぴょんぴょん跳ねるしかできなかったわ」
○笑い出すピランチ。
クロ「レダイン~? どう責任取ってくれるつもり~?」 レダイン「す、済みませんクロ様。しかしクロ様の実験結果が多くの人を救うのです」 クロ「そればっか言っちゃってさ」 レダイン「それはそうとクロ様。最近町で妖魔が暴れているというのは本当ですか」 クロ「ええ、正体不明の"狼"のような妖魔が潜んでいるそうよ。私達も警戒を怠らないようにしてるわ。何かあれば教える」 レダイン「ありがとうございます。開発、頑張ってね(嫌味っぽく)」
○まだ笑ってるピランチをひとにらみして去るクロ。
ピランチ「は~、じゃ俺も行くかな。新薬の開発頑張れよ、ポンコツ君」 レダイン「む~っ」 看護師「先生、行き倒れと思われる子供が運ばれてきました」
○ガリガリに痩せた野生児(マリス)が運ばれて来る。
レダイン「この子の身元は?」 看護師「分かりません…」 レダイン「点滴をしましょう」
○すると、陰からうなり声がしたと思い、レダインがふり向くと、狼がとび掛かってくる。
レダイン「きゃあっ!?」 看護師「先生!?」 ピランチ「ちっ、"月華風林"!」
○ピランチが札を投げると、狼がキャンと言って飛びのく。
ピランチ「大丈夫か!?」 レダイン「この妖魔…今みんなが言っている妖魔ね」
○狼の妖魔、マリスを守るように立ちはだかる。
ピランチ「コイツら、グルなのか。どうする、先生? 敵を助けるのか?」 レダイン「もちろん助けます」
○レダイン、妖魔に近づく。
レダイン「怖がらないで。私はあなたも、その少年も傷つけない。ただ助けたいだけなの。助けたら、あなた達がいっしょに住める場所を用意する。決して引き離し
たりしないから。だから安心して」
○妖魔はそれを聞き、釘を刺すような目でマリスのそばに座る。レダインは治療を開始する。
マリス「…う。」 レダイン「気が付いたのね。ここは病院よ。あなた、名前は?」 マリス「ベンデッタ…ベンデッタ!」
○飛び起きるマリス。ベンデッタと呼ばれた妖魔がグルルと返事をし、抱きつくマリス。
マリス「…ニンゲン…タスケタ? うれしい…おれ、ころすか?」 レダイン「殺さないわ、あなたも、ベンデッタも」 マリス「オレ、マリス…」 レダイン「マリス。どこから来たの? 町の外から来たのね?」 マリス「・・・・しろい・・・・はね・・・・まもの・・・ミンナ、シンダ。ニゲテキタ……」 レダイン「! …逃げてきたのね? なら、しばらく休んで。でもお願い、食べ物はあげるから、もう『狩り』はさせないで。ベンデッタも、それでいいかしら」
○ベンデッタ、うなづく。
マリス「ベンデッタ…ズットイッショにイテモいいのか? コイツ、ニンゲン、チガウ」 レダイン「ええ、いいわよ。あなたの大切な友達なんでしょう」 マリス「ウレシイ…��レシイ。ズットイッショ…」
○ベンデッタを抱きしめるマリス。それを「ふ~ん」といった表情で眺めているピランチ。
○場面転換、執政室。
閻魔「…その少年は確かに白い羽根の魔物と言ったんだな」 レダイン「はい、女王」 閻魔「白い羽根…まさか…」 レダイン&閻魔&クロ「『天使』…!」 ピランチ「…?」
<つづく>[newpage]
登場人物 閻魔 ピランチ クロ ルーア レダイン 神 家臣 天使 天使2 天国の市民 天国の市民2 天国の市民3 天国の市民4 天国の市民5 ほか、天国の市民多数
○城。ピランチが歩いていると、ざわざわしている。
ピランチ「ん?」
○人ごみに近づくピラ
ピランチ「どうした?」 クロ「陛下が天国に視察に行くと言うのですよ」 ルーア「危険だぜ、やめた方が…」 閻魔「平気だ。ばれないようにするから。どんな場所になっているのか見てくるだけだ」 ピランチ「ハハッ。地獄の番人が天国なんて、無理に決まって…」
○変装している閻魔。
ピランチ「お、おい、なんだその恰好は」 閻魔「変装だ。マナーにうるさい国だからな。周りと同じ格好をせねばならん。これが天国のドレスコードのようだ。私、そんなに変か?」 ピランチ「い、いや…ちょ、ちょっと動揺しただけだ」 閻魔「では、行ってくる」 クロ「お気をつけて…」
○天国に降り立つ閻魔。歩く
天使「おい、何だこの変な服は!! 没収だ!!」 市民「おいおい、そりゃないぜ」 閻魔(…ひどい世界だ。みんな自分のことしか見てない) 天使2「おら立て、引っ立ててやる」 市民2「信じてくれ、オレじゃない」 天使2「なら証拠はあるのか? この世界では全て証拠がなければ意味がないぞ」 市民2「クソッ、クソッ…」 閻魔「待て」 天使2「あん? 何だお前は」 閻魔「否定してるじゃないか。話くらい聞いてやったらどうだ」 天使2「…まだ『未調教』のヤツが居たようだな。天使に逆らうとどんな目に遭うか、思い知らせてやるッ!」
○天使の剣を軽く受け流す閻魔。倒れる天使。それを遠巻きに眺めておろおろする市民たち。
閻魔「みんな、こんな世界でずっと生きていていいのか!? 生きていた頃を思い出せ、あんたらはもっと高潔だったはずだ! だから天国に居るのだろう!? みんなで反旗を翻そう!」 市民「し、しかしそうもできない…なぜなら、神に敵うのは閻魔くらいしかいないからだ…」 神「ねーぇ、五月蝿いんだけどォ、なんの騒ぎィ?」
○神が登場する。
閻魔「…あんたが神様か」 神「そーだけどぉ、何コイツ? 英雄気取り? クククッ…アタシに勝てると思ってんの?」 クロ「陛下!」 閻魔「お前達、来たのか!?」 ルーア「ここは神のホームグラウンド…戦うには不利だぜ」 神「あらお前…閻魔女王か。あんな腐った土地から来て、この神聖な聖域を犯すなんて…ユルさない」
○神、閻魔、変身する。バトル
閻魔「なぜ人をここまでがんじがらめにする!?」 神「なぜって、それが平和でしょ? それが幸せでしょ!? アウトローの集まりのアンタらには分かんないでしょう��!」 閻魔「アウトローなのはお前らの方だッ!!」
○神に負ける閻魔。
神「お前、よくそんな口が利けるな? お前の父親は散々悪事をして、その力でお前を守り、育てただろ。お前と言う存在そのものが既に、悪に変わりないのさ!」 閻魔「…確かに先代の閻魔大王は悪人だった。だが、これからの私がどうするかは、私の自由だ!!」
○力をさらに開放する閻魔。
ルーア「待て、こんな所でそんなに力を使ったら、お前は死ぬぞ」 閻魔「…人は、ただ生きることが目的じゃない。幸せになる事が目的なんだ。あたしにとっての幸せは、みんなを助けること。だから、いいんだよ。」 神「フン、白々しい…負けたら悔しいだけじゃない? 自分だけ見つめてれば、それで良いのよ!」 閻魔「悔しくていいじゃないか・・・・それでも人は与えられたカードを使いきるまで、生きて生きて行き抜くんだッ!!」
○また負ける閻魔。
神「とどめよ…正義の味方ヅラしてるとこ悪いけど、世界は勝った方が『正義』なのよ」
○とどめをさそうとした神の攻撃から閻魔を守るピランチ。
閻魔「…ピランチ!?」 ピランチ「じゃあ俺も言わせてもらう、俺にとっての幸せは、アンタと生きていくことだ!!」 クロ「あたしも」 ルーア「俺もだ!!」
○天国の市民も応じる。
閻魔「正義は必ず勝つ。何故なら…正義には、仲間がいるからだ!!」 神「何だこの力は!? 何百にもなって…ウオオォォア」
○神、変身解ける
神「イツツツ…」
○閻魔、神の前に立つ
神「や、やめてェ…殺さないで…あたしは、ただ幸せに生きたいだけなのォ…」 閻魔「立ちな。あたしがこれから、色んなことを教えてやるよ。アンタの父親の代わりにな」 神「…! 殺さ、ないの…?」 閻魔「あんたはただ、知らなかっただけさ。正しい生き方を」 市民「神様が倒された…」 市民2「え…って事は、今後は誰が神様になるんだ?」 市民3「閻様では?」 市民4「閻魔様が新しい神様だ!!」 市民5「オー、マイグッドネス!!」
○歓声が上がる。
ピランチ「イテテ…」 閻魔「ピランチ!! 死ぬな、しっかりしろ!! アンタはあたしと生きていくんだろ?」 ピランチ「…思い出したよ。昔、アンタ、実験の授業で一人ぼっちの俺に、話し掛けてくれたろ? 一緒にやろうって」 閻魔「・・・・ピランチ、もういい、喋るな」 ピランチ「ヘヘッ、俺に惚れたか?」 閻魔「…ああ。ありがとう…」
○息を引き取るピランチ…。容態を確認しようと近づくレダイン。
レダイン「ん? …彼、死んでませんよ。どうやら懐の"カルリビーンズ"が彼を攻撃から守ってくれたようです」 閻魔「え!?」 ピランチ「アレ、ハハハッ、早とちりした」 閻魔「…良かった!」
○抱きしめる閻魔。
ピランチ「え、ちょ、マジでやめて、みんな見てるから。ねぇちょっと、聞いてる!? おーい…」
<おわり>
主人公が女性である意味がわからない。王なんだから普通に男でいいのでは、、、ピランチと恋愛させたかっただけか? 閻魔をニールにして全面的に『AIEN』に統合します。 ただ、閻魔の娘であるという設定はこれはこれで好き・・・、、、 あと意識高すぎて餓死した人の番外編を��く予定
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詩集『消費期限』
詩集『消費期限』
1.感謝 2.青春の光陰 3.朝に向かって 4.指環はもう要らない 5.枝豆とビールの協奏曲 6.タバコが煙る喫茶店で 7.妄想でぃすとらくしょん 8.サヨナラは言わない 9.小歌劇「自己責任」 10.落陽の季節 11.少年よ栄光あれ
1.感謝
恋人とは音信不通のまま 友達には地雷系女子と罵られ 将来の夢もなく TOKYOでひとり彷徨う
どっちつかずの人生じゃ どうにもならないと悟ったけど 今更何かを始める訳でもなく OSAKAでひとり涙する
同情してほしいわけじゃない 助けてほしいわけじゃない 私をダメ人間にしてくれた人へ 心からの感謝を
自虐するしか能がない 生きてるだけの人間です 人を笑うしか能がない 生きてくだけの人間です
キミに逢いたい人がいると 小学時代の友からの電話 待ち合わせ場所へ赴いた瞬間 身体目当てだと悟った
大切だった黒い靴を落とし リップもグロスも剥がれたまま なんとか飛び込んだホテルの一室で 裏切られたことにただ涙する
FUKUOKAに来てまで どうしてこんな目に遭うのか 口を開けばマルチに起業に 所詮人間は金の亡者
求められたら行ってしまう 軽薄すぎる人間です 恋に溺れて愛に飢える 軽蔑すべき人間です
死にたいけれど死にきれない 生きたいけれど生ききれない 中途半端な人生じゃ 何にも出来ぬと知ってても
何かを始める勇気もなく ここから逃げる力すらない 生きてるだけの人間です 私はただの人間です
あの夏に還れるなら あの日からすべてを変えてみたい シュプレヒコールが破れた日 私は私の理想と未来を確かに抱いてた
傷だらけの身体と 汚れた心で 新たな私を私が 創り出していこう
これまですべての裏切りに 心からの感謝を
ショートもロングもミディアムも どんな髪型だって私です ブラックもブラウンもブロンドも どんな髪色だって私です
パンツもスカートもワンピースも どんな服装だって私です 素直も小悪魔も優柔不断も どんな性格だって私です
もう一度走り出せ どんな私だって私です もう振り向かない いつだって私は私です
2.青春の光陰
今日も透明な血が 国会前を埋め尽くしてゆく 見知らぬ若者がそれに 心を痛めている
政治家たちは善人のフリをして 口を開けば政敵のスキャンダルを 必死に暴こうとするけど 本音を言えば 被害者のことなんかどうでもいい 一千万の給料があれば 政治家ごっこをしてりゃいい
ニュースは若者たちを ピエロのように扱い 私たちは扇動されるがまま 就職できなくなる
あいつらのことを誇らしいと思ったり 時には憎んだり 時には共に怒ったり
嗚呼人は気まぐれすぎる 社会には誰も善人などいないと 気付くのは十五の夏
君たちはよくやってると 学者が若者を讃える だから君たちはもっと怒れと 溶けない飴で釣ろうとする
新聞記者や物書きは 表現の自由を振りかざし 男や女の諍いを ドヤ顔で社会に投げかける 本音を言えば 嫌いな奴の平穏を壊したいだけ 右翼も左翼も中道もどうでもいい 私がやってるのは報道ごっこだから
コメンテーターは昨夜のことを ピエロのように扱い 私たちはいつしか幻となり 大人になれなくなる
誰かのことを殺したいと思ったり 時には愛したり 時には共に声を上げたり
まっとうな言葉を信じちゃいけない すべてに裏切られ たしかに燃えていた十五の夏
総理大臣は118回も国会で嘘をついたらしい 僕らも毎日嘘をつき続けてる 本音で話せる人なんかいないさ LINEもStoryも晒されてしまうから ご飯の写真くらいしか載せられないのさ
政治家たちは若者に願う 政治に無関心であれと その結果が今の社会だ
でも僕らだって気付けなかったのさ 誰かを生贄にしてばかりで 何もやろうとしなかったのさ
あいつのことを誇らしいと思ったり 時には憎んだり 時には共に怒ったり
嗚呼人は気まぐれすぎる 嗚呼人は優しすぎる
夢は終わった 気付くのは十五の夏
僕らがどんなに声を上げようとも 何かに怒りをぶつけても 社会はこれまでと同じように歩み続ける
夢は終わった 気付くのは十五の夏
3.朝に向かって
この素晴らしき 朝が待つ 君の姿を 探してる 約束の地に 君はいない 私はずっと 待ち続けた
星空に描く 未来予想図は なんの意味もなく 待ち人は来ず
空想少年 そう呼ばれても 信じてきたのは 君がいたから 夢に破れて 心は折れて それでも私は 生きるしかない
この愛おしい 夜が待つ 君がいた夏に 想い馳せる さよならくらい 言ってほしかった ネットの恋の 終わりは儚い
曇り空に描く 明日の予定は なんの意味もなく 虚しくきらめく
空想少年 そう呼ばれても 生きて来たのは 君がいたから 夢のない奴は だいたい友達 それでも私は 死のうと思わない
涙が溢れて 笑顔が溶ける夜空に 私は愛を投げ捨てて 目の前の一日を乗り越えてゆく
空想少年 そう呼ばれても 目にも留めぬ季節は もう終わりだ それが「大人になる」という意味 太陽は私に 語りかけてる
空想少年は 荒野を目指す 新たな夜明けを 心に描いて さらば友よ 家族よ恋人よ 私はひとりで これから生きていく 朝に向かって 時を舞う
4.指環はもう要らない
夏に踊る街 そして、人よ 君は誰を待つ そして、愛する
ココナッツミルクの香り 僕の心を嘲笑い ひと夏の空夢に酔いしれる
未来はどこにあるのと 君がつぶやいた アパートの一室にはもう誰もいない
最後の花火は 涙で濡れていた
夏は早すぎる そして、気まぐれ 君は誰を選ぶ そして、抱きしめる
明日はその時計の中 僕を嘲笑う言葉 ひと夏の空夢に夜を明かす
既読を待つほどに 君がつらくなり アパートのドアをそっと開けば……
最後の手紙は 笑顔で濡れていた
夏は淡すぎる そして、はっきりと 君を待てなくて そして、別れた
純情色の心は すっかり疲れ果て 淀んだ��を無理やり 昇ろうと決めたのは僕だった
スピーカーから流れるラブソング そのアパートには愛の痕跡がある
最後の一夜は ぬくもりで濡れていた
5.枝豆とビールの協奏曲
どれだけ声を張り上げても 国民は振り向いてくれない どんなにコッカイで暴れても 誰もが冷ややかな眼
アナタの時代は終わった あの国の使いだろ 根拠なき噂は拡散され いいねマークでラベリング
一万回叫んだって 変わりはしないから 週末は枝豆とビールで 友と乾杯しよう
この国の行く末は 国民が決めるんだよ 私は私の理想を 霞ヶ関で叶えてみせる
だからアナタは私に 代表の席を譲ってください
恋愛も子育てもそこそこに 国民のために闘う 息抜きはカラオケで不協和音 アナタのための福祉
どんなにバラバラになっても 諦めきれない国がある だから残り少ない政治家人生 私はこの使命を果たす
百万回叫んだって 変わりはしなくとも 今ここにいる限りは やるべきことをやるんだ
与党も野党も関係ないでしょ? 向くべき方向が同じなら アナタはアナタなりの正義で 良い国を一緒につくりましょう
未来へのニューディール 始められるのは今だけ
霞ヶ関のビル群が 時々切なくなる 誰のために働いているのか 真夜中に光るネオン
それでも朝になれば 政治家たちのレクへ ここで生きる人たちも 幸せになる権利がある
さらば利権よ癒着よ宗教よ 私たちには要らない 綺麗事ばかりじゃ叶わない それでも綺麗事なんだ
明日は何処へ向かうのか 誰にもわからない 突然何かが起こった時 すべては変わっていくだろう
だから私は私なりに その瞬間に備えているのです 枝豆をビールの肴にして
6.タバコが煙る喫茶店で
隣の客がふかした煙草を 灰皿に投げ捨てる どうやら商談に失敗したらしい 私にはどうでもいいこと
少し煙たい店で クリームソーダを口に運ぶ 少女の黒髪は 憂いで泣いている
この街は一体どこへ向かうのか 誰も何も知らない
踊っているだけで幸せになれた 昭和にもう一度還りたい 笑っているだけで一日が過ぎた 高校時代にもう一度還りたい
懐かしさに浸るには 旧友との会話で十分さ どんな形であれ前を向く必要がある 国会前のアジテーションを見ると
白ヘルが眩し過ぎて すべてが輝いて見えたあの夏 大学の割れたガラス窓 ふと我に返った……
この国は一体どこへ向かうのか 答えは今も見えない
怒っているだけで幸せになれた 昭和にもう一度還りたい 叫んでいるだけで思い出が出来た 大学時代にもう一度還りたい
遠い昔のことだよ 私がそこにいたのは もう何も出来ることはない このまま老いていくしかない
あいつはあいつなりに頑張ってる 無垢な気持ちでよくやっている
何もやる気がしなかったあの夏の話 私たちの青春は1969にある この夏ならもう一度やり直せるさ だけど……
かつての仲間は冷ややかだった それでも忘れられない夏が私にはある
7.妄想でぃすとらくしょん
この夜だけは 騒いでもOK! 仮装にパーティー 何してもOK!
スクランブル交差点 仲間と繰り出そう 見知らぬ男も女も 気分はお祭り
太陽が沈みかけた頃から 始まる伝説の日 人が人を煽り倒して やったもん勝ちの夜になる
ハロウィンパーティーは 若者たちがタガを外し 街に家にどこでも 自由に騒げる瞬間(とき)
何をしたって許される そんな気がした青春
バーボンを飲み干せば 気分は超ハッピー! 仲間と踊り明かせば バイブスは超アガる!
意味のわからない 言葉をたくさん並べ立てて 今日やるべきことは とにかく暴れること
明日からはまた普通の人になる 良い人であり続けるために 今夜は一年分の 鬱憤を晴らすのだ
ハロウィンパーティーは 若者が社会への怒りをぶつけ 仮装という名の偽装して 世界に問いかける
何をしたって許される そんな気がした青春
毎年のことさ この夜が明ければ 空虚な気持ちが 脳を覆い尽くす
それでも騒がなけりゃ 人生やってけない
沈みゆく船に乗るには 正気じゃ生きていけない!
ハロウィンパーティーは 若者たちがタガを外し 街に家にどこでも 自由に騒げる瞬間(とき)
ハロウィンパーティーは 若者が社会への怒りをぶつけ 仮装という偽装を着て 世界に問いかける
何をしたって許される そんな気がした青春
大人になれない子どもたちが もう一度始める青春
8.サヨナラは言わない
時の魔法は 川の流れに似て 君が呼吸するうちに 少女を大人に変えてゆく
手を伸ばせば 太陽に手が届きそう 何度も折れた翼を縫い合わせるうちに 君は空を飛べる鳥になった
裸足で駆け抜けた 海岸線に行く度 あどけない微笑みが美しすぎて 涙が止まらなくなる
今際の別れではなくとも 君と別れるのがつらいよ サヨナラは言わない また逢おうと伝えたい 僕は君を愛していたから
初めて逢った日は忘れられない 今日もこの先もずっと
君がここにいたこと 僕は永遠に語り継ぐから
何度も涙した Graduation 春は待たない Destination 心がつらくなる Sensation 君の時代 My Generation
愛する意味さえわからず 涙色の雨に溺れて 絶望に打ちひしがれた日々よ そんな時も君がいたから 僕は強くなれたんだ
あの舞台で歌う君に 青春を重ねた
風に吹かれて 揺れるカーテン 春の夜明け前は静寂の中
ここから君は夜明けを待ち 大いなる翼を広げて旅立つ 涙も憂いもすべて置いてゆけ どんな嵐も糧になるさ
初めて逢った日は忘れない 今日もこの先もずっと
君がここにいたこと 僕たちは永遠に忘れない
梅の花が咲く 美しい満月の夜 桜はその時を待ちながら 別れを見送る 君はもう飛べる鳥だ この坂道から……
9.小歌劇「自己責任」
【1.家出少女】
幼馴染が髪を染めた ブロンドの君は 別人のようで 私はどう接したらいいのか わからなくなった
そいつの親は少女の髪を見ると 眉を顰めて 元に戻せと咎める
子どもは大人の心がわからず 大人も子どもの心は見えない だから互いの普通で語るしかない 家庭という社会の落日よ
君が家出したと聞いた夜 私は少女を探すフリをして こっそり匿っていたのは 普通に反抗したかったから
【2.別離】
今、あなたを抱きしめられるなら こんなに淋しくはならないでしょう
今、あなたと恋人のままなら こんなに悲しくはならないでしょう
あの日、一瞬の過ちがすべてを 変えてしまったと気付くまでは
あの日、僕はあなたを傷つけてしまいました 別の人の彼氏になったと伝えたのです
もう、幼馴染でいられない 僕はあなたを裏切って恋をしました
もう、元のふたりには戻れない 僕はあなたとの未来を捨てました
せめて、地元を出た後なら ��なたを泣かせなかったのかもしれません
【3.新しい恋人に】
足元に映る影が ほんのり薄く見えるのは 僕の信念の揺らぎを ここに示す実像
出逢いはマッチングアプリでした ひと目で惚れてしまいました あっという間にリアルで逢いました そして付き合うことになりました
あれもこれも早過ぎて 心も身体もついてゆけなくなり あなたをブロックしようと決めたのは 昨日の夜でした
せめて最後に別れをちゃんと言おうと いつものホテルに誘う でも、あなたには別の男がいたのです 僕も裏切られていました
【4.愛してたのに】
あれほど愛を注いだのに なぜ行ってしまったの 愛おしくて愛おしくて 私も後を追いたいわ
あなたに恋人ができたと 聞いた日は驚いたの 哀しくて悔しくて あんなことを言ってしまったわ
空に浮かぶ雲の群れに 遠い世界を捜す もう還る場所を失くしたあなたは 誰にも頼れなかったのね
私があなたを殺したのです あなたは私に殺されたのです 首元に残る紅い傷は 死にきれない迷いの証明
あなたは生きろというけれど 頑張れと背中を叩くけれど 大切な人を殺してしまった後悔は もう消せない罪です
10.落陽の季節
あの頃すべてが 燃えていたよね 隣の女が 嘆き悲しむ せっかくのバーボン まずくなったよ 店を出た後も 心は晴れず
仙台行きの フェリーは過ぎて 僕は僕なりに この道行くよ ほんとうの事は 誰も知らない
涙が溢れて 夢は破れて 何もしたくない 十九の秋に 君と出逢って ふたり恋して さすらう気持ちは 癒えていった
忘れてたのに 思い出したのは 君の声が 胸に響くから
かつては僕も 怒りに震えた 声を上げれば 社会は変わるはず 政治の時代は ���っくに終わり 僕らはどこへ 向かえばいいのか
壊れた針は 空虚な叫び 僕は僕なりに 生きて来たけど ほんとうの事は 誰も知らない
時が流れて 夢を忘れた 誰も知らない 広島の街で 君と出逢って ふたり恋して 目前の落陽は すべて思い出さす
忘れてたのに 思い出したのは 君の声が 胸に刺さるから
すべての声が 夜の闇溶けてく 僕たちの季節 終わりを悟る 若さは怒りを 抱きしめきれない
涙が溢れて 夢は破れて 何もしたくない 十九の秋に 君と出逢って ふたり恋して さすらう気持ちは 癒えていった
忘れてたのに 思い出したのは 君の声が 胸に響くから
いつかの夏に 愛するがままに 走れたのは 怒りに恋してたから
11.少年よ栄光あれ
何度死にたいと思ったか もう数えられないほどになる
一睡も出来ぬまま 不安に苛まれて 碧空に涙を溢した朝
生きてるだけでもいいじゃない 頑張れなくても君のせいじゃない あなたがいたからもう私は 悩むことを怖がらなくなった
頭上から落ちる水に怯えて 通気口に差し込まれる箒は痛切で 何気ない違いが不安を生み出し いつしか私は独りになった
仲良かった友人とも疎遠になり 孤独になることに極端に怯え 虐められても無視されるよりはマシだと 汚れた制服をこっそり綺麗にした
何度死にたいと思ったか もう数えられないほどになる
一睡も出来ぬまま 不安に苛まれて 碧空に涙を溢した朝
そんなのは普通じゃないよ 君のことを守ってみせる あなたがいたからもう私は 孤独を恐れなくなった
ほんとに好きだった 素直に惹かれてた あなたのような人を知らない ずっと傍にいたくて 少し上の志望校に受かった時は 思わず涙を流した
あんなに輝いていて 私にも優しかったあなたが なぜ自分を殺してしまったの?
私がいちばん傍にいたのに なぜ何も言ってくれなかったんだろう?
十五の春は涙に暮れて 新しいクラスでも塞ぎ込むばかり でも新たな友は皆が優しくて 次第に馴染んでいった
そして恋人ができて 親友もできた 今の私は満たされている
それでも私は あなたの傍にいたかった 微かな光を信じてみたかった
今はなき少年に栄光あれ 次の人生で もう一度逢えたら せめて夢で逢えたら……
【Credit】 原作・詩・デザイン:坂岡 優 共作詩:S.Horita(#2) 言語協力:M.Takahashi(#1), N.Kanazawa(#7) 写真:Takayuki Miyazaki(From Unsplash)
Thank you my family, my friends, and all my fan!!
2022.11.10 坂岡 優
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ひとみに映る影 第二話「スリスリマスリ」
☆プロトタイプ版☆ こちらは無料公開のプロトタイプ版となります。 段落とか誤字とか色々とグッチャグチャなのでご了承下さい。 書籍版では戦闘シーンとかゴアシーンとかマシマシで挿絵も書いたから買ってえええぇぇ!!! →→→☆ここから買おう☆←←← (あらすじ) 私は紅一美。影を操る不思議な力を持った、ちょっと霊感の強いファッションモデルだ。 ある事件で殺された人の霊を探していたら……犯人と私の過去が繋がっていた!? 暗躍する謎の怪異、明らかになっていく真実、失われた記憶。 このままでは地獄の怨霊達が世界に放たれてしまう! 命を弄ぶ邪道を倒すため、いま憤怒の炎が覚醒する!
(※全部内容は一緒です。) pixiv版
◆◆◆
「いつも通り一美ちゃんの人権を無視して拉致が敢行されんとしていた、その時! 我らが極悪非道ロリータの志多田佳奈(しただかな)ちゃんは、ひょんな事から英雄物流(ヒーロジスティクス)密売事件の重要人物、石油王こと平良鴨譲司(へらがもじょうじ)氏と再会する! かくして始まった「したたび」放送開始以来異例のインタビューはまァだまだ続く! それではまた来週~!」
譲司さんをテレビ湘南(しょうなん)のクルーに連れていかれて、私はオリベさんと、彼女が連れてきた高校生ぐらいの女の子を乗せたミニバンを運転し、先に熱海町に向かう事にした。
大人になって東京でファッションモデルをしていた私は、たまたまオーディションに受かったヒーローショーイベントの仕事でアイドルの志多田佳奈さんと出会い、 それ以来彼女の冠番組「ドッキリ旅バラエティしたたび」に、ドッキリ企画と称していつもノーアポで連れ回されている。 テレビ出演が増えたのは嬉しいけど、最近の私にはまるでプライベートがない。 テレビ局は何故か事務所とグルで私のスケジュールを完全に把握しているし、いざ連れていかれると、 原付で一都六県を一周させられたり、ドーバー海峡をスワンボートで横断させられたり、ともかく割に合わない過酷なロケに付き合わされる。 なので今回あの番組の矛先が譲司さんに向いたのをいい事に、私達はこれ幸いと先に行かせて頂く事にしたのだった。
撮影が一段落つくだろう時間を見計らい、矢板(やいた)のサービスエリアで一旦休憩する。 オリベさんが譲司さんに「終わったら新幹線で来てね」とメールを入れている間、私は後部座席で背中を丸めている女の子を見た。 パステルピンクのドルマンスウェットと同色のシュシュ、真っ赤なバルーンスカート。典型的なオルチャンファッションだ。
<さすがファッションモデル、よくわかったわね。その子は韓国人よ>
隣のオリベさんが目で語ってくる。 医療機器エンジニアのオリベ・ヒメノさんは、子供の頃に脳神経をやられて声を失ってしまったユダヤ人の女性だ。 でもその代わりに、脳から直接テレパシーを送受信する力を持っている。だから日本語が喋れなくても会話できる。
今回熱海町に行くメンバーは全員、NICという脳神経科学研究機関の関係者で、その中でも脳の異常発達や霊能力によって特殊な力を使える人達だ。 数時間前に連れていかれた譲司さんも、肺に取りこんだ空気の成分や気圧差で色んな事を読み取るダウジングや、物に触って過去を読むサイコメトリーといった「特殊脳力」を持っている。 だから多分、この子も「特殊脳力者」なのだろう。 顔色が良くないので、休憩所に連れていく事にした。
「Sorry for the late introduction, because I was driving. I’m Hitomi. And how can I call you?」 (運転中に自己紹介できなくてごめんね。 私は一美です。あなたのお名前は?)
