#三葉のテーマ
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monthly-ambigram · 1 month ago
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2024-12月号
アンビグラム作家の皆様に同じテーマでアンビグラムを作っていただく「月刊アンビグラム」、主宰のigatoxin(アンビグラム研究室 室長)です。
『アンビグラム』とは「複数の異なる見方を一つの図形にしたもの」であり、逆さにしたり���返したりしても読めてしまう楽しいカラクリ文字です。詳しくはコチラをご参照ください⇒アンビグラムの作り方/Frog96
 
◆今月のお題は「時事」です◆
今月は参加者の皆様に「時事」のお題でアンビグラムを制作していただいております。今年一年間の出来事を振り返りながらお楽しみください。
今号も失礼ながら簡易的なコメントとさせていただいております。皆様のコメントがいただけますと幸いです。
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「能登 正月から地震」 回転型:.38氏
今年は元日から大変なニュースで始まりました。 .38氏の作品は線の太さをあまり変化させないのが特徴である分、かすれた線が効果的ですね。
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「能登半島」 敷詰回転型:Jinanbou氏
一年を通して余震や豪雨に見舞われまだまだ大変な状況です。 敷詰できる配置の発見がすばらしいです。斜め線分のパーツが面白いです。
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「月面着陸」 鏡像型:てるだよ氏
探査機「SLIM」が日本初の月面着陸に成功。 「面/陸」がぴったりですね。作字のお作法がそろっていてきれいです。
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「北見遊征」 回転型:douse氏
今年デ��ューした、にじさんじのライバー。 線の強弱の扱いが見事ですね。大型ディスプレイに表示しているような表現がステキです。
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「後遺症」 図地反転回転型: いとうさとし氏
COVID19の後遺症、ワクチンの後遺症などの話題も多く聞かれました。 どの文字も読みやすくて驚きます。水平垂直な線と斜めの線を対応付けするあたりが注目ポイントです。
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「気ままに整地生活」 回転型:無限氏
10年続いた人気動画シリーズが完結を迎えました。 ドット表現にふさわしい舞台ですね。特に「整」が上下の密度差をうまくクリアして面白いです。
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「百年の孤独」 回転型:うら紙氏
ガブリエル・ガルシア=マルケスのベストセラー。初刊訳から半世紀以上、作家没後10年を経て、今年6月に新潮文庫で再刊。 独特の書体による表現で立体的にも感じ、少し角度を変えるともっと読みやすくなるのかな、と思案してしまいます。
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「3D HOLOGRAM」 鏡像重畳型:松茸氏
20年ぶりの新紙幣には偽造防止用の3Dホログラムが。 見る角度で絵が変わるホログラムに対して、文字ごとに見る角度を変えていくところがついになっているようで面白いです。
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「千円札/北里」  回転共存型:lszk氏
新紙幣の千円札は北里柴三郎が肖像画。 とってもわかりやすいです。シンプルながらぴったりで見事な対応付けですね。
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「福沢諭吉/渋沢栄一」 共存型:兼吉共心堂氏
一万円札は諭吉さんから栄一さんに。 「一」の引き出し方がよいですね。全体的に密度差をクリアする方法がためになります。
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「パリ五輪」敷詰回転型:Σ氏
パリでの開催は1924年以来100年ぶり。 点対称図形4つをうまく組み合わせていて、敷詰の威力を感じます。字形もスタイリッシュでステキです。
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「巴里五輪」回転型:lszk氏
日本勢は海外開催のオリンピックとして最多のメダルを獲得しました。 「輪」の形に驚きました。リングのあしらいが良い効果ですね。 Σ氏の作品と合わせてちょうど5つの輪になっているのが示し合わせたようで面白いです。
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「佐渡島の金山」回転型:すざく氏
佐渡島(さど)の金山が世界文化遺産登録されました。 とても読みやすく素晴らしい作品ですね。重ね合わせが絶妙で、「金」の冠部分が最高です。
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「伊能忠敬界隈」 旋回型×3:螺旋氏
異常なほど歩く習慣を持つ人々を指すネットスラングで、一説によると40km/day以上歩くことが必要とのことです。 「伊→忠」90度、「能→界」270度、「敬→隈」斜め鏡像という組み合わせですが、この対応の発見だけでも奇跡的です。
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「帰ってきたニコニコ」 敷詰回転型:てねしん氏
6月にあったサイバー攻撃で停止していたニコニコ動画等のサービスが8月にようやくサービス再開。 重ね部分がわかりやすい表現になっているので読みやすいですね。「ニコニコ」の表現が「にこにこ」にも振動するので面白いと思いました。
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「不法移民/治安悪化」 図地反転共存型: いとうさとし氏
クルド人など不法移民問題により治安が悪化しているの言う話が多く聞かれました。 これも読みやすく仕上がっていますね。「移/悪」が特に見事だと思います。
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「オトノケ」鏡像型:結七氏
Creepy Nutsの楽曲で、テレビアニメ『ダンダダン』OPテーマ。 「オ」の鏡像性を生かしてうまくまとめています。ちょっとした字画の曲げがこだわりでしょうか。
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「低緯度オーロラ」 回転型:繋氏
10月の磁気嵐が最も大規模で、北海道だけではなく能登や兵庫でも観測されたようです。 「韋度」がきれいに対応できるのですね。残りもきれいに配置できています。
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「冨安四発太鼓」 図地反転鏡像(共存)型:ちくわああ氏
キングオブコント2024で披露された、ダンビラムーチョのネタ中に登場する芸能。 中間調処理を活用して読めるようにしていますね。図地反転して裏返すと文字組が変わるので一応共存型になります。
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「アンビクイズ」 図地反転鏡像型:つーさま!氏
Σ氏によるアンビグラム関係クイズが披露されました。 一点濁点が「ビ」「ズ」の両方で共通しているのがよいですね。アンビグラムとはなかなか気付けないのがこのタイプの面白いところです。
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「戦争/陰謀」 図地反転回転共存型: いとうさとし氏
戦争について回る陰謀論、多くのポストが見られました。 こちらも読みやすくて素晴らしいですね。図地反転は漢字のパーツ構成の違いを簡単に超えてくるのが魅力の一つだと思います。
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「祠」 フラクタル型:超階乗氏
「あの祠壊しちゃったの?」というミームが流行りました。 一文字で自己再帰的な作品はほとんどなかったと思います。部分的に見れば「祠」と「𡭕」の振動型であると理解すればよいですね。
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「闇バイト/一寸先闇」 鏡像共存型:ヨウヘイ氏
闇バイト関連の事件が多発しました。 墨のぼかしのような表現がうまく使われています。文字の配置が巧みです。
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「ハリス トランプ」 旋回型:kawahar氏
アメリカの大統領選はカマラ・ハリス氏とドナルド・トランプ氏の対決となりました。 この形状の万能感がすごいですが、使いこなせるのはkawahar氏だけかもしれません。
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「(下から)『ECHO』『少女A』『愛して愛して愛して』『強風オールバック』『メズマライザー』/ 祝 VOCALOID youtubeの再生数 1億回突破 おめでとう」 回転共存型:ラティエ氏
今年、史上2~6番目に1億回再生を達成したボカロ曲のタイトルです。 超大作ですね。作り上げた熱量に脱帽です。対応させる言葉に応じて書体をうまく切り替えていますね。
 
 
 
 
 
最後に私の作品を。
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「to the NEXT/to the 一番上」 回転共存型:igatoxin
Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」の歌詞より。 アンビグラムにおいてもこうなりたいものですね。
 
