#戦車擬人化
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<Hemingway’s Fly Bottle (*1)/Another Heart (*2)>
7/21/2024 (The 125th Anniversary of Hemingway’s Birth)
by Masahide Kobayashi 6.6 (φ) × 35.5 (H.) cm 364 g Mixed Media
Slightly Iridescent Clear Bottle with Octagonal Lower Half and Round Upper Half (Glass)
Folded/Woven-blade Silver-grass-hopper (Plant Fiber)
Pine Stick (Plant Fiber)
Chocolate-colored Thong (Leather)
(*1) [https://www.mutualart.com/Artwork/Flies-in-a-Bottle/1A3B028FC320BED32F4E681CC2D0615F]
(*2) [https://reslater.blogspot.com/2011/07/big-two-hearted-river.html]
<ヘミングウェイのフライ・ボトル (*1)/もう一つの心臓 (*2)>
7/21/2024 (ヘミングウェイ生誕125周年記念日)
小林正秀 作 6.6 (φ) × 35.5 (H.) cm 364 g 混合材
下半分が八角面取りされ、上半分が丸い、僅かに銀化した透明瓶 (ガラス)
バッタの形に折った/編んだススキの “折り葉”/草編み玩具 (*3) (植物繊維)
松の木の小枝 (植物繊維)
チョコレート色の紐 (革)
(*1) この言葉は、デヴィッド・ハモンズの (何本かある “ボトル・アート” の中の) 少なくとも6本は数えられる “フライ・ボトル” の連作の一つ、<ボトルの中のフライ (瓶の中の蝿)>の題名に負っている ([https://www.mutualart.com/Artwork/Flies-in-a-Bottle/1A3B028FC320BED32F4E681CC2D0615F])。
この連作では、透明な瓶の内側に接着剤で貼り付けたジッパーの引手を、止まった「蝿=“fly”」に見立てているわけだが、“fly” は「ズボンのボタンやジッパーを隠す覆い布」の意味もあって、恐らくこの縁語から、この見立てが思い付かれたのではないだろうか。
この作品のボトルは連作中唯一「ペット=“PET”」だが、上述の「6本」の中には拙作同様ガラスのボトルもあり––––
([https://newyorkarttours.com/blog/art,artist,contemporary,critic,exhibition,gallery,newyork,photography,sculpture,tour,visualart/bottles/]-右から四本目のワインの瓶)––––また、上述「6本」の内の残る4本は、ガラスはガラスだが、「ボトル (細首/細口瓶)」ではなくて「ジャー (“jar”=広口瓶)」である
([https://www.mutualart.com/Artwork/Fly-Jar/624F86C99BE1B1E9]/
[https://www.mutualart.com/Artwork/Fly-Jar/01A3D05CA4FFA6D7]/
[https://lesoeuvres.pinaultcollection.com/en/artwork/one-stone-head]-1994/
[https://greg.org/archive/2024/03/02/shoo-fly-shoo.html]-1994-蝿が黒人で瓶がニューヨーク市ハーレムの「ゲットー (“ghetto”)」を表しているとのことだが、今は瓶がガザで蝿はパレスチナの子どもたちに見えてならない)。
拙作の「フライ (“fly”)」 は、蝿ではなくて「釣りの擬似餌=ルアー (“lure”) の一種である毛鉤 (“fly”)」––––飛ぶ (“fly”) 虫であるバッタ (「飛蝗」) の形に折った (折り紙ならぬ) “折り葉”/バッタの形に編んだ「草編み玩具」(*3) ––––である。
(*2) この言葉は、ヘミングウェイの最初の本格的な短編集である《我らの時代に = In Our Time》(1925 刊) に収められた〈大きな、二つの心臓のある川 = Big Two-Hearted River〉(1924-5 執筆) の題名に負っている。
この小説の第二部に、革紐で首から下げたバッタを入れたガラス瓶––––拙作の題名で言えば “フライ・ボトル”/原文では “グラスホッパー・ボトル” ––––が胸にぶつかって揺れたとあり、そこから、この瓶を、胸中の心臓の近くで揺れる胸外の “もう一つの/(二つある内の) 二つ目の心臓” に喩えた。
「かれは空の瓶を手にすると…草地に行った。……餌にするバッタを捕まえたかった。おあつらえむきのバッタが一杯…草の…根もとにいた。……中ぐらいのサイズの茶色いバッタを五〇匹くらい瓶に入れ…/…栓がわりに松の枝を押し込んだ。それで、バッタたちが逃げ出せないくらい瓶の口はふさがったし、通気にも問題なかった。/////// かれは…バッタの入った瓶の口を革紐で片結びにして、首から下げて、流れの方へと降り…た。…/… バッタの入った瓶が胸にぶつかり揺れた」––––アーネスト・ヘミングウェイ著, ニック・ライアンズ編, 倉本護訳『ヘミングウェイ釣り文学傑作集』木本書店, 2003, pp.46-8。
“he took an empty bottle and went…to the meadow. …Nick wanted to catch grasshoppers for bait…. He found plenty of good grasshoppers…at the base of the grass…. ……Nick put about fifty of the medium browns into the bottle. …/……Nick put in a pine stick as a cork. It plugged the mouth of the bottle…, so the hoppers could not get out and left plenty of air passage. /////// He started down to the stream, …the bottle of grasshoppers hung from his neck by a thong tied in half hitches around the neck of the bottle. …/…The grasshopper bottle swung against his chest.” –––– “Hemingway on Fishing” : Ernest Hemingway; edited by Nick Lyons, Lyons Press, 2000 ([https://www.amazon.com/Hemingway-Fishing-Ernest/dp/1585741442/ref=sr_1_1?crid=3ILB53P3QFMOI&dib=eyJ2IjoiMSJ9.JjbqJHremWZ5h_HnJQ9i8Q.bYOfxz8ItEOecHZymhUdroQz23LL5duJsEuP2ywH-Bw&dib_tag=se&keywords=hemingway+on+fishing%2C+lyons+press&qid=1718868802&s=books&sprefix=hemingway+on+fishing%2C+lyons+press%2Cstripbooks-intl-ship%2C251&sr=1-1]), pp.13~6.
この本の写真頁 (上掲ハードカヴァー版原書には有るがスクリブナーズ社刊のペーパーバック版には無い) の7枚目に––––「1916年頃、釣行でのE・ヘミングウェイ。『大きな、二つの心臓のある川』で描かれるバッタを詰めた瓶を首��かけている」(“EH on a fishing trip, c. 1916. Note the grasshopper-holding bottle around his neck that would find its way into ‘Big Two-Hearted River.’”) ––––とのキャプションが付された写真が収録されている。
つまり彼がまだ高校卒業前の––––(卒業を目前に兵役志願するも左眼弱視で叶わず、代わりに) 1918年の春、赤十字野戦病院輸送車の運転手に志願して北イタリア戦線に配属され、2週間後には19歳の誕生日を迎えるという7月8日の深夜にヴェネツィアの30キロ北東を流れるピアーヴェ川西岸のフォッサルタ・ディ・ピアーヴェで (一説によるとイタリア兵にチョコレートを配っていた時に) オーストリア軍の迫撃砲弾と機銃掃射を浴びて重傷を負う前の––––この写真は、上で引用はしなかった瓶以外の装備……竿や手網や、肩から吊るして膝下まで長く垂らした (釣った魚を水中で生かしておく生簀としての) 布袋や、(これは中が見えないので作中の記述に従っての推測だが)「ランチや毛鉤入れ帳でふくれ上がっ…た」「シャツの胸ポケット」(同上 p.48) 等……も含めて、作中の描写にそっくりである。
この小説は、(3ヶ月の入院と10数回にわたる237個の砲弾破片・銃弾摘出手術を経て帰国後の) 1919年9月に、昔の��うに友人らと釣りに出掛けた体験を基に、(しかし作中では彼らを消して主人公のニック唯一人が) 大自然との遣り取りを通して、戦場だった “彼の川” での心身の傷を、平和な “此の川” で癒し回復して行く過程を表した作品だが、このバッタ=“grasshopper” は––––彼自身も含めた––––戦火に追われ傷つけられる犠牲の草の根の民=“grassroots” を表しているように思う。
例えば第三短編集収録の〈人こそ知らね = A Way You’ll Never Be〉(1932執筆, ‘33刊) の中でも––––「この軍服を着た…数万の兵隊が、バッタ (ローカスト) の大群の如くやって來るよ」(谷口陸男訳, 三笠書房版全集1, 1955, p.156, 但し (ローカスト) は元文では行間に振られたルビである:“you will see…millions wearing this uniform swarming like locusts”-[https://gutenberg.ca/ebooks/hemingwaye-winnertakenothing/hemingwaye-winnertakenothing-00-h.html#story06awayyoullneverbe]-par.100)––––という風に、(確かに揃いの軍服を着て揃いの行動をする軍団を、「相変異」を起こし「群生相」となって飛来襲撃するバッタの群団になぞらえるのは極く常識的で常套的な連想とは言え) 徴集された民衆兵がバッタになぞらえられ、また “此の川” の岸で瓶に入れられたバッタも元は「草の…根もとにいた」(“They were at the base of the grass”) のであり、更には、小説の第一部で主人公は (戦火の換言に他ならぬ) 火事で焼き尽くされた町シーニー (Seney) を通り過ぎて行くわけだが、そこで見たバッタは––––「どれも煤けて黒い色をしていた。……焼け野原で暮らしているのでみな黒く変色してしまったのだ…。火災は一年前だった…が、バッタは今もみな黒く変色している…。いつまでこんなふうに変色したままの姿なのだろう、とかれは思った。…/『さあ、行くんだ、…どこかへ飛んでゆけ』/ かれはバッタを空中に投げ上げ、道の向こう…へと飛んでゆくのを眺めた」(同 p.36)––––のである。
この末尾は犠牲からの治癒と回復への希望・願望だが、バッタの犠牲面に絞ってここで更に付言すると––––これは拙作の瓶の銀化とも結果的に照応してくるのだが––––この黒いバッタの「ほこりをかぶった背中や頭…は虹色だった」(同上, “it was … iridescent where the back and head were dusty”-ibid.)––––という。そしてこの虹色=“iridescence” は、実は、上で触れた第三短編集収録の別の短編〈死体の自然誌 = A natural History of the Dead〉(1929-21執筆, ‘32+’33刊) の中の、兵士の死体を自然誌的に描写した箇所にも出てくるのである。––––「暑いところに…放って置かれると肉はコールタールに似てくる。特に損傷した箇所には、タールの表面に見られるような虹色の光彩が現れる」(“If left long … in the heat the flesh comes to resemble coal-tar, especially where it has been broken or torn, and it has quite a visible tarlike iridescence”-[https://gutenberg.ca/ebooks/hemingwaye-winnertakenothing/hemingwaye-winnertakenothing-00-h.html#story11anaturalhistoryofthedead]-par.8-l.4)。……つまりこのバッタたちは “生きている死体 (the living dead)” なのである。
そして終いには、この「道の向こう」の……第二部の瑞々しい緑の渓谷に生きる健康なバッタたちもまた、瓶の中に囚われた後は生きたまま魚の餌として犠牲になる運命にあるわけで、その心臓は––––一寸のバッタにも五分の心臓がある––––主人公の胸の前で同じ鼓動を打つ同じ犠牲の草の根の民であることを証しているのである。……この瓶は、彼のもう一つの––––川ならば湧き/噴き出る水源としての––––心臓に他ならない。
周知のようにシーニーの町の側を流れる川は、実際はたったの3文字から成る単純な1音節名詞1語のフォックス川=Fox River なのだが、彼はそれを、その遥か北東に在る––––3文字+7文字の2語3音節から成る長く複雑な形容の––––川の名と取り替えている (これに Big も加えた形容全体の構造/型式は……あの倭建命の「{倭は国の眞秀ろば} 畳なづく青垣 山籠れる 倭 {し麗し}」にも似た……第三短編集収録の〈清潔な、明るい光の差し込むところ = Clean, Well-Lighted Place〉という題名と同じである)。
(via [https://reslater.blogspot.com/2011/07/big-two-hearted-river.html])
この “grasshopper” への “grassroots” の仮託は、旧約の『イザヤ書』(Is. 40–22~24) の昔から––––「主は地球のはるか上に座して、地に住む者をいなごのように見られ……また、…無きものとせられ、…むなしくされる。彼らは…植えられ、…まかれ、…地に根をおろしたとき、神がその上を吹かれると…枯れて、わらのように…風にまき去られる」(日本聖書協会『旧約聖書』1955年改訳 p.998) ––––と有るように、極めて馴染み深いもので、例えば現代の絵画でも––––Web 上では今はこの<赤バッタ、青バッタ>しか画像が見出せない
([https://www.nihonbijyutukai.com/anpan/archives/archives57])––––長谷川匠のバッタ連作が思い出される (「なお,伝統的に日本では,聖書…や欧米の文学書など…,飛蝗…を〈イナゴ〉と訳してきたが,これは〈バッタ〉と訳すべきものである」-[コトバンク-バッタ-改訂新版 世界大百科事典]=[https://kotobank.jp/word/バッタ-115128#goog_rewarded]-山崎柄根執筆部分より)。
この、聖書からの引用という繋がりで––––否、この短編集が刊行された百年前と今が何一つ変わらぬ戦火/戦禍の拡大/継起の時代だからという繋がりで––––最後に一言付け加えるが、この短編集の題名《我らの時代に���は……ヘミングウェイの作品 (と、併記するのは気が引けるが拙作) の題名が多くそうであるように……ある出典からの引用で、それは、英国国教会 (“Church of England”) の『祈祷書』(“The Book of Common Prayer”) の「晩祷」(“The Order for Daily Evening Prayer”) の中の––––「おゝ主よ、我らの時代に平和を与えたまえ」(“Give peace in our time, O Lord”-[http://justus.anglican.org/resources/bcp/1928/BCP1928.pdf]-p.31-l.9)––––だという。
(日本聖公会の1895年版『祈祷書』-[https://dl.ndl.go.jp/pid/824979/1/1] では、この言葉は「晩祷」ばかりでなく「早祷」にもあって、どちらも會師の先唱 :「主よ。我らの生涯泰平をあたへ給へ」で、また、これに対する會衆からの応/答唱は「地のはてまで戦争をやめしめ給へ」([ibid.-1/34],[ibid.-1/45]) であり、戦後の1959年版では、司式者先唱 :「主よ、この世を安らかに治めたまえ」と、会衆応/答唱 :「地のはてまで戦いをやめしめたまえ」である-p.73, p.84)。
……いずれにせよ、この、記されず/発せられず/海面下に沈んで隠された氷山の言葉を––––それをヘミングウェイの非情と反語がどう捉えていたかは別にして––––私たちは私たちの「我ら��時代に」、今一度新たに/改めて思い発 (おこ) す必要があるのではないだろうか。
(*3) 新崎宏『手遊び 草編み玩具 第1巻』琉球新報社, 2011, pp.62~3 (沖縄型)/ 65~7 (普及型)/ 69~74 (中国型)。
[https://www.youtube.com/watch?v=mxb3Z399GNM]。
[https://www.youtube.com/watch?v=I_opJ2xl_Fk]。
追記
1989年の3月13日から4月8日にかけてパリの【Galerie 1900 ▾ 2000】で開催されたジョゼフ・コーネル展のカタログ–––– Edouard Jaguer, “Joseph Cornell”, ©1989 The Joseph and Robert Cornell Memorial Foundation [https://nostos.jp/archives/363284] ––––には、 いずれも1933年頃の作とされるコーネルの4本の “ボトル・アート” ––––色々な物品が中に入れられた沢山の小瓶を一つの箱に収めた広義の “ボックス・アート” とは異なる “一本瓶もの” の作品––––の写真図版5枚が収載されている。
その内<無題 (中国の瓶)>(p.20) と<無題 (月の瓶)>(p.21) の2枚=2作品はカラーで、
3枚の白黒は、<無題>と、<無題 (バッタの瓶)>の全図 (p.22) とその部分拡大図 (p.11) である。
<…中国の瓶…>に入れられた活版印刷本の頁らしき巻かれた紙の右端一行は、漢字に [平仮名のルビ] を振った漢字+平仮名交りの日本語の文章で––––「食物 [しょくもつ] を與 [あた] へて汝 [なんぢ] ‥ 今 [いま] より我子 [わがこ] ‥ 做 [な] れよと云 [い] は」––––と読め、従ってこれは、<…日本の瓶…>と改めた方が良いのではなかろうか。
それはともかくとして、コーネルにも<…バッタの瓶…>が有ったということだが、このバッタは、(解説も無く拡大図でも判別し難いのだが) ひょっとすると腹の下にゴムの吸盤が付いていて、何かに押し付けて初めのうちは平らに伏せて耐えているが、そのうちに吸盤の効力が失われて針金の脚のバネの反発力で突然跳び/跳ね上がるブリキの玩具の「跳ねバッタ」––––(例えば[https://www.ebay.com.au/itm/181510296673] 、[https://www.jataff.or.jp/konchu/obj/obj30.htm] 、[https://www.amazon.co.jp/ノーブランド品-q1145510112-ブリキのおもちゃグラスホッパー雑貨ブリキ玩具品駄菓子屋懐かしコレクション絶版品バッタレトロ品珍品/dp/B0D9WKKWX4] のような) ––––かもしれない (但し写真を見る限りでは吸盤は……初めからなのか、後で取れたのか、は兎も角として……付いていない)。
なお、1980年のニュー・ヨークMoMa でのジョゼフ・コーネル展の図録 ([https://nostos.jp/archives/49182]) には、反対側から異なる角度で撮られたと思われる内容物品の配置が違うこの瓶の白黒写真図版 (Pl. 12)
が掲載されている。
(10/14/2024)
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わたしたちはひとりである
週末(日・��休みの仕事になったので土曜日が週末になった)に日記を書くのが習慣?になりつつある。 毎日書くほどの何かが起こるわけでもない人生なので、書こうとおもっても書くことに迷ってしまう。 日記を書こうと思っても、日々を漫然と過ごしているので、書き記しておきたいことがあまりないのだ。
先週の日曜は、三ヶ月に一度のアフタヌーンティーへ。 三ヶ月に一度、5000円しか使わないのに、お店の人みんな「いつもありがとうございます」「またお待ちしております」と言ってくれる。申し訳ないなと思いながら、静かにくつろげて、大事にしてもらってるなと思える場所なので通う。お金を払うから大事にしてもらえることはわかっているが、それでも、すてきなケーキとおいしい紅茶と一緒に好きな本を読む二時間は大切だ。わたしが本を読む人間だから、空いているときはいつもソファ席を用意してくれるし、あまり声もかけられない。いい時間をもらっていると思う。
月曜は桜にやってくるというニュウナイスズメというスズメを探しに行った。見つけられず、だけどもうレンズの修理期間にシーズンが終わってしまったと思っていたヒレンジャクを見つけられた。夢中になって撮影した。人が集まってきてしまって、結局待っても待ってもレンジャクは樹の高いところにいたんだけど。 森に擬態して石段にへばりついていたら、一緒に働いてい���ひとにであった。いつもと全然ちがう姿をしているうえに石段にへばりついて鳥を撮っていたのでちょっと恥ずかしかったけど、会えたのはうれしかった。 休日に職場の人に会ってうれしい、という感情は今までいちども抱いたことがなく、「職場で雑談をする人」「職場の友人と遊びに行くひと」というのはこんな感覚でいるんだなということを思った。 今の職場では、「人間関係を円滑にするため」「職場での自分の立ち位置を獲得するため」というような生存戦略めいた「雑談」ではなく、なんとなく雰囲気でしゃべっている。「話すこと」「笑うこと」が特権でなく、権力でもなく、また、緊張でもない。そういう世界も、世の中にはあるんだなあと発見する。
業務内容は相変わらず印刷機との戦いと、製本作業をしている。今日はプレオープンでたくさんの人が来てくれて、いままで食べさせてもらってきた、世界観が変わるようなおいしいお料理やスイーツが、ついにお客さんに提供されて対価を得る日なんだと思うと、なんだかわたしが作っているわけでもないのに「こんな素敵なものがここにはあるんですよ、見つけてくれてありがとう」という気持ちになった。 わたしたちが作っている本も、たくさんの人の手に渡ったようだ。 これも、二人で「すてきだねえ」「きれいだねえ」とにこにこしながら印刷していたもので、それがついに「読まれる」という、書物というものの本懐を遂げる日がきたわけで、喜ばしい日だった。 思えばこんな風に、「(生活費を得る)仕事に金銭が支払われていること」に、感動したことなんてなかった。いままで���ろんなサービスと金を交換する労働をしてきたが、どれも、「なんでこんなものに金を払うんだ」とか「こんなものに金を払えるなんてよっぽど暇か、金が有り余ってるに違いない」としか思えなかった。 わたしは一緒に働いている人たちより一時間はやく帰らせてもらっているのだが、退勤するときにはまだお店にはお客さんがたくさんいた。「お客さんがたくさん来てくれてうれしい」と純粋に心の中から声が湧き上がってきて、やっぱりおどろいた。 自分が接客をしていないということもあるのかもしれないけれど、こんな風に「来客を歓迎できる世界線」にわたしが到達したのだと言うことが、なんだか感動できるできごとだった。
とはいえ悲しいことに体力はやっぱりあんまり戻ってなくて、かなり疲れているんだと思う。三日くらいまえから、帰りの電車はずっと寝ている。 それでも本を一冊読み終えた。 蔦森樹『男でもなく女でもなく 新時代のアンドロジナスたちへ』。 男性性に抑圧されていた著���が、女性としての装いを始め、男女二元論への違和感を語る本多。三十年前に刊行された本なのに、未だにわたしたちはこの違和感・理不尽を叫びつづけていてなくなっていないことが苦しい。セックスの暴力性に気づかせてくれる部分が、とてもよかった。 国際トランスジェンダー可視化の日に読み終えることができて、よかったとおもう。明日は「片袖の魚」という映画を見ようと思っている。 しばらくゆっくり休める日が全然なかったし、四月の休日もバタバタしそうだ。休めるのは明日くらいかな…。 だけどまあ、鳥は見に行きます。
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ふりーだむ!
