#太養パン
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:୨୧: お休みの日は、 お気に入りのパン屋さんまでお散歩🎶 フルーティな甘酒屋さんが、 パン屋さんの前でお店を出して コラボしていたよ! パン屋さんでは甘酒カンパーニュ、 甘酒屋さんでは生いちご🍓をお願いしたんだよ💕 お味はもちろん、とっても素敵!❤️💕🐸😇 ::::::୨୧: n('~')n :୨୧::::::: #諏訪 #諏訪湖 #信州の風景 #長野の風景 #かえるのピクルス #picklesthefrog #萌蛙匹克 #ピクラー #ぬいぐるみ好きと繋がりたい #かえるのピクルス好きと繋がりたい #ピクラーさんと繋がりたい #ぬい撮り部 #ぬい撮り #ぬいどり #stuffedfrog #stuffedanimallove #plushies #太養パン #甘酒屋ans (太養パン店) https://www.instagram.com/p/Cpo-Jtkv78d/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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栄養士いわく 「菓子パンはパンじゃありません」 「菓子パンは菓子です」 「飴玉とかと一緒」 「飴玉で食事を済ませてはダメです」
菓子パン「安いぞ、簡単に手に入るぞ、太れるぞ」: なんじぇいスタジアム@なんJまとめ
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奮発して、すげえ高いイタリアンのコースを食ったわけですよ(つっても庶民なので、ひとり一万円はしないくらい)(とはいえ、逆にいうと一万円近くはするわけだ!) まあ美味かったですよね… すべての皿に驚きがあり、それぞれの皿の中に変化があり、なんというか、たとえば俺が6畳の部屋で自炊したヤキソバを5分でかっ食らうような普段の「食事」とは雲泥の差があった マジで、文字どおり泥と雲くらい違った 栄養補給とかじゃなく、あれはひとつの旅、ジャーニー、アドベンチャーだった ○前菜 イチジク・クリームチーズ・生ハムのベルガモット風味オリーブオイルがけ まあそれはうまいですよね フルーツと生ハムを一緒に食うっていうのは、さすがにガキじゃねえから概念としては知ってるわけですが、そうはいってもやはり日常的にはやらないわけだ そういうのをサラリとやってきて、そんですげえうまいんだよ 生ハムもなんつうか、ひと山いくらの軟弱なやつじゃなくて、ハード系の、味に芯があるやつ 生クリームとイチジクの風味が広がる中で、流されずにそこにあり続ける そんでベルガモットというのが一体なんなのか分かってないんだけど、たしかにオリーブオイルには何か華やかな風味がありました つまりうまいということだ ○ホタテとトマトのカルパッチョ 俺はじつは貝類がけっこうダメで、クセなんてほぼないホタテの貝柱すらわりと苦手としてるんだけど、カルパッチョなんていう生っぽい調理法なのに、このホタテは全然クセがなく、うまさだけがあった 食感もこう、なんの抵抗もないって感じで、なんていうのかな、流れるように過ぎていく一皿だったな ○自家製カンパーニュ カンパーニュってなんのことか分かってないんだけど、まあなんかこう、硬めのパン?みたいなことだと思っている そういう、黒っぽい、ハード系のパンがひと切れ、皿に置かれているわけですよ 華やかさは全然ない ナメてんのか?と思いながら食うと、マジでびっくりするくらいうまい パンはパンであり、パン以上のなにか具なんかが入っているわけではないんだけど、もはや料理と言っていいくらい「味」があった ランチパックのタマゴサンドとあのカンパーニュだったら、実際のところマジでカンパーニュのほうが「味が濃い」と言っていいと思う(ランチパックだっ���悪くはないけどよ!) オリーブオイルとバルサミコ酢?が小皿でついてきて、それにつけて食うこともでき、そうするとまた非常にうまかった バルサミコ酢はブドウっぽさを感じさせる味わいで、少しジャムのようですらあった たぶんコース全体の主食���ジションとして、ほかの料理と合わせてゆっくり食っていく想定で出てきてたんだけど、完全に単体で主役を張れる味だったというか、料理としてしか認識できないほどうまかったため、普通にすぐ全部食ってしまった… ○さつまいものポタージュ 牛乳ベースというか、生クリームベースというか、そういうクリーミーな白く冷たい液体の中に、粗いさつまいものペーストが入っている 塩気も甘味も控えめなんだけど、それがいい 滋味がある…というにはうますぎるんだが、しかし方向性としては滋味があるということになるんだと思う さつまいもがペーストなのがよかった ペーストは底の方にいるんで、最初上の方の汁だけ飲んで、あー!確かにサツマイモだ!と思い、その後本当のサツマイモを発見する そういう流れがありましたね ○自家製サルシッチャ ロンティーユ これまでのメニューがどちらかと言えば「抑えた」食材だったのに対して、これはもう完全にメイン感のあるものだ サルシッチャというのはソーセージのことですからね そんでまあ、メチャクチャにうまい ロンティーユというのはレンズ豆のことみたいで、トマトベースの味付けがされたレンズ豆の煮付けが太いサルシッチャに添えられていて、バルサミコ酢もかかっている 全てを口に入れると、もう爆発的にうまい ここにきて肉の旨みだ それはまあうまいですよ そんで、添えられたみかんマスタードも非常によい 北イタリアあたりにモスタルダっつう、果物のマスタード漬け料理があるらしく、それを意識したものらしい 粒マスタードのプチプチした食感、マスタードの風味、柑橘の爽やかさ これがサルシッチャに加わって最強となった ○牛肉炭火焼き メインのメニューだ これがうまくないわけがない ピンクの断面が目に嬉しいステーキ トリュフ塩・わさび・さっきのモスタルダという、3種類の調味料がそれぞれ皿の上にあって、好きに選んで食える 白アスパラガスが添えてあるんだけど、これがただ焼かれてるだけじゃなくて出汁で煮込んであって、単体でも美味い トリュフ塩で食うと肉の甘みが後味に感じられる いちばん肉を食っている感じがする わさびで食うと、なんというか爽やかだ 俺の表現力ではもはや美味いとしかいえねえ モスタルダもやはり爽やかで、酸味や柑橘の風味が印象的 ワンディッシュとは思えない複雑さであった ○きのことマスカルポーネのパスタ マスカルポーネチーズがひと握りくらい乗っていて、もうその時点で嬉しい ニンニク、というよりガーリックと言った方がいいのかもしれないが、そのガーリックの香りが激しく効いていた キノコも全部ジューシー けっこう満腹感がでてきたところにパスタなんだけど、すぐ食えてしまうし、むしろもっとあってもいいとすら思えた ○ガトーショコラ アイ��添え 冷たく、なんというかソリッドな甘さ、というか在り方であり、コースの締めくくりにピッタリだった 渋かった もう一度食いたい 高えコース、うめえですわ 俺はわりと余計な金なんていらねえと思っていたけど、高えメシ・うめえメシをバンバン食えると思うと、金ってやっぱすげえわ でも、高いからうまいってわけでもないとはもちろん思う いい店だからうまいんですよね いい店だった……
高いメシ、うまくてワロタ
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1207-1211
1207 たくさん洗濯をした。朝から暖かかい日だった。キムチ鍋の残りにごはんと卵と餅を入れておじやっぽいものを食べた。この餅は母が仕事のお客さんからもらったもので(毎年餅つきするらし��)、食べきれないからと毎年わたしのところにもやってくる。わたしも食べきれなくて冷凍していたやつ。いや母はとっくに退職している。これはいつの餅だろう。いつのかわかんないけどふつうに食べられた。スープジャーにこれを入れてお昼にし、入りきらないぶんを朝食べた。
角川ふざけんなとバチぎれた日記を書いた。バチぎれた日記を書くとソワソワしてしまう。わたしはいろんなことをのろのろのろのろ考えているタイプで結論を遅らせがちなんだけど(意図して遅延させている面もある)、この件の差別的な宣伝文に関しては言える人がすぐ言わないとだめだと思った。「伝染する」はひどい。今後いろんな価値観や常識は変わっていく可能性があるけど、いま、この瞬間、「伝染する」にショックを受ける(受けた)人たちがいることを無視しちゃだめだと思った。どのような本も出版を妨げられるべきではないというのはそれはそうなんだろうけど、と同時にNOは言わなきゃと思った。このあいだの日記でも書いたけどわたしにはひどいミサンドリーがあり、自分のあたまで考えたつもりのことはまちがいだらけなんじゃないかと不安でたまらないし、実際しくじりも後悔も多い。でもそれはそれとして「伝染する」はありえねーわ。そう思ったいまのこの気持ちを大事にしたいと思った。
なんかいろいろ終わらなくて観に行きたかった映画を観に行けなかった。しょんぼりしながら帰って寝た。
1208 今日も暖かい。寒さに慣れてきたのもあるかもしれない。デニムのセットアップで出かける。セットアップって好き。太ってからメンズのセットアップをよく着るようになった。 甥の誕生日プレゼントを買う。妹にリクエストをきいたら絵本がいいとのこと。「からすのパンやさん」と「スイミー」が気に入っているからそれ以外のかこさとしかレオ・レオニとの指定。五歳になる。絵本の読み聞かせは書いてある文字をぜんぶ読んであげないと怒るそうで、奥付も音読しているらしい。偕成社、東京都新宿区市ヶ谷砂土原町…とかそういうの。わたしも親向けの解説とかぜんぶ読んでたな。
ブックファーストに行ったら絵本はほぼシュリンクされていて、中身が見られなくてちょっと困った。汚損防止だろうけど表紙しかわかんないんじゃネットで買うより不便だ…。 「どろぼうがっこう」、「だるまちゃんとてんぐちゃん」、「おんがくねずみジェラルディン」、「さんびきのやぎのがらがらどん」をチョイス。中身がわからないから自分の好きなものになる。ジェラルディンはえものおすすめ。だるまちゃんとてんぐちゃんだけシュリンクされてなかったのでぱらっと読んだ。こんないい話だったっけ…ちょっと泣きそうになった。
