#盗難情報
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その事件は私が1歳の時に起きました。覚えていることはありません。 中国人の父と母は、大きくなってからも私に語ろうとはしませんでした。 中国政府は事件の死者数を319人としていますが、それよりもはるかに多いという指摘もあります。 あれから35年。真��は今も、明らかにされていません。 あの時、私のもう1つの祖国で、何が起きたのか。 (中国総局 高島浩) 日本人の祖母と中国人の両親 私の祖母は日本人です。満蒙開拓団として旧満州に渡りました。 戦後、帰国できずに大陸に残った「中国残留婦人」で、養子に出されていた中国人の男の子を引き取り、育てました。のちの私の父です。 父は中国人の母と結婚。1988年に中国東北部・黒竜江省で私が生まれました。そして6歳の時、国の援護事業のもと家族4人で帰国し、私と両親は日本国籍を取得しました。 私が生まれた翌年に起きた「天安門事件」 1989年6月4日。中国の首都・北京で、あの事件は起きました。 天安門広場に集まった民主化を求める学生や市民たちを、当時の共産党指導部が軍を出動させて武力で鎮圧した「天安門事件」です。 軍による発砲などで多くの犠牲者が出ました。中国政府は死者数を319人としています。 しかし当時、北京に駐在していた各国の外交官の報告などから、犠牲者の数はそれよりもはるかに多いという指摘が根強くあります。 中国政府はこの事件を、政治的な「騒ぎ」で「すでに結論が出ている」という説明を繰り返しています。 「知る必要はない」父のひと言 戦車の前に立ちふさがった市民の姿。民主化の動きを武力で制圧した事件。 天安門事件の前の年に生まれた私は、日本の教育で学ぶまで、こうした事件の表面的な情報でさえ、知りませんでした。真相を公表せず、事件を人々の記憶から消し去ろうと腐心してきた中国政府からみれば、もくろみどおりに育った、ある意味で“優秀な中国国民”だったでしょう。 中学生の時、一度だけ父に事件について尋ねたことがあります。そのときの父のことばが記憶に残っています。 「よく知らないし、知る必要はないよ」 記者になって、父と私のもう1つの祖国でもある中国のことを話すことが増えました。父は自分が共産党員だったことを明かしてくれました。共産党の実態を知っているからこそ、私に忠告したのです。 「天安門事件に関心を持つことで、いつか中国に赴任した時、どのような理不尽な目に遭うかわからない」 遺族取材の担当に もう逃げない 4年前の2020年、希望がかなって中国南部の広州駐在の記者となりました。 当局の厳しい監視下に置かれた人権派弁護士の家族などを取材。私自身も当局者に連行され���警察署に留め置かれる経験をしました。 国家の安全を最優先する習近平指導部は言論統制を一段と強め、外国メディアの取材環境はますます厳しくなっていることを身をもって感じてきました。 天安門事件は、そうした中国社会の中でも最もタブー視されていて、深く取材すればどんな目に遭うのか。恐怖すら感じていました。 私と同じように中国の若い世代は事件を知りません。私がおおまかな概要を話すと、「うそを創作するのが上手ですね」と、まるで信じようともしません。今の中国社会の現実です。 事件がまた1つの節目を迎えたことし、北京に赴任、遺族取材の担当となりました。 そして、誓いました。事件を深く知ろうともしてこなかった過去から逃げず、まっさらな気持ちで取材しようと。 集会を断念した遺族グループ 6月4日に向けて取材を始めたところ、ある情報が入ってきました。 これまで5年ごとの節目に、遺族グループが開いていた追悼集会が断念に追い込まれたというのです。原因は当局による厳しい監視のためでした。政府が例年以上に神経をとがらせていることが感じられました。 遺族グループの名は「天安門の母」。グループは集会の代わりに先月(5月)、海外の動画投稿サイトに声明を公開しました。 「私たちには軍隊が銃撃に及んだ真相を知る権利がある」 「政府は社会に謝罪し、私たちに公正と正義を返しなさい」 事実を隠ぺいし、遺族の日常生活への干渉を続ける政府を強く非難する内容でした。 そして、いまなお分からない犠牲者の正確な数や名前の公表、犠牲者と遺族への賠償、責任者への法的な追及を求めました。 厳しい監視、通信遮断の面会 声明が公開される少し前、グループの中心メンバーの遺族を訪ねました。今の気持ちを伝えたいと、当局の監視をかいくぐって取材に応じてくれた張先玲さん(86)。 遺族に直接、話を聞くのはこれが初めてです。心臓がバクバクと打つ胸を必死でおさえました。 張先玲さん 呼び鈴を鳴らすと、張さんがやや固い表情で出迎えてくれました。周囲をうかがうように招き入れてくれたあと、すぐに携帯などの電源を切るよう伝えてきました。当局の盗聴を警戒していたのです。 自身も自宅の通信設備の電源をすべて切っていて、奥の部屋に移るまで、会話もしないよう身振り手振りで伝えてきました。 記者を志した息子の死 張さんは、事件で当時19歳だった息子の王楠さんを亡くしました。 記者を志していた王楠さん。天安門広場で起きている歴史的なできごとを記録に残したいと、事件前日の3日深夜、カメラを持って自転車で現場に向かったそう��す。 張さんの息子 王楠さん そして4日午前1時すぎ、人民大会堂の北門の向かいで軍の銃撃を頭部に受けました。地面に倒れた王楠さんを現場にいた人たちが助けようとしましたが、軍の部隊が近づくことさえ許さなかったといいます。兵士たちはひざまずいて助けさせてくれという人たちの懇願に対し、「あいつは暴徒だ」と聞き入れなかったそうです。 のちに現場で目撃した人から聞くなどしてわかった当時の状況です。張さんは、中国政府がひた隠しにする、あの事件の真相の1つだと信じています。 なぜあの時… 消えぬ後悔 張さんの自宅のリビングの壁には笑顔の王楠さんの遺影がかけられていました。毎日のようにその写真に手をあわせながら、張さんは胸にある後悔を拭いきれずにいます。 なぜ、あの時、息子を送り出してしまったのか… 張先玲さん 「天安門広場に向かう前、息子が私に聞いてきました。『まさか軍が発砲することはないよね』と。私は『まさか、ありえないよ』と答えてしまったのです。今もずっとあの言葉を後悔しています。生きていれば、今ごろは父親になって家庭を持っていたでしょう。私の脳裏にある息子は、永遠にあの日の、あの晩の、19歳の時でとどまったままです」 黙り続けることは許されない 王楠さんの遺体はほかの犠牲者とともに天安門の西側にあった中学校前の草むらに埋められていました。雨で遺体は地表から露出し、3日後、衛生当局などによって発見されたそうです。変わり果てた姿の息子。 張さんの脳裏から焼きついて離れず、毎年6月4日が近づくにつれて、張さんは体調を崩しています。 息子はなぜ死ななければならなかったのか。この日も体の調子が悪く、取材に応じてくれた時間は10分余り。それでも張さんは気力を振り絞るように、遺族の声を広く伝えてほしいと、1人の母親としての怒りを伝えてきました。 張さん 「国家が進歩していく上で、この事件が解決されないのは正常なことではない。『人民のために奉仕する』という中国政府が、人民の尊い命を奪っておきながら、なんの説明もなく、30年以上も知らないふりをして黙り続けるのは到底許されない」 「ごめん、生きてくれ…」最後のことば 今、遺族グループの活動の中心は犠牲者の親たちから、そのパートナーや兄弟に移っています。その中の1人に会うことができました。 尤維潔さん 尤(ゆう)維潔さん(70)。事件で当時42歳だった夫の楊明湖さんを奪われました。 政府系の経済団体の職員だった楊さんは、当日の深夜、銃声を聞き、広場に集まった学生たちを心配して現場に向かったといいます。そこで、下腹部に銃弾を受けました。倒れた楊さんをその場にいた人たちがリアカーで病院に運びました。撃たれた骨���は粉々に砕けていたといいます。 病院に駆けつけた尤さんに、手術室から出てきた楊さんはこう漏らしたそうです。 尤さんの夫 楊明湖さん 「ごめん、しっかりと生きてくれ」 2人が交わした最後の会話となりました。2日後、楊さんは息を引き取りました。わずか6年の結婚生活。国によって突然、終止符を打たれました。 尤さん 「35年がたっても、あのときの記憶は少しも消えていません。一瞬一瞬が頭の中に残っています。夫を見守った2日間で涙は流し尽くしてしまい、今はもう出ません。遺族は皆、この世を去らないかぎり、暗い記憶の中を生き続けるのです」 若者たちはなぜ立ち上がったのか 天安門事件とは結局、何だったのか。その疑問を持ちづけていた私に、尤さんは「若者たちが立ち上がったのは、社会に対する責任感だった」そう説明してくれました。 天安門事件は、1980年代に共産党トップの総書記を務め、言論の自由化など政治改革にも前向きだった胡耀邦氏が4月15日に突然、死去したことに端を発しているとされています。 胡氏は、学生の民主化運動に理解を示したなどと保守派に批判され、失脚していました。 学生や市民による胡氏の追悼集会は、民主化を求めるデモに変わり、各地に拡大。5月には10万人が参加する大規模な集会に発展していきました。訴えは汚職の撲滅や言論の自由などを求める社会的なうねりとなっていったのです。 天安門広場に集まった市民や学生たち 尤維潔さん 「当時、北京の市民は皆、天安門広場にいた学生たちをとても心配していました。特に印象深いのは、戒厳令が最初に出された日です。市民たちが天安門広場に軍隊を行かせてはいけないと、路上にバスを止めて道路をふさぎました。多くの人たちが、ハンガーストライキを続ける学生たちに食料や水を届けていました。すべてが自発的な行動だったのです。その光景に私はとても感動しました。政府はなぜこうした状況を理解できなかったのか、思い出すと、今でもとても腹立たしい」 “隠ぺい”と“沈黙”の35年… さらに大事なことを話してくれました。 当時、軍によって制圧された天安門広場やそれに続く大通りなどあちらこちらには死体の山があったそうです。連絡が取れない人も多く、尤さんの夫とともに病院に運ばれ、その後死亡した男性も身元が分かっていなかったといいます。 しかし、中国政府は事件発生から犠牲者や行方不明者についてほとんど説明を行ってきませんでした。それどころか、事件から1年余りの間、政府は「天安門広場に行ったのか」や「デモに参加したのか」など多くの人に聞き取りを行うなど徹底的に調査していました。 尤さんはこうした政府の心理的な圧力が、今の中国社会につながっていると語気を強めて訴えました。 尤さん 「政府の圧力によって、市民は自分たちの家庭で何が起きたのか、言い出すことを恐れていきました。時間の経過とともに真相を語る人を探し出すことはいっそう難しくなっています。今では多くの人が事件についてよく知りません。35年がたち、若い世代は天安門事件に関心すらない状況です。これはこの間、政府が隠ぺいと沈黙を続けてきたからだと思います」 メッセージアプリに突然、使用制限 今、中国政府は、事件を国民の記憶から消し去ろうとする動きをさらに強めています。 遺族グループの今の活動の中心メンバーとなっている尤さんに対する監視は、6月4日が近づくにつれて厳しさを増していました。 尤さんのメッセージアプリ「ウィーチャット」は、4月ごろから機能が突然、制限され、ほかの遺族とのグループでのやりとりが一切できなくなりました。 ウィーチャットは中国国内では、使っていない人はいないほど、最もポピュラーなSNSです。“遺族どうしがつながることを阻みたい”、35年という節目に当局が神経をとがらせている様子がうかがえました。 尤さんが所在不明に 警告、そして尾行 尤さんに���を聞いてから、およそ1か月半たった先月(5月)31日。私は再び彼女の自宅を訪れました。もう一度話を聞きたい、そう思ったからです。 しかし、不在でした。連絡すらつかず、所在がわからなくなっていました。 自宅から立ち去ろうとした時、突然、警備員に呼び止められ、「何をしに来た。2度と来るな」そう警告されました。