#自閉症スペクトラムの疑い
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大口病院連続点滴中毒死事件(おおぐちびょういん れんぞくてんてきちゅうどくしじけん)とは、神奈川県横浜市神奈川区の大口病院(当時、現・横浜はじめ病院)で2016年(平成28年)9月に発覚し、2018年(平成30年)7月、同病院で当時勤務していた看護師の女が逮捕された連続殺人事件。事件の名称について、神奈川県警察は「大口病院"入院患者殺人事件"」[3]、『神奈川新聞』は「(旧)大口病院"点滴連続殺人事件"」[4][5][6]としている。 被害者として立件された死亡者2人のほか、同時期に死亡していた別の2人の入院患者の遺体からもヂアミトールが検出された。事件発覚前の7〜9月の82日間で48人の患者が死亡し、その後の���70日間の間は死亡者がゼロということから、4人以上の被害人数が疑われたが、発覚以前の死亡者は医師の診断により“自然死”扱いで火葬されていたため、既に証拠は失われていた[7]。 経緯 捜査 事件は2016年9月、最初に判明した被害者の容体が急変した際、看護師が投与中の点滴袋をベッドに落とし、袋内の輸液が急激に泡立ったことから偶然にヂアミトールの点滴混入が発覚した。さらに調べると2日前に同じ部屋で死亡した別の患者の遺体からも同成分が検出された。ナースステーションに残されていた未使用の点滴袋約50個を調べると、10個ほどの点滴袋でゴム栓部分に封をする保護フィルムに細い針で刺した穴が見つかった。そして、同じフロアで亡くなった患者の数が、事件発覚までのおよそ3か月の間に48人に上ることが明らかになった。神奈川県警察は、何者かが点滴から異物を体内に入れ、被害者を殺害した殺人事件と断定し、神奈川警察署に特別捜査本部を設置[2]。点滴に混入させる手口から病院内部の者による殺人事件の犯行が疑われたが、捜査は難航した[8]。 犯行に使われたヂアミトールは、業務上使われるもので、院内各所に置かれており、犯人を特定することは困難を極めた。県警は院内にあるものの鑑定を実施[9]。当時担当していた看護師全員の看護服を調べたところ、被疑者の服からのみ、ポケット付近からヂアミトールの成分が検出された[10]。他にも、被疑者が事件発覚直後の夜勤中、投与する予定のない製剤を手に院内を歩き回る姿が県警の設置した防犯カメラに映っていた[11]ことや、被害者の病室に1人で入っていくのを同僚が目撃していて、そのおよそ5分後に容体が急変し死亡していた[12]、といった状況証拠から絞り込んでいった。 被疑者の逮捕 2018年6月末、県警は状況証拠を踏まえ被疑者の看護師に任意の事情聴取を開始。この看護師は消毒薬(ヂアミトール)を注入したことを認めたうえで、「入院患者20人ぐらいにやった」との趣旨の話をした。7月7日、神奈川県警は被疑者を殺人容疑で逮捕した[13]。また同月28日には、2016年9月に死亡した入院患者の点滴に消毒液を混入し殺害したとして、殺人容疑で再逮捕した[14]。 被疑者は、事件後、様々なテレビ局や新聞社によるインタビューや取材に応じ、逮捕前にもテレビ局に「何故、こんなひどいことをしたのか、自分の家族が同じことをされたらどう思うのか。絶対���せません」と、直筆の手紙を送る[15][16]などして自らの関与を否定する発言をしていた。 「点滴にヂアミトールを入れた」事に関し「間違いありません」と容疑を認めた上で、「入院患者20人ぐらいにやった」と供述。犯行の動機については「自分の勤務時に患者に死なれると、家族への説明が面倒だった」という趣旨を供述した[17]。さらに「患者が亡くなったときに同僚から自分の落ち度を指摘されたことがあり、それ以来、勤務時間外に死亡させることを考えるようになった」[18]、「勤務を交代する看護師との引き継ぎの時間帯に混入させていた」[19]、「混入を繰り返すうちに感覚がマヒしていった」[20]とも話している。 供述では「(事件の)2か月くらい前から点滴に消毒液を入れた」[21]と話しており、その時期同病院に勤務していた看護師は「(亡くなったのは)最初は1日1人。それが3人になり、5人になり、9月になったらもっとひどくなって(1日に)8人とか。4階はおかしいな、という話があった」[15]と証言している。 事件前、現場病棟では「看護師の筆箱に、10本以上の注射針が刺され、針山のような状態になっていた」ことや「白衣が切り裂かれる」「カルテが紛失する」「ペットボトル飲料を飲んだ看護師スタッフの唇がただれる」などの看護師同士の壮絶ないじめトラブルが報告されており[22]、以前より「『あのクリニックの先生は嫌いだから』『あの患者の家族は嫌いだから』患者を受け入れない」といったことまで言う「『女帝』と呼ばれる60代パワハラ看護師の存在」や「人事査定でえこひいきがあったり、自分だけ忙しい仕事を回されたりしているといった不平不満があり、看護師同士で言い争いになったこともあった」という。被疑者自身も、逮捕前に「看護部長は看護師たちをランク付けして、気に入った子とそうでない子の扱いが極端だった。そういうのってよくないですよね」と述べている[23]。 病院では、そういった人間関係のトラブルや虐めが原因で複数の看護師が辞職しており、「看護師同士の世代間の対立が原因で、大口病院では患者のケアまでもが疎かになっていた」といい、「見舞いに行った家族の前で看護師が患者さんを怒鳴りつけ、その家族が『本当にひどい。ビデオに撮って告発すればよかった』と激怒していた」こともあったという[24]。事件の被害者遺族も「女性看護師が別の看護師を怒鳴りつけたり、点滴袋が公共スペースに散見されたりするなど『今考えればおかしいところもあったかもしれない』」[25]と指摘している。 精神科医の片田珠美は「担当患者が以前死亡した際に同僚らから自分のミスの可能性を指摘されたとも説明しているので、もともと同僚や上司などに対して怒��を覚えていた可能性がある」と指摘し、(「白衣切り裂き」や「カルテの紛失」「ペットボトル異物混入」も同一犯によるものだとすると)他の看護師に対する怒りをこのような形で表現したのではと推測する。その怒りの矛先を患者に向け変えて(精神分析では「置き換え」)、患者の点滴に無差別に消毒液を入れる事によって「別の看護師の勤務時間中に患者が死亡するように仕向けたわけで、復讐願望を満たそうとしたともいえる」としている[26]。 刑事裁判 横浜地方検察庁は2018年12月7日、患者3人の殺人罪と5人分の点滴液に消毒液を混入した殺人予備罪で、看護師を横浜地方裁判所へ起訴した。4人目に対する殺人罪については、別の患者を殺害しようと消毒液を混ぜた点滴が結果的にこの患者に投与された可能性があるとして不起訴処分とした[27]。 横浜地裁における本件の事件番号は、平成30年第2033号(殺人、殺人予備)[28][29]。審理を担当する裁判長は家令和典で[注 2][32]、家令が当時担当していた係属部は第1刑事部(合議係)である[33]。起訴後、横浜地裁から委託を受けた精神科医の岩波明(昭和大学附属烏山病院長)が2019年(令和元年)8月から11月まで被告人の精神鑑定を実施した[6]。 第一審 2021年(令和3年)10月1日、横浜地裁(家令和典裁判長)で裁判員裁判の初公判が開かれ、被告人の元看護師は起訴内容を全面的に認めた一方で、弁護側は「被告人は犯行当時、統合失調症により心神耗弱の状態だった」と主張した[32]。 同年10月22日に論告求刑公判が開かれ、横浜地検は元看護師に死刑を求刑した[34]。 同年11月9日に判決公判が開かれ、横浜地裁は被告人の責任能力について、「犯行時は(発達障害の一種の)自閉スペクトラム症の特性があった」と認定[35][36][37]。その上で、弁護側が主張した統合失調症の影響については否定し、「違法な行為であることを認識していた」として完全責任能力があったと認めた上で、元看護師に無期懲役を言い渡した[35][36][37]。横浜地裁は被告人の完全責任能力や計画性を認定し、動機も「酌むべき事情はない」としたが、被告人に自閉スペクトラム症の特性(対人関係が苦手、問題解決に対する視野が狭いなど)があり、患者の家族から怒鳴られて強い恐怖を感じた経験が殺人の動機形成に至った点を挙げ[38]、それに対する情状酌量の余地や、自ら死刑を望むなど贖罪の意思を強く示している点などから「更生可能性が認められる」と判断、死刑を回避した[35]。1983年(昭和58年)に最高裁判所から死刑適用基準として、いわゆる「永山基準」が示されて以降、3人以上を殺害した被告人の完全責任能力を認めた上で死刑を回避した司法判断は異例と��れている[39]。 同年11月22日、検察側と弁護側の双方が一審の無期懲役判決を不服として東京高等裁判所に控訴した[40]。 控訴審 控訴審における事件番号は令和3年(う)第2081号[41]。控訴審初公判は東京高裁(三浦透裁判長)[注 3]で2023年(令和5年)12月15日に開かれ、検察官は「無差別型の連続殺人」として改めて死刑適用を求めた一方、弁護人は「死刑選択は裁判員裁判の否定だ」と主張した[43]。また検察官は第一審で採用されなかったKの供述調書を取り調べるよう申請したが、東京高裁はこれを却下した[44]。2024年(令和6年)3月12日の第2回公判で被告人質問が予定されていたが、弁護人の申し出によって撤回され、公判は結審した[45]。 同年6月19日の判決公判で、東京高裁は双方の控訴を棄却する判決を宣告した。同高裁は殺害された被害者が3人に上る結果の重大性、犯行の計画性などから死刑選択も十分に考えられると指摘した一方、原判決が死刑回避の理由として示した動機形成過程や更生可能性は、死刑選択の可否を検討するにあたって相応の意味があるものであるとして、原判決の判断は不合理ではないと結論付けた[46]。また、犯行は確定的殺意を伴う残虐なものではあったが、恨みや不満から他人の命を積極的に奪ったような犯行とは異なるとも指摘し、裁判員裁判による慎重な評議で死刑選択が真にやむを得ないと認められた事件でなければ、死刑選択は許されないという判断を示した[47]。 検察側と弁護側がそれぞれ上告を断念し、同年7月4日付で無期懲役の判決が確定した[48]。 横浜市・病院の対応と課題 横浜市には事件前、「看護師のエプロンが切り裂かれた」、「看護師の飲み物に異物が混入された」など、この病院内のトラブルに関する情報が複数寄せられていたが、市は病院に詳細な内容を確認しなかった。市が設置した第三者検証委員会は「患者の安全に関わる内容もあったのに、後手に回った」と、市の対応を批判した[49]。市が設置した第三者検証委員会による報告書「横浜市の医療安全業務に関する検証報告書(大口病院に関する対応について)」[50]の中で、医療法上、病院から市への報告義務も、市から病院への検査・指導権限も無いという問題が指摘された。医療法を根拠に市と病院の関係がある以上、医療法の範囲を超えた「制度の狭間」となるところに問題が発生したとき、市はどこまで対応できるのかという課題があり、今後、法的、制度上の課題に対しては、国に改善に向けた要望を行うことも考えられる、としている。 