#蛇イチゴ
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散歩していたら近所の庭で咲いていた、
「エゾヘビイチゴ(蝦夷蛇苺)」と言う名前の
白い花。
イチゴ属。
別名:ワイルドストロベリー。
欧文名:Fragaria vesca
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ラグナロクオンラインの称号一覧 【2023年12月08日更新】
※イベント限定の称号は獲得後、神秘の館に居る「称号管理官」に話しかけて記録すればいつでも別キャラで称号が得られるようになるよ。 (期限は無いのでイベント終了前に慌てて記録してなくても大丈夫)
【一般】
サモンビギナー 古木の枝を1個利用する サモンマスター 古木の枝を100個利用する パワスポ師 2018年の「僕のドキドキ冒険記Ⅴ」でひまわりをクリックするミニゲームをクリアする ◆「神秘の館」にいるNPC「クラピウス」に星座の欠片を200個渡す 天秤座の リーブラの欠片を200個を渡す 蠍座の スコーピオの欠片を200個を渡す 牡牛座の アリエスの欠片を200個を渡す 山羊座の カプリコーンの欠片を200個を渡す 魚座の パイシーズの欠片を200個渡を渡す 乙女座の ヴァルゴの欠片を200個渡を渡す 獅子座の レオの欠片を200個を渡す 蟹座の キャンサーの欠片を200個を渡す 牡牛座の タウロスの欠片を200個を渡す 双子座の ジェミニの欠片を200個渡を渡す 射手座の サジタリウスの欠片を200個を渡す 蛇遣座の サーペンタリウスの欠片を200個を渡す 水瓶座の アクエリアスの欠片を200個を渡す 激情の アリエス、キャンサー、リーブラ、カプリコーンの称号を獲得する 堅牢たる タウロス、レオ、スコーピオ、アクエリアスの称号を獲得する うつろいし ジェミニ、ヴァルゴ、サジタリウス、パイシーズの称号を獲得する The Zodiac 13星座の称号をすべて獲得する ◆ハロウィンイベント ベアドールマスター キューペット「ベアドール」ときわめて親しい状態になる 吸血鬼 「ガーリン」に1回倒される 百獣の王 「ニブルキャット」を進化させる 拾ってください 「ベアドール」を進化させる 不死者 「マミー」を進化させる ◆アイテム使用 悪戯好きの カボチャケーキを100個使う おいちい! スティックキャンディを10,000個使う 愛情いっぱいの 手作りチョコを2140個使う
【冒険】
キングメーカー クエスト「突然の来訪者」をクリア ロックリッジの貢献者 クエスト「ロックリッジ」をクリア ロックリッジの英雄 ロックリッジのウィークリークエストをすべてクリアする ロックリッジ 「ラウンドライダー」「サイドライダー」「ブレードライダー」「トップラウンドライダー」「トップサイドライダー」「トップブレードライダー」「カニバラウス」「プラズマラット」を10,000体討伐する ◆精錬祭 ・NPC「トレジャーハンター」に報告 お宝大好き ��を3回発見 夢追い人 宝を15回発見 暗号解読機 宝を45回発見 ・廃亡遺跡群【醒覚ヘオース】にいるNPC「記録官」に話しかけて「称号の確認」を行う 天運の覇者 「遺跡群探索」クリア エクスプローラー 「遺跡群探索」にて最大到達フロアが200を超える 聖遺物探索者 「遺跡群探索」にて宝箱の開封回数が20回を超える 宝箱なんざ素手で 「遺跡群探索」にて宝箱の開封に6回失敗 謎の救世主 「シュミッツヘルム仮面」の利用回数が15回を超える 不運と踊る 「ハードラック」との遭遇回数が13回を超える 逆襲の 「ヒットクイーン宝箱」を1体討伐する ・廃亡遺跡群Lv .2【淵源門】にいるNPC「記録官」に話しかけて「称号の確認」を行う 因果を超えし者 「廃亡遺跡群Lv .2」クリア ドリフター 「廃亡遺跡群Lv .2」にて最大到達フロアが200を超える お買い物大好き ツールを15回購入 ギャンブラー スロットを10回まわす ここは私に任せろ 「穢れ」を10回引き受ける ローリングストーン 「落とし穴」に5回落ちる 這い上がってきた 「監獄」を3回突破 返り討ちにしてやんよ 「ヒットクイーン宝箱Lv .2」を1体討伐する ・廃亡遺跡群Lv .3【はじまりは酒場】にいるNPC「記録官」に話しかけて「称号の確認」を行う 顕現せし伝説 「廃亡遺跡群Lv .3」クリア ポーラースター 「廃亡遺跡群Lv .3」にて最大到達フロアが200を超える 絶対負けない 「ヒットクイーン宝箱Lv .3」を1体討伐する ・従者を連れて「廃亡遺跡群Lv .3」をクリアした後、廃亡遺跡群Lv .3【はじまりは酒場】にいるNPC「記録官」に話しかけて「称号の確認」を行う 脅威の突破力 ルーンナイト従者 絶対防壁 ロイヤルガード従者 最先端技術 メカニック従者 天然爆薬庫 ジェネティック従者 究極魔法 ウォーロック従者 精霊王 ソーサラー従者 高機動高火力 レンジャー従者 奇跡の歌声 ミンストレル従者 戦場の舞姫 ワンダラー従者 闇の執行人 ギロチンクロス従者 黒の追跡者 シャドウクロス従者 聖なる祈り アークビショップ従者 天罰覿面 修羅従者 宇宙の真理 星帝従者 魂の解放者 ソウルリーパー従者 孤高の獣 影狼従者 朧月夜 朧従者 反逆の撃鉄 リベリオン従者 限界突破 スーパーノービス従者 ニャンと素敵な ドラム従者 ◆メロンフェスタ ・NPC「メロン鑑定士」に作成したアイテムを見せる メロンパティシエ メロンクッキングでメロン武器を作成 メロンが大好きな メロンクッキングで衣装を作成 太陽の恵み メロンクッキングで衣装を2種類作成 果物の王様 メロンクッキングで衣装を3種類作成 キャッチマイハート メロンクッキングで衣装を5種類作成 おかわり! メロンクッキングで衣装を7種類作成 過熟中の メロンクッキングで衣装を9種類作成 糖度がすごい メロンクッキングで衣装を11種類作成 今が食べごろの メロンクッキングで衣装を13種類作成 ちょっと贅沢な メロンクッキングで衣装を15種類作成 メロンハンター 「ミニメロリン」「堕メロリン」をそれぞれ500体討伐する ◆除夜��鐘(12月31日23:00~1月1日0:30) 煩悩爆砕 「ちびモチリン」を108体討伐する ◆ロイヤル・ティーパーティ ・ショコラ=バニシオで「<実績>作ったお菓子の確認」を選択 イチゴ味 「双子姉妹のわがままイチゴケーキ」を15個作成 王家御用達 「ニーヒル御用達フルーツパフェ・極」を15個作成 やみつき 「ポー秘蔵のやみつき絶品一口ケーキ」を15個作成 甘い誘惑 「王妃が愛した魅惑の極上カップケーキ」を15個作成 しぼりたて 「フリードリヒ監修・しぼりたてモンブラン」を15個作成
・Urdrワールドのプロンテラ(148,277)にいるNPC「サイン会受付係」に話しかけてサイン会に参加 +1~3 (王家キャラ)推し サイン会チケットを1~3回使用する +4~6 (王家キャラ)ズッ推し サイン会チケットを4~6回使用する +7~9 (王家キャラ)しか勝たん サイン会チケットを7~9回使用する +10 (王家キャラ)は俺の嫁 サイン会チケットを10回使用する ◆ハロウィン ・ハロウィンパーティー会場の「ランタン・キング(181,197)」に報告 Darkness 「ジャックランタン」を50個発見 妖火の 「ジャックランタン」を250個発見 Nightmare 「ジャックランタン」を400個発見 狭間の彷徨人 「ジャックランタン」を500個発見 GrimReaper 「ジャックランタン」を650個発見 SweetCandy ハロウィンキャンディを所持した状態で「ジャックランタン」にTreatを100回仕掛ける Trickster ハロウィンキャンディを所持した状態で「ジャックランタン」にTrickを100回仕掛ける
・ハロウィンパーティー会場の「アラクニャ(202,191)」に報告 ねばねばする 「スパイダリン」討伐を1回達成 異形の眼光 「スパイダリン」討伐を11回達成 隠世の織手 「スパイダリン」討伐を12回達成 ◆アニバーサリー ・夜市会場の「マジシャン・ニルレム」に話しかけて「課題の達成状況の確認」を行う ホルグレンの被害者 イベント会場のホルグレンで精錬を5回(?)失敗 かわいいマスコット イベント会場の隠しポリンを全て見つけた後、「キングポリン」に報告 宵越しのZenyは持たねえ おもち積み21段達成、ポリンルーレットとポリンナンバーズを10回以上プレイし、[衣装]ネオンポリンサークレットを入手する 飽きない美味しさ バルムントに全種類の屋台の食べ物を提供? ・2022アニバーサリー限定 モロクバスター モロクの表皮を団長に渡す とれたてぴちぴち 「カニを食べたいドラム」から依頼を受けた後、釣りイベントでバドンXを討伐して報告 ◆ティアマト攻城戦YE Yggdrasill倉庫の「時空の旅人」に話しかけて「称号の確認」を行う 新たなる英雄 ティアマト攻城戦YE「Nomal」で1000点取得 撃滅の ティアマト攻城戦YE「Inferno」で1000点取得 エターナル ティアマト攻城戦YE「Extra」で1000点取得 常在戦場 ティアマト攻城戦YE「Ultimate」で1000点取得 王女の帰還 ティアマト攻城戦YEの全難易度で1000点取得 ◆蜃気楼の塔YE Yggdrasill倉庫の「時空の旅人」に話しかけて「称号の確認」を行う 快進撃 蜃気楼の塔YEの「Nomal」を登頂 衝撃の 蜃気楼の塔YEの「Inferno」を登頂 不屈の 蜃気楼の塔YEの「Extra」を登頂 武神 蜃気楼の塔YEの「Ultimate」を登頂 太古の叡智 蜃気楼の塔YEの全難易度を登頂
【戦闘】
かけだし保安官 「ラウンドライダー」「サイドライダー」「ブレードライダー」を100体討伐する 一人前保安官 「ラウンドライダー」「サイドライダー」「ブレードライダー」を1,000体討伐する 伝説の保安官 「ラウンドライダー」「サイドライダー」「ブレードライダー」を10,000体討伐する 牛賊団の嫌われ者 「トップラウンドライダー」「トップサイドライダー」「トップブレードライダー」を100体討伐する 牛賊団も裸足で逃げ出す 「トップラウンドライダー」「トップサイドライダー」「トップブレードライダー」を1,000体討伐する 泣く牛賊団も黙る 「トップラウンドライダー」「トップサイドライダー」「トップブレードライダー」を10,000体討伐する 地下街の自警団 「カニバラウス」と「プラズマラット」を100体討伐する 地下街の守護者 「カニバラウス」と「プラズマラット」を1,000体討伐する 地下街の帝王 「カニバラウス」と「プラズマラット」を10,000体討伐する ◆深淵の回廊 魔女 ティアマト攻城戦に出現する「魔女ジラント」のラストヒットを1回取る 古龍 ティアマト攻城戦に出現する「古龍ジラント」のラストヒットを1回取る ビリビリ 「エルヴィラ」のラストヒットを5000回取る ツイスター 「ソヒョン」のラストヒットを5000回取る オブトイレット 「ルド」のラストヒットを5000回取る モーニングスター 「ローラ」のラストヒットを5000回取る ソードマスター 「将軍デヒョン」のラストヒットを1回取る フィアー 「狂信者ヒュリエル」のラストヒットを1回取る ウィル 「無慈悲なジオイア」のラストヒットを1回取る オブデーモン 「亡者の守護者カデス」のラストヒットを1回取る 深淵の 「古王グローザ」のラストヒットを1回取る オールドブラッド 「深層の古王グローザ」のラストヒットを1回取る テナシティ 「魔女ジラント」のラストヒットを1回取る ツインブレイズ 「古龍ジラント」のラストヒットを1回取る エレメンタルフォース 「王女メア」のラストヒットを1回取る オーバーチャント 「半龍王女メア」のラストヒットを1回取る
◆ハロウィンイベント にんにく少なめ 「ガーリン」を100体討伐 にんにくマシ 「ガーリン」を500体討伐 にんにくマシマシ 「ガーリン」を1,000体討伐 にんにくミョルニール 「ガーリン」を10,000体討伐
【クエスト】
シンソウの王 「深淵の回廊~シンソウの王~」をクリアする 王城に棲まう龍 「深淵の回廊~王城に棲まう龍~」をクリアする 混血のプリンセス 「深淵の回廊~混血のプリンセス~」をクリアする 最も強き者 「深淵の回廊~混血のプリンセス~」を闘技場で挑戦するところまで進めた後、「虚ろわざる剣士」の助けを借りずに半龍王女メアを倒し、総合評価1000点を達成する。その後、半龍メアに話を聞く。
【メモリアル】
深淵の王 メモリアルダンジョン「深淵の王墓」をクリアする 深淵の女王 メモリアルダンジョン「深淵の古城」をクリアする 深淵の女神 メモリアルダンジョン「深淵の試練場」をクリアする 深淵の王女 メモリアルダンジョン「深淵の闘技場」をクリアする
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「お葬式」The Funeral Directed by Juzo Itami • 1984 • Japan
伊丹の処女作。たんぽぽより面白い。おじいちゃんが死んでからの3日間。お葬式みたいな素材は、生と死、緊張と緩和、喜劇にしやすい。そこを映画に昇華してみたのは、伊丹の才能。山﨑努が良い。でも、森の中で愛人と青姦は、いらないと思うのだけれど…たんぽぽ同様、伊丹は、性を露骨にどうしても描きたいのだろう。ブラックユーモアとしては、物足りない。西川美和の蛇イチゴのほうが面白い。時代だろうか?
