#端数の80万円
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初代電卓って何kgだったと思います? 電卓と電子音楽にフィーチャーしたイベント | ギズモード・ジャパン
以下引用
1965年に誕生したカシオ計算機初のメモリー付き電子式卓上計算機が2025年で60周年を迎えます。これを記念し、「電卓」と「電子音楽」にフィーチャーしたイベント「60th HISTORY OF CASIO ELECTRONIC DESKTOP CALCULATOR〜電卓とエレクトロミュージックを超絶浴びまくる150MIN!!!」が、3月21日(金)にDOMMUNEで開催されます。 もちろん、ライブ配信もありますし、アーカイブでも見られるみたいですよ。
電卓の歴史を振り返り
38万円。何の値段で��ょう?
正解は、カシオ計算機による初の電卓「001」でした〜。びっくりしますよね。そして、なんとその重さは16.5kg。確かにかなりゴツい。 この「001」を原点とし、カシオ計算機は、見やすく、使いやすく、長く使える電卓を作り続けて60年。1972年リリース「カシオミニ」の大幅な小型化と大胆な価格設定で大衆化に成功。「世界初のパーソナル電卓」は大ヒットを記録し、その後、さまざまなモデルがリリースされました。
1983年にはカード式電卓「SL-800」が発売。
厚さはわずか0.8ミリ、重さ12グラム。クレジットカード型の超薄型電卓は、日常に溶け込む携帯性を実現し、持ち運びの常識を変えました。赤・青・黄色を用いたデザインはカシオらしさもあります。
このデザインマナーは、2015年にリリースされ、現在もアップグレードを続けているジャパンメイドのフラッグシップモデル「S-100」シリーズにも継承されています。
このとおり電卓は、数字と数式をキーで入力し、その答えが画面に表示される「コンピューター」として、1970〜80年代にはすでに機能的には完成していました。 では、2025年までの60年間にどのように進化をし、そこにはどのようなチャレンジがあり、これまでにどんなモデルが産まれてきたのか。カシオ計算機が60年間作り続けてきた電卓について再考するのが、今回のDOMMUNEのスペシャルプログラムってわけです。
150分間、電卓と電子音楽を浴びまくり
驚愕すべきは、その1965年発売のカシオ電卓初号機「001」(カシオ計算機が所有する2台のうちの1台)を含む、アーカイブとして保存されていた200台以上の電卓実機が敷き詰められたステージ。以下はその一部。
この数字ボタンと液晶画面の組み合わせがなんともデジタルで萌えます。もしかしたら1970〜1980年代にかけて発売されたライター電卓や野球ゲーム電卓、ペンダント電卓などの「珍電卓」も見られるかも?
youtube
また、1965年から2025年にかけて作られてきた広告ビジュアルや販売店向け資料、貴重な海外向け資料など、500ページ以上のビジュアルアーカイヴも全世界にストリーミング。ちょっと、面白そうじゃありませんか? 電卓戦争、小型軽量モデルへの進化、多機能電卓……についてなど、実際の商品を紹介しながらその歴史と変遷を解説するのは斉藤広和(カシオ計算機株式会社)。お相手は宇川直宏(DOMMUNE主宰/現“在”美術家)、ダースレイダー(ラッパー/批評家)、伊勢春日(VOILLDギャラリーディレクター・キュレーター)と、DOMMUNEでもお馴染みのメンバーたち。 また、ドイツのエレクトログループ・Kraftwerk(クラフトワーク)の有名曲『電卓』のなかで特徴的な音が使用され、レコードのジャケットにも描かれている電卓「FX-502P」のライブデモ(実演)も実施予定。『電卓』で使用された音を実際に「FX-502P」から聴けるなんて、こんな贅沢な機会はそうありません。 カシオ電卓60年間の膨大な情報量と、SUPER DOMMUNEスタジオのサウンドシステムから出力されるエレクトロミュージックを同時に浴びられるという、テック好き歓喜のめちゃくちゃニッチでギークなイベントは2025年3月21日(金)の20:00から。詳細は公式Webサイトにて。現地参加枠も募集中です。 家庭用ゲーム機、マイクロコンピューター、パーソナルコンピューター、モバイル端末、スマートフォンと1970年以降続くエレクトロニクスの進化の起源である電卓をみんなで崇め、愛でましょう。
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バッテリーの最大容量、一年ちょいで81%になってからマジで数年動かないからな。(80%以下でAppleCareのバッテリー交換補償対象になる)
[B! apple] Appleが「古いiPhoneの性能を意図的に落としていた問題」で当該端末1台につき約1万3300円を支払う
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結論、ほぼデマ | パチンコ屋の倒産を応援するブログ
民主党,立憲民主党,鳩山,枝野,野田,首相,悪夢,リーマン,311,東日本大震災,人災,
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・国家公務員の天下りあっせんを全面禁止 ↓ 府省庁からの斡旋のあったものだけを天下りに数えるように変更して 94%の天下りをカウントから除外しただけ。
さらに民主党政権は天下り・現役出向の拡大とかえって悪化させている。
評価:× 嘘
・子供手当支給 ↓ 2010年7月の参議院選挙前に配って票を得ようとして 麻生政権の景気対策補正予算を事業仕分けで無理矢理凍結して転用。 その後も結局半額支給に留まるなど政権発足前から財源がないことは 藤井裕久ら民主党幹部がすでに理解していた。
評価:△ 半分
・生活保護の母子加算復活 父子家庭に児童扶養手当 ↓ これは事実。
評価:○ ただし福祉ばかり手厚くするそ���財源は税金なんですけどね。
・記者会見オープン化 ↓ たしかに部分的にオープン化したが、 民主党に批判的な記事を書いた事を理由にした記者の排除や 民主党に批判的な社の記者は絶対に質問させないなどが行われた。
評価:△ オープンにした意味が無い
・公立高校生授業料無償化 私立高校へ助成金支給 ↓ 事実。ただし朝鮮学校へ支給するために1条校以外も対象にしようとするなどした。
評価:△ そもそも義務教育外のものを無償化する是非は?
・密約解明 ↓ おそらく沖縄返還の際に日米で密約があったという話の件。 岡田克也外務大臣が 「証拠はないけど密約はあったはずだ!だからあった」(要約) という乱暴な結論を出し、これを根拠に米国を批判したもので解明などとはほど遠い内容。
評価:× 証拠なしで決めつけただけ。 民主党と支持者に法治の精神がない事を示した上に米国との関係悪化だけでなく、あとから勝手に非公開のはずの話を公開されかない姿勢を各国に見せつけてしまい、各国が民主党政権をまともな外交相手として扱わなくなり日本の外交的地位を完全に地に落とした。 (実際に訪米では途上国と同じ扱いをされるまで日本外交の地位が低下した) のちの安倍政権で日本の外交を立て直すために前半数年を費やさなければならなくなった。
・社会保障費削減撤回 ↓ 評価:△ 事実、ただし代替案なしで負担増加分は現役世代へ。
・基礎自治体に事務事業の権限と財源を大幅に移譲 ↓ 権限を若干移譲したがそれ以上にNPOの主観を地方自治体に移すなど、現在問題となっている公金チューチューなどの温床となっている。 また、予算が欲しい団体は民主党幹事長室に言われた要求を満たさないとならないなど、結局の所は予算や権限を人質に民主党の横暴が加速する面もあった。
評価:△ 責任から逃げたい民主党の哲学もあってか責任の曖昧化が進むなどむしろ害の方が遙かに多いのでは?
・診療報酬引き上げ ↓ 事実、若干上がった
評価:○ ただし社会保険料の上昇加速で現役世代への負担増。
・国と地方の協議の場を設置 ↓ 地方自治体は民主党幹事長室に何らかの見返りを用意しないと予算が追加されなかったり、民主党の議員が強い自治体だけ極端に補助金が優遇されるなど協議以前の問題だった。
評価:× 民主党幹事長室を通さないとならないという憲法違反をやっていた。 (請願の自由の侵害)
・全ての国直轄事業における負担金制度を廃止 ↓ 民主党政権中にさくっと復活
評価:× その後に元に戻った事を考えれば2010年7月の参院選向けのアピールでしかなかった。
・非正規労働者の雇用保険への適用条件緩和 ↓ 事実
評価:○
・原則として製造現場への派遣を禁止 ↓ そもそも派遣で働いていた人達の働き先を無くした後のことを考えておらず、 そのことをつっこまれて民主党政権は方針を変更して撤回したため公約破りとして批判されていた。
評価:× 実現していません。
・農家戸別所得補償制度実施 ↓ たしかに部分的実施は行ったが 農地改良や鳥獣害対策費などの予算を大幅カットしてこれを財源として実現。 また岡田克也の実家であるイオンが戸別所得補償制度を理由に 米農家を買いたたいていた事が国会で指摘されたり、 飼料用米を雑に作っていれば補償で儲かるという制度の建て付けにより、 他の農業者へ貸し出していた農地の貸し剥がしなども横行した。
評価:△ 朝三暮四な上に発生した問題の方が多かった。
・バリアフリー改修、省エネ改修工事補助 ↓ 事実、ただし麻生政権で実施したプランを引っ張った形。
評価:△ 鳩山内閣が特別に実施したものではない
・分娩の公的助成 ↓ 麻生政権で増額を決定したもの
評価:× 強いて言うのなら麻生政権の実績
・肝炎患者のインターフェロン治療の自己負担限度額引き上げ ↓ 2009年民主党政権公約では「自己負担限度額を引き下げる」としていた。 引き上げたのなら公約と逆。
評価:× 公約と真逆
・自殺者が政権交代後に減少中 ↓ たしかに若干の減少は認められるものの 2007年に決定された自殺総合対策大綱を民主党政権は踏襲していただけ。 その後の第二次安倍政権では 1997年以降3万人台を下回った事の無かった自殺者数が2万人前後に低下。
評価:△ 事実ではあるがリーマンショック後の有利なタイミングで政権を取ってただけ。 民主党不況に陥れられていなければもっと減っていた可能性があるのでは?
その他。
野党側に審議時間すら認めない強行採決10連発など、 過去に類例の無い強引な国会運営だったが マスゴミがこれを批判しないようにして擁護していました。
民主党政権では長妻昭と山井和則コンビが 「長妻・山井プラン」などと自慢していた大量の派遣切りがありました。 特定26業種の多くで解��によって一般の派遣と見なすという手口を使いました。 「派遣を継続的に雇えないようにすれば正社員が増えるはずだ」 という連合の生兵法をそのまま実施した形です。
それに加えて民主党政権が超円高誘導を行う事で 本来ならリーマンショック後の回復局面なのに 民主党不況を作り出して失業者を大量に生み出す結果となりました。
また、「(国家)公務員の総人件費削減」という民主党の公約を実現するという理由で 民主党政権は一時的に霞ヶ関の新卒採用を0にさせようとしました。 (さすがに非難囂々で渋々「若干名」を認めるに変更)
民主党政権は彼らの票田である「情弱高齢層」を向いたままの政治がより露骨で、 若者は切り捨てる傾向が非常に極端な政権だったと言えます。
アニメーターが労組を作った時に 各政党にも挨拶に回ったのですが、 民主党はアニメと聞いて選挙権がない子供じゃ意味が無いと考えて ろくに相手にしなかったなんて話があります。
日本の政治って結局の所は数の多かった団塊世代を中心に 高齢者層ばかりを向いた政治がこの30年以上続けられてきました。
若者を使い捨てにする氷河期世代を作ったのも そうした政治の怠慢と、数ばかり多い問題のある世代のわがままと経団連の合作 と言って良いのだろうと思います。
すでに手遅れ状態になっていますが、岸田総理は異次元の少子化対策などと言って 金を巻き上げて補助金として付け替える 財務省が喜びそうな間抜けな手口で社会保険料負担増を財源にする政策にしようとしています。
今の現役世代は30年間ほぼ給料が上がっていないのに 社会保険料がひたすら上がり続け、 可処分所得がガンガン削られてきた世代だと言えます。
若者の○○離れ、 などとマスゴミが非常に後ろ向きな文脈で使いますが、 使える金の余裕がなくなってるんですから、 お金を無駄に使うような事はできませんよ。
若者にもっと他のことに無駄にお金を使わせたいのなら、 若者の可処分所得を増やすために負担を減らすのが一番ですよ。
財務キャリアという日本国民の敵の言うような 「増税して金を毟って、それを天下りの利権の原資にしつつばらまく」 という方法では効果はほとん期待できないと思います。
日本のマスゴミの特にダメなところの一つに 「○○と比べて今の若者はxxにお金を使わない」 みたいにわざわざ比較して極めて否定的に扱うところがあります。
まぁ、マスゴミとしては 「若者は不幸なんだー!もう未来は真っ���なんだー!」と、 世の中に不満がどんどんと蓄積していくようにしたいのでしょうけど。
マスゴミの上の方の人達は マルクス主義にかぶれたポンコツどもばかりで固められてますからね。
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技術の可能性を知り大衆から一早く抜け出す方法を知りたい方へおすすめの本のご紹介~2040年の未来予測01
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技術の可能性を知り大衆から一早く抜け出す方法を知りたい方へおすすめの本のご紹介~2040年の未来予測01

