大阪中津でひっそりと営む��レクトショップです。 洋服、アクセサリー、そしてオーナーが日本の産地を回り、集めた布も取り扱います。どうぞよしなにお願いいたします。 〒531−0071 大阪府大阪市北区中津3-17-14 2F
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YUKI SHIMANE pre-order : Last 2days

こんばんは。
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まずは明日からの営業予定のお知らせからさせて頂く。

【4/28(月) 〜 5/4(日) 営業予定】
4/28 (月) 15:00〜20:00
4/29 (火) 13:00〜20:00
4/30 (水) お休み
5/1 (木) 13:00〜20:00
5/2 (金) 13:00〜20:00
5/3 (土) 13:00〜20:00
5/4 (日) 13:00〜20:00
※ 28日(月)は15時からの営業となります。
※ 29日(火)まで"YUKI SHIMANE 2025A/W pre-order"開催です。

〔YUKI SHIMANE 2025A/W pre-order〕
日時:4/26(土) 〜 4/29(火)
時間:13:00 〜 20:00 (28日は15:00オープンとなります。)
会場:itocaci (大阪市北区中津3-17-14 2F)
※ 28日は15:00〜となります。ご来店の際は気をつけていらしてください。
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さて、土曜日から開催している"YUKI SHIMANE 2025A/W pre-order"も半分を終えて、会期も残り2日間となった。
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世間ではGWに入り、どこかにお出かけしたりしているという方も多いかもしれないけど、この2日間お越しいただいた皆様、誠にありがとうございました。

初めてお越しいただくお客様から、毎シーズン足を運んでくださる方、そして久しぶりに遊びにきてくださる方まで。
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慌ただしくして、ゆっくりとお話ができない時間もあってその点は申し訳ございませんでしたが、服はゆっくりとご覧いただけたのではないだろうか。

あらかじめ写真をご覧いただき目星をつけて来られる方も多かったのですが、実際に店頭で触れてみると、違ったアイテムをオーダーしてみたり、あれこれ悩んでみたり。
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素敵な服に出会って、頭を抱えている様子を見ているのがとても微笑ましく、お店のオーナーとしてはこのような場をご提供できて嬉しく思う限りだ。
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4日間という短い期間とはなりますが、残り2日間。
もし良かったらこの機会に足を運んで、ぜひ店頭で触れてみて欲しい。
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なお以前のblogで、見どころを簡単にまとめているので、もし良かったら合わせてチェックして見てほしい。

また、今回は男性でも着用できるようなニットもあるので、もし良かったら男性の方もチャレンジしてみて欲しいなんて思ったり。
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僕もオーダーしようかなぁと思っていて、色を悩んでいるところだ。

また、店舗2階では今季の春夏アイテムから、これまでの春夏アイテムのアーカイブまで。
数シーズンに渡って見ていただける。
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もし良かったらこの機会にぜひ、これまでの春夏の変遷も見て楽しんでみてほしい。

特に春夏アイテムでいくと"Still Life"の"Tee"の反応がとても良い。
暑い夏だから���そ、ラフに纏えるTeeは重宝できそうだ。
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それでは、改めて、この2日間お越しいただいた皆様、誠にありがとうございました。
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残り2日間、ぜひ遊びにいらしてください。

それでは次回もお楽しみに。
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Pick UP Item ② 〜 YUKI SHIMANE 2025A/W pre-order

〔YUKI SHIMANE 2025A/W pre-order〕
日時:4/26(土) 〜 4/29(火)
時間:13:00 〜 20:00 (28日は15:00オープンとなります。)
会場:itocaci (大阪市北区中津3-17-14 2F)
※ 28日は15:00〜となります。ご来店の際は気をつけていらしてください。
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いよいよ開催まであと3日と迫った"YUKI SHIMANE 2025A/W pre-order"。
今日は前回に続き���2025A/W オススメアイテムをピックさせてもらう。

"Growing Stripe Jacquard Vest"は、道端の伸びゆく草木から柄のイメージをしたというニットジャガードベストになる。
昨年のベストのように、前後どちらも着用ができるという仕様は引き継ぎ、さらにリブのふんわりとした広がりは今季の春夏にも通じる。
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新しいアイテムでもありながらも、細かな部分を見てみるとこれまでの"YUKI SHIMANE"の足跡を感じることのできるアイテムだ。
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ちなみに、この"Growing Stripe Jacquard"シリーズは、このベストの他にも様々な型がある。

"Growing Stripe Jacquard Docking Sweater"。
このトップスは、展示会に観に行くまではカーディガンだと思っていたのだけど。
でも実際に見てみると、フロントのボタンは飾りとして機能していた。
なので、プルーオーバーアイテムとして着用をするアイテムとなる。
なんだかトロンプルイユでも見たかのような、そんな錯覚を覚えたアイテムとなる。
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��あ、百聞は一見にしかず。
ぜひ、この辺りは店頭で実際に見て、触れてみてほしい。

"Growing Stripe Jacquard pants"は、裾の部分が最後にふんわりと。
その日、履いているシューズを覆うようなデザインだと思っている。

"Growing Stripe Jacquard Giket Dress"は、どこか僕に懐かしさを感じさせるアイテムだ。
4年前くらいのシーズンだろうか。
そのシーズンに発表されたロングベストを思い出させてくれるような。
そんなアイテムだ。
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ただ、その時と仕様も異なり、サイドにポケットが付いていたり、デザイン面でもアップグレードされている。
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この"Growing Stripe Jacquard"の細かな繊細な柄。
"YUKI SHIMANE"らしいニットデザインだと思っているので、ぜひ店頭で触れてみていただけると嬉しく思う。

不思議な手触りが癖になる"Bow Tie Cotton Shirt"。
シャツというアイテムは、これまでにも発表されてきているので珍しくないのだけど、コットン素材の、言わば「The Shirt」・「これぞシャツ」そんな表現で伝わるか分からないのだけど、言わばシャツの象徴とも言えるようなシャツを"YUKI SHIMANE"が発表したというのが新鮮だと感じた。
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そんな世間がイメージする「the shirt」を"YUKI SHIMANE"というブランドに落とし込んだ1着だ。
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フォーマルなシーンでも活躍するし、普段の場面でも使っていただけるシャツになる。
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これまで見てきている方にも、もしかしたら新鮮な雰囲気を感じていただけるかもしれないので、こちらもチェックしてもらえると嬉しく思う。

ここからは小物の紹介をさせて頂く。
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まずは"Cashmere mix Scarf Beanie"。
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ネップと呼ばれる節のある糸を使って、可愛らしい雰囲気に仕上がったアイテムだ。
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"YUKI SHIMANE"らしさをきちんと残すように、糸からこだわったというアイテムだ。
そのため、贅沢にもカシミアを少し使ったことで、素敵なアイテムに仕上がった。
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ちなみに、展示会で僕も試着して、なんか「いけるよ」って褒められているのか、励まされているのか分からなかったけど、ちょっと可愛らしい服が好きな男性だとかなり似合うと思うので、ぜひ男性の方にもオススメしたい。

そして最後は今季から初登場。
ブランドとしてもずっと提案をしたかったというソックス。
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特にこれまで数シーズンシューズを販売していたけど、シューズと特に合わせて欲しいなんてお話も。
ちなみに色が切り替わっているソックスは"Strap Border Socks"でラメ糸が印象的なソックスは"Plating rin Lame Socks"となる。

どちらも表情が全く異なるので、もし良かったら2パターンほどいかがだろうか。

さて、そんなわけで2回にわたって紹介をさせてもらった"YUKI SHIMANE pre-order"の事前紹介。
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この2回を通して、少しでも興味を持ってもらったり、このアイテム実際に見てみたいなんて思ったりしてもらえたのであれば嬉しく思う。
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あくまでも簡単なざっくりとした紹介にとどめている。
実際にみると、やっぱりもっと可愛かったりするので、この機会にぜひ遊びにいらしてください。

それでは次回もお楽しみに。
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Pick UP Item ① 〜 YUKI SHIMANE 2025A/W pre-order

