#装飾ブラウス
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◇TWINSET(ツインセット)◇ブラウスが入荷しました。 定価:55,000円(税込) 弊社通販サイト商品ページ⇒http://www.gallery-jpg.com/item/644-217-753/ SPRING&SUMMER 素材: (素材1)コットン96%、ポリウレタン4% (素材2)ポリエステル100% カラー:ホワイト サイズ:40 総丈約43cm、肩幅約34cm、バスト約88cm、ウエスト約88cm (平置きの状態で測っています。) 刺繍パーツを重ね、立体的な刺繍に仕上げて肩部分に装飾したブラウス。 前立て部分はプリーツデザイン。 ストレッチコットンポプリンを使用したコンパクトな着丈のブラウスです。 ハイウエストのボトムと相性よく着ていただける1着です。 ※ご覧頂いている媒体により、色の見え方が多少変わる場合がございます。 ※店頭でも同商品を販売しておりますので、通販サイトの在庫反映が遅れる場合があり商品をご用意出来ない場合がございます。予めご了承頂きますようお願い致します。
// 🗣 いいね・保存・コメント大歓迎!ご来店お待ちしております! \\ ━━━━━━━━━■アクセス□━━━━━━━━━ な���ばCITY本館の1階 大阪難波郵便局側から入って1軒目 靴のダイアナ(DIANA)の隣 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Gallery なんばCITY本館1階店 〒542-0076 大阪府大阪市中央区難波5-1-60 なんばCITY本館1階 【営業時間】11:00~21:00 【休館日】9月無休 【PHONE】06-6644-2526 【e-mail】[email protected]
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#TWINSET#ツインセット#TWINSETACTITUDE#ツインセットアクティテュード#BLOUSE#ブラウス#ノースリーブブラウス#丸首ブラウス#ラウンドネックブラウス#プリーツブラウス#刺繍ブラウス#装飾ブラウス#ショート丈ブラウス#シンプルブラウス#コットンブラウス#レディスブラウス#レディースブラウス#上品ブラウス#きれいめブラウス#SHIRT#ノースリーブシャツ#ラウンドネックシャツ#コットンシャツ#刺繍シャツ#装飾シャツ#コンパクトシャツ#きれいめシャツ#インポートセレクトショップ#大阪セレクトショップ
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3 to 8 × SINA SUIEN -ガールガイド-
あやちゃんから受け取ったのは40年代のシルク素材のブラウス。フロントはファスナー開きで、肩の部分はシフォン素材で透けています。1940年代らしい、細身のシャープなデザインです。
このブラウス���着た人は世界大戦前後の時代を、どんな暮らしをして生き抜いたのでしょう。
どんな状況でも明るい心で生きること、装うこと、生活の工夫は続きます。そんなことに想いを馳せながらリメイクしました。
とても繊細でなめらかな織り目、上質なシルクシフォンに可愛らしい立体のお花のレースが丁寧に縫い付けられていました。
腕の擦れる部分などに損傷が激しかったので全部解いて一つ一つの布片にし、使えるところをピックアップし縫い合わせたパッチワークのキャミソールワンピースにしました。
襟や袖のフリルが可愛かったので胸元に装飾として配置しました。
裏地は、表地の透ける特徴を活かし重なった時に動きが魅力的になるよう計算して構成しました。
肩紐は長さ調節機能がついているので丈や身幅を調節できます。
レースのお花を全体に散りばめて咲かせました。
ボーイスカウトの創始者は戦争で軍に入隊した時に培った経験を大いに活かしボーイスカウト運動を始めたそうです。
すこやかであること、持っているものに満足し、それを最大限に活用し、まわりに幸福を分け与えること。
ボーイスカウト、ガールガイドは清潔な心の現れなのだと思います。
今の時代を生きぬくための羽毛のようにふんわり軽いワンピースです。
【有本ゆみこ(SINA SUIEN)新作発表会「コアラの人」】
会場|3 to 8 (サントゥエイ��) Vintage Apartment Store(東京都渋谷区西原3-32-6 グランメール上原201)Closet gallery*代々木上原駅東口より徒歩2分
会期|2024年2月1日(木)ー2月13日(火)*6日、7日は休み
オープニングパーティー|2月3日(土)18:00-20:00
営業時間|平日13:00-19:00 土/日12:00-19:00
問い合わせ先|Instagram @3_to_8_apartment_store *DMよりお問い合わせ下さい
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今さら日記という形式で書くにはもう手遅れだし、記述すべきことがなさすぎる。とりわけ面白いことをしていないから近況でも書きます。
最近の楽しかったこと。Seriaでシールやファイルなど、2200円分の大人買いをした。幼い頃に文房具屋に連れて行かれて、1000円以内で好きなものを買えと言われて、あと50円あればペンが10本買えるから50円玉をちょうだいと母親にねだり(当時は消費税が5%だった)、ダメだと言われ悔しい思いをしたことなどが思い出される。今どきの100均には可愛いシールがわんさか売っているね。全部ほしい。親戚から甘いとうもろこしが届いた。茹でたてを歯でこさぐのが好きです。いつもは小鉢の副菜をちまちま作っているのだけど、とうもろこしがあれば不要。でももう食べてしまいました。最近は胃と汗腺のために、夜歩く時間を作っている。この間理想的なフォルムの集合住宅を見つけて、階段を上ってしまおうかと思ったけれど、季節外れの服装でほっかぶりした若い女性が夜間のアパートに忍び込んで通報などされたら大変だから、我慢した。季節外れといえば、気に入っている古着屋の冬物セールで可愛いセーターを手に入れた。毎年春になると「夏の概念」に想いを馳せて夏季限定でしか着られないワンピースなどを買ってしまうのだけど、そもそも日焼けを極端に嫌う自分はデート以外で夏らしい服など着ないことを、7月に入って初めて気づく。というのを毎年繰り返している。秋冬は比較的外に出ることが多いので、セーターやカーディガンを買って損することはない。今年も冬の私に乞うご期待。
最近悲しかったのは、気に入っていた紫のブラウスに小さなシミをいくつか作ってしまったこと。スプレー型の日焼け止めを顔に噴射した際、服にも飛んだらしい。クレンジングオイルと食器用洗剤でも落ちず、つらい。
こうして振り返ると服に関する出来事を鮮明に覚えているらしい。研究分野からわかるようにファッションには強い関心を抱いている。そのため��飾に関連した企業のイベントに参加したり、その手の企業を積極的に見ている。けれども実際に店頭をぶらつくと決定的なことに気づいてしまった。マジョリティのニーズに沿った季節もののラインナップ、企業戦略的にカテゴライズされた陳列、影響元が一目でわかる新進気鋭のシルエット…などを見ていると、私が思う「自分の魅せ方のお手伝い」は企業が考えるそれとは逆方向にある気がしてきた。60sゴシックに寄せて黒装束×ミニばかり着ていた頃は先生に"Fashion Victim"と揶揄されたことを思い出す。それでいい。いずれにせよ、いつか服を作りたいです。
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ボタンホール
ボタンホールは、衣服にボタンを通すために使用される小さな開口部または穴です。通常、シャツ、ブラウス、ジャケット、コートなどの前立てや襟元に見られます。ボタンホールは、ボタンを通して衣服を閉じたり、装飾的なアクセントを加えたりするのに役立ちます。衣服を機能的かつスタイリッシュに保つためのシンプルかつ実用的な方法を提供します。これらは、衣服のデザインに不可欠な要素であり、ボタンを通すための便利なメカニズムを提供します。
手抜きイラスト集
#ボタンホール#buttonhole#asola#ojal#Knopfloch#boutonnière#手抜きイラスト#Japonais#bearbench#art#artwork#illustration#painting
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ARMANIブランドスーパーコピー vogvip.com/brand-29-c0.html アルマーニ半袖Tシャツ偽物ブランド
アルマーニ ARMANI 特別人気感謝SALE 半袖Tシャツスーパーコピー 激安 軽量で着心地抜群 2色可選 ブラウスはアルマーニのシンプルなデザインで、余計な装飾は一切ありません。ARMANIブランドスーパーコピー vogvip.com/brand-29-c0.html アルマーニ半袖Tシャツ偽物ブランド 無地のデザインが、着る人の箇性やセンスを際立たせています。古典的なスタイルに加えて、ブランドの象徴的なディテールを処理して、精緻な縫い目、独特な襟のデザインなど、VOGブランドスーパーコピー vogvip.com VOGブランドスーパーコピー すべてアルマーニブランドの優れた技術を明らかにします。 商品番号:vogvip2022ar028 在庫状況: 100 会員価格:4700円 商品ブランド:アルマーニ ARMANI 出品時間:2023-01-04 商品カテゴリ:メンズ 半袖Tシャツ ARMANIブランド 偽物 通販 vogvip.com/goods-8231.html アルマーニ半袖Tシャツ偽物ブランド vogvip.com へようこそ。 ▲新規会員登録された方に色々な割引サービスを差し上げます。 ▲当店ではご注文日から翌営業日までに当店よりお客様宛てに必ずご注文のお礼メール・ご注文確認メールを送信させて���いております。 ▲当店メールアドレスが届いていないお客様の中には、サーバーにて迷惑メールと判断され、迷惑メールフォルダにメールが届。 ▲もし本当に届かなかった場合には[email protected]までご連絡くださいませ。 ブランドスーパーコピー 激安専門店 vogvip.com VOGコピー (アルマーニブランドコピー服):エンポリオ アルマーニスーパーコピー業界で最も権威のあるブランドスーパーコピー(ARMANI)。美しいシルエットと着心地のよさを追求し、イタリアを代表するファッションブランドに成長させます。本店では主にブランド スーパーコピー アルマーニ ARMANI ブランドコピーのアイテムを取り揃えます。アルマーニ 時計 偽物やアルマーニ 財布 コピー、アルマーニ スウェットシャツ コピー、アルマーニ スーツ コピー、アルマーニ 靴 コピー、ベルト、ジーンズ、バック、帽子、ネクタイ、マフラー セットなどの人気商品を提供しております。品質保証で安心してご購入ください! ARMANI ブランドコピー vogvip.com/brand-29-c0.html アルマーニ半袖Tシャツコピー ブランド
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【futatsukukuri/暮chic】12/16
*12月16日(土)からはじまる催事が二ヶ所あります。
ひとつめは大阪 NEW PURE +さんで開催となる[ futatsukukuri × kiam ] 毎年恒例となっております12月のNEW PURE +さんでの催事、今年は岡山のkiamさんをお招きしてPOP UP SHOPを開催します。kiamさんとコラボレーションした futatsukukuri ギザギザスカートのロングスカートやデニムのクロスラインパンツのオーダー受付やワンピース、巾着バッグのビニールポケットバージョンなどの即売、kiamさんの超絶かわいいヴィンテージのニットやブラウスがお買い求めいただけます。 ぜひ、この機会にお出かけください。 NEW PURE + 12/16(土)〜12/25(月) 13:00〜19:00 @new_pure_plus photo: kaho hair & make: nagisa styling: kiam design: futatsukukuri
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もうひとつは、奈良・生駒にある小さな森のサロン NOSTALGIE CLUB (ノスタルジークラブ)さんで開催されるクリスマス・ショップ / ティーハウスにて、暮chic by futatsukukuri「天使のスモック」の受注会をおこないます。 定番の「ホワイト」に加え、ノスタルジークラブさんとのコラボレーションカラー「ブラック」と「ブラウン」が登場します。 ご来場予約など詳しくは以下、またはノスタルジークラブさんのホームページ(こちら)をご覧ください。
