#痛い筆さばき
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iso-photo · 5 months ago
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1ヶ月位前から始めた痛い筆さばきシリーズです。『御岳印』(ごがくいん)と名づけて、これまで登った山を寝る前にしたためてます。
痛い文字ながらも、当時を思い出しながらしたためると、気持ちが落ち着いてきます。
痛くてお恥ずかしい。
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ari0921 · 24 days ago
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篠田英朗 地政学から見た「緩衝地帯」ウクライナの終焉
篠田英朗(東京外国語大学大学院教授)
「マッキンダーの理論が正しければ、ソ連という衣をなくした後も、ロシアは不可避的に拡張政策をとってくる」。篠田英朗・東京外国語大学大学院教授は、ヨーロッパの国際紛争を理解するためには地政学が重要だと述べる。その視角からロシア・ウクライナ戦争を読み解いていただいた。
(『中央公論』2022年10月号より抜粋)
目次
「歴史の地理的回転軸」
ソ連崩壊後の変化
地政学から見たNATO東方拡大
「緩衝地帯」ウクライナの終焉
 ロシアのウクライナ侵攻は特別な要素をいくつか持っていたため���日本でも大きな注目を集め、日本政府の対応も歴史的に特別な内容を持つものとなった。それを反映して、戦争がテレビのワイドショーの話題となり、コメンテーターらが、「ウクライナは降伏して早く戦争を終わらせるべきだ」といったお茶の間受けする空中戦の議論をするような光景も見られた。
 しかし最近では、そのようなやりとりも減ってきたようだ。長期的な視座で構造的な問題を捉える議論に、よりいっそう力を入れていくべき時期にきている。
「歴史の地理的回転軸」
 2015年の拙著『国際紛争を読み解く五つの視座』では、多種多様な国際紛争を、構造的な事情に着目して理解していくための理論的な視座を五つ特筆した。その際、それぞれの理論が最もよく説明する特定地域も明示した。そこで私は、ヨーロッパの国際紛争を理解するために重要となる理論的な視座は、地政学の理論である、と論じている。
 今回のロシア・ウクライナ戦争は、当時描いていた構造的事情の根深さを、あらためて痛感する事件である。東欧から、コーカサス(アゼルバイジャン、アルメニア、ジョージア)を経て、中央アジアへと至る地域は、ハルフォード・マッキンダー(1861~1947年)以降の地政学理論家たちが、「ハートランド」などの特殊な概念を駆使して、その特徴を強調しようとし続けてきた。
 マッキンダー以降の地政学は、「大陸国家」と「海洋国家」のせめぎあいとして、国際政治の全体動向を捉えようとする。両者の勢力が構造的な緊張関係を持つのは、ユーラシア大陸の外周に沿った地域だ。なぜなら特に「ハートランド」と呼ばれる大陸の深奥部の特殊地域に位置するロシアが、海洋を求めて南下政策をとり続けるからである。この「大陸国家」の「拡張政策」に対して、「海洋国家」は大陸へのアクセスポイントの維持を目指した「封じ込め」政策をとる。
 この構造は、小手先の政策では消滅しない。なぜなら「大陸国家」の「拡張政策」は、その地理的環境から不可避的に発生してくる現象であり、「海洋国家」の「封じ込め」政策も、地理的環境から不可避的な反応であるからだ。そのためマッキンダーはこれを「歴史の地理的回転軸」と呼んだ。「ハートランド」を回転軸にして歴史は動く、ということを意味する。
 あまりにも有名なマッキンダーの「歴史の地理的回転軸」論文は、1904年に著された。マッキンダーが19世紀を通じて「大陸国家」の代表者であるロシアと、「海洋国家」の雄であるイギリスの間で繰り広げられた「グレート・ゲーム」を観察し続けた結果、この論文で強調した理論的見解に辿り着いたことは、���うまでもない。
ソ連崩壊後の変化
 後にマッキンダーは、第一次世界大戦の勃発を見て、ロシアではなくドイツを、「大陸国家」の雄とみなすようになる。
 他方、第二次世界大戦以後、マッキンダーの「歴史の地理的回転軸」理論は、あらためて強い影響力を持つようになった。イギリスにとって代わって「海洋国家」としての覇権を握ったアメリカが、ロシアの拡張政策の発展後継者と目された「大陸国家」の覇者としてのソ連と対峙する冷戦時代においてである。
 この「大陸国家」の覇者であるソ連と、その衛星国集団である共産圏の崩壊は、マッキンダー地政学からすれば、構造的な変動をもたらす大事件であった。もっともソ連の崩壊は、マッキンダー理論の時代の終焉ではない。なぜなら、たとえソ連が崩壊しても、その中核で拡張主義的な政策を推進していた「ハートランド」のロシアが持つ地理的性格には、変化はないからだ。マッキンダーの理論が正しければ、ソ連という衣をなくした後も、ロシアは不可避的に拡張政策をとってくる。
 冷戦終焉後の新しいロシアの拡張政策の対象となるのは、ソ連の崩壊によって失った地域だ。上述の東欧から、コーカサス、そして中央アジアに至る地域が、それだ。すでにプーチン大統領登場以前の90年代の冷戦終焉直後の時期にも、東欧では、モルドバで沿ドニエストル共和国という現在まで続く未承認国家をめぐる紛争が起こった。92年以降、ロシアは平和維持軍の名目で、沿ドニエストルに軍事駐留し続けている。
 コーカサスでは、88年にナゴルノ・カラバフ戦争が勃発していたが、ソ連崩壊後の92年にナゴルノ・カラバフ共和国(アルツァフ共和国)の独立宣言という事態に至る。当初から背景にロシアの影があったが、2020年の第二次戦争以後は、平和維持軍の名目でロシア軍が駐留している。また、91年には同じコーカサスのジョージアで南オセチア紛争が発生し、92年にはアブハジアでも分離独立運動が武力紛争に発展した。現在は国際的には未承認でも事実上の独立国家の状態にある南オセチアとアブハジアを支えているのが、平和維持軍の名目で軍事展開もしているロシアである。
 さらに言えば、ジョージアの隣に位置するチェチェン地方で、94年に第一次戦���が勃発した。チェチェンはロシア共和国内に位置しているとはいえ、コーカサス地域としての性格を持つ。つまり、ソ連崩壊によって不安定化したロシア共和国の国境線に近い地域としての性格である。
 中央アジアでは、タジキスタンがソ連崩壊直後の92年に内戦に突入した。武力で内戦を勝ち抜いたエモマリ・ラフモン大統領は、現在も権力の座にとどまり続けている独裁者だが、ロシアはその後ろ盾である。タジキスタンは、ロシアが主導する集団安全保障条約機構(CSTO)の92年の条約成立時からの加盟国である。CSTOは、2021年にカザフスタンで暴動が発生した際に平和維持部隊を展開して鎮圧にあたったことで注目されたが、ロシア主導で旧ソ連諸国の安定を図る地域機構としての役割を持っていると言える。
 かつての冷戦時代であれば、ソ連が、ワルシャワ条約機構(1955年、ソ連と東欧の8ヵ国が���西側のNATO=北大西洋条約機構に対抗して結成した軍事同盟)の名目を掲げて、共産主義諸国の政治的不安定化に対処するために、軍事介入をするのが常であった。冷戦終焉後の世界では、ロシアが、旧ソ連諸国の争乱に軍事的手段も含めて介入するのが常となっている。
 マッキンダー地政学からすれば、冷戦期から冷戦終焉後の時代への転換で生まれた変化は、表層的な問題である。構造的な核心は、「ハートランド」に位置するロシアは、ほぼ運命的に拡張政策をとる、という点である。したがって、マッキンダー理論から見ると、ソ連の崩壊は、ロシアと国境を接する旧ソ連構成地域の恒常的な不安定化を意味する。
地政学から見たNATO東方拡大
 こうした情勢を考慮すると、NATOの東方拡大でロシアがウクライナへの軍事介入にまで追い込まれた、といった見方の信憑性が疑われる理由がわかるだろう。NATO東方拡大は、共産主義政権の崩壊という体制変動を経験した旧ワルシャワ条約機構の東欧諸国からの要請にしたがって、進展したからである。
 当初、アメリカのクリントン政権は、NATO東方拡大に消極的だった。しかしロシアの潜在的な脅威を恐れる東欧諸国を「力の空白(何者かが事象の統制を失い、誰もそれに代わることができない)」状態に置き続けることは、かえって地域の不安定化につながるという見方が政権内部で大勢を占めることになり、第2期クリントン政権の99年から東方拡大が実現し始めた。
 東方拡大を進めるにあたってNATOが採用した政策は、ほとんどマッキンダー理論にしたがったものであった。ロシアを恐れる東欧諸国の懸念に、NATOは、歴史的・地理的裏付けを見出した。そして、東欧諸国をNATOに吸収して「力の空白」から脱出させた。ただしその一方で、ロシアが「近い外国」とみなす旧ソ連を構成していた諸国については、拡大の対象とはしない、という方法をとった。ロシアの「勢力圏」の考え方に配慮したのである。
 今やワルシャワ条約機構を構成していた旧ソ連諸国以外の全ての国が、NATO加盟国となっている。他方、旧ソ連を構成していた地域の独立国が、NATOに加入した例はない。バルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)は、もともとソ連に併合されたこと自体が無効だったという理解が公式見解であるだけでなく、ソ連崩壊前に分離独立したという点で、旧ソ連を構成していた地域として位置づけられないと考えることができる。
 不可避的なロシアの拡張政策に脅かされる東欧諸国は、「力の空白」から救い出された。しかしどこかに線引きがなされなければならない。そこでロシアの拡張政策の核心と想定される旧ソ連地域に対してまでは、NATOは拡大していくことをしない、という不文律が生まれた。
 これは、冷戦終焉後の世界に不可避となった政策的修正を施しつつも、マッキンダー理論における「歴史の地理的回転軸」を完全否定することまではしない、という政策的見取り図であったと言える。
「緩衝地帯」ウクライナの終焉
 ただし、マッキンダー理論を意識したからといって、NATO��ロシアとの関係が安定したものになるわけではない。むしろマッキンダー理論の意識化とは、「恒常的なせめぎあい」が不可避であることを受け入れる諦念のことでもある。そのせめぎあいの管理の困難から逃れることはできない。