さらに、私服警察官とみられる2、3人の男たちが、私のあとを追うようについてきました。尾行は、私たちが車に乗り込むまで続きました。 尤さんとようやく連絡がついたのはその4日後、6月4日の午後でした。電話口の声は重く、監視役としてそばにいるとみられる当局者らしき女性の声が聞こえました。 「しばらく自宅にいることができない。近況も話しづらい。ごめんなさい」 短く状況を伝えてくれました。身に危険はないか心配する私に、彼女は「大丈夫」そう返し、電話は切れました。 男たちに囲まれて警告、墓地に近づけず あの日が近づくにつれて、天安門を東西に突き抜ける大通り「長安街」は異様な雰囲気に包まれていきました。前日3日午後、同僚のカメラマンが、多くの犠牲者が見つかった木※せい地という場所に向かいました。(※木へんに「犀」) 今は地下鉄の駅があり、隣には警察の派出所が設けられています。撮影機器が入ったリュックサックを開けようとした瞬間、十数人の男たちに取り囲まれ、立ち去るよう警告されました。 厳しい警備の共同墓地 6月4日の様子 そして4日当日。犠牲者が埋葬されている北京郊外の共同墓地には、多くの警察官が配置され、厳戒態勢が敷かれていました。近づくことすら許されず、命日の墓参りに訪れる遺族への取材はできませんでした。 天安門の叫び、今も 「天安門事件は、中国共産党による『国民の虐殺』にほかならない」 遺族たちのこうした訴えは「人民のために奉仕する」という共産党の正当性を、根幹から揺るがすことになりかねない、そう政府は考えているのかもしれません。だからこそ、政府は沈黙を貫き、時がたち人々が事件を忘れ去るのをじっと待っているように感じます。 か��て、私に「知る必要はないよ」と語った父と同じように、多くの国民が知らされずにきた35年。 それでも中国国民のなかには、天安門広場で民主化を叫んだ若者たちと同じように、一党支配への不満や、社会への責任感を持つ人がいます。 北京での白紙運動(2022年11月) おととし、中国政府のゼロコロナ政策への不満を背景に起きた抗議活動「白紙運動」。 そして去年、李克強前首相の急死後に各地で広がった追悼の動きと現指導部を暗に批判する追悼のことば。 私は、もう1つの祖国で今、事件とどう向き合うのか。 取材に応じてくれた張さんと尤さんの2人のことばを反芻しています。 「生きている間に事件の解決は見ないかもしれないが、それでもかまわない。 息絶えるその瞬間まで、生きているかぎり、訴え続ける。あなたも、この声を多くの人に届けてほしい」 (6月4日 ニュース7などで放送)
中国の習近平政権下で強まる抑圧と監視 天安門事件35年 記者にも尾行が?遺族が訴え続ける意味とは? | NHK | WEB特集 | 中国
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反スパイ法のない日本、外事警察の苦闘
櫻井よしこ
わが国は、四桁に迫る数の自国民を北朝鮮という国家権力によって拉致されたまま、約半世紀、取り戻せないでいる。
13歳で拉致された横田めぐみさんは59歳になった。母上の早紀江さんは、日本はなぜ、国民を取り戻せないのかと問い続け、新しく拉致担当大臣が就任する度に「真剣に取り組んでほしい」と要望する。歴代内閣は拉致解決を政権の最優先課題と位置づけるが、吉報は未だ訪れない。
第二次安倍政権の7年8か月間、安倍晋三総理を支えて国家安全保障局長等を務めた北村滋氏は、近著『外事警察秘録』(文藝春秋)の冒頭で当時の拉致問題への取り組みを記した。めぐみさんのものとされる遺骨が螺鈿(らでん)装飾の漆器調の器におさめられて日本側に手渡された時、その遺骨は警視庁鑑識課で横田御夫妻に示された。目に涙を浮かべた父上の横田滋さん��無言で坐る傍ら、早紀江さんが沈黙を破った。
「めぐみは生きていますから。これは警察の方でしっかりと調べて下さい」
早紀江さんは毅然と言い、「遺骨」を証拠として鑑定処分に付することを承諾して下さった。「それは娘の生存に対する確固たる信念の発露」だったと、北村氏は書いた。
周知のように、遺骨はめぐみさんとは無関係だと判明し、日本国内の怒りは頂点に達した。だが、振りかえってみれば拉致は金正日総書記が2002年に認めるまで日本での関心事にならなかった。遡って1988年3月、梶山静六国家公安委員長及び警察庁の城内康光警備局長が、「一連のアベック失踪事件は北朝鮮による拉致の疑いが十分濃厚」と答弁した。
北村氏の指摘だ。
「拉致事件について国会で閣僚と警察の責任者が断言し、それと前後して日本人が拉致されたことを示す具体的な情報が複数取りざたされていたが、それでも捜査に追い風は吹かなかった。北朝鮮の国家犯罪の追及は当時、日本政界を支配していたムードに逆行するものだったのだろう」
事実、89年7月には土井たか子、菅直人の両衆院議員らが北朝鮮の工作員・辛光洙の釈放を求める要望書を韓国に送り、90年9月には自民、社民両党が「金丸訪朝団」を結成して訪朝した。当時は日朝友好親善の機運が高まっていたのだ。
世界一、与し易い国
警察が拉致を防げなかったこと、捜査が進捗しないことについての批判は依然として強い。北村氏は言い訳するつもりはないとしたうえで、日本国の体制に注視する必要性を指摘する。まず第一に、スパイをはじめわが国の国益を深刻に侵害する犯罪を直接、適切な量刑で処罰する法律がないことだ。米国では死刑、終身刑、数十年の懲役刑となるような犯罪が、わが国では北朝鮮のスパイ事件に見られるようにほぼ全員、軽微な刑罰にとどまると北村氏は指摘する。
警察庁が認定してきた1950年から81年までの北朝鮮スパイ事件42件に限れば適用された罪名は「出入国管理令違反」等の微罪にすぎず、執行猶予が付くケースが多いという。
第二次安倍政権が「特定秘密の保護に関する法律」(特定秘密保護法)を難産の上成立させたとはいえ、今もまだ拉致問題に典型的に見られる対日有害活動を直接処罰する法律は制定の動きすらない。安全保障に疎いわが国の、これが現実である。
『外事警察秘録』の頁をめくる度に、日本の安全保障体制が法的にも国民の意識という点においても如何に貧弱かを思い知らされる。北村氏が41年間のキャリアを振りかえって取り上げた事件は拉致問題、重信房子の日本赤軍、麻原彰晃のオウム真理教、暗躍する中国スパイなど、実に幅広い。一連の事例から浮かび上がるわが国の姿は、悪意を持った犯罪者にとって恐らく、世界一、与し易い国のそれではないだろうか。
日本と日本国民を守る手段(法整備)に事欠く中で、北村氏らは国内世論の無理解、日本政府内に蔓延する気概の喪失とも戦わなければならなかった。たとえばオウム真理教事件で、早急に打つべき手のひとつが麻原彰晃ら最高幹部の国外逃亡阻止だった。
彼らは当時頻繁にロシアに渡り、レーザー兵器、ウラン、軍事用ヘリコプター、毒ガス用の検知器、自動小銃などを入手した可能性があった。そこで北村氏ら外事警察は「旅券法に基づいて、麻原に旅券返納命令を出してほしい」と外務省に要請。95年3月30日、警察庁長官の国松孝次氏が狙撃された当日のことだ。外務省担当者はこう返答したという。
「返納命令を発出してもし報復テロの対象として我々が狙われたらどうなりますか。警察庁長官ですら銃撃から守れなかった日本警察に部外者の我々を守り切れるのですか」
テロリストの思う壺
最終的に旅券返納命令は発出されたが、恐怖心を煽って政治的目的を果たそうとするテロリストの思う壺にはまっている日本の姿がそこにあった。氏はまた警察庁外事情報部長だったとき、スパイ事件に関する日米の分析検討会議に出席した。日本の摘発事例を説明した際、米側の出席者がたまりかねた様子で尋ねた。
「日本警察が摘発した事件では、そもそも公訴の提起がなされなかったり、スパイ協力者に対する求刑が懲役一年から二年程度だったりすることが多い。判決では執行猶予が付され、釈放されるケースばかりだ。なぜなのか」
日米同盟という関係の中で、日本から情報が漏れれば米国も一蓮托生だ。米国側が懸念するのは十分に理由のあることなのだ。
北村氏は、日本の刑事法にはスパイ行為を直接罰する罪が存在しないこと、したがって捜査機関は、スパイがその情報を入手するためのプロセスを徹底的に精査し、あらゆる法令を駆使して罪に問える罰条を探し、スパイ協力者はその共犯として立件すると説明したが、到底、理解してもらえなかったという。
「米国では、情報を漏らした者はもとより、情報を探知し、盗み出した者を、より重罪とする。量刑は最高で死刑だ。(中略)終身刑や被告の寿命を遥かに上回る数十年の拘禁刑という事例も散見された」
北村氏はこう書いたが、これは中国、ロシア���含めておよそ世界の国々の常識であろう。
インテリジェンスの専門家が振りかえる安倍政権、7年8か月の軌跡は、案件のひとつひとつが生々しい記憶をよび起こす。独立国としての日本の再起に文字どおり命をかけた安倍晋三総理。第二次政権発足の翌日、内閣情報官としての第一回総理ブリーフィング(報告)を終えて退出する北村氏に安倍総理が声をかけた。
「これからも時々、報告に来てください」
週一回だった定例報告はそれ以来、週二回となった。安倍総理はインテリジェンス報告に多くの時間を割いた。情報こそが国の命運を決することを正しく理解していた宰相なき後、わが国の前途は多難である。
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ワーグナー「ニーベルングの指環」
ラインの黄金 あらすじ -3分でわかる!オペラ情報館
ワーグナーの傑作『ニーベルングの指環』は、4つの作品からなる連作の大河オペラです。 4つの作品は、 序夜『ラインの黄金』、 第1夜『ワルキューレ』、 第2夜『ジークフリート』、 第3夜『神々の黄昏』 となっており、「三日と一晩の序夜のための舞台祝祭典劇」と銘打たれています。 もちろん上演するには4日間が必要となり、それに加え、一つ一つの作品の演奏時間が長く、4作品を合計すると約15時間にもなります。
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2つの「指輪」世界 〜R.ワーグナー作曲「ニーベルングの指輪」とJ.R.R.トールキン作「指輪物語」〜 - ヨナス・カウフマンとオペラの魅力
「ラインの黄金」 神々の住まうワルハラを巨人に作らせたヴォータンはその支払ができません。 彼は一計を案じニーベルング族のアルベリヒから世界を支配できる指輪を強奪します。 この指輪は元々アルベリヒがラインの乙女達から盗んだ黄金から作り出したものです。 怒ったアルベリヒは指輪に「死」の呪いをかけます。 指輪は支払いとしてヴォータンから巨人ファーフナーに渡ります。 「ワルキューレ」 舞台は変わって人間世界。 ヴォータンは指輪の呪いがかかった神々の運命を変えようと人間の女性にジークムントとジークリンデを産ませます。 別れ別れに育った彼らですが、ジークムントは偶然出会ったジークリンデと恋に落ち、彼は彼女の夫フンディングと決闘します。 ジークムントを勝たせたかったヴォータンでしたが妻フリッカの非難を受け入れ、ジークムントを殺すべくワレキューレの中で最愛の娘ブリュンヒルデを遣わします。 しかし彼女は父の命令に逆らいました。 怒ったヴォータンはジークムントを殺し、ブリュンヒルデから神性を奪って岩山に眠らせ彼女のまわ���を燃えさかる炎に包ませます。 ジークムントの子を宿したジークリンデはジークムントの砕かれた剣をもって森へ逃げます。 「ジークフリート」 ジークリンデは子供(ジークフリート)を産んで死にます。 アルベリヒの弟ミーメに育てられたジークフリートは父ジークムントの残した剣(ノートゥング)を再び鍛え上げ、竜に姿を変えたファーフナーと戦って勝ち、竜が守っていた指輪と姿隠しのずきんを手に入れます。 そして小鳥の言うまま岩山の炎を通り抜けそこに眠っていたブリュンヒルデを見いだし妻にします。 「神々の黄昏」 ジークフリートはブリュンヒルデに指輪を与え旅に出ます。 旅先でギービヒー族の当主グンターと謀略に長けたハーゲンに出会います。 ハーゲンはアルベリヒの息子で指輪を狙っています。 彼はジークフリートに惚れ薬を飲ませてブリュンヒルデを忘れさせグンターの妹グートルーネを愛するように仕向けます。 ジークフリートはブリュンヒルデを妻にと望むグンターに請われ、姿隠しのずきんを使ってブリュンヒルデをだまし指輪を取り上げて彼女をグンターの元に連れ帰り、グートルーネと結婚しようとします。 ブリュンヒルデは怒りのあまりハーゲンにジークフリートの弱点を教えてしまいます。 ハーゲンはジークフリートを殺しますが不思議な力が働いて指輪を奪うことができません。 全てを悟ったブリュンヒルデは呪いを消滅すべくジークフリートの指から抜き取った指輪をラインの乙女達に返し、自らはジークフリートを焼く炎に飛び込みます。 その時ライン川はふくれあがってハーゲンを飲み込み、一方天上ではワルハラが炎上し神々は滅びます。