病院側にも、複数の看護師のエプロンが切り裂かれているのが見つかったり、6月にはカルテの一部が抜き取られ、8月には看護師のペットボトルに異物が混入されていたにも関わらず、院長は「院内の出来事で、まして看護師の中の出来事だったので院内で何とか処理すべきだと思った」[51]としながら、有効な手立��をとれず病院から県警に相談するという事もしなかった[52]ため、「病院が対処していれば事件はなかったかもしれない」などの批判の声が病院関係者からも寄せられた[53]。 脚注 [脚注の使い方] 注釈 ^ 犯人である看護師の女は1987年(昭和62年)1月7日に福島県で生まれ、小学校6年生で神奈川県に引っ越した[1]。 ^ 家令は本事件の第一審判決から約20年前の2001年、福岡地裁に赴任していた際、市民との交流イベントで死刑制度について「自分の名で死刑を言い渡したい裁判官はいない。廃止してほしいが、世論は違う」と発言していた[30][31]。 ^ 三浦の担当する裁判部は第11刑事部[42]。 出典 ^ 加藤益丈「【詳報・第9回】×××被告 出会い系サイトを利用「男性に褒められるのがうれしくて」 3人点滴中毒死」『東京新聞』中日新聞東京本社、2021年10月20日。オリジナルの2022年9月11日時点におけるアーカイブ。2022年9月11日閲覧。 ^ a b 「異物投与され入院患者が死亡、殺人容疑で捜査 横浜」『朝日新聞デジタル』朝日新聞社、2016年9月23日。オリジナルの2016年9月23日時点におけるアーカイブ。 ^ 点滴中毒死、元看護師逮捕 消毒液「20人に入れた」 KyodoNews(共同通信)/YouTube 2018年7月7日公開 ^ 「県警の歴史で最も難しい事件の一つ」大口病院・点滴連続殺人事件1年 神奈川新聞〈カナロコ〉 2017年9月23日配信 ^ 『神奈川新聞』2023年12月10日朝刊一面1頁「旧大口病院事件控訴審 量刑 更生可能性焦点 15日、東京高裁で初公判」(神奈川新聞社) ^ a b 『神奈川新聞』2023年12月10日朝刊第二社会面22頁「旧大口病院事件 一審精神鑑定医 岩波明氏に聞く 診断 非常に難しい事案 現行方法への課題指摘」(神奈川新聞社 聞き手・田崎基) ^ 大口病院の点滴殺人 2カ月で48人死亡も44人は自然死扱いに デイリースポーツ/ライブドアニュース 2018年7月10日配信 ^ 病院で何が? 点滴異物混入事件の深層 NHK クローズアップ現代+ 2016年10月5日放送 ^ 横浜「大口病院」、事件発覚以降に死亡患者が激減 捜査は難航 デイリー新潮/週刊新潮 2016年12月8日号掲載 ^ 決め手は看護服のポケット、消毒液成分付着 連続中毒死 朝日新聞デジタル 2018年7月7日配信 ^ 防犯カメラに「インスリン手に院内巡回」 毎日新聞 2018年7月11日配信 ^ 病室に逮捕の女 5分後急変 横浜・連続点滴中毒死 FNNプライムオンライン 2018年7月8日配信 ^ 患者中毒死 31歳○○を逮捕 殺人容疑で神奈川県警 毎日新聞 2018年7月7日配信 ^ 点滴中毒死、元看護師を再逮捕 共同通信/ロイター 2018年7月28日配信 ^ a b 「犯人を絶対許せません」 元看護師 逮捕前 直筆400文字の手紙 FNNプライムオンライン 2018年7月9日配信 ^ 大口病院事件「私は関わりありません」 本紙などに元看護師 東京新聞〈TOKYO Web〉 2018年7月8日配信 ^ 「20人前後に消毒液」=患者中毒死で元看護師-勤務時死亡は「面倒」 時事ドットコム 2018年7月9日配信 ^ “落ち度”指摘され消毒液混入か NHKニュース 2018年7月10日配信 ^ 逮捕の元看護師「20人以上殺害した」横浜 日テレNEWS24 2018年7月8日配信 ^ 「次第に感覚マヒ」 1日5人死亡日も、犯行エスカレートか 産経ニュース 2018年7月13日配信 ^ 患者中毒死、元看護師「2か月前から点滴に消毒液を入れた」と供述 TBS NEWS 2018年7月11日配信 ^ 「点滴殺人の大口病院 現場病棟で看護師同士のいじめトラブル」 NEWSポストセブン/女性セブン 2016年10月20日号掲載 ^ 大口病院事件逮捕1カ月 実像と乖離「***容疑者像」 神奈川 産経ニュース 2018年8月8日配信 ^ 「点滴殺人」の病院 患者を怒鳴りつける看護師の対応に家族が激怒 NEWSポストセブン/女性セブン 2016年10月27日号掲載(ライブドアニュース 2016年10月13日配信) ^ 「大口病院選ばなければ」 中毒死から1年 遺族、心境語る 産経ニュース 2017年9月19日配信 ^ 大口病院・20人殺害か…○○容疑者、他の看護師への復讐願望を患者に「置き換え」か (2/2) Business Journal 2018年7月11日配信。記事名に実名が使われているため、この箇所を省略した。 ^ 「大口病院事件、患者8人への罪で一括起訴 産経新聞 2018年12月7日配信 ^ “裁判員裁判開廷期日情報(横浜地方裁判所本庁)”. 裁判所ウェブサイト. 最高裁判所 (2021年10月1日). 2021年10月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月1日閲覧。 “殺人,殺人予備(事件番号平成30年(わ)第2033号)” ^ “傍聴券交付情報”. 裁判所ウェブサイト. 最高裁判所 (2021年11月9日). 2022年9月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月1日閲覧。 ^ 『朝日新聞』2001年11月1日西部朝刊福岡県版第一地方面31頁「居酒屋でクダ巻く判事嫌でしょ 福岡・早良区で裁判官と討論/福岡」(朝日新聞西部本社) ^ 山本浩輔、「文春オンライン」特集班「《死刑制度の矛盾》「20人以上殺った」女性看護師の“異例の死刑回避判決”はなぜ下されたか?「自分の名で死刑を言い渡したい裁判官はいない」 判例から死刑制度を考える #3」『文春オンライン』文藝春秋、2022年8月27日、3面。オリジナルの2022年9月11日時点におけるアーカイブ。2022年9月11日閲覧。 ^ a b 「横浜・旧大口病院点滴中毒殺人 元看護師、起訴内容認める」『カナロコ』神奈川新聞社、2021年10月1日。オリジナルの2021年10月1日時点におけるアーカイブ。2021年10月1日閲覧。 ^ “横浜地方裁判所担当裁判官一覧”. 裁判所ウェブサイト. 最高裁判所 (2021年10月1日). 2021年10月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月1日閲覧。 “横浜地方裁判所第1刑事部の担当裁判官一覧 > 合議係 家令和典,橋本健,大西惠美,増田雄太” ^ 「旧大口病院の連続中毒死、元看護師に死刑求刑」『読売新聞』2021年10月22日。2021年10月22日閲覧。 ^ a b c 「元看護師は「更生の道が相当」 無期懲役判決で横浜地裁」『産経新聞』2021年11月9日。2021年11月9日閲覧。 ^ a b 「横浜・旧大口病院点滴殺人 元看護師に無期懲役判決 責任能力認定も「死刑に躊躇」」『神奈川新聞』2021年11月9日。2021年11月9日閲覧。 ^ a b 「元看護師に無期懲役判決 患者連続死事件、責任能力認めつつ死刑回避」『朝日新聞』2021年11月9日。2021年11月9日閲覧。 ^ 「死刑回避に点滴死遺族「納得できない」…裁判長「苦しい評議」」『読売新聞オンライン』読売新聞社、2021年10月10日。オリジナルの2022年9月11日時点におけるアーカイブ。2022年9月11日閲覧。 ^ 加藤益丈「なぜ3人殺害でも死刑回避されたのか? 旧大口病院事件の判決読み解き」『東京新聞』中日新聞東京本社、2021年11月10日。オリジナルの2022年9月11日時点におけるアーカイブ。2022年9月11日閲覧。 ^ “入院患者3人の中毒死事件、検察・弁護側が控訴 無期懲役判決に不服”. 朝日新聞. (2021年11月22日) 2021年11月22日閲覧。 ^ 「傍聴券交付情報詳細」『裁判所ウェブサイト』最高裁判所、2024年6月19日。2024年6月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年6月19日閲覧。 ^ 「東京高等裁判所 担当裁判官一覧」最高裁判所、2024年5月15日。2024年6月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年6月19日閲覧。 ^ 「入院患者連続死「死刑を」 元看護師控訴審で検察側―東京高裁」『時事ドットコム』(時事通信社)2023年12月15日。オリジナルの2023年12月16日時点におけるアーカイブ。2024年6月18日閲覧。 ^ 「横浜点滴3人中毒死、極刑回避維持求める 控訴審始まる」『日本経済新聞』日本経済新聞社(共同)、2023年12月15日。オリジナルの2023年12月18日時点におけるアーカイブ。2024年6月18日閲覧。 ^ 中山岳「旧大口病院の3人点滴中毒死事件 被告人質問を撤回して控訴審結審 判決は6月19日」『東京新聞』中日新聞東京本社、2024年3月12日。オリジナルの2024年5月30日時点におけるアーカイブ。2024年6月18日閲覧。 ^ 加藤益丈「旧大口病院の3人点滴中毒死、二審も無期懲役 「元看護師の死刑、やむを得ないとは言えない」 東京高裁判決」『東京新聞』中日新聞東京本社、2024年6月19日。オリジナルの2024年6月19日時点におけるアーカイブ。2024年6月19日閲覧。 ^ 井口慎太郎「患者3人連続死 旧大口病院の元看護師、2審も無期懲役 東京高裁」『毎日新聞』毎日新聞東京本社、2024年6月19日。オリジナルの2024年6月19日時点におけるアーカイブ。2024年6月19日閲覧。 ^ “入院患者3人の点滴に消毒液を入れて中毒死の殺人罪で無期確定 検察、弁護側が上告断念”. 産経新聞. (2024年7月5日) 2024年7月5日閲覧。 ^ 点滴中毒死逮捕 医療への信頼が大きく揺らぐ 読売新聞 2018年7月10日配信 ^ 横浜市の医療安全業務に関する検証報告書(大口病院に関する対応について) (PDF) - 横浜市医療安全業務検証委員会 2017年3月 ^ 点滴混入殺人「大口病院」看護師たちにトラブル?風評恐れて警察届けず J-CASTテレビウォッチ 2016年9月26日公開 ^ 解決至らぬ“点滴殺人” 元看護師からの手紙 テレ朝news 2017年4月8日配信 ^ 大口病院中毒死 消毒液、原液投与か 元看護師の殺意、裏付け 毎日新聞 2018年7月10日配信
大口病院連続点滴中毒死事件 - Wikipedia
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野波ツナ (2011~2017) 『旦那さんはアスペルガー』
どうも私には自閉スペクトラム症(ASD)の気があるなァと疑っていたのだが、やはり私はASDで間違いないだろうと、この漫画を読んでいて確信した。というわけで、さっそく妻に読ませることに。
「見て見て、やまちゃんアスペルガーだよ!」
「うーん、これやまじゃないよ」
えっ、そうなの……?