ごぶさたにごぶさたを重ねてしまった! 日本に戻って、はや1ヶ月も経ってしまった。 オーストラリア最後の1ヶ月は、とにかく現地に居る間にしかできないことを!と現地で出来た友達に会いまくり、 ブリスベンまで行って一生分のコアラを目に焼き付けて、念願のコアラタッチも達成した。(コアラの匂いの手は洗いたくなかったけど、泣く泣く洗った) 友達とオーストラリアラグビー版の阪神巨人戦を観戦し、 応援していた阪神(クイーンズランド)が2度もボロ負けし、その都度一緒にしょんぼりしたり 友達と街を散歩して、巨大ニンジンを持ち歩くキャロットマンに遭遇したりもした。 (その日は街で2度も見たからちょっとラッキーな気持ちになった) 今回の留学で、大人になってこんなに新規の友達増やすことはないのでは?というぐらい色んな人に会ったけど 正直、今後もまた会う予感がする友達は一握り。 その大事な友達が「留学時代のともだち」になってしまうのが怖くて 連絡不精の自分も、思い切ってアポをとって会いに行った。 いまも日本に帰ってきてもビデオ通話したり、来月、突然日本にやって来る友達もいる。 大人になると、心もとない毎日の中で、お互いの元気を確認する友達の大切さが身に染みる。 しょっちゅう連絡しなくてもつながっているロングランな関係を続けるため、ジョギングのような、ウォーキングのような、ゆるやかな努力を怠るべからず、と自分に誓う。 さて、留学後は別人のようになっている自分をどこかで期待していたけど 実際は、着陸して日本の湿気をモワッと身にまとった瞬間に一気に夢から現実に引き戻された。 耳がばかになりそうな蝉の声、息苦しくなるぐらいの湿気、 じりじりしたコンクリートと汗。 せっかくオーストラリアで得たカラ��としたマインドと 英語で話すときの自分の思考をキープすべし!と 最初は毎日部屋でオーストラリアのテレビやラジオをかけ むりやり擬似オーストラリアを作ってたものの、 一歩外に出ると努力も虚しく、私の気合いはジュッと湿気ってしまい おまけにその湿度の中、ちょっと縁側に腰をかけ 「夏だねえ」なんてちょっとほっとしている自分の中の日本人に気づく。 いかんいかん!とかき消そうとしてもしゅっと戻る 形状記憶のような縁側マインドに 最近は諦めて日本の夏を味わうようにしている。 半年留学に行ったけど、結局自分は何も変わってないのか? 残念ながら鼻輪をする勇気までは出なかったし、はだしで道を歩くような大胆さも持ってないし、タトゥーもしてない。 たかが半年の留学、と思いつつ 「夢だけど、夢じゃなかった!」 とトトロのめいちゃんみたいに証明する何かがほしくて、考える。 たしかに外国人みたいにはなれなかったけど 行く前と全くおんなじかというと、ほんのちょっと違う。 前と少し違うのは、電車に乗ってる人が皆ちょっと疲れて見えて 店員さんと「Hi, how are you?」とおしゃべりできないことが少し寂しくて 芸能ニュースだらけのテレビに違和感を感じること。 仕事ならどんなことも引き受けなきゃいけない!というガチガチの責任感は少しゆるまって みんなのノリに合わないなら合わせる必要ないし 誰かの期待に応えることより、自分の人生を生きねばいかん と思ったこと。 そういう意味では、絶対仕事を辞めなさそうな自分が 仕事を辞めたことがいちばんの変化かもしれない。 ところがどっこい、仕事を辞めてみると すっかり飼い犬として暮らしていた自分が急に広い野に放たれ 「自由って怖え!!」という新たなフェーズに突入し いかに自分が会社の指示に甘えてたかを思い知る日々。 広いドッグランに連れて行ってリードを外してもらったのに 「ちょっと草の匂いを調査します」 とか言って走り回らずにちまちま狭いところに留まるような自分のダサさに引きつつ (早くどこかに所属して誰かの指示をもらって楽になりたい・・・) という社畜精神をぐっっっとこらえて 今はちょっと自分と向き合ってみるか、と思ってます。 所属してもいいけど、もう少しちがうスタンスでいかないと、意味がないぞ。 ということで「夢だけど、夢じゃなかった!」 になるのはこれからの自分次第!という結論のもと いろいろと試行錯誤してみようと思います。 そして今までは、ちゃんと書く内容考えねば!と思ってた日記も (そしてたい��た内容ではない。真面目損。) まあ書くことが大事だべ、という風に切り替えましたので わたしの書く楽しさを優先します。 そんなこんなで、新時代にわなわなしながら がんばっていきましょい。
オーストラリアの光と、ださカラフルさが恋しい。 また行くぞ。
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黄金のレガシー感想・妄想まとめ
Mastodonで壁打ち気味に展開していた内容のまとめです。上から書いた順に繋げてますのであまりまとまりがありません(まとめとは)
以下、ネタバレです。
92クエストバトル
もしかしなくてももう理のほうのパッパ、死んじゃってる……? (顔を見せない=死んでる理論…………)
ていうかエスティニアンお前何してくれとんのや!!!
92の風脈前提クエほぼ開放済みあたり
どう見ても!!!罠🪤やろ!!!!!おれはくわしいぞ うちの冒険者は何度もその方法で呼び出されてボコり返してきたからな くわしいんだ どうなっちゃうんだ〜というかなかなか飛べないけどこれはストーリーひと段落しないと最後の風脈解放されないやつですね……?(すぐ100ギルテレポしながら)
94クエ
うおーいいですね、定番の料理対決!!バトル漫画っぽくなってきたぞ
しかしウクラマトが��ること、だいぶ有利なんじゃないんか? 猫舌加減とか味付けとかマムージャにはわからんのでは?
→あとで二部族の間でできた料理ってことが明かされたからそういう意図はなかったのかも。。。
94のバトルクエ
ほんとに後方腕組みでウクラマトが戦っているのを見てる冒険者めちゃくちゃ笑ってしまった しかもめちゃくちゃ煽ってくな?
95クエ〜ID 進めながらのこの先予想
え〜もしかして黄金郷って仮想空間だったりしますか??なんかこう、みんな不老不死なのは電脳化してるからみたいな……それで黄金郷じゃなくて黄金郷の入り口がいっぱいあって接続されてるみたいな……?
確かどこかで黄金郷そのものじゃなくて「黄金郷の扉」を探すってのがポイントだね、みたいなことをだいぶ前のクエストで言われていた気がするんだけど、その時あんまり意味がわからんくてスルーしてました がここにきて、なんか黄金郷の向こう側を見て帰ってきた人間たしかにいないっぽいな……?ということを思い始めたりした。。
物語折り返し(継承式)まで
やっぱり理王の死が急な継承式の実施決定だったんだろうな〜と思ってたのでそうなるよねえ 落ち着く形に落ち着いたぜ!
いや落ち着いてない!!!!誰も!!!!お兄ちゃんの話を!!!しないのである!!!!!
血みどろ王位争奪戦のドラマを並行で見ているので、こがしーやりながら敵陣営に情報が漏れた際などについ「ころして口を封じようぜ」と言ってしまいがち 結果的にはころさないでおいてよかったですが、王位継承戦が終わった後もなんだかんだ「こいつころしてこの辺に放置しとこうぜ」などと言ってしまっている
夏休み完全終了のお知らせまで
俺の夏休みーーーー!!!!!!!!
まさか主プレイヤータウンがここまでメチャクチャにされるとはね!!!ハッハッハ 職人さんたち(プレイヤー)がいつも通り作業してるのがなんというか…… 復興だこれは そう思おう
なんか……ムービー中の自機……「正直あいつら潰すの余裕だな……」みたいな顔しとらん? あの敵勢力を前になんか「あ〜今度の敵はそういう感じね」みたいな反応じゃね? 宇宙の果てまで行っちゃったから大体のことは殴ればなんとかなると学習しちゃったのか?
黄金郷について
だーーーーから私言ってたじゃないですか!!!漆黒の頃から!!!!エメちゃんも言ってたけど!!!!原初世界の自機たちは統合される側だからなって!!!!!自覚しろって!!!!!
そりゃ鏡像世界と繋がっちゃったら、原初世界側の方が力を持ってるんだからうまくやらんと関係悪化待ったな��だよ……
これまで第一世界も第十三世界もほぼ滅びかけで世界自体にあんまり価値ない感じだったから原初世界側のヒカセンが「救ってあげる」みたいな関係性を構築できてたけど、そりゃ他世界から見たらこっちだって普通に生きてますし??だし、統合されるかもってなったら全力抵抗しますよ……戦争にもなるよ……
シャーローニあたり(ちょとネガティブ目感想)
メインストーリー側の都合もあるだろうけど、荒野の一連のクエストとサブクエストはちょっと消化不良感を感じちゃったかも
王の試練でサカトラル側が全く登場しないのもなんでかな?という感じだし、ていうかこのへん確実にコーナ兄さんの支持基盤じゃん!王が決まるより先にコーナ兄さんの本気を見せておいてほしかったかな〜という気持ちがあるのがひとつ 爆弾列車も、あ〜結局グルグ火山と同じことやるのね〜って感じで正直いまいち熱くなれなかったかな……これはトライヨラ以外のエリアにとっても脅威というのを感じられるタイミングがあまりなかったせいかもしれない もっと暁月の時みたいに塔が立ってる!とか見る機会があればまた違ったのかなあ……もしくは、冒険者の繋いだ絆〜黄金〜みたいなふんわりした内容じゃなくてうおお武王の初勅令じゃ〜!!!!!くらい振り切ってくれてても盛り上がったんじゃないかなあとは思う ウクラマトとおれが主人公なんだよ!!
あと、原初世界と同じ魂を持つものの話については「あ〜この人もしかして……?でも違うことだって全然あり得るよね〜」くらいで、それとなくヒントもらえるくらいで十分かな……今回のは流石にやりすぎだと感じちゃった だって別の人生だし別の存在だよ あんまりそこを「XXさんと同じなんだね〜」って雑な理解しちゃうの、良くないと思います……………………………………
(※ゲロルトは「ベンダーNPC」としてネタに振り切っているのでまあ許せる)
あとあと、(まあここでそんな話を必要以上にややこしくしても…というのもあるけど)クエストも全体的にもう一捻りあってよかったんじゃないかなと感じてしまう 自警団の隊長がもっと大きい組織の黒幕で完全に腐敗してる!とか地域住民と企業がバッチバチに対立してる!とか まだ途中だから、今後また戻ってきて何かしらあるのかもしれませんが、夏休み終わりターニングポイントのエピソードとしてちょっと弱さを感じちゃったかも
じゃあ荒野マップで何が見たかったのか、深掘りしてほしかったかというと、王位継承戦がひと段落したところで、王政そのものの限界みたいなものが見たかったかも 広すぎてサカトラル側の治安が終わりまくってるとか、国とか関係なく生きてるから継承も知らん、うちの部族に干渉しないでくれ〜みたいなスタンスの人たちとかもいる みたいなクエストがもうちょっとあれば���かったのにな〜と思っちゃうかも…… アメリカ開拓史的なところに沿っているところ、沿っていないところが見たかったよ〜(個人の興味
もしくはもうウクラマトから「ちょっとあたしは今忙しくて行けねえからサカトラル側も見て冒険者から見た率直な感想教えてくれよ〜これは使節とかそういうんじゃねえから!」くらい言われちゃってもよかったんじゃない?と思ったりもするんだけど、まあ夏休みじゃなくなっちゃうねといえばそれはそう でも夏休みじゃないじゃん結局さ…………
あるいは夏休み振り切っちゃうとか エスティニアンくらいなんかテキトーなことしてても良かったと思う
ところで今んとこ一番の闇深が職人拉致監禁村だけど 何あの村????家族がいる職人とかどうするんだ 倫理的にマズ職人の欲求要求とかどうしてたんだ
97クエ レギュレーター
わあ……つまり完全に擬似冥界システムが完成しちゃってる世界ってことか……��… エメちゃんもこのへんまでは見ているはずだけど何思ったのか聞きたいな…………古代人の死生観的にだいぶ冒涜案件な気がするけど…………(まだそこまで発展してない時代だった?)
でもこれだと新しい人間が生まれてこない気がするんだけど だって、死んだ人間から回収した余剰な魂は再分配に回してるんでしょ? 資源の総量が限られているとして、どこかで勝手に還ってる魂資源があるのか、ちゃんと新しく生まれた人間に配分してるのか、 もしくは新しい魂を生み出すことまで成功してるか(アテナさん………………)どれなんやろ?
98手前あたり ナミーカとの別れ
再会できたとして、記憶のナミーカがどの姿なのかはだいぶ気になるかも
「「「天国」」」の話とかもそうだけど、自分で自分の理想の姿を選べるといって、時系列的に最後の状態の自分が「自分で何かを選べる」状態かってかなり疑わしい気がする それとも自動で最高の状態を再現してくれるんだろうか? でも最高の状態って何? あんまりよくない例えだけど後天的になにかができなくなってしまったらそれより前の方がいいってことになるのか? そのあとできるようになったことは全て無駄なのか? なんか違う気がするし 連続的に生きてる存在が自分の最良の断面を選んでその上で永遠を過ごすことってだいぶ無理な気がする わかんないが…………
ソリューション9到達
スフェーンのおままごとで王様やってる感、このあと説明あるんだろうか?
アレキサンドリアってこれまでもうちょっと素朴な共同体してて、王が統治する〜みたいなのを持ち込んだのがゾ兄ちゃんで、えっ王ってなに?どんなことするの?→トライヨラ側の住人から聞いた理想の王像を演じてるだけ って感じがとてもする そんな体制が必要になるような��史も直近の経緯もなさそうというか…… というか↑だと理想の王像がだいたいグルーパパになりません?ゾ兄ちゃんますます秘めた怒りを加速させそうだが…………
まあスフェーンごはんたべないし、生きてる人間ではなさそうだけど……
スフェーンってことはデッカーバンクルな可能性残ってんだよな……(アロアロ→巴術→宝石を核にした使い魔………………)
トライヨラは早いとこ連邦制っぽいことしとかないと中央がパンクしそうなんだが大丈夫なんだろうか
ラマチのゾ兄さんに対する態度について
ゾ兄さんに対して即敵対姿勢に入ることだけど、ゾラージャはグルージャジャに一度ころされたのに、ほとんどチート技使って蘇生して反撃したのが大きかったんじゃないかなと思ったり
別に、蘇生したところで自分の負けを認めればよかったのに、パパの命を奪いに行った←ここが一線を越えたポイントなのかなあと かつ、パパも先代として「お前は死ぬべき」と言い切っていたから、それを継いだのかなと まだ全然過去が出てこないのでそもそもパパお前息子に対する態度どうだったんよというのはあるが…………また後で考えます…………
97クエ
あ〜〜〜〜〜〜なるほどね……それでスフェーンとしては新しい(余剰の)魂資源が要る=トライヨラの人間の魂引っこ抜いたらいいじゃん でゾ兄ちゃんの作戦に乗っかる理由ができるんだな……
こがしーで「ここで萌えるとは…」ってなったポイント
・ラマチとアリゼー 正直これまでアリゼーにそこまでぐっときていなかったんだけど、似たもの同士と分かってからのラマチとアリゼーのやりとりがいちいちとてもよくて最高だった…… かっとなってるラマチを止めに入るところとか、真っ先にラマチの感情に理解を示すところとか
トライヨラに就職するの、ヒカセンじゃなくてアリゼーがいいと思う(でもアリゼー他のことでも忙しいからね、大変だ)
・カフキワさんのお子さんとしてのエレンヴィルくん エレンヴィルくんもここまでそんなに刺さってなかったんだけどこれは大変だった そのママはズルだって!!!! この後絶対何かあるので心を強く生きたいです 頑張ろうなエレンヴィル
98クエムービー
正直感動より爆笑が先にきたごめんポイント
・竜騎士のジャンプ力 あれはダメだって あんなフンっ!てジャンプしてあの距離飛ばれたら笑っちゃうってもう
・ヴリトラ登場 あれはダメだってズルだって!!!!!!!!!おそらく原初世界にしかいないあんな最強兵器持ち出すのはナシだろ!!!!!(いやまあ鏡像世界からの侵攻危機ってなって出てくるのはそれはそうかもしれんけど)(ドラゴンの存在がほぼ核みたいな某ドラマが先週激突大戦争回だったからよけいに) おるすばんおねえちゃんがとてもかわいい
/egimirageしてたスフェーンちゃん、/petsize all largeしたらでっかくなるのかな
リビングメモリーについて
記憶が(我々の世界でいう)データ化されてたら我々もデータにならんと会いに行けなくない?!と思ったら、生命力のエーテルで実体を持ってる状態なのか〜よくわからんがすごいな ただ、(私個人の信念の話になっちゃうけど)何らかの入れ物に入った記憶がその続きを経験し、新しい記憶を得ている状態って、かなり「生きている」というか、だいぶ生きている状態としてグレーなラインだなと思うので、ちょっとこの後のクエストの方向性がそういう意味でも気になるところ!
いやーでもやっぱりカフキワさんの消してほしい!にはちょっと 待って欲しいとしか言えなかった だってレギュレーター導入後の人たちの記憶にも残らないし、それはヨカフイ思想的にも完全な死を迎えるということになっちゃうからなあ 流石にちょっとさみしすぎるから、せめてなにか生命力を必要としない記録媒体に移して〜とか考えたくなっちゃうよ まあでも死ぬって普通そういうもんか……
つい、システム止めたらメモリ揮発しちゃうんかな……とか考えてしまった ちゃんと永続化しとけよ!!!!!!
99クエあたりまで見て
いやいやいややっぱそうなるじゃん…………最初からだいぶ破綻しとるシステムだったよな……
災害で犠牲者が出まくった時代に一時しのぎで運用開始したら、そのままズルズル基幹システムになっちゃったんか? なんかスフェーンの死後権力を持ったやつが「これ統治体制の維持に使うのにちょうどええやん! 民衆にもウケいいしこのままやろうぜ! は? 運用? 知らん!」 みたいなのを想像してしまい、胃が痛い…………
けっこうプレイヤーキャラがあんまり主人公してないというので刺さらなかったという感想も見かける気がするんだけど、個人的には自機はほっといても動くしエピソードも勝手にできていくので、それぞれのNPCに関心を持てる掘り下げが充実してたこがしーがだいぶ好きです ラストエリア、4人ともなんかエピソード描きたくなってきちゃったな〜
リビングメモリーってだいぶアーモロートとの対比があると思うんだけど逆にここまで破綻する前の黄金郷をみたエメちゃんがなんか影響されちゃったというのもそれはそれで良いな……になった
あとエルピスっぽくもある 計算された理想郷 属性の特色を生かしたエリア区分
システムの裏側について
ソ9の、というか新生連王国側のマム人口がだいぶ少ないように見えるの、優先的に資源化(お察しください)されてる結果だったらどうしようかと思ったりした いやまあシャーローニとか見るにもともとそんなに多くなかったんだろうとは思うけども……
アンロストワールド側の時間軸でみると、ゾ兄さんが鍵を使ってアンロストワールドに行く→(ここでゾ兄さんが武王として権力を持つまで何年かあった?)→サンダードームで局所的に融合発生→30年弱経過→ゲート建設、トライヨラ襲撃→冒険者たちが逆潜入 で、多分サンダードームの範囲内に偶然居合わせた人以外は選んで連れてきたりとかできなかったんじゃないかと思うから、元々のマム人口が少なかったら契る相手も限られてるだろうなあ
やっぱりゾ兄ちゃん……卵産んだ?
