年末に購入した真空パック器。 英語の説明書しかないし、当初はどうなる事かと思いましたが、旦那さんと息子君に見てもらって検索して日本語のマニュアルも探してくれて、やってみたらとっても簡単。まだ食べてはいないけど、どうなってるか楽しみ。 上手く行けば、買い物時間削減、食品ロス削減出来るかも。 #真空パック機 #小松菜#大根#もやし#ひき肉 https://www.instagram.com/p/CnMDlR-P_eM/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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やってやりました、 防災食作りました、 今日のメインは お米を使った保存食です、 食べる時は水やお湯で 戻してやります、 伝説では20年保存できる!?🤔 古米も全部これにすればいいじゃん🤣 いいタイミングで 真空パック機が届いたので、 全て真空にして保存します😘 真空パック機楽しいです、 肉、魚、野菜などの 鮮度が明らかに伸びるそうです、 #防災食 #かれいい #兵糧丸 #高崎ジャン唐揚げ #真空パック機 #ステンドグラス #ガラスフュージング #ガラスペイント #スランピング #サボテン団地 #サボテン用グローライト #サボテン #ユーグレナのちから #デリサポ #ブログ #FX (群馬県藤岡市) https://www.instagram.com/p/CldaefMupNJ/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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449:↓名無し:24/08/28(水) 12:12:33 ID:ah.ll.L1
コメ不足の話
前例ありまくりで今回も先に釘を差しておいたのにやっぱりダメだったというだけの顛末ではあるんだけど
あまりに酷いんで書き捨てさせてほしい
先週末に実家で母とお茶してたときにコメ不足になってるらしいね近所の店でも飾り棚になってたねと話してた
母はいつも配達してもらう米穀店が今年は夏前から休業しちゃってるからあと一月くらいで食べきっちゃうし不安だなと言う
もう少しで新米シーズンで農家に縁付いてる義妹が定期的にいっぱい送ってくれるからブランドこだわらないならそれ食べる?
って私が返したら母はほっとしたように笑ってくれた
帰宅してから義妹にその話をして、わせ品種がもうしゅぐ収穫だから新米前のいま自宅保管してるの少し分けてもらうことに
お願いごとに近いのにいつもみたいな身内価格でいいよと言ってくれたのもあり、母が直接お礼したいというので義妹来訪時
荷物と一緒に私の車に同乗してもらって実家に連れて行った
それでお米14キロ分の真空パックをキッチンに置いてから母お手製のみたらし団子食べつつ三人で話してたら
酒に酔って上機嫌の父が男性数人引き連れて入ってきた
で、当たり前のような顔でお米を誰がどのくらいもらおうって話を始めたからまず義妹がどういうこと?ってたずねたんだ
そしたらおとうさんにいつもの礼がしたいから好きなだけ家にあるお米を分けるって言われたと
で、女三人で父に詰め寄った結果、電話を立ち聞きしていて、うちはまだあるから先に無い無い愚痴を話してた飲み仲間に
あげようと思ったって
そこからめちゃくちゃ揉めたんだけど、しょせん父と同類の野郎どもだけあって、お父さんとの約束だしお礼言ったじゃないかと
ごっそり持ち去ってしまった
残ったのは真ん中からハサミ入れられた袋のお米とボックスのがいくつかだけ、周囲にコメが散らばってるところに
母が膝から崩れ義妹は憤怒そのものの顔で仁王立ちで悲惨なことになった
その後私と義妹で散らばったお米をかきあつめて残ったお米と一つの袋に入れ直して、
母は当面の着替えと貴重品のをささっとまとめて、三人ささっと実家をあとにしてその後の対応は母に一任してるけど
もうダメというのはわかる
私が覚えてる限り父ってずっと変に外面がいいというか、母が輿入れの時持ってた着物とかも
困ってる貧しい人に施しとかいってあげちゃったり震災の備蓄品を定期的になんかのNPOに送ってしまう
腹立つのが父は自分の懐を一切痛めてなくて、全部母のだけなくなってることで、
私が小さい間は父方の祖母が私の面倒を見てくれたおかげで仕事が出来ていたというのを盾に泣き寝入りだった
ただもう祖母はいないし私も大きいし、直近も真珠婚式の労いに私が母に渡したネックレスを勝手に寄付金代わりにって
支援団体に送ってしまったので次同じことやったら離婚って母が釘を差してた
なのになんだよ米くらいでって俺いいことしかしてないじゃないかって顔真っ赤で言い返してた父に失望しか感じない
自分の親ながら、こいつなんなの?って思うし義
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Get to know you@シムズスタイル日本語Ver.
@yorithesimsさんよりタグいただきました。ありがとうございます!
・あなたが気に入ってるシムの死因は何?
できるだけ死なないようにプレイしてるので好きなのはないですが、たまに天候変更しようと天候を変更するマシーンをいじって感電死させちゃう時もあります。
・アルファCCとマキシスマッチならどっち派?
どっちも好きです。髪の毛だけは、アルファ髪全盛期からデフォシムと一緒にいても差がないようにと粘土髪探してましたね。拘りはそれくらいかな?
・シムの体重をごまかす?
シムによっては他の世帯お世話してる間にモリモリ太る子もいるので、無理やり戻したりはします。体重の増減は隠し設定でもあるのかと思うくらい個人差が激しい気がします。
・オブジェクトを動かしますか?
ばんばん動かしますね。シムが通れるか通れないかギリギリの
ラインでオブ沢山設置するの大好きですw
・お気に入りのMODはある?
お気に入りというか、なければうちのシム世界が成立しないのはTwistedMexi's TOOLとTwistedMexi's BuildMode FreeCam
あとはやっぱposeplayer!
・あなたにとって初めてのゲームパック/スタッフパックは?
3は多分ジェネレーションだったかな…?
4はたぶんcity living
・ライブモードは「aLIVE」または「LIVing」と発音しますか?
(日本語ではなんて言ってる?また質問の2つならどっちがしっくりくる?)
自分生活モードとか建築モードって言ってるかな?
・あなたが作ったお気に入りのシムは誰?
「真名ちゃん」
こもれびの一軒家用に大江戸を作ったあと、一人だと寂しいので作ってみた子ですが、この子がいたから彼等やこもれびの町の住人にまで話が膨らみ、何年も大江戸家を追い続けることになったんだろうと思います。
いなかったら大江戸の写真数枚撮って終わってたかも?
・自分自身をシム化した?
ないです。自分は壁であり空であり、傍観者のスタイル
・お気に入りのEAのヘアスタイルは?
これかな?大学生パックの髪型。ボブと短い前髪萌えなんで
・あなたの好きなライフステージ(年代)は?
どの年代も好き。でも一番自由がきくのはやっぱり成人ですね。
・あなたはビルダー?それともゲームプレイがメイン?
ゲームプレイがメイン。建築は自分が使いたいものしか作ってないです。
・あなたはCCクリエイターですか?
たまにポーズやリカラーを配布してるくらいかな~
・Simblr(Tumblrをやっているシムズプレイヤー)の友達や、シムズ仲間はいる?
ながくお声かけやいいねをいただいてる方が少しばかり。本当感謝しきれません、いつもありがとうございます(*´Д`)
・シムズのグッズを持ってる?
そういや持ってないですね。何かでてるのかな?
・長年のプレイを通じて、あなたの「シムズ・スタイル」はどのように変化しましたか?
初期は最初の世帯から子供の成長、その子供が成人してと普通にプレイ。途中からはポーズ制作や建築なんかも頑張ってました。
そして今、また複数の世帯のお世話を楽しんでます。もとに戻りましたね。4世代目に到達するまで頑張りたい…!
・あなたのお気に入りのCCクリエイターは誰?
もう何年も交流していただいてる方で絞ると
pocciさん(@serenebluesims)。彼女の作るオブや写真は芸術的で、私のシムワールドに沢山のインスピレーションと華やかな色を与えてくれた方。
妙子さん(@myouko)。作るものがどれもマニアックで、それが私のツボを押してくる(≧◇≦)他にこんなの作ってる人おらんやろ~なオブを作る唯一無二な方ww
・Simblr(Tumblrをやっているシムズプレイヤー)になってどれくらい?
今年の6月で5年…5年!?
ちょっと確認してビックリしました(;´∀`)
・スクリーンショットはどうやって編集してる?
最近はGshadeも使ってますが、サクッと撮る時はずっとGeforceに頼りっぱなし。
あとはPCの簡易フォト機能で微調整。ガッツリ修正とか編集するときはクリスタ。
・あなたのお気に入りのEP/SPは何?
3だとやっぱジェネレーションズ。あと再活動したときに導入したショータイム
4はペットと、やはりスノーエスケイプになるかな。ペットがなければシムズじゃないってくらいどの世帯にもペットがいますw動物最高!!
あと日本パックはずっと欲しかったパックでもあり、予想外にはやく訪れたゴール地点でもあり…
こんな感じかな?長々と失礼しました!