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水夫たるもの、かの楽園に足しげく通うとしたら、悪徳なしなどといえるのだろうか。否。だが、陸の男たちに比べれば、彼らのいわゆる悪徳はさほど歪んだ心とみなせるわけではない。長い禁欲生活のあと、それは悪徳というより精力絶倫というところから来るように思える。自然の法にしたがい、あっけらかんと表に出す、ということ。元々の素質に、おのれの運命が影響したこともあいまって、ビリーはさまざまな面で純正の蛮人となんら変わらなかった。ぬらりと忍び寄って甘い言葉をささやく〈蛇〉と付き合う以前のアダム、とでもいえようか。 ついでに、ここで意見させていただきたい。それは人類の〈堕落〉についての教義(いまや多くの人がおろそかにしている教義)を確証するように聞こえるかもしれないが。外側は文明の制服をまとう者が意外にもある種の純粋素朴な美徳をその性としている場合、その美徳はよくみると習慣とか伝統から来るのではなく、むしろこれらと無関係であることは注目に値する。まるで、例外的に、カインが建てた都市──そして都市化した人間──に先立つ太古の昔から伝えられたかのようなのだ。そのような特質を示す人物は、純粋なる舌にのせればイチゴのように無垢なままの味わいを出し、一方文明化されきった男は、たとえ見事な血統の見本に属していてさえ、やはり純粋なる道徳の舌には、合成ワインのように怪しげな風味にすぎない。
メルヴィル『ビリー・バッド』飯野友幸訳(2012 光文社古典新訳文庫 19-20頁)
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Wild Berries (2003)
蛇イチゴ Wild Berries (2003) directed by Miwa Nishikawa
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映画『ディア・ドクター』 〜病める人に向き合うことの本質〜
2009年 日本 監督:西川美和 原作:西川美和 脚本:西川美和 撮影:柳島克己 美術:三ツ松けいこ 編集:宮島竜治 出演:笑福亭鶴瓶、瑛太、余貴美子、松重豊、井川遥、香川照之、八千草薫
youtube
大学生の頃、ちょくちょく映画館に通っていろいろ映画を観てきました。印象的な映画はいくつかありましたが、その一つが『ゆれる』(2006年)でした。この映画をきっかけに西川美和監督を知って追いかけるようになりました。
映画『ゆれる』予告編
ちょうど大学5年になり臨床実習が始まった時期、大したことはしないのですが、真面目に勉強してこなかった自分ですら医療の現場に出て、もうすぐ医師になるのだなあと実感して意気込んでいた頃、西川監督の『ディア・ドクター』(2009年)が公開されました。この映画は、そんな当時の僕にとって衝撃的で、未だに時々見返したり思い出したりする思い出の映画となりました。
あらすじ
山間部にある僻地の村で一人診療所に勤める医師、伊野(笑福亭鶴瓶)は、地域の人々のあらゆる健康問題を一手に引き受けており、そのため村人たちからも信頼され、村にとって無くてはならない存在となっていた。そんなある日、伊野が突然失踪した。村人たち、そして伊野のもとで地域医療実習を受けていた研修医相馬(瑛太)は激しく動揺する。伊野の捜索にやってきた刑事波多野(松重豊)たちは、捜査をすすめるうちに、伊野の不可解な点に気づき始める。伊野は、村人の一人、鳥飼かづ子(八千草薫)に頼まれてある嘘をついていたのであった・・・。
引用元
リアルな山間部医療の様子
この映画の特徴の一つは、医療の描写がリアルだということです。僕もこのような山間部や島の僻地医療に携わったことがあるのですが、診療所とそこでやっている診療内容、往診の様子、患者さんの雰囲気などは、かなり現実の僻地医療の現場に近いです。事前に実際の僻地医療を取材して作られたようですが、かなり丁寧に取材したのではないかと思います。
そしてキャスティングと役作りもリアリティを後押ししています。笑福亭鶴瓶は、多くの人に知られる落語家・タレントですが、彼が演じる医師伊野、こういう雰囲気の田舎の中年医師は実際います!顔は違えど、現実に知ってる医師の中で、まるであの人だなあと連想する人が何人か思い浮かぶくらいです。ちょっとのほほんとしてて、地域住民と仲良くて、とりあえずどんな病状でもある程度の対応はしてくれる先生。こういう人いるんですよー。笑福亭鶴瓶の自然体な演技と、顔つきがとってもはまっていると思います。
そこへ地域実習へやってくる、瑛太演じる研修医相馬もめちゃくちゃリアル!こういう研修医もいるんですよー!私立大学出身で、親が開業医や私立病院の院長で、高級車乗ってて、ちょっとチャラチャラしてる感じで、でも根は良いやつなので、人当たりは悪くないし、ちゃんと指導したりモチベーション次第では素直にどんどん成長するタイプの研修医。相馬のような研修医も何人も現実に知っていますし、その雰囲気をうまく演じている瑛太の役作りも良い。
ちなみに初期研修医(卒業後2年以内でまだ専門が決まっておらず修行段階で、いろんな科をローテーションして研修する研修医のこと)は、1ヶ月以上の地域医療研修が必修となっていて、この映画の相馬のように普段は都市部の市中病院で研修医をしていても、短期間地域医療の研修を受け入れてくれる田舎の病院や診療所に勉強しに行くことになります。その点もこの映画はリアルでしたね。
他、書き出すときりがないですが、看護師を演じた余貴美子、薬剤の卸業者を演じた香川照之も、こういう人いるー!って思わせてくれるような役作りでした。
引用元
気胸の描写もリアル
もう一点。緊張性気胸になった患者が診療所へ運ばれてくるシーンがあります。このシーンも実際の疾患の再現が上手くできていました。
気胸というのは何らかのきっかけで、肺から胸腔内へ空気が漏れ出して肺が萎んでしまう病気です。特にきっかけはなく自然に起こることもありますが、しばしば外傷時に見られます。外傷の場合は開放性気胸といって、胸壁の傷によって胸腔内と外気が通じてしまって、胸腔内に空気が入り込んで起こる気胸が発生することもあります。
気胸の中でもと��わけ緊急性が高いのが、緊張性気胸です。これは胸腔内に空気がたまりすぎて圧力が上がり、肺が萎むどころか心臓へ戻る血液が減って血液が循環しにくくなる病態です。緊張性気胸は早く処置をしないと、数分後には心肺停止ということもありうる状態なので、超緊急事態なんです。とにかく胸腔に溜まってる空気を抜かないといけないので、すぐに治療ができない場合はとりあえず胸部に針を刺して空気を抜き出すことを試みます。
僕も何度か経験がありますが、この映画での緊張性気胸の演技は結構リアルだなと思いました(処置後の回復が早すぎな印象でしたが・・・)。拡張した頚静脈もちゃんと写ってるし、素晴らしい!
どうしても医療関係者は映画の医療関連シーンを見ると、「そうじゃないんだけどなー」と思うことが多いです。しかしこのように本作は、僻地医療の描かれ方から、実際の疾患の描写まで、きっちり作り込まれている映画でした。
引用元
病める人に向き合うことの本質とは?