涼しい外のベンチに並んで座り、私はとりあえず英語で話しかける。 先述の「したたび」で度々海外ロケにも連れていかれるせいで、ある程度英語が話せるようになっていたのは不幸中の幸いというか、怪我の功名というか。 でも女の子は俯き加減のまま私を見上げて、消え入りそうな声で「日本語でいいヨ」と言った。
「私パク・イナです。日本語の方がいい。 ヒトミさんテレビの韓国で見てた知ってるます。会えたの嬉しいヨ」 イナちゃんと名乗った女の子は、少しカタコトだけど聞き取りやすい日本語でスラスラと答えた。 でも、「会えたの嬉しい」と言う割にはまだ元気がないように見える。 「酔っちゃった?できるだけ安全運転したけど、ごめんね…」 背中をさすろうと思って彼女に触れると、小刻みに震えていた。
「スリスリマスリ…スリスリマスリ…」 よく耳をすますと、イナちゃんは両手を強く握りしめてなにか呟いている。 意味はわからないけど、韓国語か…
その時、ふと目線を上げると、ベンチの周りに数匹のカラスが集まっていた。いや、カラスだけじゃない。 「ニャーン…」背後から猫の鳴き声。 振り向くとそこには、おびただしい数の動物霊、交通事故死した人間の浮遊霊、魂未満の小さな鬼火、生きた野良猫、蟻やゴキブリ、目の焦点の合っていない小さい子供… 自我の弱い生き物や魂達が、私達の半径2m外を取り囲んでいた。
「ひっ…」恐怖で声が出そうになるのをこらえる。 動物霊はこちらが見えている事に気付くと襲ってくる事があるから、なるべく目を合わせないようにしなければいけない。 「スリスリマスリ…スリスリマスリ…」 イナちゃんが何と言っているかはわからないけど、その言葉のおかげで集まっているものたちがそれ以上近寄って来ない事を直感で理解する。しかし、
バサバサバサッ!!喫煙所の屋根から土鳩の群れが私達めがけて飛来し、イナちゃんは驚いて呟きを止めてしまった。 すかさず大量の霊魂と生物が私達に押し寄せる!
私はイナちゃんをかばいながら、足の裏の自分の影に意識を集中させた。 幸いその日はカンカン照りの快晴、光源は充分ある。 床に置いたワンピースを下から持ち上げて着るように、自分達の体を影で覆いながら、周囲の光の屈折を歪める。 私達を覆う影が濃くなるにつれて、その分行き場を失った光線が影の外縁で乱反射する。 その反射率がほぼ100%になると、私達の姿は彼らから全く見えなくなった。影法師の「影鏡(かげかがみ)」という術だ。
彼らは目標を見失って立ち止まった。しかし未だに私達を取り囲んだまま動かない。 私は第二の手に出る。影鏡の輪郭を半球状に広げながら屈折率を更に強めていく。 自分達の視界が完全な漆黒になるけど、その外側は電球のように光っているはずだ。 そのまま集めた光を360度放射する。 「ぎゃあああ!」幾つか叫び声が上がると同時に視界が戻ると、彼らは強烈な紫外線を浴びて散り散りに逃げていた。 「今のうちに戻るよ!」 私はイナちゃんの肩を押して車へ駆け戻った…。
◆◆◆
<さすがね、ミス・ヒトミ!イナをあなたに任せた甲斐があったわ> 運転を交代してくれたオリベさんが、まるでヒーローショーでも見ていたかのように呑気に言う。 イナちゃん��極度の「引き寄せ体質」で、特に精神的に緊張したりストレスを感じてしまうと何でもかんでも引き寄せてしまうらしい。 韓国で色んなお寺や教会、霊能者を頼ってもどうにもならず、ご両親がダメもとで病院に連れて行ったら、NIC会員の医師に研究対象として保護された。 そして来週からインドネシアにある脳力者児童専門の養護施設、「キッズルームバリ島院」にて、体質をコントロール出来るようになるまで住みこみでリハビリする事になったという。
<イナのギャザリング体質は今回のミッションに適しているわ。 ジョージも丁度来週からバリ島院の養護教諭になるし、日本で待ち合わせて一緒に出発しましょうって話になったの。 この子がタルパの聖域フクシマに行くと思うと…とってもワクワクするわね!>オリベさんが意地悪に笑う。 「いやいやいや、本人はとってもビクビクしてるんですけど!?福島の心霊スポット系は本当にヤバいんですよ!! ていうか肝心の譲司さんが別行動ですし!」 <平気平気!あなたが付いているもの。 それにインドネシアの悪霊は韓国や日本のよりも刺激が強いから、少しぐらい鍛えておかなきゃでしょ>
確かにオリベさんの言う通りではあるけど、当のイナちゃんはあれからずっと私の腕にしがみついている。 (オリベさんに運転を変わってもらったのはこのためだ。) ちなみに刺激が強いというのは、物理的に交通事故などの事故死亡率が多い国は当然幽霊もスプラッターな姿の方が多いという事だ。 私も「したたび」でインドネシアに行ったことがあるけど、実際バイク大国で信号が少なかったし、 観光客がバシャバシャ写真を撮っている公園で白昼堂々首なしの野良犬の霊がうろついていたのも確かだ。
「イナちゃん大丈夫だよ。福島は色んな姿をした人工の魂が多いから、幽霊さん達も死んだ時のままじゃなくて、 おしゃれに自分の好きな姿にしてる方が多いんだ。 ゾンビみたいな人はめったにいないから、安心して。 そうだ…おしゃれといえば、渋谷とか原宿には行ったことある?」
私が「渋谷とか原宿」と言った瞬間、曇っていたイナちゃんの目がキラリと輝いた。 「シブヤ、ハラジュク!」 やっぱり。オルチャンガールだから反応すると思った。
「かわいい物は好き?」 「かわいい」という単語を聞いて、イナちゃんの表情が更に明るくなる。 「うん!日本のかわいい好き!! 大人になったらアイドルになりたいです。だから日本語勉強してるだヨ! 「したたび」のカナちゃんは一番好き日本のアイドル!」 一気に饒舌になって力説し、一瞬はっとして「でもヒトミちゃんも同時な好きヨ!」と小さくフォローを入れてくれた。 いつの間にか「ヒトミさん」が「ヒトミちゃん」になっていたのが、ちょっと嬉しかった��� 「じゃあ無事にこの旅が終わったら、一緒に渋谷と原宿でお買い物しようね」
その後の車内は、熱海町に着くまでさながら女子会のようにずっと盛り上がっていた。 それぞれの国にあるかわいい物、悪い霊から身を守る色んなおまじない、 最近流行っているコーデ、スイーツ、 それに三児のママであるオリベちゃんの子育て苦労話も。 気がつくと私達全員が全員をちゃん付けで呼び合うようになっていた。 この旅の本来の目的については、誰一人触れようとしなかった。
◆◆◆
「磐梯熱海温泉(ばんだいあたみおんせん) 右折」という三角のモニュメントを確認して、熱海町に入ったのを実感する。 ここは東北新幹線の停まる郡山(こおりやま)駅からも近い温泉街だ。 都心の観光地に比べると小さい町だけど、町内には温泉やスポーツ施設、無料で入れる足湯などがあり、県内外の人々に愛されている。 駅から安達太良山(あだたらやま)の方向に登っていくと石筵だ。 私や玲蘭ちゃんが修行していた霊山や、その更に奥には牛の乳搾りやバーベキューを楽しめるふれあい牧場がある。 残念ながら今回は遊びに来たんじゃないけど、目的が早く済んだら観光案内をする約束だ。
貸し切り民宿に大きな荷物と車を置いて、ようやく私達は本題に入った。
<イナちゃん。NIC会員の規定は知っているわよね?> オリベちゃんが真剣な目でイナちゃんを見据える。 イナちゃんは緊張した声で答えた。 「はい。ひとつ、自分のセレキック・アビリティ(超脳力)、人を助けるに使うこと。 ふたつ、私は医療発展に大事な人だから、自分とアビリティ一番大事なすること。 みつ…犯罪するセレキックいたら、積極的原因究明すること」
イナちゃんが私にも伝わるように日本語で言ってくれたNIC会員規定は、私も会員登録の時に一読した事がある。 NICは医師団の組織でありつつ、警察と協力して超脳力者が関与する事件の捜査をする義務もある。 そういった事件には、一般的な事件捜査では処理できない超常的な現象や証拠があるからだ。
<その通りよ。あなたにはこれから、その引き寄せ体質でとある行方不明の脳力者捜索を手伝ってもらうわ。 但しもちろん、いつだってあなた自身の身の安全が最優先よ> 「…はい、覚悟準備終わてます」 気丈に答えるイナちゃんだけど、まだその表情は固く、私はサービスエリアでの不安そうな彼女を思い出した。 ひょっとしたらこの件はイナちゃんにとって、自分のコンプレックスである体質が、初めて人のために役立つ機会なのかもしれない。 それに「犯罪捜査」なんて言われると、なにか恐ろしい事に関わるんじゃないか…というイメージもあると思う。 そう考えると緊張するのもわか��気がした。 でも、オリベちゃんは優しく微笑み、鞄から小ぶりな��袋ほどの大きさの何かを取り出した。
<唯一の手がかりは…これよ> それは人形だった。色褪せた赤青の布を雑に縫い合わせて作られたものだ。 手足がなく、顔も左右ちぐはぐな目をしたブリキのお面で、背中側にはネジや釘が飛び出した機械がついている。 人形を手渡されたイナちゃんが不思議そうに機械のハンドルを上下すると、それに連動してお面の顎もカコカコと上下する。 まるでゴミ捨て場のガラクタで作った獅子舞のようだ。
<その人形には昔、ジャックというタルパが宿っていた。彼は私やジョージの幼馴染だったの。 でもジャックの魂は日本で行方不明になってしまっていて、これから私達は彼を探しに行くのよ> 「たるぱ?」 「人工妖精、人が作った魂のことだよ」 首を傾げるイナちゃんに私が補足した。 この熱海町や石筵、県外からの修行者も訪れる魂作りの聖地なら、ジャック君が見つかるかもしれない。 オリベちゃんはそう考えて私に案内を依頼したのだった。
<地味な依頼で拍子抜けしたかしら?>オリベちゃんが人形の金具を弄びながら言う。 「そ…そんなことないヨ!お友達探す頑張ります!」 <ありがとう、心強いわ!じゃあヒトミちゃん、案内をお願い> 「はい。まずは、この辺りの神様であるお不動様と萩姫様のお寺に挨拶に行きます。 萩姫様は影法師のお姿をお持ちで話が出来るから、ジャック君について聞いてみましょう」
◆◆◆
温泉街から見て駅の反対側へ抜けると、萩姫様の伝説に縁のある五百川(ごひゃくがわ)があり、萩姫様がお住まいの大峯不動尊はその先の小高い丘の上に建っている。 私は同伴者二人をそこに案内し、鈴を振り鳴らしてから真言を唱えた。 すると屋根の下の日陰が一箇所に集まっていき、大きな市女笠を被った女性のシルエットになった。この方が萩姫様だ。 その影の御姿はよく目を凝らして見れば、細かい陰影によってお顔や着物の細部まで鮮やかに視認できる。
「ようこそいらっしゃいました、旅のお方よ…」 そう言いかけた萩姫様が笠の下から私達を見上げると、アルカイックな営業スマイルが驚きの表情に変わった。 「…あれ、ひーちゃん?」
「お久しぶりです、萩姫様!」 「なんだぁ、ひーちゃんならわざわざ真言で呼ばなくてもいいのに」 「親しき仲にも礼儀ありってやつですよ。それに、お客さんの手前だから格好つけたかったし」 私が同伴者2人に目配せすると、笠を脱いで足元の影に放り投げようとしていた萩姫様が慌ててそれを被り直し、再びアルカイックなキメ顔を繕った。 オリベちゃんがくすっと口角を上げ、<似てるのね、あなたとプリンセス・ハギって!>と私にテレパシーを送った。
私達は萩姫様に人形を見せ、事情を説明する。 「うーん…人形に見覚えはないな。その『じゃっく君』を作った人の名前はわかる?」 「はい。サミュエル・ミラーというアメリカ人です。 日本に帰化して、今は水家曽良(みずいえそら)と名乗っているそうです」 萩姫様は少し考えた後、 「…うん、やっぱり知らないな。何かわかったら連絡するね」人形をイナちゃんに押し返した。
「そうなんですね。じゃあ、私達は別の場所を当たってみます」 「ああ、その前に。その子を源泉神社に連れて行きなさい。 倶利伽羅龍王の祈祷を受けると良いでしょう」 「クリカラ…リューオー」 イナちゃんが不思議そうに首をかしげる。倶利伽羅龍王とは、燃え盛る龍の姿の不動明王の化身。 よく不動明王像が持っている、剣に巻きついた炎の龍…あれの事だ。 源泉神社にかつてリナに知恵を与えた龍神様がいるのは知っていたが、それが倶利伽羅龍王だったというのは初耳だ。 私達は萩姫様に改めて一礼し、源泉神社へと向かった。
源泉神社はケヤキの森遊歩道というハイキングコースの先にある。 五百川の裏山にあるこの遊歩道で、森林浴によって心身と魂を清めながら神社に向かうんだ。 直線距離の長さも然ることながら、山の高低差のせいで、これが意外ときつい。 私は二人がついてきているか確認するために振り向くと、オリベちゃんが何だか訝しげな顔をしているのに気がついた。
<あのプリンセス、何か隠してる気がするわ。今はまだ、わからないけどね> 私の視線に気付いたオリベちゃんが言う。 実は私もそんな気がしていた。けど、長いハイキングコースを引き返す気にもなれず、 私達は予定通り神社へ向かう事にした。
◆◆◆
丘を下ったところにその神社はあった。 入口では小さな龍を象った蛇口から飲用可能の源泉が垂れ流されている。この龍が魂として独立したのが例の倶利伽羅龍王だろうか。 どうやら龍神様は留守のようだったので、先に社に挨拶に向かうと、私はふと違和感を覚えた。
「ヒトミちゃん?どしたの?」 「そういえば、ここ…稲荷神社だ」 「イナリ…スシ?」
「うんとね…。ここはオイナリ様っていう、作物の神様を祀る神社なの。 倶利伽羅龍王は仏様の化身だから、どうして神道の神様がいる神社に住んでるのかなって思って」 <それは宗教が違うって事?シュラインの中の神様に聞いてみればいいんじゃない?> 「それが…、ここのお稲荷様、霊魂として形成されていないんです。 社の中のご神体にこの地や神主様のエネルギーがこもっているけど、自我はお持ちじゃないみたいで…。 それも、ヘンですよね。どうして鳥居の外の龍神様だけ魂になってるんだろう」
すると、誰かが鳥居の外から私の疑問に答えた。 「ここはクリカラの数ある別荘の一つって事よ」 聞き覚えのある男性声に私は振り返った。いや、この声は、『彼女』のものだ…。
「リナ!」 いつの間にか、神社の入口に巨大な霊魂が立っていた。 私が中学生の時に生み出したタルパの宇宙人、リナだ。 リナはロングスカート状の下半身をフワリと浮かせ、社への階段を飛び登った。
「キャ!」驚いたイナちゃんが尻餅をつく。 「マッ失礼ね!人の顔見てキャ!だなんて」 「いやいや、初見は普通驚くでしょ。巨大宇宙人だよ?」 「それもそうね、ごめんあそばせ」 リナは乙女チックにくるんと回り、例の美男美女半々な人間の姿に変身した。
「この子はリナ、私が昔作ったタルパです。 リナ、彼女は韓国から来たイナちゃん、こっちの方はイスラエルのオリベちゃんだよ」 「あら、ワールドワイドで素敵なお友達じゃない。アンニョンハセヨ、シャローム! アタシは千貫森(せんがんもり)のフラットウッズモンスター。リナと呼んで頂戴。 一美がいつもお世話になってますわ」 <お会いできて光栄よ、ミス・リナ> 「初めまして、私はパク・イナだヨ!」 二人がリナと握手する。久しぶりに福島に帰省したとはいえ、日程的に彼女と再会できるとは思っていなかったから嬉しい。 宇宙人(を模した魂)であるリナは今、福島市でUFOの飛来地と噂される千貫森という森に住んでいるらしい。
「クリカラ…倶利伽羅龍王は、石川町(いしかわまち)で作られた紅水晶像の化身よ。 彫刻家が死んだときに本体の像と剥離して以来、福島中の温泉街のパワースポットに自分の守護結界を作ってフラフラ見回っているらしいわ。 要するに、根無し草のプー太郎ってやつね」 <あなた、神様をそんな風に言っていいの?> 「ああ…リナと龍神様は個人的な因縁が…」 「ちょっと待って」
ふいにリナが私を制止した。リナは表情をこわばらせて、イナちゃんの抱えるジャック君人形を見つめている。 「ねえ…アナタ、その人形を誰に貰ったの?」 「貰ったじゃないヨ、私達この人形のタルパ探すしてるなの。ジャックさんいいますこれのタルパ」イナちゃんが正直に答えた。 「これを作ったのがどんなオトコか、知ってるの?」 「エ…?」
嫌な予感がした。そういえば、オリベちゃんはまだ彼女に、ジャック君の創造者について一言も話していない。 たぶん…わざとだ。 「なによ。…まさかアナタ達、知っててこの子に黙ってるワケ!?」 <…時期を見て言おうとは思っていたわ。でも今はダメなの。だって、この子は…> 剣呑な雰囲気にイナちゃんが生唾を飲む。そんな彼女の不安感を感じ取ったのか、 神社の結界の外に良くないものが集まって来ているのを私は察知した。 私もすぐに全てを打ち明けるのには賛成しない。でも、
「今はダメですって?どういう神経してるの? 何も知らない子に…指名手配犯の連続殺人鬼が作った人形を持たせるなんて!」 リナはつい��、パンドラの箱を開けてしまった。
「サツ…ジンキ…?」 イナちゃんが人形とリナを二度見する 「あ…あ…ヒッ!!!」イナちゃんはまるで今までゴキブリでも抱えていたかのように、人形をおぞましそうに地面に叩きつけた。 歪に組み立てられた金具がガシャンと大きな音をたて、どこかから外れたワッシャーが転がり落ちる。 同時に御神体に守られていた神社の結界にも綻びが生じたのか、 無数の霊魂や動物がイナちゃん目がけて吸い寄せられた!
「イナちゃん!すぐに社の中に入って…」私が言いかけた時には、イナちゃんは階段を駆け下りていた。 鳥居の外に出たらまずい!私とオリベちゃんは電撃的な反射神経で彼女を追う。
「アアアア!!オジマ!スリスリマスリ!!アイゴーーー!!!」 韓国語で叫びながら逃げ惑うイナちゃんの背後では、無数の魑魅魍魎が密集し、まるでイワシ群が集まって大きな魚に擬態するように巨大な影の塊になっていた。 <<ヒシャール・メァホール!>> オリベちゃんがテレパシーで吼える。 するうち魍魎群全体をブラックライト色の閃光が包みこみ、花火のように点滅して爆ぜた。サイコキネシスだ! 霊魂達はエクトプラズム粒子に分解霧散(成仏)し、生き物達は失神して地面にパタパタと落下。 でもすかさず四方から次の魍魎群が押し寄せる!
「ちょっと一美あんた、あんたっ一美!なんなのよアレは!?」 私達の後を追ってリナが飛来する。 「あの子は超引き寄せ体質なの!しかも精神面にすごく影響しちゃうの!!」 「じゃあどうしてあんな人形を…ああもうっ、どきなさい!」
リナは再び宇宙人の姿になり、長い枯れ枝のような腕で大気中に漂う先程のエクトプラズム粒子を雑に吸収すると、そのエネルギーを一瞬にして空飛ぶ円盤型の幻影に錬成した。 円盤は第二魍魎群の上空に飛翔し、スポットライト状の光で霊魂達をアブダクションする! 「生きてるヤツらは無理!頼んだわよ!」
「<上等!>」私とオリベちゃんが同時に返事する。 オリベちゃんが再びサイコキネシスを放とうとしている間に、私は自分の影が周囲の木々に重なるように位置取る。 歩道沿いに長く連なった木陰に自分の影響力が行き渡ると、木陰は周囲の光を押し出すように中空へ伸びていった。影移しという技法だ。 「イナちゃん止まって!」私の声でイナちゃんが振り返る。 彼女は自分の周りを光と影のメロン格子状ドーム結界が守っている事に気がついて立ち止まった。 生き物達がギリギリまでイナちゃんに近付いた瞬間、オリベちゃんのサイコキネシスが発動! 結界で守られたイナちゃん以外の全ての生き物はその場で体を痙攣させて落下した。
<ふう、間一髪ね…>オリベちゃんが安堵のため息をつこうとした、その時だった。 「ビビーーーッ!!!」 けたたましく鳴るクラクションの方向を見ると、そこには暴走する軽トラ���クが! イナちゃんの引き寄せが車まで呼びこんでしまったのか?いいや、違う。 不幸にもそのトラックのハンドルを握っていたのが、夢うつつの寝ぼけた高齢者だったのだ。 「うわ…きゃあああ!?」 咄嗟に車を避けようとしたイナちゃんは足を滑らせ、橋のたもとから五百川に落水してしまった!
「イナちゃぁぁーーん!!!」 溺れるイナちゃんに追い討ちをかけるように、川の内外から第三の魍魎群がにじり寄る。 「助け…ゲホッ!助けて!!」 まずい。水中の相手には影も脳波もUFOも届かない。 万事休すか!?と絶望しかけた、その時だった。
「俺に体を貸せ!」 突然、川下から成人男性ほどの大きさの白い魚がイナちゃん目がけて川を登ってきた。 いや、よく見るとそれは、半魚人めいた姿の霊魂…タルパのようだ。 「ひっ、来ないで!スリスリマスリ!」イナちゃんは怯えて半魚人を拒絶するが、 「うるせぇ!!死にたくねえならとっとと俺に任せろ、ガキ!!」半魚人は橋の上の私達にも伝わるほどの剣幕で彼女の肩を掴んだ! その時、溺死者と思しき作業服姿の幽霊がイナちゃんの足首に纏わりつく。「アヤッ!」 イナちゃんは意を決して、半魚人に憑依を許した。
ドシュッ!!途端にイナちゃんの体がカジキマグロのように高速推進し、周囲の魍魎群を弾き飛ばす! イナちゃんに取り憑いた半魚人は、着衣水泳とは思えないしなやかなイルカ泳ぎで魍魎や障害物を避けながら、冲に上がれるポイントを模索した。 しかし水から上がろうとする隙を魍魎に狙われていて、なかなか上陸できない。 「ああクソッタレ!なんなんだコイツらは!?」半魚人がイナちゃんの声で毒づく。 私達も追いつくのがやっとで、次の手を考えあぐねていた。 すると駅の方向から、一台の自転車が近づいてくる。 また誰かがイナちゃんに吸い寄せられたのかと思ったら、その人は…
「右へ泳げ!右の下水道に入るんだ!!!」
観光客用の電動レンタサイクルの前カゴに真っ白なポメラニアンを乗せて、五百川に向かって全力疾走する青年…平良鴨譲司さんは、 まるで最初からこの場にいたかのような超人的状況把握力をもって、半魚人に助言を叫んだ。 これが彼の脳力、空気組成や気圧の変化であらゆる情報を肺から認識する「ダウジング」だ!