こんばんは。
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先日ロイヤルホストへ行ってきた。
僕にとってロイヤルホストは、数あるファミリーレストランの中でもとても思い入れのある場所の一つだ。
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幼い頃、毎年誕生日に連れて行ってもらうのはロイヤルホストだった。
大切な友人たちの婚姻届の証人に名前を書いたのもロイヤルホストだった。
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思い返すと、ロイヤルホストは僕にとって特別な場所の一つになっていることに気がついた。
数ヶ月前、美術館へ行く途中、ふと目に止まったロードサイドのロイヤルホスト。
そのロイヤルホストは行ったことがないロイヤルホストなんだけど、なぜかあのオレンジの看板を見た時に「懐かしい」という気持ちが芽生えた。
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そして、その日。
美術館の帰りに立ち寄った本屋で「ロイヤルホストで夜まで語りたい」というタイトルの書籍を見つけた。
その日は手に取ったものの、別の本を買って帰ったのだけど、どうしてもあの本が気になって仕方がない。
むしろ、懐かしく、そして大切な思い出として残るロイヤルホストが気になって仕方がなくなり、ロイヤルホストに行ってしまったのだ。
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メニューを開いても、幼い頃や婚姻届の証人欄に名前を書いた時に何を注文したかは思い出せない。
そもそも、僕が通い慣れているロイヤルホストは地元のロイヤルホストであって、大阪のロイヤルホストではないのだ。
時も場所も超越しているし、メニューを見ても慣れ親しんだメニューも思い出せないのに、なぜか懐かしいという気持ちが芽生えてくる。
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改めて、僕に取ってロイヤルホストは、美味しい食べ物を食べることのできるファミリーレストランという枠を超えた、特別な場所なのだと実感をした。
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記憶は朧げにも関わらず、肌で感じる不思議な特別感。
日常の中で楽しむのがファミリーレストランなのかもしれないけど、僕に取っては特別な日のご馳走であり続けるのだろう。
(ちなみに、書籍も先日購入してしまいました。)

〔YUKI SHIMANE 2025A/W pre-order〕
日時:4/26(土) 〜 4/29(火)
時間:13:00 〜 20:00 (28日は15:00オープンとなります。)
会場:itocaci (大阪市北区中津3-17-14 2F)
※ 28日は15:00〜となります。ご来店の際は気をつけていらしてください。
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さて、今日はこの週末に当店で開催される"YUKI SHIMANE 2025A/W pre-order"の中でも、個人的に気になった、見て行ってほしいアイテムを紹介させていただく。
予習がてらチェックをしていただけると嬉しく思う。

まずは"Line pattern Wooly Cardigan"と"Tuck Flare Wooly knit Skirt"の2アイテム。
襟のないシャツのようなデザインのニットカーディガンに美しいシルエットのニットスカート。
実際に見る前からこのカーディガンは気になっていたのだけど、実際に触れてみて「やっぱり」なんて思ったりするくらい素敵な1着だった。

写真だと分かりにくいのだけど、この縦に入ったストライプは、実は色がグラデーションになっている。
おそらく、実際に手にするとその美しさに気がついてもらえると思うし、着用した時の美しさも感じてみてほしい。

可愛いけど、甘すぎない。だから大人になっても嫌味なく着用することができるセーラー服。
"Wholegarment Sailor collar Sweater"はそんなアイテムだ。
薄手のニットくらいのアイテムになるのだけど、ウール100%になるので、温かみもありそうだ。
トップスとしても着用できるし、アウターのインナーとしても存在感を発揮してくれそうだ。
ノーカラーのアウターを羽織って、襟を出したスタイリングなんて組んでみたいなぁなんて思ったりしている。
もし良かったら、これもぜひ実際に触れてみてほしい。

一番見てみたいと思ったのが先ほど紹介した"Line pattern Wooly Cardigan"だとしたら、ルックを一番最初に見た時、印象に残ったのは"Wholegarment OBOROGE Cable Sweater"だ。
この秋冬のキーワードとも言える「おぼろげ」を感じさせるようなデザインに落とし込んだ1着となる。
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ポイントとしては襟周りはカットソーのようにゆったりとしたデザインが特徴的だ。
ルックのようにインナーにシャツを重ねると可愛い雰囲気に。
ロンTeeのようなアイテムを合わせても良い。
そうするとちょっとカジュアルな雰囲気の装いになりそうだ。
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ちなみに展示会では僕も試着させてもらった。
着用した感じ、男性でも着用できるほどゆとりがあるので、こちらはぜひ男性の方にも試してもらいたい1着だったりする。

こちらのスタイリングで着用している"Pajama like Smooth Shirt"と"Rib knit Fit & Flare Skirt"もオススメのアイテムだ。
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"Pajama like Smooth Shirt"は、廃棄されるペットボトルから作られた再生ポリエステルを使っているそうだ。
滑らかな生地を選ぶ上で、サテンのようなツルッとした光沢のある生地を選んでしまうとパジャマ感が強く出てしまう。
そのため、スエードのようなしっとりとした質感が特徴的な生地を使ったということだ。
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"Rib knit Fit & Flare Skirt"は、店舗分も買い付けを検討しているアイテムの一つだ。
それくらい、使いやすくて可愛い���
リブの幅をスカート上部と下部で変えることで、勝手に広がり美しいドレープが生み出される。
着用した時の美しさをぜひこの機会に体感してみて欲しい。

冒頭で、僕に取って懐かしく、どこか優しい思い出に溢れる場所としてロイヤルホストのお話をさせてもらった。
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"YUKI SHIMANE"の今季のテーマ「おぼろげで」。
コンセプトなどに触れていると、あの日ロイヤルホストで感じたことが思い出された。
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懐かしい記憶。
一方で、不完全で思い出せない記憶。
それでも、それが不快ではなく、どこか優しい思い出の方が優ってしまう不思議な感覚。
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「おぼろげ」・「不完全な記憶」
きっと皆さんもそんな瞬間があるのではないだろうか。
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もし良かったら服を見ながら、一緒にそんなお話を共有しても面白いかもしれないですね。
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ぜひこの週末、遊びにいらしてください。
服は本当に可愛かったので、おそらく期待を裏切らないはずだ。

ひとまず、今日は1回目のアイテムピックとさせてもらう。
また明日以降、見どころ紹介をさせてもらうので、お楽しみに。
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それでは次回もお楽しみに。
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online shop "穀雨" update 〜 春も終わりへ

こんばんは。
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さてまずは明日からの営業予定のお知らせだ。

【4/21(月) 〜 4/27(日) 営業予定】
4/21 (月) 15:00〜20:00
4/22 (火) 15:00〜20:00
4/23 (水) 14:00〜20:00
4/24 (木) 13:00〜20:00
4/25 (金) お休み
4/26 (土) 13:00〜20:00
4/27 (日) 13:00〜20:00
※ 21日(月)と22日(火)は15時からの営業となります。
※ 23日(水)は営業日となります。
※ 25日(金)は"YUKI SHIMANE pre-order"準備のためお休みを頂きます。

ついこの間まで肌寒さを感じていたにも関わらず、急に気温も上がり日中は汗ばむような週末となった。
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"穀雨"
百穀を潤す雨が降るとされる頃。
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いよいよ春も最後の節気を迎えた。
そんな春の最後の装いを提案できればなんて思っていたのだけど、なんだか急に暖かくなってしまい、もはや各地で夏日を観測している。
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そんな訳で、春から初夏へ。
そんな装いのアイテムをピックしてみた。

今回も届いたばかりの新作をメインにピックしてみたのだけど、どれも素材に力を入れた凝ったアイテムが多く揃った気がしている。
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さて、先ほども簡単に紹介をさせてもらったのだけど、春の最後の節気となる"穀雨"。
「百穀を潤す雨」
つまり、様々な穀物の成長を促す雨が降る季節とされている。
言い方を変えると「恵の雨」とも言えるのでは無いだろうか。

あと数ヶ月もすれば麦の収穫期を迎える。
以前、群馬に出張で出かけた時、電車に揺られ外の風景を眺めていると片側の風景は田植えを終えたばかりの田園風景が広がり、もう片方には収穫を待つ黄金色の麦畑が広がり。
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なんだかその対比がとても美しかったりしたことを思い出した。
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実際に、僕はこれまで収穫を迎える小麦畑をちゃんとみたことがなかったので、車窓の先に広がる黄金色の麦畑の風景をいつまでも眺めてしまった。

そんな風景を思い浮かべながら、黄金色に輝く風景に、ちょっとあえてシックな色のアイテムの方が映えるのでは無いだろうか。
そんなことを頭の片隅に入れてアイテムを選んでいたら、当店には珍しくモノトーンのアイテムが多くなってしまった。
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振り返ると以前も「穀雨」の季節はシックな色味のアイテムを選んでいたような気がする。
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確かその時は「春雨じゃ、濡れて参ろう」という、月形半平太の粋なセリフをもとに、「粋」とは何かと考えながらアイテムをピックした。
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それ以来、なぜだか「穀雨」の頃はシックなアイテムを選びがちになってしまう。
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立春から始まり、春を思い浮かべて色や華のあるアイテムをメインにピックしてきたからであろうか。
そして、続く夏にも爽やかなアイテムや明るいアイテムをピックしがちだからだろうか。
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ちょうど季節の変わり目となるこの頃は、いつもそんな落ち着きのあるアイテムを選んでしまうのだ。