だるまちゃんがてんぐちゃんの持ち物をつぎつぎほしがり、お父さんに相談して近しいものを手に入れていく。天狗の下駄とか帽子とか。似ているものを探し、自分用を作り出していくさまがかわいくて面白い。あるときてんぐちゃんの鼻にちょうちょがとまって、だるまちゃんも長い鼻をほしがる。最初お父さんは蝶がとまるなら花だと思って色とりどりのお花を並べてみせるんだけど、ちがうそうじゃないんだ、花じゃなくて鼻なんだ、自分は長い鼻がほしいのだとだるまちゃんは訴える。お父さんはお餅をついて鼻を作ってあげて、だるまちゃんは立派な鼻を手に入れる。鼻の先に小鳥がとまって、てんぐちゃんも一緒によろこんで、めでたしめでたし。 めっちゃいい話だな。こういうのって、他人の所有物や身体の特徴をうらやましがるのはやめましょう、自分のあるがままを愛しましょう的なメッセージにしちゃいがちだけど、ほしいものをなんとかこしらえ手に入れるっていうのがいい。めちゃめちゃいい。飛躍しすぎかもだけどこれFTMの話だなって思った。
お昼はピザ。ドミノピザがブラックフライデーで600円というのをやっていて、ブラックフライデーってもう終わってないか?と思ったんだけど(一応ネットでも調べた、12/3までのキャンペーンと書いてあった)、店の窓には600円ですと書いてあるのでこれまだやってるんですかとたずねたらやっていた。一人で昼間からピザ食べるの浮かれてて面白いな。食べたらとても眠くなりやるべきいろいろが捗らなかった。夕方、通販とか書店さんへの荷物を送った。 夜ごはんはかぶと豚の炊き込みご飯。インターネットで見かけたレシピ。あとじゃがいもの煮物と、ほうれん草を炒めたやつ。ほうれん草はナムルかごまあえにしようかと思っていたけどめんどくさくなって塩胡椒で炒めた。炒めただけなのにやけにおいしくて、なんだか感心してしまった。それで(っていうのも意味わかんないと思うけど)久しぶりにヘミングウェイの『老人と海』を読み返した。
1209 甥の誕生日会。妹と妹の夫の勤めている会社の保養所みたいなところですき焼きを食べた。旅館みたいな畳の個室。甥が卵を割ってかきまぜてくれた。駅から保養所への道で父が転んで血だらけになり、店の人にばんそうこうをもらった。何やってんのと母は呆れ、父はばつの悪そうにしていた。これ以上言ったら機嫌が悪くなるからさっさと手当てして話題を変えようという連携プレーがあった。うちの父はいつも威張っていて口が悪く、その一方で信じられないくらいうっかり者で、離れて暮らしていると困った奴だなーとやや笑えるけど毎日一緒にいると扱いづらくて大変だろうなと思う。ただ母も言動に軽はずみ���ところがありわたしはしばしばぎょっとするので、まあちょうどいいんだろうなと思う。ちょっと飲みすぎた。瓶ビールを何本か飲んだあと、妹と父とわたしで日本酒の四号瓶をあけた。甥がどんぐりをたくさん拾った。一個ちょうだいと言ったら二個くれた。すべすべした立派などんぐりだった。すごく眠かったけど帰り道だったので新宿アルタ前のスタンディングにちょこっとだけ参加。STANDING DEMO QUEERS FOR PALESTINEっていうやつ。人多かった。帰ってから少し寝て、起きて小説を書いた。夜になっておなかがすいたのでコムタンを食べた。
1210 原稿を提出。ちょっとすっきりした気持ち。日記祭に行く。望月柚花さんと待ち合わせ。新しい下北沢にいまだ慣れないという話。ずっと慣れない気がする。バインミーを食べた。レバーペーストがこってりしていてパンがしっかり固くて、これだよ〜!というバインミーだった。 日記祭、わたしの探し方が悪いのかもなんだけど委託?の本がどこにあるのかよくわからなくていくつか見つけられなかった。売り切れもあった。うろうろ歩きまわって見つけらんない感じにきのうの父を思い出した。似てんのかな。口ばかり達者でうっかり者。でもいい天気であたたかくて、見つからないのもしょうがないなという気持ちになった。外でやるイベントいいな。隙間さんの『うつわ日記』と図Yカニナさんの『沖縄に六日間』を買った。 柚花さんと文章の話とか着物の話とかしながらビールを飲んだ。ミントマイナスマイナスのことを覚えていてくださってうれしかった。そしてしゃべっている途中、ネプリにしているステッカーのPalestinaのつづりがまちがってませんかと糸川さんがDMで教えてくださって、自分はほんとにうっかり者だな…と反省した。父はわたしの名前の漢字をしょっちゅうまちがえるのを思い出す。
ドーナツを買って柚花さんとバイバイし、国会前のデモへ。この日は黒のオールインワン(ツナギ)を着ていて、最近イベントとかスタンディングに行くときよく着てる。どこでも座れるしポケットいっぱいあって便利。日記祭行ってビール飲んでドーナツ持ってデモ行くのどうなんだと思いつつ、そのくらいで参加するおっちょこちょいがいてもいいような気もする。あとやっぱりこういうのにぶらっと行けるのは関東民の特権なんだろうなとは思うので、行けるやつは行っとくほうがいいかなと思っている。そこそこ元気で、子育てや介護やぜったい抜けられない仕事とかもないし。 国会前のデモは年齢層が高くてちょっとびっくりした。ナクバを生き延びたパレスチナ人のお孫さんという方がスピーチしていて、胸が詰まった。警察がすごく多かった。地下鉄の出口を出たところで「イベントに参加の人ですか?」と道案内されかけ��イベントではなくないか…?と思った。
日比谷公園でドーナツを食べ、さっき買った日記を読む。隙間さんの日記、写真(LINEの画面のスクショ)がたくさん袋に入っているもので、公園でこの束をカサカサめくる時間がすごくいいなと思った。内緒話みたいな感じ。futouさんのツイッターから流れてきてなんとなく日記を眺めたことが何度かあって、すっかり忘れていたんだけどちょっと前にツイッターをフォローしてくださってああそういえばと思い出した。日記祭でお話してみたかったんだけどfutouさんから来ましたとか意味わかんないことしか言えなかった。このあいだ角川にバチギレた日記を書いたとき、「毎日書いてる日記だけど、怒っていることについて書くと日記ではなくなるな…。でもこの日これを考えていたという記録だからまあいいかという日記。」というツイートにいいねしてくれてうれしかったの。でもわざわざ言うことでもないなと思った。『沖縄に六日間』は旅日記的なものが読みたくて買った。装丁がすごくいい。国会前の時点でスマホの充電はだいぶ少なかった。電源のあるカフェとかに行けばよかったんだけど天気がよくて思わず公園でぼーっとしてしまった。『ピュウ』を読みすすめた。 体力的にきついかなーと思ったんだけど渋谷ハチ公前のプロテストレイヴをちょっと見に行った。すごくよかった。スピーチがパワフルなのもよかったけど、音楽がすごくよくて…。赤と緑のスモークもよかった。渋谷駅前、スリバチの底に煙と音と声が溜まり、うねっていた。通りすがりに足を止める人も多かったように見えた。これ何やってるんですかと聞かれたのでちょっと説明。ステッカーをあげた。つづりまちがってないほうのやつ。帰って肉を焼いて食べた。
1211 何も捗らない一日だった。きのうおとといと活動的に過ごして疲れているんだと思う。そりゃそうだよなと思う。労働の電話がかかってきたのを無視した。「こわいよお」とか言って布団にもぐった、部屋に一人でいるのにかわいこぶって。メールは返した。春菊とキムチでチヂミを作って夕飯にした。食べながら蘭たんの動画を見た。8番出口のやつ。夜になっても洗濯物はあんまり乾かなかった。今度参加するアンソロの小説を書き進めた。
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【Vlog】バスロマンを唐揚げにすることでしか得られない栄養、ビタミンB2【案件動画】
ご入学おめでとうございます。「ジェルボールを捻り潰す会」で名誉顧問を務めています、たぴおか太郎です。皆さんも洗剤に勝利しましょう。
36期の皆さんのほとんどは、この稽古日誌で初めてたぴおか太郎に遭遇していると思います。「名前しか聞いたことない」「子供の頃から憧れていた」「ゴンチャに帰ってほしい」等の声が聞こえてきますが、まずは恒例の自己紹介を行います。耳の中を「アタック抗菌EX」で洗浄し、森林浴を嗜みながら、謹んで拝聴してください。
〈広告〉「え!?私のような新参者でも!?🫢」2日間で脅威の-17kg!!今話題の「鉄火巻きを褒めて伸ばすだけ」のダイエット方法とは?きゅうり巻きでやると逆効果ってホント?→記事のリンクはこちら
はじめまして、私の名前はたぴおか太郎です。漢字で書くと「朶飛織神太郎」です。これは入団当時から宣言しているのでそろそろ特許を出願しようと思います。全長は「ヤマザキ春のパン祭りで集めたシールを並べて貼った時の長さ」と言われています。しかし、「身長測る機械の、測る部分が自動で降りてくるタイプのやつ」の存在を大変憎んでいるため、正確な全長ではないとする学説もあります。性格は非常に温厚ですが、コンビニ弁当に入っているふにゃふにゃのレタスに遭遇すると命の危機を感じ、体毛を瞬時にエメラルドグリーン色に変化させます。これは「自分の方がみずみずしい、恥ずかしくないんか」と威嚇している説が濃厚です。キャッサバから進化した生物の中では珍しく自転車に乗ることができません。本人は「三輪車を2倍の速度で漕げれば問題ない」と考えているため、各界から称賛の声が相次いでいます。
いかがでしたでしょうか。たぴおか太郎の生態について深く知ることができたと思います。皆様もエメラルドグリーンのたぴおか太郎をみかけた際は、そっとレタスをシャキシャキに戻してあげてください。
⭐️おれたちはいつだって包丁を洗う時に切れちゃったスポンジのことを想ってる稽古日誌⭐️
・発声
・樽枝
・感情解放
・脚本別練習
もう稽古日誌なんて漢字4文字の固い名前で投稿するのやめちまおうぜ!!こんなことやめてさ!!もう一回みんなで好きな寿司ネタ書こう!!!!!
(前回好評だったためリバイバルします。自由に編集してサーモンの下に書き足してください。)
・サーモン‼️🐟
・タコ‼️🦑 ←イカじゃん
・イカ‼️🦐
・えんがわ‼️🍈
・ツナサラダ‼️🐳
・シャリ!! 🍚
ここで皆さんに一つTOTTEMO・OMOSHIROI・KUIZUを出したいと思います。ちいかわの副題って大体こういう感じの英語ですよね。
さて、私が稽古日誌を書くの、いつぶりだと思いますか?前回公演で書いて3ヶ月ぶりかな?もしかして新歓書き忘れちゃったかな??じゃあ秋公演の7ヶ月ぶりくらいかな!!��えは〜〜〜〜!!