「馬鹿か、何を根拠に言ってやがる!あんな所に入ったら袋の鼠だぞ!?」 半魚人が潜水と浮上を繰り返しながら反論する。 「根拠やと?そんなもん…」肩で息をしながら譲司さんが答えた。「ダウザーとしての勘だ!俺を信じろ…ジャック!」
ジャック、と呼ばれたその半魚人は目を見開き、橋の上の青年を見上げた。 栗色の髪、アラブ人ハーフの彫りの深い顔。ジャック氏の脳裏で彼の幼馴染の面影が重なったのか、 彼はイナちゃんの身を翻して、川辺の���穴に���っていった。
「こっちやオリベ、紅さん!」 私達が譲司さんに案内されて、上流から見て川の右側へ駆け寄ると、温泉街らしくない工業的な建物があった。 イナちゃんは建物下方に流れる下水道の横に倒れていて、ジャック氏が介抱している。 彼女らの周りにはもう、魑魅魍魎の類いは集っていなかった。 <そうか。ここは発電所で、すぐ近くに送電線がある。 イナちゃんのギャザリング力も、ここでは歪みが生じて遠くまで及ばなくなるのね> 「日本の電力施設の電磁波は、普通の携帯の電波やテレパシーには影響せんレベルやけどな。 引き寄せ体質とかのオーラ系は本来そこまで飛ばん力やから、ちょっと遮蔽物を作るだけで効果がめっちゃ変わるんよ」
話している間にジャック氏が再びイナちゃんに取り憑いて、鉄パイプはしごと柵をよじ登って私達に合流した。 「あぅ…わうわ?」譲司さんの自転車に乗ったポメラニアンのポメラー子(こ)ちゃんが、イナちゃんを見て不思議そうに鳴く。 譲司さんは愛犬の投げかけた質問を呼気で理解し、親しい友人の前でだけ話す地元弁で、 「ああ、この子気絶しとるかんな、ジャックが中に入って助けとったんや」と優しく答えた。
◆◆◆
民宿に戻った私達は、意識の戻ったイナちゃんの身体を温めるために温泉に入った。 まだ日没前の早い時間だったから、実質貸切風呂だ。 イナちゃんの服は幸い全部洗濯可能だったから、オリベちゃんからネットを借りて洗濯機にかけている。
私とオリベちゃんは黙々と身体を洗い、イナちゃんは既に湯船に座っている。 先に髪の毛の水滴を絞った私は、手首に巻いていたゴムバンドで適当に髪をまとめ、湯船に入った。 誰も一言も喋らず、重い沈黙が流れる。
「…スリスリマスリって、何?」痺れをきらした私がイナちゃんに尋ねた。 イナちゃんはキリスト教のお祈りみたいに組んだ両手を揉みながら、か細い声で答えた。 「意味ないヨ…言うと元気出ます。チチンプイプイ、アブダカタブラ」 「<えっ!!?>」 私とオリベちゃんが思わず彼女を見る。 あの魍魎群がイナちゃんに近寄れなくなるから余程神聖な力のこもった呪文だと思っていたけど、まさかこの子、気力だけで魍魎を拒絶し続けていたなんて。 私達が思っていたよりも、ずっと根性がある。
「ゴメンナサイ…」 膝を抱えたイナちゃんが弱々しく頭を下げた。 本人が衰弱しているからか、もう魍魎は寄ってこない。 オリベちゃんは顔を背け、持ち込みのマイシャンプーを手のひらに溢れるほど出しながら<悪いのは私の方>と返した。
<着いてきて貰うだけでいい。 もしジャックがここにいるのなら、あなたを連れて行けば巡り会えると思った。 なにも殺人犯そのものを探すんじゃないし、大丈夫だろう…って。 あなた自身の体質の危険さに対する認識不足だったわ> オリベちゃんの長い癖毛が泡立ち、ラベンダーとシナモンを煮詰めたような存在感のある香りが湯船にまで漂ってくる。
「どうして、探した?」イナちゃんが問う。 「ジャックさんはオリベちゃんとジョージさんと友達、わかる。 でもジャックさん作った人ヒトゴロシ。しかも連続ヨ。 もし私の友達の親ヒトゴロシだったら、学校では遊ぶ。でも友達の家は行きない。 ううん、わかてる。私は臆病ですね…」 友達の家族が人殺しだったら…。無理もない、いや、当然の反応だ。 私はイナちゃんの白い肩にお湯をかけた。
「サミュエル・ミラーは、強いタルパを作るためにたくさんの生き物を殺してきたんだ。 生き物を殺して、魂を奪って、それを継ぎ接ぎしながら怪物を育ててたの。 神になりたいから、って動機だったらしくて」 <その通りよ。私やジョージも、かつてあの男の作った怪物に殺されかけた。 その戦いで、私は声を、ジョージは…一番の親友を失った> 「だったらなんで!?」イナちゃんが身を乗り出す。 「そこまでされて友達助ける、凄いヨ?偉いヨ。でも、ヘンだヨ! そんなの…」息継ぎもせずに思いの丈を吐き出して、イナちゃんは再び湯船にうずくまった。「そんなの、できないヨ…」
「そこまでされたから、だよ」 「え…?」 オリベちゃんは既にシャワーで泡を落としきっている。 でも膝の上で拳を握りしめて、肌寒い洗い場で私達に背を向けたまま動かなかった。
「…あ…!」 イナちゃんは閃いたようだ。オリベちゃんや譲司さんが、ジャック氏を見つけ出そうと覚悟した理由に。 サミュエル・ミラーはタルパを作るために生き物を殺す。つまり、 <そう。ジャックもあいつに殺された、元は人間だったのよ>
「そういう事情だったの。そうとは知らず、悪かったわ」 いつの間にか私の背後で、湯船の縁に人間姿のリナが座ってくつろいでいた。 「キャ!」イナちゃんが慌てて顔を手で覆う。 「あ、またキャッって言ったわね!」 「だ…だって!ここ女湯ヨ!!」 赤面しながらイナちゃんが指をずらし、ちらっとリナを見る。 でも、リナの首から下は完全に… 「…オモナッ?」 「ほんっと、失礼しちゃうわ」 「え…じゃあなんで、おヒゲ…え?」 だって、しょうがないじゃない。 中学の時に作ったんだから…知らなかったんだもん。男の人のがどうなってるのか。
◆◆◆
居間に戻ると譲司さんの姿はなかった。 庭の方からドライヤーの音がする。そういえばこの民宿は、庭園の池がペット用露天風呂になっているとか。 新幹線の長旅で疲れたポメちゃんを、譲司さんがお風呂に入れてあげていたんだろう。
窓際の広縁を見ると、ジャック氏が水の入った丸底フラスコのような形の物を咥えていた。 息を吐いているのか吸っているのかはわからないけど、フラスコ内の水が時々ゴポゴポと泡立ち、そこから伸びた金具の先端でエクトプラズム粒子が小さく明滅する。 霊力を吸うための喫煙具のような物なのだろう。
「ジャック・ラーセン」ジャック氏はこちらを一瞥もしないで語りだした。「…それが俺の本当の名だ」
生前、アメリカで移動販売のポップコーン屋台を経営していたジャック氏は、フロリダのある小さな農村を訪れた時、サミュエルの怪物と���人に襲撃されて命を落としたという。
「ん」ジャック氏はイナちゃんに目配せする。 イナちゃんが広縁に近づくと、ジャック氏は立ち上がり、二人羽織で袖を通すようにイナちゃんの腕にだけ取り憑いた。 「オモナ…」二度目だからイナちゃんはすんなり受け入れている。 ジャック氏は指差しでイナちゃんを誘導する。 みんなの荷物と共に固めて置かれていたあの人形の前にイナちゃんを座らせると、 ブチチチッ!雑に縫い合わされていたボロ布を躊躇なく引きちぎり、 中の奇妙な機械を剥き出しにした。
「こいつぁポップ・ガイっつってな…。ほら、背中のレバーを上げると口が開くだろ? ここから弾けたてのポップコーンが出るんだよ。元々は屋台そのものの一部だったんだ…」 ジャック氏は慣れた手つきでポップ・ガイ人形を操る。背中の小さなスイッチを爪で押すと、お腹のスピーカーから微かにノイズが流れた。 「ああ、ちゃんと電源も入るな。オリベ、マスクは?」 <もうないわよ。ジョージがサミュエルを撃った時に割れて壊れたわ。おかげでトドメをさし損ねた> 「そうか。…いや、あのマスクに小型マイクが付いててさ、 そいつを被って喋ると、そのスピーカーからボイスチェンジャーを通したおかしな声が出るんだよ。 単純なもんだが、小さいガキ共には好評だった。 ま、それだけの話なんだがな…」 ジャック氏はスイッチを切り、イナちゃんから自分の腕を引き抜こうとするが、 「…ん?どうした。こら、離せよ」
イナちゃんは力をこめて、ジャック氏の腕を自分の体内に留めた。 「…スリスリマスリ」 「あ?何だそりゃ?ほら抜けねえだろうが…」 イナちゃんは細い腕の中にジャック氏の太い腕を湛えたまま、ポップ・ガイ人形を抱きしめた。 「オンジン」 「あぁ??」
<あははは!ジャック、よっぽどイナちゃんに気に入られたようね!> 「おいおい勘弁してくれ、これじゃボングもろくに吸えやしねえ。 ほらガキ、とっとと離れろ」 「ヤダ、もうちょと。あと私イナだヨ、ガキじゃないもん」 「あぁー!?」 イナちゃんが駄々をこねる。高校生ぐらいの彼女は、時折どこか子供っぽい仕草を見せる。 お寺、教会、霊能者…色んな人を頼っても自分を救える人は現れず、彼女は今までずっと、おまじないの言葉だけを頼りにあんな恐ろしい物と孤独に戦い続けてきた。 そんなイナちゃんのピンチを初めて救った私達は、彼女にとって親にも匹敵するほど心強い仲間になったことだろう。
「ったく…しょうがねえな」 ジャック氏は彼女の腕を、ジュゴンのように柔らかく暖かそうな彼の胸板に抱き寄せた。 「…ジョージが戻ってくるまでだからな」
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福祉労働2017年春号原稿No154
発達障害批判苦箇条
十一本
キーサンの生き様から叫ぶ
発達障害にハンタイするための
苦箇条
序カ条 患者会破壊キーサン文化破壊箇条
発達障害とは精神病者の文化とセーカツ、患者会文化とセーカツの破壊者となる
我々を蔑すむためのコトバが、また一つ、この世に、生まれ出た
我々、キチガイを落チ込ませるためのコトバが、
またひとつ、この世に、生まれた出た
我々を見下すためのコトバが、また一つ、この世に、生まれ出た
我々キチガイを陥れるためのコトバが、またひとつ、この世に、生まれた出た
我々を侮蔑するためのコトバが、また一つ、この世に、生まれ出た
我々、キチガイをますます、惨めにするためのコトバが、
またひとつ、この世に、生まれた出た
我々をクルシめるコトバが、また一つ、この世に、生まれ出た
我々、キチガイを、地獄の底に蹴り落とすためのコトバが、
またひとつ、この世に、生まれた出た
我々を殺すためのコトバが、また一つ、この世に、生まれ出た
我々、キチガイを競争へと追い立てるためのコトバが、
またひとつ、この世に、生まれた出た
我々を差別するためのコトバが、また一つ、この世に、生まれ出た
我々、キチガイの生をますます、無かったコトにするためのコトバが、
またひとつ、この世に、生まれた出た
『発達障害』と云うコトバである
『発達障害』と云う概念である
まだまだ、キチガイを、精神病患者を、
苦しめ足りない、殺したりないと云うわけか。
そうか、そうか、そうなのか
『再生の物語』それは、ヨカッタ
『クスリゼロの物語』それは、ヨカッタ
『誤診誤処方からの再生の物語』それは、ヨカッタ
『処方薬依存からの再生の物語』それは、ヨカッタ
それは、ヨカッタ、ですね、と云う、ダケのことダッタのだ
だが
モハヤ、それではすまぬ
もはや、それは、ヨカッタですね、では、すまなくなってきたのである。
発達障害に病名を変更した上で断薬が、人を成長させるノダ
発達障害をツコウての断薬こそが、精神医療の被害から立ち直り、
自己を見直し、人生を振り返り、人間を成長させることが出来るのノダ
と云う主張には、怒りを、感じざるを得ない
だったら、精神病でクスリを飲み続けるしかなかったし、
クスリを飲み続けることを選ばざるを得ない
そんな、キチガイに、精神病患者に、病者に
この発達障害減薬強行断薬断行宣伝論者達は
想像を絶するほどの冷酷さを持って
クスリゼロ圧力
社会復帰圧力
を
絶望と共に、更なる屍を積み上げながら、押し付けてくる
ドンナ美辞麗句を散りばめようと
クスリを飲んでいる患者には、人間としての成長ナんゾ
あり得ないと
匕首を突きつけてくるのである
これは、差別どころではない
これは、差別を超えた、我々キーサンへの
精神病患者への悪辣極まりない、���撃である。
自殺圧力、
と云う、
絶望圧力、
と云う、
おそるべき虐待行動なのである
ソレが精神医療の真実とは、恐れ入りました
本当に恐れ入った
発達障害概念、反対ナノです。クタバレなのです。何故って、余りに差別的であり、余りに余りに健病者的であり、保安処分的であり、積極治療主義的であり、社会復帰的であり、社会要因の無視化であり、オモタい病者の見殺し化であり、エリート障害者的ダカラであり、本当に差別的な最低のシロモノであり、団結と云うか患者会と云うか、『患者会』的在り方に対して侮蔑的であり侮辱的であり、精神医療福祉銭儲け拡大主義的であり、概念が勝手に無定見に拡大シテシテマう。ホント、この障害概念は、ナニモカモを飲み込みながら、概念の拡大をし続け、人格障害、精神病質まで、生物的精神医学の遺伝子探しマデも衣替えして再復活を遂げていますよ。
だから当然、かえって精神科クリニックの、精神病院の、精神科の薬の、保安処分対象者を徹底的に拡大に次ぐ拡大をさせるだけでしょう。特にとくーーには、心理が、もうウハウハに拡大デスヨ。心理の裾野の増大に次ぐ蔵大、拡大に次ぐ拡大に、手を貸しただけだ。しかも古くからある『人格障害』の焼き直し的側面も強く、だから、健病者による患者会文化の破壊に手を貸す概念になるでしょう。それだけじゃあーない、青い芝の会から続く、この五十年近くにになるありとあらゆる障害者の自立への取り組みを、アッサリ発達障害者の依存とサポートチームにすり替えられてシマウんですよ。そう、障害者の『自立』とは『依存』であったのだ、に、掏り替える装置なんですよ。そうすれば、専門職の飯の喰いハグレが、無くなるんですよ。
発達障害は、おそらく、既存の精神医療の根絶にはツナガラナイ。かえって、既存の精神医療や福祉が発達障害方向に拡大していくときの補強材料として利用されるであろう。発達障害は、おそらく、発達障害で社会復帰を目指すための補強材料として利用されるであろう。才能を花開かせて、社会に貢献しよう、と云うわけなのである。特に、発達障害者は、こう言われて、ジブンでも言いながら舞い上がりつつ、腐った社会復帰競争を煽り抜くダロウ。このようなサポートとサポートチームとハッタツ特性理解があれば、人し並になれるタラ、大した人物になれるタラ、いやいや、本人の才能が開花するんやーー、ゲージツ家に為れるんやと云う、背中には翼まで、はえてます、と言い出すとはなぁぁーーつまり半端者センセイ五職にナレルゾーーーという低学歴の精神病者への差別観蔑視感情を伴った鼻持ちならない健病者のエリート障害者の社会貢献路線をもって、自立を目指すシンドイ生き方をやらなくても良いぞーーーというハッタツ音頭シャカイフッキ音頭の唄と踊りにあけくれる十年間を補強し、健病者文化の社会復帰路線を強化し、新たな発達障害型の日精診、全家連、全精連、病者集団、精従懇、日臨心を、ベテルムカイヤチヤチ、コラルマキマキコなどを、次々と、生み出すであろう。
発達障害は、おそらく、社会復帰路線という、社会参加路線という、社会貢献路線という右肩上がり家族会路線を延命再復活にするための補強材料として利用されつくすであろう惜しいことであった、惜しいことであった、本当に惜しいことであった。ハッタツ障害音頭は、おそらく、既存の精神医療の根絶にはツナガラナイそして、その音頭の踊りが一段落する十年後を見てみたらよい。一体ナニが残っているかを。さぞやさぞやな、依存する社会復帰競争の社会貢献競争の果てにナニが残ることに為るのか、想像してみたら良いのダ。
発達障害は、おそらく、反社会復帰と云うキーサン文化を、働かない権利と云うキーサン文化を、さらには「生命の底で居直る」というキーサンそのモノの生命を、破壊してしまうだろう。そしてそれは、おそらく、このニホン低國と云う社会に対してそのシミンと支配者達に対して、根源的な『反』と『叛』と『乱』を対置し得ただろうと想われるキーサン文化を、捨て去るコトとなるだろう。だから、牙をもったキチガイから社会への『反』と『叛』と『乱』とを徹底的に亡き者にするための補強材料として利用されつくすであろう。患者会ナルモノをツブしたくてツブしたくて、無視したくて無視したくてタマランカッタおレンヂュウに素晴らしい患者会つぶしの武器を提供するコトに為るであろう。惜しいことであった。
発達障害は、おそらく、患者会を、患者会文化を、歴史から抹消するための主攻正面と為るコトであろう。ツマリかえって、既存の精神医療や福祉が、発達障害方向に止めどもなく巨大化していくときの補強材料として利用され尽くすであろう。それが証拠に、イライ―リリー社のパンフを見て御覧なさいな。 こ病院での外来の待ち時間が長いのである。ナニカ読み物でもないかと、外来のブックスタンドを見るとアッタアッタ、大量の発達障害タラあすぺるがータラの宣伝パンフレットである。何種類もアルので、ビックリした。ビックリついでに、発行元を見て、更に、ビックリした。イライーリリー社なのである。どうりで、カネのかかった、豪華版のパンフレットが、自由に持って行ってくださいよ、とばかりに、並べてある。イライーリリー社が宣伝に努めているのである。おっと、ヤンセンファーマ社も負けじと「小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性でリスパダールを服用される方とご家族の方へ」をバラまいているではないですか。ドウとでも取れる診断基準をタレ流しして、煽りに煽って、ハッタツにクスリをぶち込もう、と云う魂胆がミエ見えなのである。ケッキヨクは、クスリの全体量は、増えるであろう、何故に、ソンナことも、ワカラナイカネ―――クスリ屋もぼろ儲けを狙っていると、いうに。
そもそも、キーサン患者会は、精神医療の縮小化を目指して闘ってきたと言って過言ではない。縮小化を目指しながら、身近な精神医療を監視し続けてきたのである。そもそも、この発達障害概念は、新しく、障害を増やすものでアル。新しく、障害を増やしてはならないのである。何故か、「名前のない生きづらさ」を抱えてきたと云うミナサンが、これから、名前が付いたので、名札が付いたので、安心したミタイなことを、得々と、喋ったり書いたりしておられるので、こう言っておこう。何故か、何故か、何故なのか。その新しい、付けてもらった名札が、諸君らを「T4作戦の最終処分施設」に放り込むことに為るからである。モチロン、我々キーサンをも、である。地獄を見てから、シマッタと想っても、もはや遅いのである。権力は、世間様は、社会サマは、市民サマは障害者や病人に、ソンナに甘くは無いのだ
それなのに、こうもやすやすと、新しい障害を一つ、増やしてシマッタ。世間様が貼り得るラベルを増やしてしまって、ドウスルノカ。そしてそれは、三障害から四障害に為った、一つ増えたと云うようなコトを遥かに凌駕するナニカを全ての障害者にもたらしてしまうだろう。ナサケナいハナシである。オソロシいハナシである。
笠陽一郎や嶋田和子や広瀬隆士の批判なんか、もうどうでもいいノダ。そんなレベルの問題じゃないんですヨ、この発達障害というモンダイは。50年は闘い抜いてきた青い芝の会から続く、障害者の自立と依存、病者内あるいは障害者間の内部差別、障害の軽重による差別、というモンダイなんですよ。だから、笠批判という個人批判が、この問題を矮小化させるように働くようだったら、えばっちはもう笠批判や嶋田批判なんてどうでもよいです。それよりか、この発達障害のもつ、恐ろしいほどの【差別性】【権力性】【依存性】を暴きたいのです。もうそろそろ、病者、当事者たちも、医療や福祉や心理の専門職たちも、この発達障害概念のもつ、恐ろしいほどの『すり替え装置』『専門職への依存装置』『権力が利用しやすい利用装置』であるところの本質を、見抜くべきときが来ていると想います。さもないと、、、、、
腐った専門職が言い始���たことです、しかも、エングランドの。どのような便利な道具であろうと、根底に、我々『キチガイ』と『キチガイ病院』に入院中の患者に対する差別、侮蔑、侮辱に満ち溢れているモノとは、対決するのみです。だから、言ってミロ、や、この戯け者ども、そうそう、発達障害概念を拡げようとしている医者や、ライターや心理のヤツ等と、ジブンは発達障害だと自慢げに話す発達当事者たちよ、オマイ等、『キチガイ』や『キチガイ病患者』よりは、よりマシなものだと、思っているんじゃないのか、正直に言ってミロヤ、オイオイオイオイ、チガウと言えるのか、コラララララァァーーーァーーコラコラコラコラコラララーこの糞戯け者ども。発達支援議員連盟の顔ぶれを見てミロヤーーー発達障害者支援法を見てミロヤー、改正の方向が、エバッチが、叫び続けてきたコトと同んなじやろが、だから言ったろ、名前のない生きづらさに名前つけてもろうて、喜こんどったら、こうなるやろ、登録だけさせといて、後は、少しずつ法律をいじりゃあーーイインヤカラ。その名前のない、少しは、高機能な能力もアルノダと云うような「高機能性発達」の名札貼ってもろうたら、それは同時に「T4作戦の最終処分施設」へのパスポートにも為るノンや、ナニが特性理解が���スポートなんヤ、ホラミロや、大笑いしてやる。とうとう、言うタとうりに為っていきやがる。キチガイも諸共にヤラレそうヤナ。こんチクショー、ハッタツ拡めたヤツ等、セキニンとんなはれや。
発達障害問題は、ね、今やセード的セイヂ的ホーリツ的モンダイ、課題なんですよ。もはやね。それが、分からないのかナァァァァーーー、行政と学会として、非常に政策的に、拡大したんですよ、それ、ワカンナイノカカナナナァァァァァァァーナァァァァァァーーー
教育の方のゲンバでは、6.カンタラパーセントと云う数字が独り歩きして、スクカンが、ちょっと、教室や、学校や、先生にとって、都合の悪い子供たちを、探し出してきては、6.カンタラパーセントに為るヨウニ、発達障害を貼りまくり、精神科につなぎ、クスリを入れているんだ。教育の現場では、スクカンのゲンバでは、発達障害イコール精神科イコールクスリになってるのが、わからナイノカナァァァーー、スクカンが、そう叫んでいるではないか、良心的スクカンが、タマラナクなって、そう、自白を始めているではないか。
母親たちは、結局はハッタツゲンヤクバージョンエンドレスリピート全家連をこしらえ、クスリがゼロになって、就学就職に成功した我が息子や娘たちを中心に、社会復帰バリバリの、家族会傘下の発達当事者会を、作り上げるでしょう。ハッタツクリェイティブハウスか、ゲンヤクハッタツダンヤク拷問ハウスを作り上げるでしょう。本人の了解なしにやれば、どのように良き意図をもってやったとしても、拷問になるのです。新しいタイプの精神科拷問課ですダンヤク拷問、ゲンヤク拷問の、登場です。我々キチガイは、古いタイプの拷問にも、新しいタイプの拷問にも殺される、ことになるのです。そして、笠医師を使いツブシタ後に、ジブンタチに同調する若手医師を確保してきて、断薬専門クリニックまで、つくりあげるかもシレマセン。そして、それらは、結局は、既存の精神医療を強化しつつ、延命させ、患者会文化を、完全に抹消シクさるでしょう。
なぜなら、それは、当事者の自立ではなく、母親と、医師をはじめとする医療福祉サポートチームへの、徹底的な、依存を勧めるからです。拷問されながらの依存に、発達当事者は進んでいくのです、自らね。「依存する社会復帰競争」というか「社会復帰のための依存競争」といったものになっていくでしょう。見方を替えれば「拷問されながらの依存競争」というか「依存させながらの拷問競争」とでも、いうか。依存してナニが良いのだ。クスリを増やすのも減らすのも、入院させられるのも、施設に入れられるのも、母親と精神医とサポートチームの好きなようにさせられるんですよ。モチロンうまくいった場合のハナシです、それは。ウマクはいかないと、十年以上も拷問が、続くことになる退行から、もどらないことも、ある、、、、、親子心中までも、、、ね、、もどってはこないことも、あるのです、よ。ゲンヤクが、ヂゴクのようになることも、多いのですよ。タイヘンナたいへんなコトナンデスヨ。しかも、嘘まで、言ってしまった。ハッタツしかないんだと言ってセカンドしたら先に診断名が決まっているセカンド診断だ。無茶苦茶なことを言っているんですよ。ボクの自己批判なんかでは、済まないんコトなんですよ。
❶カ条 差別箇条
差別そのものである
まずもって、この発達障害概念ソノモノが、とてつもなく差別的ダカラである。
既存の障害概念、疾病概念に対して、徹底的に、失礼無礼の限りを尽くし、た、その上に、この障害概念が成立しているのである。特に重たい自閉症のみなさんや、知的障害者のみなさん、そしてそして、我々精神病患者に対しては、よりマシである、より軽く、より才能がある、と言い回り、知的な障害は無い、精神病などでは無いと云う宣伝を、専門職とも当事者とも、そう、言いつのっているのである。知的障害者や精神病患者に対して、ソウ言うコトがドレだけ無礼で失礼で、傲慢で、鼻持ちならない差別者だ、という事がワカッテはいないのではないか。許されることではない。しかも、世間様の風潮も、ソウなのである。しかも、それでいて、愚かしくも、当然、才能の高低や、在る無し、イロイロあるなかで、ナニかしらに『成功』した障害者がエライのだ、と云う風潮をばら撒いている、のである。ドウニカなる障害者が出てくるのは、至極とうぜんであろう。
精神病患者のグループに比べて、発達障害者の団体は、高学歴者が、多いのだそうである。実際調査してみて、ビックリした、と云うような、コトを、福祉系の雑誌に堂々と書くアンポン譚もいる、と云うコトだ。しかも、書いた本人に当事者性もアル、と云うダカラ、念のいったアホさ加減ということであろう。ソンなに高学歴が、良いのですかいな、と想ったソンなアホな記事が掲載されていた。これほど、障害者間の能力競争と差別感を野放図に表すコトもなかろうに、、、、しかし、もはや、そんな感覚も麻痺してしまっているのか、、、酷いハナシである。
何故、あんなにエラそうに、クスリゼロを言うのか。何故、あんなにエラそうに、発達障害だ、統失ではない、と言うのかトーシツじゃナカツタと、喜びを顔いっぱいに、目を輝かせて、言うのか。母親が、同じママ友に、満面の笑みを浮かべて、こう言う。うちの息子ね、精神病じゃなかったんダッテ、発達障害だったんダッテ、と。走ってきて、頬を紅潮させて、そんなに嬉しそうに報告すべきことだったのか。そこに、精神病に対する忌避感と侮蔑感はなかったのか。そこに、精神病患者への差別意識は、ナカッタと、言えるのか。うちの娘は、精神医療と、手が切れたんですよ、と、ソンナに鬼の首でも、取ったかのように、言うのは何故なんだい。だったら、卒業して行ってくれよ。残って、それを宣伝するから、そうはならない者たちがより、苦しむことになる。まるで、そうはならなかった者たちの努力が足りないかのようにエラソウに言う。なんということだ。差別と侮蔑の再生産をやっているダケだクスリゼロになって、うちの息子は、大検受かりましたって、、、、あーーーソウカナそうかなソウソウソウソウソウカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナナナナナうちの息子は、精神科医になりましたよあーーーソウカナソウカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナクスリゼロになって、うちの娘は、看護婦試験受かりましたって、、、、あーーーソウカナそうかなソウソウソウソウソウカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナナナナナうちの息子は、大学に入りマシたよあーーーソウカナソウカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナ
笠陽一郎医師が、言い腐る。腐った毒殺精神医の大学の教授が、セカンドに行った母親にこう言い放ったと、書いていた。「どうしてそんなに診断にこだわるんですか精神病に対する偏見じゃないですか」ってっ、かっ。笠医師よ、おれがセカンドのママさんたちに、そしてアナタに、精神病患者に対する差別意識があったのではないかと指摘すれば、アナタはこんな腐った大学教授の話を持ち出そうとするのかい。同じようなことを言っていても、意味が違う。想いが違う。何故か。二十五年以上前の、ぼくの入院体験を、書いてみたンダ、読んでご覧ナ。これは、ほんのひとこま、のハナシさ。そのおれが、はっきりとこう言ってるんだ。セカンドに開いていた大穴とは、発達障害バンザイの精神病者に対する差別意識、忌避感情、侮蔑感だったとね。チガウかな。
だから、何故、あんなエラそうに、家族と本人の、努力が足りない、みたいに、言うのかね。何故、ソんなエラそうに、クスリを飲んでいる患者に当たるようなことを、言うのか。さげすむように言うのか。クスリを飲んでいる精神病患者に対して、ものすごく、侮蔑感を侮辱感を、丸出しにしていると感じるのは、おれだけなのかな、、、、、くじら会のママさん達も、成功体験バックにするから・・・えらく、侮辱的だねぇーー
あえて、言うのだが、過去の、そして現在も、今後も、ワラワラとやってくる病名変更を求めての意識的セカンド受診のママさんたちや本人たちに、精神病患者、精神病、精神症状、精神病患者のセーカツぶり、ビョーキぷりに対する忌避感、嫌悪感、差別感は、無かった、皆無である、と、言えるのであろうか。ソコの所を再考にも再考すべきであろう。発達障害宣伝活動家たちの書いたものを読んでいると陰湿な障害者差別意識と悪質な蔑視感情が根強くある、と、感じざるを得ないのである。
だから、健常者社会からもっともモットも激しく非難され差別され続けてきた者こそが、いやーーーな気分を持って、読むことになる。我々キチガイを差別する側が、もう一つ増えるだけの様な気がするのである。すなわち、発達障害者が精神障害者を差別し見下すことである。発達障害者が精神病患者を虐待し、いい気にナル予感がするのである。
