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Plastics Welcome Back = ウェルカム・バック LP 1981
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東京2020 オリンピックで、自衛隊体育学校所属の選手たちがメダルを獲得した。
7月29日の柔道女子78キロ級で初出場の濱田尚里1陸尉が初戦から4試合すべて一本勝ちで金メダルに輝いた。翌30日には、フェンシング男子エペ団体でエースの山田優2陸尉を擁する日本チームが、決勝でROC(ロシア・オリンピック委員会)を下し、日本フェンシング界初の頂点に輝いた。
8月7日に行われたレスリング・男子フリースタイル65キロ級決勝に臨んだ乙黒拓斗2陸曹は、初戦から持ち前の高速タックルを発揮。決勝でも、アゼルバイジャンの選手を接戦の末、下し、初出場で金メダルを獲得した。レスリングの日本男子の金メダルは、2012ロンドン大会の米満達弘選手(自体校)以来。同4日のボクシング・女子フライ級では、並木月海3陸曹が、小柄な体から繰り出す破壊力あるパンチで銅メダルに輝いた。
柔道 女子78キロ級 金メダル 濱田 尚里 1陸尉
「絶対、金メダルを取る」。強い気持ちで臨んだ決勝。濱田1尉はM・マロンガ選手(フランス)に対しても、ひるまず寝技で抑え込んだ。開始1分9秒。崩れ四方固めの圧勝だった。
2回戦。合わせ技で一本勝ちすると、準々決勝は技ありを奪った後、そのまま送り襟締めで一本勝ち。準決勝では腕ひしぎ十字固めで一蹴するなど、「世界屈指の寝技師」と呼ばれたその技術を遺憾なく発揮した。全4戦の試合時間は計7分42秒。圧勝だった。
金メダルを決めた後のインタビューでは、「一戦一戦集中して戦った。寝技は狙っていた。(寝技で)勝ててよかった」と笑顔と涙を見せた。
山梨学院大時代、寝技や関節技を軸とするロシアの格闘技「サンボ」を学んだことで寝技が大きな武器となった。2018年の世界選手権で元世界チャンピオンや世界ランク1位を次々に撃破して金メダルを獲得すると、その後の国際大会でも頂点に立ち、東京五輪の切符を手にした。
もちろん、寝技だけでは世界では勝てない。
その前段となる立ち技の稽古にも時間を費やした。防衛省のホームページでも、濱田1尉はこんなコメントを出していた。
「得意の寝技と強化した立ち技を駆使して、金メダル獲得を目指します」。��束通りの結果を出した。
濱田1尉は防衛日報社が今年2月、自衛隊体育学校所属の主な東京五輪内定者に聞いた企画「挑戦者」に登場、「華麗な一本に注目して楽しんでもらいたい」と自信をのぞかせていた(写真、2月18日付)。
世界選手権を制したこともあり、東京五輪に向けた周囲の期待は大きくなっていた。このことについて濱田1尉は「一戦一戦をしっかりと勝ち上がり、金メダルを獲得できるように頑張る」と意欲を見せた。「一戦一戦…」こそまさに、本番で栄冠を勝ち取った後のインタビューでも口にした言葉でもあった。
そこにあるのは、「一瞬で勝負が決まることもあれば、最後の1秒まで勝負の行方が分からないのが柔道。想定外のことにも対応できるように、日頃からの準備を大切にしている」。そこには、自衛官としても通じる気持ちもまた、ある。
所属する体校について、濱田1尉は「施設や環境が整っていて、思い切り競技に専念できる。職員の方々も選手のことをいつも応援、サポートしてくれる。とても温かい雰囲気です。少しでも恩返しができるよう金メダルを獲得し、いい報告をしたい」と答えていた。その「決意と約束」を見事に果たしてくれた。
フェンシング 男子エペ団体 金メダル 山田 優 2陸尉
日本フェンシグ界の歴史を塗り替えた日本代表チーム。4選手の中では最高ランクである世界4位のエース、山田2陸尉は、歓喜の中で喜びを爆発させた。
日本の快進撃を支えた。準々決勝で4連覇を狙った世界ランク1位のフランスを破り、準決勝では韓国を下した。そして、迎えた決勝。重要なトップバッターを務めた山田2尉は、5-4で勝ち点をリード。チームに勢いをつけ、栄冠に結び付けた。「最初、勢いをつけられたら、絶対勝てると信じていた。その勢いに乗って優勝できて、本当にうれしい」
2019年にアジア大会で優勝し、全日本でも個人・団体で頂点に立った。昨年3月には、グランプリ・ハンガリー大会を制した。
妻もフェンシングの元日本代表選手だった。19年に日本代表をはずれたことなどから現役を引退し、その後は夫を支え続けてきた。だからこそ、「妻の分も…」。そんな思いもあった。
代表チームでは、ムードメーカー的な存在。プレースタイルも「楽しく」がモットーだ。防衛省のホームページでは「つかんだチャンスを自分らしく、精一杯プレーする」とコメントしていた。
金メダル獲得後、ほかの選手とともにとびっきりの笑顔を見せた山田2尉。「楽しく」、そして「自分らしく」こそ、真骨頂といえる言葉だった。
三重県出身の山田2尉は本番前の6月、母校の三重県立鳥羽高校と自衛隊三重地本を相次い��訪問した。母校では、後輩たちに楽しむことの大切さを伝えた。その内容は、防衛日報の紙面(写真、7月2日付)でも紹介している。
「鳥羽高校の生徒が得意とする『楽しむ』ということは、社会に出ても通用します。どんなときでも楽しむことができれば、きっと成長できます。まずは、自分なりの楽しさを見つける。そうすれば、社会での『いい過ごし方』ができる。社会に出ても『楽しむこと』を忘れないでください」
一方、三重地本を表敬訪問したのは、「明るい話題で地域を元気にしたい」という思いからだった。
懇談の中で「座右の銘」を聞かれた山田2尉は「『好きこそが、すべて』」と答えた。
その理由として、(フェンシングが)好きだからこそ続けられ、好きだからこそ楽しめてきました。好きになってやってきたから今の成長があります」と、自身を成長させてくれた言葉について、熱く語っていた。
アスリートとしてさまざまな経験を重ね、世界の頂点に立った山田2尉。「楽しむ」というスポーツ競技の原点ともいえる言葉を見事に体現して
レスリング 男子フリースタイル65キロ級 金メダル 乙黒 拓斗 2陸曹
決勝。序盤からタックルを決め、リードを守った。乙黒2曹は、2016リオデジャネイロ五輪銅のハジ・アリエフ選手(アゼルバイジャン)を5-4で破り、初出場で頂点に立った。
持ち味のスピードを生かした攻撃的なレスリング。乙黒2曹は、夢の舞台でもその実力を遺憾なく発揮した。
とくに、準決勝のガジムラド・ラシドフ選手(ROC=ロシア・オリンピック委員会)は、2年前の世界選手権で敗れている相手。現世界ランク1位の宿敵を五輪本番で圧倒した。
「兄とともに、金メダル獲得を目指します」
防衛省のホームページに掲載された乙黒2曹の「五輪の抱負」だった。しかし、同じ自衛隊体育学校所属の兄・圭祐3陸尉は8月5日の初戦、フリー74キロ級に出場したが、惜しくも敗退。兄弟の夢はかなわなかった。
だからこそ、「兄の分まで」と気持ちを入れ替え、強い気持ちで臨んだ五輪の闘いでもあった。
試合後、乙黒2曹は「自分が全力を出して、兄の借りを返したいと思って頑張った」と、兄のリベンジを果たした喜びを語った。弟の大一番をスタンドで見つめた兄もまた勝利の瞬間、涙を見せ、周囲の関係者と抱き合った。
兄の後を追い続けたレスリング人生だった。スパーリングの相手はいつも兄だった。
小学校時代から天才の呼び声が高かった。19歳で出場した2018年の世界選手権で初出場、初優勝。日本男子選手の史上最年少記録となる19歳10カ月での達成だった。
しかし、世界の強豪たちは黙ってはいなかった。乙黒2曹は徹底的に研究され、翌19年の世界選手権は5位に終わった。栄光から一気に挫折を経験した。
これが乙黒2曹の気持ちに火を付け、自らも研究を続けた。19年の全日本を制し、東京五輪の切符を手にした。20年のアジア選手権では金メダルを獲得した。乙黒2曹は「苦しいことが多かったが、周囲のサポートの��陰で少しずつ前に進めた」と���り返った。
五輪では優勝候補の一人。プレッシャーは計り知れなかったという。
何よりも、男子のフリーはここまで、日本選手のメダル獲得がゼロ。日本男子の希望、夢が乙黒2曹にすべて託された。
そんな中で、難敵を次々と撃破して栄冠を手繰り寄せた。フリーの日本男子陣を救った乙黒2曹。「夢をかなえられて、すごくうれしい」と
ボクシング 女子フライ級 銅メダル 並木 月海 3陸曹
並木3曹は悔しさをにじませていた。小柄でリーチが短い。周囲の不安の声を吹き飛ばしたかった。「金メダルを取れるってところを見せたかった。世界に私のボクシングを認めさせたかった」。大柄な外国人選手に立ち向かい、表彰台に上り詰めた。十分、世界に証明してくれたはずだ。
気持ちの強さと負けず嫌いが並木3曹を支えた。背景には、幼少期から始めた空手があり、小学校ではキックボクシング、そして、中学2年から本格的にボクシングにのめり込んだ。生活の中には、いつも闘う気持ちがあった。
高校時代は公式戦無敗。平成29年、練習環境が整った体校に入隊。2018年(平成30)の世界選手権では銅メダルを獲得した。
並木3曹には、もう一つ強い思いがある。防衛日報社が今年2月、体校所属の五輪内定者たちを取り上げた企画「挑戦者」の中で、「女子ボクシングが少しでも多くの人に興味を持ってもらえるような試合をする」と話していた。最高の舞台で結果を残した。
次のパリ五輪では、今回の経験を糧にし、新たな挑戦を続ける気持ちを口にした。
3年後、世界に認めさせ、女子ボクシングをさらに知ってもらいたい。2つの大きな目標を達成させるつもりだ。
最高の舞台で大輪の花を咲かせた4人の自衛官アスリート。防衛日報紙上でも本番に向けた自信と、体校や応援してくれる人たちへの感謝と約束の言葉を伝えていた。東京2020 オリンピックは8日、17日間の全日程を終了した。
【こちらもあわせてご覧ください】
(再掲)【特集】挑戦者たち ~第1回~|自衛隊体育学校
https://dailydefense.jp/_ct/17432929
(再掲)【特集】挑戦者たち ~第2回~|自衛隊体育学校
https://dailydefense.jp/_ct/17432936
(再掲)【特集】挑戦者たち ~第3回~|自衛隊体育学校
https://dailydefense.jp/_ct/17432944
(再掲)【特集】挑戦者たち ~第4回~|自衛隊体育学校
https://dailydefense.jp/_ct/17432949
◆関連リンク
自衛隊体育学校
https://www.mod.go.jp/gsdf/phy_s/
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異海感想
前にツイッターに思わずネタバレ垂れ流してしまって良くなかったなぁと思ったのでブログにしときゃええやろという安直な考えのもと作成されております。 そっちの文章も入ってます。
Sadaさん作 異海 ―ORPHAN’S CRADLE― のネタバレ有感想になっておりますのでお気を付けください。
後、思いの丈を気持ち悪いレベルで吐き出してますのでキモイと思ったらブラウザバック推奨。
まず製作者のSadaさんに感謝を。 こんなにも素晴らしいゲームを、魅力的なキャラクター達を、面白くあたたかなシナリオをありがとうございます。 本当に楽しい。面白い。 おかげでEDFもモンハンもほっぽってずっと異海やっちゃってる。時間が溶ける(誉め言葉)。
語りたいことが多すぎるので思いつくことをガンガン語っていこうと。
取り合え��EDは全部見終わった、んだけどイベントもスチルも回収できてないの多いのでまだまだ周回しなくてはならない。 まぁそんな自分の状況はさておき。 シナリオが!良い!!んですよ!!!! 僕のさっぱりな語彙力では表現できないので割愛。 どのシナリオ読んでても面白い。面白過ぎてスキップできない。 周回の為にスキップもするけどお気に入りのシナリオ来ると読んじゃう・・・また時間が溶けてゆく・・・。 差し込まれるBGMもチョイスが良い。情景にあったチョイスをされてて自然にシナリオに没入できる。 照雄さんや吾郎さんと勝負する時のピアノ曲とか、最終盤の蛭子と問答して裕くんが色々理解した時の切ないピアノ曲とかたまらん。アルペジオがいいんだ。 曲名とかも知りたいくらい良い曲多い。フリー素材なんだっけ?欲しい。 料理、島開発、クラフト要素も楽しい。クラフトとかまだ作れてないの一杯あるんだろうなあ。 ミニシナリオが充実してるのもすごく良い。 多すぎて作者さんの多大な愛を感じる。本当に凄い。 色々気になる設定もありすぎて設定資料集を見たい。
人物評というか感想というか
裕くん 我らが主人公。基本的に周囲が奇人超人が多い中、貴重な常識人ツッコミポジション。 そんな彼も一皮むけば色んな要素が詰まった子でした。 よく笑い、時に悩み、泣き、葛藤しながらも自分の道を見つけて進むことができる姿はまさに主人公。 優しいというより愛情深い。いや、基本的に異海に出てくるキャラクターは皆愛情深いけれども。 サブイベントで人外にですらその手を差し伸べるその深い愛情は圧巻。 たまに「裕くん絶対母性芽生えてるよね?」とか思った。鬼灯イベとか料理のミニシナリオとか。 その大きな愛情で色んな人達を悉く陥落させていく様は正に主人公。 もうハーレムとかで良いから裕くんは皆を幸せにしてあげて欲しい。 相手と状況によっては(主に後ろが)大変なことになりそうな裕くんの未来はどっちだ。 EDによって色んな状況になるのも流石主人公。海堂さんEDはビックリな成長具合だった。そりゃ海堂さんも驚くわ。
定晴さん 色々デカくて豪快な父性溢れるチートスペック超人その1。面倒見も良い。 そりゃ裕くんじゃなくても惚れるわ。 その裏にある定晴さん自身の事情や葛藤がまた何とも。 そりゃ巌さんから見たらソリ合わないよね・・・。 吹っ切れた後は最初の印象に違わぬスケベェなおっさんでした。 スケベ的な意味で裕くんは体もつのだろうか・・・。 だが男前すぎてつらい。裕くん幸せにしてあげて。 ちらほら描写はあるけど君絶対ただの一般人じゃないよね。
巌さん ヤクザみたいな雰囲気のおっさん。のくせに時たま見せる柔らかな父性がまたニクイあんちくしょう。 勇魚さんとは違った意味でこの人はこの人で色んなことで雁字搦めになってた。 初期印象がガラリと変わる人。シナリオでも言及されてたけど懐が大きく、愛情深い。 お前はどこのエロゲの主人公だってくらい父性愛溢れまくってる。 でも巌さん絶対Sっ気あるよね。 元は真面目な消防士ってんだから色々あったんだよね、多分。ってなる。 しかしこの人も大概ハイスペックだよね。他が飛びぬけてるだけで。
洋一くん チートスペック超人枠その2。 ��の意味で初期印象がガラリと変わった人。 寡黙マッチョいいよね!とか思いながら攻略したら死んだ。 死んだ。 個別シナリオはもうボロ泣きした。 ノベルゲーやってて泣いたのなんて初めてかもしらん。 この時点で洋一くん推しが限界突破した。好き。 前半の寡黙な洋一くんも良いけど不器用に感情を表す彼も良い。 タガ外れてエッチ要求しまくる彼も良い。 捨てられた犬みたいな表情で「駄目か」「嫌か」なんて言われたらそりゃあ拒否できないよね。 頑張れ裕くん。
辰馬くん ちょっと天然気味なラガーメン。が最初の印象だった。だった。 ヒーラーでサバイバーでラガーメンで医者志望でタガが外れりゃオオカミさん。 ふとした瞬間に出てくる闇と言うか情報の洪水というか、最早何を言ってるのかわからない。 一途、めっちゃ一途。一途すぎて若干ヤンデレの気配も・・・。 でも、なんというか愛おしい。母性をくすぐるというか、愛される人柄だよね。 でもやる気になればクソかっこいいんだからホントにズルい。 巌さんもそうだけど彼も大概ハイスペック。
千波くん 打波の生んだぴゅあぼーい。 何というか甘酸っぱい青春ルートだった。 いや、ルートとしては葛藤も切なさも苦しさも色々あったんだ。 あったんだけど、「ああ、ちょっと切ない。けど、甘酸っぱい」。 そんな言葉が自然と出てくる。千波くんかわいいよ千波くん。 裕くんとの距離感が絶妙に良い。 支えるようで支えられていて、寄りかかるようで寄りかかられていて。 実に微笑ましい。末永く爆発しろ。
冴さん つよい。 いや、その一言で片づけちゃだめなんだろうけど。 印象としてはサモ〇イのメイメ〇さんポジション。 眼鏡だしお酒好きだし。 勇魚さんルートで彼を叱責する彼女には痺れた。 色んな意味で裕くんの味方をしてくれた人。本当に素敵な女性である。 彼女は彼女で秘密があるみたいだけど結局何者��ったのだろうか・・・。
イザナギさん 〇モナイ3でいうハ〇ネルさんポジション。 彼も何者だったのかは正直ようわからんかった。 でも、裕くんの味方で、裕くんを導いてくれてたのは確か。 なんというか、ほっとする感じがして好き。
照道さん 良識枠。イザナギさんと同じでほっとする枠。 色々言うけど裕くんを支え、導いてくれた人。その名前は伊達ではない。 ラストで駆けつけてくれたあの勇ましい姿には痺れた。クソカッコいい。 崇くんとは末永く幸せに暮らして欲しい。 ぬか漬け?・・・ウッアタマガ
崇くん 天使。 もうそれ以上の言葉があるだろうか。 いや、後半のあれやこれやで色々と思うこともあるけれども。 本当に、本当に末永く幸せになって欲しい。 崇くんかわいいよ崇くん。
吾郎さん ギャグ枠と思いきやシリアス部分もがっつり持ってくお方。 月狂いの恐ろしさとその苦悩がよくわかるシナリオでございました。 ぶきっちょな吾郎さんも良いですがあんなオラオラした吾郎さんもよき。 下手すりゃ裕くんあのままMに目覚めていたのでは・・・? 互いが互いを思いやる故の忘れ石。でも、忘れたくない。あんなんズルいわ。そこからのEDへのあの流れ。ズルいわ! EDでのギャップにもやられた。制服はズルい。萌え。 子供たちもかわいい。
潮さん 面倒見がすごくよく、性格イケメン。 実際いい男。というか色男。そして一途。 ED見つけるのにめっちゃ時間かかった。まさかノーマルの先だったとは思わなんだ。 いや、どうなんだろ、トゥルー後にもあるなら全く感想が変わってくる。 ノーマル後の潮さんEDを見た感想としては、せつない。 ただひたすらに、せつない。 裕くんと潮さんのあの関係はそれはそれでいいんだ。 幸せそうで。潮さんも満更じゃなくて。 ノーマルエンド、やっぱ悲しいよなぁ。 照道さんが消えて。あの後、崇くんはどうなったのだろうか。 吾郎さんとか汐音ちゃんがいるから平気だろうとは思うけど、絶対自分責めそうだよなぁ。 やっぱり、皆で幸せになって欲しいんだ。 もし汐音ちゃん√のトゥルー後のEDっていう√があれば、全然感想変わったなぁ。
藤馬さん 皆大好き(?)藤馬さん。 目じり下げて笑うあの表情は破壊力あると思います。 完璧超人かと思いきやまさかのメシマズとは・・・。 えっちスケベにーさんだった。えっち最中も敬語なせいで最早言葉攻めだったよ。プレイかよ。 でもそれ以上に愛情の人だった。 辰馬くんに、父に、そして裕くんに向けた愛が溢れまくってる人だった。 兄弟揃って外見も中身もイケメンだった。知ってた。 ED1はまさかのオチだった。いや、弐鬼さんルートでんなこと可能なのは知ってたけど。 そして藤馬さんやっぱ勾制御できなかったら色々ハジけてるじゃないですかヤダー。 あの場合兄弟とは竿だったのか穴だったのか・・・ゴクリ そして問題児三兄弟って多分吾郎さんとこだよね。 ED2は切ない。でも、あの結末の先に続��物語もありそうな感じがある。 結局、あの場合はどっちが柱になったのだろうか。 にしても兄弟揃って独占欲強めな感じがひしひしと。イイデスネ
勇海さん えっちなとうさん。けしからん。実にけしからん。好き。 父性愛溢れまくってて砂糖どころか蜂蜜吐いた。 裕くんがでろでろに甘やかされてるのを見ると「良かったねぇ裕くん」という気持ちが芽生える。 洋一くんや辰馬くん、千波くん見てると「もっと甘えてええんやで」って思うけど裕くんももっと甘えていいと思う。 それを引き出した勇海さんマジお父さん。爛れているのはご愛敬。 定晴さんとの3Pルートもスケベェで実に良い。 裕くんのお尻が心配にはなる。でも裕くんが幸せそうだからいいか。 しかし、疾海さんを内地に解き放って本当に大丈夫だったのだろうか・・・。