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伸びやかに砂浜を歩く
しばらくブログをサボっていた。書こうかな…と思うようなことはいくつもあったのだが、体調があまり良くなかったので書けなかった。
こういうとき、どうにもならない持病を持っているとイライラする。
9/10
仕事が終わってから大阪へ。『銀河英雄伝説』を読み返していて、大阪にある銀英伝のコンセプトバーへ行きたいという気分になり……友達の朝凪空也さんを誘ってバーへ。
繁華街の雑居ビル…! こんなところへいくことは田舎に住んでいたらほぼないので、めちゃくちゃどきどきしながらお邪魔した。
ロイエンタールとミッターマイヤーをイメージしたカクテルを頼んだら、店主さんがロイエンタールとミッターマイヤーの透明なパネルを出してくれて撮影を楽しむ。歌織さんの概念として、ゾンビモルカーを空也さんが連れてきてくれていた。
9/11
文フリ大阪。いつもより開場が早くなるかも? というメールが流れてきたので早めにOMMビルへ。とはいうものの30分まえだし……とカフェでスコーンとコーヒーを飲んでいたら空也さんが現れる。二人でモーニング(?)をして、開場へいくとびっくりするくらい長蛇の列ができていた。10時入場開始だが、入れたのは10時20分くらいで、さらに開場が早まったので、開場に準備が間に合っていないサークルがたくさんあったように思う。
再録だから出ないかな…と思っていた新刊『いづくにか、遠き道より』をお求めのお客さんが多かった。この本はKindleもよく読まれている。日々詩編集室から出た『ゆけ、この広い広い大通りを』も、文フリの価格帯にしてみれば高い方だと思うが、たくさん手に取ってもらえた。
本は、楽しみにしていた朝凪空也さんの第二歌集「滅びに向かう場所にて」と、出会ったときから出版社で本が出ることを心待ちにしていた詩人の海老名絢さんの『あかるい身体で』が買えたのでとてもうれしかった。
おかさんがちいかわちゃんの「うさぎ」のパックをくれたので、とっておきの日に「うさぎ」になろうと思っている。
帰りに隣接だった八束さんとたこ焼きを食べて帰る。タコご飯がおいしかった。
特筆を要することはこの二日くらいかな。
最近読んだ本で印象深かった本をいくつか。
『銀河英雄伝説』(田中芳樹・らいとすたっふ)
数年前に読んで、めちゃくちゃ面白くて「なんでもっと早く出会わなかったんだ…!」と思いつつ、あれより若かったらこの物語をちゃんと咀嚼できなかっただろうなとも思った。台風で労働を休んだので読み返した。相変わらずロイエンタールとシェーンコップがいとしい。そして、前回読んだときには未読の銀英伝がこの世から消えてしまうのがもったいなくてたいせつにとっておいた外伝も全部読む。
ヤンがユリアンを愛している姿、ロイエンタールがミッターマイヤーを信頼しているその深い情念、キルヒアイスとラインハルトの友情、その全てが、壊れてしまいませんようにと祈ってしまうほどうつくしく、愛おしかった。
そしてやっぱり、政治の問題と言うことをすごく考えたよね。政治的な言動を放棄してわたしたちは生きられない。生きることはそもそも政治的な行動だし、値上げをぼやくのも政治的な行動だし、沈黙も、逆に「楽しい話だけしかしない」のも政治的な行動だと思う。そして戦争を賛美し、戦争をしたがるひとたちほど、実際の前線には立たないと言うこと。わたしは「公文書に効力がある」という地点がすごくつらいですね。
『覇王愛人』(新條まゆ・小学館)
銀英伝8巻の傷に打ちひしがれていた誕生日、勧められて(?)読んだ。くるみちゃん、そんな男はやめとけ! と読者に言わせるいとまも与えず次々と襲いくる黒龍くんの横暴に一生減速しないジェットコースターに乗ってる気分だった。中華料理屋の息子が最後に報われて(?)良かったと思う…。
『滅びに向かう場所にて』(朝凪空也・ウェルウィッチア)
空也さんの短歌は、日常のしんどさや、ふんわりとわたしたちをとりまく理不尽がどんなものかを、目を逸らさずにしっかりと書いているところがすごく魅力的でそれはわたしが「いつのまにか」踏み越えていたり、踏み付けにしていることに気づかずにいた「誰か」の足だったり大切な物だったりすることに気づかせてくれるなといつも思う。生きているって、誰にとっても楽なことではないのに、「わたし」以外の人はなんか楽にうまいこと生きてるな〜と思えちゃうような傲慢さが私にはあるんだけど、誰にだって生きる地獄があり、「そこ」に立たねばわからんよ、見えないまま想像で断じるな、という強さと言えばいいのか。
強さ、と書いたけど、上からではなくて、同じ地平に立って指差して視線をそちらへ向けてくれるような、そういうねばりづよさ。
「無意識に使う両手は無意識に誰かに不便を強いている手だ」という短歌が私はとても好きなんだけど、「なに」という具体的なものを指さず、でも、自分の行動や、「両手が使えること」をはっきりと「どういうものか」を示してくれていたりとか。
こういう眼差しを持ち、それを言語化し、静かに丁寧に、複雑で難解な言葉ではなく音を巧みに使って心にするっと入り込みやすく表現してくれる稀有な表現者/歌集だと思う。
同時代に読めることがとても嬉しい。
『私と夫と夫の彼氏』(綾野綾乃・タタンコミックス)
あらためてブログに書きたいと思っているんだけど、とても……とても良かった。ある日夫がゲイだと知ってしまった主人公美咲、夫悠生の浮気相手は実は主人公の過去の教え子周平で……しかも周平は、悠生だけでなく、美咲にも好意を抱いていた……。
この三角関係に対して、美咲は最初、悠生や周平を責めるんだけど、二人と対話や生活をしている内に、「三人で」関係をつくっていこうと同棲を始めることに……。
人間関係と「愛情」の書き方がとてもいい。「愛」というものが衝動的な一方通行ではなく、それまでに培ってきた信頼関係や一緒にしてきた経験を元にしているところに安心感がある。中心になる三人だけでなく、いろいろな「生き方」を選択している登場人物が丁寧に・肯定的に描かれていて、だからこそ衝突するし問題だらけで、ピンチが重なり続けるんだけど、そのつど言葉を重ねて、語られる言葉を聞いて、一緒に生活や行動をして、解決したり、すぐに解決できないことも、大切にしているのがいい。最新刊の9巻までを読んだんだけど、優しさと罪悪感から悠生が自分も周囲もつらい行動をとってしまったり、契機になりそうな出来事があったりと、もうとにかくつづきが早く読みたい……! めちゃくちゃ面白い。ドラマもU-NEXTで見られるようなので、タイミングを見計らって絶対見たい! と思っている。おすすめ。
パンセクシュアル・ポリアモリーという、偏見や好奇心で見られがちな属性について丁寧に書かれているのがすごくいいなと思ったし、わたしはポリアモリー的な感覚を強く持っているので、そして「どう関係を構築していくか」を肯定的に、真摯に物語の中で模索してくれていることがありがたくてうれしい。取りこぼされていないと思うし、物語のなかに居場所があるとも思う。このお話のまえに読んだ『ミモザの告白』という小説でも、悪者のように書かれていたポリアモリーの男子生徒への偏見が、最後に主人公の気づきによって完全な「悪」にされてしまわなかったことにも安心した。もっとこういうお話しが増えればいいな~と思う。
『鋼鉄紅女』(シーラン・ジェイ・ジャオ 早川書房)
こっちもめちゃくちゃおもしろかった! 最近読んだ本の中で『私と夫と夫の彼氏』と双璧として並べたい本!
男女のペアが乗って操るロボット的なもので、未知の存在と戦うSFなんだが、これがもう~~~~~~最高!!! とにかく主人公の武則天がかっこいい……最初のペアの男を殺して「悪夢へようこそ」と告げる場面からもうずっと「アアアアアアアアアアアア!!!!!!! もっと!!!! もっとおねがいしますうううううう」ってなった。
この物語も「男女で一個の安定した関係」という通念に疑問を投げかけてくれるお話しだったし、家父長制につよく異議を唱える芯が通っていたのがすごく良かった! 人生のお守りにしていきたい……。
いろんなひとにすすめたいな~~~。
観た映画
『バービー』
『覇王別姫』
9月一ヶ月分のまとめみたいなブログになったな。
10月~11月がかなり忙しいので、生き延びられるのかどうかがわからない。とにかく頑張って生きようと思う。
次は『若槻菊枝 女の一生 新潟、新宿ノアノアから水俣へ』を読もうと思っている。本が読める時期らしいので、読める内に読んでおきたい。
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2023/12/11〜
12月11日
昨日つけ置き洗いをした加湿器の給水タンクのキャップを捻り開ける力がなくて水を捨てられず、朝そのままで出かけた。浴室乾燥していた洗濯物も気温が下がって乾きが悪くなり3時間では乾かなくなってしまい干したまま出かけた。
この調子で毎晩毎晩掃除や片付けや、やらなくてもいいのに儀式的にやってしまうことを減らしたい。その日の感じに合わせて必要ならばやる、程度にしたい。
お昼休みに歩いていたら、向かいから坂を降りて来た自転車の方がすっころんでズボンの膝が破れてしまった。私含め近くにいた人たちは遠巻きに心配そうに、でも声をかけたりもできずにいる様子で見守っていて、本人はやっと少しずつ起き上がって、そんな時に後ろから悲観するばかりでない明るい声で「あら〜大丈夫かしら?」と声をかけてくれた年配の女性がとても救いの存在だった。
心配そうに「大丈夫ですか?!」と言われたら「大丈夫です」しか言えなそうだけれど、余裕を持った明るさで声をかけてくれたら「ズボンの膝が破けちゃった…」と、少し泣き言を答えることも許してくれそうだな、と思った。
お休みに入った上司の代わりを務めてくださる方と、まだ様子見あってお仕事をしている感じがなんだか煮え切らなくてぎくしゃくして話す度に泣きそうになっている。
12月12日
向かいのデスクの方が自分で設計した自邸が1月末に完成するお話を聞かせてもらう。写真も見せてもらって白と木が良い塩梅の素敵なお宅だった。
すごい!うらやましいとか尊敬するとか目標としたいとかそうゆう次元でなくて、なんかこれはとても嬉しいだろうな!?と率直に思ってしまい、他人のことだけれど「嬉しくないですかこれ!」と少しテンションが上がってしまった。
年が近い彼女よりお仕事でできないことが多い(と勝手に思っている)私は、時々それに落ち込んだりしていたけれど、彼女���本当に建築が好きなんだ!と嬉しくなる発見ができた。
私は建築はお仕事でしかなくて、作家さんの作品や考え方を観るのは好きだけれど自分で作りたい分野ではない切り分けはできているので、全く別の類の方としてやっと彼女を捉えることができた気がする。
お家ができたら遊びに行かせてもらうお願いもできた。
昨晩、教えていただいた大阪のギャラリー情報を確認し、ちょっと違うかな〜となっている。
今日から京都のギャラリーも少しずつみてみよう。
友人へ次会った時に渡そうとしていた京都限定のルルルンのパックと光線さんのガチャガチャをレターパックライトに詰めて送ろうとしたらポストに入らなかった。また3センチ(今回はプラスの5センチも)をオーバーしてしまった。
マスクが苦し過ぎてくらくらするのと、日中の噛み締めがひどくて顔が痛くなるので、2日間外す生活をしてみたけれど、なんとなく人と喋る時の飛沫恐怖が発生してしまい、唾が飲み込めないことがたくさんあった。また良くない症状を発症させてしまったかもしれない。
12月13日
ガスの点検の立ち会いのため午前中はお仕事をお休みをした。
そのため昨晩は出来る限りの掃除をしたり日記を更新したりとても忙しく過ごし、22時からの一食目のご飯は栄養補給でしかなくて味がしなかった。
でも朝起きて、まだ薄暗い中で大島さんの新しい読み切りの漫画を読んで二度寝をしたら、夏に展示をしたギャラリーの白濱さんと大学時代の好きな友人が夢に出てきてとても幸せだった。alt_mediumで小規模のブックフェア的なイベントを開催していて、私はそれに参加して写真集を販売したり自分の作品についてトークをしたりして、出版関係のお仕事をしている友人はたまたま仕事でこのイベントに来ていて、写真を通してお仕事でこうやって好きな方々と再会できた幸せな夢。
朝起きても、半日仕事を終えても、まだどことなく今日良かったことがあった、と思う気持ちはこの夢のおかげだと思う。
こうなると今の仕事を続けることを少し悩んでしまう。
フィルムカメラで写真を続けるためにNikonF100の修理をするべきだと、もう一度修理店を探して、インターネットで見つけた2店舗に連絡をとってみた。修理するより中古機材を買った方が安いのかな。
午後から出勤する道中、イルミネーションの準備が進められていて、夜帰宅するときちゃんと光っていた。
いつも行くスーパーの品揃えについて、私がお決まりで毎日買い続ける商品が、ある時から私が買うごとに一つずつ減ってき、最後の一つを購入した次の日からその商品の取り扱いが終わってしまうことが何回か続いていて悲しい。その中の需要と合わないものを嗜好してしまっているの?