もっとも、その発達障害者への健常者社会からの差別虐待をも、また、助長しているのではあるが。だから、この発達障害を後生大事にご使用になられている皆さんに言いたい。自らも差別されているのに、それに気づかないとは、アンポン譚極まりない。いや、気づきつつ、実は気づいているがゆえに、自らへの差別は不問に付し、自ら、より重たい、よりしんどい精神病者を、知的障害者を、自閉症患者を、差別する側に回ったのか。
だから、それは、精神医療の根底的な破壊に繋がるハズもなく、閉鎖病棟や看護士の暴力、保護室、四肢拘束などの、電パチ、スイカ割り、ガン箱退院の意識的な無視とあいまって、結局は、ハッタツ大好き宣伝広告マン達の精神病者への差別意識と蔑視感、侮蔑感、忌避感が露呈しているのである。陰湿な障害者差別意識と悪質な蔑視感情が根強く、いい気になりながらの、我々キチガイを差別する側が、もう一つ増えるだけなのである。
すなわち、発達障害者が精神障害者を差別し見下すことである。発達障害者が、知的な障害は無いンデスヨ、精神病などでは無いンデスヨと、言い回り走り回り言い募り、精神病患者を虐待し、いい気にナルのである。
❷カ条 ナンデもカンデも無制限拡大箇条
発達障害の概念が、範囲が、無制限に無定見に拡大していき、ついには意味不明と為ってシマッテいる、そも障害概念の定義自体がドウとでも取れるシロモノである
こう、言い換えても良い
精神医療と心理が発達障害を梃子に無定見無制限に拡大し、ウハウハに儲かる
そもそも、ムチャクチャな意味不明な、あいまいで広すぎる障害概念ダカラである。ナンデもカンデも発達障害に為ってしまうのである。ムカシなんでもかんでも、分裂病だったが、今度はナンデモカンデモ発達障害なのである。知的障害、自閉症、精神病、奇人変人、偏屈者、ノイローゼ、神経症、不登校、引きこもり、その他モロモロをすべからく、発達障害だ、と言い切ってシマッテいるのである。過剰診断ナンて生易しいものでは無い。オソロシイことである。銭儲けの為だけに、これだけの障害者増大に次ぐ増大が成されたわけでもあるまいし、その本音を知った時には、コトは、もはや、遅いかもしれぬ。まだしも、ムカシながらのコトバの方が、マシな気がしますがね。
大体が、精神分裂病→統合失調症→発達障害と、すすむにつれて、レッテルが、ラベルが貼りやすくなっていませんか。分裂病を貼り付け得なかった、奇人、変人、根性曲がりの偏屈じじい、靴を一足と言わず二足も三足も履いてしまって��るヘンクツじいさん、変人オッサン、奇人ヘンクツゲームおたく、等々にすべからく、発達障害を貼り付けているのである。コレは、本当にオソロシイ事だと、想わないのダロウか。誰にでも貼り付けられる。恐ろしいことだ。心理と精神科が拡大してイッテイルンですがね・・・精神科→心療内科→メンタルクリニック→カウンセリングルームと、すすむにつれて受診しやすくなってはいませんか。ノンラベルやのうて、貼れるラベルが増えたダケですよ。発達障害は患者を倍にするダケですよ、いや、もっともっと、多くなるでしょう、千倍かな・・百倍かな、、、、、しかも、ナニを誤解しているのか、ジブンの方から掛かりに来る、ジブンの方から症状を増やしていく、というのか、発達障害は、才能がアルとイコールやと、でも想うのか・・・ジブンのほうからいくんですよね、、、、ソコが、精神分裂病とは、チガイますよね、オソロシイ。
生活保護で、一人暮らしで、高齢で、精神病院から退院したことのないヨウナ病者達のことを、歴史からなかったかのようにする、ゲンヤクで苦しんでいる患者を、無かったかのように、言う、ゲンヤクに苦しんでいる患者に、寄り添ってはいないような、ゲンヤクをアキラメた患者を敗者扱いし、クスリがゼロになった患者を勝者扱いし、ゲンヤクで苦しんでいる患者に、アンタの努力が足りないからだと、説教と折伏をしてくる。そのような態度に、えばっちは今や、徹底的に笠陽一郎医師を批判すべき時が徹底的にくじら会の母親たちを批判すべき時が徹底的に発達障害概念と闘うべき時がついに、来たのだと、自己批判しながら闘うべき時がきたのだと、想い知ったのです。
もっとも、アンポン譚な状況は、精神病は存在しない、アルのは発達障害ダケである、とまで、言いだしているのである。しかもしかも、その診断基準たるや、お粗末トシカ言いようのないモノなのである。ある医者の発達障害の診断基準を聞いたときに、腰を抜かしたのである。得々と語る、その診断基準は、ドウとでもトレれるシロモノで、なおかつ、ムカシの人格障害概念と、ソックリ同んナジモノなのである。しかも、当の精神医は、そのことに気づいてもイナい様子なのである。ナニを寝とぼけているのか、アンタは今、一人の患者を、発達障害の名のもとに人格障害である、と、診断しテシマッタたことに気づきもシナイのである。しかも、知的障害のセカイのみなさんが、セーカツとしてもウンドーとしても、営々と積み上げてきた、「暦年齢に見合った発達レベルがある」と云う「発達保障論的」な腐った概念に対する批判の数々を、アッサリ否定してしまっていることに、気づくことも出来ないでいるのである。そらおそろしく、寒々としたものが、背���を走ってしまい、アホらしくて、その医者を批判することすら、アッケにとられてしまい、出来なかった次第である。ナサケナいハナシである。
余りにムチヤクチャな曖昧で範囲拡大増加の概念故に、とうとうムカシながらの人格障害、精神病質、発達保障論の再復活とともに、ドンなニンゲンにでも、貼り付けられる、まことに便利な名札と化してシマッタ。腐った専門家の諸君には、まことにケッコウな重宝な名札を、監察札を手に入れたのである。心理と精神医と教育者どもは、ウハウハであろう。おっと治安監督官連中もね。だから、当然、特性理解者サポーター、サポートチームなどとは、結局のところ、精神医療と福祉と教育が発達障害方向へ拡大していくときのボロ儲けのタネになるであろう、と云うことである。クスリと電気ショックと四肢拘束で儲け、発達障害のミナサンへのサポートチームでも、また、ボロ儲けするのである。依存してくれるので、飯の喰いはぐれがないのである。まことに、ケッコウな、お商売なのである。精神医療と福祉は、根絶も縮小もしていかない。拡大していくのである、オソロシい。心理職の国家資格化おねだり路線を見よ。
申請神聖ハッタツ博士片岡聡のリトプごっこを見よ。NHKから金もろうて、議員様相手に、法整備、制度政策おねだり講演会、開きくさった、笠セカンドからとうとう、こんな戯けた当事者が、悪辣極まりない障害当事者が羽化を始めましたよ。バカバカしい。片岡聡のような当事者からのおねだりもアルので本当に、ぼろ儲け、していけるであろう。ハッタツ護送船団おねだりボロ儲け路線である。専門職が、今の十倍いても、発達障害者を十倍に増やせばいいだけだから、しかも、依存してくれるので、本当に、ボロい儲けを生み出すであろう。これで、精神医療を根底的に破壊できる、などと、寝ぼけたコトをいえたものだ、大魔王教主笠陽一郎大センセイよ。逆だよ、逆、精神医療と心理と、福祉は、徹底的に、拡大していけるんだよ、この発達障害をツコウてね、ぼろ儲けしながらね。ナントイウバカげたことを、アンタは、ヤッテしもうたんだろうね。
❸カ条 キチガイ患者障害者無効化箇条
障害者、病者の発言、行動に対する無効化の武器がまた一つ増えるだけである
またもや、またもやの、まことに結構な、発言や行動を無効化できる、素晴らしい、武器となるのであ。たとえば、我々精神病者は、アレがキチガイの戯言やと、アレが躁や、アレが妄想や、アレが鬱や、アレが偏執狂やと、アレが躁鬱の波や、アレが幻聴や、アレが幻覚やと、アレが人格障害や、アレが精神病質や、アレが鬱や、アレが被害妄想や、と散々に言われて、我々の言うこと為すコト、すべからく、価値がない、と、無視され、無効化されてきたのである。アレが双極性障害Ⅱ型の薬剤性やくざや、ここにきて、今度は、さらに加えて、あれが発達障害者のこだわりと云う特性やタラ、興味の持ち方の狭さやタラ、アレが人間関係の幼さやタラ、発達障害の成長の無さやタラ、タラタラタラタラと、精神医中心に散々言って無効化するのである。例えば、さぞや、このところのえばっちの文章に、対しても、言っていることであろう。そう、だから、この点を特に重宝しているのは、実は、内海聡や、幻術魔道士嶋田和子や大魔王教主笠陽一郎達と言った、発達障害や発達特性を、精神医療改革の最終結論だ、答えだと、言って良いように宣伝して広めてきた当の本人たちが、いざ逆らうようになった病者たちに、患者たちに向かって、陰ひなたなく使っているのである。大魔王教主笠陽一郎のホームページや幻術魔道士嶋田和子のブログに内海聡のブログにも、隠そうにも隠せなく、端々に、にじみ出ているのである。ああ、もちろん、くじら会のママさん達の茶飲み話にも、為っていることでしょうね。許せないことだ。さぞや、さぞや、他の医者たちや心理士や治安監督官たちにも、良いお手本に為っているだろう。
こうやって、我々のヨウな文句言いのキチガイの言う事や書いているコトや、叫んでいることを無効化するのである。叫ぼうとしている中味を考えようとすることなど、ないのである。精神病の症状と発達特性と、の、せいにすれば、よいのだから。精神医の診察室での、心理士の相談室での、患者への無効化兵器が、一挙に倍どころか、十倍ぐらいに増えるンデスヨ、いゃああーー精神医と云うのは、カウンセラーと云うのは、まことにケッコウなお気楽なお商売ですな。我が身らの診察室や相談室を『荒らし』そうな患者に対して、無効化の手段が一挙に倍にナッタのである。精神病で無効化できなかった発言や行動に対して、今度は、発達特性で無効化するのである。特に診察室で、医者やカウンセラーやPSWや学校の先生に逆らう患者に対する無効化兵器が倍増したのである。
いや、念のいったことに、更に兇悪なことには、発達障害特性は、最初の入門口に才能があると云う方向も宣伝シマクッテいるので、ナント有効化と無効化を、相手を選んで、医者の好きなように有効化と無効化を選択して使えるのである。コレは、恐ろしいことである。精神病では、コウはいかない。医者に逆らう非友好的患者には、精神医は発達特性故の無効化を叩きつけ、友好的患者には発達特性故の有効化して才能あると持ち上げさえ出来るのである。ソレをまた、逆転することも可能なのである。依存先の精神医と心理士と先生の思うがままに、である。コレを最も悪用してきたのが大魔王教主笠陽一郎と云う精神医なのである、と言ったら、本項❸箇条が、ハッキリすると想う。他の精神医の先生様方が、笠セカンドや大魔王教主笠陽一郎大先生様をお手本に出来る最大の点でしょうな、コレが。オソロシいことだ。で、結局は、観察法法廷や、治安監督官たちにとっても、後見人たちにとっても、いやはやまことに、ケッコウな武器でしょうな。発達障害本や発達特性本の、使い道の読み方の、新たなる一ページ、と云うか、元々の一ページでしょうな。どちらにせよ、精神分裂病や躁鬱病の病状、症状で無効化できなければ、今度は発達特性で無効化するのである。一人の人間を無効化するに、【病状症状】で、出来得なければ、【特性】でも出来る、と云うコトなのである。有り体に言って、患者を病状や症状のせいだからと、沈黙を強制しようとしても、無効化すらも出来得ないときには、『発達特性』で、無効化鎮静化できる、と云うことである。
キーサン革命の鬼ことえばっち 江端一起
えばっちのホームページ 乾坤一擲
http://ebacchihomepage.dousetsu.com/index.html
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七英雄(ロマサガ2) 登録日:2009/05/27(水) 03:08:00 更新日:2020/01/02 Thu 14:58:20 所要時間:約 33 分で読めます ……七英雄の伝説…… 数多くの悪しき魔物を倒し 世界を救い、その後 いずこかへ消えた…… クジンシー、スービエ ダンターグ、ノエル ボクオーン、ロックブーケ ワグナス いつの日か、彼らは戻ってきて 再び世界を救うのだという…… 世の中が乱れる度に、人々は 伝説を語り、救いを願った。 しかし、平和が訪れると…… 伝説は忘れられた…… 人の世の興亡はくり返す。 安定した国々による 平和な時代が終わり、 分裂と闘争の時代が始まった。 「この町にもいつモンスターがやって来ることか……」 「七英雄さえ帰ってくれれば……」 七英雄の名は ふたたび 語られ始めた そして、彼らは来た ……だが 1)ロマンシング サガ2に登場する敵集団。 ◆概要◆ 七英雄はかつて魔物の手から『人々』を救い、英雄と呼ばれていた七人の勇者達である。 名前をそれぞれ、クジンシー、スービエ、ダンターグ、ノエル、ボクオーン、ロックブーケ、ワグナスという。 彼らの名前が伝説となった後世。 バレンヌ帝国が版図を広げる過程で、七英雄の一人クジンシー���名乗る人物が帝都を強襲し、皇太子のヴィクトールを殺害する。 かつての英雄がなぜこのような暴虐を行うのか。彼らはなぜ変わったのか、そもそも彼らは本物の七英雄なのか。 疑問を抱く余裕もなく、皇帝レオンはクジンシーに弔い合戦を挑む。 ここから、帝国と七英雄の長きにわたる戦いが始まるのである。 彼らはモンスターと同化する能力を用いて、モンスターの能力(時にはその弱点すら)吸収して戦った。 しかし現在はとある理由(後述)から人々を襲う魔物と化してしまった。 モンスターの力を吸収した彼らは、一部を除きおよそ人とは思えない異形の姿に変貌しており、 数えきれないほどのモンスターの力を吸収した彼らの力は通常のモンスターとは比較にならない。 (中には、諸々の理由から進化した方が弱い方々もいらっしゃる。最も有名なのはノエル兄さん) ロマサガ2本編では、年代が年単位で推移してクリアまでに1000年くらいは余裕で経過するというシステムを活かし、 七英雄たちも、この年代やイベントが進むにつれて吸収したモンスターの数が増えていったという設定で、登場する姿が変わっていく。 ゲームでは、この七英雄を完全に倒すことがプレイヤーの最大目的である。 なお、七英雄の名前の元ネタはJR山手線の駅名である。 名前を逆から読むと分かるだろう。 注:山手線に大久保は無い。あるのは新大久保である。間違えやすいので注意。人形使いとの約束だよ。 あるイベントで彼らが人々を襲う理由を知ることができる。 気になる人はゲームをプレイしよう。 その強さと敵ながら個性や印象が強烈であるため、RPGのボスの中ではかなりの人気を誇る。 ◆七英雄の紹介◆ ◇リーダーのワグナス 「それは失礼した。だが、もう楽しませる時間がない。君の短い人生もこれでタイムアップなのだ。さらばだ、皇帝」 CV: 杉田智和 職業:教授 趣味:登山 血縁:スービエの いとこ 吸収の対象:飛ぶもの全て 夢:英雄になる 目的(現在):天空より見下ろす 神に 形態変化:皇帝のHPが700未満(第一形態)700以上orラストダンジョン(第二形態) 七英雄のリーダーで、親友のノエルと同化の法を改良した。プロフィール全体を見るに、昔から強い上昇志向があったらしい。 空飛ぶ要塞、浮遊城を所有しており、基本的にそこから動かない。つまり引きこもりである。 ただしある目的から人類を脅かしてはいるため、イベントを進めると自然と皇帝に狙われることとなる。 女性的な外見をしているが男である。 (しかしグラフィックに胸はあるので、妖精系モンスターなどと同化した結果両性具有になったのだろう) ちなみに浮遊城の最奥まで行くとワグナス様直々にお出迎えしてもらえ、 「ようこそ! ここまでは楽しんでいただけたかな?」 というセリフとともに以下の選択肢を選ぶことができる。 十分楽しんだ ぜんぜん楽しくない もう帰る もちろん上2つはそのまま戦闘に突入するが、 なんと『もう帰る』を選択すると、何故か背中に乗せて浮遊城から帰してくれる。 やだ、ワグナス様ったらステキ/// メタ的には徒歩で帰れないからなのだろうけど、サービス精神旺盛なお方である。 得意技は『サイコバインド』 全体攻撃の上に食らった人間がマヒする術、じゃなくて「飛び道具」。 そのため状防御をガッツリ上げればダメージは大幅に減らせるし、盾で回避できることもある。 ライトボールで暗闇にし、攻撃を外させまくり プリズムライトで混乱させるといった搦手を得意とするいやらしい敵。 もっともおそろしいのがサイコバインドを上回る火の合成術による攻勢で、前作のイフリートを思い出す破壊力である。 しかもこれらは全体攻撃であり、回復がとても追いつかないし、死者が出て陣形が崩れっぱなしなのは問題である。 可能ならば火と地の合成術「炎の壁」を、陣形の素早さボーナスが得られる位置に置いた素早いキャラに持たせておきたい。 火術のセルフバーニングなどで対策してもいいが、その場合覚えたキャラが相反する水術の状態回復術・元気の水を使えなくなる。 しかしワグナスは撃破後の収入が七英雄中最大な上、アバロン新市街の建設や忘れられた町に行くための条件でもある そのため早期攻略したほうが効率が良く(少なくとも最後に残すのだけは避けたい)、レベルが足りなくなりがち。 そのため戦術的にも戦略的にも七英雄中最強となる。 なおワグナス以外の七英雄を全滅させると浮遊城には行けなくなってしまう。 「七英雄は最強。その中でもワグナスが最強なのだ」 自分で言うだけはある。さすがリーダー……。 セルフバーニングで攻撃の半分を無効化できるもののサイコバインドのダメージが高いため ダメージを1/2にするムー・フェンスがあったほうがよい。 これで苦戦しつつもなんとか低レベルで撃破することができるだろう。 なお、第二形態のほうが火力は全体的に上がるが攻撃属性が偏っているので対策した時とそうでない時の落差が激しくなる。 ちなみに冷気に弱いのでロマンを重んじるならイーストガードあたりであの 乱れ雪月花をお見舞いしてやろう(まあ結局は「無明剣」のほうがダメージは高いのだが……)。 LoVⅡでは特殊技『サイコバインド』を使用し、 プレイヤーに七英雄は最強、その中でもワグナスが最強である事を思い知らせた。 『七英雄は最強、最強なのだっ!!』 LoVⅢでは範囲攻撃持ち大型ディフェンダーとして再登場。 超覚醒アビリティ『サイコバインド』で範囲攻撃+速度低下が可能。かつてはコストに対してステータスが心許なかったが、何度かの上方修正を経て高火力に。 ◇その同志ノエル 「皇帝陛下ですね? 私は七英雄の一人ノエルと申します。妹ロックブーケのカタキです。殺らせていただきます」 CV: 杉田智和 年齢:ロックブーケの2つ上 趣味:天体観測 血縁:ロックブーケの兄 吸収の対象:その道の達人すべて 目標(過去):新たな知識で種族に貢献 目標(現在):全宇宙の知識を得る 形態変化:皇帝のHPが700未満(第一形態)700以上orラストダンジョン(第二形態) +ロックブーケを倒していると、どちらの形態でも行動パターンが変化する ワグナスの親友でワグナスと共に同化の法を改良したナンバー2と目される男。プロフィール全体を見るに、今も昔も知的欲求旺盛な男である。 妹のロックブーケを大切に思っているシスコン。 常に冷静で紳士的な態度であり、意図して人類を脅かすようなことはしていない。 人類と戦う意思は特になく、七英雄で唯一話し合いで解決できるどころか、モンスターの脅威という非を認めて謝罪までする場面もある。 更に戦闘を仕掛けた上で逃亡しても見逃してくれる程に寛大でもあるのだが、 流石にロックブーケを倒していると、上記の台詞と共に、問答無用で襲い掛かってくる。 浮遊城で引きこもってるリーダーと違い色々と精力的に動いており、 ストーリー的にも美味しいネタが散りばめられている。 そのためメルー砂漠のイベントは色々なパターンをためしてみることをおすすめする。 戦闘面では、第一形態は体術、第二形態は剣術を得意とする。 第一形態はカウンターを多用するため、下手に直接攻撃をすると即死級の反撃を受けかねない。 必然的に火力の劣る遠距離・複数攻撃を使わざるを得なくなる。 なんとかHPを減らしていくと 「引く気はないようですね では仕方ない」 と本気モードに入り、ヒートハンドでサラマンダークローと赤竜波を使い大ダメージを与えてくる。 ダメージが痛いのでセルフバーニングで防御しようにもソバットで解除され、カポエラキックでも大ダメージ。 カウンターがなくなったところで反撃しようにも、燃費の悪い技の多用で技���イントが尽きかけてたり……。 ほとんどが単体攻撃なのが唯一の救いだが、とにかくHPが多すぎる。 ワグナス以上とも噂される兄さんの最盛期である 。 てゆーか、 普通のゲームだったら負けバトルだった だろうが、極まればこの形態でも倒せるのがロマサガ2の面白い所。 ロックブーケ撃破後の怒りモードでは2回行動になる。カウンターはなくなりキックやソバットなどの単調な攻撃になってこちらからは攻めやすくなった。 落ち着けよ兄さん 。 が、ゲーム内の処理で何が起こっているのか素早さが不安定な上に、体術は軽減するのが結構難しい。それでいて、戦闘回数が多いと地獄爪殺法を使うのだから侮ってはいけない。 もし戦闘回数が少ない状態で倒すなら、見切りやすい足払いと催眠を見切っておけば、攻略しやすくなっている。 第二形態はこちらが育っていることもあり、得意の剣技もソードバリア(天術を育てない場合は地術の金剛盾でも可)ではじけるので第一形態より格段に楽。実はHPもたいして増えていない。 第二形態も怒りモードの時の方が技のグレードが落ちている面があるが、月影やカマイタチの使用頻度から考えると怒りモードの方が強い。 カマイタチはミサイルガードで、月影は炎の壁で対処可能であるが両立は不可能。 炎の壁を使おうとラピッドストリームにすると全員がカマイタチの対象にされるので注意。 ネレイドやイーリスは月影を完全に無効化するので一連のソードバリア、ミサイルガードを掛けていればダメージを受けることが無くなる。 上記のワグナス同様対策次第の相手であり、更に対策もしやすいので知識のあるプレイヤーにとっては最底辺の評価なのだが、 炎の壁等の対策を知らないプレイヤーにとっては、高いHPで即死させられず、そして痛い全体攻撃をぶちかましてくることが多い強ボスという評価になったりもする。 「ノエルまでやられるとは……お前の方が強いのか?」byワグナス いえ、むしろ兄さんが弱体化してるんです! 、 第一形態はヒートハンドからのサラマンダークローや赤竜破やカウンター 第二形態は水鳥剣や流し斬り、月影などを使い、相反する属性が並んでいる。 ちなみに敵キャラで月影を使えるのはラスボスを除けばノエルのみである。 隠れた場所にいて、かつロックブーケの後に戦うことが多いためスービエと並んで最後の七英雄になりやすい。 また七英雄の中で倒さなくても全ての領土をコンプリートできるのはノエルとクジンシーの2人のみである。 移動湖に行くのが面倒だったり、クジンシーと相性の悪いソウジをパーティに加えているならノエルを残すのも良い。 ロックブーケとノエル以外の七英雄を倒し、かつロックブーケを倒すと何故か移動湖にノエルがいる。 この状態でノエルを倒せば七英雄を全て撃破したことになり、ラストダンジョンには何故かスービエが居座る。 LoVⅡでは特殊技『月影』を使用。 今までストーリーモードの敵が使ってきたタイプの特殊技で、プレイヤー達を驚かせた。 使い魔使用率ランキングでは2位を記録 引き続きLoVⅢでも範囲攻撃アーツとして使用。 アビリティは逆境になればなるほど強くなるピンチアップ。本気を求める彼らしい能力である。 『殺らせていただきます』 ちなみに本編における最終皇帝女の初期装備の固有技も「月影」である。 ◇ノエルの妹ロックブーケ 「皇帝……ハエのようにウルサイ奴ね。消えなさい!」 CV:田澤利依子 年齢:見た目は常に 17歳 趣味:自分磨き 血縁:ノエルの妹 吸収の対象:美女という美女の全て 夢:ワグナスのお嫁さん 目的(現在):すべての男に愛される 形態変化:皇帝のHPが700未満(第一形態)700以上orラストダンジョン(第二形態) 七英雄の紅一点。ノエルの妹。 プロフィールからはアイドル願望的な何かが伺えるが、多分いいとこの娘さんだったのではと思う者もいるらしい。 後の作品で語られたところによるとワグナスとは分不相応な出自だった模様。 男を手玉に取る術を知りつくしている魔性の女。でも可愛いから仕方ない。 彼女がテンプテーションで逆ハーレムを作らなかったら、 色々と優秀なアマゾネスが仲間にならなかったことを考えるとある意味グッジョブである。 ちなみにワグナスにゾッコンという裏設定があり、ロックブーケの死に対してノエルが怒り狂うのとは逆にノエルが死んでもロックブーケは何の反応も示さない。 がんばれノエル! 負けるなノエル! ……まあ、ワグナスが死んだ場合でも何の反応もないのは同じなんだけど。 また、ロマサガ2における彼女の行動はワグナスとノエルのためであり、その知識もノエルのもの。 その他各所におけるセリフを見ると、むしろかなりのブラコンっぽさが伺える。 ちなみにロックブーケを最後まで残すと、彼女は決戦前にワグナスとノエル両方に見守っていてほしいと呼び掛けてから戦闘に入る。 「ノエル兄様、ワグナスさま、今からロックブーケが皇帝と戦います。見守っていてね・・・行きますわよ!」 得意技は男性キャラを操る『テンプテーション』 女性キャラだけで戦えば大丈夫だと高を括っていると、 ラスボスも使ってくるため見切りを習得出来ておらず最終ダンジョンで詰むという事になりかねない。 彼女との戦闘は七英雄で唯一退却が可能なため(ダンターグの特例は除く)、 男性キャラを入れて必ず 見切らせる ようにしよう。 具体的には、水術の霧隠れで姿を隠せばテンプテーションに引っかからなくなり、 それでいて見切りはしっかり覚えてくれるのでテンプテーション見切りを��るまで放置しておくだけで良くなる。 これを見越してか、霧隠れは低レベルで覚えられるようになっている。 知っていれば対処は楽で七英雄の中でも割と倒すのは楽。 戦闘面では、第一形態はテンプテーションを多用、他の攻撃も単体攻撃ばかりで怖くない。 ホラーの魅了は元気の水で回復できるようにしておこう。 第二形態はテンプテーション以上に召雷による大ダメージを狙ってくる。 召雷のターゲットにされたキャラは4桁ダメージを受けて確殺、周囲のメンバーにも300オーバーのダメージととんでもなく強力。 その上、雷属性に耐性を持つ防具は殆ど無く、雷防御128を目指すのも現実的ではない。 テンプテーションを見切るまで待つという戦法が困難なので、第一形態で倒しておきたい七英雄である。 ピン英雄の二形態目の中でもかなり危険な部類。 この強化の度合いと撃破が収入にも関わることから早期攻略を勧める。 ストーリーではエイルネップの村の男を魅了して逆ハーレムを作り女王として君臨。 とある事情からサラマット地方の遺跡の調査を行っていた。 しかし古代人の遺跡である神殿は動く石像である 守護者 によって守られており、村の男たちをけしかけても歯が立たなかった。 第二形態なら十分強いんだから自力で倒せよと思うかもしれないが、守護者は召雷への耐性が高い上に自動回復能力もあるので結局不利だったりする。 皇帝が訪れると、村の女王としてこの守護者の退治を依頼してくる。 皇帝が男性の場合、依頼を断ると言うことを聞かせようと襲いかかってきて、皇帝にテンプテーションがかかった時点で敗北扱いになり、魅了された男性皇帝は言うがままに守護者退治を引き受けてしまう。 なお神殿では、古代人が作った施設の位置について情報が得られる。 この施設の奥には古代から守護している 水龍 がいて、依頼を受けずに先回りすれば彼から昔の話を聞ける。 しかし守護者退治の依頼を受けていると神殿で情報を得て施設に来たロックブーケの支配下に落ちており、水龍が問答無用で襲いかかってくる。 男性皇帝が守護者退治を断って魅了された展開の場合、彼女に立ち去りなさいと言われ 「はい、おおせのままに。」 と従ってしまうため、女性皇帝に継承しないと戦えなくなる 。 特別なこだわりがない限り最後に残すのは避けたい。 テンプテーション見切りを登録できなくなる上、メンバー厳選や装備でテンプ対策をしてもなお召雷で苦戦させられる。 LoVⅡでは特殊技『テンプテーション』を使用し、その強さに魅了されたプレイヤーは多い。 LoVⅢでは使い所は難しいが、低コストの荒らしカードに対する迎撃要員として使える他、 意外なところでメタとして働くことも。 『行きますわよ』 ◇ワグナスの従兄弟スービエ 「奴らはどこへ行ったのか。探しているのさ、復讐の為に!」 CV: 杉田智和 職業:建設業 趣味:サーフィン 血縁:ワグナスのいとこ 吸収の対象:泳ぐもの全て 夢:巨大な波に乗る 目標(現在):ワグナスを支える 形態変化:右の条件を満たさない(第一形態)海の主を倒すor南ロンギット海の嵐イベントを長期間放置した(第二形態) (※:ギャロンの反乱鎮圧後、ヒラガの世代で数えて5世代経過すると嵐が発生。 17世代以上で、沈没船クリア後にスービエと遭遇する。19世代以上なら第二形態に変化) 海の主の娘と合体(性的な意味で)を企む変態蛸。 これでもワグナスの従兄弟というかさすがワグナスの従兄弟というか。 プロフィール的には古代人の中でもテリトリーに携わる中々の役どころであり、No.2以降に徹するのを好むサガらしい。 彼のセリフも背景ストーリーを読み解く重要なヒントとなるのだが、 何といっても扱いが可哀想なのがこのスービエさん。 プレイヤーからの彼の特徴は二分され大体「影が薄い」か「極まったド変態」と呼ばれる。 「影が薄い」派の主張としては、 ・基本海にいるため、陸で起こるストーリーにあんまり関与しない ・管轄する地域(ロンギット海周辺)のイベントの発生条件が分かりづらい ・しかも管轄する地域のイベントが、かのラピッドストリームを擁する武���商船団やらギャロンやら濃い連中が多い ・普通に戦うときには特にセリフが無かったりする ・未だに出現条件や出現場所を知らず、スービエはラストダンジョンで初めて出会うキャラだと思ってる人がいる ・自然に第二形態にならないため、第二形態の存在すら知らない人がいる ・逆に印象に残るとするならば、最強に近いパーティで弱っちい第一形態をフルボッコしちゃったときの弱さだけ などなどひどい言われようである。 