この映画で僕が特に心に刺さった台詞が2つあります。
一つは香川照之演じる、薬品卸業者の斎門が、捜査のため松重豊演じる波多野刑事に聴取されている場面で、斎門が発する台詞です。
波多野刑事がなぜ伊野はこんな田舎の厳しい環境で医師を続けていたのか、目的は何だ?金か?無償の愛か?と問いかけます。
その直後、座っていた斎門が急に気を失って床に倒れそうになります。波多野刑事が慌てて彼を支えて、大丈夫かと呼びかける。そこで斎門が急に目を開けて、少し微笑んだ後にこう言います。
「刑事さん、今のは愛ですか?愛してるわけ無いですよね、私のことなんか。それでも今この手が出たでしょ。何か、そういう感じじゃないですか、たぶん。」
ここは名シーンです。学生時代にこの映画を初めて観たとき、結構ぐさっと胸に刺さった台詞��す。
「患者さんのために頑張るのは愛があるからではなく、ただ困ってるからですよ」という、ストレートで味気ない、しかし本質を捉えた回答は、まだ臨床実習でお遊びレベルのことしかやっていないけど多少の熱意はあった医学生の僕にはズシンと重くのしかかるメッセージでした。
もう一つは瑛太演じる研修医相馬が、研修医が終わったら診療所へ戻って働きたいと伊野に申し出る場面で、伊野が相馬を諭す場面で言う台詞。
「随分入れ込んだなあ。俺は違うねん。この村好きで居てるのと違う。ただズルズル居残ってしまっただけや。ひっきりなしに球が飛んでくる。飛んでくるから打つ。打つからまた飛んでくる。それの繰り返しや。けど、打ち始めたら不思議とその気になってのめり込んで、のめり込んで、打ちまくってたらその間何もかも忘れてな・・・。」
この台詞は医師になって4年目に改めて見直したときに、一番刺さった言葉でした。当時毎日すごく忙しく過ごしていた時期で、何度かこのまま病院内で野垂れ死ぬかもしれないと思ったことがありましたが笑、それでも続けていた自分の状態は、まさにこの伊野が言う言葉の通りでした。あまりにも当時の自分を表す言葉だったので、驚き、少し身震いしたくらいです。
僕たちは当然、患者さんのためという気持ちで仕事をしています。でも毎回毎回、無償の愛とか人々の幸福とか、そんなことを考えているわけではありません。また必ずしも感謝されたいとか、お金が欲しいとか、見返りのためだけにやっている訳でもないです(見返りが不要という訳ではないですよ)。飛んできた球を打つ、また飛んできて打つ、この感覚なんです。
では何故で打ち続ける(患者さんを診療する)のかというと、その根本的な理由は「病気で困っている人は助けるべきだから」です。深い理由とか、複雑な考えは人それぞれあったとしても、それ以前の根っこの部分にあるのは病気で困っている人は助けるべきだからということです。
なぜ助けるべきかという点に明瞭な理由はないですが、倒れる斎門を波多野刑事がとっさに助けたように、それはヒトが本質的に備えた正しくあるべき道理の一つだと僕は思います。映画「ビルとテッドの大冒険」でいうところの“Be excellent to each other”です。
映画「ビルトテッドの大冒険」予告編
この映画のラストシーンは、蛇足のようにも見えますが、僕はこの映画の締めくくりとして非常に大切な��ーンだと考えました。このラストは伊野が行った、伊野にできる Be Excellent な行動であり、病める人と向き合うことの本質を、最後の最後にも提示しているのです。
やはりBe Excellent でありたいものです(違う映画の話にすり替わっている・・・)。
引用元
第二の主人公、波多野刑事
西川美和監督の映画は、「嘘」から紐解く人間模様を題材にした作品ばかりなのが特徴です。『蛇イチゴ』(2002年)、『ゆれる』(2006年)、『夢売るふたり』(2012年)、『永い言い訳』(2016年)、振り返ってみると西川監督の長編作品はいずれもこの映画と同様に“嘘”が物語の重大要素となっています。
映画『蛇イチゴ』予告編
映画『夢売るふたり』予告編
映画『永い言い訳』予告編
本作は医師である伊野が患者に頼まれて、ある嘘をつくことから始まる一連の出来事が、話の推進力になっています。ネタバレを避けて詳細は言いませんが、伊野がつく嘘は到底許されるものではありません。はっきり言って、医師としては絶対にやってはいけないことをしています。絶対にダメなんですが、しかしその嘘をつく行動が、必ずしも人を不幸にしたとは言い切れないのがこの映画のキモでしょう。前述のとおり、病める人に向き合うことの本質が嘘によってもあぶり出されて、伊野の嘘に巻き込まれた人たちもその片鱗を味わうのです。そしてそれを味わった人々を捜査のため聴取するうちに、本質に気づき始めるのが松重豊演じる波多野刑事です。冒頭から中盤にかけての彼の表情や態度が、終盤には変わっていきます。その意味では、彼が第二の主人公と言っていいでしょう。彼にフォーカスして観てみると、また違う味わいになりそうです。
最後に
今回はかなり長く書��てしまいましたが、僕にとっては非常に思い入れのある映画でしたのでご容赦を。
西川美和監督は広島出身の監督ですし、過去作もすべて僕好みの映画ばかりなので、特に応援している監督です。名実ともに今や日本映画界でも名手といっていいレベルだと思います。2021年2月11日から最新作『すばらしき世界』が公開予定です。こちらもめちゃくちゃ楽しみですが、またズシンと来そうな映画なので心して鑑賞します。
映画『すばらしき世界』予告編
『すばらしき世界』オフィシャルサイト
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今日見た映画。2003年公開。
見たかったやつ、やっと。
家族ってねー、他人でもあるのよね。ふふ。
こういう感覚、映画見て自分の中から掘り起こされるのがおもろい。
カリフラワーズの音楽がめちゃよいし、
なんたって宮迫さん(当時30代前半!)演じる兄の空気感好き。
2021.1.13 pm10:45 ♡
…
「蛇イチゴ」のDVDにはカリフラワーズのライブ映像も収録されていて、西川美和監督がカリフラワーズ好きだということが分かります。
お風呂上がり思い出して、ひっぱりだしました。
2005年に私が書いたやつ!!!!!あった!!!
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2019/05/16
【年に一度の木頭の釜炒り茶づくり】
「今年はどしたんじゃぁ。茶ぁの芽が出るんが遅いのぉ。」
今年は寒かったせいか?茶葉の芽が大きくなるんが遅めの木頭。
木頭で暮らしはじめて、4度目の釜炒り茶づくり。本当は、暮らしはじめる1年前に釜炒り茶づくりをしたので5度目。
「えっ!自分ちの周りにあるお茶の木の茶葉を自分で摘んで、炒って、揉んで、干して、自分ちで飲む1年分お茶を自分でつくるんですか?」お茶は買うものだと思っていた自分に、衝撃が走った1年目。
「釜炒り茶のことについていろいろ知りたいんで、みなさんの釜炒り茶づくりを見せてください。炒り方や揉み方を教えてください。」木頭の当たり前をたくさんの方とお茶摘みながら、つくりながら教わった2年目。
「あのー。みなさんがやるように、上手にお茶を揉めないんですけど・・・なんでですかねぇ。」「茶葉はどれくらい炒ったらいい感じなんですかねぇ。」「ほりゃあ、自分でやってやってコツつかむしかないわだ。」と言われ、ぎっちりお茶を炒り、揉み方を教えていただいた3年目。
「おー、ちゃんと揉めるようになっとるぜんか。どこで習うたんや。」と、少し褒めていただいた4年目。
「こうやって、こうやって、こうでしたよね。」「ほうじゃ。ほうじゃ。」と、今まで教えてもらったことを、思い出しながら、自分でやってみる、総復習の5年目。
5年目の今年も、ご近所さんと一緒に茶摘みをさせていただき、1年分のお茶ができあがりました。
釜炒り茶づくりには、言葉では説明できない、コツや技や知恵がいっぱい。そして、香りの変化も。
「はたそり(大きな鉄鍋)でこがさんように炒っての、パリパリ言い出して、茶葉の色が、こんな色になるまでしっかり炒ったら、もうあげて揉むんぞ。しっかり炒った方が、ようにおうて、うまい言うの。」
私には、パリパリという音は、クツクツというか、ムチムチと云う音に聞こえていて、これがぼちぼち葉っぱの色を見ながら引き上げるポイントを見ておきましょうの兆し。
いい感じの炒られた色は、緑が黄緑色になりかけの絶妙な色。
「揉むんはの、熱いうちに揉むんぞ。茶葉を転がすようにの。両手の中に、包み込むように、パンの生地を練るようにの。」
普通に揉もうとすると、バラバラになってしまう茶葉。でも、ご近所さんのを見てみると、ちゃんと両手の中でまとまっている・・・なんでなんだろう。。。3年目くらいに急にできるようになったけれど、うまく説明できないのです。
「ただ、嬉しそうに揉んで揉んでしよったら、茶葉がもつれて固まって、ほどけんようになって、うまく乾かんのんぞ。カビ生えたりするけんの。ある程度揉んだら、パラパラと指でほぐして、また揉んではほぐしてしもって揉むんぞ。」
3年目。うまく揉めるようになって、嬉しくて揉んでばかりしていたら、すごいダマになった茶葉。。。ほどけず、塊になっていて、乾燥がうまくできない状態に。
そんな、コツや技や知恵がいっぱい詰まった木頭の釜炒り茶づくり。今年は、はるばる木頭の暮らしを覗きに来てくれた知人とご近所さんと一緒に釜炒り茶づくりができました。
茶摘みしながら、今年一番の春の蝉の声を聞きました。
蛇嫌いのご近所さんが茶葉を摘んでいると、ひょっこり出てきたハミ(マ��シ)。「一年にのぉ、焼酎こんくらい入れての、2本は飲むんぞ。」一升瓶に生け捕りにして、毎年ぎっちりハミ酒を飲むご近所さんのところへハミを持って行ってお渡ししました。
茶摘み後のお昼ご飯は、ご近所さんの手作りおかずをいただきながら、わぁで握ったにぎりもち(おむすび)をもぐもぐと。うまい。
デザートは、茶畑にたけたけなってた野いちごを蕗の葉にのせて。甘い。ものすごい完熟で食べ頃のイチゴは、中に先約の蟻が。今年は、蟻に負けたくない。
やっぱり、お茶を炒るときに使う、二股に分かれた木の棒には、名前がなく、いつも「バルタン星人のやつ」と、勝手に名前をつけて5年間も呼び続けている。「あの、茶ぁ炒るときに使うバルタン星人みたいなやつよ。」と、両手にピースサインしながら喋ると、不思議と面白いくらい木頭のみなさんに通じるという真実。
さて、美味しいお茶になりますように。天日干しして、一斗缶に詰めて、これから1年、木頭の釜炒り茶を楽しみます。今年のお茶の味はいかに!!
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(1)エポキシパテ
盛って髪型を変えるのに使用。速乾タイプと高密度タイプがあって、今回は後者を使用、ほぼ丸1日放置すれば十分固まった。盛る→乾かす→カッター・やすりで削る→削り過ぎる→盛り直す・・・の繰り返し。失敗しても再度盛ってやり直せるのがありがたい。
(2) ラッカースプレー
使用したのはブライトマイカレッド。某有名車のボディカラーらしい。お蔭様でメタルカラー気味だったので塗りたてはテカテカだった。元のカラーを完全に落とさないまま塗りだしたので、10回以上は重ね塗りした気が・・・。
(3) 塗装用クリップ
ネットで「割り箸に目玉クリップをガムテで固定すればいい」と書いてあったのでそれで済ませた。十分過ぎた。2本でギリギリだったので、4本くらいあってもいいかも。
(4) 塗装用クリップ立て
ネットで(以下略)ダンボールを3センチ幅くらいに切って小口を揃えて両面テープで貼り合わせただけ。意外と何とかなった。
(5) つや消しラッカー
髪塗装後に塗布。前髪パーツの仕上がりがやや甘いのでまた後日振り直そうと思う。
(6) 綿棒(三角)
既存のフェイスペイントを落としたり、面相筆でのせたアクリル絵の具を細かく落とすのに便利だった。ちなみに色は除光液で落とした(材質的にあまり良くないらしい)
(7) マークセッター
フェイスプリント貼付け用。デカールを柔らかくして曲面に沿いやすくするための液らしい。が、インクジェット用シールで作る自家製デカールは薄っぺらいので柔らかくなりすぎる=破れやすくなる気がしないでもないけど、ちょっっっっっっとだけ位置修正できる、ような気がした。たぶん有効活用できてない。
(8) 背景ボード
原作のキャプチャ眺めながらイラレで描いて印刷して厚紙に貼る。これ描いたあとに公式設定資料集が来てデザインが全部載ってたのでもっと早く欲しかったー!と思った。
>>> mission complete!
