#映画の中の医療関連シーン
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「企業のネットが星を 被おお い、電子や光が駆け巡っても」国家や民族が消えてなくなるほどではない近未来が舞台の『攻殻機動隊』などで、後のクリエイターに多大な影響と衝撃を与えた漫画家、士郎正宗さん(63)。デビュー40年を迎���、世田谷文学館(東京都)では初の大規模展が開催される中、読売新聞の単独書面インタビューに応じ、これまで生み出した作品や創作の秘密、AI(人工知能)がもたらす人間の未来などについて縦横無尽に語った。近年ほとんどメディアの取材を受けていない士郎さんの貴重な語録をご覧あれ。(文化部 池田創) 展覧会では、『攻殻機動隊』の主人公の素子の印象的なセリフが印刷されたのれんが来場者を出迎える(東京都世田谷区の世田谷文学館で) 世田谷文学館で大規模展 ――デビュー40年を迎えられて、どのようにお感じになっていますか。 そもそも寡作な上、諸事情による中断・未発表・ボツ作品が多過ぎて読者諸氏に申し訳ないものの、何とかここまで生き残る事が出来て大変に幸運だったと思っています。活動が東京や他業種に広がるに連れて「水中を歩いて進むかの様な状態」になり、40年、色々と大変でした。また書籍などの荷物が転居や避難に適さない分量になっています(笑)。 ――代表作「攻殻機動隊」は海外でも熱狂的な人気が続いています。 最初期に出版物の海外展開を頑張りました。望外に細長く継続しており、ありがたい限りです。 ――今回の世田谷文学館の展覧会は大量の原画が間近で見ることができ、充実した展示内容です。 士郎正宗さんのコメントとともに作品世界を振り返る巨大な年表(東京都世田谷区の世田谷文学館で) 今回このような機会を頂き大変感謝しております。僕程度の小規模 傭兵ようへい 型漫画家でこういった事が可能なら、日本のコンテンツ業界はもっと多様多彩な作家・作品を、深掘り探索・開発活用出来るのではないかと思います。 ――「攻殻機動隊」をはじめ、ご著書は情報化社会を予見していると言われます。 たまたま運良くタイミングや関係者の都合に合致し話題として取り上げて頂いているだけで、僕以外にもそういった作家・作品は多数存在していると思います。情報化社会の好ましくない側面があまり大きくならなければ良いですね。物騒、殺伐、トラブルは架空妄想物語の��だけで十分です。 ――AIの発展についてどのように感じていますか。 利便性と損害可能性は表裏一体、これまで考えられなかったレベルの明るい未来の可能性が開ける一方で、悪用や視野 狭窄きょうさく が起き、見えざる支配も容易になっている。研究開発に係る方々には頑張って頂きたいなと思います。 簡易強化外骨格、遠隔操作系ロボット類の開発が現実的 ――幼少期に親しんだマンガや小説はどのようなものがありますか。 デビュー作『アップルシード』のラフスケッチなどが並ぶ展示室(東京都世田谷区の世田谷文学館で) アニメ版の「鉄人28号」や「エイトマン」から入って、雑誌「りぼん」(一条ゆかり氏、大矢ちき氏、弓月光氏などなど)、松本零士氏、永井豪氏、細野不二彦氏の影響が大きいですね。大学以降は諸星大二郎氏、星野之宣氏、大友克洋氏の存在が大きいと思います。 ――「攻殻機動隊」で描いた人間の身体と精神の関係はどのように感じていますか。 脳や体が一体として機能している中では、脳が優位の制御系があったり、体が優位の制御系(例えば副腎とか脊髄反射系とか)があったり、交換可能な部分や欠損許容部分(例えば昔は虫垂や 胆嚢たんのう を結構普通に切除していた)があったり、複雑で不思議に出来ていると思います。 義体化のような、身体交換は僕が生み出した要素ではありません。スタニスラフ・レム氏の『君は生きているか?』や、日本のマンガアニメ界においては石ノ森章太郎氏の『サイボーグ009』などの有名作品がすでにありました。サイバネティクスの一般的な目的は医療や軍事だと思いますが、今後は老化・劣化対策というのも存在感を増すかもしれません。個人的には年々増加中の災害現場における簡易強化外骨格や遠隔操作系ロボット類の開発を進める方が現実的かなとは思います。 ――ご著書に細かく書き込まれた欄外文章の役割や狙いを教えてください。 リズム感が単調になりがちな説明セリフや会話を物語内部から減らせる、それによってキャラの練度・演出を高めに設定出来る、物語と読者の距離の調整ができる、などでしょうか。昨今、いや昔もこういう方法は 流行はや りではありませんが……。 ――押井守監督のアニメーション映画版のご感想をお聞かせください。 個人的には原作に気を使っている部分が押井氏にしては多めの1��目より、押井氏節全開の『イノセンス』の方が好みです。いずれも一生懸命作って頂いてありがたいなと思っております。 ――ネット社会の広がりやAI技術の発展をどう感じておられますか。 人工知能の偏向学習、悪意ある人 達たち による人工知能活用と、対策する側の人工知能活用の格差、オンライン上に無い膨大な情報の無視や軽視など、課題は山積しているのではないかと感じています。世界は 繋つな がって狭くなると同時に、逆に分断細分化が進んで互いの距離が開き、問題解決の可否、明暗の格差も広がっている様に感じています。今まさに『言葉が通じなくなってバベルの塔が崩壊し始めている』状態でしょうか。人工知能育成では可能な限り、真実や実態に近い情報を得て優先解とするような、何らかの情報検証機構が必要でしょう。 コスパタイパ重視では驚きや発見も無い ――ネットに常時接続することが当たり前になりました。そのことをどのように感じてらっしゃいますか。 一般的なネット通販をほぼ利用しておりませんが、ネット社会になってからの方がサービスの質が低下&商品を探しにくくなったように感じています。便利、合理的、コスパタイパ重視の姿勢は内向きになりがちで、冗長性や余白が少ない分、周囲を見渡す余裕が減少し続けるし、ひいては驚きや発見も無く窮屈ですね。昔のSFでは「監視管理社会」は人々の敵として描かれるのが一般的だったのですが、現代では意外とそういう管理監視社会の利点も許容されているように思います。とはいうものの、今後もDXが進み常時接続が常識常態化し、行政サービスやインフラなどの分野で、高度化し便利で安全で充実した幸福度の高い世の中になっていくと良いのですが……。 ――「攻殻機動隊」ではサイボーグ化しても人間の内にある「ゴースト」という概念が存在します。「ゴースト」とは何でしょうか。 展示室の中央には『攻殻機動隊』の原画が並び、迫力のある筆致を間近で感じられる(東京都世田谷区の世田谷文学館で) 正確か否か、定義可能か、とは別にして、宗教や哲学や文学昔話の分野で古くから使われている「たましい」「霊魂」「ソウル」などの単語が印象として一般的には伝わりやすいのではないかと思います。「何だかよくわからないが、存在しているように思えるモヤっとしたものを『ゴースト』と呼ぶ」のも娯楽分野では分かりやすくて良いかな、ということで単語を使用しています。 犬や小鳥も感情を有することが一般的にも知られており、感情は人間だけが持つ最上位の機能・特別な評価対象ではない、という観点から、マンガ版ではゴーストという単語において「感情に特別な意味を持たせていない」��もりです。当然ながら人の価値観はそれぞれなので、僕と他のアニメ版の監督諸氏とでもこうした諸々に対する考え方に違いがあるわけですが、その事自体も含めて、作品を異なる角度から捉えて楽しんで頂ければ良いなと考えています。 神話は魅力の塊なのだが… ――ご著書はシリアスな展開と迫力のある戦闘シーンの間にギャグが挟まりますね。作中におけるギャグの効用とはどのようなものでしょうか。 シリアスとギャグの挟み方や割合、そもそも混在を容認するか否か、など受け取る方々の価値観も観点も実に多様なので「万人にとって満足できる作品」というのは僕には難しいなと考えています。僕の取り扱うキャラクターたちは明日をも知れぬ立場なので、悲観的に備え楽観的に対処する、冗談でも言っていないとやっていられない、といったタイプが多めになっています。会話の軽さと行動、判断の速さ厳しさのギャップを楽しんで頂ければ良いかと思います。 ――『仙術超攻殻ORION』は日本神話をモチーフにしたファンタジーです。神話の魅力を教えてください。 神話と呼ばれる物語達は限られた要素と根源的な思考や解釈と想像力で織り上げられ、時代や民族の壁を越えて生き残っている、「選び抜かれた精鋭達」です。人々の心情や思考型や文化を映す鏡として、魅力の塊と言っても良いですね。一方で歴史を振り返ると、建築や芸術や情報戦において支配者や宗教組織や抵抗組織の都合や思惑と深く関わったと思しきものも多く、純粋に「素晴らしいか?」と問われると、答えに困る側面もあります。 ――『攻殻機動隊』のフチコマや、『ドミニオン』の小型戦車ボナパルトなど、作品からは戦車愛を感じます。 正義感にあふれる女性警察官のレオナが活躍する『ドミニオン』のコーナー(東京都世田谷区の世田谷文学館で) 「頑丈で壊れにくくて安全度が高い&移動以外にも何か作業が出来る乗り物」が好きですね。作品内に描く機会はなかなかありませんが、消防関連や港湾作業用の特殊車両、土木建築系や農林作業系の特殊機能車両なども同じように楽しくて興味深いと思っています。 気負わず欲張らず、自己ベスト更新維持 ――現在はイラスト制作や、画集刊行に活動の比重を置いておられますね。 マンガやアニメやゲームの企画書・プロット・シナリオなども色々と作っているのですが、なかなか最終商品の形にまで進める事が出来ておらず、イラストや画集は関係者や予算が少なくても実現可能な 為ため か商品の形になりやすい、というのが理由かと思います。 ――女性のエロチシズムを感じさせる美麗なイラストを生み出されています。 展示室の後半は、雑誌に発表した色鮮やかなカラーイラストが目を引く(東京都世田谷区の世田谷文学館で) モノクロでは描写しにくいがカラーでは比較的描写が容易で、競合が起きにくいと思われる光沢の肌にこだわっています。近年の画集においては、似た構図やポージングの微差バリエーションを連続、重複して描くことで、アニメの原画をパラパラと連続で見る時に近い印象や効果の誘発が起きないかと工夫しています。 ――近況を教えてください。 今も40年前も変わらず東京ではなく関西にいて不規則不健康な生活をしながら昼夜延々と絵やプロットや駄文を描き続けています。視力体力の減少により、未読書籍が積み重なっています。 ――今後の執筆への意気込みや読者へのメッセージをいただければと思います。 気負わず欲張らず、自己ベスト更新維持で変わりなく、他にしたい事も無いので、ダラダラ延々と何かを作る日々を送ると思います。読者諸氏にはまた次の作品でお会いした際に、何らかの形でお楽しみ頂けると幸いです。
「攻殻機動隊」士郎正宗、ネット社会・AI発展に警鐘「言葉が通じなくなってバベルの塔が崩壊し始めている」 : 読売新聞
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ハロー(´ー∀ー`)2024.10.25
【SAW X】を観に行きました。
映画「SAW」シリーズは1作目からずっと映画館へ足を運び追いかけてきたファンです。
(1〜8までDVDも購入済)
現実世界ではSAWが好きと公言すると
「えー?グロテスクなの好きなの?」
と引き気味に言われたり
「!?うわーあの映画好きって実際人殺したいとか思ってるんじゃないの?」
とか訴えていいレベルの発言された事もあるので、普段の生活では絶対に他人には公言しないと決めています←
趣味を語る事で不快になる��界って何だよって腹立たしくなるんですよね。
聞いたのお前だろ!ってなる←
で、そんな事はどうでもいいのですが。今回の新作を観るにあたり、もう一度1〜9を1週間ほどで見返して準備万端で挑みました。
1作目は2004年。20年も経ちましたが俳優さんは続投されております。感謝しかありません。
トビンベルさん、本当素敵なのよ。特に声が唯一無二だと私は思っているくらい好きなのです。
映画がスタートして30分くらい経った時に、突然気分が悪くなって(あ、これやばいやつだ)とトイレへ駆け込んで吐きました←
グロテスクとか映画の内容は全く関係がなく、突然謎の体調不良←
前日も当日朝もいつも通りの体調だったのに、何故吐気がきたのかはわからないまま。
帰ろうかともよぎりましたが、あんなに楽しみにしてたしお金勿体ない!!と気合いで座席に戻りました。
席を外した20分くらいで既に内容が分からなくなっていた←
そしてもう始まっていた惨いゲーム←
でもね、今回はそこまでハラハラドキドキ感はなかったんですよね。
時系列的には1と2の間の話で、アマンダも出てくるんだけどドラマ要素の方がやや強め。
シリーズ中1番退屈で、なんなら寝そうな…ジグソウのおじいちゃんが自分の腫瘍を治してもらう為にたどり着いた非認可の医療施設で治療を受けるんだけど結局は詐欺だったのね。
それでその詐欺グループに鉄槌を下す為にゲームをする話なんだけど、そこに至るまでも結構長いしゲーム自体も今までよりは迫力が下がってたと思うし詐欺グループのリーダーの女の人がそこまで罰が下ってない感じがしてモヤモヤして終わったんだよね。
何か違和感があったんだけど、多分それはゲームしてるすぐそばの部屋にジョンとアマンダが居て、ゲームの合間にやって来ては喋って…みたいなシーンが多々あって緊迫感が肝のゲームに水を差された感が否めなかったのですよね。
私としては目玉を吸引する装置に繋がれたやつが1番ワクワクしたんだけど(ワクワクすな)それはまさかのジグソウの妄想ゲームだったみたいな←
ガックシしちゃったよね。
あとはエンドロール後にホフマンも出てきて続編ありそうな雰囲気はありましたが、正当なシリーズとして続くのなら1作目の生存者ゴードン先生がジグソウの後継者になってるし(ファイナルで明かされた)、ホフマン刑事も早い段階で弟子になってたけど結局ジグソウとは方針が異なるただの人殺しで追われてはいるけど生存したままその後は���方知れずだもんね。
ゴードンvsホフマンになっていくのか?ようわからん映画になりそうですよね😂
スパイラルソウオールリセットは別物って感じだったけど、ストーリー繋げるとしたらスパイラルの犯人ウィリアムはジグソウの意志を継ぐ者なのかどうか?
(ジグソウと接点ないもんね
そして8作目のジグソウソウレガシーの犯人ローガンはおそらく1番始めの弟子なのか?初期の弟子なのは間違いないですよね。時系列が難しいのですが、ローガンも生存してるしジョンの意志を継ぐ最も近い存在な感じです。
となるとローガン&ゴードンvsホフマンになるのか🧐
ホフマンが逮捕されたとして、その後もゲームは続いていく訳だから世間的なジグソウのイメージとかその辺も予想しづらい。
(ホフマンの生き残れないゲームの全てもジグソウの仕業ってなるしただの連続殺人鬼だもんな
でも正直これで終わりでもいいかなとは思います。これだけシリーズが続いただけでも本当にすごいと思います。
あとは…5でホフマンが抱っこしてた女の子(3のジェフの娘)が成長してジグソウの後継者になる可能性もあるな、とかね。(アマンダに自分を助ける人を信用するなと言われていたし➡︎女の子の母親を殺したのはアマンダだしジェフも死んでるから天涯孤独な部分を考えると心が痛いよね
どんな続編だろうとファンはついていきます←
そして最近みた邦画・洋画の感想🔻
「陰陽師0」
友情と切ない恋愛物語でした。映像がすごくて美しい情景がたくさんありました。それ以外は特に感想がありません←
「キャドー湖の失踪」
シャマラン製作の映画。これは情報調べてなくて存在自体知りませんでした。
ジョシュハートネットが好きだし新作の「TRAP」が面白そうで観たいな…とは思っておりましたが、一つ前の作品「ザ・ウォッチャーズ」も観たい観たいと思いながら忘れ去っておりました←
主人公が2人いて、男の人の方は途中で「あれ…?メイズランナーの人だよね…大人になってるー」とか思ったよね←
キャドー湖の森で干ばつの時だけ過去と未来が繋がる場所があって、そこで繰り広げられるタイムリープスリラーというジャンルらしい←
湿地帯をずっと船で移動して生活するのは、最近みた「ザリガニの鳴くところ」にとても似てましたね。同じ場所では?ってなった。
時系列がかなり難しくて、2人の主人公がそれぞれの視点で同時進行しているんだけどこの2人の関係性は…?って考えながら見てて終盤で「え????待って…どゆこと?」って途中で一時停止して簡単に相関図を描いたんだよね←
私の頭の中��は大混乱が繰り広げられていましたよぉー🤣
久々に自分の考察とあまりにもズレてて大パニックになりました←
そういう意味では観入ってしまいましたよね。結末は少し悲しかったですが、報われた部分もあってよかったな…ともなりました。
最後に。
今日はハロウィンジャンボの抽選日だぁぁぁぁ当たってるかなぁーーーーってワクワクしながらアプリ開いたら、宝くじ購入してなかった事が判明して膝から崩れ落ちたんだよね←
そんな事ある?ってなりました
まじで自分のポンコツさに震えました🫨
発売日に買った気でいたのですよね。
全く記憶がなくて、おそらく旅行の事で頭がいっぱいだったかもしくは認知症の始まりかもしれません。
人生で1番怖い瞬間でした←
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【翻訳】This is Peter Hewitt!