NOSTALGIE CLUB Christmas Shop「装いにまつわる展示 & 受注会」 @nostalgieclub_nc
12/16-25・9days ____
暮chic by futatsukukuri & NOSTALGIE CLUB
『暮しに役立つシックな装い』
服飾ブランド futatsukukuri から誕生した『暮chic』による、『天使のスモック』の展示 & 受注会を開催いたします。 このたび、NOSTALGIE CLUB オリジナルカラーでお作りいただきました。 受注会では『暮chic』コレクションよりホワイト、『NOSTALGIE CLUB』コレクションよりブラック、ブラウンの3色展開で予約を承ります。 ノスタルジークラブにとって、初めての『装い』にまつわる展示会。暮らし=人生を表現する中で、毎日大切にしたい心地よい洋服と暮らすことも、お届けしたいことのひとつでした。
___ 『暮chic』のシックで叙情的、どこか乙女心をくすぐるアイテムをテーマにした世界観は、心に残るノスタルジーや夢を届けたい私の想いと共通する景色があるように感じています。 そして、『フタツククリ』は私自身がこの10年で特に愛用しているお洋服です。 10年経っても、いくつになっても、ずっと着ていたいと思うのはデザイナーの香衣ちゃんの芯の強さと柔軟性の両方を感じられるからでしょうか。 不変の乙女心も!この魔法の季節に、お取り扱いできることになり心から嬉しいです。 森の中で、着こなしをいろいろとお楽しみくださいね。 match point 星合葉子
____ ※クリスマスショップ・喫茶室(についてはこちら)をご予約済みの方はどなた様もご覧いただけます。 ※展示・受注会のみのご予約も承ります。 ➸コレクション・予約方法 ・受注会予約とご記載ください。 ・【お名前・ご希望日時・人数・お電話番号・交通手段(マイカー/ 徒歩 / タクシー)】を記載の上、ご連絡をお願いいたします。 - 12/16(土)・17(日)・18(月)・19(火) - 12/21(木)・22(金)・23(土)・24(日)・25(月) - ご予約時間 = 15:30〜18:00 [ Instagram DM ]☞ @nostalgieclub_nc [ Mail ]☞ [email protected] *NOSTALGIE CLUBからの返信をもって受付完了とさせていただきます。 *駐車場に限りがあるため、マイカーのご記載がない場合には駐車できない場合もございます。 ____
ご予約を心よりお待ちしております。
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アクセサリー感覚で 〜 Fumiku "asymmetrical ruffle tops"
こんばんは。
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いつからだろう。
それこそお店をオープンした頃くらいからになるが、一生に一度でいいから見てみたい風景というものがある。
それが、菊の栽培に関わる風景なのだが、「電照菊」と呼ばれる風景だ。
愛知県、渥美半島の秋の風景の一つにもなるらしい。
促成栽培という言葉を聞いたことがある��思うが、言わばその逆の栽培方法になる。
・
菊は日照時間が短くなると開花する。
なので、本来であれば秋に花を咲かせる。
しかし、ハウス内に明かりを灯し、日照時間を長くすることで、菊の開花時期を遅らせるのだ。
そういった栽培を「電照菊」と呼び、そのおかげで年始や春のお彼岸にも菊を愛でることができるのだ。
・
イルミネーションでは無いけど、暗闇の中。あちらこちらに点在し、光を放つ菊の栽培。
秋の夜長を彩る、風景だと思うと、一度は見てみたいものだ。
さて、今日はそんな菊の花にまつわる、秋の風景のお話をさせてもらったのだけど、本格的な秋も始まり、装いにちょっと華を添えるようなアイテムを紹介させてもらおうと思う。
Fumiku : asymmetrical ruffle tops (NAVY) ¥28,600 (tax in) sold out
Fumiku : asymmetrical ruffle tops (BROWN) ¥28,600 (tax in)
花柄が印象的な"Fumiku"のトップス。
パッと見ただけでは、なんなのか分からない。
でも、装いに取り入れるとこれがとても素敵なのだ。
装いに華を添える。
個人的には、服というよりは、装いを彩るアクセサリーのような感覚で楽しんで頂きたい1着だ。
・
今の時期だとブラウスや、写真のように薄手のニットに合わせて。
もう少し季節が進み、気温も下がって来ればジャケットやコートの上に合わせてみても良い。
・
ちなみにこのトップスのユニークな点は複数の着こなしパターンがあることだ。
まずは当店が今回、採用しているように、斜めに襷掛けのように着用するパターン。
そして、もう一つがこんな感じで、襟にボリュームを持ってくるようなパターン。
肩周りまでボリュームがあり、非常に印象的なスタイリングか楽しめる。
・
正直、オーダーをする時は悩んだ。
自由度が高いけど、どう着用すれば良いかと悩むアイテム。
かなり好き嫌いがはっきりと分かれるアイテムにもなる。
もしかすると、当店のお客さまにはハマらないかもしれない。
そんな不安もあったからだ。
・
でもオーダー締め切りの直前。
こういった遊びに満ちたアイテムをオーダーして、お客さまに楽しんでもらってこその"itocaci"だろ。
そんな思いもあって、オーダーをさせて頂いた。
・
到着して、早速壁にぶち当たる。
・
どうやって着用したかが思い出せない。
ブランドのルックを何度も見返し、自分で色々と試してみる。
最初は苦戦もしたけど、慣れてしまえば問題はない。
��
改めてスタイリングに取り入れてみると、これが本当に素敵なのだ。
・
服というよりはアクセサリーに近い感覚で楽しめてしまう。
その日の装いをいつもよりちょっとドラマチックに。
そんなアイテムになる。
そして、僕はお客さまに謝らなければならない。
まさか、店頭でこんなにも注目されるアイテムになるとは思ってもいなかった。
・
今季の"Fumiku"で最も試着されているのがこのアイテムなのだ。
なんだか正直この反応を見てちょっとホッとした。
・
やっぱり僕が素敵だと思ったり、かわいいと思ったアイテムにはきちんと反応をしてくれる。
店頭であーでもない、こーでもないと試行錯誤して試着して、楽しんでる光景をみると、とても嬉しい気持ちになる。
「服楽しんでるなぁ」としみじみと思ってしまう。
・
どう使うのか悩むアイテムというのは、正直避けられることもあるのだけど、逆にそういったアイテムほど自由度の高さゆえか、色んなアイテムと合わせていただけることが多い。
・
ちなみに先日"Fumiku"の展示会にお邪魔して、デザイナーさんとお話をしてきた。
反応が良いことを伝えると、実は"Fumiku"の展示会でも人気があったというお話を聞けた。
そのせいで、もう生地の在庫も無く、再生産はほぼ不可能ということだ。
・
焦らせるのは好きでは無いけど、もし気になっている方はお早めに。
僕の服を買うときのモットーは、買わぬ後悔より買って後悔。笑
そして、悩んでいるアイテムほど、買って後悔することなどないのだ。
季節は秋を迎えている。
街を歩けば、いちょうの木下には銀杏が落ち、色づく準備に入った。
「山装う」なんて言葉もあるように、これから街や山の木々が美しく着飾る季節だ。
そんな秋の風景に負けぬよう、私たちも装いに華やかな雰囲気であったり、彩りを加えるようなスタイリングを楽しんでみてはいかがだろうか。
・
なお申し訳ないのだが、現在オンラインショップに掲載中の"Navy"カラーは既に完売してしまっている。
店頭には"Brown"カラーの在庫があるので、お手数ですが、気になる方はメールやSNSを通じてご連絡をいただければ対応もさせていただく。
・
さて、ふと思った。
冒頭に「電照菊」のお話をさせてもらったのだけど、「電照菊」は秋に開花するはずの菊の開花時期を遅らせるためのものだ。
でも、そんな「電照菊」は、秋の夜を華やかにする風景でもある。
・
街や山の木々、そして「電照菊」のように。
秋を彩る風景に負けぬよう、このトップスを装いに取り入れて、いつもよりちょっと華やかな装いを楽しんでもらうと嬉しく思う。
それでは次回もお楽しみに。
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クローゼットチャイルドで買ったもの(2022年11月)②
↓続き
/syupii/703864638138433536/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0%E5%A7%8B%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F
Innocent World
衿ツインレースアップブラウス(ミント-M)
7,700円
イノワのブラウスを着用してみた。
私の体が太いせいかMサイズでもぴっちりしている。
イノワのお洋服は作りが細身の人向けだというのは本当だった。
着られるけどギリギリ。
ブラウス自体はレースや装飾が繊細でとても美しい。
後ろのリボンで体にフィットさせることができる。
腕はどうにか上げられる。
このブラウスは何気に胸が大きく見��るデザイン。
貧乳の私にはちょっと嬉しい仕様。
リボンタイは取り���し可。
↓続く
/syupii/703865598799659008/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0%E5%A7%8B%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F
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Photo
#03 stand collar puff sleeve blouse
肩の装飾が特徴的なスタンドカラー・パフスリーブ・ブラウスを制作しました。
素材: T/Cブロード
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◇TWINSET ACTITUDE (ツインセット アクティテュード)◇ブラウスが入荷しました。 定価:50,600円(税込) 弊社通販サイト商品ページ⇒http://www.gallery-jpg.com/item/643-340-310-XS/ 素材: (本体1)ポリエステル100% (本体2)ポリエステル100% カラー:ブラック サイズ:XS 総丈約62cm、肩幅40cm、袖丈約61.5cm、バスト約94cm、ウエスト約91cm (平置きの状態で測っています。) 前身頃と袖部分にブラウスと同色の極小ラインストーンをあしらったボウタイブラウス。 襟ぐりとボウタイが繋がったデザイン。 ボタンが見えない比翼仕立て。 袖口カフス部分にフリルがあしらわれています。 フォーマルシーンやパーティーは勿論、ジャケットインナーとしても御召しいただけます。 ※ご覧頂いている媒体により、色の見え方が多少変わる場合がございます。 ※店頭でも同商品を販売しておりますので、通販サイトの在庫反映が遅れる場合があり商品をご用意出来ない場合がございます。予めご了承頂きますようお願い致します。 ⠀⠀// 🗣 いいね・保存・コメント大歓迎!ご来店お待ちしております! \\ ━━━━━━━━━■アクセス□━━━━━━━━━ なんばCITY本館の1階 大阪難波郵便局側から入って1軒目 靴のダイアナ(DIANA)の隣 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Gallery なんばCITY本館1階店 〒542-0076 大阪府大阪市中央区難波5-1-60 なんばCITY本館1階 【営業時間】11:00~21:00 【休館日】8月22(木) 【PHONE】06-6644-2526 【e-mail】[email protected]
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C/MEO COLLECTIVE - SS20
<C/MEO COLLECTIVE> カメオ コレクティブは世界中のファッションコンシャスな女性から、最も注目を集めているオーストラリアブランドです。 上質な素材・鮮やかなプリント・美しいカットワークにクラシックでモダンなひとひねりを加えたハイセンスなコレクションが特徴で多くのセレブリティーも愛用しています。 “身に着けるイノベーション”をテーマに常にトレンド性のある新鮮なファッションをタイムリーに供給していくことを最大の優位性と考えています。
今回の入荷アイテムはこちら!