弐鬼さん マッチョ刀鍛冶おじーちゃん。 お世話してたら回春したおじーちゃんとえっちしてた。 おじーちゃんがえっちすぎるのがいけないとおもいます。 EDは世界観の一端が見えてそれも良かった。 いきなりおっぱじめたのには吾郎さんじゃなくてもびっくりすると思います。 このルートの裕くんが一番神秘に満ちてる状態なのかな。 洋一くんの五感が鋭いのも弐鬼さんの血族だからなのだろうか。
泰蔵さん 船長兼細工師さん。 最初はぼんやりと「ああ、裕くん島に残ったら旺海の当主しながら細工師するのかな」なんて思ったりもした。 個人的には裕くんのお師匠ポジションになっている。 絶妙な塩梅で裕くんのこと気に掛けてくれるお方。 絶対弟子みたいな目であたたかく見守ってる���ね。 なんでかわからんが凄い好き。
沙夜さん ほんわかお母さま。そしてぬか漬けの女帝。 裕ちゃん呼びは中々にくるものがある。可愛らしいお母さまだ。 色々大変で色々な苦悩を背負ってる。 でも最後にはきちんと向き合い、子を守り、愛にも生きる。女は強かった。 にしても、千波の年齢逆算してもそこそこのお歳の筈だが・・・お盛んっスね・・・。
蛭子 黒幕。加害者でもあり被害者でもあり、サモナ〇3のイス〇ポジション。 彼の願いは所謂「自身の死」だった。 そりゃあんな状況に押し込められて無間地獄状態ならそう望むのも無理はないわ。 けど、色んなEDを見た後に思う。結局彼にとって一番幸せなEDはどれだったんだろう。 正規?√は定晴さんEDぽいけど、個人的には蛭子くん自身が色々学んでいきそう辰馬くんED、藤馬さんED1もありかなぁと思ってしまう。 彼も幸せなれるそんな未来があったのかなぁ。
全然関係ないけど、蛭子はマヒトの姿を模してる。 マヒト登場時に「はいてない」選択肢出てた。 つまり蛭子もはいてないのでは? どんだけシリアス話をしてても君はいてないの??? 3週目あたりでそんなアホな思考が湧いてもうダメだった。
考察とも言えない雑感。 考察何てしたことないから理論も順番��ちぐはぐのぐちゃぐちゃ駄文。
辰馬ルートやって思ったのが、「自分の命を顧みず、他の誰かを慈しむ」「負の感情に共感し、それを慰めることができる」。 これをできる人が「柱」の素質の大きさなのではないかと。 そこに血筋とか勾とかは恐らく関係ないのではないかと。 んで、バッド√を見て思った。 あのループの中の定晴さんのあの台詞。 多分、定晴さんもあのループの中での記憶を持ち越してて、「もう少しでお前(裕くん)をこのループから解放してやる」って意味だったのかな、と。 そして多分、その代償として定晴さんが柱になるのではなかろうかと。 禍憑きの骨イベントで崇君と定晴さんが同情、というか共感したことで禍が消え去ったのも、あの2人が柱の資質持ちだからなのではないか?と思ったり。 というかイザナギさん回復イベントで産魂に光を入れられた人って、大なり小なり皆柱の資質あるって事なのでは・・・?
裕くんの父親について 某方がSadaさんと問答してらっしゃったけど、多分これ泰蔵さんだよなぁ。 冴さんのお言葉や鑑定の結果見ても一点ものの髪飾り、星見石は打波で産出する、加工が難しい、泰蔵さんの髪飾りに対する扱い、泰蔵さんは細工師、んでお酒飲んだ時のお話。 うん、やっぱりアレ泰蔵さん作では? よくよく泰蔵さんの立ち絵見ると裕くんに似てる気がする。体格とか髪型とか。あと眉毛。 蛭子も命や魂は生み出せないって言ってたし、真那さんと泰蔵さんの子+蛭子の一部=裕くんなんだろう。多分。 多分泰蔵さんは気づいてるよね。そら何かと気に掛けてくれるわな。 そう仮定して泰蔵さんの台詞を見返すとやっぱそうなんじゃね?って思ってしまう。
裕くん本人について 何かしらの勾を持っており、幼い頃から幽霊とかが見えてる。 旺海の血を継ぐ者。 勾については汐音ちゃんから「幽世を渡る力に優れている」と言及されている。 「幽世を渡る力」は詳細が語られていない為不明点も多い。 おそらくこちらは「蛭子の一部としての旺海裕」が持つ力なのであろう。 幽霊や魂といったものを視認し、時には意思疎通さえ行うことが可能。 視認した相手の死の運命のようなモノも感じ取ることができる。 元々できたのか打波島に戻ってから目覚めたのかは不明だが、霊的な存在を祓う、共感し慰撫することで魂を輪廻の中に還す柱としての力も行使している。 ここら辺は主に攻略キャラに関係ないサブイベで行使している。雪女とか胡麻団子の女の子とか鬼灯とか。 幽世の力に関係するのかは不明だが、水鏡による先視に関する力も突出している。 先視は藤馬さん√にて「超高性能のシミュレーション結果」のようなものと明言されている。 絶対の結果ではないが、高い確率で起こる事象の1つを視るのだと。 この先視に関して、前述した『視認した相手の死の運命のようなモノも感じ取ることができる』という能力にも��わって来るのではないだろうか。 バッド√で蛭子がいくつかの結末をシミュレートして試行を繰り返していることから、蛭子が元々行使していた力。 それが、蛭子の一部である裕くんが『死の運命の視認』という限定的ながらも先視の力を行使できても不思議ではない。 余程裕くんの根幹に根ざす力なのか、打波を離れてもその能力は無くなっていない。(巌EDなど) それと、裕くんの勾に関係するかは全くの不明だが、打波島に来てから彼は黄泉がえりを繰り返していると言える。 桃の花咲き乱れるあの空間はしょっちゅう描写されるが、あれが描写されるときは肉体的に死を迎えようとしているか、あるいは魂が肉体を離れている状態なのではないだろうか。 あの空間を降りきったら死んでしまうよと警告もされるし。 巌√で月読のお守りをなくした時、洋一√で顎岬ダイブした時は明確に一度死にかけて(あるいは死んで)いると思しき描写になっている。 しかも桃の花空間も描写されている。 どうみても助からない筈なのに蘇生している。 この事象に関しては裕くんの勾なのかそれとも蛭子が手助けしているかは不明だが、デッドアンドリバースしているのは確かだろう。 先視や水鏡、黄泉がえりの異能を含めて「幽世を渡る力」なのだろうか。 書き出してても全然わからん。 他、定晴さん√にて蛭子から「君は旺海の勾も継いでいるんだね」と言及されている。 こちらは「旺海真那の子、旺海裕」として持つ力なのであると思われる。 旺海の勾については「魂の分割」と作中で明言されており、自分の魂の一部を別個体として存在させるって感じかと思われる。 定晴さん√ではそれを定晴さんの魂でおこなったと。 だからあの場に定晴さんは現れたということだ。 まだある。 条件が揃えば笹神楽を神器として行使することが可能。 この時、裕くんは笹神楽がツール、自身をバッテリーと称している。 この状態に定晴さんソウルが加わると、位相すらも蛭子と同等になる。 これ、限定的にとはいえ限りなく神に近づいてますやん。 いや、蛭子の一部なんだから不思議ではないっちゃないけど。 折れない柱として完成されうるスペックも持ち合わせており、不完全な状態でも柱としての適性は高い。 ていうか弐鬼さん√に至っては一時的ながらも柱そのものとして打波島を支えていた。
定晴さんについて 内地の人間なのに浮き出ていた禍憑きの刻印。 定晴√ラストの裕くんに流れ込む力。 名言されているわけではないが、弐鬼さんEDにて語られる「さる人物の体の中に残っていた海皇の因子」。 さる人物って多分これ定晴さんだよね。 そう仮定すれば定晴さんの謎スペックにも説明はつく。多分。 ていうかスィーフィード〇イトかお前は。好き。
エロについて すごいえっち。 ええ、ええ。すごいえっちでドシコでしたよ! よくこんな量のテキストとシチュエーション思いつくなぁなんて戦慄もちょっとした。 定晴さんの色々溢れまくりなえっちもいい。 巌さんの包み込むような、お互いに色々曝け出すようなえっちもいい。 洋一くんの若さ溢れまくるドチャくそ激しいえっちもいい。 千波くんの���さと若さとやんちゃさ溢れかえるえっちもいい。 辰馬くんのひたすら一途な激し目えっちもいい。 サブキャラの方々もたいへんえっちでございました。 言葉で表しきれないのでまずやればいいと思う。 定晴さんと勇海さんのW雄っぱいサンドで吐血した。いや、吐蜂蜜した。
簡単な総評 めっっっっっちゃ良い作品でした!!!!! そしてめっっっっっちゃ時間が溶けた。 というか回収終わってないスチルもイベもあるからまだやらねば。 あああ、裏設定とか世界感とか凄い気になる! ここまで引き込まれた作品なんて久々だ! Fateやら放サモやらはまだ完結してないから除外。 それ考えたら勝手な考察なんてするほどどっぷり浸かった作品なんて赤松漫画とかハリポタ以来かも。 あああ、一緒に語れる人が欲しい!!あれこれ聞いてみたいし話したい!!
あのボリュームで、プレイ時間で、2000円ちょっとって安すぎない????
お布施はどこにすればいいんです・・・?
しかもまだ追加があるかもしれないというこの・・・。
Sadaさんありがとう・・・ありがとうございます・・・。
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FANTASTIC☆PRELUDE (Español)
Intérprete: ST☆RISH Ottoki Otoya (CV. Terashima Takuma), Hijirikawa Masato (CV. Suzumura Kenichi), Shinomiya Natsuki (CV. Taniyama Kishou), Ichinose Tokiya (CV. Miyano Mamoru), Jinguji Ren (CV. Suwabe Junichi), Kurusu Syo (CV. Shimono Hiro), Aijima Cecil (CV. Toriumi Kousuke)
Single: Ultra blast
Fecha de lanzamiento: 14 febrero 2018
ファンタジック☆プレリュード FANTASTIC☆PRELUDE PRELUDIO☆FANTÁSTICO
星空へ旅立とう 虹を架け橋にして Hoshizora e tabidatou niji o kakehashi ni shite Haciendo del arcoiris un puente, comencemos un viaje hacia el cielo estrellado
そして創ろうか? 音楽と歌の王国 Soshite tsukurou ka? Ongaku to uta no oukoku Y entonces, ¿lo creamos? Un reino de música y canciones
記したマジのLOVEが 満開に咲き渡る
Shirushita maji no LOVE ga mankai ni sakiwataru
El verdadero amor del que habíamos hablado florece plenamente en todas partes
7���のスターフラワーよ 世界に愛を! Nanairo no sutaa furuwaa yo sekai ni ai o! ¡Las flores de estrellas de siete colores darán amor al mundo!
Check it out !! ¡¡Compruébalo!!
10 Are you ready ? 10 ¿Están listos?
9 Are you ready ? 9 ¿Están listos?
8 Are you ready ? 8 ¿Están listos?
7 Are you ready ? 7 ¿Están listos?
6 Are you ready ? 6 ¿Están listos?
5 Are you ready ? 5 ¿Están listos?
4 Are you ready ? 4 ¿Están listos?
3 Are you ready ? 3 ¿Están listos?
2 Welcome to 2 Bienvenidos
1 マジLOVE 1 Maji LOVE 1 Al reino
0 キングダム 0 Kingudamu 0 Del verdadero amor
We are ST☆RISH Somos ST☆RISH
いま新たに始まる Ima arata ni hajimaru Ahora comienza nuevamente
冒険への旅路へ Bouken e no tabiji e Un viaje a la aventura
チャレンジを忘れないぜ Charenji o wasurenaize Y no olvidaré los retos
武者震いが止まらない Mushaburui ga tomaranai No puedo dejar de temblar de la emoción
今日この場所に Kyou kono basho ni Hoy, en este lugar
Ah・・・繋がっていたんだ Ah… Tsunagatteitanda Ah… Nos conectamos
みんなではしゃごう Minna de hashagou Vamos a divertirnos con todos
奇跡 Kiseki Abre
超えた Koeta La puerta
キングダムの Kingudamu no Del reino
扉 Tobira Que va más allá
さあ開いて Saa hiraite De los milagros
レジェンドの先へ Rejendo no saki e Y ve más allá de las leyendas
星空へ旅立とう 虹を架け橋にして Hoshizora e tabidatou niji o kakehashi ni shite Haciendo del arcoiris un puente, comencemos un viaje hacia el cielo estrellado
夢のプレリュード 歌のファンタジーみんなで Yume no pureyuudo uta no fantajii minna de El preludio de los sueños es, con todos, una fantasía de canciones
大っきなお城立てて 銀河を花火にして Ookkina oshiro tatete ginga o hanabi ni shite Hagamos un castillo enorme, hagamos de las galaxias fuegos artificiales
めちゃくちゃに大ハッピーな 思い出にしよう Mechakucha ni dai happii na omoide ni shiyou Y hagamos memorias absurda e increíblemente felices
Check it out !! ¡¡Compruébalo!!
頑張ったご褒美が Ganbatta gohoubi ga Sin una recompensa por esforzarte
なくちゃ明日がつまらない Nakucha asu ga tsumaranai El mañana será aburrido
今日��らいハジけようぜ Kyou kurai hajikeyouze Estallemos al menos por hoy
キングダムな日にしよう Kingudamu na hi ni shiyou Y hagámoslo el Día del Reino
「大好きです」と “Daisuki desu” to Al decir “te amo”
Ah・・・この瞬間だけは Ah… Kono shunkan dake wa Ah… En sólo ese momento
全て伝えたい Subete tsutaetai Quiero transmitirte
終わりのない Owari no nai Todo lo que sostienen
絆 Kizuna Estos lazos
握り Nigiri Interminables
ずっと Zutto Estemos
一緒にいよう Issho ni iyou Siempre juntos
また繋ごう未来 Mata tsunagou mirai Y nuevamente conectemos nuestros futuros
星空へ旅立とう 虹を架け橋にして Hoshizora e tabidatou niji o kakehashi ni shite Haciendo del arcoiris un puente, comencemos un viaje hacia el cielo estrellado
歌でキラキラの飛行船 君を迎えて Uta de kirakira no hikousen kimi o mukaete Dándote la bienvenida en un dirigible que resplandece con canciones,
どんな風に出会って どんな時を重ねて Donna kaze ni deatte donna toki o kasanete ¿Con qué tipo de aire nos encontraremos y qué tipo de momentos iremos acumulando?
涙して笑顔して どこまでゆこう!? Namida shite egao shite doko made yukou? Llorando y sonriendo ¿hasta dónde llegaremos?
Check it out !! ¡¡Compruébalo!!
星空へ旅立とう 虹を架け橋にして Hoshizora e tabidatou niji o kakehashi ni shite Haciendo del arcoiris un puente, comencemos un viaje hacia el cielo estrellado
君のまだ知らない 不死なる音楽のチカラで Kimi no mada shiranai fushi naru ongaku no chikara de Con el poder de la música inmortal que aún no conoces
常識なんていらない 最上級のLOVEで Joushiki nante iranai saijjiokyuu no LOVE de No necesitamos del sentido común con el amor de más alto grado
飛び立とう 超えてゆこう Tobidatou koete yukou Despeguemos y vayamos más lejos
夢のプレリュード Yume no pureryuudo De un preludio* de los sueños
歌のファンタジー Uta no fantajii Y de una fantasía de canciones
夢を歌へと・・・! Yume o uta e to…! ¡Convirtiendo los sueños en canciones...!
Notas:
*Un preludio es una cosa o acción que precede a otra y que le sirve de entrada, anticipación, anuncio o comienzo. En música es una composición instrumental concebida como introducción de una obra musical.