レジスタンスがもっとレジスタンスしててほしかったな……という部分があるんだけどただ最終エリア見てるとそういうことだったのかもと思った部分 カフキワですらスフェーンのことは様付けて呼ぶんだよね……だから(トライヨラ側の融合前とかアンロストワールド側の「人口」比とか今わかってない事情はありつつも)基本的にスフェーンを「慕ってる」人間しかあそこに招かれなかったとかはありそう 都合の悪い人間の記憶はそもそも回収されない、あるいは永久人として目覚めさせられることはない かつ、リビングメモリーでは「再会の奇跡」がありふれているらしいので、じゃあ逆にシステムが「こいつらは絶対再会させないぞ」となったらそうもできるということで、そもそも反抗組織なんか組織できないのかも
もうちょっと生きてる人間側との接点とか人間構成要素のコピー制約とか知りたいなー!! カフキワ含め多くの永久人は終わりの方を望んでたけど、一人くらい塵理論(※イーガンの「順列都市」で出てくる、不死を追求するやつ)の探究方面に振り切ってる人とかいてもよさそうな……
99討滅後 これ今後なんか明らかになるんか?
もしかしてグルージャジャパパって、トラルのヒカセンだったんじゃないか? あんまりマム村との強い関係も見えないし、村を飛び出して仲間と各地域のお困りごと解決をしてるうちに王になっちゃったんじゃないのか 養子を引き取ったのもそのままだとマムージャがどんどんうちの出身なんだから宮廷内もうちの出身で固めてくださいね!で進められちゃうからそれに対抗しようとしてたんじゃないだろうかとか色々…… 本人(武の方)はあと50年くらいは生きるつもりだったから王位についても次代は廃止するのも含めてなんか考えてたんじゃないだろうか 仲間と、というか理の頭と一緒になにかを成し遂げてきたタイプだから、理がいなくなって不安になって突然継承の儀とか計画し始めちゃったんじゃ……
……でも長男のゾ兄さんに対してはなんかもっとフォローすべきとこあったやろ!!!!!!!! アレかな 本人もまさか子供ができるとは思ってなかったから引き取りプランの方を進めてたら生まれちゃった? コーナ兄さんとの年齢差が気になります……ほとんど同い年だとか…………
ウインドターミナルシャットダウンあたり(ネガティブに受け取った場合)
カフキワが今この瞬間が一番幸せ〜みたいなこと言うとこ 永遠人が「生きている」ことを否定するのであれば、結局カフキワは生きているうちにエレネッシパとちゃんと過ごす時間もないまま死んでしまった という��実がより際立って悲しいな〜と思った
100ID
これ……………ジョブトレーラーのBGMじゃねーーーーか!!!!!!!!ここで使う??????????
たしかにちゃんと聞いてみたらリビングメモリーの転調後BGMこれだったわ いやでもこんな終盤曲をジョブアクショントレーラーでご紹介して印象付けておくことある!!?!?!???
あと、ソリューションナインの紹介BGMの登場機会も待ってます……
100討滅戦
選択肢、一番突き放すようなやつ(お前はシステムにすぎない)にしたらお互いの表情がぎこちないまま進んでよかった
いやほんと、あんなシステムを選んでその下で生きようと思った人たちがいたんだなというか、持続不可能なことは見えていてあえて見えないふりをしたのか、今だけを見ようとしたか、自分の命を預けるシステムについて知ろうとしなかったのか、騙されたか……はわからないけど、最後永遠人たちが消えることを受け入れるような姿勢だったのもそこの反省なのかなと思ったりしたり
それを自分のせいだと思って悩む必要は��いよ 結局「みんな」に採用されたシステムなんだからさ…………
と、じゃあ自分の暮らしを顧みると、やはりSDGsは大事ですね(クソ雑な感想)(これは完全に私の生活の話で申し訳ないんですが、まじでここんとこ「とりあえずSDGs」みたいなクソ雑結論先行型な検討が多いので…………………ちゃんとそれが誰にとって何にとってどうなのか、考えるのやめてしまうのはやぁね というコメントです)
世界を繋ぐめちゃくちゃ重要な鍵をヒョイっと拾ってポッケに入れたの笑ってしまった 自機、だんだん自分の存在の重要性を理解した上で振る舞うようになってる 世界を滅ぼさないでね!!!!!!!!!!
討滅戦そのものについては零式初見ギミック見る時くらい楽しかったかも 正直りゅーさんのスキル回しが暁月より忙しくなってパニックだったのと、召喚さんのソルバハムートがクソデカかったのと、床がローマ数字で世界ってそういうこと、?!?!?!そういう表現する?!????!!!で爆笑してたほか何も見えてなかったんだけど、もしかして外周に鏡像世界の風景とか出てた?!?!?!?!ちょ、ちょっと後で動画とかみて見直します……………………
他実況者さんが「これまじでrandom bullshit go!なギミックやん」でウケてて笑った ほんとうにそう
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猫ノ沢事件(ねこのさわじけん)とは、1916年(大正5年)に秋田県河辺郡船岡村船岡字猫ノ沢(現大仙市協和船岡沢内)で発生した事件である。この事件により全国一の密造酒摘発地であった秋田県での密造酒の習慣を大きく変えるきっかけになった事件であった。「猫ノ沢」の地名は資料によっては「猫の沢」と記述される場合も多いが、この記事では前者で統一する。 概要[編集] 沢内白山神社神社の前が猫ノ沢事件の現場となる 1916年(大正5年)6月24日、秋田税務署間税課長ら一行8名は、未明豪雨の中を濁酒検挙のため、河辺郡船岡村船岡字猫ノ沢部落に向っていた。早朝から同部落を調べ、隣接の庄内部落に向かう途中、猫ノ沢部落に向かう夫婦連れに出会う。署員は「どこから来たか」と尋ねたところ、男は「貴様らの如き者に用事はない」と暴言を吐き、突如Kに組み付いて押し倒したので、他の署員が取り押さえて不心得を諭した。ところが、その夫婦は猫ノ沢集落に帰って、「いま税務署属らに不当の暴行をうけ殺されるところだった」と伝えた。部落民は日頃から濁酒検挙で税務署属に悪感情を抱いていたところから憤慨し、その暴行への復讐、および再び濁酒検挙にこないよう打ちこらしてやるべきだと相談がまとまり、税務署属の帰路を襲うべく盤木を鳴らして部落民を小学校前に集め待機した。一方税務属一行は、猫ノ沢部落白山神社付近の沢合いや堰端、田圃など捜索すべく進んでいた。これを知った部落民は盤木を乱打して襲撃を促し、蓑笠を着用し、鎌、鉈その他の凶器をたずさえ、降雨の中を白山神社前に向い税務署属一行と出会うや喚声をあげて襲いかかり、無抵抗の税務署属らを突く、刺す、殴るの乱暴を働き、凄惨な修羅場と化した。税務署属一行は鎌で背部から肺に達する瀕死の重症を負わされた者、鎌で頭部を乱打され骨膜に達する重傷を負った者など5人が重軽傷を負った。この事件は首謀者、実行行為のあった者、あるいは声援して騒いだ一部の部落民が、騒擾、公務執行妨害罪、傷害罪で起訴され、10名を懲役(各6年2名、5年3名、1年5���)、15名を罰金(各30円3名、20円12名)に処する有罪判決が、2名に無罪の判決が言い渡され確定した[1]。 背景[編集] 明治維新以降、酒類に対して一般的に課税することとなったのは、1871年(明治4年)の「清濁酒醤油醸造株鑑札収与税則」[2](明治4年太政官布告第389号、清酒濁酒醤油鑑札収与並ニ収税方法規則)を定めた時からである。この課税制度はもっぱら販売用の酒類を対象として規定されており、自家用のため製造する酒類については「細民農桑ノ辛苦ヲ醫スルカ爲」[3]のものとして課税の対象外としていた。しかしその後、財政規模の拡大とともに酒税負担を漸次増加せしめることとし、また、自家用酒を製造している者には資産家が多く、「細民」はかえって課税された酒類を購入するという齟齬も発生していた。そこで、1880年(明治13年)制定の酒造税則(明治13年太政官布告第40号)は、酒税の増税に伴い、自家用酒製造数量を1石(180L)以下に制限した(同附則)。1882年(明治15年)には、製造数量の制限のほか免許鑑札制度を導入し、免許鑑札料80銭を徴収するとともに、自家用酒として製造した酒類の販売を禁止した。さらに、1894年(明治27年)から翌1895年(明治28年)に行われた日清戦争の歳入不足を補うために、1899年(明治32年)には自家用酒税法を廃止し、同時に自家用酒の製造を全面的に禁止した。しかし、1899年(明治32年)の酒類の製造数量はかえって減少傾向さえ示した。濁酒製造免許者は77%増となったが、その免許を受けるには年間50石(9000L)以上生産することを条件としていた。そのため、部落内の共同出資により団体を結成しその代表者の名義で免許を受け合法的に製造することが考えられていた。しかし、その濁酒を基にしてさらに大量の濁酒を密造する者が続出したため、結局かえって密造を助長する結果となった[4]。 その後、1909年(明治42年)頃から密造取り締まりが厳密に実施され全般的には密造が減少傾向にあったものの、秋田県と岩手県は1916年(大正5年)まで密造激甚地として残っていた[5]。密造禁止の趣旨が徹底せず「自家用酒の製造は本来の悪事ではない」「小さな密造犯を処分するのは法律の目的ではない」「税務官吏の取り締まりは自分の成績を上げるためで、罰金のうち何割かは賞与としてもらうのではないか」という話が流布し、これらが税務官吏に対する怨恨になり、一方犯罪者に対する同情となり、相互庇い合うという傾向すら見られた[4]。 1900年(明治33年)7��3日の秋田魁新報では「酒は蕎麦と同様自家で作るべきものとの��習は村落民に一つの観念を作り容易に抜けず、自家用酒制限されるや、彼等の不平高まり、税吏をみること疫病神のごとし、時に税吏に対し蛮行を振う愚民もあり、しかも村民一般の感情がかかる蛮行者をみること義民のごとく、犯罪者に対し同情をあたえつつあり、実に笑止千万なり」と報じている。密造酒の摘発には新聞記者も同行して記事を書いているほか、摘発記事などもかなり大きく報じている。税吏に濁酒を押収された家は「ヤマイ神につかれた」としてむしろ同情の眼で見られた。摘発は現品を押さえ、しかも醸造人が明らかでなければ罰金は科せられなかった。そこで、農民たちは知恵をしぼった。期限まで罰金を納められない場合には入獄しなければいけなかったが、この場合は年寄りや女房が夫に代わって労役につくことが多かった[6]。 国は毎年6億円の歳出を必要としていたが、そのうち1億円は酒税によるものであった。当時、秋田県は密造酒による検挙人数はいつも全国一であった。「取締当局としては一罰百戒の見地から厳重な取締による大量検挙以外効果はない」とされ、1916年(大正5年)6月22日に仙台市で開催された東北六県税務署会議に出席して帰庁した千葉税務署長は、23日に濁酒取締について署員をあつめ協議したが、この時に一罰百戒の見本とされたのが猫ノ沢であった。当時の猫ノ沢は「本村より約9km隔たった山間の僻地で戸数約10戸、人の気質は荒く交通不便のため司直の手が延びないことを幸いに、山林の盗伐や賭博など村風も極めて悪かった。濁酒密造も盛んで前年に引き続き、部落で共同して、麹室という大箱4つを設置し、毎月持回り製麹していた」[7]と思われていた。また事件発生直後に猫ノ沢に行った千葉税務署長は部落民にその惨事を問うに「そんな事がありましたか」と言われたり「税務署の人と喧嘩し村の若者も一人殺された」と、とぼけられた[6]。濁酒の常用はまた県民病である脳卒中とも結びついていて、1916年(大正5年)の間に脳出血及び脳軟化症で死亡した者1885人(『県統計書』)で病死者数のうち第一位を占めていることからみてもいかに有害なものかがわかるとされていた[8]。 裁判と事件の影響[編集] 猫ノ沢事件の公判は秋田地方裁判所で行われ、1916年(大正5年)10月19日に判決が言い渡された。判決では無防備の税吏に対して農民多数が共謀して凶器を振るい、暴虐の限りを尽くしたのは全国にその例を見ないとして騒乱罪が適用された。また、公務執行妨害罪と傷害罪も併合されたため、2名に懲役6年、3名に懲役5年、5名に懲役1年、3名に罰金30円、12名に罰金20円という厳しい内容となった(2名に無罪)。しかし、あまりにも厳しい判決の上に「事実誤認が多くあって、判決には納得できない」として、有罪判決を受けた25名のうち15名は弁護人を通じて宮城控訴院に控訴した。翌1917年(大正6年)6月22日に出されたのは控訴を退ける棄却判決であった��さらに、この判決に承服しなかった者は大審院に上告した。上告手続きと弁護にあたったのは、名を広く知られた法学博士の花井卓蔵と鶴田忞であった。花井ら弁護人は擬律錯誤や理由不備の不法があるとして、実例を上げながら駁論した。しかし、大審院は同年11月3日、上告を退ける棄却判決を言い渡し確定した[6][9]。 この事件以前は、税務署の取り締まりが非常に冷酷で税務官吏が横暴であるために事件を誘発したのではないかと非難する論調もあり、秋田県において密造者に対する同情心もあったが、事件後は公判の過程で実情が知らされるにつれ民心も一変し、密造に対して矯正する気分が広がった。従来は税務官吏の臨検を蛇蝎視していた地方も、税務署官を地方の旅舎に宿泊させ、地方有力者が税務官吏の地方巡回を遺憾とし、密造矯正を口にすることを栄誉とする傾向さえ発生した[10][11]。 この事件が起きた後の猫ノ沢では、多数の検挙者を出したのは郷村の不面目として小学校に子どもまで全員が集められた。そして警察署長、税務署属、船岡村長、小学校長から、濁酒がいかに弊害が多いものであるかという講話を聞き、一致して密造皆無を誓ったと新聞報道された[6]。 住民の証言[編集] 摘発隊は午前5時ころから、一戸ごとに立会人をつけて猫ノ沢を調査した。ところが、猫ノ沢では摘発隊が来るという情報を前日すでに掴んでいたのか、現品をきれいに処分していた。また、猫ノ沢のある人が羽後境駅から朝の一番の汽車に乗ろうと家を出ると、電灯を灯した人と出会った。船岡の村役場で休んでいるので酒役人だと考え、走って猫ノ沢に戻ってそのことを伝え、さらに庄内部落にも知らせたとする証言もある。一行はひとまず猫ノ沢を引き上げ300mほど奥にある庄内に向かった[6]。 猫ノ沢部落では1916年(大正5年)当時酒役人が来ると、酒役人はすぐ濁酒を置いている場所に行き、1軒や2軒で濁酒を見つけると後の家は捜索せず直ぐに帰った。人々は密告を疑った。こうした事情で部落では濁酒造りは事件発生時既にかなりなくなっており、金を出して清酒や焼酎を飲むように変わりかけていた[6]。 事件の日、朝4時から税務署の署員らは村人の前日までの田植えで疲れた寝込みを襲い無断で家に入り流し場や戸棚、屋敷に土足のまま上がり家を調べた。酒役人らは挨拶もしないで家を次々に調べたという。9人の酒役人らは猫ノ沢で一件の濁酒も発見できず、続いて庄内の捜索しようと川縁のあぜ道を急いだ[6]。 被告Cの妻の証言は以下の通りである。被告Hの妻と、被告BはBが嫁をもらう以前から仲が良いということが部落では噂になっていた。Hの妻は酒役人が家を探して帰った後に、庄内の方に鎌を持って田を見に行った。その後すぐに、Bが鎌を持って庄内の方にでかけた。Bの妻はそれを見てBがHの妻の後を追ってでかけた考えた。そこでBの妻は後を追い、ヤブの中に体を潜めてBを見ていた。酒役人は雨が降る時にヤブに隠れているBの妻を怪しみ酒を隠しに来たのだろうと問うと、Bの妻は田に水を掛けに行く所だと答える。酒役人はその田に案内しろと詰め寄った。そこに庄内の田を見終わったBが帰ってきた。Bは妻に何をすると9人の酒役人に飛びかかって行くが、返り討ちにあう。草刈りに家を出てそれを見ていたGは、Bが殺されると助けを求めて猫ノ沢を叫んで歩いた。Bは顔や手足が血だらけでひどい姿であった。Bは仕返しを口にするが、周囲の者になだめられて気持ちを落ち着かせ、朝食を取った。そして、大曲営林署の下刈り仕事に行こうと刈払鎌を持って家を出た。猫ノ沢部落の男が鎌を持って白山神社の方に行くと、酒役人が白山神社の周囲を捜索して猫ノ沢の方に向かってきた。それを見たBは腹の虫が収まらず「殺してやる」と酒役人に突進して行った。「またBが殺される」と一緒に走って行った。盤木はIの家に泊まっていた大工が騒ぎを聞いて偶然打ったものだという。証言からは、この時下刈りに一緒に行った者は5,6人で、事件は偶然に発生したとする。取り調べは事件の3日後から始まった。証言では、度胸が無い男と周囲から嫌われている男が目をつけられ、警察から「事件の一切を打ち明けると許してやるから」と言われ次々に村の人々が収監されたとされる。中には病気で歩くのも大変だったEも収監され懲役5年の判決を受けているという。実際には5-6人ほどの人たちしか襲撃に参加していないのにもかかわらず、25人もの人が服役した[6]。 その後、村人は取り調べの様子を話さなかった。そのため野添憲治は、当時かなり厳しい取り調べが行われ、一審の裁判記録が事実と違っていたからこそ、控訴や上告に繋がったのではないかとし、さらに偶然数人で一行を襲った事件なのに、どうして25名が騒擾罪などの重い罪で服役しなければならなかったのか、そこには事実誤認があったのだとしている。残された家族は、男手が無いため田畑を売ったりと生活にかなり苦労した。被告Aと被告Bは出所後、集落の総代や村議会員に推され一応の名誉回復をした[6]。 一番の被害者である税務署員は1917年(大正6年)5月11日に仙台の第二審公判の様子を見ていて、それを日記に残している。Bはほとんど事実を否認あるいは曲弁して、自分一人が税務官らを暴行したと供述した。裁判長から9人の税務官をよくただ一人で追い散らしたのかと問われるが、Bの答弁ははなはだ曖昧であった[4]。 脚注[編集] [脚注の使い方] ^ 『秋田県史 第六巻 大正昭和編』、1977年、p.157 ^ 「租税史料叢書」第四巻 酒税関係史料集Ⅰ~明治時代~ ^ 明治財政史 第5-6巻 221頁 ^ a b c 税務職員の殉難小史 ^ 仙台税務監督局『東北六県酒類密造矯正沿革誌』、1920年 ^ a b c d e f g h i 野添憲治『猫ノ沢事件 -その虚像と実像-』、たいまつ社、1977年、p.65-135 ^ 秋田県警察史編纂委員会『秋田県警察史. 上巻』、1969年 ^ 秋田県警察史編纂委員会『秋田県警察史. 上巻』、1969年 ^ 判決摘要 - 仙台税務監督局『東北六県酒類密造矯正沿革誌』、1920年 ^ 仙台税務監督局『東北六県酒類密造矯正沿革誌』、仙台税務監督局、1920年 ^ 事件の反響 - 仙台税務監督局『東北六県酒類密造矯正沿革誌』、1920年
猫ノ沢事件 - Wikipedia
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週末の走行 2024/1/20-21
先人を見習って走行記録をつけていこうという試みです。やはり文章化しないと何をしたか忘れます。
さて、まずは土曜日からですがこの日は札幌モビリティショーからスタート。いつからかモーターショーという呼称ではなくなったんですね。どうでもいいですが。
今回同僚に誘われたから行ったものの、あまり魅力的な出展がなく微妙な面持ちでした。正直言って三菱くらいしか興味なくて誘われなきゃ行かないラインナップですね。ただまぁ~結局はしゃいじゃうところは相変わらずな訳です。案外楽しかった。
やはり三菱は出展の仕方をよく理解していますね。電気自動車とかコンセプトカーじゃなくてこういうのを見たいんですよね。
会場を出ようと思って駐車場に戻ればこのありさま。最高に頭の悪そうな感じが車イベントって感じです。
会場の札幌ドームを後にしていつものラジコンサーキットへ。ドームから車で5分ほどなので便利ですね。普段は渋滞して面倒ですがこの時ばかりはありがたいです。
この鉄板切り出しの謎製品ですが、NSB19アライメントジグなる製品らしいです。
このアイテムを使用してパリッと真っ直ぐ走るように仕上げました。
飾り気などは一切なく、機能性を重視した無骨にして質実剛健のデザインです。
ラジコンにアライメントもなにもあるかいという感じですが貸してくれる人がいたので早速ものは試しです。
シャーシをジグに固定してビス類を締めなおすことでシャーシの歪みをとるようです。効果のほどは感じ取れませんでしたが...。
派手にクラッシュした後なんかは、このジグを使って歪みを確認する癖をつけるとその後の走行も安心かもしれないです。
これで6,000円もするというんだから恐ろしいですね。
何パックかアタックをかけてこの日は終了。感触としてはぼちぼち。
この日の走行は607LAP、ベスト9.640sでした。
日曜日は2号車の作成でいっぱいでした。
リアセクションのメンテナンスから2号車を作り直します。
ピッチングダンパーは面倒ですね。グリス類を塗りたくるので3パックも走れば汚いです。秘伝のたれ方式でグリスを継ぎ足してるので綺麗にすると本来の動きになるまで時間がかかるんですよねこれ。
フロントタイヤ系22.0mm、デュアルレート90前後でちょうどいいくらい?