 
お題 時事 のアンビグラム祭、いかがでしたでしょうか。御参加いただいた作家の皆様には深く感謝申し上げます。
さて次回のお題は書き初めということで『フリー』です。各自思い思いのネタでアンビグラムを作ります。
締切は12/31、発行は1/8の予定です。参加してくださった皆様も、読者の方々も、今年もありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。
——————————–index——————————————
2023年 1月{フリー}   2月{TV}        3月{クイズ}        4月{健康}   5月{回文}    6月{本}               7月{神話}   8月{ジャングル} 9月{日本史}     10月{ヒーロー}     11月{ゲーム}         12月{時事}
2024年 1月{フリー}        2月{レトロ}   3月{うた}         4月{アニメ}   5月{遊園地}      6月{中華}          7月{猫}     8月{夢} 9月{くりかえし}    10月{読書}        11月{運}      12月{時事}
※これ以前のindexはこちら→《index:2017年~》
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nekopongipongi · 5 months ago
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みつむら web magazine vol.3
明日も生まれる若者言葉『気になる言葉―そしてこれから』
堀尾佳以第三回の挿絵を描かせていただきました。 今回のテーマは「逆に」の使い方です。 逆にって言われても何の逆って時ありますね。 勉強になるので興味のある方はぜひ読んでみてください☺️
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foucault · 15 days ago
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店は29日まで焼きものと漆器多めで開けていますが、今日は寄稿した書籍といただいた書籍について。
まず右、「CRAFT」と表紙に記された一冊は、渋谷ヒカリエのd47MUSEUMにおいて、11月29日から開催中の「NIPPONの47 2025 CRAFT」展の公式ガイドブック。
本展は、「クラフトビール」や「クラフトサケ」、さらには「クラフトインターネット」などと近年濫用される「クラフト」という言葉をあらためて振り返り、ものづくりに冠される「クラフト」とは何を示そうとしているかについて再検討する展覧会です(たぶん)。本書には、デザイナーの大治将典さん @oji_masanori 、ひとり問屋の日野明子さん @a_hino と共に僕も寄稿しています。僕のテーマは「クラフト的なるもの」。柳宗悦が記した「工藝的なるもの」という文章を踏まえつつ、では「クラフト的なるもの」とは何だろうかと考えながらの筆の散策です。ご笑覧ください。
なお、来年1月19日には日野さんとともに “TALK SHOW”に登壇し、上記の趣旨に基づいた与太話をします。こちらもぜひご参加下さい。詳細はD&DEPARTMENTのSNSから。
左のもう一冊は、新潮社 青花の会から出た、三谷龍二さん @ryumitani の『手の応答−生活工芸の作家たち』。僕は「生活工芸派」と呼ばれる人たちが作るものにはあまり関心がない(し、ついでに言えば「民藝派」のものにも興味がない)のだけれど、三谷さんがその著述を通じて執拗なまでに〈素人性〉を失わないようにしているその姿にはとても共感する。赤瀬川原平が山下裕二とあちこちに出かけて「美術」を観る��連の書籍がありますが、そのどこかで、最近ものの見方がすっかり玄人ですね、みたいなことを言われた赤瀬川原平は「いけませんねェ……」と答えていてとても良いのですが、三谷さんもいつまでも〈素人/アマチュア〉、さらにいうならば〈生活の素人〉でありつづけようとしているのが清々しい。そこにこそ批評は立ち上がるし、世阿弥が言った初心もあるのではないか、と。
この二冊に掲載されている器や道具の傾向は異なるけれど、そこに含まれている〈素人性/Amateurism/初心〉にはどこか共通性があるように思います。ちょうど同じ時期に届いてありがたかった二冊です。
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yonomichi-createlog · 16 days ago
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104.ゼミ展講評(文面にたいして)
少々長くなったので日ごろの投稿と分けて投稿します。
講評感想とそこから四年に向けて
<総評系に関する感想> 感動しました。ありがたい言葉、考えを改めさせられる言葉でゼミ展だけでなく今後とも大切になってくる考え方がたくさんちりばめられていました。 「恐怖心」と表現者に触れている部分がありましたが、自分でも気づいている「恐怖心」について克服し行動や言動から改めていこうと思いました。具体的に「他社に見劣りする恐怖心」「批判される恐怖心」についてはまさしく私のことです。「恐怖心」に関して、私は自分の作品などを極端に卑下するような言動をとってしまうことが多々ありよくない癖だと自覚しています。それなりに頑張って多少なりとも気に入っている作品であっても他人の前では卑下したり、その言動が言霊のように実際に自分の作品に対する自信がなくなるといったことがありました。無意識にそのような思考になり言動に現れる自身のなさ、これらと向き合い克服することに対して行き詰っていました。しかし、「自分の技」を持つという答えのように積み重ねてきた確固たる礎が自信につながるのだと、読んでいて頭がッスっとしました。その分野に関するリサーチや分析を礎に制作をすることでその研究をした自分にしかできない表現として作品や自分の自身につながる、想像しただけでもそれならはっきりと自信をもてるなと思います。今後の制作などではそこに着眼点を持った自分にしかできない表現を実現するためにリサーチや分析といった研究を積み重ねて礎としたいと思います。 展示に関して、私の展示はだれも足を止めてくれない展示になっていました。見やすさ、理解しやすさの前に鑑賞者を引き込む魅力や強いイメージをもたせることへの配慮が足りなかったためこのようになってしまいました。この反省に関しては過去ブログにて具体的に述べたのでそちらに反省がまとめてあります。今回、展示に対する後悔がとても大きいので四年の制作では展示することを見越した制作、空間の作り方にも力を入れたいと思います。 ピカソのように基礎が極まっているからこその表現を。
一年生から三年生になった今振り返ってみると「常識を疑うこと」が常に私の周りにあったと思います。一年生の最初の課題から日常に潜んだ当たり前にこそ目を向けそこに溶け込んでしまったものを見つけよう、であったり常識の中に隠れてしまった変わった面白いものを見つけてみようであったり。「常識」を疑うことが一年生のころから大切なテーマで忘れがちなものとして私の中にあります。制作に取り組んでいる際、どんどんと考えていくことで視野が狭まり「常識」を疑うことを忘れてしまいがちです。今回の制作でも例外ではなく視野が狭まり常識にとらわれてしまっている節があったのでスローガンとして常に目に見える位置に掲げる勢いで大切な理念です。展示形態に関しては特に「毎年こんなかんじだったよな」で考えてしまったところが多大にあるのでありとあらゆる「あたりまえ」や「前例」を参考程度にし、とらわれすぎないことを四年ではより意識したいと思います。
<個人講評の感想+四年への展望>(以前対面での受けた日の感想と内容がほぼかぶってると思う) 大学で学ぶことの利点を最大限生かす。大学でしかできないことを研究しその後につなげる。 今回私は既存である表現を別の媒体(3DCG)として再現することを軸として取り組みました。中間講評などでもいただいていた「変化」や「変遷」などの前例や意味の研究という点に対して、制作当時の私は視野が狭まっておりどんなものを調べればいいのかいまいち理解しきれずにいました。制作を終えた今、教授がどのようなものを指しどのような研究を進めていたのかより具体的に考えることができ、それらから導き出された「変化」の表現の探求はとても面白いものになりそうだと思います。「変化」の種類を調べ分別しそれらごとに要素をまとめた総合的な「変化」表現をそれぞれ制作し、違いや特徴をまとめたりなど分析を形として出力するにも様々な方法があります。それらは研究していくうちに発見したことから最適なものとして出たものを制作してみるなどいくらでも最終的な形はあると思うので、研究してこれを作ると初めから決めるのではなく、研究から見つけたことを形にしたいと思いました。 以前は四年では、今回の制作で培った技術をもとにディゾルブマテリアルなどを用いたなじむように変化するキャラクターモデル制作を目途としていましたが、そうではなく「変化」等に対する研究を先行したいと思います。そこで発見したこと学んだことから最終的な形を決め制作としたいです。今まで就活で使いたいという気持ちが多少まぎれておりそこから就活で役立ちそうな形を無意識化で選んでしまっていたように思います。しかし、そうではなく研究に基づいた形を編み出すことで「恐怖心」に打ち勝つ自身にもつながると思いました。
全体的にいただいた意見全肯定しすぎじゃない?自分の軸持ってる?と思うかもしれませんが、私なりに共感した点や身になると思った箇所を最大限吸収してやろうという��からこのように思ったことをまとめました。自分のやりたい表現や方向性はもちろんあり、そこにいただいた意見やアドバイスを活かしていこうというスタンスなので決してすべてをただ鵜呑みにしているわけではありません。
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myonbl · 1 month ago
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2024年12月5日(木)
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日本の「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録されたとのこと、画像は毎日新聞からお借りしている。私自身はかつて「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界遺産登録に関わった経緯から、この手のニュースには敏感である。議論はあるだろうが、自文化を誇り異文化をリスペクトするには、有効な手段であると思う。ユネスコの決定に敬意を払って、今夜は頂き物(=自分では買えない)の酒を味わうことにする。単なる飲んべえではないよ、文化遺産に敬意を払うための行為だよ〜。
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4時起床。
日誌書く。
ツレアイの起床を待って、洗濯開始。
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朝食を頂く。
洗濯物を干す。
彼女の弁当を用意する。
時間があるので、珈琲を入れる。
プラゴミ、30L*1。
彼女の職場経由で出勤する。
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やはり往路は冷え込みと混雑で燃費が悪い。
換気、ラジオ体操第一。
お茶は後にして、教室へ向かう。
木曜1限は<共生社会と人権>第11週目、今日のテーマは<性的マイノリティーを考える>。今の学生には、LGBTQという言葉は日常的に接しているが、まずは Gender/Sex の概念からスタートする。名簿や制服などを通して、時代の変化と性差について気づかせる。本論は「LGBT理解増進法」の成立までの経緯とその問題点、いつもながら脱線が多くて本論が中途半端に終わってしまった。
部屋に戻ってお茶、そして昨日の入力問題の採点作業。合格ラインに達したのは半数、ま、こんなもんだろう。
作業終えて、早々に退出する。
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早い時間帯なので道路もスイスイ、時間も燃費も好成績。
まずは、コンビニのATMでお金を下ろし、春日郵便局で<熊野会(新熊野神社のサポーター)>の会費(¥3,000)を振り込む。
コレモ七条店で買物、ミニトマトとブロッコリー。
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研究室の蔵書を少しずつ持ち帰り<もったいない本舗>に発送、今回は5箱、明日の午前中回収の申込をする。
作業場の掃除、書棚に大分スペースが出来たので、辞典類などの整理がしやすくなった。
佐川急便が時間指定の配達、ワイン4本セット。
夕飯用に、��ボチャを煮る。