来年の穀雨の頃もシックなアイテムを選ぶとは限らないけど、僕の中ではこの季節、少し品のあるアイテムを装いに取り入れたい気分になるのだろう。
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そう考えると、テキスタイルに凝ったアイテムが多い、少し玄人好みなアイテムが多くなった期間。
ちょっとそんな目線で楽しんでみても面白いのでは無いだろうか。
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なお、オンラインショップは下記からご覧いただける。
それでは次回もお楽しみに。

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翳をも楽しむ 〜 Fumiku "Russell lace Cardigan" / "Russell lace Wrap"

ちょっと今日は朝から京都で打ち合わせがあったので、そのついでに二条城で開催されている「Anselm Kiefer SOLARIS」を見に行ってきた。

年が明けてから早くも4ヶ月が経過するけど、今年見た展示の中では群を抜いて良かった。
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ドイツにルーツを持つアーティストになるのだけど、戦後に置かれた環境は日本とも近しい。
そんな環境下を見てきたアーティストが生み出す圧巻の作品の数々に、すっかり心を奪われてしまった。

今回の展示は基本、自然光のみを使って展示されている。
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特にここ10年ほど、作家は金箔を作品に使うことが多いそうだ。
所々に金箔を施した絵画などを見ていると、谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」を思い出さずにはいられなかった。

そもそも、日本の蒔絵などをはじめ、金を使った漆の茶碗や屏風。
明るい空間で見ると派手な印象を受けるのだけど、そもそも、古くは日本の家屋の構造上、室内は昼間でも暗いことが多い。
また、夜も今のように明るいライトなどはなく、行灯でボーッと空間を照らすような生活様式だった。
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つまり、日本は暗闇こそが生活の基盤だったのだ。
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そんな背景から生まれてきたのが、闇から龍が生まれてくるような雲龍図のような絵画であったり、金を使った屏風や蒔絵だったのだ。
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雲龍図や金屏風・蒔絵は、それら単体で見るものではなく、闇の中で美しく見える作品なのだ。

そのように考えると、このキーファーの金箔を使った作品も、自然光のみの薄暗い二条城の中で展示されることで、一層際立って見えてくる。
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キーファーの作品を最も美しく、空間に溶け込むように配置し、展示できるのは��まさにこの二条城なのではないだろうか。
作品の質の強度はもちろん言うまでも無い。
本当に、見応えもあったし、それぞれの作品に対してじっくりと向き合うような、それだけの作品だった。
しかし、さらにそれをより高めた空間での展示だったと個人的には思っている。

本企画のオープニングでは、キーファーと盟友であるアーティストの田中泯がパフォーマンスを行ったそうだ。
そんな田中がこの展示を見て、「何百年も前からそこにあるかのようだった」と語ったそうだ。
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その気持ちも納得ができる。

戦後ドイツと日本。
歴史や宗教、文化。
各地で起こる戦争や世界が右傾化に進む昨今だからこそ、そんな背景を持った作品を前にすると、色々と想像を掻き立てられてしまうのだ。
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もし良かったらこちら見に行ってみて欲しい。

さて、今日は朝から仕事にプライベートに充実した1日だった訳だけど、冒頭のキーワードで挙げた「陰」を楽しむ。
そんなアイテムをピックさせてもらえればと思っている。
Fumiku : Russell lace Cardigan (WHITE) ¥39,600 (tax in)
Fumiku : Russell lace Cardigan (BLACK) ¥39,600 (tax in)
Fumiku : Russell lace Wrap (WHITE) ¥13,200 (tax in)
Fumiku : Russell lace Wrap (BLACK) ¥13,200 (tax in)
今日ピックさせてもらうのは"Fumiku"から届いたレースアイテムだ。
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そもそも僕は昔からレースという素材にめっきり弱い。
レースを使ったアイテムを見るとついつい手が止まるし、目が奪われてしまう。

レースが持つ繊細な雰囲気や品のある可愛らしさ。
確かにレースと聞くととても甘く感じてしまうのだけど、品のある甘さ。
レースという素材が持つ強みなんじゃ無いかと勝手思ったりしている。

今回、"Fumiku"のアイテムを見て感じたこと。
それはまずはレースという繊細な素材にも関わらず、柄が大ぶりで大胆なレースだということ。
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それゆえに細かな柄のレースと比べると、甘さも抑えられているので、多くの方に楽しんでいただける仕上がりになっているということだ。

カーディガンというアイテム名にはなるけど、なんとなく、レースのシャツコートのようなイメージで装いに取り入れてみてほしい1着だ。
ボタンの代わりに、リボンで結ぶ仕様というのも素敵だ。
なんとなくレースの雰囲気を活かすような、可愛らしさのあるデザイン��。

インナーにTeeなどを合わせて頂き、その上からざっくりと羽織るだけで装いに華が生まれるようだ。
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白は、淡い色のアイテムをインナーにしてみると、白のレースの可愛らしさを引き立ててくる。
一方、ブラックは明るい鮮やかな色をインナーに入れて、レース越しに色をチラッと見せるなんて装いにオススメしたい。

一方、"Russell lace Wrap"は、装いにアクセントをつけてくれるようなアイテムだ。
個人的にはアクセサリーのようなアイテムだと思っていて、いつもの装いにプラスするだけで、装いの印象がガラッと変わる。
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スカートやボトムスの上から合わせてみても良いし、個人的にはワンピースに合わせてみたりするのも素敵だと思っている。
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また、ケープのようにトップス使いをしても良い。
自由度が高いゆえに、様々なアイテムの装いの足しに使ってみて欲しい。

さて、そんなレースだけど、特に春や夏の明るく強い陽射し越しに楽しんでもらえればなんて思ったりしている。
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装いの中で生まれるレース越しの陰影。
服だけではなく、その空間までをも取り込んでしまうような。

そんな楽しみ方もできる。
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秋や冬の儚い日差しにはできない、春や夏の活気に満ちた陽射し。
僕はそんな活気に満ちた陽射しが苦手だけど、そんな陽射しだからこそ生み出せる美しい瞬間もあるのだ。

「翳を楽しむ」
レースの持つ品の良い甘さはもちろんだけど、そんな私たち日本人のルーツにも繋がるような楽しみ方も楽しんでみてほしい。
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申し訳ないことに、おそらく周囲の人はそんなレース越しの陰影なんか気にしないだろう。
でも装いの中でそういった自分だけの楽しみも大切な要素なんじゃ無いかなぁなんて思う。
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それがあるとないとでは、装う楽しみのモチベーションも大きく変わるはずだ。
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ぜひ、"Fumiku"のレースアイテムと共に、陰も楽しんでみてはいかがだろうか。

なお、こちらは現在オンラインショップでもご覧いただける。
合わせてご覧いただけると嬉しく思う。
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ぞれでは次回もお楽しみに。
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YUKI SHIMANE 2025A/W pre-order

" YUKI SHIMANE 2025A/W pre-order"
日時:4/26(土) 〜 4/29(火)
時間:13:00〜20:00 (28日のみ15:00〜20:00)
会場:itocaci 1F イベントスペース
※ 28日のみオープン時間が変わります。ご来店の際はお気をつけてくださいませ。

本日は来週末に控えたイベントの案内をさせていただく。
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毎年4月後半に開催させていただく"YUKI SHIMANE"の秋冬受注会を今回も開催させていただくことになった。
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初めて展示会にお邪魔したのがちょうど今から6年前の春。
ついこの間のことのように思えるのだけど、もうそれだけの期間取り扱いをさせていただいたことに驚いてしまう。

一番最初に取り扱いを決めたきっかけがニットだったということもあって、やっぱり一番最初に目がいってしまうのがニットアイテムだったりする。
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明日から東京では展示会が始まるので、僕もまだ写真でしか拝見はしていないのだけど、一番最初に気になったのはこの袖が水色に切り替えられたニットだ。

ゆったりとしたサイズっぽいので、もしかするとメンズでも着用ができるアイテムかなぁなんて思ったりしている。
女性の方にはもちろんなんだけど、この機会に男性の方にも"YUKI SHIMANE"に触れてみて欲しいなんて思ったり。

細かな見所なんかは、後日、受注会の前にしっかりと一度紹介をさせていただければなんて思っているけど、ひとまず、写真をいくつか今日は紹介させてもらえればなんて思っている。
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このカーディガンっぽいトップスも気になるアイテムの一つだ。