〈広告〉鉄火巻きダイエットはもう古い!?🤯これからは「食パンの耳を太陽に掲げるだけ。」ご家庭のトーストでは得られない効果を徹底解説! 7枚切りの食パンの耳をいますぐ手に入れて!→記事のリンクはこちら
答えは1年ぶりです。嘘ではありません。最後に更新したのはおそらく「【ASMR】そういう時はとりあえずファブリーズ眺めといたらええねん.png」という1年前のやつです。ファブリーズを眺める前に稽古内容くらい投稿してほしいですね。
さて、皆様も疑問に思われたことでしょう。稽古日誌に物理的に彩りを添える流派を生み出したことから『鮮度ボトル界隈の革新人(かくしんちゅ)』とも称されるたぴおか太郎はなぜ、日誌を一年も投稿しなかったのでしょうか。今回 ZEROは特別に、地上波初・本人への独占インタビューを行い、その真相に迫りました。
お忙しい中貴重なお時間をいただきありがとうございます。本日はよろしくお願いいたします。
郎「はい、よろしくお願いします。」
単刀直入に伺いますが、なぜ一年も書けずにいたのですか?
郎「………ドラッグストア….」
….ドラッグストア?
郎「私の稽古日誌には、ドラッグストアで売ってるものが頻出します….クイックルワイパー、スクラビングバブル、ファブリーズ、バスロマン、アタック抗菌EX….」
確かに…
郎「もうドラストから自立しなければならないという思いと、でもスクラビングバブルがこの世で一番おもしろいという思いが交錯し…..めちゃめちゃイップスになりました….もうこの世には『パンパース』ぐらいしか面白い言葉がないんだ….!!!助けてくれ….!!!!」
『……待ちなさい……..』
はっ…あなたは…….!??
神々しいクアッカワラビー!!?!??
(ここでライカをつける、壮大なBGを流す)
『……ポ………』
….ポ?
『…….マミーポコパンツ……..』
マミーポコパンツ!?!!?!!!!?!
郎「….すごい!!!めちゃめちゃ面白いぞ!!!!!」
……..あっ!!!!!!!
消えてる!!!!!!!
サァッ……..
(クアッカワラビー完全にハケ、ライカを消す)
郎「……ありがとう!!!俺、これからも頑張るよ!!!この世にあるオムツはパンパースだけじゃないんだ!!!マミーポコパンツも、メリーズパンツも、履かせるおむつムーニーマンも!!!みんなみんな抱きしめて生きていくんだ!!!!そうだろクアッカワラビー!!!!」
….きっと、クアッカワラビーも笑ってますね
郎「…そうだな!」
「よ〜〜し!!!稽古日誌書くぞ〜〜〜!!!!」
ちょっと〜書きすぎないでくださいね〜!
郎「わかってるって!ははは!」
(記者とたぴおか太郎、わちゃわちゃしながらハケ)
【キャスパ曲:Mrs. GREEN APPLE「青と夏」】
いや〜〜〜今回も壮大な物語が生まれましたね。まさかクアッカワラビー神の夢小説が始まるとは思いませんでした。クアッカワラビー神は、こうして迷える人々に手を差し伸べ、その代わり後払いでカスピ海ヨーグルトを請求することで生計を立てているそうです。皆様も家にカスピ海ヨーグルトを常備し、常にクアッカワラビー神に提供できるよう心がけてください。そして「マミーポコパンツもドラッグストアに売ってるよね」という心の中のツッコミは、捻り潰してください。
それでは、最後の挨拶をしたいと思います‼️今回も稽古日誌大暴れ界隈の一員として、無事にTop of the World〜頂の景色〜に到達することに成功しました‼️😁✨(大歓声)これも一重に皆様の応援のおかげだと、思ってます‼️✨でも‼️俺たちはまだまだここから、高みを目指していきます。(大歓声)こんなところで満足してちゃ、世界は絶対”獲れない”し、ここで立ち止まるなんて正直、マジでありえねぇって、そう思ってます。そうだよなみんな‼️‼️😁✨✨(大歓声)ついてきてくれるよな‼️‼️✨✨(大歓声)今年中にチャンネル登録者数350人突破することを目指して、毎日投稿はもちろんなんすけど‼️歌とか‼️ラップとか‼️これからも、まじ「激あちぃ」なって、思ってもらえるような動画作りやってくんで‼️‼️😄✨みなさん絶対チャンネル登録してください‼️‼️✨クラスLINEとかにも絶対送ったら、人気者なれるんで‼️‼️😄✨✨まじ自信しかねぇっす‼️‼️‼️✨✨絶対、高評価とかも‼️よろしくお願いします‼️‼️✨まじみんなの評価とか、全部見えてるし、低評価してくる”頂を知らない”連中に、絶対負けないように‼️‼️✨✨頑張っていくんで‼️‼️‼️✨✨(大歓声)これからも俺たち最強お笑い集団「たぴおか太郎」のこと、よろしくお願いします‼️‼️‼️‼️‼️‼️😄😄😄✨✨✨✨(大歓声)
それでは、次回の稽古日誌「【東京ドーム公演】キムワイプが力を合わせたらプラズマクラスターにもギリ勝てるはずだよね!ハム太郎!【漁師飯】」でお会いしましょう!!さようなら!!!!!!!!!!
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P3 Club Book Hero short story scan and transcription.
キャラクターズショートストーリー
無口な彼の災難
クールで無口。
鉄面皮で感情に欠ける。
何を考えているかわからない。
---物心ついて以来ずっと、他人からそういう 評価を受け続けてきたような気がする。月光館学園に転校してきて半年が経つが、その人物評は相変わらずのことで、自分でも当たっていると思う。外面的には、だが。
あくまで自己評価ではあるけれども、決して自分は感情がないわけでも、冷血なわけでもない。教室で順平と馬鹿話---主に女性のタイプについての話題---をしているときは楽しい。シャドウとの戦闘中に仲間が傷つけられれば、当然のように怒りを覚える。抜き打ちの小テストの悲惨な結果を美鶴に知られ、しょうがないなという顔で見つめられれば少し悲しくなるし、友近と行く鍋島らあめんの美味さには、この上ない幸せすら感じる。そう。きっちり、人並みに喜怒哀楽は感じているのだ。ただ、それがとにかく表に
出にくい、らしい。下を向くと顔半分を完全に覆ってしまう、この髪型のせいだろうか?それとも10年前に両親を亡くしたことが、自分でも気づかないコミュニケーション不全でも引き起こしているのだろうか?
あえて、自分で自己批判を行なうとしたら、それは物事に対するやや受身の姿勢、というものがあるかもしれない。他人に何か判断を任された際、自分の脳裏に浮かぶ3つの選択肢。
はい。
いいえ。
どちらでもない。
この3択に、自分はついつい一番下、自分の決断を放棄するものを選んでしまいがちなのだ。こればかりは、両親を早くに亡くした自分が、その成長過程で無自覚に獲得した処世術なのかもしれない。無論、そういう逃げが許されない局面では、しっかり是か非かを判断する能力はある。ただ、それほど重大でない局面、例えば、ゆかりに放課後どうするかを問われたとき、真田に夏の水着が似合ってたかどうかを訊かれたとき、風花に休日の過ごしかたを尋ねられたときなどは、肯定否定どっちとも取れる返事をしてきた。つい一昨日、荒垣手作りんぶんと音がしそうな勢いで首を縦に振って賞賛したが、これは純粋にカレーが否定のしようもなく美味だったからである。別に荒垣の目つきが「不味いなんて言いやがったら殺す」的なものであったことは、関係がない。いや、決して。
ともあれ、大半のシチュエーションは、この玉虫色��リアクションで問題なくやり過ごすことができたということだ。とくに不便を感じることもない。親しい者たちは、既にそんな自分のリアクションに慣れてくれて、「じゃあ一緒に遊ぼうか?」と2択の返事がしやすいよう水を向けてくれたり、「そうか、ならいいんだ」と勝手に納得してくれたりする。
だから、それでいいんだと思っていた。
「······でありますか?」
夜、わざわざ自室を訪ねてきたアイギスの質問、その肝心な部分を聞き逃したのは、そんな油断があったんだろう。いま思い返せば、もう1度言ってくれと素直に頼めば良かったのかもしれない。だが、タルタロス帰りで時間はとっくに深夜1時を回り、翌日指される予定の英語の予習はどうしようという思いで頭は一杯で、ついでに疲労からくる眠気もあり、ついついいつもの言葉が口をついた。
「······××××××」
いや、正確には口をついたと思う、と言うべきだろう。正直、何と言ったのかは覚えていないのだ。ただ記憶に残ったのは、その言葉を聞いたときの、何ともいえないアイギスの表情。
「······!?」
これは、困惑?落胆?それとも悲しみ?自分は何か間違ったことを言ったのか?
しかし問い直そうと思ったそのとき、アイギスはふっと目線を落とし、そして言った。
「······了解で、あります」
どう聞いても、快諾とは言いがたい「了解」という言葉を残し、アイギスはばたり、とドアを閉めた。普段からローテンションの声が、さらに一段低いトーンになっていたような気がする。それでもまだ、焦りは感じなかった。もし何か問題があっても、明日確認すればいいことだ。いままでは、そういうやりかたでも大丈夫だった。それでいいんだ、と。そして、気持ちを切り替えて、いつものように就寝しした。
だが---それではよくなかったのだ。
「ちょっと······顔貸しなさいよ」
3限が終わった直後の休み時間、順平といつもの馬鹿話をしているときに、そう話しかけてきたのはゆかりだった。いや、話しかける、などという平穏な様子ではない。机に全体重をかけるように片手を突き、こちらに乗り出すように覆いかぶさるその姿勢と表情からは、尋常じゃない緊張感が伝わってきた。要するに、ゆかりは思いっきり怒っている様子だった。
「なんだよ、ゆかりッチ~。ずいぶん、ご機嫌斜めじゃ······」
と言いかけた順平は、すっと自分へと移動した、ゆかりの目つきを見て沈黙する。順平の顔にどっと脂汗が浮かぶ。これは、キミ余計な口挟んだらブチ殺すよ、という目つきだ。バックに「ぎろり」という描き文字が見えた気がした。
そして、その視線が、ゆっくりとこちらに戻ってくる。何度も言うが、表向きクールに見えようと冷静沈着に見えようと、自分は人並みに感情もあるし動揺もする。きっと周囲の誰も��解してくれないだ
ろうが、人生最大に近いくらいの恐怖を、いま自分は感じていた。不思議と、この感覚には覚えがある。これは、10年前?ムーンライトブリッジ?そういう単語が脳裏に浮かび、理不尽に自分に迫り寄る脅威に、思い出してはいけない何かを思い出しそうになったとき、ゆかりの形いい唇が、次の言葉を紡いだ。
「キミさぁ、アイギスと何があったのっ?」 「???」
いったい何のことだ?