後ろのロール感が少なくてモッサリしてるような動きです。高速コーナーで設置感がなくなる感じが気に入らないです。
ベアリングブッシュ&リムーバーなるものも導入しました。
楽ですねこの道具。今まではベアリングを外すのに失敗してゴミにすることが多々あったんですが、百発百中で完璧な具合で外れます。1,000円ちょっとでこの満足感を得られるなら買ってよかった。
模擬レースで実戦の確認をして終わり。0.05秒差で負けるパターンに2回陥ったので詰めが甘いですね。アベレージラップを出す練習もしましょう。
途中でギヤ比変更をしましたが、加速感が変わってもすぐに適応できたのは良い収穫でした。バックラッシュ調整だけは面倒ですが。
この日の走行は297LAP、ベスト9.660sでした。
ファイナルまで残り1カ月を切っている訳ですが、案外やる気は沸いてきません。とりあえず大量のタイヤ消耗品類は初売りで確保しているので、使い切らなければという思いです。月会費も払ったのでとりあえずサーキットに足を運ぶ日々になりそうです。ぶっちゃけ全国大会の権利取れただけで満足なんだよね~。今のところ名古屋の呑み屋さんを探すことに必死です。どうすんねんこれ。
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2023.12.22fri_tokyo
目覚めてすぐにXとインスタを開き、ガザの同行をチェックする。
手にキャンディーを握りしめたまま子供が死んでいる。 少年が泣き崩れて、父親の死体にしがみついている。 生後間もない赤ちゃんが返り血を浴びて泣いている。 目が覚めると家族全員を失い、自分の右目もなくしていた男の子が泣き叫び、地面を叩いている。
その写真や映像をリポスト及びストーリーズでシェアする。ここ数日、これを繰り返している。 この悲惨な写真や映像が、誰かの目に突然飛び込むことに躊躇がないわけではない。これを見せたいと思っているわけではない。僕もこんな悲惨なものは見たくない。目をそらしたい。でもいちばん見たくないし本当は見せたくないと思っているのは、この惨劇を撮影した人たちだろう。その彼らが「Don’t Look Away(目をそらさないで)」と発信しているその苦しみを想像すれば、何もしないでいることは僕にはできない。ガザでは子供の死体から目をそらしても、そのそらした先にも別の子供の死体が転がっている。これが現実だと伝えている。
子供が起きたので朝ごはんの準備、そしてこども園に連れて行く。帰宅してデスクワークをする。伊藤忠アビエーションと日本エヤークラフトサプライに「イスラエル軍の兵器を製造しているエルビット・システムズとの業務提携を解消してください。ガザでの大虐殺に加担しないでください。これ以上、死の商人として世界に名を馳せないでください。命を奪うのではなく、命を救う行動をお願いします。」と意見を送る。本当は昨日の一斉抗議にあわせて送りたかったのだが、都合がつかなかった。
妻と外出し、昼食を孫市というラーメン屋で食べる。久しぶりの孫市は麺が今までよりもちもちに感じてとても美味しかった。その後、一橋大学に移動。学生有志による「パレスチナに涙を」という、パレスチナへの連帯を示すアクションに参加する。参加者は赤い絵の具で涙を一粒描く。その間、虐殺で亡くなった人たちの名前が読み上げられる。そのほとんどが10歳に満たない子供たちだ。とても一時間では読み上げきれませんと教えてくれた学生は、今みんなで植民地主義や帝国主義について学んでいるところですと言った。
僕はこの虐殺がなぜ起こったのか、何が起こっているのかについて学び始めて、自分がどれだけ無知で、それどころか全く知ろうとしていなかったということを痛感した。民族浄化やシオニズムという言葉も知らなかったし、パレスチナがどこにあるのかすらまともにわかっていなかった。知れば知るほど、自分の無関心を恥じ入った。そして帝国主義についても無知だった。国連での停戦決議を拒否するアメリカ。それに足並みを揃えて決議を棄権するウクライナ。侵略されている国が他国の侵略を止めようとしない。なんだかいろんなことがボロボロと崩れていくようだった。次々に欺瞞が暴かれるこの感覚は身に覚えがあった。それは東日本大震災の後に感じたものとよく似ていた。
帰宅してデスクワークの続きをする。夕方になり子供たちをこども園に迎えに行く。帰りに精肉店で豚レバーを買う。もう20年以上前になるが、人生で一度だけフォアグラなるものを食べたことがある。その濃厚な旨味は噂に違わぬものだった。そこでこの豚レバーで、擬似フォアグラを作ってみようと思いついたわけである。しかしいざ作る段になって調べてみると、バルサミコ酢が必要だとわかる。我が家にそんなものはない。が、黒酢ならある。さらにはちみつも必要だとわかったのだが、そこは安心せよ、最近急に父親がはちみつに凝り始め、一本6,000円の高級品をよこしたのだ。と、これなら黒酢だろうが豚レバーだろうが全部覆すだろうと自分に言い聞かせて完成させた疑似フォアグラソテーは案外旨く、子供たちに好評であった。
午後から仕事に出ていた妻が戻ったので、子供たちのお風呂と寝かしつけを任せて立川駅へ向かう。パレスチナの国旗と、ていせんとひらがなで書いたカードを首から下げて駅の入口に立つ。金曜の夜の駅は、飲み会帰りの人たちが行き交っている。ときどきカードに視線をやる人がいるが、そのまま通り過ぎて行く。 SNSを通してだけパレスチナの情報に触れていると、僕のタイムラインに時々現れる、上映や展示の告知や、あまりに以前のままの光景に戸惑うという倒錯が起き始める。戸惑いならいいが、それがだんだん憤りから苛立ちに変わりそうで、これはよくないと思い、世間は一体どう感じているのかを一度この身に染みさせようと思ったのだ。その結果、話しかけてきたのは「ていせん?ていせんって…あの箱型の、自分は車両庫に勤めてるんですけど、ていせん持ってこいって言われて、はい!って持っていくあの箱型の…?ていは丁って書いて、せんは数字の千で…あの箱型の?あ、戦争の?戦争の停戦の?」と勘違いした男だけで、彼はチラシを受け取ることなく足早に去った。これが現実だ。 そもそも関心のない人は、これがパレスチナの国旗であることにすら気づかないのかもしれない。子供でも読めるようにとひらがなにしたものの、こんな夜遅くには酔っぱらいしかいない。あまりに無策だった。やはり何も知らない人たちに訴えるには、アベ政治を許さない!くらい強く明確でなければならないのか。すかしたアーティスト気質などいらない。あとやっぱり人数は大事だな、だからデモに参加したほうがいいのか、などと思い巡らせていると一時間はあっという間で、次はもっと策を練ってから来ようと決めて駅を後にした。
帰宅して、Xとインスタで外務省前や首相官邸前のデモの様子をチェックする。今日もアメリカ大使館、首相官邸、外務省に即時停戦の意見を送る。タイムラインにまた「Don’t look away」の文字。ベッドに横たわった一歳にもならない赤ちゃんの死体と、その母親が悲鳴をあげて泣いている映像が現れる。母親は目を覚まさせようと赤ちゃんを揺すっている。これが現実だ。そしてその映像をリポストする。こういう映像を見るたびに、普通に生きていることに罪悪感を感じる。美味しいものを食べても罪悪感を感じる。家族で笑っても、そのあとに罪悪感がやってくる。自分がこの虐殺に対して声を上げたり行動しているのは、その罪悪感のせいかも知れない。自分の心を殺さないためなのかもしれない。もうこんな映像は見たくない、もうひとりも殺すな。そう言葉にするまでに失われれたあまりにも多くの命に対して、罪悪感でいっぱいだ。 とここまで書いて、この文章が現実の時間に追いつく。もう夜明け前だ。2歳の息子がうなされている。悪い夢をみているのだろうか。もうすぐ来る朝に、またいつもと同じような映像を見ることになるのなら、この現実も悪夢を見ているのと変わらない。もう寝ます。朝になれば妻の誕生日だ。
これを書くにあたり肩書が必要と言われたのですが、やっぱり必要ですか。今は何の肩書も持ちたくないと思っています。前回は映画作家という肩書でこの日記を書いたけど、今はそんなものはいらないと思っています。ただの個人として、人間としてこの現実と向き合って、この世界を受け止めなければいけないと思っています。何の立場もなく、人間としてこの虐殺を終わらせたい。人間として殺すなと言いたい。見殺しにしたくない。僕の場合は自分の無知と無関心を心底恥じ入って、そうすればあとはもうやるだけ、と覚悟は決まりました。そしてやれることはたくさんあると知りました。同じように��っている人がいれば、これを読んでみてください。とても簡単だし、やれることはまだあります。そしてあなたが本当に思っていることを言葉にしてほしい。 https://docs.google.com/document/u/0/d/1IUVPD02DGo5GPPM6ZU2WB0FYES4eGAaXZio07hq07hc/mobilebasic
Stop Genocide! Ceasefire Now! From the river to the sea, Palestine will be free!
-プロフィールー 波田野州平 43歳 東京都立川市 インスタ https://www.instagram.com/inscumgram/ X https://twitter.com/kotobanishimasu HP https://shuheihatano.com/
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全世界 電気屋さん アダム 彼氏いたことない女子高生が妊娠 自称神 過去のことなら何でも知ってる男と職業紹介事業(女性)の話 帝王学(太陽の沈まない国) 子声 両親を殺した人を探す青年 珍築師 ありえない場所に家を建てる建築士 昆虫図鑑 進化した昆虫が支配する地球 魔法結び 魔法使いが支配する地球 ファンタジア 人類が滅んだあと 地球にやってきた宇宙人が 絵本を元に作った仮想世界
江戸パンク 白人狩り 人口に占める白人の割合が 1割以下になった100年後のアメリカで 差別と生きる白人少女 殺人相乗り 指名手配犯がヒッチハイクで乗った 車の運転手が指名手配犯
善と悪を超えて 生まれた子供が別の子 父親と似ていない ドッペルゲンガー 大学入学で同じ顔の女性と出会う
火星が地球のような星だったら サイボーグ女子 生まれつき身体障害の女の子が徐々に機械化 戦うために生まれた子供 超能力を持った子供達が戦争に参加
大都会の森の中 宗教学校 いろんな宗教の子供たちが同じクラスで暮らす リゼット 少女が自分を売って家族を養う
フェルム 現代が舞台の不死身の人たち マンサムーサの子孫
女性のほうが大きい世界 人が動物化する世界 大企業が国を持つ時代
ヴィクター あらゆる生物を組み合わせて作られた化け物が 宇宙をさまよう 天使と悪魔の恋 テーマパーク 祖父が残した巨大なテーマパークを探検 ゴールデンエイジ 同じ年に生まれた人達が世界で活躍 現代の青年が海賊時代にタイムスリップして エルドラードを探す ファクション 同じ超能力(瞬間移動、念動力)を持った人達が 派閥を作り争う ナノランド ナノマシンに汚染された地域の群集劇 AI戦争 AIが自我を持たなかった世界で2人のAI開発者が 地球の資源がなくなるまでロボットなどで争う
宇宙人に支配された地球 手錠され奴隷のように扱われる男性が 革命を起こす かぐや姫 月から始まった人類 怪獣姫 いじめられっこの少女が怪獣と出会い世界に復讐 悪魔学 女子大生が大学で専攻した悪魔学の講師が本物の悪魔
グラビティアイドル 生まれつき重力を操る少女が アイドルをやりながら人助け 魔法資格 現実世界で政府公認の魔法使いが人助け 魔法街 現実世界で魔法使いが暮らす街
竜の遊戯 竜に変身する少女が人間を騙していく プラントパンク 植物サイバーパンク
傘 突然世界に現れた傘のような形をした巨大浮遊物体が 目に見えない影響(愛をなくす)を人々に与える F計画 1970年代の日本、核実験の失敗で生まれた 超人たちの日常 ハーフ会 深夜に人間と妖怪のハーフたちが騒ぐ PICO ピコテクノロジー、ナノテクノロジーが知性を持つ 透明な機械生命
見えない海 透明な海が見えた人が魚になる世界 人間以外進化 人間以外の生物が突然進化 エリ 先祖代々不死身の遺伝子を持つ女性が何でも屋 アラ 何でもできる神のような宇宙人
メアリー 特殊な力を持った女性が島で隔離生活 宇宙ステーションで人体実験された男が、脱出して地球に復讐 プルート 遊霊地 幽霊が経営する遊園地に 女子高生がバイト
ファンタジア 地球規模のジュマンジみたいなファンタジーすごろく ブラッドドメイン 日本が舞台、ヴァンパイアに血を売る女子高生 最後の楽園 19世紀アメリカ、ヨーロッパから持ち込まれた 人間を怪物にするウイルスがアメリカでも流行り それらと戦う女性カウボーイ
宇宙の囚人 囚人が脳を宇宙人に移植されて人類と戦う もう1人 父親が生物学者で自分(女子大生)のクローンを 作ってた
一秒後の世界 自殺を図る女性の前に現れた科学者が 女性が死んだ一秒後に世界を滅ぼすという 女性はそれを阻止する
異世界より 異世界から人間の世界に来た女子大生
ピコ 自殺を図る女子高生がナノテクノロジーで 死ねない体になる それから ナノテクノロジーで理想の世界を作る
地球滅亡で選ばれた人が宇宙に脱出 オブザーバブル 水の惑星に漂流した宇宙飛行士
天と地 超金持ちから貧乏になった女子高生 リディア 宇宙人に支配されてから100年後の地球 わずかに生き残った人間の少女は 地球自体が巨大な仮想現実を生み出す装置に なってることを突き止めるが、同時に 宇宙そのものが仮想世界で真の現実は別にあることを知る
夏の宇宙 宇宙は寒いか暑いか確かめるため 一般人参加可能な宇宙試験を受けた男子大学生が 宇宙ステーションで宇宙人と恋する エルヴァ 交通事故で首から下が動かなくった貧しい少女が ある大富豪の脳死の娘に脳移植をして生き返り その娘のお見合い相手が自分を轢いた男性 熊のヒーロー アイアンマンみたいな熊のパワードスーツを着た女性 取り替え鬼 人間の子供と取り換えられた鬼が故郷に戻る
なんでも切れる剣 なんでも切れる剣を持つ男性が ファンタジー世界を旅する スチームパンク姫 19世紀終わり、少女が発明家の父親に反抗して 潜水艦にも飛行船にもなる乗り物に 無断で乗り旅に出るが、その乗り物には 降り忘れた清掃員の男と 敵国に向けた新型爆弾が載っていた
ヒューマニスト 人間の体を操る能力を持った人たち 神無月 神様が集まって年間行事(主に天気、災害)を決める
かぐや姫 超能力(瞬間移動、体の伸縮)を持ったかぐや姫 座頭市 生まれつき盲目の少女が父親に男性として育てられる
ディスパリティー サングラスで見える異世界 (ダークマターでできた世界) syzygy いろんな時代で異星人から京都を守る女性教授
パンドラの箱 どんなもの(時間、物質)でも 吸い込んだり出したりできる箱で世界を変える 流れ星 流れ星に願いを込めるとランダムで本当に願いが叶う現代
アニメ AP ロマン 男がいなくなった世界 アニメ映画 魔法の本 現代が舞台、図書館で 魔法の本を見つけた少女 妖怪語検定 妖怪のいる江戸時代、妖怪語を話す少女
ゲーム マリアネット シュライン プロトヒストリー 地球と似た惑星で原始時代生活 ナイロビの虹 アフリカサイバーパンク マーブル 陸地が1割しかない地球で海学者で 戦闘員の女性 エコー 盲目少女を介護するロボット
100%の恋 なんでも検索 ヒーローゲーム 人助けをするとお金がもらえるアプリで 獲得金10億超えると超能力が使える
すっごく大きい 女子高生が小人になり小人の世界で生きる 難民の少女が3Dプリンターで武器作る 人魚に噛まれて人魚になる 植物と動物が融合した世界 風がめっちゃ強い世界
ドラマ 首から下 キャンプに訪れた女子5人が 首から下だけ入れ替わる 芸歴19年 SNSで知り合った美少女アニメアイコンの女性が リアルであったらホモのおっさんだった 冷たい偶像 リサイクルショップ川島 リサイクルショップで働く 男性と女子高生
短編映画 ガイア 地球自体が巨大な生物 アパート 時間(少女)と空間(少年)の擬人化
ニヒル 手で触れただけで何でも消す能力を持つ少女 ヌーメン 怪獣に変身する人間 海洋時代 宇宙から来た巨大物体が海に落ち水位が上がり 陸がなくなった地球で現代の海賊話 エイヴィアン 恐竜時代にいた人間のような知的恐竜
異世界漂流 ある日突然、異世界に飛ばされてから20年たつ男性 アンファミリア 悪魔、魔法使い、アンドロイド、怪獣星人が 経営する時空を超える(いろんな時代、 他の星、異世界に移動できる)ファミレス ベクター 200年前に戦争で腕を失った生物学者が自らを実験台に 他の生物と合体する、その子孫たちが現代を生きる 單(ひとえ) 江戸時代の女海賊が海から来る 水獣(半魚人、人魚)から日本を守る
神の気まぐれ 異世界に集められた いろんな時代の高校生達がバトロワ 蠅の女王 ヴァンパイアの組織を人間に破壊された ヴァンパイア(吸血虫)の女性が人間に復讐 ある世界 キリスト教がない世界
ヌーメン 別世界の者達がいろんな姿(怪獣、超能力者)を 遠隔操作してこの世界(宇宙)でやりたい放題
退化する世界 地球上の生き物が退化していく 偽王 その国の王女にそっくりな少女が代わりに王になる おびえる巨人 人口が少ないため兄弟と結婚することになった 女性巨人が巨人町を抜け出して 人間の世界で生きる
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【戦車擬人化】BT-7
ベートシュカ
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プレシャス、フィナーレとお寿司とアイス。
プリキュアオールスターズF、見てきました。
すべてのプリキュアを通ってないんです。ほんと、まったく知らないシリーズもあるレベル。ただ去年デリシャスパーティプリキュアが返しがついてるレベルに突き刺さって抜けなくて一生デパへの大きな感情を抱えて生きていく決意をしているので、見てきました、映画。
ほんと、過去にプリキュアを好きになったことがある人なら観て損はしないと思います。すっごくよかった…!特に今回選出メンバーに選ばれたキャラに推しがいるならほんとうに見ないと後悔するレベルに感じました。私はデパはほんとうにみんな大好きなんですが、特にゆいあまねの二人が大好きなので……感謝しかありませんでした。
箇条書き気味に飛び飛びで、しかもデパに偏った感想ですが。ネタバレもあるので見た人だけ見てね。
初っ端から重々しい雰囲気にあわわ〜となってたところで更にソラちゃんピンチ!危ないっ!してたところにプレシャスとサマー登場!かっこいい!かわい!!新しい動くプレシャスっ!!!とうるうるするオタク。
そのあとのはらぺこった〜もいつもどおりのゆいちゃんでオタクは幸せ。
トロは通ってないんですがまなつちゃんかわいいね〜
そのあと出てきたローラもめちゃくちゃかわいい〜と、百人組手みたいなことしてるフィナーレかっこよすぎる。ひとりでプッカを守ってたんだね…
プレシャスとラメールも参戦して3人で敵を倒すけど多すぎて撤退作戦、からの手を繫ぎたがらないプッカをためらいなく抱えるラメールかっこいい…というかくるるんでマスコット抱きなれてる…?のか?って思った。
プッカかわいいよプッカ…抱きしめたい……
ツバサくんチームとてもバランスよさそう、というかトラブルとかなさそう。大人な感じする。
というか実際ここだけほんと大きなトラブルもなく真面目に目的地目指してたな、すごいことだよ。
あげはさんチームはユカリさんああいう感じなんだね〜キツイのは知ってたけど。かわいい。
あとオヨルちゃんかわいい。これは人気でるル。ララちゃんなのわかっててもオヨルちゃんって呼んじゃう。別にスタプリもちゃんと見れてないのに。
プリムの登場。すごいキャラデザ…変身前後どっちもかわいい。うさちゃんモチーフなのがわかりやすいのに擬人化って感じもなくてすごいデザインだなぁーと。あと僕っ子真綾はみんな好きなんだよ。
のどかちゃんと合流後のましろちゃんチーム、電車に乗り込もうとした際の人魚に戻って長さを出してのどかちゃんが電車に乗れるようにがんばるローラまじいい子だなこの娘…とまた株を上げる。
のどかちゃんとラビィを見てなにか思い出して力が暴走しちゃうプッカ…電車を壊しちゃうプッカに優しくするみんな…器が大きすぎる…ローラの次は気をつけなさいにほんとうにそれ以上の意味がなさそうなところもよかった。さっきのはもういいらってって感じで。
ソラちゃんチームの夜のシーン、岩にもたれかかって腕組みながら寝てるソラちゃんに騎士を感じてとてもよかった。あとソラちゃん「ましろさん…」しか言わないけど他の二人も心配してあげて笑
お城についてからの本格的に戦闘に入っていくけど、シュプリームが本気出してからのどんどん脱落していくところ……セーラームーン通ってなかった泣いちゃってた…みんな…
とりあえず勝てないって思い出してから満身創痍だっただろうに、ぱっと動いたフィナーレかっこよすぎた……好き……それにみんな続いてくれて、最後のひろプリ組も大人にもかっこつけさせてよねってあげはさんめっちゃ良かったし、そのあとの床を壊してプリンセスを頼みますってするツバサくん簡単に言うと癖だった。男の子だ〜ってなった。
ソラましのターン、そうだよね、辛いよね……泣いちゃうよね、エルちゃんも…でもだからこそ立つことが出来たスカイ、かっこいい。
ふたりで立ち向かって、その姿にプッカも頑張ろうって思えて…
マジェスティのちら見せからのプッカのがんばり。泣いちゃう…頑張れプッカ…
からもう他のプリキュアも参戦してオールスターっぽくなってきた!!!って熱い展開!