ツレアイから早いバスに間に合ったとのこと、夕飯準備を始める。
彼女が帰宅、まずはココに点滴。
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ポークソテー・茹でソーセージ・カボチャ煮・キュウリのぬか漬け・レタスとトマト、イタリアのオーガニックの赤。
録画番組が無いので、小三治のCDから「備前徳利」「玉子かけご飯」「駐車場物語」。
片付け、入浴、体重は2日で100g増。
ホワイトホースのハイボール舐めながら、日誌を書く。
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3つのリング完成、もう少しムーブを頑張りたいモノだ。
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chaukachawan · 2 months ago
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しおりの役者紹介
こんちゃ、あろハムです。
大丈夫。まだ間に合う。役者紹介をします。テーマは特にありません。いつも通りの独断と偏見です。ふぉっ↑
水琴冬雪
・満月の日は別に好きじゃないのにワインとか飲んでそう。
園堂香莉
・平行脈の葉であみだくじやってそう。
近未来ミイラ
・文学部なのにLINEでは「。」をうたない不完全な日本語文を使うのは、あなたとの会話に終止符を打ちたくないからとか言いそう。
たぴおか太郎
・自力で不燃ごみ燃やせそう。
錫蘭リーフ
・深夜、壊れたクマの人形を両手に抱え、大雨に打たれながら街を徘徊してそう。
帝京魂
・エアコンの風で20cmくらい飛ばされそう
森々仙入
・この世の大抵の有機物は無機物に分解したことありそう。
・スマホにアプリ3個くらいしか入ってなさそう
苔丸
・1日に「苔」と呼ばれた回数分ドライヤーしなが��「丸」と呟くことで苔と丸のバランスを平衡に保ってそう。
響夜
・定期的に体育館を貸し切って1人運動会してそう。
ミル鍋
・脳死状態でも普通に喋りそう
西峰ケイ
・DとBの発音の類似度によってQOL下がってそう
アリリ・オルタネイト
・包丁で爪切りしてそう
〆切三日前
・降りないのに毎回バスの降車ボタン押しそう
黒井白子
・耳たぶとか触ったら超新星爆発起こしそう
中森ダリア
・Big fire少佐!!Wow this is Japanese kasatate!!!って言いながら飛び起きそう
きなこ
・的外れなことを言ったら笑顔で「どしたん?射的やろか?」って言ってきそう
暁レミエル
・塩を振りかけたら照れそう
肆桜逸
・地球温暖化は迷信やと思ってそう
埖麦
・ちょうちょ結び出来なくて毎朝泣いてそう
紫苑
・あとはアルミホイルさえあれば完全体になりそう。
34期、ありがとう
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666blackpanther · 5 months ago
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無事オープンしております
ジロー氏が魂の設営サポートに朝から来てくれました
ありがとうございます
参加者様の一人橋本綾氏はご自身による魂の設営をこなしてLimeLight濃い濃いブラックで一息です
本日より開催
持ち込み企画展 ほしのひかり
藤田莉江氏渾身の持ち込み企画展 ほしのひかり 私写真をテーマにを合言葉に12名が集いました
展示装枚数200点を超える塩梅となりましたよ
如月堅・佐々木寛・jun kyo・TAIZO・富永亨・橋本綾・hide・ひるたオブジョイトイ 三浦吉幸・三木邦仁・motokicks・藤田莉江
魂の番宣はこちら
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honshinmovienews · 2 months ago
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『本心』スペシャル座談会映像解禁!
この度、映画��本心』の公開を間近に控え、池松壮亮さん・三吉彩花さん・水上恒司さん・妻夫木聡さんが“本心”を語るスペシャル座談会映像を解禁しました。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 動画はコチラ https://youtu.be/pjHZaZQRGMw
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本作の大きなテーマのひとつとなる【AIの進化について】の問いでは、各々がAIとの関わり方や考えを展開。
妻夫木さんは「人間の力を信じたいというのは根底にありますけどね。(AIの進化は)面白いと思いますが、AIは人間たちが考えていることの統計みたいなもの。その、すべての情報を集めた集合体が“壁”を超えることがこの先あるのかな…と少し怖くはなります」と、AIの“陰と陽”への畏れを明かします。
池松さんは「これからの10年が人間とAIがどう共存していくか決まる最後のターンになると思う。不安がたくさんある」と語り、「(映画のように)人間をつくるということは、“越えてはいけない一線”ではないか?実際、韓国や中国では2Dで亡くなった人を蘇らせることは始まっていますし、日本もそう遠くないのかなと思った時に、技術がどのように使われてしまうのか楽観的に話せるものがない‥」と表情を強張らせていました。
また、モデルとしても活躍する三吉さんも「職業柄、人よりAIを使っている場面は多い。ボジティブな使い方だけれど慣れてしまっている自分もいて考えなければいけないなと思う」と不安を明かす一面も。
さらにタイトルにちなみ【人の“本心”がわかるか?わかってもらいたいか?】という問いに――
妻夫木さんは「わからなくていいと思う。人がどうだ、と俺たちが定義するものでもない。本心をわかろうとしないことも、ある意味優しさだと思うよ」と答えると、水上さんも「自分のことすらわからない」と賛同。 その上で池松さんは、劇中で主人公が母親の本心を探る行為について、<母親ほどの身近な人の本心でさえ、分からないこと>を認識して、相手を理解しようとする主人公の誠実さに焦点を当て話されています。
さらに、妻夫木さんは「人間ってはっきりできないものがあるから良い。嘘発見器で『はい〜、嘘ついた!あなた犯人です!』みたいなことやれるわけないじゃない?(笑)言葉にならないことがあるから俺たち芝居をするし、映画も作るんじゃないかな。帰ってChatGPTで“なんで人間は映画を作るのか”って調べてみます(笑)」とおどけながらも熱い持論を展開。
映像の最後には、池松さんが「俳優って絶対“本心”を言わないですよね(笑)めちゃくちゃ嘘ついてますよね?俺だけ?(笑)」と切り出し、三吉さん、水上さんが「めちゃくちゃ嘘ついてます!(笑)」などと談笑する場面も収められ、他ではお目にかかれない“本心”トークを繰り広げられました。
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moderndays · 3 months ago
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Recommended Books 【京都・Kyoto】
&Premium特別編集 まだまだ知らない京都、街歩きガイド。 (MAGAZINE HOUSE MOOK) 雑誌 – 2024/8/6
マガジンハウス (編集)
雑誌「&Premium」発、人気の京都ガイド第5弾! 混雑する観光地から離れて、暮らす人だからこそ薦めたい15のエリアと8つのテーマ、全316軒を紹介します。 ■大和まこの京都さんぽ部 暮らすように歩く、京の街
【紹介エリア・テーマ】 静かに過ごす時間/七条通/四条南/御所南再訪/自分みやげ/叡電/現地系中華/老舗の味/賀茂川/河原町松原/栗の菓子/鹿ヶ谷通/アペロの時間/二条城南/東大路通/冷泉通/吉田&聖護院/壬生/整える/北野天満宮界隈/栗の菓子2/御所西再訪/京丹後
女人京都 ペーパーバック – 2022/9/28
酒井 順子 (著)
京都に通い続けるエッセイスト・酒井順子による、全く新しい視点から切り取った京都エッセイ&ガイド。 女性の生き方、古典、旅、文学など幅広く執筆活動を行う著者が、小野小町、紫式部、清少納言、日野富子、淀君、大田垣蓮月、上村松園など歴史上の女性たち43人の足跡をたどる旅に出た。
「京都の中でも、京都らしさを最も濃厚に抱いている存在は、名所旧跡でも食べ物でもなく、京都の『人』なのではないかと私は思います。(中略)京都の都会人の中には、今も、��安以来続く都会人らしさのしずくが、滴り続けているのです。」(「はじめに」より)
京都に暮らした女性たちの生き様を知ることは、現代の京都の人々、そして京都の街を知ること。 この本を片手に歩いてみると、平安時代の遺構がそのまま残っているところもあれば、貴族の屋敷が今は児童公園になっていたりすることにも気づく。京都の通りを上ル下ルし、西へ東へと歩き回り、時代を行ったり来たりして、新たな旅の提案を教えてくれる。 この本を読むと京都の歴史や文学がぐっと身近になること間違いなし。
京都散策に便利な地図付きです。
お茶の味 京都寺町 一保堂茶舖 (新潮文庫) 文庫 – 2020/5/28
渡辺 都 (著)
ゆったりと流れる時間、その時々で変化する風味、茶葉が持つ本来の美味しさ──お湯を沸かし、急須で淹れてこそ感じられるお茶の味わいがあります。江戸時代半ばから京都に店を構える老舗茶舗「一保堂」に嫁いで知った、代々が受け継ぎ伝えてきた知恵と経験、家族のこと、お店のいまと未来、出会いと発見に満ちた京都生活。お茶とともにある豊かな暮らしを綴った、心あたたまるエッセイ。
京都、パリ ―この美しくもイケズな街 単行本 – 2018/9/27
鹿島 茂 (著), 井上 章一 (著)
◎26万部『京都ぎらい』の井上章一氏、フランス文学界の重鎮である鹿島茂氏が、知られざる京都とパリの「表と裏の顔」を語り尽くす。たとえば、 ・日本には「怨霊」がいるが、フランスにはいない ・日本のお茶屋とパリの娼館は、管理システムが似ている ・パリの娼館は、スパイの温床だった ・日仏では、女性のどこに魅力を感じるか ・洛中の人にとっての「京都」はどこ? ・パリの人にとっての「パリ」はどこ? ・パリと京都の「汚れ」に対する意識の違い など、知っているようで知らなかった「京都とパリ」の秘密がわかる。
京都のおねだん (講談社現代新書 2419) 新書 – 2017/3/15
大野 裕之 (著)
お地蔵さんの貸出料は3000円、発売第一号の抹茶パフェは1080円、では舞妓さんとのお茶屋遊びは? 京都では値段が前もって知らされないことも多く、往々にして不思議な「おねだん」設定に出くわす。京都を京都たらしめているゆえんともいえる、京都の 「おねだん」。それを知ることは、京都人の思考や人生観を知ることにつながるはず。京都歴二十余年、サントリー学芸賞受賞の気鋭の研究者が解読する、京都の秘密。
なぜこれがこんな高いのか、あんな安いのか、なんで無料なのか、そもそもあんなものになんでおねだんがつくのか―― 大学進学以来、京都住まい二十余年。往々にしてそんな局面に出くわした著者が、そんな「京都のおねだん」の秘密に迫る。 そもそも「おねだん」の表示がされていない料理屋さん、おねだん「上限なし」という貸しビデオ屋、お地蔵さんに生ずる「借用料」。 そして究極の謎、花街遊びにはいくらかかる?
京都人が何にどれだけ支払うのかという価値基準は、もしかしたら京都を京都たらしめているゆえんかもしれない。 京都の「おねだん」を知ることは、京都人の思考や人生観を知ることにつながるはず。 2015年サントリー学芸賞芸術・文学部門を受賞、気鋭のチャップリン研究者にして「京都人見習い」を自称する著者による、初エッセイ。
京都 ものがたりの道 単行本 – 2016/10/28
彬子女王 (著)
「京都という街は、タイムカプセルのようだ」と著者は言う。オフィス街の真ん中に聖徳太子創建と伝えられるお寺があったり、京都きっての繁華街に、坂本龍馬と中岡慎太郎が暗殺された地の石碑がひっそりと立っていたり。そこには人々の日常があり、みなが変わりない暮らしを続けている。そんな石碑になど目を留めない人もたくさんいるはずだ。 それでも著者は、そんな場所に出会う度に、タイムカプセルを開けたような気持ちになるのだという。幕末の争乱期の京都へ、平安遷都する以前の京都へ、近代化が急速に進んだ明治・大正時代の京都へ……。さまざまな時代の“時"のカケラが、街のそこかしこに埋まっている。この場所で徳川慶喜は何を思ったのだろう。平家全盛のころの六波羅は、どんな景色だったのだろう。安倍晴明はここで何を見たのだろう。その“時"のカケラは、一瞬の時間旅行へと誘ってくれる。 日本美術研究者として活動する著者が、京都の通り界隈にまつわる逸話から、神社仏閣の歴史、地元の人々の季節折々の暮らし、街歩きでの目のつけどころや楽しみどころ、京都人の気質までを生活者の視点から紹介する。さらに、自身のご家族のこと、京都府警と側衛の方たちとのやり取りなどの日常生活の一端を、親しみやすい文体でつづる。6年以上、著者が京都に暮らす中で感じ、経験した京都の魅力が存分に語られており、「京都」という街の奥深さと、「京都」の楽しみ方を知る手がかりとなる。 新聞連載の24作品に、書き下ろし3作品を加えて刊行。京都の街歩きに役立つ「ちょっと寄り道」情報や地図も掲載。