今回はThrasher2024年4月号に掲載された「This is Peter Hewitt!」の翻訳です。この記事はいわゆるQ&A形式のインタビューではなく、テキストだけ読むとPeter Hewittの独白のようになっています。翻訳だけを載せても何について話しているのか分かりづらいのでは?という理由から各節に番号・タイトルをつけてあります。画像は内容に関連するものを選んだつもりです。楽しんでいただければ幸いです。 ―TQ
1. My First Board
初めてのスケートボードをゲットしたのは6歳ぐらいの時で2年ぐらいは膝を使って乗ってた。いつも顎にかさぶたをつくってたから、母さんが「なんでいつも顎にかさぶたがあるの?乗り方、間違ってるよ」ってデッキを持って道路をカービングしたんだ。「うわあ!ああやって乗るものだったんだ」って思った。少しずつ立って乗ることも覚えていったけど、膝を使って乗る方が全然うまく滑れた。歩道に乗り上げたりできたしね。最初のうちはほとんど移動手段として使ってたよ。バックパックにGIジョー人形をいっぱいに詰めて町の反対側に住む友達に会いに行ってたんだ。

オレらは峡谷で戦争ごっこしたり、木材を工事現場から盗んでた。その木材を引きずれるところまで引きずっていって、「もうここでいいだろ。もう無理だよ」って場所にランプを建てた。ドライブウェイに兄弟で作ったランプがあったんだけど、そこがランプなんかを持ってる人たちに出会う場所になった。オレは他の子たちよりちょっとイカれてたんじゃないかな、喜んで痛い目をみようとするみたいなところがあったね。

母さんはオレたちを週末にDel Mar(Del Mar Skate Ranch ※カルフォルニア州デルマーにあったスケートパーク)に連れてってくれた。はじめて胸を打って息ができなくなったのは、60~90㎝ぐらいのマジで狭いプラットフォームに立ってた時。Neil Blenderがいろんなインバートをやってて彼は口笛を吹いてたんだ―インバートでストールするたびに曲でも吹くみたいに。たぶん彼の足が当たったんだと思うんだけど、バランス失っちゃって後ろ向きに倒れこんで背中で着地して息ができなくなった。なにが起こったのか分からなかったよ、今までそんな目にあったことなかったからね!それから這い出していってわけのわからない状況のなかで呼吸を整えなきゃならなかった。Del Marの一番のショーはKeyhole Poolだったんだけど、オレらみたいなキッズ��そこでセッションするなんてできなかったから他のセクションで滑ってた。Chris Millerが現れてパーク全体を滑ってたのを覚えてる。これこそ見たいものだった。この人たちは後ろにあるボウルをどうやって滑るんだろう?オレらがいつも滑ってるボウルは?ってね。あれはクールな見ものだったな。
2. Z to Team Hosoi
始めて袋叩きにあったのはFred Olande(※元Z Products・New Deal Skateboardsのライダー)が持ってたランプでのこと―目の周りにアザをつけて帰ったよ。そこはJay AdamsとGeorge Wilsonに出会った場所でもあるんだけど、オレたちはそれがJay Adamsだって分からなかったから「ジッパーヘッド」って呼んでた。理由は彼の頭にはジッパーのタトゥーがあったから。彼らは一度もパッドをつけなかったし、Jayはいつもかわいいコを連れてた。そんな流れでZ Products―オレの最初のスポンサーがついたんだ。特に問題なくZ-Roller(※ハンガー部分が回転する仕様のトラック)でも滑ってたよ、見た目も好きだったし、ロゴも好きだった。ライダーにはButch Sterbinsがいたな。タフなファッキン・チームだったよ。Hosoi(Skateboards)がスポンサーになりたての頃、Fredに言われたことを覚えてる。「ただZを抜けるってわけにはいかないぜ、注目されないとダメだぞ!」ってね。

Linda Vista Boys Club(※サンディエゴにあったスケートパーク)から本当にいろんなことが繋がっていったんだ。近所の住人はラフだった。有料のパークで、ほとんどのローカル・キッズたちはそれが支払えないって環境だから緊張があった。オレたちは彼らのテリトリーにいるわけだから。スケートしてるとキッズたちが駐車場で車に侵入してるのが目に入るんだ。あそこは無法地帯だったね。オレたちは好き放題やってたよ。幸いなことに、ルールを教えてくれる年上の大人が何人かいたんだ。「同じ場所から2回ドロップインするな」みたいなこと言ってくれるGraham Stanners(※初期Foundationのライダー?)がオレたち��中で一番のインフルエンサーだったな。彼はどうやってそのランプをカービングするかとかを教えてくれたんだ。16歳の時、あの場所でHosoiのハンマーヘッドに乗ってマックツイストを覚えた。習得には一ヶ月かかったよ。そこでは別のルールもあって、「同じトリックを繰り返してセッションを妨害してはならない。自分のランの最後にトライするか、セッションの最後ですること」。それが決まりだった。同じトリックを何度も何度も続けてセッションを台無しにしたくないよね。その後すぐローカル・キッズがあるランプを全焼させて、そこは閉鎖になっちゃたんだ。

Grahamは、オレたちをはじめての冒険に連れて行ってくれた。オレ、Matt MoffettとSteve Bailyを連れて、(オレたちにとって)はじめてのヨーロッパをスコットランド人たちと一緒に回ったんだ。はじめてMarseilles(※マルセイユ。フランスの港町)をスケートしたんだ-当時はグラフィティなんて全然なくて真新しかったよ。Grand-Bornad(ル・グラン=ボルナン。フランス東部)では、はじめてのプロ・コンテストに出場したし、大勢の酔っぱらった小さなキッズが町のあちこちで暴動を起こしてるのも見た。あれはヤバかった。

3. Back to San Diego
ヨーロッパから戻って「よし、オレはプロ・コンテストに出てたんだ���らプロになったんだぞ」みたいな感じでいた。Santa Cruzからデッキももらってた。同時に両方の膝の手術も受けなくちゃいけなかった。オレの膝はその頃すでに壊れてたんだよ。両ひざを一緒にやっちゃってて、Santa Cruzからは、なんていうか「お別れのギフト」みたいにファミコンが送られてきたんだ。後から思えば「お別れのギフト」だったんだよ。「ほら、これがお前のファミコンな」って感じで送ってきた。彼らがオレを追い出すことはなかったよ―必然的に俺から電話しなくなっただけ。医者は半月板を縫合したんだけど、治療が終わったらまたすぐにスケートして、また両方ダメにしちまった。一年以上もスケートから離れることになったんだ。
もっと上手くなろうって決意してて、それがオレを前に進ませていたんだと思う。よく怪我してたけど、いつもすぐに「まあ、そういうもんだ」みたいに考えてた。でもそれから「治療モード」に頭を切り替えて、単純に完治させるぞって決意したんだ。そのほとんどは「信じる」ってことだと思う―自分が「治るんだ」って信じることが一番大きい意味を持つんだ。「もう、おしまいかな」って感じた時もあったけど、「じゃあ、違うことするか」って気持ちになったことないな。一度もスケートをやめたいって思ったことはないんだ。
何年か山で仕事をして、San Diegoに戻った。オレたちには暮らしていけるだけのかなり多くのルームメイトがいたんだ。オレにとっての「大学時代」。Eddy Alioto、Sam Hitz、Darren Nvarrette、Al Partanen、それにオレらの友だちSlayarで一軒家を持ってたからね。3年間そこに住んで20人ぐらいのファッキン・ルームメイトと暮らした。そこではクレージーなパーティーをしてたよ―単純に野蛮な破壊行為。25歳の誕生日にNihilist(デスメタルバンド)が祝ってくれたけど、その頃の彼らはコナン・ザ・バーバリアン(映画)みたいな髪型をしたSlayerを演奏するまだ小さなキッズだった。あれはすごかったな。

4. The First Backyard Pool/Antihero/Red
最初に行ったバックヤード・プールの一つがNude Bowl。オレらが小さかった頃にオレ、Matt、Baileyでそこに連れて行ってもらって夜通しスケートしたんだ。のちにPrestonやRhinoそして彼らの仲間のプール・スケーターたちと出会うことになった。それまでそんな全く別のシーンがあるなんて考えもしなかった。彼らは物凄くたくさんのSan Diegoにあるプールを知ってたよ!衛星電話みたいのができる以前から路地裏を回ってプールを探してたんだ。オレらの可能性をかなり広げてくれるできごとだったよ。
Antiheroで滑る発端ができたのは99年で、最初に開かれたMarseille(※マルセイユ・フランス)でのコンテストだったと思う。John(ジョン・カーディエル)と Julien(ジュリアン・ストレンジャー)と一緒に滞在してて「お前をチームに加えたいけど、それには少し時間が必要なんだ」って言われたから「わかった」って返事したんだ。それからただ待ってたよ。最初に(商品が入った)ボックスが届いたのは2001年、Rabbi、Shaggyと一緒にSeattle(シアトル・アメリカ)に住んでいた時。それまでスケートボード会社にスポンサーされたのは、なんていうか短期間だった。その時は、まさか終の棲家になるとは思わなかったよ。20数年経った今でもまだ一緒に続けてるんだ。なかなかスゴいよね。

長い間、コンクリートのスポットって聞いたことはあるけど実際にはもう滑れるものじゃなかったんだ。クラストがいる場所もあったからね。Jakeはどこへ行けば見つけられるか知っていた。彼はオレたちのツアー・ガイドだったね。その後MonkとRedがそれぞれGrindline、Dreamlandでコンクリート・パークを建設していって、オレたちのロードに出る言い訳のほとんどはRedが建設中のパークを見に行くことだった。何年か、いやもっと多くの年月だな、そんなことを続けていたんだ。Redと彼の仲間たちの背中を追いかけてね。Redの作った��ークに到着する、そこを滑る、それから彼の仕事が終わるのを待つ。そうすれば彼の動きが見れるからね。それ皆で「おお、この場所はあんな風に滑ればいいんだ」ってなるんだ。

5. The Loop
あのループはTony Hawkが闘牛場に建てたランプで経験済みだったけど、Tampa(※スケートパーク)のイベントではギャラが支払われることになってたんだ。「マジか。どう滑ればいいか知ってるぞ」って思った。前夜にオールナイトで��ァッキンJake Brownとパーティーしてたんだ。オレは2回ぐらいでやめたけどJakeはまだ滑り続けてた。オレが見た時はまだパーティー・モードで攻め続けてたよ。たしか3回目のトライの後、「よし、じゃあスウィッチでトライしてみてもいいかもな」ってなった。で、あの古典的なパンプをしちまった―それは一番やっちゃダメなやつなんだけど。パンプして頂点で撃ち落とされて頭のどこかを打ち付けたんだと思う。担架の上で目が覚めて救急車に詰め込まれた。救急車で出発を待ってたら、「待て!もう一人いるぞ!」ってなったんだ。で、運ばれてきたのはBrian Schaeferだった。彼は「ヘイ、頭のストラップを緩めてくれないか?」って繰り返し尋ねてたよ。オレは「ヘイ、Brian。リラックスしなよ」って感じだった。それからオレたちは病院に担ぎ込まれたんだ。

6. Jake and P-Stone
一日を始めるにはJakeとP-Stoneは最高の人たちだよ。二人とも、自分たちがどこにいるかの知識を持っていたんだ。どこに行ってもその地域の豆知識と実際の状況を知ってた。オレたちがイタリアのコンテストに顔を出した時なんだけど、P-Stoneは到着するなりたくさんのビールを砂の中に埋めさせたんだ。「オレらは一体なにやってんだ?」って思った。それから一日が終わって、楽しかったし、あれやこれやしてたらビールが切れちゃった。砂にビールを埋めまくったことなんて皆忘れてたよ―P-Stone以外はね。彼はそれを掘り出しに行って、持ち帰ったビールはキンキンに冷えてた。砂って天然アイスボックスみたいなもんなんだ。準備、P-Stoneは常に準備を怠らなかったね。

Baileyが日本行きのミッションをまとめたんだ。あいつは北海道の「温度計(※温度計のような形状をしたセクション)」についての情報を持ってた。そこに行って「温度計」をスケートする、それがオレたちのメインの目的。その他すべては特典だった。Jakeはこの旅行にものすごく興奮してたね。この旅行はBailey、Luke、Diego、それにオレとJakeっていう構成で、この後たしか取り上げられたんだけどThrasher名義のクレジットカードを持ってた。かなり贅沢に過ごしてたよ。すごく良いホテルに泊まってた。ペントハウスのバーに行って飲んだりしたけど、Jakeは「なあ、あそこにサングラスしてるやつらがいるだろ?あれヤクザだぜ」なんて感じだったよ。
7. Washington Street
オレはWashington Street(※DIYスケートパーク)が、あの場所にどうして存在できてるのかさえ理解できてないよ。どうしてオレたちのプライベート・パークになったのかも分かってないし、保険についても完全に謎だし、どうやって未だに成り立ってるのか分かってないんだ。Chris Copeがあのパークで一番ヤバいスケーターなのは間違いない。あそこで滑ってる奴らの中じゃ、オレのリストではトップにいる���彼は隅々まであのパークを知り抜いてるんだ。さらに情熱を持って愛していて―オレは全部変えてしまいたいあのパークの何ひとつ変えたくないんだ。それも彼を大好きな理由だね。だけど、DIYスケートパークが年月を経たら変化が必要だし、進化していかなきゃいけないし、そうなるんだ。物事は変わっていくし、ただそれには時間がかかるんだ。

8. The Balance
オレがNikeから追い出されたのは家のローンの書類にサインした直後。ヘコんだよ、短い間だけどね。なぜって、「バランス」が機能したんだって知ってたからね。そこにはなにかバランスを保つ必要があったってこと。ギブ・アンド・テイクっていう均衡がとれた状態に戻っていくんだ。「うまくいかなかった。てことは、ある程度バランスを取らなきゃいけなかったんだな」ってオレは考える。物事はそういう見方をするべきだと思うな。オレはそういう風にしか見れないし、それ以外は単純にエネルギーの浪費だね。

9. Bucky's Bowl
Bucky(バッキ―・ラセック)のボウルがあった頃、滑りたいと思うのはあの場所だけだったよ。Buckyのボウル最高、以上。あそこはマジでお気に入りの場所だった。最高の2つの世界があった―「でかいトランジションと、どでかいボウル」というね。Darren(ダレン・ナヴァレッテ)とオレはすぐに、毎回あの場所を掃いておく必要があるって気づいた。目では見えないものがボウルの底に落ちてるんだ。あらゆる動物やらモノを引っ張り上げたよ。オレたちの間では「鷹が獲物の息の根を止めるために一度落下させて、それから急降下してそれを持ち去ってる」って説が有力だった。いつもその上空で鷹たちが急降下を繰り返していたからね。

10. Another Bridge
亡くなった友達の全員、それぞれの形でオレに影響を与えてるよ。たとえば、Grosso(ジェフ・グロッソ)は、あるエリアの人たちとオレを繋げる橋になってた。彼がいなければ、もうその橋はない。でも時が経っていくと、他の人たちとの橋や道、違うコネクションを見つけていくもんなんだ。それと同時に、JakeとP-Stoneがいないスケート・トリップは全然違うものになったね。けど、なんて言えばいいのかな、彼らと何年も―25年以上の楽しい時間を過ごしてきたんだ!それってかなりファッキン長い年数だけど、さらに追加することもできたんだ。だから考えちゃうよね。でもまあ、不思議なことだけど、ある人たちが去って行っても―他の人たちがその代わりになるわけじゃない―たぶん、その人たちはできた溝みたいなもの埋めていくんだね。たとえばJeff(ジェフ・グロッソ)が生きてた頃、Mike Lohrman(初期Black Labelのライダー)はスケートしてなかった、だけど今オレは彼と一緒に滑ってる。それってかなりクールだよね。違う橋とまた繋がったってことだから。

11. Skating with Neil
Neil(ニール・ブレンダー)とのスケートは、朝起きて一日を始めるのにナイスなやり方。なんでかっていうと、オレはいろいろやりたいけど良い感じのペースでやりたい。それと、Neilは朝方スケートする。だいたい9時から11時ぐらいの間、一緒に滑ってるよ。ほとんどの場合、まあ楽しもうって感じでね。カップのふたを見つけたらフリスビーみたいに投げて遊んでるみたいな、わかる?よく落ちてるものを見つけるんだ。(訳注:サン・ディエゴにある)OB(スケート・)パークは世界で最も衝突事故の起こるスケートパーク。ちなみに毎年3、4回は衝突事故が起こるね。計算してみてよ―あのパークは20年以上あるんだ。相当の数、自動車事故が起こってるってことになるよね。だから、あそこにはいつもなにか拾って投げたり遊んだりするものが転がってるんだ。

12. Frank Gerwer
Frank(Antiheroのライダー、フランク・ガーワー)とオレは間違いなく20年以上ツアー・バンの後部座席に一緒に座ってるよ。ともかくオレたちはお互いを楽しませる必要がある。ナンセンスなくだらないことばかり言ってるね。ナンセンスであればあるほど、面白い会話になるんだ。二人でちょっとした企画をやってて、さっと描いた絵から台詞を思いつくんだ。ある時は数日間、そのキャラクターになりきってるし、それが次のトリップまで続くこともある。時にはそのキャラクターが変形していくこともある。時々、運転手の顔を見上げてるFrankの気を紛らわす必要がある。彼の目に恐怖が宿ってる��を見ることがあるからね。Cardiel(ジョン・カーディエル)が運転してる時―彼は素晴らしいドライバーだけど、たまに後ろから見てるとさ…気を紛らわしてやる必要があるんだよね。

13. My Wife
歳は50で既婚者、家を持ってて二人にはナイスな住宅ローンがある。オレの奥さんはヨガ・インストラクターで、そのおかげで週に1回はヨガをやってる。今のところ週1ヨガ野郎だね。だけど楽しんでるよ。健康にものすごく役立ってる、うん。オレは単純にハッピーでいたいし、いまだに楽しめることを探してる。ただ楽しみを追求する、それがオレがやろうとしてきたことだよ。人生はあっという間に過ぎていくもの、だからあんまりシリアスになり過ぎない方がいいと思うよ♠