全シリーズのエモシーンを洪水ように浴びせられてここからずっと泣いておりました。
デパもああ、ゆいちゃんとあまねちゃんのシーン…と予想できたし予想通りのシーンだけど泣いちゃった…
全部のプリキュア揃ってからの属性揃い越境キュアの合わせがほんとうによかった……!
デパとアラのデザート〜最高〜!とか、ドリームとバタフライの蝶々とか、ツバサくんたちの年少チームとか。
越境とかなくただただ圧倒的存在感の唯一無二のブラックホワイト、最高でした。
で、最後ソロで大技だったサマーとプレシャス…プレシャスのお顔のアップないちゃった……
それでも届かなくても、プリキュアの、みんなの力をひとつにする展開、そりゃ好きだよ!
突然のブラペに喜んで更に大きく写ってるマリちゃんににっこりしちゃった。二人が手前で嬉しくてほかに誰がいたのかあんまりわからなかった…ごめんね。
強すぎる力を持ったゆえにその力を使うしか知らなかったシュプリームが、プリキュアと言う大きく言うと愛と友情の力を知って、憧れちゃって…でもひとりだからその気持ちを育めなくて…マスコットがいたらいいのかな、って作ったプッカだけど、本当は友達が欲しかったのかもしれないよね…良いエンドだった〜みんなで美味しいもの食べて〜〜
で、ほんと、エンディングダンスありがとうございました。デパが1番可愛かったです(争いの元)
ただ私はひろプリ見れてない身で言うのもなんですが、これでひろプリの映画が終わるのはさみしいなぁと思うので、ぜひひろプリの映画も春にやったりしたらいいなって…せめて2作品越境作品で、もっとひろプリにスポットあてた作品作ってあげて欲しいなってのは思いました。
夢見るお子様ランチは最高の映画でしたので、キュア好きにも同じ思いをしてほしい。
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2022年12月13日
暗闇 見つめている二重らせん 週刊誌の最後のページ 孵化する 孵化させる 目が覚める からっぽのまま 赤ん坊の手を握る 哲学ニュース 強度 占星術師 と打ったら変換される 性占術師 学生時代 最も力を入れたこと 死は幻想である 愛、あ、あ、あ、名前を教えて なりたいもの わたしが 明るい世界 明るい未来 クビになったドラッグストア 礼拝 お好み焼き チューニングの狂った 歌 聴こえなくなるまで 聴こえなくなるまで featuring あなたのこと 声 死について って誰も知らない経験していない から 駆け込み乗車 禁止 お兄ちゃん お兄ちゃん 扉を開けて 機内モードで延命する アジテーション はやくしたい 遅く 結婚 まん防 イデア的には ずっと一緒がいい よね 今だけ無料 アジテーション テナント募集 の 看板 らすとくりすます とぽろじー 言葉で考えるのをやめる あ、あ、あ、 図式化 ズキズキする 監視されていた 白い部屋 女衒 パッチワーク フランケンシュタイン みたいに 愛と幻想と 愛と幻想と 糸 ほどけていく ことを想像する ジャスミンを銃口に 営業系総合職 死んだ瞬間の聴覚について 死んだ瞬間の聴覚について のように のように さようなら 魔法少女 ハートフィールド 歌う メヌエット ピーチ姫の テトラポット アストラル界 あなたの 吸い込まれる ダム 死体画像 すぐ会いたい女子が急増中 アカツクシガモ 京都市植物園 振り回す キャリアチェンジ された アルバイト する このサイトにアクセスできません と 声が して振り向く 昨日 のことを覚えていない 迷宮 のようだと うわさのベーコン クルトン コーラ・パール ゾラ ほら、と 初音ミクの額から垂れる汗 花園神社で 迷い込む 見世物小屋よ 一生バイト ポケットモンスター 正解を引き当てるまで やる気が出ないな 英単語帳 ランボーを読んでしまったなら ロックンロールはそう ホテル暮らし 空調の音 Jアラート 星座を結ぶ ロックマンエグゼ lain rain ruin ビスク・ドール 野良犬 奈良へ向かう列車 アーレント 現実感 人生攻略サイト 灰と は 意図 思考 回路の中を むさぼり食う 吸う 空気 止まった ままの 子宮的な エリア 嘘をついたまま死ぬ のね ルビンの壺 12ポイント stray sheep と 動詞動詞動詞動詞 同時的に 田中角栄 魔人ブウ 犯す 壊す 作る 波打つ わたしは��殺す 生かす 咲く 咲かす ライフハック 死 冷蔵庫 咲かす 飛び立つ やわらかく もやもやと ばたばたと 解毒する 夏休み 向日葵 消滅した 蝉が鳴く なく 無く 咲く さ さ さ 教育する アナイス・ニン 逃げ出す 逃走する 闘争? 領域を広げていく 閉じる 閉じこめる 閉じ込められた 布団の中 宇宙のように 宇宙そのもの 高橋まつり 滅びた 100年後のことを考えて 文章を書く 脳みそから溢れ出した 白い水着 黒いタイツ 道化のように 大天使のように 借りる 回帰する アカツクシガモ 成長すること 天秤のことを考える by this river ラブ&ポップ 脳破壊 快楽 シャドウ・ワーク 子宮口から この世界の果てまで 共同体 忙しい 忙しさ exclusive みんなのレビュー 連帯 証明するために ランキング もっと欲しい あなたらしい 瞬間に 祈る手 summer 上映する ロングヘアー 偏差値 ピアス 18個 生き延びる ラリる 刺さった 反射した 発射した 家畜人 ホワイトノイズ 空間 依存症 白い 微分不可能な やわらかい その曲線 エゴサーチ バーモント・カレー 姦淫する 階段 聖書 夢の中に出てくる 中島らも 他人の日記 読む 話す 歌う ような気がする そんな感覚が 一時間天気予報 ペヨーテ ぐるぐる回る 永久に 永久的に 結びつけた 途端に壊れる ぱりん、と ふらっと 消えちゃいそうな気がする 意識が高い 高低差 風圧 やさしい言葉 インターネットのグロサイト 巡る 再度 巡る 繰り返していた クリスマス サンタさん 産道 乱視のまま 今日も生きている 息をする あらゆる 虹色の 永久に理解されることのない強度 氷点 貯金やダイエット レポ漫画 面白くなる 国語辞典 解剖する やまい、だれ 芽殖孤虫 ひらひらと 眠る ゴミ出し 擬音一覧 シーシュポス 間違った注文 集める 女性が一生で排卵する卵子の数は400個~500個と推定され 細胞膜 ずきずきと 痛む手 うつらうつらと その指で 欺瞞 マッサージ されたまま死ぬ アイライナー いつかは終わる 旅 続いていく 気持ち悪い、 と少女 折りたたみ傘 出会う 解剖学の教科書 ホーリー・マウンテン もやし 食物繊維 的な ひらく 伸びる 匂いがする 恥丘 裏切る 一本の木 待ち続けている 市民会館 明かしえぬ共同体 ムーミンたち ムーミン谷へ 向かっている ヤツメウナギ もし仮にそれが ハッとする 気がつく 失う 海のそばで グランドメニュー 幽霊 ピアスの穴 カッターナイフで切る 舌を 下へと 血が出る 地が出る前に ここからいなくなる 踊る 大雨の中 浴びる 天高く 土砂降り もっと 濡れてしまいたい 溶ける あらゆる種類の動詞 固着した エディプス・コンプレックス 身体を売る 眠りにつく べたべたした くすぐる 太もものうぶ毛 のように 行こうね ずっと一緒に 逆にする 黒板に描かれた 天使と怪物 流れとよどみと 恋と革命 そのままの 君でいてね イデオロギー それとも 触れる 手に 手のひらに その温度を そっと撫でる ように見える 青ざめた 顔 目で 浮き上がる 物流倉庫会社 キスをする どこにも行けない どこにも行けない 憂鬱な夫婦 中絶用の 願いを書く 七夕 永遠に落ち続ける夢 人生ゲーム 青いピン そのように 性行為のやり方 鍵付き完全個室 運動会 発熱 保健室 はつなつ 人生経験 終わりゆく 肉の厚さ 海馬 言語野の 衰退 ダウンロード数 数えていた 新しい生活様式 リズム 物語ること 豊かな 再生回数 氷 覆われる 世界すべて 素数のように 感じる 解体 怒らない? 起こらない、何も 可能性が失われていく 研ぎ澄まされていく 失われていくことで 何者かになった その平らな牧場 忘れてきた お持ち帰り する 立派な 飛び降りて 刻まれた 胎児のように さえぎられる 海岸には小屋があって 喧嘩をする 白鳥 食べられる 汚い 穢れてしまった 純粋なもの 銃を撃つ 一発 チェーホフ、どこへ行ったの? と母親が階段を上がってくる 切符をなくしてしまったままで 生き続けている気がする 少女には 晴れ 絵日記は かすれてしまった とうに 音楽にはならない 寒天培地の上で 有性生殖する していた した方がいい 人生経験 ペットボトル HPVウイルス 頭のない 風邪総合 目をさます 神経系 ポーチの中で 白い粉になった 睡眠薬 遠くの方へ、遠くの方へ 並べられている 全校集会 鳴らされて 走る 望遠鏡を 覗き込む もうすっかり 子宮頸がん 夢中になって 標本にする どうやって? 悟りについて 五億年ボタン 走馬灯 一週間くらい考えてもいい? 愛妻弁当 ぷっちょ の容器でオナニーする カンブリア紀の 海中生物やわらかく モニターの奥 夏の光 ぴったりと 豊かに 遅延しながら 本間ひまわり いま、を指差す指の先 爪の長さ 変わって 一括見積もり ふざけているのではなく 頭痛 左側 ありがとう こんにちは おはようございます それは愛ではなく の ような 夜行バス 棺 出生外傷 の あなたは ロビンソン トリップした 虹色の女 devenir ひだ 開く 一枚一枚 めくっていく 匂いがする 工場の赤ん坊が コンクリート 嘘だった あてのない 意味のない 海 潜り続ける 潜水艦の中で 夢を見ている 象徴的に もっと速く 飛び立つ 自壊したい 鯛 平らな 館内における密を避けるため 破れた 四つん這いになって するだろう 想像 するだろう 未完のままの もはや戦後ではない 未亡人 ぷろ、ぱかんだ 重量と恩寵 根を 肉体が壊れていくのは かもめ 肉塊 台風が来る前の夜 アオカビ もっとたくさんの地獄 天国は通り 過ぎては消えていく スーツの人が通り過ぎていったあとの 匂い 大人の匂い 食器返却口 この席の使用はお控えください アルコール消毒 セーブポイント 豚 のような女 と 猿の ような 男が出会う 死体ごっこ バラバラに 組み合わせる 英単語帳の例文みたいに 死に近い コンクリート 裂け目 洗浄液 メリークリスマスの Yahoo知恵袋 真理があると言われている そこにある 死んだあと魂はどうなるの? と子どもが尋ねる 何グラムの 前世の記憶 当たり前の事 トンネル 潜り抜ける音 夢の中の休憩所 自動販売機 光 光 夜の闇に飲み込まれないように コンビニエンスストアは灯台として 鳴りやまない 崩れていく 昨日 来ない 来ている すでに いま 冬の ま、ふゆ ま 電気ストーブ あたたかく すりつぶす 通勤・通学 するための列車 眠る 折りたたまれたヒダ 予言する 1999年 産まれ た 朝 ねむる ねむる もっとよくなる 地方都市
夢の中では 現実的な 現実的なもの 親ガチャ 100年後の 2000万年後の 想像していてね 空っぽの脳 おばさんが入ってくる大量に 魚 飛び跳ねる 誰も見ていないところで 老人の声はデカい 無が無限に膨らんで 恒星たちは爆発し きっと届かないまま ゲーム実況見ていた 二年間 だった気がする だった気がする この区域で路上喫煙をすると 一千円の過料が科されます と どこかに書いてあった 教科書に落書きをしている間に 終わっていた もっと濡れたい 雨に 幼形成熟 恋と革命のために 太郎 花子 由香 香織 紗耶 話題のツイート 温泉むすめ 逃れてゆけ 逃れてゆけ 自撮りしているふたりを 見つめる 目 目玉 浜辺で 白く 白く 白く 白く 境界線はほどけた もう一度 あまい 糖衣錠 統一的な 像 増殖する お支払い方法 まとめサイト この世界の秘密 ねじれたソーセージ 青い 白い 脆い イオン・モール 迷子になる 歌を歌う 歌っていた 冗談でした あらゆる 情報商材のために すべて ひとつの 自己啓発 は はいいろの ノイズで
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世界の厄介者、北朝鮮を育てた中国
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櫻井よしこ
北朝鮮が前例のない頻度でミサイルを発射し続けている。狙いのひとつは 米国を交渉の席に引きずり込み、なんとしてでも国連の対北制裁措置を解 除させることだろう。
2017年9月、北朝鮮はそれまでにない大規模な核実験を行った。広島の核 爆弾の約10倍、160キロトンの水爆弾頭の実験だった。同年11月には大陸 間弾道ミサイル(ICBM)も発射した。国連が北朝鮮に厳しい経済制裁 を科したのは当然だ。朝鮮問題の専門家、西岡力氏が語る。
「安倍首相とトランプ大統領が主導した国連制裁が、いま非常に効いてい ます。北朝鮮の窮状は衝撃的です。今年1月に列車とバスが中朝間を往来 しましたが、中朝貿易が再開したとはいえず、北朝鮮の物不足を解消する には程遠い。その結果、北朝鮮では紙幣印刷に必要な紙も印刷資材もなく なっています。そこで北朝鮮当局は国産のペラペラ紙で『中央銀行トン 票』と呼ばれる臨時のお札発行に追い込まれました」
トン票については以下のような注意がなされている。
「紙質が良くないことをよく理解して丁寧に清潔に利用し、汚したり破損 させたりせず、愛国心を発揮して少しでも長い期間利用せよ」
食糧危機も深刻である。21年には、1月、2月、6月と3回も立て続けに朝鮮 労働党中央委員会総会を開き、食糧危機克服の緊急対策を論じた。にも拘 わらず、昨年は軍や党幹部への食糧配給も断続的に止まった。
断崖絶壁に立つ金正恩氏の連続ミサイル発射の意味はまず、この苦境を打 開するために米国と交渉したいということだろう。同時に一連のミサイル 発射という強硬手段は、米軍に対する恐怖心の現われでもあろう。
��述の17年9月3日の水爆実験から3週間後、トランプ大統領(当時)はグ アムから戦略爆撃機B‐1Bを北朝鮮に向かわせた。F‐15C戦闘機など十 数機に守られ、巨大な図体の爆撃機は正恩氏がそのとき滞在していた北朝 鮮の東海岸にある元山沖で模擬空襲演習を行った。米軍は正恩氏殺害も可 能だった。トランプ氏は元山沖での演習に「金がかかる」などと不満を述 べたが、マティス国���長官は「大統領に核兵器使用を勧めなければならな い状況に備えて」「苦悩した」と語っている。状況は非常に緊迫していた のだ。
米国の怒りが本物だと感じた正恩氏は、その後、核及びミサイルの実験を ピタリとやめた。
そしていま米国は西太平洋に空母5隻を展開中だ。それを正恩氏が気に病 んでいないはずはない。追い詰められた正恩氏が逆に強気に出る可能性を 指摘するのは元防衛大臣、小野寺五典氏だ。
「バイデン政権の対北政策には、トランプ前大統領のときとは違って宥和 的な姿勢はありません。正恩氏は自分の力を見せつけるためにグアムに届 く中距離ミサイルを撃ってみせたのだと思います。北京五輪の後には ICBMの発射実験もあるかもしれません。その場合、米国はウクライナ を狙うロシア、北朝鮮、中国を相手に三正面の戦いに直面することになり ます」
ウクライナが屈服するとき
昨年8月末、バイデン氏はアフガニスタンからの米軍撤退を実現した。中 東と中国の二正面作戦は出来ないために、中東から撤退して中国に集中す るためだった。しかしわずか5か月で情勢は大きく変わり、二正面を超え て三正面の戦いの危険性が高まっている。
ロシアのプーチン大統領のウクライナ戦略がどうなるかはわからない。08 年の北京五輪のときも、14年のソチ冬季五輪のときも、プーチン氏は他国 を侵略した。今度もウクライナ軍事侵略に踏み切る可能性はあるだろう。 そのとき米国は、いま論じているような対ロシア経済制裁だけで乗り切れ るか。NATO諸国からもっと強い行動を求められるのではないか。米国 が動かなければウクライナはロシアに組み敷かれる。米国が何もせずウク ライナが屈服するとき、中国は好機到来と考え、台湾にあらゆる面から圧 力を強めるだろう。日本存亡の危機でもある。
中国がどれ程性悪な国か、知っておきたい。09年の出版で、トーマス・ リード、ダニー・スティルマン両氏による『核の急行便』から引用する。
ちなみにリード氏は米国空軍の長官を務め、レーガン政権下で国家安全保 障会議のスタッフだった。氏は、戦わずしてソ連を崩壊に導いたレーガン 政権の対ソ政策立案に貢献した。スティルマン氏は原爆の研究で知られる ロスアラモス研究所に28年間勤めた核の専門家だ。
同書は結論の部分で中国、とりわけ鄧小平の役割を特記している。鄧に よって核兵器は第三世界に拡散されたというのだ。鄧はまず、パキスタン に核技術を与え、アルジェリアの砂漠地帯に秘密の原子炉を築きプルトニ ウム生産を試みた。サウジアラビアには核兵器のみ搭載可能なミサイルを 売った。北朝鮮の核開発を黙認し、石油欲しさにイランの核開発計画にも 目をつぶった。核だけでなく大量虐殺が可能な生物化学兵器の拡散に、鄧小平は最も熱心だった。
中国の犯行
06年、北朝鮮の核実験を受けて、国連では北朝鮮の港に出入りする船を臨 検すべしという声が起きた。それに中国は断固反対した。そのうえ、国際 規約で禁じられている物資や製品を核拡散諸国が北朝鮮で調達する際、中 国はそれら諸国の航空機が中国上空を飛行する便宜を図った。
米国がイラク戦争に突入する直前、中国はイラクにミサイルの部品を送っ た。またミサイル誘導装置に必要なソフトを「子供用のコンピュータソフ ト」と偽ってイラクに供与した。パキスタンの死の商人、カーン博士には 核兵器に関する情報をひとまとめにして教え、カーン氏はそれをリビアや イランなどに売った。その他多くの事例は割愛する。
リード氏らは、中国の犯行だという痕跡さえ残らなければ中国はニュー ヨークやワシントンへの核攻撃にも反対しない可能性があると結論づけて いる。
三正面の戦いで米国の苦戦は当然だ。日本がなすべきことは少しでも早く 日本の力を強くすることだ。日米間には菅・バイデン両首脳の共同宣言、
日米の「2+2」などでの合意がある。いずれも台湾の安全と日本の安全 は事実上重なるとして、日米で中国に抑止力を効かせるという確約だ。万 が一、抑止が無理なら「対処する」とも合意した。対処するとは、行動を 共にする、軍事的に扶(たす)け合うということだ。ミサイルが飛び交う戦 いが予想されるとき、ミサイル防衛での対処は無理で、打撃力の強化が必 要だ。核で恫喝する中露北朝鮮に対して、わが国の非核3原則を2原則へと 一日も早く見直すことだ。戦争抑止の最大の力が核戦力であることを認識 したい。
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いつも共感シアターを応援していただきありがとうございます! 毎週火曜日21時より生放送をしている「共感シアターナビ」では、"俺たち共感族!!“という視聴者の皆さまと戯れるコーナーがあります!視聴者の皆さまに「お題」を投げかけ、ご投稿いただいたお答えの中から抽選で10名の方の投稿をご紹介します。そして、その10名の中からさらに抽選で1名の方にどんな映画でも使える「ムビチケGIFT」をプレゼントします!そんな、3月1日のお題は「面白かった"2"(続編)映画」です。以下の投稿は抽選の結果、読み切れなかった方の投稿を掲載しています。他の方の投稿も気になりますよね、ぜひ、ご覧ください!