無事でいたすぎて、年明けの有給の予定を立て始めている。
12月14日
ティカ・αが作曲、最果タヒが作詞した曲が、1月24日にリリースされる情報を知る。え?!と、なってしまう。え?!ティカ・αと最果タヒが作品を作ってしまったのですか。嬉しさや楽しみな気持ちより、もうこれまでの空虚な気持ちに近い感覚。
ティカ・αエピソードのひとつ、“愛・テキサス”のMステ動画のコメント欄が意外と愛が溢れていて(山Pファンでない人達の山Pへの評価について)、なんかよかったことをたまに思い出します。
ポストに入らなかったレターパックライトを郵便窓口でプラスに変えてもらう。差額と手数料だけ払って、使用済みだけれどライトを返却して完了した!
有言ジーザスなので朝デスクについてから始業まで年賀状の宛名を書くようにしている。でも裏面のデザインが定まりきらずにいて今年は出すのがギリギリになってしまいそう。
昨日の日記にスーパーの品揃えについて書いた矢先、いつも買っていた商品がまた取り扱い終了となってしまった様子。これまでの取り扱い終了商品履歴。ナチュラル豆腐ビヨンド、揚げなすとトマトのフリーズドライスープ、豆のサラダ、雑穀のサラダ、殻が剥いてあるゆで卵、畑生まれのまろやかソイ、サラダ豆。これ以上私に食の不自由を与えないでください。
来週もどこかでお休みを取れないか探してしまう。
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かたむいていく
あなたのほうへ、心は飲まれていく
意識がくらくらする炎天下、いつもの喫茶店にたどりついた私は、からんころんと響いたドアベルをくぐった。
ほてった頭や汗ばんだ肌を、クーラーが優しくなだめる。「いらっしゃいませ」と近づいてきたウェイトレスに、「待ち合わせなので、テーブルで」といつも通り答えると、「こちらにどうぞ」とうやうやしく窓際の席に案内される。
「アイスレモンティーお願いします」
「かしこまりました」
彼女はにっこりして注文を書きつけると、一礼してカウンター内のマスターに注文を伝えにいく。
窓の向こうを見た。気がふれそうな猛暑が続いている。熱中症警報の中、出かけていく私を家族は心配しているけど、今日もやっぱり来てしまう。
時刻は十四時を少し過ぎていた。レースカーテン越しに、窓からの日射しは明るい。何度も入口の扉に目をやりながら、彼を待つ。
この春、私は大学生になった。この機にひとり暮らしを始める友達も多かったけど、私は実家から通っている。時間はかかるものの、乗り換えなしの一本で大学最寄り駅まで行けるのだ。もちろん、大学付近でのひとり暮らしにも少し憧れたけれど、今は勉強に必死で、自活する余裕はなかったと思う。
ゴールデンウイークが過ぎて、いよいよ授業は本格的になった。その頃から、帰る前に大学のそばのドラッグストアで、ひとつお菓子を買うのが私の秘かな楽しみになった。ドリンクはいつも、紙パックのレモンティー。コンビニで買ったら高いもんね、とレジに向かうと、今日もあのスタッフさんに当たった。
無愛想ではないけれど、何というか、無気力そうな男の人だ。まだ三十歳にはなっていないと思う。かったるそうな手つきでバーコードを読み取り、お会計を読み上げる声も低い。何も見ていないような目が印象的だ。
よく雇って���らえてるなあ、と感じながら、私はお金をはらって、商品の入ったエコバックを肩にかける。「ありがとうございましたー」とやはりやる気のなさそうな声に送り出され、あの人のレジにはあんまり当たりたくないのにと思った。
今年は、すでに初夏から猛暑日があった。梅雨に入っても、ほとんど雨が降らない。かと思ったら、七月の頭に数日激しい雨が続いて、それが明けると煮えるような真夏が始まった。
前期の試験が終わった日、結果次第ではすぐに夏休みだなあと私はちょっと浮かれていた。暑さは絡みついてくるけれど、足取りは軽めに、今日は多めにお菓子を買っちゃおうとドラッグストアに立ち寄る。
狂ったように、蝉の声が空をかき��しっている。焦げつく太陽の下を歩くと、日焼け止めもあえなく、皮膚がひりひり痛くなってくる。お手入れするものも買ったほうがいいかもしれない、と思っていると、ドラッグストアの入口付近にある自販機の隣で、誰かベンチに座っていることに気づいた。
何も見ていないような目で、視線を放り投げている男の人。
……あの人、だよね? ここのレジの人。サボってるのかな。それとも休憩?
何となく立ち止まって、怪訝を浮かべる私に、彼も気がついた。そして、「あー……どうも」といきなり話しかけてきたので、私は動揺してしまう。
「えっ……と、あ、どうも」
一応そう答えたものの、それ以上、会話は続かない。彼はまたベンチにもたれて、空中を見上げた。そんなとこ暑いでしょ、と私は首をかしげつつ、気まずいのもあってさっさとドラッグストア店内に踏みこんだ。
節電で照明暗めの店内から、クーラーがさあっと軆を包みこむ。涼しい、と救われたため息をついて、さっそくお菓子コーナーに行こうとしたときだ。
「え、こんなのあった?」
「使っていいのかな」
そんな女の子たちの話し声が聞こえて、つられるようにそちらを見た。レジがあったそこには、スーパーでも見かける機械が登場していた。セルフレジだ。
私は少し考えたあと、お店を出て、男の人のところに引き返した。彼は変わらずそこにいて、ぼんやりしている。私に気づくと、「何も買わないの?」と訊いてくる。私はゆっくり彼に歩み寄ると、その隣に腰をおろした。
「セルフレジに、なってましたね」
「ああ、期待の新星だよ」
「……有人レジは」
「残ってるよ。君、セルフレジ苦手?」
「そういうわけでは」
「じゃ、俺よりいいでしょ」
私は彼のほうに首を捻じった。
「人員削減で、俺、真っ先にクビ」
「……そうですか」
「今まで、シフトいつでも入れるから、かろうじてつながってたけど。機械が来たら、シフトいつでも入れますとか何でもないよなあ」
あんまり焦っている様子はない彼を見つめていると、「暑っついなあ……喉渇いた」と彼はあくびまでもらす。
「そこに自販機ありますけど」
「自分をクビにした店の利益にはなりたくない」
「じゃあ、涼しいところ行くとか」
「そうだなあ。君は? このあと予定とか」
「ヒマ……ですけど」
「じゃあ、紅茶がおいしい茶店知ってるから、行こうか」
「えっ」
「若い女の子とお茶してなぐさめられたい」
「………、喫茶店って、近いんですか?」
「駅までの道だよ」
「じゃあ、少しだけ」
「うん」
彼は伸びをしてから、ベンチを立ち上がった。私も続いて歩き出すと、彼は自然と私の手を取る。伝わった指先の熱に、どきんと心臓が揺らめく。
彼の背中を見上げた。南中の日射しに、短い黒髪の毛先が透けている。歩幅は広いけど、歩調はゆっくりだ。振り向いて笑みを見せたりはしないけど、私を引っ張るみたいに自分の速さで歩いたりしない。実は気遣える人なのかもしれない。
ぬるい風が抜けても、軆はすぐに汗ばんでくる。会話がないから、どぎまぎと視線が泳ぐ。つながった手から、細胞が緩くしびれる感じがして、鼓動がざわついて落ち着かない。
彼が私を連れていったのは、駅まで近道だけど人通りが少なく、私は普段使わない小道にある喫茶店だった。チョコレート色の扉を押し開くと、からんころんとドアベルが響く。
店内は白が基調で明るかった。壁や天井だけでなく、少ないテーブル席も白い。窓にかかるレースカーテンも白く透け、光が満ちていた。カウンターと床だけ、木製のチョコレート色が出ている。
「いらっしゃいませ」
ウェイトレスの女の子が歩み寄ってきて、「おふたり様ですか?」と穏やかに微笑む。「うん」と彼が答えると、「こちらにどうぞ」と彼女は窓際の席に案内してくれた。
「君はレモンティーだよね」
席に着くと、メニューは開かずに、彼はそう問うてきた。認識されてたのか、と何だか恥ずかしくなりながらも、こくりとする。
「俺はクリームソーダ」
それを聞いて、私はつい小さく噴き出してしまった。「え、何?」ときょとんとした彼に、「何か、かわいいなと思って」と私は正直に答える。「えー……」と彼はメニューに手を伸ばしかけたけど、「やっぱ、クリームソーダ」とウェイトレスに伝える。彼女もちょっとくすりとしつつ、「以上でよろしいですか?」と確認を取ってくれる。
「何か食べる? おごるよ」
「いえ、レモンティーだけで」
「そう。じゃあ、そのふたつで」
「かしこまりました」とウェイトレスはたおやかに微笑み、注文を受けつけて去っていった。それを見送っていると、彼は頬杖をついてつぶやく。
「アイスと炭酸、夏には最高だと思わない?」
「分かるんですけど」
「子供っぽい?」
「そうは言ってないですよ」
「男に『かわいい』って言うのは、そういう意味だよ」
「……そうなんですかね」
「ま、どこで注文しても、確かに言われるんだけどね」
私は彼の顔を見て、誰に、と訊きかけた。訊かなくても、相手は分かった。頬杖で、彼の左薬指に銀色の光があることに気づいたから。
彼女、いるんだ。いや、もしかして奥さんかも。
じゃあ、このお茶にも深い意味はないのか。そう思うと、なぜかしゅんとしぼむような気持ちになる。すると、「どうした?」と彼が顔を覗きこんできた。その顔の近さに肩を揺らしていると、「大丈夫?」と彼は相変わらず表情はあまりないけど、首をかたむける。
「暑い?」
「……暑いですね」
「すぐ注文しちゃったから、お冷や忘れられてるかも。もらってくるよ」
そう言った彼は立ち上がり、カウンター内のマスターに声をかけた。それを見守って、やっぱり気遣いがある、と思った。高校時代に少しつきあった彼氏なんて、ファミレスでは私にドリンクバーのお水を持ってこさせたっけ。
「はい、これ飲んで」
彼が持ってきたお冷やを受け取ると、私はひと口飲んだ。ただの水だけど、ひんやりおいしい。「ここは氷がいいから、水でもおいしいでしょ」と席に着いた彼に、思わずうなずいてしまう。
「ここ、よく来るんですか?」
「うん。君と同じかな」
「同じ」
「仕事帰りの癒やし」
「……私、そんな嬉しそうにお菓子買ってましたか」
「そうだね。で、俺がレジだと一瞬眉間に皺寄せるの」
「えっ。そ、そんなことは」
「いいよ、たいていの常連さんがそうだったから」
「………、感じ悪いわけではなかったですよ」
「そう?」
「ただ、やる気なさそうだなあって」
「やる気はなかった」
「顔に出しちゃダメですよ」
「はは。やる気出せって言われるよりいいな」
初めて咲った彼に、私はまた、胸がざわざわと甘く騒ぐのを感じる。