皆さま、こんにちは。未来に繋がる情報を研究し発信するブログを運営する「みらいものがたりラボ」代表のせにょです。
本ブログでは、皆様の中で現在生じている問題を解決し、明るい未来へつなげる本をご紹介します。具体的には、週一回程度の頻度で、皆様の問題を解決するうえでお役にたつ本を1冊ピックアップし、簡単に解説します。 現在、未来予測プロジェクトを実行中です。具体的には、これから先の2030年~2050年までの未来を予測する本を解説して、皆さまとともに未来の物語に向けたトレンドを共有してまいります。 前回は、未来予測プロジェクトの2冊目「2035年の世界」の解説第2回目として、2035年に生じる社会的変化に対応する方法を知りたい方向けに、2035年におけるスタイル、リスク、政治、経済について、12個の未来をご紹介しました。そして具体的な行動として「未来の社会的変化につながる行動を実践する」ことを提案しました。 今回から未来予測プロジェクトの3冊目「2040年の未来予測」を2回に分けて解説します。第1回目は、2040年における技術進展を背景にした「通信」「自動車」「医療」「ショッピング」「エネルギー」「メディア」の未来について解説します。 解説は以下3点を中心に私の意見としてご紹介します。
どんな問題が解決できるか?つまりどんな人におすすめか?
どうしてこの本でその問題を解決できるのか?
問題解決のため我々は具体的にどう行動すべきか
それでは、本題に入りましょう。
【技術の可能性を知り大衆から一早く抜け出す方法を知りたい】でお困りの方へおすすめの本【2040年の未来予測】
【技術の可能性を知り大衆から一早く抜け出す方法を知りたい】でお困りの方へおすすめの本は、【2040年の未来予測】です。 2040年の未来予測 以下でおすすめの理由を解説します。
本書で【技術の可能性を知り大衆から一早く抜け出す方法を知りたい】を解決できる理由は【新しい技術はすでにある技術の改良や組み合わせて登場すると提言する】から
【2040年の未来予測】で、【技術の可能性を知り大衆から一早く抜け出す方法を知りたい】を解決できる理由は【新しい技術はすでにある技術の改良や組み合わせて登場すると提言する】からです。 著者である成毛 眞氏は、1986年にマイクロソフト株式会社に入社し、日本マイクロソフト社の代表取締役に就任されました。その活動のなかで様々な新しい技術の登場を体験した結果、新しい技術は突然現れるのではなく、すでにある技術の改良や組み合わせて登場することを考えつきました。例えば、アインシュタインの光電効果の発見から、周りの明るさに合わせる自動点灯ライト、太陽電池パネルの発電や映像を記録する技術へと進展しました。また、量子力学の進展によって、デジタル技術の進展や半導体が生まれました。そして、著者は「現在身近にある技術を見渡せば未来は見える」といいます。そして、さらに「最近は実現速度が加速度的に早まっている」といいます。 だから、本書では、「いち早くその可能性に思いを巡らせる人に機会が与えられる」と主張します。具体的には、新しい技術に対し人は懐疑的である一方、テクノロジーの可能性を知りそこに賭けたものだけが大衆から一早く抜け出せるとします。そこで、本書ではそのようなテクノロジーの可能性について各分野別に解説しています。
2040年の「通信」
2040年におけるテクノロジーの可能性の一つ目は「通信」です。多くの情報を高速で伝えることが可能になる技術は通信が土台となります。通信の世界はこれまで以下のように発展してきました。
1G:1979年、NTTがアナログ方式の電話を開始。ショルダーフォンや自動車電話が登場。
2G:1993年、デジタル方式の電話を開始。PHS(Personal Handy-phone System)が登場。
3G:2001年、NTTドコモがW-CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)を開始。写メールサービス開始。
4G:2010年、LTE(Long Term Evolution)開始。
5G:2020年、4Gの100倍の高速・大容量化。家にいながら2時間の映画を3秒でダウンロード可能になる
6G:2030年、5Gの100倍で同時接続数1000万台。AR(Augmented Reality)/VR(Virtual Reality)の活用
そして6Gになると、通信速度の高速化、大容量化により世界が変わるといわれています。その結果、6Gで実現する社会は、低遅延ですべてのものがインターネットに常時接続されるのが当たり前になり、2040年には「IoT(Internet of Things)」という言葉はなくなるかもしれません。
2040年の「自動車」
2040年におけるテクノロジーの可能性の二つ目は「自動車」です。通信技術が進展し6Gが実用化されると自動運転が可能となります。自動運転のレベルは以下の6段階があります。
レベル0:ドライバーがすべての運転を実施する。
レベル1:ステアリングや加減速操作をシステムがアシストする。
レベル2:前後/左右の運転操作の一部をシステムが担う。自動ブレーキやACC(Adaptive Cruise Control)※
レベル3:高速道路など一定の条件下で緊急時以外の運転操作をシステムが担う。不測の事態が起きなければドライバーは何もしなくていい
レベル4:高速道路など一定の条件下で緊急時も含めて運転操作をシステムが担う。
レベル5:条件/場所を問わず、システムがすべての運転を実施する
※ACC=Adaptive Cruise Control:クルマに搭載されたセンサーとコンピューターによって、アクセルやブレーキの操作を自動的に行う機能です。前走車がいる場合は、車間距離を一定に保ちながら走る「追従走行」が可能。
2030年以���レベル4が普及し、2040年には完全自動運転のレベル5が実現するでしょう。そして2040年の自動運転車の台数は4112万台となり、世界の新車販売台数の29.4%を占めるでしょう。 では、自動運転のコアテクノロジーは何でしょうか?それは「LIDAR(Light Detection and Ranging)」です。「LIDAR(Light Detection and Ranging)」とは、レーザー光線をセンサーから発射してモノにあたってからセンサーに戻ってくるまでの時間で距離を計測する技術です。現在はiPhoneの一部の機種やロボット掃除機で実用化されています。 最後に、2040年に向けて自動運転で進行している先端的な事例を二つご紹介します。まず、一つ目は月面基地プロジェクトです。具体的には、自動運転技術を使って、トヨタ、JAXAなどが、月面基地で移動手段を提供する方針です。次に二つ目は、空飛ぶ車です。この車は電気エンジンで浮力を経て垂直離陸するので滑走路が不要でエンジンがないので騒音も小さいです。2040年には空飛ぶ車の市場規模は約150兆円、世界のGDPの1.2%を占めると予想されます。
2040年の「ショッピング」
2040年におけるテクノロジーの可能性の三つ目は「ショッピング」です。2040年に日本の総人口は1500万人減少すると言われています。その分働き手も激減するでしょう。そして、今後は無人店舗がスタンダードになるでしょう。本書では、無人店舗の事例として「アマゾンゴー」を紹介します。「アマゾンゴー」は、2018年アマゾンがシアトル本社敷地内に導入したレジなしコンビニで、現在は20店舗を展開しています。「アマゾンゴー」の仕組みは以下です。
事前にスマホにダウンロードしたアプリのコードを入口ゲートでスキャンする
カメラと店内に設置された重量センサーで客がどの製品を手に取ったかを特定する
客は自分の持つバックに商品を入れてゲートを通過する
自動的に課金されてアプリに通知が来る
数年前まで、このような仕組みを導入して無人店舗を構築するコストは数百万ドル(数億円)かかっていましたが、技術進歩をした結果、現在は10-30万ドル(1500-4500万円)までコストが下がりました。だから今後は無人店舗が増えることが予想されます。 さらに本書では、2040年には、無人店舗のあり方が劇的に変わると予想します。アマゾンのテクノロジーで人間の手のひらをクレジットカードの代わりにできるようになります。具体的には、以下です。
指紋認証のように手のひらの幅や指の長さを登録してクレジットカードを紐づける
客は手ぶらで店にいき、センサーに手のひらをかざすだけで決済が完了するようになる
2025年現在スマホをかざすキャッシュレス決済が進んでいますが、2040年には手ぶらで買い物をするのが当たり前になるかもしれません。
2040年の「医療」
テクノロジーの可能性の四つ目は「医療」です。本書では、2040年の医療風景はこうなると予想します。
病院にいくと受付にロボットがいる。
ロボットと対話をすると、その結果から治療の順番や治療方法の優先順位が判断される。
検査室に案内される。
医師の診察では、モニターに先ほどの検査結果に加えて過去の受診歴や処方歴が映っている。
医師がそれを見ながら問診を進めて必要な情報を登録すると疾患の候補が並ぶ
疾患名をクリックすると、所見や確認すべき事項が表示される
さらに問診を進めた結果、処方薬の候補が表示される
以下では、このような2040年の「医療」を実現する8つの技術要素を紹介します。
オンライン診療
通信技術が高度化し高速な上に途切れにくい5G回線の利用が進みオンライン診療の環境が整いました。また家の中のあらゆる機器がネットワークにつながり健康状態や健康維持につながる情報を24時間休むことなく集めます。医師がそのデータを活用すれば患者は医療機関に行く頻度は各段に減るでしょう。
AIによる画像診断
一人の医師が一生涯で診察できる数は限られています。一方、AIであれば同世代の人間のデータをや過去の病歴を集めることができます。その結果、わかりやすい症例や典型的な経過をたどる患者��ついては、最新のデータに基づき、AIが医師よりも素早くかつ見逃しなく診断します。例えば、X線やCT(Computed Tomography)、MRI(Magnetic Resonance Imaging)、超音波画像等の画像診断ではすでにAIが人間を凌駕しています。
AIによる薬の処方
医療データベースが構築されAIが運用されれば薬の処方がより適切な形になります。患者の状態に合わせて薬の種類だけでなく、体調にあわせた量や服用のタイミング等きめ細かい処方が可能になります。例えば、ウエラブルデバイスで患者の健康データを常時把握する結果、薬効成分を自動で算出し、適切な量や時間が自動で表示されるようになるでしょう。
ゲノム編集技術
組織内の病変部分と正常な遺伝子とを、人間の操作で入れ替える遺伝子治療が実用化されました。具体的には、2012年に「CRISPER/CAS9」という画期的な手法が登場し一気に可能性が広がりました。2040年にはガンなどの疾患特有の遺伝子をAIが早期に見つけて治療するのが当たりまえになるでしょう。
分子標的薬
がんの原因となる遺伝子に直接攻撃できる抗がん剤(分子標的薬)が実用化されました。2005年に乳がん、胃がん、血液がん、2010年代には治療が難しいとされるすい臓がんも対象となりました。近い将来、「がん」は治る病気となるでしょう。
免疫チェックポイント阻害剤
免疫チェックポイント阻害剤は、がん細胞が人間の免疫機能を抑制する働きを阻害することで、人間の免疫機能を復活させがん細胞と戦わせる治療法です。2040年には「分子標的薬」と合わせてほとんどの「がん」が治るかもしれません。
IPS細胞(Induced pluripotent stem cells:人工多能性幹細胞)
IPS細胞の登場で一つの細胞から別の臓器が作成可能になりました。IPS細胞は再生医療の分野で応用が期待されます。例えば、パーキンソン病やアルツハイマー病などの難病において、IPS細胞から生きた神経細胞を再生し、その原因究明に活用されています。また、脊髄損傷患者の骨髄液に含まれる体性幹細胞を患者の血清で培養・増殖させて骨髄再生を実現する製剤が完成しました。現在治療困難な病気に苦しむ患者にとって、希望の光となるでしょう。
ワクチン開発速度の飛躍的向上
これまでワクチンの開発には10年以上かかっていました。しかし、ビッグデータを使って病原体と薬の関係性を調べる等情報処理技術の進展で開発期間が飛躍的に短くなってきています。例えば、2019年に世界中を席捲したCovid-19によるパンデミックにおいては、そのワクチン開発がものすごいスピードで進みました。今後も、グローバル化が進む中、未知のウイルスや菌が世界中に��延するでしょう。その意味で、このような新しいワクチンの開発体制は世界を変えるでしょう。
2040年の「エネルギー」
2040年におけるテクノロジーの可能性の五つ目は「エネルギー」です。日本は石油や天然ガスなどのエネルギー資源が少ないです。さらに東日本大震災で原子力発電に頼ることが難しくなりました。対策として、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーを増やせばいいと考えるかもしれません。しかし、課題として再生可能エネルギーは天候頼みのため、出力が不安定であることが挙げられます。 そこでこれらの課題を解決するために二つの技術要素を紹介します。
全個体電池
「再生可能エネルギーは天候頼みのため、出力が不安定であること」の解決策の一つ目は「全個体電池」です。現在は、太陽光発電や風力発電で発電した電気を貯める蓄電池としては、リチウムイオン電池が主流です。しかし、リチウムイオン電池は、課題として安全性の問題を抱えています。具体的には、電解液が有機化合物のため、衝撃による液漏れで発火や爆発につながる恐れがあります。 そこで、リチウムイオン電池に代わる次世代の蓄電池として期待されるのが「全個体電池」です。全個体電池には以下のようなメリットがあります。
電解質を液体から個体へ置き換えたもので、液漏れがないため燃えにくく安全性が高い
リチウムイオン電池の半分の大きさで同じ電力が得られるので、電池容量が二倍になる
その結果、BEVのリチウムイオン電池が全個体電池に置き換われば、航続距離が二倍になる
さらに、全個体電池をV2G(Vehicle-to-Grid、電気自動車を蓄電池としてインフラ活用する技術)に応用すれば、電気自動車を使わないときに電力の貯蔵に利用することができます。例えば、太陽光の発電が過剰な場合は車に電気を貯め、発電力が少ないときは車から電気をもってくることで、停電時のバックアップにすることも可能となります。そして全個体電池は日本企業の競争力が高い分野です。特許出願件数の54%が日本からでています。自動車向けの全個体電池の実用化は2030年ごろといわれています。
核融合発電
「再生可能エネルギーは天候頼みのため、出力が不安定であること」の解決策の二つ目は「核融合発電」です。「核融合発電」は太陽が燃える仕組みである核融合を利用することで、安全で無尽蔵にエネルギーを生み出します。そして、核融合発電の原理は以下です。
重水素とトリチウムの原子核が衝突し、ヘリウム原子核の強力な中性子が発生する
その中性子を壁にぶつけて熱を取り出す
重水素1グラムから石油8トン分のエネルギーが得られる
「核融合発電」のメリットは以下です。
燃料に使われる重水素やトリチウムは、海水等から簡単に手に入る
燃料が枯渇する恐れがない
CO2の排出がない
放射性廃棄物が発生しない
発電量が安定している
一方、「核融合発電」の課題は、物質を一億℃まで加熱して原子核が高速運動するプラズマ状態をつくるが、これを長時間維持・制御することが技術的に困難であることです。その技術的な課題解決のため、日本では核融合エネルギーに関する研究を1960年代から継続しています。そして現在は、国際核融合炉「ITER(International Thermonuclear Experimental Reactor)」計画が進行しており、2025年に実証実験、2035年に本格稼働、2050年に実用化するといわれています。
2040年の「メディア」
2040年におけるテクノロジーの可能性の六つ目は「メディア」です。皆様意外に思われるかもしれませんが本書では「テレビ」というデバイスは絶滅しないとしています。しかし、「テレビ局が制作したコンテンツをテレビで視聴する」形式は廃れると予想します。実際、2025年現在コンテンツを制作する主流は、アマゾンドットコムやネットフフリックスなどのネット企業です。 そして、2040年にはハードウェアとしてのテレビはなくなり「3D映像」に特化したデバイスに代わるでしょう。具体的には、今後通信速度が上がり二次元の映像に比べて情報量が格段に多い3D映像を処理できるようになるでしょう。そしてAR(Augmented Reality)グラスを利���して出演者がテレビを飛び出すような感覚を味わうようになるでしょう。また、頭を覆うヘッドマウントディスプレーでVR(Virtual Reality)映像を楽しむようになるでしょう。 ところで、本書では2040年までに「新聞」というメディアは消滅すると予想します。理由は、すでに最新の情報を手に入れるのはインターネットで済ませることが可能だからです。一方、「新聞記者が取材して記事を書く」機能は残るでしょう。ただし、記事を読む媒体は新聞ではなくニュースサイトになるでしょう。さらに「新聞」というメディアの可能性として、既存の新聞販売店網が、物流拠点から顧客までのラストワンマイルを埋める手段として有効活用されていくでしょう。
【技術の可能性を知り大衆から一早く抜け出す方法を知りたい】解決のため具体的な行動は【現在身近にある技術を用いた製品やサービスを使ってみる】
では、この本を読んだあと、我々は具体的にどう行動すればよいでしょうか? それは、【現在身近にある技術を用いた製品やサービスを使ってみる】です。本書の冒頭で著者は「現在身近にある技術を見渡せば未来は見える」と主張しています。だから本書で紹介するテクノロジーの可能性につながる身近な商品を実際に手に取って試してみるとよいでしょう。例えば以下のような行動を実践するとよいでしょう。
5G通信に対応した最新のスマートフォンに機種変更してを通信速度を体感してみる
自動車を購入する際にオプションでACC(自動運転レベル2) を選択してみる
アマゾンゴー等の無人コンビニエンスストアで買い物してみる
オンライン診療を試してみる
市販のヘッドマウントディスプレーでVRコンテンツを楽しむ
(残念ながら、私が知る限り、2040年の「エネルギー」につながる技術を気軽に体験する製品やサービスは存在しません。)
最後に「2040年の未来予測」のリンクを再掲載しますのでご購入のうえ実践してみてください。 2040年の未来予測
以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。本書の内容を実行し皆様の問題解決にご活用ください。次回は、2040年における社会的変化を背景にした「経済」「教育」「衣・食・住」「自然災害」について解説します。本ブログでは今後も、皆様の中で現在生じている問題を解決し、明るい未来へつなげる本をご紹介します。
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反五輪2024重大ニュース
反五輪の会では、毎年その年の「反五輪・重大ニュース」を段ボールに書き出しています。今年はどんなことがあったか、皆で振り返りました。
<パリ五輪強行抗議!NON AUX JOP>
●パリ五輪各地で抗議行動 Saccage2024がカウンターマップを作成
パリ五輪に反対するSaccage2024が、五輪災害を記録したカウンターマップを作成。反五輪の会も日本語訳を行った。開幕前には各地で抗議行動が行われ、ジェントリフィケーション、立ち退き、環境破壊、パレスチナ問題など様々な側面からオリンピックに対する怒りの声が上がった。