本当はまとめ本に写真を載せようとも思ったんですが、一応販売も考えていたのでそうなると立体造形物の著作権がドえらい大変なんだ・・・と云うことに写真撮ってから気が付いたので、それなら自分で撮った写真を描くなら・・・と云う苦肉の策(なのか?)ちょいちょい現物からもじって遊べたので楽しかったです。
以下、制作記録のぷらいべったーです(ログイン限定公開)
【ね○どろ改造】うちのナナさんがかわいい https://privatter.net/p/3996060
【ね○どろ改造】うちのハチさんだってがんばった https://privatter.net/p/4024700
【きゅぽろいど】司令官の制服など https://privatter.net/p/4071886
【ね○どろ改造+どーる】ハチさん進捗ダメです https://privatter.net/p/4085312
【きゅぽろいど】管理官制服 https://privatter.net/p/4182283
引き続き、ねんど○いどどーる素体で衣装作製中です。
*******
以下、気が向いたら書き足すあとがきコメント・19/10/17~
(最終更新日 2019.11.19)
【本体デザイン】
ハチさんナナさんそれぞれの髪の色を元にして基礎の2色を決定。
水色はJISカラー名で云うと『勿忘草色』。ワスレナグサの花言葉とかからするとちょっと司令官にしちゃ気障かなぁと思いつつ、良い色だったので採用。
ピンク色の方はJISカラー名カラー名『鴇色』。この名前を見たときに、「鴇(トキ)の漢字に『七』って入ってる!完璧~!!」と思ったけどよく見たら『匕』だったって云うね。でも良い色だったので採用。
ほか、表紙や中表紙のタイトル帯や線の角度が87度、破線の実線と間隔がそれぞれ8mm・7mm、本文のノンブル(頁数)の数字も分かりにくいけど8は勿忘草色、7は鴇色にしてある。頁の起点?の関係で、通常は7のつく頁と8のつく頁は背中合わせ(表裏)になるけど、78頁と87頁のみ2色が隣り合わせになるのが個人的にお気に入り。そこまで考えてなかったけど総数100頁にして良かったな~。
反省点としてはノドの部分の斜線はちょっと蛇足だったかなと・・・割と見える位置まで配置してしまった。無線綴じだとどのくらい埋まるものなのか参考にしたかったけどこれはやりすぎた。本文や表紙の紙を薄くしたらもう少し開くかなぁ。
表紙用の紙が標準でつや消し選べるのうれしいな~ってぐらいつや消し加工好き。ちょ���っとキズが付きやすいものの、触り心地がとても好き。紙厚は裏抜けとか湿気による反りとかを考慮して少し厚めのものを選んだけど、ちょっとこれはめくりにくかったなぁ。無線綴じむずかしい。あと印刷見本見たときに分かってたのでやや青みが強い色味になるな~と思って色補正したけど、それでも・・・Yが足りないと云うかMが濁るなぁと云う印象。でもそもそも載せてる絵自体が統一されたパレットとか使ってないのでバッチリな色味のとこもあったり、あとモノトーンはとてもいい感じ。
【2頁】
記念すべきハチナナ1枚目。某アニメ誌の設定資料か公式サイトとにらめっこしながら描いたのでハチさんの目元の描き方が設定集に比較的忠実な感じ。
女性キャラのダメージ描写にあまり痛々しいのは描きたくないので(見るのも苦手)某探偵団で学んだ(たぶん)タイツ破損。男性キャラは美形だろうとなんだろうと流血でも鼻血でも構わないんですけど、ハチさんは額あたりの骨が出てるので顔面流血だな!と思ってたら後に公式で出てきたのでひっくり返った思い出。
(19.11.19追記)勢いがあるときに描いてるので線画がアナログ。なので紙の面積に限界があって変な位置で画面切れてます。
【3頁】
監督+中の人的にハチナナだけでも十分グレ○ガみが強かったのに新ナナさんまで・・・でも糸目キャラ大好きなので大歓迎です。新ナナさんも固有の呼称がほしかったなぁ。
【4頁】
回想シーンしんどい・・・ってなりながら描いた。海外の方のコメントで「ム○シとコジ□ーみたい」とあって 確 か に ! ってなった。8割ロン毛のせいですやん。初期設定のリサイクルだったようですが、回想シーンで大破したフランクスに駆け寄った時の髪の乱し具合は大変良かった・・・。
【5頁】
幼少期までカバーしてくださった公式に感謝しかない。こういう被検体で温室育ちのコドモたちが性差を意識するより以前にコロコロしてる様子はとても好き。小さいときから人懐っこそうなナナさんに、クール・・・と云うか感情の起伏の薄そうなハチさんが絡まれてるといい。
【6頁】
大事なシーンをギャグに落とし込む大罪(茶飯事)でもこれくらい元気あってくれたら、もう何の心配もないよなぁって。
【7頁】
ナナさんの成長過程。ハチさん(とたぶんフランクス博士)はずっと見てきたんだなぁと思うと感慨深い。
【8頁】
理由は不明だけども何かラノベの表紙みたいだな(加工が)と思った。ハチさんは感情が無い(薄い)分しれっとこういうことしそう。
てか9′αくんがイチゴちゃんに賞賛(敬愛)のキスしてたから、ゼロツーをはじめ9′sクラスは知ってるものだったんだろうか、キス。
【9頁】
最終話前に描いた、その時はまさか傷跡は残っても失明するとは思わなかったので跡が残ったら箔が付くな~としか思ってなかった・・・。しかし正直1行目とアニキスタイル以外は即席で考えたので今川ファミリーが2つも紛れ込む結果に(笑)
【10頁】
冬コート好き!あと女性のパンツスタイルいいよね!!っていう勢いで描いた。後に見た設定資料ではコートの下にスカートの裾が見えなかったけど、コートの下は通常の制服なんだろうか・・・もしくは厚手のワンピース形式とか・・・?あと本編ではしてなかったけど資料にあった白手袋も、いいよな・・・。
【11頁】
最終話視聴後に、これからの明るい未来を思って描いた。自分でも気に入っていて、Tumblrでもリアクションが多かったので嬉しかった。本に掲載した分はトリミングはちょろっと違う。
(以下19.11.19追記)
【12頁】
幼少期までカ以下略。ナナさんは子どもの面倒みるの好きそうなのでちびハチくん(←『くん』付け呼び違和感あるけど仕方ない)めっちゃ可愛がりそう。ハチさんはどうかな・・・と思ったけど最終話でもちびっ子に手を引かれてたので、ナナちゃんみたいな好奇心旺盛そうな子なら無表情でも物怖じせずに引っ掻き回しそうだし、子どもとはいえなんせ(将来の)ナナさんなので無下にもできないハチさん、と云う図。
【13頁】
隣り合ってることが多くなったけど、ハチはちょっとぐらい意識してるのかな?って云うナナさんの素朴な疑問とイタズラ心。たぶん顔に出てないだけでハチさんはそばに居てくれるだけで安心できるしうれしいんだと思う。但し無表情。
【14頁】
円盤特典のドラマCDネタ。ゼロツーちゃんマジGJの巻。ハチさんがメンタル的にもフィジカル的にも弱るのは珍しいので色んな意味ですばらしい台本でした・・・。個人的には口にぶっ込まれた時にmgmg云ってるとこで、ああアレやソレやで急に口を塞がれたらこんな反応するんだな・・・ってニマニマしてました。
【15頁】
同じく円盤特典の設定資料集から、(少なくとも都市部エレベーターから)ミストルティンまでの距離ものっすごい遠くない?!と思ったツッコミ。ミツココ結婚式(未遂)の時に、ハチさんが9′sの���入を受けて駆け込んできたシーンで、あの常に冷静で物静かな司令官も焦って走ることあるんか・・・!と思ったんですが、いわゆるナナ&ハチの部屋が都市側の地下にあるとすれば、都市上部にあるミストルティンまでの移動手段がエレベーター+徒歩しか無さそうなので、軍用車?で乗り込んできたαくんたちに追い付けたってのは相当な速さでないと無理な気が・・・。同時期にナナさんを匿ったりもしてるので、その苦労を思うと泣きそう。
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2022年6月の夢
2022年6月30日 木曜日 7:24 夢 横面打ちの打ち方をダメ出しされ、なんだよと思いこめかみに向かって失礼なくらいビュッと打つようにしたら、そうそうそれそれ!みたいな感じの反応をされる。 くれあさんとしづかちゃんのエピソードがある。 RさんとSさんがいる。利用者の忘れものがあり、Aさんに引き渡したいと考えている。冷蔵庫。Sさんが自分の友人を招いている。こんなのがOKならもうなんでもありじゃん。
- 2022年6月29日 水曜日 7:17 夢 Hさん。4人を呼び出して何か話はじめる。黒板に簡単に描いたイラストがうまい。鬼滅の刃のモブキャラみたいな感じ。グレーチングの下にブロッコリーがみちみちに育っている。
- 2022年6月28日 火曜日 3:54 夢 酒の穴みたいな名前の、酒飲みライターの人が書いてる記事を読む。ラズウェル細木の挿絵がある。かるたのような感じで、短いセクションごとに一枚の挿絵。飲みすぎたときのリアルなつらさを胃にボールがめり込んでる表現などで表している。
母、KOFの勝利ボイスの真似を二つくらいしている。頭を振ることもやぶさかではない。みたいな 文鳥の小屋の餌入れを取り付けてもらう、排水口のゴミを捨てる チョコレートを食べる ポテト、梅、石 ARuFaが描いたマンガの中を立体的に見ている。ツルッとした淡水魚、トンネルというか体育館特有の照明がうまい。
- 2022年6月27日 月曜日 6:55 夢 石けんに野菜のかすなどがついており、どうしたらこういうのを自分でやってもらえるのか考えている、いとこがいる
- 2022年6月26日 日曜日 8:01 夢 ホラーゲームのような世界観の中にいる。暗い廊下、民宿のようなところに友人のスマートフォンが落ちている。自分は若い男性らしく、それを拾おうとしている。本当に見たくないものが時々見える。 薄暗い店内。人のいなくなったパチンコ屋。カンジャンケジャン。先輩がいる。 どこかの宿。浅いプール。中へ歩いていくとカマキリが体に当たり痛い。ハリガネムシがいる。水を入れたフリーザーバッグに閉じ込め、表面に図案を書き、真ん中をシーリングで区切って何かそういう実証実験をする。同席していた男性はその抜け殻のようなものを食べると言っていた。
- 2022年6月25日 土曜日 9:27 夢 小鳥を二匹飼っている、ヨボヨボ、世話をしなきゃしなきゃと思っているがしていない、覗き込むといつの間にか何かの液体がヒタヒタになっているのに浸かっている。 ミルクを作るための素、容器、タオルなどを用意する。友人宅��行くらしく、湯だけ貸してもらえないかと思っている。 海外っぽいスーパー、朝食を作るために食材をピックアップする洋ゲーのよう、乳製品ばかりを選んで詰んでいる人の様子を見る、その場を離れて違う方向を見に行くと店の中程で父と会う、入口方面に戻るとビールがもらえる。何かフワッとしたデザインのパッケージ。
