大阪中津でひっそりと営むセレクトショップです。 洋服、アクセサリー、そしてオーナーが日本の産地を回り、集めた布も取り扱います。どうぞよしなにお願いいたします。 〒531−0071 大阪府大阪市北区中津3-17-14 2F
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押さえる1本 〜 osakentaro "denim pants"

こんばんは。
・
3月に暖かくなったかと思ったら、急に気温が下がったり。
今年は例年に比べ気温の乱高下が大きい。
そのせいもあってか、今年は桜をいつも以上に長く楽しめていて、それがちょっと嬉しかったりする。
・
昨晩のことになるのだけど、家の近所の公園にお花見に行ってきた。
ビール片手に、桜越しに見える月はなんとも趣があって心地よい。
・
桜を見ていると僕はなんて俗物だろうか。
そんな風に思ってしまったりもしたけど。
この目の前の美しい桜を見ていると、俗物でも構わない。
今年の桜をしっかりと脳裏に焼き付けようと、桜越しの月と共に楽しませてもらった。
・
そんな夜桜巡り。
絶対に纏って行こうと決めていた"amachi."の青のジャケット。
そして、"hatsutoki"のストール。
装いから気合を入れたお花見。
なんとも素敵なひと時を楽しむことができた。

さて、今日は新たに入荷した"osakentaro"の"denim pants"をピックさせてもらおうと思う。
osakentaro : denim pants (red) (size1) ¥44,000 (tax in)
osakentaro : denim pants (black) (size3) ¥44,000 (tax in)
昨年の秋冬シーズンに引き続き、ポコポコとした特殊加工を施したデニムパンツ。
このユニークな素材には僕自身もすっかり虜になってしまい、個人用でもオーダーをさせてもらった1本だ。
そんなデニムパンツ。
この春から形がアップデートし、これまでと比べてワイドなシルエットの1本が登場した。

今回は赤のデニムと黒のデニムの2色展開。

赤色を背景に、ポコポコとした白の糸がアクセントになっているのも素敵だし、シックなブラックカラーデニムに、白の糸が入ることで、少し淡いブラックに見えるのも素敵だ。
特に、ブラックデニムはこれまでにあまり見たことのないカラーになるのではないだろうか。
"osakentaro"にしては珍しい色となる。
当店でも初めて取り扱う色となる。

少し着丈が長いので、ロールアップをして着用すると、色が反転するのでおすすめだけど、このルーズ感を活かすために、あえて引きずるくらいで着用するのもカッコ良かったり。
・
ちなみに、僕だったら、引きずるくらいルーズに着用しちゃおうかなぁなんて思ったりしている。

また、今期のデニムは、これまでのタグと変わって、コルク素材のタグが着用する。
・
折角ならそんな違いも楽しんでもらえると嬉しく思う。

シルエットがワイドになった分、ハイウエストに着用して、トップスは少し小さめのTeeなど合わせて上下でメリハリをつけたコーデも良いだろうし、あえてルーズなアイテムと合わせて全体的にゆとりあるシルエットでまとめてみるのもオススメだ。
・
個人的には、ショート丈の小さめのトップスと合わせて、メリハリをつけたコーデが夏にはオススメだけど、気分で使い分けてみて欲しい。
・
ここ数日、僕はデニムパンツばかり履いている。
まあ、ちょっと慌ただしく、作業することも結構溜まっていたりしているので、動きやすかったり、気軽に洗えるという点も理由になるのだけど、やっぱり、ラフにタフに、気兼ねなく使えるデニムは、本当に便利だと改めて思っている。
・
やっぱり、デニムは抑えておきたい1本だなんて改めて思うのだ。

では、デニムならなんでも良いのだろうか。
・
まあ、確かにシンプルなデニムは持っていた方がいいと思う。
というか、多くの方がデニムパンツって家に1本はあると思う。
だからこそ、他にはないようなデニムを1本おさえておくべきだと思っている。
・
気兼ねなく履けて、その上家での管理も楽で。
これほどまでに、便利にオシャレな1本。
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だったらやっぱり"osakentaro"のデニムは1本押さえておくべきではないだろうか。
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僕自身、"osakentaro"のデニムだけで4本くらい買ってしまっている。
そして、色々なところに出かけるたびに褒められる。
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それは、デニムという、誰にとっても馴染みのあるアイテムにも関わらず、他では見ることのできないデザインが散りばめられており、唯一無二の1本だからだろう。
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そんな訳で、まずはやっぱり押さえておくべき1本。
"osakentaro"の"denim pants"。
もし良かったら、現在オンラインショップでもご覧いただける。
それでは次回もお楽しみに。

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online shop "清明" update 〜 「清浄明潔(しょうじょうめいけつ)」の頃

こんばんは。
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さて、まずは明日からの営業予定をお知らせさせて頂く。

【4/7(月) 〜 4/13(日) 営業予定】
4/7 (月) 13:00〜20:00
4/8 (火) 13:00〜20:00
4/9 (水) お休み
4/10 (木) 13:00〜20:00
4/11 (金) 13:00〜20:00
4/12 (土) 13:00〜20:00
4/13 (日) 13:00〜20:00
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店頭には各ブランドからの新作も続々と到着している。
ぜひ、春夏の新作を見に遊びにいらしてくださいませ。

さて、昨晩のことになるのだけど"online shop"を新たに更新させてもらった。
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「清明」=「清浄明潔」
春の麗らかな陽射しが万物を明るく清らかに照らす頃とされる。
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冬の柔らかな儚げな陽射しとは違った、どこか強さを感じるような陽射しだ。
陽射しに色はないかもしれないけど、この季節の光には様々な生命の息吹が宿ったような力強さを感じる。
夏の活気に満ちた陽射しとは違った、どこか世界を包むような優しい、それでいて力強い陽射し。

ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」。
絵画のタイトルだけ見てもピンと来ない方もいるかもしれないが、教科書にも掲載されるほど有名な1枚だ。
写真を見れば、おそらく誰もが一度は見たことのあるほど、有名な絵画。
ルネサンス期を代表する1枚でもある。
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この絵画で描かれたヴィーナスの柔らかな顔は、まさにそんな春の麗らかさを象徴したかのような雰囲気を宿している。

そんな訳で、今回はそんな春の柔らかくも活気に満ちた陽射しや、そんな陽射しを浴びて生き生きとした花々をイメージしてアイテムをピックしてみた。
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光を浴びることで、美しい陰影を生み出す繊細なレース。
また凹凸のあるコーデュロイ。
フリンジが印象的なジャガードの生地。
様々な色の糸を使って織り上げた素材。
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そんなアイテムをメインに今回は春の麗らかな陽射しや活気に満ちた世界をイメージしてスタイリングを組んでみた。

装いから春を楽しむ。
お出かけするにも気持ちの良い季節だ。
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午前中、少し出掛けてみたけどかなり暖かく、思わずジャケットを脱いでしまうほどに。
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ぜひ、そんな気持ちの良い季節のお出かけに、春を感じるようなアイテムを纏ってお出かけを楽しんでみてはいかがだろうか。

なお、オンラインショップは下記からご覧いただける。
ぜひチェックしてみてもらえると嬉しく思う。
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それでは次回もお楽しみに。

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洗練されたデザイン 〜 amachi. "Detachable Pocket Work Pants"