●戦争・ジェノサイドのさなかに「平和の祭典」 平和じゃない 人殺しやめろ
人びとへの殺戮が続いている。ウクライナ、パレスチナ、に限ったことではないが、世界中が注目している大きな戦争やジェノサイドをやめられない中での「平和の祭典」。そのなかで、力に勝るものがそれを誇示して晴れやかな顔をするとか、小旗を振ってよろこぶ人々とか、必然的に戦争と重なって見えた。パリは世界の最先端の文化都市、フランスは人権国家、というイメージを押し出していたが、ニューカレドニアで先住民カナックによる反乱がおきたり、植民地主義先進国だということも露呈させた。
●パリでも弾圧の嵐
パリ五輪警備には、警察官、軍隊、警備員約7万5000人が動員されたほか、���外からも40か国1750人の警察官が派遣された。
パリ五輪開幕直前、五輪に対し抗議をした/しようとした人々が相次いで逮捕・拘束された。中には五輪の影響を受けた場所をめぐるツアーに参加しようとしただけで10時間拘束されたジャーナリストも。このツアーは五輪開幕中も計画されたが、当局はこれを違法集会とし、参加者全員に15ユーロ(約2万円)の罰金が課され、3人が拘束された。パラリンピックの開催中には、韓国の障害者団体の人々が集団での移動は抗議行動にあたると言われ1時間以上も行動を制限された。
【パリ五輪・パラ】 開会に向け警備拡大、治安部隊7.5万人を投入 – BBCニュース
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●またもや…パリでもオリンピック排除 1年間で12,545人が立ち退きの被害!!
現地NGOの調べによると2023年4月から2024年5月までの1年間で、住居を持たない人々12,545人が立ち退きの被害に。強制排除はパリ五輪開幕直前の7月になっても相次いだ。これは「社会浄化nettoyage social」だ!
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●パリでも「ジャパン」が貧困者の生活を破壊
パリ五輪開催3週���前、東京都や日本企業をPRするブースを設置するため、パリの公共施設の建物に住んでいた10代も含むアフリカ系移民の約230人以上を、バスに乗せて強制追い出し!
●パリ五輪 市民の暮らしはボロボロに
開会式直前には大規模な規制が敷かれ、パリ中心部には住民も働く人もQRコードがないと出入りできなくなった!さらに地下鉄運賃は約2倍に値上げ。街は44000枚の鉄柵で囲われまるで鳥小屋に。人々の生活を破壊する五輪はいらない。
●タヒチでサーフィン競技開催
パリ五輪サーフィン競技はフランス領タヒチで行われた。植民地主義丸出し!地元の反対を押しきり、新しい審判塔を建設。サンゴ礁を傷つけ環境破壊!
●汚い・くさいセーヌ川
トライアスロンは水質が悪すぎて中止するほど。開会式の舞台となったが観客はドン引き。65才のイダルゴ市長が自ら川で泳ぎ安全をアピールするが…ダメだった…
●パリ五輪でフランスでもオリパラ教育!子どもたちの心と体を動員するな!
参考ーhttps://olympics.com/ja/paris-2024/our-commitments/promoting-the-role-of-sports/olympic-paralympic-week
フランスのオリパラ教育は主に「オリンピック・パラリンピックウイーク」を核に取り組まれた。この取り組みは、フランス国民教育青少年省をはじめとする教育関係省庁ならびにスポーツ省などスポーツ関係省庁・団体とフランスNOC・NPCとの共同事業だ。そのねらいは「教育とスポーツをの世界を結びつけ」、「オリパラの価値観についての理解」「ボランティア・スポーツ参加の奨励」「障害者理解」など、日本のオリパラ教育と共通する部分が大きい。
具体的内容も、アスリートとの交流、アスリートへのメッセージ、障害者スポーツ体験、「聖火」の工作、オリパラをテーマにしたダンスなど、日本で行われたものとの、共通点が多い。
通常の授業にオリパラの内容を落とし込む(算数ー競技場の面積を計算、外国語ー世界のアスリートについて調べる、歴史ーパラリンピックが戦争で負傷した軍人のリハビリにどのように役立ったか、等)方法も日本と共通している。
パリ在住の方のコラムによると、子どもが通う小学校では以下のような取り組みがあった。オリパラマスコット「フリージュ」の人形をクラスの子どもが週末、順繰りに家に持ち帰り、フリージュと自分が休みをどのように過ごしたかをクラスの「フリージュダイアリー」に日記を書いて写真や絵を添え、週明けに担当の生徒がクラスで発表するという内容だ。クラスの全ての子どもに強制力を伴う取り組みがされたという事実は重い。
オリパラ開催国では、子どもの心も身体も開催成功のために容赦なく動員され利用されている。中でも教室にいるマイノリティの子どもたちは、その存在まるごとをオリパラを飾る「多様性」の彩りとして使い倒されている。
●2030フレンチアルプス、2034年ソルトレイクシティ冬季五輪決定 環境破壊やめろ
7月24日、IOCは総会で2030年と2034年冬季五輪開催都市をフレンチアルプスとソルトレイクシティに決定した。気候危機が叫ばれる中、環境破壊を続けるのはもう限界だ!
<日本国内>
●ついに明治公園コクバイ控訴審結審 2月27日判決
2016年、新国立競技場建設のために明治公園で暮らす野宿者に対し強制執行が行われた。このことの違法性・不当性を問う明治公園オリンピック追い出しを許さない国家賠償請求訴訟控訴審が10月15日に行われた控訴審第4回期日をもって結審。2025年2月27日(木)15時から判決が言い渡されます。多くの方のご注目をお願いいたします!
●東京オリパラ不祥事だらけ
東京五輪が終り3年経っても不祥事は続いている。
3月にはJOCが約20億円の追徴課税を受けたことが発覚。
東京五輪汚職事件では広告会社「大広」元執行役員に懲役2年執行猶予4年の有罪判決。これで、汚職事件贈賄側は12人全員有罪に。
一方、談合事件では独占禁止法違反に問われた6社6人のうち、7月に博報堂と関連会社社長(罰金2億円、懲役1年6月、執行猶予3年)、11月にイベント会社セレスポと同社前専務・(罰金2億8000万円、懲役1年10月、執行猶予4年)の判決が出た。
大広元幹部、二審も有罪 東京オリンピック汚職で初の高裁判決 - 日本経済新聞
東京五輪談合事件、博報堂に罰金2億円…「無罪」訴えた関連会社の前社長にも有罪判決 : 読売新聞
五輪談合事件でセレスポに罰金2億8000万円、前専務に執行猶予付き有罪判決…東京地裁 : 読売新聞
●ひっこめ三井不動産!神宮外苑樹木伐採 築地にスタジアムいらない
東京五輪は終っても、五輪開発は止まらない。その開発でぼろ儲けしているのが東京五輪ゴールドパートナー(国内最高位スポンサー)であった三井不動産だ。10月、神宮外苑では反対の声を押しきり樹木伐採を開始。築地には5万人のスタジアムを建設するという。東京は三井不動産のものではない。
<東京NEWS2024>(1)神宮外苑の樹木伐採着手 「なぜ規制緩和」説明足りぬ都:東京新聞デジタル
築地市場跡地に5万人スタジアム建設へ、三井不動産・鹿島・トヨタなど連合 | 日経クロステック(xTECH)
●晴海TOKYOモニュメントに1.6億円
東京都は晴海ふ頭公園に1.6億円かけて「TOKYO」と書かれたモニュメントを建設。この他にもお台場に26億円の噴水を建設、16億5000万円で都庁プロジェクションマッピングを行うなど、東京五輪が終ってもレガシー作りに躍起だ。観光客を目当てにした生活者無視の政策はやめろ!
約1.6億円の「TOKYO」モニュメント ライトアップでお披露目 「俺たちの税金…」「東京の名所になれば」など意見様々 | TBS NEWS DIG (1ページ)
●選手村跡地・晴海フラッグ街びらき
1月から住民の入居が始まり、5月に街びらき。しかし多くの部屋が投資目的で購入されていることが発覚。もともと都有地だった場所が金儲けのために利用されている。
東京五輪「晴海フラッグ」4分の1以上法人所有も 投資目的か|NHK 首都圏のニュース
●大阪万博を前に釜ヶ崎センター敷地内の野宿者強制排除 メガイベント極悪
メガイベントの開催は、ジェントリフィケーションに格好の口実を与え、野宿者排除がやむを得ないかのような空気を醸成する。メガイベントやめろ!
●パリ五輪・パラ日本代表選手団パレード 客が1万人のみ
ちなみにリオ大会の同パレード(銀座)は80万人、ロンドン大会(銀座)は50万人。東京大会のパレードはコロナ禍で中止。この激減ぶり…。
●パリ・パラ五輪アーチェリー日本代表選手が選手へ誹謗中傷
パラ・アーチェリー選手が同じ選手に誹謗中傷。被害者が訴訟を起こし損害賠償命令。
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241222 日
中国の怪しい通販サイトでいろいろと小物を買ってしまう...
FPVドローンやってた時に散々この手のサイトは利用した
当時30万円分くらい買ったが、もし日本で同じスペックの装備揃えようとしたら80万はくだらなかっただろう
向こうの価格はとにかく国内の2/3以下なのだ
ラジコンに使うリポ(リチウムポリマー)バッテリーに関してはあまりにも中国にシェアを奪われすぎて皆それを買うから「リポは爆発するもの」という認識がラジコン界隈に浸透してしまったほど
なぜ爆発するかは「過充電と過放電」によるもので、それが発生する理由は「複数バッテリーをビニールコーティングしたパッケージを一本のバッテリーとして取り扱っている」ため
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【リポバッテリー爆発うんちく��ーナー】
リポバッテリーパックには2CELL 4CELLなどの表記があるが、これが中に入っているバッテリーの「本数」である。中型ドローンを飛ばすには1CELLでは到底パワー不足の為、当然4CELL、6CELL以上のバッテリーを使うこととなる
中国製バッテリーは個体差が激しいため、複数本をまとめたバッテリーパック内では充電状態にバラつきが起きる。これを抑制する為に端子部分にICを内蔵し内部のバッテリーの放電状態を常に監視し続けている。つまり「一番性能の悪いバッテリー」に合わせて他のバッテリーのスペックに制限をかけているのだ
だが、中にはその落差があまりにも激しいパッケージも存在するし、経年劣化でその差はより一層顕著になる
するとICのリミッターでも充電量の差を制御しきれなくなり、過充電 / 過放電が発生しバッテリー内部が変質、爆発に至るのである
これを防ぐには「バッテリーの個体差を限界まで無くす」必要があり、日本は90年代までその技術を有していたのだが中華製バッテリーの台頭によってシェアを奪われその技術は衰退した
ユーザーサイドも消耗品であるバッテリーにそこまでコストをかけたくないというのが本音だ
その結果リポバッテリー=爆発するバッテリーという認識になってしまった
ちなみに中華製リチウムイオンも爆発はするが、基本的に「1CELL」なので過充電 / 過放電が発生しづらい
かつ、リポは内部が「ゲル状」、リチウムイオンは内部が「固体」という点も変性のしやすさに影響を与えている模様
--- 私は今も複数のリポバッテリーを所有しており、常に発火リスクを抱えている為「防爆バッグ」に入れて保管している。もう使うことも無さそうなので処理しなければ、と思いつつ数年経ってしまっている(大掃除兼ねて、塩水につけるか...)
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バッテリーに限らず中華製品には「初手の手抜きを高度な小細工でフォローするもあとでボロが出て大変な事になる」という構図が多すぎて、私はその「粉飾文化」を苦笑いしながら愉しんでいる
食料と衣類に関しては体内に直接毒が入る可能性があるからやめときなと注意された事があるが、まあ、同意だ
著作権無視と毒アンド爆発フラグに満ちた製品群...
ちなみにというか当然エ●●●ルのコピー品も売ってる。サンプルで使われている写真がファン投稿サイトのものだったりとメチャクチャだ。アングラサブカル好きとしては手を出してみたい欲求はあるが...
コンプラ的なアレを鑑みてやめておこう
かつてたくさん買ったドローン群。どれ一つとして「技適」マークついてないので仮に無線免許取って飛行許可申請したと��ても飛ばせないんだよな...
首相官邸にドローン落としたバカの所為で日本のドローン規制は5年早まった。とはいえその後世界的にドローン飛行は規制されたので遠からず...というアレではあった(自動操縦 / セミオート操縦時の事故の責任の所在が曖昧で裁判ができない、ってのが問題だったんだよな。今は目視外で操縦した時点で「罪」というシンプルな法律になっている)
テクノロジーの利便性とそれが作る未来の可能性は横において「問題起きた際の裁判の難易度」をいたずらに上げない為に、新しい技術には一旦「使用申請」と「免許」を必須にする処置が取られる
【✓】
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自転車
自転車を買った! 2024年11月4日、自転車を買った。Claigslistというアメリカの、メルカリのようなやつで。自転車を買ってから今(11/9)までいろんな出来事があって、全部楽し愛おしい。
11月4日はNY生活の5日目。1日目にアパートからセントラルパークまで歩いて、セントラルパークの大きさに参り、半分くらい歩き回っただけで、帰宅したら4,5時間歩き回っていたことになり、とにかく自転車が欲しいと思った。Citi Bikeがどこにでもあるから!と行く前に職場の元ニューヨーカーが教えてくれていたけれど、地元民たちからはあんな高いの無駄すぎる、と言われた。元々ニューヨーク計画が立った頃は自転車を持って行こうかと思っていたのだけれど、ヨセミテの話が出てきて登山グッズを持っていくことになったので諦めたのだった。そしてシアトルの乗り換えの時に荷物を一回全部受け取って、入国審査があって、それから国内線への乗り換え、しかも1時間以内、という状況に立ち会った時、“あぁ、自転車なんてとても運べなかったな”と、持ってくることは不可能だった、と諦めがついた。ついたはずだったのに、1日目にしてもう悔しかった、自転車がないここでの生活は勿体無すぎる!と。地下鉄は1回2.9ドルでとてもお得なので乗りまくれるんだけど、気づけば日本円のレートで冷静に考えたら500円弱なので、乗りまくっていると結構嵩む。かといって歩きまくっているのも時間がねぇ。
そんなわけで、中古自転車を買おう、と毎日思うようになった。Claigslistというところでただ同然でボロバイクが出されているのを見始める。 過去に自転車盗難に遭い、あらゆる転売サイトで検索した経験があるので、安すぎて盗難車を捌いている売人に当たるのが嫌だなぁと思いながらも、この切り詰め生活では安いものにばかり目が行く。一件、もうすぐ引っ越すので自転車が不要になった、という良さげな投稿を見つけてとりあえずメッセージを送って返事が来ないので寝た。
翌朝、まだメッセージの返事が来ていなかったので、もう2件ほど気になる投稿にメッセージを送って朝ごはんを食べていたら、1件からすぐに返事が来た。良いよ、何時にする?と。過去にClaigslistで車を買ったことのある大家(友達)によれば、Claigslistには本物もいれば、危険もある、という恐ろしい例を聞く。変なところに呼び出されて銃出されてお金だけ取っていかれるという例がたくさんあるそうだ。大家の友達はそれで大変な目にあっただとか。 ビクビクしはじめる。でも待ち合わせ場所は人通りの多い場所だし、昼間だし、きっと大丈夫だろうと大家が言う。地図を見て、もしやばくなったらマクドナルドか地下鉄に逃げ込もう。シューズはランシュを履いて逃げれる準備万端にして出かける。メッセージが来てから1時間と経たずに出かけた。 住んでるアパートはアッパーウェストサイドで、待ち合わせはマンハッタンの結構下の方で、40,50分かかる。その間中ドキドキしながら向かった。Delancey St-Essex Stという駅に待ち合わせの15分前くらいに到着し、対岸の銀行で80ドルを下ろす。
待ち合わせの角に行く。こちらが先に待ち合わせ場所にいるのはちょっと怖かったので、歩道の反対側に立って待った。あの人かな、この人かな、と対岸の角を行き交う人間を観察するのは、アクション映画に入り込んだみたいな気がしてちょっと楽しい。反対側からでもマクドナルドのWi-Fiが入ったのでネットもあってグッド。11時の待ち合わせ時間になっても現れず、「自転車持ってくるんだよね?」とメッセージを送ったら直後に、おじさんが自転車に乗ってきた。中華系の大きなおじさんが自転車を待ち合わせ場所に停めたので後ろから声をかけるとにこやかであまり危険オーラは感じない。待て待て、とジェスチャーしながら携帯電話で電話をかけ、突き出してくる。電話を取ると陽気な男の声が聞こえて、「どう?気に入った?」と。「おう、はい、やー」的な返事をして、まずは乗らせてくれ、と言おうと思っていたら間髪入れずに「まぁまずは乗ってみてよ」と言われる。「そう言おうと思ってたんだサンクス、乗ってみる」と言って電話をリン(林)という男に戻して乗ってみる。
座高が高すぎる。座れない。買っちゃいけないかなとも思うけど、とりあえず動作に問題はなさそうだし、写真で見ていた以上に見た目が気に入った。座高は高くても乗れなくはないし、3ヶ月だけだし、とにかくこの売買の状況がおっかないし、ということで戻って、「買うわ」と言っておじさんに80ドルを手渡した。サンキューサンキューと言い合ってとっとと別れた。
さて、マップが自転車用ルートを示してくれるあたりで既に予感があったのだが、マンハッタンあるいはニューヨークは、ものすごい自転車大国だと思う。自転車用の道が古くから整備されていて、車より自転車が優先されている。道の整備のされ方は本当に自転車乗りにとって理想的な幅と道筋だし、車にとっても歩行者にとっても自転車道と自転車の存在が当たり前のこととして存在している。自転車マークの信号もある。座高高くてずっと立ち漕ぎであっという間に汗だくだけれど、気分は高揚していた。セントラルパークを走る際に降り坂で何もせずに自転車が進んで行き、これまで乗っていたどんな自転車よりも大きくてタイヤ幅もあるため安定感抜群で両手離しができる、もう最高の気分だった。 結局1時間以���かけて帰宅し、アパート前の何台か括り付けられている木の囲いの鉄格子に括り付けて部屋に戻った。
その日の午後は大家がカフェワークということで私も一緒にカフェに。嬉しくて子供みたいにとりあえず自転車をひいていく。カフェの中からも見える位置のバス停のポールに自転車を括り付け、美味しく大きなチャイラテでカフェワークタイム@Plowshares Coffee Roasters.
カフェからの帰り道の出来事である。ハーレムをチャリで走って、大きな交差点で信号待ちをしている時、黒人さんから写真撮っても良い?ときかれる。「私の写真?」と驚いた感じで答えると、そう、と言ってカメラを指差していた。もちろん、と答えて何枚か撮られる。ハーレムでチャリにまたがるアジア人、という構図だろうか?振り返ると確かに背景はニューヨークのそれで、黄昏時刻のトラフィックを背景に私が映った写真だった。貰えばよかった、あの直後からずっとそれを後悔している。この悔しさが胸に艶やかに残っていることそのものも楽しんでいる。
そうやって自転車を買った1日がいろんな感情を味わわせてくれて終わった。
翌日、day6 of NY life。この日はPublic Libraryで仕事やいろんな片付けをすることにした。もちろん自転車でBryant Parkに向かう。走り出して間も無く、タイヤが凹む。昨日は必死に漕いで帰って気にしなかったけれどまぁまぁ凹んでいた。でも今朝になって一段と凹んだ気がする。気分も凹んでくる。やっぱり咬まされたか〜。これ以上ない安物買いの銭失い過ぎる〜と、大層気持ちの良いハドソン川沿いの自転車道を走りながら大汗かいて悲しみながらもただ��だ気持ちよくて、気分がごちゃ混ぜ。とりあえず図書館行って自転車屋調べて持っていこう、と漕いでいった。6日目になるまで一度もタイムズスクエアに行こうとよぎりもしなかったけれど、ガッツリ通過した。昨日も通過したけど中央道ではなかったので、今日は本当にガッツリ通過した。自転車で通過するくらいがちょうど良いのではないかなとか変な感想を抱いた。竹下通りを通る時のあの感覚だね。
まだまだ慣れない路駐という常識。ちなみにアパートの前に路駐して一晩明けたら鍵にガッツリ切ろうとした形跡が残っていた。怖過ぎるでしょ。一晩目なのにもう切り跡が!でも道路の至る所に自転車停めのポールがある。凄いよなぁ。日本には無いなぁ。というか日本は道が狭過ぎるか。とまぁポールに行こうと横着をして階段を数段、持ち上げないで自転車をガタガタと降ろしたら早速チェーンが外れた。横着な自分が嫌になりながら、仕方あるまいと手を汚す覚悟でチェーンを嵌めようとしたら、どうにもこうにもハマらない。これまでにない大きな自転車で、スタンドがなくて、基本的にオンボロで。格闘していたら、「Yo!」と黒人のお兄ちゃんがやってきて、あっさりと助けてくれた。通りかかったら何や大変そうじゃん、と思ってさ、ということだった。ありがとうが過ぎるっす!と固い握手をお互いチェーン触った汚れた手で交わして別れた。あったけぇなぁと思った。自転車じゃなかったら出会わなかった暖かな兄さんに出会えたのか、とか思いながらPublic Libraryに入っていってテンション爆上がりした。何じゃこりゃ。もう毎日ここで仕事しよう、そう思った。でもちょっと寒い、天井がやたらと高いので。明日から暖かいもの持って来よう。
調べた近所の自転車屋さんに持っていき、きっとチューブがダメだと思うんだ、と言ったら、そう?問題なさそうだけど?とちょっと強面なヒスパニック兄さんがシュパシュパと力強く空気を入れてくれて万事休す。 最高の気分で帰宅した。何と言ってもやはりセントラルパークの坂を駆け抜けるのは最高に気分がよくて、もうこのライドだけで80ドルの元は回収できたわ〜などという気分。
そしてday7、今日も今日とて図書館へ。と思いきや今度はチェーンが噛み合わない。経験したことのない噛み合わなさで、日本語ですら説明できない状況に陥った。図書館など行っている場合ではなく、昨日空気を入れてくれた自転車屋さんに駆け込んだ。昨日と同じ強面な兄さんは、これはお手上げだわ、ということでうちじゃなんもできねぇ、こっち行ってみて、と別店舗を案内してくれた。やっぱりダメだったか〜ポンコツ車、そんな気分で案内された別店舗に行ったら、なるほど本格的な自転車屋さんだった。置いてある備品全てなかなかの高級品がズラリ。やってくる客も結構ちゃんとしたロードバイクばかり。日本語でも説明できない状況を英語で話したってなんら伝わらない。タチの悪いことに、一見なんの問題もないのだ。でも漕ぐと、なぜかチェーンがハマらない。受付のお相撲さんみたいに大きなおじさんが、なんやこの子、言ってること分からん、って感じで立ち上がり、「マエストロォ!」と奥に向かって叫ぶ。ついてこいというのでついて行ったら、マエストロと呼ばれる髪の毛はペっっっとりとポマードで撫で付けられた小柄なおじさんがむしゃむしゃとサンドウィッチを食べているところだった。お相撲さんが私の言ったことをスペイン語で繰り返し、サンドウィッチを咀嚼しながらうむうむと頷いたマエストロは、「食い終わったら見るからちょい待て」と合図してくる。どうなることやら、という気持ちで、ゆっくり食べてくだされ、と言って店内物色。
一通り自転車を点検したマエストロは、何が問題なの?と。色々がたついているところ微調整したから乗ってきてみて、ということで、おそらく問題解決していないだろうと思いながらちょいと乗り回し、やはり解決していないので戻った。熱心に台に乗せて再度チェックしていたマエストロは、「一体何年乗っているんだね?この自転車は」と���いてきたので、「んー、1日」とつまらんジョークのような返事になった。「一昨日見知らぬ男から買ったんだ」「いくらで?」「80ドル」「80ドルか」 マエストロの目から見て80ドルが高いのか安いのかは分からなかったけど、マエストロは私が貧乏人であることはちゃんと分かったのだと思う。 ここもここもあれもこれも、もう変えなきゃダメなんだよね、ルーズなんだ全部、そう言う。「ルーズ?」「ルーズ、緩んでいるんだよ全部」「あぁlooseね」まぁ驚かないね。「でも全部変えたら、もうすごい値段になっちまう」「だろうねぇ」いくらになる?とは聞かないし、マエストロもいくらくらい、なんてことは言ってこない。10年以上ロードバイクに乗っているからよーく分かる。備品ひとつ変えるだけだって偉い出費なのに、この為替で、そんなに何箇所も変えるなんてできっこない。「どうにもならんかねぇ」と言っても仕方のないコメントをした。
良いなぁ、と思ったのは、日本の自転車屋さんだったらこんなオンボロ車鼻から相手にしてくれない状況で、マエストロはしっかり向き合ってくれていると言うこと。良いなぁ、と思った。日本だったら、こんなにまで古くなる前にオーバーホールか買い替え、とすぐ言われちゃう。だから、無理に交換を進めてくるわけでもなく、油差したりネジ締めたり調整してくれる姿が良いなと思った。 「よし、ちょっと俺に試させてくれ。どうにかならんか試してくる。」マエストはそう言って、自転車を持って消えた。と言うか道路に出て漕いでどこかに行った。しばらく帰ってこなかった。その間にも立派な自転車を持ち込んでくる今にでもレースに出れそうなガチな格好の男たちがよく店にきた。マエストロは忙しいだろうに、こんなオンボロ車に時間使ってくれて〜と言う気持ち。 戻ってきたマエストロが吉報を告げる。「この段とこの段のギアチェンジはするな。こことここはまだ使える。でもこっちの段にしちゃううと飛んじゃってダメだ。分かったか?この段とこの段だ」と。 アンティーク車のギアチェンジは怖すぎてしてこなかった。1回でも試みて2度と戻らないなんてことが容易に想像できたので、ギアは触ってこなかった。マエストロは前後の全段試してきてくれたという。ありがとうマエストロ!!! まだなんとか乗れそうで、とってもありがたい。結局たったの8ドルと言うお会計だった。
良いなぁ良いなぁ、と言う気分でこの日は走った。こんなオンボロ車でもまだ乗れる策を考え出してくれる、自転車屋さん自体が。そんな自転車カルチャーがとても良いなぁと思いながら、まだ2日しか付き合っていないのに早くも愛着が湧き出していることに気がついた。
翌朝アパートのエレベーターから自転車を出すところを手助けしてくれたお父さんが、「なんだってそんな大きな自転車乗っているんだい?世の中にはもっと小さくて良い自転車がたくさんあるよ!俺は自転車屋で働いているんだ。」と話しかけてきた。良いの良いの、あたいはとりあえずこいつで良いのです。
マエストロに見てもらってからはなんの問題もない。問題ないどころか、コーニーアイランドにも行ったし、フェリーにも乗った。買い出しもピクニックもカフェも本屋も、それからイーストに住んでいる友達の家にも、全部全部自転車で走り回っている。もう地図を確かめることも無くなった。片道20km超えのブッシュウィックまでも、マンハッタン中を走り続けてブルックリンブリッジ渡って漕いで行った。自転車のないNY生活はやっぱり全然考えられないし自転車だから出会えたあれこれが全部楽しい。嬉しい。

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経済産業省は今月発表した通商白書で、円安なのに輸出が伸びていないと指摘した。財務省・神田財務官は私的懇談会の報告書をまとめ、日本企業が海外で稼いだカネが半分しか日本に還流していないことの問題点を投げかけた。 財界のカンファレンスでは、経営者たちが「日本が投資を呼び込めな���理由」を赤裸々に語り、変革を呼びかけた。政府や経済界はなぜ、じれているのか? 突破口は何か? (日本テレビ解説委員・安藤佐和子) ■通商白書…円安でも輸出が伸びない 今月、通商白書が公表された。そこで特に注目されたのは“円安なのに輸出が増えない”こと。 かつて1ドル=70円台、80円台だった時代、経済界はこぞって円高による苦境を訴えていた。 ・2012年1月 経団連・米倉弘昌会長(当時)「円高が輸出企業の経営を圧迫している」 ・2012年12月 トヨタ自動車・豊田章男社長(当時)「超円高をはじめとする六重苦は解消されず(略)このままでは、民間企業による必死の努力の限界を超え、日本のものづくりを守り続けることは難しくなってしまうのではないか」 それから12年たった今、円相場は全く逆の状況にある。1ドル=160円前後での推移。円の価値は当時の半分ほどとなった。確かに円高の時に苦境を訴えていたグローバル企業の多くは、過去最高の利益をあげている。 しかし、通商白書は次のように指摘した。「円安は輸出の好機であるにもかかわらず、実質で見た輸出(の数量)は伸び悩んでいる」。なぜか。企業は円高の時代に指をくわえて見ていたわけではなく、生産の多くを海外に移してしまったからだ。その結果、いわゆる“産業の空洞化”が引き起こされ、当然ながら輸出量の減少につながった。したがって、円安になったからといって、輸出量がそう増えるわけでもない。 白書はさらに、もう一つの背景を指摘した。企業が輸出によるメリットを数量の多さではなく、為替の差益に求めるようになっているというのだ。かつてのように、円安を武器にして価格優位で販売を伸ばす手法ではなくなっているという。企業からすれば、利益が増えるなら、それでいいかもしれない。だが、大企業が販売量を増やさないということは、そこに納めている中小下請け企業の売り上げも増えないだろう。だからといって「グローバル企業は、けしからん」と責めたてられる話でもない。 では、どうすべきか。まず白書は「円安は中小企業などが輸出を新たに始める好機」として、万全な輸出支援を継続するとした。また、国内生産拡大を後押しする施策も強化されている。例えば、半導体や先端電子部品、産業用ロボットなどの生産設備投資などの費用を助成する。では、生産の国内回帰は増え、日本経済は好転するのか? まさに、その処方箋づくりに向けた議論が財務省の一角で行われていた。 神田財務官報告書――大企業のもうけ、日本に戻るのは半分 「日本を強くしていくことを提言したい。放っておいたら相当まずい」財務省・神田財務官 7月2日 為替相場急変のたびに、メディアにお目見えする神田眞人財務官。7月2日、私的懇談会の報告書を発表し「大企業が海外で稼いだ利益が日本に戻ってきていない」ことを指摘した。報告書は第一線で活躍するエコノミストや大学教授らとまとめたもので、「国際収支を切り口として日本経済の課題を洗い出し、課題克服のための処方箋を議論した」というものだ。 2023年度、日本の経常収支は過去最大の黒字を記録したが、内訳を見れば貿易収支もサービス収支も赤字。黒字だったのは「第一次所得収支」、つまり、海外子会社からの配当や海外投資から得る利子などにとどまった。ただ、そのもうけについても神田財務官は、こう指摘した。「非常に心配なのは(海外で得たもうけの)多くが海外で再投資されている。少なくとも海外直接投資による収益の半分は、日本には戻って来ないという状況」。国内向けの投資は“日本が投資対象としての魅力に乏しいことを反映し、長らく停滞して��た”(神田氏)という。 2000年から2022年にかけて海外への投資は約8.5倍に急拡大。国内設備投資は1.18倍(国際収支から見た日本経済の課題と処方箋報告書より) この結果、生産設備が古いまま→新しい技術の活用につながらず→取引先等、中小下請け企業も含めて生産性や賃金が低迷した、と指摘している。 さて、処方箋は何か? 神田氏の報告書で挙げられた一つは「期待収益率」を高めること。日本に投資したら、高いリターンが得られると認識されることだ。そのためには、これまでの「既存の雇用や企業を守ること」重視の政策を変え、市場から撤退すべき企業は撤退させ、「成長分野への労働移動(転職)」を円滑化する。また、AIやデジタルなどの先端分野・高付加価値分野での国際競争力を取り戻すために、人への投資や技術開発を促す政策も重要だとした。 ◇急がないと結構しんどい 経済同友会 軽井沢セミナー 7月4日 7月いっぱいで退任が決まっている神田財務官。「一時的な失業率の上昇を許容して、労働移動して、高い賃金を出せるところ、成長する企業にリソース(人材、資金)が行くようにするのは、そんなに簡単じゃない。政治構造が、どうしても持続可能性がない企業を守るようなところにバイアスがかかる仕組み。けれども、さすがにこれをやっていたら、もう日本が持たない」。現政権もその方向で進めているとの認識を示した上で、「急がないと結構しんどい。急いでやれば、かなりの勝算はあると思う」と話した。 (中略) ◇ゾンビのまま放置しない 通商白書、神田報告書、経済同友会の議論、これらから発せられたのは、「今こそ、停滞していた日本を変える時だ」というメッセージだ。グローバル企業が、おのおの海外で稼いでいるだけではダメで、日本に資金を呼び込み、それによって競争力を高め、利益を出す。そのためには、強い分野をもっと強くし、人材もそこに寄せる。 裏を返せば、衰退産業、いわゆる“ゾンビ企業”を優遇して温存してきたやり方に、今度こそ見切りをつける(必要がある)。そうでなければ「日本は持たない」。「ゾンビ企業に退場を促すこと=冷徹」とはならない方法はあるだろう。ゾンビのまま放置するのではなく、そこで働く人たちに、よりよい人生への道筋を提示する方に知恵とカネを使うべきだ。
【解説】大企業過去最高益、日本に還流せず 日本に投資を取り戻す、政府、財界の案は?(日テレNEWS NNN) - Yahoo!ニュース
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2024年5月31日