いや、もちろん心当たりはあった。 昨夜のアイギスとのやり取り、それが何か問題を起こしかけている。だが、それでどうしてゆかりがっている。だが、それでどうしてゆかりが怒っている?そもそもアイギス本人は?そこで初めて、今日は朝からアイギスを見ていないことに気がついた。まったく、薄情だと言われても仕方ない体たらくだが、そう言えば1限の授業から、アイギスはいなかったような気が。だが、そういった有象無象の思考は、ゆかりの続く言葉で断ち切られた。
「返答によってはによっては······」
即答できなかったせいか、ゆかりの怒りゲージは3本分ほど満タンになっている様子である。そしてそれは、言葉となって噴出した。
「キミのその鬱陶しい前髪!全部剃り上げて額に肉って書いてやるからねっ!!」
繰り返しになるが、表向き平然として見えようと泰然自若として見えようと、自分には人並みに感情があるし、命に代えても避けたい事態というものは存在する。いまが、まさにそう。是非もなく、昨夜起こったすべてをゆがりに洗いざらい白状した。額に浮かぶ脂汗に、周囲の誰かは気づいてくれただろうか······?
「······な~るほどね」
腕を組んで仁王立ちになった姿勢でそう言ったゆかりは、そのままはぁ~と大きなため息をついた。昨夜の出来事を語った直後のリアクションである。ぼんやりしててアイギスの質問を聞きそびれたこと、それなのに「どうでもいい」といった内容の答えを返したこと、それには全く悪気はなくて単なる条件反射だったこと、さらには記憶にある10年前から現在までの、自分自身の人格形成に至ある流れの一端まで、頭に浮かんだ全てを語り尽くした。正直、こんなに話したのは久しぶりな気がする。およそ、1ヵ月間で発する言葉の量 (戦闘時のペルソナ召喚コール含む) を、軽く凌駕するのではないだろうか。
「お前······こんなに話せたんだな······」
無遠慮に、横で一部始終を聞いていた順平が、正直にもさりげなく失礼なことを言う。しつこいようだが、表向き無口に見えようと (中略) 人並みに喋ることは可能なのだ。
恐る恐る、ゆかりの表情を窺うと、その表情からは幸い怒りは消えていた。替わりに浮かんでいたのは、呆れ、というか哀れみ?そして、その表情のまま、ゆかりは糾弾を始める。
「······鈍感」
ぐさつ。
「······常識なし���
ぐさぐさつ。
「······女心がわからない状況に流されるだけの優柔不断の浅薄で気が利かなくて言っていいことと悪いことの分別もつかない鬼太郎ヘア!」
ぐさぐさぐさぐさぐさぐさぐさっ!!
いいかげん聞き飽きただろうが、表向き (中略) 打たれ強 (中略) 傷つくのだ。
「やめろよ、ゆかりッチ!こいつだって好きでこんな髪型してるワケじゃ!」
いや、髪形は好きでやっているのだが。と、そんな順平のフォローにもならない馬鹿コメントを流しつつ、ゆかりが重々しく語り出した。
「いい?今から、あなたがアイギスにどれだけ酷いコト言ったのか、教えてあげる······」
要点はこうだった。2学期になり、クラスメイトとなったアイギスは、自分がそばにいると誓った相手の食生活に不安を抱き、ついに昨日、ゆかりに相談を持ちかけてきたらしいのだ。
「······あの方は、校内ではいつも購買のパンしか摂 取していないようであります。加えて、下校時にファーストフードやラーメンの繰り返し。これは栄養学的に見て、健康を害する危険性が高いと思われるであります」
「ん~?まぁ、好きで食べてるんだし、それでいいんじゃないの?」
「ダメであります!健全な精神は健全な肉体に宿るであります!日本国民は健康で幸せ送る権利を有するでありますっ!」
どうにも、すごい剣幕だったようだ。
「あ~、はいはい、わかったわかった。ちょっと落ち着きなさいよ、アイギス。······よし、 それじゃこういうの、どう?」
そして、ゆかりが提案したのが。
「お弁当······で、ありますか?」
「うん、そう。私もたまに作ってるんだ。栄養管理もしやすいし、上手くやれば経済的にも安上がりだし。ま、朝練があるときなんかは、サボっちゃうけどね」
「お弁当······なるほど、俗に言うCレーションでありますね?」
「いや、あんま俗に言わないと思うけど」
「そうでありますか?それより······お弁当、でありますか······確かに、それは状況に最適の作戦だと評価できるであります!」
「お、乗り気じゃんアイギス。 よぉし、じゃあ私も協力してあげるっ!」
······とまあ、そういう会話の流れを経て、ゆかりが持てる限りの料理技術を伝授し、最終的にアイギスが希望のメニューを確認しに行ったのが、昨夜のこと。つまり。
「せっかく、キミの健康を心配して、愛情料理を作ってあげたいってアイギスの真心に、どうでもいいって言っちゃったのよ!キミは!」
「ひ、ひでえ······」
ゆかりの糾弾の言葉に、普段はお気楽が身上の順平すら同意する。確かに······そう言われても仕方がない。自分でも酷いことを言ってしまったと、 今では思う。たとえ聞き逃しと誤解が原因であったとしても、である。
そのとき、ふと、視線に気づいた。全周囲から刺さるように注がれる、冷たい視線だ。顔を上げると、遠巻きな位置から耳の感度を集音マイクか盗聴器なみに上げていたクラスメイトたち��、じと一っとこちらを見ながらボソボソと呟きあっていた。
「······そんな人だったんだ······」
「アイギスさん、 可哀想」
「くそう、オレのアイギスちゃんを!」
「やっぱ冷たいヤツ······」
それぞれが勝手なことを、だが、いまの自分には反論の余地がないことを、彼らは口々に言い合っている。つくづくクドイようだが (中略) 平気な (中略) 泣き (中略) だ。無意識に、下唇を強く噛む。心に覚えるのは、糾弾への怒りではなく、アイギスへの謝罪の念。だから、黙って周囲からの攻撃を受け止める。
「なに?どーしたの?」
「いや、あいつがさぁ、アイギスちゃんに······」
ついに、事情を知らない生徒たちも、無責任かつ周囲をはばからない糾弾劇に加わり始める。
「えー!マジ?」
「なになに、何事?」
「だから、酷いんだって」
「それは可哀想でありますね」
ざわっ。
聞き覚えのある涼やかな声と、それに続くざわめきをきっかけに、そこで周囲の雑音がピタリと止まった。どうしたのかと視線を上げ、正直、心臓ない、安堵の気持ちが心に広がる。もちろん、どちらの感情も顔には出ないが。
「貴方は私の大切な人でありますが、それでも誰かを傷つける言行は許諾しかねるものであります。ゆえに、可能な限り速やかに、目標となる方への謝罪を要求するであります」
無論、ためらうことなく目の前の少女、アイギスに向かい、深々と頭を下げて謝罪の言葉を口にしたのは言うまでもない。謝られた当のアイギスは、きょとんと小首をかしげていたが。
「わたしが、傷ついた、でありますか?」
その後、4限の授業を経ての昼休み、興味津々のクラスメイトたちを置いて、ゆっくり話ができる場所---屋上へとやってきた。目の前にいるのは、もちろん当事者のアイギス。そして横では事情を知るゆかり、そしてあまり関係ないが一応友人の端くれである順平も神妙な顔つきで、こちらの会話に聞き入っている。とりあえずの事態の経過をアイギスに説明し、昨夜の不用意な言動で傷つけたのではと恐る恐る確認したところ、返ってきた返事は。
「まったくもって、杞憂の心配であります。忌憚無く言わせていただければ、この上なく無駄な配慮であります。ご苦労様でした」
ずどーん。
はっきり言って、先ほどのクラスメイトたちからの糾弾の言葉より、このアイギスのセリフが100倍心に突き刺さったかもしれない。
「で、でもさ!」
先ほどキツイ糾弾の言葉を突きつけた手前か、ゆかりが慌てながらアイギスに訊く。
「じゃあ何で、今日はアイギスこんなに遅くなったの?朝から姿も見えなかったし」
「もちろん、弁当を作っていたであります」
「うっそ!寮のキッチンは見たよ?」
「ですが、 ナンでもいいと要請されましたので、寮の設備と資材��は限界がありました」
「······何でもいいって言われた、んだよね?」
「ナンでもいいと、要請されました。やはり本格的なものは、タヌール釜と呼ばれる専用のオーブンで焼くべきでありますから」
「へ?あ······あのさっ······いまスゴイ、会話がすれ違ってる気がするんだけどっ?」
「······という訳で」
そう言いつつ、アイギスは背後から大きなバスケットを持ち出し、そのフタを開け放った。
「ご要望の、ナンと本格インドカレーをお持ちしたであります!」
その顔には、してやったり、といった満足げな笑顔が浮かんでいた。
普通、ナンが食べたかったら「ナンでもいい」じゃなくて「ナンがいい」って言うよな、とか、色々と言いたいことはあったが、とりあえず焼き立てのナンは、初めて食べる美味しさだった。よく晴れた秋空のもと、開放的な屋上でのランチという状況も、いいスパイスとなっている。多めに作ったということで、順平やゆかりも、すっかり笑顔でナンとカレーを交互にパクついている。ちなみに本格力レーは、荒垣先輩の一昨日の作り置きを譲ってもらったのだとか。
ふと、横を見ると、心配そうな顔でアイギスが覗き込んでいた。そして目が合うと、おずおずといった感じで、こう訊いてきた。
「お味は、どうでありますか?」
正直な気持ちに、ほんのちょっぴりの反省を軽くブレンドして、迷わず彼女に言ってやる。
「すっごく、美味しい」
そんな僕の顔を見て、順平とゆかりが驚いた顔をする。まったく失敬な。僕にだって人並みに感情がある。嬉しいことがあったら人並みに笑うことだって、もちろんあるのだから。
#persona 3#p3#p3 club book#hero#every member of sees has their own section of the book#every npc has a bit too
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2024/11/14~2024/11/24の日記
2024/11/14 今の生活を愛しているけれど少しずつ変わっていくことを期待する、そういう時に日記を付け始めるんだと思う。