それから、レモンティーとクリームソーダをさっきのウェイトレスが運んでくる。お冷やのことを謝られて、私は慌てて首を横に振った。彼の前に置かれたクリームソーダは、よく見かけるメロンでなくオレンジだ。
「オレンジソーダなんですね」
「そうなんだよね。これがまたうまいわけですよ」
彼はまず濃厚そうなバニラアイスをすくって、口にふくむ。食べるときは、表情があるらしい。すごくおいしそうに食べている。
私もきらきら鮮やかなレモンティーに、ストローをさして飲んでみた。搾ったばかりらしいレモンが瑞々しい。それに淹れたての紅茶と、蜂蜜が絡みあって、甘酸っぱい味がした。
一時間ぐらい、ゆっくり涼んで過ごした。ほかのお客さんも、わりあいのんびり過ごしている。
おごるよ、とは言われたけど、本当に甘えていいのかな。でも、メニューを見ていないから、値段が分からない。これで足りるかなという金額として、私は千円を席を立つ前に出してみた。
彼はまばたきをしたのち、「名前も知らない男に、お金出しちゃダメだよ」と苦笑した。「じゃあ、お名前教えてください」と私が言うと、「ほんとに気にしないで」と彼はレジに向かってしまう。私は仕方なく千円札を財布にしまって、彼と喫茶店をあとにした。
「ちなみに、蒼一ね」
「えっ」
「俺の名前」
「………、あっ、お金──」
「そういう意味じゃなくて、君の名前は?」
外の熱気に早くも軆が汗ばむ中、私は彼を見上げて、「清那です、けど」とぎこちなく答える。「清那ちゃんか」と繰り返した彼は、「いつも店でありがとね」と言って、駅とは逆方向に歩き出した。
送ってくれないのは、そういう意味。
分かったのに──分かったから、私はその背中に「蒼一さんっ」と声をかけていた。蝉の声の中に反響した私の声に、遠ざかりかけた影法師が止まる。それから、彼はこちらを振り返った。
いつも、何も見ていないような目をしているくせに。今は、私をくっきり映して、捕らえてくる。
そのあと、試験には合格して、大学はすぐ夏休みになった。なのに、私は毎日その街におもむいた。蒼一さんに会うためだっ��。いつも、あの喫茶店でお茶をするだけ。それでもよかった。
過ごすのは、お昼を食べたあとぐらいの十四時くらいから、日がかたむいてくる十七時まで。真っ白の喫茶店の中では、射してくるオレンジが透けて、夕暮れが始まったのがすぐ分かる。それがお別れの合図だった。
「彼氏はいいの?」なんて蒼一さんは訊かない。私が正直に、「いないよ」と答えるのが分かっているのだろう。彼氏のいない私の責任は、取れないのだ。それ以上に、「彼女はいいの?」と私が問う機会を摘み取っている。
蒼一さんのシルバーリングに、私が知らないふりをしていること。それに蒼一さんが気づいていないわけがない。
夕暮れ、懐かしいような色合いのオレンジが、睫毛越しに揺れる。蒼一さんは私を駅には送ることなく、誰かのところに帰っていく。風に混じった夏の香りが頬を撫でた。蝉の声がゆがむように残響している。心で甘く熟していく想いに、私の呼吸はじんわり痛む。
あっという間に、八月に入った。その日も喫茶店に向かうと、なぜか蒼一さんは、チョコレート色の扉の前にいた。いつもは、先に来たほうは喫茶店の中で待っているのに。少し息を切らし、汗もだいぶ流しているから、私は急いで駆け寄って「暑いよ、入ろう」と声をかけた。
蒼一さんが私を見る。どきっとする。この人が私を「見る」のは、初めて彼の名前を呼んだあのときだけだったから。
「……何で」
「えっ」
「何で、そんな──」
私は首をかたむけて、「どうしたの?」と蒼一さんを覗きこんだ。すると、露骨に顔を背けられて、私は少し傷ついてしまう。うつむいて、塗るようになった淡いマニキュアの指先を握りしめる。
なぜかは分からないけど、蒼一さんがいらいらしているのは伝わってきた。もしかして、今日は早く来て、すごく待っていたのだろうか。でも、連絡先は交換していないから、私に知る術はなかったし──
「何か、怒ってるの?」
「………」
「……熱中症になるよ。とりあえず、冷たいもの飲んで──」
「本気で、そんなこと思ってるの?」
「えっ」
「俺はさ、そんなに純粋じゃないんだよ」
顔を背けるまま言った、蒼一さんを見上げる。拍子、ぐいっと手をつかまれた。「わっ」と声が出たけど、蒼一さんは構わず私を引っ張っていく。私は慌てて速足になり、それについていく。
何でだろう。ぜんぜん優しくないのに。不安を感じるより、どきどきしている。
駅に向かうと、夏休みで混雑する構内を抜けて、裏通りに出た。狭い飲み屋街があって、車道沿いに出る。そこに並んでいるのは、センスがよく分からない変な名前のラブホテルだった。
その中のひとつに、蒼一さんは躊躇うことなく私を連れこんだ。エレベーターの中で、蒼一さんの顔を盗み見ると、苦しそうにしている。その表情が、不思議と愛しい。私は自然と背伸びをして、蒼一さんの口元にキスをすると、「大丈夫」とささやいた。蒼一さんが何か言いかけたとき、エレベーターが到着する。
部屋に入ると、蒼一さんは私をベッドに押し倒した。きしんだ音に蒼一さんがかぶさってきて、ついで、息継ぎもないような深いキス。唾液が絡まる音は、蜜が蕩けているみたいだった。胸をまさぐられながら、吐息も素肌もどんどん敏感になる。
クーラーもつけなくて、室内には熱がこもって空気が湿っていった。ふたりとも汗でどろどろだったけど、構わずにお互い服を脱がしあう。蒼一さんの指が私の脚のあいだに触れた。ただでさえ蒸れていたそこは、下着越しの刺激でも切なく響く。
「……すげー濡れてるね」
そう言った蒼一さんには、食べているときと同じように表情があった。私の下着を剥ぎ取って、膝をつかんで脚を開いて、愛おしそうに舌ですくってくる。私は思わず声をもらして、すると、蒼一さんはもっと丁寧に私を食べた。
快感のままに水音がはじける。私の壊れそうな喘ぎが空を彷徨う。蒼一さんはもどかしそうに自分の下着も脱いで、本能のまま張りつめたものをあらわにした。私は焦点の合っていない目でそれを見て、自然と手を伸ばす。
あったかい。硬い。脈が手のひらに伝わる。
私は身を起こすと、それにキスを繰り返してから、そっと頬張った。蒼一さんが私の髪をつかみかけ、やめて、梳くように撫でてくれる。しょっぱい、生ものの味がする。舌先で脈をたどると、それはますます太くなって、私は夢中で蒼一さんをむさぼる。
「清那ちゃん」
名前を呼ばれて、私は蒼一さんに上目遣いで見た。瞳が溶け合って、何も言われていないのに私はうなずく。
ああ、もうどうだっていいや。
全部捨てちゃっていい。
ルールも、理性も、薬指の銀色の光も──
蒼一さんの軆が軆に重なり、同時に分け入ってくる。奥までつらぬかれて、私は息を震わせて蒼一さんの首にしがみついた。蒼一さんも私の腰を抱いて、ゆっくり引いたもので、ぐっと深く突いてくる。じんじんする核まで響いた刺激に、腰が跳ねて、喘ぎ声が泣きそうになる。
少しずつ腰遣いが早くなり、私の中で白波が紡がれていく。耳たぶから指先、爪先まで、全身が浮かされたようにほてっている。もう声は節度なく乱れていて、私からも腰をすりつけるように動かす。そして、不意に充血が満ち足りて、オレンジ色みたいなサイダーがはじけた。
──それ以来、私と蒼一さんは何度も軆を重ねた。ただの生き物になって、狂おしく求め合った。
シルバーリングには、いつまでも知らないふりをしていた。だって、こんなの火遊びなんでしょう? 期待したって、私の「恋心」を知ったら、あなたは白けて逃げていく。
かたむいていく。心が。日射しが。安定が。どんどん、かたむいていく。
行かないで。もう少しだけ。手をつないでいて。ほどけたりしないで。どうか、このまま……
しかし、どんなに愛し合うような時間を共にしても、蒼一さんは夕暮れになれば帰っていく。
──そう、昨日の別れ際、蒼一さんの様子がどこか違ったわけじゃない。でも、こんな日が来ることは最初から分かっていた。
喫茶店の中は薄暗くなっていた。時刻を確かめると、十八時だ。ついに今日、蒼一さんは来なかった。そもそも約束なんてしていない。けれど、私のことはこんなふうに簡単に投げ出すんだなと思った。夕刻には、必ず帰っていくくせに。
ああ、何か嫌だな。こういうの、ダメだな。
注文したけど、飲まなかったレモンティーのグラスをつかむ。直接、口をつけた。ぬるくてまずかった。
……ああ、もう疲れた。
ぽきんとそう思って、私は唇を噛んだ。いきなりこみあげた涙をこらえる。あの人にかたむいていた心が、あまりにもたやすくもろく、折れる感覚が軆の中に落ちていく。
レモンティーのグラスから手を引く。日射しもすっかりかたむき、オレンジ色はとっくに色あせて陰っている。私の心も、ゆっくり沈んでいく。
あんなにまばゆかったのに、暮れてしまった淡くて短い恋に、私は小さなため息をひとつこぼした。
FIN
【SPECIAL THANKS】
レモンティーとオレンヂソーダ/杉野淳子
『SERIES SINGLE 3/4』収録
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2023.8.11
わたしのヒースクリフ、休暇も今日で終わり。わたしが修道女になりたかった頃の話を少しするから、適当に聞いて欲しい。
最も修道女になりたい熱が高まり、それが冷えて固まった頃のこと。まだわたしがずいぶん若く、仕事を辞めてぼんやり京都市で暮らしていた頃、北海道の、父方の法事に足寄まで母と父で赴いた。父が故郷に帰る最後の機会になるだろうことはぼんやりと聞いていた。確か季節は十月ごろのことで、セーターを持っていくか行かないかで迷ったはずだ。飛行機で帯広に着くと、父の弟が迎えにきてくれていて、一晩泊まった。次の日が法事なので帯広から足寄まで父の弟(この人にはほとんど会った事がないので、叔父というイメージがない)がわたしたちと一緒に車で連れて行ってくれた。法事が終わると足寄の親戚がパックにたくさんの混ぜご飯とおかずを詰めてくれて送り出してくれた。父はずいぶん名残惜しそうで、こっちで働ける場所はないのか、と父の兄に聞いていたが、その答えは意図して耳に入れなかった。
鉄道で函館へ向かう。函館はこの旅行のついでとして設定されていたが、ずいぶん長い距離を電車の中で過ごしたと思う。いつもの京都行きの電車ならもうとっくに京都に着いているだろう時間乗っていても、まったく函館に着かない。わたしは北海道が広いことを知らなかったので、そう感じるのだろうけれど。函館では修道院を見学するつもりだった。もちろん一観光客として。その頃わたしはまだ教会の勉強会にも通っておらず、カトリックとの細い繋がりは、よくしてくださったシスターを介してだった。あんなふうにいられたらどんなにいいだろう。それがそのシスターだったから、ふんわりとわたしは修道女に憧れていたのだ。