ENERGISED DRESS/サファリミニドレス 胸とスカートのフラップ付きポケットと肩から袖まで繋がった2本のエポーレットデザインがサファリチックで今年らしさもあり、珍しい木目プリントで差が出ますね。 ウエストベルトでウエストを引き締めることでより女性らしいシルエットに。このモデルさんは180cmくらいなので、一般的な日本人女性が着るとここまでミニにならないですよ。
ENERGISED PANT/ウッドプリントワイドパンツ
お腹部分はポケットやボタンの装飾をすることでウエストをスッキリを見せる効果も。ハイウェストでシルエットがとても綺麗な1本。 シンプルな白Teeを合わせるだけでもオシャレに見えちゃいますね。 一番上のドレスとパンツをコーディネートすると
ENERGISED SHIRT/ウッドプリントシャツ
リラックスシルエットの同プリントブラウス。ふんわりとボトムインをするとより旬なLOOKに。前開きにして春夏の羽織りアイテムとしても活躍しそうですね。
上のパンツと合わせると、より今年らしいワントーンコーデに!
ARTWORK SHIRT/ウエストベルト付きブラウス
太いベルトとバックルがポイントのリラックスシルエットのホワイトブラウス。袖の付け根が広く取られており、身幅と袖の切り替えが無いので脇からバスト周りがとても楽です。幅広いサイズ感の方にもオススメです。 どんなボトムにも合わせやすいデザインですが、上のワイドパンツと合わせるとパーフェクト!
PROPHETIC DRESS/ダブルレイヤードミニドレス・コート 上半身がケープ付きの素敵なレイヤードデザイン。着方次第で違ったデザインを楽しめそうです。
(身長162cm、着用サイズS)上のモデルとは着丈感が全然違いますよね...
1枚で着るとワンピースに、前開きにするとコートになる万能なアイテム。
合わせているスカートはこちら
PROPHETIC SKIRT/エラスティックベルト付きペンシルスカート ウエストのベルトは取り外し可能。ラップデザインでタイト過ぎずリラックス感のあるシルエットです。
トップスはホワイトシャツ、Tシャツ、スウェットトレーナー...などカジュアルにも色々合わせやすそうなスカート。
1、EARLY ON TOP/バルーンスリーブクロップトップ 2、PERIPHERAL JEAN/ハイウェストテーパードジーンズ デニムはテーパードデザインも楽しめるように裾にスナップボタンが施されています。全体はストレートシルエットでシューズによって変化できるのがとっても良いですね!
CONTEMPT T-SHIRT / ロゴ刺繍Tシャツ 全体にロゴ刺繍が施されたリラックスシルエットのTシャツです。 上のマスタード色スカートにも、グリーンのワイドパンツにもピンクのパンツにも合います。
EARLY ON SKIRT/ギャザーミニスカート ギャザーとドレープラッフルデザインが華やかなミニスカート。 シンプルなTシャツやカットソーを合わせてスカートを主役としたコーデもオススメ。
HEREAFTER BLAZER/クロップドブレザージャケット
HEREAFTER PANT/ハイウェストテーパードパンツ 綺麗なピンクカラーが目を惹くハイウェストのテーパードスーツパンツ。 ウエストタック入り、縦ラインを強調したフロントプレスで脚長効果も。 メンズライクな程よいリラックスシルエットでこなれ感を演出します。 あえてのスニーカースタイルもおすすめ。
HEREAFTER DRESS/レイヤードブレザードレス ショート丈ブレザージャケットを羽織ったような、スカートとジャケットは繋がっているスーツタイプのレイヤードミニワンピース。 デザインもですが、色がとにかく可愛い1枚。
【C/MEO COLLECTIVE 】LOVE STRONG KNIT TOP/バルーンスリーブVネックニット
ふわふわ優しい肌さわりの春ニットです。 ラップデザインのVネックとフィットするウエスト周り、バルーンスリーブで決してガーリーにはならない可愛らしい大人女性を発揮するデザイン。
今すぐ取り入れたい春らしい新鮮なカラーと旬なデザインの新作15アイテムが揃いました。 各アイテム入荷数がわずかとなりますのでお早めにチェックしてくださいね。 カメオのショッピングページはコチラ - BZAR - ONLINE SHOP INSTAGRAM LINE@ のお友達になってね。
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Tカップ幼馴染
完全に自家発電用。
「128.3センチ、………どうして、どうしてなの。………」
するすると、その豊かすぎるほどに膨らんだおっぱいから巻き尺の帯が落ちて、はらりと床に散らばる。
「どうして、昨日から変わっていないの。……何が私に足りないの。………」
と言いつつ、顔よりも大きくなってしまったおっぱいを揉んだが、触り心地は昨日と、一昨日と、一昨々日と何も変わらない。柔らかく、ハリがあって物凄く気持ちが良い、――気分としてはバスケットボール大の水風船を揉んでいるような感じか。
「だったらまだ、……まだTカップ、………」
床に散乱した巻き尺を跨ぎ越して、ベッドの傍まで行って、二つ並んだ白いブラジャーのうち左手にある方を取り、顔の前で広げて、バサバサと振る。片方のカップですら顔をすっぽりと包むブラジャーには、U65という英数字が太文字で刻まれているけれども、アンダーバストが悲しいかな、70センチ弱ある紀咲(きさき)にとっては、かなり無理をしないとサイドベルトが通らない。恨めしくタグを見つめても、カップ数もアンダーバストも負けた事実は変わらず、ため息をついてベッドの上へ投げ捨てると、右手にあったブラジャーを手に取る。そのブラジャーのタグにはV65という字が印刷されているのであるが、全く擦り切れておらず、広げて全体を見てみても、どこもほつれていないし、どこも傷んでなどいない。ただ四段あるホックのみが軽く歪んで、以前の持ち主が居たことを示している。
「あいつ、もしかして寝ている時に着ていたのか」
――もしくはこのブラジャーを着けて激しく運動したか。けれども、Vカップにもなるおっぱいを引っ提げて運動など、どれだけ頼まれてもしたくないことは、Tカップの今ですら階段を駆け下りたくない自分を見ていたらすぐに分かる、況してやあの鈍くさい女がそう簡単に走るものか。昔から急げと言ってもゆっくりと歩いて、なのにすぐ息を切らすのである。羨ましいことに、初(はじめ)が着替えるのを手伝っているらしいのだけれども、彼がこんな高価な物をぞんざいに扱う訳も無いから、この歪��だホックはきっと、寝ている間ににすーっと膨らんでいくおっぱいに耐えきれなかった事実を物語っているのであろうが、未だに信じられぬ。およそこの世のどこに、一晩でVカップのブラジャーをひしゃげさせるほどおっぱいが大きくなる女性が居るのであろうか。しかもそれが、まだあどけない顔をしていた中学二年生の女の子だと、どう言えば信じてくれるのか。可愛い顔をしているのに、その胸元を見てみると、大人の女性を遥かに超えるビーチボールみたいなおっぱいで制服にはブラの跡が浮かび上がっているし、目障りなほどにたぷんたぷんと揺れ動いているし、しかもあいつはその揺れを抑えようと腕で抱え込むものだから、いつだってぐにゃりと艶かしく形が変わっているのである。それだけでもムカッとくるというのに、あいつはあの頃そんな速度でおっぱいを成長させていたのか。紀咲は、どこかバカにされたような気がして、〝あいつ〟が中学生の頃に着けていたVカップの大きな大きなブラジャーをベッドに叩きつけると、クシャクシャになって広がっているUカップのブラジャーを再び手に取って、そのカップを自分のTカップのおっぱいに軽く合わせながら、勉強机の横に置いてある姿見の前に向かう。
鏡に映し出されたのは上半身裸の、付くべきところにほどよく肉のついた、――もちろんおっぱいはTカップなのだから極端ではあるけれども、腰はくびれているし、お尻はふっくらと大きいし、日頃の食生活のおかげで自分でも中々のスタイルなのではないかと思っている、高校3年生の女の子。紀咲はストラップに腕を片方ずつ通し通しして、後髪をかき上げると、今一度カップにきちんとおっぱいを宛てがい少し前傾姿勢へ。Tカップのおっぱいはそれほど垂れてないとは言え、やはりその重さからすとんと、雫のような形で垂れ下がり、ブラジャーを少しだけずり落としたが、あまり気にせずにストラップを、ぐいっと引き上げ肩に乗せる。本来ならばこの時点で、ブラジャーのワイヤーとバージスラインを合わせなければいけないのだけれども、Tカップともなるとどうしても、おっぱいに引っ張られてカップが沈んでしまうので、その工程を飛ばしてサイドベルトを手の平に受ける。するりと背中へ持っていき、キュッと力を入れて左右のホックの部分を合わせ、腕の攣るのに気をつけながら何とかして金具を繋ぎ止める。――このときが一番恨めしい。………女子中学生におっぱいのサイズで負け、アンダーバストで負けたことは先にも言ったとおりだが、その事をはっきりと自覚させられるのはこの時なのである。
