#縄文カップ
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おはようございます。
宮城県多賀城市は雨が降っております。
昨日は全国やきものフェアinみやぎの、二日目が開催されました。
昨日もゆっくりとしたスタートで、段々とお客様方のご来場が多くなりましたが、お昼過ぎまで全くさっぱりな感じでドキドキしておりましたが、新規のお客様に盛皿複数枚やら、お椀やら縄文カップやら、そして縄文マットの特注品までご依頼頂き、寿次郎のアレコレを気に入って下さり、本当に有難うございました。
そして展示会は間も無く三日目が始まります。
仙台では一年に一度のフェア。
この機会に川連漆器の手触りの良さを、見て触れて頂けましたら幸いです。
今日も一日、良いご縁が有ります様に。
そして皆様にとって今日も、良い週末と成ります様に。
https://jujiro.base.ec
おはようございます。
宮城県多賀城市は雨が降っております。
昨日は全国やきものフェアinみやぎの、二日目が開催されました。
昨日もゆっくりとしたスタートで、段々とお客様方のご来場が多くなりましたが、���昼過ぎまで全くさっぱりな感じでドキドキしておりましたが、新規のお客様に盛皿複数枚やら、お椀やら縄文カップやら、そして縄文マットの特注品までご依頼頂き、寿次郎のアレコレを気に入って下さり、本当に有難うございました。
そして展示会は間も無く中日の三日目が始まります。
仙台では一年に一度のフェア。
この機会に川連漆器の手触りの良さを、見て触れて頂けましたら幸いです。
今日も一日、良いご縁が有ります様に。
そして皆様にとって今日も、良い週末と成ります様に。
https://jujiro.base.ec
#秋田県 #湯沢市 #川連漆器 #川連塗 #川連 #国指定伝統的工芸品 #伝統的工芸品 #伝統工芸 #秋田工芸 #秋田の物作り #秋田の物つくり #髹漆 #寿次郎 #全国やきものフェアinみやぎ #全国やきものフェアinみやぎ2023 #出展ブースNo117 #ブースno117秋田川連塗寿次郎 #展示会二日目の様子 #展示会三日目 #kawatsura #japanlaquer #JapanTraditionalCrafts #KawatsuraLacquerwareTraditionalCrafts #jujiro
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教えて♪ ばあちゃんorひいばあちゃん
最近悩んでいた?!どうしたら良いんだろう?と思っていたところ、
なるほど納得のとっても共感出来るものに出会えてので、メモリー📝😊
★血糖値のコントロールが健康管理のカギ
肥満を招き健康を害する糖質(≒炭水化物)食品の食べ過ぎ、
ジュースや清涼飲料水、ケーキやお菓子、添加物の摂取過多など。。。
40歳の段階ではなかなか自覚できないかも。。。
50代を迎えたあたりから現実的な病気として こんにちは🫣💦
仕事のパフォーマンスが落ち、
健康は確実に蝕まれていく😱
↓に当てはまらない生活習慣を心がけましょっ♪
🙅♀️朝食抜く
🙅♀️缶コーヒー・エナジードリンク・野菜ジュースで栄養補う
🙅♀️昼食をソバやカップ麺、コンビニの焼き肉丼などで済ませる
理由:いずれも糖質たっぷりです
★肥満や糖尿病の原因は、「カロリー」ではなく「糖質」の摂取過多
以前は「太る」「血糖値が上がる」のはカロリーの摂り過ぎが原因と言われていました🙅♀️🙅♀️
最新の研究ではそれらが間違っていたことが証明されているそうです😱💦
肥満や糖尿病になる原因:
糖質の摂取過多です。にもかかわらず、
いまだに、糖尿病の治療は、薬で血糖値を下げ、カロリーを控えた食事と適度な運動の推奨されている🙆♀️🙆♀️
重要!↓
🙅♀️カロリー制限
🙆♀️糖質制限
★筋トレ後のプロテイン摂取は必要ない!?
サプリメントでタンパク質(プロテイン)を摂取するのをやめるよう🙅♀️🙅♀️
Q.なぜタンパク質をプロテインサプリで摂ることが良くないの?
→A.
筋トレをしてもプロテインサプリ���摂取する必要ナシ
※ 筋肉を使った(運動した)筋肉が落ちてタンパク質を補充する必要があるという考え方🙅♀️🙅♀️違いますよぉ〜
肉や魚また体の筋肉に含まれるタンパク質(プロテイン)は、食事として食べると消化→アミノ酸になる
このアミノ酸が体のたくさんのタンパク質を作る材料です。
運動の有無にかかわらず、体のタンパク質(筋肉のタンパク質も)は、絶えず作り変えられている(1日に400g分解され、400g作られている)
アミノ酸:体内の細胞内、血液内、細胞の外の細胞外液などに貯蔵されていて、消費経路によってその量は絶えず一定に保持
筋トレやジョギングをしても、慌ててタンパク質を人工的なプロテインサプリから摂取する必要ナシ🙅♀️
体の中で筋肉を作る元となるアミノ酸は大量に体内に貯蔵されており、運動し筋肉が分解されると、すぐに体に貯蔵されたアミノ酸から筋肉が作られるように、うまく人体のメカニズムはできている。
* プロテインサプリ=筋肉が付くわけではない
* 運動もパフォーマンスも上がらない
* 摂りすぎると→腎臓を悪くする
人間は「運動」=大事な筋肉をエネルギー源に使うなどという仕組にはなっていない。
糖質がなくなる
→next エネルギー源として使うのは「脂肪」。
脂肪=普通の体重:1カ月以上糖質ゼロの状態でも、エネルギー不足にならない量の備蓄がある。
これをすべて使い切った時に(文明社会では、まずありえないけど)
筋肉のタンパク質を使い、その時は筋肉が痩せてきます。これまで述べたように、人間の体は完璧なまでにうまく計算されている。
★プロテインを摂り過ぎると腎臓病を起こす
プロテイン摂取過多→腎臓病を起こし悪化させる
適切な量を肉や魚、豆類などの食べ物から摂取!
プロテインをサプリメントから摂る人工的な商品には、
サプリメント💊=自然な食品とは比べ物にならないほど大量のタンパク質が含まれている。
体内にアミノ酸が過剰になり、尿素窒素などの毒素に変えられて腎臓からろ過され排せつ。
尿素の過剰排せつが続くと、腎臓は過剰ろ過による負担がかかり機能が低下。
(腎臓が悪くなる)
★縄文人に学ぶ食生活、人類が昔から食べてきたもの
人類のDNAに沿った自然な食べ方を♪
人間は脳が発達したので、農耕を手に入れることに成功。
しかし、人間がホモ・サピエンスとして登場した頃に農耕は想定されていなかった。
狩猟と採集によって得られる動���物を食べていた。
農業によって、もともと組み込まれていたDNAにそぐわない食生活を始めてしまった。
日本=稲作文化の国と思われているけど、
稲作が本格的に始まったのは、弥生時代。
私たちのルーツは、古くから住んでいた縄文人と、大陸からの渡来人が徐々に混血していき、現代の日本人になった
健康でいる=もともとなかった食べものをむやみに食べ続けないこと 重要!
現代人の寿命が延びたのは、医学の進歩のおかげだけれど、
免疫力という意味では、縄文人より弱くなっているのでは。。。
現代の生活:
免疫力を低下させる不自然な物質が溢れている。
その代表格が精製された「砂糖」「添加物」
縄文人のDNAを持つ私たちの体には想定外の物質。
また防腐剤や見た目をよくするための化学的な食品添加物が使われるようになったのも、
人類の長い歴史の中では、ほんの最近のできごと。
ただ、縄文時代の食生活に戻ることは不可能。
ばあちゃん、ひいばあちゃんの時代になかった食べ物を、毎日食べ続けないほうが良いと覚えておくのがgood
添加物の多い食材を避け健康に良い食事を。手料理:強く生きることができる
仕事の成功より自らの健康の方がはるかに大切
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2022/12/31 麦畑からの筑波山 大晦日なので、お昼は軽く福箱ご当地ラーメンを食べてすませ、軽トラに燃料満タン入れて、新年農産物直売所に注文した蕎麦を引き取りに行ったり、セコマで初めて注文してみたおせち料理と寿司セットを取りに出かけたついでに、動かなくなったバイクのバッテリーの交換作業をしました。 途中、気になる神社や石碑をiPhone撮りして、Googleマップに投稿‥‥‥ 玄関にしめ飾りや神棚にしめ縄を飾って、準備万端 夜は寿司と年越し蕎麦に香るエールで乾杯🥂 #iPhone日記 #筑波山 #麦畑 #福箱ご当地カップ麺 #しめ飾り #年越し蕎麦 #寿司 #香るエール https://www.instagram.com/p/Cm1pOgrSYw1/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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WASITE.store 2022/12/02 now OPEN 今日の海 今日は「日本アルゼンチン修好記念日」 です! (1898年の今日 日本とアルゼンチンとの間に 修好通商航海条約が結ばれたことから) さて、アルゼンチン! といえばサッカーの強豪で、メッシ!!! Wカップでもしっかり決勝T進出を果たしていますが 今朝の日本も歴史的勝利! 悲願達成! 季節が春だったら 「さくら咲く」!! と言いたいですが、冬。 これが沖縄の場合、 琉球大学の合格電報の文面は 「デイゴ咲く」 となります。 アルゼンチンの国の花は 「アメリカデイゴ」 鹿児島県の県花でもあります。 で、沖縄のデイゴ���いえば、 春先から初夏にかけ見事にデイゴが咲くと その年は台風の当たり年と言われてたり! Wカップ。 日本はまさかの世界の強豪に勝利しての 死の組と言われたグループを 1位通過!! 今大会の台風の目か!? それくらい世界から注目を集めてますよね。 決勝T最初の対戦相手は「クロアチア」 クロアチアといえば 歴史遺産「ドゥブロヴニク」 「アドリア海の真珠」 とうたわれる美しい街で ジブリ映画「魔女の宅急便」 の舞台と言われてます。 あれ、魔女の宅急便って、 どういう話だっけ? キキが魔法を使えなくなるのは覚えてる。 なんで、魔法、また使えるようになると??? いろんな考察がいろんなwebで散見されますが、 その一つ。 「子供だったキキが、 思春期を経て大人へと成長していく」 そんな姿を描いた映画だった。 魔法が使えなくなったのは、 ある種の 「成長痛」 みたいなもの。。。らしい。 成長痛!!! 私、中学生の時、膝の成長痛ひどくて、 中2〜中3のはじめまで ずっと運動できずに体育も部活も見学でした。 あっれは きつかった!!! なんにも面白くない。 その頃からおバカでしたけど、 それなりに落ち込んで過ごしました。 そして再び走れるようになった時、 キキで言えば飛べるようになった時、 映画はクライマックス! 失ったものはあったけど、 新たな何かを得る。 私の得たもの? なんでしょうねwww 一言じゃ言えない過激な教訓だから、 ぜひお店でお尋ねくださいw さてWカップの話に戻ると、 日本がアルゼンチンと戦うとすれば 準決勝12/14です。 どこまでカタールで嵐を起こせるか!? (季節外れの)デイゴ、咲け! デイゴの花言葉は「夢」と「生命力」! というわけで、今日も ストーーーーーーップ!!!ロシア!!! 今日も良い1日を! #WASITE #ワシテ (WASITE) https://www.instagram.com/p/Clp2xfpvFF0/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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EVRIS クロップドレーストップス ¥550
昼休み、ファミマの見切り品コーナーで買ったペヤング豚脂MAXのカロリーは750calだった。食べ終わったとの胸焼けがすごい。雪崩のようにお腹壊すかもしれない。
チャチャチャと雪のように降り積もる真っ白い豚脂。コクと脂がたまらなかった。おいしいとかまずいとかじゃなく、魂に響く味のパンチがたまらない。
とはいえ25歳きれいめOLであるわたしは普段カップスープに同僚がくれたオートミールをぶっ込んでなんちゃってリゾットにして食べるという貧乏くさいランチで済ませているので、完全に胃にものすごい持たれている。今日は臨月の妊婦のように脂汗を流しながら吐き気に耐えながら寝る羽目になるのだろうか。
胃腸弱いわけではないのだけれど、成人したあたりからカップ麺を食べると必ず吐き気に襲われる。しかし味蕾に確変を起こすように濃い化学調味料のスープを絡めたふにゃふにゃのまるで噛みごたえのない麺を定期的に食べたくなるのは、仕方がないことなのだ。夏休み、笑っていいともを見ながらズルズルとカップ麺を食べていたノスタルジーが思い起こされるからだろうか?
今年の夏、野菜が高騰していたので買った野菜はもやしと豆苗とゴーヤのローテーションという悲しい状況だった。農家の長女にしてフレッシュな夏野菜をほぼ食べられなかったのは実家が北朝鮮化してしまったせいだ。母親が躁鬱の鬱ゾーンに入って3ヶ月くらい経ち、実家からの仕送りがゼロになった。いや、祖母に頼めば多分バカみたいな量の食物を送ってくれるのだが、それをやると母親のメンヘラがひどくなるのでや��た。
コロナのせいにして実家に帰らない長期休み、とっても精神が楽だった。やっぱ血縁はろくなことないな〜。太いわけでもないし由緒もないし、もういいやって感じ。
さて、服のアカウントなので本題です。本当は彼氏から24時間以上連絡が返ってこないので交際を白紙に戻そうと思ってる話も書こうと思ったけど、やめる。やっぱロマンティックな男と付き合わないと日記も捗らねーよな!!!