♠記事と関連した動画もお見逃しなく!
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映画『はたらく細胞』感想
2024年日本。Netflixで視聴。 !ネタバレあり&トリガーワーニング:戦闘描写(かなり苛烈)、病 原作は少しだけ読んだことがあり、アニメの方はかなり視聴したと思います。
体の中で働く細胞たちを擬人化した漫画『はたらく細胞』を実写化した作品。私は漫画やアニメを積極的に見ない方なのですが、本作シリーズは自分にも関わることであり、珍しく自分から率先して視聴していた作品です。 今回はアニメシリーズを視聴し、関連作もいくつか読んだシリーズファンの一人として感想を記したいと思います。
以下からネタバレ。
物語はとある父娘の体内、父親は長時間労働による疲労と酒・たばこ・不摂生により体の中がドロドロの不健康体、娘は高校生で未だ若く、恋をしてアドレナリンが暴走し、頭の中がサンバ状態になったり、医学部を目指して受験勉強していたり、それに加えて不摂生の父親を支える一人娘。 前半はコメディでぶっ通すのかなと思っていたのですが、後半になり途端にシリアス展開に。不摂生な父親の体内を巡る問題か、と思えば娘の体内に舞台が移り、娘に降りかかった病の治療シーンに移る。
前半のパーリィ! している感じから無理にシリアスにする必要はなく、前半の勢いを後半まで貫いてほしかった。心から笑える作品で通すのか、全体的に悲惨で��々とした中、体を労わるとは何か。ということを考えさせる作品にしたいのか、そのどちらも中途半端に感じた。 『はたらく細胞』はBLACKという不摂生の身体をテーマにした作品も取り扱っているので、最初からどんよりとした空気の中、体内で細胞が闘い続けるという作品にも出来たと思う。 もしくは、前半のコメディ路線を貫いて、楽しい空気をたくさん醸造させたまま、アニメS1のような形の終わりを迎えるか、「どちらも」追及するのではなく、「どちらか」を選択した方が良かったと思う。
今作は細胞の働きを逐一ナレーションで紹介するでもなく、赤血球は酸素を運ぶ、白血球は体内に入って来た細菌やウィルスを殺すという、原作を知らない人はざっくりした情報で映画を観ることになる。 骨髄移植をした後、骨髄液が焦土と化した体内に緑を生やしていくのだが、この時にナレーションと言うか、説明が欲しいと思った。その後、父役の阿部サダヲがサラッと説明をするのだが、骨髄移植の中で、母親のへその緒から採取した臍帯血という血が造血幹細胞移植につかわれ、細胞の栄養(自然がその表現なのだろう)になるそうである。はたらく細胞は無意味な子どもを使う演出はしないと思うので、あれは誰かの母親のへその緒が使われたという表現だったのかもしれないと思うのだが、若干説明が不足しているのが気になった。 白血病になった娘は幼い頃に母親を亡くし、医者を目指しているという設定があるのだが、彼女の見えないところで彼女は誰かの母親に救われ、病が寛解したという表現は人道的な処もあるのだが、大変伝わりにくい。自分だったら、子どもと手をつないだ母親をあの焦土の中歩かせるという演出にするだろうか。
フェミニストとしては、「ここでなぜ産む女としての“女性”を消したのか」と思う。実はここで、ちょっとその、気になって調べた時に子役の方が某国大使の娘であることを知り、何というか、ネットの一部オタク層への嫌な売り方が見えた気がしてモヤモヤとしたものが残った。 アクションシーンは頑張っていたと思うし、放射線治療のオーロラや、派手なファッションを封じた仲里依紗演じるNK細胞、トラックを運転しながらトイレに向かうまでの肛門シーンなどの人生で数回遭遇する脳内を再現したような笑える見どころもある。うーん、だからこそシリアス部分の演出を再考してほしい作品だった。
余談として……映画やドラマの中で白血病が登場する回数が多い方だと思うのでそういう意味でも気になったことを最後に記しておきます。病になった時というのは、その人の生き方や生活を変えてしまう人生においての重大な転換期の一つになることは往々にしてある��思いますが、一方で、映像界において白血病はドラマティックに描かれる要素として使われがちで、問題がある(闘病の単純化、悲惨な病として描きすぎる‥)なと思ったことを指摘しておきます。せっかくの作品だったので、他にも周知できた病はあったのではないかな。
■参考 骨髄移植と造血幹細胞移植について 全国骨髄バンク推進連絡協議会「骨髄移植とは」 https://www.marrow.or.jp/bank/marrow.html
がん情報サービス「造血幹細胞移植とは」 https://ganjoho.jp/public/dia_tre/treatment/HSCT/hsct01.html
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「ER緊急救命室」は、「大草原の小さな家」と同じアメリカのNBCテレビが制作したテレビドラマシリーズだ。NHKが放送を開始したのは1996(平成8年)4月。以来、第15シリーズまでの全シリーズを放送してきた。最終シリーズとなった第15シリーズは2010年10月から2011年3月までBSプレミアムで放送。ERの日常をリアルに描いて多くのファンを獲得してきた。『ER緊急救命室』
熱烈なファンを獲得!
1994年9月にアメリカで放送が始まった「ER」は、たちまち大反響を呼び、翌年にはテレビ界のアカデミー賞とされるエミー賞を8部門で受賞。視聴率27.8%、同時間帯にテレビを見ていた人の45%が「ER」を見ていたという驚異的な数値を獲得し、最高視聴率記録も更新し続けた。
日本でもNHKが1996年4月から本格放送をスタートさせるやいなや大きな話題を集め、視聴者の目を釘付けにしていった。
原作は映画『ジュラシック・パーク』『ツイスター』などで知られるベストセラー作家マイケル・クライトン。自らの医学生時代のエピソードを描いた小説「五人のカルテ」をベースに、彼自身が制作総指揮を担当。クライトン自らの病院勤務経験が生かされたまったく新しい医療ドラマが誕生した。
魅力的な群像劇
ドラマの舞台はシカゴのクック郡総合病院のER(緊急救命室)。ここに勤務する医師や看護師など数人の主要メンバーによって物語が進む群像劇だ。
マイクル・クライトンが「さまざまなキャラクターが一人歩きを始め、彼らの人生に起こることを見せてくれる。私にはそれが魅力です」と語っているように、それぞれが医療現場で成長を遂げていく姿や、ある���は個人的な問題の背景などが、長い時間をかけてじっくりと描かれていった。さらに「ER」を去っていく人物、新たに仲間に加わる人物など、その変遷も話題と��った。
第1シリーズから第5シリーズまでの主要メンバーは、リーダー格の医師グリーン、女性関係が派手な小児科医ロス、トラブルメーカーの姉を抱えた内科医ルイス、野心家の外科医ベントン、そして医学生で後に研修医となったカーター、有能な若き婦長(看護師長)ハサウェイという顔ぶれだった。
しかし第5シリーズ半ばで、ERきってのプレイボーイでもあった小児科医ロスが「ER」を去り、多くの女性ファンを悲しませた。実は、ロスを演じたジョージ・クルーニーは「ER」に出演するまでは無名の存在だった。それがロス役で脚光を浴び映画界でも快進撃を続けることになった。95年のエミー賞、96年のゴールデン・グローブ賞にノミネートされた際には「ハリウッドで一番燃えている男」と称されるまでに。それでも「ER」に出演し続けていたのだが、結局、映画出演に専念するため第5シリーズ途中でドラマを去ることになった。ほかにもグリーン医師を演じたアンソニー・エドワーズ、カーター役のノア・ワイリーなどが家族との時間を大切にしたいと途中でドラマを去っていった。
リアリティーとスピード感
「ER」の人気の秘密は、圧倒的なリアリティーとスピード感だ。医療技術やセットのこだわり、縦横無尽に動き回るカメラワーク、医療スタッフの過酷な生活、そして鋭く描き出すアメリカ社会の課題など、緊迫したストーリー展開とともにすぐれた人間ドラマもリアルに映し出してきた。
たとえば初期のセットは、ロサンゼルス郊外の廃院となった病院を買い取り、70万ドルをかけて救命室を再現したもの。注射器や手袋はすべて本物。実際に緊急救命室に勤務する医師が演技指導にあたるだけでなく、役者に交じって本物の看護士も配されていた。
医学の専門用語もすさまじい勢いで飛び交った。俳優たちは専門用語が自然に言えるまで、何度もリハーサルを繰り返した。
また毎回のストーリーは、必ずいくつものエピソードを同時進行させていた。病気だけでなく貧困や麻薬、虐待など患者の抱える悩みに向き合いつつ、医療スタッフのストレスや家族の問題が描かれるなかで、治療や手術も行われるといった具合だ。まさにそれこそが緊急救命室の実態であり日常なのだ。
あまりの展開の速さに最初はとまどいを覚えた日本のファンもいつしか「ER」の世界に夢中になって引き込まれていった。『ER緊急救命室』
日本語版「ER」
実力者揃いの声優陣と、質の高い演出や翻訳が、高い評価を受けた日本語版「ER」。
第1シリーズから登場した初期の主要メンバーの吹き替えを担当した声優のみなさんが、当時、それぞれが感じたキャラクターの魅力などを語っている。その一部を紹介していこう。
トップは、第1シリーズから第8シリーズまで登場した医師のマーク・グリーンの声を担当した井上倫宏さん。井上さんのグリーン評は「仕事��関しても家族に対してもまじめで律儀。人がよくて、頼りになるのかどうかわからないところがある人物」というもの。家族や将来についての悩みも多い。しかし、いざ緊急医療に携わっているときには決してパニックに陥らない。ERの中心的人物にふさわしい「落ち着きと責任感を備えたリーダー」だ。
第5シリーズ半ばでERを去った小児科医ダグラス・ロスの吹き替えを担当した小山力也さんは、「ロスには大人の魅力と人間臭さ」を感じたという。「女性関係は派手だが、正義感が強く子どもにとても優しい」ところも魅力だった。仕事に集中しながらも女性関係の悩みや父親との確執を引きずっていたロス。人間的な深みを表現するために、声も一面的にならないように気をつけたそうだ。
女医スーザンは、第3シリーズでERを去り、第8シリーズでスタッフドクターに復帰して第12シリーズまで出演した。声を担当した山像かおりさんは「勝ち気でバリバリ仕事をするタイプに見えるけど、実は心の中にすごく弱い部分があるんですよね」と話し、「その弱さが切ないくらいに“かわいい”」と感じたそうだ。
第8シリーズまで出演した外科医ピーター・ベントンは、本当は優しいのに突っ張ってしまうタイプだ。声の大塚明夫さんは「彼は唇が分厚くて、ほとんど口を動かさないでしゃべるんです。本来アテレコの声は明瞭でないといけないんだけど、彼のしゃべりの感じを出すためにできるだけボソボソ話すようにしました」と明かす。役作りから息の出し方まで、実際に自分が演じるのと同じ緊張感と誠実さを要求されたが、それだけやりがいのある仕事だったと語っていた。
そして第1から第11シリーズ、さらに最終の第15シリーズまでと、主要メンバーでは最も長く出演したのがジョン・カーターだ。声の平田広明さんは「カーターは正義感が強くストレート。青臭いところがあって何にでも感動してしまう。それにコミカルな部分があって、医学用語がスムーズに言えなくても何となく許されるようで、声を担当していても楽しかったです」という。シリーズを追うごとに成長していったカーター。医学生からチーフレジデント、スタッフドクター、医学部助教授となり、最終話ではカーター財閥の資力を投じて医療施設をシカゴに完成させるなど、もっともいろいろな顔を見せたのがカーターだった。
看護師長のキャロルは第6シリーズまでの登場だった。医療現場ではリーダーシップを発揮し、非常に厳しい態度で接する女性。それが私生活では一人の女性としての危うさを見せるなど、やはり一筋縄ではいかない。「話し方もぶっきらぼうでしょ。声の演技で難しいのは、それをいかに自然に彼女らしさとして出せるかなんです」とは、声の野沢由香里さん。「自分なりに演じるようにしています」と話していたが、「キャロルのあまのじゃくで素直になれないところが私と似ているような気もして」と、吹き替えも楽しみながらできたそうだ。
日本語版���支えたきめ細かな演出
日本語版の演出を担当した佐藤敏夫さんは、ドラマの魅力を「リアルさとスピード感」としつつも、注意したことがあったという。それは、テンポの速い騒然とした場面の連続に、つい声優さんが早口になってしまうことだ。
「一つのシーンに医者、患者、家族などいろいろな人間が登場して、家族はあわてているかもしれないけれど、医者は落ち着いている。緊迫はしていても、特別早口ではないんです」とのこと。「人間同士の会話はだいたい一対一。それが複数になるから騒然とするだけ」として、声優さんたちには「自分の役の人物がだれと話をしているか考えてほしい」と言っていたそうだ。
中心となる登場人物たちは、失敗も悩みも抱え、各人各様に困難な状況を引きずっている。さらに人間関係の確執もある。そうした問題や人間としての欲望を隠さず描くことで、よりリアルな人間ドラマになっているところも、このドラマの魅力だ。だからこそ、声優も登場人物の内面を理解できる人たちにお願いして日本語版を制作してきたと話していた。
スタッフ、声優一丸となって作り上げた日本語版「ER 緊急救命室」。そのチームワークは映像に負けないものだった。
【アカイさんの一言】
第1シリーズから第15シリーズまでという長きにわたって放送された「ER救急救命室」。それまでの医療ドラマを根底から変えてしまうような斬新な内容に、衝撃を受けたのは視聴者ばかりではなかった。ドラマ制作者や医療現場に従事する人々にも刺激を与えたといわれている。 また、途中でドラマを去った初期の出演者が再登場したり、あるいはゲスト出演するなど、気になる人たちの消息を思いがけないところで知ることができたのも、ロングシリーズならではの醍醐味だった。日進月歩の医療の世界を描きながら初期シリーズから見直しても一向に古さを感じさせないほど話題も魅力も満載のドラマだった。
※NHKアーカイブスブログ(2011年11月4日)より加筆・転載
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2024.08.13 あののオールナイトニッポン0
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俺さ、去年、エレベーターの中の、ビル掃除の、おばさんの、胸を、もんだのと、路上歩いてる、女性の、胸、連続、3人もんで、強制わいせつで、逮捕されたんだよ。で、最期に、もんだのはさ、もろ、ギャルの、ちょう、性格、悪そうな、19歳ぐらいの、女の胸なんだよ。そう、その娘がさ、その場で、警察に、電話して、すぐに、警察官👮が、8人ぐらい、駆けつけてきてさ😂体を、みんなに、抑え込まれて、逮捕されたんだよ、俺😂でさ、いくらなんでも😂警察官👮の数、多すぎだし、その、無抵抗の、俺をさ、みんなで、体を、押さえ込まれたこともさ😂おかしい、おかしいと、思ってたんだよ😂ずっと😂でさ、その、状況を、例えるならさ、なんか、まるで、ハイジャックとかの、凶悪犯が、人質を、捕らえて、その、犯人と、人質は、どこかに、長いこと、立てこもっててさ、それを、警察官👮たちが、よう��く、捕まえたときの、状況に、似てたんだよ😂無抵抗の、俺が、複数人の、警察官👮たちに、押さえ込まれた、状況が😂
でさ、逮捕されて、すぐに、天神の中央警察署に、パトカーで、連れてかれて、事情聴取、してもらったんだけどさ、そう、その、事情聴取する検察官がさ、俺の、幼少期からの、出来事と、学歴、職歴を、ヒアリングして、それを、紙に、書いてくんだよ。その、検察官。でさ、これ、前にも、伝えたと、思うんだけどさ、そう、その、検察官が、書いてる、字なんだよ。おっかしな、漢字を、つらつら、つらつら、書いてくんだよ。なんかさ、中国語とも、日本語とも、言えないような、わけのわからん、字を、俺から、ヒアリングした、内容を、つらつら、つらつら、その、おかしな、字を、書いてく、わけだよ。で、その後、留位置所に、放り込まれてさ、まず、パニックに、なったんだよ。俺。理由は、閉所恐怖症だから。で、この、閉所恐怖症の、話しは、ここでは、どうでも、いいから、流すな。
でさ、奇妙なことに、俺以外の、囚人が、誰も、トイレ、しないんだよ。そう、囚人たちが、入れられてる、牢屋はさ、ガラーンとした、古い、コンクリートの、場所に、横並びで、並んでてさ、とても、音が、響くんだよ。で、トイレの、音がさ、そう、ズコーンって、流したときにさ、かんなり、デカい、音が、する、わけだよ。なのにも、関わらず、夜中、シーンとしてるときもさ、その、トイレの、音がしないんだよ。なんなら、立ち小便の、ジョボジョボ、ジョボジョボの、音も、しないんだよ。で、2週間ぐらい、経った頃さ、ようやく、隣の部屋の、囚人とか、その他、横並びの、囚人たちの、トイレの音が、聞こえだしたんだよ。でさ、俺、最近、USENの、テレアポの、バイト、やってんだけどさ、普通、稼働中は、みんなの、電話を、発信して、お客さんと、電話で、話す声が、ガヤガヤ、ガヤガヤ、聞こえてくるのが、アウトバンド【発信テレアポ部隊】の、普通な、こと、なんだよ。なのにさ、不思議なことに、だーれも、電話してないんだよ。そう、稼働中さ、ずっと、シーンと、してんだよ。で、休憩、はさんで、も一回、仕切り直しで、責任者がさ、さっきの、時間の、テレアポは、どうだったか?を、伝えるんだけどさ、そう、みんなが、テレアポ、してないことに、一切、触れないんだよ。でさ、極めつけは、そう、今、俺が、働いている、テレアポ部隊の、みんなの、成績、良くてさ、めちゃくちゃ、今、その、俺が、働いている、テレマ部隊の、全体の、成績、良いらしいんだよ😂目標数値を、すでに、大きく、上回っててさ、そう、現在の、その、テレマ部隊の、状況はさ、目標数値、超えてるから、貯金してる、状態なんだよ😂でさ、俺、営業会社、長いから、その、会社が、掲げる、目標数値はさ、そう、とても、無理な、数字を、掲げるのが、お決まりな、パターン、なんだよ😂だからさ、そう、元々、その、目標数値を、上回ること自体、おかしな、はなし、なんだよ😂で、これさ、単に、みんなが、テレアポ、サボってる、わけじゃ、ないと、思うんだよ。そう、去年、俺が、留位置所に、入ったときに、周りの、囚人たちの、トイレ、しない、現象と、テレアポの、みんなの、声が、聴こえてこないのに、全体の、数字は、上がってる、状況に、よく、似てるんだよ。
でさ、これ、みんな、幽霊の、ベテランメンバーたち、だから���なんだよ。そう、今、俺が、暮らしてる、世界はさ、みんな、幽霊、なんだよ。だから、トイレも、しないし、幽霊たちが、テレアポバイトで、働いては、いるけども、一応、かたち、だけの、世界、なんだよ。で、俺の、隣に、住んでる、住人の、山口さんは、トイレも、洗濯する、音も、一度も、聴こえたこと、ないんだよ。そう、今、この、アパート、住んで、8年ぐらい、経った、けどさ、隣の、山口さんが、洗濯機を、まわす音も、トイレを、流す、音も、ただの、一度も、聴こえたことは、ないんだよ。でもさ、男はつらいよの、寅さん映画は、たまに、聴こえて、きてたんだよ。ここ、1年半ぐらいは、聴こえて、来たことは、ないからさ、そう、男たちも、ようやく、救われたんだよ。俺の、手🫳に、よってな。
で、人間の、死後は、お空の上の、霊界に、行くことは、もう、ないんだよ。そう、再臨はさ、俺たちが、生きてる、この、地上が、天国に、なってくことが、最終形態、なんだよ。で、もう、幽霊たちが、俺の、まわりに、ゾロゾロ、ゾロゾロ、集まって来てるということは、再臨は、大成功、なんだよ。だから、お空の、霊界が、今後、どうなってくかは?わからないんだけどさ。つまり、ハッピーエンドの、「風を集めて」なんだよ。で、俺は、もうさ、かなり、早い段階から、再臨の、最期が、みんな、ハッピーエンドに、なることは、知ってたんだよ。でも、演技では、ないんだよ。何故なら、途中、とても、深刻に、とらえてたんだよ。
俺に、とっての、大ボスは、麻原彰晃🧔♀️だったんだよ。で、麻原彰晃🧔♀️は、オウム🦜と、猿🦧=【霊長類=霊鳥類】🐦⬛に、完全に、のっとられてるんだよ。それで、野生動物たちのなかではさ、鳥🐦⬛と、猿🦧が、一番、危険だからさ、みんなから、毛縁、されてんだよ、鳥🦜と、猿🦧は。そうなると、人間🦧も、毛縁、されてんだよ。勿論、麻原彰晃🧔♀️とも、ちゃんと、最期は、和解したよ。あと、イエス・キリストとも、ちゃんと、和解したから、また、俺、教会に、日曜、行きだしたんだよ。
ま、結局はさ、今、宇宙や、地球🌏で、起こってることはさ、俺の、体のなかの、白血球とか、悪玉菌とか、その他、もろもろの、風邪症状や、喉の、痛みや、頭痛や、微熱、なんだよ。だからさ、そう、俺が、なんか、みんなから、救世主、気取りだと、思われてるかも、しれないんだけどさ、そう、ただ、自分の、体のなかの、悪い部分を、自分自身で、治してる、だけ、なんだよ。つまり、塩水で、うがいしたり、風邪薬、飲んだり、点鼻薬、飲んだりはさ、幽霊や、野生動物やら、野蛮な、男たちと、うまく、やっていくための、自己医療、行為、なんだよ。
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ニュースを見る前に日記
#名探偵コナン #100万ドルの五芒星 〔感想〕
#土方歳三 の刀〔五稜郭〕の謎は結構、すごかった^ ^
ヒントは6つの千両刀、⭐️と👁️、クロスワードの北斗鬼、永城さんと斧江さんの関係
聖・平次・沖田君の決闘シーンは凄かった。〔ツダケンはやっぱり、2役だった〕
#大泉洋 さんが演じた川添刑事は面白いからまたアニメシリーズに出てきたら良い���思う!^ ^
ラストシーンで怪盗キットの父が出てきたからこの続きは数年後に期待。
ニュース
#西島秀俊 さん・松坂桃李さんが⇨三谷幸喜氏の映画が初参加決定!
#津田健次郎 さんが徹子の部屋に出演
岡田#阪神 は14日にタツ戦の初勝利!⇨今日は阿部巨人との対決するけど応援する時に絶対にいじめないように。
野菜が2倍の高騰に。
#立川晴の輔 さんはクリーム色に決定〔笑点カラー〕
and more....
〔〕ヒント有り
#佐々木蔵之介 💙🐎
西島秀俊 🖤🍩
#阿部サダヲ 🧡⚾️
#堺雅人 ❤️🦌
#戸次重幸 💜🤖
#片岡愛之助 💖🍓
#kinkikids 💙🎸❤️✝️
今月は気をつけて https://ameblo.jp/kurushige/entry-12831208362.html
あと、詐欺もね。
https://dawaan.com/instagram-bo-fraud/
https://youtube.com/playlist?list=PLeXkmsAZiHBuQgYgcX_INTkdxaS0E-0M0&feature=shared
マンスリーベストナイン2024.4の発表日は阿部サダヲさんの誕生日2日前
🐉2024.3.23,26から4.19の候補⇨🥇になったらマンスリーベストナインアワード2024の候補となります。
抜き打ちチェックはInstagramで廃止し、スレッズで専念していきます。
〔SNSのパトロールがある為〕
更新クリア条件
2023.11.3から2024.4の期間中まで
〔失格は〜2023.11.2〕
都合があれば変更する場合にもございます
インスタの調子が悪い〔#インスタ不具合 の〕時は
アップデート〔バージョン〕か再起動しましょう
出来なかったら
AndroidからiPhoneに変えましょう
また見たい方には👍
2度と見たくない方には👎
を押してください。
皆様、ご視聴をいただきありがとうございます。
今月中で
Amebablog・Instagram・tiktok・youtubeを続きますのでどうぞお付き合いください。
まだ更新していない人はお早めにね。
もし、よかったらYouTube チャンネルを登録してね。
また見たい方には👍
2度と見たくない方には👎
を押してください。
知らない人はフォローしないように。
現在のInstagram は監督委員会 から違反されていますが、期限切れになると送れなくなるからご勘弁を。
あと、フォローバッグはスト��カーの可能性があるから拒否させていただきます。〔フォローをする時は承認必要です。※無言禁止〕
これからも見守る。 扇動行為 破壊活動防止法 tictok instagram 謝罪
危険なので死語扱い・文句を言ったり、
Instagram以外な写真は載せてしないでね。
インスタ不具合
#誹謗中傷 拘禁刑 ←#炎上
#アカウント削除
#セックス依存症〔2022年度から18歳以上の新成人制度→人物画〕
現在
旧SmileUP 社の救援,ウクライナ、トルコ、パレスチナのガザ地区、石川県能登地方の#支援・医療期間 を行っております。
馬鹿なx・Instagram
あと、SNS詐欺・迷惑行為・犯罪行為は絶対しないで。
ニュース有
皆様へのクリエイター達に感謝してあげています。
あと、threads はInstagramと一緒に連携を。
https://www.threads.net/@sinoeto
神藤彩佳🐼💙
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『キングダム エクソダス(脱出)』続き
では続いてカレンの物語を紹介します。
キングダム病院職員のブルワーの力添えで無事入院することができたカレンは、病院内の洗濯物運搬のレーンに乗って異世界へ行きます。
えーっと、これは説明が必要ですね。前二作ではヘルマー医師のミスによってモナという少女が廃人になってしまいます。
裁判の訴状を持ってきた執達吏から逃げるため、ヘルマーはモナを連れて洗濯室に逃げ込みます。ヘルマーはモナをどうすればいいかわからず、彼女を洗濯物運搬用のレーンに乗せます。
普通ならそうやって洗濯室から送り出されたものは病院内を一周して戻ってきます。しかし、モナは戻って来ません。戻って来たのは空のケースだけです。
霊能力によってそのことを知ったカレンは同じようにレーンに乗ります。すると沼地のようなところに出ます。
えーっと、これも説明が必要ですね。キングダム病院が立っている場所はかつて沼地であり、村人たちがそこで布を漂白していました。カレンはそこへ着いたわけです。
するとそこにはモナがいて、エレベーターに入ったドルッセ夫人の白骨化した遺体があります(これも説明が必要ですね。前作の最後でドルッセ夫人は地下へ落下していくエレベーターの中にいました。そのままここへ来て死んだということなのでしょう)。
さらに進むと巨大な顔があります。前作で死んだリトル・ブラザー、ユディットが産んだ赤ん坊が顔だけになってそこにいるわけです。
巨大化してビッグ・ブラザーとなった彼はあの世とこの世を繋ぐ門の番人で、もうじき霊の大移動が起きると言います。
カレンは一旦病院に戻り、リトル・ブラザー改めビッグ・ブラザーの母親であるユディットと話をします。ビッグ・ブラザーは心臓が悪いということで、その心臓は病院のどこかの部屋にあります。ユディットはその部屋を探し当て、巨大な心臓に手術を試みます。心臓の中からはキングダム病院のミニチュアが入ったスノードームが出てきます。
カレンはユディットを連れてビッグ・ブラザーのところへ行きます。ビッグ・ブラザーがカレンは帰っていい、でもユディットは残って一緒にいて欲しいというので、カレンは再び一旦病院に戻ります。
その辺りのどこかでカレンと病院職員のブルワーの分身が病院に現れ、カレンとブルワーを襲おうとします。分身はウィレム・デフォー演じる悪魔の手先(登場するたびに蠅の羽音が聞こえます。わかりやすい!)に操られている……というか手先の手先のようです。
カレンが再び異世界に行くと、ユディットとユディットの分身が死んでいます。ビッグ・ブラザーも死んでいます。
気がつくとカレンの首に鍵がかかっています。現世と霊界を結ぶ門の鍵です。カレンはビッグ・ブラザーに代わって門番に選ばれたというわけです。
病院に戻ったカレンはブルワーとクロウスホイに相談します。クロウスホイは病院の屋上に霊を売る医師(!?)がいるからそこへ行ってみようと言います(この期に及んで新しい人物が登場するとは!)。
カレンはその医師からソロモンという霊を買います……ソロモンは瓶の中に入っていますが目に見えないので、単なる空の瓶にしか見えません。でもなぜかブルワーだけはソロモンの声が聞こえるようです。
カレンはエレベーターに乗って下におります。ブルワーは階段で降ります。ソロモンが閉所恐怖症だからです(クロウスホイが「瓶の中にいるのになぜ閉所恐怖症なんだ」というツッコミを入れます)。
そのとき1階では病院を辞めて出て行こうとしているヘルマーJrがエレベーターから出てきたところです。するとカレンの分身が現れ、ヘルマーJrにカレンを殺せと言います。そこへ本物のカレンがエレベーターから降りてきます。
どうすればいいかわからなくなったヘルマーJrはテキトーに銃を撃ちます。本体が撃たれれば分身も怪我をする、分身が撃たれれば本体も怪我をするという設定なので、カレンとカレンの分身は同時にダメージを負います。
カレンの分身は「私は反転なの。カレンは右利きだけど、私は左利き。あなたは私の左肩を撃ったわね。私にとっては利き腕だけれど、カレンは違う。だから戦えばカレンの方が強い」と言います。
でも、これ……間違ってますよね。カレンと分身が「反転」関係、つまり鏡像関係にあるのだとすれば、分身が左肩を撃たれたなら、カレンは右肩を撃たれたことになります。
どっちも利き腕じゃんーーと思いますが、そんなことを考えていては『キングダム』は見ていられません。
とにかくカレンは訳のわからないうちに戦いに勝ち、ブルワー、クロウスホイと合流します。
瓶の中に入った霊のソロモンは、かつて池があった場所に穴を二つ掘れ、一つの穴は良い霊のため、もう一つの穴は悪い霊のためで、その穴を通って霊が大移動、つまりエクソダスをするのだと言います。
カレンは自分のスマホに入っている古い地図を参考に穴を掘るべき場所を探します。ところが先ほど分身と戦った際にスマホを落としてしまったためうまく行きません。
それを監視カメラで見ていた悪魔の手先ウィレム・デフォーは手先の手先モッゲ(前二作に出ていた医学生です。結構いい年になっています)にある命令を出します。
モッゲは困っているカレンに話しかけスマホをいじってちゃんと使えるようにします。カレンはなんとか穴を二つ掘り、ソロモンの言葉に従って霊の大移動のための儀式を行います。
ところがうまく行きません。それもそのはず、悪魔の手先の手先であるモッゲがスマホの画面を反転させていたのです。そのため現世に行くはずだった良い霊は冥界へ、冥界へ行くはずだった悪い霊は現世に来てしまいました。
カレンはブルワーをせき立てて逃げようとします。すると異世界にいたはずのモナが目の前に現れ、キングダム病院のミニチュアが入ったスノードームを頂戴と言います。
カレンは断りますが、まさにそのときカレンの頭に入った電極に電気が走ります。
えーっと、これも説明が必要ですね。目玉を自由自在にくり抜ける医師ネイヴァーはカレンの夢遊病の治療として前頭葉を切り取る手術をするつもりでした。ところが同じ日、別の男性の頭に電極を入れる手術も予定していました。
カレンとその男性の名前はカルテではどちらも「K.スヴェンソン」と記されていたので、二人は取り違えられ、カレンは頭に電極を入れられてしまいました。
その電極のスイッチはヘルマーJrが持っていたのですが、ヘルマーJrは病院を辞め、スイッチだけがヘルマーJrの執務室に残されていました。
で、執務室でつけっぱなしになっていたテレビを消そうとした女医がちょうどその瞬間にテレビのリモコンだと思ってスイッチを押し、カレンの頭に電流が走ったというわけです(長い説明だ)。
そのためカレンは体が痙攣し、スノードームを壊してしまいます。スノードームの中の病院のミニチュアが壊れるのと同時に、病院が壊れ始めます。
カレンはブルワーに「逃げましょう。絶対に振り返ってはダメよ」と言いますが、ブルワーは振り返ってしまいます。
すると……ブルワーは土塊となって風に煽られ崩れていきます(旧約聖書のロトの妻ですかね。まあロトの妻は塩の柱になるので、ちょっと違いますが)。
カレンは運転手のいないタクシー(?)に乗って自宅に帰りベッドに入りますが、ベッドは急に燃え出し、どんどん下に沈んでいきます。
そうこうしている間に病院には幽霊ヘリが到着します。悪魔の手先のウィレム・デフォーがヘリに乗っている人物を丁重に迎えます。これが悪魔の王ということなのでしょう。
悪魔の王を演じているのはなんと監督のラース・フォン・トリアー……なのだと思いますが、視聴者のうち何人がラース・フォン・トリアーの顔を知っているのでしょう。
前二作では各回の終わりに若き日のラース・フォン・トリアーが登場していました。でもこの『エクソダス』ではラース・フォン・トリアーは厚いカーテンの後ろから靴の先を見せるだけで、声は聞こえますが姿は見せません。
だから監督自身が映画に登場しても、「これ誰? どこのおっさん?」と思うだけです。
監督こそが悪魔の王だったという意外な展開(?)は不発だったと言わざるを得ません。
で、その後、ヘルマーJrが海に投げ込んだ牛乳パックが人魚姫の像の近くに流れ着く(ということはデンマーク側に流れ着いたということですね)シーンがあって、最後に「監督の注釈」として「すべては盗まれた」というメッセージが流れて全3シーズン、全部みると多分16時間くらいかかる『キングダム』三部作が完結します。
なんじゃこりゃ……ですよね。
「すべては盗まれた」って、誰が何を盗んだんですか。盗まれてスカスカのドラマになってしまったけど許してねということですか。
でも決して不愉快ではありません。むしろ「おお、ここまでやったか。あっぱれあっぱれ」と爽快な気分です。
もちろんラース・フォン・トリアーは暴走もし迷走もしています。でも、それでいいじゃないですか。『キングダム』はラース・フォン・トリアーの暴走・迷走を楽しむドラマです。
それにたとえどんな形であれ、長い間未完だった物語を完結させたというのは大したものです。
『ツイン・ピークス』のディヴィッド・リンチはラース・フォン・トリアーの爪の垢を煎じて飲めばいいのにと思います。
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(短評)映画『楽園の夜』
Twitterより転載