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McMahon 判事はまた、大規模言語モデル (LLM)インターフェースの進化する状況を考慮し、これらのシステムの更新によって帰属と追跡可能性がさらに複雑になることを指摘した。彼女は、生成 AI の反復的な改善により、コンテンツが逐語的に再現される可能性が低くなり、原告の主張がさらに推測的なものになると強調した。 判事は「ChatGPT が原告の記事の一つから盗用されたコンテンツを出力する可能性は低い」と述べた。これは、このような種類の訴訟における重要な困難を反映している:生成 AI は情報を逐語的に複製するのではなく、統合するように設計されている。原告は、特定の作品が識別可能な損害につながるような形で直接侵害されたという説得力のある証拠を提示できなかった。
データスクレイピングの合法性確定か——NY裁判所がOpenAI擁護の判決 - BRIDGE(ブリッジ)テクノロジー&スタートアップ情報
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Volume 4 extra pages. (Transcribed w/ machine translation.)
超感謝おまけのおまけPart. 3 Super Thank You Bonus Bonus Part. 3
警視庁捜査二課極秘資料? Tokyo Metropolitan Police Department Investigation Division 2 Top Secret Materials?
対快盗キッド用 傾向と対策 キッドが次に狙う獲物を大胆予想!当たればキッド確保間違いなし! For anti-kaito kid Trends and countermeasures Make bold predictions about Kid's next target! If you win, you are sure to secure a kid!
快盗キッドの犯罪傾向最近狙われた美術品 Kaitou Kid's criminal tendencies Artworks recently targeted
レッド・ティアー ルビー Red Tear Ruby
クリスタル・マザー トパーズ Crystal · Mother Topaz
グリーン・ドリーム エメラルド Green Dream Emerald
ブルー・バースデー サファイア Blue Birthday sapphire
ブルー・ワンダー アクアマリン Blue Wonder Aquamarine
ダーク・ナイト ブラックオパール dark Knight Black Opal
ゴールデン・アイ キャッツアイ Golden Eye Cats eye
ブラック・スター 黒真珠 Black star Black pearl
国際手配者番号1412
号こと、怪盗キッドは、以前は絵画や彫刻、宝石などの世界の一流美術品をねらっていた。
しかし最近、怪盗キッドに狙われた美術品をみてみると、あ��傾向が見られる。あきらかに怪盗キッドは世界でも有数の巨大な宝石ばかりを狙っており、しかも何やら色にかかわる異名を持つものばかり。 International wanted person number 1412
Also known as Kaitou Kid, used to aim for the world's top works of art such as paintings, sculptures, and jewelry.
However, when we look at the artworks that have been targeted by Kaito Kid recently, we can see a certain trend. Kaitou Kid is clearly after the world's biggest jewels, and most of them have different names related to their colors.
なぜ宗旨替えをしたかは不明だがこれが怪盗キッド確保の手がかりとなることは間違いない。
また世界を股にかけていた怪盗キッドが、都内近郊での犯行を多発させているのは、キッドの標的となる宝石がたまたまそこにあっただけと思われる。 It is unknown why he changed targets, but there is no doubt that this will be a clue to securing Kaito Kid.
Also, the reason Kid, the phantom thief who traveled all over the world, often commits crimes in the suburbs of Tokyo, is thought to be because the jewels targeted by Kid happened to be located there.
フルルル!ワシが三日三晩徹夜で分析した怪盗キッド逮捕のためのマル秘情報をそっと教えよう! Furururu! Let me secretly tell you the confidential information that I analyzed for three days and three nights to arrest Kaito Kid.
(next page)
同じ色を狙わない
唯一色がだぶっているのはブルーだが、「ブルー・ワンダー」は、怪盗キッド自らが選んだ標的ではなく、鈴木財閥の相談役の鈴木次郎吉氏が挑戦状を叩き付け狙わさせたもの。つまり怪盗キッドは、これまでに狙った宝石とは違う色のものを狙う可能性が高い。これまでに狙われていない色といえば、イエローやピンクといったものが、あげられるのだが・・・ Don't aim for the same color
The only color that overlaps is blue, but ``Blue Wonder'' is not a target chosen by Kid the Phantom Thief himself, but a challenge given to him by Mr. Jirokichi Suzuki, an advisor to the Suzuki Zaibatsu. In other words, there is a high possibility that Kaitou Kid will aim for a jewel with a different color than the jewels he has targeted so far. Colors that have not been targeted so far include yellow and pink...
次に狙われる宝石
おそらく怪盗キッドは、世界最大クラスの宝石を次々狙っていると思われる。すると今までに狙われていない宝石が、つぎの標的に選ばれる可能性が高い。有名な宝石では、ダイアモンド、ガーネット、アメジスト、ラビスラ��リなどがまだ狙われていない。特に怪しいのはダイヤモンドであるが、ヨーロパ最大のものは過去に狙われているので、それ以上のものが・・・! The next jewel to be targeted
Kaitou Kid is probably aiming for the world's largest jewels one after another. Then, there is a high possibility that a jewel that has not been targeted before will be selected as the next target. Among the famous gemstones, diamonds, garnets, amethysts, and lapis lazuli have not yet been targeted. The diamond is particularly suspicious, but the largest one in Europe has been targeted in the past, so there's something even bigger than that...!
結論 怪盗キッドが次に狙うのは・・・ ピンクかイエローの世界最大のダイアモンド!
Conclusion Kaito Kid's next target is... The world's largest pink or yellow diamond!
ボクさえいれば、いつでも捕まえます。 こ〜んなの時間の無駄! As long as I'm here, I'll catch you anytime. This is such a waste of time!
だいたい宝石の色は数えきれないほどあり予測は不可能。たとえばニューヨークのオーロラ・コレクションは、200種類もの色の邇う宝石が集められていて、一堂に展示される様子は、光輝くオーロラそのもの。
There are countless colors of gemstones and it is impossible to predict. For example, the Aurora Collection in New York is a collection of jewels in over 200 different colors, and the display all in one place is just like the shining aurora borealis.
さらに、ルビーとして分類されている「レッド・ティアー」だけど、本来コランダムという宝石の中で、赤色のものだけがルビーと呼ばれる資格を持っているんだ。したがって青色の「レッド・ティアー」は、サファイアに分類されるのが普通。それに同じ種類でもいろんな呼び方があるから、色も宝石の種類もこれっぽっちの手がかりで予想はするのは難しいよ。
Furthermore, ``red tear'' is classified as a ruby, but among the corundum gemstones, only red ones qualify to be called rubies. Therefore, blue "red tier" is usually classified as sapphire. Also, there are many different names for the same type of gemstone, so it's difficult to predict the color or type of gemstone based on just a few clues.