絵の具原色!みたいな強い発色のブルー。こんな色着こなせるパーソナルカラーの奴日本にいないだろ。いや、沖縄やったらおるかも……。
GYADAに次いで好きなギャルブランドエヴリス。強くて個性的なデザインが多い。黒スキニーと合わせたら、可愛いかも。
ガッツリ肩を落として着るとあまりにも裸になってしまうのでギリギリ肩に引っ付けて着ると綺麗かな。チョーカーつけても可愛いと思うけど夏にチョーカーつけるの季節を無視してる感じがしてあんまりいくない。
今年はへそと肩をバンバン出していくぞと思ったのでめっちゃ着てました、着すぎて飽きてしまい捨てましたが。
これ着てロングスカートと合わせてたら「今日プリンセス感強いね」と会社で言われたので、「あたしが杉並区のアンハサウェイですから」と答えた。あ〜文京区の方が響きやっぱいいよな〜。
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いくとうえん 【育陶園】 ・ 〔名詞〕300年の長きにわたって、先祖から受継いできた地で続く沖縄県内最大の壺屋焼の窯元。 ・ 〔生産地〕沖縄県那覇市壺屋 ・ 〔体制〕総勢30名の仲間と共に“個”ではなく“チーム”でつくる体制づくりで、各職人たちが熟練の技を活かし実に効率良く作業されている。そのチームのあり方が器作りに重なって感じることができる。「壺屋焼らしさ」「育陶園らしさ」を軸に、現在も新しい表現に挑戦し続けている。 ・ 〔技術〕特に目を引くのが線彫という、下絵なしで柄を描いていく技法。繊細な唐草模様をリズム良く削っていくこの作業を直接目にした時、おおらかさと緻密さが融合した新たな視点に気付かされた。 ・ 〔交流〕2017年の8月に取材を兼ねて家族で工房にお邪魔して、みなさんと話をしたあと、夜はおいしいバーベキューを振る舞っていただいた。夏には美味しいマンゴーをわざわざへ送って頂いたり、会え��飲みに行ったり、モノだけではない交流が今も続いている。 ・ 〔ラインナップ〕白魚文線彫マカイ、蕎麦猪口、小鉢、唐草線彫皿、唐草線彫カップなど ・ 〔相方〕しゃもじ (宮島)、ラオスのカトラリー ・ 〔URL〕https://wazawaza.shop-pro.jp/?mode=grp&gid=1663839 ・ #newitem https://www.instagram.com/p/B2Q6X_7g8W0/?igshid=1tupv0n2gw9x
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20190322~26 台湾
念願の台湾!案外簡単!エバー航空で行ってきたよ。目指すは高雄空港。
日式チキンカレーをチョイス。黄桃が入ったサラダが好みだった。デザートはなめらかなういろうみたいなやつ。何やったんやろ。コーヒーも薄目で好み。
昼食中の店員さんからSIMカードを買い、あたふたしつつもファミマで予約してたチケットを発券し、ノリで悠遊カードを買い、空港から地下鉄へ乗りこみ、ホテルのある鹽埕埔へ。
異国なのに異国な気がしない!!!
ホテルまで歩いてすぐやけど暑い~てことで早速タピオカドリンク!
何が何だかわかんねぇ!カウンターにいくと英語表記のメニューがあったのでなんとか注文。ジャスミンミルクティーのタピオカ小さめ。
ホテルはエクスペディアで予約したレジェントホテルピア2。ドミトリーからファミリールームまであるし、何といってもリーズナブル!かつオシャレ~。3泊もするので安いと助かる。ツインルーム朝食付き3泊4日で約6,500円。フロントには日本語が話せるスタッフさんがいてとてもお世話になった。チェックイン時におススメの夜市を教えてもらったので、当初行く予定だった六合夜市から予定を変更してそちらへ行くことに。
地下鉄に乗り瑞豐夜市へ。ディープ!地元の人でいっぱい!怪しいゲームがいっぱいで見てるだけども面白かった。
食べ物もいろんなジャンルのお店があって迷ったけど、事前にネットで見て気になったステーキ店へ!
デミグラスソースがかかったあっつあっつのステーキ!チキンとビーフをチョイスして2人でシェア。その場の空気もあってかやたら美味かった。下にある麺も美味い!ご飯がなくてもこれひとつで満足いく。セルフサービスのスープも謎にうまい!肉を食べてる間見ていたのは…
ジェラート!ステーキ店の真ん前にジェラート屋があるこの立地!わかってるな?チョコミントとシナモンクッキー味のダブルをチョイス。癒し。
鹽埕埔に戻り、愛河クルージング。安い。観光感!添乗員さん、ずっと喋ってたな。
雰囲気が中之島に似てたな。このライオンも…大阪におるよね?
くたくたで爆睡。
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<2日目>
朝食ビュッフェ、案外種類が豊富で食べ応えがあった。ルーローハンもできちゃう。毎朝食べた。今回の旅の目的、大港開唱へ。会場までホテルから徒歩すぐ!これ大事!天気は曇、というか小雨。
フェス感ある!一番大きいステージではリハを行っていた。そのリハでやってた曲が超好みで、これ誰!!誰よ!!!となり、グッズ列にいた若者たちにタイムテーブルを見せステージを指さし「Who BAND?誰!?」と聞くも「わからんね~ん!」と言われ自力で解決。Spotifyで聞いてたバンド、 随性 (Random)でした~!絶対ライブを見ると決めた。
うろうろしつつチケットをリストバンドに引き換えに行った。日本のフェスなら2日間開催なら1枚のチケットで2日分だけど、このフェスは2日通し券も1枚ずつのチケットが発券された。この日は雨だったから、濡れて破れないようにこの日のチケットだけもってきたんやけど、それだど2日通しのリストバンドに引き換えれない!ということが判明。やってもーた!ホテルにチケットを取りに帰ろうとするも、スタッフさんが必死に何とかしようとしてくれた…優しい。が!思ってた以上に大変な様子!いやこれ以上困らせたくない!っちゅうことでめっちゃホテル近いから���丈夫!ありがとう!と伝えるとあちらも安心したようだった…親日親日とは聞いてたけどこんなに優しいとは思わなかったよ~!いや~勉強になった。ちなみにこのフェスは台湾以外からの参加者のチケット購入ができるシステムもある。通常よりちょい高。ゆうてもチケット代、2日通しで約7,500円やからね。日本のフェスに1日行くより安いよ!
とりあえずビールで。
フェス飯も魅力的やったけど、結構な雨が降ってきたのでおしゃんなお店に入って食べたよ。職業柄ハンバーガーとかサンドイッチとか気になってしまう。
腹ごしらえをしてライブハウスで伝統芸能を見る。こうゆうのがプログラムに組まれてるフェスっていいよね。これBGMが生演奏なんよね、面白い。
音源聞いてて、ええな~てなってた共犯結構(Accomplices)。台湾ハードコア。え~日本で見たいよ~HOKAGEで見たいよ~。
写真手前からフジロックのレインポンチョ、bachoのキャップ、京都大作戦のレインポンチョ…日本やん!!この時わりと雨が降ってたんやけどオーディエンスもぐちゃぐちゃになってて楽しかった。しかもこのステージは無料。通りすがりの人もモッシュゾーンでわちゃわちゃしててカオティック。セーラー服着た子がワイン瓶持ってたりしてて良かった。
メインステージ。雨でも安心アスファルト!
人生音楽ってのは、「人生は音楽フェスティバル、音楽フェスティバルは人生」というこのフェスのテーマらしい。素晴らしい。泣いちゃう。
ランダムのライブ、初めて見たとは思えないほどスッと耳に入ってきた~!好き~。日本にきてくださ~い!!サブスクで買えるけどCD買っちゃったよ!
バカテクインストバンド・體熊專科(Major in body bear)、イギリスのダークサイケロックバンド・THE UNDERGROUND YOUTH、ブッ��ャーズ感あるオルタナバンド・非人物種(Inhuman)を見たり、ビールを飲んだり。
会場のそばにお店がいくつもあるから、すぐに休憩できるのがいいよね~。飲食店だけじゃなくて雑貨屋もあるからついつい見てしまう。パイナップルケーキの名店、サニーヒルズまであるんやから入っちゃうよね。
疲れた体に沁みる~お茶もうま~。
台湾バージョンの打首獄門同好会。 岩下の新生姜の新生姜が台湾産と知り驚いた!なんちゅう繋がり!魚が食べたくなったよ~。
この日のトリは閃靈(CHTHONIC)!何気に見るのは2回目。本場のソニックさんやっぱ凄いわ。登場SEが流れると、オーディエンスが冥紙という黄色い紙を巻きまくりだす。 冥紙というのはあの世のお金。神様へ捧げるお金とのこと。沖縄にも似た風習があったはず。 この冥紙がいろんなところで舞い上げられる様子はとても綺麗で、ソニックの重みと厚みのあるサウンドとのギャップが素敵だった。
私の近くにはドリスメイクをした幼い女の子が冥紙を持ってウロウロしていた。終わった後の掃除ってどうすんやろと疑問に思いインスタを見ていると、オーディエンスが拾って持って帰っていた。流石。
晩御飯はコンビニでカップ麺を買ってすましたけど充分美味しくて感動。
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<3日目>
快眠!朝からこち亀を見て笑う、平和な1日の始まりだよ~。前日は雨でなかなか辛かったけど、この日は雨降らず!オフィシャルグッズ欲しかったけど、1日目に売り切ったみたいで買えなかった~!日本のフェスとの違いが地味にある。韓国のメロウサーフバンド・say sue meのTシャツを購入。
このランダムのコーチジャケットかなり欲しいな。今でも欲しい。ゲートで写真を撮りまくり、アート観光。
哈瑪星台湾鉄道館にてミニ新幹線に乗車���チケットデザイン良すぎ。
日本じゃ子どもしか乗ったらあかん雰囲気があるけど、ここじゃ大人だけでも大歓迎!しかもこれは…JのRの…。わりと長い時間乗車。
せっかくなので実際のメトロにも乗車。
鉄道むすめ的な女子、駅にはパネルがあったよ。料金の支払い方法がガバガバすぎて凄い。信頼で成り立ってる。
メタルバンド・暴君を見て、昼食の為フェス会場から少し離れた港園牛肉麵へ。人気!列ができてたし、フェスに出演するアーティストもいたし、なんと日本人観光客もいた!(台湾に来てからほぼ日本人に遭遇してなかった)
あっさりめで醤油ベースやから日本人にも食べやすい味やった。そしてボリュームが凄い!机にニンニクと唐辛子が置かれてたから、徐々に味変させて食べてたんやけど、最終的に激辛になって汗だく!甘いもん欲しいな!となり即、樺達奶茶へ。
ここも軽く列ができてた。私がチョイスしたのはタピオカが入れれないやつやったんやけど、それでよかった。満腹!でかいな~と思ってたけどすぐに飲み切った。
名前からして見らなあかん、血肉果汁機(Flesh Juicer)、ゴリゴリの重めのミクスチャー…好きやな。ゆる~~~くsay sue me見たりyonige見たりなんやらかんやらして、女王蜂。現地の人がジュリ扇振ってるし、何回も台湾でライブしてるんかと思ったら2回目?かなんかでビックリ。大トリの滅火器(Fire ex.)!これがもう本当に台湾に来てよかった~となった。事前情報で台湾版エアージャム系バンドと聞いてて、その時点で好きやなとは勘付いてたけど、ここまで良いとは!
知らん曲でも知ってるように聞こえる!15年前から聞いてたんかな?ってぐらい馴染みある感じ。でも新しい~なにこれ不思議!近くにいた親切な台湾人女性が「さっき映し出されたのは高雄の前市長でね~」とか説明してくれたり、モッシュゾーンに突っ込んでったら「結構激しいよ?大丈夫??」と心配してくれたりですっごい優しかった。ライブが終わってから感謝の意を伝えたかったけど、もういなくなってた~!あの人がいなかったら今の台湾が抱える問題と、このライブの伝えたいこととかの繋がりや意味合いが理解できなかった!台湾問題のこともまともに調べずに入国した自分が恥ずかしい。沢山のオーディエンスが”台湾独立”と書かれたフラッグを掲げていた。滅火器は音楽だけじゃなく、芯が通った精神もエアージャム世代のバンドと似ている。こういった存在のバンドがいるのって凄いことやし、もっと日本人にも知ってもらいたい。と思ったら…めっちゃ来日してるやん!!せやのに私は知らなかった。え?みんな知ってた?知ってたら行ってたよこんなかっこいいバンド。でも、初めて見たライブが台湾のライブでよかった。日本で見てたらこんなに響いてなかったかもしれん。日本に来た時はまた見たい。でもやっぱりまた台湾で見たいな~。ライブが終わるとオーディエンスが落ちているゴミを拾っていた。
滅火器のライブを見て、このフェスのテーマである「人生 音楽」というのがよく分かった。フェスを終えて、台湾のオーディエンスは自由に思いっきりライブを楽しんでいるという印象が大きかった。これは日本に比べて規制が少ないということもあるんやろうけど!どうしても日本人は「こうじゃないといけない」「みんなと同じように」みたいな概念がこびりついてる気がした。10数年ライブやフェスに通っていて、これだけ新鮮な気持ちになれるとは驚いた。
この日もコンビニ飯。全部美味い。
マグカップに入ってる一口爆弾餅みたいな名前の冷凍食品が美味しすぎて、日本のファミマでも売ってださいってレベル。
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<4日目>
お世話になったレジェンドホテルに別れを告げ、新幹線で台北へ。
鉄道会社の駅弁!種類が豊富やった。肉も食べたかったけど、数日間食べてなかったので魚をチョイス。新幹線は噂通り日本の物と同じだった。
あれやこれやして台北まであっという間。あいにくの雨!初めてUberを使ったけど安いし便利でこりゃええな。ぼったくられへんし、目的地言わんでもええし。一回Uberで配車頼んだら、向かってるのと違う車がきて「あんたさっき呼んでたやろ?」て言われたのは驚いたけど…(拒否したよ)。
アニメイトに行ったり迪化街に行ったりカルフールに行ったり。 迪化街 は見るものすべて魅力的で理性を保つのに必死になった。小花園でチャイナシューズを買ったけど、履き心地良すぎて次行ったら安い店で何足も買いたいぐらい!建物がツボを突きまくってきて困った。建築目当てででも行きたいよ~。
ホテルは中山駅近くのダンディホテル天津へ。こちらも1泊約5,700円で部屋広いし朝食ついてるしバスタブあるし良すぎた~!西門町は台湾の原宿と言われるほどには東京みたいやった。どっちかゆうたら渋谷ちゃうんかな?中山に戻ってきて台湾式海鮮居酒屋へ。 日本語メニューがあるとの情報を得て33区熱炒をチョイス。たばこを吸うか聞かれ、吸わんでというと綺麗目の店舗へ通された。
新鮮さがウリらしい。
カニみそと厚揚げを煮た?もの。エビも入ってて美味しすぎる。
イカとセロリの炒め物。完全にビールのアテ!
焼き豚を酢で食べるやつ。さっぱり!天才か…。
ビールはセルフサービス。意外と種類がある。
1品の量が多いから2人やと3品で満足。ビックリするほど安かった。忘れたけど安かった。天満あたりにこの店欲しい。
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<5日目>
夜にめっちゃ食べたから朝飯全然食えへんわ~と思ってたけど朝食ビュッフェ、めっちゃ食べたわ。どれも美味しかったし、よく見たらスペシャルメニューがある。台湾式卵焼き!これ!食べたかったやつやん!