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スイカズラ描き始めましたが。パーツ多いです。
散歩道で見つけた良い香りのスイカズラ。野にある地味なお花ですがかわいらしい。 2色のお花なのもユニークですね。しかし蔓性は描くのはちょっと難しい。 人のいない喫茶店で気分転換。夢中になってるといつのまにか人が増えててドキッとします。 細かいお花は好きなのですが描くとなると脳みそはついていけませんね。 とりあえず描きたいパーツだけ描いていって、あとで組み立てを考えよう。しかしたいていは後で組み立てに悩むことになります。 回転させすぎてハジ切れちゃってた。こういう場合の教訓としては、パーツを全部盛り込もうとしないで小さくまとめた方が良かったりします。 以前描いたブルーの入れ物を使おうかな?色合い爽やかで良いかも。お花は終わりそうなのにお絵描きはまだまだ続きます。 to be continued
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. 今日は蠍座新月🌚 みなさまどんな時間をお過ごしですか^_^ . 今夜も23時から30分間、「moon cycle therapy ムーンサイクルセラピー」(遠隔ヒーリング3000yen)行います💎 . ☆☆☆☆☆ . 今回のテーマは【成果を受取る】✨ . エイッと一歩踏み出す大事なタイミングを迎える時に是非しておきたいこと。それは深呼吸してここに至るまでの自分の成果をしっかりと受取るという事。 . 今回のお月様って、これまで抱えてきた様々な想いがポーンとハジける要素があって、綺麗に準備してきたテーブルもエイっと後先考えずにひっくり返せちゃう勢いがあるのですね。 . これって、普段躊躇してなかなか出来ないことでも出来てしまう後押でもあって、ポジティブな要素がたっぷりあります。時には勢いって必要ですものね。 . でもそんな時だからこそ、物事を動かす前に少しだけ心を整えて〈優しい気持ち〉でいままでの自分の成果を受取る。それが大切で、今夜はそんなお月様のヒーリングタイムになる予感✨ 耳障りの良いことも悪いことも成果をしっかり受け取って明日への一歩に活かしていきましょ💕 . 23時からのヒーリングでは、写真の石達、レッドクオーツとルチルクォーツと一緒にヒーリングのサポートをお届けさせていただきますね。 . いつもの様に始まってみないと展開がみえないお月様のヒーリングですが、現時点の予感では皆んなで火山地帯に行くのではないかな〜なんて感じています。 . 湧き出る温泉でエネルギーチャージする方、又は飛び散るマグマに追い立てられて、勢いよく動き出すことをお勧めされる方、皆さんの光の身体はどんな出会いと体験をしてゆくのでしょ?!レポートで報告させていただきますね。 . ☆今回のレポートは少しスタイルが変わるかもしれません。お一人ずつの個別のキーワードはお送りささていただきます☆ . 月に2回のココロとカラダを整える時間💐今夜も皆さんと良い時間になりますように♡ . . ☆☆☆☆☆ . 参加ご希望の方はDM又はメールでお知らせ下さい✨ mailアットマークtyetcrystals.com . . . 【ムーンサイクルセラピー】 ティエットで行なうムーンサイクルセラピーでは、新月と満月の夜にお月様の空模様に合わせたヒーリングエナジーをお届けしています✨ . お申込み受付後、23時より一斉に遠隔ヒーリングをスタートいたします。お時間になりましたらそれぞれのペースでお過ごしください。 . 終了後、ヒーリングの際の全体の様子やこの時期の月様の活かし方、お振込み先などを書いたレポートを翌々日以降に送り致します。 . 詳細はプロフィール欄のリンクよりHPご覧下さい。 . . #新月 #newmoon #さそり座 #蠍座新月 新月 #ムーンサイクルセラピー #遠隔ヒーリング #エネルギーヒーリング . . #tyetcrystals #crystals #crystallife #crystalhealing #crystalgrid #クリスタルヒーリング #ヒーリング #リーディング #クリスタル #水晶 #鉱物 #宝石 #原石 #結晶 #天然石 #クォーツ #水晶 #レッドクオーツ #赤水晶 #ルチルクォーツ #瞑想 #セルフケア #日々の暮らし #お花とクリスタルのある生活 https://www.instagram.com/p/B4J8mV3Abq9/?igshid=rw7ib98992g3
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ドッペルゲンガー(うさ猫)
(曲名) ドッペルゲンガー
(収録) うさぎと猫と少年の夢
女の子って、何でできてる?
*
うさ猫ではじめてプレイした曲でした。ものすごくポップで明るくてハジけた感じを想像していたので、実際プレイしたら思いのほかジャジーな感じで、とても驚いたのを覚えています。そういうの大好きなのでめちゃめちゃ嬉しい誤算でしたが。
思えばキャラのちぇるみんもロリポップ・キャンディみたいなフォルムと色合い(スタッフさんいわく「外国のお菓子」)の印象で必然的にポップ感ある!!と一瞬思ってしまうんだけど、ポップはポップでも病み可愛い系の方向らしく、「予想してたポップと違う!」と思わず笑ったりしたうさ猫初期の思い出。
ドッペルゲンガーって本人であるにも関わらずどう考えても絶対本人では無いもの、なので、この勝手な当初のイメージとの差がそれっぽいなあとかおぼろげに思ったりします。
幽霊の正体は枯れ尾花なのだそうですが、案外ドッペルゲンガーの正体を突き詰めていくと、イメージの乖離と分離とか、その辺もちょっと関係あるのかも……なんて楽しく妄想がすすみますね。ドッペルゲンガーって、とっても好きな事象です。
*
「キャッチーさ」を考えた(公式コメントより)、ということで、キャッチーさがあふるるフレーズとか効果音が要所要所に詰めてあって、萌えポイントになってます。ものすごく用意周到に考えられてるんだろうなと思います。
キャッチーさって、つまりはキャッチしてくれる相手のことを考えなきゃ成立しないわけで、それってとても気力と技術のいることだと思��のです。野球のピッチャーみたいに、球の種類だって必要だろうし、もちろんそれを上手く要所要所で使えるだけのセンスがないとならない。
人の心って多分いつでも永遠にバットが振られている状態で、そこにどこからか飛んできたボールがたまたま触れることでその人なりのヒットやホームランが生まれるんだと思うのですが、「ドッペルゲンガー」のキャッチーさってすごくうまいところに球が投げられている感じがします。個人的なバットの当たりで言えば、「ドッペルゲンガー」は鋭いヒットだと思います。ちなみに後で書くと思いますが、「90G Race」は場外ホームランです。
でもキャッチーなだけじゃないのが多分この曲のポイントなわけで、むしろキャッチーさが「要所要所」だけ、つまりポイントとして使われているあたりがすごくて、面白いなあと思います。隙のないキャッチーさって、時として重たいことがあるのですよね。味が濃いものを永遠に食べられないみたいに。
斬新さとキャッチーさって正反対に属するもので、振られているバットに球を当てなきゃならない以上は、バットの振り幅を読まなきゃならない。それで、バットを振ってる方としては「振ってるところに球が投げられてるんだからそりゃ当たるよ」って思うわけで、つまりひとつの事象に対してバットが球を捉える率が異常だと、それはそれで飽きちゃう。小さな子が大人とゲームしてて、つい慮って手加減してあげると「真面目にやってよ!」とか逆に怒られちゃう、的な。
彼氏とデートするのに100パーセント彼氏好みの服を着ていくのは「キャッチー」であって「個性」ではないのですが、キャッチーさの中に個性を混ぜることは技術が入り用だけど出来る人には出来るわけで、つまりT-HEYさんはコーディネートが上手いのでしょう。
*
歌唱のTANEKOさんはほんとうに歌が上手くて、ポップン内外いろいろ聴くたびに相当すごいなーと思うのですが、やっぱりここでもさっきのコーディネートの話になっちゃうんだけど、着こなしが上手いだけなら実はマネキンでもいいんだと思います。そうじゃなくて、個性と呼ばれるもの、つまり遠くからぽつんと見かけても「あっ!あの感じは×××さんだ!」と分かるようなものって(もしかしたら技術と同じくらい)とても大切で、そういうのが彼女の声にはあるんだろうなあと思います。
そういう個性というものについて、百人いたら百通りの感じ方があるのでしょうが(りんごは甘いのも個性だし酸っぱいのも個性だし、秋から冬にしか食べれないのも個性だ)、個人的にTANEKOさんの声には、どうしようもなくほとんど絶対的みたいな少女性を、とても感じます。
*
女の子は素敵な何やかやと砂糖とスパイスでできてるのだと、誰かが言ってました。
甘くてきらきらしたりゆらゆらしたりそんな素敵なものばかりでなく、ちょっと薬くさかったり舌にピリッとしたり、不思議な後味が残ったり、他を打ち消す位の強い香りだったり、女の子にはそういうのが入ってるのだということで。それってつまりは、ちょっとした毒ですよね。
PON氏がコメントで「歌い方や歌詞などに少し毒が感じられる」と書いていたのですが、もしも少女を構成する要素の中にほんのちょっとの毒があるのだとしたら、そこがTANEKOさんの歌声から感じる、どうしようもないまでの強い強いヒリヒリした少女らしさとつながるんじゃないかな、と思います。
というか今強い強いって書きましたが、彼女の歌声や歌い方って、どうしようもなく途方もなく少女を彷彿とさせるものでありながら、でも決して一切少女然とはしてないですよね。すごくハードでロックだと思います。いわゆる、単に「かわいい!」というのとは違う感じ。
なのにどうもこうして酩酊するくらいの少女らしさを感じるのか。
芥川龍之介の小説「歯車」にこんな描写があります。
しかし年かさらしい女生徒の一人は僕の側を通る時に誰かの足を踏んだと見え、「御免なさいまし」と声をかけた。
彼女だけは彼等よりもませてゐるだけに反かへつて僕には女生徒らしかつた。
TANEKOさんの歌声は、決して少女然とはしていない。けれどだからこそ、舌の上にピリッと走る刺激を通り抜けて、圧倒的な少女らしさとして響いてくるんだと思います。
鬼気迫るような、泣き出しちゃいそうな、ちょっぴり怒っちゃって、そこから絞り出すような、寄せては返すような、はぐらかそうとしてやんなっちゃってぜんぶ開け広げちゃうような、何から何まで、すべてがすべて圧倒的な少女感。
そして、「だもん」「キミだ」「だってだって」「やんなっちゃうの」この辺の、歌詞からぽろぽろ溢れるたまらなくキュートな幼稚さ。人がいつまで経っても(男も女も)持っている隠しきれない少女っぽさ、うっかり零れたそれをすくいあげて、そのまま、ほんとうにそのまま音楽にうつしかえたなら、きっと「ドッペルゲンガー」みたいな曲になるんだろうな、と思います。
しかし「もーいっかい!」はかわいすぎてもう反則ですね!
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4DX
先日のリハ後、スタジオギビンの面々で『ジュラシックワールド/炎の王国』を観てきました。
初の4DX体験です。
じつは、行く前はかなり懐疑的だったのです。 大好きなクリストファー・ノーラン作品はIMAXがいいよ!と言われてましたが、結局インターステラーもインセプションも普通に観ました。
それもこれも初の3D体験がティム・バートンの『アリス・イン・ワンダーランド』だったせいです。
ジョニー=デップはかっこいいし、アン=ハサウェイは白くて細くてキレイでしたが、3Dで覚えてるのはビミョーに飛び出したきのこくらいでワクワクするような視覚効果は感じられませんでした。
視覚を遮断してバイノーラルによる立体音響を駆使したホラーアトラクション(ダイバーシティでしたっけ?)のほうが感覚として密度が高いと思っていたので、いくら水や風が実際に出てイスが動いたからって...。
が!! そんなボクの浅はかな思い込みなんてどこぞに吹っ飛びました。 いまの4DXってほんとにすごいんデス!
雨が降るシーンで実際に頭が濡れてあぁもう!ってなるとこなど日常で感じるそれだし、恐竜が真横を通り抜けるときの風圧やドロドロ溶岩が迫ってくるときの熱さ、雷鳴とリンクしたフラッシュなどまぎれもなくボクらもイスラ・ヌブラル島におりました!
もっともアクションシーン以外(イスが動かない時)にずっと何かを���べてるのはウチの席だけで、食べ物を求めて暗闇のなかニュッと突き出したあいなの腕がスクリーンの光に照らされてアヤシク光っておりました。
また画面に向かってヤジを飛ばしてるのもやはりウチの席だけで、レイフ・スポールが本性を現したときに「やっぱり悪いヤツだった!喰われろ!」とインドラプトルを応援するあいかを横から見て、やはり1人で来るべきだったのかと思ったりしましたが、今作も巨大モササウルスが観られたので良かったと思います。
恐竜でいえば「ブルー」は相変わらず賢いし可愛いかったですが、儲け役でいえばアンキロサウルスでしょう。 真っ先に買われていったけど大丈夫なのかな。
今作もレジェンダリー・ピクチャーズが関わっておりまして、音楽のマイケル・ジアッキーノはハンス・ジマーのチームではないようですが、「LOST」「MI:3」「クローバーフィールド」などエイブラムス作品を多く手がけているそうです。 わーぎゃーといった歓声であんまり聴けてないケド。
話は変わりますが、先週の花織aikaはGIZAさん主宰のオーディション「MUSIC BOOSTAR2018」の最終ライブ審査に出演すべく大阪に行ってまいりました。
結果は無冠に終わりましたが、同年代のハイレベルな方々を目の当たりにして多くの刺激をいただきました。
ボクが個人的に盛り上がったのはザ・パンクドーナツさん!
あいかとほぼ同い年の4人組バンドですが、なんと大阪府立枚岡樟風高校の軽音楽部で結成されたバンドとのこと。
そして引率されているのは運営さんではなく、軽音楽部の顧問の先生。 餃子大王さんという実績・キャリア抜群の現役バンドのボーカルで、ライブハウスへのブッキングも部活として行っているそうです!
学校の部活!? どうせ吹奏楽くずれのお利口なカンジでしょ? って思われた方、ご覧になったらド肝を抜かれると思います。
このバンドの傑作曲「数学がわから���い」という曲は、 パンク・コア・ロック・ポップ・スクリーモ・エモ・デスコア・メタルなどがうまく混ざったハイブリッドミクスチャーです。
ふつう学校や行政が絡むと教育的かつ善良であることに恥じないものになることが多く、アシッドジャズや90年代クラブカルチャーを過ごした身にはとてもツライものになることがほとんどですが、どういうわけか全出演者の中でいちばんブッ飛んでハジけていたのが軽音楽部から飛び出した彼らでした! すごいバンドとすごい先生!!
ぜひ、また彼らと一緒に出られることを楽しみにしています。
ラストは最近のあいあいコンビのデザート。 「ミニトマトの砂糖がけ」
お祭りは皆勤賞。 海にもいったけど、ちょっとしか焼けてないよ。
だそうです。
MM
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花織aika <Twitter> <Instagram> <Weibo>
NachaCacha <Twitter> <Weibo>
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動物映画は大好きで、動物が主役ってだけで���つも観ているんですが、どうも『ピーターラビット』の予告だけは心動かされなくて・・・(笑)
うーんどうしようかな〜、あんまり心惹かれないな〜とか思っていたら、各所から「これはヤクザ映画だ!」、「トチ狂ってやがる!」と声が上がっているのをみて「うさぎのヤクザ映画・・・?俄然気になる。」と、急に心動かされて鑑賞してきました(笑)
にも
SNSがいかにマーケティングとして影響力があるか思い知らされますね。
ピーターラビット
監督 ウィル・グラック 脚本 ロブ・ライバー ウィル・グラック 出演者 ジェームズ・コーデン ローズ・バーン ドーナル・グリーソン サム・ニール デイジー・リドリー エリザベス・デビッキ マーゴット・ロビー 公開 2018年 製作国 アメリカ合衆国
あらすじ
ピーターは世界で一番幸せなウサギ。 たくさんの仲間に囲まれ、画家のビアという心優しい大親友もいる。 亡き両親のことを想うと寂しいけれど、ビアの存在がすべてを吹き飛ばしてくれる。
ところがある日、大都会ロンドンから潔癖症で動物嫌いのマグレガーが隣に引っ越してきたことで、ピーターの生活は一変! 今までの幸せを守りたいピーターと、あの手この手で動物たちを追い払おうとするマグレガーとの争いはエスカレート。 さらにビアへの“恋心”も絡まって思わぬ大事件に��展! ピーターはあるミッションを秘めて、初めてのロンドンへ向かうのだが——。(公式サイトより)
2018年に公開された3DCGアニメーション映画。 原作は日本人でもよく知っているであろう、ビアトリクス・ボター原作の絵本『ピーターラビット』。 実は『ピーターラビット』の実写化は本作が初めて!
監督は『ANNIE/アニー』のウィル・ブラック。 主演のピーターラビットの声を演じたのは、イギリスの超人気バラエティ番組『レイト×2ショー with ジェームズ・コーデン』で人気のジェームズ・コーデンが務めています。
にも
後述しますが、そのほかのキャラクターの声を担当している役者もめちゃくちゃ豪華なんです。
確かにヤクザ映画だった
おお・・・めちゃくちゃハードなヤクザものみたいなバトル映画だった・・・ ピーターラビットはめちゃくちゃキュートなのに、やっていることがえげつない!! マジで人間を殺しにかかってるし、人間側もマジでピーターを殺しにかかってるんですよ。
映画ですら放映コードギリギリなような気がしますが、いやこれよく原作側オッケー出しましたね(笑) お恥ずかしながら原作を読んだことがなくて、もっとファンタジーな物語を想像していたので、ある意味予想をかなり裏切られました。
鑑賞後に原作はどんなものなのか調べてみたら、映画のストーリーや劇中のピーターのキャラクターは原作と同じような感じなんですね。
にも
ほわんとしたイラストから勝手に、ピーターはおっとりしていて内気なキャラクターなのかと思ってたよ!
ピーターたちうさぎちゃんそのものは非常にかわいくて、もふもふしたくてたまりませんでした。 抱っこしたい、ああ抱っこしたい〜! おでこごっつんこして、ごめんなさいしている姿がめちゃくちゃ愛らしいですね。
にも
ちなみに私はベンジャミン推しです。
エンドロールが終了したあとに、一般の方が飼っているうさぎの写真を流すシーンがあるのですが(映画公開前にキャンペーンがやってたのかな?)、あれは完全に蛇足だったなあ(笑) うさぎ飼っている方には申し訳ないけど・・・(笑) 一応フォローしておくと、みなさんのうさちゃんはめちゃくちゃかわいかったですよ!!
自分たちの庭と、大切なビアを守るためにピーターが大暴れ!