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きゃわぐちさん:『エクスペンダブルズ〝2〟』
皆さんこんばんは。先日、朝風呂をしていたら、給湯器のメーカーが「パロマ」だと気づいてほんのりテンションが上がった僕です。さて続編ですけども、これは先週の放送のときすぐに思いついたのを書きます。ズバリ「エクスペンダブルズ〝2〟」!1作目の時点ですでに、レジェンドである〝3人のジョン〟、すなわちジョン・ランボー、ジョン・マクレーン、ジョン・メイトリックスが顔を合わせたのに、2ではそれが横一線で揃い踏み、銃をぶちかますんだから最高すぎる!しかも敵がヴァン・ダム!なんなんだもう!そしてこちら、ついに4作目の情報が解禁されつつありますね。新キャストとして「マッハ!」のトニー・ジャー、そして「ザ・イレド」の……いや、ここでは「スカイライン 奪還」の、と言うべきでしょうか、イコ・ウワイスも参戦!さらにアンディ・ガルシアまで登場するらしく、さらなる「続編」に期待が止まりません!
teppeiさん:『エクソシスト2』
お疲れ様です。いつも番組楽しみにしてます。『面白かった“2”(続編)映画』ですが、自分は、『エクソシスト2』です。自分は中学生の時に初めてこの映画をDVDで見て、あの超面白かった『エクソシスト』の続編がこんなつまらんクソ映画だったのかと衝撃を受けました。それから繰り返し繰り返し、この映画を見たら、なんと今では、面白い映画だと思うようになりました。モリコーネのメインスコアも耳から離れません。ただ、未だにどんなお話なのか、さっぱり理解できていませんし、人に説明もできませんし、周りで見たと言う人に出会った事がありません。隠れた名作『エクソシスト2』よろしくおねがいします。なお、大量の可愛いイナゴちゃんが出てきますので、虫が苦手な人や瀬田さんにはオススメできません。
randさん:『マトリックス・リローデッド』
私はあえて、マトリックス・リローデッドを挙げます。わけわからん、結局ネオは救世主じゃなかったの?、という感想があるのは承知していますが、でも大好きな作品です。メタ現実の哲学的な世界設定で、かつ同時にアクションをやりきる姿勢、その両立がかっこいいと思いました。高速道路のシーンなど、あれが実は仮想現実なんだというのを踏まえて見ると鳥肌が立ちます。そして一般論としての、三部作の二部目は好きなだけ、はっちゃけられる(伏線回収は後回しで良い)を体現していると思います。
REMさん:『機動警察パトレイバー2 the Movie』
「『2』映画」で思い出すのは、『エイリアン2』(原題ALIENS)公開時にリリースされた『エイリアンズ』(原題ALIEN2)だったりしますが、そんなプチ情報はおいといて。オススメしたいのは『��動警察パトレイバー2 the Movie』です。前作がレイバーのOSに仕掛けられた悪意を巡るテクノミステリーだったのに対し、今作は理想に燃える男がどこかで歪んでしまったテロリズムスリラーとなっています。そのテーマの違いゆえか、本作では(本来真ん中にいるはずの)レイバーの存在が邪魔に思えることさえあったりします。それはそれだけ緻密にリアルを追求した結果であり、素晴らしさを減ずるものではありません。題材上幾らでも萌えに出来るのに(実際OVAではそうしてる)敢えて擬似イベントを追求した本作は、押井守のひとつの到達点であると思います。まあ、とにかく面白いんですよ。中でも竹中直人がステキです。
NORI“アレックス”65tさん:『マッドマックス2』
僕が子供の頃は、映画の2作目はダメだというのが定番だった気がしますが、いつの間にか2作目も傑作という作品も増えましたね。その分、今回は何を取り上げれば良いのか悩みどころ。あと、007シリーズみたいだとPart2と言って良いのやら...そこで今回選んだのは、ベタですが、『マッドマックス2』1作目も大好きですが、2作目は違う次元に行きましたね。元警官と暴走族のガソリンを巡る抗争が、ほどんどコナン・ザ・グレートの世界に。僕があの世界に行ったら、瞬殺される自信がありますが、ただ見る分には魅力的です。出てくるキャラがみな濃くて、とにかく映像が素晴らしい。無駄なシーンがなく、98%は完璧。事故ったタンクローリーからこぼれ落ちたガソリンを布で吸わせてポリ容器に入れたり、襲って来た敵に向けたショットガンが実は弾切れだったり、車の底に爆弾が仕掛けてあったりと、ディテールの一つ一つがたまりません。数多くの後発の作品に影響を与えながら、未だにこれを越えるものは出て来ない特別な1作。
ぜんぞうさん:『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』
僕の『面白かった続編映画』は『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』です。ギレルモ・デル・トロ監督が、地獄生まれの乱暴で優しくて不器用な絶対無敵の哀愁深き赤鬼ヒーロー、ヘルボーイの活躍を描いた傑作続編映画です。前作で1作目が故に描ききれなかったであろう、メルヘンでファンタジックでバイオレントな世界観を思う存分に描ききり、ヘルボーイと愉快な仲間たち(ブチ切れ炎使いで恋人のリズ、半魚人エイブ、幽体離脱ブリキロボットヨハン等)の活躍、エルフの王子と王女の悲しき運命、クライマックスのスチームパンク魂が炸裂したゴールデン・アーミーと、デル・トロ印が盛り沢山!異形の怪物が故の悲しさ、種族を超えた愛、迫害された者の怒りも丁寧に描かれた普遍的な物語も胸に来ます。デル・トロの異形のものへの愛に満ちた『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』、お薦めです。
孔明(MOVIE TOUCH)さん:『トランスフォーマー/リベンジ』
個人的にトランスフォーマーの実写映画の大事なツボは「5歳の子供のブンドド(※人形遊び)をどこまで現実世界に落とし込めるか」だと思うのですが、本作はその点を1作目以上にしっかりやってくれたなと感じています。冒頭の上海やラストのエジプトの戦闘シーンでは前作以上にトランスフォーマー達が大量の乗り物や人をひっくり返し、建造物を破壊しながら大暴れ!その様はまさにブンドドそのもの。ロボットのおもちゃで遊ぶなら秘密基地が欲しいところですが、ちゃんと正義と悪側それぞれに秘密基地が登場するのも気が効いています。そしてロボットといえば合体!大スクリーンで見たデバステーター、ジェット・パワー・オプティマス ・プライムの合体シーンは圧巻で、何よりも日本のロボットアニメを意識したような細部に魂のこもった描写に感動しました。まさかハリウッド映画でグレート合体が見られる日が来るなんて...と涙を流したものです。またストーリー的にも王道の子供向け映画のノリを恥ずかしがらずに貫き、メガトロンに叱られるスタースクリームといった原作アニメの要素が増えるなど、「アニメを見た後の子供のごっこ遊び感」が増したのがとても気に入っています。
ゐーくらさん:『インシディアス2』
私の面白かった続編映画は『インシディアス2』です。死霊館ではウォーレン夫妻の旦那を演じたパトリック・ウィルソンですが、本シリーズでは襲われる家族のお父さん役で、これがとんでもなく頼りなく、ほとんど全部お前のせいじゃねえか!とさえ言いたくなります。さてこの続編の凄い所は何といっても脚本です。後半の怒涛の伏線回収、「あの時のアレはコレだったのか!」が1作目まで遡って行われる展開は、やっぱジェームズ・ワン上手��なあと唸らされました。それとどうしても言及したいのが、先週同時視聴した『来る』の続編の小説『ずうのめ人形』です。今度は「読むと4日後に人形が殺しに来る原稿」の話で、比嘉姉妹と野崎が再登場します。『リング』をはじめとするあらゆる呪いに関する研究、絶望するしかない展開、意外な真犯人、最後は『来る』のラストを凌駕する圧巻のクライマックスです。ある仕掛けから映像化が困難なので、ぜひ小説で読んでみてください!
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零の会
2021年8月7日
岡田順子選 特選句評
コロナ渦のメール句会
岡田順子出句
岡田順子出句
八月のニライカナイへ向く御嶽 蓮の水溢れ浸みゐし白き甕 紅蜀葵五弁分解して散らす 自づから紅きをあぐね紅蜀葵 庭花火父の帰らぬ日は母と 八月のジャズバーに来る汝の魂 銀漢にとどきて母を見てゐしか 白桃を一夜仏の掌に供ふ 夕影に退くを拒みし皇帝ダリア 叢雲の夕蟬包みゆきにけり
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岡田順子選 特選句
岡田順子選 特選句及び特選句評
草茂る中佛法も神託も 荘吉
各家々の宗教を問わず様々な墓が草茂る中に見え隠れする。土に還ればどうであれ御霊は等しく尊く祀られているのだと俯瞰している姿を想像する。
目覚めたる百鬼へ夕風の風鈴 光子
暮れてゆく逢魔が時。それを待っていたかのように百鬼夜行のおでまし。この百鬼を人界に擬えているのかもしれないが、素知らぬふりで夕風鈴を添えてうまい。
蚊柱を抜けて主宰の幻に 三郎
蚊柱もこの句も掴みどころがなく、説明をすると壊れてしまう。主宰が幻になったのか、蚊柱を抜けた先に幻のような主宰に遇った、というのか・・でも面白い。
いつときの片陰にあり先師墓所 梓渕
本来なら零の八月は、青山墓地の坊城家のお墓参りであった。先師はとしあつ先生のこと。炎天下のいっときでも陰にありませ、という思慕や祈りが伝わる。
朴家てふ墓の木槿の夕かな 要
木槿は大韓民国の国花。この墓碑の名から察して母国を離れた方の埋葬されていることを想う。その折に墓木として植えらた木槿も墓守として夕影をなす。
八月の某日祖父は屋根の上 伊豫
この八月の某日は、戦中か戦後をさすのだろう。そういうことは何もこの句は語っていないが、「八月」から想起するこの祖父の姿は何か「絶対」を思わせる。
岡田順子選 特選句
岡田順子選 特選句及び特選句評
八月の海へ子浸す父と母 慶月
嬰児の海への洗礼のような粛々としたもの。父母にしがみつく小さな体を抱いて初めて海水を浴びさせるときの畏れのようなもの。夏の終わりゆく八月の季感。
老人は老人を避け今朝の秋 千種
苦笑とも微笑とも、と思いながら捨てがたい情がある。割合と老人同士は反りの合わないという心理ではないか。やっと暦だけでも秋になり爽快で居たいと。
八月や肩怒らせてシャツ乾く 千種
旱続きの毎日の洗濯物の乾ききった姿である。ハンガーから外しても頑として部屋に飄逸している。肩を怒らせて、と観るのは自己投影もあるかもしれないが。
七夕を祀る一人の遊びとす 伊豫
この人は恋をしているのか、またなにか秘める祈り事があるのだろう。七夕の短冊にそれを書き笹に結いながら、「遊び」として委ねる気持ちの揺れが伝う。
故国より灼けイザベラの墓所の昼 梓渕
青山墓地の外人墓地に「イザベラ」と読む美しい十字墓がある。炎天下に晒された墓所に立ち、宣教に渡った離郷の地に果てた人への哀悼の思いを深くして・・。
青山の一番強い蚊に出会ふ 三郎
青山墓地を吟行するとき藪蚊の句をいつも誰かが詠んだ。あそこの蚊は何やら唯の蚊でないようで、その思惑すら想像して面白かった。またみんなで青山墓地の吟行をしたい。そして一番強い蚊を見極めたい。
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▲岡田順子選 三角句及び句評
氷柱を岩倉具視の枕元 佑天
何やら面白そう句なのだが、この「氷柱」「岩倉具視」「枕元」の連想についてゆけず。歴史的な教養があれば鑑賞できる句なのかもしれないが・・。
岡田順子選 入選句
救急車どこかしづかに灼ける街 いづみ カンナ燃ゆ楽天なんぞあるまひに 久 かさかさと晩夏の草の名残とも 悠紀子 現れぬ山墓守や蛇の衣 眞理子 黄昏や恋して少女髪洗ふ きみよ 人去りし庭朽ちしとき牽牛花 ゆう子 白雨来たるか曾祖母のただ白し俊樹 夜の秋肌触り良きパジャマかな久 炎天下墓に懈怠の相も見え荘吉 夕焼けを見届けてゐる観覧車要 風もまた墓守となる秋の夕悠紀子 夏燕トラック野郎戻る朝きみよ 水の星一粒零す夏夕べ瑠璃 写真館セピア色なる避暑の人はるか 父の声だんだんに消ゆひぐらしに いづみ 鰯雲思ひきりよく古書括る ゆう子 幾夏の墓守として大木立 三郎 ひと夏に逝きし父母夕端居 眞理子 小湾にぽとりと夕日夏果つる 千種 浄めたき悲しみもあり百合の花 美紀 大きな木大きな声の蟬鳴く木 光子 月見草静かに闇を押し退ける 秋尚 投函を迷ふ手の文晩夏光 きみよ 掃苔や井伊大老を討ちし人 佑天 八月は黙祷三たび四たびかな 荘吉 晩夏光飛行機雲を透かしをり 悠紀子 釣堀や夕方五時の童歌 久 父植ゑしカサブランカを見てゐるか 美紀 厳島沖凪てをり原爆忌 慶月 階段を上れば秋の風下る 小鳥 八月や長老一人欠けゐたり 光子 あたらしき腰巻きでをり生身魂 いづみ 脱帽し一門墓前炎天下 荘吉 音背負ひ銀座をゆくや風鈴売 美紀 何ごともつぶやかぬ墓炎天下 荘吉 妾宅らしき顔して茄子の花 三郎 銀漢にとしのよはひを問ひかける 小鳥 菩提寺の今も井戸汲む墓参 瑠璃 義理がたく西日を背負ふ男かな きみよ 麻痺の手を潤ばし給ふ岩清水 眞理子 箒木の転がりさうに吹かれをり 要 掃き溜むる四十五十の蝉の殻 和子 一山を一宇を消して銀河濃し 俊樹 馬柵に寄り見ゆる限りの風涼し 梓渕 遠雷にこだはり棄てる夕べかな 荘吉 銅メダル無く泣くまじく原爆忌 慶月 大部屋の化粧のにほふ夏芝居 きみよ みんみんの声武蔵野をふるはせる 美智子 八月の水大げさに手を洗ふ 千種 ふるさとの電話に降るや蟬時雨 いづみ 短夜に猫をなぐさむ母のこゑ 和子 秋暑しヒマラヤの塩ひとつまみ ゆう子 貧ならず茄子夕餉の母と娘に 瑠璃 きりもなく笑ふや生身魂どほし 千種 夕涼み三味線で弾くビートルズ 美紀 サーファーは北斎の波従へり 要 何事もなきかに投げし金亀子 要 父の背は声掛けがたき夕端居 きみよ 蟬蚊蟻墓地で露命をつなぎをり 荘吉 八月は土の匂ひの東京駅 小鳥 千の音曳きて風鈴売り帰る 光子
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ダ-ティ・松本 不健全マンガ家歴30年[-α]史 ●はじめに この文章は同人誌「FUCK OFF!7」において書かれたものをベースにして逐次増補改定を加えていき、いずれ歴史の証言として、[というほど大袈裟なものでは無いが…]一冊の本にまとめたいという意図のもと、近年どんどん脳が劣化していくダ-松の覚え書きとしても使用の予定。事実関係は間違いに気付き次第 訂正。同人誌発表時のものも今回自粛配慮して、実名、エピソード等を削除した箇所有り。有り難い事に某出版社よりすでに出版打診があったがまだまだその時期ではない、マンガを描く事が苦痛になったら活字の方も気分転換にいいかも…。 /*マークは今後書き加える予定のメモと心得たし。 ●前史/修行時代・1970 さいとうプロの短くて濃い日々…… 1968年に上京。数カ月後東京は戦場に。熱い季節の始まりだった。 2年後親元を飛び出し友人のアパートに転がり込む。場所は渋谷から井の頭線で駒場東大駅下車、徒歩5分。地図で見ると現在の駒場公園あたり。昼間でも裸電球を付けなければ真っ暗という馬小屋のような部屋。数メートル先には当時の建設大臣の豪邸が…。前を通りかかるだびに警備のおまわりがじろり。 いつまでも友人に迷惑もかけられないのでとりあえずアシスタントでも…と手元にあったマンガ誌をひっくり返し募集を探す。幸いさいとうプロと横山まさみち氏のところでアシ募集があり両方応募。どっちか一つ通れば…と思っていたら何と両方受かってしまい、双方に条件を聞く。当時高円寺 のアパート、風呂無し4畳半の部屋で相場12000円の時代。前者一ケ月の給料10000円、後者20000円との事。給料の方がボロアパートの家賃より安いとは…!どう考えても前者は食う方法がないと判断し、後者さいとうプロへ入社。 ここに居たのはたったの半年に過ぎないけれど今思えばこれだけで本が一冊描ける位の濃い半年だった。しかしこのあと2X年分も書かねば��らないことを思えば今回はいくつかのエピソードを書くだけに留めよう。 ダー松が入った時は小池一夫氏[クビ?]、神田たけ志氏や神江里見氏、きしもとのり氏[現・松文館社長]等と入れ替わりの時で、きし氏の女遊びの凄さと神江氏の絵のうまさは伝説になっていた。現在「亀有」「ゴルゴ」が歴代単行本の巻数の多いベスト1、2位だが[ともに100巻を越えた]、3位は神江氏の「弐十手物語」[70巻以上]だという事は知ってる人は少ないだろう。 当時の制作部は、さいとうたかを[以下ゴリ]をトップに石川班[ゴルゴ13、影狩り]、甲良班[バロム1]、竹本班[シュガー、どぶ等]の3つに分かれ、それぞれのキャップにサブ・チーフが一人づついて、ヒラが2~6人いるというシステムで総16名。独立し現在も活躍中の叶精作、小山ゆう、やまさき拓味の3名がそれぞれの班のサブ・チーフ。ダー松は石川班で左右1メートル以内に叶氏とゴリにはさまれ、のんびり出来ない状態で、はなはだ窮屈。叶氏はほとんどマンガ家になりたいとも思った事のなかった人で、設計事務所みたいなところで図面を引いていた人がなぜマンガプロダクションに来たのか不思議だった。格別マンガ好きというわけでもなかったせいか現在まで全ての作品が原作もので、オリジナルは一本もないのはそのせい?祭りなどの人がうじゃうじゃ出てくる群集場面が得意。 やまさき氏は大の競馬好き、現在競馬マンガを多く描くのは当時からの趣味が生きたというべきか。もう一つの趣味である風俗についてはここでは書くのは差し控えよう。小山氏は後日ここの事務の女性と結婚するが、当時はつき合っているとは誰も知らず、スタッフの一人がやめる時その女性に交際を申し込んだら、茶店に呼び出されて小山氏からと凄まれたと聞いたが嘘か本当かは不明。 ここでの生活は新入り[ダー松を含めて3名]は朝の9時前に会社に行き、タイムカードを押し、前日のごみをひとまとめして外に出し、トイレ掃除をして、16人分のお茶を2Fで入れて制作部のある3Fへの狭い階段をふらふら昇り、机ごとに置いて歩き、終れば、一息ついて買っておいたパンと牛乳を3分で食べて、やっとそれから仕事。しかし新入りの3名の内1人折茂は常に遅刻なのでいつも佐藤と2人でやっていた。佐藤も遅れる時はダー松1人で。辞めてから10年位、16人分のお茶を持って階段をふらふら歩きお盆をひっくり返す夢をよく見たものだが、実際ひっくり返したのは折茂と佐藤の2人で、よく茶碗を割っていた。 たまには夕方6時には帰れるが、普通は夜10時までで、アパートに帰って銭湯に行けばもう明日にそなえて寝る時刻、このくり返しの日々。週1日は徹夜で明け方に帰り、その時は当日の昼12時出勤。休日は日曜日のみで忙しい時はそれも取り消し。つまり休みは月3日。[これで給料2万円!]そんな日々の繰り返し。 夕方までは皆和気あいあいと仕事していたが、ゴリが夕方6時頃に「おはようさん」と現れると、全員無駄口がたたけなくなり、仕事場はシーンと静まり返り、以下その日が終わるまでは疲れる時間がただひたすら流れるのみ。 当時石川班は「ゴルゴ13」と「影狩り」を描いていたがゴリは主人公の顔と擬音のみ。マジックで最後に入れる擬音はさすがに入れる位置がうまいと感心。ゴルゴの顔はアルバムに大小取り混ぜてコピーがとってあり、忙しい時は叶氏がピンセットで身体に合わせて「これが合うかな~」といった感じで貼り付けていた。 その頃すでに「ゴルゴ」は近々終わると噂されていたが、現在もまだ続いているとは感嘆ものだ。 ゴリと石川氏が「ゴルゴ」の最終回の終わり方を話しているのを聞いたら、何ともつまらない終わり方。