早速だが、まずは明日からの営業予定のお知らせをさせていただく。

【3/31(月) 〜 4/6(日) 営業予定】
3/31 (月) 13:00〜20:00
4/1 (火) 13:00〜20:00
4/2 (水) お休み
4/3 (木) 13:00〜20:00
4/4 (金) 13:00〜20:00
4/5 (土) 13:00〜20:00
4/6 (日) 13:00〜20:00
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来週には新たに新作の入荷もありそうなので、お花見がてらぜひ遊びにいらしてください。
※
さて、本日は"amachi."の定番アイテムから1本アイテムをピックして紹介をさせて頂こうと思う。
amachi. : Detachable Pocket Work Pants - Record of Phenomena ¥71,500 (tax in)
まずこのパンツのベースとなる”Detachable Pocket Work Pants”は"amachi."の定番のパンツでもある。
amachi. : Detachable Pocket Work Pants (Off White) ¥49,500 (tax in)
"amachi."を始めて店頭で並べたのが2018年の春夏。
気がつけば7年も経っているのだ。
・
そんな2018年の春夏シーズン。
初めて店頭に"amachi."のコレクションが並んだ訳だが、その時のアイテムの一つが"Work Pants"だった。
その時の1本は最終的に僕が自ら購入させてもらったのだけど、今でも僕にとって忘れられない、大切なパンツの1本として愛用している。
・
そんな7年前の1本とは素材もデザインも変わっているのだけど、”Detachable Pocket Work Pants"は、その1本と確実に繋がっていると感じている。
それゆえに、”Detachable Pocket Work Pants"が"amachi."の定番となっていることが、実は陰ながら嬉しかったりするのだ。

ちなみに、このワークパンツに用いられている素材も、実はこだわりの詰まったオリジナルの素材となる。
少しだけ毛羽の立ったような風合いが特徴的で、そのおかげで、ソフトな優しい手触りを感じることができるのだ。

まあ、こればっかりは実際に触ってもらわないと伝わらない部分にもなる。
なので、気になる方は一度店頭で触れてみてほしい。
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定番の1本となった”Detachable Pocket Work Pants"だけど、これまでずっと発表されてきているからこそ、細かなデザインも進化を遂げてきている。
過去のデザインを踏襲し、アップデートを重ねてきたからこそ、洗練された1本となるのだ。
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だから、定番というのは、そのブランドのシンボルにもなり得るアイテムだと思うし、押さえておくべきアイテムでもあると考える。
ブランドのフィロソフィーが色濃く反映されているのだ。

そして、そんな定番のワークパンツに、さらにユニークなデザインが仕掛けられた1本が"Detachable Pocket Work Pants - Record of Phenomena"となる。
・
天然染料で染めているという点に関しては、これまでにも見られたデザインにはなるのだが、そんな天然染料で染色したパンツに、レモン汁(酸性)を吹きかけることで、色を抜染しているのだ。

紫の部分はレモン汁がかかっていない部分となる。
逆に色が褪せたように、黄色味を帯びている部分がレモン汁が吹き付けられた部分となる。

レモン汁を吹き付ける前に、このパンツの上には葉など植物を置いてから、吹き付けているそうだ。
なので、葉が置かれている部分は色が変わらずに残る。
1本1本配置も変わるので、同じように色が抜染されたものはない。

定番のワークパンツにも関わらず、洗練された美しさとはまた違ったアプローチから新たなデザインが生まれているのだ。
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しかも、"amachi."の天然染色は今回が初めてのことではない。
これまでずっと行われてきた染色技法でもある。
つまり、この天然染色も定番のデザインと言えるのだ。
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なので、今回用いられてたこの抜染も、これまでのデザインをより洗練させたことから生まれたデザインと言えるのではないだろうか。

洗練されたワークパンツ。
そんな"amachi."にとっても欠かせないような1本に、新たなデザインが加わることで、一層洗練された1本に仕上がった。
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どちらが優れているとかではない。
生成りのワークパンツらしい、ラフな1本が好きだという人もいる。
”Detachable Pocket Work Pants”は、"amachi."を象徴するような、押さえておくべき1本だ。
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そして、そんな1本を、さらに洗練された染色技法でアップデートをさせたのが"Detachable Pocket Work Pants - Record of Phenomena"になるのだと思う。
・
長年見てきた個人としては、どちらも捨て難いのだけど、今季は"Detachable Pocket Work Pants - Record of Phenomena"を見て、本来の"Detachable Pocket Work Pants"の美しさを再認識した。
そんな理由もあって、推しは"Detachable Pocket Work Pants - Record of Phenomena"となる。
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この機会にぜひ、ブランドを象徴するような1本、そして、僕の推しの1本をご覧に遊びにきてみてほしい。
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なお、現在オンラインショップでもご覧いただける。
もし良かったら合わせてチェックしてみてほしい。
それでは次回もお楽しみに。
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季節の移り変わりはボーダーのように 〜 amachi. "Gradation Linen Shirt"

ユニークなテキスタイルに出会うと、ついつい僕の���ニア心に火がついてしまう。
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いつからなのだろうか。
この仕事をする前から。
前職のサラリーマンをしていた頃から、気がつけば服の素材となるテキスタイルへ興味が向くようになっていた。
・
もちろん、テキスタイルなどを度外視して、購入を決めた服だって山ほどあるけど、僕の数ある服のコレクションの中には、テキスタイルが決め手になって購入を決めたアイテムも多々ある。
・
そして、それはお店の買い付けにもしっかりと受け継がれている。
※
"amachi."の展示会は、そんなテキスタイル好きな僕にとって、毎回ユニークなテキスタイルに出会う場の一つでもある。
時間をかけて、ゆっくりと素材のお話、そしてそれをどうデザインに落とし込んだのか。
そんな話を伺える貴重な場なのだ。
・
そんな展示会で出会った素敵な1着がこのリネンのトップスになる。
amachi. : Gradation Linen Shirt (Deep Green) ¥74,800 (tax in)
amachi. : Gradation Linen Shirt (Deep Green) ¥74,800 (tax in)
パッと見ると、プルオーバーのオーバーサイズなリネンのトップスに見えるのだけど、よく見ると、うっすらとボーダーが見える不思議なアイテムだ。

色を変えるわけでもなく、同色の糸だけで生み出されるうっすらとしたボーダー。
パッと見てすぐに分かる訳ではないのだけど、目を凝らしたり、
光が当たったり、インナーのアイテムが透けて見えることでそのボーダーを捉えることができるのだ。
・
同色の糸のみを使っているからこそ、主張もなく、さりげない。
だからこそ、嫌味なく、統一感があって美しく見える。

このボーダーは、リネンの糸の太さを変えて織ることで生まれているボーダーになるそうだ。
糸の太い部分は透けず、一方、細い部分は透けて見える。
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糸の太さを活かして生み出されているからこそ生まれるこのさりげなさに、展示会場で唸ってしまったことを覚えている。

もちろんそれのみならず、細かな部分にまで抜かりがない。
首元の紐の取り付けの部分であったり、背面のラウンドの裾だったり。
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素材のみならず、服の形やデザインの細かな部分にまで抜かりないゆえ、美しいテキスタイルも活かされた1着に仕上がっているのだ。

今の時期であれば、薄手のニットやシャツの上からざっくりと羽織って緩いスタイリングで楽しんでみてほしい。
・
また、女性にもオーバーサイズなトップとして装いに取り入れてみてほしい。
すっきりとしたスカートやフレアに広がるスカートとも相性が良さそうだし、ワンピースの上から羽織っても良さそうだ。
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ブランドの意向とはズレてしまうかもしれないけど、個人的には女性にも試してみてほしいなんて買い付けの時に思ったことを思い出す。