また、「ド変態」派の主張としては、 触手がうねってる外見やどう見てもクジラな海の主の娘と合体(性的な意味で)したがっており、 更にホントに合体しちゃうことなどが挙げられる。 影が薄いド変態とか誰得だよホント。 得意技は『メイルシュトローム』 全体に大ダメージを与える鬼畜魔法であり、単体に変態的なダメージを与える触手と組み合わせて実に隙のない性能を誇る。 単純な能力で見れば第一形態のピン英雄同士では強い部類。 しかし、スービエと戦う場合には、普通に会おうとすると武装商船団のイベントなどで間違いなく三回くらい年代ジャンプするため、 強力な技、術、陣形が揃っている場合が多い。 したがって、実際に戦う頃には只の試し斬り的存在に成り下がっているであろう。 しかも七英雄中唯一第一形態で最後まで残すことができるため最後の七英雄に選ばれることも多い。 ラストダンジョンで屈強なパーティーに瞬殺されがち。 なお裏技で七英雄を全滅させてからラストダンジョンに向かうと何故かスービエがいるので、上級者にもよく狩られる。 (方法はノエルやボクオーンの項を参照) 第二形態と戦う場合、メイルシュトロームと触手、 千手観音 等の攻撃+槍技の2回行動になる。 HPだけは異常に高くなっている反面、防御力はガタ落ちしている。 これも槍技・二段突き等の見切りを忘れなければ割りと簡単に倒せる部類。 しかし、最強クラスの体術技がいきなり飛んでくるので陣形崩壊の危機には注意したい。 LoVⅡでは全カード中一番完成されたステータスを誇る。 特殊技は『メイルシュトローム』 使い魔使用率ランキングでは3位を記録した。 『このスービエの攻撃は、一味違うぞ!』 一世を風靡し付いたあだ名は 一味違うタコ 。 ……的確というかあんまりと言うか……。 CV杉田の声で言うもんだから、やたらと耳に残るのがまた災いしたのかもしれない。 LoVⅢでのアビリティは『触手』。 やたらシンプルな名前(原作でもそんな感じです)だが、速度低下を与えられる地味にいやらしい効果。 こちらも一時期環境を支配した。 ◇乱暴者のダンターグ 「ワグナスやらノエルやらは復讐を考えているようだが、そんなものオレには関係ない」 CV:近藤浩徳 職業:傭兵 趣味:自分の体をいじめる 吸収の対象:巨獣という巨獣全て 夢:一片の悔いもない人生 目標(過去):世界チャンピオン 目標(現在):最強! 形態変化:年代が経過するごとに遠征を行い、進化する(最大第四形態)ラストダンジョンでは第三形態固定 遠征条件はとても面倒なので、知りたい人は各自検索のこと 古代から乱暴者として知られていた脳筋。 ロマサガ2における古代人たちは支配者階級で、そうでない人類に戦いを任せてるのがデフォだと語られているが、 古代人でありながら、自らが積極的に動いて力をふるおうとするダンターグは、その中においてもヘンなヤツ扱いだったのかもしれない。 形態が多く、なんとダンターグのみ第四形態まである。 しかし、大多数の人が「子供と子ムー」(注意:ダンジョン名)で第三形態のダンターグ様と戦うことになるだろう。 強さだけを求め、ナゼール地方で1000年以上もモンスターを吸収している。 この純粋に強さだけを求める姿勢がプレイヤー的には大変厄介なシロモノであり、 それを再現した「遠征によっている場所がコロコロ変わる」という仕様により数多のイレギュラーを引き起こしてくれる。 特にルドン高原の側からナゼールに入って南ロンギットヘ向かうために、東のダンジョンへ行ってダンターグ様と出会うと間違いなく死ねる。 (これはOPからトントン拍子で進めてルドンで宝石鉱山イベントを終わらせた場合に起こりがち) そのため、各種やりこみの際の思わぬ壁となって立ちふさがることが多い存在である。 さて、ガチな強さと思わずクスリと来るネタキャラ要素を兼ね備える七英雄の面々。 このままだとダンターグだけやたらまともになってしまう……! と心配したそこのアナタ! 大丈夫。彼もれっきとしたネタキャラなのである。 実は乱暴者・脳筋・遠征などと言ったワードからは到底思いつかないが、 ダンターグ様はワグナス様に負けず劣らずの「引きこもり」なのだ。 詳しい仕様についてはロマサガ2に関して恐ろしいほど詳細なデータを溜め込んだ某大学を覗いてもらうとして、 かいつまんで言えばダンターグ様は、 拠点となる「子供と子ムー」(注意:ダンジョン名)に160年閉じこもる。 →32年間別の場所(しかも大して強いモンスターのいない場所)に遠征する。 というサイクルをくり返す。コンビニ行く時しか外に出ないニートと見間違うレベルである。 更に大事なのは、このとき皇帝陛下に遠征先を潰されるとそこへは遠征しなくなるという点である。 つまり、ダンターグ様は皇帝陛下ご一行の活躍次第で延々と引きこもりの期間が伸びていくのだ。 (しかもこれによって、年数が変化しても形態進化しない場合も生まれる) 最早、皇帝陛下による監禁プレイと言い張っても差し支えないレベルである。 その上、古代人にも現代人にも興味がないため、人にさして迷惑をかけているわけでもないのに皇帝陛下からは、 「こんな所に長年いるから世の中の流れに取り残されてしまうのだ、まったく。 ダンターグ、今後もここでおとなしくしていれば見逃してやるぞ。」 とか直々にお説教を喰らってしまう始末。散々な扱われ方である。 もっとも彼も「今のはオレの聞き違いか? 見逃してやろうだと? 100年早いわー!」と激昂し、 ぶちかましとグランドスラムで皇帝一行を容赦なくボコってくる。 ちなみに全滅して100年後に再挑戦しても会話の内容は一切変わらない。 得意技は「ぶちかまし」「ふみつけ」「グランドスラム」「地烈撃」といった凶悪な物理技。 特に第一形態・第二形態で戦う場合にはまず間違いなく「ぶちかまし」に耐えられないで死ぬ。つーかふみつけ共々システム的に無知だと避けられない。 しかも第一形態でHPが19999、第二形態で24999となっており、 この時期では皇帝陛下ご一行もまだ4桁ダメージなど遠い夢な時期であるため 鉄壁の硬さと凶悪な全体攻撃を駆使するいわゆる無理ゲーとして立ちふさがる。 第三形態辺りになるとこちらの戦力も揃うためだいぶ戦いやすくなるが、 威力の高い攻撃と意外と対処しづらい「グランドスラム」「気弾」などが脅威。 HPが低いとやられるのできっちりHPを育てておく必要がある。殴防御重視の編成にしたり、「地裂撃」「くし刺し」見切りがあれば大きく有利が取れる。 ラストダンジョンではこの形態で固定。 第三形態以降はレア武器のデストロイヤーをドロップするためリセマラで狩られる対象でもある。 ちなみに第四形態だと超銅金の盾を落とす可能性が出てくるためやはり第三形態に絞って狩るのがオススメ。 幻の第四形態は耐久力こそ変化ないものの、更に攻撃が強力になった状態である。巨大な槍からレア技「活殺獣神衝」まで放ってくる。 しかし、この頃にはもうこちらも様々な対抗手段を用意できるため、 ちゃんと準備して臨めばそう難しい相手ではないだろう。 むしろちゃんと第四形態を出したあなたはえらい!と褒められるレベル。 ダメージを1/2にする「ムー・フェンス」があると戦いやすくなる(ただしその性質の弱点をついたグランドスラムだけはしっかり食らう)。 「グランドスラム」は獣系Lv14のビーストメアから割りと簡単に見切る事が出来る、又は後攻でこちらも「グランドスラム」を使えばターン最後に敵側に発動する。 さらに物理攻撃主体のためしっかりレベルを上げ、防具を開発し、金剛盾も開発で持って行けば圧勝できる。 特に古代魔術書を取得している場合、第四形態のプラズマフィスト以外はレイスフォームで完封してしまえる。 こういった対策のしやすさもあり、戦うならこちらが十分成長した第三形態以降がオススメ。 というか第一形態・第二形態は会うのさえ難しく、出会って早期撃破したところでメリットもないため退却や放置をしたほうがよい。 ちなみにラストダンジョンまで残すと何故か第四形態ではなく第三形態で出てくる。 よってレイスフォームで完勝できる。 LoVⅡでは特殊技『グランドスラム』を使い、敵を蹂躙する。 とにかく強さを求めたい人にオススメ出来る使い魔である。 LoVⅢでは超覚醒アビリティ『ぶちかまし』がとにかく強力。 火力が高いのはもちろんのこと、スマッシュが範囲攻撃化する上に吹き飛ばし効果が付く。 『ダンターグ様が踏み潰してくれるわ!』 ◇ずる賢いボクオーン 「す、すまん。私はボクオーンでも何でもないんだ。七英雄と名乗ってみたかっ��だけなんだ」 CV:近藤浩徳 職業:法律家 趣味:自分が勝てるゲーム 吸収の対象:人形使い 夢:歴史に名を残す 目標(過去):政界進出 目標(現在):思い通りの生活 形態変化:皇帝のHPが700未満(第一形態)700以上orラストダンジョン(第二形態) しゃべり方から察するに七英雄では年齢が一番上らしい爺様で、人形がだーい好きな七英雄としても知られている。 普段は地上戦艦を駆りステップでヒャッハー!! している。御年の割にはイケイケである。 非常に狡猾な人物像は、当時からバリバリでプロフィールから伺えすぎるほど。 その設定は��達ではなく、七英雄の中では最も広い規模にまたがる侵略作戦を行っていた。 特にステップに巨大な戦艦型要塞を建造して、 遊牧民ノーマッドから薬草を根こそぎ奪い取り麻薬を生成して世界各地にばら撒くだとか、 バレンヌ帝国の領地に運河要塞を建設し、 帝国の他領土への侵攻を阻むなどの極めて効果的な作戦をいくつも行っている。 (特に、海を隔てて隣国に位置するバレンヌ帝国とカンバーランドという強国同士の外交を途絶えさせたという点は素直に評価されるべきである) ただ、これだけ見ると他の七英雄と違って何が目的なのかよく分からないキャラと言われることもあるが、 行動を見るに、恐らく復讐よりこの世界で支配者となることを夢見ていたのだろう。 つまりクジンシーの同類でやっていることはクジンシーよりもゲスだが、あちらより仲間に対する認識は多分マシ。 地上戦艦に入る方法は2種類あるのだが、大抵は帝国大学にいる軍師の策で、オトリを利用して潜入することになる。 (怪しい男から持ちかけられる仕事の話を受けてもいいが、持ち物がなくなる上に絶好の狩場であるマイルズ道場が使えなくなるためオススメできない) 軍師のオトリ作戦に簡単に釣られたボクオーンは冒頭のセリフを言い放ち、 皇帝に命乞いをし不意打ちをかけようと狙ってくる。 ここで見逃しちゃうと、 「バカめ、甘いわ!!」 とバックアタックを貰い、陣形を乱される。 しかしこの戦いに負け、皇帝継承した後に同じ選択肢を選ぶと 「二度目は許さないと言ったはずだ!」 と返し、逆に不意打ちできるという小ネタがある。 得意技は相手を操る『マリオネット』、こちらの攻撃ターゲットを強制変更してくる。 狡猾な人物で人形好きという設定に恥じぬ凶悪な技である。 ……が、逆に言うとこれだけしか取り柄の無いボスであるとも言える。 まず、狡猾キャラという割に一切術を使用してこない(マリオネットは技扱い)。 というか完全に脳筋キャラの如き技構成であり、しかも棍棒技の単体攻撃しかできない。 貧弱な外見通り能力値も低いので性能そのものはお察しである。(持ち物なしで戦う事も想定しているからだろうか?) ただし、フルフラットを喰らうと即死する可能性があるので注意。 第2形態になると人形を換装し、高い(人形の)腕力で水鳥剣等の剣技主体で攻撃してくる。 しかし、ソードバリアでふみつけ以外、レイスフォームならそれも含めて全ての攻撃を封殺できる。 天術や冥術を鍛えているなら第1形態に輪を掛けて弱い。 つまりマリオネット以外怖い要素が一切ないボスなのである。 マリオネットはこちらが先制してしまえば意味がなくなるためラピッドストリームがあるかどうかで攻略難易度が大幅に変わる。 あれば七英雄中最弱といっても過言ではなく第一形態のうちにサクッと倒してしまえる。 ない場合でも素早い皇帝+龍陣、素早い面子+フリーファイト-1あたりがあれば大人数で先手が取れるので有利になる。 撃破が収入増加やノーマッド加入の条件のため早めに倒してしまいたい。 第二形態でもソードバリアも必要ないほどだがラピッドストリームと相性の悪い水鳥剣には注意する必要がある。 なおボクオーン以外の七英雄を全滅させてから地上戦艦に向かっても普通にボクオーンと戦える。 ここでボクオーンを倒し七英雄を全滅させるとラストダンジョンには何故かスービエがいる。 LoVⅡでは特殊技『マリオネット』を使い相手を撹乱する。 しかし運要素が絡むため、安定性は微妙。 その悪運をも利用する戦略家にこそ相応しい使い魔。 最近発表されたSP版カードのイラスト(絵師の小林智美氏の考えの変化により、とんでもないイケメーンになっている)が物議を醸している。 まあ古代人は肉体が老いて限界が近付いたら同化の法で若返るのが基本なので、 なろうと思えばいつでもイケメーンになれた設定ではあるけど。 LoVⅢではマナタワー範囲内にて火力が上昇するマイタワーアップA(後にマイオブジェアップWに強化)と、 敵を引き寄せるアーツ『マリオネット』を持つ防衛迎撃型の使い魔になった。 これをタワーに引きこもる卑怯者と見るか、命を賭けて陣地を守る守護者と見るかはあなた次第。 『バカめ、甘いわ!!』 なお、カード裏ではロックブーケの存在価値をゼロなどとのたまっているのだが…… 彼女が本編中でイイ線いった動きしてるのと、ボクオーン本人は見た目によらぬなキャラ像である軍師の策に敗れてる辺り、ズル賢いが 人を見る目に関しては疑わしい 可能性がある��� ◇嫌われ者のクジンシー 「このオレの挑戦を無視したな! 後悔させてやるぞ!」 CV: 杉田智和 職業:会社員 趣味:賭けごと 吸収の対象:別世界の死神 夢:ロックブーケを思い通りに 目標(過去):強い男 目標(現在):七英雄の支配 形態変化:ソーモン(第一形態)封印の地orラストダンジョン(第二形態) ソーモンの町を支配して帝国と七英雄の対立の歴史を作った、プレイヤーにとっては始まりの七英雄。 その二つ名に恥じず、古代から嫌われていた筋金入りの嫌われ者であり、 なんと他の七英雄全員から嫌われている。 ちなみにLoV参戦にあたり「ロックブーケを思い通りにしたい」という願望を持つ設定が追加された。ノエル兄さんこいつです。 そして更に七英雄を支配するという目標を持つなど、 ただならぬ野心を抱いているという設定も追加された。ワグナス様こいつです。 プロフィールからも全体的にだらしなく、「うだつのあがらなさ」が伺える。これでは嫌われ者呼ばわりももやむなしか。 ダンターグ・ボクオーンを含めたこの3人は他の4人と比べ古代人への復讐にあまり興味がないらしく、 特にクジンシーは「世界征服するお!(^ω^)」という目的で単身バレンヌ帝国への侵略を行っていた。 余談だが、世界征服という点からすればよほど計画的に動いてたボクオーンの気持ちになって考えると、 ゲーム中だけで見てもわざわざ運河要塞を建てて侵略の基盤を用意したバレンヌ帝国に、 素知らぬ顔でやって来て侵略し、更に結果的に力を付けた皇帝達に妨害されることになった訳だから嫌う理由もわからんでもない。 後述するチート技「ソウルスティール」を駆使してヴィクトール・レオンを亡き者にするが、 オアイーブによって帝国にもたらされた伝承法によりソウルスティールの見切りを手に入れたジェラール達後の皇帝によって倒される。 そのままフェードアウトするかと思いきや、再復活を予感させる捨てセリフを吐いて退場。 そしてその期待を裏切ることなく、ある時期になると皇帝(主人公)に挑戦状を送りつけてきて因縁のライバル感を演出してくる。 しかしそれを無視して一番最後に戦うと冒頭のセリフのようにまさかのツンデレ化する。 このようなネタ要素を含め、七英雄の中である意味最も優遇されているキャラクターと言えるだろう。 「ちっ、また来たのか。私の技は見切ることは不可能。なぜなら、受けたものは必ず死ぬのだからな。親父と兄貴の後を追え!」 得意技は『ソウルスティール』 相手は死ぬ。本当に死ぬ。 間違いなく死ぬ。 (大事なことなので3回言いました) 厳密には当たった相手のLP(これが0になるとキャラクターが消滅する)を0にするという効果である。 何を言っているのか分からないかもしれないが、本当にこういう効果なのだから仕方ない。 数ある必殺技界の中でもまさしく「必ず殺す」技であり、見せ場があるのは勿論、忘れたころに襲ってくる。 が、イベントで絶対見切りがつくので問題ない。(というかゲーム的に見切りのチュートリアルとなっている) しかし、2戦目のクジンシーを倒す前に見切りを封印してしまうと積んでしまうので注意。 ラスボス戦はこれとテンプテーションの見切りが絶対必須になる。 が、「動くな→ソウルスティール」とか、HP0→ソウルスティールという芸術的即死コンボもあるため、舐めてはいけない。 なお衝撃の真実を告白しておくと、ソウルスティール=クジンシーの専用技という図式が出来上がっているが、 実際には一部の雑魚敵(ミミック)が使ってくるため専用技ではなかったりする。こういう辺りもネタキャラ感がある。 第二形態で怖いのは見切りでなんとかなるソウルスティールよりも 選りすぐりの最終皇帝パーティーのLPを容赦なく削っていくライフスティール・死神のカマである。 生命力回復が温存されてるならそれで乗り切れるが、ソウジを採用していたりする場合は大問題。 また、「ゴーストライト」の魅了・「ホラー」の混乱で同士討ちが発動するのでレベルを上げた「アースヒール」などで治療しよう。 最強メンバーを鍛え上げ、LPを減らされる前に速攻で倒してしまおう。 LoVⅡでは特殊技『ソウルスティール』を使用。 普通に使えば雑魚なのだが、タイミングを見計らって使えば嫌われる。 ……しかし最近鬼強化され七英雄最高使用率に返り咲いた。下積み1年半……長かった。 余談だが『ソウルスティール』は前作使い魔の死神の特殊技であったが、 クジンシーの登場にあたって特殊技名が『オーラドレイン』にされている。 また、カードデータによるとクジンシーの吸収対象は「異世界の死神」 LoVⅢでは軽量コストの荒らし使い魔として搭乗。もちろんアビリティは『ソウルスティール』。 超覚醒時に攻撃をヒットさせればHPが回復するといういやらしい能力であり、このおかげでしぶとく立ち回れる。 さらにジョブがマジシャンなので、範囲攻撃で一気に体力を吸収することも可能。 『このくらいでやられてもらっては困る』 皆強力な性能を誇り、環境を支配している。 七英雄は最強、最強なのだ。 ちなみにノエル、ワグナス、スービエ、クジンシーは 杉田智和がcvを担当していることが判明している。 イベントでは、「どうも、七英雄中、四英雄の杉田智和です」とか言っちゃったりする。 以下一応ネタバレ注意。 ◇七英雄の目的 ロマサガ2というゲームにおいて最も考察しがいのあるポイントが彼らの目的についてである。 プレイヤー目線ではクジンシーがいきなり侵略しにやって来たり、 (順当にプレイして先にルドン高原に行かず、運河要塞を攻略しているのであれば) ボクオーンが何やらきな臭い動きをしていることが分かるため、 『七英雄は人間の世界を侵略する悪いやつなんだ!!』という印象を受けがちである。 しかし、ゲームを進めていくと、 クジンシーやボクオーンなどの人間の世界を侵略しようとする者だけではなく、 ノエルやスービエのような何かを探している素振りを見せる者達もおり、彼らの目的についてはよくわからなくなることだろう。 彼ら(少なくともワグナス・ロックブーケ・スービエ)の目的は一言で言えば「自分たちを裏切った古代人への復讐」のために動いている。 彼らはかつて、そのあまりにも強すぎる力によって同族であるはずの古代人たちから別の次元へと追放された者達なのだ。 ちなみにノエルは古代人の旧友を探して会い、更に普通に会話している場面が条件を満たせば見れるため、どうする気なのかは実は不明(復讐するにしても皆殺しは考えていなさげ)。 その経緯を簡単に話そう。 元々古代人は「同化の法」と言われる肉体交換(乗っ取り?)魔法によって半永久的な生命を持っていた。 しかしそれも平常時のことであり、程なくして世界にはびこり始めたモンスターによって生命を落とすものが跡を絶たなかった。 なぜなら、彼らは肉体の交換によって不死を実現しているだけで、決して不死身ではないからだ。 そんなとき、モンスターを駆逐するために立ち上がった者がいた。そうワグナスとノエルである。 彼らは自分たちが戦い続けるために、「同化の法」を改良。モンスターの力を吸収する「吸収の法」を生み出す。 ワグナスとノエルは更に5人の有志を集め、7人でこの吸収の法を用いてモンスターと戦ったのだ。 こうして彼らはその功績を讃えられ、『七英雄』と呼ばれるようになったのだ。 しかし、彼らの幸せは長く続かなかった。彼らの力は古代人にとってモンスター以上の脅威になってしまったのだ。 更には、同じくモンスター以上の脅威である異常気象が頻発し、世界は住むこと自体が危険になっていった。 そんなとき古代人達はこの世界を捨て、別次元へと旅立つ事を決意。転送装置を開発する。 そして、転送装置のテストと銘打ち、七英雄を自分たちが旅立つ予定の世界とは違う次元へと追放したのである。 その後古代人は一部を除き、新たな次元へと旅立った。 この時の古代人の裏切りが、七英雄がこちらの世界に戻ってきて豹変してしまった理由である。 (クジンシーやボクオーンの性格上彼らが何かやらかした可能性もあるが、仮にそうでも七英雄全員をだまして問答無用で別次元に飛ばしたとあっては復讐を企むのも無理はない) しかし、後に明かされた設定によると、吸収の法の問題点である吸収対象の意識まで吸収してしまったことで、その意識はすでにかつての「英雄」であった時から変容してしまっていた。 結果、ワグナスさえもその力から増長し矛先を同胞である古代人に向け始めたらしい。 元々モラルに難がありそうなクジンシー・ボクオーン・ダンターグもおり、ワグナスと合わせて過半数。そして、ワグナスを追放するとなると残り3人も間違いなく邪魔をする。 結局、七英雄全員を追放するという選択肢しかないとも見ることができる。 ……しかしロマサガ2本編で見る限り、 裏切られる時も英雄として別次元に先行していることや、 裏切りと遥かな時を経て戻ってきてなお理知的に行動し、対峙すれば普通に会話を交わすなど、その様な片鱗は伺えない。 一部を除いて現代人の敵であることに変わりはないが、古代人に力を向け始めたという部分が真実であるかは疑わしいところがある。 なお、現在この世界に住んでいる人類(プレイヤーキャラクターたち)は古代人の時代には召使いであった短命種の子孫である。 そのためゲーム中では横暴な印象の強い七英雄達の面々だが、皇帝にも真摯に接するノエルこそがむしろ異端だと思われる。 彼らは(少なくともワグナスとノエルは)自分たちの同胞を守るべく善意で立ち上がったはずの者達であった。 にも関わらず恐ろしい力を持ってしまい、守っていたはずの相手に裏切られてしまったある種の被害者なのである。 こうしてみるとロマサガ2とはバレンヌ帝国が七英雄から世界を救い世界統一を成し遂げる物語のようでいて、 オアイーブ達古代人にまんまと利用されて、彼らのツケを払わされるだけの物語であるとも言えるが、 それはプレイヤー一人一人で解釈が違っていて良い部分であると思うのであえて断言は避けよう。 ◇LoVで判明した結成の際のやり取り 「同化の法を超える、新たな秘術だと?」 ワグナスは疑わしげな声をあげた。 ���そうだ。単に肉体を同化するだけでなく、その能力や知識 までも取り込むのだ」 ワグナスは目を輝かせた。 「それはすごいな。吸収の法……とでも呼べばいいのか」 ノエルは少し考えてから、続けた。 「そうだな。ただ、これには大きなリスクがある」 「吸収した相手の性格や経験に、自分の方が影響を受ける可能性がある」 ノエルは静かに言った。 「殺人鬼を吸収すれば、殺人が快楽になるかもしれないということだ」 ワグナスは笑った。 「望むところだ。その程度の覚悟なくして、世界を救うことなどできようか、 世界が救われれば、我々がどう謗られようがかまわんさ」 「スービエ、この先も私とともに戦ってくれるか? 危険があるのは、ノエルの説明したとおりだ」 ワグナスの顔から笑みが消えていた。 「聞くまでもないだろう」 スービエは豪快に笑った。 「ノエルの言う難しいことはよく分からんが、 俺はお前を信じるだけだ。それで十分だろう」 3人は、互いに微笑をかわし、一気に盃を空けた。 「強くなれるんだろう? 望むところだ」 ダンターグの答えは簡単だった。 「強さ以外のものまで吸収してしまうかもしれないぞ。優しさとか、愛とか」 ノエルは茶化すように言った。 「ふん、吸収する相手を選ぶだけだ。純粋に戦いだけを求めている奴、狂犬や怪物のような奴を吸収してやるさ。俺様もそうだがな」 ダンターグの大きな笑いが響く。 「私は邪魔なの? おにいさま!」 彼女の目は、みるみるうちに涙で一杯になった。 「ノエルは君の身を案じているだけだ。邪魔だなんて思ってはないよ」 ワグナスの慰めも、火に油を注いだ。 「ワグナス様まで、私を除け者にするのね。ひどい、ひどいわ。ここまで一緒に来たのに」 こうなると止めようがないのをノエルはよく知っていた。 「ワグナス、この子も仲間に入れてやってくれ」 「どうして私に声を掛けないのですか?」 ワグナスとノエルは顔を見合わせた。 「君はこういうことには興味がないだろうから……」 ノエルの言葉をボクオーンは遮った。 「君たちの人選は明らかにミスだ、戦略に欠けている。 ダンターグ、スービエは力が強いだけだし、ロックブーケの必要性は……ゼロだ。 このグループには私のような頭脳が必要とされている。君には分かるよね、ワグナス」 「俺を置いていかないでくれ!」クジンシーは叫んだ。 「はっ、虫けらが」ダンターグは軽蔑して唾を吐いた。 「お前は戦力にならん」ボクオーンは相手にしなかった。 「やめてよ、寄らないでよ」ロックブーケは気味悪がった。 「お前は来なくていい」スービエは厳しく言った。 「君は十分働いた」ワグナスの優しい声には拒絶があった。 「頼むよ。俺にも力をくれよ」クジンシーはノエルにすがりついた。 以下このゲームの根幹に関わるネタバレ注意。 2)ロマンシング サ・ガ2のラスボス。 1)の七英雄の本体である。 実は七英雄は「吸収の法」以外にあるもう一つの秘法を用いて戦っていた。 本体は別の場所に隔離しておき、用意したコピーの肉体で行動するのである。 (そのため、個々に戦う七英雄はロマサガ3の四魔貴族の影に近い存在と言える) もし活動しているコピーの肉体が最後の1人になると、その者は本体を死守する「血の誓い」が課せられている。 言わばバックアップを取ることで、不慮の事故へと対応したのである。 七英雄を完全に討ち果たすには、彼らを次々倒して、最後の1人が本体の死守に移った所を突き止めて本体を倒さなければならない。バレンヌ帝国の皇帝が直接的に被害を受けていないノエルやワグナスを倒さねばならなった理由がこれである。 そして、皇帝によって全ての七英雄は倒された。 あとは、七英雄の本体を破壊するだけ……とはならなかった。 七英雄は互いに吸収の法を使い合うという荒業により、全ての力を結集・融合して皇帝に最期の戦いを挑んだのである。 このとき皇帝は最終皇帝であり、伝承法を行い過ぎてこれ以上伝承法を使えない体になってしまっている。 よって、負けた側が滅ぶという文字通り最期の戦いとなっている。 その姿は……まぁ実際に見てもらいたい、あまりの異形っぷりにびっくりすると思うので。 また、その強さであるが、何も知らずに突っ込んだときの圧倒され具合、絶望感は RPGのラスボスの中でも随一であり、きっとトラウマになっている人も多いだろう。 多くのゲーマーが挫折したある種の鬼門とも言えるボスである。 まず、恐ろしいのはかなりの長期戦になると同時に徐々に相手側が強くなっていくという点。 七英雄戦はまずロックブーケのみの状態からスタートし、 ダメージが一定値(たしか6000?)与えられるたびに七英雄が一人ずつ追加され攻撃回数が増えていく。 そして七人揃った段階で改めてHPが65535(ハードの限界的な最高値)に設定され直され、ようやく本番となるのだ。 …全員集結したことにより全員の得意技が飛んでくる可能性があるので、まごうことなく最強である。 スービェからのメイルシュトローム、ダンターグからのストーンシャワー等強力な全体攻撃、 クジンシーからのソウルスティールという即死攻撃、ロックブーケからのテンプテーションという全体ステータス異常技を駆使してくる上に、 それらの攻撃が七英雄が全員揃った最終形態になると最大7回行われるのだから恐ろしいと言う他ない。 ボスキャラ7人が合体して7人一斉に攻撃してくる、と言うとそのトンデモな強さが分かるだろう。 (注意!:この行動回数は総戦闘回数に依存するので、総戦闘回数が2500回未満だと脅威の7回行動は発生しない) しかし、準備がしっかりできていればこの怪物にもまともに戦い、勝利することが十分可能である。 逆に言えば初見で何も知らない状態だと大体何かしら分からずに詰むということでもある。 特に七英雄戦前の警告を無視して冒頭のセリフを言われた方は反省して大人しく封印の地からやり直そう。 言い出すとキリがないので、慣れていない方はとにかく陣形・見切り・術の3つを意識して準備しよう。 まず陣形としてだが、術を鍛えて「エリクサー」「リヴァイヴァ」「光の壁」などがあれば 陣形ボーナスが大きく、素早く動けるものが多くなる「アマゾンストライク」や「デザートフォックス」辺りが最も安定して戦える。 一方で、発売当時最強との呼び声が高かった「ラピッドストリーム」。 実際にラスボス戦で使ってみるとかなり扱いの難しい陣形。 