2024/11/15 新しい名刺入れを探していたら、プエブロという革にとても好みの色があるのを見つけた。グレーを混ぜたようなカーキグリーン。プエブロは経年変化が早いと聞くので調べてみたところ、グレー系の革なのに経年変化でブラウン系になるらしい。驚くね。ブラウン系は好きな時期と嫌いな時期がくっきり分かれるため、年中使う予定の名刺入れとしてはね、と断念。 夜になって父から「誕生日プレゼントのリクエスト待ってるよ」とメッセージが来たので名刺入れを希望してみたら、あっさり「いいよお」とのことだった。父は責任感が強く、勉強家で、それにあやかってみるのもいいな、と思ったのだ。どうせなら甘えてしまおうと自分で買うにはちょっと強気な値段のものをねだってみた。ダークグレーの名刺入れが届くのが楽しみでしかたない。 あとポケモンスリープを始めた。早く寝たい。
2024/11/16 どうしても捨てられなかったエメラルドグリーンのシャツがある。色も形も似合わないしなんならもう2週間くらい床の上でくちゃくちゃになっているのに踏ん切りが付かず、それを眺めながらうとうとしていたら夢を見た。見知らぬ健康そうな子供がそのシャツを着て歩いていた。私は傍らの誰かに「あのシャツあげたんだっ��?」と話したりする。それだけなのになんだかすっきりしてしまって、目覚めてすぐにシャツを拾って、捨てた。夢は時々粋なことをしてくれる。
2024/11/17 ポケモンスリープにはまだサイホーンもニドリーナも実装されていないみたいだ。とりあえずゲンガーとブラッキーに会いたい。今はサブレが足りないけれど、同僚曰くそのうち余ってしかたなくなるらしい。
2024/11/18 雪が降ってしまったのにワイパーを冬用に替えておらず、焦る。 サモサを作った。昨日のうちに潰しておいたじゃがいもにスパイスとグリーンピース、少しのチーズを混ぜて、春巻きの皮で巻いた簡易サモサ。ケチャップにハリッサを混ぜたソースが美味しくて食べすぎた。
2024/11/19 谷川俊太郎の訃報を聞いて、午前中はずっとぺしょぺしょ泣いていた。仕事しながら頭の中で『そのひとがうたうとき』を何度も何度も暗唱した。 ワイパーは替えた。
2024/11/20 おそらく初めてたいやきを食べたが、重い。これはすごい。 帰り際に足ががくがくした。子供の頃は体調が悪くなりそうだと周囲の大人がさっと漢方やら湯たんぽやらを出してくるのが苦手だった。その奥に見え隠れする「女の子は(将来子供を産むのだから)体を冷やしちゃいけない」の気配が嫌いだったのだと思う。今でも新鮮に嫌だ。でもそれとは別に、予防って大事だったんだなあと思い始めてもいる。子供だったら風邪を引いて学校を休んだって誰にも迷惑はかからなかったけど(勉学に遅れが出るという点では将来の自分に迷惑はかかっているが)、今は普通に、自分が困る。性別関係なく体は冷やすべきではないし体調不良はしんどい。私の周囲の大人はみな誰かの親だったので、体調が悪くたって休めないから漢方とか持ち歩いてたんだな……と考え感謝しつつ、葛根湯を飲んで20時に寝る。ポケモンスリープのおかげで眠るのも楽しみ。ゴース来ないかな。
2024/11/21 ゴースは来なかった。ガーディが来たけどスキルと性格が不一致だったので博士にあげたら飴をくれた。 どんなことがあってもルーティンだけは崩したくない生物こと猫、体調などおかまいなしに「おやつの時間だよ」と人間を起こす。そうだね23時だね。部屋の中が真っ暗でつい朝食と勘違いし(朝食は5時なので今時期は真っ暗なんだよ)、量を多くあげてしまった。ぽりぽりと食べる音をベッドに戻って聞きながら、なんかいつもより随分ゆっくり食べるなあと思ってはいた。そしてそれを食べきった上でやっぱり5時にも朝食をねだる猫(ここで深夜の勘違いに気が付いた)。ルーティンが大切なら量も守ってくれ。なんかいつもより量が多いなと思ってたんだろ、あの時。
2024/11/22 やっと育ててもいいかなと思えるポケモンが来た。トゲピーだけど。トゲキッ��まで育てると家電みたいで可愛いし、レジェンズアルセウスでかなり世話になったから、まあ、ね。 事務所の湿度を最も気にしているのはおそらく私なので積極的に加湿器の世話をしている。肌の保湿もこまめにしたいので化粧はやめた。大っぴらにデスクで化粧水をスプレーしている。その代わりに爪を塗った。グレーがかった紫色で、今年から指輪をゴールドにしたので似合う。爪を塗ったときはポーチの中にゴールドのポリッシュを入れておく。外出時に欠けても金継ぎみたいにできるからね。 リブ編み靴下ってなんか可愛いなと思い始めた。次に買うときにはそうする。
2024/11/23 ゴース来たよ。でも厳選するよ。 長年お世話になっている美容師が独立したので見に行った。新しいタオルが私の爪と同じ色をしていた。前回会ったのが転職したばかりの頃だったので新しい仕事は楽しいよ、でもこの年齢だから周囲から「まだふらふらしてる」とは思われるけどね、と話したところ「でも今が一番安定してるよね」と言われた。その通りで、たしかに私は今が一番安定している。生活も精神面も。元気丸がいるというのも大きい。養っている存在がいると安定しないわけにはいかないのだった。 みぞれに降られて体の芯まで冷えた。熱が出そう。ホテルの部屋が乾燥していたのでドアを開け放ったまま浴槽で本の続きを読んだ。
2024/11/24 ホテルの朝食はスモークサーモンとアボカドの挟まったベーグルとサラダのプレートと、ご自由にお取りくださいの札を下げたパンとミネストローネだった。簡素ではあったけれど美味しかったし、サラダに添えてある温野菜がありがたかった。朝食のプレートに温野菜を添えましょうと提案してくれた人を愛してる。いつかその立場になることがあったら私も必ずそう言うよ。 遊びに来てくれていた友人を空港まで送り、母に頼まれていた買い物のために苫小牧に寄った。安くなっていたのでピータンを買った。ピータン大好き。
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【長野】諏訪「太養パン店」
【朝メシまで。】創業108年の老舗パン屋『太養パン店』2024/11/7放送 長野県諏訪市末広12-2 #朝メシまで。 #児嶋一哉 #ウエンツ瑛士 #伊集院光 #安達祐実 詳しく見る↓
上諏訪駅「太養パン店」 食べログでcheck! 大正5年(1916年)の創業以来、地域の人々に愛され続けている老舗のパン屋さん 100年以上の時を経た現在も、太養パン店は昔ながらの製法を守りながら、日々美味しいパンを作り続けている。 霧ヶ峰高原の伏流水、こだわりの国産小麦、自家製培養天然酵母を長時間発酵させ、 ドイツ製のミキサーとオーブンで焼き上げるパンは、素材の風味を最大限に引き出した、まさに手作りの味。 特に、自家製培養天然酵母は、太養パン店のパンの大きな特徴の一つ。 天然酵母は、小麦粉に含まれる糖分をゆっくりと分解するため、パンに深みのある風味と豊かな香りが生まれる。 また、長時間発酵させることで、グルテンがゆっくりと伸��、消化吸収が良く、身体に優しいパンとなっている。 住所 長野県諏訪市末広12-2 TEL 0266-58-0982 ホームページ 太養パン 地元に愛さ…
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金目鯛の粕漬けを仕込んでいただくごはん。
我が家は魚料理も多種多様に楽しみます。
もっぱら主人と私が楽しみますが。
年間の行事でもお魚を色々楽しむ。
この時期ですと生ホッケなどもございますし
鮭なども美味しいですよね。
ブリは年間、出回っており食べ方、調理や味付けもさまざま楽しめます。
日本の四季折々を感じつつ
食卓へあげるとほっとする。
料理というものは教養の一つだと
常々祖母の代から教えられております。
私の母方の家系は、食を通して楽しむ文化を持っておりましたし
父も大変、食にうるさい人間でしたので美味しいものを
たくさんいただいてきました。
お肉やお魚一つも豆腐一つも、お漬物だって練り物であっても上手に
市場で買っておりましたのを思い出します。パン屋も今考えてもとても美味しいお店ばかりでした。
お魚ですと太刀魚やタコや鯛やと。豆腐も水に浮かぶプカプカ豆腐を手��すくいあげて
詰めてもらって。その間は新鮮で美味しいと豆乳を飲んで。
そんな食への思い出が私を日常で影響を及ぼしているのでしょう。
お魚の楽しみ方も。
粕漬けにおいても大好きな酒粕を使います。
小さな頃から仕出し弁当に入る『奈良漬、甲南漬け』が大好物でしたし、
粕汁なども大変好きで。酒粕の入ったお饅頭などもありますね。
そうやって小さな頃から好みの味を育てているのだと思います。
味噌にしろ、お出汁にしろそうですね。
玄米は私は、20歳の時においしさを知り、それ以来、試行錯誤し、私自身の主催する
料理教室でも教えて参りました。
健康が美味しい。
これは日々の暮らしの幸せの一つです。
おいしいは暮らしの知恵。
料理は匙加減。
料理研究家 指宿さゆり
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2024年9月30日 14:18
米からの脱却宣言
以前から兆候はあったんだが、どうやら自分は米がダメみたい。体質的に。
昔から米を食べるとたまに気持ち悪くなったり、お腹を壊す事が割とあって、どうやら米を炊いた後に出る粘り成分がアレルギーを引き起こすみたいで、それが原因だったみたい。日本の米は世界的にも粘り気が強く、餅にも使われてるけど、餅の方は餅アレルギーってのが昔から存在するので、その辺から分かった。
現代医学ではアレルギー反応は胃腸の働きに関係が深い事が判明していて、ただ消化が悪いものを食べるだけでアレルギーが出る。自分のケースも米の粘り成分が胃腸関係にダメージを与えていたみたい。麦系のアレルギーとは別。
これだけではなく、炭水化物不耐症、乳糖不耐症というのも関係していて、炭水化物不耐症は腸内細菌が欠如し、栄養失調みたいな状態で、それが原因で消化が行われてない為、お腹ピーピーしちゃうみたい。更にそれを引き起こす原因となるのが乳糖不耐症。乳糖不耐症ってのは、乳製品アレルギーの事。昔から牛乳飲む度にトイレで尻からぶっぱなして寝込んでいたので、色々と負の連鎖が重なり、こうした状態となった模様。過去、何度もめちゃくちゃ食べてた時期もあったんだが、全然太らなかったんで、変だとは思ったんだよな。ただ、牛乳は基本的に体に悪いのでお腹壊す人は多いですが、乳製品は基本的に摂取しないとダメらしいので、加工品で代用するみたい。ヨーグルトとかチーズとかは最低限食べてた方が良いらしい。
今年、この事が分かる前に、なんとなく米食とパン食というよりも、和食と洋食を一定期間交互に試してみたら、明らかに洋食の方が健康状態が良く、体重も増加したので、それとなく実感はしてはいたが、やっぱりって感じ。食生活大事!