このベストも裾のデザインや形、色などが気になるアイテムだ。

これはニットシャツになるのだろうか。
小ぶりの胸のポケットがポイントで可愛らしいなぁと眺めていたり。

また、今季からついにソックスが登場するようで、こちらも服に合わせてみるのも素敵だなぁなんて思ったりしている。

そんな訳で冒頭にも紹介したけど、改めてイベントの日程詳細を。
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" YUKI SHIMANE 2025A/W pre-order"
日時:4/26(土) 〜 4/29(火)
時間:13:00〜20:00 (28日のみ15:00〜20:00)
会場:itocaci 1F イベントスペース
※ 28日のみオープン時間が変わります。ご来店の際はお気をつけてくださいませ。

全型見ることのできる貴重な4日間。
ぜひ、遊びにいらしてくださいませ。
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それでは次回もお楽しみに。

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本を好きになる方法 〜 osakentaro "book cover"
本を読みたいと言う方へ
「愛着の持てるブックカバーを探しなさい」
当店にご来店されるお客様の中には本を読むのが好きという方が多い。
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「類は友を呼ぶ」
故人の言うことは的を得ていることが多い。
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「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
ドイツの鉄血宰相と呼ばれたビスマルクが残した格言だが、時代、環境、背景が変わっても、故人の遺す言葉を信じることも大切だなんて思ってしまう。
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やっぱり当店のような個人がやっているお店だと、必然的に集まってくるお客様とは何かしら、どこかしらで接点があったりするもので、申し訳ないのだけど、お客様でありながら、どこか趣味を共有する友人のような感覚を抱いてしまう。

おそらく、僕は世間で見ると本が好きな人間に分類されると思っている。
まあ、そんなわけで、当店のお客様でも本が好きと言う方が多いのも納得できるわけだ。
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なので今回"osakentaro"にお願いして、当店では2回目となるブックカバーを作ってもらった。
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以前は、本屋さんとのイベントに合わせてだったのだけど、今回は純粋に僕がこのポコポコとしたデニム生地がとても好きで、このハギレを使って作ってもらえる分だけ作ってもらった。
なので、今回は限定4種となる。
(申し訳ないことに、一つは撮影前に売れてしまい、現状は残り3つとなる。)
oaskentaro : book cover (yellow) ¥5,500 (tax in)
oaskentaro : book cover (red) ¥5,500 (tax in)
oaskentaro : book cover (white) ¥5,500 (tax in)
僕も前回のブックカバーをいまだに大切に使っている。
けど、改めてやっぱりこのポコポコとしたデニムのブックカバーが欲しいなんて思ったりしている。
ブックカバーなんて何個あってもいいものだ。
気分で服を変えるように、気分でブックカバーを変える。
僕は結構そんな楽しみ方をしたりしている。

お客様に限らず、たまに知り合いから「本を読みたい」とか、「読書を習慣にしたい」なんて話を聞くのだけど、僕はそんな方に対して「お気に入りのブックカバーを買ったらいい」なんて、笑いながらも結構本気で伝えている。
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お気に入りの服を着てお出かけするのが楽しいように、お気に入りのブックカバーをつけると本を開きたくなる訳だ。
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だから本を好き��なるきっかけの一つとして、お気に入りのブックカバーを探してみる。
そして、それを買ったらついでにその足で1冊本を買いに行ってみよう。
そのブックカバーを纏う、最初の1冊選び。
ちょっとドキドキしたりしないだろうか。
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ちなみに、僕もブックカバーは4つくらい持っていて、気分で使い分けているのだけど、毎回新しいブックカバーを使う時の最初の1冊は本屋で何時間もかけて選ぶ。
もちろん、本好きな方へのプレゼントにしてもオススメだ。
この本を読んでほしいという1冊と共に渡すと言うのも楽しい。
その1冊を選ぶ時間が難しくも、楽しい時間となるのだ。
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本を読みたいと言う方へ
「愛着の持てるブックカバーを探しなさい」
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きっと本を読む行為が楽しくなるだろう。
そして、その行為を楽しめるようになれば、本を好きになるだろう。
・
なんだか考え方としては服屋だけに、装いというアプローチ。
でも、服が好きな方からすると、こんな装いの変化球も楽しんでみても良いのではないだろうか。
・
なお、こちらはオンラインでは掲載していないのだけど、メールかSNSからご連絡いただければ別途対応をいたします。
・
それでは次回もお楽しみに。
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花咲く季節に花を纏って 〜 BANSAN "Original Flower Textile Cardigan"

こんばんは。
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昼間は雲一つない晴天だというのに、夕方以降、雨が降り始めた。
今年は例年に比べ、桜がとても長いこと楽しめたのだけど、そろそろ中津の桜も見納めだ。
そんな桜を散らすような雨のことを「桜流し」などと呼んだりもするそうだ。
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そんな桜は見納めが間も無くとなるけれど、その一方で街を歩いていると様々な花が咲き始めているのを目にする。
そんな様々な花を咲かせる雨のことを「催花雨」と呼んだりもする。
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今日の雨は「桜流し」でもあり「催花雨」でもあるのだ。
街を歩くと、見ることのできる花々も変わる。
次に美しく咲く花はどんな花だろうか。
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気持ちよく晴れた日は、ついついキョロキョロしながら歩いてしまう。

そんなあちらこちらで色んな花が咲き始める季節。
この季節にぜひおすすめをしたい1着を今日はピックさせてもらう。
BANSAN : Original Flower Textile Cardigan (OCHER) ¥39,930 (tax in)
"BANSAN"らしい、非常にパンチの効いた1着。
目を引くようなテキスタイルはもちろんのこと、シルエットもユニークな1着だ。

"Original Flower Textile"
ブランドオリジナルとなる、花をモチーフにしたテキスタイル。
彩り満ちた花々が咲く季節の装いにふさわしいような、印象的なアイテムになる。

フリンジの効いた素材と、ギュッと萎んだ素材。
パッと見るとこの素材は別の生地を縫い合わせているかのように見えるのだけど、不思議なもので、実はこの素材は1枚の布なのだ。
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だから、異なる生地を縫い合わせているわけではない。
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生地の設計の段階で、フリンジの部分とキュッと絞るようになった部分を計算しながら織り上げられた素材なのだ。
それゆえに、生地の縫い合わせもないので非常にすっきりとしたシルエットになる。
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本当に些細なことなんだけど、そんな縫い合わせがないことですっきりとした見え方が、このカーディガンが持つシルエットを一層際立て、美しいものにしているのだと思う。

また、ハート型のボタンも印象的だ。
ただでさえインパクトのある素材を使っているにも関わらず、ボタンにまでハートを取り入れる。
そんなデザインの足し方が"BANSAN"らしくて、思わずクスッとしてしまう。

展示会でお話を聞いた時の話は今でも覚えている。
・
子供がハートに反応するのを見て、やっぱりシンプルにハートって可愛いんだと。
ストレートに可愛いものをモチーフにするのに少し抵抗があったけど、可愛いものは可愛い。
それを受けれいることができたと。
そんなお話をしてくれたことを覚えている。
・
先日、1冊の本を読んだ。
グラフィックデザイナーの著者が綴った子育てのエッセイになる。
とても考えさせられる内容で、色々なことを感じた1冊になるのだけど、読む中で"BANSAN"の子供がハートに反応をしたというお話も、そんな考えさせられたお話の一つだ。
・
今から10年以上も前のことになるのだけど、知り合いのデザイナーが子供ができてから、見方が変わって、それがデザインにも良い影響を与えてくれるようになったというお話をしてくれた。
・
10年前に���めて出会った"BANSAN"。
その時から変わらない"BANSAN"らしさを感じつつも、この1着にはこの10年の環境の変化から生まれたデザインも確かに感じることができる。
・
個人的には、そんな感慨深い1着でもあるのだ。

さて、街へと視点を戻そう。
・
様々な花々が咲き始める季節。
フリンジが印象的なユニークなテキスタイルや、メリハリの効いたシルエットや丸みを帯びたシルエット。
そして、ふんわりと広がる裾や肩周り。
様々な要素から、可愛らしい美しい花を感じることのできる1着。
・
まさにこの季節の装いにふさわしい1着ではないだろうか。
・
そんな1着を纏って、ぜひこの季節の装いを楽しんでみてはいかがだろうか。
なお、現在こちらはオンラインショップでもご覧いただける。
合わせてチェックしてもらえると嬉しく思う。
・
それでは次回もお楽しみに。

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見たことがあるようで、見たことがない 〜 amachi. "Phenomena Stripe Shirt" "Phenomena Stripe Easy Pant"

こんばんは。
・
さて、まずは明日からの営業予定からお知らせをさせて頂く。

【4/14(月) 〜 4/20(日) 営業予定】
4/14 (月) 13:00〜20:00
4/15 (火) 13:00〜20:00
4/16 (水) 13:00〜20:00 ※
4/17 (木) 13:00〜20:00
4/18 (金) お休み ※
4/19 (土) 13:00〜20:00
4/20 (日) 13:00〜20:00
※ 4/16(水)は臨時営業日となります。
※ 4/18(金)は出張のためお休みとなります。