頼んだら焼いて持ってきてくれた。なんて贅沢な!かなり満足した。
台北駅でギリギリ滑り込み飛行機のチェックインもして荷物も預けれた。あのシステムめっちゃええね。関空もなんばあたりでできたらええのに。
桃園空港をぶらぶら。これが噂の!
はぁ…かわい…。飛行機は念願のサンリオジェット!
なんにでもキティさんおるね!ちゃっかりトランプも頂き、素敵な空の旅を満喫して関空へ戻ってきたよ。
台湾、聞いてた以上に素敵な国やった。定番の観光地に行ってないのが自分らしいよね。なんせまた行きたい理由が多すぎる!知れば知るほど興味深い。まだまだ余韻に浸れるわ~。
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本日は茨城県美浦村マスコットキャラクター「みほーす」について。
美浦村には日本中央競馬会のトレーニングセンターがあることから馬をモチーフしている。 陸平貝塚から出土した土器をイメージした帽子をかぶり縄文服を着ている。 性格はおっちょこちょい。ちょっとのんびり屋さんだが以前は競走馬でJC(縄文カップ)で勝利をおさめたという噂も。
https://www10.atwiki.jp/yurupedia/pages/3037.html
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THREE O’CLOCK
ことしのこと、数字で。
2018は、まだ固いみかんとかわいいタコの色の年。展示は2.8回(3月にsnow shovelingで松樹と「ここにいられてわたしはうれしい」、6月にsunny boy booksで個展「愛を、まぬがれることはどうやらできないみたいだ」、7月に同じくサニーで「ヒロインズ展」参加、new jewelry用の鏡の文言提供)、ジンは3.5冊(「愛を、まぬがれることはどうやらできないみたいだ」、「Smile, when our eyes meet(目が合ったのなら、微笑んでほしいよ)」、「Meet me in the kitchen at 3 AM(もしくは家族の舞台をのぼったり降りたりすることについて)」、そしてスリープオーヴァーイベント用の「our time」)、参加登壇したイベントは3回(『ヒロインズ』のトー���イベント、スリープオーヴァー会、zine sonicのマイ・フェイヴァリット・ジン)。翻訳の仕事は大小含めて8つほど(ASAKUSA映画祭用トリン・T・ミンハのドキュメンタリー映画字幕、絵本『see you tomorrow』英訳、female giantブランドコピー英訳 etc)、受けたインタビュー5回(すばる6月号「私たちはここにいるー現代の母なる場所」、ginza「マイルーム特集」、pintscope「DVD棚見せてください」、北欧暮らしの雑貨店「愛しのマイルーム」、朝日新聞夕刊「私、を見せる冊子ZINE」)、旅行に行った回数:4回(那覇・北谷、今帰仁、横須賀、松樹の実家の大分は国東半島、静岡の三島)、公園に行った回数:オンが歩き始めた5月から今日までほぼ毎日(松樹と交代することもあり)、オンの登園回数:4月から週に1回、オンの風邪:高熱出たものは一回、鼻風邪数回、わたしの風邪:オンと似たようなもの、松樹の風邪:オンとわたしよりもひどいのが2回ほど、オンの年の重ね方:0歳8カ月から1歳8カ月に、わたしと松樹:34歳から35歳に。山の上ホテルでの記念日の回数:今年で6回目、松樹のお店ができてから:今年で8年、大勢の友達とわいわい飲み食べした回数:(たった)2回、何度も読み直した本:3冊(『ヒロインズ』4回、『女性、ネイティヴ、他者』3回)、『心は孤独な狩人』2回)、参加したワークショップ1つ(オイリュトミー)、作った人形:わたし1体(ヴォルドルフ人形のナンナちゃん)、松樹1体(小さなヒヨコ)、いろいろもうダメかと思った回数:思い出せるので5回、母親に頼った回数:計り知れず、オンと庭園美術館の庭園に行った回数:15回ほど、初めましての人に出会った回数:大きくは2回(オンのこども園と、展示での出会い)、オンが夜中起きる回数:6月くらいまで一晩に1〜2回、今は0〜1回、三崎に帰った回数0回、Tumblrにアップした回数:今日のをふくめ(たった)7回(たとえば2011年は120 post以上……!)、instagramの投稿回数:135回、酔っ払った回数:1回(ついこの前)、ライヴや公演を見に行った回数:1回(ペルセパッサのオイリュトミー)、映画館で映画を観た回数:(たぶん)2回(「かみさまとのやくそく」、「君の名前で僕を呼んで」)、髪の毛を切った回数:5回(koko manty kissa)、パーマをかけた回数:1回(koko manty kissa)、松樹と二人きり��過ごした時間:総計16時間ほど、林試の森に行った回数:3回、自然教育園に行った回数:2回、オンの1日の食事の回数:3月まで2回、4月から3回(内容は:味噌汁、ごはん、その他1〜2品の煮物等)、わたしの食事の回数:2.5回(昼、夜 + 間食多め)、オンの昼寝時間:平均2時間、オンが冬のあいだに拾った赤い実の数:50粒以上、車を運転した回数:3回(沖縄と大分と静岡)、海に行った回数:1回、高いところに上った回数:1回(森美術館)…….
* * * *
でも、数字に表せることと言葉にしたいことは、ぜんぜん違うものなんだな、とこれを書いてみて思いました。そして言葉にしたいことと、言葉以上の何かにしなくちゃ(わたしの場合は、詩みたいな?おはなしみたいな?さいごには冊子の形になる何か?)、ちゃんと思い出した気にならないことも。たとえば、オンの歯が生えてきたときの不思議な喜びや、指をつっこんだら容赦なく噛まれたときの痛さとおかしさ、個展開催中に来てくれた人たちが、わたしのつくったカベを見上げてくれてるときの顔と、それを見たわたしの心に湧き上がるもの、そのあとに交わした会話のぎこちなさとあたたかさと。刷り上がってきた冊子の紙バンドを解くときの興奮、そして恐怖で一瞬背中に水が走ること(ミスがあったらどうしよう!)、久しぶりの友だちと顔を合わせるときの緊張、数時間過ごしたあとの親密さ、別れたあとのさびしさと気楽さ、トークイベントでしゃべっているときのわたしの精神状態(天井に張り付きすべてを見透かしているわたしと目が合う)、翻訳をしているときのわたしの精神状態(人の靴を履き人の服を着て人のベッドの上に寝転がりながら人の日記帳を開いている)、パーマをかけてもらったあとに、体ががちがちになるあの感じ、オイリュトミーで動くときに、本気で風を巻き起こしているようになる気持ち、オンの食べる味噌汁の味の薄さや、手にべたべたについたごはん粒を拭うときの鬱陶しさ、インタビューを受けるわたしという存在の不思議さとありがたさと唇の端に浮かぶむずむず、変な自負心、オンと松樹と外食するときの緊張感とたのしさとめんどくささ。松樹と喧嘩するときのわたしの声、お腹のなかにたまるもの、瞬間的な勝利と慢性的な敗北感。申し訳なさと、いたたまれなさと、取り返しのつかなさと、それでも続いていくのだという倦怠感と安心感。本を読んでいるときの孤独と読み終わったときの静けさ、充実感、そしてすぐに書きたくてたまらなくなる衝動を抑えてやるべきことをやるときの、なんともいえぬ喪失感と、あっという間にそれを忘れさせる現実というもののつよさ��車のハンドルの感触、あの温度ない感じ、久しぶりに握ったとき、誰かを轢いてしまうのではないかという思いが必ず頭をよぎること、運転していて、トンネルに入るときの瞬間にはいつも『ウォールフラワー』を思い出すこと、運転しているときにはいつも一人きりのような気がすること、運転しているときには別の空間に通じる入り口をいつの間にか通り抜けている気がすること、後ろでオンが叫び声を上げている、松樹がそれをあやしている、松樹はとても辛抱強くて、オンの声はすごく高くて、わたしの手のひらには汗がにじんで、このまま道路がめりめりとめくれ上がって少しずつ上に引っぱられ、わたしたちは空に続くスロープをそのまま走り続けている、雲は固形物にしかみえなくて、太陽はいつだって濃いハチミツの色、そのうちにアクセルを踏み続ける右足がしびれて、わたしはつま先の力をちょっと緩める。次の瞬間にはもう地上を走っている。車を止め、荷物を降ろし、エレベーターに乗って部屋に戻る。あとはごはんを食べて、お風呂に入り、くたくたになって眠りにつくだけ。すべてが何かの途端に起きていくような毎日のなかで、わたしが覚えていられること。オンが生まれてから、わたしは夜に書くことがほとんどできなくなった。魂の暗闇、午前3時は、午後3時のさびしい光に取って代わった。オンがベビーカーで眠っている。カップとソーサーが立てるかちゃかちゃかちゃというリズムのなかで(わたしはそれが苦手で、いつもソーサーを外してしまう)。今は冬、その、どんどん弱くなる光のなかでわたしが書き残すことのできるものーー
* * * *
来年も、書いていかれますように。オンといられますように。松樹といられますように。みんなといられますように。わたしがちゃんといますように。
今年はありがとうございました。また、あなたに出会えますように!
【大人と子どもと、もしくはそのどちらでもない存在として。Dec. 2018. photo by M】
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角館の香月さんにお声掛けを頂き、期間限定⁉︎で、定番以外に展示をさせて頂く事となりました‼︎ 午前中から角館は、お客様方が多かったです… 角館にお越しの際は是非、寿次郎の器も香月さんにて見て触ってみて下さい‼︎ ※ http://jujiro.jp/category/news ※ #秋田県 #湯沢市 #川連 #川連漆器 #川連塗 #寿次郎 #国指定伝統的工芸品 #伝統的工芸品 #秋田工芸 #秋田工芸品 #秋田クラフト #秋田県伝統工芸品 #角館樺細工 #香月 #かづき #縄文カップ #4寸片口 #一合片口縄文 #一合片口 #きのこ盃 #まるごとお土産券 #秋田県の工芸品 #秋田の物作り #Kawatsura #Yuzawa #Akita #japan #JapanTraditionalCrafts #KawatsuraLacquerwareTraditionalCrafts #jujiro (香月) https://www.instagram.com/p/CDA7R1Ylwv7/?igshid=l5p821t4kcup
#秋田県#湯沢市#川連#川連漆器#川連塗#寿次郎#国指定伝統的工芸品#伝統的工芸品#秋田工芸#秋田工芸品#秋田クラフト#秋田県伝統工芸品#角館樺細工#香月#かづき#縄文カップ#4寸片口#一合片口縄文#一合片口#きのこ盃#まるごとお土産券#秋田県の工芸品#秋田の物作り#kawatsura#yuzawa#akita#japan#japantraditionalcrafts#kawatsuralacquerwaretraditionalcrafts#jujiro
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ドキドキ❤️土器作り 土器はろくろを使わない youtubeでは見てたが まさか教えてくれる人がいるなんて✨ ・ 友人が教えてくれた 元美術の先生が営む陶芸教室 学校で教えてたときは 気球を飛ばしてみたり 校庭で野焼きをしたりと かなり素敵すぎな先生だったらしい ・ 周りの人がみんなお皿やカップなどを制作してる中 私一人で土器作り🤣 オリジナルだと思われていろんな人に声をかけられたけど 4世紀の古墳時代に長野県で出土したものの完コピである 先生のおかげでかなりいい感じに再現できた ・ 縄文土器は難しそうだなあと思って これを選んだのだが 先生に「縄文土器は作らなくていいの?」ときかれた🤣 先生 教えたいんでしょー✨ 次回は作ってみようと思う! ・ #土器 #土器作り #花瓶 #猫 #工房 #手作り #たのしいこと #japan #earthenware #workshop #cat https://www.instagram.com/p/BsdJa8EAXY9/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=1x073mls4f60r
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人造人間国型
ディストピアっぽい世界で働くアーサー・カークランド型アンドロイドの話です
第455代ダービー伯爵に招かれ、オオサカの隠れた名店と名高いキタシンチのソウメン・バーを訪れた。ソウメンは、決して自己主張の激しい麺ではない。ネギとツユの下に隠れて決して目立たず、しかし田園の河川のように清涼なのど越しと小麦と塩のうまみが感じられる。ソウメンの質実剛健さは英国紳士の美学に通ずるものがある。
(警告:規定文字数超過 投稿不可)
アーサー・カークランド9286-R レベル2-6 / マッチング110 スコア未計測 宇宙標準時 556:6E
足の長さが不揃いでがたつきを起こす、不快な座り心地のパイプ椅子に体を縮こめながら、俺はロンドン・アイ――この手元の端末のことだ――に今しがた打ち込んだ文字列をじっと眺めていた。オオサカ・エリア4インターナショナル展示場の建設現場に併設された栄養供給所は、今日の作業を終えた無数のアンドロイドの群れがひしめき合い、店員を呼ぶ怒号に似た声と、仲間内でのお決まりの話題の応酬ですさまじい騒音に満ちていた。俺は決して目線を向けないように―― ましてや睨みつけるなんてことのないように――注意しながら、彼らが繰り返し交わし合っているフレーズに耳を済ませてみた。ラバ、ダブ!ダブ!ラバ、ダブ!ダブ!ラバ!ダブ!ダブ! 思わずため息が漏れた。なんてことだ、ほんの2ヶ月前までは、俺にはあの意味不明の暗号の意味がちゃんと理解できたし、なんだったら彼らに混じって同じ暗号の応酬が出来たはずである。しかしもうそれは叶わない。あの言語で会話ができるのはレベル3以上のアンドロイドに限られる。俺はつい先日の、あの事件が切欠で、レベル2へと転落したのだ。