引用元
『楽園の夜』(2020年、韓)
韓国ノワールの新たな傑作誕生‼️
身を隠すヤクザと難病の少女💦 家族もおらず一寸先は死と隣り合わせの2人、そんな2人が出会いギリギリの状況で育む恋愛とも友情とも違う絆🪢
互いの尊厳を分かち合った彼らの最後の行動は胸にドスンときました😔 ラストの展開に震えます😖
最&高🎬
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『新しき世界』よろしく今回も狭い空間での殺し合い描写が見事💨
気持ちの移ろいを丁寧に表現するメインキャスト2人はとても良かったですし、済州島の美しさと相まって詩的にすら感じられる余韻がありました✨
チャ・スンウォンの極道演技っぷりも凄い😅いい味出してます‼️
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北野武映画の影響は明らかですが僕はむしろジョニー・トー監督の『ヒーロー・ネバーダイ』の影響を感じました‼️
中盤の銃撃戦、壁を挟んで被弾しながらの撃ち合い、終盤の展開などはヒーロー・ネバーダイと共通してますし、人物の強い意志とガンアクションをリンクさせる描写はまさにそう😧
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
Twitterより転載
この映画に登場した"水刺身"という韓国料理🍴
全然知らなかったので気になって調べたのですが韓国語で"ムルフェ"と言うらしく、刺身に氷水とコチュジャンやキュウリ、梨などを加え、薬味を入れた料理ということです‼️
映画観るとすごく食べてみたくなるんですよね🤤
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
あとあの焼酎です‼️
"ハンラサン"と言う焼酎で、劇中でも言及された通り、済州島の焼酎みたいです😧ハンラサンというのは山の名前ですね🏔
ぱっと見安っぽいパッケージですが、この映画観ると飲んでみたくなるんですよね🤤
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
Twitterより転載
医療描写のツッコミを1つ💦
序盤、主人公テグが医師から姉の病状説明を受ける場面🏥
テグから姉への移植は難しいという説明台詞から想定するに姉は恐らく腎臓か肝臓の病気なのだと思います🩺
しかし医師が電子カルテで見てる画像はどう見ても脳血管のMRIなんですよ💦 意味不明です😅
#映画#映画レビュー#映画短評#Twitter映画レビュー#twitter#韓国映画#korian movie#night in paradise#park hoon-jung#tae-goo eom#yeo-bin jeon#seung-won cha#韓国ノワール#korean noir#医学的解説#映画の中の医療関連シーン
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頭を使いたくない疑惑 2022/05/20-2022/05/26
5月20日(金)
本が間に合わない。いろいろと間に合わせられない。
5月21日(土)
最近は夢をよく見る。今日はジャニーズと会う夢だった。職場の人がKing&Princeをこよなく応援しているのだけれども、その話をよく聞いたせいなのかついに夢にKing&Princeのメンバーが出てきた。しかしよく話に出てくる、つまりは彼女が推している永瀬くんではなくて岸くんが出てきた。岸くんも話には出るのだがなぜかあまり好かれてはいない。岸くんとくん付けをしているけれども彼女は岸と呼び捨てにしているし、永瀬くんと書いたけれども彼女は廉くんと呼んでいる。なので私も永瀬廉くんを廉くんと呼んでいるけれども、廉くんは出なかった。岸くんのことは岸とはとても呼べず岸くんと呼んでいる。ざっくばらんな話を岸くんとしていた。その内容は覚えていない。ただ、話の中で、うちの職場の同僚がキンプリ好きなんですけど廉くん推しなんですよね、ということを伝えていた。言う必要のない余計なことを言っているなと後から思ったけれど、きっとそれを言っても大丈夫な相手だと判断して口を滑らせていた。懐の広さに甘えていた。お酒を飲んでいた。現実だったら眩しくて直視できないけど、夢だった。
それにしても永瀬廉、ながせれん、という字面が、物語の主人公というか、少女漫画の恋愛シーンのお相手役というか、片思い相手というか、最終的には両思いになるような、つまりは漫画やゲームのようなかっこよすぎる名前だなといつも思う。苗字も含めて。ながせれん。長瀬とかではなくて、永瀬であるあたりもなんだかくすぐられる。なにしろ永遠の永。決して永瀬が上位という話ではなく、字面からの印象としてかっこいいなと思うだけなのだけれど、永瀬廉、なんだか設定を盛りすぎた名前に、顔までしっかりとかっこいい。そんな彼が表紙になったananを買ってきては「見てるだけで妊娠しそう」と笑いながら言っているのを少々ぎょっとしつつもジョークに同調して笑って見ているのだった。ネットスラング由来かと思っていた言葉が、普段の会話の中で出てくるとぎょっとする。
最近、主にネットでとてもカジュアルに使われている、普段の生活であれば聞き慣れない言葉、冷静に意味を調べてみるとけっこうとんでもない意味を含んでいたりする言葉でありながら、にこにこと(恐らくは)悪気なく使われているのを目にするとなんだかなあという気持ちになったりする。でも、過激だと思う言葉が、他人にとってはそうでもないというハードルの差は確かに存在する。それは価値観の差であり、環境の違いでもあり、慣れでもあるし、また時代の流れによっても変わっていくんだ���う。いちいち反応するのも過敏なような、そうはいっても個人的には注意深くありたいとも思う。 それはそれとして、夢に出てきたのは岸くんだった。でもキンプリに特別好意的な印象を持ち合わせていないから、極端に夢の中で盛り上がることもなかった。ただただ話していた。ただただ話せるような関係値をその場でつくろえるはずもないのだけれど、夢の中ではただただ話していた。そのほとんどを覚えていない。きっとどうでもいいことをずっとだべっていたのだろう。全部夢の中に消えた。起きてからネットで検索して岸くんの写真をみたけれど、その顔がほんとうに夢の中の岸くんと合致していたのかもよくわからない。ただ夢の中での岸くんをみて岸くんだと思った。あの人はほんとうに岸くんだったのだろうか。確かめるすべももうない。
5月22日(日)
歯医者の定期メンテナンスへ行った。治療をしている間は、治療とは別で一ヶ月に一度行うらしい。さすがに何度も顔を合わせている歯科衛生士なので、だんだんとやりとりにも慣れていく。今、虫歯治療のため仮の詰め物をしている部分だけ磨き残しが多いらしく、そこを重点的にもう少し頑張りましょうと言われる。頻繁なメンテナンスに、歯の隙間からぷうぷうと漏れ出る文句がなかなか止まらないまま歯を磨く日々だったけれども、そもそも長いこと定期検診にも行っていなかった、虫歯もたくさんできていた不良人なのだから、この処遇は致し方なしと反省が上回ってくる。 どうにかコピ本ができあがる。目標の日程には間に合わなかったけれども、週明けには郵送できそうだ。本を作るのはしばらく休みたい、と前にも書いたような覚えがあるけれども、今度こそしばし考えない方向でいたい思いあり。
散歩をしている時に思うのは、過去から未来へと流れる時間の感覚は歩行の感覚から来ているのではないかということです。歩いた距離と太陽の位置の推移は否が応でも時間が先に進んでいることを感じさせます。歩行による距離の感覚はそのまま時間の感覚となります。また目的地への歩行には寄り道も含まれます。私は寄り道が大好きです。寄り道には直線的な時間の感覚を狂わせる働きがありますね。 「時」といいますと、一定方向への流れをイメージしますが、もし「時」が「解く」と同じ仲間の言葉だとするならば、むしろ一定の流れからはぐれることのほうが、より本質的な時間なのかもしれません。寄り道をすること。さまようこと。(『なしのたわむれ 古典と古楽をめぐる手紙』小津夜景 須藤岳史 P.75 素粒社)
5月23日(月)
Youtubeやラジオの垂れ流しを、特に手を動かすこともせず延々とやってしまう、Youtubeの場合であれば映像をずっと観てしまうというような事態が続いている。日曜になると通知で一日平均の画面表示時間を報せてくれるのだけれど、さすがにあまりにも問題だと危機感を覚えていて、そもそもなぜついつい観てしまうのかを考えた時に、頭を使いたくないのではないか? という仮説に至る。
何を最近熱心に観ているかというと、何故かスマブラ関連の動画を観ているのだった。別のゲーム実況を観ていたらたまたまプロゲーマーのスマブラ配信の切り抜き動画だとか対談だとかが出てきて、急に観るようになったのだった。私はアクションゲームが苦手なのでスマブラなんて全然できないし、既に発売から三年くらいは経っているであろうSwitch版は購入してもいない。だからスマブラプレイヤーたちのスマブラ関連の話の八割くらい、技名や入力コマンドのような基本的な部分ですらちゃんと理解できていないような状態なのに、昔から切磋琢磨して関係性を育んでいるのだろうプレイヤーたちの対戦の様子なりお喋りなり大会の雰囲気なりを何故か延々と観てしまうのだった。格闘ゲームならではなのか、対戦内容がスピーディでライトな感覚でもなんだか楽しめるし、出ているキャラクターも慣れ親しんだ者たちだからというのもあるけれど、仲良い人たちがわちゃわちゃと話す空気感や、対戦ゲームならではの火花迸る雰囲気が面白い、と感じていて、とはいえゲームそのものを熱心にプレイしているわけでもないのに自分の時間の大半を奪われていくほど熱中しているのは一体なんなのかとなると、総括して頭を使いたくないからではないか、となるのだった。楽しめるものは多いに越したことはないけれども、理由が危機的なもので、こわい。文章は進まない、読書もなんだか全然できない、映像に没頭しゲームなら熱中する、脳をまともに使っている感覚がない、ひたすらに膨大な情報の波を受容し、だらけたままで時間をむさぼり眠り朝目を覚まし仕事へ行く。仕事では脳をフル稼働させているつもりなのだけれど、その反動で何もしたくないのかもしれない。ただぼんやりと生きてどうにかなっているならそれに甘えていたいような。自分自身の生産性のなさには目の前がくらくらする。それなのについ対戦会の配信を観てしまう。スポーツ観戦と同じ感覚で観てしまう。心の中で応援とかしてしまう。それ自体は悪いことじゃない。けれどもほどほどにしないと、歯止めがきかない。簡単にのめりこんでしまうスマホ中毒の闇が深い。
文章を書いている間は、映像による視覚的な影響は勿論のこと、ラジオや歌のような明確な言語も邪魔なので、こうやって書いていれば少なくとも動画の邪念からは逃れられる。筆が乗ればそのまま邪念を忘れて熱中できる。けれどもどうにも筆が乗らない時もある。そういうときには誘惑が脳を何度も横切る。今は強い自制心もあるせいか、とにかく目の前の、今、この『朝の記録』にぶつかっていて、忘れていられる。そうするとすこし安心する。この安心感を刷り込ませるように、書いている。自分に対する躾けのようだ。トイレをうまくできたら褒めるような、おやつをあげるような。
あえて頭を使うように仕向けないと、すぐに怠けてしまう。ただでさえ、ズボラな性格をしているのだから。
5月24日(火)
今日は休みなので作業と歯医者。型取りをした部分が完成して填め込まれる予定。歯医者通院を終えるまでの道のりがまだまだ長い。歯との付き合いは一生もの、治療費のためにも稼がねばならない。それから昨日通勤の際に投稿しようとしていた依託のコピ本荷物を、うっかり忘れてしまったので、今日こそは出しにいかなければならない。
5月25日(水)
先日出産した友人のところに顔を出しにいくがてら出産祝を渡すために、デパートの子供用品売り場へと向かった。子供服にしろ、おもちゃにしろ、小さな子が扱うためにつくろわれた小さきものたちがどんなものでも可愛らしく、心の膜がとろけていくようだった。存在そのものが祝福に包まれているような、淡く白い優しさや希望にくるまれた空気感。内側にめくるめくときめきを自覚した。
結婚祝は何人か送ったけれども、出産祝は今回が初めてだった。年齢を重ね、結婚に次いで子供が生まれたという話を人伝に聞くことはあっても、関係の近しい人の出産は初だった。一体どんなものが良いのだろうと、ネットで軽く下調べをしてきても、いざたくさんの小さきものたちを目の当たりにすると、よくわからなくなっていく。出産祝で検索して上位にあがってくるようなサイトには、それはもう天使のような赤ちゃんの写真がいくつも載っていて、かれらはギフトに贈られるような上等な洋服を着ている。子供は成長が早いから、服を贈ってもすぐに使えなくなってしまうのだから勿体ないと思っていたのだけれど、売り場に一番多く並んでいるのは服なわけなので、なるほどこれは贈りたくなるのも選びたくなる気持ちもわかり納得した。けれど服のセンスは欠けているし、産まれる前に、特に新生児の段階で必要になるものは用意してあるだろうし、結局どこかで勿体ないという気持ちを捨てきれず売り場のお姉さんに長く使えるものはどれかと尋ねる。悶々と迷って結局恐らくは無難なよだれかけとポンチョになるような可愛らしいバスタオルとを買っていった。
繁華街を歩いていると、修学旅行生が多く観られる風景が戻ってきた。白く清潔な制服を着て、男女合わせて五、六人くらいで歩いている姿や、ぞろぞろと一クラス分くらいの列を成した団体行動。もうほとんど以前と同じような光景が戻っていて、違うといえばマスクをつけているくらいで、二年ほど前の閑散としてほとんど人がいなかった頃の光景がきっとどんどん薄れていく。けれど二年ほど前にはここに来れなかった空白の学生たちもいて、初めから奪われた不在の光景がかつてあって、手放しに良かったね、と祝福するのになんだか難しさを感じつつ、やっぱり良かったな、と思う。
横断歩道を渡っているときに目に入った、きっとこの子たちは地元の子たちだろうな、という制服の、四人で下校しているだろう女の子たちの中には一人、ズボンの制服を着ている子がいた。白い夏服のブラウスにスカートを着た���人と、ブレザーの上着まで着たその子は外見としてはとても暑そうだったので余計に目を引いた。女子はスカート、男子はズボン、という制服の垣根がすこしずつ溶けていっている。その子が単純にスカートが嫌だからズボンにしたのか、もっと深い理由があってズボンにしたのかはわからないけれども、暑い夏日でもあった昨日ですら上着を着ていたくらいだから、なにかそう単純でない理由もあるのかもしれない。かれらとすれちがう。二人ずつで前後にわかれた子たち。後ろ側に消えていく。
制服の子をみて、眩しいなあ、と思うようになって、出産祝とか結婚祝とか、なにかと贈りものを用意することも増えて、なんだか順当に年を重ねているとちゃんと自覚した瞬間が増えた。
5月26日(木)
今日は気圧が低下し、雨が降る、それも雷雨との予報あり、しかし朝の陽射しは強く眩しい。時折、強い夏を感じさせる厳しい光がカーテンの遮蔽も突き抜けていき、窓を開けなければ湿気と共に部屋の温度はすぐにこもってしまう。夕方の雲は、もうとうに寒い時期を彷彿させる羊の群や鱗がびっしりと覆い尽くすようなものではなくなって、おおらかな様相をしている。やがてもっと夏が進んでいったら、厚みを増した積乱雲や、強く青い影の印象的な雲が、遠ざかったばしょで佇むようになるのだろう。しかしそうはいっても、もう五月も終盤。あと一週間もすれば六月。既に湿気は梅雨を思わせている。ひとたびしばらく昼間の外を歩けば、たとえ日が差していなくともじんわりと汗が額に滲む。昨日もまた、夕方のシフトの交代時、先輩がぱたぱたと服を揺らして暑い暑いと嘆いた。その時私はまだ外に出かける仕事があったので、自転車を走らせて目的地と職場を往復している間に、走り抜ける風ではどうにもならない汗が吹き出していた。
ネットの広告に掲載されているネット漫画を読む機会は少ないのだけれども、気の迷いのようなものである漫画の無料公開分の八話分ほどを読んだ。ジャンルとしてはティーンズラブに属するもので、貧しい子供時代をおくり学歴コンプレックスをもつ美人な女性主人公と、彼女の住む古いアパートの隣の部屋に住み始めた端麗な男性の御曹司を中心とした物語。漫画は漫画、創作は創作として楽しめばいいのに、どうにも随所に微妙な現実的な生々しさがある一方で(高卒・大卒の差であったり、お金の話であったり)、主人公があからさまに隙だらけであったり、女性と男性の部屋のベランダの間の壁に大きな穴が開いてしまったまま放置していたり、ツッコミどころも多い。この主人公、仕事は確実にこなせるし、弟には大学に行って欲しいからと懸命に働く姿がしっかり者の印象もあたえるのに、なぜこんなに無防備なんだと読みながらもやもやしてしまうのだった。しかもこのお相手となる男性の方はどうも、過剰な執着、ストーカー気質の人間らしく、だからこそ余計にこの主人公が心配でならない。無料公開分しか読んでいない、ただ布団の中で暇を潰しただけのような時間ではあったのだけれども、この、創作は創作として割り切らずに現実的なフィルターを通して読んで、安易に楽しめなくなったところもたくさんあるんだろうと思う。それはこのネット漫画に対してだけではなく、あらゆる物語について。そうすると、自分の作ろうとしているものも、余分に考えこむ。現実的なものが面白いというわけではないのに。
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インターネットが開通しました。はればれとした笑顔。工事点検担当のお兄さん、ありがとうございました、鮮やかな手腕で見事でした。お疲れ様でした。回線周りを直していただいて、設定は3分で終わり、我が家に文明のひかりが灯りました。光ファイバー!Amazonプライムビデオでたくさんの!たくさんのアニメや映画が見られるのでは!?そのような時間を作れるのかあまり時間がありませんが、生活に「画面を見る」ことを組み込んで行こうと思います。
明日は鬼滅の刃の映画を見に行きます。私が無限列車編の前までコミックスを読み終わったため。本当に電子書籍が向いていなくて、目と頭…というかなにか脳内の神経が過剰に興奮して戻ってこられなくなる感じがあります。なんて残念な脳なんだ。もともと目が光に弱い、かつまぶたの筋力が弱い、などですぐに頭痛を引き起こすので、そちらもやれやれ。光る画面は苦手。それでもスマホを見るのはかなり慣れたし、小説を書くのもかなり長時間(連続で1時間半くらい)は見ていられるようになったので、昔?成人前?20代前半?よりは、さまざまな部分が強くなったなあと感じます。小説の原稿を今日から2000字ずつ書くと言ったのに、今日は力尽きて、明日からということにしました(大丈夫なんですか?)。今日は擬本化のタグを終わらせられたので、それでもう文字出力用のエネルギーは終わってしまいました。あんな短文を6人分?(たしか)ということは、全部で1000文字も書いていないと思うのだけど、それでもう、頭を二次創作にスイッチできなくなるなんて、どれだけ惰弱な脳なんだ?と、情けない。その人の性質や「感じ」を思い浮かべながら好きな場面や会話やいでたちを設定していくと、ようは書いてあることの15倍くらいの情報をいったん頭の中で広げてから、その140文字未満のシーンなり瞬間なり設定の羅列なりに収めているので、世界が広がっては畳まれ広がっては畳まれで、この擬本化タグ、めちゃくちゃ疲れるんだった。ということを思い出しました。こういうことをいとも当たり前のようにやってのける女史はやはり相当な胆力が基礎にあるんだなあと思わざるを得ない。そういえば今日、賢明なる御嬢と、最近女史は忙しそうだね、と話していた。御嬢と私はいつも内緒話をするように話す。こしょこしょ、ふふ、きゃっきゃとやっている。こういうのを許されるので、この世はありがたい時間に満ちていると思う。人が私を大切に扱ってくれる。私はその事に敏感に生まれられて良かったと思う。
そろそろ小説を読んだりする時間を作らないと、いつまで経っても二次創作の原稿には入れないのではないかと考える。私はとてもとても雰囲気作りから入る、完全に役者型の書き方をするので(ようは作家のような存在を演じていてその間は書けるということ)、そのための手順として小説を読んだり書き写したり音楽をひたすらに聞いたりすることが必要です。好きな小説を自分が書いた気になったり、好きな音楽を自分がこれから作る気になったり(創作の過程を文章を使って逆走するわけです)、たぶんそういうことをして、「書く自分」に変身しないと書けない。なんなんだろう。そもそも私は場所や時間や対人によって、自分をかなり使い分けているので、この方法になってしまうのだろうか。それにしても「書く自分」は、人と喋ったりする自分とはかなり遠いところ、というか地中深くにいるよなあ、と呆れたり、なんだり。いつもの自分が書く自分だったら楽なのだけど、そういうふうには自分を作ることは出来なかったし、これはこれでなかなか上手くいっている人生なのでいいかと思う。遅筆で寡作だが。作品の数や質というのももちろん大切だけれど、総合的な私の人生というものが崩れたらそもそも書けないので、それはまあ、我慢しましょう。
緊急事態宣言が延長とのこと。さまざまなフラストレーションがずっと蔓延していて、辛い空気だなと感じることも多い。私はこんな時はできるだけ世界と関わらずにひたすら世界を論じた本を読んでいたい。つまり、本を書いてくれる人に世界と関わることを肩代わりしてもらう。酷い話ですね。偉い人達はみな、心や命を削って世界と対峙している。私も引きこもっている訳にはいかないので、労働くらいは真面目に行いたい。そういえば、映画館に行くのはいいのだろうか?緊急事態宣言が発令されたなら、全ての商業施設を休業させない限り、こちらは利用していいと看做しますけれども、そして営業している方たちも補償がない限り閉められないわけで、それは営業しますよね。この緊急事態宣言とやらに意味はあるのか?不織布のマスクをして、こまめに手洗い消毒をして、他人とは距離を取る。それを徹底したからある程度の効果は出たと思うけれど、今回の緊急事態宣言で、おそらくソーシャルディスタンスを取らなければという意識を取り戻した人はいないと思う。東京ではもはや、ソーシャルディスタンスへの意識は緩みに緩みまくって、その場の他の人が気にしていないなら気にしない、というスタンスでみなが動いているように見える。施設側がはっきりとソーシャルディスタンスのための施策をとっていれば勿論みな従うが、そうでも無い時は、本当にそんなものみんな忘れている。感染拡大の要因については全く調べていないのでわからないが、昨年4月の状況(いわゆる厳戒態勢)とは、町は一変している。繰り返しだが、この緊急事態宣言になにか意味はあるのか。医療崩壊は既に起きているだろう。補償を出して商業施設の側から人の流れを止めないと、みなそうそうひきこもり続けることは難しいだろう。
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やっと「私、オルガ・ヘプナロヴァー」をみに行った。
主演のMichalina Olszanskaに吊られて、女性殺人鬼というキーワードに導かれて映画館までたどり着いた。
オルガは、誰からも理解をもらえないカルマに陥っている。すがりついた愛情さえ切り離された時、その華奢で痛々しくどこにも寄る辺のない体は、腕、足、脳みそ、目、耳、指、それぞれが壊れていって、バラバラになっていってしまう。恋心を寄せた人に突き放された時、全裸で立ちすくむオルガの姿はまるでその苦しい世界の痛みを、全身の素肌でまじまじと感じているように見えた。受け止めきれない痛みに、立ちすくむしかないかのように。
そんなどこにも行くことを許せなかった、虚しさと絶望の重みだけが残った体を抱えたオルガはまるで中学生や高校生だった私をみているようで苦しかった。
あの頃、壊れていく家庭の中で孤独と劣等感を抱えてそれを周りの大人に話すこともできなければ、頼った先でさえ頼れるような存在ではなかった。酒とタバコといった夜遊びにあけくれて、未来に関する興味を全て失った。いや、消したんだ。
指先でマッチの火を消すように、苦しい現実にただ耐えるよう存在を隠すように静かに静かに、己の熱を消火した。
オルガの世界は、無味無臭で、色がない。
私はよくカウンセラーに「毎日がひどく苦痛で、単調で、耐えきれない。楽しくない。」と訴える。
まさに、この映画の音楽のない、快楽のない、匂いも感じない(愛人に臭いと言われてフラれる=匂いへの自意識が薄い)全てがなんとなく俯瞰して見いるかのようにえて、自分のことなのに自分とは関係のないような、美しい色もなにも感じることができない世界は、オルガのいる世界でもあり、私の見ている毎日でもあった。
幽霊。
毛布にくるまってタバコを吸うオルガは、せめてその幽霊の自分(離人感とでもいうのだろうか)が身体の感覚を取り戻せる瞬間なのではないだろうか。
給料を受け取るのに、従業員が窓口に並ぶシーンがある。
オルガは、自分の番が来ているのに割り込みされ、それを目の当たりにして窓口まで行きづらくなってしまう。
うわぁ、わかるなぁ。これ。と思った。
私には、そんな価値– "自分の労働に対する対価としての給与を受け取って、人間として最低限の暮らしをすること" − さえ許されないんだ。と感じてしまう。
最近、こんなことを考える。
精神的に問題があると言われる状態の人間は、「生活に支障を��たす」ことが基準として医学的治療を受けることになる。治療をして、また生活に戻る必要があるからだ。
薬で脳の伝達物質を操作する。
そこまでしないとこの人間社会で生きられないのだろうか。いや、そこまでして生活できないというのが間違っているのではないだろうか。。今日、この人間社会で生き生きと生活できているような人々はある意味で、ハイの状態に見える。
つまり、生命体としては精神的に問題がある状態ーうつ状態というのがまさに現実をただ受け止めているだけの状態なんじゃないか。と感じてしまう。違うのだろうけど。
それで、目標としている一般的生活をできる状態というのが動物としてはちょっと躁状態なんじゃないだろうか。
その一般的生活をできる人は、両親から、家族から、学校生活において、友人、恋人から、愛を受けて、自分の存在を過大評価し、日々を躍動的に過ごす。エンジンをフル回転させなくてはこの世界を生き抜くのは難しいのである。
オルガは、そのエナジー:愛情を受けること、いや、受けていたのかもしれないがそれを感じることができなかった。
そしてそれは、私も同様である。
終始共感しては、そのオルガの虚無と絶望の静かな痛みと重みを感じていたのに、この単調な映画で最も抑揚がつくような大事な場面(オルガの大量殺人のシーン)に向かうにつれて睡魔に勝てなくなってしまい、気がついたらすっかり寝落ちしていた。
目覚めたらオルガが手錠をかけられ死刑所まで連れて行かれていた。
オルガの家族はそれでも整って、美しい食卓で食事を摂っていた。
あんなに楽しみに、オルガの惨殺場面を待っていたのにあえなく安眠。悔しい。。もう一度見に行かなくては・・・・。
隣に座っていた幸せそうな男女のカップルがいた。
幸せそうな人というのは、そこに現れるだけでやはり自分と全く違う空気を感じる。その身体の血液は熱をもって躍動し、自分は愛されて当然、いや、というよりもはや自分の存在は当然のことであり、それを疑う余地すらない。という存在の絶対感を持って過ごしているように見える。
私はそういう人たちを見ると羨ましくて、羨ましくて仕方なくなる。