 もともとウクライナを典型例とする「緩衝地帯」に曖昧な位置づけが与えられたのは、それぞれの国の内部に、たとえばロシア語話者が多数存在しているなど、ソ連時代の影響の残滓が色濃くあるからでもあった。ウクライナでは、東部地域と西部地域の政治的対立は、2014年頃まで国内政治の基本的な性格であった。それは、国際政治における「緩衝地帯」としての位置づけとも連動していた。アメリカなどのNATO構成諸国のみならず、ロシアもまた、ウクライナ国内の「親欧派」または「親露派」への支援を欠かさないようにしつつ、ウクライナ国内の複雑な事情を理解していた。
 14年の「マイダン(ウクライナ語で広場の意)革命」で首都キーウにおける国内政治が、「欧州派」優勢で進んでいくようになったとき、まず国内政治の「バランス」が崩れた。首都における政変を見たロシアのプーチン大統領は、クリミアの併合と、東部地域における分離独立運動への支援という形で、明確にウクライナ領土の分割と自国の「勢力圏」の具体的な確保へと動いた。これによって起こったのは、ウクライナの残りの地域における「親欧派」の勢力基盤の確立であった。特に首都キーウの政治情勢は、一気に「親欧派」優位の方向へと動いた。
 この国内政治の動きが、国際政治に連動しないはずはなかった。なぜならロシアの介入による東部地域の紛争の長期化と、国家としてのウクライナの欧米への傾斜は、ほとんど不可分一体だったからだ。ロシアが東部地域を自国の「勢力圏」として固めれば固めるほど、ウクライナは、かつてないほど明確に、NATO及びEUへの加盟を目指すようになった。
 この情勢の帰結は、実態としてのウクライナ東部の分離と、ウクライナ国家の欧州化であった。つまり「緩衝地帯」としてのウクライナの終焉であり、地政学的なせめぎあいの最前線としての混乱であった。
 今回の侵攻に至るまでのプーチン大統領の考えは、詳細には明らかになっていない。しかしプーチン大統領が、「緩衝地帯」としてのウクライナの終焉を好ましく思っておらず、これを阻止しようとしたことは明らかだろう。ウクライナ東部地域を自国の一部として併合したうえで、残りのウクライナ地域を限りなく自国の「勢力圏」に近いものとして残そうとした。
 戦争原因には様々な要素がある。一つの要素が戦争原因の全てだ、という状況はほとんどありえない。そうだとしても、プーチン大統領の思考に、自国に有利な地政学ゲームを遂行する意図があっただろうことは、否定できない。
 そこで本稿では、ロシア・ウクライナ戦争を理解する際に求められる、国際政治を構造的に捉える視点を提供する。特に焦点を当てるのは、伝統的な地政学の理論と、ロシア・ウクライナ戦争との関係である。
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kennak · 4 months ago
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東京都内の運転免許試験場の行列。その大半が日本の免許を取得しようとする中国人です。 増え続けている中国人の交通事故と関連はあるのか独自取材しました。 昨今、中国人による日本での事故が急増。 そうした中、日本の免許取得を巡ってさまざまな異変が起きています。 まだ日も昇っていない午前5時過ぎ、取材班が東京・府中市にある府中運転免許試験場を訪れると、早朝にもかかわらず大行列。並んでいる人の多くが中国人です。 中国語で「並ぶのは禁止」と書かれた看板があるにもかかわらず、集まる多くの中国人。 一体、何のために並んでいるのか、並んでいた人に話を聞くと、「みんな朝から外免切替のために来ています」といった声が聞かれました。 外国の運転免許証を持つ人が、日本での運転を法的に許可された運転免許証に切り替える、外免切替。 学科試験・技能試験をクリアすることで、日本の免許へと切り替えることができます。 学科試験はコンピューターで出題される10問の2択問題のうち7問以上正解することで合格となります。 試験を控える中国人に、その難易度について聞いてみると、「中国の免許証持ってるから勉強してない。大丈夫だと思います。ルールっていうかほぼ同じじゃないかな、多分」という声が聞かれました。 実際はどうだったのか。試験を終えて改めて聞くと、「受かりました。試験というか簡単な質問です」と“ノー勉強”で見事合格。 警察庁によりますと、2023年の技能試験の通過率は約30%だといいます。 自動車生活ジャーナリスト・加藤久美子さんは「(筆記試験は)日本人が受ける免許の筆記よりかは(問題の)数は10分の1以下ですし、引っかけ問題みたいな難しいとかはそんなにない」と話します。 こうした取得への難易度に加え、その汎用(はんよう)性の高さにも中国人が殺到する背景が潜んでいるといいます。 加藤さんは「中国の免許で運転できるのは10カ国ぐらい。(日本の免許は)一気に100カ国に増えるということになる」と話しました。 日本はジュネーブ条約に加盟しているため、日本の免許を取得すると100カ国近くの加盟国で運転できる国際免許が取得できるといいます。 日本の免許に中国人が殺到する異例の事態。 中国国内に住む中国人男性が、日本に観光に来た際に取得したという免許を見ると、免許の住所が「ホテル名」になっています。 日本の外免切替は、日本で住民登録しているかは問われず、「観光ビザ」での取得も可能。 そのため、宿泊したホテルに「一時帰国証明書」を出してもらうことで、短期の観光で訪れた中国人もホテルの住所で日本の免許を取得することができるのです。 「イット!」は、「民宿の住所で日本の免許を取得した」という北京在住の中国人を取材。 観光目的の2度の来日で日本の免許を取得できたといいます。 観光時に日本の免許を取得した北京在住の中国人: 僕はことし5月に来日��て学科試験を受けました。その後9月に来日、技能試験を受けました。日本の免許に切り替えるため、宿泊先が宿泊証明書を出してくれました。学科試験は10問ありました。他の国の学科試験とあんまり変わらない。普通に合格できます。 宿泊先が発行する宿泊証明書を提示することで、日本の免許を取得できたといいます。 観光時に日本の免許を取得した北京在住の中国人: 日本の免許のメリットは、国際免許証に切り替えやすいことです。例えばドイツでは通常、免許を取るのが難しいですが、日本の免許から切り替えすれば簡単に取得することができます。 観光で訪れた中国人による日本の免許取得。 しかし、中国人による日本での運転が痛ましい事故へつながってしまったケースもあります。 一方通行の道を猛スピードで逆走する車。 運転していたのは18歳の中国籍の男で、酒気帯び運転の現行犯で逮捕されました。 この事故で衝突された車に乗っていた日本人男性が命を落としました。 日本の交通ルールを熟知していない外国人には、加藤さんも「実際に外国人による事故、例えばレンタカーで事故の件数は非常に今増えている。事故を起こしたときの対応というかマナー、そういったものが国によって違うので、ちゃんと外免切替という簡単な試験の中で見極められるのかというのはある」と警鐘を鳴らします。 実際に、日本の免許を保有する中国人による交通事故は年々100件単位で増加しています。 海外からの観光客も増加する今、免許取得の在り方に見直しは必要なのでしょうか。
【独自】中国人が午前5時の免許試験場に大行列…試験簡単で“外免切替”殺到し住所“ホテル”の中国人も合格 国際免許取得に利用か(FNNプライムオンライン(フジテレビ系)) - Yahoo!ニュース
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trm517 · 7 months ago
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あんだけ刺さってた歌詞、朝になるとなんとも思わない自分の感性疑う 酔ってる時に聞くあの曲とか結構好きだしオハコにしたいからベッドの上で小声カラオケしたこと恥ずかしくないよ チェッカーズ君と歌いながら寝落ちしたこともまだ鮮明に覚えてるよ唯一もらったさようならの手紙の返事も筆跡までちゃんと、脳裏に浮かべられる ァーて君のラインに返事する脈絡ないけど 嫌いな人の目ほどまっすぐ見れるな嘘つくの上手なせいでまたメロついてると思われる もう暗くなってる19時まえ、秋来たんじゃん? 平成初期のちゃっちーポップスが好きで、それをなぞった曲も好き シンセサイザーもっと鳴らして、あたし重低音じゃものたりない共感できない クリスマスとかバレンタインとか愛・恋・ハートブレイク!みたいな形式ばったドラマのなかにきみとかあたしとかあいつとか当てはめてごっこ遊びしたい サラウンド音質悪いイヤホンじゃ届かないよ、片耳でもわかる音で教えてロマンチック 左耳聞こえない弟の捻くれた仕草、ちょんぎって片方しか聞こえない有線のアレ見るたび締め付けられるところは胸でも心でもなくどこなのか教えてくれないとしにきれない��� 物分かりいいポーズだけ上手くなって、ばかみたい 板の上の人��ど戯けられない安いプライド捨てきれない、わからない痛いところ指摘して もっと痛いところさわって 快楽にも屈辱にもなりきらない曖昧なところ、もっと現実にすりこんで あたしのたってるところバミって、また失敗しても優しくしないで 泣いても自己責任論垂れて無視してもいいから あたしをあたしだって分からせてくれなきゃ 生きてる理由を探すために生きている自惚れから目を覚ましたい あたし、ゲシュタルト崩壊しても居座れる場所探してるだけ 地獄でも来世でも、それがここでも
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tamanine · 2 months ago
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2025.2.5
8:25
色々あって1週間ほど5時半起きだったため、今朝は5時半に自動で目が覚める。
10時以降まで眠ると魂が回復するし、早起き信仰は軍国主義の名残りだ等とずっと思っている私でも慣れれば自動で目が覚めることがあるのか…と思う。
朝はコーヒーが入るまで何も動けない。とにかくまずお湯を沸かす。冷蔵庫に入れっぱなしのブリタの水はそのまま飲むには冷たすぎるからまずお湯にしてしまい、飲料水にはお湯を混ぜてあたためる。
6:13頃の朝焼けは紺色からオレンジ色のグラデーションが美しい。早起きは大嫌いだけど許してやらないこともない、と毎回少しだけ思う。
スタンレーの保温マグはパターソンのアダムドライバーの水筒の影響で買ったものだけど、たっぷりのコーヒーが温かいままなのはとても嬉しい。手放せない。
新聞を読み、トランプとイーロンの訳のわからない妄言で右往左往する世界と、郵便局とヤマトの揉め事を読んで、かしこげな大人でもこんなに訳のわからない契約をして大騒ぎになるのだから我々の日々がわちゃわちゃになるのも仕方ないものだ、と思う。