ストーリーは原作の1作目、『ピーターラビットのおはなし』を現代風にアレンジ。 自分たちの平穏な日常を守りたいピーターたちと、害獣であるうさぎを駆除したい人間のマクレガーが激しいバトルを繰り広げるはちゃめちゃなファンタジーコメディです。
歌あり、ダンスありの���出はオシャレで今っぽくてよかったですね。 音楽の使い方がうまくて、すごく楽しかったです。 ただしストーリーの部分は気になる点の方が多かったです。
ストーリーはシンプル。子ども向けを意識したのかな? さくさくお話が進んでいくので飽きることもありませんが、唐突に展開が動くことが多くてびっくりすることも。 クライマックスでは「ダイジェストでどうぞ。」ってフロプシー(ピーターの妹の1匹)のナレーションが入るのですが、その前の本編でも時々ダイジェストのようにサクサク話が進んでいくところがありました。
ピーターとマクレガーが激しいバトルを繰り広げるのがメインなので、そのほかは極力はぶきました、ということなのかな。 マクレガーとミアが恋に落ちるのも突然だし、それこそクライマックスはかなり駆け足でしたね。
ピーターとマクレガーがもっとお互いの距離を縮めるシーンがあってもよかったんじゃないかな〜 最初から最後までバトルしあってて、本気でお互い殺しにかかっているのはそれはそれで面白かったのですが(笑)、マジで殺しあった分、友情もがっつり深めて欲しかったな〜
あとはブラックジョークがききすぎて、下品・やりすぎと感じてしまうシーンも。
ブラックベリーのシーンは人によっては完全にアウトだもんなあ。 あそこからシリアスな展開にもっていくならまだしも、コメディな処理の仕方にしちゃってたしね。
にも
「批判しないでね!」ってピーターがウインクかました時点でこりゃやるな・・・と予想はつきましたが(笑)
映画でやることにたいしてマジになっちゃおしまいだと思っていますが、なんだろうな、『ピーターラビット』でやっちゃいかんでしょ!(笑)
正直これがファミリー映画かといわれると、ちょっと首をかしげてしまうかも。 動物が住んでいたところに人間が住み始めたのだから、人間と動物はともに共存していくべき、というメッセージも伝わってきますが、ピーターとマクレガーのバトルがあんまりにも過激なもんで、道徳心とは?と思ってしまいますね(笑)
ぶっちゃけマクレガーの方が被害者なのに、それを無理やりピーターをヒーローに仕立てていいお話だーって方向に持っていったのがよくなかったのかな〜 そのストーリー構成こそが皮肉的な意味合いがあるのかな。
・・・ストーリーにつっこむのはやめて、ピーターとマクレガーのバトルを楽しむのがこの映画を一番心から楽しめそうですね。
ピーターたちかわいい〜!
ストーリーはイマイチでも、ピーターたちはめちゃくちゃかわいい。最高にキュート。 本当にかわいい、ああ友達になりたい。いっぱいエサあげたい。
CGもよくできてますよね。本当にピーターたちが現実にいるみたいでした。 表情も豊かでまるで人間のよう。
にも
耳がそのときの感情によって上がったり下がったりするのは、きちんとうさぎでした(笑)
ピーターはいたずら好きのお茶目な男の子。 飄々としていて、おもしろいジョークばっかり言うんですよ。
もっとおとなしくて内向的な男の子なのかな〜と思っていたので、あまりのハジけっぷりに驚きました。 やりすぎだろ!と思うくらい(笑)
本作ではピーターの他に彼の家族、いとこが出てきます。 ピーターの妹三姉妹の、フロプシー、モプシー、カトンテール、いとこのベンジャミンの4匹。
三姉妹もそれぞれ個性があってかわいいですが、やっぱりベンジャミンが一番かわいいな〜!! ベンジャミンの、丸顔たれ耳にぽっちゃりした見た目と気弱な感じがたまらない〜! 抱っこしたい、ああすりすりしたい。
うさぎそれぞれの顔の特徴が違うのも、よくできていて感心しました。 ベンジャミンは口元が一番「ω」ってなっててかわいい。
にも
ベンジャミンのゆる〜っとした顔にメロメロですわ。
あとはうさぎたちが走ってる姿がかわいいんですよ。 状況的には緊迫しているのですが、走りながらおしりがぴょこぴょこしているのをみると、つい癒されちゃいますね。
そういえば本編の序盤でピーターたちの生い立ちを紹介するシーンがありまして、絵本の挿絵のイラストで描かれていて感動しました。 お父さんがパイにされてしまう姿もしっかり描写されていて・・・おお・・・
ピーターラビットに登場するキャラクターも、たくさん本編でも登場していました。 カエルとかキツネとかは私もみたことがありました。
声優キャスト、実は超豪華なんです
ピーターが歌を歌うシーンがあって、妙に歌上手いなこのピーター!と思っていたら、まさかのジェームズ・コーデン。
にも
ああどうりで歌が上手いわけだ(笑)
ジェームズ・コーデンというと彼がやっているコメディ番組のイメージがあったのですが、もともと俳優や歌手をやっているんですね。
ピーターのキャラにジェームズ・コーデンのキャラがぴったり合ってました。
さらにその他のキャラクターを演じる役者も豪華。 三姉妹のフロプシー、モプシー、カトンテールはそれぞれマーゴット・ロビー、エリザベス・デビッキ、デイジーリドリーが演じています! なんと豪華な女性陣!
にも
聞いたことある気がする・・・と思いながら過ごしていたので、エンドロールみたときはビックリしました。
マクレガー役のドーナル・グリーソンのキレっぷりも最高でしたね! 彼は、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』でハックス将軍を演じていますよ。
にも
きれいな顔立ちしてますわ〜
日本語吹き替えもおもしろいようなので(特に鶏を演じた千葉繁さん)、どちらで観てもよさそうですね!
うつくしいイギリスの田舎風景、そして壮絶なバトルシーン
本作の注目ポイントは、やっぱりピーターたち��マクレガーが繰り広げる、壮絶なバトルシーン!!
ピーターたちが暮らすのは、イギリスの湖水地方。 のどかな田舎町で、木々や川、湖、草花などのうつくしい風景に目が癒されます。
そしてそんな中で勃発する激しい攻防戦。 このやり取りが本気すぎてめちゃくちゃお腹抱えて笑いました。
本当にこれ目当てで観て欲しいってくらいおもしろかった! 何回もクドイほど言いますがまじでこいつら殺りあってるんですよ!
にも
彼らの本気で戦い合っている姿勢がシュールです。
例えば、ピーターたちを追い出すためにマクレガーが電気網を庭に張っても、ピーターたちは配線を変えてかわすんですよね。
さらにピーターたちはマクレガーをの家に乗り込んで、ネズミ捕りを噛ませたりほうきをぶつけたり、しまいには庭の果物をマクレガーに投げまくる! ここまでやるか!?ってほど両者が暴れまくってます。
にも
ぼっこぼこにされるマクレガーがちょっとかわいそう(笑)
ちなみちマクレガーは潔癖症なところはあるんだけど、仕事に対して誇りを持っていたり、ピーターたちとの戦いの中でちょっとした優しさをみせたりと、実はいいやつだったりもします。
ベンジャミンを捕まえて橋から川に落とそうとするときのためらいとか、人を助けるのが好きだからハロッズの仕事が好きだとか。
にも
もっとマクレガーの視点のシーンもあったらよかったのにな〜
マクレガーとピーターの恋の(?)攻防戦もおもしろい。 特に初めての一騎打ちのシーンはめちゃくちゃおもしろい。 ビアがいるところでは仲良くしているフリをして、ビアがいなくなると殴り合う。 このときのやりとりもテンポよくておもしろかったー!
にも
トマトと爆弾を投げ合うシーンは大爆笑!
音楽の入れ方もオシャレでかっこいい演出で、今風になってます。 選曲もファンタジーな曲じゃなく、ヒップホップやポップスなどのノリノリな曲が多くてイカしてました。
総評
ストーリー
(3.0)
キャラクター
(4.0)
キャスト
(5.0)
演出
(3.0)
映像・音響
(4.0)
総合評価
(3.5)
良かった点
ピーターたちが超かわいい
バトルシーンがえげつなくて最高
音楽の使い方がクール
とにかくピーターとマクレガーのバトルシーンがアツい!!
悪かった点
ストーリーがめちゃくちゃ
端折った展開が多い
バトルシーンが最高だった一方、ストーリーはなぜそうなった?と思う部分がありました。
まとめ
ストーリーは崩壊気味でしたが、ピーターとマクレガーによる壮絶なバトルは最高に楽しかったです。 ピーターたちうさぎの愉快で愛らしい姿もかわいい!
うさぎちゃんたちと、本気の殺し合いを観るだけでも、本作を映画館で鑑賞する価値は十分にありますね(笑)
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2017年 下半期の収穫
1. 月と雷
2017/スールキートス/120分 監:安藤尋 演:初音映莉子 高良健吾 草刈民代
2. パーティで女の子に話しかけるには/How to Talk to Girls at Parties
2017/イギリス・アメリカ/103分 監:ジョン・キャメロン・ミッチェル 演:エル・ファニング アレックス・シャープ ニコール・キッドマン
3. ル・アーブルの靴みがき(35mm上映)/Le Havre
2011/フィンランド・フランス・ドイツ/93分 監:アキ・カウリスマキ 演:アンドレ・ウィルム カティ・オウティネン
4. ヘッダ・ガーブレル(ナショナル・シアター・ライヴ)
154分/初演劇場:ナショナル・シアター/作: ヘンリック・イプセン/脚色:パトリック・マーバー/演出:イヴォ・ヴァン・ホーヴェ/出演:ルース・ウィルソン レイフ・スポール
5. ダンケルク(IMAX 4Kレーザー上映)/DUNKIRK
2017/イギリス・アメリカ・フランス/106分 監:クリストファー・ノーラン 演:フィオン・ホワイトヘッド ケネス・ブラナー マーク・ライランス
6. スクランブル/Overdrive
2017/フランス/94分 監:アントニオ・ネグレ 演:スコット・イーストウッド フレディ・ソープ アナ・デ・アルマス
7. 不都合な真実2 放置された地球/An Inconvenient Sequel: Truth to Power
2017/アメリカ/98分 監:ボニー・コーエン ジョン・シェンク 出:アル・ゴア
8. 希望のかなた(35mm上映)/Toivon tuolla puolen
2017/フィンランド/98分 監:アキ・カウリスマキ 演:シェルワン・ハジ サカ���・クオスマネン
9. ローガン・ラッキー/Logan Lucky
2017/アメリカ/119分 監:スティーブン・ソダーバーグ 演:チャニング・テイタム アダム・ドライバー ライリー・キーオ
10. ビジランテ
2017/東京テアトル/125分 監:入江悠 演:大森南朋 鈴木浩介 桐谷健太
次点. ・gifted ギフテッド
2017/アメリカ/101分 監:マーク・ウェブ 演:クリス・エバンス マッケンナ・グレイス リンゼイ・ダンカン
ワースト ・ブレードランナー2049/Blade Runner 2049 2017/アメリカ/163分 監:ドゥニ・ビルヌーブ 演:ライアン・ゴズリング ハリソン・フォード シルビア・フークス
オフ・シアター ・ロマノフ王朝の崩壊/ПадениединастииРомановых
1927/ソ連/81分 監:エスフィリ・シューブ
選外 ・ヴィセント・ムーン作品上映 @京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA,2017.12.20
旧作 ・GAMA 月桃の花
1996/映画GAMA―月桃の花を成功させる会/110分 監:大澤豊 製:海勢頭豊 演:朝霧舞 川平慈英 玉木初枝
展示 ・生誕100年ジャン=ピエール・メルヴィル 暗黒映画の美
安藤尋監督の『月と雷』は月齢が新月の方へとゆるやかに傾いた映画とみた そこにはほぼ15年間という時の経過がある 傑作『blue』の中で市川実日子が見上げた空は フィルムに定着されたスカイ・ブルーだった それからその空の青は スクリーン上でデジタルとなって 空気に触れると青の成分が化学変化を起こす結果として雷雲となった 『blue』をさらに落ち着かせて深まりを与えたのが『月と雷』と言えばいいか だから『月と雷』は『blue』と対になっていて 必ずしも『海を感じる時』や『花芯』と同列には語りたくはないが その連作があってこそ生まれた本作は 安藤監督が映画でやってきたあらゆる殆どのことがもう一度繰り返される この主人公・泰子が住む家の幽霊屋敷のような室内の雰囲気は『pierce LOVE&HATE』と瓜二つに私の目には映るし 智がこの一軒家に戻ってきたとき 仏壇の写真を眺める智の背後に台所でなにかを洗う音がする 同じように 墓石をつくる男の家に居候する直子が泰子と智のまえに現れるとき庭の水音に誘われて縁側でホースを使い足を洗う直子が映る 水音に呼び出された死者の如く 水に誘われそこに居る直子は テネシー・ウィリアムズ『欲望という名の電車』のヒロイン(ブランチ)の生き様とどこか似ている…これらはおそらく本調有香の脚本の世界だろうが 安藤は映画『blue』でも夏休みにホースから溢れる水に親和性をもたせる演出を市川実日子にさせていた また 主人公たちが田舎道を自転車で漕ぐ路面も 雨上がりの後のような反映を帯び 赤い一点照明を灯しながら鈴木一博のキャメラは幽かに二人乗りを映し出してゆく こうした���部の描写もさることながら 少しずつ登場人物たちが寄り集まる一軒家の描写は この映画が幽霊屋敷に様変わりしていくかのような印象を与える 直子が思い出したようにこの一軒家での過去を語る場面で 泰子が暴れだし「みんな出てけ!」という台詞は 「ゲット・アウト」と今年話題になったホラー風のアメリカ南部映画にも訳せるが この場面の少し前に泰子の父親が声となり幽霊となり出てくるとき 泰子があの世の父親と話すことができても「行(逝)かないで」とは言わない 確か映画では父親の目線は直子を見て 語りは泰子になっていたように記憶する 幽霊のように断続的なリズムで 記憶と無意識的な欲望の亡霊を放出するこの場面で映画は ひとつの頂点に達する 更にここから後半の泰子の描写は 安藤演出の真骨頂であり 隙も無駄もない 雨戸越しに智と泰子が話す場面の切り返しは 『戦場のメリークリスマス』を越えて『塀の中の懲りない面々』の壁越しの会話に肉迫する静けさが降りてくる そこに大友良英のギターが被さり 深さと低さを獲得する名場面となった つづく直子と泰子の別れの場面での安藤演出は すでに落ちついた家族の輪郭よりも 周縁へ逃れゆき 他者や環境からも離れゆく 曖昧な渡世をも慈しむ スカートの直子とズボン姿の泰子の対比から 二者の間に不在のもう一人がそこに居るかのようなこの対話は 一連の場面と同じく 過去と未来を往復する記憶の中に複合し そして今の直子にも泰子にも極めて誠実でありつづける 青い月(泰子)は新月(直子)に と喩えるならば まるで違う色なのに2人は同じ月の満ち欠けの関係にある ここでも泰子は直子に「行かないで」とは言わなかった筈だ 当のものを口にする感傷ではなく その当のものを眼差しているところだという暗示を見せてくれる安藤尋の到達点は 無為こそが日常の繰り返しであり そのなかで月は満ち そして欠ける 幽霊屋敷には男性であることに回帰した智はもういない 永遠には続かない無為の共同体を眼差すこの映画のラストショットこそが 安藤監督の窮極の熟達以外にはあり得ないものであり 現在としてよりも予感としての泰子の存在証明とも言えるショットだろう 彼女をとり囲む無数の不条理な思いを必死でもちこたえてきたのと同じだけキャメラは彼女に寄りそう 命を宿すという意味ではエル・ファニングの母性を見抜くジョン・キャメロン・ミッチェル監督にも同じ眼が感じられる 自分を「集団(コロニー)」のなかに組み入れ「集団」として何か(誰か)を「美化」或いは「醜化」するということを決してしないという点では ジョン・キャメロン・ミッチェルの『パーティで女の子に話しかけるには』はある点で『月と雷』と似ている キャメロンのまなざしの前でのエル・ファニングは母になる 安藤の映画の初音映莉子(泰子)は母になる直前で終わるが 男の子たちは無責任なパンクを貫くしかないだろうとの視点も偏差はない ブレイディみかこが言うように 「この世界の先にあるものが、バラ色の世界ではなくて、陰気なブルーの複数形、ブルースでもいいではないか。ブルースの先にはパンクがある」とは尽言だろう この世界観がこの二作にはそっくり当てはまる 異星人を恋することで(まさにD・ボウイの���曲「ラヴィング・ジ・エイリアン」が暴いた皮肉だ) すでに疎外されたセクシャシティや郊外のひどい場所のなかへと入り込むのがキャメロンだとしたら 同じく 月の住人と地上の人間に俳優を配し 特権化するのではなく 緩やかな配置で登場人物を浮き上がらせ あらゆる存在を等しい輪郭のもとにフレームアップしているという点では 安藤演出は遥かにおとなしいが 「親はみんなおかしい。人間は家庭を持つとあんなふうに道理が通らなくなるものなのだろうか。家というものは、まともではいられなくなるほどのものなのだろうか」津村記久子『まともな家の子供はいない』とは 日英大差はないのだろう ノーラン監督の描く『ダンケルク』の兵士たちはフランチェスコ会修道僧と同じように「まともな人」に所属することを見せてくれた 京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAでヴィンセント・ムーンがブラジルの奥地で撮影し続けている宗教儀礼に残存している闇夜の音と焔の気配をライヴで編集して見せた60分間は 創造は即得権益ではできない その外側で生きるものだと確認させてくれ 同じようにライヴ・ヴューイングのロイヤル・ナショナル・シアターの演劇『ヘッダ・ガーブレル』は 贔屓のルース・ウィルソンの生の演技を切らずに見れて またイヴォ・ヴァン・ホーヴェの演出は 一字一句イプセンの戯曲を変えることなく 160分間飽きさせず張り詰めた一本の線が見える ジョニ・ミッチェルやニーナ・シモンがまるで光と影のようにヘッダとよく似た女だと知った 『ビジランテ』は中上健次 『スクランブル』は父・クリントの影響か 『サッド ヴァケイション』や『ベイビー・ドライバー』よりワンランク上を行っている カウリスマキとゴアは「傾向映画」だが 世界に働きかける力を持つ映画としての傾向ではなく 人間らしい彼らを見ることができるという点で 無視されてはなるまい 前作『ル・アーブルの靴みがき』をDCP上映で京都シネマで見てガッカリした記憶があるが 春に閉館する京都みなみ会館で 大晦日の映画納めに見た35ミリ上映でのそれは 映画の力に護られた傑作として見違えた 明るく解像度があがったデジタルだと見えなくなったものがあるのだと知った 同じ作品の筈が全く別物に感じられて ふとこんな詩を重ねてみたくなった
にんげんには 種別はござるが 差別はござらん 時計の振子がひとゆれゆれて きょねんが終って ことしが来ござるそのように 時計の振子がひとゆれゆれる そのせつなのように 世界人のことごとくが 心をひとつに 声をそろえて さけぶがようござる 中川信夫「一九四七年一月一日」『業』所収
ジャームッシュではなくカウリスマキの映画に出てくる犬は確かに「種別はござるが 差別はござらん」という愛を生きている ソダーバーグ久々の新作はアメリカ版「鼠小僧次郎吉」で マーク・ウェブは起死回生の一本にしてハリウッド・エンディングは『500(日)のサマー』よりもこなれた気がした 下半期もっとも興奮した上映会は京大人文研が行った「映像に刻まれたロシア革命」だった とりわけエスフィリ・シューブ監督の『ロマノフ王朝の崩壊』は 1920年代こそ「非アリストテレス的なドラマトゥルギーがようやく思考可能になった」といったブレヒトの格言が まさに「組織化された無秩序」(モホリ=ナジ)として実現していた歴史記録映画だった 編集自体に制作者の意図が入ることはドキュメンタリーの常だが 事実それ自体よりもロシア革命とはこのように起こり 事実の組み合わせ方にこそ「現実性」を作り出す過程があることも示す 1905年の二月革命から十月革命へという意味では エイゼンシュタインの『十月』と同じ視野であるが ものごとはすべて暗示に富み 逆に字幕は多くを語らず 一つのものの深みだけが他のものの深みを等価に指しえるシューブの唯物史観には震えた ちなみにこの上映会を立ち上げた小川佐和子の著書『映画の胎動』は 近年読んだ映画本でもっとも水準が高いものの一つだろう 映画創草期とアバンギャルドないし傾向映画の狭間の1910年代の映画を私はほとんど見逃していることにも気がついた 『GAMA 月桃の花』の岡崎宏三のキャメラの捉えた沖縄戦の終戦は たぶんこうやって局地戦は終わったんだと思わせる簡素なショットが焼きつく自主映画の高い精神世界に打たれた ジャン=ピエール・メルヴィル展は 彼が「兵法家」であることを見せてくれた ダンケルク作戦に兵士として参戦したメルヴィルは 自分が生きた時代を絶え間ない戦争として見ていたとしたら 彼の映画渡世は一つの戦略でもあっただろう 映画をこのように比べてはいけないが 自分と映画の関係という風に考えていくうちに 評価は少しずつであれ 所定の位置に収まってゆく 2017年下半期の「この一本」を確定しないことには 自分もまた不確かなままだという現実を相手にしなくてはならない押し迫った思いが ベストテンという師走を呼び込む 自由とは自分の好みだから仕方ないのだけれど 特に大事な一本は『月と雷』に違いない
(二〇一七年十二月三十一日)
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サブカルかましてよかですか? 会話のメディア“ラジオ”で、時には起こせよムーブメント!