しかしあれから20年以上も経つ事だし、きっともっといい終わり方を考えてあるだろうなと思っていたら、先日TVで本人が最初から考えてある終わり方だと言うのを聞き、がっくり。企業秘密だろうから書かないが、作品の最初の方に伏線が数度出ているのでわかる人にはすぐわかる筈。 辞めた小池一夫氏とさいとうプロに何があったかは知らないが、漏れ聞く話では結構もめ事があったみたいだ。 「子連れ狼」で「ゴルゴ13」と同じ設定の回があった時、「小池のガキャー訴えたるー!」とゴリが吠えていたものだが、結局たち消え。さいとうプロ作品で脚本を書いた本人が辞めた後、他の作品で同趣向の作品を書いても著作権は脚本を書いた原作者のものだと思うがどんなものだろう。その回のタイトルは忘れたが、ある場所に居合わせた人々が武器を持った集団の人質となり、その中に素人だと思われていた主人公、実は殺しのプロフェッショナルがいて、次々とその集団を殺していく、といったプロットで、ミッキー・スピレーンの短編に同じような作品があり、本当に訴えていたら恥をかいたと思うが・・・。 そういえば事務の方には山本又一郎という男がいたが、後年映画プロデューサーとして 「ベル薔薇」や「太陽を盗んだ男」等を創る事になるが、この野郎が生意気な男で当時皆に対して10歳は年上、といった感じの振る舞いだったが後日俺と一つしか年が離れてなかった事を知り、そんな若造だったとは、と皆怒ったものだ。以来奴の事を「マタさん」から「クソマタ」と呼ぶようになる。 さて半年後に先輩たちが積もり積もった不満を爆発させる反乱事件が勃発し、2年は居るつもりでいたここでの生活も、辞めるか残るかの選択を迫られる。残ればさいとうプロの現体制を認める事となるので、ダー松も退社。 しかし反乱グループとは別行動をとって一人だけの肉体労働のアルバイター生活へ突入。超ヘビーな労働の製氷工場、人使いの荒い印刷所、命綱もない高所の足場で働く建設現場等々。トラックの助手をしていた時は運ちゃんが「本宮ひろしって知ってるか?うちの息子の友達でさぁ、昔、おっちゃんメシ食わしてくれーなんて言ってきたもんだが、今は偉くなっちゃってさー、自分のビル建てたらしいよ。赤木圭一郎みたいにいい男なんだ。」とうれしそうに話してくれたが、運ちゃんには悪いがそいつは今も昔も一番嫌いなマンガ家なんだ。あの権力志向はどうにかならんか。天下を取る話ばかりだもんなぁ。 ところで後日、単行本の解説で高取英が「さいとうたかをのヤローぶっ殺してやる!」とダー松が言ったなどと書いているが、小生はそんな危ない事言った覚えはないのでここできっちり訂正しておきます。 「会社に火ィつけてやる!」位は言ったかも・・・[嘘] 。 悪口は言っても別に怨みなど無い。ところでアシスタントとしてのダー松は無遅刻、無欠勤以外は無能なアシだったと反省しきり。理想的なアシスタントとはどんなものか、それはまた別の機会に。 *入社試験はどんな事を? *さいとうプロには当時ほとんどろくな資料は無かった? *ハイジャックの回の飛行機内部の絵は、映画「大空港」を社内カメラマンが映画館で写してきたものをもとに描く。 *当時のトーンは印刷が裏面にしてあり上からカッターでけずったり出来ない。 *トーンの種類は網トーンが数種、それ以外はほんの3、4種類位しかなかった。 *仕事中のB.G.M.はアシの一人が加山雄三ばかりかけるので大ひんしゅく。好評だったのは広沢虎造の浪曲「次郎長三国志」、初代桂春団次の落語。眠気もふっとぶ位笑えた。 ダ-松が岡林信康の「見る前に跳べ」をかけてるとゴリは「何じゃー!この歌は!」と怒る。名曲「私たちの望むものは」はこの男には理解不能。 ●1 9 7 1 ~ 1 9 7 4 持 ち 込 み & 実 話 雑 誌 時 代 当時は青年劇画誌全盛時代で、もともと望月三起也氏や園田光慶氏のファンで活劇志向が強く、 主にアクションもののマンガを描いて持ち込みに行っていた。今のようにマンガ雑誌が溢れかえって、山のようにマンガ出版社がある時代ではなく、数社廻るともう行くところがない、という状態で大手では「ビッグコミック」があっただけで 「モーニング」も「スピリッツ」も「ヤン・ジャン」も当然まだない。テーマを盛り込んだ作品を持って行くと編集から「君ィ、うちは商売でやっているんだからねぇ」と言われ、アクションに徹した作品を持って行くと「君ぃ、ただおもしろいだけじゃあねぇ」と言われ 「おい、おっさん!どっちなんだ?」とむかつく事多し。この辺の事は山のように書く事があるが、有りすぎるのでパス。 *そのうち書く事にする。 ただ金属バットで頭をカチ割って脳みそをぶちまけてやりたいような奴が何人もいたのは事実。今年[’97]「モーニング」に持ち込みに行って、断られた奴が何万回もいやがらせの電話をかけて逮捕された事件があったが、そのうちトカレフを持って殴り込みに行く奴が出てくるとおもしろい。出版社も武装して大銃撃戦だぁ!などと馬鹿な事書いてどうする!とにかく持ち込みにはいい思い出が何もない。そんな中、数本だけ載った作品は渡哲也の映画「無頼」シリーズの人斬り五郎みたいな主人公がドスで斬り合う現代やくざもの[この頃の渡哲也は最高!]、ドン・シーゲルの「殺人者たち」みたいな二人組の殺し屋を主人公にした『汚れたジャングル』、陽水の「傘がない」が好きだという編集さんの出したテーマで車泥棒とブラックパンサーの闘士とのロード・ムービー風『グッバイ・ブラザー』、拳銃セールスマンを主人公にした『ザ・セールスマン』、等々10本ちょい位。 さてその頃並行してまだエロマンガ専門誌といえるようなものがなかったような時代で、実話雑誌という写真と記事ページからなる雑誌に4~10ページ位を雑誌の味付けとして描かせてもらう。当時、お手本になるようなエロマンガなど皆無で、エロ写真雑誌を古本屋で買ってきてからみのポーズを模写。マンガで裸を描く事はほとんど初めてで、これがなかなか難しいのだがエロシーンを描くのは結構楽しい。当時出版社に原稿持って行き帰りにグラフ誌をどっともらって帰るのが楽しみだった。SM雑誌の写真ページも参考になる。なお当時のペンネームは編集部が適当につけた池田達彦、上高地源太[この名前はいけてます。また使いたい]等。その数年後、逆にマンガが主で記事が味付けというエロマンガ誌が続々と創刊される。 *さいとうプロをやめたあと編集や知人に頼まれて数人のマンガ家の所へ手伝いに行く。秋田書店「漫画ホット」で『ジェノサイド』を連載中の峰岸とおる氏の所へ行き、仕事が終わったあとまだ売れてない頃の榊まさる氏も交え酒を飲む/川崎のぼる大先生のところへ数日だけ/3000円たこ部屋/小山ゆうオリオンププロ *当時のアルバイトは記憶によると時給150~200円位/大日本印刷市ヶ谷駐屯地/坂/ *一食100円/どんなに貧しい漫画家もみかん箱の上で書くやつはいない/TV萩原サムデイ *ろくでなし編集者 ●1 9 7 5 ~ エ ロ マ ン ガ 誌 時 代 に 突 入 実話誌は意外とエロは抑え目で描くように口すっぱく言われていたのだが、以前活劇っぽい作品を描かせてもらってたが潰れてしまった出版社にいた児島さんが編集する「漫画ダイナマイト」で打合せも何にもなしに好きに描かせてもらい、ここでエロマンガ家としての才能[?]が開花する。描いてて実に楽しく眠る時間がもったいない位で、人に睡眠時間が必要な事を恨んだ程。出来る事なら一日中休まず描いていたい気分で完全にはまってしまう。 初の連載作品「屠殺人シリーズ」はこの頃から/『漫画ポポ』。中島史雄氏は大学時代にこの作品を見ていたとの事で、トレンチコートにドクター・ペッパー模様のサイレンサーつきマグナム銃で遊戯人・竜崎一也が犯しまくり殺しまくり、サディスト、マゾヒスト、殺人狂、まともな奴が一人も出てこない性と暴力の祭典。ちなみにタイトルページは描かないでいい、との事でどうするのかと思っていたら編集部が中のワンカットを拡大してタイトルページを創り、1ページぶんの原稿料をけちるというせこいやり方だった。けちるといえば、原稿の1/3にCMを入れる際、原稿料を1/3削った会社もあり。 ●1 9 7 6 ~ 後に発禁仲間となる高取英と出逢い、『長編コミック劇場』で「ウルフガイ」みたいのをやろうと、怒りに震えると黒豹に変身してしまう異常体質の主人公を設定し、獣姦のイメージで「性猟鬼」なるエロマンガをスタート!しかしその号で雑誌が潰れる。この路線は今でもいけそうな気がするがどんなものだろう。 この頃の珍品に「快楽痴態公園」がある。タイガースに11-0とワンサイドで打ちまくられ、怒ったジャイアンツファンのおっさんが公園でデート中の女をずこずこに犯りまくり、その間にジャイアンツは9回裏に12-11とゲームをひっくり返してしまうのである!その時のジャイアンツの監督はもちろんミスター長嶋、先発堀内、打者は柴田、土井、高田、王、張本等々がいる。タイガース監督は吉田、ピッチャー江本、キャッチャーフライを落球する田淵、そしてあの川藤もいる。解説は牧野…… ●1 9 7 7 ~ 上記2作品を含む初の単行本「肉の奴隷人形」が久保書店より発行。後にリングスの会場で逢った佐竹雅昭氏はこの本が一番好きとの事だった。 「闇の淫虐師」��この年スタート。一話完結でバレリーナ、バトンガール等々、毎回いろんな女たちをダッチワイフのごとくいたぶりまくるフェチマンガとして1979年まで続け、単行本は「堕天使女王」「裂かれた花嫁」「エロスの狂宴」「陶酔への誘い」「終りなき闇の宴」の全5巻。ちなみに今年「闇の淫虐師’97」を『コミック・ピクシィ』にて発表。いつか『闇の淫虐師・ベスト選集』でも出したいところ。 [’98に実現、’99には続刊が出る] ●1 9 7 8 ~ 久保書店より第2弾の単行本「狂った微惑人形」。収録作品の「犯された白鳥」は持ち込み時代に描いた初のバレリーナもの。結構気に入っていた作品なのに、後年再録の際、印刷所の掃除のおばさんが捨ててしまい、この世にもはや存在しない不幸な子となる。[’99に宝島スピード・ブックに本より直接スキャンして収録] エロ、グロ、ナンセンスの会心作「恍惚下着専科」を発表。サン出版より同名の単行本発行。また同出版より「コミック・ペット/堕天使画集」として今までの作品を続々単行本化。全10巻位。これは今でも古本屋で流通しているとの事で、まだまだ世間様のお役にたっているらしい。 この年、「堕天使たちの狂宴」を描いていた『漫画エロジェニカ』が発禁処分、来年でもう20年目となる事だし、当時の人たちと集まってその大放談を収録し「発禁20周年特集号」でも創ってみようかと計画中。さて当時の秘話としてもう時効だろうから書いてみるけど、前述の『堕天使画集』に「堕天使たちの狂宴」は収録される事となり、当然修正をガンガン入れて出版されるものと覚悟していたら、米国から帰国後出来上がった本を見ると発禁になった状態のまま再録されている!以下桜木編集長との会話 ダ/いや~、いい度胸してますね。 編/だって修正してあるじゃない。 ダ/その修正状態で発禁になったんですよ 編/・・・・・ ダ/・・・・ 以下どんな会話が続いたのか失念…… それにしてもサドの「悪徳の栄え」の翻訳本は発禁後20年以上して復刻されたけれど、「堕天使たちの狂宴」は半年もしない内に単行本になっていたとはエロ本業界とは何といいかげんな世界!しかし作品そのものは、今見るとリメイクする気にもならないどうという事もない可愛い作品で、結局あれもあの時代の姑息な政治のひとかけらに過ぎなかったのだろう。いい点があるとしたら一つだけ、それまでのエロマンガ��なかった瞳パッチリの少女マンガ的ヒロインを登場させた事位か。今の美少女エロマンガは本家の少女マンガもかくや!という位眼が大きいが当時としては画期的だったかも。 ●1 9 7 9 ~ この年の「淫花蝶の舞踏」は「堕天使たちの狂宴」よりずっといい/『漫画ソフト』。今年出た「別冊宝島/日本一のマンガを探せ!」でベスト2000のマンガがセレクトされているが、ダー松の作品の中ではこの作品が選ばれている。教師と生徒、二人の女たちが様々な男たちの手によってに次々ともてあそばれ、闇の世界を転々として再び巡り会う時、女たちは蝶と化し水平線の彼方に飛び去り、男たちは殺し合い血の海の中で屍と化す。ダー松作品にはこのように男根が女陰の海に飲み込まれてに負けるパターンが多い。[性狩人、遊戯の森の妖精、美少女たちの宴、人魚のたわむれ・・等々] この年からスタートの「性狩人たち」シリーズ[劇画悦楽号]はバレエ、バイオレンス、SEXの三要素がうまくからみあい、それぞれが頂点まで達する幸福な神話的作品だ。ここから派生した路線も多く、美少年路線は’83の「聖少女黙示録」へ。身体障害者路線は’80の「遊戯の森の妖精」、’84からの「美姉妹肉煉獄」へと繋がる。’81の最終話「ハルマゲドンの戦い」ではせりふなしで24ページ全てが大殺戮シーンという回もあり、中でも一度やりたかった見開きで銃撃戦の擬音のみという事も実現。こんな事がエロマンガ誌で許される時代だった。ちなみにこの回は[OKコラルの決闘・100周年記念]だが、何の意味もない。単行本は最初サン出版より、その後久保書店より「白鳥の飛翔」「少女飼育篇」「ヘラクレスを撃て!」「眼球愛」「海の女神」の全5刊。現在入手出来るのは後の3刊のみ。[「海の女神」も最近在庫切れ] この年出た「人魚のたわむれ」の表題作は性器に{たこ}を挿入するカットを見た編集長が「・・・[沈黙]・・・頭おかしいんじゃ・・ブツブツ・・気違い・・・ブツブツ・・・」と呆れてつぶやいていたのを記憶している。たこソーニューは今年出た「夜顔武闘伝」で久しぶりに再現。なおこの作品は’83にマンガと実写を噛み合せたビデオの珍品となる。水中スローモーションファックがなかなかよい。 ●1 9 8 0 ~ なぜか「JUNE」の増刊として作品集「美少女たちの宴」がサン出版より出版され、その短編集をもとに脚本化し日活で映画が創られる事となる。[「花の応援団」を当てたこの映画の企画者・成田氏は日活退社後「桜の園」等を創る。]その際、初めて映画撮影所を見学し、せこいセットがスクリーン上ではきちんとした絵になってるのを見て映画のマジックに感心。タイトルはなぜか「性狩人」で、’96にビデオ化された。監督・池田敏春のデビュー第2作となり現在までコンスタントに作品を発表しているが、出来のいい作品も多いのになぜか代表作がない。初期の「人魚伝説」が一番いいか。 この映画に合わせて「美少女たちの宴」を2~3回のつもりで「漫画ラブラブ」で描き出すがどんどん話がふくらみ、おまけに描いてる出版社が潰れたり、雑誌が潰れたりで雑誌を転々とし条例による警告の嵐がきた「漫画大飯店」を経て、「漫画ハンター」誌上で完結したのは’83になる。この作品でクリトリスを手術してペニスのように巨大化させるという人体改造ものを初めて描く。 この年の「遊戯の森の妖精」は身体障害者いじめ鬼畜路線の第2弾!森の中の別荘に乱入したろくでなしの二人組が精薄の少女の両親達を虐殺し、暴行の限りをつくすむちゃくちゃな作品で、雷鳴の中、少女の性器に男達のペニスが2本同時に挿入されるシーンは圧巻!しかしこのとんでもない男達も少女の性のエネルギーに飲み込まれ、朽ち果てていく・・・。 ●1 9 8 1 ~ 美少女マンガ誌のはしり「レモン・ピープル」誌創刊。そこで描いたのが「白鳥の湖」。虚構の世界のヒロインを犯すというコンセプトは、アニメやゲームのヒロインをずこずこにするという今の同人誌のコンセプトと同じかも。バレエ「白鳥の湖」において悪魔に捕われたオデット姫が白鳥の姿に変えられる前に何にもされてない筈がないというモチーフにより生まれたこの作品は、悪魔に男根を植えつけられたヒロインが命じられるままに次々と妖精を犯して歩き悪魔の娘となるまでを描くが、あまり成功したとは言えない。ただ人形サイズの妖精をしゃぶりまくり淫核で犯すアイデアは他に「少女破壊幻想」で一回やっただけなのでそろそろもう一度やってみたいところ。「ダーティ松本の白雪姫」はその逆をいき、犯す方を小さくした作品で7人の小人が白雪姫の性器の中にはいり、しゃぶったり、処女膜を食べたり、と乱暴狼藉![ちなみに両者をでかくしたのが同人誌「FUCK YOU!3」の「ゴジラVSジュピター」]この童話シリーズは意外と好評で続いて「ダーティ松本の赤い靴」を上記の単行本に描き下ろして収録。童話は結構残酷なものが多く、この作品も切られた足だけが荒野を踊りながら去って行くラストは原作通り。 *近年童話ブームだがこの頃もっと描いておけば「こんなに危ない童話」として刊行出来たのにとくやまれる。 「2001年快楽の旅」もこの本に収録。快楽マシーンを逆にレイプしてしまう、珍しく映画「2001年宇宙の旅」風のSF作品。 掲載誌を決めずに出来る限り多くのマンガ誌で描こうというコンセプトで始めたのがこの年スタートした「怪人サドラン博士」シリーズ。「不死蝶」シリーズや「美少女たちの宴」シリーズの中にも乱入し、「漫画ハンター」最終号では地球をぶっ壊して[その際地球は絶頂の喘ぎ声をあげ昇天する!]他の惑星へ行ってしまう。今のところ10誌位に登場。いつかこのサドラン・シリーズだけ集めて単行本化したいところ。ちなみに「サド」と「乱歩」を足して「サドラン博士」と命名。作者の分身と言っていい。 [後年、「魔界の怪人」として全作品を収録して刊行、04年現在品切れ中] この年描いて’82の単行本『妖精たちの宴』に収録の「とけていく・・」はレズの女たちが愛戯の果てに、肉体が溶けて一匹の軟体動物と化す、タイトルも内容も奇妙な作品。作者の頭もとけていた? ●1 9 8 2 ~ 1 9 8 3 ’83年に「美少女たちの宴」が完結。全てが無に帰すラストのページは真っ白のままで、このページの原稿料はいりません、と言ったにもかかわらず払ってくれた久保書店、偉い![明文社やCM頁の稿料を削った出版社=某少年画報社なら払わなかっただろうな……と思われる……]この作品以外は短編が多く、加速度をつけてのっていく描き方が得意のダー松としてはのりの悪い時期に突入。また10年近く走ってきてだれてきた頃でもあり第一次落ち込み期と言っていい。マンガがスタンプを押すように描けないものか、などとふとどきな考えまで湧いてくる。思えば一本の作品には、いったい何本の線を引いて出来上がっているものなのか。数えた馬鹿はいないだろうが数千本は引いている筈。一ヵ月に何万本とペンで線を引く日々・・うんざりする筈です。 この頃のめぼしい短編をいくつか書くと、少女マンガ家の家に税務調査にきた税務署員が過小申告をネタにねちねちいたぶるが、アシスタントに発見された署員は撲殺される。そして板橋税務署は焼き討ちにあう、といった作品「[タイトル失念]xx税務調査」。[後日読者よりこのタイトルを「色欲ダニ野郎」と教えていただく。ひどいタイトル *編集者のつけるタイトルはその人のセンスが実によくわかる。しかしサイテ-の題だなこりゃ…。 果てるまで「おまんこして!」と言わせながら処女をやりまくる「美処女/犯す!」はラスト、狂った少女が歩行者天国の通行人を撃ちまくり血の海にする。「嬲る!」はパンチドランカーとなった矢吹ジョーが白木葉子をサンドバッグに縛りつけ、殴って、殴って、殴りまくる。段平おっちゃんの最後のセリフ「・・ブスブスくすぶっちゃいるが・・・」「打てッ!打つんだ!ジョー!」「お前はまだ燃えつきちゃいねえ!」とはエロ・ドランカーの自分自身に向けて発した言葉だったのかも。トビー・フーパーばりの「淫魔のはらわた」は電気ドリルでアナルを広げてのファック!とどめにチェーンソーで尻を切断!いまだに単行本に収録出来ず。[’98の「絶頂伝説」にやっと収録]「からみあい」は夫の愛人の性器を噛みちぎる。「危険な関係」はアルコール浣腸をして火をつけ尻から火を吹かせる。この手は『FUCK YOU!2』の「セーラー・ハルマゲドン」で復元。