アメリカのことは本当に胸が痛むが、手も足も出ないので日々の移り変わりを細かく追うのをやめる。私はLGBTQ+、あらゆる差別に反対しています、その表明と自分の思想と優しさとは何かについて、大切に保全し生き延びたいと思う。みんなが生き延びられるように。私たちはあいつらより長く生きて、あいつらの滅びを見るんだよ。
クソ寒い中、白く美しい富士山を見る。知り合いはスキーが大好きで、今年の雪の話をするときに賢い犬のように笑った。
モーニングを運んで来たロボットが3つくらい先のテーブルで「お取りくださいにゃん」と言っている。目に入るテーブルには私しかいないので私の注文品であり、ロボットからテーブルまで運ぶ。
デヴィッド・リンチが撮ったダイナーのシーンを最近何回も見ているので、アメリカンスタイルのレストランへの愛着が少し増している。
ロボットもまだそこまで動き出していなくて、暖房器具だけが頑張って稼働している。
リンチ先生、あなたのいない世界でロボットがモーニングを運んで来ます。でも昨日見たロボットはハンバーグをぶちまけ、店員さんが掃除をしていました。
2019年の表参道で、デヴィッド・リンチの絵とアニメと写真を見た。展示室の真ん中の黒い小屋と恐ろしいアニメ。私たちの美しい悪夢。
昨日電車の隣の人が、ストロー口までタプンタプンのタピオカティーを飲もうとしていて、ストローをさしたら少しこぼれたらしく、とても小さな綺麗な黒いバッグについたぬいぐるみにかかってしまったような動きをしており、反射的に自分のティッシュを探し始めてしまったが、そこまでの量のこぼれ方ではなさそうだったので思い留まる。ぬいぐるみさんは無事でしたでしょうか。
まだガラガラのレストランにいる。繁華街ではないのでとてものんびりとしている。ロボットもまだあまり動いていない。
ワシントン・ポーとティリーのミステリーシリーズを2冊半読んだところで、荒地をバギーで駆け抜けるティリーの夢をマッドマックスオマージュのような雰囲気で見たため、1日に7時間とか読むと夢に見るんだなと思い、最近読んでいなかった吉本ばななの未読書を読んだ。
父が吉本ばなな&その父著作を読んだり読んでわかったふりをしたりしていた世代のため、小さい頃からずっと読んでおり、アムリタあたりのスピリチュアル濃度までは私の人生観に強い影響を及ぼしていると思う。
「体は全部知っている」と「デッドエンドの思い出」は何回も読んでいるし、私の部屋にあるドラえもんのフィギュアはデッドエンドへのオマージュだ。
吉本ばななさんが育児期に書いていたエッセイを読み倒していたのでその影響もかなりありそうだ。
優しさの体系は吉本ばなな小説から吸収しているし、何割に及ぶのかわからない。
私という人間は、吉本ばななと村上春樹の2005年くらいまでの著作を積み、その上に山田太一のドラマと小説と脚本集を積み、シネマライズの2000年からの上映作を乗せ、その上に岡崎京子の漫画を全部、小西康陽と菊地成孔と石野卓球の音と、2001年以降の東京開催の美術展の図録を何冊か乗せて、スケッチブックとコピー用紙と色鉛筆とアクリルガッシュ、Macintoshと Adobeをぐるっと布で包んでボンと混ぜたら概ね私っぽい何かに仕上がると思う。朝は10:00まで寝かせてあげてください、テキストツールはSimpleTextで大丈夫です。
私のコンプレックスと、私の欠如。私が悲しんでいたことと、そのせいで他者に託しすぎてしまう部分。
私の憧れ���、手に入らなかったものたち。
私は私の人生を、もっと好きになれるかな。
仲良くなれなかった人のことを思い出してなんと意味がないことを思い出しているのか、と思いながら、今話ができる素敵な人のことを思えば良いのにな、とテキストを打っている間だけは瞬間的に考えられる。
文字を打っている私は頭の中だけでもやもやする私よりずっと前向きだ。ぼんやりと上げた視線の先に外の光があれば尚のことだ。
窓の外のどうでもいいビル、遠くをたまに通り過ぎる電車、今の外気は1度から3度に上がったけれど、まだ店内は全然あたたまらない。だけどテキストを打ちながら視線を上げると薄青い空が明るい。窓際の席は寒いと学習したので窓から離れた席であたたかい黒豆茶をガバガバ飲む。カフェインは最初の日で懲りた。電車に太陽が反射している。
ある図書館へ行くときに開館時間のチェックと合わせて口コミを少し読んでみたら、青い服を着た常連の方の動きを書いてあるコメントがいくつかあり、図書館に行ってみたら書いてある通りのことを行ってらっしゃったのでコメントの通りだ…と思った。あのテキストは現実を反映していたのか。こんなにも。
その図書館の横の道で昔、小さな女の子が立ちすくんでいて、声をかけたらカラスが怖いというので一緒に木々が途切れるまで歩いたことがある。あの子ももう大人になってるはずだ。
私の記憶の中にいる40歳や50歳の優しい人たち、記憶の中だと40歳だったけれど、今はもうもっと歳を重ねているはずだ。記憶の中では20年30年をスイと越えて40歳のあの人の笑顔しか覚えておらず、吉井和哉さんが好きだったあの人はどうしているのかなとたまに思い出す。あの人たちの優しさ。一緒に仕事をしたけど、ただ優しくされた覚えしかない。
私が叶えられなかったこと。
それは子どもの頃の家の経済状況の関連でもあり、私という人間の努力の不足もある。でも最近も「この人本当に酷いな」と思った母親からの悪い影響でブレていた精神の問題でもあると思う。
私に叶えられなかったこと、叶わなかった憧れ。
手に入らなかったもののことの方ばかり思考に上がるのはどういうことなんだろう?
私のそばに今いてくれる人、私の確かな楽しみ、面白い本、アーティゾンに行けば会える絵画、家にある絵たち、私の愛。
バレンタインやあの人の誕生日に贈りたい小さなプラン。小さなカードに添える絵。
好きな人に渡せる小さな絵、雲が浮かぶ大きな夕焼け。
心が削れるコミュニケーションと、それの検証から得られたこと、愛を得たいなら、愛情の交換をしたいなら、言ってはいけないことが確か��あり、死ぬほど気をつけて自戒しないことには避けられないこと、私が持ってる残酷さ、私が嫌いな親から引き継いだ残酷さ、それの検証から得た自戒。
あの人とあの人はスルスルと世間話が続いて羨ましいな、と思う時があるけれど、もう持って生まれた相性としか言いようがない。
モーニングメニューが終了し、キビキビとした店員さんがテーブルごとのモーニングメニューを回収していった。ロボットはまだあまり動いていないが、先ほどすごい音を立てて引きずられていった。
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chaukachawan · 4 months ago
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見る人が見ると文章に違和感を感じて蕁麻疹が出るかもしれない稽古日誌
おはようございます、人呼んでちゃうかのゴミ、むぎでございます。いつのことですかね、いつのことでしょうか、たしか12/3のことでしょう、気づいたら稽古を 日誌を書く命を承っておりまして、気づいたらすっかり忘れておりました。深夜にその事を不意に思い出し、重い腰を上げて筆を取っております。それでは参りましょう。
・発声
・人員カツカツシーン練
・人々潤沢シーン練
内容については詳しくは触れられないのですが、誰かさんや誰かさんにすんごい詰められ方をしながら稽古をしていた記憶がありますね。まぁそれが今では力になっている気もするのです。感謝ありがとうありがとう感謝
学年入り交じった稽古にももちろんその良さはあるのを大前提とした上で、同期しかいない稽古というのはそれとは大きく異なる楽しみがございますね。今しか感じられないこの空気感をしっかりと噛み締めていきたいものです。
とはいえもう既に先輩方が恋しくなっている自分もいるものです。いくらか気が早い気もしますが、次の公演が楽しみでございます。しかしこの楽しみにしている「先輩との稽古」の風景にはもれなく34期の姿があるのです。その光景を思い描けば思い描くほど、先輩の引退を痛感します。胸が痛くなることもあります。痛感を痛感しています。痛い。
〜以下、空気感が完全に一転、適当すぎる余談〜
音楽のサブスクには、今年一年でよく聞いた曲をまとめてくれるなどする機能があるみたいですね。つい先日それで同期と盛り上がっていたのですが、YouTubeでもそんな機能があったのを後になって知りまして。受験期に聞いていた懐かしい曲もあれば、冬に入ってから狂ったように聞いている曲が脅威のランクインを果たしていたり。当然好きな曲しかない訳ですからとっても楽しい気持ちで拝見致しました。
楽しかったです!また来年も楽しみです!
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beracha7 · 1 year ago
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ブロッコリー🥦
そのままあげてみたら、喜んで食べていました。笑
なんでも食べる。
皮のままのじゃがいもが置いてあったら
かぶりついていました🤣🙏
.
さて
長崎から帰ってきてからやっと
免許の切り替えの為に行ってきました。
筆記試験でしたが、お祈りしたら
奇跡的に受かりましたw
みなさんに、さとーさん!!!
何か事件に巻き込まれたのかと思ったよ!!
やっときてくれたみたいな感じでしたw
試験のことも祈って祈って。
質問されている日本語がわからなかったのにも
かかわらず笑
少し勉強したところもちょうど出るように祈って、それが出題されたり🙏感謝です。
本当は来月技能試験ですが、
流石に色々ありすぎで追いつかない。
インドから帰ってきて、
アメリカに行って
こころごすぺるが終わったら
技能試験を受けに行こうと思います🙏🚗
先週はルークが体調を珍しく崩し、
私も副鼻腔炎と胃痛と花粉🤣🙏
なかなかでしたが、少しずつ抜けてきました。
やっと今日耳鼻科に行ったら
辛そうですねと言われました🤣🙏
行けてよかった。
.
リバイバルナイトも
症状や自分をみたらダメだと思い。
神様に心を向けて奏楽をしたら
少し楽になり、
日曜日の礼拝の第二の奏楽も
久しぶりすぎで
難しそうな曲もあるし、
でもお祈りしていたら
奏楽をしている時だけ楽になりました。
奇跡的に弾けました🙏笑
苦手なシャープ#️⃣🤣🙏
.
来週は白馬とインド🇮🇳です。
さとぴーは行く前までに
やることが山ほどあって
何十個の働きを同時に一気に進めていて
自分でも訳がわからないみたいです。
お祈りをお願いします🙏✨
インド中は、朝と夕方と
ノア君を連れてルークの送迎とお弁当作りが
あり、かなり苦手な朝の時間。笑😅
神様に祈り求めるのみです。
.
インド🇮🇳チームのために
この中でも祈れますように!!!