先手必勝の陣であるが、強制スタン状態で状態異常防御は0になり眠り、麻痺、魅了等に掛かる確率は激増してしまう。 その上に一人欠けると絶対先行の効果を失う上に、素早さ半分の鈍足陣形と化すため七英雄の攻撃力に圧殺されると手詰まりになり易い。 重要な近接攻撃の増加がないのも扱い辛いと感じる要因。 ラピッドストリームの優位性として確実にクイックタイムが発動できるという点があるが、 このクイックタイムがMP大食いの為MPが切れる前に倒す攻撃力が無いとほぼ負け確定になる点は留意しておこう。 クイックタイムの詠唱者がいる為、実質的に攻撃できるのが4人になってしまうのも欠点。 必然的に高ランクの技を所持している事が前提となる。 慣れてきたら他の陣形で倒すのにも挑戦してみよう! 次に見切りはソウルスティールとテンプテーションが必須。 まあ例によってテンプテーションは男性を外せば回避できるのだが、そんなの嫌なら前世代で是非見切ること。特に最終皇帝男の人とかは特に。 他にも七英雄は多種多様な技を使うので思わぬ見切りが有用になる。(催眠見切りとか) ただし、ボクオーン出現以降は最悪のパターンである「動くな」による麻痺からのソウルスティールや、 全体睡眠からのソウルスティールを食らう可能性があるので油断は禁物。 できれば「混乱」あたりの状態異常対策も忘れないようにしたい。 なおアビスゲートからのアストラルゲートは回避不可能かつ解除不可能(喰らった味方が行動するまで)。 もし軍師が喰らったら味方にギャラクシーが降り注いて全滅してしまうので、狙われにくい位置への避難や魔石の指輪・ソーモンの指輪なんかの使用を検討したい。 そして術だが、正直言ってアマゾンストライク等の強力陣形と術が2,3個あれば七英雄は楽勝である。 特にだれでも知っている救済措置「クイックタイム」はその筆頭である。 それが無くても「リヴァイヴァ」と「金剛盾」があれば大体どうにでもなってしまう。 それ以外にも有名所の「ラピッド霧隠れ」「ラピッド光(or炎)の壁」によっていくらでも七英雄戦は楽になる。 「光の壁」は自動防御されるメンバーが多く、素早さ上昇効果も備えているインペリアルアローで行うのが効果的、 先制に成功すればダメージを4分の1にすることが出来る。 特にロマサガ2は術が強力なゲームなので、他にも「エリクサー」「クリムゾンフレア」「ソードバリア」「妖精光」「金剛力」などがあれば攻略はグッと楽になるだろう。 前述の通り、ラスボスは最初1回行動であり、ダメージを与える毎にどんどんパワーアップする。 雑魚から油断ならない大ダメージを貰って速攻戦術に走りがちで、盲点になってしまいがちなのだが、 この戦いを楽にするのなら、 最初に補助技や補助術を使い込んで味方を強化し、万全の体制を整えてから攻撃を開始する のが定石である。その際、WPも温存できると心強い。 ……が、情報無しで挑むとこれらの重要性に気付ずに力押しでゲームを進めてしまい、結果詰んでしまう。といった事態に高確率で陥ってしまう。 特に術については深刻で、初期術のあんまり強くない感じから術の重要性自体になかなか気付かず、 従ってそれにすら頼れない人も多かったのではないだろうか? 逆に対策が整っていれば嘘のように簡単に勝ててしまうラスボスでもある。 上に書かれている数々の対策のうち半分ぐらいでも整っていれば普通に勝つことが出来るだろう。 もしこの項目を見て「あ、これならどうにかなりそう!」と思った方は、 ぜひ再びスーパーファミコンに電源を入れてあげてもらいたいと思う今日このごろである。 ソフトの電池切れでセーブ機能が使えなくなっている可能性もあるが。 「……(電池切れでも)泣くなよ」 「データなど何万回飛んだか知れないよ」 とはいえ、最近ではスマホやVitaなどでプレイが可能となっている。 そちらには新イベントなども実装されているので、当時のデータでプレイしたいのでなければこちらの方がいいだろう。 ◆余談◆ 七英雄コラ ウオンウオン……(浮遊城内部。玉座に座ったワグナスが過去を回想する) ノエル「ワグナス! 評議会は我らの術を異端術法と決定したぞ!」 ワグナス「……ダンターグめ! あんな巨大な怪物と同化してみせるなど」 ノエル「……奴を責めることはできまい。あの術法を試すように持ちかけたのは俺たちだ」 ボクオーン「わかっていただろうに。のう、ワグナス」 ワグナス「ボクオーン」 ボクオーン「あの気の弱い連中が人間と怪物が同化する術など認められるものか」 ノエル「では我々に何の手立てもないまま、彼ら��守って戦い、死ねというのか!」 ボクオーン「そうじゃ、それが評議会の言う「正しい人間」の一生だ」 ワグナス「自らは剣もとらずに、我らに戦わせておいてか」 ロックブーケ「ノエルお兄様! 北の都がタームに襲われているわ!」 ノエル「よし」チャキッ ボクオーン「行くのか」 ワグナス「……死ぬなよ」 ノエル「タームなど何万倒したか知れないよ」 元ネタは徳間書店より発売されているコミカライズ版ロマサガ2。 ゲームと違い、アバロンに浮遊城を進行させているワグナスの回想シーンの中で、 七英雄の同化の術が古代人の評議会によって異端術法とされ彼等がそれについて話し合うシーンがあるのだが、 ふたば☆ちゃんねる掲示板でそのシーンのセリフを改変した「 七英雄コラ」なるものが流行。 流れとしては上記にもあるように、 ①ノエルが他のメンバーに何かしらの報をもたらす ②それに対し憤るワグナス ③それを諌め理を説くボクオーン ④不満を募らせるワグナスとノエル、 ⑤そこにロックブーケから火急の報が知らされる ⑥ノエルがそこに対処すべく剣を持つ(チャキッ ⑦ボクオーンとワグナスから見送りの一言 ⑧ノエルがキメのセリフを放つ ……というもの 本来であれば異端として不当な扱いを受けながらも戦う悲壮なシーンのはずが、 AVやアニメや特殊性癖について語り合うギャグシーンと化してしまった。 そのため極々一部の界隈では、七英雄といえばロマサガ2のラスボスではなく、 日々エロ談義で盛り上がる変態集団という誤ったイメージが定着しているとか。 他にも梅酒を作ったりチョット昔っていつなのか議論したりと様々である。 言うまでもないことだが公式とは一切関係無いので注意。 ちなみにこのコラ画像、七英雄コラと呼ばれているにもかかわらず、名前だけ言及されるダンターグを加えても5人しか出てきていない。 他に「皇帝一行とダンターグの会話」「蝶形態ワグナス・いか形態スービエ・ノエル・ロックブーケたち4人の会話」「皇帝一行と古代人の町の人々の会話」といったシーンもそこそこ七英雄コラ素材に使われる。 (クジンシーが登場しているシーンのコラは稀。嫌われ者ェ…) ↓以下改変例 ウオンウオン…… ノエル「ワグナス! アニヲタwikiでも我々のコラ画像について記述されているぞ!」 ワグナス「wiki籠もりめ! いらんこと追記しおって!」 ノエル「奴らを責めることはできまい。あのクソコラを定着させたのは二次裏のとしあきだ」 ボクオーン「わかっていただろうに。のう、ワグナス」 ワグナス「ボクオーン」 ボクオーン「あの悪ふざけ好きの連中が、こんなオイシイ駄コラを見逃すものか」 ノエル「では我々に何の手立てもないまま、趣味をさらけ出せというのか!」 ボクオーン「そうじゃ、それがとしあきの言う「正しい七英雄」の姿だ」 ワグナス「自らはPCの前で、我々の日常を楽しんでおいてか」 ロックブーケ「ノエルお兄様! アニヲタwikiのメンバー権限を取得しましたわ!」 ノエル「よし」チャキッ ボクオーン「書くのか」 ワグナス「規制されるなよ」 ノエル「IP規制など何万食らったか知れないよ」 追記・修正はモンスターと同化してでも力を手に入れ、次元を超えて放逐されてでも帰還した人からお願いします。 ワグナス!俺漫画のコラ画像でしかこいつら知らない! -- 名無しさん (2013-09-25 02:24:47) 色々と追記しておきました。 -- 名無しさん (2013-12-27 09:06:16) ノエルとロックブーケが兄妹なのだが結構妹の方が言うことがきつい(人のことハエって・・・・) -- 名無しさん (2013-12-27 11:22:43) 一応、吸収の法による意識の混濁と融合が発生し、魔物に近しい存在、もしくは理性が薄れて本能的な野心が全面に出ている可能性は高い。だってあの高潔なワグナスが本来の目的(復讐)を無視してヤウダを攻めていたり、他の三人が好き放題してたりする辺り、人間的な感覚と大きくずれているとしか思えない。 -- 名無しさん (2013-12-27 14:52:43) ↑4 ノエル・ワグナス・ボクオーン(仲良しの3馬鹿) ダンターグ(馬鹿3人の犠牲) ロックブーケ(ノエルの妹)くらいの認識だよね -- 名無しさん (2013-12-27 15:34:48) LoVでクジンシーがいいやつになっててワロタ -- 名無しさん (2014-03-20 19:52:59) 俺のRPG歴で唯一倒せなかったラスボスだわ… -- 名無しさん (2014-03-22 23:42:10) 『ラスボス』では最強だなぁ、真サル、真ガブリエル、人修羅、ダイアモンドドレイクには劣るがな! -- 名無しさん (2014-03-22 23:48:56) 南ロンギットを制圧した後、トバの定期船の人と話すと、氷海への行き方のヒントが聞ける…ということを15年ぐらい気付かなかった。 -- 名無しさん (2014-04-05 09:33:13) 脳筋のイメージがあるダンターグだが、実は術を使える。知能無さそうなスライムでも使えるポイゾナスブロウだけど。 -- 名無しさん (2014-04-05 11:07:09) ↑×7古代の時点で一部(大半?)が嫌われ者・暴れ者と判明している時点で高潔な人達とは言い難い面々であることを伺わせている所もある。 -- 名無しさん (2014-04-05 11:10:52) 問題児7人に面倒押しつけたら面倒が解決した代わりに問題児が更に性質悪くなったって印象だった -- 名無しさん (2014-04-05 19:38:57) LoV3で全員復活は嬉しいけど「過去作ゲスト約10枚復活です!」と大々的に宣伝して7枠ロマサガに使っちゃうってのは、流石に他作品ファンが気の毒。わざわざ復活希望アンケまでしてたのに。 -- 名無しさん (2014-05-28 22:11:07) そういやスービエ1の顔って何となく銀魂の銀さんに似てるな。 -- 名無しさん (2014-05-28 22:20:20) 「わかっていただろうにのう ワグナス」 -- 名無しさん (2014-05-28 22:24:52) 子供の頃、親がプレイしてるのをずっと見てたのでよく覚えてるが、ワグナス様がすごく怖くて泣いていた記憶がある。 -- 名無しさん (2014-06-24 21:40:18) HPが6ターン目まで減らないという事がわからない以上、サルーインの方が強いと思う。 -- 名無しさん (2014-06-24 21:47:35) 4000年フルコンプの動画に影響を受けて再プレイしたらリアルタイムでプレイしてた頃の苦戦が嘘のようにあっさり倒せた、 -- 名無しさん (2014-06-24 22:08:36) なんかオアイーブと俺屍の太照天昼子がダブって見えるんだが -- 名無しさん (2014-06-24 22:20:12) 「クイックタイム連発しないと勝てない、そう思ってた頃が俺にもありました」という人は結構いそう。 -- 名無しさん (2014-07-14 01:37:09) 00年頃なんて「クイックは存在自体が邪道」「使わないとクリアできないのは戦法が拙いだけ」なんて、俺様ルールを押し付ける名人様が幅を利かせててさあ。まったく嫌な時代だったぜ。 -- 名無しさん (2014-07-14 07:13:49) エンペラーズサガの小林女史書き下ろしボクオーンがイケメンすぎて辛い… -- 名無しさん (2014-07-14 12:28:19) わかっておったろうにのうワグナス -- 名無しさん (2014-07-14 12:45:59) 割合知られてないらしいが、ボクオーンの不意打ちで敗北した後、次の皇帝でもう一度見逃すと今度はこっちが不意打ちできるんだっけか。そこまでやる人間が何人いるかって話だが。 -- 名無しさん (2014-08-22 09:13:04) クジンシーの第2形態が持ってる女の顔って一体誰のなんだろう -- 名無しさん (2014-09-11 22:05:32) クジンシーは自ら「大氷原で待つ」なんて挑戦状よこして、本体のありかを自らバラしちまう奴だからなあ。 -- 名無しさん (2014-09-11 22:18:02) レオンが封印したダンジョンで待ってなかった? -- 名無しさん (2015-02-01 13:11:27) ↑終帝登場前に七英雄全員倒しちまうと、挑戦状の文面が「大氷原のダンジョン」に変わるの、知らない? -- 名無しさん (2015-02-01 16:08:54) そうだったのか、必ず最終皇帝まで行ってたから知らんかった -- 名無しさん (2015-02-07 23:05:01) 分身が6体まで倒されたら、残りの1人は本体を守らなければならない。考えてみたらおかしな掟である。本体がやられたら分身が何体残っててもおしまいなんだから、常に誰かが護衛で残ってるべきなのに。 -- 名無しさん (2015-02-07 23:36:05) 最近イケメン化したボクオーンを知った。笑った -- 名無しさん (2015-02-13 20:20:05) 同化の法って考えただけでもゾッとするよな 吸収しすぎるともはやクリーチャーどころじゃない -- 名無しさん (2015-02-23 00:48:32) 大全集によると「伝承法は同化の法を短命種向けに調整したもので、実質同じもの。また全ての皇帝は伝承法で繋がっており、同一人格と言っていい。つまり真の主人公はレオンだ」と書かれている。よーするに歴代皇帝はレオンに頭を乗っ取られるのだ。 -- 名無しさん (2015-02-23 08:45:43) いまさらなんだけどLoVUってなんなの?LoV2の間違い? -- 名無しさん (2015-04-20 08:41:47) あの有名な七英雄コラについて記述したいけどどの程度の分量で、どう表現していいものか迷う -- 名無しさん (2015-06-09 19:19:37) ↑思いのままに書いていいと思うけど、もし画像を貼るなら引用元は明記してね。 -- 名無しさん (2015-06-09 19:28:04) ワグナスはリーダーだからできるだけ後半で倒したいけど、早めに倒した方が色々都合が良いんだよなぁ -- 名無しさん (2015-11-21 23:45:29) ドレッドクイーンは進化した七英雄より強いのな ただのモンスターなのにチートすぎる -- 名無しさん (2016-01-11 12:47:23) ラスボス手前で戦う七英雄だが、クジンシーだけセリフが2パターンある…のだが、レアな台詞の方が面白みが無いという… -- 名無しさん (2016-01-28 06:25:36) 小林画伯の描いたイケメンボクオーンはCV神谷浩史なイメージ -- 名無しさん (2016-01-28 19:32:43) 七英雄も四魔貴族も全部杉田。安上がり -- 名無しさん (2016-01-28 19:55:50) エンサガでの池袋推しは何なんだろう... -- 名無しさん (2016-01-31 21:08:14) そらお前池袋は人気者やから -- 名無しさん (2016-02-05 23:07:45) バカ話を際限無く続ける七英雄コラ好き。AV談義に夢中になり過ぎてタームに北の都を滅ぼされてしまったってコラが面白かった -- 名無しさん (2016-03-22 02:57:14) 七英雄コラのボクオーンのセリフは「わかっていただろうにのう ワグナス」じゃなくて「わかっていただろうに のうワグナス」だよね?元ネタの改行の仕方を見るに -- 名無しさん (2016-03-31 17:52:22) アプリにロマサガ2移植されたから、電車の中でもこいつらと戦えるようになったね。懐かしいよ -- 名無しさん (2016-03-31 18:53:24) クジンシー予想以上に仲間に嫌われてるw -- 名無しさん (2016-04-03 11:03:49) 古代人鬼畜だな -- 名無しさん (2016-04-03 22:06:40) ロマサガ2の裏の主人公とも言える存在。 -- 名無しさん (2016-04-04 17:58:56) サガ3の異世界の神々にはクジンシーやスービエ第2形態のように異形の外見の者が多いのは、ロマサガ2世界からサガ3の異世界へ旅立った古代人の一部が「吸収の法」を使った存在じゃないのかって思う -- 名無しさん (2016-04-16 23:29:51) なんか某俺屍の設定は皇帝とオアイーブの関係のオマージュに見えてきた -- 名無しさん (2016-10-04 17:32:12) ↑一応サガ3のボスはクトゥルフ神話に影響を受けたらしい 七英雄は全体が丸い分ネオエクスデスよりかき揚げっぽい -- 名無しさん (2016-11-30 17:18:28) 追加版での『記憶(七英雄が過去に討伐したモンスター)』や嘗てのタームの女王の台詞を踏まえると、古代に発生した異常気象やモンスターの出現は、自然や道理を捻じ曲げる同化の法を用いて発展してきた当時の古代人への神の裁きであるらしい。それが正しいのなら神の力がロマサガ2の世界にも働いている事になるし、勝利回数ではなく戦闘回数の増加に伴って皇帝と相対するモンスターが強力になっていく理由も神の力が…?(皇帝達は嘗ての七英雄と似た部分がある) -- 名無しさん (2017-01-29 17:34:47) やりとりを見てると実質ノエルがリーダーに見える -- 名無しさん (2017-01-29 20:21:07) 元が穏やかな青年でカリスマ性からの仲間を律す力が弱かったからそれがあるワグナスにリーダーの座を譲ったとか?古代から一応サブリーダー的な立場だったとは思う。 -- 名無しさん (2017-01-31 22:00:27) ラスト改変が秀逸 -- 名無しさん (2017-03-14 04:26:15) 実務を行うのがノエルとボクオーンで、ワグナスは方向性を示す・決断するってタイプのリーダーだったんじゃないかな -- 名無しさん (2017-03-24 10:44:06) ワグナス、ボクオーン、ノエルが七英雄の要だったと。この3人役割は適材適所な配置だと思う -- 名無しさん (2017-04-14 15:04:39) ↑コラにされる例のシーンでも話のメインはその三人だからね… -- 名無しさん (2017-05-04 21:26:44) 古代人から迫害された理由は七英雄が増長したからだっけ?開発側もあんまり悪役が同情されないよう配慮したのだろうか -- 名無しさん (2017-06-04 13:57:50) 昔、純粋に悪者だと思っててごめんなさい。 -- 名無しさん (2017-06-12 18:18:02) ↑2 そこら辺はハッキリ名言されていない。七英雄側は「古代人が自分達を疎んだ挙句に裏切って追放した」 逆に古代人側(というかオアイーブ)は「七英雄が力を得て傲慢になった」と言い合ってる状態。だけどレオンがオアイーブに感じた本性や、七英雄が標的を(基本的に)古代人のみに絞っている辺りから察するに七英雄側の言ってる事が正しいはず。 -- 名無しさん (2017-06-20 02:26:32) ↑とはいえ七英雄の中には力を得る以前の問題のクジンシーとか脳筋のダンターグがいるから、あいつらの素行次第じゃ七英雄が白い目で見られるのも仕方ない。というか、七英雄と皇帝の対立の原因自体七英雄のクジンシーが原因だしな -- 名無しさん (2017-06-20 05:35:02) ロックブーケの必要性は…… ゼロだ。でクッソ笑った -- 名無しさん (2017-10-29 04:14:23) 皇帝はオアイーブに、邪魔な七英雄を始末させたかったんじゃないのか?と問い詰めたり、ジェラールも「あの女狐め!父上を唆して」と古代人側にも、憤りを露わにする場面あるんだよな。でも伝承法が無いと、クジンシーに帝国を滅ぼされていただろう -- 名無しさん (2017-12-25 15:39:00) ダンターグは簡単に言うと、近くのダンジョンに出かけてモンスターを吸収して強くなるので、皇帝がダンジョンに先回りしてボス倒せば、あいつ進化しないって事だ -- 名無しさん (2018-01-05 16:17:57) 他の七英雄はわかるけど -- 名無しさん (2018-05-17 00:52:08) ↑ミス 他の七英雄はわかるけど、ロックブーケってなんで人間にしか効力がないテンプテーションを習得したんだろう(一応攻撃術もあるが)。 -- 名無しさん (2018-05-17 00:57:37) 身内とはみ出し者しかいねえ。 -- 名無しさん (2018-10-15 13:18:54) ノエルが一見高潔な人格者に見えるけど、明確に侵略目的な他の奴らと違って、素で「街中をモンスターがうろついていれば、普通に考えて住人は怖がる」という事に思い至らない辺り、完全に本人ら無自覚で古代人の恨みを買ってそう -- 名無しさん (2019-09-21 15:25:39) ↑モンスターを使ったのは失敗だった、と何が問題かは理解してるし、手駒としてある程度言うこと聞くから大丈夫だと思ったんだろうな。モンスターを吸収してきた事でモンスターへの無意識の認識がずれてきてるのかもね。 -- 名無しさん (2019-11-27 15:03:55) スービエがロマサガRSで海の主の娘とフラグを立てていたことが判明。母ちゃんの頑張りは無駄やったんや… -- 名無しさん (2020-01-02 14:58:20)
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一日一はや慕Weekly 2018年2月7日~2月13日
853. 2月7日
「えっと、ずっと口元見てるけど…」 なにやら慕ちゃんの口元が 気になって仕方ないはやりん というのも最近慕ちゃんは お菓子ばかり食べてるので 虫歯になってないか心配なのだ 「(私の作ったお菓子食べてくれるのは嬉しいんだけど、食べ過ぎたら虫歯になっちゃいそうで…)」
慕ちゃんの歯が心配なあまり 口を開けてみてとお願いするはやりん 「慕ちゃんの歯、大丈夫か確認するから口開けて?」 「毎日歯を磨いてるから大丈夫なのに…」 ちゃんと歯磨きが行き届いてる 慕ちゃんの歯は真っ白で 虫歯の兆候すら見当たらなかった 「ね?大丈夫でしょ」 「でも、心配だからしばらくお菓子の量減らすね」
はやりんの非情なお菓子制限の知らせを 受けて愕然とする慕ちゃん 「私、はやりちゃんのお菓子を食べると元気出るんだよ…」 「でも食べ過ぎたら虫歯になりそうだし、慕ちゃんが太っちゃうよ」 「おいしすぎるお菓子をつくるはやりちゃんが悪いのに…」 慕ちゃんの言い方にムッとするものの それだけ自分のお菓子が楽しみになってることでもあるので ちょっと複雑な心境のはやりん
「おいしいって言って貰えてうれしいなぁ…」 「うん…でもおいしすぎて、この前体重量ったら…」 「あっ…」 やっぱり慕ちゃんがはやりんのお菓子を食べ過ぎた 結果として少し体重が増えていたのだ 道理でちょっと体つきがふっくらした気がしたわけだ 「本気で痩せないとダメだよ!?」
「見た目にそんなに影響はないけど…やっぱり心配だね」 確かに体重は増えてるけど あまり見た目に変化はなくて ちょっとふっくらして見えるぐらいだから まったく気づかなかった 「やっぱりお菓子抜きで…」 「そうしよう…」 それからというものお菓子の誘惑を断ち切って ダイエットに挑んだ結果…
「なんとか元の体重に戻れた」 「やった…」 ダイエットに成功して 見た目も元のように戻れた模様 「安心したら、はやりちゃんのお菓子が食べたくなってきた」 「ダメだよ、リバウンドしちゃうから」 結局久しぶりに食べたお菓子がおいしすぎて リバウンドしそうになった慕ちゃんでした
854. 2月8日
「えっと、ずっと口元見てるけど…」 なにやら慕ちゃんの口元が 気になって仕方ないはやりん というのも最近慕ちゃんは お菓子ばかり食べてるので 虫歯になってないか心配なのだ 「(私の作ったお菓子食べてくれるのは嬉しいんだけど、食べ過ぎたら虫歯になっちゃいそうで…)」
慕ちゃんの歯が心配なあまり 口を開けてみてとお願いするはやりん 「慕ちゃんの歯、大丈夫か確認するから口開けて?」 「毎日歯を磨いてるから大丈夫なのに…」 ちゃんと歯磨きが行き届いてる 慕ちゃんの歯は真っ白で 虫歯の兆候すら見当たらなかった 「ね?大丈夫でしょ」 「でも、心配だからしばらくお菓子の量減らすね」
はやりんの非情なお菓子制限の知らせを 受けて愕然とする慕ちゃん 「私、はやりちゃんのお菓子を食べると元気出るんだよ…」 「でも食べ過ぎたら虫歯になりそうだし、慕ちゃんが太っちゃうよ」 「おいしすぎるお菓子をつくるはやりちゃんが悪いのに…」 慕ちゃんの言い方にムッとするものの それだけ自分のお菓子が楽しみになってることでもあるので ちょっと複雑な心境のはやりん
「おいしいって言って貰えてうれしいなぁ…」 「うん…でもおいしすぎて、この前体重量ったら…」 「あっ…」 やっぱり慕ちゃんがはやりんのお菓子を食べ過ぎた 結果として少し体重が増えていたのだ 道理でちょっと体つきがふっくらした気がしたわけだ 「本気で痩せないとダメだよ!?」
「見た目にそんなに影響はないけど…やっぱり心配だね」 確かに体重は増えてるけど あまり見た目に変化はなくて ちょっとふっくらして見えるぐらいだから まったく気づかなかった 「やっぱりお菓子抜きで…」 「そうしよう…」 それからというものお菓子の誘惑を断ち切って ダイエットに挑んだ結果…
「なんとか元の体重に戻れた」 「やった…」 ダイエットに成功して 見た目も元のように戻れた模様 「安心したら、はやりちゃんのお菓子が食べたくなってきた」 「ダメだよ、リバウンドしちゃうから」 結局久しぶりに食べたお菓子がおいしすぎて リバウンドしそうになった慕ちゃんでした
855. 2月9日
たまには互いの素性をメイクや服装で 巧妙に隠してデートしてみる二人 「(これじゃ私たちが誰なのかわからないよね)」 「(有名人だって気づかれないから安心してデートできる)」 二人はまるで共犯者のように 悪そうな笑みを浮かべながら 前々から予約していたお店に入ってみた
もちろん平日の昼間なので お客さんもほとんど入っていないこともあって ゆったりと寛ぐ二人 「この店、前から気になってたんだよね」 「そうだけど…空いてる時間に予約してくれて助かった☆」 ウェイターが来ると 適当なものを注文して 談笑しながら待っていると 「あれ、誰か来た?」
おそらくは同じように予約を入れていた客なのだろうか 二人のヒマそうなご婦人が店に入ってきて しかもはやりんと慕ちゃんの 座っている席の隣に陣取った そしてマダムたちは二人の存在を認めるなり じっと顔を見て言った 「アナタたち…どこかで会いました?」 顔には出ないものの途端に緊張が走る二人
気まずさのあまり背筋にヒヤリと 汗が流れたもののそこではやりんが切り返した 「よく言われますよ」 そこはアイドル涼しい顔で マダムの違和感を和らげていった 「(はやりちゃんナイス…)」 「(危なかった…)」 その後も一定の緊張感が漂ったものの 危なげなく和やかに食事が進んでいった
マダムの二人は普段の生活の愚痴を 通りすがりのはやりんと慕ちゃんに ぶつけてくる来たので 顔を見合わせて苦い顔をした 「(あはは…)」 「(聞いてるとけっこうキツいよね…)」 長居はすまいと心に決めた二人は 手早く料理を食べ終えて 早く店を出ることにした そしてテーブルマナーが崩れない程度に 早く食べ終えた二人はそそくさと店を出た
「はやぁ…食事をしててこんなに疲れるなんて…」 「しかも一歩間違えればバレてたし」 慕ちゃんもはやりんも つくづく有名人であることが イヤになりながらも気を取り直して 次のデート先へ向かうことにした そしてすっかり落ち着いた頃合いで さっきのマダムの真似をする慕ちゃん 「アナタたち…どこかで会いました?」 「毎日会ってるでしょ!」
856. 2月10日
慕ちゃんがどこか出かけてる隙に たまには自分も家事をしようと 掃除や洗濯に勤しむはやりん 「っと…これも洗濯しなきゃ」 洗濯カゴの中に入っていた 慕ちゃんのシャツを見つけるや否や 匂いを味わうとともに汚れを確かめてみる 「慕ちゃんのシャツの匂い…今日はちょっと香水っぽい…」
香水のような匂いが付いていたから まさかとは思っていたが シャツに誰のものかわからない キスマークが付着していた 「誰のだろう…咏ちゃんかな…それとも千尋ちゃん?小禄さんかな…」 思い当たる相手を一人一人考えているだけで 嫉妬で胸が張り裂けそうになるはやりん 「後で慕ちゃんに聞けばいっか♪」
そして慕ちゃんが帰ってくると すぐに詰問してキスマークの相手を 問い詰めるはやりん 「このキスマーク、誰の?」 「うーん、よく覚えてないけど…あ、宮永さんかな…この前入ってきた子」 知らない間に瑞原はやりの絶対許さないリストに 書き込まれてしまった彼女の運命やいかに
857. 2月11日
「こっち行きたいけど」 「私はこっち☆」 デートの途中で行きたいお店が 二人で別れてしまったので ちょっと喧嘩になりかかっていた 慕ちゃんは手軽に入れる中華のお店で はやりんはちょっと高めのイタリアンの店 「お腹空いてるんだから早く決めよっ☆」 「そうだよね…決着付けちゃおう」
本当なら麻雀で決めれば 恨みっ子はないはずだが 慕ちゃんもはやりんも 空腹をガマンするには 半荘一回は長すぎたので コイントスで決めることにした 「表!」 「裏!」 慕ちゃんが空にコインを投げて 手のひらで受け止めた瞬間 はやりんは表慕ちゃんは裏に それぞれ賭けた