・・・という事で、本格的にパン食に切り替えようと思います。基本的にパンの方が米より栄養価も消化吸収率も高いし。みんな・・・・・・
米を捨てよ!
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行きつけのパン屋さんだよ! ある朝のワンショットなのです💕😇 my favorite bakery shop! ------------ #諏訪 #諏訪湖 #信州の風景 #長野の風景 #かえるのピクルス #picklesthefrog #萌蛙匹克 #ピクラー #ぬいぐるみ好きと繋がりたい #かえるのピクルス好きと繋がりたい #ピクラーさんと繋がりたい #ぬい撮り部 #ぬい撮り #ぬいどり #stuffedfrog #stuffedanimallove #plushies #太養パン #雪の朝散歩 #雪のテラス席 (太養パン店) https://www.instagram.com/p/CpQxw7Hvrme/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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療養日記・心臓(その1) / Recuperation Diary: Heart(part 1)
『 自律神経 / Autonomic Nervous System 』
2023年5月、原因不明で殆ど動けなくなり、急遽、入院した病院で告げられた病名が「心房細動」による「心不全」だった。心臓の動き・心拍をコントロールしている制御系(自律神経)の影響で、心拍数が大きく上昇する症状を指す症状だと後で知った。ただし、短時間、大きく心拍数が上昇する事は決して異常ではなく、誰でも一日の間に何度か訪れている自然な「不整脈」とか「動悸」とも呼ばれる症状だ。しかし、それが長く続いて身体的に様々な病状を引き起こす原因になるのが「心房細動」だ。
In May 2023, I was told at the hospital where I was admitted that I had “heart failure” due to “atrial fibrillation. I later learned that it was a symptom of a large increase in the heart rate due to the control system (autonomic nervous system) that controls the heartbeat and heart movement. However, a large increase in heart rate for a short period of time is not abnormal, and is a natural symptom called “arrhythmia” or “palpitations,” which everyone experiences several times during the course of a day. However, it is “atrial fibrillation” that lasts for a long time and causes various physical medical conditions. 『 心房細動 / Atrial Fibrillation 』
心臓は筋肉によって動いているポンプだ。しかも 4つのポンプが一体になっている。そして、制御系(自律神経)の電気信号で 4つのポンプは同時に拍動する仕組みになっているが、時々、その制御が��ンクロせず、心房(心臓の上部にある部屋・ポンプ)が暴走し続けるのが「心房細動」だと理解している。 実際、急遽入院して様々な検査の後、心拍数を抑える薬など 3種類の点滴投薬を 24時間体制で行なったにも関わらず、担当医は「脈がずっと 150を超えたままなのですよ」と言った。 が、僕の方は、入院して処置を受けた事で安心したのか、或いは、日頃から「心房細動」の不快感に慣れてしまっていたのか、気分は快調、すぐにでも退院したい気分も少しあった。しかし、担当医は「3週間の入院が必要です」と言った。
The heart is a pump that is powered by muscles. Moreover, it is made up of four pumps that are integrated together. The four pumps are designed to beat simultaneously by electrical signals from the control system (autonomic nerves), but sometimes the control does not synchronize and the atria (the chambers/pumps at the top of the heart) continue to run out of control, which is what I understand to be "atrial fibrillation." 『 浮腫と血栓 / Edema and Blood Clots 』
よく誤解を受けるが、「心拍数が上昇すると血の巡りも速い」とか「血圧も上がるでしょう」と言う人が居る。しかし、実際は全く逆だ。4つのポンプが一緒に動いて初めて 心臓は 1ストロークの働きをする。しかし、エンジンに例えると、吸排気バルブが 異常なタイミングで開閉すれば、まともにエンジンは動かないのと一緒で、4つのポンプの動きがシンクロしなければ、全身への血流が悪くなる。身体中に老廃物が溜まり、ムダ打ちしている心房の中では、血の塊 “血栓” が育つ事になる。 実際、レントゲン写真を見れば、肺の下部にはしっかりと水が溜まっていて、両脚には老廃物(水分)が溜まって、脚がGパンに通らない程に太く膨れ上がった「浮腫」になっていた。その上、心臓エコー映像を見れば、心房の中一杯の大きさに育った、大きな雪の結晶の様な形をした「血栓」があって、心拍に合わせて時計の歯車の様に小刻みに動いていた。これでは退院できないのも当然だった。
The heart only works one stroke when all four pumps work together. However, if the movement of each pump is not synchronized, blood flow will be poor. Waste products accumulate throughout the body, and blood clots (blood clots) will grow in the atria that are beating uselessly. In fact, an X-ray showed that water had accumulated in the lower part of the lungs, and waste products (water) had accumulated in both legs, causing edema that was so thick that the legs could not fit through jeans. Furthermore, an echocardiogram showed a large snowflake-shaped blood clot that had grown to fill the atrium, and was moving in small increments like a clock's gears in time with the heartbeat. It was no wonder that he could not be discharged from the hospital.
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マッチングアプリで婚活してみた。自分の性格の悪さに向き合うはめになり、誰にも言えないのでここに投下して供養する。■増田のスペック33歳の女年収:750万くらい大卒会社員都内在住160cm49kg彼氏いない歴半年共働き希望________________登録してから数週間でいいねが700くらい。自分からいいねも3人くらいにしてみたけど、反応がなかったのであとはしなかった。全員とやりとりするのは無理なので、あまり遊んでなさそうで話があいそうで条件の合致しそうな人に絞ってメッセージのやりとりをした。20人くらいとマッチングしてメッセージ続いたのが15人、うち会ったのは6人くらい。もっとメッセージ続けたり会ったりした方がいいんだろうけど、無理のない範囲でやりとりをしてたらこのくらいになった。もともとイケメンとか好きではないし、見た目もあまり気にしない方だと思っていたが、これが甘かった。実際に会ってみて「この人と生涯を共にできるか?セックスできるか?」と考えると、難しいなと思うことが多々あり整理も兼ねて書いてみる。■1人目Aさん 36歳Webディレクター お互い韓国料理が好きだったので、夜ご飯で会いましょうという話になった。お会いしてみての第一印象は、生え際がだいぶ写真より後退しているということ。36だから多少頭皮に来ていることは想定していたが、予想を超えたおでこ��広さだった。話しているときも頭が気になってしまう。話は盛り上がったが、どうしても一緒に暮らすイメージが持てず、次回デートのお誘いはお断りした。■2人目Bさん 39歳自営業こちらも共通の趣味があり、メッセージが楽しかったのでお会いすることに。第一印象は背が低いということ。増田はちょうど160cmで、相手のプロフィールには163cmとあったので、ヒールのない靴で会ってみたのだが、並んで歩いていると目線が増田より下であり、身長を多少盛って登録しているようだった。また、話してみると声が高く早口で捲し立てるようで会話のリズムが噛み合わない。決定的だったのは体臭。もともとやや強めな感じがしたがそれをごまかすように香水をかけており、ブレンドされた香りで少し気分が悪くなってしまった。体臭は個人のどうしようもないこともあるので心苦しいが、隣で歩くイメージが持てず、お断りすることに。■3人目Cさん 33歳マーケター筋肉質な塩顔なプロフィール写真に惹かれお会いすることに。これまでの2名は合う前にお店を一緒に探して予約して会っていたのだが、この方は金曜日夜の品川集合で予約をしない方だった。増田からお店の候補を複数送ってみたが、「その場で会って決めましょう」と仰るので嫌な予感がしつつも駅で落ち合う。案の定どこも空いておらず30分くらいふらふらした挙げ句、駅のパン屋さん的なところのカフェスペースで話すことに。この時点で結構萎えていたので早く帰りたかった。(その意味ではパン屋さんのイートインスペースは長居もしにくいので助かった!)話の流れで元カノと別れた理由を聞くと、メンヘラになったからと回答。よくよく聞くとCさんが女性と遊んでたりして不安定にさせていたことが発覚し心のシャッターがすごい勢いで降りてフェードアウト。「感情的な女の子って嫌いなんだよね」と言う男の地雷率は高いと聞いたことがあるが、妙に納得した。■4人目Dさん 33歳エンジニア仕事が近いので話がはずみ会うことに。会ってみると、肌がニキビで荒れていた。ランチタイムで会ったのだが、肌荒れ気にしているというわりには揚げ物を食べていて、あまり肌に気を使っていない印象だった。こちとら揚げ物や菓子パン食べるとすぐにニキビが出るから月に1回食べるか食べないかで調整していることもあり、行動と言葉に矛盾を感じた。お会計が割り勘だった。別に割り勘でもいいんだけど、他の3人はこちらが払うと申し出ても割り勘拒否してきたので少しびっくりした。Dさん的にはナシだったかなと思ったが、店を出た���とで次回デートの申し出とLINEを聞かれたのでもう一度びっくりした。LINEは伝えずフェードアウトした。■5人目Eさん 35歳経営者プロフィール写真より太かった。夜ごはんでお会いしたが、すごい量を注文しすごい量を召し上がっていた。その一方で見た目で判断されたくないとお話されていた。当方、もともと太りやすいこともあり、体型維持のために週5のジム通いと夕飯は炭水化物抜き&野菜と鶏肉の生活を送っているので、気にしていると言う割に痩せる努力もしないで好きなだけ食べ続けることに嫌悪感を覚えた。「太っている女性は苦手なんだよね」というので「私も恰幅のよすぎる男性は苦手ですね」とお伝えしたらブロックされた。■6人目Fさん 39歳エンジニアプロフィール写真よりも見た目が老けていた。店の予約もしていなかったが、近くにすぐ入れるお店があったのでまあいいかと思った。話のなかで何度も専業主婦を下げるような発言をされていたので気になった。その一方で女性には家事能力を求めるので戦慄した。彼の理想は共働きで家庭にお金を入れてくれつつ、自分の浪費は認めてくれて、家事は料理選択掃除をこなしてくれる女性のようだ。私は奴隷にはなりたくないので、お断りした。________________予想以上にしんどかったので、結婚ではなく気楽に彼氏を作るか一人で生きていこうと思った。おわり。________________追記お昼休みに見たらバズっててワロタ。みんなAさんいいやん言うけど自分もそう思う。でも一度お断りしたらAさんからブロックされたか退会されて連絡とれなくなり諦めました。婚活自体少し前のことで今は何もやってないよ。一人で生きるのが楽そうだからいずれは地元関西にでもマンション買ってのんびり暮らそうと思って住宅ローンとか調べてるところ。自分は結婚向いてないことを学んだのは収穫。
婚活したお
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8か月で8.2kg減の60歳が食べていた「リアルな食事」。我慢せずにシュッとやせた
長年ぽっちゃりの60歳がササミおかずで我慢ゼロやせ おしづさんは、長年、ぽっちゃりと肥満を行き来していましたが、30代で右ひざを痛め、50代で左ひざや股関節まで痛くなり「こりゃいかん! 残りの人生もっと楽しみたいのに!」という気持ちでダイエットをスタート。同年代がやせている記事を読んで、「これだ!」と直感でおにゃ式“たんタンダイエット”を選びました。
それまでプロテイン飲料での置き換えなど食べないダイエットでリバウンドばかりしていたおしづさんは、「食べる方がやせる」というおにゃ式にびっくり! 「タンパク質は3食でとる。大豆、肉、乳製品、魚からまんべんなく」をモットーにおいしく食べたらやせたそうです。普通の食事なのでリバウンドもしていません。
たんタンダイエットのルールは3つ!