そういえばこの作品の序章と終章だけ描いて、間の100章位をとばすやりかたはこの頃の「禁断の性獣」より。女性器にとりつき、男性器に変身するエイリアンの侵略により地球は女性器��失い滅亡する、といったストーリーで当時聞いた話では谷山浩子のD.J.でこの作品がリスナーの投書でとりあげられ、ダー松の名はダーティ・杉本と読まれたそうな。ヒロインの少女がひろ子という名前なのでこのハガキが選ばれたのかもしれないが、作者は薬師丸ひろ子からとったつもりだったのだが・・。[別にファンではない。] 「女教師狩り」は映画館で観客に犯される女教師とスクリーン上の同名のエロ映画の二本が同時進行し、一本で二本分楽しめるお得な作品。 ’83は’80に「漫画エロス」にて描いた「エロスの乱反射」の最終回の原稿が紛失したため単行本が出せないでいたのを、またまた「仏の久保さん」に頼んでラスト近くをふくらませて「漫画ハンター」に3回程描かせてもらい、やっと’85に出版。見られる事に快感を覚えるファッション・モデルが調教される内に、次第に露出狂となっていき、街中で突然裸になって交通事故を起こさせたり、最後はビルの屋上でストリップショー。そしてカメラのフラッシュの中に飛び降りていき、ラスト1ページはその性器のアップでエンド! 本格美少年・ゲイ・マンガ「聖少女黙示録」も’83。レズの姉たちの手によって女装に目覚めた少年がホモのダンサーたちに縛られなぶられ初のポコチンこすり合いの射精シーン。そして性転換して女となった主いるが、その中の’84の「白い肌の湖」はタイトルで解る通りのバレリーナものだがポコチンを焼かれた男が、一緒に暮ら人公が手術で男になった少女と暮らすハッピーエンド。この作品は単行本「美少女ハンター」に収録されてす二人の女と一人の男に復讐するエンディングがすごい!まず男の性器を切り取り、片方の女の性器にねじ込んだあと、その女の性器ごとえぐり取る。そしてその二つの性器をつかんだまま、もう一人の女の性器にフィストファック!のあげく、その二つの性器を入れたままの女性器をナイフでまた切って、ほとんどビックマック状態でまだヒクヒクうごめ��血まみれの三つの性器を握りしめるとんでもない終り方!全くダー松はこんな事ばかりやっていたのかとあきれかえる。もう鬼畜としか言い様がない!しかし「ウィンナー」を二枚の「ハム」で包むなんて・・GOODなアイデアだ、又やってみよう。 ●1 9 8 4 ~ 「漫画ハンター」で「闇の宴」前後篇を描き、後日これをビデオ化。雪に包まれた六本木のスタジオで痔に苦しみながらの撮影。特別出演として中島史雄氏が絶妙の指使い、東デの学生時代の萩原一至が二役、取材に来たJITAN氏もスタジオに入ってきた瞬間、即出演で生玉子1000個の海で大乱交。カメラマンが凝り性で照明が気に入るまでカメラを廻さず、たった二日の撮影はやりたい事の半分も出来ず。撮影が終ると痔はすぐに完治。どうもプレッシャーからくる神経性だったみたいでこれに懲りてビデオは一本のみ。 この年の「肉の漂流」は親子丼もので、近所の書店のオヤジからこの本はよく売れたと聞いたが、一時よく描いたこのパターンは最近では「FUCK YOU!3」の「母娘シャワー」のみ。熟女と少女の両方が描けるところが利点。「血の舞踏」は久しぶりの吸血鬼もの。股間を針で刺し、噛んで血を吸うシーン等々いい場面はあるが、うまくストーリーが転がらず3回で止める。短編「果てるまで・・」は核戦争後のシェルターの中で、父が娘とタイトル通り果てるまでやりまくる話。被爆していた父が死んだ後、娘はSEXの相手を捜して黒い雨の中をさまよう。 またリサ・ライオンの写真集を見て筋肉美に目覚め、マッチョ女ものをこの頃から描き出す。しかしなかなか筋肉をエロティックに描くのは難しい。 ●1 9 8 5 ~ くたびれ果ててすっかりダレてきたこの頃、8年間働いてくれたアシスタント女史に代わってパワーのかたまり萩原一至、鶴田洋久等が東京デザイナー学院卒業後加わってダーティ・マーケットも第2期に突入!新旧取り混ぜておもしろいマンガをいろいろ教えて貰って読みまくる。「バリバリ伝説」「ビーバップハイスクール」「ペリカンロード」「めぞん一刻」「わたしは真悟」「Be Free!」「緑山高校」「日出処の天子」「吉祥天女」「純情クレイジー・フルーツ」「アクター」「北斗の拳」「炎の転校生」「アイドルをさがせ」「綿の国星」「いつもポケットにショパン」「バツ&テリー」「六三四の剣」永井豪の絶頂期の作品「バイオレンス・ジャック」「凄之王」「デビルマン」等々100冊以上とても書ききれない位で、う~ん・・マンガってこんなにおもしろかったのか、と感動! そこで眠狂四郎を学園にほうり込んで、今まであまり描かなかった学園マンガをエロマンガに、というコンセプトで始めたのが「斬姦狂死郎」。「六三四の剣」ばりに単行本20巻を目指すものの、少年マンガのノリは今では当たり前だが、当時はまだエロマンガとして評価されず、ほんの少し時代が早すぎたかも。’86に中断、今年’97に「ホリディ・コミック」にて復活!果たしていつまで続けられるか? →後に「斬姦狂死郎・制服狩り」、「斬姦狂死郎・美教師狩り」として刊行完結 前年末から始めた「美姉妹肉煉獄」は身障者いじめの鬼畜路線。盲目の姉とその妹を調教して性風俗店等で働かせ、娼婦に堕していく不健全・不道徳な作品で、肉の快楽にひたっていく盲目の姉に対し妹も「春琴抄」の如く己の眼を突き、自らも暗黒の快楽の世界にはいり、快楽の光に目覚めるラスト。 また、これからは女王様物だ!となぜか突然ひらめき「筋肉女」シリーズの延長としてフィットネス・スタジオを舞台に「メタル・クイーン」シリーズも開始。これは単行本2冊分描いたが、連載途中でヒロインの髪型を歌手ステファニーのヘア・スタイルにチェンジしたり、レオタードもたっぷり描けてわりと気に入っている。 10年近く描いた「美蝶」先生シリーズもこの年スタート!こうしてみるとマンガを描く喜びに満ちた大充実の年だったかも。 ●1 9 8 6 ~ この年は前年からの連載ものがほとんどだが、「エレクト・ボーイ」は空中でファックするシーンが描いてみたくて始めた初の超能力エロマンガ。コメディ的要素がうまくいかず2回で止める。この路線は翌年の「堕天使輪舞」で開花。 「夜の彷徨人」は自分の育てた新体操選手が怪我で選手生命を失ったため、その女を馬肉のごとく娼婦として夜の世界に売り渡した主人公という設定。しかし腕を折られ、女にも逆に捨てられ、そして事故によってその女を失ったあげく不能となってしまう。失った快楽を取り戻すため無くした片腕にバイブレーターを取りつけ、夜の街をさすらい次々と女たちをレイプしていくというストーリー。がっちり設定したキャラだったのにまったく話がはずまず、男のポコチンは勃起しないままに作品も不発のまま終る。 「斬姦狂死郎」が不本意のまま終わったため学園エロス・シリーズは「放課後の媚娼女」へと引き継がれる。当時見ていた南野陽子のTV「スケバン刑事・」とS・レオーネの「ウエスタン」風に料理。ラストの「男といっしょじゃ歩けないんだ」のセリフは一番好きな映画、鈴木清順の「東京流れ者」からのもじり。単行本は最初司書房から出て、数年後ミリオン出版から再販、そして’97久保書店より再々販ながら結構売れて今年また再版。この作品は親を助けてくれる有難い孝行息子といったところ。 ●1 9 8 7 ~ さいとうプロOBで那珂川尚という名のマンガ家だった友人の津田が「漫画ダイナマイト」の編集者になっていて、実に久しぶりに同誌で「堕天使輪舞」を描く。超能力エロマンガの第2弾。今回はエロと超能力合戦とがうまくミックスされ一応成功といっていい。この路線は「エレクト・ボーイ」とこの作品、そして’96の「夜顔武闘伝」も含めてもいいかも。一時、この手の作品は数多くあったが最近はめったに見かけない。しかし、まだまだこの路線には鉱脈が眠っているとにらんでいるがどんなものだろう。 ●1 9 8 8 ~ 「放課後の媚娼女」に続いて抜かずの凶一無頼控え「放課後の熱い祭り」を2年がかりで描く。’89に完結し司書房より単行本化。そして今年’97に改定してめでたく完全版として復刊!この頃が一番劇画っぽい絵で、たった2~3人のスタッフでよくこれだけ描き込めたなと改めて感心!エロシーンがちょっと少なめながら中島史雄氏がダー松作品でこの作品が一番好き、とお褒めの言葉を頂戴する。 TVで三流アマゾネス映画を見ている内、むくむくとイメージがふくらみ、昔から描きたかった西部劇と時代劇がこれで描けると、この年スタートさせたのが「不死蝶伝説」なるアマゾネス路線。昔々青年誌の創世期にあのケン月影氏がマカロニ・ウエスタンを描いていたことを知る人は少ないだろう。俺もあの頃デビューしていたらウエスタンが描けたのに、と思う事もあったが、このシリーズでほんの少しだけその願望がかなう。 この頃、アシスタントやってくれてた格闘技マニアの鶴田洋久に誘われ、近所の空手道場通いの日々。若い頃修行のため新宿でやくざに喧嘩を売って歩いたという寺内師範は、もう鬼のような人で、行けば地獄が待っていると判っててなぜ行く?と不思議な位休まず通う。体育会系はマゾの世界と知る。組手は寸止めではなく顔面以外は当てて可だったので身体中打撲のあざだらけ、ビデオで研究したという鶴田の体重をかけたムエタイ式の蹴りをくらい、右手が饅頭のように腫れ上がる。先輩たちの組手の試合も蹴りがもろにはいってあばら骨が折れたりで、なぜこんなヘビーな事をする?と思うが、闘う事によって身体の奥から何か沸き上がってくるものがある。スリランカの元コマンドと組手をやった時、格闘家の気持ちが少しだけ判るようになった。 ●1 9 8 9 ~ ’94まで続く「美蝶」シリーズでこの年は『ノスフェラトウ篇』を描き、シリーズ中これが一番のお気に入り。同人誌の「王夢」はこれが原点。 短編では「悪夢の中へ」はスプラッタ・エロマンガで久しぶりにチェーンソゥでお尻のぶった切り!はらわた引きずり出し、人肉食いちぎり!顔面叩き割り等々でラストに「ホラービデオの規制をするバカは俺が許さん!」などと書いているので、この年が宮崎事件の年か?世間は彼が日野日出志・作のホラービデオ「ギニーピッグ」を見てあの犯罪をおかした、としてさんざんホラービデオの規制をやっといて、結局見てもいなかったとわかったあとは誰一人日野日出志氏にもホラービデオさんにも謝らす゛知らんぷり。残ったのは規制だけで、馬鹿のやる事には全く困ったもんである。先日の「酒鬼薔薇・14才」の時も犯罪おたくの心理学者が、「これはマンガやビデオの影響です。」などと相も変わらずたわけた寝言をぬかしていたが、馬鹿はいつまでたっても馬鹿のまま。少しは進歩しろよ!お前だよ、お前!短絡的で幼稚な坊や、小田晋!よぅく首を洗っとけ!コラ! 「獣人たちの儀式」は退学者や少年院送りになつた生徒、暴走族、ヤクザ達が集まって酒盛りしながら女教師たちをずこずこにしてOB会をひらく不健全作品。編集長が「また危ない作品を・・・」とこぼしたものだが、岡野さん、田舎で元気にお過しでしょうか。この頃の「漫画エロス」には「ケンペーくん」だとか「アリスのお茶会」だとかおもしろい作品が載っていたものです。「爆走遊戯」は伝説のストーカー・ろくでなしマンガ家の早見純が一番好きな作品と言ってくれたが、なぜだかわからない。人の好みはいろいろです。以上3本は単行本「熱き唇の女神」に収録。 「ふしだらな女獣たち」はフェミニストの女二人が美少年をいじめる話。これは「氷の部屋の女」に収録。 ●1 9 9 0 ~ この年の「美蝶」シリーズは『ダンシング・クイーン篇』。マネキン工場跡でJ・ブラウンの「セックス・マシーン」にのせて5人プレイをするシーンや文化祭でのダンスシーン等々結構好きな場面多し。暗くて硬い作品が多いので、この「美蝶」シリーズは肩肘張らずに、かなり軽いノリでキャラクターの動きに任せて、ストーリーも、そして次のコマさえも先の事は何にも考えず、ほとんどアドリブで描いた時もある。 「不死蝶伝説」に続いてシリーズ第2弾「不死蝶」は2誌にまたがって2年位続ける。これも結構お気に入りの一遍。 ●1 9 9 1 ~ 1 9 9 3 「性狩人たち」の近未来版、といった感じの「夜戦士」は学園物が多くなったので、マグナム銃で脳天をぶっとばすようなものが又描きたくなって始めたミニシリーズ。全5話位。松文館より単行本「黒い夜と夢魔の闇」に収録。 この年から知り合いの編集者がレディス・コミックを始める人が多く、依頼されてどうしたものかと思ったが、エロなら何でもやってみよう精神と何か新しい世界が開けるかも、という事から’94位までやってみたものの結果的に不毛の時代に終わる。与えられた素材が体験告白物という事で、非現実的なものは描けないという事は得意技を封印して戦うようなもので苦戦を強いられ、これって内山亜紀氏がやまさき十三原作の人情話を描いたようなミス・マッチングで不発だったかな。今後、もしやることがあれば美少年SMのレディス・コミックのみ。そんな雑誌が出来れば、の話だが。 いくつかやったレディコミの編集の一人「アイリス」の鈴木さんは同じさいとうプロOBで、マンガ・アシスタント、マンガ家、マンガ誌の編集、そして今はマンガ学校の講師、とこれだけ多くのマンガに関わる仕事をしてきた人はあまりいないだろう。これでマンガ評論でもやれば全て制覇だが・・・。 この頃はいつもと同じ位の30~40本の作品を毎年描いていたが、レディコミは一本30~40枚とページが多く結構身体にガタがきた頃で、右手のひじが腱傷炎になり1年以上苦痛が続く。医者通いではさっぱり痛みがひかず、電気針で針灸治療を半年位続けてやっと完治。その後、住んでいたマンションの理事長を押しつけられ、マンション戦争の渦中に巻き込まれひどい目にあう。攻撃するのは楽だが、話をまとめるなどというのは社会生活不適格のダー松には大の苦手で「お前等!わがままばかり言うのはいいかげんにしろー!」と頭をカチ割りたくなるような事ばかりで、ひたすら我慢の日々で血圧がガンガン上がり、病院通いの日々。確実に寿命が5年は縮まる。あの時はマジで人に殺意を抱いたものだが、今でも金属バット持って押しかけて奴等の脳みそをクラッシュしたい気分になる時もある。いつかこの時の事をマンガにしようと思っていて、まだ誰も描いてない「マンション・マンガ」というジャンル、タイトルは「我が闘争」。え?誰も読みたくない? この間に出た単行本は「血を吸う夜」、「赤い月の化身」「熱き唇の女神」[以上・久保書店] /「牝猫の花園」「真夜中の人魚たち」[以上久保書店]、「美蝶/放課後篇」「美蝶/ダンシング・クイーン篇」「不死蝶/鋼鉄の女王篇・上巻」[以上ミリオン出版]。 ●1 9 9 4 ~ 1 9 9 5 ろくでもない事が続くのは厄払いをしなかったせいか、このままここにいたら頭がおかしくなる、と15年以上いたマンションから引っ越し。板橋から巣鴨へ移動し気分一新!以前からうちもやりましょうよ、と言われていた同人誌創りをそのうち、そのうちと伸ばしてきたものの遂に申し込んでしまい、創らざるをえなくなる。しかもそれが引っ越しの時期と重なってしまい大いに後悔する。しかしいろんな人にお願いして何とか一冊でっちあげ、ムシ風呂のような夏コミに初参加。これが運命の分岐点。レディコミもこの年で切り上げ、以下同人街道をまっしぐら。現在まで「FUCK OFF!」が9まで、「FUCK YOU!」が4まで計10+&冊創る。 ’95からダーティ松本の名前にも飽きてきたしJr,Sam名でも描き始める。 レディコミ時代は松本美蝶。あと2つ位違うペンネームも考案中。 この間の単行本「氷の部屋の女」「双子座の戯れ」[久保書店]、「黒い夜と夢魔の闇」[松文館]、「危険な女教師/美蝶」[ミリオン] ●1 9 9 6 ~ 美少女路線の絵柄もこの年の「夜顔武闘伝」あたりでほぼ完成、今後また少し変化させる予定。しかしこの作品は超能力、アマゾネス、忍法エロマンガとでも呼ぶべきか。「グラップラー刃牙」みたいに闘技場での勝ち抜き性武道合戦までいきたかったけれど、残念ながらたどり着けず。 「冬の堕天使」は久しぶりの吸血鬼もの。都営住宅で生活保護をうけている吸血鬼母子のイメージが浮かび、そこから漫画家協会・加藤芳郎を撃つ有害図書騒動のマンガへ。吸血鬼少年が光の世界との戦いに旅立つまでを描き、「闇に潜みし者」は時空を越えて近未来での戦い。その間を描く作品を今後創らなければ。 「FUCK CITY 2006」はクソ溜めと化した近未来のTOKYOを舞台に久しぶりにダーティ・バイオレンスが炸裂!ハード・エロ劇画と同人誌風・美少女路線の合体は果たしてうまくいったかどうか?30ページほど描き足して、’97、9月にフランス書院のコミック文庫にて発売。[「少女水中花」] 「放課後の媚娼女」と「人形愛」刊行。[いずれも久保書店刊]前者は以前、上下巻だったのを一冊にまとめて。後者は近作を集めた同人時代を経ての初単行本で、同人誌を知らなかった読者はショックを受ける。メタルフアンから以下のようなお手紙を受け取る。「これはジューダス・プリーストの『ターボ』だ。ラストの『眠れる森の少女』は『レックレス』にあたる。しかしジューダスもその後『ラム・イット・ダウン』や『ペイン・キラー』という傑作を世に出した事だし、今後を期待したい」という意のダー松のようなメタルファン以外は意味不明の激励をうける。 ●1 9 9 7 同人誌「エロス大百科シリーズ」スタート!いろんな項目別に年2刊づつ計100ページ位を別刊シリーズとして出し続ければ10年で1000ページになり、以前「谷岡ヤスジ1000ページ」という��に最適の本があったが、これも一冊にまとめて枕にして寝れば、目覚める頃は3回夢精しているなんて事に・・・などとまだたった40ページの段階で言っても何の説得力もないか。飽きたら2~3号でSTOPするだろうし・・。[推測通り「毛剃り」「美少年SM」「女装」3号でストップ中]冬にはやおい系にも進出の予定。 今年出した単行本は厚くて濃いエロマンガを集めた久保書店MAXシリーズ第2弾!「放課後の熱い祭り/完全版」と「夜顔武闘伝」オークラ出版。ともに大幅描き足して25周年記念出版として刊行。ティーツー出版よりJr,Sam名で「昼下がりの少女」、9月にはフランス書院より「少女水中花」の文庫本が出る予定で現在、この同人誌と並行して描き足し中。「斬姦狂死郎」第2部も「ホリディ・COMIC」誌にて6月よりスタート!年内創刊予定の『腐肉クラブ』なる死体姦専門のマンガ誌にも執筆予定。 さてさて25年間、旅行の時を除いて、現在まで2日続けてマンガを描かなかった事はほとんどない。これはその昔、伊東元気氏というマンガ家とお会いしたとき「今月何ページ描いた?」との問いに、「今月仕事ないんでぜんぜん描いてません」と答えたら、「そんな事じゃ駄目だ。仕事があろうがなかろうが、毎月100頁は描かなきゃ。」と言われ、以後その教えを守り[描けるページ数は減ったが]、マンガは仕事ではなくなり、朝起きたら顔を洗うのと同じで生活そのものとなり現在に至る。 今は何でも描けそうなハイな状態で、以前はたまには外出しないと煮詰まってしまうので週いち位ガス抜きをしていたものだが、最近はせいぜい月いち休めば十分の「純エロマンガ体」。[純粋にエロマンガを描くためだけの肉体、の意。ダー松の造語] こうしてふり返ると、この路線はまだえぐり足りない、これはあと数回描くべし、なぜこれを一度しか描かない!等々、残り時間にやるべき事、やりたい事の何と多い事! 爆裂昇天のその日まで・・・ 燃 え よ ペ ン ! なお続きは 1997年後期 1998年 INDEX
http://www.rx.sakura.ne.jp/~dirty/gurafty.html
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