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メリットも課題も見えてきた! 次世代型電動車椅子 バスに乗る時どうすれば? 誰でも自由に移動できる社会に向けて 県バス協会が研修会 広島(RCCニュース)
オシャレで軽くて操作しやすい…そんな次世代型電動車椅子の普及とともに、困ったことも起きているようです。“バスの町”・広島で研修会が開かれました。
広島県バス協会が主催した研修会には、およそ50人が参加しました。

注目されているのは、この次世代型電動車椅子。2012年創業のWHILL社が手がけるもので、デザイン性や操作性をウリに販売台数はここ2年で5倍という勢いです。

ただ、課題も見えてきました。例えば、介助者のハンドルなどがないためにバスの車内に固定するのが難しいこと。
あるいは、こんなことも…。バスに乗り込むスロープの上で前輪が浮き上がって後ろに転倒してしまったのです。

車椅子が安全を保証する傾斜角度は、最大10度ですが、実際の道路事情によっては、それより急なことがあるためです。幸い、けが人はまだいませんが、関係者は危機感を高めています。
広島県バス協会 事故防止対策委員会 玉田和 委員長「私どもの使命としては安全に運ぶというのは使命でありますので、メーカーのWHILL社様と一緒に安全に運ぶためにどうすればいいかっていうのは今後、ちょっと、いろいろ考えていきたいなと」
WHILL 広報 新免那月 マネージャー「みなさん、ユーザーさんにしっかり乗って、外に行って楽しんでほしいっていう気持ちはすごい。ルートは違えど、最終的に目指すところは一緒なので、もっといい移動ができる社会ができるんだろうなというふうに思っています」
どんな人も自由に移動できる社会に向けて、具体的な模索が始まっています。

全国で5万店以上あった「魚屋」=鮮魚専門店が1万店を切った。激変する日本の水産流通(東洋経済オンライン)
鮮魚専門店数は今や全国で1万店を切った(写真:PIXTA)
日本の漁業が危ない。生産量はピークの1984年から7割減。輸入金額も増え、海外勢に買い負けている。持続的な漁業を確立しなければ、消費者もおいしくて安全な魚を食べ続けることはできない。
『週刊東洋経済』6月1日号の特集は「全解剖 日本の魚ビジネス」。特集ではデータによる漁業の「今」や、漁師の実情、企業による養殖ビジネスの最前線リポートなどを取り上げた。

【グラフで見る】「魚屋」=鮮魚専門店数の推移
ここでは激変した日本の水産流通について、北海学園大学の濱田武士経済学部教授が解説する。
日本漁業の発展プロセスにおいて、卸売市場が核となった市場流通が果たしてきた役割は大きい。多様な魚が水揚げされ、卸売市場に持ち込めば何でも販売してくれるし、われわれの食を潤わせてきたからである。
だが今日、その役割に陰りが生じ、市場外流通が拡大している。
漁業生産の現場は漁獲量や魚種構成が日々変動する。水揚げが集中する時期もあれば、しけなどで出漁が限られる時期もある。農業も天候に左右されるが、漁業はそれ以上に自然の影響を受けている。魚の鮮度落ちは農産物より早く、ストックできないことから、漁業者は水揚げ後すぐに販売していくほかない。
市場流通はその特性に合わせ、需要先に素早く流通させる仕組みとして機能してきた。
■産地と消費者の2大市場がある
市場流通は次のようになっている。
全国の主要漁港には産地市場が設置されており、水揚げされた魚がすぐに産地市場の卸業者に販売委託され、競りを通じ高値をつける仲買人に販売されている。仲買人は買い付けた魚について、各地のニーズに合う魚を発泡スチロール箱に詰め、消費地市場へトラックで輸送する。
その荷を受けた消費地市場の卸業者は、競り・入札・相対によって仲卸業者や売買参加者に販売し、消費地市場へ買い付けに来る小売業者や外食業者に販売する。産地と消費地で2段階の卸売市場を介したネットワークが全国の漁業者と消費者をつないでいるのだ。消費地市場しかない、青果や花き、肉の市場流通と異にしている。
卸売市場はさまざまな産地から多様な生鮮品を集荷し、需給バランスを考えて相場形成を図り、短時間で大量の生鮮品を販売。出荷者が取りはぐれないように代金決済を短期間に済ませている。
生産者自らが営業活動して商品を小分けし販売するとなると、短時間で終えることができず、代金回収リスクが生じるうえ、高い価格で売れたとしてもコスト割れする。小売業者や外食事業者自らが生鮮品を必要に応じて、各産地から直接集荷するとなると時間を要し、仕入れコストは高くなる。
にもかかわらず市場流通は多段階で、生産者の売値が安いのに中間コストが高く、「消費者は高く買わされている」と主張する人がいる。流通の量や時間、コスト、リスクを踏まえると、それは的外れな話だ。むしろ市場流通は生産者にとっても実需者にとっても安上がりの仕組みなのである。
■鮮魚店が客に魚の知識を伝えていた
だが水産物の卸売市場の経由率は落ち込み続けている。1980年には80%を超えていたが、落ち込み続けて近年、50%を下回るようになった。これはなぜなのか。
水産物とは、いわゆる鮮魚(生魚)や加工品、冷凍品に分類される。中でも市場の流通機構に強く依存し、わが国の中で水産物消費を牽引してきたのは、鮮魚だった。しかし、この鮮魚流通がだんだん縮小してきたため、卸売市場の経由率が落ち込んでいった。
実は「現代日本の魚食文化」は、もともとあったものではなく、市場流通とともに拡大してきた。その中で鮮魚の需要を喚起してきたのは鮮魚店であった。
鮮魚店は毎日早朝に地元の消費地市場��出かけて、そこで地元の消費者のニーズに合う魚を、仲卸業者から仕入れている。旬でない魚や見慣れない魚は安い。そうしたものでも仕入れ、どうすれば美味しく食べることができるか、仲卸から聴いて研究する。このような蓄積があって、店舗では来客に魚の知識を伝えながら、鮮魚需要を喚起してきたのである。
家計の食材別消費動向と鮮魚店数の推移を見ると、1980年代前半の家庭内における魚介類の消費は肉類や野菜・海藻を上回り、最も高かった。鮮魚店の数も5万店超で大きく減っていなかった。市場流通の末端で鮮魚店が魚の需要を喚起し、現代の魚食文化を育てたのである。
■店に並ぶのは、切り身など加工品、定番の冷凍品
ところが1990年代に入ると、鮮魚店が街中から消え、近年は1万店を切る。スーパーマーケットが台頭し、ショッピングモールの出店攻勢によって、ローカルな小売店の環境は激変。大型店に客を奪われてしまい、鮮魚を扱う専門小売店から消費者が離れていった。それでも大型店で鮮魚需要が喚起されればよかったが、鮮魚店のような対面販売は行われなかった。
店頭で売れ残りリスクを回避するため、商品棚が埋められたのは、主として価格訴求力のあるマグロやサケ、サバなど定番の冷凍品や、バックヤードで調理された切り身や刺し身をパッケージ化した加工品だ。冷凍在庫が可能なこれらは消費地市場に頼らず、メーカーから安定的に直接仕入れればよい。こうして鮮魚売場に需要喚起の場はなくなり、卸売市場の経由率は落ち込んだのだった。
世帯状況の変化も関係している。長引くデフレ不況で可処分所得が減り続け、消費志向もモノからコト、情報へと変わる。核家族化で単身世帯も増え、家族規模が小さくなって、料理の機会は減少。生鮮品の素材よりも総菜や調理済みの食材を買う機会が増えた。
鮮魚においては生ゴミが出るし、消費者が求めるタンパク源として水産物にこだわる必要はない。魚と比べて非可食部がない肉のほうが、摂取カロリーとの関係で見ればコストパフォーマンスがよい。
鮮魚店が街から消え、家計における魚の消費は大きく減り、最も消費金額が少ない食材になった。料理屋やすし屋など外食分野は魚の需要を喚起しているが、鮮魚市場の拡大を牽引するまでの力は持っていない。産地の魚価の形成力が弱まるのも無理がない。
1990年代からの円高やデフレによる内需縮小が決定的となり、食品市場は輸入食品が氾濫して過剰供給状態となった。魚価への下げ圧力も強まり、漁業者だけでなく、卸売業者の廃業も加速した。ただ、近年では円安基調が強まり、インバウンドにも日本食ブームが広がっている。皮肉にも日本の消費地市場から鮮魚、それも高級魚が海外へ輸出される時代だ。
市場流通は鮮魚が生命線。それが多様な魚種を供給する日本漁業を支えてきた。鮮魚流通の復興があれば、漁業の未来は明るいが、残念ながら予兆はまだ見えない。

祭りやデモ、道路使用に手数料 愛知県警、6月から2500円徴収(中日新聞)

道路使用手数料6月から祭りなどでも徴収へ 愛知(NHKニュース 5月17日)
愛知県では、全国で唯一、祭りやデモ行進などについて「道路使用許可」の手数料が免除されてきましたが、6月からは手数料を徴収することになりました。
道路交通法では、道路でイベントや工事などを行う場合、警察に届け出て「道路使用許可」を取ることが必要で、警察は手続きに際して手数料を徴収しています。 全国の都道府県警では、申請があった場合は、原則、一律で手数料を徴収していますが、愛知県警はこれまで地域の祭り、デモ行進、演説などについては免除してきました。
こうした中、愛知県が令和2年から進める行財政改革の計画をもとに、県警が業務の見直しを進めた結果、ほかの都道府県警と基準をそろえる必要があることなどを理由に、手数料を徴収することになったということです。 地域の祭り、スポーツの競技会、デモ行進、選挙期間外の演説のほか自動運転車の実証実験などが含まれ、申請ごとに2500円の手数料が徴収されます。
6月1日以降に許可の申請を行った場合に、対象になりますが、国や自治体、公的な団体などが主催するイベントなどは引き続き手数料は免除されるということです。 また、選挙期間中の演説は、申請の必要はないということです。
愛知県警はイベントなどを開催する際は、各地の警察署に確認して欲しいとしています。
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"迎春寿福" 令和六年正月。/ チューリッヒの友人への返信、「倫理観をデザインする時代」。平川武治
article(143) "迎春寿福" みなさま、あけましておめでとうございます。 令和六年正月吉日。 IMG_5405.MOV
昨年もこの、"Le Pli"に関心をいただきありがとうございました。 今年もぼちぼちと変わらない視点で、日本のファッションメディアと称する媒体では 書けない真実を誠実に見つめ、書き連ねる覚悟です。 好奇心在る方はどうか、よろしくお付き合いと共に、ご指導、ご鞭撻ください。
さて、年が変わった今年は新年早々、色々な災難が起こってしまいました。 多分、これからの今年は順風万歩とは行かない"月の周期"に入ったと危惧してください。 今、私は80歳になろうとしています。 ファッションの世界ではすっかり "オールドスクール "になってしまいました。
かつての白人至上主義者によって構築された 「西欧近代」のパラダイムが限界に達してしまったという現実。 そして、現在のライフスタイルはより物質的な豊かさとなる。 そんな時代のファッションの世界におけるファッション・デザインは 今後、これにどう向き合うべきなのか。 そのためにファッションビジネスはどうあるべきか。 また、そのために避けられない"新しいパラダイム"とは? こんな視点をコロナ以前から、私は学生やこの世界の人々に機会あるごとに 提言するようになりました。 「これからのファッション・ディレクターであるあなたたちは、 何をディレクションするのでしょうか?或いは、すべきですか? 何を演出すべきか、何を創造すべきか? もう、こんなにありとあらゆるモノがある時代なのに? まだ、"ゴミ"をつくるのですか? そして、ファッション・ビジネスとはただ、儲けるためなのですか?」
「西欧近代」が崩壊したこの時代に、私の40年の経験とそこから学んだスキルそして、 私のこころの中にある感性をひとつにして、接する若い人たちにこの現実とその根幹を 語っています。
私の答えは、「これからは、ファッションの世界の人達も"倫理観"を念頭に置いて、 ビジネスを想像し、デザインし、イメージングしてください。」です。 私の現在の"ファッション・キーワード"は「倫理観」です。
おそらく、あなたが「サステイナブル」でやっていることの基本でもあるでしょう。 そして、古い「西欧近代」のパラダイムをどこまでも引き伸ばそうとするあなたたちの 世界の中で「SDGs」や「サスティナブル」は「地球及び、自然環境と人間生活のための 倫理」がテーマで根幹でありますね。
ここで、私たちが日本人であるために、皆さんとは異なる「宗教とその哲学」からの 「倫理観」も、今後の"新しいパラダイムシフト"には絶対に必要な"思想と考え方"で あると信じているからです。
亡くなって1年が経った、VIVIANNE WESTWOODの"パンクスピリット"は 彼女の晩年の生き方を知れば知るほど、とても強靭でラギッドな気骨ある"パンク精神"を 持ち続けられたファッションデザイナーとして尊敬の念が深まるばかりの人です。 彼女の晩年の "パンク "は、自分のブランドのために「サステイナブル憲章」の制定と その実践に尽力したことです。また、私生活でも"ヴィーガン"を実践していた人でした。 そして、私に目に見える形で大いに好奇心を持つことを教えてくれた一つが、彼女独自の 「VIVIANNE WESTWOODのパンクスピリット」な生き方でした。 この彼女の強靭なパンク精神である「サスティナブル憲章」のお陰でこのブランドは今、 実質、営業成績が世界規模で"右肩上がり"という現実を生み出しています。 ここで、やはり日本で「パンク」を売り物にしてきたデザイナーが功労賞を貰った途端に 彼女の口から「パンク」が消えてしまうまでの"なりすまし人格"が気になりますね。 これがヴィヴィアンと川久保の二人の女性の「倫理観」の違いと「気骨」の置所の現実で なのでしょう、残念ですが。 どうか、"プレス"が発言することのみを報じるだけの日本のファッションメディアの人は 是非、これを入手して、ご一読、学んでください。
ファッション界の実態は例えば、ファッションにおける "ダーウィニズム "が "ファッション・クローン "を生み、これが「ファスト ファッション」や「SPA」と称され、 グローバリズムという新たな植民地主義が "グローバル・ノース "と "グローバル・サウス "を 生み出し、世界をより "二極化 "させてしまいましたね。 結果、このファッション界も"二極化"した「ハイモード」と「ファストファッション」構造 が構築されただけで、彼らが求める「業欲」の拡大構造は相変わらず肥大化している現実。
例えば、日本のファッションブランドの世界では、「彼らは年間の総生産数を発表しない。 そして、年間総売上高も公表しない。また、"サブブランド"を作り、年間総生産数をただ、 むやみに増大させているに過ぎないただの自分たち企業の為の強欲ビジネスでしかない。」 もちろん、ファッションメディアは彼らたちの「実際の売上も知らず、在庫残数や納税額」も闇に葬る。
まだ、この「ファッションの世界」の現実は私が思う「倫理観」がかなり、 希薄な世界でしかありません。
日本においては多くのデザイナーたちが、何らかの"なりすましデザイナー"であり、 私が出会ったヨオロッパでのデザイナーたちでも「虚飾の世界で、虚飾に生き抜く」 ただ、金にタフな人間が多いのも現実の世界です。
故に、新たな時代の、新たなファッションの世界のためのクリエーションとビジネスに おいての"パラダイムシフトには「倫理観」という視点とその認識が、どれだけ不可欠で 必要な世界であるかに目覚める事を提言するのです。 ファッションにおける、新しい機能性や造形はすでに飽和状態であること。 そして、「ファッション クローン」がどこでもいとも簡単に安価に大量に、素早く製造する ことができる時代になったのですから、 「何をデザインするのか?あるいは、何を売り込むのか?」をそれぞれが持つ 「倫理観」を根幹として再考することがより、人間味ある時代性そのものなのでしょう。
追記/ 昨年の6月、3年半ぶりに巴里を訪れたが、すでに私が知っていたパリとはファッション・ シーンが大きく変貌してしまっていました。そこで感じたことは、ファッションの観客や 顧客のほとんどが"有色人種"の時代になってしまったと言う事実でした。 彼らが歴史と共に刷り込まれた「諸コンプレックス」による「ブランドヴィクティム」の ランウェイであり、ファッションビジネスになり、バニティでしかなくなたようです。 そのために黒人たちが作り上げたイメージであり、そのイメージを使って、もちろん彼らが 興味を持つメインの顧客は「黄色人種」でしかないのがより、現実になったようです。 香港は中国市場への玄関口であり、今は韓国が新たな戦場ですね。中国が政治的な 地雷原となった今、「円安」に乗じて「夢よもう一度」と日本人の「ブランドヴィクティム」 への再度なる猛攻撃が、'90年終わりを彷彿させるまでに再び始まっているのも現実です。 欧米の白人社会では「ブランドヴィクティム」は下品であるという「保守」旋風。 ここで再び登場するのが「オーセンティック モード」というファッション観が再び。 事実このため、「ラグジュアリーブランドビジネス」は営業不振へ落下進行中。 これが私が見て感じた3年半ぶりの「パリのファッションの世界」の実情なのです。(完)
文責/平川武治。 初稿/2024年正月3日。
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猫ノ沢事件(ねこのさわじけん)とは、1916年(大正5年)に秋田県河辺郡船岡村船岡字猫ノ沢(現大仙市協和船岡沢内)で発生した事件である。この事件により全国一の密造酒摘発地であった秋田県での密造酒の習慣を大きく変えるきっかけになった事件であった。「猫ノ沢」の地名は資料によっては「猫の沢」と記述される場合も多いが、この記事では前者で統一する。 概要[編集] 沢内白山神社神社の前が猫ノ沢事件の現場となる 1916年(大正5年)6月24日、秋田税務署間税課長ら一行8名は、未明豪雨の中を濁酒検挙のため、河辺郡船岡村船岡字猫ノ沢部落に向っていた。早朝から同部落を調べ、隣接の庄内部落に向かう途中、猫ノ沢部落に向かう夫婦連れに出会う。署員は「どこから来たか」と尋ねたところ、男は「貴様らの如き者に用事はない」と暴言を吐き、突如Kに組み付いて押し倒したので、他の署員が取り押さえて不心得を諭した。ところが、その夫婦は猫ノ沢集落に帰って、「いま税務署属らに不当の暴行をうけ殺されるところだった」と伝えた。部落民は日頃から濁酒検挙で税務署属に悪感情を抱いていたところから憤慨し、その暴行への復讐、および再び濁酒検挙にこないよう打ちこらしてやるべきだと相談がまとまり、税務署属の帰路を襲うべく盤木を鳴らして部落民を小学校前に集め待機した。一方税務属一行は、猫ノ沢部落白山神社付近の沢合いや堰端、田圃など捜索すべく進んでいた。これを知った部落民は盤木を乱打して襲撃を促し、蓑笠を着用し、鎌、鉈その他の凶器をたずさえ、降雨の中を白山神社前に向い税務署属一行と出会うや喚声をあげて襲いかかり、無抵抗の税務署属らを突く、刺す、殴るの乱暴を働き、凄惨な修羅場と化した。税務署属一行は鎌で背部から肺に達する瀕死の重症を負わされた者、鎌で頭部を乱打され骨膜に達する重傷を負った者など5人が重軽傷を負った。この事件は首謀者、実行行為のあった者、あるいは声援して騒いだ一部の部落民が、騒擾、公務執行妨害罪、傷害罪で起訴され、10名を懲役(各6年2名、5年3名、1年5名)、15名を罰金(各30円3名、20円12名)に処する有罪判決が、2名に無罪の判決が言い渡され確定した[1]。 背景[編集] 明治維新以降、酒類に対して一般的に課税することとなったのは、1871年(明治4年)の「清濁酒醤油醸造株鑑札収与税則」[2](明治4年太政官布告第389号、清酒濁酒醤油鑑札収与並ニ収税方法規則)を定めた時からである。この課税制度はもっぱら販売用の酒類を対象として規定されており、自家用のため製造する酒類については「細民農桑ノ辛苦ヲ醫スルカ爲」[3]のものとして課税の対象外としていた。しかしその後、財政規模の拡大とともに酒税負担を漸次増加せしめることとし、また、自家用酒を製造している者には資産家が多く、「細民」はかえって課税された酒類を購入するという齟齬���発生していた。そこで、1880年(明治13年)制定の酒造税則(明治13年太政官布告第40号)は、酒税の増税に伴い、自家用酒製造数量を1石(180L)以下に制限した(同附則)。1882年(明治15年)には、製造数量の制限のほか免許鑑札制度を導入し、免許鑑札料80銭を徴収するとともに、自家用酒として製造した酒類の販売を禁止した。さらに、1894年(明治27年)から翌1895年(明治28年)に行われた日清戦争の歳入不足を補うために、1899年(明治32年)には自家用酒税法を廃止し、同時に自家用酒の製造を全面的に禁止した。しかし、1899年(明治32年)の酒類の製造数量はかえって減少傾向さえ示した。濁酒製造免許者は77%増となったが、その免許を受けるには年間50石(9000L)以上生産することを条件としていた。そのため、部落内の共同出資により団体を結成しその代表者の名義で免許を受け合法的に製造することが考えられていた。しかし、その濁酒を基にしてさらに大量の濁酒を密造する者が続出したため、結局かえって密造を助長する結果となった[4]。 その後、1909年(明治42年)頃から密造取り締まりが厳密に実施され全般的には密造が減少傾向にあったものの、秋田県と岩手県は1916年(大正5年)まで密造激甚地として残っていた[5]。密造禁止の趣旨が徹底せず「自家用酒の製造は本来の悪事ではない」「小さな密造犯を処分するのは法律の目的ではない」「税務官吏の取り締まりは自分の成績を上げるためで、罰金のうち何割かは賞与としてもらうのではないか」という話が流布し、これらが税務官吏に対する怨恨になり、一方犯罪者に対する同情となり、相互庇い合うという傾向すら見られた[4]。 1900年(明治33年)7月3日の秋田魁新報では「酒は蕎麦と同様自家で作るべきものとの慣習は村落民に一つの観念を作り容易に抜けず、自家用酒制限されるや、彼等の不平高まり、税吏をみること疫病神のごとし、時に税吏に対し蛮行を振う愚民もあり、しかも村民一般の感情がかかる蛮行者をみること義民のごとく、犯罪者に対し同情をあたえつつあり、実に笑止千万なり」と報じている。密造酒の摘発には新聞記者も同行して記事を書いているほか、摘発記事などもかなり大きく報じている。税吏に濁酒を押収された家は「ヤマイ神につかれた」としてむしろ同情の眼で見られた。摘発は現品を押さえ、しかも醸造人が明らかでなければ罰金は科せられなかった。そこで、農民たちは知恵をしぼった。期限まで罰金を納められない場合には入獄しなければいけなかったが、この場合は年寄りや女房が夫に代わって労役につくことが多かった[6]。 国は毎年6億円の歳出を必要としていたが、そのうち1億円は酒税によるものであった。当時、秋田県は密造酒による検挙人数はいつも全国一であった。「取締当局としては一罰百戒の見地から厳重な取締による大量検挙以外効果はない」とされ、1916年(大正5年)6月22日に仙台市で開催された東北六県税務署会議に出席して帰庁した千葉税務署長は、23日に濁酒取締について署員をあつめ協議したが、この時に一罰百戒の見本とされたのが猫ノ沢であった。当時の猫ノ沢は「本村より約9km隔たった山間の僻地で戸数約10戸、人の気質は荒く交通不便のため司直の手が延びないことを幸いに、山林の盗伐や賭博など村風も極めて悪かった。濁酒密造も盛んで前年に引き続き、部落で共同して、麹室という大箱4つを設置し、毎月持回り製麹していた」[7]と思われていた。また事件発生直後に猫ノ沢に行った千葉税務署長は部落民にその惨事を問うに「そんな事がありましたか」と言われたり「税務署の人と喧嘩し村の若者も一人殺された」と、とぼけられた[6]。濁酒の常用はまた県民病である��卒中とも結びついていて、1916年(大正5年)の間に脳出血及び脳軟化症で死亡した者1885人(『県統計書』)で病死者数のうち第一位を占めていることからみてもいかに有害なものかがわかるとされていた[8]。 裁判と事件の影響[編集] 猫ノ沢事件の公判は秋田地方裁判所で行われ、1916年(大正5年)10月19日に判決が言い渡された。判決では無防備の税吏に対して農民多数が共謀して凶器を振るい、暴虐の限りを尽くしたのは全国にその例を見ないとして騒乱罪が適用された。また、公務執行妨害罪と傷害罪も併合されたため、2名に懲役6年、3名に懲役5年、5名に懲役1年、3名に罰金30円、12名に罰金20円という厳しい内容となった(2名に無罪)。しかし、あまりにも厳しい判決の上に「事実誤認が多くあって、判決には納得できない」として、有罪判決を受けた25名のうち15名は弁護人を通じて宮城控訴院に控訴した。翌1917年(大正6年)6月22日に出されたのは控訴を退ける棄却判決であった。さらに、この判決に承服しなかった者は大審院に上告した。上告手続きと弁護にあたったのは、名を広く知られた法学博士の花井卓蔵と鶴田忞であった。花井ら弁護人は擬律錯誤や理由不備の不法があるとして、実例を上げながら駁論した。しかし、大審院は同年11月3日、上告を退ける棄却判決を言い渡し確定した[6][9]。 この事件以前は、税務署の取り締まりが非常に冷酷で税務官吏が横暴であるために事件を誘発したのではないかと非難する論調もあり、秋田県において密造者に対する同情心もあったが、事件後は公判の過程で実情が知らされるにつれ民心も一変し、密造に対して矯正する気分が広がった。従来は税務官吏の臨検を蛇蝎視していた地方も、税務署官を地方の旅舎に宿泊させ、地方有力者が税務官吏の地方巡回を遺憾とし、密造矯正を口にすることを栄誉とする傾向さえ発生した[10][11]。 この事件が起きた後の猫ノ沢では、多数の検挙者を出したのは郷村の不面目として小学校に子どもまで全員が集められた。そして警察署長、税務署属、船岡村長、小学校長から、濁酒がいかに弊害が多いものであるかという講話を聞き、一致して密造皆無を誓ったと新聞報道された[6]。 住民の証言[編集] 摘発隊は午前5時ころから、一戸ごとに立会人をつけて猫ノ沢を調査した。ところが、猫ノ沢では摘発隊が来るという情報を前日すでに掴んでいたのか、現品をきれいに処分していた。また、猫ノ沢のある人が羽後境駅から朝の一番の汽車に乗ろうと家を出ると、電灯を灯した人と出会った。船岡の村役場で休んでいるので酒役人だと考え、走って猫ノ沢に戻ってそのことを伝え、さらに庄内部落にも知らせたとする証言もある。一行はひとまず猫ノ沢を引き上げ300mほど奥にある庄内に向かった[6]。 猫ノ沢部落では1916年(大正5年)当時酒役人が来ると、酒役人はすぐ濁酒を置いている場所に行き、1軒や2軒で濁酒を見つけると後の家は捜索せず直ぐに帰った。人々は密告を疑った。こうした事情で部落では濁酒造りは事件発生時既にかなりなくなっており、金を出して清酒や焼酎を飲むように変わりかけていた[6]。 事件の日、朝4時から税務署の署員らは村人の前日までの田植えで疲れた寝込みを襲い無断で家に入り流し場や戸棚、屋敷に土足のまま上がり家を調べた。酒役人らは挨拶もしないで家を次々に調べたという。9人の酒役人らは猫ノ沢で一件の濁酒も発見できず、続いて庄内の捜索しようと川縁のあぜ道を急いだ[6]。 被告Cの妻の証言は以下の通りである。被告Hの妻と、被告BはBが嫁をもらう以前から仲が良いということが部落では噂になっていた。Hの妻は酒役人が家を探して帰った後に、庄内の方に鎌を持って田を見に行った。その後すぐに、Bが鎌を持って庄内の方にでかけた。Bの妻はそれを見てBがHの妻の後を追ってでかけた考えた。そこでBの妻は後を追い、ヤブの中に体を潜めてBを見ていた。酒役人は雨が降る時にヤブに隠れているBの妻を怪しみ酒を隠しに来たのだろうと問うと、Bの妻は田に水を掛けに行く所だと答える。酒役人はその田に案内しろと詰め寄った。そこに庄内の田を見終わったBが帰ってきた。Bは妻に何をすると9人の酒役人に飛びかかって行くが、返り討ちにあう。草刈りに家を出てそれを見ていたGは、Bが殺されると助けを求めて猫ノ沢を叫んで歩いた。Bは顔や手足が血だらけでひどい姿であった。Bは仕返しを口にするが、周囲の者になだめられて気持ちを落ち着かせ、朝食を取った。そして、大曲営林署の下刈り仕事に行こうと刈払鎌を持って家を出た。猫ノ沢部落の男が鎌を持って白山神社の方に行くと、酒役人が白山神社の周囲を捜索して猫ノ沢の方に向かってきた。それを見たBは腹の虫が収まらず「殺してやる」と酒役人に突進して行った。「またBが殺される」と一緒に走って行った。盤木はIの家に泊まっていた大工が騒ぎを聞いて偶然打ったものだという。証言からは、この時下刈りに一緒に行った者は5,6人で、事件は偶然に発生したとする。取り調べは事件の3日後から始まった。証言では、度胸が無い男と周囲から嫌われている男が目をつけられ、警察から「事件の一切を打ち明けると許してやるから」と言われ次々に村の人々が収監されたとされる。中には病気で歩くのも大変だったEも収監され懲役5年の判決を受けているという。実際には5-6人ほどの人たちしか襲撃に参加していないのにもかかわらず、25人もの人が服役した[6]。 その後、村人は取り調べの様子を話さなかった。そのため野添憲治は、当時かなり厳しい取り調べが行われ、一審の裁判記録が事実と違っていたからこそ、控訴や上告に繋がったのではないかとし、さらに偶然数人で一行を襲った事件なのに、どうして25名が騒擾罪などの重い罪で服役しなければならなかったのか、そこには事実誤認があったのだとしている。残された家族は、男手が無いため田畑を売ったりと生活にかなり苦労した。被告Aと被告Bは出所後、集落の総代や村議会員に推され一応の名誉回復をした[6]。 一番の被害者である税務署員は1917年(大正6年)5月11日に仙台の第二審公判の様子を見ていて、それを日記に残している。Bはほとんど事実を否認あるいは曲弁して、自分一人が税務官らを暴行したと供述した。裁判長から9人の税務官をよくただ一人で追い散らしたのかと問われるが、Bの答弁ははなはだ曖昧であった[4]。 脚注[編集] [脚注の使い方] ^ 『秋田県史 第六巻 大正昭和編』、1977年、p.157 ^ 「租税史料叢書」第四巻 酒税関係史料集Ⅰ~明治時代~ ^ 明治財政史 第5-6巻 221頁 ^ a b c 税務職員の殉難小史 ^ 仙台税務監督局『東北六県酒類密造矯正沿革誌』、1920年 ^ a b c d e f g h i 野添憲治『猫ノ沢事件 -その虚像と実像-』、たいまつ社、1977年、p.65-135 ^ 秋田県警察史編纂委員会『秋田県警察史. 上巻』、1969年 ^ 秋田県警察史編纂委員��『秋田県警察史. 上巻』、1969年 ^ 判決摘要 - 仙台税務監督局『東北六県酒類密造矯正沿革誌』、1920年 ^ 仙台税務監督局『東北六県酒類密造矯正沿革誌』、仙台税務監督局、1920年 ^ 事件の反響 - 仙台税務監督局『東北六県酒類密造矯正沿革誌』、1920年
猫ノ沢事件 - Wikipedia
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未来に向けて着実に前進するための5つの考え方
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未来に向けて着実に前進するための5つの考え方