踏みにじられて、痛みに耐えることしかできなくて、誰にも助けを求めることができず、身体がバラバラに切り離されていくような感覚を得たことなんて皆目ないような、圧倒的な存在感がある。
そのカップルは、上映のギリギリまで2人でしゃべっていて、予告の映画をみては女が「これ観たーい」と声を立てるのが可愛らしかった。
上映後、コーヒーを飲んでいる時もその2人が私の隣に座っていたが、「全然わかんなかったから、ちゃんと勉強しよー。」といって映画のパンフレットを購入していた。その素直さがなんてすがすがしいんだろう。と思った。
そういう人に、私や、オルガのような人はどう映るんだろう。気難しくて、どうにもよくわからないけど、かわいそうな人。として映るんだろうか。
そして、Michalina Olszanskaの美しさ、その演技の細やかさたるや。
世界の重さに押しつぶされたように曲がり、硬直した肩。ぎこちない歩き方(腕や足の動きがひどく萎縮している)、物を書いたり読んだりする時の集中力。
身体的表現だけでなく、表情もなんと緻密なんだろう!
オルガが恋心を寄せた相手と過ごす時間で、少しだけでも幸せのようなものを感じたのだろうか、その時間の中でオルガは少しだけ微笑する。この映画の中でオルガの口角がひきあがるのはその一瞬しかない。それは微笑なのか、太陽の光が目に当たって口と目をキュッと結んでいるだけなのか、わからないくらいの小さな微笑である。
素晴らしい・・・・。
Michalina Olszanskaは言語が堪能なようなので、今後の活躍が待ち遠しい限り。
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映画感想『バービー』
2023アメリカ、ネタバレあります。
【あらすじ】 バービーはバービーランドに住む。ハッピーな人形。バービーランドはバービーが取り仕切り、バービーが毎日パーティしている。そんなある時、女の子が想像する一般バービーの脳にネガティブなイメージが流れ込んできて、さまざまな変化が起こった。バービーはこの現象を解決するために人間界で自分の持ち主に会いに行くことになり…。
多くのフェミニストがこの映画に対する批評を書いている影で、地方住まいのわたしは観たい! と思いつつ上映館の無さに労苦した映画です。今さらですが、Netflixで偶然バービーが配信されていたことを知り、ようやく見ることができました。 国内格差を感じる一方、日本語吹き替え、翻訳が行われただけでハッピーな方かもしれません。
映画館でバービーを上映しない(放送しない)国もありまして、この作品そのものがまさに現代を象徴する一つだと言えるかもしれません。
■年をとること ハッピーでポジティブなエネルギーに溢れている一方、ハッピーでポジティブな側面しか見てこなかったバービーが、ネガティブで怒りや悲しみ、家父長制に溢れる人間界のエネルギーも浴びることになる。 わたしは年をとれないバービーと、年をとった女性が並んだあのワンシーンが本当に美しいと感じています。永遠の美しさを誇り永遠にパーティを続けるバービーたちと、永遠にままならない人間の社会で、それでも生きる美しさというか。言葉にしにくいけれども、バービーと彼女の間で感じあえる「美」を少しだけわかる気がします。 映画の最後で病院に行くのですが、「自分の体について知るために病院に行く」という一歩なのだろうと解釈しています。年齢を重ねることで出てくる不調もありますので、自分をよく知る医者がいることは良いことなのですけれど、なかなか難しいですよね、それもね…。 百年前にあった「女医亡国論」を始めとし、2018年の医大入試不正、要はずっと医療格差の中にある訳で、しかし、一方で医者に行く女性が少なければ医者に対して文句も言えない、社会に聞いてもらえないという問題も抱えている訳でして、……ままならないですね。
映画『バービー』は全体としてフェミニズムとポジティブ、同時に人間社会に対する嘆息も感じる映画ではありました。これに関しては先に書いた通り、多くの批評家が様々な歴史交えた批評を描いていたり、Youtubeで話していたりするのでそちらを読んだ方が良いと思いますが、わたしはアジアに住む地方住まいの女性として、このバービーが「アジア人��女の子の前に出てきたら?」ということをつい思ってしまいました。
■あのバービーが「アジア人の女の子」の前に出てきたら? 正直、あのバービーがアジア人の女の子の前に現れたら、欧米の人権価値観をしっかり学び、フェミニズムを勉強していて、環境問題にも意識があり、広告や表現による自尊心の傷つきについてハッキリ述べることができる欧米の女の子(もちろん、「すべての子がそうではない」とは思いますが)と、人権ではなく「道徳」を勉強するアジアの女の子(これももちろん、「すべての子がそうではない」ですが)、…もっと言えば、小さな「わたし」の前に現れたら? その子はおそらく家にバービーを連れて帰り、その子の母をも巻き込んで、ピンクの服を着て、むしろ「女性らし��」を強調する結果になり、家父長制を持ち込んでしまったケンダムからバービーランドを取り戻すことはできず、BAD END…になってしまうのではないか、とつい考えてしまうのです。
BAD ENDを回避するためにはアジアのフェミニズムがもっと確立し、根っこに浸透し、アジアの家父長制コミュニティに対する大きな指摘が必要だと思うのですが、都会と地方でフェミニズムの分断が起こっていると感じていて、難しさも覚えています。 …まぁ、フェミニズムが広がる前に少子化で滅亡するんじゃないかと思ったりもしますけれども…。
■あとなんか思ったいろいろ わたし、バービーは持っていなかったのですが、リカちゃんとジェニーちゃんは持っていた記憶があります。そして、わたしなりの「へんてこリカちゃん」を作った記憶があります。それをとがめられた……「なんで髪を切るの?!」と言われた記憶がよみがえります。 同時に、わたしも大人になってからリカちゃんシリーズやバービー人形に触れて、遊びたいと思う気持ちが過ることがあります。おそらく、わたしはSIMS4でそうした思いを満たしている部分があるとは思いますが。
最初のシーンで、バービーが登場した時、お母さん役から解放された女の子たちが描かれました。昔のわたしを含めた未だお母さん役をやらされる女の子が、ぜひこの映画を見て一つ一つ、解放されていってほしいと思います。バービーたちの目を覚まさせていったのが、フェミニズムによる問題の指摘と、セルフケアであったように。 わたし自身も解放されたいと願う人間の一人として。 そして、『バービー』(に限らず映画でも、漫画でも、ゲームでも、なんでもいいけど)をみて、こうして「ああだこうだ」と自分のことを話すことがとても大切じゃないかな。と思います。
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タリバンとの独占レポート36時間
米国がアフガニスタンでの17年間の戦争の後にその軍隊を引き出す準備をしているので、CNNはタリバンラインの後ろに排他的に行きます
アフガニスタンのバルフ州(CNN) -アフガニスタン北部のほこりの多い村の郊外には、未舗装の道路の脇にたくさんのタリバンの戦闘員が集まっています。彼らはAK-47とロケット推進手榴弾を携行し、過激派グループの旗を振っています。彼らは私たちをじっと見つめながら、物語のない沈黙の中に立ちます。彼らの目には感情の跡はありません。
それは不気味なシーンです、特に大規模なタリバンの集まりが空爆の主なターゲットだからです。
司令官は悩まないように見える。彼は銃を携行するのに十分に年をとったので戦ってきた。
「私たちはあらゆる犠牲を払う用意ができています。私たちは打たれることを怖がっていません」と彼は言います。「これが私たちの聖なる道です。私たちはジハードを続けます。」
動画を再生します
タリバンとの36時間12:26
あなたがアメリカの戦争の反対側にいるのを見つけるのは、西洋のジャーナリストとしてはあまりありません。17年前の米国主導の軍によるアフガニスタンの侵攻以来、タリバンの世界は秘密に包まれており、外部者にはほとんどアクセスできない - 今までのところ。
数ヵ月にわたる交渉の後、タリバンの指導者は、アフガニスタンの映画監督ナジブラ・クレイシと女性CNNチームに、その支配下にある地域における極めて稀なアクセスと保護を与えました。
彼らとの36時間は、時間内に凍結した荒涼とした世界への驚くべき窓を提供しました。私たちは過激派の島の島性と厳粛なイデオロギーが変わったという指摘をほとんど見いだせなかった。時々、外国人女性として、私たちの存在は信じられないほど不快でした。しかし、米国とのカタールでの和平交渉が勢いを増すにつれて、タリバンは勝利はその掌握の範囲内であると信じており、そしておそらくその結果、グループがより大きな実用主義を示している兆候がある。
ベールを通して報告する
私たちの旅は、マザリシャリフ、国の4番目に大きい都市で始まります。タリバンは2001年の激しい戦いの後、街から撤退することを余儀なくされました。今、彼らはわずか数マイルの距離です。タリバンが18カ月以上前に取ったチムタル地区に向かっています。政府はまだ主要な町に小さな基地を持っていますが、周辺の村はすべてタリバンによって支配されています。
アフガニスタンの60%から70%の間で、現在争いがあるかタリバンの支配下にある。
手で引いたフェリーで小さな川を渡ります。米国政府はアフガニスタンのインフラを構築するために何十億ドルもの資金を注いできましたが、そのような農村地域への投資はほとんどありませんでした。
私たちの護衛は反対側で待っています。彼らは暖かく私たちのチームの唯一の男性メンバーであるQuraishiに挨拶します。女性として、私たちは無視され、公の場で義務的である完全な顔面ベールの下では見えないようです。
タリバンは、それが効果的に統治することができることを示したいので、私たちをその領土に招待しました。私たちの最初の停留所はPashma Qalaの村にある診療所です。ドアの盾の磨耗は、建物が元々2006年に米国からの贈り物であったことを示しています。
私たちが到着した瞬間、バイクが診療所の前で小さな女の子に当たった。彼女の叫び声が空気を一杯にすると、純粋な恐怖の瞬間があります。オートバイを運転しているタリバンの戦闘機は彼の自転車を止めて振り返る。ゆっくりと、彼は自分の銃を肩にかぶせてさりげなく少女の方へさまよい、それから彼がひどいけがをしていないのを見たとき、彼はただ振り向いて走り去る。
少女は診療所に運ばれ、必死の母親が後を追います。医師のHaji Said Isaqは、母親にいくつかの鎮痛剤を渡して先に進む前に、彼女のことをほとんど調べていません。この分野で何年にもわたって戦った後、彼ははるかに悪化していると彼は傾向があるために彼はより多くの患者を持っています。
タリバンクリニックでの性教育
Isaqは、タリバンが診療所で日常業務を行っている間、政府が給料を支払い、薬を提供すると説明しています。政府とタリバンの間のこの種の特別な協力は、争いのある地域の病院や学校でますます一般的になっています。
1990年代後半のタリバンの下では、女性は男性医師から医療を受けたり、ほとんどの仕事をしたり、男性の保護者なしで家を出ることさえできなかった。それで私達は何人かの女性従業員が診療所にいるのを見て驚いた。22歳の助産師Fazilaは、カメラマンが男性の場合でも、彼女と話すときは顔を隠しません。
彼女の事務所の壁には、家族計画のポスターにコンドームとピルを含むさまざまなタイプの避妊薬が掲載されています。それは私たちがタリバンの領土で見ることを期待していた最後のことです。そこではセックスについての話はタブーです。
彼女の姓を言うことを断ったFazilaは、Talibanが18か月前に政府から診療所を引き継いで以来、何も変わっていないと言います。彼女は、女性はまだ男性医師によって治療されることができると言います。
「タリバンは女性としての私たちの仕事に干渉することはありません」とファジラは言った。「彼らは私たちが診療所に来るのを妨げることは決してありません。彼らは私たちを妨げません。」
私たちが連れて行かれているすべての場所と同様に、タリバンが私たちの消費のために上演した量を知ることは困難です。しかし、アナリストらは、このグループは、今日では、より破壊的で変更するのではなく、彼らが引き継ぐ領土内の機関を選んで、より適応的なガバナンスへのアプローチを取っているように思われると言います。
診療所の待合室で、身障者の少年を両腕に抱きしめている女性がここでの生活の荒しさについて説明します。「ここには仕事がありません。私たちの若者たちは去りました、ある者は殺されました、ある者は帰らなかった」と彼女は言います。
私たちがタリバンの下での生活が90年代後半のそれからどう変わったのかと尋ねると、近くに立っている年上の女性が彼女の頭を強く振っています。「いいえ」と彼女は答えます。"私たちは真ん中に閉じ込められていると私たちは何もすることはできません。"
女性ジャーナリストからの初訪問
診療所を離れるにつれて遅くなり、宿泊施設に行く必要があります。タリバンは夜間にすべての携帯電話サービスを遮断し、空爆は暗闇の後に最も一般的です。
私たちの晩のホストはイスラム教の先生です。彼はだぶだぶのズボンの上に白いシャルワールカミーズ、伝統的な長いチュニックを身に着けていて、そして私たちに親切で微笑んでいる私たちが出会う数少ない男性の一人です。
タリバーンの男女差別に関する厳格な規則に従って、私たちは女性の家の一部で眠ることにしています。しかし、私たちのホストは来て、しばらくの間私たちと一緒に座っています。私たちの唯一の共通言語である古典的なアラビア語で話すと、彼は彼が外部のジャーナリストに会ったことがないことを認め、そして彼がそうするとは想像もしなかった。
彼の家族の女性と子供たちは等しく興味をそそられます。ホストが去った後、彼らは私たちが理解することができないというDariの質問で私たちをこしょうします。お母さんが私たちを笑わせるように、私たちは彼らと私たちのキャンディーバーを共有します。後になって、我々は彼らが以前外国人に会ったことがないことを知った。
男女平等の錯覚が粉々に
翌日、私達は地元のマドラサ、宗教学校を訪問するために早く出発しました。
マドラサスは、過激で原理主義的なイスラム教を教えることで定評があります。1990年代後半のタリバン統治下では、女子は教育から除外された。
しかし、ここで我々は何十人もの子供たち - 男の子と女の子 - が彼らが前後に揺れるにつれて詩を暗唱しながら、彼らのQuransをoveroringしているのを見る。
ほとんどの女の子は8歳から10歳の間で、何人かは彼らが読むことができると言っています。ペンと紙で、彼らは誇らしげに自分の名前を書くことを実演します。女の子の一人は、成長したときに医者になりたいと言っています。別の人は彼女の好きな科目は数学だと言います。
彼らの教師はYar Mohammedで、彼は自分の時間を現場と教室の間で分けています。たとえ彼がコーランからの詩を越えて行く子供たちと一緒に座っていても、彼のAK-47は決して彼の側を離れることはありません。
彼は私達にタリバンが今女の子の教育を奨励することを私達に告げる。彼は、次のように付け加えています。「首長国連邦は、教育部門に、宗教研究、現代研究、科学および数学の教育を(女の子のために)許可するように指示しました。」
この慎重に作成された男女平等の錯覚が粉々になるのはそれほど時間はかかりません。Mohammedは、女の子が思春期を迎えると、男女間の接触がある可能性があるため、男の子と同じ学校ではもう教育を受けることができないと付け加えます。
それは女の子のために別々の学校がある必要があることを意味します。これまでのところ、それらは存在しません。タリバンが20年前に何百万人もの教育女子を奪うために使ったのと同じ言い訳です。
しかし、残念なことに、貧しい農村地域では女性教育は優先事項ではありません。そしてそれは政府統制地域にも当てはまります。
スマートフォンとストーン
彼らが基本的なサービスを提供できることを示すために、タリバンは影響力と支援のためにアフガニスタン政府と競争する「影」知事を任命し始めました。
Chimtal地区では、Mawlavi Khaksarがそのような総督です。彼の重い黒いマントと驚くべき緑色の目が黒いターバンの下から目をそらすと、彼は威圧的な人物を切り取ります。
Khaksarは私達の向かい側に座って、4人のボディーガードが横になり、彼のAK-47は膝の上に座っていました。警備員の一人は、セキュリティの更新を聞いて、双方向無線で捜索しています。
私達はアメリカとの和平協議について質問しないように指示されました。会話が明らかに政治的な話になるたびに、KhaksarはTalibanの政治スポークスマンに意見を求めるように言う。
それでも、KhaksarはTalibanの進化するイメージの中で明らかな矛盾のいくつかを明らかにしています。彼はスマートフォンを持っていて自分のニュースを入手するためにFacebookを使っていますが、彼は姦通の罪を犯した男性と女性は依然として死刑に処されるべきだとも断言しています。
「私達はシャリアを実行し、私達はシャリアの指示に従います、そしてシャリアは石を殺すことを許します」とKhaksarは言います。
タリバンが国を奪回した場合、再びテロリストに安全な避難所を提供するであろうとの米国の懸念について尋ねられたとき、彼は答えます:「私たちがアフガニスタンを統治したら
正義が過酷かつ迅速なところ
前のタリバン知事は、1月に急襲でアフガニスタン政府軍によって捕獲されました。同じ運命に出会うのを避けるために、Khaksarは決まった事務所を持っておらず、代わりに場所を移動しています。
地元の人々は、Khaksarが村の中にいると聞いたとき、彼らの問題を提起するために彼が訪れている家の外にすぐに到着しました。
彼らは彼らの論争の詳細と共に白い紙切れを持っています。ほとんどがお金と財産に関するものです。知事は彼らを招き入れて一緒に座るように勧めます。
ある人が説明します。「私は誰かに車を売ったが、その人は政府の管理下にあるのでお金を払ってくれない。私は全力を尽くしましたが、政府の誰も私の声を聞きませんでした。」
その男性は、政府職員が彼に賄賂を要求したと訴えました。Khaksarは彼の嘆願書を取り、それが明日対処されるであろうと彼に言う。タリバンは過酷だが迅速な正義を管理することで高い評価を得ており、これらの分野で多くの人々の支持を得ています。
しかし多くのアフガニスタン人にとって、タリバンは民間の統治よりも民間の死傷者として知られている。グループの悪質な作戦と無差別な攻撃により、数千人が死亡しました。 今週発表された国連報告書によると、昨年は民間人の死傷者数の記録で、927人の子供を含む3,804人の罪のない命が失われました。報告によると、タリバンがこれらの死亡のおよそ35%を占めていたという。
タリバンは、これまでに、2010年に民間人の死亡を調査するための主に象徴的な委員会を設立することにより、この問題を認識していました。それでも、Khaksarはアメリカが最悪の犯人であると主張しています。
「民間人の犠牲者に責任があるのは、彼らの航空機、砲兵、B-52、重い武器を持ってきた人たちです」と彼は言います。「実際には、彼らはイスラム首長国連邦ではなく、民間人を殺害する責任があります。首長国連邦には、アフガニスタンを攻撃した外国人のような大量の死傷者を引き起こす可能性のある武器を所持していないためです。」
実際、アフガニスタンでの国連の任務によれば、2018年の同時期に航空作戦により536人の民間人が死亡しました。そのうち73%が国際軍によるものでした。
「彼らは人を連れてきたはずです」
インタビューの後、Khaksarと一緒に家から出て行くと、地区のTalibanの軍司令官Mubariz Mujahidが到着し、私たちについて紛争が起こりました。彼は知事のショットを撮るという私たちの要求に憤慨し、私は外を歩きます。彼はタリバンのメンバーが女性と一緒に街に出るのを望まない。
彼は知事が代わりに私たちの男性の同僚、Quraishiと一緒に通りを歩くことができるかどうか尋ねます。Quraishiは、私��はなく私がプレゼンターであると説明しています。男達はこれを混乱させているようだ。
「彼らは人を連れてきたはずだ」と司令官の仲間はつぶやく。
最終的に、私たちは私のキャリアの中でやるべきことはなかった、離れた場所で男たちを追いかけて従うことに同意します。
ほぼ20年の戦争の後、2,372人のアメリカ軍が敗北し、1兆ドルを超えるアメリカの納税者のお金が費やされたため、タリバンは紛争が始まったときよりも強く、より多くの領土を支配しています。トランプ政権が何千人もの軍隊を撤退させる準備をしているので、この事実はアフガニスタン政府に端を発している。
私たちがタリバンの領土から追い出すとき、私たちは土地で働いている女性のグループを渡します。氷のような風が荒涼とした風景を一周します。何度も何度も、私達はいかに厳しい人生がここにあるかを思い出しました。
国の大部分にとって、タリバンの復活の見通しは恐ろしい考えです。しかし現実には、多くのアフガニスタン人にとって、担当している人には違いはありません。彼らの生活の質は向上していません。そして何十年もの間の戦争と困難の後、彼らは平和を約束する人に向けられるでしょう。
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ナイトマリンおーらすてぃっぷす
いやあ長丁場でしたね(遠い目) 制作が遅れに遅れてしまい本当にかたじけないです。 現在は人生の墓場とpsychochirurgのフルセッションアレンジを進めています。
今作での反省点を加味して、サントラ作業が終わってナイトマリン一段落したら 次回作を着手する前に一旦準備期間を頂こうと思っています。 今後の作業を楽にするために男女型全裸3D素体を作ったり、 ノベルゲーム作るためのフォーマットをフレームワーク組んだりですね。 あとボイチェンも活用していきたいんで、ちまちまディープフェイク勉強しています。
それでは最後のてぃっぷすてんこ盛りいってみよー!
【Aパート】 ・プリンス成長に伴う演出の変化 本作は主人公メルヴィンの障碍を表現するために 色々と「視野の狭さ」を演出に組み込んできました。
そして、前話で#の拳言語によりメルヴィンが成長した事を表現するために 最終話ではその演出を少しずつ変化させています。
・楽器システム ミュージカル作品でよく各キャラの専用メロディがあるように、 本作ではキャラ毎にパーソナル楽器音を設定しています。 (ワーグナー家はピアノ、#&♭はファゴット、 メリンダとヨハンは弦楽カルテット)
#&♭やメリンダ視点のシーンでは楽曲は各々の楽器、 効果音や環境音は普通の生音ライブラリを使用していましたが、 実はメルヴィンとアルノルト視点のゲームでは BGMや効果音、メニュー音など何もかもピアノの音だけで構成していました。 これは初期メルヴィンが親や祖父、カウンセラー等身内の言葉だけを 頼って生きていて、自分の意志を持っていなかったためです。
そのためメルヴィンが成長を遂げた最終話では、 効果音や各キャラの楽器音等も正常に鳴るように変わっています。 なにげにこの演出のために持ってるSEぜんぶピアノ変換すんの大変だったから 誰か気付いてくれてたら嬉しいです(
・メルヴィンのキャラソン発現 最終話までワーグナー家は「人生の墓場」という統一テーマ曲を使用していましたが、 今回完全に覚醒したメルヴィンは自分のテーマ曲「僕だけに聞こえる歌」がかかり、 しかもこの曲は全ナイトマリンキャラの楽器とメロディを含んだメドレーになっています。 これもメルヴィンが身内以外の言葉と向き合う事ができた演出ですね。 ・スコープ 音関係以外でメルヴィンの視野の狭さを表現する点にスコープがあります。 おいらスコープって呼んでるけど要するにゲーム画面の外枠フレームの事です。
↑これ。ナイトマリン内ではイルカさんとか描いてある かわいいバージョンも使ってました。 後、お気付きになられた方もいらっしゃるかもしれませんが。 実はヨハンがメルヴィンを覚醒させてる最中にスコープが消滅して ゲームの画角が広くなるんですよ。まさに視野が広がる感じですね。
とか仰々しく言いつつ、実はこれって副産物的な演出だったんです。 世代的なドット絵ゲームの趣味なんですが、 白黒のゲームボーイ用ソフトをスーファミでプレイした時 大雑把にオブジェクト毎に色つく感じが大好きでして、 ナイトマリンもそういう色使いでドット絵作ったから 本来ならGBと同じ160×144サイズのゲームにしたかったんです。
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[SGB] スーパーゲームボーイ専用カラーの登録がある初期の任天堂製ソフト こういうの。GBで白黒のゲームがテレビでやると色ついたんです。 でもウディタって最小サイズが240×320だから、 それでスコープ使おうってなりまして、今に至りますw
・各キャラに対応するモチーフ海の生き物 作画お予算の都合で描くのめんどくs 全て描写する事は実現できなかったんですが、 一応全主人公キャラには海の生き物としてのモチーフが全員いるんで 改めてご紹介していきたいと思います。
☆メルヴィン=グッピー 1話でリビングを調べられた方はグッピーを見つけたか��しれません。 メルヴィンはピンクのグッピーボーイです。
グッピーって綺麗な魚ですが、水槽内でストレスを感じると 目がホラー映画みたいに真っ黒になっちゃうんです。 だからメルヴィンが「自分を見失いそう」と感じたり、 「洗脳されるかも」と警戒する時はキャラの顔が黒いノイズになってたんですね。
しかしこの黒目現象はあまり科学的に解明されきれておらず、 一説だと自然界のグッピーが警戒や威嚇をする時も黒目になると言われています。 つまり彼らにしかわからない基準ではあるけど、 何かしら「感情」に左右されて発生する現象であるようです。
そのため覚醒メルヴィンのイタコ中や攻撃技「集合意識」にも 黒ノイズを使用しています。 これはメルヴィンが黒ノイズ(=色んな人の下心や感情)を 自分の武器として制御できるようになった現れですね。
☆フレッド、ハーミッツ、メリンダ=ヤドカリ これは言うまでもないですね。 ベースがタピオカ錠剤なんで、人の心に宿って発現するからヤドカリです。
☆#&♭=ニベ #&♭のデザインでいうと日本のニベよりAtlantic Croakerという品種が近いでしょうか。 ほんのり赤白くて透き通ったきれいな魚で、 なんとファゴットみたいな声で鳴きますw
ニベの浮袋は粘り気が強く、昔は接着剤の原料として使われていました。 そのためニベは他人との親密な関わりを表すモチーフとされ、 にべもない(=不愛想)、という言葉もそこから生まれたそうです。 まさにコミュ強の#&♭姉妹にぴったりな魚ですね。
☆死神=カブトガニ 血が水色、甲殻類っぽいフォルムで海好きな皆さんの中には お察しの方もいらっしゃるかと思います。そうですカブトガニです。
近年は動物愛護的観点や科学の進歩で代用品が発明されていますが、 特殊な成分が含まれるカブトガニの血液は血液検査薬として 今でも医療現場で使用されています。
てなわけで、絶滅危惧種+海の医者な性質がヨハンぽいかなと思い採用しました。 ナイトマリン一味と同様に甲殻類だし。
【Bパート】 ・Q. よはんちゃんブリーチした? A. 現実で死んだんで燃え尽きました。
ちなみに作者の人外趣味により首から下は完全カブトガニ化してます。