修道院では確か、大きな大天使ミカエル像がわたしたちを迎えてくれたと思う。それから慈しみのマリア像。広くて、緑が豊かで、時間の流れ方がずいぶん違うようだった。ミカエル像はまだ写真が残っているかもしれない。土産屋で母はシスターに扮したリカちゃんのキーホルダーを二つほど買い求めたと思う。わたしはなんだっただろう。今もまだ持っているのは、「修道女の生活」という小冊子。そして多分もう一つは『天使の聖母 トラピスチヌ修道院』(野呂希一/青菁社)という写真集。写真集は後から通販などで買ったのかもしれないが、もうわからない。小冊子には修道会に入会を希望される方向けの簡単な説明がある。わたしはそこをだいぶ熱心に読み、何度も読んで、そして諦めたのだった。まず第一に、当時すぐ洗礼を受けても熱心なキリスト教者であることを示すために三年は掛かる。そうすると修道院が受け入れられる年齢の女子ではなくなってしまう(多少の事情は汲むとのことだが)。教会の推薦もなく、親の承諾はまず取れない。そして一番重要だと思われる、身体的・精神的に健康であること。これだけは絶対にクリアできないからだ。性格的に熱心に献身するだけであればそれもできないこともなかったろうが、健康だけはわたしには持ち合わせがなかった。それで、無理なのだと知った。当時はひどい希死念慮と自殺願望があり、ほとんどの��事を見下していて、不摂生極まりない生活をしていたから、今さらなにをするにしてももう、遅かった。わたしのふんわりとした憧れは終わりにする事になった。でもねえヒースクリフ、わたしは、あのシスターに会えたことで本当に今やっと思うのだけれど、あのシスターこそ、わたしに、わたしのみに遣わされた人だったのだということ。そして過去になってはじめてその深い恵みや愛を知ったのよ。あのシスターは当時それなりに高齢だったから、今もまだお元気かはわからない。心残りはあるけれど、わたしたちは姉妹になったので、いずれここではないところに集う事になる。それってとっても素敵でしょう。でも、夜の祈祷に蝋燭を捧げ持って集まりたかったわ、とも思う。
昨日から冷たい飲み物やカフェインの摂りすぎでお腹の調子が悪かったが、今日は網戸を洗った。砂埃などでサッシもひどく汚れていたので気になっていたからだ。去年は連休がなかったから洗わずにほっておいたから、えらい汚れで閉口したけれど、ブラシで擦ったからだいぶ汚れが落ちたと思う。ついでにシェードを下ろしてない方の窓も洗ったらそれも綺麗になって、透き通るような青空が見えた。それは網戸をはめてなかったからなのだけど、晴れた空も案外綺麗なものだな、と思った。少しずつカフェインを摂り始めているが、いったん減らしてみると眠くてたまらない。今日の午後はほとんど寝て過ごしたので、ずいぶん楽になった気もする。でもそれも今日で終わり。明日からはまた一日に七時間四十五分働く事になる……(この十五分の意味を知りたい人は検索してみて。馬鹿げてるから)。大体八時間も働くのは人間には無理なのだ。昼寝でもしないと身体が保たないようになっているというのに、この社会は野蛮だ。
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夏がきて
夏がきて僕に何も予定は無く、それだから、何にも負けることはない。
するべきことも宿題もなく、水出しをしたドクダミ茶を飲むだけでいい。パック36個入りの小分けにしたドクダミ茶は物価高の影響なのか200円ほど値上がりしていた。実家の自室の下に無限にはびこっていたドクダミの茂みを思い出す。同じどくだみなのだから、干せばお茶になるだろう。けれど、あの、山の家に帰る道を、今の僕にはみいだせない。少年時代がありました。空がとても澄んでいて、日差しなんて気にも留めることもなく、自転車でどこまででも行けたのに、どこまでもいくことはなく、学区の中をうろうろし、6時の帰宅を促した、サイレンがなるその前に屋根の下に入っていた。夕立が降る時刻が、この10年で随分早くなりました。14時過ぎにはどっさりと、大粒ともいえない、濁流の雨が降ってきて、道路を茶色く染めるのです。隣の家の更地には、真新しいアパートが建って、車を一台持っている、普通の一家が複数組、新しいくらしをはじめたら、玄関前の常夜灯が夜通し明るく照らすから、私の部屋の夜の色、随分明るくなりました。倒れそうになっていた空き家も更地に変えられて、今は重機がやってきて、鉄のパイプを組み立てる。金属音が鳴っている横で洗濯物を干しました。昼から雨降る予報、なので、すぐに取り込む必要があります。毎日の家族5人分の、洗濯物を母は干していました。それが私の職業だと、誇りをもっておりました。だのに、役所に出すような、職業欄には空白か、無職の文字を刻まされ、一億総活躍に、含まれないのかと嘆きもしない。母と電話をすることも随分すくなくなりました。私の職業欄も、このところずっと空欄で、なにだかとても重罪を、犯してしまっているような、あるいは、するべき宿題を放り脱しているような、後ろめたさを無視できず、それで少なくなったのです。
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【9話】 弁護士に言われたとおり取調べで黙秘してみたときのレポ・後編【大麻取り締まられレポ】
朝8時になると、200冊ほどの書籍が並んでいるキャスター付きの本棚が運ばれてくる。この本は官本と呼ばれ、収容者が借りることのできる本なのだが、借りられる機会は1日1回、1人3冊までなので、慎重に選ぶ必要があるらしい。
留置官は先に隣のベトナム人を居室から出すと、ベトナム人は『世界の絶景』みたいなタイトルの大型本を1冊手に取り、居室の中へ戻っていく。
続いて僕の番になる。官本のラインナップは、東野圭吾や筒井康隆などの著名なエンタメ小説をメインに、歴史小説や純文学、学習まんがなども置いてあり、案外退屈しなさそうであった。
僕がどの本にしようか悩んでいると、留置官が「あ、5番はこのあとすぐ新件だから、借りてもすぐに回収することになるよ」と言うので、結局何も借りずに檻の中に戻ると、本当にその後すぐに点呼がかかった。ちなみに新件とは、最初の検事調べのことである。
僕は初めての検事調べにまだ心の準備ができていなかったが、点呼からすぐに居室から出され、手錠と腰縄をかけられると、地下の駐車場に連れて行かれたのち、ワゴン車の後部座席の中央に、留置官2人に挟まれた状態で座らされる。ワゴン車は、運転席との間に金網のフェンスがあり、運転席と後部座席は完全に区切られていた。
僕はてっきり護送車で送致されると思っていたのだが、今回は近辺で検察に送致される被疑者が少なかったため、護送車を出すほどではないという判断になったそうだ。
ワゴン車が出発すると、僕は次第に不安になってきたので、隣の留置官に「大麻は持っていたんですけど、黙秘すれば不起訴いけるかなあと思ってるんですが、どう思います?」などと、留置官が捜査には関与しないのをいいことに、正直な悩みを打ち明けてみる。
左隣のニューヨーク嶋佐似の留置官は「持ってたなら正直に話すべきだろ。自分から正直に話したら心証がよくなって罪も軽くなるだろうし」などと想定通りのことを言うので、僕は「でも黙秘してたらそもそも無罪で済むかもしれないんですよ」と反論すると、嶋佐は「それで上手くいったとしても、一生、嘘をついたっていう罪の意識を抱えて生きていくことになるんだぞ」などと感情論で反論してくる。
僕は「嘘はついてないですよ。何も喋っていませんから」と揚げ足をとると、嶋佐はムキになって「本当はやったのに何も言わないのは、嘘をついてるのと一緒だろう」などと言ってくるので、僕は「勝手に質問しといて、答えなかったら嘘つき呼ばわりされるのは意味が分からないです」などと屁理屈を言う。
僕は続けて「そもそも大麻を所持していたこと自体罪だと思ってないんですよ。むしろこうして拘束されていることに被害者意識を持ってるくらいなんで、黙秘をするっていうのは、大麻取締法違反で罰を与えてようとしてくる検察に対しての正当防衛だと思ってます」などともっともらしいことを言う。
嶋佐は平静を装っているが本心は苛立っている感じで「でも人を殺した人がそれと同じこと言ってたらおかしいだろ?」などと反論してくるが、僕は「殺人は被害者がいるんで、殺人だったら罪の意識を持つと思いますけど、大麻所持は被害者がいないんで罪の意識を持ちようがないです」と応える。
嶋佐は「いや…」ととりあえず口に出してから熟考して、「大麻は身体に悪影響だから犯罪になってるんだろ」と少し論点をずらして反論してくる。僕は嶋佐を言い負かすのがおもしろくなって「たとえ悪影響だとしても、自分の身体は自分のものですから、究極、自殺しようと自分の勝手だと思いますけど」などとわざと憎たらしく言ってみる。
すると嶋佐は「まあ5番が黙秘しても、これから証拠は出てくるだろうし、今のうちに自白しといた方が楽になると思うぞ」などと半ギレで議論を放棄してきたので、僕は「確実な証拠が出たら自白するか考えますけど、今は黙秘でいかせてもらいます」などと勝ち誇った感じで、留置官に言っても意味のない宣言をした。
留置官はこの議論に辟易とした様子で「まあ5番の人生だから5番の好きにしたら」と投げやりに言うので、僕は心中(その思想がまさに、自分の好きに大麻を吸わせてほしいという発想の根源なんだが)と思ったが、口に出すとさすがに空気が悪くなりそうだったので、口をつぐんでおいた。
僕は留置官相手に自分を正当化し、言語化する中で、黙秘がいかに賢明な選択であるかという理論を確立できたので、断固たる気持ちで黙秘しようと踏ん切りがつき、不安がなくなっていた。
そうこうしている内に地方検察庁に着き、留置官に連行されながら、被疑者用の出入り口から入って、迷路のようなルートを進んでいくと、待合室がいくつもある広い空間に出る。
待合室と事務室の間の廊下には、都内のいろんな留置場から集結した被疑者たちが30人くらい並んでいて、僕もその列に並ばされ、何分か経つと、地検に勤務している警備役の警官が点呼をとり、各被疑者を各待合室に振り分けていく。
留置場も異様な光景であったが、地検の待合室のある空間は、より緊張感が張り詰めていて、警官の態度や点呼の仕方は軍人のように厳格で威圧感があり、集められた被疑者たちは、容貌からいかにも半グレな人や大人しそうなおじさんから外国人までが全員グレーの上下スウェットを身につけているので、危うさとカオス感がある。