皆さま、こんにちは。未来に繋がる情報を研究し発信するブログを運営する「みらいものがたりラボ」代表のせにょです。
最近は、未来につながるおすすめの本である7つの習慣のご紹介をしてきました。 今回は少し趣向を変えて、久しぶりに私自身の考えをお伝えしたいと思います。 皆さまは、お仕事をするうえで心掛けていらっしゃることや工夫されていることはありますか?私はあります。それは、20年間様々な経験をする中で、身に着けたものです。 それは、「未来に向けて着実に前進するための5つの考え方」です。この記事を最後まで読めば、変化が加速するVUCA(Volatility(変動性)・Uncertainty(不確実性)・Complexity(複雑性)・Ambiguity(曖昧性))の時代において、少なくとも後退すること一歩一歩着実に前進する方法を知ることができます。興味あるという方は、ぜひ最後までお読みください。
未来に向けて着実に前進するための5つの考え方とは?
先に結論から申し上げますと、未来に向けて着実に前進するための5つの考え方とは以下です。
3現主義=現地・現物・現人を重視する
記憶より記録を重視する
ファクトベースで考える
ロジカル・シンキング
ゼロベースで考える
未来に向けて着実に前進するための考え方をどうやって身に着けたのか?
未来に向けて着実に前進するための考え方を私はどうやって身につけたのか? その応えは、「20代から30代にかけてトライアンドエラーしながら身につけた」です。 20代のころ、私はとにかく夢見がちでした。なんでも「思い通りになるはず!」と、大して調べることもせず、思い込みで行動しました。その結果、仕事やお金において、知っているだけでしなくてすんだ苦労や失敗をたくさん経験しました。そして、人生が大幅に後退しました。具体的には、借金を300万円抱えたまま無職になり結婚が10年遅れました。 そこから約10年かけて自分の人生を立て直す中で、様々なトライアンドエラーを継続した結果、未来に向けて着実に前進する5つの考え方を身につけました。 (余談ですが、「若いうちの苦労は買ってでもしろ!」は無視していいです。全力で拒否すべきです。迷ったら楽な方へ全力で逃げてください。周りの意見は気にしないことです。) より詳しくはプロフィールをご確認ください。 それでは、5つの考え方について、以下順番に解説します。
3現主義=現地・現物・現人を重視する
未来に向けて着実に前進する考え方一つ目は、「3現主義」です。「3現主義」とは、現地・現物・現人を重視することです。そして現地、現物、現人のそれぞれの意味は以下です。
現地=ネットで調べる二次情報より一次情報が大事。現地に足を運び五感で生の現場感覚を体験する
現物=デジタル空間にある仮想の物ではなく、現地にある課題(実物)を見て触って感じる
現人=社長や管理者など人伝てでのヒアリングではなく課題を抱える本人から直接ヒアリングする
「3現主義」を実践することで、限りなくファクトに近いリアルな情報が得られる、というメリットがある一方、かなり対象に入り込むことになるので結果へのコミットが強く求められる、というデメリットがあります。
なお、この考え方は、工場の現場で使われる3現主義(現場、現物、現実)とは異なる私独自の概念です。ご了承ください。
記憶より記録を重視する
未来に向けて着実に前進する考え方二つ目は、「記憶より記録を重視する」です。「記憶より記録を重視する」とは、新しい物事に出会ったとき、頭に記憶するだけではなく、その事実を記録して残すことです。 記憶は時間が経つにつれて曖昧になります。時間が経った後、その曖昧な記憶を元にアイデアが浮かんだとしても、それは単なる思い込みであることが多いです。しかし、明確な記録を元に考えたアイデアは有効性が高いです。 「記憶より記録を重視する」を実践する、つまり、定期的に物事を記録することで、長期トレンドが予測できるようになりアイデアの精度が上がる、というメリットがある一方、その記録を失くさずに長期的に保管し続ける必要がある、というデメリットがあります。
ファクトベースで考える
未来に向けて着実に前進する考え方の三つ目は、「ファクトベースで考える」です。「ファクトベースで考える」とは、感情をフラットにして事実をベースに考えることです。物事をとらえるとき、極端に悲観的になったり、極端に楽観的になったりしますが、それらはどちらも単なる思い込みです。そうではなくて、物事をありのままに捉えて考えます。 ただし、誤解しないでいただきたいのは、感情を無くして冷淡になることを主張している訳ではありません。 むしろ、あなたが感じる感情を大切にしてください。これは感情的になるということではなく、Mind awarenessつまり「自分は今◯◯という感情を抱いているんだな」と自覚することを意味します。つまり、自分の今の感情を自覚しながら、事実をベースに物事を判断してください。 「ファクトベースで考える」を実践することで、客観性が増し、価値観が違う相手から合意が得られる、というメリットがある一方、ファクトが不足すると適切な判断ができない、というデメリットがあります。
ロジカル・シンキング
未来に向けて着実に前進する考え方の四つ目は、「ロジカル・シンキング」です。「ロジカル・シンキング」とは、論理的思考のことで、事実Aと事実Bがあるときに、原因→結果で繋げて考えたり、結果→原因を推測したりすることです。 例えば、事実A:来客数が減っている、事実B:売上が減っているとすると、原因→結果=A→B=来客数が減っていることが原因で、売上が減っているという結果になったと考えます。 また、論理的な問題解決に使われる手法として「MECE(Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive)」=「漏れなく、ダブりなく」があります。これは、ある物事を構成する要素を全て洗い出して考えるということです。例えば、売上を増やすという課題に対し、売上は客単価×客数に分解できます。客単価を上げてもそれ以上に客数が減れば売上は増えませんし、客数を増やしてもそれ以上に客単価が下がれば、売上は増えません。このように、構成要素を全て押さえてはじめて問題解決ができます。 「ロジカル・シンキング」を実践することで、ファクト同士を漏れなくダブりなく整理できるので、問題解決手法としてとても有効である、というメリットがある一方、伝え方を間違えると論理的には正しいことはわかるが相手が感情的に納得できなくなる、というデメリットがあります。
ゼロベースで考える
未来に向けて着実に前進する考え方の五つ目は、「ゼロベースで考える」です。「ゼロベースで考える」とは、0から1を新たに生み出す時、現在自分が使えるリソースがゼロの状態を想定して実現方法を考えることです。「ゼロベースで考える」を実践するには、以下の順番に取り組むとよいでしょう。
現在使えるリソースが0と想定して、最悪のプランを策定します。(ゼロベースプラン)
使えるリソースが潤沢にあると想定して、最良のプランを策定します。
1と2のプランを参考にして、現在使えるリソースを活用した、現実のプランを策定します。
以上のように「ゼロベースで考える」を実践することで、これ以上後退しない最悪プランをベースに計画を立てるので原理上計画実行に際して後退することがなくなる、というメリットがある一方、リスクを回避しすぎた結果本来現在のリソースがあれば獲得できるリターンを逃す可能性がある、というデメリットがあります。
未来に向けて着実に前進する5つの考え方を組み合わせて実践する
ここまで、未来に向けて着実に前進する5つの考え方をご紹介しました。 では、この考え方を組み合わせて実践するにはどうしたらいいでしょう? そこで以下に実践例をご紹介します。
3現主義に従い、現地を訪問し、課題(現物)に直に触れて、課題を感じる人(現人)から直接ヒアリングする
定期的に現地を訪問し、収集した情報を記録する
記録した情報を、ファクト(事実)とそれ以外(感想や希望)に分けて選別する
事実同士を因果の論理で繋げて整理統合し、時系列に並べることで現場のトレンドを把握する
現場のトレンドを元にした課題解決のために、リソースが0と想定した最悪プランとリソースが潤沢にある最良プランを立案し、両者を比較して現実的なプランを作成する
以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。当ブログでは、皆様の未来につながる情報を発信して���いります。今後ともよろしくお願いします。
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TEDにて
マイケル・グリーン:社会システム進歩指数があなたの国家システムを暴く?
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
国内総生産は、よく「神から与えられた十戒の石板」のように言われます。しかし、それは1920年代に考案された物にすぎません。
当時は、そうですが、現代では、GDPは数ある代表的な経済指標の一つです。
私達には、21世紀に適合する、もっと有用な測るための新たなツール。「社会システム進歩指数」が必要であるとマイケル・グリーンは語ります。
ウィットに富んだ方法で、彼はこの社会システムを測るツールが、どのように実際の物事の3つの局面に関わっているか見せてくれます。そして、あなたが社会システム進歩指数を使うと劇的な再構成が起こることを明らかにします。
1934年1月4日のこと。ある若者が米国議会に報告を提出しました。80年前のものですが、それはここに出席している人たちだけでなく、地球上すべての人の生活を未だに形作っています。その若者は政治家ではなくビジネスマンでもありませんでした。
市民活動家でも 信仰指導者でさえありませんでした。彼は思いがけないヒーローでして、何と経済の専門家でした。彼の名前はサイモン・クズネッツ。彼の提出した報告のタイトルは「1929-1932年の国民所得」でした。
それは退屈で面白みの無い報告だろうと思われるでしょう。みなさんその通りです。ひどく退屈なものでした。しかし、その報告は、今では国の成功を測る基礎となりました。皆さんご存知の「国内総生産」「GDP」として知られています。
GDPは、その後80年を定義し、また形作りました。今日お話ししたい事は国の成功を測る別の方法について、次の80年の定義付けと形成をする別の方法についてです。
まず、始めにGDPがどのように私達の生活を支配しているか?理解しなければなりません。クズネッツは危機の時代に提出されました。アメリカの経済は世界大恐慌に向けて急降下しつつあり、政策立案者が苦闘している時代でした。
何が起こるのか全く分からず、苦闘していたのです。彼らはデータも統計も持ち合わせていなかったのです。そこでクズネッツはアメリカ経済が生み出したものについて、信頼できるデータを年次報告として彼らに提出したのです。
この情報を元に政策立案者は、ついに大恐慌を抜け出す事ができたのです。クズネッツの発明はとても便利だと思われたため、世界中に広がってゆきました。そして、今日、すべての国ではGDPが集計されています。
しかし、実のところクズネッツはそれに対して警告を唱えてもいたのです。
それは報告の序章にあります。
7ページ目で彼は述べています「国の社会福祉そのものは、上述した国家収入をものさしとして、推量することは滅多にできない」
もう一度言います!!「推量することは滅多にできない!!」
世界最高のキャッチフレーズではなく、経済学者の慎重な言いまわしでしたが、言いたいことははっきりしています。
GDPは道具に過ぎない!!経済のパフォーマンスを測るものに過ぎないと言っています。
私達の幸福を測るものではないのです!!すべての決定を導く手引きではないはずなのです。
しかし、クズネッツ氏の警告は無視され、私達の世界では、GDPがグローバル経済の成功を測る基準となってしまいました。
GDPが上がると政治家は自慢します。
マーケットは、動き、何兆ドルもの資本金が世界中をめぐっていきます。どの国で富が増えていてどの国で富が減っているかに基づいて、それらすべてはGDPで測られています。我々の社会が、さらなるGDPを創出するためのエンジンに成り果てたのです。
GDPには弱点があります。環境を無視して軍需産業や刑務所ビジネスを発展と捉えながら、幸福感や人々の事は考慮されません。そして、公平さや正義についてまったく言及されていません。
だとすれば、むしろ当たり前ではありませんか?GDPにのって進軍するこの世界が迫りくる環境災害の対応にもたつき、怒りと闘争に満たされているのは?
もっとふさわしい社会の測り方は、実際人々の上に起こっている事に基づいて測られるべきです。十分に食料があるか?読み書きができるか?治安は大丈夫か?権利があるか?差別の無い社会に住んでいるか?
自分の将来と子供達の将来は、環境破壊から保護されているか?これらはGDPが答えようとせず、また答える事のできない問い掛けです。
もちろん、これまでにもGDP論を超えてゆこうとする努力もありましたが、今こそ、社会の測り方に革命を起こす時が来たと私は信じています。今こそ、その時だと言えるのは、2008年の金融危機で経済発展への依存に惑わされた事を私達は目撃したからです。
そして、アラブの春でチュニジアのような経済の優等生のような国であっても、彼らの社会が不満に溢れていた事も私達は目撃しました。今では、クズネッツ氏の想像の及ばない方法でデータを集積、解析できるテクノロジーさえ持ち合わせている。
だからこそ、今が「その時」なのです。
今日は「社会システム進歩指数」を紹介します。それは、社会の幸福を測るものでGDPとは全く関係がありません。世界を同時並行的に見られるまったく新しい方法です。社会システム進歩指数は、3つの次元において良い社会とは何かを定義します。
第一に、すべての人に生活に必要な食料、水、住居、治安が備わっているか?
第二に、すべての人が教育、情報、健康、持続可能な環境などの生活を向上させるための構成要素が得られるか?
第三に、すべての個人に目標、夢���熱意を障害無く成し遂げる事のできる機会があるだろうか?
権利、自由な選択、平等を持ち合わせ、最先端の知識を得られているだろうか?最先端の知識を得られているだろ��か?これら社会進歩の枠組みからなる12の要素が一緒になっています。
これら12の要素が、国々がどのように運営されているかを測る指標となっています。努力や意思の指標ではなく、本物の成果を測っています。国がどれだけ国民の健康に費やしたかではなく、国民の寿命の長さや生活の質を測ります。
行政府が偏見に立ち向かう法律を通過させたか?ではなく、人々が偏見を経験したか?で測ります。
警察の圧力や権力濫用も測ります。
歴史が示すところによれば、警察が、ひとたび大量のデータを保有し、無実の人々の追尾するようになると暴走し、拡大解釈をし続け、脅し、威嚇、特権意識の乱用や政治的な優位を得る行為、時には、法令を無視した同意や許可申請のない単なる覗き見行為へと濫用されがちです。
幸いにも、我々にも取るべき手段があります。市議会は、地方警察を統制できるので、条例を制定することによって無実の人々の情報を破棄し、保存期間も短期間にすることで、このような技術の合法的な使用のみを認可するのです。
オウム真理教の集団テロ事象の原因は開発独裁特有の当時、自民党55年体制の特権意識による負の遺産とインターネット黎明期にまだ周波数を独占的した民放テレビ局の暴走が談合を産み出し、警察機関が職権乱用して談合に便乗。監視も悪用し権力を思うままにふるまわせたことによる出来事にすぎない。
みなさん。考えてみてください!オウム真理教の集団テロ事象の後の警察権力は拡大してます!防衛庁は防衛省になりましたよね。拡大してます!スピード早くないですか?歴史的に見ると危険です。権力を思うままにふるまわせたことによる証拠です。憎しみの連鎖の起点の一つ。
テレビ潰れろ!なくせ!警察の職権乱用。警察が悪さしないようにまず監視カメラを警察内部につけろ!防衛省を防衛庁に格下げ、警察予算を削減してベーシックインカムの原資にすること。
今年、すでに非営利組織「Imazon」は初めてブラジルで地方での社会進歩指数の利用に着手しました。アマゾン地域で行いました。そこは、ヨーロッパと同じ程度のサイズで2400万の人々が住む貧しい場所です。
こちらがその結果です。800の自治体に分けられています。この地域における本当の生活の質についての詳細な情報がここに表されています。
アマゾンの熱帯雨林を保護しながら、人々の生活の質を向上させる発展計画をImazon、行政府、企業、自治体からのパートナーと共に作り上げています。これは始まりに過ぎません。
あなたもどの国、地域、都市や自治体でも社会進歩指数を作る事ができます。「TEDx」がそうであるようにこれは「社会システム進歩指数x」です。誰でも用いる事ができるツールです。
GDPは、20世紀の発明品で20世紀の問題に立ち向かいました。
21世紀には、高齢化、肥満、気候変動など。私達は新たな問題に直面します。
これらに立ち向かうためには、新たなツールが、新たな発展を評価する概念やツールが必要です。
マーガレット・サッチャーはこう言いました。
「社会などというものは存在しない」存在するのは社会ではなく個人とその家族だけなのです。
この誤解されたイデオロギーは、いまだに非常によく機能しており貧乏人が自らの貧困を恥じる理由となっています。
さらに、トニー・ブレア政権で、サッチャー政権の負の遺産を修正し、地方公共団体や公企業が復活、民営化によるサービス低下への対策が行われ
医療予算は大幅に増額させ、国民健康保険も立て直し、教育政策においても負の遺産であるサッチャー政権が導入した競争型の中等学校が事実上廃止!?公立学校の地位向上がなされ元に戻りました。
有名なサッチャリズムと呼ばれている政策は、ケインズの双璧をなすミルトン・フリードマンやフリードリヒ・ハイエクの経済学に対する思想が、のちの新自由主義的な経済改革の源です。
主に、小さな政府や政府の市場への介入を抑制する政策、国有企業の民営化や規制緩和、金融システム改革(金融ビックバン)など。
さらに、改革の障害になっていた労働組合の影響力を削ぎ、所得税、法人税、の大幅な税率の引き下げを実施。しかし、医療制度を機能不全に陥らせたり、金持ち優遇政策を採った副作用が起き始めます。
一方、付加価値税(消費税)は1979年に従来の8%から15%に引き上げられた。その後、小さな政府の柱の一つであった完全なマネタリズムを放棄し、リフレーション政策に転じていきます。
サッチャリズムと同時期に、アメリカでは、レーガノミクスが起きています。後に、「双子の赤字」と呼ばれる負の遺産を残します。その後、2008年の金融危機でレーガノミクスを改善したような対策。
2006年から2014年にかけて就任したFRBバーナンキ議長の経済対策のようなプロセスに到達しています。双子の赤字以上にアメリカの法人資産は金融工学を駆使しているし、黒字を維持し続けているので、膨大な金融政策でも成長しています。
2012年からの日本の経済政策も似ていますが、賃金だけが上がっていません。
情報技術の発展とインターネットで大企業の何十万、何百万単位から、facebook、Apple、Amazom、Google、Microsoftなどで数億単位で共同作業ができるようになりました。
現在、プラットフォーマー企業と呼ばれる法人は先進国の国家単位レベルに近づき欧米、日本、アジア、インドが協調すれば、中国の人口をも超越するかもしれません。
法人は潰れることを前提にした有限責任! 慈愛や基本的人権を根本とした社会システムの中の保護されなければならない小企業や個人レベルでは、違いますが・・・
最後に、マクロ経済学の大目標には、「長期的に生活水準を高め、今日のこども達がおじいさん達よりも良い暮らしを送れるようにする!!」という目標があります。
経済成長を「パーセント」という指数関数的な指標で数値化します。経験則的に毎年、経済成長2%くらいで巡航速度にて上昇すれば良いことがわかっています。
たった、経済成長2%のように見えますが、毎年、積み重ねるとムーアの法則みたいに膨大な量になって行きます。
また、経済学は、大前提としてある個人、法人モデルを扱う。それは、身勝手で自己中心的な欲望を満たしていく人間の部類としては最低クズというハードルの高い個人、法人。
たとえば、生産性、利益という欲だけを追求する人間。地球を救うという欲だけを追求する人間。利益と真逆なぐうたらしたい時間を最大化したいという欲を追求する人間。などの最低生活を保護、向上しつつお金の循環を通じて個人同士の相互作用も考えていく(また、憎しみの連鎖も解消する)
多様性はあるが、欲という側面では皆平等。つまり、利益以外からも解決策を見出しお金儲けだけの話だけではないのが経済学(カントの「永遠平和のために」思想も含めて個人のプライバシーも考慮)
(個人的なアイデアIdeas personal)
According to Michael J. Sandel , because to move the society in accordance with the lowest layer of the benefit from the difference principle of John Rawls is justice
マイケルサンデルによると、ジョンロールズの格差原理から最下層の便益に合わせて社会を動かすことが正義であるため、日本では物価をあげて
And in Japan raise the price . Live while , circulating the money using the latest financial engineering and macro economics until the bottom layer is close to the annual income of about 6 million yen , and then re- distributed from the ultra- wealthy ?
いきつつ、超裕福層から再分配して年収約600万円(中央値)に最下層が近づくまで最新の金融工学とマクロ経済学を駆使してマネーを循環?
This , you might get out from the deflationary spiral will Purasusamu of the place referred to in game theory if the goals and objectives of the country’s elite .
これを、その国のエリートの達成目標にすればゲーム理論で言うところのプラスサムになりデフレスパイラルから抜け出せるかもしれません。
続いて
前提として、公人、有名人、俳優、著名人は知名度と言う概念での優越的地位の乱用を防止するため徹底追跡可能にしておくこと。
人間自体を、追跡すると基本的人権からプライバシーの侵害やセキュリティ上の問題から絶対に不可能です!!
これは、基本的人権がないと権力者が悪逆非道の限りを尽くしてしまうことは、先の第二次大戦で白日の元にさらされたのは、記憶に新しいことです。
マンハッタン計画、ヒットラーのテクノロジー、拷問、奴隷や人体実験など、権力者の思うままに任せるとこうなるという真の男女平等弱肉強食の究極が白日の元にさらされ、戦争の負の遺産に。
基本的人権がないがしろにされたことを教訓に、人権に対して厳しく権力者を監視したり、カントの思想などを源流にした国際連合を創設します。他にもあります。
参考として、フランスの哲学者であり啓蒙思想家のモンテスキュー。
法の原理として、三権分立論を提唱。フランス革命(立憲君主制とは異なり王様は処刑されました)の理念やアメリカ独立の思想に大きな影響を与え、現代においても、言葉の定義を決めつつも、再解釈されながら議論されています。
また、ジョン・ロックの「統治二論」を基礎において修正を加え、権力分立、法の規範、奴隷制度の廃止や市民的自由の保持などの提案もしています。現代では権力分立のアイデアは「トリレンマ」「ゲーム理論の均衡状態」に似ています。概念を数値化できるかもしれません。
権限が分離されていても、各権力を実行する人間が、同一人物であれば権力分立は意味をなさない。
そのため、権力の分離の一つの要素として兼職の禁止が挙げられるが、その他、法律上、日本ではどうなのか?権力者を縛るための日本国憲法側には書いてない。
モンテスキューの「法の精神」からのバランス上、法律側なのか不明。
立法と行政の関係においては、アメリカ型の限定的な独裁である大統領制において、相互の抑制均衡を重視し、厳格な分立をとるのに対し、イギリス、日本などの議院内閣制は、相互の協働関係を重んじるため、ゆるい権力分立にとどまる。
アメリカ型の限定的な独裁である大統領制は、立法権と行政権を厳格に独立させるもので、行政権をつかさどる大統領選挙と立法権をつかさどる議員選挙を、別々に選出する政治制度となっている。
通常の「プロトコル」の定義は、独占禁止法の優越的地位の乱用、基本的人権の尊重に深く関わってきます。
通信に特化した通信プロトコルとは違います。言葉に特化した言葉プロトコル。またの名を、言論の自由ともいわれますがこれとも異なります。
基本的人権がないと科学者やエンジニア(ここでは、サイエンスプロトコルと定義します)はどうなるかは、歴史が証明している!独占独裁君主に口封じに形を変えつつ処刑される!確実に!これでも人権に無関係といえますか?だから、マスメディアも含めた権力者を厳しくファクトチェックし説明責任、透明性を高めて監視しないといけない。
今回、未知のウイルス。新型コロナウイルス2020では、様々な概念が重なり合うため、均衡点を決断できるのは、人間の倫理観が最も重要!人間の概念を数値化できないストーカー人工知能では、不可能!と判明した。
複数概念をざっくりと瞬時に数値化できるのは、人間の倫理観だ。
そして、サンデルやマルクスガブリエルも言うように、哲学の善悪を判別し、格差原理、功利主義も考慮した善性側に相対的にでかい影響力を持たせるため、弱者側の視点で、XAI(説明可能なAI)、インターネット、マスメディアができるだけ透明な議論をしてコンピューターのアルゴリズムをファクトチェックする必要があります。
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「Club SLAZY」というオリジナルの舞台があって、みんなに見てほしいと思いながらTwitterで主張してたのですが、長くなり過ぎたのでこちらでまとめます。
基本情報
全部で6本の作品(1つは外伝的扱いだがここではまとめて語ろうと思う)とスペシャルライブというおまけ的な公演がある。ライブと言っているが6作目のその後が描かれており楽曲中心だが実質的に7作目にあたる。
「Club SLAZY」「Club SLAZY the 2nd invitation」「Club SLAZY the 3rd invitation」「Club SLAZY the 4th invitation」「Club SLAZY~Another World~」「Club SLAZY the final invitation」「Club SLAZY Special live」
以下1作目〜6作目と書いていきます。無印が1作目、AWが5作目、finalが6作目です。スペシャルライブはスペシャルライブかSPlive。
他に1作目と2作目の間にあったライブ「LUV SLAZY」、3作目と4作目の間にあったライブ「LUV SLAZY II」という公演がある。スペシャルライブに比べると演じているシーンは少な目でライブが中心。円盤化していないので自分の記憶にたよるしかないけど、少し触れるかも。IIは曲だけプレイボタンで発売されました。
更にスペシャルライブの後にTVドラマにもなっているがキャパオーバーのためこの記事では触れないと思う。
メインスタッフ紹介
脚本・演出 三浦香さん。この世界を創造したまさに神。この作品は三浦さんの脳内のアミューズメントパークに私ら部外者の観客が招待されているのだと思っている。最近テニスの王子様ミュージカルで演出補をしてらっしゃると思ったら最新作ではついに演出・脚本をやることになったとか。熱い。
脚本 伊勢直弘さん。3作目からの参加ですが、3作目で人気が出て4作目でブレイクしたと言われてるこの作品にとってとても大切な人。
振付 當間里美さん。意味が分からないくらいカッコいい振り付けをする人。刀剣乱舞ミュージカルでも振付してます。
作詞作曲 ASUさん。意味が分からないくらいカッコいい曲と歌詞を作る人。この作品の根底を支えてると言っても過言ではない。まあとにかく聴いてください。
私はClub SLAZYのことが大好きだ。しかしCSL(略称)を見てると「ひょわぁぁぁ………すき……」みたいな感じで偏差値が落ちて語彙がなくなり、他の人にプレゼン出来るような冷静な状態ではなくなってしまうんだ。
例えば「クラブスレイジーとは何か?」という根本かつ初心者向けの説明をしようとすると、ゲンドウポーズで「クラブスレイジー……それが一体何なのか、実は未だにさっぱり分からんのです……誰か教えて」って言い出す。それが私だ。
「Club SLAZY」はメンズキャバレーの名前である。店のパフォーマーは全員男性。客は全員女性。招待制で、「ガーネットカード」と呼ばれる赤い封筒に入った招待状がないと行くことが出来ない。
招待状を送る相手は店の支配人が決めている。
招待状を送る基準は「つらくて惨め」「悲しい」状態であること。スレイジーは店のパフォーマンスで女性の心を慰めるのが目的なのだ。
ところでこの店、お代をもらってないのだ。無料なのだ。慈善事業なのだ。
それで「この店のそもそもの存在目的は何?」ってならない? 私はなったね‼️
支配人の他にオーナーがいる。オーナーがあやしい。悲しい女性の涙を集めて何をするつもりなんだ。それとも他に真の目的があるのか? 謎のまま物語は進む。支配人はZs(ジーズ)、オーナーはX(エックス)といいます。
もしかしたらジャンルはファンタジーなのかもしれない……多分ファンタジーだ。異世界の話かもしれない。この作品の世界は大まかにアンダーワールド(私たちのいる現実世界)、Club SLAZYという異空間(招待状がないとたどり着けない、キャストも自由には出入り出来ない、料金も取らずに営業してるこのキャバレーは、異空間なのである)、「トリ」というもう一つの異空間の3つに分かれている。スレイジーやトリは天国や地獄のメタファーなのか? そう単純な話でもない。
Club SLAZYは沢山のパフォーマーがすごい歌とダンスを繰り出しくる。曲も歌も振り付けもすばらしくて、これらだけでも元が取れる。各パフォーマー毎に持ち歌がある。そうでない歌もある。舞台では完璧なパフォーマンスを魅せる彼らは実は舞台裏ではダメダメで、不思議ちゃんで…と変人揃い。
そんな酒浸りだったりナルシストだったり弱気だったり人見知りだったりと、色々ダメな男たちが、日々衝突したりしなかったりしながらダラダラ暮らしてるっぽいです。そういうのを楽しみます。
舞台でソロパフォーマンスが出来るのは上限5人なので、その枠を競い、更に5位の中で順位を競ってもいる。
表向きはそんな風に競争社会を基盤にしたシステムの店になってる。
でも実際はそうじゃないんだなあ。
男社会の闘争を繰り広げてるふりをした女社会の話だなって勝手に思ってる。で、理不尽な父性を象徴するXはどこまでも異物なのだ。
ほら、全然簡単に説明出来てないよこの人‼️
えー……プレゼンしようとすればするほどドツボにハマりますね。ストーリーにとても癖があるので、ノリについていけない人にとっては「何だこりゃ」になるし、好きになった人にとっては「最高ぉぉぉ‼️」となる。見る人を選ぶ作品かもしれない。でもついてこれなかった人も声を揃えて「歌は曲も歌詞もとてもいい。ダンスもいい」ってゆいます。全編オリジナル楽曲なのですが、歌いいんですよー騙されたと思って見てくれ。もしかしたらお話も気にいるかもしれないですし。ぜひー。キャストもいいよ。キャストもいい‼️ 見てくれ‼️(語彙は死んだ)
Club SLAZYには千子村正(ミュ)、燭台切(ステ)、博多(原作の声優さん)ととうらぶ界隈でお馴染みのキャストが揃ってるよ! 真田丸で信之の息子を演じた役者さんもおるので大河ドラマクラスタも見て。「レディ・プレイヤー・ワン」に出たハリウッド俳優もおるんやで。洋画クラスタもついでに見て。
Club SLAZYの登場人物はみんな弱っちい。何だか自分のことのように思えるんだ。特に社会で働き始めたはいいけど、男と同じ扱いはさせてもらえず、理不尽な世の中に悩んでる女性には。本当の気持ちを隠してたり、愛する人と別れたり、有象無象の試練を前にして座り込んでる人たちに、寄り添ってくれるんだ。……って、勝手に思ってるんだけど。私はDVDをヘビロテしてしまっていつのまにかこんな風に考えるようになったんだけど、普通の観客は違うのかもしれない。分からん。Club SLAZYのことを私は何も分からない。
Club SLAZY を好きな人たちは自らを「檻民」と称していた。これは3作目の中で登場人物がClub SLAZYという店を「小さな檻の中」と称したことによる。しかしその後5作目で公式に「386」という通称が登場する。以来私たちは自らを386と呼称している。「みはる」と読みます。
スレイジーは作内で何回か舞台上での早着替えがあるんですが、どれもいいんだよね〜。特に4作目冒頭のOddsさんのが好き❤️ 魔法少女ものの変身シーンに匹敵するエモさだと思っている。
言い忘れてたんだけどこの店ではソロパフォーマンスを許されたトップ5の実力者を「レイジー」と呼称しています。レイジーになるべく頑張っている見習いパフォーマーは「ニュージャック」パフォーマンスをしない店の裏方スタッフは「ミスティック」と呼ばれてます。上下関係はこう。
オーナー・支配人>レイジー>ミスティック>ニュージャック
ゆえあって引退した元レイジーには「キングダム」という呼称あり。と言ってもキングダムの話はあまりない。
レイジーは更に序列があり、高い順にトップエース、セカンドエース、サードスター、フォーススター、ファイブスターという称号があります。なぜ5番手だけフィフススターでないのかは私も知りません。
ニュージャックを経て実力を認められるとレイジーになるような感じだが、ニュージャックにならずいきなりレイジーになる人もいる。確認されている中ではCBがニュージャック経験者。Bloom、DeepとEndはニュージャックを経ていない。また、レイジーになった後も並んで順番に上に上がっていく訳ではなく、順位の変動で逆転するケースもあり、極端な例だとBloomはいきなりセカンドエースになっている。ごぼう抜きである。
登場人物紹介
Act(あくと:大山真志)。歌とダンスが圧巻のナンバーワンパフォーマー、トップエース。お話の中で色々とあって、店を後にした。彼がいなくなった後のトップスターはセカンドエースのBloomが兼任している。別の世界では戦国大名(大泉洋)の正妻(吉田羊)の息子をやっている。
Bloom(ぶるーむ:太田基裕)。レイジーの2番手であるセカンドエースの男。色気と歌唱力で客を魅了する���、舞台裏に戻るとやる気のなさにいつも死にたがってる。おばけになれたらいいな〜とか言ってる。かなり重篤な天然の不思議ちゃん。トップエースに相応しい実力を備えた彼がトップの座を固辞するのは何故か。単に面倒くさいからか。それとも❓ 別の世界ではすぐに脱ごうとする刀剣男士をやっている。
Cool Beans(くーるびーorくーるびーんず:米原幸佑)。サードスター。マジで万年サードスター。彼がレイジーになる前のサードスターはOddsだったが、それ以外の人は作内で一度もサードスターだったことがない。圧倒的3番手。俺様主義で自分大好き。全ての観客が自分のパフォーマンスのあまりのすばらしさに失明すると思っている。「クラブスレイジーのマシンガンナルシスト」と評される彼のパフォーマンスは完全に陽キャラパリピのそれ。その実怖がりで寂しがり屋。周囲の人間の不和に何よりも怯える心優しい意気地なしである。本人は常にトップエースになりたがっているが、「やる気のないやつとは勝負したくない」というポリシーのためBloomとは戦いたがらない。Actには「2番手になってから言え」と相手にしてもらえない。理不尽。それゆえに万年サードスター。そんな彼は全386から愛されてます。私も愛してます。
Deep(でぃーぷ:加藤良輔)。フォーススターつまり4番手のレイジー。勤勉とは程遠く隙あらばさぼりたいと思っている大酒飲み。似たような傾向のあるBloomと仲が良く、ノリが違いすぎるCBのことは苦手らしい。しかしそんな彼にも色々な過去があり、これからも色々起こるのだ(分からん)。
End(遠藤/えんど:井澤勇貴)。恋人に振られた男。彼女が確認もせずゴミ箱に捨てたガーネットカードを手にしたばっかりにClub SLAZYに迷い込んできた狂言回し(1作目のみ。以降は一レイジー)。そのカード多分元カノ宛のやぞ。周囲にボケが多いのでツッコミ役に回らざるを得ない業を背負ってる。いつの間にかSLAZYで働いていて、やる気もそこそこある模様。Deepが彼の教育係になったが、実際にはEndが酔い潰れたDeepを回収する係である。歌と踊りが上手く、すぐに他人のナンバーをカバーしたがる傾向あり。欠番になってたファイブスターに就任。迷い猫を保護したばかりにひどい目にあう。トラブル受難体質。
Fly(ふらい:才川コージ)。レイジーを目指して日々努力するニュージャック。CBが教育係をしていて、何故か彼のことを崇めている。歌担当みたいに出てくるけど実際は筋肉担当(中の人筋肉番組出演履歴あり)。
Graf(ぐらふ:後藤健流)。レイジーを目指して日々頑張っているニュージャック。Flyと同じくCBが教育係。兄弟弟子立場にあるFlyとニコイチ扱いされることが多く、しかしふたりともそのことには不本意なようだ。メガネをしてるけどインテリ系ではなくダンス担当。ダンスが半端ない。まじでダンスを見てくれ。何故か彼もCBのことを崇めている。
Q(きゅー:法月康平)。ミスティックのリーダー。私は多分Q連続体から来たんじゃないかと思いますね(トレッキー向け)。指を鳴らすとあるべきものがあるべき場所へと飛んでいく。Qだよ。めっちゃQだ(詳しくは新スタートレックをご覧ください)。誰に対しても優しいが特にCBに優しい。この人も途中の話で色々あります。物語の最初からいましたみたいな顔をしてるが初登場は2作目。
Zs(じーず:藤原祐規)。店の支配人。現役時代はセカンドエースで、不真面目な勤務態度についてトップエースであるYaにとやかく言われていたっぽい。Yaがいなくなった後トップエースになるように当時の支配人Xに言われるも固辞。セカンドとトップを兼任とか言い出した(実質はトップエース)。その後いつのまにか店の支配人をやる羽目になる。そんな経緯があり、支配人業もあまりまじめにやってる様子がない。そこそこ。爪を隠すタイプの能ある昼行灯系キャラ。ガーネットカードが間違って遠藤の手に渡ったのは明らかにミステイクである。本来男の手には渡らないものなのだ。
Ya(やー:大須賀純)。Zsの好奇心がきっかけで店を去った当時のトップエース。Zsと違って性格は真面目。色々あって店から去り、店に再訪してから色々あってまた店を去った。「愛は幻」はEndでなくYaの持ち歌だと思ってます。別の世界では大阪城で小判を沢山収集する刀剣男士をやっている。大阪城特効ではマジでお世話になってます。
1作目は店に道場破り(?)に来たYa、何か思うところのあったAct、「不思議の国のアリス」のアリスのように店に迷い込んでしまった遠藤の3人が軸になるお話。
King(きんぐ:渡辺大輔)。Zsが現役のレイジーでトップ兼セカンドだった時にフォーススターだった男。Zsが現役を引退した時にZsに実力を認められてトップエースになる。当時のメンバーは伝説と称されていて一時代を築いたっぽいんですが、メンタル弱めなとこが穴になってしまった。突然店から姿を消した。ところが消えた彼を探すものは誰もいなかった。
Odds(おっず:藤田玲)。Zsがトップ兼セカンドの時にサードスターだった男。Zs引退でセカンドエースになった。トップエースになりたがってたが残念ながらKingがトップに選ばれてしまった。しかしセカンドエースをやってるうちに日和り、やっぱセカンドエースがいいなあ‼️ と思いながらやってたのにある日彼のトップエースKingがいなくなり、やる気を失って彼も店を辞めた。Zsさんと違って怠惰ではないが、ちょっと頭のネジが緩いところがある。kawaii。猫アレルギー。別の世界では新撰組の残党を連れてTo the Northしている。
Peeps(ピープス:山下翔央)。ニュージャック。何やら目的があって店にいる模様。
2作目はキングダムであるKingとOddsの元に手書きの招待状届き、2人が店を再訪する話である。2人が店を辞した時のいざこざをちゃんとしたい者がにせのガーネットカードを使い呼び寄せたのだ。
Riddle(りどる:森崎ウィン)とReti(れてぃ:INZ)。ある日突然店にやってきた謎の2人組。店のみんなは彼らを知らないが、彼らは店のみんなのことを知ってる。それどころか昔のことまで知ってる! 一体何者なの⁉️ 2人ともパフォーマンスがかなりエグい。人と話すのが得意ではないという割に明るく人懐こいのがリドル。別の世界では仮想世界の中に隠されたイースターエッグを仲間と探してる(監督・スピルバーグ)。無口でミステリアスなのがレティ。
X(えっくす:石坂勇)。かつての支配人。Zsが支配人になった時に引退。そしてオーナーになった。それまでオーナー誰だったのよ。気になる。Xがオーナー兼支配人だったのかもしれない。現役の時代をちょっと見たいよね。オーナーポジションで店ではパフォーマンスしないけどソロの持ち歌はあり。腹に一物ありそうで何かと不穏なムーブをする。自分で指名した割にZsの怠慢な勤務態度に不満がある模様。
千と千尋みたいな世界観があるっぽくて、「名付け」が特別な意味を持つっぽい。RiddleとRetiは乱入してきた後に居合わせたオーナーXが名前を付けた。ZsやOddsはXが、CBあたりはZsが名付けた。支配人クラスでないと名付けられないような感じ(何もかも推測)。
ふらりとBloomが姿を消したある日、トップもセカンドもいないSLAZYに謎の2人組が現れて…というのが3作目のお話。この回から脚本が2人体制になりました。2人でどのように分業をしてるか分かりませんが、三浦さんの味は残したまま脚本がパワーアップしたというのがもっぱらの評価。
DooBop(どぅーばっぷ:倉貫匡弘)。寄るべない身の上の兄弟の兄。色々あってSLAZYに来てニュージャックになり、Oddsが彼の教育係になる。同じ時期に店に来て同じくOddsが教育係になったCBとは兄弟弟子である。この2人もニュージャックの頃やたら教育係のOddsを崇めていた。どこかで見た構図である。
Jr.(じゅにあ:大森夏向)。寄るべない身の上の兄弟の弟。兄と店に来た後はミスティックになる。というか子供だったのでミスティックに育てられる。名前も彼だけ例外中の例外でミスティックが付けた。別の世界では妹に「鬼いちゃん」と言われるほど怖い兄だったがあえなく戦死(監督・片渕須直)。
8と9(ハチとキュウ)。2人のミスティック。ミスティックは名を持たず、数字で個体分けがされている。数字が若い程責任者としての地位が高い。つまりえらい。8と9はDooBopと一緒にやってきたJr.に名前を付け、彼を育てた。名前がシングルなのでかなりえらいはずである。1番えらいのは「1」な訳だが、メタ的なことをいうと三浦香さんのことではないかと思っている。
4作目はDooBopとJr.が店に来たところから始まり、過去の回想と現在が行き来する(2作目もそうだった)。現在の方の冒頭でキングダムのOddsが支配人Zsに呼び出され、Zsが店にいない間の代理支配人に任命される。Oddsは最初は戸惑うが結局満更でもない様子で引き受ける。Kawaii。私が好きなOddsさん早着替えはここ。Zsさんと違って割とちゃんと支配人の仕事をやろうとする。
V.P.(ぶいぴー:Kimeru)。Actがトップエースになる前、ファイブスターだった時期のセカンドエース。サードスターのCBの扱いがひどい。一方当時のトップエースWillにはとても献身的。だが彼の愛が大切なものをこわしてしまう。このくだりはSLAZY全編を通した中でもかなりの悲劇。
Will(うぃる:東啓介)。V.P.の時代のトップエース。彼には先見の明があるとV.P.は評している。彼も紛れもなく圧倒的実力を持ったトップエースなのだが、セカンドエースの重い愛を受けながら店を引っ張るにはいささか繊細すぎた。色々あって店を去る。別の世界では眼に眼帯をつけた脚が3mある刀剣男士をやっている。
Eyeball(あいぼーる:長倉正明)。メインは5作目だが地味に1作目から登場しているネームドキャラ(その時は松本祐一さんがニュージャックと兼任でやってました)。優しいけど気が弱く、自分勝手なレイジーたちの間で一生懸命場を取り持とうとしてた苦労人。彼も色々あって色々あるのだった(分からん)。1作目で登場と書いたが、姿を変えて4作目にも出ていたということが暴露され、386は5作目でめちゃくちゃ高低差のあるジェットコースター気分を味あわされたのである。恐るべし三浦香。
5作目は1作目で店を去ったActが店を再訪するところから始まる。彼がファイブスターだった過去の時代のエピソードに不穏にXが絡んでくる。余談ながら当時の順位は上から順にWill、V.P.、CoolBeans、Deep、Act。
6作目には新規のキャラクターはいない。Actが居なくなったあと長らく空位であったトップエースに新たにレイジーが指名される。誰が新しいトップエースになるのか? あなたの目でご確認ください。
シャドウ。正確には人の名前ではない。支配人にのみ存在するイマジナリーフレンド的存在。支配人本人以外に彼らを見ているのはQのみである。Qにはなぜ彼らを視認する能力があるのかは分からない。多分Qのミスティックリーダーとしての資質を現しているのだろう(何もかも推測)。ZsのシャドウはGrafの中の人が兼任している。4作目で新任支配人になったOddsにも彼のシャドウが現れる。支配人はレイジーたちに比べると責任を負う立場ゆえ、第2の自分が現れてしまう、という設定らしい。彼らは自分の本体の支配人の味方であるが、実利的に役に立つ存在ではない。だがたまにとても重要なことをする(ときがある)。
以下色々感想や解説。
Club SLAZYという物語の持つエモさについて。Club SLAZYは男同士がクソデカ感情をぶつけ合ってる作品と思わせておいて、デカい感情をそっとしまって好きな人と好きな人の幸せを願ったり、好きな人が悲しまないように誤解されたまますっといなくなったり、居場所が欲しかっただけなのにどうしてこんなことに…とか、過保護な親の干渉から逃れようともがいたりとか、そんなような物語である。ぶつけ合ってる場面もないわけではないが、逆に他の人の幸せのために自分のデカい感情をそっとしまってしまう男の方に涙する。エモい。一方選択を重ねた結果望まない別離を経験する男たちもいる。エモい。
名付けについて追記。Jr.の名付けは例外と言ったが、よく考えるとキングダムのYaに名付けられたEndも例外だった。
衣装について。ステージ衣装は基本形に対しキャラごとにアレンジが入り、かつニュージャックはスタッズ少なめ、レイジー多めという差別化がなされている。シャツの色は黒だが過去の話に出てくるレイジーはベージュ色のシャツを着ている。Xが支配人の時代にレイジーになった人たちはベージュ、Zs時代になってからは黒という分け方っぽい。ミスティックは多少サスペンダーに違いはあるが基本的にみんな同じ服装である。リーダーのQは少し違う服を着ている。
トップエースだけは赤い羽飾りを身につけることを許されている。悲しき女性の涙を貯めると言われてるガーネットという謎のマジックアイテムも持っている。近くに悲しんでる人がいると光る。どういう仕組みなの。謎すぎ。
謎のアイテムといえばZsのステッキである。1作目では先が赤く光るギミックが付いていたが、2作目から光らなくなった。代理支配人になったOddsもステッキを持つが彼のそれは間違いなく武器である。華麗なステッキ捌きに客のハートが撃ち抜かれるのだ。恐るべし代理支配人。
80〜90年代のバラエティ番組の系譜。(執筆中)
繰り返される別離というテーマ。(執筆中)
SLAZYのキャラは自分自身に能動的な人、受動的な人に分けられる。(執筆中)
「セカンドエース」という母性についてあるいはせめぎ合うマチズモとフェニミズム(執筆中)
私のSLAZY履歴。見た順番が少し行き来している。LUV SLAZY IIの後の4作目公演までのテンションが半端なかった。(執筆中)
ありがとうClub SLAZY。4作目の初日を見た時の多幸感が忘れられない(執筆中)
楽曲紹介(執筆中)
「Garnet Star」「あなたは知らない」「Crazy Girl」「魔法のホウキ」「The Ranway Pierrot」「愛は幻」「Circus」「The Midnight parade」「DRUG」「Khorosho!」「The Curtain Song」「Patient of love」「Peeps gospel」「Show Business! 」「Slave March 」「Lonely Boogie」「Marionnette」「FAKE」「The Broken Ferris Wheel」「サヨナラ」「Serenade」「Thema of SLAZY」「A to Z」etc...あかん全然書ききれてないな。もっとある。
この記事を誰よりも伝えたかったあなたへ。個人的な友人への弔意なので読まなくてもいいです(執筆中)
書き途中でーす‼️
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🐿ごごごごごっ3月のお知らせ!