これから気温も上がり、徐々に暖かくなってくる季節だ。
インナーに少し��物を入れてもらったりすると、一層このトップスの素材のユニークさが際立ちそうだ。

今年の春は急に訪れたかのように、気温差が大きかったけど、本来我々が身を置く世界は、徐々に徐々に移り変わってくるものだ。
・
今朝、公園の桜の木を眺めてみると、桜の蕾が先日見た時より少しふっくらとしていた。
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道端の雪柳も少しづつ花をつけて、先週見た時よりも花の存在感が増してきた。

そんな季節のささやかな移り変わりは、まさにこのリネンのボーダーのような移り変わりなのかもしれないなんて思ってしまう。
・
そして、そんなアイテムを季節や気温の変化の中で、あなたなりの装いの中で変化させて楽しんでもらえると嬉しく思う。
・
時にジャケットのインナーに。
そして、ニットの上から羽織ってみたり。
ニットがシャツに変わり、そしてTeeへと変わっていくように。
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季節の移��いの中で、装いを変える中で、毎回、この不思議なボーダに触れるたびに、季節の移ろいを感じてもらえると嬉しく思う。

なお、現在オンラインショップでもご覧いただける。
もし良かったら、そちらもチェックしてみてほしい。
それでは次回もお楽しみに。
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BANSAN 2025S/S start

こんばんは。
・
週半ばまで雪が降ったなんて話をしたかと思ったら、急にポカポカと。
天気予報の週間予報で、寒暖差が大きいことは分かっていたのだけど、それでも実際に肌で感じると、その極端な気温差にちょっと身体が驚いてしまったりする。
・
おそらく先週半ばまでの寒さが冬の終わりなのではないだろうか。
ここからはいよいよ本格的な春へ。
明日以降、桜の開花の知らせもあちこちから届くのではないだろうか。
・
さて、まずは明日からの営業予定のお知らせだ。

【3/24(月) 〜 3/30(日) 営業予定】
3/24 (月) 13:00〜20:00
3/25 (火) 13:00〜20:00
3/26 (水) お休み
3/27 (木) 13:00〜20:00
3/28 (金) 13:00〜20:00
3/29 (土) 13:00〜20:00
3/30 (日) 13:00〜20:00
・
暖かな日も増えてきて、重たいアウターともお別れする方も多いのではないだろうか。
そろそろ春服、探してみてはいかがだろうか。

さて、春らしい、気持ちの良い週末を迎えた訳だが、本日、新たに"BANSAN"から春夏���アイテムが到着した。
・
今回は薄手のトップスのみの到着となっているのだけど、かなり印象が強いアイテムだったのか、お客様にも気になっているという話を聞く機会も多く、ぜひ店頭でチェックをしてみてほしいアイテムとなる。

オーダーしてから半年近くが経過しているのだけど、改めて見るとパンチの効いた柄が印象的なトップスだったり、ピンクの花が象徴的なトップスだったり、細かな柄が可愛らしかったり。
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同じ型のアイテムなのに、1着ごとの表情がガラッと変わってユニークだ。

ここまで、1着ごとに表情が変わってくると、装いへの合わせ方も異なってきて、全く違う表情を見せてくれる。
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おそらく、好みもはっきりと別れるのかなぁなんて思ったりしている。
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せっかくの機会なので、ぜひ、一度店頭で実際に触れてみて、色や柄の雰囲気を感じてみてほしい。

春の到来。
なんだか街を歩いても、どこか活気づいたような。
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そんな季節に、こんな印象的なトップスを取り入れてぜひお出かけを楽しんでみてほしい。
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それでは次回もお楽しみに。

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online shop "春分" update 〜 街がピンクに染まる頃

こんばんは。
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今日からまた少し暖かくなってきて、天気予報を見ると明日からは20度を超えるみたいだ。
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先日のお休み、奈良と三重に行ってきたのだけど、奈良の山はすっかりと雪景色。
まさか3月に雪景色を楽しめるとも思っておらず、この雪景色から僅か2週間も経つと桜が開花するのかと思うと、とても不思議な気持ちになった。

さて、昨日のことになるのだけど、暦は新たに"春分"を迎えた。
それに伴い当店のオンラインショップも新たに更新をさせてもらった。
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毎年のことになるのだけど、やっぱりどうしてもこの時期は桜を無視することはできない。
僅か1週間程度のことにはなるのだけど、街が桜に染まるこの時期。
家を出るのが楽しみになる。

毎年のことになってしまうけど、今年も桜狩りを楽しむことをイメージしながらアイテムをピックしてみた。
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ちなみに、皆さんは今年、どこに桜を見にいくのか決めているのだろうか。
大阪だと、造幣局の桜や大阪城などが有名なのだろう。

ちなみに僕は毎年、好きな服を着て、近所の公園でビール片手に本を読みながら夜桜を楽しむ。
今年ももちろんその予定だ。
なんだかんだで、人気のない近所の公園で見る桜が一番美しく、しっくりとくる。

私たち日本人にとって、桜とは最も身近で馴染みのある花になる。
まあ、だからこそ、肩肘を張らずに気軽に見ることのできる近所の公園で見る桜が最もしっくりくるのだ。
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とはいえ、やっぱりどこかに桜を見に出かけるのも悪くはない。
いつもよりちょっと特別で、普段なら赴かない場所に、桜を愛でに行く。
桜が咲くだけで、何気ない風景も華やかに、美しく見えてしまう。

桜狩り。
大好きな服を着て、この期間にしか見ることのできない美しい風景をぜひ楽しんでみてはいかがだろうか。
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なお、オンラインショップは下記からご覧いただける。
ちなみに、僕も既に桜を見に行くコーデを既に考えている。
今から、桜の開花が待ち遠しい。
・
それでは次回もお楽しみに。

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YUKI SHIMANE 2025S/S pick item

こんばんは。
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まずは明日からの営業予定のお知らせをさせて頂く。

【3/17(月)〜3/23(日) 営業予定】
3/17 (月) 13:00〜20:00
3/18 (火) 13:00〜20:00
3/19 (水) お休み
3/20 (木) 13:00〜20:00
3/21 (金) 13:00〜20:00
3/22 (土) 13:00〜20:00
3/23 (日) 13:00〜20:00
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暖かくなって重たいアウターも着納めかと思っていたら、週末の雨でまた少し肌寒くなったり。
体調管理が難しい季節となるので、くれぐれもお身体には気をつけてくださいませ。

さて、以前のblogで"YUKI SHIMANE"の2025S/Sがスタートしたというお話をさせてもらったのだけど、本日は改めて当店に到着したアイテムを紹介させていただければと思っている。
春夏の装いを可愛らしくしてくれる。
そんな素敵なアイテムが多いのでぜひチェックしてみてほしい。
YUKI SHIMANE : Wholegarment Hand-stitched Mesh knit top (BLUE) ¥26,400 (tax in)
YUKI SHIMANE : Wholegarment Hand-stitched Mesh knit top (WHITE) ¥26,400 (tax in)
ハンドステッチ刺繍がポイントになったニットトップ。
このステッチの抜け感というか、クラフト感が刺さった1着となる。
ノースリーブなんだけど、肩に覆い被さるような。
ノースリーブが苦手という方にもお勧めできる1着になる。