「でも、確かに表面的な性格は全然違うけど、根の部分は一緒じゃない?」
「うーん、違う」
ありゃま。。
なぜこのような意見の相違が発生してしまうのか。それは「夫がアスペルガーで困っている人」の語りが中心になっているためだろう。つまり登場するのは「私を追い込むアスペルガーの人」だけであり、「アスペルガーだが上手く関係性を築けている人」というのは登場しない。なので「全然違うよ」ということになってしまう。
本作は、ひとつのケース・スタディとして読むには価値があると思うが、現代という「共感」の時代には、読者にあまり良い影響を与えないのではないかという気がする。SNSを開くと、「夫が~」という投稿に「わかる!」といった共感の「いいね」が大量についていたりするが、私はこういったも��を目にすると、いつも次のように思う。「まあ災難だとは思うが、これを投稿しているアナタ自身の問題はどうなっているんだ……?」と。
このような時代に「アスペルガー」に焦点を当てて夫婦関係を描いた漫画があっても、「そうだ!アスペルガーの夫が悪いんだ!」という認知的整合化しかもたらさないのではないだろうか。
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【娘は自閉症】桜井奈々さんの自宅【画像】
弁当研究家である桜井奈々さんの自宅です。 桜井奈々さんの公式ブログからまとめました。 引用:本人ブログ 桜井奈々さんはこの自宅に2018年7月に引っ越して以来住んでいるようです。 また桜井奈々さんの娘さんは知的障害有りの自閉症スペクトラム障害で、息子さんは発達障害疑いのため発達外来に通っているんだとか。
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自閉症スペクトラム音楽制作DTMでパソコンと繋ぐ88鍵電子ピアノiMac向かいに置く為ベッドに扇風機届かず暑熱順化も熱帯夜不眠。寝れるかと疑念の昼寝眠る幼稚園60年前も猛暑日辛抱堪らず屋根散水。大人の発達障害やアスペルガー等ASD概念無い頃の方が自閉スペクトラム症でも誤診で処方薬大量で記憶曖昧
#snapseed#autism spectrum disorder#high functioning autism#electric fan#sweltering night#extremely hot day#air conditioner#childhood memories
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答えはマクロファージにあり
看護学生のための病理学教室 井上 泰 東京厚生年金病院病理診断科部長 ~病気のしくみを学びにゆく~
なんだか、看護学生のためのまとめにすべて書いてあったという感じ。
無力感半端ありませんな。
善玉でも悪玉でもあるマクロファージを調整なんてできるのか?
新型コロナ感染で脳内免疫細胞に異常か 中枢神経の後遺症の一因?
1/4/2023 毎日新聞
ヒトのiPS細胞から、脳内の神経細胞とミクログリアなどを作製。新型コロナに似せたウイルスを使って、これらの細胞に感染させる実験をした。疑似ウイルスは、新型コロナが最初に流行した時の株のほか、オミクロン株などの各変異株に合わせたタイプを用意した。 その結果、どの疑似ウイルスもミクログリアのみに効率よく感染することが分かった。ウイルスに感染したミクログリアが、異常な活性を起こしたり死滅したりすることで、炎症性の物質が増えて神経細胞に障害を引き起こすと考えられるという。 今回の研究成果から、一部の患者ではミクログリアなどの免疫機能の低下からウイルスが脳内で完全に排除されずにミクログリアへの感染が続き、後遺症が長引いている可能性が浮かんだ。
Source:
The original strain of SARS-CoV-2, the Delta variant, and the Omicron variant infect microglia efficiently, in contrast to their inability to infect neurons: Analysis using 2D and 3D cultures
Received 25 October 2022, Revised 26 January 2023, Accepted 7 March 2023, Available online 11 March 2023, Version of Record 14 March 2023.
※ 参考:
脳を覆う特殊な免疫細胞の成り立ちと特性を解明―認知症や自閉スペクトラム症など脳の病気に関与する新たなプレイヤーの可能性―
九州大学
抜粋
脳は、単なる神経細胞の塊ではなく、多種多様な細胞によってその高度な機能を維持しています。そのため、脳がどのような細胞によって構成され、各細胞がどういった特性を有しているのか理解することは、脳の機能を正確に理解するために必要不可欠であり、また脳疾患の発症メカニズムの解明への近道であると考えられます。しかし、その全容解明には至っておらず、脳疾患に対する新規治療法・治療薬の創出を進めるために、その解明が急務の課題となっています。
全身ほぼすべての組織・臓器には、マクロファージ(※1)という免疫細胞が存在します。脳も例外ではなく、主要な脳内免疫細胞としてミクログリア(※4)がよく知られており、その機能的な重要性が次々に明らかになってきています。一方、脳を覆っている髄膜や血管周囲スペース、脈絡叢といった脳境界領域(※3)には、脳境界マクロファージという特殊な免疫細胞が存在することが分かってきましたが、その詳細はほとんど分かっていませんでした。
(省略)
同一の前駆細胞に由来するミクログリアと脳境界マクロファージは、脳内でそれぞれ、遺伝的また機能的に異なる特性を持った細胞へと分化・成熟する。また、出生後、髄膜マクロファージは、血管周囲空間スペースへと移行するが、その際にはTalin1やIrf8、Mafbという遺伝子が重要な役割を果たす。また、動脈の血管平滑筋細胞(SMC)の存在も必要不可欠である。
(※1)マクロファージ全身の各組織・臓器に存在し、細菌や死細胞を貪食して除去する能力を持ち、その一方で組織の恒常性維持に重要な役割を果たしている免疫細胞。(※2)脳境界マクロファージ脳境界領域(※3)に存在するマクロファージの一種。(※3)脳境界領域脳の周囲を覆っている髄膜(軟膜・くも膜・硬膜)や、脳内血管の周囲に存在し脳脊髄液に満たされている空間、さらには脳脊髄液の産生組織として知られ���脈絡叢といった脳実質とは区別される脳内領域のこと。(※4)ミクログリア脳内の主要免疫細胞で、マクロファージの一種。
Specification of CNS macrophage subsets occurs postnatally in defined niches
20/4/2022 nature
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・ 自閉症スペクトラムの方を家族にお持ちの方の記事がシリーズでございました。 私も大人の発達障害についても学んでおり、患者さまにもいらっしゃいますので、確認させていただきました。 ① 旦那さんが自閉症スペクトラムと診断。 付き合っている時にも、不可解な言動があったそうです。 何の料理が好き?と聞かれて 「勝手に作っているからわからない」と答えたそうです。 こだわりが強く人の話に関心を持たないそうです。 コミュニケーションが苦手で興味関心の偏りが凄いそうです。 相手の気持ちを想像するのが苦手です。 その後、結婚したされたのですが性交渉もなく、何を考えているか、わからないということで別居することになったそうです。 ② 自閉症スペクトラムと診断された。生まれつきの脳の機能が問題です。 100人に1人おり、男性が女性な4倍です。 自分ではADHDと思��ていたそうです。 特徴は裏表はないが、相手の気持ちがわからないので、相手を怒らせてしまうことが多いです。 ADHDは起こると分かっていても、衝動的に言ってしまう特徴があります。 診断されても妻は生活に不安を感じていたそうです。 これをカサンドラ症候群といいます。 特にパートナーへのケアは必要です。 ③ 旦那���んが自閉症スペクトラムの、もう一つの家庭のお話です。 結婚して10年子供を作ることを主体的に考えてくれないご主人に涙を流したそうです。 そこでカウンセリングを、受けることになりました。 計画を立てるのは苦手だが、方向性を示せば具体的に詰めるのは得意という性質があったそうです。 家族が自閉症スペクトラムの人の思考、考え方を理解すれば、不安は軽減するそうです。 夫も目的のな会話はしなかったのが、カウンセリングで朝起きたら、よく眠れた?などと聞かようなルーティンを教えてもらえたら、少しづつコミュニケーションが取れるようになるそうです。 ④ 50歳の夫が自閉症と診断された。 体調が悪くても気遣ってれず、ゲームを、しているなど、言動がおかしかったそうです。 子供を流産した時に、画像を見れるんですか?とワクワクした様子だったそうです。 9年目日は借金で自己破産したそうです。お金を貯めたり、計画的に使うことも苦手だそうです。 夫から質問攻めを、受け尋問みたいな感じになったそうです。 ⑤ 先程の夫は集団療法を受けた。 少しづつコミュニケーションを学び、共有できる仲間がいることは良かったそうです。 他人の苦労しているところや、アドバイスがとても参考になるそうです。 妻には、一緒に時間を共有している感じがないのが悩みだそうです。 特性が消えるわけではないが、悩みを晴らすことはできるかもしれません。、 ⑥ 発達障害の家族をもつパートナーが集まる自助会があります。 悩みを共感でき、 同じように子供が発達障害で悩んでいる家族の自助会もあるそうです。 反響編❶ 辛いのは伝わらないということ 共感できると少し楽になったという感想が多かったそうです。 自閉症スペクトラムは悪気はなく学習することで言動が変わることがあるそうです。 反響編❷ 病院に夫婦で行けるケースは良いが夫が拒否する場合もあるそうです。 悪いところを治すというようリモ 長所と短所を、自覚し生活の質を向上されることが大切です。 関西にも「にじいろ」という自助会があるので、発達障害のおっとを持つ妻など、家族もケアをしっかりとするべきです。 #自閉症スペクトラム #自閉症スペクトラム子育て #自閉症スペクトラム障害 #自閉症スペクトラムの疑い #自閉症スペクトラム児ママと繋がりたい #自閉症スペクトラム症 #自閉症スペクトラムあるある #自閉症スペクトラムの子育て #自閉症スペクトラム疑い #自閉症スペクトラム児ママ #自閉症スペクトラムグレーゾーン #発達障害 #発達障害グレー #発達障害グレーゾーン #発達障害の子のママと繋がりたい (at 若江岩田駅から徒歩3分のおおくま整骨院) https://www.instagram.com/p/Ch1hCvluvt7/?igshid=NGJjMDIxMWI=
#自閉症スペクトラム#自閉症スペクトラム子育て#自閉症スペクトラム障害#自閉症スペクトラムの疑い#自閉症スペクトラム児ママと繋がりたい#自閉症スペクトラム症#自閉症スペクトラムあるある#自閉症スペクトラムの子育て#自閉症スペクトラム疑い#自閉症スペクトラム児ママ#自閉症スペクトラムグレーゾーン#発達障害#発達障害グレー#発達障害グレーゾーン#発達障害の子のママと繋がりたい
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#自閉症かも と疑って ネットで検索して #自閉症の特徴 と比べることが されがちですが、 意味はありません。 #クレーン現象 、 #逆転バイバイ 、 #感覚過敏 、 #指差ししない ことから自閉症と 診断されることはありません。 自閉症の診断は 実際に #言葉の遅れ があるか、 #癇癪がひどい か、 #こだわり行動 が酷いか 集団行動の参加に困難があるか 等の行動をベースに考えられます。 診断名の有無に関わらず、 このような行動が出現した場合は、 家庭で改善していく (#家庭療育 ) ようにしていきましょう。 ブログ ↑プロフィールから LINE abatherapistで検索 無料発達相談しています。その他、質問、コメントお待ちしております。 #自閉症児 #自閉症スペクトラムの疑い #発達相談年中無休 #abaセラピー https://www.instagram.com/p/CdNhZ45Nuhj/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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#リマインダー 今でこそ、 「行きたい」「行きたくない」 「しんどい」「頭、痛い」 「ディズニーランド、行きたいです、はーい」 自分の想いを伝えられるようになったノエルですが、保育所に通っている頃は、ほとんど言葉が出ませんでした。 保育所では一切話さず、 給食もひと口も食べない。 家に帰ってくると、 一人でブロックなどで遊び、 のどが乾くと、私の手を引いて、 冷蔵庫の前に連れて行く。 いわば、クレーンで 伝えてくれていました。 想いが伝わらず、 お友だちを引っかいたり、 たたいたり、噛みついたり。 自傷・他傷が激しくて、 菓子折りを持って、 お友だちの家に 謝りに行くことも しょっちゅう。 「このまま、言葉は出ないのかな」 あきらめかけたときに出会ったのが、十三にある療育施設「an」でした。 療育を受けるかたわら、私自身も毎週、自閉症の勉強に通いました。 教えていただいて、自分で作っ��リマインダー。 「好き? 嫌い? どっち?」 選択することで、少しずつ、ノエルは自分のことを伝えてくれるようになりました。 言葉も少しずつ、少しずつ、 増えていきました。 今はまた言葉が出なくても、 きっと、あふれるように、 出てくる日が必ず来ますよ、 必ず。 お母さんが あきらめないでね。 子どもの可能性は、無限大。 一人で抱え込まないで、 いつでもメッセージください。 一緒に考えていきましょう\(^o^)/ #自閉症 #自閉症スペクトラム子育て #自閉症スペクトラムの疑い #言葉が遅い #言葉が出ない https://www.instagram.com/p/Bz9vFQNj9EH/?igshid=14pcuvo9npoy9
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イクイク病になってしまった話 第1夜
※下ネタが苦手な方は見ないことをお勧めします。
☆忙しい方向けの3点要約
・仕事のストレスで性欲が通常より強くなった
・とあるセックスの達人に影響された
・エナジーオーガズムでイクイク病を発症
(2021/11/30 追記)
イクイク専用ブログを作ったのでそっちでもイクイク病についてまとめてあります。
初めての方もこんにちは。
ここでは私が現在襲われている症状について語っていこうと思う。
私は今、適応障害と持続性性喚起症候群(PDAD)のような症状に悩まされている。
「適応障害」は環境に適応しようと頑張りすぎて心身ともに疲れてしまった状態だ。
「持続性性喚起症候群」(通称:イクイク病)は性的絶頂(オーガズム)が止まらなくなる病気である。
これは非常に珍しい病気で発症の原因は不明であり治療法がまだ確立されていない。
強いて言うなら認知行動療法といった心理療法だろうか。
患者によって発症要因や育ってきた環境要因が違うため治療法は患者個々に合わせた方法で行っているようだ。
心療内科や産婦人科で診てもらったが医師がこの病名を知らなかったため診断されていない。
この病気の恐ろしいところは、症状が症状なだけに日常生活がままならなくなっていくこと。
中には、症状を苦に自殺までしてしまう人もいる。
そこで私は勃ち上がった(立ち上がった)!!