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住民の間で、クルド人の評判は悪すぎる。何も悪いことをしていない普通の生活を送る日本人が、勝手に居着いて問題行為を繰り返す外国人、この場合はトル���国籍のクルド人に迷惑行為を受けて、恐怖、憤り(いきどおり)を感じている。これをおかしい、止めなければならないと、思わない日本人はいないだろう。
9人の意見を上下に分けて掲載する。掲載で連絡が取れなかった人もいるので、修正、削除などが必要な方は、ご一報いただきたい。また身元を明らかにしないなどの配慮から、事実の改変や修正をした部分が少しある。
そして外国人による迷惑行為は移民を拡大する岸田政権の下で、日本のどの地域の人も直面しかねない問題だ。読者の方は「明日は我が身」として、この問題を考えてほしい。日本政府、埼玉県、埼玉県警は国民を守らない。一体何をやっているのか。
目次
女性が拉致の恐怖に直面する
止まない車の暴走行為
日本人を「ヘンナガイジンガイル」と威嚇する子供
公園で放尿、脱糞する幼児
女性が拉致の恐怖に直面する
【20代、女性、大学生、川口市在住、メール】
父の転勤で川口市に高校2年の時から住んでいます。高校は変わりませんでした。引越しした直後に土曜日と週2日ぐらいの約束で、お小遣いのために、××(川口市内の地名)のコンビニで、アルバイトで働くことにしました。3年前(2020年)のことです
当時、街を歩くと中東系の人が多いな程度の感じでしたが、ネットで全く情報がないため、彼らがクルド人ということを知りませんでした。親も街の状況をよく知りませんでした。昼間は彼らの姿は今もあまり見ません。バイト初出勤の時に中東系の男たちが駐車場に集まっていて、気味悪いなあと思いました。そのうち数人が私の方をジロジロ見るのです。新型コロナが流行中でしたがマスクをしていませんでした。
そしていきなりお酒を買いにコンビニに入ってきて、2人が私に「トシハ」「ドコスンデルノ」とレジに立っている私に聞きました。酔っ払っているようでした。日本語は下手でした。私は会計だけを処理して会話をしませんでした。
高校生だったので、6時に勤務時間を切り上げ���ことになっていました。仕事が終わり、自転車で外に出て少し走ると、横に白い乗用車が停められ、一人の男が車を降りて、前に立ち「コンバンワ」と話してきました。車には一人乗っていました。つけてきたのでしょう。おそらく、バイト先で見た男のようでした。前に男がいて右に車があり、横は原っぱで、動けない状況になりました。
秋だったので、すでに日は落ちて暗かったです。私は怖くなって「誰か助けて」と大声で叫びました。すると日本人の運転する車が止まって「どうしましたか」と、窓から顔を出して、声をかけました。2人は「ナンデモナイヨ」と言って、車に乗って走り去りました。私は運良く助かりましたが、もしかしたら拉致されたかもしれません。本当に怖いです。
警察には通報したのですが、話を聞いて、何度か安全確認の電話があって終わりでした。「事件にするのはこれだけでは難しい」と言われました。車のナンバーは、覚えていませんでした。とても怖かったし、バイトは翌日から行くのをやめました。その後のストーカーなどはありませんでした。バイト先と家は離れているので、この男たちはその後、見たことがありません。防犯カメラに顔は写っているはずなので、なんで捕まえられないのか、不思議に思いました。
思い出すたびに今でも腹が立ちますし、怖いです。このような話はあまりしたくなかったのですが、高校の女性の友人に数ヶ月後にすると「私もクルド人らしい中東の男に追い回され、怖い目に遭った」という話が次々に出てきました。
止まない車の暴走行為
【30代、男性、自営業、川口市前川在住、取材】
生まれた時から川口市の前川に住んでいます。私一人で暮らすのはいいのですが、家族が心配です。引越しを考えています。もともと静かな街で、私の家の一画にはクルド人は住んでいないのですが、街中での違法、暴走運転が怖いです。警察のパトロールは増えたのですが(インタビューは9月)、彼らのひどい運転は変わりません。現地では「クルドカー」と言う言葉もあります。クルド人らしい人が危険運転をする車です。
悪いことしているのは、いつも同じ車のようです。道路には監視カメラがあるのですが、なぜ警察は逮捕しないのか不思議です。前川地区は、まっすぐな道が多いのでスピードを出しやすいのです。昔は日本人がスピード違反をして、警察が待ち伏せし、すぐ捕まえていました。ところが今、警察はクルド人の暴走をなぜか捕まえません。
クルド人は、地域から孤立していて、コミュニケーションがありません。自分の住んでいる場所だからか、この近辺で盗みなどはしないようですが、騒音でトラブルになっている家の話は聞きます。何度言っても変わらないようです。解体業で儲けている人はいるようですが、大半の人はあまり生活が良さそうには思えません。それなのに、車だけは高級車、もしくは型落ちの高級車に乗っています。
クルド人の車の暴走が目立つようになったのは2年ぐらい前に思えます。ただ、その前から変わ���た人たちでした。
5年ほど前、歩きながらキャンデーを食べていて余ったので、クルド人の小学生ぐらいの男の子たち4人が公園にいたので、「あげるよ」と言い、年長の男の子に袋を渡しました。深い考えはありませんでした。日本人の感覚だとみんなで分けようとするでしょう。すると年長の子が独占をしようとして、よこせと他の子が騒ぎ、異国の言葉で掴み合いを始めたのです。そして年長の男の子が、袋を持って走り去りました。小さい頃から協力したり、他人に配慮することを知らないのだと、驚きました。不思議な人たちです。
日本人を「ヘンナガイジンガイル」と威嚇する子供
【60代男性、川口市芝在住、メール】
私は離れたところで警察に状況を説明しました。それで終わりです。帰りがけに、公園をのぞくといなくなっていました。ただし、翌週、公園を遠くから見ると、また子供たちがたむろしていました。同じグループでしょう。
クルド人の子供たちが学校に行かずに、川口市内を集団でうろうろしています。何をしているのかはわかりません。この近辺では、クルド人らしい子供による商店、コンビニでの万引きの話を聞きます。子供たちが放置されています。こんな子供たちが成人になっても、日本に居着くことが心配です。フランスで移民による暴動が今年7月にあったでしょう。暴動を起こしたのは、同化しなかった2世、3世と、石井さん(筆者)の記事で知りました。同じことが川口で起きてほしくありません。
公園で放尿、脱糞する幼児
【30代女性、川口市在住、取材】
クルド人の母親たちが変わっています。20歳前後の若い人が子沢山でいます。そして男は片言の日本語が話せますが、女の人は話しかけても無視し、また日本語がほとんど話せないことが多いです。家にこもっています。
近くの〇〇公園(蕨市内の公園)では、クルド人の小さい子供たちが砂場を独占したり、日本人の子供のおもちゃを奪ったり、公園内で放尿や脱糞をするので、困っています。親がその場にいない時もあるのです。それで私たち日本人の母親がクルド人の若い母親に抗議をすると「ニホンゴワカラナイ」と言って抗議を無視します。躾(しつけ)をしていないのです。
日本人の数が多くなると、クルド人たちはいなくなってしまいます。この1年では、日本人がいなくなる夕方遅くから夜の8時ごろまで、クルド人の子供と母親たちが公園に出てくるようになりました。そこで子供も大人もゴミをポイ捨てします。
以前は、母親たちが夜、子供と公園に集まって、夜10時ごろまでべちゃくちゃしゃべっていました。うるさく迷惑でした。石井さん(筆者)の報道と、市議会の外国人犯罪の取り締まり強化の決議の後の7月ごろから警察がパトロールするようになって、謎の夜のピクニックは見なくなりました。
この公園では、クルド人のボランティアが、清掃活動をしたことがあります。変だなと思ったのが、その掃除の翌日に、クルド人の母子たちがゴミを散らかしていたのです。日本人だったら、そうしたことを気遣いますよね。クルド人同士で連絡が取れていないのか、他人の良い行動に関心がないのか、不思議な人たちです。
はっきり言うと、困った人たちです。政府は川口市の私たちにクルド人を押し付けるのではなく、入国を止めてほしいです。
「教育が壊れる(下)」に続く。
石井孝明 経済記者 with ENERGY運営 ツイッター:@ishiitakaaki メール:[email protected]
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お葬式
祖父が全うした。91歳だった。5/27の6:27に息を引き取った。自分の誕生日は10/27で、紫の手帳を受け取ったのが12/27。おいおい、おじいちゃん。あなたの才能は十分に承知していた。けど、そこまでされると怖いぜ。
ここから長すぎる。一時間足らずで狂い書きな感じ。読みたきゃありがとうございますね。
黙して語らず��ニコニコ優しく、しかし熟慮している人だった。従兄弟曰く、「大学に行くときに、ニーチェの詩?に注釈つけて渡された。おじいちゃん心配してたんだなあ」おそらくそれはツァラトゥストラだ。おじいちゃん、同じ道を辿ってるね。「毎年おじいちゃんは宝くじ買ってたやろ?あれをどう使うか聞いてみたら、『あの道を直して、ここの堤防を強くして』って言ってて、本当にすごかった」そう、だからあの葬儀の当日、近隣は大雨で避難警報が出されたんだが、不思議とおじいちゃんが道を作り治水した地域にはほとんど被害がなかった。すげえぜ。かっこいい。
自宅から出棺。近所の人たちがお見送りに来てくれた。しかしまあ、その出棺作業は自らと親戚で急ピッチで段取りしました。すごくね?あなたは本当に、素晴らしい人だったのだ。みんなが知っていた。それだけは確かだ。私もその一人だ、と述べてもいいですか?おじいちゃん。あなたと将棋をしても、絶対に勝てなかった。正月に家の玄関の上がりで、自らのプライドである刀を手入れしていた姿を、鮮明に覚えています。祈るように、あなたは梵天に手入れの粉をつけていた。
通夜から葬儀まではパニック。全ての段取りを把握している父が、その段取りを内々の親族に明かさない。いや、普通さ、もういくばくもない命を目前にすれば、あらゆる段取りを把握して、誰がどこにどう動けばいいのかを伝える。あなたの生業はそういうものでしょう?『随時更新の身内スケジュール』が必要でしょう?そうやって自分が全部しなきゃ、という使命感の反対には、人に任せられないという不信感があるのでしょう?だから仕事以外に友人がいないんです。普通に休日に飲みに行くこともないと。「お前が友達と馬鹿話するような友達はいない」と断言しましたね。違うんです。馬鹿話じゃないんです。お茶会や飲み会は、深刻で暗い話を笑い飛ばす場所なんです。