春はブラウスや薄手のニットと合わせて。
夏はキャミやノースリーブのトップスと合わせて。
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ベースがざっくりとした編み地なので、インナーに色のあるアイテムと合わせてメッシュ越しに透けるようスタイリングも素敵かもしれない。
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この使いやすさ、可愛らしさでお値段も魅力的ではないだろうか。
YUKI SHIMANE : Embroidery Lace Mesh Vest (BLACK) ¥38,500
YUKI SHIMANE : Embroidery Lace Mesh Vest (WHITE) ¥38,500
前後どちらでも着用ができる仕様となったベスト。
メッシュをベースにしたアイテムとなるので、かなり涼しげな印象を与えてくれる。
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今は忘れているかもしれないけど、ここ数年、夏の猛暑は異常だ。
そんな猛暑下でも可愛いアイテムで楽しく。
そんな思いで今回買い付けをした1着だ。
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とはいえ、先日お客様にもお話をしていたのだけど、今の時期であれば厚手のニットの受けからでも着用できるし、スプリングコートなどのアウターの上から合わせても素敵かもしれない。
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アクセサリーのような感覚で、いつもの装いにちょっと変化をつけて楽しめる。
そんなアイテムとなっているので、色々とお手持ちのアイテムと合わせてみてほしい。
YUKI SHIMANE : Airy Cardigan (BLUE) ¥31,900 (tax in)
YUKI SHIMANE : Airy Cardigan (PINK) ¥31,900 (tax in)
どのアイテムも魅力的なことを前提として、この春夏で個人的にツボだったアイテムはこのカーディガンかもしれない。
オーガンジーと呼ばれる、かなり薄手で透け感のあるような素材をベースにしたサラッとしたニットカーディガン。
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軽やかで柔らかな素材になるので、ストンと身体に沿って落ちるシルエットが魅力的だ。

切り替えられたリブニットは、素材ごとに染め分けられており、近くで見ると色の奥行きを感じることができる。
着用した時にこの、奥行きある色のグラデーションを楽しめる。
ちょっとした贅沢な楽しみ方でもある。

可愛らしい要素も多いのだけど、品も感じられる。
一度、店頭でその魅力を感じてもらえると嬉しく思う。

徐々に暖かくなってきた頃。
そろそろ春夏を楽しむためのアイテムの準備はいかがだろうか。
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ぜひ店頭でチェックしてみてほしい。
気になることや質問がある方はSNSやメールでの問い合わせも受け付けているので、何かあれば連絡ください。
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それでは次回もお楽しみに。

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春の入口 〜 amachi. "Gateway - Worker Jacket (×Elise Gettliffe) "

こんばんは。
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数日前まで寒かったのに、いつの間にか春がやってきた。
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家を出ると、ピリッとした冬の冷気から、どこか緩い春の風に変わったことを感じ、そんな風からは春の香りがする。
厚手のコートから、少し薄手のアウターへ。
気持ちだけではなく、着用するアイテムも軽やかに変わる頃だ。
・
そんな春の素敵な部分だけを切り取れば良いのだけど、ここ数日は花粉症に悩まされている。
体感としては、ここ数年で最も辛いような気もしている。
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ここ数日はポケットティッシュだけでは不安で、カバンにボックスティッシュを持ち歩いているほどだ。
僕は何よりも鼻水から強烈に春の到来を感じているの。
さて、1年前の今日、とあるアイテムを紹介させてもらった。
改めて、もう一度、春の訪れを感じるこの時期に、春への入口を感じさせる1着を紹介させてもらう。

amachi. : Gateway - Worker Jacket (×Elise Gettliffe) ¥110,000 (tax in)
ワークジャケットと名付けられたアイテムだけあって、コットンとリネンの高密度なタフな素材。

アクセントになる陶器の1ボタン。

構築的なポケットのデザインや、ライダースを彷彿さえるような袖口。

そんな袖口のファスナーを開くと見えるヌメ革がポイントだ。

背面は、ポッカリと穴が空いたような、立体的なデザインが目を引く。
これが春への入口となるゲートになるのだろうか。

そして、パイピング仕立ての裏面。
見えない部分にまで抜かりがない。

1着の中に、たくさんの気になるポイントが散りばめられているのだ。
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コットンとリネンのハリのあるタフな素材や袖口に隠れたヌメ革は、使い込むごとに身体に馴染んだり、色が飴色に変色したり。
そういった経年変化も愛おしく感じ、長い目で見ても楽しむ要素が多い、飽きのこない1着になってくれそうだ。

ちなみに背面のポッカリと穴が空いたようなデザインは、視覚的なデザイン効果のみならず、アクションプリーツとしての役割も果たしており、機能的デザインでもある。
なので、すっきりとしたジャケットに見えるのだけど、可動域も見た目以上にある点がありがたい。
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野暮なお話ではあるが、確かにお値段は張るアイテムになる。
でも、素材や細部にまでこだわり抜かれたデザインを考えてみると、正直コスパはかなり良いといっても間違いないだろう。
しかも、ご自宅でお洗濯もできてしまうというのもありがたい。
暖かくなって汗ばむ機会もあると思うけど、ご自宅で手洗いすることで、スッキリと。
ますます魅力的に見えてきたのではないだろうか。

いつからだろうか。
お店を始める前のことになるから、10年以上前のことになる。
桜を見に行くのに青色のアイテムを纏って出かける。
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お花見に行く時のちょっとした僕のルールであり、ドレスコードでもある。
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春の語源は諸説あるとされているが、その中の一つに「晴る」=「春」になったという説がある。
寒い冬が終わり、暖かくなる頃。
晴れた日の麗らかで過ごしやすい日の訪れを喜んだり。
野山に咲く花々の美しさに感動したり。
暖かくなることで、気候だけではなく、気持ちが「晴れる」。
そんな意味もあったのかもしれない。

季節の変わり目を装いにも。
そんなアイテムを纏って春のお出かけを楽しんでみてはいかがだろうか。
P.S. 次回のオンライン更新日まで残っていたら、僕が購入しちゃおうかと思っている。どうしても気になるという方は色々とご相談ください。
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気兼ねなくタフに 〜 hatsutoki "alps カーブパンツ"

僕が毎月通うコットン畑は兵庫県西脇市にある。
なぜ畑を西脇でやっているのか。
それは西脇市がコットンをベースにした織物の街になるからである。

前回のblogでは、2024年度、最後の活動があったことを報告させて頂いた。
来月からはいよいよ2025年度の活動がスタートする。
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そんな先日の畑作業で、西脇でいつもコットンの世話をしてくれる知人��"hatsutoki"のパンツを着用しながら作業をしていて、それが本当に素敵だと思った。
なので、折角なので今日はそのアイテムをピックさせてもらう。
hatsutoki : alps カーブパンツ (WINE RED) ¥33,000 (tax in)
hatsutoki : alps カーブパンツ (SAGE) ¥33,000 (tax in)
hatsutoki : alps カーブパンツ (藍染) ¥33,000 (tax in)
展示会でデザイナーから聞いた言葉を未だに忘れずに覚えている。
「デニムようなパンツを目指す」
・
私たちが、最もラフにカジュアルに着用しているデニムパンツ。
デニムという素材は、世界で最も愛され、最も身近に感じるテキスタイルなのかもしれない。
・
実際、僕のワードローブにはどれだけのデニムがあるのだろうか。
ヴィンテージデニムに始まり、ブランドや何気なく買ったチープなデニムまで。
値段や愛着度合いもピンからキリまである。
全て含めれ���50本は軽く超えてしまうだろう。
それだけ僕はデニムという素材が好きなんだと改めて実感する。