ホックが全部繋がるまでには結構な時間がかかるから、彼女がこのUカップのブラジャーを手に入れた経緯を説明することにしよう。元々の持ち主は紀咲の幼馴染である初の、その妹であり、彼女が〝あいつ〟と呼んでいる、今年高校生になったばかりの、いつもおずおずと兄の後ろを一歩下がってついていく、――莉々香(りりか)と言う名の少女。両者についてはこの先登場するから説明はしないが、ある日莉々香とたまたま帰り道が一緒になった紀咲は、隣で揺れ動いている股下まで大きく膨らんだ塊を目の隅に留めつつ、特に話すこともなく歩いていたところ、突然、姉さん、と呼び止められる。なに? と素っ気なく返事をすると、あの、……ブラジャー間に合ってますか、たしか姉さんくらいの大きさから全然売ってなかったような気がして、……昔私が使っていたので良ければ差し上げます。あっ、でも、どれも一回くらいしか着けてないから綺麗ですよ、それに買ったけど結局使わなかったのもありますし、――と莉々香が言う。確かにその頃紀咲のおっぱいは、努力の甲斐もあってPカップに上がろうかというくらいの大きさになっていたのであるが、よく行くランジェリーショップで、PはまだありますがQカップになりますと、アンダーを大きくするか、オーダーメイドになるか、……今私共の方で新たなブランドを探しておりますが、もし運良く見つかっても海外製ですからかなり高く付きます、――などと言われて弱っていたところだったので、二つ返事で承諾すると早速家に招かれ、珍しく初の部屋を素通りして莉々香の部屋へ入る。彼女のことは生まれた時から知っているけれども、そういえばここ5年間くらいは部屋に入ったことがない。昔と同じように綺麗なのかなと思って見渡すと、案の定整理整頓が行き届いている。けれども机の上の鉛筆すら綺麗に並び揃えられている有様には、莉々香の異常さを感じずにはいられず、鞄を置くのさえ躊躇われてしまい、ドアの前で突っ立っていると、どうぞどうぞと、猫やら熊やら犬やらクジラやら、……そういう動物のぬいぐるみが、これまたきっかり背の順に並び揃えられたベッドの上に座るよう促される。莉々香はあの巨大なおっぱいを壁にめり込ませながらクローゼットの中を漁っていたのだが、しばらくかかりそうだったので、すぐ側にあった猫のぬいぐるみを撫でつつ待っていると、やがて両手いっぱいにブラジャーを抱えてやって来る。プラプラと垂れているストラップは、幅が2センチくらいのもあれば5センチくらいあるものもあって、一体どれだけ持って帰らせようとしているのかと思ったものの、気になったのはその色。とにかく白い。初からオーダーメイドのブラジャーを買っているとは聞いていたから、こっそり色んな色のブラジャーがあるのだと決めつけていた紀咲は、がっかりとした目で自分の真横にドサッ、と置かれた白い布を見る。どうでしょう、姉さんのおっぱいがどれだけ大きくなるか分からないから、とりあえず私が1、2年生の頃にしていたブラジャーを持ってきましたが、ちょっと多すぎ、……かな? 下にあるのは結構大きめのなので、ちょっと片付けてきますね。たぶんこの一番上の小さいのが、……あ、ほら、Qカップだからきっとこの塊の中に、姉さんのおっぱいに合うブラジャーがきっとありますよ。と嬉しそうに言って、下の方にあるブランケットのような布地を再びクローゼットに持って行ったのであるが、その何気ない言葉と行動がどれほど心をえぐったか。紀咲は今すぐにでも部屋を飛び出したい気持ちをグッと抑えて、上半分にあった〝小さめ〟のブラジャーを一つ手にとって広げてみたが、それでも明らかに自分のおっぱいには大きい、……大きすぎる。タグを見ると、Y65とある。おかしくなって思わず笑みが溢れる。……一体この世に何人、Yカップのブラジャーをサイズが合うからと言う理由で持ち帰れる女性が居るといういうのか。まだ莉々香がクローゼットに顔を突っ込んでいるのを確認してYカップのブラジャーを放り投げ、もう一つ下のブラジャーを手に取って広げてみる。さっきよりは小さいがそれでも自分のおっぱいには絶対に合わぬから、タグを見てみるとV65とある。今度は笑みさえ浮かべられない。……どんな食生活を送れば中学生でVカップが小さいと言えるのであろう、あゝ、もう嫌だ。これ以上このブラの山を漁りたくない。でも一枚くらいは持って帰らないと彼女に悪い気がする。―――と、そんな感じで心が折りつつ自分の胸に合うブラジャーを探していたのであるが、結局その日持って帰れそうだったのは一番最初に莉々香が手にしたQカップのブラジャーのみ。もうさっさと帰って今日は好きなだけ泣こうと思い、そのQカップのブラジャーを鞄にしまいこんで立ち上がったところ、ひどく申し訳無さそうな顔をした莉々香がトドメと言わんばかりに、あ、あの、……今は奥の方にあるから取れないんですけど、小学生の頃に着けてたもう少し小さめのブラジャーを今度持っていきましょうか? と言ってくるのでその瞬間、――華奢な肩に手をかけてしまっていたが、胸の内に沸き起こる感情をなんとか抑えようと一つ息をつき、ちょっと意地になって、けれども今気がついたように、よく考えればこれから大きくなるかもしれないんだし、もうちょっと大きめのブラジャーももらっていい? と、やっぱり耐えきれずに涙声で言ってもらってきたのが、今彼女がホックを全てつけ終わったこのUカップのブラジャーなのである。
「くっ、ふっ、……」
前傾姿勢から背筋を伸ばした体勢に戻った紀咲は、胸下を締め付けてくるワイヤーに苦しそうな息を漏らしてしまう。ホックを延長するアジャスターがあることは知っているけれども、もうそんな屈辱はこのブラジャーを着けるだけで十分である。ストラップを浮かせて、おっぱいを脇から中央へ寄せている間も、ブラジャーの締め付けで息は苦しいし、肌はツンと痒くなってくるし、けれどもあんまりお金の無い紀咲の家庭では、オーダーメイドのブラジャーなんてそう何回も作れるようなものではないから、屈辱的でもあの女が中学生の頃に着けていたブラジャーで我慢しなくてはならぬ。
紀咲はブラジャーを着け終わると、姿見にもう一歩近づいて、自分の胸元を鏡に写し込む。見たところTカップのおっぱいは、溢れること無くすっぽりとU65のブラジャーに収まって、恐らく男子たちにとってはたまらない谷間が、クレバスのように深い闇を作っている。ちょっと心配になって、ふるふると揺らしてみると、ブラジャーからは悲鳴が上がったが、溢れること無くちゃんとおっぱいの動きに付いてきたので、これなら今日一日どんなに初に振り回されようとも、大丈夫であろう。紀咲はブラジャーの模様である花の刺繍を感じつつ深い息をつくと、下着姿のまま今度は机の前へ向かい、怪しげな英文の書かれたプラスチックの容器を手にとって見つめる。毎日欠かさず一回2錠を朝と夜に飲む習慣は、初と二人きりで遊ぶときも決して欠かさない。パカっと蓋を開いて真っ赤な錠剤を、指でつまみ上げる。別に匂いや味なんてないけれども、その毒々しい色が嫌で何となく息を止めて、口の奥へ放り込み、すぐ水で喉に流し込む。――膨乳薬と自称しているその薬を小学生の頃から愛飲しているために、ほんとうにおっぱいを大きくする効果があるのかどうか分からないが、世の中にTカップにまで育った女性は全く居ないから、たぶん本物の膨乳薬であろう。親に見つからないように買わないといけないし、薬自体結構な値段のするのに加えて、海外からわざわざ空輸してくるから送料もバカにならず、校則で禁止されているバイトをしないといけないから、毎日朝夕合計4錠飲むのも大変ではあるけれども、膨乳の効果が本物である以上頼らざるは得ない。依存と言えば依存である。だがやめられない。彼女には莉々香という全く勝ち目の無い恋敵が居るのだから。……
元々大きな胸というものに憧れていたのに加えて、初恋の相手が大の巨乳好きとあらば、怪しい薬を買うほど必死で育乳をし始めたのも納得して頂けるであろう。胸をマッサージし始めたのは小学4年生くらいからだし、食生活を心がけて運動もきっちりとこなすのもずっと昔からだし、意味がないと知っていても牛乳をたくさん飲むし、キャベツもたくさん食べるし、時には母親や叔母の壁のような胸元を見て絶望することもあったけれど、いつも自分を奮い立たせて前を見てきたのである。そんな努力があったからこそ彼女はTカップなどという、普通の女性ではそうそう辿り着けないおっぱいを持っているのだが、それをあざ笑うかのようにあっさりと追い越していったのは、妹の莉々香で。昔は紀咲のおっぱいを見て、やたら羨ましがって、自分のぺったんこなおっぱいを虚しい目で見ていたというのに、小学6年生の秋ごろから急に胸元がふっくらしてきたかと思いきや、二ヶ月やそこらで当時Iカップだった紀咲を追い抜き、小学生を卒業する頃にはQカップだかRカップだかにまで成長をしていたらしい。その後も爆発的な成長を遂げていることは、先のブラジャー談義の際に、Yカップのブラが小さいと言ったことから何となく想像して頂けよう。紀咲はそんな莉々香のおっぱいを見て、さすがに大きすぎて気持ち悪い、私はそこまでは要らないや、……と思ったけれども、初の妹を見つめる目を見ていると、そうも言ってられなかった、――あの男はあろうことか、実の妹のバカでかいおっぱいを見て興奮していたのである。しかも年々ひどくなっていくのである。今では紀咲と莉々香が並んで立っていると、初の目はずっと莉々香のおっぱいに釘付けである。おっぱいで気持ちよくさせてあげている間もギュッと目を瞑って、魅惑的なはずの紀咲の谷間を見てくれないのである。以前は手を広げて「おいで」と言うとがっついてきたのに、今では片手で仕方なしに揉むだけなのである。……
胸の成長期もそろそろ終わろうかと言う今日このごろ、膨乳薬のケースにAttention!! と黄色背景に黒文字で書かれている事を実行するかどうか、いまだ決心の付かない紀咲は薬を机の引き出しの奥の奥にしまい込んでから、コップに残っていた水を雑にコクコクと飲み干して、衣装ケースからいくつか服を取り出し始める。今週末は暇だからどこか行こう、ちょっと距離があるけど大久野島とかどうよ、昔家族で行った時には俺も莉々香もすごい数のうさぎに囲まれてな、ビニール袋いっぱいに人参スティックを詰めてたんだけど、一瞬で無くなって、………と、先日そんな風に初から誘われたので、今日はいわゆるデートというやつなのであるが、何を着てい���うかしらん? Tカップともなれば似合う服などかなり限られてしまうから、そんなに選択肢は無い。それに似合っていても、胸があまり目立つとまた知らないおじさんにねっとりとした目で見られてしまうから、結局は地味な装いになってしまう。彼女の顔立ちはどちらかと言えば各々のパーツがはっきりとしていて、ほんとうは派手に着飾る方が魅力的に映るのであるが、こればかりは仕方のないことである。以前彼に可愛いと言われたベージュ色のブラウスを取って、姿見の前で合わせてみる。丈があまり気味だが問題は無い、一年くらい前であれば体にぴったりな服でもおっぱいが入ったのであるが、Tカップの今ではひょんなことで破れそうで仕方がないし、それに丈がある程度無いと胸に布地を取られてお腹が見えてしまうから、今では一段か二段くらい大きめのサイズを買わなくてはならない。ただ、そういう大きなそういう大きなサイズの服を身につけると必ず、ただでさえ大きなおっぱいで太って見えるシルエットが、着ぶくれしたようにさらにふっくらしてしまう。半袖ならばキュッと引き締まった二の腕を見せつけることで、ある程度は線の細さを主張することはできるけれども、元来下半身に肉が付きやすいらしい彼女の体質では���長袖だと足首くらいしか自信のある箇所が無い。はぁ、……とため息をついて、一応の組み合わせに袖を通して、鏡に映る自分の姿を見ると、……やっぱり着ぶくれしてしまっている。どんなに胸が大きくなろうとも、決してそのほっそりとした体のラインを崩すことのないあいつに比べて、なんてみっともない姿なのだろう、これが薬に頼って胸を大きくした者の末路なのだろうか。