俺の席はレベル2アンドロイドに割り当てられたスペースにあり、ソウメン製造機の丁度、真向かいの位置だった。この岩山の如く聳え立つ「シェフ」のレパートリーは中々広かったはずだが、レベル2のアンドロイドが注文できるようなメニューは事実上ソウメンしかない。ソウメン風グルテン・ネギ風ミドリムシフレーク添え。それが確か正式名称だったはずだ。もちろん、ローストビーフ風高アミノ酸キューブだの、カレーライス風味イソロイシン錠剤だのの比較的栄養価の高いのを注文したい日もある。特に今夜のような疲労が極度に達している夜は…しかし、それらの消費スコアの高すぎる品物が並ぶのは上座のテーブルだけで、今の俺にはとても手が出せない。きっとあのテーブルに座ってるのは知ってる奴らだ――俺にはそんな風に思えてならなかった。同じ建設現場で働く同僚のことだ。奴らのことだから、わざと俺の席が見える位置に陣取り、俺のみじめな様子をあざ笑いながら錠剤を齧り、発泡神経酩酊剤を煽っているに違いない。俺はテーブルに詰め寄ってよほど嫌味の1つでも言ってやろうかと考えたが、すぐにやめた。むやみな絡みは「品のよろしくない行為」と見做される可能性がある。これ以上のスコア減点は、とりわけ、「火星」に関して口にするような、自殺行為はなんとしても避けねばならなかった。
俺はロンドン・アイに意識を集中させ、規定文字数以内でソウメンを褒め称える文章を推敲し続けた。その間我らがシェフは、排水管から汚物まみれの下水が吹き出すような濁った音を立てて、ずらりと並んだカップへソウメンを順番に叩きつけていた。小さすぎるカップからだらしなくはみ出したソウメンもツユも、全く拭われる様子もない。殺気立った様子の店員が、トレイにソウメンを乱暴に並べながら、また店中のあちらこちらにすっ飛んでいく。この供給所に配置されているスタッフは彼1人だけのようである。 それでもここのソウメンの品質は良いんだ、ほんとに。という、良かったところを探し出す系の書き込みををするべき、だろうか。それともストレートに、この供給所はキタシンチの名店どころか廃材置き場同然の簡素な作りで、ソウメンもほんのりと不純物処理所の芳香がすることを書くべきだろうか。 どちらの書き込みの方が、「英国紳士らしい」のか。
☓☓☓☓思 ☓ ☓こと☓☓☓☓、思っ☓まま☓☓☓☓☓書☓ばいいんだ。☓☓☓☓☓☓☓☓☓☓☓☓☓☓☓☓☓☓☓☓☓人☓目☓☓☓☓☓☓☓☓☓☓☓☓☓☓☓☓☓
アーサー・カークランド8756-E レベル3-5 / マッチング13568 スコア5532/6693 宇宙標準時 586:3F
その間にもロンドン・アイには、誰なんだか分からない「アーサー・カークランドたち」の書き込みが次から次へと流れ込んできた。レベル3.5以上のアンドロイドの書き込み――よって、ロックがかけられた俺のアイセンサーでは文字化けして意味を為さない文章としか読み取れない文字の羅列。だが、スコアの高さから見てそれは極めて英国紳士らしく、社会性に富み、読む者を感嘆せしめる内容であるようだ。 俺は少しでも高スコアの根拠を知るためにその文字列を隅から隅まで観察した。こんなふうに、文字数は適当な長さにカットした方がいいのかもしれない。内容はどうか。ところどころに散っている判別可能な文字から推測するに、「思ったことを思ったまま書けばいい」と書いてあるように思えた。何の計算もなく、思ったことを思ったままに――俺は自分の想像したそのエンパワメント・フレーズにわずかに失望感を覚えた。少なくともその紳士的なアドバイスは、今夜の俺にとってはなんの意味もなかった。なんとしても、このスコアに匹敵する書き込みをしなくてはならない――近頃は、英国紳士らしくないとして書き込みの連投は忌み嫌われるため、今夜のチャンスは一度きりだ。成功すれば、俺のスコアウォレットの残高はいくらか潤い、今夜の労働者移送用エア・コンテナでリラクシングシートを利用できるだろう。
英国紳士、その不可思議なもの。立派なイエガラの出身であること。ノブレス・オブリージュであること、その他もろもろ。ずっと前に予想屋に聞いた話だと英国紳士は四六時中、不純物処理所に行くのにすらリラクシングシートを利用するような連中だったという。俺が「そんな奴らしい」書き込みをし、振る舞いをせねばならないというのはいかにもおかしな話なように思える。しかし俺はアーサー・カークランド型なので、アーサー・カークランドらしく話し、振る舞い、トレンド予想に高い消費スコアを支払い、プラマイゼロすれすれのスコアアップに努力する。そうして当局は個ではなく群れとして、何らかの方向性を持ったアーサー・カークランド像を形成する。俺が存在する現実世界と、ロンドン・アイを通じた向こう側にある仮想世界とで。俺がそれがどんな像になっているのかを知るすべはない。何しろアーサー・カークランド型だけでも、とにかく数が多すぎる上、ネットワークにはレベル違いのみならず無数のセキュリティの壁が立ちはだかっているのだ。 俺たちアーサー・カークランド型の思考ユニットが制限の無い同一クラウドネットワークに接続されているならば、今この世界に存在している英国紳士なるものの実像を、大まかにつかむことができるのでは思われるが、俺にとっての英国紳士アーサー・カークランドとは、極めて断片的な、時にはお互いを打ち消し合うワードの群れに過ぎなかった。無数のアーサー・カークランドの情報は日々更新が繰り返され、当局と少なからず繋がりのある予想屋は熱心に今日のトレンドワードの宣伝を行う。すでに太古の時代に消えてしまった、アーサー・カークランドなる謎めいた人物の限りない再生。彼の天まで達するほどの巨大な立体映像が俺たちの頭上をすっぽりと包み込み、のしかかってきているようである。
モラリスト。なけなしのスコアを支払って、今月の始めに予想屋から買ったトレンドワードはそれだった。やはりソウメンをけなすのは止めておこうか。いや、建設現場労働者として利用せざるを得ないこの供給所の欠点を的確に指摘してこそ、モラルの高い紳士的な行動といえるんじゃないか。例え親愛なる第455代ダービー伯爵の紹介の名店だったとしても(そして、第455代ダービー伯爵なるアンドロイドは本当はどこにも存在していないとしても)。いったいどんな風に…決して攻撃的にならないように…その表現方法は…俺の思考ユニットは空腹と疲れで通常の稼働率の50%程度の力しか発揮しなかった。 3日前に作業中の感電で損傷した左腕が、いまだ何度信号を送っても全く反応せず、持ち上がらないので俺は右腕だけで全ての業務を行わなければならなかった。身体全体がコールタールに漬かったかのような重苦しさも消えず、俺はここ数日、課せられたノルマを達成できていない。左腕の事故は、モジュールA-4の配線を確認している時に端子が接触して起きた。1か月前までの俺であればまずありえないミスである。だがあの時の俺は極度に疲労し、与えられた工程をこなす以外に気を配る余裕がなかったのだ。
俺がこのような状況に陥るきっかけとなったのは、火星だ。正確に言えば、火星に関する情報を漏らした奴が原因で、こうなった。俺たちの労働区画では、地球から遠く離れたあの赤い惑星に関する話題は非常に品がよろしくないとされている。 1か月前、キュービクルの内部清掃を行っていた時、俺の3メートル後ろあたりで何か諍いのようなものが起こっていた。諍いというよりは、一機のレベル2アンドロイドを数機のレベル3が囲んで、通電したり、刺激によって発生した短い奇声を真似したりして遊んでいた、という方が正しい。アンドロイドに時折ああした全く不可解に思える行動が見られるのは、数千年前に絶滅した我々の祖先の習性の名残りであるらしい。 この作業現場で働いているアンドロイドは、オオサカ・エリア4労働管理局の所有物だ。当局の許可なく損傷を与えることは例えレベル2アンドロイドであっても許されない。許されていない、はずだ。しかし、この現場はこの件に限らずとにかく規律が緩み切っている。2か月前にだって俺の持ち場の床に大量のグリスをぶちまけた奴がいた。犯人はすぐに思考洗浄にかけられるものと思っていたが、大量のスコアを支払ったのか、レベルが高い奴だったのか、とにかくグリスがぶちまけられたのは俺の現場監督行き不届きが原因ということにされた。思い出しただけで腹立たしい出来事だ。それだけじゃない、半年前は・・・気が付くと俺は通電していた奴を殴り飛ばし、馬乗りになってそいつの持っていた電極を首筋へ突き付け、いいか、今度風紀を乱したら殺すぞと毒づいていた。 その夜、俺のロンドン・アイに1通のダイレクトメールが届いた。送信主は、あのレベル2アンドロイドだった。
助けてくれて感謝している。とても感謝■■いるんだよ、今だから言うが、俺はずっと俺は■は俺はあんたと交遊を持ちたいと思ってたんだ・・・・・ あんたにだけに、俺の秘密を打ち明けたい。俺はこないだ、ロンドン・アイのセキュリティ1ロックを突破したんだ。ヤバ筋の友達がいてさ、教えてもらったんだ・・・壁に穴を空ける方法をさ。驚くべきことに、セキュリティ1ロックの向こう側の仮想世界では、火星の話題は制限なんて■■てないんだ。火星について話すななんておかしなルールがあるのは、オオサカだけだったんだ。その他にも、 ここからは、ロンドン・アイから仕入れた極秘情報だ。誰にも誰にも言わないでくれよ・・・俺たちがせっせと拵えているこのバベル・・・この天に到達するのが目的の塔だがな、このガラクタを作ってる俺たちの■■はどこで作られたと思う?それはな、火星なんだ。当局の連中が話すことも、記録に残すことも一切禁じているあの■■で・・・俺たちの足や腕は作られたんだ。コスト削減のためだよ・・・地球の、しかもヨーロッパ純正アンドロイドとなれば、その値段は天井知らずだからな。 オオサカ・エリア4インターナショナル展示場が完成すれば、サミットだの世界アンドロイド耐久競技だので無尽���に利益が得られる。奴らはそう説明してるが、今時天に届くような展示場なんか、観光客がどれほど長い間面白がってくれるかわから��ぜ。当局は我々の威信をかけた事業だなんて言ってるが、内心このデカブツを極限まで安い作りで仕上げようとしてる‥このままじゃ、そして、俺たち全員は使い潰しにされ
グスタフ・サイトウ 1150-U レベル2-4 / マッチング85 スコア未計測 <Private message> 宇宙標準時 640:7D
そいつは建設現場に二度と戻って来なかった。そして、俺もオオサカ・エリア4労働管理局に拘束されることとなった。奴からのメールを読んだ瞬間、事態のまずさを察知してメールの痕跡を全て消去しておいたがもう遅かった。メールをハッキングで盗み見されたのか、もしくは俺がぶん殴った奴が、2人まとめて通報したのか。グスタフ・サイトウに脱獄方法を教えた奴の情報を手に入れるために、当局はサイトウを泳がせていたのかもしれない。とにかく俺は、永遠に続くかのような思想洗浄を受ける破目になった。我々の親愛なる当局が緊縮に励んでいるという情報は本物だったようで、記憶の完全な消去と洗浄が可能な最新式のブレインウォッシャーは導入されていなかった。俺の洗浄には極めて旧式の、思考ユニットに繰り返し電気ショックを与える式のブレインウォッシャーが使用された。拘束された俺は昼夜を問わず「私は模範的な英国紳士であり、わが国と地域の発展と文化の持続に寄与し続ける」と洗浄完了とみなされるまで発言し続けるよう命ぜられ、その合い間に数えきれないほど反射的嘔吐を繰り返した。指一本動かせなくなった俺が待機所に放り出された頃には、俺のスコアは大幅に減点されレベルは3から2へ格下げされていた。
俺の陥っているこの苦境も、元はといえばあのバベル野郎のせいなんだと思うと忌々しい思いにかられた。今月のトレンドワードから考えると、職場の規律を遵守した俺の評価がこの有様だというのはいかにも理不尽な結果に思えてならなかったが、いくら頭の中で反論や異議申し立てを考えても無駄だった。恐らく当局はあのバベル野郎と俺を通報した奴に大量の特典スコアを授けたことだろう。バベル野郎を虐待していた奴にはリラクシングシート利用パス3カ月分が授与された可能性もある。とにかく、オオサカでは火星はタブーなのであって、火星に関するすべての痕跡を消去する運動こそがモラルの高い行為とみなされるのだ。 俺が今やるべきなのは、とにかく可能な手段でスコアアップに励み、リラクシングシート利用パスを手に入れることだ。そうすれば、シートのメディカルケア装置を使ってこの体を、特に左腕をいくらか使い物になる状態まで回復させることが出来る。そうすればこの数日来のノルマ未達による低評価を巻き返せるだろう。だが、例え身体が回復したとして、そんな非現実的な働きができるのだろうか?それに、また同じようなミスを犯して身体のどこかが損傷したら?またシート利用パスを手に入れればいい・・・だが、予想屋のトレンドワード���買うのもままならず、階級上位のアンドロイドの書き込みの分析も不可能なこの状況で、果たしてスコアを獲得し続けることは出来るのだろうか?トレンドワードも利用パスも、とにかく恐ろしく高くつくのである。この状況はいつまで続くのだろう?3か月、もしくは1年、それまで俺の身体は持つのだろうか?何も考えたくない。もがけばもがくほど引きずりこまれる底無し沼に落ちてしまったかのようだ。あのバベル野郎は、レベル1へ格下げされたのだろうか。もし自分が、レベル2からレベル1へ転落するようなことになれば・・・それが何を意味するか、俺は知らなかった。重労働ののちに廃棄処分だという奴もいれば、思考洗浄よりも過酷な目に合わされるという噂もあった。じっとりと湿気と熱気に満ちたこの供給所でも、自分の将来について考えるとうすら寒さを覚えずにはいられなかった。