私(斜め)、ご機嫌麗しゅうございます。3月です。先月はここでのちゅみ(息子��通信を忘れていました。ちゅみ、相変わらず元気でございます。食べるの大好き。自分だけ先に食べたのに、その後親が食べていると「ぅおい!(貰ってないぞ!)」と申して満面の笑みで1日5食くらい食べています。食いしん坊。そんなちゅみ、なんと今月1歳の誕生日を迎えます。大きな怪我や病気もなく毎日すくすく育ってくれて本当にありがたい。日々「カワイイ」を更新し続けておりますので人間の可能性は無限大なのだと思い知らされます。たぶん今一番カワイイなーと思った次の日にそれを超えてくる連続。先日生まれて初めてちょこっと髪を切りました。生まれてくる時から生えていた毛ですから、それが身体と切り離されて独立して風呂場に置かれる、不思議な感覚。飲食店に行って隣でひとりで座ってられるようになったのでまさしく家族の一員感が増し増しですが、ちゅみにより人一人分のスペースが埋まる、これもまた不思議な感覚。存在するってオモシロイ。最近子ども送迎用の自転車を購入しまして、早速ふたり乗りして買い物とかへ出かけるんですが、思い起こせばわたくし3年程前に自転車で札幌から越してきたんですね。その時は想像もしていなかったひぃひぃ言いながらたどり着いた松本の街で今は子どもとふたり乗りしてチャリに乗っている。これも不思議な感覚です。
よく笑いよく食べる子で来月からは幼稚園デビューも果たします。生まれて初めてのクラスはなんとりす組!🐿りす!最高だなぁちゅん坊!りすみたいにすばしっこくって、ちっこくって、たらふく食べて元気に育っておくれよ、3がっつのお知ら、せ! ※ブログ、先々月はてなに移動しましたが都合上やはりTumblrに戻させてください。ごめんなさい。金輪際Tumblrでいきます。 |https://hochagera.tumblr.com/|
目次 1.無事、P新人賞&観客賞も受賞致しました! 2.音響照明充実した 3.marsmooにて
1.無事、P新人賞&観客賞も受賞致しました!