なんでわかんねぇかな。わかんねえからあなたと飲んでも面白くない。というか、「こういう馬鹿がいた」みたいな仕事上の話を家に帰って母に申しつける時点で、非常に卑怯な落語なんですが、おめえさんよ、案外馬鹿を馬鹿にしちゃいけねえよ、馬鹿も馬鹿なりに考えてる。その考えてることを否定しては悦に入る。『酢豆腐』の旦那じゃねえか。大いなる阿呆。ダサ坊。シャばい。自分専用のポルノを自分で拵える野郎。水商売を貶しながら、お姉ちゃん遊びには大いなる興味があるどすけべ。小学生女児がなんぞの事件にあった、と聞けば、「この子はなんかとっぽいからそうなるよね」口が裂けても言うなよ。ジャニーズの会見、「この男��、男なのに化粧なんかして目も落ち窪んで、気色悪い」何様だよ。てめえが利用するだけ利用したゾーンに対してそういう言葉を吐くんだ、へえ〜。高校ぐらいまで父と祖母の着せ替え人形として彼らの与えられる服を着た。気色悪いんだよ、友達の言うには、その服装は、「なんか、おじいちゃんみたい」だとよ。っざけてんじゃねえよ!お人形遊びは楽しいか?てめえら俺が幼い頃に女装させたりとかしたよな。こちらはグチャグチャです。「お前が寝てても呼びかけたら応えてくれるから、つい」とか抜かしてるけどさあ、起きてるよ。その気色悪いボディタッチも。でも寝てて可愛いふりしてた方があなた気持ちがいいでしょう?てめえが俺を撫でるたびに、吐きそうになって仕方がないんだ。You Know? Yeah, you Just say "I Don't Know". ****
最後の念仏が唱えられる。輪廻転生は仏教で三回とされる。誰も見たことのない祈り方。三回同じ言葉を唱えた後に、なんとなく解脱のような文言があった。「見たことがない葬儀だった」と口を揃えて申し述べる親族。火葬場へ。これが悪夢のようだった。
とても現代的でシステマチックな火葬場。荼毘に伏すとして、その間はみんなでなんとなく空を見たり、煙突からの煙を見たり、そんな時間だと記憶していた。しかし実際は、棺を運ぶのは手動で操作できるフォークリフト。最後に顔を見て、そこからは全員が揃って荼毘の場所へ。もうその時点で、呼吸が苦しい。自分が過呼吸になっているのではなく、そこに漂う人間のタンパク質を燃やした独特の空気が、襲いかかってくる。少しは泣いたけれど、本気では泣かなかった。
喫茶室があります。親族の待機室はここです。全員が喫茶に向かう。一悶着あったらしいが、それは全てを握っているはずの父が何も手立てを打っていなかったことによるらしい。つまり、「あの家に帰る手立てがない」とのこと。大揉め。しれっと、親戚のおっちゃんが「また始まった」と呆れたように言うので、彼について行って喫煙所へ。「おじいちゃんの棺に、ショートホープ入れてあげたらよかったなあ、と今更後悔してるんですよ。植木職人の人曰く、『耳から煙出るぐらい吸う』ぐらいの人だったんで。まあなんかあるときに胸ポケットに入れたままやめたらしいですけど」「俺もおっちゃんのイメージそれよ。でもそんなんクラクラするやろうな。でもやっぱり、紙巻きじゃないと俺は満足できん。何回か試すけど、口の中がなんか変になる」「あれって、水蒸気にニコチン入って香料入って、ってことなので、口の中に残るの当たり前ですよ。で、定期的に掃除��なきゃなんですけど、してないように思います」「なるほどなあ」「紙巻きは手の中に隠せないじゃないですか、でもよく見ますけど、子供の散歩に付き合いながら、あのデバイスは手の中に収まるので、隠れて吸ってる人とか、あと軽自動車の中とかでずっと吸ってる若い女性」「あ〜!よく見るわ!」「なんか卑怯ですよね」「堂々と吸えばいいのに」
骨上げ。向こうから機会が運ぶ音がする。耐えられない。目を背けて壁に引き下がった。説明がある。その人の話を聞こうと思って顔を見ると、祖父のお骨が目に入った。無理。逃げ出して外で存分泣いたが、これはやらねばならん。おじいちゃんも本望ではないだろう。ある程度落ち着いた。元に戻った。骨箱を抱えたさっきのおじちゃん、「ほれ」完全に試されている。立ち向かおうと思った。おじいちゃんの顎の骨の右側をなんとか取り、入れた。壁に向かって泣いていると、おっちゃんが背中を叩いてくれた。優しいボディコンタクト。あれがなかったら、自分はもう立ち直れなかっただろう。
親族の直来。席順がアウトだった。向かいに祖母。斜め向かいに弟、隣に叔母の配偶者。彼や弟と話しているときは、苦しくなかった。弟は後ろから声が聞こえたらしく、ギャルソンとして働き出したので、真似てとりあえず。未来に向ける光を見たように思う。挟まれる祖母の無駄口、思い出話、さっきも言うたやん、で最終的に、「あんた食べんのな?あんた食べんのな?」この役割は弟が担ってくれた。途中で異常を察した母が「持って帰るので」と包んでくれた。そこで祖母が、「物足りんな!うどんでも食べたくなるわ!」糸が切れる。立ち上がって親族の控室に足取りもおぼつかず帰り、水を飲んで倒れそうなところを背中で柱に寄りかかったのは記憶している。そのあとは完全にギャルソンに徹した。席に戻れば……と感じた。
見送り、なぜか親族はパニック。というか、祖母の血をダイレクトに引いている人たちが大揉め。関わったら壊れる。だから、早く帰りたいだろう人たちのドアマン、ポーターとして立ち働いた。その場所が貸し出す傘の場所を把握しているのは俺だけで、木偶の坊なので雨風を防ぐにはもってこいだ。帰るまでが遠足。帰るまでが葬儀。見送ったあと、祖母に話をされた時点で、おそらく人生で一番危険な焦点発作があった。見える聞こえる把握はできるが、動かない。少しだけプルプルしている。話の隙間で深呼吸して、離脱。その後、なぜか父が、「この鍵が潜戸の鍵。行けるか?」と。拒否したところでまたパニックだろう。叔母方の年嵩とおばあちゃんが同情する車で帰ることになった。話の流れで、「えっ、だって私ら帰っても鍵はにいちゃんしか持ってないやろ?潜だって鍵かかっとるし」「これ受け取ってまーす」���鍵束を見せる。永遠のような10秒間の沈黙が、どうしても笑ってしまいそうになって良くなかった。
で、まあ帰宅したものの、真っ暗で鍵の種類がわかるのは父のみ。明かりをつけても何が何やら。普通に礼服で鍵を探しながら試して回る、という、夜盗みたいな働きをして、必要な鍵は開けた。自分はともかく着替えと服薬をしなければ無理。処方薬を飲んでいるところを見られようものなら、またおばあちゃんの詰問に合う。口に含んだまま、水道水の出る蛇口に向かう。「あんたな。夜に明かりつけて網戸にしたらいかんのよ」知るか!緊急事態だ!黙ったまま食器棚からコップを出して水で飲み下す。危なかった。あの場で自分が倒れたらマジでやばかった。ちょっと効いてきたのでせにゃいかんことをしようとしたんだが、お呼び出ないらしい。仏間のパニックを感じながら、叔母方のおっちゃんが絶対にまだ上がらない、との意思表示をしたので、ここは、と思い、靴を脱いで上がる。「これはここ!これはこれでいい!これは日にちが明けてから!とりあえず帰らせ!」と仕切って、「仏間できました。どうぞ」でおっちゃんおばちゃんもう帰らなやってられん状態。見送ろうと玄関について行った。母の「あれはどこ?」攻撃。「ありました!ご安心しておかえりください!」見送りで礼をしたが、90度だった。無意識なのにね。気持ちが出るね。
そこから自分たちのサルベージ。呑気に「あんたら泊まっていかんのな?」「ばあちゃんな、うちはうちでやることがあるんや」と挨拶もせずに帰る。あとから聞けば、母に「大丈夫な?」と聞いてたらしい。大丈夫なわけあるか!お前の不可知領域かつ被差別領域に踏み込んでるんだからほんとのことなんて言えるか!ババアに申し伝えたら、きっと座敷牢の世界なので、両親のそこの理性には感謝したい。
帰りながらうだうだ。珍しく母が飲まないとやってらんないね、状態だったので、缶ビールを美味しく注ぐ方法を実践して、本当の直来。
ここからは結構スピリチュアルなのに事実として観測されている事象を改めて結び直した話になるので、またの機会に。
Adeu!
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2024年2月11日(日)
拙宅から徒歩10分の梅小路公園、久しぶりに散歩にやって来た。水族館や鉄道博物館の開業ですっかり集客地となってしまったが、地元民にとってはジョギングやウォーキング、それにペットの情報交換といったコミュニケーションの場なのだ。お目当ては東南角にある梅園、個体差はあるがかなり開いている。中でも開花が進んでいる樹にはウグイスが集中、可愛い姿を見せてくれ、ちょっと得した気分になったのだ。
5時45分起床。
日誌書く。
朝食。
洗濯。
韓国の原爆被害者を救援する市民の会・大阪支部のFacebookPageを更新、Threadsに露の新治師匠の出演情報をポスト。
梅小路公園までウォーキング、梅が大分咲いている。久しぶりにワークアウトの記録を取ったが、やはり毎日取り組もう。
ランチ、息子たちにはレタス炒飯、私たちはUFO焼きそば+🍷。
録画番組視聴、名探偵ポワロ
第5話「4階の部屋」/ The Third-Floor Flatシーズン 1, エピソード 5 次回放送日: 2024/02/25(日)20:30〜 ポワロが住むマンションに、裕福なグラント夫人が引っ越してくる。ある日、ポワロとヘイスティングスは観劇に出かけ、劇場で、ポワロの階下の住人マシュー ズを見かける。劇が終了し、マンションに戻ったマシューズ達は、部屋を間違えて1つ下の36Bに入ってしまう。そこで彼らは引っ越してきたばかりグラント の夫人の死体を発見する。
軽く午睡。
ウォーキングを毎日続けるためには、やはり形を整える必要がある。ユニクロ五条丹波口店まで買い��、ジャージ上下を購入する。
早めの夕飯は寄せ鍋、奥川ファームの野菜をたっぷり頂く。
やはりポワロ、
第2話「ヒッコリー・ロードの殺人」/ Hickory Dickory Dockシーズン 6, エピソード 2 次回放送日: 2024/03/24(日)18:10〜 ミス・レモンの姉、ハバード夫人が管理人を務める学生寮で盗難事件が続出。被害は大したものではないが、それを見たポワロは盗みの陰に潜む危険を察知する。その直後に寮生のセリアが怪死する事件が…。ポワロは二つの事件の裏の大胆な犯罪を読み、謎を解く。
片付け、入浴、体重は150g増、明日から頑張るぞ。
やはり12,000歩を越えると見た目にも気持ちが良い、水分は1,700ml。
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0608
あとで消すかもしれないすごく長い愚痴日記です。
シェア型書店でわたしの半年間分の売り上げを紛失されてしまった件、たぶんひと段落しました。売り上げ金をわかるところまで払ってもらった。そして販売手数料+棚の利用料半額相当のお金を「お詫びです」と言って渡された。??? よくわからない。なんで半額払いたいんですか?とたずねたらなんか「そのくらい歩み寄りたい気持ちです」とのこと。????
当初、現金がなくなっちゃったのか販売した本のスリップだけなくしちゃったのかわからないとのことだった。途中から「よくよく思い出したら現金は無事でした」というふうに変わった。???? 通常、売上金とスリップの束はひとまとめに保���してるらしいんだけど、「あなたの分はたまたま通常とはちがう取り扱いをしていたのでお金とスリップを一緒に保管していなかった(だからお金は無事です)」とのことだった。???? お店の現金を数えたので大丈夫ですと言われた。それをおかわだに見せることはできないし、なくなっていないという証拠はなんにも提示できないけど、ともかくこれは盗難ではないから大丈夫です。とのことだった。????