このままではいけない、どうにかしてこの状況を打開する方法を見つけようと心に誓った。
私は自分の考えや個人情報をオープンにしすぎるという、いわゆる自分語りをする悪癖がある。
参考にはならないかもしれないが、この症状に苦しんでいる誰かの役に立てたら嬉しい。
要はこれは私のオナニー記事である。
その前に私の自己紹介をしよう。
私は現在27歳の女性である。
発達障害のASD(自閉スペクトラム症)があり人とのコミュニケーションが非常に苦手だ。
言語性IQは定型発達(障害がない人)の人よりやや高め、動作性IQは知的障害レベルのディスクレパンシーだ。
ディスクレパンシーとは言語性IQと動作性IQに大きな差があることだ。
要は文章を読み解くことは得意だが手先が非常に不器用だということである。
私はいわゆるオタクでアニメとアイドルと福祉に強い関心がある。
社会福祉士と精神保健福祉士の国家試験に合格している。
私の専門は精神保健分野だ。
しかし、現場経験はほとんどない。
障害特性上、福祉職に就けないのである。
前の職場も今の職場もこの発達障害と人間関係の影響で適応障害になっている。
現在は休職中かつ療養中である。
性自認はレズよりのバイで考え方がやや男性的だ。
そして、恋愛も性交も未経験のレズ童貞で処女だ。
そろそろ本題に入ろう。
私は自己愛性パーソナリティ障害(と思われる)の上司にいじめられて適応障害になった。
この日は不正出血してしまい、頭痛のためバファリンを飲んだ。
この月は2回目の不正出血である。
次の日から会社に行けなくなり休職を余儀なくされた。
この日辺りからなぜかものもらいになった。
私はものもらいになりやすい体質なのでたぶんこれはいつものことだと思われる。
会社を休む前、私はストレスからかいつもより性欲が強くなっていた。
いつもは1~2回のオナニーで満足できるのに足りなくなっていた。
ムダ毛処理した後、とうとういつものオナニーではしない膣内への指挿入をしてしまった。
Gスポット開発のため1時間以上指入れしてたら不正出血してしまった。
そんなにガシガシやってないのに...
この時の私は何もかもが嫌になってアダルトサイトを見まくっていた。
今までオタ活に精を出していたが収入が途絶えてしまったため趣味にお金を使うことができなくなった。
エロはお金のかからない趣味なのでここからオナニーにひたすらのめり込むことになる。
私は人並みに性欲はあるので月1~2回くらいの頻度で忙しい時期以外はオナニーしていた。
ここだけの話だが10歳くらいからこっそり致していた。
ちなみに初潮は12歳から始まって生理周期は安定しているほう。
ある時、私は「中イキ」という単語を知った。
中イキとは子宮でオーガズムを感じること(後に認識が変わることになる)。
モテないしコミュ障だし結婚する予定がまったくないので私には一生経験できなさそうだ。
パートナーがいる女性でも中イキを経験できる人は全体の半分くらいらしい。
中には全く経験しないで一生を終える女性もいる。
私はどうしてもこれを経験したくなってしまい中イキ開発をしている人を調べまくった。
個人的にはセックスの達人である成田アキラさんみたいな人を探していたが私が惹かれたのは真逆の人だった。
実はこの中イキ開発、女とただヤリたいだけのとんでもない男ばかりなのだ。
そんな悪質な中イキ師を糾弾しているとても口の悪い方がいた。
この方のホームページを見て私は感銘を受けた。
「『ありのままの自分を受け入れて』はアホ」「相手に伝える努力をしろ」と口の悪さと裏腹に女性のことを想った文章に膣キュンした。
「他のヤツとは次元が違う」と言い張っている��全くその通りだった。
福祉的にも考え方が大変素晴らしかった。
その方のツイッターの開発動画(ハメ撮り)を見て私は衝撃を受けた。
女性「あっ! ああん! イクぅ〜! イクイクイクぅ! またイク!! イクっ! っ! あっ! ああん! はあっ! はあ…もうダメ… はあ! ああ! イクイクイクイクイク! やべ、イクイクイクイクイクイクイクイクイクイクイクイク!! ああ! きもち! ああん! ああ! ああん! またイク! またイク! またイクイクイクイクイク! ああん! ああん! ああん! もうダメェ… おかしくなる、イク! またイク! またイク! またぁ! はあ… あっ! ああっ! っ! もうダメっ! ねえ、もうダメ!! ねえ、いっぱいイッちゃう、もうダメ! イクイクイクイク! っ! ああっ!! ああん!! ああ! ああ! ああ! ああ! ダメ! もうダメ! イクイク! またイクッ! あっ! あん! あん! あん! あん!」
とても艶めかしい美しい肢体の女性の喘ぎ声が響く。
今まで見たどんなエロ動画よりもエロイ!!
これが女性がガチイキしている姿か。
その後、女性の膣内から抜かれた男性器がかなりご立派で思わず息を飲んだ。
おいしそう...♡
医学的にも性科学的にも非常に貴重な映像だ。
消される前にスマホの画面収録で保存して、脳内HDDにしっかり焼き付けた。
ていうかツイッターはアダルトOKなんかい!!
他の開発動画は体外式ポルチオと全身性感帯のもの。
私はキメセク(薬物を使ってセックスすること)でもしてるんじゃないかと疑った。
後にこれは実際にありえることだということを身をもって知ることになる。
この動画をオカズにしながら励んで外イキ(クリトリスでイクこと)した。
次の日、私は初めて夢イキを経験した。
まさかオー���ズムに起こされるとは思わなかった。
よくわからないが気持ちよかった。
ここでふとエナジーオーガズムの存在を思い出した。
エナジーオーガズムとは体のどこにも触れないで氣だけでイク方法だ。
10代の頃に1回だけ挑戦したことがあるがその時はイケなかった。
アニオタwikiの記事を参考にやってみた。
☆自己流エナジーオーガズムのやり方(※イクイク病になる可能性があるのでやらないほうがいい!!)
①とにかくエロいことを考える →意中の人を思い浮かべるとより効果的
②なるべく裸に近い恰好でいる →着衣のままでもいいが全裸に近いほうがより気持ちいい。失神することがあるので絶対に見られない場所を確保すること。
③息を吸って吐くを繰り返す
④PC筋を締めて緩めるを繰り返す →膣をキュッキュ締めて体にオーガズムがきてると錯覚させる。宅トレの下半身を引き締める運動がこれに近い。
私は中イキ師の方に恋をしていると脳に錯覚させて成功させた。
オーガズムを迎えるまでにけっこう時間がかかる。
急に体が痙攣して強い快感がきて失神する。
その後は連続イキが始まる。
私「(なにこれ...こんなの知らない...)」
私「フフフッ! ハハハハハッ!!」
私「(すごい!! 恋の呼吸じゃん!! ��れじゃあ、他の人には一生無理なわけだわ!!」
私は前髪をかきあげて快楽に身を委ねた。
この日はこれでよかった。
次の日は推しの配信イベントがあったが買い物依存症による金欠で参加できず。
悲しかったので推しがデザインしたTシャツを着て夜に自室でエナジーオーガズムに励んだ。
あまりの快感に病みつきになっていたのだ。
(きたきたきたきたきたー!!)
痙攣と失神の後に連続した強いオーガズムが始まった。
失神する前に「もう、どうなってもいいや...」と放心した。
子宮の律動と収縮がすごい。
胸の高鳴りと興奮と強烈な快感で心臓が張り裂けそうだ。
どうやら体外式ポルチオによる中イキと脳イキが同時に起こっているようだ。
パートナーがいないので確かめようがないのが残念だ。
後にオーガズムは脳が引き起こしているということを知った。
あまりの気持ちよさに声を押し殺せなくなり、つい「あっ!あっ!」と喘いでしまった。
隣の部屋に寝ている父に聞こえていたかもしれない。
実家住まいだから思いっきり声が出せないのである。
この状況がより私を興奮させた。
(すげえ! どんな格好でもイケるぜ!!)
騎乗位の態勢になったり、ドギースタイル(四つん這い)になったり、どんな態勢でもオーガズムが続く。
これが、私の生き地獄ならぬイキ地獄の始まりだった...