4月も1/3が終わった。
ここ最近、あまりアニメのお話をしていなかったのだけど、相変わらず僕は毎クールアニメをきちんとチェックしている。
・
僕が小学生の頃だったと思うけど、実家がケーブルテレビと契約をした。
その時、セットでついてきたのが「アニマックス」と呼ばれる、アニメ専門チャンネルだった。
24時間ずっとアニメばかりが流れる番組で、僕はそのチャンネルを通して見たことの無いアニメをたくさん知った。
「攻殻機動隊」
「新世紀エヴァンゲリオン」
「交響詩篇エウレカセブン」
僕のアニメ好きを確固たるものにした作品は、この当時知った作品のおかげでもある。
そんな「アニマックス」で放送されていた作品の中に「カウボーイビバップ」と「サムライチャンプルー」の2作品があった。
どちらも僕の歴代トップ10入りをするほどの作品だ。
共に、渡辺信一郎監督の作品になる。
初めてこれらの作品に触れたから20年以上の月日が流れているというのに、いまだに定期的に振り返って見てしまう。
そして、そのたび、色褪せない面白さに驚かされるのだ。
・
ストーリー構成はもちろんのこと、音楽のかっこよさだったり、これまでのアニメとは異なった世界感にワクワクしたことを未だに覚えている。
あの頃の僕にとっては、見たことの無いような。
そんな衝撃を与えてくれる作品だったのだ。
・
この4月から、そんな僕に衝撃を与えた渡辺監督の最新作が始まった。
早速1話を見たけど、あの時に感じたかっこよさは相変わらずだった。
あれからたくさんのアニメに触れてきた。
そんな僕だけど、やっぱり渡辺監督のアニメのかっこよさに相変わらず心が動かされる。
・
3ヶ月後、どのような結末を迎えるのか。
それが今から楽しみで仕方がない。

さて、冒頭から少し話が逸れてしまったのだけど、今季当店にも、どこか見たことがあるようで、見たことがないような。
展示会で見た時、そんな不思議な感覚を覚えたアイテムがあるので、ピックさせてもらう。
amachi. : Phenomena Stripe Shirt (Gray Beige) ¥63,800 (tax in)
amachi. : Phenomena Stripe Shirt (Pink Orange) ¥63,800 (tax in)
amachi. : Phenomena Stripe Easy Pants (Gray Beige) ¥63,800 (tax in)
amachi. : Phenomena Stripe Easy Pants (Pink Orange) ¥63,800 (tax in)
写真だけパッと見ても、なかなかと僕が先ほど伝えた見たことがあるようで、見たことがないと言うのが伝わりにくいかもしれない。
でも、ちょっと拡大して見ると、引きで見た時の印象とは大きく変わる。

糸が詰まった非常に高密度なファブリックになる。
異なる色の糸がそれぞれ縦に走ることで、それぞれがストライプを形成しており、引いて見た時のストライプの印象と大きく変わる。
・
細かなストライプが一つの集合体となって、大きなストライプになる。
そんなファブリックになるのだ。

なぜ、僕はこのテキスタイルに既視感を覚えるのか。
それは、車のシートだったり、シートベルトだったり。
普段、服とは関係のないようなシーンで、このテキスタイルに近いファブリックを見ているからなのかもしれない。
・
だからこそ、そんな素材が服に落とし込まれたことで、既視感があるのに、新鮮に見える。
そんな感動を感じたのかもしれない。

実際に、このテキスタイルを生産した工場は、産業用やインテリア素材をメインに生産する工場になるそうだ。
だから、普段はポリエステルだったりナイロンだったり。
合成繊維の取り扱いをメインにする工場になる。
・
そして、そんな工場で天然繊維の素材を持ち込み生産したそうだ。

これだけ、密に糸が詰まっているにも関わらず、着用すると非常に軽やかで、涼しげな素材だ。
なので、シャツにしてもパンツにしても、とても軽やかに纏うことができてしまう。

シャツなんだけど、どこかライトアウターのようなデザインにもなるので、シャツジャケットのように着用しても良い。
アームホールにもゆとりがあるので、今の時期なんかは、インナーにパーカーを着用して、合わせるのもおすすめだ。
5月以降になれば、ロングスリーブのTeeだったり、シャツオンシャツコーデだったり。
シャツとして楽しむだけではなくて、そんなシャツジャケットのようなコーデにもお勧めだ。

パンツはウエストを紐で結んでサイズ調整が可能なイージーパンツ仕様となる。
なので、ストレスを感じにく、非常に楽な1本だ。
・
ラフな装いができるのに、着用すると美しく、品もある。
その辺りのデザインがさすがだなぁなんて思ってしまう1本だ。

この紐もオリジナルとなっており、シルクで作られた紐になる。だから��のか、こういった細かな部分へのこだわりが、着用した時の美しさにもつながっているのだと思う。
・
またテーパードシルエットになるので、裾のあたりですっきりとしたシルエットになるというのもオススメのポイントだ。
ゆったりとしたシルエットのアイテムをトップスに纏っても、足元ですっきりとした印象を与えることができるので、ジャストなサイズのアイテムでも、ゆったりとしたアイテムでも。
どちらと合わせても相性が良さそうだ。

細かな部分にまで配慮がされているからこそ、シャツもパンツも美しかったり、かっこいい。
だけど、パッと見るとシャツもパンツも珍しい訳ではない。
でも、そんなアイテムなのに、なぜか手にしてしまう。
・
このシャツやパンツと対峙した時。
見たことがあるのに、見たことがないような。
そんな不思議な感覚の間を彷徨うのだ。
・
冒頭のお話ではないけど、僕がアニメを見て感じたあの不思議な感覚に近いものがある。
そして、実際に手に取って、着用して見た時のかっこよさ。
・
見た時の不思議な感覚。
あるお客様は、どこか懐かしい雰囲気を感じるなんて言っていた。
見るものに対し、不思議な気持ちを与える。
そして、着用した時に与える感動。
・
見たことがあるような。
見たことがないような。
僕は、このシャツやパンツを見るたびに、そんな過去の記憶をゆらゆらと彷徨うな感覚に襲われる。
・
そして、それがちょっと心地よかったりする。

そのように感じるのはもしかしたら僕だけなのかもしれない。
だから、あくまでもこれは僕の勝手な感想になるのだけど、僕が感じた不思議な感覚。
それが僕が買い付けた理由でもある。
だから、もし良かったら一度このアイテムに触れて見てほしい。
・
もしかしたら僕と同じように、記憶の彷徨を楽しむ方がいるかもしれない。
・
なお、シャツは現在オンラインショップでもご覧いただける。
パンツに関してのお問い合わせはメールかSNSを通じてご連絡いただけると幸いだ。
・
それでは次回もお楽しみに。
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押さえる1本 〜 osakentaro "denim pants"

こんばんは。
・
3月に暖かくなったかと思ったら、急に気温が下がったり。
今年は例年に比べ気温の乱高下が大きい。
そのせいもあってか、今年は桜をいつも以上に長く楽しめていて、それがちょっと嬉しかったりする。
・
昨晩のことになるのだけど、家の近所の公園にお花見に行ってきた。
ビール片手に、桜越しに見える月はなんとも趣があって心地よい。
・
桜を見ていると僕はなんて俗物だろうか。
そんな風に思ってしまったりもしたけど。
この目の前の美しい桜を見ていると、俗物でも構わない。
今年の桜をしっかりと脳裏に焼き付けようと、桜越しの月と共に楽しませてもらった。
・
そんな夜桜巡り。
絶対に纏って行こうと決めていた"amachi."の青のジャケット。
そして、"hatsutoki"のストール。
装いから気合を入れたお花見。
なんとも素敵なひと時を楽しむことができた。

��て、今日は新たに入荷した"osakentaro"の"denim pants"をピックさせてもらおうと思う。
osakentaro : denim pants (red) (size1) ¥44,000 (tax in)
osakentaro : denim pants (black) (size3) ¥44,000 (tax in)
昨年の秋冬シーズンに引き続き、ポコポコとした特殊加工を施したデニムパンツ。
このユニークな素材には僕自身もすっかり虜になってしまい、個人用でもオーダーをさせてもらった1本だ。
そんなデニムパンツ。
この春から形がアップデートし、これまでと比べてワイドなシルエットの1本が登場した。

今回は赤のデニムと黒のデニムの2色展開。

赤色を背景に、ポコポコとした白の糸がアクセントになっているのも素敵だし、シックなブラックカラーデニムに、白の糸が入ることで、少し淡いブラックに見えるのも素敵だ。
特に、ブラックデニムはこれまでにあまり見たことのないカラーになるのではないだろうか。
"osakentaro"にしては珍しい色となる。
当店でも初めて取り扱う色となる。