今回から、“福岡で一番気の多い男”こと、ラブエフエムの三好剛平さんと一緒に、福岡のカルチャーをさまざまな視点から掘り下げる新企画「カルチャー・クラス」がスタートしました! 記念すべき第一回は、福岡にも多くのファンを持つラジオ番組「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル(※1)」の放送作家、そして文房具、HIPHOP、アニメムックなどさまざまな分野の執筆を手がけるライター古川耕さんと、音楽プロダクション 「C.I.T.Y.」CEO兼プロデューサー兼RKBラジオの音楽番組「ドリンクバー凡人会議(※2)」を制作する野村祥悟さんがゲスト。 自らも番組の大ファンで、誰よりも今日を楽しみにしていたという三好さん。その情熱あふれる司会進行に若干引き気味の古川さんと野村さんでしたが、気が多いもの同士のマニアックなやりとりはまさに人知れず放送されるカルトなラジオ番組の如し。 今回は、ラジオメディアの本質論から、番組制作のウラ事情、その合間にインプリンティングされるサブカルワードまで、なるべくそのままで皆様にお渡ししたいと、文字数多めにお届けします。時にはツッコミ、時には相槌を打ちながら、深夜ラジオを聴く感覚でお楽しみください。
(※1) ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフルWEBサイト https://www.tbsradio.jp/utamaru/ (※2) ドリンクバー凡人会議WEBサイト http://blog.rkbr.jp/bonjin_kaigi/
アニメ、HIPHOP、文房具、ラジオにと活躍! その男“古川耕”、RETHINK CAFÉに立つ!
三好 私は、ラブエフエム(※3)というラジオ局で営業企画、ウェブ、イベントなどを担当しております。普段のお仕事の他に、伝統工芸やアートイベント、福岡アジアフォーカス映画祭の関連企画として開催されているアジア映画の商談会企画なども担当しています。あとは、シティリビングで映画の連載を6年、それにアメコミ映画、ブラックミュージックとかKPOPとか、その辺のカルチャーが大好きでしょうがないので、日々熱烈なつぶやきを発信しながら頑張っています。気が多くて恐縮でございます。 今回から私が担当いたしますのは、題して「カルチャークラス」。片手に映画、音楽、アート、書籍などの幅広い文化を、もう一方の手には、福岡、九州の街を携えて、「この街で生きる我々が文化っていうやつを楽しんでいこうぜよ」とこういう事でございます。皆様がいつかそれぞれの舞台で「カルチャークラス・ヒーロー」として花開いていけばいいなあ、なんて事を思っております。 さて、この「カルチャークラス」の第一回目のゲストは、アタシもうこの人しか思いつきません! ライターであり放送作家であらせられます、古川耕さんでございます! 古川 はじめまして、宜しくお願いします。 三好 そして、一緒にトークを進めてもらう相手には、同じくコイツしかいねえ! 我が同士、野村祥悟君でございます。 野村 普段は「マネー野村」と呼ばれています。どうぞ宜しくお願いいたします。 古川 マネーってお金のマネー? 野村 そうですね、いろいろなところからお金を生み出していきたいというところから、ゲン担ぎで。「メイクマネー」的な(笑) 三好 今日のテーマですけれども「文化を伝え、広める“語り”を学ぶ」です。詳しく掘り下げるその前に、古川さんをご存知の方? 古川 七割方ですね。わかりました、七割くらいの出力で話します。 三好 じゃあ、古川さんを文房具の人とし��知っている方?なるほど。 私も気が多いタチなのですが、古川さんも野村くんも気の多いタチなのではないかと思います。このお三方で何をしゃべるかというと、今や日本で最も影響力のあるカルチャー発信拠点として信頼される「ライムスター宇多丸のウイークエンドシャッフル」という非常に人気のラジオ番組があるわけです。これの放送作家を務められるかたわらで、自らも「文具でモテるための100の方法(※4)」という連載を… 古川 連載のタイトル、なかなかキツイっすね。 三好 なかなかイタいです(笑)。そんな文房具の連載を続けていらっしゃるライター兼放送作家の古川さんです。カルチャーに興味が無い方にも、その熱量や独自の切り口で鮮やかに伝播し巻き込んで行く手腕には、これから様々な文化を広め、伝えていかんとする「カルチャークラブ」の皆が身に付けておきたいアイデアが詰まっているのではないかと思います。 そして、野村君はレコード店の店主と選曲家という二人の手強いオジサンを相手どってカルチャー駄話を延々楽しませるカルトなラジオ番組「ドリンクバー凡人会議」のディレクターを担っています。 野村 電波の無駄遣いですよね(笑) 古川 どのくらい続けていらっしゃるんですか? 野村 7年になりました。 三好 かなりの長寿番組ですね。それだけではなくて、音楽プロダクション「C.I.T.Y.」というレーベルを立ち上げて地元のアーティストのプロデュース活動もやっていらっしゃいます。今回はこの3者の視点から「文化を伝え、広めていく」というテーマについて学んでいきたいと思います。 古川 三好さんの司会があまりにも板についているので、若干引いてしまいました(笑) 野村 古川さんは福岡に来るの久しぶりなんですか? 古川 そうですね、10年以上ぶりです。当時、日本中のHIPHOPの記事を書いておりまして、その時に親不孝通りのアーティストを取材する仕事があったんです。3日間ほど滞在して、親不孝通りのクラブに通っていましたが、お世辞でもなんでもなくて日本全国の都市で一番好き。女の人がめちゃめちゃカワイイし! 当時は親不孝通りにクラブが何件もあって、一晩で歩いてハシゴするんです。夜遊びの自由さがケタ違いに会って、いい街だなと思ったんですよね。あと、レコード屋さん行っても、マニアックなレコードがむちゃくちゃあって、カルチャー的に豊かな場所だなと。お招きいただいてすごく嬉しかったです。 三好 やったぜ! ここからは、そんな古川さんのプロフィールを掘り下げていきたいと思います。まず、高校在学中に「月刊OUT」にてライターデビュー。 古川 僕のプロフィールって非常に散漫な内容なんですよね。皆さんの反応いかんではこのパートを飛ばしたいくらいなんですが(笑)。「月刊OUT」は説明が難しい雑誌なんですよ。創刊号の表紙から完全にどうかしてるんですけど。いわゆるサブカル雑誌の走りなんですよね。で、創刊して3号目くらいに「宇宙戦艦ヤマト」の大特集をするんですよ。それがめちゃくちゃ売れた事でアニメ雑誌の方に舵を切るんですが、雑誌の半分はサブカル的な内容というか投稿雑誌になるんですよね。まあ深夜ラジオの投稿の雑誌版、読者たちのコミュニケーションを取る場でもあったんですね。 三好 僕ら世代だと、週刊少年ジャンプの「ジャンプ放送局(※5)」みたいな。 古川 あ、そうですね。実際、作り手もちょっとかぶってましたね。 三好 ここで、在学中にライターデビューをされたんですね。 古川 僕も小学校高学年に読んでいて、誌面でライター募集をしていたので応募しました。このくだりはこんなもんでいいでしょうか。 三好 わかりました(笑)。そこからギューンと時は進んで、フリーライターとして華々しい活躍をされる訳ですけれども、「カウボーイビバップ」や細田守監督の「時をかける少女」「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」などのムック制作をされたという。 古川 そうですね。僕は特段アニメが好きなわけではなかったのですが、99年のアニメ「デジモン」の劇場版を見て初めて「アニメってすごい」と思ったんですよ。その監督だった細田さんは多分日本を代表する人になるだろうから、この人がどこまで行くのか見たいなあと。 三好 そしてアニメ分野で活動をされるかたわら、HIPHOP/R&B専門誌「FRONT」「BLAST」の取材も行うと。 古川 振り幅がひどいですね。高校生ぐらいからHIPHOPを聴くようになっていて、雑誌を読んでいると「佐々木士郎」という人の文章がズバ抜けてすごい。あの人みたいな文章を書きたいと思って、「FRONT」っていう雑誌に持ち込みに行って、そして書かせてもらったんですね。僕が22歳くらいかな。その時の「佐々木士郎」さんが、後のRHYMESTER宇多丸さんです。もう初めて会った時はアワアワしていました。 三好 古川さんと宇多丸さんって、ラジオで聴く限りだと、イーブンな関係だと思っていました。憧れの人だったんですね。 古川 なんなら今も緊張していますよ。細田さんと同じなんですけど、この人は本当にすごい。この人が高みに行くなら、僕はその手伝いがしたいと思いました。 三好 なるほど。そんな活躍を続けられる中で、脚本やノベライズの執筆、詩人・小林大吾さんの詩集のプロデュースなどを手がけられるという…。 古川 フリーライターも40歳すぎるといろんな事をしているもんですよ。 三好 小林大吾さん、めちゃくそかっこいいですよね! 皆、絶対聴いた方がいいよ! 古川 このご時世、CDしかないのでハードル高いんですけどね(笑)。小林大吾も別格で、細田さんや宇多丸さんと同じように、日本を代表する何かになるだろうなと思っています。 三好 詩とヒップホップって、こんなに距離が近いものなのかと圧倒されました。 さあ、続いては「文房具」ですね。 古川 いよいよ訳がわからなくなってきましたね。 三好 文房具の連載や日本最大のボールペン人気投票「OKB48(= お気に入りのボールペン)総選挙(※6)」の総合プロデューサーでいらっしゃると。 古川 すみませんね、こんなことまで言わせてしまって(汗)。ラジオ番組の中で文房具が好きって話していたら雑誌で連載をする事になって。ボールペンの人気投票をやったら面白いんじゃないかって、6年間、毎年一回店頭とウェブでボールペンの人気投票をやっています。気づいたら毎回3000票くらい集まるんで、名実ともに日本最大。すごい事なのかは全く分からないですが。 三好 「ジェットストリーム(※7)」は最強であると。 古川 我々は今「ジェットストリーム」時代に生きていると、声を大にして言いたい! 三好 そして、先ほどからお話が出ておりますが、2007年からTBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」にて放送作家業を開始されると。その他にも「ザ・トップ5」「ジェーン・スー生活は踊る」など、ラジオ好きにはおなじみの番組の立ち上げから関わっていらっしゃる。 古川 そうですね。最初は放送作家じゃなくて、ただ目の前にいる人だったんですよ。知能のある壁? みたいな。番組が始まる時に宇多丸さんから「高田文夫役になってくれない?」というメールが届いて。 三好 そのエピソード大好きです。 古川 ビートたけしさんのANNにおける高田文夫さん役になってくれ(※8) って意味で。だから最初は台本書いてないんです。目の前に座ってただけ。その後、台本を書いてくださっていた作家さんが辞めて、2年目から僕が放送作家として入る事になりました。 三好 「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」をお聴きの方はおなじみですけど、トークの合間に聞こえる古川さんの乾いた笑いに安心感を覚える。そのウイークエンドシャッフル感というか、古川さんの存在が欠かせないものになりましたよね。 古川 ありがとうございます。星野源くんが「あいづち特集をやろう」って言ってくれているのですが、今だに日の目を見ないという(笑)。早くやってほしいな。 三好 そんな古川さんでありますが、ラジオのお話は後ほど掘り進めていきますので、皆さん覚えておいてくださいね。さあ、次は野村さん。
古川 このプロフィール写真(※9)は、どこでなんの時に撮られたんですか? 野村 これはラブエフエムの取材の時ですね。 古川 最初に資料としてこの写真だけ送られてきたんですけど、とんだ奴がきやがったなと楽しみにしていたんですよ。全アイテムがハジけてますよね。実際はノーブルな方で(笑)。肩透かしを食らった思いでいっぱいです。 三好 これ、野村くんが結構キバっていた時代ですよね。撮影用にハッタリかましてきたのかな。 野村 そうそう(笑)。でも半年前くらいですよ。 古川 帽子のかぶり方まで完璧ですよ。最高です。 三好 そりゃプロデューサーにもなろうぜって(笑)。音楽プロダクション「C.I.T.Y.」のCEO。 野村 ここも“カマしマインド”が入ってますね。 三好 言ったモン勝ちですね。最初は、ラブエフエムでアルバイトを初めて、ラジオ番組の制作に携わると。2011年からRKBラジオの深夜枠で「ドリンクバー凡人会議」がスタート。 野村 深夜っていうか、早朝っていうか。28時という時間帯なんで。 三好 福岡の手に負えない音楽好きオジサンとたわいもないがためになる話を引き出す番組として続けていらっしゃいます。 古川 プロデューサーなんですか? 野村 最初はプロデューサーが別にいて、僕がディレクターで金曜夜10時にやっていたんですよ。1年目でランク落ちしまして。地獄に落とされると。それからプロデューサーがいなくなってしまって。僕もディレクターとしての作業が無かったので、3人で好き勝手にしゃべっていました。 古川 ディレクターがいなくていいってどういう事ですか? あるでしょ(笑) 野村 あるにはあるんですけどね、この段階ではもう台本も書いていなかったです。生で2時間3時間しゃべっているものを編集した方が面白いって気がついて。録音しっぱなしにしといて、外には誰もいない状況で僕らが喋っていると。 古川 セルフタイマーで自撮りする的な状況をラジオでやっていると。 野村 そうです。たまに社内の人とかが来ると、こんな遅い時間に何をやっているんだろうと不審がられて。 三好 ムダ話的なトークの中で撮りっぱなしをなんとか編集して流すというのをかれこれ7年間…。 野村 編集技術は無駄に上手くなりましたね。 古川 今週はマズいみたいな回はないんですか? 野村 それは、7年中3年くらいはありますよ。基本、アラがある助っ人外人選手みたいなもんで、ホームランか三振なんですよ。 古川 ���然助っ人じゃない(笑) 三好 野村さんの編集スタイルは特徴があって、投げっぱなしなんですよ。それでなんとか着地させちゃうんだよね。 野村 そうっすね。本当は「〇〇特集」とかやって僕が仕切っていった方がラジオ的には確実に面白くなるし、撮れ高もいいんですけど、真っ当じゃない方法でやってみたいなと思って。28時だし。実験マインドですね。 古川 実験マインド。(会場から)失笑が漏れましたけど(笑) 三好 この番組は音楽好きがやっているだけあって、非常に耳が早いんですよ。メジャーデビューされた「藤原さくら」さんとか、インドネシアのシティポップバンド「Ikkubaru」とか。 三好 スジのいい音楽好きの方ならチェック済みの「星野みちる」さんとかね。 野村 みちるちゃんには曲も作りましたよ。 古川 どんな曲なんですか? 野村 「シークレッ��・タッチ」っていう曲で、みちるちゃんもアイドルとはいえどももう30。 古川 アイドルといえどもって! 三好 厳しい! 野村 もう大人の女なんだから、エロい歌を歌わせようってね。 三好 そういう風に、ここをある種の磁場にしていろんな文化が生まれているんです。そしてその過程で出会った才能あるアーティストをプロデュース、そして売り出していくためのレーベル「C.I.T.Y. (※10)」設立ですね。 古川 この「彼女のサーブ・彼女のレシーブ」とはどういうコンビなんですか? 野村 これはですね、モデルの「浦郷えりか」の歌を僕たちで作ることになったんです。僕らの中で「物事を成すときには強いコンセプトが必要だ」という意識があって、コンセプトをテニスルックに決めたんです。 古川 強いコンセプトがテニスルック…。それは一考の余地があるんじゃ…。 野村 2020年オリンピックの時にテニスの公式キャラクターの座を狙おうと算段したんです。 古川 算段!? 三好 息が長い!? 野村 でも結成一年後に解散したという。で、それを引き継いだのがアイドルユニット「彼女のサーブ・彼女のレシーブ」なんです。「彼女のサーブ」は東京で活動しているんですけれど、「彼女のレシーブ」は行方不明で…。連絡取れなくなっちゃって、代わりのレシーブを絶賛募集中なんですよ(笑) 古川 行方不明に!? 人に関する感覚がちょっと軽くないですか!? 募集すればいいかみたいな(笑) 野村 次がいるぞっつって。 古川 エヴァンゲリオン的(※11)な発想(笑) 三好 浦郷さんもこの活動がきっかけで東京のプロダクションに引っ張られてね。 野村 東京のイベントに出る時は結構苦笑いされていたんですけどね。「本当にテニスルックなんだね」って。今は名菓「博多の女(※12)」のCMに出ています。 三好 東京に進出するアーティストを輩出しつつ、地元でいいモノを作り続けながら頑張っている、そんな野村くんですね。 野村 そうですね。僕は踏み台ですね。 古川 さっきから発言がいちいちドライですね。大丈夫かな(笑) 三好 ちなみに、「C.I.T.Y.」のバンド「COLTECO」は、「夏びらきMUSIC FESTIVAL2017(※13)」の福岡会場で宇多丸さんと同じステージに立つんです。ぜひチェックしてみてください。
“どうかしている”人々が作る クレイジーなラジオ番組を振り返る
三好 そんな二人をお迎えして、語ってもらうのが「文化を伝え、広めていくための“語り”を学ぶ」なんですけど。 古川 そうねえ…。 三好 大きく構えちゃいましたね。 古川 とんでもなくでかい話ですね。僕はこれを投げられて、特に何をやろうというものは一切無いんですけど…。 三好 会場の皆さんもご自身それぞれで活動なさっている事があると思うんです。でもそれを人と一緒にやるなんて難しい。ビジネス方面でもそんなお悩みを持つ方もいらっしゃるんじゃないかしら。しかも現代はSNSをはじめ、共感のメディアが走る時代。自分のやりたい事をうまく人に伝える事が出来れば武器になる。お二人にそのノウハウを聞いて、皆さんに持って帰ってもらおうと思っています。 古川 司会が上手くて引きますね。若干サギ師の雰囲気すら感じます(笑) 三好 「なんとかセミナー講師」みたいな(笑)。まあ、とはいえ、とっかかりがないと難しいので、ご用意しております。繰り返し登場した「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」。皆さんご存知かと思いますが、この番組がどんな内容でどんな特集(※14)をやっているのか見ていきましょう。古川さんならではの「こいつは狂ってやがる」という特集もたくさんあるんです。まずは今までの特集だけをピックアップしてきましたので見ていきたいと思います。スタートは2007年ですね。文字多いな! 古川 この情報量…。キングコングのエンドロール、こんな感じでしたよね。 三好 2007年から、こんな節操のない特集をやってこられて(笑) 古川 質問受け付けますよ。内容によってはもう忘れている可能性もありますが…。 (男性) 「よくできた脚本と評判のカタカナ4文字映画に宇多丸が宣戦布告」ってなんですか?