↓続き。
https://syupii.tumblr.com/post/668086496598933504/%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%82%AF%E7%97%85%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%A3%E3%81%9F%E8%A9%B1-%E7%AC%AC1%E5%A4%9C
(2021/12/17追記)
喘ぎ声のところを修正しました。
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一方で、小島容疑者の母親は、知人に「私は生きていていいですか・・・」と漏らすなど憔悴しきっているという。事件後、母は贖罪の言葉とともに次のようなコメントを発表している。〈今回このような事件を起こしたことは、(中略)青天のへきれきで、自殺することはあってもまさか他殺するなんて思いも及びませんでした。(中略)一朗は小さい頃から発達障害があり大変育てにくい子でしたが、私なりに愛情をかけて育ててきました〉 言うまでもないが、発達障害が直接事件と結びつくものではない。「発達障害」(文春新書)の著書がある昭和大学医学部岩波明教授が語る。「発達障害という病気は実はなくて、精神上におこる障害の総称。日本の場合はアスペルガー症候群を指す場合が多い。アスペルガー症候群は、いまは自閉症スペクトラム障害と呼ばれているのですが、対人関係・社会性の障害で、集団生活で溶け込めないということがしばしば起こり、不登校や引き籠りになるケースが多い。また発達障害の子供が親からのネグレクトや虐待に遭うというケースもかなり多いのです」 様々なマイナス要因、不幸の連鎖が重なり、最悪のケースに至ってしまう。岩波氏は「彼の精神を荒廃させるような環境が事件に繋がった可能性は���る」と指摘する。「今回の事件を見ていると、必要な時期に適切な愛情を受けて育たなかったということはかなり決定的な気がします。大切に育てると社会的な予後が違う。犯人は、かなり自分に不全感を持っていて、それは親から見捨てられたという感情から来ているものもあったと思います。自殺も考えたということは衝動的な感情が内に向いていたということ。それが今回は逆に外に向かい暴発したともいえる。自分の内に向かうものが外へ向く、こうしたスイッチはわりと起こりやすい。今回の事件が発達障害の典型例かというとそうではないが、衝動的な行動パターンを選んでしまうというのは1つの特徴ではあります」 凶行の最中、薄ら笑いを浮かべていたという小島容疑者、その胸に去来していた思いとは何だったのか。
新幹線殺人犯 小島一朗 実父語る「息子を棄てた理由」 『週刊文春』2018/6月21日号 - 来栖宥子★午後のアダージォ
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クオリア思考という造語
僕は大学時代フレーゲという哲学者を使って卒論を書いた。彼の実在論を僕は気に入っていて、カントのアンチノミーもこれからの話に関係してくるのだが、とにかく知性の条件はわれわれにとって外在的なのではないかと思うのだ。条件。ヴィトゲンシュタイン。真理値。真理条件は人間知性のくびきにつながれているのだろうか。真理はヒトが発明しうるのだろうか。真理とはわれわれには見出すことはできても作り出すことはできないのではないだろうか。原初のロゴスとしての神。超越した条件。
初めから決まっていないのに、なぜコンセンサスが形成できるのか。初めから決まっているからこそわれわれはそれを真理と呼ぶことができる。神秘的な精神世界を信奉する人々がうそぶくアカシックレコードのようなトンデモ論ではなく、われわれの意思疎通を可能たらしめているもの。それの外在をDer Gedankeとフレーゲは呼んだ(と僕は解している)。
名前は何でもいいのだけれど、赤という色の赤い感じは一部の人々を除いてわれわれにはコンセンサスがある。それはイデアとでも、Gedankeとでも、クオリアとでも、何と呼んでもいい。いや、クオリアとはイデアやGedankeと同種の概念なのだろうか。片や超越的で、片や私秘的でまったく別の領域別の位相別のレイヤ上の概念のようにも感じる。しかし赤を赤たらしめるクオリアという表現がもし成り立つならば、それは人間と外界との隔たりを構成する一要素なのだ。
言語論。言語とは何か、というか、僕にとってクオリアもまた言語である。私秘的な。私秘言語であるクオリアは会話���は用いることができない。クオリアを濫用して「クオリア」が私的で独善的な用語になってしまった。表象とかセンスデータとかそんな呼び名でもいい。なんでもいい。(https://www21.atwiki.jp/p_mind/pages/67.html 参考にしました)
余りに回りくどくなったが、要は、僕は自分自身が日本語で思考していないということが言いたかったのだ。太陽はsunとか言ったり、Die Sonneとか言ったりするがそれは便宜的なものでしかない。おそらく私秘言語を自然言語に対応させていく作業が自然言語の習得(習熟)のプロセスにあるはずだ。周囲の人々から受ける僕の感触によると、多くの人は言語野の大部分をこの自然言語に明け渡していて私秘言語、原初の言語の領土領域がかなり削られている。そういう風に適応しながら、赤ちゃん(あるいはヒト)から人間(あるいは社会人)になるのだ。僕自身の感覚では、本当は私秘言語のほうがパーソナライズされて最適化されているので処理効率がいいし(コンピュータの機械語ということ)、WAIS-Ⅲで言う作動記憶の負荷も小さいのだが、多くの人は他者と関わることに適応する過程で無用の長物たる私秘言語=クオリア思考を捨ててしまうのではないか、という予想、想像。
僕は知能(WAIS-Ⅲ)的にはだいたい万遍なく125~135程度の能力があり全検査では130だ(5年ほど前の話)(今はもう少し悪い数字が出る気がするが、一方で30歳になった今でもぐんぐん頭がよくなっていっている感覚(思い込み?)もある)。MENSAにもギリギリ入れるか入れないかという数字で、とてつもなく優秀な数字というわけではない。
その頃僕は心神喪失状態で、引きこもっていた。社会に目的を見つけられず、周囲の人々ともうまく折り合えず、孤立感があった。片付けが苦手で部屋がとてつもなく汚く、遅刻や忘れ物も多いので、発達障害からくる適応障害を疑って心療内科を受診し、知能検査を受けた。凹凸がなくエピソードも弱いため発達障害とは考えにくいと医者から言われ、IQ130に答えを求めたのが「ギフテッド」「過度激動 OE」という言葉を知るきっかけだった。
130は偏差2σのちょうどボーダーラインなので、当時から自分をギフテッドやOE持ちだと定義することはなかったが、自分にもその特徴が散見されるだろうとは思った。しかし一方で、社会適応に対する困りの原因を知能指数に(知能指数だけに)求めることは無理があることは間違いなかった。そもそも自分にはハーバード大の平均ほどの聡明さはないし、逆立ちしても東大に入れる気がしない。130という数字は間違いだとさえ思った(「非常に高い」という分類には気分がよくなったが)。
あるとき、友人と記憶の心象風景の話をしたことがあった。僕は自分の記憶は真っ暗闇の中に浮いている真っ黒い球体が自分の記憶の心象だと話した。真っ黒い球体はさらにズームしていくといくつもの手や脚などの肉の塊でできていて、僕は何かを思い出すとき、その球体に手を突っ込んで塊から思い出すべき記憶を引っ張り出す。あくまで記憶の保管方法のイメージなのでそれが真実ではなく、「記憶の保管方法のクオリア」を言語化するとそういう風になるということだ。
僕はIQ130かつそれ��ど優秀ではないことの答えをここに見出している。すなわち、僕の賢さは私秘言語を未だ頑なに持ち続けていることに少なくとも一定程度由来していると考えている(「賢さとは何か」というテーマは棚上げする)。この賢さはつまり、社会適応に反するやり方で獲得されたものであり、社会的な人間関係上の賢さとのトレードオフ関係が成り立つかもしれないものだ。ここに発達障害(自閉症やアスペルガー)と私秘言語ホルダーとの類似がある。似ているが根本的に違うような気がする。自閉症スペクトラムは脳とかそういったレベルの話だが、私秘言語を掴んで離さないのは単なる性格のような気がするのだ。だから非同期的発達があまり見られない僕の場合、努力(あるいはあきらめ)によって普通の人になることができると思う。
世の中には優れた寓話により私秘言語を自然言語のかたちで表出させることができる天才がいると僕は信じている。僕は天才ではなく、それはできないが。それでも、人間に生まれついたからには、表面的で極めて不具合の多い自然言語の交換ゲームに終始するのではなく、この胸の中のクオリアと誰かのクオリアを交換/交感することに憧れていたい。
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2022/09/27
図書館に行き、村上春樹『アンダーグラウンド』を借りてきた。大学生の頃にこの本を読み耽ったことを思い出す。オウム真理教が起こした事件に触れて、私ももしかしたらオウム真理教みたいな組織に入信して救済のために、つまり「善意で」サリンを撒いたかもしれない。そう考えるとオウム真理教の事件は決して他人事ではないとも思う。「善意で」凶行を為す、ということであれば今だっておかしなことを行う人はいる。私だって同じ穴のムジナである。自分の中の倫理観を見失って愚かしいことをしないという保証はない。気をつけなければ。
今日は安倍元総理の国葬が行われた日だった。私はTwitterを見るのが怖かった(ので、見なかった)。私がTwitterを使う時に偏ったツイートばかり読んでいるからだと思うのだが、血なまぐさいというかキナ臭いツイートが目につく。私は多分に「反安倍」の立場に立っているが、しかし安倍元総理が無念の死を遂げたことは疑いえない。彼の死を悼みたい、という心理もある。むろんその手段が「国葬」であっていいかという問いは成り立ちうるだろう。「国葬」より先にやることがあるだろうとも思わなくもない。そこで私の思考はフリーズしてしまう。
『アンダーグラウンド』や『約束された場所で』を読み、村上春樹の小説を読んでいる。村上春樹を読むことは、私という決して世の中にすんなり馴染めない(ある意味「反社会的」とも言える)人間がそれでも社会の中で生きるため、難しく言えば「還俗」するためのレッスンなのかもしれない。どうやって肥大した自己愛や理想を捨てて今の自分と折り合いをつけて、決して特別でもなければ才能に満ち溢れているわけでもない自分を受け容れて、凡人として生きるか(ウィトゲンシュタインが喝破したように、「た��在る」ということ自体が十分に神秘的なことだ)。
夜、『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』第3話を観る。自閉症スペクトラム障害について本腰を入れてアプローチした内容となっていて、私自身そうした障害/特性を抱える者として考えさせられた。学問的なことは私にはわからないが、自閉症スペクトラム障害は「本来誰もが持ち合わせている特徴が、社会生活に支障を来すに至るまで顕在化している」という障害である。別の言い方をすれば社会の許容度が異なればそうした障害の現れ方もまた違ってくる。社会が柔軟さを以てそうした障害と接することができるならまた自閉症スペクトラム障害の人も生きやすくなる、というものなのだと思う。いや、口で言うだけなら簡単なことで実践が大事なのだけれど。