京都はんなり暮し〈���装版〉 (徳間文庫) 文庫 – 2015/9/4
澤田瞳子 (著)
京都の和菓子と一口で言っても、お餅屋・お菓子屋の違い、ご存知ですか? 京都生まれ京都育ち、気鋭の歴史時代作家がこっそり教える京都の姿。『枕草子』『平家物語』などの著名な書や、『鈴鹿家記』『古今名物御前菓子秘伝抄』などの貴重な資料を繙き、過去から現代における京都の奥深さを教えます。誰もが知る名所や祭事の他、地元に馴染む商店に根付く歴史は読んで愉しく、ためになる!
京の花街「輪違屋」物語 (PHP新書 477) 新書 – 2007/8/11
高橋 利樹 (著)
京都・島原といえば、かつて興隆をきわめた、日本でいちばん古い廓(ルビ:くるわ)。幕末の時代、新選組が闊歩したことでも有名である。その地でたった一軒、現在でも営業を続けるお茶屋が、輪違屋(ルビ:わちがいや)である。芸・教養・容姿のすべてにおいて極上の妓女(ルビ:ぎじよ)、太夫(ルビ:たゆう)を抱え、室町の公家文化に始まる三百年の伝統を脈々と受け継いできた。 古色なたたずまいを残す輪違屋の暖簾をくぐれば、古(ルビ:いにしえ)の美しい女たちの息づかいが聞こえてくる。太夫のくりひろげる絢爛な宴は、多くの客人たちを魅了し続けている。 本書では、輪違屋十代目当主が、幼き日々の思い出、太夫の歴史と文化、お座敷の話、跡継ぎとしての日常と想いを、京ことばを交えてつづる。あでやかでみやびな粋と艶の世界----これまでは語られることのなかった古都の姿が、ここにある。
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ari0921 · 1 year ago
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我が国の未来を見通す(94)
『強靭な国家』を造る(31)
 総括「『強靭な国家』を造る」(前段)
宗像久男(元陸将)
───────────────────────
□はじめに──「『強靭な国家』を造る」を総括す
るにあたって
 「『強靭な国家』をいかに造るか」というテーマ
で20回にわたり延々と書いてしまいました。すべ
てが「強靭な国家」を造るという“「大目的」のた
め”ということから、あえて、毎回のテーマを変え
ないまま書き綴った結果でした。
改めて読み直してみますと、あくまで私の“独りよ
がり”ではあるのですが、“「強靭な国家」を造る
ことがいかに大変なことか”について再び考え込ん
でしまいます。
卑近な例をとりあげますと、現在ハマスと戦争の最
中にあるイスラエルは、日本などと比較して、20
00年にも及ぶ長い間、国を挙げてあらゆる分野で
「強靭な国家」造りを最優先して実行し続けてきた
国家であり、(すでに触れたような)その“強さ”
は、昨日今日に出来あがったものではありません。
しかし、そのようなイスラエルであっ��も、今回の
ような事態を招く結果になってしまいました。ハマ
ス側からすれば、10月8日の奇襲攻撃に対する報
復が、現時点において1万5千人以上の犠牲者を含
むガザ地区の壊滅に至ったわけですから、人質交換
のための一時的な停戦合意は継続していても、その
後の展開が不明であることを考えると、“割に合わ
ない、とんでもないことをしでかしたものだ”と思
ってしまいます。
イスラエルの“非情”ともいえる作戦は、単に報復
に留まらず、“この機会にハマスを壊滅する、少な
くとも、未来永劫にハマスに手出しをさせない”と、
本来の戦略に立ち返ってこれまで以上に“強い決
意”をもって作戦を遂行した結果でしょう。それこ
そが、これまでもそうであったように、将来のため
に「強靭な国造り」をめざすイスラエルという国の
“生き様”であり、「国の形」であると私は考えて
います。
我が国にあっては、明治維新に「富国強兵」「殖産
興業」という「国家目標」を打ち立て、迫りくる西
欧諸国の脅威に立ち向かうことを主目的に、まさに
“強靭な「近代国家」”を造ることを目指してきま
したが、幾多の戦争や大震災、世界恐慌の影響など
を経て、ついには「大東亜戦争」を招く結果となっ
てしまいました。
「歴史は物語である」「歴史は検証できない」とは
東洋史学者・岡田英弘氏の名言ですが、“仮に日本
が明治初期に「富国強兵」などを唱えず、「近代国
家」を目指さなかったら、その後の歴史はどうなっ
たであろうか”については検証できないのです。
しかし、18世紀後半、地球の85%を支配した西
欧諸国の植民地主義の拡大、その中でイギリスをは
じめとする西欧諸国に割譲されるという形で独立を
失った「清」の例などを見れば、明治以降の我が国
の「国の形」が相当違っていただろうということは
容易に想像できます。
現在から先の「未来」についても同様のことが言え
るでしょう。“歴史の大きな転換点にある現時点”
において、私たちが、後世のために未来起点のアプ
ローチに基づき、さまざまな手段を行使して“「強
靭な国家」造り”を目指そうとする場合と、逆にそ
のような努力を怠る場合とでは、我が国の「未来図」
を大きく変わることは疑いようがないのです。
昭和16年、日米開戦に至る一連の交渉のなか���9
月6日の御前会議で、海軍軍令部総長・永野修身が
「戦わざれば亡国必至、戦うもまた亡国を免れぬと
すれば、戦わずして亡国にゆだねるは身も心も民族
永遠の亡国であるが、戦って護国の精神に徹するな
らば、たとえ戦い勝たずとも祖国護持の精神が残り、
われらの子孫はかならず再起三起するであろう」と
発言されたとの記録が残っています(フィクション
だったという説もありますが)。
残念ながら、そのような精神は戦後、無情にもGH
Qによって打ち砕かれたかのように見えますが、こ
れまで縷々述べてきましたような、日本人の根底に
ある“強さ”、 まさに中西輝政氏が指摘する「日本
人の『荒魂(あらみたま)』」は、戦前の歴史を否
定した大方の日本人には忘れられていても、各為政
者の時々の発言などから、周辺国にはその記録や記
憶が依然として“残っている”と想像できるのです。
「強靭な国家」造りの中で、「国家戦略」の目標と
して掲げた「安全」については、我が国は、今回の
イスラエルのように、ハマスによる攻撃の後、つま
り“有事”が起きてしまった後に「手を出すのでは
なかった」と思わせるのではなく、手を出す前から、
「日本に手を出すと“大損”をする」と相手に“躊
躇”させること、つまり「抑止」を目指さなければ
なりません。
これは容易なことではありませんが、その根底に永
野軍令部総長のいう「祖国護持の精神」がなければ
ならないことは明白でしょうし、周辺国に記録と記
憶が“残っている”間に、「抑止」のための「強い
意志」と「能力」を明示しておかねばならないと考
えます。
本メルマガでは、あえて軍事とか安全保障には詳し
く触れませんでした。しかし、終戦後、法律家や歴
史学者など有識者たちがこぞって「再軍備」に反対
していたことをはじめ、最近でも高名な経済学者が
「日本経済の復興が最優先で、防衛力増強などやっ
ている場合ではない」旨を自著に書き記していた事
実を知って、「それぞれの専門家にまかせておいて
は、この国はダメになる」と思う危機意識がますま
す膨らみました。
前置きが長くなりました。我が国の未来に降りかか
るであろう、ほかの「暗雲」でも同じことが言える
と思います。それぞれの分野で“致命的な事象”が
発生してから慌てても遅いのです。我が国が“苦
手”としている「抑止」とか「未然防止」とか「回
避」などをキーワードにして、「下降期」の中で
“どんでん返��”を狙って“「強靭な国家」造り”
を目指さなければならないとの認識が、私には一層
強まっています。
▼「国家」を再生する
“強くて、しなやか”な「国家」をいかに造るかに
ついて、これまで、“強靭性”を主に取り上げてき
ました。
実は、本メルマガの総括にあたる第4編を「『強靭
な国家』を造る」とした訳には、“強靭性”のみな
らず、“「国家」の再生”の方にもかなりのウエイ
トがありました。今回はその「国家」について取り
まとめておきたいと考えます。
ウクライナ戦争やコロナ禍の状況から、「自分の国
を自分たちで守れない国は生き残れない」と気づい
た元朝日新聞主筆の船橋洋一氏の言葉を紹介し、同
氏の「日本には『国家安全保障』という『国の形』
がない。そして、その『国の形』をつくるのを阻ん
できた『戦後の形』がある」との言葉も紹介しまし
た。
私は、この発言を船橋氏の“自責の念”と解釈して
いますが、氏の書籍の中にも「国」という言葉が何
度も出て来ます。一方、その「国の形」をつくるこ
とを拒んできた「戦後の形」にはとても“根深いも
のがある”とも考えてしまいます。
しかし、その要因は明らかでしょう。まずは、戦前、
特に満州事変以降、軍部主導のもとの「挙国一致」
が強調され、教育面でも「国粋讃美」とか「尽忠報
国」などを強要されたことに対する“揺り戻し”、
つまり「反動」があるのでしょう。
そして、終戦後、GHQの巧妙な対日政策もあって、
その“揺り戻し”は、日教組など唯物史観に染まっ
ている人たちにとっては自分たちの思想拡大の絶好
のチャンスとなって、その“揺り戻しが度を越し
た”格好になりました。
なかでも、彼らが好むトロツキーの言葉である「す
べての国家は暴力の上に基礎づけられている」が発
展し、「国家は悪」として、「国」とか「国家」を
全否定する考え方にまで拡大しました。
私は「国家論」について社会学的に深く解説できる
能力はありませんが、少しだけ踏み込んでみましょ
う。まず「国家」の起源ですが、これもまた社会学
的には解釈が分かれるようですが、門外漢の私が理
解した言葉で要約してみます。
欧州諸国が「主権国家」として独立したのは、「3
0年戦争」(1618年~48年)の結果、疲弊し
た諸国が結んだ「ウェストファリア条約」(164
8年)でした。その直後から「国家」の意義づけに
ついて社会学的な論争があったようです。
まず、「ウェストファリア条約」によって、「王が
持つ主権はキリスト教ではなく神から直に授けられ
たもの」(「王権神授説」)とする考えが普及し、
王政国家が欧州各地に出来上がりましたが、その考
えに反��するような格好で、3年後の1651年、
有名な『リバイアサン』が���版され、著者のトマス
・ホッブス(イングランドの哲学者)は、「自然状
態では、人々は絶え間なく恐怖と暴力による死の危
険さえある悲惨な状態にあり、そこを脱して、安全
と平和を手にするために“社会契約”を結び、その
結果、『国家』が出来上がった」と意義付けました。
これからしばらく過ぎた1690年、同じく英国の
哲学者ジョン・ロックは『統治二論』を世に出し、
「自然状態にある人間はすでに理性を持っている」
としながら、「自分の自然権を守るために、その一
部を放棄し、『1つの集合体』に委ねる、その集合
体が『コモンウエルス』と呼ばれる『国家』の起源
である」と説きました。
つまり、ホッブスが、「場合によっては生きるか死
ぬかの岐路に立たされかねない自然状態にあって国
家が不可欠である」としたのに対して、ロックは
「国家は、自然権を破った者に対して有無を言わさ
ず、強制的な手段をもって『処罰』するために作ら
れた」として、「保険に加入するように『より大き
な防御』のためにあり、必ずしも国家は不可欠なも
のではない」とも解釈したようです。
このように、“社会契約説”としての「国家」の起
源が発展し、やがて「市民革命」に至って近代国家
が出来上がるのですが、それからしばらく後、マル
クスによる共産主義思想が普及し、「国家」の性質
を「暴力の独占」とするトロツキー的な国家論が興
隆することになります。
一方、同じ時代に生まれたドイツ社会学者のマック
ス・ヴェーバー(ウェーバー)は、名著『職業とし
ての政治』(脇圭平訳)の中で、「国家とは、ある
一定の領域の内部で、正当な物理的暴力行使の独占
を要求する人間共同体である」と定義しました。
本書は、1917年、ドイツが第1次世界大戦で敗
戦した後、ミュンヘンにある学生団体のために行な
った公開演説をまとめたもので、それまでのドイツ
社会が、「ドイツ帝国」は存在しても、多種多様な
団体が物理的暴力をノーマルな手段として認めてい
た事実とは違った意義が「国家」にあると解説した
のです。
しかも、トロツキーとは違い、国家の「“合法的
な”暴力の独占」を定義し、「許容した範囲の中で
物理的な暴力行使が求められている」として、「警
察や軍隊はその主な道具・装置である」と解釈した
のでした。
このように考えると、安全保障を米国に丸投げした
まま、あくまで「警察予備隊」として発足し、しば
らく“再軍備”を否定し続けた「吉田ドクトリン」
は、その後長い間、唯物史観の人たちに巧妙に利用
されてしまいました。彼らは、マックス・ヴェーバ
ーの「“合法的な”暴力を独占するのが『国家』で
ある」との考えに至らないまま、(単なる暴力装置
としての)「国家」自体を否定している間に時が流
れ、我が国の「戦後の形」として定着してしまった
と解釈できるのではないでしょうか。
余談ですが、マックス・ヴェーバーによって「国家