インドから帰ってきたらその後
アメリカに🇺🇸ビザの更新のために行くことになり、🏃‍♀️ そのためにも祈らねば🙏🌈
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patsatshit · 1 year ago
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2023年も色んなことがあった。嬉しいことも嫌なことも悲しいことも。それでもこの夏はきっと終わらないって、心からそう思わせてくれた特別な日がある。8月19日、あれは猛烈に暑い日だった。そして今年のタラウマラ営業日のなかでも屈指の忙しさと売上を記録した日だ。朝から途絶えることなく自転車修理と整備業務に追われて滝のように汗を流しながらタイヤ交換をしていたときにSTRUGGLE FOR PRIDEの今里さんが「土井さん、久しぶり」と言って朗らかな笑顔で店先に姿を現した。これまでに自分の日記やSNS等でSFPについて���度も書いてきたから、SFPに対する僕の過剰な思い入れについては周知の通りだ。とにかく20代の僕の生活には常にSFPとECDがあった。だからと言って熱心にライブに足を運んだり、血眼になって音源やマーチャンダイズを探し求めていた訳ではない。もちろんライブに行くこともあったが、当時は声をかけたりはしなかった。直接、話をしなくても心で対話をしているような錯覚を抱いていた。そう、当時の僕ははっきりと痛い奴だったのだ。20代の自分を振り返るとなかなかにクソったれな日々を送っていたけれど、無理に同志を見つけようとは思わなかったし、誰かとつるんで何かをしようとも考えなかった。ボクシングのプロテストに挫折してからは、ひたすらに小説を書き続けていた。執筆時に爆音で流していたのがSFPやECD、そしてデトロイトのUnderground Resistanceの音源だった。その頃は参考文献と併せてBGMを記載していて、彼らの楽曲は必ずセレクトしていた。
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それくらいSFPの存在は僕が生きていく上での一本の「筋」や「芯」だった。彼らが居てくれたから、ウダツの上がらないシミったれた日々も「何とかなるやろ」と肯定できた。前回の日常炒飯事くんのインタビューからの流れで言えば、SFPが僕にとって20年来変わることのない「推し」なのかもしれない。サイクルショップすずめをやっていたときには常連のハタさんが「土井さん、SFPお好きでしたよね?」と言って、超デカい今里さんのポスターをプレゼントしてくれて、それを店頭にデーンと掲示したことでマリヲくんと出会うことになる。そんな今里さんとはじめてお話をしたのが2年前の年末、旧グッゲンハイム邸で開催されたRC SLUM主催のパーティーだった。タカアキ(BUSHMIND)さんに手を引かれ、紹介された。今里さんは「俺、ソウタくんの真似してタラウマラに突撃しようと思ってたんですけど、寝坊して行けなかったんですよ」といつものあの笑い声を聞かせてくれた。
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それから2年ぶりの再会、夏、茹だるような暑さの淡路の路上で。今里さん、お久しぶりです、このタイヤ交換をちゃっちゃと終わらせるんで、店内でゆっくりしてて下さいと告げるも、今里さんはお邪魔でなければ外で見てて良いですか?と言ってずっと店頭で僕の作業を見ていた。しかし当のタイヤ交換を終わらせても一向に客足が途絶えず、パンク修理、タイヤ交換、自転車販売、スタンド修理、チェーン交換と立て続く。あまりの慌ただしさを見かねた今里さんが「土井くん!俺も手伝うわ」と手を差し伸べてくれた。車体を押さえてくれたり、タイヤを取ってくれたり、スタンドを調整してくれたり。そのスタンドはタラウマラの主要登場人物シュウ(小学4年生)のもので、このシュウという少年はなかなかの個性持ちで、阪急淡路駅の改札をサラリーマンの後について入場し、そのまま難波や心斎橋まで行って駅員に保護されたり、23時を過ぎた人もまばらな淡路商店街で空き缶やペットボトルを並べてボーリングをしていたり、方々で犬と本気で喧嘩をしていたり、知らないおっさんの部屋で一緒にゲームをして遊んでいたりするような最高に愛すべき問題児なのだが、今里さんの前では珍しく猫を被っていた。途中、今里さんがコンビニに行った際にシュウのお母ちゃんが僕にそっと耳打ちする、うちのシュウがビビってる、と。僕は思わず爆笑した。ちょうど今里さんがコンビニから戻ってきたタイミングで、CHOPPY'S SKATEBOARDの上野さんが来てくれたので僕は修理作業を継続しながら紹介すると、おふたりはスケートボードや共通の知人の話で盛り上がっていた。その頃になるとようやくシュウもギアが上がってきて「どっちかのお兄ちゃん、僕のお母さんと結婚して欲しい」と冗談とも本気とも取れる言葉をぶっ込んできた(シュウの両親は離婚している)ので、みんなで爆笑。お母ちゃんは「お兄ちゃんらにも選ぶ権利があるわ」と言うて苦笑していた。結局シュウのスタンドは完全には直すことができず、ちょうどサイズも小さくなってきたこともあって、まだ整備できてないけど一台シュウにぴったりのサイズの自転車があるからそれが出来上がったらお母ちゃんに電話するからそれまで辛抱しとき、と伝えると瞳を輝かせて、ほんま!絶対やで!約束やで!と嬉しそうに手を振って帰って行った。その後もなかなか客足が途絶えないため、今里さんが「軽くメシでも喰ってくるよ、オススメある?」とおっしゃったので、食い気味に「大阪王将」と言うと「いや、王将が美味いのは知ってるけど、もうちょっとローカルのが良いな、せっかくやから」と苦笑い。僕も思わず、ですよね、と吹き出した。さっき今里さんが行かれたコンビニの裏手に「いしかわ」という定食屋があって、そこのカスうどんめちゃ美味いですよ、と伝えると、じゃあ行ってくるー、と今里さん。僕は一度、頭から水を被って残りの作業を続ける。ようやくひと段落つこうかというタイミングで今里さんが戻ってきた。え、もう喰ってきたんですか?と驚くと、いや、やっぱり土井さんと一緒に食べようと思ってお好み焼きを買ってきた、と手に下げた袋を見せてくれた。僕らは一枚のお好み焼きを半分こして食べた。そこでようやくゆっくり話せるかと思ったんだけど、またしても来客があり、整備依頼が舞い込んでくる。ついつい話し込んで僕の手が止まることを懸念して、今里さんはこれ以上いたら邪魔になるので今日はもう行きます、と店を出る。たくさんのプレゼントを頂いたお礼に僕は自分の作品を手渡した。そのときたまたま定食屋「いしかわ」の社長がタラウマラにやってきたので、今里さん、この方がさっき言うてたカスうどんの美味い店をやってるお父ちゃんですよ、と伝えると、ああああ俺やっぱりカスうどん喰っときゃ良かった、とほんまに悔しそうにしていたのが可笑しかった。社長は、わしはカスうどんなんて認めへん、あれは孫が勝手にやっとるだけや、とか言うて何やねんそれ(笑)。そんな訳で2年ぶりの再会はゆっくり話せるなんてことはほとんどなかったけれど、その時に流れていた時間は僕にとって���SFPのライブの激しさとDJ HOLIDAYのミックスで聴ける優しさが全部つまった特別な瞬間だった。この夏はきっと終わらない、心の底からそう思った。汗だくヘトヘトで閉店作業をしているときに今里さんからメッセージが届いて、スマホを持つ手が喜びに震えた。
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oka-akina · 1 year ago
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1130-1205
1130 うちはトイレと物置が隣にあって同じドアが並んでいて、物置に何か取りに行ったつもりが隣のトイレのドアを開けていて、あれおしっこしたかったっけ…とか思いながら用を足している。物置に何か用事があったのを忘れてしまう。こういうことはスマートフォンの上でもよくあって、メールをチェックするつもりがツイッターを開いている。 なんか電車が空いていた。べつに理由はないんだろうけどなんでだろうと思ってしまう。理由を探してしまう。窓の外の荒川が濃い色をしていて冬だなーと思う。そしてその窓に、明らかにデマというかインチキ医療の本の広告が貼ってあり、こういう本が堂々と出版されているのにどうしてわたしの小説は同人誌なんだろうなーとか思う。やつあたりみたいに思う。
ずいぶん前に買ったエッセイの本を読んでいる。とても自由であたたかい家庭の話だと思うのに読んでいるとどんどん心がささくれだっていく。夫婦でやっているお店の話で、お店の仕事は女の人がメイン。本の語り手の男の人はサポートと広報をやっていて、その流れで本を出したようす。 なんかこうなんかこう、あなたの話はいいからこの女の人の話がききたいよとか思ってしまう。この女の人がどのように考えて店をやっているのか、あなたの口からじゃなくてこの女の人の言葉でききたい。声をききたい。いやそんなのは役割分担だとは思うのに、まったく何も取り繕わない自分の���持ちとしては、こいつなんかいけすかねえな〜!と思ってしまう。仕事の役割が夫婦で逆だったら、サポートしている女の人に本を書きませんかって話はきたかな〜とか訝ってしまう。そうしてあるいは、これが女の人同士のカップルだったら、わたしはこんなふうに思うんだろうか。 じゃあつまり自分にはひどいミサンドリーがあるんだよな…。この本に限らず日常の中のほんとにいろんな瞬間で自分のミサンドリーにぶちあたり、しょんぼりする。ハッとしたときはもう遅くて、本当になにかこう、ごく自然に、嫌悪の感情がある。 自分にべったりしみついた差別心や偏見はもうどうにもならないんじゃないかと怖くなる。わたしは自分の性格をなんて意地悪なんだろうと思っているけど、意地悪どころでは済まないひどいものが自分のすみずみまでがっつりしみついていて、このような土をいくら耕したってここから生えるものはみんなだめなんじゃないか。わたしのやっていることは本当にぜんぜんだめなんじゃないか。ときどき絶望的な気持ちになる。
夕方、通販と書店さんへの荷物を送った。思ったより手間取ったし部屋もとっ散らかった。そんなにたくさん送ったわけではないんだけどたぶん要領が悪い。本の梱包とか荷造りとかがとても苦手で、何年やってんだって感じだけど本当に慣れない。引き続き腹も痛いし尻も痛い。夕飯は豚肉とチンゲンサイとえのきと春雨を炒め煮したやつとかつおのたたきと厚揚げ。
1201 今日も通販の荷物を送る。このところほとんど毎日やってるのにぜんぜん梱包うまくならないのどうなってんだ。ガムテープをまっすぐ貼るのがへたくそすぎるし本を袋詰めするのもなんかきれいにならない。手のしびれ、震えのこともあるとは思うけど、送る荷物が格好悪くてまいどほんとに恥ずかしい。お手に取ってくださった方は薄目で見てほしい…��
書店さん宛に送った荷物が届きはじめているようで、犬と街灯さん(表紙を描いてくださった谷脇栗太さんのお店)がさっそくネットショップに追加してくださっていた。ツイートを見て、ほんとにある!と驚いた。驚くって言い方はなんか変なんだけど、遠くのお店にほんとにあるんだな…と感慨深くなる。本屋lighthouseさんからも本が届いたよと連絡がきていて、ほんとに置いてもらえるんだな〜とドキドキした。書店委託はまったくの初めてではないんだけどなんかこうどうしたんだろう。 「顔たち、犬たち」関連はずっと気持ちが張り詰めている。新しい小説の本を出すときはいつもtumblrにステイトメントみたいな記事を書くんだけどそれも書けていない。言いたいことや話したいことがいっぱいあって、どっからどうしたらいいのか、やりたいことが目詰まりしている…。そうしてそんなに激重感情でやってるのに小説自体はほんとにしょ〜もない話で、よわよわおちんぽの〆切直前もそうだったけど、悲壮感を出すような作品ではない���でなんかチグハグしている。