先月お知らせしていた、愛知県は名古屋市で行われたパペット&パフォーマンスにおける舞台作品のクオリティを競うコンテストにおいて我々劇団野らぼうの作品が、新人賞&観客賞をW受賞させていただくことができました!ありがとうございます!これもひとえに日頃から我々の活動を見守り支えてくださっている皆様のおかげ。私たちの劇団員は3名。ですが、その周りで手伝ってくれたり応援してくださる方々がいらっしゃるからこの活動は成り立っております。まだまだ至らないところばかりですが至らないくらいがちょうどいいと、一緒に面白がっていただけると幸いです。 非常に充実した楽しい名古屋遠征でございました。緊急事態宣言下でありましたので飲食店等はあまりやっておらず余計な外出はできませんでしたが、ちゅみもいたことですし出発前はどうなることやらと心配していた旅程でしたが万事スムーズに進行し、初めてのホテルでもちゅみご満悦。天気も気候も良かったし、何しろ主催の愛知人形劇センター、ひまわりホールの方々が気さくであったかく、大変居心地のよい催しでした。このひまわりホールってのは名古屋市のド真ん中のオフィス街?ビル群の中に立地する19階建てのビルの19階にあつらえられた人形劇向けの劇場なんですが、これまた行く前はどんな空間なんだ、どんな環境なんだと(若干)心配してもいたんですが行ってみたらびっくり、かなり整ったホールではないですか。キャパはそんなには多くはないですが(70~80人くらい?)私どもにとってはちょうどいいサイズの空間でした。 今回は室内での公演で、しかもビル、ホールでの公演だったので野外でやるのとはわけが違う。特に違ったのはやはり声の反響の部分でしょうか。外でやるのもそこそこコツが必要なんですが、この屋内でやるにもコツが必要で戸惑いました。今後はこの声作りってところが劇団として取り組んで行きたい課題でもあります。そのほかにも今回の作品を作るにあたりたくさんの学べることがございました。何しろ2020年6月の公演を経てからその形を変えての再演でございましたし、制作期間も含めたら丸一年間はこの作品と向き合ってきたことになります。なるほど、だからか。私自身が「しげる」に取り憑かれていた日々でした。こんなに長い期間同じ題材で創作をしたことはありませんし、再演も初めて。どうしても過去やった作品をそのままの形でやるのでは、気持ちの部分でのってこないので今回は今回なりに視点を変えて創作をしてみました。日々トライ&エラーの繰り返し。コンプリートの日はついに訪れないことは知った上で、それでもまたやってみたいのであります。
◉今回の創作の総括をまとめましたのでご興味ある方チェックチェック🍑 長いぞ&細かいところまとめてないので割とざっくり印象重視?
あの日から彼は私のことをしげると呼ぶようになった総括 https://hochagera.tumblr.com/post/644775234792210432/%E3%81%82%E3%81%AE%E6%97%A5%E3%81%8B%E3%82%89%E5%BD%BC%E3%81%AF%E7%A7%81%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%92%E3%81%97%E3%81%92%E3%82%8B%E3%81%A8%E5%91%BC%E3%81%B6%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%E7%B7%8F%E6%8B%AC
2.音響照明充実した 今回の公演では私(前田斜め)が音響照明を担当させていただきました。これもとっても充実でした。もともと私たちの劇団では全員役者志望ですので舞台に出てしまったらオペ(音響照明操作)ができない。でも出ないとなると役者減って総力ダウンする。となると舞台に出ながらオペするしかない。となってしまうので、舞台上のどこかでオペをして、集中が散漫して役者的にも音響照明的にも双方クオリティをダウンさせることになるのでこれとってもよろしくないのです。基本的にオペってのは今目の前でやっている舞台を生で見ながら、そして音を聞きながら操作するってもんですから、舞台上にいる自分たちでオペをやっているんじゃこれができない。それがイヤで今回は私が芝居に出ずに専属音響照明、役者は役者の仕事のみに専念してもらったんですが、フォーメーション的にはこれ完璧でしたね。演出も私でしたし。稽古からとってもスムーズに取り組むことができました。今後もこうしたいなー、とは言っても現状抱えている問題は変わらず、今後も我々3人しか役者はいないし、オペ要員もいない、そして次回作は3人出る予定で構想中、となるとやっぱり人が足りていない!てなわけで急遽チラシをこしらえた。

●劇団員募集● ご興味ある方いらっしゃりましたらぜひ〜。
で、上の新人賞の賞金がこの度20万円、ありがたくいただくことができました!そして余すことなく全て音響照明の機材へと変幻し我ら稽古場へと運び込まれました!いやーありがたい。私としては色々と夢が叶いました。中でも脚立。テント建て込みや照明仕事で必ずや使うこの脚立を今回新品で一脚買うことができました。脚立って地味に高い���だわよ。今持っているやつはもらったやつだわよ。この地球上は脚立であふれていますから、いつぞやどこかの誰かからもらえるかわからない。ややもすれば道路脇で拾うかもしれない。そんな妄想をしながら日頃道を歩いているとなかなか自分から買えずに二の足を踏んでいたんですが、今回ええい!と購入。以前もらっていた脚立に加えて晴れて3つ体制となったのでした。あと一脚くらい欲しいなー。それから機材運搬用ハードケース!これも垂涎ものに欲しかった代物。泣ける。これもなかなか買えない&ハードケースのメインは中身ですから!中身が入ってなきゃハードケースなんて買っても意味ない!そして中身の購入なんてもっともっと遠く、夢のまた夢の中の雲の上に咲く高嶺の華の存在だったわけなんですが、ついに!私も!my機材をmyハードケースに入れることができましたわよ。感涙。もはや芝居ではなくハードケースに機材を入れる活動がしたかったのではないかと自己を錯覚してしまうほど、霊験あらたかに心清まる意義深い行為でございました。ありがとう存じます。しかし勢い余って20万を優に超える買い物をしてしまったのでこりゃマイッタモンダ。色々と物色し始めたらキリがなく、あれも欲しいこれも欲しいとなって、劇団のテクニカル面は大いにグレードアップを果たすこととなったのでした。大丈夫大丈夫嬉しい嬉しい🍑🍑今後はこれらの機材を駆使して作品作りに邁進して行く所存でございます。 そういえば、今回の賞金で天幕を買う!というのも一つ目標でしたがそれは叶いませんでした。次回公演のお代で次こそは天幕を!と考えておりますので皆さんもどうぞそのおつもりでご算段ください〜。
3.marsmooにて