待合室は、鉄格子と金網の扉が一面についた、5人掛けの硬い木のベンチが部屋の両サイドにある、奥には衝立があるだけで隠れることのできないトイレと洗面が付いているだけの殺風景極まりない部屋で、入室前に警官に「他の人と会話をするな」とか「足を組むな」など厳しく注意された後、僕はキツく両手錠をされたまま待合室に入れられる。
待合室の定員は10名で、混んでいるときは満員になるそうだが、今回は運良く、詐欺で捕まってそうなチンピラ風の若者と、傷害で捕まってそうな腕を組んで足を広げて座る低身長ガチムチの若者2人のみだった。
10時頃から待機していて、おそらく1時間は経過したであろうが、���計がないので今何時かわからず、やることもなく、自由もなく、呼ばれる気配もないので、本当に時間が長く感じる。ガチムチの若者はイライラして貧乏ゆすりをし出し、僕はそれを見て苛立ちそうだったので、目を瞑って瞑想をする。
しかし、待合室のベンチは壁にぴったり取り付けられており、背もたれは90度に近く、硬く滑りやすい材質の木でできているので、浅く腰掛けて背もたれに寄りかかることができず、姿勢��しく座るのが最も疲れない造りになっていて、リラックスすることができないようになっているので、瞑想に集中するのも難しい。
待機から体感1時間半ほどが経過し、チンピラ風の若者が警官に呼ばれ、待合室を出て行ったが、それからは何も音沙汰がなく、ついに2時間が経過し、12時の昼食の時間になった。警官によって手錠を片側だけ外され、コッペパン2つと使い切りの個包装されたジャム2つにマーガリン1つ、棒状のチーズ1本、小さい紙パックのりんごジュースが支給される。
質素な食事ではあるが、僕は待つことに体力と精神力を奪われて疲弊していたので、夢中になって食べてしまう。それに、なにかやることがあるというのが嬉しい。
食べ終わったゴミが回収されると、再び両腕にきつく手錠がかけられ、地獄の待機時間が始まる。ガチムチの若者は食後に小便をするのだが、見ようと思えば見えるし、放尿の音は聞きたくなくても聞こえてくる。それはそうとさすがに腰が痛いし、この仕打ちは人権侵害だと思う。
1時30分頃、ようやく警官に呼ばれ、待合室を後にする。待機時間は人生で最も時間が長く感じた。腰縄をつけられ、留置官に連れられてエレベーターに乗り、担当検事のいる執務室に入る。
執務室は待合室の4倍くらいはある広い部屋で、検事と検察補佐官がそれぞれ大きい机の前に座っていて、その前にパイプ椅子が置いてある。検事は50代後半くらいの男で、上等な眼鏡とスーツを着用し、姿勢がよく余裕のある雰囲気で、おもしろいくらいにエリート感が漂っており、先程まで見ていたワルたちとはちがう威圧感がある。
僕は執務室に入り挨拶をし、指示されるがままにパイプ椅子に腰掛けると、留置官によって手錠をパイプ椅子に繋がれる。検事は柔和な表情で「取調べの内容は録音させていただきますが、よろしいですか?」と聞いてくるので、僕は「はい」と応える。検察補佐官はノートPCで会話の内容を記録している。
検事は続けて、僕の口から自分の名前や生年月日などを言うよう指示してくるので、僕がそれに応えると、「被疑者〇〇は、大麻成分を含有する植物片13.8gをみだりに所持した疑いで…」などと僕が犯した罪状を読み上げたのち、「あなたには黙秘権があり、言いたくないことは言わなくていい権利があります」と告知してくるので、僕は元気に「わかりました」と応える。
検事は柔和な表情のまま「こちらの罪状を犯したことについては間違いないですか?」などと質問してきたので、僕は一呼吸を置いて「黙秘します」と言う。すると、検事は急に真顔になり、「わかりました」とだけ応える。
検事は真顔のまま「現場ではあなたも乗車していた車の中で大麻成分を含有する植物片が見つかっていますが、これはあなたのものですか?」と質問してくるが、僕は変わらず「黙秘します」と応えると、検事は少し怒ったように目を開いて「わかりました」と言う。
検事は続けて「一緒に同乗していた人はあなたとどうゆう関係ですか?」と質問してくるが、僕は頑なに「黙秘します」と応える。すると検事は再び柔和な表情に戻り、「わかりました。それでは取調べは以上になります。こちらの調書に問題がなければ捺印をお願いします」などと言って、白紙同等の調書を差し出してくる。
僕は「捺印はできません」と応えると、検事は再び真顔になり「わかりました。それではこれで終わりとなります。お疲れ様でした」と言い、補佐官とともに立ち上がって頭を下げていた。
・
つづく
・
この物語はフィクションです。また、あらゆる薬物犯罪の防止・軽減を目的としています( ΦωΦ )
#フィクション#エッセイ#大麻#大麻取り締まられレポ
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訃報 ~ 2023.1.30
シーナ&ロケッツのギタリスト鮎川誠さん死去 74歳。奥さんだったシーナが61歳の若さで亡くなったのが2015年2月なのでもうすぐ8年。福岡(久留米・若松)出身の仲良し夫婦ロックバンドでした。初期のアルバム『#1』(「レモンティー」など収録)や『真空パック』(「ユー・メイ・ドリーム」収録)を当時はよく聴いてました。その後は聴く機会が減ってましたが耳になじみのあるミュージシャンが亡くなるのは寂しいものです。
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何か体が冷えっぽくなりました、 仕上げに味噌汁を飲みます🤣 あったまる〜😉 結局のところ真空パック機器を買いました、 私は負け犬です😰 明日は妻の力を借りて防災食作ります、 #冷え込み #味噌汁 #真空パック #真空パック機 #干し芋 #ステンドグラス #ガラスフュージング #ガラスペイント #レジン #サボテン用グローライト #サボテン団地 #サボテン #ユーグレナのちから #デリサポ #ブログ #FX #防災食 (群馬県藤岡市) https://www.instagram.com/p/ClYa_dxJ11-/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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2024/5/9 7:00:19現在のニュース
品川区役所「子ども連れ歓迎」 ロビーに「赤ちゃん休憩スペース」「おむつ真空パック機」 育児経験者の女性職員2人が発案(東京新聞)|dメニューニュース(東京新聞のニュース一覧|dメニュー(NTTドコモ), 2024/5/9 6:59:16)
奥多摩町長選候補者の横顔(東京新聞)|dメニューニュース(東京新聞のニュース一覧|dメニュー(NTTドコモ), 2024/5/9 6:59:16)
中国、ピアノ「狂騒曲」 「ゆとり教育」導入で生産・販売激減 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2024/5/9 6:57:28)
下半身にカラオケマイク 豪ダボ市長20代娘に岐阜県美濃加茂市の副議長がセクハラか([B!]産経新聞, 2024/5/9 6:52:16)
水俣病患者ら発言中にマイクOFF 「大臣の指示ではない」と環境省 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/5/9 6:52:11)
<解説>北海道大の「旧スタッフ」冷遇、背景にある旧弊と財政難(毎日新聞, 2024/5/9 6:38:19)
北海道大の教授会が「内部基準」作成、一部教員に研究室業務させず(毎日新聞, 2024/5/9 6:38:19)
「まさか追い出し部屋に」北海道大准教授 4平方mにたった1人(毎日新聞, 2024/5/9 6:38:19)
大ガス 純利益は過去最高 24年3月期 米LNG基地再開も追い風(朝日新聞, 2024/5/9 6:34:37)
外国人留学生:各大学、留学生狙い営業 中国人予備校に「受験勧めて」 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2024/5/9 6:33:44)
自民、政倫審「70人審査要求」に苦慮 拒めば国会運営に暗雲 屈すれば執行部へ不満([B!]産経新聞, 2024/5/9 6:33:37)
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思いつきのドライブ
Wednesday 12 March 2014
昨夜10時半、Kちゃんが乗った新幹線が三島駅に到着した。kちゃんと会うのは今年で2回目。そしてKちゃんが静岡に来るのはこれで5回目。女の子では一番多く来ている。真観とKちゃんはよっぽど気が合っているのかな?Kちゃんは昼から夜までの仕事を終えてから来たので遅くなった。Kちゃんはキャメル色のコートを着ていた。会うごとに大人の表情を見せるKちゃん。真観は三島駅までKちゃんを迎えに行き茶畑庵に戻る前にスーパーマーケットに寄った。『晩ご飯は食べたの?』『お腹は空いてないです』それではデザートくらいと滅多に買わないいちごを1パックを買った。真観は料理は好きだが料理で来訪者を持て成すことはまずない。持て成すことは何も特別なことをしなくてもいい。それに真観の料理は我流すぎて人を喜ばせるほど自信は真観にはない。茶畑庵に戻るとKちゃんは『また雰囲気変わりましたね』と感想。『はい、いつもレイアウトは変わります』レコード鑑賞と坐禅以外は使わないリビングと和室を繋げた部屋に備えたコタツに入り向かい合っておしゃべり。このコタツは真観がちゃぶ台の上に毛布を被せてそして大きいお盆をテーブル代わりにした有り合わせで完成したコタツ。ちゃぶ台の脚が短いので工夫して少し高さを足している。このコタツの下にはホットカーペットが敷いてあるのでそれが暖かさを加える。
Kちゃんは静岡に来る前に真観とのやり取りで今回の静岡来訪で特に行きたいとことはなく真観に会えればいいと言ってくれていた。でもせっかく来たのだから一緒に何かしたいと思う真観。そこでいちごを食べて話している内にいちご狩りがいい!と閃いた。真観は最近ラジオでいちご狩りの話題を聞いたばかりだったからだ。早速ネットで調べてみるとあるわあるわいちご狩りスポット。『いちご狩り行こうよ!僕も行ったことないから行きたい!』真観の表情が明るくなった。Kちゃんも喜んでいる。よし決まった!