でもこの「しょうもない話」はちょっといい傾向かなとも思っている。執筆の佳境とか書き終わる直前ってなんかこう気持ちが盛り上がってしまって、作品を「大層な話」にしたくなってしまいがちというか…。なんていうの、谷川俊太郎の「魂のいちばんおいしいところ」みたいに書きたいみたいな、高望みした欲がある。
私たちの上に広がる青空にひそむ あのあてどないものに逆らって そうしてあなたは自分でも気づかずに あなたの魂のいちばんおいしいところを 私にくれた
長めの話に時間をかけて取り組むと自分の中のそういう…純っぽいもの…?を差し出したくなってしまうというか、自分の芯を取り出したものでありたいみたいな、そういう欲がわいてしまう。やけに体重をのせてしまう。 で、最近それを回避したくて、けっこう意識的に「しょうもない話」をやっているふしがある。単純に作品がくどくなるのを避けたいのもあるし、なんかこう自分の差別心や意地悪ってそういうとこからきてるんじゃないかみたいなことも思って。これはまとまってないのでもうちょっと考える。
夕飯はおでん。夜中、ふと思い立って虐殺反対のステッカーを作った。ネットプリントにした。
12/2 ゴルフの練習に行って洗濯をして掃除機をかけた。お昼はきのうのおでんの残りとチャーカラ(チャーハン唐揚げ弁当のこと)。きのうのステッカーをプリントアウトしてみたらいい感じだった。ロボット掃除機が壊れたかもしれない件はやっと言えた。まるでいま壊れたかも?みたいな感じで言った。えもからもらった柿をジャムにした。柿プリンも作ってみたけどあんまり固まらなかった。やけに疲れてしまって2時間くらい昼寝した。寒いので夕飯は鍋。アド街を見ながら食べた。
夜中、通販などの荷造り。本を袋に入れて送るだけのことがどうしてわたしはこんなにへたくそなんだ…と散らかった部屋で途方に暮れた。毎日同じことを思っている。
12/3 プリパラプリチャンプリマジのライブ。毎年恒例の幕張メッセでのライブで、前回の幕張がついこのあいだのように感じる。一年が早すぎる。きのうの残りの鍋を食べて車で出かけた。幕張メッセの駐車場は一日千円なので、二人分の電車代やコーヒー代を考えたらこっちの方が安い。昼公演と夜公演の間の待ち時間を過ごせる場所があるのも気楽だし。スタンレーの水筒にお茶を入れて持って行った。夜になっても湯気が立った。
今年は演出がとてもよかった。とくにプリマジの各キャラクターのソロ曲、ほかのキャラクターがうしろで盛り上げてるの最高最高最高だった。庄司宇芽香さんの演じるあまね様が本当に素晴らしくてたくさん手を振った。声出しOKライブでよかった。今日の公演のためだけに髪の毛真っ赤にしてくれたのかと思うと胸がいっぱいになる。夜公演はアリーナの花道そばだったので、一回だけ目があって本当に泣いちゃうかと思った。 プリマジは9月のリー��ィングイベントのときも思ったけど、女性が女性にキャーキャーいうのがどまんなかにきているので本当に居心地がいい。なんていうのかな、「本来は女児向けのアニメにいわゆる大きなお友だちのオタク男性が大挙して…」みたいな感じでもないんだよな。男オタが女の子(女の子のキャラクターだったりそれを演じる若い女性の演者だったり)を愛でてやるぜ的な感じがあんまなくて、みんながキャーキャーいいながら女の人たちの格好よさ、かわいさ、楽曲のよさを喜んでいる。本当にすごい。長いシリーズを通して作品が変化しているのもあるし、観客を育ててきた感があるなーと思う。演者も客も年齢を重ねたのもあるかも。 そしてプリティーシリーズ通してだけど、ファンにセクマイが多いのをなんとなく認知してくれているように思う。もちろん演者によって濃淡はあるのでたまーに発言にハラハラすることはあるんだけど、あなたのための席がありますと言い続けてくれているシリーズだと思う。リングマリィの「コトバブーケ」は「おとぎ話の通りじゃなくても私はヒロイン」「おとぎ話の通りじゃない方が自分らしい」と始まる曲で、まっすぐ女性同士のウエディングを描いていてすごくうれしい…。それを冷やかすような反応や百合!みたいな茶化した感じの反応が今回はあんまなかった気がして(あることはあるんだけど前より減った感じで)よかった。
そして大好きな大好きな厚木那奈美さんが本当に本当に…いつも変わらずお姫さまみたいで…本当に素敵だった…。内側から光ってるんだよな…存在が光、祝福なんだと思う。厚木那奈美さんを前にするとわたしはいつも幼稚園の子どもになってしまう。厚木那奈美さんがお姫さまの国でリスとかネズミとかコロボックルとかになって暮らしたいよ…。「ブランニューガール」はミディアムテンポのちょっとセンチメンタルな曲なんだけどけっこうしっかりめの振り付けで、でも厚木那奈美さんはニコニコ笑顔で歌って踊っていて、本当に本当に宇宙に神さまに星々に絶対絶対絶対愛されているほんもののお姫さまなんだな〜!って泣いた。厚木那奈美さんの長い手足がすらーっとすーっとどこまでも伸びていって、ほんとにもう東京湾くらいなら全然余裕でまたげるんじゃないかと思う。厚木那奈美さんが微笑めば木からどんぐりが落ちてきて、リスとかネズミとかコロボックルはそれをぎゅっと抱きしめます。 厚木那奈美さん、友だちや知り合いにわたしはこの人が好きなんだよ〜って教えると「うわ好きそー」って納得されるのすごい面白い。わかりやすくどタイプ。厚木那奈美さんとかムンビョルさんとか美少女さんとか、おかわだくんはこういうスラッとした人が本当に大好きだよね…。
あと泣いたといえば、コスモさんの「君100%人生」やってくれて! 久しぶりにライブで聴けて爆泣した。君100の何がいいって、「次は負けないよ」「取り戻せ」「自信出して 元気になって」「体 心 鍛え直すよ人生」のとこ。わかりやすく励ます歌詞ではあるんだけど、それ以上に「今回は負けたよね、いろんなもの奪われたし失くしちゃったよね、自信も元気もないよね、体も心もおしまいだよね」っていうのをまんま受け止めてくれるのがすごい好き。おまえは今回負けたよねって目をそらさず認めてくれるのとても安心する。 日記やけに長くなってるからここらへんにしとくけど、小林竜之さんのアサヒの仕上がりがやばすぎてすっげーよかった。ほんとに「マジヤッベーチョースッゲー」だった。34歳男性のあの感じ最高ですわ。小林竜之さん40歳のアサヒ役ぜってえぜってえ観たいのでプリティーシリーズを今後とも応援していこうと思った。
ライブがあまりにもよかったので、やっぱプリティーシリーズミリしらアンソロやりたいな〜と思った。わたしは二次創作的なのは書けないので、「プリティーシリーズのことを考えて書いた小説」とかになっちゃうんだけど、それを本にしたい…そしてなんかいろんな人にゲスト原稿を依頼したい…すごく同人誌って感じするやつ…。いったい誰が読むんだって感じなんだけどそういう変なアンソロをやりたいよね…。 そしてウキウキの気持ちで帰ってきたらKADOKAWAがろくでもねえトランスヘイト本を刊行しようとしているのでテンションだだ下がりになった。ふざけるなよとインスタのストーリーズでキレ散らかした。
12/4 えもとなむあひさんと遊んだ。朝パン屋で待ちあわせて多摩川に行った。いい天気で冬って感じの空だった。広々していて気持ちいい。二子玉川の駅を降りてすぐこの景色なのほんといいよな。橋を渡る電車がずっとごとんごとんいっていて、遠くの橋や向こう岸で車が流れている。水や物がずっと動いている。サギがたくさんいた。白くて大きな鳥が冬の濃い青い空にたくさん舞っているのが、なんだかうそみたいにすがすがしい眺めだった。 えもから個展のDMをもらった。先々週会ったときに元の絵を見せてもらっていたけど、すごくきれいに色が出ていてほんと展示楽しみだなーと思った。あと「あいじょうぶ」ブローチももらった。「俺の愛があるから大丈夫!あいじょうぶや!」のブローチ(ナポリのすぎるのやつ)。草の上に置いて写真を撮った。 なむあひさんが「顔たち、犬たち」の感想を伝えてくださってうれしかった。なんかこうがんばって書いていきたいよな…という話をした。本を持ってきてくださったので表紙の優人さんに川を見せてあげた(?) そのあと昼から磯丸水産に行って飲んだ。トマトハイめっちゃ薄かったけど美味しかった。えもとわたしで何杯飲んだんだ…。このあいだなむあひさんと焼き鳥食べたとき、注文したはずのタコウインナーが結局来なくて、わたしはすっかり忘れていたんだけど次の日なむあひさんがそういえばタコウインナー来なかったですねって思い出していて、じゃあ今度リベンジしましょうって言ってたんだけど2週間で早くもそれが叶うの面白いな。川行って、(磯丸だけど)イカとかウインナーとか網で焼いて、実質バーベキューみたいだった。あとプリティーシリーズミリしらアンソロやりたいんですよ〜という話をした。いき��りどうしたって思ったろうな…。 夕方もっかい川に行って、あまりにも楽しくて手つないでワーイとかした。えもの手が小さくて冷たくてびっくりした。
KADOKAWAに問い合わせメール送った。刊行中止してくださいとははっきり書かず(できないだろうと思った)、なんでこういうのを出そうと思ったのか経緯を知りたかった。それで質問を送った感じ。
12/5 これぜったい乾かないよなと思いながら朝洗濯物を干して出かけた。曇っていたし寒かった。昼にチバユウスケの訃報を知って驚いた。これがきのうえもと一緒にいるときに知ったらどうだったろう。明るい川べりで知ったら、真昼間の磯丸水産で知ったらどんなふうだったろう。コンビニでコーヒーを買って小袋成彬の「Night Out」を聴いた。今日はとても寒くて、外もずっと暗かった。むかしの友だち、ミッシェルを好きだった人たちの顔がつぎつぎ浮かんだ。なんかツイートではなにも言えなくてリツイートのカウンターがまわるのをじっと見ていた。ものすごい熱心なファンとかではないけどなんかこういっぱい思い出深い…みたいな距離感だからだと思う。いま小説のあれこれでやりとりしている人や現在進行形で作品を生み出している人、みんなひとり残らずいつかいなくなるのだ…とすごく当たり前のことを思った。夜になって、長いこと連絡をとっていなかった人からチバのこと悲しいねってメールがきていた。携帯電話のキャリアメール宛で、迷惑メールかと思った。そういやこの人のLINE知らないや。そうだねみたいなことをちょっと書いて送って、それ以上はべつにやりとりしたくない気がした。これを機に旧交をあたためようなんていうのはなんかこう格好悪いだろと思った。いやこれがめっちゃ好きな人からきた連絡だったらしっぽ振って返事送るんだろうけどさ…。洗濯物は厚手の靴下がやっぱり乾いていなかった。Mリーグを見ながらキムチ鍋を食べた。
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myonbl · 8 months ago
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2024年7月27日(土)
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三重県紀北町・奥川ファームから隔週に届く定期便、今朝も元気にやってきた。ナス・キュウリ・オクラ・シシトウなどに混じって、今回とても嬉しかったのは大葉、大きさが不揃いで逞しい。スーパーに並ぶきれいな色と大きさの揃っているものには決して手を出さないが、無農薬栽培のありがたさを痛感する一品だ。昨晩の残りの刺身を昆布締めしたものを、これで巻いて食べれば最高、今夜の肴はこれに決定。奥川さん、いつもありがとうございます!