最後に最近薄れかかっている感慨をうっすら書いておく。 私たちの劇団は長野県松本市のちょこっとはずれの、しかし十分に街への徒歩・チャリアクセス圏内にある、とある倉庫に稽古場を構えています。そしてその倉庫に、私(斜め)と水野とちゅみの3人は家族として生活もしています。倉庫とはいえ一角に住居スペースが拵えてあり、そもそもそこに私がまず間借りを始め、そのころは劇団も稽古場も無かったんですが時を経て時間の経過とは恐ろしいもので今となっては家族、劇団、そして稽古場を有することとなったのです。このmarsmooという場所に関しては私たちの口から紹介するのでは手に余るもっともっと大きなポテンシャルを抱えた場所で、ざっというとスタジオ、カフェ、デザイン事務所、古物商、水道屋、便利屋、住居等々の設備を有し、この場所を構成するメンバーそれぞれのああしたいこうしたいを詰め込んだ夢ではないむしろ濃厚現実な場所となっています。週一でヨーガ教室も開催中。今も尚その細胞は増殖中でもある。この場所の内容ではなく、その存在について。 私が松本市に越してきたのはオンリー”創作活動のため”であって、鹿児島と札幌に住んだことはあっても本州に住んだことがない、あれやこれやいい場所あるけどピンポイントで考えていた条件として”渋滞しない”それから”新幹線が通っていない”だった。他にも細々条件はあったが実際渋滞しないで車でどこそこ動けるってのはかなり重要ポイントである。そのためには人口はやはり20万人以下が最良。松本市はその条件に当てはまった気がした。(実際は渋滞が頻発する。そのため土日は買い出しに出かけない。)新幹線に関しては私調べの統計的に通っていない街が好きだった。(新幹線、通っていても、いい街はある。上田とかいいわよね。)というか端っこが好きだったというのがある。教室でも家でも基本的に端っこにスペースをあつらえてそこに体すっぽり収まっていられる角っちょが落ち着く。角っちょがなければ自分で作ってでもそこに収まりたい。その理論で拠点選びの候補に上がっていたのは四国・高知と九州・長崎。これどちらも本当に好きな街で、そのサイズ感も人との距離も心地よくって居心地がいい。市場はあるし商店もあるし歩いていて楽しい。どちらも行こうと思わないと行けない土地で、四国の最果て、九州の最果てと呼ばれるような場所。やっぱり”通り道”ではなく、”そこに行こうとしないとたどり着けない”ってところがいい。角っちょだ。そしてその土地とともに候補に上がったのが陸の孤島、松本市だったのでした。ここは立地的にはど真ん中ですが、これも行こうと思わないとなかなか行けないし(登山好きはよく行くようだ。)何しろ標高が高い。海抜から遥か上空見上げたところに街があるっていうんだからこの街全体で山小屋みたいなもんだ。ここにいる人たち実はみんな山賊なんじゃないかと時々ふと不安になる。冬は寒いし日光は強い。しかしそもそも本州がいいと思っていたので移住地はほぼ松本市に決定。 そして何より松本は若年層の文化界隈が大変元気な印象を受けた。街の規模に対しては表現者が多い?音楽界隈が特に目立つがもともと芝居畑も盛んで劇団数は全国屈指を誇っていたのだそう。だからもれなく自分も活動できるような気がした。(住んでみて現状、映像界隈がものすんごく手薄なんじゃないかと危惧している。もっと映像作家とか自主制作映画作ってます!みたいなキャラクターや層があってもいいはずなのに!あるのか?あってほしい。)そして何よりもここmarsmooという存在があったからこそ私はこの地へ移り住んだ。 やっと本題。marsmooという場所は私が来る前からもちろんここにあってそこの登場人物と稀有な場所で知り合うことになったのはまた折りにふれて述べるとして、昨今よく聞かれるようになった”場の創出”について。寺子屋とか縁側とか路地とかフリースクールとかアジールとか、さまざま居場所を失ったはぐれ者たちがその漏れた感情を携えて集い居座れる場所(機能)が街にはかつてあったはずである。近年みる街作り(という破壊行為)や区画整備やスマートだかなんだかわけわからん都市計画によって行き場を失い排除され押し込められた個人、それからその感情が無かったものとされて扱われている。ちょっとしたガス抜きや親じゃない大人や薄暗い闇が排除されて久しく、そこに住んでいた人間やその感情はどうなるっていうんでしょう。引きこもって閉じこもってより一層偏屈になっていく生きづらさがここそこに充満しているように感じられる。そんな感慨があってから、私はここんところ約10年間ずっと共同生活をしている。ひとりでは住まない。今いるmarsmooの環境もシェアハウスではないものの出入りする人間が常にいてその人と顔を合わせるし言葉をかわす。人数がそう多いわけじゃないけれど自分以外の人間がいるだけで十分で、それが今生きている小さい社会。電波に乗って広がるような大きな社会としての問題や動きを知る必要はもちろんあって取り組む必要もあって支援したり想いを寄せる必要はある。でもそれと同等に、場合によってはそれ以上に自分の肌感覚としてとても大切なものが自分の目の前の小さな社会にもあって、問題が起こったら自分たちで解決しないといけない、かなり実感しやすい社会がここにある。それが故に困ったこともあるしめんどくさいこともあるが、総じて、目に見える手の届く範囲のことに関してヤキモキしていられるんならそっちの方がよっぽどいい。何事もでかい単位で括って統治して、差を均一にして物事を動かそうとしたって目に見えないし実感も湧かん。そんな違和感を誰彼が感じているから”場の創出”なんてことが叫ばれるのではないでしょうか。(となると場とは既にあるんではなく、自分から獲得しなければならないということか。) 私は長野県松本市に住んでいる。特段長野を田舎だと思っていなかったし、松本を地方都市だと思っていなかった。ただ、とある一定の条件(渋滞、新幹線)からこの街を選んだだけで結果的に地方と言われる場所だった。ただ、先日仕事で名古屋方面に行った時に愛知の人間が「長野村」と言っているのを聞いて、「なるほどそういう感覚か」と腑に落ちた。確かに大きい視野で街のこと、社会のことを眺めた時に松本はよっぽど田舎で名古屋は遥かに都会だろう。先日名古屋へ行った時も松本とのあまりの違いに舌を巻いた。だがしかしその視野で街を見てこなかったので、むしろ我が町我が村を”愛知県”とか”名古屋市”とか言えてしまうことに驚いた。その大きな視野を手に入れる一方で”場の創出”という身を寄せる場所が必要とされる現状って逆行している。”自分が所属している社会”を大きく括る一方で、細かい立ち場や弱い立場を失って自分で自分を苦しめるシステムって不毛だ。何故だろう。 思うのは、私たち人間が生活する範囲で、それぞれが所属している小さな社会のサイズで物事を考えたら、都会も地方もその大きさや深度には大差はないんじゃないだろうか、ということ。日々生きるのに重大なことって、その目の前にある関係が円滑にいっているかってことや、問題はなくクリアーか、そしてその活動そのものが環境や条件にフィットしているのかってことではないだろうか。フィットしてなきゃ場所なり自分なりを変える必要がある。つまり、環境や条件に合わせた小さな社会を形成し、その集合体が街を構成しているはずである。初めから大きな社会の一員としてまとめられて、そこから小さな社会を創出しているわけではない。大きな括りのよすがにすがるあまりに、妙な安心感と引き換えに貴重な機微を見逃しちゃいないか。これって都市の問題でもあり地方の問題でもある。そもそも意識の問題か。そんな取り組み方では実際の感覚としてのあと先が見えない。場として、小さな社会として呼吸をするために私たちはmarsmooにいて、都市とかはどうでもいい、小さいけれどそれだけでいいと思える場所が今後とも必要だと思うのです。
おしまい 🍖🗻🍑🐿
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2024年3月1日

能登地震の倒壊家屋、元日のまま 「一歩一歩進むしかない」(共同通信 3月1日)
石川県輪島市の「輪島朝市」周辺に残る焼け焦げた車両=1日午前
発生から2カ月となる1日になっても、多くの家は倒壊したままで元日と変わらぬ光景が広がる。能登半島地震で大きな被害を受けた石川県ではいまだに1万人以上が避難所にいて、自宅に戻った人も断水などで不自由な生活を強いられている。「大変だけど一歩一歩進むしかない」。輪島朝市の焼け跡に早朝から手を合わせる人の姿も見られた。
朝市近くに住む主婦(77)は倒れかけた家屋を指さし「早くつぶしてくれないと危なくて」とつぶやく。道路には屋根瓦やくぎが散乱したままで「ちょっと歩くだけでも危険を感じる」。
珠洲市飯田町の浜田博司さん(80)は応急危険度判定で「危険」とされた自宅の再建をあきらめ、金沢市の賃貸住宅に家族4人で移る。「未練もあるが2カ月の避難所生活の大変さは体験しないと分からない」と話した。
津波の被害が大きかった珠洲市三崎町では地面が隆起した波打ち際に船や家電、布団などが残されたまま。川端国夫さん(73)は「崩れた建物も撤去してもらわないといけないが、いつになったら業者が来るのか」と力なく話した。

石川6市町から1400人超転出 地震2カ月、人口流出に拍車の懸念(朝日新聞 3月1日)
6市町の転出者数
能登半島地震で特に大きな被害を受けた石川県内の6市町で、発災から2カ月で1400人超が別の自治体に転出していたことがわかった。転出には至っていないものの他の自治体に避難している被災者も多く、今回の地震をきっかけに人口流出に拍車がかかることが懸念されている。
1日時点で6市町に出された転出届の集計(速報値含む)によると、1月と2月の転出者数は計1449人。昨年同期の計602人に比べて2・4倍となった。地震が起きた元日時点の6市町の人口(11万9650人)の約1・2%にあたる。
1~2月の転出者は多い順に輪島市417人(前年同期196人)、七尾市405人(同200人)、珠洲市240人(同45人)、能登町163人(同57人)、志賀町129人(同82人)、穴水町95人(同22人)だった。
また、石川県は1日、2月1日時点の県内の人口は110万6278人で、地震発生の元日時点から1570人減になったと発表。内訳は死亡が出生を上回る自然減が1030人、転出が転入を上回る社会減が540人で、1971年4月の調査開始以来、自然減は過去最大、社会減は1月の数値としては過去最大だったという。
大森凡世(かずよ)能登町長は朝日新聞の取材に「ショックだ。生活の場を少しでも早く提供しない限りはこの状況は変わらない」と危機感をあらわにする。

衆院予算委に臨む岸田文雄首相=2024年3月1日午後5時36分、岩下毅撮影
予算成立にこだわる岸田首相、弱体化を懸念か(朝日新聞 テーマ特集:岸田政権)2024年3月1日
新年度政府予算案をめぐる1日の審議は深夜に及んだ。年度内成立が確定する2日までに衆院を通過させようと自民が強行し、野党が抵抗したためだ。誰よりも2日の通過にこだわったのは岸田文雄首相本人だった。
1日の衆院本会議は、拍手とヤジ、双方が飛び交う騒然とした雰囲気となった。
「予算審議は円満にやってきたのに、強行するなんてありえない」
立憲民主党の山井和則氏の衆院本会議での「演説」は、記録が残る1972年以降最長の2時間54分間にわたった。小野寺五典・予算委員長(自民)の解任決議案を説明する場だが、国会混乱の発端は裏金問題にあるとして、裏金作りに関わった自民議員を一人ずつ読み上げて指弾した。
自民の強行に対し、野党はそろって批判した。日本維新の会の馬場伸幸代表は「原因は与党にある」と指摘。国民民主党の玉木雄一郎代表も「上半身は謝っているけれど、下半身は蹴飛ばしているような対応だ」と首相の姿勢を批判した。
ただ、この日深夜、立憲は態度を軟化させ、2日の採決に応じた。
強行は首相の強い意向とされる。年度内の自然成立のめどが立たないまま衆院を通過すれば、その後の参院審議でも野党の攻勢にさらされる可能性がある。自民幹部は「何か一つでも問題が起きて審議が止まれば、とたんに見通せなくなる」。野党側は、二階俊博元幹事長や萩生田光一前政調会長らの参考人招致を求めており、こうした要求にも応じざるをえない可能性が出る。
首相自ら衆院政治倫理審査会(政倫審)に出席したり、政倫審と同時並行で予算委を開催したりするなど異例の対応が続いたことも、予算案の年度内成立を確定させたいとの強い思いの表れだ。
そこまでして自然成立にこだわるのはなぜか。首相周辺は「年度内成立ができなければ、政権の統治能力が問われ、内閣支持率がさらに下がりかねない」と危機感を漏らす。参院中堅が「ここまで自然成立にこだわるのは、政権の弱り具合を首相自らが認識しているからだ」と指摘するように、自然成立が確定できなければ政権の弱体化に拍車がかかる。
とはいえ、こうした事態を招いたのも首相自身だ。強行姿勢を続ける首相に対し、自民重鎮はこう指摘した。「判断が遅すぎる。派閥解散にしてもそう。旧統一教会(世界平和統一家庭連合)もそう。対応がすべて後手に回っている」(三輪さち子)

繰り返す「在日特権」論は100年前のドイツと同じ 社会保障の行き詰まりを「あいつらのせい」に転嫁(東京新聞)2024年3月1日
根強く繰り返される「在日特権」という言説。だが、税制面での特権について国税庁は2月28日、国会で「ない」と明言した。昨年11月には自民党の杉田水脈衆院議員が「実際には存在します」とX(旧ツイッター)に投稿するなど、保守系国会議員やネット右翼らの「ある」という主張はやまないが、政府が公式に否定した格好だ。杉田氏を含む裏金議員の問題が問われた政治倫理審査会開催の日に、本当の特権は誰にあるか考えてみた。(岸本拓也、西田直晃)
◆国税庁が国会できっぱり否定
「国税当局が、対象者の国籍や特定の団体に所属していることをもって特別な扱いをすることはない」
「在日特権」について「ない」と答弁した国税庁の田原課税部長=衆議院イ���ターネット審議中継の動画から
在日コリアンらへの憎悪をあおる悪質なデマとして知られる「在日特権」について議論された28日の衆院予算委員会分科会。高橋英明氏(日本維新の会)が、税制面の優遇などがあるのかとただすと、国税庁の田原芳幸・課税部長はきっぱりと否定した。
高橋氏が「朝鮮総連(在日本朝鮮人総連合会)とか、それに関わる法人個人にも一切の優遇措置はないのか」と重ねて問うと、田原氏は「繰り返すが、特定の団体なり、その会員に対して、特別な取り扱いをすることはない」と明言した。
在日特権は、在日コリアンが、日本社会で優越的な「隠れた特権」を持っているとする言説で、「在日特権を許さない市民の会」(在特会)などが主張してきた。内容はデマにあふれ、ネットの検索動向を示すグーグルトレンドによると、14年をピークに世間の関心は薄れていった。
◆杉田水脈氏の「存在する」発言で再燃
しかし、特定民族などへの数々の差別発言で知られる自民党の杉田水脈衆院議員が昨年11月、X(旧ツイッター)で在日特権は「実際には存在します」などと投稿して批判を受けると、その言葉がにわかに注目された。
ただ、これまでも特権の存在は、ことごとく否定されてきた。在特会がやり玉に挙げてきた在日コリアンらに認められている「特別永住資格」もその一つ。1991年の出入国管理特例法で定められ、一般の永住者と違い、入国審査時の顔写真の撮影や指紋採取などが免除される。
韓流ショップや韓国料理店が並ぶ新大久保で、旭日旗などを掲げてデモ行進する在日特権を許さない市民の会(在特会)=2013年3月17日、新宿区で
これらは特権なのか。特別永住者について議論された2014年10月の参院内閣委員会で、山谷えり子・国家公安委員長(当時)は「特別永住資格は特権ではなく、法律や通達に基づくもの」と答弁。当時、在特会関係者と一緒に写真撮影したことが問題視された山谷氏でさえ、特権とは言わなかった。
◆特別永住資格には「歴史的な背景がある」
改めて出入国在留管理庁に聞くと、担当者は「歴史的な背景がある話で、優遇や特権と呼ばれるものとは性質が異なる」と話した。
日本は1910年に日韓併合で朝鮮人を「日本国民」にして、労働力として日本で炭鉱労働などに従事させた。しかし、終戦後の52年にサンフランシスコ平和条約が発効されると、在日コリアンらの日本国籍は剝奪された。
すでに日本に生活基盤のある在日コリアンらが引き続き暮らせるよう韓国政府と議論。その子孫を含め、安定的な生活が送れるように整備されたのが特別永住資格だった。先の担当者は「日本への定住性が強いことや、日本国籍を失わせてしまったことへの配慮は必要で、結果的に一般の永住者と違いが生じた」と説明した。
生活保護を巡っても在日コリアンが「優遇」されているとの主張もあった。改めて、厚生労働省保護課に尋ねると、担当者は「特別永住者だからゲタを履かせることはない。日本人と同じように、支給要件に合致すれば出すし、しなければ出さない」と否定した。
◆「荒唐無稽なデマ、口にする国会議員がいることに驚き」
在日特権は存在しない。政府があらためて示す見解に対し、ジャーナリストの安田浩一氏は「そもそも、この文言をまだ持ち出す人がいることに驚き。荒唐無稽なデマに過ぎないのに。ましてや国会議員が口にするのは異常としか言いようがない」と絶句する。
その上で、在日コリアンの置かれた現状について、「現実には多くの在日コリアンが日本国籍を取得している。優遇措置が存在するなら、わざわざ日本国籍を取得する必要はない。むしろ、日本人と同様に税金を払いながらも、外国人参政権がなく、政治参画の機会すら持てない。そちらのほうが問題だ」と指摘。「マイノリティーがこうした差別を訴えると、『不当な利益を求めるな』という主張が横行しがち。現代における差別扇動の典型的な表現だ」
◆差別のために妄想とデマを寄せ集める、レイシストの作法
ネット右翼の中には、過去に一部の自治体が行っていた在日コリアンへの税の減免措置を「特権だ」と決め付ける言説もある。安田氏は「植民地時代に国籍を一斉に剝奪され、終戦直後には社会保障から排除された無権利状態だった。行政による必要な措置であり、それは特権でも何でもない。在日コリアンを差別したいがために、あらゆる妄想の産物やネット上のデマを寄せ集め、形式的な理由をつくり、武装して差別の正当化を図る。それがレイシストの作法だ」。
今回も、国税庁が在日特権を公式に否定したにもかかわらず、いぜんネット上には、「実質的に特権まみれ」「通名悪用すればいくらでも悪さできる」「ナマポ(生活保護)在日に優先してんじゃん」といった書き込みがあふれる。こうした排外主義的な動きの源泉に何があるのか。
「ヘイトは愛国心の発露ではなく、『政府は私を大事にしてくれるのか』という不安感の裏返しでは」と語るのは、駒沢大の山崎望教授(政治理論)。「社会保障や安全保障の行き詰まりを考えたとき、国に見捨てられる恐れが潜在意識の中にある。その点が日本人と関係のない人々の排除に向かっていく」
東京造形大の前田朗名誉教授(人権論)は「『日本人が損している』『本来得られるはずの利益が得られていない』といった思い込みが背景にある。下に見ている旧植民地出身者に目を付け、そのいびつな感情を『あいつらのせいだ』と転嫁している。100年前のドイツでも、ユダヤ人に対して同じ見方をしていた。世界中どこでも起きうる現象形態だ」と話す。
◆「特権があって当然」という思いがあるからでは
本来なら、政治家はこうしたヘイトやレイシズムに歯止めをかける立場だ。だが、岸田文雄首相が22年に杉田氏を総務政務官に起用するなど、自民党内には、歯止めをかけるどころかヘイトを容認したり、拍車をかけるよう動きや発言が後を絶たない。
前田氏は「一部の地方議員にも排外的な言説をあおる動きがあるが、『差別するつもりはない』という言い訳がまかり通っている。歴史認識の違いで済まされてしまい、議論が成立しないまま、差別と迫害につながっていく」と危ぶむ。
2月29日から岸田首相らが出席して始まった政倫審では、「政治資金は非課税」といった政治家への税制上の優遇措置も問われている。安倍派から寄付された計1564万円が政治資金収支報告書に不記載だった杉田氏、同氏を重用した安倍晋三元首相の名を冠した安倍派の幹部らは裏金疑惑にまみれている。存在しない特権を唱えたり黙認したりしてきた側が、「政治家特権」を享受してきた。
山崎氏は言う。「政治家には『特権があって当然』という思いが多かれ少なかれあるのでは。特権を持っていい人、よくない人という線引き、奇妙なおごりや選民意識が見え隠れする。非常にゆがんだ意識だ」
◆デスクメモ 「在日特権」などのヘイト言説は、旧ツイッターなどで根強く使われる。根拠を示さず短く攻撃的に言い切ってしまう危うさ。旧ツイッターより8字少ない132字制限のこのメモを5年9カ月書いてきて、痛感している。自分はきょうで最後。今まで本当にありがとうございました。(歩)
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