- 2022年6月24日 金曜日 7:18 夢 会議室に入ると清掃のおばちゃんがいたのでものをよけるのを手伝っていると、壁際の段ボールからカップ焼きそばとかお茶ボトルとかの在庫がドカドカ出てきた。食品はH25とかでほぼ期限が切れており、在庫管理ぜんぜんできてねえじゃん、なんだよと、怒ってるわけではないが、思う 雨降ってる。服部さんに傘を出すと、相手に近い側ではなく私側のをわざわざ取る、避けたのはちょっと壊れてるらしい、三人ほどで駅まで歩く、雨脚強い、青色の花柄のついたでかい傘を使っている、薬局経由で駅構内へ降りるところへ行くと、何か商品を買わなければ出られない仕組みになっており、後から追いついた二人が何かしらを購入して通してくれる、なんとなく自分だけが子供のような気分 オモコロチャンネルを見ている感じ、両目を片方に寄せるようなリアクションがあり、大いに笑う
- 2022年6月23日 木曜日 7:05 夢 たばこ屋さん。中国たばこ。歯磨き用品も売っている。すごくずっしりつるつるした重い歯磨き。先端が毛じゃなくてゴムみたいな感じ。どこかの宿。みんなで移動して作業終了を待っている。
- 2022年6月22日 水曜日 6:30 夢 イタリア料理店のトイレを借りる。ものすごく椅子が高い。腕の力だけで体を持ち上げ、座る必要がある。前を見るとやや斜めに取り付けられたドアが見える。青いドア枠、黄色、赤。ロングヘアを後ろでまとめた店員が入ってくるので小声でハイという。ハイと返ってくる。ベリートールと言うと確かにという感じで笑う。 寿司屋へ行く。すごい高そうな創作寿司屋。おじいさんといる。寿司はくっついたり離れたりしている技術に真髄があるらしい。魚卵みたいなものが表面につぶつぶとついた寿司など。 デザートワイン。母のグラスにイチゴのリキュールをかけない、運転があるので。倉庫のような広い店内。 かつての同級生。絵を描いている。部屋の中。
- 2022年6月21日 火曜日 5:58 夢 実家で火災。火を消す。積んである薪が燃える。消化器をもってくる。15秒しか噴射できないことが頭にある。足りない。外に出て車庫から持ってくる。消えている。 いとこの耳の穴、ものすごく真っ直ぐで、覗き込むと鼓膜まで見える。 ア��ドルの話をしている人。嵐の話か。みんなが歌う時、売契の声がボエボエ〜〜となっているとのこと。
- 2022年6月20日 月曜日 6:42 夢 紫色の靴紐に合わせて紫色のチーフをさした人が話しかけてくる 髪を切ったり染めたりしている最中の人が移動しようとしている
- 2022年6月19日 日曜日 5:44 夢 母眠っている、なんか微妙な関係、ここで寝ればいいのに、上じゃなくて、どこでも寝れるよ、テレビに半分ブランケットかかっている 父と濡れた山の壁面を登る、クライミングの人はカード一枚分の厚さの凹みがあれば体重をかけられるという話を思い出すが無理、降りる。チャレンジコースじゃない方は長蛇の列。雨だから無理だったのでは。
- 2022年6月17日 金曜日 7:11 夢 たまごっちのような形の、でも少し違うおもちゃ。なつかしいしろもの。もう一度電源を入れると、遠隔でアップデートが入っていたらしく、つまらない育成ゲームとは少し違った筋書きになっている。 人と話したり車に乗ったりした気がするが、忘れた
- 2022年6月16日 木曜日 6:58 夢 マクドナルドの注文をしようとしているが、カウンター内に二名いるのに何か話しながら確認しながら何かをしているようでなかなか進まない。ヒコザルのカヌレ。六名分を待つ。
- 2022年6月15日 水曜日 7:05 夢 社長となんか方針について話しており、社長自身もダメだと思ってはいるみたいだけど今のやり方を通さなきゃみたいな感じになる。 へこんだ梁。
- 2022年6月14日 火曜日 7:10 夢 二度寝。黒木啓司が引退する旨。
- 2022年6月12日 日曜日 8:03 夢 バックヤード。知らない中年女性がいる。 学園祭のような雰囲気の知らない学校の校内。壁に紙で作った食べ物の掲示物。 前歯が半分折れる。
- 2022年6月11日 土曜日 22:55 夢 巨大な船を模した古いパーキングエリアにありそうな施設。古い駄菓子屋のような店が入ってる。子供がいる。 窓の外に出る。浸水。動かないはずなのに動き、狼狽する。 丸いエレベーター。どこかの観光地。旅館のようなところ。植物園。
- 2022年6月10日 金曜日 7:04 夢 妹、Hさんの三人でデートの下見をする ウニ食べたらええんちゃいます? 売り場にあった髪飾りを試しにつけるが、ないほうが自分らしいと思う。 自分の部屋。またがれるゴム製の動物にサングラスをつけ、脇腹にオモチャのピストルを入れる。なにもない自室に机とペンなどだけ置いてある。すっきりと片付いており、開いた窓から風が入ってくる。
- 2022年6月9日 木曜日 7:02 夢 忍足調の注意書きがうどん屋にあり、笑ってしまう
- 2022年6月8日 水曜日 6:00 夢 現代的な忍者のような人に防水パックの両端の複雑な紐の結び方を習いうんうんと聞く メガネで天パの感じ フリースタイル��聞く R指定と誰かだが、明るく広い屋外のステージで、円形、相手がやってるときはフリップになんかdisを書いて周囲に見せてアピールができる 閉店寸前の無印のような店の店内にいる 服を、自分のと誰かの分買おうとするが、ほんの少し目を離した隙になくなっている、えだまめ味のじゃがりこを買う
- 2022年6月6日 月曜日 7:27 夢 200針くらい塗った人が寝ている
- 2022年6月5日 日曜日 8:51 夢 英語で子供に説明しようとする。何かパッケージにバニラアイスのような絵が描いてあるものを、射的の景品を取りすぎたので置いてくることになり、その旨を伝える。あんなものはもう手に入らないと泣くので、次来る時私が買ってくるからと約束する。
- 2022年6月2日 木曜日 7:04 夢 まえだあかつきさんという名前の方と話す。
- 2022年6月1日 水曜日 6:23 夢 ショルダー肩美の絵柄のすごろく。自分独自のものを作る必要に迫られる。
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Paradise:実績Achievement-7
雹(ひょう)
下準備
白樺の林の砦へ行き、入り口の氷のパズルを解いてダイヤモンドを入手
砦の2階でスノーグローブを、ダイヤを使って「パワフルなスノーグローブ」に強化する(ついでにイチゴを入手)
窓際の漏斗状の何かにスノーグローブを使い、窓枠の下の穴から四角い尖った木を手に入れる
島の奥へ進み、リスの毛皮とピスタチオを手に入れる(リスを拡大して画面の左端へ動かし、リスの頭上にある氷柱を拡大してクリックすると氷柱が落下する)
キューブの神殿へ行き、井戸の中からハンマーを入手(ついでに壁際の小枝も入手)
#1. The Hand
井戸の氷をハンマーを使って数回叩く
#2. From the Deep
エリザベスのスケートリンクにヒビを入れ終えた後、右上の杭のやや左下あたり(ややこしい)をクリックすると浮かび上がる何か。
(ついでに島の入口左側に伸びた氷のヒビをクリックすると氷漬けのデイヴィッドが出てくるのでハンマーと尖った木で救出し、リスの毛皮を頭にかぶせて鍵を手に入れる)
(この作業めんどくささ半端ない 蛇足過ぎるんじゃないか)
(さらについでに、道のあちこちにある壺をすべてパワフルなスノーグローブで壊し、中身を拾っておく。)
#3. Two Ice Creams!
ヤギの角とイチゴとピスタチオを使って小屋にいる叔父にアイスクリーム(クリーム一切入ってなさそうだけど)を作り、2個とも手に持たせる
#4. Let it snow
これまでに集めた雪だるまの材料を使って砦の入り口の雪だるまを完成させ、雪だるまの両腕(枝)をクリックすると、ニンジンが枝のいずれかを指し始めるので、その通り枝をビヨビヨさせていると人間の手が出てくる
両手が出たら、ダルマの腹に並べた小石が動くのでその通り手をつつくと、ばあさんの顔も出てくる。
(ついでに「Let it snow!」とおっしゃるのでパワフルなスノーグローブをばあさんの頭に使用する(ダイヤモンドを吐き出すまで)
次に砦の2階で、ダイヤを使い、最強のスノーグローブに強化する)
#5. Seventh Symbol
この画面でスノーグローブを神殿に対して使用する
2. 破壊しつくした後のここ。
この面は個人的に相性が悪くて何度やってもフラストレーション溜まる
アイテムの数と使い方で時間稼ぎというかなんか話の展開に沿ってというよりは一体感のない作業ばかりやらされてる感が…まぁ自分の頭が悪いのが悪いんだろうが
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#クリスマスケーキ #ぼっち用ケーキ ✧・━・✧・━・✧・━・✧・━・✧・━・✧・━・✧ ちょっとズレちゃいましたが💦 今年のクリスマスケーキはFoundryのケーキにしました。 22日に銀座へ行く用があったのでその帰りに銀座三越にて購入。 この日からおひとり様用のクリスマスケーキなど販売していて通常のケーキを販売していないという感じでした。 その為なのか?午後4時に来店したとき、こちらのお店だけ長蛇の列www 並んで買いました。 今回購入したのはこのイチゴのタルト。 1人用のクリスマスケーキてことで1個¥900ほどしました。 ファウンドリーは日本の食文化の旬というものを大切にしているスイーツ店でその旬の果物を使用したケーキなので季節とそして旬の甘さを感じるケーキになっているので本当に大好きなお店です。 ✧・━・✧・━・✧・━・✧・━・✧・━・✧・━・✧ #スイーツ女子 #スイーツ記録 #スイーツ好きな人と繋がりたい #スイーツテロ #スイーツ部 #スイーツ大好き #スイーツタイム #スイーツなひととき #おやつ #おやつ大好き #おやつの時間 #東京暮らし #クリスマス2021 #メリークリスマス #christmas https://www.instagram.com/p/CYBRRYwLYUP/?utm_medium=tumblr
#クリスマスケーキ#ぼっち用ケーキ#スイーツ女子#スイーツ記録#スイーツ好きな人と繋がりたい#スイーツテロ#スイーツ部#スイーツ大好き#スイーツタイム#スイーツなひととき#おやつ#おやつ大好き#おやつの時間#東京暮らし#クリスマス2021#メリークリスマス#christmas
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ぜんぜん知らぬぜよのオードリー
Magdalena Bay – I Don’t Want to Cry Anymore オードリーと言えばオードリーヘップバーン、でなにが悪いのか。横浜高島屋にある、イチゴ×チョコ専門のお店なわけないし。 オードリーと言えばたとえば有名すぎる彼女なんだけど。 或いは。こっちのオードリーの片方もあるけど。オードリーとは、英語圏で用いられる女性の名前。または日本の漫才コンビの名前である。とどっかにあったけど。 今日のオードリーは。あっちのオードリー。アジア韓国系アメリカ人女性ラッパー、ネック蛇。 Audrey – Souffle アメリカ、ノット韓国。ニュージャージーのスムージーなR&Bシンガー。(顔がぜんぜん黒くないけど)そして、レイドバックするゴージャス。アジアな顔は韓国とアメリカのハーフ。19才でアリスタからデビュー。 ’Time’ is a foster home…