そして、"hatsutoki"が目指したデニムのようなパンツ。
デニムの持つ、普遍性や丈夫さ、タフさを感じさせつつ、それでいてデニムには無い、播州織らしい光沢を帯びた美しさ。
・
デニムに負けない、素晴らしい1本が生まれたと思っている。

そんなお話を聞いていたからこそ、知人が畑作業で着用している姿がとてもしっくりきたし、その着用している姿がとても美しく見えたのだろう。

よく見ると、山の稜線を感じさせるように、斜めの斜線が生地の表面上に見える。
これは、デニムと同じように、綾織という組織の織物に生まれる特徴でもある。
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この"alps"は、生地の立体感を生み出すために、太いコットンの糸を高密度に織り上げる設計をしたそうだ。
色々と生地を見てきた僕からすると、比較的簡単にできるのかと思いきや、非常に困難な設計らしく、屈指の職人でなければ織り上げることができない生地になるということだ。
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目には見えない、そんな工夫や知恵が詰まった生地になるのだ。
そんな工夫や知恵があって、デニムのようなタフさを持った生地が生まれたのだ。

「デニムのような生地を目指す」
デニムのように、日常でタフに使えるような、丈夫な生地。
ただ、もしデニムと同じような規格であれ、別に新たな生地を生み出す必要はないのでは無いだろうか。
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では、この"alps"が持つ、デニムにはない魅力的な部分はどこにあるのだろうか。
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まず一つ目は、コシにある。
使い込んでも、生地のハリが失われない。
だから、このカーブパンツが持つ美しいシルエットが長く持続して楽しむことができる。
このパンツのシルエットは、そんな生地の特性を活かすようなデザインでもあるのだ。
・
そして二つ目は、色落ちにある。
デニムは、履き込むことで色落ちする素材でもある。
でも、この"alps"は、デニムと比べ圧倒的に色落ちしにくい。
それは、西脇という糸染をして織物をおる産地だからこその強みでもあるのだ。
もちろん、着用を重ねたりすれば、徐々に褪色することだってあるが、デニムと比べると耐色堅牢度(色落ちや色移りの強さを示す度合い)は圧倒的に強い。
・
また、糸を先に染めて織りあげ、異なる色の糸が生地の上で重なり合って美しい色を生み出している。
なので、タフでラフなパンツにも関わらず、非常に美しい色を発したり、品を垣間見ることができる。
・
これはデニムには出せない強みになる。

もちろん着用を重ねる中で、身体に馴染むようにクタッと変化したり、色落ちしたりするのがデニムの魅力でもあることは理解している。
でも、それを求めるのであれば、わざわざ新しい生地など考える必要などないのだ。
・
これは、デニムの強みを持ちながらも、デニムには無い面を追求し、デニムとは全く別のタフな素材になるのだ。
・
“hatsutoki”が目指した美しさとタフネスさを持ち合わせた素材。
だからこそ、アウトドアやアクティブな日に、気兼ねなく装いに取り入れて見てほしい。
・
子供と走り回ったり、地面に膝をつけたり。
アクティブな日に、ラフにタフに使っているときこそ、このパンツが最も美しく見えるのかもしれない。

さて、少し余談になるのだけど、実はこのテキスタイルには、小さな思い出がある。
・
とある年明けの日。
デザイナー夫婦とその友人たちが僕の故郷、長野県松本市に旅行に来ていた。
その2週間ほど前に西脇市で出会っていた二人と、年明けの松本で出会う。
なんだかとても不思議な心地がした。

松本の冬は確かに寒い。
最高気温が氷点下の日だってある。
でも、僕はそんな松本の冬が好きだ。
・
雪化粧をした北アルプス。
その美しさを一度は見てほしい。
冬が苦手と言っている方も、この美しさを見たら「冬も確かに悪く無いのかもしれない」なんて思ってもらえるほどに、僕の故郷の自慢の風景の一つだ。
この"alps"は、そんなデザイナーが長野の旅を通して見たアルプスの稜線をイメージしたということだ。
・
僕が自慢したい松本から望む冬のアルプス。
その美しさが伝わったようでちょっと嬉しかった。

だから、このテキスタイルに触れると、僕は故郷の山々が思い出されるの
・
あの日飲んだコーヒー。
穏やかな新年の陽射しが北アルプスを照らす。
・
僕にとっては、ちょっと特別な思いを持った1本。

季節は冬から春へ。
そんな冬の美しい風景が実はこの1本には宿っているのだ。
・
春になれば、お花見をはじめ、様々な場所にお出かけする機会も増えるだろう。
そんな春のお出かけのお供に。
デニムのようなタフネスさを持ち、でもデニムにはない美しさや品を宿した1本を装いに取り入れてみてはいかがだろうか。
春の始まりに、そんな冬のことも少し思い出しながら、楽しんでもらえると、一層僕としては嬉しく思う。
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なお、こちらは現在オンラインショップでもご覧いただけるので、もし良かったらこちらもチェックしてみてほしい。
それでは次回もお楽しみに。
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Cotton fields in March

こんばんは。
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まずは明日からの営業予定のお知らせをさせて頂く。

【3/10(月) 〜 3/16(日) 営業予定】
3/10 (月) 13:00〜20:00
3/11 (火) 13:00〜20:00
3/12 (水) お休み
3/13 (木) 13:00〜20:00
3/14 (金) 13:00〜20:00
3/15 (土) 13:00〜20:00
3/16 (日) 13:00〜20:00
・
店頭にも続々と新作が到着しており、春モード全開となってきているのでぜひ、遊びにいらしてください。

2月は寒波や雪の影響もあって訪問できなかった西脇。
なので、約2ヶ月ぶりの訪問となった。

2ヶ月前は、厳しい寒波が続く時期ということもあって、辺りいったいが霜で白く覆われている世界だったが、あれから2ヶ月。
少しづつだが暖かくなり始め、里山の中にも色が見られるようになってきた。

畦道を観察すると、オオイヌノフグリをはじめ、春の七草でもあるホトケノザやナズナが小さな花をつけ始めていた。

以前のblogで阿蘇の野焼きのお話をしたけれども、そんな野焼きの痕跡を見ることができた。

これまで西脇に行く手段として、車をメインに、車が借りれないときはバスに揺られて向かっていたのだけど、西脇行きのバスの始発が大幅に遅くなったことを受けて、昨年からは電車で向かうようになった。

日本へそ公園駅。
この印象的な名前の駅が最寄り駅となり、ここから畑までは大体歩いて15分から20分程度だ。
振り返ると、8月、9月、12月、1月、3月と夏、冬、そして春へ。
半年間、駅から畑までの道を散歩がてら歩くのがとても気持ちよくて、楽しみな時間に変わっていた。

1月に野焼きされた畑。

そんな畑に徐々に緑が見られるようになって、1ヶ月に一度、季節が進んでいくことを、この散歩を通じて強く実感するようになった。
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これから一層、彩りに満ちた景色に変わっていくのかなんて思うと、ちょっと次の訪問が楽しみだったりする。
・
皆さんも、そんな春探し、ぜひ楽しんでみてはいかがだろうか。

畑に到着すると、なんだか見慣れない自転車が2台。
地元の高校生が毎月お手伝いに来てくれるのだけど、そんな高校生の自転車になるそうだ。
・
西脇に行くと基本車社会になるので、なんだか自転車が2台並んでいく光景が、とても物珍しいと同時に、高校のステッカーの貼られている自転車を見ると、どこか自分の高校時代を思い出してしまい、たかが自転車2台にとても心が動かされてしまった。