・空港のアナウンス なんかガヤに空港感出したくてうっすらアナウンスとかチャイムとか入れてみました。 ファイとおいらが同じ台本を喋ってます。 ネタが細かすぎて誰にも伝わらない台本はこちら。
「This is the boading call for passengers of flight SCP-787 bound for R'lyeh. Departure gate has been changed to 92. Also there will be a slight departure delay due to [an anomalous activity]. We apologize for the inconvenience. Thank you.」 (ルルイエ行きSCP-787便にご乗車のお客様にご連絡致します。 搭乗ゲートが92番に変更になりました。 また[異常な活動]を検知したため出発時刻が遅れます。 ご迷惑をおかけ致しますが、何卒ご了承下さい。)
・各曲のタイトル 今回はせっかく欧米が舞台の作品ってだけあるんで、 曲名の英語表記と日本語表記両方にしっかり意味を持たせてみました。
Welcome to Nightmarine / ようこそナイトマリン ……ごめん、これはただの直訳だった。大人はみんな嘘つきだ。
Catacomb / 人生の墓場 ワーグナー家のテーマです。カタコンベは集合墓地ですね。 哲学的ゾンビなメルヴィンとか本人人格不在の両親とか クレイジーサイコパスおじいたやんとか幼卒指名手配犯とか ワーグナー家マジヤバイっすね(
2 Bimboes 2 Bassoons / 2本のファゴットのための狂痴曲 #&♭のテーマです。おバカ系セクシー巨乳美女がキャッキャウフフと オープンカーでゾンビ轢いたりするようなノーテンキな曲です。 ♭がもしも完全女体に戻れたら、#が大きくなったら 「ずっとはやだけど一度くらいやってみたいシチュエーション」 の妄想、というコンセプトで作曲しました。
日本語タイトルはよくあるクラシックの名曲っぽい曲名っぽいけど よく見たらあたおかな曲名にしました。 英語タイトルはなんか海外のエロっぽいワードって 「数字 単語 数字 単語」の組み合わせが多いなあって思って 直訳すると「ビッチ2人とファゴット2本」ってタイトルにしました。 ほら、2 Girls 1 Cupとか1 Man 1 Jarみたいな……(検索してはいけない)
あと下ネタといえば、英語でファゴットはバソンというんですが、 スペル違うけど「ファゴット(カマホモ野郎)」というワードがありますね。 関係ないけど。
The Misty Song / 僕だけに聞こえる歌 覚醒メルヴィンのテーマです。Mistyは霧がかった、みたいな意味です。 メルヴィンが離田の10倍くらい精度高いイタコ技を体得したので こういうタイトルにしました。
この曲、途中からナイトマリンメドレーになっているんですが、 それも切り替えを霧の中からフワフワ色んな曲が入ってくる感じにしたり 旋律が体を表す仕様に仕上がっております。お気に入りです。
・CMで流れた鬼ヤバすぎる歌 不動鼓さんに頼んだら快く作ってくれました。 でぃすこで通話しながら作詞してたんだけど 言葉選びが秀逸すぎてマジで笑い死ぬかと思いました。強いぞBL文豪強いぞ。
ちなみにこちらがフルになります。みんなも一緒に歌ってみよう! もうこの歌詞にしか聴こえなくなるまで歌えェェェ!!
--------------------------------------- 2 Bimboes 2 Bassoons (2本のファゴットのための狂痴曲) 作詞 不動鼓リューセイ
スケベなねーちゃんたち こっち見て微笑んで ボクの心 かき乱さないで くれよベイベー アハーンウフーン
それは神の暇つぶし イタズラな風吹いて たわわなボデー ボクに激突 爆発しそうだ アハハハハッ
零れ落ちそうな君の メロンにかぶりつきたい ボクの理性は止まらない アッ アッ もう限界
ああボインが去っていく やわらかい感触が ボクのリビドー もう止まらない さよならベイベー シーユーアゲーン
君の背中見送る 弾むマシュマロ二つ バインのエデン ボクもいれてよ 高まるエロス 高まるエロス 二本のファゴット火を噴くぜ ッハァイ! ---------------------------------------
最後のてぃっぷすは以上になります。 ストリーミング登録会社のTuneCoreさんがGW明けに営業再開だったはずなんで、 なる早で曲完成させます!でも明日くらい休ませてくれ!! 最後までナイトマリンは作業量が多いよおおおおおお!!!!
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【スペシャルインタビュー】日本医科大学千葉北総病院 救急救命センター フライトドクター&ナース