少し着丈が長いので、ロールアップをして着用すると、色が反転するのでおすすめだけど、このルーズ感を活かすために、あえて引きずるくらいで着用するのもカッコ良かったり。
・
ちなみに、僕だったら、引きずるくらいルーズに着用しちゃおうかなぁなんて思ったりしている。

また、今期のデニムは、これまでのタグと変わって、コルク素材のタグが着用する。
・
折角ならそんな違いも楽しんでもらえると嬉しく思う。

シルエットがワイドになった分、ハイウエストに着用して、トップスは少し小さめのTeeなど合わせて上下でメリハリをつけたコーデも良いだろうし、あえてルーズなアイテムと合わせて全体的にゆとりあるシルエットでまとめてみるのもオススメだ。
・
個人的には、ショート丈の小さめのトップスと合わせて、メリハリをつけたコーデが夏にはオススメだけど、気分で使い分けてみて欲しい。
・
ここ数日、僕はデニムパンツばかり履いている。
まあ、ちょっと慌ただしく、作業することも結構溜まっていたりしているので、動きやすかったり、気軽に洗えるという点も理由になるのだけど、やっぱり、ラフにタフに、気兼ねなく使えるデニムは、本当に便利だと改めて思っている。
・
やっぱり、デニムは抑えておきたい1本だなんて改めて思うのだ。

では、デニムならなんでも良いのだろうか。
・
まあ、確かにシンプルなデニムは持っていた方がいいと思う。
というか、多くの方がデニムパンツって家に1本はあると思う。
だからこそ、他にはないようなデニムを1本おさえておくべきだと思っている。
・
気兼ねなく履けて、その上家での管理も楽で。
これほどまでに、便利にオシャレな1本。
・
だったらやっぱり"osakentaro"のデニムは1本押さえておくべきではないだろうか。
・
僕自身、"osakentaro"のデニムだけで4本くらい買ってしまっている。
そして、色々なところに出かけるたびに褒められる。
・
それは、デニムという、誰にとっても馴染みのあるアイテムにも関わらず、他では見ることのできないデザインが散りばめられており、唯一無二の1本だからだろう。
・
そんな訳で、まずはやっぱり押さえておくべき1本。
"osakentaro"の"denim pants"。
もし良かったら、現在オンラインショップでもご覧いただける。
それでは次回もお楽しみに。

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online shop "清明" update 〜 「清浄明潔(しょうじょうめいけつ)」の頃

こんばんは。
・
さて、まずは明日からの営業予定をお知らせさせて頂く。

【4/7(月) 〜 4/13(日) 営業予定】
4/7 (月) 13:00〜20:00
4/8 (火) 13:00〜20:00
4/9 (水) お休み
4/10 (木) 13:00〜20:00
4/11 (金) 13:00〜20:00
4/12 (土) 13:00〜20:00
4/13 (日) 13:00〜20:00
・
店頭には各ブランドからの新作も続々と到着している。
ぜひ、春夏の新作を見に遊びにいらしてくださいませ。

さて、昨晩のことになるのだけど"online shop"を新たに更新させてもらった。
・
「清明」=「清浄明潔」
春の麗らかな陽射しが万物を明るく清らかに照らす頃とされる。
・
冬の柔らかな儚げな陽射しとは違った、どこか強さを感じるような陽射しだ。
陽射しに色はないかもしれないけど、この季節の光には様々な生命の息吹が宿ったような力強さを感じる。
夏の活気に満ちた陽射しとは違った、どこか世界を包むような優しい、それでいて力強い陽射し。

ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」。
絵画のタイトルだけ見てもピンと来ない方もいるかもしれないが、教科書にも掲載されるほど有名な1枚だ。
写真を見れば、おそらく誰もが一度は見たことのあるほど、有名な絵画。
ル���サンス期を代表する1枚でもある。
・
この絵画で描かれたヴィーナスの柔らかな顔は、まさにそんな春の麗らかさを象徴したかのような雰囲気を宿している。

そんな訳で、今回はそんな春の柔らかくも活気に満ちた陽射しや、そんな陽射しを浴びて生き生きとした花々をイメージしてアイテムをピックしてみた。
・
光を浴びることで、美しい陰影を生み出す繊細なレース。
また凹凸のあるコーデュロイ。
フリンジが印象的なジャガードの生地。
様々な色の糸を使って織り上げた素材。
・
そんなアイテムをメインに今回は春の麗らかな陽射しや活気に満ちた世界をイメージしてスタイリングを組んでみた。

装いから春を楽しむ。
お出かけするにも気持ちの良い季節だ。
・
午前中、少し出掛けてみたけどかなり暖かく、思わずジャケットを脱いでしまうほどに。
・
ぜひ、そんな気持ちの良い季節のお出かけに、春を感じるようなアイテムを纏ってお出かけを楽しんでみてはいかがだろうか。

なお、オンラインショップは下記からご覧いただける。
ぜひチェックしてみてもらえると嬉しく思う。
・
それでは次回もお楽しみに。

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洗練されたデザイン 〜 amachi. "Detachable Pocket Work Pants"

早速だが、まずは明日からの営業予定のお知らせをさせていただく。

【3/31(月) 〜 4/6(日) 営業予定】
3/31 (月) 13:00〜20:00
4/1 (火) 13:00〜20:00
4/2 (水) お休み
4/3 (木) 13:00〜20:00
4/4 (金) 13:00〜20:00
4/5 (土) 13:00〜20:00
4/6 (日) 13:00〜20:00
・
来週には新たに新作の入荷もありそうなので、お花見がてらぜひ遊びにいらしてください。
※
さて、本日は"amachi."の定番アイテムから1本アイテムをピックして紹介をさせて頂こうと思う。
amachi. : Detachable Pocket Work Pants - Record of Phenomena ¥71,500 (tax in)
まずこのパンツのベースとなる”Detachable Pocket Work Pants”は"amachi."の定番のパンツでもある。
amachi. : Detachable Pocket Work Pants (Off White) ¥49,500 (tax in)
"amachi."を始めて店頭で並べたのが2018年の春夏。
気がつけば7年も経っているのだ。
・
そんな2018年の春夏シーズン。
初めて店頭に"amachi."のコレクションが並んだ訳だが、その時のアイテムの一つが"Work Pants"だった。
その時の1本は最終的に僕が自ら購入させてもらったのだけど、今でも僕にとって忘れられない、大切なパンツの1本として愛用している。
・
そんな7年前の1本とは素材もデザインも変わっているのだけど、”Detachable Pocket Work Pants"は、その1本と確実に繋がっていると感じている。
それゆえに、”Detachable Pocket Work Pants"が"amachi."の定番となっていることが、実は陰ながら嬉しかったりするのだ。

ちなみに、このワークパンツに用いられている素材も、実はこだわりの詰まったオリジナルの素材となる。
少しだけ毛羽の立ったような風合いが特徴的で、そのおかげで、ソフトな優しい手触りを感じることができるのだ。

まあ、こればっかりは実際に触ってもらわないと伝わらない部分にもなる。
なので、気になる方は一度店頭で触れてみてほしい。
・
定番の1本となった”Detachable Pocket Work Pants"だけど、これまでずっと発表されてきているからこそ、細かなデザインも進化を遂げてきている。
過去のデザインを踏襲し、アップデートを重ねてきたからこそ、洗練された1本となるのだ。
・
だから、定番というのは、そのブランドのシンボルにもなり得るアイテムだと思うし、押さえておくべきアイテムでもあると考える。
ブランドのフィロソフィーが色濃く反映��れているのだ。

そして、そんな定番のワークパンツに、さらにユニークなデザインが仕掛けられた1本が"Detachable Pocket Work Pants - Record of Phenomena"となる。
・
天然染料で染めているという点に関しては、これまでにも見られたデザインにはなるのだが、そんな天然染料で染色したパンツに、レモン汁(酸性)を吹きかけることで、色を抜染しているのだ。

紫の部分はレモン汁がかかっていない部分となる。
逆に色が褪せたように、黄色味を帯びている部分がレモン汁が吹き付けられた部分となる。

レモン汁を吹き付ける前に、このパンツの上には葉など植物を置いてから、吹き付けているそうだ。
なので、葉が置かれている部分は色が変わらずに残る。
1本1本配置も変わるので、同じように色が抜染されたものはない。

定番のワークパンツにも関わらず、洗練された美しさとはまた違ったアプローチから新たなデザインが生まれているのだ。
・
しかも、"amachi."の天然染色は今回が初めてのことではない。
これまでずっと行われてきた染色技法でもある。
つまり、この天然染色も定番のデザインと言えるのだ。
・
なので、今回用いられてたこの抜染も、これまでのデザインをより洗練させたことから生まれたデザインと言えるのではないだろうか。