「私の努力って何だったんだろうな。……」
と床に落ちていてそのままだった巻き尺を片付ける紀咲の目元は、涙で濡れていた。
それから15分くらいして初の家の門をくぐった紀咲は、どういう運命だったのか、莉々香の部屋の前で渋い顔をしながら、またもやため息をつく。
「勉強って言っても、私よりあいつの方が頭良いんだから、教える必要なんてないでしょ。……」
ともう一度ため息をついてドアノブに手をかける。約束の時間に部屋に赴いたというのに、初はまだ着替えてすらおらず、ごめんごめん、今から着替えるから、暇だったら莉々香にあれこれ教えてやってくれ。今たぶん勉強しているから、と言われて部屋から追い出されたのであるが、昔から英才教育を受けてきた莉々香に教えられることは何も無い。むしろ今度の定期試験を乗り越えるためにこちらが教えてもらいたいくらいである。紀咲はいまいち初の意図が分からない時が多々あるけれども、さっきの一言はようよう考えても結論が出ないから、ただ単に莉々香と話をしていてくれと、そういう思いで言ったのだろうと解釈して、ガチャリと扉を開ける。相変わらずきっちりと無駄なく家具の置かれた、整理整頓されすぎて虚しささえ感じる部屋である、昔と変わっているのはベッドの上にあるぬいぐるみが増えたことくらいか。莉々香はその部屋の中央部分にちゃぶ台を置いて、自身の体よりも大きくなってしまったおっぱいが邪魔にならないよう体を横向きにして、紀咲が部屋に入ってきたことにも気づかないくらい熱心に、鉛筆を動かしている。覗いてみると、英語で何やら書いているようだが、何なのかは分からない。――とそこで、ノートに影が落ちたのに気がついたのか、ハッとなって、
「姉さん! 入ってきたなら言ってくださいよ」
と鉛筆を机の上にそっと置くと、立ち上がろうとする。
「あっ、いいっていいって。そのままで」
それを制しながら紀咲はちゃぶ台の対面に座って、ニコニコと嬉しそうな表情を浮かべる憎き恋敵と相対する。だがどんなに憎くとも、その巨大なおっぱいを一目見ると同情心が湧いてくるもので、片方だけでも100キロは超えているらしいその塊を持ちながら立たせるなんて、どんな鬼でも出来ないであろう。莉々香のおっぱいには簡単に毛布がかけられているのであるが、それがまた何とも言えない哀愁を誘っていて、紀咲もこの時ばかりは目の前の可愛らしい笑みが、少しばかり儚く見えてしまうのである。
「やっぱり、もう椅子には座れない?」
「そう、……ですね。椅子に座ると床に着くから、楽といえば楽なんですけど、それでも重くて。………」
「今バストは何センチになったの?」
「えっと、……ここ一週間くらい測ってないから正確じゃないけど、先週の木曜日で374センチでした」
「さ、さんびゃく、……」
果たしてその数字が女性のバストサイズだと分かる人は居るのであろうか。
「姉さんは?」
「128センチのTカップ。やっと中学生のころのあんたに追いついたわ」
どこか馬鹿にされた心地がしたので、ちょっとだけぶっきらぼうに言う。
「いいなぁ。……私のおっぱいも、そのくらいで止まってくれると嬉しかったんですけどね。……」
あれ? と思うと先程感じていた同情心がどんどん消えていく。莉々香は恐らく、本音として紀咲のおっぱいを羨ましがっているけれども、やはり馬鹿にされている気がしてならない。
「あ、もしかして今私のブラジャーを着けてますか? 前、アンダーが合わないって言ってましたけど、延長ホック? っていうのがあるらしくて、それ使うといいかもしれません」
と、知っていることをどこか上から目線で言われて、カチンと来る。そういえば、いつからだったか、おっぱいのことに関してはすっかり先輩の立場で、莉々香は紀咲に色々とアドバイスをするのである。
「……知ってる。………」
――だから、余計にイラつかせられるのである。
「姉さん?」
「知ってるって言ってるの。なに? いつの間に私に物を言う立場になったの?」
「ね、姉さ、――」
「そんな化物みたいなおっぱいが、そんなに偉いって言うの? ねえ、答えてよ」
「化物だなんて、……姉さん落ち着いて」
「落ち着いてなんていられるかっての。今もあんたのブラジャーが私を締め付けてるの、分かる? この気持。中学生の女子におっぱいで負けるこの気持。世界で一番大きいおっぱいを持つあんたには分からないでしょうね。………」
この女の前では絶対に泣かないつもりであったが、今まで誰にも打つけられなかった思いを吐き出していると、一度溢れた涙は止めどもなく頬を伝って行く。
「何よ何よ。私がどれだけ努力しているのか知らずに、いつも見せつけるようにおっぱいを強調して、そうやって毎日あの変態を誑かしてるんでしょう? ――どうして、どうしてあんただけそんなに恵まれてるのよ。どうして。………」
とそこで、ぐす……、という鼻をすする音がしたので、そっと涙を拭って前を向くと、莉々香は机の上で握りこぶしを震えさせながら俯いている。ゆっくりと顔が上がって、すーっとした涙の跡が陽の光に照らされる。
「私だって、………私だって紀咲姉さんの事が羨ましい。ほんとうに羨ましい」
「………」
「Tカップって、まだ常識的な大きさだし、着る服はあるし、姉さんは私のお下がりのブラジャーを使ってますけど、ちゃんと売ってますから、ちゃんと市販されてますから。……私のブラジャーが一着いくらするか知ってますか? 8万円ですよ、8万円。ブラジャー一個作るのに10万円近く取られるんですよ。……ほんとうに姉さんくらいの小さなおっぱいが良かった。ほんとうに、ほんとうに、………」
「りり、……」
「いえ、姉さんが羨ましいのはそれだけじゃないです。どれだけ胸が大きくなっても兄さんは振り向いてくれないんですもの。……」
「えっ?」
「もう何回もチャレンジしましたよ。兄さんを押し倒して、姉さんみたいにおっぱいで気持ちよくさせようと。……けど駄目でした。どうしてなんでしょうね。私だったら体ごとおちんちんを挟んであげられるのに、体全体をおっぱいで包んであげられるのに、兄さんは手すらおっぱいに触れずに『紀咲、紀咲』って言って逃げちゃうの。……」
初のことだから、もうすでに欲望に負けてそういう行為をしていると思っていた紀咲は、驚いて彼の部屋の方を向く。
「だから、意味がなかった。意味が無かったんです、――」
と莉々香は体を捻って手を伸ばして、本棚の一番下の段から手にしたのは紀咲もよく知っている、怪しげな英文の書かれたプラスチックの容器。
「小学生の頃からこれを飲み続けてきた意味が無かったんです。……」
「りりもそれ飲んでたの」
そういえば昔、どうしてそんなに大きくなるんですか、と聞かれた時に一回だけ見せびらかしたことがある。
「ええ、……でもね姉さん、私の場合違うの。兄さんが、……えっと、そういう女性を好きなのは分かっていましたから、こう、……手の平にがさっと適当に出して、お水で無理やり飲んでました」
「それ一体一回何錠くらい、……」
「15錠くらいだったような気がします。駄目ですよね、注意書きにも駄目って書いてますし」
容器のAttention と書かれた下には、〝必ず一日4錠を超えてはならない〟と一番上に太文字であるから、莉々香は4日分をたった一回で飲んでいたということになる。そういうことだったのか。………
「でもどんどん大きくなっていくおっぱいが嬉しくって、最終的に一週間も経たずに一瓶開けるようになって、……最後は兄さんが救ってくれたんですけど、飲んでないのに、おっぱい大きくなるの止まらなくて、………もう着る服なんて無いのに、おっぱいは重くて動けないのに、でも全然止まる気配がなくて、………紀咲姉さん、私どうしたらいいんだろう」
と、さめざめと泣き出したのであるが、どうしたらいいのかなんて紀咲には全然分からず、ただ気休めな言葉を投げかけていると、しばらくして初がやって来たので、せめてこの哀れな少女の気を少しでも晴らそうと、その日は3人で日が暮れるまで淫らな行為をし続けたのである。
(おわり)
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NEWSLETTER vol.48
ニュースレターの第48号をお届けします。
今回は2018年6月8日に Art Jewelry Forum に掲載された、リン・チャン氏へのインタビューをお届けします。
翻訳をはじめたのはもう何か月も前ですが、思いのほか時間がかかって前回配信から10か月も経ってしまいました…今後も不定期の配信となりそうですが気長にお付き合いいただけますと嬉しいです。あいかわらず、メールに埋め込むと画像が小さくなってしまうので、ぜひ元の記事もご覧になってくださいね。
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https://artjewelryforum.org/lin-cheung-0
2018年6月8日
リン・チャン
日常性と非日常性 その共存を実現させるもの
アドリアーナ・G・ラドレスク
リン・チャン《遅ればせながらの応答:混乱、言葉もない、意気消沈》、2017年、ブローチ、ラピスラズリ、金、各51 x 9 mm、撮影:リン・チャン
リン・チャンの作品は絶えず議論を呼ぶ。《敵か味方か》のネックレスや《室温》のオブジェ、書籍にインスタレーションから、最近作の《遅ればせながらの応答》のブローチや《保管》シリーズに至るまで、彼女の作品は、人のありように対する一解釈であり、作り手の思想や感情の運び手であり、ジュエリーの意味を模索する飽くなき探求である。
リン・チャンはこれまで、数多の賞を受賞してきた。最近では、2018年にフランソワーズ・ファン・デン・ボッシュ賞とヘルベルト・ホフマン賞を受賞。2017年には英国のBBC Radio 4が主催するウーマンズ・アワー・クラフト・プライズにおいて、1500名の応募者から最終選考12名のうち1名に選出された。
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アドリアーナ G. ラドレスク:あなたは今年、その作品と、コンテンポラリージュエリーの振興における国内外での示唆に富む役割が認められ、栄誉あるフランソワーズ・ファン・デン・ボッシュ賞を受賞されましたね。そのすべてがどのように始まったのか、お聞かせいただけますか? いつごろからジュエリーを作りたいと思うようになりましたか? また、どこで勉強されましたか?