地元の高校生をはじめ、大人から子供まで毎月参加してくれる方がいる。
畑に着くと、不思議と会話が生まれる。
・
むしろ、数回作業をしただけで、子供も僕のことを覚えてくれているのか、話しかけてくれる。
こう見えて、僕はめちゃくちゃ子供受けが良いのだ。
・
子供との触れ合いは未だに苦手だけど、それでも以前と比べて圧倒的に子供と触れるテクニックは向上した。
そのきっかけは確実にこのコットン栽培にある。
コットン栽培を経て獲得した副産物的なスキルだが、これが様々な場面で役に立っている。
そう考えると不思議な話でもある。

さて、今回はマルチシートと呼ばれる雑草対策で敷いた黒いシートの回収が主な作業となる。
・
これも人数が少ないとかなり重労働な作業になるのだけど、多くの方の力もあって、あっという間に片付けが終わった。
おそらく1時間もかからず完了したはずだ。

久々に顔を現した地面。
・
僕らは2つの畑があって、そのうち一つはマルチシートを使う方法で。
もう片方は、シートを使わず、抜いた雑草を地面に敷くことで雑草を抑える方法で。
・
色んな方法を試しながら行っている。
・
次年度もそのような形で運営をしていければと思っているので、それぞれの畑の個性を感じてもらえると嬉しく思う。

作業後は、優しい甘さのお汁粉を作ってくれた。
春とはいえ、少し肌寒い日の作業後に、この暖かくて優しい甘さが染みた。
・
こうして、2024年度のコットン栽培を終えることができた。
・
改めて、今年はコットン栽培をし始めて11年になったけど、これだけ収穫のできない年は初めてのことだった。

僕らの師匠。
西脇でコットンを栽培し始めて26年くらいになるみたいだけど、そんな師匠たちですら、これだけ不作の年は無かったという。
・
自然を相手にする農業の難しさ、奥深さ、そして怖さ。
そんなことを感じることができた1年だった。
・
あくまでも僕なんかは趣味というか、楽しみの一環で行っているけど、米でも麦でも、大根でもトマトでも。
自然を相手にする農家の方にとっては、本当に死活問題でもある。
・
令和の米騒動に始まり、コットンの不作。
そしてキャベツや白菜をはじめ野菜の高騰。
そして、極め付けに米の高騰。
コットンだけではなく、僕らの身近な面でも農業について考えるきっかけとなる1年だったと思う。
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2025年度は、豊作になることを願って。
また種まきから始めていければと思っている。
・
なお、2025年度の種まきは5/10(土)に開催が決定した。
興味のある方はぜひ参加してみてほしい。
SNSでもメールでも連絡を頂けたら、ご案内をさせて頂く。
ぜひ、コットンを一緒に育ててみてはどうだろうか。
・
それでは次回もお楽しみに。
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online shop "啓蟄" update 〜 春の景色・春の色

こんばんは。
・
先日、「阿蘇の野焼き」のニュースを見た。
そんなニュースを見ながら、「春かぁ」なんて思わず思ってしまった。
youtube
youtube
※ 2本目のニュースがより分かりやすく解説をしてくれているので、もし興味があれば一度ご覧になってください。
・
僕が阿蘇の野焼きのことを知ったのは大学を卒業した頃のことだ。
写真家の川内倫子「照度 あめつち 影を見る」という写真集を見て知った。
※ 久しぶりに「照度 あめつち 影を見る」についてネットで検索してみたら、先日お会いしてきた林央子さんの記事が見つかったので、気になる方はこちらをご覧ください。
・
写真集の表紙にもなっている、山の半分が黒く、残りは枯れ草に覆われた二極の構図に引き寄せられたのを覚えている。

野焼きは阿蘇だけで行われている風習ではない。
1月末、早春を告げるより前のことになるのだが、奈良の若草山でも行われる。
また、個人の田畑でも害虫対策の一環として行われることもある。
・
春の訪れを告げる、もしくは春の準備を促す。
そんな風景であり、風習なのだ。

昨日のことになるのだが、担当している専門学校の卒業式に参列してきた。
・
今回、最初で最後という条件で、卒業式の講師代表挨拶という大役を務めさせて頂いた。
高校の卒業式以来、20年ぶりの卒業式だ。
・
晴れやかな生徒の顔を眺めながら、この風景も春を告げる風景の一つなのだと改めて実感をした。

おそらくこれから街を歩くと、そんな卒業式を控えた、もしくは終えた学生を多く目にする頃になる。
・
どこか不思議なもので、暖かな眼差しを持って彼ら・彼女らを見てしまう。
その都度、歳を重ねたことを実感してしまう。

冬から春へ。
今回は、そんな春の風景を思いながら、春の色を意識してアイテムをピックしてみた。
・
草や木による天然の色であったり。
私たちの生活にしっかりと根付く文化や風習を感じさせるアイテムだったり。
また、新たな始まりなど、春のどこかウキウキとした気持ちだったり。
もし良かったらご覧いただけると嬉しく思う。
・
そして、せっかくなら、春を感じる服を纏って、春の風景を探しに散歩にでも出掛けてみてはいかがだろうか。
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online shop "sprring accessories" update

こんばんは。
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本題の前に、まずは明日からの営業予定のお知らせだ。

【3/3(月) 〜 3/9(日) 営業予定】
3/3 (月) 13:00〜20:00
3/4 (火) お休み ※
3/5 (水) 13:00〜20:00 ※
3/6 (木) 13:00〜20:00
3/7 (金) 13:00〜20:00
3/8 (土) 15:00〜20:00 ※
3/9 (日) 13:00〜20:00
※ 4日(火)は本来営業日ですが、お休みとなります。
※ 5日(水)は4日(火)の振替営業日となります。
※ 8日(土)は15時からの営業となります。
・
3月に入り、店内も一層春アイテムに変わってきております。
ぜひ遊びにいらしてください。

先週半ばのことになるのだけど、東京へ出張へ行ってきた。
ずっと寒い日が続いていたということもあったり、ちょっとかなりバタついていたということもあったりで、天気予報のチェックを怠っていた。
・
朝、大阪を出たのは7時過ぎくらい。
"osakentaro"のコートを羽織って丁度いいくらいだった。
でも、東京につくと、春を感じるほど暖かくコートがいらない程心地の良いお天気に。
慌てて天気予報を見ると、予想最高気温は17度。
まだまだ春は始まったばかりだというのに、少し汗ばんでしまった。
・
出張のアポイントは午後からだったけど、お世話になっている方の展示が開催されていたので、午前中はその展示を拝見しに行ってきた。

東京へは年に10回程度行くのに、訪れるエリアは偏りがある。
今回、展示が開催されていたのは大田区蒲田の近く。
普段訪れることのない場所だ。
・
こんな機会は滅多にないし、折角なら少し散歩でもしてみようということで、フラフラと街を歩いてみた。

ネットで検索してみると「大田区立龍子記念館」という美術館があって、そこで開催中の「ファンタジーの力 〜 川端龍子+高橋龍太郎コレクション」が気になったので、散歩ついでに覗きに行ってみた。
・
急に訪れた展示だけど、さすが高橋龍太郎コレクション。
また、企画も面白く、非常に見応えがあった。