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4時起床、日誌書く。
朝のあれこれ。
6時、洗濯開始。
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朝食をいただき、珈琲を淹れ、洗濯物を干す。
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第4土曜日は使用済み天ぷら油回収の日、幟を立ててタンクをセットする。
8時30分、奥川ファームからの定期便が届く。
蕎麦とパンは冷凍庫へ、青いものは冷蔵庫へ。
キュウリのしょうゆ漬け仕込む。
10時、業者が油の回収、今回は11L。
セブンイレブン花屋町店、8/24(土)の天満天神繁昌亭のチケット発券。
セントラルスクエア花屋町店で猫砂とシェービングクリーム(¥1,246)。。
コレモ七条店で、炭酸���購入(¥486)。
帰れば汗だく、シャツを着替える。
ツレアイは11時から12時30分までWeb研修。
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ランチ、息子たちには横浜餡かけラーメン、研修を終えた彼女にはちゃんぽん。これで、冷凍庫を占領していた冷凍拉麺を完食。
録画番組視聴、刑事コロンボ。
第22話「第三の終章」/ Publish or Perish ベストセラー作家のマロリーは、契約中の出版社社長グリンリーフから猥褻な作品ばかり書かされていた。この状況に耐えられなくなっていたマロリーは、3週間後の契約切れを機にニール社に移籍することを宣言。グリンリーフは、マロリーを殺害し、彼が今執筆中の新作を手に入れる計画を企てる。
午睡。
ユニクロ五条店で買物、ズボン2着(¥7,980)。
作業場の片付け、段ボール箱の整理。
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夕飯、安売りの豚バラ肉を届いた野菜と甘辛煮。
テレビはオリンピック中継で見るものなし、久しぶりにポワロを観る。
第3話「ジョニー・ウェイバリー誘拐事件」/ The Adventure of Jonnie Waverly ポワロは「金を払わなければ、明日12時、子供をさらう。」という脅迫文が届いた元大地主ウェイバリー氏から相談を受ける。脅迫はこれで2度目か3度目に なるという。ポワロはウェイバリー氏と共に、ジャップ警部のもとを訪れるが警部は本気で相手にしない。しかしポワロはこの事件の依頼を引き受ける。予告通 り、ジョニーが誘拐される。
第4話「24羽の黒つぐみ」/ Four and Twenty Blackbirds ポワロは、かかりつけの歯科医と夕食を共にしていた。そこに、顔馴染みのウェイトレス、モリーが面白いことを耳打ちする。水曜日と土曜日にこのレストラン に来る画家ヘンリー・ガスコンが“変”だというのだ。ポワロは、その話に興味を示す。しかし翌日、階段から転落死しているヘンリー・ガスコンを近所の住人 が発見する。
片付け、入浴。
柳家小三治「鰻の幇間」を聴きながら・・・。
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辛うじて10,000歩を越えて3つのリング完成。
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tokoyonomori · 11 months ago
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BoB(BugOutBag=非常持出袋)の制作
今年は正月から大地震が頻発し国際情勢も非常にまずい方向に突き進んでいるようなので、3日間(72h)生存するためのBoBを作ることにした。 ★続編(バッグの交換)はこちら★
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完成後の外見。重量は実に16.4kgもあるが、これでも最低限の装備。水を4Lも携行すると20kgになるので、できるだけ浄水剤や浄水器を活用したい。
■参考文献
Creek Stewart著『Build the Perfect Bug Out Bag: Your 72-Hour Disaster Survival Kit』
■IFAK(個人用医療キット)
これは既に車載しているものの亜種で、調達の都合上少し中身に相違がある。マルチビタミンサプリは栄養の偏りによる体調不良を予防するために必須である。
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<内容物> [道具] ・ピンセット ・毛抜き・爪切り・鼻毛ハサミなどのセット ・包帯鋏 ・ポイズンリムーバー ・ペンライト ・ペン鋏 ・Bic J25 氷点下対応ライター(-11℃可のイソブタン仕様) ・耳栓 [外用資材] ・大判ガーゼ ・非防水ワンタッチパッド ・防水ワンタッチパッド ・ハイドロコロイド絆創膏シート ・絆創膏 ・綿棒 ・添木ロール ・ゴムチューブ1m ・伸縮包帯 ・サージカルテープ ・紙石鹸 ・ハイドロコロイド絆創膏(後日追加) ・透明フィルム絆創膏(後日追加) ・ヘモスタパッド(止血パッド・後日追加) [外用薬] ・消毒剤(マキロン/アルコールジェル/イソジン) ・リバガーゼ(殺菌剤含浸ガーゼ) ・アルコール綿 ・ステロイド軟膏(ベトネベートN) ・抗生物質軟膏(ドルマイシン) ・傷薬(パイロール) ・アレルギー用目薬 ・リップスティック ・虫刺され薬 [内用薬] ・消火器疾患剤(正露丸) ・抗ヒスタミン剤(レスタミン) ・即効性下痢止め ・解熱鎮痛剤(バファリン) ・マルチビタミンサプリ(後日追加)
■シュラフ
本州と異なり北海道では冬季の凍死対策が非常に重要になるので、重たいが-15度対応のものを調達した。
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数万円出せばもっと小さいものが手に入るのかもしれないが、非常用にそこまでコストをかけられないので4桁円のものを選択。BoBの容量の大半をこいつが占めている… 5/10追記: シュラフ購入時についていた写真の袋を締めすぎてバックルが砕けたので、別用途のために買ってた30L容量のコンプレッ��ョンバッグに移し替え、さらに円周方向のベルトも追加してギッチギチに締め上げたらもうちょっと小さくなった。
■衣類パック(オールシーズン用)
冬季の防寒服や夏季の半袖衣類・蚊取り線香などは別のシーズンパックにするものとして、BoBにはどの季節でも使うものを入れておく。
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<圧縮袋A> ・下着上下一式(速乾性で拓也さんめいたメッシュのもの) ・野外用靴下一式 <圧縮袋B> ・速乾性長袖シャツ ・速乾性長ズボン(リップストップ生地のもの) ・中量フリースのアッパー(後日追加) <追加ポーチ> ・ブーニーハット ・シュマグ(アフガンストール) ・タオル ・皮手袋
■サニタリーパック
トイレ・洗面などのいわゆる衛生用品を入れる。
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<内容物> ・トイレットペーパー1巻 ・緊急簡易トイレ2つ ・シャンプーシート ・歯磨きセット ・タオル錠3つ ・小型石鹸(未撮影、ホテルにある15gぐらいのもの)
■ツールキット
できるだけ防水缶に入れるが、濡れてもよいものやすぐ取り出すものは外ポーチに入れる。防水缶はプラスチック製ケースよりアルミ製弁当箱の方が軽くてコンパクトで安価なのでおすすめ。 最後に念には念を入れて防水缶の蓋と本体の継ぎ目を自己融着テープで巻いて封印しよう。(防水とホールドアップ対策)
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<缶の内容物> ・ナイフ(オピネルNo.6、刃渡73mm)  ※通常のナイフは刃渡り60mm、折り畳みナイフは刃渡り80mmを超過しなければ合法(参考)  非常時には検問だけでなく人間との接触を避けるのが大前提!  どうしても不安ならNo.5(刃渡60mm)を持っていけばよい ・マルチツール(重たいのでダイソーの300円品でいい) ・小型ラチェットレンチ(SK11 SRD-210) ・火起こし棒 ・エスビット(もどき) ・小型ケミカルライトx3 ・ワイヤーソー ・結束タイ10本 ・マッチ(12本ぐらい)+バーズアイマッチ(6本) ・瞬間接着剤x2 ・汎用接着剤G17 ・廃カードに巻いたダクトテープ3m(未撮影) <外ポーチ> ・パラコード15m ・アルコールウェットティッシュ ・コンパス ・加圧式ボールペン ・油性ペン ・鉛筆 ・裁縫セット ・ビニール袋ディスペンサー ・大型ケミカルライト(12h) ・大型ケミカルライト(24h)
■飲食・電気関係
飲食関係はメスティンに格納し、電気関係は外ポーチに入れる。
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<飲食関係> ・1.5合メスティン ・ソウヤー製簡易浄水器セット ・ヨウ素浄水錠剤 ・カトラリー(スプーン&フォーク) ・シェラカップ(後日追加) ・スティックタイプのコーヒー(後日追加) <電気関係> ・モバイルバッテリー(10000mAh) ・複合ラジオ(充電・乾電池・ソーラー・手回し動力でライト付き) ・ヘッドライト ・予備電池(単3・単4) <その他: 外装> ・ハチミツ(行動食を兼ねる。メスティンに入らなかった) ・氷砂糖(行動食を兼ねる。すぐつまめるように。未撮影)
■野営装備
単独で野営できるような設備とする。参考文献によるとテントの重量は人数x2ポンド(908g)をリミットにすべきだというが、900g以下のテントなんてないのでここでは1kgのものを選定した。
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<外装> ・ビビーサック(サナギ型テント。このタイプ) ・スリーピングマット(汎用性を考えロール式) ・1クォート(約946ml)ボトル(冒頭写真。この商品) ・オリンパス8x21RC II WP 小型防水双眼鏡(後日追加) <外ポーチ> ・小型タープ(3x3m以下) ・ガスコンロ(CB缶タイプ) ・ガスボンベ(一般的なコンロ用のCB缶) ・小型スコップ ・N95防塵マスク ・防塵サングラス ・防刃手袋 ・防水雨具上下(未撮影、放水を浴びても大丈夫な強力防水品)
■食料
Amazonベーシックのアルファ米パック10色セット。こいつは車にも搭載している。72時間(3日間)逃げ回ることを考えたら1日3食は食わないとやっていけないので、しっかり9食以上は携行するように。 なお撮影を忘れてしまったので写真なし。 水は1日2Lとして3日分を携行すると6kg超となり非現実的なので、1L以内を携行し他は浄水器で調達するものとしたい。
★軽量化について
冬山登山では20kg前後になるというから、16kgでもかなり軽量化したほうだとは思うがやはりちょっと重たい。そこでより高級なギアに換装してどれだけ軽量化できるか検証はしてたものの、内容物を2.94kg軽量化させるために9万円も払いたくないしバックパックの容量を保ったまま1-2kg軽量化するために5万円出すのも容認できないというわけで、リーズナブルな価格で揃えたらやっぱりこれぐらいが限界という結果に。 それにあんまし高級品にしてしまうんならソロキャン用具にしたいじゃん?
5/10追記: 後でフリースなどを詰めたらファスナーが内圧で外れたので、改めて内部フレーム式70Lのバッグを買いなおすことにした。届いたら詰めなおして続報記事にする予定。こちらの45Lバッグはキャンプ用にしようかな?