論」を叩きこまれたドイツに、やがてヒトラー率い
るナチスが合法的に誕生するのですから、歴史とは
皮肉なものです。
さて、我が国の「国家」には、さらに長い歴史があ
ります。我が国の建国は、まだ「国家」という呼称
はなかったものの、「神武天皇の即位」(紀元前6
60年1月1日〔旧暦〕、2月11日〔新暦〕)とされて
いますし、近代国家の建設が始まった「明治維新」
も「国家の起源」として考えられる場合もあります。
戦前の歴史家の巨匠・坂本太郎氏の『日本の歴史の
特性』によれば、我が国の歴史の中で「国家」とい
う文字が初めて出てくるのは、正倉院宝物の中の
「国家珍宝帳」(756年頃に献上された献物帳
(宝物の目録))だそうですが、この場合の「国家」
は、現在の「国家」とは違う意味をもっており、国
家はミカド、つまり天皇と同義に用いられていたよ
うです。同様の表現は、当時の“現行法”であった
「律」の中にもあり、同じく国家=ミカドを意味し
ていたのだそうです。
つまり、トロツキーの「国家の性質を暴力の独占」
のような概念を我が国の「国家」論に当てはめよう
としたのは最初から無理があったのですが、結果と
して一人歩きしまったのでした。
今なお、公の場で「国」「国家」「国益」「国力」
「国体」などの使用が何となく憚(はばか)られ、
挙句の果てには「愛国心」のようなものまで否定さ
れ、放置されたまま今日に至っていることもすでに
取り上げました。一日も早く、真の意味での「国家」
の再生が望まれると考えます。
改めて、「国家」の現代的な理解をまとめてみます
と、「国家」とは、「その領土と人口を通じて、特
定の地域における社会的、政治的、経済的な活動を
組織し、調整する役割を果たし、個々の国民が自由
で平等な生活を送ることができるように、公正で公
平な社会を維持するための枠組み」のようです。
つまり「社会的、政治的、経済的な活動を組織」を
手段として、「個々の市民(国民)が自由で平等な
生活を送ることができる」ことを目的とした「公正
で公平な社会を維持するための枠組み」を指すとい
うことでしょう。
「国家」の起源にさかのぼるまでもなく、手段も目
的もそれぞれが複雑で、幅広く、奥も深く、しかも
現時点のみならず、未来においても、“自由で平等
な生活”を担保する必要があるわけですから、その
ためにも「国家」に「強靭性」を備える必要性がま
すます増大していると考えます。
▼国際社会に“リバイアサン”が復活した
さて、国際社会においても、冷戦後しばらくの間は、
「国対国」の争いから「国対テロ集団」のような争
いがクローズアップされてきました。しかし、この
たびのウクライナ戦争を境にして、再び「国対国」
の争いがクローズアップされ、それが発展して“新
冷戦”のような「分裂の時代」が現実のものになっ
てきました。
現下の情勢下、国際連合の無力さも露呈したことも
あって、ホッブスの言葉を借りれば、国際社会は
“リバイアサン”(つまり“怪獣”)が大暴れし、
それを制御するのが困難な時代になりました。この
厳しい国際社会の中で生き残るため、つまり、暴れ
まくる(可能性がある)“リバイアサン”から生命
や財産や平穏な生活を守るためには、船橋氏の言葉
を借りるまでもなく、個々の「国」あるいは「国家」
を主体に物事を考え、同じ認識を共有する「国」ど
うしの“社会契約説”ともいえる「同盟」とか「連
携」の必要性が“より増してきた”といえるでしょ
う。
“リバイアサン”を制御するためには、「外交力」
とともに「軍事力」が必要なことは明白ですので、
国家の“暴力装置”の重要性がより増して来たとも
いえるでしょう。しかし、その意味は、「世界同時
革命」に立ちはだかった時点の国家の“暴力装置”
と全く意味が違います。
総括しますと、厳しい国際情勢の中で、我が国が生
き残るために、依然として存在している唯物史観、
あるいは自虐史観の持ち主たち(ちょっとでもその
ような考え方に同調する人たちを含め)が自分たち
の信条とか先入観と決別する時が来たのではないで
しょうか。つまり、マックス・ヴェーバーの「国家
は“合法的な暴力”を独占する人間共同体」の考え
を理解し、容認することが求められているのです。
そのステップを踏んで、時計の針を戻して再出発し
てこそ、大多数の国民がこぞって「国家」を取り戻
し、後世のために“「強靭な国家」造り”に邁進で
きるものと考えます。
くどいようですが、戦前のように、あるいは中国や
北朝鮮などのように、我が国にあっては、国家の
「強制力」を行使できないのは明白です。「国を挙
げて」、つまり「挙国一致」と唱えても、大多数の
国民一人一人が“その気になる”ことがなければ、
いかなる政策も「国家戦略」も絵に描いた餅にしか
なりません。
すなわち、「『国家』を再生する」ことは「国民が
その気になる(覚醒する)」とイコールでもありま
す。そのようなことを狙いつつ、「国家意思」を分
析したつもりですが、天変地異や外圧に寄らず、い
かにして“国民が自発的に覚醒するか”を考えると、
そこにまた難題が待っていることもすでに述べたと
おりです。
今回はここまでにしておきます。次回、我が国の
「国家」論から派生する「統治のありかた」や「政
治」についても取りまとめて、第4編の総括を終了
したいと考えています。
(つづく)
(むなかた・ひさお)
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elle-p · 1 year ago
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P3 Club Book Persona 2 Innocent Sin pages scan and transcription.
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ペルソナ2罪 INNOCENT SIN
「自分の携帯電話から自分の携帯電話をコールすると、普通なら話し中になるはず。でも、ジョーカー様が出ることがあるんだ。ジョー カー様に理想を伝えれば、それが叶うらしいよ。でも、理想を言えないと、心を奪われて、影人間にされちゃうんだって······」
それは、理想を求めながらも、未来への不安に惑う若者を中心に流布する願望的都市伝説。だが、それは単なる噂ではなかった。
噂が現実化するという奇妙な現象により、世界がその在り様を変えていく中、出現したジョーカーは、主人公たち少年少女に、「過去を思い出せ」と迫る。過去を思い出したとき、復讐が果たされる、と。主人公らは、その言葉をきっかけに、封じられた過去の記憶と対峙していくことになる。そこに秘められた罪とは、いかなるものか······。
そして、ジョーカーを戴く仮面党と名乗る組織が引き起こす復讐の物語に巻き込まれていく少年少女らは、その背後に蠢く集合的無意識に潜む悪意の存在に気づいていく。
さまざまな噂が現実化し、日常が変貌していく。ブティックは防具屋となり、カイロプ ラクティックは回復所となり、レストランが武器屋となる。そして、日常の変貌は、加速度を増し、ありえない噂までもが現実化し、ついに日常は崩壊する。かつて地球に訪れたという宇宙人の遺跡が動き出し、ヒトラーが蘇り、全地球規模の崩壊という奇怪な予言までもがその成就に向け現実化してい���。
暴走する噂に翻弄される主人公らは、そのすべての原因となる過去の記憶を探り当て、その罪を消し去るために、悲しみの決断をする。そして、そのとき、世界はひとつの終わりを迎える······。
スペック
ジャンル
RPG
プラットフォーム
プレイステーション
開発元/発売元
アトラス
発売日
1999年6月24日
価格
6,800円(税別)
2,800円 (PSベスト版、税別)
Being the most imortant can't be seen in the eyes
忘却と罪
『ペルソナ2罪』は、あらゆる事柄が内包する「原因」というものの存在に焦点を当てる物語である。現在は過去によって左右される。前作の成長というテーマをさらに深く解釈した本作の魅力を、ここで考えてみたい。
逃れられぬ報い
前作『女神異聞録ペルソナ』 で描かれた成長の物語を、さらに突き詰めて描くために、2部構成で作られた『ぺルソナ2』、その前段階に当たるものが『ペルソナ2罪』である。
主人公らは、過去に味わった悲しみと罪の意識から逃れるために、その記憶を封じていた。しかし、記憶を封じようとも、現実は変わりはしない。過去の亡霊のように、復讐の影が、ひたひたと主人公らに迫る。その不気味さ。
人は、忘却する力を持っている。忘却そのものは罪ではない。未来を見つめるために、過去を忘れていくことは悪ではない。しかし、過去の出来事を共有する者の中には、その忘却を許さぬ者もいるのである。
あなたの過去の中にも、あなたの忘却を許さぬ者がいるかもしれない。逆に、あなたもまた、一生忘れられぬ憎しみを抱いてはいないだろうか。
噂による
現実変容の快楽と危険
人は、世界を、情報によって認識する。世界はこうあるものだ、と認識することによって、その人にとっての世界が成立する。主観的な世界の成立である。意識が認識する世界こそ、その人にとっての現実の世界である。そして、集合的無意識に潜む者によって、仕組まれた嘲りに満ちた戯れとして、噂の現実化という現象が引き起こされる。
主人公らが流す噂によって、街の人々が変化していく。同時に、悪意に満ちた噂や予言までもが現実のものとなる。すべては、その噂を信ずる人の人数によって決まる。事実は意味を持たず、あらゆるものは多くの人々が信ずることで、現実のものとなる。主人公 (=プレイヤー) は、情報操作によって世界を作り変えることができる。それは、万能感を与えると同時に、現実を不確かで危ういものに変えていく。根も葉もない噂すらも、当事者にとってはすべてを否定されるだけの恐ろしい力を持つ。情報化社会の恐怖が描かれる。
ジュヴナイルの目線
今作は、周防達也 (=プレイヤー)、三科栄��、リサ・シルバーマン、黒須淳という高校生らを中心に展開する。それゆえ、世界をジュヴナイルの視点から眺めたものとして語られていく。
70名を超える人物らが持つ濃密なキャラクター設定は、この物語のみで語りきることのできないものである。それは、高校生らが世界のすべてを知ることができないという現実をも表している。人は、あくまでも自分の視点でしか、世界を眺めることができない。
主人公らを取り巻く人々が抱える過去もまた、それぞれが人生をかけた物語なのである。そうした語られぬ物語は、もうひとつの側面である『ペルソナ2罰』にて、明かされることになる。
ふたつの物語の関連付けることによって、『ペルソナ2』は相互補完され、物語の全体像が浮き彫りになるのである。
だが、しかし、それらは単なる続編や、『女神異聞録ペルソナ』で描かれた、同じ時間軸を共有する別の立場からの物語ではない。
噂の現実化現象によって引き起こされる人類崩壊の予言と、過去に秘められた罪の物語は、あくまでも独立した物語として完結する。
受け継がれる人々
物語としては独立しながらも、世界の連続性を味わうための要素として、『女神異聞録ペルソナ』で活躍したキャラクターが、その後の姿として登場する。前作から3年の時を経て、彼ら彼女らがどのように成長したのか。その姿を見ることができる。パーティキャラ クターとして重要な存在となる黛ゆきのも、前作に登場した人物である。
彼ら彼女らの学生時代を共にしたプレイヤーならば、また違った立場での再会を楽しむこともできるだろう。人は成長していく。だが、成長したさきでも、また新たな悩みにぶつかることを、この再会をとおして見ることになるだろう。
金子氏コメント
『ペルソナ2罪』は、因縁の物語。噂を流すという原因を作ることで、結果として現実が変わる。未来を変えるために、今の生活を変えていこう、という話。だからこそ、未来のために現実を見つめる高校生らが主人公となっている。前作よりも掘り下げた人物設定も、楽しめると思う。
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monthly-ambigram · 2 months ago
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2024-11月号
アンビグラム作家の皆様に同じテーマでアンビグラムを作っていただく「月刊アンビグラム」、主宰のigatoxin(アンビグラム研究室 室長)です。
『アンビグラム』とは「複数の異なる見方を一つの図形にしたもの」であり、逆さにしたり裏返したりしても読めてしまう楽しいカラクリ文字です。詳しくはコチラをご参照ください⇒アンビグラムの作り方/Frog96
◆今月のお題は「運」です◆
今月は参加者の皆様に「運」のお題でアンビグラムを制作していただいております。今月も見るだけで運気が上がりそうなアンビグラムが集まっておりますので、ごゆるりとご鑑賞ください。
今号も失礼ながら簡易的なコメントとさせていただいております。皆様のコメントがいただけますと幸いです。
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「運否天賦」鏡像型:化学氏
うんぷ(ぴ)てんぷ。幸運と不運は天に決められているということ。 字画の途切れと飾りによる切り替えが見事です。ステキなタイポグラフィです。
 