ダイエットカウンセラーのおにゃさんが提唱する「たんタンダイエット」は、「無理しない」「栄養のあるものをちゃんと食べる」が基本。ストレスなく続けるためのルールは以下の3つ。
●ルール1:タンパク質を「1回100g、1日2種類以上」とる
肉や魚など、タンパク質が多く含まれている食材を、1回の食事で100g程度、食べるようにします。100gの目安は、手のひらの大きさ。そして、昼は肉、夜は魚など、2種類以上の高タンパク食材をとるのがおすすめです。
●ルール2:炭水化物は太りにくいものにする
血糖値が上がりやすくなる炭水化物に関しては、色がポイント。ご飯もパンも麦入り、雑穀入り、玄米(殻つき)など、精製度があまり高くない「茶色いもの」を選びます。味や食感が好みだから食べているのですが、“茶色い炭水化物”は食物繊維やミネラル、ビタミンが豊富で、血糖値の上昇をゆるやかにしてくれ、食べごたえが出て、満腹感が得やすくなります。
●ルール3:野菜はなるべく毎食とる
最初の目標としているのは「毎食野菜を食べる」ということ。これがクリアできたら、1食につき、片手にのるくらいの量を食べます。徐々に摂取する野菜の種類も増やしていけるとベストです。
8.2kgやせたおしづさん(60歳)が食べていたもの
8か月で8.2kgやせたおしづさんが食べていたものを一部ご紹介します。
●<朝と昼>ササミと生野菜のサラダ
朝昼は、ササミサラダをメインに副菜、汁物、ご飯を添えて© ESSE-online
「レタス、ミズナ、トマトのサラダに、レンチン蒸しササミをのせます(ササミをツナにしても)。ドレッシングは、オリーブオイル・粗びきコショウ(黒)・減塩だししょうゆを順にかけたもの。シンプルでおいしいんです。副菜はピーマンのナムルとシューマイ、大根とシメジのみそ汁に一味を振って。朝昼なら、『白米1:もち麦1に、十六穀米を混ぜたご飯』を添えます」(おしづさん、以下同)
●<間食>口さびしいときはのりやスルメをもぐもぐ
のり、スルメ、チョコ…間食は、少し口にすると満足できるものを取りそろえています© ESSE-online
「焼きのり、高カカオチョコ(アーモンド入り・72%)、素焼きのスルメなどを少し口にすると満足感が。大好きなアイスクリームも禁止にはせず、週に1回までOKにしています」
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台湾1周サイクリング
2024/06/05 - 2024/06/14 @台北~台北:約920km
登山の"ついで"、にしては相当ヘビーだし、なんならこっちの方がメインなんじゃないか、という感じもするけど…せっかくの機会だし、台湾1周サイクリングをすることにした。さすがに玉山登頂翌日の朝出発は乱暴だったかもしれない笑。睡眠時間足りてないし、足の疲労もある、その上自転車も組み立ててない。そんな状況でも、玉山から戻った夜は、やけにテンションが高かった。サイクリングが楽しみだったからだと思う。そんな風に感じたことは普段全くないから、なおさらそのままの勢いで出発してしまおう、と思ってしまった。
全部終わって振り返ってみると、やっぱりやってよかったと思う。1回目の退職記念にはキリマンジャロに登り、今回、2回目の退職を前に台湾1周のソロライド、10日間。5年近く勤めた仕事を振り返ったり、労ったり、次のステップに進む英期を養ったり、という意味で僕にはこれが必要だったんだと思う。贅沢ではあるけれど、(仕事を一切しない)長めの休みを取るのも久しぶりだし、職業柄、日常を離れて未知の風景を楽しむ、というのは大事なことだと感じる。幸い、体力とか装備、お金、といった大きなところの心配が不要だったことがハードルを大幅に下げてくれた。一見無謀とも思えるこのチャレンジも、実はそこまで大変なことではなかった。
真ん中に紐みたいな短い赤い軌跡が登山で歩いた距離・場所だから、台湾をかなり堪能したことが分かるな…。
1日目 (台北から新竹) 86km
6月4日、玉山下山後、夕方6時に台北着。そこから翌朝出発の準備を始める。自転車の組み立ては当然すんなりとはいかず、シンガポールからの移送中に前輪のシーラントがケース内で漏れまくっていた。慌ててシャワー室でスペアチューブを足して、なんとかタイヤが機能するように。結局、前輪はチューブあり、後輪はチューブなしの状態でスタートすることに。加えて、急遽買ったミニ空気入れが上手く使えず、40psiぐ��いが限度だった。もうそれで手を打った。
泊まったホテル(Brother Hotel)が親切で、登山グッズの詰まったバイクケースを10日近くただで預かってくれるところだった (引き換えに計4泊滞在)。ホテルの部屋でバイクを組み立て、朝食、荷物を預けて、チェックアウトし、台湾でのライドスタート。ラッシュアワーを避けて、早めに出ようと思ったんだけど、いろいろもたついて、結局8時になってしまう。モロに交通量が多い時間帯。それでも幸い曇りだったし、バイクに異常もなく、無難にスタートできた。河原で記念写真を撮ろうにも、全然笑えない自分がいた。不安要素が多すぎたから、顔がひきつっちゃったんだと思う。台湾政府公認の1周路を辿るにしろ、道に迷わないかとか、事故の心配、荷物が気になったり、天気が心配だったり、ペース配分が分からなかったり、言葉が思った以上に通じなかったり、と最初の2日ぐらいは実はライドを心から楽しめていなかったかもしれない。とにかく細かいことで気が散っていた。
例えば、新しく買ったサドルバッグはこの時初めて取り付けて、僕のバイクと仕様が合わないことに気づく。がっちり固定できないうえに、たぶん荷物が重すぎた(か多すぎた)せいもあって、途中から徐々にずり落ちる事態に。つまり後輪にバッグが当たる最悪の状況。その上、台北出発から1時間も走らないうちに雨が降り始める…。雨対策も万全ではなかった。振り返ってみても、9日間のライドの中で、初日が本当にハードな日だった。右も左も分からないのに加え、結局、昼ぐらいから新竹のホテルに着くまでの数時間、ずっと強い雨に打たれながらの走行で、本当にやる気をくじかれた。ずっと濡れたままだったから、寒さにも襲われて、到着間際は顔が真っ白になっていた。夕方ホテルに着いたあとは、体を洗って、服類を乾燥へ。この先のライドが不安になる…。でも、長いマラソンなんだと理解して、気持ちを切り替えた。その日の失敗から学��ばいい、ということでポジティブに捉える。サンダルが壊れ、急遽モールに買いに行ったことと、夕飯を食べただけの夜。
2日目 (新竹から鹿港) 131km
雨のライドがややトラウマになったけど、まあ進むしかない、ということで朝早くから準備開始。なるべくサドルバッグへの負荷を減らすように荷物を分散させて、濡れてもいいものはポケットに収納。レインコートは昨日に引き続き着てスタート。かなり改善。ただ、自転車をストレージにずっと放置したのは良くなかった。朝行くとチェーンにサビがつき始めてた。昨日のライド後に乾拭きせず、相当汚れていたのに、何もしなかったから。結局洗う術もないまま、とりあえず油をさして出発へ。2日目は長い海沿いのコース。事前情報では強い追い風、のはずだったのだけど、あまり風は強くない。途中からパラパラと雨が降り始め、また嫌な予感がよぎったけど、幸い快方へ。苑里で排骨酥麵の昼食後、午後には台湾で初めての太陽を見て、一気にテンションが上がった。晴れるだけで、こんなに嬉しくなれるとは…。ちなみにライド中は1時間半おきにコンビニ休憩・ランチ休憩を取ってた。イートインのできるコンビニはすごい重宝。お店に入る前にTシャツと短パンを重ね着して、それにサンダルに履き替えて、一応きれいさをアピール。おにぎり・パン、バナナ、ジュース類を補給して、ごみ捨て、トイレもさせてもらう。クレジットカードが使えるのも強い。自転車をガラス越しにチェックできるのもいい。台中を過ぎて、彰化市のバイクショップでクリーナーを購入、そして空気も入れてもらう。帰りがけにショップオーナーがエネルギージェルをサービスしてくれた。優しい。この日のライドが全日程中、一番長く、7時間ぐらい。さすがに集中力を維持するのは至難。鹿港という歴史のある街に到着。この宿はb&bスタイルのオシャレなところ(a day in Lukang)で、庭付き。そこでバイクの水洗いをして、チェーン諸々の洗浄ができたのはすごく良かった。ただその最中、蚊にものすごく刺されたのがのちのちまで辛いことに。
3日目 (鹿港から嘉義) 77km
この日はスーパーで買ったパンを食べてスタート。晴れ。正規のコースに合流するまで運河沿いを走行。最高に走りやすい道。お昼は斗南駅近くのバーガー屋さん。この日は一番短い距離を移動。雨の降る気配はほぼなく、この頃には天気予報のあてのならなさに気づく。梅雨の時期でもあり、雨とか雷雨が24時間・1週間連続で予想はされてはいたものの、結局晴れや曇りの場合もすごく多かった。この日以降は、レインジャケットはバイクのフレームに括り付けて、結局最後まで使わなかった。
ホテルには3時ぐらいには到着。お腹がすいて街の方まで歩いていくことに。その途上で再認識する台湾のスクーター・原付文化。これらのためのインフラがあるからこそ、自転車ロードの整備がさほど無理なくできるんだろうなと思った。車とは別の自転車専用レーンがほぼずっとあるから、危険性をほとんど感じずに走行できる。サイクリストにとっては最高な環境でしょう。"環島"の標識や、所々ブルーの線がひかれていて、道しるべとしてもかなり助かる。その反面、台湾は歩行者にはそこまで優しくない気がした。歩道がなかったり、物で塞がってたりという感じで、歩くのには向いてないように思った。
嘉義の街の中心に移動して、現金をおろして(鹿港ではカードがあまり使えなかったから…)、あとは、焼肉丼大盛り定食をぺろり。この旅中、カロリーの高いものをいっぱい飲み食いしてた。と同時に、清涼飲料水からの糖分の摂りすぎも若干気になって、途中麦茶に切り替えたりもしてた。ジェル類は一日に一つか二つの消費量。