リン・チャン:ありがとうございます! 今年はこれまでのところとてもいい年で、フランソワーズ・ファン・デン・ボッシュ財団には心から感謝しています。彼らは独立機関として、熱意をもって主体的に、人々の想像を超える優れた仕事をしています。これは今の時代にあって珍しいことで、それだけに特に光栄に感じています。
リン・チャン、《遅ればせながらの応答:動揺》、2017年、ブローチ、ベルジャンブラックマーブル、ハウライト、金、54 x 9 mm、撮影:リン・チャン
私は、なんでも手作りしたり修理して使うことを良しとするごく堅実な家庭で育ちました。裁縫や編み物、刺繍にくわえ、ものが動く仕組みや素材に興味が湧いて、何かを分解したりもしました。でも、ジュエリーを作った記憶はありません。私は子ども時代とティーンエイジャーを経て成人してからも、もらったものも自分で買ったものも含め、たくさんのジュエリーを身に着けてきましたが、自分で作るようになったのはずいぶん後のことです。
私は、ブライトン大学の学士課程(通称WMCP、(訳注:木工、金工、陶芸、樹脂の英単語の頭文字をつなげたもの))で陶芸と金工を専攻しました。そこで偶然ラルフ・ターナーの著作である「ニュー・ジュエリー」を手に取りました。それからというもの、この道一筋です。それ以降、私が置かれたすべての環境や訪れた場所、出会った人々は何かしらこの本と結びついているので、遠い親戚のような縁を感じますし、それだけにこの本は私の考え方に深い影響を与えた存在です。作品の素材や技法は何なのか、思いを巡らせながら夢中になってページをめくっては「これはおもしろい!」と思っていました。
あなたは今年、石を彫ったブローチのシリーズ、《遅ればせながらの応答》でヘルベルト・ホフマン賞を受賞され、忘れがたい1年のスタートを切られました。
リン・チャン、《遅ればせながらの応答:バラ色》、2017年、ブローチ、ローズクォーツ、金、43 x 8 mm、撮影:リン・チャン
審査員から「時事問題とその意味との関係性を表現した、政治的見解の表明」と評されたこの作品は、英国のEU離脱を決する国民投票と世界の政治情勢への個人的な応答として作られたとのことですね。この作品は缶バッジの形をしており、表面に絵文字やシンボルを思わせる顔が描かれていますが、一般の缶バッジのようにプレスした金属やプラスチックでできてはおらず、半貴石を研磨し、表面に金を点在させて作られています。政治キャンペーンで多用される、安価で息の長い定番アイテムであり、質素ともいえる装着型の伝達装置である缶バッジと、高価な素材とを結びつけようと思ったのはなぜですか? また、タイトルの「遅ればせながら」にはどのような意味が込められていますか?
リン・チャン:私が石という、硬くて容赦なく、永続する素材でこのブローチを作ることにしたのは、使い捨てで瞬時に作れるお手軽な金属製のバッジとの対比を表現しようと思ったからです。皮肉なことに、私は、メッセージの内容が浅いか深いかにかかわらず、一度使えば用済みとなるはずの缶バッジをいつも大事に取っておきます。手元に残しておくと、その時の気持ちや信条、出来事、気分を鮮明に覚えていられるので。これが、私が半貴石を使った理由のひとつです。つまり、一部の発言や行為はやり直しがきかないから、ほんの一瞬の出来事でも人の心に長く残りうるということを言いたかったのです。
タイトルの「遅ればせながら」は、すぐさま反応するのとは逆のリアクションの仕方を表しています。私は、国民投票の前後の情勢を目にして悲しくなったのをはっきりと覚えていますが、それをどう表現すればよいのかわかりませんでした。ただ、いつかこの思いを作品にすることだけはわかりました。後から行動に出るということは、蓄積された何かが、時間を経てから展開していくということです。私は、実際の出来事からかなり時間がたってからようやく、抑圧された思いやぐるぐると混乱した感情を、石の研磨を通じて解放できるようになりました。
リン・チャン、《遅ればせながらの応答:しかめ顔》、2018年、ブローチ、ラピスラズリ、金、54 x 9 mm、撮影:リン・チャン
また、「遅ればせながら」は、石の加工にともなう労力と、石や石の研磨から連想される隠喩的な意味も表しています。さらに、研磨や切削は、熟考や仕上げ、そぎ落としていく過程も意味します。つまり、考えを整理し、遅まきながら納得し決心が固まるまで時間を稼ぎ、じっと待つという、時間のかかる肉体的行為を表します。石の研磨はほぼ独学で習得しました(最初だけ、シャルロッテ・デ・シラスによる5日間の特別クラスで専門的な講義を受けました)。そのため、新しい素材に初挑戦する時の常として、時間こそ余計にかかりましたが、素人であったことがむしろ好都合に働きました。知識のなさに妨げられず、失うものがないまっさらな気持ちで制作に打ち込むことができました。
コンセプチャルなジュエリーは、政治的な意識の向上という点で、大衆を説得する力を持ちうると思いますか?
リン・チャン:ええ、その力があると信じています。また、すでに知られていたり、こうだと信じ込まれている方法以外のやり方で、そういった力を量る方法にも興味があります。ただ、《遅ればせながらの応答》シリーズが必ずしも「大衆の政治的な意識を向上させる」とは思いません。このシリーズはそれ自体が議論の一部をなす当事者性の強い作品で、すでに広く認識されている問題を扱っているため、意識の向上というよりはタイムリーなコメントとしての趣が強いでしょう。私は今も、この決定がもたらした損害を忘れてはならないと思いますし、今後は今以上に不確かな時代になるでしょう。だからこそ、ジュエリーには、自分たちの周囲で起きている出来事について考えさせる存在であり続けてほしいのです。大衆の政治に対する意識の向上という点では、エスナ・スーこそシリアの難民危機を表現した作品でそれを実行しているといえます。彼女は私たちに、時間とエネルギーを費やして作品について考えることで、難民危機の問題を忘れないよう促しています。
リン・チャン、《遅ればせながらの応答:逃げ腰》、2018年、両面装着式のブローチ、ハウライト、ベルジャンブラックマーブル、金、49 x 12 mm、撮影:リン・チャン
作品の持ち主がご自身の考えに共感してくれるかどうかは重視していますか?
リン・チャン:自分の考えや見解に共感してもらえるといつでもうれしいです。私の場合、それを知るのは直接人と会った時なので、会話ができたり、同じ考えを持っていることに気づいたりできるのは、私にとってはありがたいおまけです。私は時間の許す限り、工房にこもるようにしているので。外に出て別の視点から作品を見られるのはいいリフレッシュになりますが、共感してもらえなくても構いません。私は自分の考えが伝わるよう素材や大きさ、造形を制御しはしますが、作品は独立した存在です。私の手元を離れたら、自由の身です。勝手に別の意味や価値観を帯びたり、身につけてもらえたりもらえなかったり、好かれたり嫌われたりすればいいのです。それは自力では制御できない領域ですし、制御したいとも思いません。私は、最善の方法で考えや意見を表現することにやりがいや興奮を感じますし、そこが重要なポイントなのであって、自分が答えを知っていると思えるかどうかという点は重視していません。
リン・チャン、《真珠のネックレス:グラデーション》、2017年、ネックレス、淡水パール、金、ビンテージのケース(修繕済み)、ネックレスの長さ:406.5mm
あなたのウェブサイトには、「《真珠のネックレス》シリーズは、母親から譲り受けたものの使わずにいた真珠のネックレスをインスピレーションの源とした。このネックレスは自分に似合わないと思ったし、たった一種類の女性性を信じているわけでもない」と書かれています。男性モデルに着用させたこの作品は、淡水真珠を1粒1粒削り出し、ホイットビージェットのチェーンと同じ構造でつなげてネックレスにしたものです。このシリーズは、装飾品としてのジュエリーや、個性の形成におけるジュエリーの役割の探求の一環として作られたものですか? また、ジュエリーは新たな形のジェンダー表現を推し進める上で効果的な手立てだと思いますか? この作品には、どのようなメッセージや意図が込められていますか?