この「通常とはちがう取り扱い」について一応の理由はあった。わたしが売り上げ金の受け取りに行くはずだった日、義父が亡くなってバタバタしていて行けなかった。あとからフェイスブックに「日を改めます」と書き込むのが精一杯だった。そういうわたしのようすをTwitterで見ていたそうで、お金を出したりしまったりしていたから他の物と混ざってスリップの束のみ紛失してしまったとのことだった。 まあそうだと言うならそうなんだろうけど、こちらとしては、身内が亡くなって大変だったこと、それによりわたしが店に行けなかったことがあなたの売り上げ金を行方不明にしてしまった原因なんですよと言われているようで、その話題の出し方は感情的にちょっときついものがあった。いやまあいいんだけど、べつにお悔やみを言うわけでもなくその話を持ってこられるのは悲しい。
そしてよくよく思い出したらという話が、紛失が発覚したときの会話と食いちがっていたので困惑した。売り上げ金が所定の場所にないことがわかったとき、担当者は店舗責任者にすぐには連絡しなかったし、そのときもその後も警察への通報はなかった。後日フロアマネージャーの方とたまたま会う機会があったけど、この件は聞いていないみたいだった。当日はパニックになっていて…としきりに言うんだけど、当日はけっこうヘラヘラしてたじゃんと思った。 夜に知らない番号から電話がかかってきて、店舗責任者からだった。思わず「いきなり怖いんですけど」と言ってしまった。こっちはおまえの住所も電話番号も知ってるんだから言うこときけよなって圧をかけにきている…と捉えられても仕方なくないですよと伝えた。そういうわけではないですと言われた。いやそうなんだろうけどそう捉えられるようなことをするなよ!という話が伝わらないので驚いた。 事情説明についても、向こう2人とわたし1人、なんか知らない会議室を予約するから来てくれとのことで、もう一度「怖いんですけど」と言ってしまった。そしたら会議室の画像をあらかじめ送ってくれたけど、これで安心してくださいよってことならだいぶ特殊な感覚をしているなーと思った。
ただまあ、悪意があってそうしているわけではないんだろうなあとは思った。非常に失礼な言い方かもしれないけど、あんまり人に謝ったことがないのかもしれないなと思った。また、ほんとに盗難が起きたとか隠蔽したいとかではなくても、紛失してしまったと言い出すのが怖くてモタモタしたみたいなことはまああるだろうし。やましいことがなくてもちゃんとできないなんてよくある。また店舗責任者的には、おおごとにしたくない、お店の雰囲気を壊したくないという気持ちが働くのも���像はできた。 こちらとしてはそりゃあ正攻法で解決してほしいけど、あんまりおおごとにせずにフワッと終わらせたいならまあそれはそれだよなと思った。そういうことはある。でもそれならば、ちゃんと話もせずに利用料の半分をお詫びですって握らせるのはなんかこう安くみられたもんだな〜と思った。あとなんか2000円くらいのお菓子の詰め合わせももらった。言い方悪いけどすごく昭和の会社っぽくて驚いた。
わたしの売り上げとは、おもに同人誌やzineの売り上げで、該当の6ヶ月間ってBALMアンソロとか脱毛アンソロとか「イサド住み」とか。いろんな人に書いてもらったアンソロや長い時間かけて書いた小説で、その売り上げがなんだかわからなくなる、まして盗まれたのだとしたらかなりつらいんだけど、このあたりのショックがあんまりわかってもらえないみたいで困った。けっこう食い下がってはみたんだけど、何も教えられないけどとにかく盗難のおそれはないとのことだった。 で、まあなんかもういいやと思って、いろいろ紛失の経緯をたずねた。バックヤードの仕組みとか会計の手順とか、どうして紛失しちゃったのよってところを教えてもらってちょっとでも安心したかった。それでひととおり話をきいたら、どうやらすごく綱渡りでやっていて、これじゃ紛失や盗難が起きてもしょうがないというか、むしろよくこれまでなんもなかったな〜という感じだった。
なのでこの話をほかの棚主にもちゃんと共有してほしいと伝えた。明らかに綱渡りでやってるから、事務負担を分けあうとか知恵を出しあうという意味でも、こういうことが起きていますというのを関係者に伝えてほしいと言った。 そしたら、情報漏洩のリスクがあるから細かいことは言えないとのことだった。実際とだいぶ異なるざっくりまとめたものを報告書として出そうとしており、それはちがうんじゃないのかと言ったら、とにかく情報漏洩のリスクがあり外に出せない、こういう裏方の仕組みは本来棚主が知るべきでないものであり、悪用して盗難できちゃうからダメと言われた。わたしに与えた情報は「悪用すれば売り上げをネコババできちゃうもの」だという。は???? なんかバカにされてるなーと思った。わたしの売り上げが行方不明になっちゃったことについては盗難ではないの一点張りで何も提示してもらえないのに、棚主が盗難する懸念について言い出すのは失礼だなと思った。 いやまあおおぜいの人が参加してる店だし、そういう悪用されちゃうリスクがゼロではないのはまあわかるんだけど、それを言うならわたしのが本当に盗難じゃないのかだってちゃんと調べて報告してほしかった。今まさに売り上げが行方不明になって盗難かどうかもちゃんと教えてもらえないわたしにそういうことを言うのが、すごい神経してるなーと思った。
そもそも紛失の経緯やそれをまとめた報告書について、この3ヶ月めちゃ長メールを40通ほど交わしてんのね。やばいでしょ。。。。会って話したことと書かれていることがちがうから、いっこいっこ訂正していたら長いやりとりになった。でも、その報告書がそもそもほかの人に見せられないものだというのなら、細かく文言についてやりとり��んかしなかった。あなたがたとわたしの3人しか見ない文書をそんなにこまごま直してどうするんだ…。詳しい経緯は他の人に教えられないなら先に言ってほしかった。まじでこれまでやりとりしたメールの文字数、こないだの新刊より長いんですけど。。。。笑っちゃうでしょ。。。。こんだけ手間かけさせておいて後出しで情報漏洩とか盗難のリスクとかごちゃごちゃごねだすのは本当に驚いた。おおごとにしたくないから黙っててくれってことならそれはそれでわたしも譲歩する気持ちはあったけど、さすがにへたくそすぎる。
それでこれはわたしの悪いところなんだけど、ふざけんなという気持ちをメチャメチャ言ってしまった。「独特な倫理観してますね」とか「何歳ですか?」とかバチギレしてしまった。 年齢をたずねたのは悪かったかもなとちょっと反省している。年齢どうこうの話ではない。ただまあなんかこうあまりにも意味わかんねえこと言うので、わたしの年齢や見かけの性別や知名度を理由になめられてんのかなーと思ってついたずねてしまった(もしわたしが向こうより歳上で・男性で・名前の知られた作家や書店だったらこういう扱いはしないだろと思った)。 そしたら向こうもちょっと逆ギレしたので驚いた。「僕のどこらへんが失礼なんですか?」とか言われた。そして「当事者であるオカワダさんはどうしたいんですか?」と言われたのでほんとにすげえなと思った。おめーらが勝手に紛失したのであって、わたしは「当事者にさせられた」だけなんですけど。。。。 ちゃんと謝ってほしいしもうちょっと態度を改めてほしいと言ったら、「ずっと謝ってますけど…」と言われた。本当にびっくりした。まずその帽子を脱いで・椅子から立って・ちゃんと頭をさげろやと言いそうになったけどやめといた。ちゃんと謝ってほしい、ちゃんと扱ってほしいってだけなのに、それを口にしたらなんか自分がやくざみたいな気がして、腰がひけてしまった。
いやまあ、この店でのわたしの売り上げって、月によってばらつきあるけど棚の利用料をちょっと上回るくらい。だから大したことないの。今回紛失されちゃった金額だって、こないだの文フリ東京一日の売り上げの方が大きい。そんなもん。もちろん金額の大きい小さいではないんだけど、なんかむなしくはなった。こんなにみみっちいことで長い時間悩みたくないと思った。 「イサド住み」をここの棚で手に取ってくださった方が、わざわざメールで感想を送ってくれた。わたしのことは知らなかったしトランスジェンダー男性のお話も初めて読んだけど面白かったと言ってくれた。今くん(小説の主人公)たちのことが好きになった、好きになっちゃうと味方したくなる、自分は差別したくないと思うようになった、人権とはそういうものではないかもしれないけど…と言ってくれたメール。なんて正直に打ち明けてくれるんだろうと思った。そういう一冊一冊だから、ほんとに金額ではない。
こんなことをここに書くのはだめなんだとは思う。でも自分一人でこれを抱えるのは無理だと思ったので書いた。さすがにあとで消すだろうし、久しぶりに書いた日記がこんなんでつらい。いちおうはひと段落し��ってことで明日からちょっと元気出したいし、今日はえもの同人誌のお手伝いに行ってすごく楽しかった。ほんとにいい本なので告知できるのが楽しみ。いいことはたくさんあるしいろいろやりたいこともたまっているのでがんばりたいです。
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「警察は数字主義の世界。長く続いてきたノルマ制度を変えないままでは、レイシャル・プロファイリングを改善するのは無理だと思います」 愛知県警察で長年にわたり、「職務質問のプロ」としてのキャリアを歩んできたFさん。 「外国人に見えるという理由だけで職務質問するのは当たり前」だと、ハフポスト日本版の取材に証言する。 「人種」や肌の色、国籍、民族的出身などを基に、個人を捜査活動の対象としたり、犯罪に関わったかどうかを判断したりする警察らの慣行は、「レイシャル・プロファイリング」と呼ばれ、日本でも近年その問題が明るみになっている。 警察官による人種差別的な職務質問は、日本のレイシャル・プロファイリングの典型的な形態の一つだ。その違憲性・違法性をめぐり、国、愛知県、東京都を相手取った国家賠償請求訴訟も起こされている。 この裁判で、原告側は愛知県警察が2009年に作成したとみられる内部文書を証拠として提出している。文書では「一見して外国人と判明し、日本語を話さない者は(中略)必ず何らかの不法行為があるとの固い信念」を持つよう教え、外国人への職務質問を推奨していた。 警察によるレイシャル・プロファイリングは、なぜなくならないのか。 地域警察官としての経験が長いFさんは、警察内部の硬直化した「ノルマ制度」が問題の根底にあると警鐘を鳴らす。 「外国人に見える人」に職務質問する2つの理由 110番が入ったら、パトカーのサイレンを鳴らして現場にいち早く駆けつけ、人々の命と安全を守る。 そんな仕事に憧れて警察官を目指したFさんだが、警察学校を卒業後、署に配属されてまもなくすると、法律の規定を無視した職務質問の方法を教えられたという。 若手警察官の頃は、「『外国人っぽい人』に手当たり次第に声をかけて、職務質問することが仕事の一つでした」と明かす。 なぜ「外国人に見える人」に職務質問をするのか。Fさんによると、目的は二つあったという。 一つは、外国人の情報を得て組織内で「蓄積」すること。 「外国人ふうの外見の人に、『セキュリティチェックです』などと適当に理由をつけて、パスポートの提示を求め、氏名や国籍、旅券番号などの情報をメモします。収集した個人情報はその後、報告書にまとめて外国人犯罪の担当課に共有します。 本人には、個人情報を何に使用するかを説明することは一切ありません。メモが面倒だとして、何も悪いことをしていない外国人のパスポートや在留カードの写真を撮る警察官もいました」 そしてもう一つの目的が、入管難民法違反に当たるオーバーステイ(超過滞在)の摘発だと、Fさんは言う。 「地域課の警察官は、職務質問を端緒とした検挙のノルマを課されています。ノルマのこと���、愛知県警では『タル』と呼び、英語のトータル(total。「合計、総計」の意味)が由来です。 組織のルールで『数字になる犯罪』と『数字にならない犯罪』があり、オーバーステイや自転車の盗難、軽犯罪法違反は前者です。ノルマを達成するために現場の警察官がどうするかというと、こうした『タル』の数字になる事案ばかりを狙って職務質問します。 オーバーステイは、外国人っぽい人たちに声をかければ他の犯罪よりも確率として捕まえやすく、『数を打てば当たる』という考え方が警察では常識です。警備課から地域課長を通じて、『今月はオーバーステイのノルマが足りないから、外国人への職務質問を積極的にやるように』と指示されることもありました」