そしてコインを開けてみると 表だったのではやりんの勝ちだった 「いぇい☆」 「まだ終わってないよはやりちゃん、三回勝負だから」 「受けて立つぞ☆」 今度ははやりんがコインを投げる番になると しめしめとイカサマの手段を考え始めるはやりん 「(まぁ慕ちゃんにバレなければどうってことないか)」
手口はごくシンプルなもの あらかじめ表にしたコインを 手の裏側に乗せておいて 投げた方のコインは こっそり隠してしまうと言うもの はやりんは手品に慣れてるので まずバレない自信はあ��た 「裏☆」 「表!」 今度は慕ちゃんが表に賭けたので 隠したコインを裏に返した 「はい私の勝ち☆」
もちろんイカサマをしてるので 当然はやりんが勝った 「(ほっ…慕ちゃん気づかなかった…)」 慕ちゃんが自分のイカサマに 気づかなかったので ほっとため息をつくはやりん 「はやりちゃんが勝ったからイタリアン行こっ」 「前から行きたかったから楽しみ☆」 そしてはやりちゃんの決めた店で 心ゆくまでイタリアンを楽しんだ二人
「はやりちゃんが決めたこの店ホントにうまいね…」 「でしょー☆」 「今日は中華食べたい気分だったけど、こっちはこっちで楽しめたから良かった」 すっかり満足げな慕ちゃんは 突然こんなことを言った 「はやりちゃんにイカサマされたけど、これはこれで良かったなって」 「バレてた?」
慕ちゃんが何も言わないから イカサマはバレてないと思ってたら あっさりバレてたので動揺するはやりん 「よく見たら手つきとかいろいろ不自然だったし」 「どうして言わなかったの」 「はやりちゃんが行きたさそうにしてたからそれでいっかなって」 やっぱり慕ちゃんには叶わないなぁと 実感して肩をすくめるはやりん
一方慕ちゃんはニヤニヤと悪巧みするかのように はやりんを見ていた 「でもねはやりちゃん、イカサマを見過ごしてあげたんだから、私のお願いも聞いて貰わないとね」 「ひぇっ!?」 「晩には一緒に中華に行ってもらうよ、もちろんはやりちゃんのおごりで」 こうなるのならイカサマなんかしなきゃ 良かったと涙に濡れるはやりん
858. 2月12日
自分を見る慕ちゃんの目が どこかソワソワしてるのが 気になって仕方が無いはやりん 「ど…どうしたの?」 エッチしたい時のように 目が据わってるわけでもなく ただ落ち着かないだけにも見えるが はやりんには気になった 「あ~もうっ、はやりちゃんのおっぱい馬鹿~っ」 わけのわからない理由で罵倒された挙げ句に 慕ちゃんに押し倒されるはやりん
「おっぱい馬鹿って…」 「はやりちゃんがおっぱいばっかり大きくなるから、はやりちゃんを見るのに集中できない…」 そのままマウントを取ったまま はやりんのおっぱいを揉みし抱く慕ちゃん 「はやっ…」 荒々しく揉みし抱かれてるはずなのに ガムから甘みがしみ出るように 快感がわき出してくるはやりん
そして慕ちゃんがすっかり自分の胸に 夢中になってるのに気づいて 心の中でほくそ笑むはやりん 「慕ちゃんこそ…見るだけで満足できないくせに」 自分の色香で慕ちゃんが 惑ってくれるならいっそのこと 自分から誘惑しに掛かるはやりん ご丁寧にもおっぱいを腕で挟んで強調してまで 「はやりちゃんダメだよ」 そのまま乳房を口に含んで陵辱していく慕ちゃん
859. 2月13日
「楽し~い☆」 「(はやりちゃん…)」 自分とのデートに アイドルのはやりんが 毎回お金を出してることに 申し訳ないと思ってる慕ちゃん ちょっとしたことでも はやりんがお代を払ってくれるから それに甘えてしまいそうで 慕ちゃんとしては複雑な気分 「(はやりちゃんにばかり払わせるのもなぁ…)」
そんな気持ちなどつゆ知らず 慕ちゃんの手を引っ張って 次のデートスポットに連れて行くはやりん 「ここもきっと慕ちゃんにとっては楽しいはずだから」 はやりんと慕ちゃんが次行くところは 普段生活を切り詰めてる慕ちゃんでは まるで手が届かないところだから 本当に大丈夫なのか不安に思ってしまう
「あの…はやりちゃん?」 「うん?」 「ホントに私、お金とか払わなくていいのかな?」 はやりんを呼び止めて 自分の気持ちを正直に打ち明ける慕ちゃん 正直もったいない気持ちもあったけど 対等な恋人同士なのに 自分の懐を一切痛めないのも ちょっと違う気がしたから 「大丈夫だよ、慕ちゃん。お金ならギャラがいっぱいあるし」
その言葉に自分とはやりんの家庭の 違いを思い知らされたように 固まってしまう慕ちゃん 「(やっぱりはやりちゃんと私は違うんだなぁ…)」 金銭感覚の違いにため息をつかざるを得ない 「なによりね、慕ちゃんがかわいいから十分過ぎるんだよ。慕ちゃんのかわいさ代みたいなものだから気にしなくていいんだよ」
自分とはやりんの違いを思い知らされたのには 変わりないはずなのにキュンときてしまう慕ちゃん 「かわいい…ってそこまで言ってもらっちゃった…」 「私にとっては慕ちゃんはかわいいんだから。それにお金を払わなければそれこそもったいないよ」 はやりんの言葉に急に愛おしさが 増してきてギュッと抱きしめたくなった
「はやりちゃん、ズルい…」 「そこ?」 人通りの多い道の真ん中で 人目も憚らず抱き合う二人は 周りの注目を集めていたが そんなことはどうでも良かった 今はただあふれ出した感情を ハグで押さえ込むのに必死だった 「かわいいなんて…かわいいなんて…」 「ふふっ、今の慕ちゃんはとってもかわいいよ」
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福祉労働2017年春号原稿No154
発達障害批判苦箇条
十一本
キーサンの生き様から叫ぶ
発達障害にハンタイするための
苦箇条
序カ条 患者会破壊キーサン文化破壊箇条
発達障害とは精神病者の文化とセーカツ、患者会文化とセーカツの破壊者となる
我々を蔑すむためのコトバが、また一つ、この世に、生まれ出た
我々、キチガイを落チ込ませるためのコトバが、
またひとつ、この世に、生まれた出た
我々を見下すためのコトバが、また一つ、この世に、生まれ出た
我々キチガイを陥れるためのコトバが、またひとつ、この世に、生まれた出た
我々を侮蔑するためのコトバが、また一つ、この世に、生まれ出た
我々、キチガイをますます、惨めにするためのコトバが、
またひとつ、この世に、生まれた出た
我々をクルシめるコトバが、また一つ、この世に、生まれ出た
我々、キチガイを、地獄の底に蹴り落とすためのコトバが、
またひとつ、この世に、生まれた出た
我々を殺すためのコトバが、また一つ、この世に、生まれ出た
我々、キチガイを競争へと追い立てるためのコトバが、
またひとつ、この世に、生まれた出た
我々を差別するためのコトバが、また一つ、この世に、生まれ出た
我々、キチガイの生をますます、無かったコトにするためのコトバが、
またひとつ、この世に、生まれた出た
『発達障害』と云うコトバである
『発達障害』と云う概念である
まだまだ、キチガイを、精神病患者を、
苦しめ足りない、殺したりないと云うわけか。
そうか、そうか、そうなのか
『再生の物語』それは、ヨカッタ
『クスリゼロの物語』それは、ヨカッタ
『誤診誤処方からの再生の物語』それは、ヨカッタ
『処方薬依存からの再生の物語』それは、ヨカッタ
それは、ヨカッタ、ですね、と云う、ダケのことダッタのだ
だが
モハヤ、それではすまぬ
もはや、それは、ヨカッタですね、では、すまなくなってきたのである。
発達障害に病名を変更した上で断薬が、人を成長させるノダ
発達障害をツコウての断薬こそが、精神医療の被害から立ち直り、
自己を見直し、人生を振り返り、人間を成長させることが出来るのノダ
と云う主張には、怒りを、感じざるを得ない
だったら、精神病でクスリを飲み続けるしかなかったし、
クスリを飲み続けることを選ばざるを得ない
そんな、キチガイに、精神病患者に、病者に
この発達障害減薬強行断薬断行宣伝論者達は
想像を絶するほどの冷酷さを持って
クスリゼロ圧力
社会復帰圧力
を
絶望と共に、更なる屍を積み上げながら、押し付けてくる
ドンナ美辞麗句を散りばめようと
クスリを飲んでいる患者には、人間としての成長ナんゾ
あり得ないと
匕首を突きつけてくるのである
これは、差別どころではない
これは、差別を超えた、我々キーサンへの
精神病患者への悪辣極まりない、攻撃である。
自殺圧力、
と云う、
絶望圧力、
と云う、
おそるべき虐待行動なのである
ソレが精神医療の真実とは、恐れ入りました
本当に恐れ入った
発達障害概念、反対ナノです。クタバレなのです。何故って、余りに差別的であり、余りに余りに健病者的であり、保安処分的であり、積極治療主義的であり、社会復帰的であり、社会要因の無視化であり、オモタい病者の見殺し化であり、エリート障害者的ダカラであり、本当に差別的な最低のシロモノであり、団結と云うか患者会と云うか、『患者会』的在り方に対して侮蔑的であり侮辱的であり、精神医療福祉銭儲け拡大主義的であり、概念が勝手に無定見に拡大シテシテマう。ホント、この障害概念は、ナニモカモを飲み込みながら、概念の拡大をし続け、人格障害、精神病質まで、生物的精神医学の遺伝子探しマデも衣替えして再復活を遂げていますよ。
だから当然、かえって精神科クリニックの、精神病院の、精神科の薬の、保安処分対象者を徹底的に拡大に次ぐ拡大をさせるだけでしょう。特にとくーーには、心理が、もうウハウハに拡大デスヨ。心理の裾野の増大に次ぐ蔵大、拡大に次ぐ拡大に、手を貸しただけだ。しかも古くからある『人格障害』の焼き直し的側面も強く、だから、健病者による患者会文化の破壊に手を貸す概念になるでしょう。それだけじゃあーない、青い芝の会から続く、この五十年近くにになるありとあらゆる障害者の自立への取り組みを、アッサリ発達障害者の依存とサポートチームにすり替えられてシマウんですよ。そう、障害者の『自立』とは『依存』であったのだ、に、掏り替える装置なんですよ。そうすれば、専門職の飯の喰いハグレが、無くなるんですよ。
発達障害は、おそらく、既存の精神医療の根絶にはツナガラナイ。かえって、既存の精神医療や福祉が発達障害方向に拡大していくときの補強材料として利用されるであろう。発達障害は、おそらく、発達障害で社会復帰を目指すための補強材料として利用されるであろう。才能を花開かせて、社会に貢献しよう、と云うわけなのである。特に、発達障害者は、こう言われて、ジブンでも言いながら舞い上がりつつ、腐った社会復帰競争を煽り抜くダロウ。このようなサポートとサポートチームとハッタツ特性理解があれば、人し並になれるタラ、大した人物になれるタラ、いやいや、本人の才能が開花するんやーー、ゲージツ家に為れるんやと云う、背中には翼まで、はえてます、と言い出すとはなぁぁーーつまり半端者センセイ五職にナレルゾーーーという低学歴の精神病者への差別観蔑視感情を伴った鼻持ちならない健病者のエリート障害者の社会貢献路線をもって、自立を目指すシンドイ生き方をやらなくても良いぞーーーというハッタツ音頭シャカイフッキ音頭の唄と踊りにあけくれる十年間を補強し、健病者文化の社会復帰路線を強化し、新たな発達障害型の日精診、全家連、全精連、病者集団、精従懇、日臨心を、ベテルムカイヤチヤチ、コラルマキマキコなどを、次々と、生み出すであろう。
発達障害は、おそらく、社会復帰路線という、社会参加路線という、社会貢献路線という右肩上がり家族会路線を延命再復活にするための補強材料として利用されつくすであろう惜しいことであった、惜しいことであった、本当に惜しいことであった。ハッタツ障害音頭は、おそらく、既存の精神医療の根絶にはツナガラナイそして、その音頭の踊りが一段落する十年後を見てみたらよい。一体ナニが残っているかを。さぞやさぞやな、依存する社会復帰競争の社会貢献競争の果てにナニが残ることに為るのか、想像してみたら良いのダ。
発達障害は、おそらく、反社会復帰と云うキーサン文化を、働かない権利と云うキーサン文化を、さらには「生命の底で居直る」というキーサンそのモノの生命を、破壊してしまうだろう。そしてそれは、おそらく、このニホン低國と云う社会に対してそのシミンと支配者達に対して、根源的な『反』と『叛』と『乱』を対置し得ただろうと想われるキーサン文化を、捨て去るコトとなるだろう。だから、牙をもったキチガイから社会への『反』と『叛』と『乱』とを徹底的に亡き者にするための補強材料として利用されつくすであろう。患者会ナルモノをツブしたくてツブしたくて、無視したくて無視したくてタマランカッタおレンヂュウに素晴らしい患者会つぶしの武器を提供するコトに為るであろう。惜しいことであった。
発達障害は、おそらく、患者会を、患者会文化を、歴史から抹消するための主攻正面と為るコトであろう。ツマリかえって、既存の精神医療や福祉が、発達障害方向に止めどもなく巨大化していくときの補強材料として利用され尽くすであろう。それが証拠に、イライ―リリー社のパンフを見て御覧なさいな。 こ病院での外来の待ち時間が長いのである。ナニカ読み物でもないかと、外来のブックスタンドを見るとアッタアッタ、大量の発達障害タラあすぺるがータラの宣伝パンフレットである。何種類もアルので、ビックリした。ビックリついでに、発行元を見て、更に、ビックリした。イライーリリー社なのである。どうりで、カネのかかった、豪華版のパンフレットが、自由に持って行ってくださいよ、とばかりに、並べてある。イライーリリー社が宣伝に努めているのである。おっと、ヤンセンファーマ社も負けじと「小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性でリスパダールを服用される方とご家族の方へ」をバラまいているではないですか。ドウとでも取れる診断基準をタレ流しして、煽りに煽って、ハッタツにクスリをぶち込もう、と云う魂胆がミエ見えなのである。ケッキヨクは、クスリの全体量は、増えるであろう、何故に、ソンナことも、ワカラナイカネ―――クスリ屋もぼろ儲けを狙っていると、いうに。
そもそも、キーサン患者会は、精神医療の縮小化を目指して闘ってきたと言って過言ではない。縮小化を目指しながら、身近な精神医療を監視し続けてきたのである。そもそも、この発達障害概念は、新しく、障害を増やすものでアル。新しく、障害を増やしてはならないのである。何故か、「名前のない生きづらさ」を抱えてきたと云うミナサンが、これから、名前が付いたので、名札が付いたので、安心したミタイなことを、得々と、喋ったり書いたりしておられるので、こう言っておこう。何故か、何故か、何故なのか。その新しい、付けてもらった名札が、諸君らを「T4作戦の最終処分施設」に放り込むことに為るからである。モチロン、我々キーサンをも、である。地獄を見てから、シマッタと想っても、もはや遅いのである。権力は、世間様は、社会サマは、市民サマは障害者や病人に、ソンナに甘くは無いのだ
それなのに、こうもやすやすと、新しい障害を一つ、増やしてシマッタ。世間様が貼り得るラベルを増やしてしまって、ドウスルノカ。そしてそれは、三障害から四障害に為った、一つ増えたと云うようなコトを遥かに凌駕するナニカを全ての障害者にもたらしてしまうだろう。ナサケナいハナシである。オソロシいハナシである。
笠陽一郎や嶋田和子や広瀬隆士の批判なんか、もうどうでもいいノダ。そんなレベルの問題じゃないんですヨ、この発達障害というモンダイは。50年は闘い抜いてきた青い芝の会から続く、障害者の自立と依存、病者内あるいは障害者間の内部差別、障害の軽重による差別、というモンダイなんですよ。だから、笠批判という個人批判が、この問題を矮小化させるように働くようだったら、えばっちはもう笠批判や嶋田批判なんてどうでもよいです。それよりか、この発達障害のもつ、恐ろしいほどの【差別性】【権力性】【依存性】を暴きたいのです。もうそろそろ、病者、当事者たちも、医療や福祉や心理の専門職たちも、この発達障害概念のもつ、恐ろしいほどの『すり替え装置』『専門職への依存装置』『権力が利用しやすい利用装置』であるところの本質を、見抜くべきときが来ていると想います。さもないと、、、、、
腐った専門職が言い始めたことです、しかも、エングランドの。どのような便利な道具であろうと、根底に、我々『キチガイ』と『キチガイ病院』に入院中の患者に対する差別、侮蔑、侮辱に満ち溢れているモノとは、対決するのみです。だから、言ってミロ、や、この戯け者ども、そうそう、発達障害概念を拡げようとしている医者や、ライターや心理のヤツ等と、ジブンは発達障害だと自慢げに話す発達当事者たちよ、オマイ等、『キチガイ』や『キチガイ病患者』よりは、よりマシなものだと、思っているんじゃないのか、正直に言ってミロヤ、オイオイオイオイ、チガウと言えるのか、コラララララァァーーーァーーコラコラコラコラコラララーこの糞戯け者ども。発達支援議員連盟の顔ぶれを見てミロヤーーー発達障害者支援法を見てミロヤー、改正の方向が、エバッチが、叫び続けてきたコトと同んなじやろが、だから言ったろ、名前のない生きづらさに名前つけてもろうて、喜こんどったら、こうなるやろ、登録だけさせといて、後は、少しずつ法律をいじりゃあーーイインヤカラ。その名前のない、少しは、高機能な能力もアルノダと云うような「高機能性発達」の名札貼ってもろうたら、それは同時に「T4作戦の最終処分施設」へのパスポートにも為るノンや、ナニが特性理解がパスポートなんヤ、ホラミロや、大笑いしてやる。とうとう、言うタとうりに為っていきやがる。キチガイも諸共にヤラレそうヤナ。こんチクショー、ハッタツ拡めたヤツ等、セキニンとんなはれや。
発達障害問題は、ね、今やセード的セイヂ的ホーリツ的モンダイ、課題なんですよ。もはやね。それが、分からないのかナァァァァーーー、行政と学会として、非常に政策的に、拡大したんですよ、それ、ワカンナイノカカナナナァァァァァァァーナァァァァァァーーー
教育の方のゲンバでは、6.カンタラパーセントと云う数字が独り歩きして、スクカンが、ちょっと、教室や、学校や、先生にとって、都合の悪い子供たちを、探し出してきては、6.カンタラパーセントに為るヨウニ、発達障害を貼りまくり、精神科につなぎ、クスリを入れているんだ。教育の現場では、スクカンのゲンバでは、発達障害イコール精神科イコールクスリになってるのが、わからナイノカナァァァーー、スクカンが、そう叫んでいるではないか、良心的スクカンが、タマラナクなって、そう、自白を始めているではないか。
母親たちは、結局はハッタツゲンヤクバージョンエンドレスリピート全家連をこしらえ、クスリがゼロになって、就学就職に成功した我が息子や娘たちを中心に、社会復帰バリバリの、家族会傘下の発達当事者会を、作り上げるでしょう。ハッタツクリェイティブハウスか、ゲンヤクハッタツダンヤク拷問ハウスを作り上げるでしょう。本人の了解なしにやれば、どのように良き意図をもってやったとしても、拷問になるのです。新しいタイプの精神科拷問課ですダンヤク拷問、ゲンヤク拷問の、登場です。我々キチガイは、古いタイプの拷問にも、新しいタイプの拷問にも殺される、ことになるのです。そして、笠医師を使いツブシタ後に、ジブンタチに同調する若手医師を確保してきて、断薬専門クリニックまで、つくりあげるかもシレマセン。そして、それらは、結局は、既存の精神医療を強化しつつ、延命させ、患者会文化を、完全に抹消シクさるでしょう。
なぜなら、それは、当事者の自立ではなく、母親と、医師をはじめとする医療福祉サポートチームへの、徹底的な、依存を勧めるからです。拷問されながらの依存に、発達当事者は進んでいくのです、自らね。「依存する社会復帰競争」というか「社会復帰のための依存競争」といったものになっていくでしょう。見方を替えれば「拷問されながらの依存競争」というか「依存させながらの拷問競争」とでも、いうか。依存してナニが良いのだ。クスリを増やすのも減らすのも、入院させられるのも、施設に入れられるのも、母親と精神医とサポートチームの好きなようにさせられるんですよ。モチロンうまくいった場合のハナシです、それは。ウマクはいかないと、十年以上も拷問が、続くことになる退行から、もどらないことも、ある、、、、、親子心中までも、、、ね、、もどってはこないことも、あるのです、よ。ゲンヤクが、ヂゴクのようになることも、多いのですよ。タイヘンナたいへんなコトナンデスヨ。しかも、嘘まで、言ってしまった。ハッタツしかないんだと言ってセカンドしたら先に診断名が決まっているセカンド診断だ。無茶苦茶なことを言っているんですよ。ボクの自己批判なんかでは、済まないんコトなんですよ。
❶カ条 差別箇条
差別そのものである
まずもって、この発達障害概念ソノモノが、とてつもなく差別的ダカラである。
既存の障害概念、疾病概念に対して、徹底的に、失礼無礼の限りを尽くし、た、その上に、この障害概念が成立しているのである。特に重たい自閉症のみなさんや、知的障害者のみなさん、そしてそして、我々精神病患者に対しては、よりマシである、より軽く、より才能がある、と言い回り、知的な障害は無い、精神病などでは無いと云う宣伝を、専門職とも当事者とも、そう、言いつのっているのである。知的障害者や精神病患者に対して、ソウ言うコトがドレだけ無礼で失礼で、傲慢で、鼻持ちならない差別者だ、という事がワカッテはいないのではないか。許されることではない。しかも、世間様の風潮も、ソウなのである。しかも、それでいて、愚かしくも、当然、才能の高低や、在る無し、イロイロあるなかで、ナニかしらに『成功』した障害者がエライのだ、と云う風潮をばら撒いている、のである。ドウニカなる障害者が出てくるのは、至極とうぜんであろう。
精神病患者のグループに比べて、発達障害者の団体は、高学歴者が、多いのだそうである。実際調査してみて、ビックリした、と云うような、コトを、福祉系の雑誌に堂々と書くアンポン譚もいる、と云うコトだ。しかも、書いた本人に当事者性もアル、と云うダカラ、念のいったアホさ加減ということであろう。ソンなに高学歴が、良いのですかいな、と想ったソンなアホな記事が掲載されていた。これほど、障害者間の能力競争と差別感を野放図に表すコトもなかろうに、、、、しかし、もはや、そんな感覚も麻痺してしまっているのか、、、酷いハナシである。
何故、あんなにエラそうに、クスリゼロを言うのか。何故、あんなにエラそうに、発達障害だ、統失ではない、と言うのかトーシツじゃナカツタと、喜びを顔いっぱいに、目を輝かせて、言うのか。母親が、同じママ友に、満面の笑みを浮かべて、こう言う。うちの息子ね、精神病じゃなかったんダッテ、発達障害だったんダッテ、と。走ってきて、頬を紅潮させて、そんなに嬉しそうに報告すべきことだったのか。そこに、精神病に対する忌避感と侮蔑感はなかったのか。そこに、精神病患者への差別意識は、ナカッタと、言えるのか。うちの娘は、精神医療と、手が切れたんですよ、と、ソンナに鬼の首でも、取ったかのように、言うのは何故なんだい。だったら、卒業して行ってくれよ。残って、それを宣伝するから、そうはならない者たちがより、苦しむことになる。まるで、そうはならなかった者たちの努力が足りないかのようにエラソウに言う。なんということだ。差別と侮蔑の再生産をやっているダケだクスリゼロになって、うちの息子は、大検受かりましたって、、、、あーーーソウカナそうかなソウソウソウソウソウカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナナナナナうちの息子は、精神科医になりましたよあーーーソウカナソウカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナクスリゼロになって、うちの娘は、看護婦試験受かりましたって、、、、あーーーソウカナそうかなソウソウソウソウソウカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナナナナナうちの息子は、大学に入りマシたよあーーーソウカナソウカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナ
笠陽一郎医師が、言い腐る。腐った毒殺精神医の大学の教授が、セカンドに行った母親にこう言い放ったと、書いていた。「どうしてそんなに診断にこだわるんですか精神病に対する偏見じゃないですか」ってっ、かっ。笠医師よ、おれがセカンドのママさんたちに、そしてアナタに、精神病患者に対する差別意識があったのではないかと指摘すれば、アナタはこんな腐った大学教授の話を持ち出そうとするのかい。同じようなことを言っていても、意味が違う。想いが違う。何故か。二十五年以上前の、ぼくの入院体験を、書いてみたンダ、読んでご覧ナ。これは、ほんのひとこま、のハナシさ。そのおれが、はっきりとこう言ってるんだ。セカンドに開いていた大穴とは、発達障害バンザイの精神病者に対する差別意識、忌避感情、侮蔑感だったとね。チガウかな。
だから、何故、あんなエラそうに、家族と本人の、努力が足りない、みたいに、言うのかね。何故、ソんなエラそうに、クスリを飲んでいる患者に当たるようなことを、言うのか。さげすむように言うのか。クスリを飲んでいる精神病患者に対して、ものすごく、侮蔑感を侮辱感を、丸出しにしていると感じるのは、おれだけなのかな、、、、、くじら会のママさん達も、成功体験バックにするから・・・えらく、侮辱的だねぇーー
あえて、言うのだが、過去の、そして現在も、今後も、ワラワラとやってくる病名変更を求めての意識的セカンド受診のママさんたちや本人たちに、精神病患者、精神病、精神症状、精神病患者のセーカツぶり、ビョーキぷりに対する忌避感、嫌悪感、差別感は、無かった、皆無である、と、言えるのであろうか。ソコの所を再考にも再考すべきであろう。発達障害宣伝活動家たちの書いたものを読んでいると陰湿な障害者差別意識と悪質な蔑視感情が根強くある、と、感じざるを得ないのである。
だから、健常者社会からもっともモットも激しく非難され差別され続けてきた者こそが、いやーーーな気分を持って、読むことになる。我々キチガイを差別する側が、もう一つ増えるだけの様な気がするのである。すなわち、発達障害者が精神障害者を差別し見下すことである。発達障害者が精神病患者を虐待し、いい気にナル予感がするのである。
もっとも、その発達障害者への健常者社会からの差別虐待をも、また、助長しているのではあるが。だから、この発達障害を後生大事にご使用になられている皆さんに言いたい。自らも差別されているのに、それに気づかないとは、アンポン譚極まりない。いや、気づきつつ、実は気づいているがゆえに、自らへの差別は不問に付し、自ら、より重たい、よりしんどい精神病者を、知的障害者を、自閉症患者を、差別する側に回ったのか。
だから、それは、精神医療の根底的な破壊に繋がるハズもなく、閉鎖病棟や看護士の暴力、保護室、四肢拘束などの、電パチ、スイカ割り、ガン箱退院の意識的な無視とあいまって、結局は、ハッタツ大好き宣伝広告マン達の精神病者への差別意識と蔑視感、侮蔑感、忌避感が露呈しているのである。陰湿な障害者差別意識と悪質な蔑視感情が根強く、いい気になりながらの、我々キチガイを差別する側が、もう一つ増えるだけなのである。
すなわち、発達障害者が精神障害者を差別し見下すことである。発達障害者が、知的な障害は無いンデスヨ、精神病などでは無いンデスヨと、言い回り走り回り言い募り、精神病患者を虐待し、いい気にナルのである。
❷カ条 ナンデもカンデも無制限拡大箇条
発達障害の概念が、範囲が、無制限に無定見に拡大していき、ついには意味不明と為ってシマッテいる、そも障害概念の定義自体がドウとでも取れるシロモノである
こう、言い換えても良い
精神医療と心理が発達障害を梃子に無定見無制限に拡大し、ウハウハに儲かる
そもそも、ムチャクチャな意味不明な、あいまいで広すぎる障害概念ダカラである。ナンデもカンデも発達障害に為ってしまうのである。ムカシなんでもかんでも、分裂病だったが、今度はナンデモカンデモ発達障害なのである。知的障害、自閉症、精神病、奇人変人、偏屈者、ノイローゼ、神経症、不登校、引きこもり、その他モロモロをすべからく、発達障害だ、と言い切ってシマッテいるのである。過剰診断ナンて生易しいものでは無い。オソロシイことである。銭儲けの為だけに、これだけの障害者増大に次ぐ増大が成されたわけでもあるまいし、その本音を知った時には、コトは、もはや、遅いかもしれぬ。まだしも、ムカシながらのコトバの方が、マシな気がしますがね。
大体が、精神分裂病→統合失調症→発達障害と、すすむにつれて、レッテルが、ラベルが貼りやすくなっていませんか。分裂病を貼り付け得なかった、奇人、変人、根性曲がりの偏屈じじい、靴を一足と言わず二足も三足も履いてしまっているヘンクツじいさん、変人オッサン、奇人ヘンクツゲームおたく、等々にすべからく、発達障害を貼り付けているのである。コレは、本当にオソロシイ事だと、想わないのダロウか。誰にでも貼り付けられる。恐ろしいことだ。心理と精神科が拡大してイッテイルンですがね・・・精神科→心療内科→メンタルクリニック→カウンセリングルームと、すすむにつれて受診しやすくなってはいませんか。ノンラベルやのうて、貼れるラベルが増えたダケですよ。発達障害は患者を倍にするダケですよ、いや、もっともっと、多くなるでしょう、千倍かな・・百倍かな、、、、、しかも、ナニを誤解しているのか、ジブンの方から掛かりに来る、ジブンの方から症状を増やしていく、というのか、発達障害は、才能がアルとイコールやと、でも想うのか・・・ジブンのほうからいくんですよね、、、、ソコが、精神分裂病とは、チガイますよね、オソロシイ。