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. . 白髪の毛質の違いに疑問を抱く人、どーもきよです。 白髪ってなんだか毛質が違いませんか?違うよね? やっぱり栄養がいってないような気がするもん! だからこそ色が違うからってより、その質感がひじょ~に気になるんです。 今日は何を書こうかしら~ ぼく自身は相変わらず画像の切り抜きばっかで超地味な作業が続いてるです。 自分自身が色んなことに挑戦しないと書くことなくなるじゃねーかよ! そう言えばお友達のりょうさんが言ってた『地元動画』は一体どうなったのだろうか?いずこへ…。 ”挑戦”ってやっぱり色々と手間暇かかるからこうやって頓挫していくのかなーっと、少し寂しい気持ちになってますが、そんなおいらも数々の挑戦がまだ実っておらず努力が足りないなーっと実感します。 人のふり見て我がふりを直そうと思いますです。 自分が変わることでしか他人は変えることができないから、まずは自分が!ね。 ▼しがみつき …っと話は変わってイサネさんの『しがみつき』です。 最近毎日イサネさんの馬となってるおいらですが、上手にしがみつけるようになってきたんですよね! 発達検査の時抱っこした時にしがみつきができるか?って部分を見られてその当時は全然できませんでした。 抱っこしてもお尻から支えてあげなきゃいけないし、腕でしがみつくことも手でしがみつくことも全然できませんでした。 だから遊びの面でもかなり幅がせまかったんですよね。 ブランコなんてもちろんできないし、『ギュー』っとしがみつく系の遊びはかなりのサポートが必要でした。(今でもサポートは多々必要だけど!) そんな中で最近ブランコも徐々に乗れるようになってきて、きよ馬にも乗れるようになってきて、おんぶもできるようになってきて…… しがみつきが上手になってきてるのは大きな成長ですー!パチパチパチー!! イサネさん只今5歳なんですが、徐々に子供らしく激しさを兼ね備えてきてるなーって印象ですね!危なっかしいことや場所も好きになってきてる印象もあるし…。 そう言えば保育園に送ったときも運動部屋の絵カードを見せられてたから、それってイサネさんが運動部屋を好きだからだと思うのね。 粗大運動が徐々に徐々に好きに、そしてできるようになってきてるイサネさんなのでしょうね! 最近家にいると『外行こう外行こう』っと合図を出してきてるのも成長や変化の現われですね! こんなに外を求めてくることなかったし、ゆ~っくりゆ~っくり成長してるイサネさんでしたとさっ。 できるだけ付き合ってあげたいよねーーーん 今日も生きてることに感謝! 『障害者の、きみがすきだ!』 2021.5.22 #障害者のきみがすきだ #知的障害 #発達障害 #自閉症スペクトラム #パパ育児 #子供の成長 #発達検査 #しがみつき #障害なんて言わせねぇ https://www.instagram.com/p/CPKO8PIHXay/?utm_medium=tumblr
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嘘やこの話辞めましょと言われたり怒られたりするも今迄の疑問やASD不安,好奇心旺盛2E的に質問魔,集中し何でも訊けるChatGPTこの頃熱中。今日は歯科受診で大人の発達障害アスペルガー/自閉スペクトラム症の就労継続支援B型事業所休む。幼い頃から病院通い喋り苦手自閉症スペクトラム診療代貰えるか心配
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「トランス叢書」にみる韓国現代フェミニズム運動の理論的展開 ――「トランス叢書」第一巻『両性平等に反対する』の紹介
2021年3月24日 影本剛 1.トランス叢書について このかん日本における韓国のフェミニズム運動および文学への関心が高まっていると言われる。しかし理論的展開については、おそらく読んでいる人は多いのであろうが、日本語でまとまった紹介を見かけていない(私が知らないだけかもしれないが)。本稿では私がいくつか韓国の同時代書籍を読んだ中で、とりわけ強い印象を残した「トランス叢書」(既刊四冊)について紹介し、運動と理論の展開の一断面を書いてみたい。この叢書の筆者たちは運動現場のみならず新聞や雑誌のコラムなどにもよく登場するので、現代韓国の思想や運動に関心のある方ならば見聞きしたことがあるだろう。韓国で議論されている思想や運動のスペクトラムの幅を把握するためには四冊全てを横断的に紹介する必要があるが、この記事をいざ書いてみて、かなり省略したにもかかわらず長文になってしまったことと、全く日本語で紹介されていない状況においてはある程度引用文も必要だろうと判断し、今回は第一巻に限定して紹介したい。 この叢書は、「トランス研究会」に集まった人々が論考を寄せて発行しているから「トランス叢書」という名前であるが、その意図は以下のようなものだ。韓国語の発音ではtransは「トゥレンス」程度になるが、あえて日本語風の英語発音である「トランス」を使用する理由として、韓国の近代が日本帝国主義と米国の混在だという現実を想起させようとする脱植民の努力を逆説的に表現した、とのことだ。今回は論じない三冊の題名は、第二巻『韓国男性を分析する』、第三巻『被害と加害のフェミニズム』、第四巻『ミートゥーの政治学』である。第二巻は二〇一一年に出された『男性性とジェンダー』という論集の改訂版である。第三巻は「被害者中心主義」と「二次加害」に対する言説を批判的に考察することでフェミニズム政治学の射程の広さと深さの最大値を確認させてくれる本である。第四巻は安煕正前忠清南道知事への性暴力告発以降、安煕正と彼の権力を必要とするエリート集団がありとあらゆる手段をとって法廷で性暴力を「不倫関係」へと、つまり「道義的にはアウトだが法的にはセーフ」というストーリー制作をいかに試みたのかが徹底的に分析されている。なお、第四巻「ミートゥーの政治学」は『韓国フェミニズムと私たち』(ダバブックス、二〇一九)に紹介されており(一三四頁)、チェックされた方もいると思う。以下では第一巻『両性平等に反対する』の内容と目次構成を紹介し、簡単な要約と論点を記していきたい。 2.『両性平等に反対する』の構成と序文 『両性平等に反対する』の目次は以下のようだ。 チョン・ヒジン「序文 女性主義は両性平等か?」 チョン・ヒジン「両性平等に反対する」 ルイン「淫乱と暴力を考え直す」 クォンキム・ヒョンヨン「未成年者擬制レイプ、何を保護するのか」 リュ・ジニ「かれらがただ一つ理解する言葉、メガリアとミラーリング」 ハン・チェユン「なぜ韓国プロテスタントは「同性愛嫌悪」を必要とするのか」 「両性平等」は一見よいものに聞こえるのでなぜ反対するのかと疑問を抱かれるかもしれないが、まず韓国��おける「両性平等」が何を意味するものかについて確認することから開始しよう。キム・ウンシルの簡潔な整理を参照すれば、「例えば韓国の女性政策が両性平等政策なのか性平等政策なのかの問題はとても先鋭な論争対象だ。両性平等はジェンダー平等という言葉を理解するのが困難な政府公務員たちのために、二〇〇五年に女性家族部が考案した用語だ。」そして二〇一四年の「女性発展基本法」改正過程で「性平等基本法」案は退けられ、「両性平等基本法」が政策用語として公式化された。(キム・ウンシル「わたしは女性ではないのですか?――「女性」範疇をめぐるフェミニズムの論争」『コロナ時代のフェミニズム』ヒューマニスト、二〇二〇、二七頁)以上のように、「両性平等」という用語には、ジェンダー平等を拒む「ただ二つだけの性」の平等という意味が込められている。保守プロテスタントが「両性平等Yes、性平等No、ジェンダーOut」と叫び「家族解体フェミニズムに反対」する集会を開くように、「両性平等」は「ジェンダー平等」と全く異なる意味として概念化されているのだ。つまり「両性平等」の含意は男性と女性の「平等な結婚生活」に縮小しているのだ(クォンキム・ヒョンヨン『二度とそれ以前には戻らないだろう』ヒューマニスト、二〇一九、二四三頁を参照)。 では具体的に『両性平等に反対する』を見ていこう。チョン・ヒジンの「序文 女性主義は両性平等なのか?」は本書の射程を簡潔に論じている(この叢書全体の特徴であるが、各序文が各巻所収論文の要約が丁寧にされており、ありがたい)。羅蕙錫の「わたしたちが批判を受けないのであれば何によって歴史を満たすのか」という言葉が引用されるように(一九頁)、相互的信頼による批判と論争を期待する問題提起の書であることも明瞭である。目標は「女性主義(feminism)=両性平等」という誤解に対する具体的分析である(七頁)。 「さいきん「両性平等」という言葉ほど反対陣営によって完全に専有された場合はない。その効果も莫大だった。」 「この本は両性平等言説が対照的な論理として誤用される現実に対する問題提起とともに、論理自体の矛盾に注目する。また長いあいだ「先送りされてきた」、あるいは当然なこととして流通してきた韓国女性主義の主要な認識論である両性平等の実態を分析しようとする。」(八頁) フェミニズムはいまだに女性中心主義や女性特権主義という視線から自由ではないのではないかと、両性平等は近代的自由主義と普遍主義(女性も人間)に基盤をおく言説なのではないかと、そして「両性平等」がむしろ女性の努力と抵抗を妨害するのではないかと問題提起をする。女性主義はジェンダーという社会的矛盾を読解することをもって、非可視化されたジェンダーを露わにして抵抗するが、その過程がジェンダーを当然視し、固定する没歴史的やり方になってはならないのだ(一一頁)。 「筆者たちは、この本であつかう同時代韓国社会のイシューは、既存の両性平等パラダイムでは包括できない現実であると見るのであ��、両性平等的思惟の軌道の内外を行き来し、別の認識論的道具を動員し(たとえば脱植民地主義)、既存の論争構図を変化させようとする。筆者たちはアイデンティティ・ポリティクス、(男性中心の)平等、女性の社会進出を越え、社会正義としての女性主義を追求する。/女性主義は男性と対立し、男性を代替し、男性に対抗する概念ではなく、新しい社会への移行を提案する思惟だ。女性主義は家父長制の反対言説(counter discourse)ではなく、そうなることもできない。多様な認識者の位置を現わし、その立場と条件を競合する思惟だ。この本がそのような旅程の里程標にならんことを望む。」(一一‐一二頁) なお、本書の編者であるチョン・ヒジンは、さっこんの韓国フェミニズムへの関心の高まりの中で再読されているであろう『韓国女性人権運動史』(明石書店、二〇〇四、山下英愛訳)の編者としても既に日本で知られている。 3.「両性」と「平等」を問い直す チョン・ヒジン「両性平等に反対する」では、両性概念ではほとんどの「女性問題」が解釈できず、両性平等言説では分析・認識・理解することのできない韓国社会の多様な両性関連イシューが論じられる(二三頁)。階級役割や人種役割という表現はないが「性役割」という表現が存在し、「このような単語の存在は、性差別がいかに自然な日常の政治なのか、ジェンダーがいかに認識しにくい社会的構造なのか、いかに脱政治化されているのかを見せてくれる。」(二四頁)そしてオンラインを中心としたミソジニーに反対する女性たちの対応を、あたかもミソジニーと対称的な「男性嫌悪」と命名する思考回路は、性の区別を社会的抑圧制度ではなく対称集団とみなす思考回路が絶頂に達したことを示す。(なお、チョン・ヒジンは別の文章でミソジニーを女性嫌悪と翻訳すると、あたかも対称的であるかのような「男性嫌悪」との対立構図がつくられてしまうと指摘したことがある。チョン・ヒジン「女性が軍隊に行けば平等になるのか」『よりましな論争をする権利』ヒューマニスト、二〇一八、二二二頁の脚注二番)また、両性を二分法的にみる思考の核心的問題は三つあり、第一に位階を対称に偽装し社会的不平等を隠蔽すること、第二に対立する二項の他に異なる存在あるいは異なる思考方法の出現を原則的に封鎖すること。第三に男性と女性の区分は二分法的思考方式の原型として、あらゆる言語のモデル、尺度、起源、典型として人類を支配してきたことにあると指摘する。(三〇頁) そして「平等」について批判的検討を進める。 「女性が男性の基準にあわせる、男性と同じ対応を受けるという意味の平等は、それを実現するさいにも無数の困難が伴うが、このような意味の平等は、とりわけ既得権勢力と等しくなることを意味するから問題だ。