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「逆境/成功」 鏡像型:KSK ONE 氏
不運からつかむ幸運。 伸びやかなヒゲを生かした書体で強弱の付け方がが有効的です。遊びのある筆画でも読みやすくなっています。
 
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「ケガの功名」 回転型:てるだよ氏
「怪我の功名」とは、失敗や過ちなどから、偶然にも好結果が生まれること。 「ケガ」をカタカナにすることで字画密度がそろってうまく対応付けできるのですね。文字送りも適切です。
 
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「家相」 図地反転複合型: いとうさとし氏
家の配置や方角・間取りから、その家の吉凶を判断するもの。 「相」を優先で「家」の形状がかなり崩れていますが、しっか��読める範囲でおさまっているのが流石です。
 
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「運命の悪戯」  回転型(共存型):lszk氏
人知の及ばないものに弄ばれているかのような、奇妙な巡り合わせ。 作者らしい書体でうまいデフォルメですね。「の」は別字形の共存型で驚くべき形状です(cf.過去の例)。
 
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「運命の悪戯」 回転型(共存型):douse氏
この言葉でのネタかぶりは運命の悪戯か。 かっちりとした対応と作字。lszk氏の作との違いを見るのも楽しいです。「命/悪」で字画共有するため「の」を横に置いていますが表現の仕方がよいですね。
 
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「四柱推命/九星気学」 図地反転型: いとうさとし氏
四柱推命と九星気学は古代中国から伝わる占術で、陰陽五行説に基づく代表的な占い。四柱推命の方が九星気学よりも古い。 アンビグラマビリティが低そうなのに仕上げてしまう達人技。「学」は言葉の流れで読ませていますね。
 