4・5日目 (嘉義から高雄 + 休息日) 123km
台湾西側は平地の中の街や田園地帯を抜けたり、大きな川をこえたり、日本と同じアジアモンスーンの風景が展開されていく。シンガポールにいると分からない、農のある風景;特に稲のある風景というのは日本人の心象風景として心地よい。6月なのに穂が大きいのは亜熱帯地域ならではの特徴だと思った。2期作なのかな。あと、南部に行けば行くほど、果物の作付けも多く、ちょうど今はマンゴーの季節だった。ランチスポットでうまく止まれず、台南新幹線駅までいっきに行く。駅ビルの中に一風堂を見つけ、つい入ってしまった。自転車持ち込みは難しいかな、と思いきやちゃんと預かってくれた。
その後も新幹線と並走しながら、高雄に近づく。晴れた土曜の午後は交通量が多く、市内はやはりちょっと怖い。高雄中央公園の近くの宿で2泊。さすがに休憩日を設けたのは正解だった。足を休めたり、服を洗ったり、バイクメンテしたり、公園でボケーっとしたりする時間は必要だった。翌日曜日は港近くで、ドラゴンボートでのレースを見たり、あと港湾部の再開発地域を見て回っていた。古い倉庫群跡地をカフェやショップにリノベーションしているエリアは特に面白い。建築デザインも多様。大きな再開発エリアを巡るのにも、いろいろなモビリティがあるのも今風でとても参考になった。
6日目 (高雄から車城) 88km
朝は高雄にちょうど帰省中の元同僚と会って、朝食を一緒にした。一緒に写真を撮ると自分の日焼けが突出する。曇りや雨の日でも日焼け止めが大事なことを思い知る。ソロライドの中において、久々に長々と話ができたのは良かった笑。それにローカルの人が食べそうなものを大量に注文してくれて、しかも奢ってくれたからもう感謝しかない。スタートが10時過ぎ、ということで、ランチをスキップ。真っ直ぐで平な道をひたすら南下。走りやすいところはDHポジションで自転車をこいでた。断然楽。やはりトライバイクの強みはそこなんだけれども、でも出番は正直あまり無かった。今旅もロードバイクやグラベルバイクを勧められたけど、実際トライバイクでも全く問題なかった。ただ、トライアスロンバイクを旅仕様に使ったのは、むしろ罰当たりな感じがした。唯一良かったことは、池上という東部の街で突然少年が話しかけてくれて、「僕もトライアスロンやってます。同じスポーツをやる者同士、応援してます」、と言って、お菓子を1袋くれたこと。些細なことだけど、そんなことが一生の思い出になった。
車城まで来ると、山と海に囲まれたのどかな田舎、という感じが強くなって、宿もかなり広い。部屋の目の前には畑と山。何人か同じくサイクリストを見かけたのはこの辺りが多かったと思う。最南端まで行くルートもあるのだけど、僕は公式ルートを選択したことで、若干のショートカット。翌朝のヒルクライムに備えて、その晩はガッツリ羊鍋を食べて就寝。
7日目 (車城から台東) 117km
この日は序盤にヒルクライムがあってからの東海岸沿い(太平洋側)を北上するルート。”来てよかった”、と初めて思ったのはこの辺かもしれない。ここでしか味わえない景色を堪能できたから。
ヒルクライムは500mぐらいのアップのようで、実はそれがどれほどのものなのか想像ができず、当初はかなりびくびくしてた。雨もパラパラと降る中だったから、かなり慎重で遅い登りだったけど、そこまで大変なものじゃなかった。むしろそのあとの長い下り坂が天国に感じられて、幅広な道路を一人占めしながら風をきって下れたことが最高だった。山エリアを抜けると、海岸沿いの道をずんずん北上。海を右手に、山を左手に見ながら、最高の景色を楽しむ。太平洋側は向かい風がきつい、という事前情報もあったけれど、そんなことはなかった。一部エリアで、進む道の先に、海と空が繋がってるように錯覚できる場所があって、まさに空に登っているような感覚をあじわえた。だけど、風をきって気持ちよく走っていた矢先に石(か何か)を後輪が踏んずけてしまい、大きな鈍い音がする。マーフィーの法則、じゃないけど、気分の良いときに限って、そういうア��ラッキーなことが起きる。その直後は大丈夫そうだったけど、台東に着いて調べたら、やはりタイヤに穴が空いていた。シーラントのおかげで、全部の空気が抜けるところまでいかなかったよう。台東のホテルでは持っていた最後のスペアチューブを入れて修復。その後、ジャイアントのお店にタイヤを持って行って空気を満杯に入れる。空気入れは結局、台中、高雄、台東の3箇所で借りて補充したことになる。ジャイアントのお店を多用したけれど、どこもみんな親切。お昼は原住民の人たちが住んでいる地域のおしゃれなカフェで食べて(双亭院)、ホテルは台東の旧駅舎の目の前で、アートによる再開発エリア内だった。ここのホテルが唯一部屋に自転車を持ち込んでいいところで、ちょうどタイヤの修理をする必要があったから本当に助かった。
8日目 (台東から瑞穂) 100km
この日も快晴の中、景色を楽しむ最高のライドができた。米どころ、の池上ではご当地の池上弁当を食べて、のどかな田園地帯をゆっくり北上していく。夜は瑞穂という温泉街で、少し奮発して高い宿に泊まる。プライベート露天風呂で足の疲れを癒す。
9日目 (瑞穂から礁渓) 87km
瑞穂の宿で朝食をとってからさらに北の花蓮駅まで急ぐことに。というのも花蓮と宜蘭の間は、急峻で道路も狭く、トラックも多い、ということで公式ルートでも列車での輪行を勧めている区間。そのため、1時間に1本弱、という自転車をそのまま乗せられる列車に乗るために、ひとまず駅に向かう。この地域を襲った地震が起きてから1か月半ぐらいの時期だったけど、その爪痕を感じさせないくらいに日常を取り戻している印象。駅で1時間ぐらい待つ間にお弁当を食べて、その後、スムーズに乗車。僕以外にも数人自転車を載せている人たちがいたけど、みんな結構適当な感じで乗せてた。1時間ぐらいの乗車区間だったけど、窓からの景色は絶景だった。僕は羅東という駅で降りて、そこから礁渓という温泉町まで20kmぐらいさらに自転車で進むことに。山の近くの活気ある観光地、という印象かな。おしゃれな宿に泊まって、2日連続でプライベート温泉を楽しむ。ローシーズンということもあって、お客さんの数はまばら。でも質はすごく高いし、値段もそこまで高くない。
10日目 (礁渓から台北) 100km
ようやく最終日。この日まで無事に走行できたことに感謝。朝、礁渓の街をぶらぶらして、蘭陽博物館に立ち寄ってからのライドスタート。強いて言えば、この日はわりかし辛かった。トラックがとにかく多く通る海岸線の道はものすごく走りづらかったし、1時間ぐらいは雨に降られたこと、それから、台北近くのルートは自転車レーンがなかったり、交通量がとにかく多かったり、ルートが紛らわしかったりと、イライラすることが非常に多かった。疲れと焦りとゴールへの期待が全部混ざって、複雑な気分だった。それに2ヶ所トンネルを通るところがあったけど、(事前情報とは異なって)普通に車道の脇を走らされて、結構怖い思いもした。それでも、台北に近づくにつれて、旅の終わりに向けた高揚感が高まってきて、松山駅に着く頃は���なりの喜びだった。本来は0kmのモニュメントは出発時に立ち寄るべきなんだけど笑。その後、Brother Hotelに向かって3駅分、大通りをさらに進むことに。ホテルに着いた時もかなり感動した。行きはホテルを西に向かったのに、今回は東からたどり着いたわけだから。とにかく10日は長かったー。でも無事に帰ってこれたことが素直に嬉しかった。その日は、友人の友人の旦那さん、という方がご飯をご馳走してくれて、なおかつ車で市内をプチ観光案内してくれた。感謝。翌日はホテルの一角を借りてバイクパッキングをして、その翌日の早朝にシンガポールへの飛行機に乗ったとさ。
まとめ
たぶん台湾1周サイクリングは誰でもできると思う。(ある程度普段からサイクリングしている人は)体力的な心配はそこまでない気がした。走りやすいし、コンビニもたくさんある。むしろ、それだけの時間を確保できて、なおかつ、その時間をこういう体験に費やしたいか、の問題な気がする。事前にこのアイディアを思いついたときに、面白そう、と思ってしまったことがそもそもの発端で、取り憑かれたら最後、やるしかない。これをフィーチャーしたYouTuberさんの動画に触発された部分も大きい。以下2つ、すごく参考にした情報元を載せておく。
https://www.bikeexpress.com.tw/ja/2024/the-classic-9-day-cycling-around-taiwan-along-cycling-route-no-1-or-alternative-routes-jp/
https://discover-ride.com/taiwan1000km/
プラクティカルなことを言えば、僕の場合、荷物を長期間預かってくれるホテルを探すこと、サイクリストにフレンドリーなホテルを探すことが当初心配だった。今回の旅の経験からいえば、1泊1万円ぐらい(あるいはそれ以上)のところはかなりその辺の融通がきいたように思う。一般化はできないけど。一応、予約の際に、その旨を伝えておいた。全般的にホテルスタッフは優しくて、サービスも良かった。予約に失敗して、Refundできないだろうなー、という場合でも優しく対応してくれた。あとは、空気入れをどうするか問題に関しても、立ち寄った町の自転車屋さんで借りれば、問題なく走れる。
あと細かいことでいえば、中国語が少し話せたなら、もう少し楽しかったのかもしれない。英語と日本語が思いのほか通じず、例えば、同じサイクリストに話しかけられても、全く会話ができなかったり、おすすめの料理が分からなかったり、という場面も結構あった。次にまた台湾へ行く楽しみを取っておくことが出来た、と思えばいいのかなと。
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