生活保護で、一人暮らしで、高齢で、精神病院から退院したことのないヨウナ病者達のことを、歴史からなかったかのようにする、ゲンヤクで苦しんでいる患者を、無かったかのように、言う、ゲンヤクに苦しんでいる患者に、寄り添ってはいないような、ゲンヤクをアキラメた患者を敗者扱いし、クスリがゼロになった患者を勝者扱いし、ゲンヤクで苦しんでいる患者に、アンタの努力が足りないからだと、説教と折伏をしてくる。そのような態度に、えばっちは今や、徹底的に笠陽一郎医師を批判すべき時が徹底的にくじら会の母親たちを批判すべき時が徹底的に発達障害概念と闘うべき時がついに、来たのだと、自己批判しながら闘うべき時がきたのだと、想い知ったのです。
もっとも、アンポン譚な状況は、精神病は存在しない、アルのは発達障害ダケである、とまで、言いだしているのである。しかもしかも、その診断基準たるや、お粗末トシカ言いようのないモノなのである。ある医者の発達障害の診断基準を聞いたときに、腰を抜かしたのである。得々と語る、その診断基準は、ドウとでもトレれるシロモノで、なおかつ、ムカシの人格障害概念と、ソックリ同んナジモノなのである。しかも、当の精神医は、そのことに気づいてもイナい様子なのである。ナニを寝とぼけているのか、アンタは今、一人の患者を、発達障害の名のもとに人格障害である、と、診断しテシマッタたことに気づきもシナイのである。しかも、知的障害のセカイのみなさんが、セーカツとしてもウンドーとしても、営々と積み上げてきた、「暦年齢に見合った発達レベルがある」と云う「発達保障論的」な腐った概念に対する批判の数々を、アッサリ否定してしまっていることに、気づくことも出来ないでいるのである。そらおそろしく、寒々としたものが、背筋を走ってしまい、アホらしくて、その医者を批判することすら、アッケにとられてしまい、出来なかった次第である。ナサケナいハナシである。
余りにムチヤクチャな曖昧で範囲拡大増加の概念故に、とうとうムカシながらの人格障害、精神病質、発達保障論の再復活とともに、ドンなニンゲンにでも、貼り付けられる、まことに便利な名札と化してシマッタ。腐った専門家の諸君には、まことにケッコウな重宝な名札を、監察札を手に入れたのである。心理と精神医と教育者どもは、ウハウハであろう。おっと治安監督官連中もね。だから、当然、特性理解者サポーター、サポートチームなどとは、結局のところ、精神医療と福祉と教育が発達障害方向へ拡大していくときのボロ儲けのタネになるであろう、と云うことである。クスリと電気ショックと四肢拘束で儲け、発達障害のミナサンへのサポートチームでも、また、ボロ儲けするのである。依存してくれるので、飯の喰いはぐれがないのである。まことに、ケッコウな、お商売なのである。精神医療と福祉は、根絶も縮小もしていかない。拡大していくのである、オソロシい。心理職の国家資格化おねだり路線を見よ。
申請神聖ハッタツ博士片岡聡のリトプごっこを見よ。NHKから金もろうて、議員様相手に、法整備、制度政策おねだり講演会、開きくさった、笠セカンドからとうとう、こんな戯けた当事者が、悪辣極まりない障害当事者が羽化を始めましたよ。バカバカしい。片岡聡のような当事者からのおねだりもアルので本当に、ぼろ儲け、していけるであろう。ハッタツ護送船団おねだりボロ儲け路線である。専門職が、今の十倍いても、発達障害者を十倍に増やせばいいだけだから、しかも、依存してくれるので、本当に、ボロい儲けを生み出すであろう。これで、精神医療を根底的に破壊できる、などと、寝ぼけたコトをいえたものだ、大魔王教主笠陽一郎大センセイよ。逆だよ、逆、精神医療と心理と、福祉は、徹底的に、拡大していけるんだよ、この発達障害をツコウてね、ぼろ儲けしながらね。ナントイウバカげたことを、アンタは、ヤッテしもうたんだろうね。
❸カ条 キチガイ患者障害者無効化箇条
障害者、病者の発言、行動に対する無効化の武器がまた一つ増えるだけである
またもや、またもやの、まことに結構な、発言や行動を無効化できる、素晴らしい、武器となるのであ。たとえば、我々精神病者は、アレがキチガイの戯言やと、アレが躁や、アレが妄想や、アレが鬱や、アレが偏執狂やと、アレが躁鬱の波や、アレが幻聴や、アレが幻覚やと、アレが人格障害や、アレが精神病質や、アレが鬱や、アレが被害妄想や、と散々に言われて、我々の言うこと為すコト、すべからく、価値がない、と、無視され、無効化されてきたのである。アレが双極性障害Ⅱ型の薬剤性やくざや、ここにきて、今度は、さらに加えて、あれが発達障害者のこだわりと云う特性やタラ、興味の持ち方の狭さやタラ、アレが人間関係の幼さやタラ、発達障害の成長の無さやタラ、タラタラタラタラと、精神医中心に散々言って無効化するのである。例えば、さぞや、このところのえばっちの文章に、対しても、言っていることであろう。そう、だから、この点を特に重宝しているのは、実は、内海聡や、幻術魔道士嶋田和子や大魔王教主笠陽一郎達と言った、発達障害や発達特性を、精神医療改革の最終結論だ、答えだと、言って良いように宣伝して広めてきた当の本人たちが、いざ逆らうようになった病者たちに、患者たちに向かって、陰ひなたなく使っているのである。大魔王教主笠陽一郎のホームページや幻術魔道士嶋田和子のブログに内海聡のブログにも、隠そうにも隠せなく、端々に、にじみ出ているのである。ああ、もちろん、くじら会のママさん達の茶飲み話にも、為っていることでしょうね。許せないことだ。さぞや、さぞや、他の医者たちや心理士や治安監督官たちにも、良いお手本に為っているだろう。
こうやって、我々のヨウな文句言いのキチガイの言う事や書いているコトや、叫んでいることを無効化するのである。叫ぼうとしている中味を考えようとすることなど、ないのである。精神病の症状と発達特性と、の、せいにすれば、よいのだから。精神医の診察室での、心理士の相談室での、患者への無効化兵器が、一挙に倍どころか、十倍ぐらいに増えるンデスヨ、いゃああーー精神医と云うのは、カウンセラーと云うのは、まことにケッコウなお気楽なお商売ですな。我が身らの診察室や相談室を『荒らし』そうな患者に対して、無効化の手段が一挙に倍にナッタのである。精神病で無効化できなかった発言や行動に対して、今度は、発達特性で無効化するのである。特に診察室で、医者やカウンセラーやPSWや学校の先生に逆らう患者に対する無効化兵器が倍増したのである。
いや、念のいったことに、更に兇悪なことには、発達障害特性は、最初の入門口に才能があると云う方向も宣伝シマクッテいるので、ナント有効化と無効化を、相手を選んで、医者の好きなように有効化と無効化を選択して使えるのである。コレは、恐ろしいことである。精神病では、コウはいかない。医者に逆らう非友好的患者には、精神医は発達特性故の無効化を叩きつけ、友好的患者には発達特性故の有効化して才能あると持ち上げさえ出来るのである。ソレをまた、逆転することも可能なのである。依存先の精神医と心理士と先生の思うがままに、である。コレを最も悪用してきたのが大魔王教主笠陽一郎と云う精神医なのである、と言ったら、本項❸箇条が、ハッキリすると想う。他の精神医の先生様方が、笠セカンドや大魔王教主笠陽一郎大先生様をお手本に出来る最大の点でしょうな、コレが。オソロシいことだ。で、結局は、観察法法廷や、治安監督官たちにとっても、後見人たちにとっても、いやはやまことに、ケッコウな武器でしょうな。発達障害本や発達特性本の、使い道の読み方の、新たなる一ページ、と云うか、元々の一ページでしょうな。どちらにせよ、精神分裂病や躁鬱病の病状、症状で無効化できなければ、今度は発達特性で無効化するのである。一人の人間を無効化するに、【病状症状】で、出来得なければ、【特性】でも出来る、と云うコトなのである。有り体に言って、患者を病状や症状のせいだからと、沈黙を強制しようとしても、無効化すらも出来得ないときには、『発達特性』で、無効化鎮静化できる、と云うことである。
キーサン革命の鬼ことえばっち 江端一起
えばっちのホームページ 乾坤一擲
http://ebacchihomepage.dousetsu.com/index.html
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序カ条 患者会破壊キーサン文化破壊箇条
発達障害とは精神病者の文化とセーカツ、患者会文化とセーカツの破壊者となる
我々を蔑すむためのコトバが、また一つ、この世に、生まれ出た
我々、キチガイを落チ込ませるためのコトバが、
またひとつ、この世に、生まれた出た
我々を見下すためのコトバが、また一つ、この世に、生まれ出た
我々キチガイを陥れるためのコトバが、またひとつ、この世に、生まれた出た
我々を侮蔑するためのコトバが、また一つ、この世に、生まれ出た
我々、キチガイをますます、惨めにするためのコトバが、
またひとつ、この世に、生まれた出た
我々をクルシめるコトバが、また一つ、この世に、生まれ出た
我々、キチガイを、地獄の底に蹴り落とすためのコトバが、
またひとつ、この世に、生まれた出た
我々を殺すためのコトバが、また一つ、この世に、生まれ出た
我々、キチガイを競争へと追い立てるためのコトバが、
またひとつ、この世に、生まれた出た
我々を差別するためのコトバが、また一つ、この世に、生まれ出た
我々、キチガイの生をますます、無かったコトにするためのコトバが、
またひとつ、この世に、生まれた出た
『発達障害』と云うコトバである
『発達障害』と云う概念である
まだまだ、キチガイを、精神病患者を、
苦しめ足りない、殺したりないと云うわけか。
そうか、そうか、そうなのか
『再生の物語』それは、ヨカッタ
『クスリゼロの物語』それは、ヨカッタ
『誤診誤処方からの再生の物語』それは、ヨカッタ
『処方薬依存からの再生の物語』それは、ヨカッタ
それは、ヨカッタ、ですね、と云う、ダケのことダッタのだ
だが
モハヤ、それではすまぬ
もはや、それは、ヨカッタですね、では、すまなくなってきたのである。
発達障害に病名を変更した上で断薬が、人を成長させるノダ
発達障害をツコウての断薬こそが、精神医療の被害から立ち直り、
自己を見直し、人生を振り返り、人間を成長させることが出来るのノダ
と云う主張には、怒りを、感じざるを得ない
だったら、精神病でクスリを飲み続けるしかなかったし、
クスリを飲み続けることを選ばざるを得ない
そんな、キチガイに、精神病患者に、病者に
この発達障害減薬強行断薬断行宣伝論者達は
想像を絶するほどの冷酷さを持って
クスリゼロ圧力
社会復帰圧力
を
絶望と共に、更なる屍を積み上げながら、押し付けてくる
ドンナ美辞麗句を散りばめようと
クスリを飲んでいる患者には、人間としての成長ナんゾ
あり得ないと
匕首を突きつけてくるのである
これは、差別どころではない
これは、差別を超えた、我々キーサンへの
精神病患者への悪辣極まりない、攻撃である。
自殺圧力、
と云う、
絶望圧力、
と云う、
おそるべき虐待行動なのである
ソレが精神医療の真実とは、恐れ入りました
本当に恐れ入った
発達障害概念、反対ナノです。クタバレなのです。何故って、余りに差別的であり、余りに余りに健病者的であり、保安処分的であり、積極治療主義的であり、社会復帰的であり、社会要因の無視化であり、オモタい病者の見殺し化であり、エリート障害者的ダカラであり、本当に差別的な最低のシロモノであり、団結と云うか患者会と云うか、『患者会』的在り方に対して侮蔑的であり侮辱的であり、精神医療福祉銭儲け拡大主義的であり、概念が勝手に無定見に拡大シテシテマう。ホント、この障害概念は、ナニモカモを飲み込みながら、概念の拡大をし続け、人格障害、精神病質まで、生物的精神医学の遺伝子探しマデも衣替えして再復活を遂げていますよ。
だから当然、かえって精神科クリニックの、精神病院の、精神科の薬の、保安処分対象者を徹底的に拡大に次ぐ拡大をさせるだけでしょう。特にとくーーには、心理が、もうウハウハに拡大デスヨ。心理の裾野の増大に次ぐ蔵大、拡大に次ぐ拡大に、手を貸しただけだ。しかも古くからある『人格障害』の焼き直し的側面も強く、だから、健病者による患者会文化の破壊に手を貸す概念になるでしょう。それだけじゃあーない、青い芝の会から続く、この五十年近くにになるありとあらゆる障害者の自立への取り組みを、アッサリ発達障害者の依存とサポートチームにすり替えられてシマウんですよ。そう、障害者の『自立』とは『依存』であったのだ、に、掏り替える装置なんですよ。そうすれば、専門職の飯の喰いハグレが、無くなるんですよ。
発達障害は、おそらく、既存の精神医療の根絶にはツナガラナイ。かえって、既存の精神医療や福祉が発達障害方向に拡大していくときの補強材料として利用されるであろう。発達障害は、おそらく、発達障害で社会復帰を目指すための補強材料として利用されるであろう。才能を花開かせて、社会に貢献しよう、と云うわけなのである。特に、発達障害者は、こう言われて、ジブンでも言いながら舞い上がりつつ、腐った社会復帰競争を煽り抜くダロウ。このようなサポートとサポートチームとハッタツ特性理解があれば、人し並になれるタラ、大した人物になれるタラ、いやいや、本人の才能が開花するんやーー、ゲージツ家に為れるんやと云う、背中には翼まで、はえてます、と言い出すとはなぁぁーーつまり半端者センセイ五職にナレルゾーーーという低学歴の精神病者への差別観蔑視感情を伴った鼻持ちならない健病者のエリート障害者の社会貢献路線をもって、自立を目指すシンドイ生き方をやらなくても良いぞーーーというハッタツ音頭シャカイフッキ音頭の唄と踊りにあけくれる十年間を補強し、健病者文化の社会復帰路線を強化し、新たな発達障害型の日精診、全家連、全精連、病者集団、精従懇、日臨心を、ベテルムカイヤチヤチ、コラルマキマキコなどを、次々と、生み出すであろう。
発達障害は、おそらく、社会復帰路線という、社会参加路線という、社会貢献路線という右肩上がり家族会路線を延命再復活にするための補強材料として利用されつくすであろう惜しいことであった、惜しいことであった、本当に惜しいことであった。ハッタツ障害音頭は、おそらく、既存の精神医療の根絶にはツナガラナイそして、その音頭の踊りが一段落する十年後を見てみたらよい。一体ナニが残っているかを。さぞやさぞやな、依存する社会復帰競争の社会貢献競争の果てにナニが残ることに為るのか、想像してみたら良いのダ。
発達障害は、おそらく、反社会復帰と云うキーサン文化を、働かない権利と云うキーサン文化を、さらには「生命の底で居直る」というキーサンそのモノの生命を、破壊してしまうだろう。そしてそれは、おそらく、このニホン低國と云う社会に対してそのシミンと支配者達に対して、根源的な『反』と『叛』と『乱』を対置し得ただろうと想われるキーサン文化を、捨て去るコトとなるだろう。だから、牙をもったキチガイから社会への『反』と『叛』と『乱』とを徹底的に亡き者にするための補強材料として利用されつくすであろう。患者会ナルモノをツブしたくてツブしたくて、無視したくて無視したくてタマランカッタおレンヂュウに素晴らしい患者会つぶしの武器を提供するコトに為るであろう。惜しいことであった。
発達障害は、おそらく、患者会を、患者会文化を、歴史から抹消するための主攻正面と為るコトであろう。ツマリかえって、既存の精神医療や福祉が、発達障害方向に止めどもなく巨大化していくときの補強材料として利用され尽くすであろう。それが証拠に、イライ―リリー社のパンフを見て御覧なさいな。 こ病院での外来の待ち時間が長いのである。ナニカ読み物でもないかと、外来のブックスタンドを見るとアッタアッタ、大量の発達障害タラあすぺるがータラの宣伝パンフレットである。何種類もアルので、ビックリした。ビックリついでに、発行元を見て、更に、ビックリした。イライーリリー社なのである。どうりで、カネのかかった、豪華版のパンフレットが、自由に持って行ってくださいよ、とばかりに、並べてある。イライーリリー社が宣伝に努めているのである。おっと、ヤンセンファーマ社も負けじと「小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性でリスパダールを服用される方とご家族の方へ」をバラまいているではないですか。ドウとでも取れる診断基準をタレ流しして、煽りに煽って、ハッタツにクスリをぶち込もう、と云う魂胆がミエ見えなのである。ケッキヨクは、クスリの全体量は、増えるであろう、何故に、ソンナことも、ワカラナイカネ―――クスリ屋もぼろ儲けを狙っていると、いうに。
そもそも、キーサン患者会は、精神医療の縮小化を目指して闘ってきたと言って過言ではない。縮小化を目指しながら、身近な精神医療を監視し続けてきたのである。そもそも、この発達障害概念は、新しく、障害を増やすものでアル。新しく、障害を増やしてはならないのである。何故か、「名前のない生きづらさ」を抱えてきたと云うミナサンが、これから、名前が付いたので、名札が付いたので、安心したミタイなことを、得々と、喋ったり書いたりしておられるので、こう言っておこう。何故か、何故か、何故なのか。その新しい、付けてもらった名札が、諸君らを「T4作戦の最終処分施設」に放り込むことに為るからである。モチロン、我々キーサンをも、である。地獄を見てから、シマッタと想っても、もはや遅いのである。権力は、世間様は、社会サマは、市民サマは障害者や病人に、ソンナに甘くは無いのだ
それなのに、こうもやすやすと、新しい障害を一つ、増やしてシマッタ。世間様が貼り得るラベルを増やしてしまって、ドウスルノカ。そしてそれは、三障害から四障害に為った、一つ増えたと云うようなコトを遥かに凌駕するナニカを全ての障害者にもたらしてしまうだろう。ナサケナいハナシである。オソロシいハナシである。
笠陽一郎や嶋田和子や広瀬隆士の批判なんか、もうどうでもいいノダ。そんなレベルの問題じゃないんですヨ、この発達障害というモンダイは。50年は闘い抜いてきた青い芝の会から続く、障害者の自立と依存、病者内あるいは障害者間の内部差別、障害の軽重による差別、というモンダイなんですよ。だから、笠批判という個人批判が、この問題を矮小化させるように働くようだったら、えばっちはもう笠批判や嶋田批判なんてどうでもよいです。それよりか、この発達障害のもつ、恐ろしいほどの【差別性】【権力性】【依存性】を暴きたいのです。もうそろそろ、病者、当事者たちも、医療や福祉や心理の専門職たちも、この発達障害概念のもつ、恐ろしいほどの『すり替え装置』『専門職への依存装置』『権力が利用しやすい利用装置』であるところの本質を、見抜くべきときが来ていると想います。さもないと、、、、、
腐った専門職が言い始めたことです、しかも、エングランドの。どのような便利な道具であろうと、根底に、我々『キチガイ』と『キチガイ病院』に入院中の患者に対する差別、侮蔑、侮辱に満ち溢れているモノとは、対決するのみです。だから、言ってミロ、や、この戯け者ども、そうそう、発達障害概念を拡げようとしている医者や、ライターや心理のヤツ等と、ジブンは発達障害だと自慢げに話す発達当事者たちよ、オマイ等、『キチガイ』や『キチガイ病患者』よりは、よりマシなものだと、思っているんじゃないのか、正直に言ってミロヤ、オイオイオイオイ、チガウと言えるのか、コラララララァァーーーァーーコラコラコラコラコラララーこの糞戯け者ども。発達支援議員連盟の顔ぶれを見てミロヤーーー発達障害者支援法を見てミロヤー、改正の方向が、エバッチが、叫び続けてきたコトと同んなじやろが、だから言ったろ、名前のない生きづらさに名前つ���てもろうて、喜こんどったら、こうなるやろ、登録だけさせといて、後は、少しずつ法律をいじりゃあーーイインヤカラ。その名前のない、少しは、高機能な能力もアルノダと云うような「高機能性発達」の名札貼ってもろうたら、それは同時に「T4作戦の最終処分施設」へのパスポートにも為るノンや、ナニが特性理解がパスポートなんヤ、ホラミロや、大笑いしてやる。とうとう、言うタとうりに為っていきやがる。キチガイも諸共にヤラレそうヤナ。こんチクショー、ハッタツ拡めたヤツ等、セキニンとんなはれや。
発達障害問題は、ね、今やセード的セイヂ的ホーリツ的モンダイ、課題なんですよ。もはやね。それが、分からないのかナァァァァーーー、行政と学会として、非常に政策的に、拡大したんですよ、それ、ワカンナイノカカナナナァァァァァァァーナァァァァァァーーー
教育の方のゲンバでは、6.カンタラパーセントと云う数字が独り歩きして、スクカンが、ちょっと、教室や、学校や、先生にとって、都合の悪い子供たちを、探し出してきては、6.カンタラパーセントに為るヨウニ、発達障害を貼りまくり、精神科につなぎ、クスリを入れているんだ。教育の現場では、スクカンのゲンバでは、発達障害イコール精神科イコールクスリになってるのが、わからナイノカナァァァーー、スクカンが、そう叫んでいるではないか、良心的スクカンが、タマラナクなって、そう、自白を始めているではないか。
母親たちは、結局はハッタツゲンヤクバージョンエンドレスリピート全家連をこしらえ、クスリがゼロになって、就学就職に成功した我が息子や娘たちを中心に、社会復帰バリバリの、家族会傘下の発達当事者会を、作り上げるでしょう。ハッタツクリェイティブハウスか、ゲンヤクハッタツダンヤク拷問ハウスを作り上げるでしょう。本人の了解なしにやれば、どのように良き意図をもってやったとしても、拷問になるのです。新しいタイプの精神科拷問課ですダンヤク拷問、ゲンヤク拷問の、登場です。我々キチガイは、古いタイプの拷問にも、新しいタイプの拷問にも殺される、ことになるのです。そして、笠医師を使いツブシタ後に、ジブンタチに同調する若手医師を確保してきて、断薬専門クリニックまで、つくりあげるかもシレマセン。そして、それらは、結局は、既存の精神医療を強化しつつ、延命させ、患者会文化を、完全に抹消シクさるでしょう。
なぜなら、それは、当事者の自立ではなく、母親と、医師をはじめとする医療福祉サポートチームへの、徹底的な、依存を勧めるからです。拷問されながらの依存に、発達当事者は進んでいくのです、自らね。「依存する社会復帰競争」というか「社会復帰のための依存競争」といったものになっていくでしょう。見方を替えれば「拷問されながらの依存競争」というか「依存させながらの拷問競争」とでも、いうか。依存してナニが良いのだ。クスリを増やすのも減らすのも、入院させられるのも、施設に入れられるのも、母親と精神医とサポートチームの好きなようにさせられるんですよ。モチロンうまくいった場合のハナシです、それは。ウマクはいかないと、十年以上も拷問が、続くことになる退行から、もどらないことも、ある、、、、、親子心中までも、、、ね、、もどってはこないことも、あるのです、よ。ゲンヤクが、ヂゴクのようになることも、多いのですよ。タイヘンナたいへんなコトナンデスヨ。しかも、嘘まで、言ってしまった。ハッタツしかないんだと言ってセカンドしたら先に診断名が決まっているセカンド診断だ。無茶苦茶なことを言っているんですよ。ボクの自己批判なんかでは、済まないんコトなんですよ。
❶カ条 差別箇条
差別そのものである
まずもって、この発達障害概念ソノモノが、とてつもなく差別的ダカラである。
既存の障害概念、疾病概念に対して、徹底的に、失礼無礼の限りを尽くし、た、その上に、この障害概念が成立しているのである。特に重たい自閉症のみなさんや、知的障害者のみなさん、そしてそして、我々精神病患者に対しては、よりマシである、より軽く、より才能がある、と言い回り、知的な障害は無い、精神病などでは無いと云う宣伝を、専門職とも当事者とも、そう、言いつのっているのである。知的障害者や精神病患者に対して、ソウ言うコトがドレだけ無礼で失礼で、傲慢で、鼻持ちならない差別者だ、という事がワカッテはいないのではないか。許されることではない。しかも、世間様の風潮も、ソウなのである。しかも、それでいて、愚かしくも、当然、才能の高低や、在る無し、イロイロあるなかで、ナニかしらに『成功』した障害者がエライのだ、と云う風潮をばら撒いている、のである。ドウニカなる障害者が出てくるのは、至極とうぜんであろう。
精神病患者のグループに比べて、発達障害者の団体は、高学歴者が、多いのだそうである。実際調査してみて、ビックリした、と云うような、コトを、福祉系の雑誌に堂々と書くアンポン譚もいる、と云うコトだ。しかも、書いた本人に当事者性もアル、と云うダカラ、念のいったアホさ加減ということであろう。ソンなに高学歴が、良いのですかいな、と想ったソンなアホな記事が掲載されていた。これほど、障害者間の能力競争と差別感を野放図に表すコトもなかろうに、、、、しかし、もはや、そんな感覚も麻痺してしまっているのか、、、酷いハナシである。
何故、あんなにエラそうに、クスリゼロを言うのか。何故、あんなにエラそうに、発達障害だ、統失ではない、と言うのかトーシツじゃナカツタと、喜びを顔いっぱいに、目を輝かせて、言うのか。母親が、同じママ友に、満面の笑みを浮かべて、こう言う。うちの息子ね、精神病じゃなかったんダッテ、発達障害だったんダッテ、と。走ってきて、頬を紅潮させて、そんなに嬉しそうに報告すべきことだったのか。そこに、精神病に対する忌避感と侮蔑感はなかったのか。そこに、精神病患者への差別意識は、ナカッタと、言えるのか。うちの娘は、精神医療と、手が切れたんですよ、と、ソンナに鬼の首でも、取ったかのように、言うのは何故なんだい。だったら、卒業して行ってくれよ。残って、それを宣伝するから、そうはならない者たちがより、苦しむことになる。まるで、そうはならなかった者たちの努力が足りないかのようにエラソウに言う。なんということだ。差別と侮蔑の再生産をやっているダケだクスリゼロになって、うちの息子は、大検受かりましたって、、、、あーーーソウカナそうかなソウソウソウソウソウカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナナナナナうちの息子は、精神科医になりましたよあーーーソウカナソウカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナクスリゼロになって、うちの娘は、看護婦試験受かりましたって、、、、あーーーソウカナそうかなソウソウソウソウソウカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナナナナナうちの息子は、大学に入りマシたよあーーーソウカナソウカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナ
笠陽一郎医師が、言い腐る。腐った毒殺精神医の大学の教授が、セカンドに行った母親にこう言い放ったと、書いていた。「どうしてそんなに診断にこだわるんですか精神病に対する偏見じゃないですか」ってっ、かっ。笠医師よ、おれがセカンドのママさんたちに、そしてアナタに、精神病患者に対する差別意識があったのではないかと指摘すれば、アナタはこんな腐った大学教授の話を持ち出そうとするのかい。同じようなことを言っていても、意味が違う。想いが違う。何故か。二十五年以上前の、ぼくの入院体験を、書いてみたンダ、読んでご覧ナ。これは、ほんのひとこま、のハナシさ。そのおれが、はっきりとこう言ってるんだ。セカンドに開いていた大穴とは、発達障害バンザイの精神病者に対する差別意識、忌避感情、侮蔑感だったとね。チガウかな。
だから、何故、あんなエラそうに、家族と本人の、努力が足りない、みたいに、言うのかね。何故、ソんなエラそうに、クスリを飲んでいる患者に当たるようなことを、言うのか。さげすむように言うのか。クスリを飲んでいる精神病患者に対して、ものすごく、侮蔑感を侮辱感を、丸出しにしていると感じるのは、おれだけなのかな、、、、、くじら会のママさん達も、成功体験バックにするから・・・えらく、侮辱的だねぇーー
あえて、言うのだが、過去の、そして現在も、今後も、ワラワラとやってくる病名変更を求めての意識的セカンド受診のママさんたちや本人たちに、精神病患者、精神病、精神症状、精神病患者のセーカツぶり、ビョーキぷりに対する忌避感、嫌悪感、差別感は、無かった、皆無である、と、言えるのであろうか。ソコの所を再考にも再考すべきであろう。発達障害宣伝活動家たちの書いたものを読んでいると陰湿な障害者差別意識と悪質な蔑視感情が根強くある、と、感じざるを得ないのである。
だから、健常者社会からもっともモットも激しく非難され差別され続けてきた者こそが、いやーーーな気分を持って、読むことになる。我々キチガイを差別する側が、もう一つ増えるだけの様な気がするのである。すなわち、発達障害者が精神障害者を差別し見下すことである。発達障害者が精神病患者を虐待し、いい気にナル予感がするのである。
もっとも、その発達障害者への健常者社会からの差別虐待をも、また、助長しているのではあるが。だから、この発達障害を後生大事にご使用になられている皆さんに言いたい。自らも差別されているのに、それに気づかないとは、アンポン譚極まりない。いや、気づきつつ、実は気づいているがゆえに、自らへの差別は不問に付し、自ら、より重たい、よりしんどい精神病者を、知的障害者を、自閉症患者を、差別する側に回ったのか。
だから、それは、精神医療の根底的な破壊に繋がるハズもなく、閉鎖病棟や看護士の暴力、保護室、四肢拘束などの、電パチ、スイカ割り、ガン箱退院の意識的な無視とあいまって、結局は、ハッタツ大好き宣伝広告マン達の精神病者への差別意識と蔑視感、侮蔑感、忌避感が露呈しているのである。陰湿な障害者差別意識と悪質な蔑視感情が根強く、いい気になりながらの、我々キチガイを差別する側が、もう一つ増えるだけなのである。
すなわち、発達障害者が精神障害者を差別し見下すことである。発達障害者が、知的な障害は無いンデスヨ、精神病などでは無いンデスヨと、言い回り走り回り言い募り、精神病患者を虐待し、いい気にナルのである。
キーサン革命の鬼ことえばっち 江端一起
えばっちのホームページ 乾坤一擲
http://ebacchihomepage.dousetsu.com/index.html
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