古川 これは「キサラギ」という映画のことを宇多丸が口汚く罵った回ですね。これは歴史的には重要な回でして、当時は非常によくできた脚本だと言われていた映画で、アイドルが好きな男の子が出てくるあたり、宇多丸さん好きなんじゃないの?と言われていたんです。で、実際に見て「これはよくできた脚本ではないし、アイドルというものをちゃんと扱っていないだろう」と30分に渡って延々としゃべったわけです。後に番組のアドバイザーになる妹尾さんがこの放送を聴いていて、「あの回は本当に良かった。実は俺もキサラギについてそう思っていたよ」と褒めてくださって。 その後、妹尾さんに番組に入ってもらったんです。そしたら、妹尾さんが「映画のコーナーをやんなさい。キサラギのが面白かったから。ただし、宇多丸くんが見たい映画じゃなくて、見たくない映画を見る仕組みを考えよう」と言って、サイコロを転がして見る映画を決めていました。これが後の「ムービーウォッチメン(※15)」につながったと。歴史的にはすごく重要な回です。聴くと気分を害する人もたくさんいますけど(笑) 三好 今みたいにある種のバランスの良さというか、いい面も悪い面も両方言いつつ、落とすときは論理的に落としていくような、そういう語り方ではなかったんですね。 古川 そうですね。完全に人格批判してましたから。 三好 それはダメなやつですね(笑)。大人になられたんですね。2008年に移っても、音楽に映画、アイドルなんかもありますね。「杉作J太郎襲来!」とか(笑) 野村 タイトルとしても意味がわからない(笑) 古川 この回は何をやったのか覚えてないですね。杉作さんが来たのでしょうけど(笑) 野村 この年は、杉作さん、高橋ヨシキさん、吉田豪さん、町山智浩さんと、今のキーパーソンになっている人が出ていますね。 古川 そうですね。出てくれそうな人に片っ端から声をかけたんです。 三好 「カレーは音楽であり、音楽はカレーだ」特集? 古川 ゴスペラーズの黒沢薫さんが、カレー好きキャラを初めてフルスロットルで出した回じゃないかな。元々カレー好きは知られていたんですけど、それが狂気の域にまで達しているというのがここで初めて明かされたという。 三好 この番組でよく出てくる表現で「どうかしている」というのがあるのですが、大体出演されるゲストはどうかしていますよね。 古川 そうですね。面白くてチャーミングな形でどうかしています。 三好 その辺が、今日のキーワードの一つなのかもしれないですね。 野村 「アイドルとしての王貞治特集」? 古川 やりましたね〜! 王さんがカワイイっていう話を映像コレクターのコンバットRECがやっていて。最高にいい企画でしたね。 三好 これもね、すごく大事な事だと思うんですけど、「見立て」。既存のモノを別のジャンルで読み替えて、提示して共感にまで落としていくテクニックが入っている。 古川 あとはね、「十代の子に自分の人生を折れ線グラフにして送ってくれ」というのもありました。最初は良かったけど、弟が生まれて一回下がった、みたいな。 三好 あはは!カワイイ!10代だからこそ、たわいがないわけですね。 古川 そうそう。基本振れ幅ないんですけど。最初からマイナス50なんて子もいて、この子大丈夫かなとか。すごく好きな企画です。
三好 2009年後半には文房具も登場していますね。僕はこの辺りから毎週欠かさず聴いています。「ところで4が好き、 挙げ句に5が好き!」とか。 古川 いろんな映画の4だけ、5だけを集めて語るとかね。 三好 皆さん「なんだこれ!?」ってタイトルだらけだと思います。 古川 「異性とのスムーズな会話」も記憶に残るいい企画ですね。 三好・野村 (爆笑) 古川 これは、音楽ジャーナリストの高橋芳朗さんという方がいて、クラブでの振る舞いがスマートで異性とスムーズに会話しているようだと。僕や宇多丸さんはその辺苦手なので特集しました。大��敗でしたね。いい意味で。 三好 「社畜特集」とか「MAZO飯」とか、この調子でどんどんディープになっていきますね。 野村 タイトルのキレが半端ないですね。 古川 「MAZO飯」は、普段ヘルシーなモノを食べている人でも、こってりしたものやガッツリ飯を食べたくなる事があるだろうと。そんなメニューを集めようと会議にかけたのですが、なかなかワードが定まらず。最初は「レ〇○飯」と呼んでました。 三好 それは放送しちゃダメなやつですね(笑) 古川 要はめちゃくちゃにされたいみたいな時はありますよね。 野村 クリスマスには満を辞して「NA-MA-ZO飯」になってる。 三好 2012年くらいには、「紅白歌合戦予想」とか。リスナーさんが参加してくるものも増えてきましたね。この番組から輩出された才能もすごく多くて、ジェーンスーさん、コンバットRECさん、高野政所さんとか。この番組からフックアップされていったんですね。 古川 元々、皆さん番組前から交友があったんです。公私混同スタイルというか、誰も聴いてないからいいじゃんて。これって、ラジオには大変重要なマインドなんですよ。 三好 巻き込んでいく力みたいなものを感じます。 古川 個人的に好きなのは、「渋滞対策情報リアル」渋滞は本当に起こっているのか、車で現場まで乗り付けて車中から放送したんですね。宇多丸さんが車内でおしっこしたりして。 三好 車で放送に出るって、ラジオ的にすごく手がかかる事なんですよね。それをこんなくだらない事でやるなんて。 古川 途中、宇多丸さんのおしっこが手にかかったのがすごく嫌でしたね。 三好 あんなに憧れてた人だったのに(笑)。今まで17年分の神回を気になった方はぜひ「ウィークエンドシャッフル神回傑作選(※16)」をチェックしてみてくださいね。
リスナーとの会話に心を溶かして… 思いを届ける、ラジオマンの美学
三好 古川さんは番組で節操がないくらいのいろんなトピックを扱っていらっしゃるじゃないですか?お題選びはどうしているんですか? 古川 まず、企画の立て方ですが、大まかに3つのパターンがあります。1つが宇多丸さん発信、2つ目が僕からの提案、3つ目はゲストや売り込みを持ちかけられるパターン。そこから会議にかけるのですが、最終的には宇多丸さんが責任を持って受け止められるかどうかが基準ですね。あと、「この人といえばコレ」みたいなものがある時は、あえて別の切り口やネタで話してもらいます。 三好 つまり、中心にボールを放らないと。 古川 そうですね。すでに手垢がついているものはやらなくてもいいかなと。あと、この長さの割にアニメと漫画のネタは少ない。漫画を面白い切り口で、かつ中身をもたせる語り部が少ないんですよ。 三好 ネタの決定権はどなたですか? 古川 皆で決めます。 野村 派手にボツになったテーマはどんなものがありますか? 古川 ただ散歩している音源を録ろうとか…。雑ですね。誰かが一人、絶対やりたいと周りの人を説得できていれば、ほぼほぼ実現できていますね。 三好 番組制作のメンバーは感性が似ている人たちなんですか? それとも、違うアングルで捉える人たちなんですか? 古川 う〜ん。僕と宇多丸さんはわりと近いほうだと思うんですけど、他のスタッフは若干違うかな。もちろん、それはとてもいいことなんですけどね。 三好 リスナー的には、宇多丸さん達の仲間に入りたいというか、キャッキャした感じがグルーヴとしてあって、そこに憧れさせる力みたいなのはあるんじゃないでしょうか。 古川 それはね、半分狙ってやっているところがありますよ。楽しそうに振る舞ったほうがいいに決まっている。番組10年目ですが、昨年からとうとうスタジオにゲーム機が導入されるという、新しいフェーズを迎えております。収録が終わった後、放送時間より長い時間皆でゲームをするという。いよいよ極まった感がありますね。それを番組にも出していこうというね。 三好 この番組から発信された結果、一つの分野のカルチャーが育っていくという事案が多い。僕もそのフォロワーになっちゃっているんですけど。意図的にヒットする状況を作りに行ったのか、それとも結果的にできてしまったんですか? 古川 それは結果的にできたものですね。プレゼンしてくれた人の中には、頑張って大きくしようと動いてくれた人もいらっしゃいますが、僕も宇多丸さんも実はあんまり考えていないんですよね。 三好 そうなると、今回このトークイベント自体のテーマがまるであざとく見えてきましたね(笑)! 古川 やな感じになっちゃいましたね(笑)すみません! 野村 ラジオ制作に限っての話かもしれないですが、こうしたいという地図を描いて番組を作ると、99%はその通りにいかない。ラジオって、リスナーに依存するメディアだから。リスナーはこっちの想像の通りには動いてくれないし。ならば僕としてはリスナーに投げちゃったほうがいいなと思って。 三好 出た! 投げっぱなし! 「どうせ誰も聴いてねーし」と思ってるでしょ。 野村 そうそう、地獄だし! 古川 いや、地獄とまでは思ってないから(笑) 野村 僕らは放送時間が日をまたいじゃっているんで。もう彼岸ですよ(笑) 古川 ラジオって基本少人数で作るんですね。テレビに比べて、めちゃめちゃ規模が小さい。だから個人の思いやほとばしる何かがうっかりメディアに乗っちゃうんですよね。この人何か言いたい事がある、なら出しちゃえ、が成立するんですよ。ラジオよりもっと小さなメディアで考えると、もう書籍になるんです。あれは、作家と編集者の二人いればできるんですが、何せ本は流通量が多いから、面白いものを見つけるのは難しい。逆にテレビになると、見ている人も関わる人も多いし、影響力もケタ違い。個人の思い込みだけで突っ走ることって、なかなか出来ないと思うんですよね。ラジオに出た個人の思い込みが、文化と呼ばれるものを作るってことに尽きるのではないかな。 三好 メジャーの広がりになる前の発信みたいなものをラジオのスケール感が生み出しているんですね。
古川 そうですね。書籍やネットにも個人の意見は載っていますが、探してくるのが大変。ラジオは作り手側にも責任はあるので、何でもかんでも出していいわけじゃない。ちょうど個人の思想が出やすくて、結果的に文化的なモノを生むような土壌になっている。よく漫画で例えるんですけど、「週刊少年ジャンプ」っぽい思うんですよね。以前、周辺で仕事をしていてつくづく思ったのですが、「ジャンプ」って作家の才能主義なんですよ。編集者が鍛えつつ、最終的にはその人の才能にかけちゃう。だから時には才能が潰れもしますけど、その分誰も想像してなかったようなすごいところまで行けちゃう。時代を変えるような才能は、やっぱり昔はジャンプから生まれていた。個人の思いが爆発すると、巨大な波が生まれると言う実感はありますね。 三好 古川さんは、宇多丸さんや細田さんのように、才能を持った個人を見つけていきたいんですよね? 古川 そうですね。やる仕事はなんでもいいんですが、面白いと思ったものを伝える手段を考えています。 三好 面白いと感じるものの根っこには、才能ある人がいると。 古川 そうですね、基本的には人です。でも「いやぁ〜、僕は人が好きでね」なんていうノリは大嫌い(笑) 三好 好きなものへの情熱が手に負えないところまでたどり着いている、いわゆる“どうかしている”人たちをどう見せ直すかを考えてらっしゃるのかなと思いました。 古川 そう! それができれば、作家としての仕事は終わったも同然です。これは、編集者がやっている仕事でもありますよね。 野村 僕が扱っているものは最後まで形がなくてグチャグチャのまま走り出すことが多い。それをリスナーさんがどう受け取るかを見たいです。 古川 リスナーからのフィードバックが欲しいってこと? 野村 幸い、福岡なので、リスナーの人からの反応を受けやすいんですよ。それを直に聞いて、スクラップアンドビルドというか、こういう事はこう表現したらいいのかと、後から知るんです。 三好 まだ混沌とした状態をリスナーとの間でシェイクして、形が出来上がっていく過程をドキュメンタリー見せる、それが面白いと? 野村 そう。最後まで形にならないのもあるけどね。 古川 すごくよく分かります。僕らは、意外と聞いている人の顔が見えていない。リスナーからのフィードバックの楽しみを知ったのはごく最近です。投稿コーナーは増えていて、ちょっと難易度が高い特集にリスナーからのいい球が来るんですよ。 三好 そうなると、古川さん達が作る番組って、一貫して「俺たちが面白い事をとにかくやる」ってスタンスなんですか? 古川 う〜ん、そう、なりますかね。傲慢なようですけど。俺たちはもちろん面白いと思うし、リスナーにとっても面白いだろうと思うもの…。あれ!? これもう傲慢ですね。 三好 いや、それは「自分たちが面白いと思ったものを信じ抜いて発信する」というシンプルな話かなと思います。 古川 そうですね。どんなにくだらない中にも、これをやることに意味はあると思っています。世の中でこの事が話された方が良くなるだろうということですよね。そういう思いはどの企画にもあります���
三好 僕は、古川さんの番組に「狂気」と「品性」があると思うんです。品性とか優しさみたいなものが発信側にあるかどうかが重要で、古川さんはその内容を届けた先の誰かが生きやすくなるんじゃないかというマインドをお持ちなんじゃないかと。 古川 多分、それはずっとあるのかもしれないですね。 三好 最後の最後に込めたそういった優しさが「伝わりやすさ」なんじゃないかなと思うんですよ。 古川 今、ちょっといい話になっていますけど、究極的にいうと「美意識」の問題。そういう振る舞いがカッコいいと思っているんです 野村 そうですね、そういう意識がないと足元がぐらついちゃうから。語るときは何かの軸がないと届けられない。 古川 僕が思うに、ラジオって、人と人の会話なんですよね。宇多丸さんは相手がどんな危険球を投げてきても、一回それを引き受けて返すんですよ。つまり「会話」になっている。そしてどうやら僕らは、成立している会話を心地いいものと捉えるようなんですね。宇多丸さんがゲストやリスナーの思いを引き受けることによって、会話が成立する。それが結果的に人に伝わるものになっているんだなという気はします。 三好 気持ち悪いんですけど、僕はラジオを聴きながらめっちゃ喋るんですよ。ツッコミをいれたり、相槌を打ったり。 古川 それは本当に気持ちが悪い(笑) 三好 演者の会話に参加している感覚というのが、文化が伝わって広がっていく状況のベースにあるのかもしれませんね。こいつは俺だと! 野村 これ「ラジオあるある」なんですけれども、アーティストゲストのコメントがあるじゃないですか。博多に来たら、「ラーメン食べました」みたいな。 三好 あ〜定型文みたいな。 野村 そういう会話って、導入の仕方が下手なだけなんですよ。こういった定型文を作ってしまった方が楽だから、皆使っちゃう。 三好 これは放送作家の怠慢だと言いたいんでしょ(笑) 野村 そうそう。明らかに原稿を読んでいてリスナーさんとの会話になっていないものは、全然面白くない。その逆で、原稿を読んでいても読み手がうまいもので会話になっていると面白いものもある。 三好 会話にする事で伝わる。ラジオだけではなく、人生についても言えることかもしれませんよ。
この後は、参加者の皆さんとの質疑応答タイムを経て、懇親会へと突入。 熱心なファンはもちろん、ラジオなんて学生時代以来という人も、3人のやりとりにハマっていた頃を思い出していたよう。終わるのが惜しいほどの盛り上がりでした。 お三方の放つ言葉は決して前向きなものばかりではありませんが、それでもすんなりと心に入ってくるのは、きっと“会話”が成り立っているという事でしょう。 他のメディアと比べて、どこかアンダーグラウンドな香りが漂うラジオの世界は、我々の内面に眠る好奇心のタネとコミュニケーションの喜びを呼び覚ましてくれたようです。自分の思いを人に伝えたいと思った時、まずはラジオのスイッチをひねってみてはいかがでしょうか。
(※3)ラブエフエムWEB http://lovefm.co.jp (※4)GetNavi本誌の大人気コーナー「ド腐れ文具野郎 古川 耕の文房具でモテるための100の方法」WEB http://getnavi.jp/stationery/127801/ (※5)1982年10月〜1995年12月で『週刊少年ジャンプ』に連載された読者投稿コーナー。「月刊OUT」のライターとして活躍していた「さくまあきら」など、数々のクリエイターが携わっていた (※6)OKB48総選挙WEB http://sugobun.com (※7) ジェットストリーム WEB http://www.mpuni.co.jp/products/ballpoint_pens/ballpoint/jetstream/standard.html (※8)『ビートたけしのオールナイトニッポン』にて、ビートたけしと「黄金コンビ」、「もう一人の相方」としてタッグを組んだ放送作家。
(※9) このサイトでの野村さんのプロフィール写真 http://rethinkfukuokaproject.com/post/158768772744/046
(※10)IC.I.T.Y.のHP https://city.amebaownd.com/
(※11)『新世紀エヴァンゲリオン』第拾九話「男の戰い」のレイの台詞より (※12)博多のお土産の定番 http://www.nikakudou.co.jp/commodity/index12.html (※13)夏びらきMUSIC FESTIVAL2017 HP http://www.natsu-biraki.com (※14)「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」特集一覧はこちら (過去ページ)https://www.tbsradio.jp/utamaru/labo/index.html (※15)「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」の映画コーナー (※16)ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル”神回”傑作選 Vol.1 https://www.tbsradio.jp/5885
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Welcome Plastics LP 1980
#プラスチックス #Plastics #Chica Sato #佐藤チカ #Toshio Nakanishi #中西俊夫 #Hajime Tachibana #立花ハジ #Masahide Sakuma #佐久間正英 #Takemi Shima #島武実 #new wave #japan #punk #music