深夜2時におしゃべりをお開きにしてKちゃんを2階のライブラリー室に案内した。今夜のKちゃんの寝室はここ。Kちゃんにおやすみ言って真観は自分の寝室へ。布団の中にこっそり湯たんぽを2つ忍ばせていることは内緒にして。暖かくして寝てもらいたい。
さて、明朝の坐禅会はどうしようか?と寝る前に思案する真観。静岡にいる時は坐禅会に必ず行くと決めていた真観だったがこれから寝たんでは3時間も寝れない。坐禅会に行けたとしても睡眠不足は解消出来ない。真観は座禅会を諦めることにした。
真観は8時頃目を覚ました。Kちゃんが起きている様子はない。真観は布団から出ずに二度寝をした。1時間後やっと布団から出てキッチンの石油ストーブに火を点けてコーヒーを淹れる準備をしているとKちゃんも2階から降りてきた。『もう起きてたんですけど松谷さん寝てるかなぁと思って』昨夜のスーパーマーケットでいちごと一緒に買ったクロワッサンと買い置きしてあるバナナそしてコーヒーで朝食を食べる。石油ストーブを囲みながら今日のプランを練る2人。いちご狩りのスポットはいくつもあったが一番近いスポットはいわゆるいちご農園とかではくレジャー施設の様な印象を受けた場所でそこに決めた。真観はその施設を箱根に行く途中で見たことがあった。
茶畑庵を出発する前、恒例の茶畑庵来訪者との記念撮影をする。その記念撮影に使うベンチは玄関前にいつも置いてある。そのベンチに座って写真を撮るのだが強い陽射しが横から入り腕のあたりが写真にすると白く飛んでしまう。そこで初めてベンチを移動させて写真を撮った。二人ともカメラマンだからどう撮るか?あーでもないこーでもないとやるのが意外に楽しい。
そのいちご狩りの施設は茶畑庵から30分ほどの距離にあった。駐車場に車を停め受付を済ませる。いちご狩りが出来るビニールハウスはその施設から少し離れた高台の場所にあったので他のお客をフォローしながら歩いて行った。天気は穏やかで正に早春そのもの。気持ちも晴れやかだった。早速いちご狩りを始めた。いちご狩り、すなわちいちご食べ放題ってことだ。真観もKちゃんも次から次へと赤く熟したいちごを食べる回る。う〜ん、美味しい!手には受付で配られたプラスチック製のソーサーを持ちながら。そのソーサーは採ったいちごの蔕を入れる受け口とコンデンスミルクを入れる受け口と両方の役目をしていた。コンデンスミルクと一緒に食べるもよし、そのまま食べるのもよし。でもコンデンスミルクと一緒に食べた方が多かった。『いちごって可憐ですよね〜。幸せになれる』とKちゃん。2人ではしゃぎながらいちごを次から次へと頬張る。今回Kちゃんが東京の土産で蜂蜜を持って来てくれたのでその蜂蜜が入った瓶とスプーンも持参しておいた。その蜂蜜といちごと一緒に食べてみたがそれはどうも違った。やっぱりコンデンスミルクがベストマッチだった。『じゃあ、「Today's Fashion」を撮ってもらっていい?』と真観はKちゃんにお願いするとKちゃんは広いいちご狩りのスペースで���がまだ立ち入ることが出来ないレーンを使いたいと係員に尋ねた。あっさり承諾を貰い2人は撮影を始めた。真観のカメラには撮影比率を変えれる機能があるのでスクエアフォーマットにして真観はKちゃんに自分のカメラを渡した。その方がイメージが浮かび易いと思ったからだ。それは「Today's Fashon」はいつもスクエアサイズで仕上げているからだった。撮影は計11カット。デジカメの画面で撮った画像を見直し『うん。いいんじゃない』と真観は満足げ。「Today's Fashion」を撮り慣れている真観だけに自分の表情の善し悪しは良く知っている。さてどうだろ?2人各々30ヶくらいはいちごを食べただろうか?その頃になるといちごでお腹がいっぱいになっていた。いちごでお腹いっぱいなんて初めての経験だった。このいちご狩りは時間制限はなかったが約1時間ほどで打ち止めにした。
元の施設に戻りKちゃんは家族や会社の同僚への土産を買った。Kちゃんの素晴らしいところは必ずそうやって何かを人にプレゼントしていることだ。真観はこれまで何度となくKちゃんからプレゼントを貰っている。
次なるプランとの候補として長泉町のフォトミュージアムに行くのもいいと考えていた。真観が行きたかったからだ。時間は2時。しかし真観は『折角箱根に来たんだから箱根ドライブしようよ。先ずは芦ノ湖はすごそこだから行ってみよう!』Kちゃんは東京に住み家族と暮らしているが家には車が無くドライブの経験が少ない。だからドライブを楽しんでいる様子。車でドライブしながら仕事のこと、彼氏とのこと、家族とのこと色々話してくれるKちゃん。真観も自分の考えてることをKちゃんに聞いてもらった。その会話には喉に何かが突っかかる様な障害物はどこにも無くスムースに流れる。芦ノ湖に着くと天気も上々で2人は散歩をした。この辺りは標高が高いせいか雪がまだ残っている。しかもカチカチに固まって水分を相当含んでいる。郵便局の前を通ると局員たちがせっせと雪かきしていた。真観またまた閃いた。『僕行きたい所ある!富士屋ホテルに行ったことがないから行ってみたい!』富士屋ホテルは承知の通り有名な箱根の老舗のホテル。このホテルの前も何度か通ったことがあるだけで訪れたことはなかった真観。Kちゃんに知っている限りの富士屋ホテルの情報を伝え車を富士屋ホテルまで走らせた。
15分ほどだったかそんなに遠くなく富士屋ホテルに着いた。真観の目的としてはこのホテルで食事かお茶をしたかった。そうすれば泊まらないビジターでも雰囲気を楽しめるかなと思ったからだ。正面玄関でポーターに『ビジターですけど中に入ってもいいですか?』と尋ねると快く迎えてくれた。明治11年創業のこのホテル和洋折衷の様式で真観好み。Kちゃんも珍しがってあちこち探索。来て良かった。真観は、Kちゃんをあっちで撮ったりこっちで撮ったりちょこちょこ撮影を楽しむ。Kちゃっも嫌がらない。2人が行った時は既にレストランは閉まっていたがメニューの値段をチェックすると高価だった。それでお茶も諦めた。ロビーを中心にホテル内外を探索しただけでも十分楽しめた。
直営のベーカリーでクロワッサンを買って車の中で食べた。真観実はクロワッサンが好きでKちゃんも彼氏がフランス人ということで縁がある。(笑)そして長泉町のフォトミュージアムに行くかどうかiPhoneを使いネットで閉館時間を調べてみるとキャイ〜ン!休館日じゃないか。またもやと真観は思った。『ここはどちらにしても行けないですね』『私、帰りも新幹線で帰ります』そうKちゃんは言った。Kちゃんが新幹線で静岡に来たのは初めてだった。真観が安さで勧める高速バスとは違い快適さをKちゃんは優先した。それでは取りあえず三島方面に戻ろう。そして三島に近づいた頃にお腹が空いていたら何か食べよう、そういうことになった。三島といえば鰻だ。真観は三島で鰻を食べたのは一度もない。Kちゃんは三島と鰻の関係性すら知らない。鰻の他に何かあるかなぁと考えてみるともう一つ真観には行ってみたい自然食レストランがあった。あまり肉を食べないKちゃんは自然食レストランの方に興味を示したので鰻を止めて自然食レストランへと向かった。自然食レストランに着いて外壁にあったメニューを見るとこのレストランはどうもバイキング形式らしい。ディナーだと1人2.000円もした。そこでまた真観『そんなにお腹も空いていないしバイキングまでは食べれないでしょ?2人で4.000円以上掛かるのって高くない?』とう提案して止めることに。これは遠路遥々東京から新幹線に乗ってお金を使わせていることに対しての配慮であるし真観のケチ(倹約)の精神があってのこと。じゃあ真観がお金持ちになって気前良く奢ってあげればいいと思う人もいるだろうがそれは残念ながら難しいし真観はしたくもない。どちらにしてもKちゃんは嫌な顔一つ見せないのだからいいのだ。真観はそう思った。
『お蕎麦が食べたい』とKちゃんがいうので『だったらサントムーンのフードエリアに行こうよ。あそこならお蕎麦だってベジタリアン料理もあるし』それから2人はサントムーンへと向かった。サントムーンへは一度Kちゃんと行ったことがあり真観がお気に入りのウニスパゲティも食べれる。サントムーンに着いて二人ともカレーを注文しウニスパゲティも更に注文して2人で分けた。十分な美味しさで値段もリーズナブル。楽しく過ごす2人にとってはどこでも楽しいはずだ。
食後、Kちゃんは7時20分の新幹線に乗ることに決めた。丁度いいお開きの時間だ。真観は、三島駅までKちゃんを送った。Kちゃんが東京の自宅に着くころはまだそんなに遅くならない。三島駅のロータリーに車を停めて車の中で握手をしてKちゃんと別れた。
2年前、真観はKちゃんの作品撮りをしたが未だにその写真を作品として纏めていない。それをKちゃんは催促しない。何故だか分らないが一度も催促しない。それに甘えて制作を延ばし延ばしにしている真観。さてどのタイミングでKちゃんに渡そうか?そのタイミングは必ずやって来る。少なからず真観が考えていることは作品には作品撮りの時の写真だけではなく今までKちゃんと会った時に撮った写真を含めて纏めるのはどうだろうか?ということ。その日は、もしかしたらKちゃんが日本を離れる時かもしれない。
Today's Fashion(Facebookより)
#12032014
思いつきで箱根と三島市の境にある伊豆フルーツパークへいちご狩りに行った。(茶畑庵から30分ほど)
静岡産いちご「紅ほっぺ」を30個くらい食べたらハルオも紅ほっぺ。w
ファッションは、当然「赤」でコーディネート。
このいちご狩り、4月いっぱいまで楽しめる。(時間制限なし/1.680円也)
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day4