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【小説】フラミンゴガール
ミンゴスの右脚は太腿の途中から金属製で、そのメタリックなピンク色の輝きは、無機質な冷たさを宿しながらも生肉のようにグロテスクだった。
彼女は生まれつき片脚がないんだとか、子供の頃に交通事故で失くしたのだとか、ハンバーガーショップでバイト中にチキンナゲット製造機に巻き込まれたのだとか、酒を飲んでは暴力を振るう父親が、ある晩ついに肉切り包丁を振り上げたからなのだとか、その右脚についてはさまざまな噂や憶測があったけれど、真実を知る者は誰もいなかった。
ただひとつ確かなことは、この街に巣くう誰もが、彼女に初めて出会った時、彼女はすでに彼女であった――ミンゴスは最初から金属の右脚をまとって、我々の前に現れたということだ。
生身である左脚が描く曲線とはまるで違う、ただの棒きれのようなその右脚は、しかし決して貧相には見えず、夜明け前の路地裏を闊歩する足取りは力強かった。
脚の代わりでありながら、脚に擬態することをまったく放棄しているその義足は、白昼の大通りでは悪目立ちしてばかりいた。すれ違う人々は避けるように大きく迂回をするか、性質が悪い連中はわざとぶつかって来るかであったが、ミンゴスがそれにひるんだところを、少なくとも俺は見たことがない。
彼女は往来でどんな目に遭おうが、いつだって澄ました表情をしていた。道の反対側から小石を投げてきた小学生には、にっこりと笑って涼しげに手を振っていた。
彼女は強かった。義足同様に、心までも半分は金属でできているんじゃないかと、誰かが笑った。
夏でも冬でも甚平を着ている坊主崩れのフジマサは、ミンゴスはその芯の強さゆえに、神様がバランスをとる目的で脚を一本取り上げたのだ、というのが自論だった。
「ただ、神様というのはどうも手ぬるいことをなさる。どうせしてしまうのならば、両脚とももいでしまえばよかったものを」
そう言いながら赤提灯の下、チェ・レッドを吸うフジマサの隣で、ミンゴスはケラケラと笑い声を零しながら、「なにそれ、チョーウケる」と言って、片膝を立てたまま、すっかりぬるくなったビールをあおった。
彼女は座る時、生身である左脚の片膝を立てるのが癖だった。まるで抱かれているように、彼女の両腕の中に収まっている左脚を見ていると、奇抜な義足の右脚よりも、彼女にとって大切なのはその左脚のような気がした。それも当然のことなのかもしれなかった。
彼女も、彼女を取り巻いていた我々も、彼女が片脚しかないということを気にしていなかった。最初こそは誰しもが驚くものの、時が経てばそれは、サビの舌の先端がふたつに裂けていることや、ヤクザ上がりのキクスイの左手の指が足りていないこと、リリコの前歯がシンナーに溶けて半分もないこと、レンゲが真夏であっても長袖を着ていることなんかと同じように、ありふれた日常として受け入れられ、受け流されていくのだった。
「確かにさぁ、よく考えたら、ミンゴスってショーガイシャな訳じゃん?」
トリカワが、今日も焼き鳥の皮ばかりを注文したのを頬張ってそう言った。発音はほとんど「超外車」に近かった。
「ショーガイシャ?」
訊き返したミンゴスの発音は、限りなく「SHOW会社」だ。
「あたし障害者なの?」
「身体障害者とか、あるじゃん。電車で優先席座れるやつ」
「あー」
「えー、ミンゴスは障害者じゃないよ。だって、いっつも電車でおばあちゃんに席譲るじゃん」
キュウリの漬物を咥えたまま、リリコが言った。
「確かに」
「ミンゴスはババアには必ず席譲るよな、ジジイはシカトするのに」
「あたし、おばあちゃんっ子だったからさー」
「年寄りを男女差別すんのやめろよ」
「愚か者ども、少しはご老人を敬いなさいよ」
フジマサが呆れたように口を挟んで、大きな欠伸をひとつした。
「おばあちゃん、元気にしてんのかなー」
まるで独り言のように、ミンゴスはそう小さくつぶやいて、つられたように欠伸をする。
思えばそれが、彼女が家族について口にしたのを耳にした、最初で最後だった。
俺たちは、誰もろくに自分の家族について語ろうとしなかった。自分自身についてでさえ、訊かれなければ口にすることもなく、訊かれたところで、曖昧に笑って誤魔化してばかりいた。
それでも毎日のように顔を突き合わせ、特に理由もなく集まって酒を飲み、共に飯を食い、意味のない会話を繰り返した。
俺たちは何者でもなかった。何かを共に成し遂げる仲間でもなく、徒党を組んでいたというにはあまりにも希薄な関係で、友人同士だと言うにはただ他人行儀だった。
振り返ってみれば、俺がミンゴスや周りの連中と共に過ごした期間はほんの短い間に過ぎず、だから彼女のこと誰かに尋ねられる度、どう口にすればいいのかいつも悩んで、彼女との些細な思い出ばかりを想起してしまう。
ミンゴスは砂糖で水増ししたような甘くて怪しい錠剤を、イチゴ柄のタブレットケースに入れて持ち歩いていた。
彼女に初めて出会った夜のことは、今でも忘れられない。
俺は掃き溜めのようなこの街の、一日じゅう光が射さない裏路地で、吐瀉物まみれになって倒れていた。一体いつからうつ伏せになっているのか、重たい頭はひどく痛んで、思い出すのも困難だった。何度か、通りすがりの酔っ払いが俺の身体に躓いて転んだ。そのうちのひとりが悪態をつき、唾をかけ、脇腹を蹴り上げてきたので、もう何も嘔吐できるものなどないのに、胃がひっくり返りそうになった。
路地裏には俺のえづいている声だけが響き、それさえもやっと収まって静寂が戻った時、数人の楽しげな話し声が近付いて来るのに気が付いた。
今思えば、あの時先頭を切ってはしゃぎながら駆けて来たのはリリコで、その妙なハイテンションは間違いなく、なんらかの化学作用が及ぼした結果に違いなかった。
「こらこら、走ると転ぶぞ」
と、忠告するフジマサも足元がおぼつかない様子で、普段は一言も発しないレンゲでさえも、右に左にふらふらと身体を揺らしながら、何かぶつぶつとつぶやいていた。サビはにやにやと笑いながら、ラムネ菓子を噛み砕いているかのような音を口から立て��歩いていて、その後ろを、煙管を咥えて行くのがトリカワだった。そんな連中をまるで保護者のように見守りながら行くのがキクスイであったが、彼はどういう訳か額から��らたらと鮮血を流している有り様だった。
奇妙な連中は路地裏に転がる俺のことなど気にも留めず、よろけたフジマサが俺の左手を踏みつけたがまるで気付いた様子もなく、ただ、トリカワが煙管の灰を俺の頭の上めがけて振るい落としたことだけが、作為的に感じられた。
さっきの酔っ払いに蹴り飛ばされてすっかり戦意喪失していた俺は、文句を言う気もなければ連中を睨み返してやる気力もなく、ただ道に横たわっていた。このまま小石にでもなれればいいのに、とさえ思った。
「ねーえ、そこで何してんの?」
そんな俺に声をかけたのが、最後尾を歩いていたミンゴスだった。すぐ側にしゃがみ込んできて、その長い髪が俺の頬にまで垂れてくすぐったかった。
ネコ科の動物を思わせるような大きな吊り目が俺を見ていた。俺も彼女を見ていた。彼女は美しかった。今まで嗅いだことのない、不可思議な香水のにおいがした。その香りは、どこの店の女たちとも違った。俺は突然のことに圧倒された。
彼女は何も答えない俺に小首を傾げ、それからおもむろにコートのポケットに手を突っ込むと、そこから何かを取り出した。
「これ舐める? チョー美味しいよ」
彼女の爪は長方形でピンク色に塗られており、そこに金色の薔薇の飾りがいくつもくっついていた。小さな花が無数に咲いた指先が摘まんでいたのはタブレットケースで、それはコンビニで売られている清涼菓子のパッケージだった。彼女はイチゴ柄のケースから自分の手のひらに錠剤を三つほど転がすと、その手を俺の口元へと差し出した。
「おいミンゴス、そんな陰気臭いやつにやるのか?」
先を歩いていたサビが振り返って、怪訝そうな声でそう言った。
「それ、結構高いんだぜ」
「いーじゃん別に。あたしの分をどうしようと勝手じゃん」
彼女が振り向きもせずにそう言うと、サビは肩をすくめて踵を返した。連中はふらふらと歩き続け、どんどん遠ざかって行くが、彼女がそれを気にしている様子はなかった。
「ほら、舐めなよ」
差し出された彼女の手のひらに、俺は舌を突き出した。舌先ですくめとり、錠剤を口に含む。それは清涼菓子ではなかった。これはなんだ。
「ウケる、動物みたいじゃん」
からになった手を引っ込めながら、彼女は檻の中の猛獣に餌をあげた子供みたいに笑っていた。
口の中の錠剤は、溶けるとぬるい甘みがある。粉っぽい味は子供の頃に飲まされた薬を思わせ、しかし隠し切れないその苦味には覚えがあった。ああ、やはりそうか。落胆と安堵が入り混じったような感情が胃袋を絞め上げ、吐き出すか悩んで、しかし飲み込む。
「ほんとに食べてんだけど」
と、彼女はケラケラ笑った。その笑い声に、冗談だったのか、口にふくまないという選択肢が最良だったのだと思い知らされる。
それでも、目の前で楽しそうに笑っている彼女を見ていると、そんなことはどうでもよくなってくる。こんな風に誰かが喜んでいる様子を見るのは、いつ以来だろうか。笑われてもいい、蔑まれても構わない。それは確かに俺の存在証明で、みじめさばかりが増長される、しがない自己愛でしかなかった。
からかわれたのだと気付いた時には彼女は立ち上がっていて、俺を路地裏に残したまま、小さく手を振った。
「あたしミンゴス。またどっかで会お。バイバーイ」
そう言って歩き始めた彼女の、だんだん小さく、霞んでいく後ろ姿を見つめて、俺はようやく、彼女の右脚が金属製であることに気が付いたのだった。
人体の一部の代用としては不自然なまでに直線的で、機械的なシルエットをしたその奇妙な脚に興味が湧いたが、泥のように重たい俺の四肢は起き上がることを頑なに拒み、声を発する勇気の欠片も砕けきった後であった。飲み込んだ錠剤がその効用をみるみる発揮してきて、俺はその夜、虹色をした海に飲み込まれ、波の槍で身体を何度も何度も貫かれる幻覚にうなされながら眠りに落ちた。
その後、ミンゴスと名乗った彼女がこの街では有名人なのだと知るまでに、そんなに時間はかからなかった。
「片脚が義足の、全身ピンク色した娘だろ。あいつなら、よく高架下で飲んでるよ」
そう教えてくれたのは、ジャバラだった。ピアス屋を営んでいる彼は、身体のあちこちにピアスをあけていて、顔さえもピアスの見本市みたいだ。薄暗い路地裏では彼のスキンヘッドの白さはぼんやりと浮かび上がり、そこに彫り込まれた大蛇の刺青が俺を睨んでいた。
「高架下?」
「あそこ、焼き鳥屋の屋台が来るんだよ。簡単なつまみと、酒も出してる」
「へぇ、知らなかった」
そんな場所で商売をして儲かるんだろうか。そんなこと思いながら、ポケットを探る。ひしゃげた箱から煙草が一本出てくる。最後の一本だった。
「それにしても……お前、ひどい顔だな、その痣」
煙草に火を点けていると、ジャバラは俺の顔をしみじみと見て言った。
「……ジャバラさんみたいに顔にピアスあけてたら、大怪我になってたかもね」
「間違いないぞ」