#プラスチックス#Plastics#Chica Sato#佐藤チカ#Toshio Nakanishi#中西 俊夫#Hajime Tachibana#立花ハジ#Masahide Sakuma#佐久間正英#Takemi Shima#島武実#new wave#japan#punk#music
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憑屋よもやま話第五回『問題児二人』
今回は憑屋の問題児二人組の話です。
追記から。
黒霧鮮観について 問題児その1。謎の病弱美青年、もといラスボスです。 まずコンセプトから。最初から敵役として立ち回るのは決まっていました。憑屋自体、「勇者が魔王を倒すRPG」の類型…つまり、最初から最後の目的がハッキリしている、単純な造りの物語としてデザインされていました。ので、敵もわかりやすく、ということでとりあえずコイツが敵になる!という非常にざっくりした設定から組んでいきました。初期考は今よりもかなり悪人面でやばそうなマスクとかもしている、まあ明らかに悪役デザインでした。そこから、しかし旅の最終目的はヤマトに大殺生石を届けることで、魔王の打倒が目標ではない。ではどう絡ませるか?となって、悪役も大殺生石を狙っていて〜という流れを考えて、でもそれで毎回襲いかかってくるのじゃつまらんな、となり、では敵もヤマト神宮を目的地としたら付かず離れずで絡ませられるのではないか?となり今に至ります。 この段階で、あからさまな悪役路線は変更になりました。敵の目的として日ノ国の滅亡は最初からわかりやすい脅威として設定してはいましたが、造形を進めていく過程で何故滅亡させようとするか?という動機を考えた結果、滅亡は手段に過ぎず、滅びを美としその様を見、導くことが目的、となりました。つまり行為は悪そのものですが、本人に悪の意識はないというサイコパスめいたキャラクターに組み上がっていったわけです。 なので、明らかに怪しいキャラクターで最終的に敵になることは見え見えでも、基本的には主人公に敵対する理由はないので会えば友好的という動きをさせました。ただ、ほぼ全編通して幕ごとのボスが出てくる理由は彼という図らずも邪魔をしていたみたいな構図にはしています。怪しいヤツアピールに余念がない。
次になかなか描写の難しかった彼の人間像のこと。 基本、人間が好き。人の営みを愛し、万物万象を慈しむ仏のような人間。これが彼の基本骨子であり、そこに表も裏もありません。 好奇心旺盛、享楽主義者、他人の喜びも嘆きも全て己が享楽となす、“楽”の感情のため生きている。ほぼ常に脊髄反射で生きている自由人、とも。 彼の何が異常かとすれば度の過ぎた享楽主義者の側面よりも力に対する執着でしょう。これは幼少期の経験に起因します。万物万象を愛でる性格自体は昔から変わらなかったのですが、それは美しい花が花弁を散らすことも含めて…つまり滅ぶその様さえも慈しんでいたのですが、アヤカシにより母親の体が目の前で千々になった時に、それと全く同じ美を見出してしまったのです。今の今まで生きていたモノが、ほんの一瞬、強大な力の前に塵芥となる。純粋な力による蹂躙。そこに美を見出したために彼は力を求めました。復讐でもなく、身を守るためでもなく、今まで愛でていた人々を散らしその様を愛でるために力を得ようとしました。そして行き着いた先がマガツヒノカミだったわけです。滅びの美を追求した結果が、彼の選んだマガツヒノカミと融合し日ノ国を滅ぼすという道だったのです。それすらも、滅びが目的ではなく滅ぶ様を愛でることが目的だったわけですが。 また、人を害することに関しても同じく人は愛でるが殺すことは厭わないという価値観です。最近いい例えが思いついたのですが、豚を可愛がるけど豚肉は食べる、その価値観をそのまま人間にスライドさせると黒霧鮮観の価値観に近いものになるのではないかと。 この破綻した美意識と倫理観を持ちながら、飄々とした洒脱な人柄であり、多少いいかげんなところはあるものの懐が大きい人物…に見えるのがミソです。作中では意図的に胡散臭く演出はしていましたが。 作中ではさほど言及はされませんでしたが、彼は非常にモテます。その上彼自身も色好みで、全国に老若男女問わずパトロンを持ち、全てを虜にしています。全てを受け入れる彼の懐(まず、嫌いなものがないので拒否すること自体がないが)は心に隙を持った人には覿面で、そうした人々は自然と彼に魅入られてしまうのです。美貌もさることながら、その精神性が人を誑かす最たる要因です。ただし、南雲一行などの芯をしっかり持っている人達は直感的にうさんくさいと感じるはずです。 彼は憑屋として��力に長ける一方、体にアヤカシを憑かせすぎて虚弱体質になっているため自力で路銀を稼ぐこともままなりませんが、それでも旅が出来ているのは彼に魅入られた人々の援助あってです。彼のコンセプトの一つにあるのが「蚕」です。どちらかといえばカイコガか。庇護なくば生きて行けない、でも人を惹きつける何かがある。みたいな。ちなみに貰ったお金や食べた人が持っていたお金は彼の中の「百鬼夜行」から自在に取り出せます。マダラに渡していたお金の出所はそこ。手から砂金も出せる。イメージのひとつに「カ●ナシ」もありました。実は。 本人は悪性ではないが存在そのものが悪性、その上作中での行いは享楽のためにしたことなので同情の余地もない。倒すべき悪役としてはある程度の限界点に至ってくれたのかなと個人的には思っています。そうじゃないと倒しにくいでしょ?
ついでに彼の最終的な相棒、もとい共犯者マガツヒノカミについても。決戦時、マガツヒノカミに変じた段階でアザミ自身にはほとんど自我はありません。マガツヒノカミは無数の負の気から産まれた神であり、そこにアザミが今まで取り込んだ有象無象が混ざって最終戦のあの姿になっています。あの姿に変じた時にはもうアザミもマガツヒノカミと融合した有象無象と同列に溶けています。ので、最終戦後南雲とヨマによって打倒される時にマガツヒノカミの漏らした「死こそ人の安寧」というのはアザミではなくマガツヒノカミの弁です。 マガツヒノカミも人の負の心などから生まれた神なので、彼(或いは彼女)なりに人々に安らぎをもたらそうとした結果があれです。アザミは力を手に入れることが目的なので人がどうなろうが知ったことではないので。人に信仰された神、人から生まれた神、突き詰めて人のために神たちが、必要がなくなったから、その神の愛は人にとっては害だからと人の手により打倒され消えていくのはイズモのエピソードにも掛かってくるところではあります。そう考えるとマガツヒノカミも可哀想かもしれない…? ちなみに最終戦のマガツヒノカミの姿はアザミの面影が幾ばくかありますが、仮にアザミがもう少し自我を残していたらまんまアザミがマガツヒノカミに取って代わった可能性もあります。つまり、異形化せずにマガツヒノカミすら食っていたかも、という。それが出来るだけの器、才能はありましたが、器としてはかなり物理的にガタが来ていたのでそうはならなかった、という話です。
憑屋としての彼の話。 何体もアヤカシを憑かせているので基本、彼の内部でごった煮になった有象無象を中から出してブン殴る、そのまま食べるというスタイルを取っていますが、実は南雲と同じく変身も出来ます。変身して個々の個性を使う必要がないくらい有象無象で殴った方が強くなっているのでしないだけです。 ちなみに金には困っていないものの、たまに気まぐれに興味がそそられたものに首を突っ込んで憑屋みたいなことをしています。SS『死人、花に請う』の孔雀との出会いがそれ。余談ですが『死人、花に請う』は本編公開前に後悔された小話、『死人花に乞う』がタイトル元です。こちらもアザミと孔雀の話。そぞろ語りです。
デザインの話。
最初期ラフです。見るからに悪人というか、敵。ニヤニヤしてすらいねえと来たぞ。ヤバげなマスクしているラフはどっか行きました。見つけたら上げたいですね。
第二稿。色ラフ込みです。この頃もまだまだ悪人面。着流し、包帯、勾玉、モジャ髪など基本パーツはこの時に決まっていた模様。
ほぼ決定後のイメージ絵。よく見ると後ろに……。この頃もまだまだまだ悪人面気味。立ち絵を描いた段階でどんどん柔和になってきたような気がします。カラフルな女物の着物みたいなのを着せる、というのが初期の案でしたが、黒字に椿柄の服の方が逆に大物感あるな?とわりあいシンプルな柄に路線変更しました。何故椿かというと、不吉なイメージの花を使いたかったが彼岸花とかだとベタかなと思ったため。椿も十分ベタだろというツッコミは尤もです。アザミ(薊)じゃねえのかよ!はい、そうです。
ちなみに首、両手首、両太腿に包帯を紙の代わりにして作った呪符を巻いていますが、これは中のアヤカシを抑える為のものです。そのため、まだそこまで力をつけていなかった時…ヨマと会っていた頃は首にしか呪符を巻いていません。
あと、両頬にある赤い線は痣で、霊力が高い人間に出る身体的特徴です。頬に限らず、目元、手など人によって出る場所は様々ですが概ね顔まわりに出る人が多いです。
加々美孔雀の話 憑屋の問題児2。アレな方向に振り切ってしまった人ですがわりと好きとか言ってくれたり憐れんでくれる人もいました。マジ?わかるけど……。立ち位置としては悪役というか敵役。とはいえ、彼は藍銅との再戦以上に望むことはないので藍銅がいなければラスダンで中ボスとして出ることもなく、アザミと一緒にマガツヒノカミの中に溶けていたと思われます。 先に言っておくと、当初はあそこまで振り切るつもりはありませんでした。本当です。元々は藍銅を出すことになった段階で考案した藍銅のライバルキャラで、生前敵軍同士で藍銅に執着していた、というストレートなラ��バルキャラでした。まあ2号ライダーみたいなもんです(?)が、それだけだと味付けが足りない、というか一方的にライバル視されているだけでは藍銅側に思うところがなさすぎるので元々は味方同士だったが裏切った、という風に路線を変えました。で、煮詰めたら…ヤツはハジけた。傾国のヤンデレ侍の誕生です。ちなみに初期から人斬り設定はありました。悪役としてわかりやすい記号なので。
人物像の話。真面目でありやんわりとした皮肉屋毒舌家(京都人らしいともいう)(京都の人ごめんね)、基本的には面倒見が良く常識人。これが基本骨子で、そこに人斬りを好むという猟奇的な思考が在る。そんな人。 武士道の人なので基本的には女子供には優しく(甘やかしはしない)、敵意のないもの、武器を持たない者は斬らない。性癖にさえ目を瞑ればいい人です、おそらく。 作中ではヒャッハー!な面しか確認できませんが、生前はそれなりに人斬りの性と向き合い苦悩をしていました。藍銅とのことも、藍銅の剣に憧れと尊敬の念を抱く傍ら、友である彼と斬り合いたいと思うことに対しておかしい事だと感じてはいました。が、とあることをきっかけに吹っ切れてしまい大虐殺を起こし、結果藍銅と死合うことになります。事の詳しい顛末は、いずれ公開予定のスピンオフ「蒼龍戦史」にて。 ちなみに彼の人斬りの性の始まりは藍銅に剣の道に誘われた事が根源的な理由(その道さえ知らなければこうならなかった)ですが、性癖として拗れた理由はまた別のところにありまして、その要因と藍銅への憧憬が魔融合した結果が屯所大虐殺、そして作中の二度目の決闘につながります。スピンオフを待て!!(尻叩き) ちなみに彼が色事を厭う理由は父親が色事にだらしなかったことに起因します。服の趣味が派手だったりところどころ異国風なのも行商人として反物を扱っていた父親の影響。 藍銅への執着の起因は、彼の『情熱』を見せられたから。孔雀は基本的に天才肌で、なにをやらせてもそつなくこなすもそのため情熱に欠ける幼少期を送っており、そんな折に出会ったのが一心不乱に剣の道に励む少年でした。その姿に、自分にない眩しい何かを感じてしまったのでしょう。それがSS『桜の記憶・紅』にて描かれたことです。 ちなみに孔雀の名前の由来は鳥のクジャクではなく、孔雀石の方。ウ●キ先生で「藍銅鉱」を調べてみろ!私は全く狙ってなくて設定が組み上がった後に知った石の関係性ですが、偶然にしては出来すぎているので憑屋開発時の怖い話ベスト3に入る逸話です。石言葉もなかなか…。
彼の戦闘スタイルについて。これは作中で殆ど再現する場がなかったので書くところです。まあ趣味です。特技は瞬歩、とにかく足が速く、一振りも速い。一歩で三歩分の間合いを詰める、高速の剣技が特徴です。目にも止���らない刀裁きは超絶速すぎて一振りで三度斬りつけることも可能とする魔剣です。これが、孔雀戦後彼の刀を調べると習得できる『嘴刃三連』。 藍銅の剣が剛であるなら孔雀の剣は柔の剣。孔雀は左利きの稀有な剣士(矯正しても直らなかったので左利きで通している)ですが、通常使われない左利きであることも相まって素人が彼の剣を見切ることはほぼ不可能です。まあ、デザイン段階で間違えて刀を左差しにしてしまったことに理由をつけただけなのですが。 余談。彼が戦闘時に特定の技を使用した時に喋るセリフ、『恋ひ死ねと するわざならし むばたまの 夜はすがらに 夢に見えつつ』ですが、これは古今集の歌で『夜ずっと夢に出てくるのは、恋死にをせよということらしい』という意味だそう。約100年出来るかもわからない再戦を、記憶すら摩耗しながら待ち続けた孔雀の想いを端的に表しています。さすがにこの演出はやりすぎたかと思いましたが、まあ勝手にキャラがここまで振り切れてしまったならこちらも振り切ってやらないと失礼だろう…という作者なりの礼節から盛り込んだネタです。ちなみに、HPが半分以上と以下で歌の前半部後半部どちらを読むかが変わります。データ上はこのセリフを喋る特技の名称は『相死華』。相思華(彼岸花)が由来です。
デザインの話。
最初期。糸目、おかっぱ(現在は前下がりボブっぽくなりましたが)は最初期から決まっていました。というか、糸目を出したかったというか…。最初は洋装の新撰組みたいな感じのデザインにしようとしていました。その名残がロングブーツやハイネックのインナーです。
ほぼ決定稿。色合いもここで殆ど決まっていますが、確か元ネタの孔雀石に寄せて髪色は石の色っぽくしたような。服の孔雀柄は最初期のほうが自己主張が激しく、今は腕周りにさり気なく入ってるくらいにとどまっています。特に理由はなく、キャラの記号として盛り込んだ柄ですが冷静になって考えるとお前自分の名前好きだろ?というところがシュールというかなんというか。
で、インナーの資料。他のページにも掲載はしてありますが。よくそのヒール履いて人斬れるな?ちなみに刀の種類は太刀だったはず。銘は『極楽鳥』。
個人的にこの人のデザインは憑屋中で一番フェティシズムを盛り込んだデザインでして、まあ糸目赤目、ロングブーツ、裾の長い服、高身長細身、刀、彩度の高い緑髪等など……心の底からロマンしか詰め込んでないのでさりげに一番描く頻度が高い人かもしれません。いやあ、絵映えするんだこの人…。まあ作中の行動(戦闘狂とか執着とか)から関西弁から何から何までこの人に関しては全部趣味ですが。実はいてもいなくてもいいキャラではありますが、まあそこは中の人のモチベーションの為です。大事だよ、趣味。
問題児二人組ですが、この二人の関係性については共生関係、なお主導権はアザミに在る。が適当でしょう。 孔雀自体、体はすでになく刀を依代に現世に留まっているので今の体はアザミの霊力から与えられた仮初の肉体です。この仮の肉体はすべて擬似的なものですが、汗、涙は出るし、血も出ます。実体を持っている霊体ですね。ただし、心臓は動いていないし血管も流動していない、擬似的にカタチを真似たものに過ぎませんが。この体を維持する霊力の提供者がアザミである以上、孔雀はアザミに逆らえませんがアザミの方は別に彼を縛る気は毛頭ないので好きにさせています。アザミが他の取り込んだ有象無象と違って孔雀を顕現させているのも、アザミの内部に取り込まれても保てるだけの強い我を持っていることに興味を持ったからなので。 孔雀がアザミの面倒を見ていることも、アザミの命令ではなく孔雀が自発的に(ほうっておくとだらしないと思って)やっていることです。苦労人だね。開発室のプロフィールをみてもらうとわかりますが、そういった要因から孔雀の天敵がアザミというわけです。 二人は同時に憑屋のエログロナンセンスの担当でもあります。エロ要素は全年齢対象のため殆ど描写はされませんでしたが。
作中ではイケイケな蛮行を繰り広げた二人(主にアザミ)ですが、作者としてはかなり奔放かつ色々と深淵じみたキャラクターとなったかな?と思うのでお気に入りです。 さて次回は何の話にしましょうか。サブキャラクターか、世界観の用語などについての話か…。またいずれか書きたいと思います。それでは今回はこれにて失敬。
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梅雨景色:道々き歩
「何だこれは…」 覚えず口から出る程、不思議な景色だった。 ぼつぼつと深い穴が其処彼処に空いていて、その合間に太い幹が散らばる。 山道もそろそろ下り切る位の所だ。急に視界が開けたのだった。 早速蝦夷は一番近くの穴を覗いている。 「そんなに奥じゃないよ!なんだろうねこれ〜」 植わっている植物も不思議な物だ。緑が全然ないと思って上を見上げると、とんでもなく大きな葉とその合間に見える謎の形をした何か。蕗の葉の様にも見えるが分厚い…蓮の実にも見えなくはない。 得体の知れない空間だった。 いくつもの大木の先に目を凝らすと、小さく屋根と煙とがある。 「まさか罠ではあるまい…いや人工物ではないか」 気味が悪い…さっさと行こう。そう思って足を早める。 「何も起こらない内に行くぞ」 「は〜〜い」 とにかく四方に警戒しながら、長く延びる道を急いだ。
*
雨ってきれい、キライじゃない。 顔に当たるしずくは少しうっとうしいけど、世界が水と光でキラキラ輝くんだ。 その景色は、思っていた以上のものだった。ハジさんでさえ、隣で目を大きくして立ちつくしている。 「わああっ」 ぼくは借りた傘のことも忘れて上を見上げる。 得意そうな顔をして、見に行ってごらんと微笑んだ村の人を思い出す。 否、傘は要らなかった。 高い所で、おっきな、おおっきな花が咲いていた。それが雨をしのいでくれているよう。 残念ながら内側からの目線だけど、十分だ。 あれはあじさいって花。 「これは見事だな…」 まだ同じ姿のままでハジさんがつぶやいた。 ぼくはせいぜい人の手の大きさくらいのあじさいしか見たことないから、本当にあじさいなのか信じられないでいる。でも、そっくりおんなじだ。 花や、葉っぱからたくさんのお水が流れてくる。そして、あの穴に流れている…! とても、綺麗だった。まるでたくさんの細い滝が流れているようで、水がキラキラ、虹もキラキラ、本当に幻想的だ。 ぼくは走り回りたい衝動を抑えて(絶対に転ぶと思う)、ゆっくり見て回った。
高くに見える葉っぱの緑、色とりどりのお花、七色に輝く水、白い空…何もかもが、とても眩しい。 せいいっぱいみんなで、生きる喜びを、表しているような。 ふと涙があふれそうになる。 でも、嬉しい。 喜びに満ちている。 そんな気分。 幸福を感じられた。