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「12星座占い」 回転型:螺旋氏
別名「星占い」、西洋占星術を簡略化したもの。 ステキな書体での作字で星占いの書籍の表紙にしたくなるデザインですね。「星/占」の密度差の解決も見事です。
 
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「おみくじ/うらない」 図地反転型: いとうさとし氏
おみくじは運勢を全般的に占ってくれます。 この言葉同士で対応付けできる驚き。大きく崩れた「な」も流れでその文字に見えてきます。
 
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「いのり」 図地反転型亜種:kawahar氏
水晶玉に うんと いのりをこめる。 「図」と「地」のほかの領域もあるため純粋な図地反転ではないですがいくつか作例があるタイプの作品。バランスが良いですね。
 
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「地雷除去」 旋回型(×2):Jinanbou氏
マインスイーパーでよく起こる運命の2択。 低解像度のドット処理による作字が成功しており非常に読みやすいですね。
 
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「ボイジャー探査機のレコード盤」 回転敷詰同一型:繋氏
1977年に打ち上げられた2機のボイジャー探査機に搭載されたレコード。地球外知的生命体や未来の人類が見つけて解読することを期待している。 とても魅力的な書体。どのように敷き詰められるのか、知的な皆さんによる解読を期待します。  
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「ビギナーズラック」 回転型:.38氏
初心者が往々にして得る幸運のこと 。 変わった位置につけた濁点と「ッ」の点々を中央に揃え、うまく対応付けています。楽しい作品。
 
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「ノーペアで、挑む所以」 回転型:T.A.氏
役がない状態でもブラフで勝負に挑む理由とは…… 読点が反対側で有効に生きています。半分だけの半濁点の形が良いですね。
 
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「単にラッキーなだけ」 回転型:無限氏
クッキークリッカーの隠し実績から。 クッキーのチョコチャンクが効果を発揮していますね。文字送りにも工夫があります。
 
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「配牌」  回転型:lszk氏
麻雀牌モチーフによる読み方の示唆だけではなく、閉領域の並びの中間をとると五筒に近くなっています。中央部の短いはらいの共有がぴったりです。
 
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「乱数調整」 回転型:ちくわああ氏
主にコンピュータゲームで擬似乱数の生成を調整すること。 「乱数」をはさむように「調整」がある、特殊な文字送り。プリント基板に合う書体が対応付けにマッチしていますね。「調整」の対応が気持ちいいです。
 
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「期待値」 回転重畳型:超階乗氏
平均値のこと(確率変数を含む関数の実現値に確率の重みをつけた加重平均)。 左下は顔のようなマークでしょうか。細かい線によって文字の特徴づけに成功しています。「期」は単体では読みにくそうですが「待」に引っ張られて読みやすくなっているようです。
 
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「四つ葉のクローバー」 回転型:douse氏
幸運のシンボル。 何処にも無駄がなく驚きました。手書きのマーカーペン風で少し字画を遊ばせているのがポイントでしょうか。
 
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「仕合せ」 回転型:peanuts氏
運命に従って巡り合わせた相手との出会い。 流れるような美しく伸びやかな作字がステキです。「仕/せ」の切り替えがキレイですね。
 
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「幸せ者(者)」 回転型:Σ氏
幸運な人のこと。 点付きの「者」にして手書き書体にするとぴったりはまるのですね。表現もとてもステキです。
 
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「海野十三/運の十さ」 振動型:兼吉共心堂氏
作家「うんのじゅうざ」が「運の十さ」にも読める。 「海野/運の」の対応が流石です。筆文字のポテンシャルを本作でも感じます。
 
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「「その男の云う事を聞くがよい。」」 鏡像型:結七氏
芥川龍之介の「運」からの引用。 略字の「亊・闻」を使っていますね。色を変えている部分はおしいですが、長文をうまく対応付けしていて素晴らしいです。
 
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「運動量保存則」 回転重畳型:かさかささぎ氏
外力が無視できるとき、物体系の運動量の和は保存される、という法則。 対応付けの発見と巧みな文字組によって実現された素晴らしい作品。字画の強弱も生きています。
 
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「等加速度直線運動」 図地反転鏡像型:つーさま!氏
加速度が一定かつ初期速度が加速度と平行か0で、変位が直線の運動。 どの文字も読めるようにするための調整が大変そうですが、やはり鏡像軸上の文字に注目です。
 
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「運ぶ」 回転型:douse氏
物をほかの場所に移すこと。 「運」単体でもアンビグラマビリティは高いのですが「運ぶ」にするとさらに回しやすいのですね。ぴったりです。
 
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「夕時を運べ」 鏡像フラクタル型:松茸氏
文字列生成で。 鳥とキラメキの図形が生きています。拡縮を絡めることで敷詰可能となる発見が素晴らしいです。
 
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「赤血球」 回転型:うら紙氏
赤血球に含まれるヘモグロビンが酸��を運びます。 字画のカーブの具合が揃っていてまとまり感があります。共有のさせ方も見事です。
 
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「運搬」 旋回型:ラティエ氏
人や物を運び移すこと。 アンビグラマビリティの高い言葉ですね。ベルトコンベアの表現が楽しいです。 先行作との違いもご確認ください。
 
 
 
最後に私の作品を。
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「配送」 敷詰振動式複合型:igatoxin
物をくばり届けること。無事に届くかは運次第(?)
 
 
 