気が付けば客足もまばらになり、供給所は静けさを取り戻しつつあった。俺はいまだにロンドン・アイに書き込むべき文章を決めかね、じっと手元を見ながら途方に暮れていた。視界の上側の方に白い影がよぎって、止まった。見上げてみると、店員がソウメン製造機にもたれかかってふうっと息を吐いていた。疲労しきっている様子で、点々と薄茶色のシミが染みついた自分のエプロンを見つめながら首を曲げてじっとしていた。そいつは俺と同じアーサー・カークランド型だった。 俺はソウメンはまだか、遅すぎじゃねえか、と言うつもりだった。しかし、口をついて出たのは思いがけない言葉だった。 「なあ、アンタはなんつーか…すごく良くやってると思う。これだけ大勢のわけわかんねえ客のわけわかんねえ注文を、実に手際よく捌いてる‥誰でもできることじゃない。本気で言ってんだぜ。ああ、それと・・・ここの食い物は・・・いや。いい。忘れてくれ」 俺はここで言葉を切り、黙りこんだ。奴は口角を上げることもせず、緑色の目を見開いてこちらをじっと見つめた。一切反応らしい反応を返さないので、俺は話してる間にすっかりバツが悪くなってしまった。永遠とも思える長さの気まずい沈黙が続き、奴はふいに踵を返してソウメン製造機の裏手に引っ込んでしまった。俺はあっけに取られて無人となったカウンターを見つめ続けた。悪態の一つでもついてやろうかと考えたがその気力もなかった。そんなものだろう、というわずかな諦めを感じただけだった。
どん、と目の前に大きな皿が置かれた。カウンターがビリビリと震えるほどの衝撃にぎょっとして思わず見上げると、さっきの店員がやはり同じような無表情でこちらを見つめていた。「わりいな、ソウメンは切れちまったんだ。代わりにこれで、おんなじワショクってことで、頼むわ。」 店員はそこで言葉を切って首筋に手をやり、2~3度引っ掻くと、意を決したように再度口を開いた。 「アンタ最近おかしいぜ。死人同然の顔してる」店員の緑色の目にはさっきまでとは違う、わずかな感情の動きが感じられた。 そしてすばやく顔を伏せながら、別にあんたのために用意してたってわけじゃねえからな、と呟き、また巨大な「シェフ」の裏側へ帰ってしまった。
俺は呆然としながら、店員が置いていった皿を見つめた。そして、果たして、ソウメンの代わりが茹でブロッコリー丸ごと一本に変わるなんてことがあるだろうかと考えた。巨大なブロッコリー風の何か――タンパク質か何かの塊だろうか――はこの供給所にしては比較的清潔な、白い皿に載せられて天に向かって真っ直ぐに屹立していた。この件は、この件こそロンドン・アイに投稿するべきユニークな出来事なのではと考えたが、俺の思考ユニットも、片腕も、どうしても文章を紡ぎだそうとしなかった。 誰かが俺の身を案じている。たったそれだけの出来事が、全身に染み込んでいくような感覚がした。 スコアよりも何よりも、ほんのたったこれだけのものを。おれの体はどれほど欲していたことか。なぜ、おれの体はこんな風に訳のわからない反応を示すようにできているのだろう。これは、祖先のどのような習性の名残りなのだろう。 俺はロンドン・アイの電源を落として右側のポケットに仕舞い、 黙って皿に添えられたフォークを手に取り、ブロッコリーを横倒しにし、押さえつけて切り分け始めた。この瞬間、ここには奴がくれたブロッコリーと俺だけの世界があり、その世界は誰の目にも晒されることのないまま儚く解けて消えていく。それは考えてみれば美しい営みのような気もしたからだ。これでいいんだ。リラクシングシートはまた明日、なんとか頑張ってスコアを稼いで使えばいいじゃないか。
そして俺は今留置場にいる。あのブロッコリーの、炎天下のヘドロを更に1週間腐敗させたような強烈な味は、口に入れて噛み締めた瞬間俺の口内センサーを貫き、脳天に達した。俺が吐き出したブロッコリーは弾丸そのもののスピードでソウメン製造機を直撃した。嘘のように粉々に大破した「シェフ」の補償スコアを支払うことなど当然出来ず、俺は器物損壊罪でお縄となった。 リラクシングシートもスコアアップも夢のように消えてしまった。俺はこれから、レベル1へ格下げされるだろう。あんなに恐れていたはずの、この数々の事実は、しかし今の俺にはなんの脅威も与えなかった。俺は薄暗い監獄の隅でうずくまりながら、自分の両腕を眺めていた。 限界積載量300kg・・・400kg・・・500kg。俺のアイセンサーには両腕に凄まじいエネルギーが満ちていく様子がありありと映し出された。微動だにしなかった左腕には何事もなかったかのように感覚が戻っている。両腕だけではない。あんなにも重かった身体は羽のように軽く、両足はひと蹴りするだけでちょっとしたビルを飛び越せそうだ。これは、なぜ、こんなことになったのか。あのブロッコリーの���けらをほんのわずかに飲み込んだだけで(そう、ほんの少しは飲み込んだのだ)、こんなパワーが得られるなどということが現実にあり得るのだろうか。 あのブロッコリーは何なのか。あの店員は何者なのか。いや、直接本人に聞けばいいのだ。間もなく俺の両腕のパワーは監獄のチャチな鉄棒をへし折れるほどに高まるだろう。監視の目が緩んだスキを見て――ここを脱出出来れば、オオサカを出て、いずれ俺の両腕と両足を故郷の火星へ連れてゆけるだろうか。現実離れした想像の泡沫を頭の中で弄びながら、俺は来るべきチャンスをじっと待つことにした。
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2021年10月の夢
- 2021年10月31日 日曜日 7:34 夢 うんこをとんでもない量する子供。 どこか出先。服の裾を洗い流す。
- 2021年10月28日 木曜日 6:27 夢 いとこのほおに触る。もちのよう。 そっくりのおじさん2人が写真に写っている。 記憶にないくらい人っている自分。 スミレの温度で色が変わるキーホルダー。 旅行の思い出のハガキなど。
- 2021年10月27日 水曜日 6:30 夢
- 2021年10月27日 水曜日 6:30 昨日の夢 キタキタ味噌という名前の若手俳優が今人気らしい。
- 2021年10月25日 月曜日 6:38 夢 何か学校のようなところ。後ろの席の女の子二人が持っている長い定規が頭にピタピタ当たるので席を変える。椅子を並べて座っているエリア。席を立つ生徒たち。隣に座った男と足がぴったりつくのが不快でその旨を言う。
- 2021年10月24日 日曜日 6:56 夢 ココアとチャイの中間みたいなものを作りだす。ジョッキに氷、粉末、シナモン、ブランデーなどを混ぜ、味を見ると、ものすごく濃い。
- 2021年10月22日 金曜日 6:36 夢 誰かのネームを読む。絵自体は稚拙で、小学生の描いたものだが、内容やディティールはものすごい。主人公は男で、ほんとに鉛筆書きだが、見ているだけでワクワクするようなもの。アーケードで石を放り投げ、プロペラに当てて時計を下げている。 ネームを書く。聖徳太子が土御門と名乗るシーンがある。 和室の中を見る。女性が多く住んでいる古いアパートで、そこは空室。だが残置物はある。ブレーキがきかず浮き上がる感じになりながら外に出る。遠くに人がいて目が合う。
- 2021年10月20日 水曜日 6:46 夢 洪水のようなものに巻き込まれる。母らしき人と歩いており、はぐれないように手をつかむ。白いふわふわしたパーカーを片手で持つ。水嵩が増え、また減る。
- 2021年10月19日 火曜日 3:27 夢 崖から縄を垂らす原住民。死ぬ。血の筋。
女のおじいちゃん。 カブトムシ?ぞうむし?てんとうむし?の小さいのを掃除機で吸う クローゼットに妹がいてなんか食べている
- 2021年10月18日 月曜日 6:32 夢 病院にいる。歯を見てもらう。90度の角度に2名いる。 化粧をしている。時間は始まっている。眉をオレンジ色のペンで描く。
- 2021年10月17日 日曜日 8:04 夢 覚醒剤を使っている人。 フィルム状のものをコンビニで合図し、手渡してもらう。
- 2021年10月14日 木曜日 6:32 夢 見たけど忘れたな。
- 2021年10月13日 水曜日 8:29 夢 ゴジラのような謎の生き物と戦わなければならない。死ぬ恐れがある。 溝に落とし穴を掘ったりしている人がいるが、焼け石だろう。 どんな生き物がくるのか分からない。 死ぬかもしれないということをまだうまく受け入れられていない。死なないかも…と思っている。作中にいる人物の気分がよく分かる。映画の作中にいる人物は観客とは違い自分の身にこれから何が起こるのか把握していない、その把握していなさが。 白いバンに戻る。爆弾が投下され、体を丸める。小泉進次郎がいる雰囲気。
- 2021年10月12日 火曜日 7:59 夢 となりに座っている人の話に混ざる。 シルバがいる。青いファーを着て眼鏡をしていてめちゃ体がデカい。歯列矯正。右側にハイエナ先輩がいる。 プールに水が張られている。触ったら死ぬ蝶。泳ぐ。あと4匹くらいいるはずだが。 プールに入る人。 移動教室。誰もいない。ログインパスワードで移動できんのか。
- 2021年10月11日 月曜日 11:02 夢 朝ごはんを食べたがっている。忘れた。
- 2021年10月10日 日曜日 7:21 夢 松田龍平に営業かける。 運転。母と妹を送る。妹、友達と草刈りがあるらしい。座席に置き忘れているペットボトルの麦茶を渡す。そのまま運転を引き継ぎ、家(知らない住宅街)へ戻る。座席がめちゃ前に出してあって運転しにくい。狭い道だが、片面開けていて牧歌的。日本の道っぽくない。ある家の前を通ったら、ブロック敷きの目地に白い花がたくさん咲いていて、くせ毛の女の子にここは車で通らないで欲しいとおずおず言われる。あたりを見回すが、ここを通るしか道がないのでは? でも一応背後に細い道があるような気もする、行き方が分からない。 何かの施設。荒野みたいな景色。レトロなラブホが立ち並んでいる。西部劇みたいな色合い。面白いので動画で撮ろうとするがうまく起動しないままどんどん進んでしまう。何かに乗っているらしい。 引き返す。室内みたいな感じ。鴨居に頭ぶつかりそうな。洋館。薄暗く梁が黒光りしている感じ。天井高い。アーケードゲームのようなものが並べてある場所に変わっている。R18の暖簾がかかっている。大回りして戻る。何かしらの映像と音のパフォーマンスがあり、それが恐ろしい雰囲気。かなり接近してくるがなんなのか分からず、怖いので目を瞑る。 出口付近に本棚があり、子供の情操教育についての本ばかり。一冊興味を持つ。研究員みたいな白衣の女性が何人かいる。
- 2021年10月9日 土曜日 8:28 夢 墓場に迫り出しているブロック塀で囲んだ中庭のようなところ。高架下のような薄暗さ。ピンク色の朝顔がたくさん咲いている。のりべーがいる。 タイムスカーシェアに向かっている。倉庫のようなところに住んでいる。ワンピースで外に飛び出す。話の前後がない。 ツイッターの人がやっているブログを読む。下にビジネス文書みたいな署名がついている。□■□■のダサい署名。
- 2021年10月8日 金曜日 6:53 夢 教授みたいな人がおり、その人をもてなすためにクッキーを焼こうとしている。表面にコーヒーのかかったもの。(実際に冷凍庫にストックしているものだ) オーブンの場所がよくない。流しやミキサーなどを動かす。 無印の家的な、むかしセット販売されていた家がある。今は空き家だが生活の様子が残っている。周辺の同じ建物を購入した人は満足して今も住んでいる。冷蔵庫を開けるとセット販売されていた当時に売られたままの食品などがまだ入っている。生活感の薄い雑貨のような食料品。透明のビニールに入ったままだ。子供がいる家庭だったのかテトリスのカートリッジが出てくる。 細長い納戸がありそこに入る。格子の向こうを人が歩いている。
- 2021年10月7日 木曜日 6:59 夢
- 2021年10月5日 火曜日 7:00 夢 夢の中で二度寝。どこかのビジネスホテルのような一室。よく光が入る。坊主のぽっちゃりした人がこっちを見ており、その人のベッドに入り目をつむる。自分の布団で目が覚める。
- 2021年10月4日 月曜日 8:45 夢 ファイヤーキングの白いカップ。 血が飛び散って人のスーツを汚す。
- 2021年10月3日 日曜日 6:29 夢 車で交際相手を迎えに行く。四角っぽい軽自動車。外は夜で、向こうは飲み会終わりらしい。女性が数名いる。ハンドル横に、傘を縦に差し込む形の収納がある。くだを巻いている交際相手の姿。 水槽の中に、黒い毛糸を編んだ目の荒いニットを被った女の子がいる。ニットの先は6箇所くらい結びつけてあり、それを解いてほしいらしい。タコであるらしい。
- 2021年10月2日 土曜日 8:35 夢 浮浪者のような人々が沢山いる薄暗い地下空間。ミスタ。海外からの観光客がパスポートを盗まれている。駄菓子などを売る薄汚い店の上を横切る。
- 2021年10月1日 金曜日 6:35 夢 前澤社長が小さいゴンドラのようなものに乗って旅行している。ローソンで売ってるらしい3枚入りの分厚いクッキー、水色の袋に入ったやつ、を気に入っていて、毎日毎日そればっかり食べている、どの国へ行ってもそれさえ食ってりゃ満足とのこと。 外で工事の音がものすごく、窓を覗いたら重機が自分のいる箱の配線を切ろうとしている。 どこかの施設のドリンクバーの機械。
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焼きそばハロウィンはいかにして無敵のアイドルになったのか(2)