洗練されたワークパンツ。
そんな"amachi."にとっても欠かせないような1本に、新たなデザインが加わることで、一層洗練された1本に仕上がった。
・
どちらが優れているとかではない。
生成りのワークパンツらしい、ラフな1本が好きだという人もいる。
”Detachable Pocket Work Pants”は、"amachi."を象徴するような、押さえておくべき1本だ。
・
そして、そんな1本を、さらに洗練された染色技法でアップデートをさせたのが"Detachable Pocket Work Pants - Record of Phenomena"になるのだと思う。
・
長年見てきた個人としては、どちらも捨て難いのだけど、今季は"Detachable Pocket Work Pants - Record of Phenomena"を見て、本来の"Detachable Pocket Work Pants"の美しさを再認識した。
そんな理由もあって、推しは"Detachable Pocket Work Pants - Record of Phenomena"となる。
・
この機会にぜひ、ブランドを象徴するような1本、そして、僕の推しの1本をご覧に遊びにきてみてほしい。
・
なお、現在オンラインショップでもご覧いただける。
もし良かったら合わせてチェックしてみてほしい。
それでは次回もお楽しみに。
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季節の移り変わりはボーダーのように 〜 amachi. "Gradation Linen Shirt"

ユニークなテキスタイルに出会うと、ついつい僕のマニア心に火がついてしまう。
・
いつからなのだろうか。
この仕事をする前から。
前職のサラリーマンをしていた頃から、気がつけば服の素材となるテキスタイルへ興味が向くようになっていた。
・
もちろん、テキスタイルなどを度外視して、購入を決めた服だって山ほどあるけど、僕の数ある服のコレクションの中には、テキスタイルが決め手になって購入を決めたアイテムも多々ある。
・
そして、それはお店の買い付けにもしっかりと受け継がれている。
※
"amachi."の展示会は、そんなテキスタイル好きな僕にとって、毎回ユニークなテキスタイルに出会う場の一つでもある。
時間をかけて、ゆっくりと素材のお話、そしてそれをどうデザインに落とし込んだのか。
そんな話を伺える貴重な場なのだ���
・
そんな展示会で出会った素敵な1着がこのリネンのトップスになる。
amachi. : Gradation Linen Shirt (Deep Green) ¥74,800 (tax in)
amachi. : Gradation Linen Shirt (Deep Green) ¥74,800 (tax in)
パッと見ると、プルオーバーのオーバーサイズなリネンのトップスに見えるのだけど、よく見ると、うっすらとボーダーが見える不思議なアイテムだ。

色を変えるわけでもなく、同色の糸だけで生み出されるうっすらとしたボーダー。
パッと見てすぐに分かる訳ではないのだけど、目を凝らしたり、
光が当たったり、インナーのアイテムが透けて見えることでそのボーダーを捉えることができるのだ。
・
同色の糸のみを使っているからこそ、主張もなく、さりげない。
だからこそ、嫌味なく、統一感があって美しく見える。

このボーダーは、リネンの糸の太さを変えて織ることで生まれているボーダーになるそうだ。
糸の太い部分は透けず、一方、細い部分は透けて見える。
・
糸の太さを活かして生み出されているからこそ生まれるこのさりげなさに、展示会場で唸ってしまったことを覚えている。

もちろんそれのみならず、細かな部分にまで抜かりがない。
首元の紐の取り付けの部分であったり、背面のラウンドの裾だったり。
・
素材のみならず、服の形やデザインの細かな部分にまで抜かりないゆえ、美しいテキスタイルも活かされた1着に仕上がっているのだ。

今の時期であれば、薄手のニットやシャツの上からざっくりと羽織って緩いスタイリングで楽しんでみてほしい。
・
また、女性にもオーバーサイズなトップとして装いに取り入れてみてほしい。
すっきりとしたスカートやフレアに広がるスカートとも相性が良さそうだし、ワンピースの上から羽織っても良さそうだ。
・
ブランドの意向とはズレてしまうかもしれないけど、個人的には女性にも試してみてほしいなんて買い付けの時に思ったことを思い出す。

これから気温も上がり、徐々に暖かくなってくる季節だ。
インナーに少し色物を入れてもらったりすると、一層このトップスの素材のユニークさが際立ちそうだ。

今年の春は急に訪れたかのように、気温差���大きかったけど、本来我々が身を置く世界は、徐々に徐々に移り変わってくるものだ。
・
今朝、公園の桜の木を眺めてみると、桜の蕾が先日見た時より少しふっくらとしていた。
・
道端の雪柳も少しづつ花をつけて、先週見た時よりも花の存在感が増してきた。

そんな季節のささやかな移り変わりは、まさにこのリネンのボーダーのような移り変わりなのかもしれないなんて思ってしまう。
・
そして、そんなアイテムを季節や気温の変化の中で、あなたなりの装いの中で変化させて楽しんでもらえると嬉しく思う。
・
時にジャケットのインナーに。
そして、ニットの上から羽織ってみたり。
ニットがシャツに変わり、そしてTeeへと変わっていくように。
・
季節の移ろいの中で、装いを変える中で、毎回、この不思議なボーダに触れるたびに、季節の移ろいを感じてもらえると嬉しく思う。

なお、現在オンラインショップでもご覧いただける。
もし良かったら、そちらもチェックしてみてほしい。
それでは次回もお楽しみに。
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BANSAN 2025S/S start

こんばんは。
・
週半ばまで雪が降ったなんて話をしたかと思ったら、急にポカポカと。
天気予報の週間予報で、寒暖差が大きいことは分かっていたのだけど、それでも実際に肌で感じると、その極端な気温差にちょっと身体が驚いてしまったりする。
・
おそらく先週半ばまでの寒さが冬の終わりなのではないだろうか。
ここからはいよいよ本格的な春へ。
明日以降、桜の開花の知らせもあちこちから届くのではないだろうか。
・
さて、まずは明日からの営業予定のお知らせだ。

【3/24(月) 〜 3/30(日) 営業予定】
3/24 (月) 13:00〜20:00
3/25 (火) 13:00〜20:00
3/26 (水) お休み
3/27 (木) 13:00〜20:00
3/28 (金) 13:00〜20:00
3/29 (土) 13:00〜20:00
3/30 (日) 13:00〜20:00
・
暖かな日も増えてきて、重たいアウターともお別れする方も多いのではないだろうか。
そろそろ春服、探してみてはいかがだろうか。

さて、春らしい、気持ちの良い週末を迎えた訳だが、本日、新たに"BANSAN"から春夏のアイテムが到着した。
・
今回は薄手のトップスのみの到着となっているのだけど、かなり印象が強いアイテムだったのか、お客様にも気になっているという話を聞く機会も多く、ぜひ店頭でチェックをしてみてほしいアイテムとなる。

オーダーしてから半年近くが経過しているのだけど、改めて見るとパンチの効いた柄が印象的なトップスだったり、ピンクの花が象徴的なトップスだったり、細かな柄が可愛らしかったり。
・
同じ型のアイテムなのに、1着ごとの表情がガラッと変わってユニークだ。

ここまで、1着ごとに表情が変わってくると、装いへの合わせ方も異なってきて、全く違う表情を見せてくれる。
・
おそらく、好みもはっきりと別れるのかなぁなんて思ったりしている。
・
せっかくの機会なので、ぜひ、一度店頭で実際に触れてみて、色や柄の雰囲気を感じてみてほしい。

春の到来。
なんだか街を歩いても、どこか活気づいたような。
・
そんな季節に、こんな印象的なトップスを取り入れてぜひお出かけを楽しんでみてほしい。
・
それでは次回もお楽しみに。

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online shop "春分" update 〜 街がピンクに染まる頃

こんばんは。
・
今日からまた少し暖かくなってきて、天気予報を見ると明日からは20度を超えるみたいだ。
・
先日のお休み、奈良と三重に行ってきたのだけど、奈良の山はすっかりと雪景色。
まさか3月に雪景色を楽しめるとも思っておらず、この雪景色から僅か2週間も経つと桜が開花するのかと思うと、とても不思議な気持ちになった。

さて、昨日のことになるのだけど、暦は新たに"春分"を迎えた。
それに伴い当店のオンラインショップも新たに更新をさせてもらった。
・
毎年のことになるのだけど、やっぱりどうしてもこの時期は桜を無視することはできない。
僅か1週間程度のことにはなるのだけど、街が桜に染まるこの時期。
家を出るのが楽しみになる。

毎年のことになってしまうけど、今年も桜狩りを楽しむことをイメージしながらアイテムをピックしてみた。
・
ちなみに、皆さんは今年、どこに桜を見にいくのか決めているのだろうか。
大阪だと、造幣局の桜や大阪城などが有名なのだろう。