ビクトリノックスが2011年3月より支援を開始し、「劇場版コード・ブルー ―ドクターヘリ緊急救命―」やテレビドラマ「コード・ブルー ―ドクターヘリ緊急救命―」のメインロケ地で、医師が医療監修・医療指導も担当された、日本医科大学千葉北総病院 救命救急センターにおいて、実際に現在ドクターヘリで活躍されている太田黒崇伸 医師 と 重山香織 看護師 のお2人にお話しを伺いました。
■フライトドクター 太田黒崇伸 医師 インタビューはこちら ■フライトナース 重山香織 看護師 インタビューはこちら
【フライトドクター】
・名前:太田黒 崇伸 氏 ・職業:医師 (日本医科大学千葉北総病院 救急科) ・年齢:35歳 ・フライトドクター歴:6年目(2018年時点)

■フライトドクターとして救命に関わって良かったことややりがいなどは? 日本医科大学千葉北総病院に赴任前する前にも救急の仕事を行なっていましたが、その病院ではドクターヘリがありませんでした。ドクターヘリがない病院で勤めていた時に、「もう2、3分病院に到着するのが早ければ、この人を助けられたのでは」というようなケースが結構ありました。ドクターヘリを行なっている病院に来てからは、いち早く患者さんの診療が始められると実感しました。ドクターヘリがあったからこそ助けられた患者さんがいます。そのような患者さんが快復して家に帰られるまでを一緒に体験できるということが、この仕事を行なっていて一番良かったと思えることです。
■フライトドクターとして救命に関わって辛かったことは? ドクターヘリがあってもなくても、救急医療をやっているとうまく救命できない患者さんには必ず遭遇します。重症であればあるほど時間との勝負になるというのは間違いないですし、ドクターヘリだと器材や時間も限られています。ドクターヘリで病院から現場に向かってもうまくいかなかった症例に遭った時に、自分のやったことや判断が間違っていたのではないかとか、他の医師が治療にあたればもしかしてその人の運命が変わったのではということがあり、それは辛いというより、反省ですし、もっと次に繋げていかないといけないと思う瞬間です。