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Origato Plastics LP 1980
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今年もやってまいりました、2017年に鑑賞した映画の感想をまとめたいと思います! 今年映画館で観た作品数は57作品! 去年は40作品、一昨年は20作品だったので、年々鑑賞本数をあげております(笑) その分まとめるのが大変なわけで・・・なんとか2017年ギリギリ滑りこみセーフできてよかったです・・・ 今回は作品数も多いので、前書きはこの辺にして、早速まとめに行きましょう! まとめでは、「もう一度観たい!」を基準に、ランキングを作っています。
ダーティ・グランパ
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新年一発目は、まさかのスーパーお下品映画になりました!(笑) おじいちゃんと孫のドタバタお下品コメディ。 長年連れ添った妻が亡くなって、落ち込んでるかと思いきや、じいちゃは死ぬまでに若い女とヤリたいと、孫を連れてハジけまくる! ロバート・デニーロが、びっくりするくらいスケべじじいになってます(笑) 事務所的にはオッケーなんですか???ってくらい好き勝手やってて、なんだか楽しそう。 振り回されるザック・エフロンもいいキャラしてます。後半のやけくそ全裸シーンは、マッチョ好き必見。 まだまだロバート・デニーロ現役です!最高にお下品でイカしたロードムービー『ダーティ・グランパ』 ザ・スクワッド
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ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント (2017-10-18) 売り上げランキング: 36,525
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かなりお久しぶりのジャン・レノでした。 フランスで繰り返される凶悪事件に、特殊捜査チームが立ち向かうアクション・クライム。 ストーリーもオチもわかりやすくてよかったです。 シリアスなシーンやテーマを描きつつ、時々クスリと笑ってしまうコメディ要素も。 特殊捜査チームが、どっちが凶悪犯なのかわからないってくらい、ゴリ押しに次ぐゴリ押しで犯人を捕まえるのが笑えます(笑) 検索 パリの街で起こる強盗サスペンス!渋くて強いジャン・レノがやっぱりかっこいい!『ザ・スクワッド』
ザ・コンサルタント
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ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント (2017-05-17) 売り上げランキング: 2,081
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こうやってポスターを改めてみると、この時のベン・アフレックすごい四角い。 昼は会計士の仕事、夜は裏社会で生きる殺し屋という2つの顔を持つ男の物語。 主人公は自閉症スペクトラムという障害も抱えていて、その障害を活かしたキャラクターで描かれています。 ストーリーも面白いのですが、主人公・ウルフのチートっぷりに目玉ひん剥きますよ! 鑑賞中、もしかしてバッドエンドなんじゃないかって何回も思った私の心配をよそに、美しいキレのある所作で(笑)、ガンガン人を殺していくウルフすごい。
沈黙 -サイレンス-
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原作が好きだったので、劇場で観たときは感無量だったなあ。 しかも大好きなマーティン・スコセッシが監督! 日本の作家・遠藤周作の著書『沈黙』を映画化。 キリスト教が弾圧されていた江戸時代初期、命がけでポルトガルから日本へと布教にやってきた司祭たちの、苦悩に満ちた日々を描く。 文化の違う国で直面する問題から、宗教とは、信仰とは何かを問いかける、今の時代でも考えさせられるテーマです。 3時間超えという長い上映時間なのですが、だからこそ原作にとても忠実。 まるで日本人が撮ったんじゃないかというくらい、時代背景の描写が忠実かつ美しいんです。日本の情緒を感じる。 こりゃ相当勉強したんだろうなと感心しましたよ。やっぱりマーティン・スコセッシはすごい監督だ。 宗教とは何か。信仰とは何か。構想28年の傑作『沈黙 -サイレンス-』
ドクター・ストレンジ
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えっ、これって今年の映画だったんだ・・・! マーベル作品はワンシーズンに1作品くらいの早いペースでやってくれるから、結構前に感じますね。 アメコミ社「マーベル」の人気ヒーローたちが一つの世界で活躍するヒーロー映画。 本作は、高飛車な医師スティーブン・ストレンジが、ある事故をきっかけにヒーローとしての才能を開花させる、ヒーロー誕生映画です。 やっぱり映像がすごかったなー! 地面が急にまがったり、ビルが逆さになったり、空に道ができたり・・・ 作品の世界に飲み込まれていく魅力がたくさんありました。 ストレンジ先生のキャラも良かったし、マッツ・ミケルセン演じる悪役もかっこよかったー!退場の仕方があっさりしていたのが残念(笑) 極彩色の異次元世界を迫力の映像で体験しよう!新たな魔術師ヒーローの誕生『ドクター・ストレンジ』
マグニフィセント・セブン
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ポスターがね!むっちゃかっこいいんですよ~ 『荒野の7人』(元を辿れば『7人の侍』なのかな?)をリメイクした、西部劇。 街を支配しようとする悪党を、一人の保安官が仲間を集めて退治しようとする勧善懲悪ものです。 マグニフィセント(magnificent)って、「崇高な」という意味なんですが、まさにその単語がぴったりな男たちが活躍しています。 華麗な銃さばき、ド派手なアクション、クライマックスの決闘は胸が熱くなります。 がんばれビリ~~~!! 勇敢な7人の男たちが再び現れた!アクションシーンの演出がとにかくド派手!『マグニフィセント・セブン』
サバイバルファミリー
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これもよくできた作品だったな~ 邦画の中では一番面白かったかも。 突如世界中の電気がなくなったという状況で、生き延びるために必死にサバイバル生活をする一家のドタバタ劇、そして家族の絆を描いています。 かなりリアルな設定や演出にドキドキ。 本当に電気が使えなくなったらどうなるのかな~と考えさせられ、いかに我々が電力に頼って生活しているかというのも痛感しました。 鈴木家の、ただ生き延びたいというむき出しの反骨精神も面白かったです。 鈴木家、身体張ってます!電気のなくなった日本で生き残れ!『サバイバルファミリー』
ラ・ラ・ランド
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え?『ラ・ラ・ランド』も今年の作品なの!? あの衝撃的な旋風を巻き起こしたのが今年だったのか~ 夢を追い続ける男女2人の物語。 単なるヒューマンドラマではなく、夢と現実の紙一重な部分をありありと描いています。 いやあ、『ラ・ラ・ランド』のことを考えると胸が苦しくなる・・・ 初めて観たときに、涙が止まらなくて、劇場が明るくなっても涙が溢れて困っちゃいました。 そしてそれから1回も観れてないです(笑) 映画の世界にどっぷり浸かっていたのに、急にロビーに引きずり出されて退出させられたかのような強烈なショックが、今でも抜けません。 ストーリーが進むにつれて変わっていく2人の衣装も、なかなかうまい演出でした。 音楽・映像・衣装の演出が素敵!夢物語のような世界観に心奪われる『ラ・ラ・ランド』
アサシン クリード
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『ラ・ラ・ランド』で奪われた心が抜け切ったまま、なんとなく観に行ったんですよね。 やっぱアクションは最高だわ〜、とものすごい元気をもらった記憶があります(笑) 大人気アクションゲームの実写化。 過去の因縁を再び繰り返すアドベンチャー・アクション。 やはりアクションゲームなので、本編でもアクションシーンが超クール。 次々に繰り出されるパルクールに目を奪われ、とどめには「イーグルダイブ」! この技は、『アサシン クリード』オリジナルの技なのですが、これがめちゃくちゃかっこいい!! うひょー!と大興奮でした。ぜひ映像でご確認ください。 まるでゲームをプレイしているようなカメラワークとアクション!過去と現代を行き来する追体験アクション映画『アサシン クリード』
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出演陣の豪華さに惹かれて観に行った作品です。 別の人物の記憶を埋め込まれた男の、数奇な運命を描く、サスペンス映画。 死んだ男の記憶を、別の男の記憶に埋め込むという設定が面白かったです。 自分の記憶なのか、他人の記憶なのか徐々にわからなくなって、葛藤する主人公の心情が伝わってきます。 『デッド・プール』の印象が強すぎて、ライアン・レイノルズがまともな役やってるとなんか笑っちゃいますね(笑)(失礼) 死んだ男の記憶を別の男に埋め込む!?豪華な出演陣にも魅了される『クリミナル 2つの記憶を持つ男』
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2017年、元気をもらえる映画No.1ではないですかね!? 潰れかけの劇場を立て直すために、一大オーディションを開催する支配人のコアラと、それぞれに事情を抱えて集まってくる動物たちの物語。 王道のミュージカル映画なので、好きな人にはたまらない作品ですよね! 元気をいっぱいもらうし、劇中で流れる60曲以上もの楽曲に、自然と体がリズムを刻みそうになりました。 好きなことがあるって素晴らしい!どうぶつたちが歌う、60曲以上もの劇中歌にも注目!『SING/シング』
モアナと伝説の海
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この時期はミュージカル映画がラッシュでしたね! 大海原を舞台にした、冒険アドベンチャー。 古くから伝わる伝説によって、1人の少女・モアナが島の仲間を助けるための旅に出ます。 主題歌も記憶に残ってますが、モアナと旅を一緒にするマウイの歌もなかなか印象的でした。ヨウェッカ〜ム。 映像の迫力・完成度も素晴らしかったです。特に水のCGがものすごくキレイ。CGアニメもここまできたか〜と感心した作品でした。 パワフル系ヒロインの成長物語!海と波のCGがまるでほんもののよう『モアナと伝説の海』
キング・コング 髑髏島の巨神
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あーこれもめちゃくちゃ興奮したなー! なんとか俳優陣の来日イベントに行きたかったのですが、結局ダメだったことを思い出しました・・・ 未知の生命体の発見のために、太平洋にある孤島へとやってきた調査隊が、島の巨大な守護神キング・コングと遭遇するパニックアドベンチャー。 終始、ハラハラドキドキがどんどん押し寄せてきて、常にアドレナリン全開。 キング・コングが大暴れするシーンなんて、もう画面がぶち割れるんじゃないかってくらい迫力ありましたもんね! また日本人好みのストーリーや演出が随所に見受けられて、親近感や変な懐かしさも覚えました。 キング・コングや怪物が大暴れ!迫力満点の映像を是非劇場で『キング・コング 髑髏島の巨神』
パッセンジャー
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2017年初のSF映画でした! 近未来。人口増加のために、新たな惑星へと向かっている途中、2人の若者がコールドスリープ状態から目覚めてしまう・・・ これはねー、どうしても序盤の展開を受け入れられなくて、終始モヤモヤしちゃいました。 キャストの演技が良かったので、それでなんとかもったという感じでした。 本編序盤で衝撃の展開!孤独に陥った人間の限界を描く『パッセンジャー』
ムーンライト
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『ムーンライト』も今年の作品かー! ポスターのデザインが秀逸です。 1人の黒人の少年が、青年になるまでの日々を3つのシーンに分けて描いたヒューマンドラマ。 黒人の少年の人生を通して、本当の自分とはなんなのか、この世に生まれるとはどういうことなのか、根本的な部分をリアルに、むき出しに描いています。 観た後は言葉が出てこないですよね。劇場の空気もすごくしんみりしていたのを、よく覚えています。 1人の役を、3人で演じているのですが、全員の瞳があまりにも純粋できれいで、とても記憶に残っています。 静寂と間が観る者の心を揺さぶる。アメリカの抱える社会の歪みに迫った『ムーンライト』
ゴースト・イン・ザ・シェル
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原作がずっと好きで、公開されたときは本当に楽しみにしてました!! 日本の人気マンガ、『攻殻機動隊』のハリウッド実写映画。 人間とアンドロイドが共存する近未来を舞台に、主人公が自分の正体について知ろうとするSFアクション。 ストーリーは大衆向けっぽくなってしまいましたが、原作マンガや劇場版・TVアニメのリスペクトを感じられる演出が随所にみられます。 やっぱり世界観が好きですね!ハリウッドならではのうつくしい映像も、攻殻の世界を再現していて感動しました。 特に光学迷彩を使ったアクションシーンは、テンション上がりました! 主演のスカーレット・ヨハンソンのアクションもかっこいい。 アニメも大好きだったので、吹き替え版で観れたのも良かったな〜! 本当の自分は誰なのか。原作へのリスペクトを感じるオマージュが満載『ゴースト・イン・ザ・シェル』
劇場版名探偵コナン から紅の恋歌
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毎年恒例のコナン映画です。 京都・大阪を舞台に起きる2つの事件に、コナンや平次が立ち向かう! 一方で、平次と和葉の恋模様にもライバル登場で進展が!? 去年の『劇場版名探偵コナン 純黒の悪夢』でのヒット以来、コナン界隈は再び盛り上がりをみせてますね〜! 去年は正直スパイ映画感が強くて、コナン映画とは言いづらかったのですが、今年はまだコナン映画っぽくてよかったですね。 といっても、平次と和葉が中心なので、コナンの出番は驚くほど少ないのですが・・・ 平次と和葉ファンにはたまらない作品でしたね! 人魚の島事件のときの名言をやってくれたときは私も興奮しました。 来年も安室が物語の中心になるみたいだし、コナンやおっちゃんたちが中心になるミステリー映画はしばらくお預けになりそう��すね〜 キャラクターが増えて、おっちゃんの出番がどんどんなくなる、もしくは一発芸人のような扱いになっているのちょっと寂しいですね(笑) 劇場版らしい演出やファンサービス満載!平次と和葉が大活躍!『名探偵コナン から紅の恋歌』
ハードコア
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新感覚の映画の登場でした! サイボーグ化された一人の男が、次々と襲い来る敵を倒しながら、黒幕を探し出すハードアクション。 この作品は常に一人称視点で物語が展開されるのが、最大の特徴。 まるで自分が映画の世界に没入しているかのような感覚を味わえます。 映画というか、ゲームの画面をみているような感じだったな〜 ストーリーも映画というよりはゲームっぽい内容でしたね。 90分という短い上映時間は大正解。終盤のめまぐるしいカメラワークは、酔いそうになりました。 ゲーム好きにはいいかもしれないけど、映画って別に第三者の視点でも色々な手法で没入感を味わうことはできるからな〜 映画ジャンルの新たな開拓としては面白い試みだったとは思います。 一人称視点の新感覚を味わおう!最初から最後までノンストップでバイオレンスシーンが炸裂!『ハードコア』
美女と野獣
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ディズニー映画で一番好きな作品の実写化でした! ディズニーアニメの『美女と野獣』を、ディズニーが初の実写化。 魔女に、バラが散るまでに心から誰かを、愛し、愛されないと永遠に解けない呪いをかけられた王子と、一人の少女ベルが出会い、やがて恋に落ちる物語。 ロマンチックですね〜 CGが美しく、見事にアニメのファンタジックな世界を再現しています。うっとりしちゃいます。 ディズニーから、今だからこそ、満を持して、という自信を伺えます(笑) アニメで大好きだったミュージカルシーンも、実写らしい豪華で派手な映像になっていて、大興奮。 『Be Our Guest』と『Gaston』が特によかったな〜!! やっぱりミュージカル映画は体が勝手に動きそうになる! あとエマ・ワトソンがえらい美人。 名作アニメを見事実写化!豪華でファンタジックなミュージカルシーンにうっとり『美女と野獣』
LION/ライオン 〜25年めのただいま〜
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2017年初の実話物語映画でした。 インドで生まれ、ある行き違いで一人母と兄の元を離れてしまった一人の少年の壮絶な日々と、その後に訪れる奇跡の物語。 主人公のサルー役のサニー・パワルがすごくいい演技をしていて、グッと感情移入していきました。 ストーリーはそんなことあるのかってくらい驚きの感動ものなのですが、一方で、世界中にはびこる格差社会や貧しい国や地域の生活の現実を生々しく描いています。 むしろそういった社会問題に切り込んでいるシーンの方が多く、単純に感動するだけではなく色々と考えさせられる作品でした。 これぞまさしく「奇跡」の実話物語。社会派な要素も胸に突き刺さる。『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』
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