ちなみに僕は毎年、好きな服を着て、近所の公園でビール片手に本を読みながら夜桜を楽しむ。
今年ももちろんその予定だ。
なんだかんだで、人気のない近所の公園で見る桜が一番美しく、しっくりとくる。

私たち日本人にとって、桜とは最も身近で馴染みのある花になる。
まあ、だからこそ、肩肘を張らずに気軽に見ることのできる近所の公園で見る桜が最もしっくりくるのだ。
・
��はいえ、やっぱりどこかに桜を見に出かけるのも悪くはない。
いつもよりちょっと特別で、普段なら赴かない場所に、桜を愛でに行く。
桜が咲くだけで、何気ない風景も華やかに、美しく見えてしまう。

桜狩り。
大好きな服を着て、この期間にしか見ることのできない美しい風景をぜひ楽しんでみてはいかがだろうか。
・
なお、オンラインショップは下記からご覧いただける。
ちなみに、僕も既に桜を見に行くコーデを既に考えている。
今から、桜の開花が待ち遠しい。
・
それでは次回もお楽しみに。

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YUKI SHIMANE 2025S/S pick item

こんばんは。
・
まずは明日からの営業予定のお知らせをさせて頂く。

【3/17(月)〜3/23(日) 営業予定】
3/17 (月) 13:00〜20:00
3/18 (火) 13:00〜20:00
3/19 (水) お休み
3/20 (木) 13:00〜20:00
3/21 (金) 13:00〜20:00
3/22 (土) 13:00〜20:00
3/23 (日) 13:00〜20:00
・
暖かくなって重たいアウターも着納めかと思っていたら、週末の雨でまた少し肌寒くなったり。
体調管理が難しい季節となるので、くれぐれもお身体には気をつけてくださいませ。

さて、以前のblogで"YUKI SHIMANE"の2025S/Sがスタートしたというお話をさせてもらったのだけど、本日は改めて当店に到着したアイテムを紹介させていただければと思っている。
春夏の装いを可愛らしくしてくれる。
そんな素敵なアイテムが多いのでぜひチェックしてみてほしい。
YUKI SHIMANE : Wholegarment Hand-stitched Mesh knit top (BLUE) ¥26,400 (tax in)
YUKI SHIMANE : Wholegarment Hand-stitched Mesh knit top (WHITE) ¥26,400 (tax in)
ハンドステッチ刺繍がポイントになったニットトップ。
このステッチの抜け感というか、クラフト感が刺さった1着となる。
ノースリーブなんだけど、肩に覆い被さるような。
ノースリーブが苦手という方にもお勧めできる1着になる。

春はブラウスや薄手のニットと合わせて。
夏はキャミやノースリーブのトップスと合わせて。
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ベースがざっくりとした編み地なので、インナーに色のあるアイテムと合わせてメッシュ越しに透けるようスタイリングも素敵かもしれない。
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この使いやすさ、可愛らしさでお値段も魅力的ではないだろうか。
YUKI SHIMANE : Embroidery Lace Mesh Vest (BLACK) ¥38,500
YUKI SHIMANE : Embroidery Lace Mesh Vest (WHITE) ¥38,500
前後どちらでも着用ができる仕様となったベスト。
メッシュをベースにしたアイテムとなるので、かなり涼しげな印象を与えてくれる。
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今は忘れているかもしれないけど、ここ数年、夏の猛暑は異常だ。
そんな猛暑下でも可愛いアイテムで楽しく。
そんな思いで今回買い付けをした1着だ。
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とはいえ、先日お客様にもお話をしていたのだけど、今の時期であれば厚手のニットの受けからでも着用できるし、スプリングコートなどのアウターの上から合わせても素敵かもしれない。
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アクセサリーのような感覚で、いつもの装いにちょっと���化をつけて楽しめる。
そんなアイテムとなっているので、色々とお手持ちのアイテムと合わせてみてほしい。
YUKI SHIMANE : Airy Cardigan (BLUE) ¥31,900 (tax in)
YUKI SHIMANE : Airy Cardigan (PINK) ¥31,900 (tax in)
どのアイテムも魅力的なことを前提として、この春夏で個人的にツボだったアイテムはこのカーディガンかもしれない。
オーガンジーと呼ばれる、かなり薄手で透け感のあるような素材をベースにしたサラッとしたニットカーディガン。
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軽やかで柔らかな素材になるので、ストンと身体に沿って落ちるシルエットが魅力的だ。

切り替えられたリブニットは、素材ごとに染め分けられており、近くで見ると色の奥行きを感じることができる。
着用した時にこの、奥行きある色のグラデーションを楽しめる。
ちょっとした贅沢な楽しみ方でもある。

可愛らしい要素も多いのだけど、品も感じられる。
一度、店頭でその魅力を感じてもらえると嬉しく思う。

徐々に暖かくなってきた頃。
そろそろ春夏を楽しむためのアイテムの準備はいかがだろうか。
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ぜひ店頭でチェックしてみてほしい。
気になることや質問がある方はSNSやメールでの問い合わせも受け付けているので、何かあれば連絡ください。
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それでは次回もお楽しみに。

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春の入口 〜 amachi. "Gateway - Worker Jacket (×Elise Gettliffe) "

こんばんは。
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数日前まで寒かったのに、いつの間にか春がやってきた。
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家を出ると、ピリッとした冬の冷気から、どこか緩い春の風に変わったことを感じ、そんな風からは春の香りがする。
厚手のコートから、少し薄手のアウターへ。
気持ちだけではなく、着用するアイテムも軽やかに変わる頃だ。
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そんな春の素敵な部分だけを切り取れば良いのだけど、ここ数日は花粉症に悩まされている。
体感としては、ここ数年で最も辛いような気もしている。
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ここ数日はポケットティッシュだけでは不安で、カバンにボックスティッシュを持ち歩いているほどだ。
僕は何よりも鼻水から強烈に春の到来を感じているの。
さて、1年前の今日、とあるアイテムを紹介させてもらった。
改めて、もう一度、春の訪れを感じるこの時期に、春への入口を感じさせる1着を紹介させてもらう。

amachi. : Gateway - Worker Jacket (×Elise Gettliffe) ¥110,000 (tax in)
ワークジャケットと名付けられたアイテムだけあって、コットンとリネンの高密度なタフな素材。

アクセントになる陶器の1ボタン。

構築的なポケットのデザインや、ライダースを彷彿さえるような袖口。

そんな袖口のファスナーを開くと見えるヌメ革がポイントだ。

背面は、ポッカリと穴が空いたような、立体的なデザインが目を引く。
これが春への入口となるゲートになるのだろうか。

そして、パイピング仕立ての裏面。
見えない部分にまで抜かりがない。

1着の中に、たくさんの気になるポイントが散りばめられているのだ。
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コットンとリネンのハリのあるタフな素材や袖口に隠れたヌメ革は、使い込むごとに身体に馴染んだり、色が飴色に変色したり。
そういった経年変化も愛おしく感じ、長い目で見ても楽しむ要素が多い、飽きのこない1着になってくれそうだ。

ちなみに背面のポッカリと穴が空いたようなデザインは、視覚的なデザイン効果のみならず、アクションプリーツとしての役割も果たしており、機能的デザインでもある。
なので、すっきりとしたジャケットに見えるのだけど、可動域も見た目以上にある点がありがたい。
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野暮なお話ではあるが、確かにお値段は張るアイテムになる。
でも、素材や細部にまでこだわり抜かれたデザインを考えてみると、正直コスパはかなり良いといっても間違いないだろう。
しかも、ご自宅でお洗濯もできてしまうというのもありがたい。
暖かくなって汗ばむ機会もあると思うけど、ご自宅で手洗いすることで、スッキリと。
ますます魅力的に見えてきたのではないだろうか。

いつからだろうか。
お店を始める前のことになるから、10年以上前のことになる。
桜を見に行くのに青色のアイテムを纏って出かける。
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お花見に行く時のちょっとした僕のルールであり、ドレスコードでもある。
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春の語源は諸説あるとされているが、その中の一つに「晴る」=「春」になったという説がある。
寒い冬が終わり、暖かくなる頃。
晴れた日の麗らかで過ごしやすい日の訪れを喜んだり。
野山に咲く花々の美しさに感動したり。
暖かくなることで、気候だけではなく、気持ちが「晴れる」。
そんな意味もあったのかもしれない。

季節の変わり目を装いにも。
そんなアイテムを纏って春のお出かけを楽しんでみてはいかがだろうか。
P.S. 次回のオンライン更新日まで残っていたら、僕が購入しちゃおうかと思っている。どうしても気になるという方は色々とご相談ください。
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