時差ぼけと直前まで飲んでいた薬のせいなのか、まだまだぼーっとする。でも多分蚊に起こされた日もあった気がする5:55。飛行機用に耳栓を持っていてよかった。白い窓から見える異国の先に青い朝がやってきているのが見える。ネスプレッソの在庫を気にしながら、やっと朝食の材料が揃ったので、パンツェッタ(塩味強)とサラダ菜でガレット。Pintarestで見たことあったヨーグルト「siggi's」お前はパリにいたのか・・
朝イチで洗濯を回して、乾燥までやってくれるもんだから便利だ〜旅行先でこれができるのは便利だ〜乾くまでに2時間かかるけど。
本日の出発も9時頃。全貌は目に写していたけど、本物を見るぜ。
なんともそれらしい、エッフェル塔!アパートから歩いていける距離だよ。マジでバスも電車もタクシーも良いと思うけど歩きは色々発見できて良い!予約はしてない。(まあなんだかんだ直前だったので色々ないのだ)だけど9:30オープンで9:45には登り始めていたらしい。ということで674段の階段である!!!エッフェル塔の解像度が上がったよ。下から見ると塔というより繊細なレースみたいな建築だ。装飾的かつ構造的。キャラメルチョコレートみたいな甘いブラウンカラー♪
初日じゃないのも良かった。あの辺は行ったね、あの道歩いてきたね、じゃあアパートはこの辺だ、あそこまで歩くね、とか言える。それくらい街がきっれ〜〜〜に見えたよ。中二階くらいまでは階段だったけど、そこから上に行くのはエレベーター。朝日が眩しい、これまた30度越えの日々。まだ午前中なので清々しい。
特にお土産も買わず、午後のもう一つの予定までは散歩。セーヌ川沿いの日陰道を。映画インセプションで登場する橋:ビル・アケム橋まで(これも徒歩でーす)ちょっと写真などを撮り。そこからユニクロが近いとのことで寄ってみようなんて話してたけど、そこはもう16区だから本当は近づかないほうが良いエリアだよね、とか伝えたらすぐやめてた(笑)そこから、歩いて、歩いて、アパートまで帰ってきた!流石にエッフェル塔の階段がキツすぎて(あと連日歩きすぎ)ちょっとバスとか電車を匂わせたけど伝わらなくてへとへとだった(笑)
ちょうどお昼だったから、Picardで冷凍ピザのマルゲリータをシェアして、ひと眠りして、再度出かけます。
メインイベント:ジヴェルニーツアー!これもなんだかんだ日程に合う日本企画のツアーがなく、現地のツアーを組んだ!諦めなくて良かった〜私ここが一番ときめいたもん。
バスツアーの待ち合わせになってるカフェ前まで来て、担当ガイドも見つけたけど、ま〜じ乗るバスが不明だったよ・・英語頑張って話してくれてありがとう、私はなにも聞き取れませんでしたけど。。
バスにも無事乗れて、モネに関する日本語音声ガイドを片方のイヤホンで聞きながら、どんどん田舎な街並みへ変わる。渡されたチケットが可愛かったな。目的地までついたらあとは、集合時間までフリー。地図を片手に贅沢に流し見しちゃったよ。漠然とさ、モネのことみんな好きじゃんか、でもちゃんと彼は存在してて、時は違えど同じ空間にいたこと、生涯を通して見た作品は敬意を払いたくなるよね。こういう視点で逆に絵画のハードルあげたくないけども。
家も素敵だったけど、やっぱ庭が最高だよ。静かに秘めてて。
お土産はポストカード1枚。どれも素敵だけど、本物の景色を忘れないでおこうと思って。可愛い絵柄のトートがあったけど、お前が赤地だったら買ったよ。
集合時間なのでバス向かう〜みんな、どんな感想を持っただろうか。。
広大で田舎な景色と、エピローグのように聞く音声ガイドと、空に残る飛行機雲の多さと、安心したのか寝不足なのか隣でスヤスヤ眠る人。朝見た、ビルアケム橋を今度はバスで通り、エッフェル塔を眺めながら、ひっそりと解散した。サングラスはモネにあげたのさっ(無くした)
9月のパリは20時前でもこれほどに明るく、時間感覚が狂うよ。解散した近くにあった、旅行中お気に入りとなったスーパー「G20」との出会い。トマトペーストを買い、本日のディナーシェフによるトマトパスタが振る舞われた!うんめ〜!それからPicardで買っておいたフォンダンショコラ、オーブンであっためるだけだけど、とっても濃厚でサクとろで私は気に入ったけど、ゲキ甘だったからか不評の声もありましたが、日本でも買いたいと思ってます!
この日はまだ23時前まで起きてたけど、連日気を張っている彼はパックをしながらベットから半身を投げ出して爆睡しているほど・・「何も気にしないで過ごしていいから(訳:俺がなんでもやるから好きに生きてね)」と言われ以来安心して過ごしてるからなこっちは・・
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週末の走行 2024/2/15-19
Miniz-Cup-Championships-Finals
さてやってまいりました。2023シーズンの集大成、ファイナルチャンピンシップです。その1。レース編は次回。
オリジナルペトロナスカラーにしか塗れない症候群なので、今回もペトロナスR8で行きます。12Cも良いようですが、周りと同じことをしていてはアドバンテージないですからね。
本戦の様子の前にまずは時系列で2/15木曜日から。
久しぶりに飛行機に乗りました。道外に出るのは久しぶりですね。たぶんラジコンしてなきゃ道外に出てませんでした。
ファイナルの舞台が中部国際空港ということで、名古屋まで飛びます。会場が空港のイベントホールというのは便利ですね。名古屋感はないですが。
空港に降り立ってからは、会場のイベントホール前のスペースで温度・湿度の確認です。思ったより温度高めということは、グリップ高めが予想されるのかな?湿度も北海道よりは少し高いようです。
グリップ感に悩まされそうだなと思いながら後発隊の仲間にデータを送ります。
そうこうしてたらチェックイン時間になったので、空港近くの東横インにチェックイン。空輸不可の荷物も送っていたので受け取ります。
値段そこそこサービスそこそこで良いですね東横イン。気に入りました。面倒な荷物の扱いも丁寧でとても良いです。
早めに到着して、繁華街で呑めるように仕向けておいたので早速ミュースカイに乗って名古屋の街に繰り出します。名古屋タワー、札幌テレビ塔と同じような感じで親近感がわきます。
しかし、ここまで来るまでに地下鉄乗り換えなど迷ったんですけどね。さすが中部の都会です。
途中、名古屋駅で噂のララちゃんも見れました。意識してなかったんですが、テレビで見たことあるなーという潜在意識が働きました。思ったよりみんな写真撮らないんですね。
そして繁華街、栄でイケてる車がいました。本州はこの類の車が結構走ってるんでしょうか。いい光景ですね。あまりにも素敵だったので一枚パシャリ。
栄で手羽先を食べます。とてもおいしい。本場は甘ダレが非常にいい味を出しています。あんまりお肉にタレって好きじゃないんですが、これはとても好きな味です。美味。
名古屋駅に戻って2件目を探します。
駅前広場でGRヤリスを展示してました。WRカーと限定モデル市販車合わせて4台。さすがは豊田市の隣、トヨタのお膝元ですね。結構人だかりができてました。
そして2件目はサキュバスシーシャバーです。せっかく名古屋に来たのでちょっとは遊んでおきます。シーシャって初めて吸ったんですけどなかなかにイケます。ただ、深めに吸うと酸欠になるのかクラっとします。それもまたたまらないですね。
女の子もサキュバスの凝った服装をしていてシーシャを吸う姿がセクシーだったので満足です。2時間呑んで、ドリンクもあげて1万円でおつりがきました。お安めでいいですね。
21時ごろになって、おとなしくホテルに戻って就寝。
空港線の本数が少なくて少し焦りました。通勤通学の路線じゃないので終電が早いんですね。
翌朝、2/16目覚めです。部屋の窓からの景色は特によくはありません。空港の隣なので仕方ないです。
奥に見える建物が愛知国際展示場。この日はK-POPアイドルのライブがあるようでした。
朝ごはんを食べず、早速名古屋城に向かいます。観光モード全開ですね。またこの日も地下鉄乗り換えで迷子になります。梅が咲いてました。いい香り。
お城ってはじめて見たんですが、歴史を感じますね。(語彙力)
1時間半ほど散歩して満足です。(飽きた)
シャチホコもいました。名古屋👍
昨日サキュバスの子にオススメしてもらった味噌煮込みうどんです。おいしかったです。微妙に茹で上がってないような食感ですが、こんなものだそうです。お味噌がおいしい。
しかし、高い。2700円くらいでした。日常的に食べるものではないんでしょうね。
この時点でまだ12時くらいと、時間があったので大須の方にも行ってみます。
まずは大須観音。何の神様がいるかわかりませんが必勝祈願しておきます。
大須商店街。狸小路の2~3倍くらいの規模感ですかね。いろんなお店があって見てるだけで楽しい。ガチャガチャ回したりしました。そしてコンカフェも多いです。メイドカフェが路面店なのは驚きです。
入りやすいところにコンカフェがあったら入りますよね。とりあえずオリジナルドリンクで小休止。女の子が元気で可愛らしかったのでチェキも撮っておきました。偉いので延長せずに出ます。
名鉄空港線に乗る兼ね合いで、大須から名古屋駅に戻るより、金山駅に向かった方が効率が良いと判断できたので、金山付近の串物屋に入ります。美味しいんだけど少し高めでした。まぁひとまず満足。
その後結局ガールズバーで少し呑んでからホテルに帰還です。
ホテルに戻って20時くらい。急いでバッテリーを全放電します。4パック分の放電が終わるまで我慢して起きてるつもりでしたが、気づいたら寝落ちしてました。液晶の光でぼんやりしながら朝方に二度寝。
充電を開始してちょうどいい時間には起きれました。
レース当日編は次回に...。
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