「外国人を狙えば数字稼げる」警察のレイシャル・プロファイリングを生む「ノルマ制度」の弊害 | ハフポスト NEWS
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和六年(2024年)10月31日(木曜日)
通巻第8482号
ロシア憎し、バイデンが取り憑かれたロシア恐怖シンドローム
マルウェアなどを排撃するソフト「カスペルスキー」も排除へ
*************************
2024年6月、米国バイデン政権はロシアのサイバーセキュリティ企業「カスペルスキー」社の製品の使用と販売を禁止した。同年九月に発効し、百日以内に使用者は代替ソフトと入れ替える必要がある。
米国はカスペルスキーのソフトがコンピューターシステムにアクセスすることで、米国ユーザーから機密情報を盗んだり、マルウェアをインストールしたり、重要なアップデートを保留したりする可能性がある、と言い出した。
過剰な反応で「ロシア憎し」で一貫した非論理的な政策である。なにしろバイデンは病的なロシア恐怖、軍事脅威という強迫観念に取り憑かれているよう��。
しかし、一部のアメリカ人ユーザーは規制を回避する方法を見つけた。彼らは禁止の理由に懐疑的で、「カスペルスキーは世界最高のウイルス対策ソフトとして知られ、またちゃんとした実績がある。これが『スパイウェア』であるという実際の証拠はまったくない」という。
日本支社も「疑わしきは罰せずという『推定無罪』は近代法の基本であり、その原則を無視して米国が国家として裁定を下すのは残念。疑惑ばかりでなく、カスペルスキーの前向きな活動も知ってもらいたい」とした。
すでに2017年、米国国土安全保障省は国家安全保障上の懸念を理由に、すべての連邦機関がカスペルスキー社のソフトウェアを使用することを禁止している。しかし証拠は示さなかった。ようするにロシア制裁の一環で、「中国憎し」のTIKTOK禁止と同様な、或る意味では過剰防衛的措置である。
同社の創設者兼CEOであるユージン・カスペルスキーは当時、この措置を「根拠のない妄想」と非難した。同社は米国で訴訟を起こしたが、裁判所で却下された。
カスペルスキーはロシア生まれ、高校時代から数学で頭角をあらわし、KGB技術アカデミーで暗号理論などを学んだ。1991年からウィル検知のソフト開発に挑み、97年にカスペルスキー社を設立した。
モスクワに本社を置いているが運営は英国の持ち株会社である。日本を含め、世界200以上の国と地域で事業を展開しており、四億人のユーザーを抱えている。同社のエンジニアは世界規模で5000名という。
個人でもインターネット使用に際してのアンチウイルス、アンチマルウェア、アンチランサムウェア保護、侵入済みのウイルスの除去、フィッシング対策、ハードディスク正常性モニターなどを行う。個人パソコン向けなら年に5000円前後だ。
カスペルスキーその人はロシア人特有の人なつっこい、小太り親父という印象。素朴なコサック兵のようで、眼光鋭い、切れ者という風貌ではない。
親日家で富士山に二回も登った日本通でもあり、日本食では鰻大好き、箱根の温泉も、嫌いなのは納豆だとか。
カスペルスキー日本支社は既に20年前から日本でビジネスを展開、「あらゆるマルウェアを無害化する。マルウェアに善悪の区別はなく、サイバー脅威の種類や背景にかかわらず対処する」としている。
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実は蚊居肢子はカンボジア女性の真鍮製足環のコレクションが8環あるんだが、盗んだわけでは決してない。
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2024.1.6sat_tokyo
鳥の声で目が覚めた。ちゅんちゅんちゅん。こんな朝の起き方理想的すぎないかと思うのだが、朝、雀がめっちゃ庭に来る。ちゅんちゅんちゅん。
と言っても今は10時、正月の名残ということで昨日はわざと目覚ましをかけずに寝た。わざとじゃなく1月3日は目覚ましをかけ忘れて、新年最初のイベントには遅刻した。
昨日も朝から稼働した担当イベントの後に23時までコワーキングのラウンジでご飯も食べずに仕事した。えらい。帰ってから夜中に能登のニュースをずっと見てしまったので眠い。昨日は好きな人たちとたくさん話したし、地味に疲れて本当に体が動かないので、2度寝する。 11時にむくっと起きる。昨日水につけておいた小豆を炊く。大きい小豆のお汁粉大好き。いつも一応ちゃんと飾るお飾りも鏡餅も、なんだか気持ちが乗らなくてできなかったので、鏡餅用に買った餅を飾らないまま焼く。切り込みも入れたのに、ちくびみたいなお餅が焼けてしまった。おもろいな〜。
来週は甲府にも行くし(楽しみにしてた天然ラジウム増富温泉・不楼閣にいく!)、夜もずっと予定があるので、今日明日はいろんな仕事を終わらせておきたいので頑張る。
15時、また動けなくなって地面に横になる。布団は危険だからだめ。こんな日は結構珍しいのだが、頭が考えることでパンクしてるのも影響してる気がする。無理すぎる。目を瞑る。考えることがたくさんある。GAZAのこと、戦争のこと、能登半島のこと、自分のこと、家族のこと、仕事のこと、近い未来のこと。
こういう時は音楽も、映画も、色々を見るのがキャパオーバーで難しくなる。なので家で作業する時はずっと無音。だけど、写真だけはみたい気がしていて、写美で始まったホンマタカシさんと、 松蔭美術館の牛腸茂雄さんや瀧口修造さんの展示は見逃さずに行きたいとぼんやり思う。
身体は地面に垂直のまま、石川県輪島市の知人である漆工の桐本滉平くんのインスタのストーリーをチェックする。今回の地震で、代々守られてきた、明治時代に工房として建てられた自宅が全壊全焼したと投稿していた。リアルな景色に目を覆いたくなるけれど、ニュー��では得られない、桐本くんのまさに今を切り取っている投稿を見ながら、今できることを考える。といっても寄付くらいしかできないのかもしれない。でも、こうやって遠くでも想うことができること、情報が共有できる時代というのは、本当に希望も多くある。 桐本くんは元旦から今もずっと、輪島の未来や、会ったことのない誰かを救うために、全力で動いていて、避難所のこと、道のこと、今この瞬間のみんなが必要な情報をSNSで発信し続けている。きっと本当に多くの人がこの投稿に助けられている。
私の1/1の16時6分は、埼玉のおばあちゃんちで10数人の親戚一同で集まっている時だった。お寿司を食べて、ビンゴ大会の手前でこの地震が起きた。まずはじめに私の携帯が聞きたくない大きな音で鳴った。その30秒後くらいにみんなの携帯が鳴って、すぐ地震が起きた。自分の携帯にはYahooの災害アプリが入っていて、画面には36秒後に地震が起きますと書いてあった。たった30秒だけれど、みんなの携帯とは30秒の差があったのだった。親の携帯にもアプリを入れなければ。そのままテレビをつけて、地震の情報を流しながらみんなで過ごした。私はXを見ながら地震や津波の情報を集めまくる。石川県には大事な友達たちもいる。途中お母さんが、血圧が高めで眩暈がすると横になりに寝室に行ったが、私は変わらず画面に張り付けになっていて、横にいたいとこの旦那のわたるくんが「ニュースも気になるけど僕は寝室の方が心配だよ」と言ってくれて、まさに…と思って、寝室に様子を見に行った。気持ちを落ち着かせながらその場にはいたけれど、帰る前に寝てた身体を起こして、お母さんから渡された”幸せが訪れますように”と書かれた封筒には3万円とビール券が入っていて、北の国からの泥だらけの1万円札くらい使えねえよ…………………………。とか考えながら、帰宅する電車の中でいろんな気持ちになり小さくバレないように泣いてしまった。
地震のSNSのこと。尊敬する、信頼する人たちからの情報はなるべく信じたい。そうなのだけど、発信をすることについて、映画監督の枝さんが信憑性の話をしていて、シェアができない、というようなことをSNSに綴っていた。良心を騙すような、いろんな詐欺も起きていて、ちゃんと調べてから行動したいと思いつつ、今は瞬発力なのではと思ったり、寒い季節がやってくるよなあと、頭がごちゃごちゃする。寄付について考えているとき、わざわざの平田はる香さんが「被災地に感情移入しすぎて普段の生活を失わないように。寄付はできる範囲で継続的に。1万円を一回より千円を10回百円10回でも。長期間にわたって支援しよう」と書いていて、まさにそう、1回で満足しないで、何度でも、と頷いたり。でも、自分の暮らしもちゃんとしなくちゃとか、ぐるぐるする。
ガバッと起きて、下北沢ボーナストラックに向かう。自転車で10分ちょっと。ギャラリースペースではカレンダーマーケットが開催中で、友達や自分がお誘いした出店者さんがいるので、挨拶をしに。到着してすぐにミヤジが良いカレンダーを案内してくれておもろい。ビール飲んで、ゲラゲラしながら、出店中のヤマグチナナコちゃんと、SAITOEさんに阿部龍一ブースの良さを発表して満足する。阿部の作品や思考は本当に素晴らしい。
同施設内にあるキッチンスペースでは、今日は養生家の鈴ことさなえさんと、mizudoriのまみさんが出店していて、場所を管理しているりさPが、紹介したいと言って連れて行ってくれた。以前山梨の0-siteで開催されたイベントで、ちまきとホットワインを購入したことがあって、さらに昨年末にeatrip soilで開催のイベントでも見かけて気づいてくれていたらしく、その話もしつつ嬉しい再開。美味しい白味噌の雑煮と、出汁割り、おこぼれで微発泡の日本酒、出汁もご馳走になる。残り福。身体にあったお出汁や日本酒のことをお話しして、一息つく。ほっとする。今年一緒に何かやりたいな〜とお話する。嬉しい。
続けてラウンジで残って仕事をしようと思ったけど、真っ直ぐ帰宅する。帰り道、怒鳴りながら自転車を漕いでる人がいて、「こわ〜」と思いながら、私が動線を塞いだようになった瞬間に(絶対に悪くない)罵倒されてしまったが、心を無にして道を変えたら、矛先がなくなったからか、さらに大きな声で背中越しにまた罵倒された。さらに無になって大きく深呼吸して、「あの人にもあの人なりの理由があるのだ」とほんの少しだけ思考して、記憶装置から抹消した。毎日いろんな人がいろんなことを抱えて生きてる。