ごうごうと音を立てて裏庭の果樹園が赤く蠢いていた。永遠に収穫されることのなくなったりんごたちは次々に燃え落ちていった。光線を歪めて通すガラス窓がちらちらと女性の顔に炎を落としていた。質素なドレスからむき出しになった上腕を伝い、デスクの上へとおびただしい血が流れていた。その女性はみずから三重四重にナイフで切り口を開いて、金属のボウルに血を溜めていたのだった。ふわりと娘の方を振り向いた彼女のかんばせは、尊い使命を神から与えられて、地獄に遣わされた人の純真を示すヴェールのように白く輝いていた。最も高い天にたなびく雲よりも美しく結われたプラチナ・ブロンド。晴れた日のエーゲ海の上下を混ぜ合わせてしまったような知性に溢れたブルーの瞳。 ボウルから血をおさない娘に何口か含ませると、「絶対に声を出してはだめよ」とその女性は言った。腕の痛みで眉はひどく歪み、額には乱れた前髪が数本張り付いていた。娘はこくこくとうなずいた。母親が言うことを忠実に守るために、口元には両手が当てられて、目には涙が浮かんでいた。母親が「いい子」と言って微笑んだのを見て、ああ、愛しいママ、とその娘は思った。ママが苦しむのを、見たくない。ママが喜んで、嬉しい。 その娘は、かつての志希だった。 そうだ、これはあたしの物語だった、と志希は思った。志希はその鉄臭い液体を口いっぱいに含み、母親の言う通りベッドの下に潜り込むと息を殺した。そこにはカビ臭い本が何冊もあって、それは志希が数ヶ月前にそこに隠したあと、忘れてしまった本たちだった。志希の母親は「いい子だから。きちんと、隠れていてね」ともう一度言いながら、悲痛な表情で彼女の手を握った。血でいっぱいのボウルが横っちょに押し込められた。志希は本の内の一冊を大事に抱えて、ついでボウルを脚の下に隠した。 こく、と血を少しだけ飲んだ。 「ごめんなさい」と彼女は言った。 「許してね。力のない私を許してちょうだい」と、囁いた。 そうして彼女が足早に去っていくのを志希は見送った。 自分の息がうるさすぎて、ごうごうと知恵の実が燃えていく音は遠くなった。 やがて重々しい足音で、数人の兵士たちがやってくる。全員が、統制された動きで部屋を荒らし回った。クローゼットに整然と並んでいたお気に入りのドレスたちは床にぶちまけられ、踏みつけられた。ベッドシーツはめちゃくちゃに切り裂かれ、本棚の本も同様にすべてが投げ捨てられた。がしゃんと窓が割れる騒々しい音がして、家具たちが外に放られているようだった。 志希はそれらをすべて、そのベッドの下の小さな隙間から見ていた。こく、と血を飲む。ボウルの血を口に含めば、まだ少しは、保つはずだった。誰に祈ればいいのか、志希にはもう分からなかった。 そして、母親が戻ってくる。 母親は自分の脚で歩いていない。 つま先はずるずると引きずられている。二人の兵士たちが彼女の両脇をきっと抱えている。そして、彼女は木でできた床に打ち捨てられる。志希の愛したドレスと同じように、本たちと同じように。死の直前、ひどい苦悶に喘いだであろうその美しかった顔や目に、もはや生命のしるしは無く、志希は約束を破って、「ママ」と小さな声で呟きながら、ベッドの下からその死体に手を伸ばした。志希の周囲で、正体のわからない激しい火がぼうぼうっと燃え盛っている気がした。 伸ばされた彼女の手は、炎の向こうで、親しい人にそっと取られた。 「志希」と美嘉は言った。涙で歪んだ視界の奥で、志希は母親の代わりに美嘉を見つけた。 すべてはかつてあった真実が夢に溶けた姿だった。 友愛に満ちた顔には、不安が滲んでいた。ベッドから離れて光るデスクライトだけに照らされて、美嘉の尖った鼻が作る陰翳は、記憶の中の母親のそれに少しだけ似ていたが、おさなさが濃かった。 志希はじっと美嘉の輝く瞳を覗いて、微笑んだ。「泣いちゃった」と、くすくす笑った。そのまま、ぐす、と鼻を啜って、「あー」と意味なく呻きながら人差し指で目の下を拭い、 「美嘉ちゃん台本見てたの? 今何時?」 「一時過ぎ」 「明日���撮影なんだから、早く寝ないとだめだよ」 ふ、と美嘉は笑って、「いつもとなんだか、逆だね」と静かに言った。 そっと美嘉が手を離したとき、志希の手はわずかに空を掻いて、去っていったそれを求めた。求められた美嘉の温もりは、デスクライトをか、ち、とゆっくり消したあと、志希のベッドへと戻ってきた。 志希は美嘉の胸元に抱かれて、少し恥ずかしそうに「ちょっと、美嘉ちゃん」と言った。「お母さんの夢を見ていたの?」と美嘉は聞いた。短く迷って、志希は柔らかな美嘉の胸の中でうなずいた。 「志希のお母さんは、どういう人?」 「……よく、覚えてない」 「そう」 美嘉はそのまま黙って、腕の中の志希の頭を撫でていた。 いつまでも、ゆっくりと撫でていた。 やがて、発作がやってきた。悲しみの発作が作る苛烈な嵐に、志希はほとんど息ができなくなった。ぎゅうっと美嘉のシャツを握りしめて、志希は激しく嗚咽した。その泣き方には、激しい生命の力が込められていた。生きるためには、そうするしかなかった。 「ママ」と、志希は母親を求めて泣き続けた。 結局のところ、志希はそういう星の下を選んで、産まれてしまったのだ。
* * *
何時間も回り続けるように精巧に作られた独楽が回転しているとき、巨大な運動エネルギーを秘めたまま一見静止しているように見える。それと同じように、美嘉は志希の方を向いたあと、口をくっと結んで動かなかった。心中の感情がこれほど苛烈に渦巻いているひとを見たことがなかったから、志希はその熱量の凄まじさに気がつくと、食べかけのゼリーが載っていたスプーンを咥えたまま、動くことができなくなった。 やがて、野生の動物の子どもが襲われた瞬間の母親のように、美嘉は素早く立ち上がると一言も言葉を発さずにベンチから立った。「え」と志希は小さな悲鳴めいた声を上げると、「ゼリー……」と呟いて、手元のそれを大事そうに両手で持ち、そのまま焦ったようすであとを追いかけた。 きめ細かい乾いた土の上を早足で歩く美嘉に小さな歩幅で走って追いつき、志希は「美嘉ちゃん、ゼリー」と言ってそれを差し出そうとした。美嘉は「いらない」と言うと、「着いてこないで」と表情のない声で彼女を拒否した。志希は「う」とひるんで、それでも「美嘉ちゃん……」と呟きながら美嘉の肘をそっと取ろうとした。 ばし、と腕を払われて、志希が持っていたゼリーが土の上にカップごと飛び散った。二人の向いからちょうどやってきた室内犬が低い声で唸りはじめ、その飼い主の子どもは慌てて犬を抱えると、足早に去っていった。 「どうせ、アタシがなんで怒ってるかもわかんないんでしょ」 美嘉に言われて、志希は答えを探そうと必死に頭を巡らせた。志希は半年ほどの彼女との付き合いの中で、何度も何度も美嘉を怒らせたことがあった。ふざけてわざと怒らせたことも、意図せず怒らせたことも、怒っている理由がぼんやりとわかるときもわからないときもあった。しかし今日ほど彼女を怒らせた理由が知りたいと思ったことはなかった。彼女がその魂の底から真剣に怒っていることがわかったからだった。 ほとんど一番に大事な友人にどうしても何かを言わなければならないはずなのに、なんと言っていいのかわからずに志希は下を向いた。 美嘉は、ふっ、と鼻で笑った。「……ごめんねも言わないんだ」と、掠れた声で言って、志希を見つめた。志希は何も言えずに眉を寄せて、何か見るべきものを探し、しばらく地面の上で飛び散ったゼリーが一列の蟻に運ばれていくのをじっとなぞっていた。やがて視野の端をかすめた何かに気づくと、ゆっくりと顔を上げ、その視点は美嘉の手に留まった。 志希は美嘉に駆け寄ると「ちょっと!」と美嘉が振りほどこうとするのに構わず、彼女の手を引いて近くにあった水飲み場まで連れて行った。蛇口を捻って水を出すと美嘉の左手をその下に寄せた。美嘉の手のひらは、文香に倒されたときに傷ついて、皮膚が人差し指の爪ほどの範囲でめくれていた。その傷口に、美嘉は冷たい水が触れたときに初めて気づいたのだった。桃色の皮下組織が乾いた土の下から現れて、「いつっ」と小さな声で美嘉は呻いた。志希は何も言わないまま、大事そうに傷口を水の下で何度か拭うと、綺麗になったその手に顔を近づけてよく確かめてから、美嘉を見上げた。 「なに?」と美嘉が言うと、志希は「バンソウコー、ない」と悲しそうに言った。美嘉はため息をついてタオルハンカチで傷口を拭いながら近くのベンチまで歩いていき、バッグを片手で探ると絆創膏を取り出して志希に渡した。それが自分の親指の付け根へと丁寧に貼られるのをじっと待った。 すべてを終えると、志希はほっと息を吐いた。美嘉は手を引いて「ありがとう」と言った。志希は美嘉におびえているかのように、何も言わずそのまま地面をつま先で軽く擦っていた。 「なんで今日、レッスンに来なかったの」と美嘉は言った。 志希はびくりと身を固くした。数秒のあとにもう一度、拗ねたように土をかき回し初め、やがて「……忘れてた」と一言言った。 はああ、と長いため息を美嘉はついた。 「……ちょっと勘弁してよー、ほんとにもー……あのさ」 美嘉は立ち上がると、ずっと地面を向いていた志希の視線をひらひらと治療の終わった手のひらで遮って上を向かせた。「何回も何回もチャットで言ったでしょ。明後日は最終確認だよー、明日は最終確認だよー! って。志希は全部振り覚えてるかもしれないけど、アタシは不安なの。文香さんは……」 美嘉は一瞬言葉を区切って、何か痛みに耐えるかのような表情をした。志希が不思議そうにそれを見つめているのを無視して、 「文香さんはかなりダンスが不得意だし、三人で合わせる機会はすごく大事だと思ってる。明日からの本番で、失敗しないように」 新たなため息が美嘉の口から音もなく出ていった。 「……ま、ほんとは志希もちゃんと分かってるよね……」 美嘉は志希の青い目を覗き込んだ。「なんで、忘れたの? なにかすごく大事な用事があったの? それでいつもみたいに頭からスポーンって抜けちゃったんでしょ」 はく、と志希の口が動いた。「怒らないから、言ってみな」と美嘉は小さな笑みを口元に浮かべて言った。 長い沈黙があった。 「……マ、ママ、に……呼ばれたの」と、志希は途切れ途切れに言った。 「……どういうこと?」 「……あの、ママ、今日東京に出てきたから、それで……最近はどうしてるのって、何か変わったことない、って、電話で……言われたから……あ……」 志希はベンチに座ったまま、美嘉を見上げていた。彼女の顔が変わっていくのを、どうすることもできずに見つめていた。そして、「死ね」と彼女に言われたとき、もともと白かった顔色はまっしろに変わって、口元は悲鳴の形を作り、首だけが二、三回、静かに振られた。 「馬鹿みたいじゃん」と美嘉は言った。 「アタシ、馬鹿みたいじゃん!」と、叫んだ。絆創膏が貼られたばかりの握りしめられた拳が、ぶるぶると震えていた。 「ほ、ほんとに呼ばれたんだよ! ほんとだよ!」と志希が必死の声で言うと、「アンタアタシにお母さんは死んだって言ったでしょ! それも忘れたって言いたいの!?」と美嘉は叫んだ。 小さく風が吹いて、二人の頭上を覆うクスノキの枝がざあっと揺れた。激しい太陽の光が木々の間から顔を出し、呆然と立ち尽くす志希の姿をつかの間、真実を暴くかのようにぎらっと照らした。怒りのあまりに美嘉の声は震えて、両眼には今にも溢れ出しそうなほど涙が溜まっていた。 「志希、マジ、なんなの? 全部ウソなの? ……沖縄で同じ部屋、泊まってさ、アイドル楽しいね、ずっとやっていきたいねって語って……あの夜……」 光る瞳を残酷な形に曲げて、志希を睨みつけたまま、ぐ、と言葉に詰まり、また口をひらいた。 「アタシだけが本当のこと言ってたの? アタシだけがアンタに騙されて馬鹿みたいに身の上話して……ねえ、志希」 美嘉は笑った。途轍もない悲しみを隠して、涙を零しそうになりながら笑っているので、志希はその凄惨なようすにほとんど耐えられなくなり、く、と唇を噛んだ。 「志希、アタシのこと馬鹿にしてるでしょ」 「してない」 「馬鹿にしてる! アタシの何もかもを、志希は絶対馬鹿にしてる! 馬鹿だ、馬鹿だ、真面目に人生語っちゃって、アイドルなんて真面目にやってって、馬鹿だって!!」 「馬鹿になんかしてない!」 「もういい! 志希なんか死ね!」と言って踵を返すと、美嘉はそのまま早足で歩き始めた。 「……なんでそんなこと言うの……」 志希がそう声をかけたとき、美嘉はついに両腕のすべてを使って志希からは見えなくなってしまった顔を拭った。とうとう溢れ出した涙を、どうにかしようと努めながら、その場から消えゆこうとしているようだった。去っていくその背中を見つめて、「ほんとなのに!」と志希は叫んだ。ぐっと涙をその瞳に湛えて、「あたし、ママいっぱいいるんだもん、ほんとだもん。い、今のママに呼ばれたんだもん!」ともう一度叫んだあとも、美嘉が脚を止めないのを見た。 そして、何もかもが決壊した。 「美嘉ちゃんの馬鹿ー!」と大声で詰ったあと、志希は子供のように泣き出した。嗚咽しながらぽたぽたと地面に落ちていく涙の粒をどうにかしようともせずに、ぎゅっとカーディガンの袖口を握りしめたまま志希は泣いていた。ああーという長い泣き声は公園の隅々まで響いて、遠い通路から脚を止めて彼女を見ている人々が何人もいた。志希はそのまま泣きながら立ち尽くし、葉の間の小さな隙間から漏れる燦然とした光を全身に点々と受けていて、やがてそのままどこかへとふらふら歩き出した。美嘉とは違う道を選び、泣き声のトーンをまったく落とさないまま十メートルほど歩いたところで、早足で戻ってきた美嘉が志希に追いつくと、その両手を握って「ほんとなんだね」と言った。 「ほんとだって、言ってるのに!」と志希は言って、振りほどこうと少しだけ暴れた。 「わかった」 美嘉はもう泣いてはいなかった。しゃくりあげる志希を、前からぎゅっと抱きしめて、後頭部をやさしく撫でながら「ごめんね、信じなくて」と耳元で囁いた。そのまま火を放ち続ける石炭のような志希の感情が落ち着くまで、目をつむって抱き続けていた。
子どもたちの陽気な声が空へと抜けていった。美嘉と志希の二人は疲れ切って、出口近くの噴水の縁に座り込み、一歩も動けずにいた。志希は赤い目をして、ぼうっと噴水がきらきらと落ち始めた太陽の光を反射するのを眺めていた。時折、彼女はきらりと美しく輝いた。美嘉はじっとその顔を見つめながら、 「志希のお母さん……いっぱいいるのね」 さらさらとした水音に、志希は沈黙を乗せて答えた。 「何人いるの、お母さん」 「……わかんない。もう数えてない」 はあーっと、美嘉は呆れてため息をついた。「ちょっとそれホントでしょうね……」と呟いたあと、テレビヒーローの真似をしながら追いかけっこをしている小さな子どもを眺めながら、「アタシにはわからん世界だなー」と言った。 「お母さんと、何の話してたの?」 「今度、焼きハロでやるライブ、インターネットとかで流れるかもしれないよって。だから見てねって」 「おーっ、いいじゃん」 「言おうとして……なんか怖くて、話せなかった」 がくっと下を向いて、「すっぽかされ損じゃん、アタシ……」と、美嘉は軽く笑った。 拗ねたようにずっときれいな水の流れを見ている志希を、美嘉はもう一度見上げた。きっとこの子は、どこかの喫茶店でお母さんと話しているときもこうなんだろうなと思った。目の前で起きていることに、とことん興味のなさそうなその視線。たどたどしい返答。退屈そうにほうっと吹かれる、ただ生きるための微かな吐息。だがその中心で、何かを求めようとする強い願いが燃え盛っているのを、少なくとも美嘉だけはもう知っていた。 「美嘉ちゃんはさー」 「ん?」 「美嘉ちゃんがアイドルやってるのをすごーく見てほしい人っている?」 「んー、このアタシを日本中に見せつけてやろう! とは思ってるけど」 「うまくできてる?」 「どうだろうね」 美嘉はくすくす笑った。「努力はしてるよ。マジで」 「……あたし、アイドルやっててほんとにいいのかなー」 「なんで?」 志希はゆっくりと美嘉の方を向いた。水面が彼女の顔を怪しく照らしていた。 「ママ、あたしがアイドルやってるってこと、知らないんだ」 またそのパターンか��! と美嘉は思った。くうー、と下を向いて、ガシガシ頭を右手でかきむしったあと、 「あのさ、実は文香さんも――」 ぐううう、ととてつもなく大きな音が美嘉の声を遮った。着崩したシャツのおなかのあたりを抑えて、志希は少し悲しそうに美嘉を見た。美嘉はしばらく目をぱちぱちとさせていたが、にこりと笑うと、「アタシの家、行こうか!」と陽気に言った。 「美嘉ちゃんのアパート? 手料理?」 「手料理は正解。アパートは不正解」 美嘉は勢いよく立ち上がると、志希に手を差し出して「行こ」と言った。志希は吊るし売りの人形のように美嘉を見上げたあと、弱々しくその手を取った。