リン・チャン:後から思えば、この作品はずいぶん複雑な意味を帯びていますね。一方では、ごくシンプルな作品で、元のネックレスを手に取って加工するに至ったのも、チェーンにできるかどうか試したかったという単純明快な動機からです。実験が済んでチェーン全体が完成してはじめて、どんな意味を持ちうるか、なぜこんなことをしたのか、それがどうなったのかを考える時間を持てました。このネックレスは、身に着けるとお高く留まって見えるような気がして、長い間しまったまま使うことはありませんでした。
真珠にはさまざまな意味合いが込められています。そして、形状や機能の面で可能性の幅が広いダイヤモンドや金などと違って、ジュエリー素材としての革命がもっとも起こりづらい素材ではないでしょうか。その意味では、この真珠作品では、おそらくその形が一番の理由で、少しだけその遅れを取り戻せた気がします。真珠の「ジュエリーらしさ」は丸い形に生まれついた時点で既定路線であり、人はなぜかそこに女性らしさだと受け止めるのです。私が真珠を研磨してチェーンを作って、最初に、そして一番強く感じたのは、これはもはや真珠のネックレスではない、ということです。そのことで、真珠にまつわる意味合いを薄められましたし、おめかしや着飾ることを目的にジュエリーを着けていたのは過ぎ去った昔の話であって、ジュエリーとは単に着けたいから着けるものだという私自身のジュエリー観に沿った作品になったと思います。
私は女性性とは何であるかに興味を引かれます。それは必ずしもジェンダーと関連づいているわけではありません。私は女性性をもっと広義にとらえていて、体力とは別の、知的な精神力や思考、思いやりと関わるものだと考えています。作品を男性モデルに着用させて撮影したのは、実験的な見せ方をしたかったからです。そして、それが真珠のネックレスは女性的なものだという狭量な考えを打ち破ったと伝える上で有効な手段であるかどうか、そして、それでも依然として残る繊細な強さと多義的かつ対照的な複数の側面が、また別の女性性を表現しうるのかどうかを確認したかったのです。つまり、自分が身近に感じられ、さらに女性という自分のジェンダーも手放さずにいられるという形の女性性です。そうですね……この作品については、完成してからもそのインパクトについて考えていますが、今もまだ、的確に言い表すのが難しいです。が、そうやって考えるのも、とても面白いことですね。
リン・チャン、《真珠のネックレス:マチネー》、2016年、ネックレス、淡水パール、金、長さ:560 mm、撮影:リン・チャン
《真珠のネックレス》シリーズ��一部の作品は、修理を施したビンテージの真珠のネックレスの専用ケースがついていますね。このようにケースに手直しをして再利用するという行為には、どのような意味があるのでしょうか?
リン・チャン:アンティークのケースを再利用することで、過去の所有など、物語に歴史という側面が若干加味されます。最初に作ったネックレスと箱は母の所有物で、それ以降のネックレスと箱は、最初につくったものの形式を借用したものです。
作品が装着されることについては、どれくらい重要視していますか?
リン・チャン:どちらでも構いません。着用性の高いデザインであっても、実際につけるかどうかは別問題で各自が判断することです。私はどちらの考えも理解できます。私自身、身に着けないジュエリーをたくさん持っていますが、そのことが物への愛着に影響するわけではありません。手に取って眺めて、またしまうということも好んでやります。時に実用的でないジュエリーをじゃらじゃらつけることもあります。このようなアイテムは注意が必要ですし、つけている間ずっと気になってしまうものです。おまけに針先がとがっておらず、ブラウスやTシャツに大穴が開いてしまうこともあります。それでも、ジュエリーとしての出来がよければ、その価値はあるのです。同じものを数週間つけっぱなしにすることもあります。装着するしないにかかわらず、ジュエリーが喜びをもたらしてくれることに変わりありません。
リン・チャン、《保管:紙と輪ゴム》、2016年、ブローチ、合成石、金、輪ゴム、70 x 22 x 15 mm、撮影:リン・チャン
《保管》シリーズは、あなた自身のジュエリーの保管方法を扱った作品です。このシリーズは、こう言っては何ですがとても生活感があって、《紙》や《輪ゴム》と題されたブローチでありふれた物体を描写しています。この作品では、合成石や金という耐久性のある素材と、輪ゴムという長持ちしない素材が混在しています。この袋に何が入っていたのか、また、この作品のコンセプトは何なのか、興味を惹かれます。この素材の組み合わせには、どのような意味が込められていますか?
リン・チャン:私はよく、ティッシュやキッチンペーパーやトイレットペーパー、チャック式のビニール袋やただの紙など、その時手元にあるものにジュエリーをしまうことがよくあります。私はよく旅行をするので、ジュエリーに箱やケースがある場合はそこから出して、もっと実用に即した方法で収納するようにしています。《紙》と《輪ゴム》のブローチは、私が紙と輪ゴムで包装してきたすべてのブローチを表現していると言えるかもしれません。自分がつけるジュエリーはいつもこの方法で収納します(そのほとんどは自分で作ったものではありません。自分の作品はめったにつけません)。なので、この保管方法自体はごく普通で生活感がありますが、興味深いことに、それによってそのアイテムが私にとって特別な存在になるのです。この作品を白い合成石で彫り出して作ったのは、紙の質感を表現するためで、本物の輪ゴムを用いたのは日常性を加味するためです。ここにおいて私は、ジュエリーの秘密の生活を覗いてみませんか、作品を通じて価値や意味が表明されているさまを見てみませんか、と誘いかけているのだと思います。高価な素材や予期せぬ素材やプロセスを用いて日常のディテールを描写することで、単なる人工物を超えたジュエリーのおもしろみについて考えることを促しているのかもしれません。
この《保管》シリーズでは、特に私自身の持ち物であるジュエリーの私的な生活と公的な生活、そして、同じ作品でも配慮の度合いが変わりうるのかという点を考えました。紙やプチプチ、ビニール袋による収納方法は、退屈に見えるかもしれませんが、私にとってはとても便利で安全ですし、それによって自分だけのものになるのです。私は、ジュエリーを買った時ではなく、生活をともにしてはじめて、そのアイテムが自分にとってどんな意味を持つのかについて気にかけ、注意を払えるようになります。作り手やブランドによる包装は、提示方法や、その魅力、モノのコンセプトの延長、作り手の創造性や配慮を通じて、ジュエリーを商品とみなしています。購入後の私だけの管理方法は、所有、つまり自分の持ち物であり日々の生活の一部であることを表します。
リン・チャン、《保管:古い真珠のネックレス》、2018年、ペンダント、ロッククリスタル、62 x 42 x 20 mm、撮影:リン・チャン
同じシリーズの《古い真珠のネックレス》や《ベニータのブローチ》では、ジュエリーの形は見えません。そのかわり、それをしまうための(ロッククリスタルを研磨した)透明な袋が主役になっています。これは、姿は見えずとも存在する、あるいは過去に存在したジュエリーを示唆し、その記憶を保持する手立てということでしょうか? この作品の背景とはどのようなものでしょうか?
リン・チャン:おっしゃる通り、どちらも実在するジュエリーです。古い真珠のネックレスも、ベニータが作ったブローチも私の持ち物です。それらが小さなビニール袋の中で占める空間を観察し、石を研磨して造形しました。どちらも、空っぽであるようにも中身が入っているようにも見えます。また、モノが持つ日常的な側面と非日常的な側面との対比を考察した作品でもあります。ジュエリーはその両方の性質を兼ね備えられるところが、すごく好きです。
リン・チャン、《遅ればせながらの応答:困難な時代》、2018年、ブローチ、ロッククリスタル、金、54 x 9 mm、撮影:リン・チャン
あなたの作品の中には、パブリックな仕事も見られます。2012年ロンドンパラリンピック大会のメダルをデザインされましたし、2014年には唐奨のメダルデザインのコンペでファイナリスト10名の1人に選ばれました。2年前には、唐奨教育基金会から、2016年の賞状のデザインと制作を依頼されたそうですね。このようなパブリックな仕事と、個人の作品とでは、工程の面でどのような違いがありますか? また、どのようなことが課題になりましたか?
リン・チャン:特にパブリックな依頼は、往々にして極度のプレッシャーにさらされます。莫大な予算と、短い納期での納期厳守に対する大きな責任が常にのしかかります。株主や資金提供者、プロジェクトマネージャーやマーケティング部門、CEOやインターンなど、あらゆる立場の人たちとチームを組んで仕事をするのは一見怖そうですが、実際のところは共同作業について学ぶにはすばらしい方法です。アーティストという立場で一大プロジェクトに携わるということは、全体を見渡し、常時すべての場に存在するかのような独自の立場に置かれるということです。私はあらゆる視点からプロジェクトを眺め、はじまりから実現に至る過程を見るのを楽しめるタイプなのでしょうね。また、プロジェクトの一員になれることは、大きな見返りがあります。
こうした学びは有益ですが、多くの依頼は問題解決からプロトタイプの制作、完成品の仕上げが息をつく暇もなく、同時に進行する感じです。先を読んであらゆる結果を予想し、プロジェクト管理をやりこなし、チームのメンバーに仕事を任せて、仲間からも自分からも最高の力を引き出せるよう、短期間で学ぶわけです。こんなことまでできてしまうんだ! と自分でもよく驚きます。スタジオでの作業はそこまで込み入っていません。当然ですが、それは私ひとりだからです。プレッシャーもさほど強くかかりませんが、多くの場合プロセスは酷似しています。同じような悩みを抱え、大勢でやる時と同じような会話を自分とします。葛藤もありますが、最初から確固たる決まり事もないですし、委員会からの承認がないと次に進めないというわけでもありませんから、後戻りをしたり、手抜きをしたり、自分の意志で課題を設定したり、リスクのある道を選んだりできます。これは周囲からの許可が必要な場合はそう簡単にはできないことです。
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どのような流れでデザインを進めますか? スケッチやモデル、モックアップの制作から始めるのでしょうか? コンセプトを伝える上で素材の選択はどの程度重要なものですか?
リン・チャン:つい最近までは、最初にコンセプトやイメージを考えたら、そのまま制作に突入していました。私はすごく大雑把なスケッチ以外は紙にイメージを描きません。線画や、ひとつかふたつの単語、文章で十分な時も��ります。その意味では、私は多くの作り手と違うのかもしれませんね。明快なプロセスでデザインを進めるわけではないですから。
素材の選択はとても重要です。アイデアを思いついたら、自分の考えや感覚と合致する素材を探します。可能性のある選択肢を考え抜いて「こうすれば思い通りの雰囲気になるかしら」とか「やっぱりこっちかもしれない」と迷いながら自分の仮説を検証します。石の加工をした時は、コンセプトよりも素材が先でした。それまで、具体的な素材や技術からアイデアを発展させていくことはあまりなかったので、新たな感覚で制作に燃え、手の中の素材の変化や自分が目にしているものを基にアイデアやコンセプトを練る間じゅう、強迫的なまでに熱心に打ち込みました。
外部からの特にパブリックな仕事の依頼の場合は、コンセプトや工程、プロトタイプの制作、実制作、情報の記録、納品に至るプロセスを厳守せねばならず、その順番が狂うことはめったにありません。
リン・チャン、《保管:ベッティーナのブローチ》、2018年、ペンダント、ロッククリスタル、52 x 34 x 23 mm、撮影:リン・チャン
あなたはアーティストとしてご活躍されているだけでなく、2009年以降、ロンドン芸術大学のセントラル・セント・マーチンズのジュエリーデザイン科の学士課程の上級講師として教鞭を執っていらっしゃいます。その傍ら、レクチャーやワークショップの講師や、書籍や記事の執筆活動もされていますが、限られた時間のなかでそれをどう両立されていらっしゃるのでしょうか? またそれらすべてをやりこなす強い意志はどこからきているのでしょうか?