さっきお雑煮食べたので、夕飯は野菜だけのサラダにする。菜の花が美味しいよ〜。そのまま残った仕事をしながら、明日も担当のイベントがあるので早く寝なくちゃとお風呂に入ろうと思ったところ、建築集団 々の野崎将太さんが、インスタライブをしていたので開く。実際に野崎さんは地震が起きてすぐに被災地に向かっていて、現地で簡易トイレを作ったり、生のその日の様子をレポートしつつ、今何をするべきなのかを投稿に残していた。野崎さんとは1回しか会ったことがないけど、仲の良い友人たちが信頼している人で、場作りも含めて作る建築は本当にかっこいいなあと思う。人としても。今回はあやおさんという実際に被災をした方と話す機会を設けていて、報道やSNSで流れていることと、実際に体感したことの違いや、これから起こりえること、今実際に起きていることなどを話していた。現状、今は被災した家に侵入する盗難が多発しているらしく、家を守るために車中泊して見張っている人も多くいるという。被災地が渋滞になるから、ボランティアに来ないでくださいという投稿もよく見るけれど、実際緊急物資などは、一般の人が通れない大きな道を使っているので、現状実際には関係ないこと、スカスカの道もあること、言ってるようにすごく渋滞している道もあること、だけどそれは明日にはわからないこと、被災地には本当に若者がいないことなどを丁寧に話してくれた。これから雪深くなり、外に出れていた人が避難所の中だけで過ごすようになることでのストレスのことなど、本当に今起きていることを話してくれていた。
あと、桐本くんが、地震直後、楽天モバイルだけが使えたことや楽天のキャリアが一番先に避難所に到着して救われたことを書いていて、忘れないようにしようとか。災害メモ作らなきゃとか。色々また巡ってしまい整理する。野崎さんは、阪神淡路大震災の時の経験が、今回の行動にもつながっているというようなことを話していた。身近な友達のアグネスも阪神淡路を経験していて、出かけるときはコンセントを全て抜くと話していた。私は3.11の時も京都に住んでいたので、大きな地震は経験したことがない。
お風呂に入った後に、GAZAのことを発信してくれている波田野州平くんのストーリーもチェックする。自分じゃ拾えない情報を集めてくれて、ずっと発信してくれている。戦争も本当にやだよ。自分にできることも考えるけど、もうちょっと勉強をすることもしなくては。自分は無知すぎる。 (そういえば1/13-19まで下高井戸シネマで2019年作の「ガザ 素顔の日常」という映画が上映される!見なければ)
お正月に起きたいろんなこと、秋から続く悲しい出来事、全部ぜんぶ終わりますように。願うし、動きたいし、できること考えたい。でも、まずは自分が悲しくなって倒れないように、心のケアもしつつ。メディアからも距離をとることをちゃんとして、一人で考えないで、隣の誰かと話すこと。会話して安心すること、みんなが考えてることを知ること。何もできなくてもちゃんと想ってるだけでもいいと思う。あとテンション上がりすぎないように、ちょっと落ち着くこと。余裕が無くならないように、自分のことも考えること。深刻になりすぎないように日常を過ごすこと。この日記も、そういう安心の場になるといいなといつも思う。日常をみんなに綴ってもらえるというかけがえのないこと、を、続けたいです。
元旦から文章にしたくて、自分の番じゃないけど日記を書いてしまいました。こんなことを考えながら、1m以上ある立派な泥ごぼうを夜中に炊き、ホクホクのごぼうができたよ。うまいです。幸せ。明日は楽しみにしてる新年会もあるのです。みんなに会えるの嬉しい。おやすみなさい。
-プロフィール- 鷹取愛 東京 山ト波
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悪人はこういう時に必ず動き出す 善人には想像もできない醜悪な行いをなす 避難所での強姦、避難所での暴言、暴行、被災地での窃盗 が必ず発生する 地元警察、自衛隊は治安維持に最大限努力を
避難所運営者も最大限注意を 被災者はグループを作って不審な行動をとる者がいたらそく情報共有を
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入管法改正の国会審議が進む
出入国管理法(入管法)を改正する審議が国会で行われている。これは現行法の穴をついて、ごく少数の外国人犯罪者が日本に長期滞在することをなくす、当然の取り組みだ。犯罪を犯した外国人が日本に難民申請を繰り返して居続けることができる欠陥がある。
出入国在留管理庁の問題説明の文章を読んだ。(「現行入管法の問題点」出入国在留管理庁」)
これを読み、唖然とした。日本人、外国人を問わず、日本に住む人に危険を与える外国人の管理制度が放置されていたのだ。急いでこれを直してほしい。そして、この資料を一読してほしい。普通の常識があったら、この制度を直すのは当然だと思うだろう。ぜひ拡散してほしい。
しかし、メディアと人権活動家、そして立憲民主党の一部(同党の見解は統一されていない)と日本共産党が、法改正への反対運動に狂乱している。問題点を冷静に指摘せず、外国人が可哀想などと感情論を繰り返す。かなり異常な人々だ。日本人の人権が侵害され、その貴重な税金が使われているのに、それを止めようという法改正をなぜ妨害するのか不思議だ。
婦女暴行を繰り返した外国人が、難民申請を繰り返す
私は決して、外国人を差別しろとか、排撃しろとか、外国人を入れるなという異様な発言をしているわけではない。今や日本は、年間約3100万人(2019年)の外国人が押し寄せ、約289万人(2021年末)の人が住む。そうした人たちが、日本のルールに従うなら、日本が好きなら、喜んで歓迎する。
しかし、そのうちごく一部の8万4000人の外国人の違法滞在者がいる。真面目に暮らす外国人に対して、大変迷惑な話だ。そして、日本人にも多くの迷惑をかけている。
週刊新潮は「【入管法改正】立民・石川大我議員が支援 体調不良を訴え仮放免された「スリランカ人男性」が2度も起こしていた「性犯罪」」という記事を報道した。この資料に書かれたらしい人物の異様な行動が詳細に出ている。
記事に書かれたスリランカ人男性は2000年に90日間の短期ビザで来日して違法滞在を続けている。その間に、2回の性犯罪を犯し、2度服役後、21年に6月に3度目の難民認定申請を行っている。そして日本に居続けている。
今は外国人収容施設にいる。その待遇が悪いと、立憲民主党の石川大我衆議院議員はこの男性を支援。またジャーナリストの堀潤氏のネット放送に出演した。堀氏らの呼びかけで、約2万5000人がネット署名で収容中のこの男性の待遇改善を求めたという。この男性の異常な行動を知っているのだろうか。支援する日本人が不気味だ。
送還を拒否するために「難民」と自称する人々
資料に掲載されているが、難民認定制度の濫用の疑いがある行為には、次の例がある。
▼不法入国後に「殺人」「入管法違反」により、懲役12年の実刑判決を受けた後、 服役後難民認定申請を行い、現在2回目審査中。
▼正規在留中の「恐喝等」により、懲役2年6月の実刑判決。その後に、仮放免許可後に「強姦」により、懲役5年の実刑判決。受刑中に「傷害公務執行妨害」により、懲役1年2月の実刑判決。その受刑中に難民認定申請を繰り返し、現在4回目の審査中。
▼正規在留中の「強姦致傷等」により、懲役5年6月の実刑判決を受け、刑務所出所後に2回の難民認定申請を行い現在審査中。
こんな例が他にも数多くあるという。(表1)
本国への送還を拒否する外国人(送還忌避者)は昨年3224人いるが、そのうち前科を持つものが1133人いる。さらに忌避者のうち1629人、前科をもつもののうち424人が難民申請をしているという。そして犯罪者の割合が、あまりにも高率だ。懲役7年以上の服役者が98人も、さらに薬物犯、殺人、性犯罪、強盗などの前科者だらけだ。彼らが日本に居座り、日本国民の税金を使った収容施設で生活している。(表2)
日本では難民申請が、犯罪者の日本滞在の理由に使われているようだ。殺人犯や婦女暴行犯が、その制度を使って日本に居残っているのは恐ろしいことだ。
難民として認定されれば、将来の日本国籍取得、日本国民とほぼ同等の公的サービスが可能となる。ただ、当然ながらなかなか認定されない。それよりも大半は、帰国を伸ばそうとする意図があるようだ。
仮放免制度を悪用する一部外国人
さらに帰るにしても、航空機内で、あばれ抵抗する人たちがいて帰らせられない人がいる。(表3)またイランなどは、麻薬犯などを自国に受け入れない措置をしている。日本の出入国在留管理庁の職員らも大変だ。
入管への長期収容を避けるために、また収容可能者数が限られるために、「仮放免」という手段がある。身元保証をした上で、収容施設の外での生活を認める制度だ。原則、病気などの特別な事情がある場合に限られる。これは就業は認められない。また一定の要件の下で就業が認められる「仮滞在」という資格がある。ところがその仮放免者、仮滞在者が犯罪を犯したり、逃亡して行方不明になってしまう例がある。
逃してしまっても身元保証人は道義的責任があっても、法的責任は負わない。その保障する外国人が大量に逃亡している弁護士、支援者がいる。280人の身元を保証しているのに、そのうち80人が逃亡した弁護士もいる。(表4)
もちろんこの制度に関わる弁護士も支援者も善意の人が大半だろう。しかし中には無責任に引き受けている人もいるようだ。弁護士の身元引受保障の代金は20万〜40万円とされる。
また、これまでの記事で示したように、トルコ系クルド人は、最初から、この仮放免、仮滞在を狙って日本に来る。彼らはトルコのパスポートで来日し、トルコに迫害を受けると難民申請をする。最初から、親族の解体業や、産廃業で安い賃金で働くことが決まっているらしい。そして埼玉県南部に集住し、住民とトラブルになっている。
日本人の人権が侵害され、「本物の」難民が救われない
こうした制度の欠陥によって、制度が混乱して本当に救済の必要な難民を救えなくなっている。また無秩序な事実上の移民、犯罪者の流入を認めることになる。それによって、日本に住む人の人権が侵害される。この問題を、政治家も人権活動家もメディアも真剣に受け止めていない。
こうした問題の解決は、偽装難民、もしくは難民と認められない人に、早急に帰国してもらうしかない。今回の法改正では、そうした外国人に(まだ不十分だが)早く帰国してもらうための改革だ。申請の回数(原案は原則2回)を制限し、収容した人を早期に帰国させる仕組みにするという。また犯罪者は、難民が申請できなくなる。(他の論点もあるが省略する。)
難民であるとの申請回数の制限は、どの先進国でも行なっている。またどの国も国外退去の命令違反では、刑事罰や罰金刑が外国人に課せられる。日本にはない。英国は偽装難民を怖がらせるために、収容所をアフリカ南部のルワンダに置いてもらい、そこに難民を放逐する法案を今審議中という。日本も、偽装難民には厳しい国にするべきだ。もし日本に暮らしたいなら、正当な手続きに沿って、正規の手続きで住めば良い。救済の制度を別途設ける必要はない。
こうした法律の是正は当然だし、今までしなかったのは行政と国会の怠慢だ。そして、このようなことに強い反対をする人々がいるのは理解に苦しむ。
私は、外国人犯罪者や法の隙間を突いて滞在するルール破りのずるい外国人に、日本にはいてほしくない。お断りだ。そしてごく一部であると信じたい。本当に救いの必要な難民を助け、また私たち日本人と共生できる外国人は歓迎する。そうした「守るべき人を守る」ために、今回の法改正を早急に行なってほしい。
石井孝明 経済記者 with ENERGY運営 ツイッター:@ishiitakaaki メール:[email protected]
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