「なんか、幼稚園みたい」と志希は言った。 『児童養護施設 飛翔』と書かれた看板の横の壁に、子どもたちがペンキで描いた絵が連なっていた。志希はそれに顔を近づけながら「美嘉ちゃんはどのへん描いたの」と聞いた。 「その壁建て直したのけっこう最近だから、アタシのはないよ」 「なあんだ」 つまんないの、と言いながら、志希は熱心に横歩きをして、壁をじっと見つめていた。美嘉は腰に手をかけると、ふふ、と笑って、何棟もの宿泊棟へと視線を移した。裏庭で遊んでいるのだろうか、姿の見えない子どもたちの声が建物に反響していて、美嘉は活気を感じた。 「おっ、美嘉ねえじゃん!」 遠くから声をかけられて、美嘉は志希の先から歩いてくる少年のほうを振り向いた。志希もそれに気づいて、壁から離れると美嘉の後ろにさっと隠れた。 「トオル、今部活終わり?」 「そうだよもー、めちゃつかれた」 巨大なバッグを背負い直すと「昨日ぶり〜」と言ってトオルは美嘉に上腕を差し出した。ごつ、とぶつけて「いえい」と二人は親しげに声を合わせた。 「美嘉ねえの友達? こんちは」と、トオルは子供らしさの微かに残る笑顔を志希に向けた。 「トオルは志希の二個下だよ、バドミントンがうまいんだ」と、美嘉が志希に紹介すると、志希は「こんにちは、一ノ瀬志希です」と小さな声で挨拶した。差し出された大きな手を恐る恐る握る。 「志希はねー、アイドル仲間」 「うおー、マジか!」 トオルはぱあっと顔を輝かせると、「一ノ瀬さん、お会いできて感動っす!」と言うと、握ったままの手をぶんぶん振り回した。志希はあうあうと焦ったあと、さっと美嘉の背後にもとのように隠れてしまった。 「ちょっとアンタ、あんま乱暴しないでよ。つうかアタシも一応アイドルなんだけど、なんだと思ってんの?」 「やー、本物はやっぱ全然違うね! めちゃかわいい!」 「あんま調子乗ると彼女に言いつけるよ。昨日ライン交換したんだから」 「すみません、やめてください」 神妙な言葉とは裏腹にあははと笑うと、トオルは口元に手を添えて、小声で「ほんとは初彼女のことみんなに自慢しにきたんじゃないの〜?」と美嘉に囁いた。 「初彼女……」 志希は目を丸くした。数秒ほど固まった美嘉は全身を真っ赤にして「んなわけないでしょ! バカ!!」と叫び、既に宿泊棟のほうまで逃げていたトオルを追いかけていった。 「昨日のお返し〜! 美嘉ねえのアホー!」 トオルが宿泊棟に駆け込むと、はー、とため息をついた美嘉はとぼとぼと戻ってきて「ごめんね、バカで」と志希に謝った。 「美嘉ちゃん、昨日も来てたの? よく戻ってきてるんだ」 「ん? んー、今日はほんとにたまたまだよ。アタシは家が場所的に近いからすぐ来れるっちゃ来れるけど、フツーは一回外に出たら、あんまり戻らないかな」 「なんだか、不思議な家だね」 志希の正直な感想に、美嘉は少しの間黙った。黄金に色を変えつつある太陽光線が、ピンクに染められた髪を掠めて志希の瞳を焼いたので、志希は微かに目を細めた。「そうかもね」と言って、美嘉は猛烈な光の中心で笑い声を上げた。 「さて……チサはどこにいるかな……」 美嘉は志希を促して敷地の中を歩いていった。何人もの子どもたちが美嘉を見つけると親しげに挨拶をして、志希はそのたびにたどたどしく自己紹介をした。女の子たちばかりが遊んでいる場所をいくつか通ったあと、美嘉はついにちいさな図書室の暗がりで、赤い絨毯の床にぺたりと座って図鑑を読んでいる女の子を見つけた。 「チサ」 図書室の中にはほかに誰もいなかった。からからと引き戸を大きく開けながら、小声で美嘉が彼女の名前を呼ぶと、チサは顔を上げて、「美嘉ちゃん」と嬉しそうに言った。 「あさ、起きたら美嘉ちゃんいなくて、悲しかった」 「あはは、ごめんね。お仕事があって忙しかったんだ」 「そっかー……」 チサは下を向いて、「わがまま言って、ごめんなさい」と言った。「昨日の夜、アタシに帰るなってみんなが言ったこと?」と言いながら、美嘉は靴を脱いで中庭から図書室へと上がった。 「大丈夫、遅刻とかはしなかったから」と、チサの頭をぽんぽんと叩いた。チサは悄然として床を見ていた。美嘉は苦笑いを浮かべながら「さて」と言った。 じゃじゃーん、と、美嘉は大きく手を広げて志希を指し示した。 「アタシが連れてきた、この子は一体誰でしょう!」 「……知らないおねえさん」 「や、まあ、見たことないだろうから、そうなんだけど」 「美嘉ちゃん」 志希も訝しげに美嘉を呼んだ。美嘉は志希に向かって笑みを浮かべ、 「覚えてない? 夏休み子供アイドル相談室で、石鹸のつくり方を聞いてきた……」 あ、と志希は声を出した。 「そうか、キミはあの子か」と、靴を脱ぎながらふふ、と笑うと、急に自信に満ちた態度で図書室に上がった。膝で立って目線を合わせ「こんにちは」と挨拶をすると「一ノ瀬志希です。夏休みのラジオ番組で、キミの質問にこたえたのは、あたしだよー」と言うと、床に置かれていたチサの手にそっと触れた。 チサはぼうっと志希を見ていたかと思うと、ぱあっと顔を輝かせた。「石鹸、できました! あぶないって言われたところは先生たちに手伝ってもらって――」と、流れる川のように喋り始めた。やがていくつかのあらたな質問が溢れ出て、志希はそのひとつひとつに丁寧に答えていった。美嘉は微笑みながら二人のようすを見ていたが、志希に「ご飯作ってくるから」とひとこといい添えて、図書室を出ていった。 中庭を楽しげな長い影が、小さな鼻歌と共に横切っていった。
「ハンバーグ美味しかった? 時間かかっちゃってごめんね」 「ううん。みんなとお話してたから、楽しかったー」 皆に挨拶を済まし、二人は施設をあとにしていた。日はすっかり暮れて、薄暗い中に街灯がぽつぽつと点いていた。志希はカーディガンのポケットからセロファンの袋に包まれたマーブル模様のきれいな直方体を取り出すと、街灯にかざしてほうっと息を吐いた。 「いいなー。それ半分に切ってアタシにもちょうだいよ」 「絶対だめ」 「ええー」 けち、と言いながら、美嘉はとても嬉しそうに笑った。志希は赤く細いリボンを少し緩めて、すっとその香りを鼻腔に満たした。 「ダージリン、ヘーゼルナッツ、ハニー。このブラウンはココアか……」 しばらく余韻に浸ると、大事そうにそれをポケットに戻して、 「きっとこれで身体を洗ったら、お菓子みたいになっちゃう」と言うと、泡だらけになった自分を想像したかのようにふふふ、と笑って、くるっと回った。 「美嘉ちゃん、ありがとう!」と美嘉の目を見て言い、また歩き出した。美嘉は驚いてしばらく立ち止まっていたが、「びっ……くりしたあ。志希がお礼を言うなんて……」と、あとを追った。 「次はごめんねが言えたらもう一歩成長かな……ていうか、元気が戻ってよかったよ」 「んー、どうだろにゃー」 志希は機嫌の良い子どものように大きく手を振って歩く。しかし、目を細められ、口元は薄い冷笑を作っているのがわかった。いつまでも消えないその��ンバランスさがひどく哀れに思えて、美嘉は悲しくなった。 「ママ……ママたちね、きっとみんな、あたしのこと嫌いだと思う」 「……なんで?」 「みんなあたしがほんとうの子どもじゃないということを、おなかの底からよくわかってるんだと思う。だから嫌いなの」 「……そうかなあ」 言葉を区切ると、近くの草むらで秋虫が鳴く声がはっきりわかるようになった。美嘉は次の街灯が自分の身体を照らし始めるところまで黙って歩いた。 「アタシは逆に血縁のことなんて信じてないから、もっと大きなつながりのほうを強く信じてるよ。だから志希は大丈夫だと思うんだけど」 「大きなつながり?」 「愛だよ、愛」 「うっわ」 恥ずかし、と茶化すと、にゃははと笑った。 「まー、よくわからないけど、今日のあたしは、アイドルできてた! すっごく嬉しかった!」 たたっと走って、次の街灯に先にたどり着くと、 「だから、あたし、アイドルを馬鹿になんかしてないよ。美嘉ちゃんのこと、馬鹿になんてしてない」 「もー、わかったから」 その街灯に美嘉が歩み寄ったので、二人はお互いがはっきりと笑っていることを知った。 「早いとこお母さんに言いなよ」 「努力しまーす」 「ったく、保護者の同意書どうやってくぐり抜けたのよ」 「署名のギゾー」 何かを言いかけた美嘉はぴた、と止まって、数秒してから「忘れてたあ……」と座り込んだ。 「なになに、なにかトラブル?」 「今日の練習、文香さんも来なかったんだよ」 「ほほー」 「午後に文香さんち行ったんだけど、『親にやめろって言われたから、アイドルやめる』って言われちゃって」 「あは〜ん、で、それを今の今まで忘れていたと」 志希はふむふむ、と何かを考える振りをしながらくるくると視線を動かしていたが、やがて、「美嘉ちゃんは、馬鹿なのかにゃ?」と言った。美嘉はゆっくり立ち上がると、思い切り振りかぶった拳を志希の頭に振り下ろしながら、「お前が言うなっ!」と叫んだ。
その駅のホームに降り立ったとき、志希はすうっと一息空気を吸い込んで、立ち止まった。「どうかした?」と美嘉が聞いて、志希は首を振ってこたえた。炎が暴れ狂う匂いだ、と志希は思った。どこかでだれかの財産と生命が、燃えているのだ。蛍光灯に照らされながらとんとんと階段を降りていく、志希の顔は暗い。 東口を出ると、美嘉は「ちょっと、とりあえず作戦立てよ、作戦」と言った。 「ファミレスはそこにあるけど、えーと……」と、スマートフォンを取り出して操作していると、志希は「美嘉ちゃん」と遮った。 「文香ちゃんの家って、あっちのほうだったりする?」 「ん、んー? 多分そうだと思うけど……」 志希が指さした方で、空や建物が恐ろしげに赤く照らされているのが美嘉にもわかった。遠く、何台もの緊急車両のサイレンが聞こえた。「行こう」と、微かに不安の滲む声で、美嘉が言って走り出したとき、志希はその場で過去の体験がぐわあっと自分を追い越していくのを感じた。あの燃え盛るりんごの木々、てんてんとボウルに血液が落ちる音、本に生えたかびの臭い、錆びた鉄の味、床に捨てられたママの美しかった瞳が、恐怖に歪んであたしを見ていて、彼女はその口を開き「いい子」と――。 「志希!」と激しい声で呼ばれて、はっと顔を上げた。「くっ」と声を漏らすと志希は美嘉を追って走り始めた。 やがて、二人はその家にたどり着く。 「嘘でしょ……」と美嘉は最後の角を曲がると呟き、志希は「ああ」とその激しさに絶望して、声を上げた。 分厚い人垣の向こうで、鷺沢古書店は燃えていた。屋根は柱を何本か残して既に落ち、二階にあったはずの文香の居室は跡形も無くなっていた。一階の店舗部分からは今もめらめらと恐ろしい勢いで炎が吹き出し、庭木のいくつかはすべての葉を落としていた。太い電線がまさしくちょうど焼け切れて、ばぢん、という何かを切り落としたような音が辺りを裂いていった。何もかもが燃え尽きていく凄まじい臭気が空間を満たしていた。 美嘉がだっと駆け出して人混みをかき分け、そこに近付こうとすると、すぐに警察の張った黄色い規制線に遮られた。開けた周囲をぐるりと見渡し、救急車、消防車、警察車両がすでに到着して、必死の消火活動が行われていることが分かった。 「すみません!」 美嘉はテープを広げようと忙しく働く警察官に声をかけた。「危険だから、少し下がって!」と強く言われた。 「友達が、住んでた家なんです! けが人とか……どうなったのか教えてください!」 「なんだって……近所の人には、持ち主が帰ってこない空き店舗だと聞いたけど」 その警察官が無線でどこかへ連絡し始めたとき、美嘉はぎゅうっと両手を胸の前で組んだ。文香がまだ見つかっていないということがはっきりと分かったからだった。 「お願い……」 美嘉の開ききった目は燃え盛る火宅をじっと見つめ、震える喉からは悲しい祈りが漏れ出た。そうやってぼうぼうと踊り狂う炎が何もかもを奪っていくのを、力無く見守っていた。祈ることしか、彼女にはできなかった。 志希は、そうではなかった。 志希は美嘉が背中を丸めて、全霊で何かに祈っているのを見つめていた。やがて、ふ、と踵を返すと、元来た道を走って戻った。冷たい空気が肺で暖められて、彼女の周りに形無くたなびいていた。いくつもの街灯が、規則的に彼女の冷静な顔を明滅させていた。角へと立つたびに、彼女は、すん、と鼻をうごめかした。 四つの角を曲がり終わると、彼女は人通りの少ない道へと出た。誰も目にすることのない狭いビルとビルの間で、やがて志希は目的のひとを見つけた。 かちゃ、と、ノブが回される音が鳴った。 乱れた呼吸を、ふ、ふ、と戻すように努力して、志希はその奥を見つめながら、ふ、と自嘲気味に笑った。 通る者のいない路地を囲む植木鉢と、枯れた植物の奥、トマソンと化したドアの奥、ブゥーンと低い音で鳴る室外機、ゆっくりと回るガスメーター、なにかよくわからない液体の汚らしい流れと、何年もの間繰り返し捨てられて拾うもののいない缶や瓶のごみのさらに奥に、まさにそこに、文香はいた。 焼け焦げて濡れたストールに身を包んで、服も炭で汚れていた。背を壁にぴたりとつけ、地面に座り込み、小さな空間で彼女は一心不乱に広げた本を読んでいた。角が焼けてしまったその青い表紙のソフトカバーを、文香はまるで数日ぶりの食事をしているかのように、大事そうに一行一行をなぞっていた。志希が目の前に現れたことにも気づかない様子で、時折その文を小さく声に出して読み上げていた。 そして、今や彼女がふつうの人間ではないことは明らかだった。その頭で、猫のような大きな耳が揺れていたからだ。 文香が感覚の一切を集中してその本に身を投じているのに、その耳だけが別個の意志を持っているかのようにく、く、と動いた。志希がちり、と音を鳴らして耳に下がっていたピアスを片方外すと、文香の右耳がこちらの方を向いて、あたかも獲物を凝視する一匹の肉食獣であるかのようにそのまま止まった。志希はピアスについていた小さなアンプル状の装飾をぱきっと砕いて開けながら「キミも、そうだったんだね」と文香に向かって言った。 瓶の中で、ぬらりとした液体が怪しげに揺れていた。 パトカーが一台サイレンを鳴らしながら現れて、志希の姿をばあっと照らした。その光を志希は一瞬眩しそうに見つめて、そのまま猛スピードで通り過ぎていくのを目で追った。 文香のいる谷間に一歩入りこんでから、志希は液体をこくりと飲み干した。志希の身体は、それで仄かな緑色に光り輝きはじめ、両側の壁面を美しく照らした。 ぴちゃ、ぴちゃ、とローファーで汚水を踏みしめて、志希はその隙間のもっとも奥へとたどり着くと、文香の頭をやさしく撫でた。彼女の頭で、ぴ、ぴ、と大きく動いていた耳は、志希が両手でそれをそっと包んで、何事かを唱えながらゆっくりと触っていると、やがて透明になっていき、消えた。 「あたしたちみたいなのが、アイドルだなんて、笑えるよ」と言って、志希はほんとうに笑った。 文香は志希のやわらかな光にようやく気づいたのか、顔を上げると「志希さん」と言った。 猛烈なスピードで近づく電車の前にみずから佇む人は、頭の中が後悔でいっぱいになり、自分がなぜそこにいるのかついには理解できなくなる。それと同じように、文香は何もわからないようすで志希の表情を反射するかのように笑みを浮かべた。口元は笑っているのに、すだれのようにすべてを覆い隠す前髪の奥で、ロシアンブルーのそれのような瞳が彼女の魂を映しているかのように悲しげに瞬いていた。