女性主義は男性と等しくなること(「高くなること」)ではなく既存の社会を変化させることだ。/現実において平等は男女全てにとってウィンウィンゲームになりえない。女性の地位変化が男性の地位変化に連結する場合はないからだ。別の階級と人種の女性が既存の女性の位置を占める。」(四六頁) 「平等は別の人と等しくなること(sameness)ではなく、一人の人として他の者たちと公正な待遇(fairness)を受けることだ。〔中略〕また平等は、「適用」されえないものであり、そうであってもならない。適用の主体と対象の区別自体がまさに政治の始まりだ。」(四七頁) 「ジェンダー平等(gender equality)の意味は諸性別のあいだの平等や性別制度による差別是正を意味するのであり、両性間の平等ではない。私も戦略的次元でときおり両性平等という用語を使うが、両性平等は女性主義の錨だ。女性主義の目的のうちの一つは社会正義として性差別を撤廃することであり、男女平等を実現することではない。」(四九頁) そして言葉のミラーリングをこえる「労働の「交換」としてのミラーリング」こそ自分の考える「調和する女性主義」であると主張し、「これまで女性主義は性別分業に反対してきたが、じっさい性別分業がきちんと守られていれば女性たちの重労働は軽減されるであろう」(五五頁)という。「女性の社会進出が両性平等ではない。女性主義のパラダイムは「平等」からケア、差異に対する感受性、社会正義、持続可能な地球に対する責任などへと旧劇に移動中だ。」(五五頁)男性には「良心の自由」より「良心の義務」がより重要であり、「見ないことにする政治」が人間本姓として固定化されてしまうのではないかと恐れると述べ、社会は女性主義からオルタナティブな生の知恵を求めねばならないと論を閉じる。 4.クィア言説と犯罪言説を解きほぐす 次にルインの「淫乱と暴力を考え直す―〇〇地検長事件とクィア犯罪学」に移ろう。この論考は、二〇一四年八月に飲食店の前で自慰をして「公然淫乱罪」で逮捕された〇〇〇地検長の事例から始まる。この事件は有力国会議員によって「露出男」として、つまり一般通念的に命名され、理解と議論の方向性を規定(キュレーティング)した(六〇頁)。ルインはこれに対し「露出男」とは異なるキュレーティングをしてみようと提案する。 「社会通念に従う正誤の判断が、ジェンダーとセクシュアリティをどのように構成し、LGBT/クィアの文脈でいかなる意味になるのか、その通念が何を隠蔽し、いかなる秩序を維持しようとするのかを検討したい。このためにわたしは〇〇〇前地検長が行ったと知られる公共の場における性行為が犯罪になるやり方を、クィア犯罪学によって読解しようと思う。」(六二‐三頁) 「本稿で提起したい問いのように、彼の行動をめぐる論争がクィア政治学といかに出会い相互影響を与えているのかが本稿の争点だ。とりわけ彼の淫乱行為が犯罪行為へと転換される過程はLGBT/クィアの歴史と接点を形成する「慣れ親しんだ」瞬間だという点で、彼がいかなる範疇の人間であれ、クィア犯罪学/クィア政治学でこの事件を扱うことがとても重要だ。」(六三‐四) その問いに答えるためにまず韓国においてクィアがどのように歴史的に登場してきたかが整理される。特に重要なのは一九六〇年代、軍事独裁時代にクィアたちがどう報道されたかである。つまり風紀紊乱や事件事故として、犯罪を媒介にしてクィアが登場したのだ。ただ、当時はトランスジェンダーや非異性愛者は、風紀紊乱や軽犯罪など多様な罪名で逮捕されたとしても、存在自体を犯罪とする法も通念もなかった。しかし朴正煕政権の男性を軍人するというプロジェクトは、女性と男性の区分を明確化し、軍人になりうる男性身体の条件を規定する二元ジェンダー規範を支配規範化するものだった。長髪取り締まりは性別がわからない男性を規制するものだと明示された。つまりトランスジェンダーは社会的規制・統治と緊密に結びついた犯罪形態として報道に登場し、その過程を通して社会的に可視化したのだ。ここで「クィア犯罪学」とは何かが以下の引用のように提示される。 「クィア犯罪学はクィア政治学の流れとクィアが歴史的に登場し認識される交差点に位置する。クィア犯罪学の議論は一九九〇年代中盤から登場したが二〇一〇年代に入って本格化・活発化した。それゆえクィア犯罪学をいかに規定するかは依然として論争的であり、最低限の合意がされた概念はないが、先に説明したようにクィアが既存の支配権力を問題視する仕方��軌を一にしていることは明らかだ。であったとしても、クィア犯罪学を説明するためになんらかの概念を採択するのであれば、LGBT/クィアを「犯罪学論議の周辺から中心へと移動させ、クィアを抑圧する道具として犯罪法システムが書かれた方法を調査し、犯罪法システムに挑戦」する学問、というほどである。」(七一頁) ここでは英語圏の諸文献(Carrie Buist, Emily Lenning, “Queer Criminology”など)が引かれて理論的な議論がなされているが、ルインはフーコーとバトラーの批評critique概念を用いて展開していく。それは事件に対して正誤を語るのではなく、事件を分析する過程で隠蔽されるもの、当然視されるもの、隠蔽と当然視の態度によって発生する暴力と、それを可能にする権力構造を明るみに出す作業のことだ。そして問うべきは、〇〇〇地検長が犯罪者なのか、いかなる処罰をすべきなのか、ではなく「公共の場で性行為を犯罪として処罰することが何を意味するのか、このような処罰や論乱が公共性をいかに構成するのか、そしてこのあらゆる論乱は何を隠蔽して保護するのかを問わねばならない」(七四頁)というのだ。 韓国における性犯罪の加害者が非トランス男性である場合、多様な理由が情状酌量され、比較的軽い処罰になることを指摘しつつも、以下のように問題提起する。「性/暴力を問題にしてきちんと処罰することと、淫乱行為それ自体を暴力に還元し性暴力犯罪に準じて論ずることは全く異なる問題だ。」(七六頁)そして韓国の最高裁判所は、公共の場における淫乱行為を「健全な社会通念」や「善良な性的道義観念」に反するとする判決を何度も繰り返しており、それは社会の支配規範を構成してきた。「淫乱行為は犯罪であり、それ自体として深刻な暴力」だと解釈する論理は、クィアパレードを健全な社会通念に反する「公然淫乱」であると主張し、告発するという事例においても活用される。また、小児性愛や児童性愛や児童性犯罪事件は、異性愛の脈絡、つまり成人男性加害者と幼い女性被害者という構図があるにもかかわらず、異性愛や二元ジェンダー関係による事件だとは命名されることはないと指摘し、以下のように述べる。 「加害者を性倒錯症あるいは小児性愛症と規定し、精神異常であると、怪物であると追放するだけだ。つまり異性愛と二元ジェンダーはそれ自体としてかなり狭い範疇であるのみならず、犯罪が最も多く発生して暴力が最も頻繁に起こる実践であるのにもかかわらず、犯罪と最も無関係なものとして規定される。より正確にいえば、犯罪と関連付けられる時は、異性愛を削除した「異常」セクシュアリティ犯罪、病理的幻想、(精神)障害と関連する行為としてのみ命名される。」(八八頁) 「公共の場での性行為を性倒錯症として命名する作業は、その行為がじっさいに「倒錯」なのか「犯罪」なのかが重要なのではなく、異性愛を安全に保護し異性愛を認識から消して隠蔽するあためにつくられた作為的な診断行為だ。」(八八頁) つまり、犯罪を「倒錯」へと追いやることで異性愛‐ジェンダー構造は成功的に保護されるということだ。 5.性の問いを権力関係から分離させない 次の論考はクォンキム・ヒョンヨン「未成年者擬制強かん、何を保護するのか」だ。擬制強かんとは「同意有無に関係なく強かん」とみなし処罰する法条項のことであり、英語のStatutory Rapeだ。韓国の未成年者擬制強かんが適用される年齢は一三歳未満であり、世界で一番低い年齢に属する(日本の法体系といかに重なりいかに異なるのかを調査すればより立体的な紹介になるであろう)。韓国社会で強かんは長い間貞操の問題として思われ来たが、一九九〇年代以降になって個人の性的自己決定権の侵害問題として理解されはじめた。当初、父が「娘の純潔」を保護するためにつくられたこの法は、二〇世紀に入り、未成年者の性を規制しようとするプロテスタントと、訓育名目で成人が子どもや青少年に性的接近することを封鎖せねばならないと主張するフェミニストによって注目された。この相反する二つの立場は、共通点がある。つまり成人と未成年者を性的に中立的存在と仮定するという点だ。しかし現実はそうではない。 「多くの場合、問題は暴力自体ではなく規範的ジェンダーを実践したかどうかによって評価基準が異なるものになる。/他の犯罪と異なり、性暴力犯罪において捜査官と裁判官たちは被害者の状況を絶えず問題視する。」(一〇〇‐一頁) これは服装、外見が問題視されるということだが、被害者の状況を問わないのがただ一つ年齢だ。児童性暴力犯罪統計をみれば、一三歳未満の被害者の性別は女性八七・八%、男性一二・二%だ。しかし一三‐二〇歳の間では男性被害者は四・二%になる。同時に性暴力犯罪者のうち一八歳未満の男性青少年は二〇%に達する。「つまり一三‐二〇歳の女性青少年たちは性暴力犯罪被害者になる可能性、同じ年代の男性青少年たちは加害者になる可能性が高いということだ。」(一〇二頁)にもかかわらず、擬制強かんの報道は性比が等しく、「両性平等という概念が現実を隠す代表的事例」(一〇一頁)になっている。問いは、年齢が問題を隠しているのではないか、ということだ。擬制強かんの議論が出てくるのは、同意決定能力が年齢によって段階的に構築されるという信頼体系に基づく。「重要な点は性暴力において同意有無は個別事件では重要��が、性暴力という社会問題を認識させるさいには不足した概念であると理解すべきである」。(一〇四頁)また、刑法一三歳、児童福祉法一八歳、青少年保護法一九歳など、法によっても何歳以下を未成年と見なすかは異なっている。年齢によるこのような分類は直線的時間感と肉体に対する精神の優越性を強調する近代的主体論に根拠を置く認識論的信念を規範として前提する。そして韓国において擬制強かん法が果たして子どもを保護する法なのかを問う。 「韓国は全世界で最も低い水準の年齢制限を置いているだけではなく、行為者は、被害者が一三歳未満であることを知らなかったり被害者が年齢をごまかしたと主張すれば処罰を免れる。二〇一一年水原地裁刑事一一部裁判部は一二歳の小学生を成人男性三名が協同し強かんしたにもかかかわらず解釈の問題ゆえに無罪判決を下した。被害者が事件後、再びモーテルに戻って加害者たちにタクシー代をねだり、行為途中に呻吟する声を出すなど同意に準ずる意志表現をしたという理由だ。」「同意あるいは認知の有無を問わず処罰するという原則は適用されないのだ。」(一一六頁) 「児童・青少年を保育および教育、保護観護、医療行為、職業的必要ゆえに会う成年たちが児童・青少年に性的に接近する行為をすべて優越的地位を乱用した行為だと認定するならば、強いて未成年者擬制強かん法を適用する必要がない。/問題は欲求ではなく欲求の実現を可能にする権力だ。暴行、脅迫、威力、位階は私たちの社会が権力の不法的な使用目録として合意してきたものだ。個人間の同等な関係を妨害する社会的な各種の位階を除去するとき、私たちは「自由」な関係を結ぶことができる。」(一一七‐八頁) 「未成年者擬制強かんの保護法益は青少年の「健康な性的発育」ではなく青少年の「性的自己決定権」であるべきだ。この時性的自己決定権の概念を「セックスする権利」とのみ理解してはならない。性交としてのセックスは自分の欲望と快楽、苦痛とのみ関係するのではなく、必ず他人が関与している。バトラーの主張通りに私たちは「私たちの快楽と苦痛に関して常に相互依存的に存在し、これが人間の脆弱性の根本」なのだ。性的自己決定権は性的主体化(subjectivation)過程を経験する権利、つまり具体的関係性の中で自分の身体を社会的な身体として構成していく権利だ。