お題 運 のアンビグラム祭、いかがでしたでしょうか。御参加いただいた作家の皆様には深く感謝申し上げます。
さて次回のお題は「時事」です。2024年を振り返り、時事ネタでアンビグラムを作ります。
締切は11/30、発行は12/8の予定です。それでは皆様 来月またお会いしましょう。
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2023年 1月{フリー}   2月{TV}        3月{クイズ}        4月{健康}   5月{回文}    6月{本}               7月{神話}   8月{ジャングル} 9月{日本史}     10月{ヒーロー}     11月{ゲーム}         12月{時事}
2024年 1月{フリー}        2月{レトロ}   3月{うた}         4月{アニメ}   5月{遊園地}      6月{中華}          7月{猫}     8月{夢} 9月{くりかえし}    10月{読書}          11月{運}   
※これ以前のindexはこちら→《index:2017年~》
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mizoradio24 · 7 months ago
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【私・おすすめの大好物】 〜言葉と絵と図の違いについて論理的に学ぶ〜
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第10回目の授業の目標は、「絵と言葉と図の理論的枠組みを理解する」です。
このテーマについてプチ課題をやってみながら理解を深めます。
プチ課題のテーマは
「私・おすすめの大好物」です。
みなさん各々の、私のおすすめ大好物を図解してみることから絵と言葉と図の相違を論理的に学びます。
◎用意する道具
A4方眼紙・縦位置/筆記用具/サインペン/着彩道具
◎プチ課題の準備
A4縦位置におく。
幅7センチずつ縦に補助線を引いて方眼紙を三分割します。
今日の下準備はこれだけです。
◎プチ課題を進める手順
今日のプチ課題を進めかたは、3ステップです。
ステップ1:私おおすすめの大好物について文章で表現する。 ステップ2:ステップ1の文章を絵だけで表現する。 ステップ3:ステップ1の文章を絵と言葉で表現する。
あとはラジオを聴きながら、課題を進める上で考察するべき図解理論の要点を補完しよう。 【ラジオの補足〜】スープカレーVEGEはお店をたたみ、その後ハンバーガーROUTE9をやっていましたが、現在は空き店舗、かなし〜(泣)
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voidplus-jp · 7 months ago
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O JUN個展「絵のある部屋」 2024.6.12(Wed)― 7.13(Sat)
異なる時期/異なる作家/異なる状況による絵画が混在する空間を、画家・O JUNが創り上げる実験的な展覧会「絵のある部屋」を、6月12日から7月13日までvoid+で開催します。
《サービスルーム》と名づけられた部屋では、公開制作を実施。作家も制作時期も異なるすでに完成された数枚の絵が置かれた部屋で、O JUNが新たな絵の制作を進めることで、多様な背景を持つ絵画が空間を満たします。
また別の部屋で発表するのは、心を捉えて離さず、繰り返し描いてきた事象・事物をテーマとした自身の新作です。自ら制作するなかでの"反復"や"なぞり"が、新たな作品とどのように連続し、あるいはどのような変化をもたらすのかを探求し、紙やキャンバスの作品に落とし込みます。
そうして画家により生み出された異質な空間は、鑑賞者の感覚をどう導くのか——ぜひご覧ください。
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<展覧会概要> ■タイトル:O JUN 個展 「絵のある部屋」 ■会場:void+  東京都港区南青山3-16-14 1F ■会期:2024年6月12日(水)-7月13日(土) ■12:00-19:00 ■主催:Azone+Associates / void+ ■定休日:日・月 ■お問合せ:[email protected] ■協力:ミヅマアートギャラリー
<オープニングレセプション> ■2024年6月15日(土)18:00-20:00
<Liveパフォーマンス> ■6月15日、22日、7月6日 、13日(17:00-30分程度)
<アーティストトーク> ■7月13日(土)18:00-19:30
ーーーーーーーーーーーーーーーーー <ステートメント>
今回は、自分で、あるいは誰かによって描かれた絵、もしくは複製画がある状況を「絵のある部屋」として提示してみようと思います。
《サービスルーム》では、誰かがすでに描いた絵とともに、私の絵が描かれていき、制作途中のまま展示されます。そうすることで鑑賞者に、絵画のさまざまなシチュエーションやコンディションを、同時かつ同一の空間で体験してもらいたいと考えています。
もう一つの空間に展示する私の新作は、普段から描いているいくつかのモチーフで制作していて、そのモチーフに特に意味はありません。ただ、私が繰り返し描く行為="反復"や" なぞり"が、作品の変化や連続性にどう関与しているかという問いが、制作のテーマになっ ています。
ところで《サービスルーム》という名前についてですが、私は“サービス”という言葉を、今日までごく狭い範囲で使っていて、じつのところ英語のserviceの意味と解釈はとても多義的で奥深いようなのです。
⻑い人の歴史のなかで、時の都合と事情を含ませることで広くなったのかもしれませんが、その意味するところは、貢献、助け、供給、礼拝、奉仕、点検、公共事業、兵役なんてい うのも......! 私はこの中のせいぜい二つか三つの意味で”サービス”を解釈していたようです。
”実態のないこと・ものに身を尽くすこと”という意味もあって、絵を描くということはそれに近い意味だという気もするのですが、だからといって、世のため人のために描いているわけではありません。
いっそ、上に列挙したぜんぶの混合混成という解釈は成り立たないだろうか?それこそ 私の都合で言っているように聞こえそうですが、実感としては絵を描く行為はそれに近いことのように思うのです。ただし、かかるサービスは人でも神でも物でもないことに向けられる......いまの私の“料簡”はここで袋小路、路頭に迷っています。
まあともかく、“サービス”は、美術や芸術をぼんやりでいいから照らす言葉であってほしい。なので《サービスルーム》での公開制作を通じて、私の描く動力である"サービス精神 "を遺憾無く発揮してみようと思っています。
お付き合いいただけましたら幸いです。
O JUN
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<プロフィール>
1956年東京生まれ。1982年に東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻修士課程修了。制作を続ける傍らスペインやドイツに滞在し、80 年代後半からはパフォーマンス、90 年代後 半からは多様なメディウムを使った作品を発表。大胆な余白を用いた抽象とも具象とも取 れないドローイングなど、数々の名作を世に送り出してきた。
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nua-ap · 7 months ago
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ちぐはぐの庭
AP_2022 / 名古屋芸術大学 舞��芸術領域3年 ダンス公演(プロジェクトワーク5)
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違和感っておもしろい!
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開演日時
2024年7月28日(日)11:30、16:00 ※開演30分前より開場 ※上演時間40分
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料金
一般 1,000円 / 学生 500円(学生証提示) / 中学生以下無料 ※一般当日券 +200円 ※未就学児入場可、全席自由席、車椅子スペースあり ※料金は当日精算、現金のみ
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会場
名古屋芸術大学 東キャンパス 8号館スタジオ 愛知県北名古屋市熊之庄古井281
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ご予約(オンライン受付) https://forms.gle/KERVBGhjwv4a2Ut27
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出演
杉浦ゆら、加藤理愛、平田 栞
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演出・振付:浅井信好
2005年〜2011年まで舞踏カンパニー《山海塾》に所属。2011年に文化庁新進芸術家研修制度で《バットシェバ舞踊団》に派遣。2012年よりパリを拠点に《PIERRE MIROIR》を主宰。2016年に日本へ帰国後、《月灯りの移動劇場》を主宰するとともに、コンテンポラリーダンスのプラットフォーム《ダンスハウス黄金4422》の代表を務める。現在、名古屋芸術大学舞台芸術領域専任講師。ARTE ART PRIZE LAGUNA12.13 特別賞、愛知県芸術文化選奨新人賞、グッドデザイン賞などを受賞。
写真:佐藤良祐
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なにものかにならなければいけないのか?
この言葉は弟子が以前、私に言った言葉です。 この言葉から【ちぐはぐの庭】の創作は始まりました。
親・教師・上司など、子どもを教え、育て、導く立場の人間は相手に対して、なにものかになることを求めすぎているのではないでしょうか。もっと子どもたちが、自分にも他人にも無防備な状態でいれたら、どれほど楽なのだろうかと思っています。
子どもたちは常に「多様性が〜、独自性が〜、個性を〜、自由に〜、自然体に〜」などの言葉を日々、学校や社会の中でも耳にしています。これらの言葉によって、あるべき理想の姿を想像し、そうならなければいけないと思い込んでしまうことがあります。
ヴィム・ヴェンダース監督映画『都市のモードのビデオノート』に、このようなナレーションがあります。
「きみは、どこに住もうと、どんな仕事をし何を話そうと、何を食べ、何を着ようと、どんなイメージを見ようと、どう生きようと、どんなきみもきみだ。」
鷲田清一は、著書『ちぐはぐな身体』の中で、ヴェンダースは「もっとじぶんらしくなりたい」という願望からこそ脱落したがっていると述べている。私たちは、もっと無防備な自分と出会うことが現代社会において必要なのです。
本作は、心理学者ジェームズ・ギブソンによって提起されたアフォーダンスの概念をモチーフに、モノ・カラダ・空間を使って『無防備な自分と出会うための庭』をテーマに空間デザインをしています。
私たちは幼少期、自然の中で遊ぶとき、無秩序にも思える自然とかかわることで、さまざまな認知や思考を働かせながら、新たな「遊び」を仲間とともに生み出してきました。「遊び」とは環境が関わり合って生じるものです。子どもたちは、森に落ちている枝や小石、枯葉、水たまり、木漏れ日など、あらゆる自然材と関わり、特性を感じとり、新たな「遊び」を生み出します。
私は名古屋芸術大学舞台芸術領域の学生とともに、そのような創造性が育まれる場を生み出したいと思っています。
浅井信好
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舞台プロデュースコース
海野夏菜、小田原一華、金森万和条、河合恒平、鈴木宏成 竹之下紋菜、田中大翔、中村仁美、山森歩美
舞台美術コース
因幡美沙、元 喜貞、大塚理央、大場有乃、小笠原瑠莉 加納由佳、清水琴音、椿原美優、中山凱斗、花井二葉、牧 栞名
演出空間コース(音響)
植松風香、北川正菜、北川優凪、小林美羽音、佐藤星希 夏目依吹、橋村怜央、藤本実夢、二木陽菜、松木花水実
演出空間コース(照明)
イ・ロイ、今井歩、上本瑞和、酒井 優、鈴木日奈子 関 楓奈、松浦萌衣、三浦琴葉、宮原羽菜
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指導教員
梶田美香、浅井信好、鳴海康平 石黒 諭(舞台美術) 山口 剛(音響) 神谷怜奈(照明)
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フライヤーレイアウト
橋本デザイン室
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名古屋芸術大学 舞台芸術領域について
「あなたが舞台をつくる」をコンセプトに、舞台芸術作品を製作・上演するための知識と技術を専門的に学ぶことのできるカリキュラムで、未来の舞台芸術シーンをけん引する人材の育成をおこなう。
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X / @NUA_AP instagram / nua_ap
/ 主催・お問い合わせ: 名古屋芸術大学 舞台芸術領域 mail / [email protected] tel / 090-6798-8035(平日10:00〜17:00)
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「ちがう」ってなんだろう?
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myonbl · 6 months ago
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2024年7月28日(日)
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SOU・SOUから足袋下2足と手ぬぐいが毎月届く頒布会、葉月号が届いた。今月のテーマは<彩々>
山のような 雲のような 花のような 何かが ぐんぐん 登っていく 鮮やかな光の輝きのようでもあり 見る人に いろんな想像をさせる
もちろん色や柄もそうなのだが、デザイナーによる解説も楽しみの一つ、言葉遣いの勉強にもなる。しかしこのシリーズも、ずいぶん長い付き合いになったなぁ。
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3時45分起床。
日誌書く。
二度寝。
5時30分起床。
洗濯一回目、布団カバー・シーツ・タオルケット。
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朝食。
珈琲。
洗濯2回目、レギュラーもの。
8時30分、奥川ファームから臨時便、餅を送っていただいた。
洗濯3回目、タオル類を入れ忘れたので。
ツレアイは知人の展覧会へ。
私は大丸へ、さんだかん燻製工房出店中、ハム・ベーコンを仕入れる。
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息子たちのランチは素麺、その後帰宅したツレアイと残りもので🍺。
録画番組視聴、名探偵ポワロ。
第3話「プリマス行き急行列車」/ The Plymouth Express オーストラリアの鉱山王ハリデイが、娘がつきあっているフランス人伯爵の調査を依頼。かつてハリデイは金目当ての伯爵と娘の仲を裂き、娘を名門イギリス人へ嫁がせたが、この男も浪費癖があった。強制的に離婚させるつもりのところへ伯爵が再接近したのだ。
第4話「スズメバチの巣」/ Wasp's Nest 彼は自分の婚約者モリーをポワロに紹介、ポワロは戯れに紅茶占いをするが、彼女のカップには彼女自身の口紅と一緒に別の口紅がついていた。会場にはモリーの元婚約者で今は良き友人というクロードも参加していたが、三人の関係にポワロは暗雲を予測する。
ツレアイは買物へ、私は午睡。
大量の洗濯物を取り込む。
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夕飯、ベーコンと茄子の醤油風味・骨付きハムと玉ねぎのマリネ・酢卵・キュウリのしょうゆ漬け・レタスとトマト。
録画番組視聴、名探偵ポワロ。
第5話「マースドン荘の惨劇」/ The Tragedy at Marsdon Manor ポワロとヘイスティングスはロンドンから遠く離れた村、マースドン・リーに来た。ホテルの主人から、複雑な殺人事件を解決してほしいと依頼を受けたのだが、実はそれは主人が書いた小説の話。怒ったポワロは帰ろうとするが、マースドン荘の主人が急死する。
第6話「二重の手がかり」/ The Double Clue ジャップ警部が浮かない顔でポワロのもとを訪れる。イギリス各地の貴族の邸で発生した3件の宝石強盗事件の解決の糸口が掴めず、クビさえ危ないというのだ。待つしかないというポワロの言葉通り、第4の事件が発生。エメラルドのネックレスが盗まれる。
最後のものは録画状態が悪く、再放送時に録画し直そう。
風呂の順番を待つ間にダウン。
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歩数は足りないが、辛うじて3つのリング完成。
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