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2018.4.4 コーヒーAIランドジャパンin沖縄
沖縄という土地に根ざした農法が実を結び、良質なコーヒーが国内で栽培できることを証明した『アダ・ファーム』
コーヒー従事者、コーヒー空間に関わる人々が沖縄に集まり、農園の視察をしました。
夏に向かっていく沖縄。到着した日は26℃、途中立ち寄った古宇利島。
4月3日 視察前夜
料理研究家・鈴木真帆さんによる、世界各国料理をいただいた後のコーヒータイム。
『The Roast』で焙煎検証、自然にカッピング、コーヒー談義が始まり白熱。
世界自然遺産登録をめざす「やんばるの森」のコーヒー
4月4日 ファーム見学
世界自然遺産登録をめざす森で作られるため、当然ながらオーガニック栽培(JAS認定)のコーヒーです。
栽培者の徳田泰二郎さん
沖縄の土地、気候、風土、人への想いを、土を見せながらお話下さいました。
「人が持ち込んだ、舗装のための粘土質の土を、本来の森の土に戻す手伝いをするところから始まった。自分が育てているというよりは、森の力に助けてもらっている」と語る徳田さん。
「沖縄といえば台風の影響がネックでは?」という心配にも。
「台風はもちろん心配だが、有機の土は偏った性質もある。微生物を運んでくれる台風には、良い側面もあるんです」と意外なお話も聞けました。
ロースター、バリスタの岩瀬由和さん、機器開発者のダグラス・ウィーバーさん…みなさん真剣な表情で、徳田さんの話に耳を傾けます。
圧倒的な熟度管理
ここで栽培されている品種は主にイエロームンドノーボ
完熟して黄色に色づく品種で、一般的な赤が完熟状態のものと比べると、収穫時期がわかりにくいとか。
色がオレンジ寄りでも熟度が高いというわけではなく、見分けるのは、実際に触れて、果肉の柔らかさで確かめるそう。
「触ってみてください」と言っていただいたので、試してみましたが、今ひとつわかりません。
この「熟度」の見極め、ピッキングのスキルの高さも、品質の高さ、カップのクオリティの高さに大きく反映されているということを
先日のイベントで、『豆香洞コーヒー』の後藤さん、『豆ポレポレ』の仲村さんが強調されていたのを思い出し、より実感することができました。
農園そばのテントでは、アダ・ファームさんのコーヒーのテイスティング。
コーヒー栽培の夜明け=AKATITI
仲村さん主導、後藤さんと協働で焙煎されたプロファイルのコーヒー。
先日のイベントでいただいたライトロースト(浅煎り)に加え、この日はミディアムロースト(中深煎り)もいただくことができました。
特徴である、さとうきびのような甘さが、焙煎が進むことで黒砂糖のような甘さに変化している面白さ。海外の産地のコーヒーとはまた違った、「和」な魅力のコーヒーです。
やんばるの森の中でいただくことで、仲村さんが『AKATITI』(=暁、夜明け)と命名され、沖縄のコーヒー文化の今後の発展へ込められた想いを、より強く実感することができました。
コーヒー好きならこの顔ぶれ、お気づきでしょうか。
この日は、歴代の焙煎日本チャンピオンが勢ぞろいしました。
左から
2012年 後藤直紀さん『豆香洞コーヒー』 http://www.tokado-coffee.com
2013年 後藤栄二郎さん 『丸美珈琲』 http://www.marumi-coffee.co
2014年 江口崇臣さん 『COFFEE MAN』 http://coffeeman.jp
2015年 河合佑哉さん 『GOLPIE COFFEE』 http://golpiecoffee.jp
2016年 近藤啓さん 『いつか珈琲』 https://www.facebook.com/itukacoffee/
2017年 仲村良行さん『豆ポレポレ』http://mamepolepole.ti-da.net
※仲村さんはこの秋ドバイでの世界大会「ワールドコーヒーロースティングチャンピオンシップ2018』に日本代表として出場されます。
「全員そろうことってなかなかない」と嬉しそうな面々
後藤さんを中心にマイクが回され、焙煎トークセッションが展開されました。
100年後もこの文化を
沖縄の上質なコーヒーの後は、沖縄の音楽「島唄」
宮沢和史さん。 沖縄民謡との出会いから沖縄の文化に惹かれ、深く関わっておられる音楽家として知られています。
三線の製造を支える“黒檀”の保存活動「くるちの杜100年プロジェクト」について紹介されます。
聞き手、作り手、音楽家がともに草刈りから行い、黒檀の木を植える地道な活動。その先には、100年後も沖縄の音楽、文化が継承されていくことへの願いがあり、草刈りをするときにはその音さえ聞こえるというロマンのあるお話。
コーヒーの栽培と文化、サスティナビリティという意味でも、自身の活動との共通点を感じるという宮沢さん。三線の音と宮沢さんの声が、森に染み渡ります。
新しいコーヒーライフのあり方
農園の外に設置されたこの空間は、Panasonicさんが、コーヒーをよりよく楽しむ環境を表現した住空間の提案例です。
Snowpeak提案の建築家・隈研吾さん設計によるモバイルハウス「住箱」
を、オトノマ株式会社 のお二人がプロデュースし、すてきな「おうちカフェ」に。
生産者から、楽しむ空間までをサポートしたい、という『The Roast』のプロジェクトの一端を体感することができました。
国産コーヒーの産地のこれから
雨が降ったり晴れたりと、様々な表情を見せる、沖縄の森の中の1日。
中南米などの雨季、乾季がはっきりした場所とも違う、特有の気候。
標高170mに満たない、「世界の産地でも最も過酷では」と評されるこの土地で、徳田ご夫妻による国産コーヒーの新たなチャレンジは始まったばかり。
サスティナブル(持続可能)な農業のこれからを楽しみに応援したい。
作る人、提案する人、消費者、それぞれの多様性、可能性を感じることができた1日でした。
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【この記事の関連記事】 2018年3月21日 『チャンピオンズトークin 福岡』CLICKレポート 前編 後編
【参考ウェブサイト】
『The Roast』 https://panasonic.jp/roast/
モバイルハウス「住箱」 https://www.snowpeak.co.jp/sp/jyubako/
オトノマ株式会社 http://otonoma.jp
自宅カフェを通じて心地よい空間をプロデュースするプロジェクト cafenoma®(カフェノマ)主宰。居心地のいい空間づくりのためのプラスαのアイデアを日々発信中 ※ 参考記事 https://tokosie.jp/living/1361/
岩瀬 由和 氏 REC COFFEE(2016年バリスタ世界第二位)(14,15年バリスタ日本チャンピオン) https://www.rec-coffee.co ダグラスウェーバー氏 Lyn Weber Workshops (グラインダー開発) https://lynweber.com
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【コーヒー牛乳に蜂蜜を】 ・ 個人的なことになりますが、私は蜂蜜が大好物です。 ・ ヨーグルトにかけることが多いですが、もう一つ! ・ 温かなコーヒー牛乳に入れて飲む。 ・ この幸せに勝るものはない。 ・ この素晴らしい飲み物をもっともっと広めたい。 ・ コーヒー蜂蜜牛乳伝道師になりたいくらい。 ・ いや、もうなっていると言っていいのか、これは。 ・ コーヒーショップで、蜂蜜入りのコーヒーがメニューにあったら、見つけたら!! ・ まずは注文、必ず注文。 ・ そしていろいろと配合を考える。 ・ 家で飲むならば!? ・ 珈琲豆はどの豆がいいだろうか。 ・ 牛乳はどの牛乳がいいだろうか。 ・ あの珈琲豆にあわせるとしたら、どの蜂蜜がいいだろうか。 ・ 何よりカップ。 ・ 問題はカップ。 ・ コーヒー蜂蜜牛乳をどの珈琲のための器で飲むか。 ・ それがとても重要だ。 ・ ちょっとというより、たっぷり楽しみたいんです。 ・ コーヒー蜂蜜牛乳。 ・ 何より、こうウキウキしたいんです。 ・ ブラックにはない甘さと、蜂蜜の香り、ミルクのまろやかさ。 ・ 容量多め、気分はウキウキ、甘さ、香り、まろやかさ。 ・ とまあ、この���点を踏まえて、カップを選ぶならば!? ・ 真っ先に手にとったのがこの器♪ ・ 沖縄県の陶芸家、#工房いろは さんの珈琲のカタチ ・ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ・ 【#珈琲のための器展 ーお酒はなくても、生きていける。ー】2021年1月30日(土)→3月21日(日)open11:00→19:00 〒700-0812岡山県岡山市北区出石町2-3-1 ・ ※感染症対策のため、入場制限を行う場合がございます。 マスク着用のうえご来館いただき、会場入り口で手指消毒と検温をお願いいたします。 体調の悪い方はご来店をお控えください。 30分ごとに窓を開けて換気します。温かい服装でお越しください。 感染拡大防止のためにも、みなさまのご理解ご協力を重ねてお願い申しあげます。どうぞよろしくお願いいたします。 ・ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ・ 【油亀のweb通販】 日々少しずつ更新中 ( @aburakame )←から「油亀のweb通販」へどうぞ。 ・ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ・ 【油亀のポップアップ展】 ・ 【広島三越 「 激辛&熱々グルメフェア 」「 #カレーとうつわとエトセトラ 」 】 2021年1月13日(火)→19日(水) open11:00→19:00入場無料 会期中無休 最終日は17:00まで 会場:広島三越 8階催物会場 〒730-8545 広島県広島市中区胡町5-1 お問い合わせ:082-242-3111 ・ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ・ 【油亀のポップアップ展】 ・ 【#田川亞希 のうつわ展「#奇想天外」】 2021年1月31日(日)まで絶賛開催中! open10:00→22:00入場無料 会期中無休 会場:TSUTAYA BOOKSTORE 岡山駅前 〒700-0023 岡山県岡山市北区駅前町1丁目8−18 2階 イコットニコット お問い合わせ:086-238-3535 ・ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ・ #うつわ#うつわ好き#うつわのある暮らし#器#器好き#器好きな人と繋がりたい#器のある暮らし#器を楽しむ暮らし#和食器#アートスペース油亀#油亀#コーヒー#コーヒーのある暮らし#コーヒー時間#コーヒー好きな人と繋がりたい#コーヒータイム #コーヒーカップ#コーヒー豆#珈琲#珈琲時間#珈琲のある暮らし#coffeetime#japan#coffee#coffeelover ・ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ (アートスペース 油亀) https://www.instagram.com/p/CJ-qS4dsFj-/?igshid=1xk2n9aat8vei
#工房いろは#珈琲のための器展#カレーとうつわとエトセトラ#田川亞希#奇想天外#うつわ#うつわ好き#うつわのある暮らし#器#器好き#器好きな人と繋がりたい#器のある暮らし#器を楽しむ暮らし#和食器#アートスペース油亀#油亀#コーヒー#コーヒーのある暮らし#コーヒー時間#コーヒー好きな人と繋がりたい#コーヒータイム#コーヒーカップ#コーヒー豆#珈琲#珈琲時間#珈琲のある暮らし#coffeetime#japan#coffee#coffeelover
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