■フライトドクターになるには救急医療の経験や知識が多くなければならないと聞いていますが、実際になれる方はどのくらいの経験値が必要で、目指している方々の中でどのくらいの人がなれるのでしょうか? 実際どのくらいの人がフライトドクターを目指しているのかは、具体的な人数や割合を僕一個人としても、この病院全体としても、そこまでの把握は難しいかと思っています。もちろん、「コード・ブルー」などの影響でフライトドクターを目指したいという声が増えているという実感はあるのですが、医師(医療者ではなく)の中で救急医を目指す人というのはそもそもすごく少ないです。 医学部は一学年120人程度ですが、大体100人に1人位はいるかと思います。なれないということではなくて、そもそも救急医を目指す人が少ないというのが現状で、その中でフライトドクターという、救急医療の中でも特色のある部分を目指す人はかなり少ないのではと思っています。医療器材や時間などが限られる現場に実際にドクターヘリに乗っていくとなると、それなりに責任を求められると思うので、やはり実際フライトドクターとしてはそれ相応の訓練を積まないといけないと思います。 うちでいうと、独り立ちができるまで多分3年位の経験は必要かと思います。医者になって2年間の臨床研修医というのがあるのですが、それが終われば各々の専門にすすみ、救急科の場合は3年間で救急医の専門医になれます。専門医になるということを含めると、3年位というのは一つの目安になるのではと思います。
■フライトドクターを目指したかったということは何がきっかけだったのですか? 初めから、医学生の頃から、救急医になりたいと思っていました。フライトドクターになりたいと思っていたかというとそうでもありません。フライトドクターになるというのはドクターヘリをもっている病院に勤務して初めて成り立つもので、フライトドクターを希望するようになってこの病院に来させていただきました。今まで救急医としての仕事は病院で待つことばかりで、やはりもうちょっと早く診療できればということが結構あります。 「コード・ブルー」をきっかけにドクターヘリ事業が盛んになりましたが、救急医として、一生ずっとでなくても、一度はドクターヘリのすごさ、効果を経験するというのはとても大事なことなのではと思います。そういう経験があれば、今後ドクターヘリがない病院で緊急の患者さんの受け入れの要請があった時に、今ではドクターヘリが大体各都道府県に配置されているので、ドクターヘリを呼ぶ方が良いなどと判断ができるようになると思います。
■救急医を目指すドクターが100人に1人位ですごく少ないというのは、それだけ過酷な仕事だからですか? 他の診療科と比べて実際そんなにとびぬけて過酷というわけではないと思いますが、と言っても確かに楽でもないでしょう。結構長い日本の医療の歴史が若干絡んでいて、50年前位の日本の救急医療の現状だと、いわゆる“救急医療”は、麻酔科の医師や外科の医師が当番制で救急を担当していました。もともとドイツからの医療が日本に入ってきた影響で、日本の医療の現場では専門というのがとても大事にされていました。そのため、いわゆる救急医療というのは他の専門の医師が、言い方を悪くすると、片手間にやる仕事という感じでした。 そもそもそれを専門にする医師がいなくて、先人がいないために自分のキャリアプランをたてにくいということもあります。さらに(救急医というのは)一つランク下に見られやすいです。片手間でやる医療というように、学生時代はどの科をローテートしていても、「救急なんて、何やるの?」とずっと言われていました。そのように他の科の医師達にはあまり理解されていないと感じま すが、それは今までの医療の歴史からの風潮があるからだと思います。 映画やドラマのおかげで、今は流れがだいぶ変わってきているとは思いますが、他の専門の科と対等に肩を並べるほど日本の医療界の中での地位が確立できているかというと、まだどうかな、という感じです。 「コード・ブルー」などで認知度が高まったというのは、僕達の立場からいうとありがたいです。
■フライトドクターになりたいとう声も直接聞こえているということですが、それは医療を学んでいる方からですか? そうですね、それは医学生だったりとか、そういう人の見学が増えたりしていま��。
■ドクターヘリという器材なども限られ、決断力を求められる現場の中で、瞬時に判断するという高い能力が求められると思うのでそういう意味ではレベルが高いのではないかと思うのですが。 確かに優柔不断ではできないとは思いますが、決断とか判断が確かに一番難しいし、でもそれがある種の醍醐味というか、それがうまくいけばやりがいに繋がるというところだと思います。
■独り立ちまで約3年ということなのですが、それは実地訓練なのですか? 北総病院の場合は基本、医師2人がドクターヘリに乗って現場に出動するので、上級医が1人乗っていれば、もう1人はいわゆる若手になります。そうして若手は上級医を見て学ぶこともできますし、若手が少し成長してくればその立場を変えて、若手がすることを上級医が見て、必要があればそこで介入したり、後々フィードバックや指導ができます。
■実際に患者さんから言われて印象に残ったことは? やはり普通に仕事をしていて、泣きながら「ありがとうございます」と言われることはそんなにないと思います。面と向かって感謝の言葉をかけられるのはそんなに経験できることではないと思いますし、自分の父親位の年配の方からそういう言葉をかけられるのはやはりこの仕事ならではだと思います。うまくいくのが1つくらいだとするとうまくいかないのが10くらいあると思いますが、そういう一言が聞けるから、頑張れるのだと思います。
■生活も不規則で、なかなかゆっくり食事もできない環境であると思いますが、ご自身の健康管理はどうされていますか? 本当はウォーキングしたりなど運動を少しはした方が良いと思うのですが、あまり僕はしていなくて、極まれにフットサルをするくらいです。先生によってはロードバイクで結構長い距離自転車で通勤されたりとか、たまに運動したりとかする先生もいらっしゃいますが。救急医の必須だと思うのですが、いつでもどこでも質の良い睡眠をとれる、座ってでもしっかり眠れるというのは結構大事かなと思います。10分か15分でも眠れる時間があったら寝ています。
■ドラマや映画「コード・ブルー」をご覧になって、現実との違いなどを交えて感想をお聞かせください。 医療指導で関わらせていただいているので、そんなに現実とかけ離れたようなことはありません。ただし、一番多く言われることは、現実は診療のときにマスクを付けたり、災害現場に行く時は自分の身を守るためにヘルメットを被るということで、そういうことは必須です。ドラマは役者さんの顔を見せるためにあえて着用していません。 「コード・ブルー」の良いところは、実際手を尽くしても助けられない患者さんがいるということや、検査・治療などがうまくいってもいかなくても医療者というのは色んなことで悩んだり、葛藤したりということが常にある仕事だということがうまく反映されているなと、シーズン1の頃からずっと思っていました。そういう部分がやはり受け入れられている一因だと思います。あと、現実はあんなにかっこいいものばかりではありません。
「コード・ブルー」で良く言われていると思うのですが、特に救急医療とはチームワークがとても大事で、誰かがスーパーマンで他が全然ダメとなると救急のチームがうまく機能しません。チーム全体としてレベルアップしていく、成長していくということが全体の能力を発揮するうえではとても重要です。うちの病院も若手がだんだん入ってきてくれるようになってきて、そういう若手と上級医がともに成長していく中で思い悩んでいるところはドラマと一緒だなと感じます。むしろそれをドラマで反映させてほしいとお願いしたからそうなのですが。(番組制作の方に)悩んでいるところはどういうところですかと聞かれたので、そういうところが反映されているのだと思います。
■ドラマの黒田先生のような怖い先輩はいましたか? どの業界でもそうだと思いますが、最近は、そういう風潮ではないようです。そのような方は本当は必要なのかも知れませんが、社会全体としてあまり受け入れられない風潮になってきている気がしており、あまり多くはないと思います。僕が研修医の頃はまだこのような風潮ではなかったのですが、最近はあまりいないのではと思います。
■将来の希望(専門で進みたい分野など)などはありますか? 勤務する病院はどこであっても、やれる限りは救急医でありたいと思います。目の前の患者さんを救うというのも救急医の仕事ですが、それ以外に地域の医療や、大小あると思いますが、社会貢献度の高い分野であることは間違いないと思うので、社会全体、地域に根差した救急医をできる限り続けたいと思います。
■ビクトリノックス・マルチツールを使ったことがありますか?その場合、どのようなシーンで使ったのか、またその感想をお聞かせください。
現場で使う機会はないのですが、ドクターヘリ仕様でかっこいいから、使うのがもったいないので置かせてもらっています。ドクターヘリモデルの時計は使っています。

【フライトナース】 ・名前:重山 香織 氏 ・職業:看護師 (日本医科大学千葉北総病院 救急科) ・年齢:36歳 ・フライトナース歴:5年目(2018年時点)
■フライトナースとして救命に関わって良かったことややりがいなどは? フライトナースとして現場に行って、滞在時間も10分前後で戻ってきたり他の病院に搬送したりするのですが、自分の中では相当目まぐるしく時間が流れています。どういう事案だったのかは覚えているのですが、ケガされていて苦しい時の患者さんの顔も覚えていられないくらい短い時間しか関わりがありません。それでも患者さんが覚えてくれていることもあります。後からいついつのヘリ番のナースの方へといって手紙をいただいて、「声をかけてくれて心強かった」とか、その時のことは覚えていなくても「ドクターヘリがきてくれて助かりました」とか、手紙をくださるので、そういう時はやりがいを感じますね。
■フライトナースとして救命に関わって辛かったことは? ここの病院に来る前は、元々ゆっくりした環境の田舎の病棟で看護師をしており、患者さんと関わる時間がとても多くとれました。それが看護師として普通に看護ができることだ��思うのですが、ここにきたらかなり時間がタイトなので、一般的な看護実践というところがなかなか難しいと実感しました。例えば、私たちが現場に行き、お子さんが自分の目の前で事故にあって息をしていなくて、お母さんがかなり取り乱しているという状況の中でも、治療を優先にしなければいけないので、お母さんに対してそんなに十分な関わりができないことがあります。 医師はもちろん治療に集中するので、そこでフライトナースが現場に行く意義とは家族のことなどをしっかり考えてあげられることだと思うのですが、時間の縛りがあるので優先順位的にはなかなかそれができないところが、辛いというかもどかしさというのが常にあります。
■フライトナースになるには救急医療の経験や知識が多くなければならないと聞いていますが、実際になれる方はどのくらいの経験値が必要で、目指している方々の中でどのくらいの人がなれるのでしょうか? 看護師としての経験が5年以上、救急看護師経験3年以上または同等の能力があること、リーダーシップがとれること、ACLSという心肺蘇生のコースがあるのですが、そのプロバイダーをやJPTECという現場の外傷のコースのプロバイダーの資格をとり、またドクターヘリ講習会を受講している、ということが決まっています。フライトナースになれるのは、この病院では大体5年目以降です。 OJTを行なった際の評価や、そもそもOJTが始まる前に病院内でしっかりリーダーとして、看護師としてできているかというような基準をクリアしている必要があります。 実際に何人位というのは分かりませんが、私がこの病院に移ってきた時が、ちょうど「コード・ブルー」の1stシーズンが放送された翌年だったので、82人同期がいる中でも救急希望という人がかなりの人数がいたようです。(直接的にドラマの影響も?)もともと目指していた人もいると思いますが、やはりテレビの影響も大きかったと思います。自分は当時26歳でしたが、新卒のオリエンテーションで「フライトナースになりたい人」と聞かれて、「はい」と手を挙げている人が結構おり、「救急希望者がかなり多いのですが、配属は相当難しいと思ってください」と言われていました。結局その年は82人の中で私1人だけが配属されました。82人全員救急希望ではありませんが。毎年そのような感じです。私もそうですし、その前の年も、その後の年も、この救急外来に配属されるナース自体が1人、多くて2人程度です。 自分の時は外部から来ていきなり救急外来に配属というケースがまだぎりぎりあったのですが、今ではほとんど外で何年経験があろうと、救急希望していても、いったん病棟に配属されます。 救急に行きたいと言って何年も待っている人も結構います。それは私の入った年もそうですし、今でも変わらず結構います。救急外来に配属されること自体、チャンスはつかんだことになるのですが、そこからフライトナースになれるかというと、やはり自分の努力しかないので、そこはシビアです。
■月に平均何回位出動されますか? 10人位フライトナースがいるので、単純計算で月に1人3回前後です。 もちろんその月によって4回だったり2回だったりと色々ですが、最初慣れないうちはやはり多くこなさないと不安でした。月3回だと間が空くので不安だったのですが、上司が配慮してくれて、月4、5回とかなり多くつけていただいたりしました。
■ミッションを終えた後は疲弊しませんか? 今は無駄には緊張しなくなったのでそういう疲れはないですが、ベテランのナースでも真夏の時期は暑いので1日に7、8回出動する時などは疲弊しています。
■ドクターヘリは通常医師2人と看護師1人搭乗するのだと思いますが、初めてのドクターヘリに乗った時もやはり1人だったのでしょうか? 教育期間があって、フライトナースデビューができそうな段階までいったらやっとOJTが始まります。先輩ナースとデビューするフライトナースが一緒に乗りますが、その時は通常医師が2人乗っている席を1席こちらにもらわなければいけないので、そんなに何回もチャンスがあるわけではないです。そのためそこまでいってOJTで評価がクリアできれば独り立ちになるし、まだまだの場合はまた期間を空けて何ヶ月後かに2人で乗るということになります。こういうところも基準が厳しくなるという理由になると思います。 医師達は2人いるので新米でも上級医がいれば確かに大丈夫なのですが、ナースは本当に1人です。医師が2人乗っていったとしても、多数傷病者がいると、上級医は現場に残るため、患者さんを新米の医師と私とで連れて帰る時もあります。看護師の仕事とは医師の指示で何かをするというのが普通なのですが、そのような状況の中だと、何かおかしいと思ったら逆に医師に「これはこうじゃないですか」と教えたりとか、「この処置しなくて大丈夫ですか?」と正直に言ったりする時もあります。その辺はナースはドラマの冴島くらい厳しいです。優しいというよりは、ちゃきちゃきしている先輩が多いです。ドラマの黒田先生のような厳しい医師はいないので、世の中の流れ的に昔のようにスパルタな感じではありません。でも患者さんにとってはそんなことは関係なく、こちらも相当のレベルは提供しなければいけないので、そういう時にナースが働きかける時もきっとあると思います。
■フライトナースは現在何人いるのですか? 救急外来には18名のナースがいて、そのうちフライトナース11名です。 そういう面でいうと、医局にいる医師は独り立ちができていなくてもすぐにフライトドクターになれるということが、ナースと違う点です。
■ドラマや映画「コード・ブルー」をご覧になって、現実との違いなどを交えて感想をお聞かせください。 「コード・ブルー」の3rdシーズンが放送される前に試写会イベントに招待いただき、実際に役者さんと対談するという機会がありました。ナースは医療監修には関わっていないのですが、医師達が直接的に役者さんに「こうやってやるんだよ」と教えたりされているので、かなり現実に近いという感覚があります。 また、よくドラマであるような最後がハッピーエンドのようなものではなくて、みんなが頑張って力を尽くしたけどダメだったという時ももちろんありますし、医療者もやはり人間なので自分の家庭の悩みがあったり、プライベートで落ち込むようなことがありながら、ヘリでいったん現場に出たら当たり前に仕事をこなしているわけで、そのようなところはリアルで共感できるところです。 違うと思うところは、ドラマでは演出が多少派手なところでしょうか。例えば、(現実では)祭りの事故やトンネルが崩落しているなどということが毎週起きているということはありません。ただ、交通事故で本当に瀕死の状態でここに運ばれてくる人は多いですし、高いところから転落したという人もいらっしゃいます。要請内容を聞いているとそのようなケースが実際多々あるので、重症度としてはドラマとそう変わらないと思います。
■ドラマでは主人公が結構危険な目にあったりしていますが、実際危険な経験はありますか? ナースは徹底して安全管理が重要視されています。もちろん医師もですが、医師はやはり現場では夢中で患者さんを助けたいという気持ちが強いので、極端なことを言えば、現場に行く時に「先生ヘルメットかぶって」と言わないと、かぶらずに走って行こうとした医師もいます。消防や警察の方々が現場にいらっしゃいますが、やはり組織が違うので、医療のことまで色々口出しはしてきません。現場では自分たちの安全は自分たちでというのがもう大原則です。そのためナースは結構口うるさく言うかもしれません。ドラマのように死にかけたりということはありませんが、そういうリスクはあると思います。消防とか警察は、犯人がいるから危ないなどと言っていたら仕事にならないでしょうが、医療者は危機管理の面でドラマのような危険な目にはあまりあわないです。
■ドラマの3rdシーズンのように若い新人のフェロー達は実際にいるのでしょうか? はっきり言ってい���す。医師達が医療監修をしているので、自分達の後輩をモデルにしているのだと思いますが、私がドラマを見た時は現実とあまり違いがないと思いました。実際彼らが緊張をしたりしていても、もちろん上級医がフォローしたり、ナースが介入したりとそこの安全性は担保はしているので、患者さんに害があるなどと考えなくて良いと思います。最初から肝の据わっている医師もいますが、何もできなくてどうしようという人もいるし、それはナースも一緒ですが、後はぼやーんとしている性格の医師もいらっしゃいます。でも救いたい気持ちは同じです。
■5年目にして成長しているという実感は? ここに10年目で、フライトナースで5年目ですが、太田黒先生も自分より後に来られて今はもう立派に独り立ちされていらっしゃいます。偉そうに聞こえると恐縮なのですが、リーダーとしてすごく頼れるようになったなという時がどの方にでもあります。最初からみんなできるわけではありませんから。そう意味ではドラマはリアルに再現していると思います。病棟だと医師が必ず上の立場でナースに指示を出して、ナースが言われたことをするというのが本来の構図ですが、現場だとチームワークで仕事をしなければいけなく、医師1人に任せて自分が黙って立っていたら良い活動ができないし、あのようなタイトな時間であのように多くのことができません。そこはお互い専門性を出し合い、チームワークをとって行ないます。
■将来の希望(専門で進みたい分野など)などはありますか? (2018年)現在36歳で600回ほどの搭乗回数がありますが、それでも登場回数1,000回以上の先輩方がたくさんいらっしゃいます。もちろん若手も育てなければいけないし、一生懸命育てていますが、医師と違って、フライトナースになるのはかなり敷居が高いです。病院にもより、もっと短い年数で乗れるところもあるのですが、この北総病院のフライトナースは、自分がここに配属された時に、「すごいな、やっぱりレベルが高いな」と思いましたし、他の病院のフライトナースからもそういう言葉をいただいたりもすることもあります。そのため結構北総にこだわってフライトナースになりました。年数だけ重ねてもなれないし、基準もしっかりクリアしないと独り立ちができないのが現状です。そこまでしてなっているので、できればフライトナースを続けたいという気持ちは自分もあります。他のナースもみんなきっと思っていると思いますが、一生できるかといったらなかなかパフォーマンス的に難しいと思うので、させていただけるうちは頑張りたいと思います。
■ビクトリノックス・マルチツールを使ったことがありますか?その場合、どのようなシーン(仕事以外でも)で使ったのか、またその感想をお聞かせください。 マルチツールを持っていますが、綺麗なまま置いておきたいので飾っています。コンパクトだからすごくいいですね。

■日本医科大学千葉北総病院 について:
日本医科大学千葉北総病院の救命救急センター(ショック・外傷センター)は全国有数の外傷治療成績を誇り、2001年にドクターヘリを導入して、全国で最も多い累計1万回を超す出動経験を持ち、重症救急患者の救命率向上に貢献しています。ラピッドカーとともに早期の医療介入により救命の可能性を高める「攻めの医療」を実践しています。医師と看護師が搭乗して救急現場へ向かい、高度な救命処置を実施して、救命救急センターなどへ搬送。50km圏内へ離陸から約15分以内に到着することができ、早期の治療開始 と搬送時間の短縮を通じて救命率向上に寄与しています。地震や洪水など自然災害の際にもいち早く出動しており、東日本大震災では震災直後に出動し、当日夜には福島県内の拠点病院に到着。翌日から被災地内で災害医療に従事しました。なお、同病院は、「劇場版コード・ブルー ―ドクターヘリ緊急救命―」やテレビドラマ「コード・ブルー ―ドクターヘリ緊急救命―」のメインロケ地となり、ドクターヘリと合わせて放送されました。また同病院救命救急センターの医師が医療監修・医療指導も担当されました。
■日本医科大学千葉北総病院 救急救命センター 公式サイト
■ドラマ「コード・ブルー」プロデューサーとHEM-Netの対談記事(HEM-Net広報誌より)
■認定NPO法人「救急ヘリ病院ネットワーク(HEM-Net)」公式サイト
■ビクトリノックス『CSR - ドクターヘリ支援』について: ビクトリノックス・ジャパンは、重症救急患者の救命活動に重要な役割を果たすドクターヘリ(救急医療用ヘリコプター)の普及・運営を支援するモデルを発売し、売上の一部を、認定NPO法人「救急ヘリ病院ネットワーク(HEM-Net)」に寄付しています。さらに日本医科大学 千葉北総病院の「ドクターヘリ」活動の協力支援を行なっています。




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