歩いていると、本当に大田区は気持ちの良い場所で、初めての街なのになぜか落ち着いた。
・
高い建物も少なく、長閑な雰囲気が漂う。
・
急な春の訪れ。
春らしいミモザの花が咲きかけているのを見かけたり、公園で気持ちよさそうに休む方々を見かけたり。
そんな風景も見ていて気持ちよかった。

さて、関西もかなり春を感じるような暖かな週末となった。
この時期は季節の変わり目でもあり、天候も不安定で、晴れたり雨が降ったり、空模様も忙しない。
・
そんな天気の変わりを境に、気温も春に進んだかと思ったら、冬に戻ったり。
・
まさに「三寒四温」そのものだ。
・
とはいえ、今日は中津の公園に咲く木蓮の木を見てみたら、しっかりと蕾が膨らみ始めていた。

この写真は一昨年の木蓮になるのだけど、あと少しで木蓮の咲く景色を楽しむことができる。
・
遂に春の到来を身近に感じる頃になったのではないだろうか。
そんな訳で当店のオンラインショップは「春の装いを彩るアイテム」をピックして掲載をしてみた。
・
ストールだったり、アクセサリーだったり、カバンだったり。
・
見た事のあるアイテムもあるかもだけど、新たに入荷したものも含まれたり、人気で完売していたものを再入荷してみたり。
・
もしよかったらぜひご覧いただけると嬉しく思う。
・
そして、もし良かったら。
皆さんもそんな春のアイテムを身につけて、春のお出かけを楽しんでみてはいかがだろうか。

僕が出会えたような、素敵な出会いがきっと皆さんにも訪れるのではないだろうか。
そんな素敵な春の出会いを祈って、今回はピックしてみた。
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共に素敵な春を楽しめると嬉しく思う。
・
それでは次回もお楽しみに。
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YUKI SHIMANE 2025 S/S start

こんばんは。
・
早速だが、まずは明日からの営業予定のお知らせだ。

【2/24(月) 〜 3/2(日) 営業予定】
2/24 (月) 13:00〜20:00
2/25 (火) 13:00〜20:00
2/26 (水) お休み
2/27 (木) 13:00〜20:00
2/28 (金) 13:00〜20:00
3/1 (土) 13:00〜20:00
3/2 (日) 13:00〜20:00
・
いよいよ2月から3月へ。
店内も春仕様に変わったので、ぜひ遊びにいらしてください。

さて、先日"Fumiku"から初夏アイテムの入荷のご案内をさせてもらったのだけど、今日は"YUKI SHIMANE"の春夏アイテムの入荷のご案内を。

昨年11月に受注会も開催させてもらった"YUKI SHIMANE"の春夏アイテムがついに店頭に届いた。
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今回は、刺繍が印象的なベストだったり。
ハンドステッチが程よいアクセントになったニットアイテムだったり。
非常に軽やかなカーディガンだったり。

改めて素敵なアイテムだなぁなんて。
店頭に並べながらしみじみと眺めてしまった。
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早速本日から店頭でご覧いただけるので、ぜひチェックして見てほしい。

それでは次回もお楽しみ。
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Fumiku 2025 S/S start

こんばんは。
・
これだけ寒い日が続いているというのに、どうも厚手の冬らしい服から、春らしい服をついつい選んでしまうのは、すでに暦では春を迎えている��らなのだろうか。
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先日、当店のラッピングで使っている糸を生産しているブランドのアトリエに伺ってきた。
今朝、見たニュースではニットブームなんて話も取り上げられていて、アトリエでも素敵な糸をたくさん生産していた。
youtube
もし、ニットに興味がある方は、こちらの糸が本当に可愛いので、チェックして見てほしい。

今回は、春らしく淡い色やピンクをベースに。
本日から店頭のラッピングやオンラインのラッピングは、春らしい色の糸でお届けさせていただきます。
少しでも、ショッピングから春らしさを感じてもらえると嬉しく思う。

さて、そんな一層春らしい店内になったタイミングで、"Fumiku"から早速、2025 S/S アイテムが到着した。
今季の当店はレースをメインとしたアイテムだったり。
春らしいライム系のカラーだったり。

もし良かったら、ぜひチェックしに遊びにいらしてください。
・
では今日は簡単ではありますが、このくらいで。
・
次回もお楽しみに。

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online shop "雨水" update 〜 雪解け水を感じて

こんばんは。
・
さて、暦では今日から"雨水"を迎えた。
春の2番目の節気となる訳だけど、相変わらず厳しい寒波によって、大阪ですら雪が降った。
この"雨水"は、そんな降る雪が徐々に雨へと変わり、雪解け水が大地を潤す頃とされている。

雪が積もったあと、雪が溶けてあちらこちらから、ささやかな水の流れの音を聴くことがある。
あの小さな水の流れの音が、とても心地よく、静かな場所にいるとついつい聞き入ってしまう。

今回は、そんな雪解けの水が生み出す、ささやかな水の流れだったり、美しい水の音色だったりをイメージしながらアイテムをピックしてみた。
・
轟轟と音を立てるような水の流れとは違って、思わずこちらも黙って聞き耳を立ててしまうような、繊細な水の流れ。
そんな雪解けの水が田畑を潤すのだ。
・
だから雪がたくさん降った年は、豊作になるなんて言われてもいる。

農家でもない僕からすると、豊作と言われてもあまりピンと来ていなかったのだけど、昨年、11年続けてきたコットン畑の収穫は、過去最悪のものとなった。
・
また、知人がお米を育てており、そんな田んぼにも遊びに行ったり、手伝ったりしたこともあって、昨年はこれまでの人生で最も農業について考えた1年になったかもしれない。
・
それゆえに、伝承でもいいけど、豊作とかそんな話を聞くとついつい反応してしまう。

今はか細い雪解け水の流れが、未来の収穫を占うかと思うと、一層愛おしい音に感じられるのだ。
・
確かに大阪では聞くことができない音になる。
なので、あくまでも記憶の中にある雪解け水の音にはなるのだけど、そんな細やかな水の音を思ってアイテムをピックしてみたので、ぜひチェックしてみてほしい。
それでは次回もお楽しみに。

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hatsutoki pop up finished 〜 thank you

こんばんは。
・
まずは明日からの営業予定のお知らせをさせて頂く。

【2/17(月) 〜 2/23(日) 営業予定】
2/17 (月) お休み
2/18 (火) 13:00 〜 20:00
2/19 (水) お休み
2/20 (木) 13:00 〜 20:00
2/21 (金) 13:00 〜 20:00
2/22 (土) 13:00 〜 20:00
2/23 (日) 13:00 〜 20:00
※ 2/17(月)はお休みを頂きます。

さて、2/13からスタートした"hatsutoki pop up"。
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9年の付き合いがありながら、初めての開催となった"hatsutoki" pop up"も無事終えることができた。
・
改めてご来店いただいた皆様、誠にありがとうございました。

織物のマニアックな世界に少しでも触れてもらえたのであれば嬉しく思う。
・
単純に織物と言っても、様々な工程を踏んでできていたり、様々な工夫が施されていたり。
そんな世界に少しでも触れてもらう機会になったのであれば嬉しく思う。

なんか、毎月通っている西脇の空気を、服を通して店舗で伝える機会にもなったかなぁなんて思ったりして。
・
西脇なんて地方の何もない街で、正直最初の頃は魅力のない場所だなぁなんて思ったりもしていたのだけど、今ではとても心地の良い場所になっていて、そんな場所から生まれる織物のこと。その土地で織物に向き合う人のこと。
普段、知ることのないような世界のことを伝えることができてとても楽しい4日間となった。