リン・チャン:確かに、全部並べて見るとずいぶん抱え込んでいるように見えますね! あまりの多忙さに、混乱に陥ってしまう時があることは否めませんが、ジュエリーへの好奇心が、さまざまな魅力的な形をとって、私を突き動かすのです。
忘れないでいただきたいのは、プロジェクトによっては構想に何年もかかるという点です。ずっと前にまいた種を折に触れては世話してやり、立派に育て上げるのです。コラボレーションもありますし、自分がやりたくてやるものもあります。人に教える仕事は、どれもとても楽しいです。セントラル・セント・マーチンズで、いきがよくて一生懸命な学生たちを大勢相手にしていると、ジュエリー界の今後の行方が見えるような気がする時があります。これは役得ですね。また、コンテンポラリージュエリーをまるで知らない別分野の作り手の人たちと一緒に何かをするのも楽しいです。ザルツブルクで行われた国際芸術サマーアカデミーの際に行ったワークショップがその例です。ほかにも、近々コロンビアで開催されるEn Construcción IIIでワークショップを行う予定があり、とても楽しみにしています。
リン・チャン、《遅ればせながらの応答:無能(※)》、2018年、ブローチ、コーリアン、金、55 x 9 mm、撮影:リン・チャン(※訳注:英語タイトルはTwitで、Twitterとかけていると思われる)
私は、プレッシャーや日々の雑用に邪魔されることなく、スタジオや作業場でひとりになってジュエリーについて自分だけの考えに没頭したり、表面の具合を観察したり、何に注意を払ってやればよいのか、自分が何をしたいのかを考える、ユニークで貴重で特別な時間を確保するためならなんだってします。常にそれを達成できるとは限りませんが、いつも虎視眈々とそのタイミングを狙っています。
最近感銘を受けたり、作品に影響を与えたり、興味を引かれた映画や音楽、本、展覧会、ニュース、旅行などはありますか?
リン・チャン:《遅ればせながらの応答》シリーズの《しかめ顔》というブローチが今年度のロイヤル・アカデミー・オブ・アーツの夏期展覧会に出品されたので何度か足を運びましたが、その時の作品の多様性には驚かされました。この展覧会は、優れた偉大なアーティストと一緒に、アーティストの卵や無名の作り手、「凡人」(グレイソン・ペリーが私たちのような人を親しみを込めて呼ぶ時の愛称です)の作品が一堂に並ぶことで有名です。目玉となる作品ばかりを見ないよう努めるうちに、若手作家のリー・カッターの作品に目が留まったのですが、この作品には心から感動しました。
リー・カッター、《監獄文化》、彫刻、刑務所で支給されるバターミルク石鹸、画像はロイヤル・アカデミー・オブ・アーツの厚意により掲載
それは《監獄文化》と題された、彫刻を施した大量の石鹸を何段もきれいに並べて額に収めた作品でした。私は、日常の素材を再評価させ、当たり前だと思われているものや状況を見直させてくれる作品や、想像する以外に知りようのない世界を見せてくれる作品が好きなのです。器用かつ無心に彫られているだけでなく、骨や象牙の細工や、木彫品、彫像、ストリートファニチャーを見た時と同じような感情を抱かせ、人生のおかしみと哀愁とが一体となって表れていました。
リン・チャン、《遅ればせながらの応答:無能》、2018年、ブローチ、コーリアン、金、55 x 9 mm、撮影:リン・チャン
現在はどのようなプロジェクトに取り組んでいらっしゃいますか?
コロンビアで行われるコンテンポラリージュエリーのシンポジウム、En Construcción IIIの一環として、マーク・モンゾとセス・パパック、テレーザ・エスタぺと一緒に1週間のワークショップを行う予定です。また、2019年のミュンヘン・ジュエリー・ウィークでMicheko Galerieで行う個展の準備も進めています。ほかには、通常の依頼品やリサーチ、構想に加え、フランソワーズ・ファン・デン・ボッシュ賞の賞金で、2019年の年末か2020年の初頭からオランダで開催される個展に向けて作品を制作するという、刺激的なひとときを過ごしています。近いうちにまた皆さんに詳細をお知らせできるのを楽しみにしています。
ありがとうございました。
アドリアーナ・G・ラドゥレスク:建築家、ジュエリー作家。ワシントンD.C.在住。ルーマニア、ブカレストのイオン・ミンク建築都市大学にて建築と都市計画の修士号を取得。ワシントンD.C.のコーコラン・スクール・オブ・ジ・アート・アンド・デザインにて金工を学ぶ。2013年よりAJFに参加。
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本ニューズレターの本文・画像のすべてまたは一部を無断で転載することはかたくお断りいたします。今回の記事は、スーザン・カミンス氏(Art Jewelry Forum)の寛大なる許可をいただいて翻訳しています。配信停止をご希望の方は、このメールに返信する形でお知らせください。また個人名の表記につきましては一般的な発音を参考にカタカナ表記をしておりますが、もし本来の発音とは異なる表記にお気づきの場合は、お手数ですがお知らせください。
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キンモクセイのぷっくり額と花瓶のプリントパネルも仕上がりました。 ぷっくり額、作っていくうちに装飾額縁のように段差をつけたくなって、綿やキルト芯で試行錯誤しながら作りました🖼️ 今回はブラウスやパネル作品、バンダナがカラフルなので、切り絵のブローチはモノトーンで展開してみました。 黒は黒でも、緑っぽい黒、青っぽい黒など、奥行きが出せたらと思いながら作りました●◯ 4枚目は昨日載せきれなかったブラウス、こちらは雨雲もよう柄のモノトーンバージョンです●◯ 今から搬入、色とりどりの空間になればと思います。 ******* 秋と冬の図案展 広島三越3階100年アパートメント 9/20~26 10:30~19:30(最終日は18時半閉場) 会期中毎日在店いたします。 よろしくお願いいたします🤲 (広島三越) https://www.instagram.com/p/CitFYNrh34W/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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楽天市場スーパーSALE お付き合いいただきまして、ありがとうございました。 . 楽天市場店はご購入から1~2営業日での発送を目標に在庫を持って営業に挑みたいと思っておりました。 . スーパーSALE開始すぐに用意していた在庫は尽きてしまい、結局10営業日お待たせしてしまう受注生産となり幕引きとなりました🙏 . 沢山の課題が見つかり、山ほど勉強せねばならないことがあり、やりたいことも沢山みつかり!久しぶりに達成感のあるチャレンジでした。 . 残すは納品。目標あと1週間。ひたすら制作ですが、一方 在庫を持てるよう仕組み作りもがんばります! . つまみ細工。何十個、何百固作っても飽きないです。出来上がる度にキュンキュンします❤️ . まだまだ至らずご迷惑ばかりおかけいたしておりますが、この度も温かく見守っていただきありがとうございます。感謝です。 . 今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます🌸 . #七五三 #成人式 #振袖 #つまみ細工 #Japan #和モダン #コスプレ #普段着物 #プレ花嫁 #エレガント #着物コーデ #髪飾り #かんざし #tsumamizaiku #結婚式 #伝統工芸 #ブラウス #着物 #女の子ママ #着物レンタル #着物生活 #ドール #玉かんざし #ちりめんボール #和装 #着物 #半襟 #デニム着物 #正絹 #リボン #creema送料無料 https://www.instagram.com/p/Bnlp8Z-FMgq/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=18gr02ej9xtw3
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New in... '22ss collection Muhlbauer PAPER HAT 帽子/ Mu-22008 ( CM175) made in Wien オーストリア🇦🇹ウィーンより アトリエでアルチザンによって全ての帽子が生み出されるオールハンドメイドの帽子 " ミュールバウアー “のご紹介です。 ミュールバウアースタイルの「アートウド」 さまざまなライフスタイルに、 日常使いにおすすめなハットとなります。 クラシカル、モード、カジュアルな装いに小物スタイリングが楽しめ長くご愛用いただけます。 #mühlbauer 詳細は下記よりオンラインストアをご利用下さいませ。 https://cavane.stores ・ ・ ・ Muhlbauer ミュールバウアー NO : Mu-22008 ( CM175) ITEM : PAPER HAT 帽子 TYPE : women・men COLOR : SAND STOCK:1 素材 : PAPER 100% 旅行やビーチに最適な、日常着用の帽子になっています。 この帽子は、弾力性がありながら丈夫な格子状の紙繊維織りスパガットでできています。 スクランチ効果は単なるスタイルステートメントではなく、帽子を傷つけずに折りたたんでバッグに詰めることもできます。 帽子はグロスグレインリボンで飾られ、つばは曲がりくねったワイヤーを覆うグロスグレインリボンで縁取られているので、必要に応じて調整できます。 アートウドは男女共に着用することができます。 ヴィンテージ感やクラシックなたたずまいが魅力の帽子となります。 大変希少価値のあるエクスクルーシブな帽子となります。 クラシカル、モード、カジュアルな装いに小物スタイリングが楽しめ長くご愛用いただけます。 Muhlbauer ミュールバウアー 1903年、Julianna Muhlbauerがフロリツドルフで婦人帽子仕立屋を創業。以後代々引き継がれ、職人と培った歴史を継承しながら2001年より4代目となるクラウス氏がデザイナーとして就任。兄妹であるマーリースと共に選び抜かれた素材でオーストリアの伝統的なチロル帽をベースとしたフレッシュかつモードなコレクションを提案。トラッドなスタイルから、モード、カジュアルまで幅広いテイストに溶け込むデザイン。すべてひとつずつ製作している為、1点1点、加工やシルエットに個体差があります。 ※レディース・メンズ共にご着用頂けます。 ※ 製品誤差として1cm程度、表記サイズより異なる場合が御座います。おおよその目安とお考え下さい。 ※サイズが大きい場合などは、市販されております帽子の大きさ調節 ・調整テープなどでサイズを調整することができます。 ※スタッフ着用モデル158cm / size 58(cm) made in Austria ・ ・ cavane キャヴァネ / Cache coeur blouseブラウス / ca-21054B made in Japan こちらよりお問い合わせください。 TEL: 06-6449-8588 or MAIL: [email protected] ・ ・ ・ #cavane #Muhlbauer_hats #Muhlbauer #panama #RAFFIA #strawhat #flaresleeve #fashionphoto #vintage #wien🇦🇹 #ラフィア #ヴィンテージ #ストローハット #パナマ帽子 #パナマハット #ミュールバウアー #春夏 #22ss (at Cavane) https://www.instagram.com/p/CeQklrgPI0U/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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