ほかにいろいろ思いついたら加筆予定。
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kennak · 2 months ago
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「円安が日本経済にとってペイン(痛み)」という論点が為替市場で注目されてしまった時点で、投機的かつ挑発的な取引はどうしても横行しやすいのです。正反対ですが、これはリーマンショック後の日銀がいくら金融緩和を繰り出しても円買いで煽られた経験と酷似します。   客観的に見れば通貨防衛戦 結局、こうした構図は典型的な通貨防衛戦そのものです。先進国として自認しづらい事実であり、最も恐れていた展開の1つですが、直視する必要はあるように思います。政府・日銀がどのように説明をしようと、為替市場が通貨防衛戦というテーマでゲームを始めてしまえば、会合直前になれば円売りで利上げが煽られ、利上げの実施に合わせて円は買い戻されます(そこで投機的には利益が確定されます)。 しかし、また次会合が近づけば追加利上げを催促するような円売りが始まるわけです。実際、過去2年間の日本ではこれと類似した状況が散発してきました。投機筋が「どうせ利上げできまい」と円売りで煽るだけの合理的な理由もあります。巨大な政府債務残高を抱えている以上、「利払い急増を回避するため利上げは控えるはず」という思惑は円売りを仕掛けたい向きにとっては分かりやすい材料です。またはストレートに「脆弱な日本経済は利上げに耐えられない」や「国政選挙があるから利上げはできない」といった理屈も持ち出されやすいでしょう。いずれも決定的に正しい理屈ではありませんが、決定的に間違いとも言い切れない理屈であるのが厄介です。 投機的に円売りを仕掛ける動機は何でも良いわけですが、合理的な動機が豊富に用意されてしまっているのが現状と見受けられます。まだ、会合まで情報がアップデートされてくるため予想は決め打ちしかねますが、筆者は現時点では1月会合での追加利上げは可能性が高いと予想しますし、それが賢明な選択肢であるようにも思えます。
円金利上昇でも円安~恐れていた事態~|唐鎌大輔(みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト)
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hirowrite-o0 · 1 year ago
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不思議な村に行った話
執筆者: 河合 曽良
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皆さんは田舎とかに行って、怖いと感じたことはありませんか?
怖いまでいかなくとも、「不気味だ」とか「不思議だ」とか。
僕はそういうの、滅多に感じない方なんですが、つい昨日そういう体験をしたんですよ。
別に何の変哲もない村だったんですけどね。
家屋はこまめに整備されているのか寂れた印象は全くなくて、緑もあおあおとし、水車の爽やかな音が心を落ち着かせてくれるとても心地が良い場所で
猟師が居て、女子どもが居て、年寄りも流れ商人も居る
普通でしょう?
他所者の僕たちに変な目を向けることもなければ、妙に擦り寄ってくるわけでもありませんでしたし
至って普通の、どこにでもある良い集落、といった感じで。
けど芭蕉さんがね。居なかったんですよ
村にお邪魔して少し歩いてから気がついたんですけど、後ろくっついて歩いてた芭蕉さんがいつの間にか居なくなってて。
まあアレも自由なジジイなんで。
勝手にちゃらちゃら村を歩き回ってるんだろう、バカが、と思ったんですけどね。村を一周しても見つからなくて、村人たちに尋ねて回っても「見てませんね」の繰り返しで(因みに何かを誤魔化したり、一点張りしたりなどという様子は無かった)
仕方なく村周辺の森なんかも見てみたんですが、結局芭蕉さんはどこにも居なかったんです。
で、そんなことをしているものだから日も暮れてきて
西陽も物凄く眩しくて暑くて、
途中 村の女性からいただいた甘栗なんかを食べながら、寝ぐらを探し始めました。集落だし、たまには屋根のある場所で一泊したかったですしね。
そこから半刻ほど経った頃くらいですかね? 痛い斜陽を浴びながら暫く訪ね回って、一軒だけ見つかったんです。
眼鏡をかけた短髪の若い主(装いは男性のそれだが顔つきは女性っぽいものでした)と、おろしたままの黒髪が艶やかな奥さんの、二人組のお家で、戸口にかけられた細い標縄(みたいな飾り)が印象的なお宅でした。
「ありがとうございます。助かりました。これからもう一人増えるかもしれないのですが、よろしいですか? 無理にとは言いません。ダメならダメで、別に構いませんので」
「けっこうですよ。どうぞ遠慮なく、くつろいでいってくださいな」
「それはどうも。恩に着ます」
「いえいえ。ただ、あの…」
僕が笠をとって頭を下げると、奥さんの方が声をひそめたんです。
「客間と寝所は、この家屋ではなく別の場所にあるのですが。よろしいですか?」
「? はあ。はい」
ちょっと首を傾げました。だって別にそんなこと、ひそひそ声で言うような内容じゃないじゃないですか。まるで人目を憚るよう���、ねえ?
それに村にしては この一帯はそこそこ広かったですし、この家が村長あるいは司祭の家系だとしたら、離れ屋敷があっても変ではないですから。
でもまあ気にせず、承諾したんです。
「では、お連れしますね。」
奥さんがそう言うと、主の方は陣羽織を着て、僕の背後に立ちました。奥さんが前、次に僕、後ろに主といった形で 、縦一列ですね 。
歩き始めてからは集落を抜け、薄暗い小山のけもの道を通って、苔だらけの石段を100段くらい登らされました。
また道中ずっと甘い香りがしていたことを覚えています。羊羹とかしぐれとか、そういうお菓子系の匂いで、森の中でこんな匂いがするものか?と妙な気分にもなりました。村には流れも居ましたから 、その手の職人がこの森を通っているのかとも思いましたけど、近くに人の気配や物音はありませんでしたし。
まあ、そんなふうに若干不思議な心地になりつつも、階段を登り切ったんです。
顔を上げると目線の先に大きな黒い鳥居が立っていて、まるで僕らを待ち構えているようでした。
その奥には苔むした社がありました。とても小さく、見立て六畳一間くらい。人二人がギリギリ横になれる程度でしょうか。
「ここ………ですか?」
奥さんの方に問いかけると、彼女は「ええ」と頷いて社の方に向かって行きました。そして扉の前で何かごそごそして 、間も無く扉が開きました。
するとどこからともなく、声が聞こえてきたんです。
何と言っているのか、この時は分からなかったんですが、主と奥さんに促されて社に入ると その声はより鮮明になりました。
「ねえねえ」
って呼んでるんですよ。
小さな女の子みたいな声です。あどけなさが声音に乗っている、けれど棒読みでどことなく無機質な声なんです。
しかもその声は段々と多くなってきて、
「ねえねえ」
「あのね」
「こっちこっち」
「きて」
など、色んな声が混ざって重なるようになりました。
これだけ聞くと、近くで子どもが遅くまで遊んでいるんだろうと思うでしょう?
けど、そうではないんです。耳のすぐそばから聞こえてくるんです
すぐ背後とか、真隣とか、頭上とか
そんなものですから、
まるでこの社の中に一緒に居る。
そんな想像がふと頭に浮かんで、流石に、まずいかもしれないと感じました。
その時です。
複数の声に混ざって、聞き慣れた声が社を通り抜けました。
「マーフィー君もいない。探さなきゃ」
耳元ではなく、明らかに社の外から聞こえてきました。ハッとして社から飛び出したんですが、周囲に芭蕉さんの姿はなかったんです。
当然心地は良くなく、舌打ちをして社の方へ向き直りました。戻って就寝するためではありません。荷物を取って、立ち去るためです。
お化けや怪異といった類は 怖くはありませんが、こんな不気味な場所で寝泊まりなんて、誰もしたくありませんからね。
けど身支度のために社に戻ると、ふとあるものを見つけたんです。
くたびれた熊のぬいぐるみ。
バカジジイのものです。
それをなんとなく拾って懐に入れて、社を出ると、ふと背後で声がしました。
「曽良君みっけた!」
振り返ると芭蕉さんが立っていました。
普段通りの気の抜けた笑顔で、無駄にバタバタ腕を振りながら「も〜どこに居たんだよ曽良君たら!凄く探したんだからね!!!」って。
僕、思わず言葉を失いまして。
そのまま主と奥さんの方に視線を向けると、主の方が僕の懐を見つめながらうっすら微笑んだんです。
そして平坦な声でこう呟いてました。
「あの人、命拾いしたな」
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tamanine · 8 months ago
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2024.7.25
赤坂真理さんの本を買う。間は飛び飛びだけどかなり長い期間好きな作家なので。
アディクションに関する本だけれども、私は依存症・機能不全家族の本をそこそこ読んでいるので、まだ序盤の段階だと松本俊彦さんの本で読んだことがある流れを、もっと文学の人の筆致で書かれているような状態。面白い。
私が依存症の本・ドキュメンタリーを好きなのは、「今日、一旦お酒を飲まない(薬を使わない)」ことは、「今日、一旦死なないでやりすごす」ことに体感として近いのでは?という気がしているからだ。
この本に書いてあることが上記の答えになるかもしれないし、ならないかもしれない。まだ序盤。
私はお酒を飲みすぎていた時期があって、ジン・ウォッカの瓶が次々に空になったけれども、依存症には至らず、今はお酒はかなり減って、しかし死にたみはよくそばにいる。
お酒については、本当に肉体的な痛みへの対応だったんじゃないかという気もする。腰痛が悪化する(お皿を洗ったり洗濯物を畳むと悪化する)と、フラッシュバックのように感情のコントロールができなくなる瞬間がある。鎮痛剤としてのアルコールだった気もする。正直あまり深く掘りたくない。
死にたみとはとても親しく、たぶん25年くらいは近くにいるだろう。
あらゆる手段を尽くした結果、ごく少ない人数の友人、親しい人、美術と文学と映画と音楽が残った。最終的に呼び出せるのは文学と映画と音楽だろう。
死にたみに親しい甘い音楽とは16年くらいの付き合いになる。きっかけがあるので時期を調べた。
あの頃の私と変わらないこと、変わらないことを選択したのか、ただ変わらなかっただけなのか。人生のトピックで、変わることを望む人は変わるし、あんまり変わりたくない場合はなんだかんだ変わらないみたいだ。
死にたみが25年もそばにいて、たまに「久しぶり」と現れる。ずっとそばにいたり何となく姿が見えなくなったりする。
今はそんなに邪悪な姿をしていない。昔はもっと凶悪に私を責めていた。いつもいるよね、原風景みたいだよ。
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買うまで気が付かなかったんだけど、あの素晴らしい本をたくさん出している「ケアをひらく」シリーズなんですね。ラブです。
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niconoomohides2 · 1 year ago
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まゆじゅんと鑑賞会。
「ストレンジャー・シングス」シーズン4完走!