"hatsutoki"の服は、やっぱり触れた時の感動が大きい。
写真では伝えられない、色の奥行きだったり、触り心地だったり。
やっぱり実店舗でやるイベントだからこそ、初めて"hatsutoki"の服に触れた時の感動というものを体験してもらえる貴重な機会になったのではないだろうか。
・
ここ数シーズン、大きな買い付けもしていなかったこともあって、今回のイベントを機に、引き続き店頭でも少しでもご覧いただけるよう、ストールやワンピース、ブラウスをメインに少しだけご覧いただけるようにしたいと思っている。
・
特に、これから春や夏に向かっていく中で、"hatsutoki"のアイテムが一層際立つ季節を迎える。

なので、今回来れなかったという方も、ぜひまた店頭でご覧いただければと思っている。
・
ちなみに、僕は大好きな"w-face"ストールを新たに買い足そうと思っている。

最後になりますが、改めて、今回ご来店いただいた皆様、誠にありがとうございました。
・
素敵な春の装いの一部に、今回ご購入いただいた"hatsutoki"の服を取り入れて頂くと嬉しく思う。

それでは次回もお楽しみに。
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hatsutoki pop up start 〜 いつもと違った角度で服に触れる

こんばんは。
・
本日より"hatsutoki pop up"が始まった。
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【hatsutoki pop up 〜 the sight of weaving】
日時:2/13(thu) 〜 2/16(sun)
時間:13:00 〜 20:00
会場:itocaci (大阪府大阪市北区中津3-17-14)
※ 今回は"nmn books"が本企画のためにセレクトした書籍も会場内に並びます。

9年目を迎えた"itocaci"になるのだけど、"hatsutoki"は、オープン当初から取り扱いをさせて頂いているブランドの一つである。
・
出会いは僕が前職をしていた頃になるので、僕個人としては10年以上の付き合いになるのかもしれない。
・
ただ、これだけ長い付き合いがあるにも関わらず、店頭でちゃんとPOP UP形式でブランドを紹介するようなイベントは、実は今回が初めてのことになる。

"hatsutoki"が拠点を構える兵庫県西脇市は、国内でも有数の織物の産地だ。
そんな西脇市で生み出された織物を「播州織」といって、今でも服をはじめ、インテリアに至るまで私たちの生活に深く関わっており、知らず知らずのうちにその恩恵を受けている。
・
コットン栽培をしている僕だけど、僕が知人たちと畑を運営しているのも西脇市になる。
なので、僕個人としても10年以上通い続けてい���町になり、数多くの知人が生活を営む場所でもある。

そんな古くから付き合いのあるブランド"hatsutoki"。
9年という歳月を経て、改めて店頭で紹介をしようと思った時、やっぱりまずは欠かせないのは「織物」だろうということで、今回は「織物」にフォーカスした"POP UP"を展開させていただくことにした。
・
「ファッション」とは何かという問いを長年自問自答のように繰り返し行う中で、一番大切にしたい思いは「ワクワク」や「ドキドキ」といった、装う喜びを感じることができるかだと思っている。
・
「服」を見る上で、もしくは買い付ける上で、そんな視点を一番に持つようにしている。
・
最初に見た時の感情の昂りであったり、装いへの汎用性の高さだったり。
ブランドやアイテムによって様々な角度から、どのように私たちを「ワクワク」・「ドキドキ」させるのか。
そんなことを常に考えている。

そして、時にはそれがどんな背景を持ったアイテムなのか。
趣向に富んだユニークなテキスタイルを使ったアイテムなのか。
そんな目に見えない部分も、装う上で誰かを「ワクワク」・「ドキドキ」させることもあるかもしれない。
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僕自身、そんな経験をしたことがある。
・
なので今回、初の"hatsutoki pop up"は、そんな素材にフォーカスしたイベントにさせてもらうことにした。

普段目にすることのない、ヴィンテージ生地の見本帳だったり、どんな工程で織物が生み出されいるのかといった、工場の風景だったり。
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いつも何気なく着る服に使われている織物のこと。
また、"hatsutoki"が拠点を構える西脇という町で生み出される「播州織」の特徴。
そういった目に見えない部分のデザインというのを紹介させてもらえればと思っている。

「服」はやっぱり可愛いだったり、かっこいいだったり。
そんなパッとみた時の印象が一番大切だと思う。
でも、目に見えない部分へのこだわりや配慮。
服が生まれるプロセス。
そんな部分も良い服を作る上で欠かせないデザインとなるのだ。

ちゃんと見ようとすると、ちょっとしたギャラリー程度に見応えのある空間には仕上がったと思っている。

僕がこの10年近く、触れてきたそんな生地のこと。
普段は抑えている、素材に対する熱い思いをこの4日間は解放させてしまおうかと思っている。
(解放しているじゃんって思った方もいるかもしれませんが、あんなもので���ありません。普段はやり過ぎると情報過多になってしまったり、引かれると思って、抑えております。笑)

なので、今回はテキスタイルを軸として、テキスタイルごとでアイテムを並べさせてもらった。
また、2階には当店の買い付けているアーカイブアイテムや、そのアーカイブアイテムに関わる素材のエピソードなんかも掲載させてもらっている。
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実際に見て、触れてみることで、よりそのアイテムのことも知ってもらえるかなぁと思っている。

また、会場内には至る所に本も陳列させてもらっている。
これは、デザイナーから貸して頂いてるのだけど、テキスタイルやアイテムのデザインを考える上で、参考にした書籍となる。
会場なには適度に椅子も配置するので、ぜひ椅子に座ってそんな本にも目を通してもらえると嬉しく思う。

また、会場中央にも書籍が陳列されているのだけど、こちらは"nmn books"さんに今回のイベントのために選書して頂いた本となる。
こちらは、販売をしている。
・
自然からインスピレーションを得ている"hatsutoki"をイメージして、自然にフォーカスしたアートブックだったり、光が当たることで美しい光沢を発する素材にちなんで、太陽の光や動きに着目したアートブックだったり。
・
織物の本以外にも多角的な視点で本を選書して頂いた。

ウィメンズアイテムがどうしても多めなイベントにはなってしまうけど、メンズでも使ってもらえるようなストールや、ボトムスはユニセックスパンツもあったりするので、男性の方もぜひこの機会に足を運んでみてもらえると嬉しく思う。
・
ちなみに、僕の推し"w-face"シリーズは、ストールをはじめブラウスにワンピースとかなりバリエーション・カラーともに充実のラインナップとなるので、ぜひ触れてみて欲しいと思っている。

僕もこの機会に1色買い足そうかと思っている。
春や秋はストールとして。
今の時期はグルグルと首に巻いてマフラー代わりに。
夏は室内や電車移動で冷えた時のためにカバンに入れておいて。
・
シーズンを通じて楽しんでいただけるアイテムというのも魅力的なので、ぜひこちらもチェックしてみてほしい。

またオンライン限定アイテムでもある、シルクのニットアイテムも今回はご覧いただける。
これからの季節に活躍してくれそうなアイテムではないだろうか。
ぜひ、こちらもチェックして頂きたいアイテムだ。
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改めて、今回空間を一昨日から徐々に作り上げていったのだけど、結構楽しめてかなり情報の多いイベントになったかななんて思っている。
・
なお、週末はデザイナーさんも店頭在廊予定となるので、一層詳しいお話なんかも聞けるかもしれないですね。
なので、この機会にぜひ足を運んでもらえると嬉しく思う。
・
それでは次回もお楽しみに。

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