未成年者たちがはく奪されたのはセックスをする権利ではなく、セックスという行為を決定し責任を負うことができる権利、つまり性的主体になる権利をはく奪されたのだ。」(一二〇‐一頁) また選挙年齢と擬制強かん年齢基準の差は韓国が最大であり、「韓国の青少年たちは政治経済的権利から最も排除されていつつも、男性中心の結婚制度の外の性行為においてのみ法的権利を行使できる。」(一二二頁)なんら権利が与えられていない��に、ただ性に対してのみ同意有無を、満一三歳以降から決定できるということは何を意味するのか。 「父母あるいは成人に対する経済的依存こそが性的自己決定に有害な条件だ。それゆえ未成年者の自由権を、制限するやり方ではなく保障するようにしようとすれば、この問題を青少年の身体的・精神的に「健全な」発達過程の問題という発想から捨てねばならない。むしろより効果的で現実的な性教育を受ける権利、未成年者の安寧と福祉のためによりよい教育環境と政治制度を要求する権利、生活可能な最低賃金を受ける権利などが未成年者の性的自己決定権を可能にする条件だ。擬制強かん年齢上向の可否に対する討論がしばしば「最近の子どもたち」の性的発育に対する(かなり小児性愛的欲望のように聞こえる)事例にはまり込んだり、過去の根深い悪習である早婚を未成年者の性を尊重する事例として誤解するというひどい状況にはまり込む理由は、性を他の社会的関係から独立的で自律的な変数として見なすからだ。」(一二三頁) このように閉じられる議論は、セックスの問題ではなく権力の問題として、年齢そのものではなく年齢によって権威が分配される政治経済学の条件を問わねばならない、ということだ。「選挙権の年齢を下げ、最低賃金を施行し、擬制強かん年齢を上げる」(一二四頁)とき、擬制強かん法を、よりより生を可能にする公的介入の契機として考えることができるのだ。 6.保守プロテスタントはなぜ同性愛嫌悪を必要とするのか 次の論考はリュ・ジニ「かれらが唯一理解する言葉、メガリアとミラーリング――ポスト女性主体の誕生に寄せて」は、ミラーリングに対する状況の整理とミラーリングはヘイトスピーチではなく新しい表現であると評価していく論考であるが、紹介は省略する。 最後の論考はハン・チェウン「なぜ韓国プロテスタントは「同性愛嫌悪」を必要とするのか?」である。この論考の問題提起は以下のようなものだ。韓国の保守プロテスタントはなぜ二〇〇七年に差別禁止法反対を主導したか? なぜ二〇一〇年から反同性愛運動を組織的に展開することになったのか? なぜ二〇一五年になってクィアパレードに対する数万人の反対集会を開くようになったのか? なぜいま同性愛を嫌悪することにかくも総力を傾けるのか? 「韓国プロテスタントにのしかかってきた危機は、単純な信徒数の減少ではなく、はるかに深い底からの崩壊という深刻なものであり、韓国プロテスタントが政治勢力化を夢見て性的少数者の人権運動と正面から出会う場面を発見することになるだろう。」(一五八頁) 韓国の保守プロテスタントが反同性愛運動を積極的に展開した最初の時点は二〇〇七年だ。プロテスタント信者であった金泳三大統領に続く金大中大統領はカトリックであり、反共主義を根幹にする保守プロテスタントの立場からは金大中の太陽政策などは受け入れがたいものだった。また同時に有名牧師の横領事件や教会牧師世襲など、保守プロテスタントに対する社会的信頼も墜落した。盧武鉉大統領の当選(二〇〇二年)は保守プロテスタントが極右政治勢力と本格的に手を結ぶきっかけになり、星条旗と太極旗を掲げた集会を開き、危機をあおっていく。 保守プロテスタントが二〇〇七年に差別禁止法反対を鮮明にした理由は同性愛を罪と教えると犯罪になり、そのような国家の弾圧を通して境界や教会系の学校の自主性が奪われる、というものだった。 「そもそも差別禁止法に最も反対していたのは、この法によって労働者の採用と解雇に制約を受けることになる「全国経済人連絡会」と「韓国経営者総協会」のような財界であったという点だ。それゆえこの差別禁止法がプロテスタント界の反対にぶつかったのは予想できないことだった。」(一六五頁) これは法務部〔法務省〕も予想していなかったと思われる。(一六五頁脚注一二番) 二〇一〇年に入ると、韓国のドラマ史上、初めて男性同性愛者を主人公にした「人生は美しい」(SBS)が放映されたが、これに抗議する「正しい性文化のための国民連合」による新聞広告が出された。その中身は「「人生は美しい」をみて「ゲイ」になった私の息子がAIDSで死ねばSBSは責任を取れ」という題名の声明書だった。また、二〇一〇年一〇月、国家人権委員会が同性間性行為を性暴力と同一視する軍刑法九二条に違憲の疑いを表明し、憲法裁判所に改正の勧告案を提出した。「反同性愛運動側は焦点を変えて軍隊で同性愛を許容すれば軍隊の基軸が壊れて戦闘力が弱まり、北にのみ有利になり、けっきょく赤化統一されると述べ、安保問題と〔反同性愛運動を〕結びつけた。」(一七一頁)このように二〇一〇年代の政治的イシューが保守プロテスタントにとっていかに受け取られたのかが一つ一つ語られる。 また保守プロテスタントの関心は朝鮮民主主義人民共和国での宣教であり、教団別に宣教地域の分割もしていた。朴槿恵の有名な発言である「統一は最高(テバク)」の背景でもある。また同性愛者に対する嫌悪は、信仰から出たものというよりは、恐怖と嫌悪を���して勢力を拡大する目的によって行われた。「教会を攻撃したい「外部人」を想像することだけでも、ただちに教会に「苦難」がぶつかってきたように設定できる。そしてこの「苦難」はともすれば神がわたしたちを「試される」ことでもありうる。」(一八〇頁) 同性愛を愛や生、アイデンティティではなく性行為としてのみ扱う時、簡単に社会的通念にしたがって道徳的な非難対象になる。政治的に優位を占めたいときに道徳的・倫理的な優越さを見せつけることはありふれた手法だ。つまり「反同性愛をさけぶ者たちは同性愛を真に嫌悪しているのではなく、「同性愛嫌悪」を切実に必要とするのだ。」(一八九頁)そして、性的マイノリティは、「大衆が簡単に思い浮かべることができるステレオタイプのイメージを帯びたありありとした「他者」であると同時に、いかなる抑圧にも屈せず激烈で強靭に抵抗することが明らかな「集団」でもある。かくも素晴らしい「敵」は決して逃すことはできない。このような点で二〇〇〇年代後半に政治勢力化を夢見るプロテスタントと人権増進を夢見る性的少数者の衝突は必然的な出来事だ。」(一八九‐九〇頁)誰がなぜ嫌悪を必要としているのか、それを問わねばならないのだ。 7.まとめ 長々と書いてきたが、「両性平等」という用語が保守的に占有されている中、「両性平等」という用語に込めることのできない諸現場から、現場で使える別の概念をつくっていくために、絶えず理論や歴史を参照し、新たな接合を通して自分たちの力になる議論を模索する諸事例を見ることができる。そして個別化するのではなく社会的文脈の中で事件を解釈するという強い意志も表示されている。ここではトランス叢書第三巻『被害と加害のフェミニズム』の序文から、フェミニズムの展望を描く部分を引用しよう。いかなる磁場で議論せねばならないかが浮き彫りにされている部分だ。 「フェミニズム運動は、一体いつまで被害経験の共通性のなかに意識高揚の「燃料」を求め、怒り、暴露するというやり方を繰り返さなければならないのだろうか。いつも同じ所を堂々巡りするような感を拭えない。問題のある数多の個人を名指し、加害事例のリストを増やし、被害の証拠を収集し、お互いの抑圧された経験の共通性を掘り下げていくことは、結局、女性を被害という現実に押しとどめてしまうのではないだろうか。被抑圧者のアイデンティティが本質主義に出会うとき、解放への展望は失われる。そうなれば、私たちにできることは、せいぜい被抑圧の条件を持ち寄って一緒に暮らす臨時避難所に過ぎない。/「被害者の味方」をして加害者を処罰することは、フェミニズムの目標でも展望でもない。それは単に法治国家の常識であるにすぎない。そのために被害者が人生を賭けなければならないような社会なら、希望はない。フェミニズムは加害者を処罰し、被害者を保護しようという思想ではない。フェミニズムはそれ以上のものだ。フェミニズムはむしろ、被害と加害という位置が与えられる方法そのものに関心を持つのである。(クォンキム・ヒョンヨン「序文」『被害と加害のフェミニズム』教養人、二〇一八、九‐一〇頁) トランス叢書の議論は閉じられておらず、信頼に基づいた批判が待たれている。日本の文脈に移植して直ちに使える議論だとは言えないだろうが、議論を展開していく方法と、何を前提にして議論を始めるべきなのかを思い切って設定すること、そして現場と分離不可能な記述によるエンパワメントの可能性は実感できるのではないかと考える。
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・ 先日 発達障害について勉強会してまいりました。 本律的な解釈は ・発達障害は脳機能の障害で低年齢で発現するものです。 ・症状のせいで社会的、日常生活的に困っていることがあります。 【発達障害に分類されるもの】 ・PDD広汎性発達障害 ・アスペルガー症候群 ・ASD自閉症スペクトラム ・チック ・トゥレット症候群 ・ADHD注意欠如多動症 ・IR.MR知的発達症、知的障害 ・SLD限局性学習症 ・吃音 ・DCD発達性協調運動症 ・コミュニケーション障害 (心理学) ・APD聴覚情報処理障害 ・HSP高度感覚処理感受性 ・HSC高度感覚処理感受性児 (精神障害) ・愛着障害 ・選択制か黙 このように分類されます。 ☆自閉症 ・コミュニケーション障害、人に興味が薄い ・こだわりが強い、儀式的行動 ・感覚過敏、鈍麻 親などが困っていること ・社会に適応できるのか ・パニックにならないか ・マナーとかが守れるか 本人が困っていること ・アレルギー ・意図しない体の動き ・胃腸の不調 ・感覚が過敏 困っていたら障害となる このような時は医療機関で診断してもらい必要なサービスを受けることも視野に入れることもできる 障害か個性かは その方のお困り度で変わってきます 原因は複数考えられます 【ADHD多動】 ・不注意、整理整頓できない、忘れ物、注意散漫 ・多動、手足がモジモジする、じっと座ってられない、おしゃべりが止まらない、静かに遊べない ・順番を待てない、突然怒る、相手が話していても途中で口を挟む LD学習障害に9倍なりやすいです。 脳のワーキングメモリー不足であり ・我慢できない ・時間の計測、体内時計の認知が苦手 ・目の前のご褒美に弱い 育児がとても大変です。 親御さんは、支援も視野に入れることも考えてほしいです。 (SLD)【学習障害】 文部科学省の基準と医学的な基準に相違があります。 文科省は読み書き、計算、推論が1つでもあり6ヶ月持続しているという基準 医学では、読み書き、算数で文字が扱えないという基準 その子供の持っている能力を高めるという支援と 不足している能力を補うという支援があります。 当院にも 数名の方々が来てくださっております。 体の方からと 精神的な面から 少しでも お役に立てれたらと日々精進しております。 今後とも よろしくお願いします。 #発達支援 #発達障害 #自閉症スペクトラム #自閉症スペクトラム子育て #自閉症スペクトラム障害 #自閉症スペクトラムの疑い #自閉症児ママ #自閉症児ママと繋がりたい #自閉症スペクトラム児ママと繋がりたい #自閉症スペクトラムの子育て #自閉症グレー #学習障害グレーゾーン #学習障害の疑い #多動性障害 #adhd #adhdあるある https://www.instagram.com/p/CdzKz-apLcH/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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