以下、さくさく内容書いてます。
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"ホッパーは生きてる"っていう手紙を見つけた時はこっちも安心した。ホッパー生きてたのも束の間捕らえられて拷問受けてるのは見てて心が痛かった。マイクとエルが喧嘩みたいになってたけど少しの変化も感じ取っちゃったり言葉にしないと分からない事ってたくさんあるよなーって。ずっと子守り係のスティーブはもはや安定だし、マックスから見ていいよって言われた時のルーカス、スティーブ、ダスティンがかわいい。ヴィクターに会いに行った時のロビンはナイスすぎて自分も一緒にハイタッチしたかったしホッパーの脱出劇が迫力あってかっこよすぎる。ユーリは裏切ってて最低だしマックスが浮遊して戻った時絶対足挫いてる…ってなったし、オーエンズ博士とエルが向かった秘密基地はタイヤ痕でバレないのか…?って色々と変なとこ目つけながら観てたしやっぱりブレンナー博士は生きてたかーってなって、ユーリが裏切ったせいで買収してた看守は捕まってホッパーも出戻り。"エルとジョイスには俺が必要だと思ってたが間違いだった、必要としてたのは俺のほうだ"っていう言葉が泣ける。バスケ部部長とその取り巻き達がマイク、ルーカス、ダスティン味あってちょっと無理。ルーカスが「やっと聞けた、君の笑い声」って言ってたのがすごい良かった!デモちゃんの事知ってるからこそ戦う為の準備しててホッパー賢いし、率先して湖の中に潜っていったスティーブは漢らしいしゲートに引き込まれちゃったスティーブを助ける為に躊躇なく飛び込んだナンシーも、続くロビンも、何だかんだ言いながら一緒に行くエディもすごいしナンシーの"お待たせ"がかっこよすぎた。裏の世界と電飾で会話してたのシーズン1と一緒で懐かしかったな。久しぶりのデモちゃん登場したけど相変わらずやばい生物…。ホッパーとジョイスが再会した時は嬉しかった!ダスティン達がゲート開けて裏の世界にいたナンシー達と会えた時は不思議な感覚だったしロビンの「最高にぶっ飛んでる」が好き。施設にいたお兄さんの身元がわかってどんどん点と点が繋がって過去が分かったんだけどヴェクナがCGじゃなくて特殊メイクっていうのを真悠が教えてくれてびっくりした…リアルだし技術凄すぎる。ウィルがマイクに伝えた言葉も、気持ちを隠して静かに泣いてるのもグッと来た。
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武器が必要だからってみんなで車泥棒する時デドバに出てくるマイケルのお面被っててちょっと笑っちゃったけど武器調達してみんなで準備してる時はいよいよ決戦なんだなって気合い入って、エルの力が戻ったのはこっちまで嬉しくなったしヴェクナをおびき寄せる時に筆談でやり取りしてたルーカスとマックスがかわいすぎた。マックスの記憶の中の音が立体的に聞こえて感動して、バスケ部部長はどこまでも邪魔してきて邪魔でしかなくて、マックスが危ない時に来てくれるエルはかっこいい。でもみんなが危険な状態になっちゃってエルも危なかったけど愛の力ってすごいんだなって実感して、ナンシーはシーズンを追うごとに勇ましくなってて圧倒されちゃうしエディの行動は勇敢過ぎるし、ダスティンがエディの事を"英雄です、ヒーロー"って言ったところやばかった。とにかくエディとマックス…。みんなで片付けしてるところにホッパー帰ってきて親子で再会した時も"ドアを7センチ開けてた、生きてるって信じてた"って言ってたのが泣ける!
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ハマりすぎて感情移入しすぎてやばい。最後ちゃんと匂わせてきたからシーズン5楽しみ!!はやく公開されないかなって待ち遠しい!!
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shingoiwasaki-blog-blog · 1 year ago
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【2023-11-23】 勤労感謝の日
晴れ。午前七時三十五分起床。祝日。アラームで目覚める。顔を洗い、歯を磨きアパートを出る。セカンドストリートで1500円で購入した、グリーンのミリタリージャケットに胸にピースマークの缶バッジ、ボーダーのハイネックのニット、デニムパンツ、スニーカーという格好。今日は、祝日のため、平日通っている、精神病院のデイケ���が休みだ。今日は、特に予定を入れていないが、暇なので、とりあえず地下鉄で、天神へ向かう。電車内、スマホをみたり、読書。数日前、ジュンク堂書店の古本まつりで250円で購入した、大島亮吉著「山ー随想ー」の続きを読む。大島亮吉は、学生時代から登山サークルに入っており、人生のすべてを山にかけていた。「山ー随想ー」には、ただ、登山している時に見える風景や、その日に摂った食事のことがただただ淡々と記されているだけだ。退屈と言えば退屈な随筆だ。ソローの「森の生活」のように。しかし、小説のように、ドラマティックな出来事が何も起こらず、著者の感じたことや、出来事をただ羅列しているだけの退屈な文章が、私は好きなのだ。そういう生き方をする人に「無常の愛」を感じるのだ。しいて、私が興味を惹かれた箇所は、「アイヌ民族」についての事柄が記されている箇所だ。そのことは、また、のちのち触れることにしよう。天神へ着き、まだどこも店は開いていないので、ただ、あてもなく天神の街を、タバコをくゆらせながらぶらぶら歩く。腹が減ったので、ロッテリアへ行き、野菜バーガーセットを食べる。サイドドリンクはメロンソーダ。私は、コーラやカルピス以外にメロンソーダも好きなのだ。向かいの席には、若い二人組の男が向かい合って座っている。前日、飲みすぎたのか、途中から、テーブルに突っ伏して寝始める。私も、若い頃はよくやった。せっかくなので、記念に二人が突っ伏して寝ているところを写真におさめ、SNSに投稿する。食後、ロッテリアを出て、ブック・オフへ向かう。途中、破れたデニムパンツを発見したので、迷わずリュックザックの中に入れる。この「リュックザック」という単語の「ザック」の部分は、大島亮吉氏が、「リュックサック」ではなく、「リュックザック」と「サ」を濁らせて「ザ」と書いていたため、普段私は、「リュックサック」と記入するのだが、今度からは私も、「リュックザック」と記すことにしよう。「ナップザック」でも良いような気もしてくる。そう、私は、古臭い言葉の言い回しや、現在では、「死語」となっている「言葉」が好きなのだ。ブック・オフで、無地のグレーのセーターを試着してみる。サイズ感はバッチリだし、デザインも悪くない。しかし値段だ。プライスタグには、二千円と記されている。最近の私の服を購入する基準は、千五百円以下なのだ。ちと高い。結局、商品を元あった場所に戻し、ブック・オフをあとにする。勿論、先程のセーターが、もっと面白い柄が入っていたり、かわいい胸ポケットがついていたら、多分二千円でも購入しただろう。しかし、あくまで無地なのでもう一歩購入に至らなかったのだ。しかし、この日記を書いていると、そのシンプルな無地も悪くない気がしてくる。書いていて、だんだん欲しくなってきたので、また週末にでもブック・オフへ行き、まだ商品が残っていたら購入することにしよう。ブック・オフを出たら、突然、体にタトゥーを入れたくなったので、どこに入れるか?を想像してみる。思いついたのが、手のひらだ。手のひらへ「Pain」と入れたいのだ。私が、日々投稿しているTumblrで、手のひらに「Pain」と入れている男性の画像を発見して以来、ずっと同じ箇所に同じ「文字」を入れたいと思っていたのだ。特に、予約はしていないが、とりあえず、タトゥーショップへ向かう。タトゥーショップは、最近、私がよく彫ってもらっている「KーTATTOO」だ。KーTATTOOでは、アンカー(イカリマーク)や、聖母マリアや、イエス・キリストや、誰かわからないが、首を切られた生首の男の写真の画像を入れてもらった。最近では、首筋に十字架や、肩に星マーク、足首にアルファベットで「MOM」と彫ってもらった。そして、KーTATTOOのど真ん前には、クリニックの駐車場があるのだが、なんと、私の名字と同じ「いわさきクリニック」というクリニックの駐車場があるのだ。「主」は、私がKーTATTOOで入れ墨を入れることを望まれているのだ。私が、聖母マリアやイエス・キリストのタトゥーをKーTATTOOで入れようと思ったきっかけは、別に「いわさきクリニック」がKーTATTOOの前にあるからではない。勿論、そんなことは、知らなかった。知ったのは、最初の予約をした日、グーグルマップでKーTATTOOへ到着してから知ったのだ。ある時(2023年6月初旬頃)、タトゥーが入れたくなり、たまたまネットの検索で引っかかったのが、KーTATTOOだったのだ。アンカーは、私は、佐世保出身であり、幼少期から米軍基地の近くを、よく車で通っていた。その時、走行する車の窓から、米軍基地の近くを通ったとき、大きなアンカーの彫刻が建てられているのを見ていた記憶が脳裏に焼き付いているのだ。子供心にカッコいい形だなと思いながら、見ていた。それでアンカーを腕に彫ってもらったのだ。彫師さんに聞いた話だが、アンカーは、縁起の良い彫り物らしい。KーTATTOOへ到着して、スタッフに「Pain」の画像を見せる。運良く、今日は予約がそんなに入っていないので、当日入れることができるとのこと。ただ、本日一人、十二時から予約が入っているため、その後の、午後一時からであれば入れることが可能とのこと。ただ、手のひらは、タトゥーを入れる体の中でも、特に痛い箇所らしく、おまけに手のひらというのは、人間の体の中でも特に墨が入りにくい箇所であり、入れても時間が経つと消えてしまう可能性が高いとのことを告げられる。それでも、いいから、私は、入れたい旨を伝え、上機嫌で店をあとにする。時間まで、1時間半ほどあるので、H&Mへ行き、レディース、メンズ服、くまなくチェックする。欲しい服も何着かあったが、どれも二千円以上するため買い控えする。時間になったので、KーTATTOOへ向かう。到着したら、女性の客がうつ伏せになり、左背中に何やら彫ってもらっている。私の順番がきて、「Pain」を入れてもらう。針が、手のひらを刺した瞬間激痛が走る。私が、今まで入れたどこのタトゥーよりも痛いし、痛みの種類が違う。途中から、手がブルブル震えてきたので、彫師さんが、しっかり抑えて「彫り」を続けられる。約、三十分ほどで彫り終わる。痛かったが、とてもカッコよく入ったので、もう先程の痛みを忘れて、上機嫌で店をあとにする。ジュンク堂書店で、「古本まつり」をまだやっているのを思い出したので、足を向ける。大平健一著「貧困の精神病理」、色川武大の(タイトルは忘れたが)書籍と、あとは、これもタイトルも著者名も忘れたが二冊合わせて計四冊の書籍を購入する。四冊で千三百円ぐらい。地下鉄で帰り、途中、セブンイレブンで、カップの担々麺、タルタルフィッシュバーガー、コーラ、カルピスを購入。アパートに帰り、買った食材をリュックザックが取り出してみたら、カップの担々麺を買ったつもりが、カレー味のカップ麺を購入していたことに気づく。気分は担々麺だったのだが後の祭り。(私は、基本、日々同じ食べ物を毎日食べることを好む。変化が嫌いなのだ。)シャワーを浴びて洗濯機をまわし、イソジンでうがいし、テレビを観ながら晩飯。食後、数日前、食べ残したポテトチップスの輪ゴムを外し食べる。食後、気持ち悪くなったので、胃腸薬を服用。他に、私が日々、服薬している薬も飲む。あのちゃんのユーチューブ動画(本田翼とのラジオ動画)を視聴して就寝。何時に寝たのかは覚えていないが、最後にスマホの時刻を見たのが23時過ぎだった。
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