彼はおかしそうに笑っている。
顔の痣は触れるとまだ鈍く痛む。最悪だ。子供の頃から暴力には慣れっこだったが、痛みに強くなることはなかった。無抵抗のまま、相手の感情が萎えるのを待つ方が早いだとか、倒れる時の上手な受け身の取り方だとか、暴力を受けることばかりが得意になった。痛い思いをしないで済むなら、それが最良に決まっている。しかしどうも、そうはいかない。
「もう、ヤクの売人からは足を洗ったんじゃないのか?」
「……その仕事はもう辞めた」
「なのに、まだそんなツラ晒してんのか。堅気への道のりは険しいな」
掠れて聞き取りづらいジャバラの声は、からかっているような口調だった。思わず俺も、自嘲気味に笑う。
学んだのは、手を汚すのをやめたところで、手についた汚れまで綺麗さっぱりなくなる訳ではない、ということだった。踏み込んでしまったら二度と戻れない底なし沼に、片脚を突っ込んでしまった、そんな気分だ。今ならまだ引き返せると踏んだが、それでも失った代償は大きく、今でもこうしてその制裁を受けている現状を鑑みれば、見通しが甘かったと言う他ない。
「手足があるだけ、まだマシかな……」
俺がそう言うと、ジャバラはただ黙って肩をすくめただけだった。それが少なからず同意を表していることを知っていた。
五体満足でいられるだけ、まだマシだ。特に、薄汚れた灰色で塗り潰された、部屋の隅に沈殿した埃みたいなこの街では。人間をゴミ屑のようにしか思えない、ゴミ屑みたいな人間ばかりのこの街では、ゴミ屑みたいに人が死ぬ。なんの力も後ろ盾も、寄る辺さえないままにこの街で生活を始めて、こうしてなんとか煙を吸ったり吐いたりできているうちは、まだ上出来の部類だ。
「せいぜい、生き延びられるように頑張るんだな」
半笑いのような声でそう言い残して、ジャバラは大通りへと出て行った。その後ろ姿を見送りながら、身体じゅうにニコチンが浸透していくのを脳味噌で感じる。
俺はミンゴスのことを考えていた。
右脚が義足の、ピンク色した天使みたいな彼女は、何者だったのだろう。これまでどんな人生を送り、その片脚をどんな経緯で失くしたのだろう。一体、その脚でなんの代償を支払ったのか。
もう一度、彼女に会ってみたい。吸い終えた煙草の火を靴底に擦りつけている時には、そう考えていた。それは彼女の片脚が義足であることとは関係なく、ただあの夜に、道端の石ころ同然の存在として路地裏に転がっているしかなかったあの夜に、わざわざ声をかけてくれた彼女をまた一目見たかった、それだけの理由だった。
教えてもらった高架下へ向かうと、そこには焼き鳥屋の移動式屋台が赤提灯をぶら下げていて、そして本当に、そこで彼女は飲んでいた。周りには数人が同じように腰を降ろして酒を飲んでいて、それはあの夜に彼女と同じように闊歩していたあの奇妙な連中だった。
最初に俺に気付いたのは、あの時、煙管の灰をわざと振り落としてきたトリカワで、彼はモヒカンヘアーが乱れるのも気にもせず、頭を掻きながら露骨に嫌そうな顔をした。
「あんた、あの時の…………」
トリカワはそう言って、決まり悪そうに焼き鳥の皮を頬張ったが、他の連中はきょとんとした表情をするだけだった。他は誰も、俺のことなど覚えていなかった。それどころか、あの夜、路地裏に人間が倒れていたことさえ、気付いていないのだった。それもそのはずで、あの晩は皆揃って錠剤の化学作用にすっかりやられてしまっていて、どこを通ってどうやってねぐらまで帰ったのかさえ定かではないのだと、あの夜俺の手を踏んづけたフジマサが飄々としてそう言った。
ミンゴスも、俺のことなど覚えていなかった。
「なにそれ、チョーウケる」
と、笑いながら俺の話を聞いていた。
「そうだ、思い出した。あんた、ヤクをそいつにあげてたんだよ」
サビにそう指摘されても、ミンゴスは大きな瞳をさらに真ん丸にするだけだった。
「え、マジ?」
「マジマジ。野良猫に餌やってるみたい��、ヤクあげてたよ」
「ミンゴス、猫好きだもんねー」
どこか的外れな調子でそう言ったリリコは、またしても妙なハイテンションで、すでに酔っているのか、何か回っているとしか思えない目付きをしている。
「ってか、ふたりともよく覚えてるよね」
「トリカワは、ほら、あんまヤクやんないじゃん。ビビリだから」
「チキンだからね」
「おい、チキンって言うな」
「サビは、ほら、やりすぎて、あんま効かない的な」
「この中でいちばんのジャンキーだもんね」
「ジャンキーっつうか、ジャンク?」
「サビだけに?」
「お、上手い」
終始無言のレンゲが軽い拍手をした。
「え、どういうこと?」
「それで、お前、」
大きな音を立てて、キクスイがビールのジョッキをテーブルに置いた。ジョッキを持っていた左手は、薬指と小指が欠損していた。
「ここに何しに来た?」
その声には敵意が含まれていた。その一言で、他の連中も一瞬で目の色を変える。巣穴に自ら飛び込んできた獲物を見るような目で、射抜かれるように見つめられる。
トリカワはさりげなく焼き鳥の串を持ち変え、サビはカップ酒を置いて右手を空ける。フジマサは、そこに拳銃でも隠しているのか、片手を甚平の懐へと忍ばせている。ミンゴスはその脚ゆえか、誰よりも早く椅子から腰を半分浮かし、反対に、レンゲはテーブルに頬杖を突いて半身を低くする。ただリリコだけは能天気に、半分溶けてなくなった前歯を見せて、豪快に笑う。
「ねぇ皆、違うよ、この子はミンゴスに会いに来たんだよ」
再びきょとんとした顔をして、ミンゴスが訊き返す。
「あたしに?」
「そうだよ」
大きく頷いてから、リリコは俺に向き直り、どこか焦点の定まらない虚ろな瞳で、しかし幸福そうににっこりと笑って、
「ね? そうなんだよね? ミンゴスに、会いたかったんでしょ」
と、言った。
「あー、またあのヤクが欲しいってこと? でもあたし、今持ち合わせがないんだよね」
「もー、ミンゴスの馬鹿!」
突然、リリコがミンゴスを平手打ちにした。その威力で、ミンゴスは座っていた椅子ごと倒れる。金属製の義足が派手な音を立て、トリカワが慌てて立ち上がって椅子から落ちた彼女を抱えて起こした。
「そーゆーことじゃなくて!」
そう言うリリコは悪びれた様子もなく、まるでミンゴスが倒れたことなど気付いてもいないようだったが、ミンゴスも何もなかったかのようにけろりとして椅子に座り直した。
「この子はミンゴスラブなんだよ。ラブ。愛だよ、愛」
「あー、そーゆー」
「そうそう、そーゆー」
一同はそれで納得したのか、警戒態勢を解いた。キクスイだけは用心深く、「……本当に、そうなのか?」と尋ねてきたが、ここで「違う」と答えるほど、俺も間抜けではない。また会いたいと思ってここまで来たのも真実だ。俺が小さく頷いてみせると、サビが再びカップ酒を手に取り、
「じゃー、そーゆーことで、こいつのミンゴスへのラブに、」
「ラブに」
「愛に」
「乾杯!」
がちゃんと連中の手元にあったジョッキやらグラスやらがぶつかって、
「おいおい愚か者ども、当の本人が何も飲んでないだろうよ」
フジマサがやれやれと首を横に振りながら、空いていたお猪口にすっかりぬるくなっていた熱燗を注いで俺に差し出し、
「歓迎しよう、見知らぬ愚か者よ。貴殿に、神のご加護があらんことを」
「おめーは仏にすがれ、この坊主崩れが」
トリカワがそう毒づきながら、焼き鳥の皮をひと串、俺に手渡して、
「マジでウケるね」
ミンゴスが笑って、そうして俺は、彼らの末席に加わったのだ。
ミンゴスはピンク色のウェーブがかった髪を腰まで伸ばしていて、そして背中一面に、同じ色をした翼の刺青が彫られていた。
本当に羽毛が生えているんじゃないかと思うほど精緻に彫り込まれたその刺青に、俺は幾度となく手を伸ばし、そして指先が撫でた皮膚が吸いつくように滑らかであることに、いつも少なからず驚かされた。
腰の辺りが性感帯なのか、俺がそうする度に彼女は息を詰めたような声を出して身体を震わせ、それが俺のちっぽけな嗜虐心を刺激するには充分だった。彼女が快楽の海で溺れるように喘ぐ姿はただただ扇情的で、そしていつも、彼女を抱いた後、子供のような寝顔で眠るその横顔を見ては後悔した。
安いだけが取り柄のホテルの狭い一室で、シャワーを浴びる前に外されたミンゴスの右脚は、脱ぎ捨てられたブーツのように絨毯の上に転がっていた。義足を身に着けていない時のミンゴスは、人目を気にも留めず街を闊歩している姿とは違って、弱々しく薄汚い、惨めな女のように見えた。
太腿の途中から失われている彼女の右脚は、傷跡も目立たず、奇妙な丸みを帯びていて、手のひらで撫で回している時になんとも不可思議な感情になった。義足姿は見慣れていて、改めて気に留めることもないのだが、義足をしていないありのままのその右脚は、直視していいものか悩み、しかし、いつの間にか目で追ってしまう。
ベッドの上に膝立ちしようにも、できずにぷらんと浮いているしかないその右脚は、ただ非力で無様に見えた。ミンゴスが義足を外したところは、彼女を抱いた男しか見ることができないというのが当時囁かれていた噂であったが、俺は初めて彼女を抱いた夜、何かが粉々に砕け散ったような、「なんだ、こんなもんか」という喪失感だけを得た。
ミンゴスは誰とでも寝る女だった。フジマサも、キクスイも、サビもトリカワも、連中は皆、一度は彼女を抱いたことがあり、それは彼らの口から言わせるならば、一度どころか、もう飽き飽きするほど抱いていて、だから近頃はご無沙汰なのだそうだった。
彼らが彼女の義足を外した姿を見て、一体どんな感情を抱いたのかが気になった。その奇妙な脚を見て、背中の翼の刺青を見て、ピアスのあいた乳首を見て、彼らは欲情したのだろうか。強くしたたかに生きているように見えた彼女が、こんなにもひ弱そうなただの女に成り下がった姿を見て、落胆しなかったのだろうか。しかし、連中の間では、ミンゴスを抱いた話や、お互いの性癖については口にしないというのが暗黙の了解なのだった。
「あんたは、アレに惚れてんのかい」
いつだったか、偶然ふたりきりになった時、フジマサがチェ・レッドに火を点けながら、俺にそう尋ねてきたことがあった。
「アレは、空っぽな女だ。あんた、あいつの義足を覗いたかい。ぽっかり穴が空いてたろう。あれと同じだ。つまらん、下種の女だよ」
フジマサは煙をふかしながら、吐き捨てるようにそう言った。俺はその時、彼に何も言い返さなかった。まったくもって、この坊主崩れの言うことが真であるように思えた。
ミンゴスは決して無口ではなかったが、自分から口を開くことはあまりなく、他の連中と同様に、自身のことを語ることはなかった。話題が面白かろうが面白くなかろうが、相槌はたいてい「チョーウケる」でしかなく、話し上手でも聞き上手でもなかった。
風俗店で働いている日があるというリリコとは違って、ミンゴスが何をして生計を立てているのかはよくわからず、そのくせ、身に着けているものや持ちものはブランドもののまっピンクなものばかりだった。連中はときおり、ヤクの転売めいた仕事に片脚を突っ込んで日銭を稼いでいたが、そういった時もミンゴスは別段やる気も見せず、それでも生活に困らないのは、貢いでくれる男が数人いるからだろう、という噂だけがあった。
もともと田舎の大金持ちの娘なんだとか、事故で片脚を失って以来毎月、多額の慰謝料をもらい続けているんだとか、彼女にはそんな具合で嘘か真実かわからない噂ばかりで、そもそもその片脚を失くした理由さえ、本当のところは誰も知らない。訊いたところではぐらかされるか、訊く度に答えが変わっていて、連中も今さら改まって尋ねることはなく、彼女もまた、自分から真実を語ろうとは決してしない。
しかし、自身の過去について触れようとしないのは彼女に限った話ではなく、それは坊主崩れのフジマサも、ヤクザ上りのキクスイも、自殺未遂を繰り返し続けているレンゲも、義務教育すら受けていたのか怪しいリリコも、皆同じようなもので、つまりは彼らが、己の過去を詮索されない環境を求めて流れ着いたのが、この面子という具合だった。
連中はいつだって互いに妙な距離を取り、必要以上に相手に踏み込まない。見えないがそこに明確な線が引かれているのを誰しもが理解し、その線に触れることを極端に避けた。一見、頭のネジが外れているんだとしか思えないリリコでさえも、いつも器用にその線を見極めていた。だから彼らは妙に冷めていて、親切ではあるが薄情でもあった。
「昨日、キクスイが死んだそうだ」
赤提灯の下、そうフジマサが告げた時、トリカワはいつものように焼き鳥の皮を頬張ったまま、「へぇ」と返事をしただけだった。
「ドブに遺体が捨てられてるのが見つかったそうだよ。額に、銃痕がひとつ」
「ヤクの転売なんかしてるから、元の組から目ぇ付けられたのか?」
サビが半笑いでそう言って、レンゲは昨日も睡眠薬を飲み過ぎたのか、��ーブルに突っ伏したまま顔を上げようともしない。
「いいひとだったのにねー」
ケラケラと笑い出しそうな妙なテンションのままでリリコがそう言って、ミンゴスはいつものように、椅子に立てた片膝を抱くような姿勢のまま、
「チョーウケるね」
と、言った。
俺はいつだったか、路地裏で制裁を食らった日のことを思い出していた。初めてミンゴスと出会った日。あの日、俺が命までをも奪われずに��んだのは、奇跡だったのかもしれない。この街では、そんな風に人が死ぬのが普通なのだ。あんなに用心深かったキクスイでさえも、抗えずに死んでしまう。
キクスイが死んでから、連中の日々は変化していった。それを顔に出すことはなく、飄々とした表情を取り繕っていたが、まるで見えない何かに追われているかのように彼らは怯え、逃げ惑った。
最初にこの街を出て行ったのはサビだった。彼は転売したヤクの金が手元に来たところで、一夜のうちに姿をくらました。行方がわからなくなって二週間くらい経った頃、キクスイが捨てられていたドブに、舌先がふたつに裂けたベロだけが捨てられていたという話をフジマサが教えてくれた。しかしそれがサビの舌なのか、サビの命がどうなったのかは、誰もわからなかった。
次に出て行ったのはトリカワだった。彼は付き合っていた女が妊娠したのを機に、故郷に帰って家業を継いで漁師になるのだと告げて去って行った。きっとサビがここにいたならば、「お前の船の網に、お前の死体が引っ掛かるんじゃねぇの?」くらいは言っただろうが、とうとう最後まで、フジマサがそんな情報を俺たちに伝えることはなかった。
その後、レンゲが姿を見せなくなり、彼女の人生における数十回目の自殺に成功したのか、はたまたそれ以外の理由で姿をくらましたのかはわからないが、俺は今でも、その後の彼女に一度も会っていない。
そして、その次はミンゴスだった。彼女は唐突に、俺の前から姿を消した。
「なんかぁ、田舎に戻って、おばあちゃんの介護するんだって」
リリコがつまらなそうに唇を尖らせてそう言った。
「ミンゴスの故郷って、どこなの?」
「んー、秋田」
「秋田。へぇ、そうなんだ」
「そ、秋田。これはマジだよ。ミンゴスが教えてくれたんだもん」
得意げにそう言うリリコは、まるで幼稚園児のようだった。
フジマサは、誰にも何も告げずに煙のように姿を消した。
リリコは最後までこの街に残ったが、ある日、手癖の悪い風俗の客に殴られて死んだ。
「お前、鍵屋で働く気ない? 知り合いが、店番がひとり欲しいんだってさ」
俺は変わらず、この灰色の街でゴミ���残滓のような生活を送っていたが、ジャバラにそう声をかけられ、錠前屋でアルバイトをするようになった。店の奥の物置きになっていたひと部屋も貸してもらい、久しぶりに壁と屋根と布団がある住み家を得た。
錠前屋の主人はひどく無口な無骨な男で、あまり熱心には仕事を教えてはくれなかったが、客もほとんど来ない店番中に点けっぱなしの小型テレビを眺めていることを、俺に許した。
ただ単調な日々を繰り返し、そうして一年が過ぎた頃、埃っぽいテレビ画面に「秋田県で殺人 介護に疲れた孫の犯行か」という字幕が出た時、俺の目は何故かそちらに釘付けになった。
田舎の街で、ひとりの老婆が殴られて死んだ。足腰が悪く、認知症も患っていた老婆は、孫娘の介護を受けながら生活していたが、その孫に殺された。孫娘は自ら通報し、駆けつけた警察に逮捕された。彼女は容疑を認めており、「祖母の介護に疲れたので殺した」のだという旨の供述をしているのだという。
なんてことのない、ただのニュースだった。明日には忘れてしまいそうな、この世界の日常の、ありふれたひとコマだ。しかし俺は、それでも画面から目を逸らすことができない。
テレビ画面に、犯人である孫娘が警察の車両に乗り込もうとする映像が流れた。長い髪は黒く、表情は硬い。化粧っ気のない、地味な顔。うつむきがちのまま車に乗り込む彼女はロングスカートを穿いていて、どんなに画面を食い入るように見つめても、その脚がどんな脚かなんてわかりはしない。そこにあるのは、人間の、生身の二本の脚なのか、それとも。
彼女の名前と年齢も画面には表示されていたが、それは当然、俺の知りもしない人間のプロフィールに過ぎなかった。
彼女に限らない。俺は連中の本名を、本当の年齢を、誰ひとりとして知らない。連絡先も、住所も、今までの職業も、家族構成も、出身地も、肝心なことは何ひとつ。
考えてもしょうがない事柄だった。調べればいずれわかるのかもしれないが、調べる気にもならなかった。もしも本当にそうだったとして、だからなんだ。
だから、その事件の犯人はミンゴスだったのかもしれないし、まったくなんの関係もない、赤の他人なのかもしれない。
その答えを、俺は今も知らない。
ミンゴスの右脚は太腿の途中から金属製で、そのメタリックなピンク色の輝きは、無機質な冷たさを宿しながらも生肉のようにグロテスクだった。
「そう言えば、サビってなんでサビってあだ名になったんだっけ」
「ほら、あれじゃん、頭が錆びついてるから……」
「誰が錆びついてるじゃボケ。そう言うトリカワは、皮ばっか食ってるからだろ」
「焼き鳥は皮が一番美味ぇんだよ」
「一番美味しいのは、ぼんじりだよね?」
「えー、あたしはせせりが好き」
「鶏の話はいいわ、愚か者ども」
「サビはあれだよ、前にカラオケでさ、どの歌でもサビになるとマイク奪って乱入してきたじゃん、それで」
「なにそれ、チョーウケる。そんなことあったっけ?」
「あったよ、ミンゴスは酔っ払いすぎて覚えてないだけでしょ」
「え、俺って、それでサビになったの?」
「本人も覚えてないのかよ」
「リリコがリリコなのはぁ、芸能人のリリコに似てるからだよ」
「似てない、似てない」
「ミンゴスは?」
「え?」
「ミンゴスはなんでミンゴスなの?」
「そう言えば、そうだな。お前は初対面の時から、自分でそう名乗っていたもんな」
「あたしは、フラミンゴだから」
「フラミンゴ?」
「そう。ピンクだし、片脚じゃん。ね?」
「あー、フラミンゴで、ミンゴス?」
「ミンゴはともかく、スはどっからきたんだよ」
「あれじゃん? バルサミコ酢的な」
「フラミンゴ酢?」
「えー、なにそれ、まずそー」
「それやばいね、チョーウケる」
赤提灯が揺れる下で、彼女は笑っていた。
ピンク色の髪を腰まで伸ばし、背中にピンク色の翼の刺青を彫り、これでもかというくらい全身をピンクで包んで、金属製の片脚で、街角で、裏路地で、高架下で、彼女は笑っていた。
それが、俺の知る彼女のすべてだ。
俺はここ一年ほど、彼女の話を耳にしていない。
色褪せ、埃を被っては、そうやって少しずつ忘れ去られていくのだろう。
この灰色の街ではあまりにも鮮やかだった、あのフラミンゴ娘は。
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見た夢
私はイチゴを収穫せねば、と思っている。木にもツタってイチゴが生えてきてしまって、木に落ち葉がいっぱい貯まってきちゃって、そこに蛇も沸いて大変なことになっている。イチゴの蛇退治を私はやる時間がないから、兄にやってくれないかと頼んだような気がするけど・・・わかんない。
私はソラちゃんとベッドで抱き合ってて、ソラちゃんが私の胸で泣いていた。ソラちゃんの涙が私のシャツを濡らして胸がちょっと冷たい。そしたら、意地悪な女が洗濯物をわざわざ私たちがいる部屋に持ってきて、洗濯物を畳みだした。私とソラちゃんが隣の部屋に移ると、隣の部屋も開いているんだから、こっちの部屋で洗濯物を畳めばいいのに、わざわざ私たちのいる部屋に邪魔しに来るなんてなんなの?と思った。そしたら、やっぱこっちでやるから、元の部屋に行っていいよとその女がまた来た。ソラちゃんは邪魔されて気分じゃなくなったのか私の胸で泣くのをやめた。
私はパイナップルのジュースを作ろうとしている。倉庫が離れてて大変で、カートを借りようとして、台湾でカートの言い方が違くて戸惑った。台湾人の店でバナナを買ったら、店の人に打たれてて虫食いだけどいいかと言われて、良いと言った。レジで、虫食いのバナナをもぎ取って店の人に渡して、バナナを買った。店の人は一番大きなバナナを取って返すなんてって顔したが、虫食いなのを見て納得。
店を出て、北はどっちか尋ねると、逆方向を指さされた。方向音痴の性格の良い先生に出会った。エリートたちは落ちぶれたらなる最悪の職業は教師だなと話す。その先生は、にこにこと子供の両親にはこう手紙を折って渡す。生徒が植物を育てているのに、ちょっとしか植物を植えていないのが一番点数が悪い。言われたからやりましたはダメ。自分が楽しんでない。もっと自分の好きな植物を植えろと。
走り書きで、「だから反省できないから良くない」「自分を大切にしない人はダメ。だからやり返される」と書いてあるが、思い出せない。
まじさー、いつまで邪魔されるんだろうな。しかも、邪魔してくるのいつも女な。ソラちゃんがきちんと払ってないからだよ。
昨日の夜、私の鍵付きでいいねしてくれる人、フォローするよ、のツイートに反応して、いいねしてない人がDMに来たよ。
私のツイートを確認したけど、いいね、してくれた人の鍵がオープンになってないので人違いみたいですって返したよ。
本当は、ごめんなさい、と入れようかと思ったけど、入れなくて良いと、Divineさまからアドバイス。いいねもしてないのに、図々しくやってきて逆切れする人への恐怖なんだよね。
あなたも逆切れされるのが怖くて、また機会があるから誘ってよみたいな態度をしちゃう。
でも、気を持たせるような態度をするとずっと邪魔される。だから、向こうの機嫌を損ねないように気を持たせるような対応をするのをやめよう。
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